■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

■無印良品が店頭にXSサイズ紳士服を置かなくなった(らしい)


無印良品店頭にて

■今日の夕飯はラム406gでした。半蔵商店でございます。


■無印良品(フィドルがキンキン鳴ってるBGMが店内でかかりがち)はXSサイズの紳士服を作ってるのですね。なので、以前からわりとよく買っておりまして、チビの身としては助かっています。

ですが、このごろ無印良品の店頭である異変に気づきました。異変というか、まあ要するに、XSサイズの服を見なくなったのですね。


■で、XSを見かけないことがしばらく続きまして。先日いった某所の無印良品にも、やはり紳士用XSサイズの服がない。

もしや、と思って店員に訊いてみると、

もう店頭にはXSサイズを置かないようになった、らしいんですね。ほう。

その店舗だけじゃなくて、全国的に置かなくなったらしい。そうなの? 知らんかった。おまえ知ってた? これ有名な話?

まあこれはその店員さんが云ったことなので、無印良品全体としての公式なあれじゃないかもしれないけど、とはいえ、おおむねそういうことらしい。

いちおう無印良品のネットストアでは引き続きXSサイズは買えるんだけど、なんか面倒だよねー。





■YMOの「CUE」をリミックスしました。なんでこんなことしてんのかな、おれって。



https://www.youtube.com/watch?v=MqKZXiei6eA


■普通のグミ


■どういうわけかここ数ヶ月、グミというものを食することが多いのです。コンヴィニエンスなストアー等で売られてる最近のグミは、いろんな食感や形状がありすぎて、バリエーションが多岐にわたりすぎてて、買ったところで、あ、失敗した、と思うこともたまにあります。

なんかもう、令和7年あたりは、「普通のグミ」という商品名の、普通のグミが出てきてほしいです。

ちなみに、Wikipediaを調べると、日本初のグミは1980年の明治製菓のコーラアップ、とのことでした。会社の近くのコンヴィニエンスなストアーでも売ってるなあ、コーラアップ。あれが日本初だったのか。

ところでいま個人的に好きなグミはハリボーのハッピーチェリーです。とはいえ、この五月はダイエット月間なので、個数はかなり控えめにしてます。


■イエロー、ナカグロ、マジック、ナカグロ、オーケストラの「CUE」をリミックスしました。

うん、実は「春よ、来い」のドラムンベースを作ってたんですね、当初は。でも意外に難しくて、挫折して、でもなんかドラムンベースっぽいの作りてえなあと思って、CUEをドラムンベースにしてみました。



https://www.youtube.com/watch?v=MqKZXiei6eA


■ところで明日は休日出勤です。


■YMOの「CUE」をリミックスしました。


■YMOの「CUE」をリミックスしました。



https://www.youtube.com/watch?v=MqKZXiei6eA


■YMOの「CUE」をリミックスしました。とか、おれって何歳くらいまでこういうこと云ってるんだろう…………まあいいや。ドラムンベースのつもりです、いちおう。


先日の J-WAVEの小沢×スチャ特番で、小沢健二が、

「昔の日本文化の中心は京都。つまり関西。だから古典文学は関西弁を意識して読むと、読みやすい」(大意)

みたいなことを云ってた。どこまで本当かは知らないけど、そう云われるとそんな気もする。


■ところでこの五月で半蔵商店は十九周年です。十九年て。曾我兄弟超えです。


■正月太りのまま、そろそろ立夏


茗荷谷

■今月の『ほうおう』の冒頭に載ってる男女蔵の写真が、どう見ても半グレっぽいので撮り直したほうがいいと思います。半蔵商店でございます。

といった意味も含めまして、連休ですね。今年の拙僧はカレンダー通りに休んでおりますので、本日は四連休の二日目、ということになります。


■でね、唐突ですが、今月はダイエットしますよ。と云いますのも、ちかぢか職場で健康診断があるのですね。

で、おれは、恥ずかしいので活字の級数を下げて書きますが

正月太りした体重が、いまだ戻っていない

のですね。しまった、級数を上げてしまった。

ま、それなりに節食はしてるので、いたずらに太ってるわけでもないのですが、とはいえ、この年末年始からこっち、体重は増えている。なので、今月はダイエットがんばります。

といいつつ、今日の夕飯はパテ・ド・カンパーニュと白ワインでした。おしゃれですみません。近所のスーパーで、レトルトのパテが半額だったんです。


■写真は、立夏前日の、宵の茗荷谷です。空がこういう色をしている時間帯に飲む麦酒が美味しい季節になってまいりました。まあ、上で書いたとおり、今日は麦酒じゃなくて白ワインを飲んじゃったのですが。


■火星、アジアの恋


ピクトアップ

■今年も三分の一が終わるね、と職場の後輩に云ったら、変な短い悲鳴をあげられました。半蔵商店でございます。


■ところで上の写真はなんとかという'00年に発射された雑誌です。最近買いました。表紙がテイ・トウワ本人、じゃなくて、「火星」MVの撮影風景なのですね。本人が写ってないとは云え、まあ広い意味ではテイトウワが表紙ってことで、いちおう買っておきました。

記事本篇は2ページの見開きで、火星MV撮影現場の様子が取材されています。テイ本人はこちらも登場しないのですが、谷田一郎氏インタビューあり。


■テイトウワと云えば、先日放送された群馬の番組を聞きました。

NY時代の話が聞けて面白かったです。'87年に初めて作ったミックステープ、ってのは聞いてみたいですよね。どんな内容だったのか気になります。

(惜しむらくはこの番組、トーク部分の音質が……iPhone一台で録ったような音質なんですよね。なんでなんだろう。そこも気になります。)

あと、この番組でかかってたおしゃれテレビの「アジアの恋」が良かった。初めて聴いたなー、おしゃれテレビって。その独特なユニット名しか知らなかった。

ちなみにこの曲はのちに坂本龍一が『NEO GEO』で、「Free Trading」という、なんだか素っ気ない題名でカバーしてるそうです。ふむ。


■心はロンリー 気持ちは河田町


■あれほど名残惜しんでいた三月までの環境のことを、最近はそういえば思い出すことが減ったなあ──などと思うことすらなくなって、季節は連休でございます。

今年の連休は、長い休みをとってどうこう、ということはなく、暦どおりです。都内でおとなしく過ごしています。


■二十七日の土曜日はニコニコ超会議、ではなく寿司屋におりました。ここんところ、寿司屋に行って寿司でも食おう、という気分になってたので、事前に予約してたのです。

いや、ね、よくよく下調べしなかったおれも惡いんだけどさ、その寿司屋って、店内の客全員が同じ時刻に集合して、同じペースでコース仕立てのごとく一つずつ寿司が出されて、同じ時刻に食べ終える、というシステムだったのね。

それはいいとして寿司が出てくるペースがかなり遅い。寿司一ヶ食べたら、その次の一ヶが出てくるまでゆうに5分はかかる。寿司って、ひょいと出されてぱくっと食べて、ひょい、ぱく、ひょい、ぱく、と音ゲーのようにリズミカルに食べたいのに(という表現もいささか語弊がありますが)、このシステムはそれを許してくれない。

寿司って、出てくるタイミングも大事だな、と思った。まあ寿司に限らないか、これは。

あと、個人的に残念だったのが、この店、日本酒の燗をしてくれないのですね。冷蔵庫で冷やした地酒しかない。たま〜にあるよね、そういう店。おれは寿司屋では冬には熱燗を、そうでない季節もぬる燗を頼むのが好きなのですが、やってくれないならしょうがない。

もちろんおれも暑い日は冷やしたやつを飲むこともあるし、この日飲んだなんとかという銘柄の東北の冷酒も、それはそれで美味しかったのだけど、しかし寿司屋がお燗という選択肢をあらかじめ放棄してるのは、ちょっと寂しい。

ということで、お寿司の味はけっこう良かったのですが、全体としてはちょっと物足りないSX(寿司エクスペリエンス)となりました。


■それと、土曜の晩は、杉本高文主演のドラマ(というかなんというか)『心はロンリー 気持ちは「…」』を見ておりました。21年ぶりのシリーズ最新作にして最終作、のようです。

なんというか、お笑いネタの挟み方やテンポが昭和60年代的で、正直間延びしてたところもあるにはあったのですが、これを令和に堂々と放送する度量というか度胸というか、そういうとこが面白いじゃないですか。そもそもいちいちケチつけながら見る番組じゃないよね。笑

このシリーズは子供のころちょっとだけ見たことあって、「牧場(?)のシーンで、背景の動物がカットごとに異なる」とか、かまへんライダーが出てくるとか、そういう演出を覚えております。なんすか? かまへんライダーって。Z世代なのでよく分かりません。

ちなみにこの日の朝、たまたま河田町をウォーキングしてたこともあり、この番組に古き良き時代のフジテレビの匂いを感じたりもしましたよ。どことなく『ひょうきん族』をホウフツとさせるとこもあったかもしれない。


■二十八日の日曜と二十九日の今日は、特記事項なしです。だらだらと過ごしておりました。あ、今日の朝食はアップルパイとソーテルヌでした。おしゃれですよね。

そして、部屋の片付けは進みませんでした、案の定。


■金ちゃんヌードル味焼そば等


金ちゃんヌードル味焼そば

■この正月に沖縄で買った金ちゃんヌードル味焼そばの賞味期限が近くなってきたのでそろそろ食べないと…。

しかしこのパッケージを見てると、時流に迎合するだけがデザインじゃないんだな、と思わされる。


群馬のラジオにテイトウワが出たらしい


■こないだ駅で電車を待ってるとき。電車が来たので乗り込もうとすると、おれのすぐ近くにいたまだ真新しい制服に身を包んだ中学一年生と思われる少年が、ホームと電車のすき間に片脚を思いっきりすっぽりと吸い込まれてしまい、派手に転んでいた。

「大丈夫!? 大丈夫!?」とか云いながら少年の腕を手にとって、起こしてやるのを手伝った。なんだかんだでまだ新学期シーズンですね。


■だんだんとAIの性能があがってきて


ランチパイ

■「だんだんとAIの性能があがって、人間から見ても違和感のないものをAIがアウトプットするようになる」ってのももちろんあるんだろうけど、「AIがアウトプットしたものに人間が慣れていってしまい、いつの間にか違和感を持たないようになってしまう」ってのもあるんじゃないかなあ。意識的にせよ無意識的にせよ、人間がAIの作ったものに順応してくというか、許容のハバが広がっていくというか…。

あとね、どの会社のどの部署にも「AI最高! AI優勝! AI万歳!」ってなっているストライプのシャツを着がちな謎の男性社員(ハンカチはタオル地)が最低一人は配属されていると思うけど、"AIの発達"と"自分の能力の拡張"の区別がつかないまま謎の全能感を抱いているのはいいとして、AIを自分の会社だけが(あるいは自分の部署だけが)(あるいは自分だけが)使ってるものと思いこんでる節があるっぽいのがけっこう不思議。

いろいろとAIの恩恵を受けるようになったのは事実だとしても、それって別にうちの会社だけに限った話ではないよねー、っていう。なので、AIで省力化や効率化はできても、それがそのまま他社との差別化のタネになるかというと、直接はならないかもしれない。だから、AI導入で浮いたリソースをなんに注ぐか、が問題になってくるのかもしれないよね。

じゃあ、どの分野にリソースを注げばいいんだろうね。ChatGPTに訊いてみる? なんつって。面白くない? すいません。

まあ、この春入社しましたみたいな20代前半の世代だと、AIをことさら特別視せず、神聖視せず、職場に転がってる道具のひとつとしてフラットに捉えることができるのかもねー。

──と、この春、小学校に上がったばかりの沖縄の姪が申しておりました。慣れない学校生活に戸惑うことも多いのかもしれませんが、がんばってほしいものです。「ドキドキドン!一年生」なんて歌がありますが、あれほんといい歌詞。オトナになって分かる。


■写真は、「近所と呼べるほどの距離ではないが、たまに行くことがあるスーパー」でようやく捕獲したランチパイです。

# 2024/4/23 一部加筆・修正


■大きい柑橘類を買いました


■スーパーの見切り品コーナーで、大きい柑橘類を買いました。大きい柑橘類(一)

これまでの人生で買った柑橘類の中で、いちばん大きい。


■上の写真だと大きさが伝わらないかもしれないので、どこのご家庭にもあるファミコンソフト『東方見文録』のハコ・取説付き感ピンと比べてみました。大きいですね。

大きい柑橘類(二)

東方見聞録じゃなくて「文録」ね。とうほうけん・ぶんろく、という名前のキャラクターが主人公なのです。このゲーム、持ってるってだけで、やったことないけど。


■ついでに、これまたどこのご家庭にもある渡瀬恒彦の短冊8cmCDシングル「裸の王様。」とも比べてみました。やはり大きいです。

大きい柑橘類(三)

厳密には、「東京バナナボーイズ feat 渡瀬恒彦」といったところでしょうか(いま「とうきょうばななぼーいず」と打って変換したら「東京ばな奈ボーイズ」って変換された。いいけど)。ジャケに映り込んでる、おそらくはCM用のセットが、たっぷりお金のあったころの日本のCM業界って感じでいいですよね。平成三年。

あ、こちらのCDは、残念ながら折り込みの歌詞カード(振り付け付き)がありません…。


■ウンナン『ありがとやんした』放送開始から丸30年


■Wikipediaによると(wikipediaの正確性って誰がどう保証してるんだろう。って保証なんかないよな、そりゃ)、本日2024年4月11日で、『ゲッパチ!UNアワー ありがとやんした!?』の放送開始から丸30年ということです。ここではUNと書いてウンナンと読みます。ようするにウッチャンナンチャンの番組です。半年であっさり終わって、そのあと『HEY! HEY! HEY!』が始まりました。


■昨日は、スーパーでホタルイカが安かったので百グラム買ってきて、カット野菜と炒めて、そこに別で作ってたカップの塩焼きそば(ソース焼きそばじゃなくてね)を投入してさらに炒めました。うまかった、と思う。


前回のエントリに補足ですが、仕事がうまくいってる、という時って、単に周囲が気を遣ってそういうお膳立てをしてくれてるからってことも少なからずあるので、いろいろ勘違いして調子乗っちゃう前に、周囲への感謝は忘れないようにしたいものですね。


■莟玉インスタのストーリー(ズ)によると、莟玉くんは播磨坂に桜を見に来てたらしい。うちの近所じゃないですか! 連絡くれてたらいろいろ接待したのに。ファミリーマートでハーゲンダッツのクリスピーサンドとか買ってあげたのに。( ・ω・)


■仕事が楽しい時期、ってのもそれはそれで


■平成の初めごろに書かれた糸丼重里の本をめくっていると、

「"いつも明るいやつ"の近くには、"そいつのせいで暗くならされているやつ"が必ずいる」(大意)

といったようなことが書かれていた。

これって仕事の場合でもそうで、「なんか最近シゴト楽しいです(笑)」「なんか最近シゴト順調です(笑)」「なんか最近シゴトうまく回ってます(笑)」みたいなことを云ってるやつの近くには、そいつに一方的に負担を押しつけられているやつや思いっきり振り回されているやつが、少なからぬ確率でいるように思う。

逆に、自分が「なんか最近シゴト楽しいです(笑)」みたいなことを感じてしまっちゃってる時期は、周囲に何かを押しつけてたり、周囲を振り回してたりしてないか──ようするに調子こいてないかどうかを改めて顧みる必要がある。

まあ、迷惑をかけたりかけられたり、とお互い様なのが仕事というものなのかもしれないけれど。


■数日前、変な営業の電話がかかってきた。当社のプランに乗り換えるとインターネットが安くなります云々、といった内容の話で、まあ興味なかった。

しかし、電話口の声(比較的若い年齢の男であったように思う)が、なんだか「四月から新しくこの営業電話の仕事に就くことになりました感」を含んでいる初々しい声で、ちょっとぎこちなく、かつ、緊張や不安のようなものも少々入り交じっており、それゆえムゲに断りもできず、その興味ない話を数分ほど聞いてしまった。

そういう声色で同情を買って契約を取ろうとする演出だとしたら、なかなかの策士だと思った。


■「ランチパイ」のCMですが、この頁によると

「高木完さんがナレーターを、立花ハジメさんがBGMギターを担当いただいています」

とのことでした。ふむ。しかしこのお菓子、探してるのになかなか見つからないんだよなー。


■湖池屋ランチパイのCM


中村蝶一郎ってSET(三宅裕司のね)の研究生だったんだ?などとびっくりしてるうち、四月も三日目です。

うちの近所でも桜が咲き始めやがりまして、兼好法師っていう人が「花は盛りに云々」って昔なんかの本に書いてましたけど、その意味も分からないでもない。咲き始めの桜は、春の気配をほんのり感じさせてくれて、その「ほんのり」がいい。満開の桜ってのは、どこか説明的すぎるというか、大衆に迎合しすぎてるとこがあるというか、一般ウケを狙いすぎているというか、何を書いてるんでしょうかおれは。


■今日は午後から雨、ということで、出かけるときに「雨で濡れたときに服やカバンを拭くタオル」を用意してカバンに詰めたまでは良かったのですが、肝心の傘を忘れてしまいました。何やってんだか。けっきょく、会社からは濡れて帰るハメになりました。まあ、本降りではなく小雨だったので、この程度で済んでよかったです。


■なにげなくテレヴィジョンを眺めていると、湖池屋のランチパイなる菓子のCMが流れていて、あー、水曜シンラジオのおやつコーナーでやってたやつだ、なんて思ってたら、画面左下に

guitar:hajime tachibana

ってテロップが出てた。気のせいかと思って、検索して公式の動画を見たら、やはりguitar:hajime tachibanaと書かれていた。


■阿佐ヶ谷姉妹って


華氏七十九度

■つい先日まで貼るタイプの使い捨てカイロの在庫を探してたと思ったら、この土日の東京市内は暖かった、というか暑かったですね。初夏のような気候でした。

──なぜ華氏なのか。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■しかし、大好きな三月が今日で終わってしまいます。四月とかいう、あの、わざとらしいやる気に満ちた、しんどい新しさを帯びた月がまた今年もやってくるわけです。でも、三月があるから四月もあるわけで、これは我慢するより他ありません。


■それはそうと、阿佐ヶ谷姉妹って、もしかすると「品良く年齢を重ねることができた光浦」を見たい、という『めちゃイケ』終了後の国民のニーズに、おそらく偶然とはいえぴったり一致した存在なのかもしれない。だから売れたのかもしれない、というと言い過ぎだけど、売れた要因の一つくらいにはなるかもしれない。

逆に、光浦本人が品良く年齢を重ねることに成功していれば、阿佐ヶ谷姉妹はここまで売れてなかったのかもしれない。

──と、ふと思ってしまったのですが、どうでしょう(←誰に何を訊いてるんだろう)。


■春になったらサンレコ値上がり


■木梨のドラマがこの月曜日に終わりましたね。『ギョーカイ君が行く!』でしたっけ。

──『春になったら』。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

そうそう、春になったら。毎週見てました。ふだんドラマを見るという習慣がまったくないので、全話見たドラマって、ほんとに『マンハッタン・ラブストーリー』以来なんですよ、2003年の。平成ど真ん中の。

次第に弱っていく余命わずかの父と、結婚して新しい家庭を築きはじめる娘との対比が軸となって話が進んでいくのですが──って、あらすじは書かなくていいよね。まあ、たまにはドラマを見るってのも悪くないもんだな、と思えるドラマでした。

そう、このドラマの中で、2024年3月25日、つまり現実の最終回の放送日と同じ日に結婚式を挙げるのですが、この日はちょうど大安だったんですね。そういうとこもうまいなと思いましたよ。

あと、検索してドラマのロケ地を紹介するサイト(世の中にはいろんなサイトがあるのですね)を見てみたところ、拓殖大学でもロケをやってたみたいですね。茗荷谷でも撮ってたのか!


■ラジオの話。今週は、月曜シンラジオに出てる遠山が火曜のスカロケに出てて、火曜のシンラジオに出てる鈴木おさむが水曜のスカロケに出てて、なんかもう、「局の垣根を越えて云々!」というよりは、なんというか節操ないというか…。


■サンレコで本屋を立ち読みしてきました。←すいません、助詞間違えた、本屋でサンレコを立ち読みしてきました。坂本龍一が表紙の最新号。

いちばんびっくりしたのは、サンレコの値段が税込1980円だったことです。昨秋にテイ・トウワ表紙の号を買ったときは1500円だったのですが…。

ちなみにいま調べたら、ひとつ前の号は1650円でした。まあ、卵やら肉やらが値上がりしてるんだから、サンレコも値上がりするか。


■しかし、木梨みたいな実演販売士がほんとにいたら、めちゃめちゃ売れるだろうなあ…。







https://www.youtube.com/watch?v=ydYmc_h1owM

「春よ、来い」のリミックスです。


■松任谷由実の「春よ、来い」をリミックスしました。




https://www.youtube.com/watch?v=ydYmc_h1owM


■今週は寒かったですね。手持ちの使い捨てカイロが少なくなってきたので店に買いに行ったら、「貼るカイロ」が売り切れてまして。「貼らないカイロ」しか売ってなかったんですね。二つの店でそうでした。國民は「貼るカイロ」のほうを支持している。

以前も書いたけど、常滑川まことが「貼らないカイロって、ポケットの中が熱くなるだけだよな」ってラジオで云ってたのを聞いたことがあります。あれほんとそう思う。

おれも、背中に貼って体を温める、という使い方をカイロには求めてるので、貼らないカイロを買う理由がないのです。貼らないカイロを買うくらいだったらサク山チョコ次郎のほうを買う。


■さてこのたび、東芝EMIから頼まれたわけでもないのに、松任谷由実の「春よ、来い」をリミックスしました。桜が咲くか咲かないか、の季節の肌寒さをイメージしながら打ち込みました。明日からまた暖かくなりそうではありますが、ぜひお聴きください。

この曲も、ブギーバックと同じで、今年30周年なんですね。ブギーバックのリミックスはこちら。



https://www.youtube.com/watch?v=1lFeFebtQUc


■ソーテルヌ、攻殻機動隊、ケン・イシイ


■三月も半ばを過ぎました。三月の、卒業式とか修了式とかの時期は好きです。逆に、四月の入学式や始業式の時期はあまり好きではないのです。でも、入学式やら始業式やらがあるからこそ、卒業式&修了式もあるわけですからね。文句いっちゃいかんね。


■このようなおしゃれブログをやっているおしゃれ小坊主さんなので、この週末はソーテルヌとアップルパイ、というおしゃれおやつを食べてました。おしゃれですみません。

ソーテルヌ

ソーテルヌってのは、甘いワインね。ちょっと高かったのですが、思い切って買いました。ソーテルヌとアップルパイ、って取り合わせが正解か不正解なのかはあまり分かんないですが、まあ自分なりに楽しめました。

以前、木曜『シン・ラジオ』で、「食べ物が主役で、ワインは脇役なんだから、ワインがでかいツラすんな」、みたいな話が出てました。たしかに。とはいえ、食べ物とワインが一心同体少女隊となることで、食べ物単品では得られない美味しさが味わえるということは、やはりあるように思います。念のため書いとくと、少女隊はおれの世代ではないです。

ソーテルヌはおいしくて、50mlだけ飲む予定だったのですが、つい200mlほど飲んでしまった。お高いからさー、もっとちびちび飲まないと。笑

次は、チーズタルトなんかと合わせてみようと思う。


■'97年のプレステ『攻殻機動隊』サントラって、ケン・イシイが参加してそうで参加してないよね。


■熱燗とドーナツ


■とある昭和っぽい佇まいのとんかつ屋。街で見かけて気になったまま、なかなか機会がなかったのですが、このたび行ってきました。のれんをくぐって引き戸を開けると、昭和の空気の店内。

とんかつ定食と熱燗を頼んだら、まずこれが出てきた。はい、この時点で優勝。シンプルに美味そう。いらんことしてない。ややこしいもんを出してこない。潔い。

熱燗

こののち、とんかつ定食が出てきましたが、これはもうボーナストラックみたいなものでさ、熱燗をいただいたのに、とんかつ定食まで食べちゃっていいんですか?の勢い。

そういえば以前、営業の仕事で水戸に通ってたころ、よく泊まるホテルの近くにやはりこういう時空が昭和60年ぐらいで止まっているとんかつ屋があって、たまに行ってました。その店でも、熱燗を頼むと、こういう瓶が出てきた記憶があります。銘柄は菊正宗みたいな全国的なやつじゃなくて、たしか「一品」だったような…。ここらへんは記憶が曖昧ですけど。ちなみにその店はときおり、店の奥から黒電話のベルの音が聞こえてきてました。


■スタバのドーナツが好きです。たまに、スタバに入ってドーナツだけ買って帰ることもあります。

先日、スタバでドーナツを一気に三つ買う、という贅沢をしてみました。

ドーナツ(一)

ドーナツ(二)

ドーナツ(三)

三つを一度に食べました。そして、まあ、予想されたことではありますが、やはりドーナツは一度に三つも食べてはいけませんね…。

「夜にドーナツを四つ食べたら、明け方に気持ち悪くなって目覚めてしまった」という内容の所さんの歌がありますが、ドーナツは二つくらいにとどめておいたほうが賢明です。と、頭で分かってはおりますが。





■キューンや東芝やファイルレコードから頼まれたわけではないのですが、ブギーバックのリミックスをしました。90年代にたまにあったタイプのリミックス風リミックスです。



https://www.youtube.com/watch?v=1lFeFebtQUc


■「今夜はブギー・バック」30周年。90年代にたまにあったタイプのリミックス風リミックス。


■きょうで「今夜はブギー・バック」の発売からちょうど30周年だそうです。あの2枚の短冊8cmCDシングルから30周年。スチャダラパーが好きだったので、スチャダラのほうを先に買った覚えがある。で、しばらくして小沢のほうも買いました。

アナログ盤は買いませんでしたが、買えば良かったかな、と今でもたまに思います。そろそろ再発してほしいですね。


■30周年を祝してというか、かこつけてというか、このたび拙僧によるリミックスをYouTubeにアップしましたので聴いてください。



https://www.youtube.com/watch?v=1lFeFebtQUc


■歌舞伎座の西側桟敷席で、35分の幕間にMacBookを広げ、一階ロビーで売ってるスパークリングワインを飲みながらパパパと作ったように聞こえるかもしれませんが、えー、このリミックスを作るのに5年近くかかってます。笑

というのも、元号が変わったばかりのころ、つまりは令和元年の五月に作り始めて、8割ほど完成していたのですね。で、そこからず〜〜っとほったらかして今に至るのですが、このたびようやく完成しました。

ええ、自分なりに'90年代っぽく仕上げてみました。容量の少ないサンプラーで短い声ネタを延々ループさせてる感じというか。あのころ、こういう感じのリミックスたまにあったよね? なかった?


■そもそもブギーバックってどういう意味なんだよ、と思いながら30年が経ってしまったわけですが、今朝のJ-WAVEの番組で小沢本人から説明がありましたね。30年越しの疑問がようやく解消できて良かったです。きょうの夕飯は歌詞になぞらえて、ピザ(サイゼリヤのだけど)とチキン(ファミチキだけど)とビール(アルコール分0.5%ってとこが令和っぽい)にしました。


■そう、小沢版シングルB面のアウトロが好きですね。宴のあと、みたいなあの感じが。


■この春の異動は


■さて気になる異動の季節ですが、えー、この春はおれは異動ナシ、ということが判明しました。

仕事の内容も変わらず、とのことでした。そこはまあ一安心。ありがたい。


■ただ、周囲の人員配置がちょっと変わるので、おれの仕事量は増えるらしい。うーむ。

いや、「うーむ」とうなったところで、なにがどうなるってわけでもないんだけど。

あと、親しい同僚が別の部署に行ってしまうのが残念ですね。


■ということで、異動はなかったのですが四月から少々環境が変わります。三月までとは、ちょっと勝手が違う。「新しさ」に、身をなじませなければいけない。認識をいろいろと更新しなければいけない。

──春のこういうところは、いまだに苦手ですね。それこそ幼稚園ぐらいのころから苦手かもしれない。いいトシしてなに甘えたことを云ってんだ、とおっしゃるお侍さんもいらっしゃるとは存じておりますが、まあ、しんどくなんないようにやっていきたいと思います。


■みかんのギャンブル性というかゲーム性のようなもの


■コットン・西村って、やたらと前戯がしつこそうなツラしてるよなあ、などと考えてるうちにもう三月ですか。びっくりですよね。


■さて、今年は例年にないペースでみかんをたくさん食べております。

みかんを食べてて思うのが、そのギャンブル性ですね。やはり、工場で作られたわけじゃない、自然の果物であるからして、味にばらつきがある。甘くおいしいのもあれば、酸味が強くてたいして甘くないものもある。

皮がやわやわで指でむきやすい個体はおおむね甘く、皮と身がぴったりくっついて皮がむきづらい個体はおおむね酸っぱい傾向にあると思う。でも、そうでない場合も多々ある。

甘いものに当たるとうれしいし、酸っぱいものに当たると残念な気分になる。しかしどんな味がするかは、実際に口にするまでは分からない。

で、甘いのに当たったら当たったで「うまい! もう一個!」ってなるし、酸っぱいのに当たったら当たったで「次こそは甘いのを引き当ててやる! もう一個!」ってなる。

そのギャンブル性というかゲーム性みたいな部分で、みかんをぱくぱく食ってるような気がします。


■あと、今年みかん高いですよね? 正直、スーパーの見切り品コーナーでみかんを買うことがほとんどなのですが、みかんを置いてある日と置いてない日があるのですね。いつも置いてるわけじゃない。

きちんと統計を取ったわけではないのですが、うちの近所のスーパーの見切り品コーナーだと、だいたい3日に2日はみかんが置かれています。逆に云うと、3日に1日は見切り品のみかんを買えず、失意に暮れてスーパーを後にするわけです。

なので、スーパーの見切り品コーナーをのぞいて、みかんが置いてる置いてないにわざわざ一喜一憂してるのが日課となってるわけですが、つまりはここにもギャンブル性というかゲーム性のようなものがある。


■このように、みかんに翻弄されています、今年は。


■ピチカート・ファイヴの「メッセージ・ソング」をまたリミックスしました(そしたらテイ・トウワの元ネタを見つけたかも?)


■先日、ピチカート・ファイヴの「メッセージ・ソング」をリミックスしましたが、このたびその別バージョンをつくりました。どうぞ。 february hot chai tea latte mix 2024、といいます。



https://www.youtube.com/watch?v=aBIiCO1LseA

hot chai tea latteじゃ長いから、「tea」は抜いて、「hot chai latte」だけでもよかったかな、と思いました。こういうのって、作り終えて、アップロードし終えたあとに気づく。そういうもんですよね。


■このリミックスに使われてる声ネタについて、とかなんとかいろいろつらつら書こうと思ったけど、ごめん、なんかさっきから急に腹が張り始めて、おなかが痛くなってきたので今日はこの辺で。腹部膨満感っていうのかな、そういうやつです。

一個だけ書いとくと、上記february hot chai tea latte mix 2024の3:57あたりに「sound like this」って声が出てくるけど、これってもしかしてテイ・トウワの「Radio」の元ネタ?

この声ネタ自体は、例の「A New Stereophonic Sound Spectacular」のレコードからのあれなんだけど、まあちゃんと検証したわけじゃないから間違ってたらごめんね。


■それにしても二月も終わりです。今年はうるう年だから、ボーナストラックの一日があってよかったですね。


■ピンポイントで


■きょうスカロケを聴いてたら、ちょっと気になるメールが紹介されていた。

以前、勤めていた会社(A社)で早期退職者の募集があった。
「東京の部署を閉鎖して、大阪に統合します。社員の給料も下がります」との説明を受けたが、
自分は東京に居続けたかったので、A社を退職。別の会社(B社)に転職した。
B社の給料はA社の3分の2くらいで、しかもA社より労働環境が悪い。

B社に転職して数年後。A社に残っている人と話す機会があったのだが、その人から、
「給料は別に減らされてない。東京の部署も復活した」
と聞かされた。

自分はなぜA社を辞めてしまったのだろう、マンモスかなP。


マンモスかなPという言い回しはしてなかったが、そういうメールだった。


■これさー、聴いてて思ったんだけど、ひょっとすると、この人(=メールの投稿者)だけをピンポイントで辞めさせるために会社がそういう説明をした、という可能性あるよね。だとしたら怖い。

もちろん、このメールの情報量だけではそこまで判断できないんだけど、そういう可能性もゼロじゃない気がする。ま、深読みしていってもキリがないのですが…。


■粉末ソースのカップ焼きそばってさ


■三連休ですね。欲を云えば、三連休は「金・土・日」よりも「土・日・月」がありがたいです。そのほうが、三連休明けの平日が少ないからですね。平日を四個だけ切り抜ければまた次の週末が来るから。

とはいえ、そんなことを云うのは贅沢というものでしょう。三連休ってだけでありがたい。


■さて異動の内示ですが……今週はありませんでした。あるとしたら来週か。異動を言い渡されたときのために、心の予防線はたくさん張っておきたい。「異動を言い渡されても動揺してない自分」を、自分のために演出できるようにしておきたい。

でも今年も異動はないかもしれないので、そんなびくびくすることもないかもしれないけど。あと、良くないほうに良くないほうにシミュレーションを重ね過ぎちゃうと、現実のほうがそっちに引きずられることもあるからね。


■あー、突然ですがカップ焼きそばの話していい? スーパーで安売りのカップ焼きそばを見つけて、喜び勇んでうっかり買ったはいいけれど、そういう安売りのやつって、ソースが粉末ソースだったりするんですよね。液体じゃなくて。そういうことたまにある。

カップ焼きそばは好きですが、粉末ソースのカップ焼きそばはあんま好きじゃないんだよなー。

いま部屋に、持てあましてる粉末ソースのカップ焼きそばがいくつかあるんだけど、これどうしよう。

──って、普通の焼そば用ソースを買ってきて、粉末ソースの代わりにそれをかけて食べればいいだけの話か。そうか。いま書きながら気づいた。


■そろそろ異動の内示か、キース・ヘリング展、きな粉ドーナツ


■そろそろ人事異動の内示の季節ですね。勤め人としてはそわそわする時期です。

今年あたりは、またなんか異動があるかな〜、と思ったりします。また営業部に行くとかさ。もちろん、異動がない可能性もあるんだけど。

営業で外回りをしてたころ、小雨が降る午後に、縁もゆかりもない土地で、マクドナルドの店内にあえて入らず、ドライブスルーで遅い昼食を買って、営業車の中で『ゴールデンラジオ』を聴きながら、フィレオフィッシュなんぞをもそもそと食べるのは、あれはあれで悪くない時間だったとは思う。

が、また体験したいかと云われると、うーん…。

とはいえ、異動がイヤだ、などと子供っぽい主張をしたいわけでもない。ただ、異動したいかしたくないかで云うと、まあ今の部署(あるいは、それに近い部署)がいいかなあ、当分。

ただ、自分さえ異動しなければそれでいいのか、というとそうでもなく。たとえば自分の周囲のメンバーがごっそり入れ替わったらそれは実質異動だし、上司が替わってまったく違う種類のタスクが割り当てられたりするのも実質異動だし、云々。

──なんてことを思ったりします。今年に限らず、毎年この時期は。


■昨日は六本木のキース・ヘリング展を見に行きました。会期に間に合うなんて、奇跡ですよこれは。展覧会ってもんは、ふつう見逃すじゃないですか。でも、ちゃんと間に合った。自分を褒めたいです。

キース・ヘリング展

'88年(昭和だ)の来日時、原宿の歩行者天国(?)でキース本人がなんやかんややってるのを記録した5分くらいの短い映像が良かった。VHSの画質の荒さも相まって、なんだかすごい貴重な歴史的資料、って感じでした。もう歴史なんだな、'88年って。

そこでDJをバックにブレイクダンスしてる若者も映ってたりしたんだけど、当時の『宝島』感がめちゃめちゃあった。


■これは昨日食べたおやつです。ピンポン球のようなドーナツが七つ入ってます。きな粉がまぶされています。「きな粉をまぶしたおやつは、だいたいおいしい」ということわざがありませんが、このドーナツもおいしかったです。

きな粉をまぶしたドーナツ


■東京メトロ銀座線の青山一丁目から虎ノ門が苦手な件


■これは、個人的なあれなんですけど、渋谷駅から東京メトロの銀座線に乗るじゃないですか。電車は浅草に向けて進んでいくわけなんですけど、

青山一丁目から虎ノ門にかけて

がなんか苦手なんですよね。つまり、電車が青山一丁目駅を離れ、赤坂見附、溜池山王と来て、虎ノ門駅に着くまでがなんか苦手。


■「なんか苦手」を繰り返してますが、この「なんか」が自分にもよく分からなくて。

ふと検索したら、こんなグラフがありました。出典はこちらのページです

東京メトロ銀座線断面図


■このグラフからすると、青山一丁目駅と赤坂見附駅で、フット後藤だったら「耳キーンなるわ!」って言い出すくらいの高低差があるんですね。

この高低差がおれの心身に何らかの影響を及ぼし、それがだいたい虎ノ門あたりまで続くのかな、と思いました。


■とはいえ、東京の地下鉄って、この他にもアップダウンの激しい場所があると思うんですよね。なのに、なぜ青山一丁目〜虎ノ門だけが苦手に感じてしまうんだろうな。乗っててなんかしんどいんですよね。なぜだろう。高低差だけが原因ではないかもしれない。なんか心理的なもんがあるのか、なんなのか…。


■山の上ホテルの半蔵商店


プリンアラモード

■「山の上」で野菜天丼を食べるのが好きでした、こんばんは半蔵商店でございます、山の上ホテルが本日より休館しております。

上の写真は、みんな大好きヒルトップのプリンアラモードです。


■昨秋、休館が報じられてからは、客室はすぐに満室になったと聞きます。なので、宿泊することはかなわなかったのですが、せめてレストランだけでも味わおう、ということで、秋からじっくりと各店を巡りましたよ。

ガーデン(鉄板焼き)、新北京(中華人民共和国料理)、ラヴィ(仏料理)、山の上(天ぷら)、に加え、ノンノン(バー)、ヒルトップ(喫茶店)、を利用しました。一階のショップでお弁当も買いましたよ。

──まあ、こんな「スタンプラリーか何かやってるのかよ」って具合にせっせと各店に足を運んだのは、ようするにおれが山の上ホテルとたいして縁もゆかりもない田舎者だから、ということを意味してるのに等しいです。縁がないからこそ、あわてて山の上ホテルを楽しもうとしているわけですから。そこは否定できない。

コースターです


■とはいえ、休館ニュース以前も、まるっきり縁がなかったわけでもなく。

一度だけ泊まったことがあるのです。ただ、それが平成何年のことなのかパッとは思い出せないのですが…。ホテルのテレヴィジョンで『森田一義アワー』の年末特番を見ていた記憶があります(ということは、おれが泊まったのは2013年より前だ)。夜中にホテルを出て、道を渡ったところのファミリーマートでカップ焼きそばを買って、部屋に戻って食べたのは覚えてます。あと、ミニバーの冷蔵庫にガラス瓶のペプシがあったのも覚えてる。

これまでに「山の上」は十回以上は行ってるはず。ガーデン、ノンノン、ヒルトップは、以前も利用したことあります。交通の便も良いし、そんなに混まない土地だし、ホテル自体も騒がしくないので、上京してきた実家の家族や友人と会うのにも便利だし、神保町をぶらぶらしたあとの、ちょっとゼイタクな一人メシにもちょうどいい。

だからまあ、まったくの駆け込み乗車にわかファン、というわけでもないのですね(いばるほどのことでもないですし、駆け込み乗車にわかファンだとしても別にいいじゃんね)。

そうそう、「山の上」で和朝食を食べたことも三回くらいはあったな。一度など、瓶ビールを飲みながら朝メシ食ってた。これ、食べてる(飲んでる)本人は楽しくても、他の客から見たらなんか不穏だよな。朝からすいません。


■山の上ホテルをなにで知ったか、というと、おそらく文藝春秋社の出版物でしょうな。万年筆の手書き文字と活字を組み合わせただけの、文字ばかりのシンプルな広告を載せてたように記憶してます。あの広告がなかったら、おれはひょっとしたら山の上ホテルのことを知らないままだったかもしれない。天丼も食べてなかったかもしれない。広告って大事ですね。





二月十二日の晩

■昨日は「山の上」にて、さしあたっては最後となる天ぷらを食しておりました。

食べながら、昔、橋本治が何かのイベントで、「われわれは、いろんなものがなくなることに慣れすぎてしまっているのではないか」みたいなことを云ってたのを思い出しました。

ついでに、別のとある作家が「われわれは、見えない爆弾を落とされ続けているのではないか」みたいなことを書いてたのを思い出しました。

この二つの文が、山の上ホテルに関係あるのかどうか自分でもよく分からないのですが、これまでも要所要所で思い出してきたし、これからも要所要所で思い出すんだと思います。

しかし半蔵門の国立劇場もだけどさー、ほんとに復活するのかね、という気持ちがちょっぴりはあるのです、山の上ホテル。

1937年竣工のこのヴォーリズ建築がまるごと取り壊されて、そこに「無印良品とさぼてんとんかつと五右衛門スパゲティーとルピシアと銀だことABCマートとZoffとGUと青山フラワーマーケットが入ってるビル」ができても、もう1ピクセルも驚かないであろう自分もいます。

そもそも比較的近年('19)リニューアル工事したばかりだよね? なんでまた休館なんだろう。できることなら、このようなクラッシックで、品があって、大きすぎない、良い意味で小ぢんまりとしたこのホテルをまた訪れたいものですが…。


■おいしかったなー、昨日の牡蠣の天ぷら。牡蠣の天ぷらって、もしかすると初めて食べたかも。


■見切られみかん


■みかん高くないですか? とはいえ、スーパーの見切り品の棚には、安くなってるみかんが並ぶことがあります。その見切られみかんを、どういうわけか今年はけっこうな頻度で買っていて、例年の5倍くらいはみかんを消費してます。なんでだろう。例年よりもビタミンCが足りてないのか、おれは。

見切られみかん以外にも、見切られオレンジや見切られ伊予柑を買うこともあります。このところは、見切られ柑橘のお世話になっているのです。


■寒い朝は背中に一枚、腰に一枚、使い捨てカイロを貼ります。とくに寒い朝は、背中にもう一枚プラスします。

カイロは、普通サイズじゃなくてミニサイズ。貼らないタイプじゃなくて貼るタイプ(これほんと大事)。ミニサイズの貼るタイプなら、どのメーカーのでも同じなのもしれないけど、おれはパッケージにカンガルーの親子のイラストが描かれてる某社のをいつも買ってます。

これは毎年毎年、個人的に思うことですが、おおむね立春を過ぎると世の中の使い捨てカイロの売り場が小さくなりはじめます。

おれは、いつも使ってるメーカーのいつも使ってるやつじゃなきゃヤだ、というタイプなので、買い置きを切らさないようにしないと。

来週から暖かくなるそうですが、早朝は冷えることに変わりないですからね。

そういえば以前、ラジオで常滑川まことが「貼らないカイロって、あれポケットの中が熱くなるだけだよな」と云ってたのに感心した覚えがあります。使い捨てカイロにまつわる名言の中でも屈指の名言だと思う。







ピチカート・ファイヴ「メッセージ・ソング」のリミックス聴いてくださいねー。石野文敏メガミックスも。


■ピチカート・ファイヴ「メッセージ・ソング」の八年前のリミックスを少々手直ししました




https://www.youtube.com/watch?v=klyX-dAEY-0

■ピチカート・ファイヴ「メッセージ・ソング」のリミックス、というのを以前作ったのですが、それを少々手直した修正版をアップしました。米吉ロスの歌舞伎クラスタを癒す、やさしいエレクトロニカでございます。


■このリミックスはですね、'16年、まだ平成のころに作って、石垣島の新しい空港のロビーにある「百円玉を入れるとインターネットできるパソコン」からsoundcloudにアップロードした覚えがある。ちがったかな。なにしろ八年前のことなので、ちょっと記憶が不確かになってきてます…。

あのころはさ、なんの影響なのか、ボーカルにいろんなエフェクトをかけて喜んでたんだよね。当時のリミックスをいま聞くと、いらんことしてるなあ、と思います。笑

そういうのを削除してさ、シンセの音も一部入れ替えまして、音量も整えて……まあ、ネット上に無数に転がってる野良リミックスの一つなのでごちゃごちゃ語るもんでもないけど、八年前より聞きやすくなったかな、と思っております。


■ところで、この「メッセージ・ソング」はもともとNHK『みんなのうた』で放送された曲です。放送されるときはアニメの画がいっしょに流れていたんだけど、その画をシングルのジャケットにも使えばよかったのに、と思った覚えがあります。テレビのイメージとジャケットのイメージがかなり離れてるんだよね。

(同様のことを、たとえば電気グループ「ポケット・カウボーイ」にも思ったりもします。コジコジのキャラクターを載せればもっと売れたのに、とか。とはいえ契約上いろいろあるんでしょうね、イラストとかマンガって。)


■「メッセージ・ソング」の歌詞は「冬のある日」からはじまります。でも暦の上では今日から春ではあります。まあ、寒い時期に聴きたくなる唄ということで。寒い日曜の朝に、ホットチョコレート、あるいはココア、もしくはそれ以外の温かい飲み物を飲みながらお聴きください。





石野卓球メガミックス2024

年末にアップした石野卓球メガミックスも、ぜひ聴いてください。ウォーキングのBGMにもおすすめです。


■木梨憲武とキース・ヘリング


■うたた寝してたら、木梨の出る『A-Studio』を見逃したわけですよ……。

莟玉は事務所に所属して、米吉は結婚してるのに、このおれときたら、うたた寝して木梨の出る『A-Studio』を見逃したわけです。なにやってんだか。

前回木梨が出たとき(wikipediaによると'19年12月20日だそうだ。しかし、こういう細かい情報って誰がどういうモチベーションで執筆してるんだろう。ありがたいけども)面白かったからさー。今晩も見ようと思ってたのに。あーあ。

そう、TVerで配信してないんですよねー、この番組。ラジコが、基本的には全部のラジオ番組を配信するように、TVerも全部のテレビ番組を配信してくれると助かるんだけど、まあいろいろと難しいんでしょうね、テレヴィジョンって。

(そういえば、ラジコってラジオと同じCMがまるまる流れるけど、TVerってテレビと同じCMは流れないよね。あれはなんでだろう。)


■まあ、うたた寝してたら木梨の出る『A-Studio』を見逃して悔しい、という内容のエントリでした。

そして次におれが見逃すのは、おそらく六本木ヒルズでやってるキース・ヘリング展です。ああいうのは、ね、行こう行こうと思ってるのに終わっちゃうから。「あー、まだ会期に余裕あるじゃん」って思ってるうちに終わっちゃうから


■松也と巳之助がオーディオインターフェイスを聞き比べる回


■昨今、いろんなもんが値上がりしてるけど、世間がキャッシュレス化したから、カードやらなんとかペイやらの手数料が、商品の値段にこっそり練り込まれるようになったからってのもあると思う。


■水曜シンラジオのおやつコーナーで紹介されたおやつを買う、ってのをひさびさにやってみました。それも2回分。まだ食べてません。後日食べます。

おやつ


松也PのいまTVerにあがってる回(第87回)では、松也と巳之助がオーディオインターフェイスの聞き比べなどをするという、なんだかサンレコみたいなことをやってました。ちなみにおれが使ってるのはBabyfaceだぜ。ProでもFSでもない初代の銀色のやつだぜ。ダイヤルの部分の塗装がはげてきてるぜ。文体がかまきりりゅうじだぜ。

そう、巳之助って打ち込みやってるんだよね。ぜひサンレコ新年号のプライベートスタジオ特集に出てほしいです。なんだったら表紙になってほしいです。おれが許す。


■木梨のドラマ見てます。ふだんはドラマという物をまったく見ないので、ドラマを見るということ自体そのものが新鮮なのです。


■石神井公園で運転免許を更新した


■今日は運転免許の更新に行ってきました。東陽町の試験場や神田の免許更新センター、ではなく、気まぐれに石神井署。ゴールド免許なので指定警察署でも更新できるので。あと、ひさしぶりに第二の故郷、石神井公園に行ってみたくもあったので。

こういった用事はさっさと終わらせるに限るので、朝早くに茗荷谷を出て石神井公園に移動。通勤ラッシュの時間帯とはいえ、下りの西武池袋線はさすがに空いてました。

朝の八時半から、石神井署の建物裏手の免許更新事務所みたいなとこが開くので、だいたい八時十五分くらいから並ぶ。おれの前にはすでに十五人くらい並んでたかな。

で、事務所が開いても、おれの前にいる十五人の人々がなんやかや手続きをするので、事務所の外でしばらく待つ。


■しかしねえ、寒い、なにせ。冬の朝に、屋外で並ぶわけですから。並ぶんなら、せめて屋根と壁のあるところで並びたい。あと、カイロを貼ってくればよかった。

運転免許の更新時期、というのは、その人の誕生日によるわけです。つまり、冬に生まれた人は、冬にしか免許が更新できないわけですね、おおむね。

おれなんかも、うっかり冬に産まれてしまったものだから、冬にこうやって石神井署の裏手で寒さをこらえて並ぶハメになってしまった。

寒い思いをして免許を更新したくない!という方は、冬に産まれてこないようにしましょう。もしくは、ちゃんと屋根と壁のある施設に更新に行きましょう。


■で、まあ、ほどなくしておれの番となり、事務作業少々、更新料を払って視力検査、写真撮影。その後30分の講習。講習と云っても、DVDを見るだけなんだけど。あ、DVDといっても、ゴーストバスターズとかバック・トゥ・ザ・フューチャーとかじゃなくて、安全運転に関する内容の映像です。

朝早くから並んだおかげで、いちばん早い時間帯の講習に間に合ったのでよかった。九時半にはもう新しい免許証を受け取っていました。


■しかし、前回の免許(5年前)の顔写真と、新しい免許の顔写真とを見比べてると、ついつい自分の年齢の重ね方についていろいろ考えてしまいますね。うーむ…。

とはいえ、テイ・トウワでいうと、ディー・ライトでデビューして、再生YMOをリミックスして、フォーライフからソロデビューして、KOJI-1200を結成するまでが5年だから。一口に5年と云ってもそりゃ長い。いろいろある。

だからまあ、5年も経てば、おれもあんたもそれなりにトシをとるわけです。


■ところで、ひさしぶりの石神井公園ですが、駅前の商店街のほう再開発するんだね。いろんな店が閉まってたり、工事が入ってたりしてました。


■マクドナルドのビッグブレックファストは、朝に食べるTVディナーである(であった)


■土曜の朝、または日曜の朝にミクダーナォもといマクドナルドにたまに行きます。

たいていは、カロリーと糖質を気にしてコーヒーとチキンナゲットで済ませます。たまに、チキンナゲットの代わりにホットケーキやマックグリドルを頼むことはあります。

なので、ビッグブレックファストは二回しか食べたことない。一回は、まだ石神井公園に住んでたころ、練馬高野台までウォーキングして、駅前の建物のマックで食べた記憶があります。もう一回は、先日なくなった晴海トリトンスクエアのマックで食べた記憶があります。細かいことを覚えてるものだ、と我ながらあきれる。もっと他に覚えるべきものあるよな。


■二回しか食べたことないわけですが、そのビッグブレックファストが近日中になくなる、というニュースを聞いて、せっかくだから最後にもう一回食べとこう、と思うのも、まあそれはそれで人情でしょう。

けさ食べてきました。せっかくなので、お高い方のビッグブレックファストデラックス。

ビッグブレックファストデラックス(一)

ビッグブレックファストデラックス(二)


これもしかしたら前にも書いたことあるかもしれないけどさ、なんというか、TVディナー感ある。'60年代のアメリカの週刊誌の広告に出てくるようなTVディナー。この、一つのハコの中に複数の食べ物が入ってる感じがそれっぽい。あと、たぶんだけど、このメニューの中でいちばん原価が高いのは、このハコだと思う(※個人の感想です)。

朝食なのにディナー、ってのは言葉として矛盾してますが、コンパクトな容器の中で完結している食事、を食べる楽しみがある。機内食にも似ているかもしれません。


■ただ、これで860円はちょっと高いかな、とは思います。個人経営の喫茶店だったら、しっかりしたいわゆるモーニングが食べられる値段だし、牛丼とか立ち食いそばとかコンビニとかの選択肢も浮上してくる価格帯です。TVディナー好き、あるいは機内食マニアといった人々にはうってつけの商品であることには間違いないのですが、そういった人々が日本の人口の何パーセントを占めてるのかと考えると、商売としてはちょっと厳しかったのかもしれません。


■10 favorites - ryuichi sakamoto 私が好きな坂本龍一10選


こちらのサイトで、好きな坂本龍一の曲を各ジャンルの著名人がそれぞれ10曲挙げる、という企画をやっているのですが、なぜかおれのもとに原稿依頼がなかなか来ないので、このブログで書くことにしました。

──という設定(?)で、去年の一月にこの稿を書きはじめてみたのですが、もたもたしてる間に一年が経ってしまいました。ということで、おれの好きな坂本龍一の曲10ヶを書きます。本日で『12』の発売からちょうど一年です。





■1 Calling from Tokyo

'89年のアルバム『Beauty』の一曲目。坂本龍一に関する知識なんてまるでないのに、リリースから数年後、たまたま手に取ってみたんですね、沖縄市のブックボックス登川店の2階のレンタルCDコーナーで。理由は、沖縄民謡が入ってたから。そんだけ。ほんとにそんだけ。

で、アルバムを聴いたらこの一曲目の「Calling from Tokyo」がすごく好きになりました。CDラジカセの再生ボタンを押したら、やにわに琴っぽいオリエンタルな音色から曲が始まって、そこにアフリカっぽいコーラスが乗っかって、で、サカモト本人が歌い始めて、そして中盤に突然出てくる沖縄民謡の合いの手! あたかもサンプリング素材をループ再生してるかのようなコラージュ感です。サイバーっぽさと民族音楽っぽさが切り貼りされたような、不思議な世界観ですよね。

ボーカルのメロディーラインが好き。口ずさんでて気持ちいいよね。歌詞も、わかりやすい簡単な英語だし。笑

で、おれはこのCDをきっかけに坂本龍一のことを知って、同じくブックボックス登川店で文庫版『SELDOM ILLEGAL』を買ってこの本でYMOを知り、その後やはりブックボックス登川店でYMOのベスト盤をレンタルする、のでした。おれに坂本龍一とYMOを教えてくれたのはブックボックス登川店だったのです。ありがとうブックボックス。


■2 鉄道員 / 坂本美雨

静謐な雪の世界。「もうすぐ笛が鳴る 白い駅を汽車は動き出す 君を乗せて」の部分のメロディーが好き。


■3 Strange Paradise / 中谷美紀

「おーいお茶」のCMを思い出せる世代です。笑

このオープンハイハットが気持ちいいわけですよ。'90年代当時のブレイクビーツっぽさがある。

MステもVHSに録画してくり返し見てましたよ。中谷美紀が、4人に増殖した坂本龍一をバックに歌うやつ。

お茶のCMといえばさ、平成何年だったか、カルピスが発売した「ゆうゆう茶」なるお茶のCMにサカモト御大自ら出演して、「ゆうゆう、ゆうゆう、ゆうゆう〜♪」と唄ってました。このお茶は拙僧も何回か買ったのですけど、お味は、うーん……。その後、商品はあっさりなくなりました。笑


■4 Music Plans / YMO

イエローマジックオーケストラの坂本曲もいろいろあって迷うけど、いまのとこの気分ではこれを。歌詞が抽象的すぎてよくわかんないけど(ま、『BGM』はどの曲もそうですが。笑)。

この不穏かついわくありげな感じがかっこいい、と令和6年のいまでも思ってます。シンセの音色選びとか、ドラムパターンとか、ボーカルのエフェクトのかかり具合とか。不透明な中を不安定なまま突き進んでいく独特の勢いがあるというか…。

で、この不穏な雰囲気の中、1分1秒くらいのとこに出てくるシンセのフレーズが、すごくきれいに聞えるんだよな。それこそ、夜の庭に差す月の光みたいでさ。


■5 Front Line

'81年のシングルですが、実はおととし初めて聴きました。まりんが『RADIO SAKAMOTO』をやったときにこの曲をかけてたんですね。

いかにも「'80年代前半のサカモト〜!」って感じの音づくりが好きです。『BGM』という暗いアルバムの翌月の発売なのに、うってかわってこちらはポジティブな明るさがあります。いまwikipediaを見たら「音楽の計画(Music Plans)」の1週間後に録音された。坂本によれば「いわば姉妹編」とのこと。ふむ。

ところで上述の番組でまりんが話してた、ラジオで放送できないエピソードっていったいなんだったのか、長いことに気になったのですが、ここで答え合わせできます。笑


■6 undercooled / テレ朝『ミュージックステーション』

'04年のMステ。ハードディスクレコーダー、という機械を、自分にしては珍しいことに世間一般より比較的早い段階に手に入れてたのですが、それで録画してくり返し見てました。

テレビの音楽番組ってさ、ある時期まではこういう尖った音楽も紹介してたように思う。いまもそうなのかな。


■7 ax Mr.L. / alva noto + ryuichi sakamoto

以前raster-notonが好きで、イベントに行ってた時期もありました。なのでalva noto自体好きなのですね。この二人ユニットでどれか一曲、といったら、やっぱりこれですね。戦メリの(セルフ)カバーというかなんというか。

死ぬほど音飛びしてる戦メリのCD、みたいな音がひたすら鳴り続けるわけですが、ときおり原曲のフレーズの断片が見え隠れして。そこに「'80年代サントラ」と「'00年代サウンド・アート」という二つの時代の音楽が、"ないまぜ"になったり、ならなかったり、という濃淡が生まれるわけですよ。その濃淡が好きなのですよ。

しかし4分は短いな。もうちょっと長く聴いていたい。自分でロングバージョンをこさえるか…。


■8 only love can conquer hate

'04年『CHASM』所収の直球アンビエント。これもさ、20分ぐらいのバージョンがほしい。自分で作れって話ですけど。笑


■9 2009/4/29の昭和女子大学人見記念講堂ライブ

「Ryuichi Sakamoto Playing The Piano 2009」。おれが行くことのできた唯一のソロコンサート。なんかの曲を弾き始めたものの、なぜか途中でうっかり別の曲になってしまい、大慌てでその曲を弾き納め、あらためて当初の曲を弾き直しはじめた──という一幕がありました。

そういえば'09年は、ワールドハピネスで生YMOを見ることもできました。


■10 東風 / 1996年だったか、坂本を追ったなんかのドキュメンタリー

これ何の番組だったか、詳細忘れたけど、坂本龍一のトリオでのツアーを取材したドキュメンタリーをテレビでやってたんですね。なぜか友人に録画をお願いした記憶がある。家のビデオデッキが壊れてたんだろうか? このVHSも繰り返し観ましたよ。

ステージの演奏に挟まる形で、坂本のweb日記(というものは、世間一般のレベルではまだまだまだまだ珍しかった。おれもまだネットやってなかった)も紹介されていたはず。


■11 Sayonara

すいません、11曲目になっちゃったけどこの曲も入れときます。『ハートビート』に入ってますが、短冊8cmCDシングルも出てます。このシングルは、やはりブックボックス登川店でレンタルしたことあります。笑


■12 明・る・い・よ / 忌野清志郎+坂本龍一

すいません、これもいいすか? ルージュマジックB面。はしゃいだ感じじゃないけど、地味にごきげんな感じが好きです。ほろ酔い、の気分というか。特徴的なハネたリズムと、あとシンセベースの音が良いですね。暖かくなり始めた春の宵に聴きたい曲です。





あと、これはべつに同意してくれなくて良いのですが、タモリが赤塚不二夫の作品であるように、所ジョージが宇崎竜童の作品であるように(そうでもない?)、テイ・トウワもまた坂本龍一の作品なのかもしれない、と思うときがあります。どんなもんでしょう? まあこういう話は、どこかの酒場でまたゆっくりと。


■たらこスパゲティ


■このところ、たらこスパゲティのレシピを研究している、というと大層に聞こえますが、まあ、自分なりにいろいろ試している。

べつに、究極においしいたらこスパゲティを目指してるわけでもなくて、材料をがちゃがちゃ取りそろえず、できるだけ手を抜いて、それでいて食える味に着地できるだいたいのバランスはどこらへんなのかな、というのを探っているだけの話なんだけど、もともと料理の基礎がなってないおれのすることだから、はたから見れば思いっきり的外れなことをしてるのかもしれない。でもまあ、それなりに楽しい。楽しければ良いってもんでもないとは思うけども。


■で、いまのところ、下記のレシピ(と呼ぶほどでもないが)が自分にとってはベストかな、と思っている。おれが思っているだけなので、他の人にはおすすめしないが、これくらいがいちばん手軽で、かつそこそこ好みの味に仕上がるんである。手間と味のバランスがいいというか。

1) たらこ75gを真顔で用意する。なんで75gかというと、もよりのスーパーで売ってるたらこのパックが75gだからである。

(たらこがないときは明太子で妥協。おれは辛いものは苦手ではなくむしろ好きなんだけど、明太子の辛さはちょっと苦手だ。とはいえ、たらこが無いならしょうがない。)

2) スパゲティ225g(=たらこの三倍の量。多少増減可)をゆでる。ゆでる際には、世間一般の量の塩を投入。

3) スパゲティがゆであがったら、スパゲティとたらこをオリーブ油でもなくごま油でもなく普通のサラダ油大さじ1~2で和える。

4) 鶏がらスープの素小さじ1(気分で増減)をふりかけ、もうちょっと和える。

5) なんかこう、全体的に見た目がパサついてんなー、と思ったらサラダ油をもう少々足して和える。

6) 気分によっては、香り付けと称して白ワイン少々を振りかけることもないではない。

7) 薬味は用意するのが面倒なので用意しない。でも刻んだ大葉やねぎを用意するゆとりがあれば、そうする。

以上、二人前のレシピ。おれは一人で食べちゃうけど。


■頼むから、バターだの生クリームだの、そういう高尚なものを持ち出してこないでほしい。こちとら、もっと単純で手っ取り早いレベルの話がしたいんである。『セイシュンの食卓』くらいのレベルの。

(そこまで手を抜きたいんなら出来合いのソースを買ってくればいいではないか、というのは正論だけど、それを云ってしまっては本稿をここまで書いた意味がなくなるではないか。)


■まあ上記はおれの作り方であって、あなたにはあなたの作り方があると思うので、あんまり気にしないでください。

そもそも上に書いたレシピは暫定的なあれなので、一ヶ月も経てばいろいろと気が変わって、やっぱりバターや生クリームを使うようになってるかもしれない。

ちなみに師走の後半からこっち、けっこうたらこスパゲティを作っては食べ、作っては食べしてるので、ちょっと太った。


■仕事始め


なかよしパン(一)

なかよしパン(二)


■あけましておめでとうございます。日付変わりましたが、本日1/9は仕事始めでした。年明けからがんばった。


■冬休みは例によって沖縄に帰省してたのですが、連絡できなかった方々すみません。

毎度毎度のルーティンなのですが、所さんの曲を集めた自作CD-Rを聴きながら実家の軽自動車でやんばるをドライブして、マチヤグヮー(個人商店の意)で焼そばUFOと菓子パン買って、コザで飲んでたら、11日間の冬休みがあっという間に終わった。毎度毎度のことなのにびっくりする。


■1/8の夕方に、東京市小石川区の自室に戻ってきたわけですが、マチヤグヮーで買ってきた菓子パンはカバンの中でぺちゃんこになっておりました。おい、しかもこれ消費期限が前日で切れてたわ…。


■といった意味も含めまして半蔵商店でございます。令和六年もどうぞご贔屓に。

あと関係ないですけど、琉球放送『ミュージックシャワー』で、まーりーが「成人式の写真は燃やした」と語ってたのが面白かったです。


■石野卓球メガミックス2024をアップしました。そして年末のご挨拶。


石野卓球メガミックス2024


■石野卓球(市川猿弥と同い年)メガミックスを作りました。ほんとは卓球氏の誕生日に合わせてアップしたかったけど、いろいろ遅れてしまいました。すいません。

YouTubeにアップしたのですが、動画をこのブログに埋め込めなかったので、このリンクあるいは上記画像をクリックしてください。

昨秋のテイ・トウワ・メガミックスと異なり、ノンストップの64分ミックスです。卓球関連の、あんな曲やこんな曲を使っておりますが、「Polynasia」はあえて使っておりません。

年末の大掃除のBGMにおすすめです。


■さて、本日より冬休みでございます。例によっていまから羽田なのですが、まだ荷造りも終わってませんもので、唐突ですが半蔵商店、まず本年はこれ切り、でございます。

この冬はわりと長く休みますので、次回の更新は新年一月十日あたりですかね、それくらいの予定です。

それまでは上記の卓球メガミックスやジャングルDJトーワトーワメガミックスを聴いてお過ごしいただければと思います。


■といった意味も含めまして、本年もご高覧いただきありがとうございました。来年も半蔵商店をご贔屓お引き立てのほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。あと、ロングコートダディのことをロコディと略するタイプのお笑いファンが苦手です。それでは皆様良いお年を。


■仕事納めでした


■仕事納めだったのでした。そんで、今日はスーパーでみかんを買ってきて8ヶも食べてしまいました。うまい。それでもあと2ヶ残っている。


■それと、たった4粒で480円もする謎のぶどうが、スーパーの見切り品で100円だったのでそれも食べてしまいました。うまい。


■そして、アサヒドライゼロと、アサヒのビアリーを飲みました。ノンアルと微アルです。当世風のスマドリです。ここ最近は、「今日は普通のビールにしてみようかな」と迷いもしなくなってきました。まあ、もともと酒に弱いのですが。

とはいえ、冬休みは普通のビールも飲んでみますよ。


■もしM-1がなければ、


■24時を過ぎて日付が変わりましたが、クリスマスナカグロイブですね。

ここ数年、晩秋のころに『クリストファー・ロビンのうた』を読み、12月の頭に『パディントンのクリスマス』の一部を読み、二学期の終業式シーズンである12月下旬には『少年探偵事件ノート』の最後の章を読む、というのがルーティン? ルーティーン? 表記の揺れはありますが、まあそういうのものになりつつあります。シュトレン? シュトーレン? 表記というのは揺れるものです。むしろ、揺れてこそ表記(←それはちょっと違う気がする)。

そんで、今晩はクリスマスナカグロイブなので、例によってWilliam Basinskiの『Silent Night』を聴いております。




■M-1決勝を観ておりました。ヤーレンズがいちばん好きでした。個人的には、今年はヤーレンズの優勝です。ヤーレンズは今後、2023年のM-1王者を名乗って良い。おれが許す。

しかしM-1があって良かった。M-1の季節になると、「素人がお笑いをごちゃごちゃ語りやがって」とこぼす向きがあるようですが、素人がお笑いをごちゃごちゃ語れるよう、漫才の評価を百点満点で数値化して明確な順位付けをしたのがM-1の(あるいは長谷川氏の?)発明でしょう。

素人にお笑いをごちゃごちゃ語る楽しさ、を提供したからこそ、これだけM-1が人気を博し、ひいては「お笑い」というジャンル自体に大衆の注目を引きつけることができているのではないか。

もしM-1がなければ、R-1もキングオブコントもTHE WもTHE SECONDもなかったのではないか。

もしM-1がなければ、地球上のお笑い賞レースは、NHK新人お笑い大賞とABCお笑いグランプリと今宮戎マンザイ新人コンクールくらいしか存在しなかったのではないか。

もしM-1がなければ、いまの藝人の仕事の4割ぐらいが、役者やタレントやモデルやミュージシャンといった人々の仕事になっているのではないか。

──といったことを考えました。


■年に数回というペースではありますが、たまに行ってた晴海トリトンスクエアのマクドナルドが無くなりました。勝どき駅の近くに新しい店舗があるけど、手狭なんですよね…。

と思ったら、同じくらいのペースで行ってた外苑前のマクドナルドも無くなってました。うーむ。


■莟玉丈に代演してもらいました(夢の中で)


■今週知ってびっくりしたのが、モスバーガーの「モスチキン」が、いま一本で税込320円もすることです。320円! なかなかのお値段。


■それはさておき。月曜日の晩に、夢に中村莟玉丈が出てきました。

おれが丁稚の役で出演する芝居があったのですが、何らかの理由で出番に間に合わず遅刻してしまったのですね。

大急ぎでなんとか劇場に駆け込むと、ちょうどおれの出番が終わった幕間のタイミングで、丁稚姿の莟玉くんがおれを笑顔で迎えてくれました。そう、おれが演じるはずだった丁稚の代役を、莟玉くんが勤めてくれていたわけです。

二人で話し合って、次の幕では、丁稚はおれが、莟玉くんはその幕の本来の役で出ることになりました。

なぜ遅刻しちゃったのかは、夢の中のことなので詳細は覚えてないのですが、おそらく天災かなんかの不可抗力だと思います。寝坊だとか、そんな間抜けな理由ではないと思う。寝坊だったら、さすがに莟玉くんも笑顔では迎えてくれないでしょう。

ということで、莟玉さん、夢の中のこととは云え、どうもありがとうございました。


■ちなみに火曜日の晩は、夢に三田寛子が出てきました。二日続けて歌舞伎方面の登場人物です。

ご挨拶するタイミングを得られたので、「歌舞伎、見てるんですよー」とお伝えすることが出来ました。


■歌舞伎と云えば、今年も松竹歌舞伎会から「ゴールド会員のご案内」が届きました。これで何年目だろう。


■昔は年末年始の特番を録るためにVHSのテープをまとめ買いしたものです


■なんかさー、ここ最近、みんな急に「は? うちじゃ昭和49年からシュトーレン食べてますけど?」みたいなツラしてシュトーレンの話するよね。こんばんは半蔵商店でございます。ほんとに昭和49年からシュトーレン食ってたらすいません。

などと書いてるうちに十二月も後半となりました。中村屋の特番と、『検索ちゃん』のネタ特番もそろそろです。

うん、年末に備えて録画用HDDのスペースを空けないといけません。さっき、テレヴィジョンにつないであるHDDの中身を確認してみたところ、意外に『人生最高レストラン』と『ボクらの時代』と『有吉くんの正直さんぽ』の録画がけっこうあるのな。あと『アド街』と『かりそめ天国』ね。それと『水曜日のダウンタウン』と『あちこちオードリー』もちらほら。

ここらへんをいったん整理しないと、中村屋と検索ちゃんが録れません。あとM-1決勝も──などと云いつつ、今日も『細かすぎて伝わらないモノマネ』と『人生最高レストラン』のニューヨーク回を録ってゐる。


■HDDの中身をいろいろと調べてたら、録画したけどまだ観てないままになっている『タモリ倶楽部』最終回があることに気づきました。そういえば令和5年はタモリ倶楽部が終わった年でもある。


■今週の木曜『シン・ラジオ』のムーディー勝山&クールポコ回を聴きました。クールポコに関しては、臼も杵も使わないラップのネタをしてるとこを何かのライブで見た記憶があります。笑


■そして久しぶりに偏頭痛が出ている…。久しぶりにリングルアイビー飲みました。偏頭痛の原因は何だろう。やっぱりここ最近の気温差でしょうか。


■T ジョイフルM TL ブレベ ハチミツ ツイカ メリークリーム ゼンブミルク


■スタバで当たったレシートを、飲み物に引き換えてきました。このレシートは、はぐれメタルぐらいのエンカウント率で手にできるレシートで、トールサイズの飲み物が一杯無料になります。

せっかくタダで飲めるんだから、ふだんはまず飲まないようなものを飲もう、ということで、ジョイフルメドレーティーラテってのを頼みました。なんすか? ジョイフルメドレーティーラテって。よく知らないけど、よく知らないのを頼むのが今回のテーマなのでこれでいいのだ。

さらに、そのジョイフル何とかのミルクをブレベミルクに変更して(人生初)、それをオールミルクに。それどころかメリークリーム(ってなんすか?)をトッピングし、挙げ句の果てにはハチミツを追加するというまさにやりたい放題!

メリークリームもほんとは50円くらいなんだけど、これはただでトッピングしてもらえた。レシートが当たったらトッピングも無料になるんですね。


■待つこと数分。いろいろカスタマイズしたトールサイズのジョイフルメドレーティーラテが出てくる。飲む。おいしい。濃厚でたっぷりした甘さ。なんというか、欧米の絵本に出てくる主人公の子供が冬の朝に飲んでるタイプの飲み物だ(※個人の感想にもほどがあると思います)。

手渡された紙コップの腹に貼られたラベルには、カスタマイズについてつらつらと印字されてるんだけど(詳細は本稿のタイトル欄を参照のこと)、それには「ゼンブミルク」と書いてある。

おそらく「オールミルク」だと、「オーツミルク」だと間違えるおそれがあるから、でしょうか。


■ちなみに、ふだんスタバでは甘いものはあまり頼みません。トールラテのダブルをオーツミルクで、ってのをいちばんよく頼むかも。あー、でもチャイティーラテもたまに飲むか。それと、ドーナツだけ買って帰る、ってのもたまにやります(笑。ふだんの行動範囲に、なぜかミスタードーナツがないのです)。


■春ですね


■春ですね。今日は二十四節気の「大雪」です。東京は日中の気温が20℃近くまであがりました。師走に入ってようやく寒さも和らぎ、だんだんと過ごしやすくなっております。


■それはいいとして、今日も夜九時ごろに三十分ばかり昼寝(?)をしてしまったので、夜中になっても目が冴えております。困りましたね。

調子こいて二時台くらいまで夜更かししてると翌朝大変なことになるパターンだ、これ。


■ということで、寝ます。なんとかして寝ます。がんばって寝ます。全身全霊で寝ます。

あ、昨日のFNS歌謡祭、生では観てないですが録画しました。玉三郎と所さんが同じ時間帯に出てたって? ほんとならすごい。


■電気グループ『ビタミン』も30周年


■この12/1は、ピチカート・ファイヴ「東京は夜の七時」のシングル発売から30周年の日でしたが、電気グループ(若王子耳夫らが平成元年に結成したポピュラー・ミュージック・グループ)のアルバム『ビタミン』の発売30周年の日でもありました。

一曲目の「Happy Birthday」はさ、909のキックロール、フィルター開閉で音色を変える303のベースライン、瀧のラップ、スクラッチ(をイメージしたような音)、他アーティスト(スチャダラパー「トリオ・ザ・キャップス」)のサンプリング、といったテクノを中心としたクラブ音楽の要素を、『パチパチ』を読んでる全国の中高生が普通に聴けるポップス(当時『なるほど・ザ・ワールド』のエンディング曲に採用されるくらいには一般的なポップスとしての性格とクオリティーを持ちあわせていた)の中にギュッと詰め込んでるところがすごいよな、とつねづね思っております。


■それでまあ、師走なわけですよ。寒いですね。先週あたりから外套を着るようになったのですが、今日はついに使い捨てカイロを背中に貼りました。今季初。

そういえば昨日はスーパーでみかんを買いましたよ。これも今季初。


■そうそう、ミツカンの「こなべっち」を今年は見かけないなと思ったら、昨年で発売終了らしいです。あれ便利だったんだけど。困りましたね。人気なかったのか、こなべっち。

と思ったら、なんかパッケージを替えて生き残ってるっぽい。この頁のミニパックというのが、おそらく「旧・こなべっち」だと思われます。

しかしなんでこんな記名性の低くなるリニューアルをしちゃったんだろう。普通、リニューアルって、商品をもっと目立たせるためにすると思うんだけど。ますます売り場で見つけにくくなるではないか…。


■そうそう、先週スタバで、当たりのレシートが出てきました。今年二回目! 令和5年はいい年です。


■「東京は夜の七時」30周年。ピチカート・ファイヴは平成5年のバンドである。(※個人の感想です)


■さて、ピチカート・ファイヴが「東京は夜の七時」の短冊8cmCDシングルをリリースして、本日でぴったり三十周年でございます。あ、読み方は「さんじっしゅうねん」でお願いします。「さんじゅっしゅうねん」じゃなくてね。

このシングルが発売されたのは1993年(←某放送作家氏が「Jリーグ元年!」とかぶせて来がちな年号)の、まさに12月1日なのですね。

MVがオフィシャルにアップされています。



「a new stereophonic sound spectacular」のナレーションが、古いレコードのサンプリングから別の素材(おそらく'94年の『overdose』に入ってる声)に差し替えられてますね。


■うん、いつも思ってるんだけど、ピチカートって'93年の、平成5年のバンドだと思う。

'93/3/21 ライヴ・アルバム『インスタント・リプレイ』
'93/4/7 シングル「スウィート・ソウル・レヴュー」
'93/6/1 アルバム『ボサ・ノヴァ2001』
'93/7/1 アルバム『スーヴニール2001』(ボサ・ノヴァ2001 の別ヴァージョン集)
'93/11/1リミックス・アルバム『EXPO 2001』
'93/12/1 シングル「東京は夜の七時」
'93/12/21 リミックス・アルバム『FREE SOUL 2001』(EXPO 2001のアナログ盤)

'93年のピチカートは、このようにかなりコンクな(←坪内祐三風の表現)ディスコグラフィーとなっています。別バージョン集やアナログ盤を含んでいるとは云え、ひとつのバンドの一年の仕事量として、ある種の密度を感じ取らない人はいないんじゃないでしょうか。


■で、ちょっとはみ出すけど翌'94年の2月10日には、『ウゴウゴ・ルーガのピチカート・ファイヴ』が発売されます。このあたりまでは'93年の勢いの余波、と考えていいと思います。このアルバム、10インチでリリースしてほしいなあ、と以前から思っております。

『ウゴウゴ・ルーガの』は、高浪氏が参加した最後の作品でもあります。高浪氏脱退の経緯は、以前(ほんとにだいぶ前)もリンクしましたがこちらのページでちょっと触れられていますね。


■ちなみに『インスタント・リプレイ』は、歌詞カードの代わりにグッズの通販カタログが入ってたのが衝撃でした。あと、グッズのテレホンカードの度数が50じゃなくて105だったのもちょっと衝撃でした。笑


■ジェネリック楽曲


■11/23のbayfmの特番、『ジェネジェネ90s -鳴り響けボクらのJ-POP-』が面白かったです。先ほどラジコのタイムフリーで聴き終えました。

'90年代の有名アーティストによる既存のヒット曲に、どこか似ているジェネリック楽曲を紹介していく、という番組です。

なんでジェネリック楽曲というものが存在するのか、自分なりに数秒ほど熟考してみたのですが、

1) '90年代は音楽産業がめちゃめちゃ景気が良かったので、ジェネリック楽曲でもリリースすればそこそこの手堅い売り上げが期待できた

2) '90年代は音楽以外の業界もまあまあ景気が良かったので、ジェネリック楽曲でもタイアップが付いた。タイアップ先の企業も、「まあ、ジェネリックでもなにかしら流行りっぽく聞こえる音楽をテレビCMで鳴らしとけば、自社の商品が当世風っぽく見えるからいいか」みたいに割り切ってた

といったところでしょうか。

あー、'90年代に限らないことなのかな、先日そういえば、「夜系ジェネリック」みたいな曲をラジオで耳にしました。サンドリ待ちのレディオベリーで。

とはいえこれは、おれがおっさんだからジェネリックだと感じてしまうだけで、若い人が聞いたら、「いや、これはこれでちゃんとした個性のある楽曲だろ」と思うものなのかもしれない。


■あと、これもおっさんだから分かんないんだけど、「松尾」のアニメって、'00年代でいうところの『ゴールデン・エッグス』とか『鷹の爪』とかのポジションなの?


■『笑ってコラえて』の歌舞伎座支局、いいですね。昨日もちらっと観てました。所さんMCの、どゴールデンタイムの地上波番組で、あそこまで歌舞伎のイヤホンガイドのことをくわしく取材してるってのがすごい。


■最近気に入っているのは、一本満足バーの「シリアル練乳あずき」です。こういうシリアルバーで和風の味って珍しいよね。

前も書いたかもしれないけど、こういうシリーズで甘くないやつがそろそろほしいです。しょうゆ味とか。明太子マヨネーズ味とか。


■は? 明日から師走? は?


■ノンアル、ヤフオク、ガキ使


■何回か書いてることですが。もう、「酔う」ってのが面倒なんですね。でも不思議なもので、夜になると一息ついて、一日の締めくくりにビール様のものを飲みたくなることがある。でもビールは面倒だ。酔っちゃうから。

そんなときにはやはりノンアルコールビールです。幸い、最近はノンアルがスーパーやコンヴィニエンスなストアーの棚でけっこうな議席数を獲得しているため、ノンアルの選択の幅も広がり、助かっております。

ノンアルコールビール

左から、ハイネケンのノンアル、バドワイザーのノンアル、ヒューガルデンのノンアルです。味はまあ、期待しなければ、と云ったところですが、そこは割り切るところでしょう。

あと、ノンアルでなく微アルですが、ビアリーもたまに飲みます。

しかし「ビールが面倒」と感じるようになるとはなあ…。われながら意外というかなんというか。実際、店頭で普通のビールを手に取ったあと、少し迷って棚に戻して、ノンアルや微アルをカゴに入れてしまうことはありますね。

普通のビールが嫌いになったわけじゃないし、普通のビールを飲むときももちろんあるんだけどね。


■そういえばヤフオクって、ある時期から「ヤフオク!」を正式名称にしてたけど、少し前に「Yahoo!オークション」が正式名称に戻りましたね。

『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』は、『ガキ使!』だの『ガキツカ!』だのに改名しないとこが偉いなと思いました。


■C1000


C1000

小さな薬局の店頭に置かれている、総ガラス張りの小さな冷蔵庫に入っているのが目についたので、久しぶりに買ってみました。寒くなり始める季節の、乾燥した部屋の中で飲むとおいしい。

あらためて商品を眺めていると、デザインにすごく平成初期の感がある。こういうのを平成レトロと呼ぶのでしょうか。

あ、もうシーセンタケダじゃないですよ。シーセンですよ。平成19年から、タケダが取れたのです。


■「カフェロップありますか?」「カフェロップ?」


最近悲しかったことは、某所に新しくできた薬局に愛用のカフェロップを探しに行って、店員氏に「第一三共のカフェロップありますか?」と訊いたら、「カフェロップ? ちょっと聞いたことないですねー」と云われたことです。

第一三共の営業部の人、読んでますか?「置いてないですねー」どころか「ちょっと聞いたことないですねー」だぞカフェロップ。薬局の店員にも知られてないなんて、そんなに知名度低いのかカフェロップ。世間の人は、会議中に眠くなったらどうしてんだ。みんなエスタロンモカを飲んでるのか。みんなエスエス製薬派なのか。

そもそも第一三共はあんまりカフェロップにチカラ入れてないのか。ロキソニンとルルとガスター10で忙しいのか。Webサイトを見ても、カフェロップは「その他」のページに寂しげに並んでるしなあ。

といった意味も含めましてライオンの「トメルミン」は高いのでまだ試していない半蔵商店でございました。こんばんは。金曜の夜になに書いてんだか。


■おいしかったもの、おいしいであろうもの


■今日は寒かったですね。出勤前に、朝湯に45分ほど浸かりましたよ。街でも外套や襟巻きの人をちらほら見かけました。

これからますます寒くなるかと思うとしんどい。さっさと五月ぐらいの気温になってほしいものです。


■さて、今日はおいしかったもの、おいしいであろうものを紹介します。手短に。

満願堂芋きんどら焼

まずは、満願堂芋きんどら焼き。おいしかった。芋と云えば、ファミリーマートの芋のクレープ終わっちゃいましたね。今年は5ヶぐらい食べました。


■で、まだ食べてないけどおそらくおいしいであろうもの。ニゴー(登録商標)のカレー屋「カリーアップ」のレトルトカレー。以前、カリーアップもレトルトカレーを作ればいいのに、みたいなことをこのブログに書いたのですが、ほんとにレトルトカレーになっちゃいました。この写真はチキンキーマカレーですが、バターチキンカレーもあるようです。

カリーアップ

山椒をかけて食べたいです。


■で、あと、ちょいとおしゃれなお菓子を。北海道キューブポテト。三種類あって、どれもラベルがおしゃれ。

北海道キューブポテト

これは、あれだ、部屋になんとなく飾ってるうちに賞味期限が切れる、のパターンあるな。そうならないように早いとこ食べたいと思います。「インドの青鬼」飲みながら。笑


■ちなみに最近食べたなかで、あまり好きではなかったのは、某ファストフード店の「マックTHEチキン」でした。菓道やおきんか、って感じの駄菓子の味。

ミクダーナォの製品に何を期待してるんだおまえは、って話ですが。しかし、あれ食べるならファミチキ食べた方がいいな、おれは。


■食べ物のメニューが充実し(すぎ)てるバー


■腰がね、痛いんですよ。おとといから。正確には、おとといの夕方くらいかな。

めちゃめちゃ痛いわけじゃないんだけど、じんわり痛い。じんわり痛み始めて、もうかれこれ50時間以上経つんだけど、いまだに痛い。サロンパスおよびサロンパスのようなものも貼っているんだけど、やはり痛い(とはいえ、貼っているからこそ、じんわり程度の痛みで済んでるのかなーとも思う)。

仕事中、よくない姿勢で座ってたのが原因のように思われます。姿勢だいじ。


■それはそれとして本題。

会社の人と、「食べ物のメニューが充実しすぎてるバーって、ちょっと微妙ですよね」という話になりました。ここでいうバーってのは、あの、英国風の本格的なやつね。バックバーにイギリスのウイスキーがずらりと並んでたり、バーテンダーがシェイカーをシャカシャカシャカシャカと振ったりするような。

別に、その手のバーが食べ物に力を入れるのが悪いわけじゃなくて、あくまでも、度を越すと、ってことです。

食べ物がおいしいのはそれはそれでうれしいけど、たとえばそのメニューが何十種類もそろっていたら、それはどちらかというとバーというかダイニング居酒屋に近くなってしまって、ゆっくりとウイスキーやらなんやらを楽しむという雰囲気とは離れてしまうように思う。とくに、HGP行書体で印字された創作料理の名前がメニューに並んでたりすると。

食べる、って行為それ自体に、ニンともかんとも生活感とは切り離しがたいところがあって、その生活感がバーという空間にはあまり似つかわしくないのかもしれない。

やはり、バーのような場での食べ物メニューは、ひかえめな品数で、それもあまり凝ってないやつが良いように思います。まあ、これは個人的な趣味の話、の域をまったく出ない話でござるニンニン。


■そうそう、この話は何回か書いたのにまた書くけど、食べ物のメニューにつけ麺が真顔で載ってるバーが宇都宮にあって。

これは珍しいなー、と思いつつも、なかなか発注する勇気が出ず、いつか試そう、いつか試そう、と思ってるうちに、つけ麺はメニューから消えてしまいました。バーでつけ麺を頼むやつがあまりいなかったのかもしれない。

英国風本格バーのカウンターで一人、つけ麺をすすってる男ってのは客観的に見てどうなんだ、と思わなくもないですが、一回くらいは試してみてもよかったかも。

(と、数年も前の、宇都宮のバーのつけ麺をいまだに引きずっている。なにごとも経験できるときにしとくべきですね。)


■それはさておき、腰が痛い…。


■マクドナルドのモバイルオーダー


■さ、三連休が一瞬で終わりました。びっくりした。ほんと一瞬だった。


■今日、はじめてミクダーナォ、あ、日本ではマクドナルドって発音するのかな、マクドナルドのモバイルオーダーってのを使ってみました。

あらかじめスマホのアプリから真顔で商品を注文してから店に行く。店に行くともう商品が出来ているので、スマホの画面に表示されている番号を店員に見せて、商品を受け取る。かなり便利! さすがはOA時代!

便利なんだけど、びっくりするほどあっけないというか、素っ気なくて、「お店に代金を支払い、その対価として商品を受け取る」の実感が得られなかった。商品を受け取るときもさー、なんか自分が食べる食べ物を受け取るって感じがしないんだよね。自分じゃない誰かの食べ物を受け取る感じ。「あの、これ、持ってっていいんですよね? 大丈夫ですよね?」の気分。

まあ、そのうち慣れてしまうのだろうな。


■先週金曜の『カブキ・チューン』で、莟玉くんが、自分で自分のことを「品行方正な莟玉さんですから」と云ってたのが面白かったです。あと、「ライディーン」は坂本龍一じゃなくて幸宏の曲ですよー。笑


■次回の定期検診は十二月下旬です


■来る冬に備えてカロリーを蓄えよう、という本能的な欲求なのでしょう。このところ食欲がありまして、微妙に体重が増えております。

ド平日(って何曜日なんだ)の朝、会社に行く前にペヤングとUFOを食べたりしてますからね。食べるにしても、もうちょっとちゃんとしたもの食べた方がいいような気はしますけど。


■先日、歯医者の定期検診に行きました。虫歯ゼロでした。

おれはここ数年は、二ヶ月に一度のペースで検診に行ってるのですが、「三ヶ月に一度でもいいですよ」と云われました。それだけ、おれのふだんの歯みがきがちゃんとしてる証拠……なのだと思う、たぶん。

でも、そこは油断せずに、「いえ、これからも二ヶ月に一度で通いたいです」と宣言しました。人間、油断するとだいたい良いことないですから。


Wikipediaでワカメのページを見ていたら(なんで見てたんだろう)、ワカメが「世界の侵略的外来種ワースト100」なるものに指定されていることを知りました。ふむ。


■しかしもう十一月って…。おれはなにも悪くない。暦のやつが悪い。暦の野郎のスピードが速すぎる。速度超過違反だと思う。違反点数12点ぐらいだと思う。免停でいいと思う。


■インターネットが(また)壊れた


■うん、インターネットが壊れたんですよ。昨日の夜、おれのパソコンがネットにつながらなくなった。回線はNTT東日本のフレッツ光です。

所ジョージは授業料滞納で拓殖大学を除籍されましたが、おれは電話料金も滞納してないし、PCもおかしいところはないし、ルーターも、ルーターがつながっている謎の機械(ONUと云うそうです)もちゃんとランプが点いている。もちろんケーブルが外れてましたみたいなこともない。

でも、ネットにつながらない。

ルーターとONUそれぞれの電源ケーブルをいったん抜いて、もう一度差し込んでみる。それでもつながらない。うーむ。


■このNTT東日本のフレッツ光の回線はおれ個人で契約してるのですが、これとは別に、おれの住んでる長屋には住人共同のインターネット回線もあります。しかしこの共同回線は、ふだんはまず使いません。フレッツ光に比べると、そこまで速度が出ないのですね。細かいことでいちいちイライラしたくない。

ですが、昨晩はNTTの回線がつながらないので、この長屋回線でインターネットに接続しました(なにごとも予備というのは大事ですね)。

そんでweb113というNTTのサイトから、インターネットにつながらない旨を報告。


■今日の午前中にNTTから折り返しの電話が入りました。NTT側の機械だか設備だかが、なんか故障してたらしいので、いま修理してますとのことでした。で、昼ごろフレッツ光の回線が無事復旧しました。めでたしめでたし。

↑いや、いま「めでたしめでたし」って書いちゃったけどさ、あんまりめでたくないんすよ。というのも、先月もまったく同じ現象が発生してたんですね。

先月もあった、今月もあった、ということは来月もあるかもしれない。めんどくせーな。

↑いま「めんどくせーな」って書いちゃったけど、そう感じてしまうということは、つまりそんだけインターネットに依存してるということもである。


■このお店では、鯖のペペロンチーノを食べました。


■ですから、イタリアンも好きです。半蔵商店でございます。先日、とあるイタリア料理店に行ってまいりました。ハコちゃんことハコちゃんのインスタグラムで知った、初めて行くお店です。

これとこれとこれと、と店員氏に発注したところ、初めてのお店なのになぜか「いつもありがとうございます」と挨拶されました。

いえ、初めてですなんですよ、と答えたところ、「なんか親近感があったもので…」と云われました。親近感。ふむ。


■先週末の、福岡のON AIRのRADIO COCONUTですが、テイ・トウワのミックスをしっかり録音できました。よかった。一曲目は、アーサー・キットの「ショージョージ」でした。

この歌に出てくるショージョージ君は、racoon、つまりアライグマなのですね。なのでわれわれ日本人がイメージするところのタヌキとは異なります。タヌキと云えば、昨年の橋之助のタヌキ姿は定期的に見たくなる。関係ないか。笑

それはさておき、テイトウワの一時間ミックスは、パート1とパート2に分かれていました。これはつまり、60分カセットのA面にパート1を、B面にパート2を各自でダビングして、各自でジャケットをデザインしてくれってことですね。

radio coconut自体も全体的に面白かったので、土日はゆるりと聞いてましたよ。「モンブランに味の素をかけるとうまい」って発想はなかった。笑


■初秋の午餐。東の都のフレンチ。フルコース四軒。半蔵商店。(zwei)


給仕と半蔵
▲料理の説明に耳を傾け、完全に把握する小坊主さんの図

(前回のエントリからの続きです。)


■前回までのあらすじ。この八月の夏休み、生まれて初めてフレンチのコースを食べることにしました。魚も肉も両方でてくるフルコース。一軒二軒じゃわかんないことも多いだろうから、四軒。とはいえ、お店を選ぶにもどう選べばいいのか、そもそもの知識がないので、財布と相談だけして、あとはもう、なんとなくで選びました。


■以下、四軒それぞれの感想文を、かいつまんで書きました。フレンチ初心者なのでいろいろ訳わからんこと書いてると思いますが、すいません。フレンチにくわしい美食家の皆様方においては、ぜひイライラしながら読んでいただければ幸いです。

個々のお店の評論や採点がしたいわけではないので(できるわけもないので)、すべて店名は伏せます。メニューも詳細には記述しません。


■八月某日、一軒目。鹿を食べる

立秋すぎて、なお暑い日。人生で初めて、積極的に選択して食べるフレンチのコース(とはいえ、上記の通り、お店選びはほとんどカンに頼った)。つまり、この「一軒目」ってのは「人生で一軒目」という意味でもある。

大通りからちょっと入ったとこにある、路地の小さな一軒家。かなりビストロ寄りの雰囲気。でも、いわゆるビストロ料理ではなく、ちゃんとしたフランス料理のコースが出てくる。

人生初フレンチのアミューズ(ヒカシューがかつて所属していた事務所のことではない)は、とうもろこし揚げたやつ。のっけからおいしかった。前菜は二品。鹿のパテと、ホタテ。魚料理は、なんかのポワレ。肉料理は牛や仔羊も選べたけど、鹿を選んだ。前菜でも食べたけどさ、鹿なんて普段なかなか食べないから。

シェフがときおり料理の説明にやってくるのだが、その声があまりにも小さく、レベッカのCDの「せんぱ〜い」よりも聞き取りづらい…。

食後はコーヒー(モカブレンド、とのことだった)とミニャルディーズ(食後の飲み物に添えられる菓子のことらしいんだけど、タイプしづらいよね)。で、これとは別に、ハーブティーが出てくる。おそらく、食後の胃腸に良い、みたいな理由で飲むのかもしれない。

味については、「全体的に塩分ひかえめだな」と感じたくらいで、アミューズのとうもろこし以外の味は、正直あまりよく覚えていない。個々の料理を楽しむ、というよりは、「フレンチのコースをきちんと食べきる」というタスクを消化することに重きを置きすぎてしまったかもしれない。

なんというか、「大過なく過ごすこと」ばかりに気をとられてたというか。反省。べつに緊張を強いられる環境でもなかったんだけどさ、こっちが勝手に緊張してたのかもね。でもしょうがない。初めてってのはそういうもんだ。

鹿のパテに乗っかっていた、削り節のような物体。そうか、あれが白トリュフってやつか、と店を出てから気づく。遅い。


■八月某日、二軒目。トリュフ入りやっさいもっさい

暑いなか、駅からだいぶ歩く。今日の店は一軒目よりだいぶお高いところ(といっても、おれの使う金額なんて微々たるものですが…)。少々緊張しつつ、階段おりて地下の店へ。長い廊下を抜ける。

店内は存外に広く、開放的というか、だだっ広いというか。ま、変に堅苦しさがないぶん、緊張感はいい具合に解けた。

まずグラスのシャンパンを発注するも、若い男ソムリエはいきなりの塩対応。サービス料10%とっといてその態度はないだろう……いいけどさ。この価格帯の店でもこんな対応をされることはある、というのは、皮肉ではなく勉強になった。念のため書いておくと、この若い男ソムリエ以外はみなさんちゃんとした接客でしたよ。

アミューズ(ヒカシューがかつて所属していた事務所のことではない)は小さい器のなんかのスープと、なんかの魚のフリット。前菜はオマール海老。魚は鯛。肉は牛フィレ。

牛フィレの後にチーズ。十種類ほどのチーズがワゴンで運ばれてくる。いくつか選ぶ。何を選んだかは忘れた。そんなもんです。

ただ、トリュフ入りのなんとかってチーズがめちゃくちゃおいしかったのと、そのチーズにはちみつだかメープルシロップだかを塗っていると、木曜『シン・ラジオ』で一般女性リスナーが唄った千葉県の「やっさいもっさい」が頭の中で流れ始めたのを覚えている。潮〜の〜香り〜が〜懐か〜しい〜♪

フランス料理屋でおいしいチーズにはちみつだかメープルシロップだかを塗ると、やっさいもっさいが頭の中で流れる、というのは知らなかった。これも勉強になった。

デザートは桃をどうにかこうにかしたもの。その後に〆の茶菓。店を出る。

この店は盛りつけが一軒目よりだいぶ凝ってて、おっ、と思う瞬間が多かった。料理って、視覚でも楽しむんだなと改めて。盛りつけといえば、最近『プレバト』で盛りつけの回やんないね。土井先生の。


■八月某日、三軒目。グランメゾン半蔵

二軒目よりさらにお高いお店。もうグランメゾン、と呼んでいいでしょう。それくらいの格のお店(といっても、おれの使う金額なんて以下同文)。でも、三軒目ともあって、そこまでは緊張しなかったかな。

まずグラスでシャンパンを発注。昼の早い時間に来たということもあってか、封を切ったばかりの瓶から注いでもらえてうれしい。

アミューズ(ヒカシューがかつて所属していた事務所のことではない)は、野菜をどうにかこうにかしたもの。前菜(i)は鯛。前菜(ii)はズッキーニ。魚はスズキ。肉は牛。チーズワゴン(二軒目とかぶらないように選んだ覚えがある)。デザートはメロン。茶菓。

盛りつけは、二軒目とはまた違った切り口の凝り方で、強いて云えばこっちは抽象度が高い印象。

前菜の皿に、青っぽいソースがシャシャシャとかかっている。あ、白い皿にソースの青が映えてるな、しゃれた盛りつけだな。しかしこの青ってどういう食材の色なんだろう。ブドウ? 茄子? アケビ? お店の人に訊いてみたところ、

「それはお皿の模様です」

との答えが返ってきた。青く見えたのは、ソースじゃなくて、そういうデザインの皿だったのね。これは恥ずかしい……。

炭酸水を頼んだら、サン・ペレグリノが来た。云うまでもなく、フランスではなくイタリアの水なんだけど、まあこっちのほうが料理に合うとか、そういう理由があるのかもしれない。

接客は意外にカジュアルで(高級店の接客は、中級店よりもカジュアル、という話は聞いたことがある)お店の人がいろいろ話しかけてくださって、かまってもらえたんだけど、これ、もしかしたら、おれのことを雑誌の覆面記者かなんかと思って警戒されてた可能性あるな。だって、ねえ、一人きりでこのクラスのフランス料理屋に来る男って、そんなにいないような気がする。お店側にしても、変なこと書かれたらヤだろうしね。って、考えすぎか…。


■八月某日、四軒目。ワゴンデセールでござーる

老舗ホテルの中に入っているフレンチ。内装がクラシック、というか、クラシックで、「あ、昭和40~50年代の雑誌のカラーページに出てくるフランス料理屋だ!」と思う。昭和のステレオタイプそのまんまでうれしい。古くさいと云いたがるヒトも、どうせいるとは思うけど、おれはわりと好き。

アミューズ(ヒカシューがかつて所属していた事務所のことではない)が良かった。短冊8cmCDシングルくらいの大きさのプレートに、ちょこんと、ガラスの器に入ったポタージュ、魚のマリネ、キャラメルくらいのチーズケーキ、が乗っかっている。

つまり、「スープ」「魚」「デザート」という三品による超ミニコースが、この短冊プレートの上で完成している。

コースの出だしが超ミニコース、ってのが面白い。超ミニコースそれ自体の、箱庭感というかミニチュア感も視覚的に楽しいし、「コースの中にコースが出てくる」というなにやら矛盾したような構造も楽しい。そうか、この演出の妙を楽しむのがコース料理なのだ、と四軒目にして気づく。

前菜はホタテ。魚は太刀魚。肉は、牛も選べたけど、牛は二軒目三軒目で食べたので、鴨。あと、牛よりも鴨のほうが、「フランス料理を食べにきたぞ感」が得られやすい(※個人の感想です)(※諸説あります)。

肉料理のあとのチーズは、お店としてあまり力を入れてないみたいで(少なくともランチの時間帯はそうだった)、ワゴンもなく、すごくざっくりした選択肢しかないのがちょっと残念。チーズありますかと訊くと、口頭で「コンテと、○○と××があります」とだけ返ってくる感じ。まあ、チーズは食べたいので、食べた。

四軒目にして初めて、あの、あこがれの、念願の、ワゴンデセールについに遭遇。デザートが並んでるワゴンが運ばれてくる、というのはやはりわくわくしてしまう。わくわくしながら「これとこれとこれとこれと、あとこれと、これもください!」と頼んだら、お店の人に「全種類ってことですね」と冷静に返事されてしまい、恥ずかしかった。

ケーキのあとに茶菓。



■まとめます

おれにとっては安からぬ金額を支払って、フランス料理というものを食べてみました。

ここまで読んで、味についての記述が少ない、と思われたお侍さんも多いでしょう。うん、正直に書くと、フランス料理の味ってもんがまだわからない。いまはまだ「ふむ……フランス料理ってのはこういう味なのか……ふむ」と確認してる段階なのです。

寺門ジモンいうところの「食べ込み」が足りてないわけなのですが、おれ程度の年収でフランス料理なんか食べ込んじゃったら、それこそ食い倒れになっちゃうでしょう。身の丈に合わない贅沢は、単なる自傷行為です。

でも、この四軒のフレンチめぐりは、贅沢というよりは「いままでの人生で試したことがなかったもの」に触れる実験だったので、それが一通りできたわけだから、これでよしとします。味だって、まるっきり分かんないわけじゃなくて、自分なりにおぼろげながらには楽しめた部分もありましたしね。


■そして八月某日、とあるイタリアン

以上、これまで長々と書いたとおり、六日間の夏休みのうち四日をフレンチの「修行」に費やしたわけですが、フレンチの予約が取れなかったある日の昼、イタリアンに行きました。夜はリストランテ寄りだけど、昼はトラットリア寄りになる、そういう価格帯のお店のランチ。パスタとサラダとパンにグラスワインを付けて二千と数百円、くらいの。

そこで、ボロネーゼを食べていると、「あ、おれ、やっぱりフランス料理よりイタリア料理のほうが合うかも」と思っちゃいました。思っちゃったんだからしょうがない。単に食べ慣れてるか・食べ慣れてないかの差なんだけど、やっぱりイタリア料理のほうがしっくり感じられたのですね。

とはいえ、イタリア料理も、リストランテでちゃんとしたコース料理を食べたことはまだない。うん、
フレンチだけじゃなく、イタリア料理のコースもちゃんと「修行」しなきゃな、などと考えてしまう今日このごろではあります。


■すみません、フレンチ云々のエントリの続きはまた改めて


■今晩はブログを更新しようと思ってたのです。なのに、21:30〜23:30という変な時間帯に昼寝(?)をしてしまいました。びっくりですよね。いかんなー、明日も早いのに。

なので、フレンチ云々の続きはまた改めて。


■昨日のON AIRのテイトウワミックス、所用で後半三十分しか聴けませんでしたが、再放送あるようですね


■初秋の午餐。東の都のフレンチ。フルコース四軒。半蔵商店。(eins)


■フランス料理、というものを食べたことがなかったのですね。


■口にしたこと自体は、あるにはあります。出席した結婚式の披露宴でコースが出てきたりはしますからね。ただ、みずからの積極的な選択としてフランス料理の店に行く、という経験はこれまでの人生では全くなかった。ナッシング。そういう意味では「食べたことがない」のです。

子供の頃からしばしば雑誌や漫画やテレビや映画で見かける、あのフランス料理。磨かれた銀のカトラリーと真っ白な皿と。清潔なテーブルクロス、余白たっぷりの盛り付け、ソムリエが選ぶワイン、変な横文字のメニュー、たっかい勘定書き。そういうものがあるということは知ってはいる。でも食べたことはない。

まあ、高そうだしねえ、実際に高いしねえ…。そもそも食べに行く理由も、きっかけも、とくにない。とりたてて忌避している訳でもない。憧れがないわけでもない。でも、食べなくても困らない。フジテレビを見なくても生きてはいける、というのはバブル期の河田町のキャッチコピーですが、フランス料理を食べなくても生きてはいける。死にはしない。

そんなわけで、「縁がない」、という名前のフォルダに、フランス料理は突っ込まれたままになっております、長年。


■ですがこの夏、唐突に、「フランス料理ってもんを食べに行ってやろう」と思っちゃいました。思っちゃったんだからしょうがない。

思った理由は、単におれが食べるのが好きだから。

そして、なんつーか……この人生で「縁がないフォルダ」に突っ込んだままになってるものを、ひとつくらいは試してみてもいいのではないか、と思ったんですね。

あえて縁のないものを試す。こういうのも、ね、たまにはやってみても悪くないんじゃなかろうか、と。

やみくもに見聞を広げよう広げようとする姿勢が必ずしも良い物だとは全然思いませんが、とはいえ、ことさらに見聞を広げないでおこう広げないでおこうと心がける必要もないですしね。

あと、町にこんだけフランス料理店があるんだからさ、フレンチをちょっと食べたくらいで誰かに怒られたりはすることもないであろう、と。


■そういったことをぐるぐると考えつつ、この八月の夏休み、おフランス料理おフルコースを食べに行くことにしました。

↑うん、だから、まずこの「お」がダメだよね。対象を茶化している。茶化せば相手に一太刀あびせられるとでも思っている。距離をおいて、安全圏に引きこもって自分を守ろうとしている。あざとい一言を発すれば、なぜか優位に立てると思っている。物事の本質に向き合っていない。いまいる場所から一歩も動かずに、なにかを得ようとしている。

そういったおれの性根をたたき直すためにも、やはりフレンチのフルコースを食べないといけません。

しかし、フレンチ一軒に行ったところで、何かが分かるでもなし。二軒は行きましょう。いや、二軒も少ないかな。ここはいっそ、どーんと三軒?


■結果、気づいたら、この夏休みは四軒のフレンチでフルコースを食べておりました。おれの今年の夏休みは六日間。つまり、六日のうち四日はフルコースを食べている。フルコースを食べてない日のほうが少ない、という、いささか贅沢な夏休みとなりました。「なりました」って、おれが意識的にそうしたわけだけど。

ええ、四軒ともすべて一人で行きました。一人でフルコースを食べるのはどうなんだ、というのは世論が分かれるところですが、そこを論ずるのは拙僧の手に余るし、本稿の本題でもないので割愛。

ちなみに、四軒ともすべてランチです。単純に、夜より昼のほうが値段が安いから。あと、一人でディナーのフルコースを食べるのはちょっと抵抗があったからです。そう感じてしまうのはなぜか。

ランチだったらさ、男一人でややこしいものを食ったところで、しょせんは昼メシ、という気楽さのようなものがある。その気楽さが、なぜかディナーにはないように感じられてしまう。なんでなんだろう。不思議だよな。昼か夜かってだけなのに。まあ、そこらへんも本稿の本題ではないので割愛。


■ということで、次回はおれが訪れた四軒のフレンチについて書きます。後〜半へつづく!(←キートン山田のほうでお願いします)。


■スイカを食べないまま晩秋


■二十四節気の野郎が、今日、生意気にも寒露などと抜かしやがったのですが、しかし、いつの間にかクーラーを使わなくなって、いつの間にかコンヴィニエンスなストアーでアイスコーヒーを買わなくなった。暦の上ではもう晩秋です。

そういえばこの夏は、単衣の着物を二回しか着ませんでした。あと、スイカはついに食べませんでした。


■先日、梨を買ってきて食べたのですが、食感がやたらとリンゴっぽい。そういうリンゴっぽい食感の品種の梨なのかなー、と思いながらシャリシャリと丸かじりで食べておったのですが、ラベルの表示をよくよく見てみると、単に「梨っぽい色をしたリンゴ」であることが判明した…。


■本屋の旅行本コーナーで思ったのですが、『るるぶ』とか『まっぷる』とかの旅行ガイドって、なんというかスーパーのチラシやPOPみたいなデザインしてるよな。そういうガチャガチャしたみてくれのほうが売れるのかもしれませんね。


■薄く切ったパウンドケーキにジンを垂らして、しばらく染みこませてから食べるとおいしいです。昨日一切れ、今日も一切れ食べました。


■『カブキ・チューン』ですが、10/6放送分はちゃんと聴き逃し配信してますね。よかった。


■そして今日は三連休の中日。明日も休みです。よかった。ゆっくりと日曜の夜を過ごしております。『たけし・所のドラキュラが狙ってる』でも観るか…。

──30年前の番組だろ、それ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■パーソナルなコンピューターが頻繁にフリーズする


■'00年代後半にTUMIもしくはBRIEFINGのカバンを持って、居酒屋で鍛高譚を頼んでいたタイプのサラリーマンは、いま、ビリヤニ食ってサウナに通ってます。あと、チョコザップも通ってます。あと、なぜか『ドンブラザーズ』にくわしいです。

といった意味も含めまして半蔵商店なんですけども、あのー、なんですか、もう十月ですか。神無月ですか。オクトーバーですか。なんかの間違いだと思います。あとで運営にバグ報告しときます。


■でね、ここ数日、パーソナルなコンピューターの調子がおかしいのです。頻繁にフリーズして、再起動が必要になるのですね。

これまでも、フリーズすることはあるにはあったのですが、たまのことだったので、それっくらいならぜんぜん許容範囲だったんだけど、ここ数日は毎日フリーズするわけです。今日に至っては、もう三回もフリーズしております(しかも、フリーズの拍子に千字ぐらい書いてたこのブログの下書きも消えた…)。

たしかに、このPCを買ったのはもう四年前のことなので、そろそろ調子が悪くなりはじめるころではあります。こんな状態が続くのもしんどいのでPCを買い換えが選択肢に入りつつある。のですが。

たとえ新しいPCを買ってきたところで、いまのPC環境をそっくりそのまま新PCに移行するのもまたしんどいですね。とくに、海外産のソフトシンセのライセンスの移行というか再認証というか、そういうとこで絶対になにかしらトチる自信がある。そんな自信あってもしょうがないが、ある。

膨大なメールの山の中から認証コードだかなんだかが書かれている英語のメールを探し出す気力体力で、LP七枚分くらいの音楽が作れそうです。

そんなわけで、もうしばらくはこのPCをだましだまし使っていきます。


■ファミリーマートに「紅はるかのスイートポテトクレープ」が並んでますね。今年はいまのところ二個食べてます。ちなみに去年は…まあさすがに正確には覚えてないけど、二十個くらいは食べただろうか。


■ところで先週9/29の『カブキ・チューン』、ネットで聴き逃し配信してないよね? 番組サイトによると8/4の再放送だったみたいだけど。


■テイ・トウワの「コンタクト」という曲に、変な笑い声のサンプルが入っている。


■テイ・トウワの「コンタクト」という曲に、変な笑い声のサンプルが入っている。曲が始まって45秒ごろ。

ここのコメント欄によると、メガドラのゲーム『Streets of Rage 2』(邦題『ベア・ナックルII』)からのサンプリングだそうだ。

非公式なアップロードにリンクを張るのもあれですが、たしかにこの0:57の部分でそれらしき笑い声が聞こえる。

ふむ。またひとつ賢くなった。


■テイトウワが新譜のプロモーションであちこちラジオ出てるけど、とても全部は追えなくて、いくつかしか聴いておりません…。

──などと書いてるうちに九月が終わった。びっくりですよね。


■FireFoxでだけキーボードが使えなくなった


■FireFoxのブラウザに文字を打ち込もうとしたら、キーボードが突然使えなくなった。ほんの数秒前まではちゃんと使えてたのに。

電池切れか(外付けキーボードなのです)、と思って古い電池を取り出し、新しい電池に入れ替える。それでもキーボードは反応なし。

接続が悪くなったのか、とノートPCにさしてあるUSBのレシーバーをいったん抜いて、もう一度さしてみる。それでもキーボードは反応なし。

ただ、どういうわけか、カーソルを上下させるキーだけが反応する。ちなみにカーソル左右のキーは効かない。うーむ。

キーボードに液体をこぼしたような記憶もないし、どうしたものか…。


■悩みながらも、なんとなく別のブラウザを起動させたら、そっちのほうは普通にキーボードが反応した。ちゃんと文章も打てる。もちろん、カーソルも上下左右に動かせる。

他のソフト、たとえばメモ帳でもキーボードは正常に反応した。

どうも、FireFox特有のバグかなにからしい。ちなみにWindows 10。


■いま確認したところ、おれのFireFoxのバージョンはかなり古かった…。それも関係あるかもしれません。すいません。あとでちゃんとアップデートしときます。

とはいえ、ついさっきまではFireFoxでもキーボードがちゃんと使えてたわけなんだけどな。不思議だ。





■──というようなことを書いてるうちに、どういうわけか再びFireFoxでもきちんとキーボードが反応するようになった。何がどう復旧したんだろう。不思議だ。


■電気代高騰、太田胃散


■電気代が高騰してるからか、今年はどこもかしこも冷房が弱いように思う。街で「クーラーが効いてない!」と感じる瞬間が、去年より格段に多い。

どの店も暑かったなあ。そう感じるのはおれだけでしょうか。


■拙僧の行動範囲においては唯一、音羽にある某終夜営業スーパー(コンヴィニエンスなストアーとは異なる)だけが、昔(去年)のように景気よくクーラーを作動させてました。あの、店内に一歩足を踏み入れてとたんに、ズン、と全身に感じる冷気。昔(去年)のクーラーってこんな感じだったと思う。あの冷気が、令和5年の東京では、もう貴重で懐かしい物になってしまいました。

クーラーは体に悪い、と思わなくもないですが、熱中症の方が256倍くらい体に悪いよね。


■──などと書いてますが明日は秋分。さすがに暑さも落ち着きはじめました。





前回のエントリに少々補足。

脇腹に謎の腹痛が起きた→消化器の不調ではなくインナーマッスルの筋肉痛だった、という話ですが、このインナーマッスルは正確には「腸腰筋」という筋肉だそうです。おれの体にあるから、たぶんあなたの体にもあると思います。よろしくない姿勢で17000歩もウォーキングしたもんだから、この腸腰筋が傷んじゃったんですね。

お医者さんに出してもらった湿布は、脇腹ではなく腰に貼るように云われました。痛いのは脇腹であって腰ではないのですが、現に腰に湿布を貼ったら脇腹の腹痛もあっさり治りました。人体ってよく分からん。

そう、お医者さんに「インナーマッスルの筋肉痛です」と云われたとき、もちろん疑ったわけではないのですが、にわかには信じられなくて、「いやいやいや、食あたりとかストレスとかで胃腸が痛んでる可能性もあるわけじゃん?」なんて思って、調剤薬局で湿布をもらった帰りに、"おさえ"として別の薬局でなんとなく太田胃散を買ったんですよね。生まれて初めて買ったなー、太田胃散。

まあ、前述のとおり湿布だけで腹痛が治っちゃったので、太田胃散は未開封のままです。中古レコード店の盤質表記だと「S」です。シールドって意味です。


■ウォーキング、脇腹の痛み、物干しハンガー。三連休まとめ。


右の脇腹が痛んだの図

■この三連休を振り返ります。


■土曜日は、例によって朝からラジオを聴きつつウォーキングしてました。例によって『カブキ・チューン』と、水曜木曜の『シン・ラジオ』。午前中だけで17000歩くらい。

で、十時半ごろに家に帰って、メシ食って、昼寝して、起きたら軽い熱中症になってました…。

いや、都内は30℃は下回ってたんだけどさ、そういや風も無くて蒸し蒸ししてたな。湿度がカラダに障ったのかもしれない。というか、30℃弱ってよく考えたら(よく考えなくとも)十分暑いよな。そんな気温の中17000歩も歩くなよ。

この日は昼から夜にかけて、ずっとぐったりしてました。


■日曜日の午前の遅くには、熱中症っぽさはだいぶ解消されました。

しかし今度は、どういうわけか右の脇腹(上記イラスト参照)がチクチクと痛み始めました。数分おきにチクチクが訪れるのです。そんな激しい痛みでもないんですが、数分おきにってのがしんどい。

この、断続的な痛さってのがヤだね。痛くないときも、「次のチクチクは何分後だ? 一分後か? 二分後か? 三分後か?」と、待ち構えてしまう。チクチクに振り回されるというか、なんというか。

「チクチクそのもの」よりも、「チクチクが周期的に訪れるという事実」がしんどいのよ。当然ながらチクチクのタイミングは自分で選べないわけで、その「制御できなさ」に無力感を感じてしまう。

そもそもチクチク自体、さっき「激しい痛みでもない」って書いちゃったけど、無視できるほどの痛みでもないのです。いっぺんにまち針6本で軽く突かれるような痛みなのです。だいたい1チクチク≓まち針6本というレートで計算してください。

けっきょく、なんもやる気がせず、午前遅くからずーっと横になってました。トータルで数百本のまち針で脇腹を突かれてる状況だからさ、そうなるわな。

昼寝を挟んで午後4時ごろ、チクチクがまったく改善されず、「このチクチクが大きい病気の予兆だったらどうしよう」と考え始めたこともあり、病院に行くことにしました。

ネットで日曜に開いてる当番医を探し、その病院へ。幸い、そんな遠くなかったです。

お医者さんにその症状を話すと、「インナーマッスルの筋肉痛ですね」と云われました。そうなのか! てっきり消化器系の病気だと思い込んでた。

前日に17000歩ほど歩いたことを話すと、それが原因かもしれない、とのことでした。なるほど。17000歩も、よろしくない姿勢で歩いちゃってたんだろうな。それで、インナーマッスルに変な負担がかかったんだろうな。そういえば、おれはふだんの姿勢も正直あまり良くない。

「湿布を出しますね」ということで、近所の調剤薬局で、あの、調剤薬局特有の、文字ばかりの簡素なパッケージの湿布を出してもらいました。

湿布の効き目はテキメンで、夜にはだいぶ改善され、サンドリを聴きながら仕事の宿題をこなせるまでになりました。


■さて本日月曜は。午前中は仕事の宿題でつぶれました。

じゃあ午後から出かけたかというと、気温はまだまだ高いし、熱中症とインナーマッスルのことを考えて安静にすべく、昼寝してました。

で、夜は、スーパーに物干しハンガーを買いに行きました。いま使ってるやつが日光で劣化して、洗濯ばさみがパキパキと折れ始めてて、もう30%くらいの洗濯ばさみが使い物にならないからです。


■以上、まとめますと、

・土曜→軽い熱中症でダウン

・日曜→脇腹がチクチク痛くてダウン

・月曜→仕事の宿題で半日つぶれる。でも一応、物干しハンガーは買い換えられた。

という非常に充実した[要出典]三連休でした。


■でもあれだ、脇腹の痛みがインナーマッスルの筋肉痛ってのは知らなかったな。ひとつ利口になった。それにしても消化器系の病気じゃなくて良かった。


■(とはいえ、ACアダプターがないとファミコン本体が動かないのもたしかです)


■明日から三連休なのです。三連休のたびに書いてることですが、三連休はその前の晩がピークです。

なので、これを書いてるいま(金曜の晩)がピークです。ピークというか、むしろ本質です。本体です。ファミコン本体です。

明日から三連休だという金曜の晩の開放感、というファミコン本体に比べると、その後に続く土・日・月(祝)なんて、せいぜいACアダプターくらいのもんでしょう。


■この三連休は、しかし、ひさしぶりに仕事の宿題が多いんだよな…。しんどい。一回は会社行かないといけないかも。しんどい。


■あー、ぜんぜん関係ないけど、ちかぢか人間ドックを受けます。だからってわけでもないけど、ここ二週間ほど節食しております。

ふだん、節食モードの期間は、つけ麺やらカレーライスやらスパゲティーやらを衝動的に食べたくなるものですが、今回はその「衝動的」が無いのですね。自分でも不思議なくらいに無い。

これはこれで不健康というか、あまり良い兆候で無いような気もします。

食べるときはちゃんと食べないとね。人間ドックが終わったら、久しぶりにドミノピザのニューヨーカーでも食べようかな。これもこれで立派に不健康ですが…。


■『大日本アカン警察』終了から十年、他


■去る9月8日で、『大日本アカン警察』という人類の中でおれしか覚えてないテレビ番組が終わってからちょうどぴったり十年でした。

──っていう豆知識は、9月8日当日に書かないとな。三日遅れですみません。しかも、「ちょうどぴったり」って表現が重複してるよな。すみません。以後、気をつけません。

えー、今日は、ここ最近の近況を記します。


■道に落ちてる五百円玉を見かけましたが、拾うのがめんどうなので、拾わずそのまま歩きました。


■ポッカサッポロの自販機で「スポーツウォーター」(そういう商品があるのです)を買ったら、当たりが出ました(当たり付き自販機だったのです)。ちょっとうれしい。

当たりが出るとどうなるか、といいますと、110円の商品のボタンが光るのですね。要するにボタンが光ってるやつどれか一本を景品として持ってってね、ってことです。130円や150円の商品のボタンは光らないのですが、それはまあさておき。

光ってるボタンのなかから、ミネラルウォーターを選びました。とくした。

ポッカサッポロ好きなんだけどなー。スーパーではたまに見るけど、コンヴィニエンスなストアーではまず見かけないんだよな。自販機も少ないんだよなー。ポッカサッポロの営業部の人、がんばってください。


■TVerで、『あちこちオードリー』の食リポ回を見ました。

食リポって職人芸だなーって思った。あと、スタッフに求められた画ヅラを納品する、のが藝人の仕事なんだな、と改めて。しかし、石塚って61歳なのか。検索してちょっとびっくりした。

『あちこちオードリー』は昭和でもなく令和でもなく平成のテレビ史を語る番組、としての側面もあって、おれはそこが好きです。


■この夏、無印良品の小さいサーキュレーターを買って、それを使ってたんですけど、この商品が回収されることになったようです。うーむ。

おれの使い方だと、いまのところ何の異常もないのですが、燃えられても困るので、まあ素直に店舗に返しに行きます。


■そういえば、「つるとんたん」ってまだ行ったことないんだよなー、と唐突に思った。


■テイ・トウワの「火星」と小柳ルミ子の「お久しぶりね」をマッシュアップする等。



https://www.youtube.com/watch?v=-kobHyeEidw


■テイ・トウワ五十九歳。「火星」と小柳ルミ子「お久しぶりね」をマッシュアップした回。


■本日はテイトウワの誕生日です! 誕生日と、あと、新譜二枚同時発売を祝して、「火星」と小柳ルミ子「お久しぶりね」をマッシュアップしました。



https://www.youtube.com/watch?v=-kobHyeEidw

これ、二年前の十月に骨組みは作ってて(ええ、お察しの通り、例のTowa Tei MEGAMIXの副産物です)、いまのいままでほったらかしており、このたび細部を整えてようやく公開いたしました。

こういうパターンはけっこうあって、「作りかけのマッシュアップやリミックス」が十曲近くあるんですね。作りかけで、8割方までしかできてないので、YouTubeにアップするには至らず、おれが都内をウォーキングするときに聴くBGMにしかなってないという。笑

しかし、おれはなぜテイトウワと小柳ルミ子をマッシュアップしようと思ったんだろう。自分でももうきっかけが思い出せません。


■ところでテイ・トウワの新譜。『TOUCH』と『ZOUNDTRACKS』の二枚が同時に出ましたけど、以前だったらどっちか(おそらく後者)はSweet Robots Against The Machineの名義で出たような気もします。





■今日は有休だったのですが、家で会社のいろいろ細かい仕事をしてしまったため、ほとんど休みの実感が得られませんでした…。

しかも、夜の八時半から十一時半まで昼寝(?)をしてしまい、起きたらアメトークやってました。また体内時計が乱れるなあ。でも明日はもう金曜だし、いいか。


■うどん、てんぷら、ちくわ(あげ)


■きょう、道に落ちてたメモです。

メモ


■昨晩はサンドリも聴かず早寝して、8時間半くらいは寝たのに、きょうの日中はなんだか眠たかったです。カフェインの錠剤を摂取しても、なお眠い。

同僚に話したら、「眠りすぎでくたびれてるのでは」と云われた。そういうこともあるかもしれない。


■まあ、なんだかんだでカラダがまだまだ夏バテしてるんだろうな。最近「暑さ負債」という言葉を知りました。


■Jim&Janeの伝説等


盤など

■八月も終わりです。明日はハロウィン、明後日はクリスマスだと思った方がいいな。半蔵商店でございますよ。


■この八月に聴いた盤など。モダンタイムスオーケストラだっけ? まりんがやってるゴシックメタルバンドのファースト『1STST』(←読めない)と、ジャングルDJトーワ・トーワの七インチ「Ear Candy」です。ただいまアナログ盤が聴ける環境にないので、YouTubeで公式に配信されてる音源を聴いております。

それと、六年前(まだ平成のころ)に発売されてるのに実は買ってなかった所ジョージの『GARAGE MUSIC』ですね。

これに入ってる「曇り空」って曲がいいんだよなあ。所さん本人もお気に入りなのか、キーを変えた二つのバージョンが、それぞれ別々のトラックとして収録されている。

他には、BMWのタコメーターがどうしたという歌とか、くるぶしを切って縫った歌とか、歌詞は相変わらず独特というかバラエティに富んでるというか。

「8月中頃の蝉の歌」という曲で、夏から秋への季節の移ろいを「梨もおいしくなってきたネェ」と表現してるところが好きなのです。


■そして。この八月は自分でも不思議なのですが、なぜかチェッカーズの「Jim&Janeの伝説」もよく聴いてました。昭和63年の曲。

昭和のいわゆるヤンキー漫画を、アメリカの翻訳小説風に味付けした曲、という解釈でいいでしょうか。間違ってたらすいません。

知らなかったのですが、この曲、氣志團がYouTubeでカバーしてるんですね。この氣志團版も聴きました。


■あ、あと、先週の木曜『シン・ラジオ』でかかっていた、三橋美智也の「ムーンサルト和尚さん」という曲が、タイトルを始めいろいろ衝撃でした。こんな曲がなぜ、いままで和モノDJたちに見つからなかったのが不思議。いや、和モノ界隈では有名な曲なんだろうか…。


■モチラ、リングルアイビーα200


■水曜『シン・ラジオ』のおやつコーナーで紹介されたこれを買ってきた。モチラ。

モチラ

グミとも餅とも違うちょっと変わった食感でいて、かつラムネ風味。

しかし、このごろ、番組内でスタッフのドウ君の声を聞いていない気がする。Bayfmの上層部などから、スタッフを出演させるのは控えるように、みたいなお達しが出たのか。それとも、異動や転職で、番組とバイナララナイバしてしまったのか。


■きょうの午前中から、なぜか左のこめかみがズキズキと痛みはじめた。

偏頭痛ってのはおれとしてはあまりないことで、せいぜい年に一回あるかないかなんだけど、こういうときはリングルアイビーを飲むことにしてる。とはいえ会社の救急箱に、おあつらえ向きに常備されてるわけもなく。昼休みに会社近くの薬局でリングルアイビーを買ってきた。

ロキソニンでも良かったのかもしれないんだけど、ロキソニンはなんというか最終兵器の感がある。いきなり初手から飲むものじゃないというか。

ひさしぶりに、緑色したリングルアイビーのカプセルを手に取る。やはり偏頭痛にはリングルアイビーぐらいがちょうどいい。

あと、なんか、錠剤よりもカプセルの方がよく効く感じがするじゃん?←※個人の感想にもほどがある。


■君たちはどう生きるか等


■YOASOBIの「夜に駆ける」を音頭風にアレンジしたいのですが、おれにはできないので誰かにやってほしいです。


■といった意味も含めまして半蔵商店ですが、あのー、『君たちはどう生きるか』を観てきました。先月はスーパーマリオの活動を観たので、珍しく二ヶ月連続で活動を観てることになります。あ、活動ってのは活動写真の略です。映画のことです。ムーヴィーです。

宮崎駿が見た(悪)夢の内容を映像化した感じで、全体的にあまりよく分からなかったけど、カットアップのようにシーンが切り替わる展開は好きです。つじつま合わせとか整合性とかが必要な作品でもないでしょー。現代人はストーリーやらあらすじやらに囚われすぎではないか。※個人の感想です。

この映画は、事前に宣伝をしないことが話題になりましたが、ひょっとすると宣伝の仕方が分からなかったのかもしれない。それはないか(笑。でも、どういう映画か一口で説明するの難しいからね)。

現実から異世界に移動して、最後にまた現実に帰ってくるところはスーパーマリオと似てる、とも思いました。

青鷺(でいいのかな。エンドロールのクレジットに役名がなかった)の、敵か味方かカーボウイ、みたいな存在感が良かった。

まあ別に感想文を書くために映画を見てるわけでもないので。このへんで。


■あ、昨日は歯医者に行ってきました(なんか歯医者の話ばっかり書いてるな、このブログ)。前回噛み合わせを整えたところのチェック。それと歯石と色素のクリーニング。

そして昨日も「きれいに磨けてます」と、ブラッシングを褒められました。そう、ブラッシングはね、ちゃんとしてるんですよ、おれは。


■ソール・ライター、平間至


■過日、ご多分に洩れずヒカリエのソール・ライター展に行ってまいりました。アンディ・ウォーホルの写真があったのは拾いものでした。ウォーホルと同郷(ピッツバーグ)だったんですね。ウォーホルが母親と映っているショットもあり。


■で、長いことじっくり見てたのが、スライドショーの展示。空調の効いた静謐な暗い空間で、黒い幕に、人の背丈よりも大きいサイズで写真作品が投影され、それが十数秒(←ちゃんと測ったわけではないですが)ごとに切り替わっていくわけです。

つぎつぎと切り替わっていく写真群は、移り行く車窓の風景のようでもあり、テレヴィジョンのリモコンのザッピングのようでもあり、iPhoneの画面に表示されるインスタのタイムラインのようでもあり──

生前に数万点の写真を撮ってたそうです。才能は量、だったか、量は才能、だったか。おれ以外の誰かがどこかでそういうようなことを云っていたように思います。

そういえば、写真の展覧会でこんな風にプロジェクションで作品を鑑賞したのって、ひょっとしたらこれが初めてかも。しかしとても居心地の良い空間でした。


■ソール・ライター展を見たあとは、同じ会場でやってた平間至展へ。音楽産業と音楽出版界の歴史、を振り返る展覧会でもあります。

平間氏がジャケット撮影を手がけたCDを展示する一画(12cmCDと8cmCDに分かれている)がありました。そこで、ナインティナイン&清水ミチコの「愛したひとはバツイチ」、ダチョウ倶楽部の「ベジタリアン・ルンバ」が平間氏の写真だということを学びました。


■明日は仕事


■夏休みが明けまして、この木曜金曜は仕事で、きょう土曜は休みで、あすの日曜は仕事です。今週はちょっと変則的なのです。

こういうとこで体調のリズムが崩れるのかな、とも思います。氣をつけます。


■このごろは、濃縮タイプのめんつゆを、水でなくトマトジュースで割る、というのが好きです。これでそうめんや冷麦を食します。今日も食しました。

このトマトめんつゆには、ツナ缶のツナが合います。


■猿弥(56)、夏休みの短さ、バニラアイスにジン


■すみません、日付変わっちゃいましたが、今日(8/15)は市川猿弥丈の誕生日です(56)。めでたいですね。


■いま夏休み中です。ずっと茗荷谷の自室におります。

前も書いたけど、今年の夏休みは六日間なんですよね。六日間が長いか短いかについては、国民の皆様それぞれにご感想はあると思いますが、おれ個人の感覚としては正直短い。

8年前、アイスランドでドイツ人女性(ツアーで一緒になった)に英語で「ジャップの夏休みの短さ」をグチったことを思い出します。拙僧レベルになると、グチもグローバルです。スケールの大きい男ですみません。ちんちんは小さいですけど。


■そう、最近は、「サクレ」っていうかき氷あるじゃないですか、コンヴィニエンスなストアーでよく売ってるやつ。あれに酒をかけて食べるのが好きです。

甘いリキュールをよくかけます。それとジン。サクレの他に「スーパーカップ」にかけても美味しいです。あ、スーパーカップって、エースコックじゃなくて、明治のアイスクリームのほうね。バニラアイスにジンってけっこう合いますよ。一気にオトナの味わいになります。しかしスーパーカップも、いまコンビニで買うと170円くらいするんだね。


■この七月八月は夏バテ気味でして。カラダが正直しんどい。やっぱりもう何日かゆっくり休みたいな…。




https://www.youtube.com/watch?v=uBww6bx1qq0


■スチャダラパーとリップスライムのマッシュアップ。


■孫悟空の頭の輪っかって


■残暑お見舞い申し上げます。まだまだ「リハです」「ゲネプロです」「サウンドチェックです」と云った風情の鳴き声とは云え、うちの近所では、先週末あたりから秋の虫の音を耳にするようになりました。

コットン・西村って変なタイミングで事務所を辞めそうな表情筋してるよなあ、などと考えてる間にも、季節は移り変わりつつあります。


■そう、この七月は、二回も熱中症のような症状を体験しました。「のような」と付けたのは、医者に診てもらったりしたわけではないので、正確な病名ではないからです。でもまあ、ほとんど熱中症のようなもんだとは思う。


■一度目は、七月半ばの三連休のこと。まあ30度は楽勝で超える暑さのなか、うかつにもウォーキングなんぞしとったわけです。ウォーキングと云ってもあれだぜ、一万三千歩くらいだぜ。←もうこの感覚が間違ってるんだよな。ふだんはよく歩くから、有吉ぐらい歩くから、せいぜい一万三千歩なんてたいしたことないように感じるけど、世間一般ではまあまあの歩数だよな。そもそも七月なかばのあの気温のなか外に出るなよって話だよな。

家に帰ると、けっこうな倦怠感に襲われ、頭がじんじんと痛く、目が痛がゆかったです。これは、目ん玉が日焼けしてるんだってね。たしかに、目に日焼け止めを塗るわけにはいかない…。

夕方から夜にかけて、ずっと横になってました。次の日も半日ほど倦怠感が続いたように思う。


■二度目は、七月最後の週末。家で仕事の宿題をしてたのですね。二時間くらいかなあ。

もちろんクーラーは点けてました。サーキュレーターも回してました。でも、冷し方が足りなかったんでしょうね。部屋に居ながらにして熱中症っぽくなりました。なまじクーラーもサーキュレーターも利用してたぶん、どこか油断してたのかもしれない。

一度目よりも倦怠感と頭痛がひどかったです。その後は夜まで、ただただぐったり寝込んでおりました。

不思議なもので、そういう状態なのに(いや、むしろそういう状態だからこそ?)性欲はあって。でも、ちんちんいじってたら頭がめちゃくちゃズキズキすんのな。孫悟空の頭の輪っかってあんな感じだと思う。本能レベルで危険を感じるくらいの頭痛。

なので、おちんちんいじりはやめておいた。あの状態で射精したら、たぶん頭痛のあまり気絶してたと思う。

あまりにも頭が痛いので、ロキソニンなりジキニンなりを飲もうとしたけど、ざっと検索した限り、熱中症の頭痛には薬はよくないらしいので、薬を飲むのもやめておきました。


■ということで、みなさん引き続き熱中症には気をつけましょう……なんて他人様に偉そうに云えないですね。おれが気をつけないと。






https://www.youtube.com/watch?v=uBww6bx1qq0


■スチャダラパーとリップスライムのマッシュアップですよ。拙僧は明日から夏休みなのですが、令和5年の夏が、もう懐かしくなりはじめております。


■この日曜月曜が、今夏の冷やし中華のラストチャンス説


■まだまだ暑いんですが、立秋前のこの日曜月曜あたりが、この夏の冷やし中華のラストチャンス、と考えております。

いや、まだまだ暑いんだからとうぶんは冷やし中華のおいしい季節ではありますよ、お店でもとうぶんは冷やし中華だしますよ。

でも、立秋すぎてからの八月の冷やし中華って、なんというか七月のアジサイとか九月の蝉みたいなもんでさ……いささか時季はずれというか。いや、別にケチつけるわけじゃないんだけども、あの、「夏という概念」を可視化・可食化したものが食卓にドンと出てくて、「冷やし中華だ〜!」という新鮮な感興を呼び起こす勢いがどうしても鈍っちゃうんですよ。もっと書いちゃうと、単に「食欲がないから」あるいは「気温・体温のことを考慮して、冷たい物をカラダに入れときたいから」という極めて実際的な理由で胃に送り込まれる何か、になっちゃうんですよ。

われわれ人類は、「麺とキュウリと錦糸卵とハムまたはチャーシュー」、が食べたいのではなく、「冷やし中華」を食べて夏らしさを感じたいわけです。となると、立秋前の今日明日あたりが、冷やし中華を夏らしく味わう最後のチャンスのように思います。

※個人の感想ですけど。八月も冷やし中華食べますけど。


■白状しますと、昨日は、素直に冷やし中華食べればいいのに、いろいろあってうっかり冷やし汁なし担々麺とかいうものを食べちゃったんですよね…。冷やし汁なし担々麺が好き、というお侍さんも世の中にはたくさんいらっしゃるようなので、あまり惡し様には申しませんが、う〜ん……まあ、冷やし中華を選ばなかったおれも惡い。いちおう書きますと、冷やしてない汁なし担々麺は好物です。




https://www.youtube.com/watch?v=uBww6bx1qq0


■スチャダラパーとリップスライムのマッシュアップ、でございます。真冬に聴くのもそれはそれで一興ですが、こちらも秋が来る前に聴いていただきたい。


■スチャダラパー「サマージャム'95」とリップスライム「楽園ベイベー」をマッシュアップしました




https://www.youtube.com/watch?v=uBww6bx1qq0


■夏っぽい曲と夏っぽい曲を混ぜ合わせた、晩夏の半蔵商店マッシュアップ。スチャダラパーとリップスライム。なんとか立秋には間に合いました。

うん、正直むずかしかったです…。BPMは「サマージャム'95」が95、「楽園ベイベー」が113。20もテンポが違うと、けっこう合わせにくいもんですね。ですがまあ、なにとぞ鷹揚のご清聴のほどをひとえに。

あ、あと映像はおまけ程度にお考えください。ほんとはさ、After Effectsでいろいろやったりしたいんだけど、この人生で習得できるかどうか。

しかし「サマージャム'95」の歌詞って、一番も二番も三番も、ぜんぶ天気予報から入るんだな、とあらためて思うなどしました。


■暦の上ではそろそろ夏も終わりですが、社会人の夏休みシーズンはこれからですね。

とはいえ、おれの今年の夏休み、六日間なんだよね…。おれにしては短い。

なので、夏休み前のわくわくもないし、そもそも予定もない。なにしようかなー。仕事でもしますかね、逆に。


■夏バテなど


■そりゃ隅田川花火大会、一度くらいは見てみたいですが、さすがにあの群衆の中に出かけるのは勇気が要ります。報道によると今年の人出は103万人だとか。103万人って、北九州市の人口より多いですよ。政令指定都市レベルです。

なので、昨日はおとなしく家で、東京12チャンネルのネット中継をちょろっと見ておりました。「人間にはやっぱり祭りが必要だね!」と、民俗学だか文化人類学だか、そういうのをかじりはじめた学部生みたいなことを云ってた佐久間P好き♪(←しんいち風)


■今日は今日で、街に出かけたら、わざわざ行った店には買おうと思ってた物は在庫しておらず、がっかりしつつも気を取り直してクラッシックな中華人民共和国料理屋に入って冷やし中華を発注したら完全に好みと違うものが出てきて、またまたがっかりして家に帰ったら、暑いなか出かけたもんだから体がしっかり夏バテしてて、昼から夜にかけてずっと寝ておりました…。なんなんだ。こんなハズレの日ある?


■あ、そうそう、水曜日からなぜか歯が痛みはじめた件ですが、土曜日に歯医者で診てもらったところ

「虫歯の詰め物の高さが合ってなく、それが神経を刺激して痛みになっている」

と説明されました。実際、詰め物を削って高さを調整したところ、痛みが激減しました。こういうこともある。


■夏っぽいマッシュアップを作っております。


■ただいま、夏っぽい曲と夏っぽい曲を混ぜ合わせた夏っぽいマッシュアップを作っております。もうそろそろできあがる予定です。早く完成させないと、秋が来てしまう。


■そう、夏といえば冷やし中華ですが、冷や汁もいいですね。冷や汁といえば、やよい軒の冷や汁定食ですね。先日食べてきました。暑いうちに、もう一回は食べておきたい。

しかし、冷やしそうめんを冷や汁につけて食べたらどんな感じなんだろう。無印良品のレトルト冷や汁で、今度やってみたい。


■それはそれとして、今日になってなぜか右上の歯が急に痛みはじめました…。

ひっきりなしに痛いわけじゃなく、グッと上下の歯をかみしめたときにだけ痛みが発生するって感じなんだけど、しかしこれがなかなかに痛い。「痛みが走る」っていう表現がしっくりくる。なぜなんだろう。昨日まではなんともなかったのに。


この週末は、たまたま定期検診で歯医者に行く予定だったので、そのときに先生に訊いてみます。

しかし、なんか最近、歯医者に行くたびに歯が悪くなっていってるような気がする。言い過ぎか。


■こういうアレンジをしてみたい、ってのを三曲。


こういうアレンジをしてみたい、ってのを三曲。ま、おれの腕じゃこういうアレンジなんてできないので、どなたか才能ある方は、作ってみてYouTubeかなんかにアップしてみてください(他力本願)。


三橋美智也の「達者でナ」をYMO「シムーン」風にアレンジしたい

すごくざっくり云うと、YMOが打ち込んだオケに三橋美智也のボーカルを乗っけたいわけです。そんな「達者でナ」。

うん、合うと思うんですよ。細野氏によると「シムーン」って、『スター・ウォーズ』のC-3POとR2-D2が砂漠を歩いているイメージ、なのだそうですが、そのイメージで「達者でナ」をアレンジする、と。

砂漠を何里も何里も歩いて、町に売られて行く馬とその手綱をとる飼い主。そういう絵が浮かびませんか。

「シムーン」は最初期YMOの、シンセサイザーを多用した曲なんですが、もともとオリエンタルな感じが色濃い曲調なので、このアレンジは三橋美智也の声にも合うと思うんですよね。「シムーン」にときおり入る「カッコ♪ カッコ♪」というパーカッションも、ちょうど馬がぽっくりぽっくり歩いてる様子を表現できてるじゃないですか、なんて思うのはおれだけか。


テイ・トウワの「Luv Connection」をジャネット・ジャクソン「ナスティ」風にアレンジしたい

ジャネット・ジャクソン、って実はよく知らないんだけど、「ナスティ」って曲あるじゃないですか。あの、オケヒット(?)を加工したような音色(合いの手みたいなタイミングで聞こえてくるやつ)とか、派手なシンセベースとか、昭和61年当時のリズムマシンとか、で打ち込んだオケでラブコネを聴いてみたいなーなんて思ったりするわけですよ。いけませんか?


沖縄製粉のCMソングをボサノバ風にアレンジしたい

沖縄人なら知ってる、あの歌ですね。あの歌を、ボサノバ風のギター弾き語りで。

ン♪ ッチャ♪ ンチャ♪
ン♪ ッチャ♪ ンチャ♪
お母さんの〜 味〜 手作りの〜 味〜♪

って感じで。でももうどこかで誰かがやってそうな気がする。

しかしこの曲、そういえば、そもそもフルサイズ版って存在するんだろうか? 「お母さんの味、手作りの味、沖縄製粉」の部分しか耳にしたことないかも…。


■コットン、ペヤング、マリオ


■コットン・西村って四十代前半くらいでまあまあなトラブル起こして活動自粛しそうな表情筋してるよなー、などと思ってるうちに暑い暑い三連休が終わりました。


■この三連休は、ひたすらカロリー摂ってました。というのも、このところ節食モードの日が続いたので、たまにはカロリーをたっぷり体に入れないとな、と思ったのですね。

これは単に、カップ焼きそばや菓子の類を機械的に胃に詰め込むだけの作業なので、とくに楽しいものではないです。

でも、これは美味しかった、水ペヤング。ペヤングをお湯でなく、水に25分間浸すのですね(もちろんUFOでもかまいません)。そして水を切って、ソースとよく混ぜて、茗荷、生姜、青ネギ、白ゴマを散らして食べると。この暑い季節にぴったりです。

あと、ファミリーマートで売ってる「つぶあん練乳やわらか氷」(JANコード4901170020705)を茶碗に盛って、レトルトのぜんざいをかけるのも美味しかった。拙僧の場合、何も考えずにレトルトの全量を茶碗にぶちこみますが、しゃばしゃばになってしまうので、そういうのがイヤな人は量を加減しましょう。


■それと、この三連休は、久しぶりに映画館に行ってきました。いま話題のアニメ映画を見るためです。そうです、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』です。映画館に行くのは『パディントン2』以来かもしれない。

おもしろかったですよ、マリオ。現実世界で冴えないマリオが、異世界では大活躍する話、と書くと、ちょっとラノベっぽいか。ブルックリン在住のイタリア系移民としてのマリオ−ルイージ兄弟、の描写が良かった。序盤で食べてるスパゲティーうまそう。

サントラの国内盤LPはほぼ一万円するらしい。


■華氏九十六度、たけのこの里


■お暑うございます。きょうの昼、渋谷県は華氏96度くらいまで上昇しました。

──気温の話をするときは華氏じゃなく摂氏でするように。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

まあ今日に限らず連日暑い。つい先日も暑さのあまり、コンヴィニエンスなストアーにて、たけのこの里を買おうとして間違えてきのこの山を買ってしまいました。

ふつう間違えねえよこれ。あまりのことに我ながら驚いてしまった。もう一度レジに並び直して、ちゃんとたけのこの里を買いましたけどね。仕事の資料で必要だったので。まあ、それっくらい暑いのです。この星の北半球は。

──たけのこの里が資料として必要になる仕事とは。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■これだけ暑いと、あれですね、冷やし中華もいいけど、辛口のチキンカレーもいいですね、昼食。

昼休みに暑いなかカレー屋に出かけて、辛口のチキンカレー食べて、職場に戻る途中にコンヴィニエンスなストアーでアイスコーヒーなんぞ買い求めると、正しい夏のお昼だな、などと思う。


■若林の髪型、そういえばセンター分けを止めていつの間にか元に戻っている。


■冷やし中華は七月のうちに


■昨日は二十四節気で云うところの「小暑」で、つまり昨日から暦の上ではもう晩夏なのですね。

といった意味も含めまして七月のうちにさっさと冷たい麺は食っちまいましょう、こんばんは半蔵商店でございます、ギラギラと暴力的に晴れた暑い昼に食べる冷やし中華は格別ですが、くもり空の蒸し暑い夕方に食べる冷やし中華もそれはそれで美味しいものです。でも、いずれにせよ、七月に食べないとね。八月に入ると、なんかちょっと違ってきちゃうんだよね。食べるけどさ、八月にも。

ところで冷やし中華の具は、チャーシューとハムどっち派ですか? 以前も書いたかもしれませんが(書いてないかもしれませんが)、おれはハム派です。チャーシューの繊維質は麺に合わないと思うんですよ。

ま、チャーシューかハムかは、人それぞれ意見の分かれるところではありますが、でも先日、とある個人経営のラーメン屋に入って冷やし中華を発注したら、チャーシューもハムも両方のってた。なるほど。こういう冷やし中華もある。


■本日も歯医者に行ってきましたよ。

虫歯の上にかぶせてあった「仮のフタ」(正式にはなんと呼ぶのだろう)をはがして、詰め物をインストールしました。

これでようやく、一連の虫歯の治療(というか工事というか)が完了しました。しんどかったなー。

子供のころ(コザショッピングセンターの向かいにあったコザ保健所の歯科に通ってたころ)から、歯医者がイヤだと思ったことはあまりないんだけど、ほんと、歯医者が嫌いになりかけました。

こないだも書いたことだけど、國民のみなさんの歯の健康のためにも、くり返し書いときますね。

・定期検診にちゃんと通っていても、虫歯を見落とされることがある

・歯に異常がないようでも、1〜2年に一回は歯全体のレントゲンを撮りましょう

・ラーメン屋の季節限定メニューにうまいものなし


最後のは違いますね、すいません。でも、「俺流塩らーめん」が夏場に出す冷たい麺は好きですよ。この夏もすでに三回、食しております。笑


■ブルネイの菓子、スコットランドのビール


■先日、とあるスーパーで、ブルネイ産の菓子を買いました。ブルネイ産の菓子を買うのは初めてなので緊張しました。

ブルネイの菓子

いま調べたところ、ブルネイの首都はバンダルスリブガワンというそうです。勉強になりますね、このブログは。


■そしてこれが、部屋に常温で置いといたら先日爆発した、英国BREWDOGの「CAKE CARTEL」という変な名前のビールです。スコットランド産。

CAKE CARTEL

まあBREWDOGは変な名前のビールが多い。「ARCADE MADE」とか。「PUPPET MASTER(←文楽っぽい)」とか。「ZIP CODE」とか。「TACTICAL NUCLEAR PENGUIN」とか。なんだよ、TACTICAL NUCLEAR PENGUINって…。

ちなみに、昨年爆発したのは「BASIC SHAKE」というビールです


■いま部屋には、まだ開けてない「5AM SAINT」っていうビールの缶があります。爆発する前に飲みたいと思います。


■この六月は『ボサ・ノヴァ2001』三十周年


■六月も今日でしまいです。いまから三十年前の六月は、再生YMO東京ドーム公演があった月ですが、ピチカート・ファイヴが『ボサ・ノヴァ2001』を発売した月でもあります。

そう、ボサノバ2001三十周年なんですよ、この六月で。Wikipediaに発売日は1993年6月1日って書いてあった。


■といった意味も含めまして半蔵商店でございます。そんなわけでボサノバ2001を、一部聴き返してみました。

「スウィート・ソウル・レヴュー」とか、「マジック・カーペット・ライド」とか、「我が名はグルーヴィー」とかを差しおいて、いきなり「スリーパー」から聴き始めるという。

で、飛ばし飛ばしで「レイン・ソング」「皆既日食」「愛の神話」「ハレルヤ・ハレクリシュナ」「プレイバック2001」「クレオパトラ2001」ね。「ゴー・ゴー・ダンサー」を飛ばすところが我ながら渋い。

こうして改めて並べてみると、小西曲より高浪曲が多いですね。なぜだろう、子供のころ、"たま"の「さよなら人類」が好きだったことと、あながち無関係ではないかもしれない(※シングル・バージョンが、高浪氏編曲なのです。たしか)。


■このアルバムに関して云えば、上述のようにCDの中盤〜後半から再生する、といった聴き方を当時からしていた。こういう飛ばし飛ばしの荒っぽい聴き方をしてもそれなりに楽しめるってのが、名盤の条件なのかも、と思うなど。

ちなみに、ボサノバ2001の別バージョン集『スーヴニール2001』ってのも持っていたけど、あれはどこへやったか。


■逃げるときは逃げないと


■おれはここ数年、二ヶ月ごとに歯医者に定期検診に行っている。たいていの場合は虫歯ゼロで、小さな虫歯が見つかってもすぐ治してた。

それにもかかわらず、先ごろの定期検診で、まあまあの大きさの虫歯が見つかってしまった。

この春から先生が新しい人に変わり、その先生がこの虫歯を見つけてくれたんである。

──という話を、以前のエントリに書きました。


■この虫歯について、(重複する部分もありますが)もうちょっとくわしく書くと。

おととしに右下の親知らずを抜いたんですね。そしたら、親知らずを抜いた箇所の歯肉が盛り上がって、すぐ隣の奥歯にある虫歯が見えないよう隠してたらしいんですね(これは厳密な説明ではないかもしれない。素人向けに噛みくだいてる説明かもしれない。とにかくそう説明されたました)。

盛り上がった歯肉により、うま〜くカムフラージュされた虫歯が秘密裡に進行していたと。

うま〜くカムフラージュされてたので、前の先生はこの虫歯を見つけきれなかったと。

で、この春に新しくやってきた先生がこの虫歯を見つけてくれたと。

そういうわけなのです。


■でもなあ。これまでの定期検診はなんだったんだよ、なんのための定期検診だったんだよ、とは、やっぱり思う。

前の先生に「虫歯はないですねー」なんて云われて喜んで、「まあ、デンタルケアはけっこう気をつけてるほうだからなー」と心の中で自画自賛してたおれが、まるっきりのアホではないか。


■さて、その虫歯。親知らずを抜いたのがおととしのため、けっこう進行しておりました。新しい先生曰く「もしかしたら神経とらないといけないかも」とのことでした。

で、先日も歯医者に治療に行ってきましたよ。口の中にいろんな器具を突っ込んで20分だか30分だかガリガリゴリゴリやられた。治療というよりは工事って感じだった。アゴも開けっぱなしで疲れた。

幸い、神経はとらずにすみました。よかったよかった。神経とるって、なんかイヤじゃん。

これはだいぶ以前にも書いたことなんですが。石神井に住んでたころ、虫歯の治療のため通ってた歯医者で「次回は神経をとります」って云われたので、帰りの会計を済ませたあと次回の予約をせずに逃げたことがあったなあ、受付の人が追っかけてきたなあ。でも後日、あらためて別の歯医者に行ったら「あー、これ神経とらなくても治せますよ」って云われたなあ。あやうく無駄に神経とられるところだったなあ。逃げてよかった。逃げるって大事。逃げるときは逃げないと。逃げなかったらおとなしく神経とられてた。

やはり人生、逃げるなり言い返すなり殴り返すなり、なにかしら態度に出さなきゃいけない場面ってあるよね。話がそれた。


■えー、まとめますと。

まあ上に書きましたとおり、虫歯ってのは、ちゃんと定期検診を受けてても見逃される場合もあるので、「1年または2年に一回は歯全体のレントゲンを撮った方がいい」と、「」内は以前のエントリからコピペした文字列なのですけど、自分用のメモとしてあらためて書いておきました。


■さて来週はまた歯医者です。うまくいけばこれで治療が終わる予定なのですが。


■また変な時間に昼寝…


22時ごろについ昼寝(?)してしまい、24時前に起きました。月曜に響くやつです。いかんなあ。


■夏至にゆず湯


■早いもので、きょうは夏至でした。令和五年ももうすぐ終わりですね。今年もいろいろありました。今晩は例によって、ゆず湯に浸かりました。夏至にゆず湯。といっても本物のゆずではなく、入浴剤のゆずなんですけど。


■最近気に入ったのは、赤城乳業の「つぶあん練乳やわらか氷」です。JANコードは4901170020705です。


■基本給5万円と変な手当。X社跡地巡礼。


「ちょっとだけ勤めていたイヤな会社が、数年前に無事つぶれていた」というエントリを以前書きました。

で、先日、そのつぶれた会社の跡地の聖地巡礼に行ってまいりました。


■東京メトロの某駅に、実に十数年ぶりに降りて、歩くこと数分。昭和中期に建てられた古い古いオフィスビルの、かつてその会社(X社、と呼んでおきます)があったフロアに全く別の会社が入っていることをしっかり確認しました。ヨシ!

他のフロアにX社の残党みたいなやつらがやってる会社があったらイヤだな、と思いつつ、そのオフィスビルの壁に貼り出されてるフロアガイドというかテナント一覧みたいなプレートを眺めていたのですが、どうやらそのような会社はない模様。こういう、人類にとって有害な会社のDNAが絶滅してるのは非常によろこばしいことです。まあ、他の街の他のビルでなんかやってるのかもしれないけど。


■しかし、十数年ぶりに訪れた街は、しっかり記憶にある部分と、まったく記憶に残ってない部分が交互に表れてきて、歩いてて楽しい。とある個人経営の弁当屋に、十数年ぶりに入る。この店によく先輩の弁当を買いに行かされてたなあ。十数年ぶりに手作り感あるおにぎりを二つ買ってみる。

その近くにあった、ランチのごはんがとにかくめちゃめちゃ美味しい居酒屋は、もうなくなっていたようだ。初めての給料をおろしたATMがあるファミリーマートはいまも営業していた。よく行ってたインドカレー屋もまだある。

入社初日、会社に行く前に立ち寄って朝食のカルボナーラを食べた喫茶店は、ビルごとなくなっていた。朝食にカルボナーラが適切かどうかは議論の余地があるが。





■いわゆる「転職口コミサイト」みたいなところでX社について検索すると、つぶれた時期に在籍していた人の書き込みが見つかった。なんでも、つぶれる直前の最後の数ヶ月は、社員に給料が支払われなかったらしい。世間では珍しくない話とは云え、当事者はたまったもんじゃないよな。


■給料と云えば、X社の新入社員の基本給は5万円でした。これに変な手当があれこれついて、一般的な金額の給料に見せかける、という手口です。まあ、当時のおれは今よりもさらにアホだったので、世の中そんなもんかと思ってた。

なんでそんな会社入ったんだ、とか、そんな会社にしか入れなかったおまえも悪い、とか、國民の皆様におかれましてはそのようなご意見をお持ちの方もいるかもしれません。でもさー、東京出てきたばかりの若者をこんな給与体系で雇ってさ、手荒に扱ってさ、仕事も毎晩夜遅くまででさ。こんなんで会社に居着くわけないよなあ、と個人的には思います。なんにもメリットねえじゃん、こっちに。


■社員、というか、ほとんど備品みたいなレベルで深夜まで働いていた(働かされていた)Nさんは元気だろうか。Wayback Machineで検索してみたところ、この人もX社がつぶれる直前まで在籍していたようだ。Nさんは、けっこういい人であったので、健康であってほしい。

そう、ゴミみたいな人も多かったけど、いい人もそれなりにいたんだよね。





■ちょっと上に、「歩いてて楽しい」と書いたけど、それでもイヤな記憶がフラッシュバックしてくる瞬間はちょいちょいあったので、都内をウォーキングするときもX社跡地の近所は今後も避けたいと思います。笑


■三十数曲のうち五曲が


■某アーティストの曲だけで一時間くらいのミックスを作って、YouTubeにアップしたところ、ミックスに含まれる三十数曲のうち五曲が著作権上ダメだったらしく、せっかくアップしたのに再生不可となりました。

蛇足ながら説明しますと、YouTubeに著作権センサーのような仕組みがあって、そのセンサーが感知するとアップした動画が自動的に却下されるのですね。


■なので、この五曲をなんか別の曲に差し替えるか、カットするかしないといけないわけですが、いずれにせよミックス全体の流れが変わってくるじゃないですか。なので、どうしたものかなー、と悩んでおります。

──って、べつに本職のDJでもないのに、なにを悩んでるのやら。


■当該五曲の音質を極端に下げる(と、YouTubeの著作権センサーが作動しないかもしれない)、という方法も考えついたのですが、これはどうだろう。大人げないか。


■YMO東京ドーム公演から三十年、齲歯が見つかった


■昨日の六月十日、ウォーキングの際にたまたまドームを通りかかったのですがスノーマンがコンサートやってたらしく、たくさんの人類がドーム周辺に集ってました。

そういえばこの六月十日・十一日で、再生YMOの東京ドーム公演からちょうど三十年だったんですよね。みなさんは見てましたか? おれは、NHK BSが観(ら)れる環境の友人に頼んで、VHSに録画してもらいました。その後、地上波でも放送されたけど、地上波はダイジェスト版だから曲数が少なかっ、まあこういう話をするとキリがないのでこのへんで。

これブログに何回か書いてることだけど、東京ドームって、いまだに「すごく遠いところにある特別な場所」ってイメージがある。隣駅の茗荷谷に住んでるのにね。不思議だ。


■そう、ちょっと前に歯医者の定期検診で、虫歯が見つかったんですよね。

で、昨日あらためて歯医者に治療に行きまして、削ったり詰めたりしたんですけど、いやー、しんどかった…。麻酔を3本打たれたけど、効きが足りず、1本追い麻酔しました。これまでの人生における歯医者経験でいちばんしんどかったかもしれない。

おれが考えてるよりも、意外に進行していた虫歯だったんですね(※定期検診の段階では「あまり進行していない虫歯」と説明されたように思うのですが、それはさておき)。


■おれはここ数年、歯医者に隔月での定期検診にきちんと通ってまして、たいていの場合は虫歯ゼロで異常なしか、あるいは虫歯が見つかってもごく初期の段階で治したりしておりました。

それにもかかわらず、上述のとおり進行している虫歯があらたに見つかった。これはなぜかというと、これまでとは先生が替わり、新しい先生に診てもらったからなんですね。新しい先生曰く、「人(先生)によっては虫歯を見逃してることがある」とのことでした。たしかに、奥歯のわかりにくいところの虫歯だったからなあ(とはいえ、これまで何のための定期検診だったんだよ、と思わなくもない…)。

新しい先生によると、「一見、虫歯が無いように見えても、今回のように虫歯を見逃してる場合があるので、1年または2年に一回は歯全体のレントゲンを撮った方がいい」、とのことでした。ふむ。


■再来週、また歯医者行ってきます。


■ビールは爆発するが、スタバのレシートは当たる


■「ビールは爆発するが、スタバのレシートは当たる」という古くからのことわざがありますが、ここ数日、まさにそのことわざ通りのことが起こりました。


■えー、例によって英・BREWDOG社の缶ビールを室温で放置していたのですね。

より厳密に云うと、「BREWDOG社の缶ビール数本を無造作に突っ込んだままの酒屋のビニール袋」を、台所(と呼ぶことが許されるならば台所)の片隅に放置していたのですね。そしたら、そのうちの一本「Cake Cartel」がいつの間にか爆発してました。

まあ、爆発という表現は化学的には正しくないとは思うけど、とにかく缶が破裂して、缶の上部がパックリ開いて中身がこぼれてたわけです。他の缶ビールは無傷でしたが、爆発した缶からあふれ出た液体でびちゃびちゃのベトベトになってました。あああ。

ちなみにおれの部屋でBREWDOG社の缶ビールが爆発したのはこれで二回目です…。ビニール袋に入れた状態でよかった、と思うことにしましょう。


■でも悪いことばかりでもなくてですね、先日スタバで、真顔でダブルトールアイスラテ〜アーモンドミルクで〜を発注したところ、当たりのレシートが出てきました! これはうれしい。要するに、アンケートに答えると飲み物が一杯無料になるあれです。何%かの確率でしかでてこないんですよね。当たりレシートが出てきたのは、この人生では三回目です。

以前の二回は、二回とも出張先の北関東のスタバだった気がする。営業の仕事をしてた時期のことです。あのころは頻繁にスタバ行ってたな。宇都宮の店員に顔おぼえられてたな。

さて、このレシート、いったいどの飲み物と引き換えようかと悩んでおりま、せん。季節限定のフラペチーノにします。ふだん自腹じゃ絶対たのまないようなものを飲まないとね。笑


■テイ・トウワの新作、今秋に二枚同時発売だそうですね。





■リミックスしました。

福山雅治 – 桜坂 (give me a kewpie half mix)



https://youtu.be/_2pP8ioU2V4


■福山雅治の「桜坂」をリミックスしました等


福山雅治 – 桜坂 (give me a kewpie half mix)



https://youtu.be/_2pP8ioU2V4


■『シン・ラジオ』は水曜と木曜を聴いております。数週間前、木曜シンラジオを聴きながら月島のあたりを散歩してたら、福山雅治の「桜坂」が流れてきたんですね。そのときに思いついたリミックスです。

なんかのバンドのなんかの曲に聞こえたりしない、非常にオリジナリティのある独創的なリミックスになったように思います。ぜひお聴きください。

個人的にはいつもキユーピーハーフを買ってます。ふつうのキユーピーマヨネーズって、だいぶ長いこと買ってないなあ。


■先日、歯医者で定期検診に行ったら、虫歯疑惑のある箇所が見つかりました。それも二箇所。

そんなわけで数年ぶりにパノラマ(?)のレントゲン撮ったのですね。歯全体が写るやつ。そしたら、やはり二箇所とも虫歯でした。

虫歯と云っても、ごく初期のですけどね。ファミコンだったら、『ポパイ』『ドンキーコング』ぐらいの初期。電気グループだったら『662 BPM by DG』くらいの初期。

ブラッシングはきちんとしてる方だという自負があったのですが…。うーむ。まあ、定期検診に行ってて良かった、と思うことにしましょう。


■YMO「CUE」、ジントニック、LOVEBEAT、布川


■YMOの「CUE」をくりかえし聴いているのですが、1:57の部分で突然、ピアノのような音が一瞬だけ鳴るよね。これミスタッチ? 意図的なもの?

YMOといえば細野晴臣の『Daisy Holiday』のゲストが、清水ミチコとナイツ塙でしたね。四捨五入したらビバリー昼ズですね。


■この土日は、ジントニックを飲んでおりました。日曜なんか、朝五時半から、起き抜けにジントニックで晩酌してましたね。

オーストレイリアの「CAPI」なるトニックウォーターがありまして、250mlで300円くらいするんですよね。高い。並のビールより高いんだけど、それで飲みました。あと、「フィーバーツリー」のも飲みました。ジンよりも、むしろトニックウォーターを美味しく飲みたくてジントニック飲んでる感じあります。

白身魚のフライにタルタルソースをかけたりしますが、あれも白身魚じゃなくて実はタルタルソースが主役じゃないかって感じるときありますね。


■この土日は、まりんの『LOVEBEAT』のTシャツを着た人を街で見かけました。

あと、某駅で、トム・ブラウンの布川に似てる人を見かけました。あれはひょっとすると本人だったかも。


■ピザーラのゲッツ


■ピザーラに「ゲッツ」というピザがあります。ダンディ坂野が年齢を4歳詐称していたというのは知っていましたが、ピザーラのゲッツの意味は知りません。なんだろうゲッツって。マルゲリータやテリヤキチキンやエビマヨでなく、ゲッツ。名前から味や具の構成が想像できない。

しかし、このゲッツ、おれは食べたことないんだけど、どうやら美味しいらしい。

手もとにある初代ボンダイブルーiMacでNetscape 4.7を起動し、ピザーラの公式サイトを見たところ、

"復刻リクエストNO.1の「ゲッツ」がピザーラ35周年を記念して期間限定の復活!!ガーリックを効かせたマッシュルームや、ベーコン、トマトなど具材が盛りだくさんのガーリックピザです。"

とあります。ふむ。英数字や記号が全角なのは原文ママです。復刻のリクエストがある、ということは、それなりに人気なのでしょう。食べてみたい。

しかし、このゲッツ、正直高い…。Mサイズで3180円、Lサイズに至っては4840円もする。4840円て。昔の中学生だったら「アルバム1枚とシングル2枚買えるよ!」と表現する額です。けっこうなお値段。


■この額が気になって、長いことゲッツの存在を意識しつつも、頼まずにいたわけです。ま、ふだん宅配ピザはドミノピザしか食べないので、ゲッツというかピザーラ自体が正直ちょっとお高く感じてしまうということもある。

でも、今日は思いきってゲッツを頼みましたよ。ただし、サイズはLじゃなくてM。さすがにちょっと守りに入ってしまいました。

他のピザとのハーフ&ハーフも考えたのですが、今日はゲッツとやらにしっかり向き合ってみようと思ったので、ハーフ&ハーフなしで、100%まるごとゲッツのピザにしました。生地はハンドトス。


■すいません、眠くなってきたので文章を急ぎます。

初めて食べたゲッツは、具がゴロゴロと乗っかってて、持ち重りのするピザでした。ほら、ピザに乗ってるマッシュルームって、たいがい薄くスライスされてるじゃん? でもゲッツのマッシュルームは、立体感ある切り方になってるんだよな。

具だくさんなので、サイズはLじゃなくてMで正解だったかもしれません。具の分布の密度が高いから、Mサイズでもカット一切れ一切れに十分な食べ応えがあるというか。Lだったらちょっと持てあましてたかも。

ただ、具がけっこう塩っぱいと感じました。ピザ生地よりも、白米といっしょに食べたほうが合うのではないだろうか、と思うなどするくらいには塩っぱかったです。


■ま、長いこと気になってたピザーラのゲッツをようやく食べることができたので、よしとします。

上にも書いたとおりふだんはドミノピザを食べてるのですが、ピザーラの他のピザもあといくつかは食べてみたいですよ。文章に締まりがないのは、Mサイズのゲッツをまるまる一枚食べたのと、スーパーで別に買ってきたサラダとソーセージとポテトまで食べたので、腹一杯で眠いからです。そこは許してほしい。


■新卒で一年だけ勤めていた会社


■以前、新卒で一年だけ勤めていた会社。仮にX社とします。


■細かいことをいちいち思い出して書いてくのもつまらないし、読んでる方もしんどいと思うので手短にまとめますが、うん、正直、雰囲気の良い会社ではなかった…。気性が荒いというか、激しいというか、そういう人が多かった。社風がピリついてた。

定期的に飲み会の場でまあまあ大きめなケンカが勃発する、というイヤなエネルギーの発散のしかたをしてる会社で、おれが入社したまさにその当日の飲み会にもそういうケンカが勃発してたらしい。幸いにも、おれは全く巻き込まれずに済んだんだけど、聞くところによると周囲の女性社員が怖くなって泣き出すレベルのケンカが起きてたらしい。大のオトナがなにやってんだか。イヤな会社。

ちなみに、過去には飲み会でのケンカが原因で会社を辞めた人も複数いるらしい。わかる。


■香水がきつい、声がでかい、気の短い、柄のあまりよくないおっさんが社長で。

X社では、役員と一般社員は別々のフロアだったんだけど、なぜかこの社長の席だけ一般社員と同じフロアにいたんですね。というのも、「おれは現場のそばにいたいから」とかなんとか云って、一般社員フロアに自分の席を移してきたらしいんですね、このおっさんは。

おかげで、われわれ一般社員は、週に最低3回は社長が営業部長を朝から怒鳴り散らす模様をすぐそばでライブで拝聴させていただくことができました。アットホームな楽しい職場。迷惑。


■ある日のこと、飲みの席でおれの発言だか態度がこの社長のカンにさわったらしく、おれは居酒屋の閉店時間が30分延びたほどの勢いで社長に怒られ続けたことがある。

そりゃこっちにも悪い点があったんだろうけど、新入りの小坊主さんになにもそこまで怒らなくたっていいじゃない。ねえ。


■そういえばその会社で、おれはボンダイブルーの初代iMacを使っていた。当時でもまあまあ時代遅れの機種だった。

これは、新入社員であるおれのために用意されてた新品のiMacを、なんか変な女の先輩が「新人に新品なんてもったいない」と取り上げて自分用にしたから、という話をのちに聞かされた。新人相手にみみっちいよなあ。


■まあ、いろいろ長くなるから割愛するけど、たまたまいいタイミングで転職先が見つかったこともあり、おれは一年でX社を脱出しました。こんな荒んだところにいてもしょうがねえじゃん。

ちなみに、おれとまったく同じタイミングでX社に入社した同期のA君も、おれとまったく同じタイミングでX社を辞めました。だからさー、必ずしもおれにだけ原因があるわけでもないのよ、会社にもそこそこ原因があるわけよ、新人二人に逃げられるってことは。





■ところで、X社と同じビルにはY社という会社も入ってました。

Y社はもともとX社から派生した関連会社だったのですが、その社風はまったく正反対でした。Y社はおだやかな人が多かったのですね。

飲み会に対する姿勢などもX社とY社では対照的で、Y社社長は、社員に飲み会に誘われると、

「シャチョウがいると気をつかうでしょー。みんなで行っておいで( ´∀`) 」

と云い、一万円札をすっと手渡して、自分は帰っちゃうらしいんですね。すげえ。

X社にいたおれなんか、四月の段階で、

「おれ達の飲みの誘いを一度でも断ってみろ。もう二度と誘わねえからな」

と変な常務だか専務だか(肩書きなんか覚えてねえ)に圧をかけられましたよ。Y社とほんとに正反対です。しっかし恥ずかしいセリフ…。タイピングしててこっちが恥ずかしくなったわ。なんなの、こいつ。





■さて先日。突然ふと気になってネットでX社について検索してみたところ、

数年前に数億円の負債を抱えて無事倒産していた

ことがわかりました。うん。辞めといてよかったね。

ちなみに、X社と対照的な社風のY社は、今日でもちゃんと現存しております。そりゃそうだよな。クライアント側だってさ、気性の荒い会社とおだやかな会社と、どっちに仕事を頼みたいかって云うとさ。まあ、Y社のほうが生き残るよなあ。ふつうに考えると。


■あ、そうだ、まったく良い思い出がないX社ですが、ひとつだけ覚えてることがあります。

豪放磊落な性格を気取ろうとしてる割りには、実はけっこうネチネチねちねちした性格のFという中年男がいたのですが、そいつが自分の車を会社の駐車場に停めようとした際、運転を誤ってクルマを壁にぶつけてしまい、見事にテールランプをかち割ったのですね。

で、おれはたまたま駐車場にいたので、その一部始終を見物することができました。ランプかち割った瞬間、心の中で快哉を叫んだことを覚えてます。Fが嫌いだったので。まあ、向こうもおれのことが嫌いだったとは思うけど。

でも、一年いてそれくらいしか良い思い出がないんだよな、ほんとに。どんな会社だよ。


■すいません、こんなことで二千字も書いちゃって。しかしこのX社にも、おれのために動いてくれたり、いろいろと言葉をかけてくれる人も、いることにはいたんですね。そういうやさしい人たちが、倒産の際にしんどい目にあってたとしたら、それはそれで心苦しいな…。


■某メルカリで遭遇した事案


某メルカリで狙ってる品物を見つけたんですが、ちょっとだけ高かったんですね。出品時期の表示が「半年以上前」になってることもあり、出品者に「○○円でどうでしょうか」と二割引の金額を打診してみました。

そしたら、単に断られただけでなく、出品者の人は値段を一割上げてしまったんですね。値引き交渉なんかしないで、黙ってさっさと買っちゃえば良かったです。笑

しかし半年以上も売れてない品を値上げするというのもなかなか強気だよな。いや、いくらで売ろうと向こうの勝手ではあるのですが…。


■月曜の晩の21時から23時半まで


月曜の晩の21時から23時半まで、という特殊な時間帯に昼寝をしてしまい、起きてしまい、カルピス2杯で晩酌をしたところです。カルピスは酒じゃなくて純然たるカルピスです。ちゃんと原液から作ってます。

目が冴えちゃいけない時間に冴えちゃってるあの感じ、をただいまたっぷりと味わっております。翌朝しんどいなー、これ。


■いったん汁なし担々麺経由


■いつものように渋谷駅から帰宅しようとしたところ、今日は落雷の影響でダイヤが乱れて、副都心線はいつ来るのかわからんし、山手線はえらい混雑してて時はまさに世紀末だったので、

渋谷駅から銀座線

銀座駅で降りる

汁なし担々麺を食べる

銀座駅から丸ノ内線で茗荷谷駅まで

というトリッキーな乗り換えで帰宅しました。いったん汁なし担々麺を経由しました。しかも麺大盛り。しかも半熟卵トッピング。


■まさに「雷落ちて汁なし担々麺を食べる」ということわざを地で行く一日でしたが、勝因は、期間限定メニューの「冷やし汁なし担々麺」に手を出さなかったことですね。あれって正直、おいしいやつにあんまり出会わないんだよね。※個人の感想です、とはいちおう書いとくけど。


■汁なし担々麺と云えば、一時期「ラ王」の汁なし担々麺にはめちゃくちゃはまったことを急に思い出しました。

白ゴマと黒ゴマの両方をまぶしたり、ねぎを刻んだり、粉チーズをかけたりとやりたい放題でしたが、いつの間にかなくなってたんだよな。なつかしい。


■連休でしたね


■ちぇるちぇるランドより帰京しました。

昨日の朝は実家で『暁でーびる』を聴きながら荷造りしてたのに、今日はもう春日通り沿いのスーパーで半額惣菜を買いあさってましたよ。


■このたびの帰省では、沖縄のラジオをけっこう聴いておりました。

そりゃ、沖縄にいるときは沖縄のラジオを聴いて当然なのですが、今回は羽田から自宅に帰るまでずっと、また、自宅に帰ってからもしばらくは沖縄のラジオをラジコプレミアムで聴いておりました。

なんか、潜在意識で、連休気分を引きずろう引きずろうとしてるのかなー。だとしたら、あまりよくない兆候ですね。


■それ以前にさ、ラジコプレミアムも良し悪しでさ。遠くの土地のラジオが聴けるのはありがたい反面、なんだかつまみ食いをしているような、あんまりお行儀のいいことではないんじゃないかなー、と感じてしまいます。

Wikipediaによると、ラジコプレミアムによるエリアフリー聴取が始まったのは2014年4月のこと。開始してもう9年が経つ公式なサービスではありますが、なんというか、「地元の人々(=出演者+制作者+リスナー+スポンサー)が作り上げたものにフリーライドしてる」感覚がぬぐえないんですね。ちゃんと月額の料金を払ってるにもかかわらず。


■おまえだってラジコプレミアムに加入してるではないか、とおっしゃるお侍さんもいるとは思いますが、おれがラジコプレミアムに入ってるのはそもそもサンドリを聴くためであって、サンドリはあくまで全国放送です。放送してない半蔵門が悪い。

──と云いつつ、そういえば沖縄でもラジコプレミアムでbayfm『シン・ラジオ』を聴いてたな。まあこれはおれが普段から毎週聴いてるラジオだから許してほしい。


■しかしラジオ沖縄『ティーサージ・パラダイス』の「昼ボケ」のコーナーは笑った。これからもラジコプレミアムで聴いちゃうかもしれない…。


■連休ですね


連休ということで、ちょっとちぇるちぇるランド行ってきます。

実家の軽自動車でやんばるを運転しながら聴く用の所さんCD-R、の選曲などをやってるので、出発が予定より遅れております。そんなの前の晩に済ませとけって話です。出がけにやることじゃない。

所さんと云えば、今朝の『木梨の会』の「恋人になる三日前のお話」って曲、よかったですよね、とかそういうこと書いてる場合じゃないな。行ってまいります。


■近田春夫ベスト5


■甥がタップダンスを習っています。半蔵商店でございます。


■近田春夫が、この月曜日に『ゴールデンラジオ』に出てたんですね。あと、J-WAVEの番組にも出てた(ラジコで4/29の早朝まで聞けます)。

そこでですね、ここ一年よく聴いてる近田春夫関連の曲ベスト5を発表します。

・地球の片隅で(砂漠編)
・夢のしずく
・超冗談だから
・エレクトリック・ラブ・ストーリー(YMO編曲のほう)
・ワン・シーン
・ロックンロール・マイウェイ

ベスト5なのに六曲あることに関しては別に謝りませんが、「地球の片隅で(砂漠編)」は、MV撮りたいです。「夢のしずく」は、以前も書きましたが、YENのコンピ『超時空コロダスタン旅行記』に入ってるコシミハル作「逆さ賢人・イーガス」って曲が大好きなのですが、それに通じる何かがある。

「超冗談だから」は7インチほしい。「エレクトリック・ラブ・ストーリー」は編曲が二種類あって、自分はやはりYMOのが好きだけどもう一方のも聴きますよ。

「ワン・シーン」は、「ころがりこんだときと同じように〜♪」の部分が昭和50年代のチョコレートのCMに使われてそう、と思う。

「ロックンロール・マイウェイ」は、音楽でメシを食っていく覚悟というか決意というか、坂本龍一で云えば「フロントライン」にあたる曲なのかな、と考える。


■と、いろいろ書きましたが、近田春夫仕事でいちばん好きなのは、やはり『ウゴウゴ・ルーガ』初代オープニングの「こどもなんだよ」ですねえ。


■昼寝しすぎた


日曜の深夜です。細野晴臣のデイジーホリデイが流れている時間帯です。

なぜ、珍しくこんな時間に起きてるのかというと、今日は午後5時から10時まで昼寝(?)をしちゃったんですね。

うーん、いまからもう一度ちゃんと寝(ら)れるかな…。





あ、先日の金曜『シン・ラジオ』のロバート秋山ゲスト回おもしろかったです。4/28までラジコで聞けます。


■もち麦満腹バー


もち麦満腹バー

■たまたま買ってみた、この「もち麦満腹バー」というものが美味しかったです。新製品なのか、以前からあるのかは知らないけど、自分は初めて見た。

シリアルバーっていうんですか、そういうバリバリ噛み砕くやつかと思ったら、いうなればレトルトおにぎりでした。おにぎりと云っても米じゃなくて「もち麦+十六雑穀」ね。厳密に云うと、十六雑穀の中に黒米・発芽玄米・発芽赤米が含まれるんだけどね。


■うん、おれもさ、仕事中に口寂しく小腹が空いたときなんかは、いわゆるシリアルバーのお世話になることも頻繁にあるんだけどさ、あいつら「自分、健康にいいですから……ええ」みたいな感じの雰囲気を出してるわりには、けっきょくお菓子の親戚みたいなもんでさ、あまり体にいいとは思えない感じがするんだよな。

でも、もち麦満腹バーは、上記の通りもち麦+十六雑穀なので、なんとなく体に良さそうだし、これも上記の通りおにぎりのような食感で、味はほんのり塩味。これをゆっくり噛みながら食べると、まあシリアルバーよりは健康感あるかな。たびたびシリアルバーを引き合いに出してすみません。


■一本55gで80kcalで、お値段は140円くらいだったか。人によってはコンビニおにぎりの方がトクじゃん、と思うかもしれない。おれもちょっと思う。

ただ、買い置きできたり手軽に持ち運べたりできるのはメリットではある。あと、カロリーや糖質を控えたいときの食事には便利そうだ。


■上の写真、食べ終わったやつですみません。


■むかし文化放送の


■沖縄でバスに乗ってたらコザ十字路のあたりで運転手が小林克也のモノマネを披露してくれた、という夢で今朝は目が覚めました。

今日はなんか梅雨みたいな天気の日でしたねー。


■中村松江丈のインスタ、テイ・トウワがらみのサムネイルがちらほら載っててなんかうれしい。

松江丈のインスタ


■先日、とあるファミレスで食事してたら、隣のテーブルにいた謎のおば様軍団の一人が、

「ほら、あたし、むかし文化放送のアナウンサーと付き合ってて」

という、なかなか気になるリリックをドロップしてました。

肝心のアナウンサーの名前は聞き取れませんでした。


■スカロケ十周年


■歌舞伎座は新開場十周年ですが、『スカロケ』もこの春で十周年なのでした。

十年前の春に営業部に異動になってこれまで完全なるペーパードライバーだったのに会社の軽自動車を運転することになっておっかなびっくり都内の道を走ってるときにカーラジオから流れてたのが当時渋谷パルコのスタジオから放送していたまだ始まったばかりのスカイロケットカンパニー略してスカロケだったんですね。読点打たずに一気に書いちゃってすいません。

先日、中村莟玉『カブキ・チューン』の総集編で赤坂泰彦がウルフマン・ジャックの話しててさ(←固有名詞が渋滞)、なんつーかな、ラジオは聞いてくれる人の心を軽くするような存在である云々、みたいな話だったんだけどさ。慣れない部署へ異動したばかりという、まあはっきり云ってしまうとつらい時期に、スカロケはいくつかあるうちの心の支えのひとつになってましたね。

今日はなんとなく有休とってだらだら過ごしてたんですが、ひさしぶりにスカロケをほぼフルでがっつり聴きました。デッカチャンのラップって、デモテープの仮歌っぽいなと思いました。プロデューサー自ら歌ってる感じの。


■上の段落でも名前が出ましたが、『カブキ・チューン』が今月より50分番組から25分番組になりました。

聴いてみたのですが、従来よりもだいぶ"巻いた"展開になってて、クラフトワーク「アウトバーン」の7インチバージョンを聴いてるみたい。笑

番組の終わりのゴトウさんの「高砂屋」の掛け声(?)は健在で、よかったです。

カブキチューンと、水曜木曜『シン・ラジオ』を聴きながらウォーキングすることが、いまの心の支えになっております。長く続いてほしいなあ。


■エーオーセプトクリアケア


UFOそばめし


■食パンの賞味期限って意外と短いよね。

といった意味も含めまして半蔵商店なんですけども、コンタクトレンズを洗うときは、「エーオーセプトクリアケア」という洗浄液を使っております。この液体は、数ヶ月に一度、通販サイトでまとめ買いするのですね。

で、先日、この洗浄液のストックが尽きてきたので、通販であらためて買おうとしたのですが、サイト上の価格がやたら高い。前回買ったときの二倍くらいの値段になってる。二倍ですよ。

しょうがないので店頭で買おうとしたのですが、薬局をいくつか回ったけどこのエーオーセプトクリアケアは売ってなかった。

なんでだろう、と思ったら、いろいろあって品薄なんだそうです。知らんかった…。


■なんでこの液体じゃないといけないのか、他社のコンタクトレンズ洗浄液を買えばいいではないか、と主張する団体もあるかもしれませんが、このエーオーセプトクリアケアは、こすり洗いをしなくていいんですね。コンタクトレンズを洗浄液につけておくだけで良いのです。「つけおき」だけでOK。

いま店頭に並んでいる他社の製品はどれも軒並み、こすり洗いをしなければならないという安土桃山時代レベルの洗浄液なのです。めんどくせえ。


■こすり洗いのほうがレンズの汚れが落ちるのでは?と思って、以前、コンタクトレンズを買った店で訊いてみたことがあるのですが、

・こすり洗いは手指の汚れがレンズにつくおそれがある。
・こすり洗いは、レンズを傷つけたり無くしたりするリスクもある。
・ゆえにソクラテスは死ぬ。もとい、つけおきのほうがいい。

という説明をされました。こんな説明を聞いちゃったら、いちいちこすり洗いが必要な洗浄液なんざ、そりゃ買わないわな。

あ、薬局で、他社のつけおきタイプの洗浄液がひとつだけあったんだけど、それは「液Aを入れ、レンズケースをくるくる回し、10分後に液Aを捨て、液Bを注ぎ、レンズケースをくるくる回し、液Bを捨て、再度液Bを入れて10分放置する」という儀式をとり行わなければならず、それやるくらいだったらこすり洗いの方がまだマシだわ、と思った。



■こちとらいつものエーオーセプトクリアケアを買いたいのですが、売ってないものは買えないので、薬局で他社のこすり洗い用の洗浄液をしぶしぶ買ってきましたよ。本屋で目当ての新刊がどれも売り切れてて、しょうがなく第4希望くらいの新書を買ったときの感じ。

エーオーセプトクリアケアの手持ちの最後の一本は、ちょうど今日で使い切ったので、明日からはこの洗浄液でこすり洗いをしながら生きていかなければなりません。

一日タイプのコンタクトにすれば洗わなくてすむんだけど、なにぶん高いしね。ま、これを機にコンタクトを止めてメガネにしてもいいわけですが…。





■上の写真は、ファミリーマートで売ってたUFOそばめしおむすびです。ちゃんとUFOのソースの味がしました。


■当代歌舞伎座十周年、サカモト、カブキチューン


■歌舞伎座が新開場して、けふで十周年。

十年前のこの日は、しっかり有休とって一日じゅう歌舞伎座におりました。前日(2013/4/1)にこれまでいた部署から営業部に異動になったばかりという状況だったのに。笑

そう、第二部と第三部の切符は手に入ってたんだけど、第一部だけは切符が買えなくてね。でも、新開場の数日前に謎の地下組織をのぞいてみたら、第一部のチケットが五万円で売ってるのを見つけちゃったんですね。

五万円かー…………と、さすがにしばらくはいろいろと逡巡して、で、時間をおいて再び謎の地下組織をのぞいたらタイミング良く三万五千円に値下げされていたので買いま、あ、いまどきはこういう話は書かない方がいいのか。えー、この段落はフィクションです。

で、当代歌舞伎座初日は第一部、第二部、第三部と全部見ることができまして、それからぴったり十年。今宵も歌舞伎座におりました。切符はもちろん定価で買いました。


■木挽町から営団地下鐵で帰り、家でサンドリ聴いてたら有吉の口から坂本龍一の訃報。これはたまたまなのですが、きょうの昼、忌野+坂本の「明・る・い・よ」を聴いてました。


■3/24の『カブキ・チューン』が放送中止で、でも3/26の再放送はあった。つまり、本放送が中止なのに再放送だけがあるという心霊現象が発生してたのですが、配信では明日4/3の昼まで聴けます。ド頭に莟玉じゃなくて右近がしゃべり出すところ、普通にびっくりしてしまった。笑

ちなみに、これとは別に3/31の放送回も4/7まで配信してますね。なので、これを書いてるいまの時点では「らじるらじる」でカブキチューンが二本も聴けるようになってます。

カブキチューン、この4月から放送時間が短くなるようですが、続いてくれるだけありがたい。でもなー、近いうちまた50分に戻してほしいよなー。

そういえば先日のカブキチューンで、莟玉丈の実のお母様が坂本ファンだという話が出てましたね。


■まだ腰痛い


■腰は、まあ月曜にくらべれば、さすがにちょっとは良くなってます。するどい痛みはなくなった。けど、鈍い痛みがまだまだ続きます。サロンパスも貼ってます。


■そういえばさ、たま〜〜にさ、歯医者で治療が終わった後とか、美容室で髪を切ってもらった後とかに、席を立つとき、

「はい、じゃ、ゆっくり立ち上がってください」

って云われることない? ありません?

あの「ゆっくり」は、急に立ち上がることによるぎっくり腰を防止する意味があったのかもしれない。


■プチぎっくり腰


■けさ、目を覚ましてベッドに腰かけ、しばらくボーッとして。iPhoneをいじるなどして。

四千頭身・後藤が月31万の家賃が払えなくなり実家に戻る、というニュースを読むなどして。そういえば昔、お笑い第七世代ってあったなと思うなどして。そういえば明日でぺこぱのオールナイトニッポンゼロが最終回だなと思い出すなどして。宮下草薙の宮下はテスラの維持費をちゃんと払えてるのかと心配するなどして。

その数分後、さてそろそろ出勤の準備でもするか、と勢いよく立ち上がったところ、突然、腰に激痛が走りましたいたたたたたたたたた!!!

ほうほうのテイで、棚から買い置きのサロンパスを取り出してコシミハル。もとい、腰に貼る。

これは、あれだ、世に云うところのぎっくり腰だ。


■とはいえ、だいぶ軽い方のぎっくり腰だと思う。というのも、腰がめちゃくちゃ痛いながらも、二本足で立てる。そのうえ、なんとか歩ける。

聞くところによると、本式のぎっくり腰は、とても立ったり歩いたりできないそうではないか。それに比べれば、おれのぎっくり腰なんぞ、プチぎっくり腰だ。

藝人で云うと、まだ月例の事務所ライブの、松・竹・梅と三段階あるなかの「梅」のライブに出てるくらいの新人だ。千円のチケットをバイト先のローソンの同僚に手売りしてるレベルの。それっくらいのぎっくり腰だ。

腰の痛みをこらえつつ、なんとか会社に出かける。カバンがいつもより重く感じられ、歩く速度がいつもより遅い。腰が痛いので。


■で、あれですね、歩くのは意外なほど苦にならない。座りっぱなしのデスクワークもそんなに苦にならない。

ただ、椅子に腰かけるときと、椅子から立ち上がるとき、腰に痛みが走る。

あと、ちょっと姿勢を変えたいときとか、ちょっと体の向きを変えたいときとかに、いちいち腰に痛みが走って、それがけっこうしんどい。

ロキソニンを飲もうかとも思ったけど、わりと早い段階からロキソニンに頼るのもカラダに良くないような気がしたので、今日の所はやめとく。


■家に帰ってベッドに仰向けになろうとすると、やっぱり腰が痛い。ああ痛い。仰向けに寝ることすらできんのか。

背中を丸め、体を横向きに倒して寝ると、いちおう腰の痛みを比較的感じずに済む。ふむ。


■インターネットを検索すると、「ぎっくり腰になったら、腰を冷やしてはダメ」という説と、「腰を温めてはダメ」という説の両方が出てくる。どっちなんだよ。いい加減にしろ。

やはり、われわれ人類はインターネットを滅ぼさなければならない。


■年度末の忙しさピーク過ぎたが


■先週は忙しさのピークでしたが、まあそれをなんとか乗り越えまして、四連休明けて、それでヒマになるといえばならないわけで、また別の種類の忙しさがやってきてるという、そんな状況です。

せっかくの四連休もさ、疲れてるもんだから、ぼーっと養生してるだけで終わったな。一瞬でした。

卒業式、修了式、離任式、春休み、のシーズンは大好きなのですが、どうもバタバタしております。


■全然関係ないけど、歌舞伎そばって、いま蕎麦が出せないんだな。大変ですね…。


■年度末の忙しさピーク過ぎた


■昨日、ようやく巨大な事務作業Aを終わらせてやりましたよ。なので、年度末の忙しさのピークは過ぎました。

あとは、中くらいの事務作業Bですね。Aが、突如勃発したイレギュラーな作業だったのですが、Bは毎年年度末にやってる定期的なやつなので、そんなに大変ではないと思う。ちょっとは大変だけど。


■ということで、本日から四連休ということでゆっくりしております。今日は十八時から二十一時半、という謎の時間帯に昼寝(?)をしたりしましたよ。先々週は土曜も、先週は土日両方とも働いてたからな〜。


■スチャダラパーとFrom Time to Time砂原のマッシュアップ、聴いてください。




https://www.youtube.com/watch?v=6r2RgrFoIuk


■スチャダラパーの「そ・れ・ば・な」と、砂原良徳の「Love Beat」をマッシュアップしました




https://www.youtube.com/watch?v=6r2RgrFoIuk


■ひさしぶりにマッシュアップを作りましたよ。

スチャダラパーのCDアルバムの後半にひっそり入っている「絶対シングルなんない」曲と、ドイツ盤でしか発売されなかった砂原良徳の曲のマッシュアップにどれだけ需要があるんだ、とおっしゃるお侍さんもいらっしゃると思いますが、一般的な需要がないコンテンツに接触できるのがインターネットの良さですからね。バズったもんばっか追っかけてどうする。

ラップの歌詞とオケの雰囲気が、けっこう合ってるように思うんですよね。ぜひ聴いてみてください。





■「そ・れ・ば・な」には、「ファミレスのメニューが超へってんの」「経費節減? 大変だよ ある程度はねぇ」なんて歌詞が出てきますが。

それで思い出したのですが、拙僧は先日、某区某所のロイヤルホストに行ってとんかつを頼もうとしたんですね。そしたらメニューからとんかつがなくなってたんですよ。あれはちょっとびっくりした。とんかつみたいなオーソドックスな料理がロイヤルホストのメニューから姿を消すとは。

しょうがないから、海老と帆立のドリア、みたいなのを頼みました。とんかつの代わりがドリア、というのが自分でもよく分からんけど。


■そういえば、ジョナサンもある時期からとんかつを出さなくなったように思う。うーむ。ファミレスのとんかつ離れ?


■ミネストローネに浮かべてやりたい


■この三月は事務作業がやたらとありまして。それもこれも、作らないといけない書類(仮にAと呼ぶ)があるからなんですね。

二月の終わりごろからこつこつと書類Aを作り始めており、たとえば先週の土曜なんかも4時間くらい宿題に費やしたりして、なかなかに時間を食っております。

Aの進捗度合いは、まあ、破滅的に間に合わないってことはなさそうだな、といったレベルまではなんとかたどり着きました。とはいえぜんぜん油断ならない。提出日が来週金曜日なので、来週が忙しさのピークだな。たぶん、この土日もけっこうな時間をつかって書類作ってると思う。

いや、書類を作ると云っても、エクセルを埋めるだけなんだけどさ、それに至るまでの資料集めとか、その資料と照らし合わせての各種のチェックとか、各位にいろいろ説明しなきゃいけないとか、その説明のためのスライドも作らないといけないとか、そういうあれが多々あってさ。いろいろと神経を使うわけです。


■3/17の金曜日にAを提出したら、とりあえず四連休です。3/20を有休にするのですね。四連休くらいとらせてくれ。ほんとは十二連休くらいしたい。

で、四連休が明けたら書類Bの作成、とまたまた事務作業です。ま、Aに比べたら、Bはまだマシというか、そこまでしんどくはない。とはいえ、こちらも油断ならない。こちらは三月の下旬に作って、三月末に提出、というスケジュールです。


■で、書類Aと書類Bの間に、雑用がC、D、E、F、G、H、I、J、K、L、M、N、O、Pくらいあります。アルファベット・マカロニくらいあります。ミネストローネに浮かべてやりたいくらいあります。


■ヤラセすら


スタバでラザニアが食べ(ら)れるとは知りませんでした(店舗限定ですが)。いまのところ、三月いちばんの驚きです。

ちなみに二月でいちばん驚いたのは、ラッキィ池田は浅井企画に所属していたことはない、という豆知識です。こういう大事なことを、なぜちゃんと義務教育で教えないのでしょうか。国力が弱まると教育の質にも響いてきますね。


■おれは、例によって「録画はしたけどまだ見てない」のパターンなのですが昨日のR-1でなんかあったみたいですね。

ヤラセじゃない単なる技術的ミスだとしたら、得点発表の瞬間の興をそぐものだし、もし仮にヤラセだとしたら「ヤラセすらちゃんとできないのか関テレは」ってことにならんか? これ。R-1って、開催年数"だけ"はM-1より長いのになにやってんだか。

そもそも20年以上もやってるのに、番組としていまだに試行錯誤を繰り返してるフェーズから抜け出てないのは不思議だ。おそらく、関テレ内部にノウハウの蓄積がうまくできてない感じがする。

──といったようなことを思わないこともないものの、おそらくR-1は、M-1よりもだいぶ予算も人手も少ないのでしょう。おれも年をとって、現場の苦労ってものが分かるようになった。どんなものも、生身の人間が集まって作ってるわけです。たぶんスタッフ各位はぎりぎりのところでがんばっていると思う。あんまり安易に責めちゃいかん。

とはいえ、もうR-1に関しては素直に朝日放送に引き渡したほうが、いろいろうまくいくようにも思う…。


■この水曜の『シン・ラジオ』で紹介されてた、雪印北海道バタープリンを食べました。商品名そのままの味がしました。


■「ココロのシャンソン」という曲に出会えた


■もうちょっとオールナイトニッポン555周年特番について。

二月十九日は電気グループ(若王子耳夫らが結成したポピュラー・ミュージック・グループ)、伊集院、海砂利、杉本高文のオールナイトニッポンをオンタイムで聴きました。

で、後日、タイムフリーで、タモリ、秋元×佐久間、カメ&アンコー、小林克也、ウンナン、ネプ×土田を聴きました。正直に書くと、鶴光も半分くらい聴きました。

何歳なんだ、おれは。


■カメ&アンコー、ってさらっと書いてますけどもちろんよく分かってなくて、でも分かってないまま聴いたんですね。まあ、たまには分からないのも聴かないとね。分かるもんばっか聴いてどうする。公式サイトによると、"オールナイトニッポン初代パーソナリティの1人「アンコーさん」こと斎藤安弘、ディレクターでありながらDJとして絶大な人気を誇った「カメちゃん」こと亀渕昭信"とのこと。ふむ。


■で、そのカメ&アンコーのオールナイトニッポンのなかで、「ココロのシャンソン」という曲がかかって。それがすごく印象に残ったわけです。

作曲が加藤和彦で、云われてみるとまあそんな感じの雰囲気なんですが、作詞がまさかの赤塚不二夫なんですね。

Wikipediaで調べると、赤塚不二夫の『もーれつア太郎』の登場キャラクター「ココロのボス」のイメージソング、ということが分かりました。

'98年に出た赤塚不二夫ゆかりの曲を集めたコンピ『赤塚不二夫ソングブック』(伊集院が発売当時ラジオで紹介してたような記憶がある)にも入っているようです。

──と、ある世代のある種の人々にとっては当たり前であろうことを、この令和五年に新鮮な感じでつらつらと書いております。まあ、だって、最近初めて聴いた曲だからさ、おれにとっては新譜。そこは許してほしい。


■うん、そう、だから、カメ&アンコーのオールナイトニッポンを聴かなければこの曲に出会えなかったわけですよ。

おそらくYouTubeやらSpotifyやらのリコメンド・エンジン(っていうのかな)ではまず出会えなかったと思う。ほら、ああいうのって、AIがおれの好みに寄せていろいろおすすめ曲を提案してくるわけじゃないですか。でもそこがAIの浅知恵でさ。AIは、おれの好みの流れの外にあるものまでは提案できないわけでしょ(たぶん)。だから、ラジオってのはとりあえず聴いてみるものですね。

しかし、良い曲だなあ、ココロのシャンソン。


■【速報】


フライパンを買い換えました。


■『ワイルド・ファンシー・アライアンス』30周年


■スチャダラパーのアルバム『ワイルド・ファンシー・アライアンス』発売から今日で30周年です。つまり、「ねえねえねえねえマメンアニ世の中むっちゃ不景気らしいじゃない」とボーズがラップして30周年です。令和5年から見ると、このアルバムが発売された平成5年はだいぶ景気の良い時代に思えるけど気のせいか。


■今日は『お台場フォーク村』に5年半ぶりに所さんが出る、ということで、5年半ぶりにフジテレビのなんとかという、ネットでCS番組が見られる有料サイトに入会し直しました。

まりんの300倍くらいのペースで楽曲を大量生産する所さんですが、スタジオライブはレアです。次はいつなんだろう。また5年半後ぐらいか…。


■電気グループのオールナイトニッポン等


■オールナイトニッポン555周年特番が先ごろ終わりました。みなさん聴きましたか? おれは聴きました。

うん、日曜の早朝、目覚ましも何もかけてないのに、どういうわけか午前3時に目が覚めたんですよ。心のどこかで楽しみにしてたんですかね、電気グループ(ナゴムレコード「人生」のInK石野が結成した新バンド)のオールナイトニッポン。

ということで、早朝の寝床の中では電気、昼は仕事の宿題をしながら伊集院と海砂利、夜はウォーキングをしながらさんまを聴きました。

もし、このような特番をやる機会がまたあるとしたら、所さんのオールナイトニッポン、とんねるず&宮本氏のオールナイトニッポン、伊集院&宮本氏のオールナイトニッポン、Wikipediaいわく「突如失踪しそのまま降板した」 pee-ka-booのオールナイトニッポンもぜひ聴いてみたいですね。


■で、さんまオールナイトを聴いてから、配信期間すべりこみで赤坂JUNKの200周年配信を謎の手数料330円込みで2830円はちょっと高いよなあなどとケチなことは考えないようにしながら見ました。爆笑問題と伊集院の回です。ここでも伊集院。


■広く薄くいろんな層から愛されるオールナイトと、ラジヲオタク的ないわばマニア層から支持されるJUNK。後者はパーソナリティーの新陳代謝がないから毎年毎年リスナーの平均年齢が1ずつ上がってくだけだろうなあ──と、茗荷谷駅前のマクドナルドでカピバラとオオアリクイが話してるのを聞いたことがあるけど、まあ有楽町は有楽町で、赤坂は赤坂で、それぞれ良いところがあるからそれでいいとおれは思います。かつてのプレステ対サターンみたいなさ。

正直このごろは『カブキ・チューン』と『シン・ラジオ(水曜と木曜)』ばかりで、深夜放送はちょっとごぶさた気味なのですが、これを機にまた深夜も聴いていきたいと思いますよ。


■そしてJUNKの配信を見てから、これまたradikoの期限切れすべりこみで細野晴臣『Daisy Holiday』の、テイ・トウワかトワ・エ・モアのどっちかがゲストで出る回を録音しました(いまのところ、録音しただけで未聴)。

追いかける番組がたくさんあって時間が足りません…。


■今日は弁当を三つ食べた


■今日は千葉県(水曜『シン・ラジオ』のNACOUDA「甘い視線〜Sweet Look At Me〜」でおなじみのbayfmがある県)で、仕事上のとある会合に出ました。昼に弁当をもらいました。

これが、複数の種類の中から好きな弁当を選んで良い、という方式だったので、多少迷った末、魚の弁当を選びました。


■で、夕方。会合が終わって、解散あるいは散開(YMO風表現)するときに、おまえ、余った弁当を持って帰れ、ということになったわけですね。

余った弁当など捨ててしまえば良い、というタイプのお侍さんも世の中にいらっしゃるとは思うのですが、しかし人間、賞味期限が切れてもいない手つかずの弁当を捨てるってのは、まあなかなかできないものです。

ヒレカツ弁当とカレー弁当を持って帰ることとなりました。

しかしよ、ヒレカツ弁当はまだしも、カレー弁当はどうすんだよ。二種盛りだぞ。まちがってもタテにしちゃいけないぞこれ。タテにしたら、タイ風のグリーンカレーとインド風のチキンカレーがぐっちゃぐちゃになるぞこれ。

なので、二つの弁当の入った袋を、つねに地面に対して水平になるよう気をつけて手に持ち、千葉県から東京県まで帰ってくることとなったわけです。とくにカレーにはこぼれないよう気をつかいました。詳細な記述は省きますが、おかげで腕が筋肉痛。


■今日の夕飯がヒレカツ弁当(615kcal)とカレー弁当(690kcal)だったのは、こういうわけだったのです。あー、明日の朝は体重計乗りたくない。

いま、改めてカレー弁当のラベルを見たら、この弁当は文京区で作られたということがわかりました。文京区で作られたカレー弁当が千葉に運ばれ、それをおれが文京区に持って帰って食べる。地産地消ってやつですね。そうだろうか。


■Googleじゃ分からない「中くらいに有名なバンド」とは何だったかというと


■では前回のエントリの続きというか、答えです(まだお読みになってない方は、まず前回のエントリからお読みください)。

おれが知りたかった、

「名前は英単語三つで」

「'90年代中盤〜後半ごろぐらいに」

「中くらいに売れたバンド(※当社比)」

の名前は

















cool drive makers

でした。


■くりかえすけど、おれはこのバンドが好きだったとか、そういうことではなく、単に「当時の音楽雑誌で、文字面を見かけた覚えはあるバンド」の名前をどうにかこうにか思い出そうとしてたってだけのことです。それだけの話です。


■あのへんの時代だと、アドバンテージ・ルーシーとか、スウィンギング・ポプシクルとか、ペンギンノイズとか。名前しか覚えてないんだけど、当時の音楽雑誌の誌面を思い起こさせるバンド名です。





■今週で、2月の忙しさのピークを過ぎました。よかったよかった。が、2月後半は2月後半で、日帰り出張があったり、3月の案件(といっても単なる事務作業。しかし膨大)の仕込みもしないといけなかったりで、あんまり気が休まらないのだった。


■先日、左下の奥歯の齲歯を治療しました。あ、「虫歯」でなく「齲歯」と表記してるのに深い意味はありません。でもさ、「虫歯」って表記は、なんかこう、かわらいしい悪魔みたいなキャラクターがモリのような物を持ってるくらいのイメージじゃん? 「齲歯」みたいな禍々しい表記のほうが、忌避すべき何か、って雰囲気がして「ちゃんと歯医者行かないと!」って気分になるよね。なのでこの項ではこう書く。

で、おれの齲歯はC1・C2・C3・C4で云うと、ぜんぜんC1の、ごくごく初歩的な、英検5級みたいなレベルだったんだけど、定期検診で齲歯が見つかった翌週にはもう治療という、このフットワークの軽さ。この瞬発力。齲歯をほっとくメリットなんか、なにひとつ無いしね。

奥歯の銀のかぶせ物(このかぶせ物、いつのものなんだろう。自分でももう思い出せない)をはがして、悪くなった部分を削って、そこをプラスチック(?)で埋める、といった流れでした。

もちろん歯茎に麻酔をうったので、歯の治療自体は痛くなかったんだけど、治療中ずっと口を開けてなきゃいけないし、口の中にいろいろ器具を突っ込まれるのがしんどい。顎関節が痛くなりました。顎関節にも麻酔をうってほしい。

それはともかく、これで齲歯のない健康な歯になりました。


■昨日の『カブキ・チューン』で、「夢見る約束」がかかりましたね! 莟玉丈の口から「戸川純ユニット」「極東慰安唱歌」「細野晴臣」というワードが聞けてよかったです。

あと、エンディングのゴトウさんの「たかさごや」が久しぶりに聞けたのもよかったです。笑


■Googleじゃ分からない「中くらいに有名なバンド」


■先日のこと。ふと、とあるバンド名を思い出そうとして、思い出せなかった。あるよね、そういうこと。うーん、なんだっけ……。

こういう云い方をするとなんだが、べつに好きなバンドではない(嫌いなバンドでもない)。そもそも作品を聴いたことがない。

記憶に残っている曲があって、それを歌ってるのはどのバンドだったっけ、とか、そういう話ではない。単に、おれの脳を文字情報としてのみ通過していったバンド名。それを思い出したいんである。

どこかで最低一度は見聞きした覚えのあるそのバンド名を思い出そうして、思い出せないでいる。思い出したい。でも思い出せない。うーむ。


■なんとか思い出そうとして、手がかりらしき物をさぐる。

「なんちゃら、かんちゃら、なんちゃら」という英単語三つでバンド名が構成されている、というとこまでは思い出せる。

たとえば、ミッシェル・ガン・エレファントみたいな。でも、ミッシェル・ガン・エレファントではない。

たとえば、マッド・カプセル・マーケッツ、みたいな。でも、マッド・カプセル・マーケッツではない。

たとえば、ポイズン・ガール・フレンド、みたいな。でも、ポイズン・ガール・フレンドではない。

なんだっけ…。

「英単語三つ」というところまで思い出せるのに、その英単語三つが織りなす「語呂」というか発音のリズム感のようなものが思い出せない。舌が覚えてないとでもいうのか、バンド名の語感が身体的に身についてない。

上述のとおり、視覚的な文字情報としてしかそのバンド名に接してないので、そのバンド名の発音になじみがない。「そのバンドのCDを学生時代愛聴していた」「友人とそのバンドについて語り合った」「そのバンドのライブに行った」とか、そういうあれではない。そもそも、おれは、そのバンドが何人組かすら知らないんである。

ゆえに、思い出せない。


■そのバンドはジャンルで云うと、渋谷系ではない、テクノ系でもない。じゃあ何系だろう。そこがよく分からないけど、たぶん比較的一般的なロックなように思う。


■あ、念のため書いとくと、地元で同級生がやってたバンド名とか、そういうスケールの話ではない。

おれが名前を思い出せないでいるそのバンドは、少なくともメジャーデビューはしているはず。仮にインディーズだったとしても、まあまあ売れてるバンドだったと思う。雑誌で名前を見た覚えはあるからだ。

世に出た時代で云うと、'90年代中盤から後半にかけてだろうか。

音楽雑誌で云うと、『remix』や『GROOVE』ではない。『パチパチ』でもないように思う。『ロッキンオンJAPAN』とか『音楽と人』とか、そのあたりはどうだろう。載っていただろうか。よくわからない。

ただ、そのバンド名は、タワレコで配ってたフリーペーパー『bounce』の後半の新譜寸評ページで見かけたことがあるように思う。ま、あのページはたいがいのジャンルのCDは網羅してるから、当たり前っちゃ当たり前なんだけど。

でも、少なくとも音楽雑誌の表紙をドドンと飾るようなバンドではなかった。


■テレビはどうだろう。その当時(=『HEY! HEY! HEY!』全盛でした)、そのバンドがテレビの音楽番組に出演したところは、見たことない。出てたかもしれないけど、少なくともおれは見てない。


■と、ここまで書くのに1300文字ほど費やしている。なのに、これくらいのことしか思い出せない。

そう、なんというか、そのー、こういう云い方を許していただければ、「中くらいに有名なバンド」なんである。あるていど音楽好きな人なら「あーなんか名前は聞いたことある」って答えてくれそうなバンドではあるんである。それくらいの、中くらいの売れ方。

なんというか、タイムスリップ・ランデヴーぐらい? マーガリンズぐらい? ロッキーチャックくらい? センチメンタル・バスくらい? いや、センチメンタル・バスはかなり売れたか。

まあ「中くらいに有名」なんて云われても、ぜんぜん定量的な表現じゃないよな。すいません。


■「名前は英単語三つで」「'90年代中盤〜後半ごろぐらいに」「中くらいに有名なバンド(※当社比)」の名前。うーん、わからん…。

何をどうやって検索すればいいんだこれ。一時間ほど、検索ワードをいろいろ変えて検索してみたが、出てこない。徒労に終わった。まあ、そうだよな。Googleごときじゃ分からないことは、世の中いろいろある。いま話題のChatGPTを使えばいい? なんすかChatGPTって。よくわからん。


■ひとつ確実な方法は、'90年代後半の『bounce』のバックナンバーをひとそろい取り寄せてぺらぺらとめくっていくことだが、どこにまとまった量のbounceがあるね。図書館? そういえば図書館って、フリーペーパーも蔵書してるの? どうなんだろう。


■しかし後日。あっさりとこのバンド名が判明してしまう。

というのも、ヤフオク(のロゴのセンスって'00年代前半で止まってるよな)で、何気なくいろんな物件をあれこれ検索してたら、「お探しの商品からのおすすめ」みたいな欄に、偶然そのバンドの白カセ(レコード会社が各メディアに配布するプロモ用カセットの意)が表示されたんである。

Googleで解決できない難問がヤフオクで解決できた、さすがヤフオク、という褒め方があってるのかどうかはよくわからんけど、まあ、思い出したかったバンド名が思い出せたのでよかった。


■さて。肝心カナメのそのバンド名はなにかと申しますと、



















…………まあ、それについては次回のエントリで書きます!笑

次回のエントリまでに、これを読んだ人は各自、「名前は英単語三つで」「'90年代中盤〜後半ごろぐらいに」「中くらいに有名なバンド(※当社比)」を想像しておいてくださいね。


■ま、こうやってわざわざ次回に引っぱって、正解のバンド名を書いたところで、読んでくれた人が「あ〜〜、あのバンドか〜〜〜、なるほどね〜〜〜」って気分になってくれるとは限らないんだけどさ。笑


■今田耕司さん本人に


ヤフオク見てたら、さらっとすごいことが書いてあった。

出品者曰く、


私は実際このレコード何枚か所持してますので1枚今田耕司さん本人にお渡ししました


すごい。笑


■そういえば谷川俊太郎っていま何歳なんだろう、と思って検索したら91歳だった。

ちなみに妹尾河童と市川寿猿が92歳。


■今日はハーシーのキスチョコを17粒も食べてしまった。うーむ…。


■仕事と虫歯に関するエントリ


■そうなんですよ、今日ようやく案件(a)にカタがつきました。でも、一息つく間もなく、今週と来週でカタを付けないといけない案件(b)があって、これは仕事というか作業に近い性質のものなのですが、まあやんなきゃいけない。そして分量がでかい。

そして三月前半に案件(c)を片付けないといけなくて、これはもう単なる事務作業なのですが、にんともかんとも分量がでかい。ので、いまから着々と準備を進めていかなくてはいけない。っていうね。

とりあえず(a)は片付けたので、ご褒美として美味しいものを食べよう。

しかし、あれだな、ファミコンで『けっきょく南極大冒険』をやってるだけで時給37000円くらいもらえる仕事ってないもんかね…。


■それと、うん、先週土曜に歯医者行ったのですね。そしたら、左下の奥歯に虫歯の疑いがあるということで、x-rayを撮りました、あー、レントゲンを撮りました。

そしたら、やっぱりどうもほんとに虫歯だったみたいです。

そんなわけで来週はまた歯医者に行って、左下の奥歯のかぶせものをとって、いろいろ診てもらう予定です。ま、ごく小さな虫歯らしいので、神経をも蝕んでいるとか、そういうレベルではないらしいですので、國民の皆様もご安心ください。


■もう年度末の


■今週あたりから、もう年度末の忙しさです。やれやれ。まあ世の中、そういう人もけっこういるとは思う。


■だから、こう、食生活が乱れておりまして、この月曜なんぞ、朝食がピザ、昼食がアップルパイ、夕食がドーナツでした。アメリカの肥満児かよ。

で、さすがにこれじゃいかんと思って、動物性タンパク質を補給するためオイルサーディンを一缶食べたんだけど、その後、口直しにハーシーのキスチョコを10ヶ食べてしまった。うむ。


■かっぱえびせんとポテトチップスで夕飯を済ませた日もあったなー。いかんな。


■今週のラジオ


■1/20の『カブキ・チューン』松也ゲスト回、面白かったですね。2回聴いてしまいました。莟玉と松也がきゃっきゃキャッキャしてるだけで50分が経過するという謎の放送。笑。しかし松也、仕切りうまいなー。

人類で初めて莟玉(梅丸)を「まるる」と呼んだのは蔦之助丈、ということが分かったのでよかったです。

あと、松也が以前この番組(前身の『邦楽ジョッキー』)のパーソナリティーを務めてたころ、いちばん苦労したゲストは猿之助、と云ってました。笑


■で、これも同じ1/20の放送になるのですが、先日の『常滑川まことゴールデンラジオ』につづいて『ビバリー昼ズ』にもレッツゴーよしまさ氏が出てましたね。

素の志村、だけじゃなく、昭和歌謡のモノマネもたくさん聴けました。


■あと、1/18の水曜『シンラジオ』での、井川の発言「ラッキィ池田は振付師の才能がなかったら逮捕されてもおかしくない」は笑った。


■坂本龍一『12』


12

■『12』を発売日に購ってきました。

『千のナイフ』(ってもう45年前のアルバムなんですね)から数えて何枚目になるのだろう。何thアルバム? いくつth? とにかく坂本龍一の新しいアルバムです。これを書いてるいまも聴いております。

今年の目標は、坂本龍一のヴァージン在籍時のシングルをぜんぶ集めることです。がんばります。


■先月の電氣代は10128円でした。久々の5ケタ。YMOの『テクノ・バイブル』が買えてしまう値段です。そりゃ、冬なので暖房器具を使うからしょうがないのですが。そしてガス代も高いんだよなー。しょうがないのですが…。


『歌舞伎家話』第20回・下ノ巻はリアルタイムで見(ら)れなかったので、アーカイブで見ます。券は買ったので、今日は出だしのところをちょっとだけ見ました。

突然ですが、『王様ランキング』を歌舞伎にするとしたら、ボッジは莟玉だな、と急に思った。なぜか。おれ、王様ランキング読んだことないんだけどね。


■今日、レッツゴーよしまさのネタに初めて触れたのですが、おもしろかった。これの11:00ぐらいから

しかし、素の状態の志村けんのモノマネって、よく思いついたなあ。というか、なんでいままで誰もやってこなかったんだろう。志村なんて國民の120%くらいは知ってる存在なわけだから、かなりのブルーオーシャンだよな。

よしまさ氏は、ふだんは会社勤めらしい。すごい。


■(本文と関係ないですが、キーボードの調子が悪いです)


高木完・藤原ヒロシ


■J-WAVEの藤原ヒロシ特番、ラジコ配信は明日1/16(月)の深夜までですね

「ここでしか聞けないRemixやマッシュアップ音源をたっぷりと!」とのこと。まだ全部は聴いてなくて、ちょっとだけ聴いてみたのですが、ダフト・パンクとビートルズのマッシュアップはびっくりした。笑

一日に一リミックス作ってるらしいです。ふむ。


■ラム肉の肩切り落としを、ピーマンと舞茸と軽く炒め、すき焼きの割下で煮て、生卵をつけて食べる、というのをおとといも食べたし、今日も食べました。

今日なんか、〆の餅まで入れてしまいました。すいません。誰に何を謝ってるんだおれは。


■年末の中村屋特番、数回に分けてちびちびと見て、この週末でようやく見終わりました。笑

『検索ちゃん』も『細かすぎて』もまだ見ておりません…。これから見ます。春までには見ます。しかし長三郎さんはおもしろいなー。来世こそはああいう性格に生まれたいものです、と前も書いたかもしれないけど今日も書く。


■そしてこの一月後半から二月は、想像してたより1.5倍くらい忙しくなるかも。うーむ。


■七草リゾット、YMO増殖人形


■昨日が本格的な仕事始め、といったところでしょうか。三学期ですね。寒いのは嫌いですが、三学期は好きです。妙な異動の内示がなければ、ですけど。


■そういえば一月八日に遅めの七草粥を食べたんですが、インスタントの白トリュフ風味リゾットに市販の七草セットを投入して、さらに豆腐と餅をぶち込んでやりましたよ。しかも食べる直前に生卵を落とすという、最盛期のブルボン朝もかくやの贅沢三昧。うまかった。しかし翌朝の体重計。

ちなみに七草セットは刻まずに鍋に入れました。刻むのがめんどうってだけなんだけど、その方が植物を食ってるという実感がある。





■YMOの増殖人形。サカモト単品で百五十万円だって。ボロボロでメガネ欠品でもこのお値段。うーむ。

出品者氏いわく「ジャケットの一列目に使われていたものと二列目以降に使われたものは素材が違うと言われているのですが、一列目に使われたものです。エフアール(繊維強化プラスチック)製です」。ふむ。知らんかった。


■こちらはホソノ単品で三十万円。さっきの百五十万円に比べると、お安く感じ…ないか。


■スタパ齋藤のオールナイトニッポン


■改めまして、あけましておめでとうございます。

四日までが正月休みで、五日から仕事、でも本日七日から三連休、といったところです。なので、まだおとそ気分ですね。いまも、録画した歌舞伎の『十六夜清心』を見つつ、スーパーで買ってきた半額鮨をつまみながら日本酒を飲んでおります。壱太郎の小姓役がいい感じです。


■はい、いま小姓が殺されたところで半額鮨をつまみ終わりましたので、チーザの封を開けました。チーザって、どんな酒にも合うよな。チーザを出してくれるバーってあるのかな。おれがバーを経営してたら、一袋分のチーザを白い皿に開けてパセリを添えたやつを800円でつまみとして出すと思う。


■そう、七草粥の日ですね。スーパーで半額鮨も買ったけど、七草セットも買いましたよ。今晩はもう鮨とチーザを食べたので、七草粥は明日にします。


■ちなみにこの一月三日は、たしかスタパ齋藤のオールナイトニッポンの放送(単発の回でした)からちょうど二十年、だったような気がします。間違ってたらすまん。あと、こういう豆知識って当日に云わないとあんまり意味ないよな。すいません。


■しかし今日はやたらと月がきれいでした。


■謹賀新年 令和〇五


謹賀新年

■あけまして。半蔵商店でございます。

旧年中は弊ブログを御高覧賜り、ありがとうな、ほんと。本年もご贔屓を賜りますようお願い申し上げます。


■正月からインターネットばかりやってるようなやつは恐竜に噛まれる、と論語にも書かれてますんで、今日はこの辺で。ほんと、正月くらいインターネット止めましょうよ。というか、われわれ帝國臣民一丸となって、今年こそインターネットを廢絕しませう。







URL https://youtu.be/NHbviR-mgeY

年号は古くなっちゃいましたが、旧年中に作ったテイ$トウワのメガミックスです。19トラック62分もありますが、これは、熱心のあらわれなので、聴くヒトも熱心をしてください(←シナロケのLPの帯の糸丼重里のやつ).


■たま以来


もう中って、普段セックスするときもあんな感じなのだろうか?などと高尚なことを考えてるうちに今年も終わりです。

夕飯は、スーパーで買ってきた穴子弁当みたいなのを食べました。大みそか感もなければ正月感もない食べ物です。

そう、今日は夕方四時半ごろに早めの年越しそば食べてたんですね。島根県産の十割そばです。そば湯でカルピス原液を割ってみたりしました。


■紅白は、有吉が出るとこを見ました。「見なきゃ!」という気分で紅白にチャンネルを合わせたのは、ひょっとすると平成二年の"たま"以来かもしれません。


■といった意味も含めまして令和四年の半蔵商店でございました。皆様良いお年を。

来年こそは、インターネットのない平和な世界になるといいですね。


■テイトウワカセット方面


『Stupid Fresh』(発売から四半世紀を経てるのに、このタイトルの意味がよく分からない)の白カセにこのお値段。うーむ、なかなかに高い…。

なにかしらのレア音源が入ってるならまだしも、おそらく音源は市販の盤といっしょだよね。いや、おれが知らないだけで、市販の盤に入ってないなにかが収録されてるのかもしれないけど。

あと、世の中にはけっこう白カセマニアみたいな蒐集家もいるのかもしれない。


■こちらは『Flash』のインドネシア限定カセット版。これもなかなかに高い。

ジャケのレイアウトがCDと違うので、欲しい人は欲しいかもしれません。おれも欲しいけど、この値段は出せません。笑


■しかし極めつきはこれ、怒濤の十七本セット

とはいえ、大半はおそらく市販盤と同一の音源だとは思われるのですが、おい、バタフライのカセットだけで三種類もあるぞ…。「BUTTERFLY」「BUTTERFLY(DEMO)」で中身が違ったりするんでしょうか。

宇宙ステーションが描かれた赤いカセットは、Discogsによるとユナイテッド・アローズのノベルティーみたいですね。「A Ring」が渋谷のUnited Arrows CYTなる店舗のCMソングだったようです。

昔、おれが2000円で買ったものの、カセットデッキに入れっぱなしにしてたらテープが機械に巻き付いちゃって取り出せなくなり泣く泣くデッキごと捨てたことでおなじみの『Haircut Museum against The Coffee』もありますね。

気になるお値段は────まあ、買える人は買えちゃうんだろうなあ。おれはもちろん買えません…。





■さて、今日から冬休みでございます。とくに予定はありません。


■今年のコンテンツは今年のうちに


十二月二十三日(金)
■夜、中村屋の特番、は録画して、パソコン通信で紀尾井町家話を見る。松緑、幸四郎、猿之助が並んでトーク。なんだか、フジテレビの『ボクらの時代』みたい。

夜の八時半から始まって、十一時近くまでやっていたように思う。見どころは、松緑の手もとのサントリー角瓶が、配信の終わりごろにはカラになってたとこ。それって、おれの一ヶ月分くらいの酒量なんですけど…。

『検索ちゃん』の特番は、録画しておいた。


十二月二十四日(土)
■朝、ちょっとウォーキング。「ちょっと」ってのは、寒くなってきたので秋のように三万歩も歩いたりできない、という意味です。團十郎襲名公演中の歌舞伎座の前に「おーいお茶」のトラック、という奇跡的(?)な瞬間を撮影した。

歌舞伎座、おーいお茶


■夕方、スターバックス。バターキャラメルミルフィーユラテ、という、さすがにナカグロ無しでの表記がしんどい飲み物をホットで発注。

紙コップでもらったんだけど、紙コップが普通の紙コップだった。

十一月に先走ってクリスマスクリスマスしたデザインの紙コップを真顔で渡してくるのは興ざめだし、肝心のクリスマスシーズンに普通の紙コップを渡してくるのも味気ない。なにを考えてるんだろう、スタバは。


十二月二十五日(日)
■朝、ちょっとウォーキング。「ちょっと」ってのは以下同文。

しかし、今日は晴れてて、空気も澄んでるように感じられる。なんだかもう、元日の朝みたい。


■昼は店で買ってきた海鮮弁当、のようなもの。それを食べながら、ちょっと前に別の店で買ってきたスパークリング日本酒を飲もう、と思いつく。

こういうデザイン

↑画像はメーカーのサイトより拝借。

スパークリング日本酒の瓶を開け、コップに注ぐ。で、飲んでみる。すると、どうも様子がおかしい。日本酒の味がしない。

瓶の表示をよく見ると、おい、これ、スパークリング日本酒じゃなくて、炭酸入りミネラルウォーターじゃないかよ…。

240mlで300円くらいする、ちょっとお高いただの炭酸水。いや、なんか日本酒っぽい匂いが付けられてる、っていう趣向らしいんだけどさ、でも水は水。酒じゃないんだよ。気を取り直して、部屋にあった「神の河」をコップに注いで、麦焼酎の炭酸割りにしてやった。


■夜、パソコン通信で歌舞伎家話。梅玉丈と莟玉丈。

そういえば、莟玉くんが先日、お茶の水女子大で講義をしたそうだ。けっこう近所ではないか。せっかくだから、うちに寄ってくれてもよかったのに。(・ε・)


十二月二十六日(月)
■團十郎『助六』生配信は仕事で見(ら)れず。でもアーカイブで見ようかと思う。『ショウ・マスト・ゴー・オン』の配信も見ようかどうか迷っている。うーむ。

配信とは云え、いくつも見るとそれなりの額になってしまう(そして翌月、カードの明細書を見て血を吐く)。

それでなくとも、年末年始はコンテンツが渋滞する。テレヴィジョン方面も、中村屋特番や『検索ちゃん』だけでなく、なんなら『細かすぎて』も録画したまままだ(フルでは)見てない。

ま、そろそろ冬休みだ。年末年始にゆっくり見よう──なんて思ってるだけで冬休みは終わるんだよな。不思議だけど、そういうもんです。


■ゆず湯


■先日ラジオを聴いてたら、とある人間が、藤井風のことを「藤井風邪」という病名のことだと思ってた、という話をしていたので、怖くなってそのままラジオを消しました。半蔵商店でございます。


■Amazonで買おうとしてるものがあって。でもそれの値段が、ここ数日のうちに、だいたい15000円〜17000円の間を推移しているのですね。

一日数回ほど、その商品ページに値段を見に行くのですが、そのたび値段が違うんですね。つまり、あるときは15000円くらい、あるときは17000円くらい、あるときは16000円くらい、と値段がコロコロ変わる。上がるときもあるけど、下がるときもある。

ま、こんなことはAmazonではよくあることなのですが、それにしたって愚弄されてるような気がする。腹が立つ。

こんなことで腹を立ててなんかいないでさっさと買えばいいではないか、とおっしゃるお侍さんもいらっしゃるかとは存じますが、かといって自分が買ったあと、さらに値段が下がったらくやしいじゃないですか──とか、そういうケチなことを考えてる自分にも腹が立つ。うーむ。


■明日の予定。

中村屋特番を見始める。

見終える。

『検索ちゃん』特番が始まるのを待てず、ついうたた寝。

目が覚めて、あわててテレビを点けたら友近がネタとも呼べない変な何かをやっている。オードリーの漫才はもちろんとっくに終わってる。

というのが明日の予定ですのでどうぞよろしくお願いします。

──と思ったら、中村屋特番の裏で紀尾井町家話なんだよな。猿之助と幸四郎。こっちも気になる。


■今日は冬至なので、ゆず湯につかって、かぼちゃの天ぷら(惣菜コーナーで3割引)を食べました。

明日から、だんだん陽が長くなってくってのがうれしい。


■ジョン・ケージ、M-1決勝


■みなさんのお宅にはテレヴィジョン受像器はありますか? 拙僧は、先週の土日はテレヴィジョンを見てました。ちなみに総天然色です。時代はカラー放送ですね。

さて土曜の夜は、楽しみにしておりました『細かすぎて伝わらないモノマネ』が放送されてたのですが、裏でジョン・ケージに関する番組と、アンディ・ウォーホルに関する番組をやってたのですね。なので、そちらを見ておりました。『細かすぎて』は録画して、リアルタイムではちょっと見るだけにとどめました。

ジョン・ケージに関する番組、では「四分三十三秒」の演奏もやってました(オンエアでは一部割愛)。たまたまなのですが、先週はこういう記事を読んでおりましたので、個人的にはすごくタイムリーでした。

あと、『細かすぎて』を見ながらドミノ・ピザを食する予定だったんですが、この晩はなぜかあんまり腹が減らず、ピザを頼んでも持て余すことは明白だったので、クラッカーにオイルサーディンを乗せたもので夕飯を済ませてしまいました。そういうことってあるよね。


■そんで、日曜日の夜はM-1の決勝戦を見ておりました。

先週、某ラジオでさー、M-1決勝戦のあとはニワカお笑い評論家が増えるみたいな話しててさ。それはそうなんだけど、でも、一般視聴者があれこれ論じたくなっちゃう何かがあるからこそ、M-1はここまで巨大な、かつ息の長いコンテンツになってるんじゃないかなー、とも思う。そもそも大衆が見るからこその演芸なんじゃないかなー、とも思う。

とはいえ、お笑い業界関係者にとってはそれが面白くないんだろうなー、ってのも分からなくもなく。


■『細かすぎて』は、日を改めてゆっくり見ます。ピザ食べながら。


■夢の話ですいません


■なんかのテレビ番組の企画で、おれが中村莟玉丈をはじめ高砂屋のお弟子さんの面々といっしょにコンビニで一日アルバイトする──という夢を見ました。

夢の中のこととはいえ、莟玉くんとごいっしょできてうれしいです。あと、梅乃丈にいろいろと細かい仕事をたくさん振ってしまったように思う。梅乃さん、夢の中のこととはいえ失礼しました。


■そういえば、先日はテイ・トウワも夢に出てきました。ちょこっとお話しすることができたのですが、おれが『アルバイト』という題のCDの話をしようとしたとき、まさにこのアルバイトの五文字をど忘れしてしまってなかなか口から出てこず、会話中にぎくしゃくした間を作ってしまったのが、夢の中のこととはいえ悔やまれます。


■一段落目にも二段落目にもアルバイトって単語が出てくるな、このエントリ。


■師走の放送と配信


■アイスランド産のニシンと春菊とカシューナッツ、のパスタ、というのを作りました。麺は全粒粉のスパゲティーです。仕上げに粉チーズと白ゴマと塩コショウ。おっさんは時として、こういうこちゃこちゃしたパスタを作りがちです。

パスタ

写真はあんまりうまそうじゃないですが、まあそんな惡い味でもなかったですよ。

以下、自分用メモ(なので、特別な情報はありません)。





12/8(木) J-WAVE GRAND MARQUEE

「RADIO ENSENBLE」のコーナーでテイ・トウワが選曲。
ラジコはここ(12/15まで)。
↑コーナーが始まる前に「Magic」がかかるので、そこから頭出し済みです。


12/11(日) 坂本龍一 Playing the Piano 2022

配信のタイミングは12:00、18:00、24:00、翌6:00の4回。おれは18:00の回で見ました。任意のタイミングで再生できるアーカイブは無しなんですね。音質よかったです。来月発売の新譜も試聴できて、おとくな感じ。


12/17(土) フジテレビ 細かすぎて伝わらないモノマネ
これはもうドミノピザ食べながら見ると決めている。


12/18(日) テレビ朝日 M-1決勝
正直、最近のコンビはもうよく分からないのですが…。いちおう気にしておく。


12/23(金) フジテレビ 中村屋特番
12/23(金) テレビ朝日 検索ちゃんネタ祭り
この二本の番組に年末を感じる。


12/25(日) 歌舞伎家話
梅玉丈と莟玉丈。ちなみに、『カブキ・チューン』は毎週録音しております。笑


■高麗屋、播磨屋、The YMO Micro Sampler


■松竹から送られてくる『ほうおう』の10月号巻頭に松本白鸚インタビューが載っている。

で、その最後のほうにさらっとこんなことが書いてある。

高校時代は兄弟でバンド演奏も楽しんだ。
「弟(※吉右衛門)がベース、僕がドラム、弟の学校の友人で作曲家になった村井邦彦君がピアノのトリオでした。僕は鼓が大好きだったので、ドラムもその延長線上にありました」と懐かしむ。


村井邦彦て。アルファレコードの? YMOを売り出した? すげえ。

──と、びっくりしたんだけど、これはまったくの初耳でなく、以前もどこかで小耳に挟んでたような気もする。初耳なのかそうでないのか、自分でも分からなくなる時がある。「前から知ってたような、そうでないような…」みたいな感じで。しかし、初耳であろうとなかろうと、高麗屋と播磨屋とアルファレコードがバンドをやっていたという事実には驚く。たぶん、3年後くらいにも新鮮な気持ちで驚ける。世の中、そういう種類の豆知識がけっこうある。

──という話を、このブログに書こうと思ってたのですが、だいぶ長いこと忘れてました。今日、ようやく書きました。


■さてYMOと云えば、アメリカでサンプル盤として配られた小さな黄色いレコード(ポスター付き)、ってのがありまして。

これのデッドストックが、どういうわけか少なからぬ数が最近ディスクユニオンに入荷してるんですね。笑

各種YMO本に載ってる図版で眺めるしかなかったお宝を実際に買えるチャンスです! が、そんなお安い値段でもないので、おれは買うのは保留中です。笑

ちなみに中身は『×∞マルティプライズ(増殖じゃない方)』のダイジェストのようです。しかし40年前のレコードがぞろぞろ出てくるってすげーな。こんなこともあるんですね…。


■で、YMOでもうひとつ。これも最近存在を知ったカセットなのですが、なんだこれ

見てのとおり『テクノデリック』の写真を切り貼りしてるんですが、それにしても雑…。


■ラトビアはもうちょっと真面目に


堅あげポテト 青じそ明太子味


■もう師走だってよ、なんかの間違いじゃないか、と運営にバグ報告しそうになる季節に今年もなりました。

師走と云えば、あれですね、中村屋の特番ですね。今年も12/23に放送されるようです。毎年の定番ですね。

あと、師走と云えば、『検索ちゃん』のネタ特番ですね。ついついうたた寝して、楽しみにしてたオードリーのネタを見逃してしまい、起きたら友近がなんか変な自己完結的な儀式をやってる、ってのも毎年の定番ですね。こちらも12/23だそうです。


■プルタブ式になっているラトビア産のオイルサーディンの缶を開けようとしたら、プルタブがぺっきりと折れた(ペッキリトオレタ、って、20世紀半ば前半の北欧の劇作家みたいだな)。

プルタブが折れてしまった缶詰を開けるには、もう缶切りで開けるしかない。でも、おれの部屋には缶切りはない。

なので、この缶詰ひとつを開けるためだけにわざわざ缶切りを買ってきましたよ。ラトビアはもうちょっと真面目にやってほしい。


■ふだんポテトチップスは舶来物しか口にしないおれですが、高麗屋が監修したカルビーの堅あげポテト青じそ明太子味、は買いましたよ。さっきちょっと味見してみたけどおいしい。おいしいけど、変な話、これ食べると青じそ乗っけた明太子のスパゲティーが食べたくなってくるのな。笑


■2015年のテイ・トウワ7インチ、沖縄の親戚の家に行くとあるチョコレート


■この週末、ハーヤ(沖縄語で歯医者の意)に行ってきました。齲歯もなく、「よく磨けている」と褒められたので良かったです。帰り際、次回の定期検診の予約をしました。令和五年一月末。もう来年の話…。


■さて、今回はテイ・トウワの7インチと、沖縄の親戚の家で見かけるチョコレートに関するエントリです。

A面

まず2015年に発売されたテイトウワの7インチです。A面が、テイ氏とLeo今井の「Cul De Sac」で、B面が野宮真貴と高野寛の「甘い生活」ライブバージョンです。B面のクレジットには@ Intersect By Lexus Tokyo 2015.3.19とあります。

B面

この2015年発売のレコードを、このたび新品定価で手に入れました。とあるお店に、普通に在庫が一枚だけあったんですね。こういうこともある。ヤフオクとメルカリばっかり見てちゃいけませんね。


■続きまして、チョコレートの話。これ。

ハーシー・ミニチュアーズ・アソート

小さいハーシーの板チョコがたくさん入ってる袋。沖縄の親戚の家に行くとあるやつです。コザのオバァの家ではけっこうな確率でエンカウントしていたように思います。これが都内のスーパーで売ってまして、つい買っちゃいました。

厳密に食べ比べたわけでもないんだけど、おれの口には明治森永ロッテよりもハーシーが口に合う、と思っております。タイムラグなしで甘さが舌にやってくる感じ、というか。そういう沖縄の人は多いのではないかな。そうでもない?

アメリカ製、と思って袋の裏を見たらメキシコ製でした。一袋に四種類のチョコが入ってます。


■雨の夜の歌舞伎座


■おとといの雨の夜に撮った写真です。べつにうまい写真でもなんでもないのですが、雨の夜の歌舞伎座ってやっぱいいな。

歌舞伎座

雨の夜、歌舞伎座の姿を真っ正面から延々と眺めてられる喫茶店やバーがあればいいんだけど。しかし、街路樹が歌舞伎座を隠してるのがもったいないな。誰かこの街路樹ぬいといてください。


■雨の夜の銀座、といえば、以前もこのブロッグに書いたかと思うのですが、やはり昭和36年に米キャピトルが出した中村八大のレコード『Rainy Night in Tokyo』ですね。昭和中期の夜、雨、銀座。このジャケほんと好き。好きすぎて、中身の音楽おぼえてない。

Rainy Night in Tokyo

しかしなんでこんなに良いんだろうな、この写真。不思議だ。







URL https://youtu.be/NHbviR-mgeY

『TOWA TEI MEGAMIX 2022』を作りました。テイ・トウワ関連の音源を再構築し倒しております。62分あります。甥っ子がマインクラフトで作った家を愛でるような感じで、温かく聞いていただければと思います。

いまは、これのカセット版を作っております(非売品)。カセットにはYouTubeに載ってない音源も含まれる予定です。YouTubeのアウトテイク、ではなくて、このためにわざわざマッシュアップを新規に作ってます。仕事でもないのに何をそこまでやってんだ、って話ですが、むしろ仕事じゃないからこそここまでできるのかもしれない。笑


■仔羊が主食


11/12(土)昼
ニュージーランド産 ラム 肩ロース241g

11/12(土)夜
ニュージーランド産 ラム角切り 208g
豪産 ラム挽き肉 179g
豪産 ラムもも 焼肉用 152g

11/13(日)昼
豪産 ラム肩切り落とし 232g

11/15(火)夜
豪産 ラムステーキ ランプ 232g

11/16(水)夜
豪産 ラム ロースカルビ 焼肉用 168g
豪産 ラム肩切り落とし ジンギスカン用 247g

11/18(金)夜
豪産 ラム肩切り落とし415g

11/20(日)夜
ニュージーランド産 ラム肩切り落とし 259g

11/21(月)夜
豪産 ラム 200g(ジンギスカンセット、なる商品の一部)


■きっかけがもう思い出せないのですが、昨秋あたりから、なぜかラムを食べ始めるようになりました。それ以来、最低でも週一回は食べてるのですが、ここ数日はラムを集中的に食べております。

牛・豚・鶏に比べると、ラムってやつはほんのちょっとだけ高いのですが、ここ数日はどういう具合か、スーパーの店頭で半額やら三割引やらのラムにエンカウントすることが続き、ありがたく買ってる次第。

うん、たいていは野菜かキノコ類(エリンギか舞茸)と炒めるだけです。ラベルに「焼肉用」「ステーキ」と書いてるやつは、それだけで焼いてます。

しかしこうやって改めて書き連ねてみると……けっこう食ってんな。笑





■昨日、ニューヨークの番組に猿之助が出るというのでちょっと見ました。1975年生まれの人々が懐かしいと思うもの特集、みたいな内容だったのですが、昔はなぜかどの家庭にもゴリラのぬいぐるみがあった、という話が面白かったです。とくに何かのキャラクターってわけでもない、普通のゴリラ。駄ゴリラ。

云われてみればそういう駄ゴリラのぬいぐるみを、むかし親戚の家で見かけたような気がしなくもないですが、なにぶんZ世代の拙僧にはよく分かりません。


■それと昨日は、日テレで杉本高文の特番がありました。番組に応募された作品の中から、杉本さんが「これは」と思ったアーティストの絵を、自らオークショニアとなってオークションにかける、という企画をやってました。アートをめぐってカネが動く現場、というのを目の当たりにできて面白かったです。



杉本さんが目を付けたアーティストの作品は、どれもけっこうな価格で落札されていきました。

才能あるアーティストでも、なんかのきっかけがないと世に出(ら)れないんですよね。ジャスティン・ビーバーの目に留まらなかったピコ太郎、みたいな感じで。番組に応募したけど、杉本さんの目に留まらなかったアーティストというのももちろん多々いるわけで、この「なんかのきっかけ」が難しいんだよなあ。「なんかのきっかけ」をつかむとこまで含めて才能と呼ぶのかもしれません。

あと、アートに数百万円をポンと出せる人ってのも、世の中には少なからずいるんだな、ということを再認識させられました。なにやって食ってる人たちなんだろう。笑







URL https://youtu.be/NHbviR-mgeY

『TOWA TEI MEGAMIX 2022』を作りました。まさにテイトウワだらけの水泳大会。62分。


■ping pong dash 03


以前、ping pong dashなるレーベル(?)から、'90年代の某子供番組の童謡コーナーの曲をそのままプレスしただけの謎の7インチが出ていたのですが。

調べてみると、同じレーベルから第3弾としてこういう謎エディットの7インチも出てたらしい。笑


■芋クレープ、ナウロマンティック


■期間限定、とはわかっていたのですが、やはりなくなったようです、ファミリーマートの芋クレープ。少なくとも、おれの行動範囲ではもう見かけない。

あ、芋クレープというのはおれが心の中でそう呼んでたってだけで、実際の商品名は「紅はるかのスイートポテトクレープ」といいます。

最後に食べたのは、先週の月曜です。正直に書くと、その日は3個食べました。3個は食べ過ぎだろ、とおれだって思う。ただ、なんかもうそろそろ買えなくなる予感があったんだよなあ。食べ(ら)れるときに食べとかないと、後悔するからね、こういうのは。


■昨今、レコードの日、と称して往年の作品がいろいろとアナログ化されてますが、ゲイシャ・ガールズの『Geisha "Remix" Girls』とKOJI-1200の『The 1200 Inch』を再発するというのはどうでしょう。

いや、おれは両方とも持ってるんだけどさ、探してる人多いんじゃないかな。一定の需要はあると思う。中古でけっこうな値段するので。あ、「ナウロマンティック」の7インチを新たに作るってのもいいかもしれない。







URL https://youtu.be/NHbviR-mgeY

『TOWA TEI MEGAMIX 2022』を作りました。ジャングルDJトーワトーワ三昧の62分。


■シンポテト アンチョビマヨ味


■舶来品のポテトチップス、については、個人的な答えはとっくに出てて。

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袋に書いてある味の説明に「ビネガー」って書いてあるやつはだいたいおいしい。

「トリュフ」って書いてあるやつは最初に買ったときはおいしいが、二回目に買ったときは五枚目くらいでトリュフの香料に飽きる。

ってのは前も書いたかな。こんばんは半蔵商店でございます。先日、英国のKENT CRISPSの「ASHMORE CHEESE&ONION」ってのを買ってみたのですが、これはなかなかうまかったですね。



■国産のポテトチップスはあまり買いませんが、先日ラジコで水曜『シン・ラジオ』を聴きながらウォーキングしてると、「おやつ大好き井川さん」のコーナーで、カルビーの「シンポテト アンチョビマヨ味」についてやってたので、その足で最寄りのコンヴィニエンスなストアーに立ち寄って買いましたよ。

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けっこうおいしかった。麦酒がほしくなる味でした。


■ちなみに今日はKENT CRISPSの「OYSTER&VINEGAR」を食べました。30グラム。うん、ポテトチップスを食べるときは、食べ過ぎないようにちゃんとキッチンスケールで重さを測っております。おれのこういうマメさがいつか報われるといいなあ、とつねづね思います。







URL https://youtu.be/NHbviR-mgeY

『TOWA TEI MEGAMIX 2022』を作りました。テイ・トウワ関連の音源を編集し倒した、まさにテイ・トウワ三昧の62分。ご親戚、ご友人におすすめください。


■TOWA TEI MEGAMIX 2022




URL https://youtu.be/NHbviR-mgeY


TOWA TEI MEGAMIX 2022

ミックス、コラージュ、マッシュアップ、と、
どこを切ってもテイ・トウワ!の金太郎飴メガミックス。
Groove Is In The Heartから Luv U Tokioまで。サンストからガキ使まで。
'80年代から'20年代まで。ゲイシャ・ガールズからキユーピーハーフまで。
KOJI-1200からKOJI-12000まで。バカリズムからカイリー・ミノーグまで。
フォーライフからコロムビアまで。
古今東西(east west)のTT関連音源を編集し倒した、
ピチカートに始まりYMOに終わる62分19トラック。ステレオ。非公式。サカモトの弟子です。
つまる物ですからどうぞお聴きくださいまし。聴いてね。

──と、がんばって作ったところで再生回数は10回とか20回とかで終わるんだよな(YouTubeってのはそういうもんです)。
でも再生回数はそんなんでいいから、どこかの誰かが楽しんでくれれば、と。
それでは、ところで。

・附記
拙い映像はあくまで添え物とお考えください。


tracklist

TT-01 00:00 intro TT
TT-02 01:16 mars needs batucada
TT-03 03:10 bambi kick loud
TT-04 06:12 TTPPAP
TT-05 06:28 la sœur de nounen
TT-06 08:08 teicollage
TT-07 10:08 TT in the mix 128
TT-08 23:46 post century modern
TT-09 25:16 sharona pompidou
TT-10 27:16 TEI! TEI! TEI! music champ
TT-11 29:06 TTTVC
TT-12 31:52 meta-12000
TT-13 34:02 kylie oriented rock
TT-14 36:18 maki with TTTTT
TT-15 38:10 TT in the mix 133
TT-16 49:14 amai seikatsu (hanzo's winter bonus)
TT-17 53:40 blow ya mercury
TT-18 55:30 sweet bambi neon
TT-19 59:16 outro TT

TTTTT=Toshihiko Tahara+TOKIO+TT

Total TT Time 62min 39sec





■えー、上にありますとおり、TOWA TEI MEGAMIXなるものを作りました。メガミックスというのは、「吹き寄せ」ですね。テイ・トウワ関連のいろんな音源をかき集めてつないでおります。自分で云うのもなんですが、けっこう大変でした。笑

ふつうにつないだミックスあり、カットアップ/コラージュあり、マッシュアップあり、といった感じで、62分あります。テイ氏もキャリアが長い人だからさー、'80年代、'90年代、'00年代、'10年代、'20年代、と五つの時代の音源がたっぷりあるわけですよ。その五つの時代をプツプツと針飛びしていく感じ、を楽しんでいただければと。

沖縄の実家の軽自動車で本島北部をドライブするときのBGMとして機能するように制作しましたが、有吉のように都内をウォーキングするときに聞いてもいいし、美容室、カフェー、古着屋、古本屋、中古レコード店、といったお店のBGMとしてもいいと思います。


■ちなみに、これのカセット版も現在制作中です。しかもモノラルです。

さすがに売り物ではなく、周囲の皆様におすそ分けするためだけに、ごくごくわずかな本数を作る予定なのですが、このカセット限定のトラック(つまり上記YouTubeには含まれないトラック)ってのをいま作っております。なぜこんなにがんばってるのかは自分でもよく分かりません…。


■250ドルも払って


■十一月です。毎年書いてることではありますが、早すぎるクリスマスの飾りを見て、早すぎるクリスマスの飾りだなあ、と思う季節です。

これまた毎年書いてることではありますが、十一月のスタア性の無さというか華の無さというか、あのピンでは売れなさそうな心もとない感じ。それを埋め合わせるために、早めにクリスマスの飾りでも付けて、どうにか師走まで間をもたせて場つなぎしておこうという、あの感じ。それがもう、かえって十一月らしい個性になりつつありますよね。ううん全然。


■それはさておき、先ごろ250ドルほど投じてプラグイン(この場合は、音楽制作ソフトの機能を拡張する補助的なソフトとお考えください)をダウンロード購入したんですね。

そしたら、それはLive 11(音楽制作ソフトとお考えください)でしか使えないプラグインだったんですよ。おれはいまだにLive 9、つまり古いバージョンを使ってるので、そのプラグインは動作しないんですね。要するに、それ単体では使えないファイルを、おれはわざわざ250ドルも払ってダウンロードしたことになります…………びっくりですよね(←初期「笑ってはいけない」シリーズの温泉宿の仲居さん風に)。

でもまあ、いつまで9使ってんだよって話でもあります。いまだにmp3に書き出しできないんだよな。


■襲名前夜


■昨日の土曜日は50773歩あるきました。そう、早朝から歩いてたんですよ。三四郎のオールナイトニッポン0の、〆のビタースイートサンバが終わるころには、もう歩き始めてました。

夜が明けてく時間に、ひとりてくてく歩いてくのが好きです。他人からすれば、なにやってんだおまえ、って話ですが。

熊

太極拳

さて、木挽町のほうを通りがかると、なにやら作業しておりました。高所作業車(という呼び方で合ってますでしょうか)で、おそらくは櫓を取り付ける準備をしてたり、お酒の樽を積んでたり。

歌舞伎座(一)

歌舞伎座(二)

そういえば、今日(10/30)が海老蔵最後の日、ってことになるのかな。10/31が襲名披露の特別公演だからね。


■歌舞伎といえば、今回の『カブキ・チューン』おもしろかったですねー。すでに2回聞いてしまいました。

落語作家の小佐田定雄氏がゲストだったのですが、けっこう早口だったので、「らじるらじる」の設定が1.25倍速とか1.5倍速とかになってないか確認してしまいました。もちろん1.0倍速でした。笑

らじるらじるで11/4の朝まで聞けます。


■昨日、スパゲティーをゆでるとき、塩を入れ忘れるという基本的なミスをしました。うーん。まあそういうことはある。


■最近の無印良品(フィドルがキンキン鳴ってる店内BGMがかかりがち)は、気のせいか、襟のないスタンドカラーのシャツをやたら推してるような気がする。

襟付きかと思って手に取ったら、襟なしスタンドカラーなので「あれっ」となるときがたびたびあるんだよな。世間一般でそんなに需要あるんですかね、襟なしシャツ。着物の下に襦袢がわりに着るときは便利ではありますが…。


■スネークフィンガー、シンラジオ、高砂屋


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■前回のエントリでは『KARATEKA』の裏ジャケを載せたので、今回は部屋から発掘された「スネークフィンガー」の裏ジャケを載せます。KARATEKAと同時発売のシングルです。

これはリアルタイムでは買わず、十五年くらい前に原宿のブックオフで買いました。





■『シン・ラジオ』は、水曜と木曜を聞いております。深夜の藝人ラジオとはまた違った種類の楽しさがあります。

で、先週のいわゆるスペシャル・ウィーク(要するに聴取率を測る期間です、というのを放送中におおっぴらにするとディレクターが始末書を書かされる局もかつてはあったとかなかったとかあったとか)で、マツコ・デラックスが金曜(10/21)に来るということで、金曜も聞いてみたのですが、案の定おもしろかったですね。友近とマツコのトークの相性がとても良かった。10/28までラジコで聞けます。

マツコがBayFMのジングルが好き、ということで、やたらといろんな種類のジングルがたくさん流れます。


■あと、同じく10/21の『カブキ・チューン』で、〆の挨拶のときにスタッフがかける「高砂屋!」という覇気のない掛け声が復活してたので良かったです。笑

この回では、莟玉くんが珍しく、自身の高校時代の恋愛話をしておりました。気になる方は聞きましょう。10/28の朝まで、ラジコじゃなくてNHKの聴き逃しサイトで聞けます。





■しかし寒くなってきました。今日、この季節はじめて電気ストーヴ点けました。


■電気グループ『KARATEKA』30周年


■本日は、電気グループが『KARATEKA』を発売してちょうど30周年らしいです。

KARATEKA

──こういうとき、ふつう表のジャケ載せないか? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) ナニユエウラジャケ

発売からちょっと遅れて、十一月だか十二月に買ったんだよね。那覇の国際通りの高良レコードで。そしたら、もう初回盤じゃなくなっててセカンドプレスだったんですよ。おまけのシールが付いてなかった。

収録曲の中では表題曲「KARATEKA」と「ハイスコア」が好きです。

あと、ソニマガからアルバム発売にあわせて作られたムックも買った覚えがある。


■そうそう、配信だと「Twist of The World」が削除されてるらしいですよね。

Wikipediaいわく

エコー&ザ・バニーメンの楽曲「ザ・カッター」(1983年)をサンプリングしている。その為か音楽配信サービスのアルバムでは収録されていない。

ふむ。まだいろんなサンプリングが横行していた時代の曲です。三十年前。


■ファミチキと「先入れ先出し」


■先入れ先出し、という概念があります。

そう、'00年代にネタ番組でブレイクして、いまや海外おもしろ動画をスタジオのみんなで見るってだけの特番のためにテレビ局にやってきて、猫がすべったり転んだりするV(女性声優によるアフレコ付き)や、アメリカの間抜けなコンビニ強盗のV(けっきょく失敗して逃げる)の感想を一言二言コメントして、楽屋に置いてある、食べ飽きたどころかその姿さえ見飽きた焼肉弁当に目もくれず、さっさと東京無線のタクシーに乗り込む拙僧ではありますが、かつては中野twlや新宿バイタスのチケットを手売りするかたわら(ほんとさー、置きチケしといて当日来ないやついるんだよな〜笑)、コンヴィニエンスなストアーでバイトにいそしむ藝人の一人でした。先入れ先出しという概念は、そのバイト先のコンビニで学びました。


■そう、コンビニやスーパーでは、先入れ先出しと云って、商品は、先に入荷した分を先に並べて、あとから入荷した分はあとで並べるんですね。あれ、文字列にすると意外と伝わんないな、これ。

つまり、同じポテトチップスでも、先に入荷した分は棚の手前(=客が取りやすいほう)に並べて、あとに入荷した分は棚の奥のほうに並べとく、といった意味です。

そうすることで、ポテトチップスは賞味期限が近い順に棚の中に並ぶことになり、客も並んでる順番から商品を買っていくので、賞味期限が切れてしまうリスクを極力減らせる、というわけです。伝わりましたでしょうか。


■で、まあ普通に考えると、ちゃんとしてる店こそ、この先入れ先出しもちゃんとしてるわけですが。

あのー、ファミリーマートでファミチキを買うと、たまに、揚げてからけっこうな時間の経過した、色の黒ずんだ、衣がグニャッとして、身もスッカスカの、早い話がおいしくないファミチキが出てくることがあるのですね。おれ個人の感覚だと、4.5ヶに1ヶはこういうありがたくないファミチキに出くわします。

これは、なんつーか、「先入れ先出し」を徹底しすぎた結果のように思うのですね。客の満足度より、も、先入れ先出しの概念のほうが優先されているというか。揚げた順番に売ってくからさ。

これまたおれ個人の感覚ですが、優等生的なマニュアル通りのきちんとした接客をするファミマのほうが、ハズレのファミチキに出くわす可能性が高いんだよな。

逆に、先入れ先出しをちゃんとしてないテキトーな店のほうが、揚げた順番など気にせずテキトーに売ってくので、おいしいファミチキにありつける可能性も高い……とも云いきれないのだけれども。


■まとめますと、ファミチキに関しては、先入れ先出しはいったんおいといて、揚げたてと云わないまでも、あまり時間がたってないものを売ってほしいものですね、ということです。フードロスの観点からするといろいろ難しいのかもしれませんが、しかし、揚げたてのファミチキもハズレのファミチキも同じ値段ってのはさー。笑

そう、ガチャ要素があるんだよな。かといって、店員さんに「並んでる中でいちばん新しいファミチキください」って云うのも、それはそれで図々しいしな。

と、木曜深夜にファミチキについてあれこれ書いてしまいました。すいません。年間百ヶは買ってるので、そこは許してください。


■さて、明日も別のテレビ局で海外おもしろ動画をスタジオのみんなで見るってだけの特番の収録です。おそらく、信じられないくらいバック駐車が下手なクルマがいるフランスの駐車場のVどういうわけだか突然に歩道が陥没して通行人がビックリするポーランドの街角のVを見ることになることと思います。楽屋には、おそらくオーベルジーヌのカレーが置かれていることと思います。


■テイ・トウワの都内の仕事場


■ついさっき始まったばかりの10月がもう半分過ぎてる、とかいう都市伝説に惑わされないようにしたいものですが、それはさておき先日放送された『前山田健一×体育のワンルームミュージック』のテイ・トウワ回の、未公開映像というものがあるのですね。知りませんでした。リンク先の「TOWA TEI 未公開トーク」ってところをクリック

各メディアでスーパーさんざっぱら紹介されている軽井沢の例の自宅スタジオ、の写真ももちろんあるのですが、都内に借りてる仕事場の写真も紹介されていて、これはなかなかレアなのではないでしょうか。少なくとも、おれは初めて見たように思う。

その仕事場では、MacBookと小さいMIDIコントローラー(おそらくはM-AUDIO)で打ち込みをしてるようです。かたわらにはBOSEのプレイヤーもあったりしますが、自宅スタジオよりだいぶすっきりしてます。軽井沢より、東京のこの部屋のほうが仕事が捗るって云ってた。やはり、モノをあまり置かないってのがいいのかもしれないですね。


■ところで、テイトウワ関連の音源でミックスぽいの作りましたので、近日YouTubeにアップしますよ。


■円安


■小雨が降って、気温が低くて、円安なのです。

そう、円安。たまにではありますが、合衆国の会社から、音楽制作に用いるソフトウェアーをドル建てで購入することがあるのですね。

このたび購入を検討しているソフトウェアーがあるのですが、それが249ドルなんですね。249ドルって、昨年のいまごろのレートだったら、1ドルがまあ114円として、28386円。

でも今日のレートだと、1ドル147円として、36603円。こ、これは高い。タブレット純が住んでる部屋の家賃より高い。

一年でこんなに値段が変わるもんなんだな。うーむ。どうしよう。

──と迷ってるうちにも刻一刻と円安は進み、ますます値段が上がっていくんでしょうか。


■本日10月13日はサツマイモの日だそうです。

ってのとは全く無関係に、今日もファミリーマートの「紅はるかのスイートポテトクレープ」を食しました。あいかわらず週に4本くらいは食べてる気がする。ついでに云うと、「紅はるかのスイートポテトタルト」も、あいかわらず週に1ヶは食べてる。


■日曜の夜、謎の大あくび


團十郎、新之助


■日曜の夜九時ごろ、電車に60歳前後の夫婦が乗り込んでくると、けっこうな高確率でダンナのほうがこれ聞こえよがしな謎の大あくびするんだよな(※個人の感想です)。


■それはそれとして、半蔵商店でございます。今日はやたらと目がかゆい。秋花粉ってやつかもしれない…。


■関根勤作詞、藤井隆作曲の水曜『シン・ラジオ』のテーマソングが好きです。とくにあのサイン波のベース。KO NAKASHIMAなるアーティストの編曲だそうです。


■ファミリーマートで売ってる「紅はるかのスイートポテトクレープ」、まあ個人的には芋クレープと呼んでおります。まだまだ買えますが、ぼちぼち売ってない店も増えつつあります。まだ食べてない方は、急いで食べましょう。税込320円の価値はあります。たまにはおれを信じてほしい。

ええ、最近はこの芋クレープを、しっぽのほうから食べてみたりしてます。クレープを逆から食うってのは、あまり人に見られたくない瞬間ではあります。


■写真は、渋谷駅前にあった龍角散ダイレクトともんじゃの看板です。


■ER9972-K、ERGO M575S、Hazeltine 1500


■このところ、長年愛用している松下電器産業 (現・ペァナサニィ〜ク)の電動鼻毛カッターの調子が悪い。いや、調子が悪いどころか、まったく切れない。スイッチを入れても、単にむなしく部品が回転し始めるだけで、ただブーーンというモーター音が楽しめるだけの謎の機械と化してしまった。

そんな謎の機械が部屋にあってもしょうがないし、モーター音を聞いてるだけでは鼻毛は切れないという厳然たる事実を前にし、これは買い換えかなーと思ってネットを検索してたら、替え刃だけ買えるのを知った。ふむ。知らなかった。なんでも検索してみるもんですね。

ER9972-Kなる型番の替え刃を購入し、鼻毛カッター本体に付け替えてみたところ、あっさりと全盛期の切れ味を取り戻した。めでたい。


■このところ、ロジクールのERGO M575Sなるトラックボールの調子が悪い。そう、自宅ではマウスをやめてトラックボールに乗り換えてて、これまではなかなか具合が良く、すいすいとカーソルを動かせていた。

でも、いつのころからか次第に球の動きが鈍くなり、最近はもう、引っかかり、引っかかり引っかかり、しながらでしか、カーソルを動かせなくなっていた。

これは買い換えかなーと思ってネットを検索してたら、ちょっと手入れすれば直る、という記事を見つけた。ふむ。知らなかった。なんでも検索してみるもんですね。

記事曰く、「トラックボールの裏をつついて球を取り出す→球を支える点が三つあって、そのおのおのの点にホコリがついてるだろうから、それを取り除く」、とのこと。

実際に球を取り出してトラックボールの内側をのぞいてみたところ、おれのトラックボールの三つの点には、それぞれヘソゴマのようなホコリの塊がこびりついていた。おお。それを取り除く。

はたして、トラックボールはあっさりと全盛期の動きを取り戻し、いまはまた新品のようにすいすいとカーソルが動いている。めでたい。


■えー、鼻毛カッターとトラックボールを買い直さなくて済んだ、というお話でした。


■ところで、クラフトワーク『コンピューター・ワールド』のジャケットに描かれている機械はHazeltine 1500という機械らしいです


■公開不可


■えー、本日、DJミックス(のようなもの)をYouTubeにアップしたところ、警告が表示されました。著作権上のあれで公開不可、とのことでした。

画面の警告をよく読むと、63分間あるミックス中に使用してるうちの3曲が著作権的にNGのようでした。YouTube上の操作で、NG曲の部分をミュートしたりカットしたりすることはでき、そうすれば公開OKになるようなのですが、それではDJミックスの意味がありません…。


■つーことで、この3曲を差し替えて後日アップします。

って、めんどうだなあ。ミックス全体の雰囲気を壊さず、かつテンポも似たような曲を探さないといけない。どうせ再生回数17回とかなんだから大目に見てほしいです……ってわけにもいかないか。


■カステラとクレープ


■カステラ「ビデオ買ってよ」の歌詞。これを令和4年の今の今まで、

「就職してOLとなり実家を出て行く姉に、弟がビデオデッキをねだる歌」

と思っておりました。就職する姉と、実家に残る弟の歌。でも違うな。いま改めて歌詞を読むと、振られた男が女にビデオデッキをねだる歌だなこれ。やっと気づいた。

女がOLということは歌詞のなかで明言されてるけど、男のほうは、なんとなくミュージシャン志望のフリーター(という言葉にいくらかの目新しさがあった時代)、という感じがする。

姉と弟という関係性だったら「ぼくをひとりにするなら」ってとこが、なんかちょっと意味が通らなくなる。そもそもみなさんカステラって知ってます? 拙僧はZ世代なので知らない。


■そう、あのー、ファミリーマートで「ファミマのお芋掘り」 なる儀式が開催されていて、芋をつかった各種デザート類が期間限定で売られてるんですけど、そのなかの一つ「紅はるかのスイートポテトクレープ」がおいしい。税込320円、とコンビニのおやつにしてはちょっと高いんだけど、このところ毎日食べてる。正直に云うと、二つ食べてしまった日もある。

期間限定なので、そのうち食べられなくなります。実際、店舗によってはもう置いてなかったりする。いましか味わえない味。でも、年中おいてある定番商品だったら、それはそれで、いつでも食べ(ら)れる安心感ゆえに食べなかったりするからね。

あと、「紅はるかのスイートポテトタルト」も、うまいんだよなあ。







https://www.youtube.com/watch?v=KHCzPFeila8

YOASOBI「夜に駆ける」をローファイ風にリミックスしたのですね。


■教育テレビのテイトウワ


■土曜の夜、トワ・エ・モアあらためテイ・トウワがテレヴィジョンに出てました。教育テレビの、前山田健一と岡崎体育がやってる打ち込みの番組です。テイ氏が地上波出るってめずらしいよね。

テイトウワが単品で教育テレビに出荷されてるとこを見るのは、おれは三回目です。一回目は'90年代の『ソリトンSIDE-B』です。VHSに録画して、「テクノヴァ」のMV(当時はまだPVと呼んでたな)をくりかえし見ました。

二回目は、『英語でしゃべらナイト処罰するぞ!』というきわめて植民地主義的なタイトルの番組にゲストで出てたのが、たしか'05年くらいだったか。で、三回目がこの番組。


■「Sound of Music」のデータをDAW(DPね)の画面で見せてくれたのが個人的に番組のハイライトでした。

いや、見せてくれたといっても、ふつうに波形が並んでるだけなんだけどさ、アーティストのDAWの画面が動いてるとこなんてなかなか見(ら)れないじゃないですか。あと、数秒だけとはいえイントロのシンセを単体で聞けたりさ。そういうのがうれしかったですよ。







https://www.youtube.com/watch?v=KHCzPFeila8

YOASOBI「夜に駆ける」をローファイ風にリミックスしました。


■YOASOBIの「夜に駆ける」を(また)リミックスしました




https://www.youtube.com/watch?v=KHCzPFeila8


■どこからかの発注があったわけでもないのですが、YOASOBIの「夜に駆ける」をリミックスしました。2回目です。

前回はガバ風だったのですが、今回はローファイ風というか、vaporwaveのサブジャンル的な何かというか、なんというか、そういった感じです。落ち着きます。108BPMです。





■さて明日から三連休です。いつも書いてることですが、三連休ってのはその前日の晩がピークのような気がします。

しかも、つい先週も三連休だったからありがたみが薄い。せめてさ、今週の三連休も「金・土・日」じゃなくて「土・日・月」だとうれしかったんだけどさ。まあ秋分の日の日付は、天体のあれで決まるわけだから、これはしょうがないんだけど。

ついでに書くと、この三連休もそれなりに宿題が出てて、週明けはめんどうなタスクや打ち合わせがある。やれやれ。

とはいえ三連休ってのはいいものです。土曜は歯医者行きます。


■『アド街ック天国』で東銀座(ようやく見た)


■とあるwebサイトで「尾上松緑」という文字列を発見して、おっ、と思ってよく見たら

「屋上緑化」

って書かれていて。半蔵商店でございますこんばんは。


■駆け込みTVerで、先週の『アド街』の東銀座回を見ました。

アド街はね、福岡に住んでたころから見てます(沖縄ではさすがにネットしなかったはず)。福岡に住みながらピンポイントな東京のローカル情報を仕入れてどうする、ってことじゃなくてね、なんというか、東京の、街としての歴史の蓄積というか、厚みというか、そういうのを感じるわけですよ。ちゃんとした歴史書とかには残んないであろう、細かすぎて後世には伝わらない街のディティール。それを記録してる番組。テレヴィジョン版の『東京人』『散歩の達人』とも呼べるかもしれない。

本来なら国や都や区がやるべきアーカイブ作業をかわりにテレ東がやってるのではないか、と、つねづね思う。地方都市の観光スポットとかB級グルメ(もしかして死語? そんなことない?)とかもやったりするけどさ、アド街の本質はやはり、東京23区のディティールの記録、にあるのではないかと思いました。と以前も似たようなこと書きましたが今日も書きました。


■東銀座のあたりではラーメンはあまり食べたことがないのですが、長三郎さんおすすめの「菊鳳」と七之助おすすめの「紫龍」は、行ってみたいです。

あと、ナイル最近行ってないな…。番組に出てきた海老のカレーがおいしそうでした。これも食べたい。


■中村屋といえば、きのうの『にっぽんの芸能』が勘三郎特集でしたね。うっかり『かりそめ天国』見てたので、半分以上見逃してしまいました…。


■今日は、仔羊の肉を585グラム食べました。


■仔羊と仔象


■おとといは中村莟玉丈、きのうは砂原良徳丈、きょうは中村獅童丈、と、歌舞伎役者の誕生日が続きます。莟玉インスタに載ってた最新のアー写いいですね


■スーパーでいちばんうれしいのは、半額になってるラム肉を見つけたときです。二番目にうれしいのは、3割引になってるラム肉を見つけたときです。三番目にうれしいのは、2割引になってるラム肉を見つけたときです。ちなみに今日は、いちばんうれしいの日でした。

なんでもかんでも順位付けして生きてるわけではございませんが、四番目は、強いて云うなら、半額になってる寿司を見つけたときです。

「仔羊>寿司」なのかよ、と驚かれるお侍さんもいらっしゃるかもしれませんが、スーパーの半額寿司ってのは、えてして見つけたときがピークだったりするわけです。あれはカゴに入れる瞬間を楽しむものであって、味は、ね、まあ期待してはいけない。


■9/10の『アド街』東銀座回は、TVerに残ってるうちに見よう。

9/24は、教育テレビでやってる打ち込みの番組にテイ・トウワが出るらしい。

上記二行は、自分用のテレビメモです。


■あと、今日のスカロケの、タイ(だったっけ?)で仔象の尻を撫でてたら、怒った仔象に後ろ足で蹴られて10メートルぐらい吹っ飛ばされた、という家城の話がおもしろかった。できれば、仔象に蹴られないほうの人生を歩みたいものですが、蹴られるのもそれはそれで人生です。すいません眠いので文章が雑で。


■今日は十二時間も


■きょ、今日は十二時間も労働しておりました。

以前、なんかの飲み会に出たとき、

「わたし、こないだ、前戯だけで四時間もしてたんですよ〜(゚∀゚)」

と語っていた女子がいたんですが、十二時間ってその三倍です。月曜から前戯もとい労働のしすぎです。ずっとこのペースで働いてたら今週は体がもちません。持続可能性に欠ける。


■金曜まで乗り切れば、週末は三連休です。がんばろう。


■つば九郎、莟玉、弗


■ちょっと前のものではありますが、つば九郎の写真では、この写真がいちばん好きかもしれない、いまのところ。


■あと、最近の莟玉くんの写真ではこれが好きですね。笑


■しかし、あれですね、円安ですね。ドルで貯金しておけばよかったかな。おれの持ってるドルは、十年前にハワイ行ったとき記念に持って帰ってきた一ドル札が一枚だけです。

いま調べてみると、今年の元日には一ドル115円ぐらいだったようです。今日の一ドルは144円ぐらいです。だから、今年の初めに一万ドルの貯金を持ってたとしたら、いまごろは29万円ぐらい儲かってたってことになります。ドルってすごいね。日本の通貨もドルにすればいいのに。は?

──その「は?」は、おれらの「は?」です。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

しかし、いまからドル建て貯金はじめても遅いんだろうなー…。


■52151


52151歩


■今日は52151歩でした。距離にすると32.7kmです。なんでこんなに歩くんですかね…。自分でもよく分からん。


玉三郎の今日の沖縄公演が、颱風で中止になったようです。母が見に行く予定だったそうです。


■冷やし中華は見た目が九割 二〇二二


■冷やし中華は人並みに好きだ。この七月八月は、例年よりも冷やし中華をよく食べたように思う。ただ、食べ終えたあとの満足度が高いのは、けっきょく、何の変哲もない冷やし中華然とした冷やし中華だったりする──と去年も思ったし、おそらく来年も思う。

涼しげな器に盛られた麺の上に錦糸卵とキュウリとチャーシュー(繊維質繊維質したチャーシューよりも、ハムのほうが麺に合うと思うんだけど、でもそう言い出せない何かがある)と、あとその他。「その他」枠には、まあどんな食材が来たって良いとは思うんだけど、あまり凝らないでほしい。


■以前、やたら具に凝った冷やし中華の店に行ったことがある。店名が特定されるので具体的なあれは省くが、その冷やし中華はたしかに凝ってて、iPhoneで撮ってLINEで誰かに送りつけたくなるものがあった。ただ、食べてても「冷やし中華を食べている!」という実感があまり得られず、味は悪くないものの総体的には良いHX(冷やし中華エクスペリエンス)とはちょっと言いがたかった。

別の某店で、寂しい量のチャーシューとキュウリと黒ごまだけの、つつましいというかケチくさい一皿を出されたときは大いに困惑した。まず、これが運ばれてきたときにぜんぜんうれしくなかった。悲しいくらいの視覚的貧弱さ。おまえの「ストイックな自分を見てください」なんか知るかよ。

やはり、スタンダードな、直球の冷やし中華がいちばんなように思う。


■オークラ(放送作家に非ず)の桃花林には、プレミアム冷やしそば(お高い店では「冷やし中華」という呼び方をしない傾向がある気がする)なるメニューがある。税サ込みで\8,000。おれの今後の人生で食べる機会があるだろうか。クラウドファンディングで資金を募ろうか。


■七月八月の昼、「きょうは冷やし中華を食べようかな」、と思いつくと、なんだかちょっと良いことをひらめいたような気分になってしまう。冷やし中華を食べるだけなんだけどね。笑


■馬と人がめちゃくちゃたくさん出てくる映画


■今日の夕飯は、もやし200gとラム505gのもやし炒めでした。もやし炒めというか、もはやラムです。

そう、今週はひさしぶりに、週5日、休みなしでフルコーラス(?)で働く週なので、スタミナを付けておかないといけないのですね。


■ところで昨日、諸般の事情で映画『天と地と』を見ました。子供のころに那覇の映画館で見て以来です。

合戦のシーンで、馬と人(エキストラ)がめちゃくちゃたくさん出てきます。カナダでロケしたそうです。なので、戦国時代の日本にはないはずの植物がけっこう映ってるような気もするんだけど、とにかく馬と人がめちゃくちゃたくさん出てきます。

平成2年の日本ってお金があったんだなあ、と素直に感心しました。それっくらい馬と人がめちゃくちゃたくさん出てきます。令和4年にこの映画を見ると、戦国時代だけじゃなく、バブル期の日本にも思いをはせてしまいます。しかし、普通のエキストラの人でも馬って乗りこなせるもんなんですかね。さすがにエキストラ全員が乗馬経験者ってわけでもないと思う。

サントラは、TMネットワークをTMNに改名する直前の小室哲哉。ざっと検索したところによると、全篇にわたりシンクラヴィアを使っているようです。そういうとこもお金かかってます。


■しかしもう八月も終わりで、スーパーではハロウィン用のパッケージになっているお菓子を見つけてしまった。うーん。


■『パックマン・アレンジメント』の話


■今朝は、「社用のiPhoneが鳴ったので、その電話に出ようとするも、なぜか画面がなかなか反応してくれず、電話に出られなくて焦る」という夢で目が覚めました。まだ朝の4時台でした。


■さて、あのー、ゲームの話なんですけど、『パックマン』をアレンジした『パックマン・アレンジメント』ってのがあるんですね。

『パックマン・アレンジメント』は、もともとは'96年のアーケードゲーム『ナムコクラシックコレクション Vol.2』に収録されていたゲームだったのですが、コンシューマー機への移植は積極的とは言いがたくて。

'02年にゲームボーイアドバンス用に移植されたのですが、小さな携帯機ゆえ、画面が分割されちゃうらしいんですね。

それより前の'01年には、海外版ゲームキューブとPS2で発売された『ナムコミュージアム』のうちの一つとして移植されたようなのですが、いかんせん海外版。まず、海外版のゲームキューブあるいはPS2の本体を入手するところから始めなければいけません。ゴリゴリの洋ゲーマニアならまだしも、そうでない人種にとってはちょっとハードルが高いです。

(この段落は、ネットで拾った情報をつぎはぎしただけなので間違いがあったらすいません。)


■ですが今日、ふと思うことがあってネットで調べてみると、今年5月に『パックマンミュージアムプラス』なるゲームが発売されていると。そしてそして、そのなかの一つに、まさにこの『パックマン・アレンジメント』が収録されているんですね。しかも、画面を分割しない、アーケード版そのままの形で。

アーケード版から26年、ようやく全国のご家庭で、『パックマン・アレンジメント』が遊べるようになったわけです。


■うん、'90年代のコザの中央パークアベニューでやってましたよ、パックマン・アレンジメント。

あのころアベニューに、サンドイッチの「サブウェイ」があったさーね。その二階が名前の付いてないゲーセンで。そこに『ナムコクラシックコレクション Vol.2』があってね。そこで パックマン・アレンジメントを週一回やる時期、ってのがあったわけです、拙僧の人生に。

そのゲーセンには『パックマニア』の筐体や、パックマンのエレメカも置いてありました。このゲーセンのゲームを選ぶ担当者がパックマン好きだったのでしょうか。

いま改めて考えるとこのゲーセン、階下のサブウェイを運営していた企業が片手間にやってた様な気がする。ゲーセンというか「ゲーム機を置いただけのスペース」で、いついっても店内はガラガラでした(ちなみに'80年代は「ホテイヤ」というおもちゃ屋だった建物です)。

あ、この話、前もしたっけ? ま、いいか。


■えー、ということで、『パックマン・アレンジメント』が自宅でも遊べるようになってうれしい、という内容のエントリでした。

↑こんなこと書いてるけど、まだ買ってすらいなくてすいません。笑


■YMO『テクノ・バイブル』30周年


■きょうは、YMO『テクノ・バイブル』発売からちょうど30周年っぽいです。間違ってたらごめん。30年前って、平成4年ですよ。1992年ですよ。級友たちが、こぞってビーイング系の短冊8cmCDばっかり買ってた時代ですよ。YMO聞いてるのおれだけでしたよ。

テクノバイブルってのは、YMOのCD5枚組ベスト盤+レアトラックス集+リミックス少々、のボックスでね。一万円するんですよ。予約して買いましたよ、コザの中央パークアベニューの照屋楽器店で。

■そう、YMO再生の前年、というタイミングでYMOを聴き始めたんですよ。テクノバイブルのブックレット(立派なハードカバー)には細野晴臣インタビューも載ってるんだけど、この時点ではもうYMO再生に向けて動いてたんだっけ。


■──とかなんとか、YMOについて書いて、「もしも拙僧がYMOのベスト盤を作るとしたら」というテーマで、その架空ベスト盤の曲目をつらつら書いていく予定だったけど、英Brewdog社の「Jack Hammer」をパインジュースで割るとめちゃめちゃ美味しいことを先ほど発見してしまい、あっという間に一缶空けてしまい、いい感じに酔ってしまい、有吉のラジオもやってるし、ってことで、YMO架空ベスト盤についてはまたこんど改めて。

あ、今日から三連休です。夏休み後半戦です。


■どういうわけか既婚者設定を


■これを書いてるのが8/18の深夜なのですが、あす金曜と、あさって土曜は小忙しくなることは確定しております(そう、今週は土曜も労働なのですね)。

で、この金曜土曜を乗り切ったら三連休の予定なのです。三連休は、あれですよ、スイカ食べますよ。今年まだ食べてない。


■きのう駅で耳にした、見知らぬ人のエピソードトーク。

その人の会社の後輩が、おそらくはまず独身なのにどういうわけか既婚者設定を押し通しているらしい。既婚者のテイで振る舞い、既婚者のテイで会話するらしい。まあまあバレてるのに、周囲の人々もなんだかそれに触れられず、指摘できないままでいるらしい。なにそれこわい。


■さきほど、アメトークのジーンズ藝人回を見ておりました。ニブゴ大川がアメリカもののコレクターだとは知らなかったなー。リンク先の写真、ものすごいコレクション。ほとんどお店ですね。


■3時間10万円で


■夏休み五日目。とはいえ、暦の上では立秋をとっくに過ぎてゴリゴリに秋ですし、早朝は秋の虫が鳴き始めております。

日中はだいぶ暑いのですが、なんというか「かまきりりゅうじ」的な、鮮烈でギラギラした生命力あふれる七月後半の夏らしい感じ、はもうない。でも、夏の気分をもうちょっと味わいたいので、なるべく秋の気配に気づかないようにする。そういう時期。


■さて、本日八月十五日は、国民的アイドル市川猿弥丈の誕生日です(55)。

猿弥丈(55)といえば、九團次丈のブログにこんな記事がありました。

↑上記リンク先の、《第五弾》というとこまでスクロールしてみてください。猿弥丈(55)と九團次丈が3時間10万円で出張してくれるそうです。

出張の内容として「地元でトークショーをしてほしい」「友人の結婚式にて歌ってほしい」「YouTubeに出て欲しい」といった例が上記ブログに記されています。

おれだったら、そうだな、「部屋の片付けを手伝ってほしい」、ってのはどうだろう、と思いついてしまった。まあさすがにこれはNGでしょうね。笑


■八月の昼間にスタバもしくはサンマルクカフェで見かける人


■なにもしなくとも時間は過ぎるもので、夏休みも早くも四日目が終わりました。

この夏休みこそは、ヤシの木やパイナップルが散りばめられた浮かれた柄のショートパンツをはいて、小脇にMacBookを抱えて、「八月の昼間にスタバもしくはサンマルクカフェで見かける人」のコスプレでスタバもしくはサンマルクカフェに行こうと思ったのですが、思ってるだけで終わりそうです。


■そう、スチャダラの「サマー・ジャム'95」も聴くけど、今年は、その元ネタのBobby Hutcherson「Montara」も聴いております。


■まりんがやってる「SET隊」みたいな名前のバンド、突然の新譜来ましたね。

e-onkyoだと96kHz/24bit のが買えます。ので、そのうち買う予定。


■きょう読んだwikipedia→「ファイア・フェスティバル」

'17年にバハマで開催され(なかっ)た失敗フェス。フェスというか人災。その失敗ぶりを記録したドキュメンタリーが二本も制作されている、ってのもすごい。


■夏休み初日


■さて今日から夏休みです。といっても、6連休+3連休という謎の二部制だけど。

宿題も多少は出ていまして、夏休みだというのに今日も家で3時間ほど労働してしまいました。

働いちゃったら休みになんないですね。夏休みってさあ、もっとさあ、のんびりすべきもんじゃねーの? あゝ、小鳥や安齋肇のように自由に生きたい……。


■母から沖縄料理のレトルト詰め合わせが送られてきました。さっそく中味汁のレトルトを食べました。沖縄はお盆だな。


■あ、YOASOBI「夜に駆ける」リミックス、聞いてくださいね。



https://www.youtube.com/watch?v=EzmTrYBTcl8


■YOASOBIの「夜に駆ける」をリミックスしました




https://www.youtube.com/watch?v=EzmTrYBTcl8


■期間限定の「白いモスバーガー」を食べました。食べづらかったです。

といった意味も含めまして半蔵商店でございますが、このたびYOASOBIの「夜に駆ける」をリミックスしました。どこからの発注でもございません。やりたいからやったわけです。藝術とはそういうものです。


■ガバ、っていうんですか、ロッテルダム・テクノというか、そういう曲調にしました。180BPMです。

石野卓球が『宝島』の編集部に、ロッテルダム・テクノについて書きたいので一ページください、と電話したエピソードをご存知の世代の方ならお楽しみいただけると思いますよ。


■しかし、男女が身投げする曲がヒットして紅白でも歌われるって、やはり心中ものは人気があるんですね。前々から思っているのですが、「夜に駆ける」は文楽にしたら似合うかもしれない。


■梅玉丈がYOASOBI好きとのことですので、高砂屋関係者の方は上記URLを梅玉丈にお伝えいただけますか。どうぞよろしくお願いします。


■今年の夏休みは


■まだまだ夏だなんて思ってても、もう八月ですよ。次の日曜が立秋だって。

この夏は「サマージャム'95」をまだ聴いてないな。でも「じゃっ夏なんで」は聴いたな。こないだ莟玉くんのラジオでかかってたんだよな。


■さて八月と云えば夏休みですが、今年の夏休みは、変なタイミングで仕事が入ってしまい、

6連休+3連休

となりました。9連休ではない。6連休と3連休の間に4日間の労働が挟まれております。あと、すいません、2022年にもなって、fontタグで活字を大きくしております。


■それはさておき8月前半は、また小忙しくなりそうなことが確定しております。正直しんどい。ま、夏休み前だからしょうがないんだけどさ。

この夏は例年より疲れ気味なので、この小忙しい期間をうまく切り抜けられるかどうか。体力が心配です。


■ところでこの夏は、セミの鳴き声が元気ないような気がする。少なくとも茗荷谷のセミはそうです。


■缶ビールが爆発していた等


■先日、台所(単身者用賃貸1Kの台所など、はたして台所と呼ぶに値するだろうか、という疑問はさておき、便宜上こう呼ぶ)の棚に置いてあった炭酸飲料の瓶が倒れ、床に落ち、中味が噴き出した。しかもよりによって午前3時台に。というインシデントがありました。

こんな時間に床を拭いていたおれの気持ちにもなってみてほしい。世間はもうちょっとおれに優しくしてほしい。


■さて、その後、棚をがさごそと整理してたらこんなのが出てきました。

爆発した缶(一)

おい、缶ビールが爆発してたんですけど…。

爆発した缶(二)



■常温で棚に保存してた、英ブリュードッグ社のクラフトビール、その缶の上部が破裂して、まるで缶切りでも使ったかのようにパックリと開いてるではないか。ちなみにプルタブの部分はそのまま残っています。写真で伝わりますかね。

おれがこの缶を発見したときは、中味はすでにカラでした。

一缶330mlある中味がどこに行ったかというと。この缶は、棚に置いてある段ボールの箱の中に入れてたんですね。どうも、段ボールが330mlのビールを吸っちゃったようなのです。現に、床にビールがこぼれていた痕跡はありませんでした(なので、缶が破裂してることに気づくのが遅れた)。


■で、これは推測に過ぎないのですが、上述のとおり炭酸飲料の瓶が倒れたのも、この缶ビールが爆発した衝撃によるものかもしれません。ずーっと棚に置いてた瓶が、何もなしで突然倒れることもないもんな。


■ちなみにこのビールはブリュードッグの「ベーシック・シェイク」という銘柄で、ミルクシェイクIPAということなのですが、いったいどんな味だったのでしょう。飲む前に爆発してしまったものはしかたありません。古代中華人民共和国の書物にも、「こぼしたミルクを嘆いても無駄だ」と記されています。

これ四百円くらいするんだけど、もう一本買ってこよう…。


■ ゴトッ、プシュー、冷やしそうめん、仔羊を焼く


七月二十二日(金)

■午前3時47分ごろ(えらく細かいな)、台所(単身者用賃貸1Kの台所など、はたして台所と呼ぶに値するだろうか、という疑問はさておき、便宜上こう呼ぶ)から、

ゴトッ、プシュー、

という妙な音がして目が覚める。

寝床から抜け出して確認すると、食料品をストックしておく棚に置いといたガラス瓶入りの炭酸飲料が倒れて床に落ち、王冠が外れ、中味が噴き出していた。

王冠、といっても栓抜き必須のやつじゃなく、ツイストオフって云うんですかね、栓抜きでも、手でひねっても開けられるやつです。先日フジテレビジョンで放送されていた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』にも、'55年の世界でマーティがコーラ瓶の王冠を手でひねって開けようとしてるけど開かない、といった描写があったように記憶しております。

なので、木曜深夜というか金曜早朝というか、マヂカルラブリーがラジオをやってる時間帯に、床にこぼれた液体をせっせと拭いておりました。

30cmぐらいの高さから落ちただけでこんなことになるのな。

ちなみにこぼれた液体は、米国のボイランというメーカーの「ブラックチェリー」です。ドクターペッパーチェリーのクラフトコーラ版みたいな味がします。一瓶12オンス入りなのですが、6オンスぐらいこぼれた。


七月二十三日(土)

■七月下旬の晴れた昼。冷やしそうめんを食べたくなるのが人情ってもんでしょう。揖保乃糸150グラムを茹でる。ふだんは具なんてネギだけで済ませるんだけど、きょうはキュウリ、ハム、卵焼き(出来あいのやつ)も添える。

テレビでは『有吉くんの正直さんぽ』をやってて、ちょうどいい塩梅(日頃の行いが悪いと、ここで路線バスの番組が流れます)。そうめんすすりながら見る。

デザートは、音羽g堂で買ってきた豆大福、ではなく、水ようかんとくず桜と鹿の子。食べ過ぎではないか、という説もある。

ひと通りたいらげると、なにか大仕事をなしえたような心持ちになる。そうめん、和菓子、正直さんぽ。完璧な夏の土曜の昼ではないか。なにか間違ったこと云ってますか。


■本日のウォーキングは23.5km、39493歩。暑さと湿気と紫外線による影響のほうが、ウォーキングの健康上のメリットを上回ってるような気がしないでもない。


七月二十四日(日)
■きょうの昼も冷やしそうめんを食べたくなったけど、二日続けてそうめんというのも体に良くない気がして、動物性タンパク質を摂取すべくラムを焼く。436グラム。

でも、〆の炭水化物として、揖保乃糸を一束(50グラム)だけ茹でました。

■本日のウォーキングは13.2km、22406歩。暑さと湿気と紫外線による以下同文。


■上島の不在を確認する回


■金鳥のラジオCMが苦手です。


■これは近所のスーパーで買った、おいしい無着色のたらこと鮭ほぐしました、なる商品。

たらこと鮭

パスタにからめたらおいしいやつだ!と思って買ってみました。でも最近パスタ食べないんですよねー、太るじゃん? なので、まだ試してません。じゃあなんで買ったんだおれは。


■昨日は『アメトーク』(アメトーーク!と正式な表記で書くほどの思い入れがなくてすみません)見てました。ダチョウ倶楽部回というか、上島追悼回というか、上島の不在を確認する回。

楽屋で三人が並んでトウモロコシを食べてるだけの映像(しかもまあまあ長尺)が面白かったです。あれ、なんであんなに面白いんだろう。


■iPhoneを買い換えました


■iPhone 7 Plusを使ってるんですね、未だに。2016年の機種です。6年前です。平成です。

でもさすがにいろいろと限界を感じまして。このたび新たにiPhoneを購入しました。

iPhone 8 Plusです。2017年の機種です。5年前です。平成です。先日、オードリーのラジオで、若林が「自分のiPhoneは8だからそろそろ買い換えたい」みたいなことを話してたのですが、おれはその8に買い換えたわけです。


■なんで2022年にもなってわざわざ8を買うんだ、というお侍さんもいらっしゃるかとは思いますけど、指紋認証(Touch ID)で、3D Touchだからなんですね。

いや、わかる。わかります。「最近はFace IDも優秀だよー」とか、「3D Touchなくても慣れるよー」とか、そういうあれはわかる。ただ、これはおれの好みの問題ですので、ね、そこはひとつ。Touch IDと3D Touchを両方あわせもつiPhoneって、いまのとこ8が最後じゃなかったかなあ(間違ってたらすみません)。


■あと、安いからってこともある。中古で(まあ、いまどき8を新品で売ってるとこもないか…)3万円台でした。ストレージは64Gです。ちなみに次に出るiPhone 14はいちばん安いやつで899弗(≒約12万5000円)、なんて話もあります。みんなお金持ちだなあ。おれはスマホに125000円も出せません…。





■YMOの「邂逅」をリミックスしました。



URLはこちら。

https://www.youtube.com/watch?v=yj6OCNts61c


■YMOの「邂逅」をリミックスしました。


■YMOの「邂逅」をリミックスしました。埋め込み動画。



URLはこちら。

https://www.youtube.com/watch?v=yj6OCNts61c


■リミックスしました、と云っても、アルファレコードのディレクターに頼まれたわけじゃなくて、もちろんこっちが勝手にやってるだけです。誰からの発注でもない。でも、藝術とはそういうものです。

とはいえ、札束をどんと積まれてパトロンから発注される種類の藝術を否定するわけではないです。おれだって札束積まれたいですよそりゃ。日本銀行券は好きです。


■この「邂逅」の原曲は、'80年代のニュース番組のオープニングのようなイントロと、少々の緊迫感を伴うベースラインと、それをあおるフィルインとで、駆け抜けるような感じを生み出してたわけですが、このリミックスは原曲と対照的に、ふわっとした感じにしました。

なんつーか、土曜の放課後っぽい感じ? おれの世代には、もう土曜日は学校は休みだったのだけれど、まあ、気だるい土曜の午后をイメージして作りましたよ。とくに予定はないが、開放感はただただたっぷりある。

土曜の昼、家で『有吉くんの正直さんぽ』を見たあと、工作舎のプラネタリー・クラシクスのどれか一冊を手に取るため近所の図書館まで歩くときに聴いてください。


■所さんYouTubeチャンネル削除


■この三連休も、有吉(手裏剣トリオ)のように歩いてました。三日間の合計は、55.6km、92108歩です。

《FAQ》
Q) そんなに歩いてなにが楽しいのか。

A) 楽しい楽しくないという次元じゃない。ただ、歩かないと気が済まない時がある。

Q) 歩く以外にすることないのか。

A) ある。歩きながら「歩いてる場合じゃないだろ」と思うことも多い。しかし、ウォーキングに適した条件(時間帯・天気・温度・湿度etc)がそろっているのに歩かないのはもったいないな、と思って、つい歩いてしまう。


■ただ、あれですよ、どうも胃腸が疲れてまして。この三日間は、冷やし中華、ジュース、お菓子、そういったものしか口にしてない。たいして栄養は摂れてないのにカロリーばかり摂っちゃって、九万歩も歩いたわりには体重は増えてしまった。

九万歩も歩いちゃったから、疲れが胃腸に来てるのか…。


■そして所さんのYouTubeチャンネルが、以前からの予告通り削除されましたね。おれの知る限り621本の動画がアップされてたのですが、それらがすべて見られなくなりました。まあ、インターネットにあるものはいつまでも見られると思っちゃいかんな。


■仔羊の肉が高い


■昨秋あたりからラム肉が好きです。春菊やまいたけと炒めます。

ですが、ラム肉の値段が上がってるんですね。去年の秋は、「L」なるスーパーではラム肩肉の切り落としを100gあたり198円で売ってたのですが、今春あたりから248円になったのですね。

まあ、なんでもかんでも値上がりする世の中ですから仕方ないなーと思ってたんですね。

そしたら、今月に入ってからラム肉が278円になってやんの。高い!

一年もしないうちに100gあたり198円が278円だぜ。

40%の値上げだぜ。

おれの給料は一年で40%も上がってないぜ。

ラムもおちおち食えないぜ。

文体がかまきりりゅうじみたいになってきたぜ。

この文章を読んで、「え? 198円が278円に値上げって、たった80円じゃん? それくらい別にいいじゃん?」と思ったやつは、リボ払いの手数料を一生払い続けるタイプの人間だぜ。

おう夏だぜ。


■ということで、このところ小忙しかったので、月曜を有休にしましたので、明日から三連休です。


■バック・トゥ・ザ・フューチャー、カンフー・ファイティン、ドクターペッパーチェリー


七月二日(土)
■暑くてウォーキングには適さない季節、になってしまったけど朝五時ごろ出発。茗荷谷から四谷までてくてく歩く。

その途中、ラジコで水曜『シン・ラジオ』を聴いてたんだけど、なぜか音が途切れた。iPhoneの画面を見ると「圏外」とある。再起動を繰り返すも、電波を拾わない。このiPhone 7 Plusもだいぶ調子が悪くなった。ラジコはあきらめる。

四谷から茗荷谷までひきつづき歩いて引き返す、つもりだったんだけど、そのころには気温も上がってきたので、歩いての帰宅はあきらめる。市ヶ谷からメトロに乗って茗荷谷まで戻る。

帰宅してPCでニュースを見て、auの障害の件を知る。てっきりおれの端末固有の不具合かと思った。


■夜、ピザハットのピザを食べながら、フジテレビで『バック・トゥ・ザ・フューチャー』見る。テレヴィジョンで映画を見るのは、金曜ロードショーの『ピーターラビット』以来じゃないかな。そもそも、映画というものをあんまり見ない。とはいえもちろん、見ないようにがんばってるわけでもないので、気が向いたときは見るっちゃ見る。

若林

序盤に出てくる、深夜の、濡れたアスファルトの、ひと気のないショッピングモールのだだっぴろい駐車場。あれにアメリカっぽさを感じた。ピザは、Lサイズを半分(6ピース)食べた。



七月三日(日)
■かつて中西俊夫がラップで参加した、NIGOの「カンフー・ファイティン」。その2022年版が作られることになり、そのMVの撮影を見学しに行った。中西俊夫に代わりラップするのは高木完。MVの監督は藤原ヒロシ。

撮影後、高木完は自身のステッカーにサインをして、おれにくれた。おまけに、スチャダラパーのステッカーもくれた。いい人だと思った。

──という夢を見ながら目が覚めた。


■朝食は昨晩のピザの残り。むしろ、翌朝の冷えたピザこそが本番、とまでは云わないけど、まあ、日曜の朝の冷えたピザってのはわりに好きです。残りの6ピースを食べながら、ドクターペッパーチェリーを飲む。アメリカ映画に出てくる大学生が食べてそうな食事。


■午前中に二時間、午後に二時間、仕事の宿題。昼食は、お湯ではなく水で25分間もどした焼そばUFO。


■auの障害、ネットはつながるけど、電話がつながらない。

ま、LINEの音声通話があるから、ふだんは電話というものをあまり使わないのだけれども、たとえばお店なりなんなりに問い合わせの電話をかけられないのが不便だな…(この週末、そういうタイミングがあった)。


七月四日(月)
■夕方五時ごろ、ようやくauの電話がつながるようになりました。


■若林いわく、「バック・トゥ・ザ・フューチャーより面白い映画ってないんだよ」


■暑うござんす。まあ、人類が勝手に地球に住み着いてるだけなので、この星の気候に関してはあまり文句も云えません。云ったところで涼しくなんない。


■6/15の『あちこちオードリー』(錦鯉が出た回)の冒頭で、オードリーの二人が『バック・トゥ・ザ・フューチャー』について話していました。若林いわく、「バック・トゥ・ザ・フューチャーより面白い映画ってないんだよ」。

で、タイミングのいいことに『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が、この土曜の夜にフジテレビであるらしいんですね。そもそも映画というものを見る習慣自体があんまりないおれは、このバック・トゥ・ザ・フューチャーも見てないわけなんですが、どうしようかな。見ようかな。ちょっと気になってきた。

見るとしたら、あれか、ピザ頼んでおいたほうがいいか。'80年代のアメリカ映画を見るときはやはり宅配ピザ食べながらのほうがいいですよね(←ふだんあんまり映画を見ないやつっぽい発想だな。笑)。


■昨日の船乗り込み配信ですが、YouTubeにアーカイブされてたので、松竹座での式典のところを見ました。

寿治郎
のクラッシックな関西弁
がよかった(左記リンクは頭出し済みです)。

しかし仁左衛門の体調が気になるところです。


■『マイメロセラピー』、本日最終回でした。三月や九月でなく、六月に終わるラジオ番組というのはあまり多くないものです。マイメロちゃんが、番組の方向性をめぐって局の上層部ともめたんでしょうか。

などと書いてる間に今年も半分が終わりました。


■マイメロセラピー終了


■お暑うございます。最高気温が30℃を超える日は休日にする、と定めればいいのに。幕府が。


前回のエントリのまりん配信ですが、生配信直後はアーカイブが見られたのに(そう記憶しております)、いまは非公開になってますね。


■YouTubeから消える、といえば、所さんのチャンネルですが、だいたい560曲くらいある10年分の動画がそのうち削除されるようなので、いまのうちに見ておきましょう。


■そういえば『マイメロセラピー』も今週で終わるそうですね。


■夏至にゆず湯


■職場の近くにあるコンヴィニエンスなストアーの壁に、掛け時計が掛かってるのですが、その時計が15分進んでるんですよね。あれが意味わからん。


■といった意味もふくめまして半蔵商店でございますが、毎年毎年書いてることですが、夏至を過ぎたらもう年末みたいなもんですね。今年もいろいろあったなあ。皆様どうぞ良いお年を!

ゆず湯

ちなみに夏至の夜はゆず湯に入っておりました。季節を先取りしすぎてすみません。誰に何を謝ってるんだろう。


■で、東京市内もすっかり蒸し暑くなってまいりまして、先日、今季初めて単衣の着物を着ました。早く着ないと、秋になっちまいますから。

着物の下に、襦袢がわりに麻のシャツを着るのですが、その麻シャツをクリーニングに出したら610円と云われた。ちょっと高いなあ。「タラタラしてんじゃねーよ」が1ダースくらい買えるよ…。


■本日は、砂原メンバーが登場するサンレコの生配信を見ておりました。アーカイブ化されてますね

上記リンクはトーク本篇が始まるところから頭出ししてあります。ほんと親切だよな、おれって…。


■で、そのあと『にっぽんの芸能』の、二世尾上松緑回をみました。古い『土蜘』の映像に、うさぎ時代の橘太郎が写ってた。


■あ、それと、こないだは『おしゃれクリップ』の獅童回も見ました。


■49215歩あるく、冷やし中華を食べる


六月十八日(土)

■朝五時から有吉のようにウォーキング、というか徘徊というか。毎度書いてることだけど、歩くのが楽しいとか楽しくないとか、そういう話じゃない。なんか歩きたくなって、歩かないと気が済まない。とはいえ、人のいない早朝の街を歩くのは気分が良いものです。


■歩いている間はラジオを聴く。生なりラジコなり録音したやつなり。きょう聴いたのは、

-莟玉カブキチューン 6/17
-木梨の会(オンタイムで前半30分のみ)
-木曜シン・ラジオ 6/16 (18時台のみ)(16~17時台は別の機会に聴いたため)
-水曜シン・ラジオ 6/15
-爆笑問題カーボーイ 5/31(オープニングなし)(オープニングは別の機会に聴いたため)
-佐久間宣行 ANN0 6/1
-マヂラブANN0 6/2
-オードリーANN 6/4

おい、聴きすぎだろいい加減にしろ、と我ながら思う。あんまりラジオばかり聴いてると、ラジオと現実の区別がつかなくなって、オードリー春日の配偶者のことを「93番」と呼ぶタイプの人間になってしまう。気をつけよう。


■『木梨の会』で所さんがYouTubeを辞めたのを知る。うーむ。おれは所さんの音楽が好きだが、実はYouTubeをほとんどチェックしてなかった…。

でもさ、もう9年も前のことだけど、営業の仕事をすることになって、ペーパードライバーなのに慣れない運転をし始めたとき、YouTubeから録音した所さんの曲を営業車の中でよく聴いてたな。「めんどくさいのが帰ってくる
と、「僕のバイクで帰らなきゃ
の二曲ね。これがね、いいんですよ。


■それはさておき、今日は49215歩あるきました。距離で云うと29.4km。7里半。そんなに歩いてどうする。どうもしない。ただ、歩かないと気が済まない日があるんだよな。


六月十九日(日)

■暑くなってきたので、冷やし中華を食べたくなる。

幸い、今日は召譴討い襦2召任呂覆、そこそこ曇ってて、中古レコードの盤質表記だとEX-からVG+の間ぐらいの天気だが、まあ召譴討い襦なので冷やし中華を食べることにする。雨の日は、あまり冷やし中華を食べる気にならないような気がする。まあ雨の日に食べたっていいとは思う。


■ということで、本日は冷やし中華を食べました。麥酒も飲みました。午前十一時台から。


■ちなみに今日は26670歩あるきました。昨日に比べると少なく感じるけど、世間一般ではまあまあの歩数だよな、これ。いばる気はないですが。いばってどうする。


■岩塚製菓バター餅、東ハトSALTY


■今週は、めんどくさいタスクが二個もあったんですが、両方とも変にこじれることはなく、なんとかカタがつきそうです。やれやれ。

しんどかったので、近いうち三連休とる。


■諸般の事情で、近田春夫&ハルヲフォンの昭和51年のLP『カム・オン・レッツ・ゴー』を手に取ってみたのですが、裏ジャケの近田春夫の写真を四捨五入したら金属バット・友保になるな。


「バター餅」なるせんべいが美味しいです。東ハト「SALTY」と同じく、人類が発明してはいけなかった味。

ええ、どちらもダイエット中の方に強くおすすめしたいですね。人間の意思や決意なんてもんは、バター餅せんべいやSALTYの前には何の役にも立たない無力な代物であるということを思い知るのは、しかしそう悪いことでもないようにも感じる。


■あ、そういえば今日は、そのSALTYのパイン味というのを買ってみました。こちらは意外とあんまり……。


■タカさんマークのいきなり引越センター


■今週は、めんどくさいタスクが二個もあるんですね。それが先週の土日から気になってて、せっかくの休みだというのに頭の片隅でちらちらと気になってたんだけど、でも本日、片方のタスクは意外にあっさりカタがつきそうな目処が立った。

いや、目処が立った、というだけであって、まだまだ油断できないんだけど、うまくいけばなんとかなるかもしれない。

この「かもしれない」というとこだけで、本日の午後は機嫌がちょっと良かったです。





■今日はAbemaで、石橋貴明の番組を見る。錦鯉・長谷川の引っ越し企画(長い番組なので、とりあえず前半のみ)。

長谷川氏って、十年も石神井公園に住んでたんだな。知らなかった。おれが住んでる期間と数年かぶってる。ひょっとしたら、一回ぐらいはライフ石神井公園店の二階ですれ違ったりしてるのかもしれない。


■その番組の中で、石橋が「若いころは賃貸の更新をしなかった。二年ごとに引っ越してた」と語ってた。ふむ。

たまたまなんだけど、おれの住んでる部屋に今日、まさにその「更新のお知らせ」が不動産屋から届いた。

更新のたびごとに書いておりますが、更新料、うちは1.5ヶ月ぶんです。高いなあ、170円くらいにしてほしいなあ、とかそういう子供っぽいことは申しませんが、まあだいたいそのような心持ちで、律儀にちゃんと払ってます。えらいね。


■しかし、こういう番組を見てると引っ越し欲が湧きますな。CDレコード本雑誌を全部処分して身軽になって、歌舞伎座裏の20平米の部屋、に住み替えようかなとは年数回思うのですが。


■あ、あと今日は、手をすべらせて、一年くらい使ってた皿を割ってしまいました。あーあ。


■聞き逃してたけど、今日明日にラジコで聞くラジオ。


■自分用のメモも兼ねて。


■莟玉が、先週の金曜日に横浜のラジオに出てたことに気づきました

この日はこれとカブキチューンとで、二本もラジオ出てたのか。知らなかった…。ラジコで明日まで聞けます。おれは親切な人間なので、上記リンクは莟玉くんの出るコーナーに頭出ししてます。便利ですね。


『TOKYO SPEAK EASY』に山田ルイ53世(と住谷)。ラジコで今晩まで。

『シン・ラジオ』も面白いよねー。水曜木曜きいております。


■ザ・リターン・オブ・ビデオ・ゲーム・ミュージック(の変なジャケ)


「しゃもじ」が「ハンジロウ」に改名というニュースを聞いて、ハンジロウって名前、三四郎とかぶってるよなあ、しかも同じマセキだよなあ、などと思ってるうちに六月ももう四日目ですよ。

ひきつづき良い季節です。なんといっても明るいのが良い。午前五時も午後六時も明るい。そしてスーパーにはもうスイカの野郎が並んでやがります。コンヴィニエンスなストアーで昔アラブの偉いお坊さんが恋を忘れた哀れな男に教えてあげる系の飲み物を買うときも、熱いやつじゃなくて冷たいやつを買うようになりました。


■さて、前回は『ビデオ・ゲーム・ミュージック』について書きましたが、このレコードには、『ザ・リターン・オブ・ビデオ・ゲーム・ミュージック』という、ナカグロを五個も消費する続篇のレコードがあるんですね。

ザ・リターン・オブ・ビデオ・ゲーム・ミュージック

おれは、このレコードのことは知ってました。というか、買ったような記憶すらあります。福岡に住んでたころ、買った覚えがなんとなくあるんだよなあ。もう手放したのか、実家の押し入れに保存されてるのか……。謎は深まるばかりです。


■ところで、Discogsによると、この『ザ・リターン・オブ・ビデオ・ゲーム・ミュージック』にも、前作同様、(なぜか)ジャケットが二種類あるらしいんですね。

一種類は上記のジャケットで、もう一種類はこちら。

別ジャケット

………………。なんだこれ。中古屋で81円(税込)とか44円(税込)とかで売られてたとしても買うのをためらうな。「あげるよ!」と云われても断ってしまいそうだ。

これをデザインしたやつは、いったい何を考えていたのか。音楽に興味がないのか。ゲームに興味がないのか。それとも、とっとと入稿してとっとと帰りたかっただけなのか。それなら、うん、まあ、許す。


■しかしどちらのジャケットも、「前作からの続篇であること」と「ビデオゲーム(あるいはナムコ)にちなんだ作品であること」が伝わらないんだよな…。上のジャケットはかっこいいんだけどね。

ただ、Wikipediaによると、B面のナムコ作家+上野耕路による作品群はゲーム音楽と直接の関係がない内容らしく、そういうこともあってジャケットにナムコのキャラクターやゲーム画面を使わなかった(使えなかった)のかもしれない。

※画像はいずれもDiscogsより





■そして今日の『世界ふしぎ発見』はパンダ回ですね。莟玉くんがミステリーハンターって。すごいなあ。


■ビデオ・ゲーム・ミュージック


ビデオ・ゲーム・ミュージック


■「いつか買うだろう」、とぼんやり思ってて、何回か買う機会は確実にあったのに、なぜかそのたびごとにばっちり見送って、それでも「いつか買うだろう」と思いつづけて、やっぱり買わないままになっているレコード。

その一枚であるところの、『ビデオ・ゲーム・ミュージック』を、先日買いました。単純に、帯がなかったのでお安かったんですね。

しかし、このジャケ、いいよなあ。


■ところでこのレコードの帯(※画像検索してみてください)には、「ゲームセンターに初めて登場した『ゼビウス』に」云々、と4行の文字列がありますが、これ、中沢新一の文章なのですね。レコードといっしょに入っているライナーノーツの書き出しの部分なんです。

なのに、帯だけ見ると、まるで細野晴臣のコメントのように読めてしまう。そういう文字組みになっています。ま、おれが買ったレコードは上述の通り帯がないんですけども。


■で、Discogsを見てびっくりしたのですが、カセット版のジャケが載ってるのですが、おい、LPとイメージが全然違うぞ…。なんでこんなデザインなんだろう。

あと、もうひとつびっくりしたのが、wikipediaによるとジャケットが実は二種類あるんだそうです。

「レコードジャケットの人物の顔は、『ゼビウス』AREA 5の埠頭の写真に、口をつけたもの。ただし初期盤には口が無く、身体部分のイラストの色も異なっている

知らなかったなー、これ。太字は引用者による。


■「カリーアップ」のレトルトはまだかな


■今日は大雨でしたね。なんか今年の五月は天気に恵まれてないような気がする…。

それでも、夏至前の一ヶ月くらいの、だんだん日が長くなっていく感じは好きです。


■さて。最近は人気店とタイアップしたレトルトカレーがいろいろと店頭に並んでおります。いくつか買ってきました。

レトルトカレー

写真は左から、珊瑚礁(鎌倉)、Columbia 8(大阪+東京)、プティフ・ア・ラ・カンパーニュ(半蔵門)です。写真に撮り忘れたけど、ツナパハ(福岡)なる店のも買いました。

このなかで行ったことあるのはプティフ・ア・ラ・カンパーニュですね。前職で近所だったのです。あ、アジャンタも近所にあったな。でもいちばん行ってたのは「ガンジス」なるインドカレー屋で、昼食でよくテイクアウトで食べてました。まあ前職のことは、あんまり思い出したくないんだけど。いまも、半蔵門のあたりをウォーキング(というか徘徊というか)するときあの辺は避けるんだけど。そのわりにはこうやってカレーは買っちゃうわけだけど。だから、まあ、カレーのチカラってのは偉大なわけです(雑な文章)。


■それはさておき、Columbia 8のカレーを食べてみました。トッピングの袋が二つもあって本格的で美味しかったです。東京にもお店があるようなので、いつか行ってみたい。ちなみにColumbia 8のは三箱も買った。笑

しかし、「日本コロムビアの8トラックカセット」を連想してしまう店名だな。おれだけか。


■ところで、このようにいろいろと各店のレトルトが出てるので、おれの好きな「カリーアップ」もレトルトを作ってほしい。東京でいちばん美味しい、かどうかは分からないけど、東京でいちばんおれの口に合うカレーです。

でも、ほんとにレトルトが製品化されても、ヒューマンメイド限定販売で三食五千円、ぐらいになりそうだな。ほんですぐに売り切れて、メルカリに七千円くらいで出品される、という。笑


■ラム食べてます


■劇団ひとりのことを「劇ピン」って呼ぶタイプのお笑いファンは苦手ですが、ラム肉は好きです。

最近好きな食材なんですよね、ラム。先週は、骨付きのやつがたまたま安くなってたので初めて買いました。

r040523_lamb.jpg

あと、先週はランプ(モモ)のステーキも焼いてみたりしました。でも、いちばん食べる機会が多いのは、肩肉の切り落としですね。野菜やらキノコやらと適当に炒めて食べております。


■先週、つまり5/15〜5/21の一週間で、数えてみましたら、ラム肉をじつに1791g食しておりました。

OECDの頁によると、おれのグラフの読み方に間違いが無ければ、日本人一人あたりの羊肉消費量は141gらしいです(※)。おい、おれはこの一週間で、平均的日本人10年分以上の量のヒツジ食ってたのかよ…。

※出典:OECD-FAO Agricultural Outlook (Edition 2021)(グラフをなんか読み間違えてたらすいません)

と、云ってるそばから白状しますと、昨日は210グラム、今日は270グラム食べております。拙僧が、スーパーの店員の間で妖怪・ヒツジ喰い小僧などと呼ばれてないことを切に願います。


■ところで、Lというスーパーでラムの肩肉切り落としをよく買ってるのですね。100g198円だったのですが、先月あたりから100g248円に値上げになったんですね。諸物価高騰の折、ラムだけが値上げを免れると云うこともないのでしょうがないのですが、しかし、25%の値上げかー。おれの給料が25%値上げされるわけではないからなー。どうしたものか。

まあ、仔羊さんには、オーストレイリアやニュージーランドといった国から、わざわざ東京のスーパーまで来てもらってるわけですからね、多少はお金がかかっても仕方ないですね。


■YMOファーストの誤植


■こちらがどこのご家庭にもあるYMOのファーストのLPです。日本版です。米国版より一曲多いやつね。

YMOのファーストのLP

もともと拙僧も一枚所有しておりましたが(たしか福岡時代に買ったと思う)、つい先日、二枚目を購入しました。

YMOのファーストのLP(二枚)


■といいますのも、このYMOファースト日本版LPは、裏ジャケに誤植があるんですね。

これがその写真です。上が誤植のないLP(もともと持ってたやつ)、下が誤植LP(このたび買ったやつ)。

Rroduced

えー、上ではProduced by HARRY HOSONOとなってる部分が、下ではProducedじゃなくて「Rroduced」になってる。PがRになってます。

ま、普通に考えると、初期にプレスされたLPに誤植があって、のちのプレスで誤植が修正された、ってことになると思うので、このRroduced版こそが、正真正銘YMOが世に出した一番最初のレコードということになる、のでしょうか。

ものの本によるとYMOのこのレコードは発売当初2800枚しか売れなかったらしいです。昭和53年の人類にはまだ早すぎた音楽。

ついでに云うと、この裏ジャケにはおれが気づいた限りもう一ヶ所誤植がありまして。誤植なしLPでは裏ジャケ右下の回転数がSTEREO33 1/3ってなってるんだけど、誤植LPでは「STEREO33 1/」ってなってる。分母の「3」が無い。だからどうした、って話ですけど。

回転数の表記


■ちなみにDiscogsでは、Produced版Rroduced版でそれぞれ別のページが作られています。ファンなら両方とも持っていたいものですネ!とはあんまり思わなくて、どっちか一枚だけでいいだろ、さすがに。





■ところで今日、ヤフオクでとあるCDを入札しそびれました(あ、もう話題変わってます。YMOとは無関係)。そのオークションは落札者なしのまま終了してしまいました。

つまり、競り負けたとかそういうことではなく、単に入札し忘れただけです。

ヤフオクでもメルカリでも、「これは!」と思ったものをすぐには入札・購入せず、ちょっと寝かせちゃうんだよね。なんか、パッと飛びつくとそれはそれで失敗しそうで。その慎重さがアダとなっていろんなものを買い逃してるわけです。まあ節約にはなってます。


■リアルに放送事故では?


■先日5/13(太田光の誕生日)に放送されたNHK FMの『カブキ・チューン』ですが、オンタイムではなく「らじるらじる」で聞いてたのですが、一部音量が変なところがありまして。

番組始まって9分15秒くらいのとこで和楽器バンドの曲がかかるのですが、12分40秒くらいのとこで曲の音量がいったん下がって、莟玉くんが話し始めるのですね。

ですがその後、数秒もたたないうちに、突然なぜか曲の音量が不自然にグッと上がって、莟玉くんの声をかき消すのです。ふつう、ラジオ番組ではこういうときって、曲の音量をBGMレベルまで下げとくものですが、下げられてない。曲がずーっと話をかき消している。

で、曲が終わって莟玉の声が聞こえるようになるころには話も終わってて、けっきょく何を話してたのかがほとんど聞き取れない。なあ、これってリアルに放送事故では?


■この回は、名古屋での収録だったそうです。生放送のハプニングならまだしも、収録の番組でこんなことある? おれはラジオ業界のことなんて分かんないんだけど、完パケた音源のミスに誰も気づかないまま電波に乗せたってこと?

(※ラジオの放送ではどうなってたか分かんないけど、少なくとも「らじるらじる」によるネット配信では上記の通りでした。)

まあ、印刷物にも誤植やらなんやらがあるように、ラジオ番組にもそういうミスがあるのかもしれない。


■あと、ほら、四月五月って、日本中のあらゆる現場でミスが見つかる季節じゃないですか。不慣れな新人さんや異動のドタバタとかでさ。

おれもこの週末、とある喫茶店に入ってコーヒーとトーストを発注したらさ、コーヒーはさておき、トーストが冷え冷えでさ。冷えたトーストに存在価値なんかあるわけねーだろ!と思いつつも、まあこの春から働き始めた店員さんがまだ慣れてないんだろうな、と思いつつ冷えたトーストを食べましたよ。おいしくなかった。中期YMOだったらこのトーストで一曲作ってる(もっとも、あの曲はトーストの味ではなく「厚さ」について歌ってるわけですが)。

この番組を担当した名古屋のミキサー(かなんか)の人も、新入りやら異動したてやらで、いろいろ不慣れだったのかもしれない。


■──とここまで書いたのですが、5/16(ジャネット・ジャクソンの誕生日)深夜に改めて「らじるらじる」で上記の部分を聴き返してみたところ、和楽器バンドの曲の音量がちゃんと修正されて、莟玉くんのお話が聞こえるようになってました。笑


■40年くらい前にタモリがテレビで話してたレシピ


■五月晴れ、などといった言葉とはほど遠い天気が続きます。


■うん、あいかわらず、食材を炒めただけの料理以前のアブストラクトな何か、は作っております。炒めてるね。以前は煮るのが好きだったけど、いまは炒めるのが好き。「具だくさんスパゲティー(麺なし)」を作るイメージです。スパゲティーを入れないぶん、低カロリーで低糖質です。

こないだは、ラム肉(肩)と鶏の軟骨とまいたけを炒めました。この組み合わせはけっこうおいしかった!

おれが発明した(ってこともないと思うけど)レシピ、と云っても誰もマネしないだろうから、40年くらい前にタモリがテレビで話してたレシピってウソをついておけば、インターネットを斜め読みした誰かがそのうち間違ってバズらせてくれるかもしれない。

しかし、そもそも何炒めと呼べばいいんだろう、これ。ラムと鶏軟骨とまいたけ。この具でパスタを作ってもよさそうだ。


■スカロケで知った、THE 2なる団体の新曲「恋のジャーナル」を最近聴いてます。歌詞のなかの「海外のシャンプー」という雑な言葉選びが新鮮。

おれがこの次にJ-POPのDJをするとしたら、「恋のジャーナル」のあとにサカナクション「夜の踊り子」をかけたいな、雰囲気似てるし、などと思ってたら、「恋のジャーナル」のプロデューサーが山口一郎なのね。すいません、このへん疎くて。


■『有吉の壁』でやってたこれこれも好きです。


■アサヒドライゼロを飲むのをやめてから、体重の微妙な増加が止まりました。やはり「ゼロカロリーでも人工甘味料は太る」説はほんとうだったのか…。


■連休終了


■やまだかつてないほど撮れ高のないゴールデンウィークでした。なにもしてません。ライブ中のクラフトワークのラルフ以外のメンバーくらいなにもしてません。天気も体調も良くなかったしなあ。

先週金曜、スーパーで買ってきた半額寿司(松)を食べながら『金スマ』のSMA芸人特集を見てるときがピークでした。

われわれ庶民が食することも、いや、見ることすらも、いや、それどころか、その味を思い浮かべることすらも許されない一人前1500円の寿司を半額で買うことができたので、あと、金スマも面白かったので、よかった。


■しかし、なにもしなくたって、十日間ってあっさりと過ぎるものですね…。

ちなみに連休中に『キユーピー3分クッキング』を4本くらい見ました。


■悪魔の發明。東ハト「ソルティ」


■沖縄の実家の固定資産税を納める長男坊がお送りしております。半蔵商店でございます。

有吉のように都内をひたすら歩くのが好きなんですが(でも傘も差さず小雨に降られながら2万歩あるくのは我ながらどうかと思う)、最近は、入船のあたりが散歩コースのレパートリー(?)に加わりました。

先日の『アド街』のことも、事前に街の掲示板で知りましたよ。

アド街


■で、個人的に、「入船一丁目店か入船三丁目店のどっちのミニピアゴに入ろうか迷う」ってのが入船散歩あるあるですね。まあ、両方行ったっていいんだけどさ。


■先日もこのどっちかのミニピアゴに立ち寄りまして、飲み物買いまして(ウォーキング中は水分補給しないとね。一滴の水も飲まず2万歩あるくのは我ながらどうかと思う)、で、ついでに東ハトの「ソルティ」なるクッキーを買いました。

家に帰ってこのソルティを、まあ味を確かめるために一枚だけ食べてみたんですね。

次の瞬間、気がついたらおれの目の前には、四枚ぶんの包装紙が転がっていました。そう、いつの間にか一瞬で四枚食べてしまってたんです。一枚だけのはずが。

それっくらい美味しい。

ソルティは十枚入りなのですが、さすがに「いかん! このままでは十枚ぜんぶ食い切ってしまう!」と心のブレーキが働きました(この十枚は、三回に分けて食べました)。

ソルティ

いやー、ソルティは危険だ。一枚48kcalある。いや、カロリー数も気になるけど、それ以上に、「ついついソルティを食べてしまう、自制心のない自分」ってのを、まあ見たくないわけですよ。クッキーに負けてる自分を見たくないというか。なに書いてるんだ、おれ。


■なので、ソルティはこの一袋以来買ってないのです。美味しすぎるのも考え物です。悪魔が発明したとしか思えない。

でも、まあ一ヶ月に一袋くらいならいいかなあ…。


■プー横丁にたった家


布団


■もう連休も四日目ですね。

五月だといふのに、天気がすっきりしないし、体調もすっきりしない。故に、せっかくの休みなのに布団の中で転がるなどしております。ずっと部屋にいるんですが、部屋を片付けようにもその元気はない。

なぜ体調がすぐれないかというと、

1) 折からの気温差
2) 先週は連休前で忙しかったので、その疲れが出た
3) 金曜(4/29)の午前中2万歩ウォーキングした際、そういえば水分を一滴も摂らなかった(脱水症状?)
3') その際、小雨に降られて体が冷えた

とか、まあいろいろ複合的なあれがあります。そう、金曜の午前までは2万歩あるく元気はあったんだよな、で、そのあと体調をくずしたんだよな…。いま改めて考えると、原因はこのウォーキングにありそうだな。まあ小雨のなかを歩いちゃダメですね。

とりあえず今日は薬局で葛根湯を買いました。体力が戻らないことにはなんともならないので、もうしばらくじっとしてます。


■そんなわけで、布団の中で『プー横丁にたった家』を読み返しておりました。くまのプーさんのお話ね。石井桃子訳。

最後の章、クリストファー・ロビンがプーさん以外の動物と別れるシーンが、めちゃめちゃ素っ気ないんだよな。クリストファー・ロビンがイーヨーから贈られた詩を読んでる間に、動物たちはさっさと姿を消す。まあ、ガキだからといっていつまでも童話の世界にいちゃいかんよ、ってことなのかもしれない。クリストファー・ロビン本人も子供ながらそれに気づき始めたことが、このあとの「ぼく、もうなにもしないでなんか、いられなくなっちゃんだ」というセリフに表れてる。と思う。幼年時代の終わり。改めて読むとしみじみするなー。

(あ、3年前「くまのプーさん展」を見に行った時も、似たようなこと書いてるな、おれ…。)


■作中でプーはあまり賢くないクマとして書かれてるけど、作詞作曲の才能があって、第9章のコブタを讃える歌は黙阿弥調というか七五調に訳されててかっこいいので好きです。やっぱすごいわ、このクマ。

あと、ルー(カンガルーの子供)のセリフが、「ぼくもさがしてよござんすか(May I find them too?
)」って訳されてるとこも好き。

あと、「押しくらまんじゅ」とい単語が出てくるけど、これは原文を見ると「jostle」となっていた。ふむ。イギリスではこう呼ぶんだろうか。


■つーことで石井桃子訳『プー横丁』を読み終えたので、次は阿川佐和子が訳した『ウィニー・ザ・プー』の文庫を読もうと思ったんだけど、あれ、本棚に置いてあったはずなのに見あたらない…。どこ置いたんだろう。

しょうがないので、かわりにバカリズムの『架空OL日記 1』を読みたいと思います。


■明日から連休


■明日から連休なのでした。

なので今日は遅くまで連休前の仕事をたっぷりこなしてました。茗荷谷に着いたとき、駅前のが閉まってるのって久しぶりだ。アメトークの時間に帰ってきたのも久しぶりだな。

連休ってのは、みなさまごぞんじの通り、連休前夜がいちばんのピークなんだけど、今晩はどうにもばたばたしてて、ほとんどそのピークを楽しめなかったな。まあいいか。なにせ、明日から連休なのですから!(←海外の女性エッセイストの翻訳っぽい文末)


■ところで、連休中の予定ですが、とくにない。ナッシング。

あ、ひとつだけあった。麻婆茄子ってのを作ってみよう、と思ってます。ナスって、ひょっとしたら自分で買ったことないかも。どこで売ってるんだろう。調べておきます。


■緑山スタジオ


■いや、おれがものを知らないってだけの話なのですが、TBSの緑山スタジオって、あれ社屋を赤坂から真顔で移転するつもりだったんですね。知らんかった。以下、wikipediaの緑山スタジオ・シティの頁より抜粋。

本来の「緑山スタジオ」は、東京放送(現:TBSホールディングス)が開局20周年の1971年ごろに「郊外への社屋移転計画」を打ち出し、そのための用地として取得した場所がこの地(略)であった。しかし現実問題として完成当初から「(東京23区から)遠い」、「他作品との掛け持ちがしにくい」等の理由から出演者やスタッフからの評判はあまり良くなかったため、この地においてすべての番組制作を行うことは不可能と判断し、パッケージ番組の収録に特化した設備及び制作拠点として開設させた。

太字は、おれが太字にしました。TBSは、昭和の段階で社屋の郊外移転をあきらめてたんだな。

赤坂から横浜市青葉区への移転に比べたら、河田町からお台場への移転なんてご近所みたいなもん……と云えるのかどうか分かんないですが、けっきょく都心を離れたテレビ局ってフジだけでしたね。ま、10年後20年後となるとまた事情が違ってくるのかもしれないけど。


■ニッポン放送は、'97年にお台場に移って、'04年に有楽町に戻ってきてます。これは「お台場じゃラジオはできん! やっぱり有楽町でやんないと!」みたいな話と云うよりは、ニッポン放送が入ってた有楽町のビルの建て替えによるもの、のようです。

フジテレビは、河田町の跡地が大きなマンションになってますからね。戻ろうにも戻れませんね。


■お台場と赤坂


■この週末も例によって有吉くらい歩いてたわけです。楽しいか?と訊かれると、別に楽しくはないです。楽しいとか楽しくないとか、そういったことじゃない。ただ、歩かないと気が済まない。ヒマなのか?と訊かれると、まあヒマなのかもしれません。


■土曜は、茗荷谷から電気で動く汽車に乗って月島で降り、そこからなんとなく豊洲方面へてくてく歩いてるうち、なぜかめちゃくちゃ久しぶりにフジテレビの例の球体を見に行きたくなったので、お台場に向かいました。

さらにてくてく歩いてサイミナサイミナジフビレテのキャッチコピーでおなじみのフジテレビに到着。何年ぶりか、よく思い出せない。

フジテレビ社屋

土曜とはいえまだ午前中、ということもあり、周囲に人影はほとんどありませんでした。亀倉雄策による、ひし餅を重ねたような例の「8」の字が並ぶ玄関前で『めちゃイケ』の撮影が行われてるとか、そういうこともなかった。そもそもめちゃイケももうない。

めざましテレビの

「8」のオブジェ

ゆりかもめに乗って汐留まで戻って散歩を続けました。


■日曜は、 茗荷谷から電気で動く汽車に乗らず、てくてく歩いて飯田橋→市ヶ谷→半蔵門→赤坂。赤坂も久しぶり。TBS。

フジテレビと対照的に、街なかにあるテレビ局だなと思いました。日テレもテレ朝も街なかだけど、TBSは、ほんとに普通の道ばたにテレビ局がある感じ。かつての河田町フジテレビも、このような感じだったのではないか。

赤坂から六本木、麻布十番へと歩いて、地下鉄で茗荷谷まで戻りました。


■フジテレビに元気がなくなったのは、河田町からお台場に移転したからだ、という説をとなえる人がいました。いわく、「街から離れたところにあるので情報が入りづらくなった」云々。

お台場を悪く云うわけじゃないけど、お台場はお台場だけで自己完結してるようなところがあるように思う。新しく開発した土地だしね。都心とはちょっと距離があって、他の街に行くにはゆりかもめかクルマがいる。実際に歩いてみると、その「説」も一理あるんではないかな、と感じました。


■土日は合計78000歩あるきました。距離にすると46.7kmです。他にすることないのか?と、あなたも思うだろうけどおれ本人も思う。でも、歩きたくなる日ってのがあるわけです。


■猿弥(54)じゃないんだから


■人を小馬鹿にしたような気候がつづきます。いま手もとのiPhoneによると、今晩の文京区は8℃だそうです。寒い。つい先日は初夏のような陽気かと思ったらこれ。体が追いついていかない。地球の野郎もそろそろいい加減にしてほしい。

でも、いつも思うことなんだけど、人類のほうが勝手に地球に住みついてるだけだしね。あんまりわがままを云ってはいけません。


■『カブキ・チューン』2回目聴きました。ゲストが梅玉丈。梅玉の選曲がまさかのYOASOBI。

莟玉に「放送禁止用語を云わないように」とアドバイス(?)してたけど、莟玉くんなら大丈夫ですよ。以前、弘太郎(当時)のラジオでまあまあの発言を発射した猿弥(54)じゃないんだから。


■それなりに節食してるのに、このところ体重が減らない。なんなら増えてます。

原因ははっきりしていて、以前も書いたとおり佐久間Pのラジオがきっかけで明治のMeltykissにはまってるんですね。前はオレンジピールが好きだったけど、いまはラムレーズンが好き。一日で一箱(4ヶ入り)を食べることもあります。あれってチョコレート+洋酒だからなあ。まあ太ってもしょうがないですね。笑

あと、ほら、最近アサヒドライゼロ、つまりノンアルコールビール飲んでるじゃないですか。どうも、あれに含まれてる人工甘味料もあやしい。人工甘味料って、なんだかんだで太るって話を聞くしなあ。

なので、断酒ならぬ断ノンアルをしないといけないかもしれません。


■平子、シン・ラジオ、莟玉カブキチューン。四月の新しい放送。


■新しい季節です。昨日の日曜は街で、真新しいスーツを着た大学の新入生と付き添いの両親、という親子をちょくちょく見かけました(たまに中学生くらいの弟妹オプション付き)。なんというか、こっちまで昔の藤井隆くらいにフレーーーーーッシュな気持ちになりそうでした。春だ。

そうだ。思い出した。四月一日の夕方は、駅のホームにしゃがみ込みながら、片手に持ったスマホでなにやら通話しながら、片手でカバンをがさごそと漁って10枚ぐらいのA4資料をホームの地べたに広げてたスーツの若者がおりました。おそらくは新社会人で、おそらくはまあ、いろいろあったのでしょう。

もうひとつ思い出した。四月二日の早朝(土曜日です)、駅のベンチで、スーツを着たまましんどそうな表情で眠っている若者がおりました。おそらくは前夜に歓迎会でもあって、おそらくはまあ、いろいろあったのでしょう。

まあ、いま街は四月だということです。





■さて四月と云えばラジオの改編期ですが(唐突な話題の車線変更)、みなさんは新しい番組聴いてます?

&の平子が、意表を突いて文化放送で朝の帯を始めると知ったので、ちょっと聞いてみました。

──だから、アルコ&ピースのことを「&」って略するのやめろ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

「朝の帯番組のパーソナリティー」のキャラクターを演じてるような節もちょっとあって、そこが平子っぽくて面白いなあと思いました。※個人の感想です。

そしてbayfm(bayとfmの間を空けず表記するようです)で、スカロケにぶつけてきた感のある夕方ワイド『シン・ラジオ』が始まりました。水曜は関根勤とイワイガワ井川、木曜はルイ山田53世、ってのが気になってちょっと聞いてみたのですが、水曜も面白かったけど木曜はかなり面白かった。これから毎週聞くかも?


■そしてそして、NHKで莟玉くん(なれなれしく"くん"付けですみません)の『カブキ・チューン』が始まりましたね。四月八日の第一回は、歌舞伎を始めるまでのお話をくわしく話してて。ほんと、不思議な縁あって歌舞伎界に導かれたというか呼ばれたというか、そういう人なんだなあ。

人生の節目節目に訪れる転機に、丁寧に向き合って大切にしてきたんだろうな。「運がいい」だけでは片付けきれない。おれも生き方を改めます!と襟を正したくなる放送でした。まだ聞いてない、という方も、いまならradikoでまだ聞けますので、ちゃんとソニーのメタルテープに録音して、ツメを折って保存しておきましょう。

そして来週のゲストが第二回にしていきなり梅玉丈というのも豪華です。





■あと、『爆笑問題カーボーイ』がこの四月で25周年らしいですね。ずいぶん長寿なんだな。SPEEDの解散を知ったのはこの番組のオープニングでの田中のしゃべりだった、というのをいまなぜか急に思い出しました。


■トルティーヤ、つぶやきシロー、シティボーイズ


■コンヴィニエンスなストアーで売られている食べ物にわざわざケチをつけるというのもあれですが、しかし、某コンビニで売られてるトルティーヤはちょっとよろしくなかった。

トルティーヤに巻かれた具材がパッサパサで、そうだなあ、身近なもので例えると、シュレッダーで細かく裁断された紙くず、がいちばん近い。シュレッダーの紙くずを食べたことはないんだけどさ。

ファミリーマートの名誉のためにも、ファミリーマートという名前は伏せて某コンビニとだけ記すにとどめておきますが、しかしこれは参りました。


『マツコ会議』のつぶやきシロー回が面白かった。TVerで4/9(土)の夜まで。つぶやきがもう中みたいに再ブレイクするといいな、と思うけど、本人が売れたがってなさそう。笑


『ボクらの時代』のシティボーイズ回が面白そうだけどまだ見てない。TVerで4/10(日)の朝まで。でも、おれのことだからたぶん見逃すと思う。しかしTVerって画面のデザインいつの間にか変わりましたね。







Beatportで売られてる「Sakura」という題名の曲だけをミックスしました。


■Beatportで売られてる「Sakura」という題名の曲だけをミックスした回 2022


■好むと好まざるとにかかわらず、東京市内は桜の季節でございます、半蔵商店ですおはようございます。


■さて昨年、Beatportで売ってた「Sakura」というタイトルの曲だけをつないでミックスを作って、桜の時期にYoutubeにアップしたのですね。

そしたらネット上で大変にご好評をいただき、ここ一年間でなんと30回以上も再生されました。

そこで気を良くして、この春は第二弾を製作しましたよ。前回と同じく、Beatportで買った、「Sakura」という題の曲だけをミックスしました。いちおう、ジャンルはテックハウスということでお願いします。違うかもしんないけど。



上記埋め込みがうまく表示されない方はこちらを

00:00 inuuro - sakura
00:30 dp-6 - sakura (2012 version)
02:30 cravach – sakura (cravach)
06:18 linemoon - sakura
08:49 eitan carmi - sakura
10:45 sam greycious & lummary field - sakura (san designz rmx)
13:15 wasca - sakura
15:00 hady tarek - sakura
16:56 einmusik - sakura
19:45 nexuda - sakura
21:00 braxton - sakura

そう、昨年版のアウトロの曲を、今年のイントロに持ってきてるんですよね。構成に凝ってますよね(と、誰も云ってくれないので自分で云ってみる)。

夜桜を眺めながらウォーキングするときに聞いてください。


■せっかくなので、昨年版も下記に再掲します。



上記埋め込みがうまく表示されない方はこちらを

00:00 etapp kyle - sakura
02:00 yarni & javi - sakura
03:56 kanade - sakura
06:00 tim branch - sakura
09:00 gu, loftsoul - sakura (main mix)
10:00 ian o'donovan - sakura
12:34 lanvary - sakura
13:48 loungeside - sakura (sushi edit)
15:18 pablo rez - sakura
16:30 m-project - sakura
17:58 againsttheclock - sakura (collioure remix)
19:30 argon shey - sakura
22:00 kuroten - sakura
23:46 inuuro - sakura

こういうことを書くのもあれですが、おれは昨年版のほうが好きです。でも今年版もけっこうがんばってると思う。


■蝮


マムシホルモA

飲みました。二月ほどではないですが、年度末なので世間並みには小忙しいです。


■ケンタッキーと歯医者


■三月の、卒業式、修了式、離任式、といった感じの雰囲気が好きですね、ええ。対して、四月のわざとらしい陽光やわざとらしい暖かさ、はあんまり好きじゃないです。「冬から春に移り変わる」のが好きなだけで、春そのものはそこまで好きじゃないのかもしれない。

以上、毎年思うことを、今年も思いました。来年も思う。


■先日、ものすごく久しぶりにケンタッキーフライドチキンに行ってきました。

ケンタッキー最大の弱点は、ケンタッキーに行かないと食べられない、というとこで。ケンタッキーって、意外とあちらこちらにあるものでもないんですね。

対して、ファミチキはファミリーマートに行けば楽勝で買える。この差はでかい。おれは年間百個はファミチキを食べてる。

さて、久しぶりのケンタッキーのチキンの味はというと──おれの舌はもうファミチキ用の舌になっちゃってるようで、カーネル・サンダースが考案した11種類のハーブ&スパイスによるレシピ、とやらの味が物足りなく思えてしまいました。これはもう、単に慣れの話ですので、ケンタッキー派の人は怒らないでください。肉の質はケンタッキーのほうが高いと思いました。

ただ、ケンタッキーにあってファミチキにないのは、あれだ、ケンタッキーのチキンを食べたあとは、いろんな形の骨のカケラが残るじゃないですか。その骨を見ると、ああ、生き物の命を食べたんだな、という気持ちになる。食育にいいと思います。ちなみに「カーネルおじさん」という呼び方をする人がたまにいますが、あのカーネルは名前じゃなくて称号だそうです。


■土曜の歯医者、というのは個人的に好きな場所の一つです。おとといの土曜、歯医者の定期検診に行ってきました。例によって虫歯は見つかりませんでした。よかったよかった。

そういえば、数ヶ月前『マイメロセラピー』を聞いてたら、「歯みがきを一所懸命やってるのに、虫歯になってしまいます」という投稿が紹介されてたのを急に思い出した。たぶんこの投稿者は、デンタルリンスと、あととくにデンタルフロス(糸ようじね)をやってない気がする。おれの勘だけど。

フロスって大事らしいよね。普通の歯ブラシによる歯みがきなんて、あれは前座であって、あくまでフロントアクトであって、フロスが本篇らしいよね。

ただ、虫歯に関することは、マイメロちゃんよりも歯医者に相談したほうがいいような気がする。それ以前に、マイメロセラピーはおっさんが聞くラジオじゃないような気がする。


■深夜ラジオの苦手なメール


■深夜ラジオを暑苦しく語る人は苦手ですが、深夜ラジオは好きです。ウォーキングしながら聞いてます(先日の三連休も、合計10万歩ほど歩きました。有吉くらい歩いてます)。

でも、深夜ラジオに寄せられるリスナーからのメールで、あまり得意じゃないメールってのがあります。

なんというか、パーソナリティーのフリートークの内容にリアルタイムに呼応して送られてくる、

「○○さんの△△は、□□が◇◇ですか?」とか
「●●さんの▲▲は、■■が◆◆になってますか?」とか

そういった文体のメールが、嫌いというほどではないがそんなに好きではない。とくに文末の疑問系が、なーんか鼻につく。

おれがオードリーのオールナイトニッポンが好きなのは、この種のメールが送られてこない(あるいは、送られてきても紹介してない)ってのもあるかもしれない。

あと、『爆笑問題カーボーイ』もこの種のメールがないので助かる。この番組は収録なので。ただ、太田が他局のラジオ番組の話をするとき、「ラジオでラジオのハナシするかぁ?」と思ってしまう。思っちゃったんだからしょうがない。笑





■これを書いてるのは水曜日の晩なんですが、夜九時ごろついうたた寝して、目が覚めたら十二時過ぎでした。うーん。変な時間に仮眠をとってしまった。


■「バービカン」って覚えてます?


龍馬1865


■前も書いたとおり、最近はノンアルコールビールを飲んでおります。ノンアルいい、じゃなくて、ノンアルいい、のですね。

そりゃ、ね、英BrewDog社のクラフトビールもわりに好きで(この「わりに」って村上春樹のエッセイぽいよな)ジャックハマーとかダブルヘイジーなんてのも飲みますけどね、ふだん飲んでるのはもっぱらアサヒドライゼロです。今週ももう0.5ガロンは飲んでるな。


■で、先日お店で「龍馬1865」ってのを見つけたんですね(大地讃頌もとい写真参照)。これ、この見た目でノンアルコールビールなんだそうです。そうであることがまったく伝わってこないデザイン。アルコール分もシズル感も0%でお送りする方針のようです。

この龍馬1865を一本と、アサヒドライゼロの500ml缶二本を買って帰りました。おれの偉いところは、こうやってケチをつけながらもちゃんと一本買うところですね。こういう可愛げが皆様から愛される秘訣なんでしょうね。


■で、調べてびっくりしたことに。

この龍馬1865には前身となる商品があって、それがかの「バービカン」なんですね。バービカン、と聞いてピンとくる世代って何歳から何歳ぐらいなんだろう。

ですから、ようするに、かつてバービカンというノンアルコールのビールが売られてたわけです。テレヴィジョンでCMも放映してたわけです。おれも子供のころ2回くらいは飲んだ記憶がある。子供がノンアル飲むなよって話だけど。そうか、バービカンはこうしていまも生き残ってるのか。


■クラフトビールってあるじゃないですか。ノンアルコールのクラフトビールってのもあるのかな、と思って調べたら、上記のBrewDog社が「NANNY STATE」っていう変な名前のノンアル(というか微アル)を作ってるらしい。これも飲んでみたいですね。


■成増半蔵商店、モス50周年、任天堂ディスクシステム


■昭和47年の3月12日、成増に人類初のモスバーガーが開店して、昨日でぴったり50周年でした。

ということでね、昨日は成増のモスバーガー一号店に行って、自分なりに50周年を壽ぎました。『モスモスサーカス』を所有する程度(しかもなぜか二冊)にはモスバーガー好きなので。あと、成増店限定メニューも食べたかったので。

昔、モスのウーロン茶って缶に入ってたよねとか、塾帰りにフランクフルト一本だけ買うのが好きだったとか、「モス畑」の蒟蒻ってあったよねとか、玄米フレークシェイクがどうのとか、そういう思い出話をするとキリがないので割愛。

レジで、50周年記念の小さいノートをもらいました。


■そう、成増には一年だけ住んでました。だいぶ以前のこと、寛永年間ぐらいのころですが、地下鉄成増駅から徒歩5分ぐらいのとこに住んでた。あのころはまだ東京メトロも営団地下鉄だったし、乗客もみんなマゲを結っていた。

最後に成増に来たのは8年か9年くらい前か。営業の仕事で一回だけ来てそれっきりだったんですね。だから成増に行くこと自体ものすごくひさびさでした。

モスバーガーの場所は、検索しなくともばっちり覚えてましたね。住んでた頃、何回かは利用してたので。


■昨日は、モスバーガーを出てから近所の商店街をうろうろしました。カルディがあったのでのぞいてみる。前からあったっけ? このカルディ。路地を一本はいったところに、年季の入ったおもちゃ屋があって、いまはもうやってないようだったが、なんと、ショーウインドウに任天堂ディスクシステムが置いてあるではないか。令和4年に任天堂ディスクシステム! すげえ。さすが成増、モスバーガーと石橋貴明を生んだ町。

このおもちゃ屋、おれが成増に住んでるときはまったく知らなかった。もうちょっと、自分の住んでる町を探検しておくべきだった。

ダイエーの跡地がある。成増から石神井公園に引っ越すとき、このダイエーでいろいろこまごました買い物をした記憶がある。

商店街からちょっと離れたとこにあったブックオフはなくなっていた。日曜の晩、このブックオフで『かってに改造』を2冊ずつ買う、というのを毎週繰り返していた時期があった。

踏切で、東武東上線の電車が通り過ぎるのを待つ。踏切って、今のおれの生活圏にはまったく登場しないので、ものすごくひさしぶりだ。

最後に、ミスド(健在でした)でドーナツをふたつ買って、自分用の成増土産にする。

一駅くらい歩こう、と思って、川越街道を地下鉄赤塚駅方面に歩く……つもりが、間違って和光市方面に歩いてしまう。「埼玉県」「和光市」の標識が見えたところで「あ」と気づいてしまった。こういう初歩的な間違いをしてしまうくらい、あまりにもひさしぶりだったんですよ成増。





■ちなみにモスではこのたび新たに「リルモス」というキャラクターが起用されるようです。世代的には、「モス坊や」の子供、なんでしょうか。

リルモス登場にともない、現在のキャラクター「モッさん」は引退するようです。モッさん、その見た目はともかく、「モッさん」というネーミングがどうも非モス的だよな〜、絶対もっといい名前あったよな〜、と今日の今日まで思ってました。正直ですいません。


■また三連休


■つぎの月曜を有休にしたので、明日から三連休です。ええ、今月二度目の三連休です。二月は忙しかったんですね。こちとら二月の疲れがまだとれないんです。

そう、先週の三連休はあれこれ食べてあっという間に3kg太りました。節食して、いまはまた体重は戻りつつあるのですが、三日もあれば3kg太れるんですね。ひさびさにノンアルコールじゃないビールも飲んだりしたからなー。

あと、先週の三連休はですね、家のトイレが壊れました。タンクに水が溜まらず、永久に水が流れ続けるという心霊現象が起きたんですね。まあ、大家さんに連絡したりなんだりで半日で直ったのですが、しかしトイレが壊れると不便だな。当たり前か。このような事態に備え、自宅以外の近所のトイレの位置、ってのも意識しないといかんな。

人間、三日もあれば3kg太れるし、水洗トイレが壊れると不便、ということがわかった三連休でした。有意義ですね。明日からの三連休も有意義に過ごしたいです。


■以前、ラム肉は高い、みたいなことをこのブロッグに書いたんだけど、ふだんあまり行かないスーパーに足を延ばしたところ、ラム肩切り落とし100g198円、ってのがあった。笑

春菊と炒めて食べました。


■近田春夫のビブラトーンズの「夢のしずく」って曲を今日初めて聴いたんだけど、なんか、テクノポップ時代のコシミハルっぽい。


■歌舞伎座裏の歌舞伎そば、土曜も開くようになったようですね。


■松坂、春菊、ケン・イシイ


■夕方のスーパーで松阪牛切り落とし肉が半額になってたので買った159g。

松阪牛と刻んだ長ネギと春菊を炒めて皿に盛り、それをすき焼きのように小さい器の生卵につけて食う、というかなり変則的な食べ方をしてみた。個人的にはすき焼きのバリエーションだと思う。けど国民の大部分はそう思わないと思う。そういう食べ方。あれか、原曲をとどめないリミックスってやつか。電気グループの「N.O.」のケン・イシイによるリミックスみたいな。違うか。


■しかし、改めて食べると春菊ってうまいのな! このところ、セロリを炒めるのが好きになってたけど、春菊を炒めるのも好きになりそうだ。春菊をラムと炒めたい。もしくは、なんかのスパゲティの具にしたい。松阪牛おいしいなー、よりも春菊おいしいなーの印象が強く残った。

ところで、「N.O.」のケン・イシイのリミックスに入ってる卓球(だよね?)の声って、元ネタは何だろう。原曲に入ってないよね。昔、誰かから説明されたような気もするけど、忘れた。そもそも説明されてないかもしれない。しかし春菊うまい。明日も炒める。


■明日は有休


■明日は有休とりました。つまり、三連休です。二月は腹立つくらい忙しかったからこれくらい許してほしい。笑


■ただ、いつも思うけど、こういう休み方って「三連休の前の晩」がいろいろピークなんだよな。そんで、例によって「なにしよう」なんて云ってるうちに三連休が終わる。たぶん、セロリUFO(前回エントリ参照)作って、TVerで『あちこちオードリー』見ながら食べて、「あー、この三連休は部屋を片付けたかったのに片付かなかったなー」って、思いながら終わる。まあ、それが正しい三連休なのかもしれない。

休みは有意義に過ごさなければならない、という強迫観念から自由になりたいものです。いや、有意義に過ごしたっていいと思うけど。


■61432歩、メルティキス、近田春夫、セロリUFO


■おとといの土曜日は61432歩ほど歩きました。距離にすると37.1kmでした。ウォーキング、と横文字をつかうほどではないですね、ひたすら有吉のように歩いてました。暖かくなったので、距離が伸びる。

歩くフォームとか気をつけてるわけじゃないのでヒザとか腰とか知らず知らず傷めてるんだろうな、ってのは毎度のことながら思います。


■で、勝どきのあたりを歩いててスーパーに入ったところ、明治メルティキスのオレンジピールのやつが半額で投げ売りされてたので6ヶ買ってきた。

このチョコレートのことは佐久間宣行Pのラジオで知りました。うまいよ。6ヶと云わず、もっと買ってくりゃ良かったとさっそく後悔してます。笑

あ、オレンジピールともうひとつの、ラムレーズンのやつもおいしいです。


■このところ近田春夫の「超冗談だから」という'18年の曲をとつぜん好きになって。ここ一週間で30回くらい聴いてる。歌詞も覚えつつある。寿命迫る蛍光灯、っていうフレーズが良いです。

十代の頃のようにのめりこめる曲、ってのは、年をとるとあまり出会わないものだけど、それでもたまにある。


■1) セロリ(適量)を刻んで炒めます。

2) そのかたわら、焼そばUFOにお湯を注いで3分待ち、お湯を捨てます。

3) 炒めてるセロリに、UFOの麺を投入。ソースもかけて引き続き炒めます。

4) 完成。粉チーズと山椒をかけて食します。

↑こないだ発見した食べ方。まだ一回作っただけなので、改良の余地は多々あると思います。セロリの葉は、生のまま麺に乗せちゃってもいいと思う。


■レディハリケーン、ラム、ドーナツ


楳図かずおが唄う「ああレディハリケーン」があったのか。しかも別バージョンも

ちなみに、おれの妹は吉祥寺パルコで楳図かずおに握手してもらったことがあります。


■ラム肉って微妙な値段なんだよな(少なくとも、おれの行動範囲に存在するスーパーでは)。ごちそうってほど気張る値段でもないし、かといって毎日食うには少々お高い、という。

でも、昨日はスーパーでラム肉が幸い半額だったので、1ポンドほど買ってきて、半分はカット野菜と炒めて、半分はそのまま焼いてクレソンを添えて食べました。うむ。


■そう、最近はラム肉と、あとスタバのドーナツが好きです。

ちょっと高くて、ミスドの倍くらいの値段だけど、それに見合うQOD(クオリティ・オブ・ドーナツ)だと思う。スタバで飲み物を買わず、ドーナツひとつだけ買って、おとなしく家で食べるわけです。

ミスドは、あれはドーナツというか、ドーナツ型の駄菓子、だと思う。ミスドも好きだけどね。


■粉チーズを買いました(たくさん)


粉チーズ


■ようやく二十四節気の野郎が「雨水」になりやがりまして、これから暖かくなっていくものと思われます。


■さて、粉チーズをたくさん買いました。これだけあれば、当分は粉チーズに困りません。たくさんの粉チーズは心を豊かにします(半蔵商店調べ)。


■このところは、複数の食材を炒めただけの、料理以前のアブストラクトな何か、を作って食するのが好きです。

昨日は、セロリとエリンギと鯖缶を炒めました。で、今日は牡蠣とセロリとズッキーニとエリンギを炒めました。明日も何かしら炒めると思います。

多少失敗しても、粉チーズとマヨネーズをかければなんとか乗り越えられるのが、炒め物のいいところです。


■『文責 田中卓志』、モグライダー、ハリハリ鍋


■アンガールズの巨根のほうがやってるトークライブ『文責 田中卓志』第一回の配信を見ました。あらかじめ巨根が人にインタビューして、そのインタビューを元にトークする、というライブです。

第一回のインタビュー相手は、つぶやきシロー、なんですね。渋い。そう、つぶやきシローだから見た。

有料のライブのことなので詳細は割愛しますが、えー、面白かったです。

ちなみに出囃子の音楽は電気グループでした。あと、巨根はずっとシャツの第二ボタンが外れてました。2/16いっぱいまで配信してるようです。


■ちょっと前になるけど、1/27に常滑川まことのラジオにモグライダーがゲストで出てた回が面白かった。

モグライダーはこのインタビューもよかった。あわせて読むといいかもしれません。


■ハリハリ鍋、を初めて作りました。豚肉と水菜を白出汁で煮て、なんとなく、すき焼きっぽく生卵につけて食べました。たぶん邪道な食べ方だと思うけど、うまかったのでよしとする。しかし水菜って、生まれて初めて買ったかもしれない。





■えー、そして相変わらず小忙しいです…。


■三連休も小忙しい


■この三連休も仕事、というのはまあ想定内の事態ではありました。

仕事と云っても、終日がっつりってわけでもなく、だいたい一日五時間ぐらいですかね。って、まあまあな時間だよな、休日に五時間て。


■それはいいのですが(よくないですが)、先週木曜の夕方に先輩から連絡ありまして、来週またなんかめんどうな急ぎのタスクを振られるようです………………やれやれ。


■ひきつづき小忙しい


■ひきつづき小忙しいです。この三連休もなにかしら仕事あるなあ…。( ・ε・)


■ただ、終わりは見えてきたというか。来週は一段落つけそう。

今月後半はどこかしらで休もう。


■小忙しい


■ひきつづき、2月の半ばまでは小忙しいことになりそうです。が、ピークはおそらく来週ですね。来週さえ乗り切れれば、といった感じになりそうです。ということで今日も23時半まで家で仕事してました。

なので、ドミューンに壱太郎が出てたのを、終わってから知りました。笑


■さきほどホットカルピス(アルコールなし)で晩酌しました。もう寝ます。土日も仕事だなあ…。( ・ε・)


■スチャダラ30分、他


■気がつくと二月です。なんかもう、「寒さ」に飽きてます。さっさと暖かくなれ。


■最近は、そうですね、炒めてますね。ホタテとぶなしめじともやしとか。あるいは、鯖缶と卵とエリンギとか。それらの食材をオリーブオイルと塩で炒めただだけの極めてアブストラクトな料理以前の何か。それを食する。

それと、昨年の秋あたりから気に入ってるのがラム肉ですね。フライパンで適当に炒めて食べます。牛肉や豚肉と違って、量を食べても胃もたれしない気がして(※個人の感想です)。逆に云うと、牛や豚では胃もたれするトシになった、ということです。

ラムといえば、アイスランドのノーザン・ライト・インのレストランで食べた羊肉のソテはおいしかったなあ、とか、そういう話をしたいところですが、味を覚えてなくてすいません…。


■あと、このごろはノンアルコール、あるいは微アルコール飲んでます。これは今に始まったことじゃないけどさ、平日に酔うって面倒くさいんだよね。

なので、アサヒが宣伝してる0.5%のビールとか、ノンアルコールのビールを買ってますね。本物のビールは週末にとっときます。

いまは小忙しい時期なので、今日も23時台までアサヒドライゼロ2本飲みながら宿題やってました。


■おとといはドミューンでウッディ川勝の特番を見ておりました(宿題しつつ)。

そう、『スチャダラ30分』って、VHS、ベータ、LD、DVDと、四つの規格で出てるんですよね(LD版は沖縄市一番街の普久原レコードの二階で見たことあるぞ)。ひょっとしたらUMDも出てたような気もするが、気のせいか。ざっと検索してみたんだけど、ちょっと見つからなかったです。ところでそもそもUMDって知ってます? おれも知らない。


■トラックボールをグリグリしております


■今週から来月半ばまでマンモス忙しいです。

これ乗り切ったら、なにかしら自分に褒美を与える予定。


■先日、マウスからトラックボールに乗り換えたわけですが、困ったことが何も起こってません。少なくともいまのところは。

もちろん、トラックボールではやりづらい、細かい操作もあるといえばあるんだけど、そういう細かい操作はそういえばマウスでもやりづらかった。べつにトラックボール特有のデメリットではない。

手首を動かさず指だけで操作できるのって、思ったよりもラクでいいですね。それと、親指で球体をグリグリしてカーソルを動かすところに、なんつーか機械を操作する楽しみ、みたいなのをちょっと感じてるような気がする。

仕事用にもう一台買い足そうかな。


■さよならau、さよならiida G11、こんにちはUQ


■同世代の日本人に比べてスマートフォンを持つのが遅かったんですね、拙僧は。初めてスマホを買ったのは2014年のことでした。

で、そこからず〜〜〜っと、auのiida G11(旧来の携帯電話)とスマホの両方を持ち歩いてたわけです。いわゆる二台持ちってやつですね。

2014年以降、スマホは5台くらい買い換えているんですが、その一方でiida G11はずっと持ち続けておりました。

ですが、いつのころからか、二台持ちってのもかさばるなあとか、ガチャガチャしてんなあとか、そう思っちゃうようになったんですね。思っちゃったんだからしょうがない。

しかも、iida G11のバッテリーがだんだん弱くなってきてまして、充電がすぐ切れるようになっちまってさ。そもそも令和4年にもなってiida G11を持ち歩いてる時点で、激レアさんってほどじゃないにしろ、ややレアさんだよな。11年前の携帯電話機だぜ、これ(しかもこれで二代目。初代が壊れたので、秋葉原の中古屋で二代目を買ってきたのです)。


■ですが、ついに、やっと、とうとう、finally、このたびiida G11を手放し、スマホへの一本化に成功しました。

これまでは

・iida G11→au(=メイン回線)
・iPhone 7 Plus→OCNモバイルONE(音声通話なし)(=サブ回線)

という二台体制で契約してたのですが、この一月からは、メイン回線をauからUQに移籍(というかMNPというか)して、iPhoneにUQのSIMカードを乗せまして、iPhone一台でやらせていただくことになりました。よろしくお願いします。サブ回線のOCNは近日解約します。

ということで、長年つきあったiida G11ともauとも、これでお別れです。auはなんだかんだで17年だか18年だか使ってましたね。ほとんど曾我兄弟の仇討ちです。まあ、auもUQも同じKDDIなのですが。


■しかし、いまどきiPhone 7 Plusってのもややレアかもしれません…。


■苦手な食感というものがある。


■苦手な食感というものがある。本欄にも何度か書いたが、パリパリの焼き海苔の食感が苦手だ。死ぬほど苦手ってわけでもないし、むしろ好物だった時期もあるのかもしれないけど、少なくともいまのとこは苦手だ。

パリパリ焼き海苔のおにぎり、というものを、まあもちろんまったく食べないということではないんだけど、あのパリパリ感はごはんに合わないような気がする。パリパリがごはんの食感を邪魔するというか。

それ以前に、パリパリの焼き海苔は、食べ物というより、薄いフィルムやプラスチックの類を口中に入れて噛んでいる感じがする。ほら、おまえの机にいま500mlの日本茶のペットボトルがあるじゃん? そのペットボトルからラベルを剥がし、そのラベルの上にごはんを乗せて、ラベルごと口の中に入れて食べてみてほしい。おれにとって、パリパリ焼き海苔のおにぎりを食べるということは、それにかなり近い。

そして、パリパリ焼き海苔のおにぎりを食べると、細かい破片が散る、粉が出る。さらに海苔が唇や口の中に貼りつく。腹が立つ。おまけにコンヴィニエンスなストアーで売られてるあいつらときたら、まあ開けにくいパッケージなのな。あんな変な包装フィルムまで開発してまで海苔をパリパリさせなきゃいけない執念というのは、どこから湧いてくるのだろう…。

そんなわけで、コンビニでおにぎりを買うときは、しっとりした海苔が巻かれてるやつを買う。しっとり海苔のおにぎりは、パッケージも開けやすい。コンビニ業界としても、包装コストが低くて助かるのではないか。

ところで、いつも行くファミリーマートのおにぎり棚では、パリパリ海苔もしっとり海苔も、どちらもほぼ同じ数の種類がそろっている。「おにぎりといえばパリパリ海苔」という固定観念が世間には広く流通しすぎてるように思ってたけど、意外に世間ではしっとり派も多いのか。


■もうひとつ、苦手な食感といえば、目玉焼きの白身、である。つるつるしすぎているというか、こちらも食べ物ならざる何らかの物質を食べてる気分になる。素っ気なさ過ぎるというか。

食べられないほどでもないんだけど、あんなもん、黄身のついでに食べてるってだけのもんである。口にして楽しくない何かがある。もうちょっと科学の力でどうにかできんもんかね、と思う。

そういえば、ゆで卵の白身はわりに平気なのだけれども(なぜだろう)、ゆで卵を食べてるとき、「白身しか口に入ってこないタイミング」というのがたまに発生して、それはちょっと苦手だ。「このターンは白身しかないけどガマンな!」と自分に言い聞かせる。

ホテルの朝食ビュッフェでは、白身だけのオムレツってのをコックさんにお願いすることもあるんだけど。


■芋虫とラジエーター


■パスタではスパゲティーが好きだ。ありきたりのことを書いてしまったが、事実なのだからしかたがない。
そもそももうインターネットにはありきたりのことしか書かれていない。インターネットには何か目新しいことが書かれているに違いない、という幻想を捨てられずにいると、画面を撫でるだけで今生を終えることになる。合掌。

それはさておき最近──それこそ令和に入ってから──ショートパスタを茹でることもあるにはあって、あの人を小馬鹿にしたようなくにゅっくにゅっという食感が妙に味わいたくなって、ペンネをごくまれに茹でることはある。


■先日、なんとなくフリッジを買ってみた。あれ? フジッリ? フリッジ? フジッリか。こいつもショートパスタの一種だ。それを100g茹でて、市販のバジルのパスタソースで和える。丼に盛る。

そこまではよかった。

バジルソースで和え、丼に盛られた茹でたてのフジッリが、なにやら芋虫に見えてしょうがない。おれは、虫が大の苦手、というタイプの人間ではないのだが、しかし、あのサイズといい、模様といい、なんとなく芋虫っぽさ感じてしまい、急に、うっ、となってしまった。丼いっぱいに盛られた芋虫…。

いや、これは断じて芋虫ではない、ショートパスタだ、フジッリだ、キユーピーのバジルソースで和えたフジッリだ、キーピーじゃなくてキーピーが企業名としては正しい表記なんだ、と自分で自分に言い聞かせながら、半ば目をつむって、芋虫もといフジッリを口の中にかき込む。せっせとかき込む。

味も食感も分かったものではない。が、丼はほどなく空になった。食事というか、芋虫もといフジッリを単に丼から胃袋に移し替える作業、で終わってしまった。うーむ。


■調べてみたところ、wikipediaいわく、フジッリの語源は「おそらくライフルのらせん状の銃砲身から、古いイタリア語でライフルを指す "fusile"(現代イタリア語の "fucile")から来ている。また、その単語は標準イタリア語で「小さい紡錘」も意味する」とのことで、芋虫とは関係ないらしい。


■この数日後、とある店に行くと店頭に、ラディアトーリなるものが売られているのを発見した。ラジエーター型のショートパスタらしい。ラジエータってのは、あの、クルマのラジエーターのことである。なんだよ、ラジエーター型ショートパスタって。まあショートパスタにもいろいろあることが分かった。

ところでこのフリッジ、じゃなくてフジッリ、おれの部屋にあと400グラムも残っている。どうやって食べきろう…。


■もう中学生、鈴木もぐら、錦鯉、エレベーター・ミュージック


■本日の晩酌は、アサヒのノンアル(コールビール)です。つまみは、イカとあん肝でした。

さて今回のエントリでは、最近テレヴィジョンやラジオで摂取したコンテンツを、TVerおよびradikoのリンクを張りつつ紹介します。書くまでもないことですが、TVerおよびradikoのリンクには賞味期限がありますので、リンクが切れてたらすいません。


■1/7(金) かりそめ天国 2022年初2時間SP

番組前半の、もう中学生のパン粉工場見学が面白かった。TVerで1/21(金)の18:00まで。

いまさらの話ですが、もう中学生がこうやってゴールデンの番組に出てるとこを見ると、再ブレイクしてるなーと改めて思う。再ブレイク以前に彼をテレビで見たのは、数年前の『水曜日のダウンタウン』の、ドッキリ用架空番組ロケのVTRだった(しかもオンエア数秒)。


■1/9(日) ボクらの時代 もぐら×嶋佐×坂井

『ボクらの時代』のお笑い回は見ます。藝人の素の部分が見えていいですよね。しかし、もぐらは、カネ無くて家賃を滞納して電気も止められてる時にジョニ黒飲んでたんだな。ジョニ赤じゃなくて。やはり、キングオブコントで優勝する人はそういうとこが違う。どーんと構えてる。

どれだけ貧乏になっても毎日飲むコーヒー豆だけは高い豆を買おう、と心に決めた若き頃の小西康陽のエピソードを思い出しました。あんまり関係ないか。

明日1/16(日)の朝まではTVerで見(ら)れます。


■1/9(日) 情熱大陸 #1185 漫才師・錦鯉

『情熱大陸』の錦鯉回。いちおう書いとくとTVerでは1月16日(日) 23:24 終了予定、とのことです。

もうTVerでの配信は終わりましたが、テレ朝の『M-1グランプリ2021 アナザーストーリー』も面白かったですね。TVerじゃなくてテレビでリアルタイムで見た。最終決戦、ネタ中の錦鯉の舞台裏で、観客の笑い声に耳をふさぐオズワルド、が印象に残ってます。


■1/10(月) 村上RADIO〜素敵なエレベーター・ミュージック〜

エレベーター・ミュージックという単語を冠した放送というのも、なかなか珍しい気がします。タイトルの通り、エレベーター・ミュージックというか、イージー・リスニングというか、ムード音楽というか、まあそういった音楽がたくさん流れます。曲目は公式サイトでどうぞ。

「もし僕が7階建てのビルを一棟持っていたら、そのエレベーターの中でどんな素敵な音楽を流そうか」、というのがコンセプトの回だそうです。いいと思う。おれも、空港のラウンジの選曲を担当したいんだよね。テイ・トウワがレクサスのショールーム(?)のBGM選曲してるじゃん? あんな感じで。あるいは、機内放送の音楽チャンネルの選曲やりたい。

村上氏の言「この手の曲って、何かしながら聴くことは多いけど、ちゃんと真面目に聴くことってまずないですよね」は、たしかにそうだなあ。

本放送は年末だったんですが、ばっちり聞き逃しておりました。再放送があって良かった。ラジコなので1/17(月)いっぱいまで聞けると思う。たぶん。

ところで、オーディオ・チェック・レコードとエレベーター・ミュージックのLPの専門店を銀座に開きたいと前々から思ってるんですが、誰か1億円くらい貸してくれませんかね?

──まあ貸してもいいけど…ちゃんと返せよ [一億]⊂(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) ホレ

いや、いざ1億となると、やっぱ怖いわ…。


■以下は、まだ見てない/聞いてないけど、これから摂取する予定の物件です(間に合えば)。

・1/9(日) 日曜天国←ハコちゃんことハコちゃんがゲスト
・1/10(月・祝) 徹子の部屋 勘太郎 長三郎
・1/13(木)TOKYO SPEAKEASY 松本幸四郎 紅ゆずる

あと、『まったり!赤胴鈴之助』ね。まだ見てないけど気になる。最近、松也はいろんなバイトしてるな。そういえば電車の中の画面で、肉まんあんまんの宣伝にも出てたような。


■伊集院光とらじおとTBSラジオ上層部と


伊集院光2012


ほぼちょうど十年前の伊集院


■このたびトラックボールを買いました。ロジクールのM575Sという機種。トラックボールのほうがマウスよりも手が疲れないっていう都市伝説をちらほら聞くようになったので。

以前から試そう試そうと思ってたのですが、なかなか買うタイミングが訪れませんでした。でも先日、普段使いのマウス(じゃんぱらで500円)の調子が悪くなったのを機に、思い切ってこのM575Sを購入したわけです。

ということで、いまトラックボールを試しに使ってます。まあ、そのうちデメリットも見えてくるかとは思うのですが、いまのとこは意外とスムーズに慣れつつあります。


■おととい、つまり1/11に沖縄の母から年賀状が届きました。

母によると、元日に投函したらしいんですね。郵便が混むであろう年始の時期、ということを差し引いても、沖縄で元日に出した年賀状が、鏡開きの日にようやく東京に届くってのは、さすがにちょっと遅いような…。


■先週は元日


■一月八日です。ということは、つい先週は元日で、先々週はクリスマスだったのか。なんか不思議な気がする。

──というようなことを、毎年この時期に考えてしまいます。去年も考えたし、来年も考える。


■きょうスーパー行ったら、七草のパックが投げ売りされてたので、二つ買ってきました。明日は七草粥にします。まあ、昨日も食べたんですけどね、七草粥。

しかし、こないだおせちをつつきながら日本酒(加茂鶴大吟醸)を飲みつつテレヴィジョンで袴姿の爆笑問題の漫才を見てたと思ったら、七草粥の日も過ぎてしまいました。こうして今年も暮れていきます。


■ところで、さっきTBS『ニュースキャスター』で歌舞伎役者の小川陽喜のインタビューやってました。 陽喜丈って、お父さんも歌舞伎役者らしいですよ。


■自作の手帖が届きました


■改めて、あけましておめでとうございます。本年もよろしう。


■昨日は仕事始めでした。仕事始めなんざ、もう、会社にたどり着けただけでも百点満点なのに、社用PCに電源を入れ、起動させることすらできた。これはもう百二十点くらいの仕事ぶりでは???


■今日は雪でした。駅から家までの帰り道、何回か転びそうになり、一回は実際に転んだ。しょうがねえじゃん。





■そう、製本会社に注文していた自作の手帖が届きました。

手帖(一)

ここ三年ほど使ってた手帖が製造中止になったので、その手帖に似せて自分でデザインしたんですね。

手帖(二)

年末ぎりぎりに入稿したので、納品が年明けになっちゃったけど、まあそこはいいか。

見開き

これ、文具マニアみたいな人が見たら、どこの手帖を参考にしてるのか分かっちゃったりするかもしれない。えー、元ネタ(おれが以前使ってた手帖ってことね)はL社のA5判の手帖です。手帖というか、ほぼノートですね。そういう薄さと大きさです。

アイスランド語

月名・曜日名はアイスランド語表記となってます。おれの趣味です。

カレンダーの頁

数字だけのカレンダーのページも作りました。L社のは24ヶ月ぶんありますが、これは15ヶ月ぶんだけです。

方眼

あと、元ネタであるL社手帖にならい、終わりのほうに方眼紙ページも付けました。方眼の具合は、L社のものとは変えてあります。ただ、ちょっと罫線が濃かったかな。これは来年以降改善しよう。

のど

それと、ノド(見開きの中央部)にゆとりのないレイアウトになってしまった──つまり、ノド近辺に文字が書き込みにくいレイアウトになってしまったってことです。ここも来年は工夫したいところです。

でもまあ、おおむね満足です。A5判、四十ページで、送料込みで1200円くらい。意外と安かったです。L社の手帖は850円くらいなので、そう変わらない金額におちついてよかった。


■とはいえ、入稿したあと、元ネタであるL社の手帖にまあまあ近いやつを無印良品で見つけてしまい、ひょっとしたらこれ買った方が話が早かったかも……と思わなくもないですが、でもまあ、自分で手帖を作っちゃうのもまた一興ではあります。


■謹賀新年 令和四年


謹賀新年


大晦日の晩は、スーパーで「久兵衛監修ばらちらし」みたいな1700円くらいするちらし寿司が500円になってたので、それを部屋で一人でテレヴィジョンを見ながら食べてました。そういう生活。そういう人生。

ちらし寿司で満腹になったので、年越しそば用に買ったどん兵衛のそばは食べられませんでした。





といった意味も含めまして、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしう。

今年こそ、人類がインターネットを撲滅し、インターネットのない清潔で美しく健やかな世界になりますように。

どん兵衛のそばは、今朝お雑煮代わりに食べる予定です。





昨日アップしたパプリカです。URLはこちら



■ Foorin「パプリカ」おやすみバージョン





■えー、思うところあって、年の瀬にパプリカをリミックスしました。上の埋め込み動画をクリックまたはタップしてください。リンク先はこちら

なんというか、寝る前に聞くのにちょうどいい感じになってます。


■あ、画像は音楽と関係ありません。なんか夜っぽくて幻想的な画像、ということで探したらこの画像に行き着きました。ジブリが公式に配ってるやつ。

おれは『もののけ姫』を見たことがないので(そもそもラピュタとナウシカの区別もかなり怪しい人間なので)、映画の中の文脈をまったく知らずにこの画像を使っておりますが、とくに深い意味はないです。

まあ、キャラクターが5体写ってて、Foorinも5人組だし、ちょうどいいかなと思って。


■つーことで、今年の半蔵商店は以上です。本年もご高覧賜り、ありがとうございました。来年もどうぞご贔屓に。そして来年こそは人類がインターネットから解放されますように。良いお年を。


■ブログを更新しようとして入力フォームを開いたのですが


眠いのでまた明日……( ˘ω˘ )zzz


■クレジットカードを拾う等


■クレジットカード拾ったことある? おれは今日拾った。


■昼間に某区某所を歩いてたんですね。そしたら歩道にクレジットカードが落ちてたんですわ、真顔で。

カードが落ちてた場所、ってのが、ローソンのまさに目の前だったんですね。ローソンの目の前ってことは、まあ普通に考えると、ローソンで買い物した人が財布をカバンにしまうかなんかしたときに、まちがえてカードを落としたんだと思う。


■なので、おれは拾ったカードを持ってローソンに入って、店の前にカードが落ちてたんですけど云々、とローソンの店員に説明したんですね。

そしたら、その店員が「いや、そういうのはうちじゃなくて交番に行ってもらえますか」っていう素っ気ない答えを発射してきたんですね。

正直、イラッときた。ハウスDJ用の片耳ヘッドフォンを持ってたら、それで反射的にそいつの横っ面をぶん殴ってたかもしれない。ハウスDJじゃなくてよかった。


■でもまあ、リクツの上では店員が正しいんでしょうね。カードが落ちてたのは、いくらローソンの目の前とはいえ、歩道のアスファルト、つまりは公道に落ちてたわけなので、ローソンは法的に関係ないといえば関係ない。

それと、こういう場合ローソンがカードを預かったら預かったでなにかしら別の問題が発生するのかもしれない。

とはいえ、この店員の「素っ気なさ」にはイライラした。店の前に落ちてたんだから、十中八九、というか97.5%位の確率でおまえんとこの客が落としたカードだろこれ。まったくの無関係でもないんじゃねーの? カードを落としたやつがローソンに電話してくる可能性もあるわけだしさ。


■イライラしながらもこのカードを交番に持って行くことにした。スマートフォンで最寄りの交番の位置を検索して、そこを目指して歩く。距離は500mくらいか。交番って、狙って探すと意外とすぐそばにないものなんだな、ということが分かった。

しかし見ず知らずの人のクレジットカード持って歩くって、なかなか居心地悪いぜ。なんも悪いことしてないのに。

交番について警官に事情をかくかくしかじか説明。簡単な書類を書かされる。つづいて、面倒な書類も書かされそうになるけど、さっさと帰りたいので協力できません、と断る。ここまでやりゃ十分でしょ。文句云われる筋合いはない。





■つーことで、この忙しい年の瀬に某商業施設発行のクレジットカードをローソンの真ん前に落とした間抜けなおまえ、カードはきちんと交番に届けてやったからありがたく思え馬鹿野郎!!!!

と、ついつい語気が荒くなってしまってすいませんが、おれだって明日は自分のカードを落としてしまうかもしれないわけだからさ、こういうのはお互い様だよね。笑


■あと、おれがローソン店員だったとしたら、このような形でカードを届けられたとして「わかりました! 届けてくださってありがとうございます!」なんて云えただろうか。やはり「いや、そういうのはうちじゃなくて交番に行ってもらえますか」って云ってた可能性のほうが高い…。

それでも、今日のところはあの店員に腹立ちましたすいません。


■長三郎くんみたいな性格に生まれたかったけど明日から冬休みだ


■はい、0時を過ぎて日付変わりましたが、本日12/24が仕事納めでした、半蔵商店でございます、このまま冬休みでございます。


■ということでね、見ましたよ、中村屋特番。長三郎くんみたいな性格に生まれたかった。来世こそは、ああいう性格に生まれるようがんばります。今世はもうあきらめた。


■さて、年末と云えば『検索ちゃんネタ祭り』です。オードリーのネタを楽しみにしてたのですが、おれのことだからどうせ見逃すんだろうなあ、と思ってたら、ほんとに見逃した。いや、それこそ検索ちゃんが始まる5分くらい前は起きてたんですよ。その記憶はある。

いつの間にかうたた寝してて、起きたらトム・ブラウンがネタやってました。うん、トム・ブラウンもいいけど、やはりオードリーを見たかったな、おれは。

友近のどうでもいいネタなんか流すくらいなら、その尺でオードリーのネタを再放送して欲しいですね、おれのために。テレ朝ももうちょっと気を利かせてほしいものです。


■オードリーのネタは来年の年末までおあずけということで。今晩はもう、このまま『明石家サンタ』見ます。よろしくお願いします。


■来年の手帖は自作します


■昨日はM-1を、しっかり敗者復活戦から見ておりました。そして錦鯉の二本目の後半でうたた寝してしまい。目が覚めたら別の番組をやっておりました。肝心な優勝の瞬間を完璧に見逃しましたよ。でもまあ、そういうもんだな。

敗者復活戦では「からし蓮根」のネタがいちばん好きでした。あと、決勝で真空ジェシカがキングオブコントの感じで座ってるとこは笑った。

臘八大摂心も討ち入りもM-1決勝も済んで、そして今週末は『検索ちゃん』のネタ番組だ。いよいよ本格的に年末ですね。


■さて、年末と云えば来年の手帖ですが、みなさん買いました?

おれは、ここ3年くらい使ってるA5サイズのノート型の手帖があったのですが、いつも買ってる銀座の伊東屋から無くなってて。おかしいな、と思ってハンズを探してもそこも無くて。

メーカーのホームページを見ると、どうやら2022年版は作ってないっぽい。ようするに廃盤。製造中止。ディスコン。


■とはいえ、いちいち他社の手帖に乗り換えるのもめんどうなので、自分でイラレ(Adobe社のIllustratorのことね、念のため)を使って、その手帖のレイアウトを真似て、「一冊からオリジナルの冊子を作ります!」的な印刷会社にデータ入稿して、廃盤になった手帖を再現する予定です(こっちの方が、他社の手帖に乗り換えるよりだいぶめんどうな気がしますが…)。

ま、一冊だけ作って個人で使うってだけの話なので、レイアウトをまるごとコピーしても著作権的なあれには触れないと思うんだけど、数字の書体を別のものにしたり、罫線の間隔をいじったり、月名や曜日の表記を英語じゃなくてアイスランド語にしたり、と細かいとこをオリジナルとは変えてます。

あと、数字や文字の並びを、微妙にふぞろいなままにしてる。ところどころ等間隔じゃなかったり、センタリングがおかしかったりするんですね。これは、キレイにレイアウトすると膨大な手間がかかるというのと、あと、数字や文字がそんなキレイに整列してなくたっていいじゃん、という思想によります。

数字や文字がキチンと並んでる手帖が欲しかったら、文具屋で大手メーカーの手帖を買えばいい。せっかく自分で作るんだから、それっくらいは遊んでいいではないか。遊ぶというか、手抜きでもあるんですけど。


■ということで、入稿データの制作を進めております。来年にまでに間に合うといいのですが。間に合うんだろうか。


■PING PONG DASHって、何ウゴルーガなんだろう


■町のイチョウの木がだんだん寂しくなってきてるところに冬の到来を感じます。おれは、黄色いイチョウの葉がアスファルトの上に散らばってる様子が好きなのですが、でも道を掃除する人からすれば、イチョウの葉っぱの掃除なんて面倒くさいだろうな…。

実際、毎年この時期おれの部屋のベランダ(と呼ぶほどのものでもないけど)にも隣家のイチョウの葉がたくさん落ちてくるんだけど、片付けるのは正直面倒です。笑


■さて本題。

先日、レコード店に行ったところ、妙な7インチ盤があった。白の紙スリーブに入っているだけでジャケットはなし。レーベルには「PING PONG DASH 01」と書かれている。書かれていると云っても、活字ではなくスタンプで捺されている。このテのレコードにはよくあることなんだけど、やはりスタンプってところが引っかかる。レコードは2種類あって、01の他に「02」となってる盤もある。

気になったので、家に帰って検索したところ、試聴ができるサイトがあったので聴いてみた。01 02

童謡のリミックスというかエディットというか、まあクラブ風にアレンジした案件ですネ、ふむふむ……と聴き始めたんだけど、あれ? これってなんか聞き覚えがある…。

この、打ち込みなのにチマチマしてないざっくりした感じ。ごつごつ、ざらざらしたラフな質感が全体的に漂う。

うん、たとえて云うなら、題名は忘れたけど、何ウゴルーガかは忘れたけど、

フジテレビで'90年代前半に放送されていた某子供番組の童謡コーナー

をなぜか思い出させてくれます。なぜか。

ニコニコ動画にあったやつ1

ニコニコ動画にあったやつ2

お わ か り い た だ け た だ ろ う か

これには、千日前ちなつ&ちあきの「あきのくりづくしメニュー」や、二葉百合子の「ウハウハイヒイヒドッチラケ」のCDを所有する半蔵ちゃんもビックリ。


■上記のサイトから引用すると、このレコードは「国籍/詳細不明/匿名希望のディガー」によるレーベルからのリリースだそうです。作者はいったい誰プルバトラーズなんだろう。謎は深まるばかりです。


■明日から三連休です


■明日の金曜日は有休をとったので、明日から三連休です。そう、あのー、令和になって12/23が天皇誕生日ではなくなっちゃったじゃないですか。12/23という絶妙な日付が良かったんですけどね。冬休みの前哨戦というか、予告篇みたいなとこがさ。

だから、まあ、その埋め合わせとして、自分なりのタイミングで有休を取るわけです。


■土曜は『細かすぎて』見ます。胃腸の調子がよければ、宅配ピザを食しながら見ます。

三連休と『細かすぎて』。これを楽しみにして、今週もどうにか乗り切りました。

と云いたいところですが、明日の朝までに提出しないといけない宿題が一つ残ってる。やれやれ。ま、そんな時間はかからないやつなんだけどさ。


■たま「金魚鉢」の歌詞


■テイ・トウワの話題が続いたので、"たま"の話していいですか。「金魚鉢」という歌が好きです。知久曲。'91年1月21日に発売されたアルバム『ひるね』に入っています。あ、'91年1月21日って、所ジョージの『ホテル・チャイナタウン』とまったく同じ日の発売ではないか。いま気づいた。


■「金魚鉢」の歌詞が好きなんですよね。なんつーか、歌詞が描こうとしている情景がかなり断片的で、ストーリー性が薄いというか。そこがいい。

ほら、夢って、それこそイメージの断片の連続だったりするじゃないですか。整合性なんてない。だって夢なんだから。そういう意味で、「金魚鉢」の歌詞って、なんか夢っぽい。たまの歌って、童話的だったり幻想的だったりするものが多いけど、この曲はひときわ童話っぽいし、幻想的だ。それはやはり、この「夢っぽさ」に由来するのではないか…と思う。

そして、イメージの断片の連続ゆえ、ストーリー性が薄い。そこに、聴き手が想像力を解き放つ余地がある。だいたい「ふくらんでいく海と沈んでいく町並み」(歌詞より)ってなんなんだよ。わからない。でも、わからなくていい。わかってどうする。Google登場以降、「わかろう」としすぎるんだよ、おまえら人類は。

──どの立場からモノをおっしゃってるんですか??? (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■「時計台の下まで草の中を歩こう/かたつむりを踏まないように慎重に歩こう」という歌詞で、この曲は終わる。この部分はさ、数人の少年が、夜明け前の紺色の空の下、朝露に濡れた高原の草むらを歩いてる情景を、おれなんかは想像してしまう。

──いや、夜をテーマにした歌みたいだから、「夜明け前」はおかしいでしょう。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

だからさ、つじつまなんて合わなくていいんだよ。夢なんだから。そもそも、おれが想像するってだけの話だからね。おれの想像にまで踏み込んでこないでください。

歌詞に結末らしき結末がないままプツリと終わるのも、これまた夢っぽい。


■それと、「団地」「アルバイト」という、きわめて現実的な単語が歌詞に混じり込んでるところも面白い。なんというか、あえてこれらの単語を登場させることで、歌詞全体の幻想的な雰囲気を引き立ててるのかもしれない。

──とかなんとか、いろいろと勝手なこと書いてすいません。おれはこの曲が好きだって話でした。しかし、『ひるね』ってもう三十年前のCDなんだな。





■本文とは関係ないですが、テイ・トウワの「コンタクト」という8分以上ある曲を、2分半にまとめてみました。実在しない7インチ盤のためのラジオエディットです。



■テイ・トウワの「コンタクト」の実在しない7インチバージョン





■テイ・トウワの「コンタクト」という曲がありまして。長いです。8分もあるんですね。長いので、短い版を作りました。上の埋め込み動画が再生されない、という方は、こちらのリンクからどうぞ

実在しない、架空の7インチシングル用ラジオエディットです。2分半です。くり返しの多い曲なので、これっくらいでいいでしょ。


■そう、ジャケも作ったんですよ。スペイン盤7インチがロンドンに輸出されて、それが流れ流れて渋谷の中古屋で売られていたのを買った、みたいなイメージです。

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■吉右衛門。木曜の朝、スポーツ新聞を買いました。いちばん歌舞伎にくわしいのはスポーツ報知なので、報知だけ買えばいいや、と思ってたけど、いざコンビニに行くと吉右衛門が一面になってるスポーツ紙が三紙あったので、けっきょく三紙とも買ってしまった。


■テイトウワ、火星10インチ、ラブコネ12インチ


■先週の土曜、テイトウワの待ちに待った新譜が二枚も出る!!! やったー!!! ということで!!! 新譜じゃなくて20年前のレコードを買った。


■まずは、「火星」の10インチ。12インチじゃなくて、10インチ。12インチは透明だけど、この10インチは黒です。裏ジャケに小さく「NOT FOR SALE」、レーベルにも「Promotional DJ Copy」って書かれてるんだけど、当時('00)渋谷の店で売ってたらしい。

火星 10

そもそも12インチもあるのに、なぜDJ用10インチがあるんだろう。12インチのDiscogsページを見ると、「Poorly pressed. Unsure if it affects the entire run, but the A-side has noticeable noise on a brand new copy. Too bad.」という手厳しいレビューがある。うーむ。一般的に、カラーレコードってあんまり音良くないらしいですよね。12インチが音質的によろしくなくDJ現場に適さないので、DJ用に普通の黒盤で10インチをプレスしたのかもしれない。

ま、これはあくまでもおれがさっき朝湯につかりながら思いついた仮説なので、あんまり真に受けないでください。卒論とかに引用しないでください(上記レビュアーの人だけが、極端なハズレを引いた可能性もある)。


■で、ラブコネの12インチ。2001年に出たやつ。国内ベスト盤の発売にあわせて作られたっぽい。

ラブコネ 12

レーベルのデザインは、クレジットないですが、デザ(イナーズ)リパ(ブリック)。まあ、デザリパですよね、この雰囲気は。

ラブコネ 12 レーベル

白と赤の対比と、ひかえめな活字の佇まい。そこがシュッとしてて、業務用12インチ・シングル、って感じが好きです。A面B面それぞれに一曲ずつしか入ってない潔さも業務用っぽくていい。


■っていう非常にためになる文章を、Spotifyで『スーパー・クルックス』のサントラを聴きながら書きました。新譜がもう無料で合法的に聴けちゃうって、大丈夫なんですかね、音楽業界(←そういう心配すんなら金払って盤買えよって話ですが)。


■立花ハジメ「バンビ(US Version)」ってなんだろう


■今日は、じゃあ、まず、テイ・トウワの話していいですか。テイトウワ(以下、ナカグロなしで表記)の『アルバイト』というCDの話です。

この『アルバイト』は、テイトウワが手がけたリミックスやプロデュースなど、他アーティストからの受注仕事を中心にまとめたCDなのですが、ちょっとややこしいことにこの世には2種類の『アルバイト』が存在します。


■ひとつはコロムビアから'19年に発売されたものです。コンパクトなディスク2枚組31曲入りです。これはしかるべき店でしかるべき対価を支払えば、普通に買えます。

アルバイト('19年版)


■そしてもうひとつが、この『アルバイト』です。これはちょっと説明が必要なやつです。

アルバイト('03年版)

ここで、どちら様のご家庭にもある『TOWA TEI 号外』と題された'19年のフリーペーパーに載ってるテイ氏の発言をごらんください。

実は以前、CD-Rを焼くのが流行った頃、今までの仕事集を100枚くらいつくって知り合いだけに配ったことがあるんですよ。MCハマーの体を僕に替えて、手に札束を持ったコラージュを施したジャケまで自分でつくって(笑)。そのタイトルが『ARBEIT』だったんです。

この「100枚くらいつくって知り合いだけに配った」CD-Rにも、ちゃんとDiscogsのページがあるんですね。さすが21世紀、高度情報化社会です。もちろん上記のジャケもDiscogsからの引用です。

Discogsによると、2003年の発売(?)だそうです。ただ、Discogs上のデータだと、CD-Rじゃなくて「CD」ってことになってるんだよな。まあ、上記に引用したテイ発言からすると、CD盤じゃなくてCD-Rということになるので、単なる誤記だと思う。

ちなみにこちらの『アルバイト』は、'00年代半ばにヤフオクに出てたのを2回見たことあります。同一の個体が2回出品されてたのか、それとも別々の個体が出品されてたのか、さすがにそこまでは覚えてません。値段はどちらも三千五百円とかそれくらいだったと思う。微妙に高かったんだよね。だから買わなかったんだけど、いま思うとケチらず買えば良かったな…。


■えー、ここからが本題です。話題がちょっと変わって、立花ハジメ「バンビ」の話になります。

'03年版『アルバイト』には、上記の通りテイ氏が手がけたいろんな曲が収録されているのですが、Discogsによるとその2曲目に

Hajime Tachibana - Bambi (US Version)

という曲があるではないですか。

あー、立花ハジメのバンビね、ハジメちゃんとテイ君がいっしょに作ったやつね、はいはい、と、いったん普通に飲み込みそうになったんですが、

ん? ちょっと待って。

ん? US Versionってなんだ?

立花ハジメの『バンビ』は、CDアルバムと12インチシングルがあるんですが、どちらも日本版しか出てないようです。US Versionってのはいったいなんのことでしょう。


■ということで、Discogsを探してみると、手がかりになりそうなCDがありました、Pow Wow Recordsなるニューヨークのレーベルの'92年のコンピ、『Consider This』です。7曲目に立花ハジメ「バンビ」が収録されています。さっそく取り寄せました。

Consider This


■以下、それぞれのバンビをこう呼びます。

【A】立花ハジメの'91年のアルバム『バンビ』に収録されている「バンビ」
【B】Pow Wow Recordsの'92年のコンピ『Consider This』に収録されている「バンビ」
【C】テイトウワの'03年のCD-R『アルバイト』に収録されている「バンビ」


Dicogsによると、Aの長さは4:15。対して、Bは4:35。Bのほうがちょっと長いんですね。

そして、Cの長さは4:31 です。楽曲の長さから判断すると、BとCは同一のバージョン……ってことなのかなあ。実際に『アルバイト』を聴いたわけじゃないので、断言は避けますが。


■ところで、AとBはどう違うのでしょうか? ここまでお読みの方も気になってるのではないでしょうか。

構成が違う? シンセの音色が変わってる? 立花ハジメのラップが乗っている?

──とか勝手に期待しつつ、『Consider This』のCDを実際に再生してみました。するとBは冒頭に、ディレイがかかった女性の声で英語の朗読があることがわかりました。それで20秒ほど長いんですね。その他の曲の構成は、おれが聴き比べる限りいっしょでした。立花ハジメのラップは乗っていませんでした。

ただAとBで音質は少々違ってて(※個人の感想です)、Aの方がキックとシンセベースの輪郭がはっきりしていて、これに対してBは、キックとシンセベースが強調されないぶんすっきりまとまってるって感じでした(※個人の感想です)。

おれは、Aの方が好みかな。あの「ヴン♪ ヴンヴンヴ♪ ヴンヴン♪」というベースラインが好きなので。


■ということで、そろそろ眠いので、かんたんにまとめますと、

テイトウワの'03年のCD-R『アルバイト』に収録されている「バンビ」は、Pow Wow Recordsの'92年のコンピ『Consider This』に収録されている「バンビ」なんじゃないかな、

ってことです。繰り返しますが、おれは『アルバイト』のCD-Rを実際に聴いたわけじゃないので、あくまでも推理ってことで。間違ってたらごめん。





■そういえば、けさラジオを聴いてたら、テイトウワが出てきてびっくりした。今日はテイ氏の新譜が二枚も出る日だった。そのプロモーションだったんですね。

ラジコはこちらです。←このリンクは、親切にもテイトウワが出てくるコーナーにちゃんと頭出ししてあります。ほんと親切な人間だなあ、おれって。親切だから、そこをつけこまれたり、逆になめられたりするんだよね。いろいろ腹立つわ。来週の土曜まで聴けます。


■ヒューマンメイドの水筒


■今日は、スーパーで和牛モモ切り落としが半額だったので200g買いましたよ。牛脂と塩で炒めて、生卵と醤油少々をつけて食べました。ねぎも豆腐もないどころか、ついに割下まで登場しません。きわめてミニマルなすき焼きです。すき焼きと呼べるかどうかは世論が分かれるところです。


■といった意味も含めまして半蔵商店でございますが、先日、買ってみました、ニゴー(登録商標)のやってるブランド、「ヒューマンメイド」の水筒です。

ヒューマンメイド水筒(一)

このブルドッグを店頭で見かけて、ちょっと欲しくなっちゃったんだよね。サイズ感は、どのご家庭にもある「TOO SHY SHY BOY!」の短冊型8cmCDシングルと比べるとこんな感じですトゥーシャイシャイボーイこの瞬間に二人のルール変わってゆく。

ヒューマンメイド水筒(二)

ヒューマンメイドの水筒は、200mlと300mlの2種類あるのですが、300mlはもう売り切れとのことでした。サイズとしては300mlのほうがいいかなと思ってたんだけど、でもほら、いまってミニ水筒が流行ってるから。世はまさに大ミニ水筒時代だから。なんだその時代。

ちなみに300mlの方は、イラストがブルドッグじゃなくて白熊なんだよね。白熊は白熊でかっこいいんだけどさ。

ヒューマンメイド水筒(三)


■「DVDって、店に返すとき巻き戻さなくていいんだよね」


■茗荷谷のツタヤがおととい閉店しました。


■音楽も映画も猫も杓子もサブスクサブスクというこのご時世にレンタルという業態は厳しいのかもしれません。なにせ、一回借りたCDあるいはDVDは、店に返しにいかなければならない。

おれが子供のころはさー、親にクルマで片道30分のブックボックスに連れてってもらって、8cmのCDシングル一枚借りて、帰って、CDラジカセ(死語)でダビング(もっと死語)して、翌日、またブックボックスに行ってそのCDを返却しにいく、という労力をかけておりました。

いまから考えると、もう、杉浦日向子の本の中で紹介される江戸時代の人々の生活みたいに思える。


■でもレンタルの楽しみってのもたしかにあって。週末の夜に映画をレンタルした帰りしな、コンヴィニエンスなストアーやマクドナルドに立ち寄って食べ物を調達したりとかさ、そういう、ね、ありましたよね、そういった楽しさ。でももう、こういうのもそろそろ昔話の領域なんだろうな。

「DVDって、店に返すとき巻き戻さなくていいんだよね、VHSと違って」とか云ってた時代の昔話。


■ピチカート・ファイヴ「電卓」聴きました


■昨日はボジョレーヌーボーの解禁日だったそうですが、あれって解禁日前に飲んじゃったりすると、江戸市中引き回しに処せられたりするんですかね。やはり幕府は怒らせないようにしたいものです。


■といった意味も含めまして半蔵商店でございますが、20年間お蔵入りになっていた音源、ピチカート・ファイヴの「電卓」聞きました。配信が水曜日から始まっております。これの37曲目ね

HCFDM(※ご存じない方はお手持ちの古語辞典で調べてみてください)の時代を感じさせる電卓でした。なんというか、20年くらい前に、部屋にDJイベントのフライヤーをペタペタ貼って、ル・ハモンド・インフェルノのことを「ハモやん」と呼んで、半透明のiMacで手打ちhtmlでホームページ作ってて、毎月マガジンハウスの『リラックス』を購読して、ノア渋谷のレコード屋に通って、セント・ジェームスのボーダーのカットソーを着て、なんならベレー帽かぶって夜中のクラブに集まってたタイプの人は聴くといいといいパカ。と、うちの近所のアルパカが云ってました。

しかしこのボコーダーの声、誰なんだろう。


■芋けんぴの袋たいがいでかすぎ問題


■芋けんぴって、たいがい大きな袋に入ってるんですよね。もうちょっと小さい袋に入れて売ってくれたら助かるんだけど、と見るたびに思う。

もちろん、この世の中には小さい袋で売られてる芋けんぴも存在するにはするんでしょうけど、スーパーの店頭で見かける芋けんぴの袋はたいがいでかい。

小袋に入った50gくらいの芋けんぴが売られてると便利なんだけどなー。


■いま調べたら、無印良品が100g袋の芋けんぴを作ってるようです。ふむ。





■今日は日曜ですが、仕事の宿題を4時間半してました。えらい。でも、土日はちゃんと休まないと、平日にきちんと働けないんじゃないか、とも思う。


■ピチカート・ファイヴ「電卓」


■アコムのCMのau三太郎っぽさが気になる今日このごろですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。立冬も過ぎました。早いところでは、もうクリスマスソングを流したり、クリスマスツリーの飾り付けが始まったりしております。まあ、このタガが外れたような「11月1日からクリスマス」の風潮は、もうあきらめて受け入れるしかなさそうです。

だからまあ、変な話、ハロウィンがある種の防波堤として機能してるようにも思う。ハロウィンがなかったら、10月1日ぐらいからクリスマスツリーってことになってたかもしれない。


■さて本題。これですよ

ピチカート・ファイヴの「電卓」が、ついに、ようやく、やっとCD化されます。あ、その前に配信もあるのか。

電卓ってのは、あれですよ、クラフトワークのカバーですね。皆様ご存知の通り『さ・え・らジャポン』('01)のプロモLPにしか収録されていないレアトラックです。


■この「電卓」は、以前、クラフトワークのカバー曲を集めたコンピ(『Musique Non Stop』)ってのがあって、それ用にピチカートが作ったままお蔵入りになった──とヒトから聴いた記憶があるけど、クラフトワークのカバーコンピが'98年で、『さ・え・ら』が'01年だから、時間に隔たりがあるので間違ってるかもしれない。どうなんだろう。

そういうあれはさておき、ようやくピチカートの電卓が聴けるので、めでたいですね。


■しかし、この「電卓」が収録されてるプロモLP。これはこれで欲しいんだよなあ。鯉の写真が良くって。

でも、この値段では手が出ません…


■手包み2層あんぱん


あんぱん、といえば文明堂の「3時のおやつあんぱん」が好きです。あの立方体のやつですね。

が、つい先日の文化の日、この「手包み2層あんぱん」というのに出会ってしまい、いっぺんで気に入りました。十勝産小豆の粒あん&豆乳クリーム入り、と袋には書いてあります。

あんぱん

正直に書くと、今週は4個食べました…。

うん、たまたまスーパーの「ライフ」で売ってたんですよね。あなたの近所のライフにあるかどうかは分かんないですが、気になった方は探してみてください。





甘いもの、といえば、『にっぽんの芸能』で、莟玉が和菓子コーナーを始めるらしいですね。


■晩秋、クリストファー・ロビンのうた


■読書の秋です(秋といっても、もう立冬まで何日もありませんが…)。おれの場合、肌寒い季節になってくると、なぜか海外児童文学の本を手に取りたくなってきます。とはいえ、「なってきます」ってだけで、じっさい手に取るかどうかはまた別の話だったりもするわけですが、先日『クリストファー・ロビンのうた』を取り寄せました。『くまのプーさん』を書いた、A.A.ミルンによる子供向けの詩集です。

クリストファー・ロビンのうた(一)

クリストファー・ロビンってのは、クマのプーさんの友人であるところの人物です。ミルンの息子がモデルというかほぼ本人というか、そんな感じです。蛇足ながら。


■おこづかいで岩波書店の『クマのプーさん/プー横丁にたった家』を買うような少年でした。あの、ハコ付きでハードカバーの立派なやつです。プーさんと云えばディズニーのアニメよりもこっち(=原作)。なので、わりと自然に『クリストファー・ロビンのうた』にも手が伸びたわけです。町の図書館で借りました。


■'18年に河出書房新社から新装版が出ましたが、ここはひとつクラッシックに'78年の晶文社版を。「ブックデザイン 平野甲賀」って書かれてる。云われてみると、この題字は確かにそうだ。

クリストファー・ロビンのうた(二)

背表紙を見ると、「あ、長音記号はもうちょっと短くした方がいいな」とか、「"の"の級数はもうちょっと下げてもいいな」とか、そういった発見があります。すいません、いちいち。


■ま、そのうちゆっくり読もうと思います。

ちなみに続篇の『クマのプーさんとぼく』は読んだことがないです。子供のころ町の図書館に置いてなかったので、接触せずいまに至ります。そういうもんですよね。でも、読んだことがないということは、これから読む楽しみがある、ということでもあります。


■田中フミヤにDJをお願いするときは


■今日はハロウィンでした。ということは、もう当分スーパーやコンビニの店頭で、化け物が印刷された変なパッケージの飲食物を見なくてすむ、ということです。めでたいですね。カボチャだの何だのの変なディスプレイ各種も目にしなくてすみます。めでたいですね。


■ という前置きとは無関係に本題。えー、 link="https://solid-am.com/artists/fumiya-tanaka/">田中フミヤの所属事務所ページから資料がダウンロードできるのですが、「Hospitality / Drinks」なる欄に、

Drink:
1x bt.Whisky prefered Hibiki or Yamazaki (japanese Whisky), if not available 1x bt.
Chivas Regal (scotch) + Beer, Water, Ice Cubes & Cups

と書かれてました。要するに、ウイスキーの響か山崎を用意しておくようにということですね。サントリー派なんだな、田中フミヤって。なので、田中フミヤにDJをお願いするときはちゃんと響か山崎を買っておきましょう。響も山崎もない場合はシーバスリーガルでもいいようです。

ちなみに食べ物に関しては、Food: good Steak or Meat Restaurantと書いてあります。ふむ。


■夢大陸アドベンチャー


■昨日が、今週の(というか今月の)忙しさのピークのはずだったのですが、どうやら結局、今週はずっと忙しいことになりそうです。嗚呼。

はあ、ゆっくりカルピスウォーターでも飲みながら、MSXで『夢大陸アドベンチャー』やりたい…。MSX持ってないけど。

まあ、世間にはおれなんかより忙しい人がたくさんいるわけだから、あんまりグチってもしょうがないんだけどさ。


■そう、右目がかゆい(唐突に話題が変わる)。

先週の土曜から、右目がかゆくなり始めたんですね。かゆいのでコンタクトしてらんなくて、それでメガネにして。

で、そのかゆみが日曜になっても収まらないので、ものもらいか結膜炎か、と不安になって、夜に薬局に行ってちょっと高い目薬を買ってきました。透明な筒状の容器に入った使い捨ての目薬が15本くらい入ってるやつ。

その目薬が効いたのかどうかは定かではないですが、火曜あたりからようやくかゆみが収まりつつあります。よかったよかった。

でも、ほんのちょっとですがかゆみはまだ残るので、目薬はとうぶん続けます。買ってきた分はとりあえず消化する予定。


■右目と云えば。今年の八月、コシミハルの「シュガー・ミー」を口ずさみながら家の近所を歩いてたら、突然、おれの右目に小さい虫が飛び込んできやがったんですね。

で、右目に異物感がしばらく残って、それは小一時間くらいでなくなったんだけど、念のため眼科に行ってきました。

眼科で診てもらったら、結局なんともなかったんだけど、診察料二千円かかかった。右目に小さい虫が飛び込んで二千円。この虫は、おれになんの恨みがあったんでしょうか。


■コシミハルの部分はウソです。すいません。なにも口ずさんでません。


■つぶあん、黒ごま、落花生


おはぎ

けふのおやつはおはぎです。エス區の住宅街の中にある店にて。


皿におはぎ

つぶあんと黒ごまと落花生。どれもおいしい。今週も頑張ったんだから、おはぎを三つ食べてもバチは当たらないのではないか。


レシート

レシートの絵も好き。


■きなこもち


きなこもち

本日の昼食。コンヴィニエンスなストアーで買った、きなこもちの菓子パン。単にやたら味の濃いピーナツバターパン、といった味で、手にとってレジに持って行った瞬間がピークでした。もっとファンタスティックな味がするものかと思った。してやられた。商売とはこうやるんだな。勉強になります。なんだよファンタスティックな味って。

しかしそれ以前に菓子パンが昼食ってのもどうなんだ。


■今日は六万歩歩いた


■ウォーキング、でもなく、散歩、でもなく、「ただ歩く」と表現するのが適切なような。

最近、有吉がラジオでこの「ただ歩く」の話をしてます。それに感化されたわけではないのですが、まあ、ただ歩くのは好きです。有吉が歩く話をウォークマンで聴きながら歩くこともあります。

でも、いろいろ小忙しくて最近歩いてないなー、と思ったので、今日は時間を作って、ただただ歩いてました。六万歩。

歩数


■さすがに、一日で六万歩は初めてかも。距離にすると35kmですか。昨秋十一月に五万七千歩という日があったのですが、それを上回りました。上回ってどうする。でも上回っちゃったんだからしょうがない。


■でね、有吉が云ってたんですよ。「おじさんになると、ウォーキングくらいしか始めるもんがない」。分かる。

あと、あれだ、歩くと、歩いたぶんだけ歩数や距離がスマホに数字として表示される。それがうれしい。

うれしいというか、やったらやっただけ、そのぶんきちんと数字に反映されて、努力が報われて何かを達成したという錯覚を得ることができる。そんな錯覚を与えてくれるものなんて、せいぜいウォーキングかダイエットくらいのもんなんですよ。いや、ダイエットですら、数字が下げ止まったりリバウンドしたりする。

世の中のあれもこれもそれも、ひいては自分の体重すらも、自分の思い通りにならない。だとしたら、自分の力でなんとかできる数字なんて、せいぜい歩数ぐらいのもんなんですよね…。


■まあ、それはおいといて、歩くのは楽しいです。ただ、以前も書いたのですが、このところ散歩コースがマンネリ化してましてね。

かといって、ヘタに新しい散歩コースを開拓しようとすると、失敗して、つまんないルートを延々歩くハメになったりして。難しいもんです。


■紀尾井町家話、お笑い有楽城、シャインマスカット、ハリボー


十月八日(金)
■きょうは二十四節気で云うところの「寒露」。寒露だけあって、だいぶ暑い。日中は30℃まで上がった。季節が秋から夏へと徐々に移り変わっていくのを感じる。


■夜、紀尾井町家話を見る。MC松緑に、歌六、米吉、猿弥(54)。猿弥(54)が出ると見ちゃうんだよなあ。

松緑が、思わず「松緑 火事」と検索したくなるような前衛的な髪型をしていた。

猿弥(54)は、翌週の『部屋子の部屋』にも出るらしい。たぶんこれも見る。ちょろいな、おれって…。

■月曜日を有休にしたので、明日から三連休だ。三連休の前夜の開放感。それこそが三連休のピークだったりもする。むしろ、「前夜の開放感」を味わうための三連休かもしれない。


十月九日(土)
■今日から三連休。なのに、早朝からちょっと仕事。夜もちょっと仕事。トータルで4時間くらい、自宅にて働いた。やれやれ。


■深夜、というかほぼ日曜の早朝、目が覚めてしまい、ニッポン放送の『お笑い有楽城』を聴く。若手藝人が、ネタではなくラジオのトークで競う番組。

にもかかわらず、ふつうのネタ番組と勘違いしてるのか?ってくらい、ほぼネタ見せのようなトークをする藝人などがいる。うん…。

肩に力が入ってるやつのトークなんて、いちいち聴いてらんない。めんどくさい。面白い面白くないなんて、実は二の次で、聴いてて疲れないトーンかどうか、というのが深夜ラジオでは大事なのかもしれない。


十月十日(日)
■有楽城を四時半で切り上げて、テレ朝で福助のドキュメンタリー見る。そうか、倒れたのって、歌右衛門襲名の二ヶ月前だったんだな。そして、もう八年前のことなんだな。


■さて、土曜日は仕事しちゃったから、今日明日はちゃんと休むぞ、と心に決める。休日にちゃんと休まないと、平日にちゃんと働けない。

ミクダーナル、あ、マクドナルドで食べ物を調達。ホットケーキ、ハッシュブラウン、チキンナゲット、ホットコーヒー。それらを摂取しながら、『ボクらの時代』見る。くっきー、斉藤和義、小峠。


■休日の開放感から、ビールなんぞ飲んだりする。しかも「WEEKEND VIBES」っていう名前のアメリカのIPA。


■その後、阿川佐和子とふかわりょうのやってるラジオ聴く。大竹まことのラジオ番組を一瞬(三ヶ月)でクビになったふかわを起用するなんて、文化放送もなかなか懐が深い。


■──と、細かく書いてくとキリがないんだけど、なんだかんだで一日中ゴロゴロできた。

夜、某フルーツサンド店のシャインマスカットサンドを食べる。うーん…………シャインマスカットは、フルーツサンドにせずシャインマスカットのまま食べた方がいいな。シャインマスカットサンドは「シャインマスカットサンドを食べました」って人に云うために食べる、メタ的(?)な食べ物だな。

しかし、シャインマスカットって、ここ2年くらいで急に耳にするようになった食材、という印象がある。数年前の「のどぐろ」がそうだったな。20年前は「豚トロ」がそうだった。


十月十一日(月)
■今日は有休。昨日に引き続きゴロゴロゴロ。朝メシ前に、ジントニックで晩酌。

朝食はミートソースのスパゲティー。スパゲティーすすりつつ赤ワイン飲む。

赤ワインをドクターペッパーチェリーで割ったりする。また、ドクターペッパーチェリーにウンターベルクを垂らしたりする。

午前中から飲み過ぎる…。


■飲み過ぎたので昼寝。起きるとアタマが痛い。二日酔い。

そこまでひどいわけじゃないけど、この日は夜中までアタマが重かったです。やれやれ。


■あと、この日はおやつにハリボーを一袋まるまる食べてしまった。一人で一袋食べるお菓子でもないような気がする…。


■二日酔いでした


今日は有休をとってるので、この週末は三連休だったのでした。

ですが、今日は午前中に飲み過ぎ→昼寝→起きたら二日酔い、という日でして、一日中アタマが痛かった。いまも痛いです…。

せっかくの休日をムダに過ごした気もするけど、まあ、ムダに過ごしてこその休日、って気もする。


■改造への躍動


■福岡の「博多通りもん」って、実質、福島の「ままどおる」だよね、と云ってた人を街で見ました。
おれもそう思ってた


■もう十年以上前に会社を辞めた先輩に、ゲルニカ『改造への躍動』の良さを説明する、という夢を見ました。夢の中でおれは、ゲルニカのジャケ写を手持ちのMacBookに表示させて、先輩に「歌詞カードが旧仮名遣いなんですよ」とかなんとかいろいろ話してた。場所は、なぜか沖縄市美里でした。


■とんねるずの「眠らないジェネレーション」って曲を3世紀ぶりくらいに聴き返したら、意外にかっこよく、2回聴いてしまった。その勢いで、「寝た子も起きる子守唄」まで聴いてしまった。


■なんか腹が減る季節です。日付変わりましたが、いま木曜深夜なのですが、ポテトチップスを40g食してしまいました。例によって、英国のKent CrispsのSea Salt and Vinegar with Biddenden Ciderです。うまい。


■紀尾井町家話に猿弥(54)


■気づけば十月です。気がつかなくとも十月なのですが。バタバタしてんなー、どうも。


■来週月曜に有休を取って、この週末を三連休にしました。

あ、あと金曜日の紀尾井町家話、猿弥(54)が出ますね! これは見なきゃ。しかし紀尾井町家話って、もう50回目を迎えるんですね。

三連休と猿弥(54)を楽しみに、今週も頑張る所存です。


■もしもテイ・トウワから『SWEET ROBOTS SHOW』の番組後半15分間の選曲を依頼されたら





■山里亮太と乃木坂46の裏、という時間帯にひとり気を吐いていたテイトウワ『SWEET ROBOTS SHOW』が終了して、今日でちょうど丸一年です。早いなー。


■ということで、もしもテイ・トウワから『SWEET ROBOTS SHOW』の番組後半15分間の選曲を依頼されたら、という設定でミックスを作りました。

上の埋め込み動画を再生してください。あるいはこのリンクをクリックもしくはタップしてください

00:07 所ジョージ / センチメートル・ミリ ('14)
02:55 所ジョージ / レイニー・ブリット ('91)
05:04 所ジョージ / 約束 (Vo: AIKA) ('12)
06:47 所ジョージ / ほんとうにいい気持ち ('80)
07:41 所ジョージ / ホテル・チャイナタウン ('97)
09:06 所ジョージ / 雪 ('99)
10:00 所ジョージ / ドーナツで生き返る ('14)
11:01 所ジョージ / 雨上がり黒い路上 ('97)
13:22 所ジョージ / RCA 77DX (Vo: Aika Kawashima) ('14)

まあ、おれが選曲するとしたら所さんになりますよね、常識的に考えて。

ミックスを作るにあたって気をつけたことは以下の3点です。

1) 所さんの「多作さ」を表現するため、各曲の尺は短めにし、曲数は多めにする

2) 水曜深夜に流れる番組なので、テンポの速い曲は避ける

3) 変な歌詞の曲は避ける

そしたらこんな感じになりました。

いちおう書いておくと、出だしのとこで同番組のジングルが鳴ったり、終わりのとこでテイ氏のナレーションが入ったりして、ちゃんと番組仕立てになってます。凝ってますね、とか後輩に云われたいやつです。


■しかし、この番組で昨年七月に放送してた、まりんの15分ミックスは良かったなー。'90年代後半のモンド/ラウンジな感じで。


■チーザ、鹿の子、スパムむすび


九月二十五日(土)
■朝食はチーザ(チェダーチーズ)。


■歯医者。二ヶ月に一度の定期検診。着色があまりないですね、と云われた。藤井風が流れる診察室で、歯に仕上げのフッ素を塗ってもらう。

帰りぎわ、次回の検診を予約する。十一月末。もう十一月末の話…。寝て起きたら、もう2022年だな。あけましておめでとうございます。


■コクリコ坂おりて、ひさしぶりに音羽g堂へ。しばらく休んでいた鹿の子が復活していた。やったあ。東京三大豆大福、の一つに数えられることもあるg堂。有名な豆大福ももちろん美味しいのですが、それ以上に鹿の子は美味しい(※個人の感想です)。うれしくて二ヶ買う。

おはぎもあったので、それも一つ買う。

この鹿の子とおはぎが、結果として本日の昼食になった。


九月二十六日(日)
■朝食はチーザ(カマンベール仕立て)。チーザを皿に盛ると、どういうわけかポーカーチップのように見える。こんな形のポーカーチップなんてあるわけないのに、でも、なぜかポーカーチップっぽい。


■日曜だというのに、終日仕事の宿題。もちろんそれなりに休息はとったけど、しかし、早朝は水溜りボンドのオールナイト0の終わりの方を聴きながら宿題してたし、夜はデイジーホリデーを聴きながら宿題してた。ゲストにコシミハルが出てた。繰り返しますが、ちゃんと休憩時間はとってるので、起きてる間ずっと根を詰めてたわけじゃない。でもなあ。日曜の過ごし方としてどうなんだろう。


■とはいえ、テレヴィジョンを視聴するくらいの時間はあって、『アタック25』最終回を半分ほど見ました。個人的には、「沖縄にQABが開局し、テレ朝系の番組が見られるようになった」の象徴的番組です。コザのオバーの部屋で見てた記憶あります。QABができるまでは、沖縄ではフジ系とTBS系しか民放が見(ら)れなかったのです。


九月二十七日(月)
■朝、ちょっと肌寒い。


■昼はファミリーマートのスパムむすび。税込二百四十八円はおにぎりとしては高いけど、(パンの代わりに米を使った)サンドイッチとして考えると、まあそこまで高くない…か。おいしかったです。

スパムむすび(9/27)


九月二十八日(火)
■は? もう二十八日? は? さっき九月になったばかりなのに? は?


■今日もお昼はファミリーマートのスパムむすび。沖縄の高校の近くの弁当屋で売ってるような食べ物が、渋谷のコンビニでも買える不思議。

スパムむすび(9/28)

↑先ほどの写真とは別の個体です。

そう、これっくらいの物体が平日の昼飯にはいいんだよね。

ところで、東京はスパム缶が高い。先日も港区の某スーパーで669円で売られてるのを見た。いまに始まったことじゃないし、そもそもふだんスパム缶を買う習慣がないんだけど、それでも、年に一回くらいのペースで、「東京はスパム高いな〜」などと思っちゃいます。


■十五夜のあとさき


■今日は暑かった! 90度ありました。

温度

──なんで華氏で云うんだよ! (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

摂氏だと32度でした、こんばんは半蔵商店でございます、昼間はアイスクリーム食べて、ひさしぶりにクーラーを点けてしまった。


■おとといの火曜日は、月見バーガーを食べました。どうせなら、十五夜である翌日に食べれば良かったかなーと思いつつ。

月見バーガー

月見バーガーを食べるのは、この人生で一回目か二回目ぐらいだと思います。'00年代に、兎のアニメが出てくる月見バーガーのCMが流れてたんですが、ポイズンガールバンドが声優をやっていた記憶がある。

水曜日は十五夜でしたが、雲が出ちゃってましたね。団子を買いそびれたので、買い置きしていたウクライナ産の焼き菓子を食べてました。


■ポッカサッポロのクラフトコーラを飲みました。ポッカサッポロの甘味料の使い方が苦手で、たとえばレモネード(正式な商品名忘れた。検索するのだるい)なんぞは、一口飲んで、あとはぜんぶ駅のトイレの洗面台に流して捨てた思い出があるのですが、でもこのクラフトコーラはまあまあ飲めるものになってたと思う。

クラフトコーラ

このクセのあるスパイス臭が嫌いではない。原材料表示を見ると、アセスルファムLとかスクラロースも使ってるんだけど、砂糖も使ってる。


■今日はてくてく歩いてました。歩きながら有吉のラジオを聴いていたのですが、「ウォーカー」を自称する有吉が、てくてく歩くことについて語ってました。

ウォーカーあるあるとして、「スカイツリーが視界に入ってもあまり感動しなくなる」って云ってた。ちょっと分かる。あと、「自宅周辺の散歩コースに飽きる」とも云ってた。これも分かる。

おれの場合、自宅周辺というわけではないのですが、去年はよく歩いたけど今年はもう飽きてる、みたいな散歩ルートはあったりしますね。新しい散歩ルートの開拓が急がれます。

本日は、22865歩で13.4kmでした。


■爽快なほど迷いのない動作で


■先日、レストランの予約の時刻に遅れそうなので、その旨をレストランに電話しようとしたが、ケータイにはローワン・アトキンソンの番号しか登録されてなかった、という謎の夢を見ました。半蔵商店でございます。





■先日、東西線の駅でいうと神楽坂駅から早稲田駅の間、のとこを散歩しておりました。

そしたら、こんな看板が目に入りました。

看板


なんかどこかで聞いたことあるなあ、この名前──

──と思ったら、まさにこの前日、たまたまwikipediaでこのページを見てたんですね。そう、このリンク先に出てくる、自分の結婚式当日の夜に別の女と浮気してた某藝人の実家のビリヤード場でした。

こういう、ちょっとした謎の偶然ってたまにあるよね。


兎

散歩の道中には兎がいました。





■先日、高級マンションに囲まれたとこにある高級スーパーに行きました。

精肉コーナーに行くと、100g800円の牛肉に「3割引」のシールが貼られてました。

100g800円で3割引、ということは、100gで560円かー、どうしようかなー、買おうかなー、でもちょっとお高いかなー、でもせっかくの3割引だしなー……。

──と迷っていたら、ここらへんの高級マンションに住んでるであろう金持ってそうなお婆さん(と云っても差し支えないだろう年齢であった)が、ツカツカツカツカと足音高く精肉コーナーにやってきて、この3割引の牛肉を、がさっと2パックつかんで、カゴに放り込み、またツカツカツカツカと去って行きました。爽快なほど迷いのない動作でした。このすがすがしいまでの感じ。「おれに欠けてるのはこれだな」と、つい思っちゃう感じ。

あとには、3割引ではない、定価の100g800円の牛肉だけが残ってました。

まあ、こんな高そうなマンションに住むお婆さんにしてみたら、100g800円の3割引なんて、実質無料みたいなもんだよなー。迷う要素なんて1mm、いや、1μmもないんだよなー。

3割引の肉を買われてしまったので、かわりに赤いピーマンを買いました。

赤いピーマン


■今晩まりんドミューン


dommune

今晩はまりんドミューンですね。七時には家にいておこう(自分用メモ)。


■ポテトチップスの話に続きがあります


前回のエントリで、「おれがいつもKENT CRISPSを買ってた店が、取り扱いを止めてしまった 」と書いてるのですが。

これを書いた翌日、その店に行ったら、ものの見事にKENT CRISPSの取り扱いが復活してました…。あるよね、そういうことって。

なので、無事に「SEA SALT & VINEGAR WITH BIDDENDEN CIDER」の150g大袋を買うことができました。ボンカレーと比較すると、その大きさがわかります。しかし、なんだろう、「BIDDENDEN」って。

KENT CRISP


■悲しいお知らせもあります。上記のエントリで、トリュフ香料を使ったポテトチップスはもう飽きた、みたいなことを書いたんですね。

で、昨日、缶入りの黒トリュフ風味ポテトチップス(アラブ産)を開封するとき、金属製のフタで指を切ってしまいました。トリュフ香料の悪口を書いたバチが当たりました…。薬局にバンソウコウを買いに行ったのは何年ぶりだろう。

ちなみに、「飽きた」とか書いてるわりになぜ黒トリュフチップスを食べようとしてたかというと、単に買い置きしてたやつを消費したかったからです。今日は40g食べました。

HUNTER'S


■#ポテトチップスも世界を救う


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一部、以前も載せた写真が混じってるかもしれないですが、あまり気にしないでください。

今年はなぜかポテトチップスを食べてます。輸入物が多いですが、もちろん国産も食べます。カロリーが気になるので、キッチンスケールで20gだの40gだの測って食べます。トリュフ香料を使ったものは、もう飽きました。

英国のTyrrell'sの「sea salt & cider vinegar」ってのと、同じく英国のKENT CRISPSの「SEA SALT & VINEGAR WITH BIDDENDEN CIDER」ってのが好きなのですが、おれがいつもKENT CRISPSを買ってた店が、取り扱いを止めてしまったのですね。いくら美味しくとも、買えなかったら意味ないではないか。

でも前者のTyrell'sは、茗荷谷のスーパーでも買えるので、助かります。「手に入れやすさ」も味の一部です。以前も豆大福の話題で、似たようなこと書きましたが

しかし、なんだろう、「BIDDENDEN」って。


■いい看板


多け乃

某日の築地にて。夜の路地で、こういう昭和中期っぽい看板にポツンと灯がともってるところに出会ってしまう、ってのが良い。

月桂冠とかじゃなくて、富翁ってのがなんとなくシブい。この看板の良さに拍車をかける。おさしみ、って表記も良い。

看板を褒めるだけ褒めて、このお店には入ってない。すいません。富翁は、歌舞伎座の筋書に広告出してる京都のお酒ですね。飲んだことなくてすいません。


■ペンネかつけ麺


■今日は、珍しくペンネ・アラビアータが食べたくなりました。スパゲティーじゃなくてペンネ。

あの、くにゅっくにゅっとした食感は、あまり好きではなく、強いて云うならむしろ「嫌い」寄りなんだけど、まあそれでも食べたくなった。そういうことはある。


■あと、ひさしぶりにつけ麺も食べたくなりました。最近食べてないな。


■なので、明日はペンネかつけ麺のどちらかを食しようかと思います。


■しかし、明日は明日で、ペンネでもなくつけ麺でもない別のものを食べたくなってるような気もする。そういうことはある。


■Move Sport、水ペヤング、水UFO、1960年大百科


1960年大百科(書影はAmazonより)


■昨今、土日に外を歩いてると、「Move Sport」と書かれたデサントのTシャツを着てる40〜50代男性を確実に見かけます。これ、一時期のSaturdaysのTシャツくらいにはエンカウント率が高いです。流行ってるんでしょうか。


■なんてことを書いてたら、もう八月も終わりですよ。この八月はスイカを食べなかった。

その代わり(と書くのも変だが)、豚肉の薄切りをさっと茹でて、水で洗って食べる、というのはよくやった。めんつゆでもおいしいし、焼肉のタレでもおいしい。

あと水ペヤングと水UFOね。ペヤングまたはUFOを、お湯ではなく水で作る。水を入れて25分から30分くらいたったらできあがり。スーパーの惣菜コーナーのような、冷めた焼きそばが手軽に作れます。麺がうまく水につかってくれなくて、堅いままで食感が悪いところが残ることがあるけど、それもまた一興。ま、これは夏に限らず、たまにやるのですが。

それと、平成3年のデザインを復刻した缶のカルピスウォーターは、トータルで10本近く買ったかな。懐かしさでうっかり買っちゃってたんだよね。

この'20年代に'90年代のデザインを懐かしむのは、'90年代に宝島の『1960年大百科』を読んで'60年代のデザインを懐かしむのと同じだ。三十年前の世界を振り返ってるわけだからね。


■しかし八月も終わりということは、今年はもう終わりみたいなもんですよ。みなさん今年はどんな一年でしたか? 年賀状は早めに投函しましょう。


■ドッキリ、もう飽きてきてる説


■いや、もう、云いたいことの10割はタイトル欄で書き終えちゃってるんだけど、なんかもう、ドッキリ企画そのもの、に飽きてきてるよな…。テレヴィジョンのバラエティ番組もそうだし、あとYouTubeでもそういうサムネイルがちらほら目につく。

じゃあ、おまえがドッキリに代わる新しいコンテンツの潮流を作れや、地上波ゴールデンでのオンエアに耐えうる番組作れや、もしくは百万回再生される動画作れや、なんて云われたら、まあ困るのだけども、ドッキリの供給過多は最近たまに思います。

だからさー最近、水曜日のダウ、まあいいや。作り手にもいろんな事情があるとは思う。


■あと、飽きると云えばチャーハンの後半ですね。メロンパンの後半くらい飽きる。

きょうはチャーハンを食べました。大盛りか普通盛りか、ちょっと迷ってけっきょく普通盛りを発注したのですが、後半は、「大盛りにしなくて良かった〜」と自分で自分の英断を褒め称えながら食べ進めてました。





■茗荷谷では、秋の虫の声が蝉よりもだんだんと大きくなってきております。


■大福の入手可能性


■甘いものは休みの日に食べることが多いです。が、平日は平日で甘いものを口にすることはあります。

ファミリーマートで売ってる大福、あれは平日に食べることがありますね。オードリーのラジオで若林氏も言及してたように思う。

塩豆大福税込百四十円。一口サイズのもあるけど、おれは普通の大きさのをよく食べます。

塩豆大福


■音羽g堂の豆大福にはかなわないですよ。そりゃ、かなわない。でも、これはたいがいのファミリーマートで売ってるし(売ってない場合もありますが…)、百四十円。手に入れやすい。

手に入れやすい、って大事だと思うんですね。たとえば、いくらおいしい豆大福があるって云われてもさ、

店舗が遠方にしかない、とか。

お取り寄せをすると送料だけで1500円かかる、とか。

通販は何ヶ月待ちだ、とか。

ごくまれに都内のデパートの催事場に神出鬼没に出店するときにしか買えない、とか。

あるいは東京都内のお店でも平日の朝早くから並ばないと買えない、とか。

マイナー路線のマイナー駅から徒歩17分くらいかかる、とか。

そんなんだったらしんどいですよね。そこまでやる気出して買いたくない。うっかりやる気出しすぎて大福をきわめちゃったら、一年に2000個の大福を食べる男、みたいな感じで『マツコの知らない世界』に出演してしまうハメになってしまいます。そこまで大福を愛したくはない。あの番組を見てると、なにかにのめりこみ過ぎないって大事なことだなー、と思う時があります。いいけどさ。


■それはさておき、ファミリーマートの大福は百四十円で、24時間いつでも買えて、そしてそこそこおいしい。コンヴィニエンスなストアーやスーパーで買う和菓子ってハズレを引くことも多くて(真理)、それでもうっかり買っちゃうことも多いわけですが(これも真理)、この豆大福は悪くない味。この値段では、けっこうがんばってるほうじゃないでしょうか。苦しうない。愛いやつじゃ。





■しかし、改めて考えると、おれの部屋から歩いて行ける範囲に音羽g堂があるってのは便利だな。大福環境には恵まれてます。なんだよ、大福環境って。


■そういえば昔、アメトークって日曜にもやってたよね


■雨上がり決死隊が解散、というコーヒーに牛乳を入れたらコーヒー牛乳になりましたみたいな、なにひとつ意外性のないニュースを聞いて、「ですよね〜」としか思わなかったのですが、それでもまんまとAbemaの解散報告会は見ちゃいました。昨日。


■うん、雨上がりに特別な思い入れがあるわけじゃない。『アメトーーク!』のこともアメトークと平気で表記しちゃえる。それでも、32年続いたコンビの解散劇を見てると、自分なりに感じるところはあって。

蛍原が、何かをあきらめたようなさっぱりした感じでてるなーとか。蛍原じゃない方って、いろいろと感覚が平成で止まってるなーとか。なんだかんだで二人ともあんまり噛み合ってないなーとか。そういうことをいろいろと考えておりました。

出川、狩野と非吉本の藝人もキャスティングしたのは正解だったと思う。吉本だけで固めてたら、濃すぎて飲めないどろどろした何かになってたような気もする。

しかし、なぜR-1グランプリのMCが毎年毎年安定してヘタだったのか、なぜあれだけ回を重ねたのに司会が上達しなかったのか、という、おれの雨上がりに対する最大の疑問は解決されませんでした。いまだに謎です。綾部の収入源くらい謎です。


■あと、昨日思ったんだけど、アメトークのスタジオのセットって、改めて見ると'00年代臭がけっこうするね…。あえてアップデートしてないのかもしれないけど。


■まだ夏休みです


■あさって月曜までは夏休みです。夏休みだけどなにもしてません。なにもしなくても時間だけは過ぎるんだよな。不思議だ。


■夏休みったってさ、梅雨みたいな天気になってるし、なんならちょっと肌寒くなってるし、おまけに仕事上の宿題もあるしさ、あんまり夏休みっぽくないんだよな……ってグチばっかですみません。

ちなみに今日は、宿題やって、ウォーキングして(17000歩)、実家から送られてきた塩ちんすこう食べて、TVerで佐久間宣行氏が出る『アナザースカイ』見てたら一日が終わりました。うむ。


■まあ気分だけでも夏休みっぽくということで、クリーピーナッツ「たりないふたり」と、リップスライム「楽園ベイベー」のマッシュアップ、「たりないベイベー」です。聴いてください。



URLはこちら。


■あ、そういえば今日ひとつ気づいた。スーパーの惣菜コーナーに、とんかつの巻き寿司ってあるじゃん。あれに焼肉のタレをかけるとけっこう合うことがわかりました。


■Creepy Nuts「たりないふたり」と、RIP SLYME「楽園ベイベー」をマッシュアップしました


たりないベイベー


■お暑うございます。暑いので、クリーピーナッツの「たりないふたり」と、リップスライムの「楽園ベイベー」をマッシュアップしてみました。いけませんか。



URLはこちら。

タイトルは「たりないベイベー」でお願いします。ぜひ聴いてみてください。聴きどころは、そうですね、

・00:52 一小節ためてからの「I don't give a〜」
→オケのブレイクといい感じに合いました

・02:20 リップスライムの原曲では間奏となってるパーカッションのとこに「わかってる わかってる わかってるけど〜」とラップを乗せたとこ
→かっこいい(かっこいい)

・03:10 しっとりしたエレピのとこで「ホントはバカ騒ぎしたい〜」
→R指定の心の叫びのようなものが、哀愁を帯びたオケとの対比で、より浮き彫りになったというか。


■「楽園ベイベー」って、あけすけに直球で夏を謳歌するタイプの歌じゃないですか。かたや「たりないふたり」は、その対極にある世界の歌詞。その2曲をマッシュアップすることによって生まれる微妙なズレ。それを楽しんでいただきたいですね。(談)

しかし、楽園ベイベーって、もう19年前の曲なんだな。


■昨日から夏休み


カルピスウォーター

■サザンオールスターズの「みんなのうた」ってレゲエ風にアレンジしたら夏っぽくなるな、と思ってるうちにもう立秋です。まあ、レゲエにしたらどんな曲もたいてい夏っぽくなるような気もしますが、もう立秋です。


■そう、昨日から夏休みなんですよ。厳密に云うと、昨日は普通の有休で、今日からが夏休みなのです。まあ、そんな厳密さはどうでもいいか。

ということで八月六日から十六日までは休みなんですが、予定らしい予定はないですね。

ただ、ひとつ確実に云えることは、休み中はどんなにヒマでも、部屋の片付けに手をつけることだけはない、ということですね。不思議だよな、こんなに「片付けじろ」があるのに。DJ松永とサトミツがうちに片付けに来てくれるといいんだけど、残念ながら面識がない。


■あ、冒頭の画像は、近所のスーパーで見つけたカルピスウォーターです。平成3年の発売当初のデザインが復刻されてます。こうして改めて見ると、もう立派な平成レトロですね。


■以下、おまけ画像。

s堂の豆大福です。おいしいです。249kcalです。

豆大福


シウマイ弁当をひさしぶりに買ったら、箸が二膳も入ってました。

シウマイ弁当


■ドーナツよりは豆大福が好きです


塩あんこ

シナモン

クリームチーズ

ダンボ

ダブルクリーム

またドーナツの写真です。この土日に食べました。まあ、ドーナツだけ食べて過ごしてるわけでもなく、仕事上の宿題もあったりしてね、そうそうのんびりしてばかりでもないんだけど。

でもまあ、休みの日にドーナツを食べると、何かを取りこぼしたような、あるいは、何かをし忘れたような休日にならなくて済む、ような気がする。ドーナツって、どこかしら休日の象徴みたいなとこがあるな。豆大福のほうが好きだけど。


■このクラフトビールは八月でなく七月の夜に飲んでおきたいと思った


■気がついたら七月も三十日だって。早いね。夏らしいことは七月中にさっさと済ませておきましょう。冷やし中華とか冷やしそうめんとか、原液からちゃんと作ったカルピスとかね。ああいうのは八月入ってからだと、もうすでになんか違ってきちゃうんだよな、といつも思う。


■といった意味も含めまして、先日はこんなIPAを買ってきました。あ、IPAといっても国際音声記号のことじゃないですヨ!(という言語学ジョークは以前も書いたような気がする。)


ハート・オブ・ダークネス(一)

絵柄が夏っぽい。完全にジャケ買いでした。八月でなく七月の夜に飲んでおきたい、と思ったのでした。輸入物のクラフトビールって、人類が喪いつつあるジャケ買いの楽しさがあるな。

ハート・オブ・ダークネス(二)

味は、マンゴーやらレモンがブレンドされたフルーティーな感じでした。そこも夏っぽい。


■ここ二週間で摂取した甘いもの


■文明堂、3時のおやつあんぱん。包装が変わった。

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■ご近所、と呼ぶには少々遠いけど、一応は歩いて行ける距離にある音羽g堂で、くず桜、水ようかん、鹿の子を買って、豆大福は買わない、という暴挙に出ました。いちばんの名物をあえて買わない、という。

これも拙僧の法力、ではなく、まあ、g堂に行こうと思えば行ける距離に住んでるからこそのウル技(ウルテク、と読みます。くわしくは、そこらへんのファミコン好きのおっさんに訊いてください)でしょうなあ。

すいません、写真は上手く撮れなかったので割愛。


■ハワイ産ココナツクッキー。輸入食品を多く鬻ぐ店で買いました。パッケージはかわいいですが、味は………………………。あ、パッケージの裏にドリップコーヒーが一杯分、おまけとして貼り付けられてました。

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■s堂の豆大福。これはおいしかったな〜。二百七十円。

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■過日、日本橋「うさぎや」のどら焼きを一度に二ヶも食べる、という暴挙に出ました。この写真は、それぞれ別の個体です。

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■麻布十番のドーナツ。「ローステッド・ココナツ」なる味を購入。おいしかった。先日、別のドーナツ屋でハズレ引いちゃったのですが、仇を討てて良かったです。

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■普通のスーパーで売ってた普通の豆大福。味はいたって普通。なにからなにまで普通。普通 of the 普通。それは頭では分かっている。それなのに、うっかり手に取って、うっかり買ってしまう。おれは、店頭でつい見かけちゃう大福に弱いんだよなあ。そういうものです。

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■ハコちゃん、秋の気配、ソニー損保


■ハコちゃんことハコちゃんが、この秋で『たまむすび』を降板するようです。たまむすびって、おれは、まさにそのハコちゃんことハコちゃんのコーナーしか聴いてなかったんですね。月一回、第三水曜日の三時台、まさにそこだけ。そうか、やめちゃうか…。

そういえばちょっと前に、ハコちゃんことハコちゃんのインスタで、なんかのエントリのコメント欄で「ハコちゃんをやめる」みたいなことを書いてたような気がする。タレント仕事は整理するんですかね。

初めてハコちゃんを知ったのは、2013年か14年か、それくらいにさかのぼります。営業車で高速道路を運転しながらニッポン放送を聴いてたら、ビバリーのゲストにしゃべりの面白いおじ様が出てて。それがハコちゃんで。「20XX年のX月X日からセックスしてない」って話をしてたのが面白かった。それはいまだに覚えてます(この話、前も書いたかもしれない。まあこのブログはだいたい「前も書いたかもしれない話」でできております)。


■昨日、つまり七月二十一日(脱線3『バチルカ』発売27周年の日)の朝のことなんだけど。出勤のため駅まで歩いてたらさ。

ほんとにね、ほんとちょっと、いや、もう、ほんとにちょっとだけ、ほんとにさ、ね、ちょっとだけなんだけど、ほんとに、ちょっとだけですよ、ほんと、ほんのちょっとだけなんだけど、秋の気配を感じたんですよね。

空の色とか、雲とか、日射しとか、気温とか湿度とかに、「秋に寄せてきてる感」をほんのちょっと感じた。


■今日は昼食にあまり美味しくないものを食べてしまった。詳細は書きませんが、値段は850円。

そしたら、夕食もあまり美味しくないものを食べてしまった。こちらも詳細は書きませんが、値段は奇しくも850円。

一日に二回も美味しくないものに遭遇するって、なかなかですよ。なかなかの事故ですよこれは。ソニー損保に電話するやつですよ。


■茗荷谷も夏


■梅雨も明け、今年もまたスチャダラパー「サマージャム'95」の短冊CDシングルに印刷されてる歌詞、みたいな季節になりました。茗荷谷の蝉も、数日前より鳴き始めております。

揖保乃糸

本屋行った帰りに蕎麦、はまだやってないですが、そうめんはゆでました。揖保乃糸〜♪(←サウンドロゴ)


■冷やしそうめんとか、冷やし中華とか、そういうのは七月中に食べておきたいものです。いや、八月に入って食べたっていいんだけどさ、八月に入っちゃうと、なんかこう、ちょっとだけだけど、もう違うんだよな。

だからまあ、冷やしそうめんと冷やし中華は七月中に食べましょう。早くしないと、「水道管の冷たさに秋の訪れを予感するチョビであった」の季節になっちゃいますからね。あと、ラーメン屋の夏限定の「冷やしなんとか麺」みたいなメニューってハズレの確率高いよね(暴論)。


■で、梅雨明け直後のよく晴れた日に聴きたくなるのが、テイトウワの「WUNDERLAND」ですね。今年も聴きました。来年も聴きます。


■牛丼にクリームチーズ、大福とドーナツ


■カツ丼にオリーブを添えて食べるとうまい、と前回書きましたが、牛丼にクリームチーズを添えるのもおいしいです。クリームチーズ牛丼。なんかもう、すき家で期間限定メニューでありそうだな(と、検索したら昨年クリームチーズアラビアータ牛丼ってのをやってたらしい)。


■さて、先週末も甘いものを食べました。大福とドーナツ。

大福

ドーナツ

でも、どちらもおれの口には、ちょーっと合わなかったかな。こういうときもある。まあ、大福とドーナツのほうだって、もっとマシな舌を持った、おれ以外の誰かに食べられたかっただろう。申し訳ない。

ちなみに大福はピンポン玉くらいの大きさで一ヶ280円でした。なかなかのお値段です。あと10円出せば茗荷谷の丼太郎で牛丼が食べられます。


■『あちこちオードリー』オアシズ回を見ました。光浦にもいろいろある。


■カツ丼にオリーブ、めちゃイケの神通力なんてとっくに


■きょう夕立すごかったですね。おれはたまたま部屋で昼寝してたのでよかった。傘も持たずに外出しちゃってあんな夕立に遭遇したら大変だね。夕立を憎むことになると思う。

おまけに布団なんか干したまま外出してたらもっと大変だね。七月、日曜、夕方、布団といったものまで憎むと思う。果ては『蒲団』を書いた田山花袋まで憎むと思う。ボーズ憎けりゃアニ、シンコまで憎いってやつですね。しかし、まだ七月前半だというのに、夏休みの後半のような夕立でした。半蔵商店でございますこんばんは。


■夕飯は、買ってきたカツ丼にオリーブを添えて食べました。合いますよ、カツ丼にオリーブ。


■ラジコで7/8(木)の『ゴールデンラジオ』聞く。アシスタントが大久保佳代子で、面白かった。原稿読みも、光浦と違って真面目だし、うまい。

いや、うまいうまくないなんてのは、おまけみたいなもんでね、真面目かどうかが大事なんだと思う。ようするに、自分がスタッフだったら「宛先はいつもン所でぃ〜〜〜す」みたいな雑な原稿読みするやつに仕事振りたいか、って話ですよ。『めちゃイケ』の神通力なんてとっくに切れてるんだしさ。

大久保が光浦より売れてるのはこういうところがちゃんとしてるからではないかな。社会人経験が長いからですかね。光浦もこういうとこちゃんとしてれば、カナダ疎開しなくて済んだかも。あれって、綾部の渡米みたいなもんでしょ?

──と、石垣島在住の姪(4歳)が云ってました。おれは云ってません。光浦さんもいろいろあるんだから、そんな厳しいこと云っちゃダメだよ、そもそも自分の実生活とは何ら関係のない芸能人の人生を批判する暇があったら自分自身の人生のことをちゃんと考えようよ、と諭しておきました。ちなみに姪は、いま、YOASOBIの歌が好きだそうです。


METAFIVEのラジオ番組が始まってた。やったあ。


■鹿の子知らず、とあるお店のジャムパン


■先週末の甘いものです。


■ご近所、といっても差し支えないようなあるような、そういった距離感の音羽g堂。豆大福が有名なこの店ですが、豆大福に加えて、この黒いつぶつぶを持つ謎の物体も買いました。美味しそうだったので。

豆大福と鹿の子

この黒いつぶつぶを持つ謎の物体の名前を知らなかったので、お店の人にこれは何ですかと訊いたら、「カノコです」と云われました。鹿の子。これまでの人生で、何度かは口にしたはずなのに、その名を知らない。そういうのってあるよね。豆大福も美味しかったですが、鹿の子も美味しかった。


■で、とあるお店のジャムパン。オードリーのラジオで若林がジャムパンの話するとき、話題に挙げてたような挙げてなかったような…。

りんごといちごを買いました。各三百五十円くらい。

林檎

苺

おフランスパンの中に、お上品な味のジャム。結論から云うと、おれの口にはちょっと本格的すぎたようです…庶民的な舌しか持ち合わせてなくてすいません。ジャムパンは、ふつうの食パン(ぐしけんパンの「健康パン」等)をトーストせずに、アヲハタのジャム乗せるぐらいがちょうどいいかも。


■さて木曜の朝です。この、週末が見えてきた感じがちょっとうれしいです。土日はどんな甘味を摂取しようか。そういうことを考え始めるタイミングです(というのはちょっとウソで、このところ週に八日はそういうことばかり考えてるような気がする。笑)。


■ところで選挙のある日曜日って、だいたい小雨降ってません?(いいえ、降ってません)


こないだ選挙(人の名前を紙に書いて金属製の箱に入れるやつ)があったので、区のとある施設に行ってきました。

人の名前を紙に書いて金属製の箱に入れたあと、その施設の出口のとこで見つけたチラシ。


チラシ


いらすとやの大胆な使い方がいいと思った。しかし最近は、区でスマホ勉強会ってのやってるんですね。


■すいません、今日はもうとても眠いのでまた明日


いま23:37です。明日は早いので寝ますね。 ( ˘ω˘ ) zzz


■ドーナツ、うさぎや、大福二つ


■#甘いものは世界を救う、とはいえ、がっつりと甘味を摂取するのは土日だけと決めております。体重のこともあるからね。

といった意味も含めまして半蔵商店でございます。先週末に食べた甘いものを。


■土曜。某所某店のドーナツ。チョコバナナ、ごまはちみつ、シナモンクリームチーズナッツ、だったかな、味の名前はうろ覚えです。おいしそうでしょ。でも実際に食べてみると…………。おれの口にはあまり合いませんでした。そういうこともある。

ドーナツ


■ドーナツは裏切っても、どら焼きは裏切らない。ドーナツを食べたあとデザート(?)にうさぎやのを食べました。日本橋のです。

うさぎや

正直に書くと、昼ひとつ食べて、夜もうひとつ食べた。でも、この日は46000歩も歩いたので、これっくらいは許されてもいい。


■日曜の昼は大福を二つ。大福も裏切らない。包み紙によると、草大福196kcal、豆大福227kcal。まあ、カロリーなんて二の次でいいよな。ダイエットするために生きてるわけでもない。

大福

この日は夜も近所のスーパーで別の大福を買おうとしそうになったものの、さすがに理性が働いて、買うのをガマンしました。「カロリーなんて二の次でいいよな」なんて勇ましいこと書けないです、拙僧は。





■甘いものとは関係ないんだけど、マクドナルドの紙袋がやたらクラッシックなデザインになってた。昔の復刻っぽい。いいね。グッズとしての復刻じゃなくて、ふつうに使うふつうの紙袋がこのデザイン、ってとこがいい。

マクドナルド


■は? 明日から七月? は?


■ハコちゃん六十歳、米スタライブ、納豆。昨日のこと。


■国民的アイドル、ハコちゃんことハコちゃんが昨日で60歳になったそうです。

こないだ、『にっぽんの芸能』見てたらハコちゃんが出ててちょっとびっくりしたんだけど、よく考えたら『霜降りミキXIT』とかじゃなくこっちが専門でした。


■で、昨日は米スタライブ(米吉丈のインスタライブ、の意)のアーカイブを見ておりました。

米吉は、いつぞやの浅草歌舞伎のお年玉挨拶がやたらと落語家っぽくて、このひと意外と落語家あこがれがあるのかな、なんて思ったのを覚えてます。つまり、しゃべりが上手い。インスタライブでも達者でした。

あと、ご覧になった方はおわかりかと思うのですが、米吉がみなみーな(南座のちょうちんの化け物)に冷たかったです。笑


■昨日はひさしぶりに納豆を食べました。いつ以来だろう。とにかくひさしぶりでした。

一時期は毎日食べてたのに、いつのまにか、おれの生活から納豆はフェイドアウトしてました。とくに疎遠になるきっかけなんかがあったわけじゃないのに。

こういうのって、食べ物だけじゃなく人間関係にもときどきあるよね、などとそういった浅いことを思わないようにしながら、ひき割り納豆にツナ缶と刻んだネギを投入して、まぜて食べました。おいしい。


■なんで昨日のことばっかり書いてるのかというと、昨日の夜にブログを更新しようとして、あまりにも眠くて寝てしまい、更新しそびれたからです。眠気には勝てないです。というか、月曜の夜から眠気に勝っちゃいけません。笑


■莟玉、ドーナツ、おはぎ、文明堂


■こ、今週もあっという間に金曜の夜です。莟玉インスタの、凜々しい修理之助に癒やされて、なんとか今週も乗り切りました。#莟玉は世界を救う。


■そして、#甘いものも世界を救う。先週末に食べたドーナツです。細かい説明は省略。

ドーナツ

積んでみました。

積んだドーナツ

あと、先週末に食べたおはぎです。細かい説明は省略。ちょっと歩くけど、近所のお店です。ネットで見たものと同じものを欲しがるのは止めましょうよ。自分の行動半径にあるものを愛でましょうよ。「幸せはそばに落ちてるんじゃなく、そばにある物が幸せなの」と所さんも歌ってます。

おはぎ

と云いたいところですが、正直に書くと、おれも上記のドーナツはニゴー(登録商標)のブログで知ったなあ。すいません。クリームチーズのドーナツがじゃかにか美味しかった。


■ちなみに先週末は、文明堂の3時のあんぱんも食べました。月2ヶは食べてるな、これ。この立方体は、世にある立方体の中でも美味しいほうの立方体に入ると思います。

文明堂


■夏至にゆず湯


■夏至です。夏至なんだけど、ゆず湯につかってやったぜ〜? ワイルドだろ〜?

ゆず湯

要するに、まあ、冬至の時に買って半分だけ使ってたゆず湯のパックが出てきたんですね。香りはだいぶ飛んでました…。

例によって夏至になると、今年ももう終わりだなという気になる。明日からはもう年末です。今年の『検索ちゃん』の年末特番にオードリーは出るのでしょうか? 気になるところです。ミキは苦手なので出なくていいです。

しかし、明日から冬至までの半年間、毎日毎日、日が短くなっていく一方なのが寂しい。南半球に引っ越したくなるくらい寂しい。

──と、毎年毎年、夏至の日はこんなことを思ってます。たぶん去年も思ったし、来年も思う。


■「ギュッとしたら」「〜が勝つ」


今年上半期、テレヴィジョンやラジオでいろんな藝人がよく口にしてた言い回しは、以下の2つだと思う。

・ギュッとしたら
(凝縮したら、の意)

・"○×"より"△□"が勝つ
(例「"ウケたい"より"めんどくさい"が勝つんですよねー」)

まあ別に、正確に数えて統計とったりしたわけではないのですが…。でもこの二つ、けっこう耳にしませんでした?


■炭酸水は味ついてないのがいいです


■安くなっていく電気代に季節の移ろいを感じます。半蔵商店でございます。五月分はついに三千円を下回りました。


■暑くなってきたので、炭酸水を飲んでます。味がついてないプレーンのやつを買うことが多いです。レモンやらグレープフルーツやら柑橘系の味がついたやつはできるだけ避けます。

というのも、おれはコーヒーを飲むことも多いのですが、コーヒーを飲んだ直後に柑橘系の炭酸水を飲むと、口の中が時はまさに世紀末って感じの風味になるんですね。コーヒーと柑橘系が、まあ絶望的なまでに合わない。山里と品川くらい合わない。

でも、自動販売機なんかだとレモン味の炭酸水しか売ってないときあるんだよなあ…。


■一之輔、オードリー若林


■6/11は無事休めました(前回参照)。なので、この週末は三連休でした。

三連休で一番驚いたのは、春風亭一之輔とオードリー若林は、ともに昭和53年生まれだということです。一之輔は早生まれなので学年は違うわけですが、それにしてもそう見えないよね。


■あと、このところ、休みの日はウォーキングってほどでもないけど、まあ歩くのが習慣になりつつあるのですが、6/12は五万歩弱歩きました。距離にして30km弱です。われながら歩き過ぎだと思います。

歩く以外になにかすることないのか?とおっしゃるお侍さんもいらっしゃるとは思いますが、もちろんあるにはありまして、むしろやることがあるからこそ、逃避として歩いちゃってるんだろうな。とは、歩きながらいつも思ってることです。


■それと今日は、そろそろ暑くなる季節なので、エアコンのフィルターと、あとなんか「光触媒集塵・脱臭フィルター」っていうのを洗うなどした。


■ヒコロヒー、フワちゃん


■かつて尼神インター・渚や納言・薄幸が座ってた席に、令和三年六月十日現在座ってるのがヒコロヒーなのか。※個人の感想です。


■七年くらい前にふなっしーが座っていた席にいま座ってるのがフワちゃんだと思う。あの人は、タレントとか芸人とかよりもゆるキャラに近い。生身のゆるキャラ、それがフワちゃん(少なくとも、世に出始めのときはそうだったと思う)。※個人の感想です。





■といった意味も含めまして半蔵商店でございます。だんだん日差しが夏らしくなってきております。おととい火曜日、今季初めて扇風機を点けました。

会社で仕事して、家に帰ってきて宿題の仕事を片付ける、みたいな日々が続いてますが、さすがに今月前半はそろそろ落ち着くかなー?といったところで(こういう文章のときは疑問符のあとに一マス空けたりしないでいいよね)、うまくいけば明日は有休取れそう。


■焼きそばパン、カレーパン


■きょうは珍しく焼きそばパンを食べました。

この焼きそばパンという食べ物はどれくらい全国区なのでしょうか。少なくとも、おれが子供のころの沖縄にはなかった。全く完全にアブソリュートリーなかったわけでもないだろうけどね。でも、学園もののマンガになぜか出てくる食べ物、ってイメージで、日常生活ではまずエンカウントしなかった。


■でさ、その焼きそばパン、食べたはいいんだけど、なんというか、食べたあと、「見た目ほど顧客満足度は高くない味だよな…」と思ってしまった。思っちゃったんだからしょうがない。

いや、見た目は美味しそうなんですよ。麺類界のスタアである、あのソース焼きそばさんが具にフィーチャーされてるんですよ。画ヅラがキャッチー。思わず手に取ってしまう。

でも、実際にラップむいて食べ始めるじゃないですか。そしたら、なんか、こう、せっかく賞レースで優勝したのにもかかわらず、各種テレビ番組のお試し出演を一周するかしないかのうちに見なくなってしまうコンビ(誰もかもめんたるのこととは云ってないじゃないですか。落ち着いてください)みたいに、食べ始める前の期待が一口ごとにしぼんでいくのが分かる。

なんなんだろうな、あの「思ったより飛距離の出ない味」は。焼きそばとパンの相乗効果によって得られてるものがあまり無いと思う。わざわざ組み合わせるほどじゃない。そもそも食感がよろしくない。焼きそばとパンはやはり別々に食べるべきです。※個人の感想です。


■──などといろいろ書きましたが、検索すると、なんか五年くらい前の『怒り新党』でこの話題が出てたみたいですね。みんな同じこと思ってるんだな。まあもちろん焼きそばパンが好きな人もまた一定数いるんだろうけど、そういう人がこの文章を読んでたらすいません。

ちなみにきょうはカレーパンも食べました。そういえばカレーパンって、あまりハズレがないかも。カレーパンは裏切らない。※個人の感想です。


■三瓶の「SANPEI DAYS」は、インディーズ盤とメジャー盤の2種類あったんだよな、と思い出す等


市川中車

■先週が忙しさのピーク、だったはずなのですが、今週も忙しい…。なぜだ。

とはいえ、よい季節です。夏至の前後一ヶ月の夕方の時間帯ってのが好き。せめて、あさって金曜の夕方あたりは、明るいうちからゆっくり麥酒なんぞ飲んでいたいものですが、それまでにうまいこと仕事が片付くかどうか。


■ところで、さっき『水曜日のダウンタウン』で、藝人の売れなかったCDワースト10、みたいな企画やってて。

「カンニングのヘイ・ユウ・ブルース」もランクインしてるのかな、と、なぜか何となく思ってたけど、それはランク外だった。

それはさておき、番組を見てるうちに、三瓶のCD持ってたなーとか、下手したらダンディ坂野のCDも買ったような気がするなーとか、ジャニスでコージー冨田のCDをレンタルしたことあるなーとか、いろいろ思い出しました。コージー冨田の石橋のモノマネが好きです。


■藝人のCDと云えば、やはり、SRATMのサードは『バカリズム』という題にすべきだった──って、前も書いたね。しつこいな、おれも。

しかし、なんだよ、『3』って。物欲をそそらないではないか。大きなお世話ですが。


■クラフトボスレモンティー


■近所のよく行くドラッグストアがクラフトボスレモンティーを扱わなくなりました。

そのしばらく後に、近所の別のスーパーが取り扱いを始めたのですが、でも、それは期間限定的なものだったようで、すぐに見なくなりました。


■しょうがないのでamazonで発注しました。

クラフトボスレモンティー

うむ。苦しうない。同じ種類の飲み物が並んでる様子っていいよね。なぜだろう。

棚は、今日うちに届いたニトリの本棚です。


■カフェロップ派です


■ノエビア、ソングオブライフ。半蔵商店でございます。

カフェロップ、という商品があります。カフェインのドロップです。お菓子ではなく第一三共の薬です。まあ眠気止めですね。仕事中に飲むことが多いですが、歌舞伎見物のときにも飲むことがあります。ゴリゴリにお堅い時代物とかね。笑

カフェロップ

渡氷(アイスランド旅行の意)の際にも重宝しましたねー。緯度と経度、両方からくる時差ボケで大変だったんですよ。


■このカフェロップ、近所のよく行くダァッグ・ストォァで買っていたんですね。

──ドラッグストアをネイティブっぽく発音しなくてよろしい。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

でも最近、この店がカフェロップを置くのをやめちゃったんですね。カフェロップはなくなるし、クラフトボスレモンティーもなくなるし、もうヒイキにするのやめようかな、この店…。

それはさておき、手持ちのカフェロップがなくなりそうだったので、先日、仕事帰りに渋谷駅近辺の薬局でカフェロップを探しました。


■一軒目では「エスエス製薬のエスタロンモカしかないっすね〜」って云われて、で、二軒目でも、「エスエス製薬のエスタロンモカしかないっすね〜」って云われた。世間はエスタロンモカ派が多数なのか…。

素直にエスタロンモカを買う、っていう選択肢もあるのかもしれないけど、おそらく効き方が変わってくるじゃないですか。だから他の製品に乗り換えたくないんですね。

で、三軒目で、「第一三共のカフェロップってあります?」って店の人に訊いて、店の人が「はい!」と云って持ってきてくれたのは第一三共胃腸薬でした。なあ、薬局で働いてる人にも知られてないのかよ、カフェロップって…。

で、結局、三軒目のこの店には第一三共胃腸薬だけでなくカフェロップが置いてあったので、無事購入することができたのですが、しかし、世の中にはあまりカフェロップ派は多くないんだな。

あー、上の写真には4箱写ってますが、これは買いに行く手間を考えてのことで、べつに毎日毎日パカパカ食うわけではないです。頻繁に食べると、たぶん効かなくなる。


■ちなみに、カフェロップの小袋の背中のヒレ(?)に、ハサミであらかじめ切れ込みを入れておくと、封が開けやすくなって便利です。会議中とかさ、そういうときにあの小袋がなかなか開かないとイライラしちゃいますから。笑


■働くまりん


■いやいやいやいや、忙しかったんですよ。日曜は仕事の宿題各種をけっこうやって(遊んでた時間ももちろんありますが、働いてる時間のほうが長かった。日曜なのに)、この月曜から水曜まで引き続き忙しめです。

これを書いてるのは火曜の夜なんですが、心がせわしないからなのか、なんなのか、すでに水曜の夜ぐらいの気分です。いまテレビをつけたら『水曜日のダウンタウン』がやってそうな気がする。


■それはさておき、このニュースですよ。

砂原良徳「LOVEBEAT」発売20周年で新ミックス&マスタリング盤をリリース

『LOVEBEAT』から20年、『liminal』から10年、「ママケーキ」から25年。伝説的ロックバンド「ティーポ」の砂原良徳メンバーに動きがありました。LOVEBEATのウルトラスーパーデラックスバチボコオプティマイズドリマスター盤が出るそうです。じゃかにか音が良くなってると思われます。「じゃかにか」は沖縄の男子小学生が使っていた謎の副詞です(いまの小学生も使ってるんだろうか?)。

令和3年のことだから、ハイレゾ配信なんかもあったりするんでしょうか。LOVEBEATは、当時も「ソニーの中でいちばん音が良いと云われているCD工場でプレスした」とかなんとか、そういう話あったような気がする。


■それと、米国の動画投稿サービスで公式チャンネルが始まってますね。あ、METAFIVEも新しいの出るんですね。しかもフルアルバム。まりん働いてるなあ。おれも仕事がんばろう…。

しかし、再発もメタファイブもうれしいけど、そろそろまりんの新作聴きたいよね。


■実家からボンカレーが送られてきた


ボンカレー

このパッケージのボンカレーは沖縄限定、というのは知ってましたが、パッケージだけじゃなく中身も「ボンカレーゴールド」とは違うんですね。知りませんでした。


■もう紫陽花


■目には青葉山ほととぎす初鰹、という句は『ウゴウゴ・ルーガ』で覚えたなあ、テレビくんが子役の二人に教えてたんだよね、やはり一般教養としてウゴウゴルーガはちゃんと見とくべきですね、と考えているうちに五月も半ばを過ぎました。街にはもうアジサイが真顔で咲いています。

紫陽花(一)

紫陽花(二)

紫陽花(三)


■しかし、すっきりしない天気が続きます。このまま梅雨入りでしょうか。初夏っぽい、さわやかな晴れの日がもっとあってほしいものです。

とはいえ、地球の野郎は人類のために心地良い環境を提供しなきゃいけない、なんて義務もないからね。そういう契約になってない。

史上初の人類、っていうのが誰か知らないけど、そいつが地球に住み始めるとき、「甲(地球)は、乙(人類)に対して常に快適な環境(温度・湿度・気候・気圧など)を維持しなければならない」といった契約書をミニミニやエイブルを通じて交わしたとは思えない。人類が地球に勝手に住みついてるんである。それなのに暑いだの寒いだの、天気に文句を云っちゃってすいません。誰に謝ってるんだおれは。


■まあ、繰り返しになりますが、初夏っぽい、さわやかな晴れの日がほしいのです。晴れた五月の午后に飲むカルピス(ちゃんと原液から作るのが望ましい)はおいしい。この五月は、そのカルピスをまだ一回しか飲んでない。

地球の野郎も、「あー、関東の梅雨入りはやっぱり例年通りにしとこうかな…」みたいな感じで梅雨入りを遅らせるなどして、おれを始めとする人類全体に気を遣ってほしい。たまにはそういう心配りを見せてほしい。なんだこのエントリ。


■ドイツ産マスタード、他


■ドイツ産のマスタードです。魚肉ソーセージに塗って食べるとうまいです。今朝も食べました。

ドイツ産マスタード


■これだけのエントリだと手短すぎるので、書きそびれていた案件をいくつか。


■先週の『あちこちオードリー』の最後のコーナーで、TAIGAが歌うライフネット生命の歌を、三回ほど繰り返して聴きました。


■先週のマヂカルラブリーのANN0で、エスレフノック「Sweet Strawberry Toast」がかかってました。覚えてます? この曲。テレ朝の深夜にやってた『あしたまにあ〜な』って番組の曲です。覚えてます? この番組。ナレーターはアンミカじゃなくて濱田マリです。この曲のマキシシングルをおれが神保町の「ジャニス2」で百円で買ったのはあまりにも有名な事実です。


■マヂラブといえば、ちょっと前『霜降りバラエティ』で、マヂラブ村上が「ケーブルテレビのアダルト番組がちゃんと放送されてるかどうかを見守るだけのバイト」をしていた、と語ってたのですが。

さらにちょっと前の大竹まことのラジオで、ゲストに出てた令和ロマンがほぼ似た内容の話をしていました。同じ職場だったんでしょうか。


■半蔵商店十六周年、甘いもの


■昨日で常滑川まことのゴールデンラジオが丸14年だったようですが、そういえば一昨日で半蔵商店も丸16年でした。ゴールデンラジオより長くやってるのか、これ。

というか16年てなんだよ。歌舞伎の『熊谷陣屋』かよ。16年は一昔、夢だ夢だじゃないよ。ここは警察じゃないよ。半蔵商店が始まった日に生まれた赤ちゃんが、もう筆おろしを済ませる年頃になってるってことですね。←16年もなに書いてんだろう。


■さて、#甘いものは世界を救う、ってことで、甘いものの写真をいくつか。

先日、月島のあたりを歩いて散歩してたら(重複表現)、普通の和菓子屋さんを見つけたので買いました。有名店でもなく、高級店でもなく、ごくごく普通のお店。豆大福と草大福がおいしかったです。それぞれ一ヶ百九十円。

ネットで狙って探したわけでなく、たまたま行き当たったお店の大福が美味しい。よいことです。

大福二つ

これは普通のスーパーで買った普通の柏餅。みそあん。

柏餅(みそあん)

で、これは今日の昼に食べた、うちのご近所と呼ぶにはちょっと遠いですが、いちおう徒歩で行ける範囲のお店の豆大福と柏餅(みそあん)。そう、講談社の向かいの。

群林堂


■インスタで甘いもので世界を救ってる歌舞伎役者と云えば米吉丈ですが、梅乃丈も甘いものをアップされてますね。「ロンドンアップルサンド」は梅乃丈のストーリーで知って買いに行きました。笑





■ゴールデンラジオで思い出した。あの番組、木曜が光浦なんですが、光浦ってめちゃくちゃテキトーに原稿を読むときがあるじゃないですか。マジメにやんない感じ。ここ数年、大久保と差がついてるのは、そういうとこなんじゃないかと思ったり思わなかったり。


■村上は本名ではない


■五連休も今日でもう四日目だという都市伝説を耳にしました。ほんとだとしたら、時間の進み方が早すぎると思う。怖いですね。半蔵商店でございます。まあ、たぶんデマだと思う。


■それで、まあ、連休中は、とくに予定もないので歩いてます。ひたすら歩いてます。iPhoneの歩数計を見たところ、五月の一日・二日・三日で、一日平均43002歩歩いてることになってます。なんすか43002歩って。われながら謎だ。まあ、さすがにいちどに四万歩歩くのではなく、前篇・後篇に分けてます。前篇三万歩、後篇一万歩くらい。

歩数(一)

歩数(二)

誰から頼まれてもないのにただただ歩いてます。最終的には、歩くだけでお金をもらえるようになりたいです。一歩一円ぐらいで全然いいので。


■で、ウォーキング(と呼ぶほど立派なもんじゃないな、散歩だな)を終えたあとは、燃料補給も兼ねて甘いものを食べます。昨日食べたのはこちら。和菓子。#甘いものは半蔵ちゃんを救う。

どこの和菓子かと申しますと、村上でーす。野田でーす。野〜田〜です。野田でーす。

村上

相変わらず素っ気ない写真ですいませんが、この柏餅ゴリゴリの季節に、柏餅じゃなくていちご大福と桜餅、という季節感無視の取り合わせ。もうすぐ立夏だぞ。まあ、春を惜しむ気持ちの表れなんだと思います。


■マヂカルラブリーの村上は本名ではない、というのは、ここ数ヶ月間で急速に流布したお笑い豆知識ですが(ちなみに本名は鈴木)、おれなんかさー、シアターDAGE AGEチャレンジかなんかで、まだ野田がタンクトップ着てたころのマヂラブを生で見てるからさー、その豆知識ならとっくの昔に知ってるんだよな。自慢になってなくてすいません。

そうそう、ウォーキングのときはラジオを聴きながら歩くのですが、この四月からマヂカルラブリーのオールナイトニッポン0も聴くようになりましたよ。


■ちなみに、このいちご大福と桜餅を食べたあと、デザートにスニッカーズを食べました。


■ドイツの熊、魚沼の猿


■おいでやす小田って、ミキの兄から「大声でわめく仕事」を奪ってるんじゃないだろうか、とか考えてるうちに四月も終わりです。半蔵商店でございます。ミキは苦手です。


■最近はですね、ドイツ産のBaren Metというものを飲んでます。あ、厳密には「a」の上に、イクラかキャビアのようなものが乗ってます。

──あれはドイツ語の「ウムラウト」ですね…魚卵ではないです (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

ハチミツ酒

ラベルにはクマの顔が真顔で印刷されてます。Barenは「熊」、Metは「ミード」、つまりハチミツ酒ですね。熊さんのハチミツ酒、とか、クマ印ハチミツ酒、みたいな意味だと思われます。

クマ

もちろん甘いんです、ハチミツだから。なので、なーんか甘いものがちょっとだけ欲しいなーってときに、きゅっと一口、ラッパ飲みすると口寂しさや空腹感が紛れます。アルコール分15%だから、胃も温まります。

最近お気に入りの、クラフトボスレモンティーで割ってもうまいです。このレモンティー、ようやくうちの近所のスーパーでの扱いが始まりました。

レモンティー割り


■で、今日買ってきたのが、このIPA。あ、IPAってのは、インディア・ペールエール のことですよ。国際音声記号じゃないですよ!(言語学者ジョーク)

ライディーンビールIPA

なぜこのビールを買ったか? ラベルの猿がかっこいいからです。それ以外に理由なんてない。このラベルじゃなかったら、おれは買わなかった。酒って、ラベルが9割だな。上記のミードも、あのクマ公が印刷されてなかったら、おれはたぶん買ってない。どんなに美味しいお酒だってさ、まず手にとって買ってもらわないことにはね。だから、ネーミングとかデザインとかコピーとかキャラクターとか、そういうのが大事になってくるんですよね。

猿

330mlで500円、と少々お高いですが、來る五連休を壽ぐ一杯ってことで、これくらいの贅沢は許してほしい。商品名はライディーンビールIPAといいます。YMOファンも反応する名前ですね。新潟は魚沼の会社が作っているそうです。ラベルには、"仕込水は南魚沼の軟水「雷電様の清水」です"と書いてある。

王冠

王冠もかっこいい。


■アカン警察10周年


■先週の金曜と、昨日の月曜と、仕事でちょっと面倒なあれが2件続けてあって、それで忙しかったんですけど、なんとか乗り切りました。よかったよかった。

これで安心して連休を迎えられそうです、などと書きたいですが、連休前は連休前で忙しいので、えー、ひきつづき忙しいです。ってまあ、世間の皆さんも、おそらくはおれ以上に忙しいわけですからね。お疲れ様です。


■ですが、おれもおれなりに忙しかったので、先週の土曜、つまり4/24が、『アカン警察』の放送開始からちょうど10周年ということを忘れておりました。

そうなんですよ、あのダウンタウンの代表的番組『アカン警察』って、2011年の4月24日が第一回の放送日だったんですよね。いやー、すっかり忘れてました。というかアカン警察自体を忘れてました。どんな番組だったか思い出せません。


■いや、一個だけ覚えてました。アンジャッシュ児嶋にものすごーーくバレバレなゆるいニセドッキリを仕掛けて、その反応を見る、という企画は覚えてます。

スタッフを気づかって、ニセの心霊現象にわざと驚いたフリをする児嶋を見て、あ、児嶋ってけっこういい人なんだな、と単純なことを思いました。


■──と、児嶋のことは思い出せるのですが、アカン警察という番組のことは結局よく思い出せません。なんつーか、あんまりつかみどころがない番組だったように思う。


■甘いもの、世界を救う説


■歌舞伎役者(とオードリー若林)のインスタをちょこちょこ見ております。

とある歌舞伎役者、まあ米吉丈なんですけど、そのインスタを見てたら、#甘いものは世界を救う、というハッシュタグがありました。うん、甘いもの、いいよね。


■先週の土曜日は、以前米吉のインスタストーリーに出てきたS堂にて、いちご大福を買いましたよ。あと、豆大福ありますか、と訊いたけど豆大福はやってないそうなので、かわりに道明寺を買いました。

翠江堂(一)

翠江堂(二)

こんな写真ですみません。和菓子をちょこんと載せる皿がおれの部屋にあるといいのだけど。


■で、いちご大福と道明寺を食べたあとは、デザート(?)に日本橋うさぎやのどら焼きを食べました。和菓子のデザートに和菓子。

うさぎや


■その翌日日曜は、麻布十番のドーナツ屋でドーナツ。この店は、ドーナツとコーヒーしか扱ってない。星兎、という小説に、ドーナツとコーヒーしか扱ってない店が出てきたと記憶している。おれの記憶は間違っていることもある。

普通の丸いドーナツと、たこ焼きくらいの大きさの球体ドーナツが数ヶ詰まったパックを買った。後者はシナモンときな粉の二種類があったので、なにひとつ迷うことなくきな粉。

DUMBO

普通の丸いドーナツは、写真に撮る前に食べた。ドーナツは本来、撮るものではなく食べるものなので、それでいいと思います。


■そんで、そのあと、木挽町の文明堂で立方体のあんパンを買いました。ここんとこ好きなお菓子です。

文明堂(一)

二ヶ買って、ひとつ食べました。

文明堂(二)

まず、あんパンなのにサイコロ状というのが近代的でナウいのに、たたずまいがどことなくクラッシックだし、あと、あんこも美味しいんだけど、皮(というかパン)がこれまた美味しいんですよね。ほのかな甘さで、ちゃんといい味で。

文明堂(三)

正式な商品名は「3時のおやつあんぱん」です。

文明堂(四)

しかし、wikipediaの文明堂のページって、やたら電話番号についてのエピソードが出てくるのな。電話番号史(そんな"史"があるのかどうかは知らないですが)に興味がある人も読んだ方がいいかもしれない。


■これだけ甘いものを食べるとカロリーが気になりますよね。ということもあり、土曜日は四万歩、日曜日も一万三千歩歩きました。これだけ歩いたら、まあいいか。


■しかし、米吉って莟玉とパフェ食べたりしてるのな………。おれも莟玉くんとパフェ食べたいんですけど。どこ電話すればいい? 松竹?


■月曜からすき焼き


スーパー行ったらたまたま国産黒毛和牛霜降り肩切り落とし、が半額だったので、この肉と長ネギ2本を買って、すき焼きにしました。

月曜から国産黒毛和牛霜降り肩切り落としですき焼き。今週はもうここがピークです。残りの平日4営業日をどう過ごせばいいんだ? しかし「国産黒毛和牛霜降り肩切り落とし」の中に、「和牛」「霜降り」と藝人が二組も出てきてるのな。豪華だわ。

長ネギは、あ、もう、旬は過ぎたんだな、という味でしたが、季節の移ろいが感じられたのでそれもまたよし。まあ、肉が良かったので、総じてQOSは高かったです。QOSはクオリティ・オブ・すき焼きの略です。


■ケンタッキーフライドチキン炊き込みご飯を作るなどした


■先日、インターネット(人類の悪い部分をぎゅっと凝縮したもの)を見てたら、ケンタッキーフライドチキンを炊き込みご飯にするとうまい、という情報が目に入りました。

なんというか、ケンタッキーと炊き込みご飯という取り合わせが、「あー、ちょっとやってみたいかも」と思わせる絶妙なポイントを突いてきます。うちの近くにはケンタッキーはないし、そもそも家に炊飯器はないし、といった環境で生活しているんですが、とはいえ気になったので試してみました。

いちいち写真を撮るのがめんどくさかったので、代わりにネットで拾ったハナコの画像を貼っておきます。ここはそういうブログです。ガマンしてください。

レシピはこちらのサイトを参考にしました。


■まず、ケンタッキーに行ってニワトリを揚げたやつを買ってきます。当たり前ですね。3ピースで税込み740円。ビスケットも買おうと思ったんですけど、単品で230円もするので買えませんでした。あれはもう中世ヨーロッパの王侯貴族や、幡ヶ谷にマンションを持ってる地主の息子の食べ物です。庶民はあきらめてください。

ハナコ(一)


■で、つぎにコンヴィニエンスなストアーで、無洗米2合と醤油を買ってきました。米と醤油を常備してなくてすいません。

ハナコ(二)


■部屋に帰ってきて、真顔で米を炊きます。ま、前述の通り、炊飯器などというハイテク機材は所有してないので、ふつうの鍋で炊きます。

ふつうの鍋に無洗米2合を投入し、水をまあ400ccくらいか、注いで45分くらい浸します。

ハナコ(三)


■はい、45分が経ちました。ケンタッキー3ヶを、水に浸った米の上に並べます。すいません、本当のこと書くと、並べる前に一口だけチキンかじりました。おいしそうだったので。

ハナコ(四)

で、ケンタッキー3ヶを無事並べたら、醤油大さじ1、適当に塩コショウ、そしてIH調理器(IH調理器なのです)のスイッチを入れます。で、火加減(?)を調整しつつ米を炊きます。具体的な火加減のあれは省略。知りたい方は「IH 鍋 米を炊く」で検索するか、あるいは電気炊飯器を使うとラクです。

ハナコ(五)


■最後に米を10分ほど蒸らして、できあがり。鍋のフタを取ります。食べます。

ハナコ(六)


■このケンタッキー炊き込みご飯、食べてみると、美味しいといえば美味しいんだけど、「まあそりゃこういう味になるよな…」といった気分がなきにしもあらずと云えないこともないような気がしないでもない。美味しいといえば美味しいんだけど。

正直、水に浸した米の上にチキンを並べてるときがピークだったのかもなあ…………と思わないようにしながら、生卵を割って入れるなどして味に変化をつけつつ食べました。

いや、美味しいといえば美味しいんですよ。米2合あっさり食っちゃったもん。笑

ただ、より美味しくするために、他の調味料を足す、あるいはコーンなどの具を入れる、など、いろいろ工夫のしどころはありそうです。


■次はケンタッキー(骨あり)でなくファミチキ(骨なし)でも炊き込みご飯を作ってみようと思います。会社の先輩からは「ケンタッキーのほうが、骨があるぶん美味しいダシがとれると思うんだけど」と云われておりますが、しかし会社で何の話してるんだ。

菊田


■今日は有休でした


■日付変わりましたが、きょう四月十二日は有休で休んでたんですね。遊ぶ予定がまったくないのに、完全にナッシングなのに、なんとなく。

でもまあ、そういう休みもいいかなって。綿密に予定や計画を立てて→それをこなす、っていう休日ももちろんあるんですけど、そういうのってよくよく考えたらかなり"仕事"に近い。ToDoリストを書いて、それをこなしていくんだから。

ToDoリストを無視する、あるいはToDoリストなんぞ最初から書かない。今日は、そういった種類の休日でした。


■それはいいのですが、今日は13時〜15時、そして20時〜24時、という変な時間に昼寝(と呼べるのだろうか)をしてしまい、我ながら睡眠時間が自由すぎます。

えー、いま午前一時二十分です。そろそろ寝ます…。


■舶来物のポテトチップス


■輸入食品を多く扱っているスーパーで、こういう小さな袋の外国産のポテトチップス見かけたことありません? イギリス産が多いイメージがある。ちょっと高いんだけど、たまに買います。

英国製のポテトチップス、二品

写真右下に写ってるのは、RME Babyfaceというオーディオインターフェイスです。そろそろBabyface Proに買い替えたいです。

外国産のポテトチップスは、変な、もとい凝っているデザインのがあったりして、たとえば海辺で三人の人間が逆立ちしている写真、みたいな謎のパッケージがあったりする。これは初めて見たときちょっとびっくりした。日本のメーカーにはあまりないセンスです。

Tyrrell's

あと、キャビア味とかトリュフ味とか、そういったポテトチップスも真顔であったりする。そういうとこも面白い。


■じゃあ日本メーカーはというと、先日この「じゃがいも心地」なる製品を買ってきました。湖池屋。『スカロケ』でやってたCMで知ったので買ってきました。だからまあ、広告ってものには意味があるわけです。そもそも、知らない商品は欲しがれない。

じゃがいも心地

ポテトチップスなのに、「じゃがビー」のようなほくほく感がある、という独特の食感でした。湖池屋はこれの他にも、プライドポテト、という、社内の意見が真っ二つに割れてそうなセンスのネーミングの商品を出してますが、そちらも気になります。


■ポテトチップスと云えば、こないだ小さい缶のプリングルスを一気に2つ食べて苦しくなりました。笑


■たべる牧場ミルク、歯医者、まずいからあげ


■この土日は初夏のような気温でしたが、今日は肌寒いですね。肌寒いのにかかわらず、アイスクリームを食べたくなったんですが、「やわもち」のさくらもち味はもう売り切れてました。ので、これを買ってきました。たべる牧場ミルク。

たべる牧場ミルク


■先日、歯医者に行きました。だいたい二ヶ月に一度の定期クリーニングです。

歯科衛生士の人がおれの歯をクリーニングして、それを先生(プロレス観戦かサバイバルゲームを嗜んでそうなタイプ)がチェックするのですが、

先生「ん、歯の裏の着色がキレイにとれてる」

歯科衛生士「いえ、もともとキレイだったんです」

という会話が聞こえてきました。どうやら、おれのふだんの歯磨きはちゃんとしてるようです。よかったよかった。

先生(熱帯魚か爬虫類を飼ってそうなタイプ)には一月に抜歯した親知らずの跡も診てもらいましたが、異常ないようで、それもよかった。

しかしこの先生のようなタイプの男性って、迷彩柄のTシャツを最低一枚は持ってるよね(※個人の感想です)。


■この間、スーパーの惣菜コーナーで買ったからあげが、カリフォルニア州だったら訴訟沙汰に発展しかねないくらいまずかった。いや、惣菜コーナーの食べ物に味を期待してるわけではないのですが、とはいえ、ものごとには限度というものがあると思った。


■すき焼きよりもハンバーグのほうが好きです


■このごろ、すき焼きをよく作ります。好きだから、というよりは、まあカンタンだから。まあ、おれのすき焼きなんて、適当に炒めてできあいの割下で煮るだけだし、その手順すらも日によってまちまちです。そこにこだわりはない。

数えてみると、三月は七回もすき焼きをやってしまいました。何が悲しくて月7で食べてるんだよって話ですが、なんというか、肉の価格帯をいろいろ変えて試してるんですね。べつに細かくリサーチしてるわけでもないんだけど、「この値段だったらこれくらいの味なんだな」みたいなだいたいの感じで。

いちばん高い肉は100g1580円(が半額になってたので買った)、いちばん安い肉は100g188円でした。

意外性も何もないことを書きますが、「安いお肉も意外とおいしい!」みたいな都合の良い奇跡は起こらず、高い肉はうまい、安い肉はそうでもない、というミもフタもない実感だけが残りました。まあそうだよな。だからこそ、世の中にはお高い肉ってのが流通してるんだよな。

とはいえ、値段に完全に比例するわけでもなく、100g188円(ウルグアイ産放牧牛肩ロース)のほうが、100g298円(国産乳用種モモ)より美味しかった、ということはありました。でもまあ、基本的には高い方がうまかったです。あたりまえか。


■以下、個人的に学習したこと。

・牛肉以外の具は、長ネギさえあればOK(※個人の感想です)。

・長ネギの代わりにタマネギも可。

・良い肉は100〜150gもあれば十分満足できる。

・良い肉だったら、〆の炭水化物はいらない。

春菊とか焼き豆腐とかを入れるときもあるにはありますが、めんどう。もう長ネギだけでいいです笑。あ、しらたきはたまにあってもいいな。

〆のうどんってのも一度やってみた。悪くなかったけど、おなか一杯になりすぎて苦しくなった…(昨夏から、食べる量を減らしているのです)。


■で、今日も残業終えてスーパー行ったら、たまたま100g1580円の黒毛和牛ロースがタイムセール(こんなに和製英語っぽい和製英語もそうそうない)で半額になっており、ちょうど100gのパックがあったので買って帰ったら、有吉が結婚していた。おめでとう有吉。

半額黒毛和牛ですき焼き作って食べて、九時台に移動した『にっぽんの芸能』を見る。勘九郎勘太郎の連獅子。間狂言の僧侶は、いずれ演じてみたいです。松竹からのオファーを待ちます。


■ちなみに、上述の三月のすき焼き七回のうち一回はとりすきでした。鶏のもも肉でね。

しかしこれは美味しくなかった…。たぶん何かを間違えたか、あるいは、肉がよほど古かったか。近いうち、もういちど試してみようと思います。


■眠い


■一説によると今日から四月だそうです(※諸説あります)。苦手な季節です(※個人の感想です)。半蔵商店でございます。


■と、ここまで書いたところで、今日はもう眠いので、おとなしく寝ます。すいません。眠いんです…。 ( ˘ω˘ ) zzz


■桜の季節に合うミックスを作りました


■さくらさくら、いろはにほへと、てなことをおっしゃいましたかね、半蔵商店でございますこんばんは。ここ数日、ブログの更新が滞っておりましたのは、こういうものを作っていたからです




■ええ、桜の季節ですから、曲名に「sakura」という語を含む曲だけをつないだミックスです。ジャンルは、テックハウスとか、その辺です。曲はぜんぶbeatportで買いました。BPMは128です。14曲で25分です。

00:00 etapp kyle - sakura
02:00 yarni & javi - sakura
03:56 kanade - sakura
06:00 tim branch - sakura
09:00 gu, loftsoul - sakura (main mix)
10:00 ian o'donovan - sakura
12:34 lanvary - sakura
13:48 loungeside - sakura (sushi edit)
15:18 pablo rez - sakura
16:30 m-project - sakura
17:58 againsttheclock - sakura (collioure remix)
19:30 argon shey - sakura
22:00 kuroten - sakura
23:46 inuuro - sakura

この映像(といっても、音に合わせて棒グラフがピコピコ動くだけですが)を作るために、ふだん使わないAfter Effectsを引っ張り出してきたんですが、それに手こずった…。

いろいろ設定に苦労してさ、動画を書き出したら260GBという常軌を逸したサイズのファイルになってたり。なんで25分の動画が260GBになるんだ。びっくりですよね。


■それはさておき、茗荷谷で云うと播磨坂は桜がどどどと咲いてます。でも今日は風が吹いたり雨が降ったりしたし、少なからず散ったんじゃないでしょうか。実際、うちの近所の学校にある桜はもう葉桜になり始めてます。

まあ、散り始めの桜吹雪の中を歩きながらですね、このミックスを聞くと、すごく合うと思います。


■桜で思い出したんですが、「やわもち」のさくらもち味の在庫が、近所のコンヴィニエンスなストアーで復活してました。これでもうしばらくは食べ(ら)れます。


■石垣牛、中村屋、大和屋、小山三。日本食研、ボンカレーゴールド200。


■きょう、道玄坂の桜(交番の斜め向かいのとこね)を見たら、思いっきり咲いてましたね。おれはあの桜が咲いてるのを見たら、ああ桜の季節だ、と思うようにしております。というわけで今年も桜の季節です。まだまだ冷えるときも多いのに、ドラッグストア店頭から使い捨てカイロがだんだん減り始めるころです。冷え性の方は早めに買いためておきましょう。


■といった意味も含めまして半蔵商店でございます。あのー、先週の金曜日は小石川のスーパーで石垣牛のもも肉を買いました。4割引だったんですね。そういえば石垣島に最後に行ったのは5年前だな。おれの人生の中で、こんなにも石垣島に行ってない期間は初めてではないか。なので、石垣牛くらい食べてもバチは当たらんでしょう。4割引ですし。

買って帰って、すき焼きにしましたよ。牛脂をもらい忘れたので、フライパンにごま油を引いて、長ネギを刻み、しばらく火を通して、4割引石垣牛を投入。そのあと割下を注いで春菊としらたき。しばらく煮る。完。いや、正しいすき焼きの作り方なんか訊いてない。これがおれのすき焼き。文句あるか。あったらすいません。

まあ大過なくできあがりまして、生卵2ヶとともに食しまして。ほどよい心持ちでテレヴィジョンをつけたら、『にっぽんの芸能』で、勘九郎のお父さんと、巳之助のお父さんが踊っておりました。後見に小山三さんっぽい人がいるなー、と思ったけど、踊ってる中村屋のバックに小山三さんっぽい人がいたらそれは小山三さんです。石垣牛と中村屋と大和屋を楽しめるなんて、これはもう優勝では?

しかし、金曜23時台のテレビに三津五郎が出てるって、『ワーズワースの庭で』だな。当時八十助。


■でね、すき焼きで思い出したんですが、おれが子供のころ、変なすき焼きのたれのCMがあったな、と思い出して検索したら、あっさり見つかりました。'88年だって。



オフィシャルじゃない動画を埋め込むのはどうなんだ、と思うけども、33年前のCMなので大目に見てほしい。しかし、砂糖と醤油ですき焼き食べてるだけで、えらい云われようだよな。笑


■ついでに古いCMをもう一本。所さんの「ボンカレーゴールド200」。これ、なんでか知らないけど、先日この歌を唐突に思い出してしまったので。



オフィシャルじゃない動画を埋め込むのはどうなんだ、と思うけども、これも上述のすき焼きのたれと同じころのCMなので大目に見てほしい。この動画では、「全国の塾通いの諸君に」ってなってるけど、「きっとどこかがマネをする」というセリフのバージョンもありました。


■こうやってさ、30年以上前のCMを覚えてるもんなんだな。きょうテレビで見て、もう忘れてるCMだってあるのにね。記憶に残るCMと残らないCMの違いってなんなんだろうな。


■クラフトボスレモンティー(が500mlから450mlになってしまった)


■気がつけば三月も半ばを過ぎました。過ぎんなし。このペースで行くと、まあ、もう年末みたいなものですね。皆様どうぞ良いお年をお迎えください。半蔵商店でございます。


■そう、あのー、サントリーのクラフトボスレモンティーがこのごろ好きです。あんまり上等な味じゃない。でも、ふだん飲むのにはこれくらいでいい。そういう味。週に数本飲んでます。

ひどく乾燥する冬の夜に、のどの渇きで起きてしまって、一気に2本飲み干したことあるね。1本500mlだから、1リットルですよ。


■うちの近所のドラッグストアでよく買ってたんだけど、先日このドラッグストアがこのレモンティーの取り扱いを止めてしまった。同じクラフトボスのシリーズの、ミルクティーなど他の飲み物はあるのにレモンティーだけがなくなってしまったんである。百円くらいで売ってたから助かってたんだけどなー。ちなみにこれ、コンビニだと130円くらい、駅の自販機で買うと真顔で160円くらいします。

しかも最近、規格が変わって、500mlが450mlになってしまった…。一割減です。諸行無常。


■とはいえ、いまは前述のドラッグストアではなくコンビニで相変わらずこのクラフトボスレモンティーを買ってます。インチキ人工甘味料を使ってないところが良いね。ポッカサッポロだったら、あいつら絶対人工甘味料入れるぜ。※個人の感想です。

そうそう、こないだポッカサッポロのレモネード買ったら、直球で人工甘味料の味がした。ラベルを見たら、「甘味料(スクラロース) 」って書いてあった。一口だけ飲んで、あとはぜんぶ駅のトイレの洗面台に流して捨てた。しょうがないじゃん。苦手なんですよ人工甘味料。

といいつつ、アセスルファムKもスクラロースも使ったペプシスペシャルはたまに飲むんですけど。


■スキヤカってなんだよ


■過日、100グラム1580円(見切り品のため、実際の値段はこの半額)の黒毛和牛ですき焼きを作る、という中世ヨーロッパの王侯貴族のような贅沢をしてしまいましたが、今回もすき焼きの話。ただし、別のすき焼き。


■昭和58年の国民的大ヒット曲「ぶっちぎりNO文句」は、もちろん皆さんご存じですよね。

この歌を歌ってる坂本九は、「ぶっちぎりNO文句」で大ブレイクする以前に「上を向いて歩こう」という曲もリリースしているのですが、この「上を向いて歩こう」がアメリカで発売されたときのタイトルがずばり「Sukiyaki」なのですね。

このSukiyakiは無数のカバー曲があります。モンド/エキゾ系のイージー・リスニング(死語かなあ…)を愛聴している方は、どこかの誰かが演奏したSukiyakiが含まれているレコードやコンパクトディスクを、おそらく最低一枚はお持ちかと思います。


■で、先日、インターネットしてたらこんな盤を見つけました。

Sukiyaka

スキヤカ。いやいやいや! なんだよ! Sukiyakaって。ジャケットからいきなり語尾を噛むんじゃない。これ、所ジョージのベスト盤のジャケの綴りが思いっきり間違っている級の事故では?

所さんのベスト盤

↑以前も当ブログで紹介しましたが、「GEORGE」の綴りが間違って「GEROGE」となってる所さんのベスト盤です。ゴリゴリの表1ですよこれ。笑


■しかし、所さんはさておき、レコードのジャケットで「Sukiyaka」などと盛大にスペルミスをやらかすのも、ちょっと考えにくい。

そこでWikipediaの「上を向いて歩こう」のページで調べてみますと、このような記述がありました。

そして1963年、「SUKIYAKA」の題でキャピトル・レコードから発売が決定した。この「SUKIYAKA」という米題は誤植ではなく、ラジオDJが曲紹介をする際、歌手の「KYU SAKAMOTO」と韻を踏ませるために、キャピトル・レコードのデイヴ・デクスター・ジュニアが意図的に命名したものである。しかし、東芝レコードの石坂範一郎の説得により発売時には「SUKIYAKI」に訂正された。

ガチャガチャしてんなー。で、上述のレコード('61年発売)は、SukiyakiでなくSukiyakaで行くことにしたんですね。たぶん。

ちなみに、'65年のディズニーのこのレコードでは、裏ジャケでは「Sukiyaka」となってて、レーベル面では「Sukiyaki」となってます。表記が揺れてます。このレコード、20年くらい前に福岡市中央区大名のレコード屋で見たことあるよ。だからどうした。


■で、上記のように調べていったところ、坂本九が歌う「Rose, Rose I Love You」のレコードがあることが判明した…。聞きたいなこれ。


■すき焼き(のような何か)


■先日、ちょっと良い肉ですき焼きなんぞやってみようと思った。

すき焼きを食べるときは、「お安い肉をたっぷり」ではなく、「ちょっとだけでいいからお高い肉」のほうがいい、そのほうが、なんだかんだで満足度が高い、と物の本にそう書いてあったのを思い出したんである。しかし「物の本」って死語だな。

ま、おれの云うすき焼きなんて、できあいの割下で肉を味付けしました→それに生卵をつけて食べますねってだけの、かなり簡素化した、まあ「すき焼きのような何か」なんだけど、それはさておき。


■スーパーに行く。いつもの100グラム200円のお安い米国産切り落とし、ではなく、100グラム1580円の黒毛和牛ロースを買う。

この戦時下において100グラム1580円の牛肉とはなんだ! この非國民が! 贅沢は敵だ! パーマネントはやめませう! と義憤に駆られる快楽に押し流されそうになってる帝国臣民を安心させるために申し上げますと、この肉は見切り品であって、実際は半額、つまりは100グラムあたり790円であった。シカーモー(昭和末期クレアラシルのCMの外人風に)、買ったパックはたった111グラムである。

ハンバーグの店では平気で500グラムだの600グラムだの頼むおれが、111。

挽き肉を500グラム買ってきて、タコス用のシーズニングで炒め、それだけをむさぼり食うおれが、111。

心もとないと云えば心もとないグラム数である。


■肉と切断した長ネギをテキトーに炒め、しらたきを投入し、できあいの割下でちょっと煮ると、果たしてそれはたった111グラムの肉にかかわらず、満足度の高いすき焼きとなった。ま、前述の通り、本式のすき焼きではなく、あくまで「すき焼きのような何か」です。肉以外の具も長ネギとしらたきだけですもん。でも、満足できた。

正直、肉のおいしさを楽しみたいなら、ステーキか焼肉がベストだと思う。じゃあなぜ人類がわざわざすき焼きにするかというと、これは肉そのもののおいしさを楽しむというよりは、肉と、長ネギと、しらたきと、割下と、生卵と──と、いろんな食材で構成される複雑系の味を楽しむ料理なんだろう。

上の段落での「複雑系」という言葉のつかいかたはたぶん間違っていると思うけど、しかし、なにも「素材の味をシンプルに楽しむ」ばかりが料理でもないだろう。肉そのもののおいしさ、なんてのは別の機会に楽しめばいい。


■──といったことをつらつら書いてると、おれがすき焼き好きの人みたいだが、個人的ランキングで云うとすき焼きよりもステーキとか焼肉のほうが好きだな。肉そのもののおいしさが味わえるじゃないですか。

あと、すき焼きとは長ネギを美味しく食べる料理である、とか、そういったことを思ってしまいそうになる。それくらい、長ネギを美味しく感じた。すき焼きは肉料理ではなく、実は長ネギ料理なのかもしれない。そこまで云うと、さすがに言い過ぎのようにも思うけど。


■今回はお高い肉を111グラムだけ食べたけど、しかしお安い肉1.5ポンドですき焼きをやりたいという欲望も、それはそれとしてある。安い肉をたくさん胃袋に詰め込みたい、という種類の誘惑があるんだよな。


■やわもち さくらもち味


やわもち さくらもち味

おいしいよね。期間限定なので、今のうちにあと何ヶか食べておく。

次点でわらびもち味ってのも好きなんだけど、この季節にはやはり小さくらもち味が似合います。


■テイ・トウワ新譜『LP』発売!


■ジャングルDJトーワ・トーワこと、KOJI-1200のテイトウワのアルバム『LP』が、本日令和三年三月三日発売されました!


■ということで今日は、'17年の発売当時にAmazonで買ったけどいまだシュリンクを解いてない前作『EMO』を開封してみたいと思います! 家に届いてからもう4年も経つのか…。

EMO[表]

これが『EMO』のジャケです、というか、メリーノイズ石野による「GBI」のリミックスCD-Rを収めた透明ケースがマスキングテープでジャケの上に貼り付けられています。この状態でAmazonから届いたわけです。思えば、このリミックス目当てで買ったような気がする(Amazon限定のおまけだったのです)。

EMO[裏]

こちらが『EMO』の裏ジャケです。


■それでは、発売から4年の時空を越えて、『EMO』開封の儀を行いたいと思います!

──っていうエントリにしようかと思ったけど、明日早いので、今日はもう寝ます。

『EMO』は、三月中にはがんばって開封しようと思います。で、今年中には聞こうと思います。応援のほどどうぞよろしくお願いします。

でも、せっかくだから、ここまできたらもう『LP』のほうを先に聞いちゃってもいいかもしれない。


■ちなみにこちらの7インチも持ってます。

Brand Nu Emo


■平日のお昼は無難なものを食べたい


■昨日のこと。さっと昼食にしようと会社近くのモスバーガーへ。

平日のこういうとき、いつもはたいていスパイシーモスチーズバーガー(店員の符牒はスパモッチ)あるいはロースカツバーガーにするんだけど、この日は新製品の何とかコロッケバーガーの大きな垂れ幕が店の前に出ていたので、うっかりそれを頼んでしまった。そう、うっかり(だからまあ、店の前に垂れ幕を出したりとか、そういった広告には意味があるということでもある)。


■数分後運ばれてきた、その新製品の何とかコロッケバーガーを食べてみると…………

うん、うん………うーん、※個人の感想ですけど、やはりハンバーガーってのは、肉か魚を挟むべき食べ物だな。

あとこれ、真冬の食べ物だなあと思った。三月に食べるのは、ちょっと遅かったかもしれない。


■いや、コロッケバーガーには罪はなくて、そもそも何が云いたいかというと、食べ慣れてないものを平日の昼に食べると、仕事のリズムというかペースというか、そういうのが乱されます。そういう些細なことに、人間は左右されてるわけです。なので平日のお昼は、やはり無難なものを食べた方がいいですね、ということです。「そうかなあ〜(笑)。おれは昼飯になに食べても仕事に響いたりしないけどな〜(笑)」とおっしゃるお侍さんもいらっしゃるかとは思いますけど。

平日昼のモスでは、次からはおとなしくスパイシーモスチーズバーガーかロースカツバーガーを頼む。変な新製品は、仕事帰りとか休日に試すことにする。

そういえば、現役時代のイチローはコンディションを整えるため同じものしか食べなかった、みたいな話あったよね。毎朝カレー食べてたとかなんとか。





■モスで思い出したんだけど、会社近くのそのモスの、"丁寧でキメ細やかな接客"の圧が強いおばちゃんがちょっと苦手だ。愛想が良いというか、愛想の良さがクドいというか。悪い人ではないんだけど。

数週間前のアルコ&ピースのラジオで、平子が佐久間Pと喫茶店でニアミスしたけどお互いに気づかないフリをしたという話のあと、「挨拶したり声をかけたりすることばかりが心づかいではない」みたいなことを云ってて。

あまり関係無い話ではあるんだけど、おばちゃんの接客を見てて、なんとなく平子の言葉を思い出した。





■この綾部の動画は面白いね。



■恋のグンギンナイト、エチオピア国歌ではない歌


■もう三月だってよ。半蔵商店でございます。きょう会社で、目の下にクマができてるぞ、とヒトから指摘された。疲れてるな…。


■さて、近田春夫についてもう少々。

先日、テレホタイムにiMac(ボンダイブルー、233MHz)の電源を入れ、ネスケ4.7を起動してインターネットで近田春夫について調べていたら、wikipediaの下記のページを見つけました。

恋のグンギンナイト

ハルヲフォンの未発売に終わったシングル、だそうです。未発売シングルが独立した項目としてwikipediaにあるのも珍しいですが、かいつまんで書くと

-オールナイトニッポン放送中、何度も執拗に歌っていた曲である。
-これをシングル発売する、と近田はアナウンスしていたが、実現には至らなかった。

とのことです。ここまでは分かるんですが、謎なのが、以下の記述です。

同曲のエッセンスには、守屋浩のヒット曲『夜空の笛』と、『エチオピア国歌』として当時の日本に流布されていた俗謡があった。この『通称・エチオピア国歌』は当時あるいはかつてのエチオピアが国歌と定めていた楽曲とも、もちろん現在の同国が1992年に国歌と定めた『親愛なる聖エチオピア』ともまったく無関係 (上記wikipediaから引用。読みやすいよう一部の記述を割愛)

なんすか、「エチオピア国歌として当時の日本に流布されていた俗謡」って…。

上記wikipediaページに書いてあるその他の情報やリンク先をちょっと調べたら、とあるサークルで歌い継がれている歌だ、とか、'04年に『探偵ナイトスクープ』でこの俗謡の話題が出た、とかなんとか。よく分からん。そもそも現実のエチオピアとまったく関係ないってところが謎すぎる。


■自伝『調子悪くてあたりまえ』には、この「恋のグンギン・ナイト(ここではナカグロあり表記)」の話が三行だけですが出てきます。153ページです。なおwikipediaによると「グンギン」はハルヲフォン内で流行っていた言い回しだそうです。





■あと、iMacでネスケ4.7でさらに検索したところ、近田春夫って、'15年にtofubeatsとラップしてるんですね。知らなかった…。いろんな仕事してるなあ。


■近田春夫古希


■スチャダラパーの「A地点からっておれ持ってたよ シングルすっげー売れたんだよ」で「恋のぼんちシート」を知った世代です。半蔵商店でございます。

今日は近田春夫翁の70回目の誕生日です! 古希!


■そう、先日、自伝『調子悪くてあたりまえ』読み終えましたよ。

・初期『anan』の編集部でバイトしてた
・ベンチャーズのバックバンドを務めた
・田原俊彦の曲を作るとき、ジャニーさんメリーさん夫妻が直々に会いに来た
・アニメ版『フリテンくん』の声優だった
・RUN DMCの前座を務めた
・マネージャーに1500万円使い込まれた

なんかもうエピソードの幅が広いです。一人のミュージシャンの人生に、こんなにもいろんなことが起こるもんなのですね。人生において、フリテンくんとRUN DMCが両方登場する人はレアだと思います。


■近田氏は一時期タレントだったそうです。

ミュージシャンでかつタレントもやる人物、というと、おれなんかは、所ジョージを連想してしまいます。

おれ自身は所さんのレコードとCDをあわせてたったの30枚くらいしか持ってないし、ふだん愛用しているウォークマンにも所さんの曲はたったの100曲くらいしか入ってないんですけど、ところでタレントだった近田氏は'81年の夏にタレント廃業を宣言します。

タレントを辞めて音楽に専念する、ということなのですが、このときタレント業を続けてたら、いまの所さんみたいに、近田春夫MCの冠番組がテレビで週に数本流れる世界、になってた可能性もなくはなかったのかもしれません。


■YouTubeでこんなのを見つけました。なんかの生放送で「金曜日の天使」を歌ってるのですが、全体的にカオスです。'80年代の朝の7時43分。このオトナたちはテレビでいったい何をやってるんでしょうか。笑


■断水


■朝起きて、洗面台の蛇口をひねっても水が出てこないんですよ。断水。突然の断水。情け容赦なく断水。しんどい。

いちおう、飲用のミネラルウォーター数本と、生活用水(水洗トイレを流す用。水道水を詰めた2リットルのペットボトル数本)のストックはあるんだけど、これでは朝湯もできないではないか。さてどうしたものか。なんかもう、永久に水など出てこないのではないかという気分になる。


■朝九時ごろ大家さんから連絡が来て、なんか、長屋の水道の何らかの装置が壊れて断水してるらしい。で、大家さんで水道工事の人を呼んでるらしい。

しかし、一時間で復旧するのか、二時間で復旧するのか、三時間で復旧するのか、もっとかかるのか、その時間が読めない。それもしんどい。なんかもう、永久に水など出てこないのではないかという気分になる。

「文京区 銭湯」で検索しちゃったよ。


■まあ、大家さんが呼んだ水道工事の人がトンテンカンと修理して、なんとか十一時には水が出てくるようになった。おかげで、風呂も入れるし、トイレも流せるし、港区の輸入食品スーパーで35円で買ったインドネシア製インスタントラーメンをゆでて食することができました。水道って、やっぱりめちゃくちゃ便利だな。水道の偉大さを改めて知りました。水道は今年再ブレイクしてほしいです。なんだよ再ブレイクって。


■土曜の昼に晩酌をするのは基本的人権です


■先週の土日は、半分ほど自宅での仕事に費やしてたんですね。土日なのに。

で、今週は今週で忙しくて。今月で一番忙しい週でして。

で、やっと金曜の夜に仕事を終えて、ようやく一息つけました。スーパーで4割引になってたすき焼き重を食べながら、TVerで『あちこちオードリー』見つつ、月桂冠の「つき」を飲みましたよ。若林がエアマックス95履いてましたよ。

今日も今日とて(あ、日付変わっちゃいましたが、このエントリは土曜深夜に書いております)、もう、昼の2時からビールと唐揚げで晩酌してました。そのあとおやつに果物が真顔で乗っかったタルトなんか食べちゃったりね。

──と、この土曜は基本的人権な感じでのんびり過ごせましたが、日曜は家でやらなきゃなんない宿題が何個かあるんだよな…。やれやれ。


■そういえば、さっきTBSの『人生最高レストラン』みました? マヂカルラブリーが出てたんだけど、村上が茗荷谷の丼太郎を紹介してましたね。メディアで茗荷谷の話題が出るとうれしい。

あの番組って、最後に一杯飲みながらゆったり話すコーナーあるじゃないですか。あの部分だけで30分の別番組をもうひとつ作ってほしい。


■──などと書いてたら、つけっぱなしのテレビに映ってるさまぁ〜ずの番組に、沖縄市一番街が出てきた! 「せんべろスポット」って紹介されてたな。まあ最近は飲み屋が増えてるからね。しかしメディアでコザの話題が出るとうれしい。


■あきのくりづくしメニュー


1/24(日) NHK FM 眠れない貴女へ
1/25(月) J-WAVE TOKYO M.A.A.D SPIN [上]
1/28(木) J-WAVE GROOVE LINE
2/1(月) J-WAVE TOKYO M.A.A.D SPIN [中]
2/3(水) 東京エフエム TOKYO SPEAK EASY
2/8(月) J-WAVE TOKYO M.A.A.D SPIN [下]
2/12(金) 文化放送 大竹まことゴールデンラジオ
2/15(月) dommune
2/21(日) 配信 近田春夫×萩原健太 音楽評論サミット


■↑自伝『調子悪くてあたりまえ』発売に伴う、ここ最近の近田春夫のラジオ(と配信)露出をまとめてみました。抜けがあったらすいません。グルーブラインは聞き逃しました。

昨日はdommuneを見てました。イトーセイコーのメガネのフレームが八角形だったのがあまり意味が分かりませんでした。近田氏はぬか床と佃煮で起業したいそうです。音楽の話は少なかったかな。笑

2/12のゴールデンラジオは、大竹まことと近田春夫という取り合わせが'80年代末の『宝島』っぽいよな。


■自伝のほうですが、少しずつ読み進めてまして、いまハルヲフォンがセカンドアルバムをリリースするところまで来ました。


■ところで以前、近田春夫が作った『ウゴウゴ・ルーガ』の初代オープニング曲が好き、と書きましたが、そういえば一時期エンディングだった「あきのくりづくしメニュー」も好きでした。この曲もまた近田春夫の作だった。CD持ってたなあ。部屋にまだあるかな。みなさん千日前ちなつ・ちあきって覚えてます?


■調子悪くてあたりまえ、というフレーズは、当時まず渡辺祐の原稿で知った、という記憶がある


調子悪くてあたりまえ


■「金曜日の天使」は好きな曲で、以前からジムでトレッドミル走りながら聞いてたりしたのですが。

つい先月、パスピエがこの「金曜日の天使」をカバーしている、ということを(ようやく)知って。パスピエは「電波ジャック」という曲が好きなので、「金曜日の天使」のほうも好きになりました。で、その流れで「金曜日の天使」について二三検索してたら、近田春夫の自伝が近日出来、というニュースを知りました。

近田春夫、という人についてくわしくはないのですが、だいぶ以前にもこのブログにも書いたとおり、『ウゴウゴ・ルーガ』の初代オープニング曲「こどもなんだよ」が、おれはすごく好きです(作編曲が近田春夫)。あの、モノクロ画面のMacとTR-909だけで作ったようなシンプルな打ち込みオケが、「必要最小限の部品だけで組み立てました。でもこれで歌モノとして機能してるでしょ?」といった風情でかっこいい。イントロの、クセのあるシンセ(?)のフレーズも好きだ。一聴しただけであの曲か、と分かる。なので、おれにとって近田氏は「こどもなんだよの人」というイメージです(ご本人も『ウゴウゴ・ルーガ』に出たことあったと思う)。

あと、近田氏は'90年代の『ソリトン』にも出てた。'95年の高野寛ソリトンと、'96年のサエキけんぞうソリトンの両方に出た人って、意外にあまりいないのではないか(検索せずテキトーに書いてますすいません)。なので「ソリトンに出てた人」というイメージもある。

あと、作曲家としての「作曲研究所」、作詞家としての「作詞センター」という変名のセンスは以前から好きでした。

で、パスピエ版「金曜日の天使」を発見したうれしさも手伝ったりで、買っちゃいましたよ、自伝『調子悪くてあたりまえ』。


■いま、読み始めたばかりなのですが、そうか、幼稚舎から慶應なのか。われわれ地方出身者が、死んでもというか7回生まれ変わっても手に入らないあの雰囲気は、そういうとこに起因してそうですね。


■ちなみに、「ガール・ガール・ガール」の'90年代のどれかのCDで、「金曜日の、夜遅く、港区のディスコティックで、メンソールの、洋モクですかぁ?」というフレーズが入ってる曲があって、おれは本家の「金曜日の天使」よりも先に、そっちのほうを先に聴いたのですが。

そもそもこのフレーズを発している窪田晴男が、そもそもビブラトーンズのメンバーだったんだな。いま気づいた。しかし、チカダハルオとクボタハルオっていう似た名前の人が同じバンドにいたって事実も面白い。


■ということでね、この週末は引き続きこの本を読み進めていきたいと思います。

そういえば、アリラン明電も近田仕事だったなあ。みなさん知ってます? アリラン明電。


■抜歯からの抜糸


■右下の親知らずを抜いて約2週間。

歯茎を切り開いて、アゴの骨を削り、親知らずを砕いて抜いて、歯茎を縫い合わせたわけですが、この2週間、抜歯した跡を縫い合わせた糸が、おれの口の中でずっとチロチロチロチロ、チロチロチロチロしてたわけです。ここ2週間、フォーエバー、チロチロチロチロ、チロチロチロチロ。

チロチロチロチロ気になるもんだからさ、つい舌先でこのチロチロチロチロを、 チロチロチロチロと触っちゃうんですよね。そんなにチロチロチロチロチロチロチロチロするもんかね?と疑うお侍さんもいらっしゃるかとは思いますが、実際、糸の先端がチロチロチロチロチロチロチロチロするんだからしょうがない。

まあ、このチロチロチロチロチロチロチロチロは、「親知らずの抜歯は済みましたよ」を意味するチロチロチロチロチロチロチロチロでもある。だから、舌先で触るとうっとうしく感じる一方、どこか安堵するところもある。


■でもね、きのうの土曜の夕方、近所の歯医者で抜糸しましたよ(抜糸は、抜歯した大学病院じゃなくて、近所の歯医者でできました)。

その近所の歯医者の先生が、抜糸の最中に「うわ、これかなり強く縫ってあるわ」みたいなことをつぶやいていましたが、まあ無事に抜糸は終わりました。

もう、固いものや熱いものを避けたりせず、普通の食生活に戻っても大丈夫なようです。


■そう、右下の親知らずを抜いた理由として。

ほら、以前も書いたけど、おれの親知らずって以前3本抜いて、この右下の親知らずを残すのみとなってたんですね。なので、右下に1本だけ親知らずが残ってて、左右非対称な、横文字だとアシンメトリーって云うんですか、そういう状態になってたんですね。それが気になっちゃっててね。なんかバランス良くないじゃないですか。その左右非対称が解消されたのもちょっとうれしい。もちろん、親知らずをほったらかすと虫歯のリスク云々が気になるってのもあるんだけどさ。


■歯医者の帰り、抜糸祝いとして、千五百円くらいするハンバーガーを食べました。ポテトとコーラをつけると二千円超えました。まあ、親知らずの抜歯は一種の通過儀礼なので、ちょっとくらい祝ってもいいと思う。


■所ジョージ『洗濯脱水』('99)


■もう先週のことになりますが、NACK5の坂崎幸之助の番組で、所ジョージの'99年のアルバム『洗濯脱水』についてやってました。

『洗濯脱水』は、坂崎がプロデュースした作品なんですね。ですが、番組中でも述べられてるとおり、プロデュースどころかほとんど坂崎幸之助 feat. 所ジョージって感じの雰囲気になっております。
Wikipediaによると「レコーディング開始時には2曲しか出来上がっておらず、残りは坂崎の提案を元にレコーディングと並行して作り上げたとのこと」とのこと。所さんに主体性がない。笑

ちなみにジャケット写真も坂崎が撮ったそうです。知らなかった…(←歌詞カードのクレジットちゃんと読んでない)。

で、上記の番組では、『洗濯脱水』から6曲が流れておりました。令和3年に所ジョージの曲が6曲もかかる番組なんてそうそうないですよ。おれは、「雨が空に戻るまでに」と、番組中ではかかんなかったけど「雪」が好きです。


■番組では、「面白グループ、赤塚不二夫、高平哲郎 、滝大作」といった単語を交えつつ、坂崎と所さんのなれ初めについても語られてます。あと、加藤和彦に所ジョージをプロデュースさせる話があったとか無かったとか。気になる向きは、ラジコで今晩まで聞けるようです。22時台の「J-POPスクール」というコーナーなので、ラジコのシークバーのカーソルを、ぐっと真ん中までスクロールしてください。


■インドの青鬼、コザ小学校


インドの青鬼

■節分の夜は、「インドの青鬼」なる商標のビールを飲んでおりました。半蔵商店でございます。

あと、インドの青鬼といっしょに、惣菜コーナーで「節分そば」なるものも買いました。と云っても、ごくごく普通のもりそばに豆の小袋(上記の写真のです)がおまけで付いてくる、というだけの商品です。笑


■で、今晩は『日本人のおなまえ』なる番組をテレヴィジョンで視聴しておりました。沖縄の地名特集ということで、ISSAがコザ小学校に行ったりしてましたよ。

そう、ISSAはコザ小出身なんですよね。あと、たしか『脱力タイムズ』を作ってる人もコザ小出身じゃなかったかなあ。[要出典]間違ってたらすいません。

ちなみにおれはコザ小に一年間通っただけです。卒業はしてません。

コザ小の屋上からの眺め、というのを放送で見られて、よかったです。屋上に上がった記憶が全くないんだよな…。


■一月が終わってた等


■あいあい。暖房をつけてるときに、ティファールでお湯を沸かすと、ブレーカーが落ちる、アンガールズです。もとい半蔵商店です。


■きょう(1/31)は夜の九時ごろから、仕事の宿題に手を付け始めたのですね。「小一時間くらいで終わるといいなーと思いつつ、小一時間くらいじゃ終わんないパターンなんだろうなー」と思ってたら、ほんとに小一時間じゃ終わんなくて、終わったのは十一時二十分でした。二時間二十分もかかっちゃった。

で、夜食のみかんL玉2ヶとシュークリーム(あ、この土日はダイエットを解除しておりました)を食べてたら、日付が変わり、一月が終わってしまった。もう二月なんだって。一年って早いですね。よいお年を!


■「ファる巻ください」「は?」


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■報道にありますとおり、先週の金曜日に歯茎を切り開いて、あごの骨を削って、親知らずを砕いて抜いて、ふたたび歯茎を縫い合わせました。

↑あらためて文字にすると、なかなかオオゴトですね。実際、その跡がまだ少し鈍く痛みます。ロキソニン飲んでます(歯医者で処方された分はぜんぶ飲んだので、自分で買い置きしてたものを飲んでいる)。

酒はまだ飲んでません。そろそろ飲もうかとは思ってるけど。あと、ポテトチップスやナッツのような、固い破片が口の中に散らかるような食べ物もまだ食べてません。


■そんな思いまでしてわざわざ親知らずを抜かなくてもよかったような気もしますが、やはり奥歯の虫歯の潜在的なリスクになるのと、あと、やはり抜歯って体力を使うので、だったらトシとってから抜くよりは今のうちに抜いといた方がいいな、と思ったからです。ほら、よく云うじゃないですか、「今日がこれからの人生で一番若い日」って。

とはいえ、しんどいですね抜歯。親知らずを抜いてそろそろ一週間ですが、回復のために心身のリソースが少なからず割かれている自覚があります。まだ本調子ではありません。





■そんな中、先日「ファる巻(タコスミート)」なる商品をファミリーマートで買い求めました。なかなかうまいね。これなら口を大きく開けなくても食べられるので助かる。いまはまだアゴに負担をかけたくない時期なので。

でも商品名が良くないですね。なんだこの名前。ファミリーマートの春巻きだからファる巻なんだろうけど、これレジの人に頼むとき恥ずかしいわ。

しかも、勇気を出して「ファる巻ください」って云ったのに、レジの人に「は?」って聞き返されたわ。親知らずを抜いてしんどい思いをしている人間に恥をかかせるんじゃない。

しかし発音しづらくて聞き取りづらいネーミングってなんなんだろうな。32歳くらいの商品開発部のやつが面白半分で提案した案がそのままうっかり採用されたパターンだと思う。別にいいですけど。


■親知らず最後の一本を抜きました


■えー、私事で恐縮ですが、おととい金曜日に、ついに、とうとう、finally、右下の親知らずを抜きました。

いやーーーーー、前から抜こう抜こうとは思ってたんだよね。でも思うだけだったんだよね。ここにきて、ようやく抜きました。おめでとうございます。ありがとうございます。


■そう、だいぶ前に、右下以外の三本は抜いてたんですよね。なんで右下だけ残してたのかな? もうその理由が自分でも思い出せなくなってます。工藤静香と生稲晃子と、もうあと一人のメンバーの名前くらい思い出せなくなってます。

この右下の親知らずですが、おれの場合はほっといたからといって、痛みなどもまっっったくなく、日常生活に不便や不自由があるわけでもなかったのですね。なので、長年ほったらかしてたわけです。

でも、近所の歯医者に定期検診に行くたび、「この親知らずは抜いておかないと将来虫歯の原因になるかもしれない」というようなことはたびたび云われてたんですよね。なので、おれとしても、親知らずを抜かずにいることが、なんだかツケがたまっていくような、人生の宿題をサボってるような気になってまして。

そんなわけで、意を決して、近所の歯医者で紹介状を書いてもらって、都内某所の大学病院の歯科で親知らずを抜くことにしたわけです。


■というわけでね、金曜の朝10時にね、歯茎を切開して、親知らず近くの骨を削って、親知らずを砕いて抜歯して、歯茎を縫い合わせました。

いや、もちろん麻酔してるからぜんぜん痛くはないんだけど、手術中は口をずっと大きく開けていないといけないので、それがしんどい。あと音。骨を削ってるときの音はやはり怖い。「おれの体の一部が機械で削られてる!」って実感があるからね。このタイミングで、なにかの間違いで麻酔が切れたらすげーイヤだな、と思うなどしたので、テイ・トウワの「ラブ・パンデミック」のような明るい曲を頭の中で再生するなどしてがんばりました。

それと、抜歯した跡を縫うとき、その糸が時おり口もとを撫でる感覚が、なかなか妙でね。「あ、おれ、いま口の中を縫われてるんだ」と、こちらも変な実感がある。まあ、切ったり削ったり砕いたり縫ったり、人間なんてハードウェア的にはパーツの寄せ集めである、ということを意識させられました。

抜歯は40分弱で終了。抜いた親知らず(二つに割れて、血に染まってました)を先生に見せてもらったとき、一瞬「持って帰ろうかな」と思ってしまった。やっぱり自分の体に長年埋まってたもんだからさー、うっかり情がわきそうになった。笑

とはいえ、持って帰ったところで現実的にどうすんだ、ってこともあり、先生には「持って帰っていいですか?」とか、そういうことは訊きませんでした。

血行が良くなると出血の原因になるので、今日は湯舟につかるのは禁止、運動も禁止。お酒は三日間禁止。と先生から説明されて終了。

で、電車でなくシータクちゃん(春日語でタクシー)で茗荷谷まで帰りました。なんたって、歯茎を切開して、骨削って、親知らず砕いて抜いて、歯茎を縫い合わせたわけだからね。タックス(春日語でタクシー)使ってもバチは当たらないと思います。


■で、翌日の土曜日。この日はたまたま近所の歯医者で定期健診&クリーニングの日だったんですね。

こちらの歯医者の先生に、親知らずを抜いた跡を見てもらったところ、「キレイに抜けてる」とのことでした。よかったよかった。


■ところで食生活はだいぶ不自由しております。熱いものを口にすると、抜歯した跡が痛むんですね。かといって季節柄、冷たいものも積極的には口にしたくないです。なので、熱くも冷たくもないものを食べております。惣菜コーナーで買った餃子を常温のまま食べるなどしてます。あとは、もりそばとか。

固いもの、辛いもの、酸っぱいものなど、口の中を刺激するようなものも当分は控えます。

あ、あと、インターネットでちょっと調べたら、麺類も良くないらしいんだよね。麺をすするときに、抜歯したあとできるかさぶたがとれちゃう可能性があるので、それが良くないらしい。もう、そばとかうどんとか食べちゃってますが…。





■ということで、いま、おれの口の中には親知らずがもう四本ともありません。なんだか、人生の通過儀礼を、無事ひとつ済ませた感がある。


■忙しかった、カリーアップ、部屋子の部屋


■いや、忙しぶるわけじゃないですけど、今日は朝3時半起きで、4時ごろから家で宿題やりはじめて、7時15分ごろまでやって、8時前に家を出て会社行って。で、なんだかんだで19時半まで労働していました。働いてるな。誰かほめてください。まあ、さすがに午後くらいから多少の休憩時間は取りました。

年始からこっち、ちょっと忙しかったですねえ。でもまあ、今月はピーク越えたかな、という感じですよ。この週末はひさびさに宿題なしで過ごせそうです。


■そう、あのー、カレー屋の話なんですが、新宿のカリーアップが無くなるそうですね。ルミネ1の地下の。最近でこそ足が遠のいてるんですが、おれは原宿(ほぼ千駄ヶ谷ですが)よりも新宿のほうが米の炊き方が好きです。

菊田

画像は画期的なまでに本文と関係ないです。ちなみに、中目黒のカリーアップもテイクアウトと出前専門の店になった、とのことです。以前おれも一度行ったことあるんだけど、その時点でもう「UberEatsの拠点にするために作った店っぽいなー」と思ったことをおぼえている。駅からすごく離れたところにあるし、客席もおまけみたいなもんだったしね。あと、客席に置かれている、人間の手の形をした謎のオブジェが気になって食事に集中できなかったのをおぼえている。あれ変だから止めた方がいいと思います。いま云っても遅いか。


『部屋子の部屋』、の配信を見ました。市川猿弥(53)出てます。チケットは明日の22時まで買えるようです。


■めちゃくちゃひさしぶりに日清カップヌードルを買った


■村上でーす。そのズッ友です。そのズッ友です。ズッ友でーす。半蔵商店でございます。


■思うところあって、日清カップヌードルをひさしぶりに買いました。いや、「カップヌードルライト」とか「カップヌードルナイス」とか、そういった低カロリーのやつは買ってたんだけどさ、そういったシリーズ品じゃない、あの正真正銘の、あの赤と白のパッケージの、あのやけに堂々としたロゴの日清カップヌードルはかなりひさしぶり。前回いつ買ったかが正確に思い出せないくらいです。下手したら20年くらい買ってません。

──と書いたところで、'00年代初頭、「カップヌードルにポッカレモン数滴を垂らす」という食べ方をしてたことを突然思い出しました。くわしくははしょりますが、当時『ほぼ日』で糸丼重里がそういった食べ方をしてて、それでマネしてたまに食べてたのですね。

なので20年くらい買ってない、というのは大げさでした。でも、ほんとにそれ以来買った覚えがないので、記憶が正しければまあ十数年は買ってないことになります。


■で、ひさびさに日清カップヌードルを食べてみました。十数年ぶりに味わう日清カップヌードルの味は……もうちょっと「あ〜〜〜〜、これこれ! この味!」みたいな感じになるかと思ったのですが、そういうもんでもなかった。笑

ま、スタンダードな味。それ以上でもそれ以下でもない味。メートル原器みたいな味。ロングセラーというのはそういうものなのかもしれません。


■そうそう、同じく日清の「どん兵衛」のそばは月に一回は食するのですが、このそばって、カップヌードルの麺にそばっぽく色を付けただけのような気もする。笑


■サロンパス貼ってます


■この三連休は、23歳年下の美女(アンジェリーナ・ジョリー似)と京都で3泊しようかなと思ってたんですが、仕事の宿題があったりするので、家におりますよ。海老蔵の特番など見ました。


■そう、あのー、ここ一週間くらい右の足首が痛くてですね。

まあ、以前から週末になるとウォーキングというかただの散歩というか、ようするに歩いているのですが、先週、虎ノ門のあたりをてくてく歩いていたら、とくべつ足をひねったとか、くじいたとかではないのに、右の足首が痛みはじめまして。なんというか、筋を痛めた感じというか。

痛みには波があって、そこまで痛くなかったりする時間帯もあるにはあるのですが、ひどく痛むときはまともに歩けませんでした。歩くスピードはいつもの7割くらいだし、ときどき立ち止まって休まないといけないし…。だから横断歩道を渡るときとかは大変だったなあ。足が痛くなくなるタイミングを見計らって、青信号になるタイミングにうまいこと合わせないといけない。

病院も正月休みで開いてなかったので、とりあえずサロンパス買って足に貼ったら、ちょっとは良くなりました。


■数日後。痛みがまだ続いてたので、病院行ってレントゲン撮ったら骨は何ともなくてね。お医者さんからは、サロンパス貼って様子見ててください、ウォーキングは控えて安静にしてくださいと言われました。

おれは歩くときは歩くんですよね。昨年の最高記録は一日で57000歩です。歩き過ぎなのか。この年末は珍しく30分ほどのランニングを2回やったりしてたのですが、それが良くなかったのか。単純に、冬だから体が故障しやすくなってるのか。

まあ引き続きサロンパスを貼っています。クレジットカードぐらいの大きさのやつを右足首に3枚。なのでいま、部屋が常にサロンパス臭いです。笑


■サロンパスの匂いといえば、独・クナイプ社のワコルダーのバスソルトですが、なんか、おれが買おうとしたときに限って、店でワコルダーだけ売り切れてるんだよな…。


■冬休みは一瞬


■年末に『検索ちゃん』のネタ特番を見て、ミキの兄のほうが声を荒らげて周囲に噛みつく感じもう飽きたよなうるさいだけだし、と本当のことを思いながら、しかしこの特番を見るといよいよ年の瀬って感じがするよなあ、としみじみしてたら、もう新年の一月六日です。十日間の冬休みは一瞬で終わりました。ナパーム・デスの「You Suffer」くらい一瞬でした。気がついてたら終わってたね。十日間って、240時間ですよ。240時間って一瞬だな。2秒くらいしかないな。なに書いてんだおれは。

半蔵商店でございます。あらためてあけましておめでとうございます。元日は、イエーガーマイスターをドクターペッパーチェリーで割って、おとそ代わりに飲みました。これでけっこうな種類の薬草を摂取できていると思います。たぶん。


■お正月を壽ぐため、食用の金粉をふりかけた明太子スパゲティも作りました。この写真だと伝わりづらいのですが、粉っぽく見えるものはすべて金です。ほんの少しだけですが…。

たらこスパゲティ(一)

たらこスパゲティ(二)


■といった意味も含めまして、あらためて本年もどうぞよろしくお願いします。





http://hanzo.tv/r021230_j-pop_2020_mix.mp3

2020年に耳にして気に入ったJ-POP 26曲を44分にミックスした『さよなら2020 J-POP MIX』音源はこちら。

http://hanzo.tv/r021230_tracklist.pdf

トラックリストはこちら。


■賀正 令和三年


賀正

■この冬は沖縄帰んないので、自室におりますので、正月からインターネットするのはどうかなと思いつつ更新です。あけましておめでとうございます。

昨晩は九時ぐらいに寝ました。紅白、YOASOBIだけでも見ようかなと思ってたんですけど、なんか疲れておりまして。

そう、前も書いたんだけど、YOASOBIの「夜に駆ける」って、男女が身投げをして心中する歌らしいんですよね、どうも。そういう歌が大ヒットして紅白で歌われるのが令和二年だったんですね。ピーヒャラピーヒャラ、パッパパラパ、ピーヒャラピーヒャラ、パッパパラパ、ピーヒャラピー、おーなかが減ったよー、という、近藤 房之助と坪倉唯子の歌が大ヒットした平成二年とはだいぶ違う年だったんだな、と思った。比べるもんが違うかもしれないけど。


■といった意味も含めまして半蔵商店でございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。今年は去年よりマシな一年にしたいですよ。あと、今年こそ全人類一丸となってインターネットを廃絶しましょう。インターネットのない、清潔で美しく健やかな世界が一刻も早く訪れるといいですね。



http://hanzo.tv/r021230_j-pop_2020_mix.mp3

『さよなら2020 J-POP MIX』音源はこちら。

http://hanzo.tv/r021230_tracklist.pdf

トラックリストはこちら。


■『さよなら2020 J-POP MIX』とりあえずmp3で


さよなら2020_J-POP_MIX

http://hanzo.tv/r021230_j-pop_2020_mix.mp3

2020年にラジオで耳にして、好きになったJ-POP全26曲を
44分にまとめたミックスです。
2020年という年を振り返るきっかけにしていただければ幸いです。
ちなみに、スカロケとファンフラで知った曲が多いです。


http://hanzo.tv/r021230_tracklist.pdf

トラックリストです。




大掃除や、年越しそばをゆでる際のBGMにどうぞ。ちなみに全26曲のうち、今年一番聴いた曲は「ジェニーハイウォッシュ」ですね。

ジェニーハイウォッシュ


■『さよなら2020 J-POP MIX』というミックスをYouTubeにアップできなかった


youtube

■えー、残念なお知らせというか、当然のお知らせというか。

このたび、2020年にリリースされたJ-POPの曲だけでミックスを作ったんですね。全26曲44分。で、そのミックスに映像を添えてYouTubeにアップしたのですが、そしたら「この動画はアップできません」みたいなことを云われた。


■まあ、「著作権上の問題」ってことなので、それはしょうがないんですが、でもさー、YouTubeって、ただ単にヒット曲を並べただけの動画があるじゃん? なんら二次創作的な要素(ミックス、リミックス、エディット等々)のない、ほんとうに並べただけの動画。おれが小学生のころ、毎月毎月のヒット曲10曲をダビングしたカセット(ラベルはワープロ打ち)を800円で売ってた金物屋が近所にあったけど、あのレベルの動画。あれはどうやってYouTubeの著作権チェックをくぐり抜けてるんだろう…。


■パディントンのクリスマス、少年探偵事件ノート。この師走も。


「ほんとうはこんなこといっちゃいけないんでしょうけど、わたし、もう、早くクリスマスが過ぎてくれればいいと思いますわ。」と、バードさんがいいました。

クリスマス前の二、三週間は、バードさんにとって、忙しいのがふつうでした。ミンスパイだのプディングだのケーキだの、つくらなかればならないものが山ほどあって、バードさんは、一日の大半を、台所で過ごしていました。ことしは、パディントンが"養生"のため、ほとんど一日じゅううちにいましたが、そのことでバードさんの仕事が楽になったというわけではありませんでした。


半蔵商店でございます。師走の朝って、『パディントンとクリスマス』読みたくなるんだよな。なりませんか? なりたまえ。 毎年師走に、「パディントンとクリスマスの買物」「クリスマス」の章を読み返しております。上記の引用は、前者の章の書き出しです。松岡享子訳。

英の国の熊畜生パデ公は、クリスマスの夜に、ブラウン一家で食事を楽しみ、プレゼントを交換し、寝室に戻ります。もう、典型的な、これ以上ないってくらい典型的な、欧米の児童文学に出てくる正しいクリスマスの過ごし方です。


■あと、師走の朝に読み返す児童文学といえば、もうひとつ、『少年探偵事件ノート』です。こちらは和物。基本的なあらすじや設定は省略。

クリスマスの季節を舞台にした、最後の章。

そこで、南町第二小学校めざして、自転車をとばした。なにか手がかりがつかめないかと思ったからである。
ネットのフェンスにかこまれた第二小学校のグラウンドは、人かげ一つなく、がらんとしていた。第一小学校とおなじく、今週から給食がなくなり、授業は午前中でおわったのだろう。
プールのおくにある体育館から、ボールのはねかえる音と、かん高いかけ声がきこえてくる。バレーボールの練習でもしているのだろうか。
校門のわきに自転車をとめると、タケシは体育館むけて、グラウンドをよこぎって走った。


「体育館むけて」は原文ママです(フォア文庫'91年3月第7刷)。それはさておき、ひと気のなくなった校庭の描写が最高。

この、二学期が終わりかけてる感じとか、冬休みが近づいてる感じとか、放課後のグラウンドのガランとした感じとか。そんな校庭にひとりポツネンといる感じとか。そういう成分が独自のバランスで配合されてます、と書くとなんか栄養ドリンクの広告みたいですが、おれは大好きです。

主人公のタケシ少年が駆ける、十二月の校庭のひんやりした空気が伝わってくる。伝わってきませんか? 伝われ〜〜〜〜(唐突な佐久間一行)。


■宿題をこなしております


■クリスマス・イブですね。クリスマスナカグロイブですね。

ということで、おれのクリスマス用プレイリストを公開します。お気に入りのクリスマスソングを集めました。Spotifyなんて入ってないのでテキストベタ打ちですが。

1. 所ジョージ/一年中クリスマス ―セロリ・パセリ―
2. 所ジョージ/やや赤鼻のトナカイさん
3. William Basinski/Silent Night

以上です。


■そう、あのー、明日が年内最終出勤日なのですが、宿題が多々残ってまして、夜中に仕事してます。いま24時近いです…。こんな時間帯に働いても、能率なんてたいして上がんないんだけどね。


■あ、最近のクリスマスソングだと、ぜったくんの「Gaming Party Xmas」も好きですよ。スカロケでかかってたやつ。


■「からたちのかどを曲って二軒めです柚子湯」


ゆず


■昨日は冬至だったので、ゆずを買ってきたのですが、疲れてたので風呂に入らず寝てしまいました…。冬至の晩にゆず買ってきてゆず湯入らないってあります? 今晩こそ、ゆず湯にします。

からたちのかどを曲って二軒めです柚子湯、は、コピーライターの故・土屋耕一の単行本の帯に書かれていた句です。字余りの感じが好きです。





■日曜のM-1決勝見ましたよ。中盤、うっかり寝てしまいました(疲れてるよなあ…)。

しかし、今年の野田クリスタルは、R-1ではテレビゲームやっただけで優勝して、M-1では舞台を転げ回っただけで優勝した。すごいな。

──いや、「だけ」ではないだろ… (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■コザ暴動から50年


■挽肉五〇〇グラムをフライパンで炒めただけのもの、という謎の夕食を摂ったあと横になっていたら案の定眠ってしまって。目が覚めると教育テレビで、コザ暴動についてやっていたので、今日はフジテレヴィジョンの『向上委員会』ではなく、この番組を見ています。

そう、この十二月十九日の深夜で、コザ暴動から丸々50周年らしいんですね。コザ暴動って、モノクロ写真での記録しか見たことないんですよねー。ちゃんとiPhoneとかで動画を撮っといてほしいです。

──むちゃ云うな。昭和45年だぞ… (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

撮った動画はYouTubeとかインスタにあげといてほしいですよね。

──昭和45年なんですよね (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

アメリカ側のお偉いさんがコザ暴動について言及した映像が番組内で流れていたんだけど、「文明国ではありえない」みたいなことを云ってたんですね。それ以前に米兵が沖縄で働いていた乱暴狼藉(上記wikipedia参照)のほうが文明国じゃありえねえよ馬鹿かよ、と思うんだけど。米兵がお行儀良くしてたらコザ暴動自体がそもそも起きてないわけでね。米兵が落とすお金でコザの街が潤っていたのも事実なんだけど、とはいえ潤したからってなにやったっていいわけでもない。


■コザ暴動の夜の「群衆に見守られながらアスファルトの上に仰向けに倒れている男性」の写真、ってのがあって、それはおれも印刷物で見た記憶があるんだけど、番組によるとその男性は三日後に意識を取り戻し、近年までご存命だったとのことだった。ふむ。

しかし、wikipediaを見ると、コザ暴動に4000人も参加してたという事実に改めて驚く。リキッドルーム4杯分くらいの人数がコザの街で夜通しで。フェスですね、これは。





■テレビと云えば、昨日は中村屋特番を見てましたよ。長三郎くんが小学一年生ということに驚きました。もう小学生。早い。


■カップルが身投げして心中する近松門左衛門的な歌。YOASOBI「夜に駆ける」一周年。


■YOASOBIの「夜に駆ける」が、本日でリリースからちょうど一周年だそうです。wikipediaによると。


そう、あのー、これラジオで聞いて好きになった曲なんですけど、ごくごく最近、はじめてMVを見たんですね。

そしたら、なんつーか、不穏というか不吉というか禍々しい感じのMVで。あれ、なんか思ってたのと違うんですけど、発注したのと違うのが納品されたんですけど、って気分になったんですけど。


■いろいろ調べたら、この曲、ひらたく云うとカップルが身投げして心中する歌、らしいんですよね、どうも。文楽的というか、近松門左衛門的というか。笑

たしかに、あらためてよく歌詞を読んでみると、まあ、そんな感じの歌詞だ。じゃあ、そういうMVになるわな。

まあ、要するに、いかにおれが歌詞を聞いてないかってだけの話ですね。すいません。なんというか「東京は夜の七時」的なキラキラした歌だと、てっきり思ってた。笑

スチャダラパーが「そうか歌詞なんて誰も聞いちゃいねえ」とラップして29年が経ちます。29年…。





■それはそうと、今日はスーパーで780円する寿司がタイムセールの4割引で買えたので、いい日です。しかも、この寿司を、TVerで『あちこちオードリー』を見ながら食べました。これはもう優勝では?


■2010年南座顔見世。愛之助の外郎売。


■おちょやん、って西日本のどっかの地方でめちゃめちゃエロい意味の方言かと思った。日本放送協会の朝ドラのタイトルなんだって。

──知ってます。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■半蔵商店のお時間でございます。あのー、ちょうど十年前の今ごろ、拙僧は京都県におりました。南座の顔見世を見に行ってたんですね。真顔で桟敷席に座ってたなあ。

うん、京都入りした日は夜の部を比較的安い席(といってもそんな安くはなかった)で見て、翌日の昼の部を桟敷席で見たんだったかな。南座近くで買ったウナギ弁当を幕間に食べてたね。おれの記憶が間違ってなければ桟敷席たしか二万七千円だぜ。カブキを見始めて一年にもならない小坊主さんが、二万七千円。しかも、たしかグリーン車で京都まで行って。蹴上のウェスティンホテル泊まって。

ちなみに、桟敷席で玉三郎見てウナギ食ってたその日の拙僧のみずほ銀行麹町支店の口座にはボーナスが振り込まれていた。極楽かよ。

二泊三日で十五万円くらい使った記憶がある。当時よりはオトナになってしまった今は、逆にこんなお金の遣いかたはできないかもしれない。我に返っちゃう気がする。ブレーキ効かせちゃう気がする。ブレーキも大事なんですけどね、人生。

──と、なぜか突然、十年前のことを思い出しちゃいました。そうです。海老蔵が諸般の事情で舞台を降板して、愛之助が『外郎売』をやったときのことです。





■うん、以前も書いたかもしれないけど、やっぱり『人生最高レストラン』って、'90年代土曜深夜のTBS系列の空気がある。


■あ、明日の『ボクらの時代』は、飯尾と阿佐ヶ谷姉妹だって。見ようっと。


■ゴールデンラジオの山田ルイ53世が面白かった。ひぐち君はリアルな小金持ちっぽい。


■『天才はあきらめた』('18)読了。南海キャンディーズのしずちゃんじゃないほうが書いた本です。
底本の『天才になりたい』('06)も読んでますが、やはり山ちゃんは、努力家だし戦略家だと改めて思うなどした。

'04年のM-1決勝で世に出た直後の低迷やコンビ内の軋轢についても生々しく書いてある。書かせた編集者は偉い。

しかし、一時期はお笑いを辞めることさえ考えていた山里が自信を取り戻すきっかけとなった大悟のトークライブって、いったいどんな雰囲気のライブだったんだろうな。気になります。


■道玄坂に新しくできた「山下本気うどん」という、ナベアツに見放された元藝人の人がやってるうどん屋に行ってきました。並木橋のほうにも店があるんだけど、おれの行動範囲じゃないからなかなか行けなかったんだよね。道玄坂だと仕事帰りにさっと寄れるから便利だ。

牛すじカレーうどん、みたいなメニューを発注。「さぬき麺」を謳ってるので、もっと丸亀製麺丸亀製麺したうどんなのかな、と思ったんだけど、実際に食べてみるとふわふわした感じのうどんだった。そこだけはちょっと想像と違ったんだけど、カレーも牛すじもおいしかった。


■月曜日の『ゴールデンラジオ』にゲストとして山田ルイ53世が出てた。大竹まことにヒゲダンの歌を歌うよう命じられて、めちゃくちゃうろ覚えのヒゲダンを数秒だけ歌ったあと「これはもうパワハラです」と音を上げたところが面白かったです。

53世は同じ日の東京FMの深夜にも出てたようなので、あとでラジコで聴きます。

53世と云えば相方のひぐち君ですが、東京メトロの広告で見かけるのですが、その広告を見る限りひぐち君の髪型とメガネって最近のリアルな小金持ちっぽいですよね。あの、ほら、ゴヤール(よく知らんけど)のトートバッグを背中に持って、ウブロ(よく知らんけど)の腕時計して銀座歩いてるタイプの。


■ちょっと前、『あちこちオードリー』のカミナリ+ダイアン回(2回)をTVerで見ました。

このわずか2回の放送で、カミナリまなぶのことが苦手になりました。笑


■今日の『水曜日のダウンタウン』、素のR藤本が見られたのでちょっとトクした気になりました。笑


■インデ○アンカ○レー


■今日も三万歩ほど散歩してました。ヒマなのか、と云われると、けっしてヒマではないはずなのですが。半蔵商店でございます。

東京駅やら神楽坂やら。本日三万歩ほど歩いて気がついたのは、某インデ○アンカ○レーって、まあ、まずいとかおいしくないとか云わないけど、おれの口には合わないな、ってことと、神楽坂の音楽之友社は、新館の窓ガラスのフィルム(?)を張り替えた方がいい、ということです。


■うん、某イン○デアンカ○レー。おとといの紀尾井町家話でもカレーの話題になったとき名前が挙がってましたし(だよね? ちょっと記憶が曖昧です。飲みながら見てたから)、つい先日も某歌舞伎役者のインスタのストーリーに画像があがってたりしたので、気になって、今日、東京駅の近くの店に食べに行ったのですが。うーん……よく分からん味。笑

いままでの人生で4回くらい食べたけど、そのたび微妙に感じる。その割りには、インターネット上の皆様の感想文は、たいがいこの店のカレーを褒め倒してるんですよね。おれなんかは、「最初は甘い味が来て、そのあとガツンと辛さが来る!」とか云われても、だからどうした、と思っちゃうんだけど。

でも、みんなが褒めるから、おれも足を運んでしまうんですよね。そしてそのたび首をひねる。みんな好きだよなー、某イ○ン○デアン。でもやっぱり、おれはニゴー(登録商標)のカリーアップが口に合ってるようです。チキンかキーマ。たまにビーフ。


■ちなみに先週の土曜日(11/28)は一日で五万七千歩も歩いてしまいました。けっしてヒマではないはずなのですが。


■冬物語、鯖、MacBook、猿弥(53)


■単品の片桐に需要はあるのだろうか? とかなんとか考えてるうちに師走も三日目ですよ。スーパーで買ってくるビールも「冬物語」ですよ。高野寛&田島貴男ですよ。こうやって今年も暮れていくのです。みなさん良いお年を! あけましておめでとうございます半蔵商店でございます。こんばんは。


■ええ、最近は、「お子様でも安心! あらかじめ骨を抜きました」みたいなシールが貼られた、骨抜きの鯖を買うことが多いです。この鯖は、あらかじめ骨が抜かれてるだけでなく、食べやすい大きさにカットされてて便利です。

その鯖を、きのこ類やもやしと一緒に「こなべっち」で煮ます。そして食べます。食べ終えたあと、残った汁に、インスタントラーメン半個を投入し、〆の炭水化物とすることもあります。一個ではなく半個というところがオトナです。


■先日8万弱で買ったUSキーボードの中古の12インチMacBookですけど、とりあえずFireFoxと、『英かな』というソフトをインストールしました。このソフトを入れたので、USキーボードでもコマンドキーで日本語と英語が切り替えられるようになりました。

あと、あれ買った、あのー、画面保護フィルムみたいなやつ。あれ貼りましたよ。気泡はちょっと入っちゃったけど、画面が点いてるときはあんま気にならないし、そもそも画面が傷つくよりはマシでしょう。

英かなをインストールして、画面保護フィルムも貼ったことだし、このMacBookは今後、外出先で歌舞伎の切符を買う専用マシーンとして使っていく予定です。


■歌舞伎と云えば、明日の紀尾井町家話、猿弥 (53)出るんですよね。前回の猿弥回はばっちり見逃してるんですよ、おれとしたことが。明日はちゃんと、気ぃ抜いてテレビで『かりそめ天国』見ちゃったりしないで、紀尾井町見ます。


■12000マイル失効するところだった


■明日から師走、とかいう荒唐無稽きわまりない都市伝説を小耳に挟みました。こういった流言蜚語に惑わされないようにしたいものです。ようするにインターネットなど見てはいけません。人類はただちにインターネットを廃絶するべきです。半蔵商店でございます。


■それはさておき、おれの日本ヘリコプター輸送株式会社あらため全日空のカードに貯まってたマイルが、今日で期限切れだったんですね。12000マイルくらい。あぶねーな。うっかり失効するところだった。12000はでかいよ。気づいてよかった…。

ま、貯まってたマイルはトータルでも20000ちょい、といったところだったので、これを機に20000マイル(ジュール・ヴェルヌっぽい)を二万円分のEdyに変換しました。ふだんそこまでマイルのことを意識して生活してるわけじゃないから、二万円の臨時収入があった気分です(笑・あくまでも気分。もともとおれのマイルなんだし、それを忘れかけてたってだけの話だから)。

Edyって、コンビニとかファストフードで使うイメージだけど、いま調べたら恵比寿のウェスティンホテルでもEdy使えるんだな。あと渋谷のタワレコとか(なぜかピンポイントで渋谷のみ)。


■ま、失効ぎりぎりのマイルをEdyに換金できたので、今日は合格です。


■たりないふたり2020


今日の昼、日テレでやってた『たりないふたり』を見たジロ。

ただただ、コドモの山里とオトナの若林のコントラストが印象的な番組だったジロね。

なぜ山里がコドモに見えたかと云うと。番組中でも若林が指摘してたように、番組トータルの成立を考えず、自分の頭蓋骨のなかでしか成立しない主観的な話ばっかしてただけでなく、めちゃくちゃ肩に力が入ってて必死なんジロね。端的に云うと、見ててしんどいジロ。

テレビ局の偉い人とか、メーカー宣伝部の偉い人とかがこの番組を見てたら「うーん……次の仕事はやっぱり山里じゃなくて若林に発注するジロ」ってなると思うジロよ。

おそらく、あくまでもおそらくジロが、山里のあの必死さは「自分のことを下に見ているやつを見返してやりたい」みたいな行動原理に拘泥しすぎてるところから来てるような気がするジロ。ただ、彼はそれをもう手放せないんだろうジロね。それを燃料にして今日の今日まで来ちゃってるジロからね。

山里というヒトは、'04年M-1決勝のラサール石井に褒められた夜から16年間、売れに売れ続けてる藝人なのジロね。そんな第一線の藝人が劣等感を燃料にして自分自身を焚きつけるのも、そろそろ限界が来ていると思うジロ。それは、当の山里本人がいちばん気づいてるのではないジロか。劣等感の矛先を向けてもかろうじて成立する、最後の最後の相手が若林なのではないジロか。だからこそ、いちばんの理解者である若林にいろいろぶつけちゃったんじゃないジロか。


────と、茗荷谷駅前のマクドナルドの店内でしゃべっていたアルマジロがいました。ほんとだもん! 本当にトトロいたんだもん! ウソじゃないもん!


■12インチのMacBookを買いました。スペースグレイ。USキーボード。


Macintosh Portable


■13インチのMacBook Airを持っています。何年製だったかな。平成25だったか、27だったか。だいたいその辺の年式。

とはいえ、ほとんど、というかまったく使わないんですよね。正直に書くと、少なくともここ3年は電源を入れてない…。ま、家ではメイン機であるWindowsノート(15インチのやつを据え置きで使ってる)使いますし、外出先でもちょっとした用事ならiPhoneなりiPadなりで済ませられますしね。


■でも、不思議なもんで、そのMacBook Airを、あらためて他の機種に買い換えたくなったわけです。具体的に書くと、12インチのMacBook。AirでもProでもなく、MacBook。もうディスコンなので中古でしか手に入らないのですが、軽いしね。軽さは正義。

うん、据え置きで使うならともかく、外に持ち出すノートパソコンは軽い方がいい。13インチのMacBook Airだと1.3キロくらいか。でも12インチMacBookは1キロを切るわけですよ。900グラム台なんですよ。たかが数百グラムの差ですが、その数百グラムで人間の気分や行動は変わってくるわけですよ。こういうの、なぜか頑なに認めたがらないお侍さんがいらっしゃいますが。


■しかし。いくら軽い機種とはいえ、買い換えたところでどうせ使わないぜ。それは自分がいちばん分かってる。のに、買い換えたい。自分でもアホな物欲だと思う。

その物欲が、半年ほど続いたんですね。アホな物欲とは云え、それが半年続くとなると、まあ、さすがにそこまでガマンするもんでもないなあって気になる。何十万するものでもないしね。そもそも、そんなに変な買い物でもない。





■というわけで、今週の勤労感謝の日(月曜だ)、中古の12インチMacBookを買いに行くことに決めました。

本体の色は、まあ、無難なシルバーで探してたんだけど、ある時点から、「あ、やっぱりスペースグレイのほうがナウいかも!」と思うようになって、スペースグレイで探しました。

で、キーボードはUS配列のを買うことにしました。うん、当初はUS配列なんて意識しなかったんだけど、ある時点から、「JIS配列のキーボードにあるひらがな、邪魔くさいなあ…」と思うようになっちゃってね。思っちゃったんだからしょうがない 。

ほんとはUS配列よりUK配列のほうが渋くていいな、と思ってるんだけど(いちど渋谷の某店でUKキーボードのMacBookを見かけたことがある。真顔で「£」と書かれたキーがあった)、さすがにUK配列の中古MacBookなんて日本じゃそうそう出てくるわけではないから、そこは譲歩する。それくらいの柔軟性は持ち合わせている。


■で、12インチMacBook、スペースグレイ、US配列キーで検索したところ、新宿某店で7万円ちょいの個体があることが分かったので、電気で動く汽車に乗って新宿まで移動し、そのお店でそのMacBookを見せてもらったんですが、

画面の真ん中に、思いっきりキズがあるではないか。

あのー、MacBookのスペースキーあるじゃないですか、そのスペースキーの輪郭でキズができてんの。

いや、そのキズも、買ったら買ったで2週間くらいで見慣れてくるとは思うんですよ。実用上も問題ないとは思うんですよ。でもさ、画面の真ん中に思いっきりキズのあるノートパソコンに、気持ちよく7万は払えないよね。


■ということでそのMacBookを買わずに店を出まして。せっかく新宿まで来たのに手ぶらで帰るのはもったいないから、目に付いたつけ麺屋に入ったのですが、そこの味がこれまた微妙で。おれはなにしに新宿まで来たんだ。





■で、家に帰ったのですが、でも、なーんかあきらめられなかったので、さらにしつこく検索してスペースグレイでUS配列の12インチMacBookを探したところ。

町田の某店に中古の在庫があったのですね。お値段は8万弱。んー。おれの部屋からは町田はちょっと遠いけど、いちおう状態だけでも見てみるか、という気になり町田某店まで行ってきました。

そしたら、わりとキレイな個体で、とうぜん画面の真ん中にキズもなく、全体的にいい感じだったのと、あと店員さんが感じのいい人だったので購入。これが変な人だったら買ってない。変な店員から8万弱のもの買いたくないよね。笑

お目当て通りの、スペースグレイでUS配列キーボードの12インチMacBookを抱え、無事帰路に着きました。おしまい。





■ということで、MacBookを買ったわけですが、えー、たぶんこれ使わないと思います(笑。だってさ、いま持ってるMacBook Airだってほとんどまったく使ってないわけだしさ)。

次の週末あたりに初期設定をいろいろいじるときがピークだと思います。でも、ま、持ってるだけで満足っつーの? 「外出先でもMacBookでなんらかの作業ができる」という謎の安心感というか幻想にカネを払ったわけだから、これでいいのだ。

あ、でも、外出先で歌舞伎の切符を買うときは便利そうですね。チケットWeb松竹でね。これは個人の感想ですが、あのサイトはスマホとかタブレットよりもPCのほうがいろいろやりやすいんだよね、おれは。


■エントリ冒頭の画像はMacintosh PortableでMacBookではありません。念のため。


■昨日は30km歩いた、今日は働いた


■昨日の土曜日はひたすら散歩してました。

『木梨の会』が始まる朝六時に茗荷谷を出発して

後楽園

飯田橋

市ヶ谷

四谷三丁目

千駄ヶ谷

表参道

表参道の茶屋で、昔アラブの偉いお坊さんが恋を忘れたあわれな男に教えてあげる系の飲み物を牛の乳で割ったやつを飲んで休憩。この時点で朝の九時。


■で、一時間ほど休憩して、そこからまた十時に出発。

表参道

広尾(ナショナル麻布をのぞくなどした)

麻布十番(日進ワールドデリカテッセンをのぞくなどした)

芝公園

御成門

新橋

勝どき

まで歩きました。勝どきに着いたのは午後一時半ごろだったかな。茗荷谷から勝どきまで歩けるもんなんですね。


■で、勝どきから大江戸線に乗って。本郷三丁目で降りて。茗荷谷まで歩いて帰りました。

家に着いたのは三時ちょっと過ぎ。アイフォーンで確認すると、41842歩、25.9kmを歩いたことになってました。笑


■で、昼寝少々。部屋でごろごろするなどし、夜の七時に隣駅のスーパーまで歩いて買い出しにいきました。

この日はもう少し歩きたい気分だったので、ちょっと遠回りしつつ歩いて。部屋に戻った時点で、アイフォーンは49202歩、30.4km。という表示になってました。一日で三十キロも歩いたのか。あ、「さんじゅっきろ」じゃなくて、国語的に正しく「さんじっきろ」って読んでね。





■そして今日の日曜日は、朝の六時から自宅で仕事の宿題をやっておりました。泣

でさ、途中、そりゃメシ食ったり、三十分ほど昼寝したりはしたけどさ、終わったのが午後三時だぜ。休日に九時間も働いたのか…。


■疲れたので、夕刻、近所のスーパーでデリーのカシミールカレーと豚ヒレ200gを買い求めました。そう、あのー、年に何回かなんだけど、疲れてるときはこれ食べるんですよ。

まず鍋で肉を軽く炒めます。肉に火が通ったら、カレーソースを鍋にあけ、温めます。沸騰寸前で火を止めます。はい、できあがり。

うん、カレーソースをライスにかけるんじゃなく、そのまま食します。「濃いめのスープ」ぐらいの認識で食します。ライスは用意しません。あくまでもカレーソースと肉だけです。

肉はなんでも好きな肉でいいと思う。ただ、おれはいまダイエット中なので、カロリー低そうな豚ヒレにしてます。


■そう、かなり辛いです。最初期の藤井隆ばりにホットホットなので、辛さが苦手な方は注意してください。一口一口と飲み進めていくほどにおなかがポカポカしてきて、胃の輪郭を意識させられます。その辛さがね、なんかカラダに良さそうな感じで。

「疲れたときは、デリーにカシミールカレーを食べに行く」と、スタパ齋藤氏が書いてたのを読んだ覚えがある。間違ってたらごめん。





■さて。このカレーソースを摂取したら、ちょっと元気になってきたので、いまからまた夜の散歩に出かけようと思います。さすがに三十キロは歩きませんが。笑


■スペースアポロ


■木曜の、徐々に週末が見えてくる感じが好きです、半蔵商店でございます、本日はコンヴィニエンスなストアーで、このようなパンを購入しました。

スペースアポロ


■スペースアポロ。手裏剣トリオの有吉が子供のころ食べた菓子パンを復刻する、という『かりそめ天国』でやってた企画がきっかけで、全国販売(北海道とちぇるちぇるランドを除く)することになった商品です。有吉くらいのクラスになると、パン会社が廃盤の菓子パンを復刻してくれるんだな。売れてる藝人ってすごい。手裏剣トリオってすごい。

おれも放送を見て食べたくなったんだけども、なかなかエンカウントしなかったんですね。でも、ようやく今日、たまたま立ち寄ったコンビニで見つけました。

しかし、かりそめ天国という番組は大好きなのですけれども、やはりマツコ有吉のトークがあの番組の肝であって、飯尾と大久保さん以外のVTRコーナーはあんまり…………………まあいいか、そういう話は。


■スペースアポロは、この土日にゆっくり食べる予定です。


■変な替え歌のCM


■本文に入る前に、まずは山城屋に献杯、半蔵商店でございます、献杯の時はグラスをぶつけないんだぜ、と先日のドミューンで云ってました。ドミューンは勉強になります。先日の細野晴臣回も楽しかったな。


■といった意味も含めまして、あん肝とカニクリームコロッケで一杯やっております。近所のスーパーで半額だったのです。半額のあん肝だからさ、タルタルソースをかけるなど乱暴な食べ方で食べております。

うん、日本酒を一合飲んで、そして「いいちこ」のソーダ割りを飲んでおります。日曜の夜はいいちこが似合うぜ、というおれの感覚は、かつて『カルトQ』という日曜の夜にフジテレビで放送されていたクイズ番組の中でいいちこのCMが流れていたから、という事実にのみ培われております。単なる刷り込みです。でも、刷り込みの力はでかいです。


■さて日曜の夜です。おれは『行列のできるなんちゃらかんちゃら』というテレビ場組はあまり見ないのですが、たまに見てみるとなぜかけっこうな確率でオネエ特集をやってるんですね。今日も久々に同番組を見てみたらオネエ特集でした。この心霊現象はなんなんでしょうか。マツコの年収はいくらなんでしょうか。まあ、億はいってるよなー。


■それはさておき、そのあと『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞』なる番組を見ておりました。番組自体はなかなか楽しかったのですが、番組中に、


[11/16 5:15am 修正]
以下、某ビール会社の替え歌CMに関する悪口が延々続くのですが、いま読み直したら、ちょっと書き方がどきついなあ、と我ながら思ったので800字弱をカット。読んでお気を悪くされた方がいましたらすいません。

とはいえ、あの一連のCMの替え歌はどうかと思う。そこはゆずれない。羽生ゆずれない。


■AIは疲れない、ロボットは温かい、人間は冷たい


■某チェーン店のコールセンターに問い合わせの電話をかけた。電話の向こうのオペレーターは、相づちというものを一切打たない冷たい感じのヒトだった。それゆえ、会話はギクシャクした、タイムラグというか妙な空白の多いものになった。

冗談抜きでおれは「あ、これは国際電話なのかもしれない。海外にコールセンターがあるパターンかもしれない。海外と電話してるので音声が遅れたり途切れたりしてるのかもしない」と思って(海外にも店舗のあるチェーンなのです)、オペレーターに「そちら海外にいらっしゃるんですか?」と訊いてしまったほどである(結局、オペレーターは日本にいたのですが)。

それっくらい、ぎこちないやりとりのまま電話は終わった。いま思うと、もしかしたら、あのオペレーターは人間じゃなくてAIだったのかもしれない……。


■と、一瞬思いかけたけど、AIならもっと愛想が良いはずだ。あのオペレーターはiPhoneのSiriより愛想が悪かった。でも、ほら、人間は疲れてて愛想なんて売ってらんない時があるから。AIは疲れないから。


■あと、ほら、昔はロボットって、「冷徹で、感情がない」みたいなイメージだったけど、いまのペッパー君とか愛想いいもんな。そのうち、「ロボットは温かい、ニンゲンは冷たい」みたいにイメージされる時代が来るのかもしれない。

KOJI-1200の今田って、ペッパー君と二人暮らしらしいよね。ロボットは愛想悪くなったりしないからね、人間と違って。


■とんかつ食べ放題


とんかつ食べ放題

■とんかつ食べ放題、という謎の儀式をやっているとんかつ屋に行ってきた。

食べる前から想像できたことだけど、おなか一杯になりすぎて苦しくなった(ウンダーベルクの小瓶を持って行って本当に良かった)。

食べる前から想像できたことだけど、とんかつは何百グラムも食べるものではないな。

食べる前から想像できたことだけど、とんかつは食べ放題で味わう性質の食べ物ではないな。


■分かってるんだけど、それでも行ってしまうのが食べ放題というものです。不思議だよな。まあ、たまには誘惑に素直に負けてみるのも大事かもしれない。

ところでウンダーベルク(いま検索したら、尾上松也も愛飲してるらしい)って、瓶の飲み口の穴が以前より大きくなってない? 気のせい?


■レーガン、チートデイ、細野など十一月の近況


■大統領選ですね。おれも文京区立音羽地域活動センターで投票してきましたよ。みなさんは誰に投票しましたか? おれは4年前と同じくレーガンに入れました。やはりアメリカの大統領といえばレーガンです。

といった意味も含めまして十一月になりやがりました。ちょっと目を離したとたんこれだ。こんばんは半蔵商店でございます。今日は近況などを。


■鱈と白菜を買ってきて、「ちゃんこ鍋の素」みたいなできあいのつゆで煮ました。初冬の匂いがしました。


■ダイエットは続けてまして、一日の摂取カロリーが、まず千を超えないようにしておりますが、正直、停滞期です。体重の減り具合が止まっております。

ここらで一つ、いわゆるチートデイなるものをやらないといけないのかもしれません。あんまりやりたくないけどね。「体重計の数字が減る喜び」が「食べる楽しみ」をもう上回ってきてるし、そもそもチートデイとか云ってぱくぱく食べても、胃が小さくなっててすぐ腹一杯になって苦しくなるから。


■茗荷谷駅前のサンマルクカフェがなくなって、次にどんなお店が入るんだろう、本屋とかディスクユニオンとかが入るといいなあ、などと考えていたのですが、セブンイレブンが入るらしいです。つまんねえ。ただただつまんねえ。それに尽きます。

無印良品はどうだろう。あの場所、石神井公園の無印良品と同じくらいの大きさはありそうだけど。じゃなかったら、スタバとは云わないまでも、せめてカフェドクリエとかさ…。いや、ファミリーマートでも良かった。おれはコンビニはファミリーマートが好きなんだけど、自宅からはどのファミリーマートまでも微妙に遠いんだよね。

セブンかー………ぶつぶつ。


■昨日(11/3)のdommuneの細野晴臣特集を見ました。そういえば去年の秋は、恵比寿に細野DJを見に行ったり、六本木ヒルズの『細野観光』に行ったりしてたな。あれからもう一年経ったのか。まだ一年しか経ってないのか。

ところで『N.D.E.』に入ってる「Heliotherapy」って曲はテクノドンの残り香がして好きです。


■Discogsにも載ってないSRATM物件


春菊

■10月は全国テイ・トウワ強化月間ですが、その最終日にふさわしいエントリを。

えー、最近こんなCDを手に入れまして。

CD

Sweet Robots Against The MachineのCDなのですが、これDiscogsにも載ってないんですね。笑

Discogsに載ってないけどおれの手もとにはある。まあ端的に云って、ネットに表示される範囲だけが世界じゃない、ということですね。すごいものはネットの外にあるのです。


■さて、好事家の皆様方のために、このCDの中身について書きたいところですが、すいません、今日はもう寝ますので割愛します。( ˘ω˘ )zzz

あ、眠る前にもう一言。いまさら思ったんだけど、『Future Listening!』ってアルバムのタイトルは、当時所属していたフォーライフの頭文字から来てるんですかね? おれ、あんまりテイ・トウワ詳しくないからわかんないけど。

しかし、この人の周辺って、なんかいつも「モデル兼DJ兼歌手」みたいな若い女子いるよね。笑


■知らない誰かのファックスが送信されてなかった


■過日、都内某所のコンビニのコピー機のとこで見つけたFAXの忘れもの。忘れものというか、「FAXがうまく送信できませんでした」の紙が出力されっぱなしになってました。

忘れファックス

イラストレーターの人が、仕事用のラフを送ろうとしたのでしょうか。FAXがうまく送れてなかったようですが大丈夫だったんでしょうか。このあと、

A「まだイラストのラフが届いてないんですが…」

B「は? さっきFAXしましたけど?」

A「いやー、ですからそれが届いてなくてですね…」

B「だーかーらーFAXしたって云ってんだよ」

みたいなやりとりが発生したんでしょうか。先日、拙僧は仕事でAの立場になりました。「間違ってるのは自分のほうかもしれない」と1mmも想像することもなく生きて、死んでいく人間。そういうヒト科ヒト属ヒトと仕事するのは疲れます。なぜ自分が無謬な存在だと思えるのか。まあ時と場合によってはおれがBの立場にならないこともないので、他人はあまり強く責められません。なんだか話が変わってきたなオイ。それはさておきFAX中段の、コップに入っている謎の生物のイラストが気になります。

謎の生物(一)謎の生物(二)


■そういえば、国立劇場の近くのコンビニで、ラジオ番組の台本らしきコピーの忘れ物を見かけたことがある。ご近所のFM局の関係者だと思う。でも、おれの知らない番組だった。スカロケとかマイメロセラピーとかではなかった。


■2002年の『BRUTUS』のバブリーさにむせかえる等


■はい、思うところあって2002年の『BRUTUS』誌を買いました。

ブルータス2002年10月15日号


■この号を買うのは人生で4度目です。笑

発売当時リアルタイムで買って、そのあと原宿のブックオフ(原宿にブックオフがあったなんて覚えてます? ラフォーレの並び)で買い直して、そのあとさらに別の古本屋で買い直した──という記憶があります。そしてまたこのたび買い直しました。

この号は「東京ホテル戦争!」なるタイトルの特集が組まれています。フランソワ・シモンなる料理評論家のホテル批評がいいのよ。この異人さんが都内にあるラックレート(定価)で一泊5万円クラスのホテル5軒に泊まって批評を書くんだけどさ、なんつーか、辛口なところは辛口で、でも、いいとこはいいとこでちゃんと褒めてて。そのバランスが絶妙で読ませるというか(辛口一辺倒の人って浅く見えるし、かといって甘口なことばっか書いててもそれはそれでちょっと違うしね)。

そしてそれ以前にこの人のホテル評からは、トーキョーという街に対する愛情を感じられてね。これを定期的に読み直したくなるわけです。ちなみに批評の対象となったホテル5軒はパークハイアット、ウェスティン、椿山荘(まだフォーシーズンズと提携してたころ)、ラディソン都ホテル(いまはシェラトン)、ソフィテル東京(いまは建物自体ないようです)。まだアマンやアンダーズどころか、マンダリンやペニンシュラどころか、グランドハイアットすらない時代です。

記事では、各ホテルのルームサービスのクラブハウス・サンドイッチを食べ比べた味の批評まで書いてある。ちなみにシモン氏いわく、上記の5軒でいちばんおいしかったクラブハウス・サンドイッチはソフィテルだそうです。ええ、おれがルームサービスのあるホテルに泊まるたびクラブハウス・サンドイッチを発注するのはこの号の影響です。バリのホテルでも発注したね。もっとバリらしいもの食べろよ、と、あなたじゃなくてもおれ本人でもそう思う。


■でさ、この'02年のBRUTUSを「あ、こんなページあったな、覚えてる」とか、「あ、こんなページあったのか、忘れてた」とか、いろいろ思いながらパラパラめくってたんだけど、しっかしこのころのトーキョーはまだまだカネがあったんだなー、と感じます。いや、カネがあったのはトーキョーじゃなくて、マガジンハウスとその広告主だけだったのかもしれないけどさ、でも令和2年よりだいぶ豊かな時代だったんだなと思っちゃう。いや、正直、最近はこの雑誌を立ち読みすらしてないからさ、現在との厳密な比較じゃなくて悪いんだけどさ。誌面がキラキラあるいはギラギラしている。もう、ラグジュアリ〜〜〜〜って感じ。

──ラグジュアリ〜〜〜〜。ですか。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

そう、ラグジュアリ〜〜〜〜って感じ。令和2年のいま、この'02年のBRUTUSを読むと「当時のニッポンはバブルだったのか!?」とすら思う。実際は、とっくの昔('91)にバブルは弾けてたんだけどさ。

表紙をめくってすぐのカラーページに各ブランドの見開き広告が続くしさ、誌面の中ほどにはIBMが見開き広告3連発で打ってる(6ページ使って広告だぜ)、と思ったら、そのあとにHPも見開き3連発でプリンターの広告を打ってる(6ページにわたってプリンターの広告だぜ)。この号はホテル特集だけど、第2特集がクルーズ特集だったりする。

いや、もうほんとバブリーですから。思わずむせかえるくらいバブリー。ウソだと思うんなら、この号じゃなくてもいいから'02年のBRUTUS買ってみ? むせかえるから。18年前の日本って、まだまだ豊かだったんですね。


■──っていうようなことを定期的に思います。

ちなみにこの号の音楽ページのディスクレビュー欄には岡村と卓球の「Come Baby」が紹介されてます。そういう時代。


■10月は全国テイ・トウワ強化月間です


■皆様ごぞんじの通り、10月は全国テイトウワ強化月間です。といった意味も含めまして、この10月に手に入れたテイトウワ物件について書きます。


Sweet Robots Against The Machine「Latte & Macaron (Relax Version)」

歌舞伎座の裏手にある、変な自動ドアでおなじみの出版社がかつて『relax』っていう雑誌を作ってました。元禄の時分の話です。いまはない。ただ、現行の『POPEYE』の後半のページがやたらとrelaxっぽいので、これが実質的に現在のrelaxと呼べるかもしれない。

Relax Version

このCDは、relaxの'02年のある号の付録で、定期購読者に配られ、一部の大型レコード店で売る分に付いてきたようです。SRATM「Latte & Macaron」の別バージョンです。別バージョンと云ってもね、基本的なトラックはオリジナル(セカンドアルバム『Towa Tei』に入ってるバージョン)といっしょで、上に乗っかっているアイボ(だよね?)の電子音がほんのちょっとだけ違う……ように思う。でも、ほんとに誤差くらいの違いしか無いです。

あと、このCDには「Free」のMVを使った『Towa Tei』のテレビCM動画がおまけとして含まれています。テレビCMやってたんだね。


『Sweet Robots Against The Machine』アナログ

云わずと知れたSRATMのファースト。アナログでも買ってみました。そう、この、右上のね、POPっていうんですかね、シュリンクの上から貼られてるこの緑丸のシールが大事なんですよ。この緑丸がジャケのデザインを引き締めている。おれが買った盤は、シュリンクがくちゃくちゃになっててあまりキレイではなかったんだけど、まあ安かったので。

SRATM_LP

このレコードは通販で買ったんですが、なぜかサイズを10インチだと勘違いしてたんですね。いざ届いたら普通のLPサイズだったのでちょっとびっくりしました。笑

ちなみに、ジャケットの写真の使用料が700万円、制作費が100万円だったそうです。制作費については、『サンレコ』'97年2月号によると、ボーカリストのギャラとバリ島でのカレー代しかかからなかったとか何とか。

裏ジャケの、いわゆる「スペシャル・サンクス」の欄に記されている、
Dead Life Records(your negativity grows my positivity)
という謎の文字列は、やはり以前所属していたレコード会社と関係あるんでしょうか。


『スペースインベーダー大作戦』

'03年のCD。タイトーの『スペースインベーダー』25周年を記念して、インベーダーの音を素材にした曲をいろんなアーティストに発注した、まあ当時よくあった種類の企画盤です。

スペースインベーダー大作戦

このCDには、「Towa Tei vs Sweet Robots Against The Machine」という名義で参加しています。ケンイシイも、「Ken Ishii vs FLR」ってなってるんだよね。他の多くのアーティストは二人一組で曲を提供して「○○ vs ●●」という表記になってるので、それにそろえたのかもしれない。

で、テイトウワ目当てに買ったCDですが、肝心のテイ氏の曲はというと………………………………………………………………あ、ケンイシイの曲はかっこ良かったですよ。ほかにもいくつか好みの曲があった。

そうそう、このCDにはスケッチ・ショウも参加してるんですね。豪華ですね。クレジットは細野作曲となっているので、打ち込みも細野さんだけでやってるかもしれない。曲というか、CD冒頭のジングルみたいな感じなのですが、'03年版の「Bridge Over Troubled Music」といった趣もあります。





────と、ここまで書き終えたところで、昨日は間違ってテキストエディタを閉じちゃったんですよね。笑

もうちょっと細かく説明すると、テキストエディタとイラレを開いてて、それぞれで別の作業してたんですね。で、イラレのほうを閉じようとして、まちがってテキストエディタを閉じちゃったんですよ。「これ保存しますか?[はい][いいえ]」って小画面が出てきたんだけど、そこでもなんのためらいもなく「いいえ」を押しちゃったんですよ。

まあ、人間でいる限りヒューマンエラーからは逃れられません。当たり前か。いや、この当たり前のことを理解できない(理解したくない)人って人口に一定の割合でいるよな……。


■…………。


さっきテキストエディタに1000字ほどこのブログの下書きを書いたのですが、まちがって消してしまいました…………。まあ、そういうこともある。

スライダー三種

かわりに、先日食べたスライダーの写真を載せます。スライダーとは小さいハンバーガーのことだそうです。江戸時代っぽく訳すと「のどすべり」といった感じでしょうか。知らんけど。


■『Future Litening!』'07年リマスター盤の「Son of Bambi」って


Kick-and-Loud

■皆様ごぞんじの通り、地球上の音楽は「所ジョージ」「所ジョージ以外」の二つのジャンルに大別されるわけですが、今回は後者の話。


■テイ・トウワの'94年のソロデビューアルバム『フューチャー・リスニング!』は、'07年にリマスターされてるのですが、そのリマスター盤では、7曲目「サン・オブ・バンビ」にボーカルが入ってないんですね。すいません、おれ、発売から13年を経て、先週やっと気づいた…。この盤、リアルタイムで買ってるのにね。人生そういうことあるよね。

しかしなんでボーカルがカットされてるんだろう。クリエイティブ上の理由か、契約方面でなにかあったのか。


■テイ・トウワのベスト盤『Towa Tei / Best / Korea』って2種類あるんですよね。

一つは14曲入りの盤。もう一つは12曲入りの盤。このHMV(小林克也風に発音するとエイチェムヴィー)のページに「韓国の初回3000枚は不本意なクオリティのものとなってしまい、3001枚目から立会いのもとマスタリングし直した。基本選曲は向こうメーカーサイドのものながらも、再選曲、リマスタリングで自分なりに納得いくものとなった。特に"Groove Is In The Heart"は12"versionを12年ぶりにリマスタリング!ここでしか聞けないマストアイテムとなった」という本人コメントが載ってるけど、これはたしか発売当時に公式サイトの日記ページに載ってたものと同じだったはず。

つまり、初回ロットはもともと14曲入りだったんだけど、それが本人にとって不満な出来だったため、選曲とマスタリングをやり直した12曲入りのが改めて発売された──ということのようです。このことは、日本語版Wikipediaには書かれてますが、
Discogsには書かれてません。

ちなみに手もとの盤を確認してみると、おれのは12曲入りのやつでした。


■テイ・トウワのミックスCDが2012年に発売されている。『The Beat Goes On ~SALSOUL CLASSICS MIXED BY TOWA TEI~ 』というCDです。すいません、これも先週ぐらいに初めて知りました…。いや、でも2012年って、おれ普通に『MACH 2012』買ったり、代官山のトークイベント行ったりしてたぞ。ちゃんとテイ方面を観測してたつもりなんですが……。あんまり宣伝してなかったのだろうか。


■テイ・トウワが「ハッピー」で『HEY!HEY!HEY!』に出てたときのキャプチャ↓。なぜか一瞬バカリズムに見えた(※個人の感想です)


happy


■ソニー銀行の口座を作りました


■ソニー銀行の口座を作りましたよ。

ながらくM銀行、イニシャルにする必要ねえな、みずほ銀行を主に利用していましたが、徐々にソニーに移行していく予定です。

いま住んでる部屋は、毎月毎月の家賃を大家さんの口座に手動で振り込むというシステムなんですが、みずほだと振り込みのたびに440円という天文学的な手数料がかかるんですね。持たざる階級の者が、持ってる階級の方へ家賃を差し出させていただくのに440円も余計に払わないといけないんですよ。中世かよ。一年間だと440円×12で5280円か。さすがにもったいないね。5280円って、'90年代の中学生だったらすかさず「CDアルバム1枚とCDシングル2枚」って換算するね。あのころの日本はCDが貨幣でしたね。Spotifyとか無かったから。

ソニー銀行なら毎月2回まで振り込みは無料なので(※諸条件あります)、年に5280円、 CDアルバム1枚ぶんとCDシングル2枚ぶんのお金が節約できます。'93年のピチカートだったら、アルバム『ボサノバ2001』が買えて、「スイート・ソウル・レビュー」と「東京は夜の七時」のシングルが手に入ってしまいます。ボサノバ2001の代わりに『エキスポ2001』を買ってもいいね。'93年はピチカートの当たり年です(※個人の感想です)。


■くわえて、ソニー銀行ならATMでの現金引き出しが月4回まで無料です。

つまり、平日の午後5時56分ごろに「6時までにお金をおろさないと手数料をとられてしまう!」と焦ってATMに駆け込む必要が無いし、そもそも平日じゃなくて土日も無料でお金がおろせるんですね。

それと、ソニー銀行なら、主要コンビニと郵便局とUFJと三井住友のATMが使えます。

だいたいここ十年、みずほのATMってどんどん減っていってるイメージしかない。おれは職場が渋谷なのですが、「246と道玄坂がぶつかるとこ」のATMも、「246沿いの桜丘町のとこ」のATMも、もうとっくの昔にない。マークシティの2階か、ハチ公前のみずほじゃないと現金はおろせない。両方とも、あまり落ち着く場所ではない。

そう、あのー、茗荷谷駅から後楽園向けに歩いたところに、みずほ銀行のATMが5台くらい並んでるとこあったじゃないですか。春日通り沿いに。あれも最近なくなってましたね! それとは別に、茗荷谷の駅の券売機の並びに、みずほのATMがあるんですが、あんな人通りの多いとこでむき出しのATMを操作したくないです、おれは。なんであんなとこにATM作ったんだろう。

でもまあ、今後はもうみずほのATMを探さずに済みます。


■でもソニー銀行にも弱点はありまして。

アメックスと松竹歌舞伎会(ニコス)の引き落としに対応してないんですね。この二枚のカードの引き落としに関しては、引き続きみずほの口座を使い続けます。

でも早いとこアメックスとニコスに対応してほしいですね。ウォークマンとMDとプレステを作ったソニーなんだから、それっくらいきっとやってくれると信じてます。


■冷やし中華食べてませんでした


今日は午後からしだいに肌寒くなり、雨もぱらついておりました。明日の文京区は、終日摂氏十五度、終日小雨、といった天気になるようです。

そんな気候の中、この夏は冷やし中華を食べてなかった、と急に思うなどしました。

いや、そりゃ十月だろうと冷やし中華を出す店はあるでしょう。でも、あれはね、三十度以上ある日に食べないとね。で、絶対に食後に腹がたぷたぷするので後悔すると分かっていながら瓶ビール(ほんとは小瓶が好きなんだけど、中華屋って中瓶か大瓶しか置いていない)を頼んじゃうよね。

三十度以上ある土曜の昼下がりに、冷やし中華頼んで、ビールも頼んで、腹たぷたぷになって、ビール頼んだのは失敗だったなーって後悔したかった。

この夏もいろいろおいしい物を食べただろうに、食べ損ねた物について思いを巡らせてしまう。損な性分です。


■Sweet Robots Show、あちこちオードリー


■水曜深夜(山里の裏)にやってたジャングルDJトーワ・トーワのラジオ番組『Sweet Robots Show』が終わっちゃいましたね。

と云っても、おれが聴き始めたのはこの七月からのことだったので、二ヶ月ちょっとで最終回となって寂しい。いや、番組の存在自体はさすがに知ってたので、それ以前にも二回くらいは聴いたことあるんだけどさ。

うん、金曜の夕方くらいにラジコでこの番組を聴くのが七月ごろからの習慣だったんですね。でも今週は最終回だったから、なんかガマンできなくて木曜の朝にはもう聴いちゃった。砂原良徳選曲による高橋幸宏ライブ音源、の特集でした。この番組が終わったら、次はまりんの新番組がはじまるのかなー、と一瞬思ったりもしたのですが、そういうわけでもないようです。

しかし、好きな放送が終わるってのは寂しいなー。江戸時代にはなかったタイプの寂しさだ。いや、江戸時代は江戸時代で、これに似た種類の寂しさがあったのかもしれない。

蛇足ですが最終回は来週の水曜までラジコで聞けます。下の画像は、さっきおれが作った物で、本文とは関係ありません。

テイ

トウワ


■このところテレヴィジョンで好きな番組は『あちこちオードリー』です。ラジオほど若林のアクが強くなくて、さっぱりしているところが良いです。

ただ、一点気になることがありまして。

この番組って、基本的に毎回二組のゲストが出るのですね(仮に、ゲストA、ゲストBと呼びましょう)。なので、だいたい

(1) オードリーとゲストAがしゃべる
(2) オードリーとゲストBがしゃべる

の時間帯に分かれがちで、「ゲストAとゲストBがしゃべる」ってことがそんなにないわけですね。週によってはゲストAとゲストBとの間でいい感じの会話が弾むこともあるのですが、おおむね、(1)の時間帯は、ゲストBは所在なさげに相づちを打ってるしかない、ってことが多いです。(2)の時間帯は、ゲストAは以下同文。

あと、(1)と(2)で話題が唐突にがらっと変わったりして、話がふくらみかけた段階で終わってしまうこともたまにあるように見受けられる(※個人の感想です)。

なので、この番組のゲストは一組にしぼった方が良いんじゃないかな、と思う次第です(※個人の感想です)。

一視聴者なので好き勝手なことを書いてすいません。10/28のネット配信は見る予定です。


瑛人「香水」のリミックス、聴いてくださいね。


■瑛人の「香水」をリミックスしました




ネット上には、誰に頼まれた訳でもないだろうリミックスが多数転がっています。

さて、このたび誰に頼まれた訳でもないのに「香水」をリミックスしました。めずらしく最近の曲です。ファミコンのような、8bit風の音です。瑛人だから8です。

上記の埋め込み画面ではジャケがちゃんと見られないのでここに改めてジャケを載せておきます。↓
「香水」ジャケット


■『SWEET ROBOTS SHOW』次回で終了


■モザイクを基調としたデザインがお世辞抜きで見づらいYMO40周年のサイトで、なにがあったか知らんけどなぜか一時期非公開となっていたInK石野とピエール瀧がYMOについて語る動画が、いつの間にかまた見られるようになってました(その1その2)。ので、見ました。


■テイトウワのラジオが終わるらしいですね。前回の放送の終わりに、めちゃくちゃさらっとした告知がありました。あんなにさらっとした最終回の告知もめずらしい。笑

七月の夜中、たまたま目が覚めてラジコでラジオを聴こうとしたのですが、いつもならまず『不毛な議論』を聴くところをたまたまこの番組を聴いてみたら、たまたま砂原良徳のミックスが流れてきた(ミックスの内容もとても良かった)、ということがありまして。それがきっかけで、それからは毎回聴いてました。でも、終わるそうです。残念。

この番組に限らないけどさ、ラジオで知らない曲とエンカウント(あえて横文字)する、って大事だなあ、って思うんですよね。YouTubeで自動的に表示されるおすすめ欄はさ、これはこれで重宝してるし、これで知って好きになった曲も少なからずあるので文句は云えないんだけどさ、「ほれほれ、どうせお前みたいなやつはこういう曲が好きなんだろ? ビッグデータはお見通しなんだよ、ほれほれ」と、AIに押しつけられてるというか見透かされてる感じがあって、なんか悔しいです。笑


■テイトウワと云えば、今日、こんなインタビューを見つけました。SRATM『3』発売時のものです。英語です。

文中、バカリズムがHidetomo‘Bakarhythm’Masunoと表記されてます。


■あ、この金曜は紀尾井町家話見てました。莟玉くんの画面だけが、なぜか唐突に回転し始めたところが面白かったです。


■四連休は食べたり歩いたりしていました


■突然ホリイケンイチロウ氏の自宅に押しかけ、ピアノ(?)に関する資料をもらう──という謎の夢を見てたら目が覚めました。もちろんホリイ氏と面識はありません。本は数冊持っています。


■突然『世田谷ベース』に木梨が押しかけてくる、というので見てみました。TVerでしばらく見(ら)れます。しかし所さんの世田谷ベースは、断捨離とまったく逆の世界だな、と見るたびに思う。


■四連休は、ダイエットを休止して、食べたいもの食べてました。三キロぐらい太った。人間ってほんと簡単に太る。

ええ、分かりきってることですが、ダイエットで胃が小さくなったところに食物をいろいろ詰め込むから、すーぐ満腹になって、苦しくなって、まあ、そんな楽しいもんでもないんですね。そんな楽しくないのにしっかりリバウンドだけはする、ってこれなんなんでしょうか。笑

それでも、「四連休はなに食べようかな…」と考えを巡らすのは楽しかったです。食べることそのものより楽しい。


■そうそう、月曜にとあるつけ麺屋に行ったんですね。食券を渡して数分後につけ麺が出てきたのですが、注文してない味玉が乗っかってました。お店の人曰く、

「すいません、間違って味玉入れちゃいました。よかったらお召し上がりください」

とのことでした。うれしい。


■四連休は食べる一方、一日二万歩以上歩く、というノルマを自分に課していました。結果、四日間で十万歩歩いた。

朝も早よから電車乗って、七時くらいに御成門で降りて、てくてく歩いて東京タワー近辺→麻布十番→広尾、まで歩くのが好きです。録音した深夜ラジオ聴きながらね。ファミリーマートで買ったホットコーヒー(S)飲みつつね。あ、このホットコーヒーが四連休で口にした中で、いちばんおいしかった物かもしれない。


■「ステッキに桜の花びら」が久々に聞けてよかった。『ソリトンSIDE-B』坂本龍一回再放送


■突然思い出したけど、コザのゲート通りにあった「酒のアル○テック」(現存せず)の最後のほういた黒縁メガネの変なババアなんだったんですかね。イェーガーマイスターの瓶で顔面ぶん殴ってそのメガネをフレームとレンズ一式セットでブチ割ってやりたくなるほど態度悪かったんですわ。あれは何だったんだろう。





■といった意味も含めまして半蔵商店なんですが、今日夕方に『ソリトン SIDE-B』の坂本龍一回が再放送されてましたね。みなさん見ました? おれは見ました。

このソリトンという番組は、他にも何種類かあったんだけど、おれはこの『ソリトン SIDE-B』が一番好きでしたね。司会の高野寛と緒川たまきがさ、そんなに我を出さない人たちじゃないですか。そこが司会として良かったんだと思う。あまりはしゃがない淡々とした感じが、土曜深夜という時間帯の教育テレビに合ってて。

坂本回の他に、細野回、ユキヒロ回も見た覚えがある。あと、テイトウワ回、石野卓球回はVHSテープに録画して繰り返し見てたなあ。

そう、この坂本回も録画して見てたんだけど、'90年代当時も坂本回だけピンポイントで複数回再放送してるんだよね。みんな、好きなんだな、教授(と呼ぶ世代ではおれはないんだけど、一応こう呼んでみる。笑)。


■さて坂本回。本放送は'95年6月10日。'95年て、いまから振り返ると、カラオケと小室サウンドと短冊8cmCDシングルの時代でした。小室ファミリーの新曲をカラオケで歌うために、人類がCDシングルを買って家で歌の練習をしていた時代です、と日本史の教科書には書いてある。前年はゲイシャガールズがデビューしてて、前々年にはYMO再生、前々々年はバルセロナ五輪開会式がありました。そんな時代のサカモト。

主な話題は、ダウンタウンとの出会い、ドリス・デイ[※]とスヌープ・ドギー・ドッグが出てくる'94年のNYタイムズの記事(おー、いま検索したら公式に読める! 外人語だけど)、自身の学生時代、映画音楽について、カラオケのこと、等。

今日の再放送は家で甘酒のカルピスウォーター割りを飲みながらオンタイムで見てたんだけど、けっこう覚えてる部分ととっくに忘れてる部分が交互に出てきて、それが楽しかった。人間って、意外と覚えてるもんですね。意外と忘れてるもんですね。

そうそう、当時の坂本はインターネットにはまっていたので、事務所からインターネット禁止令が発布されたらしい(この話題は忘れてた)。'95年6月の時点でですよ。Windows 95 が発売される前のことですよ。

[※9/20 19:00追記]番組の中ではドリス・デイとなっていたが、上記にリンクしたNYタイムズの記事をページ内検索してみても「Doris Day」の文字列は出てこない。代わりに「Patti Page」なる名が出てくる。スヌープの左に出てくる画像も このパティ・ペイジのCDのジャケと一致する。するってえと、あれかい、世界のサカモトも高野寛もNHKのスタッフも、ドリス・デイとパティ・ペイジを取り違えてたってことかい?

もっと云うと、パティ・ペイジの写真とスヌープの写真の間には犬の絵が小さく配置されている。これは、記事中に出てくるパティ・ペイジの曲「(How Much Is That) Doggie in the Window? 」とスヌープのアルバム『ドギースタイル』が"犬つながり"であることを示してるような気がするんだけど…。おれは、ドリス・デイもパティ・ペイジもスヌープもぜんぜん知らないので、変な勘違いをしていたらすいません。



■視聴者から投稿されたデモテープのコーナー(というのがあったのです)の曲も覚えてた。「ステッキに桜の花びら」という三拍子の曲が好きだったんだけど、それがひさびさに聞けてよかったな。

ちなみに、このデモテープコーナーを独立させたデモテープ回、というのもあったんだけど、その中で放送された「ガリレオ・ガリレイが笑う夜」「夜明けのガス灯」という曲も好きだった。





■で、今日の再放送みながら、あー、そういえばこの番組の番外篇(?)で、『YMOの足跡』っていうYMO番組あったなー、ナレーションは小林克也だったなー、あれも再放送してほしいなー、と思ったら、NHKも同じこと考えてたらしく、『YMOの足跡』の冒頭部の映像もほんのちょっとだけですが流れました。笑


■フローリアン・シュナイダーのインタビューテープ


画像はテレックス


昨日ドミューンでやってたクラフトワークの番組見ました? クラフトワークにまつわるトークとDJを放送してました(画像はテレックス)。


■すごかったのは、フローリアンのインタビューテープが聴けたことですね。

そう、あのー、'89年の『銀星倶楽部』のテクノポップ号(おれは'98年にこの号を北九州の書店で買った、と記憶してる)にフローリアン・シュナイダーのインタビューが載ってるのですが、これは、質問者が用意した問いに、フローリアンが回答をテープに吹き込んで質問者に送る、という形のインタビューなのですね。

で、誌面には「フローリアンはエフェクトをかけた声で質問に答えてくれた」みたいなことが書いてありました。わざわざそんな手間をかけてくれるなんて、けっこうサービス精神あるなあクラフトワーク、と思った記憶が当時('98)ある。クラフトワークって、エフェクトかけるどころかそもそも外部からの連絡に反応しないイメージあったからさ。

そのフローリアンのテープの実物の音声、が番組中で紹介されてました。聴けてよかった。


■もっとすごかったのは、このテープの複製をなぜか砂原良徳が所有してたのが判明したことですね。


■テイ・トウワ「A Ring」500枚限定


■いま部屋に有精卵が50ヶあります。半蔵商店でございます。

先日、テイ・トウワの「A Ring」というCDを買いました。'99年のアルバム『Last Century Modern』からのシングル。

A Ring


■500枚限定。おれの記憶が間違ってなかったら、渋谷と心斎橋のHMVだけの限定販売……だったかな……?? 違ったっけ? 販路がかなり限られた売り方だったような…気がする。少なくとも、おれが当時住んでた福岡では買えなかった記憶がある。

令和2年の今だとピンとこない数字かもしれないけど、テイトウワのCDが500枚限定ってかなーりの極小ロットに感じられたんですよ、1999年というCD時代には。


■パッケージはめちゃくちゃ質素。片面が透明で片面が不織布のおなじみのCDケースに、ラベルをぺたっと貼っただけ。定価五〇〇円。

「A Ring」と「A Silver Ring」の2曲入り。ラベルによると、前者は『HEY! HEY! HEY!』のエンディング曲で、後者は「very special track only available on this disc」とのこと。曲名から察すると前者の別バージョンでしょうか。まだ聴いてない。これから聴く。





■テイトウワと云えば、おれが数年前にテイトウワ関連の音源だけで一時間のコラージュ/カットアップを作ってて、内容がほぼ完成しかけたのにHDDがぶっ壊れてしまいすべてが虚無に帰したエピソードトークはあまりにも有名ですが、その心の傷もそろそろ癒えてきたので、再挑戦したいと思います。いまのおれなら数年前のおれよりもいい物が作れる! とも限らないのですが。


■ダイエットしております


■太ったのでダイエットしております。

ジムかなんか行けばいいんだけどさ。徒歩数分の所に区のスポーツセンターがあるんだけど、なんか足が向かなくてね。四年前(平成)に一回行ったきりです…。石神井公園にいたころは10年くらいジム行ってて、それこそ瞬間最大風速で週4回は行ってたりなんかしたりしてたんだけど、それは駅と自宅の間にジムがあって、単に便利だったからなんですね。これが自宅から徒歩22分のところにあるとか、一回バス乗らないといけないとこにあるとかだったら10年も通ってなかったな。なので、これからジムに通おうとする人は、ジムの近くに引っ越した方がいいですね。なんならジムが1階に入ってるマンションに住むとかね。お金のある人だったら、マンションを建てて1階にゴールドジムを誘致するなり自分で経営なりすればいいと思う。

で、まあ、ジムの近くに引っ越すのも手間なので、まあ、食い物方面で摂生しようと思いまして、ここ2週間はできるだけカロリーを抑えた食生活を送っております。


■以下、最近作ってみたメニューです。カロリー重視の上に自己流なので別にうまくはありません。おすすめはしない。

・麺なし焼きそば

もやし、えのき、ベーコンを炒めて、ソースで味付け。白ごまと刻んだネギを振りかけて完成。


・麺なしカルボナーラ

もやし、えのきをさっとゆでる。お湯を切ったあと、オリーブオイルとベーコンで炒める。市販のカルボナーラソースをかけます。


・ライスなしカレーライス

もやし、えのき、肉(カロリー低いのならなんでも)を炒めて、水300〜400cc(気分により変化)を入れてしばらく煮る。その後バーモントカレー(バーモントカレーじゃないと困る)を2かけ投入して10分ほど煮込む。

ただね、バーモントカレー自体のカロリーは無視できない。最近はカロリーオフのバーモントもあるから、そっちも試そうと思う。


・野菜と鶏むね肉を煮ただけのアブストラクトな何か

煮物、とも呼べない抽象的な何か。下手すると料理とも呼べないかもしれない。スーパーで買ったカット野菜と鶏むね肉を、インスタントラーメンの粉スープでほんとに煮ただけ。ま、これくらいカンタンじゃねえとダイエットなんか続かねえよな、ってのはある。

正直に白状すると、残ったスープでインスタントラーメンをゆでて、〆に食べることはあります(でも半個だけね。一個まるまるはさすがに食べない)。

サッポロ一番塩ラーメンの粉スープだけ売ってたら便利だなあ、とはたまに思います。


・卵を三個つかったスクランブルエッグ

卵を三個つかったスクランブルエッグです。あ、副菜とかじゃなくて、これだけで一食ってことね。


■あとは小腹が空いたら炭酸水、ノンカフェインのコーヒー、ほうじ茶、で空腹感を紛らわせて、どうしてもなにか食べたくなったら魚肉ソーセージかノンオイルツナ缶を食べます。ともに80kcalくらい。

でも一日に一食は外食することももちろんあります。そのときはカレーならライス少なめで発注したり、立ち食いそばだったら大盛り頼まず普通盛りにしたりします。って書くまでもねえなこんなこと。


■そんなもんばっかり食ってて楽しいか? って話ですが、まあ、そりゃ楽しくはないです。笑

ただ、カロリー計算とか、謎の低カロリーメニュー(おいしいとは云ってない)を考えるのとか、そういうの自体がちょっと楽しくなりつつあります。


■そう、あのー、食べるのが好きなのですね。夜にドミノピザLサイズひとりで食っちゃったりとか。それゆえ、食べることをきちんと楽しむためにも、ふだんは適切なカロリーコントロールを心がけよう、と思っております。いまのこと2週間で3kg減ってます。


■最近知って「へえ」となった豆知識(オンガク方面)


■あいあい。自室のユニットバスの水はけが悪い半蔵商店でございます。

しかし昨日の『ダウンタウンなう』、幸四郎のやる気がなさ過ぎて面白かったですね。体調が悪かったのか、ダウンタウンとの相性がよくないのか、「娘からの一言」みたいなパネルにリアルに傷ついたのか。いずれにせよ西暦3000年くらいまでダウンタウンの番組には呼ばれないと思います。尺の短さも笑った。この番組、右團次はまあまあハマってたのになあ…。

つーことで、今日は最近知って「へえ」となったオンガク方面の豆知識を。いや、まあ、博識な読者諸賢は、もうとっくにご存知のことばかりだとは思いますが……。





■EPOは坂本龍一の「チベタン・ダンス」をカバーしている。

ある世代の方々には常識なのかもしれないのですが…。


■瑛人の「香水」は、2020年じゃなくて2019年の曲。

ある世代の方々には常識なのかもしれないのですが…。


■モンゴル800の「小さな恋のうた」はいまだにシングルカットされてない。


これは、"最近知った"というよりは、"云われてみればそうだ"という感じの知識で、二年に一度のペースで思い出すのですが(このブログにも以前書いたかもしれない)、云われてみればそうだよなあ。レコード・ストア・デイで7インチ盤を出したら売れるかもしれない。配信なら現時点でも単品で買えるのですが。

アルバム『MESSAGE』('01)の三曲目です。ちなみにいまwikipediaを見てみたら、このアルバムは278万枚売れたそうです。おい、インディーズで278万枚って…メンバーの取りぶん何億円だろう。ちなみに、モンゴル800は、'03年というとっくに短冊8cmCDシングルが廃れた時期に「ヨロコビノウタ」という短冊シングルを出しています。拙僧は'07年という謎のタイミングで「gocoup e.p.」という短冊シングルをリリースしていますが、278万枚は売れてません(たったの777枚限定なのです)。先日、渋谷レコファンで中古で売られてるのを見ました。笑

"シングルカットされてない"、で思い出したんだけど、シナロケの「レモンティー」も、あれ、有名な曲なのにシングルカットされたのは'18年になってなんだよね。比較的最近だ。もともとはスネークマンショーのアルバムに入ってたらしいです。


■「ごきげんいかが1・2・3」は、短冊8cmCD版が存在する。

スネークマンショーで思い出した。先日検索して知ったのですが、「ごきげんいかが1・2・3」って、短冊でも出てるんですね。知ってた? おれは知らなかった…。オリジナルの7インチが'81年に出てるんですが、短冊がなぜか'95年に出てるらしいんですね。なんで14年の時空を経てるんだ? しかも短冊にはオリジナルには入ってないリミックスが入ってるらしい。この短冊、令和2年現在どうやったら手に入るんだろう。おれは今後の人生でこのCD(とIZUMINの「コラムで行こう!」)を手にする機会はあるのでしょうか。


■電気グループ『KARATEKA』の「Twist of The World」はサブスクで配信されてない。

とかなんとか。おれはサブスク使ってないので、よく知らないのですが…。あとコーネリの『69/96』も配信されてないとか何とか。間違ってたらすいません。


個人的なあれですけど、サブスクってあくまでも「巨大クラウド試聴機」でしかないと思う。所有はできないっつーか。うん、まあ、どうせ古いとなじられるタイプの考え方でしょうけど。


■コーネリアス『ファンタズマ』初回盤には、隠しトラックがある。

すいません、これ、たぶん常識ですね。ただ、おれ当時は通常盤のほう聴いてたからさー。最近discogs見て知ったんだよ。トラットリアのサブレーベル「SHOCK CITY」の宣伝が14曲目に入ってるんだって。





といった感じのエントリでした。


■としまえんのハイドロポリスは


■としまえんが昨日で閉園しました。としまえんからそう遠くない石神井公園に十年以上住んでましたが、ついぞ行く機会はありませんでした。

プール冷えてます

7つのプール(豚)

7つのプール(白熊)


■でも、としまえんのことは子供のころから知ってました。なんで沖縄に住んでる小学生がとしまえんを知っていたかというと。

一つはCM NETWORKという嘘みたいな名前のバンド(というか、まあ企画盤制作スタッフが便宜上名乗ってる名前)がCMソングをひたすらメドレー形式にした「CM DISCO NOW&THEN」というシングルCDを発売してまして。

そのなかに、

♪ としまえんのハイドロポリスは
♪ としまえんのハイドロポリスは
♪ としまえんのハイドロポリスは
♪ ハイドロポリス としまえん

というこれまた嘘みたいな歌詞のCMソングが入ってたんですね。文字に起こすと不毛さがすごいなこの歌詞。いまだったらクライアントの担当者が「ハイドロポリスがどんなものかまったくわからない。ハイドロポリスの特徴を歌詞に盛り込んでほしい」などと目を開けたまま寝言を云ってきそうですよね。まあ広告業界も音楽業界もお金があって元気だったんだと思います(←話の流れが急)。


■もう一つは玖保キリコの『シニカル・ヒステリー・アワー』です。みんなしてとしまえんに行く回があったと記憶しています。

──と書いてて急に自信がなくなった。この種の記憶って、頭の中では当たり前のように転がっていても、いざ文字にすると突然「そうだったっけ? 合ってる? これ間違ってない?」といった疑念にとらわれてしまう。でも、あったよね? みんなでとしまえん行く回。


■沖縄のメディアにはとしまえんの広告が当然出稿されるわけはないんだけど、それでもなぜか例の「史上最低の遊園地」の広告('90)のことは知っていた。当時の雑誌とか新聞とかの記事で知ったのかな。まあ、広告そのものが(いまよりも)人々の話題になる時代、というのがあったのです。で、実際、一時期のとしまえんは広告の質が高かったのです。

としまえんは閉園にあたり、『あしたのジョー』の最終回をモチーフにした新聞広告を出しました。おれは、別にいい広告だとは思いませんでした。そもそも94年にわたって老若男女に愛された老舗遊園地の広告に『あしたのジョー』って、さすがにピンポイント過ぎないか?

──と、としまえんに一回も足を運んだことのない地方出身者が広告にケチを付けるさまは、まさにインターネットって感じがしますね。やはり、人類はインターネットを廃絶するべきです!!(真理)





■あ、としまえんの入り口でやってる「庭の湯」というスーパー銭湯みたいなとこには行ったことがある。人生の中でもっともとしまえんに接近した瞬間だな、いま考えると。


■ジッタリン・ジン「夏祭り」発売から今日で30周年なのでリミックスしました。


夏祭り

夏祭り_リミックス


■本日、令和2年8月29日で、ジッタリン・ジン「夏祭り」の発売からぴったり30周年となります。この曲の短冊8cmCDシングルは平成2年8月29日に発売されたんですね。30年か。


■拙僧は、かわいいかわいい10歳の小坊主さんですので(臨済宗)、ジッタリン・ジンとかバンドブームとかイカ天とか相原勇とかセメントミキサーズとかそういったことはよくわからないのですが、このたび、この「夏祭り」をリミックスいたしました




■原曲の140近いBPMを100まで落とし、アンビエント的なシンセサイザーの電子音でトラックを作りました。勢いある原曲とはまた違った雰囲気で、夏の終わりだとか、淡い恋心だとか、遠い日の花火を思い出す感じだとか。そういうのを表現しました。どうでしょう?

夏の深夜のコザ(沖縄市ね)のバーで杯を傾けながら聞きたいよねこれ、ってことで、「glitterin' gin soda in koza mix」という題にしております。


■ちなみに、先日「Falcon 2」というソフトシンセを買ったのですが、このリミックスの95%はこのシンセの音色でできています(残りの5%は、打楽器、SE、YMOのサンプリング)。なので、このリミックスを作ったのはFalcon 2の音色選びの練習、という意味合いもあります(笑。いや、音色を「選ぶ」ってのもまた大事なんすよ、シンセサイザーって)。

ジャケットは、もう素直にベッタベタにデザインしました。ベッタベタでいいでしょう、このリミックスについては。ひねるとこじゃない。ひねってどうする。直球で日本の夏。自分でデザインしつつ、このジャケの7インチ盤が欲しくなってしまった。笑





■皆様ご存知の通り、この曲は発売から10年後の'00年にホワイトベリーによってカバーされます。拙僧は、かわいいかわいい10歳の小坊主さんですが(臨済宗)、ホワイトベリーの「夏祭り」の時代、というのも記憶してます。当時「あの曲をカバーする選曲センスいいよね」と友人と話してたような気がする。

'15年くらいだったかな、とあるイベントに元ホワイトベリーのボーカルの人が出てて、その人が歌う「夏祭り」も生で聞いたことある。なので、ホワイトベリーのカバーにも思い入れはあるにはある。のですが、ジッタリン・ジンあってのホワイトベリーですからね。春川玲子氏のボーカルでリミックスを作りました。


■ということで、ね、まずはお聞きください。面倒くさがらずにクリック(あるいはタップ)しましょう。すべてはそこから始まります。


■METAFIVE「環境と心理」、『METAHALF』


■先月のことですがメタファイブの新曲が出ましたね。「環境と心理」(このタイトル、どうやって思いついたんだろう)。




■メタファイブと云えば、'16年にミニアルバム『METAHALF』を出してるのですね。このMETAHALFのCDは五曲入りで。

で、CDで発売された数ヶ月後にLPでも発売されたんですが、LPは「Marine」という砂原良徳の曲が追加で入った六曲入りらしいんですね。いままで知りませんでした。不勉強ですいません。


■つまり、伝説のロックバンド「ティーポ」のメンバーであり、「宇宙人」「ケラさん逃げて」「ママケーキ」「それはバッハ」といった国民的ヒット曲で知られる砂原良徳さんが作った曲「Marine」はCDでは聞けないんです。LPとかいう直径30cmの塩化ビニール盤でしか聞けないんです。

METAHALF

ということで、このたびさっそく『METAHALF』のLPを買ってきました。おめでとうございます。ありがとうございます。でも、いまプレイヤーを引っ張り出すのが面倒な環境なんですね。でもそのうちなんとかして聞きます。


■というか、そもそも『METAHALF』のCD、発売してわりとすぐに買ったのですが、まだ聞いてません。というか、いまだにシュリンクすら切ってません。不勉強ですいません…。


■メタファイブの曲の中でいちばん好きなのは「Luv U Tokio」です。あれほんと好き。短冊の8cmCDシングルで発売して欲しい、と以前から思ってます。



■2019年の沖縄帰省日記。2020年の東京写真はなし。[3]


今日の夕飯はカツカレー(ライスなし)でした。ライス抜きなので低糖質でヘルシー(※諸説あります)。

さて今回は、前回につづいて2019年の沖縄帰省日記、感動の最終回です。諸般の事情で写真はありませんが、よろしくお願いします。





令和元年八月十六日(金)
■早朝起きて海中道路わたって伊計島までドライブ。一人で行くのは初めて。子供のころ、たまに父親に連れてってもらったドライブコースだけど、いまはこうやっておれ一人で運転していく。オトナになったなあ。

実家の近くまで戻ってきて、ファミリーマートでコーヒー買う。車中で飲む。


■実家で両親と朝食。けさは妹2号とその子らもいる。


■宮古島に帰る妹2号と子供たちを見送ったあと、父を隣町の眼科にクルマで送る。その後、チャーリータコスに行って食事。実家から持ってきた玖保キリコの漫画を読む。いまどきのこども、でもなく、シニカルヒステリーアワー、でもなく、『夫とその妻』。われながら渋い…。これ、『いまどきのこども』に寄せた装丁なんだけど、小学館じゃないんだよね、マガジンハウスなんだよね。


■父を拾いに、また眼科へとクルマを走らせる。車中ではラジオを聞く。とあるラジオ番組で、「御願不足(うがんぶそく)を実感するとき」というテーマでメールを募集していた。そしたら、

「丸中商会の坂を下りたとこも満車だったとき」

というメールを送ってきたやつがいた。沖縄ローカルとはいえ、あまりにもローカルすぎて笑った。しかしこの種のローカルなピンポイントな面白さは、radikoプレミアムの発達とともに消えてなくなっていくんでしょうか。県外からの投稿を普通に読むようになっちゃったしなあ。ローカルラジオが面白いのはローカルだからであって、そのローカル色を薄めちゃうとさ…。まあ一番の戦犯は、そんな投稿を採用する当のラジオ局のスタッフなんだけどな。

ちなみに「御願不足」とは、いうなれば「ご先祖様孝行をサボってる状態」、ぐらいの意味です。


■夜、両親と泡瀬のサムズ・バイ・ザ・シーというナカグロが3ヶも必要になるステーキ屋へ。ここはハワイアンな内装でBGMもハワイアン。そこに夏着物を着てパンナムバッグを持ったおれが行くので、'50〜'60年代のモンド/エキゾ系LPレコードのジャケみたいな画になる。

前菜にソフトシェルクラブを発注してみる。はじめて食べたけど、うまいね。しかし、いつのころからか、この店ではステーキが来る前のスープとサラダでおなかいっぱいになるようになった。あ、サラダの選べるドレッシングはブルーチーズが好きです。というかブルーチーズしか頼まない。ウエイトレスにドレッシングの種類を訊かれて「ブルーチーズ」と発音する瞬間が、おれの夏休みのピークなのです。

ところで、隣のテーブルに座っていた、本土からの観光客とおぼしき20代女性二人連れは、料理を85%くらい残して帰って行った。さすがにもったいない…。




令和元年八月十七日(土)
■早起きして軽自動車で出発。高速道路に乗る前にファミリーマートでホットコーヒーを買うのが好き。高速乗って、許田で降りて、古宇利島に到着。コウリじま、と読む。数年前、まだ練馬に住んでたとき通ってた美容室の美容師に「古宇利島おすすめです」と云われたのを突然思い出して行く気になったのだ。

で、行ってみたけど、まあ、ネイティブ沖縄人であるおれにはピンとこなかった…。観光客向けに開発した土地、ってとこなのかな。


■高速道路で南下。いつものパンケーキ屋へ。ミートボールのホワイトソースがけパンケーキ、にスパムを添える。おいしい。


■その後、実家に戻って整理整頓。昼ごろコザの農連の仲松へ。買い物少々。

一時ちょっと前、ゴヤに着く。マチヤグヮーというか個人経営スーパーでうまかっちゃんを二袋買って、甘木君(百療表現)と待ち合わせ。上原商店でそばを食する。その後、新しくできたとあるカフェに行ったら満席だったので、一番街の中にある、近年リフォームしたホテルの一階にあるカフェへ。ここはむかし瀬戸物屋だったんだよね。


■甘木君を自宅までクルマで送り、58号線を北上。車内ではラジオ沖縄(ROK)を聞く。土曜午後四時台のROKって聞いてて落ち着く。かつ、「嗚呼、おれはいまROKを聞いてるんだなあ」という実感が得られる。

アメリカン・スペースに立ち寄る。古い『LIFE』誌の、前から気になってた号(アラスカ特集)を見つける。が、買わず。旅(というか帰省だけど)の終わりって、こういう買い物がおっくうになる。なりません?


■妹1号宅へ。テレビでローカル番組を見つつ、甥姪(せいてつ、って音読み、やっぱりカタいよなあ)とふれあうなどする。18:45ごろ撤収。


■実家に戻る。部屋の整理整頓など。

夜9時ごろ、父に食べ物を買ってくるよう云われたので、クルマで近所の「かねひで」へ。車中ではサンドリふかわ回('19年版)を聞く。弁当、ラーメンなどを買って帰宅。

おれは古着屋などで古いソフトドリンクの瓶を買い集めてた時期があって、その瓶コレクションがまだ実家にある。琉球放送『テーファーラジオ』などラジオを聞きながら、それらの瓶を風呂場で洗う。気がついたら一時間半が経過した。風呂場で古いコーラ瓶を洗うより、もっとマシな土曜の夜の過ごし方があるような気がする…。




令和元年八月十八日(日)
■朝五時ごろ起きる。とくになにもなくとも、荷造りして部屋を片付けるだけで時間は過ぎる。朝食はごはんとゴーヤーチャンプルー。


■朝八時ごろ、母の運転で出発。高速道路に乗って那覇空港まで。

空港に着いたら、荷物をあずけたい人類の列がめちゃくちゃ長かったので、スーツケースは一階の宅配便で送る。三千円は高いけど、まあ。この日は列に並ぶのがめんどうな気分だった。

那覇空港のA&Wはいつもいつも死ぬほど混んでるので、サンドイッチ屋みたいなところで母とお茶。


■その後、母と別れてゲートくぐる。ラウンジでそば。

機内へ。隣席では、山形ヒロヲ系の白髪メガネおじさまがキーボード付きiPadをパタパタやっている。なぜか印象に残った。12:42離陸。14:42着陸。羽田空港。


■スーツケースは那覇から宅配便で送ってるので、飛行機降りてそのままモノレールへ。

電気で動く汽車を乗り継いで茗荷谷駅。駅から自室まで歩くのが、あまりにもひさしぶりなので、なんだか初めて歩く道に思えた。


■午後四時ごろ、部屋に着く。テレヴィジョンを点けると、金爆キリショーの貯金額がどうのとか、そういった他愛のないバラエティー番組をやってるのでちょっと見る。無事帰省を終えた、と感じる時間。

夕方、妹1号に東京に着いた旨を電話する。


■夜、テキトーに夕飯を済ませて、デザートに「なかよしパン」を食べる。コザのマチヤグヮーで買ってきたのだ。


■2019年の沖縄帰省日記。2020年の東京写真付き。[2]


前回に引き続き、昨年8月に帰省していたときの日記です。でも、写真は今年8月の写真です。2019年の沖縄日記と、2020年の東京写真です。



令和元年八月十三日(火)
■早朝5時半、軽自動車で家を出発。実家の最寄りのファミリーマートでコーヒーを買う。延々運転して7時半に沖縄本島最北端、辺戸岬に到着。うむ。一度、ここまで自力でドライブしてみたかったのだ。

その後、南下して屋宜原のローズガーデン。朝のパンケーキを食する。またパンケーキ食べてるな、おれは。


■ジミー大山店、58号線沿いの古着屋、北谷のアメリカンスペース、など立ち寄るもとくに大きな買い物はせず。実家へ。昼寝。

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■夕刻より、コザの本家でウンケーの集まり。ウンケーは、沖縄の旧盆の「お迎え」の意。そうそう、2019年って本土のお盆と沖縄の旧盆が同じ日取りなんだよな。

途中、コザの別の親戚の家にも行く。本家に戻ると、妹2号一家も来ている。妹2号一家は宮古島在住なんだけど、お盆にあわせて本島にやってきた。

21:00ごろ解散。帰り道、エイサーは見られませんでした。


令和元年八月十四日(水)
■前日は沖縄本島最北端の辺戸岬に行ってきたので、今日は本島最南端の喜屋武豊、もとい喜屋武岬まで行こう、と思い立つ。

ということで朝7:30ごろ実家を軽自動車で出発。あ、前日にせよこの日にせよ、朝早く出発するのは、単に道が混むのがイヤだからです。

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■喜屋武岬に到着。ここが本島最南端か、うむ。と達成感に浸りつつ、スマホで喜屋武岬について何気なく検索してみると──

喜屋武岬って、そもそも沖縄本島最南端じゃないらしい。

おい、そんなこと今日の今日まで知らなかったぞ……。ま、最南端にほど近いのは事実なんだけどさ。

Wikipediaいわく、「一般には喜屋武岬が沖縄本島最南端と誤解されがちだが、東南東約1.4km離れた荒崎が実の最南端である」。


■というわけで、スマホの地図を頼りに(実家の軽にはカーナビがないのです…)、荒崎まで行ってみることに。

途中、舗装という概念がまったくない、「これ、タイヤがつっかえたらどうなるんだ?」と想像することすら恐ろしいパリダカ級の悪路(百メートルほどもないのだが)を、ごついジープとかならまだしも、実家の軽自動車で走り抜けなければならず、あれはなかなかしんどかった。この悪路は幅も狭く、クルマ一台分の幅しかなかった。両方向からクルマ同士が出くわしたらどうなるんだろう。

悪路を抜け、ようやく「荒崎海岸入口」といった感じの場所にたどり着く。バス停(※)と茂みがあるだけの場所。この茂みを抜けると海岸に出る。

この日は、茂みに入るのがちょっと恐くて(ハブが出そうに思えたのです)、ここまで来てはみたものの海岸まで出るのはやめた。でも、本島最南端のわりと近くまで来られたので、よしとする。

※市のコミュニティバスのバス停。コミュニティバスといっても渋谷区のハチ公バスみたいなサイズのバスではなくハイエースなのですが、しかしハイエースでもあの細い悪路を通ることは出きないだろう。ということは、悪路じゃないちゃんとした道が別にあったのだろうか?




■南部から北上。嘉手納の本格バーガーの店に寄る。前から行こう行こうとは思ってたんだけど、行く機会がなかったんだよな。ダブルチーズバーガーとルートビアを発注。うまい! また来たい。ちなみに内装も凝ってて雰囲気あります。

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その後、近くのジミーで買い物してると実家の母から電話。いとこたちが遊びに来てるとのことだったので至急実家に戻る。おれが着いたときには、いとこ各位はもう帰る寸前であったが、ちょっとだけ歓談。

いとこたちが帰ったあとは、しばし昼寝→行水。そしてクルマでまた出かける。カーラジオで地元の琉球放送を聞いてると、きょうはNHK FMで「YMO三昧」の日だったことを思い出して、NHK FMを聞く。マツタケ氏がシンセをいじり、アユカワマコトがギターを弾く「ライディーン」が始まる。
聞いてらんなくて、ラジオを琉球放送に戻す(※解説しますと、機材のトラブルかなんかで、アユカワ氏がちゃんと音を取って演奏できない状況だったらしいです。災難だよなあ…)。


■その後、琉球放送とYMO三昧をカーラジオで行ったり来たりしながら、北谷の「くら寿司」へ。予約していた寿司を受け取り、妹1号宅へ向かう。今日は妹2号一家も合流して、みんなで寿司なのです。

車中、YMO三昧でナイツ塙が「YMOで好きな曲はインソムニア」と語っていた。あの曲が好きって人も珍しいよね。


■夕刻、妹1号宅で、上述の通りみんなで寿司。おれは、UCCのペットボトルのブラックコーヒーを飲みながら寿司をつまむ。こういうお安い寿司は、ブラックのアイスコーヒーが合うんですよ(※個人の感想です)。

子供たちとわいわい騒いで寿司をつまむ中、iPhoneのラジコでYMO三昧をこっそりと、砂原良徳の出る部分だけ聞く。しかし、まりんが語っていた「大村の兄ちゃん」なる人物の詳細が知りたい。笑


■20:30ごろ、エイサーの音が外からかすかに聞こえてくる。みんなでエイサーを探しに行こう、という話になり、クルマ2台に分乗してエイサーを探しに行く。車中、カーラジオでYMO三昧の「以心電信」をかけてたら、妹2号にエイサーの音が聞こえないからラジオ消せ、と云われる。その後、無事エイサーは見られました。

22:00ごろ実家に帰宅。シャワー浴びて就寝。




令和元年八月十五日(木)

■なぜか午前4時に目が覚めてしまう。昨日のYMO三昧を、タイムフリー配信の類で聞こう、と思ったら、なんとタイムフリー配信の類をやってないらしい…。

なので、代わりに佐久間宣行のオールナイトニッポンを聞く。ラジコじゃなくて「ミックスチャンネル」なら、沖縄でも聞けるのだ。その後、二度寝して七時ごろ起きる。

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朝食は母の作ったカレーなんだが、あきらかに煮立たせてしまっているので香りが全くなく、さらに、あらかじめ濃い味が付いた米国産ソーセージが入っているので、全体の味がかなり濃くなっている。うーむ。


■さて、今日はお盆のウークイ(※「お送り」の意)の日。午前中は両親といっしょに、南部の親戚回り2軒(うち1軒は不在だった。まあ午前中だしね)。

家に戻って、父とおばさんといっしょに父方の親戚回り5軒。さすがに疲れます。笑

その後、コザの本家に戻ってウークイの集まり。20:30ごろ送る。

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■帰り道、聖母幼稚園のウラの急な坂道のとこでエイサーをやってるのを見かける。近くにあるおれのお気に入りのマチヤグヮー(個人商店)も、いつもより遅くまで開いてるみたい。

エイサーって、狙って探すとなかなか出会えないよね。いまどの青年会がどこにいるか分かるエイサー発見アプリみたいなのがあったらいいのに、と思いつつ、とはいえ、エイサーはそのコミュニティに属してない人々のための見世物でもないしなあ、とも思う。


■2019年の沖縄帰省日記。2020年の東京写真付き。[1]


いまTVerで配信して欲しい番組は、『石橋、薪を焚べる』と『ダウンタウンなう』です。半蔵商店でございます。

えーっと、今年は沖縄に帰らなかったので、去年沖縄に帰ったときの日記を書きます。でも、去年の沖縄の写真は、いまは使ってない古いiPhoneに入ってて取り出すのが面倒なので、写真は今年の夏休みに東京で撮ったものを載せます。つまり、文章は2019年8月の沖縄で、写真は2020年8月の東京です。そのコラージュ感、それを楽しんでいただきたいですね。(談)





令和元年八月十日(土)
■朝八時前に茗荷谷の自室を出発。茗荷谷→東京→浜松町。電車はさほど混まず、東京駅の乗り換えもさほどストレスではなかった。浜松町からモノレール。

羽田空港着。NHなので2タミ。2Fで荷物預けて、1Fに降りて本屋。飛行機乗るときに雑誌を買うとしたら、たいていGQかブルータスかポパイなんだけど、今日は所さんの『デイトナ』誌を買う。『Pen』の航空特集も気になったけどね。ちなみにおれは所さんのCDやレコードは持ってるほうですが雑誌はほとんど買ったことがない(人生で3度目くらい?)。売店でシウマイ弁当と万世のカツサンド買ってゲートくぐる。

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ゲートくぐったあと、また別の売店でサントリーのプレミアムモルツとたけのこの里を買い足す。3Fのラウンジへ。クラフトビール(TYハーバーのが飲めるんですよ)を発注して、シウマイ弁当を広げる。

道中の弁当は、ほんと、変なハズレの「空弁」(という造語を見るたび「カラの弁当箱」を連想してしまう)に手を出すよりは手堅くシウマイ弁当にしたほうが旅のストレスは減るよな(次点でカツサンドか天むす)。決まったものを食べることは、体調や精神状態のバロメーターになるしね──という話はこれまでにもこのブログに書いてきたし、たぶんこれからも書く。しかしこういう用法での「バロメーター」は死語だと思った。笑

機内に乗り込む。ここでペットボトルの水を買い忘れる、というミスに気づく。おれは、飛行機に「あんまりメジャーじゃない銘柄のミネラルウォーター」を持ち込むのが好きなんだけど、忘れるときは忘れる。


■機内ではおとなしく過ごす。飛行機に乗るときは雑誌だの酒だの菓子だの、音楽だのiPadだのをいろいろ準備するけど、それら全部を機内で楽しむというわけではない。でも、準備し忘れると、なんか取りこぼした気持ちになってしまうんだよな。めんどうなものです。


■那覇着。妹にクルマで迎えに来てもらう。那覇空港の二階がちょっと新しくなって店が増えたりなんかしちゃってるので、見学したりなんかしたりする。

その後、実家まで送ってもらう。妹は自宅に帰る。おれは着替えて再度出かけるしたくをするも、妹のクルマの中に財布を忘れたことに気づく。

実家の軽自動車で出かけ、いったん妹の家に寄って財布を受け取り、プラザハウスへ。


■プラザハウスの月苑飯店、ではなく、あえてのシェーキーズで甘木君ら(※内田百療表現)と会食。その後A&Wでお茶ののち解散。 土曜の夜のA&Wは、謎の「アメリカのドライブイン」感が漂ってて良いな。アメリカのドライブイン、行ったことないのですが。

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■甘木君をクルマで送って、実家に着いてシャワー。オードリーのオールナイトがまだ始まらない時間に就寝。




令和元年八月十一日(日)
■両親と朝食。昆布とシブイを煮た物。シブイの標準語訳って冬瓜でよかったっけ?

その後、デザート(?)として、ひとり軽自動車に乗って、帰省するたび足を運ぶパンケーキ屋へ。今日はふだん頼まない物を頼もう、という気分にあったので、つぶ状のチョコレートをざざっと振りかけたパンケーキに目玉焼きを添えてもらう。堪能。

店を出ると、おれの軽自動車の手前に、誰かがX-trailを思いっきり停めてやがった。これでは駐車場から出られないではないか。店員さんにお願いしてクルマの主に声をかけてもらう。外人(Yナンバーだった)にクルマを動かしてもらう。

北部方面にちょっとドライブ。山田、というあまり沖縄っぽくない名前の交叉点(あ、でも山田優って沖縄出身だな)まで来て、そこからは実家に向かって南下。途中、スーパーで買い物(母のおつかい)、薬屋で口内炎の薬(自分用)。

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■午後、コザの本家へ。諸般の事情で、おれが留守番をするのです。屋上に上がって、写真なんぞ撮ってみたりする。八月で陽が出てるので、とにかく暑い。

17:30ごろ、お出かけしてた親戚の皆さんが帰ってきて留守番終了。


■帰りに、照屋の「かねひで」に寄って山椒買う。夕飯はうなぎ。今夏、というか令和はじめてのうなぎ。




令和元年八月十二日(月)
■朝はコザの農連市場。必要な買い物があるないじゃなく、帰省したらとりあえず一度は行かないとね。10:30に妹宅へちょっと寄る。甥姪(せいてつ、と音読みするとカタいな。甥と姪ね)とふれあうなどする。

11:00過ぎに沖縄市園田のハンバーガー屋へ。ファストフードではなく、'00年代後半に「グルメバーガー」とか「本格バーガー」とか呼ばれた区分のハンバーガー。この店は、かつての「アメリカン・スペース」のコザ店の跡地にあるんだけど、まさにそのアメリカン・スペースのコザ店で買ったTシャツを着ていきました。このTシャツにとっては里帰りとなります。

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チーズバーガーとクリームソーダを発注。おいしかった。12:00くらいまで滞在してたんだけど、夏休みとはいえ月曜日の午前11時台におれを含めて客が5組も来てた。現代沖縄人の基準だとクルマで来やすいとは云えない立地にもかかわらず。ようするに、繁盛してると云っていいでしょう。いま沖縄で商売するとしたら、「値段は高いが質はしっかりしている小さめな飲食店」がいいのかな、などと考える。いや、沖縄で商売を始める予定があるわけじゃないのですが。笑


■食べ終えて妹宅に再び寄る。しばらくごろごろし、13:30ごろ実家に戻る。その後、だらだら過ごす。

夕飯は、おれがなんか作ろうかなー、と思ったけど、けっきょく母が作った。ゴーヤーの肉巻き。

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■夏休み終了


バーバパパ(うろ覚え)


とくに何をするわけでもなく、どこに出かけるでもなく、九日間の夏休みが終わりました。本日より業務です。上の画像は、めちゃくちゃうろ覚えで描いたバーバパパです。


■夏休み5日目


■9日間の夏休みも、今日ではや5日目。夏っぽいことはとくにしてないのに時間だけが過ぎます。

あ、夏っぽいこと二つだけやりましたよ。

ひとつは、ほつれた夏着物を着物屋に持ってって、縫ってもらうようお願いしました。

あとひとつは、夏着物の下に着るスタンドカラーの麻のシャツ、その袖丈が少々長かったので、仕立屋に持ってって、袖を4cm詰めてもらうようお願いしました。

以上です。


■ここらでびしっと、なんか贅沢な物を食べようかね。無駄遣いをするわけじゃなくてさ、なんか記憶に残るようなことをしないと、2020年の夏休みってどんなことがあったっけなー何もなかったなー、って後年に思うじゃないですか。

あるいは、夏っぽいものでも食べようかね。銀座風月堂のかき氷とか。食べることばかり考えておりますが。


■Whiteberry「夏休み」発売20周年、最近の牛丼の食べ方


■ホワイトベリーが「夏祭り」を発売して、今日でまるまる20周年になるそうです。20年前かよ。びっくりですよね。


■といった意味も含めまして半蔵商店なんですが、おれの最近の牛丼の食べ方について書いていいですか。


【材料(1人前)】
・持ち帰り用の牛丼…1
・小袋の紅ショウガ…1(牛丼についてくるものとします)
・小袋の七味とうがらし…1(牛丼についてくるものとします)
・生卵…1(牛丼屋で買ってもいいし、家の買い置きでも)
・スーパーの野菜売り場でたまに見かける「薬味セット」みたいなやつ…1(下記の写真参照)

薬味セット
▲ネギとかミョウガとかが入ってるやつ

以下のトッピングはお好みで。量はおまかせします。
・白ゴマあるいは黒ゴマ(白黒両方あってもいい)
・粉チーズ
・トルティーヤ(できれば、なるべく薄味のやつがいいです。いかにもスナック菓子然としたものよりは、たとえばこういうのとか)



【つくりかた】
1) 買ってきた牛丼から具だけを取り出して、牛丼のフタかなんかに置いとく。

2) 生卵を割って、牛丼のご飯に生卵の白身だけをかける。黄身は別の小皿かなんかに置いとく。

3) 牛丼のご飯と生卵の白身を軽くまぜる。この段階で、紅ショウガもいっしょにまぜとく。

4) 牛丼のフタに置いといた具を、ごはんの上に乗せる。

5) 薬味セットの中身を乗せ、トッピングの類も乗せる。トルティーヤは、手のひらに軽くひと握り、砕いてから乗せましょう。

6) 最後に生卵の黄身をぽこんと乗せる。きれいに乗らなくても気にしない。

7) 軽くコショウを挽いて、できあがりです。


■ま、早い話、牛丼に薬味とトッピングをいろいろ乗せましたってことです。薬味セット&トッピングは、ある物はご飯と白身を混ぜるタイミングで追加してもいいし、ある物は最後に乗せていいでしょう。順番だのタイミングだのは上記の通りじゃなくてもかまいません。しょうゆをかけたい人はかけてください。

そう、なんか食感をいろいろ変えたいんですよね。薬味セットがあると簡単にシャキシャキした感じになっていいね。ゴマなんかも、彩りのために数粒だけ乗せる、ってのもいいけど、たっぷり振りかけて食感に変化を加えたいところです。おれは一時期、ちらし寿司に多量のゴマをかけて食感をヂャリヂャリさせるのが好きでした。笑

あと、それこそクルトンとか乗せてもいいかもしれない。あるいは、軽く砕いたカシューナッツとかね。あられもいいかな。とにかくパリポリカリコリザクザクした食感を牛丼に加えたい。そんな今日このごろです。


■ただ、薬味セットって、陽が落ちてからスーパー行くと売り切れてることが多いんだよなあ…。


■本日から夏休み


■本日から夏休みなのでした。とくに予定のない9連休なのですが、どのみちあっという間に過ぎることだけは分かる。どうやって過ごそうかなー、と考えてるうちに夏休みが終わる。時間だけはたくさんあるのに、部屋だけは絶対に片付かないことも知っている。そういうもんですよね。


■で、おれのことだから来週の今ごろには小室哲哉の「天と地と」聞いてると思う。個人的には、夏休みの終わりの曲なんだよな、あれ。


■Falcon 2を買ったので、Synth Anthology 2も買いました


■気がついたら、今週の土曜からはもう夏休みなのな。夏休みといっても、まあ9連休という先進国らしからぬ儚いものなのですが、しかしなんで儚いって漢字はニンベンにユメなんだ。人の夢なんて儚いものだ、と書いたらそれは重複表現になるのか。


■儚いといっても9連休なので、それなりに有意義に過ごしたいなあ、と思わなくもないけど、この夏はとくに予定がないです。帰省もしません。こないだ買ったUVI Falcon2でもじっくりいじるか。

そう、Falcon2を買ったら、百ユーロだか百ドルだかのクーポンが付いてきて、さらにSynth Anthology 2ってソフトシンセがちょうどセール中だったのでまんまと買ってしまいましたので、それもちょっといじりたい。実在するいろんなシンセの音がたくさん入ってるのですが、アープ・オデッセイやプロフェット5だけじゃなくて、コルグのMinilogueまで入っているんですよ。あれそんな昔のシンセじゃないよね?


■と、ここまで書いたところで唐突に眠くなったので、このへんで。すいません、あした早いんです…。


■UVI Falcon2を買いました


■きょう、歌舞伎座初日の幕開きと同時に梅雨が明けたようです。空もようやく夏らしくなってきましたが、こんにちは半蔵商店でございます、八月七日はもう立秋だそうです。カルピスとか、冷やしそうめんとか、そういう夏っぽいものは早めに味わっておきたいですね。


■さて夏といえばシンセサイザーですね(※諸説あります)。シンセサイザーは夏の季語ですからね(※諸説あります)。

以前から買おう買おうと思ってたソフトシンセUVI Falcon2を、このたびようやく買いましたよ。買った理由は、「まりんが使ってる」とサンレコで読んだからです。笑

UVI Falcon2

いまはまだプリセットを片っ端からテキトーに鳴らしてる段階です。


■ちなみにFalcon2の気になるお値段ですが、あくまでもこれを書いてる本日午後三時の時点の話なのですが、SウンドHウスのオンラインストアだと税込38500円なのに、RックオンCンパニーのオンラインストアだと税込28600円なんです。成田より渋谷の方が安いんですね。おれも後者で買いました。


■砂原良徳15分ミックス


■昨晩、『不毛な議論』の裏でやってたジャングルDJトーワ・トーワのラジオで、大人気バンド「ティーポ」の砂原良徳さんによるミックス! が! かかってました!

http://radiko.jp/share/?t=20200730024500&sid=FMJ
↑翌週の水曜深夜ぐらいまで上記リンクより、ラジコで聞けます(関東圏以外はたぶん要ラジコプレミアム)。

昨晩はこの時間にたまたま目が覚めてたまたまラジオをつけたらこれが流れてきたんですよ。あ、上記リンクはまりんのミックスが流れはじめるタイミングに頭出ししてます。親切なブログだね、どうも。


■先日のエルメスのラジオは「フィールドレコーディング+アンビエント」って感じでしたが、こちらはカットアップ/コラージュの要素が強いです。わずか15分のミックスですがそのぶん構成は濃密で、すごく「まりん感」にあふれてますね。常盤響氏と共作した例のCDを思わせるコラージュだったり、シンセベースがトコトコ鳴ってる選曲だったり、外人のナレーションだったり、電子的な合成音声だったり。切り貼りした他人の音源の羅列から、まりんの顔が見えてくる、このオリジナリティ。不思議です。

つーことで、ね、このミックス、来週になったら聞けなくなりますのでいまのうちに聞きましょう。

しかし、まりんも「中目黒ラジオ」みたいなの定期的にやればいいのになー。


■そうそう、おれは5年前にカットアップ/コラージュのCDを作ったんだけど(未発売。沖縄をドライブするときに自分で聞いてます。笑)、そのときネタに使った某曲がこのまりんミックスにも入っていました。ちょっとした偶然。


■冷やしそうめん、冷奴


今日は早朝から雨でした。が、あるタイミングからにわかにカラリと晴れました。にわか晴れ(という日本語があるのかどうかは知らない)。

とつぜん夏っぽい天気になったので、そうめんを二束ゆでて、冷やしそうめんにしました。焼酎のソーダ割りなんかも作ったりしてね。午前十一時に昼飯兼晩酌。

しかし、この冷やしそうめん、子供のころからの好物だったんだけども、最近は手放しに好物だと云えなくなりまして。というのも、食べ終わったあと、けっこう胃にどっしりくるんですね。あんなにさっぱりした口当たりにもかかわらず胃が重くなるので、なんだか裏切られた気分になります。契約不履行だわ。二束ならまだしも、調子に乗って三束ゆでるともう大変。食ったらしばらく動けない。冷たい麺を短時間で流し込むから胃に負担なんだろうな。冷やしそうめんを食べるときは、熱いお茶やお吸い物などを飲んで胃を温めながらの方がいいのかもしれない──と食べ終わって重くなった胃を抱えながらだとそう思うけど、食べる前はそんなこといちいち考えもしない。

で、昼寝して、起きたらまた雨が降ってて。夕方から雨がやんで、スーパーに食べるものを買いにでかける。あいかわらず最寄りのスーパーの弁当はあまりおいしくなく、例によって『BURRN!』誌のディスクレビューで27点をつけられそうな勢いなので、散歩もかねて1マイルほど離れたところにあるスーパーに行く。そこで弁当買う。最近は、OLサイズの「20品目のバランス栄養弁当」みたいなのが好きです。それだけじゃ足りないので、メンチカツを買う。あと、夏っぽく冷奴を食べたくなって絹豆腐買う。ずいぶん久しぶりに豆腐を買うような気がする。1マイルの道のりを歩いて帰る。

帰って弁当とメンチカツと冷奴を食する。冷奴はね、豆腐の上にめんつゆをさっとかけて、砕いたポテトチップスを乗せ、その上に粉チーズと白ごまをかけて、タルタルソースをちょっと添えて食べました。おすすめはしません。


■自分の金で買ったことないお菓子ランキング第一位「雪の宿」


■母親が頻繁に買ってきたり、親戚の家で出てきたり、学校や会社の何らかの集まりで食べたりするのに、自分の金じゃ買ったことないお菓子ランキング第一位と云えば、そう、「雪の宿」ですね。


■その雪の宿を、このたび、なんと、自分の金で買いました! 人生初の試みなのでレジで緊張しました。

雪の宿

雪の宿のパッケージには、このキャラクターがいつの間にか登場しています。ホワミル、という名前の生クリームの妖精で、wikipediaによると2014年から登場してるそうです。このキャラクターがなかったら、おれは雪の宿を手に取らなかったかもしれない。手に取る以前に、目にも止まらなかったかもしれない。キャラクターって大事ですね。

個包装にも登場しています。

個包装


■雪の宿って、改めて考えるとかなりシブい名前です。またまたwikipediaによると、もともと社長が「雪見宿」という名前を思いついたらしいんだけど、社員が電話でそれを聞き違えて「雪の宿」になったらしい。ふむ。


■ちなみに、これは以前から申し上げておりますが、自分の金で買わない果物ランキング第一位は琵琶ですね。


■Sweet Robots Against The Machineの『3』は、『バカリズム』ってタイトルだったらもっと売れたかもしれない運転


■2年前のこの日は、スウィート・ロボッツ・アゲインスト・ザ・マシーン(以下SRATM)のアルバム『3』の発売日です。発売日前日のリリースイベント行ったなあ。もう2年か。懐かしい。このイベントは夜だったんだけど、この日は仕事は午后休みにして。で、その日の昼はめちゃくちゃ暑かった記憶がある。イベントでテイトウワがあまりやる気がなかった記憶もある。←文末に「笑」って付かないタイプの記憶。


■おれは、まりんもジャングルDJトーワ・トーワもバカリズムも好きなので、このアルバムも好きです。が、このアルバム何枚売れたんだろう。百万枚売れたとか、『夜のヒットスタジオ』に出演したとか、レコード大賞を受賞したとかそういう話をあまり聞かない。

アルバムのタイトルを『バカリズム』にすればよかったのに。『3』だって。SRATMの看板だけじゃ、'90年代後半にクラブミュージックが好きだった層しか手に取らないのではないか。

だって、SRATMのセカンド(2ndって表記するとなんか古い)って、もともと別のタイトルが用意されてたけど、ヨーロッパのレコード会社の偉い人に「テイトウワって名前が有名なんだから、タイトルも『TOWA TEI』にすればいいのに」って云われて『TOWA TEI』ってタイトルになったんだよね、たしか。せめて、アーティストの名義を「SRATM featuring バカリズム」にするとかさ、もうちょっとバカリズムの名前を表に出せばよかったのに。少なくとも日本国内で云えば、バカリズムはとっくにディー・ライトよりも有名です。まあ、マセキとの権利関係とかなんとかで名前が使えない、みたいな理由もあるかも知れないけどさ。

あとジャケットをバカリズムの顔写真にするとかね。あのジャケじゃあ、SRATMのファースト(1stって表記するとなんか古い)を買ったことある人しか買わんでしょう。ファーストとの連続性を持たせたいにしても、バカリズムにファーストのジャケのコスプレをさせるとかさ、もうちょっと売れる工夫をする余地があったと思う。まあ別に売れる必要もないのかもしれないけど。


■アルバムの中身についても少々。いうまでもなく個々の楽曲はすごくいいんだけどさ、なんつーかさ、「ダウンロードしたZipファイルを解凍したら、mp3が10個並んだフォルダが開きました」みたいな構成のアルバムなのね。SRATMって、ファーストもセカンドも、インタールードやジングルみたいなのがたくさん挟まった、スキのある構成が魅力だったと思うんですよね。ファーストに至っては、バリ島の自然音を収録した60分のボーナスCD付きです。もうちょっと雑多なコンテンツを収録したアルバムだったらもっと良かったな。※個人の感想、ですけど。

ま、タイトルにしてもアルバム構成にしてもさ、プロの人が考え抜いた結果なんだから、いちリスナーがやいのやいの好き勝手云っちゃいけないかもしれませんね。

あ、発売当時の公式サイトのAIによる(???)インタビューは面白いです。いまでもたまに読み返します。


■しかしセカンドのリミックスアルバムからカットした12インチ「Re: Towa Tei EP1」が高い。ユニオンで3万円だって。なんでこんな高いんだ、と思って調べてみると、Discogsのマーケットプレイスでは「Re: Towa Tei EP1」が37000円で、同じく「EP2」が3000円、と極端に違う。前者のジャケットがKAWSだから?


■ところでおれは二人時代のバカリズムを生で観たことがあります。あれはまだシアターDが移転する前の話です。いまではシアターD自体がありません…。

おれの記憶が間違ってなければ、その日はシアターDの『スペシャルオールスター』の日で、4人組だった爆裂Qや、浅井企画の浮世絵師も出てた。好きだったなあ、浮世絵師。生では2回しか観たことなくて残念。徹底的に事務所から甘やかされてる感じがよかったです、と唐突に'00年代お笑い昔話。


■数年に一度のペースで思い出す資生堂のCM





以前も紹介したかもしれませんが、むかし好きだった資生堂のCM。数年に一度のペースで思い出します。いま見るとけっこう不気味ですね…笑。当時はそう思わなかったんだけど。

薬用不老林メイ・グイ・ファ、という商品名で、この「メイ・グイ・ファ」とは、材料に使われている「マイカイ花」の中華人民共和国語読みです、と当時のなんかの雑誌で読んだ気がする。以前も書いたかもしれませんが。


■ふつうの鍋で米を炊いた


■スウェーデン産の超小型シンセサイザー、サンレコ風にメーカー名と型番を表記するとTEENAGE ENGINEERING OP-1、があっても炊飯器がないというのがおれの部屋というものなのです、こんばんは半蔵商店でございます、まあ炊飯器以外にも家電らしき家電があまりないのですけど。

たしかに毎食毎食コメじゃなきゃイヤだ、というわけでもない。たまにごはんが食べたくなったら外食するなり、炊かれたものを買ってくるなりすればいい。でも、やはり年に何回かは、卵かけごはんだとか、お茶漬けが食べたくなるときがある。そういうときは、やっぱり家に炊飯器があったほうがいいかもしれないな、と思う。


■でね、先日、こんな衝撃的な都市伝説を聞いたんですよ。

「ふつうの鍋でもごはんは炊ける」

と。

いやいやいや、土鍋でごはんが炊けるのは知ってます。それは知ってる。でも、土鍋じゃなくふつうの鍋で炊ける? は? 中世ヨーロッパなら異端審問ものでは?

でも、よく考えたら、おれはやったことないんだけどキャンプのハンゴースイサン(漢字で書くと飯盒炊爨らしい……トータル何画だよ)って、あの、簡素な金属の器で米を炊いちゃうわけじゃないですか。アウトドアのことにはうといのでテキトーなことは書けないのですが、たしかにキャンプに土鍋持ってくやつはあまりいないような気がする。いたらすいません。


■ということで、部屋にあるごくごくふつうの、とってが付いた金属製の丸い鍋と、台所に備え付けのIHコンロで米を炊いてみることにしました。

ボンダイブルーの初代iMacに電源を入れ、ネスケ4.7を起動させLycosで検索してみたところ、ふつうの鍋でのごはんの炊き方を解説するページがちらほら見つかりました。それらのページをまずはざっと読んで予習。

そして、スーパーに行って米を買いに行きます。「青天の霹靂」という変わった名前の米を真顔で購入しました。いまの世の中、300g(2合)パックの米ってのがあるんだな! 最低でも2kgの袋を持って帰らないといけないのかなと思ってたので、これは助かる。しかし米を買うって、上京して初めてだな…。


■で、その日の夜。金スマの山里亮太特集を横目で見ながら米を炊き始めました。

鍋に「青天の霹靂」2合を投入。水を測って入れて、30分漬けます。鍋に透明のガラスぶたをしてIHの火力(?)を最強にして1分、その後、弱火(に相当すると思われる温度)で数分。最後にまた1分ほど火力最強にして、パチパチと音が聞こえたら火(IHですが…)を止める。

その後、5分くらい蒸らす。これがあの、俗に云う「赤子泣いてもフタ取るな」ってやつですね、たぶん。


■で、ふたを取ると、

炊きたて

あっさり炊けてました…。初めてだからうまく炊けてなかったりするんだろうな、なんて予想もしてたんだけど、そんなことはなかった。見た目は変なところはない。

TEENAGE ENGINEERING OP-1 があってもしゃもじがないというのがおれの部屋というものなのです。沖縄出身のお笑いコンビ「しゃもじ」の手焼きCD-R「ぬくもりを求めすぎた」は持ってたけどね。炊きあがったごはんを、箸で茶碗(より正確に書くと、小ぶりの丼なんだけど)によそう。

さっそく食べてみると……うまい! いや、「自分で炊いたバイアス」がかかるから、客観的なうまさ以上にうまく感じてるところはあると思う。でも、少なくとも変な味ではない。まともに食える。上の写真だとあまりうまそうに見えないかもしれないけどさ。笑


■茶碗一杯目は、ごはんだけで食べてしまったので、二杯目は卵かけご飯で食べてみた。うまい。三杯目は、なぜか納豆のタレだけで食べた。納豆ご飯じゃないです。タレだけです。笑


■で、半分ほど食べて、残りは翌日に持ち越し。おひつに入れるのが良いらしいんだけど、おれの部屋にはもちろんおひつなんてないので、ご飯は鍋に入れっぱなし。いちおう、米粒が蒸気でべとべとにならないよう、キッチンペーパーを鍋に渡してからフタをするなど自分なりに工夫してみました。正解かどうかは知らない。


■で、翌日は残ったご飯に銀座カリー中辛をかけて食べました。





■ということで無事になんとか炊けました。くるしうない。ふつうの鍋でも米って炊けるもんなんだな。「炊飯器か土鍋じゃないと米は炊けない」という謎の呪縛にとらわれていたような気もする。


■ただ、炊飯器が不要かというとそうでもなくて。うちは小さい賃貸なので、台所にIHコンロが一口しかないんですね。米を炊くのにその一口がふさがれるてしまうことになるわけです。本格的に自炊を始めるとしたら、炊飯器は炊飯器で買っておいた方がいいだろうな。

あと、水につける時間を除けば、米を炊くなんて10分かそこらのことなんだけど、疲れてるときはその10分がめんどうになるんだろうな、とも思う。そういうときは炊飯器がやはり便利そうですね。


■次は、グリーンピースやコーンなどを入れたご飯も炊いてみたいですね。


■スーパーで卵を割った等


■昨日の夕刻、スーパーで卵を買いました。10ヶ入りのパックのやつ。会計を済ませて自分で袋詰めしてたんですね。そしたら手が滑って、オンバトのグレチキぐらい滑って(93キロバトル)、卵パックを床にぐちゃっと落としてしまいました。あああ。


■割れた卵の白身がパックから漏れ出してやがりました。一瞬もう、卵10ヶまるごとをパックのままゴミ箱にブチ捨てて帰ろうかなと思ったんですが、そこはまあ、ちょっとオトナになって、スーパーで袋詰めをする台にけっこうな確率で置いてある謎のシマ模様の布巾で漏れた白身を拭き取り、台もキレイにふいて、卵パックを袋にくるんで持って帰りました。


■部屋に着いて、卵のパックをあらためて確認すると、卵10ヶのうち、割れてない卵は5ヶ、盛大にパックリ割れてたのが2ヶ、あとの3ヶは大きめのヒビが入っているものの、なんとか持ちこたえてました。

さてこの割れた卵とヒビ入った卵をいったいどうしよう。


■捨てようか、とも思ったんですが、卵が割れて何時間も経ってるわけじゃないから、そんなに不衛生でもないのでは、と判断し、その割れ卵2ヶとヒビ卵3ヶを使って即座にスクランブルエッグを作りました。うむ。


■割れてない卵5ヶはべとべとになったパックから取り出し、軽く水洗いし、アルコールスプレーを吹き付け、とりあえず丼に入れました。

水洗いし、アルコールを吹き付けたとは云え、割れた他の卵の白身をべとべとに浴びちゃってる卵です。しかも、一回高いところから落としてるので、もしかすると肉眼で見えないキズも入っているかもしれない。要するにふつうの卵よりも傷みやすいかもしれない。さっさと消費した方がいいような気がする。

ということで、翌日(=つまり今日)も、この卵5ヶでスクランブルエッグを作りました。





■食べ物を無駄にしなかったおれは偉い、という話でもなく。

ここ一両日のおれには、割れた卵を捨てずに持って帰ってスクランブルエッグにするだけの心のゆとりがたまたまあった、ってだけの話です。割れちゃった卵はさっさと捨てる、というのもまたオトナの見識の一つだとも思う。


■スクランブルエッグにはケチャップではなくタルタルソースをかけて食べました。けっこう合うよ。





■グレチキは、とんねるずが在籍してた「AtoZ」の子会社の所属だった、という豆知識、このブログにすでに書いたことあるような気もするし、まだ書いてないような気もする。


■歌舞伎家話、紀尾井町家話


■7/5の夜はテレ東無観客フェスの佐久間P回、ではなく歌舞伎家話見てました。仁左衛門、孝太郎、千之助。孝太郎は、ヒゲ生やしてて、なんだか初台あたりの雑居ビルのバーテンダーみたいでした。髪型もそんな感じだった。笑

そう、この配信、なにがいいかって、Zoomじゃなくて、ちゃんとふつうの機材で撮ってる。画質と音質が良い感じ。2000円でしょ? いま調べたら、Netflixのいちばん低画質なコースが月880円、いちばん高画質なコースが月1980円。Netflixを引き合いに出すのもちょっとヘンだけど、2000円とるなら、これくらいの画質と音質だとありがたい。

終盤、なぜか突然アイスクリームの話になってたけど、こういうのは『にっぽんの芸能』とか、イヤホンガイドの幕間インタビューじゃまず聞けない話だからさ。歌舞伎家話に独自性を持たせるという意味では良かったんじゃないでしょうか。


■さかのぼって7/1は紀尾井町家話。松緑、梅枝、莟玉。ええ、莟玉が出るから2000円課金しました。ただZoomだからさー、仕方ないけどやはり画質と音質がちょっと惜しい。まあ内容は面白いんだけどさ。役者のふだん見えない部分が見られてね。


■次見るのは、7/13の歌舞伎家話かなー。猿之助と團子。猿之助と云えば、以前の幸四郎との歌舞伎家話で19000円くらいする謎のペンダント(?)を紹介していたのがなかなかやばかったですね。笑


■あと、7/18か19のどっちかで中村屋


■突発性難聴等(四)(感動の最終回)


■六月二十四日(水)
9:00
昨日、突発性難聴らしき症状が発生した右耳は、幸い今日はなんともない。

でも、あれだ、これは耳だけの問題と云うよりは、たとえば脳の血流かなんかの異常が、右耳の突発性難聴という形になってあらわれた、ということはないだろうか。そう、難聴はあくまで「結果」であって、もっと他のところに原因があるような気もする。じっさい、「右肩が重い、右の後頭部が痛い」という症状も難聴と同時上映であらわれたんである。←語尾が中島らものエッセイぽい。

────ここで、気になることを思い出した。一年ちょっと前のことだったか、仕事中に大きく「のび」をしたところ、立ちくらみがして、視界が瞬間的にくらくらっときて、左の後頭部から首筋にかけて、水が流れるような感触があった。という体験をした。

で、その数ヶ月後。八嶋智人がやってる健康番組をなにげなく見てたら、脳卒中だか脳出血だか脳梗塞だかで倒れたことのある人がVTRで出てて、その人が倒れる直前に体験したのが、まさに上記の「水が流れるような感触」だったそうなのである。これ、めちゃめちゃ当てずっぽうで云うんだけど、脳内のどこが破裂して血がどくどく流れてたりしたんだろうか…(このことを昨日の耳鼻科の先生に話したところ「それってテレビで見たってだけの話ですよね?」と一蹴されたけどな)。

そんなわけで、このたびの難聴も、たとえば脳の出血かなんかに関係があるのかなー、と不安になってきたわけです。なので、今日も病院に行くことにする。


10:00
しかしこの場合、何科で診てもらうのがいいんだろう。つーことで検索。「脳の出血うんぬんで不安になったら、まずは神経内科や脳神経外科を受診のこと」と出てきた。卵からかえったばかりのヒナ鳥は、いちばん最初に見たものを親だと思い込む。いわゆる「すりこみ」ってやつですね。同様に現代人はGoogle検索でいちばん最初に出てくるものが正解であり、宇宙の真理であり、神からのお告げだと思い込む。Googleで得られた健康情報を鵜呑みにして生きてたら変な目に遭って死ぬこともあるんだろうなあ、とは思いつつも、まあとりあえずこの検索結果にはとりあえず従ってみることにする。

大学病院は紹介状なしだと高いので(=昨日学習した。というか昨日はあせってて小さい病院を検索する余裕なんてなかった)、検索で見つけた恵比寿の小さな病院を電話して予約。


18:00
会社をちょっとだけ早く出て恵比寿へ。予約した病院に行く。木材を基調として間接照明の柔らかい光に照らされた内装は、病院というよりは隠れ家風ダイニング居酒屋、みたいな雰囲気であった。実際に、この病院は飲み屋街の中にある。

受付を済ませて、血圧を測り、問診票を記入。待合室で待つ。


18:20
診察室へ。先生に、きのう突発性難聴らしき症状が現れたこと、一年前に「脳卒中かなんかの前触れかもしれない症状」が現れたこと、を話す。先生はとりあえずCTスキャンを撮りましょう、ということになった。いったん待合室に戻る。


18:35
CTスキャンの部屋へ。CTスキャン、といってもCMJKのフロッグマン・レコーズでの名義ではなく、人体を輪切りにしたような撮影ができる機械のほうです。CTスキャンを撮ったのはひょっとしたら生まれて初めてかもしれない。撮られるほうは寝っ転がってるだけでいいから、ラクだね。なにも痛くないしね。


18:50
ふたたび診察室へ。CTスキャンで撮影(という呼び方であってるのかな?)した画像を見た先生が「立派な脳です」と褒めてくださる。立派、というのは中身のことではなく、妙なキズやら影がない、という脳外科的な意味です。まあ中身も立派なんですけどね。

CTスキャンも血圧も正常だし、なんともないです。気になるようでしたらまた来てください、とのことで本日終了。

なんつーか、先生は、「突発性難聴になりました、去年は脳卒中の前触れのような現象もありました、どうしましょう」とひとりでわちゃわちゃ焦っているおれの不安を取り除くための儀式として、わざわざCTスキャンを撮ってくれたような気がする。診察代は三千円くらいだった。


19:10
恵比寿から56億7000万年ぶりくらいに埼京線に乗って池袋まで。そこから丸ノ内線で茗荷谷まで帰る。





■つーことで、突発性難聴(かどうかは断言できないんだけど)になった日と、その翌日のお話でした。

早い話、二日間で診察代とタクシー代あわせて一万数千円つかって、けっきょく何もなかったことが分かった。まあ何もなかったのは良いことなんですが。あと、おれの脳が(CTスキャンの画像で見るぶんには)立派だということも分かった。


■いまさらですが、なにかあったときのための各種病院の位置を、自宅周辺と職場周辺で把握しといたほうがいいですね。でないと、病院の位置を調べる余裕がなくて大学病院に駆け込んで高い料金を払うことになる。


■しかし、そもそもなぜおれの右耳の聞こえ方は悪くなったのだろう。よくわからない。気圧差とか、気温差とかによるものかもしれない。季節や天候の変化で三半規管の調子が悪くなることがあると聞く。でも、よくわからない。ついでに云うと、なぜあっさり治ってしまったのだろう。それも分からない。

おれが確実に云えることは、最近の三四郎には「お笑い第七世代にくくってもらえない哀愁」のようなものが日に日ににじみ出ている、ということだけです。「第七世代じゃなさ」というか。


■突発性難聴等(三)


ヨコセヨ(アニメ版)


■六月二十三日(火)
14:00
診察室に入って先生に見てもらう。今日の昼に突然右耳の調子がおかしくなった旨を伝える。

目の玉を動かしたり指先を動かしたりする、なんか検査みたいなの(詳細は割愛)を数分間やった後、とくに異常はなさそうです、みたいなことを云われる。でも念のため、このあと聴力検査をしましょう、ということになる。診察室を出て、いったん待合室に戻る。

しかし、ここまで来てなんだが、ここまで来といてなんだが、右耳の聴力がだんだん回復している自分に気が付く。

右耳の聞こえ方が変じゃなくなってきている、まあ、それ自体はありがたいんだけど。これってあれだよね、機械が壊れてることを説明するためにヒトに見せようとするとちゃんと動く、みたいなもんかね。


14:30
右耳の違和感が次第になくなっていき、ほぼ元どおりになってる。

そのタイミングで番号を呼ばれて聴力検査室に入る。聴力検査っつっても、右耳はほとんど元に戻っているのですが…。

まず、検査室のヒトに云われて、イヤホン状のものを耳に突っ込む。鼓膜の圧(?)を測る検査らしい。

つづいて、電話ボックスぐらいの大きさの密閉した部屋でヘッドホンをして聴力検査。これは、音が聞こえたらボタンを押してください系のよくあるやつ。

最後に、「片耳は骨伝導、片耳はヘッドホン」という生まれて初めて見る器具を装着して、同様の聴力検査。骨伝導のとこから「ピピピ」という音がして、ヘッドホンのほうからはホワイトノイズを加工したような音が流れる。

検査を終えて待合室へ。


14:50
再び診察室へ。先ほどの先生に、聴力検査の結果を見てもらう。聴力は異常がないとのことだった。

「聴力は異常ないかもしれませんが、右肩のだるさや右の後頭部の痛みはどうなんでしょうねえ」とおれが訊くと、「これ以上は内科で見てもらったほうがいいかもしれない」とのこと。ふむ。

もういちど来てください、とも云われなかったし、薬の処方もなかった。診断書ももらえなかった。

まあそうだ。診断書をよこせよ! よこせよ! 渋谷区大型デパートヨコセヨ! と主張したところで聴力が(ほとんど)戻っちゃってるんだから、耳鼻科の先生としては、どこがおかしいだのどこが悪いだの、これ以上何も云えなよな。


15:00
会計を済ませる。謎の機械に書類のバーコードをピッと読み込ませてクレジットカードを突っ込んだら支払いが終わった。最近の病院は便利ですね。

ちなみに金額は8000円オーバー。紹介状なしで大学病院に行くとこういう値段になる、ということをおれは今日知った。帰り、タクシーに乗ろうか徒歩で帰るかちょっと迷うが、体を安静にした方が良いと思い、タクシーに乗った。おい、診察料とタクシー代でほぼ一万円近いぞ…。まあしょうがないけど。


15:15
会社の近くでタクシーを降り、小腹が空いてたのでファミリーマートで焼きさばのおにぎりを買う。最近のファミマのおにぎりでいちばん好きです。近くの公園でおにぎり食べて会社に戻る。


15:20
耳もとでノック式ボールペンをカチカチさせて、その音を左耳と右耳でそれぞれ聞いてみる。左耳で聞いても、右耳で聞いても、カチカチとちゃんと聞こえる。どうやら、右耳は治ったようだ。





■おれの右耳の聞こえ方が変になったのは、やはりいわゆる突発性難聴だと思う。もちろん、おれは医師ではないので「だと思う」としか云えない。耳鼻科の先生も、突発性難聴だともなんとも云わなかった。まあ、聴力が(ほとんど)戻ってたから、診断のしようがない。

だから、このエントリのタイトルの「突発性難聴等」という表現も、ほんとは適切ではないと思う。きちんと突発性難聴だと診断されたわけじゃないからね。でも、右耳の聞こえ方が変になったのは事実なんだよな。

とはいえ、難聴は別にしても、「右肩が重い、右の後頭部が痛い」といった症状はなんだったんだろう。そこは気になる。以下次号。





■いま日本放送協会でやってるさんまの番組をちょっと見てみたら、所ジョージとの共作「明石家さんまさんに聞いてみないとネ」のレコーディングに工藤静香が遊びに来たときの話、をやってた。所さんの歌がめずらしくテレヴィジョンで話題になってたのでちょっとうれしかったです。笑


■突発性難聴等(二)


■六月二十三日(火)
12:45
とつぜん耳がおかしくなった。聞こえ方が変だ。これってあれじゃない? とっぱちからくさやんつきラーメンもとい突発性難聴じゃない? あのキンキキッズの人がなったやつ。うちの会社のFさんもなったやつ。

ためしに耳もとでノック式ボールペンをカチカチさせて、その音を左耳と右耳でそれぞれ聞いてみる。左耳で聞くと、ちゃんとカチカチと聞こえる。どうやら左耳は正常なようだ。しかし右耳で聞くと、なんとも文字で表記しづらい独特な音となる。

なんというか……5000hz以下の音をばっさりカットして、5000hz以上の音は5db上げて、さらにリバーブを軽めにかけた感じ? 要するに、右耳は低音がまったく聞こえず、高音だけが強調されて聞こえ、そこに残響がくわわる。なんなら薄めのホワイトノイズも乗っている。異常事態だ。誰だよ、おれの右耳にエフェクトをかけてるやつは!

救急車を呼ぼうか? とはいえ、呼ぶほどじゃない症状だとも思う。おれよりもっと重症・重傷の人はいるわけだし。気軽に救急車を呼ぶな、というポスターをあちこちで見かけるではないか。とはいえ、突発性難聴は、なるべく早く病院に行かないといけないと聞く。うーむ。あ、あれだ、ワタリ119じゃないやつ、なんとか相談ダイヤル、えーっと何番だっけ、検索、#7119か。電話する。

電話に出た#7119番の人は、ぶっきらぼうというかつっけんどんというか、愛想のない人だった。愛想を求めるような場面でも立場でもない、とリクツでは分かっていても、そういうことを思ってしまう。人間ってほんと勝手だよな。症状を話すと耳鼻科をすすめられる。まあそうか。お近くの病院を紹介します、とのなので会社の所在地を告げる。電話が合成音声に切り替わり、3つの病院の名前が自動でアナウンスされる。それをメモして、その病院の名前で検索。いちばん会社から近い病院に電話してみることにする。


12:50
とある大学病院に電話をする。14時からなら診察可能です、でも紹介状ないんですよね? じゃあ診察料とは別に何とか料を5500円いただきますけど、どうします?と云われる。うーむ。

数秒悩む。うーむ。とはいえ、何とか料5500円、安くはないけどケチるとこでもないので、14時の診察を予約する。


12:55
右耳がおかしくなった、と自覚してから、心なしか、右肩がだるく、右の後頭部がちょっと痛くなってきたような気もする……。気のせいだといいんだけど。


13:00
病院の時間までちょっと間があるので、それまでは会社にいる。

自分の数メートル先に座ってる人がPCのキーボードをカタカタたたく音が、ものすごく間近に聞こえてしまう。おい、距離感まで狂ってきてるのかよ…。人間って、視覚だけでなく聴覚からも距離感を感じ取ってるんだな、と改めて思う。

後輩に何か話しかけられるも、何事もないように自然に振る舞う。右耳のことは話さない。というか、なんだか話し出せない。この、「話し出せない感じ」はなんなんだろうな。誰に何を気ぃつかってるんだか分からない。でも、話し出せない。


13:30
先輩に一声かけて、会社を抜け、タクシーを拾って病院へ。


13:40
病院に着く。受付をして待合室で時間をつぶす。大きい病院に来るのはえらく久しぶりだな、と思う。


14:00
番号を呼ばれて診察室へ。





■ということで、右耳の聞こえ方がおかしくなってました。「変な音が聞こえてくる」のではなく、「聞こえ方そのものがおかしくなってる」のです。聞く音、聞く音にすべて変な加工がされてくるのです。こうやって感覚がおかしくなるのははじめてのことだったので、焦りました。

いま思うと片耳だけでよかった。両耳ともこうなってたらほんとうにパニックになってたと思う。←パニックってなんか死語っぽくない? まだ大丈夫?

■あと、自分の体の異常を他人に話し出せない感じ、も我ながら不思議だった。ほんとうに体調の悪い時、それを他人にちゃんと話すことができないとほんとうに困ることになるよな、と思った。なんかさ、一言二言云っておくことで、事態がなんか良い方向に転がることもあるわけだからさ。

以下次号。


■突発性難聴等(一)


■六月二十三日(火)
12:00
お昼なので、会社の会議用テーブルでサンドイッチを食べる。


12:05
食べ終えたので、テーブルに突っ伏して昼寝。zzz


12:30
起きる。すると、自分のまわりで、「マイクで拾ってスピーカーで流したような環境音」が鳴っているのに気づく。

ここでいう「環境音」とは、コピー機が動く音だったり、誰かの足音だったり、誰かがキャビネットを閉める音だったり、誰かが書類をカサカサさせる音だったり。まあよくある物音です。それが、どういうわけだか、マイクで拾ってスピーカーで流してるように聞こえる。

おおかた、web会議かなんかのためにセットされたマイクがそこらへんの物音を拾って、それが誰かのパソコンのスピーカーから流れてるのだろう、と推理。二度寝に入る。zzzz


12:45
二度寝から起きる。先ほどの「マイクで拾ってスピーカーで流したような環境音」が、まだ聞こえてくる。

──いや、これ、スピーカーの音じゃないぞ。おれの耳が実際に聞いてる音だぞ。なんで一回スピーカーを通したような音でしか聞こえなくなってるんだ?

この時点でようやく、おれの耳がおかしくなっていることに気づく。





■半蔵商店でございます。急に耳の聞こえ方がおかしくなりました。以下次号。


■石橋貴明が1985年に壊したテレビカメラの


Wikipediaによると、石橋貴明が1985年の『オールナイトフジ』で壊したテレビカメラの型番は、東芝PK-31A、だそうです。初めて知りました。Wikipediaって勉強になりますね。またひとつ賢くなれました。


■カメラとレンズ合わせて当時の価格で約1,500万円(上記ページに依る)、とのことですが、このテレビカメラを壊したのは、石橋貴明その人、というよりは、当時の河田町の勢い、あるいはバブル前夜という時代の勢い、だったのかもしれません。

↑すいません、いま眠いうえにヱビスビール飲んでるのでテキトーなこと書いてます。

↑すいません、いま眠いうえにヱビスビール飲んでるので、この「ヱ」をパソコンで変換する方法を忘れて、入力にちょっと時間がかかりました。「we」で変換すると「ヱ」「ゑ」になるんだったな。ヱビスビール。すゑひろがりず。アジアン・馬場園に「一回だけやらしてください」と頼んで断られたのはすゑひろがりずのどっちだったか。


■閑話休題。おれはなんかの番組で、石橋がテレビカメラを壊すその一部始終の映像を見たことがある。「一気!」のオケが流れる中、スタッフ数人がかりで倒れたテレビカメラを立て直そうとする光景を覚えている。

またまたwikipediaから引用すると、そのシーンの映像は、現在では「VTRの使用が禁止となっている」とのことです。へえ。とはいえ、現在は米国発の動画共有サービスがありますからね。実際、いま検索するとその映像があっさり出てきました。笑


■それにしても、しかし、そもそもおれはなんでオールナイトフジのwikipediaなんか読んでたんだ? 笑


■素ペプシが売ってない


とくに深い理由はないですがペプシ派なのです。しかし、スーパーやコンヴィニエンスなストアー、あるいは街の自販機で見かけるコーラはたいがいコカ・コーラです。ペプシが売られてるのを見かけることがあるとしたら、それは人工甘味料を使ったやつか、あるいは比較的近年に発売され、じゅんいちダビットソンか本田のどっちかがCMしていた、ちょっと味を変えたペプシで、オリジナルというか、いちばんベーシックな素ペプシが売られてるところをあまり見ない。

ですが、うちの近所には素ペプシを売ってる販売機があるのですね。しかも500mlの大きい缶で100円というノーベル平和賞を受賞しかねない慈悲深い価格設定。スーパーでもコンビニでも売ってない物が、ここには売ってる。これは重畳。暑い日なんかは、2本買っちゃうね。

ですが、つい先日とうとうその素ペプシがこの自販機から消えてしまったのですね。ひどい。やっぱダメだわ、人類って…。もしかして、茗荷谷で素ペプシを飲んでるのはおれだけだったのか。いちおう、素ペプシを扱っている自販機をあと一台知ってはいるんだけど、そこはうちから歩いて10分くらいかかるので不便だ。さすがにペプシ1本のために往復20分は費やせない。もう最終手段としてamazonで買うしかないのかなー。

しかし、なんだってこんなにも売ってないもんなんだろう。サントリーのサイトもさー、ペプシのシリーズ商品は大々的に出してるくせに、素ペプシはほんとに地味な扱い…。


■もうすぐ歌舞伎家話 第三回


■6/11のNOEL & GALLAGHER
の配信
ですが、リアルタイムで見られなかったので、アーカイブで見ようと思ってさっきサイトを見てみたら、もう券が買えなくなってた…。販売は今日の午後三時までだったみたいです。そういうことあるよね。


■で、本日6/14は、というか10分後には幸四郎と猿之助の『歌舞伎家話』ですが、70分で2000円か…。ちょっと迷うなー。いくら高麗屋と澤瀉屋とはいえ、Zoomレベルの音質&画質だとさ…。第一回の幸四郎×松也はおれも見てたんだけど、1000円だったから許容範囲だけど、うーむ。

こういうリモートのやつってさ、出演者の自宅の環境に大きく依存するじゃないですか(そういえばこないだの『アメトーク』のリモート回で、自宅の通信環境がよくないのか、塚地だけ画面がよく止まってたような気がする。笑)。松竹は役者さんにいいネット環境といいマイクを準備してあげてほしいです。


■1000円か2000円かのケチな話ですいません。でもさ、もうちょっと音質と画質が改善されたらうれしいなーって。気持ちよくお代を払えるなーって。

まあ、でもさ、このトークのためだけに代金を払ってるわけじゃなくて、江戸時代から連綿と4世紀ほど続くカブキの歴史の大きな流れにお布施したと思えば、まあ2000円も高くない…かもしれない。

第一回の歌舞伎家話はさ、画面の左上に表示される視聴者数が「1.6千人」ってなってたんだよね。1600人か。1600人×1000円。ふむ。歌舞伎座ギャラリーでやる歌舞伎夜話は、定員何人か忘れたけど、まあ100として、チケットは3000円だったから、えー、オンラインのほうが売り上げはだいぶ高いですね。笑


■「おべんとうばこのうた」を人類でいちばん最初に歌ったやつは誰なのか問題


■さっき『水曜日のダウンタウン』で、「おべんとうばこのうた」の歌詞どおりに再現した弁当、ってのをやってました。


■それで思い出したのですが、「ジェニーハイウォッシュ」という歌がありまして。

ジェニーハイウォッシュ

おおむね「おべんとうばこのうた」の替え歌なんですね。


■で、「おべんとうばこのうた」の著作権てどうなってるんだろう、と思ってwikipediaを見てみたら、これって作詞・作曲者不詳のわらべうたらしいです。ふむ。


■誰がいつ作ったんだろう、この歌。ある時期に子供たちの間で自然発生的にできた歌なのか、明確な作者がいるにもかかわらずそれが誰か分かんなくなっちゃったパターンなのか。

Wikipediaによると、テレビでの初出は

1974年、朝日放送「プロポーズ大作戦」内の一般女性出演者が歌ったのが最初という説、1978年、日本テレビ系列「おはよう!こどもショー」の「けでんと17号」のコーナーにおいて、こおろぎ'73が、ジェスチャー付きで歌ったものが初めてであるという説と、TBS系列「8時の空」で、田中星児が歌ったものが初めてであるという説がある

とのことで、諸説あるようです。でもこれもあくまでテレビでの話だから、この歌ができた時期ってのはこれ以前にさかのぼるわけですね。上述のダウンタウンの番組で「シブすぎる」と評されてた弁当が子供の弁当として通用していた時代って、何年ごろなんだろうな。

「おべんとうばこのうた」の弁当

あと、どの地域で生まれた歌なんだろうな。歌詞に出てくる食材であるていど地域を特定できない? だめ?

あ、いま検索したら、「さくらんぼ」はもともと「さんしょう」だったのか! そうだよな、デザートに過ぎないさくらんぼが歌の中盤に出てくるのもちょっと変だもんな。でも山椒だとすると、ますますシブすぎる弁当になるな。少なくとも子供向けではないね。


PEGMOもこの曲をカバーしてるんですね。PEGMO版では「さんしょうさん」になってます。あ、PEGMOってのは、あれです、あのー、「♪1ビット 2ビット 帰れない〜」の人たちです(←伝わりますかね)。


■おれ個人で云うと、子供のころ、「ふき」ってなんだよ知らねえよ、って思ってました。笑


■ぺこぱのツッコミで、往年のサントリーDAKARAのCMを思い出した


■昨日、とあるところで「アボカド温玉タコライス」というのを売ってたので買ってみました。微妙な味でした。半蔵商店でございます。代金を支払って商品を受け取ったときがピークでした。


■あのー、最近気づいたんですけど、「ぺこぱ」のツッコミがなんかに似てるなー、と思ったら、あれだ、'00年代前半に見たサントリーの「DAKARA」のCMの小便小僧の話し方だ。

「あり得ないとは云いきれないな」ってやつね。みなさん覚えてます?

あと、あの小便小僧のセリフでは「可及的速やかにね」ってのをなぜか覚えてる。笑

いまだに覚えてるってことは、成功したCMってことなんだろうな。


■しかし、あのアボカド温玉タコライス、調味料を少なくとも2種類は入れ忘れてるような謎の味だったな……。いや、金を返せとは云わない。ただ、おれが食べる直前の、あの「空腹感」だけは返してほしい…。


■Amazonで謎のモバイルバッテリーを売ってる謎のメーカーにありそうな名前で打線


1 (二) TAEQI

2 (遊) XIDOO

3 (右) RAWZO

4 (一) ZIYAG

5 (左) WONTHA

6 (三) GONWOD

7 (中) HYMOO

8 (捕) DIMST

9 (投) AXSTA


※全部架空のやつです
※もし実在の企業と同名のがあったらすいません


■「クイズ番組で、おばあちゃんが突然いなくなる」謎のCM


■最近の日清食品の、なんか、インターネット上でバズが起きるよう逆算したかのようなCMがあざとくて鼻についてヤだなあ、と、このところ思ってるのですが。

それで思い出した。おれが子供のころ日清食品のイヤなCMあったわ。


■しかし、なにせ子供のころのことなので、CMの細部が思い出せない。なんというか、「イヤなCMを見ちゃったよ…」という、その「イヤさ」だけが今日の今日まで残ってる。放映当時も、クラスの女子に「あのCMイヤだ、意味わからん」みたいなことを話した思い出があります。

しかし、どういった内容のCMだったが思い出せない。どんなタレントが出てたかも思い出せない。そもそもなんの商品のCMかすらも思い出せない。ただただ、日清食品という社名だけが思い出せる。これ、日清食品という企業にとってマイナス・プロモーション(←2020年のある一時期、テレビやラジオに出てくる芸人がやたらこの言葉を口にしてませんでした?)でしかないんじゃないだろうか。


■それでもがんばって思い出してみる。ちょっとだけ思い出せた。

「クイズ番組で、おばあちゃんが突然いなくなる」CMだ。

↑この一文を読んで、「なにいってんの? What you say??」と思われたことでしょう。でも、この一文を書いてるおれだってそう思ってます。謎だ。クイズ番組で、おばあちゃんが突然いなくなる。なんだそれ。なんのCMだよ。意味わかんねーよ。ここは警察じゃないよ。


■もうちょっとがんばって思い出してみる。おぼろげな記憶(と呼んでいいのかどうかすらあやしい。もっとかすかな何か)から、下記の点を引っ張り出すことに成功しました。

・CMの放映時期は、たぶん平成元年(か、その前後1年くらい)

・そのCMは少なくとも2つのバージョンがある

「光ってる電球」のアップが画面に出てくる

・画面は基本的に白バック

うーん、あまりにも断片的な情報しか思い出せないので、依然として謎だ。クイズ番組で、おばあちゃんがいなくなって、光ってる電球のアップ、基本白バック。それで日清食品。うーん……なんのCMだ???


■でも現在は、戦勝国が作ったYouTubeという動画共有サービスがある。このYouTubeは敗戦国の国民でも使っていいらしいので、がんばっていろいろ検索しました。

すると、えーっと、意外なことにまあ見つかっちゃったんですね。なんでこれだけの情報で探せたんだ。自分でも不思議です。笑

その一その二

「中華食堂 麻婆めん」という商品のCMでした。上で、「少なくとも2つのバージョンがある」と書いたとおり、2種類見つかりました。クイズ番組仕立てのCMで、その一では老婆が突然上空に飛び、その二では老婆が突然ドロンと消えます。どちらにしろ突然です。画面は基本的に白バックで、その二では光ってる電球のアップが出てきます。おれの記憶は、きわめて断片的ではありましたが、間違ってはいませんでした。


■しかしシュールというかなんというか。いま改めてこのCMを見返すと、やはり老婆の消え方が突然でびっくりしますね。笑

最後のほうに、ラサール石井と老婆が笑顔でラーメンを食べるカットが入るのですが、これはこのCMのイヤさをやわらげるための工夫なんだろうなあ、と、オトナになったいまなら思う。ちなみにこのカット、おれはまったく覚えておりませんでした。





■このCMについてSNSやらなんやらにテキトーに書き込んどけば、それに尾ひれ背びれがついて「恐怖!! クイズ番組の途中で老婆が突然消える謎の放送禁止CMがある!!!」みたいな感じで都市伝説っぽく広まったりすんのかな。


■歌舞伎家話


■自分用のリマインドとして。えーと、歌舞伎家話は今晩ですね。チケット買っておこう。20時から。いつものくせでうっかりテレビ点けて『かりそめ天国』を見ちゃわないようにする。かりそめ天国は見逃し配信で見る。


■6/11は、NOEL & GALLAGHERの配信。20時から。GALLAGHERって綴り難しいよな。日本で云うところの書き順の難しい漢字、みたいなもんかな。「齋藤」みたいな。


■めちゃくちゃ昭和なデザインの缶ジュース


金太洋


■スーパーで買い物してたらめちゃくちゃ昭和なデザインの缶ジュースが売ってたのでゲリラ的に買ってしまった。まちがってもキリンの新製品にはないデザイン。

甘夏みかんとオレンジみかん。それぞれ粒入り。果汁20パーセント。


■なんつーか、洗練を拒否したデザインの力強さ、ってのもあるにはあって。だって目立つもん、これ。買っちゃったもん、おれ、これ。ほら、缶に印刷されてるつぶつぶの写真おいしそうでしょう?

「つぶ」とでっかく書いてあるので、粒入りであることが否が応でも分かる。この清々しいまでのコミュニケーションの速度。剛速球です。つぶ入りが嫌ならサントリーの「なっちゃん」でも買っとけや、おまえなんかうちの客じゃねえよ、という力強いメッセージ。本当の意味で「デザイン」。

この昭和丸出しの缶ジュースも、変なデザインコンサルタント会社みたいなところから「御社の缶ジュースのデザインを変えましょうよ」みたいな提案書を最低60回くらい送り付けられてると思うのね。でもたぶん60回全部断ってる。だからこの令和2年に、この昭和デザインのまま存在する。


■きれいだけど店頭で目立たない。おしゃれだけど買う気にはならない。そういうデザインってあるよなあって。そういうことを考えました。


■ちなみに長崎のメーカーです。まだ飲んでない。まだ飲んでないけど、たぶんおいしいと思う。


■ティッシュケース、ドライフルーツその他


■「買おう買おうと思ってはいるのに購入がついつい後回しになるものランキング」に毎年毎年かなり上位にランクインしてそうな商品、木製のティッシュケースを買いました。見た目がすっきりしていてよいです。

ティッシュケース

しかし、ティッシュメーカーが最初っからティッシュの箱に木目を印刷しておいてくれればいいのにと思わないでもない。あ、もうあるのかな、そういうティッシュ。


■ドライフルーツだのミックスナッツだのを自分なりの配合でジップロックにぶちこんでポリポリ食べる件について続報です。ただいま、下記の物をミックスしてます。

このカルビーの市販のグラノーラ。これをベースに、

グラノーラ

ココナツチップ(2種)、バナナチップ、ミックストレイルを混ぜてます。ミックストレイルというのは、そもそも最初からドライフルーツとナッツがミックスされてるやつです。

ココナツ、バナナ、ミックストレイル

あとこれ。「ナッツ&フルーツ」という商品。これもその名の通り、あらかじめ最初からナッツとフルーツがミックスされてて、これ単体で十分おいしいのですが、これも混ぜます(単体で食べておいしいものをことさら混ぜる必要があるのかどうかは、また別の話)。

ナッツ&フルーツ

で、ジップロックに入れて完成。いや、完成という概念はないのですが、便宜上「完成」という表現を用います。

ジップロック

なんでわざわざ混ぜるのかというと。一口噛むごとに食感&味が微妙に変化してくんですね。ポリポリやってる間に、いろんな国の、いろんなメーカーのいろんな味が現れてくる。そこがいい。

ジップロックに手を突っ込んで、軽くひと握りほど手にとるのですが、その手に取った部分によってまたいろいろ配分が変わって。甘いのが多めだったり、しょっぱいのが多めだったり。そこも楽しい。

あと、ふつうのジャンクなお菓子よりは、なんとなくカラダに良さそうな気がするじゃないですか。あくまでも、気分の問題ですが。笑


■目がテン、情熱大陸


■みなさん覚えてますでしょうか? おとといは日曜日でした。火曜日から日曜日を振り返ると、すごく昔のように感じられる。なつかしいなあ、日曜。


■その日曜なんですけど、朝七時からの『所さんの目がテン』で、「所さんの自宅での過ごし方」と銘打って、所さんの世田谷ベースを紹介していました。

世田谷ベースで朝日を浴びる所さん、畑をいじる所さん、ギターで歌を作る所さん、謎の工作に没頭する所さん、の様子が流れてました。


■で、その日の深夜の『情熱大陸』が、まさかの所ジョージ回だったんですね。笑

世田谷ベースで朝日を浴びる所さん、畑をいじる所さん、ギターで歌を作る所さん、謎の工作に没頭する所さん、の様子が流れてました。

昨秋の所ジョージ回の再編集+撮り下ろし、という内容でした。


■両方ともTVerにあがってます。目がテンはこちら情熱大陸はこちら。どちらも次の日曜(5/24)までは見られるようです。

あと、いまはBSフジの本家『世田谷ベース』もTVerで見られるんですね…。知らなかった。


■上田、お茶漬け


■スーパーで買ってきた鮭弁当を食べながら、『世界一受けたい授業』なる番組をテレヴィジョンで観ていました。で、唐突に、「あ、おれ、漫才師としてのくりぃむ上田は好きだけど、MCとしての上田はぜんぜん好きじゃないや」、と気づきました。


■なんつーか、品がない。ガラがよくない。かつてツッコミでならしてた割りには、言葉の選び方も荒い。ちなみに今月で50歳。

ほら、MC仕事を重ねると、たとえば有吉にしろ若林にしろ千鳥にしろいい意味で丸くなっていくじゃないですか。カドが取れていくというか。でも上田はそのカドが取れてない。イヤなアクがある。視聴者が物腰やわらかい芸人を好むようになってるにもかかわらず。ここらへん、上田って意外と時流に乗り遅れているような気がする。時流は抜きにしても、20代のひな壇芸人ならさておき50歳MCがガラ悪いのはどうかと思う(ひょっとして上田は自分が若いとでも思ってるのだろうか?)。あと、ついでに云うと有田もヒゲがたいして似合ってない(←巻き込まれ事故)。


■そうだ、この間の同番組で、所さんが世田谷ベースで作ったものを紹介してるとき、上田が所さんに「ヒマなんですか?」と言い垂れてた。しかも2回。雑な語彙。


■まあ上田はどうでもいいとして、その鮭弁当を食べてるときにですね。

「あ、このご飯と鮭でお茶漬けにしよう」

と思いついちゃったんですね。思いついちゃったので、弁当箱から小ぶりのどんぶりにご飯と鮭を移植し、あらかじめ淹れてたほうじ茶を注ぎました。ほうじ茶の温度が思ってたよりだいぶぬるかったのは否定できませんが、お茶漬けをざぶざぶとかきこむとそれなりにおいしかったので満足しました。

そう、お茶漬けって、こうやって思いついた時がいちばんおいしい。


■いつだったか、何ヶ月か前にさ、夕飯何食べようかなーと仕事帰りに考えてて。

「あ、最近お茶漬け食べてなかったから、今日はあえてお茶漬けにしよう!」

と思いついちゃったんですね。思いついちゃったので、わざわざスーパーに寄ってご飯とお茶漬けの素を買って帰って、家でお茶漬けにしてみたのですが、なんというかすごい微妙でした。すごい「中ぐらい」。まあまずくはない。しかし美味いかというと──。

お茶漬けって、思いついたその場で食べるものであって、わざわざ買い物までして用意周到に準備するメニューじゃないのだな。思いついた次の瞬間にはパパパと作っちゃう。その「即興性」みたいなところが大事なんでしょうね。


■ミックスナッツおよびドライフルーツ


ミューズリー

■あ、この写真ですか。これは親戚からもらった、おそらくはお手製のミューズリー(っていう呼び方であってるかな)に、自分で市販のドライフルーツ、明治チョコベビー、甘納豆を追加したものです。さらに、Trader Joe'sの四色胡椒をゴリゴリと挽いて風味を添えてます。うまいです。甘納豆を思いついたのが勝因です。甘納豆なしでも十分おいしいんだけど、入れるとなおおいしい。


■そういえば、おれは三年前のちょうど今頃もこの手の食べ物にはまってました。

所さん絶賛のミックスナッツ&ドライフルーツ、なる商品があったのですね。所さん絶賛、となると一度は試したくなるじゃないですか。それで通販で取り寄せてポリポリ食べてました。

この手の食べ物って、粒がでかいのと小さいのが入り交じって、で、どうしても粒が小さいのだけが最後に残っちゃうじゃないですか。

おれはそこに他の市販のミックスナッツとか、ドライフルーツとか、バナナチップスを砕いた物とか、自分なりに食材をどんどん追加して、なくなればまた足していって、延々とポリポリ食べてました。

「あー、ちょっと甘いの入れすぎたかなー」とか、「今度はクルミを入れて渋みを出してみよう」とか、そういった反省&研究があるんですね。そうして自分なりのオリジナルのミックスを作ってくのが楽しかったわけです。


■その謎の食生活が三年ぶりに復活しております。おいしいです。半蔵さん絶賛。次は、「チータラ」を細かくカットしたやつを混ぜてみようかと思ってます。


ジップロック


■関係ないけど、Ziplocのロゴ、前のがよかったなー。なんか、今のロゴ、書体に変なクセあるよなー。


■君は「ぶっちぎりNO文句」を知っているか


■16年目の半蔵商店でございます。あのー、突然ですいませんが、XQSっていう歌手の「ぶっちぎりNO文句」って曲、知ってます?

って訊かれても困りますよね。ちなみにXQSと書いてエクスキューズと読みます。昭和58年の曲です。


■おれは、この曲の存在自体は知ってたんですよ。ただね、風の噂に聞くところによると、この曲、MVがかなり異様らしいんですね。

というのも、頭に紙袋をかぶった男が歌ってるらしいんですよ。意味わからん。

昔、なぜか頭に段ボール箱をかぶった男が沖縄市のダンキンドーナツ店内に入っていくところを目撃したことがあるけど、それと同じくらい意味わからん。

その意味わからんビデオを一度観てみたいなあ、と思うのは、まあ、そんな変なことでもないでしょう。

それでたまにこの曲のタイトルで検索してはみるのですが、でもまあ昭和58年の映像なんて、そうそう簡単に目にすることができるわけもなく。


■ですが。つい昨日、某アメリカの動画共有サービスで「ぶっちぎりNO文句」と何気なく検索してみたら、まさにこのMVがあっさり出てきました。投稿日は2020/05/04 。おい、ほんとについ最近ではないか…。

ようやく目にしたこの曲のビデオ、たしかに想像の10倍は変でした。笑


■えー、オフィシャルにアップされた映像ではないので、URLを貼りづらいところではあるのですが、でもねえ、たとえばこの令和2年5月現在、「ぶっちぎりNO文句のMVが観たいです!」と書いたハガキをテレビ局に100枚送ったところで、実際テレビ局がそれを放送してくれるかというと、ねえ。まず放送なんかしてくれないわけで。横浜の放送ライブラリーでもこの映像はアーカイブしてないと思う。

ご興味のある向きは、某アメリカの動画共有サービスで「ぶっちぎりNO文句」で検索してみてください。


■しかし、「ぶっちぎりNO文句」って、タイトルとしてかっこいいよな。


■半蔵商店十五周年


半蔵十五周年

■拙僧の記憶が間違ってなければ、本日で半蔵商店は丸々15周年です、たしか、たぶん。15年もこんなの書いてるのか。15年て。なんかすみません。めでたいめでたくない以前に、なんかすみません。

15周年を迎えるにあたり、とくに気合いを入れ直したりするでもなく、今回のエントリもまあ平常運転ですけども、まあ、そろそろWordPressに移行するなどして、ブログの見た目を現代的にしたいなあとはここ数年ずっと思っておりますが、まあ、思うだけですね。笑


■当ブログでこの15年の間に変化があったとすれば、以前ほどにはネガティブなことを書かなくなった、といったところでしょうか。ボジティブが必ずしもいいことだとは思ってないんだけど。

まあ、あんまりどぎつい言葉をつかったりとか、なにかを頭ごなしにこきおろすようなことを書いたりとかはさ、そういうことは少なくはなった……かな……と思う。そういう文章は、書く方も読む方もしんどい。

でもそれ以外にはあんまり成長ないですねー。この一つ前のエントリのタイトルが「金ちゃんヌードルを食べた」ですからね。笑


■いつも読んでくだすって、ありがとうございます。今後もどうぞごひいきに。


■金ちゃんヌードルを食べた


■他人のZoom飲みの話って、なんつーか、昨晩見た夢の話を延々されてる感じに近い。

こんばんは半蔵商店でございます。


■ところで金ちゃんヌードルって知ってます? 東日本の人はご存じないかもしれません。徳島発祥のカップラーメンなのですが、四国のほかになぜか静岡と沖縄で売れてるそうです。

じっさい、コザのマチヤグヮー(個人商店)でもよく見かけます。かなりエンカウント率高いです。

でも、東京ではあまり見ません。一度とあるスーパーの「沖縄フェア」みたいなのに並んでたのを見たことあるけど、沖縄じゃなくて上記の通り徳島の製品です(笑・それっくらい沖縄でもポピュラーなのです)。


■で、金ちゃんヌードルを実家から送ってもらったので、食べました。おれもオトナになったので、カップラーメンもどんぶりに移してから食べるのですが、

金ちゃんヌードル

なんか、麺がプリン状の形のままカポッと出てきて、なんかこう、意識高い系ラーメン屋の盛りつけみたいになったのでよかったです。盛りつけは意識高いですが、味はふつうの金ちゃんヌードルでした。当たり前か。笑

この麺のうえに卵黄を乗せてもよかったかもしれない。


■あ、この話で思い出した。以前も書いたかもしれないけどさ、コザのマチヤグヮーって、最近焼きそばUFO置いてないパターンがあるんだよね。だんだんエンカウント率が下がってる。これはなにも沖縄市だけに限らないのか、ネットで検索すると「最近のUFOはおいしくなくなった」という声が少なからず出てくる。うーむ。最近人気ないのか、UFOって。

おれは他社の焼きそばも食べますが、基本UFO派です。当ブログではくりかえしお伝えしていますが、コザのマチヤグヮーで買ったUFOは、ふつうのスーパーやコンビニで買ったUFOよりおいしく感じられる、という研究結果があります(半蔵商店調べ)。


■鯖、鰯


■今日は令和二年の四月三十日です。ということは、去年の今日はまだぎりぎり平成だったのだな。懐かしいな平成。令和が始まったときは、80年代や20世紀といったものにかろうじて地続きだった平成が終わったんだなあ、と思ったし、いまもそう思ってます。


■それはさておき、たまたま手許に、しゅっとしたデザインのイワシとサバの缶詰があります。

缶詰(イ)

缶詰(ロ)

うん、いいと思う。まだ食べてないけど、パッケージのデザインがいいから、たぶん味も良いでしょう。デザイン大事。おれはこれらの缶詰がこのデザインじゃなかったら買ってなかったかもしれない。

まあ、こういうデザインを悪く云うわけじゃないのですが…。

鯖


■そう、あと、瓶詰のオイルサーディン。

オイルサーディン

半年ほど前にマイブーム(死語?)だったんだけど、最近そのマイブーム(死語?)が再燃。

そのままつまんでウヰスキーのつまみにしたり(クラッカーに乗せても可)、ゆでたパスタと和えたり、サラダやちらし寿司に乗せたりと、ひとり暮らしの貴重なタンパク源です。瓶のフタが固いので、買った直後はなかなか開かない。開けるのにコツがいる。なので開いたときはうれしい(カネ出して買った瓶詰なんだから開いて当然なんですけどね・笑)。

ノーマルなのと、ニンニク風味のと、ディルで味付けしたのの3種類は店頭で見たことある。他にもあるのかな。写真はノーマルとニンニク。ラトビア産。


■というエントリを、Stilluppsteypaを聴きながら書きました。


■花椒、雪塩、胡椒、ごま油


調味料

■じゃあせっかくですから机の上にあった調味料の話を。写真が思いっきり逆光ですが左から。


■花椒。最初から挽いてあるやつ。風味は、ゴリゴリ挽くやつに比べると弱いですが、カップの担々麺に振りかけるなどしてそれなりに重宝します。


■雪塩。実家から送られてきた。宮古島産。ふつうの塩とちがって、フロストシュガーみたいなつぶつぶになっている。


■米国加州在住の友人からもらった、かの国のスーパー(Trader Joe's)のコショウ。黒、白、緑、桃、と各色のコショウ粒が一瓶に入ってます。最近はスクランブルエッグにかけるのが好きです。


■ごま油。ふつうのやつ。ここしばらくはオリーブオイルよりこっちですね。いろいろかけてます。スーパーで買った適当な弁当に適当に垂らすと、味が一段階上がるので便利。


■ちなみにその隣のファイヤーキングは沖縄のフリーマーケットで買った物で、その奥のスピーカーはFostexのPM0.4です。


■このごろラジオは「インターネットの答え合わせ」ばかり


■ラジオの話。

いまにはじまったことじゃないけど、最近のラジオって、「インターネットで見た物の答え合わせ」みたいな内容を話してること多くないですか。ネットで流行った物についての感想文を、出演者がなんやかんや述べてるのを耳にすることが多くなった。

世はインターネットの時代だから当然と云えば当然なんだけど、とはいえラジオでネットの話をしすぎなのではないか、と思わなくもない。「昨日フジテレビでやってた○△×って番組なんだけどさ…」ぐらいの感じで、「こないだネットでバズったイタリアのクマの動画なんだけどさ…」などと話されても困る。いや、そのイタリアのクマの動画についてイチから説明してくれるんならまだいいんだけど、あたかもリスナー全員がその動画を知ってて当然、見てて当然っていう前提で話を始めるパーソナリティーみたいな人がたまにいるのね。

なんつーか、ラジオというものがだんだん「ネットの副音声」になってるような気もする。ネットで見た物の話ばかりしてると、それはメディアとしての後退を招くのではないか。

ところで最近はほんと、タレントとか芸人とか役者とかがラジオに出てくると、二言目には自分のYouTubeチャンネルをやってるやってないの話になるよな。笑

あー、あと「イタリアのクマの動画」ってのはあくまでたとえであって、特定の動画を指してるわけではないので検索しなくて大丈夫です。笑


■DTMの話。

使ってるソフトシンセが突然Ableton Liveに認識されなくなって困った。つい数日前まではちゃんと動作してたのに…。

原因がよく分からなかったので、このソフトシンセのメーカー(在独)に問い合わせの英文メールを書いた。千字近くも外人語を書いたのは久しぶりだな。がんばった。うむ。

翌日、メーカーから返事が届いて、それを読みながらいろいろ試したがとくに解決には至らなかった。うむ。DTMってたまにこういうことあるよね。めんどくせーな。


■東京なんとか許可局


■東京なんとか許可局、というラジオ番組がある。正確な題名は忘れた。おっさん三人がしゃべっている。以前聴いていた。いまは聴いてない。ながらく聴いてない。

聴かなくなった理由は。とにかく、よりひねくれてる視点、よりひねくれてる視点、を提示していこうとする感じがすげえイヤになった。もともとどこかしら全体的にそういう傾向のある番組であり、ひとつ特別に決定的にイヤになった発言があったわけじゃない。強いてひとつ覚えてる発言を具体的に書くと、たとえば「電車の中で本を読むとき、本に(書店の)カバーかけてるやつがいるけど、誰もお前の読んでる本なんか気にしてないんだよ!」とか云ってるときなどにイヤになった。なにを云ってるのだろう、いいトシしたおっさんが。なんなんだろう、この意識の高さ(というかなんというか…)は。文芸部の高校生かなんかか。電車の中で他人が本にカバーをかけていようがいまいがどうでもよくないか。そもそも本にカバーをかける理由なんか千差万別ではないか。そういうことを公共の電波でしゃべらないのがオトナというものではないか。

じゃあそもそもなんでこんな番組を聴き始めたんだよ、って話になってきますが、まあ聴き始めた当初はそういったひねくれた視点が新鮮に感じられてそれなりに面白かったんだろう。でもなにごとにも限度というものがある。やはり人間、いつまでもひねくれつづけるというのは危ない。そもそも電車で他人の本のカバーの有無がいちいち気になってるやつはなかなか危ない。危ないものにわざわざ近づいてはいけない。


■あの番組は、まだそんなに有名ではない芸人三人がぼそぼそしゃべるのが良かった。しかしいまは三人ともメディアでまあまあ有名人になってしまった。

まあまあ有名で、まあまあ仕事があって、まあまあ金を持ってる、ようするにまあまあ売れてる芸人が世間に物申すところなんぞ、ただの嫌味である。無料のAMラジオとはいえ、なんで聴かないといけないんだろう。

そもそももはや三人とも「世間から物を申される」側でないのか。なんでいまだに「世間に物申す」ポジションのつもりなのか。もはやこれは既得権益にしがみついてる、と表現していいレベルの何かではないのか。年齢だって、三人ともとっくに若くない。

ということで、この番組を聴くのが次第にアホらしくなり、やがて聴かなくなった。


■──と、このたびめでたく5歳の誕生日を迎えたコザ在住の甥が申しておりました。甥のいまのお気に入りのテレビゲームは、『マインクラフト』らしいです。ちなみにちょっと前のお気に入りは『ヒューマン・フォール・フラット』らしいです。





■なんで急にラジオのことを書いてるのかというと、最近ラジオを聴く習慣が微妙に復活しつつあるんですね。おもにradikoで芸人の深夜番組を聴くのですが、なんならビバリー、ゴールデンラジオ、スカロケ、ファンフラもたまに聴くぞ。営業車でラジオを聴いてたころを思い出します。笑


■日清食品飽きた


■「日清食品が奇抜なCMを流す」っていうこと自体に飽きた。

もっというと「日清食品が奇抜なCMを流して、それがネットで話題になる」っていう流れにセットで飽きた。なんつーかインターネット世論に媚びてるとこがあるように思う。鼻につくんだよな。


■でもまあ、日清のラ王の汁なし担々麺は好きだ。うちの近所ではまったく見ないのが難ですが…(ちなみにこの正月に沖縄帰ったとき、わざわざコザの仲松商事で2ヶ買って東京に持ってきました笑)。

あと「麺職人」の担々麺もなかなかうまい。


■Archie Bell & The Drellsと志村けんをマッシュアップしました





■先日の、YMO vs 志村けんのマッシュアップですが、アップから5日間で再生数が300行きました。

300人の人が1回ずつ聴いたのか、それとも1人の人が300回聴いたのかは分からないですが、聴いてくれた1〜300人の皆様、ありがとう。


■でね、第二弾として、「タイトゥン・アップ」の原曲と「ヒゲのテーマ」のマッシュアップも作りました。上に埋め込んである動画がそれです。YouTubeで見たい方はこちらを


■そうそう。YMOのタイトゥン・アップって、演奏がいったんフェイド・アウトして、「Here we go again」って掛け声でもう一度演奏が始まる、っていう仕様になってるじゃないですか。

さっき検索して知ったんですが、Archie Bell & The DrellsのLPに収録されてるタイトゥン・アップがそもそもそういう仕様になってるんですね。知りませんでした。


■YMOと志村けんをマッシュアップしました





■ですから、YMOと志村けんをマッシュアップしました。「タイトゥン・アップ」と「ヒゲのテーマ」の二曲です。こんばんは半蔵商店でございます。

あ、厳密にはYMOと「たかしまあきひこ&エレクトリック・シェーバーズ」のマッシュアップになるのか。いや、スネークマン・ショーとたかしまあきひこ&エレクトリック・シェーバーズのマッシュアップになるのか……その辺は、まあおいといて。

ちなみに両方とも'80年の曲です。昭和55年。ちょうど40年前か。ふむ。


■おれなんかが書かなくても皆さんご存じだと思いますが、「ヒゲのテーマ」は「Do Me」っていう'79年の曲が元ネタらしいんですね。その曲から引用している。ヒゲのテーマの初期の盤は「志村けん作曲」ってクレジットされてるけど、後に「志村けんプロデュース」と改められて元ネタの作詞作曲者の名前が付け加えられたようです。さっき検索したらそう書いてありました。そういえば電気グループの「シャングリラ」の作曲者クレジットも、後からシルベッティの名前が付け加えられたような記憶がある。


■このマッシュアップを作るにあたって、ヒゲのテーマを初めてフルレングスで聴いたのですが、これほんとに延々ループだけで、ほとんど展開がないんですね。笑

でも、よく考えたらこの曲はあくまでステージのBGMなので、変に展開がないほうがいいんでしょうね。しかし志村、既存の曲の一部を引っぺがして延々ループさせるって、完全にDJの発想だよな。


■ところで、YMOの「タイトゥン・アップ」が収録されている『×∞増殖』というのもいま考えるとなかなか変わったアルバムで。ニューウェイブ、ソウル、スカ、の曲の間にコントが挟まっているってなかなか謎だな。笑

あー、このアルバムの「マルティプライズ」って曲も、後にバーンスタインの名前が作曲者クレジットに付け加えられたとか何とかあったな。


■ということで、YMO志村マッシュアップ、ぜひ聴いてください。

あと、こっちも聴いてください。2010年代のJ-POPミックスです。


■木村さん、せいや、薄皮の付いてないピーナツ


■このごろテレヴィジョンなどで元エスエムエーピーの木村さんを見かけると、なんか微妙に「フリーになった局アナ」感、あるいは「宝塚を退団した人」感を感じる。他のメンバー4人と違っていまだに事務所に所属してるにもかかわらず。


■個人的に霜降り明星の「せいや」が生理的にあまり好きになれないのですが、せいやって最近、「廉価版田中裕二」みたいなポジションを獲得しつつあるような気がする。爆笑問題ってギャラ高いって聞くしね。


■ピーナツを買おうと思ってスーパーの豆菓子コーナーに行った。薄皮の付いたピーナツが売られているのを見て、「あ、これじゃないな」と思った。その瞬間、「あ、おれって薄皮の付いたピーナツがあまり好きじゃないんだ」と気がついた。自分の好き嫌いに改めて気づくことって、たまにありますね。そういえばあの皮は、渋いし、唇にひっつくし、最悪のどの奥に引っかかることもある。

で、薄皮の付いたピーナツの隣に、薄皮の付いてないピーナツが売られていたので、それをカゴに入れてレジに持って行った。会計してもらうと、微妙に高かった。自分が買ったものをよく確認すると、それは薄皮の付いてないピーナツではなく、カシューナッツだった…。

なんで間違えたかというと、スーパーの棚のプライスカードっていうんですかね、商品名と値段が書いてある札。あれに「バターピーナツ」みたいな文字が書いてあったわけです。そこになぜかカシューナッツがあったわけです。なんでバターピーナツって書いてあるとこにカシューナッツが並んでんだよ。まあ最終的には買ったやつが悪いですね。すいません。


■犬は吠えるが銀歯は取れる


■先日、スーパーの惣菜コーナーで半額になっていた焼きそばを食べていたら、銀歯がとれました。おい、キャラメルとかならまだしも、よりによってスーパーの惣菜コーナーで半額になっていた焼きそばで銀歯が取れるものかね。スーパーの惣菜コーナーで半額になっていた焼きそばなんか食ってないで、もっと良いものを食べろという御仏のお導きなのか。

スーパーの惣菜コーナーで半額になっていた焼きそばより良いもの、とはなんだろう。スーパーの惣菜コーナーで半額じゃなく定価で売ってる焼きそばか。

そう、焼きそばを咀嚼してるとき、ゴリッという強い異物感があったんですね。ポップコーンの種を噛んでしまったときのような。異物混入か、と思ってあわてて吐き出したら、それはおれの銀歯でした。飲み込まなくて良かった。

取れた銀歯はジップロックに入れて、後日それを歯医者に持って行き、元どおりに歯に詰めてもらいました。ジップロックって便利ですね。


■iPhoneからアンドロイド(某社の某機種)に替えて二ヶ月ちょっと。うーん、あんまり慣れない…。

慣れないキカイに慣れる練習、ということであえてアンドロイドにしてみたんだけど、おれには合わない。どういう点が合わないのか、具体的に列挙していっても仕方ないので一つだけ書くと、どうもおれの指と画面の相性が悪く、なかなか画面が反応しないときがある(ま、アンドロイド全体の問題ではなく、この機種特有の問題だとは思う)。そういうときは指をなめてから画面をさわると改善したりするんだけど、指をなめないと使えないスマートフォンってなんだよ。衛生的にも問題がある。

あとベゼルレスな機種なので、いらんとこをさわって誤操作することがしばしばあるのも困る。

ということで、近いうちにiPhoneに戻します。


■さっき、テレヴィジョンでユンケルのCMを見た。「自分の力で生き抜く時代へ。」という、なかなかしんどいキャッチコピーだった。しんどいねえ、どうも。

クライアントの佐藤製薬は、立派なビルの大企業なのでしょう。で、このキャッチコピーも、おそらくは立派なビルに入ってる広告代理店のコピーライターが書いたのでしょう。立派なビルにこもって仕事してる人たちに、世間で暮らすふつうの人の気持ちがほんとに分かるのか、とどこかの誰かが云っていた。おれもそう思わないこともないような気がしなくもない。

しかし「ユンケルンバでガンバルンバ」の時代から、ずいぶん遠くに来てしまいました。


■ファミコン雑誌文化華やかなりしころ


■昨日、ゲーム雑誌『電撃PlayStation』の、定期刊行としては最後の号が発売されたそうです。

それにちなんで、というわけでもないんですが、ゲーム雑誌の話。


■先日とある方と「昔はいろんなゲーム雑誌があったよね」という話になりました。

ファミ通、ファミマガ、マル勝、ヒッポン。それとハイスコア、ビープ、ゲームボーイ。あ、この「ゲームボーイ」ってのは任天堂のゲーム機じゃなくて、そういう名前の雑誌です。えーと、まあ他にもあったと思うけど、おれが検索せずに思い出せるのはこれくらいかな(あと、あのころは、単発のムック本もちらほら出てたような気がする)。

これら各誌が、ね、本屋でファミコン雑誌コーナーみたいな一画をなしてたわけですよ。そういう時代があった。いまじゃ考えられない。


■でさ、そういったファミコン雑誌文化華やかなりしころの話をまとめた本があるといいよねー、と上述の方と話しておりました。

ゲームの歴史やゲーム会社の歴史について書いた本に比べると、「ゲーム雑誌の歴史」に触れた本って、あまりないような気がする。

ゲーム雑誌の歴史も(数え方によるとは思うのですが)だいたい三十数年ぐらいにおよぶわけで。関係各位の記憶がはっきりしてるうちに、そろそろいろいろまとめといたほうがいいと思うのだが、どうでしょう。そういう本があったら一読者としてはうれしい。

あ、『1989年のファミコン通信』という本があるのは存じております。でもいまのところまだ読んでいません。すいません。



■そういえば、いま考えるとファミ通は、なんつーか、編集者やライター陣の一人一人を「キャラクター化」して誌面に登場させわちゃわちゃやらせる、みたいな演出が上手かったように思う。たとえば、ふつうの雑誌だったら「編集者S」みたいなイニシャルで済ますところを、「東府屋ファミ坊」にしたりさ。他誌でも多かれ少なかれ似たような演出はやってたと思うけど、そこはファミ通が一枚上手だった印象がある。

編集部の空気や匂いのようなものが伝わってたもんなー。編集部そのものがひとつのコンテンツというか。子供のころ、「ファミ通編集部を舞台にしたアニメがあればいいのに」なんて思ってたことある。笑

あと、ファミ通はゲーム以外の記事もちょっと載ってて、そこに雑誌としての幅というか厚みみたいのを感じたな。


■そうそう、鈴木みそがファミ通で描き始めたときは、アーティストがレコード会社を移籍した感あったよね。あの人、もともと『ファミコン必勝本』の人だったから。


■とかなんとか、こういうことを書いてるうちに三月も終わるのだな。


■白湯を飲む


■地味な話をします。このごろは乾燥する季節なので、仕事中に白湯を飲みます。

480ml入るタイガー魔法瓶を持っているのですが、それに給湯室でお湯を詰めます。まずは瞬間湯沸かし器の熱湯を魔法瓶の7分目、あ、8分目かな、それっくらいまで注ぎ、そのあと常温の水道水を注いで適切な温度に調整します。

この按配 が難しい。あ、おれはふだん、「あんばい」は「塩梅」と表記するのですが、白湯の話をしてるときに「塩梅」なんて漢字が並ぶと、白湯に塩やら梅やらの味がつきそうなので、今回は「按配」と書きました。

そう、この塩梅もとい按配が難しい。7分目か、8分目か、あるいはその中間か。中間といっても7.5分目ってわけじゃなく、グラデーションがある。「自分の飲みたい白湯の温度」ってのがあって、それはその都度ちがう。そのときそのときのおれの体温やら体調やらによって変わる。職場の気温や湿度も関係してくるだろう。定型化できない。なので、給湯室で白湯を魔法瓶に注ぐときは、毎回毎回微妙な調整が必要となるわけです。

お湯を魔法瓶に注ぎ終わったら、給湯室のペーパータオルで魔法瓶の外側に着いた水滴をぬぐいます。なんなら、流し台の水滴もちょっとふきます。


■で、自分の席に戻り、魔法瓶の白湯を飲みつつ仕事します。このごろは午前中に魔法瓶1本、午後に魔法瓶2本を飲んでおります。おおむねこのペースです。なので一日に三回は給湯室で魔法瓶に白湯を注ぐ作業が発生するわけです。

白湯を口にするとほっとしますね。とくに白湯の温度が絶妙な温度だと、カラダの内側だけ温泉につかっているような気分になることもあります。不思議と、熱いお茶やホットコーヒーを飲んでも、この気分にはならないのです。なぜだろう。


■でも熱いお茶やホットコーヒーがもちろん嫌いなわけでもなく。白湯とは別に毎日飲みます。コーヒーをマグカップに2杯。あるいは、コーヒー1杯とお茶1杯。コーヒーは、おもにカフェインレスのものを飲むことが多いです。

週一回くらいではありますが、この季節でも冷たい炭酸のようなものを口にしたくなるときもあって、その際はコーラ、CCレモン、炭酸水などを飲むときもあるにはあります。

でもこの乾燥する季節は、やはり給湯室で注いだタイガー魔法瓶(象印でも可)の白湯がいちばんです。


■このエントリは以上です。


■変なカップルが牛丼屋で


■先日、昼時の牛丼屋で見かけた光景。

変なカップル(男女とも30歳くらい)が持ち帰りで牛丼2杯を発注しまして、店員さんが牛丼2杯を作り始めまして。

で、変なカップルがセルフレジにて「なんとかペイ」みたいなQRコードで支払おうとしてまして。でもスマホの操作にもたついておりまして。


■QRコードでの支払いがなかなかうまくいかないらしく、変なカップルはボソボソぼそぼそ小声で何やら相談しつつ、スマホ片手にだいぶもたもたしておりまして。その間にも店員さんが作る持ち帰り用の牛丼2杯は無事完成しまして。


■しかし、結局QRコードでの支払いができなかったらしく、変なカップルは無言でセルフレジを離れ店を出ていこうとしました。

それを見かけた店員さんが「お客さまー!」と声を上げながら厨房を飛び出し、猛スピードで追っかけて、袋に入った牛丼2杯を手渡そうとしたんですね。


■そしたら変なカップルの女のほうが、

「いりません」

と牛丼の受け取りをきっぱり拒絶したんですね。あきれてたたずむ店員さん。そのまま店を出て行く変なカップル。妙な空気のなか牛丼を食い続けるおれとほかの客。


■変なカップルも変なカップルなりになにか事情があったのかもしれないけど(大のオトナが二人とも現金もカードも持ってなくスマホしかない、としたらかなり特殊な事情ですが)、しかし「いりません」はなあ…。

その後、店員さんは30秒ほど同僚に「なんだよー、いりませんって、作ったのによー……」とぶつぶつグチってました。それはまあそうなる。


■あと、ここ数年思うけど、「カップル」って微妙に死語になりつつあるような気もする。


■さらばフリッパーズ、HELLOコーネリアス!


小沢じゃない方

■なんとなく買いました。まだ判型が大きかった頃の号。パーフリの小沢じゃない方が表紙です。この写真、見覚えあるなあ。

ちなみに、この前月の八月号は、パーフリの小山田じゃない方が表紙です。


■そういえば、今日新宿の中古レコード屋行ったらさ、コーネリのファーストとか『69/96』のLPが五千円くらいになってるんだよな。ここらへんのレコード、ここへきてまた高くなってる気がする。そうか、もう'90年代もビンテージの領域なんだな。この'20年代に'90年代のレコードを買うというのは、たとえば'00年代に'70年代のレコードを買うのと同じ感覚(間隔)なわけです。

オザケンの「ある光」の12インチはもっと高くて、平気で一万円越えるとこあるよね。一万五千くらいで売ってる店も見たことある。まあ、おれは持ってますけど(自慢)。


■ブタミンパワー!(声:野沢雅子)


■なんか最近疲れ気味なので、昨晩は豚肉一ポンド半を焼いて食べました。スーパーで安かったので。


■そしたら、昨晩はいつもより一時間ほど夜更かししてたのですが、今朝はいつもより一時間早く目が覚めました。肉って大事ですね…。


■開花宣言の日に雪。歌右衛門展。


三月十三日(金)
■プリンストンガ瀧、逮捕から一周年の日。

先週の火曜、体調不良で会社を午後半休したので、この日は午前半休をとる。朝ゆっくりと家を出て、東銀座で歌舞伎そば。熱いそばか冷たいそばかちょっと迷うも、大盛りのかき揚げダブル。十二時半ごろ会社に着く。会社のヒトから、「いや、午後半休したからって、午前半休もセットでとらなきゃいけないってことじゃないから」と云われた。


■夕方、新宿へ。紀伊國屋で雑誌一冊買ったあと、西暦2020年だけどHMVで篠原ともえ+石野卓球「チャイム」の短冊8cmCD買う。


■その後、行こうと思ってたカレー屋に足を運ぶも早じまい。なので、第二候補のカレー屋へ。この店、カレーよりもごはんがおいしい。おれはこの店を、カレー屋というよりは「ごはんを食べる店」として認識してる。悪口ですかねこれ。


三月十四日(土)
■午前中、小雨のなか世田谷文学館へ。歌右衛門展。おれが歌舞伎を見始めたのは2010年からなので、歌右衛門のことはよく知らない。ので勉強になりました。クマのぬいぐるみを集めてたんだって。

ひととおり見物したあと、階下の喫茶店できのこピラフ。あれ、なんか先週も喫茶店でピラフ食べてた気がする。なんか最近、普通の喫茶店で食べる普通のピラフが好きになりつつある。ピラフって、カレーに比べると、「いろいろ語りたくなる余地」みたいなのが少なくて、そこがいい。でもカレーも好きです。


■世田谷文学館を出る。寒い! 朝よりも寒くなってる気がする。雨も冷たい。スーパーに寄ってステーキ用の牛肉を半ポンド買って駅へ。下北沢でも寄ろうかと思ったけど、寒いのでおとなしく帰ることにする。


■帰って、風呂に入る。バスジェル(=営業時代、水戸にあるお高いホテルに泊まってたときアメニティにあった。こんな物をわざわざとっといたのか、おれは)を湯舟に入れて泡ぶくぶくさせて書見。

小腹が空いたので、おやつ。ドーナツ3ヶ食べて、ついでに先ほど買った半ポンド牛肉のステーキを焼いてみる(おやつか? これ)。うちの台所はIHだし、鍋もフライパンじゃないふつうの鍋なので、あんまりうまく焼けなかったけど、ま、こんなもんでしょう。


■夕方、Eテレで『海外おもしろ映像館』という埋め草ミニ番組をやってた。二十世紀半ばに撮影されたとおぼしき、変なスポーツとか、変な水中結婚式とか、そういった変な白黒フィルムを延々流すだけの、ナレーションすらないめちゃくちゃシンプルな番組。五分が二種類。埋め草 of the 埋め草。埋め草中の埋め草。チカラの抜けた感じの編集がよかった。映像自体もおもしろいしね。

NHKのサイト曰く、「現代の“ユーチューバー”のように、昔の人もカメラの前でおもしろいことをやっていた! 思わず笑ってしまう海外のおもしろ映像を、軽快な音楽に乗せて紹介します」。ふむ。

外は寒くて、さらに雨が降っていて、しかもその雨も雪になって。そんな天気の日に、家にこもってお茶(沖縄のモリンガ茶)飲みながらEテレでたまたまやってた埋め草番組見るって、いいものですね。


■炭水化物ばかり食べてしまったし、人類はもう本を読まない


中外胃腸薬
▲この画像は本文と関係ありません


三月七日(土)
■三月で土曜で曇天。しかも雨が降るか降らないか、というかなり好きな状況の朝。いいねえ。

そういえば最近行ってなかったな、ということで朝食は銀座のエッグスンシングス(なんなんだろうな、「卵&物」って…)。地獄みたいな量のホイップクリームが乗ったパンケーキとコーヒーを食する。

食べ終えて散歩。新富町〜八丁堀エリアをうろうろしつつ。中央大橋で隅田川わたる。橋のたもとでドラマかなんかの撮影をやっていた。

佃のほうへてくてく歩く。おい、学校の向かいにあった中くらいの大きさの本屋がなくなってるではないか…。立ち寄る機会がそうそうあった店じゃないので、惜しむ資格はないんだけど、合掌。昨秋になんかの雑誌を買ったのが最後だったなあ。その昔、沖縄市にあった本屋「本の紀の屋」と雰囲気が似てるとこが好きでした。

その後、月島〜勝鬨エリアを散歩して、電気で動く汽車に乗っておとなしく帰る。


■午後、昼寝から覚めると小腹が空いている。近所の普通の喫茶店で普通のエビピラフを発注。この普通加減がよいんだよな。

帰りにスーパーで買い物少々。焼きそばも買う。帰ってすぐ焼きそば食べる。午前中よく歩いたので、腹が減っている。


三月八日(日)
■部屋をごくごくちょっとだけ掃除する。進捗はじつに微々たるものだが、自分なりに手応えがあったので、自分へのご褒美として音羽の方まで歩き、意識高いラーメン屋で意識高いつけ麺を食べる。意識高い卵かけご飯も頼む。

なお、この意識高い卵かけご飯は、意識が高いゆえの見た目重視で、ごはんをプリンのようにかっちりと盛り固めている。その結果、ご飯がペタペタな食感となり、生卵との相性もあまりよくない。早い話そんな美味しくない。でもこの店に来てこれを頼まないと何かを取りこぼした気になってしまう…。不思議なもんです。


■その後、スーパーで買い物の予定だったけど、せっかくなのでいつものスーパーでなく江戸川橋のスーパーまで歩く。そのスーパーと同じビルに本屋が入ってるので、スーパーの前にまず本屋に寄る。

本屋の中の貼り紙によると、おい、この本屋も今月で閉店だと。もう人類は本を読まないのか。

スーパーで、サッポロ一番塩ラーメン、炭酸水、キユーピーライトを買う。帰る。


■夜、数年ぶりにR-1決勝戦を見る。蛍原が審査員席で、陣内がMCのほうがいいのではないか(※個人の感想などではなく全人類の総意です)。


■そういえば部屋を掃除してたら、昨秋に買った「バンザイ山椒」なる謎の菓子が出てきた。賞味期限は過ぎていたが、食べた。

バンザイ山椒


三月九日(月)
■なんか疲れやすいな…………と思ったら、おい、この土日は、パンケーキだの、エビピラフだの、焼きそばだの、つけ麺だの、卵かけご飯だの、おまけにバンザイ山椒だの、炭水化物ばっかり摂ってるではないか。さすがにバランス悪い。たぶん、それが体の疲れになってるんだと思う。いけませんね。


■歌舞伎を毎月見るようになって十周年


■歌舞伎を毎月毎月毎月毎月見るようになって、この三月でまるまる十周年になります。十年かー。おれはこれまで歌舞伎見物に、いったい何京円をつぎこんできたのでしょうか。十周年記念として、莟玉くんとお風呂に入れる券とか、そういったものをどっかからプレゼントされてもいいと思う。





■さて、ちょっと前のことになりますが、2/23は歌舞伎座で昼の部を見ました。『加茂堤』『筆法伝授』『道明寺』。『菅原伝授手習鑑』の半通し。そう、2/2にも見たんだけどさ、もういちど見たくなってさ。

『道明寺』は個人的に思い出のある演目で。というのも、初めて見たカブキが、この道明寺だったんですね。2010年の3月、歌舞伎座さよなら公演第三部です。

しかし、イヤホンガイドがあったとはいえ、演目についてなんの予習もせず、生まれて初めてのカブキで『道明寺』。助六でも勧進帳でもなく、道明寺。大げさでなく、歌舞伎役者の名前なんて海老蔵くらいしか知らなかった。そんな初心者が平日の仕事帰りに二時間弱にわたるゴリゴリの古典。たとえば、2020年のおれが友人に「今月(2020/2)、初めて歌舞伎見に行くんだけど、昼の部と夜の部どっちがいいかな?」と訊かれたら、返す刀で夜の部をすすめると思います。

でもまあ、自分なりに楽しかったんでしょうね、道明寺。しばらく日を置いて再見しに行きましたからね。その'10年3月の配役。

菅丞相 仁左衛門
覚寿 玉三郎
奴宅内 錦之助
苅屋姫 孝太郎
贋迎い弥藤次 市蔵
宿禰太郎 彌十郎
土師兵衛 歌六
立田の前 秀太郎
判官代輝国 我當

うん、錦之助が奴宅内だったのはいまでも覚えてる。笑

ちなみに道明寺の後は、富十郎・鷹之資親子の『石橋』でした。

樵人実は獅子の精 富十郎
童子実は文珠菩薩 鷹之資
男某 松緑
修験者 錦之助
寂昭法師 幸四郎

あー、こういう顔合わせだったのか。忘れてた。


■勘太郎も長三郎もまだ生まれていない、歌舞伎座にオリエンタルマースカレーの人形があった時代の話はさておき、2020年に時を戻そう(ぺこぱ)。

──といってもさ、歌舞伎をたったの10年しか見てない初心者なので、仁左衛門のたたずまいが神々しかった〜、とか、そういう感想文しか書けません。笑

あ、『加茂堤』のとき、おれの近くの席のじいさんが、舞台上の千之助の苅屋姫を双眼鏡で見ながら「かわいい……かわいい」と声に出して云ってました(笑・気持ちはわかる)。あと、この日の勘九郎は桜丸も奴も印象に残ったよ。




■ちなみに翌2/24は国立劇場(小)で文楽を見ました。第一部。二日続けて菅原伝授手習鑑というね。勇壮な車曳の段からはじまって、物語が徐々に進んで、悲痛な切腹の段に至るまでのグラデーション。





■そうそう、『道明寺』と云えばさ、奴宅内がふんどし一つで池に飛び込むシーンがあるんだけど。

'15年にも歌舞伎座で道明寺をやってまして、そのときの奴は愛之助だったんだけど、休憩時間におれの前の席に座っていたおば様がたが

「今日は、愛之助くんのオールヌードが見られるわよー」

って話してたんだけど、いやいやいやオールヌードではないだろ、ふんどしは締めてるだろ、と思いました。

──という話は五年前に書きましたっけ? 書いてた? じゃあ再放送ということで。


■昨日は体調が悪かった、という内容のエントリ。あと尾上右近の髪型。


■昨日はにんともかんとも体調が優れなかったので会社を早退。午後二時半には家にいました。

うん、なんだか胃腸の具合がよろしくない。その割りには食欲はあって、昼飯にモスバーガー食べてたんだけど、三時のおやつに焼きそばUFOを食する。ちなみに正式な表記は「日清焼そばU.F.O.」らしいですが、それはさておき体調の悪いときの食事はUFOと決めている。まあ、こんなもんがのどを通る時点で、さほど体調は悪くないのではないかという説もありますが…。


■で、体調の悪いときの飲み物はリンゴジュースと決めている。国産リンゴ100%の、1リットル紙パックのを買ってくる。あっという間に1リットル飲み干してしまう。のど、というかカラダ全体が乾いてたのか。この体調の悪さは、単なる水分不足だったのかもしれない。


■仮眠して、起きて、食料品とシップの買い出しに出かける。そう湿布。なんかここ数日、腰も痛いんですよ…。

家に帰ってテレビ点けたら『さんま御殿』に尾上右近が出てて、髪型


■夜十時ごろまた寝て、一時くらいに目が覚めて、またUFO食べる。また寝る。朝六時半ごろまた起きる。仕事に行けるくらいの体調は回復したので、行くことにする。


■あれだなー、小忙しい二月を切り抜けたから、その反動で気がゆるんで体調に出たのかな。三月は三月で小忙しそうですが。


■今週も小忙しかったけど、しんどくはなかった


■今週はしんどい週になりそうだなあ……と思ったら、やりたくないタスクがキャンセルになったり(というか、もともとやらなくてよかったのに、やらなきゃいけないもんだと勝手に思ってた。笑)、やりたくないこともないがちょっと面倒かなと思ってたタスクが延期になったり、雑用各種も意外にスムーズに進んだり、木曜の出張も22時終了の予定が19時に終わって、家に帰ってちょっと『プレバト』見ることができちゃったり。

とくに金曜の午前は神がかったペースで細かい仕事をゴリゴリとこなせました。このペースでおれが1998年のセガに転職したら、ドリキャスをプレステより売ってるね。


■さてこの季節になると世の勤め人諸氏は異動が気になるところではあると思うのですが。

おれは今春は異動はないです。ただ、身近にちょっとした異動があります。「自分が異動にならなくとも、周囲の環境が変わるんだったら、実質それは異動」って同期のやつが云ってたなあ。たしかにね。たとえば上司や同僚が変わったり、いままでと毛色の違った業務を割り振られたりするとね。

だもんで、おれ自身の異動はないとはいえ、四月からなにかしらプチ変化があるのかなーと思ったり。春はいろいろ不安です。だから春はあんまり好きじゃないですね…。おれにもっと適応性というか順応性というか、そういうのがあればいいだけの話なんだけど。


■で、まあ、無事に今週の仕事も終わったので、今日は早起きして青山の茶屋でコーヒー飲みつつ書見したり、ボリス百貨店に初めて行ったり、昼寝したり、一平ちゃん夜店の焼きそばを食べるなどしました。

『お笑い向上委員会』をちょっと見る。この番組は、なんかこう、河田町時代のフジテレビジョンの匂いがするところが好き(と、見るたびに思う)。


■ひきつづき小忙しいうえに、たとえが古い


■今日は午後出張。明日も午後出張。それでいて通常の業務が別に減るというわけでもなく。


■しかも今日の出張仕事は22時くらいまでかかりそうなやつ。木曜の22時って、昔だったらベストテン終わって『中村敦夫の地球発22時』はじまる時間だぞ。ちなみに拙僧は、同世代の友人からも「たとえが古い」と云われるタイプです。すいません。


■まあ年度末になると、なんだかんだで小忙しくもなりますね。まあいいや、行ってきます。


■カブキ見てます


■二月第二週の小忙しいウィークは終わったんだけど、二月第三週もまあまあいろいろありました。そして第四週もいろいろありそう…。うーむ。つかの間の三連休くらい、仕事のことは忘れよう。


■半蔵商店でございます。えー、最近カブキ見物のこと書いてないですが、見てますよ。


一月十八日(土)
国立劇場、菊五郎劇団の正月特番。

一月十九日(日)
浅草第二部。着物の日、だったので着物で出かける。

一月二十五日(土)
浅草第一部。チラシなどにクレジットないけど涎くりは蝶八郎。

一月三十一日(金)
芝のぶ+笑野「梅笑會」。奇跡的なことに、たまたまこの日に有給とってたんですね。なので、無事見に行くことができました。

二月二日(日)
歌舞伎座昼の部。

二月八日(土)
歌舞伎座夜の部。


■で、本日はナウシカ歌舞伎のディレイビューイング、とちょっと迷ったのですが、歌舞伎座昼の部を再見することにしました。のちほど出かけます。


■あ、さっき『所さんの目がテン』で、「腐敗も発酵もタンパク質を分解するって意味では同じ。人間に有害なのが"腐敗"、無害なのが"発酵"」みたいな話が出てたけど、昨日のチコちゃんでもまったく同じ話やってたな。笑


■23時でして


■私事で恐縮ですが、いま23時でして、今晩は眠いのでもう寝ます。よろしくお願いします。


■ちなみに小忙しいウィークは先週で終わったんだけど、かといって今週は暇になったかというとそうではなく、「ふつう程度に忙しいウィーク」になっただけでした。笑


■小忙しい週間終了


■金曜で小忙しいウィーク終わりました。火曜は祝日だったけど仕事してたなあ。金曜もさ、千葉に日帰り出張だったんだけど、千葉について一時間もしない朝九時過ぎに会社から連絡があって、急遽千葉から渋谷に戻って仕事してました。小忙しい。千葉のコンヴィニエンスなストアーで昼食用に買ってたサンドイッチを渋谷の会社で食べました。小忙しい。

小忙しいで思い出した。おれは『アメトーーク』の「小忙しい芸人」の回が好きなんですが、あれって'12年の3月の放送なんだな。8年前か!

で、まあ、金曜の夜どうにかこうにか仕事を終えて七時ごろ会社出て。八時ごろ部屋に着いて。チコちゃん見て。明星の「カシミールカレーまぜそば」ってのを食べて。あんまおいしくなくて。所さんの番組ちょっと見て。『にっぽんの芸能』の初音ミク回まで起きてる体力がなくて。十一時前に寝ました。


■今日はひたすら夕方までゴロゴロしてましたね。今週は小忙しかったからさ。疲れた。

正午にフジテレビを点けたらさ、『有吉くんの正直さんぽ』じゃなくて、変なバス旅行の番組やってた。正直さんぽとバスのやつは隔週で放送してるんだけど、おれが部屋でゆっくりテレヴィジョンでも見ようってときに限ってバスの週なんだよな。これは立派な人権侵害だよ。BPO案件だわ。しょうがないので昼寝。

夕方は国立劇場に真顔で出かける。今日は文楽。第三部。新口村と勧進帳。勧進帳は、カブキと違って背景が変わるんだな。4体並ぶ四天王の人形を見て思ったんだけど、クラフトワークも、メンバーの文楽人形4体でライブやればいいのに。ただのマネキンみたいな今のロボットよりかっこいいと思う。

国立劇場(小)

劇場のロビーにはこんな方々もいました。


■小忙しい


■今週は小忙しいウィークなのですが、ようやく水曜日終わった。さっき『水曜日のダウンタウン』みたらGO!皆川が出てた。おれの記憶より太ってた。


■で、まあ、小忙しいのも残すところ木曜金曜のみとなりました。あ、翌週月曜もちょっとバタバタするかな。でもまあ、もうすぐ落ち着く(と思いたい)。


■今日は夕方から会社の飲み会だったんだけど、居酒屋に、加藤諒とブルゾンちえみを足して2で割ってないような顔の女性店員がいました。


■グロンサン、梅玉、『50TA』10周年


グロンサン


■忙しぶるわけじゃないけど、先週今週はいつもより仕事量が多い。なので、ま、多少は忙しいと云っても差し支えはないのではないだろうか(なんでこんなまわりくどい文章なんだろうか)。

忙しいので疲れる。疲れに効くマムシ酒を買おうか、と思うも近所で売ってない。なのでグロンサン買いました。これ、年末年始に実家に置いてあったのを飲んだんだけど、けっこう効いた覚えがあるんだよね。「※個人の感想です」し、プラシーボかもしれないけど、プラシーボもまた効き目。

なお明日は休日出勤。なお朝八時出社の模様。うん。


■みなさん世田谷文学館の梅玉トーク(3/15)の切符買えました? おれは発売日に思いっきり買い逃したのですが、週末に未練がましくローチケのサイトを見たらなぜか買えるようになってたので、遠慮なく買いました。ローチケにも「戻り」って概念があるんですかね。まあ無事買えてよかった。


■ところで、今日は狩野英孝のCD『50TA』の発売(2010/2/10)からぴったり10周年だそうです。なんでこんなことに気づくんだ、おれは。


■マムシ酒など


■いやー、忙しぶるわけじゃなないですけど、仕事が忙しい時期です。再来週からは少々落ち着くのですが。


■で、まあ、疲れるのですね。なので、とあるお店でマムシ酒を飲んできました。ぶつ切りのマムシが酒に漬けられています。

マムシ酒

で、写真にはないですけど、マカ酒も飲んだ。


■結論を申しますと、これらの酒が効いた。翌朝の寝覚めにすごくキレがあった。パッと起き(ら)れた。まあ、単なるプラシーボかもしれないけど、とはいえ翌朝は起き抜けからすっきりした気分でいられたのも事実。パッと起きて、パッと支度して、パッと出かける。これですよ。

自分で漬けるって訳にもいかないけど、買ってこようかなあ、マムシ酒。

あ、ちなみに、ソーダ割りで飲んだんだけど、とても飲みやすかったです。生ぐさいとか、そういうのはまったくなかった。


■なお、この店はパスタもおいしかった。プッタネスカ。

おいしいパスタ


■gocoup「獅子は交渉しない/獅子は傲慢でよい」







優雅な停滞、甘美な怠慢。前作から六年もたってしまった。

歌舞伎座の桟敷席で幕間に三千八百円の弁当を食べたり、
アイスランドのノーザンライト・インで羊のソテを食べたり、
石垣島で山羊のソバを食べたり、
バリ島のアマヌサでミーゴレンを食べたりしているうちに、
時間のやつが勝手に過ぎて行っただけのことである。食ってばっかりで悪いか。すいません。

音楽を作ってばかりいることが必ずしも音楽的とも云えないだろうし、
音楽を作らないことが音楽的でないと必ずしも云いきることもできないのではないだろうか。
知らんけど。

「獅子は交渉しない/獅子は傲慢でよい」は、電子計算機上で各種電子音を生成/合成/加工/編輯して制作された二曲入りEPである。東京で作曲され、米国は紐育でマスタリングされた。

繊細な電子音の層を紡ぎ、ひとつの楽曲を緻密に織りなしていく。やたら糸偏の漢字が多いが、音の推敲は重ねに重ねた。これは、熱心のあらわれなので、聴くヒトも熱心をしてください(←シナロケの帯の糸井コピー)。

東京の電子音楽レーベルgocoupの第十五作。gocoupと書いてゴクウと読みます。




ということで当ブログでの紹介が遅れましたが、gocoupの新しいやつです。2020年2月2日発売。「獅子は交渉しない」「獅子は傲慢でよい」の2曲入り。カセットにしようかとも思ったんですけど、まあ素直にbandcampで配信です。4米ドルです。マスタリングは12kのTaylor Deupree氏にお願いしました。

例によってアンビエントです。一曲目はややノイジーで、二曲目は穏やかな感じです。一曲目は片チャンネルからしか音が出なくなる部分がありますが、安心してお聞きください。芸術とはそういうものです。それではどうぞよろしく。


■gocoup 20200202


gocoup

久しぶりにアンビエントな電子音のミニマル・ドローンです。詳細はまた改めて。


■かつてあばれる君が座っていた席


■ミクダーナル、あ、マクドナルドのCMにハナコ・岡部が出てるじゃないですか。3年前まであばれる君が座っていた席に、あっさり岡部が座ってる感ありますね(ちなみに、いま調べたら二人とも同じ事務所だった)。

インパルスが順調に売れていれば堤下が座っていたであろう席、に今日現在座ってるのがハライチ澤部だ、とはよく思うのですが。


■あー、あと、おれは映画やドラマをほとんど見ないので、こういうことを書くのもあれなのですが。

かつて浅野T信が座っていた席に'00年代から座り始めたのがLリー・Fランキーで、でもその席も'10年代末ぐらいから吉田K太郎が座りつつある、というような印象を受けてます。

くりかえしますが、拙僧は映画やドラマをほとんど見ないので、映画やドラマにくわしいお侍さんなどは、上記の文章を読んで「違うんだよ、そうじゃねんだよ」と言い返したい気持ちでいっぱいだとは思います。すいません。


■アンドロイドにした


■それでさ、まあiPhone6Sにはおおむね満足しておりましたが、バッテリーが老朽化して電池の減るペースが時はまさに世紀末って感じになってきたので機種変更することにしました。

うん、バッテリーだけを交換してiPhone6Sをもう1〜2年ほど使う、みたいな延命策はあるだろうし、これまでのおれだったら確実にそうしてたんだろうけど、なんか、意表を突いて買い替えたくなったわけです。しかも、もっと意表を突いてiPhoneじゃなくてアンドロイド。しかしおれは誰の意表を突こうとしてるのだろうか。自分で自分の意表を突こうとしてるのか。


■アンドロイドは初めてじゃないんだけど(以前、一年強ほど使ってたし、タブレットも持ってる)、やっぱりいろいろiPhoneとは勝手が違ってますね。あたりまえだけど。

わざとらしく新しい機械を手にして、わざとらしくわくわくすることもないのですが、とはいえ勝手の違う機械に慣れる、ということは何かの役に立つかもな、と思わなくもない。アンドロイド自体がどうこうというより、「新しい機械に慣れること」がなんらかの訓練になるのではないか。ならなくたって、だれにも文句は云えんけど。


■新しく買い替えた機種の画面の“当たり判定”がまだまだつかめず、たとえば画面中のボタンを押したつもりが押せてなかったり、逆に、押すつもりはなかったのに押したことになってたり、ということが頻繁に起こって困る。意図せず変な触り方をしてしまい、変なところから変なウィンドウがにゅっと出てくることもある。この野郎。まあ、わざとらしく楽しんだりせず、素直に困りながら覚えていこうと思う。


■ちんちんより


■テニスの錦織と川島が出てくるUber Eatsの広告が好きです。コインランドリーでメシ食うやついるかね、と思わないでもないものの。

錦織と川島


■茗荷谷の駅前にある小さな本屋がなくなるらしい。たまにしか行かなかったから、おれには惜しむ資格はないんだろうけど。でも、小さなお店なのに『文体練習』 みたいな凝った本が置いてあったんよな。カレー沢薫の本も常備してる。閉店はあさっての土曜。


■使っているiPhone6Sのバッテリーがいよいよもたなくなってきた。'17年の初夏ぐらいに中古で買ったから、まあ、そろそろ寿命かなあ。

次に買い替える機種を(Android含め)物色中なのですが、別にわくわくしない。スマホはもうスマホですよ。未来の通信機器!なんてもんじゃとっくになく、ものすごく卑近な道具だよな。日常で触ってる時間もちんちんより長いしね。おれのちんちんは長くないですけどね。やかましいわ。


■一月の芝居。歌舞伎座夜、〃昼、演舞場昼。


■師走の歌舞伎座『白雪姫』。七人の小坊主が仕事から帰ってくると「ハイホーおかえりおかえり」と云うのだが、あれは「ハイホーただいまただいま」のほうがより適切ではないか、などと考えてるうちに年が明けて、とっくに一月も後半です。2020年も終わりだ。良いお年を!

といった意味も含めまして半蔵商店なんですけど、えー、一月のお江戸はお芝居が多いですね。


■1/11の土曜は木挽町夜の部。『五斗三番叟』は、時代物のセットの中で松羽目物をやる感じのやつ。ゆるい感じで楽しい。『連獅子』は、團子の成長を実感する演目。カブキの世界に入ってもう8年になるんだな。ところで間狂言は妙なナマっぽさがあったのが気になった。うーむ。『鰯賣』は、やはり勘三郎でも見たかったな、とかそういうことを思ってしまう。でもまあ、これはカブキを見始めるのが遅れたやつの宿命でしょうなあ。おれは'03年に上京してたのに、'00年代の歌舞伎を知らない。もったいない。関係ないけど京都に「さるげんじ」ってラーメン屋あったよね。

ちなみに、この日は劇場に行く前にオイルサーディンの瓶詰を買いました。鰯を買って、鰯売を見た日。


■1/12の日曜。朝食はオイルサーディンの全粒粉スパゲティー。麺ゆでて、昨日買った鰯を和えただけです。笑

木挽町昼の部。『醍醐の花見』は種之助鷹之資、『袖萩祭文』は笑三郎が印象に残りました。『素襖落』がこの日一番よかった。ここでも種之助鷹之資。『河内山』は、やはり前段の質屋があったほうがいいなーと思うなど。

辯松で赤飯二重を買って帰る。帰宅後、所さんの番組なぞ見つつ、ハイボール飲みながら弁当食べる。この、夕方にハイボール飲みながら辯松の弁当をつつくってのは、たしか坪内祐三の日記本で覚えたはずだ。


■1/13は祝日なので演舞場の昼の部。三日続けて歌舞伎。いけませんか。しかし何回か書いたことですが、このごろは歌舞伎座よりも新橋演舞場のほうに「芝居見物の昂揚」を感じます。なんなら、正月ムードも演舞場のほうが色濃くておめでたい感じ出てたぞ。ムードってまあまあ死語だぞ。

お目当ては『鈴ヶ森』。われわれ人類がただただ莟玉の良さを鑑賞し、絶賛するための演目。海老蔵ですら添え物、というとあれだけど、莟玉を引き立てるために一歩退いたような感ある。演舞場の莟玉(梅丸)というと、ナルトのサクラ、というイメージでしたが、ここにきて凛とした佇まいの白井権八、というイメージも追加されました。

『金閣寺』は、ネズミが出てきたところで、「あ、ネズミ年だからこの演目なのか」なんて思ってしまった。右團次と獅童が良かったですよ。しかしお風呂用洗剤のCMに出てる役者がやってる松永大膳って、なんか実はいい人そうだよな。笑

とんねるずの作詞とかやってた人が書いた『雪蛍恋乃滝』は、NINJA KABUKIとかいう謎の文字列がタイトルのアタマにくっついている。なんだよNINJA KABUKIって。おそらくはカブキに興味を持ったニッポン好きのガイジン層需要をあてこんで作った芝居なのかもしれないけど、だとしたら、新作を書き下ろさずとも、たとえば『芋洗い勧進帳』とかさ、『暫』とか、それこそおとなり歌舞伎座の『連獅子』でもよくはないか。手っ取り早く、というと語弊はあるけど、カブキを見たという手ごたえが外国人でも得られやすいカブキカブキした演目はいろいろあると思うんだけど。


■初芝居令和二年


■正月は律儀に里帰りしてた地方出身者の皆様におかれましては、この三連休が初芝居、という方も多いと思います。拙僧もそうです。

この三連休は
1/11 歌舞伎座 夜の部
1/12 歌舞伎座 昼の部
1/13 演舞場 昼の部
ですねー。正月お江戸の芝居小屋の初日の華やぎ、というものをそういえば久しく体験してないな。でもまあ帰省もたぶん大事だ。沖縄でステーキとかパンケーキとかハンバーガーとかそばを食べるのも大事だ。タコスは(今回も)食べそびれました。後日、渋谷のタコベル行きます。


■浅草は月の後半に見ます。余裕あれば音羽屋の国立劇場も。演舞場夜の部(のお安い席)は買えませんでした。『め組の喧嘩』だけでも幕見できればいいんだけど。

さて、そろそろ出かけますよ。


■2010年代のJ-POPを振り返るミックス、について少々解説


■七草粥の日はいつも、「先週は大みそかだったんだな…」と思ってしまいます。思うだけです。とくになにもありません。


■さて半蔵商店でございます。年末年始はちぇるちぇるランドに帰省してたのですが、帰省の直前にこのようなミックスをアップしました。↓



2010年代のJ-POPを振り返るミックスです。いま確認したところ、なんと再生回数が17回もありました! やったあ。17人が1回ずつ聞いているのか、1人が17回聞いてるのか、そこらへんはわかりませんが、聴いてくださった方(あるいは方々)のために、せっかくなのでこのミックスについて少々解説を書こうと思います。


【ミックスの概要】

2010年代のJ-POPを振り返るミックスです。さっき書いたことをもう一度書いてしまいました。あと、おれは2013〜17年まで営業の仕事をしてたので、営業車の中で聴いた曲が選曲の中心となっております。


【選曲した各曲について】

01. テイ・トウワ/LUV PANDEMIC
02. Sweet Robots Against The Machine/Dakitime
03.METAFIVE/Luv U Tokio

テイトウワ系3連発。ダキタイムは2018年だから、これは営業車を降りてからの曲、ということになります。Luv U Tokioはほんといい曲。おれもMV出たかった。レコード会社はこの曲を8cm短冊CDでシングルカットして、メタファイブをMステとかに出せばよかったのに。


04. Charisma.com/HATE
ふだん、昼のラジオは文化放送の大竹まことを聴いてたんだけど、たまたま『たまむすび』を聴いてたら一曲目にこの曲が流れてきた(と記憶している)。なんか知らんけど新しい人たちが出てきたなあ、と思ったのを覚えてる。カリスマドットコムの二人が東京FMの家城の番組に出て、取引先(メンバーが現役OLだったんですよね、たしか)のグチをこぼしてたのを覚えてる。いま検索したら、メンバーが一人になってましたカリスマドットコム。


05. 矢野顕子/飛ばしていくよ
好きなアルバムに入ってる表題曲。このアルバムでは他に「YES-YES-YES」「愛の耐久テスト」が好きでした。


06. moumoon/Sunshine Girl (sukeroku takes the hibiya line mix)
ある日FMで知って、いいな、と思ったので自分でリミックスしました


07. Maison book girl/bath room
08. 荒川ケンタウロス/迷いの森
09. パスピエ/電波ジャック

隠れキャラを挟んでの「ラジオで知った曲」シリーズ。ブクガ「バスルーム」は小林克也のファンフラのカウントダウンで知りました。荒川ケンタウロスのこの曲は東京FMの家城の番組で知りました。パスピエのこの曲はラブレターズのオールナイトニッポンで知りました。どの曲も耳にして一瞬で好きになりました。ラブレターズのオールナイトニッポンはあまり好きではなかったのでいつの間にか聴かなくなりました。


10. 所ジョージ/僕のバイクで帰らなきゃ
この曲については、実際にはYouTubeにアップされているギターとリズムマシンだけのバージョンを聴いてたのですが、アルバム版のほうがミックスになじみやすかったので。


11. ベッド・イン/ワケあり DANCE たてついて
あれ? そういえばベッド・インってなにがきっかけで知ったんだろう。よく思い出せない。ラジオかなあ…。おれがこの曲を知ったとき、短冊シングルはすでにちょっと高くなってて。某店で2000円くらいしたので購入をあきらめました記憶があります。笑


12. ハナエ/Boyz & Girlz
いい曲ですよね。種之助の若衆と莟玉の町娘が踊るMV撮りたい。これも東京FMの家城の番組で知った。スカイロケットカンパニー。


13. ベイビーレイズ/暦の上ではディセンバー
あまちゃんブームの季節、というのが2010年代にはあったのでした。作中の団体でなくこっちのほうのバージョンで聴いてました。


14. 若林正恭/瀬戸の花嫁
15. どぶろっく/もしかしてだけど -Maybe…Yes,I'm sure!-
16. 秋山竜次/TOKAKUKA
17. ふかわりょう/あの素晴しい愛をもう一度

芸人ブロック。どぶろっくの英詞は関根勤の娘。トカクカは、営業車では実際にはテレビでのライブ版を聴いてました。ふかわの「あの素晴しい愛をもう一度」はラジオのエアチェック(ロケショーの後番組)から抜き出したのを聴いてたな。


18. Perfume/Cling Cling
19. きゃりーぱみゅぱみゅ/にんじゃりばんばん
どっちも好きな曲です。いま聴き返すと、この2曲間のつなぎかた若干ムリありますね(笑・すいません)。にんじゃりばんばんの後に隠れキャラあり。


20. コトリwithステッチバード/ 宇宙ダンス!
妖怪ウォッチブームの季節、というのが2010年代にはあったのでした。この曲は千葉のどこか(忘れた)のマクドナルドでノートパソコン広げて事務作業してるときに店内放送で知った。こういう細かいことだけは覚えてる。


■といった感じですよ。

しかし、上記の文章ではなんか営業時代をあたかも過去のことのように振り返ってるけど、また春の人事異動で営業職に戻る可能性もゼロじゃないからね。そこは油断しないほうがいいな。


■2020


謹賀新年


■おれに何のことわりもなく年が明けました。今年は2020年だそうです。SFか。

昨日は、琉球放送の『ふるさとの古典』聞いたり、沖縄そば食べたり、ラジオ沖縄の『ナンブアワー』聞いてたりしてたんだけど、午后の飛行機に乗って那覇→テクノポリスTOKIOまで移動しました。その間1556km。江戸時代なら何日かかったんだって話ですよ。

うん、年末の九日間を沖縄の実家で過ごしてたわけですが、一瞬でしたねー、九日間って。

といった意味も含めまして半蔵商店でございます。2020年は、こっちが恐縮するくらいめちゃくちゃいい年になりますように。あけましておめでとうございます。


■2010年代のJ-POPを振り返るミックス、ならびに年末のご挨拶




■今年もそろそろ終わりです。というか'10年代もそろそろ終わりです。ので、'10年代のJ-POPのミックスを作りました。

'10年代、と書いておりますが、営業職時代に営業車の中で聴いた曲、を中心に選曲しておりますので、時代が'13〜16年に固まってますね。

20曲で46分です。年末の大掃除のBGMにどうぞ。


■選曲についてだらだら書きたいところですが、えー、今朝8時の飛行機で沖縄に向かいますので、このへんで(いま朝の4時半。そして荷造りがまだ済んでないという。笑)。今年も半蔵商店をご高覧くださりありがとうございました。一座たこうございますが御礼申し上げます。また来年。皆様よいお年を。


■2019年、そろそろ終わる説


十二月十九日(木)
■仕事帰りに木挽町。『白雪姫』二幕目。児太郎の演技の幅に改めて感心するなど。

しかしあの七人の小坊主は歌が上手い、と改めて思う。あ、劇団の子役に歌わせてるんじゃなくて、少年少女合唱団みたいな歌の上手い子供に演技を教えてるのかな。小坊主ではないか。


十二月二十一日(土)
■朝、勝どきの茶屋でカフェラッテ。この時期、『少年探偵事件ノート』という児童文学の本の最後の章を読み返したくなることがある。ので読み返す。


■夕飯、タコベルのセットが半額になるクーポンをそういえば持ってたのでタコベルに行く(今月で期限が切れるのです笑)。ブリトー(タコスではなく)とナチョスと飲み物のセットを発注。ブリトーは小さく見えるけど、実際に手に取るとなかなかずっしりの重量感。うむ。半額クーポン使って五百円弱。ということは、クーポンを使わないときの定価は千円近い。美味しいけど、このセットにこの定価を払えるかというと…。まあタコベルみたいな海外チェーンだとどうしても価格が海外基準になるんだろうな。近くにある「グズマン・イー・ゴメズ」も以前行ったことあるけど、もっと高かったしね。


十二月二十二日(日)
■朝、ネットで『しくじり先生』のメガドライブ回(前回のエントリを参照)。


■その後、木挽町で昼の部Bプロ。中車の『たぬき』は、彦三郎のタイコモチがなかなかいいね。『阿古屋』は、岩永は松緑…………かと思ったらなんか違う。九團次だった。AプロBプロで岩永も違うのね。

おれも、大きくなったら歌舞伎役者になって、重忠か岩永になって、三曲を舞台上で聞いてみたいです。

辨松で赤飯弁当買って帰る。


■弁当はハイボールを飲みつつM-1決勝戦を見ながら食べる予定だったんだけど、腹が減ってたので『所さんお届け物です』などを見つつ早々に食ってしまう。辨松の弁当にいちばん合う飲み物はハイボールだよな。異論は認める。

疲れてたのとハイボール飲んだのとで、M-1決勝戦は途中で寝ちゃったけど、なんというか今年は例年より全体のムードがなんか楽しげだったように思う。目が覚めたらミルクボーイなるコンビが優勝していた。


十二月二十四日(火)
■バカリズム結婚の報。令和元年という年は、春日、山里、若林、升野が結婚した年として後世の日本人に記憶されるのか。


十二月二十五日(水)
■新宿でカリーアップ(登録商標)、年内食べ納め。ふだん食べない組み合わせにしようと思って野菜×キーマ。


十二月二十六日(木)
■仕事を終えて帰宅。メシ食ってテレビ見るなどしてるうち、あ、今日ドラッグストアで耳栓買う予定だったのに忘れた、と思い出して、寒いなか再度出かけてドラッグストアで耳栓買う。

そう。あさって飛行機乗るからさー、耳栓は持っておかないとね。あ、例によって沖縄に帰省です。


■『しくじり先生』メガドラ回


■今日も『所さんの目がテン』は移住シリーズ…。ということで今朝はテレヴィジョンは消して代わりに『しくじり先生』のメガドラ回を見てました。←明日いっぱいまではこのリンクから見られるっぽい。

メガドライブ本体にメガCDやら32Xやらをくっつけた、いわゆる「メガドラタワー」の実物を目にした若林が「違法建築」って云ってたのが面白かった。


■うん、スーパー32X、おれも昔持ってました笑。コザの中古屋で安く売ってたのを見つけたんだよ。

ソフトは『DOOM』と『バーチャレーシング』は持ってたはず。『バーチャファイター』は中古市場では高いんだよね。

あと、番組の中ではメガドライブ用のカラオケとかモデムとか、そういったのも紹介されてました。こんなの実在したのか。何台くらい売れたんだろう。

あー、それと、コザの別の中古屋でメガジェット(※番組中には出てきません)売ってたの覚えてる。買おうかなと思ってるうちに売り切れてしまった。メガジェットの現物を見たのは、人生でこの時だけです。どうでもいいですか、こんな話。


■なにかで読んだんですけど、セガサターンはゲーム専門誌にしか広告を打たなかったのに比べ、プレステは音楽誌やファッション誌にも広く広告を展開していたらしいんですね。そこもサターンとプレステに差がついた要因のひとつなのかもしれない。

どんないい製品作ってたって、広告打たないとそもそも知ってもらえないし、消費者だって製品の存在を知らないと欲しがれないしね…。


■しかし、このエントリを書いてて改めて感じたのが、「かつてはコザにテレビゲームの中古屋があったんだなあ(しかも複数)」ということです。懐かしいね。


■猿弥(52)、玉三郎、児太郎、長三郎。その他近況


十二月八日(日)
■開演が正午じゃなくて11:30の国立劇場。まずは『盛綱陣屋』。午前中からゴリゴリの古典歌舞伎ってのも乙だねえ。新作ばかりが歌舞伎じゃないぜ! って、なんか倒錯したものいいになってますね(笑。でも実際この師走のお江戸では、三つの芝居小屋でそれぞれチャップリン歌舞伎、ナウシカ歌舞伎、グリム童話歌舞伎がかかっておるわけです)。

つづいてチャップリンの『街の灯』をもとにした『蝙蝠の安さん』。猿弥(52)が実質ほぼ二重人格の上総屋新兵衛という役を演じる。シラフになったときのそっけない感じがちょっと怖く、ふだんは見せない一面だなあと思う。でもいつもの調子で幸四郎とわちゃわちゃやってたりもする。猿弥(52)は盛綱陣屋の伊吹藤太もうまかった。いつも思うことだけど、この人が歌舞伎界にいてよかった。


■茗荷谷に戻って、駅からすぐの春日通り沿いの洋食屋でメシ。この店はいい意味で、昭和の「家族でちょっぴりだけ贅沢するときのお店」の面影があるな。


十二月十三日(金)
■諸般の事情で東京駅で駅弁を買うことに。以前、とある人(面識はない)のブログでたまたま見かけてちょっとだけ気になってた、とある駅弁を発見したので、それを買ってみる。食べる。1350円もしたのに大したことなかった…。


十二月十四日(土)
■早起きして恵比寿の外資系ホテルWで朝食。毎年この時期になると来る。

オムレツを焼いてくれるカウンターで、コックさんに「オムライスは作れますか」と頼んでみたのですが、やっぱりムリでした(笑。オムライスが食べたいときは素直に木挽町のYOUに行きましょう)。代わりに、白身だけのオムレツを作ってもらう。

ふだんこのWホテルではあまり米は食べないんだけど、今回は珍しくごはんをたくさん食べた。北海道の「ななつぼし」というお米だそうだ。おいしい。茶碗によそって、スクランブルエッグを乗せ、オリーブオイルとクルトン。おいしい。カウンターをよく見るとグリーンカレーもあるではないか。ななつぼしを皿に盛り、カレーをかけ、パクチーを乗せて食べる。おいしい。

ラーメンも食べた。カウンターでお願いすると作ってもらえる。

ラーメン

トリミングが変な写真ですが気にしないでください。しかし、なんか、あれだ、食べ物は美味しいけど、ホールにいささか人手不足感を感じる。Wホテルでも人手が集まんないのかなあ。気のせいか。


■夜、『細かすぎて伝わらない』特番。



十二月十五日(日)
■朝、『所さんの目がテン』。を見ようとしたら「移住シリーズ」だったのでチャンネルを変える(移住って科学と関係なくないですか?)。なのでなんとなくフジテレビを見ると、玉三郎と児太郎とEXILEの人の鼎談をやってるではないか。見る。しかし児太郎の髪型ややこしいな。笑

児太郎


■上野へ。国立科学博物館の『電子楽器100年展』。けっして広いとは云えないスペースに、テルミン、冨田勲、梯郁太郎にまつわる展示。たしかに小ぢんまりとした企画ではあったが、こっからですよ、こっから徐々に大きくしていって、最終的にはお隣の『ミイラ展』ぐらいになってほしい。

MC-8の実機が展示されていた。おもわずボタンに触れたくなる、端正なインターフェイス。電子楽器に限らず、最近はこういうシュッとしたボタン群をそなえたキカイをあまり見ないような気がする。


十二月二十日(金)
■仕事帰り、なんとなく初めてのラーメン屋に入ってみる。30代後半ぐらいの店長と、バイトの老婆の二人だけで店を回していた。老婆はポカが多く(「入ったばかりなんで…」と自分で云ってた)、ことあるごとに客にすみませんすみませんごめんなさいね、としきりに謝っていた。うーむ。その年齢でそこまでして働かないといけないいまの世の中ってなんなんだろうな、と思う。

ラーメンはまずくはないが微妙で、おれとしては珍しく、三分の一ほど残してしまった。


■夜、中村屋特番。長三郎の大物ぶりがやはり印象に残る。実質、長三郎特番? なんて。しかし『伽羅先代萩』の上演中に立ったまま寝るって、やはり大物だよな。笑

その後、木梨がゲストに出てる鶴瓶の番組を見て(おもしろかった)、『検索ちゃん』特番でオードリーの漫才を見る(おもしろかった)。この特番を見ることで年の瀬を感じるようになって何年目だろう。

検索ちゃんで宮下草薙が漫才してる時にチャンネルを変えると、そこにも宮下草薙が出てたのもおもしろかった。


■こういう夢を見た、という内容のエントリ


■朝、目が覚めたけど寒いのでなかなか布団から出られず、寝床でしばらくごそごそする。

────という内容の夢を見ました。なんとも夢がない夢だな。もっと夢があってもいいではないか。夢なんだから。


■あと、最近は、

地下鉄のとある駅構内で天井から雨漏りしており、その雨漏りの水でシャンプーしているオードリー春日を駅員がとがめる

という内容の夢も見ました。でも春日はピンクのベストを着てたから、あれはプライベートじゃなくてなんかの番組の収録だな。夢だけど。


■この後また、夢でお会いしましょう。アディオス(春日)。


■Yahoo!ブログ終了


■今日でYahoo!ブログが終了するようです。閲覧もできなくなるんだとか

なので、所ジョージの楽曲について語ってるブログがYahoo!ブログにあったなーと思い出して、そのブログをブラウザからローカルに保存しておきました。そう、アルバム『ホテル・チャイナタウン』に収録されている「アドア・ユー」がもともと山瀬まみに提供する予定の曲だったけど没になったから自分で歌うことになった(YMOで云うと「過激な淑女」パターンですね)とかさ、そういう豆知識が欲しいんですよね。


■そういえば有吉もYahoo!でブログやってたな、とふと思い出した。いま見てみたらエントリが1030ヶもあるのな。今日中には読み返せません。


■ちなみに吉本芸人は、かつて「ラフブロ」という吉本自前のブログサービスでブログを書いてたのですが、そのラフブロが無くなってからはYahoo!ブログがその受け皿となりました。

で、いま調べたら、吉本芸人はラフブロの前は「casTY ブログ」ってのを使ってたらしいですね。そうなのか。覚えてたような気もするし、忘れてたような気もする。

しかし歌舞伎役者って、アメブロ使いがちだよね。なんでなんだろう。以前から謎です。笑


■食欲の冬


■渋谷が職場なので、たまに何かの拍子で平日夕方の木挽町に来ることができるとなると、歌舞伎そばか、YOUか、どっちでメシ食おうかってなるよね。あ、YOUってのは、探してるのにないじゃない ♪とか歌ってた人じゃなくて、歌舞伎座そばの喫茶店です。「オリエンタルガールのうた」って曲がちょっと好きだったのをとつぜん思い出してしまいましたフェアチャイルド。シングルのB面で知ったね、この曲。

そう、渋谷が職場なのでなかなか歌舞伎そばに来られないという話です。平日しかやってないからさ、そうそう来(ら)れない。いっぽう、YOUはオムライスがおいしい喫茶店で、土日もやってるのですが、そのオムライスのおいしさが人類にばれてしまい、土日はものすごい行列ができてるんだよな。マクドナルドのモスクワ初日ぐらい並ぶね。あんな共産圏っぽい列に並ぶ気力はさすがにないので、まあ行くとしたら自動的に平日夕方になります。なのでこちらもなかなか行けない。そうなんだよー、夕方の6時には閉まるんだよな。以前はもうちょっと遅くまでやってたような気がするんだけど。開いてる店は開いてるけど閉まってる店は閉まってる(大吾)。


■で、今日は諸般の事情で、めずらしく平日夕方の木挽町にいる。歌舞伎そばとYOU、どっち行こうかなと思って、ちょっと迷って、けっきょくYOUに行きました。2階にのぼってオムライスを発注。ひさしぶりだなあ。一年ぶりくらいか。もっとか。大盛にしようかとも思ったけど、あえて大人の普通盛。改めて食べると、ほんとふわっふわでとろっとろなのな。ふわ/とろ。たまごかけご飯のことをTKGと略す人は苦手なんだけど、これ、あれだ、洋風のTKGともいえるかもしれない。スプーンでつつくそばから黄色く溶けていく絶妙な焼き加減のタマゴ。それがライスとからんでいくわけですよ。

そういえばホテルの朝食ビュッフェでオムレツ焼いてくれる一角があるじゃないですか。そこでオムライスを作ってくださいって頼むと作ってくれるんですかね。こんど試してみよう。


■で、オムライスを食べ終えて。胃袋にも時間にもちょっと余裕があったので、けっきょく歌舞伎そばにも行きました。すいません。

オムライスを食べたその足での歌舞伎そばなので、そばも大盛じゃなくて普通盛。かきあげもダブルじゃなくてシングル。──のつもりが、けっきょく大盛でかきあげダブルを発注してしまいました、すいません。うん、今日のかきあげにはかぼちゃが入ってました。歌舞伎そばのかきあげの野菜で季節を知るんだよね、都会人だから。うそ。前述のとおりそんなには足を運べない。歌舞伎座の中にあるといいんだけどなー、歌舞伎そば。でも場所代高いんだろうな。建て替えの前は、歌舞伎座内に個人でやってる店が結構あったように思う。でもいまは、企業が出資してる店ばかりになった感がある。以前はカレースタンドあったよね。

そう、歌舞伎座にカリーアップ(登録商標)があればなー、とも思う。ニゴー(登録商標)も役者と仲が良かったりするんだから、ぜひ歌舞伎座に出店していただきたい。と思ったけど、難解な演目の前にバターチキンカレー+キーマカレーのL、を食べたら上演中に眠っちゃうかもしれないですね。楽屋の役者も、出前をナイルから取るかカリーアップから取るか悩んじゃいますね。


■オムライスを食べて、歌舞伎そばを食べた。食欲の冬。まあ今年はこれで食べおさめでしょうなあ。ごちそうさまでした。よいお年を!


■十二月大歌舞伎 夜の部 12/7


■昨日(12/6)は『にっぽんの芸能』で日舞版のピノキオを見て、今日(12/7)は歌舞伎座でカブキ版の白雪姫を見てきました。ピノキオと白雪姫。なんかディズニーっぽい並び。


■歌舞伎のほうの『白雪姫』はですね、けっこう楽しめました。童話の世界と歌舞伎の世界がいい具合に交じってて。

最後は王子様と結ばれてハッピーエンドの白雪姫と、「自分が世界で一番美しい」という概念にとり憑かれたままの野分の前、の描き分けが対照的でした。

野分の前が、世界で一番美しいのは誰かと鏡に向かって問うのですが、これってまあ一種のエゴサーチなんだろうなと思った。自分が望む検索結果が得られなくなった野分の前は、それでも「世界で一番美しい自分」という自己像を手放すことができず、白雪姫を殺すことを思いついて、失敗して、ついには鏡からも見放されます。ひとつの価値基準にこうまで執着しすぎるっていう態度がなんか現代っぽいよな。あと、自分自身を厳しすぎる基準で採点する人生って、調子いいときはいいけど、そうでないときはしんどいと思う。


■玉三郎、虎太郎、梅枝、の三人で琴を弾く、という珍しい場面があって、ここは昼の部の『阿古屋』のCMでもあるかもしれない(笑。そう、昼の部Bプロしか切符買ってないんだよなー、おれ。Aプロも見たいんだけど…)。

七人の小人(妖精)を子役七人が演じるのですが、けっこうストーリーを引っ張る役どころなんですね。子役の誰か一人を大人にすれば、舞台がより引き締まった感じになると思う。橘太郎とか。橘太郎はちょっと違うか。でもまあ十代後半くらいの役者とか。しかしこの七人の小人は歌が上手い。


■白雪姫の前の演目は『神霊矢口渡』。梅枝ががんばってました。お舟はほぼ出づっぱりで、しかも愛嬌のある部分からシリアスな部分まで全部こなさなくちゃいけないから大変な役だよね。


■明日は国立劇場です。


■Mac Finder 重い [検索]


■椎名林檎「本能」のジャケ写みたいにiMacのモニターをぶち割りたくなるときありません? 拙僧はあります。MacのFinderが固まったときです。

本能

あ、FinderってのはWindowsでいうとこのエクスプローラーね。ブラウザじゃなくて、パソコンの中のファイル名をずらずらずらと表示してくれるやつね。Finder、それが固まって動かなくなることがある。クリックしても永久にレインボーカーソルがくるくる回り続けるだけ。

個々のソフトウェアが動いたところで、Finderが動いてくれないとめちゃくちゃ不便なんですね。


■先日、会社のiMacのFinderの調子があまりにも悪く、うんともすんとも云わなくなり反応しなくなったので、Apple社のサポートに電話(グラハム・ベルかエリシャ・グレイのどっちかが発明したやつ)するなどしました。

電話で何回か話したところ、Appleの人も原因はよく分からないのでとりあえずOSを上書きインストールしましょうということになりました。


■で、OS上書きインストール後の数日は、Finderはきちんと動作してたんだけど、今日の朝、またFinderが盛大に固まった──。おい。

何回か再起動したら直ったけど、でもさー、そもそもなんで固まるんだFinder。仕事にならんぞ。


■先輩にこのことを話したら「あー、たまにFinder固まる。でもMacを一日ほっとくと治るよ。だから一日ほっとけばいいじゃん(いいじゃん)」って云われた。うーむ。そんなものなのか。Macはわからん…。





■'90年代のころはさ、Macが遅くて処理に時間がかかってる様子を「人間らしく考え込んでいる。そこがMacっぽい」って表現する人がほんとにいたとかいないとか。まあ実際、そういったことが云えるくらいには心にゆとりあるお金持ちしか買えないキカイだったんだろうね。


■所ジョージとプラスチックス(2)


■所ジョージの最初期のレコードでは、中西俊夫と佐藤チカが所さんのスタイリストを務めています。と以前のエントリにも書きました。中西俊夫と佐藤チカと云えばプラスチックスですが、いったいなぜ所さんとプラスチックスがつながるのでしょうか。

──という人類史最大の謎が、ちょっとだけ解けました。

先日、湯舟につかりながら物の本を読んでたところ、プラスチックスのことが出てたんですね。そしたら、プラスチックスのメンバー・島は宇崎竜童とともに事務所をやってた人ということが書いてありました。で、所さんは、たしか宇崎竜童の子分格というか前座として音楽活動を始めたはず。ダウンタウンブギウギバンドのメンバーがのちに所さんのバックバンド「NASTY」に関わったりもしてるしね。

なので、所さんと(のちの)プラスチックス人脈が接触する土壌はもともとあったのですね。のちに佐久間正英が所さんのシングルをプロデュースしてたりします。しかしダウンタウンブギウギバンドとプラスチックスって、だいぶ近いところ(というか同じところ)にいたんですね。これは知らなかった。なかなかイメージつながんないよなー。笑


■で、先日の『情熱大陸』所さん回、公式の見逃し配信で4回くらい見ました。笑

番組の中では、所さんがギター片手に歌を作る様子も流れてました。ナレーション曰く、「作った楽曲は千を越え、リリースしたアルバムは四十に及ぶ。とくにヒット曲はない」。辛辣かよ。

作った楽曲が千、というのは、ちょっとフカしてるようにも思えますが、でもテレビ番組で即興で披露した曲とか、現在もYouTubeで配信してる曲も合わせると、まあ結構な数にはなると思う。ライブだけでしかやってない曲とかも多々あるだろうしね。そもそも40年以上オンガクやってる人だからね。
年間25曲作ってたらたしかに千は超えますね。

リリースしたアルバムは四十とのことですが、wikipediaによるとオリジナルアルバムが28枚、ベスト盤が8枚なので、まあ四捨五入すると四十ですね。今後も作っていくでしょうし。

で、「とくにヒット曲はない」←これはまあ、確かにそうですね笑。こんだけ毎日毎日テレビ出てるのに、所さんがオンガク作ってること自体知らない人は多いですからね。

ちなみに所さんは、クルマの中では自分の曲しか聞かないらしい。


■おれが最近いちばん好きな所さんの曲は「僕のハーレー」って曲です。かっこいいよ。『本物』ってアルバムに入ってます。


■渋谷で誤字


Cristmas

渋谷某所で昨日見かけた誤字。「クリスマス」の綴りが…。


3℃

しかし今日は寒いです。みなさんも風邪など引かれませぬよう。


■オーディオ・チェック・レコード専門店、うがい用品専門店


オーディオ・チェック・レコードの専門店を銀座に開くのが夢なんですが、うがい用品の専門店を開くのもいいかもしれない。と、ふと思った。

うがい薬とか、紙コップとか、普通のコップとか、まあ、なんか、うがいにまつわるもの、まつわりそうなものをいろいろと並べたい。

うがい一本で銀座でやっていけるのか、という不安はないわけではないけど、銀座にはすでに歯ブラシ専門店があるので、うがいグッズ専門店もそこそこやっていけるかもしれない。

どっかの物好きな金持ちの老人が出資してくれるといいんですが。





■体調は良くなりました。体調悪いときはさー、ちょっと冷たい風が吹いただけで寒さが皮膚を通りこしてダイレクトに骨身に沁みてたんだよね。いまはもう、そこまで寒くないです。飲み残した薬も、もう捨てていいな、これ。

医者からは加湿器を買うようにと云われてるので、早めに買おう。


■体調は回復しつつあるのか、オードリー若林結婚、吉右衛門『孤高勇士嬢景清』


十一月二十一日(木)
■体調はめちゃめちゃ悪いわけじゃないんだけど、万全ではないので今日は仕事休み。午前中はごろごろして出かける。

外苑前のイタリア料理屋で昼メシ。生ハムとレモンのトマトクリームソースパスタ。そう、いつもここでランチを食するときは食後のティラミスを発注するんだけど、きょうはティラミスをもらわなかった。食欲がそこまで回復してないんですね。うーむ。


■歩いて表参道の茶屋へ。コーヒー飲む。そういえば近所の小原流会館(※人類の4割くらいが「小笠原流会館」と間違って呼んでいる建物)で、ジャングルDJトーワ・トーワの個展をやってるのを思い出して足を運ぶ。並んでるコラージュ作品は実際に買えるんだけど、情け容赦なく高い。自分で古雑誌買って贋作つくるといいかもー。それをメルカリに(略)するのもいいかもー。うそ。


■さらに六本木で池田亮司の個展をやってるのも思い出して、青山から六本木まで歩く。まあそれっくらいの体力はあった。


■散歩の道中は、radikoで『大竹まことゴールデンラジオ』を2世紀ぶりくらいに聴いてた。栃木茨城で営業してたころ思い出すなー。


十一月二十二日(金)
■体調はぼちぼち。本日は出勤。しかし寒い。もう冬では。


■仕事帰りにどっかでなんか食べよう、と思ってたけど、冷たい雨が降ってるので中止。

かわりにスーパーでカット野菜と挽肉ととろけるチーズを買う。家に帰って、鍋の素といっしょにゆでて食べてみる。うーん、もうちょっと美味しいものができるような気がしたけど、そうでもなかった。


十一月二十三日(土・祝)
■土曜に休日が来ると損した感じ。引き続き冷たい雨。朝食は、全粒粉パスタにとろけるチーズと納豆を乗せて食べる。『チコちゃん』やってなかった日なので二度寝。


■昼起きると、まだ冷たい雨。とはいえ、肌寒い小雨の土曜、というのはなぜかは知らんけど好きです。

まだ2回しか行ったことない近所の喫茶店に行きハンバーグカレーを発注。おそらくハンバーグもカレーもレトルトでしょう。凝ってない。その何の変哲もないとこがよかった。


■帰宅してコンヴィニエンスなストアーで買ったあんまんと、自分で淹れたドリップのコーヒーを摂取しながらテレビなど見る。

今日はのんびりできてよかった。


十一月二十四日(日)
■朝起きると、オードリー若林が結婚していた。でもラジオで引っ越しの話してた時から、その予兆あったよね。実際おれも『さよならたりないふたり』の最後のほうで結婚発表あるんじゃないかなと予想してました


■今日の体調はそんなに悪くないけど、なんというか、「体力の芯」のようなものがまだ戻ってきてない感ある。うーむ。

そして今日は目がかゆい。これもなんかのアレルギーか。とくに左目。


■国立劇場で歌舞伎。吉右衛門の『孤高勇士嬢景清』。始まりは地味だけど、徐々に芝居らしくなっていく。けっこうつらい展開もあるけど、最後は救いのある(のかな?)話。

しかし自分で両眼をつぶすって、小杉武久の「革命のための音楽」みたいだな。

序幕の米吉はもっと見たかったなー。


■しかし、体調に波があるように、食欲にも波があって。今日の昼飯はシュークリーム1ヶだけでした。笑

目もまだちょっとかゆい…。


■存在しない番組の、存在しない放送事故


■昨晩、

「とある生放送の公開番組の野外ステージで、本来は別の企画で使うはずだった多量の本水を、スタッフが誤って放送中のステージに怒濤の勢いで流れこませてしまい、番組がめちゃくちゃになってしまった」

──という放送事故に関するwikipediaを夢の中で読みました。夢の中で、存在しない番組の存在しない放送事故について調べてどうする、おれ。というか、そもそも夢の中でwikipedia読むなよ…。


■夢の中では、この放送事故の一部始終の映像もちらっと見たような気がするんだな。ひょっとしたら、おれは夢の中でwikipediaだけじゃなくyoutubeも見てたのかもしれない。夢の中でyoutube見るなよって話ですけど。





■ところで体調は、先週よりはさすがに回復しましたが、まだ本調子ではありません。

・なんか頭が重い(熱はない)
・悪寒がする(平常時はなんともないが、風が吹くとやたら冷たく感じる)

この2点ですかねー。その他はまあまあ回復してます。くしゃみや咳も治まりました。食欲も戻ってます。今日は煮干しラーメン食べたね。200円追加で「和え玉」も頼んだからね。


■ですが、大事をとって明日は休みます。回復したといっても、まだ体調に波があるので。

ほんとはもっとしんどかった先週に休みたかったけどさ、休めなかったんだよね。先週は無理してたなー、と今週になっていまさら思う。


■内科、歯科、莟玉、バスキア190分待ち


十一月十六日(土)
■朝九時、近所の内科。この水曜と木曜は、どうにも体調が悪かった。そういえば、その前の火曜からすでに、会社の人からは「顔色が悪いぞ」と云われていた。金曜は少々は回復していたけど、とはいえ大事をとってホスピタルで診てもらうことにしました。


■ここ数日の体調不良を、「寒暖差アレルギーではないか」と自分で分析してたんだけど、お医者さんに診てもらった結果は、やはり「風邪っぽい症状が出てる寒暖差アレルギー」であり、ただし「風邪ではない」とのことでした。薬を処方してもらう。


■帰りに、近所にある大手チェーンのドラッグストアの店内の一画にある調剤薬局に寄って薬をもらう。ここは失敗でした。待合室がやたら狭いし、なによりもドラッグストア店内と地続きの空間なので(雰囲気も音楽も照明もなにもかも)落ち着かない。元気な時だと気になんないだろうけど、こういうところに来るときはたいてい体調が悪い時だからね…。こういう微妙なところが気になるのだ。


■で、いったん家に帰って、朝十一時半から歯医者。歯についた色素をとってもらって検診。虫歯は先日完治したんだけど、以前なおした別の虫歯のかぶせものが取れかけている、と云われる。これも近日治してもらう予定。

しかし、午前中だけで病院を二つハシゴすると、妙に充実した気分になるな。


■家に帰って昼寝。その後、歌舞伎座夜の部。今月二回目。『菊畑』の莟玉を見たかったので…。

二階席で見る。あ、歌舞伎座が新しくなってから二階で見るの初めてかも。

莟玉の虎蔵実ハ牛若丸はさ、品があって、しなやかで、初々しくて、でも勇ましさもあって、すきっとしているというかなんというか……語彙が追い付かない。


■新歌舞伎がちょっと苦手なおれですが、『市松小僧』は、意外に抵抗なく見(ら)れた。説明くさい場面があんまりないからかも。又吉お千代夫妻の店で買ったクシをほめる客、や橋吾の魚屋に江戸時代の町の雰囲気を感じた。まだ行ったことないけどね、江戸時代。


十一月十七日(日)
■体調はまだ悪い。空腹感はあるのに食欲がわかなかったり、熱はないのに頭が重かったり、松王丸ぐらい咳き込んだり。

でも昨日、歌舞伎座で莟玉を見たのでちょっと元気になってきてはいる。


■つーことでギロッポンで最終日のバスキア展。うん、当日券だと並ぶことは知っていた。でも、十時から並び始めて、ようやく会場には入れたのが十三時十分。実に190分待ち! 歌舞伎座の一幕見席でもこんなに並んだことはないぞ。十時に並び始めた時点で、列がほとんどテレ朝のほうまで伸びてましたからね。当日券じゃなくてちゃんと前売券買うべきですね。


■で、バスキアの作品をいろいろ見る。上手いのか下手なのか、いいのか悪いのかよく分からん。けど見ごたえあった。ウォーホルとの共作もあった。10年しか活動してないんだって、この人。

「バスキアって一日何枚描いてたの?」とお母さんに質問してた5歳くらいの女の子と、ラップするラメルジーの映像に見入ってた白髪のおばあちゃん、が印象に残ってます。


■六本木ヒルズを出て、遅い昼食は富士そばのカレーカツ丼。これを食べられるくらいには食欲が回復した。笑


■体調が良くない


■体調良くないです。火曜の朝ぐらいからですかね。くしゃみ、鼻水、倦怠感、関節が痛い、のどの奥が痛い、耳の奥が痛い、目玉が乾く、などなどバラエティー豊かな症状が出ていて、風邪なのか寒暖差アレルギー(というのがあるらしい)なのか判然としません。んー。

そう、おれは食べ物でアレルギーが出たことが大なり小なり何度かあるんですが、それに近い感じもあるんですよね。なのでただの風邪じゃないような気がする。実際、熱もあんまり出てない。

ひょっとしたら、「寒暖差アレルギーで体が弱ってきた→そのタイミングで風邪」みたいな合わせ技パターンってのもあるかもしれない。


■食欲はあるにはあるんですが、ふわっふわしたもんしか食べらんないですねー。昼食はこんな感じ。

昼食

バナナジュースとシュークリームと飲むヨーグルト。

で、夕飯は「あー、うどんぐらいしか食べる気がしなーいー♪」といった理論で丸亀製麺でカレーうどん食べたんだけど、これがなにかの間違いかと思うくらい塩辛かった…。なんで体が弱ってるときに限ってハズレ引くかね。いや、弱ってるからこそハズレ引いちゃうのかもしれない。


■ということで皆さんも体調にお気をつけください。文京区は明日の明け方8℃まで下がるそうです。寒いよね。


■吉例顔見世大歌舞伎 11/9 夜の部


■土曜日は歌舞伎座におりました。夜の部です。梅丸くんが莟玉になりました。苔玉じゃなくて莟玉。

そう。『菊畑』で凛とした牛若丸を演じてましてね。女形だけじゃねーんだぜおれは、という感じで、かっこよかったなあ。うん、拙僧はこの芝居では莟玉しか見ておりませんよ。これが正しい芝居の見方だな。いつものとおり三階席で見てたんですけど、もうちょっといい席で見たかったなーなんて思って。夜の部はあと一回、別の席で見てしまうかもしれない。それとイヤホンガイドは迷わず借りましょう。幕間に梅玉莟玉インタビューが聞けるよ。


■『連獅子』は、染五郎が大きくなったなー、って思った。『市松小僧の女』は、もうちょっとわかりやすい大団円があればいいのにとは思ったけど、まあそういうのばかりが芝居でもないのでしょう。終盤の指を切ろうとするところがリアルに怖かったなー。しかし鴈治郎の市松小僧は力士感ある。


■さよならたりないふたり/吉例顔見世大歌舞伎 昼の部


十一月二日(土)
■朝、全粒粉パスタをゆでて、塩と海苔と粉チーズをかけて食べる。途中、前夜に飲み残して気の抜けきったクラフトビール(IPA)をちょっとパスタに垂らすとなかなかうまいことを発見する。いろんな発見がある…。


■土曜だというのに朝早く着替えて出かける。八時半に青山の茶屋でコーヒー。一時間ほどゆっくりして、さてどこに散歩に出かけようか……と考えているうち、おれにしてはかなり珍しいことに、不思議なくらい散歩欲がまったく起きず、さっさと茗荷谷に帰ってしまう。部屋についた時点で朝の十時半。


■しばらくごろごろしてから近所の歯医者へ。えー、虫歯を完治しました。つーか拙僧、何ヶ月か前にも完治してたんですよ。でもその後また新しい虫歯がデビューしやがったんですよ。

その後、生まれて初めて「業務スーパー」なる店に行こう、と思って歩いて出かける。新宿榎町店。いろいろと安い、が、購買意欲をそそられない性質の安さ。サッポロ一番みそラーメン5個パックがちょっと安かったので買う。あと、スペイン産の塩、ベトナム産のアーモンド、それと、どこでも買える大手メーカーの菓子を少々。もっといろいろ買い込むもんかなーと思ったけど、そうでもなかった。けど、大きめの粉チーズと1kgのスパゲティはいずれ買うだろうな。

しかし、青山と業務スーパー、と同じ日に別々の場所に2回も出かけると、一日が長く感じられるね。


■深夜、FNSの27時間テレビ見てみる。


十一月三日(日・祝)
■夕刻、日比谷へ。『さよならたりないふたり』のライブビューイング。みなとみらいでやってるライブの生中継。みなとみらいで見たかったなあ。でもチケット一瞬で完売だったなあ。でもこのライブビューイングのチケットも手に入りにくかったみたい。買えてよかった。

このライブを強いて一言で説明するとしたら、即興の漫才ライブです。ただし、山里と若林は久しく会ってなくて、本番当日まさにこのステージ上でようやく顔を合わせ、そこから漫才を作り始める、というなかなかに特殊な状況下で行われるライブです。


■おれは営業の仕事を離れてからというもののラジオの摂取量が百分の一くらいになっちゃったんだけど、山里もオードリーも好きだったからさ。いや、過去形じゃないか、好きだからさ。前日に『不毛』やオードリーANNの最新回を聴いて予習しましたよ、ちゃんと。


■17時半開演。中身についてはくどくど書かない。キリがない。とにかく。ボケとツッコミとかいう概念がどこかに吹っ飛ぶ漫才でした。漫才というか格闘技に近い。カクトウギ・セッション(←適当に書いてます。笑)。自分の土俵に引き寄せよう引き寄せようとする山里と、それをかわしつつお笑いの予定調和をことごとくぶち壊してくる若林。若林に至っては当日のタイムテーブルまでぶち壊して二本目の漫才まで始める始末。すげえ。漫才どころかタイムテーブルまでアドリブ。それで三時間弱。いやー、すごいもん見た…。


■なんつーか、それぞれが、南海キャンディーズではできないこと、オードリーではできないことをぶつけあったんだと思う。だからこそ、それぞれのファンが集まるだけの単なるユニットライブとかで終わらず、このように舞台でいい感じに爆発したんだと思う。

やっぱさ、二人ともM-1決勝進出経験があって、二人とも長年ラジオやってて、二人とも40代にさしかかって、二人とも「芸人」から「MC」へのステップアップを図るお年頃じゃないですか。山里と若林はいろいろ共通点があって、かつ、漫才のスキルや蓄積が二人とも多々ある。でも二人はそもそも違うコンビであって、それぞれしずちゃんと春日という相方がいる。しょってるもんが違う。そういえば、山里は既婚で若林は独身だ。そういう違いもある。

この似てるとこと似てないとこが両方ちゃんとある、ってのが大事なような気がする。似てるだけだとね、なんつーか自己完結的になるんだよね。

ということで、えー、いいライブでした。


■ちなみに、若林が最近引っ越したらしいんだけど、引っ越し→結婚するから「さよなら」っていうタイトルになったのではないか、ライブの最後に結婚の報告があるのではないか──とちょっと予想してましたけど、それはハズレでした。笑


十一月四日(月・休)
■そういえば今年最後の三連休なんだよな。それはさておき歌舞伎座昼の部。90分の新歌舞伎、15分の舞踊、140分の世話物、となかなかこってりした構成。笑


■『研辰』は幸四郎ちょっとくだけすぎかなあ、と思ったけど、他の人物との描き分けに必要な描写なんでしょう。というのを割り引いてもちょっとくだけすぎかなあ。笑

終盤の研辰に翻弄される兄弟、が昨日の『たりないふたり』で若林に翻弄される山里に重なりました。すいません。

しかし、染五郎くんも大人になったらこういう研辰みたいな役もやるんでしょうか。


■で、『関三奴』。松緑はこういう格好が似合う。超似合う。


■『髪結新三』。菊五郎と左團次のやりとりに王道を感じる。しかし菊五郎が芝居じゃないリアル咳をしてたのが気になる。お大事に。


■今月は橘太郎が宿屋の亭主と肴売で出ていて、どちらも良かったです。


■終演後、家に帰る前にスーパーに寄って買い物少々。豚バラ1ポンドと野菜少々を買って、家で煮て食って三連休終了。



『アウト×デラックス』、先週は右團次親子だったけど、今日は元・春猿が出てる。笑


■藝人や放送作家、といった職業の人ほど


藝人や放送作家、といった職業の人ほど、おもしろおかしいことだけでなく、「普通の人はどう考えるのか」「普通の人はどう感じるのだろうか」といったことを意識するのが大事なのではないだろうか。そして、実際に意識してるのではないだろうか。

なんというか、「おもしろいこと」そのものよりも、「おもしろいこと」と「普通のこと」の間の差分というか落差というか、そこが大事なような。

──といったことをたまに思います。思ったって良いではないか。


■tokyo kabuki boys「morning after halloween」




トーキョーカブキボーイズ晩秋の新曲です。しだいに寒くなっていく季節の朝に聴きたい名曲。



そう、昨晩テレヴィジョンを見ながらこの曲を作ってたのですが、『アウトデラックス』に右團次親子が出てました。右團次もバラエティー慣れしてきたなー。とテレビで見るたび思います。右近が食べてた一万円の銀座のカツサンド気になる。


■ケロロ軍曹、天竺徳兵衛、細野晴臣、池田亮司


十月二十六日(土)
■朝、チコちゃん見てメシ食って。昼から国立劇場で歌舞伎。『天竺徳兵衛韓噺』。ロビーでパンフレット買ったら、カエルにちなんだ話ってことで、ケロロ軍曹のイラストの入ったクリアファイルをもらえた。それじゃーソルジャード疲れさんってやつですよ、いわゆる。一時期、土曜の朝のアニメは、とくに見るって訳でないけどチャンネルを合わせてました。『あたしンち』とか『ボーボボ』とかね。

橋之助と米吉と橋吾良かったです。あと、カエルの立ち回り。


■そのあと、久しぶりに麻布十番の日進ワールドデリカテッセンへ。たまに足を運びたくなる。そして広尾方面へ散歩。ハロウィン間近なので、仮装してるガキをちらほら見かける。ナショナル麻布へ。2階で練り歯磨き買って、1階でポーランド産のお化けの形をしたポテトチップス(これを買うのは人生で3回目くらい)とドクターペッパーチェリーを買う。小雨が降ってきたので帰宅。


十月二十七日(日)
■朝、小腹が空いたので買い置きのカップ焼きそばを食べる。盛大に胃もたれ。去年、いや、数ヶ月くらい前までは、起き抜けのカップ焼きそばなんて楽勝だったのにな…。


■めずらしく六本木ヒルズに移動。マクドナルドでホットケーキを食べて(笑・胃もたれしてるのに食べるのな)、『細野観光』へ。開場が10時なので9時50分くらいから並び始めたのですが、けっこうたくさんの人類がいて、けっきょく25分ほど並びました。

で、エレベーターに乗って52階へ。細野晴臣に関する展示が無数に。初代Emulatorとその5インチフロッピー、とかはわかるんだけど、幼少期のおもちゃなんてのもあったりする。72歳の物もちの良さ。捨てないこと、とっておくことの大事さをちょっと考える。断捨離の対極。

しかしこんなにモノをとっておくなら、たとえばYMO「ファイヤークラッカー」のシーケンサーを使ってない人力バージョンの音源とか(録音直後にその場で消したらしい)、「マッド・ピエロ」の歌詞とかもとっておいてほしかった。笑

あと、音声ガイドを借りたんだけど、「細野さんがTR-808でリズムを打ち込んでるときにおばあちゃんの幽霊が出た」という高橋幸宏の話は笑った。

ちなみに細野蔵書の一部も展示されてて、杉浦茂『ドロンちび丸』とか、犬丸りん『なんでもツルカメ』とかがあったのを覚えてる。前者は、おれの枕もとに積ん読されてます。おととし宇都宮のまんだらけで買って、まだ読んでないという。笑


■細野観光の切符で隣の塩田千春展も見(ら)れる、ということで、せっかくだし見る。ビデオインスタレーションに出てくるドイツの小学生の女の子が発した「魂は完全には壊れないと思う」という一言が、やけに印象的だった。


■その後、ミッドタウンへ。超ウルトラスーパーめちゃめちゃ高級時計ブランド「オーデマ・ピゲ」のやってる展示へ。池田亮司が作品を提供してるんである。オーデマ・ピゲの時計の部品をモチーフにした小さめのやつ(『data.anatomy』)と、大きめのやつ(『data-verse』)。タダで池田亮司作品を鑑賞できてよかったね。たぶん、おれには一生縁のないブランドだけど、ありがとうオーデマ・ピゲ。

『data-verse』は、3歳ぐらいの子が映像と音に反応して「なんだこれ!?」と云ってたり、2歳ぐらいの子が画面をペタペタ触ろうとしてたのが面白かったです。


■ミッドタウンを出たあと、歩いて日進ワールドデリカテッセン。さすがに二日続けて行くのは初めてだな。というのも、昨日買い忘れたものがあったので。笑


■麺類の話


■先日、近所のスーパーに買い物に行ったんですよ(実話)。そしたら乾麺のコーナーに、「ディチェコより美味い!」という衝撃のPOPが付けられてるパスタがあってね。

ディチェコって、みんな大好きあのディチェコです。おれは矢野顕子の本で知った。高校のころ、おれの生活圏には売ってなくて、那覇のパレットくもじとかそういうとこでしか買えなかった。そのディチェコより美味いだと。イタリアの「Ferro」なるブランドの「Pastificio Extra di Lusso」なる麺。500gで200円。買ってみた。

ゆでて、出来合いのパスタソース(カルボナーラや明太子など)をからめて食べてみる。うまい。食べ比べた訳じゃないので、ディチェコより美味いかどうかまでは分からない。両方好きだ。無難な結論ですいません。いずれにせよ、パスタ自体が美味しいとと、塩とバターと、あと刻みのりくらいで食べることもある。

なにが云いたいかというと、POPって大事だな、って話です。「ディチェコより美味い!」の一言がなかったら、おれはこのパスタを買ってなかった。以前もまったく同様な理由で、なんとかというお菓子を買ったことがあるけど、そういえばそれもまたこのお店でのことでした。笑


■こないだ作ってみたパスタ。ゆでたパスタを、コザのマチヤグヮー(沖縄語で個人商店の意)で買っといたコンビーフハッシュと和えて炒める。はい完成。

男の料理、と呼ばれたい訳じゃないけど、男の料理だなあ。レシピが荒い。食べてみた。味も荒い。でも、まあ悪くないです。酒が進みそうというか、居酒屋で出てきそうというか。

ソーメンチャンプルーのソーメンをスパゲティーに置き換えただけだね、これ。食べ終えて気づく。


■すいません、当エントリはタイトル欄に「麺類の話」とあるように、このあとカップ焼きそばの話題を続ける予定でしたが、そろそろ眠る時間なので、寝ます。


■ところで今日の『情熱大陸』、所ジョージ回だったんだな。Eテレで古典芸能見てたので前半見逃した。しかし、なぜこの番組でこのタイミングで改めて所さんを採りあげたんだろう。謎ですね。笑


■Springfield Chronicle / Endless Pale Blue Hour


■ターンテーブルがなくても思わず2枚買い、というのは、ピチカート・ファイヴ『FREE SOUL 2001』のLPに貼られたステッカーのキャッチコピーですが、拙僧はこのたびWORLD FAMOUSの12インチ「Springfield Chronicle / Endless Pale Blue Hour」を買いました。2枚。

厳密には、とあるお店でまず1枚買って、数日後、同じ店でまたまた1枚発掘したので買った、というタイムラグのある二枚買いなのですが。


Discogsによるとさ、 「Springfield Chronicle」はパードン木村がからんでる曲で、そしてそして「 Endless Pale Blue Hour」は、砂原良徳がいろいろやってる曲なのですね。

この12インチ、キレイなクリアブルーの青盤なのですが、レーベルに一切文字が印刷されてないのでどの面がどの曲かが分かりづらいという親切設計です。

あ、上記Discogsのリンクは、CDアルバムのリンクです。この12インチ、Discogsに載ってないっぽいんですよ。Discogsでも買えない12インチ。レアですね。本当にいいものは、ネットなんかじゃ見つかんないのが当世です。なんて。


■で、その流れでさらに数日後、別のお店で「Live To Light Again」という12インチシングルというかミニアルバム?のレコードを手に入れました。こちらは真っ白な濃い盤。店先のターンテーブルでちょっと試聴してみたところ、おれ好みの'90年代半ばの打ち込みっぽい感じでした。


■ここ一週間くらいに思ったことなど


■颱風前夜。スーパーに買い物に行くと、たとえばカップラーメンの棚はほぼ空で、「なんとか肉うどん」というあまり見慣れない銘柄が売れ残ってるだけだったし、食パン菓子パンもほぼ売り切れていた。うむ。

しかしさ、みんな颱風に備えていろいろ買い込むじゃん? 店の売り上げが上がるじゃん? お金が回るじゃん? 「令和元年10月は増税したにもかかわらずスーパーの売り上げはむしろ増えた。よって増税による景気の影響はない」とか発表したりすんのかね、お上は。どうなんだろう。


■『かりそめ天国』がゴールデンに進出、ということで、ちょっと見た。ちょっと見た限りでは、変なゲスト(変なドラマの変な番宣をする変な女優とか、変な映画の変な告知をする変な俳優とか)
や、変な新レギュラー(変な33歳くらいの芸人とか、変なアイドルとか)といった、変なヒト科ヒト属ヒトが出てこなくて安心した。

いや、テレ朝ってそういう変なテコ入れしそうじゃん? テレ朝深夜番組がゴールデン進出、と聞くと『Matthew's Best Hit TV』のことを思い出さずにはいられないわけですが、『かりそめ天国』は少なくともいまのところ無事そうでよかった。でも『怒り新党』のほうが好きでした。似たようなもんだろ、と云われたらそれまでですが。


■10/12の颱風当日はヤーグマイ(沖縄語で「家にこもる」の意)してて、終日一歩も外に出なかったわけですが、そういうときにあらかじめ準備しといたほうがいい食料品のリストをまとめた。あくまでもごく個人的なあれなので、あなたの参考にはならない。

・ふわふわした甘いやつ(あんドーナツ、クリームパンなど)
・さくさくした甘いやつ(クッキー、ビスケットなど)
・さくさくしたしょっぱいやつ(ポテトチップス、ナチョスなど)
・あまり味が濃くない魚の缶詰(さば水煮など)
・パスタとパスタソース
・カップ麺各種
・炭酸の飲み物(炭酸水でもビールでも)
・果物のジュース(←重複表現?)

これらを一日で全部食べるわけではないよもちろん。ただ、揃えておくと安心だなーってことです。


■先日、ひさしぶりに全粒粉のパスタをゆでて食ってみた。ちゃんと袋に表示されてる時間通りゆでて、お湯を切って、ツナ缶と和える。塩とオリーブオイルと醤油で味付け。食べる前にもみのり少々。なかなかうまかった。

なのに、googleに「全粒粉パスタ」と入力すると「まずい」という検索候補が出る始末。やはりGAFAが支配する世界というのはダメだと思う。

これは「※個人の感想」だけど、全粒粉パスタにトマトソースはたしかにあんまり合わない。でもカルボナーラなら、まあ合いそうな気もする。今度やってみますね。

なんなら、もりそばみたいにして、麺つゆにつけて食べるのもよさそうな気もする。


■そんで体育の日が来年からスポーツの日になるんだって。どうせなら「根路銘スポーツ」の日にすればいいのに。ってコザ周辺の人しか伝わらないやつですいません。


■細野50周年


十月十三日(日)
■恵比寿。細野晴臣の活動50周年を壽ぐDJイベントに行く。ジャングルDJトーワ・トーワの時間帯から。

はい、一曲目が「三国志メインテーマ」って時点でもう百点満点。イベントの性質上、細野関連の音源が立て続けにかかるわけですが、このチョイスは渋い。おれも好き、というか、おれも一時期DJの一曲目でこれをかけてたのは有名な話。あるとき、頭出しを間違えて「ラブテーマ」のほうをかけてしまったのも有名な話。トーワ・トーワはこのほかに「ラブコネ(細野さんがベース弾いてますね)」、「Be A Superman(remixのほう)」、ライブ版の「コズミック・サーフィン」とかかけてて、そして〆は「ハイスクール・ララバイ」でした。良き。しかし、ハイスクールララバイをかけたとたん、大歓声のフロアをほったらかしてさっさと下手からハケたのはあんま意味わからんかった。そういうとこだぞお前。


■で、いったん会場を出て散歩。まりんの時間帯に戻ってくる。まりんはいつものとおり淡々と選曲しておりました。


■そして小西康陽。アナログ盤でDJ…というかコラージュ/カットアップを生で作ってく感じ。

細野のキャリア初期曲をかけ続けてるところに、突如、ピチカートの「パーティー」がかかってシークレットゲスト登場。詳細は、書くのは野暮なのかな、こういうの。ネット時代にはもったいぶるほうが野暮? うん、でも、おれは野暮と思われたところで、なにひとつ困りませんし、なにも失いません。


■OL Killer(いい名前)は、ドラムマシンを走らせてその上に各種素材のサンプリングを乗せてく感じだったかな? あんまり細野作品をからめた感じではなく、ちょっとイベントの趣旨から外れてるようには思った。でも「ファイアークラッカー」はやってたし(自作打ち込みっぽかった。違うかな)、〆は律義にゼビウスをかけてました。OL Killer、初めて見たんだけど佇まいが良かったし、機会があったら別のイベントでも見てみたいです。


■で、大トリは細野さんのラップトップDJ。缶ビール片手に聞き入るなどしてみる。なんというか日曜の夜にぴったりの心地よい選曲でした(ご本人は「最近聞いてるやつを持ってきた」みたいなことをおっしゃってました。『大科学実験』と同じ声で)。

しかし生の細野晴臣を見るのは、’09年の「ワールド・ハピネス」のYMO以来。十年ぶりか…。


■しかしこのイベント、ヱビスビールとサッポロ黒ラベルが同じ600円という価格設定が斬新でした。笑


■芸術祭十月大歌舞伎 夜の部 10/5




■颱風です。ここ東京市小石川区では、朝は「Two Month Off」のビデオが撮影できるくらいには雨が降っていました。が、いまはちょっと弱くなってますね。

でも、ちょっと雨が弱くなったからと云って、あんまり気軽に買い物に出ちゃいけないですね。「颱風なのに店を開けてなきゃいけない世界」の構築に荷担しちゃうことになるわけだからね。


■ええ、朝起きましてね、朝食(第一部)として、コザのマチヤグヮー(沖縄語で個人商店の意)で買った「うまかっちゃん」に、昨日スーパーで買った焼豚を乗せてチャーシューメン作って、食べて、菊之助がナウシカ歌舞伎の宣伝のために出てた『サワコの朝』見て、朝食(第二部)として明太子スパゲティーを作って、チコちゃんの再放送を見ながら食べました。


■そんでさ、『たりないふたり』の切符が10時から発売だったので、律義に5分前からPCの前に座って準備してたんだけど、まあ、予想はしてたんだけど、あっさり売り切れたね。1分かかってないと思う。なんとか2回は枚数選択のプルダウンまでたどりつけたんだけど、2回ともエラー画面に飛ばされる始末…。


■(唐突に話が変わります)そういえば、先週10/5は歌舞伎座夜の部いってました。梅枝の日、にしました(奇数日と偶数日で「お嬢吉三」のキャストが異なるのですね)。なんで梅枝かというと、今年の浅草歌舞伎の売店で別冊カドカワを買ったら、おまけでランダムにプロマイドをくれたのですが、おれのは梅枝のプロマイドだったので、そこに縁を感じてるのです。笑

和尚吉三が双子の弟妹を殺すじゃん? その時の凶器が日本刀とかじゃなくて、包丁、しかも前の場でシャモ鍋を料理するのに使ってた包丁、ってのが改めて生々しく感じられてね。殺し場の凄惨さがより引き立ってるなーって思った。


■(唐突に話が戻ります)さて今日の正午から歯医の予定だったのですが、颱風なのでキャンセルです。家でゆっくりテレヴィジョンでも見ます。

──と思ったら、こんな日に限ってフジテレビは『正直さんぽ』じゃなくて、おれの嫌いなメンツでバスがどうのこうのって番組やってるんだよなー。迷惑です。去年の正直さんぽの再放送とかやればいいのに。


■キョンシー、テンテン、細野晴臣、大盛りいか焼きそば


■いや、おれが知らなかったってだけの話なんだけど、昔『来来! キョンシーズ』ってあったじゃん。あの番組のエンディングの歌、作詞が松本隆で作曲が細野晴臣なんだって。知ってた?

今日は十月十日なので書いてみました。十月十日生まれだからテンテンなんだそうです。


■ところで細野晴臣と云えば、今週末の恵比寿のですね。日曜のやつ行きます。天気が多少気になるところではあります。


■今春に製造が中止されたエースコックの大盛りいか焼きそばですが、今日の夕飯に食べました。製造中止のニュースが流れたあと、スーパーで特売されてたのを見かけて2ヶ買ってたんですね。いつか食べよういつか食べよう、と思ってるうちに、賞味期限が切れてました。まあいいや。

で、久しぶりに食したエースコック大盛りいか焼きそばの感想ですが、えーと、この商品に限らず、年齢とともにカップ焼きそばが「苦手な食べ物」の枠に徐々に移行しつつある、ということを食べるたびに自覚します。かつては好きだったぶん、なんか寂しい。少しずつ、少しずつ、苦手になりつつある。人間関係もそういうのあるよね、とかそういったなんか思わせぶりな一言で文章を〆たりはしない。


■中央パークアベニューのあの屋根は登れる




STUTS, BIM, RYO-Z - マジックアワー (Official Music Video)


■ひょんなことから知ったこの曲のMV(あ、拙僧は令和生まれのナウいヤングなのでPVではなくMVと呼びます)、やにわに冒頭から中央パークアベニューの照屋楽器店の看板が出てくる。「あれっ」と思ってしばらく見てると、コザの路地裏やアパートの屋上、といった画がちらほら出てくる。おー、コザじゃん。明らかにコザじゃん。


■この曲はUCCの「お酒をUCCのコーヒーで割ると美味しいよ! えいっ、えいっ」といった内容のプロモーションの一環として作られたようで、UCCのホームページにはこの曲のMVが埋め込まれるとともに、泡盛のコーヒー割りが紹介されている。泡盛→沖縄→コザ、ということなのかな。

ちなみに、おれがコザに似合うと思う酒は、安い洋物のウイスキーですね。強いて銘柄を一つに絞れと云われたら、ジョニ赤。なんだけど、こんど沖縄に帰ったときは泡盛のUCCブラックコーヒー割りも試してみます。


■あー、そういえば沖縄ってUCCの自動販売機が多いんだよな。検索したところ、現在UCCが自販機事業を継続してるのが、唯一沖縄県らしい。うん、UCC、沖縄に似合う。


■しかし、中央パークアベニューのここ、登れるのか。おれもまだ登ったことないです。まあ登る必要もないですが。笑

照屋楽器店


■男子禁制の古本屋


■日本橋にある三井住友なんとか銀行のような、古くて立派な石でできた建物。おそらく、昔は銀行か病院か大学だったんでしょう、その建物の一室をリフォームしてできた男子禁制の古本屋。

その古本屋さんに取材に行ってきました。おれはちんちんが付いていますが、取材ということで特別にお店に入れてもらった。まあ、影響力ありますしね、半蔵商店。


■気持ちよく晴れて、暑くも寒くもない、ちょうどいい気候の土曜の午後。そのお店に行ってきました。前述のとおり古くて立派な石でできた建物、に入って長い廊下を歩くと、古本屋となってる一室が見えてくる。真鍮の把手が付いていたドアは開けたままになっている。

店内に入ると、そこは意外と気持ちいい空間が広がる。ほどほどに明るく、ほどほどに風の通りがいい。大きな窓からは薄いカーテン越しに庭の木々が見える。静かだ。BGMがない。木の床を歩くと、一歩ごとにミシミシ鳴る。レトロでよろしい。店の広さは、そうだな、国立劇場の二階の休憩所くらい?


■店主(もちろん女性だ)の案内で、本棚をいろいろ見せてもらう。品ぞろえが独特で、たとえば漫画コーナーでは、桜沢エリカの単行本の隣に、野沢直子プロデュースの大人のおもちゃ(女性向け)が売っていて、それは一見すると’80年代ファンシーグッズの魚のキャラクターのフィギュアのようにしか見えない。ふーむ。

男子禁制の古本屋だけど、男が書いた本は置いてないのか、というともちろんそんなことはなく、新入荷の棚には高橋幸宏のエッセイがあった。おれが買おうかな。


■──という夢を見ました。なにぶん夢の中のことなので、その古本屋がどこにあったのかまでは特定できないんだけど、東京23区内の「都心部かつ東寄り」のどこかか、福岡市内のどこかか、台湾のどこか、のような気がした。台湾は行ったことないですけど。

野沢直子プロデュースの大人のおもちゃが現実に存在するかどうかは知らない。たぶんないと思うけど、でも、あってもおかしくないような気もする。笑


■消費税、今日から10%になる説


■東京暑いですよね。おとついの日曜なんか、冷やしそうめん食べましたよ。暑かったから。今日も85°Fくらいまで上がるらしいですよ。夏本番ですね。

──なんで摂氏じゃなくて華氏なんだよ…。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■今日から消費税が10%に上がるという都市伝説を耳にしました。ウソかホントかはわからないですが、ホントだったら困ったことです。税金が上がったからといって、それにあわせて世間の人々の給料も上がるわけじゃないからね。まあ、お金使わなくなりますよね、ふつうに考えると。


■あと、今年はあと4分の1しかないという都市伝説も耳にしました。ウソかホントかはわからないですが、ホントだったら困ったことです。


■「うさぎや」のどら焼きを二つも食べてからHDDを買う日


九月二十八日(土)
■朝、地下鉄で勝どきへ。某「オフィスビルと軽めの商業施設が合体したビル」でコーヒーを飲むのが好き。基本オフィスビルだから、土日は雰囲気がのんびりしてるんだよね。隣接する商業施設もゴリゴリの大規模じゃないから、人がそんなめちゃめちゃいるわけじゃないので、ゆっくりできる。こんな規模&雰囲気の同様なビルが23区内にもっとないかなー、と思うも、見つかんない。


■で、そのビルで、道に迷ったメガネ女性に道を訊かれたので教えてあげる。うん、土曜の朝からいいことをした。ビル内の喫茶店へ。ここではいつもブラックコーヒーなんだけど、今日はめずらしくホットのカフェラテにした。


■佃まで歩く。本屋で雑誌を買う。地下鉄で水天宮前。T-CATに行く。ここもなんか、用はなくとも年に1回は立ち寄りたくなるなにかがあるビルである。おれだけか。

2階にある普通のレストラン街で、普通のそば屋に入って、普通のカツ丼と普通の盛そばがいっしょになった普通のセットを食べる。なんか、この、スキがないくらい普通の感じがうれしい(あ、これをお読みになってお出かけになろうとしてる方、ほんとうに普通のお店ですので、過度な期待をなさらぬよう)。次はとなりにある普通のチェーン店の寿司屋も行ってみたい。

カツ丼ともりそば
▲なんの変哲もないカツ丼ともりそばのセット。うむ、正しい。


■てくてくてくと日本橋まで歩いて、「うさぎや」でどら焼き2ヶ買う。さらに銀座まで歩いて、そこから丸ノ内線に乗って茗荷谷の部屋まで戻る。

どら焼き一つ食べて昼寝。起きて、どら焼きもう一つ食べる。あ、一日でうさぎやのどら焼きを2ヶも食べてしまった! こんな中世ヨーロッパの王侯貴族のような贅沢をしていいのだろうか……。


■夜、池袋へ。西口で祭があるようで、提灯や神輿やハッピ姿の人々が目に入る。レコード屋二つをのぞいたあと、電器屋へ。

HDDを買う。といっても完成品ではなく、生まれて初めて素のHDDとHDDケースを買う。USBでつないで外付けHDDとして使うつもり。7200rpm(USB接続なら5400も7200もそんな変わんないらしいですが…)の2TB。もうちょっとするもんかと思ったけど、一万円弱で収まってよかった。


■素HDDとHDDケースの入った紙袋をさげて土曜の夜のにぎわう街を歩くってのは、しかし、どうなんだろうな。笑

池袋駅から丸ノ内線で茗荷谷まで。


■家に帰ってさっそくHDDを組み立て、フォーマットしつつ、寝る。

#おまけ。池袋で見かけた、なんか気になるデザインのチラシ。しかもゲストがムーディー勝山。
チラシ


■歌舞伎、落語、文楽。三連休。


■本文と関係ないですが、本日はYMOの『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』発売から40周年だそうです。ふむ。


■さて先週の三連休は、「三十路を過ぎて突如“和”の方面に走る地方出身者」を代表しまして、歌舞伎、落語、文楽、を立て続けに見物してました。


■9/21の土曜日は歌舞伎座夜の部。『寺子屋』、丑之助くんの菅秀才、「いーちーにーちーにー」のタイミングをとちりそうになってた。笑

あと、やっぱ幸四郎の源蔵、ちょっと湿っぽいとこある。好きだけどさ。

『勧進帳』弁慶は奇数日なので仁左衛門。幸四郎は弁慶もいいけど、幸四郎は富樫のほうがはまってる感あるよな。

中盤、富樫一行がハケてから四天王が一人ずつ舞台に並ぶとこあるじゃん? あのシーンで一人ずつに出席をとるかのような大向こうから声がかかるのが個人的には苦手なんですけど、この日はそれがなかったので良かった。この日は舞台上にマイクが散見されてたんだけど(たぶんNHKかなんかの収録だと思う)、声がかからなかったのはそれと関係あるかもしれない。

しかし歌舞伎座、今月は三回行ったけど、三回とも客席(ええ、三階席です。笑)暑かったなー。おれが暑がりなのか。


■9/22の日曜日はめずらしく末廣亭。何年ぶりだろう。やはりこの空間がいいね。この、ちょうどいい狭さというか。なんとか市民会館とか、かんとか区民ホールだと、ちょっとこうはいかない。

12時前に行ったので畳の席に無事座れてよかった。前座の人から、昼の部の中入り前の桂米丸(94)まで三時間以上。米丸(94)の高座は、末廣亭全体が、「お寺で偉いお坊さんの話を聞く」みたいな感じになってました。笑

初めて生で観たナオユキは収穫だった。あれは笑った。客席に謎の一体感が生まれそうになるくらい、みんな笑ってました。この、狭い空間でたくさんの人が同時に高座を見つめて笑ってる状況、ってのがいいね。お笑いはYouTubeで済ませてます、っていう人も、あえて千円札三枚握って末廣亭に行ってみると、新たな発見があるのではないか。

その後、同行の甘木君(百療表現)と銀座に移動して、明るいうちからハイボール→有楽町の居酒屋→〆に帝國ホテルのラウンジで酔い覚ましのコーヒー。を飲んだ後、さらにもう一軒別の居酒屋で飲みました。笑


■で、9/23月曜日は国立劇場で文楽第一部。『心中天網島』。文楽を見始めて日が浅いので、自分なりに見てます。要するに、まだまだ文楽のことがあんまし分かってないってことです(笑。でもそのぶん、今後わかっていく楽しみがあるわけだからさ)。大和屋の段、の幕切れが印象に残りました。


■ペヤングの麺にUFOのソースをかけ、UFOの麺にペヤングのソースをかける


■おれはペヤング派かUFO派かと問われれば、後者です。ですが先日、たまたままとめ買いしたペヤングを食べ進めるうち、「ソースの匂いは圧倒的にUFOのほうが好きなんだけど、んー、麺に関してはペヤングのほうが好きになってきたかも」と思うようになりました。

そこで、ペヤングの麺にUFOのソースをかける、そしてUFOの麺にペヤングのソースをかける、という大科学実験を行いました。


■まずペヤングの麺にUFOのソースをかけてみました。そしたら、ペヤングの麺のいいところとUFOのソースのいいところ、二つが前面に出てきました。

が、この二つが一体になってくれないんですね、なんか。まとまりに欠ける。たまに、「ボケとツッコミの相方同士」というよりは「ピン芸人が二人いる」みたいな感じになってる漫才コンビがいるじゃないですか。あれに近い(近いか?)。


■次にUFOの麺にペヤングのソースをかけてみました。そしたら…………UFO感もなければペヤング感もない、不思議な食感。いや、美味しくないわけじゃないです。ただ、この食べ慣れない味には面食らいます。麺を食いながら面食らいます。東京NSCを出て3年目、くらいのコンビの超シュールなコントを見せられてる感じに近い(近いか?)。なんつーか、UFOでもないペヤングでもない第三の何かになってるかも。


■以上。この実験のどっちが美味しかったか、と問われれば「ペヤングの麺にUFOのソースをかけたやつ」のほうが、まあ強いて云えば美味しかったです。が、そもそも、わざわざペヤングとUFOを両方買ってきて、わざわざソースを取り替えてかける、などという手間をかけるほどのもんではないと思います。UFOもペヤングもそのまま食べたほうが美味しい。笑

どっちのメーカーも、自社の麺に自社のソースをかけて食べることを前提にいろいろ細かい調整をやってるんだろうからさ。まあ、改めて書くまでもないですね、そんなことは。


■あと、日清には、カップヌードルライトみたいな感じで「UFOライト」を作ってほしいんだけど、難しいですかね。


■凝りすぎて伝わらないパスタソース選手権


ボロネーゼの対極

■そういえば変わった名前のパスタソースを買ってたのでした。「ボロネーゼの対極」。うん、伝わらない。ネーミングが凝りすぎて伝わらない。ゆえに手に取ってしまった。ネーミングの勝利。

パッケージのオモテ曰く「トマトを使わない、もう一つのボロネーゼ」。ウラ曰く「トスカーナで愛される、あえてトマトを入れないオイル仕立てのボロネーゼ」。ふむ。

調べたらこのメーカー、「ペペロンチーノの希望」とか「アラビアータの奥義」とか、謎のネーミングの商品をいろいろ出してるのな。なんすか、「イカスミの追憶」って…。笑


■変わった名前のソースと云えば「悪魔のソース」「深夜のソース」ですね。名前は好きですが、まだ買ったことはないです。すいません。でも、名前がいいので、味もいいと思う。


■まりん(50)、ビアフェス2019、馬と鹿、エイフェックス・ツイン


九月十三日(金)
■「宇宙人」「ケラさん逃げて!」「ママケーキ」など数々の名曲で知られる砂原良徳(敬称略)50歳の誕生日。卓球は50歳記念のボックスセットを出したけど(所ジョージ「寿司屋」のedit入り!)、まりんもボックス作ればいいのに。おれが選曲&監修するから。

そろそろ新作聴きたいなー。


九月十四日(土)
■昼は新宿でカリーアップ(登録商標)のチキンカレー食べる。うまいね。チキンかキーマばっかり食べるね。タイカレーっぽいやつも頼もうかなとたまに思うも、結局チキンかキーマに落ち着くね。でも年2回くらいはビーフ(けっこう辛い)も行くね。

カリーアップ(登録商標)、なんだかんだで新宿がアクセスいいので、一番よくいく。いちど中目黒の店行ったことあるけど、駅からめちゃめちゃ歩いたし、あれは店というよりUber Eatsの拠点にするため作った場所だなと思った。


■で、午后から珍しく横浜県へ。ビアフェス2019に行く。クラフトビールをいろいろ試飲するイベント。去年初めてビアフェスに行って以来、苦手だったクラフトビールがだんだん好きになりました。IPAっていうんですか、そういうのの渋味とか苦味とかを楽しめるようになった。ふだんビールは基本サッポロ黒ラベルを飲んでるんだけど、たまに「インドの青鬼」も飲むようになってます。笑

夜、同行者とシータクちゃん(春日語でタクシーの意)で移動し居酒屋へ。手始めに馬肉のユッケを食べて、焼き鳥いろいろ食べて、〆に鹿のステーキ(のようなもの)を食べる。馬と鹿をいちどに食べたのは初めてかもしれない。


■あ、この写真は、横浜で見つけた、道に落ちてたAirPodsの片方です。

AirPods

──もっと横浜っぽい写真を載せないか? ふつう。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


九月十五日(日)
■朝からネットでエイフェックス・ツインのロンドンからの生中継(って、大昔の『夜のヒットスタジオ』みたい)を見る。途中、『所さんの目がテン』も見る。


■わざわざ勝どきまで出かけてお茶。手ぶらで帰るのもなんなので、スーパーに寄ったら「バターフレーバーオイル」なるものを売ってたので買ってみる。

その後、茗荷谷まで戻って、スーパーでスイカを買う。この夏はスイカを食べなかったので。めちゃめちゃ好きってわけじゃないんだけど、食べなかったら食べなかったでなんか寂しいしさ。


■その後、部屋でごろごろ。いつになったらおれの部屋は片づくんだろう、と思いつつ。まあ、片づけてないから片づかないんですけど。


■ケン・イシイ、東京少年、金粉ペヤング、虫歯のかぶせ物が割れた


■先週の土曜は、都内某所でケンイシイのDJを見学してきました。クラブというよりはギャラリー然とした小バコ。この距離感でテクノゴッドを見られるってのがいいね。一曲目が「Flurry」。おい、ケンイシイの曲の中でもおれが特に好きな曲じゃん! やったあ。ちなみに、ケンイシイ氏、この曲のプレイ後にCDを『Innerelements』のケースに戻してたのですが、そのジャケのロゴからすると、日本盤じゃなくってベルギー盤だったね。

──細かいとこまで見てんなあ…。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

帰りに、「なか卯」で親子丼食べました。店内の有線では東京少年「Shy Shy Japanese」が流れてました。


■渋谷のコンヴィニエンスなストアーで、前の元号(なんだっけ? 忘れた)から令和に代わる記念に発売された金粉入りペヤングが半額で投げ売りされてたので買った。半額だから、普通のペヤングを普通に買うより安い。笑

ペヤング(金粉)

普通のペヤングに金粉の小袋が入っている。この金粉はとっておいて、なんかもっと別な機会に使おうと思う。部屋で一人でペヤングをすするよりも劇的な瞬間、というのはおれの人生にもあるはずである。たぶん。ちなみにペヤングよりもUFOが好きです。


■ちょっと前に歯医者で、「おれと同姓の患者とカルテ&レントゲンが出てきた事件」、というのが発生しました。

実害はなかったものの、なんかもうこの歯医者行きたくないなあ、2階の診察室から吹き抜けを通して「〇×さーん」と声をかけてから1階の待合室の患者を呼び出すシステムも好きじゃなかったし──と思いつつ日々を過ごしていたのですが、先日、この歯医者で以前にやってもらった虫歯のかぶせ物が割れました。ええ、割れました。

カルテ&レントゲンを別人のと間違うわ、かぶせ物は割れるわ、やっぱこの歯医者はもうやめとこう…。

ということで、今週末より新しい歯医者に通います。


■秀山祭九月大歌舞伎


■本日9/9は夏休みをとりました。つまり、今週、来週、再来週と、3週つづけて三連休があるわけです。しばらくの間ですが、週休三日制を実践してみます。いわゆる働かされ方改革ってやつですね。


■とりあえず歌舞伎座の感想文などを。昨日9/8は夜の部を見てきました。

まず『寺子屋』。涎くりは鷹之資。わざとらしいところのない、品のある、物腰やわらかな涎くりでした。たびたび書いてるように、おれも歌舞伎座で涎くりを演じるのが夢なのですが、この鷹之資のように演じたいものです。

幸四郎の源蔵、いささかナマっぽいとこあるかな…。好きだけど。あと、吉右衛門の松王丸はもちろんだけど、菊之助の千代がまた良いんですよ。児太郎の戸浪も安定感あってね。

で、『勧進帳』はね、幸四郎の弁慶良かったし、『松浦の太鼓』も、歌六のお殿様ぶりが面白いし、米吉キレイ。

つーことで、カブキを本格的に見始めたい初心者の人にもおすすめできる構成だったんじゃないでしょうか。夜の部。まあ、おれもまだ初心者ですけど。

月の後半もう一回見ますけど(奇数日)、んー、福助にはムリさせないほしいです。


■日付をさかのぼって、9/1は昼の部初日を見てました、幸四郎の長兵衛が、水野店長(初期『ファミ通』か)の屋敷に上がってからちょっと親分らしくなくなったのが気になりました。

あと、どっちかというと松緑って追い詰める側よりも追い詰められる側の役が似合うと思うので(※個人の感想です)、松緑は水野より長兵衛が似合うなと感じました。


■さて、東京市小石川区も颱風でしたが、雨も風も止み、そろそろ外出して大丈夫な天気かな。お昼は外で食べます。


■この水曜と木曜の、おれの摂取カロリーが低いとおれの中で話題に


■水曜(9/4)のカロリー


・プロテインドリンク 100kcal


・チキンバー 100kcal

夕飯
・白身魚フライ(×2) 300kcal
・ゼロカロリーゼリー 0kcal

合計 500kcal


■木曜(9/5)のカロリー


・プロテインドリンク 100kcal


・甘酒 120kcal

夕飯
・白身魚フライ(×2) 300kcal

合計 520kcal


■改めてこうやって書いてみると、なかなかカロリー低い。二日で1020kcalしか摂ってない。実際は飴や豆を仕事中につまむので、厳密に数えるとこの数字より多くなるんだけど、それでも多めに見積もってプラス200kcalくらいにしかならないと思う。食べるのを無理矢理ガマンしてるわけじゃないけど、でも、ある程度の自制心のようなものは発揮している(つもり)。ちなみに日曜月曜火曜も、1200kcal/日に抑えている。まいったか。まいらないか。すいません。

腹が減って腹が減ってしょうがないとか、カラダに力が入らない、とか、そういうのはないです。いま、おれは八月に沖縄で食べたパンケーキとハンバーガーとステーキとタコスと沖縄そばのカロリーだけで動いてると思う。

まあ、ようするに夏に食べ過ぎたので、節食して帳尻を合わせてる、ってだけの話です。笑


■とはいえ食べるのも好きなので。今週末は節食はいったんお休みにして、なんかいろいろ食べる予定です。


■二学期を無事乗り切れますように


■けさ地下鉄の中で、母親の胸にすがりついて泣きじゃくっている小学校低学年の女の子を見かけた。母親に手を引かれて電車に乗り込んできた時点で、すでに泣いていた。たぶん、学校に行きたくないんだと思う。ものすごく行きたくないんだと思う。わかるよ。おれは登校拒否とか、そういうのは全くなかったけど、わかるよ。まったく、学校ってやつは、こんな小さな子にこんなしんどい思いをさせてまで通わなければならない場所なのだろうか。

──と勝手に感情移入したけど、この子はもっと別の理由で泣いているのかもしれない。

とはいえ、二学期が始まったばかりの季節。この子が学校に行くことが嫌で泣いている可能性もまるっきりゼロでもないとも思う。ちゃんと声をかけてくれる人(オトナとも限らない)がこの子の周りにいて、この子が二学期を無事乗り切れますように。などと思わずにはいられない光景でした。


■でもまあ、繰り返すけど、この子が何で泣いてるのかまではわかんないからね。もしかしたら、おれはこの子を通して、自分で自分を「二学期(≒これから年末までの時期)を無事乗り切れますように」と励ましたかったのかもしれないな、とも思う。うーむ。


■では『ガイアの夜明け』の外食肉特集を見るのでこの辺で。


■藤沢の、平成初期の地方都市っぽさ


八月三十一日(土)
■朝食はパイナップルジュース。昼食は沖縄市のマチヤグヮー(個人商店)で買った金ちゃんヌードル。カップラーメンは、スーパーやコンビニじゃなく、やはりマチヤグヮーで買ったもののほうが美味しい(※個人の感想です)。


■昼は珍しく二子玉川。家具屋に気になる棚があったんですね。ただ、ネットで見るでは限りけっこういい感じだったその棚は、店員さんに訊くと、単に木目を印刷したカラーボックスみたいなやつで、ようするに実質ふつうのカラーボックスでした笑。カラーボックスに八千円は高いかな…。


■二子玉川に行くのも珍しいのですが、夕方は、もっと珍しいことに藤沢。初めて来ました。

飲み会。一軒目はクラフトビールの店、二軒目に居酒屋。とうもろこしの素揚げがめちゃめちゃ美味しかった…。


■しかし、初めて来た藤沢は、なんというかちゃんとカネの回ってる地方都市、みたいな感じがしました。駅前が栄えててね。平成初期にテレビや雑誌を通じて見た「当時の地方都市っぽさ」が保存されてるように思いました。いい意味で'90年代っぽいんだよね。大きめのゲームセンターもあったりして。


■22時過ぎに、音楽性の違いが原因じゃないけど解散。藤沢駅から湘南新宿ラインのグリーン車で帰京。池袋駅ホームから何百mもないところで、電車が突然止まる。しかも車内の電気まで消える、エアコンも止まる、という謎の心霊現象が発生。

車内アナウンスによると、「危険を感知する信号を受信しました」とかなんとか。車内は小さな非常灯がついてるだけの状態。客は電車から降りられないんですね。ホームじゃないところに停まってるんで。

エアコンも止まってるので暑い。このまま閉じ込められたまま、丸ノ内線の電車がなくなったらヤだなあ、と思ってるうち、5分間くらいたってから、電気が消えたままの電車がようやく動き出し、ようやくホームに着く。ちょっとレアな体験をした。


■丸ノ内線の電車は幸いまだやってて。0時0分ちょうどに茗荷谷駅に着きました。


■風呂場に時計のある生活


風呂場の時計

■ここ最近の買い物でかなりの当たりだったのが、小さなデジタル時計である。手のひらに収まる大きさで、コンパクトのようにぱちんと閉めるフタがついている。フタを開くと、フタがそのまま台座になる。おそらくは旅行用だろう。

といっても旅行用に買ったわけではなく、その時計を拙僧は風呂場に置いている。三点式ユニットバスの洗面台にその時計を置くと、なんと、驚くべきことに、歯磨きをしながらでも、ヒゲを剃りながらでも現在の時刻を確認できるのである。しかも、湯舟につかりながらでも、あまつさえ、シャワーを浴びながらでも、現在の時刻を確認できるのである。令和最大の発明と云ってもいいだろう。科学の進歩には驚くばかりである。

──なにを云っておるのか。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

忙しい朝の残り時間を確認するのに重宝するし、休日ゆっくり湯につかる時に何分つかったかを計るのにも適している。要するに便利だ。どうしてもっと早くに風呂場に時計を置くことを思いつかなかったのだろう。不思議である。

■ところでこのデジタル時計、単におれが風呂場に置いてるというだけであり、別に防水加工だの防滴加工だの、そういう風呂場用の仕様ではない。こっちのほうが、ちゃんとした風呂場専用時計より安かったのである。

先日、電気カミソリが動かなくなったので電池を入れ替える作業を行っていたところ、手を滑らせ、電気カミソリ本体が洗面台に置いてあるこのデジタル時計を直撃。デジタル時計はそのままピタゴラスイッチ的に便器の中に落ち水没。あわてて拾い上げたが、デジタル時計の液晶はのっぺらぼうになっており、なにも表示されなくなっていた。合唱。

──未知ーという名のー♪ ふーねーにー乗りー♪ (´Д` )(´Д` )(´Д` )フネニーノリー

もとい合掌。


■風呂場の便利な時計がなくなると困る。一日置いて改めて店に赴き、色も形もまったく同じデジタル時計を買った。そして新しい時計を携えて帰宅して風呂場に向かったところ。

水没して壊れたというのに未練がましく洗面台に置いといたデジタル時計が、ちゃんと動作してるんである。示している時刻こそ間違ってたが、ちゃんと数字を表示してるんである。なんだこれ。新しい時計買ってこなくてもよかったじゃん…。

でも、水没したデジタル時計を放置すると直る(こともある)ということが分かったから、まあいいか。


■ちなみに上述の電気カミソリは、電池を新しいものに取り換えても動かなかった。おれが買い替えるべきはデジタル時計じゃなくどうやら電気カミソリだったらしい。


■歌舞伎座から東京ドームまで


■昨日は、歌舞伎座から東京ドームまで歩きました。


■仕事帰りに一幕見席で『新版雪之丞変化』の第二幕を見ようとしたんですね。あわよくば。で、奉公先から電気で動く汽車に乗って歌舞伎座まで移動したのですが、まあ、切符は売り切れてました。


■多少は覚悟していた事態ではあるけれど、しかしとたんに、たっぷりと時間を得たような贅沢な気分になり、じゃあ夜の街をちょっと歩いてみようと思いつきました。

東銀座を振り出しに、銀座、日比谷、ふだんはまず歩かないルートをてくてくてくてくてくてくてく。

うん、『新版雪之丞変化』は日曜日は普通に三階席で見たんだけど、七之助と玉三郎のからみ、おれなりにではあるけれど、やはり七之助が勘三郎と重なった。二人が助六と揚巻を演じるくだり。勘三郎は六十になったら助六を演じるつもりだった、という話を思い出した。


■二重橋前、大手町、てくてくてくてくてくてくてく。夜のオフィス街は気持ちがよい。

『めちゃイケ』の三中って、性格が悪くてスタッフから嫌われて番組を降ろされた、という話だけど、しかし、彼を祭り上げて増長させたのも、まためちゃイケではなかったか。まあ、おれはこの人、好きでも嫌いでもないんだけど。

そういえば、このお盆の帰省では、タコスもステーキも沖縄そばも全部食べたなー。いつもはどれか一つ(あるいは二つ)食べ忘れるもんなんだけど。あ、でもオリオンビール飲まなかった! そういえばブルーシールも食べてないぞ。スーパーで買ってきて、実家の冷蔵庫のフリーザーに入れるとこまでは行ったのに。

『かりそめ天国』が今秋からゴールデンに移るらしい。これって、『タモリ倶楽部』をゴールデンに移すようなもんじゃないのかなあ…。

歩いていると、いろんなことを考えます。


■小川町の交叉点に差し掛かるころ、小雨が降り始める。けども、まあこれくらいの雨は気にしないってことにして、歩く。行き慣れた神保町が見えてくると、ちょっと安心する。てくてくてくと歩き、東京ドームへ。そして後楽園駅から丸ノ内線で茗荷谷まで。


なんで茗荷谷まで歩かなかったかというと、このルートだと東京ドームにたどり着いた時点でゴール感というかエンディング感が出るんですね。このゴール感あるいはエンディング感あふれる場所を後にして、ひっそりした夜の春日通りをさらに歩きつづけるのはなかなかしんどいので。笑


■で、茗荷谷駅で降りて。そこらへんの自販機で「グリーンダカラ 塩ライチ&ヨーグルト味」を買って、家に帰って飲みました。こんだけ歩いた後だったから美味しかった!


■八月納涼歌舞伎


御存知弥次喜多珍道中

■この土日は久しぶりに歌舞伎でした。

まず土曜に第二部。弥次喜多。まあ、これは例年通りというかなんというか笑。大味なところも少なからずあるけどさ、そこはそれこそ「鷹揚のご見物を…」ってやつよね。

幸四郎という人と猿之助という人は、しかし普段どんなこと考えて生活してるんだろう。弥次喜多のわちゃわちゃも、もう四年目なんだなあ。染五郎と團子、成長してるよなあ。おれは成長してないよなあ。すいません。


■で、きょうの日曜は第一部と第三部。

第一部『先代萩』は、七之助の政岡よかった。幸四郎の八汐もよかったけどちょっとナマっぽいかなとも思ったり。

あと、勘太郎・長三郎兄弟は、やっぱり弟のほうが大物に見えるな…。でも勘太郎くんも、負けじとのびのびやってほしいものです。これは以前も書いたことだけど、世の中に「お兄ちゃんらしくしなさい!」と怒られるお兄ちゃんはたくさんいるけど、「弟らしくしなさい!」と怒られる弟ってあんまりいないんだよね。お兄ちゃんのほうが怒られる確率高いんだよね。お兄ちゃんって抑圧されてばっかりだよね。ぶつぶつ。

『闇梅百物語』はタヌキとカッパという組み合わせが'90年代中井貴一DCカードぽくてよろしい。しかしタヌキもカッパも強烈だけど、傘のお化けはそれを上回る強烈さで、歌昇すげえな。笑

たのしい演目でした。欲を云えば、昼間よりは夕方あたりの時間帯に見たい。


■で、いったん家に帰って、冷やし中華食べて、昼寝して、木挽町に戻って第三部『新版雪之丞変化』。

生の舞台に、手持ちカメラの生映像、事前に撮った映像、これまでの玉三郎の公演アーカイブの映像、がからむという不思議な演出で、成功してる部分とそうでない部分がある。剣術の先生は映像じゃなくてもよかったんじゃないかなあ、とか、そういうことを思わなくもないけど、まあいろいろ実験するのが納涼歌舞伎なんだと思う。

土部三斎以外の仇4人が全員中車の顔(=お面)になってる演出が分かりやすかったです。笑

そう、第三部にも、劇中劇として『先代萩』が出てくるんだよね。一日に二回も仁木弾正が見られました。


■つーことで今月の個人的なMVPは猿弥(52)の娘義太夫です。

そして来週はもう秀山祭です。早いなー。今年ももう年末ですね。よいお年を!

あ、当エントリ冒頭の画像は'89年のファミコンソフト『御存知弥次喜多珍道中』です。どんなゲームかは知りませんが、実家にありました。


■グルーチョ・マルクス『ミカド』


ミカド(一)

■沖縄のあれやこれや、はまた改めて書くとして。

きのう仕事帰りに買ったモンド/エキゾなレコードです。名前だけは知ってるグルーチョ・マルクス、の『ミカド』。どういうレコードなんでしょう。中身はよくわかりませんが、ジャケがかなりモンド/エキゾ感出てます。「間違ったオリエンタリズム」「手探り手探りなエキゾチシズム」こそ、この手のレコードのキモです。


■裏ジャケはこんな感じ。この手の古いレコードの裏ジャケって、昔の新聞や雑誌のようなレイアウトだとうれしい。

ミカド(二)

写真も良い。

ミカド(三)

ミカド(四)

こういうレコードばかりかかるDJイベントをやりたいものですね、と書いてみたり思ってみたりするだけで、時間は過ぎていきます。


■ゲイシャ・ガールズ『Geisha "Remix" Girls』から丸25周年


■本日で、ゲイシャ・ガールズの『Geisha "Remix" Girls』が発売されてからまるまる25周年となります。当時、石垣島旅行から那覇空港に戻ってきたその足で、国際通りの高良レコードに行ってLPを買いました。しかし「Kick&Loud」の森俊彦mixは本当にかっこいい。


■あ、昨日の日曜日に沖縄から茗荷谷に戻ってきました、半蔵商店でございます、おひさしぶり。実家にありましたよ、このLP。


■お盆明けの8/16に、琉球放送かラジオ沖縄かは忘れたのですが、ラジオ聞いてました。そしたらアナウンサーだかパーソナリティーだかが

「さあ、お盆も終わっていよいよ夏本番

と云っててひっくり返りました。普通さ、お盆が明けた時期って夏も終わるころでしょう。云うとしたら、まあ「夏もラストスパートです」とか、「夏も後半戦ですね」とか、そんな感じじゃないですか。いずれにせよ「いよいよ夏本番」はないでしょう。母にこのことを話すと、母曰く、

「あ、それラジオ沖縄でしょ。琉球放送と違ってラジオ沖縄はそういうとこちゃんとしてない」

とのことでしたので、これを読んでるラジオ沖縄の関係者はもっとがんばれよ。チバリヨー沖尚!


■「おきしょう」とタイプしても「沖尚」って一発で変換しないのな。MS-IMEはこういうところがちゃんとしてないですね。おれの新しいPCにも、そろそろgoogle日本語入力入れるか。

沖縄での写真など、そういったものはまた改めて載せます。


■夏休みです


■立秋を過ぎて、暑いのに変わりありませんが、早朝の空の色や夕方の虫の声に微妙に秋がフェイドインしてくるのを感じます。

秋と云えば、そう、夏休みですね。今日から夏休みという國民の皆様も多いのではないでしょうか。しばしの間、社会人ごっこ、会社ごっこ、仕事ごっこ、会議ごっこから解放されて、心身を休めて、人間性が取り戻せるといいですね。


■つーことで拙僧も今日から夏休みです。今年も沖縄帰ります。いまから空港行って、十八日にはまた東京市小石川区に戻ってきます。


■あ、前回のエントリの挿し絵ですが、背景の色がいまいちだったので、ナシにしました。ご確認ください。いま云わなくていいか、こういうことは。


■それでは行って参ります。みなさんも良き夏休みを。


■PC新調


新しいノートパソコン(改)

■このたび、七年ぶりにメインで使ってるパソコンを買い替えました。先代のパソコンは、使ってるうちにカカカカカカカカカカッカガガガガガガガガガガガガガガカリカリカリカリカリカリカリカリガガガガと異音がするようになったからです。とはいえ、七年も使ったわけだから、無事任期満了、と云っても差し支えないでしょう。


■ええ、デスクトップではなくノートパソコンにしました。火星人来襲など、有事の際に持ち出すことができるからです。あと、まあ、単純に拙僧の部屋は狭いので省スペースにもなる。

ただ、ひょんなことから「DAN Cases」社なるメーカーの「A4-SFX」なるPCケースを知ったんですね。懐かしのPower Mac G5の超超超小型版、って感じ? ちょっと違うか。でもまあそのケースが気に入って、PCケースやパーツのことが1ピクセルも分からないにも関わらず、電器屋に行ってPC自作代行の見積もりをもらってきたほどです。結局のところは上記のとおりノートPCを買ったわけだけど、次にPCを買い替えるとしたらこのA4-SFXにするかもしれません。


■新しいノートPCのスペックは、CPUがi7-8700、メモリが32GB、メインのストレージが480G、まあおれの音楽には十分でしょう。アップルストアでこれと近いスペックのMacBook Pro買ったら30万くらいするぜ(もちろん、MacとWindowsを単純には比較できないのですが…)。おれのノートPCはその半額ぐらいでした。この差額をソフトなりなんなりに回すほうがいいなーと思いました。そこはまあ人それぞれ。

あと、そう、あのー、このノートPCを買うときに、珍しく「3年保証」っての入ったんですね。ふだん家電買うときはそういう保証なんかつけないのに、なんか守りに入ってつけちゃいました。

しかし最近の電器屋って、店員さんの話の中身の3割くらいがこの手の延長保証のセールストークだよな(「の」がたくさん出てくる文章ですみません)。いいけどさ。ちなみに、おれは3年保証に入ろうと最初っから決めてました。別に店員さんのセールストークに屈したわけではありません。笑


■それとディスプレイ。おれはノートPCをぱたんと閉じたままにしといて外付けディスプレイをつなぐのですが、このたびディスプレイも、23インチのフルHDから27インチのWQHDに買い換えました。めちゃくちゃ感動するほど「広くなったー!」という感じではないんですが、まあ広いに越したことはありませんね。


■もうオトナなので、新しいPCを買ったくらいで自分の能力が拡張したような錯覚というか幻想というか、そういうのを味わうことはもうほとんどないのですが(ちょっとはあるのですが・笑)(世の人々がキカイを買う理由の何割かはそれだと思う)、なんつーか、新しいPCのいろんな意味で垢のついてない感じ、は気持ちいいですね。





■欲を云うと、「ノートパソコンからディスプレイとキーボードをとっぱらったPC」が欲しい、と前々から思ってるんですよね。まな板状のPC。多少、分厚くてもいいので。

ディスプレイの隣に、市販のまな板スタンドを置いて、そこに立てといたり。あるいはディスプレイの下に敷いたり。便利だと思うんだけどな。

このことを電器屋で店員さんに話すと、「画面とキーボードが切り離せる2in1のタブレットのことですか?」と云われました。細かすぎて伝わらない需要…。


■貼り紙二種


■夏バテ気味です。肉でも食べないとな、とは思ったのですが、どうにも食欲がないので、缶のオイルサーディンとカップうどんと甘酒、という妙な夕飯を食べてしまいました。


■さて、以前このブログで、出勤途中に見かけた英語の貼り紙を紹介しました。これです。↓

貼り紙(一)

文法がかなりあやしかったのですが…。

数日前、この店の前を通りかかったところ、貼り紙の英語がバージョンアップされていました。

貼り紙(二)

うん、多少はマシになっている。まあ外人語って難しいですよね。


■あと、これもやはり出勤途中で見つけた貼り紙なのですが。

サッカー見れます

サッカーボールの描写は果たしてこれでいいのかどうかは意見が分かれるところですが、画面右下の、四捨五入したらエジプトの象形文字みたいな絵でサッカー選手の躍動感を表現してるとこが好きです。描いた人は多分、惡い人ではないはずです。


■夏の夜の散歩。広尾から麻布十番。


■八月三日(土)、の日記。


■朝。夏ですので、たまに行く青山の茶屋でアイスコーヒーを発注しました。アイスは初めてかもしれない。

冷房の効いた店内で小一時間ほど涼む。アイスコーヒーを飲み終えて店を出た瞬間に汗がダーッ太陽ピカーッ頭フラーッ。夏本番。海か? 山か? プールか? いや、まずはゲタ屋。うん、下駄が古くなっちゃってね。浅草の下駄屋に買いに行くことに。べつに浅草まで行かなくともいいかもしれないんだけど、着物を着るようになったころ、はじめて草履を買った店がそこだからさ、なんとなく足が向いちゃうわけです。

↑「なんとなく足が向いちゃうわけです」とか慣れた風に書いたけどさ、だいぶ久しぶりに行ったから迷ってしまった。浅草の地理はなかなか覚えらんないね。

台と鼻緒を選んで、おニューの下駄を購入。でもお店の人は「古くなった下駄を履いてても別にいいんですよ」とのことでした。アーケードを歩いていると、入山せんべいがなくなっていることに気づく。


■で、帰りにソバ。ザルかセイロだ。と思ってたのですが、まだ午前中だというのに浅草は人類でごった返してる。混んでるし暑いしでお店を探すのも大変なので、茗荷谷まで帰って、スーパーでシマダヤの流水麺を買いました。部屋に戻って、そば食べて昼寝。


■そのあと、再度出かける。池袋の眼鏡屋に行って、注文してたコンタクトレンズを受け取る。ついでに、ビームスのセールものぞいてみたりする。


■さて。夜の散歩がしたくなってしまった。夏の夕方から夜にかけては、こういう心持になることがある。山手線で恵比寿まで。恵比寿から地下鉄で広尾まで。駅を出て夜の商店街を歩く。ウォークマンでtokyo kabuki boysのvaportrapを聴きつつ(広尾〜麻布十場の夜散歩にめちゃくちゃ合うんです、本当に)。おいしそうなピザ屋がある。沖縄風のステーキ屋がなくなっている。ナショナル麻布へ。歯ブラシなんぞ買ってみたり。

もう暗くなってるので、有栖川公園を抜けるのが怖いので、公園の周りをぐるっと回って歩いて麻布十番方面へ。立派なマンションが立ち並ぶ。おれも次の人生ではああいう立派な家に住みたいです。

麻布十番に到着。商店街、ではなく、路地を一本二本入ったとこの、住宅街7:飲食店3ぐらいの配分のエリアをうろうろ散策。営業を終えて真っ暗になったドーナツ屋の中で、ショーケース(?)だけが煌々と光ってる様が非常にかっこいい。うまいこと写真に撮れなくて残念。


■せっかくだから、日進ワールドデリカテッセンの仮店舗まで足を延ばす。途中、コロッケの店(モノマネのほう)がなくなってることに気づく(後で調べたら、六本木に移転したようだ)。日進ワールド着。店舗が建て替え中なので、仮店舗での営業なんだけど、新しいお店どうなるんだろうなあ。

旧店舗にあった、あの、微妙に高い天井や、微妙に存在するデッドスペースや、微妙にでかい(ように思えた)什器に由来する雰囲気にアメリカナイズのようなものを勝手に感じてたんだけど、その感じがなくなりそうな気がする。成城石井とか、クイーンズ伊勢丹とか、大丸ピーコックのように、まあ普通に日本っぽい感じになっちゃう気がする。ナショナル麻布のリニューアルがそうでした…。


■地下鉄に乗って茗荷谷まで。スーパーでソーセージを買う。帰宅。ソーセージ食べながらテレビ見て本日終了。iPhoneの万歩計見たら、25000歩歩いたことになってた。


■三ヶ月前は平成でした


■お暑うございます。半蔵商店です。

チコちゃんの中から木村祐一が出てきて怒られそうなくらいにボーっと生きてたら、七月も終わりになってしまいました。凍った鶏肉をぶつけられないようにしなければなりません。

しかし三ヶ月前までは平成だったのかよ。平成ってあったなあ。みなさん覚えてます? 懐かしいな、平成。


■今日の夜、近所のスーパーでちらし寿司とローストビーフが半額になってました。これは重畳。ちらし寿司とローストビーフのどっちか片方ならまだしも、両方とも半額って、『アンビリーバボー』でオンエアされかねないほどの奇跡です。

家に帰って、どんぶりにちらし寿司とローストビーフを投入し、さらにひきわり納豆をトッピング、海苔とゴマを乗せて、ごま油だのなんだのいろいろかけて味を調えて、はい完成。何丼と呼べばいいんだこれは。とにかくこれを日本酒(「まる」です)飲みつつ食べました。


■今月の歌舞伎座は海老蔵月間でございました。昼の部、夜の部を見て、一幕見席で夜の部の大詰を2回。気のせいか、7/19の大詰は、三味線があまり良くなく、なんか微妙でした。荒法師たちもやりづらそう、と思ったのはおれだけか。でもトータルでは楽しかったですよ。『四の切』って何回も見てるはずなのに、欄間抜けのとこは「すげー!!!」ってシンプルに感動しちゃいましたもん。

ま、それはさておき海老蔵って、好き嫌い、賛否両論、毀誉褒貶いろいろあって、海老蔵なんか嫌いだという歌舞伎ウォッチャーも少なからずいるとは思うんですけど、じゃあ今の歌舞伎界に不要な人物か、と問われると、歌舞伎ウォッチャーの十人中1200人がNOと答えるでしょう。この状況で民主党のこと考えるの、民主党にもいませんよ!

──何の話だ? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

元気かなあ、スリムクラブ。


■きのう『マツコの知らない世界』で、渋谷駅の乗り換えについてやってました。

うん、ほら、おれも副都心線ユーザーだから分かる! 渋谷駅の副都心線ホームから地上に這いずりあがるまで、ほんと、ウイスキーが熟成しかねないくらい悠久の年月がかかるのよ。距離があるのはもちろんだけど、「半蔵門線改札から8番出口に向かう人々」の流れが、完全に通路を遮断するポイントがあるんですね。あれをすり抜けるのがまた一苦労…。

なんで東京メトロの渋谷駅ってあんなにゲロ不便なんだろうね、と同僚と話し合ったところ、一つの結論にたどりついた。つまり、安藤忠雄は地下鉄なんかに乗らない。そりゃそうだよなあ…。安藤忠雄ではなく、安藤忠雄に発注した奴がアホでしょう。

思うに、日本の鉄道会社って、車両で乗客を運ぶことを得意としていても、電車を降りた後の乗客の流れに、とんと無頓着なのではないか。われわれ乗客は家畜でもなく貨物でもなく、ヒト科ヒト属ヒトなんである。電車を降りたら、駅を抜け出て、街に出ていかないといけないのである。鉄道会社は、たぶんそこに気づいてない。A駅のホームからB駅のホームまで乗客を運べばそれで終わりだと思ってやがる。

──なんか、勝手に決めつける感じの文章になってきてますけど… (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■えーと、そろそろ眠くなったんで、寝ます。また次回。( ˘ω˘) zzz


■この夏はTシャツを作りました


■今夏のカルピス初め(カルピスウォーターじゃなくてちゃんと原液を水で割ったやつ)と冷やしそうめん初めを先日済ませまして、天気も徐々に夏らしくなってきております。

いま味わっておかないとさ。カルピスも冷やしそうめんも、立秋を過ぎると、なんだかピークを過ぎたアイドルみたいな感じになっちゃう。いまのうちに済ませておいちゃいましょう。


■さて夏と云えばTシャツですが(強引な展開)、このたび、オリジナルのTシャツを作りました。しかも10枚。しかも10枚全部色違い。しかも、デザインは一色刷りなのですが、10枚のうち2枚はわざわざ別の色で刷ってる、という念の入れよう。

Tシャツ十種

↑こんな感じです。デザインはダミーです(実際のデザインは内緒)。白地に薄いクリーム色で印刷してる意欲作もあります。柄が見づらい。そこがいい。


■えーっと、このTシャツは残念ながら市販しません。おれが着るためにおれが作りました。おれの、おれによる、おれのためのTシャツです。完全に自分用です。

なんでわざわざTシャツを自作したかというと。なんか、ちょうどいいTシャツって見つかりにくいじゃないですか。で、せっかく見つけても1シーズンで廃盤になってたり、買い足そうと思って再度お店に出向いても「いっや〜、もうXLサイズしか残ってないですね〜……ええ」とか云われちゃったりさ、めんどくせえじゃん。だからもう自分で作りました。

デザインは、数年前まで「アメリカンスペース」コザ店で売ってた感じのTシャツ、を意識したデザインとなっております。

あと、Tシャツってさ、あまりデザインに凝りすぎたのは着づらいんだよな。そんなに凝ってない、なんなら適度にださい──と書くと語弊があるけど、それっくらいのほうが日常でリアルに着やすい。

それとパロディーものとかもさ、さじ加減が難しくてね。しゅっとしてるパロディーならいいんだけど、あまりにもこれ見よがしなのは困る。那覇の国際通りで売ってるようなやつは論外。


■所ジョージがテレビで着てるTシャツって、たぶんほぼ自作だと思われますが、ここは所さんの影響を受けてるわけじゃないです。笑


■タイムマシン


■今日は珍しく定時退社できたので、夕方の六時半にはもう部屋にいて、ひとっ風呂浴びて夕飯を済ませるなど、基本的人権ライフを満喫できました。そのあと着替えて近所のサンマルクに行ってね、仕事の宿題をちょっとこなして、小西康陽『わたくしのアート・オブ・ノイズ』を読んだりね(ちびちび読んでるのでまだ読了してないのです)。しかしサンマルクの冷水機ってなんであんなに激しく水が出てくるんだろう。以前から謎なのですが。


■そういえば今日、初めてMacのタイムマシンのお世話になりました。

先日、会社のiMacの表計算ソフト、えーっと、名前なんだっけ、『VisiCalc』だっけ。

──Apple IIかよ。『Numbers』ですね。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

そう、Numbers。WindowsでいうとこのExcelみたいなやつね。で、そのNumbersでちまちまとデータを入力しておったのですね。250件ぶん。で、そのNumbersのファイルをiMacに保存しまして。


■で、今日。そのNumbersのファイルを開いてみたら、入力したはずの250件のデータが

80件くらいしか保存されてなかった

んですよ。どういうわけか。にわかに信じられなくて、いったんファイルを閉じて、もう一回開いても、やっぱり80件くらいしか保存されてなかったんですね。

残りの170件のデータはどこ行ったんだろう……。170件ぶんデータ打ち直しかよ……。


■でも、ですね、そこで外付けHDDのタイムマシンの存在を思い出しまして。タイムマシンのなかから過去のファイルを取り出しまして。そのファイルを開いてみたら、データが230件ぶん残ってました。20件のデータは消えちゃってたわけなんだけど、まあ、20件くらいならもう一回手打ちしてもいいでしょう。

ということで、タイムマシンって便利ですね、という、普通の話でした。


■吉本会見


■焼そばUFOわさび味、みたいなのを何気なく食べようとしたら、一口食べて本気でむせかえりました。なんだあの食い物は! ヤムチャだったら死んでます。焼そばというか、ジャンル的には化学兵器ですね…。


■といった意味も含めまして半蔵商店でございますこんばんは。いま吉本が話題ですけども、みなさん岡本社長の会見、見ました? おれはちょっとだけ見ました。感想は「藤原副社長の髪型、いい年して昭和の小学3年生みたいでみっともねえな」ということです。


■さて吉本を代表する藝人と云えばニューロマンスですが[要出典]、そのニューロマンスのおにぎりが引退してたことをこの記事で知りました。ふむ。

ん? でも、記事中で触れられてるこの投稿が消えてる。どうなってるんだろう。


■とびきりに熱い、揚げたての白身魚のフライに、ひんやり冷たいタルタルソース等


七月十五日(月・祝)
■こういう、肌寒くて、空が曇ってて、なんなら小雨がぱらついてる日は、とびきりに熱い、揚げたての白身魚のフライに、ひんやり冷たいタルタルソースをかけて食べたくなる。

と書いて、「とびきり」が死語のような気がしてきた。「ひんやり冷たい」も重複表現のような気もしてきた。しかし、スーパーの惣菜コーナーならさておき、白身魚のフライを食べさせてくれる店って、ぱっと思いつかないものですね。

──いや、ひとつ思いついた、ハンバーガー屋だ。ハンバーガー屋でフィッシュバーガーを頼めばいい。フィッシュバーガーは、たいてい白身魚のフライだ。ブリの照り焼きだとか、〆鯖だとかが挟まっているフィッシュバーガー、はあんまり聞いたことがない。


■つーことで朝の八時半にフレッシュネスバーガー。フィッシュバーガーを真顔で発注。食する。うまい。

どういうわけか、今年に入ってから、白身魚フライにタルタルソース、の組み合わせが好きになってきている。以前は嫌いだったというわけでもないんだけど。


■そのあと、階上の店に移動してコーヒー。「フレッシュネスでコーヒーも頼めば良かったのでは?」とか、そういう正論を振りかざさないでほしい。この店はこの店で好きなんである。

窓から運河を見下ろしつつコーヒーを飲む。アフリカのどこぞの國のコーヒーで、後味が紅茶みたいなのが不思議だ。


■渋谷の会社に移動。雑用少々。佐久間宣行のオールナイトニッポン0聞く。営業の仕事じゃなくなってからラジオを聞く習慣がなくなったんだけど、ここ数週間、この番組だけはタイムフリーで休日に聞く、という謎の習慣ができつつある。


■12時半ごろ、茗荷谷へ感動の帰還。昼寝。起きる。テレヴィジョンを点ける。『5時に夢中』ちょっと見る。この番組でのマツコ・デラックスの肩書きって、相変わらず「コラムニスト」なんだな。

月曜の祝日の夕方、サザエさん症候群ならぬ『5時夢』症候群の人もいるんだろうな、と思いつつ、夕飯の買い出しに出かける。近所のスーパーの惣菜コーナーで白身魚のフライ3ヶ。


■神保町の仇を九段下で討つ等


七月十四日(日)
■三連休中日。朝、Windows 10のProとHomeの違いについて調べる。「ProのほうがWindows Updateを回避しやすい」みたいな記事がぽつぽつ見られる。ProとHomeの差額は数千円。数千円を払ってまで回避しなきゃいけないアップデートってなんなんだろうな。なんでマイクロソフトはこんなもん配信してんのかな。なんでユーザーの側がその数千円を払わないといけないのかな(※もちろんProとHomeは、他にも機能の差がいろいろあっての数千円なのですが)。


■ところで、おれは2019年のいまもWindows 7を使っている。Windows 7の発売は2009年。10年前のOSである。

10年前のOS、ということは、2005年当時にWindows 95を使ってるのと一緒だな…。


■小雨のなか国立劇場に向かう。歌舞伎鑑賞教室。解説あって、『車引』と『棒しばり』。梅雨どきの休日の午後にのんびりカブキを見るのは、良い。とてもゼイタクな時間を過ごしている心持ちになる。歌舞伎座じゃなくて、閑静な住宅街の隣にある国立劇場、っつーとこも、のんびりしてて良い。


■国立劇場から番町エリアを経由して、九段下まで歩く。前日(7/13)に神保町で微妙な冷やし中華を食べてしまったので、日高屋で「ごま冷やし中華」(厳密な商品名ではありません)の大盛り。ついでに餃子なんかも発注してしまう。うん、百点満点の味ではないものの、じゅうぶん満足。神保町の仇を九段下で討つ、ということわざがあるが、それを地で行く展開。830円。


■その後、九段下から御茶ノ水まで歩いて、そこから丸ノ内線で茗荷谷へ帰還。


七月十五日(月)
■あ、7/15の日記を書こうとしたけど、すいません、ちょっと時間が無いので、また改めて。半蔵商店でした。


■「DTM パソコン スペック」で出てくるサイト、Windows 10、冷やし中華


■パソコンを買う買う買う買う買う買う買う買うと云い続けて幾星霜。ようやく新しいノートパソコンを本日購入しました! といっても、機種を選んで支払いを済ませただけで、実物が家に来るのはもうちょっと先なんですけどね。とはいえ、ちゃんと買いましたよ。

六本木パソコン

気になるスペックはこちら。
・OS/windows 10 Home
・CPU/i7-8700(6コア12スレッド)
・メモリ/32GB
・グラフィックボードっていうのかな/そういうのはない
・ストレージ/480GB SSD
・画面/だいたい15インチくらい(クラムシェルにして別のディスプレイにつなぐので、ここはとくに大事ではない)


■ほら、これは有名な話ですけど、おれってパソコンで音楽作ってるじゃないですか。だから音楽用にはどういうスペックのパソコン買えばいいのかなー、なんていろいろ検索してみたんだけど、「DTM用のパソコンに必要なスペックはこれだ! '83」みたいな記事があれやこれやとヒットするんですね。

それはいいんだけども、「CPUはi7以上が良いでしょう、メモリは16GB以上が良いでしょう、持ち運ぶならノート型が良いでしょう」みたいな、明治時代の天気予報かよレベルのふわっとした記事がけっこうあるのな! あとは「CPUは“頭脳”です、メモリは“作業できる机の広さ”です」みたいなさ、'90年代のパソコンの教則本みたいなことが真顔で書いてあったりとか。まあ、そういう初歩的な記事のほうがアクセス稼げるんだろうな。

で、そういうブログを書いてるやつと同じ数だけ意見があるわけだからさ、どのスペックが正解かなんて決定打はないし、いちいち参考にするのもだるい。

なので、いろいろ考えはしたのですが最終的にスペックはなんとなく勘で決めました。おまえの音楽にメモリが32GBも要るのかと訊かれるとあれですが、おれもよく分かりません。まあ勘ですので。


■で、ひとつ気になるのがWindows 10のグレードですね。ProかHomeか。このグレードの話になると、店の人が急に饒舌になってきて、やたらProをお勧めしてきて、吉本の霜降り明星ぐらいゴリゴリ推してきて、なんか不安になってHomeを選びました。

いま気になって、windows 10についてざっと検索してみたところ、やはりHomeよりProのほうが無難だったかなー、と思わないこともないけど、グレード以前にWindows 10自体を批判する記事がけっこう見つかって(おもにアップデート時の不具合の件)、なんなの10ってそんなにひどいの、といまさらながら認識するなどしております。大丈夫なんですかね、10…。いまだに7使ってるからわからん。





■さて、パソコンを買ったあとの食事といえばラーメンに限ります。

──そうかあ? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

ですから、パソコンを買ったあとの食事といえばラーメンに限ります。

でも、まあ七月ですし、ラーメンではなく冷やし中華を食べに行きました。この時期に、クラッシックな中華料理屋で冷やし中華を食べるのが好きなのですね。

登録商標

いつもは神保町S店に行くところ、今日は目先を変えて神保町Y店に行きました。なんでも、冷やし中華発祥の店、とのことです。ほんとかよ。要出典タグ貼んなくていいのかこれ。


■お店に入ると、比較的ゴー☆ジャスな外装に反して、比較的しょぼい店内。なんだか病院の待合室みたい…。席について、冷やし中華の大盛りを発注。1810円。けっこうするね。

数分後、冷やし中華大盛りが運ばれてきたので、食う。ずるずるずるずる……。うーん、味はいたって普通。この価格からするとちょっと微妙かなあ。冷やし中華に美味いも不味いもあるかよって云いたがる人もいるかもしんないけど、でもやはり価格とのバランスってもんはあると思う。麺がそうめんのような極細なのも気になる。これはまあ、好みの問題ですけど。

おれが冷やし中華を半分くらいまで食べ進んだところで、見ず知らずの女性客と相席。うそだろ。1810円のもの食ってんのに相席はないだろ。いや、円卓とかならまあ分かるけどさ、4人掛けの普通のテーブルで相席。それも、お昼時のピークならともかく、午後2時前なんである…。


■さらにファッキングなことには(直訳風)、近くの席のアラフォー男性2人組が「中国旅行におけるトイレ事情」をでかい声で話していました。「最近はねー、中国の若い人もドア無しのトイレはイヤみたいです」とか、「上海の男性用トイレの小便器はエンドレスで水が流れている」とか、飲食店で大声で話すことかよ。そんなトークを聴きながら、1810円もするのに微妙な冷やし中華をすすっているこっちの身にもなってほしいし、こいつら2人とも帰り道で米軍に誤爆されてほしい。


■食べ終えて、「この1810円は、いままでの人生でいちばん納得のいってない1810円です」と心の中で念じながらレジのジジイに代金を払いました。高速度カメラで撮影して計測したら、たぶん、おれが財布から現金を取り出すスピードは普段より有意に遅かったと思う。

ちなみにこのお店、池波正太郎が生前通っていたそうです。だから何だよ知らねえよ。

ちかぢか、S店に行って冷やし中華を食べて口直ししてきます。


■夏風邪を引いてました


■いや、夏風邪を引いてたんですよ。肌寒いじゃないですかここ数日。日曜日に木挽町で、カンゲン君とその父親による『外郎売』を見終えた帰りから、急に熱っぽくなって、夕方はそのまま家に帰って寝込みました(いま思えば、そういえば前日の土曜の夜もノドが痛かったように思う。徐々に徐々に風邪を引いていってたのかもしれない)。

いやー、しんどかった…。なんかカラダの節々が痛くてさー、なかなか寝付けない。

風邪の時はYMO『BGM』の裏ジャケの機材リストをつらつら眺めるに限る、と思いたいところですが、あいにくこのレコードはおれの部屋にありません。

あと、風邪で外出できないときのために、Uber Eatsのチラシとかもとっといてるんだけど、いざ風邪引くとそういうのを発注するのもだるいね。そもそもUber Eatsの登録してないもんね。風邪引くと、そういうのの登録なんかいちいちできないしね。


■で、翌日の月曜は、幸か不幸か有休をとってたんですね。なので、朝はひきつづき寝込んでました。

で、ゆっくり10時前にもそもそ起きて、八月の歌舞伎座の切符とって。まあ外出できるくらいには回復したので外苑前の店でメシ。牛肉のボロネーゼ大盛りとティラミスを発注。歩いて青山の本屋へ行ってきました──と書くと、回復してるようですが、それでも体はだるかったし頭も重かったなー。

この日、家の近くを歩いてたら、薄手のトレンチコートを羽織った女性を見かけました。七月ですよ! その隣を、半袖Tシャツの大学生が歩いていました。「さっむい」とひとりごとを云ってました。そりゃ寒いよなー。夏風邪引くやつがいるくらいだし。


■火曜は普通に仕事。でもまだ完全に回復してなかったですね。体力を付けるために、わざとニンニク豚丼みたいなのを食べたりしてね。なんかかえって体に負担がかかりそうだけどね。


■で、水曜の朝。まだ完全には回復してないです…。早朝に起きてからぼーっと、クラフトワーク(ノートパソコンの前に突っ立ってCubaseの再生ボタンを押すだけで一万数千円とるバンド)の古いレコードについて検索しております。今朝、『ラルフ&フローリアン』を通して聴きました。いいね、これ。クラフトワークはこれを現代の機材でリメイクした方がいいです。


■松竹大歌舞伎 巡業東コース 江戸川区総合文化センター 6/30


■6/30は、カブキの巡業に行ってました。東コースです。場所は江戸川区総合文化センター。新小岩の駅からバスに乗るのですが、バス停はカブキの見物客で長蛇の列。バスに乗ったら乗ったでギュウギュウ。江戸川区総合文化センターちょっと駅から遠すぎやしませんかネ、練馬文化センターや文京シビックホールを見習ってほしいもんですネ、と所ジョージの歌詞のような文体になってしまいます。実際、所さんだったら「江戸川区総合文化センターの駅からの遠さ」というテーマだけで一曲作ってしまう可能性があります。


■口上は下手から錦吾、廣太郎、幸四郎、白鸚、猿之助、高麗蔵。挨拶の順番は白→猿→高→錦→廣→幸。だったと思う。

『引窓』は、幸雀が良かった。せっせと貯めたお金を差し出して人相書きを買おうとするところなんか、せつなくて見てらんなかった…。(´;ω;`)

芝居全体も良かったんだけど、なぜか客席から笑いが起きた箇所が複数あったのが気になる。

『かさね』、はひたすら猿之助幸四郎のコンビ感を味わうための演目[要出典]。そうか、この二人は前の週まで三谷幸喜のカブキをやっていたのだった。来月は弥次喜多なのだった。


■こういう、なんとか文化センターとか、かんとか市民ホールとかで見るカブキって、壁が殺風景だったり(歌舞伎座の客席のちょうちんや桟敷席の存在が、芝居の雰囲気を盛り立ててることに改めて気付く)、花道が極端に短かったり、客席の私語が多かったりするんだけど、日曜日に降り慣れない駅で降りて、そういった場所でカブキを見ることにもそれなりの風情を感じるようになってます。


■ぜんぜん関係ないけど、おれの隣に座ってたおばあさんは、同行の人に「私、勘九郎よりも七之助のほうが上手いと思う」と語っていました。笑


■tokyo kabuki boys「mixiboy mixigirl」


■いつの間にやら七月です。tokyo kabuki boysはこの七月で結成一周年となります。つーことで一周年記念の新曲をリリースしました。7インチ、カセット、8cmCDで同時発売です、っていう昭和63年ぽいこともやりたいですが、令和なのでbandcamp配信です。




■なんかもう、vaporwaveだかなんだか分かんなくなってきてますが、いちおうfuture funkのつもりで作りました。ジャケは、デザインするのがだるいので、ぜんぜん知らん外人のレコードの上に文字を載せるだけという55世紀の手法で作ってます。人類にはまだ早すぎるセンスです。さすがのトーキョーカブキボーイズ。もうそろそろ夜のヒットスタジオくらい出てもいいころだと思うんですけど。河田町のフジテレビで。


■また未来玲可「海とあなたの物語」をリミックスしました





■春風亭昇太が結婚、というSFっぽいニュースが流れるなか、未来玲可の「海とあなたの物語」をリミックスしました

先日もリミックスしたのですが、それとはまた別な感じです。いちおうskweeeってタグは付けたけど、skweeeと呼べるのかなこれ。

聞き所は、そうですね、ハイハットの細かい打ち込みですかね。「鳴ってない部分」に気をつかってます。休符もまた打ち込みです。

梅雨の時期をイメージして作りました。梅雨が明けないうちに聴いてくださいね。

というかみなさん、未来玲可←これ読めます?


■さて、『アオハルTV』なんぞ見てたら、見終わったところで、教育テレビで文楽をやってるのに気付いてしまった…。


■そろそろパソコン買いますよ


■報道にあります通り、近日パソコンを買い替えます。

このご時世においては、普通にパソコンを買うという行為でさえ、いささかメイニアックなのかもしれません。スマホとタブレットの世の中だもんねー。家にパソコンを置かないという人が徐々に増えているような気がします。一般家庭におけるパソコンの存在感、というものが、むしろwindows 95以前の世界に戻りつつあるようでちょっと楽しいのですがそれはさておき。


■えーっと、まあ安くはない買い物なのでいろいろ調べてるんですが、いろいろ調べてるうち、「いろいろ調べてるだけで終わるんだな、おれの人生って…」という無常観にとらわれそうになりますので、そろそろスパッと決めよう。


■しかし、新しいパソコンを買ったら買ったで、環境移行をしなくちゃいけない(当たり前ですが)。ソフトの再インストールやらデータの移動やらを考えると、いまからもうしんどい。まともに移行できる気がしません…。←パソコン買う前からそんな弱気でどうする。


■#歌舞伎みたよ #チャーハン食べたよ


六月二十一日(金)
■珍しく定時上がり。夕刻、銀座の「R」店へ。

以前からRで汁無し担々麺を食べたいな、と思っていたのだが、平日の銀座はなかなか行く機会が無いし、土曜は行列ができてるし、日曜は定休日だし、と、ずっと食べずにいた。土曜にRに足を運ぶも行列ができてるのであきらめて、近所にある広島県アンテナショップのフードコードの汁無し担々麺でガマンしたことも二回か三回はある。

でも本日、ようやっとRを訪れることができた。うむ、苦しうない。汁無し担々麺を発注。

数分後、念願の汁無し担々麺が出てくる。おいしそう!

汁無し担々麺

──しかし、おれの好みの味ではなかった…。こっちよりは広島県アンテナショップのほうが好きだな。

調べてみると、このR店の名物は汁無し担々麺ではなく麻婆麺だそうだ。そうですか。


六月二十二日(土)
■夏至。毎年毎年書いてることだけど、夏至になると、「今年ももう終わりだ…」という気分になる。ピークを過ぎる感じがするからだ。これから冬至までずっと、日の出る時間がじわじわ短くなっていく一方なんだと考えると、なんかしんどい。

──そういうふうに考えなければいいだけのことではないか。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

そうなんだけどさ…。


六月二十三日(日)
■朝、「やよい軒」の冷汁定食。午后は国立劇場の歌舞伎鑑賞教室(六月二回目)。やよい軒の冷汁定食と歌舞伎鑑賞教室に、季節のめぐりを感じるようになった。今年もこの季節だ。


■後半の芝居は、相変わらず壱太郎と亀鶴が良い。しかし、幕切れの時点で舞台上の人物が全員死んでいる芝居も珍しいと思った。笑

ちなみに前半のガイダンス、「いてう」が平賀源内役で出てるんだけど、もしかしてこの人、現代語の芝居苦手? 初日ならともかく、前楽でこれは…。まあ人類誰しも得手不得手はある。


■国立劇場の一階の売店。奥の棚をよーく見ると、なんと昭和60年の『演劇界』が売られていた…。昭和60年て、とんねるずが「雨の西麻布」を歌い、任天堂が『スーパーマリオブラザーズ』を発売した年である。テレビゲームの題名を『』でくくるのはアスキー系出版物のルールである(たしか)。

棚にある2冊のうち1冊を手に取ってみる。表4が、幸四郎(当時)の胃薬の広告であった。


■ところでおれは、長らくチャーハンというものを食べてない気がする。

そう感じたので、この空白を埋めるべく、夕方は茗荷谷の王将でものすごく久しぶりのチャーハンをもくもくと食べた。あー、こんな料理だったよな、チャーハン。思い出した。あったねー、このレンゲですくう感じ。


■ATOKも右團次もがんばれ


■拙僧は自宅のwindowsではATOKを使っていますが、勤め先のiMacではgoogle日本語入力を使っております。有名な話ですが。


■で、以前、「google日本語入力だと、昔のテレビ番組も変換できる」みたいなことをブログに書いたのですが、先日、ふと思い立ち、

「どきどきn」

と入力してみたところ、この時点でもう

ドキド欽ちゃんスピリッツ

という番組名が変換候補に表示されました。「なつかしのテレビ番組入力機能」みたいなモードをオンにしてしまったとしか思えない。


■日本語入力、といえば、スタパ齋藤氏が30年以上使ってたATOKに見切りをつけてgoogle日本語入力に乗り換えたらしいです。わかる。おれもgoogleのほうが賢いなあと思うことが増えてます。「どきどきn」と入力しただけで「ドキド欽ちゃんスピリッツ」って出てきますしね。

──前の段落で云ってることを再放送するんじゃない。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

まあ、正直に書くとおれの使ってるATOKは2013年版ですから、googleと比較するのはフェアじゃないかもしれない。

でもさ、なんで自宅PCをATOKからgoogle日本語入力に乗り換えないかというと。googleってアメリカ企業じゃないですか。やっぱり、日本語のことなんだから、日本の企業のソフトを使っていたいなあ、みたいな感覚がちょっとあるんですよね。そのわりには最新版のATOKを購入して無くてすいません。いちおうATOK Passport入ってた時期もあったりはしたのですが。


■ちなみに、google日本語入力で「さだんじ」と入力すると、もちろんちゃんと「左團次」と変換されるのですが、「うだんじ」と入力しても「右團次」とは変換されません。がんばれ右團次。そういえば昨日テレビに出てたみたいね。数ヶ月前にも右團次がダウンタウンの番組に出てたの見たけどけっこうトークが面白かったのを覚えてる。右近時代よりも確実にバラエティー慣れしてきてますね。


■ところで、そもそもみなさん『ドキド欽ちゃんスピリッツ』って知ってます? おれも知らない。


■たまごかけご飯の話をしてもいいですか。


■先日、まあまあお高いとり料理屋にて、とりすきを食する機会がありました。とりすき。生まれて初めてかもしれない。

とりすきの〆にごはんが出てきた。食べ終わった鍋に、ね、卵を割り入れるわけですよ。で、ポーチドエッグ風に煮て、黄身がいい具合に半熟っぽくなりましたかね、ぐらいのタイミングで、その卵をおたまですくってごはんに乗せる。はい美味しい。そして食べ進みつつ、鍋に残る割下を、これまたおたまですくって、ごはんにちょっとかける等する。はい美味しい。

この晩はとりすき本体もおいしかったし、とりすきの前に出てきたコースの数品も良かったんだけど、結局このたまごかけご飯がいちばん印象に残りました。


■そんなもんだからここ最近、個人的にたまごかけご飯を再評価してるんですね。P-VINEからアナログで再発ってぐらいの再評価だね。

とりすきの帰りに良いたまごをお土産にもらったので、後日、家でもたまごかけご飯を食べました。

丼にごはん。そこにまずオリーブオイル。そして主役である生卵2個を、あんまりしっかりかき混ぜず(ここ大事)丼に投入。もみのりをふわりと乗せて、しょうゆ少々、白ごま少々。

食べ進める途中で、「えびあられ」なる菓子を少々追加する。これは、とあるお店で「『かりそめ天国』で有吉&マツコが絶賛!」というPOPが飾られてたので買ってみた菓子。このPOPがなかったら、おれはこの菓子を一生買ってなかった。POPって大事ですね。

えびあられのざくざくした食感と多少の駄菓子的ジャンクフード感を添えつつ、たまごかけご飯。うまい。たまごかけご飯って、とにかく面倒なとこがなくて良いね。


■ええ、テイクアウトで買ってきた牛丼や親子丼にもオリーブオイル+もみのり+白ごまをかけて、その上で生卵を追加しますね。親子丼なんてもともと卵はいってんのに、そこにさらに生卵をかけるっていうね。そういうふうにして良いたまごを食べておりました。


■ちなみに、グルーヴ・ルーム・オーケストラの小西康陽の新刊『わたくしのカジャグーグー』を読んでるんだけど、その本にもたまごかけご飯が出てくるところがあります。

この本、平成の終わりからちびちびと読み進めて、そろそろ読み終えるところなのですが、ここへきて読み終えるのがちょっともったいなくなって、読むペースを落としております。だってさー、読み終えたら次の本が出るまでまた10年待たないといけないから。笑


■歌舞伎を見た。歯医者で別人のレントゲンが出てきた。


■梅雨ですね。東京は雨でした。朝は青山の茶屋で一服。土曜の雨の朝はコーヒーに限る。

電気で動く汽車に乗って半蔵門、国立劇場の歌舞伎鑑賞教室。見始めて10年目になる。盆や正月のように、今年もこの季節が来たなあ、と思うようになっている。

ニゴー(登録商標)と仲の良いインスタグラマーの中村虎之介が前半のガイダンスをつとめる。ガイダンスで早替わり、というのは初めて見た。というか、洋服から和服への早替わりというのを初めて見た(笑・未見の方ネタバレすみません)。

芝居は『神霊矢口渡』。壱太郎と亀鶴が良いですよ。


■終演後、雨のなか半蔵門の駅まで戻る……、つもりだったけど、なんとなく雨のなか散歩したくなって、まあまあの雨になら耐えられる服装だったこともあり、番町エリアを抜けて九段下まで歩いてしまう。


■九段下の駅から電気で動く汽車で茗荷谷に戻る。部屋に帰って、おやつのどら焼きとコーヒー(土曜の雨の昼はあんこが欲しくなります)。ちょっと寝る。


■その後、近所の歯医者へ。定期検診。

診察室で、歯医者特有の巨大なイスに横たわる。横たわりながら、歯科衛生士(という呼び方で合ってる?)のヒトの手前にあるモニターをなにげなく見ると、おれの歯のレントゲン写真が表示されている。

あれ? この写真、おかしいぞ。大昔に抜いたはずの親知らずが写ってるぞ。なんでだ?

モニターの片隅をよーく見ると、「ミヤギ○×」と、おれと名字が同じってだけの別人の名前が表示されてるではないか。これは、おれのレントゲンじゃなくて「別のミヤギさん」のレントゲンではないか。歯科衛生士の手もとにあるカルテらしきものも、おそらくこの「別のミヤギさん」のカルテだろう(そこまではさすがにおれは見てないけど)。

そのことを歯科衛生士に指摘すると、奥から出てきた別のヒトがおれの正しいカルテを持ってきて、画面にもおれの正しいレントゲンが表示されるようになった。

おれはたまたま画面見てたからこのミスを指摘できたけど、画面なんかいちいち見ない患者だって多いだろう。おれは定期検診だからいいけど、歯を削るだの抜くだのって患者だったらどうなったんだろう。

ヒューマン・エラーはしょうがないもの、とアタマでは思うものの、このミスはあまり気分がよろしくない…。


■よろしくない気分のまま帰宅。ネットで調べてみると、なんとかという女優が眼科で、やはり同じ名字の別人とカルテを取り違えられて目玉に要らん注射をされる、ということが今年あったらしい。ふむ。


■欲を云えば、この店のライスに明治の「銀座カリー」をかけて食べたい。笑


■昨日は某区某所のカレー屋へ。ここのカレーはあまり好みではないですが、たまに行きます。なんでかというと、ライスがけっこう美味しいから。昨日もライス600gのチキンカレーを発注したのですが、序盤などはカレーをかけずに卓上の福神漬けだけをおかずにライス食べてました。笑

これでカレーが美味しかったら完璧なんですが、世の中に完璧なものはそうそう無いし、そもそも自分が完璧じゃないのに他人に完璧を要求するのはどうかと思うのですが、でもいまのインターネットはそういう要求であふれかえっております。人類はインターネットを直ちに廃絶すべきです。

──そうですか。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■微妙なカレーがかかった、美味しいライス。それを黙々と食べ進めながら、「明太子やイカの塩辛や生卵といっしょにおいしいライスをたらふく食えたらなあ。そういう店があればなあ。あ、それ、単にビジネスホテルの朝食ビュッフェだな、それ」などと考えておりました。

──なにもカレーライス食べながらそんなことを考えなくても良いではないか。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) カレーノタチバガナイ

このカレー屋、なかなかの人気店で、土日などは列ができています。なんでカレーが微妙なのにこんなに人気なんだろう、と謎だったんだけど、ひょっとするとみんな、おれといっしょでライス目当てにやってきてるのかもしれない。


■モバイルバッテリーを買いました


■ハコちゃんこと岩下尚史(敬称略)がインスタをはじめる高度情報化社会です。iPhoneの電池が切れたときのために、モバイルバッテリーというのを買ってきました。iPhoneの電池が切れたらハコちゃんのインスタが見られません。

しかしモバイルバッテリーって、どんなに高性能でも重いと持ち運ぶのがイヤになってくるわけで、でも持ち運ばないとそもそも用をなさない代物なので。「おれ、15000mhaのモバイルバッテリー買ったけど重いから家に置いてきたわー」では意味がありません。

ということで、2000mhaと容量は少ないけど(iPhoneの充電が0%→70%に回復するくらい)、重さが65gしかないやつにしました。いいね。65g。白菜シイタケにーんじん季節のお野菜いかがです♪のCMソングでおなじみのサッポロ一番塩ラーメンが100gだから、それよりも軽い。


■で、今日。仕事用のカバンにこの2000mhaのモバイルバッテリーを入れて出かけたはいいんですが、家を出て行きの電車に乗ったところで肝心のiPhone本体をカバンに入れてないのに気付きました。うん。


■六月大歌舞伎 夜の部 『月光露針路日本』6/1初日


■あ、そういえばカブキの感想文書いてなかったね。

いやすいません、「新作歌舞伎の初日は不安」みたいなことを思っててすいません。もちろんそんなことなかったです、『月光露針路日本』。

歌舞伎座というよりは演舞場かコクーンのほうが似合うんじゃないか、と思うほどにはカブキ味は薄めですが、わりと義太夫が活かされてたんじゃないかなと感じました。18世紀ロシアが舞台の現代語の芝居で義太夫、ってのも不思議です。


■トリビアの高橋克実じゃないほう(以下、高橋)も出てました。これが高橋の歌舞伎デビュー作だから、そうか、この日は高橋の役者人生におけるカブキ初日だったんだな。

高橋の演技を見るのは初めてだったんですが、なんつーか、普通のこと云ってるだけで面白いのな。場の空気のかっさらい方が上手いというか。


■犬ぞりのシーンが好きです。『動物お医者さん』の犬ぞりレースの回を思い出しました。「オレはやるぜオレはやるぜ」のね。

で、今日はこれから昼の部を見に行くのでこのエントリはここで唐突に終わる。


■オザケン、清水ミチコ、きゃりーぱみゅぱみゅ。8cmCDの話。


■今日夕方、池袋の某ディスクユニヲンに行ったら、オザケンの棚に8cmCDがやたらたくさん並んでた。ひょっとしたら全種類そろってたかもしれない。高いものは3000円だとか、そういう値段が付いてました。

おれは、自慢にはなりませんがまあ全種類持ってるので、このオザケン8cmCD群を見たとき、一瞬「おれの部屋か!」と思ってしまいました。笑


■棚のオザケンを横目に、拙僧は清水ミチコの8cmCD「こんな私でよかったら」を真顔で購入。'88年。レコード会社はMIDIで、規格番号がMDS-2。なんつーか、「会社として8cmCDをリリースしはじめたすごく初期のころ」って感じの番号ですね。

こんな私でよかったら

衝撃的なことにこのシングル、ジャケの下半分がテレホンカードが当たる抽選の応募券になってるんですね。つまり、ジャケそのものにハサミを入れることが前提になっている。おそらくは、まだ「ジャケはすべからく正方形であるべし」という感覚なんでしょうね。'88年のことで、まだ7インチレコードがごく普通に流通してたころだし、このジャケの上半分だけで正方形のデザインが成立してるし。

実際、このシングルの裏面にはアルバム『幸せの骨頂』の広告が入ってるのですが、CD、LP、カセットの規格番号が記されています。ということはこのシングルの7インチもあってもおかしくなさそうです。


■で、あと、8cmCDで思い出したんですが、'17年のきゃりーぱみゅぱみゅと中田ヤスタカのシングルで、8cmCDをイメージしたデザインになってるのがあるそうですが、せっかくなら本物の8cmCDで出せば良かったのにね。


■しかしいつも書くことですが、池袋のユニヲン、「行くたびにレイアウト変わってる」という謎の錯覚を感じる。


■未来玲可「海とあなたの物語」をリミックスしました





未来玲可、の「海とあなたの物語」をリミックスしました。好きな曲です。

福岡にいたころ、たしか西新のブックオフの店内放送でこの曲を初めて耳にして、でも何の曲か分からず(Shazamが無かった、という点では'98年も江戸時代も同じ)、後日友人に「ずーっとー、ずーっとー♪って曲知ってる?」と訊ねて、未来玲可という人物による曲で、月9ドラマの主題歌であることを教えてもらいました。おれはドラマを見る習慣がないので分からなかったんだな。

シングル1枚とアルバム1枚だけしか残してない歌手です。


■さて、本日は、歌舞伎座夜の部を見てきます。三谷幸喜による新作の初日です。幸四郎と猿之助が出ます。楽しみです、というのはもちろん嘘ではありませんが、新作は細かいアラが取れてこなれてくる千穐楽ちかくに切符をとれば良かったかなー、と思わなくもない。笑

ちなみに、上記の月9ドラマには松たか子が出てたそうです。高麗屋つながり(←自分で書いててなんだけど、この「つながり」の用法ちょっと古いね。笑)。


■年に一回くらいある失敗


■ふだん行かない立ち食い蕎麦屋に行って、券売機で「冷やしかきあげそば」の食券を購入。

頭の中でイメージしてたのは「もりそば+かきあげ」だったのですが、実際に出てきたのは、かき揚げの載ったいわゆる「ぶっかけそば」でした…。この失敗、年に一回くらいあるね。


■そりゃ、胃の中に入るものは同じだけどさー。ぶっかけのそばはあんまり好きじゃない。もりで食べたい。

あ、でも「信州屋」の冷しねりごまそばはたまに食べます。笑


■文楽にも遅れた


五月二十五日(土)
■初夏っつーか、もう夏みたいな天気。午后、電気で動く汽車に乗り、文楽を見るため国立劇場へ向かう。その途中に地震。電気で動く汽車が止まる…。

けっきょく国立劇場にたどり着けたのは、開幕から十数分後のことでした。おい、今月は歌舞伎にも遅刻してるし、文楽にも遅刻してるぞ。地震は不可抗力なのでしょうがない、と思いたいが、とはいえあと十数分ほど家を早く出ていればなあ、とも思う。まあ、こぼれたミルクを嘆いてもムダだ、ということわざがあります。


■ということで十数分遅刻して『妹背山』第二部。道行の後半、三体(三人?)の総踊りが好き。


■幕間に売店を覗くと、「ハイドロップレモン」が売ってたんだけど、あれ、250円になってる。おれがつい先々週買ったときには220円だったような。気のせいか。変動相場制か。


五月二十六日(日)
■昼、所用にて銀座。その後、すごく久しぶりにここの汁なし担々麺。


■その後、茗荷谷に戻って、スーパーで「白くま」のアイスクリーム買う。


■部屋に戻って、白くま食べて、昼寝して、起きて、夕方。以前から存在自体は知っていたが一回も行ったことがなかった近所の喫茶店へ。書見。茗荷谷で、お茶を頼んでゆっくり過ごせる店は多くないので貴重だ。

ヱビスビール飲みながら、小西康陽『わたくしのポップ・ウィル・イート・イットセルフ』を読む。平成の終わりごろ買ったこの本、元号をまたいで少しずつ少しずつ読み進めて、ようやく終盤のtwitter日記にたどり着いた。縦に組まれたtweet群を並べた本、を目にするのは初めてかもしれない。この季節の夕方のビールはうまい。

ところで、喫茶店で読書するのって、部屋で読むよりも謎の充実感得られますよね。


■部屋に戻る。夜、たまたまテレビを点けると、カブキの放送をやってた知らなかった。最後のとこだけちょっと見る。『野崎村』。


五月二十七日(月)
■今日の夕方は会社の飲み会、の予定だったんだけど、今日午后から微妙に風邪気味っぽくなったので、飲み会は欠席。うーむ。外の暑さと屋内の冷房、その気温差にカラダがついていってないように思う。


■家でおとなしくジキニン飲む。


■あ、今日、wikipediaのこれ読んでました。同じ名前を繰り返す学名をトートニムって云うらしいです。チャド・マレーン・チャド・マレーンとか、初恋タロー・初恋タローとかもトートニムか。

──それ、芸人の名前とコンビ名が同じパターン。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■文楽見物のお土産に、ハイドロップレモン


■先日、国立劇場(小)で文楽を見た帰り、売店で発見しました。ハイドロップレモン。

ハイドロップレモン(一)

ハイドロップレモン、の書体が昭和的な丸みを帯びててよろしい。よく見ると、レモンのイラストの上に、商品名の英字表記があるんだけど、それが「HAIDOROPPU」になってる。「HI DROP」とかじゃないんだな。


■ハコの上には、「たばこの吸い過ぎに…」とある。なんか、こういうことを書いてるアメってひさしぶりに見たな。たばこが廃れつつある昨今、アメやガムの包み紙のこのような文言も廃れつつあります(もっと云うと、アメはともかくガム自体も最近廃れつつあるようですね)。

ハイドロップレモン(二)


■この昭和56年くらいの世界から輸入してきたような謎のドロップを、数枚の硬貨と物々交換して手に入れました。

ハコを開けると、妙に近未来っぽい銀色のフィルムの包みが出てきて、その中にハイドロップレモンが12粒出てきます。ドロップと云っても、サクマ式のようなやつじゃなくて、ハイチュウをさらに硬い砂糖の層でくるんだ感じ?

味は……おれの好みとはちょっと違いました。すいません。


■ともあれ、この昭和感あふれるパッケージは渋い。製造元のホームページも渋い。森羅万象なんでもかんでもを当世風に改めるのが良いこと、だと、われわれは思わされすぎてはいないか。

国立劇場(小)での文楽見物のお土産にどうぞ。


■またPCの異音の話


■自宅のノートPCの異音がいよいよいよいよひどい。'00年代初頭だったら、この異音だけを素材に用いた曲で、北欧のサウンド・アートのレーベルのコンピCDに参加できたと思うけど、コンピ参加どころかフルアルバムがリリースできそうなくらい、いろんな異音を奏でやがるようになった。しかし、いまは'00年代初頭ではない。高尚なことをやっても誰も聴かない((C)池田亮司)。


■なので、次のボーナスでPCを買い替えることにします。たぶん。いや、「たぶん」なんて保険をかけちゃいけないな。買い替えよう。

拙僧は、自宅用PCは秋葉原のBTO屋で買うことにしてるので、次買うとしたらD社かなー、となんとなく思ってたのですが、どうもD社は先日SSDのメーカー?の偽装問題?かなんかをやらかしてるみたいで、ちょっとイメージが微妙になってます…。


■歌舞伎は、大向うのための音ゲーではない


■令和になって19日目です。

平日→9日
土・日・祝→10日

と、いまのところ休みの日数が平日の日数を上回っております。いいですね令和。


■さて。昨日の土曜日は、渋谷で買い物少々。そのあと歌舞伎座へ移動しました。こないだ、夜の部に遅刻して見逃した『鶴寿千歳』を一幕見席で見るためです。

歌舞伎座前のベンチに座って40分待って一幕見席の切符を買って、コンビニやらルノアールやらで2時間つぶして、歌舞伎座に戻って4階へ。15分くらいの短い演目を見るために、かなりの時間使ってます。すごく贅沢な時間の使い方です、と誰も云ってくれないので自分で云う。


■『鶴寿千歳』、良かったんですけど、ひとつ気になったことがあって。

えーと、それは客席からの掛け声です。\ヨロズヤ!/とか\オトワヤ!/とか。なんつーか、この芝居には威勢が良すぎると感じたのですね。

たとえば江戸の吉原の街を舞台にしたような踊りならさておき、この芝居って、そうじゃないでしょう。宮中が舞台の、落ち着いた、やわらかいというか、もっというと雅な感じの踊り。ヨロズヤだのオトワヤだの大きな掛け声は舞台の空気とミスマッチだと思いました。

それと、掛け声の回数も少なくなかった。この踊りには、そんな頻繁に掛けなくてもいいと思う。

おれは普段「掛け声がうるさい!」などと感じるタイプの人間ではないのですが、この日の掛け声は、まあ、あんまりありがたくなかったです。

この芝居でおっきな声をかけてたヒトって、ひょっとすると歌舞伎とか踊りとか、たいして興味ないのかもね。


■あと今月の掛け声で云えば、『勧進帳』ね。中盤、四天王の一人一人に\○×屋!/って声をかけるやついるじゃないですか。おれ、あれ嫌い。

わかんないけど、ことあるごとにいちいち声かけるやつは音ゲーかなんかみたいな感覚なんですかね? 画面上部から落ちてくる四角に合わせてボタンを叩く感覚で、役者の一挙一動に合わせていちいち声をかけ続けないと気が済まないというか。カブキは大向うのための音ゲーじゃないっつーの。ビートマニアじゃねーっつーの。ちなみに初期ビートマニアでは「Changing the Asia」って曲が好きです。


■話を『鶴寿千歳』に戻しますと。まあ掛け声に気になる点はありましたが、全体としては楽しめました。





■ちなみに金曜の夜も一幕見席で『御所五郎蔵』見てました。年に何回もないことですが、平日の夜に仕事帰りに一幕見席に座ると、なんだかこれぞ正しいカブキの見方だな、みたいに思ってしまいます。

うん、梅枝と右近が目当てでした。あと橘太郎。前も書いたけど、松也は後半の愛想づかしのとこから良くなる。


■そもそもブギー・バックってどういう意味なんだろう


do the house back

■先週、池袋某店でうな重(松)くらいの値段で見かけたこの盤。さすがにこの値段は出せないなー、と思ってたところ、今週になって渋谷某店でうな重(竹)くらいの値段で見かけました。この盤に続けて遭遇するのはまあまあ珍しいことだし、前からうすうす気になっていたので、思い切って買っちゃいました。

この曲、どこかのクラブで誰かがかけてたのを聞いたことが一回だけある。何年前だったか。


■ところでこのレコードを買う前、A面もB面もざっと試聴してみたんだけど、B面の元ネタがわからんかった。


■あと、思い出した、こないだ下北沢で本家ブギー・バックの12インチが売られてるのを久しぶりに見ました。一万円でした。まあみんな欲しいよね、これ。


■洗濯物干しハンガーを


■私事で恐縮ですが、先日、なんと、ついに、洗濯物干しハンガーを買い替えたんですね。ひと回り小さいサイズに。しかも2つ。

そしたら、ひと回り小さいだけあって、取り回しが良くなって、洗濯物を干す作業が格段にラクになりました。イノベーション! 日常のストレスがちょっとではあるが確実に減った。


■この洗濯物干しハンガーは、単におれが使ってたやつよりひと回り小さいってだけです。特別な機能は一切無し。値段も普通。ひとつ千円くらいか。

人生を豊かにしてくれてるのは、実は本や音楽や映画などじゃなくて、こういう実利的な買い物なのでは──といった考えがアタマをよぎらないこともなくはないような気がしないこともない。笑


■文楽を見た、歌舞伎に遅れた


■お若い方はご存じないかもしれませんが、平成から令和に変わるころに10連休ってのがあったんですよ。なつかしいなあ、10連休。みなさん覚えてますか? 10連休って。昔(先週)は良かった。あのころ(先週)は良かった。

ただ、5月12日現在、令和ってまだ休みの日のほうが多いんですね。平日は4日しかないところ、土+日+祝は8日もあります。ダブルスコアですよ。


■昨日は国立劇場に文楽を見に行ってきました。『妹背山』通しの第一部。

で、今日は歌舞伎座夜の部でした。でしたが、昼寝で寝坊しましてね……歌舞伎座に着いたのが開演したあとでした。

これまでもカブキに遅刻したことは何回かあるけど、今日はどうも開演後の客席に入っていく気分になれなくて、ロビーで一本目の演目(『鶴寿千歳』)が終わるのを大人しく待ってました。まあ、短い演目ですしね。鶴寿千歳は、一幕見席で改めて見ようと思います。

菊之助の踊りと、『御所五郎蔵』の梅枝と右近が良かったです。松也の五郎蔵も後半良かったなあ。


■自宅で使ってるノートPCが異音を発する問題ですが、異音は鳴ったり鳴らなかったりで、どういう条件が揃えば鳴るのかがいまだに分からん。

今日はけっこう異音が鳴る日だったんですが、再起動するのもめんどくせえのでガマンして十数分間ほどほったらかしてたら、ある瞬間から異音がピタッと止まり、不思議なほど静かになった。おお、いい感じだ。こうやってごまかしごまかし使ってるから、PCの買い換えが日に日に遅れていくのです。


■街で見かけるちょっとした名も無きイラスト


■近所で見かけた貼り紙です。

貼り紙_1

貼り紙_2

こういう、街で見かけるちょっとしたイラスト。プロではない、そこで働いてる人、とくに絵が得意というわけでもない人(たまに妙に上手い人)が描くイラスト、を見つけるのが好きなのですね。

ところで誰なんだろう、この人物は。謎だ。しかし、この人物がいるとのいないとのでは、貼り紙から受ける印象がだいぶ変わってくる。このヒトがいないと、どこか味気なくないですか。


■手もとのケータイをざっと見返してみた範囲では、以前も載せたかもしれないけどたとえば立川のワインを飲むカエルとか、


カエル

沖縄市の薬局のこの人たちとか、

薬局

が気になりました。しかし、いやしのサプリ(1300円分)ってなんだろう。謎だ。


■どこもかしこもいらすとやの昨今ですが、こういう手描きのイラストもいいなあ、と思います。一期一会感があるんだよね。すごく大げさに云うと、この名も無きキャラクターとはもう二度と会えない、とちょっと思っちゃうんだな。それで写真に撮ってしまったりする。

まあ実際は、街で気になるイラストを見かけても撮らないことも多い。カメラを取り出すのが面倒な状況もあるしね。でもそういうとこも含めての一期一会感だったり。


■團菊祭五月大歌舞伎 5/4 昼の部


猿ヘッダ




■引き続き、小西康陽の新刊『わたくしのクラフトワーク』を読み進めております。そろそろ半分くらいか。ま、急いで読む本でもないので、ゆっくり読みます。


■さて昨日は歌舞伎を見てまいりましたよ、團菊祭、昼の部。令和一発目に『寿曽我対面』、めでたい感じでいいと思う。全体的に新世代っぽいメンツで、やっぱまあ元号も変わったしカブキも新しい時代に突入しますよ、という一種のプレゼンなんでしょうね。米吉きれい。


■で『勧進帳』、菊之助の凜とした感じがいちばん印象に残ってる。松緑はどっちかっつーと富樫よりも弁慶の人だよね。

海老蔵は。

んー、いろいろと30代のころとは違う感じ。死ぬほどエネルギーをぶちまけてるわけでもないし、かといってまだ円熟とかそういったあれでもないし、まあむずかしいお年頃ですよねナリタヤ。でも最後の最後、六方の直前、ほんとに目ん玉ギラッて光ったからね。三階席でもわかるくらい光ってたからね。ほんとだよ。たまにはおれを信じろ。


■最後に、ジェット団とシャーク団の対立を描いた『め組の喧嘩』。なんだかんだで最後にお偉いさんが丸く収めるので、まあ安心して見てられる。笑

菊之助がさ、柴井町藤松って役で出てるんだけど、以前はなんかこういう役をやってもなんつーか線が細いというか品が良すぎてちょっと頼りないところがあったんだけど、でも昨日見たらちゃんと年相応の貫禄が出てきてるように思いました。


■来週は夜の部を見ますよ。


■今日から三連休


■10連休もあと三日しかない…、と考えるより、今日から三連休が始まる!と考えた方が、なんというかお得ですよね。


■あ、そろそろ出かけないと。昼の部です木挽町。


■令和初回


(世界終末時計もといゴールデンウィーク時計はこちら)


■令和だそうです。あけましておめでとうございます!(←?)


■平成最後の日は、テレヴィジョンで改元に関するニュースを見ながら、同時にPCでYouTube上にアップされている昭和から平成に改元する瞬間のニュースを見る、という高度情報化社会っぽい過ごし方をしました。

ちなみに平成最後の晩餐は、近所のスーパーのちらし寿司(半額)でした。ひきわり納豆とシーチキンを乗せて、粉チーズと白ごまを振って食べました。

ふだん、スーパーの半額ちらし寿司には「まる」のような安いカップ酒をマリアージュさせるのですが、平成最後だからという謎の口実で、八海山の高いやつ(300mlで600円くらいの)にしましたよ。


■で、夜の22時半ごろ、うっかりうたた寝をしてしまい。

なんとなく目が覚めて傍らにすっ転がってるiPhoneを見ると23:59。テレビを点けてみると、なんか芸能人が大勢でカウントダウンしてて、その最後の3秒間だけ見ることができた。カウントダウンののち令和。


■改元直後のニュース番組で、大阪に復活したジュリアナ東京から中継やってた。真顔で「Can't Undo This!!」(ジュリアナの定番曲ね)が流れてバブル極まりなかったです。まあ景気の良かった時代を懐かしみたくなるのもまた人情だと思う。バブルといえば、日経平均株価のピークも消費税導入も同じ平成元年だ。バブル崩壊と消費税導入ってやっぱり関係あるの? あんま関係ない? どうなんだろう。

唐突だけどさー、平成って消費税の時代だったね。平成元年から消費税が導入されて、平成31年になっても消費税上げる上げないが話題になって。最初は3%だったのが、5%、8%と、こっちが下手に出てりゃつけあがってきやがって、しまいにゃ10%って何様だよ財務省ゥアア"ーッ(竹書房破壊)。8%から10%って、よく考えたら(よく考えなくとも)これ25%アップだぜ。25%アップって、けっこうしんどい数字だよなあ。なんか話がそれてますすいません。


■ちなみに、おれが令和になって初めて聞いた(=放送で耳にした、等ではなく、意識的に再生した)曲は、Farmers Manualの「Flight III」でした。我ながら渋すぎる…。令和元年になってファーマーズ・マニュアル聞くかね。電子音楽好きとは云え。


■まあ令和こそは良い時代になるといいですね。新しい御代でも、半蔵商店をどうぞご贔屓に。


■小西康陽『わたくしのずうとるび』他


あざらしヘッダ




■始まってますねゴールデンウィーク。国民の皆様はいかがお過ごしでしょうか。おれですか? 爆発的に予定がないもので。レンタカー借りて茨城あたりをドライブしようかな、とも思ったんですが、渋滞イヤじゃないですか。とはいえ、なんもしないのもさすがにもったいないというか、ゴールデンウィークの手応えもないような気がして。とりあえずこんなの作ってみました。ゴールデンウィークの残り時間が一目で分かります。便利ですね。このエントリの中にも同じものを表示しております。


■昨日は、なんと、スーパーに行ってきました。で、洗濯物干し用のハンガーを買いました。洗濯ばさみが40ヶくらいついてるやつ。いま使ってるハンガーがさー、洗濯ばさみが老朽化して次から次へとペキペキ割れていくんで困ってたんですよね。


■今日は午後から新宿に出て、カリーアップでカレー食べて、本屋に移動し、AFX本かYMO分析本かとちょっと迷ったんですけど、やっぱりグルーヴ・ルーム・オーケストラの小西康陽の新刊を買いました。読んでます。なので、しばらくはこのブログの文体が小西っぽくなるかもしれません。その時はすいません。すぐ影響されるので。

うん、新宿の変なビルに入ってるブックファーストで買いました。この本屋好きです。うまく云えないんだけど妙に'90年代中盤感がある。野鳥の鳴き声とかカブトムシの写真とかを多数収録したCD-ROM(Windows3.1〜95で動作)とか売ってそう。

↑この本屋好きです、などと書いた割りには、微妙にふだんの行動範囲から外れたところにあるので、正直、年に2回くらいしか行かない。年に2回くらいだから好きでいられるのかもしれない。


■つーか、渋谷のビレッジバンガードもさっさとブックファーストに戻してほしい。しかしなんでマークシティーの啓文堂書店は地下鉄の駅に直結してないんだろうなー。メトロユーザーは、本屋に行くために地下に降りて、地下鉄に乗るために一度地上に出て、ほんのちょっとだけ歩いて、また地下に降りないといけない。不便とまでは申しませんが、けっこう謎の動きだよなこれ。

などと、夜中に渋谷の本屋の文句を書き連ねる連休。うーむ…。


■連休は読書(しようかな)


■なんか10連休があるじゃないですか、近々。おれ予定ないんですよ、劇的に。とりあえず元ピチカートファイブ、あ、すいません、ちゃんとナカグロとヴを用いて表記します、元ピチカート・ファイヴの小西康陽の新刊を買って読もうと思います。

そう、このイベント行けなかったんだよなー。気づいたときには、チケットは無事売り切れておりました。ゴッド・ダム・イット。文京区は、こういう重要なイベントの情報を、ちゃんと『区報ぶんきょう』に載せておいてほしい。見逃すだろ、おれが。

──文京区関係ないと思うんですがそれは (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

10年くらい前の前著のサイン会には行けたんだよなー。小西さんのサインもらったなー。六本木の青山ブックセンターだったなー。六本木の青山ブックセンターいまはもうないなー。


■あと読みたいのはエイフェックス・ツインの本ね。あと、まだ読んでないのがKLFの伝記。メンバーの外人が書いた『45』は読んだけどね。あれはあんまりKLFの話が出てこない。


■それと、過日のプーさん展の影響で、プーさんを読み直したくなってきてる。『プーの細道』の阿川佐和子訳を本屋で手に取るところまで行ったけど、やはりまず石井桃子訳から復習しておきたい気になったので、阿川佐和子はいったん保留。


■それと、浅草歌舞伎の別冊カドカワ、一月に買ったけど、どうせそのうち読んじゃうだろうという気分のまままだ読んでないのでこれも連休中に読もうかな。

ちなみに、別冊カドカワを公演中の浅草公会堂で買ったからおまけにブロマイドがついてきたんだけど、おれのは坂東新悟でした。梅丸くんが良かった〜、なんて云わず、これもなんかの縁だと解釈しております。


■あと、J.G.バラードの『残虐行為展覧会』も半分くらい読んでだいぶ長いことほったらかしてるのでそれも読もうかな、と思う。まあ、あれは読むというかワードサラダを眺める感覚に近い。前半はかろうじてストーリーのようなものあるけどね。


■──とかなんとか、読みたい本についていろいろ書いておりますが、現実的には小西本を半分くらい読めれば御の字かな。密度が濃そうな本なので。


■ランチ・イン・ザ・クレジット


貼り紙


■とあるお店の貼り紙。Lunch in the credit can not be use, sorry、って書いてある。英語がいろいろあやしい…。


■おそらくはまあネットの翻訳機能を使ったんだろうけど、「あれでしょ? Google翻訳使ったんでしょ?」みたいな前提が世界中で共有されつつある時代だし、読むほうも「あー、いったんGoogle翻訳にかけたやつね、はいはい」というアタマで読むから、これはこれで「ネット時代の新しい言語」みたいな感じで受容されてく、のかな(良いことだとか悪いことだとかは別に云ってない)。


■この土日はよく歩いております


四月二十日(土)
■早起きして朝八時に青山の茶屋へ。茶を喫しながら仕事をこなす。土曜なのに仕事っつーのはあれだが、まあそこそこ進んだのでよしとする。そう、こういうのって土曜の朝ならはかどるのに、日曜の朝だとあんまりはかどらないんだよね。なぜだろう。

一時間くらいして退店。

なんとなく外苑前に向けててくてく歩いてくと、もっと歩きたくなって、てくてくてくてく歩く。気がつくと銀座まで来た。iPhoneの万歩計を見ると、もう一万歩歩いている。

丸ノ内線で茗荷谷に戻る。この時点で、まだ正午前。早起きしたときの、この時間のたっぷり感が好きだ。


■メシ食ってテレビちょっと見て昼寝。起きる。電気で動く汽車に乗って歌舞伎座へ(つまり、一日で二回も銀座に行ってるのですね)。一時間ほど並んで一幕見席の切符買って、さらに一時間ほど時間をつぶして『黒塚』見る。

終演後、だいぶ遠回りして夜の銀座の路地裏を散歩して駅へ。


■帰宅。テレヴィジョンで『IPPONグランプリ』をやっている。プロの芸人とは云え、「写真で一言」、よく思いつくなあ、などと素直に感心しつつ見る。


四月二十一日(日)
■朝、丸ノ内線に乗って山の上ホテルへ。工事のためしばらく全館休館するらしいので、「山の上」の和朝食を食べに行く。ごはんを四杯も食べてしまう。最後の一杯は、漬け物やらちりめんやらとお茶漬けにした。


■食べ終える。このまま御茶ノ水駅から茗荷谷に戻ってもいいんだけど、せっかくなのでちょっと歩こうと思い、てくてく歩く。そしたら、勢いで水道橋→後楽園→茗荷谷まで歩いてしまった。iPhoneの万歩計を見ると、もう一万歩歩いている。

部屋に戻ったのが午前十一時前。早起きしたときの、この時間のたっぷり感が好きだ。

──二日つづけて似たようなことやってんな (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■で、そのまま昼寝。さっき起きて、このブログを書いて、午后の三時半。これからクリーニング屋とスーパーと投票に行ってきます。


■大丈夫かケンタッキー


■ほら最近、いろんなニュースが次々起きて、次々忘れられていくじゃないですか。イチローの引退会見、もう懐かしくないですか。それっくらい現代は情報のスピードが早いから。高度情報化社会だから。キャプテンシステムだから。NIFTY-Serveだから。なので、新しい元号のことも、「ちょっと昔のこと」として認識しそうになる。「むかし、令和ってあったよなー!」みたいな。これからなんですけどね、令和。


■しかし最近驚いたのは。数年ぶりにケンタッキーに行ったら、ビスケットが単品で220円もしたことです。220円…。もはや中世ヨーロッパの王侯貴族の食べ物です。山川の世界史用語集に載りかねません。単品ではわれわれ庶民には手の届かない額なので、フライドチキンとビスケットとポテトと飲み物のセットを発注。500円。出てきたフライドチキンの小ささに二度びっくり。

ついでにコールスローも頼んでみたんですが、こちらは260円。これ自体は高いか安いかは微妙ですが、上記セット+コールスローで760円という総額は高くついたなーというのが正直な感想。


■これ読んで「ケチだなー」とか思ってるやつ、最寄りのケンタッキー行って同じもの注文してみ。おれと同じ気分になれるから。しかし大丈夫かケンタッキー。いや、おれもよそ様の心配なんかせず、自分の心配をちゃんとするべきなのですが…。


■四月大歌舞伎など


四月六日(土)
■昼、音羽のロイヤルホストで春先とんかつ。というか、もう春先じゃないな、春だな、店内は午後二時半という時間にもかかわらずほぼ満席。春休みで人出が多いのでしょう。

とんかつ定食に、なんとなくドリンクバーを付けたら、税込で1700円超えた。なかなかお高い。笑

で、会計。ちょっと前に訪れた神楽坂のロイヤルホストと同じく、ここのロイヤルホストも、「レジの機械がセルフレジにもかかわらず、レジに店員さんがいる」の方式であった。もうロイヤルホスト全店がこの方式なのか。いちいち検索しないけど。

店員さんに見守られながら小銭をサイフから取り出して機械に入れる十数秒間ってのが、どうもバツがわるいのでカードで払うことにする。カードをレジの機械に差し込もうとしたが、あれ、カードを差し込む場所が見当たらないぞ……と思ったら、カード払いの場合はカードを店員さんに手渡さないといけないらしい。つまり現金なら機械で、カードなら店員さんに、ってことらしいです。ややこしい。


■電気で動く汽車に乗って木挽町。夜の部。『実盛物語』。このところ、二月『熊谷陣屋』、三月『盛綱陣屋』と見応えあるゴリゴリの古典が続いているのがうれしい。新作だのなんだのも、けっきょく古典あってのこと。

『黒塚』、三階席からだと、岩手が月影と戯れる様子がよく見える(んだけど、できることならカブキは毎月一階で見たいものです・笑)。

傾城買指南所、という設定からしてもう面白い『二人夕霧』。盛綱陣屋→黒塚ときてこの演目は、かなりゆるい(笑。悪口じゃなくてね)。でもハッピーエンドだからまあいいか。いや、ハッピーなのかな? これ。どうなんだろう。


四月七日(日)
■木挽町で昼の部──の前に、スターバックスなる西洋式の茶屋に寄ってコーヒー飲みつつiPadで来月の国立劇場の文楽の切符を買う。発売開始後ものの数分にもかかわらず、うーん、土日の良い席はほぼ埋まってる。やっぱり「あぜくら会」なる謎の秘密結社に加入したほうがいいのか…。

とはいえ、土日の切符自体は買えたので、良しとする。しかしiPad、おれはやっぱりキーボードあったほうがいいなあ。でもiPadに外付けキーボード組み合わせるんなら、それはもうMacBook買ったほうが早いなあ。マウスもあった方がいいし(ポメラも一瞬だけ使ってた時期があるんだけど、マウスがないのが不便で手放しました)。


■そして歌舞伎座。おめでたいのが二つと、『新版歌祭文』と『鈴ヶ森』。どれも良かったけど、又五郎の小助の憎たらしさがいちばん記憶に残ってます。笑


■ノートPCの異音


これ(mp3ファイルに直リンクします)

拙僧が'00年代の初めに、ノルウェーのサウンドアートのレーベルのコンピに提供した曲です。


■──ではなく、おれが普段メインで使ってるノートPCの異音です。まあまあスペックの高い(少なくとも購入した数年前の時点では)ノートPCをクラムシェルにしてデスクトップ代わりに使っておるのですが、老朽化のためか、週に2回くらいこのような異音を奏でます。買い替え時かなーと思います。でも再起動すると元に戻ります。そうすると買い替えなくてもいいかー、という気分になります。こうやって買い換えのタイミングがずるずる延びていくわけです…。


■というようなことを以前も書いてるよな、おれ。


■坂本龍一「World Citizen」


■新五千円札の肖像は、中村梅丸くんが良かったです。梅丸って似合いません? 五千円札。

あと、千円札はブースカが良かったと思う。

──なに云ってんだ? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■といった意味も含めまして、先日、新宿の大きなディスクユニオンで、坂本龍一のシングルを買ってきました。

World Citizen

池田亮司によるリミックスが入ってるんですよね。これ、あまり知られてないような気がする。

この「World Citizen」って曲は'04年のアルバム『CHASM』に収録されてます。『CHASM』を各リミキサーがアルバム丸ごとリミックスした『ブリコラージュ』という'06年のアルバムもあって、それにはAlva NotoとかフェネスとかTaylor Deupreeとか元パーフリの人とかが参加してるのですが、池田亮司リミックスは収録されてません。しかし池田亮司が歌ものをリミックスするってあんまりないですよね。


■あー、あと、お札の話に戻ると、日本のお札を日本のお札っぽくたらしめていたのは、やはり漢数字だったんですね(より正確に云うと、「漢数字とアラビア数字のバランス」、かな)。いまさら気づかされました。アラビア数字を大きくデザインした新しいお札は、日本というか東南アジアのどこかの国のお札に見えます。ま、これもいずれは見慣れるんだろうな。


■英の國の熊(パデ公じゃないほう)


■金曜の夜、残業帰りにブンカムラに寄って、くまのプーさん展を見てきました、半蔵商店でございます、そういえば去年はここでパデ公もといパディントン展を見たな。イギリスの熊畜生が好きな拙僧ではある。

くまのプーさんにめちゃくちゃ思い入れがあるわけじゃないんだけどさ、小学生のころは岩波書店のハコ入りハードカバーを持ってたし、『プーさんのお料理読本』とか『クリストファー・ロビンのうた』とかも読んでたしさ。それで足が向いたのです。


■場内にはシェパードっていう外人による貴重な原画がいろいろと展示されてたのですが、いちばん欲しくなった(※べつに売ってるわけではないです)のは、「浮かぶクマ丸」という連続写真のような6枚続きの絵で、たとえばこれの額いりレプリカなんてのがあったら買っちゃってたかもしれない。いや、買ったっておれの部屋には飾るとこないんですが。


■で、まあ、いろいろ話をはしょるけど、場内をいろいろと見て回ってると、なんつーか、幼年期の終わりみたいなのを感じてせつなくなりました。われわれは、いつまでも絵本の中の世界に生きてるわけにはいかない。でも、たしかにこの世界にいたのです──みたいな感想文を書きたくなるなにかがあった。それだけプーさんには、Welcome to this crazy timeこのふざけた時代へようこそ君はタフボイタフボイ的な荒みきった社会を生きる現代人を童心に返してくれる力があるんだろうな。

パディントンが現代人の日常生活に寄り添いながら生きるクマだとすると、プーさんは子供時代の思い出の象徴として心の中に生き続けるクマというか。そういう違いがあるのではないかと思いました。適当に書いてますすいません。


■まりんが電気を脱退して、瀧が東京地検に起訴されるまでがちょうど20年。


■本日2019年4月2日で、ロックンローラーの砂原良徳さん(まりん)が電気グループを脱退して、ちょうどまるまるぴったり20周年になります。

という認識だったんですが、あれ、 wikipediaには「1999年4月2日付で正式に脱退」ってあるけど、こっちではちょっとニュアンスが違ってて、4/2に脱退表明、4/17が最後の仕事(ロッキンオンJAPANのインタビュー)ってなってる。

ま、日付はさておき、まりんが電気にいたのは'91年から'99年までの8年間なんですね。脱退から20年が経ってしまったわけなんですが、いまだに「電気のまりん」なんですよね。クラフトワークも、ラルフ・ヒュッターとエキストラの一般白人男性3人、という編成になってからだいぶ経ちますが、いまだに「ラルフ、フローリアン、ヴォルフガング、カール」のイメージが根強いですもんね。


■まりん、そろそろ新譜聞きたいですね。『Liminal』の発売からそろそろ8年になります。気長に待ちます。


■ところでクラフトワーク、近々おれの職場の近所に来るようですが、なにせ切符が高くて買えませんでした。この額だったら、さすがに歌舞伎の切符代に回すなあ…。


■令和中村座


■新元号決まりましたね。令和。個人的には、もうちょっとパンチがあってもいいような気がします。あと、この「和」って字、昭和で使ったばっかりだよね? しりとりでさっき使った単語出してくるやつかおまえは。まあ、偉い先生方がいろいろ考えて決めたことでしょうから、おれがどうのこうの云うことでもないですけど。ま、そのうち慣れるのでしょう。


■しかし令和となると、平成中村座は令和中村座になるのか。平成おんな組は令和おんな組になるのか。

──なんすか? 平成おんな組って…… (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■桜ドーナツ、大盛りいか焼そば、つぶつぶいちごポッキー


■春らしくなってきました。ので、なんか春っぽいものを食しようと思ってミスタードーナツで桜ドーナツを買ってきました。なんというか、生地にドクターペッパーやチェリーコークを練り込んだような感じ? そういう味。

桜、のイメージからなんとなく和風っぽい味を想像してたんですが、意外にアメリカンでした。気に入ったので、土曜も日曜もこれ食べました。笑


■エースコック「大盛りいか焼そば」製造終了の報。たまたまこないだ食べてました。

そう、エースコックのカップラーメンって、麺がまあおいしくないじゃないですか。細く刻んだ段ボール食ってるみたいで。たまにうっかり買っちゃうんだけど、いっつも後悔する。

でもこの大盛りいか焼そばの麺は、ちゃんとふつうに食えたんだよな。なんでなんだろう。


■先日、2世紀ぶりにつぶつぶいちごポッキーを買ったら、なんか、軸(っていうのか? プリッツ本体ね)の色が変。ハコをよく見ると「プリッツにカカオを練り込んでやりました!」みたいな説明が書いてある。もちろん、見た目の色だけじゃなくて味も変わってる。あんまり好きじゃない…。

どこのどいつが、こういういらん仕様変更をするんだろう。どんな髪型したやつなんだろう。

まあ、拙僧もいい年してこんな菓子食うな、ってことなんですけど。


■さて、これを書いてるのは三月三十一日の深夜ですが、日付変わって新年度です。今年度こそはいい年度になりますように。


■tokyo kabuki boys 「hold me tight in rome 」




新譜ですよ。ところで、拙僧の家の近くにですね、なにやら工事中の建物があって。モンド/エキゾ系の中古レコード屋か、あるいは歌舞伎専門の古本屋か、あるいはKALDIができれば便利だなと思ったんですが、小学生向けの学習塾になるっぽいです。なんか、茗荷谷ってそういうの多いよね。とはいえ便利な店ができて、うちの近所の人の流れが多くなるのもそれはそれで困るから、そこらへんはまあいいか。


■国立劇場(小)+歌舞伎座 夜 3/21


■3/21(木)に国立劇場(小)でカブキ見ました。

小劇場のコムパクトな空間で見る歌舞伎。でも苦手な真山青果。いや、いつまでも苦手とかなんとか云ってちゃいけないかもしんないんだけど。

『元禄忠臣蔵』は、でも、インスタに頻繁にニゴー(登録商標)が出てくる虎之介のおきよが良かった。あと、御座の間の豊綱とやりとりするときの歌昇も良かった。声を張り上げるとこはあんまし好きじゃないけどね、でもこれは歌昇のせいじゃなくて真山青果のせい。

『積恋雪関扉』は、菊之助が菊之助っぽくない役どころで出てるのが面白い。梅枝も良い。あと、以前からちょっと思ってたんだけど、萬太郎の顔って某音楽レーベルの主宰者に似てる気がするんだよな(笑。ただし角度による。正面や真横から見るとあまり似てないのです)。


■そんで自動車を拾って木挽町夜の部。3/10に偶数日篇を見たので、今日は奇数日篇。『盛綱陣屋』、1回目よりそれぞれの登場人物に感情移入しつつ2回目見る。

『雷船頭』、は偶数日とだいぶ演出が違う。弘太郎の雷様、コミカルでいいんだけど、この配役に短歌や俳句の世界で云うところの「つきすぎ」ってやつをちょっと感じる(慣れない言葉をムリにつかってますね、おれ。笑)。なんつーか、役にあまりにもはまり過ぎてるというか…。

『弁天娘〜』は奇数日も偶数日もどっちも好きだけど、強いて云えば猿之助の弁天小僧が好きかなー。猿弥(51)の南郷も捨てがたいけど。次回はぜひ猿之助と猿弥(51)のコンビでも見たいですね。あと鷹之資、この日も若旦那感がちゃんと出てて良かった。


■つーことで、あいかわらず好き嫌いしか書いてない感想文でした。いいじゃん。


■フジテレビのない河田町、神楽坂で春先とんかつ


■今日は肌寒かったですね、昼ごろなんとなく散歩に出かけました、なんとなく電車に乗って大江戸線の若松河田駅へ。

改札を出て河田町をぷらぷらぷらと歩いておりましたら、なんと、

フジテレビがなくなっておりました。

あとで検索して調べて知ったんですが、フジテレビって'97年にお台場に移転してたのな! いやー、ぜんぜん知らなかった…。

──もうちょっとね、世の中の動きにね、目を向けた方がね、 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■その後、大江戸線沿いに、牛込柳町、牛込神楽坂、と歩いて行く。おれの世代だと、「牛込」という地名はポンキッキを連想させる。ガチャピンの声で「牛込局区内」という単語が再生される人も多いのではないか。

そう、つぎ引っ越すとしたら、新宿区のここら辺も悪くないな。実際、石神井公園から茗荷谷に引っ越す時も、文京区と新宿区の境目みたいな所を何軒か見たしね。


■で、神楽坂のロイヤルホストに入る。春先の土曜の午後は、ファミレスのとんかつが似合う(※個人の感想です)。店内はわりかし賑わってて、おれが春先土曜午後とんかつに求める「土曜の放課後のぽや〜〜〜んとした空気」とはちょっと違ったんだけど、これはこれでよい。

とんかつ定食(ロース120g)を発注して、食する。神楽坂のロイヤルホスト、初めて入ったんだけど、いい意味で昭和50年代っぽい空気がある(いつごろできたお店かは知りませんが…)。

会計の段になって、ちょっと妙なことがあった。レジに店員さんがいるのにも関わらず、レジが地方のスーパーみたいなセルフレジになってたんである。つまり、レジの店員さんに見守られながら、セルフレジのキカイに自分で紙幣と硬貨をつっこまなければならない。この一部始終の空気、人類が初めて体験するタイプのやつだぞ。なんだこれ…。


■その後、神楽坂をのぼって、東京メトロ神楽坂駅→江戸川橋方面に歩く。音羽のキングレコードのビルを見るたび、「あ、キングレコードだ」と思う。護国寺に向けて歩いて、坂をのぼって、しばらく歩いて茗荷谷の自室へ。いや、歩いた歩いた。

がんばれば茗荷谷から神楽坂まで歩いて行ける、ってのは知ってたけど、実際に歩くのは初めてでした。そんな短い距離でもないですが、「おれ、神楽坂に歩いて行けるとこに住んでるんだよね〜」みたいな空気を出しても嘘にはならないことが分かりました。ちらほら咲き始めてますね桜。


■パタリロ、歌舞伎、ちらし寿司


■寒いのは嫌いです。文句あるか。

ですがこのごろは寒さもだいぶゆるんできましたので、もう仙骨にカイロをあてたり、バブ入れて半身浴したり、湯島の陰間茶屋で12〜3歳の美少年を激しく抱いたりして暖をとらなくてもいいんだなあ、と思うと、冬の日々も急になつかしくなるから困ったものです。すいませんわがままで。

あと、暖かいのはけっこうなんですが、ぼ〜〜〜っと暖かいばかりの春の日もまたこれはこれで苦手なんですね。すいませんわがままで。


■といった意味も含めまして半蔵商店のお時間ですが、あのー、今日は歌舞伎を中村橋吾もといハシゴしました。

昼は国立劇場。そっから自動車ひろって木挽町。タクシー代は1380円。うーん、ケチなこと書いてすいませんが、意外と安くないね(笑。まあ、春休みだから道が混むのでしょう)。

昼も夜もカブキ見物、というのは久しぶりのことではありますが、体力の配分をきちんと管理したので、芝居の途中で居眠りするようなことは昼夜ともありませんでした。

──そのマメさを仕事に活かさんか。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■そういえば、今日は春分の日ですが、去年の春分の日も芝居を見ていました。歌舞伎じゃなくてパタリロ。

去年、パタリロ帰りに自宅近所のスーパーに寄ったら、好物のちらし寿司に半額シールが貼られててうれしかった覚えがあるのですが(われながら記憶が細かい)、今日もカブキ帰りに自宅近所のスーパーに寄ったら、ちらし寿司に半額シールが貼られてました。

一年もたつと食べ物の好みは変わるもので、ちらし寿司は徐々におれの好物ではなくなりつつあるのですが、でも半額はうれしい。久しぶりに買って、さっき食った。


■夕飯にうどんを2回食べた


今日、会社の帰りに立ち食いそばに寄って、かきあげうどんを発注したら、まあ、なかなかひどいのに当たってしまいました。笑

なんつーか、うどんというより、うどん型に丸めたビニールひもを食ってる感じ。さすがに半分残した…。

で、家に帰って口直しにカップうどんを食べました。笑


■春先土曜昼下がりとんかつ


■年に一回か二回のことなのだけれども、冬の終わりから春にかけての土曜の昼下がりに、普通のファミレスで普通のとんかつ定食を食べるのが好きなのですね。理由はとくにない。でも好きというのはそういうことだ。

そう、冬の終わりごろから春にかけて。ちょうど今ごろの季節。だんだん暖かくなってくるので、出かけやすくなる。散歩に出てついでに外食でも、という気になる。真冬だとちょっとね、そういう気にはあんまりならないからね。

かといって完全に暖かくなってからじゃあダメなんだよね。この、寒さと暖かさの入りまじる感じ。そこが大事であって、この時期は逃がしたくない。なぜそう思ってしまうのかは、自分でもよく分からない。


■普通のファミレス、というのが良い。いちいちこだわらない。

個人的にはロイヤルホストかジョナサンかなー。ガストも悪いってわけじゃないけど、ちょっとチープかな。

メニューは普通のとんかつ定食、で良い。

期間限定の、なんか、変な、ガチャガチャした料理なんて要らねえ、ほんとに。ファミレス本部はそのメニューを推したがってるんだろうけど、知るかよそんなもん。普通のとんかつ定食で良い。まあ、とんかつじゃなくても、オーソドックスなメニューならなんでも良いのかもしれない。ハンバーグなりなんなり。

ただ、「とんかつ」といったん設定しておけば、その後、とんかつを食べるたびに、「嗚呼、今年もこの季節のとんかつを食べることができた」という、心の平穏が得られるのですね。繰り返すけど、とんかつである必然性はあまりない。ただここ数年、この時期のファミレスだと、おれはとんかつなんだな。


■土曜の昼下がり、という時間帯も大事。べつに厳密な時刻を決めてるわけじゃないんだけど、強いて云えば14時台がベストかなあ。

12時台の昼メシ時は、やはり忙しないから避ける。かといって、あんまり遅く、たとえば16時半過ぎになっちゃうと、早めの夕飯を食べに来たファミリー層が少なからずいるんですね。3世代でやって来たりさ。ファミリー層が多いとにぎやかになるぶん、おれの求める居心地とは異なってくる。

うん、そう、「放課後」だ。春先の土曜の放課後の空気がほしい。近くのテーブルで学校帰りの男子高校生四人組がメシ食ってたりしてね。土曜だ。土曜で昼下がりだ。普通のファミレスの普通の土曜。


■なんで、おれは春先の土曜の放課後の空気をファミレスに求めてんだろう。

子供のころのいろんな記憶やらノスタルジーやらと結びついてる気がする。けど、そこを追求するのも楽しいだろうけど、さしあたってはそのままにしておく。

まあ、土曜ってのは一週間の終わりで、春先ってのは年度の終わりだ。その“終わり”感がなんか作用してるような気はする。日曜を、あるいは春休みを待つ開放感みたいな。


■ということで、次の土曜の午后はファミレスにとんかつ定食食べに行こうと思います!

──インターネットで決意表明するような話か? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) トンカツ

あまり暖かくなりすぎないといいなあ、と思います。


■tokyo kabuki boys 「london kabuki boys」





■きょうは土曜ですが仕事でした。チコちゃんの再放送も始まってない時間帯から家を出て、労働にいそしみ、帰りに某君と合流してしゃぶしゃぶを食べました。

某君の、「両面印刷するとき、長辺とじと短辺とじの違いを何回説明しても覚えてくれない先輩」の話が面白かったです。


■さてtokyo kabuki boysの新譜ですよみなさん。future funkのつもりで作ってます。どうでしょう。題は「london kabuki boys」といいます。


■にっぽん文楽


■さて3/11の月曜は、仕事を休みにしたんですね(なので、この週末は三連休でした)。

で、外苑前の、平日しかランチをやってない店で昼メシ食って、埼玉県を題材にした映画でも見に行こうかと思って街をてくてく歩いていたら、『にっぽん文楽』のポスターが目にとまりました。野外でやる文楽です。ちょっと気になってたんだよなー、これ。なので映画を見に行く予定を変更して、会場である明治神宮に向かいました。

外苑前から地下鉄に乗って、「あれ? これってタクシーを使ってよかった距離だよね?」という気分になりながら渋谷で乗り換えて、「なんでいい年してタクシーという選択肢がスッと頭に浮かんでこないのかね?」と我ながら不思議に思いつつ明治神宮前の駅に到着。


■会場に着くと、野外に舞台が組まれていて、舞台の前には客席のベンチがある。舞台は屋根があるけど、客席に屋根はない、とうぜん壁もない、というやまだかつてないくらい開放的な文楽。しかも上演中も撮影OK、飲食OK。ベンチの席は1000円(※とっくに売り切れてました)だけど、おれは立見なのでタダ。

13時開演。20分の『歌舞伎鑑賞教室』的なガイダンスのあと、30分ほどの上演がある。演目は『日高川入相花王』。「ガブ」という仕掛けは知識として知ってたけど、実際に初めて見た。おお、これがガブか。

空の下で、電車やクルマの音も混じりつつの文楽鑑賞、というのもなかなかない経験です。あと、野外なので太夫の声や三味線の音がPA通してるし、そこも珍しかった。


■で、14時前。終演後おとなしく帰る…という予定だったけど、16時からの別演目も見たくなったので、原宿で2時間ほど時間をつぶすことに。

でも、原宿で2時間ほどつぶすって至難の業なのな! なにしろ人類が多くて多くて散歩すらままならないし、ゆっくりできる店も少なさそうだ。なので、いったん渋谷まで歩いて、楽器屋やモスバーガーで時間をつぶして、16時の回に。


■16時からはガイダンス20分の『小鍛冶』30分。

ガイダンスもなかなか凝ってて、人形の動きの細かい仕組みまで説明してくれてた。おれはつい先月に初めて文楽を見た人間なので、こういうガイダンスはありがたいです。


■で、昨日の3/12(野宮真貴の誕生日)も、会社帰りに『小鍛治』を見に行ってきました笑。

19時開演。ライトアップされた夜の舞台は、昼とはまた違う雰囲気でした。月も出ててね。なんというか、村祭り感がある。枡酒の屋台も出てるしね。


■ということで、二日間で三本もタダで文楽が見(ら)れておとくだなあ、でも、おとくさを享受してばかりじゃいかんよなあ、伝統藝能を遺すにも元手がかかるもんなあ、と思った次第。とりあえず屋台で甘酒(300円)買いました。


■組踊と琉球舞踊 3/9、三月大歌舞伎 夜の部 3/10


三月九日(土)

■真顔で国立劇場に行く。歌舞伎、ではなく、『組踊と琉球舞踊』という沖縄の伝統芸能の公演。菊之助のカブキは小劇場だけど、これは大劇場でやってた。沖縄出身だからさ、こういうのも見なきゃね。「組踊」は琉球の芸能で、「くみおどり」と発音してもいいんだけど「くみうどぅい」と発音すると沖縄っぽいです。


■第一部『辺戸の大主』は、歌舞伎座でもたまにある、複数の踊り手がオムニバス的に踊るやつ。第二部は踊りが5本。第三部は『二童敵討』。これは、カブキ風に表現すると松羽目もの+仇討ちもの、という感じ?

第二部の途中より、両陛下ご臨席。そういえばこの日、劇場の中は普段は見かけないSPっぽい人がいっぱいいた。


■終演後、月島のジョナサンでとんかつ。春先はファミレスのとんかつがいいのだ、という件については、またいつか稿を改めて。そのあと別の喫茶店でコーヒー。


三月十日(日)

■歌舞伎座夜の部。『盛綱陣屋』。なかなかにヘヴィーな、とヴ音表記したくなるくらいヘヴィーな演目ですが、良かった。勘九郎も七之助も出てないのに、勘太郎が出てる。がんばってた。


■つづいての踊りに鷹之資。そういえば、おれが初めてカブキを見たのが九年前の三月のことで、その日は富十郎と鷹之資の『石橋』があったなあ。ということをふと思い出した。まだ歌舞伎座の前に焼き甘栗の匂いがただよってたころの話。


■そして、猿之助の弁天小僧と幸四郎の南郷力丸を楽しく見る。幸四郎×猿弥(51)版も楽しみ(3/21に見に行きます)。


■歌舞伎座から帰って、スーパーで捕獲した半額とんかつと半額「椎茸と何かのすり身を揚げたやつ」をつつきながら「インドの青鬼」を飲む。テレヴィジョンを点けると、池上彰の番組でコザ暴動についてやっていた。コザのゲート通りの映像など出てくる。

ひき続きインドの青鬼を飲みながら、クロアチア産のオイルサーディンをハンガリー産のクラッカーに乗せるなどしてるうちに雨が降ってきた。


■ただものでないガキスターズ「大人ってむずかしい」


■先週は、お気に入りのニゴー(登録商標)のカレー屋「カリーアップ」に行きました。新宿のです(中目黒のは、行こう行こうと思ってまだ行ってない…。おれの環境だとちょっと遠いんだよね)。キーマカレーに、ひさびさにビーフカレーをコンビにしてみた。やっぱりここのビーフカレーは辛いぜ。

で、今週は目先を変えて、キッチュのやってる下北沢のカレー屋でチキンカレーを食べました。カレーはスープカレーっぽくて、おれは普通のスープカレーは苦手なんだけど、ここのは美味しかった。ライスも麦が入ってたりして独特な食感で良かったな。他のメニューも試してみたい。


■で、カレー食べた帰りに捕獲したレコード。所ジョージ案件。所さんの番組のエンディングテーマなんですが、所さんがジャケのイラストだけでしか関わってない、という珍しいレコード。作詞作曲は所さんじゃない人。歌は番組に出てた子役集団。B面のバスギャル「シャボン玉通信」という曲で、番組との関連はよく知らない。

大人ってむずかしい

ということでジャケが大事な一枚なのですが、レンタル落ちなのでシールがベタベタ貼ってある…。ま、安かったからいいか。


■あー、あと、関係ないけど、昨日テレヴィジョンに猿之助が出てるのをちょっと見たんだけど、すごく日焼けしてましたね。笑


■三月大歌舞伎 昼の部 3/3


■先日、近所のスーパーの惣菜コーナーで、「鰤のメンチカツ」というのを売ってたので、これは珍しいと思い、試しに買ってみましたまずかった。半蔵商店でございます。


■3/3の日曜日は、歌舞伎座昼の部でした、『傾城反魂香』。あれってたいがい「土佐将監閑居の場」からやるじゃないですか。でも今月はその前段の部分からやってますね。猿弥(51)と虎の立ち回り、という珍しいものも見られます。

猿之助の“おとく”がいいんですよ。筋書によると三度目だって。主人に土佐の名字を授けてください、と師匠に哀願するところが痛切でね。猿之助って、ルフィみたいな役もできるけど、こういう役もできるのがすごいよね。


■又平に名字が許されたとたん、師匠からキモノをすぐもらえるじゃん? あれってやっぱりいつでも又平にあげられるようにスタンバイしてたのかね。師匠もかねがね「いっや〜、又平に名字あげてもいいんだけどな〜、なんかこう、ほんのちょっとだけなんか足りないんだよな〜、あと一息なんだよな〜。もうワンクッションあればさ、ね、名字、あげてもいいんだけど」みたいに思ってたのかね。しかし「ワンクッション」って和製英語感すごいよな。


■あ、『女鳴神』は、股ぐらから酒を取り出さないんだ、とか、「ずぼんぼえ〜♪」がないんだ、とか、『鳴神』とくらべながら見てました。


■で、夜の部は3/10と3/21に見に行きます。松竹は先日の阿古屋で、奇数日偶数日商法に味を占めたんでしょうか。笑


■tokyo kabuki boys「hello march」


■最近初めて知ったんですけど、2月って28日までしかないらしいですね。知ってた?

──知ってたよ (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

気がついたらもう3月。なんかのバグだとしか思えない。


■さて3月の到来を壽ぐ我らがtokyo kabuki boysの新作です。



曲名の並びがいいよね。vaportrap、のつもりで作ってたんですが、結果的にちょっとそれとは離れてるかもしれない。というかvaporwave自体からだいぶ離れてきてるような気もする…。6曲目なんてほぼアンビエントですからね。次回からは心を入れ替えて、'80年代のCMをピッチ下げてループさせてリバーブかけただけのやつやりまーす。うそ。さて明日は歌舞伎座初日。明日見に行くのは昼の部ですが、夜の部の猿弥 (51)も楽しみですね。


■ピアニスト、ロバート秋山、吉右衛門


二月二十三日(土)
■朝の六時に銀座にいる。向井山朋子『ピアニスト』を見るためだ。『木梨の会』が放送されている時間帯なのに、会場のエルメスには人類が百人くらい(もっとか?)集結している。

エルメスのビルはガラスが壁だから、だんだんと夜が明けていく銀座の街の気配が感じられるのが面白い。一時間ほどの演奏を聴き、展示されているインスタレーションを見る。そのあと近所の立ち食いそばでとろろそば feat 生卵。いったん帰って寝る。


■午后、テレヴィジョンで『正直さんぽ』をちょっと見る。土曜の昼にフジテレビ点けて、正直さんぽの週だとトクした気分になるよね。路線バスの週はハズレだよね(※個人の感想なんかじゃなくてただの真理です)。


■昼の三時から某君と六本木でクラフトビール飲む。明るいうちに飲むっていいよね。

夕方六時、銀座の沖縄料理屋に流れる(ということは、おれは一日に二回銀座に来てるのですね。笑)。この晩の話の内容を端的にまとめると、ロバート秋山はすごい、ということです。

この動画の2:10のとこ(※リンクは頭出し済み)の「これ、部長からです」「じゃこれ私からです」の妙なリアリティ。


■九時ごろ解散。明るいうちから飲み始めると、帰りも遅くならないから、終電タイムアタックなんかしなくていいし、ぎゅうぎゅうの終電に乗る必要もないのだ。


二月二十四日(日)
■ここ二週間、どうも疲れ気味なので、今日は完全に一日部屋でゴロゴロ。


■──のはずが、気がつくと歌舞伎座の一幕見席で『熊谷陣屋』を見ている。とてもタイト、かつ濃い芝居。財布が許せば一階席で見たかった。


■ところで、『モヤさま』が以前ほどは好きではない。なんというか、立ち寄った店、立ち寄った店ごとに、わざわざ深掘りしよう、深掘りしよう、という作為が見えてくるようになったというか。その作為がしんどいというか。

その点、『正直さんぽ』は、さらっと流す感じだから、いいんだよね。有吉とバカルディの差なのか。フジと東京12チャンネルの差なのか。


■さて、このところ、日曜日の寝る前は、所ジョージの'80年代のエッセイ本をちょっと読む、というのを習慣にしている。

──なにその謎の習慣。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

本を読んでいると、所さんが親知らず抜歯前後に七転八倒したときの様子が書かれていて、親知らずを抜く前も抜いたあとも、時はまさに世紀末。うーん、おれもそう遠くないうちに親知らずを抜く予定なので、なんか他人事ではない…。

それにくわえて、どういうわけか、この夜は左上の奥歯がなんかズキズキしたんだよね。虫歯は先日全部治したし、左上の親知らずはとっくの昔に抜いたんだけどな。ロキソニンを飲もうにも、その時はビールを飲んじゃってたので、薬が飲めなくて困った。

歯が痛かったぶん、エッセイの中の所さんになおさら共感できました…。


■『木梨の会』はなんかテレビっぽくて、『たいむとんねる』はなんかラジオっぽい


■先日、アイスランドに行く夢を見ました。おれ自身はアイスランドにいるのですが、しかし茗荷谷の部屋にパスポートを忘れたことに気づきました。しまった。

いや、パスポートを忘れたのになぜアイスランドに入国できたんだ? そもそもどうやって日本を出国できたんだ?


■──という夢で思い出したのですが、そういえば大昔に木梨がパスポートの期限切れで香港に入国できなかった、みたいなことありましたね。あれはたしか、パスポートの期限が切れてるのに成田の係員のミスでなぜか出国できてしまった、というような話だったと思う。

関係ないけど、木梨が一人でやってるラジオ番組『木梨の会』はなんかテレビっぽくて、石橋が一人でやってるテレビ番組『たいむとんねる』はなんかラジオっぽい。※個人の感想、ですけど。


■しかし、アイスランドって、一度は行ってみたいところだな……。

──おまえは2015年に一度行ってるだろ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

そうでした。でもまた行きたいね。


■いったい誰がこんなひどいことを


■スタパ齋藤がテレビに出てる!と思ったら、「勝矢」という役者でした。半蔵商店でございます。


■で、あのー、うちの近所にポッカサッポロの自動販売機があるんですね。で、あるときは「にっぽん烏龍」を、あるときは「加賀棒ほうじ茶」を、あるときは「玉露入りお茶」を、と、日ごろからそれなりに利用していたのですが。

そのポッカサッポロの自販機が、数日前のある日から、突然、なんの挨拶もなしに、アサヒの自販機になってたんですよ。自販機の色も、ポッカサッポロの白からアサヒの青になってた。なんだこれ。いったい、誰がこんなひどいことを…。血の通った人間のしわざとは思えない…。

──そこまでのことじゃないだろ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

じゃあ、おれはこれからどこで「にっぽん烏龍」を、「加賀棒ほうじ茶」を、「玉露入りお茶」を買えばいいって云うんですか! おれの許可もなくポッカサッポロからアサヒにしたやつ誰だよ。訴えるぞ。


■メトロの東銀座駅の改札出たとこに一台、歌舞伎座の裏手にも一台、ポッカサッポロの自販機はあるので、カブキを見に行くときは安心です。にっぽん烏龍買えます。なんなら「北欧ブラック」も買えたはずです、たしか。

とはいえ、この二台の販売機も、ある日突然アサヒの販売機になっちゃったりするんだろうか…。


■二月大歌舞伎 2/16 夜の部


■「はっぴいえんど」のギターの人が大麻所持で逮捕されてから、本日でちょうど10周年です!

──忘れてやれ (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■といった意味も含めまして半蔵商店でございます。きのうは歌舞伎座、夜の部を見てまいりました。


■夜の部最後の『名月八幡祭』。

テキトーに生きてる美男美女に、マジメにこつこつ生きてるだけの人は何をどうやったってかなわないですよ、という心あたたまるお話。まあ世の中とはそういうもんです。

でもこの話の救われないのは、新助が美代吉に、利用されているでも、食い物にされてるでも、搾取されてるでもなく、ただただ「なんとも思われてない」。馬鹿にされてるでも、だまされてるでもなく、鼻であしらわれてるでもなく、ひたすら「なんとも思われてない」。百両を工面できそうなやつが新助じゃなくて犬だったとしたら、美代吉はその犬に色目を使っただろう。百両持ったアルパカが近所を歩いていたら、美代吉はそのアルパカに言い寄っただろう。それくらい、新助が美代吉に「なんとも思われてない」。この「なんとも思われてなさ」はなかなかにすさまじい。美代吉に悪意らしい悪意が、これといってない。悪意がないから、新助に「怒りじろ」のような余白が与えられてない。よって、怒りをまっとうに表明するきっかけがない。よって、怒りが自分の中に溜まるだけ溜まって気が触れる。よって、美代吉を刺し殺す。終。制作・著作NHK。

まあ、マジメすぎる新助もどうかと思いますけどね。オトナになったら、マジメって必ずしも良いことではないからね。時と場合によっては、なんならアホの一種であることさえあるからね。


■しかし残酷なのは、美代吉が刺し殺されることではなく。

これはあくまでお芝居だから、美代吉が刺殺される、というある種の人々が溜飲を下げる結末が用意されているけど、現実世界では美代吉×三次タイプが一生、幅を利かせ続け、新助タイプは一生泣き寝入りし続ける、というちょっとした刃傷沙汰なんかよりはるかに残酷な設定がなされています。こわいよねー、現実って。政府は表現物より現実を規制するべき。ストップTHE現実!

──なに云ってんだおまえ (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■新助を、というか他人や世間のことをそもそもどうとも思ってない、ほんとになんとも思ってない美代吉と三次の二人をいわゆるニザタマが演じます。これがはまってるんだよな。もちろん松緑の新助も良いですね。朴訥さと屈折したところをあわせもつ感じがちゃんと出ている。このところ、おれは新歌舞伎の松緑が好きです。





■『熊谷陣屋』は、おれの体調の問題で──ようするに眠かった。この日に限ってカフェインの錠剤を持ち合わせてなかったんですね。眠りはしなかったけど何度か睡魔と格闘していた──ちゃんと集中できなかった。ので、できれば来週幕見したい。

しかし熊谷陣屋、開幕の柝とともに「はりまや〜〜」という気の抜けたドヘタな掛け声がかかってゲンナリ。しかも三連発。うるせえよおまえ。鼻の穴へ水族館蹴込むぞ。


■あと、某コラムニストの日記エッセイにチラホラ出てくるのでその存在を知った「赤トンボ」のサンドイッチが、歌舞伎座の売店でも売られてるのを発見したので買ってみた。一切れ一切れが大きめの麻雀牌くらいにカットされたサンドイッチが8切れで800円。ふむ。なかなかお上品なお味でした。


■文楽、歌舞伎、琉舞


■仕事が忙しかったんですよ、この一月後半から二月前半にかけて。ですが、今日(あ、日付変わっちゃいましたが2/14)でようやく一息つけました。まあ、ほどなく年度末ですから、また忙しくなってくるもんなのですけど。

とりあえず、この土日はゆっくりしたいですね。


■さて、こないだの三連休はね、2/9は国立劇場小劇場で文楽第三部、2/10は歌舞伎座昼の部。2/11は、意外に琉球舞踊でした。


■文楽についてはちょっと前のエントリに書きました。ちなみに2/17も第二部『大経師昔暦』見ますよ。

カブキはねー、『すし屋』の松緑、菊之助、梅枝、橘太郎がよかった。『暗闇の丑松』は序盤、やっぱ新歌舞伎って堂本剛くらい正直しんどいよなー、って思ったけど、菊五郎が出てきたあたりから面白くなってくる。しかし橘太郎、「おくら」に番頭にと昼の部大活躍ですねー。


■で、2/11の琉球舞踊。琉舞を見るのは、この人生では二回目。'13年に国立劇場で玉三郎の踊りを見て以来だな。場所はGINZA SIXの観世能楽堂。この場所は初めて。というか能楽堂っての自体が初めて。

第一部として、琉球芸能入門みたいなガイダンスがある。で、この時の楽器の説明で、琉球にも胡弓があるということを初めて知ってすいません。つづいて第二部が踊り。題名を書いておくと『女こてい節』『高平良万歳』『加那よー天川』。ふむ。全体的な感想としては、おれは沖縄出身なのに琉球芸能について知らなすぎるので勉強が必要だな、と思った。3/9は国立劇場に、カブキじゃなくて組踊を見に行きます。


■ところで。おれはGINZA SIX自体も初めてだったんですよ。そういえばこの建物、以前とある週刊誌で、「銀座なのに六本木っぽい」みたいに評されてました。

その評を鵜呑みにするわけじゃないですけど、ちょこっとフロアをぶらついた限りでは、たしかになんか六本木ヒルズとミッドタウンを足して2で割り忘れたようなとこあるな。あるいは、単にSIXって数字が六本木を連想させてるだけかもしれないけど。

帰りに歌舞伎座前の辨松に寄って弁当買った。


■文楽を見てきた


■国立劇場小劇場で文楽を見ました。カブキはここ数年毎月見ておりますが、文楽はほぼ初めてです。人形浄瑠璃。

ほぼ、というのは、以前、横浜のKAATに杉本文楽を見に行ったことがあるのですが、えー、開演時刻を二時間早く間違えて着いてしまい、慣れない横浜の街での二時間のつぶし方が分からず体力を消費してしまい、上演中は寝てた、という重大インシデントがありました。

ですが、まあ実際、ノーマル文楽を見るのは今月が初めてです。


■2/2の土曜日は第三部、『鶊山姫捨松』『壇浦兜軍記』。雪責と琴責。翌2/3の日曜日は『桂川連理柵』。

パンフレットは六百円くらいで、しかもミニ床本のおまけつき。床本といっても、『笑点』の題字みたいな筆文字がびっしり並んでるやつじゃなく、普通の明朝体で印刷されてるので安心です。


■前述のとおり、歌舞伎は見てるけど文楽は初めてなので、うん、まず、やっぱりカブキとの違いから入るよね。定式幕が上手から開くんだ、とか、花道がないんだ、とかさ。で、あと、“床”の義太夫&三味線が、物語の、というか、舞台進行のイニシアティブを大きく握ってるんだなあ、ということが分かった。カブキだと、ほら、あくまで生身の役者が主で、義太夫&三味線は従というか副というかそういう感じじゃないですか。でも文楽は義太夫&三味線と、人形&人形遣い、そのどっちが主でどっちが従(副)か、があまり明確な区別がなくわりと曖昧で、そこが面白いとこだと思った。


■文楽では人間が人形を動かすわけなんだけど、もちろんただ身振り手振りのレベルで動かしてるわけじゃなくて。ちゃんと人形がキャラクターの心情を表現するわけですよ(って当たり前のこと書いてますけど)。

たとえば、「雪責」でいうとさ、庭で折檻される中将姫が、奴の持つ割れ竹を見上げるときの絶望と恐怖が入り混じってはかなげな、それでいてどこか凜としたとこもある表情とかさ、もう、ほんとに、なんというか、人形に人間らしいなにかが宿る瞬間があって、そこに素直に「すげえ」と感じる。その瞬間が文楽。たぶん。


■では、「は? でも演技するんだったら、人形じゃなくて最初から生身の人間が芝居すればいいやし」と中学の同級生に沖縄弁で云われたら、どう返答しよう。

それはたぶん──、生身の役者ってのは自分の姿かたちと声から逃れられないじゃないですか。芝居の登場人物の心情を表現するにも、その「姿かたち+声」というフィルターをいったん通さないといけない。

でも、文楽では人形が演ずるので、「姿かたち+声」というフィルターを通さない、そのぶん純粋な表現ができるから……なのかな、なんて考えております。いまのところ。

しかし、中将姫の折檻、見てらんないっすよー、あれは、かわいそうで(そう、人形に「かわいそう」なんて気持ちを抱けちゃえるんですよね)。


■で、阿古屋の琴責。年末に児太郎と玉三郎の阿古屋を見たのは記憶に新しいところですが。

これがさー、もうね、三曲の演奏がすごい。阿古屋の人形が床の演奏に合わせて楽器を弾くんだけど、人形と演奏がシンクしてるんですよ。シーンークーすーるー♪んですよ。DA PUMPの「if…」ぐらい。

三味線のときなんか、阿古屋の人形の指までリアルに動いている。日清紡のCMみたい。犬と人間の二人羽織のやつね。でも阿古屋は二人羽織じゃないんだぜ。イヤホンガイド曰く、そういう「三味線弾いてる動きを表現する用」の手首を付けるらしい。

そう、岩永もいいんだよなー。悪役なのに、ちょっと滑稽みとか、なんなら愛嬌もあって。阿古屋を見ればいいのか、岩永を見ればいいのか、迷う瞬間があるくらい。


■そんで翌2/3は『桂川連理柵』で、はしょりますがこちらも自分なりに楽しく見られました。

■で、昨日2/9は、虫歯を治したあと、急遽第三部を再見しました。これは予定外の観劇&出費だったのですが笑、もう一度見たくなってしまったので。2/2は下手の席だったけど、2/9は上手の席だったので、床での三曲の演奏がより間近に聞けました。


■ただ今回は、どの日も後ろの席だったので、人形の表情をもっと近くで見たいなあ、という欲が出てきました。次はもっといい席が買えるようにがんばろう。

あ、2/17は第二部『大経師昔暦』見てきます。


■最後にもうひとつ。たとえば平成中村座とか新春浅草歌舞伎では、女子トイレにWindows95の発売日ぐらい行列ができるんですが、国立劇場小劇場での文楽では男子トイレのほうの行列が長いんですね。トイレの外にまで行列が出来てました。


■【祝】虫歯なおしました


虫歯なおしました


■二月ももう九日だというのに、今年はまだ、スーパーの店頭やマスメディアにおいて、国生さゆりのシャラララン素敵にキッスを耳にしておりません。半蔵商店でございますこんにちは。かように現代日本人は、伝統文化が喪われることに慣れすぎていると思います。


■といった意味も含めまして、國民の皆様にお知らせがあります。

えー、本日、歯医者に行って、虫歯をすべて治しました!

ま、小さい虫歯が3ヶ所にあったってだけなんだけどね。思えば昨年12月から、今年1月、2月、と三回も歯医者に足を運んでるのだ。3ヶ月かかってるのだ。月に1回しか予約の取れない歯医者なのだ。落合シェフのラ・ベットラくらい予約が取りにくいのだ(知らんけど)。


■で、完治はいいのですが、歯医者さんに、右下の親知らず抜いた方がいいですねー、って云われた。25歳を過ぎると親知らずが抜けにくくなるんですよねー、とも云われた。それ、20代前半で聞いておきたかったわ、そのインフォメーション。そういうことは義務教育で教えといてほしい。

そう、親知らずは三本抜いて、この右下の一本だけが残ってるんですよね。おれの場合、この親知らずが奥歯と密着してて、そこに歯垢が溜まりやすく、それが虫歯の原因になるようです。うーん。

忙しいときとか旅行の前とかを避けて、スケジュールや体力に余裕のあるときに親知らずを抜きに来てください、と云われました。うーん。改めてそういうことを云われると、ちょっと怖くなる。親知らずの抜歯って、もはや手術だよな、ジャンル的に。


■カリーアップ


■今日は二月五日なので、ニゴー(登録商標)の日ですね。

ニゴー(登録商標)と云えばカレー屋のカリーアップですね。ということでカリーアップについて述べますと、まあ、いまんとこ、いちばんリアルに足を運んでるカレー屋かもしれない(といっても、年に十回くらいだけどさ)。千駄ヶ谷の本店よりも、新宿のルミネのに行くことが多いです。居心地でいうと本店の方がいいんだけどさ、ルミネのほうが米の固さが好みなんだよね(※個人の感想です)。


■以前はもっぱらバターチキンカレーばかりだったけど、最近はキーマカレーばかり食べてます。でも、こないだバターチキンとキーマカレーをコンビにしてみたら(ものすごく久しぶりのバターチキン!)、両方とも美味しかったな。

うん、自分にとっては、カリーアップはトーキョーの味のひとつ、という感がある。竹葉亭、並木藪、カリーアップ、みたいな。


■中目黒のカリーアップはまだ行ったことないのでそのうち行きたいです。しかし2-5cafe、復活しないかなあ。会社の帰り道でカリーアップのカレーが食べ(ら)れたんだよね。


■カリーアップ、扇雀ブログにも出てくるのな。あ、扇雀丈、バターチキンとキーマカレーのコンビを頼んでる。

つーか、虎之助のインスタって普通にニゴー(登録商標)本人が出てくんのな…。


■ドッペルゲンガー?


そっくりさん


■今日の夕方、近所のスーパーで買い物をしていたら、拙僧にめちゃめちゃ似ている中学生くらいの少年を見かけました。いやー、あれは似てた。二度見どころか、五度見くらいしてしまった。メガネをかけてるかけてないの違いはあったけど、あれは似てた。背丈も同じくらい。ひょっとしたら、あの少年は、おれだったのかもしれない。

──じゃあこの文を書いてるおまえは誰なんだよ… (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

この種の「似てる」は、他人から指摘されて気づくパターンが多いけど、今回はおれ自身が「あ、似てる!」って気づいたからね。これはけっこうな「似」ですよ(いや、逆に「本人は似てると思ってるが、他人はそれほど似てると思ってない」のパターンかもしれないけど)。

うーん、でもあれは似てたなあ…。


■正確なとこは分かんないですが、今年もたくさんの恵方巻きが売れ残るんじゃないでしょうか。100年後の人類は、「節分」のことを、「長い長い巻き寿司をたくさん作って、それを食べずに捨てる行事の日」と認識しているかもしれない。100年後のマナー講師は、「節分の日に、お客さまのお家で長い長い巻き寿司を出されても、それを食べるのはマナー違反! 食べずにそのまま捨てるのがマナーです」と説明してるのかもしれない。

あと、豆まきってさ、むかしむかしの大昔は、スペインのトマト祭りくらいの勢いで町中で豆をぶつけ合ってたような気がする。あるいは近年の渋谷のハロウィンくらいの勢いで、というか。それっくらいのパワーが無いと、この西暦2019年まで行事として伝わらんでしょう──と勝手に思ってるんだけど、どうでしょう。


■さっきテレ東でやってた有吉のゲーム番組、前半の街ロケっぽい部分のほうが面白かった。いっそ街ロケのとこだけで良いのに、と思ったけど、だとしたらそれはもう『正直さんぽ』だな…。田中も出てるし。


■ルノアールでスジャータ


■先日、銀猿ノアールもとい銀座ルノアールに行ったのですね。そして昔アラブの偉いお坊さんが恋を忘れた哀れな男に教えてあげがちな飲み物を発注しました。ようするにホットコーヒーです。書き方がいちいち回りくどいよな、このブログ。

で、ルノアールでコーヒーを頼むと、砂糖と、それにくわえて小さな銀色の金属の器でミルクというかクリームというか、まあ、そういった類の液体が付いてきたと思うんですが、このたびそのコーヒーを頼んだところ、その小さな銀色の金属の器じゃなくて、スジャータみたいなやつが出てきました。

「テレビ台の下からスジャータ出てきた!」ってのは、いつかの年の『ドリームマッチ』で松本人志が云ってた“あるある”なのですが、ルノアールでスジャータ。厳密に書くと、「スジャータ、あるいは、スジャータに似たようなやつ」ですが、まあ、いずれにせよ、ブランド名は重要でない。とにかくそういった使い捨ての容器に入ったやつが出てきたわけです。なんなの? 戦時中なの? 物資欠乏なの? マクドナルドじゃないんだからさー。


■なんか、こう、日本の国力もここまで後退したか、と思いました。ひきつづき今後も、日本の景気が無事悪くなっていって、人々の消費力が無事落ちていって、企業がさらなるコスト削減を無事迫られたら、それこそルノアールのコーヒーも紙コップで出てくるかもしれない。


■鮫と海老


■鮫洲で運転免許を更新してきました。なんで鮫洲かというと。当初は、東陽町のほうに行く予定だったんですね。茗荷谷からだと東陽町のほうがアクセス良いので。でも、電電公社が誇る未来のニューメディア、キャプテンシステムで検索したところ、東陽町より鮫洲のほうが混まない、という情報を得られたので鮫洲に行ってきたのです。さすが高度情報化社会。


■朝8時ちょっと過ぎに鮫洲駅到着。複雑な道順を経て試験場に到着。当初の予定よりも遅く着いちゃったんだけど、無事に9:00からの講習を受けることができました。講習は一時間。そう、一時間。

むかしむかしの大昔、そのまた昔の平成25年、営業の仕事をしていたころ、品川区内を会社の軽自動車で走ってたところ、「止まれ」の標識に気づかず切符を切られたんですよ、ロス市警の警官に。

──絶対ロス市警ではないと思いますけどね。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

で、七千円だか八千円だかの反則金を払ってるんですね。嗚呼もったいない。歌舞伎座の三階席に座れて「辨松」の弁当買える額だぜ。ATOKじゃ辨松って一発変換できないぜ。そういうとこだぞジャストシステム。

まあ、要するに、違反をやっちゃったから三十分じゃなくて一時間の講習なんです。ゴールドじゃなくて普通の免許なんです。悪かったな。


■でもまあ、十時過ぎには新しい免許証を受け取けとれました。『所さんの目がテン』をやってるような朝早くに家を出た甲斐があった。


■で、腹減ったので、寒いし小腹が減ったので立ち食いでかきあげそばでも食べたいな、と思って、品川駅に戻って、立ち食いそばをちょっと探してみるも、無い。JRで東京駅までちょっと探してみるも、無い。

もっとがっちり探せばあるのかもしれないけど、さすがに立ち食いそばはがっちり探さないね。

しょうがないので茗荷谷まで戻って、「なか卯」で海老かきあげそば食べました。





■で、部屋に戻りまして。ほんとは歌舞伎座で幸四郎の『吉田屋』を幕見したかったんだけど、月曜からの仕事に備えて、あと、それよりも、今晩の演舞場に備えて体力をとっとく必要があったので、吉田屋はあきらめて部屋で昼寝をしました。

湿度計の表示がLL

■部屋に置いてある湿度計が、十進法の数字での表記をあきらめて「LL」とか表示してやがりました。LLってなんだよ。LLブラザーズかよ。ダンス甲子園かよ。ファーストシングルB面の作詞が小西康陽かよ(豆知識)。と思ったんですが、なんか、めちゃくちゃ湿度が低いとLLって表示する仕様らしいです、うちの湿度計。





■で、夕方より新橋演舞場。海老蔵単独ライブ夜の部。千穐楽。良かったですよ。


■幸四郎の伊左衛門ひたすら最高、など正月芝居について千字ほどのメモ


一月十二日(土)

■散髪→歌舞伎→歯医者、の日。

朝、渋谷の髪の毛チョキチョキセンターに行き、半蔵門線で半蔵門。今年初めの芝居。毎年、最初に見るカブキは国立劇場の菊五郎と決めている。←というわけでもないんだけど、こう書いてみると、そんな感じもしてくる。「書く」って、けっこう自分の意識を左右するな。


■終盤の立ち回りで、なぜか単なる長縄飛びが始まって笑、その長縄飛びに橘太郎が入った瞬間が、いちばん客席が沸きました。笑



一月十三日(日)

■歌舞伎座昼の部。

うん、三番叟、曽我もの、ってのが正月っぽいめでたい感じでいいよね。正月なので、正月っぽい気分になりたいのですよ、こちとら。

で、『吉田屋』は幸四郎ひたすら最高。こういう役ほんと似合う。

白鸚の大蔵卿は、愛嬌とかアホな部分はひかえめで、そのぶん生々しい怨念やら何やらを抱えてる感じを前面に出してた。おれがこれまであまり見たことないタイプの大蔵卿かもしれない。ラストで生首をもてあそぶとこがなかった(よね?)。



一月十九日(土)

■歌舞伎座夜の部。最後の『松竹梅なんとか』目当てだったけど、結果的に『絵本太功記』が一番良かった。

『松竹梅〜』は小ネタはたくさんちりばめてるものの、先日の『法界坊』より少々荒いような。でも、基本的には楽しかったです。最後の七之助の踊りも良かった。

ところで『勢獅子』は、舞台上に人間がたくさんいるわりには、なぜかいまいち地味なような…笑。まあ、見る側が勝手にいろいろ申しております。



一月二十日(日)

■浅草第二部。「着物の日」ということなので、着物を着て「30過ぎてなぜか唐突に“和”方面の趣味に走り、カブキだのキモノだの言い始める地方出身者」のコスプレをして公会堂に出かける。

──コスプレっていうか、そのまんまじゃないですか、あんた。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■めでたい曽我のやつに続いて、『番町皿屋敷』。新春の浅草で、ややこしい新歌舞伎やるのかよー、と思ったけど、見たら見たで面白かったですね、緊張感のある芝居で。皿をわざと割るとこ、おれの後ろの客が「あっ」と云った。

種之助って踊りも上手いけどこんな役(お菊)もこなせるんだなーと感心。

最後は、めでたそうな踊りで〆。




今日は浅草第一部、明日は海老蔵夜の部を見てきます。


■低糖質ダイエットってほどじゃないけど


■家のPCからたまにヴーカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリガガガガガガガガヴーみたいな異音がします。というのは以前も書いたことなんですが、この異音の発生ペースがだんだん上がってきてるような気がする。うーん。でも再起動すれば治るので、このPCはもうちょっとだましだまし使います。


■さて本題。ふだん、低糖質ダイエットってほどじゃないけど、まあそれなりに糖質は控えてまして。それなりとはいえ多少は効き目があったらしく、年末年始に帰省した際、母親に「やせこけた」と云われました。いや、別にそこまでやせてはないはずなんだけどな。

でもまあ実家に九日間いたら、あっさり太りました。つーことで、最近は糖質ひかえめを普段より意識したメニューを摂っております。


■低糖質メニューその一。

【材料】
・ひき肉300g(牛でも豚でも好きなやつで可)
・レトルトのキーマカレー 1人前(他のカレーでも可)

【作り方】
1) ひき肉300gを真顔で炒めます。出てきた油は適宜捨てます
2) 炒めたひき肉をライスだと思いこみます
3) 別にいいじゃないですか、炒めたひき肉をライスだと思いこんだって
4) 温めたレトルトのキーマカレーを、そのライス(実はひき肉300g)にかけます

お米を使わない、低糖質なカレーです。

── 肉に肉をかけて食うのか…(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )

あと、キャベツの芯を米粒大にカットした「キャベツライス」っていうのが最近あるじゃないですか。それをひき肉と一緒に炒めることもあります。でもキャベツライス、うちの近くじゃ見ないんだよなあ(ちょっと遠くのスーパーにしかない)。


■低糖質メニューその二。

こないだ、名前は伏せますが某チェーンの立ち食いそばに行ったんですね。で、かきあげそばを発注しまして。そして何分か待ちました。正直、いつもより待たされたような感じではあった。

で、いつもより待たされて出てきたかきあげそばは、果たして、のびにのびていた。明らかにゆですぎ。店員が間違えたんだなあ。

でもさ、ふつうの蕎麦屋ならまだしも、チェーンの立ち食いそばだと、ちょっと文句付けづらいよね。そんな高いもんじゃないからさ、あんまり波風立てるのもね。

ということで、ガマンしてそのゆですぎたそばをズルズル食べてたのですが、さすがにおいしくなくて半分残した。ハズレを引いた、と思うのもくやしいので、これは「麺類は半分残す」という低糖質ダイエットなのだ、と思いこむことにしました。


■低糖質メニューその三。

あー、これはわりと普通のやつです。

鶏のササミとカット野菜を、市販の鍋の素でゆでる。で、ササミと野菜だけ食べる。

残ったスープに〆としてラーメンを投入…すると元も子もなくなってしまうので、ラーメンじゃなくて糸こんにゃくを投入。

糸こんにゃくをラーメンだと思いこんで食べる。低糖質ダイエットとしてよくあるやつですね。すごく美味しい、ってわけでもないけど、いちおう低糖質ということで。

ただ、糸こんにゃくって、飽きるんだよな。ラーメンもパスタもうどんも飽きないのにね。不思議だ。


■でもまあ、ちゃんと糖質を摂る日はちゃんと摂ります。先日は、サッポロ一番みそラーメンを3.5袋使って、つけ麺を作りました。4袋じゃなくて3.5ってところに我ながら理性のブレーキを感じますね。


■中谷芙二子『霧の抵抗』 於 水戸芸術館


■木村っていう役者が映画の宣伝で連日やたらテレヴィジョンに出ておりますが、この人のかっこよさやカリスマ性って、結局あのグループあってこそのものだったのかなあ、と、以前も思ったことを思っております。


■といった意味も含めまして半蔵商店でございます。昨日は水戸に行ってきました。2年ぶりだなあ。以前は営業の仕事で、毎週のように来てたものです。

水戸駅北口

朝9時前、2年ぶりの水戸駅北口。画面右手に見える京成ホテルは、拙僧が男一人で「いちごスイーツ食べ放題」に突撃したことで有名。しかも2年連続。

北口のバス停からバスに乗る。電子マネーの端末があったのでPASMOをタッチしてみるが反応しない。バス停にいた係の人に「イバッピしか使えません」と云われる。ふむ。


■京成百貨店前で降りる。歩く。水戸芸術館着。本日のお目当て、『霧の抵抗』を見るのです。そのために電気で動く汽車に乗り継いで水戸にやってきたのです。これまで水戸には冗談抜きで100回くらいは来てるのですが(仕事でね)、水戸芸術館は初めて。あのくねくねした謎の物体は当然知ってたのですが。

おれが水戸芸術館に着いたのは9時前だったので、開館の9時半まで近所のファミリーマートでコーヒーを買ったりしつつぶらぶらする。





■9時半ごろ水戸芸術館の庭というか広場というか、そういう感じのスペースに来てみると、おお、さっそく霧がもくもくして、シューゲイザーっぽい画ヅラになってる。

霧(一)

霧の中にいると、視界が曖昧模糊としてきて、だんだん真っ白になっていって、なにも見えなくなって、また霧が晴れていって、という流れがおもしろい。

霧(二)

霧が散布されるときの「シュー…………」という音もサウンドアート的で良い。耳に優しいホワイトノイズというか。


■うん、霧のある風景って好きなんだよね。たまに貸しポジのサイトで、「fog lake」みたいに検索するもんね。

おれはなぜ霧の風景が好きなんだろう。視界に濃淡ができて、明確な景色を把握できなくなる、この「把握できなさ」がいいのかもしれない(われわれは万事において「把握することがいいこと」だと思わされてすぎている、と思う)。把握できなくなるので、クリアな素の景色を想像する余地が生まれる。その余地が楽しいのかな、なんて。わかんないすけど。

霧というものを体験したことがほとんどないので、このたびは実際に霧の中に身を置けて良かったです。


■で、ひとしきり霧を堪能したのち、館内へ。館内でも霧と映像のインスタレーション作品があって、こっちもとても良かったんだけど、おれは強いて云うなら前述の広場の霧が好きです。現実の水戸の街に、霧がなだれ込んでくる感じが。なんというか、アートが実際の世界に切り込んでくる感じが得られて。




■で、霧の部のあとは、メディアアート/ビデオアートの部になる。

メディアアートの部。'71年に世界4都市をテレックス(ベルギーのバンドじゃないほう)で結び、各都市の人々が10年後の世界についてお互いに質問しあって回答しあう、みたいな企画の展示があって、いろんな質問と回答のテレックスが貼り出されてたんだけど、その回答者の中に手塚治虫とかウルトラ・ヴァイオレットとかっていう名前が平気で出てくるのな。

で、陳腐な紋切り型の感想文ですまんけど、そのなかにコンピュータ時代の到来を予見したような外人のテレックスがあって。「コンピュータを使ってるつもりが実は使われてるような人々、ってのが出てくるでしょう」みたいなこと書いてんだけど、これ、コンピュータの語をスマートフォンとかインターネットとかに置き換えたらまるっきり現代だよな。陳腐な紋切り型の感想文ですまんけど。'71年にそういうことを言い当てる人はちゃんと言い当てるんだな。'71年だぜ。カシオミニの発売が'72年だぜ。


ビデオアートの部。原宿にあったビデオアート専門ギャラリー(というのがこの日本にあったんですね)『SCAN』にまつわる展示。ビデオアートって結局ナムジュン・パイクしか売れなかったイメージ(あ、拙僧はナムとジュンの間にナカグロ入れない派です)。あと、あれか、坂本龍一の『TV WAR』とか、立花ハジメのFUJI AV LIVEとかか。よくわからんけど、でも、'80年代〜バブルのアートシーンの徒花、的な香りがして良かった。「SCAN賞受賞者リスト」みたいなのの中に原田大三郎の名前があった。

しかし霧にしろ、メディアアートにしろ、ビデオアートにしろ、相当の技術&金が必要になる表現だなあと思った。予算超過のため、万博の会期途中でE.A.T.はペプシ館から撤退した、みたいなことが書いてあったような気がする。


■で、館内の売店で母へのお土産用に干し芋を買って(水戸ですから)、庭に出て、再度の霧を堪能して終了。

夜は庭が照明でライトアップされるらしく、それも見てみたかったんだけど、この夜は歌舞伎座なのです。

バスでなく、歩いて水戸駅まで戻ってみる。


■さてお昼、なのですが、目当ての店が休みだったので、何を食べようか困る。電車まで時間がない。うーん。とりあえず駅ビルの中をうろうろ。なぜか地下のスーパーで「焼そばUFOミーゴレン」を買ってしまう。これは自分用のお土産とする。おやつにミスタードーナツ4個購入。

改札をくぐって、「ベックス」(JRがやってる店ね)でカレー。『プレバト』の盛りつけランキングだったら、土井先生が怒ってVTRの中から飛び出してきそうなくらいに、ライスの盛りつけがめちゃくちゃガタガタだった…。


■常磐線グリーン車で東京へ。車中、ドーナツを四個続けて食べて、胃もたれで気分が悪くなる。

おい、これ、所ジョージの「ドーナツで生き返る」って歌の歌詞そのまんまじゃん…。いくらおれが平均的日本人よりも所さんの音楽を聴いてるからって、そんなところまで影響受けなくてもいいのにね。


■帰京後、胃もたれしたまま歌舞伎座夜の部へ。


■テレビにつないだHDDの中身が全部


■えー、カンゲン君がね、二代目池畑慎之介を襲名するということでね。

──ラジオ番組序盤の爆笑太田のボケみたい…(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

あと、ついでに海老蔵も團十郎を襲名するそうですよね。


■ということでね、月曜の夜は、日本テレビ放送網の海老蔵特番を、テレビにつないだHDDに予約録画いたしました。そして寝ました。オンタイムで見ちゃうと、翌日に響くからね。月曜のおれは、火曜のおれのためにコンディションを整える義務がある。


■で、朝起きてテレビ点けたら。

HDDの中身が全部消えてましてね。

ええ。テレビにつないだHDDの中身が全部消えてましてね………………

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海老蔵特番どころか、ここ7年くらい録り貯めた番組がすべて藻屑(?)となってました。合唱。

──レローン レロン シンタ〜♪ パパイヤの木が〜♪ (´д` ) (´д` ) (´д` )

すいません。合唱じゃなくて合掌。

富十郎の『あの人に会いたい』やら、有吉が『正直さんぽ』で茗荷谷に来た回とか、『世界ふしぎ発見』のアイスランド回とか、『みなさんのおかげでした』の最終回とか、もう、とにかく、もう、なにもかもが全部消えてやんの。


■心当たりはあるんです。ええ。拙僧はこのHDDを床に直接置いてるのですが、つい先日、机の上から、誤ってミツカン味ぽんの瓶をこのHDDの上に落としてしまったんですよ。うん。

ただ、このHDDも7年くらい使ってるからねえ。ミツカン味ぽんを直撃させなくてもHDDは壊れる運命だったかもしれない。

いま、テレビを点けるたびに、「新しいUSBハードディスクを検出しました。登録を行いますか? 登録時にハードディスクは初期化されます」って画面に出てきます。


■でもさー、とっくの昔に知ってたことだし改めて云うことじゃないけどHDDって消えるときはほんっっと一瞬だね。VHSなんてもっと保つのにさ…。やっぱ時代はVHSですよ。

「録画したものをクラウドに保存しとく」みたいなサービスがあったりするのかね。いや、YouTubeみたいに動画を閲覧できる状態にするんじゃなくて、あくまでも倉庫としてクラウドを使うようなレコーダー。


■ポンキッキの30年くらい謎の曲(が何の曲か判明しました)


■『ひらけ!ポンキッキ』の世代の方にしか通じないあれですいませんが。

ポンキッキって、小さな子供に数や色や形の概念を教える15秒くらいのミニコーナーがあったじゃないですか。

そのミニコーナーは種類が無数にあるのですが、その中のひとつに

「キンコンカンコンケンコー♪ そうです そうです うりゃうりゃうりゃうりゃ キンコンカンコンケンコー♪」

という謎の歌詞の曲がBGMとして使われておりまして(これの0:51〜のとこ。みなさんご存知のとおりおれはとても親切な人間なので、左記リンクは頭出し済みです)


■おれは子供のころからずーっとこの曲を所さんの曲だとなんとなく思ってたんですね(幼少時のことですからこれっくらいの間違いは許してほしい)。


■ですが、このたび某君から連絡ありまして、これは、『究極超人あ〜る』のイメージアルバムの「やあ。」という曲だそうです。30年来の疑問が解決しましたよ。


■風邪を引きかけました


■毎年思うけど、「冬」って災害の一種だよなー。おれも水曜の晩は風邪を引きかけました。ひき肉300gを炒め、銀座デリーのカシミールカレー(ちょっと高い)で煮て、それを食べて(ライスなし)、あとジキニン飲んで寝ましたよ。


■所ジョージの歌が、めずらしく話題になってます。なんか基地問題とかからんでるからコメントしづらいけど。「オスプレイは飛んでゆく」って歌もあったな。

所さんといえば、去年の晩秋に『ハーレーの唄』っていう'12年のCDを手に入れたのですが、それに入ってる表題曲と「A Reflection」って曲が、最近は好きです。


■なんとか社のなんとか社長が、twitter上でお年玉と称して100万円を100人にプレゼントするそうですが。

そのニュースを聞いて、ハノーアーっていう外人のこれを思い出した。以下に抜粋。

あからさまな経済格差に対して何もせずにいたら、あの民衆が襲いに来ます。自由で開かれた社会で今のような経済格差の拡大が長く続くはずがないのです。 過去にも続いた例はありません。極めて不平等な社会には警察国家や暴動が付き物です。手立てを講じなければ世直し一揆が私たちを襲いますよ。可能性の話ではありません時間の問題です。(半蔵くんは親切なので、読みやすいように句読点を付けました)

まあ、このたびのお年玉云々も一種のガス抜きでしょうなあ、と茗荷谷駅前のマクドナルドで体長2mくらいのオオアリクイが云ってた。


■謹賀新年 二〇一九


謹賀新年

■激動の2019年も、とうとう七草粥の日を迎えました。一年ってほんと早いですよね。先週は大晦日だったんだぜ、紅白だったんだぜ。わずか一週間でこれですよ。


■で、あのー、昨日の午后、ちぇるちぇるランドから帰国してきました。タコス食べたぜ、パンケーキも食べたぜ。でもモチ食べてないんですよ。一個しか食べてない。ソーキ汁にモチをぶち込んだだけのものが、今年の実家の雑煮でした。網で焼いたやつも食べたかったなー。


■といった意味も含めまして半蔵商店ございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。2019年が、もうウルトラめちゃくちゃスーパー良い一年になりますように。


■帰ちぇる


■しかし、今月の写真が入ってる歌舞伎座の筋書、ふんどしのお尻しか写ってないのに、「丁稚久太…鶴松」と律儀にクレジットされてるのに笑った。


■といった意味も含めまして、今日から冬休みです。ちぇるちぇるランドに帰省します。帰ちぇるです。12/29から1/6までがっつり九日間です。

これ書いてるのが、午前五時ちょっと前で、三四郎のオールナイトニッポンゼロもちょうど終わったところで、飛行機は午前七時四十分離陸なので、えー、年末の挨拶もそこそこにそろそろ出かけます。

ブログのバナーが去年のままですいません。今年もこんな面白いブログをお読みいただきありがとうございました。よいお年を。


■あ、最後にひとつ。あのー、正月くらいインターネット休みません? 笑

来年こそは、インターネット見てわざわざ腹立てなくてもいいことに腹立てたり、わざわざ悲しまなくてもいいことに悲しんだり、わざわざ傷つかなくてもいいことに傷ついたり、と、そういった生活と訣別できるかもしれませんよ。大きなお世話か。すいません。よいお年を。


■師走の国立劇場、歌舞伎座夜の部Aプロ


十二月二十三日(日)
■恵比寿のWホテルで朝メシのあと、歩いてナショナル麻布。「ウンターベルク」買う。飲んだり食べたりする年末年始の必需品なのです。以前は、コザのゲート通りのアルテックで買ってたものですが、アルテックがなくなってしまったので、あらかじめ都内で調達する。


■そして電気で動く汽車に乗って国立劇場。吉右衛門の五右衛門を見る。

ゴエモン、っつーとなんか派手そうな感じだけど、けっこう世話場っぽい部分も多くて、小冬が大切にしてたひな人形を売るところとか、継子いじめのシーンとかは見てて辛いぞ。国立劇場のサイト曰く「盗賊としての痛快な活躍だけでなく、家族への情愛や胸中の葛藤に焦点を当て、五右衛門の人間像を描いています」とのことだけど、そんなん描かなくとも悪漢は悪漢のままでいいと思った。まあ、そういう場面があるから、時代物の場面とか、宙乗りとか立ち回りが活きてくるのかもしれないけど。実際、芝居全体としては楽しめました。

芝居の前半を夢だったことにして後半につなげるムリヤリな展開とか、南禅寺山門のパロディとか、そういうとこはカブキっぽくて好きですよ。宙乗りのとこは鳥屋からスモークを焚いたりしたらもっと派手になるのになーと思った(笑・細かいこといちいちすいません)。


■おいくつだろうか。上品そうなおばあ様二人連れが、三階席の廊下で

「今月は宙乗りだから、吉右衛門さんと目が合うかもしれないわね」 ( ´・∀・) (・∀・`) ネー

とお話ししていました。


十二月二十四日(月・祝)
■歌舞伎座夜の部。Aプロ。すいません、今朝は時間ないので当エントリはここまで。Aプロも良かったですよ。


■スクランブルエッグとごはんをスクランブルエッグかけごはんにして食べた。美味しかった。


西洋門松

■晩秋から初冬にかけては、外資系ホテルで朝食を摂りたくなります。昨日は、恵比寿のWホテルで朝食を食べてきました。ロビーには、電球がぴかぴか光る立派な西洋門松。おもちゃの電車が、実際に門松の周りをぐるぐる走るという趣向になっておりました。


■Wホテルの朝食ビュッフェ。まあ、お安くはないですし、なんなら同じ値段でもっと豪華な物を食べることはできるとも思うんですが。

でも、ホテルの朝食ビュッフェって、なんつーか「旅行の途中」感みたいなのが出てて、そこが好きなんですね。とくに外資系ホテルだといろんな異国の人がいるしね。


■ところで、朝食ビュッフェって、何をどの順番でどれだけの量を食べる、という自分だけの定型がいつのまにかできちゃうもんなんですね。なので今日の朝食は、これまでの定型を打破すべく、あえてパンケーキやデニッシュなど甘い物から食べ始めたり、あえて白身だけのオムレツを発注したり、といろいろ工夫してみました。

が、どうも不完全燃焼で。なんだか「Wホテルの朝食を食べたー!」という充実感にいささか欠けた。まあ、だから、定型を踏まえるってけっこう大事ですし、定型を打破することそれ自体を目的化してはいけないんだな、っていう気分になりました。


■あ、あと、外資系ホテルのレストランで新聞がもらえるときは英字新聞をもらいます。英字新聞なんて読めませんが、気分の問題。笑

この日はFTの日曜版(?)みたいなやつがもらえたんですが、朝食のあとナショナル麻布に行ったら、これと同じものが600円くらいで売られてた。600円て。なんかトクした気分。読めませんが。笑



■で、この時期は『パディントンのクリスマス』が読みたくなるのですね。読みたくなるものは仕方ない。

なので、部屋のすみに転がっていたこの本を一年ぶりに手に取って、Wホテルまで持ってきて、朝食のあとテーブルで読んでたんですね。そしたらこの本に、“去年”Wホテルで朝食を食べたときのレシートが挟まってるのを見つけました。一年前もWホテルで朝メシ食って、『パディントンのクリスマス』を読んでたんだな。


■普通のラーメン屋に行きたくなるときがある


■冬至ですね。そういえば先日、冬至と立冬の区別がついてない人と話しました。半蔵商店でございます。


■さて今日は、朝から勝鬨におりました。時々ここらへんを意味なく散歩します。というか意味ある散歩なんてあるんでしょうか(あったっていいと思うけど)。

てくてく歩いていると、あるラーメン屋の店先に「12/22(土)で閉店。木場に移転します」という貼り紙があった。あれっ、12/22(土)って今日じゃん。

このラーメン屋、おれの散歩コースの途中にあるので何回か入ったことある。とくに美味くなく、とくに安くもなく、店もとくにキレイではなく、餃子が出てくるのが遅いので、とくに愛着はない。とはいえ、どういうわけかそういう「普通のラーメン屋」に行きたくなる時ってのがあるんですね。困ったことに。

なんつーか、小ぎれいで演出の効いたラーメン屋ってのも、それはそれでしんどい時があるわけでね。


■で、この店、とくに愛着はないけど今日で最後だし、ま、せっかくだから食べてみるかってことで入ってみました。入り口で食券買って、つけ麺と餃子(3ヶ)を発注。うん、とくに美味くなく、とくに安くもなく(1100円くらいか)、店もとくにキレイではなく、餃子が出てくるのが遅かった(餃子が出てくる前に危うくつけ麺を食べ終わるところだった)。最後の最後までこんな調子。笑


■店を出て、もう少し散歩を続けようかと思ったら、小雨がパラパラと降ってきた。傘は持ってない。おとなしく茗荷谷まで帰る。


■十二月大歌舞伎 昼12/8 夜B 12/15


■うん、ですから、師走の歌舞伎座に行ってたわけです。


十二月八日(土)昼の部
■『幸助餅』。いや、あのー、ネガティブなことは書かないけど、「落語に画をつけただけでは?」の感がぬぐえず…。NHKの『超入門(笑)!落語 THE MOVIE(笑)』に通じる退屈さを感じた。個々の役者の演技は良かっただけに残念。

あと、この芝居を歌舞伎座でやる理由もあんまり分からん。「こ、ここは明治座じゃないよ〜」と小林克也(喜寿)の声で云いたくなった。唐突のYMOネタすいません。


■でも、おれの席の周囲にはすすり泣く人すらいた。複数いた。この芝居を楽しめなかったのも、おれのひねくれた性格が原因でしょうなあ。来世こそは(今生はもうあきらめた・笑)、こういう芝居を素直に楽しめる性格に生まれてきたいです。


■うって変わって。『お染の七役』は、とても楽しめた。壱太郎も良いけど、松緑も良かったなー。いつも書いてることだけど、松緑の、妙にピリついてて、妙に神経質な部分が、小悪党にぴったり。猿弥(51)は、あえて存在感をちょっと抑えてたような感じがする。

お染の七役は良かったので、12/14に幕見しました。


十二月十五日(土)夜の部 Bプロ 児太郎
■『阿古屋』。全人類の意表を突いて岩永が玉三郎。おれが生きてる間に玉三郎の赤っ面が見られるなんて。長生きはしてみるものですね。


■阿古屋は児太郎。'10年4月、先代歌舞伎座『実録先代萩』の、あんまり上手くなかった腰元が、八年経った今、新しい歌舞伎座で阿古屋を演じてるんですよ(先々月『助六』白玉のときも同じことを書きました)(昔のことをまた引き合いに出してすいません。でも児太郎が24歳で阿古屋を演じるなんてあなたも思わなかったでしょ? 揚巻を演じる日も遠くないのかもしれない)。


■『あんまと泥棒』は、元はラジオドラマらしいです。熊さん、という人物が、黒衣の持った提灯だけで表現されてたところに、一番それを感じた。

この芝居も、あんまり歌舞伎座っぽくないけど、幸助餅よりは楽しめたかな。だって、家に入ってきた泥棒に年収を訊く、って斬新でしょ。笑

あと、松緑の、妙にピリついてて、妙に神経質な部分が、小悪党にぴったり。←上の段落に書いたことをそのままコピペしましたすいません。でも、松緑にあの泥棒役は似合っていた。


■で、最後に玉三郎の新作舞踊。これはもう、うっとり眺めてました。





■12/24に、Aプロを観に行きます。


■ニシムラサキエボシドリ、ATOK


■家のwindowsはATOKなんですが、会社のMacはgoogle日本語入力なんですね。

会社のMacで西村さんという人物にメールを書くことになって、「西村様」と書こうとして、「にしむらさ」まで入力したところで、

「ニシムラサキエボシドリ」

という変換候補が表示されました。今後の人生において、ニシムラサキエボシドリと入力する機会が何回訪れるのかは分かりませんが、ニシムラサキエボシドリという鳥がこの世にいるということが分かりました。ATOKだけ使ってたら、この鳥の存在を知らないままだったかもしれません。


■あと、google日本語入力は、マイナーなテレビ番組や曲名も正式な表記で変換してくれる。

このブログ自体は、家のwindowsのATOKで書いてるから再現はできないけど、『クイズテレビずき!』くらいなら正確に変換してくれたんじゃないかな。間違ってたらすいません。

というか、『クイズテレビずき!』を覚えてる人がこの惑星に何人いるんだって話ですが。


■まあATOKもgoogleに負けないようがんばってほしいですね。変な通販のメールばっかり送ってこないで(最近、ジャストシステムからの通販メールの頻度が密になってきてるんだよなー)(なので、さっき配信解除しました)。


■甘酒


■きのう浅草に冬用の別珍の足袋を買いに行きました。商店街に寄ったら甘酒の屋台が出ていた、三百円、熱々の紙コップで渡される。素手だとヤケドするかも、くらいの温度で、手袋して紙コップを握るとちょうどいい温かさ。うまい。胃の腑があたたまります。やはり冬は甘酒ですね、と、この冬から唐突に思い始めることにしました。


1℃


■今朝の文京区は摂氏一度でございました。半蔵商店でございます。この朝もインスタントの甘酒にしょうがチューブをしぼって飲みましたよ。

このごろは朝、会社に着くなり、コーヒーじゃなくてインスタント甘酒を飲みますね。駅から寒いなかてくてくてくてく歩いて、会社着いて、給湯室でお湯入れて、席で飲む甘酒。これですよ。あたたまる。

ですが、ふだん近所のスーパーで買ってる、味も量も値段も包装もちょうどいいくらいの、いつものインスタント甘酒が、どうももうそのスーパーで扱わなくなったらしいんだよね。ひどい。とても人間の所業とは思えない。


■Amazonで買えば?とおっしゃるお侍さんもいるかとは思いますが、なんつーか、なにかというとすぐAmazonに依存するのはなるべく避けたいと思ってるんですね。あくまで“なるべく”のレベルですが。

いつも書いてることですが、Amazonでモノを買うのは、どうも、Amazonなしじゃ成り立たない世界の構築、に荷担してるような気がしております。

とはいえ、まあ、甘酒は近いうちAmazonに発注するとして(街であんまり見かけないメーカーの物なのです)、今日のところは甘酒じゃなくて、しょうが湯とかくず湯とか、そういう第2希望第3希望のものを買ってがまんしました。

しかしおれに甘酒さえ売ってくれないのか、茗荷谷は。


■素直にイヤホンガイドなり字幕ガイドなりを借りたほうがいいのではないか


ナウシカかラピュタのどっちかが歌舞伎化されるそうですね! しかし演出家が(以下略)。

悲しいお知らせはこれくらいにして、気を取り直して本題。


十二月十四日(金)
■今日は仕事休む、と、ちょっと前から決めてたので休んだ。どうしても休みたかったわけじゃないけど、ここで一息入れないと十二月後半乗り切れないよう気がしまして。

とはいえ、どうしても休みたかったわけじゃないから、とくに予定らしき予定もない。というわけで、気がついたら歌舞伎座にいた。びっくりですよね。

先週見た『お染の七役』を再見するため一幕見席の切符買う。序幕と二幕目。そのあと歌舞伎そばに行く。まだ午前11時台なのに満員。かきあげダブルで大盛り。


■時刻が近づいたので歌舞伎座に戻って一幕見席へ。列に並んでると、そうですね、70前後でしょうか、それっくらいの年代のオヤジ四人組が来て。

「歌舞伎座って全部自由席なんだ?」

「席に番号振ればいいのに」

「二度手間だよな」

「ガイドは? 別料金?」

「切符代に含めてくれりゃいいのに」

「玉三郎、肺炎のCM出てるよね」

みたいなことを四人でいろいろ大声で話しながら列に加わって、なかでも特に声のでかい一人がやたらリーダー風を吹かしてるんで、最初は「カブキにくわしいリーダーが、他の3人を率いている」と思ったんですね。でも話を聞いてると(※聞こうとしなくても自動的に耳に入ってくる)、そうじゃなくて、このリーダー格のオヤジもカブキは初めてだったんらしいんですね。なんでここまで堂々とリーダー風を吹かせられるんだ。いつでもどこでも吹かせてるのか。


■おれはその四人組の近くの席に座ってました。で、わざわざきちんと観察してたわけじゃないけど、そのオヤジ四人、イヤホンガイドしてなかったぽい。

世話物とはいえ、生まれてはじめて見るカブキでイヤホンガイドなし、ってハードル高くないですか。この芝居けっこう設定ややこしいし。たぶん、そのオヤジたち、壱太郎が早変わりしてるの気づいてなかったと思う。

しかも、その四人は序幕だけで出て行った。うーむ。


■ちなみに、おれの席の近くには外国人女性の二人連れもいたんだけど(おれの知識では、この二人が何語で話してるのか判断できなかった)、その二人連れも、どうも字幕ガイドを持ってなかったようだ。字幕なしで外国人があの内容を理解できたのかどうか、大きなお世話だけどちょっと気になる。この外国人女性二人も、序幕だけで出て行った。


■えーと、ながなが書いたけど、まとめると、素直にイヤホンガイドなり字幕ガイドなりを借りたほうがいいのではないか、ということです。せっかくカブキ見に来てるんだからさ…。



すいません、今日の分の日記も書こうとしたけど、長くなったのでこのエントリはここまで。ちなみに今日は歌舞伎座夜の部でした。Bプロで児太郎が阿古屋の日。


■大きなお世話か


■今週に入ってから、まるで師走のような寒さが続きますが。

先日の朝、家の近所で半袖のアロハシャツにショートパンツの若い男性を見ました。

たぶん近所の大学の、体格からして相撲部かなんかの学生だとは思うんですが、その日の文京区は最高気温が10℃もなかったぞ。風邪引かないんだろうか。大きなお世話か。


■しかし、寺田心ってあんな幼稚園児っぽい感じを出しといて10歳なんだな…。いい歳の取り方しなさそうだ。これも大きなお世話か。


■半蔵、渋谷で『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』を聴く


■今日の夜は、ディーライトのいちばん地味な人と、電気グループのいちばん地味な人がYMOについて語る、という儀式があったので見てきました。渋谷タワレコ地下。このたびリマスタリングされたYMOのCDまたはLPを同店で買った人のみ参加できる、というクローズドなイベントのため、トークの内容は割愛。


■トークのあと、ドイツ製のウルトラめちゃくちゃスーパーいい音がするスピーカーで『ソリッドステイトサバイバー』、あ、表記ちゃんとします、『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』アルバム丸ごとを会場のみんなで試聴する、という時間帯がありました。

当初は、アルバム前半を45回転LP、後半をSACDで試聴する、という段取りだったんですが、会場に用意されていたドイツ製のウルトラめちゃくちゃスーパー上等なレコードプレイヤーの調子が悪く、急遽SACDのみの試聴と相成りました。

タワレコのサイトによると、ドイツ製のウルトラめちゃくちゃスーパーいい音がするスピーカーは約280万円ということで、まあ一般家庭ではなかなか聴けないクリアな音質でした。

でも、いまSpotify時代じゃないですか。一般リスナーの聴取環境って、スマホ+BlueToothイヤホンか、あるいはひょっとするとAIスピーカーなのかもしれない。これからはエンジニア諸氏もSpotifyに寄せてマスタリングするのが一般的になるのかもしれません。そういえば10年前は、iPodの付属イヤホンとノートPCのスピーカーがいちばん一般的な環境だなんて云われてたように思う。


■先週くらいに、おれもリマスタリングされた『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』をウォークマンに入れてウォーキングしながら聴いてたのですが。

うん、まあ、細かいことは分かんないけど(型番38XAや'99年東芝盤と聞き比べました、とかそういうことやってねえから)、各パート各パートがうまい具合に分離して、ちゃんとお互いが邪魔しあってないというか、スネアのヌケがいいというか、ボコーダーのかかり具合も明瞭──というかそもそも、このアルバムをアルバム単位で聴くの生まれて初めてなので、音質はどうこう云えません。すいません。笑

でも、あれだな、ラス前に「Insomnia」みたいな暗くて病んだ曲が来るんだな。おれだったら「Day Tripper」と順番を逆にしたかもしれない。しかし「Insomnia」の歌詞はなんて云ってるんだろう。歌詞カードのとおりに歌ってないよねこれ。


■クリストファー・ロビンのうた


肉

ナチョス

チェリーパイ


■今日は、小さな飲み会がありました。男三人で、つつましくしんみりと、フーターズで飲んでおりました。

──つつましくしんみりとフーターズ(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )フーターズ

料理がアメリカンな感じで美味しかったです。写真には写ってないですが、ピクルスを揚げたフライドピクルス、ってのも食べました。これ、生まれて初めて食べたかも。

ロングアイランド・アイスティーなんぞ飲んだりしました。


■といった書き出しから突如、話題を車線変更しまして。

小学生のころ、『クリストファー・ロビンのうた』という本を読みました。何回か図書館で借りたなあ。何回か借りた、ということは、当時はそれなりに気に入ってたんでしょうね。

で、先日、なにげなく『クリストファー・ロビンのうた』で検索してみたら、ついこの10月に新装版が出てたんですね

そういえば今年は、パディントンやら、ピーターラビットやら、クマのプー太郎やら、イギリスの畜生が出てくる映画が公開されました。この新装版も、その余波なのかもしれません。

蛇足ながら、『クリストファー・ロビンのうた』の作者は、A・A・ミルンで、『クマのプー太郎』の作者でもあります。クリストファー・ロビンはその息子です。


■なんつーか、晩秋から初冬にかけての季節って、こういう洋物の児童書が読みたくなるんだよな。読みたくなりません?

──いいえ、なりません。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

そうですか。まあ、でも、おれはなるんだよな…。なんでなんだろう。

──あと、『クマのプー太郎』の作者は中川いさみ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■M-1からのサッポロ一番みそラーメン


■師走に入り、だいぶ寒さがゆるんできましたね。今日の東京は20℃を超えたそうです。
ようやく夜でも襟巻きなしで外を歩ける暖かさとなりました。


■さてM-1の話。いまさらですが。

金曜の朝に、「昨日ベストテン見た?」と話しかけてくる人が地球上からいなくなったように、M-1決勝の翌日に「昨日エムワン見た?」と話しかけてくる人がいなくなりつつあるように感じております。われわれ人類は、オンバトやエンタや笑金や、なんならレッドカーペットやイロモネアがあった時代からだいぶ遠くに来てしまいました。いまのネタ番組って、『にちようチャップリン』くらいでしょうか(略称がつけにくいタイトルだなこれ)。


■つーことで、まあ、日曜日は家でM-1を見てたのですが、演芸番組ではなく賞レース番組として楽しめました。ここらへん、M-1は演出うまいよね。お台場のなんとかっていうテレビ局と違って。

気になったのは、ミキ和牛スーマラ、という、おれの苦手な三点セットが出てたことくらいですかね。このセット、なんかもう見飽きてませんか? スーマラはちょっと面白かったから、まあ、許してやっていいけど。

ジャルジャルは好きじゃないですし、ジャルジャルは好きじゃないですし、ジャルジャルは好きじゃないですが、M-1決勝という檜舞台でああいうネタをやっちゃう、というケレン味というか変な度胸を歓迎したがる人が多いのはわからなくもない。ギャロップは面白かったけど、全組あんな調子だと番組としては微妙になるからね。

ゆにばーすも面白かったけど、「これまでにウケたネタのベスト盤」的な切り貼り編集を感じたのが惜しい。


■トム・ブラウン、が出てた。おれもライブで一度か二度は見たことある。虹の黄昏逆切れガンジーも、もしかしたらM-1決勝の舞台に立つ日が来るかもしれない。

上沼恵美子、トム・ブラウンを非常に丁重な言葉で、しかし明確に拒絶してたな…。でも、ああいう『あらびき団』的なのも一組くらい出なきゃね。


■で、なんとかってコンビ(さっそく名前忘れた)が優勝して、そのあとすぐ「芸能人が自宅キッチンで料理してるところを撮影!」みたいな番組やってたので、冒頭だけ見たけど、これもなかなか面白かったです。

Sweet Robots against the Machineのバカリズムが、サッポロ一番みそラーメンを2袋ぶん作って鍋のまま食べてたのに共感した男は多いのではないだろうか。おれもよく、コンビニのカット野菜で塩ラーメン(うん、サッポロ一番は塩派なんです。笑)作るから、なんだかすごく感情移入しました。あ、でも、おれはちゃんと丼に移してから食べますよ。笑


■その後カズレーザーが、使い捨てのアルミ皿(アメリカのTVディナーみたいなね)にゆで卵とペンネを乗せて、ケチャップとタバスコをぶっかけて食べるVTRを見たSweet Robots against the Machineのバカリズムが、「アメリカの刑務所みたい」と云ってたのが笑った。ジャルジャルより笑った。

しかし、ゆで卵にケチャップかける人って、そういえば初めて見たかもしれない…。


■電気グルーヴ「ポケットカウボーイ」牛若丸勘太郎mix


■俳優のピエール瀧さんと、InKの石野さんがやってるグループが「ポケットカウボーイ」の8cmCDをリリースして、今日で丸21周年だそうです。21っていう数字があんまりキリ良くなくてすいません。

つーことで、この「ポケットカウボーイ」を誰からも頼まれてないのにリミックスしました。誰からも頼まれてませんが、藝術とは本来そういうものです。



なんで牛若丸勘太郎mix、という題なのかというと、このリミックスは先週の三連休で作ってたんですが、そのとき浅草の平成中村座で勘太郎君の牛若丸を見てきたんですね。立ち見で。カウボーイってことで、牛にちなんだタイトルにしました。あと、「牛若丸三郎太」みたいだしね。

そう、牛若丸三郎太の「勇気のしるし」リミックス版という8cmCDがこの世には存在しまして、小学生のころレンタルしまして、なんか、曲中に突然出てくる謎の中国語(?)の掛け声とか、男たちの声のループとか、笑い声で唐突に終わるエンディングがなんか怖かったなあ。いまdiscogsで調べたら、12インチには8cmCDには入ってないバージョンが収録されてるなあ。國民の99.9999%にとってどうでもいいこと書いてるなあ。でもインターネットってそういうものだったよなあ。いまやすっかり第二のマスコミになっちゃったなあ、インターネット。


■話がそれました。曲調はskweee風にしたつもりです。skweeeって知ってます? みなさん。おれはよく知らない。10年前に北欧で生まれたジャンルらしいです。いまどうなってるんでしょう。おれはよく知らない。


■しかしbandcampじゃなくてsoundcloudになんかアップするの久しぶりだなー。去年のおじゃる丸のドラムンベースmix以来か。かっこいいのに、いまだに100クリックもされてません…。

まあ、それはともかく、tokyo kabuki boysの「hello winter」ともどもよろしくお願いします。今日から師走だ。今日から冬だ。


■tokyo kabuki boys 「hello december」





■しだいに寒くなってくるこの季節に聞きたい音楽と云えば、やはり東都随一のvaporwaveユニット、tokyo kabuki boysですね。といった意味も含めまして、新曲「hello december」です。明日から師走だ。明日から冬だ。


■しかし、だんだんvaporwaveから遠ざかってるような…。


■YMO『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』を買いました。


■正月の演舞場のチケットの発売日を忘れておりました。バブルガムブラザーズのどっちかが恐喝で逮捕されたことぐらいすっかり忘れておりました。まあ戻りをおとなしく待ってるしかないですね。

で、チケットWeb松竹のサイトですが、本日(※あ、これ書いてる間に日付変わっちゃいましたが11/28)リニューアルしましたね。ようやく脱Flashってことなんでしょうか。しかし使いづらい。おれは普段、このサイトでチケット買うときはPCで買うのですが、PCで新サイトを見ると、えらく間延びした感じのレイアウトになります。一覧性下がったよなー。巨大なスマホで見てるみたい。


■えー、さて、YMOの何回目かのリマスタリング盤が出ましたね。何回目だろう。『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』をCDで買いました。

なんでかっていうと、まだこれ聞いたことがなかったんですね。いや、さすがに個々の曲はベスト盤やらなんやらで聞いたことはあるのですが、アルバムという単位では聞いたことがないのです。「部屋に飾る用」に中古のLPを買ったことはあるのですが、そのLPに針を落としたことはありません。なので、次の休みあたりにじっくり聞いてみたいと思います。


■そう。このたびのリマスタリングではコレクターズ・エディションみたいな名目で、ややこしい仕様のLPが出てますね。あの値段ではさすがにちょっと手が出ません。ひとつ買ったら全部欲しくなっちゃうだろうし。笑

買えないから云うわけじゃないけど、あのモザイク模様はちょっと微妙だよな。45回転LP2枚組ってのも謎だ。もうさ、YMOはマルチの状態でリリースして欲しい。楽器ごとに。あ、そしたら『BGM』はもうマルチが再生できる機械が日本にないんだっけか。


■しかしリマスタリングも、回数を重ねると(おそらく今後もリマスタリングされるでしょう)、単に「音が良くなりました!」から、「エンジニアごとの趣味や解釈の違いを味わう」みたいになってくるだろうなあ。マスタリングに作家性がくっついてくるというか。「音の良さ」だけを突き詰めていくのは限界あるだろうしね。


■この『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』のCDは、渋谷のタワレコで買いました。ええ、テイ×砂原のトーク目当てです。当日、無事に仕事を抜けられるかどうか分かんないですが。

CDの「ビハインド・ザ・マスク」の作曲者クレジット、裏ジャケには幸宏の名前が残ってますが、ライナーでは坂本のみになってますね。


■YMO『イエロー・マジック・オーケストラ』発売から40周年


■三連休ですね。うん、体力や人間性を回復させるには、やはり三日くらいはかかるよね。はやく週休三日が基本的人権としてみなされますように。

あ、そうそう、先日、いつも行ってるクリーニング屋にキモノを持ってったんですね。そしたら、長着が四千円、長襦袢が三千円という天文学的な数字を宣告されました。いやいや、ちゃんとした立派な着物ならともかく、おれの長着は三千円、長襦袢は五百円で、それぞれ古着屋から買ったもんなんです。そんな値段じゃちょっと洗いたくないなー。

と思って、もっと安く洗ってくれるところはないか、と探しててくてく歩いたら、100mくらい離れたところに、それぞれ千円ずつくらいで洗ってくれるクリーニング屋があっさり見つかりました。よかったよかった。次は羽織もこの店で洗ってもらおう。


■さて本日は、YMOがファーストアルバム『イエロー・マジック・オーケストラ』(日本版)をリリースしてちょうど40年なんだそうです。ほう。

すいません、以下、YMOのことを書こうとしたけど、今日はこれから出かける用事があるので、まず今日は、これ切り!(拍子木+定式幕+万雷の拍手)


■猿之助、あん肝、カンフーレディー


■ポンキッキの「カンフーレディー」を作曲した人って、ロリポップ・ソニックの小山田のお父さんだそうです。半蔵商店でございます。

でね、今日の夕飯は、生のあん肝とちらし寿司でした。ええ、スーパーの鮮魚コーナーで半額だったんです。そこにカップ酒の「まる」なんかも買っちゃってね、中世ヨーロッパの王侯貴族のような超豪華なディナーになりました。贅沢してすいません。


■11/10に歌舞伎座夜の部、翌11/11に昼の部を見てきました。『法界坊』は面白かったけど、でも、もうちょっと面白くなれそうな気もする。山里(亮太)風に云えば、もっとスイングできるような気もする。猿之助はアタマのいい人ですから、ドタバタに流れるんじゃなくて抑制を利かせた感じに仕上げることができるんだろうけど、なんというかこの日の法界坊に限って云えば、もうちょっと底抜けな部分が欲しい、と思った。すいません勝手なこと云って。

夜の部は今週の土曜日に再見します。すでに切符を取ってあるんですね。この切符、金券ショップに放流しようかなとも思ったりしたんですが、猿之助がさらに芝居を面白くしてくれてることを信じて、11/24は木挽町に足を運びます。笑

昼の部は、『十六夜清心』がよかった。もう30分延長して、続きを見たくなったくらい。あと、『素襖落』で種之助が見られてよかった。踊る種之助が好きだ。うーん、なんだか昼の部も再見したくなった。笑


■しかし、もう新春浅草歌舞伎の切符売ってますよ。ポスター渋谷駅に貼ってますよ。もうそんな季節ですよ。よいお年を!


■tokyo kabuki boys 「hanzo beat manifesto」





■tokyo kabuki boys、数日ぶりの待望の新曲です! お待たせしました。おれは3曲目が好きです。


■今日は国立劇場でカブキなんですが(まだ切符買ってないけど)、意表を突いて11時開演なんですよね、12時じゃなくて。間違えないようにしないと。


■しかし『チコちゃんに叱られる』って、『トリビアの泉』の悪い部分もしっかり受け継いでる、って感じありますね。たまに見てますけど。


■tokyo kabuki boys 「hanzo state survivor」





vaporwaveというかvaportrapのつもりで作ってます。どうでしょ。



ぜんぜん関係ないんだけどさ、缶ビールってたまに微妙に味が薄いときない? コクがないというか…。生産時期やらなんやらの関係なのか、ただの気のせいなのか。


■中村長三郎の芸歴は? 年収は? 彼女はいる? 調べてみました!


■糸井重里が今日で70歳らしいです。半蔵商店でございます。

さて昨日フジテレビジョンでやってた中村屋特番見ました? おれは、11/3に中村座昼の部を見てたので、なにやらおさらいするような心持ちで番組を見ておりました。


■中村長三郎さん(5)、あの方は大物ですね。人を喰ったようなところがある。リハではふざけていても、一転、本番ではちゃんとする、みたいなね。

とはいえ、おれが11/3に見た舞台では、長三郎はたまにカラダのあちこちを掻いたり、自分の番じゃないときは退屈そうにしてたりしてました笑。でもさ、そういうもんだよね、一般の子役だったら、ちゃんと終始お行儀良くしてるんだろうけど、お行儀いいだけじゃダメな部分もあったりするじゃないですか、世の中。それでこそ大物ですよ。

番組で見た兄の勘太郎は、衣装を身につけた姿がしゅっとしててかっこいいんだけど、同時に、小さくまとまってしまいそうな何かも感じる(コドモに対して云うことではないかもしれませんが…)。なんつーか、家庭内で「お兄ちゃん」であることを演じてるような、兄という立場を自覚しすぎてるような。

世間一般のお兄ちゃんってさ、親から「お兄ちゃんなんだからしっかりしなさい!」みたいに叱られながら育つじゃないですか。でも、弟ってのは「弟なんだからしっかりしなさい!」って怒られないじゃないですか。だから兄は、怒られないように弟より萎縮して人生を送らないといけないんですよね。ほんと損だよな、兄って。おれにも弟がいるんですけど、なんつーか、おれより要領よく、奔放に人生を送ってますよ。

──勘太郎に自分を投影すんのやめろ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

はい、すいません。話がそれました。


■あと、スペイン公演『連獅子』本番中に、勘九郎が振り付けを無視して鶴松の手を握らない、って場面があったけど、そういうことしたら振り付けとか踊り全体の意味変わってこない? 大丈夫? ともかく、そのあと鶴松に稽古をつける七之助がすごく優しかったよな。


■番組中、今年10月歌舞伎座『助六』の映像が流れていた。客席で実際に聞いてるとちょっとクサかった花道の彌十郎のセリフも、この番組の中だと、なんだかそれはそれで悪くなく聞こえるから不思議。この番組のために用意したセリフだったんだろうか。そんなことはないか。


■しかし中村座、夜の部も見たいけど…切符戻るかなあ。

そう、中村座、単に芝居を見に行くというよりは、“昔の芝居小屋の空気を体験する”、って感じで楽しいですね。幕間に、お茶子さんが客をトイレに誘導するとき「中村座名物、お手洗いの時間で〜す」って云ってたのが面白かったです。

ちなみに、11/3は『狐狸狐狸ばなし』で虎之助が上手から出てくるタイミングを間違える、という放送事故があったのも面白かったです。笑


■ウニなど、祖父江慎、焼そば


■火曜の午後、電気で動く汽車に乗って東京からえんどコイチの出身地、新潟に移動。新潟は人生で3回目くらいか。4回目だったかもしれない。細かいことはいい。6時ごろ新潟着。ビジネスホテル、あ、ビズィネスホテルにチェックイン。

──ネイティブっぽく発音しなくてよろしい (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) ビズィネス


■夜、取引先の人と飲む。新潟は居酒屋が美味しい、という勝手なイメージがあるんだけど、この日も美味しかった。ウニなど。


■いつもより飲んだので、帰りにコンヴィニエンスなストアーに寄って、〆のラーメンではなく〆の甘物。アイスクリーム、プリン、シュークリーム。


■ホテルに戻り、アイスクリーム、プリン、シュークリームを摂取しながら、祖父江慎の出るテレヴィジョンの番組を見る。


■寝るも、変な時間に目が覚める。たくさん飲むと眠りが浅いような気がする…。


■翌朝水曜の朝食。ビズィネスホテルの朝食って、あまり品数が揃ってなかったりするんだけども、自分なりにメニューを組み合わせて「低糖質かつ一定のカロリーは確保、かつ腹もちもよく、味も自分好みの朝食」を作るのが好きだ。好きというか、いつもこんなことばっかり考えて生きてるような気がする。

ちなみにこの日のメニューは、
・タマネギと蒸し鶏だけのサラダ
・ソーセージのゆるゆるスクランブルエッグかけ
・炭水化物は控えたいが糖質も多少は必要だし、あと、せっかく置いてあったので、ごく少量のチキンライスと焼そば
・キノコのスープ


■タクシーで移動して、とある所で仕事。帰りに、スーパーに寄って、自分用のお土産にこれを買う。

焼そばバゴォーン

東京ではあまり見ない焼そばバゴーン。あ、いま検索したら「焼そばバゴォーン」が正しい表記らしい。そうなのか。

Wikipediaいわく「当初は全国展開で販売していたが、営業力が弱くブランドが定着しなかった地域から順に販売を終了し、結果的に営業力が強くブランドが定着した東北と信越のみの地域限定販売商品となった」。ふむ。

あと、なぜかついでに、土地の物でも何でも無い(調べてみると愛知のメーカーだった)安売りのヨーカン400g、も買ってしまう。なぜだ。


■駅に戻り、電気で動く汽車に乗る。「チーザ」なんぞ食べてるうちに東京に着く。チーザ美味しいよね。


■きょう新潟に行くかもしれないし、行かないかもしれない


■今日から明日にかけ、新潟に出張する、かもしれません。しないかもしれません。今日のことなのに曖昧です。なんか、今日の仕事の状況次第で出張するかどうか決まるようです。曖昧な話です。でも一応、着替えや洗面道具などは持って行きます。


2manydjsがまた渋谷来るみたいね。行こうかな…。


■1.8kg


脳みそ型のグミ、という謎の商品がamazonで売ってた(品切れ中ですが)。

1.8kg…。


■さすが青山


■ハロウィンですね。職場が渋谷なのですが、人混みを避け、青山のピザ屋で飲んでました。うん、テーブルに置かれたフォカッチャがあんまり美味しくないことに気づいた瞬間からイヤな予感はしてた。ミラノ製の窯で焼いたという、アラカルトだと一枚二千円くらいのピザを食したのですが、サイゼリヤとの違いがそんなに分かりませんでした。数人で行って、数種類のピザをみんなでシェアしたのですが、少なくともトマトソースのピザは具が違えどどれも同じ味(シェアした意味があんまり無い。笑)。コース(つっても、ピザとサラダとドリンクとドルチェとコーヒー)+追加のグラスワイン+コペルトで五千円、というのは、もう軽めの人身事故に近いですね。さすが青山。

美味しかったのは、ドルチェのチョコレートケーキだけという。まあ、よくあることではあるのですが。


■で、家帰ったら、エアコンの暖房がつけっぱなしだった……。スイッチを入れたのは昨日の夜だから、まあだいたい24時間くらいつけっぱなしだったことになる。


■いま『水曜日のダウンタウン』でモンスターハウスって企画やってるけど、別にこの番組でやらなくてもいいような気がする…。この番組で普段やってる「説」に、制作陣が飽きてたりするんだろうか。「説以外のこともやりてーよ」みたいな。


■原宿→青山→渋谷→池袋→新大塚→歯医者→猿弥(51)


■今日は謎の充実感がある一日でございました。

朝早く家を出て、八時に原宿に到着、30分ばかり散歩して、青山の茶屋で中米のコーヒーを飲む。ふだんは普通のドリップコーヒーでいいや、うまいコーヒーはたまに店で飲めればいいや、と考えております。でも、うまいコーヒーを飲んじゃうと、やっぱ家でもちゃんとしたコーヒーを淹れないとなあ、電動ミル買おうかなあ、などと思っちゃいます。

で、一時間くらいのんびりしてから、やたら遠回りして散歩して、渋谷で散髪。

その後、宇田川町ディスクユニオンとHMVをパトロールして、3枚CD買って渋谷駅へ。


■渋谷駅から電車乗って池袋。無印良品でちょっと買い物して、電車で新大塚へ移動。ふだんあまり行かないスーパーで買い物して、歩いて茗荷谷の部屋まで戻る。


■で、メシ食って夕方四時から近所の歯医者で歯のクリーニング。歯石&色素をキレイに除去して、クリーニング屋(これは衣類のほう)に寄って洗濯物を預けて洗濯物を受け取る。

で、夕方六時ごろに新宿に出て、七時から珍しく歌舞伎じゃないお芝居。『男の純情』。市川猿弥(51)が出るのだ。カブキ以外でこの人を見るのは初めて。

芝居を見たあとは、今度は新宿のディスクユニオンを偵察。その後、池袋に寄ってミスドで夜食のドーナツを調達。その後、丸ノ内線で茗荷谷まで帰りました。

iPhoneの万歩計を見たら、27000歩歩いてました…。





■『男の純情』の猿弥(51)は、ヘンに真面目で、でもちょっとやばい部分もある、神経質かつ間の抜けたところもある小太りの小男、という役柄がよく似合ってました。あと、オーバーサイズ気味のカーディガンがよく似合ってました(51)。





■27000歩も歩いたし、芝居も見たし、明日は日曜だし、じゃあ夜更かしして朝寝しますか。

──と云いたいところですが、明日は休日出勤です。『所さんの目がテン』が始まる前には家を出ないといけない…。


■泡を飲みながら助六を待つ 芸術祭十月大歌舞伎 夜の部 10/6


桟敷席


■十月の木挽町。十月、ということは、あの菊之助の『マハーバーラタ』から一年たったのか。まったく、時の流れというものは、別に早くも遅くも何ともない。拙僧がのうのうと生きてるだけのことであります。マハーバーラタを見た日は菊之助に感化されて、カップ焼きそばに、付属のソースではなくインドカレーをかけて食べた記憶がある。

──なにをどう感化されてんだよおまえは(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■つーことで今年十月歌舞伎座夜の部。すいませんが桟敷席。たまの贅沢です。『宮島のだんまり』。いつも書いてることですが、だんまりってのは、「キュートン」のポージング芸の元祖ですね。しかしキュートンってメンバー内の収入格差がすごそうですね。


■で、勘九郎、玉三郎、巳之助、という過渡期っぽいメンツの『吉野山』、桜の季節のふんわりした感じがよく出てて。


■幕間に小豆のアイス最中食べて、ロビーでスパークリングワイン五百円を調達して、さて『助六』。助六があるから桟敷席なのだ。この芝居は、なんつーか時間の流れ方がとても好きだ。芝居の中の時間軸と、現実の客席の時間軸がないまぜになっているような気がしてくるというかなんというか……。とにかく、芝居の中にいるような気がして、その居心地が良い。役者との距離が近い花道近くの桟敷席ならなおさらだ。

そんなのは単なる錯覚なんだけど、その錯覚が大事なのであって。


■夜回りの若い衆の金棒の音に気分が高揚している自分に気づく。花魁道中を眺めつつ、プラスチックのグラスに入った泡を飲みながら助六を待つ。

仁左衛門74歳の助六は、堂々としてて、たおやかでね。ちょっと気品のようなものも感じさせて。海老蔵とはまた違った助六。身体の動き、という点では、年齢を感じさせる部分もまったくないわけではなかった。けど、この助六は、トータルなあれで鑑賞するべきものだから。それと、歌舞伎は別に体操競技ではない。


■七之助もいいけど、児太郎もよかった。'10年4月の先代歌舞伎座『実録先代萩』で、「かしこまりました」というあまり上手くない声の腰元からはまったく想像できない立派な白玉。

意休はちょっとカタい、くゎんぺら門兵衛はちょっとコワい印象。福山かつぎは修行中。巳之助の朝顔仙平は、どことなくカタいというか、ピリついたところがあるものの、ばっちりはまってましたね。

彌十郎の通人は…………正直に云うと、まあクサいよね笑。股くぐりの時、彌十郎の前に
亀蔵が滑稽な役で出るから、それとの差別化のためにクサくしてみたってのもあるんだろうけど。


■そう、仁左衛門の助六に、玉三郎の揚巻、じゃなくて母・満江なんですね。ここら辺が、過渡期というか世代交代というか時代の流れというか。そんで玉三郎、満江もちゃんと上手い。芝居を引き締める。もう百回くらいやってるのかって感じだけど、初役だって。


■白酒売りの勘九郎は、滑稽みを盛りすぎかなみたいなとこもあったりするんだけど、でも上手くて、そして声がやはり勘三郎を思い出させます。幕間のイヤホンガイドで解説の人が、勘三郎は60になったら助六を演るつもりだった、と云ってました。


■全体的には、なんかカドが取れたオトナの助六に仕上がってましたね。どうも仁左衛門の「助六卒業式」、みたいな気分もちょっと漂っていたんじゃないか、と思ったりする。





■で、帰ってから、辨松の赤飯弁当を食べました。というのも、開演前に買って桟敷席に持ち込んだのに、劇場ではなぜかお腹が空かず、食べるタイミングを逃しちゃったので。笑

しかし、いったいどうすれば辨松の弁当箱から赤飯の粒を残さずきれいに食べ終えることができるのだろうか。今後のわれわれ人類に突きつけられた喫緊の課題ではある。


■Ableton Liveの、10じゃなくて9をインストールした。ラクダは食べなかった。


■所ジョージが授業料未納で除籍になった拓殖大学、というのが近所にありまして。そこでこの週末、学園祭をやってたのですが、今朝、そこでお笑いのライブを見てきました。

開演10分前に自宅を出てもばっちり間に合うお笑いライブって初めてかも。ニューヨークとチョコレートプラネットを見られました。しかもタダ。

キャンパスを歩いてたら、いろいろと学生が模擬店をやってるのですが、そのなかに、「ラクダのケバブ」というのを出してるところがあった…。食べませんでしたが、食べてたら「今日の昼飯はラクダでした」なんてブログに書いちゃうねこれ。


■さて、このたび、自分のPCにAbletonのLive 9をインストールしました。

──9? 10じゃなくて? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

いや、9。2015年の12月にライセンスを購入してたのですが、いまのいままで3年近くほったらかしてて、ほったらかしてる間に10が出ちゃったんですね。びっくりしますね。

しかも、インストールしたらなんか画面の色変わってるし、左カラムの使い勝手も変わるし、MAXも付いてくるし、「メロディを新規MIDIトラックに変換」という、もはやほぼ魔法みたいな機能もあるし、なんなんだこれ。

まあ、とりあえず9に慣れるよう、いろいろ画面をいじっております。


■ちなみに、Native InstrumentのKompleteもパッケージで買ったままほったらかしてるぞ。バージョンの数字? そんな細かいことは忘れた。というか、そもそもパッケージをどこにしまったんだっけ…。まだ、シュリンクすら開けてないんだけど。

まあ最新のソフトを使わなくてもtokyo kabuki boysの名曲の数々は産み出されてるわけでね。音楽はソフトじゃないってことですよ。最新シングル「ディスクユニオンでビール買うヤツ マジで0人説」は好評配信中です。タイトルは実在のお店と関係ありません。


■クアトロチーズまん、熱いあんこ


■コンヴィニエンスなストアーにて。レジ前に置かれてる中華まんのケースの中に、「クアトロチーズまん」なるものを発見したので、店員さんに「クアトロチーズまんください」と発注する。いいじゃないですか。クアトロチーズまんくらい食べさせてください。

レジで会計を済ませ、ビニール袋、まあ厳密にはビニールではなくプラスチックなのですが、ビニール袋に入ったほかほかしたものを受け取って、自室に戻る。ビニール袋をがさごそと取り出すと、果たしてそれは、クアトロチーズまんではなく、ごくごく普通の肉まんであった。嗚呼。肉まんであった。店員に間違えられた。レシートを見ると、ちゃんと「クアトロチーズまん」と印字されている。なんでなんですか。クアトロチーズまんくらい食べさせてください。


■所ジョージの昔の歌に、「深夜のコンビニで、肉まん1個だけ頼むのも店員さんに悪いから、ついついあれこれ5個ぐらい買っちゃうよね」という意味の歌詞が出てくるが、しかし、おれにとって肉まんって、好きでも嫌いでもなんでもないかなりニュートラル(?)な食べ物なんだよな。自腹ではまず食べない。しょうがないから、その肉まん食べましたけど。


■ところで、秋が深まってく今くらいの季節の土曜に、昼下がりに曇ってて肌寒くなってくると、熱いアンコが食べたくなる。なんでかは知らん。

そういった心持ちのとき、たい焼きやら今川焼きみたいなのがあるとありがたいんだけど、そういったものを売ってる店が茗荷谷にはない。

ので、そういうときは大人しくコンビニであんまんを買って食べることにしてます。


■あ、コンビニでたい焼きを売ってくれると便利だな。と一瞬考えたけど、ほんとにたい焼きを売るとなると店員の仕事がまた増えますね。コンビニ店員の覚えなきゃいけない仕事の量って、20年前とくらべると2倍くらいになってるのではないか。


■tokyo kabuki boys「ディスクユニオンでビール買うヤツ マジで0人説」





■台所の流しの水はけが、すごく悪かったんですね。丼ひとつ洗うにも、すーぐ流しに水が溜まって水深8cmぐらいになりやがる。でも、流しの排水口のゴミ受けっていうのかな、細長いやつ、あれに「水切り袋」ってやつをかぶせたら、俄然、水はけが改善しました。

こういった、ね、日常の小さいストレスをつぶしていくのが好きです。


■といった意味も含めまして、いま注目のvaporwaveユニットtokyo kabuki boysの新譜が茗荷谷から届きました。今回はvaporwaveというか、どちらかというとvaportrapです。タイトルは内容と関係ありません。また、タイトルは実在の団体と一切関係ありません。


■芸術祭十月大歌舞伎 10/6 昼の部


■10/6の土曜。木挽町で芝居やってました。昼の部。


■なんか花形っぽいメンツの『三人吉三』は、七之助の男っぽい部分が珍しく見られる、かな、と思ったけど、正体をばらしてからも、あまりオトコオトコしてなかったような。もうちょっとスゴ味のようなものがほしかったですよ。そうじゃないと、美女から盗賊へ変化するギャップが出ないじゃないですか。


■つづいての『大江山酒呑童子』、は初めて見る踊りでノーマーク(って、やけに昭和っぽい和製英語ですが)でしたが楽しめた。勘九郎。子供っぽさのなかにも鬼気迫るものがあって。


■『佐倉義民伝』、と聞くと、どうしても'10年のコクーンを思い出していまう。あれは、拙僧が見たなかで唯一の、勘三郎ががっつり出たコクーン歌舞伎だった。あの年のコクーンはお世辞抜きでつまんなかった。ごめんね。寺いちばんの正直小坊主さんで。

この日の佐倉義民伝の宗吾は白鸚。なーんか湿っぽいんだよなー、と思いつつも、最終的にはこの湿っぽさに泣かされることになる。意地悪く云うとお涙頂戴なんだけどさ。


■しかし、歌舞伎が勘三郎を喪ってから早6年。おれは先代(?)の歌舞伎座が閉まる'10年3月、という妙なタイミングでカブキを見始めたので、勘三郎にギリギリ間に合った、という気持ちもあるし、もっと早くから見てりゃ良かったという気持ちもある。新型のiPhone
が出るたびに「ジョブズが生きていたら云々かんぬん」と、アップルファンじゃなくたって考えてしまうように、これからはことあるごとに「勘三郎が生きてたら云々かんぬん」と考えちゃう誘惑に、われわれは勝てないし、勝たなくてもいいだろ別に。


■tokyo kabuki boys 『netscape vaporwave 4.8』


■茗荷谷駅のエスカレーターって遅くないですか? どうも半蔵商店です。


■といった意味も含めまして、tokyo kabuki boysの第10作目、『netscape vaporwave 4.8』です。前作の『〜4.7』同様、インターネット前夜の感じとか、インターネット初期(っていつごろなんだろう。だいぶ個人差があると思うけど)の感じとか、CD-ROMとか、ピピンアットマークとか、そういうのがテーマです。なんすか? ピピンアットマークって。見たことないぞ。15年くらい前、福岡の中古ゲーム屋の店先で中古の3DO本体が三百円で投げ売りされてるのは見たことあるけど。



あと、ピピンアットマークの他にも、富士通のMARTYってあったな。


■息子さんサンダー


■キスミントに続いてお菓子の話題ですが。

なんでも團十郎の息子さんのブラックサンダーというのが発売されたそうですね。会社の人類に教えてもらって、コンヴィニエンスなストアーに買いに行ってきました。

息子さんサンダー

「チョコがリッチで候」と「フランス産ミルクで候」の2種類がある、ということを知らずに、同じのを2ヶ買ってしまった。まあいいか。


■で、ネットのニュースで読んだのですが、なぜ息子さんがなぜブラックサンダーと組んだかというと、息子さんのファンクラブが「サンダーパーティー」という名前で、そこがきっかけらしいんですね、うん、わからん、そのサンダーパーティーっていうセンス。


■キスミント♪ キスミント♪ (←サウンドロゴ)


■昨日の夜、駅から家に戻るまでの道を歩きながら、唐突に

「そういえば昔、『森林の香り』みたいな味のキスミントをやたら買ってた時期があったなあ。矢野顕子のお気に入りだとなんかに書いてあったんだよなあ」

ということを思い出しました。


■で、今日、キスミント販売終了のニュースをネットで知りました。なんなんだろうな、この偶然。キスミントのことなんか年に何回も考えないのに。


■しかしガムってもんがそもそも売れてないらしいですよね。フリスクとか、そういったミントのつぶつぶに客を奪われたのか。街中からゴミ箱が消えてることとも関係あるかもしれない。そういえば、おれもガムを買った覚えが少なくともここ三年はない。営業の仕事で出張してたとき、水戸のスーパー「マルト元吉田店」でボトルガムを買ったのが最後だと思う。いまのところ。


■「キスミント♪ キスミント♪」と口ずさんだあと、「全自動用のダーッシュ! ミスターウォークマン、ミスターウォークマーン♪」と唄ってしまえる人は、CM NETWORKの聴きすぎですのでどうにかしたほうがいいと思います(※この段落、全人口の0.005%しか理解できない話題なので適当に読み流してください)。


■あ、あと、終了するといえば、ジオシティーズが終了なんてニュースもありましたね。tokyo kabuki boysの'90年代風公式ホームページをジオシティーズで作ろうとも思ってたのですが…。


■果汁80%


「果汁80%!ブドウのお酒」みたいな商品名の酒を手に入れて飲んでみたら、果汁たっぷりなのでほんとにブドウジュースみたいな甘さで飲みやすくておいしかったんだけど、じゃあこれ酒である必要が無いじゃん、ふつうにブドウジュース買えばいいじゃん、ってなった。


↑なんかtwitterみたいな文体ですね(文字数も)。


■tokyo kabuki boys 『netscape vaporwave 4.7』





■有吉のプロデュースするカレー屋が沖縄市の一番街に開店、という夢を見ました。半蔵商店でございます。


■カレー屋といえば、昨日、茗荷谷のとあるカレー屋に初めて行ってきました。小石川郵便局の向かいの、カレー専門店というか大きめのカレースタンドみたいなお店。ややこしいところのない普通のカレーが五百円くらいで食べられてよかったです。

土曜の午後に行ったから、「放課後の学食」みたいな感じも出てて、そこもよかった。


■さて懲りずにtokyo kabuki boysの九作目です。なんつーか'90年代のパソコン感というか、マルチメディア感というか、CD-ROM感というか、そういうインターネット前夜な感じをテーマにしてみました。まだ、インターネットに夢を見られた時代というか、インターネットに関する寝言を云うことができた時代というか。


■九月カブキ状況、それと字幕ガイド


■子供服くらいならまだ分からんでもないんですが、オンラインサロンってのがなんか微妙にうさんくさいんですよね……(※個人の感想です)(※実在する昆虫や歌舞伎役者とは関係ありません)(※まったく関係ありません)。あ、半蔵商店です。


■九月のカブキ状況をまとめますと。

9/2(日)は立川で巡業中央コース、吉野山、四の切。愛之助も壱太郎もいいんだけど、猿弥(51)がやっぱり良くて、この安定感ってほんとなんなんだろうなあ。すごいよなあ。

9/9(日)は歌舞伎座昼の部。『金閣寺』児太郎がよかった。福助復帰、なんだけど、ムリさせられてないか。『鬼揃紅葉狩』なんかあんまし印象に残らない…。『河内山』吉右衛門、憎まれっ子世にはばかるって感じでいいよね。

9/15(土)は夜の部。幸四郎の三番叟。良い。『俊寛』は、吉右衛門すげー良くて泣ける。菊之助も良いですね。よかったよかったしか書いてないエントリですね。

あと、玉三郎のあれは、歌舞伎座でやるにはどうかな、劇場の私物化ではないのか、と思わなくもなかった。あの打楽器だけの演奏とか、ミニマルな舞台の感じは好きだけどね。


■ところで、9/9の昼の部に字幕ガイドというものを久しぶりに借りたのですよ。

字幕ガイドは「解説チャンネル」「台本チャンネル」「英語チャンネル」の3チャンネルがあったんですけど(※厳密な呼び方は違うかもしれない)、このうち解説チャンネルがなくなってた。台本チャンネルと英語チャンネルだけになっていた。ちょっと前からそうなってるらしい。

そういえば、かつては字幕ガイドにイギリスの宝石屋のCMが流れてたけど、それもなくなった。宝石屋がスポンサーから降りて、解説チャンネルの制作費がまかなえなくなったのかなあ…。

ちなみに、英語チャンネルを見てみたところ、『河内山』の「馬鹿め」の英訳は、「You fools!」でした。そりゃそうか。


■カレー沢薫コラボカフェ最終日、関羽のかき氷


きな粉


■9/21の金曜の夜、最終日のカレー沢薫コラボカフェに行ってきました。夜だからもうミケラテしかないパターンかなーと思ったらコラボメニューが意外と残ってて助かった(拙僧が入店した十九時半過ぎの時点で、ストロングネコとメロンパン以外発注可でした)。


■まずは芋煮。正式名称は「着る毛布の三賢者特製芋煮」。左が味噌で右が醤油。おいしい。味付けがかなりしっかりしてるのでライスが欲しくなりました笑。ちなみに真ん中の小さな器は、キャラクターのプレートの裏に小さなチーズが隠れてます。しかし今後の人生で、「着る毛布の三賢者特製芋煮」なんてメニューを口にする機会はあるだろうか。

芋煮

そしてミケラテ(四日ぶり三杯目)。芋煮のお供といえばミケラテですね。実はストロングネコを発注する予定だったけど、上記の通り売り切れだったのです。

ミケラテ


■で、最後にデザートということで、プリンとどっちか迷ったけど、「きな粉多すぎ安倍川餅」を発注。これほんときな粉の量すごいですよ! 時はまさに世紀末!

おれは安倍川餅というものを生まれて初めて食べたのですが。しかしこんな特殊な安倍川餅で安倍川童貞を捨てることになるとは。

安倍川餅
▲ピントが甘くてすいません


餅を食べきってもまだ余るきな粉。これを律儀に食べ進めていったのですが、食べても食べてもなくならないきな粉。途中で断念。そもそも、はたから見たら「皿一杯のきな粉を、きな粉だけで食べてるヤベー奴」にしか見えてない可能性もあり。

ホットミルクかなんかを注文して、そこに余ったきな粉を投入して飲むのが正解だったかもしれないですね、いま考えると。


■会計時、店員さんにストロングネコのレシピを訊くと、「ライチリキュールと、グレープフルーツジュースと、ブルーキュラソー」とのことでした。てっきり市販のストロングネコをそのまま出してるのかと思った。あとで検索したら、これは「チャイナブルー」というカクテルらしい。ふむ(※これは、おれの記憶に基づく情報なので、間違ってるかもしれません。wikipediaの出典にしたり、卒論に引用したりしないでください)。


■で、翌9/22は、下北沢のカレー沢薫ル5。渋谷と下北沢で別々にカレー沢企画が走ってたのですね。関羽のかき氷を食べました。

かき氷

九月にかき氷?と思うお侍さんもいらっしゃるかもしれませんが、おれは冬のある日に、昼に栃木の日光で天然氷のかき氷を食べ、同じ日の夜に水戸でアンコウ鍋を食べた男。九月のかき氷は楽勝です。


■で、この日は下北沢から茗荷谷に電車で移動したあと、後楽園駅まで歩いて、また茗荷谷に歩いて戻ってくる、という散歩をしました。

土曜の午後に茗荷谷から後楽園を春日通り沿いに歩くと、すごく「放課後感」あって、それが好きなんですよ。すいません、個人の感想で。


■カレー沢薫のコラボカフェに行ってきた


■あ、今週からコンタクトレンズを、ボシュロムの『メダリスト』からアルコンの『エア・オプティクス』に変えました。半蔵商店でございます。

──すげえどうでもいい情報…(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

さて、このたびカレー沢薫カフェに行ってきましたので写真を貼りますよ。

カレー沢氏の話をするので、おまえら三人も関羽の顔マネしなさい。

──こうですかニャ (´ω` ) (´ω` ) (´ω` )


■以下、飲食物です。

土曜日は小雨の中小一時間並んでカレーとミケラテ。

カレー

ミケラテ

ストロングネコの薄めを頼もうとしたんだけど、お店の人いわく「薄くはできない」とのこと。このあとカブキを見に行く予定だったので、寝ちゃいかんと思い、ミケラテ。


で、一日おいて月曜日(敬老の日)は開店前から並んだので45分待ちくらいだったかな。メロンパンとミケラテ。

メロンパンとミケラテ

メロンパン


■意外と男性客もちらほらいたので、並びづらく/入りづらくはなかったのが助かりました。


■で、昨日の水曜の夜は、募Google Playカードをしてカレンダーをもらおうとしたのですが、もうカレンダーは品切れとのことでした。残念。あと、夜は基本ミケラテしかやってないみたいですね。


■カフェは明日金曜までなので、最後にもう一杯ミケラテ飲んでこようかなー、と思っております。


■夏休みの日記(四) 帰京、信藤×小西、カリーアップ


ちぇるちぇるランド日記最終回です。こういうことを書いてる間に九月も半ば。三連休ですね。今日はこれをアップしたあと歌舞伎座夜の部行ってきます。


八月二十八日(火)

■『ウゴウゴ・ルーガ』夏デラックス、の生放送から、この日でちょうど二十五周年。なんでこういうことをいちいち覚えているんだろう、おれは。

そして今日は東京に戻る日でもある。


■深夜に目が覚める。ラジオをつけたらバカリズムがオールナイトニッポンをやってて、なんかトクした感じ。GOLD時代は欠かさず聴いてたなあ。

その流れで、ラジオ沖縄のクロージングの音楽も堪能。また寝る。

六時ごろ起きて、『暁でーびる』を流しながら荷造り。


■さて今日は諸般の事情により、実家から那覇空港まで、母の運転するクルマじゃなくて、バスで行かないといけない。バスにスーツケースを持ち込むのは面倒だ。

というわけで、朝、スーツケースを近所の宅急便に持って行き、東京の部屋まで送ってもらう。送料三千円は高いがしょーがない。空港でスーツケースを預けたり受け取ったりしなくてもいいしね。

宅急便を出し終わったあと、近所のマクドナルドに寄る。コーヒーでも飲もうと思ったんだけど、どうも、ドライブスルーが朝ラッシュらしく、厨房が忙しさで殺気立っている。カウンターから声をかけることができなかったので、何も注文せずそのまま帰る。外食産業は人手不足です。


■実家の近くのバス停からバスに乗り、パレットくもじまで移動(運賃九百円くらい)。そこから「ゆいレール」で那覇空港まで移動(運賃二百六十円)。


■空港のロビーは、まあ想像よりは混んでなかった。ゲートをくぐって沖縄そばを食べる。今回の滞在で、沖縄そばは食べてなかったので。

あ、そういえば、今回もまたタコスを食べなかったな。渋谷のなんとかゴメスみたいな名前のとこ行くか。タワレコの近くの。


■飛行機に乗る。ANA。プレミアムクラスでもなんでもない、一般国民の皆様と同じエコノミー。耳栓して寝たり、音楽聴いたり、機内wi-fiのあれでアンガールズのコントを見る。羽田空港に着く。電気で動く汽車を乗り継いで茗荷谷まで。


■で、家で休憩してから世田谷文学館へ移動。信藤三雄と小西康陽のトーク。面白いネタいくつかあり。

でも、たとえば、これまでのピチカートのジャケット各作品を年代順に逐一スライドで映しながら、二人で各作品について話す。みたいな内容にもできたのではないだろうか。せっかく大きなスクリーンもあることだし、なによりレトロスペクティブ=回顧展なんだからさ。でもまあ、そういうトークはしたくなかったのかもしれないな。


■帰る途中、新宿に寄って、ルミネの「カリーアップ」でキーマカレーのL。東京のものを食べて、東京のペースを取り戻す、みたいな感じのやつ。


■夏休みの日記(三) なぜ並ぶパンケーキ


引き続き、ちぇるちぇるランドでの日記。食べ物のことばっかです。いつものことだけどさ。


八月二十七日(月)
■朝からクルマで沖縄本島の北部某所。一時間ちょっと運転して、とあるパンケーキ屋へ。七時半に到着。朝の七時に開く店なんだけど、店内はもう7割がた埋まっていた。それくらい人気の店。

フライドチキンのパンケーキ、目玉焼き添え、ホットコーヒーを発注。食べる。うーん、遠路はるばるやってきたけど、料理も内装も普通かなあ……。悪いわけじゃないんだけどさ。

それでも、おれがパンケーキを食ってる間も客がぞくぞくやってきて、おれが食い終わるころには、店の外は観光客の皆様が数組ほど並んでました。なぜ並ぶ。


■クルマで南下。ジミー大山店でほんのちょっとだけ買い物。しかしジミーは、県内各地に小さめの店舗をやたら出してる。なぜだろう。

これは個人的なあれですが、ジミーが大山店がいちばんジミーっぽいと思う。まさにジミーの中のジミー。


■昼、沖縄市のもともと「本の紀の屋」だったステーキ屋で両親にごちそうする。

ここは老舗で、おれも何回も行ってるとこなのですが、この日の対応は残念ながら微妙でした。

われわれのテーブルにコックさんが着いて、この20代後半とおぼしきコックさんが肉や野菜を切ったり焼いたりするのですが、この人がまあ無愛想で口数も少なかった。でもそれはいいです。

問題は、ね、おれの皿に、付け合わせのパスタをコックさんが盛ろうとしたときのことです。鉄板の上でちゃっちゃか炒めたパスタをコテだかヘラだかでおれの皿に盛ろうとしたとき、

ベチャッ

とパスタを落としたのですね。鉄板の上だけに落ちたんじゃないんですよ。

この鉄板はテーブルに埋め込まれてるのですが、「鉄板とテーブルの境目」のところにパスタを落としたわけです。パスタは、半分は鉄板の上ですが、もう半分は思いっきりテーブルに触れとるわけです。

で、このコック氏、「すいません」と口では云いつつも、その「鉄板とテーブルの境目」に落としたパスタを、再度、コテだかヘラだかでかき集めて、おれの皿に盛りつけてくるわけです。平然と。

いやいやいや、ふつう作り直しません? そんなもん。おれがもし、おれじゃなくて木村祐一とかだったら絶対作り直してるだろ。まあ、そのパスタ、食ってやりましたけど(気が弱い)。

まあ、残念な対応でした。肉はおいしかったけど。


■夜は、妹宅で寿司。寿司と云っても、おれが回転寿司で大皿に入ってるやつを買ってきたやつですけど。

で、おれと、妹夫婦と、その小さい子らで大皿の寿司をつまむわけなんですけど、妹のダンナが、妹に「カッパ巻きとマグロ取って」とお願いしたところ、妹が

「それくらい自分でやって」

とすかさず言い放ち、おれまでがなんか妙に萎縮してしまい、寿司の味がしなくなった。家族みんなで寿司の大皿を囲んでるときに、夫が「カッパ巻きとマグロ取って」と自分の妻に頼むことは、そんなにいけないことなんだろうか。惡いことなんだろうか。結婚したことないから分からん。


■パンケーキ、ステーキ、寿司、とそれなりに美味しいはずのものを三食食べたのに、三食ともなんか微妙な気分になった一日。


■夏休みの日記(二) 市場のおばちゃんに、ハワイ人と間違えられる等


ちぇるちぇるランドに帰省してたときの日記。ほんの2週間前のことなのに、もうだいぶ昔のように感じられる……というのはいつものことですね。


八月二十四日(金)
■コンタクトレンズは(すいませんいきなりコンタクトレンズの話)、ふだん使い捨てタイプを使ってるのですが、この日の朝、洗面台でコンタクトレンズのケースを開けたら、どういうわけか左目のレンズがなくなっていた。なんだこれは。こういうときに限って、スペアのレンズをばっちり持ってきてない。この日以降、ずっとメガネで過ごす。

ちなみにこの前日、沖縄市内のドラッグストアでコンタクトレンズの洗浄液を買おうとしたら、いつも使ってる「こすり洗い不要ですタイプ」の液がとんと見つからず、棚に並んでるのは「こすり洗いをしなけらばならないタイプ」の液ばかりであった。おれはもうずっと前者の液ばかり使ってるが、やむなく後者を買った。こすり洗い派が主流なのか、沖縄は…。

まあ要するに、ふだん慣れないこすり洗いをすると、左目のレンズがなくなる、と。まあそういう話です。


■それはさておき朝、コザの市場。なぜか市場のおばちゃんに「Hawaiian?」と訊かれる。なぜなのか。

米国版ドクターペッパー350ml缶、が1ダースで700円。買う。あと、ニッポンじゃ売ってない米国版レッドブルが1本100円。しかも、存在すら知らなかった、いろんな色がそろってる。3本買う。コンヴィニエンスなストアーでは1本275円くらいするのにね、って、おれはもうエナジードリンクとかドリンク剤の類はもうほとんど飲まない。でも、おれがレッドブル大好き小坊主さんだったら、3ダースくらいオトナ買いして東京に直送してたなあ。

その他、母に頼まれたしいたけを買うなど。

レッドブル

マショマル


■その後、個人商店めぐり。いわゆるマチヤグヮーですね。

個人商店3軒をまわって、焼そばUFO、チャルメラコーン、菓子、菓子パンなどを購入。おれは沖縄市のマチヤグヮーが好きなのです、と何度も書く。


■実家に戻って昼食は冷やしそうめん。きゅうり、錦糸卵、しそ、白ごま、しょうが。家にあった、アーイェーオーイェーおれ矢部、の一発ギャグで有名な藝人さんが描いた『大家さんと僕』を読み始める。


■午後から親戚宅へ。向かう道中、Jefでバーガー類を仕入れる。ゴーヤーバーガー、ヌーヤルバーガーなど。

Jefは昔(安土桃山時代)、コザや石垣島にもあった。いまはない。南部に4店舗ある。


■夜。実家でコロナビールを飲みながら、引き続き、『大家さんと僕』。

なんでオリオンじゃなくてコロナなのかというと、オリオンの小瓶を売ってる酒屋が拙僧の行動範囲からついに絶滅してしまったのですね。中瓶だの大瓶だのは手に入るんだけど、寝る前の読書のお供に中瓶大瓶はオーバースペックだしね。かといって、350ml缶って、なんか色気というか風情がないんだよなあ。しかし、こういうことを考える沖縄人はどうも少ないようで、ほんとにオリオンの小瓶を見かけない。




八月二十五日(土)
■朝、クルマで近所のスーパーに行き、買い物を済ませ、さあ駐車場に戻ろうというところでスコール。雨に濡れながらクルマに戻ったとたん、雨が上がる。まあよくあるやつです。


■昼、以前から気になっていたこともあり、那覇行きの機内で『POPEYE』のハンバーガー特集号を読んでたこともあり笑、沖縄市園田のハンバーガー屋へ。このお店は、もともと「アメリカンスペース」だったところです。

ポテト

ポテトもかわいい。かつてはTシャツや『LIFE』のバックナンバーを買ってた場所で、チーズバーガーとチェリーコークを発注。食べる。うまい。味も、店内の雰囲気もいい感じ。観光客に見つかりませんように、などと意地の良くないことを思う。いや、観光客が来ないとお店が潤わないのか……難しいところです。


■さてお盆。本日最終日はウークイ(お送り)。午後から親戚まわり。数軒まわって、最後に本家。親戚某君が、この四月より駒澤大学に通ってることを知る。へえ。連絡先を交換した。世田谷の75000円の1Kに住んでるってさ。

妹と話したところ、『大家さんと僕』の大家さんが最近亡くなったことを知る。


■ウークイのあと、実家に戻る。途中、沖縄市内のコンヴィニエンスなストアーの駐車場で、地元の青年会がエイサーをやっていた。20分ほど見る。




八月二十六日(日)
■朝、近所のマクドナルドへ。カフェラテを発注。『大家さんと僕』読了。この人の書いたものを、もっと他に読んでみたい、と思った。矢部の父が絵本作家であることを知る。

店内で、なぜかスケボーを小脇に抱えてMacBookをパタパタやってる50代の男性がいた。都内でもあんまり見かけないタイプ。笑

マクドナルドのカフェラテは意外にうまかった。


■昼より某君と那覇へ。街ロケ番組のように平和通り近辺をぶらぶら。このあたりの商店街も、どんどん景色が変わる。そして、その景色の変わり様は、どうせ誰も記録してないんだよな…。なんか、古い街並みの写真って、メディアで目にすることはあるにはあるけども「市井の人がたまたま撮った昔の写真」ばかりで、体系的には記録してないように思う。那覇に限らず、日本全国どの都市でも。

ほんとはこういうのも、国や市町村に記録してほしいんだけど、いろいろ難しいのかな。商店街の街並みだって立派な文化の一つではないですか、と思いたいところなのだけど。


■パレットくもじ、にも寄ったりする。パレットくもじは、いい意味で平成初期で時空が止まってると思う。渋谷のブンカムラみたいに。


■夜、某々君も合流して沖縄市で焼肉。男が集まったら焼肉でしょう。イタリアンでイベリコ豚の生ハムサラダをシェアしてどうする。


■帰りしな、朝とは別のマクドナルドのドライブスルーでコーヒー。

マクドナルド

雨上がりの夜のマクドナルドのたたずまいが好きです。


■嘉手納のほうで、エイサーをやってるとこに遭遇。クルマを停めて、ちょっと見る。


■tokyo kabuki boys「surfing on vaporwave」




ふだん、コーヒーを飲むときは使い捨てのドリップバッグなのですが。

先日、自分で豆やらフィルターやら用意してコーヒーをいれてみたいな、と急に思い立ちまして。で、衝動買いってほどの値段でもないんですけど、ステンレスフィルターを衝動買いしたんですね。ステンレス製のフィルターです(そりゃそうか)。ペーパーフィルターと違って、いちいちゴミが出なくていいかなーと思って。

で、粉になったコーヒーも買ってきて、家で実際に一杯いれてみました。

そしたら、まあ、ステンレスフィルターって、コーヒーをいれたあとの豆を捨てるのが面倒なんですね。ひっくり返して洗わなきゃなんない。ペーパーフィルターだったら、豆をフィルターごとペロンと捨てられるじゃないですか。そっちのほうがラクだな。

なので、ステンレスフィルターを買ったばかりなのに、もうステンレスを卒業してペーパーフィルターを買いたくなってるんですね。

そういうことは衝動買いする前に気づけよって話なんですが、でもまあたまにはそういう買い物もある。

ちなみに、調べてみたところドリップバッグだけ、というのも売ってるんですね、世の中には。こっちのほうが便利ではあるな。

そうそう、コーヒーの粉を保存する容器も買わないとな…。密閉できる容器が家にないので、コーヒーを破れた袋のまま台所に置いてるんですね。なので、刻一刻と風味が逃げていってます。





すいません、話の流れと全く関係ないけど、tokyo kabuki boys「surfing on vaporwave」というのを作りました。ぜひ聴いてみてください。

ゆくゆくは、自分で電動ミルで豆を挽いたりなんかもしてみたいです。でも、一回やっただけで飽きそうな気もします。「コーヒーって、家じゃなくて店で飲む物だな、やっぱ」とかブログに書きそう。おれって。


■夏休みの日記(一) JALの国内線ファーストクラス


今日から九月。今年も残すところ、あと三分の一だか四分の一だかどっちかですね!

ということで沖縄帰省中の日記。沖縄は、お盆でした。いや、お盆だから帰ってたわけですが。


八月二十三日(木)
■今日から沖縄に里帰り。珍しくANAではなくJAL。云うてすまんがファーストクラス。といっても国内線のことだから、国際線ほどのあれはないけども、でもファーストクラス。ANAのプレミアムクラス何度か乗ったけど、JALのは初めてなのです。

しかし、茗荷谷から羽田までの電車は、ファーストクラス気分とはほど遠いものでした。平日朝のトーキョーの電車は混むもの、というのは心得ていても、あの混雑は旅(というか帰省ですが)の昂揚感をしょっぱなから削ぐね…。次からはバスタでバスに乗ろうかね。東京モノレールから眺める、浜松町〜天王洲アイル間の、箱庭のごとき町並みは捨てがたいのですが。


■で、うん、まあ四苦八苦して朝九時ちょっと前に羽田に到着。JALなので第一ターミナル。第一ターミナルでは、おれは地下のDean&Delucaで板チョコを買う習慣がある、というのはあまりにも有名な事実ですが、今回は板チョコではなくカンノーリとかいうイタリアの菓子を買う。

出発ロビーへ。ファーストクラス専用の受付からすっと受付。手荷物検査もすっと終了。「すっと」という副詞が地の文に埋もれて読み取りづらかったらすいません。しかしこの「待たなさ」はすごい。すごいけど、この「待たなさ」に慣れてしまったら、ちょっと生きづらくなるだろうなあ…。


■はい、じゃあ、検索したらやたら出てくるタイプの、素人による適当なラウンジ感想文&ファーストクラス搭乗記を書きまーす。

迷路っぽい通路を抜けて、ダイヤモンド・プレミアラウンジへ。すごい名前でしょ。その名の通り、そこは選ばれし者しか足を踏み入れられない雅な空間…………ではないことは風の噂に聞いていた。実際、人が多くてわちゃわちゃしてた。あんまし落ち着かない。強いて云うなら「そこまでは安っぽくない漫画喫茶」って感じ?

ラウンジの客は、サラリーマンのおじ様方がほとんど。あとは、なんに憧れてるのか知らんけどTシャツに短パンでMacBookをパタパタやってる、新しい世代っぽく思われたい30代がちょっといる、といったところ。


■混雑のなか、簡単なパーティションで区切られた一人がけソファを確保。肘のところに、申し訳ていどのテーブルがくっつけてある。うーん…。ダイヤモンドでプレミアな感じがあんまりしない。

このラウンジでは、メゾンカイザーのクロワッサンや、炊き込みご飯のおにぎり(意外においしい)が無料でもらえるんだけど、こんなひもじい席じゃ、せっかくの美味しさも中ぐらいなりって感じで残念。

他に、生ビール、マッカラン12、柿ピー食べ放題なんかもあったけど、今回はパス。

一人がけソファでパンやらおにぎりやらさっき買ったカンノーリやらを食べ、眠くなったので寝る。初期ファミ通編集部っぽくいうと「イス寝り」だ。ニュアンスはちょっと違うか…。

(慣れている人は、このラウンジでなく、ラウンジを抜けたところにある伊勢丹のカフェで過ごす、みたいな話を聞いたことがある。そっちのほうが落ち着いてて静かなんだそうだ。)


■離陸の時間が近づいたので搭乗口へ。拙僧はファーストクラスなので優先搭乗。なぜか軽めのケンカをしているアラフォー夫婦を横目に悠々と飛行機に乗る。

機内では、まあ、立派なシートに座りまして。昼から雲の上でシャンパン飲みまして。それを途中からオレンジジュースで割ってミモザにしまして。森伊蔵もロックで2杯飲みまして。茗荷谷の某スーパーでは、森伊蔵の一升瓶が35000円で売られてまして。こんなもんまともに買えないわけでありまして。このたび2杯も飲めて良かったです。JALでまとめて森伊蔵の在庫を押さえてるのかな。

それと、食事が良かった。食事に関しては断然JALですね! 一度、ANAのプレミアムクラスでものすごいのが出て、驚いて、その機内食をプロデュースしたレストランの名前で検索して、某グルメ評論家がその店をボコボコに酷評しているのを見つけて、なんか納得した覚えがあります。

そう、あと、出てくるコーヒーが、「コーヒーハンター」の人のコーヒーなんだよな。それも飲めたので良かったですよ。食べ物と飲み物の話ばかりですいません。

機内では、音楽を聴くなり雑誌をめくるなりして過ごす。




■那覇着。預けたスーツケースが、ほんとにすっと出てきて、すっと到着ロビーに出られる。「すっと」という副詞が地の文に埋もれて読み取りづらかったらすいません。いや、この「待たなさ」には爽快感すら感じる。でも慣れちゃいけないやつだな、これ。

荷物がすっと出てきたはいいが、連絡に手違いがあり、空港に迎えに来る予定だった母が小一時間ほど遅れる。そのため空港内で時間をつぶす。うむ。


■母が迎えに来る。沖縄は旧盆の「ウンケー(お迎え)」の日なので、そのまま那覇市内の親戚宅へ直行。その後、実家に戻り、夜にコザの親戚宅へ。この近所の、商店街に挟まれたエリアに来ると、帰ってきたという気になる。毎年毎年律儀に帰省ばっかりするんじゃなくて、もっと別なとこ旅した方がいいんじゃないか、と思わなくもないけど、でも今年も帰ってきた。


■今日から夏休みです


■昨日は23時近くまで残業してました。まあ夏休み前ですから、前倒しで働いてました…。とはいえ、ここまで遅くなったのは数年ぶりだ。残業終えて、牛丼食べて、帰ってきたら『かりそめ天国』がもう終わってました。


■つーことで、8/23〜8/28は夏休みです。このブログのバナーは冬休みのままですが(細かいことを気にしてはいけません)、夏休みです。例によって沖縄です。


■しかし、さっき始まったばかりの8月も、もう下旬なんだな。この季節に聴きたいアルバムと云えば、そう、tokyo kabuki boysの『sony romantic vaporwave』ですね。



夕方、ビールやハワイっぽいカクテルを飲みながら聴いてください。このアルバムは無料ですが、paypalでおれ宛におひねりを送ることもできます。いただいたおひねりは全額、沖縄市の『サムズ・バイ・ザ・シー』での飲み食いにあてる予定です。どうぞよろしくお願いします。


■あさってから夏休み


■のぞきこんで Good Morning Morning、夜明けのKiss Shining Shining。

といった意味も含めまして半蔵商店ですおはようございます。あさってから夏休みです。夏休みですといっても6日間という、西洋の先進国の人々からすると、「おいおい、日本人はちんちんだけじゃなくて夏休みまで短いのかいHAHAHA」ぐらいの短さです。

三年前、日本の勤め人の夏休みの短さを、アイスランド旅行中にツアーで一緒になったドイツ人女性に英語でグチったことを思い出しました。おれもグローバルな人間になったものです。


■なんの話だっけ。そう、あさってから夏休みで沖縄に帰省するのですが、上々颱風もとい台風が心配という話でした。飛行機がちゃんと飛びますように。

あとねー、休み前だから、いろいろ仕事が溜まってますよ。今日明日で片付けないといけませんよ。そういえばまだ荷造りもしてませんよ。やれやれ。


■そういえば十日ほど前、薬喰いと称して、ステーキ屋でステーキ400グラムと、デザートにハンバーグ200グラムを食べました。薬喰いってのは冬の季語らしいけど、まあ夏場も滋養は必要だからね。で、食べて数日はちゃんと元気に過ごせました。やっぱり肉って大事ですね。


■歌舞伎座 八月納涼歌舞伎 第二部 8/13


■行ってきましたよ今月歌舞伎座第二部弥次喜多。一幕見席に二時間強ならんだ。ならんでる間にウォークマンでSweet Robots against the Machineの『3』を(ようやく)聴きました。

しかし二時間強ならぶのはつらい。SRATMだけじゃなく、マーティン・デニーや所ジョージなんかも聴いちゃったりする。歌舞伎座のふもと、一幕見席の列にはたくさんの人類がならんでいる。みんな時間つぶしに苦労してるようで、しまいにゃ立ったまま弁当を食うジジイも出現する始末。まあ、それだけ人気の演目なんでしょう。

暑いなか一幕見席にならぶのはしんどいですが、切符を買い逃したんだからしょうがない。って、おれ一応ゴールド会員なんだよな。何を買い逃してんだ。なんのためのゴールドだよ。あ、八月の帰省の予定が決まらなくて、飛行機の切符をどう取るか迷ったりなんかして、それでカブキの切符を取るのが延び延びになっちゃったんだな。


■それはいいとして無事に切符を買って開幕。で、のっけから猿之助の巨大な遺影がドドンと出てきたときは、

「あ、おれ、今年はもう、ついていけないかもしれない」

と、戦意を喪失しそうになったのですが笑、そこはまあがんばって気持ちを立て直し、見物しました。


■で、うん、うん、なんかまあいろいろあって(書くのがさっそく面倒くさくなってきたので、大幅に割愛)、この弥次喜多の夏芝居は3年目なのですが、実際おもしろかったし、今回がいちばん見応えがあったように思います。途中の踊りのコーナーとかさ、よかったよね。劇中劇みたいな構成はお得感ある。あとはさ、カブキのパロディが散りばめられてたりとかね。いま「ちりばめ」と打って変換したら「鏤め」って感じが出てきたよ。初めて見る漢字だよ。誰なんだよおまえ。どこ中だよ。というか、ほんとは「鏤め」って書くのが正しいのか。そうか。



■で、あのラストは正直なにひとつついていけませんでしたが笑、まあ、細かいつじつまだのなんだのはテキトーにごまかしてもいいじゃん納涼だし。つーか現代人、芝居やらなんやらにつじつま求めすぎのような気がする。現代社会自体が理不尽で不条理だからか? せめてフィクションだけでもつじつま合わせを求めたくなるのか? なんて。

ということで楽しい夏芝居でございました。二時間強ならぶ価値はあるかどうかは各自で決めればいいことだと思います。

しかし弥次喜多って、今年に限らず、「俳優祭に来(ら)れなかった人たちの救済措置」みたいなとこが少なからずあるかもしれない笑。全体的に俳優祭っぽいもんね。


■で、つづけて『雨乞其角』も見たけど、なんか男ばかりで踊ってて男くさいなーと思った。まあよく考えたらカブキ自体がそもそも男しか出てこないんですが。以上、今月第二部の劇評でした。


■tokyo kabuki boys『sony romantic vaporwave』




夏休み後半に、カワイコちゃんと海辺をドライブするときに聴く、あるいは聴き流すvaporwaveのアルバムを作りました。

次第に秋の気配がフェイドインしてくるこの季節の夕方にぴったりです。ぜひ聴いてください、あるいは聴き流してください。


■日進ワールドデリカテッセン


■日進ワールドデリカテッセン、がもうすぐ新店舗に移転するとのことなので、昨日の夕方、散歩がてら現店舗の見納めに行ってきました。

午後六時ちょっと過ぎに茗荷谷を出発。電気で動く汽車に乗って広尾駅に到着。なぜ麻布十番じゃ無いかというと、広尾から麻布十番方面まで歩くのが好きだからです。広尾の商店街をちょっと見学(この時期の広尾の夜の商店街は、微妙に夏祭りの感じがして好きだ)。日はほぼ沈んでいるなか薄闇の有栖川公園を横切って、てくてく歩く。


■麻布十番に到着。商店街(この時期の麻布十番の夜の商店街は、微妙に夏祭りの感じがして好きだ)を抜けて、日進ワールドデリカテッセン着。正直に書くと、年に何回かしか買い物しないけど、でも、あの海外のスーパーみたいなざっくりした感じがなくなるのは惜しいな。ちょっと前も同じこと書いたな。まあいいか。あの、広々というかガランとしてる感じとか、ちょっと高い天井の感じとかさ。この感じ、ナショナル麻布にも改装前はあったけど、いまはない。すぐ近所の新店舗はどんな感じになるんだろう。東京タワーはちゃんと見えるんだろうか。子豚の像もいっしょに引っ越すのだろうか。


■その後、近所のフレッシュネスバーガーへ。ビールを発注。これ飲んで帰ろうかと思ったけど、ビールを飲んでちょっと元気になったので、もう少々夜の散歩を続けることに。

六本木ヒルズの「リンコス」を視察。ここは昔(慶応年間)、西友の系列の「フードマガジン」だったことを、思い出さない。

リンコスからお隣のツタヤへ。夏休みシーズンとはいえ、夜の九時過ぎに本屋にこんなに人類が集まっている。ご近所のABCがなくなったのは、やはりこのツタヤに客を取られたからなのか。立ち読みを少々。


■その後、ミッドタウンへ。東急系「プレッセ」視察。チーザ、アヲハタのテリーヌの瓶詰め、など、こまごまとした買い物。レジが、会計のみ機械でするやつで、ちょっと面食らう。このパターン、茨城や栃木のスーパー以来だ。都内にもあるんですね…。

しかし、日進、リンコス、プレッセって、高級スーパー好きですね、どうも。


■六本木駅から、日比谷線に乗って、方向を間違えて恵比寿まで行って、逆方向の日比谷線で霞ヶ関まで戻って、丸ノ内線に乗り換えて、茗荷谷まで。部屋に着いたのは夜の十一時前。うわ、五時間も一人で散歩してたのか。iPhoneの歩数計を見たら、15782歩となっていた。よく歩いた。


■双蝶会、パーフリ、イノヤマランド、ナルト歌舞伎


お盆休みで8/11〜8/15は五連休です。沖縄には8月下旬に帰省するので(沖縄の旧盆は今年は8/23〜8/25)、この五連休はトーキョーにおります。

本日のエントリは、ここ最近見物したものについて、いくつか。あ、マウスはですね、「かつて出張用だったノートPC」用に使ってたbluetoothマウスでなんとかしのいでおります。


八月四日(土)
■梅丸の歌舞伎夜話の切符を取りそびれる…。定刻の10:00に松竹のサイトに入ったのに、一分足らずで売り切れたのではないか。


■種之助の狐、が見たくて国立劇場(小)へ。双蝶会。種之助が狐って、すごく似合いそうでしょう? 実際、似合っていた。ぎこちない部分もあったけど、そこはまあ、今後上演を繰り返すうちに良くなってくるのでしょう。


八月五日(日)
■暑いなか世田谷美術館。信藤三雄×牧村憲一トーク。おもにフリッパーズの話。ピチカートの話は無かった(※後日、信藤×小西のトークもあることを知る。ピチカートの話はそこで出るのでしょう)。

よく巷間で、Winkが売れてなかったらフリッパーズはなかった、なんてことを申しますが、まあ予算がころんと転がり込んでくる瞬間に立ち会える運、まで含めて藝人の実力ですな。

パーフリ『ヘッド博士』限定版CDに付いてる3Dメガネのソニーに支払う特許料の額、など細かい渋谷系の知識も得られた。


八月七日(火)
■晩に某所でイノヤマランドのライブを見學。

2004年とか05年とか、それくらいのころにも一度ライブを見たことがある。その晩、タワレコ渋谷店で行われるスチャダラパー無料ミニライブの券、というのをおれは持ってたんだけど、それでもイノヤマランドを見に行ったな。

「Glass Chime」という曲が好きです。この晩も聞けて、良かったです。

『ダンジンダン・ポジドン』リマスター盤入手。八月の後半はこれを聞こう。


八月十一日(土)
■NARUTO歌舞伎。猿之助回。

うーん。ナルト全72巻を一本の芝居に凝縮、というのは意欲的だけど、いろいろな要素を詰め込みすぎた感はある。正直に書くと、芝居というよりも、「3時間でわかる! NARUTOダイジェスト」みたいなVTRを見せられたような気分(国立劇場の復活狂言でもそんな感じのあるよね。芝居そのものの完成度よりも、これとこれとこれの場面をやりましたという構成上の理屈が重視されているというか)。

ある程度ナルトの知識が無いと入り込みにくい世界になっていた。ファミ通クロスレビュー風に書くと「原作ファンなら」という感じだろうか。芝居そのものがナルトのキャラクターグッズのひとつ、と割り切るべきなのかもしれない(おれがナルトの世界観の予習を怠ってたのは認める)。


■個々の役者の演技はすごく良かった。巳之助、隼人、梅丸、笑也、猿之助、そして、何をやらせてもうまい猿弥(50)。すべらない猿弥(50)。演出もさ、客席の壁にまで映像を使ったりとか、ダミーの役者たちによる分身の術とか、そういうのは好きだった。

だから、再演の際は構成を練り直すともっと面白くなるんじゃないでしょうか──とか好き勝手なことは書かない。作る側にもいろいろあるわけだから。


■新譜、節食、国内線ファーストクラス、kiri


■tokyo kabuki boys、待望のミニアルバムです! 2曲目は期せずしてアンビエント風ドローンになっておりますので、いい加減にgocoupやれよ、と思ってらっしゃる方もぜひ。




■ここ一週間、ダイエットというわけでもないのですが、一日の摂取カロリーを1000〜1200kcalに抑えております。心なしか、腹回りがすっきりしたような…。

ちなみに、朝食はあさりの味噌汁 and/or ファミリーマートのカフェラテ(冷たいの、または熱いの)だけです。なんか、下手に朝食食べると午前中の動きが悪くなっちゃってねー。

ま、この週末は、この反動でいろいろ食べる予定です。


■8/23〜28は沖縄におります。旧盆です。ふだんはANA派なんですが、行きの飛行機は珍しくJALです。というのも、いちどJALの国内線ファーストクラスに乗ってみたかったんですね。

いやさ、ファーストクラスと云っても、国際線のそれには遠く及ばないだろうし、'60年代パンナムじゃないんだから、豪勢なおもてなしもないだろうし。とはいえ、ファーストクラスであることには違いありません。笑

つーことで、8/23は珍しく1タミ(航空関係の友人から教えてもらった呼び方)におります。とりあえず、ダイヤモンドプレミアラウンジに長居する予定です。笑


■納豆のパックの中に、小袋のたれが入ってるじゃないですか、あれをkiriのクリームチーズにかけると、ちょっと甘辛くなって美味しくなることを発見しました。ついでにゴマをまぶすのも良いでしょう。


■コビーの冒険


コビー


■『コビーの冒険』、って知ってます? バルセロナ五輪のマスコット「コビー」が主人公のアニメなんですけど。

スペインの放送局が作ったアニメなんだけど日本では当時NHKの教育テレビで日本語版をやってて。で、先日、米国発動画投稿サービスで検索したら、日本語版があれされていたので懐かしい気持ちになれました。コビーの声は坂本千夏。『フルハウス』のD.J.ですね。

コビーの造形、好きだったなー。シンプルでいて、どことなく品がある。いま見ても古くないしね。


■──といった内容のエントリを書くにあたり、びっくりしたのが、坂本千夏の名前の読み方は、チナツじゃなくてチカなんですね。これまでの人生で、ずっとチナツと呼んでたぞ。今後はこの認識を改めて生きていかないといけない。


■tokyo kabuki boys - goodbye cassette, hello MD [minidisc 2]


いろいろ書きたいことはあるのですが、家のPCのマウス(USB無線)の調子が非常に悪く、思うようにカーソルが動きません。というかカーソルの野郎が画面のあちこちを勝手に四方六方八方手裏剣しやがる。もう買い換えだなー、これ。

ふだんは使ってない有線マウスが一つ、部屋にあったはずなんだけど、こういうときに限って出てこない…。

ということでtokyo kabuki boysの新譜です。全5曲で10分くらいですが、10インチLPというかミニアルバムのつもりで作っております。



■tokyo kabuki boys - triste poisson tropique [minidisc 1]


八月です。夏休みシーズンです。毎年この時期に聞きたくなる音楽と云えば、そう、tokyo kabuki boysですね! つーことで新譜です。今年の夏休みはtokyo kabuki boysをMDにダビングしよう!



■颱風、池田亮司、更新、日進ワールドデリカテッセン


七月二十八日(土)

■トーキョーに颱風が近づいているというなか青山へ。朝の七時からスパイラルホールで池田亮司『formula』の上映。客席には二十人くらいか。朝の七時から池田亮司をたしなもうとする人間が二十人もいる。

青山→渋谷→恵比寿と歩いて、茶屋でアイスカフェラテを飲んだあと、不動産屋へ。いま住んでる茗荷谷の部屋の更新。うん、部屋を管理してる不動産屋がなぜか恵比寿なのだ。1.5ヶ月分っていうファッキングな更新料は恵比寿界隈の不動産屋のローカルルールらしいんだよね(と、聞かされている。ほんとかどうかは知らない)。

不動産屋のヒト科ヒト属ヒトが出てきて、更新にまつわる雑務自体はつつがなく終了。しかし台風接近のさなか茗荷谷から恵比寿まで来てやってるのに、かつ1.5ヶ月分の更新料をぶん捕られてるのに、茶の一杯も出さないとはどういう神経してるんだおまえ。と心の中でちょっと思ったけど口では云えない気弱な拙僧ではある。茶ぐらい出せよ、と云える性格に生まれたかった。笑


■その後、歩いて広尾。明治屋、本屋、ナショナル麻布を冷やかす。雨の有栖川公園は、台風が近いとあってほぼ無人。公園をつっきって、しばらく歩いて麻布十番。ここらへんの「小ぢんまりとした、小ぎれいなパン屋」に入る勇気がいまひとつ湧いてこない。

日進ワールドデリカテッセンへ。店内の貼り紙を見ると、八月に近所の新店舗に引っ越すらしい。うーん。特有の、ざっくりした雰囲気は保たれるのか、それとも、フツーの成城石井とかクイーンズ伊勢丹みたいな感じになってしまうのか。どうなんだろう。紀ノ国屋もナショナル麻布も、新しくなってからちょっと微妙だしな。まあナショナル麻布は最近ようやく慣れたけど。

3階の、いわゆる「おつとめ品」コーナーみたいなとこで安くなった菓子を買う。フラ印のクッキーが手に入ってうれしい。


■電車で茗荷谷まで帰る。風雨はさほどひどくない。


■【速報】半蔵 引っ越し取り止め 現住居更新へ


■かねてより石神井公園への引っ越しを検討していた小坊主の半蔵くん(10)が2018年9月以降も引き続き茗荷谷に住み続けることが、27日早朝都内での記者会見で発表された。

記者らの質問に対し、半蔵くんは「茗荷谷のアパートの更新料が高いので、更新はナシにして石神井公園への出戻りを検討していた。しかし、石神井公園はスーパーとか商店街があって便利だが、いかんせん西武池袋線の出勤ラッシュがかなり世紀末。電車は混むし、小竹向原の乗り換えはしんどいし、副都心線との直通運転を見合わせることが少なからずあるし、そしてまさに昨日も大停電で電車が止まっていたと聞く。渋谷までの出勤のことを考えると、茗荷谷の部屋の契約を更新するほうが適切なように思う」と回答した。

石神井公園での部屋探しについては「6万円台で、まあまあ良い部屋があった」ものの、「(渋谷までの)出勤のストレスを考慮すると、お値打ちと云えるかどうか難しい。月々の家賃のことだけでなく、健康を保つことも考えて総合的に判断した」と引っ越しを取り止めた理由をあきらかにした。


■茗荷谷については、「治安はいいが、そのぶん不便。スーパーが少ない」と語る一方、現在の部屋については、「広さと収納、駅までの近さについては合格点だと思う。家賃は安くないが、QOL向上への投資と考えると、けっして無駄金とも云えない」と現在の部屋への愛着も述べた。

しかし、管理会社に支払う更新料1.5ヶ月という額については「ファッキングに高いと思う。引っ越し検討中に複数の不動産会社の営業と接触したが、彼らも全員口をそろえて『1.5はファッキングです』と話していた」と不満を表明。「とはいえ契約書に書いてあったことなので、そこは払う。その代わり、老朽化した水回りのリフォームなどは積極的に要求していきたい。いい借り主であることと、云いたいことを我慢することは全く別だと思う」と、今後の方針についても語った。

なお、半蔵くんは記者会見の直前に更新料と2年分の保険料、ならびに今月分の家賃のネット振り込みを済ませている。「ぜんぶ合わせて、バリ島に一週間遊びに行けるくらいの出費。tokyo kabuki boysのLPをたくさん売って、少しでも稼がないと」と記者らの笑いを誘った。


■CTPPの原稿用紙と便箋


■FF外から失礼します。半蔵商店です。昨日、暑さに負けて冷製パスタなるものを店で食べました。微妙でした。


■さて、インターネットをひっくり返して探したら、ありました、CTPPの原稿用紙の画像。昔(安土桃山時代)はCTPPのサイトに通販ページというものがあったんですね。

CTPP_原稿用紙


■で、ついでに便箋の画像も。こちらは実際に、7/21の世田谷文学館のガレージセールで売られていました。

CTPP_便箋


■信藤三雄レトロスペクティブ




■われらが東京歌舞伎若衆連、7/21発売の待望のニューシングルです。聴いてね。


■といった意味も含めまして、土曜日は世田谷文学館に、信藤三雄展を見に行ったわけです。

会場の展示室に入るや否や、やにわにピチカートのライブVHSのパッケージの巨大画像でお出迎え。この、ど真ん中じゃない物件をドンと出してくるのが渋い。

で、場内には無数のCD(短冊含む)やらポスターやらが展示されていて、その数に圧倒されるね。数もまた質。数もまた正義──なんだけど、とくに分類らしい分類もなく、意地悪にいうと、正直、ただ並べましたの域を超えてないような印象もなくはない。解説っぽい解説もない。解説的なところは図録で補完する予定だったのかもしれないけど、その図録が7/21現在まだ完成してない(笑。7/24に会場先行販売だそうです)。

とはいえ。一点一点のCDジャケットに、それにまつわる個人的な思い出とか豆知識とかがあるわけで、で、展示された無数のジャケ群を見てるうち、それらの思い出や豆知識がぷよぷよのように次々と連鎖をはじめるわけで、その連鎖が気持ちいい。

「'90年代とかいう、日本の音楽産業にとって幸福な時代」とか「CDという媒体の栄枯盛衰」とか「デザインと音楽の出会いが云々」とか、感想文を書く切り口はいろいろあると思うけど、上記のぷよぷよ連鎖が素直に楽しかったです、と、おれなんかは思っちゃいます。


■そうそう、なんでこの日に行ったかというと、お蔵出しのCTPPグッズのガレージセールがあったからなんですね。

以前、CTPP社内用の、水色の罫線の特製原稿用紙というのがあって、昔(薩英戦争のころ)はCTPPのサイトで通販できたんだけど、買わずじまいで。でも、この日のガレージセールにその原稿用紙が売られてたらなー、と一縷の望みを抱いてたのですが、残念ながら売ってませんでした(黒人女性が印刷されたレポート用紙、はありました。こちらも以前はサイトで買えた)。でも、CTPPボールペンは売ってたので買った。


■そういえば、おれの好きなSMAP 007のジャケも信藤三雄だ。そのSMAP 007の12インチが展示されていて、「これアナログでも出てたのか!」と驚いたんだけど、それはアナログではなくLDでした。早合点。

あと、システムDの8cm CDも展示されていた。みなさん、システムDって知ってます? おれは、CD1枚持ってるけど、知らない。

ついでに書くと、再生YMOのライブ盤CDも意外に信藤三雄。あの、ポラロイドみたいな写真が入ってるやつね。


■Sweet Robots Against the Machine 『3』


七月十五日(日)
■横浜県で仕事。帰りに伊勢佐木町の商店街に寄る。去年、たまたま足を運んで気に入ったので、もういちど行ってみたくなったんですね。

広すぎず狭すぎずの、ちょうどいい塩梅の大きさ(そう、このサイズ感が大事)の古本屋で本を一冊買う。七月の、クーラーがよく利いている、個人経営の古本屋っていいですよね。こんな古本屋が、茗荷谷にもあればいいのに。

しかし、なかなかおれ好みの店だった。もし『BRUTUS』で古本屋特集があって、50名ぐらいのサブカル文化人がそれぞれお気に入りの古本屋を挙げていくページにおれが出ることがあったら、このお店を挙げようと思う。


■外観からして'90年代で時空が止まっているゲームセンターに入ると、いきなりタバコの匂いがした。昔のゲーセンの匂いだ。N in 1の台(古いゲームが数百種類入ってる)で、小学4年生くらいの小太り少年が『熱血硬派くにおくん』をやっている。その歳でそのゲームはシブい…。

その隣で『上海』を始める拙僧。隣の台に、小太り少年と入れ替わりで30代の男が座る。男はゲームをしながら当たり前のようにタバコをふかしはじめる。うむ。昔のゲーセンだ。

ところでこのゲームセンター、ゲーム台に「上海ゲームは夜10時まで」という謎の貼り紙がある。長居する人がいるんだろうな…。


■せっかくこの商店街に来たんだから、ここでしか食べられない何かを食べてこう、と思ったけど、なぜかなかなかお腹が空かなかったので食事は無し。残念。


■その後、少し離れたところにあるアーケードが付いた方の商店街も見学して、関内→横浜→池袋→茗荷谷に帰る。


七月十六日(月・祝)
■休日出勤。カルピスウォーターを飲んだり、かき氷を食べたり、坂本龍一『音楽図鑑』を聴くなどして真面目に労働。


七月十七日(火)
■午前出勤。午後休み。昼、渋谷のタワレコで、Sweet Robots Against the Machineの新譜を真顔で買う。この日タワレコで買うと、晩に行われるイベントに参加できたのですね。ちなみに、正直に書くと、去年買った『EMO』は、買っただけで封すら開けてない。すいません。


■タワレコを出たあと、歩いて青山方面でメシでも……と思ったけど、そこは酷暑。おとなしく茗荷谷に帰る。駅前の某スーパーで弁当を買ったら壊滅的に不味かった。あんまりだ。駅から徒歩5分圏内に、ライフかサミットかクイーンズ伊勢丹ができますように。

それはさておき、平日の13時台から、かき氷を食べ、インドの青鬼を飲むなどする。日曜も海の日も働いたんだから、これっくらいいいよね。


■昼寝したあと、電気で動く汽車に乗って再度渋谷へ。タワレコでSRATMのイベント。

元ディーライトの人(名前忘れた)と、バカリズムの松下じゃないほうと、元オーティズムの人(名前忘れた)が出てきて、なんのかんのしゃべって、帰っていった。この三人でCDを作ったってのが、なんか不思議だ。


■カリーアップ、坂東新悟、冷やし中華、ステテコ、うさぎや


七月十三日(金)
■ニゴー(登録商標)がやってるカリーアップ(登録商標)のカレーはわりと好きなのですが、会社の近くにあった2-5cafeがなくなってしまったので、久しく食べてませんでした。

が、そういえば新宿ルミネにも出店してたことを思い出し、ひさしぶりに食べに行きました。地下のレストラン街にあって、カウンターだけのつくりです。ジャポネみたいな感じですね(しかし、ジャポネって「有楽町のジャポネ」みたいな云い方するヒトけっこう多いですが、所在地は銀座だし最寄り駅も銀座一丁目だし、ついでに云うと入ってるビルの名前も銀座INZ3なんだよな)(どうでもいいよな、そんなこと)。

カリーアップ(登録商標)ではバターチキンカレー、と決めているのですが、久しぶりだしゼイタクにバターチキンとビーフカレーとのコンビにしてみました。

お味は……バターチキンカレーおいしいです。バターチキンカレーは。


■ところで、トーキョーにやってくる中華人民共和国人の観光客のみなさんの中には、ベイプ(登録商標)好きな方が一定数いる、とお見受けする。

が、カリーアップ(登録商標)にベイプ(登録商標)好きの中華人民共和国人が大挙してやってくる、といった話はいまのところ聞かない。まだ、彼らの間で有名じゃないのかもしれない。

なので、中華人民共和国人のお友達がいる方は、「このカリーアップって、ベイプだったニゴーが手がけた店なんだよー」と、案内すると喜ばれるかもしれませんね。


七月十四日(土)
■国立劇場で歌舞伎鑑賞教室。前半の解説は新悟、なんですが、先月の巳之助にくらべると、いかんせん地味。笑

いや、新悟は悪くない。こういう役回りって向き不向きがあるしね。ただ、国立劇場の偉い人は、なぜ新悟に解説をやらせたのか、茗荷谷駅前のサンマルクカフェまで来て説明して欲しい。怒らないから。チョコクロおごるから。


■そのあと神保町の、クラシックではなくクラッシックという古風な表記をしたくなるほどクラッシックな中華人民共和国料理屋で冷やし中華。

いや、めちゃくちゃ大好き、というわけじゃないのに、食べなかったら食べなかったで、なんかを取りこぼした気になってしまうんだな、夏の冷やし中華。ついでにビールの中瓶も発注。


■食べ終えて、なにかを成し遂げたかのような気分で日本橋のデパートに移動。夏着物の下に着るステテコを買う。

今年の夏は、麻襦袢だけじゃなくて、麻のシャツ+ステテコも試してみるぞ。

そして「うさぎや」でどら焼きを躊躇無く買う。


■その後、茗荷谷の自室に戻ってごろごろ。どら焼き食べる。


■三連休ですね


三連休ですが、日曜月曜は仕事です…。


■引っ越しについて、二つほど


■茗荷谷から石神井公園の引っ越しについて、なんですが、茗荷谷に住み続ける説にだんだん傾きつつあります。

というのも、拙僧は渋谷に勤めておるのですが、石神井公園から渋谷への平日朝の電車って、まあ混んでるんですよね。

実は、引っ越しを検討するにあたって、わざわざ平日の朝に早起きして、茗荷谷から石神井公園まで行き、石神井公園からあらためて渋谷行きの電車に乗る、という実験を数回おこなったのですが、まあ混んでました(当たり前か。でも2018年現在の混み方を実地で体験しないとね)。

つい2年前までは、その混んでる電車に毎朝乗ってたわけではありますが、しかしwikipediaによると、石神井公園駅の利用者数は年々おおむね増加してるようです。普通に考えると、電車の混雑は年々ひどくなるってことですよね。対して、おれ個人の体力は、普通に考えると年々衰えるわけで、そうなると出勤というものがだんだん苦行になっていくわけですね。となると、仕事そのものまでだんだんキライになってくる、という流れが予想されるわけで、これはあまり良い傾向とは云えない。出勤の疲れが、自分では知覚できないレベルで仕事にじわじわ影響をおよぼしてた、なんてこともあるだろうし。

あと、いちいち小竹向原で乗り換えるのも、やっぱりしんどいしなー。2年前までは、普通に乗り換えてたのになー。

ちなみに、石神井公園始発の渋谷方面行き各駅電車、というのもあるにはあって、これは比較的空いてて、かつ乗り換え無しで渋谷まで行けるわけなんですが、でもこれだと40分くらい電車に乗ってなきゃいけないんですね。うーん。

ということで、茗荷谷に住み続けようかなあ、という気分になりつつあります。


■あと、引っ越しと云えば、半蔵商店もそろそろ別のサーバーに引っ越すなりなんなりしてリニューアルかなあ、と考えております。古いもんねレイアウト。

hanzo.tvというドメインの文字列には愛着があるので、できればドメインそのままでブログをリニューアルしたいけど、おれの技術ではたぶん難しい…。

なので、hanzo.tvはこのまま過去ログ塩漬け保管庫にして、新ドメイン新サーバーでブログ続行、というかたちがいちばん無難なんですかね。どうなんだろう。


■七月大歌舞伎 夜の部 『源氏物語』 7/7


■海老蔵の『源氏物語』を見てきました。なんつーか、もうやりたい放題。笑

オペラに能に、映像に生け花(カブキのチラシに、「いけばな」という文字列がクレジットされているのを初めて見た)(それを云うなら、オペラ歌手の名前が載ってるのも初めて見ましたが)、と、ありとあらゆるものを歌舞伎にぶち込んできてます。自由かよ。

芝居、というよりは、海老蔵の趣味の催しって感じ。役者のセリフも、セリフというよりは“説明”って感じだったしね。


■でもまあ、それがイカンということでもなく、割り切って見ればまあ楽しめた。YouTubeが関連動画をつぎつぎと再生していくがごとく、いろんな要素──オペラとか能とか映像とか生け花とかカンゲン君とか──が、次々に出てくる。切り貼りコラージュされたVHSテープのように場面が切り替わっていく。一種の編輯藝術、とまで云うと持ち上げすぎなんだけど、少なくとも一般の観客を飽きさせないって点では成功している。って茗荷谷駅前のマックで女子高生が云ってた。


■とはいえ、これが歌舞伎座でかけるべき演目かっつーと、うーん、微妙かもしれない。上記の通り、あまり芝居っぽくない。オペラだ能だといろんな要素が混在してるので、相対的にカブキ味が薄い(これと較べたら、先週コクーンで観た大人計画『ニンゲン御破算』のほうがカブキ味があった、とすら思う)。


■でも、そこは海老蔵。切符が完売なんですね。人気がある。

客のほうだって、周囲のヒトに、「こないだ歌舞伎座行ってきてさー」とただ話すよりは、「こないだ歌舞伎座の海老蔵の芝居行ってきてさー」と話したい。すきあらば会話の中に海老蔵という固有名詞を練り込みたい。そのほうがハクが付く。

そのハクを付けたい、という通俗的な需要に応えるべく、このような市川海老蔵単独ライブはこれからも上演されることでしょう。エビゾー側も、カンゲン君とか宙乗りとか、客を呼べるキャッチーな手札は持ってますしね。

成田屋はしかし、こういう趣味の催しもいいけど、本来の歌舞伎も大事にしてほしいですニャー。って茗荷谷駅前のマックで猫が云ってた。


■あ、あとさー、あれだけオペラや能をさんざん持ち出しといて、みんなで踊るあのラストシーンはちょっと不似合いだろと思った。インド映画じゃないんだから。笑

いや、でも、この『源氏物語』はあくまでも芝居じゃなくてコラージュだ。海老蔵がやりたいもの/見たいものを編集したVHSだ。細かいことを気にしてはいけない。

(そういえば何年か前の海老蔵コクーンもあんな感じだったよね。みんなで踊って幕、って。)


■まあ、なんというか繰り返しになりますが、割り切れば楽しめますので、鷹揚な感じでご見物すると良いかと思います(こういうのをわざわざ見に来ていちいち律儀にハラ立てるのもなんか違うと思う・笑)。あと、なんだかんだで右團次がいちばん歌舞伎役者っぽかった。この演目をカブキと呼べるとしたら、それは右團次のおかげだと思った。現場からは以上です。今日はこれから昼の部。


■tokyo kabuki boys、まさかの復活!




■2018年7月1日、vaporwave史上に残る名盤『tokyo kabuki boys[VHS]』を発表し、活動を突如休止したtokyo kabuki boysが6日間の時を経てまさかの電撃復活!! このたびリリースしたLP『tokyo kabuki boys[Beta]』は、6日間というブランクを全く感じさせない会心の出来映えとなっている。停滞していたここ数日くらいのvaporwaveシーンに活を入れる一枚となりそうだ。って茗荷谷駅前のマックで女子高生が云ってた。


■ということで二枚目です。よろしくお願いします。いちおう前作も下に貼っておきます。さて今日明日は歌舞伎座でエビゾー見てきますよ。



■女王陛下の紅鯨団


『女王陛下のピチカート・ファイヴ』がアナログで再発されるようです

ジャケがカラーではなく、モノクロにデザインし直されてます。これは、あれだな、おれみたいに'89年の発売当時のプロモ12インチを持ってる人への配慮だな。うん、持ってるんですよ、プロモ12インチ。


■あと、にわかには信じがたいですが、平成30年なのに鉄腕ミラクルベイビーズの「TALK SHOW」がアナログ7インチで再発されるようです。すげえ。そう、あの、『ねるとん紅鯨団』の歌です。

でも、7インチもいいけどさ、この曲に関しては8cmCDのほうがしっくりくるな。まあ、amazonだとデータで買えるようです


■tokyo kabuki boys、初お目見え





■ええ、ですから、突然ですがtokyo kabuki boysなるユニット(というかなんというか)の初LP『tokyo kabuki boys [VHS]』を作りました。 Bandcamp で聴いてね。↑この上の四角でも聴けます。トータル15分くらいなのにフルアルバムのLPだと思ってます。DNAっぽくてナウいだろ。モリ・イクエは玖保キリコと友達らしいです。

トーキョーカブキボーイズ、と複数形ですがおれ一人でやってます。長年やることを目的にしてません。自分ではvaporwaveだと思って作りました。いけませんか。

そう、BandcampからこのLPは0円でDLできるのですが、自由に1円以上の値段を設定することができます。1000円でも、1万円でも、50両でも、どれだけ高くてもかまいません。50両とか書いたのは、今日、芝翫の『文七元結』を見てきたからです。カブキのね。

なおカセット化の予定はありません。潔くデータで買いましょう。


■あと、近日『Tokyo Kabuki Girls』なる催しが開催されるようですが、これは偶然で、tokyo kabuki boysの名前は前から温めておりました。安易なモジリとかそういうことではないです──って誰も気にしないか、そんなことは。


■梅雨明け、大人計画


■明けましたね、梅雨。

東京の梅雨が六月中に明ける、というのはビッグバンによる宇宙開闢以来のことなんだそうであります。すげえな、今年の梅雨。やる気あんのか。

しかし、梅雨が明けたあとの、陽の光にさらされるアジサイって、かわいそうですよね。なんか、ハシゴ外された感じで。梅雨あってこそのアジサイだし、アジサイあってこその梅雨だと思ってた。意外とコンビ仲悪いんですね。

あ、あと、おれは、梅雨明けから七月末、までが夏だと思ってます(八月は秋だと思ってます)。なので今年は、トーキョーの夏がちょっと長い。うむ。


■さて今日は、江戸川区総合文化センターで歌舞伎の巡業を見てきました。

と、見せかけて、渋谷のコクーンで大人計画の『ニンゲン御破算』昼の回を見てきました。大人計画は'09年の『サッちゃんの明日』以来だから、九年ぶりか。うん、カブキ巡業の日程をよく調べず切符取りました。大人計画を夜の回にすれば、歌舞伎→大人計画とハシゴできたなー。惜しい。

それはさておき、この芝居は'03年が初演で、そのときの主演はまだ勘九郎だった勘三郎だったそうです。勘三郎にあてて書いた芝居、とのことで、今回の主演は阿部サダヲだったんですが、ところどころ勘三郎のように見えて/聞こえてくるところがありました。で、大人計画なのに、ところどころでコクーン歌舞伎を見ている気分にもなりました。いつか、当代勘九郎でも見たいね。

あと、おれはとんねるちゃんのワンフーってわけじゃないけど、チラシの「石橋穂乃香」の文字列にはちゃんと気づきました。笑


■河童と明和電機


■むかし、米米クラブっていうバンドのボーカルの人が『河童』という映画を撮っていましたが。

その映画に、明和電機の土佐信道が出てたらしいです。'94年だから、明和電機のデビュー前か。いや、wikipediaで明和電機の頁をたまたま見てたら知ったんだけど。


■そういえば、明和電機ファンクラブ『電協』のロゴは河童だった。関係ないか。


■茗荷谷で物件を内見(の予定だった)


■部屋探しの話題が続きます。

この日曜は茗荷谷の物件の内見に行きました──というか、行く予定でした。ですが、不動産屋の若い衆が、おれの予約メールを見落としており、希望時間に会うことができなかったため、内見はキャンセルとなりました。なにやってんだよ。でも、まあ、ヒューマンエラーはあまり責めない主義です。お互い様だから。人類みなヒューマンだから。ヒューマン中村だから。他人のヒューマンエラーを過剰に責め立てるやつは、そもそもヒューマンじゃない可能性がある。抽象的な正しさに絡めとられた化け物、になってしまわぬよう気をつけたいものです。


■で、まあ、キャンセルになったのはしょうがないので、そのまま茗荷谷→後楽園→水道橋→神保町→お茶の水、と散歩しました。もうちょっとがんばれば秋葉原まで行けたな。都心散歩。この、都心とつながっている、みたいな感覚がいいんだな、茗荷谷。


■そう、石神井公園への引っ越し(出戻り)を検討してるわけですが、茗荷谷に住み続けるという選択肢もあります。

でもさー、石神井公園に比べると、家賃も物価も高いんだよね。

──そのグチ何回目だおまえ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

そうなんだけどさ…。いや、茗荷谷、レクサスとポルシェのショールームがある町ですよ(ただしポルシェは中古車のみ)。かつてはパテック・フィリップのショールームがあったそうですよ。春日通り沿いのスーパーでは、70gで1400円もするローストビーフを真顔で売ってますよ。

そういえば先日、このスーパーに行ったとき、レジの列で40代くらいの女性がおれの隣になって。

別にのぞこうとしたわけじゃないんだけど、その女性のカゴの中に、フラダンスのマークのポテトチップスがあるのが見えたんですよ。あの、ちょっと高いやつ。しかも、そのフラダンスのポテトチップスには、普通のと分厚いのの2種類あって、後者はとくに高いんだけど、その分厚い方を2袋も買ってたんですよ。

──観察眼がさもしいというか卑しいというか… (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )

あの高いポテトチップスをさらっと2袋買うって、リアルに金持ちですよ、これは。明日の金、来月の金の心配をしなくても生きていける人間の買い物ですよ。


■でね、その女性といっしょに、息子らしき、小学校低学年くらいのサッカーのユニフォームを着た男の子がいて(練習帰りなんでしょうね)。お母さんが会計するところをぽけ〜〜〜っとした表情で見てたんですけど。

いや、君、この近辺に住んでて、高いポテトチップス2袋買えちゃうママの息子に産まれるって、これもう相当、人生イージーモードだよ! そんなぽけ〜〜〜っとした顔してないで、おのれの幸運をもっと自覚して!!

と、力説したくなりました。


■なんの話だっけ。まあ、茗荷谷は石神井公園よりも生活費がかかる、ということです。でも、どっちもいい町です。


■再度、石神井公園で内見


■夏至も過ぎました。毎年書いてますが、夏至を過ぎると、ね、なんかピークを過ぎたというか、折り返し地点を折り返した感じになります。もう年末ですね。

さて、そんな年の瀬ムードのなか、昨日も石神井村へ物件を見に行きました。そう、東京市小石川区から北豊島郡石神井村への引っ越しを引き続き検討しているのです。


■見た物件は、まあ20平米で、まあ見た目とか、まあ清潔感とか、おれがいま住んでる部屋より1.5段階下がる感じ。鉄筋じゃなくて鉄骨。でも家賃はいまより2万円以上は下がる。財布には優しい。でも、目に見えないストレスも増えるんだろうな…。アパートとアパートに挟まれたアパートで、陽当たりもあまり良くなさそうだ。あ、でも駅にめちゃめちゃ近い。これはうれしい。

あと一つ、間取り図だけは良さそうな部屋があったけど、しかしこれは現在の入居者が8月半ばまで住む予定ということで内見できず。2ヶ月近くも内見できない物件をすすめられてもなあ…。


■──とかなんとか書いてるうち、今の部屋の管理会社から、そろそろ更新日が近いけどどうする?みたいな書類が郵便で届いた。更新料+火災保険で13万くらい。うーむ。もちろん、いまの部屋に住み続けるという選択肢もありえます。

退去する場合、意思表示のリミットは七月末。まあ、もうちょっと迷ってみます。


■物件をいくつか内見しました


■昨日のワールドカップ、日本コロムビアがキャニオンレコードに勝ったんだって?

──オールスター大運動会かよ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■さて、この週末は、不動産屋を三軒まわりました。


■S神井K園では下記の物件を見ました。

一つ目。30平米という大きさはありがたいが、和室。家具が置きにくいかな…。しかも床の間付き。男のひとり暮らしで床の間は持て余しそうです笑。あと、通りに面して集合ポストがむき出しになってるのはいただけなかった。

二つ目。外観は立派! 共用部分も小ぎれい。だけど、部屋の中が…。床がフローリング風クッションフロアなんだけど、あきらかに傷んでいる。見た目も凸凹してて、歩くと床がボコッとくぼむ部分がある…。不動産屋曰く「大家さんが直したがらないんです」とのこと。なんだよそれ。エアコンも、あきらかに90年代製。下手したら90年代前半だろう。ビーイング系がオリコンチャートを席捲してたころのエアコン…。20年前のエアコンと今のエアコンじゃ、電気料が月1000円くらい違うらしいんだよね。それって、家賃が実質1000円増しってことじゃないか。床といいエアコンといい、大家がケチだな。まあ、立派な外観にお金をつかいすぎて、部屋の中にまで手が回らないのでしょう。それって、入居者のことを何も考えてないってことなんだけど。感情を持った生身の人間がこの空間で生活してるだなんて、夢にも思わないんだろうなあ。

三つ目。外観やエントランスはけっこうきれい。部屋も、見取り図を見る限り悪くない。が、前の住人がまだ住んでるので内見できないとのこと。うーむ。

四つ目。エントランスもしっかりしてて、部屋がリフォーム直後。壁も分厚い。が、もともと狭い部屋にムリして風呂とトイレを別にしてるため、収納がない。そこまでしてバストイレって分けなきゃいけないもんですかね。明らかにひとり暮らし用の部屋なのに。あと、半地下なので陽当たりが悪い。ついでに、エレベーターがすぐそば、というのも気になった。エレベーターのそばの部屋って、足音とか話し声が気になるという話を聞いたことがあるので。とはいえこの部屋の前の住人は10年も住んでたらしいです。じゃあそんな変な部屋でもないのか。

不動産屋には、三つ目の部屋けっこうおすすめですよ、と云われた。でもさー、内見しないで部屋を契約する勇気はおれにはないな…。


■次に、職場に近いということで某線M駅の不動産屋へ。が、小籔っぽい顔をした不動産屋に間取り図をいろいろ見せてもらうも、どれも決め手に欠ける…。あと、よその土地を悪く云うわけじゃないですけど、この不動産屋に来る前に、自分でも某線のH駅、M駅、E駅を降りて歩いてみたんですね。そしたら、なんかちょっとおれには合わないかな、という気がした。そんなこともあり、部屋の内見には至らず。


■で、日を改めてM荷谷の不動産屋へ。

1Kの部屋を見せてもらう。分譲物件で、部屋も小ぎれい。だが、収納がほぼない。うーむ。いわゆるミニマリストの人なら楽勝で住めるだろうけど、いまのおれにはだいぶ手狭だ…。

このあと別の予定があったので、この日の内見はここのみ。


■つーことで、とくに決め手となる物件は今回は見つかりませんでした。ま、ムリに引っ越すこともないか。


■石神井公園に戻ろうか、それとも


■ワールドカップ始まりましたね! みなさんはどこが優勝すると思いますか? おれは、沖尚が優勝すると思います!

──沖尚? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■それはいいとして半蔵商店のお時間でございますが、いま引っ越しを検討してるんですね。茗荷谷から、もといた石神井公園に戻るのもアリかなーと。

というのも、いま住んでる部屋の更新が近いんですが、更新料が1.5ヶ月なんだよ。高いよ。1.5は。ここ一週間で3人の不動産屋に会ったんだけど、みんな「1.5は高いですよー」って云ってましたもん。ま、そもそも月々の家賃自体も石神井公園よりお高いですけど。

あと茗荷谷さー、物価もちょっと高いんだよな。ちょっと高いぐらいいいじゃん、と悠長に構えていたら、家計を徐々に蝕まれております。うん、悠長な自分を演じるコストがもったいないです。これ前も書いたかもしれないけど、石神井公園のスーパーでたとえばマッシュルームを買うと198円なんだけど、茗荷谷で買ったら298円なんですね。そんな感じでちょくちょく高い。


■でもね。

たしかに生活コストは少々高いけど、それなりの恩恵は受けてるんですね。渋谷までの通勤がラクとか。治安がいいとか。部屋も、まあ、別に立派な部屋に住んでるわけじゃないけど値段相応にはきちんとしてるしね。

それと、あと────これはちょっとうまく言語化できないんだけど────たとえば、健康なときって「あ、おれ、いま、健康!!!!」っていちいち自覚しにくいじゃないですか。そんな感じで、「自覚しにくい恩恵」を受けてるように思うんですね。たとえば、隣人がうるさくないとか、街並みがキレイだとか、そういった小さなところで。ほんとに小さなことだけれど、でもストレスの芽が少ないんですね。それゆえ、日々のイライラが少なくて済むというか(もちろん、石神井公園がイライラする町だというのではないですよ。笑)。

せっかくイライラしない日々、が手に入ってるんだから、多少の家賃&更新料は払ってもいいのかもな、と思わなくはないです。まあ、おれの財布には優しくない額ですが(笑。とはいえ、心の平穏がお金で買えるなら安い、と考えることもできる)。

ちょこっと家賃下げるくらいで引っ越しだのなんだのガチャガチャするのもさ、運気も落ちそうだしさ。なんとなく。

だからまあ、引っ越し先を探してはいるんだけど、ピンと来る物件がなかったら、ひきつづき茗荷谷の今の部屋にもう少し住んでみようかな、と思っております。


■でもねー、茗荷谷、やっぱりスーパー少ない。もうさ、ライフ新大塚店を、TRC本社ビルの1階から3階に移転してほしい。おれが便利だから。

──ムチャ云うな。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

あと、歌舞伎座の夜の部から帰るとき、茗荷谷だとウルトラスーパーめちゃくちゃ便利。日曜の夜にさ、芝居見終わって、歌舞伎座から石神井公園まで帰るのしんどいもんね…。


■鍋にさ


鍋にさ、水張るじゃん?


ペットボトルの、出来あいの白だしを適量投入するじゃん?


スーパーの鮮魚コーナーで買ってきた生食用のホタテを数匹(ホタテの数え方は匹でいいのだろうか)投入するじゃん?


野菜コーナーで買ってきた野菜炒め用のカット野菜を一袋投入するじゃん?


なんだったら、缶詰のササミも投入するじゃん?


火ぃつけるじゃん?


うちはIHだから火じゃないんだけど、まあ、火ぃつけるじゃん?


煮立たせるじゃん?


そしたら弱火(って呼ぶのかなこれは)にして10分くらい煮込むじゃん?


具材にあらかた火が通るじゃん?


いま「ひがとおる」と入力して変換したら「比嘉徹」って沖縄人が出てきた。誰だよおまえ。どこ中だよ。


それはさておき、具材にあらかた火が通るじゃん?


具材だけ皿に盛って、塩、レモン汁、オリーブオイルで味をととのえるじゃん?


食べるじゃん?


で、ひととおり食べ終わった後の鍋に、インスタントラーメン半個(もしくは、うどん玉でも可)を投入するじゃん?


麺がゆであがるじゃん?


そしたら、いい出汁のラーメン(もしくはうどん)になるじゃん?


白ごま振って食べるじゃん?


おいしいよね。


■YMO東京ドーム25周年、六月大歌舞伎


■ナンガデフ? マニフェレ、ウォウウォウ♪

といった意味も含めまして半蔵商店でございます。あのー、YMOってあるじゃないですか、独身のおっさんが聴くやつ。なんか、この六月でYMOが東京ドームで再生ライブをやって25周年になるっぽいですね。東京ドーム公演は平成五年の六月十日と十一日。


■拙僧は、YMOが再生した'93年ではなく。その前年の'92年初夏、という妙なタイミングでYMOを聴き始めてるんですね。とはいえ、まあ再生YMO世代のリスナーではあります。一時期のライオンのサウンドロゴに「Be a Superman」ぽさを感じ取っておりました。あれはコルグの01/Wの音だっけか。知らんけど。

『テクノドン・ウェイク・アップ』というお高い写真集買ったぞ。ナン・ゴールディンの写真集も買ったぞ。友人に、NHK BSのライブをVHSでエアチェックしてもらったぞ。で、ライブビデオものちに買ったぞ。おまけの腕時計付きのボックスセットで買ったぞ。でも、ライブCDも買ったぞ。

──というようなことを毎年この時期に思い出してる気がするし、上記と全く同じ内容の文章を、このブログにとっくに何回か書いてるような気もする。まあYMOが好きなんでしょう。悪いか。


■話が唐突に変わりますが、この土日は歌舞伎座に行ってました。土曜は夜の部、日曜は昼の部だったんですが、なんかこう、それぞれの演目の中身が微妙にリンクしてるんですね。夜の部の演目ふたつは、なんだかんだで夏に親類を殺す話だし、昼の部は、『妹背山〜』と『文屋』に女官軍団が続けて出てくる。あと、昼夜にそれぞれ早桶が出てきてたはず。

松緑、昼の鱶七も良かったけど、夜の虎鰒の太十(※鱶だの鰒だの、役名もリンクしてるな笑)もやっぱり良かった。新歌舞伎の松緑はいいですね。しかし、『巷談宵宮雨』、早くも八月の歌舞伎座のようなフンイキでした。一年は早い。今年ももう終わりです。よいお年を!


■母とコザでステーキを食べた。六月四日と五日の日記。


六月四日(月)
■朝は例によって個人商店行くなど。500mlのアップルティーの缶を買って水筒に詰め替えるなど。家に戻ってもう一度寝るなど。

昼は母とコザでステーキ。おいしい。先日、渋谷で微妙なステーキを食べてしまったので笑、ようやく仇を討った感じ。また家に戻ってまた昼寝。


■夜は両親と外食……の予定だったけど、諸般の事情でキャンセル。ふむ。


■時間ができたので、ケータイで石神井公園の賃貸物件を見てみるなどする(最近、茗荷谷からの出戻りを検討してるので)。

これは!と思う物件がひとつ見つかったが、一階の物件であった。一階はねー…。

しかしなんで沖縄に来て石神井公園の物件探してんだおれは。沖縄でしかできないことやればいいのにねえ。


六月五日(火)
■帰京の日。朝、沖縄市の農連市場でサプリを買うなどする。小さい缶のV8(野菜ジュースね)を飲みながら運転→帰宅。

荷造りをして、着替えて、母の運転で那覇空港へ。母と空港に来たときは、そば(沖縄そばじゃなくてね)を食べるのが通例になっているので、今回も食べました。


■で、今回のフライトには、プレミアムクラスの空席があったのですが、ド平日の午後なので機内が大して混んでないこともあり、普通席で帰ることにしました。実際、3つ並びのシートにおれ一人だけの座席が予約できました。これ、隣にヒト科ヒト属ヒトが座ってるプレミアムクラスより快適なんじゃねーの?

あと、那覇空港のANAラウンジって、手狭であまりゆっくりできないんだよなあ。オリオンビール飲み放題はうれしいけどね。笑


■で、このたび乗った羽田行きの飛行機なんですが、機内なのにここwi-fi飛んでんな!(カズレーサーの動きで)

そういえば、いまは便と機種によってはwi-fiが飛んでるんですね。それに加え、wi-fiで楽しめるコンテンツ一式というのも、各自の手持ちの端末で再生できるようになってました(要ANAアプリ)。

で、どんなコンテンツがあるのかな〜と何気なく見てみると、

&のネタが見られるようになってるではないか。

飛行機の中で、wi-fiで、iPhoneで、&の漫才やコントが楽しめるんですよ。未来ですよこれは。&のネタは濃密なので、消化吸収に時間がかかるので、「忍者」「OB」、そしてちょっと時間をおいて「円弧」の3本だけ見る。

──アルコ&ピースのことを「&」って略するのやめろ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

しかし、機内なのにiPhoneの機内モードを解除してwi-fiを受信するって、なんか妙な感じだった。

機内誌『翼の王国』をパラパラめくってると、目次のクレジットで編集長が小黒一三であることに気づく。


■ところで、那覇発の便では機内にブルーシールのアイスクリームを置いてるはずなのに、西暦2018年現在CAもしくは客室乗務員と呼ばなければならないってことになってる人に、「ブルーシールください」と云ったら「???」という顔をされた。

なので「アイスクリームください」と言い直したところハーゲンダッツが出てきた。300円。もう、機内でブルーシールは出てこないのか。


■夕方、羽田着。客が少ないので、あずけた荷物もさっと出てくる。ほら、ムリにプレミアムクラスじゃなくてもよかったでしょ(←誰に話しかけてるんだか)。

しかし、羽田から茗荷谷の自宅に帰る時間帯が、トーキョーの帰宅ラッシュに重なってしまったのは計算ミスでした。大きなスーツケース持って満員電車に乗るのはしんどいぞ。次からは気をつけよう。


■四食とも麺類だった。六月三日の日記。


六月三日(日)
■起きたら、そういえば那覇のホテルだった。当たり前だが。でも那覇市内のホテルに泊まることなんて、そうそうないので不思議な感じだ。階下のレストランで朝食ビュッフェ。

いろいろ揃ってて美味しそうなんだけど、見ると、イカスミのそうめんチャンプルーがあるではないか。もの珍しくて、つい皿に取ってしまう。おかわりなんぞもしてしまう。二杯目は、サラダコーナーのクルトンと粉チーズとベーコンビッツ(って呼ぶんだっけ?)もふりかけるなんぞしてアレンジしてしまう。

で、デザート代わりに、スライスしたフランスパンに、黒糖バターなるものを塗って食べる。こっれっがっね、うまいんですよ。うまい。実にうまい。米国南部の保守的な州だったら法律で禁止されそうなくらいうまい。あー、うまい。結局、フランスパンのスライスを7切れほど食べてしまった…。うまい。


■さて、バスで実家まで帰ることにする。

ホテルをチェックアウトして、タクシーでバスターミナルに向かう。タクシー代890円。バスターミナルでバスに乗る。バスに乗ってしばらくすると、

バスがさっきのホテルの真ん前を走りすぎやがるではないか。

最初っからホテルの真ん前でバスに乗れば良かったね。なあ、なんだったんだ、おれのタクシー代890円は…。


■で、昼前に実家につきまして。着替えて、降りはじめた雨のなか(そういえば沖縄は梅雨だった。今年は空梅雨だそうです)軽自動車で妹宅へ。昼飯にパスタを食べる。といっても、ふつうの小麦のパスタじゃなくて、とうもろこし粉のパスタ。正直、小麦のに比べるとあんまり食感は良くないんだけど、それでも明太子ソースとの相性は妙に良かった(あ、なぜ、とうもろこし粉かというと、姪が小麦アレルギーなんですね)。


■で、中央パークアベニューに「まぜ麺&オレンジジュース&コーヒー」みたいな新しい店ができてて、そこで友人と茶。

その後、別の友人も合流してメシ。沖縄市内の、「存在自体は20年以上知ってたけど、そういえばなぜか入ったことないラーメン屋」にて、つけ麺を食べる。


■夜、雨のなか、沖縄市のブックオフでジャングルのコンピCDを買う。ジャングルのコンピは見かけたらとりあえず買うようにしてます。ドラムンベースじゃなくてあくまでジャングル。


■あれ。この日は、3次会でつけ麺食べて、ホテルの朝食でイカスミのそうめんチャンプルー食べて、昼は妹宅でとうもろこし粉のパスタ食べて、夜は友人とつけ麺食べてる…。

麺類ばっかりだな。ちなみにホテルでは、小さい器で沖縄そばも食べた。笑


■くすのき通りにファミリーマートができていた。六月一日と二日の日記。


六月一日(金)
■夕刻、仕事を終えて、ガラゴロガラゴロ引きずりながら渋谷駅。品川で降りる。これからヒコーキ乗るぞという昂揚感、は東京モノレールのほうが高いんだけど、京急のほうが乗り降りはラクなような気がする。

空港着。ゲートをくぐって、売店で崎陽軒のシウマイ弁当とハイボールを買ってからプレミアムじゃないラウンジへ。この、いまいち洗練されてないシウマイ弁当がロングセラーな理由が最近分かってきた。空港の弁当はハズレが多いし、時間もないんだからいちいち選んでらんない。手っ取り早く弁当をどれかひとつ、となったら、まあこれがブナンでしょうなあ。いつも同じものを食することは、心身ともにコンディションを整えることにもつながる(し、まずい弁当を食することは、心身ともにコンディションを崩すことにもつながる。いや、誰も兜町の洋食屋の弁当の話はしてないですよ、落ち着いてくださいよ)。

なんてことを考えながらシウマイ弁当をハイボールで流し込んでたら、ラウンジの人に酒類は持ち込み禁止ですと注意された。ええええ。入り口に注意書きがあったらしい。すいません…。


■機内へ。音楽を聴いたり、『45 〜ザ・KLF伝』をちょっと読むなどする。なんか近々KLFの本が出るみたいね。


■22時だか23時だか、最終便なのでその辺の時間に那覇着。母が迎えに来てくれた。


六月二日(土)
■朝、案の定、所ジョージのCDを聴きながら軽自動車で沖縄市の農連市場。アメリカンな菓子やらなんやらこまごま購入。個人商店、いわゆるマチヤグヮーも4軒。もちろん焼そばUFOとかを真顔で買う。

おれはマチヤグヮーも好きだが、もちろんコンビニはコンビニで利用する。沖縄市内だと、最近は、こどもの国の近くにあるファミリーマートがなんか好きですね。

そういえば、沖縄市のくすのき通りには、昔、それこそ太陽と星のマークのころのファミリーマートがあったものです。が、このたびくすのき通りに新しいファミリーマートができてるのを見かけました。くすのき通りにファミリーマートが復活したんですね。

──だが、いまのくすのき通りが、果たしてくすのき通りと呼べるのかというと… (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

それな。


■昼、妹宅へ。甥姪(と、書いて音読みでセイテツって読むんだってね)とふれあう等。


■いったん家に戻って、もろもろ準備してから那覇のホテルへ。某君の結婚式。

ちなみにこの晩、おれはこのホテルに泊まるので、菓子や茶などを買ってからチェックイン。式までだいぶ時間があるので、テレビで渡辺直美がアニサキス症で倒れた再現VTRを見るなどして過ごす。


■6時より披露宴。高校の同級生多数。うん、みんな、おれなんかより立派に見えるな。

──「見える」じゃなくて、実際に立派説。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

それはさておき、みんなで某君の結婚を寿ぐ。

いろいろありまして9時ごろだったか披露宴終了→タクシーで2次会へ。1から75までの数字を舞台上の男(沖縄の藝人さんでした)がランダムに叫び、参加者がびっしり数字の並んだ紙に指で穴を開けながら「ビンゴ!」「ビンゴ!」と叫ぶ謎の儀式をするなどして2次会終了。

その後、2次会が終わってもだらだら立ち話してたその場の4人でラーメン屋に。実質3次会。つけ麺を食べて2時半解散。

ホテル(披露宴の会場ですね)に戻って、iPhoneのラジコでオードリーのオールナイトをちょっとだけ聴きながらおやすミッフィーちゃん。そう、いつの間にかラジオ沖縄もラジコで聴けるようになってるんだなー。


■東京に戻ってきました


■きのう沖縄から東京に戻ってきました。今日から社会復帰です。4泊5日の帰省でしたが、あっという間でしたよ。一瞬でしたよ。もはや実質、帰省してないのと同じですよ。

──それは違うと思う。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■しかし今年は沖縄の旧盆の日付が、夏休みシーズンとけっこうずれてるからさー。八月はどうやって休み取ろうか迷うよね。

と、帰省したばかりなのに、はやくも次回の帰省の心配。


■ところで最近、茗荷谷からまた石神井公園に戻ろうかなー、とちょっと考えております。

そういうことを考えるにもいくつか理由があるのですが、更新月が近いってのもその理由のひとつではありますね(笑。更新料などという抽象的な観念に金を払うくらいなら、次の部屋への引っ越し代の足しにするわー、と思わないこともない)。


■ちょっと沖縄行ってきます


ちょっと沖縄行ってきます。某君の結婚式です。

今日の最終便で行って、火曜の昼に戻ってきます。沖縄、梅雨らしいね。


■ピーターラビット?


パディントンの次はピーターラビット、とイギリスの畜生映画が上映されてますが。

ウサギのほうはどうも、童話的、児童文学的な世界とはほど遠い映画になってるようですね。笑

おれの妹は「『月刊MOE』とか読んでる人は見ないほうがいい」と申しておりました。ふむ。

どんな映画なんだろう…気になります。


■オニオンフライとフライドポテトとパンが運ばれてきた瞬間がピークだった


■先日、会社のA君とB君と拙僧とで久しぶりに男三人で食事でも、ということで、某所のステーキ屋に行ってきました。金曜の夜、にぎわう店内。「このメンツでメシってのも久しぶりだよね〜」みたいな方向性で浮き立ってる我々三人。メニューを持ってくる店員さん。


■A君がメニューを開きながらこう云いました。

A「せっかくだからさー、ステーキ食べる前にビール飲みながらなんかつままない?」
B+拙僧「あ、いいね、そうしよそうしよ」

同調するB君と拙僧。

そして、巨大なカリフラワーみたいな、変な盛りつけののオニオンフライを一皿と、フライドポテトを二皿、それに、ビールを発注するわれわれ。


■数分後、巨大カリフラワーのように盛りつけられたオニオンフライ一皿と、フライドポテト二皿、それにビールを持ってくる店員さん。店員さんはパンも持ってきてました。このパンはサービスだということです。

とりあえず乾杯して、ビールを口にし、オニオンフライとフライドポテトとパンを食し始めるわれわれ。パンがほんのり甘くて美味しい。


■しかし、この注文、大きなミスがひとつあります。おわかりですか?

そう。

この時点では、われわれは完全に忘れてるのです。

われわれが三人とも30代後半だということを。


■あのさー、35過ぎたらさー、もうオニオンフライとフライドポテトだけで腹いっぱいになるぜ、こんなもん。

いや、一人で黙々と多量のメシかっこむんだったらいいよ。いくらでも食えるとは云えないまでも、それなりには食える。

でもさ、みんなでビール飲んで、話して、ツマミつまんで、ビール飲んで、話して、ツマミつまんで、というローテーションでゆっくりゆっくりやってるとさ、まあ、食はそんな進まないよね。


■巨大なオニオンフライの山を7割がた片付けて、二皿あったフライドポテトも一皿は平らげたかな、くらいのタイミングで、ビールと、そしてパンのお代わりをするわれわれ。

そして、ひきつづき談笑しておりました。


■で、われわれ三人でオニオンフライとフライドポテトとパンを平らげたところで、A君は云いました。

A「よし、じゃあ、そろそろステーキ頼もうか」

その一言で、にわかに、われわれのテーブルは、ちょっと微妙な空気に支配されました。

そう。

われわれは、気づいてしまったのです。

もう、まあまあ満腹だということに。

そしてわれわれは、ここにきてようやく思い出したのです。

われわれが三人とも30代後半だということを。


■うん。タマネギとイモとパンを食べながらビール飲んでたら、そりゃ、それだけで腹もいっぱいになってきますよ。そういう年齢ですよ。

正直いって、このままステーキを食べないで解散のほうがありがたかった。A君もそうだし、B君もそうだろう。

とはいえ、ここはステーキ屋だ。タマネギとイモとパンだけで退店するのは、どうか。そもそも、今日はみんなで肉を食おう、という建前のもと、われわれ三人は集合してしまっている。

肉、たのむしかない。要らないが。


■店員さんを呼び、A君はステーキを、B君は骨付きラムの盛り合わせのようなややこしい一皿を、拙僧はハンバーグを発注。

問題はここからです。肉が運ばれてくるまでの数分が長いこと長いこと。もう、三人とも完全に「これ以上、いまさら食えねーよ…」という気分なのです。でも、その一言が、なんか云い出せないのです。

お互いがお互いに満腹であることを悟られないよう会話を続けるゲーム

になってましたね、完全に。

云えない。最初にオニオンフライとフライドポテトとパンが運ばれてきた瞬間がピークだったなんて、そんなほんとうのこと云えない。

「もう満腹になったからさ、今日のところは帰ろうよ」と誰も提案しない。あるいは提案できない。なんだろうこの謎の空気は…。

この、「金曜の夜、久しぶりに集まっての、ステーキ屋での楽しい食事会」っていう設定を死守するために、肉を食べなければならない。それも、あたかも美味しそうに。


■注文して数分後、容赦なく運ばれてくるステーキとラム盛り合わせとハンバーグ。

口々に、うん、おいしい、うまいね、やっぱ肉だね、ビール進んじゃうねー、などと、演技しながら食べるわれわれ。B君に至っては、再度メニューを開いて、「あ、おれポップコーンシュリンプも頼んじゃおうかな?」などと独自の演劇メソッドに基づいたセリフを発射する始末。たぶん、三人が三人とも「おれがとっくに満腹ってことに、他の二人は気づいてないぞ、しめしめ」と思ってたはずです。

でも料理の減り具合は正直なもので、三人とも、皿の上の付け合わせにはほとんど箸をつけておりませんでした。B君と拙僧は、どうにかこうにかラムとハンバーグをそれぞれ食べきりましたが、A君はステーキをちょっと残していました。ちなみに拙僧がなぜハンバーグを発注したかというと、メインディッシュの中でいちばん胃に負担が少なそうだったからです。会計を済ませて解散するわれわれ。


■このステーキ屋は米国系の店で、味はまあ、はっきり云って大味なんですね。結局、いちばん美味しかったのはパンでした。肉がもうちょっと美味しかったら、ありがたかったんですけど。

ちなみにこの日の会計は一人頭6000円でした。おい、まあまあの焼肉が食える額じゃねえか。焼肉のほうがよかったかな…。

いや、誰も悪くない。ほんと誰も悪くないんですよこの話。


■十六年は一昔、スイート・ロボッツ・アゲンストなんとか


■先日、まりんの『Take off and Landing』がちょうど発売20周年です、というエントリを書いた直後、インターネットをのぞいたら、こんなニュースが


■うん、そう、テイ・トウワのSRATMが新譜出すって。うれしいね。アルバムは16年ぶり。16年は一昔。で、まりんも参加するって。

SRATM、正直に書くけどテイ・トウワ名義のソロより好きです。大好きです。セカンドの『TOWA TEI』は、彼のキャリア最高傑作だと思ってます。文句あるか。あったらすいません。


■たしか、SRATMは「ふだんMacを使ってるテイが、Windowsの練習がてら作った」みたいな位置づけのユニットだったんじゃないかな。←超うろ覚えで書いてるし、いま日本酒一合飲んで書いてるから、間違ってたら許してくれ。

で、ほら、バカリズムも参加するって云うじゃないですか。これは、音楽にお笑いをとり入れるっていうYMOの手口ですよ。ここらへんがやっぱYMOチルドレンってことなんでしょうね。楽しみですね。


■唐突に話変わりますが、きょう、すごくひさしぶりに納豆を食べたらうまかったです。


■砂原良徳『Take off and Landing』発売から20周年


Take off and Landing


■はい、えー、今日は仕事が休みだったので、午前中から日本橋のデパアトを冷やかしたり、おなじく日本橋の「うさぎや」で真顔でどら焼きを買ったり、銀座の寿司屋でちらし寿司を食べてビール飲んだりしてました。月曜からすいません。でも、その代わり4/28は働いてたんだよ。そこは許してね。

ちらし寿司、発注してから35分待たされたぜ。昼メシ時だから仕方ないけど、人気店なんだなあ。ちなみに、味のほうは、えー……………………次は握りを頼んでみたいと思います。


■でね、本日はね、砂原良徳の『Take off and Landing』発売から20周年なんですよ。

20周年か。拙僧は、かわいいかわいい10歳の臨済宗の小坊主さんでございますが、おれも歳とるわけだよ。


■20年前の今日、おれは福岡県福岡市というところに住んでいて。

天神のショッパーズ(だっけ?)のタワレコでもなく、当時は新天町にあった(そうだっけ?)HMVでもなく、岩田屋Zサイド(だっけ?)のヴァージン・メガストアでもなく、IMS天神(だっけ?)の山野楽器(だっけ?)で、この、砂原良徳のアルバムを買いました。

──手さぐり手さぐりで話すんじゃない (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

しょうがねえじゃん。細かいことなんざいちいち覚えてねえよ。

それはさておき、正直、同盤はここ十数年聴いておりません。でも、おれにとって、とても大切なアルバムなのですよ。


■今日は「うさぎや」のどら焼き2ヶを食べて、このアルバムの20周年を寿ぎました。「寿ぎ」とかいて「ことほぎ」と読みます。勉強になるよね、このブログって。

まりんもさ、Studio Oneっていう使いやすいソフトに乗り換えたようだから、どんどんソロ作品作ってほしいよね。

20周年のリマスタリング盤とか、出ないのかなあ。


■パディントン、七之助、玖保キリコ、田中フミヤ


Bunkamura


■5/19の土曜日は渋谷Bunkamuraに出かけ、パディントンとか云うイギリス熊公の展覧会に行ってきました。このパデ公の野郎については、もちろん子供の頃から存じておりましたし、本も何冊か読んだんだけど、今年は映画を見ちゃったからさ。この熊が気になってね。

館内には熊公にまつわるなんやらかんやらが展示されていて、で、複数の挿絵画家によるパディントンの絵が展示されてたんだけど、やはりペギー・フォートナムの絵柄がしっくり来ますね。画家によって絵柄はさまざまで(当たり前ですが)、なかには妙に『気まぐれコンセプト』の登場人物っぽい絵柄になってるパディントンもいる。白クマ広告社に勤めてんのか。笑

各国語版の本も展示されてたんだけど、日本語版の初めの何冊かはハコ入り仕様だったんだな。ほしいなー。あと、アイスランド語版もあった。氷語に訳されてるってだけで、かなりおとぎ話感が増すよね。次アイスランド行くとき買ってこよう。ちなみにラテン語版てのもあった。

あと、詳細は省くけど、日本語版訳者の松岡享子氏に「パディントンの本をもっと訳してください」と手紙を出した大阪の小学生がいて、そしてこの小学生が長じて、現在、共訳者として松岡氏と名前を連ねることになったそうだ。まさにアメリカンドリームですよね。

──アメリカ関係ないんですがそれは(゜д゜ )(゜д゜ )(゜д゜ )

帰りに図録買っちゃいました。2160円。


■で、5/21の日曜日は、コクーン歌舞伎を見てきました。立ち見ですけど。パディントン展と同じくBunkamura。パディントンの会場のすぐ上。二日つづけてブンカムラ(笑。なんなら、来月の大人計画のチケットも買ったもんねー。立ち見ですけど)。

コクーン歌舞伎は、はっきりいって出来不出来のムラがけっこうあるのですが、今回の『切られの与三』は、けっこう良かったんじゃないでしょうか。正直、演出において微妙だな〜〜と思う点が少なからずあるのですが笑、そこも含めてコクーンですから。

どしゃぶりの中、七之助が客席を駆けるシーンを見て、「なぜ叫びなぜ駆け回る小劇団」という、昔、毎日新聞の投稿川柳コーナーで見かけた句を思い出しました。笑

あ、あと、いかにもカブキ調のセリフの梅枝に、七之助がぶっきらぼうな現代語で絡むところが面白かったな。まあ、こういうピンポイントな感想文はだらだら挙げてくとキリがないので割愛。ま、珍しく立役の七之助が見られて良かったですよ。

時間があったらまた見たいです。と書きたいところですが、再見はちょっと時間が取れないかな…。


■で、本日5/21は、仕事はお休みです。ゴールデンウィークに休日出勤したんでね。

今日は、玖保キリコと田中フミヤの誕生日だそうです。


■18年持ってたクレジットカードを解約した


■学生時代に作ったクレジットカードを解約しました。18年持ってたカードです。18年て。曽我ものか。


■このカードは、「Gateway」というパソコン会社のカードだったんですね。たしか、このカードを作るとGatewayのパソコンがちょっと安くなるんだったかな(月賦の金利が安くなるとか)。忘れたけど。

Gatewayって、ウシ柄のデザインがトレードマークだったんですね。なのでこのカードもウシ柄でした。おれの記憶ではそうなってる。

でも、結局おれはGatewayじゃなくエプソンダイレクトのパソコンを購入し、Gatewayも日本撤退しちゃったので、このカードの次回更新時は、シティバンクのカードになりました。citiって巨大なロゴがカードフェイスに入ってて戦後最高にださい。

しかしウシ柄といい、citiロゴといい、どっちもまっとうなデザインじゃねえな。


■で、そのシティバンクも日本撤退して、このカードは三井住友のカードってことになりました(おれの手持ちのカードはcitiデザインのままですが)。


■とはいえ、別に、このカードに愛着があった思い入れがあったとかそんなことは一切なく、ただただ死蔵してました(ふだんは別のカード使ってるしね)。単に解約がめんどくさかったってだけ。解約って面倒なんだよなー。クレジットカードにしろ、プロバイダにしろ、Yahoo!プレミアムにしろ。


■Gatewayだったころは年会費無料だったはず。Citiに移ったころから年会費1000円くらい取られ始めて、最後のほうは年3000円取られていた。死蔵カードに3000円もとられるのはさすがにアホらしくなったので、さすがにこのたび重い腰を上げて解約しました。

あと、なんか知らんけどポイントってものがいつの間にか貯まってたので、それはAmazonのクーポンと交換した。まあ手切れ金(?)ってことで。といっても、4000円分ですけど。


■いま思い出したけど、バリ島のホテルで、どういうわけだかいつもメインで使ってるカード(マスターカード)が使えなくて焦ったんだけど、用心のためサブで持って行ったこのカード(VISA)が使えた、ということはあったな。そこは、まあ、ありがたかったかな。


■すいません、思い入れのないカードについて、長々と書いちゃって。


■渋谷のゴリラコーヒーがなくなっていた


■渋谷のゴリラコーヒーがなくなっていた。調べたら、ゴリラコーヒーって、いま六本木にしかないのな。ちょっと前まで渋谷と池袋にもあったのに。渋谷のには3回ほど行ったのに。

あと、クチュームとかいう、クンニの擬音みてえなコーヒー屋も一回くらいは行ってみるかなーと思ってるうちに、やっぱりなくなってました。やはり、近所のブルーボトルに負けたのでしょうか。あるいは、おフランスのおしゃれなカフェー、みたいなのに憧れる日本人が少なくなってるんでしょうか。


■なくなると云えば、渋谷駅南口の山下書店もなくなったそうですね。われわれ人類は今後、あそこらへんで待ち合わせるとき何を目印にすれば良いのでしょうか。


■英の国の熊、弁天小僧


■イギリスの熊畜生が出てくる映画あるじゃないですか、『パディントン2』って。

2月に大きな映画館で見てきたんですけど、先日、阿佐ヶ谷のミニシアターで前作『パディントン』が上映されていたので観に行ってきました。クマ公の身に直接危害を与えようとする悪者が出てくる点で『パ2』よりもスリルありましたね。


■で、パディントンと云えばマーマレード。おれも食べたくなったので、ライ麦パンとマーマレードとクリームチーズのサンドイッチを昨日の朝食としました。黒ゴマを振りかけると美味しい。

マーマレード

マーマレードを早々に食べ尽くしたので、途中からツナ缶とマヨネーズとクリームチーズのサンドイッチとなりましたが。笑


■昨日は歌舞伎座夜の部。浜松屋、菊五郎と左團次もいいんだけど、橘太郎の番頭が、ほんと、相変わらずピッタリはまってて。浜松屋番頭になるために生まれてきたような役者ですね。

もう一回見ようかな、弁天小僧。


■あ、きょう14:00から、TOKYO MX 2(2ですよ。独特のリモコン操作が要求されるやつ)の『日本のチカラ』という番組でコザのシアタードーナツについてやるようです(たしか昨年のテレ朝の再放送だったと思う)。

おれは歌舞伎座昼の部なので、録画しておきます。


■ニンテンドースイッチを買いましたが音がでかい


■ニンテンドースイッチ買いました! スーパーで680円くらい。

ゲーム機

電池のフタがネジで留められており、買ったらまずプラスドライバーでそれを外さなければなりません。のっけから面倒くせえ。

で、いざ単4電池2本をセットしたまさに次の瞬間に、暴力的な音量でパーラパーラパーラパーラパーララーパラーパーパー♪♪♪という、人類をなめきった素っ頓狂な電子音のメロディーが流れます。初期不良かと思ったら、どうもそういう仕様のようです。近所迷惑です。音量ボタンは付いてるのですが、たった3段階しか調整できません。しかもその3段階が、

超爆音→爆音→無音

という傍若無人なボリュームで、まっとうな音量という概念が存在しません。まさに法治国家に対する挑戦です。どこの誰が何を考えて設計したんだよこれ。どこ中だ、てめえ。


■しかも、このアホな電子音メロディーが、電源を入れるたびに毎回毎回毎回流れてくるのですね。そのたび、近所迷惑にならないよう、大急ぎで「SOUND」というボタンをすかさず2度押し、ボリュームを超爆音→爆音→無音に調整しなければなりません。この行為自体が、すでにある種のゲーム性を帯びています。迷惑です。


■で、この一台に複数のゲームが入ってるのですが、こちとらテトリスにしか興味ないのでテトリスしかやりません。

テトリス自体は普通なのですが、いわゆる「面クリア制」で、一定のブロック数を消すと、これまで積み上げたブロックがぜんぶチャラになって、新しいステージに移るようになってます。

個人的にはこれちょっと困るんだよな。せっかくいい感じにブロックを積み上げて興が乗ってきてるのに、画面に「WIN」とかなんとか表示されて、いままでのブロックがチャラになっちゃうから。

逆に、操作ミスが重なってブロックの積み方がぐずぐずになっても、「まあ、どうせそろそろ面クリだから、次のステージでまたキレイに積めばいいでしょ」なんて思っちゃう。ゲームに緊張感がない。まあ680円のゲームにいろいろ求めるのもおかしいですが。

とはいえ、なんだかんだで15分くらいは遊べます。ですが、上記の通り、集合住宅にお住まいの方にはおすすめしません。


■で、先日。このゲーム機を枕の近くに置いて寝てたんですね。

で、拙僧が寝返りを打ちますと、このゲーム機がコツンと床に落ち、その拍子に電源が入ってしまったのか、深夜12時半にパーラパーラパーラパーラパーララーパラーパーパー♪♪♪と暴力的な音量でメロディーを奏でやがりました。深夜12時半に。たいがいにしてほしいです。


■ところで。

「テトリス内蔵iPhoneカバー」なるものがあるらしく、スタパ齋藤氏のレビューもあるのですが、なんか、おれが買った680円ゲーム機とこのiPhoneカバーのテトリスは、ほぼ同じゲームっぽいですね。ほぼ同じ部品を流用してると思う。

ただ起動の音楽が違ってて、スタパ氏によるとiPhoneカバーのテトリスは「よろこびの歌」が流れるらしいですが、おれが買ったやつはパーラパーラパーラパーラパーララーパラーパーパー♪♪♪と、ショパンっていう外人の曲が流れます。太田胃散のCMの曲。


■フジテレビの20:54ニュース枠、フジテレビ特有の手書きテロップ感


■最近、フジテレビの20:54からのニュースがやってないこと多いな…。

…なんて、漠然と思ってたんですね。ですが、wikipediaで調べたところ、あのニュース枠、この3月末で終了してたそうです。←このリンクは、『THE NEWSα Pick』のページですが、同番組が終わるだけでなく、枠が丸ごと廃止らしいです。へー。ちなみにこのニュース枠は49年半もやってたらしい。


■この枠でやってた、『レインボー発』のオープニング好きだったな。

この“レインボー発”の書体といい、短いテーマ曲のコード進行といい、そのシンセサイザーの音色の選び方に至るまで、全盛期のフジテレビの片鱗のようなものを感じさせる。おれだけか。

ところで、この“レインボー発”みたいにさ、「フジテレビ特有の手書きテロップ」の感じってあるよな。『いいとも』の次回予告とか(※というか、そもそも『いいとも』に次回予告があったってみなさん覚えてます? wikipediaによると '96年9月27日まであったらしいんだけど)、『なるほどザワールド』のプレゼント当選者とか、『おはようナイスデイ』とかのワイドショーで画面右下に延々映ってるテロップとか。

フジテレビ局内に“美術部テロップ班”みたいなチームがあって、そこで脈々と受け継がれてたのかね。で、Macの普及とともに、そのレタリングの技術も廃れていったのかね。フォントにくわしい人、ここらへん調べてまとめてほしいな←他力本願。


■あと、フジテレビには昔、女子アナの顔面をドアップで放送する『ショットガン』という変なニュース番組があったけど、あれもこの20:54枠だったかなと思って調べたら、これは違った。うむ。


■そうめん、13周年、MIDORI


■先日、新宿を歩いておりましたら、20代半ばくらいのカップルが視界に入ってきまして。

そのカップルの女人のほうが、

「てか、ソーメンって、好きこのんで食べてる人いるわけ?」

という謎の発言をしておりました。少なからずいると思うんだけどな、ソーメンを好きこのんで食べてる人…。


■といった意味も含めまして半蔵商店でございます。昨日5/6をもって、半蔵商店は13周年を迎えました。丸13年…。めでたくもあり、めでたくもなし。いったいおれは何をやってるんでしょうか。


■この4連休は、黙々と部屋の掃除をしておりました。茗荷谷に引っ越してきて1年半、いまがいちばん部屋が片付いてます。

といっても、ものがたくさんあることに変わりないのですが、ようやくものを踏んづけたり、蹴っ飛ばしたりしなくても部屋の中を歩行できるようになりました。

──1年半も何やってたんだよ、おめーは(゚д゚ ) (゚д゚ )(゚д゚ )

で、不要になったCDを30枚くらい中古屋に持ってったら、50ユーロくらいになった。やったぜ。


■諸般の事情でMIDORIという酒を手に入れました。

MIDORI

メロンのリキュールだそうです。液体の色が、これ以上ないくらいの黄緑。真っ黄緑。匂いは人工的なメロン。かき氷のシロップみたい。キミドリでメロン、ってなんかヒップホップぽいですね(ここ読み流して下さい)。

飲み方がよくわからないのでとりあえずメロンソーダで割ってみました。とくにこれといった感動はありませんでした。

牛乳で割ったら、これはけっこう美味しかったです。でも何杯もガヴガヴ飲む物ではありませんね。この酒の瓶、かなり長いことおれの部屋に居座ることになりそうです。


■部屋が(多少は)片付いた、iPad Pro気になる


■さて東京市小石川区はただいま4連休でございます。みなさまお住まいの地域はいかがでしょうか。

拙僧は、この連休は、部屋の片付けをしております。どうにかこうにか片付けを進め、本日夕刻、やっと、『水曜日のダウンタウン』でよく見るクロちゃんの部屋くらいにはきれいになりました。やったー!

──それ、まだあんまり片付いてない説。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■ところでiPadの話していいですか。

かつて出張のときに活躍していた、ノートPCのバッテリーが切れました。まあ寿命ですね。電源コードがなきゃ動かないようになりました。NECのかなり軽い機種で、800gくらいか。このPCを使う前は13インチのMacBook Airを持ち歩いてたんだけど、このPCにしてからはMBA13が金属の塊としか思えなくなりました。それくらい軽い。出張のときは社用PCも一緒に運ぶからさー、軽くなくちゃ困る(ちなみに、たまたまなのですが、社用PCもこのNECの軽い機種でした)。

で、調べたところ、この機種のバッテリー交換は2万5千円だか3万円だかかかるらしいんですね。うーん、なんか心ときめかない出費ですね。いまはもう出張の仕事ではないので、とりたててバッテリー交換する必要もないし。


■で、ここはひとつ、いつかのテレビCMで見たiPad+Smart Keyboardに買い替えるという組み合わせはどうだろう、と思った。



あ、iPadって書いたけど、iPad ProじゃなきゃSmart Keyboardが使えないみたい。ふむ。


■で、これはちょっと別の話なんですけど、最近ペンタブとか液タブとかに興味があるんですね。ペンタブレットと液晶タブレット。何をするというわけでもないんだけど。

で、iPad Proなら、Apple Pencilを買い足すことで液晶タブレット代わりに使えるらしいんですね。

これがあれば、ちゃちゃっとイラストなんかを描いたりできそうですね(※実際に描くかどうかは別。あくまで、「描いたりできそう」という幻想に金を払うのであって。デジタルガジェットとはそういうものです)。


■というわけで、iPad Proが気になる今日この頃です。

ま、別にiPad(無印)+サードパーティのBluetoothキーボード+サードパーティのスタイラスペン、でもいいんだけどね。安くあがるし。そう、Smart KeyboardもApple Pencilも高いんだよな…。


■近所でデンマーク人が逮捕される等


■うちの近所の茗荷谷駅で、デンマーク人が逮捕されてました。半蔵商店でございます。

(※5/5追記。この丁国人は、茗荷谷の駅に忍び込んだらしいのですが、逮捕されたのは羽田空港ですね…。すいません。間抜けな書き間違いですが、タイトル欄含めそのままにしておきます。)

関係ないけど、茗荷谷駅のホームって、セブンティーンアイスクリームの自販機あるよね? あれ、誰が買うんだろう。電車の中で食べるもんじゃないし、土産物として買うやつもそんなにいないだろうし…。


■それはさておき、たまにカフェインレスコーヒーを飲むのですが。

カフェインレスコーヒー

↑このパッケージ、なんかハチミツを使った製品みたいだよな。笑

しかし「お・い・し・いカフェインレスコーヒー」って、「い・け・な・いルージュマジック」みたいだな(これ前も書いたかもしれない…)。


■ちなみに、昨日のおれの食事。

朝→ゆでたまご3ヶ

昼→なし

夜→もずく、マッシュルーム、サラダチキン

健康なのか不健康なのかわからん。最近、もずく続けて食ってるんだよなー。


■良いどら焼きの条件、のりパリパリおにぎり


■手に取ったとき、かすかながらも持ち重りがする。それが良いどら焼きの条件だと思う。※個人の感想ですけど、あんこのずっしりした感じが、掌(と書いて、たなごころと読ませるのは気取ってますでしょうか)に伝わるというか。

うん、どら焼きは、手に取った瞬間から始まっているといっても過言ではない。あんこぎっしりのどら焼きは、手に取っただけでもう美味しい。異論は認める。

あと、これも※個人の感想なんだけど、皮は薄い方が良いね。皮がふっくらしてるのは、そんなに好きじゃない。

──といったようなことを書くと、この文章を読んでる人は、こいつ最近おいしいどら焼きでも食ったのか、と思うかもしれないけど、別にそういうわけではない。どら焼き自体、最近食べていない。


■コンビニなどで「ノリがパリパリ!」みたいなコピーが書かれてるおにぎりがあるけど、おれは好きじゃない。パリパリののりと、冷え冷えのごはんって、食感がぜんぜん合わなくないですか? おれだけ? のりの破片が口の中にへばりつくし、歯にくっつくし、あれは迷惑。パリパリののりって、あくまでほかほかのご飯と食べるものだと思う。

コンビニおにぎりののりは、しんなりしてるくらいがいいです。


■連休ですが出勤


■今日から連休、と思ったら、けふは休日出勤することになりました…。

代わりに5/7を休んで5連休にする予定。

はちみつレモンCグミ

あ、これは最近好きなグミです。週に2回か3回は買ってる。これがないと仕事にならない。笑

今日もこれを食べながら労働にいそしみます。


■4/22は仁左衛門の『絵本合法衢』、再見してきました。よかったです。


■連休は部屋を片付けたい(たぶん片付かない)


■おい、明日から連休か。この連休は部屋を片付ける予定です。

が、部屋の片付けを始めても、どうせ90年代の音楽雑誌かなんか読みふけって、けっきょく片付かない、むしろ、なまじ片付けを始めてしまったがために、ますますとっちらかってしまった状態の部屋で連休明けの5月7日の朝を迎える、という想像しかできません。

それでも、「この連休は部屋を片付ける予定です」なんてブログの一行目に書いちゃうんだよな。なんなんだろうな。部屋なんてどうせ片付かないんだから、どっか遊びに行ったほうが合理的かもしれない。


■部屋にどっさりあるカブキの筋書、処分しようかなあ。

↑「処分しようかなあ」などと迷ってるうちは、ま、けっきょく捨てないだろうな。


■ちらし寿司にはオリーブオイル


■ええ、汁なし担々麺も好きですが、ちらし寿司も好きですね。ちらし寿司といっても、いつも行く近所のスーパーで売ってるやつ。

たまに、タイミング良くそのスーパーに行くと、半額になってるんですね。それが視界に入った瞬間買うね。もっとタイミング良くて、半額ちらし寿司が2ヶ手に入ったりすると、もうヒーローインタビュー受けたくなるくらいの達成感あるね。


■で、そのちらし寿司には、醤油をかけません。レモン汁(ポッカレモン)と、岩塩と、オリーブオイルをかけて食します。ごまもかけます。白ごまです。わさび代わりに、チューブの生ニンニクを添えることもあります。場合によっては、粉チーズもかけたりなんかして。

お行儀が悪い、と眉をひそめるお侍さんもいらっしゃるとは思いますが、スーパーの半額シール貼られたちらし寿司だぞ。気取ってどうする。

そもそも半額じゃなきゃ買わないようなちらし寿司。正直、定価で買うほどの味じゃないんだよね。笑

で、そのちらし寿司を食しつつ、日本酒を飲む。うまい。日本酒たって、この場合、並の酒なんかじゃダメですよ。ちゃんと、並のやつよりももっと安っぽいやつを飲みましょう。「まる」とか「月」とかね。近所のスーパーでは月は売ってないので、まるを買ってます。


■でも、ちらし寿司にオリーブオイル、合うんだよなあ。昔は、スーパーの握り寿司にオリーブオイルと粉チーズをかけて食ってた時期もあるしね。國民のみなさんも、一度ちらし寿司にオリーブオイルをかけて食べてみて下さい。お口に合わなかったらすいません。


■寿司屋にオリーブオイル持ち込んで、ちらし寿司とか海鮮丼にかけたら怒られそうだね。一度やってみたいけど。


■池田亮司、仁左衛門


池田亮司のサイトが落ちてる…。おれの知る限り昨晩から。

ところで最近池田亮司のオンラインショップってのができてるんですね。知らなかった。

オンラインショップでしか買えないというこの『tracks 1993-2011』は、これまでコンピに提供した曲を集めた、という、これまで無さそうで無かったアルバム(配信のみ)。しかし、サウンドアート系のコンピCD、って近年あんまり見ないような気がするな…。

あと、『variations for modulated 440Hz sinewaves』って何だ、と思ったら、あれだ、ラスターノートンから出てた『20' to 2000』のシリーズのやつだ。


■今日は、歌舞伎座夜の部見てきます。『絵本合法衢』。

4/7(土)も夜の部を見たのですが、なんというかこちらのコンディションが万全では無く、芝居の世界にあんまり(正直に書くと、ほとんど)入り込むことができなかったんですね。人がたくさん死ぬ芝居だからついてけなかった、とかそういうことでもなく、単に体調の問題。仁左衛門の一世一代だから、ちゃんと見ておきたかったのですが…。あ、別に寝てたわけではないですよ。笑

対照的に、4/8(日)の昼の部は、苦手な新歌舞伎、なかでも苦手な真山青果、にも関わらず面白く見ることができました。松緑の出る新歌舞伎はけっこう悪くない説。しかし新歌舞伎って、「セリフ」が主役で、「役者」が脇役、みたいなとこあるよな。『裏表先代萩』はさ、先代萩の前後に世話物を接続してみようという謎の発想がいいですね。時蔵と彌十郎良かった。

つーことで、今晩はまた歌舞伎座です。体調を整えときます。


■あ、例の、ラ王の汁なし担々麺ですが、ふだんの生活圏内のコンビニではもう見かけなくなったのですが、あんまり行かない1kmくらい離れたスーパーにたくさん置いてあるのを発見。もうしばらくは楽しめそうです。今朝も食べた。笑


■歌舞伎役者の冠番組


■きのう、テレヴィジョンを見たら猿之助が出ていた。そういえば先週末も、Eテレと呼ぶのはほんとはイヤなので教育テレビと呼びたいんだけどそういう細かいことにこだわる人間だと思われるのも損なのでいちおうEテレといやいや書くけど、Eテレの子供向け番組に猿弥(50)が出てたな。


■と、このようにテレビに歌舞伎役者が出るのは珍しいことではありませんが(多くの場合は芝居の切符のプロモーションだったりしますが)、そういえば、歌舞伎役者のレギュラー冠番組って、『今宵はKANKURO』だけのような気がする。調べてみたら勘三郎(当時の勘九郎ね)が35歳くらいの時の番組。

冠番組持ってたなんて、やっぱり勘三郎ってすげえな。


■──と思ったら、前の東京オリンピックの年に、『染五郎とともに』という番組があったようです。いまの白鸚ね。

Wikipediaによると、「歌とダンスとコントを中心とする」「音楽バラエティ番組」とのことです。ふむ。計算すると、番組始まったとき染五郎21歳。21で冠番組持ってたのか。21って、いまの梅丸くんくらいの年齢だぞ。


■そういえば何週間か前に、右團次がダウンタウンと酒のむ番組に出てたの見ました? かなり面白かったですよね。右團次って、数年前まではバラエティ慣れ自体してない感じが画面から伝わってたものですが。笑


■汁無し担々麺が最近好きです、といった内容の文章


■メンタンタンドン!(←挨拶) 半蔵商店でございます。


■このごろは汁無し担々麺、が好物でございます。あるんだよな、一つの食べ物が急に好きになる時期が。

インスタントだと、ちょっと前にコンビニでよく見たラ王の汁無し担々麺が好きです。が、もうコンビニから消えかけてます。


コンヴィニエンスなストアーって、「客がほしい物」じゃなくて、「メーカーやコンビニ本部が売りつけたい物」を置いてるだけのインフラだからな。こないだ買ったあれをまた買いたい、と思って店に行っても、もう棚から消えてるのな。ぜんぜんコンヴィニエンスじゃねえよ。コンビニって名前自体が優良誤認表示だわ。

とはいえ、まだギリギリ売ってるところはあるので、見つけてはちょこちょこ買い溜めてます。が、そろそろ終わりだろうなあ。おれのストックはあと5ヶです。


■で、某インターネットに、このラ王の汁無し担々麺に「ひき肉を炒めて、ネギを刻んで入れると美味しい」と書いてあるのを見つけたので、実際に試しました。おいしい。

おれの場合は、生のネギ半分、ひき肉と一緒に炒めたネギ半分、にして、食感にバリエーションを出してます。あと、卵黄やゴマもトッピングします。なんならオリーブオイルもちょっと垂らします。花椒もミルでごりごり挽きます。おいしい。

あ、ラ王のこの汁無し担々麺は美味しいですが、先日発売された「1992年復刻版ラ王」みたいなのはお世辞抜きでハズレでしたね。


■あと、同じく日清の、どん兵衛の坦坦焼きうどんね。こちらも近所のスーパーで安売りしてたってのもあって、数個ストックしています。


■ええ、お店でも汁無し担々麺を食べますよ。定番ですが、香家とか、陳家私菜とか。香家は、だいぶ前にかの『ガリタ食堂』で知りました。初めて食べたときは山椒かけ過ぎだろ、と思ったのですが、いまではおいしく食べてます。まあ、過剰な味付けで客を条件付けてリピーターにさせる、みたいな単純な手法にはまってるな、と思わなくもないですが。

最近食べた中では、銀座にある広島県アンテナショップみたいなお店の中の汁無し担々麺が良かったです。コンビニのいわゆるイートイン席みたいなつくりになってます。麺はおれが好きな細めで美味しい。しかもお安い。

この店が近所になくて良かった。あったら週5で通ってるおそれがある…。


■ネガティブなことを書いてもしょうがないのですが、おいしくない店もあったりします。渋谷某店とかね。辛いだけで、ひき肉やら何やらの旨味が感じられませんでした。それでいて大盛りで千円超もとる。ラ王が5ヶ買えたわ。武士の情けで店の名前は出しませんが、う〜、サギだぜ、あれは。

まあ、アタリもあればハズレもあります。アタリ2600もあればアタリショックもあります。なに云ってんだ。いい物もある、悪いものもある。


■ところで、汁無し担々麺ですが、食べ進むうちに、おれが欲しているのはあくまで山椒や花椒とひき肉の旨味、ような気がしてきて、唐辛子的な辛さは邪魔に感じるようになってきてます。

麺+山椒+花椒+ひき肉を、たとえば塩ダレかなんかで炒めてみようかな、などと画策しております。


■昭和っぽいレコードと、ピチカートのVHS


家族そろってのど自慢

■最近買った日本コロムビアのレコード。『家族そろってのど自慢』。カラオケ4曲入り。

ええ、ジャケ買いです。この昭和昭和したジャケットが気に入りました。昭和っぽい応接間に、昭和っぽいステレオセット。洋酒の並んだサイドボードが昭和です。そのサイドボードに乗っかったガラスケースの日本人形。昭和です。家族の服装(ジャケ右端の男の子のセーターの柄に、育ちの良さが現れています)も、カーペットの柄も昭和。なにもかも昭和。

歌詞カードを見ると、'69年11月に作られたレコードのようです。昭和44年かあ。オイルショックも、バブル崩壊も、金融ビッグバン(笑)も、リーマンショックも知らない、ほぼ半世紀前の日本。なんかもう、社会の教科書の領域だなあ。2018年現在、ドラマだの映画だのでこのフンイキを再現しようとすると、江戸時代の民家を再現するくらいの手間暇がかかるのではないか。

こういう昭和中期の一般家庭(まあ、裕福なほうだとは思われますが)の内装をした喫茶店があってもいいと思う。その喫茶店でカルピスを飲みたい。

ちなみにジャケは見開きになってて、歌詞と楽譜が載っています。裏ジャケの説明文いわく、

「収録されている音楽のすべては、スター歌手が歌っているヒット曲の伴奏音楽です。
音譜・歌詩をご覧になりながら、スター歌手になったつもりで歌唱をお楽しみ下さい」。


楽しそうではないか。ちなみに非売品。コロムビアのステレオを買ってくるとオマケでもらえたのかな。誰かの参考になるかもしれないので書いておくと規格番号はTD-1001。


ピチカートのVHS

■で、こちらも最近買ったピチカートファイブ、あ、ピチカート・ファイヴのVHSです。ナカグロと「ヴ」表記が大事。VHSのビデオデッキないのに買っちゃった。背中のラベルに、

「this is a giveaway video for pizzicatomania members / not for sale」

と書いてあるので、ファンクラブ会員に配られたっぽい。

しめしめ、これはレアな物を手に入れたぞ、と思って検索したら、これYouTubeに(略)されてるんですね…。

あと、このVHSのDVD版というのもあって、それはピチカートのDVDボックスの特典として配られてたっぽい。ふむ。


■NOEL&GALLAGHERの5時間半のDJセットを58分間にまとめた





■俗に云う半蔵商店でございます。

あのー、2/14にdommuneでNoel&GallagherのDJあったじゃないですか。五時間半の。

あの二百曲以上ある怒濤のB2BのDJセットをですね、五十八分間のカットアップ風にまとめました。上の動画がそれです。YouTubeにものを上げるのは6世紀ぶりなので緊張しました。

音声の編輯には三晩を要しました。なんつーか、オンガクって、その前後の選曲によって、まったく聞こえ方が変わってくるな、という当たり前のことではありますが、それを再確認することができました。それが、DJという職業が存在する意義ですからね。

(ちなみに、映像は本篇と関係ありません。)


■いつか、小西さんとB2Bやりたいなあ。江戸時代の商家の、小西さんが番頭の、おれが丁稚の扮装をして。

──ちょっとなに云ってるか分かんないです。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

いつもそういうことを考えながら生きております。

なお、このカットアップを作るにあたっては、このサイト様のセットリストを参考にしました。


■あ、話変わるけど、きょう歌舞伎座昼の部行って参りました。松緑と時蔵と彌十郎良かった。芝居の話は機会あればまたいずれ。しかしこの土日は錦之助の顔をやたら見た気がする。笑


■三月の劇評(劇評?)


三月も、ひとり寂しく芝居を見ておりました。珍しく、歌舞伎じゃない芝居も二つ見ております。


■三月三日(土)
国立劇場初日。めずらしく二本立て。『増補忠臣蔵』、って、いまいち見物欲をそそらない、色気のないタイトルだな、と思うも、鴈治郎、橘太郎、亀蔵が良かった。

『髪結新三』、いっっつも思うことなんだけど、世話物に出てくる菊之助って、良くも悪くもアニメっぽいというか、声優っぽいというか。現代的、ってことなのかなあ。それがいかんというわけではないけど、舞台から浮いて感じられることがたまにある。

二本とも、おれなりに楽しめました。


■三月四日(日)
歌舞伎座昼。『国性爺合戦』は、すいません、最後のチャリ場のとこしか覚えてません。すいません。『男女道成寺』、AV男優顔の松緑が、かわいらしい白拍子になるんだから、カブキってすごいですよね。しかしおれは歌舞伎を見始めて8年になるんだけど、やまだかつて手ぬぐい撒きの手ぬぐいが降ってきたことがない。まあいつも三階席なので。笑

『芝浜』、それなりに楽しく見たけど、なんつーか、八月の歌舞伎座感ある。


■三月十一日(日)
歌舞伎座夜。『お染なんちゃら』『神田祭』良かった。神田祭は、動いてる仁左衛門と玉三郎を、客はただただ眺める。そういう幸福な時間帯。

で、『滝の白糸』なんだけど、歌舞伎座というよりは日生劇場とか三越劇場とかの感じ。歌舞伎座で歌舞伎役者がやる意味があんまり分からなかった、と書くと、きつい云い方になるでしょうか。

劇中劇というか劇中水芸があったりとか、VHSテープがプツンと途切れるがごとき終幕とか、芝居としては悪くないんだけど、しかし若い歌舞伎役者には、もっと古典をやらせてあげたほうがいいんじゃないか説。

この『滝の白糸』長いんだよねー、その分、お染なんちゃらの時間を長くすれば良かったのに。





■三月十八日(日)
歌舞伎座ギャラリーにて、梅丸梅乃のトーク。詳細(ってほどでもないか)はこちらのエントリで


■三月二十一日(水・祝)
舞台『パタリロ!』スターダスト計画。生まれて初めて銀河劇場という芝居小屋に行きました。

なにせ原作が『パタリロ!』なので、どんなドタバタをやってもちゃんと原作の世界観が吸収してくれる、というのはでかい。

パタリロもマライヒもいいんだけど、バンコランが再現度高いんだよね。ワンピース歌舞伎のボンクレーに匹敵するのではないか。と、パタリロは読んでるけどワンピースは読んでないおれが云っても説得力ないですね、すいません(バンコラン、なんか、ニュースになっちゃってましたが…)。

あと、数曲ある挿入歌がいいんだよね。舞台前半は、むしろ歌を聴かせるために芝居やってるようなフシもある。サントラCDが売ってたら買おうと思ったくらい。でも物販コーナーには、CDじゃなくて「プレイボタン」という機械(?)しか売ってなかった。おそらくコピー防止だと思う。でも普通にCDで欲しかった…。

しかし、加藤諒(28)って、いまだに自分で自分のことを子役と思ってるところあるよね。


■三月二十四日(土)
演舞場『江戸は燃えているか』。前の晩、パソコンで松竹のサイトをなんとなーく見てみたら、三等席の切符が戻っていた。あっさり買えてしまった。このように、奇跡はわりとあっさり訪れることもあります。

で、観劇。出だしの30分くらいは、状況の説明に終始するんだけど、とはいえその説明を飽きさせない工夫がいろいろ仕込まれてるので、退屈させない。たまにさー、「この部分は説明なんだからつまんなくていいんだよ」みたいなことを考えてるっぽいやつがいたりするんだよな。芝居でも小説でも何でも。

で、30分を過ぎたあたりで徐々に芝居らしくなってくるんだけど、アンジャッシュのすれ違いコントみたいなのが同時に並行して何本も走ってる感じで、そこが面白い。

獅童もいいんだけどさ、やはり飯尾すごいね。数ヶ月前『水曜日のダウンタウン』で、サンドウィッチマンのガラ悪いほうと飯尾の即興コントを放送してたんだけど、それがめちゃめちゃ面白くてね。飯尾の芝居は見に行きたいな、とか、そういうことを思っちゃいました。

あと、西郷と力士の二役の演じ分けも良かったです。



本日も、ひとり寂しく歌舞伎座夜の部です。


■父親は明治座の支配人で、


■何気なくwikipediaを見ていたら、湯村輝彦が現在75歳であることが分かった。ふむ。


■wikipediaより。「父親は明治座の支配人で、そのため、幼稚園から中学2年まで、月に1回は歌舞伎を見にいったという」。これ知らなかった。いいなあ。


■30年くらい前の少年ジャンプのCM


■昔見たことのある少年ジャンプのCMが、米国の動画投稿サービスにあれされてました。なつかしい。



これ、『小助さま力丸さま』という鳥山明のアニメ特番があったとき、その枠内で放送されてました(※4/6追記。少なくとも沖縄ではその枠でしか見たことない)。'89年だったかなあ。いま調べたら、このアニメ自体は'88年の制作らしい。じゃあCMも'88年の制作なのかな。そこら辺はちょっとわからないけど、まあ、いずれにせよ30年くらい前のCMです。

このCMの音だけカセットに録ってた友達がいたなあ。で、みんなでラジカセで音だけ聞いたことあるなあ。


■いまの時代には、まあ、あんまり作られないタイプのCMでしょうね。「KPIは? ターゲットのセグメントは適切なの? WEB流入の動線は?」とか小賢しいクライアントが云い出す前の時代です。

ちなみに、このYouTubeのコメントを見るまで知らなかったのですが、監督は中島信也氏だそうです。とんねるずの『した』の題字の人ね。


■プチ異動、きたろうととんかつ、FNNスピーク


■今日で2017年度の仕事が終わりました。

でね、来週から異動なんですよ。といっても、営業部に行くとかじゃなくて、プチ異動。同僚が入れ替わり、ついでにフロアも変わる、でも、やってる(やらされてる)仕事自体はあんまり変わらない、という。

しかしプチ異動とは云え、新しい環境になじむ、というのが幼稚園の頃から得意ではないので、四月はちょっと苦手ですよ。

(と、このようなことを書くと、「え? なんで? 新しい環境とかわくわくしない? 新しい友達増えるの楽しいでしょ? 苦手なの? えっ? なんでなんで?」みたいに云ってくるやつたまにいるけど、ほんと何なんでしょうね。何アピールなんでしょうね。)


■そういえば、『SPA!』できたろうととんかつがやってる対談の連載、あれ、あと2回で終わるらしいですね。ふーむ。

終わると云えば、今日で『FNNスピーク』が最終回だったらしいです。嗚呼、これから、夏休みの午前11時半、ちょっと早めの昼食としてスーパーの弁当を食うときにどの番組を観ればいいんだ!

──キユーピー3分クッキングでも観ればいいんじゃないでしょうか。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■ところで、妹一家と親戚一同がただいまトーキョーに来日してるため、明日はみんなで朝メシ食べてきます。なので、今日は早く寝ます。おやすみなさい。


■とんねるずと高麗屋(とTaylor Deupree)




■米国の某動画共有サービスで見つけました。Mステの「炎のエスカルゴ」。当時の沖縄ではテレ朝をネットしてなかったので、生まれて初めてこの映像を見たのですが、なんかもういろいろすごい。そもそも口パクだけどそれ以前の問題。事前の打ち合わせを何もかも無視してると思われます。ただただすげえ。後半ほとんどステージを使ってない。最後の最後、金網に上ったままの画面奥の石橋と、手前でノリダーのポーズを決める木梨、という構図のショットも良い。生放送で見たかったなあ、これ。

わが国のテレビ業界(ひいてはわが国)に金と勢いがあった、ほんの三〇年前の映像です。


■で、『みなさん』のwikipediaを見たら、こんなことが書いてありました。↓

歴代最高平均視聴率は、1999年4月1日放送分の『とんねるずのみなさんのおかげでした 春の特大スペシャル』の回で24.8%(関東地区・世帯・リアルタイム、ビデオリサーチ調べ)を記録した。放送内容は「食わず嫌い王決定戦」(九代目松本幸四郎(現:二代目松本白鸚)vsナインティナイン)と野猿初のコンサートドキュメントの特集を放送した。

最高視聴率の「食わず嫌い」に出てたそうです、高麗屋。


■で、すいません、ぜんぜん話変わるんですけど、Taylor DeupreeがかつてSpekkから出した『January』のリマスター版が数日前にリリースされてました。


■『とんねるずのカバチ』最終回を見た


■今週は職場の飲み会が2ヶもあったこともあり、昨日金曜の晩は、家でゆっくり『とんねるずのカバチ』最終回の録画を見て過ごしてました。

──それは違う番組。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

すいません、『二酸化マンガンクラブ』でした。

──それも違う番組。しかもラジオ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) ジェイオーキューアール


■ま、いろいろあるけど、端的に「フジテレビのいい時期」を象徴する番組だったんだなあ、と。

あと、バブル期の洋楽MVパロディは、やはり金かかってるなあ、と。

近年は、視聴率が芳しくなかったようだけど、ほら、そもそも西暦2018年にもなって視聴率の測り方が昭和と同じでいいのかって話よね。あなたもテレビ番組をYouTubeで視聴してませんか? 正直に云え。あと、ハードディスクの類がやたら発達したじゃないですか。全録とかね。全落じゃないですよ。全録ですよ。全落の最終回、石橋はAO木さんのメイクをしてませんでしたよ。そこまで予算なかったのか。


■話を戻すと、YouTubeやハードディスク録画で見た分なんて、とうぜん視聴率にカウントされないじゃないですか。だからデータ上は、視聴率の低い番組、ってことになってしまう。

じゃあ、YouTubeのアクセス数やハードディスクの「録画され回数」をKPIにしようぜ、ってことになるけど、YouTubeやハードディスクで番組を見ると、たいていCMはすっ飛ばされて視聴されるから、広告主にとってはあまりありがたくない。うーむ。


■それと、テレビ局の仕事が、「面白い番組をつくる」のではなく、「視聴率とかいう抽象的な数字がどれだけ取れるかゲーム」に変質していってるように思う。本来は、いいコンテンツを作るのが「主」だったのに、それが逆転して、数字取りのノウハウが「主」になって、コンテンツは「従」になってしまった。※個人の感想、ではありますが、そういうのを感じる。

まあ、この手の変質はテレビ局に限らないですけどね。Webマガジンとかも、変な見出しつけてPV稼ごうとするじゃないですか。あんな感じですよ。Web広告とかもさ、「どれだけバナーをクリック(というか誤クリック)させるか?」という小手先のゲームに堕しちゃってるなあ、こんなんでクリック数稼いで担当者はうれしいのかなあ、というかここまでしてクリック数を稼がないといけないんだなあ──っての少なからず見るよね。


■で、今後も旧来の「視聴率」をとることを重視してバラエティ番組を作るとなると、やはり「生番組」がいいかもしれません。生の感覚は、YouTubeや録画では味わえないから。

とはいえ、生放送のバラエティも、どの局もお金がない昨今は難しいかもしれませんね。Abemaはそこら辺めざしてるような感じですけどね。

まあ、一視聴者の立場なので、好き勝手書いております。すいません。


■最後の歌は「星降る夜にセレナーデ」かな、と思ったのですが、「情けねえ」でした。後藤次利氏のブログに、バックバンドのメンバーの名前が紹介されてました。





■ところで、同じく昨晩、松竹のサイトをぼんやり見てたら、『江戸は燃えているか』の切符が戻ってたので、運良く買えちゃいました。すいません。拙僧のような小坊主が、こんな人気の芝居の切符取っちゃって。今日のお昼、見て参ります。では。


■明日、『ねる様の踏み絵』ついに最終回


みなさんのおかげです


■明日で『ねる様の踏み絵』が最終回だそうです。

──それは違う番組。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

すいません、『コラーッ!とんねるず』でした。

──それも違う番組。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■しかし、めちゃイケ最終回は5時間もやるのに、『みなさんのおかげでした』最終回は1時間しかないんですね。なんか別の形での特番が用意されてるのかな? それだとしても1時間は寂しい。

これはとんねるずの意向か、局の意向か、果たしてどちらなのか。そんなことはとんねるちゃんのワンフーには分からないわけですが、仮に後者だとしたら、まあ、現体制のフジテレビから番組の存在じたい疎まれてた、ってことになるのでしょうか。

いずれにせよ予算がゴリゴリ削られてる感ある。ここさいきん安手のロケ多かったしねー(ちゃんと見てはないけど、『生ダラ』末期もこんな感じだった気がする)。バラエティーに限らずテレビって、金かけて手間暇かけてなにかを産み出すからみんなが見るものなのに、そこをケチってどうする。

というか、そんなにテレビジョン業界って金ないのか、今。


■あと、番組のDVDボックスが今日出たらしいけど、3枚組で300分、というボリュームも30年続いた番組としてはいささか物足りないように思う。ま、お高いのでおれは買わないので、文句つける権利は全くないのですが…。とはいえ、もっと収録できる素材ありそうだよね。


■4月からの後番組は、『直撃!シンソウ坂上』だそうです。ふーん。ダイジェストなりなんなりで、『みなさん』の再放送をやってたほうがいいんじゃないか。


■エントリ冒頭の写真は、渋谷駅に貼られていたDVDボックスの巨大告知ポスターの旧ロゴ。染谷淳一のレタリングに時代を感じるし、そしていまだに存在感があることに驚く。

ちなみに新ロゴの「した」っていう筆文字は、とんねるずと付き合いの長いCMディレクター中島信也氏の字、っていうのは有名?


■あ、ぜんぜん関係ないですが、これからパタリロの舞台見てきますー。


■『女方ができるまで』中村梅丸 中村梅乃 3/18


■だからさ、梅丸くんと梅乃丈が出る、トークライブに行ってきたわけですよ。あ、トークライブとはちょっと違うかな。お客さんの目の前で梅丸くんが素顔の状態から化粧→衣装→カツラ、とリアルタイムで町娘に変身していくところを実演する、その様を梅乃丈がリアルタイムで解説していく、というイベントだったんですよ。すごくないですか。


■イベント開始直前、梅丸を舞台に呼び込むまさにその瞬間、係の人が間違って「中村ウタマル」と云ってしまい、場内が笑いに包まれるという放送事故がありました。なんというプレイボールホームラン。


■それはさておき、まず梅丸がスーツ姿で登場したんですね(貴重)、で、地の声でしゃべるんですね(貴重)。

以前テイトウワが「美人はだいたい声もキレイ」と云ってた記憶があるのですが(なので、自作に参加するボーカリストはルックス重視で決める、とも云ってたような)、梅丸くんも地の声が、やっぱりかっこ良くてね。

で、ひとしきり司会役の人とトークして退場→休憩→いよいよ変身実演。


■部屋着(っていう呼び方でいいんだっけ)の梅丸が、顔におしろいを塗っていく。

まあ、凜とした美青年が可憐な町娘に変身していく様は、それだけで見ものなんだけど、この変身に、カブキという舞台藝術がこの4世紀の間に培った知恵とか工夫とか、そういったものの蓄積あるいは凝縮のようなものを感じちゃうわけですよ。それが実感できた。


■このイベントは、3/25もあるんですね。見逃した方はぜひ行ってみてください!と云いたいところですが、あいにく切符は売り切れております。おれのせいじゃないですので、そんな怒らないでください。


■唐突に話かわるけど、さっきテレ東でやってた『にちようチャップリン』、どう考えてもしゃもじのほうが面白かっただろ、あれ。なんで負けなんだ…。


■なんかに似てるなんかが出てくるCM、一本堂が一本堂じゃなくなっていた


■以前も書いたと思うんですけど、パクリだとかなんだとか云うわけじゃないですがやけに『おさるのジョージ』の黄色い帽子のおじさんに似てるキャラクターがサントリーのCMに出てくるじゃないですか。お猿じゃなくて、小熊と生活している、青い帽子のおっさん。あのおっさんのCM、最近見なかったけど、今日またテレビで見かけたんですね。似ている。

しかし、ただ似てるってだけ。翻案ってわけでもないし、パロディとして成立してるわけじゃないし、見てる側が元ネタを探り当てるような楽しみも一切ない。かといって大胆な剽窃、ってことでもない。ただ似てるってだけで終わってる。なんでこんなキャラクターにしたんだろう。

で、それはいいとして。調べたところ、あのCMって、五輪ロゴでごたごたした某デザイナーがからんでる仕事らしいんですね。いや、別にいいですけど。


■今日、駅近くの一本堂で買い物をしました。

会計を済ませて釣り銭とレシートを受け取りました。するとレシートには、一本堂でなく、「Welcia」というロゴが印字されたんですね。ウエルシア。

えっ、と思って、表に出て店の看板を見てみたら、看板も一本堂ではなくウエルシアの看板になってました。一本堂がウエルシアになってたなんて、店に入る前はぜんっっっぜん気がつかなかった。人間って、意外といつもの街の風景を見てないものなんですね。フンイキだけで認識してるんですかね。逆に云えば、フンイキさえうまいこと出しとけば人間の認識なんてたやすく左右できるってことですかね。

しかしいつの間に変わったんだろう…。店のビニール袋を見たら、そこはウエルシアのロゴではなくて一本堂のロゴのままだった。うむ。


■Macで作ったPDFファイルがwindowsのエクスプローラでうまく検索できない問題


■MacのIllustratorで「アップル.pdf」という名前のファイルを作ったんですね。

で、そのファイルをWindows機にメールで送って、ローカル保存しておいたんですね。


■で、後日。Windows機のエクスプローラの右上の検索欄で、「アップル」と検索したのですが、「アップル.pdf」がヒットしない。いやいやいや、おかしいじゃないですか。「アップル.pdf」はちゃんとこのwindows機にローカル保存されてるんですよ。

なのに、「アップル」と検索しても、「アップル.pdf」がヒットしない。

さらに、「アップ」と検索しても、「アップル.pdf」がヒットしない。

ところが、「プ」の半濁点を取り除いて「アッフ」と検索すると、ようやく「アップル.pdf」が出てくるんですね。

なんだよ、アッフって。


■これ、どういうことか検索してみたのですが、どうもMacで作った「アップル.pdf」の「アップル」の部分を、windowsの野郎は

「ア」「ッ」「フ」「゜」「ル」

の5文字に分けて認識してやがるらしいんですね。あくまでも「フ」&「゜」であって、「プ」ではない、という認識。めんどくせえなおまえ。いや、ゲイツを殴ればいいのかジョブズを殴ればいいのか、そこは分かんないんだけど。どっちが悪いって話でもないかもしれないんだけど。


■つーことで、「あれ? 明らかにHDDに入ってるはずのファイルがエクスプローラの検索でヒットしないぞ?」というときは、そのファイルがMacで作られてる可能性があります。うまいこと濁点/半濁点にかからないような文字列で検索すると良いでしょう。

「サッポロビール.pdf」を検索したいときは、「サッホ」とか。

「マグネシウム.pdf」を検索したいときは、「ネシウム」とか。

「ブエノスアイレス.pdf」を検索したいときは、「アイレス」とかね。

「ボボボーボ・ボーボボ.pdf」を検索したいときは、あきらめろ。



■ちなみに、上記の例とは逆に、windowsのIllustratorで「アップル.pdf」という名前のファイルを作って、それをMacに送って、MacのFinderで「アップル」と検索してみたところ、「アップル.pdf」がちゃんと出てきました。


【付記 1】MacとWindowsのバージョンによるのかもしれません。ここではMacはたしかEl Capitanかなんかで、Windowsは8.1です。

【付記 2】Adobe Illustratorでpdfのファイルを作ったときの話です。他のソフトや他のファイル形式については知らねえ。

【付記 3】とある圧縮解凍ソフトで、ファイル名に濁音/半濁音が入るとなぜかエラーを起こすことがあるんだけど、これに関係ある話かもしれないし、ない話かもしれない。

【付記 4】そういえばさ、先月の電気代が高かった、みたいな話を前回のエントリでしたけど、暖房だけじゃなくIH調理器で料理をしはじめたのも一因かもしれない。料理ったって、野菜と肉を炒めたり煮たりするだけだけど。


■中村梅丸くんと梅乃丈が歌舞伎座ギャラリーに出る等


■先月の電気代が12000円を超えました。半蔵商店でございます。

そう、去年は営業の仕事で、平日はずっと栃木と茨城のホテルだったじゃないですか。でもこの冬は普通に東京市小石川区の自宅で生活してるので、オイルヒーターをつけっぱなしにしておりますので、このお値段となりました。そもそも6帖の部屋から9帖の部屋に引っ越したら、暖房費も上がります、そりゃ。まあ、健康に冬を乗り切るためのコストと云うことで。


■で、本題なんですけど。

ちかぢか歌舞伎座ギャラリーにて、「ギャラリーレクチャー 女方ができるまで」なる営みがあるそうなんですね。で、梅丸くん(と梅乃丈)が出るんですね、これ。

歌舞伎美人での告知が3/8で、切符の発売が本日3/11、開催が3/18+25とタイトなスケジュールなのですが笑、えーと、この切符、23:00現在、両日ともまだ買えます。

つーことで、興味がある人はいまのうちに買っときましょう。


■あと、さっきフジテレビで「開かずの金庫を開ける」みたいな特番やってましたが、あれってテレ東の所さんの番組のパクリにしか見えなかったんですが、気のせいでしょうか。

安易なパクリ番組を作るくらいなら、ポンキッキの名曲「さすらいのカメ・ハメハ」を100回くらい連続でリピート再放送しろっつーの。名曲だから。パクリ特番より数字とれるよ。たぶん。


■「さすらいのカメ・ハメハ」


■「さすらいのカメ・ハメハ」というポンキッキの歌があるようです。おれは、知らなかった。もしくは、子供のころ聞いたかもしれないけど完全に忘れていた(いま調べたら、'87年の歌でした。もう小学生なので、ポンキッキという歳でもなかったのかもしれない)。

で、まあ、当世のことですから、米国発の動画投稿サービスにこの歌の動画があれされていました。ので、さっき見てみたのですが。


■まあ歌詞が泣ける。「カメのようでも カメじゃない」、なんとも云えない妙な生き物が、身寄りもなく、友もなく、故郷の母を思い、きょうも一人旅を続ける──という内容の詞なんですね。

以下、歌詞より引用。


ちいさな星に なみだがポロリ
さみしいときは 甲らにもぐる
じぶんでうたうよ 子守唄
夢ひとつ 甲らひとつの旅のよる


泣ける。なんつーか、ブラウン家に拾ってもらえなかったパディントンみたいなものか。

そんな境遇なのに、視聴者には笑顔で手を振ったりして、良いやつ。


■で、思ったんですけど、これって、1987年の子供番組における、股旅物の歌なのかもしれない。荷物ひとつで、あっちへこっちへ旅をする股旅物。そもそもタイトルに「さすらいの」って付いてるしね。

「カメのようでも カメじゃない」というのは、まあ、どっちつかずで世間一般に属せない身の上を表してるんだと思う。

おでこに生えている椰子の木のような物はマゲの、背中のコウラも三度笠のメタファーかもしれない。

あの、メタファーって言葉のつかいかた合ってますかね?

──慣れないカタカナ語をムリにつかうんじゃない(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

ともあれ、この曲の歌詞が、妙に沁みる今日この頃ではあります。寂しいのか、おれ。


■歌はマナ。フジテレビ子供番組的に云うと、『ドラゴンボールZ』の終わりの歌の人、でもあります。

しかしこの曲、イントロや間奏で、なぜかサザンの「エロティカ・セブン」('93)そっくりなフレーズが出てくるのな。カメ・ハメハのほうが6年早いぞ。笑


■寒の戻り


■寒の戻りでまだ寒い。それにもかかわらず、チケットweb松竹では、もう、6月30日の歌舞伎の東コース巡業のチケットを売っている。時の流れるのは速い…。


■というか、時の流れってものが、そもそも速いものなんだよね。

その事実を認めなくちゃいけないんだけどね、われわれ人類も。

でも、なんか、こう、「時の野郎めが速すぎる! 訴えてやる!」という心持ちになっちゃうんだよね。笑


■しかしチケットweb松竹だと、この6/30の巡業も、もう売り切れの席があるのな…。


■流しびな


■昨日はひな祭りでしたね。去年のひな祭りには、近所のスーパーが店頭のラジカセで、ひな祭りの歌を流しておりました。

あ、ひな祭りの唄っていっても、あれじゃないですよ、「灯りをつけましょぼんぼりに〜♪」じゃないですよ。サトウハチロー作詞のやつじゃないですよ。

それじゃなくて、「紙で作ったおひなさま〜♪」っていう、あんまり聞かないひな祭りの歌が流れてたんですよね。おれはこれまでの人生でこの歌を聞いたことがなかったので、茗荷谷のスーパーって渋い選曲をするなー、などと変に感心したものです。


■でも、今年は、その歌が流れてなくて、なんか寂しかったんですけど、でも、春日通り沿いにある、そのスーパーの別の支店に行ったらちゃんと流れてたので、ちょっと安心しました。


■で、調べたら、その「紙で作ったおひなさま」の歌はこれのようです。「流しびな」という題だそうです。ふむ。


■で、ひな祭りの夜は、スーパーで安くなったちらし寿司を買いました。

最近、ちらし寿司に、醤油ではなく、米国の岩塩とオリーブオイルとレモン汁をかけて食べるのが好きです。いけませんか。


■アメリカン・エキスプレスとインスタント焼きそば


■アメリカン・エキスプレスのグリーンカードを使ってるんですが、先日、新しいカードが送られてきました。

で、いまのアメックスのカードって、これまでになかったICチップが埋め込まれているんですね。あの、むき出しの金属の部品が、カードの表面から思いっきり見えるわけです。うーん。カードのデザインになじんでないというか、溶け込んでないというか…。

ICチップが付いたアメックスを、まだ見慣れないってだけの話なんだけど、SFっぽくいうと、なんか違う世界線に来たような違和感がある。


■こないだ、会社で雑談してたら、その場にいたおれ以外の人類が、袋入りのインスタント焼きそばの存在、を知らなかった。

(゚д゚ )「え? そんなもんあるの?」

(゚д゚ )「見たことない。どこで売ってるの?」

(゚д゚ )「ペヤングが、チャルメラみたいに袋に入ってる……ってこと?」

違う世界線に来てしまったのか、と思うくらい話が通じなかった。なんで知らないんだよ、と思ったんだけど、もしかして知らないのが普通なのか、これ。


ヱスビー

サッポロ一番

日清


■また整形外科、海老蔵、菊之助、レバーペースト


二月二十四日(土)
■どういうわけか、数日前から左足の甲が痛い。原因に心当たりがないので、整形外科へ(先月、転んで右胸を打ったときに行ったとこです)。

レントゲンを撮るも、とくに何もない。「一時的に負担がかかったのでしょう」と先生に云われるも、その一時的な負担とやらに心当たりがない。うーむ…。

ロキソニン入りの湿布(というのがあるのですね)をもらって帰る。


■午后、2世紀ぶりくらいに東京駅ちかくのインデアンカレーへ。2/22に見た猿弥(50)のトークにこの店名が出てきたので、ひさしぶりに行ってみたくなったので。スパゲティーを発注。記憶にあるよりだいぶ辛い…。こんな味だったっけ。


■そして歌舞伎座夜の部。偶数日。奇数日は2/3に見た。おい、3週間前の話か。もう一年前くらいのような気がする。節分の豆まきあったよね。なつかしい。

『熊谷陣屋』は、やはり左團次が良い。正直、左團次待ちみたいな所もある…。魁春と雀右衛門も印象に残る。『七段目』は、偶数日なので海老蔵×菊之助。仁左玉もいいけどこっちはこっちで好き。しかし、海老蔵が「しばらく、しばらく」と云って出てくると、一瞬別の芝居かと思うよね。笑


二月二十五日(日)
■朝、『所さんの目がテン』なんぞ見ながら、豚肉ともやしをゆでたやつを食する。

今日は歌舞伎座に、一幕見席で『一條大蔵譚』、のつもりではあったけど、なーんかどうも体力ないので素直に家で過ごす。掃除などすれば良いんだけど、まあ、ゴロゴロする。


■こうやって体を休めるのもほんとは大事なんだよね。でも、こうやってゴロゴロしてると、「もっとマシな日曜の過ごし方があったのではないか…」とつい考えてしまう。いかんね。


■夕飯は、レバーペーストを塗ったフランスパン。それと、ソーセージともやしをゆでたやつ。

おれの部屋には包丁などないので、フランスパンはスライスなどしない。ちぎって、スプーンでレバーペーストを塗りつける。男らしい。

──そうだろうか。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

レバーペーストのフランスパンで腹一杯になってしまったので、ソーセージまでは食べたが、もやしはほとんど残してしまった…。


■そういえば、最近(でもないか)、'80年代のCMをYouTubeで見ることが多いんだけど、たまに幸四郎(白鸚ね)の胃腸薬のCMが出てくる。笑


■歌舞伎夜話 市川猿弥 2/22


■2/22の木曜日は、無事に仕事が休めました。

朝寝、朝湯をゆっくり堪能したのち、昼、とある方のとあるブログで知ったとあるイタリア料理店でパスタのランチ。

前菜の温野菜とパンと、デザートのティラミスが美味しかった! 肝心のスパゲティがかすんでしまったくらい笑。あ、スパゲティも美味しかったです。

その後、渋谷まで歩いて、レコード屋をパトロール。サウンドアートの本を買う。


■その後、茗荷谷の自室に戻り、仮眠。その後、歌舞伎座へ。

5階の売店で、1月の猿之助の涎くりの写真が焼き増しされてたので、そりゃ問答無用で買う。


■そして6時半より、本日のお目当て、市川猿弥(50)のトーク。これ、歌舞伎美人での告知が2/5で、切符の発売が2/11という鬼のようなスケジュールなんですね。歌舞伎美人をマメにチェックしていないと、まず見逃しますね。

で、おれは歌舞伎美人をあんまり熱心にチェックしないほうなのですが、でもたまたま見つけちゃったんですね、上記の記事を。見つけた以上は、がんばって切符とりました。


■で、トークの内容ですが、まあ有料のイベントなので、ウェブログに書くのは控えますけど、猿弥丈(約90kg)のお話がいっぱい聞けて、モノマネもちょっと聞けて、なぜかMISIAの「Everything」も聞けて大サービスでした。90分の予定のところ、120分もやってたしね。

以前、猿弥×弘太郎の会、みたいな集いが催されたとき、会費が2万円だったので、行けなかったんですね。この値段だったら風俗行くわー、とか正直なこと思ったので。でも、この日は無事に足を運べて良かったですよ。


■YMO結成40周年


■このエントリは12時過ぎたので日付変わってますが、2018/2/19は、YMO結成40周年の日です。細野晴臣のソロアルバム『はらいそ』の「ファム・ファタール」のレコーディングで初めて三人が会し、その晩イエロー・マジック・オーケストラが結成されることになった、そうです。


■といった意味も含めまして、YMOのインタビュー集『イエロー・マジック・オーケストラ』をこのたび読んでおりました。『OMOYDE』は読んだことあったんだけどね。

しかし、このインタビュー集も、もう10年前の本なんだな…。


■YMO(とクラフトワーク)については、近年、インターネット上に古いエアチェック(死語だなあ)だの非公式なライブ音源だのが転がってたりするんですが、そういうのを視聴するのがなんかためらわれるんですね。

なんつーか、おれがYMOを聞き始めた'90年代(ええ、再生YMO世代です)って、YouTubeなんかなかったわけで、過去のアーカイブなんて接触できないわけですよ。たとえば、『テクノ・バイブル』のブックレットや『period』の年表を読み込んで、YMOは'81年の『ウィンター・ライヴ』のツアーの締めくくりとして12/27に新宿ツバキハウスで公演、なんて、データとして知ることはできても、当時の音源なんて聞けないわけですよ、当然。

でも、いまはYouTubeにあれされているあんな音源やこんな音源を楽勝で聞けるわけで、なんなら仕事帰りに丸ノ内線の車内でiPhoneで楽しもうと思えば楽しめちゃうわけでさ。こんなに簡単に聞けちゃうなんて、年表だけでガマンしていた昔の自分になんか悪い気がしてね。なので、その類の音源は聞いてない。変な話ですが。

とはいえ逆に、自分がいまの10代だったら、YouTube上の貴重音源をがっつり聴きこんでるような気もします。


■あー、ところで、Sketch Showとか、Human Audio Spongeとか、あの頃のをまとめた何かがそろそろ欲しいですね。


■いつもそんなこと考えて生きてるの?


■けふは、『熊畜生2』を字幕版で見てきます。前回見たのは吹き替え版だったので。

同じ映画を劇場で2回見る、というのは人生で初めてかもしれない。


■余力があったら、表参道で坂本龍一のなんとかというインスタレーションも見てきたい。


■昨晩、妹に電話したんですが、そのとき土曜の夜7時45分ごろだったので、

「あ、『所さんのただものではない』が終わって『パタリロ』やってる時間だ」

と云ったら、

「いつもそんなこと考えて生きてるの……?」と呆れられましたが、いつもそんなこと考えて生きています。悪いか。だから結婚できないのか。そうか。

蛇足ですが、『所さんの〜』と『パタリロ』はそれぞれ'80年代の番組ですが、放映期間は重なりません。


■このごろCCレモンに、数滴のポッカレモンを投入し、レモン感を高めるなどしております。なんだか、いつもこんなことばっかりやってるなあ、おれ。


■ノエル、ギャラガー、ビットコイン


■会社の後輩(新婚)がビットコイン買って、売って、1500万儲けたらしいんですが、おれはいま dommuneでノエル&ギャラガー見てるんですが、最近の小西さんてバナナマンの日村に似t…いやなんでもない。


■ところで、ビットコインってなんなんですかね。おれも1500万と云わず9垓円くらい儲けたいんだけど、ビットコインがよく分からん。仮想通貨ってガバスみたいなもん? ガバスが日本円で交換できる感じ? ガバスが水野店長の色紙だけでなく日本円と交換できる市場が形成されてるってこと?

昔、ヨドバシとかビックカメラのポイントのことを、貨幣のようで貨幣でない、少し貨幣っぽい何かという意味で「ニアマネー」と呼ぶのを聞いたことあるけど、最近はこの呼び方あんまり流行ってないようですね。関係ないか。


■鍋買いました。土鍋じゃなくて、取っ手のついた普通の金属の鍋。

引っ越しのタイミングで鍋を新しく買い替えようと思って古いのを捨てたのですが、鍋を買うことなくいつの間にか1年以上も経ってました…。

そもそもIHコンロが付いてるからってこの部屋に引っ越したのに、そのIHコンロを1年以上も使ってなかったんですね。お湯もティファールの電気ケトルで沸かすしね。なんのためのIHコンロなんだ、と我ながら思う。

で、鍋を買ってきて、さっそく白菜と豚肉でサッポロ一番塩ラーメンを作ってみました。うむ。悪くない。


■ノエル&ギャラガー、DJミックスというよりは、コラージュCDを生で作っていってるみたいで面白いですね。


■YMO40周年、意識高いドーナツ、石神井公園


ドーナツ(意識が高い)


■一説によると、細野が坂本と高橋を家に招き、おにぎり(※焼きおにぎり説あり)をごちそうしながらYMO結成の話を持ちかけたのが1978年2月19日、だそうです。もうすぐ丸40年なんだな。

YMO40周年、てことで、なんか企画盤とかライブとかあるんですかね。去年の所ジョージ40周年は、とくに動きはなかったですからね。笑

そういえば、この正月の渋谷の2manydjsも、「ファイヤークラッカー」を回しておりました。40年経っても、なおフロアで機能するトラック。


■意識高いドーナツ屋で意識高いドーナツを買った。意識が高くて、値段も高い。1ヶ410円…。これもなんかの世間勉強かと思って2ヶ買いました。うまい。うまいけど、410円もするんだから、うまくて当然というか、うまくなくちゃ困る。

先客は、おれの他は、海外企業のexpats(突然の横文字)とおぼしき外人ファミリーが2組。そうだよね。いまどき、普通の日本人は、ドーナツひとつにホイホイと410円も払えないよね…。


■幼いころを過ごしたコザの商店街がたまに夢に出てくるのですが、先日は石神井公園の商店街が夢に出てきました。石神井公園を出てからまだ1年半にもならないんだけど、もう、こうやって懐かしむ対象になったんだな。たまには石神井公園に里帰りしようかな。

石神井公園の商店街と云えば、ナチュラルローソンと「はらドーナッツ」ができて、すぐ撤退してったのを思い出す。東急沿線的マーケティングが通用しない街なのです。


■そして本日、2/22の猿弥(50)の歌舞伎夜話のチケットを無事入手いたしました。さて、切符を買えたはいいが、その日うまいこと仕事を休めるかどうか──


■KLF『Chill Out』の元ネタ


Authentic Sound Effects Volume 2


■先日、いくばくかの日本円と引き換えに、このようなCDを手に入れました。『Authentic Sound Effects Volume 2』という題です。えー、お察しの通り効果音のCDです。


■で、なんでこんなCDをわざわざ買ったかというと、これ、KLF『Chill Out』の元ネタらしいんですね。英語版wikipediaにその旨、記述があります

シンセサイザーで適当に弾いたパッドにこのCDをかぶせたら、『Chill Out』っぽく聞こえるかもしれない。


■『Chill Out』は、拙僧も人並みに好きなアルバムです。米TVT盤じゃなくてちゃんと英国盤で持ってますよ。部屋のどこにしまったか分かんなくなっちゃってるけど…。


■なぞなぞ


Q
飴は飴でもおいしくない飴ってな〜んだ?


A
ゼロカロリーの飴。


■二月大歌舞伎 夜の部2/3、昼の部2/4


歌舞伎座の豆


■2/3の土曜日は歌舞伎座夜の部。

『熊谷陣屋』、は新・幸四郎も良かったけど、左團次の安定感が印象に残ります。あと、浅草歌舞伎を見た翌月だからして、四天王が豪華に見えた。笑

それはいいとして、終始寝ていた隣の席のおばさまの寝息がうるさかった。Ableton Liveを起動して、左カラムから「EQ Eight」を選択して、寝息の周波数をカットしたくなった。

その次の『芝居前』の何が良いかって、今月の実際の演目の絵看板が舞台上の芝居小屋にかかってるとこ。こういう、現実とフィクションがあれする感じのやつが、おれは好きです。予算の都合でいつも三階席なんだけど、こういうにぎやかな演目は一階席で観るべきですね。しかし猿之助出てるんですね。気づかなかった…。

で、その後、追儺式(ついなしき、と打ってもATOKは変換してくれなかった)。節分の豆まきですね。舞台からは役者の皆様が何かを一階席に撒いている。こういうとき、三階席だと置いてけぼりになるものですが(道成寺の手ぬぐい撒きとかね・笑)、係の人が豆の入った大入り袋を三階席で配って回ってました。

『七段目』は、やはり、仁左衛門と玉三郎が良かったーみたいな感想文になりますね。海老蔵菊之助も後日みます。



■で、本日2/4は昼の部。『春駒祝高麗』は梅丸くんを愛でる時間帯ですね。

で、『一條大蔵譚』は、新・幸四郎が良かった。まろやかで品があって、でもちゃんとアホで。それでいて最後の最後に生首をもてあそぶシーンは凄味のようなものも感じさせて。熊谷陣屋よりもこっちだな。いや、熊谷が良くないわけじゃないですよ。

ただ、「檜垣」に比べると、「奥殿」のほうは芝居全体としての勢いが若干弱くなっていたように感じた。別に誰のせいってわけじゃないけど。

ちなみに、この日は字幕ガイドを使ってたのですが、英語版字幕では大蔵卿のことを「half-wit Okura Lord」と訳してました。笑

で、『暫』。こういうめでたい感じのは素直にめでたがりましょう。あとこういうときの海老蔵は素直にほめましょう。

最後に『井伊大老』。新歌舞伎かー、苦手だわー、という気分に陥らなかったのは、真山なんとかみたいに説明的なセリフを暑苦しく怒鳴るキャラが出てこないからか。

ところでさ、真山なんとかって、「役者に怒鳴らせる決めゼリフ」を芝居のピークに持ってきて、そのピークのためだけに逆算して芝居全体を書いてる、と思うことがある(※個人の感想です)。まあいいや、それは。

あ、『井伊大老』の話でしたね。吉右衛門と雀右衛門が良かったです。

終演後、歌舞伎座ギャラリーの売店に先月の『寺子屋』の舞台写真を買いに行ったら、猿之助涎くりの写真が2枚しかなかったし、しかも2枚とも売り切れていた…。焼き増ししてほしいなあ。


■あと最後に。今月のあの祝幕、ケチつけるわけじゃないけど、なーんか祝祭感というか華々しさに欠けるよねえ…。


■熊畜生2


■アバラの痛みそれ自体はもうほとんどないのですが、やはり体力トータルではまだまだ本調子じゃないので、平日にゆっくり休みてえなーと思ってたところ、ようやく今日休みがとれました。

で、パディントンとかいうロンドンの熊畜生が出る映画を見てきたのですが

とても良かった。

おれは映画をほとんど見ない人間で、映画館なんて年1回行くか行かないかだし(坂本龍一の『coda』『async』は見たけど、あれは厳密には映画とは違うのでノーカウント)、映画の良し悪しなんてわかんないけど、でも、

とても良かった。

もう2018年のベスト映画はこれでいいと思う。映画館なんて年1回行くか行かないかのおれが云ってることですけど。


■冒頭、パデ公が街をゆく人ゆく人と朝の挨拶を交わし合う描写があってさ、これだけでもう、ちょっと胸がじーんと来たもんね。周りの人たちから親しまれ、愛されてる感じ。そのシーンがさ、ペルーの山奥からロンドンに出てきて、いろいろあっただろうけど、その「いろいろ」とやらが報われてようやく手に入れた平凡で幸福な日常を表現しててね。かなりいいシーンだと思う。はい、もうこれだけで2018良い映画オブザイヤー決定。おれが決めた。

このパデ公のキャラクターもいいんだよな、紳士で、ひたむきで、まわりに気が配れて、それでいてちょっと間抜けで、できすぎてなくて、そこが愛されるんだろうな。

果たしておれはパディントンのように、周囲の人々に、やさしく、ていねいに、義理がたく接することができてるだろうか──などといちいち考え始めると切腹したくなるので、そこはまあ、あまり深く考えないようにする。

そうそう、パデ公は、おば孝行でもあってね、そこも泣かせるんだよなー。故郷ペルーのおばさんに絵本を買ってあげるため、バイトで小銭を貯めてね。意地らしいじゃないですか。

映画のパデ公の造形を初めて見たときは、あんまり原作のイメージに近くはないかなと思ってたんだけど(ちなみにおれのイメージしてたパディントンはこんな感じ)、でも、性格とか内面的な描写はちゃんとパディントンだったと思う。


■で、泥棒だの捕り物だのの場面から、話はグイグイ進んで行って、じゅうぶん面白かったんだけど、なんつーか、そういう派手なストーリー抜きにしても、日常生活の描写だけでも映画が一本作れそうな気がした。あ、前作はそういう感じなのかな? おれは前作見てないから分かんないけど。


■「いっや〜、ファミリー向けの娯楽作でしょ〜」と云われたらさ、たしかにそれはそうなんだけどさ、おれはじゅうぶん楽しめました。

映画をこんなにも楽しんで見たのは何年ぶりだろう。これからは、「好きな映画は?」と訊かれたら、「『パディントン2』です」と答えよう。

しかし、これはあれだ、前作の『熊畜生1』もちゃんと見なきゃいけないな。あと、今作の『2』は吹き替え版見たから、字幕版でもう一回見直そうかな。


■ナウい図案のレコードを集めたサイト


http://www.projectthirtythree.com/

いいと思う。

あ、一覧性の高いレイアウトの頁もありますね。PCだとこっちで見たほうがいいかも。スマートフォンからは見られないかもしれない。すいません。


■宇宙人が捨てられていた、パラダイス山元、パディントン、アルフ


■先日、うちの近所に宇宙人が捨てられてました。

宇宙人


■えー、肋骨の痛みはだいぶ治まりました。ロキソニンももう飲んでおりません。右の肋骨にヒビが入ったので、右胸を下にするような寝相にならないように注意しております。


■今月は、なんかしんどいことが多かったので、平日に有休とって、浅草行って、幕見代わりに3階席から梅丸くんの静御前をもう一度みようかな、と思ったのですが、まあうまいこと有休が取れないうちにカブキも終わってしまいました。


その容姿があまりにもタレントの松村邦洋に似ているため、1999年に新宿区歌舞伎町にてテレビ収録を行っていた際、松村本人の撮影と勘違いした若者数名に歌舞伎町中を追い掛け回され暴行を受けた。「俺は松村じゃない!」と悲鳴を上げながら必死に逃げ回り、この件は新聞やワイドショーでも報道された。

──と、wikipediaのパラダイス山元の頁に書いてありました


■冬の休日の朝って、パディントンとかいうイギリスの熊畜生の本が読みたくなるじゃないですか(※個人の感想です)。

パディントンの本

で、先日パディントン読んだんですけど、これって、「異なる文化的背景を持つ土地から、背の低い茶色い生き物がやってきて、居候して、日常生活を引っかき回す」って、話じゃないですか。

よく考えたら、『アルフ』もそうなんですよね。異なる文化的背景を持つ土地から、背の低い茶色い生き物がやってきて、居候して、日常生活を引っかき回す。アルフって、'90年代アメリカ版のパディントンなのかもね。

そういえば、日本版アルフの声優は所ジョージでした。吹き替えのスタジオって、たいがい声優陣が立ったまま収録するそうなんですが、『アルフ』の収録は所さんの提案で椅子に座ってやってたらしいですね。こないだ読んだ、所さんの'90年代のエッセイに書いてありました。やたら所ジョージが出てくるなこのブログ。まあいいや。

パディントンの映画、タイミング合ったら観に行こうと思ってます。


■所ジョージの新譜がまた出た


■本日、所ジョージの新譜が出ましたので、真顔で買ってきました。

bappan

↑これが所さんの28thアルバムです。ジャケのセンスは…………まあ…………さておき、このアルバムは所さんの自主制作レーベルではなく古巣vapからの発売です(でもジャケや盤面にはJAM CRACKER RECORDのロゴがあります)。

拙僧の家は、昨秋の一時期、合法的に『世田谷ベース』が視聴できる環境にあったのですが、その中で所さんが、「いま、『目がテン』でアルバムを作ってる」と語ってたのを思い出しました(予算が少ない、とも語っていましたが)。そのアルバムがこれなんですね。


■しかし、昨年5月にフルアルバム『GARAGE MUSIC』を出したばかりなのに、もうフルアルバム。すごいペース。去年は、デビュー40周年という節目の年だったにもかかわらず、とくに企画盤とか、記念盤とか、そういうのがなかったんですね(各レコード会社が、それぞれのベスト盤作ったっていいのにね)。それでいて淡々と新作を出し続けてるわけですよ。

正直に書くと、『GARAGE MUSIC』はまだ買ってません…。だって、40年のキャリアがあって、複数のレコード会社から合計28枚もアルバム出してる人だからさー、過去作をさかのぼって買い集めて聞くのも大変なんですよ。ちなみに、ここ最近の日常生活でいちばん聞いているのは、『JAM CRACKER』の1〜3です。


■あと、TakBam石野の8枚組ボックスセット(これも本日発売)に「寿司屋」のエディットが入る、とのことだったのですが、25000円+税はさすがに払えないな、と思ったのですが、ボックスセットから抜粋した2枚組CDってのがあって、これにも寿司屋が入ってるようです。知らんかった。おれはこっちを買おう。


■転んだので二回目のレントゲン


■右ひじと右ひざの痛みはよくなったのですが、右のアバラがまだ痛い。1/20の土曜日、再度病院に行って改めてレントゲンを撮ってきました。

レントゲンの結果は、異状なし、でした。が、右胸は引き続き痛いわけです。異状ないのになんで痛いんですかおれは、と訊いたら、先生曰く「じゃあおそらく骨にヒビが入ってますね」、とのことでした。あんた異状ないって云ってたじゃん…。まあヒビくらいは異状のうちに勘定しないのかもしれない。

あと、どうも骨のヒビってのはレントゲンに映らない(こともある)らしいんですね。なので、「レントゲンはキレイでも、実はヒビが入ってました」パターンってのがあるらしい。

先生によると、まあ二月になるころには痛みは自然になくなると思う、とのことでした。

とりあえず骨を丈夫にするべく、スーパーで安売りされていた、大塚食品の「ザ・カルシウム」の偽物みたいなウエハースを買ってきた。


■弱っちいことを書きますと、転んで体を打って以来、風邪も引いたし、胃の消化能力も落ちてる(うどんとか、ピザまんとか、おかゆとか、そういうものを食べることが多くなりました)。健康って、すごく絶妙なバランスの上に成り立ってるもんだなあ、とつくづく。

今日明日のお江戸は雪です。みなさんも転ばないように気をつけてください。


■転んだその後


■アバラは引き続き痛いです。昨日の木曜はとくに痛かったなー。朝の満員電車の押しくらまんじゅうで(濃霧で電車が混んだらしい)、余計に悪化した気がする。ロキソニンを飲んでも効かない。所ジョージの歌の、「ロキソニンを飲んでも ああ 痛い」という歌詞が頭の中でループする。

──どういう歌なんだそれは (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )


■律儀にシップは毎朝貼っています。が、椅子に座ると痛いし、椅子から立ち上がると痛いし、咳をしても痛いし、クシャミをしても痛い。

カウンターしかない小さなカレー屋で、ポークカレー食ってる客の背後を通り抜けるため身をよじっても痛い。うーむ。


■整形外科の先生からは、また診せに来なさい、と云われてるので、今週末あたりまた病院行ってきます。浅草歌舞伎の夜の部と、国立劇場も行くけどね。


■転んだ


レントゲン


■先日、道で転んだんですよ。国民の皆さんが見てる目の前だったので恥ずかしかった。体も強く打って痛かった。

で、数日ほど「平時は痛くないが、思い出したように痛み始めることがある」、という状態が続いてたのですが、土曜(1/13)の朝はとくに痛んだので、整形外科に行ってきました。

痛いとこは、右胸、右ひざ、右ひじ。←痛い順に並べた。つまり、右胸というか、右の肋骨がいちばん痛い。


■待合室で待つこと1時間ほど(しかし、整形外科にしろ歯医者にしろ眼科にしろ、小さい病院の冬の待合室ってなんであんなに寒いんだろう。悪い体調がますます悪くなる。待合室の適切な温度管理、という概念はないのか。ストーブのひとつくらい要求してもバチは当たらないのではないか)。先生に診てもらう。

右ひざと右ひじに超音波(?)を当てる。右胸のレントゲンを2枚撮る。

結果、骨に異状ないです、打撲です、とのことでした。ふむ。骨にヒビが入ってたらイヤだな、なんて思ってたので、とりあえず安心。

帰りに冷たい湿布をもらう。診察料やら湿布やらで、合計3000円。転んだばっかりに、3000円の出費。一転三千円(ひところびさんぜんえん)、という、所ジョージが新しく作った変なコトワザみたいな文字列が心に浮かんでしまう。


■しかし、骨に異状がないとはいえ、痛いもんは痛い。薬局に行ってロキソニンというものを生まれて初めて買う。飲む。さしあたって痛みはやわらぐ。

でも、あくまでも痛みがやわらぐってだけで、べつに本質的に治してるわけじゃないよね、ロキソニンは。それに、内臓にも負担かかるらしいし。飲み過ぎには気をつけよう。


■まあ、アバラは痛いけど歌舞伎は見てきましてね。それも二つ。1/13の歌舞伎座夜と、1/14の浅草昼です。

梅丸くんの静御前よかったな。人類は浅草歌舞伎にも一幕見席を設置するべき。


■3kabukiplays + 2manydjs


一月六日(土)
■帝國ホテルのロビーで茶を飲んでから、玄関で自動車を拾って木挽町へ。しかし、ごくわずかの距離とは云え、年始の都心をクルマの窓から眺めるのは気持ちがよい。

真顔で歌舞伎座に到着。


■『箱根霊験』は、面白かったけど、なんかちょっと暗い……笑。少なくとも正月っぽくはないよね。正月の芝居見物なんて、はんぶん縁起物なんだからさ、そこらへんは派手に派手にやってほしいですね。

『七福神』は、鴈治郎の大黒様が太った赤ちゃんにしか見えなくて、それが福々しくてよかった(※ほめてます)(※念のため繰り返しますが、ほめてます)。

『車引』は、新・幸四郎より中村屋兄弟が印象に残ってしまっててすいません。

『寺子屋』。猿之助は、微妙にオトナな、抑制の効いた涎くりだった。ちょっと意外。もうちょっと'16年12月の弘太郎みたいに脳天気なフンイキで来るかと勝手に予想してたので(というか弘太郎のあの涎くりがいささか脳天気すぎた説。笑)。

あの涎くり、家ではめっちゃ漢字を勉強してそうにさえ思える…。


■帰り、家電量販店に寄ってストーブを発注。御茶ノ水で食事。学生がまだ冬休みだからか、店が空いててよかった。


一月七日(日)
■今日は国立劇場、の予定であったけど、演舞場の切符が取れたので演舞場。海老蔵の単独ライブ。


■『天竺徳兵衛』、獅童の宙乗りって初めてらしい。ちょっと意外。しかし獅童、元気になってよかった(そういえば前々日に『金スマ』もちょっと観ました)。


■海老蔵の口上あって舞踊。舞踊は、河東節、常磐津、清元、竹本、長唄、がぜんぶ出てくるという珍しいパターン。この珍しさに正月気分が宿るのであって。


■歌舞伎座前の辨松で赤飯弁当買って帰る。


一月七日(日)深夜

■で、この日の夜は珍しく一人で渋谷のクラブに行ってました。一人でクラブに行くのは何年ぶりだろう?

というのも、1/6の朝に、「そういえば2manydjsって今年は来日するのかな」と気になったんですね。別に2manydjsのことを毎日考えて生きているわけじゃないのに、なぜか突然。

で、軽い気持ちで「2manydjs 2018 来日」と検索してみたら、まさに翌日の1/7に渋谷に来るというじゃないですか。

なんか偶然を感じてしまい、出かけてきました。


■午前2時。DJブースに現れたベルギー人兄弟二人は、うん、かっこよかったよ。2manydjって大バコとかフェスとかのイメージがある。このサイズのハコ(渋谷のcontact)で観られるのは珍しいかもしれない。

この人たち、マッシュアップのイメージもあるけど、この晩は大ネタ大ネタしたマッシュアップはあまりかからなかったかな(おれが覚えてないだけかもしれない…)。あ、YMOの「ファイヤークラッカー」がかかってうれしかったのは覚えてる。笑

クラブの廊下に貼られてた時間割りでは1時間半と書かれてましたが、2時間やってました。


■明け方、うどんを食べてから帰る。クラブ帰りの牛丼、は、もう胃に重い年齢になりました。笑



一月八日(月・祝)
■で、演舞場夜の部。あ、今月の演舞場は「昼の部」「夜の部」じゃなくて「Aプロ」「Bプロ」って呼んでるよね。なんでだろう。


■『日本むかし話』は、まあ正月特番みたいなもんだね。鷹揚のご見物。

舞台、どころか客席全体を埋め尽くす桜吹雪が景気よくてよろしい。こういうのを観るのが、正月にわざわざ芝居小屋に足を運ぶ意味だ。


■全体の流れからちょっと外れたところで一寸法師の踊りがあったのがよかった。こういう、一本道じゃない、ちょっと脇道があるようなのが好きだ、おれは。芝居に限らず。

その一寸法師は鷹之資。久しぶりに観る気がする。品のある踊りだな、と思うなどする。


■演舞場は昼夜通じて右團次の安定感が印象に残った。

あと、弘太郎は三枚目役がんばってたな。今月来月は猿弥(50)が他の芝居に出てるからね。


■家に帰ったら、テレヴィジョンで海老蔵のドキュメンタリを放送してたので、ちょっと観る。


■『グルーヴ地獄V』20周年


■けさ、目が覚めたとき、『グルーヴ地獄V』という単語が頭をよぎったのですね。

なんでそんな単語がよぎるんだ、って話ですが、よぎったもんはしょうがない。

いちおう説明しておくと、俳優のピエール龍さんが率いるバンド「電気グループ」が作ったゲームソフトです。


■で、検索したところ、本日、つまり平成三十年の一月八日をもって、『グルーヴ地獄V』が発売からちょうど20周年を迎えるそうなんですね。20周年…。

このソフト、拙僧も所有しております。音ネタを全てサンプリングしようと思って、初代プレステ本体ともども捨てずにとってありますが、なかなかそういうことする機会もなくてね。

ちなみに、ネット上にはこういう記事もありました。あと、公式サイトもまだありました。公式サイトは、画面中央のロゴをクリックすると別窓でコンテンツが開く、という、いまはあんまり見かけないうっとうしいデザインです。


■あ、では、これから演舞場に海老蔵を観に行って参りますので、今日はこのへんで。


■ちぇるちぇるランドより帰京→三連休はカブキ


年賀状2018


■あけましておめでとうございます。今年もよろしう。

↑上の年賀状はクリックすると拡大します、と書こうとして、もうクリックの時代じゃないんだよな、タップとスワイプの時代なんだよな、と思いました。

このブログもそろそろいい加減スマートフォン対応したいものですが…。


■1/4の夕方にちぇるちぇるランドから茗荷谷に帰ってきて、1/5は仕事でした。

で、1/5の夜、『ぴったんこカンカン』をちょっとみたら、幸四郎と染五郎が出てました。そう。染五郎ってもう、染五郎じゃなくて幸四郎なんですね。染五郎ってもう、染五郎のことじゃなくて金太郎のことを指すんですね。

で、今日1/6の朝、幸四郎と染五郎が出てる『サワコの朝』を観てから歌舞伎座昼の部に行ってました。この三連休は三日ともカブキです。


■といった意味も含めまして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。


■おじゃる丸リミックスもうひとつ。


■年の瀬で忙しいので、おじゃる丸の「プリンでおじゃる」のリミックスを、もう一曲作りました。
12インチ版ということで。これ、1時間のアニメDJセットのいちばん最後にかけたいです。笑



こないだアップしたやつはこちら。7インチ版ということで。




■えー、これを書いてるのが朝6時なのですが、今日は仕事終わったらそのまま羽田空港→那覇空港です。

'14年の暮れは実家で大風邪を引き、'15年の暮れも実家で大風邪を引きました。しかもこのときは胃腸に来るやつで。点滴打ちながら病院のトイレで吐いてました。沖縄の冬は寒いのです。これ、何回説明しても理解したがらない人は絶対に理解してくれません(でもまあ世の中そういうものです)。

で、去年の暮れは、東京にいても沖縄にいても寒いので、避寒のためバリに行ったのですが、そのバリに行く直前に、宇都宮(そう、あのころはまだ営業部でした)でやはり胃腸にくる大風邪を引きました。奇跡的に、宿泊先のすぐ近所に夜までやってる病院があって助かった。もうオトナなので人のせいにはしませんが、あれ絶対、前泊したつくばのホテルの空調に問題あったと思う。まあ、バリでは元気に過ごせたので、厄落としにはなったのかもしれない。

今年の冬こそは健やかに過ごしたいですね。


■といった意味も含めまして、本年もこんな面白いブログをご覧いただきましてありがとうございました。半蔵商店は冬休みに入りまして、新年は1/4(木)にお江戸に戻って参ります。次回更新はそれ以降となります。正月にまでインターネットなんかするもんじゃないよ。それでは皆様、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。


■おじゃる丸の「プリンでおじゃる」をリミックスしました


■年の瀬ですね。年の瀬で忙しいのに、おじゃる丸の「プリンでおじゃる」をリミックスしました。帰省の準備をしなきゃいけないのに、なにやってんだ。




■ところで、年の瀬で忙しいのに、帰省の準備をしなきゃいけないのに、雑誌『remix』の'94年2月号を買ってきました。

いろんなミュージシャンが'93年のベストディスクを紹介する頁があったのですが、その中で小西康陽氏が、「今リトル・フィートとか聴き直してる人がぼくは苦手ですね」と辛辣なコメントを書いてたのが面白かったです。

おれも、ミキとか和牛とかスーパーマラドーナとかが苦手です。

──関係ねーだろ。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■あ、東京12チャンネル『黒い十人の秋山』今日の深夜だ。観たいけど、起きてられるかなあ…。

↑こういうこと書くと、「録画すりゃいいじゃん」とか真顔でいうヒト科ヒト属ヒトがどこからともなくあらわれますが、じゃああんたはいままでに録画したものをどれだけ観てんだ? HDDに録ったのに再生すらしてない番組、何GB分ある? 正直に云え。


■ハンバーグと芝居納め


十二月二十二日(金)

■都内某区某所でハンバーグを発注。はじめて訪れた店。数分後、鉄板に盛りつけられたハンバーグがおれのテーブルにやってくる。

ハンバーグが、やたら柔らかい。とにかく柔らかい。これまでの人生で食べたハンバーグのなかでいちばん柔らかい。乳児用なのか、ってくらい柔らかい。例えるなら、がんもどき? つみれ? というか、むしろ堅めのオムレツ? それくらいの柔らかさ。スプーンで切れる。

死んだ獣の肉、を刻んで固めて焼きました、といった野趣に欠ける。うーむ。どうもハンバーグを食べてる実感がしない…。味はそんなまずいわけでもないんだけどね。

日を改めて、松也もテレビで話してた『ゴールドラッシュ』のチーズハンバーグでも食べて、口直しをしよう。

あ、来週沖縄帰るし、コザのゲート通りでモンスターバーガー食べようかな(まだ食べたことないのです)。


■テレヴィジョンで中村屋ドキュメンタリ見る。その後、『検索ちゃん』のネタ特番を見る(トップバッターのミキは苦手なので、ミキが出てる間は教育テレビで『にっぽんの芸能』を見てました・笑)。

この特番を見てると年末だって気分になる。


十二月二十三日(土・祝)

■歌舞伎座の第一部と第二部を通し(っていうのかな? この場合も)。

『実盛物語』を見てると……なんか、愛之助って、カブキもこなせるテレビタレント、みたいな位置に軟着陸しそう、と思った。

『らくだ』は、力づくで笑わしにきてる感はあるけど、まあ面白い。家主の夫婦いいよね。

松緑は、先月の国立が良かったので、今月の『土蜘』『蘭平物狂』も、ひきつづき好印象のうちに見ることができた(なんか日本語が変だな…)。


■以上、今年の芝居納め。


十二月二十四日(日)

■といった意味も含めまして半蔵商店でございます。

去年の年末年始はバリ島なんぞ行きましたが(そして、バリ島に来てまでホテルのルームサービスでクラブハウスサンドイッチを食べてましたが)、今年はふつうに沖縄に帰るので、そろそろ部屋を大掃除といきたいところですが、まあ、片付きませんよね、おれの部屋は。

以前も書いたのですが、むしろ「部屋を片付ける」という概念自体をダンシャリしたほうがいいですね、もう。「いやー、そろそろ本格的に部屋を片付けなきゃなー」という、この、「慢性的に何かを先送りしてる気分」を捨てたい。

9帖の部屋に住んでるんですが、ふだんは机とテレビとベッドのある3帖くらいのスペースだけで過ごしてて、あとの6帖は単なる物置です。昨秋に引っ越してきてまだ開けてない段ボールも多数あります。もう知らん。


■あ、唐突に話が変わりますが、渋谷でニゴー(登録商標)がやってるカフェが九月になくなってました。気がつかなかった…。営業部だったころは、一週間の締めくくりにこのカフェでカレーを食べるのが好きだったんだけどな。

千駄ヶ谷のカリーアップと同じカレーが食べられたのが便利だったんだけどなあ。千駄ヶ谷のあの店、アクセスが良くないからなあ…。

って、最近は足を運んでなかったやつが云うことじゃないですね。すいません。


■冬至ですね。ゆず買い忘れたけどね。(←これは、破調の俳句です)


■寒いじゃないですか。暖房使ってたら、11月分の電気代が九千円近くに相成りまして候、半蔵商店でございます。

そう、例の、オイルヒーター使ってるんですよね。白い蛇腹の。電気代が高いのになぜオイルヒーターを使ってるのかというと、エアコンの暖房の風が苦手なのですね。今年もエアコンを試してみたけど、風が顔に当たって夜中に目が覚めちゃう、ってのが何日か続いてさー。その点、オイルヒーターは乾燥しないのがいいですね。毎年似たようなこと書いてますね。来年も書きますね。


■忘年会シーズンですが、拙僧の勤め先でも大きめの忘年会と小さめの忘年会がとりおこなわれました。

大きめの忘年会は、地味な顔した地味な店員が地味な料理を出してくる地味な店で行われました。うちの幹事は、いったいどうやったらこんな地味な店を見つけてこられるんだ。これはもうちょっとした奇跡だわ。『世界まる見えテレビ特捜部』で3分間ぐらいのコーナーとして成立するくらいには奇跡だわ。料理はぜんぶで6品くらいだったんですが、どれもこれも「お通し」レベルの、量も盛りつけも味もつつましい食べ物。地味だ。値段は5000円。値段だけは派手だわ。

あと、こんな地味な店で、先輩が派手にワイングラスを倒して、赤ワインがおれの服に直撃した…。地味な店で地味なハプニングに遭う。こんな地味な不幸があって良いのだろうか。

小さめの忘年会は、少人数でイタリア料理店で行われました。こちらも6品ほどの食物が出てきましたが、3品目あたりからあきらかに店側が手を抜いてきてる感が出てきまして、まあ、忘年会シーズンですなあ、と、ほっこりした気分になりました。うん、半蔵くん、もう、そういうの許せる年齢。店のヒトの立場になれる年齢。まあ、「つまらないことにいちいち腹を立てる体力がなくなった」って言い方もできるかもしれないけど。腹が立たなくなるのは、成長なのか退化なのか。どっちでもいいか。

と、料理自体は、いまひとつだったんですが、それでも〆に出てきたティラミスは、どういうわけかめちゃくちゃ美味くて、ほんとうに美味くて、なんで最後の最後に突然本気出してくるんだこの店。なんかのドッキリなのか。TBS『モニタリング』なのか。

こんど、改めてティラミスだけ食しに行こうと思います。あ、ケーキだけは食わせてくれないのかな。どうなんだろう。


■というエントリを、テレヴィジョンでやってる中村屋のドキュメンタリを見ながら書きました。

勘太郎が母親のスマートフォンのロックを勝手に外してゲームしてたところ笑った。スーパーハッカーか。


■InKの石野がボックスセットを出す、というのは


■InKの石野がボックスセットを出す、というのは小耳に挟んでたのですが。

所ジョージの「寿司屋」のエディットだかなんだかが入ってるのな!

曲目はここ。DISC 7の15曲目ね。

そう、前も書いたけど、たしかInK石野が初めて買ったレコードが所ジョージの「寿司屋」なんですよね。

聴いてみたいんだけど、8枚組で25000円+税、か。うーん。


■InK石野と云えば、昔『ベルリン・トラックス』の初回限定ボーナスディスクにアンビエントCDが付いてくるって話があったような記憶がある。


■冬あるある


30歳くらいのメガネの男が、リップスティックを塗りながら電車に乗り込んでくる。


■カレーとカナリア


すわ! ようやくインターネット廃止か!とよろこんだのに、インターネットがまだ存在しやがるので、せっかくなのでカレー屋について書きます。

あ、すいません、例によって飲食店に関するネガティブな話です。そういうのが嫌いな方は、おれの名リミックスなどを聴いててください。


■あのー、先日、最近名前をよく聞く某カレー屋に行ったんです(うん、すいません、「最近名前をよく聞く店」なんかに行くほうも悪いんですけどね)。

そしたら、アホみたいに狭い店内に客がギュウギュウ詰められてて閉口しました(うん、すいません、「最近名前をよく聞く店」なんかに行くほうも悪いんですけどね。まあ店内にはおれみたいなアホがぎっしり集合してたってことです)。

で、この店いちばん人気とかいうチーズカレーとやらを発注したんですね。

食べてみたら、チーズ自体、カレー自体はそれぞれひどいものではなかったんだけど、カレーが辛すぎて、チーズにまったく合ってないんですね。このカレーにこのチーズを載せる意味が全く発生していない。このメニューを作ったヒト科ヒト属ヒトは、試食ってもんをしてないんだろうか。試食という概念のない村で生まれ育ったんだろうか。云うてすまんが、あんまり美味しくない。ついでに云ってあげると、値段もあんまり安くない。


■で、その割りには、けっこう客が来るのな! 拙僧が食べてる間にも、何組かの客が来て寒いなか待たされてたし、店員氏も予約の電話を断ったりしてた。人気店なんですね。

なんで美味しくないのに人気なのかというと、この店、盛りつけだけはいいんです。かわいい。こういう盛りつけだと、インスタグラムをやってるOLはまず食いつくだろうし、「自分で自分のことをカレー好きだと思い込んでる、カレー食べ歩きブログをやってる人」なんかもネタ探しに訪れたりするでしょう。で、ネット上にこういう人々がアップするこの店のかわいい一皿の写真を見ちゃって、おれみたいにだまされたアホが店にやってくる、と。

外食って盛りつけが9割だな。


■この店、店の外に列ができてることも多いらしいけど、こんなの食うぐらいなら、すぐ近所でニゴー(登録商標)がやってるカレー屋に行ったほうが幸せになれますって。おすすめはバターチキンカレーです。それ以外のメニューは正直あんまr、あ、この店、いまルミネ新宿にも出してるんだ。いま知った。


■話変わりますが、カナリア解散しますねー。

解散と云えば「えんにち」も解散するらしいですね。まあ、もうこの地上にペンギンズが出てきちゃったからね。あんまり驚きはない。

ただ、ペンギンズの一人が元「だいなお」ってのはちょっと驚きました。十年以上前にシアターDの『なりあがり畑』で、だいなお見た記憶がある。


■インターネット終了


昨日の午后、職場のPCが突然ネットにつながらなくなった。

おれは「ついにインターネットが終了した! これでようやく人類がインターネット以前の人類に戻れる!」と喜んだのですが、あくまで機器のごく一時的な調整だかなんだかがあったらしく、数分後にはまたインターネットにつながりやがった。

人間が人間らしく生きられる時代が戻ってくるのは、まだ先のようです。


■吉右衛門、坂本龍一、ゆりやん


BTTB


十二月九日(土)

■朝、ネットで一月の歌舞伎座のチケットを買う。正月だし思い切って桟敷席……にしようとしたけど、心にブレーキがかかってしまい、普通にいつもの三階席。うん、なんというか、演目の並びに正月気分が薄いなあ、って気がしてしまったんですね。桟敷席で高い弁当を食べながら鷹揚に新年を壽ぐ気分になりにくそうだなあ、なんて思っちゃって。ケチですかね、これ。


■お昼は国立劇場。めずらしく二本立て。『今様三番三』は、国立劇場にしてはめずらしく華やかなかんじの踊り。『隅田うんぬん』は、最初は登場人物とストーリーの説明が多くてあれだけど、徐々に芝居らしくなっていくので国民のみなさんも安心してください。

わりと楽しく見られるんだけど、由兵衛が長吉を殺めてからの展開がシリアスになって、ぐっと見応えが出てくる。

そして今月は、めずらしく雀右衛門が死んだり殺されたりしなかった笑。あと米吉が良い。


■その後、劇場から出るバスで新宿まで。半蔵門→四谷→新宿と風景がフェイドイン/フェイドアウトしていくのは楽しいな。でも、バスの中が暖房がほとんど効いてなくて、とても寒くてまいった。これほんとに先進国の暖房かよ。というか、そもそももう先進国じゃないのかもしれない…とまでは申しませんけど。

省エネってのは、必ずしも暑さ寒さを我慢することだけじゃないと思うんだが、どうか。


十二月十日(日)


■昨秋に引っ越してからこっち、慢性的に散らかってる部屋を片付けようかと思うも、まあ、一日で片付くわけがないよね、こんなもん。最近は、片付けようとするだけ無駄だなあ、その時間でもっと他のことをしたほうがいいなあ、と思わなくもない。


■ということで、午前中は申し訳程度に部屋を片付けて、夕方から有楽町。

坂本龍一のドキュメンタリー映画『coda』を観る。そういえば今年一月には矢野顕子のドキュメンタリー映画『Super Folk Song』を観てるんですね。正月に矢野顕子で、師走に坂本。なんかもう、係り結びって感じだよね。「こそ〜けれ」みたいな。

──なに云ってんだおまえ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) イゼンケイ


■今年のおれはほんとに所ジョージばかり聴いてて、所ジョージの年だったと云っても過言ではないのですが、その一方で'09年の『ユリイカ』の坂本龍一号をじっくり全ページ読破したり、ワタリウムの『async』の展覧会に行ったりしてたわけです。ついでに云うと古本屋で『SELDOM ILLEGAL』も買ったしさ笑。ちょっぴりはサカモトの年でもあったわけです(そのわりには『async』まだ聴いてないですが…)。

『coda』では、現在の映像に交え、YMO以降の坂本のキャリアをたどってくのですが、YMOや戦メリだけでなく、ちゃんと『CHASM』とか『Out of Noise』とか'00年代の作品もとりあげてます。短かったけど、映画館の音響で聴く「only love can conquer hate」は良かったなあ。この曲好きなんです。フルレングスで聴きたい。

映画の感想を手短にまとめると、坂本龍一って、なんだかんだでかっこいいよね、ってことで、ひとつ。


■あ、で、そう、すいません、話が前後しますが、出かける前にあらかじめ部屋で、米国発の動画投稿サイトにあれされている『Tokyo Melody』('80年代の、おなじく坂本ドキュメンタリー)をちょっと観てから出かけたんですね。こういう予習って大事ですよね。『coda』にも、『Tokyo Melody』の映像がちょっと出てきました。


十二月十一日(月)

■というエントリを書きながら、『THE W』を横目で見てました。ゆりやんの一本目のネタ最高でしたね、しかし。


■(ようやく)松竹歌舞伎会ゴールド会員になった


■うちの近所では、文京区らしくイチョウの葉が落ちております。松竹より郵便が来て、このたび貴僧が松竹歌舞伎会ゴールド会員になられました、とのことでした。うむ。苦しうない。

歌舞伎を7年前から毎月見てるのに、なんでいまさら初めてのゴールド会員なんだって話ですが、これはまあ松竹歌舞伎会員の先行販売に乗り遅れること多々で、どうせ乗り遅れたんならってことで、マイルが貯まるANAカードで切符を買っちゃう、というのが常態化していたからなんですね。笑

でもまあ、今年は珍しくちゃんと毎月毎月松竹歌舞伎会のカードで切符を買って、めでたくゴールドとなりました。


■で、先ほど歌舞伎座の正月芝居の切符を買いました(いまはまだ特別会員の身分なので、今日からしか買えない)。3階席です。正月から3階席というのはいかがなものか、っていう説もあるのですが、ほら、正月のお江戸ってのは芝居がたくさんありますから。

猿之助の涎くり与太郎、楽しみですね。


■玉三郎と三四郎


十二月二日(土)

■どことなく凜としたところがある寒さの朝。よい感じ。

思うところあって、256年ぶりくらいに恵比寿のWホテルで朝メシ。久しぶりに来たら、ビュッフェに真顔でいなり寿司が置いてあるではないか(以前はなかったと思う)。あと、コックさんがゆでてくれるミニサイズのラーメンもある(以前はなかったと思う)。いろいろある。

でもまあ、甘い菓子パンやパンケーキの類を、ジャム添えるなりハチミツかけるなりホイップ載せるなりしてたらふく食べる。

レストランを出ると、ホテルの玄関に馬が立っているではないか。さすがになにかの見間違いだろうと思って、よく見たら案の定、やはり馬だった。どうも結婚式の撮影用の馬車馬らしい。


■夜、歌舞伎座第三部。『瞼の母』『楊貴妃』。玉三郎プチ特別公演 feat カマキリ先生、といった趣。

『瞼の母』は、すごく明治座っぽいけど笑、まあ楽しめた。この演目は以前獅童で観たことあって、獅童のほうが一途に母を慕う木訥な青年っぽさのようなものがよく表現されていたと思うけど、中車も良かった。


■しかし寒くなると、芝居の帰りにうっかりラーメン食べたくなるんだよな。小ぶりな丼とは云え、朝のWホテルでラーメン食べてるのに、うっかりラーメン屋に入ってしまう。うっかりラーメンじゃなくて味噌つけ麺を頼んでしまう。うっかり大盛りにしてしまう。夜に炭水化物を摂取するのは良くないのではないか。と思わないこともないですが、まあ理性にばかり従って生きててもね。




十二月三日(日)

■注文していた机が届く日。

朝おきて、有吉と竹山と渡部が出る『ボクらの時代』を見逃したことに気づいて、それはさておき、部屋にある長方形のちゃぶ台のような低いテーブル(以下、便宜上ちゃぶ台と記す)に乗ってるものをおろし、ちゃぶ台をたたみ、床を這いずり回ってるコードを片付け、掃除機をかけ、ぞうきんなんかかけたりして、床をきれいにし、新しい机を迎え入れる準備をする。


■お昼前に机到着。大きな段ボールを開け、テレビの『スクール革命』かなんかを横目で見ながら組み立てる。30分ぐらいで完成。

そう、昨秋に引っ越して以来、部屋に机がなかったんである。これまでは上記のちゃぶ台でしのいでいた。で、その低いテーブルにパソコンを置いていた。で、フローリングに直接座ってパソコンいじってた。なので、姿勢がよろしくなかった。

やはり、ちゃぶ台(およびそれに類する低いテーブル)は、畳の部屋のためのものですね。フローリングに直接座っちゃいけない。あと、パソコンってやつもおそらく、ちゃぶ台で操作することを前提に設計されてないように思う。素直に椅子と机に頼るべきですね。

不思議なもので、けさ届いたばかりの机なのに、もう何年も使ってるような気分になる。まあ、机に乗っかってるのが、いつも目にする三菱の23型ディスプレイ(そろそろ27型WQHDにしたい)と、Fostexのスピーカー(Genelecのにしたいなあ、と思わないこともない)だからか。どちらも長年使って見慣れてる。

とりあえず、ちゃぶ台よりも天面が広くなってうれしい。


■午后、M-1の敗者復活戦見る。夜、決勝戦も見る。全体的に面白かったけど、いちばん好きだったのは敗者復活戦の三四郎。

あと、敗者復活戦の結果発表直前に、「さあ! この中から決勝戦に返り咲くのはどのコンビか!?」みたいな空気のなか、舞台上でスーパーマラドーナのメガネが小さいボケを繰り出したとき、レポーターの陣内が「おまえほんまファイナリストか」と口を滑らせてしまったのが面白かったです。

(※M-1を見てない方のために註記。敗者復活枠は実際にスーパーマラドーナでした。)

その後、『にちようチャップリン』なんかも見る(この番組はけっこう見てる)。久しぶりにピスタチオがテレビに出ていて、そして、負けていた。


■とろサーモンの村田って、猿之助と仲がいいんだよね、そういえば。


■机買った


机


■暦の上ではディセンバー説


■OVALの使ってるノートPCのスペックってどんなんだっけ、とマニアックなことを調べるため、以前買ったサンレコの'17年1月号を久しぶりに取り出してパラパラめくっていたら、CHRYSANTHEMUM BRIDGEなる長い名前のユニットに属する人が誌面に出ていて。

この長い名前どこかで見たことあるなー、と思ったら、あれだ、ワンピース歌舞伎の筋書で見た文字列だ。「TETOTE」の編曲をしたユニットの人だ。スタジオの棚には909や303、リンドラムの実機とともに、ワンピース歌舞伎の大入袋が飾られていました。


■なんてことを書いてる間に師走になってる説。暦の上ではディセンバー説。サンレコも2018年の1月号出てるなあ。プライベートスタジオ特集、Taylor Deupreeが載ってるみたい。


■また「traveling」をリミックスしました


traveling_ジャケット画像


実写版『キャシャーン』の監督さんの嫁さんの「traveling」をリミックスしました




リミックスと云っても、べつにミラクルひかるから頼まれたわけでもなく、おれがおれに頼まれてリミックスしたわけです。まあ、インターネットってのはそういう誰からも頼まれてないのに作られた何かにあふれすぎてるわけですが、とはいえ誰かに頼まれるのをいちいち待っていたらなんにもできません。


このリミックスは、ここしばらく徐々に作業を進めてたのですが、先週水曜日に歌舞伎座の一幕見席で『大石最後の一日』を見てきた晩に完成しました。それでwednesday kintaro mixという題が付いております。



■「traveling」のリミックスは2回目です。前回のはこちら↓。



■霜月の芝居について、千字ちょっと


■スライスチーズに唐揚げや餃子を載せるのが最近好きです。半蔵商店でございます。ええ、タコスみたいにして包んで食べるわけです。今日はめずらしく、カブキの話。


■えーっと、今週は歌舞伎座で、

・11/22(水) 一幕見席『大石〜』
・11/23(木) 昼の部 『鯉つかみ』『奥州安達原』『直侍』
・11/25(土) 一幕見席 『鯉つかみ』

を見ました。


■なんで、苦手な真山青果をわざわざ再見してるかというと、

「真山青果の良さが分からない自分のほうにも問題はあるのではないか」

と殊勝な考え方をしたからです。偉いだろ。やっぱ、ちょっとはこっちからも歩み寄らないとね。個人の好き嫌いなんぞを超えた何か、ってのはたしかに存在するわけですし。

で、『大石〜』を再見したところ…。うん、前回見たときよりは“意味が分かった”。とはいえ、意味が分かるのと好きになるのはまったく別の話で。あれだ、セリフだけで万事が進行する、「見るラジオドラマ」だ、これは。音声だけを128kbpsくらいのmp3に落としてメールしといてくれって感じ(たしかに障子の影で大石を表現する部分はあるけど、あれはただそれだけのことで、視覚的な表現うんぬんって話でもない)。

おみのが自害する理由は、まあ、分かるけど、どうも理屈くさくてねえ。どうも共感できなかった。おれの理解力に問題があるのは認める。でもさ、理屈くさいことに変わりない。

興を削ぐ場面転換の大工仕事トンテンカンはしょうがないこととはいえ、もうちょっとどうにかならなかったか(これは、今月の国立劇場にも云えます)。

児太郎(と彌十郎)は相変わらずよかった。しかし、児太郎みたいな将来のカブキを支える若い人の貴重な時間を、この芝居に費やさせるというのはどうなんでしょうか。おれごときが心配することじゃないとはいえ。

今月の国立劇場は自分なりに楽しめたんですけどね…。新歌舞伎にもいろいろあります。

言い過ぎましたか。すいません。まあ、単に真山青果とおれの相性が悪いだけってことです。


■鯉つかみは、まあ、染五郎時代最後のファンサービス、といった趣。これは素直に楽しむべきでしょう。と思ったので、素直に楽しみました。

個人的には、影絵はアニメ(というかモーショングラフィクスというか)よりも、もっと古風な演出のほうが良かったかなと思わなくはないのですが、ま、ファンサービスにわざわざ物申すってのも野暮かもしれません。

あの脚の生えた鯉を見て、最初期『パプワくん』に出てくる脚の生えた鯛を思い出したおっさんはおれだけでいい(いま検索したら「タンノ君」という名前だったそうです。完全に忘れてた・笑)。


■『奥州安達原』と『直侍』も、良かったです。雀右衛門って、不憫な役がほんと似合う。笑

しかし、今月、歌舞伎座、なかなか豪華なメンツだったんですよね。ワンピースと張り合わなきゃいけないからね。


■スマリヤン死去、レイキャビクのラーメン屋


残虐行為展覧会


■スマリヤンが今年の二月に亡くなっていたことをwikipediaでいまさら知る。97歳。素数。

──素数かんけいない。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

あ、上の写真は、スマリヤンの『タオは笑っている』を載せようとしたのですが、パッと取り出せる場所になかったので、代わりに、同じ工作舎のプラネタリー・クラシクスの一冊であるバラードの『残虐行為展覧会』を載せておきました。

──それさすがに雑すぎるだろ…(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■人類は二種類に分けられる。「神田」と聞いて、「神田駅周辺」を思い浮かべるやつと、「神保町駅周辺」を思い浮かべるやつである。


■漫画のナルトが歌舞伎になるらしい。

すごく意地悪なことを云うと、われわれ人類はもうワンピース歌舞伎の味を覚えちゃったんだよね。あれに負けないものを作るのは相当大変だと思う…。とはいえ観に行っちゃうと思います。

ぜんぜん関係ないけど、おととしアイスランド行ったとき、レイキャビクのラーメン屋(ええ、レイキャビクにラーメン屋があるんです。しかしほとんどSF的な文字列ですね、レイキャビクのラーメン屋)に、ナルトがラーメンを食べてるイラストのポスターが貼られてた(で、おそらく店員さんによる手描き・笑)。


■レタリング部の砂原良徳さんも愛用している『Studio One』が半額セール中、らしいです

あと、11/27まで無印良品週間らしいです(←忘れないように個人的メモ。笑)


■そして今日は、一幕見席で『大石最後の一日』を見てきました。しかしこの芝居、タイトルが良くないなあ…。


■ワンピース歌舞伎2回目、新歌舞伎2本


■11/15は2回目のワンピース歌舞伎、昼の部。三階席。

三階席は、七三のチョッパーは見えないものの、舞台全体が見渡せて良い。本水のシーンもじゅうぶんに迫力あるし、宙乗りの右近も近い。あと、白ひげ海賊団がせり上がる回り舞台で登場するとこほんと最高。

第三幕は長い立ち回りを整理すれば、スクアードが白ひげを刺すに至るほどの疑心暗鬼に陥っていった過程を、もうちょっとくわしく描写できたのではないか、と思いました。まあ、これはあくまで個人的な感想ですので、あまりお気になさらず。

しかし、カブキ化にあたって、集英社で連載中かつフジテレビでアニメを放送中の漫画、の諸々の権利関係をクリアするの大変だっただろうな、と改めて思うなど。で、それにくわえて、「ゆず」の人に新曲を書き下ろしてもらって唄ってもらったりしてるわけですからね。各方面への調整にどれくらいの労力がかかったんだろう。

次は本水がかかる席で観たいなあ。って、もう休日の切符は売り切れてますが…。


■で、本日11/19(ちょっと待って11月ももう19日なのちょっと待って)。国立劇場で新歌舞伎の2本立て。

新歌舞伎苦手なんですが、今月の国立劇場は楽しめました。今月歌舞伎座の『大石恵三』もとい『大石最後の一日』はあんまり口に合わなかったのにね。

新歌舞伎って、絶え間なく長ゼリフがぎっちり詰まってるという印象があるんですが。『坂崎出羽守』は、セリフがなく無言で進行する時間があるんですね。そうすることで独特の緊迫感を漂わせて、沈黙を破って発せられるセリフを印象づけようぜ、という手口だとは想像するのですが、これはけっこう効果的だったように思います。

家康と千姫のやりとりとか、坊さんが坂崎幸之助(違う)を説得するところとか、そういったセリフの応酬が、まあ、新歌舞伎、なのかな。船上のシーンも面白かった。

『沓掛時次郎』は、なんつーか、梅玉がふわっとした演じ方だったので、さらっと見られた。これがこってりした時次郎だったら、たぶんわりと早い段階で飽きてたと思う。あと橘太郎も良かったです。

2本とも新歌舞伎なのでセリフの絶対量は多いし、正直、明るくはない内容だし、『大石〜』に同じく場面転換の大工仕事がトンテンカントンテンカンと長いし、と、そういう点もあるにはありますが、話はシンプルで分かりやすかったし、自分にしては珍しく、新歌舞伎の舞台に引き込まれてました。

やはり、おれは新歌舞伎が、じゃなくて、真山青果が苦手なだけなのかもしれない。


■いま検索したら、『大石恵三』の主題歌をパール兄弟が唄っていた、という、ほんとうにいらない豆知識が手に入ってしまいました。これだからダメだわ、インターネットって……。

──何に対して何を怒ってんだ? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■水曜休む派


■11/15(水)、ワンピース歌舞伎見てきました。昼の部。

もう今日は出かけるので、感想文は割愛。長くなりそうだから。笑


■うん、先週土曜日は働いたので、今週は平日のうちどれか1日を休むことができたんですね。

こういう場合、おれだったら、月曜か金曜のどっちかに休みを取るんですけど、このたびはあえて水曜に休んでみました(世の中にはけっこう水曜に休む派が多いようです)。

そしたら、うん、疲れますね笑。木曜の朝の、「休日モードから平日モードへの変換」でかなり体力を喰ってるな、というのが分かった。


■でも、まあ、ワンピースの切符が取れたわけだから、いいか。


■ラーメンとか、歌舞伎とか、ピザまんとか


十一月十一日(土)
■土曜だというのに仕事に励む。勤労な小坊主さんではある。

夕方。一日の仕事を終え、東京じゃない県から東京県に戻ってきて、腹が減っている。ちょっと疲れた。ちょっと肌寒い。なにか温かいものを食べたくなるのが人情ではないか。おまえがみんなから嫌われてるのも、いっつも人情を無視した抽象的な正しさとやらを偉そうに振りかざしているからです。街を歩いてると某所の某ラーメン屋に、

「季節限定! カレー担々麺」

との貼り紙を見つけてしまったので、入ってしまう。そして、うかつなことにこのカレー担々麺を発注してしまう。数分後、カレー担々麺が運ばれてきてしまう。問題はこのカレー担々麺である。申し訳ないけど、見た目からして、もうおいしくなさそう。外食は盛りつけが9割。なのに、このカレー担々麺を食べることになってしまう。

果たして、味は………………………………………………………………………

………………………………………………………………………………………

………………………………………………………………………………………

………………………………………………………………………………………

………………………見た目の通りだった。まあお察しください。(´;ω;`)


■うん、「ラーメン屋の期間限定メニューはだいたいハズレ」。拙僧はこのブログにこれまでもそう書いてきたし、これからもそう書いていく。それなのに、この大原則を忘れてしまって、「季節限定! カレー担々麺」なんて貼り紙につられてしまった。そしてこの味である。合唱。

──レッツ、サーチ、フォー、トゥモロー♪ サーチフォー、トゥモロ〜〜〜♪ (´д` ) (´д` ) (´д` ) ♪

もとい、合唱じゃなくて合掌。なーんか、ヤな感じだったな。おれの一日のがんばりを、最後の最後でこのまずいカレー担々麺に全否定されたような気分でさ。


十一月十二日(日)
■摂取する糖質量、という観点からすると、二日続けてラーメンを食べるのはどうかな、と思うも、まずいもんを食ったら口直しをしなければならない。じゃないと、おれがかわいそうだろ。昼、家から徒歩10分ぐらいのラーメン屋に行く。

この店は、これまでに5回くらい足を運んでいる。いちいち言葉で描写するのは面倒だけど、超シンプルでミニマルなつくりになってて、きわめて直線的なカウンターがあるだけである。この近未来的な内装も気に入っている。メニューもシンプルかつミニマルで、基本、塩ラーメンとつけ麺しかない。そして、どちらもおいしい。どちらを発注するか、いつも迷う。

今日は塩ラーメンを発注。うまい。この塩ラーメンをもって、昨日のカレー担々麺のミソギとする。

「じゃあ、昨日もカレー担々麺を出す店なんて行かないで、最初からこの塩ラーメンの店に行けばよかったのでは?」なんて、正しさを振りかざさないでほしい。人間、腹が減って、疲れて、寒いと、どうやったって判断力は鈍る。そこは分かっておいた方がいい。あんただって、おれと同じ人間なのです。ヒューマン・ビーイングなのです。


■おいしい塩ラーメン食べて、家に帰ってちょっと寝て、夕方から歌舞伎座。夜の部。『忠臣蔵』が五段目六段目、『新口村』、『大石最後の一日』。

ぜんぶ良かった、と云いたいけど、うん、すいません、やっぱり新歌舞伎、とりわけ真山青果は苦手です…。もちろん、頭ごなしに忌避してるわけじゃなくてね、ちょっとは歩み寄ろう歩み寄ろうとはしてるんですけど、なかなかね。それでも児太郎と彌十郎はよかったと思いましたよ。

しかし、『大石〜』は、場面転換のトンテンカントンテンカンという大工仕事の音が興ざめ。しかも長い…。

でも、五段目六段目新口村が良かったから、まあいいか。完璧な舞台なんて、そうそうない。生身の、生きた人間がやってんだから。


十一月十四日(火)
■で、土曜出勤をしたので、かわりに明日は休み。ハリー細野のライブもM-1準決勝も当日券がでないようなので、ワンピース歌舞伎を再見することにしました。ま、さすがに花横とかじゃなくて、三階席ですけどね。たまたま戻りが買えたので。


このエントリを全部読んでくだすった殊勝な方へ、耳寄り情報
■ピザまんって、赤ワインがすごく合うよ。ビールもいいけどさ、赤ワイン合うよ。


■1979年の玉三郎、2017年の中銀カプセルタワー


玉三郎(一)

玉三郎(二)


■画像は1979年の坂東玉三郎。29歳か。そのころの玉三郎ってどんな感じだったんだろう。


■今週水曜日は遠くの県に日帰り出張でしたが、今日は朝から近くの県に出張です。ええ、土曜出勤です。

なので、昨日テレビでやってた玉三郎とユーミンの対談もちょっとだけしか見(ら)れなかったです。


■昨日のテレビと云えば、ツービートのきよしじゃないほうがやってる番組で、中銀カプセルタワーに住んでる人を取材してました。室内の様子は、写真では見たことあるけど、テレビでは初めてかもしれない。

あの円い窓って、開かないんだね。

小型のガスコンロを使って自炊する人が紹介されてたけど、大きなお世話だけど、築45年の狭い部屋で火は使わない方がいいのではないかと思った。われながら老婆心。

拙僧も昨夏に引っ越す際、賃貸物件サイトを探してたらこの中銀カプセルタワーの空室を発見したのですが、さすがに狭いのであきらめました笑。でもいわゆるミニマリスト的生活を送る荷物の少ない人ならアリかもしれない。歌舞伎座が徒歩圏内だしね。


■では、土曜ですが、仕事行ってきます。


■菓子パンおよびキムラタクヤ


■昨日は、日帰り出張で遠い県に行っておりました。

その県のスーパーで売ってた独特なパッケージの菓子パン。

牛乳パン(店頭)

買ってカバンに入れて持って帰ったら、家に着くころにはペシャンコになっていた、うん、まあ想定内。

牛乳パン(自宅)


■キムラタクヤは、スマップというプラットフォームを喪ってから、なんだか40代俳優のワンオブゼム、に退行していっているような気がします。

なんつーか、これまでは、スマップというグループの一角を占めていた人であるという事実が、キムラ氏にプラスαのブランド感を付与していたように思うのですね。

これからはキムラ氏は、たとえば福山雅治とか西島秀俊とか、年齢の近いそういった俳優と戦わないといけないわけじゃないですか。スマップというノレン無しで。なんかまあ大変ですよね。他人事だからいいけど。


■ちょっとした偶然の話 その二


■先週の土曜日に、都内某所を散歩しておりましたらば。

とあるガラス張りの建物の中に、なーんか、微妙に見たことあるような人がいたんですね。この「見たことある」ってのは、面識があるわけじゃなく、「メディアで見かけたことがある」という意味なのですけども。

で、よくよく見たら、このエントリに書いた「所さんの番組に出てた、バーテンダー兼写真家」その人だった…。


■調べてみたら、この方、ワンコイン英会話教室のような講座を主宰されているらしいんですね。それでこの日はその講座の日だったみたいです。で、おれはそこをたまたま通りがかったわけです。うーむ、ごくごくちょっとした偶然だけど、なんか続いちゃったなあ。不思議だ。

しかし、バーテンダー兼写真家兼英会話講師って、なかなか珍しい肩書きの人です。笑

そうか、それであの番組の中で、カカシに英語で話しかけてたのか。


■スーパー歌舞伎II 『ワンピース』 11/3 新橋演舞場


■けっきょく砂原良徳ライブ、ではなくワンピース歌舞伎再演、行ってまいりました。切符を買った日がライブの日だったんですね、しょうがねえじゃん、おれだってどっち行こうか悩んだよ!

すでに買った11/3のワンピース切符を金券屋に放流して、まりんのライブに行って、ワンピースは別の日に見る、という手もあるにはあったんですが、11/3の切符を手放したくなかったんです。花道近くのいい席だったから。この席と同じグレードの切符を別の日(それも土・日・祝)で手に入れ直すのは、ムリではないけど、ちょーっと難しいかなあ。

うん、'15年の初演は2階席後方で見てたんですね。だから今回は1階席で見てえなあ、と思ってまして。で、どうせ1階席なら花道に近い方がいいよね。ということで、ワンピースは今日観ることにした。ごめん、まりん。


■ということで、近くのスタバでコーヒーに真顔で牛の乳を混ぜた飲み物を買ってから新橋演舞場へ。劇場の外で、「ルフィの歌舞伎弁当」1500円を調達してから入場。1階席は、やはり、足を踏み入れたときの昂揚感が違うなあ(なにぶん、歌舞伎座ではもっぱら3階席なもんで)。いったん客席を出て、筋書と、あと、買おうかなどうしようかな、としばらく迷ってタンバリンを購入してから着席。16:30開演。


■初演をご覧になった方はご存知の、あの、舞台に置かれたルフィのフィギュアの本物の影がアニメになって動き始めて、オープニングのムービー。

で、奴隷市場のシーンから芝居が始まったのですが──

開幕して何分も経たないうちに(支配人ディスコが商品の紹介を終えて、チャルロスが出てくる直前)、突如「ワンピースのキャラクターが描かれた定式幕」が引かれて、

芝居が止まった

んですね。この幕、第1幕のラストで出てくるはずのやつだよね、なんでこのタイミングで出てくんの!?

おれ、歌舞伎を見始めて7年半くらいだけど、芝居が止まるなんて初めてだぞ、おい…。


■やっぱりさー、猿之助のニュースあったしさ、一瞬、良からぬ想像が頭をかすめちゃうじゃないですか。

支配人ディスコが場つなぎで登場し、舞台機構にトラブルがあった旨を説明。何分間か芝居が中断したのち(何分間だろう。正確な時間は覚えてないです)、仕切り直し。ド頭のルフィの影絵アニメ→オープニングムービーからやり直しという、なかなかの放送事故。笑

ともあれ、無事再開して良かった…。


■この後のあらすじとかは、他の方のブログを参考になすってください。


■右近ルフィは、たとえて云うなら『あらしのよるに』の松也の“めい”みたいな、ちょっと女形入ったような感じで、そこが猿之助ルフィとはいちばん違ってるところかな、と思ひました。

で、巳之助ボンクレーは相変わらず素晴らしいですね。あと、猿弥(50)、右團次。過去ログを読み返したわけじゃないけど、たぶんおれは二年前も巳之助と猿弥(48)と市川右近がよかった、みたいなことを書いてると思う。


■いちいち書くことじゃないかもしんないけどさ、この芝居は、少年ジャンプに連載中の漫画が原作であるにもかかわらず、やはり歌舞伎というバックボーンの存在をきちんと感じさせるわけです(「歌舞伎」と銘打たれた芝居だから当たり前だろ、とおっしゃるお侍さんもいるかと思いますが、歌舞伎と銘打たれてるわりにはぜんぜん歌舞伎っぽくない芝居もあったりするんです)。

役者ひとりひとりのセリフに、動きに、歌舞伎という4世紀にわたる蓄積を持つ藝だからこそ生み得たものが宿っているのが、おれのような者なんかにも感じられる瞬間がある。と思う。なんか青くさいこと書いてますか。


■席が花道近くってのも良かった。当たり前だけど役者が身近に感じられてね、足音とか息づかいとか、臨場感がVRどころの騒ぎじゃないですよ。なんだろう、衣装をまとって物語の中にいる役者が、自分のすぐそばを駆け抜けていくこの感じ。現実と虚構の間(あはひ)に、自分がいるような錯覚。ただの錯覚かもしれないけど、その錯覚を味わわせてくれるのが芝居であって、おれはその錯覚を味わうために、今日もこうして、ある金払って芝居小屋に足を運ぶわけで。

ボンクレーのオカマ六方(※正式にはなんて呼ぶんだろう・笑)、かっこよかったなあ。間近で見られて良かった。

あ、でもファーファータイムの宙乗りは、やっぱり二階席三階席のほうが眺めがいいかもしれませんね。クジラも出てきますしね。まあ、いろんな席で観てみたいと思わせる、ってのもまた、良い芝居の条件なのかもしれません。

あ、次は本水がかかっちゃう最前列で観たい。笑


■で、あとはやっぱり、またいつか猿之助ルフィも観たいな、と。


■ファミリーマートのとろけるチョコクッキー(ハロウィン仕様)


■ですから、去年も似たようなことを申しましたが、渋谷のハロウィンって、日本に古くからある村祭りの復権なんですよね。村祭りって、あの村祭りです。「村の鎮守の神様の今日はめでたい御祭日どんどんひゃららどんひゃららどんどんひゃららどんひゃらら朝から聞こえる笛太鼓」の村祭りです。あれの'10年代渋谷版がハロウィンなんです。

「なんか、こう、秋だし、祭りっぽいことをしたい!」という、田舎を離れてトーキョーに住む地方出身者たちの無意識下にある、かなり原始的な欲求が、スクランブル交差点近辺に結集したのがハロウィンなんです。

祭りってのは、村ごと村ごとにそれぞれやり方ってもんが異なるので、同日の同時刻に、いろんな都道府県から出てきた人たちがみんなで開催するためには、「日本発祥ではない、なんか西洋風のやつで」というフォーマットが必要だったんですね。西洋風の祭りだったらば、ほら、九州人でも東北人でも地元の因習にとらわれず参加できるでしょ。その無意識下のニーズにハロウィンがたまたま合致したっつー。

ハロウィンという、その衣装や意匠こそ鬼畜米英からの輸入物ではあれど、ハロウィンてのは紛う方なき、日本の秋の村祭りなのでございます。まあ、画ヅラが敗戦國っぽいよなー、と思わなくもないけどね。

いや、衣装や意匠はたしかに他国からの借り物ですよ。でも、わが国は、昔からよその国のいろんな文化を輸入してるわけじゃん? 漢字とか仏教とか。だから、いまさら遠い国の行事(もとはケルト人のお盆、だと聞いております)を新たに輸入したところで、千ある輸入文化が千一に増えたってだけのことでね。もうハロウィンは日本の伝統のひとつ、なのかもしれません。

──って近所に住んでるペンギンが云ってた。


■といった意味も含めまして、今日はハロウィンでございました。渋谷の勤め先を出たのが夕方6時半過ぎでしたが、もうスクランブル交差点近辺はまともに歩けないほど混雑してましたね。

けっきょく、今年もauの金太郎のコスプレはしませんでした。笑


■さて、ハロウィンと云えば、ファミリーマートで売ってるクッキーです。

昨年版はこんなん。かぼちゃとさつまいもの2種類。

昨年のクッキー

これ、やたらと気に入って、たくさん食べてました。幾人かの友人に配った覚えがある。正月のバリ島にも持って行ったよ。

ハロウィン限定なんですが、ハロウィンが過ぎた後もいろんなファミリーマートを巡って、売れ残りを買い回ってたね。えーと、おれの観測範囲でいちばん遅くまでこのクッキーを置いてたのが、代官山駅近くのとこと御茶ノ水のとこです。たしか天皇誕生日のころぐらいまで売ってた(※ほんとどうでもいいこと覚えてるな、おれ…)。


■で、このハロウィンクッキーですが、今年も売ってました。今年はかぼちゃとマロンです。

今年のクッキー

あれ? 形が変わってる…。去年のは、ただの円形だったのに、今年はかぼちゃとオバケの形になってる。裏面の表示を見ると、昨年のかぼちゃが38g、さつまいもが39gなのに対し、今年はかぼちゃが27g、マロンが25gです。減ってる!

形が凝ってるのはいいけど、去年の円い形のほうが、「クッキーを食べてる!」という充実感あったなー。まあ、今年のも味はおいしいです。

昨年と今年のクッキー

──え、ちょっと待って。なんで去年のクッキーが写真に写ってんの? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


……実は去年、クッキーをあまりにも買いだめしすぎて、消費が追いつかないまま賞味期限が切れたクッキーが、いまだに20枚くらい残ってるんです…。


去年のクッキーたくさん


ちなみに賞味期限は今年の一月です。

──捨てたまへ (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )


■或るシェフ


■東京都内の食べ物屋についていろいろ検索しておりましたら。

とんかつおじさんの本に名前がよく出てくるシェフが、先月亡くなっていたと知りました。


■このシェフが籍を置いていた乃木坂のG店(イタリアンです)には行ったことはないのですが、この店の噂はちらほら目にすることがあって。

曰く、客に説教する。[要出典]

曰く、客を怒鳴る。[要出典]

曰く、客を店内で土下座させていた。[要出典]


ネットで検索したら、シェフととんかつおじさんで客をボコボコにした[要出典]
、という不穏なことまで書かれてました。真偽のほどは定かではないですが、怖えよ。まあ、日本とかいう国にまだ金のあった'00年代の六本木を巡る心あたたまる伝説のひとつ、なのでしょう。

で、G店ののち、シェフはA店を開店するのですが、A店時代にとある雑誌で「最近は怖くないよ」とおっしゃっていました。まあ、ふつうに考えると、怖い人のセリフですよね。怖くない人はこんなこと云いませんもん。


■べつにおれはこのシェフと会ったこともないし、なんの縁もゆかりもないのですが、本や雑誌で名前をちょくちょく名前を見かけてその存在を認識してた人が亡くなるのは、ちょっと寂しさに似た何かがありますよ。まあ、寂しがる権利なんてないのかもしれないけどさ。


■ちなみにこのシェフ、10歳の時に童貞を捨ててるそうです。中川パラダイス(小学4年生のとき友人の姉で記録樹立)に匹敵するスピード感です。


■(´・ω・`)


ワンピース歌舞伎、すでに11/3の切符を買ってるんですが、その日、砂原良徳(レタリング部)のライブがあるんですね…。知らなかった。

うーむ。(´・ω・`)





あ、今日は正直さんぽでもアド街でも下北沢やるんですね。


■橋之助、仁左衛門、二日続けて国立劇場


■10/21の土曜日は、某所某店で、可もなく不可もない、じつに中くらいのローストビーフ丼を食べて(あ、大野ではありません。大野はつい先日はじめて食べたけどおいしいと思います)から国立劇場へ。伝統歌舞伎保存会という秘密結社の研修発表会。『熊谷陣屋』。

いや、橋之助の熊谷直実が良かった! 初役(だよね?)らしい藤井隆ばりのフレーーーッシュさの中にも、かつ、すでに安定感らしきものも備えてるような。見た目もよくてね。正直、お父さんの熊谷直実超えちゃってる説。

これはおれ個人の感覚的なあれだから、無視してくれていいけどさ、橋之助は、手持ちの才能でちゃちゃっと済ませるんじゃなく、しっかり練習を重ねた、その成果が表れていたと思う。ごめんね、具体的なこと書かず、抽象的な感想文ばかりで。悪いか。


■で、翌10/22の日曜日。諸般の事情で神保町のスタバ(今週で閉店らしい)に寄って茶を飲んでから、この日も国立劇場。仁左衛門の『霊験かまぼこ山』という芝居を見てきた。

──霊験亀山鉾のことかな (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) カメヤマホコ

気がついたら切符がけっこう売れててさ、高い席しか残ってなかった。ひたすら仁左衛門を眺めていたい、という人類共通の要求に応える芝居。素直に仁左衛門を眺める。よいではないか。

ピカレスク、というのか、ヴィラン、というのか。すいませんハイカラな舶来語ならべちゃって。ま、悪漢譚ですね。周囲の善人がたくさん殺される感じの。

廓とか、世話場とか焼き場とか、祭りの場面とか、いろんなシーンが詰め込まれてるけど、バランスがいいので4時間あるけど見やすかったです。こんな感じでいいですかね、『世界の亀山モデル』の感想文は。

──AQUOSかよ (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; ) カメヤマシカアッテナイ


■ところでさ、思ったんだけど、ダンマリやるときさ、照明を完全に落として、ほんとうにほんとうの真っ暗闇の中でやる、ってのはどうですかね。

──音楽しか聞こえないだろ… (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )


■しかしエースコックのロゴはアルファベットよりカタカナのほうがどう考えても読みやすいですよね


■コンビニで、エースコック社の、カップに入ったスープ春雨だとか、カップに入ったフォー入りスープとか、そういった製品を購入しているにも関わらず、店員が箸でもフォークでもなくスプーンを付けてくる心霊現象が、また昨日も発生しました。

ま、おれが先手を打って「お箸ください」って云えば防げるんですけどね、この心霊現象。


Wikipediaのメンサの頁を見てみたところ、「著名な会員」という項目があって、メンサに所属する有名人の名前がいろいろ載っていた。

ロザン宇治原が会員だってのは知ってたけど、「田畑藤本」の藤本も会員だったのか。知らなかった。

メンサ会員も、学者や作家ばかりかと思ったら、芸人やAV女優やマジシャンなど、いろんな職業の人がいる。ふむ。

あ、パックンも会員だった。でもこの人の場合は、あまり意外性がない。笑

ところでメンサってどうやって入るの? 免許持ってけばいいの?

──ツタヤじゃねえんだから (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■ちょっとした偶然の話


■まず10/19の木曜日。家で『所さん!大変ですよ』を見てたら(このブログにやたら所ジョージが出てくるのは、もちろん気のせいです)、カカシ特集という謎の特集をやってて。

で、その番組中に各地のカカシを撮り歩く「カカシ写真家」みたいな人が出てたんですね。

で、世の中にはいろんな人がいるなあ、くらいには思ったんですね。


■そんで翌10/20の金曜日。渋谷で飲んで家に帰って。

唐突に、「そういえば、10年以上前に、2回だけ行ったことある原宿のバーあったな。景山民夫のどれかの小説の後書きにも、店名を出さない形で登場するんだよな。あれ、なんて名前だっけ」と、そのバーのことが気になって検索したんですね。

店の名前すら忘れてたから、検索には手こずったんですが、どうにこうにか検索するうち店の名前だけはなんとか思い出せて。で、その店の名前で引き続き検索を続けたんですね。

そこで分かったのですが、その原宿の店自体はもうないんですが、その流れをくむバーが、いま赤坂にあって。で、まさにそのバーで、まさに前述のカカシ写真家その人が、バーテンダーやってるそうなんですね。


■おれは別に、そのバーのことを年がら年中考えてるわけでもなく、まあ、数年に一度思い出すとか、それっくらいの頻度なんですよね。

なのに、たまたま前日に見たテレビにたまたま出てた人が、そのバーの関係者(と呼んでも差し支えないでしょう)だった、てのは、まあ、ちょっとした偶然ではあります。


■〆の炭水化物が、


オールナイトニッポンせんべい


■今宵は渋谷にて、勤め先の同期3人で飲みまして。

全員30代後半。しょうがねえ。生きてたらトシをとるので、そこは勘弁してほしい。


■魚のおいしい店。魚つついて、杯を傾け、二人の既婚者に「いつ結婚すんだよ」みたいなことを云われて。日本酒を追加発注して、魚つついて、杯を傾け、二人の既婚者に「いつ結婚すんだよ」みたいなことを云われて。

で、お会計。


■ドラエモンすら始まってない18:30開始で、まだMステやってる最中の20:30解散という。それが30代後半。〆の炭水化物が、ラーメンなんかじゃなくて穴子の握りっていう。そこが30代後半。 2次会行かない。そこが30代後半。

A君は第二子が生まれたばかりだし、B君は小学生の息子さんが二人いるし、拙僧も自室でごろごろしながらテレ東で『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』観たいし。まあそうそう夜遊びもしてられません。


■茗荷谷の自室に帰って、酔い覚ましのハーゲンダッツ食べながら所さんの番組を見て(といっても後半だけね)、このエントリを書いた。

冒頭の写真は、本文に何ひとつ関係ないオールナイトニッポンせんべいです。


■炙り焼たらこ(チーズ)


足らぬ足らぬは予算が足らぬ

■アド街の地方回は見ない派です。半蔵商店でございます。


■しかし寒いですね。ついに暖房入れました。街ではもう、羽毛入りの外套を来てる人もちらほら見かけます。


■最近、おにぎりをオリーブオイルにひったひたに浸して食べるのが好きです。そこに、さらに、山椒や花椒をかけます。

おにぎりは、いまのところファミリーマートの「炙り焼たらこ(チーズ)」ってのが好きです。


土曜日のエントリのスマホを売るくだり、改めて読み直すと、

「2店目で査定額が7000円上がってラッキー!」

じゃなくて、

「あやうく1店目の店員の野郎に7000円ぼったくられるところだった…」

としか世界を認識できてない自分に気づかされます。


■10月は、もう11月。買うところであって、売るところではない。


■所ジョージに「10月は、もう11月」という曲がある。'14年の『Jam Cracker 1』所収。いまの季節にぴったりでね、ここんとこ毎日2回は聴いているような気はする。歌い出しの歌詞を引用。

雨のしずくが 落ちはじめたネ 明日の朝まで 降りつづくらしい
ガレージのシャッターあげて コーヒーをゆらして 足をなげ出してみた バッテリーをはずされた


引用ここまで。10月の雨の日の歌。ガレージ、と云っても、所さんのことだから、非一般的な大きさのガレージでしょう。おそらくは出入りの修理屋の人にバッテリーをはずされているクルマも、所さんのことだから非一般的なまでに手間のかかる古い外車なんでしょう。「コーヒーを飲んで」じゃなくて、「コーヒーをゆらして」ってところがいいね。所さんのことだから、普通のコーヒーカップじゃなくてビンテージもののファイヤーキングなんでしょう。コーヒーの色が鈍く透けるから、液体がゆれている様子がわかりやすい。

それはさておき、おれもこの、肌寒くなり始めた季節の、曇り空の日は好きでね。風がちょっと冷たくてね、アスファルトが早朝に降った雨で濡れたまんまになってたりしてね。そんな天気のなか散歩するのが好きなんですが、今日はまさにそんな天気なので、よかった。年に何回もあるわけじゃないからね。


■で、そんな天気のなか、使わなくなったスマートフォンを、某所の某店に売りに行きました。

じゃんp、もとい某店に足を運び、店員にスマートフォンを渡し査定してもらう。待つこと数分。店員さんから告げられた査定価格は15000円。このお店のホームページに記されていた価格よりだいぶ安いぞ、おい…。

店員さん曰く「画面にキズが入ってますので、減額となっています」

拙僧「え? キズ入ってるんですか? これ」

店員「ええ、小さいキズが何ヶ所か…」

自分で云うのもなんだが、画面はかなりきれいなんである。けさ『にじいろジーン』でジーンちゃんが海外を旅するコーナー(今回はメルボルン)を見ながら、メガネ拭きで画面を拭いてたんだけど、キズなんてなかったはずである…。

いったんはその提示された15000円で納得しかけ、書類にサインしそうになったけど、なんかあきらめきれず、「別の店と比べてきていいですか」と店員氏に申し立て、じゃんp、もとい某店をあとにして別のX店へ移動。

で、X店の店員にスマートフォンを見せたら「すごくきれいな状態ですね!」と絶賛され、22000円で売れた。とうぜんおれは、X店でスマートフォンを売ることにした…。

差額は7000円。7000円ってでかいぞ。歌舞伎座で3階A席に座れて、イヤホンガイド借りて、めでたい焼きまで食べることができるぞ。


■そりゃ、店によっていろいろやり方は違うだろうし、買い取り価格の体系も違うとは思う。

とはいえさ、他店が「すごくきれいな状態ですね!」と絶賛するような状態の個体を、「小さい傷が何ヶ所かあるので減額」って、ちょっと、なあ、イチャモンつけられた気がするのも正直なところなんだよな。

じゃんぱr、もとい某店は、買うところであって売るところではないな、と思いました。※個人の感想です。


■冒頭の所ジョージの歌、最後の部分に出てくる

冷ゾウ庫の中 飲む物あるかな なくても それほど 飲みたくもなく

というフレーズも、妙にリアリティーがあって好きです。


■夢枕に細野晴臣


■Wikipediaで、『大科学実験』のナレーションの人が以前やってたレーベルの頁を見たら、

当時のテイチク社長であった南口重治の「夢枕に細野が現れた」との“鶴の一声”により、YMOを散開して間もない細野晴臣を招聘。

って真顔で書いてあった。夢枕に細野晴臣。それだけでメジャーのレコード会社がレーベルを作る。それが'80年代、というものなのでしょう。そうか?


■あ、ノン・スタンダードの漫画本つき12インチ、持ってます(←だからどうした)。


■『マハーバーラタ戦記』 10/7


■まずは猿之助、お大事に。


■さて10/7(土)は、歌舞伎座昼の部『マハーバーラタ戦記』を観てきました。

マハーバーラタって、もう完全に予備知識ゼロの領域なので、先週夜の部を観た際に買った筋書をちびちび読みながら予習してました。役名の漢字を解読するのが大変…。

小雨の中、銀座Billsで真顔でパンケーキを食べてから木挽町へ。


■幕が開くなり、芝居の制作費の9割ぐらい使ってそうな豪華絢爛な衣装の神々しい神々。

──それは重複表現では? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) コウゴウシイカミガミ

インドインドした見た目の神様なのに、セリフ回しが古典歌舞伎なんですね。それでいて違和感がない、という。

で、神々に続いて、次の場の汲手姫もインドインドした衣装なのかなと思いきや、ふつうの赤姫の衣装なんですね笑。実際、それ以降はおおむね和風の衣装と、和印を折衷した感じの大道具で話が進んでいきます。でも、歌舞伎としてそんな不自然なとこはなかったです。音楽も含め、和とインドのバランス配分を考えるのは大変だったんじゃないでしょうか。和の部分が少ないと、おれみたいなやつが「こんなの歌舞伎じゃない!」とか云い出すし、インドの部分が少ないと、おれみたいなやつが「これそもそもインドを題材にした意味あんのか」とか云い出すし。

ま、長い長い長いお話のエッセンスを4時間弱にまとめるわけですから、どうしても芝居の進行に切り貼り感があるし(とくに序幕)、主役の菊之助より七之助が印象に残るなーってのもあるし、妙にコクーン風味のラストシーンが盆踊りっぽく見えて微妙だなー、とか気になる点もないではないけど、まあ、全体的には楽しめました。



■終演後、インドっぽいものが食べたかったので、家に帰ってカップ焼きそばを作り、そこにソースはかけず、中村屋(七之助だけにね!とかそういうことを云わないのが慎み深さだと思う)のレトルトカレーをかけました。

そう。その昔、『インドメン』という東洋水産の商品があったんですね。カップ焼きそばの麺とレトルトカレーがセットになったやつ。おれは食べたことないんだけど、まだ今ほどには有名ではなかったリリー・フランキーが公式サイトにコメントを寄せてたのは覚えてる。

あ、インドメンです。かつて『GTV』に出てたインドマンじゃないです。

──誰が覚えてるんだよ、そんなの (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

なんで歌舞伎の感想文を書き始めてGTVの話になるんだろう…。インドって不思議ですね(←雑なまとめ)。


■英語版wikipediaのココリコ遠藤


■英語版wikipediaで「フリスク」の頁を見ていたら(なんでそんなもん読んでるんでしょうね)、『ガキの使い』ココリコ遠藤がどうのこうの、と書いてあった。

この記述、日本語版にはありません。笑


■ところで、今年の秋は東京で『世界のCMフェスティバル』やらないんですかね、と思って検索したら、公式サイトごとなくなっていた…。Facebookの頁はあるようですが、うーむ。


■池田亮司が京都県で選曲


■今朝の茗荷谷は、秋を飛び越してほとんど初冬の気配です。これ、休日だったら真顔でホットココアとか飲みかねないよ。


■ところで近日、池田亮司のDJイベントという謎の営みが催されるようです。

平日の夜に京都県、ということでおれは行けませんが、会場であるメトロのサイトによると、「オールドスクールなROCK/GUITAR SOUNDSなどを爆音でプレイ!」とのことです。電子音楽界の旗手が、オールドスクールなROCK/GUITAR SOUNDSなどを爆音でプレイ。なんか、こう、たとえて云うなら玉三郎が助六を演じるような感じでしょうか? 違う? ともあれ東京でもやってほしいですね。


■同じく今月のメトロでは、グルビ一味のイベントもやったそうです。ふむ。

しかしメトロのサイト、使いづらい…。おしゃれなデザインを押しつけてくる迷惑なサイトってたまにあるよね。このサイトがそう、とは申しませんけど。


■キングオブコント 2017


■こないだね、家でね、

──ええ。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

テレビを見てたらね、

──ええ、ええ。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

ゴリラが発泡酒を飲

──市川團子丈のお父さんだと思いますよ。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) サンカイメ


■といった意味も含めまして半蔵商店ですが、今日はおととい放送された『キングオブコント』について書こうと思います!

と思ったけど、おれその日、歌舞伎座夜の部行ってたからキングオブコント見てないわすいません。


■歌舞伎座ですが、『唐人話』の芝翫が良かったんですよ。巡業の練馬で熊谷直実を見たときは、正直微妙だったんだけど、この唐人話の典蔵はよかった。スケールの小さい悪党、みたいなとこが表現されてて。

ということで、今年のキングオブコント優勝者は芝翫でいいと思います!

──今年の優勝者は「かまいたち」ですが。 (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■週なかばに一泊二日の出張が挟まると、一週間が早い説


■こないだね、テレビを見てたら、なんか、ゴリラが発泡酒を飲むCMがあったんですよ。

──え? ええ…。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

よく見たら、香川照之でした。

──二回続けて同じ書き出し…。 (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )


■でね、昨日、一泊二日の出張から帰ってきたんですよ。あれですね、一泊二日だと、荷物が

「いつものカバンにつめこむと重いし、かといってトランクを持ち出すには大げさだし」

みたいなことになるね。

今回はトランク使わなかったんだけど、でもやはり、素直にトランクを持ち出してゴロゴロするのがいいと思った。トランク使わないぶんコンパクトだーなんて思っててもさ、手に持ったり肩にさげる荷物が重いとさ、やっぱりいろんな意味で小回りが利かなくなるね。道具にきちんと頼ることも大事ですよね。


■しかしもう金曜か。週なかばに一泊二日の出張が挟まると、一週間が早いな。もう今週終わりか。というか、もう九月終わりか。というか、もう今年終わりか。というか、もう平成終わりか。早いね。


■久々に泊まりがけ出張


■なんかゴリラが発泡酒飲んでるCMやってんなー、と思ってテレビをよく見たら香川照之でした。

──静粛に。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■といった意味も含めまして半蔵商店なんですが、えー、今日は、じつに半年ぶりの泊まりがけ出張です。一泊二日です。やれやれ。まあ、『水曜日のダウンタウン』と『かりそめ天国』を心の糧として乗り切ることにします。


■あ、9/24の日曜日は一幕見席で『逆櫓』を再見しました。なんか、数年かけてじわじわと吉右衛門が好きになってる、ような気がする。


■茗荷谷一周年(つづき)


■石神井公園の貧乏長屋から、茗荷谷の貧乏長屋に引っ越してきてちょうど一年が経ちました(ま、本年3月までは、営業の仕事で栃木と茨城に行ってたから、土日しか自宅にいられなかったんですよね。なので毎日毎日茗荷谷にいる、という生活は、ほんのここ半年間のことだったりします)。

さて、前回の続き。今回は茗荷谷を褒めます。


■茗荷谷の良いところは、まあ、都心へのアクセスが良さでしょうなあ。御茶ノ水と銀座が近くなりました。これはどういうことかというと、秋葉原と神保町と、そして歌舞伎座も近くなった、ということでもあります。このサイトで調べてみると、茗荷谷から歌舞伎座までタクシーで片道3000円弱くらいのようです。たまにはゼイタクして、夜の部終わりにタクシーで帰ってみようかな。

あと、池袋/新宿/渋谷方面にも出るのもそう大変ではない。


■で、あと、学校がたくさんあります。お嬢様学校やら、なんとか大学の付属小中高やら、筑波大学トーキョーキャンパスやら、近所には賢そうな学校がたくさんあります。

朝の駅では育ちの良さそうな──つまり偏差値とご両親の世帯年収が高そうな──制服姿の小学生でごった返します。都心でこんな文化資本を持つ家の子に生まれてたら人生楽勝だったのにな、と思わないこともない。他人の人生をうらやんでも仕方ないけど、来世で生まれ変われるものなら生まれ変わりたい。

それはさておき、学校が多いと云うことは、まあ、街がおとなしいんですね。人によっては刺激の無いつまらん街、ということにもなるでしょう。とは云え、「楽しい」だの「おもしろい」だのだけが人生か、とも思うんですよ、最近。

刺激に依存した生活を送ってはいないか、と自問できるようなおだやかな環境が茗荷谷にはあるわけです。

──茗荷谷以外にもおだやかな街なんてたくさんあるだろ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

それ云うとさ、そうなんだけどさ…。


■あと、茗荷谷、というか文京区は、なんとなく歴史と自然がある街ってことになってるから、まあイメージは悪くないですよね。

ブラタモリ的な視点で地図持って文京区をうろうろ散歩したら楽しそうだけど、それはまだやってない。


■拙僧の場合は、そんなに駅から遠くなく、そんなに狭くなく、そんなに家賃も高くない(多少は高いですが)、というバランスの良い物件がたまたま茗荷谷で見つかったので住むことにしました。しかし石神井公園から茗荷谷、って、おとなしい街からおとなしい街に引っ越してますね。いっそ浅草に引っ越したほうがなにかと弾みがつきますかね。


■あ、あと、所ジョージが授業料滞納で除籍になった拓殖大学が近所にあるのですが、おれがここ半年の間にやたら所ジョージのCDばっかり聴くようになったのは、そのせいもあるかもしれない。笑

土曜の朝なんかにクリーニング屋に行くとき、拓殖大学のキャンパスを横切ったりなんかするわけですが、土曜の学校ってなんかいいんですよね。なんでだろう。





■──と、ここまで書いて、引っ越し直後の'16年9月にもまっったく同じような内容のエントリを書いたような錯覚に、急にとらわれた。錯覚というか、じっさい書いたかもしれない。まあいいや。自分で過去ログをいちいち読み返したりしないけど、もし一年前も全く同じことを書いてたとしたら、それは再放送と云うことでご理解ください。


■茗荷谷一周年


■本日9/22をもちまして、石神井公園から茗荷谷に引っ越して一周年となります。うむ、苦しうない。


■茗荷谷はねー、去年、『月曜から夜ふかし』の「不動産屋が住みたい街」っていうランキングで第3位になったり、漫画『吉祥寺だけが住みたい街ですか? てか、吉祥寺と下北沢と高円寺って遊びに行くぶんには良いけど実際住むとなるとしんどそうな街ベスト3だよね。次点で中野』に出てきたり、『アド街』で茗荷谷回があったり、人気ブログ『半蔵商店』の半蔵さんが引っ越してきたり、と、まあちょっと話題になってましたね。


■ですが、あのー、茗荷谷、住みづらいです笑。あ、住みづらいというと、語弊ありますが、食生活の点に限って云えば不便です。いや、引っ越しする前から予想はしてたことなので、そこは問題ではないのですが。

外食の選択肢が少ないよね。日曜休みのとこも多いし。

かといって、自炊するにもスーパーも多いわけではなく…。駅前のS店は、狭いしモノないし高いしレジ並ぶし、惣菜も第三次世界大戦みたいな味がするしさー、小石川図書館のとこの坂を下りると「肉のハナマサ」あるけど品揃えがちょっと微妙だし、ちゃんとした品揃えのライフ新大塚店は歩くとだいぶかかるし…ぶつぶつ…。あ、急にグチっぽくなってますね、なんか、すいません笑。しかし茗荷谷で自炊してる人って、どうしてるんだろう。おれの知らないどこかで野菜とか魚とか売ってるのか。

ま、おれは茗荷谷来てからこっち、カップラーメンとカップ焼きそばしか自炊はしてないですけど。

──それは、自炊とは呼ばない。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

冷蔵庫も持ってないしね。でも節約のためにそろそろ自炊しようかなとは思います。家賃も物価も安くはないしねー、茗荷谷。


■あと、学生が多いのに「学生街」ではないんだよね、不思議と。だから古本屋も中古レコード屋もない(※とある方に訊いたら、そういう店は神保町+御茶ノ水に揃ってるからではないか、とのことだった。たしかに)。で、学生街ではないので静かなんですよね。落ち着いている、と云う人もいるだろうけど、刺激がない、なんて思う人もいるでしょう。


■──と、なにやらデメリットばかり並べましたので、次回のエントリでは、茗荷谷を褒めます。


■疑似80s、疑似90s





■おれは妹1号に教えてもらったのですが、各曲が'90年代のCM風になってる藤井隆の新譜トレーラー、良いですね。

疑似80s、があらゆる分野でひととおり流行ったから、次は疑似90sということなのでしょうか。

藤井隆も「ナンダカンダ」('00)で疑似80sはやってたしね。


■疑似80sといえば、浅草のマルベル堂で'80年代風プロマイドが撮れるらしい。笑

これ知らなかったなー。拙僧のプロマイドを撮ってもらおうと思って、
マルベル堂のサイトを見てたらたまたま見つけたんですけど。

──なぜ、おまえは自分のプロマイドを撮ってもらおうと思っているのか(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; ) ワカラン


■颱風。茗荷谷と宮古島。


■颱風一過。本日の茗荷谷は晴れております。

この三連休で部屋の片付けをしようと思って、実際片付けはじめてみたのですが、土日はお腹の風邪を引いてしまったらしく、おもにぐったりしておりました。部屋の片付けは遅々として進まず。なまじ片付けを始めてしまったゆえ、かえって片付け前よりも部屋が散らかる、という典型的な負け戦でございます。失敗。国立大学の独立法人化ぐらい失敗。


■さて、拙僧の妹2号が宮古島に住んでおりまして、そちらのほうが颱風の被害が甚大だったらしいです。

以下、妹2号よりヒアリング。

・マンションの2階なのに玄関が浸水。共用部分の廊下から雨水が流れ込んできたため。
・島の9割がたが停電。
・かろうじて自宅は電気の来るエリアだったが、ケータイもネットもつながらなくなった。
・テレヴィジョンも見られなくなった。
・ベランダのエアコン室外機が雨でやられ、エアコンが使用不能。
・雨が重力を無視して、垂直(↓↓↓)ではなく水平(→→→)に降ってきた。
・道ばたの、ダイドードリンコの自動販売機が強風で倒れていた。
・近所にある、かろうじて電気の来るエリアのコンビニに、大勢の人類が押し寄せ、店内の棚がほぼ空っぽに。
・この大風&大雨の中、なぜかバスケをやってるアホな高校生の集団がいた

最後のは別として大変ですね。おれの知る限り、たしか宮古島は8月は、少なくとも8月前半は雨が一滴も降ってなくて水不足で困ってたはず。なのに、9月はこの颱風…。


■妹2号曰く、颱風が吹いている間は情報源がレディオもといラジオしかなかった、とのことでした。万一に備えて、ラジオは用意した方が良いですね。おれも一台持っております。これは、コサキンの最終回を聴くためにわざわざ石神井公園の西友で買ったものです(当時はまだrajikoがなかった)。


■さて、そろそろ、なまじ片付け始めてしまったゆえ、かえって片付け前より散らかってしまった部屋を、あらためて片付け始めたいと思います。でも、もう、どんなにがんばったところで「片付け前とトントンの状態に戻す」のが精一杯なんだよなあ。なんだったんだろう、この三連休は…。

お腹の風邪さえ引いてなけりゃなあ、と思うも、引いてなくたって片付けはたいして進んでなかったような気もする。笑


■あ、坂本+Illuha+Taylor Deupreeの『Perpetual』を聴きながらこのエントリを書いてると、ちょっと体調よくなってきた笑。体調が優れないときは、おだやかな電子音楽に限りますね。


■所ジョージとスチャダラ・アニ。沖縄にて。


■そうか、おれがちぇるちぇるランドに里帰りしてからもう一ヶ月経つんだな。早いもんです…。

今日は、帰省中に聴いた音楽の話。どうでもいいよ、と思う方も多いと思いますが、インターネットとは、そういえば、そういうどうでもいいことを書く場所ではなかったか。


■帰省中は、自分で焼いた二枚のCD-Rを聴いてました(いまどきはCD-Rを焼く人も少なくなりましたが、とはいえ盤のほうが取り回しが良い、という場面もあるにはある)。

一枚は所ジョージの曲だけをまとめた盤、一枚は『サマージャム '95(仮)』です。


■所ジョージCD-Rの選曲はこちら。いちおうドライブに合う曲、ということで選びました。

1. スーパーショット
2. 白いTシャツ
3. レイニー・ブリット
4. 雨のしずく
5. 忘れてしまうのであろう
6. Summer Come Back to Me
7. ホテル・チャイナタウン(1991 ver)
8. 万事急須
9. まっ暗な夜
10. ブルーライト・チャイナタウン
11. 僕の犬
12. ひかえ芽に、春(『僕の犬』ver)
13. 雨あがり黒い路上(『カニバーサミー』版)
14. 春一番の前

昼に合う曲と夜に合う曲が混在している並びではあります。そこは反省点。

うん、6.みたいなシングルB面曲を入れるのが渋いよね、と誰もほめてくれないので自分でほめる。7.は、『カニバーサミー』版のほうがタイトで良いけど、女声コーラスが入ってくる感じが好き、という理由でオリジナル版。

'10年代の曲は、8.以外に「僕のバイクで帰らなきゃ」「めんどくさいのが帰ってくる」も入れたかったんだけど、リッピングしてなかった。フォークっぽい12.は全体の流れからは浮くけど、自分の生活の中で「妙に聴き返したくなる率」が高いので、そういう曲は素直に入れる。

で、14.は、ほんとうはこのB面の「木造建築20階建て」を入れたかったんだけど、手許に音源がないのでA面である「春一番の前」を入れた、という屈折した理由で収録。ま、これはこれで好きな曲です。いささか季節はずれですが…。


■で、もう一枚のCD-R『サマージャム'95(仮)』ですが。

えー、この地球上には、『サマージャム'95 ANI's Selection』というミックステープがあるんですね。

これは、スチャダラ・アニが作ったミックステープで、スチャダラパーの「サマージャム'95」という曲の歌詞に出てくる単語「夏用のテープ」を具現化したものらしいんですね。おれはくわしいことは分からないので間違ってたらすいませんが、数年前の『大LB博覧会』で売られてたらしくて、で、大阪会場では売っていたけど東京会場では売ってなかった、んですかね、よく分かんないけど。

数ヶ月前、拙僧もこのテープを渋谷の某店で見つけたんですが、真顔で13800円という値段がついてました。高い! もうちょっとでファミコン本体買えますよ。

で、いろいろ検索してたらこちらのブログ様でミックステープの曲目があったので、その曲の音源をAbleton Live上に並べてミックスを作り、CD-Rに焼きました。うむ。実際のミックステープ中では、これらの曲をどのような尺で、どのようなタイミングでフェイドイン/フェイドアウトさせているのかは分かりませんが、少なくとも曲順だけは再現できました。

上記ブログで、「??? / ??? (Reggae 曲が分からず)」となってる部分には、LBの一員であるスリー・ワン・レングスの「DRIVE D-51」を入れました。夏っぽい。


■ということで、帰省中はクルマの中でこの2枚のCD-Rを代わる代わる聴いてました。

めずらしく、沖縄でマーティン・デニーとかレス・バクスターとか、そういったエキゾものを聴かなかったなー、この夏は。


■27時間テレビが生放送ではない


■'90年代に、調子ぶっこいた大学2年生みてえな歌を唄って生活費を稼いでいた小沢健二とかいう中年男性が、まだ音楽やタモリに未練があるのか、おとといMステに出てたそうですね。見たかったなー。なんでもかんでもYouTubeにアップされる時代ですが、生放送の歌番組はやはり生で観ないとね。


■生放送と云えば、今年のFNS27時間テレビって(ほぼ)生じゃないんですね。あらかじめ収録した番組を流してるみたいです。

これは、おおむね、

1) 27時間の生番組を企画・制作するだけのお金が、フジテレビにはもうない。
2) 27時間の生番組を企画・制作する知識や技術の伝承が、定年退職やリストラによる人材の枯渇とともにフジテレビ局内ではもう途絶えてしまった。

ってことなんでしょうか。(1)のお金はがんばって工面すればなんとかなるかもしれないけど、(2)はね、こういうのっていったんノウハウが途絶えたら、大げさな云い方になるけど、ひょっとしてもう二度と取り戻せないのではないか。一種のロストテクノロジーというか(話が変わりますが、お札が20年ごとに新しくなるのも、紙幣作りの技術を絶やさないためらしいよね)。


■昔はね、27時間テレビってね、なんか「夏祭り感」があったんだよね。で、その感覚は当然ながら生放送だからこそのものだったように思う。収録済みのVTRを流すだけだったらさ、それって改編期特番と何が違うんだろう。

ま、27時間テレビ自体、お台場に越してきたあたりからちょっと微妙なのですが、とはいえ3年前はSMAPの27曲ライブなんて手間も金もかかったことやってたわけでね(あれはおれも見ちゃったな)。3年でこうも変わるもんなのか…。


■ちなみに沖縄では、27時間テレビの深夜帯は、「関東ローカルのCMが沖縄でも同時にそのまま放送される」という極めて貴重な時間帯でした(と記憶している)。


■ちなみにこれを書いてるのは朝の6時で、能の企画をやってて、出演者の一人に所ジョージがいます。所ジョージがフジテレビのBSでもなくCSでもなく地上波に出てるって、意外と久しぶり? たけしとテレビに出てるのも久々に見た気がする。


■くまどりんは年間休日91日なの〜


歌舞伎についていろいろ検索してたら、株式会社イヤホンガイドの求人(リンク先は9/20まで)を見つけた。笑

「ニューヨークやロンドンなど、歌舞伎の海外公演に同行するケースも」とのこと。

カブキ好きの方は応募してみるといいかもしれませんね。


■少しのことにも、先達は


■昨日、とある中華人民共和国料理屋で麻婆豆腐を発注したら、ケチャップのような味がする赤くて甘ったるい変な麻婆豆腐を出されました。『テクノデリック』のころのYMOだったらこれで一曲作ってる。これで780円は高い。というかそもそも麻婆豆腐なのかこれは。


■それはさておき、9/2は歌舞伎座夜の部、9/3は昼の部見てきました。『幡随院長兵衛』吉右衛門かっこいいですよ。

でね、9/2夜の部にね、おれの近くに(ええ、3階席です)に30歳くらいの男女が座ってたんですが、どうもカブキを見るのは初めてみたいなんですね。

見ると、筋書(パンフレットね)も持ってない、イヤホンガイドもしていない。いちいち細かく盗み見してるわけではないが、おそらく歌舞伎のガイド本のようなものも持ってなかったと思う。

で、その男女、『逆櫓』の前半だけで帰ってました。後半まで見てれば遠見の演出とか立ち回りとかあったのにね。もったいない。『助六』とか曽我兄弟の対面なんかだと、予備知識なしで見てても「なんかこれカブキっぽい」って楽しめるかもしれないけど、逆櫓だとね。やはり古典歌舞伎は劇場に来る前に予習した方が良いかもしれませんね(ちょっと前に、お芝居なんて分かろうとしなくてもいいのではないか、って書いたけど、あれはまたちょっと別の話ね)。

少しのことにも、先達はなんとかかんとか。って書いてた吉田なんとかの気持ちも分かる。


■冒頭の中華人民共和国料理屋もさ、メニューに「※当店の麻婆豆腐はケチャップみたいに甘ったるい味がします」とか書いてさ、前もって知らせてくれてたら助かったんだけど。


■八月の芝居、九月の芝居


■2017年の野郎も九月になりやがりました。今朝もう、ちょっと肌寒かったね。


■8/28(日)は、歌舞伎座第一部、第二部。世の善男善女のみなさま方がネットにアップする感想とさして変わらないので、長々と書きません。『団子売』よかった、『歌舞伎座捕物帖』おもしろかった、ってことです。

歌舞伎座捕物帖は、去年のラスベガスのよりおもしろかったと思う。八月の歌舞伎座は古典歌舞伎がなかったから、劇中劇の「四の切」に、どこかしらほっとした。竹三郎(85)の静御前、もうちょっと見ていたかったな。

『修禅寺物語』は、彌十郎よりも中車のほうが狂ったヤベエ感じが出せるのではないか。


■で、今日は秀山祭(今年ももうこんな季節!)の夜の部、明日は昼の部です。行ってきます。


■八月納涼歌舞伎 第三部 『桜の森の満開の下』 8/26


■昼、予習として、青空文庫から拾った『桜の森の満開の下』(←ATOKに“「の」の連続”と警告されました。作者の坂口安吾とかいう人はもっとネーミングに気を配るべきだと思いました)のテクストをイラレ上に貼ってPDF化。コンビニで印刷してルノアールで読んでから歌舞伎座へ向かう。

──が、この舞台は、『桜の森の〜』以外にも他の安吾作品も題材になってるようだ。それも読んでおくべきだったかもしれない。情報不足。

コクーンっぽい芝居なんだろうな、と予想はしてたけど、その予想よりもだいぶコクーンコクーンしていた。歌舞伎座にいるのに、「帰りは神南カレー改めJSカリーにでも寄るか…」と思っちゃうくらい。笑


■新作歌舞伎ということで、しちめんどくさいやつとか小難しいやつとかを想像してたけど、前述の“予習”のおかげか、観ていて極端に拒絶反応を示したくなるようなことはなかった。

とはいえ、まあまあとっ散らかった内容だし、セリフのテンポも速いので、分かろうとするのはそれなりに労力を要する。

が、以前ナイロン100℃(このブログにしては唐突な固有名詞。笑)の『世田谷カフカ』を観に行ってちんぷんかんぷんだったんだけど、ケラが当時のブログで「“分かる”ということが、そんなにも大事なことなのだろうか(大意)」みたいなことを書いてた(ような記憶がある)。

うむ。“分かろうとする”という姿勢自体、すでになんか間違ってるのかもしれない。芝居を観るのにいちいち予習なんかすんなっつーの、と、もう一人のおれもルノアールで云っていた(ような記憶がある)。

お芝居なんて、観ている時間だけが楽しければそれでいいのではないか。「分かろう」という欲求のほうが眼前の芝居をただただ鑑賞することよりも先に来てはいないか。なぜわざわざ頭蓋骨の中で「自分が呑み込みやすいような形」に再構成・再加工してまで分かろうと分かろうとするのか。それはある種の意地汚さではないか──と、うちの近所の拓殖大学構内を散歩しているペンギンが話していた(ような記憶がある)。

とはいえ、おれもわざわざ原作をプリントしてまで“予習”しちゃってるんだよな。分かろうとしてるよな。


■芝のぶと猿弥(50)が良かったです。猿弥(50)のセリフはすごい早口でちょっと聞きづらかったけど。笑

あと、幻想的なラストシーンも良かった。BGMが無音になって(いや、あれは下座が「無音」を奏でているのか)視覚だけになるところとかさ。最後、七之助の死体が花びらの中に消えるんだよね。


■ところで、耳男で思い出したけど、耳夫、って、むかし電気グループにいたよね(最初期の電気グループは六人だったんだよね、たしか)(で、一回目の打ち合わせに顔出しただけのメンバーとかいるんだよね、たしか)。


■猿弥弘太郎二万円


猿弥と弘太郎によるトークショー的なやつ、という謎の儀式が近日あるそうです。

日曜の昼に二万円、というなかなかの価格設定も謎です。謎が謎を呼びます。どんなこと話すんだろう…。


■胃に謝りたい


■えー、今朝は時間がないので手短に書きます。


■昨日、某所で辛い麻婆豆腐を食べたのですね。大辛でも激辛でもなく、地獄辛、というネーミングの設定のやつを。

そしたら、8割がた食べたところで、胃がヒクヒクしはじめまして。


■極端に辛いものを食べる、というのはこれまでの人生で何度かはあるのですが(某店の北極ラーメンとかね)、胃が拒絶反応を起こしたのははじめてだったので、怖くなって途中で食べるのを止めました。


■で、会計を済ませて店を出たのですが、一歩一歩歩くたびに胃が痛い! どうかすると吐くかもしれない。でも、立ち止まって休むとなんとか胃は落ち着く。しかし、休んだままだと家に帰れない…。


■歩く→休む→歩くを繰り返して、なんとかコンヴィニエンスなストアーにたどりつき、明治のR-1ヨーグルト2本を買って胃に流し込んで中和(というのは正しい表現だろうか?)。

すると、ほんのちょっとだけではあるがラクになって、休まずとも歩けるようになって、電車に乗って茗荷谷まで行って、また店でR-1を2本買って帰宅しました。やれやれ。

なんかもう、とりあえず胃に謝りたい気分です。胃、ごめん。


■2年くらい前に地獄辛を食べたときは、辛かったけどとくに胃に異状はなかったと思うんだよなあ。今回は、食べたときが空腹の状態だったのが良くなかったかもしれない。

次は、事前にもりそばを食べるなどして、胃のコンディションを整えてから地獄辛に挑戦しようと思います(←懲りてない)。


■アメリカのアンティーク雑貨、所、坂崎


■沖縄から帰京してくるたびに、

「アメリカの古いコーラやソーダの空き瓶が欲しい! 7UPとかバブルアップとか!」とか、

「アメリカ企業の古いマスコットが欲しい! ケロッグの虎とか! ビッグボーイ人形とか!」とか。

まあ、その種の物欲にとりつかれて、そういうお店のサイトとかヤフオクとかのぞいたりしちゃうんですね。実際、沖縄ではそういったものを扱う58号線沿いの店を見て回るしね。

とはいえ、そういう物欲はだいたい1週間ほどしかもたないので、その1週間をやり過ごせば妙な散財をしないで済みます。

が、昨日、ヤフオクを見てたら、沖縄の店で「ちょっと欲しいな〜」と思ってた商品が1万円くらいで出てたので(それも即決価格)、うっかり入札しそうになった。これ、たぶん来週だったら1ミリも欲しくならない商品(笑。ちなみに某タバコ会社のノベルティ)。

うん、ああいう品々ってさ、雰囲気ばっちりのアンティーク屋の店内で目にするからかっこよく見えるわけであって、あれを買って、散らかりまくった自分の部屋に持って帰ったところで、そんなに大してかっこよく見えないっていうね。


■ところで普天間〜伊佐〜大山のエリアの店を巡って思ったんだけど、この手のアンティーク屋って、じわじわと'90年代のアイテムも扱うようになってるんですね。そうか、もう'90年代もアンティークとかビンテージの世界なんだな…。

なんならスポンジボブのグッズおいてる店もあったしね。


■今晩、フジテレビNEXTでやってた、所ジョージと坂崎幸之助の番組を見ました。所ジョージが自身の楽曲について語る機会というのはなかなかないと思います。番組中、所が、昔の曲をリメイクしても良いよね、といった趣旨の発言をしてました。ぜひして欲しいです!! 『40周年カニバーサミー』聴きたいですよ。

フジテレビNEXT smartに入ってる人は、8/27(日)の23:59までここで見逃し配信やってるそうです


■あ、今月歌舞伎座、第二部の切符が戻ってたので買いました。泣く泣く一等席。帰省直後でお金ないんですけど…。(´;ω;`)


■パックのフタのフィルムが簡単にはがれてくれるのが良い豆腐。


■バック・イン・トキヲ、そしてYMO『テクノ・バイブル』25周年


宮古島にて
▲珍しく宮古島にて


■8/20の日曜日は、朝、沖縄県内某所のフリーマーケットで、ファイアーキングの白いマグを2ヶ1500円という本土のコレクターが聞いたら幽体離脱しそうな値段で買った後、近所にあった米兵向けゴルフ場の売店でホットドッグ(3ドル25セント)(見た目からしてすでに大味)を食べ、家に戻って荷造り。昼ごろ那覇空港へ。

夕方、茗荷谷の自室に戻ってきました。これにて十日間の夏期休暇終了。


■で、唐突に話変わりますけど、翌日8/21は、YMOの『テクノ・バイブル』の発売からちょうど25周年だったんですね。25年かよ。あの、金色の箱に入った5枚組CDです。1万円。中学生だったおれには高い買い物でした。

そう、あのころはまだ各レコード会社がいまほどにはCDのボックスセットを粗製乱造してなかったから、ボックスセットってのはまだありがたみがあった。いま、いろんなアーティストのボックスがごろごろ転がってるもんね。そろそろ「ボックスセットよりも上位に来る何か」の商品開発が求められてると思います。

あと、フェスも乱立しすぎて似たようなのばっかりになってますから、「フェスよりもありがたみのある何か」をそろそろ発明しないと客が飽きて離れていくのではないでしょうか。適当に書いてるのでそんな怒んないでください。


■あ、話が変わってきてるな。まあYMOテクノバイブルから25周年と云うことでひとつ話題をあげますと。

テクノバイブルのDisc 5に入ってる、「東風」「ファイアークラッカー」のプロモ盤用のテイクがあるじゃないですか。あの12インチがちょっと前に新宿と渋谷のユニオンで売られてるのを見たんですよ。あのー、ユニオンって云っても津波信一がCMソング唄ってる沖縄の24時間スーパーじゃなくてディスクユニオンのことね(←帰省したばかりなので沖縄っぽいことを書いてみた)。

生まれてはじめて見ましたよ、あの黄色いレコード。なんであんな珍しいレコードがほぼ同時期に2枚も中古屋に並んでたんだろう。価格は新宿も渋谷も2万円くらいでした。高いのか安いのか。よく分からん。まあそこらへんはおいとく。まあ、テクノバイブル発売から25年経ったんだよ、って話がしたかったわけです。


■あ、そうそう、十日も休むと夏休みボケするんじゃないか、とちょっと不安になったりもしたんですが、8/21の朝にはもうぜんぜん普通に職場復帰してましたね。よく考えたら、欧米みたいに何週間も休むわけじゃなし、たかだか十日間くらいで夏休みボケしてる暇なんてあるわけないだろ。

(……と威勢よく書きたいところですが、通勤ルートをアタマが覚えていてもカラダが忘れてる感じはちょっとあった。自分で自分を会社に連れてくのが少々おっくうでした。笑)


■2017/8/11〜20は夏休みです


■OLあるある→シオノギ製薬のクスリ飲みがち♪


■といった意味も含めまして、今日から8/20まで夏休みなのですが、沖縄帰るのですが、いまから空港なのですが、今朝まで荷造りやってなくて、道中で聴く予定の所ジョージのCD-Rをいま焼いている(ドライブ向けに選曲)、といった状況で、えー。荷造りは計画的に行いたいものですね。

8/14〜16は石垣島、と見せかけて、意外に宮古島行ってきます。宮古はほとんど行ったことないので楽しみですよ。


■あ、CD焼けました。行ってきます。次回更新は8/20(日)かそれ以降となります。


■この世に実在しない、架空のラジオ番組の


■けふは疲れてるのと、あと、あんまりいい写真が見つからなかったのと、あと、毎週やってるのになぜか作り方を忘れつつあることもあって、水曜恒例の歌舞伎役者のあれはナシです。『水曜日のダウンタウン』はちゃんと見ましたけどね。


■あさってから夏休みなのですが、そのため仕事がドタバタと立て込んでおります…。うーん。まあしょうがないか。

とはいえ働くのだるいっすわー。ゆくゆくは、なんかこう、この世に実在しない、架空のラジオ番組の台本を書くみたいな仕事だけで年収800万円くらい稼ぎたいです。

──どうやってお金が発生するんだそれ? (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )ソモソモシゴトカ?


■歌昇、種之助、所、坂崎


■双蝶会、見てきました(8/6夜の部)。国立劇場の小劇場。このコムパクトというか緊密な感じがいいね。月並みな表現だけど、役者が近くに感じられる。稽古中に培われた役者どうしの連帯感も垣間見える。ような気がする。気のせいか。

種之助の大蔵卿、がお目当てでした。先月の菊之助ともまた違ってシャープでキレのある感じというか、そういう大蔵卿でした。

『一條大蔵譚』『吃又』両方とも全体的に良かった。脇役も含め。古典を直球でやる、というこの会のコンセプトがちゃんと伝わってきた。

吃又終盤、歌昇も種之助も汗だくだったな…。夏場の舞台は大変ですね。あ、あと、米吉のお京も修理之助も良くてね。歌昇と種之助の会だけど米吉の良さを改めて確認した笑。しかし双蝶会も舞台写真売ってほしいなー。


■8/3にフジテレビNEXTでやってた所と坂崎のライブですが、8/5に見逃し配信ってやつが始まってました(フジテレビNEXT smartってやつに要登録)。8/3の本放送では途中で切れてしまった「私は犬かもしれない」と、あと一曲「短いかも夏」がフルで聞けます。8/8いっぱいまでしか見られないっぽいです。

で、8/24(木)に、同じくフジテレビNEXT所と坂崎の別番組があるっぽいです

昔、テレビで、所と坂崎の二人で“坂所(さかとこ)”というユニットを組んで「所坂(ところざか)」という曲をリリースしよう、みたいなことを話してたなそういえば。いま、ふと思い出したんだけど。


■2017/8/3のセットリスト


曲目
1) 私は神様を知っている
2) 生活の基礎II
3) 新作童話集
4) 5月 連休 サヤエンドウ
5) 5月6月末
6) 忘れられた梅の木
7) 私は犬かもしれない


■所ジョージが公衆の面前で歌うのはほぼ何年ぶりだっけ、とにかく珍しいんだそうです。昨晩はフジテレビNEXTでのライブを家で見てました。相方(?)は坂崎幸之助。


■昨日は奇跡的に仕事をほぼ定時で終えたので、早めに帰宅して七時からの放送に間に合ったのですが、なんでも当日18:15までにフジテレビに集合したら、このライブをタダでスタジオ観覧できたみたいね。知らなかった。


■歌の途中で「間奏はカットね」とか云って突然構成を変えたり、曲中でも平気で雑談を始めたりして、その後、何事もなかったかのように演奏を再開したりして、そういう行き当たりばったりな感じがよろしい。

所が場の空気をグイグイ引っ張っているように見えて、実は坂崎が所をうまいことコントロールしてる、と思う。ほら、こういう関係性って身の回りでもたまに見るじゃないですか。


■坂崎が「40周年ライブやろうよ」というようなことを所さんに云ってました。うん。やってほしいです。


■で、所さんは、今月からまた次作のレコーディングにとりかかるそうです…。新譜を5月に出したばかりなのに。おれまだその新譜買ってないのに。


■フジテレビNEXT


■フジテレビNEXT、という局でやってる坂崎幸之助の番組に所ジョージが今夜出るっぽい。たぶん歌うっぽい。


■この局はPCでも見られるというので、さっそくネットで契約した(あまりわかりやすくなかった。ああいうのの料金体系とかってもっと簡単に図解できないもんですかね)。

が、この番組は今晩19時からの放送なんですね。19時に間に合うように帰宅できるかどうか。

19時に間に合うように帰宅したところで、ついうっかり地上波で『プレバト』を見てしまわないかどうか。


■ニューヨークでマスタリング中


橋之助

■七月が好きなのですが、七月の最大の欠点は、一ヶ月しかないとこですね。もうちょっと長くやってほしいもんですが。


■さて八月。毎度書いてることですが、八月は「暑い秋」なんですよね。夏じゃない。ま、夏の仲間みたいなもんではあるけど、本式の、メーカー純正の、正式な夏ではない。少なくとも新品の夏ではない。七月が新品の夏だとしたら、八月は、まあ中古レコードだと盤質EX+ぐらいの夏。


■──という、上記2段落のようなことを毎年毎年書いてるな。半蔵商店でございます。

一昨年の今頃はアイスランド行きの準備でバタバタしてて、去年の今頃は引っ越し先の物件探しでバタバタしてた。今年はまあ、良くも悪くも、とくになにもないですね。まあ、沖縄には帰省します。あ、今年は宮古島も行きます。


■水曜恒例、『水曜日のダウンタウン』を横目で見ながら若手歌舞伎役者の写真をなんとか風に加工するやつ、今週は橋之助。7/30に練馬に巡業見に行ったこともありまして。

芝翫の熊谷直実、大味だったなあ…。そう感じるのはおれだけでしょうか。


■gocoupの新しいやつ、ただいまニューヨークでマスタリング中ですー。

ま、おれがスタジオでマスタリングに立ち会ってるわけではなく、茗荷谷の部屋にいながらにして万事を電子メールで進めてるので、“ニューヨークで”とかわざわざアピールしなくてもいいんだけどさ、書いとくとそれっぽいでしょ、こういう情報は。


■所ジョージ歌手デビュー40周年(なのに、所さんの楽曲を聴こうとしないわれわれ人類)


■今日はフジロックに、元フリッパーズギターの小山田じゃないほうと、元フリッパーズギターの小沢じゃないほうが出るらしいですね。

フリッパーズはさておき、所さんの話。


■所ジョージのことを知らない人はいないでしょう。ですが、所ジョージのレコードやCDを買ったことがある人はあまり多くないのではないでしょうか。というか、所ジョージがそもそも音楽をやってること自体、知らない人が多いかもしれない。

CMやらMCやらで毎日テレヴィジョンに出ているタレント、あるいはアメリカ道楽の趣味人、というイメージが一般的ではありますが、そういえば所さんはもともとシンガーソングライターなんですね。

所さんが'90年代半ばに『さんまのまんま』で、「2年くらい前までは(※放送当時より2年くらい前ってことね)、あくまでも自分のレコードのプロモーションのためにテレビに出ている感覚だった」と語っていた記憶があります。


■これまでにメジャーのレコード会社を4社渡り歩いて(現在は自主制作)、シングルは三十数枚、アルバムも二十数枚リリースしてるんですね。で、驚くことに、世間一般で知られるメジャーなヒット曲が一曲もないんですね。すごいでしょ。「雪〜だる〜まっ♪」とか「寿司屋」とかだけでも知ってる人は、もう十分くわしい人の部類です。

あれだけ長年毎日毎日テレビに出て、これだけの作品を発表しているのにヒット曲がない、それどころか、音楽をやってることすら知られていない。じつに非凡な才能です(たとえば所さんは今年5月にも、フルアルバム『GARAGE MUSIC』をリリースしてます。知ってた?)。


■所さんのデビューは、「ギャンブル狂騒曲/組曲 冬の情景」という両A面シングルなのですが、それの発売が'77年7月なんですね。

もうちょっとくわしく調べると、上記シングルの発売日がWikipediaだと、'77年7月29日、ベスト盤『所さんのキャニオン・イヤーズ』のライナーだと'77年7月25日、こちらのサイトだと'77年7月30日となっております。

まあ、昔のことなので諸説ありますが、なので、いずれにせよこの7月でデビュー40周年になるわけですね。


■それなのに、40周年記念ライブとか、40周年記念アルバムとか、40周年記念リマスタリング再発とか、そういう話はちょっと聞こえてこないんですね(所ジョージはライブが嫌い、という話を聞いたことがある)。それがちょっと残念なような寂しいような。

あ、いま検索したらこういう記事はあった


■そろそろ出かける時間なので慌ててまとめますが、えーっと、心ある関係者の方、EPICソニー時代の音源をCD化(再発)あるいはiTunes配信してください。せめて、シングル「春一番の前」B面の「木造建築20階建て」だけでもお願いします。Amazonマケプレで一万円で出品されてるのですが、いくらなんでも中古の8cmCDにその額は出せません…。


■冷やし中華は八月じゃ遅い


巳之助

七月二十二日(土)の日記
■すごく一学期の終業式っぽい日付。お江戸の短い短い夏が終わる前に、冷やし中華を食べることにする。神保町のクラシックな中華人民共和国料理屋へ出向き、冷やし中華を発注→冷やし中華が納品される→冷やし中華を食べる。うむ。何の変哲もない冷やし中華だが、これで良い。八月じゃ遅い。大盛り1400円。

このブログに毎年書いてることなんだけど、八月なんて、秋なのだ。


■その後、日本橋のMデパートへ。夏用の足袋を買いに行く。浅草の「めうがや」に行ったりするとさ、30過ぎて突然“和”に目覚めた、肩にチカラ入ってる地方出身者、の典型みたいな感じで、それはそれでかわいいけど、今回はデパートの着物売り場でさっと済ませる。

夏っぽい淡い水色の、麻の足袋、というものもあったが、ちょうどいいサイズがなかった。

会計のときに、「Tポイントカードはお持ちですか」と訊かれる。おいおいおいおい。今に始まったことじゃないが、日本橋の老舗デパートの着物売り場でこのセリフを聞くと、改めてひっくり返りそうになる。ファミリーマートでファミチキ買ってんじゃないんだからさー。


■その後、『うさぎや』でどら焼きでも買おうか、と思ったけど、暑かったので銀座の某立ち飲みバーで午后2時台からハイボール2杯。おれがコザの幼稚園児だったころは、土曜の午后2時台と云えばテレビアニメの『怪物くん』だったものですが。


■夜、テレビジョンでミニオンの映画をやってたのでちょっとだけ見る。おれは、この手の立体的質感のCGアニメの絵柄が苦手で、正直かわいいとは思わないんだけど、もうこの世において、こういう絵柄のアニメが根付きつつあるじゃん。そういう流れになってるじゃん。モンスターズインクにしろアナ雪にしろ。だからこういう絵柄に慣れておかないとな、みたいな、妙な向上心(?)を働かせつつミニオンを見てました。

ひとつ気になったのが、吹き替え声優に鶴瓶がいたところ。なぜ関西弁なんだろう、と思って検索してみたところ、「移民のなまった英語」の表現らしい。

そこらへんについて、こちらのAmazonレビューに、洋画の吹き替えにおける関西弁、に関する考察が書かれていた。





■毎週恒例、『水曜日のダウンタウン』を横目で見ながら歌舞伎役者の写真をエンライトメント風にあれするやつ。今週は巳之助。今月歌舞伎座『連獅子』良かったですよね。

実は今日はうたたねしてて、目が覚めたら『水曜日のダウンタウン』がほとんど終わってて、最後の巣鴨のやつしか見られなかった…。


■昨日は久しぶりの出張で疲れました、という内容の文章


■き、昨日は実に4ヶ月ぶりに出張でした。といっても日帰りだけど。

しかし、日帰りと云っても、テイトウワが住んでる県への出張なんですね。高速バスに乗って、行きに3時間半、帰りに3時間半。移動だけでも7時間…。疲れた。


■で、今朝。7時間ほど睡眠はとったのですが、目が覚めても引き続き疲れており、すでに一週間ぶんの体力を全部使い果たしており、このまま家で寝ていたいのであるが、今週は水・木・金とまだ3営業日も残っており、しかも外は小雨が降っており、あんまり出かけたくない気分であり、(このエントリ未完)


■スティーブ・ジョブズ、ラルフ・ヒュッター、夏の足袋


スティーブ・ジョブズ

■いまさらながらスティーブ・ジョブズの伝記を読んでおります。現在、写真左の上巻を読み終え、そろそろ下巻に差しかかるころなのですが、おもしろいね。

便器に足を突っ込んで水を流すという、ジョブズ独特のストレス解消法も、まわりにとっては心が安まらなかった

↑上巻143ページより抜粋。なんだこれ。

で、ジョブズは「天才だが嫌なやつ」、相方のウォズは「実直な職人肌プログラマー」みたいなイメージがあったのですが、この伝記を読むとウォズもなかなか変わった人であるなあ、というのが分かります。まあ、若かりしころの破天荒なジョブズの相方が勤まってると云うこと自体、すでに普通じゃないですしね。


■あんまりくわしくないのですが、近年のPerfumeがいろんな電子カラクリを使ったコンサートをやってるじゃないですか。クラフトワークって、ほんとはそっち方向に行きたかったんじゃないかな、という気もする。

彼ら(というかラルフ)が数十年かけてようやく完成させたのが、ドイツ人中年男性の動くマネキン4体、って、ちょっと、なんか、なあ。


■きょうは久しぶりに着物で出かけようかな、と思ってたのですが、朝から押し入れを引っかき回してるんだけど、夏用の足袋がない。冬用の、別珍のやつしかない。そういえば昨秋引っ越すタイミングで捨てたような気もする。

つーことで、きょうは夏用の足袋を買いに行きます。ぐずぐずしてると夏が終わる。


■Madame Crooner 7


松也


■このところ所ジョージのCDばかり聴いてるので、地球上の音楽を「所ジョージ」「所ジョージ以外」の2種類にしか分類できなくなってたのですが、今晩は渋谷で見てきました、コシミハルのライブ『マダム・クルーナー7』。

コシミハルのライブは昨年も下北沢と六本木で見学しておるのですが、今夜もコシミハルは引き続きコシミハルでした。


■あ、半蔵商店でございますこんばんは。毎週水曜恒例の、『水曜日のダウンタウン』を横目に見ながら歌舞伎役者の写真をエンライトメント風にあれするシリーズ、今週は松也です。

すいません、実は今週は、ほぼ裏番組の『オイコノミア』を見ておりました。というのも、水曜日のダウンタウンの冒頭でやってた「早弁先生」ってさー、あれって、前回は教室っていう限定的な空間だったからこそ成り立ってたわけでさ。今週の料理番組中にどうのこうのってのは、個人的に興味持てなかったんですね。なので早々にチャンネル変えちゃいました。そういう週もある。


■今宵の舞台上のコシミハルのMCで、トーキョーが梅雨明けしたことを知る等。


■海老蔵、巳之助、菊之助。七月の芝居。


■気がつくと七月の野郎、もう半分を過ぎてやがりました。速すぎるだろ。なに考えてんだ。

さて、この土日は珍しく歌舞伎を見に行っておりました。

──珍しく? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■7/15の土曜日は、歌舞伎座昼の部。なぜ季節はずれにも程がある『矢の根』をやるのかは高城剛の収入源くらい謎ですが、それはさておき演目の並びや時間配分のバランスが良いので、カンゲン君目当てでなければ昼の部はビギナーの方におすすめですね(って、もう切符あんまり残ってないですが)。

『加賀鳶』の海老蔵、後半ちょっと軽いかなとは思うも、全体的に良かった。『連獅子』はやはり巳之助が上手くて。くらべると海老蔵がちょっと解像度低く見えちゃったりするところもあったりするのですが、でもこれも良かった。海老蔵の毛振り、以前ほど荒くなくなってるとは思う。

連獅子もう一回見たいな。


■で、翌7/16は国立劇場。菊之助の大蔵卿が想像以上に良かった。阿呆なところは愛嬌があって、素になってからはかっこよくてね(いや、そもそもがそういう演じ分けのギャップを見せる芝居なんだけどさ)。で、最後のとこなんか狂気にも似たなにかがあったりしてて、そこが良い。

昨秋の秀山祭の吉右衛門の大蔵卿、も良かったんだけど、なんつーか終盤「なにかをあきらめた大蔵卿」っていうさらっとした感じだったんだよね。でも菊之助は、腹に一物ある(って死語だよなあ…)雰囲気が出てた。と思います。

そして今月は国立劇場も切符がもうあんまりない。もう一回見たいんだけど。


■カール・バルトスの自伝、近々出る説


■久しぶりに、カール・バルトスがElektric Music名義で出した「TV」という曲を聴きたくなって、でもいま手許に音源がないので、米国発の動画投稿サイトにあれされてないかと検索したら、果たしてあれされてて、で、聴いてるんですけど。


■いろいろ検索したら、カール・バルトスの自伝? みたいな本が近々出る? ようですね

ウォルフガング・フルーアっていう、自分のことをクラフトワークの元メンバーだと思い込んでるドイツ人中年男性の自伝も読んだことあるけど、どこそこでセックスしましたとか、どこそこでセックスしましたとか、どこそこでセックスしましたとか、そういう話しか書いてなかった印象しかない。

まあそれはさておき、カール・バルトスの自伝、楽しみです……と書こうとしたけど、この本ドイツ語なんですね。よく考えたらおれはドイツ語を読めない。邦訳出るといいなー。

そういえば『コンピューター・ワールド』と『テクノ・ポップ(旧エレクトリック・カフェ)』の近年のリマスター盤からは、クレジットからフルーアの名前が外されてるって話を読んだことがある。うむ。


■ところで、Elektric Musicの「TV」のシングルって、MD版があるみたいですね。


■壱太郎、偏頭痛、いらすとん


壱太郎

■左手に長財布だけ持ってモスバーガーに来てるパンツスーツ姿の女子って、レジで注文もたつくよね。どうも、半蔵商店でございます。


■といった意味も含めまして、水曜恒例となりました歌舞伎役者の顔写真をエンライトメント風に加工するという謎の儀式も、はや5回目。先週は種之助だったので今週は歌昇、という大方の予想を外して壱太郎。すいません、なんか今回はあまりうまくいきませんでした…。


■昨日から、すごくひさしぶりに偏頭痛がする。今朝から薬を飲んで、まあ効いてきたみたいでどうにか痛みは収まってる。

んだけど、偏頭痛の原因はなんなんだろう。ストレスか、疲労か、気圧の変化か。あるいは、水面下で進行している虫歯か。あるいはこのところ摂取量が増えているカフェインか。水分不足で偏頭痛になることもあると聞く。うーむ。あんまり考えないほうが良さそうですね。また頭いたくなる…。


■『いらすとや』の人って、『いらすとん』ってサイトもやってんだな。たまたま検索して知りました。最初てっきり偽サイトかなんかかと思った。笑


■カブキのためならばなぜか四時間半も並んじゃって


■日曜日。夜の部の一幕見席の切符を手に入れるため、朝から歌舞伎座に並んでました。おれ、いちおう松竹歌舞伎会の特別会員なんだけどな。webで買いそびれると特別会員も何もありません。ひたすら並ぶことになります…。

水分を1リットルほど摂取したり、書見したり、ウォークマンで所ジョージを聴いたりしてマツコと4時間半。もとい待つこと4時間半。ようやく切符を買えました。

しかし今月の切符はほんと手に入れにくい。松竹のサイトも、ほとんどの席が「×」で埋まってるもんな。


■で、切符を買って、それからさらに2時間ほど時間をつぶして夜の部。なのですが。

えーっと、海老蔵が腹を切られて血を抜かれるシーンあるじゃないですか。あの場面でちょっと気分が悪くなりました笑。ほら、血液がたくさん流れる描写あるじゃないですか。あれ苦手。こっちの血圧まで低くなる笑。いやほんと。

以前もこのブログに書いたけど、アニメ映画の『鉄コン筋クリート』を映画館で見てたとき、主人公の弟が大量出血する場面で耐えられなくなって、ロビーに避難したことがあります。


■今回は、人がぎっしりの幕見席なので、劇中に席を立つのが憚られたので、自分の席で目を閉じてどうにかこうにかこらえてました。

でも、出血のシーンが終わっても、気分と血圧が元に戻るまで数分間かかりました。やれやれ。

しかし世間のみなさんはああいうシーン平気なんですかね?


■あ、夜の部の芝居自体は、なんつーか切り貼り感のある感じの構成でした。でもまあこれは海老蔵ががんばってるとこを見る公演だから。カンゲン君の宙乗りも見られて良かったよ。


■東京の超ホワイト電子音楽レーベルgocoup、本日で10周年


■お忘れの方も多いでしょうし、おれもお忘れなのですが、gocoup(と書いて、ゴクウと読ませます)という電子音楽レーベルをやっておりまして。アンビエント的なミニマルドローンなどの電子音楽を作っております。

このgocoupが本日で10周年を迎えました。おめでとうございます。ありがとうございます。


■10周年、と云っても、ここ3年はなんもしておりません。ええ、gocoupはホワイト企業ですから、超ホワイト企業ですから、あくせく働かない。がんばらない。そういうのは、他のやつらに任せる。

その間に、カブキ見たり、アイスランドのブルーラグーンで温泉に浸かったり、バリのホテルのルームサービスでミーゴレンを食べたりしてる。休養も大事ではないですか。


■でも、まあ、あんまり休んでばかりいるのも、國民を寂しがらせることになりますので、今夏はとりあえず2曲入りのシングルを作る予定です。

本日のgocoup10周年に合わせて発売、としたいところではありましたが、間に合いませんでした。うむ。


■つきましてはgocoup次作をいましばらくお待ちください。


■種之助、OVAL


種之助
▲クリックすると大きくなる説

■毎週恒例、『水曜日のダウンタウン』を横目で見ながら歌舞伎役者の写真をエンライトメント風に加工する、という謎の儀式、第4回目です。今週は種之助。

先月なめくじだった種之助は、今月は巡業です。先週土曜日、府中に見に行ってきましたよ。『妹背山婦女庭訓』見て思ったけど、当代の雀右衛門は、揚巻とかも悪くないけど、やっぱり不憫な役が似合う。

あと、会場の売店で売られてるサンドイッチは350円にしてはなかなかまともだった。倍以上の値段で宇宙食みたいなサンドイッチを売ってる三宅坂も見習ってほしいところ。


IKEAで買った台所用テーブルをDTM用に改造した西洋人の話。うむ。マネしたい。

↑で、上記記事で、スピーカーやディスプレイを置く部分がいちだん高くなってるじゃないですか。あれをマネしたいけど、自分で板を買ってトンテンカンと工作するのはめんどうだなー、と思ってたら、amazonでこんな都合のいい物を売ってた。こういうのあるんですね、いま。知りませんでした。

ところでIKEAって、おれ買ったことないんだけど、どうなんでしょうね。壊れやすいなんて話も聞きますね。オードリーもテレビの生放送中にIKEAの椅子をぶっ壊してましたしね。


■DTM用の机と云えば、ちょっと古い話になっちゃうけどサンレコの「プライベート・スタジオ2017」に載ってたOVALの自宅スタジオはびっくりしました。

机に載ってる機材が、ノートPCとディスプレイと、コントローラ2台とヘッドフォンとオーディオインターフェイス。そのちょっと後方にスピーカー。これで全部。『お部屋一刀両断』のコーナーに出てる人より機材が少ない。なのに6ページも使っている。


■『水曜日のダウンタウン』の、「トーキョーの飲食店の看板に描かれてる動物でいちばん多いのは」の企画の第一位、おれ絶対ブタだと思った。ニワトリかー。


■扇風機、机、棚、NI KOMPLETE 11


■もう七月ですってよ。暦の野郎はいったい何を考えてるんでしょうか。


■暑くなってきた。そろそろ扇風機買わなきゃなー。


■あと机。机も買いたい。いまは四角いちゃぶ台みたいなテーブルにPCを乗っけて、床に座って作業してるんですね。

でも、このテーブルはそもそも狭いし(天面が80×50cm)、フローリングに座ってのPC作業は姿勢も悪くなるし、もうそろそろ改めて机を買わないと。


■そう、5万円のソフトシンセを下手に買い足すよりも、その5万円で扇風機や机を買うなどして環境を整えたほうが、いい曲が作れるんじゃないかな。なんて。


■ちなみにおれの部屋には家具らしい家具がほとんどなくて。というのも、石神井から茗荷谷のこの部屋に引っ越したころ(昨秋)は、まだ営業の仕事をしてたので、週に五日は出張だったので自宅にいる時間のほうが短いから、いちいち家具をそろえたりしなかったんですね(ま、そもそも石神井時代から家具らしい家具はそんなになかったんですが…)。

なので、扇風機と机と、あと棚のひとつくらいは買って、ちょっとくらいはまともな住環境に近づけようと思った。


■それより、引っ越し当時のまま開けてない段ボール箱があと30箱くらいあるんですけどね。どうすればいいですかね。自動的に片付いてくれないもんですかね。

そういえば、昨秋、NI KOMPLETE 11を買ったのに、包みすら解いてないままです。この未開封段ボール約30箱のどれかに入ってるはずなんですが、どれに入ってるんだろう…。


■2017年、今日で半分終わる説


('A`)ハヤイ


■米吉、昇太、ハコちゃん


米吉
▲クリックすると拡大すると思う


■『水曜日のダウンタウン』を横目で見ながら、歌舞伎役者の写真をエンライトメント風に加工する、という謎の儀式も3週目。今週は米吉です。

しかし水曜日のダウンタウン、このところなかなか休まないのでありがたい。海上自衛隊のカレーライス(は水曜じゃなくて金曜ですが)みたいなもんで、これを見ないと水曜日って感じがしない、とまでは云わないが、ちょっと物足りないというか、締まらない(などと、書いてる割りには、放送してるのに見ない週ももちろんある。そういうもんです)。


■こないだ気づいたんだけど、春風亭昇太ってハコちゃんより年上なんだな。いや、それだけの話なんですけど。ところでハコちゃん、青梅に引っ越すそうですね。


■にくにくにくバーガー、最近の土曜日の神保町


■東京では、夏至を過ぎたとたん、朝は6時でもまだ薄暗いし、夕方は4時半からもう暗くなりはじめます。困ったものです。

──うそつけ。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

やっぱ、春分の日から夏至までがベストだよな。こう、上り調子な感じで。いくら人類が電灯だの電球だのを発明したところで、やっぱ太陽の光が出てる、ってのが大事なんだろうな。これから冬至までずっと日が短くなるんですよー。ヤだわ。ほんと気が利かねえよな、地球って…。

──地球に文句付けなくても… ( ´д) ヒソ (´д`) ヒソ (д` )ヒソ

それはそうと、ここ数日の日記。


六 二二 (木)

■モスバーガーでにくにくにくバーガーという、小学2年生男子が考えたみたいなメニューを食しました。850円。ハンバーグとハンバーグの間に、焼肉とチキンが挟まっている、という常規を逸した一品です。糖質ひかえめでヘルシー。

ハンバーグ、焼肉、チキン、という、ふだんは一堂に会することのない3品をいっぺんに味わえるモスのベスト盤みたいな楽しさはありますが、食べてる最中に「あれ? 850円も払うんだったら、定食屋でハンバーグ定食が食えたのでは?」などと正気に戻ってはいけません。

おれはまあ、モス好きなので食べましたが、万人にはおすすめしません…。


六 二三 (金)

■夕刻、仕事を終えて『さぼうる2』。さぼうる2ではナポリタン、という方が多数派でしょうが、拙僧はミートソース派。でもこの日はナポリタンを発注。

この頃、土曜日の神保町の飲食店って、人が増えてません? 気のせい? 有名な飲食店には、まず並ばないとは入れない(「前からそうでしょ?」と云われたらその通りなんだけど)
(でもさ、こっちだって「前からそうだけど、ここ最近さらに人が増えたよね」って話がしたいんだけど)。

なので、土曜の混雑を避け、金曜の夕刻にナポリタンを食べました。うむ。


■土曜の神保町の混雑、は、'00年代のいわゆるB級グルメブーム(もう懐かしい言葉ですが)の影響も原因のひとつとしてあると思う。

'00年代のいわゆるB級グルメブームとやらが起きた原因として、かつてはA級グルメを堪能していた都市生活者たちが給料を減らされ、A級グルメの店に通えなくなって、B級グルメに転落したから、というのもあるのではないか。

で、給料を減らされても料理の批評精神だけは相変わらず一人前で、ネットでB級店の料理の感想文をA級店のそれのごとくつらつら書き連ね、それを読んだ群衆が我も我もとB級グルメの店に足を運ぶようになった…というのもあるのではないか。


六 二四 (土)

■朝、くるみとフランス製のパテの缶詰をつまみにウヰスキーのソーダ割りで晩酌。二杯目はお湯割り。


■昼、大きい電器屋でルーターを買う。某電話会社のゼッケン(?)をつけた人にていねいにいろいろ教えてもらう、が、説明された後、「ところでお客様、いまどちらのケータイ会社ですかー?」と、インターネット回線の勧誘を迫られる。

そういえば、昨秋に池袋で洗濯機を買ったときも、店員(厳密には店員じゃないんだろうな)に「ところでお客様、いまどちらのケータイ会社ですかー?」とネット回線の勧誘トークを始められた。思わず「広告をスキップ」のボタンをクリックしたくなった。洗濯機とネット回線のなんの関係があるんだよ、と買うほうは思うが、売るほうは思わない。

このごろの電器屋は、隙あらばこういう勧誘が発生するのでしんどい。そりゃ、みんなamazonに流れるよなあ。


■ともあれ、これでようやく家の中にwi-fi環境ができます(と云っても、あんまり家の中でwi-fiが必要になる機会もないんだけど…)。


■夜、原因不明の微熱。体調やや悪し。


六 二五 (日)

■ひきつづき微妙に熱っぽく体調悪し。なんだろう、この季節に風邪ってこともないだろうしなあ。

■歌舞伎座行って、一幕見席で『浮世風呂』を見た後、家に戻って昼寝ゲバゲバ90分。起きるころにはなんとか回復。

再度代官山まで出かけ、髪の毛切断処で髪の毛切断士に髪の毛を切断してもらいました。

その後、新宿のレコード屋に寄るもとくに収穫無し。


■じゃっ夏至なんで


獅童

■今日は夏至なんですよね。毎年書いてることですが、夏至を過ぎると今年も終わりだなって気分になりますね。これからは日に日に陽が短くなってくと考えるとさー、もうさー、退行というか衰退というか、そんな、ピークを過ぎた感じがして。しょぼい、とは云わないまでも、なんか物哀しい。

ピークだけが全てなのかというと、もちろんそんなことはないんだけどな。なにごとも。


■あ、ほら、村上春樹の短篇(って、なんで金払ってまでこんなもの読まなきゃいけないんだろう、ってぐらいに後味が悪いのが少なからずあるんだけど)に、35歳になって「自分はもう人生の折り返し地点を過ぎた」と考えて、生活習慣を改めようとする男の話があったと記憶してるけど、それなのね。この「折り返し地点を過ぎた」感。それが夏至の夜にはある。


■いや、変な話、いまうれしいんですよ。いまの季節が。朝は五時から明るいし、夜も七時くらいまでならまあ、ちょっと明るい。そこがいい。なんでいいと思っちゃうんだろうな。一日が長く使える、という錯覚なのかな。一日は24時間、ってのは年中変わらないはずなのにね。

でも、まあ、これから日に日に一日が短くなってくんだなー、と考えると寂しい。毎年毎年毎年毎年同じこと書いてますけど。


■おととし八月にアイスランドというところに行ったとき、なにぶん緯度の高いところにある国なので、二十二時を過ぎても空が明るかった。一日が長く使えてお得だなと思ったけど、冬は逆になかなか陽が出なくてしんどいだろうなとも思う。

そこへ行くと、この正月に行ったバリは、年がら年じゅう夏で、日照時間が長くてうらやましい。まったく、日本国もバリを見習ってさっさと南緯8度ぐらいのところに引っ越してほしい。

──どうやって。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■そういえば去年の夏至は、茨城県内の骨董屋でコシミハルのCDをたくさん買った。なんで骨董屋でコシミハルのCDを売ってるんだ、などと訊かれても困る。ほんとうに骨董屋でコシミハルのCDを売ってたんだから仕方ない。

ちなみに今年の夏至は、茨城の骨董屋でなく渋谷のすき家にいまして、「なすアラビアータ牛丼」という謎の料理を食べてました。


■あ、画像は、先週の中村隼人に続き、『水曜日のダウンタウン』を見ながらなぜかエンライトメント風に加工した獅童です。本文とは関係ありません。


■IBM Cloud Video


IBM Cloud Video


■ちょっと前の話ですがUsteramがIBM Cloud Videoになったじゃないですか。

このIBM Cloud Videoって名前が、すごく'80年代ぽいなと思って。なんかVHS感あるよね。


■で、Retro Waveというジェネレータでこんなの↑を作ってみました。うむ。


■REO「OMETZ」




■妙に気になったイスラエルの女性デュオの曲。イントロの童謡っぽい旋律が好きです。拙僧などは、カール・バルトスっぽいな、と思います。クラフトワークとは、けっきょくカール・バルトスのことだったのではないか(極論)。'80s風のMVもいいですね。


■あと、この「OMETZ」を聴いてたら、なんか、スイレイの「RESCUE ME」を思い出した(知ってます?)。


■('A`)


俳優祭の再放送の予約録画に失敗していた……。


■俳優祭再放送など


■今日はお昼の二時から俳優祭の再放送ですね! こないだ録画し忘れたので、今日は録画する! 3倍じゃなくて標準で録画する!

──VHS? 平成二十九年に? (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■そういえば、今朝わさび地獄UFOだっけ、そういう商標のUFOを食べたんだけど、まず麺にマヨネーズを混ぜる段階で目にちょっと来るし、食べてる途中に何回かむせた。なめてたわけじゃないが、あれは食べるのが大変だった…(一応ちゃんと全部食べました)。


■中村隼人、みやぞん


中村隼人


■なぜか中村隼人の写真をエンライトメント風に加工する、という謎の遊びをしながら『水曜日のダウンタウン』を見ておりました。なにやってんだおれは。


■で、その水曜日のダウンタウンにみやぞんが出てたのですが。

最近のみやぞんは、自分がみやぞんであることを意識しはじめ、みやぞんであることを演技しはじめているような気がしました。みやぞんは自分がみやぞんであることに気づいてなかったからこそのみやぞんだったのではないでしょうか。なに書いてんだおれは。


■ニオイのグローバル化


■グローバルな某社の、「ぼくたち働く! あなたラクする!」っていうキャッチコピーの、トイレスタンプって云うんですか、便器に直接貼り付けるタイプの洗剤を使ってるんですけど。

香料のニオイがきつい。パッケージを見るとメキシコ製と書いてある。たぶん、北米市場向けの商品を、カスタマイズせずにそのまま日本でも売ってるんだと思う。このニオイは日本人向けじゃないなあ。


■でもまあ、景気の悪い極東の島国のために、外国企業がわざわざカスタマイズした商品作らないよね。

聞くところによると、このごろは「各国語版が発売されているPCソフトなのに、日本語版が発売されてない」とか、「アジア各国に出店している欧米のアパレルブランドが、日本にのみ店舗を出してない」とか、そういったことがあるんだとかないんだとか。こないだ近所を散歩していたペンギンがそういう風に云ってた。


■なので、このグローバル企業のトイレスタンプの香りに、われわれ日本人が鼻を慣らさせるほかなさそうです。

──と書こうとしたけど、国内メーカーが作ってる同様の商品を買えばいいだけの話か、これは。


■Global Communication『Pentamerous Metamorphosis』、立花ハジメ「バンビ」


■6/4の日曜日に歌舞伎座昼の部行ったんだけど、『浮世風呂』の幕開き、夜明けの銭湯のシーンがウルトラめちゃくちゃスーパーかっこよかった猿之助。もちろんこのシーン以外もかっこいい。種之助もよかった。チラシの配役の「なめくじ 種之助」っていう文字列もおもしろい。笑


■ではここ最近入手した盤などを。


Pentamerous Metamorphosis


■Global Communicationの『Pentamerous Metamorphosis』。タイトルが読めません。ま、このご時世ですから、一枚まるまるYouTubeにあれされてるんだけど、いちおう盤でも買ってみました。

YouTubeにあれされてる盤をわざわざ買う、っていうのは、トレーディングカード蒐集に近いものがある。

すいません、蒐集なんて難しいほうの漢字使っちゃいました。


バンビ(12インチ)


■ピチカート「スイート・ソウル・レヴュー」のリミックス版のMVにも出てくる(←たぶん)、立花ハジメの12インチ。'91年。

このころ、テレフォン・ショッキングに立花ハジメが出てた覚えがある。着ている服の柄を、タモリに「スナックの壁紙みたい」とかなんとか云われてたような気がするが、気のせいかもしれない。そもそも、立花ハジメが森田一義アワーに出てたこと自体が気のせいかもしれない。

ところで立花ハジメのアルバムでは『BEAUTY & HAPPY』が好きです。


■あ、今日は『にっぽんの芸能』で超歌舞伎だな。


■膨大な量の物を集めた人、日本で初めてのTシャツメーカー


■土曜日(6/3)、自由が丘へ。膨大な量の物を集めた人の展覧会。

会場には、そのコレクション(という表現は当たってないかもしれない)が所狭しと並べられていた。圧巻。会場の入り口に貼り出されてるプロフィール年表にはどこかしら人を白けさせる何かがあったけれど、それを差し引いても、まあ圧巻。

しかし、この膨大なアーカイヴを、今後どう保管していくんだろう。ほんとはさ、こういうのは国とかがちゃんと博物館なり資料館なりを作ってほしいよね。いまの日本みたいな衰退途上国にはムリなのか。

あと、これは皮肉でも嫌味でもないんだけど、実家がお金持ちじゃないとできない芸当でしょうなあ。われわれ庶民がマネすると詰む。


■その後、某町にある、とあるTシャツ屋へ。大竹まことゴールデンラジオ、を聴いている(いた)人ならご存知かもしれませんが、数年前に番組グッズの『マコT』を作ったお店です。日本で初めてのTシャツメーカーなんだとか。

この夏は、諸般の事情で、自分で着る用のTシャツを作ることにしているため、お店の人にいろいろ話を伺う。

あと、肌着用に白の無地のTシャツを買う。2000円。肌触りがよろしい。造りもしっかりしてる。今後の人生では、こういうところに気を遣った買い物をして、日々のストレスを減らしていきたい。と、思ってはいるのだけれども。


■カレーホット


■おはよー! ねえねえ、昨日のベストテン見た?

──昭和50年代後半の金曜の朝の教室の会話か!(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

といった意味も含めまして半蔵商店なんですが、あのー、カレーホットっていう謎の液体知ってます? おれも最近知ったんですが(←と書こうとして、「しったんですが」と打ち込んで変換したら「悉曇ですが」と変換された)。


■このカレーホット、いつものカレーライスにちょっと垂らすだけで、昭和の喫茶店のカレーの味になります。

そして、ハンバーグとかメンチカツとか、そういった物体にかけても、やはり昭和の喫茶店、あるいは昭和の洋食屋の味になります。


■ハウスが発売していて、amazonでも買えます。以上です。


■ノンアルコールビールを自販機で売ってないのはなぜなんだろう


■5月、今日で終わる説。半蔵商店でございます。


■毎年5月下旬は、下記の物を摂取したくなることがあります。理由はない。

・『動物のお医者さん』
・坂本龍一『BEAUTY』
・さねよしいさ子
・『夢降るラビット・タウン』

摂取したくなる、ってだけで、実際には摂取しないのです。が、まあ、これらの物を読んだり聞いたりしたくなる。


■サントリーの伊右衛門は、公式サイトによると年に5回も茶葉を変えてるそうです。ふーん。おれみたいにひねくれてる人間だと、その季節その季節でいちばん安いお茶っ葉を使ってるだけなんじゃねーの、と思ってしまう。

それを抜きにしても、ああいう大手メーカーの大量生産の飲み物ってさ、味が変わらないのがいいじゃないかな、と思うんだけど。一年中変わらないいつもの味だからこそリピートしたくなると云うか…。

いや、お茶なんて自然の物なんだから、そもそも味は一定しないって云われたらそれまでなんですが。


■ノンアルコールビールを自販機で売ってないのはなぜなんだろう。いろいろうるさい決まりがあるのか。


■ここ数週間、『水曜日のダウンタウン』が毎週続けて放送されてる気がする。

この番組、特番やらなんやらで、ことあるごとに中止になってるイメージなんだけど。


■'80年代に沖縄テレビで『ドテラマン』をやってたとき、ある週、


■金曜の夜(5/26)は、歌舞伎座で松緑×亀蔵の踊り。幕見。白いお獅子が、いささかお疲れ気味だったような…。笑


■翌土曜(5/27)は、『魚屋宗五郎』幕見。終わった後、なんとなく日比谷線で広尾まで出て、ナショナル麻布へ。買わなきゃ死ぬ物がとくにあるわけじゃないんだけど、たまにこういう舶来物が並ぶスーパーの中を歩きたくなる。その後、麻布十番まで歩いて、同様の理由で日進ワールドデリカテッセンへ。フィジー産、というちょっと珍しいビールを買う。

麻布十番、と云えば、ピカールもちょっと前にできましたが、あれってイオン系列なんだね…。


■で、次の日曜(5/28)は、6世紀ぶりくらいでワタリウム美術館へ(前回来たときは、たしかナムジュン・パイク展を見に来たような気がする…。あ、拙僧はナムとジュンの間にナカグロ入れない派でございます)。坂本龍一の展示会というかなんというか、そういう営み。ひととおり見たあと、ちょっと歩いてブルーボトルコーヒーへ。

ブルーボトルの店内に入るとき、壁かよ、と思うぐらい巨大な自動ドアがあるんだけど、どうもこの巨大自動ドアに見覚えがある。あれ? どうやらおれは前に一度ここに来たことがあるようだ…。

……あ、これ、あれだ、7世紀くらい前にCOWBOOKSがあったところだ。


■夜、テレ東の断捨離番組を見る。番組自体は面白かった(ので、裏でやってた歌舞伎の放送を半分見逃した・笑)。

…んだけど、この断捨離番組、某ホテル予約サイトのCMがめちゃくちゃたくさん入ってたのが気になった。執拗と云ってもいい頻度。

'80年代に沖縄テレビで『ドテラマン』をやってたとき、ある週、まっっっっったく同じアイスキャンデーのCMが4回連続で流れたことがあって、子供心に不気味だったんだけど、この某ホテル予約サイトCMの頻度は、それを思い出させた。


■横浜で『おもいっきり中学時代』を見る


■先週の土曜日は、珍しく横浜県にいました。

なぜかと云いますと、「放送番組センター」という謎の秘密結社が運営する、「放送ライブラリー」という謎の施設に行ってたんですね。

というのも、この謎の施設では、日本の古いテレビ番組やテレビCMがアーカイブ化されており、それを利用者が無料で見ることが出来るんですね。


■で、そこで拙僧は、『おもいっきり中学時代』という教育テレビで'80年代にやってた番組を見てきました。昭和60年の第一回がアーカイブされてたので。

で、なんでこの番組を見にわざわざ茗荷谷県から横浜県まで出かけたかと申しますと、単純に、この番組のエンディングテーマを聴きたかったから、なのです。


■この、『おもいっきり中学時代』という、wikipediaにもほとんど情報が記されてない番組について説明すると、MCの兵藤ゆきと局アナが、スタジオに集まった一般中学生と一つのテーマについてVTRを交えながら話し合う、という内容で、今日の教育テレビで云えば、おおむね『Rの法則』に近いです(でもこのたび、改めて番組を見返すと、中学生版『YOU』のようにも感じられた)。

で、この番組のエンディングテーマが「Fight Fight Fight♪」というフレーズが印象的な曲なんですね。この曲が頭の中に30年間ぐらい残ってて。でも、きわめて断片的にしか覚えてなくて。どんな曲か全貌をつかむために横浜に行ってきたわけです。


■電気で動く汽車を乗り継いで「日本大通り」という駅で下車。駅のすぐそばにある謎の施設「放送ライブラリー」に入り、受付で簡単な説明を聞いて、いざ映像ブースへ。ちなみに、施設の中は図書館みたいな落ち着いた雰囲気です。

いささか旧時代的なタッチパネルを操作して、アーカイブの中から『おもいっきり中学時代』を呼び出すと────おお! ほんとに画面に『おもいっきり中学時代』の映像が始まった!(←そりゃそうだ)

で、この映像を早送りして番組終盤の部分を呼び出す。と、お目当てのエンディングテーマが流れてきました。そう、これ! この曲! これを聴きに来た。


■このエンディングテーマ、おれは長い間EPOが歌ってると勘違いしてたんですが、EPOではなく渡辺真知子。クレジットによると、詞・曲・歌が渡辺真知子、編曲川島裕二、タイトルはそのまま「Fight Fight Fight」でした(←wikipediaにも載ってない情報。笑)。

うむ。

巻き戻して、5回くらいこの曲を聴く。尺の都合上、1番の途中からのフェイドインなのが惜しい。いつかはフルで聴きたいものですが、ま、久しぶりにこの曲が聴けて良かったよかった。


■さて。この放送ライブラリーは、ブースの利用時間が一人120分までなんですね。なので、時間がだいぶ余ったので、古いCMをいろいろ検索して見てみました。

YouTubeにも載ってない、'60年代の古いCMがたくさんあったりするんですね。これを見てるだけでも一日つぶせそうです──と、うっかり書きそうになりましたが、利用時間は上述のとおり120分までです。残念。

赤坂紗里なるモデル? 女優?が出てる'68年のコカ・コーラのCMが、しゅっとしてて良かった(あ、いま検索したらYouTubeにあった…)。

あと、'69年の風邪薬コンタック600のCMで、歌舞伎役者がテーマのがあった。冒頭、歌舞伎座の外観のカットから入って、舞台や楽屋のシーンがいろいろ。澤村訥升、という役者が出てきます。

アーカイブには歌舞伎に関する映像もチラホラあったので、歌舞伎クラスタの人は見てみるといいかも(映像の検索だけならこのページでできます)。


■と、いろいろ見てるうちに制限時間いっぱいとなったので映像の視聴は終了。席を立って放送ライブラリーを後にしました。

この施設、唯一の欠点は、画面を操作するタッチパネルが鎌倉時代に作られた古いものなので、操作性があんまり良くないです(タダだから文句は云えませんが)。検索に少なからず時間を食います。見たい映像は、あらかじめ家のPCで検索してリストアップしておいたほうがよいです。


YouTubeやニコニコ動画での懐かし映像発掘が好きな方は、出かけてみると良いでしょう。ネットに上がってない懐かし映像が、たぶん見つかります。見つからなかったらごめん。

あー、家から徒歩5分の所に移転してきてくれねえかな、放送ライブラリー。


■四角いリュック、デフォルトで両面モノクロ印刷、渋谷駅の地下は混んでるのに


■このごろ四角いリュック、がオトナの間で流行りつつあるそうです。

四角いリュックを背負う、というのは、ランドセルを背負うことの代償行動で、なんというか、小学生のころに戻りたいなあ、オトナってヤだよなあ、庇護されてる存在のままでいたいよなあ、という退行願望の表れなのではないでしょうか。

──などと考えてしまうのですけれども。


■この春より、会社のプリンタが、コスト削減のため「両面モノクロ印刷」がデフォルトとなった。これだと、紙の枚数もカラーインクも節約できる。

──という理屈なんだろうけど、「片面カラー印刷」で印刷しないといけないときも、そりゃ往々にしてあるわけで、「アッー! 片面カラー印刷のつもりが、両面モノクロ印刷してしまった!」という放送事故もしばしば起こる。そういうときはもちろん、あらためて片面カラー印刷で出力し直すことになる。

両面モノクロ印刷のデフォルト化、結果的にたいして節約になってない説。


■朝の渋谷駅の地下ってめちゃくちゃ混雑するじゃないですか。とくに、あの、なんていえばいいのかな、野菜ジューススタンドの近辺。2つの人の流れが一点で交わってボトルネックぽくなってるとこ。あるじゃないですか。

それはまあしょうがないんですけど、先日、そのボトルネックで混雑のため遅々としか進めない人々の群れに向かって、「新しい○○でーす、お試しくださーい」とか云ってポケットティッシュ(?)を配ってるやつがいたんですよ。うーむ。それも二人。ただでさえ混んでる朝の渋谷駅で、さらに混雑の原因を作ってどうする。

ちなみに、おれの見間違えでなければ、そのティッシュを配ってる二人は、東急かその関係会社の腕章をしていたような。


■團菊祭五月大歌舞伎 昼の部 5/21


■今日は過ごしやすい天気でしたね。半蔵商店でございます。暑くもなく寒くもなく、風も適度にあって陽も出ていて、梅雨でもない。一年365日この天気でいいや、おれ。


■歌舞伎座昼の部。『石切梶原』、新彦三郎の声が良い。『吉野山』、海老蔵ちょっと覇気がない? 『魚屋宗五郎』、全体的に良かった。

石切梶原の後半、舞台中央の小姓役がなにやらもぞもぞしていた。足がしびれたんでしょうか。笑

魚屋宗五郎はね、滑稽な場面も少なからずあるけど、やはり妹を理不尽に殺された悲しみってのが根底にあるわけじゃないですか。その両方を一つの芝居で破綻なく表現するって大変だよなって思います。←すいません普通のことしか書いてないですね。

あ、ところで、お屋敷の玄関から見えるフスマの模様が妙に北欧っぽくないですか? 『すぐ使える!北欧風パターン素材集』みたいな、ソシムが出版しがちな本の付録CD-ROMにepsデータが入ってそう。笑


■で、終演後、歌舞伎座ギャラリーで先月の舞台写真を買ふ。壱太郎。

そう、『帯屋』壱太郎お半単品の写真を狙ってたんだけど、藤十郎とセットになってる写真に良いのがあったのでそれを一枚買う。ついでに丁稚長吉の写真も買おうとしたんだけど、顔が汚れてるカットのが多くてなんだかなあ。と思いつつ、きれいな顔のを一枚買う。

ところで舞台写真って、たまに妙なアングルのやつないですか? たとえば十二月『寺子屋』だと、涎くりがホウキ持って出てくる良いシーンの写真が、どういうわけか横長のフレーミングになってて、胸より上しか写ってなかった。三月の助六も、画面の大部分が開いた傘で占められて、海老蔵の顔がぴょこっと飛び出している写真があったような。これじゃ、海老蔵の舞台写真じゃなくて、傘の舞台写真だ、と思った記憶があります。笑


■食欲を飼い慣らす、っていう


カップヌードルナイス

■カロリーも糖質もひかえめなカップヌードルナイス、が近所のスーパーで安かったので買い溜め。あ、シーフード味のほうね。


■低糖質ダイエットと云うほどでもないけど、糖質やや少なめの食生活にするという試みはここしばらく続けておりまして、今朝も冷や奴に明太子パスタソースをかけたものを、明太子スパゲティーだと思い込みながら食べました。

おかげで、炭水化物類を食いたくなる欲求、ってのは、あまりなくなりました。つけ麺大盛りとかナポリタン大盛りとか天丼大盛りとかさ、食べたくて食べたくて仕方なくなるときがあったんだけど、いまはそれほどでもない。街を歩いていても、たいした葛藤なく、つけ麺屋の前を涼しい顔で通り過ぎることが出来る。

──以前はつけ麺屋の前を通り過ぎるたび葛藤してたのか(゚д゚; ) (゚д゚; )(゚д゚; )イチイチ

理性で食欲に打ち克つ、なんてのは言い過ぎですけどね。食欲を飼い慣らすっていうのが、まあ、このごろは楽しいわけですよ。衝動的にわき起こる食欲を「まあまあまあ、気持ちは分かるけど、ほら、糖質とかカロリーとかね、ほら」と、なだめてやる。そのうち、食欲のやつも収まってくる。食欲に自分がコントロールされるのではなく、食欲を自分でコントロールする。これが大事なんだと思います。(談)


──なんてことを申しておりますが、別に、やせてきてるわけではありません。体型に関して云えば、運動をしてないので、むしろ腹は出てきてますね。石神井公園時代に通ってたジム止めちゃったしなあ…。


■昨日の夜は、仕事終わったあと歌舞伎座で松緑×新亀蔵の踊りを一幕見席で再見。獅子もいいんだけどさ、新亀蔵の通人が、またいいんだよね。


■あと、くどくど書かないけどさ、獅童がんばれ。


■「半蔵さん、2万円払うから小泉今日子で好きな曲を5曲教えてください」と心ある人に云われたら


・月ひとしずく
・東京ディスコナイト
・GOOD MORNING CALL
・ヤマトナデシコ七変化
・艶姿ナミダ娘
・木枯しに抱かれて

かな。順不同。

──5曲じゃなくて6曲ですが。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

まあ、細かいことはいいじゃないですか。ベストアルバムが今日発売だそうなので、6曲あげてみました。あ、「丘を越えて」もあるな。「ドライブ」とか。


■明治座、明治座、歌舞伎座


五月六日(土)

■月形半平太ってなんだよグーグーガンモかよ、と思いながら明治座昼の部見てきました。

あくまでも個人の感想なのですが、てか個人でやってるブログに個人の感想書かなくてどうするって話ですが、お国訛りで声を張り上げる、血気盛んな幕末の武士が出てくるタイプの芝居、ほんと苦手…。あとあの安っぽいBGMね。幕開きと同時に座席から転がり落ちそうになった。

いや、「こういうのが好き」という層も一定数いて、これはその人たちに向けて芝居であって、おれに向けて上演されている芝居じゃない。というのは分かる。でももう、これはもうカブキじゃない、と思う。少なくとも『あらしのよるに』『ワンピース』や、先日の超歌舞伎のほうがはるかにカブキだ。

唯一、みどころは女形諸氏の演技。なのですが、若い役者たちの才能と時間を、こんな芝居に消費(浪費、とは書かない優しさ)させて良いものでしょうか。大きなお世話か。

ネガティブなことばっか書いてすいません。文句ばっかり云わず楽しめよ、というお侍さんもいらっしゃるとは思いますが、とはいえ、おれはカブキを見に来てるわけでさ…。


■で、うってかわって『三人連獅子』良かったなあ。とくに種之助。'12年5月演舞場『紅葉狩』を見て以来、おれは種之助の踊りが好きなのであります。

三人連獅子だけ、幕見できたらいいのにな。千円ぐらいで。


五月十三日(土)

■明治座夜の部。16:00開演、のところを16:30開演と間違えてしまう、というやまだかつてない凡ミス。おかげで遅刻。歌舞伎座と間違えたんだよー(翌日が歌舞伎座夜の部だったもんで)。


■それはさておき、八犬伝、若手のフレーーーッシュな感じが全面に出てて、うん、いろいろ良かった。米吉とか。あと中盤の鴈治郎とか。

そしてなにより、これはちゃんとカブキだった。時間と予算が許すなら、もう一回見たい。できれば一階席で。


五月十四日(日)

■歌舞伎座夜の部。『壽曽我対面』、新・彦三郎の五郎の声のでかいことでかいこと笑。三階席で見ていたのに、なんなら鼓膜がちょっと痛いくらい笑。


■『伽羅先代萩』←ATOKは“めいぼくせんだいはぎ”で一発変換するので偉い(と、変換するたびにいちいち感心してる気がする)。しかし飯炊のない伽羅先代萩は、クラフトワーク「アウトバーン」の短縮7インチ盤を聞いてるかのよう。展開が急。

書くまでもないことだけど、あの場面がないと、たとえば、政岡が幼い二人を気遣う様子とか、鶴千代と千松の子供ながらの主従愛とか、空腹を我慢する健気さとか、そういうのが伝わりにくくなるわけだよね。だから、ちゃんと飯炊はフルレングスでやってほしいと思った。「対決」とか「刃傷」とかはいいから(←いささか乱暴な意見)。


■そう、問註所の場面から唐突に新歌舞伎っぽくなるのが、ちょっと納得いかない…。妖術使って雰囲気たっぷりで出てきた仁木弾正が、この場面から普通の悪党になっちゃうしなあ。

とはいえ、弾正が外記左衛門を刺そうとするところはなかなか鬼気迫るものがありました。あれは怖いよ海老蔵。


■で、最後の松緑と新・片岡じゃないほうの亀蔵の踊りはたっぷり48分。これももう一度見たいなあ。


■歌舞伎座昼の部は5/21に見物予定。


■昨今のCM


■昨今やってたサントリーの透明な紅茶のCM、どうも『おさるのジョージ』の“黄色い帽子のおじさん”を思い出してしまう。動物と二人暮らしだし…。


■昨今コカコーラ社がやってる(もうやってない?)なんとかって製品のCMと、アサヒがやってるカルピスのなんとかってCM(濱田岳が出てるやつ)の区別があんまりつかない。

どっちも乳酸菌飲料で、どっちもガキが複数出ている。

でもまあ、区別できなくても死にはしない。


■昨今RAIZINの変なCMが流れている。

RAIZINって、昔、大正製薬の製品ってこと隠して宣伝してたけど、ある時期から隠さなくなったよね。ワシのマークの知名度を素直に利用しとこう、ってことなんだろうけど、まあ、似たような値段だったら普通レッドブル買うよね。ああいうドリンクなんて、味とか栄養とかじゃなくて、広告投下量がほとんどすべてですよね。レッドブル社以外の人々はあんまり認めたくないだろうけど。

いまの日本企業じゃ、広告費を出すやつより広告費をケチるやつのほうが褒められるからね。広告費をケチるってことは、せっかく作った自社の新製品を世間様にお披露目する機会を自ら積極的に減らしてるってことなんですけどね。せっかく少なからぬリソースを投じて作った新製品が、ケチな広告戦略のおかげで消費者に知られることなく、そのまま消えていく、って壮大な冗談ですよね。で、新製品を作った人々は「売れない新製品を作りやがって!」と評価を下げられ、広告費をケチったやつは「コスト削減に貢献した!」と評価されて。壮大な冗談ですよね。

そういえばサムライドって、昔あったなあ。


■所ジョージとプラスチックス


■所ジョージのファーストアルバム『現金(げんなま)に手を出せ!!』('77)の裏ジャケットには、スタイリストとして佐藤チカと中西俊夫の名前がある。

で、所の'80年のシングル「ほんとうにいい気持ち」はアレンジが佐久間正英(両面とも)。


■所ジョージのベスト盤LP『史上最大全集しょのいち』('84)の裏面に、「Special Thanks to Southeast Botanical Gardens」みたいなことが記されていたけど(※すいません、中古屋で見ただけなのですごいうろ覚えです)、これは沖縄市の東南植物楽園?


■所ジョージのシングル「Do Do Do」('79)のイントロには、パチチチチチチチチ……という池田亮司みたいな無機質な電子音(?)が入っている。この曲はドンパッチのCMソングで、この音は口の中でドンパッチが弾ける音をイメージしたらしい。ふーむ。


■所ジョージの「春一番前」という曲と「春一番の前」という曲は、それぞれ別の曲なので気をつけたい。まりんの「Love(スペース)Beat」と「Lovebeat(一語)」みたいなものですね。


■所ジョージのベスト盤『所ジョージシングル大全集 NOW AND THEN』('99)は、タイトルのロゴからして「GEROGE TOKORO」というなかなかの誤植がある。ちなみに2枚組CDなのだが、2枚の盤面に記されているロゴも「GEROGE TOKORO」。

なお、ちゃんと「GEORGE」になってるやつも流通してるようなので、いったん刷り直したと思われます。しかしこの誤植に気づいた瞬間の担当者はそうとう青くなったと思う…。


■所ジョージの'00年の8cmシングル「歩いてみっか!」は、おれの知ってる限り、たしかどのアルバムにも収録されてない…ような気がする、たぶん。間違ったらごめん(ちなみに、'11年にVAPから発売されたベスト盤の、amazonのページには、「歩いてみっか!」とB面の「道ゆく人」が曲目としてなぜか記されている。でも、VAPのページには記されていない)。


■所ジョージは今年で音楽活動40周年。


■所ジョージの新譜が、今日(5/10)もまた発売される。Wikipediaによると27枚目。ここ3年で5枚もアルバム作ってるんですね。


■文京区にはユニコーンがいる


は? てか文京区ユニコーンいっし! マジでユニコーンいっし! 文京なめんなし! マジ文京なめんなし!

一角獣


■干支ひと回り半蔵商店


■さっき『ENGEIグランドスラム』を観てたら、ペナルティが出てきました。テレビでこの人たちのネタがやるのは256年ぶりくらいでしょうか。なんか、昔のネタをほぼそのままやってました。ペナルティ以外にもマシな芸人はたくさんいると思うんですが、フジテレビってそこまで予算がないんでしょうか。ほんと不況ってイヤですね。それはそうとして本日で半蔵商店12周年でございますありがとうございます。めでたくもあり、めでたくもなし。

12年か。人間の子供だったら、小学6年生くらいか。ほんと、こんな長い間なにをやってるんだろう、おれは。変わったことと云えば、石神井公園の貧乏長屋から茗荷谷の高級貧乏長屋に引っ越したことと、歌舞伎を観るようになったことと、あとはまあアイスランドとバリに行ったことぐらいか。生物学的な年齢だけはオトナになったが、人間としての中身はどうか。むしろ、退行してないだろうか。このブログに投下したリソースを他の何かに使えば良かっt、いや、そういうことを考えるのはよそう。答えが出ないタイプのやつだから、それ。

しかし、12年て。干支が一回りしてますよこれ。書くほうも書くほうですが、読むほうも読むほうです。お互い猛省した方がいいと思います。そういえば、このブログを始めたころは『笑いの金メダル』って番組やってたな。ペナルティ出てたな。今日のネタやってたな。とか書いてるけどペナルティにあんまり思い入れないな。

まあ、これからもこんな感じでやっていきますので、読んでくれたら嬉しいですよ。御贔屓筋の皆様方におかれましては今後もご高覧賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。


■と、毎年のご挨拶を書いたところで、ちょっと補足。半蔵商店って、sbというブログツールを使っているのですが、これをwordpress(以下wp)にしたいのですね。12年もやってんだからそろそろ模様替えしなきゃね。

sbから過去ログをmt形式で書き出して、それをwpにインポートして、ってやればいいんでしょうけど、自分でやったら、変な文字化けとか、変なエラーとかが出てきそうで怖い。

もう新しくドメイン取って、そこでwpでブログやろうかな? で、hanzo.tvは“過去ログ置き場”として残す、と。でもブログの姿勢としてさ、過去ログを引き継がないのもなー、と思う。

──でもブログの過去ログってそうそう読み返さなくない? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

読み返すとか読み返さないとかじゃなくて、なんつーか、ひとつのブログがふたつのドメインにまたがるっつーのが個人的に気になるんだよな。おれとしては、やはりひとつのブログはひとつのドメインに紐付けたい。

──よく「○×のブログ 別館」ってなってるのは見ますね (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

ね、そういうのもアリだとは思うのですが、どうしようかなあ。読んでる方にはどうでもいいことかもしれませんが、当人にとってはけっこう気になる事柄でありまして…。


■オードリー、アルピー、三四郎、他。半蔵のラジオ離れ。


■そうか、世間は今日から5連休なのか。

と、自営業の人っぽく書き出してみましたが、かく云うおれも5連休です半蔵商店です。今朝は休みだったので、家から徒歩10分ちょっとのとこにある、文京区内の緑豊かな某ホテルで優雅に朝メシを食ってました。紅茶のマフィンがおいしうございました。と、余裕こいたことを書きたいところですが、紅茶のマフィン以外は値段のわりにフツーの味だった…(まあ、窓から見える景色がメインで、食い物はオマケなんでしょうなあ)。

さて、今日はラジオの話。


■営業の仕事を終え、元の部署に戻って一ヶ月たちました。当然ですが今はもう営業車に乗らなくなりました。そして、まあ予想してたことではありますが、ラジオを聴かなくなりました。

営業車のカーステレオで、昼の番組は生で、夜の番組は米国の動画共有サイトにあれされてるのをCraving ExplorerであれしてSDカードにあれしてそれこそ一日中聴いていたのですが、パタッと聴かなくなった。パタッと。憑き物が落ちたかのように、という表現を使ってもいいくらいパタッと。まあ、そりゃそうだ。いまの仕事は会社の中ですので、そもそもラジオを聴けないわけです。

木曜ビバリーを聴かなくなった。
火曜たまむすびを聴かなくなった。
ゴールデンラジオを聴かなくなった。
飛べサル、は聴かなくなったというか番組自体が終わった。ちなみにおれは『飛べサル』を、オープニングから一曲目までの「だいたい10分くらいのミニ番組」として聴いていた。

ファンフラを聴かなくなった。
11時台の「元気かな〜、元気だよ〜、ファンキーだよ〜〜」というジングルが好きだったんだけど、聴かなくなった。
カンカンクイズでリスナーが正解したときに、いっしょにカンカンカンカンとお祝いすることもなくなった。

サンドリを聴かなくなった。4月のアシスタントは誰だ? 気にならなくなった。
爆笑問題も不毛も聴かなくなった。
岡村も三四郎も聴かなくなった。

そして、大好きだったDCガレージも聴かなくなった。
そしてそして、もっと大好きだったオードリーも聴かなくなった。
一時期は、「オードリーのオールナイトを聴いてないやつとはハナシができない」ぐらいのことは思ってたのに。

──いい歳して、どういうトガり方してたんだよ… (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )

一時期は、「2015年のオードリーは2015年のオードリーとして聴いて、2014年のオードリーを2014年のオードリーとして聴く」と二本立てで並行して聴いてたこともあったのに。

ま、めちゃくちゃ大味な、例の「ヒロシのコーナー」とかいうのが始まってから正直ちょっと気持ちは離れ始めてたってのはあるんだけど、でも愛着はあった。でも聴かなくなった。お弁当にグ〜! ←いちおう書いてみた。

オールナイトは他に、バカリズム、久保能町、朝井加藤、ウーマン、村本、&を聴いてました。

──だから、アルコ&ピースのことを「&」と略するのを大至急やめろ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

いちいちつらつら書かないけど、アルピーのオールナイトも大好きだったなー。

あ、あと、ロケットマンショーも聴いてた。あれもけっこう好きだった(しかしゴールデンラジオにアイスランドおじさんがレギュラーとして登場して、わずか三ヶ月で降板させられてたのには笑った)。

ちなみに、ゴゴモンズはリスナーから投稿されるメールがなんか他罰的でグチっぽくてネチネチしててヤだなー、と思うようになったので、聴くのをやめた。
スカイロケットカンパニー、は家城が何を云っても嘘くさくしか聞こえないので聴くのをやめた。


■とはいえ4月以降ラジオを1秒も聴いてないわけではなくて。スペシャルウィークのDCガレージを冒頭ちょっとだけ、同じくスペシャルウィークの三四郎を半分くらい聴いた(銀シャリが出てた回ね)。でも、それっくらいかな。

不思議なもんで、家にいるとラジオってそんなに聴かないんだよね。けっこう、「クルマの運転」と「ラジオを聴く」という行為がセットになっちゃってるみたいです。そういえば、営業の仕事になる前はラジオほとんど聴いてなかったしね。


■まあ要するに、この4月はいろいろ変わる季節だったってわけです。唐突に、雑にこのエントリをまとめると。


■超歌舞伎、俳優祭


■幕張で超歌舞伎見てきました。13時からの回。

主な感想は、昨年と同じです。手短にまとめるとカブキとNTTってすげーなー、ということです。すいません手短すぎますね、これ。

だから、最新の電子的なカラクリや、初音ミクのようなサブカルチャーをも呑み込める歌舞伎っていうフォーマットが、ね、すごいですし、この不景気なご時世に、こういう藝事にお金を出してくれるNTTは偉い。

桜咲く夜の吉原の街を、ドローンカメラでパーッと撮ってったようなCGが良かったです。こういう表現、歌舞伎座ではやってないしね。

獅童はエンディングで、客を煽るだけじゃなく、歌うなり踊るなりするのも見てみたい。

で、超歌舞伎の後は、「にゃんごすたー」が生ドラム演奏をやってるブースをちょっとだけ見学して帰宅。

家で16時からの超歌舞伎をニコ生で見ました。


■で、夜は夜でテレヴィジョンで俳優祭なる営みを放送してまして。

・チケットがまあすぐ売り切れる
・しかも高い
・しかも年度末の平日に開催
・ちなみに開催は数年おき。毎年やってるわけではない

という、前世でよほど徳を積んだ人じゃないと入場できないイベントなので、前世であんまり徳を積まなかった拙僧はとうぜん見に行けません。なのでテレビでやってくれるのは助かる。でも一回くらいは生で見たいな。前世でもっとがんばっておけばよかった…。


■春日部駅通り 名曲堂


名曲堂(表)

某店で中古レコード買ったら、中に春日部の名曲堂のサービス券が入ってた! 4点! やった〜。

メルカリで2万円くらいで売ろうかしらね。


名曲堂(裏)

──と思って裏面を見たら、有効期限は昭和59年2月28日までだって。残念。


■最近知って「へえ」と思ったこと


■高橋幸宏は、末期のピンクレディーに曲を提供している。


■カレーの王様は、現在4店舗しかない。

もっとたくさんあるイメージがある。


■レコファンは、現在2店舗しかない。

前も書いたかもしれないけどレコファンの値付けってさー、「高い」「安い」以前に、「血が通ってない」んだよね。あんまり音楽に興味ない人が値段付けてる気すらする。ジャンル分けも荒いし、こんなんだからユニオンに負けr、まあいいや、なぜかなんかグチっぽくなってすいません。


■りゅうちぇるは、姉もタレント。


■活字の「級数」は「Q数」の当て字。

逆じゃないんすよ。おれずっと逆だと思ってた。「級」を省略した書き方が「Q」だと思って日々を生きていた。QはQuarterの略だそうです。1Q=0.25mmだそうです。1mmの1/4だからQuarter。


■『料理天国』は、'92年までやってた。

Wikipediaによると1992年9月26日までやってたらしい。なんか「'80年代前半の番組」というイメージがあったので。いや、ただそれだけのことなんですが…。


■カレーの王様、という名前は「カレーの王子様」にあやかったもの。

ってWikipediaに書いてあった。


■検索飽きた、カップヌードルナイス、落語 THE MOVIE


■いま、ほとんどみんな使ってますよねgoogle。BingやDuckDuckGoを使ってる人は、少なくとも日本ではあまり見ない。AltaVistaやLycosやMooterを使ってる人もあまり見ない。あと、Bingのアクセス数の半分くらいは、Windows PhoneのBing専用ボタンの押し間違いだろ、どうせ。

──決めつけるんじゃない。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

で、まあ、google使ってるじゃないですかみんな。半蔵さんも含めて。なので、あえて云うと、われわれがいま見てるインターネットってのはgoogleという一企業のフィルターで濾過した後の何か、なんですよね。もっと云うと、もうインターネットはgoogleのものなんですね。

──それは言い過ぎでは… (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )

とはいえ、google検索無しでインターネット見る日があるのかってことですよ。もう、インターネットじゃなくてgoogleって呼んだ方がいいな。

ただ、検索っていう行為自体が、少々飽きたというか面倒くさいというか。そもそも検索って'00年代くさい。「お目当ての情報にたどり着く方法」が検索以外にもあっていいんじゃないかなー、とは思わなくもない。

──インターネット自体に飽き始めてるのでは? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

どうなんでしょうね。まあ、検索に取って代わる何かを思いつくのは難しいよな…。あと数年もすればAIが、なんかこう、いい感じにいろいろやってくれるのかもしれないけど。

──あいまいにも程がある云い方…。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■カップヌードルナイス。低カロリー糖質オフはありがたい。けど、いくら「こってり」を謳ってる商品とは云え、さすがに味が濃すぎると思った…。

これだけなら「じゃあ、食わなきゃいいじゃねえか」ってだけの話なんだけど、うちの近所のコンビニでは、このカップヌードルナイスの登場により、旧来のカップヌードルライト(普通のやつとシーフードのやつ)が棚から消えたんですね。うーむ。おれは旧来のライトの方がいいな。食べ飽きないし。

ちなみに、カップヌードルライトに納豆を1〜2パックぶち込んでからお湯を注いで食べるのが好きですよ。


■教育テレビで『落語 THE MOVIE』って番組やってるけど、落語って画がないからいいんじゃないんですかね。なんて云ってるのはおれだけですかね。


■豆腐をパスタだと思い込みながら食べてる、という内容のエントリ


■このごろ、諸般の事情で糖質少なめ人生を送っています。

そんなわけで、豆腐に、ね、パスタ用のバジルのペーストを塗るわけですよ。そこにオリーブオイルを垂らす。場合によっては粉チーズも振りかけます。

これを、バジルのパスタ代わりに食べます。豆腐は絹より木綿がいいですね。


■いま手元にある、あ、やっぱ手元じゃなくて手許って表記させてください、いま手許にあるヱスビーのバジルソースは、1食24gあたり、109kcalで炭水化物3.1g。

検索すると、木綿豆腐は100gで70kcal、糖質1.2g。おれがこないだ買ってきた木綿豆腐は400gだから、280kcalで糖質4.8g。

これでまあまあ腹もふくれるし、低糖質ですね。ただ、この物体をバジルのパスタと思い込む想像力。これが求められるわけです。

こんな物体とは云え、何回か食べると、「あゝ、腹一杯スパゲティを食いてえ!!!」といったパスタ欲、ひいては炭水化物欲がそこそこ収まるんですね。


■豆腐にバジルではなく、明太子のパスタソースを塗ることもあります。この物体を明太子スパゲティと思い込む想像力。

短い人生、食べたいものくらい我慢せず食べてもいいではないか、と思わないこともないけど。


■四月大歌舞伎 夜の部 4/15


■金曜日の夜、家で一人でウヰスキー(岩井ジョニ男、もといジョニ赤)を飲んでたら、めずらしいことに飲み過ぎました。ハードリカーを飲むとき、飲むこと自体よりも「ビンの中身を減り様を視覚的に把握すること」が楽しくなってしまうことがある(とか書くとアル中っぽいなあ。ふだんは、ほっとくと我ながら不気味なくらい酒を飲まない人間なんですが)(ところで、たとえばポテトチップスなんかでも、食べてると途中から「このポテトチップスの袋を空にすること」自体が自己目的化する場合がある)。翌朝、めずらしく二日酔い。

ということで土曜の午前はなにもできず。昼、のそのそと起きてスーパーに行く。胃に優しそうだからという理由でカップうどんを、体力回復に役立ちそうなので甘酒を、春なので空豆を購入。帰宅後摂取。その後、歌舞伎座に出かける時間まで、療養のため部屋でゴロゴロ。

しかし二日酔いって久しぶりだなあ。こんなもん経験しなくていいけど。


■で、電気で動く汽車に乗って、茗荷谷から東銀座へ。歌舞伎座夜の部。

『吃又』の吉右衛門も、『奴道成寺』の猿之助もいいんだけど、『帯屋』の壱太郎が良くてね…(遠い目)。いや、丁稚もいいんだけどさ、お半がそりゃもうキレイでね…(遠い目)。

いや、正直、『帯屋』、前半けっこう微妙なのね。染五郎が大味なので。

でも、お半が出てきてから急に芝居らしくなってこれまでの分をあっという間に取り返すね。中盤まではおじいちゃんの藤十郎も、だんだんだんだん若返ってきて、ラストの花道では完全に長右衛門(が何歳かは知らないけれど)の年齢にしか見えなかったしね。

帯屋はもう一回見たいな。

今月夜の部は、時代物、世話物、踊り、と演目の並びが良いのでカブキ見物初心者にもおすすめではないでしょうか(と、おれこそが初心者なのに初心者に何かすすめるのも大きなお世話か…)(とはいえ昼の部、『伊勢音頭』と『熊谷陣屋』の並びは逆がいいよね)。


■あ、昼の部は4/8に見たけど、見るたびに幸四郎が苦手になっている自分に気がつく今日この頃。


■事前に準備するという概念


事前に準備するという概念がない先輩「ハンゾー君、お願いしたいことがあるけどいいかな」


拙僧「へい」


事前に準備するという概念がない先輩「(ノートパソコンを開きながら)先週の打ち合わせでもちょっと話したことなんだけど……………………………………………………

………………………………………………………………………………………

ちょ……っと待っ……てね………………………………………………………………………………………

………………………………………………………………………………………

(ノートPCがなかなかスリープモードから復帰しない)…………………

(こういうとき、人類はなぜかマウスでコンコンと机を軽く叩きますな)…………………

…………………(1分ほど経過)……………………………………………………

(ようやく画面が映る)あ、で、先週の会議でもちょっと話したことなんだけど、その件で凸凹寺の副住職からファイルが送られてきたんだけど、(カチッ)あれ? (カチッ)あれ? (カチッ)あれ?(←画面上に複数あるエクスプローラーをひとつずつクリックしていくが、なかなか正解の画面にたどりつけない)

(カチッ)あ、これだ。でね、凸凹寺の副住職からファイルが送られてきたんだけど、(カチッ)(←Excelファイルをクリック。数秒待って、のろのろとExcelが起動)

あ、これじゃない(開いたばかりのExcel閉じる)。

(カチッ)(すぐさま、同じフォルダの別のExcelファイルをクリックして開く)あ、これかな、あ、これじゃない。

(カチッ)(すぐさま、同じフォルダの別のExcelファイルをクリックして開く)あ、これだ。こういうファイルが送られてきたんだけど」


拙僧「へい」


事前に準備するという概念がない先輩「このファイルに必要事項を記入しておいてくれるかな」(※この具体的なアクションの指示があるまで5分かかってる。)


拙僧「へい」


事前に準備するという概念がない先輩「くわしいことはね、このサイトを見てくれればいいから(カチッ)あれ、(カチッ)あれ、(カチッ)あれ……(←FireFoxのタブをクリックして、しかるべきページを表示させようとするが、タブを27枚くらい開いてるので、どれが何を表示してるか本人も把握できていない)」


以下略。しかし、責めるわけではないが、こういう人のデスクトップはたいていアイコンだらけだし、文字化けファイルもリネームしない。いや、おれも他人様のことなど云えませんけど…。


■ピエール瀧、いつのまにか50歳になってる説


■YOUの仕事、椿鬼奴が徐々に奪ってる説


■数年前まで、みんなそんなに、獺祭獺祭、あるいはノドグロノドグロ云ってなかった説。


■「まるっと」という表現を使う人、5年前ほどにはいなくなってる説。


■白いフレームのメガネ、自分に自信がないとかけられない説。


■半蔵商店でございます。このごろ、近所のスーパーの惣菜コーナーでハンバーグ(2ヶ入り)をよく買います。ハンバーグを買うときは、袋入りのサラダ(百円)もいっしょに買います。

買ったハンバーグは、スーパーの片隅にある電子レンジで温めます。拙僧の部屋には、スウェーデン産の超小型シンセサイザー(Teenage Engineering OP-1)はあっても、電子レンジはないのです。だいたい2分半くらい温めます。温めてるときはかなり手持ちぶさたです。どういう表情してればいいんでしょうね、あの空白の時間は。

で、部屋に帰って。袋入りのサラダの袋を開け、丼の底に敷きます。そしてその上に温めたハンバーグを乗せます。で、これを「目玉焼きと米がないロコモコ」あるいは「モスバーガーの“菜摘”のやたら量が多い版」と思い込みながら食べます。糖質を抑えてるつもりです。ほんとうに糖質が気になるならハンバーグじゃなくてステーキ食べろって話ですが。

で、最近このハンバーグの食べ方が気に入って、実を申すとこのところ週に4回くらいはこの店でハンバーグを買ってるのですね。

半蔵氏、このスーパーの店員に妖怪ハンバーグ小僧と命名されてる説。


■過渡期の助六


■アクラ本牧の黒澤です。っていうかむしろ半蔵さんです。

もう四月になりやがって、新年度とやらがあたかも当然のことのように始まりやがって、桜の野郎どもも恥ずかしげもなく咲きはじめやがってますが、そういえば先月の助六について書いてなかった。

先月は助六を、上旬に幕見席で一回、中旬にがんばって桟敷席で一回、下旬にさらに幕見席でもう一回観ました。


■前もちょっと書いたけど、海老蔵の助六は、なんというか、どことなく小さくまとまってる感。これを洗練ととるか退行ととるか。'10年5月演舞場、西麻布で殴られる前の海老蔵助六、は、揚幕チャリンの時点で芝居小屋の空気がグッと変わるのが分かった。「あ、いま、スタアが花道から出てきた」という即物的なまでの、まばゆい何かがあった────というのは、七年前の記憶を美化しすぎでしょうか。

雀右衛門の揚巻は、回を重ねるごとに揚巻っぽくなっていた。けど、もうちょっと不敵なところが欲しい。

巳之助は、なんつーか、トラブルが起こったら弁護士やソニー損保に電話しそうな、理詰めの福山かつぎ。

亀三郎は、「ふだんこういう三枚目役に慣れてない人がなんとかがんばってる感」が出てて。通人というよりマジメな一市民って感じ。そこが微笑ましいと云えないこともなく。

そして安定の左團次と菊五郎。

まあ、世代交代中の、過渡期の『助六』という感じでした。満点ではなかった。とはいえ、満点だけが芝居か、というともちろんそんなことはなく。


■ああ、またいろいろ書いちゃった。素人がごちゃごちゃとすいません。『助六』は大好きだからさ、期待する水準も変に高くなっちゃってるかもしれない。でも、良かったですよ、『助六』。芝居、というか、江戸にタイムスリップできる二時間のアトラクションて感じで。


■しかし、建て替え後の歌舞伎座って、桟敷席の弁当を二日前までに電話で予約しとかないといけないのな! 当日はともかく、前日ですらダメなんですよ。今回の桟敷席でも、あやうく予約しそびれるところだった。あぶねー。建て替え前は、当日でも弁当を頼めたはずだけど。人類って、やっぱり退化してるわ…。

■さて、今日はこれから昼の部行ってきます。


■今月より元の部署に戻りました


■今日は水戸のビジネスホテルにおります。

──じゃなくて、茗荷谷の自室におります。そうだった、おれはもう営業部じゃないんだった。


■昨日から元の部署に戻ったわけなんですが、なにせ数年ぶりのことなので、いろいろ勝手が違っておりまして、「なつかしい元の部署に戻ってきた!!」という感じはあまりなく、それこそ新入社員っていうかむしろ新入社員とおるくん(コナミ/'84)くらい初々しい気持ちでおります。

──と、書こうとしたけど、新入社員の初々しさではないな、これは。どっちかというと、転校初日の不安みたい感じだな。元の部署とは云え、人員が半分くらい入れ替わってて見慣れない顔のほうが多いので、正直アウェイ感ある。新入社員とおるくんって書きたかっただけだな、上の文章は。


■なんというか、新しい環境になじむのになかなか慣れない。いや、この部署に慣れないわけじゃなくて、おれという人間がそもそも新しい環境になじみにくいように設計されてるんですね。これは、神様がおれをそう設計したわけで、おれに責任があるわけじゃない。おれだって、こういうとき屈託なく新しい環境になじんで、異動初日の午前中(そう、このスタートダッシュが肝心なんですよね・笑)にはもう周囲と軽口をたたけるような人間に生まれたかったですよ、そりゃ。

とはいえ、神様のせいにしてもしょうがないので、そこは、ね、ぼちぼち上手くやっていかないといけないなと。


■出張おわり、明治座五月花形歌舞伎土日三等A席


■ただいま宇都宮のホテルにおります。昨晩は、ホテルのバーに行こうと思ってたんだけど、夜9時ごろうたた寝してしまい、起きたら午前2時半で、バーはとっくに閉まってた。うむ。最後くらいバーでゆっくり飲んでやろう、という予定だったんですが、まあ、そんなもんだよな。代わりに東京戻ったら、どっかのホテルのバー行こう。

いまは朝の8時半で、朝食食べ終わったとこで、午前中は宇都宮で雑用。夕方ごろ渋谷戻ります(部署が変わるので、社内引っ越しがある)。

ともあれ、これで三年にわたる出張生活はしまいです。


■チケットWeb松竹を見たら、明治座の五月花形歌舞伎の、土日の三等A席の切符が売り切れてる────

と、この世をはかなんで吾妻橋から大川に身投げしようとしているそこのあなた! 明治座の「席とりくん」ならまだ土日三等A席買えます。


■最後の出張中です(元の部署戻ります)


■ただいま群馬のマクドナルドにおります。店内では朝から135BPM前後のアッパーな歌ものハウスが流れております。客を長居させないためでしょう。マクドナルドとしては客に長時間チルアウトされると困りますからね

うん、ただいま最後の出張中でございます。と云いますのも、この四月より営業部から元の部署に戻ることになったのですね。

ここ三年は、茨城栃木(と、その近県)を営業車で走ってビジネスホテルに泊まる、という生活を繰り返してたわけですが、それも今月で終わり、来月からは渋谷のお寺でおつとめ。ということになります。


■最初は慣れなかったこの生活パターンも、3年も経つと愛着に似たものが湧いてくるらしく。

もう、お気に入りの成田のRホテルでルームサービスのハンバーガーを発注することもないし、昭和の匂いがする宇都宮のゲームセンターで『マッピー』と『メトロクロス』をやることもないし、水戸のホテルで山形ヒロヲ似のホテルマンにチェックインしてもらうこともないし、仕事の途中でスーパーでイカフライを買って、駐車場に営業車を停めて大竹まことのゴールデンラジオを聴きながらイカフライをガサゴソと食べることもなくなるんだなあ、と考えると、ちょっとはしんみりします。ちょっとはね。

あ、あと、金曜の午後にクルマを運転しながら小林克也の『ファンキーフライデー』を聴いて、リスナーがクイズに正解したとき、いっしょにカンカンカンカン!と声を上げてお祝いすることもなくなるなあ。内勤だとラジオが聴けない。


■ともあれ、四月からは元の部署に戻ります。あ、でも、仕事の内容は、以前やってた仕事とまったく未知の領域の仕事が半分半分で、前者はともかく後者はちょっとどうなることやら、といまから気をもんでおります。なので、元の部署に戻るのが一概にうれしいと言い切れるものでもないんですね。正直、不安だなあ。そう、四月って、よくこういうタイプの不安が待ち受けてるじゃないですか。なので子供のころから、四月は苦手でした。ともあれ、まあ、ぼちぼち要領よく、怒られないようにやっていきますよ。ということで行きましょう、火曜ジャンク! 爆笑問題カーボーイ。

──エントリの〆め方がおかしい。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■ギャラクシアンは01、パックマンは02、スネオヘアーはバツ3


■これいいですね。『パックマン』のファミコンカセット型モバイルバッテリー


■ただ、パッケージに「01」って書いてあるけど、実際は「02」なんだよなあ

とか、こういう細かいことを気にするのっていけませんかね。


■オルタカルチャー


オルタカルチャー

来るべきインターネット時代に備えて、『オルタ・カルチャー』を買いました。これから日本もどんどんインターネットが普及してきて、どんどんインターネット社会になって、どんどん便利になると思います(たとえば、歌舞伎座の切符を自宅のパソコンから購入できるようになる、等)。これからは、やはりインターネットですね!


■ドロンちび丸、TPぼん


ドロンちび丸TPぼん


■昨日買った。『ドロンちび丸』は、これ、解説が戸川純って知ってた?

──知ってたよ。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

すいません。


■『TPぼん』は、中央公論社版が好きなのでそれで揃えたいところだけど、ま、未収録のエピソードもあるそうなので一応このバージョンも。


■歌舞伎とは、『助六由縁江戸桜』のことである(極論)


■さて、今日は歌舞伎座夜の部行ってきます。お目当ては助六。

先週土曜日(3/11)も一幕見席で助六だけ見てきたんですね。今日の見物に備えて、ちょっと下見というか予習というか。まあ、助六、好きですし。というか、カブキ見る人で助六嫌いって人はあんまりいないんじゃないかな。

タイトルがいい。『助六由縁江戸桜』。すけろく、ゆかりの、えどざくら。と、発音するだけで、こう、胸にともる物がある。ありませんか。ないならないでいいですが、おれはあります。江戸歌舞伎の大らかさだとか、華やかさだとか、荒事の勢いだとか、さくら舞ふ舞ふ吉原の風情だとか。そして平成二十二年四月第三部、勘三郎が團十郎の股をくぐった春の夜の木挽町のあの賑わいだとか。そういったいろいろなものが、このわずか七字のタイトルに詰まってる。っていうか、歌舞伎とは『助六由縁江戸桜』のことです。

──それは言い過ぎだと思ふ。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■さて、この日3/11の助六。海老蔵は、これまでの貯金だけで乗り切ろうとしてるような感じでした。手持ちの札だけで済ませたというか。なんか足りないんよ。でも、なにが足りないんだろう。まだ所帯を持つ前の、西麻布で殴られる前の海老蔵の助六をおれは見ていて('10年5月演舞場)、そのころと同じ物を海老蔵に求める方が悪いのかもしれないけど、しかし、あのころのギラギラした感じはもう戻ってこないのかなあ、なんて思ってしまった。まあ、難しい年齢だよね。若くはないし、かといって円熟云々って年でもまだないしね。


■ああ、すいません、素人が好き勝手書いて。今日の助六は、もっと良くなっていることを期待しております。


■あ、そうそう。昨日、国立劇場で『伊賀越道中双六』観てきたんですが、雀右衛門よかったです。揚巻よりも、こういう役のほうが似合うよねえ。


■所ジョージ「寿司屋」「木造建築20階建て」


■このところ、営業車を運転しながら所ジョージばっかり聴いてます。

所ジョージの「寿司屋」って曲があって、先日はじめて聴いたのですが、歌詞が「つまらぬ奴と寿司屋に行った」といった変わった内容で、めちゃめちゃ早口でぶつぶつ歌うので歌詞が聴き取りづらくて、しかも歌い方の強弱が激しすぎてpppの部分とfffの部分とでめちゃめちゃ音量差があるのでボリュームの設定には注意しないといけない、という謎の部分が多い曲です。

それでもって、いちばん謎なのが、最後の最後で、「救いのミコは 三鷹の駅で 倒れ切っている」という、これまでの歌詞といっさい関係ない、なんだか不穏なようなシュールなような一文が、不思議なくらい唐突に登場して終わるんですね。

所ジョージ作品にはパロディーが多いので、これもなんかのパロディーなんですかね? いや、文言が「きよしこの夜」からの引用であるというのは分かるけど、思わせぶりな一行で唐突に歌が終わる、という構成自体がなんかのパロディーなのかな。この曲の歌い方自体が当時('70年代末)のフォークのパロディーっぽいしね。

ちなみにこの部分、シングルとLPで歌詞が違ってて、シングルだと「救いの巫女は 御母の胸に 倒れ切っていた」となるそうです。巫女?

そういえば、大昔のインタビューで、InKの石野卓球が初めて買ったレコードとしてこの「寿司屋」を挙げていたのですが、近年のインタビュー(たしか京都のクラブのサイト)では同じ質問に別のレコードを挙げておりました。まあ、こういう質問の答って、媒体とか訊き方とか訊かれ方とか話の流れ方とかで変わるもんですからね。


■で、先日、水戸で所ジョージのコンパクトなディスクを二枚捕獲しました。

所ジョージ二枚

左は、『ホテルチャイナタウン』という'91年のオリジナルアルバム。右は、『20周年カニバーサミー2』という'97年のベストアルバム。この二枚とも、「木造建築21階建て」という曲がそれぞれ収録されています。それぞれ別テイクです。この曲には原曲というか原型があって、「春一番の前」という所さんの'90年のシングルがあるのですが、B面の「木造建築20階建て」がそれです。というわけで、この「木造建築20(21)階建て」は、'90年版、'91年版、'97年版と、つごう三つのテイクが存在することになります。

小学生のころ、この「春一番の前」のCDをレンタルしてカセットにダビングしてたのですが、このしっとりした表題曲よりも、B面の「木造建築20階建て」ばかり聴いておりました。内容は、いわゆる「あるある」とも違うし、なにげない日常の風景を切り取った──みたいなのともまた違う、所ジョージがその当時思っていたであろう些細なこと(現在だと、それこそtwitterに書き捨てられてくような内容)を字余り気味に詰めるだけ詰め込んだ感じの歌詞で、この曲を友人に聴かせたところ「早口言葉みたいだよな!」と面白がってくれた思い出もある。おれは聴き慣れた'90年版がいちばん好きですね。

とはいえ、小学生のころのカセットなんてさすがに手元に無くて。'90年版は聴きたくても聴けないんですよね…。もう何年も聴いてないなー。20年くらい? もっとか。いや、amazonのマケプレに「春一番の前」が一枚だけ出品されてるんだけど、常規を逸した値段でね。ちょっと買えない。'90年版は、サビ(正しくは“サワリ”)の部分でシンセドラムのような音が入っててさ、あれが聴きたいんだよね。ここ数日、上記の'91年版と'97年版を聴いてるんだけどさ、演奏というかアレンジのキレのようなものも、'90年版のほうが好きかな(これは小学生時代の記憶と照らし合わせての判断なので、いままた'90年版を聴き直したら違った感想になるのかもしれないけどね)。


■天茶とマッピー


マッピー

■昨日の夜、宇都宮でね。おじいさんがほとんど一人でやってるような小さな天ぷら屋に入って。この店、二千円のランチは2回ほど食べたことあったけど、夜に入るのは初めて。

暖簾くぐって引き戸開けて、こぢんまりとした店内が現れて。小料理屋然とした、10席ほどのカウンターの席に座って。四千円の頼んで。熱燗も発注して。ほどなくして突き出しの塩辛が出てきて。

あとは天ぷら出てきて。海老とかタラの芽とか。なんかいろいろ。いちいち覚えない。ブログに書くために天ぷら食ってるわけじゃない。おれの胃の腑に収まるために揚がってくる天ぷらを、店内に置かれてるテレビジョンから流れてくる通俗的な番組の音声だけを聞きながら淡々とサクサク食べて。〆の炭水化物は天茶にしてもらって。わさびも添えて。最後にデザートに煉乳かかったイチゴ出てきてね。

おいしい。いや、美味しいのは当然としても、なんか、流れる時間がただただ良かった。黙々とひとり。揚げたての天ぷらと対峙する時間…………。(´ω`)


■お店がこぢんまりとしてるとこがいい。昭和50年代で時が止まってるような店内の空気もいい。メニューの品数が少ないとこもいい。いろんな銘柄の酒が揃ってないのもいい。

この店は天ぷらも美味しいけど、上記のいろんな点で気に入ってる。ほら、外食って、料理だけじゃなくていろいろトータルじゃないですか。


■あ、これは宇都宮で天ぷらを食べた、というだけのエントリです。


■で、勘定を済ませて店を出て、ほろ酔い気分で例のゲームセンター行って。酔い覚ましのエムエーピーピーワイ、あ、『マッピー』やって。

──そこ、あべこうじ風に発音しなくてよろしい。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

この日のスコア21700点。5面までは行けた。4面を過ぎると、子分の猫どもの足が速くなっちゃって、いつも挟み撃ちにされちゃうんだよなあ、と西暦2017年にマッピーの話してる奴もあんまりいない。


■世阿弥と綱吉


■地方の国道沿いのラーメン屋で味噌ラーメン頼むと、デフォ(ルト)でニンニクが多めに入ってて困ることあるよね。半蔵商店でございます。


■今日、埼玉某所のブックオフに行ったらば、「芸能」の棚に、AKBやら大泉洋やらのタレント本に交じって、世阿弥の『風姿花伝』がありました。そうか、風姿花伝ってタレント本だったんだな。


■なお、このブックオフでの釣果はこちら。

つなよしくん

昔、コザのとある本屋には、店員によるこのキャラクターの手描きポスターが貼ってあったものです。懐かしい。


■三月は調子悪い、助六、ダイタク


■…………やはり三月は調子悪いです。嫌いな月ではないんですけどね、三月。三十歳を過ぎてからこっち、三月は調子悪い時期が必ずある。先週後半は良くなかったなあ。せっかくお気に入りのRホテルに泊まったのに、食欲が無いのでルームサービスの夕飯もハンバーガーじゃ無くて担々麺にした。朝食もパス。

でもまあ、昨日の日曜あたりからぼちぼち回復してきたかなー(←と、半ば自分で自分に言い聞かせる)(←自分で自分に言い聞かせてる自覚があるってことは、実際はそうじゃないってことだね)(←こうやって自分で自分の心の動きをメタ的に観測したがるのって、じつは日常生活を送るにあたって損なタイプなのかもしれない。思い込みの力っていうのは、やはりあるから。「うん、もう回復したよ!」となんの保険もかけずためらいなく断言できるタイプでありたい、おれだって)。


■あ、カブキの話していいですか、土曜は一幕見席で『助六』見てきました。感想はまた。


■昨日の日曜、『所さんの目がテン』で、「双子にそれぞれ違うものを食べさせて、血糖値の変化を測定する」という企画をやってたんだけど、被験者の双子が、双子芸人の「ダイタク」だった。番組の中では、とくに芸人であることは触れられてなかった(と思う)。


■で、今日からまた出張です。月曜から木曜まで三泊四日で宇都宮。金曜は渋谷で労働。では行ってきます。


■財布のヒモをゆるめたくなる芝居のタイトル。あるいは芝居はタイトルが9割(極論)。


■火曜日は日光にいました。午後は雪がちらつく寒さだったので、とんかつ屋でカキフライ定食を食しました。肌寒い日はとんかつよりもやはりカキフライですね。

その後、デザートとして、近所のかき氷屋でかき氷を食しました。肌寒い日はかき氷食べたくなりますよね。

かき氷

黒蜜がけの小豆のせです。カキフライからのかき氷。


■で、いまは水戸のビジネスホテルにいます。今日はここから成田に移動です。成田ではお気に入りの外資系Rホテルに泊まる予定。ビジネスホテルじゃない、ジムとプールとルームサービスとバーがある、健康で文化的な基本的人権ホテルです。『みなさんのおかげでした』見ながらルームサービスでハンバーガー食うぞ、というのを楽しみに、今日を乗り切ります。


■あ、今月の歌舞伎座昼の部ですが、『明君行状記』、終盤の光政と善左衛門の温度差を描いたところは面白くなったけど、それまでは、やはり、うーん…。自分の場合、新歌舞伎は「芝居」というよりは「説明」だよな、といつも思っちゃう。なんかラジオドラマのCD聴いてるみたい。まあ、おれの受け取り方にも少なからず問題あるだろうけど。

しかし、『明君行状記』って、あまり見物欲をそそらないタイトルだよな…。もうちょっとタイトルに気をつかったほうがいいんじゃないかな、この真山青果って子は。まあ新歌舞伎ってそそられないタイトル多いですけどね。やはりさ、たまたま今月やってるけど『助六由縁江戸桜(すけろくゆかりの えどざくら)』とか、あと『天衣紛上野初花(くもにまごう うえののはつはな)』とかさ、古典歌舞伎のタイトルのセンスっていいですよね。見たくなる。なんか、こう、見物客の一人として、財布のひもを緩めてアメックスのカードを取り出してオンライン決済したくなるようなタイトル、ってすごく大事だと思うんですけどね。芝居ってタイトルが9割なんだからさ(←極論)。

あ、『明君行状記』の橘太郎、良かったです。


■仁左衛門の知盛と『どんつく』の良さは、わざわざおれなんかがネットにだらだら書かなくともいいので割愛。


■しかし、俳優祭、行きたいなあ。来世こそは、年度末のド平日に観劇できる身分に生まれてきたいものです。


■宇都宮のマッピー、MZ-700版のマッピー、ゼビウスの犬


■『マッピー』のボーナスステージでは、ふつうの赤い風船を割らず、ニャームコの入った大きい風船だけを割る派です。半蔵商店でございます。

──西暦2017年にマッピーの話…(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

いや、いま宇都宮のホテルにいるんだけどさ、この近くにたまに行くゲームセンターがあるのね。そこって、『ナムコクラシックコレクションvol. 1』の筐体があるわけ。これは古いナムコのゲームを集めたやつで、つまり、ギャラガ、ゼビウス、マッピーが遊べるのね。しかもその台、100円で2ゲームできるんですよ。お得じゃないですか。

でもさ、最近、その台からナムコクラシックコレクションが消えて、なんか見たことない『アンダーカバーコップス』とかいう’92年のアイレムのゲームに替わっちゃったんですよ。知らんわ。


■いちおう、その店にはレトロゲームのN in 1(※一台で複数のゲームが遊べる)の台もあって、『マッピー』はそれでも遊べるんだけど、この台は1ゲーム100円なんですよ。2ゲーム100円の感覚になれちゃうと、これは高いんだよなあ。ま、やりますけど。この台で『メトロクロス』や『マリオブラザーズ』もやりますけど。西暦2017年にもなってこんなゲームの話をしてるとはさすがに思わなかったですけど。でもまあ、年季の入ったゲームセンターの店内で、'80年代のアーケードゲームをやるってのが、うん、いいんですよ。理屈じゃない。

ちなみにこの台で、Atari社の『Asteroids』っていう'79年のゲームを遊んだこともあるぞ。何がなにやら分からず、一分もしないうちにゲームオーバーになったけど(この手のN in 1の台は、ゲームの遊び方の説明が一切ないんですね)。


■しかし、こういうレトロゲームの台を置いてくれてる店ってほんとになくなったね…。大きいゲームセンターは、もうメダルゲームと太鼓の達人とプリクラとクレーンゲームばっかりで、いわゆるビデオゲームがそもそもなかったりする。あっても最新の格闘ゲームだけとかさ、レトロゲームなんて影も形もない。いまに始まったことじゃないし、いつも書いてることだけど。


■あ、いま検索したら、MZ-700とかいう室町時代に作られたパソコンで動く『マッピー』ってのがあった、これはちょっとすごい…。

この図形と記号のカタマリを見て『マッピー』だと思え、というのはもう禅問答の域。キャラクターは全員▲と○の集合で表されてるし、家財道具に至ってはマイコンだのカセットだのカタカナで表現されている…。

この貧弱なグラフィックにまず驚くし、しばらく動画を見ているとゲームとしてはちゃんと成立していることにまた驚く。グラフィックやらオンガクやらという装飾性を排してるので、ゲームの骨格みたいなのが浮き彫りになるんでしょうね。マッピーが、重力という概念を取り入れたドットイートゲーム(※和製英語にもほどがあると思う)であることが改めてよくわかります。


■ついでにwikipediaでゼビウスのページを見てたら、「本作を取り巻いた噂」という、なかなかそそる項目があった。ここには載ってないけど、画面を犬が横切る、という話も聞いたことがある。


■けふは歌舞伎座昼の部見てきます


■さきほど、ニッカウヰスキー「宮城峡」(旧バージョン)と、ドイツ製のニシンの燻製の缶詰、というさわやかでヘルシーな朝食を摂りました。半蔵商店でございます。

──それ朝食というかむしろ晩酌 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■といった意味も含めまして、今日はめずらしく歌舞伎を見てきます。歌舞伎座昼の部。ちょっと引っかかるのが『明君行状記』で、歌舞伎美人のサイトにも、「真山青果作品ならではの人間の本心に迫るせりふの応酬が聞きどころの一幕です」って書いてある。うーむ。そして、「血気盛んな善左衛門」なんてキャラ紹介もある。うーむ。真山青果に血気盛んなのが出てくるとだいたいやばいよ。毛量すごい人はだいたいやばいよ(ロバートのアスリートのCMのコントより抜粋)。

まあ寝ないようにがんばります。寝なかったら、ほめてください。それでは行ってまいります。


■google飽きた、『R25』終了、肉の万世


■しかしgoogle飽きたな。なんつーかgoogleのブランドイメージに飽きたし、googleを使うことにもなんか飽きた。そろそろ新興の、シュッとした検索エンジンなりwebサービスなり出てきてほしいです。まあ、毎日googleだのgmailだの使ってる分際でこんなこと云う資格はないんだけど。


『R25』がついにweb版も終了するそうです。'00年代は遠くなりにけり。

'04年にR25ができたときは、劇団ひとりのテレビCMを流してましたね。西暦2017年の段階で、創刊当初の気分(=言語化しにくい=そもそも時代の空気なんてその当時は「自明なもの」と誰もが思ってるのでわざわざ言葉にしないし記録もしない=後世にwebで検索しようと思ってもできない)を思い出すのはちょっと難しいことなのですが、'00年代半ばからから後半にかけてはごくゆるやかではありますが景気は回復傾向にあり、'00年代初頭的な「ユニクロ、吉野家、ミクダーナルもといマクドナルドの65円バーガー」といったデフレデフレした空気から徐々に脱却していたんですね。その空気に、R25のはマッチしてたように思う。創刊当初はさ、なかなかパリッとしてたんですよ、あれ。初期は毎号読んでたなあ。配布日に出遅れるとなくなってることも多かったしね。そんな熱心に読まなくなってからも、歌舞伎役者のインタビューが載ってる号はちゃっかり持って帰ってたりしてた。

でも、まあ、電車内の暇つぶしの読み物という地位を、スマートフォンに取って代わられたんでしょうね…。そもそも東急や東京メトロの読み応えあるフリーペーパーと違って、R25って始めから、雑誌というよりは「ネット上のいわゆるポータルサイト」を紙に落とし込んだもの、って感じでしたね。それゆえ、情報の量も種類も、ひいてはその存在自体もスマホで代替可能だったのかもしれません。


■あ、半蔵商店です。おはようございます。昨日と今日は宇都宮におります。写真は昨日行った宇都宮の『肉の万世』。おれはいくつも行ったわけではありませんが、万世の店舗の中でいちばん好きかもしれない。アメリカのドライブインダイナーっぽさもあり、それでいて「和」の感じもあり。店内も落ち着いててね。ハンバーグとナポリタンのセットを食しました。

肉の万世

しかし万世のキャラクターって、独特な品の良さがあるな。來るたびに思う。

肉の万世のキャラクター

ついでに雨の宇都宮のパルコ。渋谷にないものが宇都宮にある。

パルコ


■一国の景気は、ホテルの客室内の冷蔵庫の飲食物に表れる(暴論)


■オザケンって、まだ成仏できてなかったんですね。どうも半蔵商店です。


■月曜は新潟行ってました。朝は粉雪が降ってました。『みかづき』なる店の「イタリアン」なる麺を食べた。お江戸で云うところの、『ジャポネ』や『リトル小岩井』みたいな感じ。スパゲティーのようでもあり、焼そばのようでもある。写真は撮ってない。食べ物は、写真に撮るものではなく、食べるものです。おれもたまに撮りますが。

レンタカーの中でのBGMは矢野顕子と所ジョージ。われわれ国民は、所ジョージの歌を聴かなさすぎると思う。

萬代橋(一)

夜は、会社の人類と新潟駅前で刺身とおでん。

萬代橋(二)

この晩はホテルオークラ新潟に泊まりました。良くも悪くも昭和。ごくわずかの種類ながら客室内の冷蔵庫に飲み物があらかじめ用意されていて、かろうじてミニバーという概念を保持しているところに、老舗ホテルの矜恃を感じる。

いや、話それるけどさ、'90年代末の福岡で、それほど高級ってわけでもない東急系のホテルに泊まったんですよ。そのころは、地方都市のそのレベルのホテルでも、客室の冷蔵庫には飲食物がぎっしり入ってたんですよ。チーズとか。まあ、日本がまだ先進国だったころの昔話です。

館内には真顔で黒電話が置かれていた。写真にはないけどピンク電話もありました。

黒電話

で、火曜の夕方東京に帰還。

東京驛


■水曜は渋谷で内勤。で、今日から宇都宮で一泊二日です。


■新潟へ


パスタソース


■先週、成田のスーパーの輸入食品売り場で見かけたイタリア製パスタソース。謎のラベルが妙に引っかかって買ってしまいました。左からアラビアータ、ボロネーゼ、バジル、だそうです。うむ。


■そして今日から、珍しく新潟です。一泊二日。


■いろいろバタバタしておりますが、今週末で治まるかな(希望的観測)。


■マフラーは忘れるもの。っていうか忘れないマフラーなんてもはやマフラーと呼べない。


■せ、先週から今週にかけてちょっと忙しいです。でもまあ、みんな忙しいからね。自分だけ忙しぶっちゃいけないですね。こないだテレビでカズレーザーがいまの働きぶりを「べつに忙しくない」と云ってたのはかっこよかったですね。


■で、いま水戸におるのですが、昨日ひたちなか市で昼飯を食べてまして、その店に襟巻きを忘れたので、いま(朝6:45)から取りに戻ります(ホテルの中の店だったので、襟巻きはフロントに預かってもらった=24時間空いてる)。で、9時半にはまた水戸に戻らないといけないのですが、まあ間に合うかな。間に合うよね、たぶん。面倒ですが…。


■村本と山里は和解したのか


■昨日、夜中に目が覚めたので『不毛な議論』をひさびさにリアルタイムで聴きました。といっても、後半の数十分を、半ば眠りながら訊いてたのですが。

そしたら最後の5分くらいで、ウーマンラッシュアワーの村本が出てきたんですね。村本と山里って、いま不仲じゃなかったっけ? 違う?

和解したのか、そもそももとから不仲じゃなかったのかは分かんないですが、まあ、ラジオで村本の声がひさびさに聴けて良かったな。


■と、ここまで書いたけど、村本が山里のラジオに出たなんて、まあ、おれの夢かなんかだったのかもしれない。


■はなばなガールズと、赤いときめきミッドランド


■ドラッグストアって、阿部サダヲ顔の男性店員に遭遇すること多いよね(と、以前も書いたかもしれないけどもう一回書いた)。 半蔵商店でございます。


■あのー、『にこにこぷん』で、ええ、ですから、教育テレビでかつてやってた、あの『にこにこぷん』にですね、

「あらあらー♪ おやおやー それからどんどこしょー♪」(゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚)

とか、

「わーいわーい、にこにこ、ぷん♪」(゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚)


って歌う花の4人組(4本組?)がいたじゃないですか。あれ、「はなばなガールズ」っていうらしいですね、wikipediaによると。


■で、昔、沖縄のポーク缶のローカルCMに、

「赤いときめき、ミッドランドー♪」

ってサウンドロゴがあったじゃないですか(いまもあるのかな)。このサウンドロゴを歌ってるのもまた、このはなばなガールズ(の中の人)なのではないかな、と、先日ふと思ったんですよ。

はなばなガールズの4人(4本)が左右に揺れながら「赤いときめき、ミッドランドー♪」(゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚)って歌ってる様子って、違和感ないですよね。どうも、あの赤いときめきミッドランドははなばなガールズが歌ってるような気がします。


■──と書いてはみたものの、まあ、単なる思い込みっていうか思い違いだよなあ。こういうのって。べつに、聞き比べてウラをとったわけじゃないしね。

ちなみにwikipediaによると、このはなばなガールズは、「放送開始当初はデザインが違い、歌の中でストーリー解説をしていた」そうです。ふむ。


■今週は


■国民の皆さんもおれの今週の出張先が気になると思いますので、一応書いておきますと今週は

(月)成田泊
(火・水) 宇都宮泊
(木)水戸泊

です。四泊五日ですが、先週みたいに3連続日帰り出張、みたいなのよりはラクだったりします。


■では行ってきます。


■中村至男展に行ってきた等


■月曜は日光、火曜は茗荷谷に戻ってきて、水曜から金曜までは渋谷で内勤、ではなく、近場への日帰り出張3連発。こういうのがいちばん疲れます…。


■あ、火曜の夜に中村至男展行ってきました。やっぱり明和電機のコーナーが印象に残ります。「魚コード(ナコード、と読む)」の新聞広告(しかもラテ欄)のインパクト。

この展示にはなかったけど、そういえば、むかし明和電機の魚器シリーズがシンプルに並んだポスター持ってたのを思い出した(ライブ会場で買った)。あれ。いつ捨てちゃったんだろう。

あと、明和電機グッズの方眼紙も展示されてました。あれ一時期新宿のルミネtheよしもとの売店で売ってたんだよね。買い逃してしまったままだなあ。


■スーパーの魚コーナーに、酢漬けのにしんってあるじゃないですか。最近あれが好きです。


■「著者自身が描いたTシャツの挿絵は、『群像』版、単行本、『村上春樹全作品』版、それぞれすべて異なる」


■昨日より日光に来ております。

日光(一)

日光(二)


■『風の歌を聴け』は、wikipediaによると、「著者自身が描いたTシャツの挿絵は、『群像』版、単行本、『村上春樹全作品』版、それぞれすべて異なる」とのこと。ふむ。


■昨日ちょっと見たテレビで、サトミツが紹介してた流しがそのまま水切りラックになるやつ。買おうかな…。


■ソニー展を見てきました


■昨日、ソニー展いってきました。あ、ソニーってのはご存知のとおり金融会社ですが、昔は電機メーカーだったらしいんですよ。

──知ってます。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

で、まあ、そのソニー展では、幕末から現代に至るまでのいろんなソニー製品が時代ごとに分類され、ビルの各フロアにずらっと並んでるわけです。階段を上っていくごとに、ソニー製品の黎明期から、絶頂期、衰退期を体験できます。衰退期とか云ってすいません。


ドデカホーンなんて1世紀ぶりに見たなあ。あの、時代を感じる黒いずっしりしたラジカセ。一部で云うところの「バブルラジカセ」ってやつですか。そういえば電気グループの「ジョー」って曲に「ドッドッドッドッドデカホーン」って出てくるな。ぜんぜん関係ないけど、このあいだ栃木県は鹿沼市のブックオフで『662BPM by DG』を三枚も見かけた。

あと、リバティとピクシーね。バブルコンポ、とでも申せましょうか、これまたずっしりした黒いコンポ。リバティなんて、ほとんどコンパクト仏壇て感じのたたずまい。いかにも「メカ」って感じでよろしい。

子供向けのマイ・ファースト・ソニーのシリーズが並んでいたのは当然として、そのソフトウェアである絵本+カセットのセット(他社で云うコロちゃんパック的なやつ)も展示してるのが抜かりなくてポイント高いですね。おれは、玖保キリコの所属してたバンド「ピッキー・ピクニック」の『シニカル・ヒステリア・ワールド』『くるくる』持ってたよ。この2作をまとめたCDも持ってるよ。

で、プロデュースも展示されてた。あ、プロデュースってのはソニーのワープロ専用機です。坂本龍一がヘビーユーザーだったらしい。プロデュース生産終了のニュースは、中学のころラジオで聞いた、ような覚えがある。

で、 MDR-G61という型番のヘッドホンも展示されてました。むかし使ってましたこれ。ヘッドバンドが頭頂部ではなく、首筋にかかるタイプのデザイン。これまたソニーのCDウォークマンとこのヘッドホンで、若かりしころは石野卓球(電気グループのピエール龍じゃないほう)の『ベルリン・トラックス』なぞ聴いておりました。懐かしい。


■NT-1(スクープマン、という愛称でなく、おれは型番で記憶していた)なんて紙のカタログでしか見たことなかったなー、とか、親戚の兄ちゃんちに27インチのプロフィール・プロあったなー、とかいろんなことを考えながら場内を巡回して、'00年代のフロアへ。

iMac/iPodの時代にソニーは何してたか、というと、なかなか画期的な製品を出してたわけです。AirboardとかCocoonとかね。Airboardはある種のタブレットの先駆けと云えるし、Cocoonも「とりあえずHDDにガンガン録り貯めておく」というテレビ視聴スタイルの先駆けと云えるでしょう。あと、AIBOも'99年発売ですが、まあ'00年代ソニーのアイコンですね。あ、あと、そういえばPSXなんてのも展示されてました。うむ。

そして、'00年代のソニーを代表する(?)QUALIAシリーズなんてのも展示されてました…。定価が18万もするMDウォークマンってどこの王侯貴族が買ってたんだよ。


■あ、なんか平成以降のことばっか書いてますが、デンスケとかソバックとか昭和のもいろいろありましたよ。あと、『こち亀』でしか知らなかった「エルカセット」なる規格とか。


■で、ソニー展を見ての感想ですが。

まあ月並みなあれですが、一時期のソニーは、いまで云うアップルのような革新性やブランド力があったんだな、と思いました。まあアップルも最近は微妙ですが(←ひとこと多い)。

あと、ソニーがかっこよかった時代って、ソニーの広告もかっこよかったんですよね。ウォークマンのような画期的な製品でも、それをちゃんと広告してた。

ちょっと話それますが、今の日本なんて、広告費を削って「前年比で○○%のコストカットに成功しました」みたいなケチな数値を出す人ばかりが褒められる世の中ですからね。メーカーとしてはただの自殺なんですけどね。広告しないから物が売れない、物が売れないから金がない、金がないから広告できない、という永久機関スパイラルから脱せなくなるわけですからね(なんて書くと、「じゃあ、その広告とやらを打つ種銭はどこから引っ張ってくるんだよ?」って話にどうしてもなってくるわけですが、それはそのメーカーの経営陣が考えるべきことで、おれの考えるべきことではないよね、別に)。


■ちなみに拙僧がいま日常で使っておりますソニー製品は、ケータイのiida G11(厳密にはソニエリ。そろそろ買い替えたいですが…)、ウォークマン(型番たしかめるのだるい。4GBとか8GBくらいの小さいやつ。歌舞伎座に並ぶときやスポーツジムで重宝)、ヘッドフォンのMDR-CD900ST(電子音楽家なので)ですね。ウォークマンは、ケーブルがソニー専用なのが面倒くさいです…。

あ、それと、初代ウォークマンも持ってます(自慢)。

最近のソニーだと「デジタルペーパー」ってのに興味があったんですが、個人で買うにはいささか高いなーと思ってたら、いまはもう個人向けの販売は終わってるみたいです(現在は法人のみ)。


■で、ソニー展の後、仲條正義展を見に行こうとgggに足を運んだら、会場が休み。そういえば、この日は建国記念日で祝日でした。

しょうがないので、中村至男展を見に行こうとG8ギャラリーに足を運んだら、会場が休み。そういえば、この日は建国記念日で祝日でした。

しょうがないので、ONE SHOW展を見に行こうと過労死でおなじみの電通のADMTに足を運んだら、会場が休み。そういえば、この日は建国記念日で祝日でした。

──おまえさ、そういうのはちゃんと開いてるか開いてないか下調べしとかないと…。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

まあ、いろいろ歩いて運動になったのでよしとします。


■で、この後、なぜか麻布十番の日進ワールドデリカテッセンに行って、英国産の変なシリアルを買って帰りました。うむ。


■キャシャーン元嫁の「traveling」をリミックスしました


トラベリング




■キャシャーンで有名な紀里谷監督の別れたカミさんの「traveling」をリミックスしました。聴いてください。まあ、いかにもおれが作りそうな冬っぽいやつです。

諸般の事情で、ボーカルをちょっとダメージ加工してあります。なんか、加工しないとアップできなかったんですね。他の曲はそんなことなかったんですが。


■しかしおれは、女性ボーカルの曲を冬っぽいエレクトロニカにするのが好きなんだろうか。好きなんだろうな。昨年アップした、松たか子「明日、春が来たら」とピチカート・ファイヴ「メッセージ・ソング」のリミックスも載せておきます。こちらも是非。





半蔵くんのリミックスを他にもいろいろ聴いてみたいよー、という全人類の鑑のような殊勝な心がけのかたはこちらからどうぞ


■東北道あるある


東北道を走ってると、「SINOTRANS」と書かれたコンテナを積んでるトラックが陸橋を渡るのを見かけるよね。

──それは別に東北道に限らないのでは… (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■桃太郎と桃太郎を見てきました/サントリーの『ビックル500』はもう買わない


■先週土曜日はお祝いムードの歌舞伎座夜の部。あんな賑わってる歌舞伎座も久しぶりかも。二人の桃太郎を見守る勘九郎は、何度も素の父親の顔になってました。

『太十』で、芝翫よりも後ろに控えてる橋吾のほうに華を感じたのはおれだけでいい。

で、翌日は昼の部。『四千両』って、派手なタイトルの割に中身が地味だよね。笑


■スーパーで、サントリー『ビックル』の500mlペットボトルを買う。

飲んでみると、普通のビックルと味が違う。はっきり云うと不味い。調べてみると、ビックルは普通サイズと500mlサイズとで成分が違うらしい。というか、普通サイズは『ビックル』、500mlサイズは『ビックル500』とそれぞれ別の商品として切り分けているようだ。後者は、スクラロースとかいう人工インチキ甘味料が使われている。

でも普通さー、サイズが違うだけで中身まで違うなんて思わないじゃん。『ビックル500』なんて云われたら、普通のビックルが500mlになっただけって思うじゃん。ビックルによく似た不味い汁が入ってるなんて思わないじゃん。


■深夜ラジオの、あんまりハネなかったスペシャルウィークの模様を素材にしたジングルって、微妙…。


■桃太郎と桃太郎を見てきます


昨日の中村屋特番見ました? 長三郎の大物女優のようなわがままぶりに笑った。勘太郎も、相変わらず佐久間一行っぽかった。

ということで、いまから歌舞伎座夜の部見てきます。

ところで、昨日見た特番で、桃太郎の格好をしたジバニャン2体のイラストが楽屋にかかってたんだけど、あれは公式グッズ?


■三宅純を見逃す、ラジオ番組仕立ての店内放送、藤村俊二、梅丸くんの秀太郎


■今週は、月〜水が渋谷で、木〜金が宇都宮です。つまり出張が一泊二日しかないのですね。なので、今晩は茗荷谷の自宅にいながらにして『水曜日のダウンタウン』を鑑賞する、という快挙を達成しました(そういえば『水曜日のダウンタウン』に藤井隆が出てたんですが、それだけで画ヅラが一気に'00年代っぽくなってました。10年前にタイムスリップしたかと思ったわ)。

というわけで、今週は小石川区から南豊島郡は渋谷村までえっちらおっちら通勤する日々が続いております。渋谷村も、最近はけっこう開けてきてますよ。


■そう、あのー、日曜日の三宅純が出る『情熱大陸』見逃しちゃったんですよね。畜生。

そのちょっと前の『おしゃれイズム』に、おれと同じ身長の濱田岳が出てるとこまでは覚えてたんだけど、うたたねしちゃって…。起きたらガキ使やってました。ATOKは「がきつか」で「ガキ使」と一発で変換してくれました。

これを読んでいる、心ある方。よろしければ三宅純の情熱大陸を、youkuまたはdailymotionに(以下略


■このごろ、チェーン店の店内で「ラジオ番組仕立ての店内放送」をよく耳にする。

これは、不況で仕事が減ってしまったラジオ番組制作プロダクションとか、ラジオCMプロダクションとか、ナレーターとか、そういう人々がこの「チェーン店の店内放送」に活路を見いだしているからなのだろうか。


■藤村俊二死去。十数年前だったか、『ダウンタウンDX』で話してた、

「駐車場で他人のクルマにこすってしまった。ちゃんと謝ったし弁償の意志も示してるのに、相手があまりにもしつこくブツブツと文句つけてくるから頭にきて、改めてフルスピードでそのクルマにぶつかっていって破壊してやった」

というエピソードが好きすぎます。


■歌舞伎座で『寺子屋』の涎くり与太郎を演じるのが拙僧の夢です。

が、ここへきて最近はまた別の夢もありまして。それは、『毛抜』の粂寺弾正になって、梅丸くん演じる秀太郎にセクハラすることです。

どんなタイミングでお役をいただいても、お客さまに最高のセクハラをお見せできるよう、日々の稽古を怠らないよう精進する所存でございます。


■あ、國民的グループの「ダイナマイト」をリミックスしました。聞いてください。



■國民的グループの「ダイナマイト」をリミックスしました


ダイナマイト



■この正月は、歌舞伎見物の幕間に國民的グループの「ダイナマイト」をリミックスしておりました。soundcloudにアップしまして、上記の小窓より聴けます。soundcloudで聴きたい方はこちらを


■あと、この正月は、歌舞伎見物の幕間に『キャシャーン』の紀里谷監督の元の奥さんの「トラベリング」もリミックスしてたんだけど、こっちはsoundcloudに上げられませんでした…。うーむ。とりあえずジャケだけ。

トラベリング

soundcloudで「トラベリング」をリミックスしてる人、他にもいるんだけどな…。


■三日で四劇場五公演。まだ正月芝居の話。


■あけましておめでとうございます(旧暦)。半蔵商店でございます。

先週末は有休を取って3連休にして(1/21〜23)、カブキを見てました。一月のお江戸では芝居をたくさんやってるものですが、今年は珍しくそれを全部見たのですね(ブログには書いてないけど、演舞場の夜の部もその前の週に見てる)。平均的日本人よりはカブキを見る回数は多いほうだとは思うのですが、それでも3日間で4劇場5公演、というのは初めてかもしれない。切符代でアメリカとメキシコの間に壁つくれそうです。


■1/21(土)は、まず演舞場昼の部。がんばって1等席(3階席の切符が取れなかったからさー…)。『雙生隅田川』。楽しいお芝居。

いつもいつも同じことばっか書いてすいませんが、ここでも猿弥(49)が良くてね。いつも良いんだけどさ。悪役をやるとなかなか憎たらしいんだよね。それでいて愛嬌もちょっとあってね。

右近くんはちょっとだけ顔出し、かと思ったら出づっぱりでがんばってました。


■そのあと歌舞伎座夜の部。新歌舞伎は苦手だなー、などといつまでも云ってちゃいけないのかもしれないけど。

鷹之資(とATOKの変換候補にはちゃんと入ってる)と玉三郎の踊りが良かった。ごく短い花魁道中のシーンのためにわざわざセットを組んでるのが贅沢でよろしい。『松浦の太鼓』は思ったより楽しめたけど、染五郎がちょっと崩しすぎな気もしなくはない。


■で、1/22(日)は歌舞伎座昼の部。新歌舞伎は苦手だなー、などといつまでも云ってちゃいけないのかもしれないけど。

『沼津』、良かった。


■そして国立劇場に移動。「第19回伝統歌舞伎保存会研修発表会」。『すし屋』。この週末は歌舞伎座の新歌舞伎が続いちゃったので、カブキカブキした芝居でカブキ成分を補給できて助かった。

咲十郎の権太、に微妙に前進座テイストを感じた。いや、おれ前進座って2回しか見たことないから、はっきりしたことは分かんないけど。

終演後、ボーナストラックとして菊五郎一味による謎のクイズ大会。その中で、「明日(1/23)、国立劇場に本物のピコ太郎が登場」とのアナウンス。ほう。

亀蔵は50年前、国立劇場で菅秀才をやったことがあるらしい。菅秀才も50年経つとピコ太郎になるんですね。笑


■1/23(月)は亀蔵とピコ太郎の共演を見に国立劇場へ。ではなく浅草公会堂へ。第1部を見に行く。というか、梅丸くんと壱太郎を見に行く(再見)。ATOKの変換候補には「壱太郎」は含まれていない。ATOKといえばやはり壱太郎よりも一太郎なのだろうか(あ、べつに上手いこと云ったつもりはないです)。

『吃又』は、今回は修理之助と“おとく”にフォーカスを当てて見てみた。双方ともよろしい。『吉野山』、壱太郎は良いんだけど、松也がちょーっと惜しいかなあ。

終演後、梅丸くんの舞台写真を買う。いいじゃないですか。文句ありますか。あと、「梅丸くんといっしょにお風呂に入れる券」とか、「梅丸くんが一晩添い寝してくれる券」とか、そういうのも売ってないかと売店を探してみたが、なかった。

──後援会に入れば買えるんじゃないですか。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

え、そうなの? ( ゚∀゚)

──真に受けるんじゃない。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

浅草はどこも混んでてゆっくりメシを食える場所が少ない。帰り、有楽町まで移動して、久しぶりに『ジャポネ』で明太子の横綱を食べました。


■──と、この正月はたくさん芝居を見たので、ふところが寂しいです。どっかに2兆円落ちてないかなー。できれば茗荷谷駅近辺で希望。


■「は?スマホ頼んだら靴底届いたんだけど」


靴底届いたんだけど

Amazonでとあるスマートフォンのレビューを見てたら、上記のような文章がありました。

スマートフォンをAmazonで注文したら、靴底が届く。これって、あるあるですよね。

──ねーよ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■またキャッシュカードが使えなくなったんですけど


■昨年、高崎で、おれの持ってるM銀行のキャッシュカードが、磁気が弱って使えなくなる、ということがありました。

で、新しいカードが届いたのですが。

このたび、その新しいカードもわずか一ヶ月で使えなくなったんですね。

前のカードは'03年から13年間も使ってたので、M銀行高崎支店の窓口のヒト科ヒト属ヒトに「カードの磁気が弱くなってますね」と説明されたときも、まあ、しょうがないかな、と納得はしました。

ですが、この新しいカードは13年間どころか一ヶ月しかもちませんでした…。で、正月から都内のM銀行某支店に行ってきたのですが、今回も窓口のヒト科ヒト属ヒトいわく、「カードの磁気が弱くなってますね」。おい、また磁気かよ。おれのカードの保管方法が悪いのか? いや、でも、そうだとしたら前のカードが13年ももつはずがない。なんで一ヶ月で使えなくなったんだろう。


■そういえば、前回カードが使えなくなったとき、

キャッシュカードでATMから家賃を振り込む(※当然ながらこの時点ではカードはまだ使えてるわけです)

その直後に同じATM機で現金を下ろそうとする

ATMがキャッシュカードを受け付けず吐き出してくる

という流れを経てるんですが、今回も全く同じ流れだったんですね。前回は高崎市、今回は都内、という地理的な違いしか無いです。

なので、カードの磁気云々ではなくシステム上のバグかなんかで、ATMを上記プロセスで操作しようとするとカードを拒否して吐き出す仕様になってるのではないか……と愚考しております(と、このたび銀行のヒト科ヒト属ヒトにもこのようにご説明申し上げたのですが、それでも「いえ、磁気の問題です」の一点張りでした。うーむ。まあ実際のところなんておれには分からんけど)。


■で、一週間くらいして「より新しいキャッシュカード」が送られてきまして、現在はこれを持ち歩いてるんですが、このカードも磁気がいつまでもつかどうか。なんでもかんでもM銀行のせいにするわけじゃないけどさ、もうちょっと磁気とやらをなんとかしてほしい。とりあえず、上記プロセスの「ATMで家賃を振り込んだその直後に現金を下ろす」は避けた方が良さそうですね。

あと、M銀行は、まあ、みずほ銀行のことなんですが、水戸支店の地下駐車場の絶望的な狭さをなんとかしたほうがいい。あれ、閉所恐怖症の人だったらパニックになるぞ…。


■'10年代の終わり、デカフェに50円


■オールナイトニッポンのジングルが初音ミクじゃなくなったことに、'10年代の終わりを感じます。半蔵商店でございます。


■昨日スターバックスという西洋風の茶店に行ったんですね。そしたらデカフェに追加料金50円かかるようになってた。ショックだ…。('A`)

おれはカフェインにあまり強くないので(カフェイン酔いをすることがある。酒のような酔いじゃなくて、乗り物酔いのような不快な感じ)、スタバでデカフェでコーヒーを発注することがままあるのです。というか、デカフェ対応してくれる店自体あまり多くない。マクドナルドとかモスバーガーが、あとはコンビニがデカフェのコーヒーを出してくれると助かるんだけど、まあいろいろ難しそうだよね。

ということで、デカフェ(スタバ的に公式な表記は「ディカフェ」)派には、スタバが実質値上げとなりました。合掌。

サントリーBOSSのデカフェ版というのが先日コンビニで発売されたと思ったらあっという間に見なくなったし、デカフェ派にとっては生きづらい時代が続きます。というか、そんなにマイノリティなのか、カフェイン抜くやつって。

ということで、今日も出張用のスーツケースには、UCCカフェインレスコーヒーのドリップバッグを忍ばせております。


■歌舞伎、パタリロ、歌舞伎。師走の芝居と正月の芝居。


■十二月二十三日(金・祝)
忠臣蔵第三部 於 国立劇場

8〜11段目。下女の“りん”とか、丁稚の伊吾とか、そういう役どころの人々が好きだったりする。 これはおれの性格。討ち入りのとこは、全体的に少々間延びした印象がなくはなかったけど、米吉が良かった。


■十二月二十四日(土)
舞台「パタリロ!」 於 紀伊國屋ホール

行きたかったのに、前売券がずっと手に入らないままだった舞台。当日券は、まさかのくじ引きだった。運良く買えてよかった(くじに外れてそのまま帰る人も少なからず目撃…)。

芝居の内容は、まあ、ファミ通のクロスレビュー風に書くと「原作ファンなら」、と云ったところか笑。いや、パタリロがいて、バンコランとマライヒがいて、タマネギ部隊がいればそれはもう『パタリロ!』だから。どんなドタバタも、どんな不条理も呑み込んで成立させてしまうフォーマット、それが『パタリロ!』だから(細かい“くすぐり”をガシガシ入れてくる小劇団的作風も、『パタリロ!』の作品世界と良くマッチしてたと思う)。

なので、逆に云えば、各キャラクターの再現度が高くないと、『パタリロ!』にはならないのですね。でもこの点は抜かりがなくて、パタリロはちゃんとパタリロだった。これ、地球上に加藤諒がいなかったら成立しなかった舞台だったと思う。この世に加藤諒がいて良かった。バンコランとマライヒも、バンコランとマライヒだった(マライヒがいささか三枚目寄りだったような気はしますが・笑)。そして特筆すべきは、タマネギ部隊のオンとオフの切り替えの描写でしょうなあ。「タマネギ部隊は実在した!」って思っちゃったよ。

平成30年には早くも続篇が予定されているようですが、松竹もぜひパタリロ歌舞伎をやってほしいところです。パタリロ役は猿弥(49)で。


■十二月二十五日(日)
あらしのよるに 於 歌舞伎座

この月すでに三回見た『寺子屋』をもう一回リピートしようと思ってたけど、うーん、諸事情を鑑みて、そのリソースを『あらしのよるに』再見に充てることにした(寺子屋は、松也の源蔵の暑苦しい演技がリピートするたび気になってきたので…)(弘太郎の涎くり、ものすごく大好きなんだけど、涎くりよりも生身の弘太郎のほうが前に出てくる瞬間が何度かある)(猿弥(49)はどのような役をやっても、そのような瞬間がまずない。猿弥(49)すごい)。

獅童の“がぶ”は相変わらず最高ですね。食欲と友情の板挟みになるところが、よく表現されてました。なお、昨年の八月、石垣島で「ヤギそば」なるものを食った拙僧としましては、がぶの視点からこの物語を見ておりました(笑。ヤギ肉とヨモギの風味が合うんでやんすよ! ただクセのある味なので万人にはすすめません。沖縄人でもヤギ苦手な人は多いです)。

松也の“めい”も、獅童とまったく対照的なキャラクターをちゃんと演じきっていた。“がぶ”と“めい”。この肉食系と草食系(文字通り!)の対比って、曾我兄弟を思わせますよね(とか書くのは安直ですか。安直だったらすいません)。

良い意味でカブキカブキしてたのが権十郎(江戸の世話物のやくざみたい)と梅枝(時代物のお姫様)。こういうカブキカブキした演じ方のキャラクターがちゃんといるので、芝居が現代劇方面に押し流されて戻ってこられなくなる、ということがない。

結末を観て思ったのが、歌舞伎って、「友情」というテーマを表現する方法が意外に確立されてないのでは、ということ。歌舞伎では主従愛とか師弟愛とか夫婦愛とか親子愛とかは描かれても、友情が描かれるシーンがあんまり無いような気がする(おれが知らないだけか……カブキくわしい人から見たら間抜けなこと書いてるのかもなあ、これ)。だからかどうかは分かりませんが、最後のシーンのがぶとめいは、友達同士と云うよりも、恋人同士あるいは夫婦に見える。でも、めいが「〜でやんすよ」というがぶの口調をまねるところに友情を感じましたよ。

あと、竹松の“はく”、も忘れてはいけません。「ぼくたち、ヤギなんだけどなあ」とか、「作ったの、ぼくなんだけどなあ」とか、無言で親指を立てるところとか。

ちなみにこの日は、松也が本舞台から花道に出てくるところでリアルに転びそうになる、という放送事故もあり。笑

しかし、また見たいなあ、これ。近い将来、再々演してほしいです。


■一月四日(水)
しらぬい譚 於 国立劇場

いったん銀座三越で天むすを買ってから、タクシーで国立劇場まで移動。正月の都心のすがすがしい空気の中、タクシーに乗るのは楽しい。一月の国立劇場は、「お正月特番」なので、松の内に見ちゃいたい。旧ソビエトの役所のごとき国立劇場も、さすがに正月は正月ムード。

芝居は、わりとコムパクトにまとまっていたのではないでしょうか。分かりやすかったしね。客席を斜めに横切る宙乗り(“筋交い”、と呼ぶそうです)や猫の立ち回りとか、サービス要素もあって。

菊之助の美剣士ぶりが良い。橘太郎がチンピラっぽい侍、という珍しい役で出てる。亀蔵は…………数年前もスギちゃんやって(やらされて)ましたね。笑

ところで松緑って、見るたびに体型と顔の輪郭が変わってるような気がする。


■一月八日(日)
新春浅草歌舞伎 於 浅草公会堂

切符がお高くないし、正月の浅草で芝居見物の気分に浸れるので歌舞伎ビギナーの人におすすめしたい浅草歌舞伎。第一部、第二部を通しで。

梅丸の修理之助と、壱太郎の静御前が良かった。第二部も良いけど、第一部は余裕あればもう一回見ておきたいです。

にしても、浅草歌舞伎のポスターでの梅丸くんの扱い小さいだろー。

この日の浅草は小雨がしとしと降ってて肌寒かったので、終演後、並木藪蕎麦にて温かい天ぷらそば feat. 熱燗一合。


■バリで灼けた。というか焦げた。


こげぱん


■沖縄人のわりには色白な方なのですが、この正月はバリ島とレンボンガン島と2ヶの太陽で肌を灼いてしまいました。

南国の日光をなめてかかったわけでは、もちろんありません。でもさ、そんなかんかん照りでもなかったし、バリ島のスーパーの日灼け止めは高いし…と、なにも塗らずにビーチに行ったのですね(そもそも日本を出るときに日灼け止めを持って来なかった時点でアウトなのですが)。そしたら、南緯8度の紫外線はやはりすごくて。灼けたというか焦げたって感じ。日本に帰るころには「こげぱん」みたいになってしまいました。仕事始めの会社では、延べ1024人ぐらいの人類から「なんでそんなに灼けたの?」と質問された。


■帰国後しばらくは、普通にしてるだけで日焼けした肩と首筋が、服にこすれて痛かったです。

いまは痛みは治まりましたが、皮がたくさんむけてきてて、昨日もTシャツを脱いだだけで、むけた皮が紙吹雪のように大量に舞い散りました。おれの部屋で雀右衛門が『金閣寺』を上演してるのかと思った。


■で、いまは顔面やら腕やら背中やらに、ワセリン、ソフトニベア、ベビーローション、アロエジェルなどを塗りたくって、肌を保護しております。最初から日灼け止めを塗ってりゃ良かっただけの話なんだけどね。

で、顔の灼けはまだ治まらず。当分はこげぱんとして生きていかざるを得ません。嗚呼…。


■年末年始はパリに行ってきました


■新年あけましておめでとうございます半蔵商店です。今年もよろしう。


■さて、陰間茶屋で13歳の前髪を抱いたつもり貯金をしてこつこつと工面した旅費で、この年末年始は花の都パリに行ってまいりましたボンジュール、サバ?


機内食

行きのガルーダ・フランス機内の機内食です。

──ん? エール・フランスではなくて? (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


ングラライ空港(一)

ングラライ空港(二)

ングラライ・ドゴール空港です。

──シャルル・ドゴールではないのか。 (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


ナシゴレン

ミーゴレン

本場のフランス料理です。

──ナシゴレンとミーゴレンにしか見えないんですがそれは(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )


クタビーチ

夜なので写真がちょっと暗いですが、凱旋門です。

──クタビーチの入り口にあるやつのような… (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


猿

モンマルトルのサクレ・クール寺院にいたお猿さんです。

──パリに猿っていたっけ…(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )

えー、以上、パリの写真でした。ご査収ください。

──あのー、おまえの写真、全体的にパリっていうかバリっぽいんですけど… (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

えっ。

──えっ。 (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


あっ、しまった! パリと間違えてバリに行ってきちゃった!

──…………………………(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; ) ウソダロ


…………………………………………。

──…………………………(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

……あのー、ですから、パリと間違えてバリに行ってきたっていう設定なんだけど、どうですかね、これ…

──なんか、もう、今年も初っぱなから思いやられる……( ;´д) ヒソ (´д`;) ヒソ (д`; )


■半蔵商店巴里


半蔵商店巴里

■おはようございます。いま朝の六時半です。

数日前から当ブログのバナーに表示されてますが、この年末年始は花の都パリに行っております。


道中の写真は余力あればインスタにアップしたいな、と思うんですが、アップしなかったら、まあ、すいません。笑


■これから成田に行って、ガルーダ・フランスの飛行機に乗って、ングラライ・ドゴール空港へ向かいます。

それでは行ってまいります。


■スマスマ最終回


■好きでも嫌いでもなかったとはいえ、スマスマが終わる、となると一つの時代が終わった感ありますよ。


■昨夜の最終回、途中から見てたのですが、おれの見る限り番組は過去の映像のつなぎ合わせがほとんどで、新しい素材は最後の「世界に一つだけの花」のみでした。それも花いっぱいの葬式会場みたいなセットで歌うだけで、メンバーからは肉声での挨拶とかメッセージとかコメントとか、そういうのはなかった。うーむ。


■犬のお父さんがauの三太郎に押され気味、というかとっくに世代交代された感のあるソフトバンクですが、昨夜の最終回で流れたSMAPのCMはよかったですね。CM制作者の、SMAPへの感謝が直球で伝わってきて。まあ、CMってもともと直球で伝えるものだけどさ。いまのCMは、KPIがどうの、とか、ターゲットのセグメントがどうの、とかで、いいCMを作るというよりも「クライアントや上司に提出する書類に載せるグラフの数値をどう最大化させるか」ばかりに意識が行ってるんじゃないかとは思う。そしてこの、仕事の本質よりもグラフの数字の最大化を大事にする姿勢は、日本のいたる所で見らr

────何の話だっけ。まあ、昨日のソフトバンクのCMは、直球でよかったっていう話です。


■あと、番組の最後の最後、普通ならそれこそ「おわり」とかなんとか文字を流すであろうタイミングで、昔のスマスマのオープニングを流したのも意表を突かれて面白かった。’90年代丸出しの質感のCGで、意識が強制的にタイプスリップしてしまう感じで。あれ、長年のファンにはたまらない演出なんじゃないですかね。


■ところでおれは、SMAPの'13年の「シャレオツ」って曲が好きなのですが、これ、まわりにあまり共感してくれるヒトがいない…。


■胃腸の風邪


■先週水曜日、胃腸の風邪を引いてました。

水曜の昼ごろ、「熱っぽい」「なんか胃の中のものが消化されてない」みたいな自覚が出てきて、で、クルマを運転しながら吐き気がどんどんどんどん出てきて。

コンビニに車を停める
→トイレでちょっと吐く
→車中で休む
→トイレでちょっと吐く
→車中で休む
→少し回復したのでクルマを走らせる
→また吐き気が出てくる
→スーパーに車を停める
→トイレでちょっと吐く
→車中で休む
→トイレでちょっと吐く
→車中で休む
→少し回復したのでクルマを走らせる、

っていうのが、16~19時の間の主なトピックスですね。なんだよトピックスって。


■で、この日は宇都宮に宿泊する予定だったんですが、幸い、宿泊先のホテルのすぐ近所(500mくらいか)に夜もやってる病院があったんですよ。これはほんとに助かった。

ほうほうの体で、その宇都宮元気もりもり病院(仮名)に入りました。待合室では、NHKの『ファミリーヒストリー』でツービートのきよしじゃないほうの特集をやってました。

そういえば、おれ、昨年の12月も胃腸の風邪で、沖縄市のコザ元気もりもり病院(仮名)にいたな。点滴刺したままトイレにこもって吐いてたりしたな。そのとき待合室のテレビで、談春の『赤めだか』のドラマやってて、それにもツービートのきよしじゃないほうが出てたな。


■で、先生に診てもらって(「まあ胃腸の風邪でしょう」とのことだった。そういえば今回、微熱こそあるものの、せき・くしゃみ・ノドの痛みが不思議なくらい無い)、薬もらって、近所のスーパーで食料を買って(とはいえ、胃腸がこの状態なのでカップうどんくらいしか食えない)、ホテルにチェックインしたのが21時半。調子悪いから一挙一動にやたら時間かかってしょうがない。

『水曜日のダウンタウン』を見ながらまたちょっと吐く。あ、さっきから「ちょっと吐く」って書いてるけど、これはなにかというと、ほんとにちょっとしか吐いてない、あるいは胃液のようなものしか出てこない、あるいは巨大なゲップなようなものしか出てこない、ということです。吐き気はあるのになかなか本格的に吐けない。これが苦しい。

で、その後ようやく、正式にゲロと呼べるようなまとまった量(それでもそんなに多くはなかった)を吐けたのでどうにか楽になった。テレビ消して就寝。


■で、たっぷり寝まして。

翌朝の木曜は、今度は下痢。でもまあ下痢は別にいい。トイレ行けば良いだけだから。吐き気がつらいんだよなー。呼吸が浅く(?)なるからただただ苦しい。

ま、下痢も昼までには治まりました。とはいえ全体的な体力はまだまだ回復してないので、大事をとって休憩をまめに挟んで宇都宮から4時間かけて渋谷に戻りました。


■で、会社で雑用済ませて、ちょっとレコード屋寄って(レコード屋による体力はあったのか笑)、茗荷谷の自室に戻りました。このときはほんとにホッとしたなあ。

で、とんねるずの『細かすぎて』を見ました。

ということで、みなさんも胃腸の風邪に気をつけてください。


■国民的クリスマスソングは、もうこれ以上出てこないのだろうか


■先日のこと。ラジオを聴いてたら、「あなたの思い出のクリスマスソングは何ですか?」みたいな企画をやってて、リスナーの善男善女がメールだのハガキだの伝書鳩だのを番組に送りつけてたわけです。


■リスナーいわく、

「私にとってのクリスマスソングは、ユーミンの『恋人がサンタクロース』ですね〜。子供のころから歌詞がとても大好きで(以下、人畜無害な感想文150字略)」

「やっぱりワムの『ラスト・クリスマス』ですね! 大学生のとき、つきあってた彼氏と(以下、毒にも薬にもならないエピソード150字略)」

「クリスマスと云えばやはりマライヤ・キャリーの『恋人たちのクリスマス』でしょう! この曲は(以下、凡庸な思い出話が延々と続き、おれの脳が聞き取ることを拒否しはじめたので省略)」

まあ、この季節になるとどこの番組でもやってるようなやつです。


■で、この番組を聴いてて気づいたのです。

「あ、この手の企画で紹介されるクリスマスソングって、毎年毎年、曲目がほぼ一緒だ…」

おれは去年もおととしもこの手のラジオで、ワムだのユーミンだのマライヤだの山下達郎だの竹内まりやだののクリスマスソングにまつわる思い出を披露するリスナーからの投稿を聴いたし、来年も再来年も聴かされることになるであろう。

──じゃあ、この時期は最初っからラジオなんて聴かなきゃいいんじゃないですかね。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

いや、そういうことじゃなくてさ、この「曲目の入れ替わらなさ」が単に気になったんだよ。それがイヤだとかおかしいとかそういうことじゃなくてね。

ま、この手のラジオ番組であんまりマニアックな曲を紹介してもしょうがないから、ある程度ポピュラーなクリスマスソングばかり流すことになるんだろうけど、とはいえ曲目がだいぶ固定化されてきた感はある。もう国民的クリスマスソングって、これ以上出てこないんでしょうかね。いわゆるJ-POPにあまり詳しくないおれの頭でパッと思いついた限りでは、桑田佳祐の「白い恋人達」(’01)あたりが最後か。これももう15年前の曲だ。


■先日の『マツコの知らない世界』で、「人気のあるクリスマスソングの発売年が、バブル期とその前後の数年に集中している」みたいな話をやってた。うむ。そういえば、ずんずん調査の人も、「クリスマスは恋人と過ごそう、という記事が初めて雑誌に載ったのは’83年」と書いてたな。クリスマスソング、というもの自体が、バブル期(およびその前後)という経済的にも精神的にもゆとりある時代の副産物だったのかもしれない(少なくとも、日本国内の音楽産業にとっては)。

上記のようなラジオの企画で、山下達郎の「クリスマス・イブ」(’83)を挙げる人はいても、キック・ザ・カン・クルー(ご存じない若い方は、お手持ちの古語辞典で調べてください)の「クリスマス・イブRap」(’01)を挙げるヒトはあんまりいない。


■ちなみに拙僧にとってのクリスマスソングは、電子音楽家ですので、やはりWilliam Basinskiの「Silent Night」(’04)ですかねえ。

──あの、虫の鳴き声みたいな音とシンセの音だけが延々1時間も続くやつ? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

しかもラスト10分はほぼ虫の声だしな。

あ、あと、クリスマス・イブで思い出したけど、JR東海のCMの最後に鳴ってた「キンコン♪、カンコン♪」というサウンドロゴが好きでしたよ。


■『寺子屋』再見


■あ、日曜日(12/11)に『寺子屋』を再見したんですね。二回目になると、まあアラもちょっと見えてきたりすることもあるわけですが。笑

松也の源蔵はね、ふんどし見せてがんばる役じゃないと思うんですよね。魚屋宗五郎的な熱さが前面に出ている。教える側の問題か、教わる側の問題か、そこはまあ、おれが気にするところではないけど。あるいは『あらしのよるに』の“めい”が女性的な感じの役だから、その反動が出てくるのか。梅枝の戸浪も松也の熱さに引きずられたのか、演技がナマっぽくなってたような。

松王丸の「笑いましたか」はリアルすぎるなあ、とも思った。ちょっと唐突な感じすらする。

弘太郎の涎くり、猿弥(49)の春藤玄蕃、は相変わらずナナナナナイスなナオヒロックでした。


■で、今日、もう一回見に行きます。笑


■待ちかねた御膳


■惑星たちの井戸端会議〜!

といった意味も含めまして半蔵商店なんですが、あのー、いま国立劇場で忠臣蔵やってるじゃないですか。それでまあ先々月も、先月も国立劇場へ行ってるわけですが。


■先月のこと。小腹が空いたので、食糧品を求めて劇場内をさまよっていたところ、まあ、売店で売ってる例のサンドイッチ720円が目に入ってしまったわけです。うん、あの、細長く切った食パンに、申し訳ていどの具を“挟んだ”、ではなく“塗りつけた”ようなサンドイッチ。

美味しくないのは知っている。でも、それを買ってしまったのですね。今から考えると、魔が差したとしか云いようがありません。繰り返しますが、美味しくないのは知っています。でも、さっさと食料を調達して席に着きたかったしね。そこらへんはトレードオフだ。

とはいえ、改めて久しぶりに食べると…………ほんとに不味かった笑。もともと不味いとはいえ、ここまで不味かったっけ? そこらへんの宇宙食よりまずいよ、これ。

──“そこらへんの宇宙食”ってのが、まずなんなんだよ… (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■ま、国立劇場の本業は客に芝居を見せることであって、客においしいメシを食わせることじゃないんですよね。そこは仕方ない。劇場の外で食べ物をあらかじめ用意してこなかったおれも悪い。しかしあの味で720円というのは……ぶつぶつ。

まあいいや。


■で、本題。いま忠臣蔵やってるじゃないですか。で、国立劇場の食堂で出す、忠臣蔵限定メニューを考えてみました。

「待ちかねた御膳」ってのはどうでしょう。

──落語の『四段目』か! (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

ご注文の方にはおまけとして、切腹するときに便利な特製くろごちゃん九寸五分がついてきます。

──待ちたまえ。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

えー、このエントリは以上です。

──前おきのほうが長い… (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )


■CDや本の取り寄せを頼む客、レジの店員にとってあんまりありがたくない説


■渋谷にある某チェーンのレコード屋で、レジの人にCDの取り寄せをお願いしたら、「ちっ、余計な仕事増やしてんじゃねえよ小僧」という空気を露骨に醸し出されました。

「一週間以上かかりますよ?」と2回云われたし、「商品が到着したらキャンセルできませんが、それでもよろしいですか?」とも訊かれた。それでもヨロシイから取り寄せをお願いしてるんですが…。

素直にAmazon使えよとおっしゃるお侍さんもいらっしゃるとは思うのですが、西暦2016年現在でもAmazonじゃなく店頭で買いたい気分の時はあるわけですよ。というか新譜のCDはほぼ店頭で買う派です(マニアックな電子音楽を除く)。小学生のころ、貯めたおこづかいでコザの普久原楽器や照屋楽器でCDを買った喜び。それを大事にしていたいです(談)。

まあ、個人経営の店ならともかく、チェーン店で働くレジの店員にとっては、取り寄せの客なんてありがたくないんでしょうね。イレギュラーな事務作業が発生するのに時給は変わらないわけだから。


■あ、そういえば銀行から新しいキャッシュカードが送られてきました。よかったよかった。

そう、キャッシュカードが経年劣化で使えなくなったので、新しく作り直すために2週間ほどキャッシュカードなしで生活してたのですね。先週金曜日なんて宇都宮から東京に帰ってきた時点で手持ちの現金が500円切ってましたからね。オトナとしてあるまじき額…。

しかしこのキャッシュカードを作り直してる間くらい、臨時カードみたいなのを発行してくれてもいいのにね。通帳とハンコを持ち歩け? 指図すんな。まあ、こういうときのために、5万円くらい入れた非常用の口座を別の銀行に作っといた方がいいかもしれない。


■ところで、いまのキャッシュカードって、ICチップが埋め込まれてるんですね。

それで思い出したのですが、アメリカン・エクスプレスも昨秋あたりから、ついに、とうとう、クレジットカードにICチップを埋め込むようになったそうです。

なんだよー、アメックスのカードを所持する理由の99.974%が、あのカードのデザインじゃないですか。あれが崩れるのは惜しい。まあ、なんだかんだでそのうち見慣れるんだろうけど。


■十二月大歌舞伎 12/3-4


■『寺子屋』の涎くり与太郎として、歌舞伎座の舞台に立つのが夢なんですよね。

──そーですか。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

だもんで、この十二月に歌舞伎座で寺子屋がかかる、と聞いたときは、そろそろおれに涎くりのオファーが来るのではないか、松竹からの着信履歴が残ってないか、とケータイをずっと気にしてたんですよ。

──そーですか。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

そしたら今月の涎くりは弘太郎だったんですね。おれではなく。

──そーですね。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

で、12/3の土曜日に歌舞伎座で見て来たのですが、悔しいけど、弘太郎の涎くり、良かったですよ。

──なんだよ、その“悔しいけど”って… (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

あと猿弥(49)の春藤玄蕃も良かった。猿弥(49)って、シリアスになりすぎず、かといって愛嬌を出し過ぎず、といったギリギリ絶妙なラインに乗せてくるのが上手い、といつも思う。

全体的には、良くも悪くも“若い”『寺子屋』でしたが、おれは楽しめました。もう一回見たい。

あと、この日は筆に墨汁をつけすぎたのか、涎くりが見せびらかす「へのへのもへじ」の半紙の下4分の1が破れる、という放送事故がありました。笑


■で、この日12/3は第二部見て、第三部見て。翌12/4に第一部『あらしのよるに』見ました。これ想像してたよりだいぶ良かった。これももう一回見たい。絵本の雰囲気を、歌舞伎のフォーマットに翻訳していく工夫が面白いですね。

おれは知らなかったんだけど、獅童ってNHKでこの番組の朗読劇やってたらしいんですね。で、かつアニメ版の『あらしのよるに』でも“がぶ”の声優をやってらしいんですね。で、このたび歌舞伎座でがぶ。もはや、がぶ本人ですね。


■日光のかき氷、水戸のアンコウ鍋


■師走と云えばかき氷ですよね。昨日は日光にいたので、天然氷のかき氷を食べました。

日光のかき氷

シロップはブドウ。季節外れな気もしますが。

─かき氷自体が季節外れだろ… (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■で、そのあと日光から水戸に移動。夜、アンコウ鍋を食しました(写真なし)。冬の茨城と云えばアンコウ鍋ですよね。って、おれは初めて食べたんだけど。

──かき氷とアンコウ鍋を一日のうちに食うかね ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )ヒソ


■以下おまけ。

カボチャの

日光のとあるホテルの朝食で、例のカボチャのオープンサンド。いろどりとして、スライスしたアーモンドやレーズンが欲しいところですが、これだけでも美味しい。

フレンチトースト

おなじくフレンチトースト。フルーツポンチを乗せてみた。美味しそうに見えるかもしれませんが、美味しいです。

あと、このホテルの朝食には珍しく「牛丼の具」があったので、米2:牛8という独特なバランスの牛丼を作ってみたりしました。


■紙ナプキンをくれない


■いま(朝6時)、日光におります。気温はマイナス1度です。半蔵商店でございます。

先週は富山の露天風呂に入っておりましたが、昨日は日光の露天風呂に入っておりました。風呂上がりは熱燗一合。ま、熱燗と云っても、ホテルの洗面台にポットで沸かしたお湯を張って、そこにスーパーで買った日光の地酒を瓶ごと突っ込んで温めただけですけど。でもこれが意外に熱燗器として機能する。笑


■うん、そう、昨日ラジオで文化放送聴いてたら、ゲストに市川右近が出てきて。で、夕食を摂取しにラーメン屋に入ったら、店のテレビに獅童が出てた。朝はテレビで勘九郎のことをやってたらしい。カブキの日。

ラジオの右近は、テレビで見る右近よりもしっかりしていた笑。しかも、パーソナリティーの吉田照美に「最近気になる女性は?」と訊かれて、平野ノラと答えていたので声出して笑った。笑


■こないだ泊まった宇都宮のホテルの朝食ビュッフェに、バゲットとマッシュド・パンプキンがあったので、例の吹石一恵の旦那のCMのオープンサンドを作ってみた。うん、やっぱりマヨネーズをかけない方が美味しい。

で、このたび判明したのですが、バゲットより普通の食パンで食べた方が、カボチャのなめらかな質感に合って美味しいですね。まあ、スライスしたバゲットのほうが CM映えするんでしょうね。しかし、マヨネーズをかけない方が美味しい、バゲットよりも食パンのほうが美味しいとなると、このCMの意味ってなんなんでしょう。吹石さんの旦那さんも、マヨネーズなしの食パンのオープンサンドのほうが、もっと自然な笑顔を作れたんじゃないですかね。すいません。いろいろ好き勝手書いちゃって。


■先日、渋谷のとあるモスバーガーに入ったら、テーブルに紙ナプキンがなかった。“食べ終わった食器を返す台”とか、“水のピッチャーが置いてある台”とか、そういうところにも紙ナプキンがなかった。店員が「お待たせしましたーロースカツバーガーの菜摘でございまーす」と云ってロースカツバーガーの菜摘を運んできてくれたんだけど、そのトレイにも紙ナプキンがなかった。

ので、いったんトコトコトコとレジまで歩いて行き、そこで「紙ナプキンをください」とお願いして、ようやく悲願の紙ナプキンをもらうことができた。

ということが、同じモスバーガーで2回つづけてあった。紙ナプキンもろくにもらえない。どんだけ物資が不足してんだよ。戦時中かよ。まあ、コスト削減でしょうなあ。しかしコスト削減コスト削減コスト削減コスト削減コスト削減コスト削減コスト削減コスト削減コスト削減コスト削減を繰り返しに繰り返して行き着く先ってどこなんだろう…。


■これでもうM-1で銀シャリを見なくて済む


■昨日のM-1、銀シャリが優勝して良かったです。もうM-1で銀シャリを見なくて済むから。


■で、やはりスリムクラブ面白かったですね。「車検の切れた車」「家族のトーナメント表」というフレーズがとにかく強力でもう。あと相席スタート。どっちも二本目見たかった。


■12月の上旬じゃなく下旬にやって「年末感」を出して欲しかったのと、あと、審査員に関東人がいなかったのがちょっとだけ気になりました。


■以上、M-1について、取り急ぎ。


■師走、昨日から始まってる説


■今週は、月曜から二泊三日で出張でした。一泊目は安定の宇都宮で、二泊目はめずらしく富山でした。

富山

露天風呂に入ったり、おいしい刺身食べたり、刺身の舟盛りに乗っかってた鯛の頭で出汁をとった雑炊を食べたりで忙しかったです。仕事って大変ですね…。


■先日、コンヴィニエンスなストアーに置いてあるATMでお金を下ろそうとしたら、「このキャッシュカードは使えません」とエラーが出ました。

で、銀行まで移動して、銀行のATMでお金を下ろそうとしたら以下同文。窓口の人に相談すると、古いカードなので磁気が弱ってます、とのこと。まあ、初めて就職というものをして、その給料を振り込んでもらうために作った口座のカードだからなあ。

キャッシュカードを新しく作り直してもらうことにする。が、おれの家にカードが届けられるのは2週間後らしい…。けっこうかかるもんですね。


■いま、お江戸ではサラダ専門店が流行りつつあるようです。パワーサラダって云うんですか。定義はよく知らんけど、まあ食いでのあるサラダ。

会社の近くにも専門店が出来てました。サンドイッチの『サブウェイ』みたいな感じで、カウンターでサラダを作ってくれます。豆腐トッピング込みで950円。高いなーと思いつつ購入→帰宅。

サラダ

家にある黒ごまや粉チーズやマヨネーズをかけ、さらにスーパーで別に買ってきたキヌアや豆を載せて食する。高いなーと思うも、スーパーやコンビニで売られてる出来合いのサラダよりもたしかに野菜の鮮度はいい、かな。

ただ、サラダを持って夕方の混んだ電車に乗るのは危険ですね。笑


■霜月の歌舞伎座は


■先週の金曜日。宇都宮での仕事が早めに切り上げられたので、東京に戻って歌舞伎そばを食べました。もちろん、大盛り feat. かきあげ2ヶ。歌舞伎そばって、ふつうの勤め人には、なかなか足を運びづらい営業時間だからね。食べられるときに食べないと。笑


■で、食べ終わって歌舞伎そば周辺をぶらぶら散歩していると、たまたま歌舞伎座っていう芝居小屋があるのを発見したので、一幕見席の列に並んで、『盛綱陣屋』と福之助の『芝翫奴』を見ました。

盛綱陣屋は全体的に良かったです、が。ネガティブなことを書いてもしょうがないのですが、芝翫が出てない場面のほうが芝居が引き締まって見えていた。左近くんにもいろいろ負けてたんじゃないか、芝翫。芝翫が出てくると、なんだかゴリ抜きのガレッジセール川田を見るような、ヒヤヒヤハラハラ感を感じてしまう。なんか、こういうこと書くと、減点法でしか物事を見られないヒト、と思われそうだなー…。でも、全体的には楽しめました。


■あ、今月は初旬に昼の部・夜の部とも見てるのですけど、『加賀鳶』は、出てくる地名がお茶の水だの小石川だの本郷だの赤門だの。東京メトロ丸ノ内線沿いの芝居なんだということに改めて気づいた。茗荷谷在住なのでちょっとうれしかったです。笑


■「ポスト狩野英孝」としての


■永野、が売れた理由のひとつに、「ポスト狩野英孝」としての需要があるのでは無いか。

狩野はこれまで、カメラの前でただただ滑っていれば良かったが、最近ではそうでもなく、ときにある程度しっかりとした振る舞いを求められるようになった。そのため「ただただ滑り続けてくれる芸人枠」の後釜として永野への需要が高まっているのでは無いか。

というような話を、妹と電話でしておりました。

── なんの話をしてるんだ、この兄妹は…。(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )

しかし過日のイッポングランプリ、Aブロックだけ見たんですが、永野の滑りっぷりは見事でしたね。面白かった。対してアイスランドおじさんは、「後半、徐々に調子をつかんでくる感じ」がいただけなかったですね。あんなもん、どうせジュニアかバカリズムが勝つに決まってんだから、派手に滑った方が面白いし記憶に残るし次の仕事につながりますよね。以上、一視聴者の無責任な意見だから許せ。


■で、その電話で妹から「オイコス」なるヨーグルトを教わりました。おいしい。最寄りのスーパーで売ってなくて、ちょっと離れたコンビニまで買いに行かないといけないのが難ですが。

粘度(?)が高いので、プリンの代替品、としても機能します。プリン食べたいけどカロリー数が気になるなーってときに良いと思います。


■『世界のCMフェスティバル』、今年は東京でやんないみたいですね(来春にやるようです)。

昨年は、出張帰りのスーツケースがらごろ引きずってわざわざ二子玉川(会場)まで行ったのに、「当日券はありません」と云われてそのまま石神井公園まで帰った思い出がある。まあ前売り買わなかったやつが悪い。


■前売り、と云えば、来月のメタファイブもパタリロも前売り券買いそびれたな…。


■明日は寒い、ワイフビーター、ジバニャン


■月・火は宇都宮、水は国立劇場、木・金は宇都宮。というのが今週のスケジュールです。これを書いてる水曜の晩は茗荷谷の自宅におります。

昨日から今日にかけてぐっと寒くなりましたが、明日はもっと寒くなると云うじゃないですか。火曜日の宇都宮は、クルマでクーラーをつけてたほど暑かったのに。職場の冴えない先輩じゃなくても体調崩すぞ、この急激な気温差は…。みなさんもお気をつけください。拙僧も夕食に500gのハンバーグを食するなどし、英気を養っております。


■今日、とある外人バックパッカーのブログの「旅行にはこんなものを持って行きますリスト」みたいな記事(英文)を読んでたんですね。そしたら、持ち物リストのなかに

Wife beaters x 2

って単語が出てきたんですね。ワイフビーターズ。直訳すると「妻を殴る人」。なんだよこれ。井上ひさしの文庫本2冊ってことか?

で、検索して見つけたこちらのブログ様に書いてあったのですが、英語の俗語で白いタンクトップのことをWife beaterと呼ぶそうです。えええええええ! 初耳! よって、上記のWife beaters x 2は、白いタンクトップ2枚、ということになります。しかし、なんつー物騒な呼び方…。


■ちょっと前にマクドナルドのハッピーセットでジバニャンのおもちゃがもらえたのですが。

部屋に転がっていたジバニャンを改めて数えると、いつのまにか5ヶも集まってました。

オレっちがジバニャンなっしー!

──ジバニャン? (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

このたび、そのうち4つを沖縄の甥と姪に送りました。

──じゃあ、残りのひとつは自分で持ってるってことか… ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )ヒソ

いいではないか、そのくらい。


■オマール海老のビスクスープと、オマール海老のビスク


■ファミリーマートの弁当コーナーに、最近、ね、オマール海老のビスクスープってのが置いてあるんですよ。本来は「ビスク」だけでスープの意味を持つ単語なので、ビスクスープってのは重複した表現なんだけど、まあそれはさておき、このビスクスープのおいしい食べ方を発見しました。


■まずカップ焼きそばをソースは入れずに麺だけで作ります。くりかえしますがソースは入れないでください。ふりかけやスパイスの類もかけないでください。カップ焼きそばの銘柄ですが、おれはUFOが好きです。

で、お湯をよく切ったほかほかの麺に、レンジで温めた熱々のビスクスープを適量かけます。で、軽くまぜます。これでできあがり。おいしい。後半はちょっと山椒をかけてみる。これまたおいしい。まだ試してないけど、卵黄をからめるとまたおいしくなるかもしれない。

ま、おいしいったって、『セイシュンの食卓』レベルの話ですけどね(それも駄菓子を使ったタイプのやつ。味噌汁にポテトチップスを浮かべる、みたいな)。ジャンクフード好きな方は試してみてください。


■あ、麺とスープの分量なのですが、おれは大盛りUFO(四角いやつね)にスープをまるまる一杯かけたのですが、若干スープが多かったかな、ぐらいの感じでした。いわゆる「まぜそば」ってやつですか、ああいう感じを目指してたんだけどちょっと違ったものになった。スープの量は適宜調整してください(余ったスープは普通に飲めば良いだけですしね)。スープ少なめで「まぜそば」風もいいし、逆に、スープ多めでスープパスタっぽくするのもアリだと思います。



■で、いまモスバーガーでもオマール海老のビスク(こちらは「スープ」なしの表記)を期間限定で出してるんですね。

先日モスバーガーでこのビスクを頼んで、席についてしばし待っていたのですが、「お待たせしました、こちら、オマール海老のビスクでございます」と落ち着いた声の店員さんに云われたとき、おれはいまどこのフランス料理屋にいるんだ!?と一瞬混乱しました。笑

ちなみに、いまモスバーガーでは豚汁も頼めます。笑


■11月、実はもう半分過ぎてる説


■そう、今週はめずらしく出張がまったくないんですね(先々週もめずらしく出張がまったくなかったのですが)。おかげで仕事帰りに渋谷のハンズとか本屋とかにいろいろ寄れるのがうれしいです。


■で、きょう、恵比寿でウーマンの単独ライブがあるのですが、仕事がそれまでに終わってて、かつ当日券が出てれば、行けます。村本のトークは何回か見たことあるけど、ウーマンとしてのネタはまだ見たこと無いんですよね。


■ということでウーマン見たいので、今日はちょっと早めに仕事に出かけます。すいません、こんなエントリで。


■フルタチさん、METAFIVE、團十郎、仲畑糸丼。昨今の放送。


■先週日曜(11/6)、フジテレビで『フルタチさん』って番組をやってたのでちょっと見た。

なんつーか、久米宏が司会のテレビ番組『A』('05)を思い出してしまった。こんな番組を覚えてる人、東京都文京区ではおれぐらいのものでしょう。ニュースステーション終了後、久米宏初のテレビ番組、という触れ込みで始まって、気がついたらアッー!という間に終わっていた、という謎の番組で、おれもまあなんとなく6分間ぐらいは見てやった記憶があるけど、なんか無難な情報番組(だっけ?)だった。

この『A』、久米宏がMCで、レギュラー陣が、おれはいっさい覚えてないし覚えてないといけない義理もないのでwikipeidaをそのまま引き写すと、松浦亜弥、土田晃之、夏木マリ、ぐっさん、若槻千夏、オセロ。いかにも「視聴者を年齢・性別でセグメント分けして、それぞれの層で人気のタレントを用意しましたああああ!」って感じが丸出しの、愛のないキャスティング。もう、“各セグメントにおける人気タレントランキング”、みたいなExcelファイルをそのままプリントアウトしたA4の紙が透けて見えるでしょ。楽屋や撮影の休憩中の雰囲気がなんとも気まずそうなメンツで、他人事ながらこっちの居心地まで悪くなる。あと、関係ないけど、ダメなやつが作るExcelファイルって色づかいからしてダメだよね。


■『A』は放送開始からわずか二ヶ月後に終了。放送終了当時、とあるメディアは「ベストテンにせよニュースステーションにせよ、やはり久米宏の魅力は生放送。『A』は収録だから久米宏の魅力が活きなかったのではないか」と書いた。ですよね。なんで生じゃなかったんだろう、と、いま wikipedia を見たら、「視聴率を上げるために投入した松浦亜弥のスケジュールがあわないために生放送でなく録画放送だった」というミもフタもないことが書いてあった。おい。これじゃ久米宏じゃなくて松浦亜弥の番組じゃん…。


■『フルタチさん』に、おれは『A』と似た匂いを感じた。うん、もちろん、「テレ朝のニュース番組のキャスターを降板した人」が「日曜の夜にやる」、「生放送じゃなくて収録の番組」、というシンプルな共通点があるからってだけなんだけどね。

とはいえ、おれはフルタチも生放送の人だと思うけどね。生だともうちょっと面白くなると思うんだけど。お笑い番組のコントとかと違ってさ、ウイットの効いた当意即妙なやりとり、なんてもんは、録画だと白けて見えるんですよね。すいませんけど。ま、さすがに二ヶ月で終わるなんてことも無いと思いますが…。


■同じく11/6の日曜日、夜ふかししてレディオを聞いてたら、『真夜中のMETAFIVE』という軍事目的の謎の乱数放送をやってたので、思わず聞いてしまった。

──軍事目的ではないし、乱数放送でもないですけど… (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) メタ

11月限定、らしいです。あ、『META HALF』買ったよ。まだ聞いてないけど。


■11/8の火曜日は、BSイレブンの『あのスターにもう一度逢いたい』という番組で團十郎の特集をやってた。一時間番組なんだけど、なんだか二時間番組のダイジェストを見せられてるような性急な編集が気になった。

この番組に限らず、このごろのテレビ番組の編集はやたらせっかちだ。いろんなコンテンツを次から次へと息もつかぬ間に出してくる。これ、絶対『ウゴウゴ・ルーガ』の影響もあると思うんだけど。

團十郎のフランス語での口上が見られたのが良かったです。


■11/9の水曜日は、NHKのBSプレミアムで『アナザーストーリーズ』という番組の'80年代の広告クリエイティブをテーマにした回を見た。クリエイティブをかたくなに「クリエーティブ」と表記するのは電通関係者だし、プランナーをかたくなに「プラナー」と表記するのは博報堂関係者だ(豆知識)。

このブログではあまり書いてませんが、拙僧はちょっと'80年代コピーライター・ブーム・マニア、みたいなところがわずかながらあって、それ関連の本もちょっとだけですが持ってます。

この放送では、堀井博次・仲畑貴志・糸丼重里を採り上げていた。この手の番組って、たいてい、子犬トリスとウォシュレットと、『おいしい生活』だけ紹介してハイおしまい、って感じなんだけど、この番組はたとえば、ウッディ・アレンに『おいしい生活』のCMに出てもらうよう交渉するためNYに渡ったなんとかさん、の話とか、ちゃんと突っ込んだ内容になってたのが良かった。あと、当時のコピーライター学校の受講生インタビューの映像とか、そういった'80年代の生々しいあれがあって良かった。

余談ですが、おととい友人数名で飲んでたのですが、こういうおしゃれブログを書いてるおしゃれブロガーなので代官山で飲んでたのですが、その飲み会に参加してた友人の後輩(10歳下!)が、仲畑貴志好きだと知ってちょっとびっくりしました。


■コージー冨田単独ライブ『ドクター・コッペリウス』


■昨日、渋谷のオーチャードホールでコージー冨田の単独ライブ『ドクター・コッペリウス』を見に行ってきました。内容は、イーハトーブ交響曲、エイドリアン・シャーウッドによるダブ、バレエ(未完)、です。くわしくは各自ご検索の程を。


■イーハトーブ交響曲、は、以前NHKの番組でちらっと見た「ケンタウルスよ露降らせ」だっけ、あの前後数秒のフレーズがやたら鮮烈に印象に残ってて(ひょっとしたら、わざわざオーチャードホールまで足を運んだ理由はほぼこれかもしれない)、それが実際に聴けて良かった。あと「星めぐりの歌」は、もともと好きなので、それも聴けて良かったですよ。


■つづいて、プログラム上は半ばボーナストラック的な扱い(にしては豪華・笑)だったエイドリアン・シャーウッド。生演奏のプレイヤーと卓によるダブミックス。これは冨田作品を素材に使ってるってことなんですよね、たぶん。これも良かった。もうちょっと長く聴いてたかった。


■で、最後にバレエ、『ドクター・コッペリウス』。正直に書くと、あまりストーリーを追えなかったし(ケチって筋書2700円を買わなかった・笑)、そもそもおれはバレエを知らないのですが、「リフト」って云うんですか、バレエでヒトを持ち上げるやつ、生身の人間がスクリーン上の初音ミクをリフトするところは「おおーっ」ってなった。


■そもそもなぜ初音ミクが起用されたのだろう。と公演中に何度か考える。生オーケストラと機械の声の対比、人間の声と機械の声の対比、とかそういうのもあるとは思うけど、やはり端的に云って、最先端の技術を駆使した音楽、というものを突き詰めていきたかったんでしょうね。昭和の時代に、ひと財産はたいてタンスのようなムーグ(モーグ表記が優勢な昨今ですが・笑)のシンセをアメリカから個人輸入した人ですよ。


■しかし、コージー冨田+初音ミク+エイドリアン・シャーウッド+宮沢賢治+バレエ、しかもオーチャードホール、って、10年前の日本人に3回くらい説明してもたぶん理解してくれないと思う。笑

初音ミクは歌舞伎からバレエまでこなして器用ですね。そう、初音ミクって、プロから無数の素人まで、冨田から獅童まで、いろんな才能を集めていく(あるいは“才能を捧げたくなる”?)偶像としての機能が半端ない。けっこうな発明だと思う。


■細かいことですが最後にちょっとだけ。この『ドクター・コッペリウス』のロゴなんですが、ロボコップかターミネーターか、という金属的な質感で、あまりこの舞台の雰囲気に合ってないような気がするのですが……笑(※個人の感想です)。


■吹石一恵の旦那とキユーピーハーフとマッシュドパンプキン


■いま宇都宮におります。

先週は出張がなく、かつ、11/3の文化の日から4連休してたのですが、今週はがっつり4泊5日で出張です。


■さて話変わって。吹石一恵の旦那さんが出演しているキユーピーハーフのCMがあるじゃないですか。



これ、先日、自宅でマネしてみました。


■拙僧の部屋の台所は、引っ越してきたばかりで、なんもありません。

台所

ワインの空き瓶、ウイスキーの空き瓶、ドイツ製の板チョコがあるのみです。画面左奥の白い包みは「イッタラ」のグラスですが、ひと月くらい前に買ってきて、まだ包みを解いてない…。

ゆえに、マッシュドパンプキン、なんてしゃれたものを調理する環境にないのですね。そこで、近所のスーパーの惣菜売り場で「パンプキンスイーツサラダ」というのを買ってきました。

──この段階からもう人任せか? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

パンプキンスイーツサラダ


■それを、ライ麦かなんか使った暗い色の、ドイツっぽいパンの薄切りに載せます。そしてアーモンドスライスを載せて、キユーピーハーフをかけて完成。

試作品(一)

試作品(二)

なかなかインスタ映えする一品ができあがりました。写真二枚はそれぞれ別の個体です。二枚目がうまそうに見える。

実際それなりに美味しかったです。が、正直、マヨネーズをかけない方がもっと美味しかっ(ここから先は文字がかすれて読めない)


■あ、いま調べたらちゃんとレシピもありますね


■ところでこの吹石一恵の旦那さんのCM、60秒版15秒版もあるんですが、後者はカット割りすぎだと思う…。


■池田亮司×メルツバウ、からのコシミハル、からのraster-noton


■10/29に、渋谷で池田亮司×メルツバウを見てきました。で、帰りに宇田川町のHMV(正直、DMRと書いたほうが個人的にはしっくり来るんですが・笑)に寄ったんですね。そしたら店内にビルボード・ライヴの公演スケジュールを書いたポスターが貼られてて、で、そこに真顔で「11/1 コシミハル」と書かれてたんですね。

おいコシミハルか11/1ってわずか三日後じゃないかそもそもどこにあるんだビルボードライブって! といろんな思考が一瞬で頭の中をぐるぐると回りました。


■その11/1なんですが、ド平日なのに出張がなかったんですね(というか、珍しいことにこの週はまるまる出張がなかった)。ということは、おれは東京にいます。ということは、コシミハルのライブが見(ら)れます。やったあ。


■ということで11/1は六本木のビルボード・ライヴでコシミハルを見てきました。この店では、飲食物を摂取しながらライブを見られるのですが。

6/30の下北沢のコシミハル公演で、アンケートに「お酒を飲みながらコシミハルさんのライブを拝見したいです」みたいなことを書いたんですね、たしか。そしたらこのたび、その夢があっさり実現しました。これは重畳。

歌舞伎座で云うところの3階席、のカウンターに陣取り、酒をなめなめ、コシミハルの舞台を堪能しました。途中でアルファレコードの村井邦彦も登場して二人で二曲演奏。


■この『マダム・クルーナー』のシリーズも好きなのですが、YENレコーズ(が正式名称のはずなんだけど、世間一般ではYENレーベルと呼びならわされることが多いですよね)に間に合わなかった世代としては、やはり'80sテクノポップなコシミハルも見てみたいですよ。だってYENが無くなった'85年て、おれはまだ、沖縄市はコザの元気な小学1年生で、級友ととんねるずの「雨の西麻布」は唄ったりはしたけどコシミハルのことは知らなかった。まあこれはあくまで個人的なわがままと云ふことで。


■で、その翌日の11/2は渋谷でラスターノートンのライブを見てきました。一週間足らずのうちに、池田亮司×メルツバウと、コシミハルと、ラスターノートン見てるんですよ!

池田バウとラスターノートンを両方見た人は多いと思いますが、そこにコシミハルをからめてる人はあんまりいないのではないかと思います。笑


■ラスターノートンのライブは、「MUTEK.JP」? っていう、カナダ?の電子音楽イベント?の日本版?みたいなイベントの一環として開催されてました。情報がうろ覚えですいません。

会場は渋谷のダブリューダブリューダブリューエックスです。で、同時にダブリューダブリューダブリューでも知らん西洋人がなんかやってました。(ところで、いま調べたんですが、ダブリューダブリューダブリューよりもダブリューダブリューダブリューエックスのほうがキャパ大きいんだな。てっきりダブリューダブリューダブリューのほうが大きいと思ってた)。


■さてラスターノートンのライブなんですが。

以前、Cyclo.がセカンドをリリースしたとき(だったと思う)、池田亮司がサンレコ(だったと思う)で、「高尚なことをやっても誰も聞かない」と云う趣旨の発言をしてて、だいたいそのころから地球上のサウンド・アート畑の人々が他ジャンルの音楽に転職し始める、という心霊現象が起きたんですね[要出典]。ラスターノートンもそのころからテクノへの接近が顕著になっていって[要出典]、おれも「ラスターノートンも普通のテクノレーベルになっちゃったな〜」と思うようになってちょっと興味が薄れてたんですね(※個人の感想です。だから許せ)。

でも、今回ロシアのDasha Rushというアーティストのライブを初めて見たんですが、「フロアを湧かせよう/踊らせよう/盛り上げよう」という強迫観念から離れたところにあって、それが一周まわって(という表現も最近は手垢がついてまいりましたが)新鮮でした。ノンビートな部分もあってね、アンビエントっぽくもあったり、いろんなジャンルを横断(これもまた手垢のついた表現ですいません)してる感じが良かった。

で、真打ちはやはりAlva Noto。楽曲の構造・音色・映像ともに、やはりアタマ一つ抜きん出てました。すごいね。さっき書いたこととまったく矛盾するけど、完全にフロアを踊らせにかかってるところがかっこよかった。笑


■ところで話が前後するんですが、この日は当初のタイムテーブルより30分くらい押してました。というのも、開場〜開演直前に「会場の非常ベルが誤作動する」という謎のハプニングがあって、それが解決するまで会場には入れなかったのですね。

ということで、茗荷谷に住んでるおれは終電の時刻がありますので、「最後に登場するByetoneは冒頭の数分間しか見られないではないか!」となったのですが、そのByetoneの冒頭の数分間、は、正直イマイチでして(笑。すごーーく単調なループで、かつ、何度か音を重ねそびれていたようでした。技術的なトラブルでしょうか。だとしたら気の毒ですが)、心おきなくByetoneを見限って帰ることができました(笑。おれが帰った後に取り戻したかも知れないけどね)。


■でも、あれだ、一週間足らずのうちに、池田バウとコシミハルとラスターノートンを見(ら)れてうれしいよ、拙僧は。お江戸に住むと云うことは、こういうことではないか。この土日も歌舞伎座の夜・昼、見てきました。お江戸に住むと云うことは、こういうことではないか。


■ファミリーマートで売ってる『とろけるチョコクッキー』が好きである


■文化の日ですね。こんな日は半蔵商店みたいな文化的なブログを読むのがいいと思います。


■さて最近好きな菓子がありまして。

とろけるチョコクッキー

ファミリーマートで売ってる、『とろけるチョコクッキー スイートポテト』『とろけるチョコクッキー パンプキン』です。それぞれ税抜き100円。税込み108円。1ドルは360円(昔)。

パッケージからしてどうもハロウィン限定っぽい商品なので、もう置いてない店舗もあるんですが、これがおいしかった。ここ最近はどちらかを一日一枚のペースで食べてます。どうかすると一日に二枚食べる日もありますが、そんなときは身に余る贅沢をした罪悪感にさいなまれます。

スイートポテトとパンプキン、どちらかと問われるとスイートポテトのほうが好きです。もともとサツマイモ(と、あと、きな粉)を使った菓子が好きなんですね。なので芋けんぴとか『さつまりこ』なんかも好きです(がカロリー数のことを考え、ふだんはあまり食べてない)。


■8cmCDくらいの大きさでね、しっとりなめらかな質感です。裏の品質表示を見ると、「小麦粉」よりも先に「準チョコレート」って書いてあるんですね(じゃあもうこれチョコレートじゃん・笑)。一気にガヴッとかじりつくのではなく、こう、お高いブルーチーズを味わうようにちょっとずつちょっとずつかじって食べてます。ホットコーヒーとともに摂取することもあります。ファミリーマートはコーヒーも売ってるので便利ですね。


■あ、ちなみにこのクッキーは普通のお菓子コーナーではなく、なんというか菓子パン寄りの売り場に置いてあるお菓子なので、これからファミリーマートに行かれる方は注意してください。


■ハロウィンで、auの金太郎のコスプレをするのはどうだろうか


■ハロウィンですね。突然ですが拙僧は、auのCMで金太郎を演じる濱田岳と身長と体重がまったく同じなのですね。なのでハロウィンでauの金太郎のコスプレをしてみてもいいかなー、と思いました。

金太郎

──おお、これはかわい…………くない(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■で、この格好で沖縄のサンシンを弾きながら、「そーらーのー、こーえーがー、ききーたーくてー♪」と唄うわけですよ。そして周りから「いやいやいや、それ金太郎じゃなくて浦島太郎のほうだから!」と突っ込まれるわけです。ここまでがセットです。周囲の協力が必要な団体芸です。

とはいえ、今年も仮装なんざする機会はなかったわけです。来年やろうかな。しかし、来年のハロウィンまでこのauのCMが続いてる保証もないですね…。あと腕が出ちゃうから夜は寒そうだな、この格好は。


■ちなみに去年は、アップルストアの店員のコスプレはどうだろう、などと考えておりました。イラストを再掲。↓

アップルストア店員の仮装

まあ、もちろん考えただけで実行はしてないんですが、2015年のデイリーポータルZの「地味ハロウィン」で、アップルストアの店員に扮してた人がいました(左記リンク2頁目)。しまった。先を越されてた。


■そう。先週の土曜は渋谷に池田亮司×メルツバウを見に行ったんですが、まあハロウィン直前の週末ということで、渋谷の街は仮装した人類でごった返していました。ピコ太郎を3人見ました笑。おれが見た中でいちばん面白かったのは「インドで自分探ししてるやつのコスプレ」をしてた人(←そう書いた紙を持ってリュック背負って歩いてた笑)。これも上記の「地味ハロウィン」系ですね。しかしハロウィンの渋谷ってある意味安全でした。警官がたくさんいてパトカーも待機してるから。


■うん。おれもあなたと同じで、渋谷のハロウィンには否定的でした。でも去年あたりから、

1) そもそも都市は祭(→民衆のガス抜き)を必要するのではないか
2) 他国から持ち込んだ行事を見よう見まねでやるのも日本の伝統ではないか
3) ハロウィンは都市部から失われていた秋祭りの復活ではないか

みたいなことを思うようになり、ハロウィンをある程度は許容できるようになりました。まあそれだけ洗脳されたってことだね。あと、あの間抜けな顔のカボチャはやっぱりイヤです。


■すいません、エントリ冒頭で「濱田岳と身長と体重がまったく同じ」と書きましたが、最近のおれはちょっと体重が増えてまして、実際は濱田岳より3kg重いです…。


■池田亮司×メルツバウ


■昨日は、渋谷のダブリューダブリューダブリューエックス、という、シーガルスクリーミングキスハーキスハーぐらい長い名前のハコで、池田亮司×メルツバウを見てきました。シーガルスクリーミングキスハーキスハーは見てません。


■フロアは寿司詰め。ひさびさに見る池田亮司(『supercodex』のセットでした)はやはりすごくて。キックやベース(と便宜上書くけど、音量も音域も一般的なそれと比べるとだいぶ極端)は、鼓膜どころか、腹の皮、胃の腑も揺らします。毎度毎度繰り返し書いてることですいませんが、池田亮司の音楽って一見すごく理屈っぽいんだけど、実際にフロアで聞くと、「身体性を伴う」ってやつですか、上記の通り音はグイグイ迫ってくるし、スクリーンには音とリンクした解像度高い幾何学模様が激しく明滅してるしで、全身で味わわざるを得ない、んですね。そこに理屈で終わらない説得力がある。観念的な部分だけで完結しない。頭蓋骨の中だけの書生っぽい理解、を超えてくる。ようするに「思ってたんと違う!(良い意味で!)」ってことです。で、池田亮司はこのギャップがでかい。この感じは、YouTubeとかそういうあれではちょっと味わえません。


■で、事前に「※2組によるセッション企画ではありません。」と告知されてたんだけど、2組のライブが終わった後、シークレット的にメルツバウとのセッションがありました。

終演後、空になったステージに残された両者の機材をスマホで撮る人多数いました。機材気になるよねえ。これ、後日サンレコにレポート載ってほしい。

で、帰りにマルイのHMVに寄って、メタファイブが表紙のサンレコと、The Orbの新譜を買いました。うむ。


■ちなみに、ブログには書いてないですが、今月は電子音楽系のライブはこれで四本目です笑。来週はラスターノートン一味も来日するようです。池田亮司のこれも行きたいですが、京都県はちょっと遠いですね。でも『C4I』、気になってるんだよなあ。


■Rotterdam Techno is Hard Hard Hard!! Vol. 6


■ここ最近、'90年代のジャングルのコンピCDがつづけて手に入ったのですが、昨日はかの『Rotterdam Techno is Hard Hard Hard!!』のVol.6を手に入れました。うむ。


■ジャケがイヤなので、このブログには載せません笑。ちなみに、背表紙の表記は、『Rotterdam Techno = Hard Hard Hard Vol.6』になっています。"is" が "="になってるんですね。しかし6まで出てたのか、このシリーズは。


■音飛び、洗濯機、ほぼ冬


■土曜の夜に歌舞伎町で選曲をしておりましたが、オンガクかけてる途中でCDJが音飛びして止まる、という事案が発生しました…。フロアにいた2000人のクラウドのみなさん、失礼をばいたしました。YMOのライブ中にMC-8が暴走した松武秀樹の気分を味わえました。たぶんこれは素材を焼いていたCD-Rの品質によるものと思われます。ちなみにメーカーは某三菱です。にくいねミツビシ。太陽誘電だとこういうエラーはなかったんだけどなあ、電器屋に置いてなかったんですよ(←言い訳すんな)。あらかじめ通販で買っておくべきでした太陽誘電。すみません。今後ともよろしくお願いいたします。>関係各位


■話は前後しますが、土曜の昼、自宅に新しい洗濯機が来ました。電器屋が風のようにやってきて、風のように古い洗濯機を撤去して、風のように新しい洗濯機を置いて、風のように去って行きました。15分もかからなかったんじゃないか。

‘95年製のナショナルNA-F50K2から’16年製のナショナルNA-F50B9になりました。うん、白物家電はかたくなにパナソニックと呼ばない主義です。そういうもんです。Eテレも心の中では教育テレビって呼んでます。テレ東も東京12チャンネルと呼んでます。東京12チャンネルはうそです。でも、いまのところは芝翫はやっぱり橋之助で、橋之助は国生だなあ。こういう感覚は、徐々に更新していかないといけないですけど。

洗濯機が新しくなったのを機に、洗剤もミヨシの液体洗剤にしてみました。うん、丁寧に暮らす系ブログだから。半蔵商店は。


■さて、例によっていま宇都宮におります。早朝の空気は、ほぼ冬でした。


■10/22(土)Parking Area Specialにて選曲相勤め申し候


■告知です。歌舞伎町で選曲します。くわしくはこちら

Parking Area Special(←イベント名です)
10/22(sat) 23:00-
新宿・歌舞伎町BE-WAVE / B1F
Entrance \1,000.-(w2Drink)

Live///
座久拓郎 (LOTTI/from Okinawa)
SUBMARINE

DJ///
tanaka scat (from Kanazawa)
sammy (arakemo。tokyo)
半蔵商店
hitachtronics
otooto22

TIMETABLE///
23:00- otooto22 (40
23:40- hitachtronics (40
24:20- 半蔵商店 (60
01:20- 座久拓郎 (30
01:50- hitachtronics/otooto22 (B2B/30
02:20- tanaka scat (60
03:20- SUBMARINE (40
04:00- sammy (60


■otooto22さんとヒタチさんが毎月やっているイベントにお邪魔いたします。

おれの出番は24:20〜25:20。ということで、オードリーのオールナイトとちょっとかぶりますがリトルトゥースのみなさんもひとつよしなに。


■とあるスーパーにて


■茨城のとあるスーパー。お菓子売り場のガムのところに、

「ボトルガムを3個以上お買い上げの方にはお声をかけさせていただく場合があります」

という謎の貼り紙がしてあった。ちょっと考えたんだけどこれは、ボトルガムの盗難が多いので警戒してます、ってことを遠まわしに書いてるってことでいいのかな。たぶん。


■栃木のとあるスーパー。食品売り場の片隅で、

「賞味期限間近&賞味期限切れコーナー」

があった。賞味期限間近、はよく見るけど、賞味期限が切れたのを売ってるのは珍しい。少なくともおれは初めて見た。ちなみに変な激安の店ではなく、輸入食品も手広く扱っているそれなりにお高そうな店。


■Jungle Fever vol. 5


Jungle Fever vol.5

■昨日、またジャングルのコンピを買いました。こういう買い物は続くものです。『Jungle Fever』シリーズのvol. 5。発売日は'96年4月10日。


■ざっと調べたのですが、このJungle Feverシリーズは7まで出ていて、7の発売日が'96年9月25日。ドラムンベース、を銘打っているR&Sの『In Order To Dance 6』の発売日が'96年7月10日(日本盤)。なんとなくここらへんの時期がジャングルとドラムンベースの境目、のような気がします。


■洗濯機買った


■結論から書きますと、洗濯乾燥機ではなく普通の洗濯機を買うことになりました。合掌。


■洗濯機(あるいは洗濯乾燥機)って、買う前に「購入予定の洗濯機がちゃんと家に入るかどうか」を無料で下調べしてくれるんですね(常識なのかもしれませんが、おれはこの人生で洗濯機というものを自腹で買ったことがまだないので知りませんでした・笑)。


■で、昨日の土曜日に下調べの人が家にやってきて洗濯機置き場の寸法を測ってもらったのですが、狙っていたH社の8.0kgサイズの洗濯乾燥機は、わが家には大きすぎて置けないことが判明しました。

下調べの人曰く、「T社の9.0kgサイズならギリギリ置けるかもだ(戸田奈津子風)」とのことでしたが、のちに実際に電器屋に足を運んで店員とよくよく相談してみると、T社のその9.0kgもサイズが微妙に大きくギリギリアウト。

そこで「じゃあどのメーカーの洗濯乾燥機を買えば?(戸田奈津子風)」と改めて店員に聞いたのですが、調べてもらったところ、うちの洗濯機置き場には、現行の洗濯乾燥機で一番小さいサイズであるS社の5.5kgサイズすら置けないそうです。


■早い話が、洗濯乾燥機って最近の家電だから、最近のお家に合うように作られてるんですね。うちみたいに出来てから四半世紀は経過した住宅のことなど考えて無いわけです。

四半世紀前ってったら、バブル真っ盛りのころですよ。みんな六本木でタクシーを捕まえたり、飲みの〆に「かおたんラーメン」を食べるのに忙しくて、25年後に洗濯乾燥機を購入する人のことなんか考えてる暇が無いわけです。というか、洗濯乾燥機が発明されるなんて想像すらしてなかったかもしれません。


■しかし、現行の洗濯乾燥機で一番小さいサイズの機種、が置けないとなると、これは洗濯乾燥機そのものをあきらめざるを得ないわけです。

とはいえ、洗濯乾燥機はあきらめても洗濯機は新しく買い替えにゃ(戸田奈津子風)、と気を持ち直して、乾燥機能の付いていないパナソニックの普通の洗濯機を買いました(5kgサイズ)。しかし洗濯機にパナソニックってのがピンと来ないよね。白物家電のロゴはナショナルじゃないとね。


■新しい洗濯機は後日家に届きます。ようやく21年物('95年製)の洗濯機をようやく卒業できます。

さて、H社の8.0kg洗濯乾燥機をあきらめて普通の洗濯機を買ったことにより、数万円が浮きました。うむ。このお金で自転車でも買うかな。


■ジャングル日和


ジャングルのCD六枚


■昨日は栃木県某所のブックオフで、ジャングルのコンピCDを六枚入手しました。そう、ジャングル。ドラムンベースまで行かない感じ。これだけあれば、当分ジャングルには困りません。何枚かすでに持ってるのもあるかもしれないけど、まあいいや。ところでジャングルとドラムンベースの境目ってどこなんだろう。


■関係ないけど、ほっともっとのタニタ弁当がなくなったみたいですね。知らなかった。ダイエットのため一日二食(ときには三食)はほっともっとでタニタ弁当、みたいな時期もあったのですが。

まあ普通、ダイエット中の人はほっともっとにあまり行かないものなのかもしれない。


■アボカド牛丼


■そういえば一昨日の10月10日は、スチャダラパー『タワーリングナンセンス』発売からちょうど25周年でした。って、こういうことはその日のうちに云わないとあんま意味ないよね。すいません。半蔵商店でございます。


■牛丼屋なんてほとんど行かなくなったけど、アボカド牛丼、というのが出たと聞いたので2世紀ぶりにすき家に行ってきました。どんな食い物なのかは各自検索してほしいのですが、おれは好きですこれ。ジャンクフード感あって。

正直に書くと、もう8回くらい食べてます笑。ある日など、一日に二度もすき家に足を運んでしまい、二度目はさすがにアボカド牛丼でなくアボカドカレーを食べましたが、とにかくそれくらいには好きです。並盛りでごはん少な目、そして「おんたま」をトッピングして食べてます。牛肉にケイジャンソースがかかっていてね、キャベツが乗っかって(コールスローとのことですが、どっちかと云うとピクルスに近いような?)、アボカドが添えられてて。

そう。それこそコザ近辺の、米兵相手のカフェとかで出てきそう。米国的ジャンクフードの味。「アメリカ映画に出てくる、テイクアウトの中華料理の容器」に入れて、土曜の夜に映画を見ながら食べたい。テイクアウトの中華料理が出てくるアメリカ映画がいいと思う。

ただこれ、好き嫌いは分かれるとは思います。万人におすすめはしません。ひたすら味が濃いしね。ただ、アメリカのジャンクフードが好きで、ピザーラよりドミノピザが好きで、カルビーよりフリトレーが好きで、下手したら『ハッカーズ料理読本』とかも持ってるような人だったら一度は試してみてもいいかもしれません。

あと、これはまだ試してないんだけど、荒く砕いたナチョスをトッピングするとまたおいしいと思う。すき家のメニューにナチョスなんてないから、持ち帰って自宅で試すしかないですが。笑


■で、前の段落で、「牛丼屋なんてほとんど行かなくなったけど」なんて書きましたが、そういえば茗荷谷に引っ越して以来、『丼太郎』(旧・牛丼太郎)にはもう3回も行ってます。笑


■ひきつづき洗濯機問題


■新居にどういった洗濯機を買えば良いのか、という洗濯機問題なのですが。

ネットにはおおむね、「ネットにモノを書きたがる性格のやつ」が書いた情報しかないので、今日も実際に電器屋に行っていろいろ実物を見たり触ったりなんだりしました。

ちゃんとした乾燥機能が付いている洗濯機(=洗濯乾燥機)は、だいたい8.0kg以上のサイズなんですね。つまり明らかにファミリー向け製品なんですね。独り身の男の部屋に8.0kgはなんか大きすぎる感じだなあ…。

例外的に、目の付けどころがシャープなS社の洗濯乾燥機に5.5kgサイズというのがあるのですが、それは他社の8.0kgサイズよりも乾燥に電気を食うし時間もかかるそうです。どうも最大5時間くらいかかるらしいんですね。5時間て。きょう国立劇場で見た『忠臣蔵』の通し(大序〜四段目)がそれくらいの長さでした。店の人も「5時間かかるなら普通に干したほうがいいですよね…」て云ってました。あと、このS社の5.5kgはデザインや見た目もあまりよろしくなかった。S社は優秀なプロダクトデザイナーに逃げられたんでしょうか。


■7.0kg以下のサイズの洗濯乾燥機が市場に(ほとんど)ない理由について、数秒ほど熟考してみたのですが、ようするにそれっくらいのサイズの洗濯物だったら自分でさっさと干したほうが早いだろ、とメーカーも電器屋も消費者も全員思ってるってことなんでしょうか。男一人の洗濯物なんてたかが知れてるしなあ。

あと、洗濯乾燥機って、洗濯物の傷みが早いらしいんですね。うーむ。そりゃ2時間も3時間もぐるぐる回して乾かすわけだから当然なのですが。


■洗濯乾燥機ではなく普通の洗濯機を買って、その差額の数万円を他の家具に回した方が良いような気もしてきた…。どうなんでしょうね。

とは云え、洗濯乾燥機を実際に使ってる人のブログ等を読んでみると、その「乾燥が終わったら、取り出してすぐ着られる」という便利さも試してみたくはなる。そもそも季節も天気も関係なくボタン一つで洗濯物が乾くなんてすごいよな。21世紀かよ。

──ええ、21世紀ですが。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

そうでした。すいません。まあ、洗濯乾燥機があったら、冬の洗濯が楽になりますね。寒い日にベランダに出て洗濯物干すのはつらい。


■シアターD閉館、アド街で茗荷谷、クルトン問題


シアターD閉館。いろいろ思ふところはあります。チケット握りしめて階段並んでましたよ。拙僧も。

いまのハコが良くないというわけではもちろんないのですが、移転前のセンター街にあったハコのほうが客席の「気」の密度なようなものが濃かったと思います。あのころは、シアターDの隣のビルにとんこつラーメン屋とスパイスレコードが入ってて、こっちにもよく行ってたなあ。あ、あとシアターDの上の階だか下の階だかにあった焼肉屋も何回かは行ったなあ。こういう’00年代渋谷のなつかし話はキリがないので止める。

そういえば引っ越しの折、部屋を掃除してたら10年前のラックチャックの単独ライブのフライヤーが出てきました。笑


■先日、茗荷谷の新居の近所を歩いてましたら、とある豆腐屋に

「10/15 アド街ック天国で放送されます!」

という貼り紙がありました。こんどアド街で茗荷谷特集やるようです。おれ収録呼ばれてねーぞ。茗荷谷芸人なのに。あ、世間ではまだまだ石神井公園芸人と思われてるのか…。


■昨日、つくば市のスーパーでクルトンを買おうと思った。のですが、クルトンってそういえば何売り場に置いてるんだ?

パン、乾物、野菜、お菓子、といろんな売り場を探したのですが、ありませんでした。なかなか見つからない。意地になって、店員に訊かず自力で探すこと数分。

クルトン

で、ようやく最終的に見つかったんですよ。クルトンは何売り場に置かれてたと思います? 答えは、まあ、書きませんけど、しかしこの「オーマイ」のクルトンはシーザーサラダの味が付いてておいしい。これだけでも酒のつまみになる。


■八代目初日、Suchmos「STAY TUNE」


■昨日10/2は歌舞伎座で一幕見席の列にがんばって並んで、夜の部を通しで見てきました。三田寛子の旦那さんの襲名公演初日です。劇場がお祝いムードで満たされてて良かった(って、幕見だけどね)。

『熊谷陣屋』は、いつも見るのと違う型でした。玉三郎の藤娘は、うーん、ぜひ良い席でもう一回見たい。でも今月は物いりなんですよ、洗濯機を買ったり笑。

って、洗濯機と玉三郎を比べるのかよって話ですが、とはいえ生活は生活で大事ではあります。


半年間にわたって探していた曲があった。のですが、それが先日ようやく判明しました。Suchmosという組織による「STAY TUNE」という曲でした。クルマのCMに使われてたのをたまたま耳にしたんですね。

上記エントリで、おれは、この曲を「洋楽でEDM」みたいに見当をつけてますが、ぜんぜん違うではないか。洋楽でもないしEDMでもない…。「アヴィーチーかと思ったが違った」みたいなことも書いてますが、アヴィーチーっぽくもない。というか、おれはそもそもアヴィーチーをよく知らなかった。

でもまあ見つかって良かったです。グーグルで検索できないもんね、こういう「うろ覚えの言語化できない何か」って。


■「洗濯機をすぐ買い換えてください」


■先週、石神井公園の貧乏長屋から、茗荷谷の貧乏長屋への引っ越しを済ませました。

その際、洗濯機を取り付ける業者(引っ越し本篇と、洗濯機の取り付けって、別々の業者がやるんですね)の人に

「洗濯機をすぐ買い換えてください。遅くとも一ヶ月以内には買い換えてください」

と云われました。ふむ。


■というのも、おれが使っております洗濯機は、'04年に会社の人からもらったものなのですね。それを、'16年の今日まで使っているわけです。

で、そう、「会社の人からもらった」ということは、おれが譲り受ける以前に、会社の人が数年は使っていたわけです。

先日、洗濯機のフタの裏を確認すると、95年製という文字列が記されておりました。スチャダラパー『5th Wheel 2 the Coach』、コーネリアス『69/96』、ケン・イシイ『Jelly Tones』がリリースされた年にリリースされた洗濯機です。21年前か!!!


■旧居では洗濯機はベランダに置いてたんですね。で、新居では洗濯機は室内に置けるのですが。

この洗濯機を部屋ん中において改めて見ると、まあ、ちょっとびっくりするくらいボロボロなんですね。湾岸戦争で爆撃された初代ゲームボーイとまでは云いませんが、なかなかのボロボロ具合で、これはもうジャンルで云うと洗濯機というよりも粗大ごみに近いです。21年前の洗濯機だから当然といえば当然なのですが。

上記の業者いわく、「ホースもかなり劣化してるから、買い換えるまで水漏れに気をつけてください」とのことでした。


■ということで、すみやかに洗濯機を買い換える予定なのですが、当世の洗濯機は大まかに分けて、

1) 普通の洗濯機
2) 簡易乾燥機能つき洗濯機
3) 乾燥機能つき洗濯機

がありまして、電器屋の兄ちゃんに訊いたところ、「2)は、あんまり意味ないです。すぐ使わなくなります」とのことでした。ということで、1)か3)かに選択肢が絞られるわけですが、1)が4万円で買えるのに対し、3)は10万円くらいするんですね。そこでちょっと迷っております。


■ま、いままで使ってた洗濯機は1)なので、新しい洗濯機も1)でかまわないと云えばかまわないのですが、3)は、もう、乾燥が終わったら、「洗濯機から洗濯物を取り出してそのまま着られるレベル」とのことらしいんですね。どういうことかというと、洗濯物を干す手間、というのが日常生活からほぼ省略できるんですね(当たり前ですが)。雨の日だろうが風の日だろうが天気を気にしなくていい。洗濯物を干すタイミングを計算して行動計画を立てなくていい。

数年は使うものだから、10万円も高くはないなあ、と思います。

が、なんつーか、「天気を気にしたり」「洗濯物を干すタイミングを計算して行動計画を立てたり」と脳を働かさなくなる分、ヒト科ヒト属ヒトとして退化するのではないか、と妙な心配をしてしまいます。天気とか湿度とか風とかに鈍感な人とか、ちゃんと行動計画を立てられない人とかになるのではないか。

でも、「洗濯物を干すことに使っていた脳のリソースを、他のことに回すことができる」という考えもできるわけだしね。あんまり変な心配をする必要も無いかもしれない。

つい「新しい利便性は、ヒトの何かを損ねる」みたいな考え方をしちゃうんですよねー。いかんいかん。良くないことだ(←と書いたけど、これは世間に迎合してそう書いたまでで、やっぱり「新しい利便性は、ヒトの何かを損ねる」式の考え方は心のどこかにちょっとある…)。


■ま、1)にしろ3)にしろ、新しい洗濯機は、近日購入します。


■秀山祭九月大歌舞伎 9/24夜 9/25昼


■引っ越しを済ませ(と云っても、荷ほどきはまったく進んでません。というか荷ほどきできる気がしない)、この週末は歌舞伎座に行ってました。二十四日(土)に夜の部、二十五日(日)に昼の部。


■まず夜の部。『吉野川』は、いろいろすごい演目らしいですが、すいませんあんまりピンと来なかった。カブキを6年半観つづけて、これ。まあおれみたいな客もいるということで許してください。『らくだ』はシネマ歌舞伎で観た勘三郎×三津五郎とどうしても比べてしまう…。米吉がよろしい。

『元禄花見踊』では、後半、近くの席のおば様が、

音楽に合わせて手だけで踊り始める

という謎の事態が発生。最初はなんのオタ芸かと思った笑。舞台上の踊りとかなりシンクロ率が高かったので、このおば様も実際に日舞をやっていると思われる。興が乗ってきたのか、おば様自身も発表会が近いのか笑。

歌舞伎座の幕間に、「上演中は客席で踊らないでください」というアナウンスが流れる日も近い。近くない。


■で、昼の部。『碁盤忠信』は、まあ、七十八分は少々長いと思う。嫌いじゃないけど。『太刀盗人』は種之助が彌十郎との対比でまるで子役のようにちんまりと見えたのが面白かった。

そして『一條大蔵譚』。今月がはこれがベストでした。良いだろうなあ、と予想して観に行ったら、やっぱり良かった。安定の播磨屋大蔵卿。


■さて話変わりまして。

石神井公園に住んでたころ(と云っても、つい先週までのことですが)、歌舞伎座の終演後に、歌舞伎座裏のマガジンハウスやら音響ハウスやらのエリアをぶらぶら散歩して、銀座の大通りに戻って銀座一丁目駅まで行って、そこから有楽町線で石神井公園まで帰る、というのが定番だったんですね。

でも茗荷谷(丸ノ内線だ)に住むようになったので、「歌舞伎座発→丸ノ内線銀座駅」までの散歩ルートを新たに開拓しなければならなくなったのです。終演後の散歩、大事じゃないですか、芝居を反芻したり、気持ちを日常生活に切り替えたり。


これまでどおり銀座一丁目駅まで散歩して、銀座一丁目駅から有楽町線で有楽町駅まで行って、そこから歩いて日比谷駅まで行って、日比谷線に乗り換えて銀座駅まで行って、そこからさらに丸ノ内線に乗り換えて茗荷谷に行く──という手もあるにはあるけど、さすがにややこしすぎる。はて、どうしたものか。


■本日、石神井公園完全撤収


■ただいま9/24の午後一時四十五分です。石神井公園の旧居からお送りする最後のエントリとなりました。朝九時にこの部屋に来て、掃除の仕上げをしてました。最後だから掃除なんかしなくてもいいんだけどさ。一応ね。

風呂場の排水口もパカッと開けて、変な部品とかもちゃんと掃除しました。


■’04年4月から12年半も住んでる部屋を出る、というので、やはり少なからず思うところはあります。が、今日は四時半から歌舞伎座夜の部なんで、感傷にひたってる暇はありません。さっさと茗荷谷の新居に戻って身支度して木挽町行ってきます。


■しかし、オードリー春日も、むつみ荘を巣立つ日がいつかは来るんでしょうか。


■家具を捨てる。文京区役所で待つ。ヨックモックのシガール。セガマークIII。


九月二十三日。石神井公園から茗荷谷へ引っ越した翌日。の日記。

0600 茗荷谷の部屋で初めて目が覚める。起きた瞬間、自分が石神井公園にいるのか茗荷谷にいるのかが一瞬分からなかった──というようなことは全くなかった。身支度し、空のスーツケースを持って出かける。


0700 石神井公園の旧居着。昨日の引っ越しで出た少々の燃えるごみをまとめる。アパートの玄関においてある粗大ごみに粗大ごみステッカーを貼る。

粗大ごみは、10年前池袋のフランフランで買った机と、10年前池袋のロフトで買ったサイドボード。両方とも引っ越しを機にブチ捨てた。

そう。区の粗大ごみ回収を引っ越し翌日に予約しておき、引っ越しの際、粗大ごみを引っ越し屋の人に運んでもらう、というウル技(ウルテク、と読みます。くわしくは最寄りのファミコン好きな人に訊いてください)を駆使したのであった。机だのサイドボードだの、一人じゃ運べないもんね。

しかしこのサイドボード、幅が150cmくらいある。6帖間には立派すぎたかもしれない…。

0800 燃えるごみをごみ置き場に出す。

0830 アパートの玄関に置いてた粗大ごみを、業者がトラックに乗せていく様子を部屋から眺める。そのあと、何もない部屋でしばしごろごろ。

重いHDDをリュックに入れる。1台につき2つのHDDが内蔵されており、自動的にミラーリングでバックアップを取れるので安心♪ という機種なのだが、重いしかさばる。値段も少し高くて手に入りにくい(ピチカートの「キャッチー」の歌詞みたいだ)。そもそも、ポータブル用の小さいHDDを2ヶ買って同期ソフトでバックアップすれば同じことなうえに、軽くて省スペースではないか(それこそキモノの袂に入れて持ち運べる)。しかもこの重いHDDが2台もある…。

その他、雑多なモノ(新居のごみ捨て場に捨てるごみも含む。ごみ捨て場付きの物件で良かった)をスーツケースに詰めて部屋を出る。


0930 郵便局で、使わなくなったADSLモデムをNTTに送る。新居は光回線なのです。しかしADSLて。'00年代かよ。郵便局では転居届も提出する。


1030 いったん茗荷谷の新居に戻り、荷物を置く。シャワーを浴びて出発。


1130 文京区役所。転入届+印鑑登録。いや、役所なんて待たされるものだとは分かっていたが、まさかこんなに待たされるとは…。待合室には地球上の全人類の7割ぐらいが集合している有様。近所の「カレーの王様」でカレー食ったり、スタバで茶を飲んだり(スタバでもまあまあ待たされました…)、本屋をのぞいたりしてひたすら時間をつぶす。


1320 ようやく窓口に呼ばれる。印鑑登録カードがもらえるのはさらに1〜2時間後とのこと…。


1400 神田免許更新センターで運転免許の住所を書き換え。こちらも行列を覚悟していたが、あっさり終わった。15分もかからなかったのではないか。


1500 散歩しつつ有楽町まで。スマートホン(Xperiaへの乗り換えを検討中)、テレビ(新居用に大きめなのを買うことにした。32型か40型以上か)、ノートPC、洗濯機を見る。


1600 再び文京区役所。印鑑登録カードを受け取る。


1615 区役所のロビーで、スマートホンで松竹のサイトを見ていたら、明日の歌舞伎座夜の部は売り切れ。一幕見席に並ぶしかないかなあ……と思いつつ、未練がましくサイトをねちねちチェックしていたら、三階B席の切符が戻ってきた! これはタイミングがいい。買った。ということで明日は歌舞伎座です。


1700 池袋のデパ地下で、旧居の管理人さんに贈る手土産を選定。選定つったって、こういう距離感の品はハラダのラスクかヨックモックのシガールかになりますよね笑。あんまり高いのや凝ったのを贈られても困るだろうからね。ある程度ネームバリューがあって、あんまり高くなくて、常温で日もちして、好き嫌いがそんなに分かれなくて、小分けされてるのでおすそ分けもラクラク。包丁も皿も汚さない。どうだ。今回はシガールを選びました。ちなみに新居の管理人さんへはハラダのラスクを贈りました笑。

あと、最中って意外と好き嫌い分かれるよね。


1830 石神井公園の商店街を歩く。ここに足を運ぶことは今後もあるかもしれないけど、生活の場として利用するのは、さしあたってはこれで最後となる。’80〜90年代のコザの一番街やら中央パークアベニューに感じるノスタルジーを、今後はこの商店街にも抱くことになるのかもしれない。

商店街奥のゲーム屋をのぞく。いつのころからか、レトロゲームの扱いがじわじわ増えていて、セガマークIII本体やらMSX版『グラディウス』やらハイパーショットやらが置いてある。こんなお店、茗荷谷にはないだろうな。

KALDIとクイーンズ伊勢丹で、菓子、酒、サラダなど買う。


1900 石神井公園旧居で上記の品を食べつつ、ピザを注文する。練馬区の地場の宅配ピザ屋で、Mサイズが全品1080円。石神井公園の飲食店にはこれからも行こうと思えば行けるけど、このピザは茗荷谷まで配達してくれないので(当たり前だ・笑)今後食べられなくなる。このピザ屋の値段に慣れちゃうと、ピザーラやドミノは高く感じちゃうんだよなあ。ドミノはドミノで好きなんだけど。

2000 ベルギー製の謎の発泡酒(一缶百円)を二缶飲み、ピザも平らげ腹一杯になったのでちょっと仮眠。

2200 ちょっと仮眠のつもりが二時間も寝てしまった…。旧居をあとにして茗荷谷に戻る。

2300 茗荷谷の部屋に到着。


■引っ越し完了


■9/22の木曜日(大安)。空がどんより曇って、朝から雨が降りやまない、という絶好の引っ越し日和のもと、引っ越しを済ませました。

荷造りが完全には終わらないまま、引っ越しの兄ちゃん方が石神井公園の旧居に9時に来て、12年半かけて溜め込んだ荷物を10時半にはすべて搬出。11時半から茗荷谷の新居に荷物を搬入しはじめ、12時15分に完了。

雨だったので、当然のことながら荷物は少々濡れました。プラスチックの衣装ケースにも水滴が入ってきて、着物に水染みができたのは参った。シンセサイザーとか、ターンテーブルとか、そういったのはちゃんと梱包してくれたから濡れなかったけど。しかし、引っ越し屋の兄ちゃんがシンセサイザー(KORGのMS2000)を、「ピアノ」と呼んでたのが面白かった。「ピアノ、どこ置きます?」とか。


■ええ、引っ越しというものを、実に12年半ぶりに体験しました。前回の引っ越し(成増→石神井公園)は、まだ大して荷物も多くなかったので、赤帽で済ませてたんですね。段ボール十数箱とベッド(厳密には、無印良品の脚つきマットレス)ぐらいか。身軽だったなあ、あのころは。今回の引っ越しは、段ボールだけでも50箱ぐらいになってました…。よくもまあこんなにたくさん、18平米の1Kに収まっていたよな。


■引っ越し屋による本格的な引っ越し、というのは今回が初めてだったのですが、まあ完全に向こうのペースなんですね。兄ちゃん方は「ピアノ、どこ置きます?」とか最低限のことは訊いてはくれるのですが、もろもろの本質的な主導権はあちらにあります。荷物はドバドバやってきて、ドサドサ積み置かれます。難易度がぐんぐん上がってきたテトリスのブロックの勢いです。「いやー、おれの指示と微妙に違う…」という事態が続出するわけです。完璧な指示なんて、まあできません。段ボールも「ちょっと濡れてる」から「ちょっと待ってだいぶ濡れてるぞこれ」まで幅はありますが、基本的に濡れてます。ちゃんと「すぐ使う」と書いておいた段ボールが、段ボールの山の一番下に置かれていたりします。

が、この“自分では制御できない感じ”を、心のどこかで欲していたようにも思えます。これっくらいの勢いを借りないと、引っ越しなんて進まないよね。

引っ越しに限らず、自分の外部にある勢いを上手く使わないと解決しないものごとって、たまにあるよね。まあいいか、そういう話は。


■ま、かくして引っ越しは無事(?)終わったわけです。ブースカ4体がクラフトワークのように鎮座するだけで、トイレットペーパーすらなかったすっからかんの新居も、ついに段ボールの山(というかもはや山脈)で埋まりました。新居は旧居の1.5倍の広さなので、荷物だらけでも不思議とイヤな圧迫感はありません(あくまで前の部屋と比べてってことだけどね)。

が、これ、荷ほどきに最低でも一年はかかるでしょうなあ…。


■あ、あと、この茗荷谷の部屋で2年ぐらいかけてじっくり荷物を徹底的に取捨選択して、荷物を減らして、また小さめの部屋に住み替えようかな、ともすでに思っております。笑


■引っ越しは明日です


■以下がここ最近のスケジュールです。

9/17(土) 石神井公園の旧居で荷造り
9/18(日) 〃
9/19(月) 〃(午前中は新居でごろごろ)
9/20(火) 仕事で宇都宮
9/21(水) 仕事で宇都宮
9/22(木)引っ越し
9/23(金)役所行ったり郵便局行ったり旧居掃除
9/24(土)歌舞伎座夜の部に行きたい
9/25(日)歌舞伎座昼の部に行きたい


■ということで、荷造りのさなかではありますが、9/19はまだ荷物を運んでない茗荷谷の新居でごろごろしつつ『ピーナツ』の単行本を読んだり、牛丼を食べたりして、その「モノの無さ」を楽しみました。

このひろびろとした空間も、いずれモノで埋まります。つまらぬことです。

茗荷谷新居(一)

押し入れにはブースカ4体が鎮座しており、留守を守っています。

茗荷谷新居(二)


■で、これが荷造り中の旧居の写真です。相変わらずお見せできるレベルではないので、モザイクきつめです。

石神井公園旧居

とはいえ、着々と段ボールの山は積み上がっております。が、まだまだ荷造りは完了しておりません。

■いま、これを書いてるのは9/21の朝8時の宇都宮で、石神井公園に戻れるのは夜8時ごろです。引っ越しは明朝9時ですので、まあ、今晩は徹夜かもしれません…。


■荷造りラストスパート(予定)


■金曜日の、夜おそく、港区のディスコティックは、知らない人なんか、いれてもらえないぐらい♪、だというのに、拙僧は練馬区石神井公園の部屋で金曜深夜からせっせと部屋で荷造りをしております。

そう、9/22に引っ越しを控え、ちょこちょこと荷造りを進めておりましたが、荷造りできるのは、あともう9/17、9/18、9/19だけなんですね(仕事のため、平日は東京にいないのです)。この三日間がラストスパートです。この三日間に荷造りを終えないと、それはそれは面倒なことになります。

おれ、引っ越しが無事済んだら、9/24と9/25は歌舞伎座に行くんだ…。

──なんか、いわゆるフラグ立ってないか、そのセリフ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■ちなみに、先日も載せましたが、これが新居の茗荷谷の部屋の写真です。いまのとこ家財道具はブースカ4匹だけの、超超超ミニマルな空間です。まだ一回しか足を踏み入れておりません…。9/1から家賃が発生している、れっきとした自分の部屋なんだけどね。家賃もったいねーな。

茗荷谷新居

で、これが、現在の石神井公園の部屋です。なにぶん荷造り中でいささか見苦しいので、モザイクをかけておきました。

石神井公園旧居

──モザイクがきつすぎて、アンダーワールド『Everything, Everything』のジャケみたいになってるんですけど…… (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )

ほんとに散らかってるんで、これっくらいで勘弁してください。


■いわゆるミニマリストと世間で呼ばれている人々の中には、引っ越しの荷造りを30分で済ませる、という兵(つはもの)もいるそうです。すげえ。おれは18平米の部屋の片付けに、何日間かけるつもりなんだろう。ああ、ぐずぐずしてないで、ブースカしかいない新居でゴロゴロしつつ読書でもしたい。


■でも、あれだな、茗荷谷のブースカ新居も、引っ越し後にはうんざりするくらいの段ボールで一杯になるんだろうな。で、せっかくの新居も、モザイクかけないといけないくらい散らかるんだろうな。なんのために引っ越しするのか、なんのためにモノとやらを所有しているのか、なぜモノを捨てないのか。考え始めるとよく分かんなくなってきます……………………ぶつぶつ。


■2010年4月18日の辨松と歌舞伎座


■じゃあ、こないだ部屋を片付けて出てきた物件を紹介。


辨松のレシート


■歌舞伎座向かい、「辨松」のレシートです。日付は2010年4月18日。歌舞伎座さよなら公演の真っ最中ですね。時刻は13時03分。歌舞伎美人のサイトによると、第一部の『熊谷陣屋』と中村屋親子の『連獅子』の幕間ですね。

ということは、おれは熊谷陣屋を見終わったあと、通りを渡って辨松に駆け込んで、このレシートに印字されている「白飯二重」の弁当を買ったのでしょう。


■熊谷陣屋の弥陀六は富十郎だったなあ、とか、あのころはまだ勘三郎元気だったよなあ、とか、そういうことを考えてしまいたくなります。このようにレシート一枚でいろいろ物思いにふけってしまうので、部屋がなかなか片付かないのであります。

今晩は東京に戻って、また部屋片付けの続きです。


■荷造りは進んでいるのか


■この土日は引っ越しに備えて荷造りをしてました。

BOSE『明日に向かって捨てろ!!』

荷造りは着々と進んでおります。と書きたいところですが、進んでるのか後退してるのかすらよく分かりません。自分では進めているつもりなのですが。とはいえ、仕事の都合で週末にしか作業できないのがつらい。

あと、土曜日は仕事で上京してきた弟と寿司食べたりお茶飲んだり冷麺食べたりしたので、それで半日ほどつぶれました。


■うん、数年前から本や雑誌やCD、そして、生活してるといろいろたまってくる「紙の形をしたもの(※まあ、仕事の書類ですとか、領収証ですとか、街から持ってきたフライヤーですとか、手書きのメモ、新聞の切り抜き、クレジットカードの明細、その他いろいろ)」などは、たいがい段ボールに突っ込んで部屋の隅に積んでるんですね。それが十数箱あるんですが。

引っ越すに当たって、この箱の中身を仕分けようと思ってこの段ボールを開けたら、これがまあまさにパンドラの匣。夥しい量の物資が飛び出してきました。これぞ厄災。

段ボールを開けずに、そのまま新居に運ぶこむべきだったかもしれない。いや、それはそれで厄災を先送りしてるだけだし、せっかくの広々とした新居が段ボール群で圧迫されるのも困る。なので、夥しい量の物資を要るものと要らないものに仕分けて、要らないものをせっせと捨てております(とはいえ、引っ越し期日のリミットを考えると、「段ボール群は新居で仕分け」が正解だったような気がしてならない……)。


■この段ボール群、中身が分からない箱とかあるんですよ、平気で。しかも数年間開けてすらいないし。こういうのは箱ごと捨ててもいいのかね。


■しかし、なかでも「紙の形をしたもの」の整理整頓がおっくうですね。要るのか要らないのか微妙なのがあったりしてね。というか、微妙なのが9割ですね。微妙だからわざわざ段ボールに取っといてるわけでね。

「ScanSnapを買うといいですよ」などとおっしゃる親切なお侍さんがたまにいらっしゃるんですが、まあScanSnapならとっくに所有してるんですね。でも、拙僧レベルの高僧になると、もうScanSnapでスキャンする手間が面倒だし→そもそもスキャンしたやつをいちいち見返さないこと気づく、という次元に達してるんですね。ScanSnap、少なく見積もってももう二年は使ってない。


■先々週、ブックオフオンラインに本を引き取りに来てもらいました。段ボール2箱で70冊くらい。売値は700円…。もうちょっと行くかなーとは思ってたのですが700円。うむ。まあ、「自宅まで引き取りに来てくれる料」があらかじめ差っ引かれてると考えたら、こんなものか。

で、先週も段ボール1箱引き取ってもらいました。ただいま査定中。


■しかし、引っ越しくらいでじたばたしすぎじゃないかね、おれも。荷造りぐらいちゃっちゃとやれよ、と我ながら思う。


■『小さなグルメ、スヌーピー』『生き残りキャンプだよ、スヌーピー』


スヌーピー


■先日、栃木県内のブックオフで『ピーナツ』の単行本を捕獲しました。ピーナツの単行本って、百円コーナーにあるとつい買ってしまいます。

で、もののサイトによると、日本語版ピーナツは全86巻出てるらしいんですね。第60巻までは鶴書房から、第61巻以降は角川書店から出ているようです。この『小さなグルメ、スヌーピー』は第85巻、『生き残りキャンプだよ、スヌーピー』は第86巻に当たります。

で、もののサイトによると、日本語版の最後のほうって、あまり数が出てなくて、ちょっと珍しいらしいです。ふむ。


■しかし、引っ越しを控えた荷造りが終わってないのに、また荷物が増えてしまいました。嗚呼。

いや、「荷造りが終わってない」どころか、まだ始まってすらいないかもしれない……。


■さて引っ越し先はどこかといいますと


■さて。引っ越しだの新居だのについて先日から書いております。が、肝心な引っ越し先について、そういえば書いてませんでしたので改めて書きますと、このたび石神井公園から

茗荷谷

に引っ越すことになりました。なりました、っていうか自分で決めたんだけど。


■引っ越し先のエリアを探すにあたっては、下記の二点を重視しました。

・都心へのアクセスが良い
・渋谷(=職場。まあ平日はずっと栃木・茨城へ出張なのですが…)へのアクセスも良い

↑すいません、箇条書きにするほどでもなかったわこれ。でもまあ、西は新宿区から東はスカイツリーまでいろいろ見てみましたが、だいたい文京区のあたり、に落ち着きました。で、丸ノ内線の使い勝手が良さそうなのと、「静かそう」「治安が良さそう」という理由で茗荷谷にしました。駅周辺は緑が多いです。学校も多いです。ご近所に、お茶の水女子大、筑波大、所ジョージが学費未納で除籍された拓殖大学などがあります。ええ、「第6位! 拓殖大学!(ガタン)」の拓殖大学です。

──とんねるずの『細かすぎて』を見てないと伝わらんだろう、それは…… (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

拓殖大学

あと、丸ノ内線の発車メロディーっていうんですか、あれ大嫌いなんですけど、茗荷谷駅だけ普通のブザーなんですよね。それもちょっとうれしい。軽く検索したところによると、どうも駅周辺の住民のクレームでブザーになったらしい。うむ。


■で、住む物件も文京区内だけで10近くは内見しました。「ふつうはこんなに何軒も見ないですよ」みたいなことを不動産屋の人に云われたけど、しょうがないだろ。見るだろ。生活に関わることなんだから。

ということで一ヶ月近くに及ぶ内見の旅を経て、茗荷谷の1K9帖駅近南向室内洗濯機IH光回線、の部屋に決めました。

決め手は、いろいろありましたが、

「共用部分(エントランス・階段・廊下)がどんよりしてない」

これ。これが決定打でした。おれの予算だと、これを満たす部屋ってあんまり無いんですよね。あっても手狭な6帖間だったりね。「どんよりしてない共用部分」と「9帖の広さ」、が両立してる珍しい物件が見つかって良かった。エントランスもオートロックで。


■ということで、長年住んでた石神井公園を離れ、今月から文京区民になります。いや、石神井公園に残っても良かったんだけどさ、ちょっと他のところも住んでみたいしね。とはいえ石神井公園はいいところなので、また戻ってくることもあるかもしれない。

しかし、荷造りは9/22の引っ越しに間に合うのだろうか。もう、おれの石神井公園の部屋でフリーマーケットを開催しようかとすら思う……。そうじゃないと荷物なんて減らんよなあ。


■新居でミニマリスト的空間を楽しむ等


新居(一)

■本日、新居のガス開栓に立ち会いました。新居に足を踏み入れるのは内見以来はじめてのことです。

そう、この新居、9/1から契約しているのですが(なので、とうぜん家賃も発生しております)、このたびようやくてめえの部屋に入れたわけです。で、前にも書いたとおり本格的な引っ越しは9/22なので、実際に暮らし始めるのはもう少し先です。


■いまのところ、新居に運び込んだのはブースカ4体のみです。その他の家財道具は、皿の一枚、本の一冊も持ち込んではおりません。それどころか、トイレにトイレットペーパーすらありません。

新居(二)

9帖のフローリングにブースカ4体のみ、という極めてミニマリスト的な空間の中で、駅前のマクドナルドで買ってきたダブルフィレオフィッシュとコーヒーを摂取し、新居で初めての朝食を済ませました。うむ。ミニマリストも惡くない。


■キッチンの温水の栓をひねったところ、突然パキッという異音がしました。なんらかの部品が、いきなりヴッ壊れたみたいです。温水は出てきませんでした…。なにこのプレイボールホームラン。まあ冷水はちゃんと出てくるからいいけど。

(その後、菓子折を持って管理人さんに挨拶に行きがてら、上記の件を説明しました。修理は来週以降になるようです。)


■で、新居でしばしミニマリストごっこを楽しんだ後、石神井公園の旧居に戻りました。こちらはミニマルどころかカオスですよ。カオスパニックですよ。「君に、胸キュン。」のB面ですよ。引っ越しを控えて部屋中ひっくり返してるんで、とてもじゃないが写真は載せらんない。

うん、もう荷造り以前の問題。いろいろモノを捨ててるんですが、なかなか片付かなくて、なかなか荷造りまでたどり着かない。

18平米の部屋に、よくもまあここまでモノを貯め込んだな、と他人事ながら思います。

──他人事じゃねーだろ… (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

まあ12年半も住んでるからね。ホテルをチェックアウトするように簡単にはいかない。

で、このモノで一杯の部屋を放置したまま、明日から金曜までまた四泊五日で出張に出かけるわけです。なあ、ほんとに9/22の引っ越しまでに荷造りできるのか、これ…。

とりあえず夕方ごろ、段ボール二箱の古本をブックオフに引き取ってもらいました。


■しかし、モノの無い空間ってやっぱり落ち着きますね。でも、新居のミニマリスト的空間も、徐々にモノに浸食されてくんだろうな。もったいない。

もう、CDとかレコードとか本とか雑誌とか、いろいろ捨てようかなあ。もしくはカネ持ってるコレクターにめちゃくちゃ高く買ってもらうとか。ドバイ在住の石油王だけど小沢健二の廃盤8cmCD探してるよーって人は連絡ください。


■おそ松さん×歌舞伎


助六


おそ松さん×歌舞伎、ということで、とりあえずiPhoneの画面を助六のにしてみた。これ何松? 知らんけど、かっこいい。


■今週は珍しく出張が一泊しかありません。

昨日は成田の外資系ホテルに泊まっておりました。ルームサービスでテリヤキバーガーを発注したのですが、運ばれてきたバーガーを食べてみたら、ハンバーグがテリヤキじゃない普通のハンバーグでした……。

こういうとき、「人生において、本当に欲しいものは手に入らないものではないのか。むしろ、欲しがるからこそ手に入らないのではないか」みたいなことを考えてしまいます。


■そして部屋の荷造りは、案の定、進んでおりません。


■【速報】新居の契約完了しました


■コモエスタ八重樫と、パラダイス山元と、あと一人が思い出せません。半蔵商店でございます。


■えー、昨日、不動産屋で新居の本契約をしてきました。なんかいろいろ名前書いて、やたらとハンコ捺しました。契約ってこんなにめんどくさかったっけ? 前回の引っ越しが十数年前のことなので、思い出せません。ともあれ、契約は無事済みました。たぶん無事済んでると思う。そうじゃないと困る。


■で、新居の契約は9/1からなのに、引っ越し日は9/22なんですね。その間、ちょうど三週間あります。三週間もなにすんだって話ですが、荷造りをするわけです。ほら、仕事の都合で平日はトーキョーにいないから、土日にまとめて荷造りするしかないんですね。やれやれ。

もうちょっとくわしく書くと、9/3、9/4、9/10、9/11、9/17、9/18、9/19の七日間で集中的に荷造りすることになるわけです。歌舞伎見物も引っ越しが済むまでお預けです。18平米(いまの部屋の広さね)の男のひとり暮らしなんざ、七日間かけなくとも荷造り間に合うだろ、と、思いたいところですが、さて間に合うのやら…。まあ、間に合わせないといけないんだけどね。


■沢尻エリカこと高城剛の新刊『LIFE PACKING 2.1』


LIFE PACKING 2.1


■沢尻エリカこと高城剛の新刊『LIFE PACKING 2.1』がこのたび出ました買いました。

これは、なにかというと、沢尻エリカ改め高城剛が、なんか、こう、海外とかにたくさんたくさん行くときに、荷物をたくさんたくさん持っていくのはあれだから、荷物はコンパクトにまとめようっていう、そのほうが身軽だしっていう、そんな感じで旅に持っていくものを、あれやこれやが、えー、載ってます。

──説明が下手か!!!! (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■まあ平たく云えば、身軽な旅(ひいては生活)のために荷物はどこまでそぎ落とせるか、そのためにはどのようなアイテムを持って行くのが有効か、というテーマの本です。見開きごとにアイテムの写真とその解説が載っております。

前作として『LIFE PACKING』('12)という本が出てまして、これにはだいぶお世話になりました。そう、拙僧は仕事で毎週毎週、茨城/栃木に三泊〜四泊の出張をするのですね。なので出張の荷物をどうまとめようかとか、何を持って行こうかとか、そういうことを考えるのに参考にしてました。昨夏のアイスランド旅行の荷造りにも役立った記憶があります。

(そういえば、11型MacBook Airと『LIFE PAKCING』を買ってすぐに、出張の多いいまの部署に部内異動になったんだよね。不思議なもんです。笑)


■その後も折に触れ読み返してたりしてたのですが、なにぶん4年前の本ですので、そろそろアップグレード版が出てくれないかなー、と思ってたところ、ほんとにこの『LIFE PACKING 2.1』が出ました。思ってみるものです。

で、この「荷物は少なく」という考え方は、昨今のダンシャリとかミニマリストの姿勢にもつながりますので、そういうのに興味がある人類も読んでみるといいかもしれません。


■もちろんこの『〜2.1』だけを読んでもいいのですが、前著も読んでおいた方が高城(以下、ハイパーメディアクリエイター)の云わんとするニュアンスが伝わりますし、なんというかその意識の変遷みたいなとこも読み取れて面白いと思います。

ちなみに前著に載っていたクリアカードケースやブラウンのひげ剃りはこの本でも健在です。あと、紙幣を未だにお茶の袋にしまってるのがちょっと面白かった。

しかし、20リットルでも心許ないのに、10リットルのリュックで2週間の旅に出ちゃうんですね、このハイパーメディアクリエイター(以下、ハイパー)は…。すごいです。

あと、体にかけるだけで風呂に入らなくてもよくなる、謎のバクテリア配合スプレーも気になる。


■で、このハイパーの本に興味を持った向きには、藤原ヒロシが表紙の『EYESCREAM』誌'13年6月号と、ニゴー(登録商標)が表紙の『Switch』誌'14年7月号もおすすめします。両方とも旅の荷物の特集です。

それと、YouTubeっていう米国発の動画投稿サイト知ってます? そのYouTubeで「高城剛 アナザースカイ」とあれすると、いくつかあれされていますので、参考になるかもしれません。


■さて次回以降は、例によって夏休みの沖縄についてだらだらと書いていきます。


■夏休み終了


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■うん、12日間の夏期休暇を終え、日曜の夜に東京県に戻ってまいりました。半蔵商店でございます。今回は石垣島と西表島と竹富島にも行けてよかった。

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■月曜から会社だったのですが、意外にすんなり仕事に戻れました。もっとしんどいと思った(月曜日、昼メシから会社に戻るとき、大雨に降られたのはしんどかったですが)。休暇と仕事の切り替えが上手くなってきたってことですかね。

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■そう、あのー、ちょっとご説明しますと、いまや弟妹がみな結婚してるので、おれには義弟・義妹もいれば、姪や甥もおります(帰省するたびに新キャラが増えている・笑)。ということでここ数年、彼ら彼女らと過ごす時間が長くなってるので、沖縄方面の皆様にお会いできる時間が減っており、不義理を働いております。すみません。

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妹といっしょに、姪や甥を遊園地やレストランに連れて行ったりしたのですが、小さい子と外出するって大変ですね… ( ;・∀・) ←このようなオールドスクール顔文字が出てくるくらいには大変でした。笑

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■ところで引っ越しの件ですが、新居には9/1から住みます。で、石神井公園の旧居には9/30まで住みます。なので、引っ越しはいくぶん余裕をもって行えます。

とはいえ、いまこの段階で、引っ越し作業には0.001mmも手を付けておりません……。( ;・∀・)


■夏休み


■これまでのエントリの流れからすると唐突なのですが、今日から夏休みです。昨夏はアイスランドというところに帰省していましたが、今年は沖縄というところに行ってきます。

夏休みは八月十日から二十一日です。石垣島も行きます。

とっくにみなさんお忘れでしょうし、おれ本人も忘れてましたが、そういえばインスタグラムやってたので、道中の写真はインスタにぽつぽつアップする、かな(と、事前にブログに書くということは、まあ大してアップしないパターンでしょうねこれ笑)(ちなみにインスタを昨年八月までさかのぼると、アイスランドの写真が見られます)(しかしこのブログ、ヘッダのロゴがいまだに1年前のままだな…)。


■というわけで、手短ですがこのへんで。あ、引っ越し先はほぼ決まりました。よほどのことが起きなければ、その部屋に住むと思います。


■まだ部屋を探しています


■あっちいよう、と浜松屋の丁稚でなくとも泣き出したくなる暑さの中、この土曜日も物件を見て回ってました。文京区2軒、豊島区1軒。いやー、くたびれた。

不動産屋の人に物件を見せてもらうだけでなく、周囲の環境をいろいろリサーチするべく一人でてくてく歩き回ったし、しかもその途中でTMネットワークの「Don't Let Me Cry」っていう時間帯にも季節にも天候にもまったく似合わない曲が頭の中でループしたので困った。


【8/6一軒目 文京区内某所】 不動産会社:A社

81000円。25平米。1DK。

良い点
・築30年とはいえ、分譲賃貸。造りがしっかりしてる
・1DKの使いやすそうな間取り
・和風だった押し入れを改造したウォークインクロゼットがある。笑
・ベランダの日当たりは良好

気になる点
・DK部分に窓が全くない
・ユニットバスにも窓はない
・ゆえに、DK部分にキッチンとユニットバスからの熱と湿気が集中するおそれが…
・クーラーが一台しかないのはさておき、設置位置が微妙なため、部屋全体に空調を行き渡らせるのはちょっと難しそう
(サーキュレーターを2台置いてどうのこうの、みたいなトリッキーな対策が要求されそう)
・駅から遠い…
・周囲に飲食店は多いが、スーパーまで遠い


古いが造りのしっかりしてるマンション。エントランスも自動ドアだし、共有部分もどんより感が少ない。1DKなので、寝室とその他の部屋を区切られるのはうれしいが、DK部分に窓が全くないので風通しや採光や空調にやや難あり。1DKの「1」の部屋にエアコンとベランダにつながる掃き出し窓がある。ので、「1」と「DK」を仕切るフスマを取り外して、変則的ワンルームとして住むこともできなくはないが、うーん。

あと、そもそも駅が遠い。都営M線と営団N線の駅が徒歩10分圏内にあるが、どちらも使い勝手のよい路線とは云いがたい。営団M線の駅もあると云えばあるんだが、徒歩12分もかかるし、「いまは営団じゃなくて東京メトロだろ」とか云ってくる人はあまり好きじゃないです。

東大の安田講堂が徒歩5分くらいの所にあるので、学生運動とかには便利なんだろうけど。

──学生運動? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


【8/6二軒目 文京区内某所】 不動産会社:A社

ごちゃごちゃした変な一角の変なマンション。もともと大きな土地を細切れにしすぎて建物が密集した感じだろうか。不動産屋の人いわく「火事があっても消防車が入ってこられないですね」と。収納たっぷり1DKでエアコン2台はよいけど、この場所で生活しようという気は全く起こらず。

周囲に店もないし、駅も遠いし、なんなんだこの部屋…。まあいろいろ内見してくとハズレもある。


【8/6三軒目 豊島区内某所】 不動産会社:A社

85000円。30平米。2K。

良い点
・2K
・バストイレ別
・商店街至近
・ベランダの日当たりは良好
・窓も多くて風通しもよろしい


気になる点
・4階なのに階段
・フロアの共有部分に、なぜかコインランドリーが…
・近所に踏切があるが音は大丈夫か
・ベランダに軒がないため、洗濯機が雨ざらしに

豊島区と文京区の境目のようなとこ。キッチン+4帖半+6帖。4帖半にも6帖にも窓付き。6帖のほうは掃き出し窓があってベランダにつながっている。

一見よさげだが、どういうわけか共有部分の廊下に、なぜかコイン式の洗濯機&乾燥機がドンと置いてある。なんだこれ。こんなの夜中に回されたらかなわんぞ。自室ベランダにも洗濯機を置けるには置けるが、軒がないので直球で雨ざらし状態…。

また、4階なのに階段がない。うーむ。

ただ、最上階だけあって、日当たりと風通しはほんとに良かった。窓を開けてれば、夏でもクーラーの出番はだいぶ減りそうだ。が、現実問題として、窓を開け放ってると、踏切の音やら商店街を走るクルマの音やらが気になってくるんだろうなあ。


■いろいろ物件を見てくと、その部屋の良い点も悪い点も目に付く。悪い点ばかり見て減点法で評価しててもしょーがないので、ピンと来た物件があったらその良い点を積極的に見つけて徹底的に好きになったほうがいろいろ手っ取り早いね。

まあ、もうちょっと家賃の予算上げればもうちょっとマシなとこ住めるけど、でも、マシな部屋に住めたとしても家賃が他の趣味を圧迫するような生活はちょっとつらいかな、おれは。


■で、昼に内見を済ませて、駅周辺の環境をリサーチして、いったん石神井公園の部屋に帰り。

22時ごろ、「夜間の治安」をリサーチすべく、再び文京区内に移動。物件近辺を実際にうろうろ歩いて安全度を確認してきました。

──おまえの行動のほうが不審者っぽいんですが (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

でも、よく云うでしょ、物件は昼と夜の2回見ないとダメだって。暮らすってことは、昼も夜もその地で過ごすってことだからさ。


■と、昨日の土曜日はこんなことをやっておりました。なので、iPhoneの万歩計(という呼び方でいいんだろうか)を見たところ、35000歩近く、というハイスコアが出てました…。


■日曜日は文京区でも部屋を探してました


前回の続きです。先週日曜日は、石神井公園で物件を四つ見たあと、さらに文京区内某所で物件を二つ見ました。


【日曜日五軒目 文京区内某所】 不動産会社:C社

83000円。25平米。ワンルーム。

良い点
・駅から徒歩3分。なかなかの好タイム
・'00年代にリノベーション済み
・広めのワンルームなので、キッチンと居住スペースはあるていど区切れる
・バストイレ別
・ベランダ広し
・商店街まで徒歩30秒
・神楽坂まで徒歩8分

気になる点
・共有部分のどんより感
・洗面台がない!

ええ、以前もこのブログに採り上げた物件です。左記エントリを書いたときは、まだこの部屋に入居者がいたので内見できなくて、「微妙に間取りが違う別フロアの部屋(しかもリノベーション前)」しか内見できなかったのですね(というか、これって内見と云えるんだろうか…)。で、このたび初めて実際の物件を内見できたわけです。

立地環境は悪くない。駅も商店街もスーパーも近い。でも、共有部分のどんより感が…。これから毎日、このどんより階段を上って、このどんより廊下を歩かないと自分の部屋にたどり着かないんだな……と考えると、ちょっとつらかった。いや、トーキョーの賃貸の共用部分なんて、たいていどんよりしてるしさ、会社の人類からも「それっくらい我慢すれば?」と云われたし、それももっともだと思ったけどさ。うーん。いや、云うほどどんよりしてる訳でもないのよ。でも…。

あ、あと洗面台がなかった。不動産屋の人に訊いたら、「キッチンの流しで歯磨きしてください。前の入居者もそうしてました」という答えを発射してきた。うん、分かる。それは分かる。でもなあ、それもなあ。流しを洗面台がわりにするってことは、歯磨き粉やらコンタクトレンズの洗浄液やら貝印のひげ剃りやらを、食器や調味料といっしょに並べないといけないんですよね。いや、もうちょっと上手い収納法もあるにはあるんだろうけどさ。でも個人的には、歯磨きやひげ剃りをする場所と、野菜を洗ったりパスタの湯切りをする場所は別でありたい。いけませんか。


【日曜日六軒目 文京区内某所】 不動産会社:C社

えーっと8万くらい? あと20平米ちょいくらい? 忘れた。1K。凸版印刷のビルが見える。

良い点
・エレベーターとかエントランスとかが付いてる
・バス・トイレ別
・ベランダも十分な大きさ

気になる点
なんつーか、いろいろずれてる物件でした。エントランスに、造花のコチョウランが飾られてる時点でのっけから微妙なのですが、部屋の壁紙が……。

壁紙

すごいでしょ、これ。地下鉄の駅と駅をつなぐ通路とかの壁じゃないですよ。普通の1Kのマンションの壁紙ですよ(さすがに部屋ぜんぶではなく部屋の一面だけでしたが)。君、この部屋住みたい? おれは、うーん。

この部屋、いい点もあるにはあるんですが(IHではなくガスコンロ装備とか)、この壁紙で全部ぶちこわし。なかなかの破壊力です。

しかも駅から徒歩8分くらいかかるし(47秒とかならさておき)、家賃もとりたてて安くないし(37000円くらいならさておき)、とうてい住みたいとは思えなかった。

でも、せっかく案内してくれた不動産屋の人に敬意を示すために、気を遣って、「あ〜、かわいらしい壁紙ですねえ(笑)」とか、ちょっと褒めたりした。なかなか気配りのできる小坊主さんですなあ、拙僧も。

あ、あと、駅から徒歩8分ってちょっと遠いかな、と云ったら、不動産屋の人は「そうですか? 8分って遠くないですよ?」と云ってきました。あのね、実際に住むのはあなたじゃなくて、おれです。あと、出張用の重いスーツケースをガラゴロ引きずっての徒歩8分は、手ぶらでの徒歩13分くらいに相当します(※半蔵商店調べ)。


【日曜日七軒目 日本橋箱崎町某所】

さて、上記二つの物件を見たのち、不動産屋の人と別れて、拙僧はひとり日本橋箱崎町へと移動。賃貸物件サイトで見つけた、水天宮前駅から徒歩数分のマンション、の位置を確認しに来ました。83000円のワンルーム。内見ではありません。場所を確認するってだけです。

「ちょっとだけ見てみたかった」んですね。わざわざ不動産屋の人に内見をお願いするには及ばないというか、忍びないというか。

というのも、この物件、すぐ近くが首都高なんですね。ふつうに考えると騒音が大きくて、日当たり悪そうですよね。

とはいえ、水天宮前駅から徒歩数分と地下鉄へのアクセスは悪くなく、かつ、「東京都中央区日本橋箱崎町」というトーキョーっぽい文字列の住所が手に入る(←ここらへんが田舎者丸出しでしょ・笑)ってことでこの物件に興味があったんですが、実際にそのマンションを見てみると、たしかに首都高と首都高が交叉するポイントのすぐ近くで、やはり騒音と日当たりがちょーっと気になるところ。周囲の店もあまり多くはなかった。まあ予想してたことではありますが…。外観やエントランスはわりと立派で、歌舞伎座からタクシーでも千円ちょっとで帰れるのはかなり魅力的だけどね。


■つーことで、今週末も別の物件を見てきます。不動産屋の人には「ふつう、3軒か4軒だけ見て決めるものなんですけどね…」とか云われましたけど、賃貸とはいえ住まいに関わることなんだからさ、そこはちゃんと選ばせてくれ。


■日曜日は石神井公園で部屋を探してました


この土曜日は文京区で物件を見ておりましたが、日曜は石神井公園で物件を見ておりました。

石神井公園って、便利ではないけど死ぬほど不便でもないんですね。それで、ずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずると住み続けてしまうわけです。小汚くはないしね。居心地が悪くない。ただ、えぐいくらい上昇志向がある意識高い系の人にはおすすめしない。良くも悪くも、街の空気がおっとりしてるから。小坊主のまま終わりたくない、ゆくゆくは副住職、住職をめざしたい、という方にはおすすめしません。むしろ偉くなってから住む街だよなあ、石神井公園。20代の半ばから住んでちゃいかんね。20代の半ばから住んじゃってますけどね。この、小金を持ってる老夫婦とその息子夫妻の街に、12年も。

先日、神楽坂エリア担当の不動産屋の人に「江戸川橋の部屋に83000円出すなら、石神井公園でも部屋を探してみては?」というリリックをドロップされましたが、土曜日の文京区の不動産屋の人にも「なぜ石神井公園で探されないんですか」みたいなことを云われました。そんなにいいとこなのか? 石神井公園。いいところなんだろうな。だから長いこと住んでるんだよな。

なので、「都心寄りに引っ越す」というのが今回の引っ越しのテーマだったはずなのに、「石神井公園に残る」という選択肢も依然として消えず、部屋を探しております。12年も住んでると、縁のようなものが感じられてねー、ちょっと離れがたくもある。


【日曜日一軒目 石神井公園某所】 不動産会社:B社

86000円。24平米。1K。

良い点
・駅から近い。じゃかにか近い。バチボコ近い
・大手ハウスメーカーのマンションなので、造りがしっかりしてて、きれい
・バス・トイレ別はもちろんのこと、全人類の悲願、独立洗面台を完備

気になる点
・当然ながら家賃が高いので、微妙に予算オーバー


値段以外はほぼ完璧な物件。石神井公園の1Kにしては家賃は高いほうだが妥当な額。なにしろ立地があまりにも便利すぎる笑。もう少し不便でも、もう少し安い方が良いかな。


【日曜日二軒目 石神井公園某所】 不動産会社:B社

74000円。20平米。1K。

良い点
・駅から5分圏内
・独立洗面台
・まさかのウォークインクロゼット
・共有部分きれい
・徒歩一分でスーパー

気になる点
・ベランダがないので、洗濯物は必然的に部屋干し
・内装がおしゃれすぎてごちゃごちゃしてる
・大きな通りに面していて、窓を開けるとクルマの音が気になる。というかはっきり云ってうるさい
・4階だがエレベーターなし

ウォークインクロゼット付きの、あまりにもおしゃれな物件。壁は打ちっ放しコンクリート、照明はレールに取り付けられたスポットライト4ヶ。それに加えて上述の通り、洗濯物は部屋干しだから、実際に洗濯物を干したら視覚的に相当ごちゃごちゃするなあ…。20平米の部屋でここまで内装にこだわらなくてもね。通りのクルマの音はけっこうマイナスポイントだった。

洗面台

しかし、この洗面台はおしゃれすぎる。モノをあまり置けないのが気になりますが。



【日曜日三軒目 石神井公園某所】 不動産会社:B社

77000円。25平米。1K。

良い点
・駅から5分圏内
・独立洗面台
・共有部分きれい
・こちらも徒歩一分でスーパー

気になる点
・とくになし

手堅い物件。もうここでいいかなあ、という気にすらなった。でも、正直なところ、「都心寄りに引っ越すか、石神井公園に残るか」というとこからまだ決めかねているので、返事は保留。


【日曜日四軒目 石神井公園某所】 不動産会社:B社

68000円。25平米。1K。

良い点
・駅から7分。まあ許容範囲
・安い
・商店街至近

気になる点
・共有部分がやや古く、暗く、くたびれている
・浴室と洗面台がセットになっている(二点ユニット)

平成元年ごろ建った背の低いマンション。和室を洋室にリフォームした痕跡ありあり(床がフローリングなのに、押し入れが全力で和風)。嫌いではない。古いゆえに、キッチン回りはゆとりの設計。共有部分がくたびれているのは想定の範囲内だが、ちょっとどんより感が漂う。部屋自体は、なんというか妙にリラックスできる謎の落ち着き感があったけど。

二点ユニット自体は何の問題も無いけど、独立洗面台付きの物件が三軒続いたので、どうしてもチープに見えてしまった。うら若きOLさんは、独立洗面台のためだけにプラス5000円の家賃を出すと云われているそうです。


■ということで、実際に住むとしたら三軒目がベストで、お財布のことを考えたら四軒目もありかな。あくまでも石神井公園に残るとしたら、の話だけどね。どうしよう、石神井公園の外の世界も見といたほうがいいかな。


■土曜日は文京区内で部屋を探してました


■はい、この土日も物件を内見しておりました半蔵商店でございます、土曜3軒、日曜6軒。土曜も日曜も、2万歩以上歩いてしまいました。

とりあえず、どういう物件を見てきたかってのを手短に書きます。土曜日は文京区内で3軒の部屋を見てきました。


【土曜日一軒目 文京区某所】 不動産会社:A社

80000円。20平米。1K。

良い点
・駅から4分
・共有部分がきれい
・浴室乾燥あり

気になる点
・三点ユニットバス
・大きい道路(都道)に面しており、クルマの音が少々気になる…
・クローゼットが二つあったり(これはうれしいが)、室内に段差があったり、なんだかんだでごちゃごちゃした間取り
・電気コンロ(←入居者の敵)

値段の割りには手狭、かつ微妙に使いづらい間取り。でもエントランスやごみ捨て場が小ぎれいなのは良かった(大事ですよねー)。しかし、この西暦2016年に電気コンロってのは立派な人権侵害だろ。誰が使うんだよこんなもん(と個人的には思うのですが、自炊を全くしない派の人は問題ないらしいですね)。

近くにロイヤルホストがあったのでボーナスポイント5点。あ、あと、近所に光文社がありました。だから何だ。

不動産屋の人曰く「この物件はあんまりおすすめしません」。そうですか。


【土曜日二軒目 文京区某所】 不動産会社:A社

84000円。25平米。1K。

良い点
・駅から6分(まあ許容範囲)
・閑静な住宅街
・生け垣というほどではないが、フェンスに緑がたくさん
・部屋が広め
・もともと電気コンロがあった部分に、IH調理器が埋め込まれている(←大家さんが分かってらっしゃる)
・日当たりは悪くない

気になる点
・三点ユニットバス
・たまに、上の階のガキの足音がどすどすどすどす
・基本、静かなところなのだが、近所が大学なので「通りを歩く学生の声が騒がしいことがあるかもしれません。あと、うるさい学生が隣の部屋に引っ越してくる可能性もゼロではありません」(不動産屋の人・談)
・敷地内のごみ捨て場がいささか美しくない
・近所にスーパーが少ない(あるにはあるが、高い)

敷地内に植物の多い物件だった。バス・トイレがいっしょなのと、上の階のガキの足音に目をつぶればまあ良い物件か。階段や廊下といった共用部分は、キレイでもないが小汚くもない。まあ普通。東京の賃貸物件にありがちな「共用部分のどんより感」はまあ少なかった、かな。でも敷地内のごみ捨て場が惜しい…。

そう、敷地内ごみ捨て場って、なまじ「あるがゆえに、見苦しく汚れている」というパターンがありますよね(この物件は、そこまでひどくはなかったですが)。

駅前のスーパー「S」をリサーチしたが、高い(駅前にはもう1軒のスーパーもあるが、おれは諸般の事情でそのスーパーをできるだけ避けるようにしている)。石神井公園のクイーンズ伊勢丹とおなじくらいか、それよりもう一段高い印象。クイーンズ伊勢丹とライフとサミットがある石神井公園はすごいね、と石神井公園の良さを再認識。


【土曜日三軒目 文京区某所】 不動産会社:A社

80000円。20平米。1K。

良い点
・エントランスやらエレベーターやら共有部分がとにかくキレイ
・バス・トイレ別
・うなぎの有名店「石ばし」まで徒歩三分。笑

気になる点
・駅まで徒歩8分
・周囲に店が少ない…

築20年のわりには、小ぎれいな建物。大手ハウスメーカーの分譲物件だったらしい。外観もタイル張りでシュッとしている。20平米で居住スペース6.8帖、は狭くはないが、事前に上記の広めの部屋を見てしまったので、もうちょっと大きい部屋だといいのに、なんて贅沢なことを思った。

ハコ自体は悪くないが、駅からちょーっと遠いし(ゼイタク?)、周囲に店が少ない。こういうのは一軒二軒ぽつぽつあったからって「何を云ってる。店はちゃんとあるではないか」と主張できる性質の話ではない。

いい部屋だけど立地が微妙で、決定打に欠ける…。トーキョーのひとり暮らしって、周囲の環境も部屋の一部ですからね。建物だけで住まいを選んではいけません。


■と、土曜日の文京区部屋探し篇はここまで。続きはまた次回。

関係ないけど、都心とそれ以東って、やたら「マルエツプチ」と「まいばすけっと」が多くありませんか?


■日光


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■あいあい、来月歌舞伎座第二部の切符が手に入らない半蔵商店です。

さて、この水曜日の晩は、日光というところに泊まってました。天然氷のかき氷は何回か食べに行ったことあるけど、観光地然としたエリアに足を踏み入れるのは初めて。ま、泊まると云っても仕事の合間のことなので、とくに遊んだりはしなかったのですが。


■日光に到着した瞬間、当然のように某店でかき氷。

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夕方、日光駅前のホテルに真顔でチェックインした後、あてどなく道をてくてく。天狗でも出そうな霧でした。

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夜はコンヴィニエンスなストアーで日光の地酒とチーズ鱈を購入。





翌朝5時、クルマで中禅寺湖へ。

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野生の白鳥。

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レストランの植木に、唐突にウサギの人形が。

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で、昼はもういちど某店のかき氷。

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■っていう感じでした。うむ。


■人類がインターネットをやらないで生きることができた最後の時代の


■昨晩ホテルで、七時から『プレバト』を観ようと思ってベッドに横になってたらそのまま寝てしまい起きたら午前一時でした…。六時間もうたた寝してしまった。

で、このまま朝まで起きてたら日中使い物にならなくなるパターンだ。三時ごろにもう一回寝ないと。


■初代ポケモン(赤・緑)って、'96年に発売されてるんですよね。これはどういうことかというと、人類がインターネットをやらないで生きることができた最後の時代のコンテンツなのですね。人々の趣味や嗜好が、個人個人でバラバラに細分化する前の最後の時代。『ポケモンGO』のはやり方が、ダッコちゃんやフラフープのようになんだか昭和っぽく見えるのは、そういうことではないかと。

あと、逆に、スマートフォンやらインターネットがれっきとした「マス」になったってこともあるでしょうね。インターネットって、もう、昭和のワイドショーであり、昭和の週刊誌であり、昭和のスポーツ新聞なんですよね。それを分かってないやつが、2chまとめサイトで拾った話題をさも「インターネットという最先端メディアで見つけた最新情報!」のように得意げに披露してる状況、というのは最近本当によく遭遇しますね。いいけど。


■四捨五入して神楽坂。そして東京賃貸階段どんより問題。


■でね、ひきつづき引越し先の物件を探しているんですが。

こないだの日曜日に神楽坂方面に物件を探しに行ったんですね。いいじゃないですか、神楽坂、なんとなく。で、見つけたんですよ、まあまあいいとこ。

・25平米ぐらい
・ワンルーム(だけどキッチンと居住スペースはあるていど区切れそうな感じ)(「キッチンとベッドがおなじ空間に存在しててヤだなあ」感が少ない)(うまく言語化できなくてすいません)
・8万3000円
・鉄骨
・最上階(3F)で角部屋
・バストイレ別
・ベランダ広し
・江戸川橋の駅から徒歩3分
・神楽坂の駅から徒歩8分
かもめブックスからも徒歩6分ぐらい?
・商店街まで徒歩30秒

うん、正直に書くと最寄り駅は神楽坂じゃなくて江戸川橋なんだけど、神楽坂もじゅうぶんに徒歩圏内。拙僧がいま住んでる石神井公園の部屋から商店街までだいたい10分だから、それくらいの感覚で神楽坂に遊びに行けるわけです。


■とはいえ、気になる点もないわけではなく。

・この部屋が位置する付近の路地のアスファルトが整備されてない(正直キレイなもんじゃない)
・外壁が、昭和昭和した、なんか塗り塗りした感じのやつ(うまく言語化できなくてすいません)
・西向きで、お向かいさんも同じくらいの高さのマンションなので、日当たりはそんなによくないかも?
・収納やや小さめ
・湯船も小さめ
・共有部分の階段と廊下が薄暗く、どんよりしている

↑そう、これな。東京の賃貸の部屋の共有部分の階段と廊下って、たいてい日当たり惡くて小汚くてどんよりしてるのな。あれは滅入る。ちゃんとエントランスのあるマンションに住まないとダメか。いや、エントランスがあるのに階段と廊下がどんよりしてる物件も見たことがある(2階がつぶれた美容室だった。しかも、夜になっても階段に電気が点かなかった…)。

まあ東京だと、共有部分の階段と廊下がどんよりしてない物件のほうが少ないのかもしれない。いま住んでる石神井公園の部屋もどんよりしてる。が、ごくごく近所に住んでる管理人さんが手入れしてくれてるので、あんまり破滅的などんよりではない。そういえば、付近の道のアスファルトもきれいだ。


■このたび、引越しを検討するにあたってトーキョーの複数のエリアを視察してるけど、石神井公園ってやはり比較的きれいな街のように思う(もちろん、12年も住んでるという慣れの問題もあるとは思うけど)。この江戸川橋(四捨五入して神楽坂)の部屋を紹介してくれた不動産屋の人も「同じ8万3000円出すなら、石神井公園でもいい部屋が借りられるのでは?」と云ってた。神楽坂エリア担当の不動産屋に石神井公園残留をすすめられる、というのも妙な話ですが。どうしよう。やはり石神井公園に残ろうかな。ただ都心へのアクセスがなあ…。日曜の夜に歌舞伎座から石神井公園まで帰るのしんどいんだよなあ…。


■クラブでVJをするときは、なにか羽織るものを


■めずらしく歌舞伎座ではなく歌舞伎町での話。

VJ

先週金曜の夜は、とある縁をいただき、歌舞伎町のクラブでVJをしておりました。VJ。これまでは、自宅であらかじめ編集してVHSなりDVDなりにまとめた映像をクラブで流すことをVJと称したりしてたこともあるのですが(あらかじめDATなりmp3なりにまとめたミックスを流すことをDJと称するヒトもいるわけだからね)、本格的にリアルタイムで映像を流すVJは初めてでした。


■いまVJって、パソコン一台でできちゃうんですね。昔(元禄年間)は、VHSデッキ2台に、ローランドのビデオミキサーに、モニター用の小型ディスプレイに、映像ネタが入ったVHSカセット300本(120分テープだと重いので30分テープ)、といった大量の機材を用意しなければならなかったようです。人によってはデスクトップPCを持ち込むこともあったそうです。江戸時代の人って大変ですね。おれは13型のMacBook Airだけで大丈夫でした。ちなみにソフトは『あのタグで待ってる』を使用しました。

そう、プロジェクターとPCの接続もHDMIケーブル一本でできるんですね。もうスキャコンすらいらないんですよ。人類はここまで進歩しております。うん、おれってVJに関する知識やイメージが『Motion Dive』(VJソフト)ぐらいのころで止まってます。


■フロアの片隅の机に陣取り、音楽に合わせてMacBookから映像をポチポチ送出すること、深夜24時半から5時間。DJとは違いVJってあくまでも“添え物”なので、地味な役回りなのですが、十代のころからこういうことに憧れておりました。あこがれのVJができて、満足しております。「これ、いつの日かVJで使うかも」と数年にわたりストックしておいた映像ネタの数々がようやく陽の目を見たのがうれしい。場を与えてくだすった関係者の皆様に深く感謝いたします。


■今回はあくまで見習いVJだったのですが、この一晩でVJに関する知見をいろいろ得ることができました(実際に現場でやってみないと分からないことが多々あるからね)。次につなげたいと思います。次回はぜひ、新木場のアゲハとかでやりたいですね。


■ところでVJって、一晩中おなじ場所から動けないから、クラブのエアコンの冷気がずっとあたりっぱなしになるんですね。なので、クラブでVJをする人は、夏でも(いや、夏だからこそ)なにか一枚羽織るものを持ってった方がいいです。こういう発見もあった。笑


■ウォーホルは歌舞伎の本をタイプカプセルに保管していた


■だんだんと夏らしい日付になって参りました。半蔵商店でございます。夏と云えば桃ですが、先日、小さめの桃を6ヶたてつづけに食べたら軽めのアレルギー反応が出たのか、くしゃみと鼻水が1時間止まりませんでした。夏ですね。


■といった意味も含めまして、きのう茨城の古本屋で買った物件を紹介します。

We wish you a merry christmas

YENのオムニバス『We wish you a merry christmas』。典型的な、いわゆる“レンタル落ち”の状態。百円。お得ですね。そしてこの作品にも(当然ですが)コシミハルが参加しています。このところコシミハルづいております。


■ピチカート最後のベスト盤。こちらも百円。ちょうどこの日、クルマの中で『女性上位時代』('91)を聴き直してたため、その縁もあって購入。ピチカートが解散してからの年月が、ピチカートが活動してた年月とだいたい同じくらいの長さになりました。

Pizzicato Five R.I.P.


■カブキ本も二冊。

左)『名作歌舞伎全集』第二巻(東京創元社)
右)『カラー 歌舞伎の魅力』(淡交社)

歌舞伎の本

左の帯の推薦コメントは三代目左團次。中身は忠臣蔵、菅原伝授手習鑑、義経千本桜。いつか『寺子屋』の涎くり与太郎として歌舞伎座の舞台に立つのが夢なので、これ読んで勉強します。

右の本は、たしかウォーホルが生前“タイムカプセル”(=身の回りの細々したものを放りこんで保管していた数百個の白い段ボール箱。ただし、一度も自分で開封することはなかった)に入れてたと思います。これは淡交社の『カラー ○×の魅力』というシリーズの一冊で、ほかにも能とか文楽とか何種類か出てます。

この本に限ったことではないですが、カブキの本の写真のキャプションって、データとして貧弱なことが多いんですよね。役者名と役名と芝居のタイトルしか書いてない。○年×月凸凹座、とかそれぐらいの情報は書き添えてくれたっていいのに、それをしない。結果、いつ撮られた写真なのかが分かりづらい。後世の人間が読むことを考えてないのか。書いちゃいけない決まりでもあるのか。それとも、こんなことを気にする方がおかしいのか。文句ばかりですいません。


■25平米、というのは良かったが


■ひきつづき、引っ越しを検討しております。

この土曜日も、東京東側にある某区某所の部屋を内見しました。下記に、この部屋の良かった点と気になった点をまとめます。ちなみに家賃は67000円。間取りはワンルーム、だけど、「玄関あけて左がバストイレ+キッチン、右が居住スペース」というつくりなので、実質1K。


【良かった点】
・駅から6分(まあまあ近い)
・25平米(広い)
・南向きで明るい
・窓が2ヶ所
・洗濯機が室内に置ける
・スーパーが徒歩5分以内の所にある


【気になった点】
・電気コンロがIHではなく、蚊取り線香みたいな形の昔のやつ
・商店街が近所にあるにはあるが、あんまり機能していない
・近くにクリーニング屋がない?
・都心へのアクセスはあまり良くない(石神井公園とどっこいどっこい。むしろ、渋谷に一本で行けるぶん石神井公園の勝ち?)


【さらに気になった点】
・「サ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、キュッ!」という、隣の部屋が水道を使う音が丸聞こえ
念のため説明すると、おそらくこの「サ〜〜〜」が水道から水の流れる音で、「キュッ!」が蛇口を締める音ね。あんまりはっきり聞こえたので、不動産屋の人もおれも、なんかお互いこのことに触れられず、微妙に気まずい雰囲気に。


【もっと気になった点】
・駅から部屋までの道のりが、はっきりいって汚い
ごみをよけながら歩かないといけない箇所があった…。


【ついでに気になった点】
・最寄り駅が、改札からホームに上る階段の踊り場という妙な位置にトイレがあるのはまだいいが、それが小便くさい
昭和50年代の水準のトイレの臭い。正直この駅使うのヤだなあ……とシンプルに思いました。


【やっぱり気になった点】
・敷金ゼロ礼金ゼロの、いわゆる「ゼロゼロ物件」
これ、退去時に変な名目でえぐい料金を取られることがあるらしい。


部屋自体は明るいし広いし良かったんだけど、いかんせん周囲の環境がよろしくない。ほら、東京のひとり暮らしって、「周囲の環境も部屋の一部」じゃないですか。部屋そのものが良くても、近所が汚かったり店がなかったりするんじゃ、ちょっとつらい…(逆に、部屋そのものが貧弱でも周囲の環境で補えるパターンもありますが)。

それとゼロゼロ物件ってのもちょっと怪しい。ちょっと検索してみると、不人気物件は客寄せのためにこういう設定にすることがあるそうだ。不動産屋の人曰く「退去時は、一定のガイドラインに基づいて精算するので、変な額を請求することはない」とのことで、その人を疑うわけじゃないんだけど、でもちょっと気になった。

(しかしこの部屋、入居時にクリーニング代という名目で4万円とるのに、退去時も汚したぶんは請求されるんだよね。クリーニング代を実質2回とられることになってないか。)


■ということで、返事は保留にして、国立劇場までえっちらおっちら移動して、カブキを見て帰ってきました。うーん、正直、この部屋はナシかな…。

今回はちょっとあまりポジティブな話ではないので、具体的な地名は伏せてお送りしました。


■歌舞伎座から徒歩3分


■ひきつづき引っ越し先を物色しております。先週末は物件を3つ見てきましたが、今週末も物件を見に行く予定です。

で、ネットで賃貸物件を見てて知ったのですが、黒川紀章の中銀カプセルタワービルって、あれ普通に住めるのね。このエントリを書いてる時点で、左記リンク先だと65000円/月で出ています。

10平米で65000円か。うーむ…。


■でね、いろいろ物件を調べてくうちに、いいとこ見つけましたよ。

歌舞伎座から徒歩3分

という部屋が! ここに住んでりゃ、朝10:45に家を出て、歌舞伎座に向かい、イヤホンガイドを借りて、筋書を買って、飲み物を買って、席について、11:00の昼の部開演に楽勝で間に合うという夢のような物件。

終演後も、楽勝で帰れます。人々が歌舞伎座から出てきて、長いエスカレーターで歌舞伎座の地下に降りて、改札くぐって、ホームで地下鉄を待って、やってきた電車に乗り込む──というタイミングで、もう部屋にいるんですね。すごい。歌舞伎役者でも、歌舞伎座関係者でも、こんな近所に住んでる人はあんまりいないのでは?


■ただ、この部屋、1Kで9.5万円します。うーむ。石神井公園だったら1LDK借りられるな。

拙僧の財力では、払えないこともない額ですが、いざ実際に払うとなると、あれこれ切り詰める生活になるでしょうなあ。娯楽や道楽は慎まなければならない。そうなると、歌舞伎座の近くに住んでるのに歌舞伎の切符を買う金がない、という謎の心霊現象が起きてしまいます。

とはいえ、人生は短いんだから、ちょっとぐらい無理して住みたい部屋に住んでもいいじゃないかと思いますし、人生は長いんだから、ちょっとぐらい無理して住みたい部屋に住む時期があってもいいじゃないかとも思います。死ぬ間際になってから「おれは一度でいいから歌舞伎座から徒歩3分のとこに住んでみたかった」と悔やんでもしょうがないしね。2年ぐらい試しに住んでみようかな? しかし初期費用がけっこうな額になりそうだな…。


■今年はよくサクランボを食べている


櫻桃、一


櫻桃、二


櫻桃、三


■石神井公園から引っ越すかどうか


■三井住友銀行の「ミドすけ」とかいうキャラクターが男性器にしか見えないのですが、それとはまったく関係なく、いま石神井公園からの引っ越しを考えております。半蔵商店でございます。

引っ越しを考えている理由は、書いてる方も読んでる方もどうしたって退屈になるので省きます笑。まあいろいろあります。


■そんなわけで、あらかじめネットで物件を下調べし、不動産屋に「これこれの物件を見たい」とテレックスを打電してアポを取り、この土日は実際に3つの物件を内見してきました。

なお参考までに現在の我が部屋の仕様。
・1K(6帖)
・石神井公園駅から徒歩10分
・ユニットバス
・洗濯機はベランダに置いてる。


【一軒目 新宿区某所】

1K(6帖)、ユニットバス。大きな道路沿い。家賃七万円。

良い点
・大江戸線某駅から徒歩2分(!)
・室内に洗濯機置き場がある、というか、洗濯機が備品としてある
・つくりつけの棚が複数あり、収納に便利
・ごみ置き場あり

気になる点
・西向きのうえ、すぐそばに別の建物があり、日当たり悪そう
・近所に大きなスーパーがあるが、周囲にいわゆる“商店街”がない

うん、駅前商店街がないんですね。大江戸線は十数年前にできたばかりなので、当たり前と云えば当たり前なのですが、そこが気になった。血が通ってない、人の匂いがしないとまでは申し上げませんが、なんか寂しい。

いや、いま住んでる部屋も石神井公園の商店街からはだいぶ離れてますよ。でも、近所に商店街があるっていうだけで、なんか安心するんですよね。小さいころコザの商店街(沖縄市の一番街とか、中央パークアベニューとかね)で育ったからかもしれない。

「クルマがブーブー通る大きな道路沿いの、人気(ひとけ)の無い街の部屋で、ポツンと寂しげに住む自分」みたいなイメージが湧いてきちゃって、なんか心細いんですね。それを除けばいい部屋でした。

あ、でも日当たりはあんまり良くなさそうだったかなあ。


【二軒目 墨田区某所】

1K(6帖)、ユニットバス。スカイツリーのふもとの住宅街。家賃六万五千円。


良い点
・都営浅草線某駅から徒歩6分。まあまあ近い。
・浅草が徒歩圏内
・日本橋、神保町など、都心へのアクセスも良好
・東銀座駅まで13分! 歌舞伎座の芝居見物に便利!
・すごいチャチではあったが笑、ごみ置き場あり

気になる点
・4階の部屋なのにエレベーター無し
・ベランダがかなり狭い(洗濯機はギリギリ置けるみたいですが)
・日当たりがあまり良くない?

スカイツリーという巨大な物見櫓の近く。庶民的な雰囲気の下町。徐々に観光地化しつつあるエリアなので、良くも悪くも正直ごみごみしてる印象はある。石神井公園のようなおっとりのほほんとした街から引っ越してくるとなると、最初はいろいろ物事の感じ方を更新する必要が出てくるかもしれない(まあ、どんな場所でも住んじゃえば慣れちゃうとは思いますがね。上記の新宿区内の部屋もしかり)。


スカイツリー
▲物件から歩いて5分のとこでこの眺め


すぐ近所に相撲部屋があったりして、なかなかトーキョーっぽい。そう、上京してずっと成増/石神井公園に住んでたので、23区の東側、というエリアに漠然とした憧れがあるのですね。

歌舞伎座や神保町(馬喰横山から新宿線に乗り換え)などへのアクセスが良いのもポイント高かった。が、4階でエレベーター無しはなあ…。せめて3階ならいいんですが。


■──と、昨日の土曜日は上記の2件を内見しました。

で、家に帰って、もしかして、同じ石神井公園に引っ越すというのもアリなのではないかと思い始めました。

物件を2つ見たことで、石神井公園の良さがじわじわ分かってきたんですね。

・商店街がある
・街の雰囲気が落ち着いている
・急行が停まる(笑。でも大事ですよね)

ということで、別の不動産屋にテレックスを打電し、日曜の昼のアポを入れ、石神井公園の物件を見ました(諸般の事情で1件だけ)。


【三軒目 石神井町某所】

広めワンルーム。バストイレ別。商店街近く。家賃六万五千円。

良い点
・石神井公園駅から徒歩6分。まあまあ近い
・バストイレ別
・商店街がめちゃめちゃ近い

気になった点
・商店街がめちゃめちゃ近いゆえ、周囲の雰囲気が若干ノイジー(←贅沢な悩み!笑)
・広めのワンルームだが、変なところに柱があったりしてデッドスペースが複数ある(もともと住居用の物件ではなかった?)
・ベランダ無し(室内に物干し竿用の金具あり)

うん、商店街が近いなら近いでまたちょっと落ち着かない、という事案が発生することが分かりました(そりゃそうだよな笑)。でもまあ寂しくはないですね。

ただこの物件、前述のとおり妙なデッドスペースがあります。もともとは店舗/事務所用だった物件をむりくり改造して住居用にしたと思われます。住居用にしてはでかい窓も付いてるしね。

ベランダがないので外に洗濯物を干せないのはつらいなあ。まあ、乾燥機つきの洗濯機を買えばいいか…。


まとめ

石神井公園の長屋に居を構え、気がつくと干支が一回りしていました。うん、練馬区石神井町って良い街だけど、独り身の男が住む街ではないんですね、こんだけ住んでおいて今さら云うことではないのですが。やっぱり石神井公園はお金を持った老夫婦と、その息子夫婦(都心に住んでたけど第一子が生まれたので石神井の実家近くに戻ることにした系。系ってなんだ)の街なんですよね。それで良くも悪くもおっとりしてるんですね。それで街の雰囲気が穏やかなのですが、いつまでもこのおっとりした空気にひたってちゃいかんなあ、と思わなくもない。

とはいえ、いざ石神井公園を出ようとすると、石神井公園の良さに気づくんですよね。まあいいところだからこんだけ長く住めてるんですが、とりわけ「商店街があること」と「落ち着いた雰囲気」の2点に、自覚できないくらい多くの恩恵を受けているような気がします。おれがガツガツがんばるタイプの性格じゃないのも、石神井公園の空気が少なからず影響してるような気もします笑。もうちょっとガツガツしたところ(どこなんだろう)に引っ越そうかな〜。


付記

あ、そういえば石神井公園のとある不動産屋の店先に、拙僧がいままさに住んでる長屋が物件として出てるのを見ました。笑


■Komplete 10を買う金でサンプル素材を買った方が曲作り捗る説


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■7/3の日曜日は歌舞伎座夜の部を観に行ってました。『荒川の佐吉』は、猿之助が少々セリフを消化し切れてない部分があったけど、全体的にはよかった。で、『鎌髭』『景清』は、芝居というか、まあ縁起物と云うことで、ひとつ。




■'00年代にシンサンナメコが座っていた席に今はノウマチミネコが座っているのだろうか。とは前から思ってたけど、'00年代にユースケ・サンタマリアに座っていた席に今は大泉洋が座っている、とも思う。

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■おととい、日光でチョコレートとイチゴソースの天然氷かき氷、を食しました。夏ですね。

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■moumoon「Sunshine Girl」をリミックスしました





■先日、とあるスーパーの店先に飾られてる七夕の笹に、「安定した収入源が欲しい」と書かれた短冊を見かけました。気持ちは分かる。


■それはそうと、moumoonの「Sunshine Girl」をリミックスしました(↑)。ガバというか、ロッテルダムというか、そんな感じです。160BPMです。ぜひ聴いてください。


■あと、先日の染五郎の妹さんの2ステップ(↓)ですが、アクセス数がさっぱり伸びません…。いままで作った中で一番気に入ってるんですが。前も書いたけど、ボコーダーのコーラスが入ってくるところとか、『ヨーロッパ特急』風のストリングスとか、かっこいいと思ってるんですけど。まあ、こういうのは、自分でいいと思ってるものと他人がいいと思ってくれるものは違うから、しょうがないんだけどね。




■Miharu Koshi Madame Crooner 5


アイスランドおじさん(41)

[東京 30日 ロイター]お笑い界にこびり付いてなかなか落ちないガンコな汚れこと「流れ星」の“ちゅうえい”じゃない方(37)が、文化放送『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(月〜金曜後1・00)の生放送中において、今年3月に結婚していたことを誰からも頼まれていないのに報告した。

このたびの結婚報告について、お笑いにくわしい電子音楽家の半蔵くんに記者が取材を行ったところ、「その日のゴールデンラジオはおれも聴いてたけど、『芸術新潮』の光浦グラビアの話しか記憶に残ってない。あと、番組で流れてる保険のCMの林家三平とかいう人のナレーションが下手すぎるだろ。あの人、職業なんなの? 素人? 実際にその保険に加入してる素人さん? それだったら、まあ、しょうがないから許すけど。あー、そういえば流れ星って浅井企画だけど、銀座のナイルレストランのナイルさんも浅井企画所属って知ってた?」との暖かいコメントで祝福した。

2013年の『THE MANZAI』決勝進出や2014年の超人気番組『ミレニアムズ』レギュラー出演などといった大舞台のチャンスを着実に活かし、順調にステップダウンしている流れ星。この結婚は、コンビにとって凶と出るか、大凶と出るか。彼らがそのコンビ名のとおり、あっけなくお笑いの世界から消えてしまわないことを祈りたい。そうでもない。


【写真】2015年、『大竹まこと ゴールデンラジオ!』のレギュラーを、わずか3ヶ月でクビになったアイスランドおじさん(41)。この番組では、いったん降板したレギュラー出演者がその後も定期的・不定期的に出演するのが通例となっているが、未だ声がかかってない模様。完全にAMラジオをなめ切って光浦の機嫌をリアルに損ねたレギュラー初回のピリピリした緊迫感あふれる放送をCDや12インチにプレスしたらロケットマンより売れるんじゃないの?


劇場入り口のポスター


■先週、夏至の日にコシミハルのCDを7枚買った。で、コシミハルについていろいろ気になってインターネットで調べていたら、ちょうどその翌週に下北沢でライブがあるではないか。なんというタイミング。ということで、6月30日はコシミハルのライブ『マダム・クルーナー5』を見てきた。キッチュで可憐なからくり人形のように唄い踊りピアノを弾くコシミハルが、素晴らしかった。声が好き。会場の北沢タウンホールはほぼ満員だった。繊細かつ濃密な空気のショウ。先週7枚も買ったのに、この日もロビーの物販でCDを1枚買ってしまった。難しい注文かもしれないが、次回はチーズやワインが楽しめる会場で見たい。あと、いまの路線もいいんだけど、シンセサイザーやボコーダーを多用したテクノポップなコシミハル、というのも見てみたい。ともあれ、贅沢な時間でございました。


コシミハル『MOONRAY』



■おれの好きな七月になった。この季節の到来をことほぐため、賞与も出たことだし、百貨店でお高い葡萄酒を買ってみることにした。ワインなんて年数回しか飲まないし、それも一本六百円の南米産ですませるのだけれど。

酒売り場の店員は仏国人だった。

仏「どのようなワインをお探しで?」

はて、日本人相手なら「渋味がガツンとくるやつ」とか云えるけど、仏国人の店員氏にはなんと伝えればよいだろう。

半蔵「ええと、パンチがあるというか…」

仏「?」

半「キックがあるというか……」

仏「?」

半「アタックがあるというか……」

仏「アタックでしたらカベルネ・ソーヴィニオンですね。ただ、それは今の季節には合いません」

アタックは通じたようだ。

仏「どんな食べ物に合わせます?」

半「山椒をかけたローストポークやローストビーフに合わせたいんですが…」

仏「?」

仏国人なので、山椒が通じなかった。

けっきょく話の流れで、百貨店がプロモーションで推してるなんとかというフランスのワインを買う。一本五千四百円もした。くわしいことは知らない。

が、知らないワインを仏国人の店員に云われるまま買う、みたいなこういうアウト・オブ・コントロールな買い物、もたまにはしておかないと、と思う。「ネットでネチネチねちねち検索してハズレを引かない楽しいお買い物♪」みたいなのは否定しないし、自分だってそういう小賢しい買い方をすることはあるから偉そうに云えないんだけど、あんまりそういう買い物ばかりだとね。

家に帰って、スティルトンのチーズを乗せた薄いクラッカーと、山椒を鬼のようにまぶしたローストポーク(最近の好物なのです・笑)をつまみつつ、ワインを飲む。美味し!(←春日風に)


■今週は変則的なスケジュールで


ハンバーガー

月)日帰りで茨城
火)渋谷→有楽町
水)高崎泊
木)高崎から戻ってくる
金)渋谷

いま朝の5:20で、渋谷に7:00集合予定です……………( ˘ω˘)スヤァ



写真は、先週泊まったホテルのルームサービスのハンバーガー。画面右下のパプリカとマッシュルームは持ち込み。笑


■半蔵、夏至の夜にコシミハル七枚(←これは俳句です)


■夏至の夜。たまたま立ち寄った茨城の骨董屋(!)で、コシミハルのCDを七枚買いました。レコード屋でもなく古本屋でもなく、骨董屋ってところが実に渋い。さすが半蔵商店。さすがコシミハル。しかしコシミハルを売ってる骨董屋ってのもなかなかに渋い。


コシミハル七枚


コシミハルの作品は、YEN BOXに入ってるのしか聴いたことなかったので、この機会にまとめて聴きますよ(一時期、ジムで運動するときのBGMとして、コシミハルとテレックスととんねるずばかり聴いてたころがありました・笑)。


■とりあえず『希望の泉』と『父とピストル』は聴きました。

おれはコシミハルの「マドンナ」という8cmCDをそういえばなぜか持ってて、『父とピストル』はその母体となるアルバムです(が、四十数秒しか収録されてない、それこそジングルやコマーシャルのようなインタールード扱い。実際、ワインのCMソングだったようだ)。クレジットを見ると、題字ロゴのデザインは仲條正義。たしかに、そんな佇まいのレタリングですね。


■あと、すいません、「夏至の夜」と書きましたが、実際に拙僧が骨董屋でこれらのCDを購入したのは午后三時くらいのことでした。すいません。でもよー、「夏至の夜」って書いといたほうがフンイキ出るだろ?

────ビロオドの半ズボンに白い襯衣(シャツ)の少年が、おろしたてのコードヴァンの革靴で石畳を鳴らし、暮れゆく都会の澄んだ空気を楽しみながら散歩していました。今日は夏至。短い短い夜の始まりです。ふと、蔦のからまる煉瓦造りの洋館のあたりから、不思議な音楽が漏れ聞こえてくるのに気がつきました。少年は口笛を止め、ネクタイを直す振りをして、オレンジ色の電球の光まばゆい小さなショウ・ウインドウに顔を近づけてました。どうやら、この骨董屋で鳴らしているレコオドのようです。────

みたいなさ。まあ、実際はおっさんが外回り営業中にたまたま立ち寄った茨城の骨董屋(←これは本当)で中古CDを買った、ってだけの話なんだけどね…。


■猿之助、染五郎、猿弥(48)、獅童


■夏至を過ぎました。もう今年も終わりだ(←毎年恒例)。半蔵商店でございます。


■歌舞伎座第三部、6/12に三階席で見たのですが、6/19に一階で再見しました。8列目(“とちり”の“ち”だ)で下手寄り。花道に立つ猿之助が腰から提げてる印籠の柄もよく見える。

そう、一等席の切符の額、は正直痛いんだけど、YouTubeと違って舞台ってのはいま見ないと見られないからね。歌舞伎座で猿之助の狐が次に見られるまで、正直また数年はかかるだろうし、そのときはまたキャストなり歌舞伎界の状況なりも変わってるだろうからさ。

あとになってから、「あゝ、平成28年6月歌舞伎座の第三部が見たい」と思ったところで、それは千両積んだって無理な話だからね。

むしろ逆に、「西暦202X年の未来から、見逃した舞台を見るために平成28年6月にタイムスリップする際のタイムマシン代」を払うと考えれば、一等席の切符代だってそんな高いもんじゃないと思います。って、何を書いてるんでしょうか。


■この日は、歌舞伎座に入る前に近所の自販機でウーロン茶を買ったら、それがアタリ付きの自販機で、当たった。数秒迷って、桃ネクターのボタンを押した。のっけからいい調子ですね。笑

で、歌舞伎座の地下でビーフヒレカツサンドを買って、劇場に入って『吉野山』。猿之助×染五郎のコンビ最強。猿弥(48)も面白い。

つづいて、『四の切』。猿之助の狐って、アクロバティックな動きと、繊細な心情の表現を両立させないといけないから大変だよね。前者は3階席からでもよく見えるけど、後者はやはり1階席の方が伝わりやすい。

間近で見る猿之助は、やはりかっこよくて、三階席で見たときよりもさらに引き込まれた。荒法師の集団が出てきたとき、「え? もう終わり?」ってちょっと寂しくなったもん。

宙乗りの猿之助を見上げる。桜吹雪。幕。


■帰り道、歌舞伎座近くの交叉点を渡るとき風が吹いて、路上に数枚の桜吹雪が舞った。通行人の誰かの肩に、桜が残ってたようだ。ひょっとしたら、おれの肩かもしれない。笑

そういえばビーフヒレカツサンドは食べ損ねたので、帰宅してからの夜食としました。


■話変わりまして。

先週、久しぶりに、ジムとプールとバーとルームサービスのある、健康で文化的な基本的人権ホテルに泊まりました。こういうとこ、年に何回も泊まれません…。

うん、外資系のホテルだったんですが、おれは外資系ホテルでは基本的にプリングルスを持ち込むことが多いのですが、この日はプリングルスではなくこれを持ち込みました。

中村獅童のこだわりだしカレー味

コイケヤ「頑固あげポテト 中村獅童のこだわりだしカレー味」です。ちなみにこれを買ったスーパーの名前が「ナリタヤ」でした。笑


■染五郎の妹さんのリミックス第二弾


■染五郎の妹さんのリミックス第二弾です。



生まれて初めて2ステップのトラックを作りました笑。ところどころ、どこかで聞いたような音が聞こえてくるのは気のせいですので、あんまり気にしないでください。

聞き所は、そうですね、後半のクラフトワーク『ヨーロッパ特急』に出てきそうなオーケストロン風のシンセと、あとボコーダーのコーラスですかね。ボコーダーはおれが唄ってるのではなく、染五郎の妹さんの歌を加工しています。

うん、'00年ごろに発売され(なかっ)た実在しない12インチ盤のためのリミックス。というのを想定して作りました。なので、ジャケット画像もそんな感じで作っております。

ちなみに'97年に発売された松たか子の12インチ、というのは実在します。


■ところで染五郎と云えば、今月歌舞伎座の猿之助との『吉野山』、良いですよね。おととい一階の席で再見してきました。


■コクーンはコクーンで有意義だと思うけど、古典歌舞伎にちゃんとお金を落としたい、っていうのはありますね(談)


■けふは国立劇場の歌舞伎鑑賞教室、に行ってまいりました、半蔵商店でございます、しかし歌舞伎鑑賞教室のたびに、「今年もこの季節になったな…」という心持ちになります。桜やクリスマスみたいなものです。

演目は『魚屋宗五郎』。梅枝よかった。あ、あと前半のガイダンスに出てた橋吾よかった。


■で、明日は歌舞伎座第三部です。二回目です。@cosmeに投稿してる主婦っぽく云うなら「リピ決定!」です。前回は三階席でしたが、明日は一階席です。すいません。金ならあります。


■ところで、今週の民放ラジオはスペシャルウィークです。朝井加藤ANNの「ラジオラジオラジオ」特集、面白かったですね。

──それは去年です。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

あと、アルコ&ピースANNのはんにゃがゲストのやつ、面白かったですね。

──それも去年です。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

山里の『不毛な議論』のスペシャルウィークも面白かったのですが、ゲストの東野が登場するまでの15分間ずっと、前日に自分が出た爆笑問題のラジオのことばっかりしゃべってたのはどうかと思いました。実質、単なる前日の再放送だったよね、あの15分間…。


■近日中、soundcloudに


明日、春が来たら

染五郎の妹さんの曲、リミックス第2弾を作っております。近日中、soundcloudにアップします。ちなみに第1弾はこちら


朝食

↑本日の朝食です。パプリカはニュージーランド産。


■今回のコクーン歌舞伎どうでした?


■そういえば、この六月九日でコーネリアス『96/69』の発売からちょうど二十年だったんですね。

──そういうことは当日に云わないと、あんま意味ないですけど… (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■というわけでテイトウワの「LUV PANDEMIC」のパンパンパンパンデミック、パパパパパンパパパンデミックの部分を聴くたび、『ごはんかいじゅうパップ』を思い出す半蔵商店でございます。








■さて梅雨の渋谷のお楽しみ、コクーン歌舞伎ですが、今回は昨日6/11に立見で見物しましたが、うーん…………おれには合わなかったです。役者個人個人の演技はいいのですが、いかんせん全体の演出がついていけない。無茶したり過激なことをやってるように見えて、理詰めの息苦しさがある。

別の日に椅子席の切符もとってたけど、これは金券屋に放流することにしました。ごめん、この芝居に13500円は払えない。おととしの『三人吉三』が良かったから、期待し過ぎちゃったかな。

でも、現代人の思いつきが古典の洗練に負けてるところを見るのは嫌いじゃないです。笑

まあ、これはあくまで修行の足らない一小坊主さんの意見でございますので、「コクーン 2016 四谷怪談 感想」などのキーワードでこのブログにたどり着いた、行こうかどうか迷ってる方も、臆せず切符を買って見に行かれるといいでしょう。まあ、切符、今回はなかなか手に入らないですが。

ロビーにはグッズも売ってて、オリジナルの手ぬぐいやらTシャツやらはかわいかったけど、身につけてると祟られそうだよな、四谷怪談グッズって…。


■そう、今月歌舞伎座の第三部、三階席の切符を、某地下組織より購入できました。それも兇悪なプレミアムが乗っかってない額で(ちょっとは乗っかってましたが・笑)。宙乗りあるから三階席で観たかったんですよね。良かったよかった。今日見てきます。

七月歌舞伎座も、昼の部三階席もう売れてますね。みんな猿之助の宙乗り観たいですもんね。おれはさっそく買い逃してますが…。('A`)

ところでアテルイやらワンピースやら超歌舞伎やらでカブキに興味を持ったビギナーの方には、今月はコクーンよりむしろ歌舞伎座がおすすめですよー。あ、今月は国立劇場の鑑賞教室もありますね。



■先日、水戸某所のスターバックスで、ハタチぐらいの男が、ほんの少しばかり年上の女先輩に、MacBookを広げて電子メールについて説明しているのを見ました。

「添付ファイルって云うのはですね(略)」

「迷惑メールはこのフォルダにですね(略)」

「念のため受け取ったファイルはウイルスチェックをですね(略)」

もう、そういう基本的なレベルから説明している。1998年ぐらいにタイムスリップしたのかと思った。昨今のナウいヤングはLINEとSNSで連絡を取り合うのでメールは使わない、とは聞いておりましたが、どうもあながち嘘ではないようです。


■いまさらですが、クラフトワークのファーストを買いました。高校生のころはパスカル・ビュッシーのクラフトワーク本を読みながら、「どんな音楽なのだろう?」と悶々と想像してたものです。

クラフトワーク

クルマ(社用車ね)で聴いてたのですが、確実に云えるのは、このアルバムはドライブに向かないということと、見てて腹が立ってくるからイヌヤマカミコを二度とTBS『プレバト』に出さない方がいい、ということです。


■これ。実に税抜き1280円もする、おフランス製の鯖缶です。

鯖缶

栃木のスーパーで500円に値下げされてたので買いました。さすがに定価は出せない。笑

日本における商品名は「ボンジュール! Ça va?缶」という、まあ、このネーミングのセンスは、まあ、その、えー、大目に見てやるとして、クリーミーなニンニクのソースがおいしい。スパゲティにからめて食べました。

詳細はここにあります。


■先週日光で食べた天然氷のかき氷。きな粉ホイップ白玉3ヶ付き+あずきのせ。

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■もうすぐ3歳になる姪が「パーフェクトヒューマン」で


■妹がYouTubeで「パーフェクトヒューマン」を再生したら、もうすぐ3歳になる姪が突然踊りはじめたらしい。で、ちゃんと「アイム、パーフェクトヒューマン」の部分で小首をコクンと傾げたらしい。


■これはあとから判明したのですが、姪が通っている保育園で、お遊戯の時間に「パーフェクトヒューマン」の曲が使われてるらしいのですね。最近の保育園はこんな曲でお遊戯するんですね。「おお♪ きく♪ たくましく♪ パヤ♪ パヤ♪ たけのこだ♪ ヘイ!」とかじゃなくて。


■ソロモン・グランディみたいな店


■石神井公園にビュッフェ(?)の店が4/12に新しくオープンして、4/15より一時休業、4/27に再開店して、4/30で閉店してたらしい。飲食店の経営は難しいとは聞きますが、ここまで短命なのもちょっと珍しい。数えてみると、実質一週間しか営業してないのな。マザーグースのソロモン・グランディみたいな店だ…。


■石神井公園と云えば、商店街の奥にある昭和っぽい焼肉屋もこの4月で閉店してたらしい。一度だけだけど、行けてよかった。


■劇場版ロケットマンショー、他


■六月大歌舞伎、きのう第一部・第二部見てきました。染五郎の知盛がかっこいい。猿之助のひさびさの女形も良かった。あと、猿弥(48)の安定感。


■つーことで、いつの間にやらもう六月。来週はハロウィン、再来週はクリスマスだと思ってた方がいいな。半蔵商店でございます。

でもまあ、この時期は好きです。日が長くなってくから。夏至を過ぎるとイヤです。日が短くなってくから。日が日に日に短くなってくのは、なんか、ピークを過ぎたというか、盛りを過ぎた感じするじゃん。だから、夏至を過ぎると、「あゝ、今年も終わりだな…」という気分にさせられます。いつも書いてることですが、夏至のころにもう一度書きます。どうぞよろしくお願いします。


■『劇場版ロケットマンショー』に行ってきました。渋谷区なんとかセンター大和田6F伝承ホールは、いまだにロケショーから卒業できないサブカル30代40代で満員。

テーブルが置いてあるだけのステージにアイスランドおじさんと放送作家の人が出てきて2時間にわたり話をするだけ、というシンプルな構成。これが観たかった/聴きたかった。

うん、いまやってる『Others』っていう番組も嫌いじゃないんだけど、あれはあくまで「テレビのふかわ」なんだよね(ラジオ番組だけどね)。よそゆきのキャラクターでやってるというか。おれは、自分の考えをぼそぼそぼそぼそぼそぼそぼそぼそぼそぼそぼそぼそぼそぼそとしゃべる「ラジオのふかわ」が観たい/聴きたい。なので、渋谷区なんとかセンターに足を運んだわけです。

ふかわ曰く「ロケショーの完全な再現を目指しているわけではない」とのことでしたが、ロケショー的な雑談がたっぷり聴けたのが満足。ときおり立ち上がったり、ちょっと歩いたり、大きく動きをつけてしゃべったりと、そこはラジオと違った生のトークの楽しさがありました。

ただ、おれはふかわの話す内容に手放しで100融親韻靴討襪錣韻任呂△蠅泙擦鵝たしかに世間一般とは違うふかわ独特の視点からのトーク、というのは好きなのですが、ふかわ自身けっしてバランスの取れてるヒトではなく、独特の偏り方をしてるヒトなのですね。

たとえば、コンビニで買ったコーヒーを床にぶちまけて店員に冷淡な態度をとられた話(※有料イベントの詳細な内容をブログに書くのは基本的には避けてますが、これは『ごきげんよう』でも話したことがあるそうなので書きました)なんか、まあ普通に考えるとこぼしたほうが悪いですよね。これが帝國ホテルのロビーの一杯1300円のコーヒーとかだったらさ、店員も「ヤケドされませんでしたか? お召し物は大丈夫ですか? すぐ代わりをお持ちします」とかなんとか相応の応対をしてくれるだろうけどさ、一杯100円とか150円とかのコンビニコーヒーに完璧な接客を求めちゃいかんでしょ。完璧じゃないからこそコーヒーを100円とか150円とか安価で提供できるわけでね。「電車に数百円で乗れるのも、遅れたり止まったりする可能性を織り込んでるからのこと。絶対に遅れたり止まったりしないようにすると運賃が数倍にはなる」みたいな話。なんにでもコストはかかるわけでさ。

──と、心の中でふかわに反論するのもまたロケショーの一部だったりします(しかし、ふかわも放送作家の人も、以前からコンビニやファミレスの店員にちょっと厳しいフシがある…)。

まあ、なんだかんだで楽しめました。次回は是非ロフトプラスワンで、放送と同じく土曜の25時から29時まで4時間かけてやってほしいですね。あと、中川パラダイスが大宮で10時間トークライブをするそうですが、ふかわも10時間トークライブを開催してはどうでしょうか。話したいことがだいぶ溜まってるらしいので。


■いま母親が友人たちと沖縄から利尻島+礼文島に観光へ行っております。

最近の60代って20代30代なんかよりよっぽど元気だよな、と弟に話したら、「そりゃ、金あるからじゃないの」と返されました。たしかにねー。金があったほうが人は元気になれるよねー。


■家で使ってるPCのiTunesが壊れた。いや、ソフトだから壊れるって表現は違うかもしれないけど。

まずiTunesのアイコンをクリックしても起動しなくなった。で、いったんアンインストールしてからappleのサイトから最新のiTunesを再インストールしようとすると、「あーすいません、このPCにはiTunesはインストールできないんですよね(談)」みたいな意味のエラーメッセージが表示される。なんかもう、このPCにiTunesを入れるにはOSを再インストールしないといけないっぽい。そこまでしたくない…。


■ここ数日の動向


国芳国貞


■五月二十七日(金)
新潟で海鮮丼2杯食べる。

■五月二十八日(土)
新潟で晩酌。熱燗2合刺身盛り合わせ+握り+そば。東京へ。

■五月二十九日(日)
国芳国貞展。渋谷でCD買う。

■五月三十日(月)
越谷でハンバーグカレー食べる。

■五月三十一日(火)
劇場版ロケットマンショー。

■六月一日(水)
渋谷でつけ麺特盛り4玉。



今週は今日明日に宇都宮出張があるくらいで、あとはずっと都内(+埼玉)にいました。ので、ロケットマンショー行けて良かったですよ。


■新潟に來てます


昨日の夕方、新潟に着きました。居酒屋に入り、夕飯の海鮮丼を食べ、そのあと別の居酒屋に行き、食後の海鮮丼を食べました。

──ちょっとなに云ってるか分かんないです。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

中古レコード屋に行ったら、もう営業時間を過ぎてたらしく、閉まってました。その店の外壁にはInKのメンバーの人の写真が貼られていました。

InK

で、別のレコード屋に行ったら、その店は早じまいしてました。うむ。


■冷やし担々麺がおいしかった


■これからは松也に、「井村屋!」と声をかけよう。

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──チャリ掛けやめれ (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■さて半蔵商店でございます。「ラーメン屋の季節限定メニューって、たいていハズレだから食べない方がいいよね」というスコットランドのことわざがありますが、ありませんが、まあだいたいそのような心持ちで生きております。ですが、こないだ宇都宮のラーメン屋に入ったとき、思うところあって(というか、まあメニューの写真がおいしそうだったので)季節限定の「冷やし担々麺」を発注しました。

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そしたら、意外においしかった。担々麺の挽肉を、サービスで付いてくる小ライスに載せて、そこに挽いたゴマをふりかけてプチ丼にするという事案も発生。



正直、冷やし担々麺ってハズレ率高いからちょっと警戒してたんだよね。でもアタリに巡りあたって良かった。

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いや、なにも冷やし担々麺がおいしかったって話がしたいんじゃなくて、なんというか、たまには自分の生活信条から逸脱した冒険も必要なのではないか、と。うん、冷やし担々麺を発注することを冒険と呼ばないのは知っている。


■クッキーモンスターの出てくるiPhoneのCMがよろしい。でも、最新型のgalaxyのCMもなかなかよろしい。

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■さて、いまつくば県におります(当初は宇都宮泊の予定でしたが、諸般の事情でつくば博もといつくば泊になりました)。

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いまから宇都宮県に移動して雑用を済ませ、そこから新潟に移動です。雨です。やれやれ。ちなみに、朝食は国産トマトジュースと、キユーピーハーフを塗ったホワイトセロリでした。

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■意外と新潟


■今週は変則的で、

月)渋谷→宇都宮泊
火)宇都宮泊
水)一瞬都内に戻る→つくば泊
木)宇都宮泊
金)意外と新潟に移動→意外と新潟泊
土)新潟から帰還

だいたいこんな感じです。新潟10年ぶりくらいかなー。以前行ったときはテレビ局がらみの仕事だったし、あと、人類がまだなんとか景気が良かった最後の時代だったので、お昼に三千円くらいのうな重や、三千円くらいの寿司の折り詰めがもらえたことを覚えてる。今回は、うな重や寿司どころか普通の弁当が出るかどうかさえ怪しいです。リーマンショック以降の人類って本当にダメですね…。


■あ、染五郎の妹さんのリミックス、聴いてくださいね。



■染五郎の妹さんの曲をリミックスしました




■染五郎の妹さんの「明日、春が来たら」('97)をリミックスしました。この曲は8cmCDだけでなく12インチ盤も出ていて、それには知らない外人のリミックスが入ってたのですが、自分でも作ってみましたよ。あー、とくに変わったことはしてません。オケを自分好みの音に差し替えた、ぐらいの感じです。

季節はずれも良いところですが、春待半蔵商店ミックス、と題しました。二月前半ぐらいの心持ちでお聴きください。




■二月にアップしたピチカートファイブ「メッセージソング」のリミックスですが、このたびようやくジャケを作りました。かわいいよね。おれが描いたわけじゃなく、貸しポジ屋のサイトでダウンロードしたんだけど。そういえば最近は貸しポジって云わないですね。この曲も二月前半ぐらいの心持ちでお聴きください。


■昨晩、生まれて初めて豆苗炒めを作ってみました。豆苗と豚挽肉とあらかじめカットされた白ネギを、オリーブオイルと生まれて初めて買った鶏ガラスープの素で炒め、紀州産の山椒で味付け。初めてにしてはおいしかった。


■答)ヒヨちゃん


■西暦2016年にもなって、こないだプラスチックスのライブがあっただの、もうすぐニューオーダーが来日するだの云っている人がいる。そんなわけないだろ。'80年代かよ。タイムスリップしたのかお前は…。


■教育テレビで、ルルロロという熊畜生が出てくるアニメを何となく観てたら、「私たちはかわいい双子のルルとロロ!」などと、自分たちで自分たちのことをかわいいと何のためらいもなく云っていて、この強靱なメンタルを見習いたいと思った。


■サントリーのグリーンダカラが新しくなってネットでの評判が芳しくない、と妹が知らせてきた。ふむ。おれはグリーンダカラを、一時期はそれこそ水代わりに飲んでたし、いまでもたまには飲むので、新しくなって不味くなってたらやだなあ、とは思っていた。

で、新しいグリーンダカラを実際に買ってきて飲んでみたところ、そこまでは不味くなかった。とはいえ、前のやつとは飲み口がだいぶ変わってるように思う。たしかに、さっぱりとしたキレはなくなったかもしれない。

あと、液体の色な。あのリニューアル前の、いかにもスポーツドリンクっぽい色が良かったのに。なんでかは分からないけど、あの色の方が、のどが渇いてる時おいしそうに見える(まあ、'80年代以降のスポーツドリンクのCMによる刷り込みだとは思う)。仮にポカリやアクエリアスが無色透明だったら、おそらく誰も金を出して買わないだろうし、たぶんここまでロングセラーにならなかったような気がする。無色透明だと、「じゃあ水でいいじゃん」ってなるだろうから。あの液体の色にありがたみがあるのではないか。しかしあの色、何色と呼べばいいんだろう。


■先日、『動物のお医者さん』でハムテルが飼ってたニワトリの名前が思い出せなくて困った。いや、困ることは現実には何もないんだけど、でも、思い出せない状態がなかなか解決しないのは、やはり困る。


■このごろ炭水化物控えめの生活を送っている。

先日、たわむれにチョコレートを久しぶりに口にしてみたところ、血糖値がたちどころにバチボコ上昇し、気分が悪くなった。チョコレートは、もったいないが半分くらいで捨ててしまった(保存が利かないパッケージだった)。

炭水化物控えめ生活も考え物です。


■超ウルトラめちゃくちゃスーパー懐かしい言葉


どぅんつくぱ






これ、つい一昨年の番組なんですよね…(観たことないけど)。'10年代が、もう懐かしい。


■さて今月の寺子屋は、


■みなさん今月の歌舞伎座は行かれましたか? おれは3回行きました。五月三日に(朝、帝國ホテルのロビーで茶を飲み、自動車を拾い木挽町、そして桟敷席でロゼ泡を飲みながら)昼の部、五月五日に夜の部(普通に三階席)、五月十四日に一幕見席で『寺子屋』です。


■五月三日の昼の部は、はりきって見物しましたよ。どれくらいはりきってたかと云うと、朝、帝國ホテルのロビーで茶を飲み、自動車を拾い木挽町、そして桟敷席でロゼ泡を飲みながら観てましたから。

──同じこと二回書くな (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

すいません。たまの贅沢なんす。なんせ、好きな演目ですからね、はりきりました。これまでに2兆回くらい観たけど、まだ観たい。


■と、このように気合いを入れて見物してたのですが、うーん、平均点な寺子屋でした。いささか期待しすぎたか。松緑と海老蔵が、リアリティ偏重気味というか…。ちょっと、好みではない、これは。今週末、もういちど観に行く予定なので、どこかしら変わってるといいけど…。

梅枝と菊之助は良かったです。


■しかし前も書いたかもしれないけど、松緑の武部源蔵って、今にも「ってやんでえ、べらぼうめ」とかタンカ切り出しそうな江戸っ子感ありますよね。そういうのは芝居の雰囲気にそぐわないような気がしなくもない。


■あと、鵺じゃなくて寺入りからやってほしいなあ。涎くりの見せ場が減るだろ。とか、そういう勝手なわがままは、まあ申し上げません。

なんか文句ばっかり書いてますか。すいません。


■ところで、明石屋ブロッグのこの写真。菅秀才様が、ふつうの子供の顔になってる珍しい一枚です。笑

そういえば、五月十四日に観た寺子屋は、寺子たちの「ほ〜へ〜と〜〜〜!」の合唱がひときわにぎやかでした。あんなにぎやかな「ほへと」もちょっと珍しい。笑


■windows8.1のノートがアンテナ5本立ってるのに「制限あり」とか表示されてiPhoneでテザリングしやがらない問題


■外出用に持ち歩いてるwindows8.1のノートPCがiPhoneでテザリングできない、というのが108ヶある悩みのタネの一つだったんですが。

昨日、検索でたどりついたこちらのブログ様の記事であっさり解決しました。


■コントロールパネルのかなり深いところにある項目なんですが(詳細は上記リンク先を参照)、これの「バッテリ駆動」って項目を、「省電力(中)」ってやつから「最大パフォーマンス」ってやつに変えてやるだけで、あゝら不思議や、iPhoneでテザリングできるようになりました。

これまではアンテナ5本立ってるのに「制限あり」とか表示されてネットにつながらなくてさー。あれは困った。石垣島のモスバーガーでパソコン開いて仕事の雑用を片付けようとしたら、ぜんっぜんテザリングできなくてメール送れなくて、わざわざクルマで空港まで行ってロビーのwi-fiを拾ったりね。

(そう、スタバとかホテルとかの公衆wi-fiは普通に拾うんですよね。それが、この問題を全力で解決しようとはせず、ほったらかしにしてた原因。)


■これでめでたくwindowsノートとiPhoneでネットにつながるようになったのですが、とはいえ「いつでもどこでもネットにつながると思ったら大間違い」ということだけは、忘れずにいたいと思います。


■清水ミチコ『イージー・ジャパニーズ』


■劇場版ロケットマンショーの切符は取れましたが、コクーン歌舞伎の切符が取れておりません、半蔵商店でございます、まあ当日券を狙うしかないな…。

連休もあっけなく終わっちまいました。今週は仕事なんざ適当にちゃっちゃと流して、連休の疲れをいやしたいものですね。

■といった意味も含めまして、今週も仕事で月曜から金曜まで栃木茨城におるわけですが、きのう久しぶりにブックオフに立ち寄って買ったコンパクトディスクを紹介します。

『イージー・ジャパニーズ』のケース

これです。清水ミチコ昭和63年の作『イージー・ジャパニーズ』。FM横浜のラジオ番組をまとめたCDです。小学生のころ持ってたのですが、このたび買い直しました。このテーマ曲が聴きたかった。アーサー・キットの「Sho-Jo-Ji」に似せたアレンジなのですね。エキゾ/モンド好きは必聴! 激ヤバ! マスト! と'90年代のテクノ12インチの店員手書きコメントみたいなことを云ってますが。

「清水ミチコ イージージャパニーズ」で検索したら半蔵商店とかいうブログが引っかかりました。うわ、日付もぴったり5年前のエントリだこれ。笑

また、この曲の編曲者の名前で検索したらおしゃれテレビの人であることが分かりました。ふむ。


■ちなみに、画像検索するとお分かりいただけるのですが、本来は清水ミチコの写真が載った紙が上記の白いケースに帯状に巻かれており、それがジャケットでした。小学生の時はジャケット付きで持ってたけど、あれ出し入れしにくいんだよなー。笑

平成28年現在、ジャケット付きの個体はあまり存在してないと思われます。ジャケット付きのがほしい方はヤフオクを探すと良いでしょう(検索してみたら、いま現在出品されてますね)。

『イージー・ジャパニーズ』のブックレット

CDに付属のブックレット、「日本について書かれた'60〜70年代のアメリカの出版物」の雰囲気があって好きだったんだけど、いま見たらイラストがナンシー関で写真が沼田元氣なんだな。


■清水ミチコとあわせて、アンダーワールドの新譜ではなく一つ前のアルバム(好きな曲はいくつかあるけど、日本盤ボーナストラックのアンビエント曲がバチボコ良い)と、あと『TITLE #1』『TITLE #2+#3』も買いました。この人、ひょっとして世間的には「電気グループの瀧じゃない方芸人」と思われてるのだろうか。そんなことないか。

買ったCD


■とれま、麺、麺、12年目


■あ、昨日で半蔵商店11周年でした。ついこないだ10周年のエントリを上げたばかりだと思ってたのですが…。


■で、昨日はこれ買いました。

'13年の発売ですが、“とれま”の20周年コンピ。ちなみにおれはとれまの1番と、あと田中フミヤのリミックスが入った岡村靖幸「ハレンチ」のプロモ12インチ、というのを持っております。すいません、ただの自慢でした。

とれま20周年CD

あ、ステッカー入ってた。

とれまステッカー


■これは五月五日に作ったパスタです。クレソン、ヤマブシタケ、紫タマネギ、トレビス、白ネギ、のフェットチーネです。フェットチーネはほうれん草を練り込んだやつです。おしゃれですよね。

五月五日のパスタ


■で、これは五月六日に作ったパスタです。セロリ、紫タマネギ、トレビス、九条ネギ、レンズ豆、ひよこ豆、雑穀、のフェットチーネ。フェットチーネはほうれん草を以下同文。おしゃれですよね。すりごまを振りかけて食べます。

五月六日のパスタ

まあ、茹であがった麺と具材を炒めるだけですからね。簡単ですね。ちなみに、どちらのパスタも、ポン酢とクレイジーソルトで味付けします。写真は、あんまりおいしくないように見えますが、自分で作ったパスタはやはりおいしい。


■ということで半蔵商店は12年目に入りました。今後もどうぞご贔屓に。


■半蔵、タクシーに乗る、ハコちゃん、デスソース、連休のあとさき


■このタイミングで訊くことでもないんですが、みなさん連休どうされてます? おれは暦通りです。前の部署なら楽勝で10連休だったのにね。と云っても詮なきこと。じゃあ、まあ、さらっと連休前後の日記。


四月二十八日(木)
宇都宮県のホテルで目覚める。ホテルを出発。日光県へ移動。さて日光と云えば天然氷のかき氷。


かき氷


バチボコにイチゴが乗っかった、変わったかき氷を食べる。白いのは練乳、ではなくフロマージュソース。別皿でイチゴのフルーツソース。イチゴはこれで今季食べ納め。

渋谷県に戻る。雑用を済ませ夕方六時半頃会社を出る。渋谷駅から副都心線に乗ると、「事故のため、西武池袋線との直通運転中止」とのアナウンス。うーん。池袋駅で降りる。駅はバチボコ混んでいる。

こういうとき、「休日の前夜、電車のダイヤが絶望的に乱れているときは、駅からタクシーで帰ってOK」という自分ルールを適用する(このルールの適用はこれで二回目)。以前、同様な目に遭ったとき、おびただしい数の人類でびっしり埋まったホームで永遠に来ない電車をわざわざ待って、ようやく乗車率2億%の車両に乗り込み、ふだんよりずっとずっと長い時間をかけて石神井公園まで帰る……という羽目になってしまい、休日の前夜、という大事な時間をつぶしてしまった。ほんとに人生のムダだと思った。こういう事態を回避するためにお金ってもんがあるのではないか。

とはいえ池袋でタクシーを拾うのもちょっと贅沢かなと思って(せこいですかね)、とりあえず池袋駅前のバス停から、バス2台を乗り継いで練馬駅前まで行き、そこからタクシーを拾った。石神井町の長屋まで2440円。ちなみに池袋から直接タクシーで帰ると4000円ぐらいかかるようだ。4000-2440=1560円トクしたぜ、と思いそうになったが、別途バス賃210×2がかかってるし、そもそも池袋から直接タクシーに乗るより1時間くらい余計に時間がかかったので、節約になってるとは云いがたい…。


四月二十九日(金)
このごろ節食が続いたので、この三連休は炭水化物をたくさんとっても良いことにする。起き抜けにオイルサーディンのペペロンチーノを食べる。

昼、いろいろあってふかわりょうのイベントに出られなかったハコちゃんのイベントに行く。千之助が目当て、でもあるんだけど、やはり生でハコちゃんを見たいという気持ちが強かった。この人に興味ある。いろいろ謎が多い人物なので。

踊る千之助はりりしく、かつ愛嬌も感じさせてよかった。がんばってる若い人を見るのは気持ちいい、とか思ってしまう年齢に、おれもなった。

終演後、ロビーにハコちゃんが残っていた。客のおばさま方と談笑している。著書を買えばサインがもらえるようだ。しかし、おれは好きな有名人に話しかけないという癖がある。

夜、目黒。人と会う。


四月三十日(土)
そういえば初音ミクと獅童の超歌舞伎ってものがあった。と、朝、思い出す。幕張まで出かけようかな、でもネットで見られるので家で見ようかな…と考えてるうちに時刻はあっという間に午後一時半。遅刻覚悟で家を出るも、意外と電車のタイミングが良く、三時の開演に間に合う。

二階席からの立ち見。くわしくはこのエントリを。二年前のニコニコ超会議に市川右近が出てたのを思い出す。いま思えば今回の超歌舞伎の布石だったのかな(とはいえ、右近が超会議で何をやったのかは知らない)。

超歌舞伎を見て帰宅。石神井公園駅に到着。カルディじゃないほうの輸入食品店が閉店セール。あの通り、人出が少なそうでほんとに少ないんだな。パテの缶、クッキー、スパゲティ、そして、心の「輸入食品店で気になって手に取ってみるが結局買わない調味料ベストテン」第1位のデスソースを買う。「サドンデスソース」というやつ。ちなみに同ランキングの第2位はクレイジーソルトだが、これはちょっと前に買った。

ドミノピザで予約したピザを受け取って帰る。ピザにサドンデスソースをかけて食べる。ほんとに辛い…。

さて、四月がようやく終わった。四月は苦手だけど、上京した母と桜を見たり、明治座、野音のLB春まつり、歌舞伎座、ハコちゃん、そして超歌舞伎、となかなか充実していたのではないかな。


■超歌舞伎を見てきました


■昨日は超歌舞伎、見てきました。『今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら) 』。

初音ミクと獅童の共演、って気になりますよね。なりませんか。ならないならならないで良いと思いますが、おれは気になったので幕張メッセまで見に行きました。

大きな会場のど真ん中に、バチボコたくさんのコンピューターやら機材やらが置かれておりなにやらハイテクな感じでした。再生YMOのときの原田大三郎チームってこんな感じだったんですかね。

というかこんな大きいとこ(=幕張イベントホール)で歌舞伎を見るのは初めてです。そもそもこれくらい規模の会場で歌舞伎をやること自体が珍しいんじゃないでしょうか。


■感じたことをいくつか。


・たとえばワンピース歌舞伎とかコクーン歌舞伎とかは、現代劇のような芝居が主だけど、超歌舞伎はセリフ回しから立ち回りから何から古典的なフォーマットをだいぶ残してた。なので、カブキを見慣れている自分としては意外とすんなり芝居の世界に入っていけた。

・現代劇っぽい芝居、の路線をとらず、江戸時代の観衆が荒事に求めていた刺激を現代風にブラッシュアップしていった結果がこの超歌舞伎なのかもしれない。また、芝居が古典風なので、当世風の技術との対比がいっそう際立つ。

・あの規模のホールで、PAで増幅され会場一杯に響く歌舞伎セリフの節回し、というのを初めて聞いた。

・初音ミクの発声は、まだまだペッパー君っぽい(笑・でもそこが合成音声の特徴でもあり)。

・液晶画面に表示された獅童の分身3体が敵を倒すところ、おーーーってなった。技術が可能にした表現。

・ニコニコユーザーが打ち込むコメントがリアルタイムにスクリーンの視覚効果になった。これも技術が可能にした表現。

・そしてカーテンコールで曲に乗せて毛振りする澤村國矢。


■正直ニコニコ文化とかあんまよく分かんないんですが、こういうものを産み出せるんだから、ニコニコ文化すげえなと素直に思いました。

そういえばドワンゴ自体、かつて明治座のビルに入ってて、いま歌舞伎座のビルに入ってるという、妙に芝居につながりのある企業ですね。

あと、NTT。こういう藝術に金を払ってくれるパトロンて大事よね。NTTはね、初台にあるICCってメディア・アートの美術館持ってるしね、こういう理解のあるスポンサーを見つけてこられたのは、とても幸福なことだと思う。


■しかし、「千本桜」の曲を作った人でさえ、はじめてニコニコ動画にアップしたその日は、まさかこの曲が歌舞伎になるなんて想像もしなかっただろうな。


■いまだに『マッピー』のボーナスステージでニャームコの風船までたどり着いたことがない


以前のエントリにも書いたのですが、先日、宇都宮県のそば屋で、ちゃんとメニューを指さして「天ざる」と頼んだのに真顔で温かい天ぷらそばを持ってこられた、という事案が発生しました。


■で、昨日、同じそば屋に行きました(おれも懲りないね)。店の人もおれのことを覚えててくれてね。「こないだはすいませんでしたー」とか挨拶されちゃってね。で、ちゃんとメニューを指さして「天ざる大盛り」と頼んだんですね。

そしたら数分後、無事に天ざるが運ばれてきたのですが、そのとき店の人がなにやら謎のリリックをドロップしてきたんですよ。

店の人「お待たせしました天ざるでございますー。大盛り分はあとからお持ちします

拙僧「?」

店の人「大盛り分はあとからお持ちしますので」

拙僧「はあ(云ってることがよく分からない)」


■数秒ほど考えたのですが、おれの「天ざる大盛り」という注文を、店の人がどうも「天ざる普通盛り」と厨房に伝えちゃったみたいなんですね。で、大盛りの分のそばは後から持ってくるつもり、らしいんですね。人生初の事態だわ、これ。

とりあえず、目の前にある天ぷらとそばの集合体を食べ進めること数分。

店の人が「お待たせしました、大盛りの分のそばです」と、器に盛られたそばを持ってきました。以下に証拠写真を掲示します。ご査収ください。

そば(大盛りの分)

大盛りと普通盛りとの差分を、あとから持ってこられる。こんな大盛り初めてだわー。斬新すぎるわー。やまだかつてないわー。


■で、この天ざる大盛りを食べた後は、近くのくたびれたゲームセンターに行き『ナムコクラシックコレクション Vol.1』の入ってる筐体でゼビウス(アレンジ版)とマッピー(オリジナル版)をやり、その後宇都宮パルコのスタバに行って珈琲を飲みながら書見。東武宇都宮駅近辺に泊まる際は、だいたいこのように過ごしております。もうちょっとマシな過ごし方があるだろう、とは我ながら思いますが。


■フリスクが半額だった


■例によって宇都宮県に来ております。

今週は金曜日が休み。なので、仕事は月曜から木曜までの三泊四日なのですが、いつものように四泊五日ぶんの着替えを持ってきてしまいました。そういうことあるよね。


■で、きのう宇都宮のスーパーでフリスクを安売りしてた。フリスクの安売りってあんまり見ないよね。ここぞとばかりに買いました。

フリスク

なんだかすごくトクした気がする。とくに300円のフリスク飴は、定価で買うのにちょっと勇気が要りますからね。


■女芸人だけが出演するライブに、シークレットゲストとして前田健が出てたのを見たことがある。十年ちょっと前の話。


■たまごかけご飯について、二三


■まず卵白とごはんをよく和え、ふわっっふわにして、それから黄身を落とす。というのが以前オードリーの『ソレダメ』なるテレビ番組で習得したたまごかけご飯の食べ方です(いま検索したらちょうど一年前の放送でした。そんなに経ったのかよ。時の流れるのは早い、とかそういうことはあんま云いたくないですが…)。


■で、ここでおれなりの工夫を記しますと。

卵白を混ぜる段階で、明太子をいっしょに混ぜてもおいしいです。この場合は醤油は少なめにしましょう。なんだったら醤油はかけなくてもいいかもしれない。

明太子に加え、しらすなんかも混ぜるとよいでしょう。あと高菜ね。食感がシャキシャキします。この場合は味が濃くなるので醤油はかけなくても大丈夫です。かけたってかまいませんが。


■あと、醤油はごく微量に抑え、トリュフオイルまたはオリーブオイルを垂らし、そして西洋の岩塩で味付けをするのも良いでしょう。ハイカラな味になります。

──ハイカラ? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) アンマリキカナイ


■今朝もホテルの朝食で三杯食べました。うむ。


■明治座四月花形歌舞伎(夜)、スチャダラ2016 〜LB春まつり〜


■先日、宇都宮県のそば屋で、天ざるを発注したら温かい天ぷらそばを持ってこられました。ちゃんとメニューを指さして天ざるって頼んだのに…。仕方ないので、その温かい天ぷらそばを食べました。


■さて、先週土曜日は明治座に花形歌舞伎の夜の部を見てきました。『浮かれ心中』は、くすぐりがたくさんあって面白くて全体的にはナナナナナイスなナオヒロックでしたが、不思議なもので、あんまり笑わされると、ちょっとあざとい何かを感じてしまうんだよね(ほんとに客とは勝手なものです…)。とはいえ、トレンディエンジェルのとこは声出して笑ってしまった。

それと、いまに始まったことではないが、観客は勘九郎に勘三郎の面影を求めすぎではないか。勘九郎もその観客の声に応えすぎではないか、藝を受け継ぐということはそういうことではないのではないか。いや、意外とそういうことなのか。そもそも親子だから似てて当然なのか。というようなことを思ったり思わなかったり。

三階席なので、宙乗りならぬ「ちゅう乗り」はよく見えてよかったな。

『二人椀久』では、菊之助と七之助の日本人形のような見た目をただただ楽しむ(≒踊りのことはほぼ分からない)。

昼の部は、今週の土曜に見物予定です。


■で、その翌日は日比谷野音でナオンのヤオンもとい『スチャダラ2016 〜LB春まつり〜』へ。もともとこの日は歌舞伎座夜の部を見る予定だったのですが、某氏からお誘いあって行くことにしました(歌舞伎座は翌週に延期。それに夜の部はドがつくほどのド新作なので、遅い日付に見た方が芝居が安定してくると思うので・笑)

いちおう念のために解説いたしますと、LBっていうのはスチャダラパーを中心とする(300字略)。で、'96年に同じく日比谷野音で行われた『大LB夏まつり』から実に20年を経て、LBの面々が再び集結するわけです。

誰が出たとか、どの曲を演奏したとか、それを書いてったらキリがないので割愛しますが(検索で飛んでくるヒトは、そういうのが一番知りたいんだとは思いますが・笑)、二十年前はソニマガ系音楽誌でA.K.I.や佐野郷子の書くレポートで読むしかなかったLBのステージを、実際に体験することができました。

17年ぶり(!)に脱線3のライブを見た(脱線3自体、ライブは6年ぶりらしい)。「Little Bird Strut」も「ジゴロ7」も「Get Up and Dance」も聴けた。かせきさいだぁの新曲(「カンフー・ダンス」だっけ)良かった。あと、あれだ、アルバム『5th wheel ~』の表題曲の冒頭に入っているラップあるでしょう(たしか『5th wheel』のテレビCMにも使われたはず。というか、スチャダラのアルバムのテレビCMなんてあったんだな。すげえな'90年代って)。あれをステージでやるとは思わなかった。あと事前に告知されてなかったけど、四街道NATUREとキミドリも出てた。長生きはしてみるものですね。

しかし、この日のスチャダラはバンド編成だったんだけど、バンド編成だとシンコのしどころが少ないなー。笑



↓あ、なっかなか再生回数が伸びてないですが、「アーバン文法」のリミックス。聴いてくださいね。



■松田のマヨネーズ


■先日、セロリにマヨネーズを塗って食べたくなって、スーパーにセロリを買いに行ったのですが。

その際、いつものキユーピーマヨネーズではなく、なんかここ最近ネットでちょっと話題になってる(ような気がする)松田のマヨネーズを買ってみました。

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甘口、辛口、とあったので、甘口をセロリ1本とともに購入。セロリに塗る。食べる。うまい。


■で、昨日、出張先の宇都宮県でセロリにマヨネーズを塗って食べたくなったので、スーパーで松田のマヨネーズ辛口とセロリを真顔で購入。ビジネスホテルの洗面台でセロリを洗い、辛口を塗って食べる。うまい。普通のサラダも買ったので、このサラダにもやはり辛口をかけて食べました。甘口と辛口との差は、使っているマスタードの量だそうです。袋の裏に書いてありました。

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■と、このように甘口は自宅用、辛口は出張用と使い分けております。松田のマヨネーズはキユーピーのマヨネーズより高く、下手したら倍ぐらい違うのですが、おれの稼ぎで塗ってるマヨネーズです。しかしビジネスホテルの洗面台でセロリを洗うのは初めてだ。笑

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セロリを机の上に飾ると、ちょっとした観葉植物に…

──なりません。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■スチャダラパーの「アーバン文法」をリミックスしました





■本日はLB春まつり、なる催しがGHQっぽい街で開かれるようですが、雨ですね…。でも、あわよくば当日券で行こうと思っております。


■さて、スチャダラパーの「アーバン文法」をリミックスしました。LB春まつりに合わせて、というわけではなく、去年の秋に作り始めて95%くらい完成してたのをずーーーっとほったらかしてたんですね。ファイルのタイムスタンプを見たら、2015/12/05 12:29ってなってた。うん。で、今朝多少手直しして、完成させました。どうですか? 音の小ささは今後の課題ですね。

なぜ、半蔵商店大丸心斎橋mixという題かというと、これを作ってたころ心斎橋の大丸が建て替えられるってことで、大阪まで見に行ったんですね。で、スケジュールの都合上、スチャダラのリキッドでのライブをあきらめたんですね。そういう故事に由来します。


■あ、二月にはピチカートの「メッセージ・ソング」のリミックスも作ったので、これも聞いてみたください↓。こんな名ミックスが再生回数100も行ってないので、やっぱり人類はもうダメだと思います。ジャケ無くてすいません…。




■しかし、雨ですね…。(4/17 12:30記)


■擁護するわけではないのですが


アイスランドおじさんとグラビアアイドル(50)のトークライブの件についていまさら書きますと、グラビアアイドル(50)の人は、まあ、単純にすねてたんだと思います。擁護するわけではないのですが、気持ちは分かる。


■だって、自分がクビになった番組の出演者で固めたイベントでしょう。クビになったのは自業自得な面もあるとは云え、そりゃ打ち合わせだってロクにしたくないだろうし(しなきゃいけないけど)、まあ出たくないよねえ(出なきゃいけないけど)。

自分をクビにした会社から、「三日間だけ手伝ってくれる? バイト代出すからさ」なんて声かけられたら、仮に自分に非があってクビになったとしても、どういう気持ちになるか。

(トークライブの開催が決まったタイミングと、番組をクビになることが決まったタイミングの順序までは知らないので、この比喩はちょっと適切ではないかも知れませんが。)


■ところで、いまから明治座夜の部を見てきます。明治座って、'14年末のウーマン村本のトークライブ以来だな。


■オリラジ、ハコちゃん、巳之助、カズレーザー


■オリエンタルラジオって、何度殺しても殺してもよみがえってくる感じですごいね。こないだもスーパーで子供が「ナ! カ! タ! ナ、カ、タ! ナ! カ! タ! ナ、カ、タ!」と歌ってるのを見た。'00年代の子供もスーパーで「デンデンデンデ、デンデンデ、デンデン」と歌っていたはずだ。

といったことを思ってたら、先週の笑点にオリエンタルラジオが出てて、例の新曲をやっていた。笑点の質素な舞台照明が、曲の雰囲気に追いつこうとしてがんばってるところがほほえましかった。

しかしあの曲、他の芸人のリズムネタだの音楽ネタだのを無効化する勢いとクオリティがある。あれに対抗できるのは現状、永野とエグスプロージョンだけでは。


■とある曲を探している。洋楽、EDM風、男性ボーカル、2015〜16年の曲。ここまでは分かる。だが、何というアーティストの何という曲かが分からない。

困ったことに、メロディーの記憶が曖昧で、口三味線で全く再現できない。イントロの漠然とした雰囲気しか覚えていない。なので、オンガクに詳しい人、みたいな感じのヒトに相談することすらままならない。アヴィーチーか、とアタリをつけてみたけど、どうも違うようだ。

前々から気になっていたんだけど、今年の二月、ファミリーマートのラジオ番組風の店内放送でこの曲がたまたまかかっていた。そのときはナレーターがこの曲名とアーティスト名と、さらにはアルバム名まで読み上げていて、ようやく疑問が解決されたような心持ちでいたのだが、店を出ると全部忘れてしまった。


4/29のスパイラルのハコちゃんのやつ行きます。


■いま出てる『SPA!』に巳之助インタビューが載ってる。


■カズレーザーとレイザーラモンHGがおなじ同志社大学商学部の出身と聞いて。


■ドムドム、ディッパーダン、ダイエー


■なぜだと訊かれると説明にすごい困るんだけど、ドムドムバーガーは昭和60年代の春の日、を思わせるので好きです。思ってしまうんだからしょうがない。そこは許してほしい。

そのドムドムバーガーですが、店舗数が少ないのが玉にキズなのですね。ミクダーナルもといマクドナルドのように、どこにでもあるってわけじゃない。なので、正直に書くとこれまでの人生で数回しか食べたことありません。

で、その貴重なドムドムバーガーの店舗がまたひとつ4/3(日)になくなる、ということで、前日に食べに行ってきました。場所は目黒区碑文谷。ダイエー7階のフードコートです。


■年季の入ったダイエーの7階に行くと、そこには年季の入ったフードコートがあって、そこにドムドムがありました。

最後ということで、甘辛チキンバーガー、ナチュラルチーズバーガー、ドムミートバーガー、それとコーヒーとポテトを発注。

で、家族連れでにぎわうフードコートで、男一人パクパクパクと食べ進んでいったわけなんですが、ドムミートバーガーうまいね。モスバーガーとタメ張れる味。なのにあまり知られてなくて残念。どいつもこいつもウエストランド井口のツッコミは過大評価するくせに、ドムミートバーガーは過小評価しやがる。やっぱりダメだわ、人類って……。

──井口が完全にもらい事故だし、人類に失望することもないし… (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■で、ドムドムの隣はディッパーダンでした。ドムドムと同じ親会社がやってるクレープ屋です。たしか、'80年代後半の『ログイン』誌になぜかアイスクリーム屋の特集記事があって、そこにディッパーダンが載ってた気がする。[要出典]

このディッパーダンも同じく4/3で店じまい、とのことで、ついでにチョコイチゴクレープ(だったかな)を発注しました。さすがにバーガー3ヶの後にクレープはちょっと苦しかった。笑


■で、このたびドムドムとディッパーダンを訪れるために、生まれて初めてダイエー碑文谷店なる場所に足を運んだのですが。

バチボコ昭和のダイエー感があふれる、あふれる〜〜!

と、否が応でも三四郎・小宮の口調になってしまいます、うん、昭和のダイエーだ、これ。天井とか床の素材とか、値札のフォントとか、洋服が並ぶ什器の感じとか、その他もろもろ。

拙僧なんぞは、かつて沖縄市にあったコザショッピングセンターを思い出してしまいました。ダイエー系列の、地上4階地下1階の店舗です。

ダイエー碑文谷店じたいは7階建てのビルなので、大きさで云うとコザショッピングセンターよりは那覇市にあったダイナハに近いです。が、沖縄市に住んでた自分としては、'80年代のコザにタイプスリップできたような感覚になりました。なんだよ、もっと早くに足を運んでおけば良かった。いつでも好きなときに昔のコザの気分にひたれたのに……。


■ダイエー碑文谷店は、改築してイオンにしちゃうそうです。事実、1階と2階にある食料品フロアは、昭和ダイエー感はなく、すでにイオンっぽい雰囲気になってました。なんでイオンぽくするんだよ、ダイエーであれ!(再度の小宮風)

なんか、ダイエーって、日本全国で国盗りゲームをやってたらしいんですね。ダイエーに負けたライバルのチェーン店をつぎつぎ買収していく、みたいな。それで店舗を抱えすぎてコストがかさんでしまった、という話を聞いたことがあります。[聞いた話なので要出典]

あと、イトーヨーカドーは、土地やら建物やらを借り上げるらしいんですね。なので身軽に撤退もできる。でもダイエーは自腹で土地を買ったり建物を作ったりしてたらしいです。それで金もかかるし逃げ足も遅くなったとか誰かが云ってた。[これも聞いた話なので要出典]


■しかしドムドムの碑文谷、アクセスがかなりいいね。学芸大学の駅から歩いて7分。大泉学園のドムドムは、駅からバスに乗ってかないといけません……。

都内のドムドムバーガーは、残り3店舗となりました。


■テレックスが『しくじり先生』に


■テレックスが『しくじり先生』に出演するとしたら、やはり、

「はい、次のページをご覧ください、はい、1980年にユーロビジョン・ソング・コンテストに出場してしまった」

とか放送作家に云わされるんだろうか。で、教室一同が「あ〜」と軽くどよめいた後、若林が「あれ出ちゃったか〜…」とかつぶやくんだろうか。


■と思ったけど、テレックスは別にしくじってなどいない。


■(頼んでもねえのに)四月になりました


■四月になりました。「くいしんぼうのカレンダー」だと二番の歌詞に差しかかる季節、ということになりますが、新年度にあたり不本意な異動という災害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。半蔵商店でございます。

毎年書いてることですが、三月は大好きだけど四月は嫌い。四月は「イヤなことを新しく始めないといけない」感がどうしてもついてまわるから。あと、なんかわざとらしくてヤだわ、四月って。うまく言語化できないけど。

そして四月は「大好きなテレビ(あるいはラジオ)番組が終わって、新たにつまらない番組が始まる季節」でもあります。それも四月が苦手な理由のひとつです。でもまあ、自分にとっての大好きな番組も、他の誰かにとっては「ある年の四月から急に始まりやがったつまらない番組」だったりするから、それはしょうがない。


■さて、桜とかいう日本で過大評価されている花が、ここ東京でも使用済みティッシュのように咲き始めております。

その桜を見に、沖縄より母が上京してきます。ので、この土・日・月の三日間は母の東京見物に付き合ってきます。


■母が羽田空港に到着するのは本日午後なので、その前にパッとドムドム碑文谷店に行ければいいなあ。


■&のオールナイトニッポンゼロが終わった


■先週のことですが、ついに&のオールナイトニッポンゼロが終わりましたねー。

──だからアルコ&ピースのことを「&」と略すなと (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

最終回はちゃんと起きてリアルタイムで聞いてましたよ。三時前にTBSにダイヤルを合わせたら、おぎやはぎの『メガネびいき』でも、ニッポン放送前にいる出待ちの人々にインタビューしてました。

最終回にもかかわらず、「アーティストの乱」はなかなかグダグダな内容でした笑。でも本人たちも最終回はあくまでボーナストラックのようなものと事前に云ってましたし、アーティストの乱はなんだかんだで番組名物企画なので、締めくくりにはふさわしいといえばふさわしいのかもしれません。たしか去年三月の一部最終回もアーティストの乱をやって、そんなにハネなかった記憶があります。ハネなかったショックと二部降格のショックからか、「来週も、なにとぞ!」というお決まりの〆の挨拶が二人揃わなかったんですよね。


■&のオールナイトニッポンのことは『ラジオの時間』というムックに載ってたインタビューで知りました。この本を読んでなかったら、この番組は聴いてなかったと思います。こういう本って、一応はやはり目を通しておくべきだね。インターネットでの情報収集って、「自分のこれまでの好みと似たもの」を探す作業に陥りがちで、新しいものに意外と出会いにくいんだよね。

当初は、酒井の発する「鬼いかちい」だの「バカうめえ」だのの言葉遣いに抵抗があったんだけど、それでも聞いてくうちに番組の魅力が分かってきました。番組側が提示するお題に、リスナーがメールでどんどん世界観を乗っけていって、一つの流れを作るんですね。ときにはそれで設定がどんどん膨らんでいくあまり、コントやラジオドラマのようにさえなってくる。その過程が面白かった。

正直あまり盛り上がらない回もあったりはするんですが、それはまた、彼らが予定調和やお約束を良しとしていないことのあらわれでもあります。

それを良しとするヒトもいますけどねー。赤坂の水曜日とか。これはこれで好きではあるけど(いま出てる『Culture Bros.』というムックの第2号に、たまたま赤坂水曜日と&の両方のインタビュー記事が載ってるのですが、この二組のラジオに対する姿勢の違いが如実に出ていて読み比べると楽しいです。赤坂水曜は徹底的に優等生的な答えしかしてない)。


■ちなみに好きな企画は、リアル全米(全豪・全仏)オープン、ゲームセンター試験、バミューダトライアングル、北陸新幹線、同レベ、とかですね。もちろん他にも色々あります。

(リスナーにしか伝わらない話ですいませんが、同レベ企画の時に「『フリーダイヤルの0120』と『初雪』」って書いて送ってきたやつがいてめちゃめちゃ笑った。共感覚っていうんですかね、こういうの。)


■しかし、この春のオールナイトニッポンは残念ですね。&も終わるし、村本も終わるし、朝井加藤も終わるし、オーケンも終わるし、電気グルーヴも終わるし……。

──途中から時空が歪んでますがそれは (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■ドムドムバーガー碑文谷店


4/3(日)で閉店するそうですね。


■&のオールナイトニッポンゼロが終わる


■いま成田県の外資系ホテルに泊まっているのですが(このホテルみたいに、便器に髪の毛が入って無くてよかった。ふつう入ってませんが)、意識高いビジネスマンなので、早朝からプールで一時間水中ウォーキングをしてきました。これから朝食を摂ってきます。半蔵商店でございます。


■といった意味も含めまして、今晩は&のオールナイトニッポンゼロの最終回でございますよ。

── だから、アルコ&ピースのことを「&」って略するのやめろ (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■いや、こういうこと書くのも後出しジャンケンみたいで惡いんだけどさ、「保護者リスナー」の回で番組終了を告知するよりも前から「ハガキコーナーのタイトルを読み上げる声のハリが弱くなる」という、「終了が決まったラジオ番組あるある」が観測されてるようになってたと思うんですね(※個人の感想です)。

「ドク、デロリアンの準備はいいか」とか「家族!」とかの声がさ、あんまり元気ないというか。

まあ、それ以前に二部(オールナイトニッポンゼロ)の枠自体、入れ替わりが激しいからね、そこはしょうがないんだけど……。


■でも、まあ、どんな放送にも最終回ってものは付き物だからね。今日はがんばって起きて、最終回をリアルタイムで聴こうと思います。

もちろん、
・カップラーメン
・カップラーメンのスープに投入するライスと玉子
・コーラ
という平子セットは準備します。


■──とか、こういうこと書いた時に限って、あっけなく寝過ごして聞き逃しちゃったりするんですが笑。それもまた深夜ラジオの醍醐味ですね。


■雀右衛門、祖父江慎、日高屋


■理不尽に死ぬ役・オブ・ザ・イヤーを、毎年破竹の勢いで受賞している芝雀がこのたび雀右衛門を襲名ということで、ね、行ってまいりました歌舞伎座。

昼の部を3/6と3/19に見ました。なんで昼の部を二回見たかというと、手違いでチケットをダブって買っちゃったんですね。とは云え、菊之助と菊五郎と二つの三浦之助を見ることができたので、結果的にはおとくで良かったです(と書くと語弊がありますが……。検査結果は「セーフ」らしいので、良かったです)。

『寿曽我対面』がいささか不発…。『鎌倉三代記』は、吉右衛門が良い。今年は一月の『石切梶原』、二月の『籠釣瓶』と来て、吉右衛門ってすげーなー、と思うこと多し。

夜の部は、本日見てきます。


■3/19の歌舞伎座帰りで、祖父江慎+コズフィッシュ展に行ってきました。展示期間が前期と後期に別れてるのですが、後期の方です。前期は見逃した。しまった。

祖父江慎が装丁を手がけた本がひたすらどっさり展示されてました(←当たり前ではありますが、しかし人生の中でなかなか遭遇しない空間でもあります)。以前、亀治郎の写真展に行ったとき、一度に亀治郎の写真を見過ぎて「亀酔い」したのですが、この日は「祖父江酔い」しましたね。それっくらい密度の濃い展示。

祖父江慎のデザインって独特なので、ふだん本屋の一角で他の大勢の本と並べられててもすぐ気づくじゃないですか。それっくらい異彩を放つ本が一堂に会するわけですから。そりゃ酔います。いっけん異彩を放ってないように見える本も、独特の何かが込められてるしね。

あ、そうそう、吉田戦車『伝染るんです。』の例の有名な装丁ですが、あんなに好き勝手(というとこれも語弊がありますが)できたのも、その数年前に玖保キリコ『いまどきのこども』という手堅い藝風での成功があったからだと思うんですね(※個人の感想です)。仕事で好き勝手をするには、着実な信頼の積み重ねが必要なんですよね(※当たり前のことを書いてますねこれ)。とはいえ『いまどきのこども』も、青年漫画の単行本としてはかなり異例の装丁でした。パステルカラーでね、ハードカバーの絵本みたいな造りで、キャラが箔押しで印刷されてて。

会場の売店では、サグラダファミリアと同じくらいの年月をかけて作られた祖父江慎作品集が売られてました。すげえ。作ってるとは聞いてましたが、おれが生きてるうちに完成するとは思ってもなかった。値段がいささか高かったので、当日の購入は控える。

後日、『情熱大陸』の祖父江回を見直しておさらいしたいと思います。あれってもう八年も前の放送なのか…。


■三四郎ANNで相田が絶賛してた日高屋の「チゲ味噌ラーメン」を食べてみました。かなり濃いめの味で、なんというか「鍋の〆のラーメン」という感じ。

相田はこれに半チャーハンを添えるのが好きらしいので、おれも半チャーハンをあわせて頼んでみたのですが、ラーメンのスープの味がとにかく濃いので、ふつうのライスでも十分かと思いました。ラーメン好きというより、鍋の〆の炭水化物が好きな人にはおすすめできます。

しまった。この文章を書いてるうちに、チゲ味噌ラーメンが食べたくなってしまった。今週からダイエットすると決めたのに……。


■バカボン、竹村延和、團十郎、今週の釣果


今週、茨城県内にて捕獲。

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『こどもと魔法』は、ちゃんと聴き直そうと思って買いました。

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團十郎の本と、昭和六十年の襲名披露の筋書。筋書は四月と六月のもの。四月から六月の、三ヶ月連続公演だったんだって。

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おまけ。水戸のホテルのカードキー。うむ。


■ようやく、人類が'80年代のコザを振り返るようになった


「写真でふりかえる パークアベニュー」という催しが本日より開かれるそうです。うむ。

あ、パークアベニューってのは、沖縄市にある商店街「中央パークアベニュー」のことです。昔は「BC通り」という名前でした。昭和60年にこの名前に改称したんですね。改称前後の頃は「買い物公園」というサブタイトルだか仮称だかのような文字列も見た覚えがある。


■コザに関するこのテのイベントってさ、たいてい戦後から、コザ暴動('70)〜沖縄本土復帰('72)ぐらいの歴史しか振り返らないのな。おれはそれが不満でね。ちゃんと'80年代'90年代のコザも振り返れよ、と前々から思っていました。なんだったら'00年代のコザももう歴史のうちだ。ミュージックタウンにウェンディーズがあったって覚えてます?


■パルミラ通りに「ヒストリート」っていう、市がやってる沖縄市の歴史を振り返る展示をする施設があるんだけど、そこもやはり暴動/復帰どまりでね。

暴動/復帰以後のコザの歴史も見たいのですが、とヒストリートの人に申し上げたことがあるのですが、そのときは「コザにとって重要な時代だけを展示してますので」みたいな答えが返ってきました。ま、拙僧は沖縄市民でなく練馬区民なので、あれこれ要求する立場にはない。


■なんつーか、'80年代'90年代なんてどうせ「最近」のことだから振り返るまでもない、という認識が根底にあるような気がする。でもね、'80年代'90年代'00年代とちゃんとアーカイブしておかないと、過去を振り返ろうとしたとき振り返れなくなっちゃいますよ。時代の空気なんて、後の世代にとっちゃ自明のものでも何でも無いんですよ。


■ですが、冒頭の「写真でふりかえる パークアベニュー」展では、昭和60年前後のパークアベニューの写真がいろいろ見られるようです。良かったよかった。

しかし上述のリンク先にある写真の実にコザコザしいこと! おれ普通にこのころコザ小学校の一年生だったよ。この写真の中に、おれはいたんだな。

'80年代〜'90年代半ばの経済的ピークにあるコザは、大きかないけど賑やかな街で、楽しかったな。ま、いいやこの話は長くなるから。


■ところで、アド街ック天国で『昭和の渋谷』『昭和の六本木』『昭和の銀座』みたいな昭和の街を振り返る特集がたまにあるじゃないですか。『昭和のコザ』ってのはやってくれないですかね。無理ですかね、地方都市は。


■寒暖差アレルギー、五月の涎くり、大橋巨泉は石坂浩二のことをなぜ


■医者に行ったわけじゃないからなんとも云えないのですが、どうも寒暖差アレルギーのような症状が出ております。風邪でもない、花粉症でもない、じゃあ寒暖差アレルギーだろう、という素人判断ですけど。

そんなわけで、先週半ばからバチボコ体調悪かったですねえ。まあここ数年、毎年三月はどこかしら体調がおかしくなるので、覚悟はしていました。去年なんて、歌舞伎座の大向こうの皆様から「大当たり!」と声をかけられるんじゃないかってくらい盛大にカキに当たってましたからね。点滴も打ったな。それにくらべたら寒暖差アレルギー(とまだ決まったわけではないですが)のほうがまだマシです。


■今日、『モヤさま』で、子役が歌舞伎座の稽古をしてるとこが出てた。『寺子屋』をやってました。五月のお芝居の練習なんでしょうね。

大竹が、なぜか隈取りの歌舞伎フェイスパックを顔に貼ってから、「お師匠様、いまからお頼み申しまする」と云わされてた。どんな小太郎だ。

歌舞伎の筋書でよく名前を見かける子役指導の人の顔を見られたのが良かったです。

ところで、五月歌舞伎座の寺子屋は、誰が涎くりを演じるんでしょうね。おれもそろそろ涎くりとして歌舞伎座の舞台に立ちたいんだけど、松竹からのオファーがまだ来てない…。


■大橋巨泉は石坂浩二のことをなぜ「兵ちゃん」と呼ぶのか。

という疑問は、西暦2016年の現在、googleの検索フォームにしかるべき文字列をブチ込んでリターンキーを押せばすぐに解決する。

が、昭和のころはgoogleなんてなかったから、視聴者は、大橋巨泉は石坂浩二のことをなぜ「兵ちゃん」と呼ぶのか、という疑問を悶々と抱えながらテレビを見るしかなかった。


■高橋幸宏ならどうするか、あるいは成田のホテルにて


hairballs
▲Stock, Hausen & Walkman『Hairballs』


■先週金曜日のことなんですが、仕事で成田に泊まってました。成田に泊まるときは、宿はまあだいたい外資系のRかHなのですが、今回は目先を変えて国内系のホテルに泊まりました。


■駐車場にクルマを泊め、スーツケースごろごろ、フロントでチェックイン、で、カードキーでロックをかちゃりと開けて客室に入ったわけです。

で、小便しようとしてバスルームに入りトイレの便座をあげたところ、便器に、

おそらくは女性のものと思われる長い髪の毛が20本くらい

があったのですね。


■これ、文字にするとあんまり怖くないかもしれないけど、実際目にするとなかなか不気味ですよ、便器に長い髪の毛20本て。外タレだったら、来日公演を丸ごとキャンセルして当日のうちに帰国してるぞ、これ…。

おそらく、掃除係の人が部屋掃除したあと、バスルームや客室で拾い集めた髪の毛をトイレに流そうとして、流れないままになっていたんでしょうね。


■即、客室係にクレームの電話をしました。クレームと云っても、声を荒げたりはしません。丁重に、紳士的にお話しするだけです。拙僧はこういうとき、高橋幸宏ならどうするかというのを行動指針としております。あの人って、あんまり怒ったり怒鳴ったりしなさそうじゃないですか。たとえこっちに理が1000%あって、相手に非が1000%あるオメガトライブ的状況でも、そんなすぐに怒ったり怒鳴ったりはしない。いったん落ち着く。紳士的に行く。相手も生身の人間です(逆に、「そりゃ高橋幸宏でも怒るよ!」という状況なら、まあ怒ってもいいと思う)。


■客室係にクレームを申し入れ数十分後、拙僧の部屋の電話が鳴りました。相手は、このホテルのお偉いさんでした。「このたびは誠にすみません。お詫びにルームサービスの朝食を無料とします(大意)」とのことだったので、遠慮無くごちそうになることにしました。

というわけなので、この件は水に流すことにしました。トイレのことだけにネ!

──……………………………(゜д゜ ) (゜д゜ ) (゜д゜ )

水に流すことにしました。トイレのことだけにネ!

──面白くないことは、2回云われたって面白くならないんですが。 (゜д゜ ) (゜д゜ ) (゜д゜ )


■しかし、上記のような件があったから、このホテルのアラがいろいろ目に付いてきまして。

前の客が食べ散らかしたプリッツの破片が部屋の隅に転がってたり、ベッドサイドのボンボリみたいな照明が傾いてたり、朝食の注文票がなぜか部屋の中になかったり、なんつーか、ルームメイキングの詰めが甘い。

「いや、ちゃんと掃除されている部屋に泊まりたいなら、もっと高いホテルに行けばいいではないか」とおっしゃるお侍さんもいらっしゃるとは思います。でもここ一万円を超える部屋なんですよ。4000円5000円のビジネスホテルでもきちんとしてる清掃を、きちんとしてくれないと、ちょっと困ってしまうんである。語尾が中島らもっぽくなってしまった。


■ついでに書くと、このホテルはいまどきwi-fi接続に1100円も取る。しかもwi-fiにお金がかかることは客室内には明示されておらず、PCの接続画面でようやく初めて有料であることを知らされる(ヒルトンも高速1700円・低速900円取るけど、その旨を書いたカードが客室内にあったはず)。うーむ…。


■まあ成田に泊まるときは、今後も前述のRかHにしときます。

また、このエントリの途中で、一つの段落中に「高橋幸宏」と「オメガトライブ」とミュージシャンの名前を二つも出したので、読み手がいささか混乱する文章となってしまい、どうもすいません。


■あぶない恋はいつもいつもルーレット(作詞:松本隆)


■先々週の土日は、弟夫婦の結婚式に出席するため、真顔で石垣島に行っておりました。二泊三日。

当日は10時半から式(60分)、12時半から披露宴(180分)、16時半から旧・祖父母宅で宴(23時半まで)。披露宴は、そうですなあ、300人以上来てた。県や市のお偉いさんも来てた(どういうコネなんだろう)。余興もたくさんあった。愛されてるなあ、この夫婦。今後、おれが万一結婚したとしても、こんな立派な披露宴はできないな、と思いました。

旧・祖父母宅の宴は、人手が足りないのでおれもおつかいに行かされたり(覚えてるだけで6回は行った)、酔客から器用に逃げつつ料理や飲み物を運んだりしました。疲れた…。

ちなみに弟夫婦は、披露宴のキャンドルサービスという謎の儀式をカットしたら、それが周囲に好評だったらしい。やっぱあれ、みんな要らないと思ってたんだな笑。やたら時間かかるし、演出が起伏に欠けるし、新郎友人のテーブルだけ変な盛り上がりを見せるし…。近年はそれに代わって、ファーストバイトという謎の儀式がありますが、正直あれも微妙だけど、まあ、あんまり時間かかるものでもないから許してやってよい。

あと、この披露宴での料理で初めて、フォアグラというものをきちんと食べました。8cmCDぐらいの大きさ。


■そして先週の土日は弟夫婦が石垣島から東京に来ておりました。結婚式を無事に済ませた自分たちへのご褒美、とのことでした。

なんかめちゃめちゃツイてるんですよ、この夫婦。というのも、東京までの往復航空券(ペア)は懸賞だか福引きだかで手に入れてるんですね。かつ、それとは別に、友人の結婚式二次会のビンゴで浦安めちゃくちゃ楽しいランドの入場券(ペア)を当てちゃったらしいんですね。ツイてるっていうかもはやツイてるねノッてるね('86/中山美穂)でしょ実際問題。

日曜は浦安に行くので、土曜は東京見物をしたい、とのことで、おれがガイドの役目を仰せつかったわけです。

手始めに竹葉亭(と書こうとして「ちくようてい」とタイプしたら「地区要諦」と変換された。日本語の文章の中でちくようていと書いたらそれはまず竹葉亭のことだと思うのだが。ATOKはウナギが嫌いなのか)の本店でうな丼をゆわして、そのあと銀座のアップルストアを見學、歌舞伎座横の文明堂でお茶、木村屋總本店であんこを詰めたパンを買って浅草方面に移動、浅草寺をおまいりの後、周囲をちょっと散策してから回転寿司、そして帝國ホテルのバーで一杯。手堅い。実に手堅い。惡くない。

というわけで、東京案内のガイド役を大過なく終えました。のですが、こういう『銀座百点』的な世界観よりも、渋谷とか原宿とかそういったナウいヤングの街を案内した方が良かったのかもしれない…(弟夫妻もそう若くはないのですが・笑)。


■先月は妹が、今月は弟夫婦が東京に来ましたが、来月は母が上京してくる予定です。うむ。


■クラフトビールあるある


二口目で飽きる。


■取り急ぎ…


す、すいません。更新が滞っております。石垣島からは日曜の晩に戻ってきました。今夜は成田泊です。あ、いまルームサービスのクラブハウスサンドイッチが届きました。ではまた改めて。


■ピチカート・ファイヴの「メッセージ・ソング」をリミックスして、石垣島に来ました。


■えー、ピチカート・ファイヴの「メッセージ・ソング」をリミックスしました(練馬区に無許可で)。冬っぽい感じ、というか、三学期っぽい感じというか、そんなふうにしましたよ。よく晴れた寒い土曜の午後、みたいな。原曲とはだいぶ違う、ゆったりした感じです。

これを機にsoundcloudにアカウントを作り、アップロードしました。で、そのsoundcloudのURLへのリンクをここに張ろうとしたのですが、おれのいまのネット環境だとsoundcloudになぜかつながりません…。

なので、soundcoudで半蔵商店とかpizzicato five a message songとかで検索してみてください。修行の足らない小坊主さんなので、画像とかそういうのは準備しておりません。ゆくゆくはナウい写真とかも音源に添えようと思ってます。ジャケ写、大事ですよね。

おっと、ここまで書いたところでsoundcloudにつながった。URLは、これです。ミックス名(っていうのかな、リミックス作品にくっつけるサブタイトル的なやつ)は、february hot chocolate mixといいます。作詞作曲はコニシさん、唄はノミヤさん、打ち込みはあの半蔵商店の半蔵さんです。


■けさ羽田発→午後より石垣島におります。

とは云え、お江戸から仕事を持ち帰っており、羽田・石垣の両空港で電話を十数本くらいかけ、PCで書類を作ったりしておりまして。

で、石垣空港を出て、旧・祖父母宅に移動、仕事のラストスパートとしてPCより電子メールを送ろうとしたのですが、おれのiPhoneとPCのテザリングが全っっっっ然うまくいかずつながらない。旧・祖母宅には当然インターネットなんて野蛮な代物は開通していない。ネット環境を求めて三千里、けっきょく叔母のクルマを借りてwi-fiの飛んでる空港に再び戻ってくるという始末。たかが電子メール2通(と、ほんとにちょっとした調べ物)のおかげでいろいろ振り回されました。いつでもどこでもネットにつなげるなんて大間違い、と頭ではわかっておるのですが……。

ちなみに、上記のピチカートリミックスは羽田空港でアップして、このエントリは石垣空港で書いております。


■明日は弟の結婚式です。


■初音ミクがこれだけ世間に受け入れられたのは、


■初音ミクがこれだけ世間に受け入れられたのは、下地として、’00年代の「CGかよ!ってぐらいに徹底的にPhotoshop修正を繰り返したハマサキアユミのパナソニックの広告」があるのではないだろうか。「CGの歌姫」の原型というか。

──といったことを一切考えずにまじめに働いていたら今週ももう半ば。半蔵商店でございます。昨晩は水戸というところにおりました。いま(水曜の深夜二時)、佐野というところにおります。明朝は宇都宮というところに用事があります。

宇都宮に用事があるのになぜ佐野に泊まっているかというと、宇都宮のホテルがとれなかったんですね。たぶん、国立大学の二次試験を受ける受験生がたくさん泊まってるんでしょうね。佐藤克之の『受験ホイホイ』片手に。この本ってカバーが二パターンあるんだぜ。←「二パターン」は漢数字ではなくアラビア数字で「2パターン」と表記したほうが読みやすかったのではないか、という反省がないわけでもないんですが、いつも泊まっている宇都宮のホテルの値段が倍になったり、とっくに満室になったりしてるのね。そんなわけで佐野でこのようなエントリを書いてるわけですが、しかし水戸から佐野まで移動するのはしんどかった。


■といった意味も含めまして、金曜日から二泊三日で石垣島いきます。弟の結婚式なのです。拙僧の親族には、めずらしいことに「頼んでもねえのに、やたらカメラやビデオの係を買ってでよう買ってでようとするおっさん」が一人もいないんですね。なので、おれがビデオカメラで式の一部始終を撮った方がいいのかな、と考えております。

いや、式場のカメラマンがビデオ撮ってはくれるよ。でもさ、結婚式だの披露宴の映像なんて、どこのどいつも画ヅラ同じじゃん? そんなちゃんとした「オン」の映像じゃなくて、親族控え室でガキが走り回ってるところとか、式が終わってみんなで疲れてるところとか、そういうオフショット的なのが撮りたい。どっちかっていうとそっちの方が思い出になると思う。

とはいえ、おれはビデオカメラを持ってないのですね。安いビデオカメラでも3万ぐらいするので、買おうかどうか迷ってます。ケチですかね、こういうときに3万出さないって。


■で、ここで話が変わりまして。石垣島に移動するのに、なんと、飛行機に乗るんですね。あの空飛ぶやつ。あれに乗るときって、手荷物を前の座席の下に収納すると足を伸ばせないし、頭上の棚に収納するとモノを取り出しづらいし、どうにかなんないですかね。飛行機って、乗るたびに「つぎ乗るときこそは手荷物をコンパクトにしよう」って思ってる気がする…。


■&のオールナイトニッポンは終わるのだろうか


■うん、&のオールナイトニッポンが好きなんですよね。

──あ、アンド…? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

だから、&のオールナイトニッポンが好きなんですよ。

── &…? ( ;´д) ヒソ (´д`;) ヒソ (д`; ) ワカラン

ですから、アルコ&ピースのオールナイトニッポンが好きなんですよ。

── アルコ&ピースのことを「&」って略するやつ初めて見た… (´д`;) (´д`;) (´д`;)


■村本もオードリーも好きなんですけど、&も好きで。

でも昨晩たまたま夜中に目が覚めて、村本オールナイトを聞いていたら、あの番組、3月で終わるらしいんですよね。で、その後の二部の枠(オールナイトニッポンゼロのことね)でやってるシギージュニアのオールナイトも終わるらしくて。


■で、そもそも二部ってサイクルが短いから、これはまあ&のオールナイトも終わるのかな、とチラッと思ったわけです。

二部→一部昇格→二部降格、という、オールナイトニッポンの歴史の中でも珍しい経歴を持つ番組ですが、この春は続投か、終了か。終わったら寂しくなるなー、これ。


■永谷園のお茶漬けと、苺の菓子


■水曜の夜、オードリーの『ソレダメ』という番組を真顔で見ていたんですが、「永谷園のお茶漬けにはお茶じゃなくてお湯をかけるべし!」という情報が、さもなんだかとっておきの裏技のように紹介されていて、ちょっと驚いた。

いやいやいや、ふつうお湯でしょ?と思うんですが。永谷園のお茶漬けに、お湯じゃなくてお茶をかける人なんてコザに住んでたおれの父方の祖母('00年歿)だけでしょ? 違うの? この碧く輝く惑星にけっこういるの? おれの観測範囲の問題? おれがパラレルワールドかなんかに迷い込んだのか?

ちなみに、この祖母が作ったお茶漬けにはなぜかアリが混入している、というのが、おれたちイトコの間で「あるある」でした。


■で、昨晩は泊まっているホテルの1階にあるレストーランで「イチゴスイーツバイキング」に男一人で行ってきました。正確に云うと、やってることを知っててこのホテルに泊まることにしました。ちなみに去年のこの季節も行ってました。

イチゴのロールケーキだの、イチゴのティラミスだの、イチゴのクレープだの、イチゴのタルトだの、イチゴの以下略。おれの胃もオトナになったもので、去年より食えなくなってました。1500円。満腹でちょっと苦しくなった。ちゃんとしたケーキ屋で500円のケーキを三つ買った方が精神的な満足度が高い、というのはアタマでは分かってるんですが、バイキングと聞いちゃうとね。

──と、去年も書いたような気がする。書いてないか。いや、やはり書いてたか。いや、そんな細かいことどっちでもいいではないか。


■いいホテルもある、悪いホテルもある


■おまえなんかに云われなくたって、祖父江慎とますむらひろしの展覧会には足を運ぶつもりでおります半蔵商店でございます。しかし、ますむらひろしって、名前にナカグロありが正しいんだっけ。どっちだっけ。


■さて、目下のところ茨城と栃木のホテルを転々とする仕事なのですが、まあホテルには当たり外れがあるわけですね。また泊まりたい良いホテルもあれば、そうでもないホテルがある。いいものもある、悪いものもある、ここは警察じゃないよ。

で、「茨城・栃木の出張にぴったりなホテルはこれだリスト」みたいな、ホテル評論のエントリを書こうかな、と思ったんだけど、半蔵商店みたいな社会的影響力が甚大な国民的人気ブログでそんな記事を載せたら、おすすめホテルに人類が殺到して、おれ自身が良い宿をとれなくなってしまうので、やっぱりそのようなエントリは書かないことにした。当然。いまどき、本当に役立つ情報というのはインターネットの外にあるのです。


■で、いま、明和電機と科学万博'85で有名な某市の某ホテルに泊まってるのですが、うーん、ハズレです…。朝食なしで9000円も取っといてこれはない。ロビーに活気がなく陰鬱としている、客室のドアが薄いので通路を歩く外人のファッキングなる語を含む会話がまる聞こえ、客室の机の上に置かれている照明がどこの建築事務所だよってぐらいのZライトで、そのZライトの存在が視覚的に極めてうるさ──

とか、まあ、あんまりネガティブなことばっかり書くのも、書く方も読む方も精神衛生上よろしくないから、これくらいで勘弁してやりますが、オークラフロンティアホテルつくばもとい某ホテルに泊まることは当分ないかなあ、ってのが正直なところですよね。(談)


■──と、このエントリでおれがいちばん書きたかったのは、特定ホテルの惡口などでなく、「いまどき、本当に役立つ情報というのはインターネットの外にあるのです」の部分だったのかもしれない。ここまで書き進めて、読み返して、何となくそう思った。


■中村屋、菊五郎、日本橋、やはりおいしい春巻など地球上には無いのか


二月五日(金)

夜、テレヴィジョンで中村屋ドキュメンタリをみる。ちょっとだけだけど小山三さんの古い映像が見られて良かった。

勘九郎と巳之助の『棒しばり』で、グッときてしまう。ちなみに去年の巳之助と云えばワンピース歌舞伎のボン・クレー、ですが、『祇園恋づくし』の手代も忘れてはいけません。

ナオヤ君が何度か佐久間一行に見える瞬間があったけど、気のせいだろう。

ところで、やはりこういうコンテンツはテレビ局じゃないと無理だ。小器用なユーチューバーが作れるものじゃない。テレビのこういった力は、素直に認めるべきだと思った。


二月六日(土)

歌舞伎座。昼の部『新書太閤記』。新歌舞伎は苦手だけど、これはまあ見やすかった。ただ、学研の伝記漫画を舞台化しました、みたいな感じは受ける。“猿”と呼ばれていたインディーズ時代からの、秀吉の半生をダイジェストにした、みたいな。

──インディーズ時代? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

リアルなセリフの応酬、が要求される部分で、セリフがつっかえたりする部分が少なからずあった。まあ、新歌舞伎って「セリフたくさん覚えましたコンテスト」みたいなとこあるからね。役者は大変だよね…。

── インディーズ時代… ( ;´д) (´д`;) (д`; )

夜、東京にいる高校の同期と飲み会。先週の会社の同期会もそうだったけど、みんな酒よりソフトドリンクのほうが多く頼んでた。笑


二月七日(日)
朝、部屋の掃除をしようと思ったけどまったく進まず…。

昼はジム。

夜は上京している妹と寿司→バー。

寿司はチェーン店だけど、美味しかった。おつまみ数品を食べてから、握りをほんの数ヶだけ。大人の食べ方(と、勝手に思っている)。

その後、帝國ホテルのバーへ。


二月八日(月)

今日は仕事を休んで、妹の東京見物に付き合う。東京見物、といっても食べ物ばっかりだけど。

朝はマンダリンオリエンタルの朝食ブッフェをゆわして、その後おとなり日本橋三越のチョコレート催事を見学。妹は一万円分ほどチョコを買っていた…。そして千疋屋総本店でフルーツサンドとパフェ。水天宮をお参りして、二時ごろ解散。

水天宮前駅から羽田空港まで、バスで20分で行けるんだな。初めて知った。

その後、いったん日本橋まで戻って「うさぎや」でどら焼き。日本橋周辺をうろうろした後は、買って帰らないと気が済まない。笑

いろいろ疲れて、20時ごろ就寝。


二月九日(火)

午前二時ごろ目が覚めてしまう。で、ユニットバスを掃除してしまう(昨夜やる予定だったのです)。

で、四時ごろ、二色のパプリカと納豆でフェットチーネのペペロンチーノ、という、早朝にしてはややこしいパスタを作って食べる。

パスタ

しばらくの仮眠ののち渋谷の職場へ。そこから茨城へ。

今日は土浦泊。バス・トイレ別、という珍しいホテルで、なんだかバス・トイレ別の新居に引っ越してきた気分になる。笑


二月十日(水)

田舎のほうのガソリンスタンド。この待合室のこのストーブが見たかった。

ガソリンスタンド

つくば泊。夜、テレ朝で『ナニコレ珍百景』という番組が終わった直後に、フジテレビで『世界の何だコレ!?ミステリー』という番組をやっていた。ナニコレとナンダコレって、続けて放送するにはタイトル似すぎじゃないか。


二月十一日(木)

水戸泊。部屋が42平米あり、洗面所にも洗面台が二つある、というゴー☆ジャスなホテル。

テレヴィジョンで『プレバト』を見た後、なんだかライスに麻婆豆腐をかけて食べたい気分だったので、ホテル内にあるまあまあ本格的な中華人民共和国料理屋へ。

麻婆豆腐とライスを発注した後、思うところあって春巻きも追加注文。「地球上に美味しい春巻きは存在していないのではないか」とこのごろ思っており、その疑念を払拭するべく、まあまあ本格的な店の春巻きなら美味しいかも知れない、と確認したかった。

結果。麻婆豆腐は美味しかったが、春巻きは別に普通の味だった…。やはり、この惑星に美味しい春巻きは存在しないのではないか。

しかし、まあまあの格の店で麻婆豆腐をライスにかけちゃいかんな。笑

その後、とんねるずの番組を見て就寝。


二月十二日(金)

夜、茨城県より渋谷県に無事帰還。昨日に引き続き麻婆豆腐が食べたくなったので中華人民共和国料理屋へ。麻婆豆腐つけ麺のようなメニューを発注。大辛、激辛、地獄辛が選べる。一瞬、地獄辛を選びそうになったが、「地獄辛は、わたしも食べられません」という店員の言を聞き、控えめに激辛を選ぶ。

たしかに、激辛でも十分辛かった。これで地獄辛を選んだらどうなってたんだろう。

麻婆豆腐はおいしかったが、麺がなんというかフェットチーネみたいな形状で、かつ後半はべとべとべたべたする食感になってしまったのが惜しい。つぎ頼むときは普通の麺に替えてもらおう。


二月十三日(土)

といった意味も含めまして半蔵商店でございます。こんにちは。今日はこの日記を書いた後、ジムへ行く、部屋を掃除するなどする予定です。


■おいしい春巻、地球上に存在しない説


■す、すいません、間が空いてしまいました。

ここ数日いろいろあったんですよ。上の妹が東京見物で上京してきたり、高校の同期会があったり、歌舞伎座の昼の部にも行きましたから。中村屋のドキュメンタリも見てましたしね。


■妹とは寿司屋行きました。といってもチェーン店ですが。といっても築地にある店なので(といっても入口に社長の変な像を飾っていない店)、そこそこおいしかったです。

おつまみをたくさん食べて、握りは最後に6ヶだけ、という、大人の食べ方をしました。

で、帝國ホテルのバーも、マンダリンオリエンタルの朝食ブッフェも行った。お隣の千疋屋のパーラーでフルーツサンドとパフェも食った。食べてばっかりです。


■今月末、弟の結婚式で二泊三日で石垣島行ってます。

ちなみに、来月は、弟夫婦が上京してきます。浦安めちゃくちゃ楽しいランド(仮名)に行くんだって。


■この広告作ったやつのとこに散弾銃持って乗り込んでいいレベル(←そこまで云わんでも)


検索しててたまたま見つけたんですが、これ。よりによって呉服店の広告で、着物が左前になってる…。

写真データをいじる際の、あるいはレイアウト作業中の手違いと思われますが、校正の段階で誰も気づかなかったのか。JPGやPDFでの広告主チェックをさせてくれなかったのか。

おれは、24歳くらいのデザイナーが「この方がレイアウト上のおさまりがいいから」ぐらいの理由で、イラレ上で写真を左右反転させちゃったと推理します。たぶんだけど。


■しかし、廊下のことを「ローカ」って表記するヒト減ったね。そうでもないか。


■ただいま宇都宮県に来ております。半蔵商店でございます。

いま泊まっているホテルがですね、おそらくは昔デパートだったと思われる建物なんですね。

妙に天井が高いし、客室の配置もでこぼこしてるし(デパートのテナントの配置みたい)、廊下がやたら幅があって長い。エレベーターまでやけに歩く。もともとホテルとして設計されていない建物を改造して、力づくでホテルに仕立て上げてる感があります(実際のとこは不明ですが…)。

客室も共用部分も、開放感がある、というよりは、がらんとしていてなんだか落ち着かない。いや、べつに悪く書きたいわけではないです。建物のサイズ自体がホテル向けにしては大きいんでしょうね。まあ、ちょっと変わったホテルなのです。廊下を歩いてるだけで、なんというか『ポートピア連続殺人事件』の地下迷路感があります。

ホテル(一)

ホテル(二)

ホテル(三)

(うーん、写真ではおれの云いたいことがあまり伝わらないかもしれない。すいません。)


■そんなわけで夜なんかに館内を歩くと、閉店後のデパートに閉じ込められてしまったような、うら寂しい心持ちになりました。

このホテル、要所要所で装飾過多(←早口言葉みたいだ)なのですが、これもこのうら寂しさを打ち消すための工夫かもしれません。この工夫が成功してるかどうかは微妙ですが、閉店後のデパートに閉じ込められたような気分になってみたいという好事家の方々にはおすすめできます。


■しかし世の中にはいろんなホテルがありますね。ちなみにこのホテル、無料のジムがあるのはうれしいですよ。


■recorded in the orient


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■本日(2/1)のジャケ買い。中華人民共和国の女性歌手二人によるLP。米国キャピトル盤。discogsによると'58年発売。右上に"RECORDED IN THE ORIENT"と書いてある。ジャケットの写真が良い。


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■昨日(1/31)作ったパスタ。具は、カット野菜のトレビス・紫タマネギ・赤黄のパプリカに、オイルサーディンの瓶底にかろうじて沈んでいた微量のイワシの身。材料費は200円強。やや塩っ気が足らなかったか。


■そもそももうバチボコとか云ってる年齢じゃない


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■昨日の夜は会社の同期の送別会でした。

会社を去る某君を囲み、六人で飲んでました。


■しかしこの歳になるとみんななんか、ね、立派なんですよ。

某君はバチボコ有名な世界的外資系メーカーで働いてたり(年俸制)。

某君は勤務先から独立→起業をバチボコ視野に入れていたり(土地を探してるそうです)。

滞米中につき欠席の某君も、アメリカなんとか研究所で研究をバチボコがんばってるらしい(たぶん、ビーカーとかフラスコとかスポイトとかをバチボコ使ってると思う)。


■あと、みんなの会話がね、もう既婚者(結婚予定がフィックスの者を含む)のほうが多くなってるから、

「幼稚園の親子面接が」とか「妊活が」とか「ゼクシィの重さ(物理的にも心理的にも)」とか「子供ができたらダイハツタント」とか「マンションの価格が」とか。そういう話題。

もうそういう年齢なんだよねー。


■ちなみに、みんなのグラスをトータルするとお酒よりもソフトドリンクのほうが多かったです。もうそういう年齢なんだよねー。

送別会は六時スタート、八時終了でした。土曜の夜なのに二次会無し。もうそういう年齢…………。


■いつまでものんべんだらりと生きてちゃいかんな、とか思わないこともない一月の終わり。


■SHAZNA、加藤和彦、市川右近、はなかっぱ


■SHAZNAの(平成28年になって「SHAZNAの」から始まる文章を書くとは思わなかった)『GOLD SUN AND SILVER MOON』っていう'98年のアルバム知ってます?

このアルバムのジャケって、加藤和彦の『パパ・ヘミングウェイ』('79)のジャケに似ているんですね。すごく似ている。市川右近とはなかっぱぐらい似ている。

偶然にしては似すぎだし、パロディにしてはそのまんま過ぎるし、盗作ってこともないだろうけどそれだとあからさますぎる。なんでこんなに似てるんだろう。なぜだろうなぜかしら(実業之日本社・刊)、と思ってネットを検索していたら、判明しました

曲のカバー、みたいな感じで、ジャケットのカバー、と云ったところでしょうか。ちなみにオリジナルのデザインは奥村靫正。ってリンク先にも書いてますが。


■あ、そういえばおれも奥村氏によるYMO『テクノデリック』のジャケットをカバーしたことがあるような無いような。


■やわもち


■食べ物屋で有線から星野源の歌声が流れてくるとメシがまずくなります。半蔵商店でございます。


■この季節にアイスクリームの話なんですが、やわもちおいしいですよね。小さな5ヶの丸い餅がインストールされてるアイスクリームです。

京きなこ

いつもはコンヴィニエンスなストアーで買ってます。が、先日スーパーに行ったらおれがいつも買ってるのとは違うやわもちがあってびっくりしました。コンヴィニエンスなストアーで売ってるのは「京きなこ」なる味で、スーパーで見かけたのは「あずきミルク」という味だそうです。ふむ。違う味があるなんて知らなかった。

あずきミルク


■で、いまメーカーのサイトを見てみたら、抹茶や栗あんもあるみたいですね。食べたい。

京きなこ


■ハーゲンダッツの「華もち」が終わってしまい、これからはいったいどのアイスクリームを買えばいいのだろう、と悲嘆に暮れる日々を送っていたのですが、幸いやわもちに出会うことができたので、さしあたってはおだやかの心のまま毎日を過ごせそうです。


■ごきげんよう等


■昨晩、弟と電話してたら、「タモリ降板後も、司会だけ別の人に変えて『いいとも』を続ければ良かったのに」と云っていた。たしかに。でも、そうもできない事情がいろいろあったのかもしれない。


■あと『ごきげんよう』も終わるらしいですね。あれはやはり、いいとも→ごきげんよう、という一連の流れの中で見る番組だったんだろうな。

後世の日本人のために書き遺しておくと、『ごきげんよう』の前身に『いただきます』という番組があって、その『いただきます』は『いいとも』と同じくアルタからの生中継だったんですね。

なので、昔はいただきますの放送中に、テレフォンショッキングで使った芸能人の顔写真パネルが並んだカレンダーがときどき画面に映りこんだりしてました。そういうところに「生放送感」を感じてました(あれ、この話、前も書いたかもしれない。まあいいや)。

なので、どうしても『いいとも』と『いただきます』(『ごきげんよう』)で一つのセットというイメージがあります。いいともが終わったのでごきげんようも終わる、というのは、わりと自然なことなのかもしれません。


■しかしあの時間帯、ほんとどっこも似たような番組やってるよね…。女性自身と女性セブンと週刊女性を見分けることが人類には不可能であるように、おれもあれらの昼番組の区別がまったくつかない。


■爆笑問題を生で見たことはあるか


■ペットボトルの伊右衛門茶の味が水っぽくなってるような気がします。半蔵商店でございます。


■先週の土曜日はですね、昼は浅草歌舞伎、夕方から国立演芸場、夜は渋谷でDJイベント、という充実ぶりでした。DJイベントはDJする側でなく見る側です。入場料は某氏におごっていただきました。ありがとうございました(その後のラーメン屋は、お返しにおれがごちそうするべきでした……不義理ですいません)。

で、国立演芸場について書きます。

なぜこの場所に足を運んだかというと、第440回花形演芸会、という営みがあったからなんですね。カブキを見に行くために、お隣の国立劇場へ行ったことは2兆回くらいありますが演芸場は初めてです。

で、なぜこの花形演芸会を見に行くことにしたかというと、爆笑問題が出るからです。おまえ、生で爆笑問題のネタ見たことある? おれはない。とりたてて爆笑問題の大ファンというわけではないけど、あの漫才は生で見ておきたい。


■六時開演。前座の『子ほめ』から始まって数組の芸人。15分の休憩を挟んで八時に黒のダブルのスーツを着て舞台に現れた二人は、時事ネタ多めの漫才を15分くらいやって帰っていきました。ふだんは年末年始のテレヴィジョン受信機でしか見られない爆笑問題のネタを生で鑑賞できるなんて、こいつぁ春から。

うまいなー、と思ったのが、漫才中の話題のつなぎ方がほんとにシームレスなんですね。継ぎ目なし。「継ぎ目」を感じさせちゃう、ってのは聞く側がしんどいんですね。漫才にしろ落語にしろDJにしろラジオのフリートーク部分にしろ(ほら、たとえば落語を聞いてて、マクラからハナシ本篇に移ったとたんぐったりしたことありません?)。爆問の漫才は、それを感じさせない。うまい。

それにSMAPだのベッキーだの、いろんな時事ネタがある時期の漫才だったからね。旬な話題がいろいろ漫才に盛り込まれてました。タイミング良かったね。これを見られた人は、おれを含めて運がいいよね。


■他に、ロケット団の漫才(とくに前半)、王楽の創作落語が良かった。

王楽の落語の、実在するスーパーのチェーンの名前を次々あげていくところ、とか、スーパーのレジの人の対応の演技、とか、そのレジの人にクレームを付ける男の演技とか、生々しいリアリティがあった。


■あと、国立演芸場って場所、初めて行ったんだけど、2階ロビーの“狭さ”が良かった。ただ、客席内の左右の壁の、なんにもない殺風景さが気になった。色気がない。これは、国立劇場にも似たようなことが云える。

それと、なんつーか、寄席(と芝居小屋)ってのはやはり、ごちゃごちゃした都市の雑踏にあるもの、なんでしょうな。浅草しかり新宿しかり。国立演芸場ってのは、その寄席を都市空間から切り取って、最高裁判所の横にポン、と置いたハコにすぎない。一種の仮想空間。なので、夜も更けた終演後このハコを出ると、あたり一帯が静まりかえっており(官公庁街+住宅街だから当然なのですが)、寄席で得た昂揚感をプツンと切断される。なーんか侘しさが残る。狐か狸に化かされたような…。

どうでしょう、国立演芸場はいっそ渋谷あたりに移転してみては? 旧「たばこと塩の博物館」跡地とか。シアターDもご近所ですし。


■雪でござんす


トーキョーは雪ですね。今日は一時間ほど早く家を出ようと思います。


■ラジコプレミアムの功罪、というほどのことでもないかもしれないけど


■最近はラジコプレミアムというからくりのおかげで、日本全国どこにいても、他府県のラジオ番組が簡単に聞けるようになりました。

が。


■先日沖縄に帰ってたとき、地元のラジオを聞いてて気づいたのですが、ラジオ番組に県外からの投稿が増えているんですね。どローカルの番組に、「岐阜県の○○さんからのメールです」とか「静岡県の○○さんからのメールです」みたいな、本土のリスナーからのお便りが紹介される。

いや、これはラジコプレミアム以前からあった現象で、拙僧が小学生だった頃から、なんというかラジオ受信マニアみたいな人が県外から沖縄の番組にお便りを寄せたりしてた、という現象は観測されてました。ですが、それは非常にまれな現象で、あくまでごくごく一部の、ラジオに関する技術力とモチベーションが高いマニアだけの話だったんですね。

ですが、ラジコプレミアムの登場で、他府県のラジオにメールを出す、という行為がごくごく簡単になってしまったのですね。


■ローカルラジオがなんでおもしろいかというと、ローカルだから、なんですね。地元の県以外の、46都道府県のことなんかハナっから眼中に入れてないから、地元リスナーに向けた地元の話がいろいろできる。だからおもしろい。

そこに「他府県のリスナーも意識する」という状況が発生すると、ローカル色が薄まり、同時に、おもしろみも薄まってしまう…………と愚考しておるのですが、いかがでしょうか。


■あと、番組パーソナリティーが他府県リスナーからのメールを紹介するときって、「他府県からいらしたお客様をお出迎えさせていただく」みたいな改まった空気が出るでしょ。で、番組の雰囲気がちょっと変わるでしょ。で、番組の流れが一回止まるでしょ。あれがヤなんですよ。

子供の頃、友人の家で遊んでる最中に友人の父親がやってきた時の空気に似てるよね、あれ。

メール送る方もさー、自分が県外人だから特別扱いしてもらえると思ってんじゃねーの。でも読む方も実際に特別扱いするしね。そもそもメールの採用権はラジオ局側にあるわけだからね。送る方も送る方だけど、読む方も読む方だ。


■で、こないだ沖縄でラジオを聞いてたら、チューリップ缶の話が出てきたんですね。で、その後、番組に県外のやつが「チューリップ缶ってなんですか?」ってメール送ってきやがったんだよ。チューリップ缶はチューリップ缶だよ。そんなことの説明に琉球放送の貴重な電波を使わせるなあああ。なんで説明せんといかんね。チューリップ缶、と聞いて理解できない人のための番組じゃないんだよ。いや、理解できなくたっていいから、水だけは差さないでほしい(もちろん、惡いのはこのメールを採用した番組側なのですが)。


と、了見が狭いことをさっきから書いておりますが、何度も書くように、ローカル番組はローカルだから面白いんですね。ローカル番組がこぞって「他府県の皆様にもお分かりいただける放送」をなまじ心がけちゃったりすると、ローカル番組が単なる「三流の全国番組」に成り下がってしまいそうなんですね。そうするとローカル番組がつまらなくなって、誰も他府県のラジオなんか聞かなくなってラジコプレミアム終了……とそこまで破滅的な未来にもならないでしょうが、とはいえ「他府県」を意識しないといけない、という心理的コストがローカル番組のおもしろさを徐々に徐々にうっすら損ねていく、というのは、各地の各番組で観測されてるのではないでしょうか。これが時代の流れ、という便利な呪文を持ち出されればそれで終わりの話ですが。でもさー、ローカルラジオの楽しさって結局ローカルなところにある訳で……ぶつぶつ…。


■銀のさじ書店


そういえばこの三連休中に久しぶりに江古田に行ったら、『銀のさじ書店』が閉店していてチェーンの串カツ屋になっていた……………('A` )

人類はもうダメです。


■今月の芝居は


1/9 国立劇場
1/10 浅草(第二部)
1/11 海老蔵演舞場(昼)
1/16 浅草(第一部)
1/23 歌舞伎座(夜)
1/24 歌舞伎座(昼)

例年のことではありますが、一月のお江戸ではいろんな芝居小屋で歌舞伎をやっております。拙僧の見物予定は上記の通り。あ、もちろん全部安い席ですよ。

ちなみに、1/16は浅草の後、国立演芸場の花形演芸会を見に行きます。生で爆笑問題を見ます。

ではこれから初芝居です。


■胃腸炎だった


■このたびの沖縄では、胃腸炎で倒れておりました。畜生。

12/28の昼から症状が発症。具合がどんどん悪くなって、その日の晩に沖縄市のコザ元気もりもり病院(仮名)で診察&点滴。吐き気と下痢のため何度もトイレに行った(ときには点滴を刺したまま)話なんて、書いてる方も読んでる方も楽しくないだろうから割愛。吐き気だけはあるのに、なかなか吐けないのがとにかく苦しかったな。

不調のピークは12/29で、寝込んでるだけで完全に何もできなかった…。それでも一応は回復していて、12/30の午後からは徐々に外出できるようにはなった。


■で、年が変わるぐらいのタイミングで、吐き気+嘔吐+下痢のフェーズから、便秘+腹部膨満感のフェーズに移行。ここらへんからは回復に向かっている自覚が出てきたので、まあ、気はちょっと楽になる。

胃腸に優しいから、という理由でうどんとヨーグルトばかり食べていた。元日に親戚宅でごちそうを出されるも、スープとティラミスしか食べられなかった。もったいない。


■平常時の健康をようやく取り戻せたのは1/3から(とはいえ、この時点では食欲とお通じはまだ回復しきってない)。つまり、12/28の午後〜1/2の日々は健康でなかったわけです。

実家の二階で、アルコ&ピースのオールナイトの録音を聞くとか、iPadで詰め将棋やるとか、行きの飛行機から持ってきた機内誌を読むとかしかすることがなかった。


■で、あんた、おれは2014年末も同じ時期に大風邪を引いて実家で寝込んでたんだよ。なんだよこれ。正月前後の時期にさー…。なんかの呪いにかかっているのか、これは。

なにかの厄落としだと思いたいですが。


■二〇一六


年賀状二〇一六
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あけましておめでとうございます。昨日、沖縄より戻って参りました。前回の大晦日のエントリを書いた後、改めて年末のご挨拶を書こうと思ったのですが、そのまま寝てしまいました。しょうがないだろ、体調悪かったんだから。

書きたいことはいろいろありますが、とりあえず年賀状の画像貼っておきます。この絵はただの猿です。自画像ではありません。

旧年中はこんなおもしろいブログをご高覧賜り、誠にありがとうございました。本年も引き続きおもしろいのでどうぞよろしくお願いいたします。


■モンド・ミュージック、ドンペリ、バャリース、ゴディバ、シニカル・ヒステリー・アワー。師走の下旬。


十二月二十二日(火)
水戸泊。会社の人類と、お気に入りの小料理屋に行くが休みだった。しかたなくチェーンの焼き鳥屋に入る。


十二月二十三日(水・祝)
本来の仕事納めは12/28なんだけど、おれは今日働いて、12/28を休みにする。なので12/25が仕事納め、12/26より冬休みとなる。つくば博。もとい、つくば泊。


十二月二十四日(木)
ラディソン成田泊。意識が高いので、ストイックにジムでトレーニングとランニング。ルームサービスでボロネーゼを発注。先日のまずいボロネーゼの口直しとする。

ボロネーゼを食べながらとんねるずの特番。


十二月二十五日(金)
意識が高いので、早朝からプールでウォーキング。クロールを二十五メートル×2。地元のスポーツジムのプールは、人が多いから恥ずかしくて泳げないけど(フォームがからっきしなってないのです…)、早朝のホテルのプールは人がいないから堂々と泳げる。

夜、自宅の近所のモスバーガーにて、ノートパソコンで雑用を片付ける。帰宅後、荷造りする予定が力尽きて寝る。毎年楽しみにしてる検索ちゃんネタ祭も、ナイツのあんまりおもしろくないネタしか見られなかった。



十二月二十六日(土)
十時に羽田空港着。荷物を預けるキカイが自動になっていて驚く。「’90年代の近未来SF映画」的な、微妙にリアルな未来感がある。しかしますます労働のロボット化が進むなあ、人類いらなくなるよこれ。

拙僧はアメリカンエクスプレスのカードを持っているので有料ラウンジにタダで入れるんだけど、ラウンジはヤム芋とタロ芋を洗うような大混雑。これ、ふつうの待合席のほうが人口密度少なくて居心地いいぞ。

機内では『モンド・ミュージック2001』を読んだり、ふかわのラジオを聞いたり。

夕方、那覇着。妹1号夫妻の家に移動し、ドンペリニョンを振る舞われる。一本21000円だってさ。そのうち7000円分飲む。しかも終盤、ドンペリをバャリース・オレンヂで割る、という暴挙に出てみる。デザートにゴディバのチョコレートも出てくる。もっと地に足をつけた生活をしなさい。

第二子である長男(八ヶ月)と初対面。

キンコメ高橋逮捕の報。前述の『モンド・ミュージック2001』は、先月、高橋の出てるライブを見た帰りに買った本だ。妙なところでつながっているような、つながってないような。



十二月二十七日(日)
午前中は実家でごろごろ。玖保キリコ『シニカル・ヒステリー・アワー』読む。大人になってから読むと、また違う発見がある。玖保キリコ、ってATOKは一発変換してくれないのな。

午後、友人とコザの街を愛で、その後会食。


十二月二十八日(月)
午前中はコザの個人商店でいくつか買い物。

午後、妹1号宅で冷凍食品のボロネーゼ(またかよ)を食べていると、そこから急激に体調が悪化。実家に戻る。

夕方より体調がますますひどくなる。吐き気、下痢、寒気、頭痛などいろんな症状。今年の三月にカキにあたったが、そのときに似ている。

夜八時ごろ病院へ。診察。点滴一時間。

帰宅後、盛大に吐く。吐くと少し楽になる。カキにあたった時もそうだったけど、「吐きそう/吐けそうで吐けない」状態がいちばんつらいね。とはいえ、ちゃんと吐くのってけっこう大変。「ちゃんとした吐き方講座」みたいなのが必要ではないだろうか。



十二月二十九日(火)
どこにも出かけず自宅療養。友人との予定もキャンセル。年賀状も手つかず…。

そういえば、去年の今の時期も、大風邪を引いて予定をいろいろキャンセルしたな。


十二月三十日(水)
体調はちょっと回復。朝は自宅療養。昼、一瞬だけコザで某君とお茶。夕方より自宅療養。


十二月三十一日(木)
体調はまだまだ万全でない。が、ようやく年賀状を書ける程度には回復。昼、クルマでコザの個人商店をいくつか。夕方はごろごろしつつ、この日記を書いている。

年賀状はこれから出します…(遅い)。


■今日から冬休みです


十二月二十六日〜一月四日は沖縄に帰省です。これから空港です。大掃除は年明けだなー。毎年のことですが。


■食材がかわいそうだろ


■先週金曜日の渋谷でのこと。夕飯を食べようと旧山手通り沿いのイタリー料理屋に入りました。ボロネーゼのパスタを発注。

そう、出張から帰ってきて、まず渋谷の街で何を食するのかが楽しみになってるんですね。


■うん、ボロネーゼが運ばれてきたとき、皿の中がやけに汁っぽい、というところからしてイヤな予感がしてました。汁っぽいパスタってのは、かなり不吉な前兆です。そしてその予感は的中しました。食べてみると、肉やトマトの味や香り、といったものがほとんどしません。パスタの塩味も弱い。とにかく味がしない。「あれ? おれ、いま、鼻つまってたっけ?」と自分で自分の鼻を疑ってしまいましたが、もちろん鼻など詰まってません。こんなにまずいスパゲティーも珍しい。冗談抜きでコンビニのパスタの方が、いや、日清Spa王の方が美味い…。


■でも、残さず全部食べました。食材がかわいそうなんでね。このトマトと、この肉と、この麺は、もっとおいしい料理になれたはずです。かわいそうに。おれも十分かわいそうですけど。

二口三口食べたところで、味の不満を訴えて作り直してもらう、ってパターンもあっただろうけど、そこまでする勇気もなく。


■まずいボロネーゼ大盛り税別1800円。会計の時に、「あまりおいしくなかったです」と正直に伝えました。

レジの人は、「あ…」と気まずそうな会釈を返してくれました。その背後で「ありがとうございましたまたお越しください」的あいさつをするためにスタンバイしていた料理人(タオルを頭に巻いている)は、無言でフリーズしていました。

「どうやったらこんなクソまずく作れるのか教えていただけます?」とか、「ファミリーマートって知ってます? あの店のパスタのほうが美味しいですよ」とか、そういうことは云わなかったけど、おれがあと5歳若かったら云ってたかもしれません。


■しかしなぜまずいものを出されると、悲しい気持ちになるんでしょう。「こんな客には、この程度のエサを食わしとけば十分だろう」と値踏みされる感じが悲しいのでしょうか。被害妄想か。

料理人も、この100点満点で17点の赤点パスタを出してる自覚はあるんでしょうか。ないんでしょうか。自覚がないのに客に出してたらまずいし、自覚があって出してたらそれもまずいです。

ま、料理人も人間ですから、調子の良くない日だってあるのでしょう。しかしこのボロネーゼは…。


■店内には他に、なにやらの会合を開いているお年寄り数名の団体客がいました。高級住宅街の近所という場所柄、カネ持ってる老人が常連についてて、ぬるい経営をしても楽勝で店をやっていけるのでしょうか。だとしたら、皮肉でも嫌味でも何でもなくうらやましい限りです。あやかりたいあやかりたい。


■スマートフォン割ったりまずいパスタ食ったりして冬至(←俳句)


■す、すいません。間が空いてしまいました。いろいろあるんですよ師走。ここ数日の動向をダイジェストでお知らせします。


十二月十七日(木)
水戸でスマートフォン割った。


十二月十八日(金)
渋谷の旧山手通り沿いの店で、悲しくなるほどまずいボロネーゼを食べた。


十二月十九日(土)
終日歌舞伎座。十二月大歌舞伎。夜の部の方が面白かったかな。


十二月二十日(日)
秋葉原でクセのある女店員からiPhone買う。SIMカッターでマイクロSIMをナノサイズに切ろうとして失敗。なんか最近ついてないような…。なにかの厄落としだと考えたい。

家でザマンザイ見る。


十二月二十一日(月)
再び出張へ。栃木のホテルに、「ステーキのフルコース付きプラン」というやつで泊まる。笑

うん、出張中ってさ、スーパーやコンビニで買ったものを、ホテルで容器のままガサゴソ食べることが多いからさー。下手したらクルマの中で食べたりするからね。ちゃんとした席で、ちゃんとした器で暖かいものが食べられるって大事。


■というわけで、いまからひとっ風呂あびて朝食です。ではまた。


■日光のかき氷、ハイネケン、華もち


かき氷


■師走と云えば、やっぱりかき氷ですよね。なので、一昨日のこととなりますが、日光で天然氷のかき氷を食べてきました。みぞれあずきに練乳と白玉をトッピング。うまい。


■オランダ産のハイネケン(瓶)が、まだ店頭に並んでいるスーパーがあったので買ってみました。で、国産のハイネケン(缶)と飲み比べてみました。

うん、オランダ産の方が、栓を開けてグラスに注ぐところからして、もういい匂いなのね。いい匂いが立ちのぼってくるのね。国産はそうでもない。実際に飲んでみると、オランダ産の方がキレがあって、味に複雑さがある。国産の方は、どうものっぺりと平坦な味。「※個人の感想です」って一応書いておくけど、でもけっこう違う。ブラインドテストしたら分からないかも、と書いたけど、たぶん分かるな、これ。


■ハーゲンダッツの「華もち」、両方買ってみました。

みたらし胡桃、はおいしかったです。でも、ふつうのバニラアイスとふつうのみたらし団子で代用できそうな…。

きなこ黒蜜、もおいしかったです。でも、ふつうのバニラアイスとふつうのくずもち(きなこと黒蜜がけ)があれば似たような気分になれるというか…。

でもまあ、おいしかったです。


■心斎橋大丸とか、生駒ビルヂングとか、そういう


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■もんじゃは食われへんわー。

といった意味も含めまして、昨日はリキッドのスチャダラをあきらめ日帰りで大阪県に行ってきました。半蔵商店でございます。


■心斎橋の大丸を見に行ってきたんですよ。これまでの人生で大阪には何回か行っておりますが、この建物にはなんの接触もありませんでした。というか、心斎橋に大丸があるのを知らなかった。大丸って、東京と京都と福岡以外にもあるんですね(←問題外)。

でも、ホテルオークラ本館もそうだけどさ、今年中で見られなくなると聞くと見ておきたくてね。建築に興味があるほうじゃないとは云え、まったく興味ないわけでもないので。


■ということで昨日は朝五時半には家を出て、東京駅から新幹線に乗り込み、朝の七時からビールと水割りで晩酌。つまみは天むす弁当。九時半に真顔で新大阪着。地下鉄で心斎橋。

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■開店前の大丸を眺め、十時に店の中に入る。7階で回顧展のようなものをやっていたので、見る。古い大丸の建物の写真がいろいろ展示されていた。昭和中期の広告も多数展示されていて、そちらも興味深かった。人間が人間として生きていた時代の、ちゃんと血の通った宣伝美術。


■で、江戸時代末期の大丸の店内のイメージを再現したジオラマ(という呼び方でいいのかな)というのもあった。これは撮影OKとのことでした。


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■その後、屋上に上ってみる。人影がまばらだった。この心斎橋大丸に限らず日本全国デパートの屋上は寂しい。かつてデパートの屋上にはちょっとした遊園地があり、子供達の祝祭的空間だったと聞く。


■その後、店内をひとしきりうろうろ。店内のディティールについては割愛。たぶんインターネットで検索すればいろいろ出てくると思うので。中二階に降りていく、天井の低い通路のカーブが良かったですよ。

噂には聞いていたが、エレベーターの階数表示のデザインがすごい。フォントの選び方とか、数字の光らせ方とか、そもそも階数表示にこんな贅沢にスペースとるのとか。エレベーター階数表示マニアの人は見ておくべき。これ、次に新しく建て替える大丸では、絶対再現しないと思うよ。発展途上国へと後退した現代ニッポンには、こういうところにかけるお金はもはや無いはずなので。

「写真撮影したらほんましばくぞワレ」という館内アナウンスが流れていたので、写真撮影は控えました。それでも堂々と店員の目の前でパシャパシャ撮ってる人を複数見かけました笑。だから自分も……というわけではないけど、正直に書くとおれも二枚だけ……ごにょごにょ。破戒僧ですいません。


■腹が減ったので店内でなんか食うことにする。が、現代のデパートにはいわゆる「大食堂」的な場所がないのですね。寿司屋とか中華人民共和国料理屋とかイタリア料理屋とかに細分化されてしまってて。でも、そこそこ洋食メニューがそろってそうな喫茶コーナーがあったので、そこに入る。ドリアとアイスティーを発注。あんましネガティブなことを書いても仕方ないのだが、ドリアが美味しくなかった。こういうところから現代人のデパート離れは始まっているのではないか。アイスティーは美味しかったので(自分で砂時計で時間を計って茶葉から抽出して、自分で氷の詰まったグラスに注ぐ)、アイスティーを注文したらおまけのドリアが付いてきた、と考えることで精神の平衡を保つことにする。税込みで千百円くらい。


■その後もデパート内をちょっとうろうろして、デパートを出て、デパート周辺をうろうろする。


■で、その後。北浜という駅まで移動。事前にPC-VANやNIFTYサーブで調べたところ、この駅の周辺にモダンな建築が集まってると知ったので。とはいえ、それ以上のことは何一つ予習してないので、通りをうろうろしながらいきあたりばったりに写真を撮る。

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■さきほどのドリアの口直しとして、「上等カレー」という名前のカレー屋へ。東京にも店はあるみたいだけど、大阪発祥らしいので食べてみた。インデアンカレー的な、甘辛い西のカレー。

その後、引き続きこの近辺をうろうろして、たまにモダンな建物を見つけて喜ぶ。生駒ビルヂング、を眺めていると、淡いペパーミントグリーンでやたら流線型のレトロな小型車が傍らを走り去っていったので、いまが西暦何年かがよく分からなくなる。

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さて青山ビルを撮ろう、というタイミングでちょうどスマホの電池が切れる。出かけるときはちゃんと満タンに充電したんだが、行きの道中でアルコ&ピースのオールナイトを聞きすぎたのが敗因か。とはいえ、おれ以外の誰かが撮った写真がネット上に無数にあるんだけどさ。


■時間が来たので新大阪駅に移動。駅のスタバでソイラテ(ホット)、売店でハーゲンダッツを調達して新幹線に乗り込む。新幹線の中で酒じゃない飲み物を飲むのは珍しいような気がする。

ソイラテとハーゲンダッツを摂取した後は、ひたすら寝る。しかし新幹線って、窓側の席じゃないと乗る楽しさが4割減ですね。夜六時半ごろ東京着。うむ。

師走の忙しいさなかに、ふと思い立っての大阪行きでしたが、いろいろなビルヂングが見られてよかったですよ。次来るときは、もっとゆっくり見て回りたいですね。(談)


■ところで。前述の心斎橋大丸の回顧展で、古い大丸の外観を写した写真に、「左に謎の五重の塔が見える」みたいなキャプションがさらっと添えられていたんだけど、なんなんですか、謎の五重の塔って……。


■国内製造のハイネケンを積極的に買う理由がない


■いまに始まったことじゃないけど、ふなっしーが「従」で、中の人(という表現はあんまり好きじゃないけどまあ便宜上)が「主」になってきているような印象がある。ふなっしーは、中の人が世に出るための「乗り物」に過ぎなかったのか。


■いまに始まったことじゃないけど、芸人の「永野」が売れてきているような気がする。今日もとんねるずの「買う」に出ていた。


■いまに始まったことかどうか分からないけど、緑色の瓶に入ったハイネケン、以前はオランダ産だったけど、このところ国産のライセンス生産品に切り替わりつつあるっぽい。店頭でオランダ産を見かける機会が徐々に減っている。

いや、オランダ産と国産の味の違いなんて、ブラインドテストしてもおれはたぶん分からないよ。でも、酒なんて、気分や雰囲気で買ったり買わなかったりするものでしょう。あれは舶来品だから買う気分になってたわけであって。


■今年のM-1の感想文


■昨日のM-1見ました? おれは楽しめました。見始める前は、正直、決勝のメンツ弱いんじゃないかな〜とか思っててすいませんでした。あと、平成27年にもなってジャルジャルとか銀シャリとかハライチのネタを見たいやつがいるのかよ、とか思っててすいませんでした。

メイプル超合金、を初めて見られたのが収穫。この種の収穫こそ、このような番組を見る楽しみだと思う。お茶の間でおなじみの人ばっかりだとね、なんか違うんだよね。スキのないかっちりした選曲のベスト盤って、つまんないじゃないですか。ちょっと話ちがうか。

おれの好きな「馬鹿よ貴方は」も出てたのでうれしい。ただ、ああいう変化球の漫才は、番組後半の方が良かったような気もする。

うん、前半4組が知名度の比較的低いコンビで、後半5組が知名度の比較的高いコンビという構成だったじゃないですか。これはやはり、裏番組とか視聴率とかを考慮した結果だと思う。これが馬鹿よ貴方はを後半に持ってこられなかった理由なのではないか、と勝手に予想してます。


■トレンディエンジェルは、「漫才を見せられる側の気持ち」がよく分かってるな、と思った。タイムマシーン3号とかさ、銀シャリとかはさ、上手いのはわかるんだけど、上手さを見せつけられると、正直しんどいと感じる時があるんだよね。彼らの上手さってのは、わりと理屈の部分で成り立ってるところあるから。で、理屈ってのは「見せられる側」じゃなくて「見せる側」の都合だから。トレンディエンジェルは、もう勢いとか生理的なリズムとかだけでポンポンぽんぽんやってる感じが強いんだろうなと思いましたよ。

あ、あと和牛も面白かったです。


■それでさ、番組全体は面白かったけど、それでも物足りない点があったのね。それを一言で表すと、

「年末感」の不足

なんですね。欲を云えば12月上旬でなく、下旬にやって欲しかったと思う。その方が年末感が出るから。そしてその方が、イベントとしてわくわくできるから。あと、審査員はこれまでのようにもっと年配の人を並べた方が年末感が出ると思った。


■かつてのM-1決勝は12月の下旬に放送していました。年の瀬の雰囲気によって、紅白やレコ大のような国民的イベントだというニュアンスが加わって、M-1をより盛り上げていたわけですね。でも、レコ大がいつのまにか大晦日の放送でなくなったように、今年のM-1決勝は12月の6日でした。

やはり「お笑い」から国民の関心が薄れてきている、ということなのかもしれません。お笑いブームだった’00年代とは比べものにならないくらい、現在ではスマートフォンが普及してます。スマホがあればいつでもどこでも、猫が転ぶVineとか、猫が転ぶGIF画像とかを見ることで笑いに対する欲求は満たされます。わざわざテレビの前で芸人の登場を待たなくても、笑うことができるようになったのです(「ネットでエロい欲求を簡単に満たせるようになったねー」という話はよく聞きますが、「ネットで笑いに対する欲求を簡単に満たせるようになったねー」という話はあまり聞かない気がする)。


■’00年代は、オンバト、笑金、エンタ、レッドカーペット、とネタ番組が多数ありました。毎週毎週オンエアされるお笑い番組が形づくる「物語の蓄積」みたいなものが年末のM-1という祭で一気に爆発する、みたいな大きな流れがあったんですね。爆発という単語の選択がちょっとあれかな、とは思うけど、でも云いたいこと伝わってるよね?

そしてネタ番組があまりない’15年末現在、そのような「毎週毎週の蓄積が年末にどーん」という図式が有効でなくなってしまいました。やはり毎週毎週のお笑い番組があってこそのM-1だし、毎週毎週の歌番組があってこそのレコ大紅白、なんですよね。

今年のM-1は、「5年ぶりの復活!」という話題性で注目を集めることができましたが(視聴率も相応に高かったそうです)、来年以降どうやって盛り上げていくか。やはり今後は、毎週毎週のお笑い番組を各局こぞって復活させてほしいところです。しかし「毎週毎週」って単語が多いな、この段落は。


■と、ここまででだいたい1600字くらい。長いね。まあ、なんか、あれだ、話がとっちらかってきたけど、来年もM-1見たいなあ、あとネタ番組が増えるといいなあ、ってことです。しかし銀シャリっていったいどんな層からどんな風に褒められたがってるんだろうな。よく分からん。


■ピザと漫才


■師走ももう六日目ですが、ドミノピザのネット注文Lサイズ半額セールは今日までです。すいません、今日もまた一枚注文しました。テレビでM-1グランプリとかいうネタ番組をやってるので、それ見ながら食べます。ひとりで。

──さみしい… (´д` ) (´д` ) (´д` )

うん、さみしい。Lサイズってところが我ながらさみしい。でもまあ、晩秋から初冬にかけての夜は宅配ピザが似合いますね。イタリア料理のピッツァではなく、アメリカ料理としての宅配ピザ。あくまでも「宅配」ってとこが重要。


■昨日は「クワトロ・チーズメルト」を頼みましたが、今日はジェノベーゼのトリプルミルフィーユを発注しております。マツコの番組内で、ピザ職人が

あ、話とつぜん変わりますが、メイプル超合金のネタがいま終わったとこなんですが、めちゃめちゃ面白いですねこのコンビ。ここらへんでM-1に集中したいので、このエントリここで終わっていいですか、すいません。


■ラーメンとピザ


■師走ももう五日目。バナナマンの設楽がラジオで云っていた、「12月なんて月は、ない」(※大意。厳密な再現ではありません)という言葉を思い出さないようにしながら、年末の雑用のあれこれをやっつけていきたいものですなあ。あ、半蔵商店でございます。

トーキョーもすっかり寒くなり、けさはダウンジャケットなど着込んでしまいました。ダウンジャケットだなんて、八月のレイキャビク以来ですよ(と、書いて、アイスランド旅行記を途中ですっかりほったらかしてることを思い出さないようにする)。


■そう、先月はね、ちょっとばかりラーメンって料理を食べ過ぎました。拙僧は、ラーメン屋について語るという趣味を幸い持ち合わせておりませんし、ヒイキのラーメン屋というのもまた持っておりません。ですが先日、職場の近くにあったこのラーメン屋にたまたま入ったら、めずらしく気に入ってしまいまして。十一月だけで8回くらいは行ったんじゃないかなあ。

麺がね、いいんですよ。極細のスープパスタのごとき、つやつやぴかぴかした麺が。塩ラーメンを発注するとこの細麺が出てくるんですが、味噌ラーメンを発注すると、ちぢれた太麺が出てきます。この太麺は、別に普通。笑。なので、味噌ラーメンを頼むときも、細麺に替えてもらってます。

塩ラーメンはあっさり、こってりの二種がありますが、後者が好きです。この店では基本、あっさり塩ラーメンか味噌ラーメンを食しております。

でさ、非とんこつラーメンの店では珍しく、ありがたいことに替え玉制なのね。そういうところも好き。


■しかし、ラーメン屋に一ヶ月に約8回(どんな表現だ)も通うとなると──。

昨日、ヒルトン成田のプールの更衣室、という意識高い外資系ビジネスマンっぽい場所で体重を量ったら、ばっちり体重が増えてました。合掌。まあ、ラーメン屋に一ヶ月に約8回(どんな表現だ)も足を運ぶとそうなりますよね。

正直に白状すると、11月はこのラーメン屋以外にも、栃木のラーメン屋にも2軒行きました…。寒くなる季節だと、どうしてもね。たいしてラーメン好きでなくても、ラーメンの誘惑があるわけで。


■なので、今日からダイエットだ! と意気込んでいたのですが、けさ自宅でテレヴィジョンを見ていましたところ、「ネット注文でLサイズ半額!」というドミノピザの宣伝が目に入ってしまい、うっかりLサイズのピザをネットで一枚予約してしまいました。半年ほど前、『マツコの知らない世界』の宅配ピザ特集で、マツコのお気に入りとして紹介されていたドミノピザの「クワトロ・チーズメルト」です。

そのピザは、もうすぐ拙宅に届きます。楽しみですね。


■と、ここまで書いたところで、三日前に宇都宮のバーで4種類のチーズのピザを頼んでいたことを思い出す等。いやー、そろそろほんとにダイエットしないと…。


■テレビ離れ


■テレビの人気が低下してるのは、日曜の夜以外は毎日毎日24時間放送するようになったからかもしれない。ありがたみがなくなる。

昔って午前一時くらいには終わってたよね、テレビ。


■あと、マツモトイヨの旦那は、日本人のテレビ離れに確実に貢献しているような気がする。しかしあいつテレビ出てない間なにしてたの? 服役?


■そしてAbletonのサイトで、今日までいろいろ25%オフらしいです。なにか買おうかな…。


■そういえばスタバで当たった


そういえばこないだスターバックスでアタリが出たんですよ。会計のとき、日頃の行いの良い人だけもらえるこの

当たりレシート

長いレシートがレジから出てきたんですね。比較対象として8cm短冊CDのジャケを並べてみました。長いですね。

ご存知のとおり、当たりレシートでスタバの飲み物が一杯もらえます。ふと見たらこれ、有効期限が今日までだった。なので、今日はスタバ行ってきます。タダで高いやつ飲んできます。

この当たりレシートが出てくるのは人生二回目なのですが、前回(去年)当たったときは、どのサイズの飲み物でももらえたはずなんだけど、今回の当たりレシートではトールサイズの飲み物しかもらえなくなってる…。気のせいか。まああんまり贅沢を申してはバチが当たります。


■客室内にwi-fiのパスワードを書いてないホテル


■チャームポイントは年収です☆ 半蔵商店でございます。

ただいま、朝食のおいしい宇都宮県のホテルに来ております。朝っぱらからキーマカレーに温泉玉子を落としたり、フレンチトーストにメープルシロップとハチミツの両方をかけたりとやりたい放題です。


■と、かようにいろいろなビジネスホテルとビジネスホテルじゃないホテルを泊まり歩いているのですが、Wi-Fiのパスワードを記した紙を客室内に置いてないホテル、というのがたまにあるんですね。

Wi-Fiパスワードを記した紙を客室に置いてない、ということは、わざわざフロントの人に内線電話をかけて、

プルルルルルルルル

プルルルルルルルル

プルルルルルルルル

プルルルルルルルル

プルルルルルルルル

プルルルルルルルル

プルルルルルルルル

プルルルルルルルル

プルルルルルルルル カチャ

「はいお待たせいたしましたこちらフロントでございます」


「あ、もしもし777号室の半蔵くんですけども」


「はい、何でしょう」


「あの、Wi-Fiのパスワードって、教えていただけますか」


「かしこまりました。Wi-Fiのパスワードは、エフ、ユー、シー、ケー、でございます」


「あ、はい」


「こちらご入力しましてご利用ください」


「あ、ありがとうございますー」


「はーい、失礼しますー」


ガチャ

っていうやりとりをしないといけないんですね。こっちだって面倒だけど、むこうも面倒なんじゃないかな。フロントでお客をさばきながら、多忙な業務の合間を縫って電話に出て、エフユーシーケーですなどとうやうやしく一文字一文字パスワードを教えるなんて、なかなかの作業コストだと思うんだけど。


■しかし、なぜ客室内にパスワードを書いておかないのだろう。客室内にいる人間、というのは、ふつうに考えてれっきとした宿泊客だし、れっきとした宿泊客だったらWi-Fiのパスワードを知る権利くらいちゃんとあるわけで。

宿泊客じゃない人間が客室内に立ち入る、という可能性はかなり低い。というか、宿泊客じゃないのに客室内に立ち入っている人間は、wi-fiの無断使用どころじゃない面倒ごとを起こす可能性が高い。


■「ホテルのwi-fiは、スーパーハッカーに通信内容を傍受されたり暗号解読されたり云々」という危険性があるのかもしれないんだけど、そういうスーパーハッカーにとっては、パスワードを客室内に書いてあるだの書いてないだのは些細な問題で、どのみちハッキングしてくると思う。

というか、セキュリティを気にする人はそもそもホテルのwi-fiなんて最初から使わない。

あ、「なんでパスワードを書いておくんだ! スーパーハッカー集団『アノニマス』に回線を乗っ取られたらどうするんだ!」みたいな面倒くさいクレームをつける客がいたんですかね。だとしたらクレームよけとしてwi-fiのパスワードを書かないようにした、っていう可能性はあるかもしれない。


■まあ、おれなんかが理解できないレベルで、なんかの理由があるんでしょうね。wi-fiのことはよく知らないので、アホなこと書いてたらすいません。

ちなみに今日のホテルはちゃんと客室内にパスワードを書いた紙がありました。


■少年チャンピオン、タオは笑っている


少年チャンピオンマークiPhoneケース 愛読書Ver.、だそうです。ふむ。

ですから、これの工作舎プラネタリー・クラシクス版をどなたかに作っていただきたく。まあ、おれはiPhoneを持っておらんのですが。


■ちなみに工作舎プラネタリー・クラシクスといえば『タオは笑っている』ですが、wikipediaによるとスマリヤンは現在96歳だそうです。長生き。wikipediaの職業の欄が「数学者、論理学者、哲学者、奇術師」ってなってるのが面白い。奇術師て。


■関係ないけど、今日のビバリー昼ズ、ひさびさの高田文夫×清水ミチコだって。


■ワンピース千穐楽


■ワンピース歌舞伎、本日千穐楽ですね。これを見に行けるって人は、よっぽど前世でいい行いをしたんでしょうね。平日の昼から芝居を見られて、かつ、この切符が手に入ったわけですからね。


■先日、歌舞伎座に行った折、空き時間に演舞場まで足を伸ばしました。「いま、ここでワンピースやってるんだなあ…」とか思いつつ、大好きなYMOの散開コンサートが家のすぐ近所でやってるにもかかわらず、コンサートには行かず会場の建物を外から眺めていた少年時代の砂原良徳のように、演舞場のビルを眺めてました。歌舞伎座にカブキを見に行ったのに、なにやってるんでしょうか。笑


■ラーメン屋で


ラーメン屋で千円以上つかってしまったときの一線を越えてしまった感。


■ケンタッキーでいちばん美味いものはコールスロー説


■今日(11/17)の昼、久しぶりに骨なしケンタッキーを食べたくなって、ケンタッキーフライドチキンに行き、しかるべき金額の日本円と骨なしケンタッキー1ヶを合法的に交換して食したのですが、うーむ……こんなにパサパサしてたっけ? 骨なしケンタッキーって。以前はもうちょっとジューシーな感じでおいしかった記憶があるんだけど。


■たまたますぐ近く、というか同じ敷地にファミリーマートがあったので、ケンタッキーを出たその足でファミリーマートにチャラララララン、チャラララランと鳴り物入りで入店し、口直しにファミチキを買って食べた。衣がサクサクで、一口噛むと肉汁がほとばしって、必要以上にほとばしって衣服に落ちてちょっと困ったんだけど、それでこそフライドチキン。

ファミチキがあれば骨なしケンタッキーいらないよね、とまでは申しませぬが。


■ケンタッキーではコールスローMサイズも食べた。これは骨なしケンタッキーよりおいしかった。250円。もうちょっと量があるとありがたいんだけどなー。


■「ちなみにこのカップルはわずか2週間で」


以前のエントリで「アスキーネット」という単語を出してみた、ということもあり、何の気なしにwikipediaでアスキーネットのページを読んでいたところ、こんな記述がありました。


1985年、麻奈美のコーヒーショップが中心となり日本で最初の大規模オフ会が南青山で開かれ、二百数十人が参加した(参加者中女性は数人であった)。また、ネットを介して知り合い結婚するまでに至った日本初のカップルもやはりこのsigの常連であった。ちなみにこのカップルはわずか2週間で離婚した。


2週間。うむ。


■見に行きましたよワンピース歌舞伎


演舞場

■ルフィとチョッパーとジンベエしか知らないけれど、この日曜日はワンピース歌舞伎を見に行って参りました。なぜジンベエを知ってるかというと、以前アメトークで天津・向の彼女がジンベエに似てる、と話題になってたから。笑

絵看板

改めましてこちら半蔵商店でございます。うん、いばることではないけどワンピース読んだことないのです。とはいえ、週刊少年ジャンプで連載中の漫画を歌舞伎にしよう、って発想からしてすごいと思うし、メディアに流通する断片的な情報を事前に見聞きする段階で「これは、もしかしたら自分にとってハズレの芝居になるかもしれない。でも、これはアタリ/ハズレなどといったお客様気取りの小賢しいジャッジの次元を超えて見ておかなくちゃいけない」、という気にさせられたんですね。そこがまあ、猿之助のチカラなのでしょう。

実際、ふだん歌舞伎を見ない層にも話題ですしね。十月十一月の歌舞伎座が玉三郎の阿古屋だのカンゲン君だのをぶち込んできてるのは、やはり演舞場に食われないようにするためかな、なんて思ったり。歌舞伎座がワンピースに集客や話題性(これらが芝居の全てではないのが当然のこととはいえ)で負けたら、いろいろ格好つかなくなる人々がカブキ関係者には少なからずいるんじゃないかニャー、と近所の太った猫が云ってましたよ〜。おれは云ってませんよ〜。


■予習する時間がなく、前日に近所の古本屋でワンピースの第51・52巻だけ入手してどうにか読んでおいた、という状況だったのですが、それでも予習しといてよかったです。芝居の世界観にスムーズに入り込めたから。

ただ、もうちょっと予習しとけば、ニューカマーランドの部分も、すんなり飲み込めたかもしれない。笑

芝居はほとんど現代劇で、要所要所に歌舞伎の要素が見え隠れ、といった感じで、これはまあ予想したとおりだったので、「思ってたのと違う!」みたいな違和感を感じることはなかったです。


■“猿”之助が“モンキー”・D・ルフィを演じる。巳之助のボン・クレー熱演。あの発声、ノドやられないか心配。床に落としたチョッパーのぬいぐるみが、生身の役者になって出てくる。随所にモーショングラフィクスやプロジェクションマッピングといった当世風の技術。本水。イワンコフが乗り地の台詞を盛大にトチる。猿弥(48)のジンベエ感が半端なかった。想像以上にジンベエ。もはやジンベエ本人。右近の白ひげも立派。弘太郎の金太郎(ではないが)感もなかなか。サンジも良かったなー。定式幕かっこいい。云々。

ワンピース定式幕


■歌舞伎というのはもともと江戸時代の大衆向けカルチャーだったわけで、この日の客席の素朴な熱気こそ、現・猿翁がスーパー歌舞伎を始めた当初に意図したもの、なんですよね、おそらく。

しかし、歌舞伎もワンピースも両方大好きだという人には、ほんとたまらなかったでしょうなあ、これ。


■ふだん芝居小屋の弁当なんぞあまり食べないのに、『麦わら一味の海賊弁当』なんて買っちゃいましたよ。いわゆる“まんが肉”のような骨付きソーセージ、骨付き唐揚げ、付箋サイズのチャーシュー×2、魚、と、動物性タンパク質動物性タンパク質した、なかなかハードコアな弁当でした笑。海苔には海賊のマークがプリントされてます。凝ってるよね。

海賊弁当


■次はドラゴンボールの歌舞伎かなんかどうですかね。主人公が“猿”だしね。個人的には、パタリロ歌舞伎にも期待したいです。パタリロ役は、ぜひ猿弥(48)で。

あと、今回のワンピース、現代劇風のやつだけでなく、ガチガチに古典風のフォーマットに翻案したバージョンも見てみたいところです。


■しかし、第二幕の最後の宙乗り。二階席の下手から見てたのですが、あのシーンはほんと、なんか夢見てるみたいでしたよ。いやほんと。こういう心地にさせてくれるのが、歌舞伎に限らず芝居の本質、なのかもしれないですね。

「TETOTE」にのせて客席に乱入してきたニューカマーランドのお姉さんは、拙僧の頭を軽くポン、と撫でてくれました。



チョッパー手ぬぐい
▲これは今回の芝居と関係なく、建て替え前の石垣空港で買った沖縄限定チョッパー手ぬぐい


■日航、ワンピース歌舞伎、ルームサービスは例によって


■全日空の旅割55の切符が取れなくて、高くなるけど旅割45の切符にしようかなと思ってたんだけど、もしやと思ってJALのサイトを見たら旅割55に相当する価格設定の切符が売れ残ってて、そちらを無事予約しました。これで一万円一枚分の日本円が節約できた! うれしい。

うん、ふだんANA派だから、JALのサイトを見るという選択肢がハナから抜け落ちてたんですね。あぶねー。


■で、ワンピース歌舞伎の切符も取れました。これもうれしい。明日行ってきます。

家のPC-8801からアスキーネットに接続していろいろ調べたところ、単行本の第51〜60巻のとこが芝居になるようです。うーん、いまから予習するべきか。というかそれ以前にワンピース自体読んだことないから、世界観そのものを予習しておいた方がいいな。間に合うだろうか…。


■木曜の晩、成田のラディソンに泊まってました(仕事でね)。ジムとプールが付いてるので、夜はジムでトレーニングとランニングしたり、朝からプールでウォーキングしたりしてしまい、意識高い外資系ビジネスマンっぽくなっていることを深くお詫び申し上げます。

客室からの朝霧。いいと思う。

朝霧


ルームサービスのクラブハウスサンドイッチ。たまには他のメニュー頼めよ、と、おれですら思う。が、ルームサービスと云えばクラブハウスサンドイッチ。新幹線と云えばカツサンド。あさま山荘と云えばカップヌードル。そういうものです。

クラブハウスサンドイッチ

付け合わせのフライドポテトをポテトチップスに変更できるか、と尋ねたら、追加料金なしで替えてもらえた。味の詳細については、毎度の宣伝で恐縮ですが『ホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ批評』誌(ホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ批評社・刊)の'16年1月号に掲載予定ですので、そちらをご覧ください。


■旅割55


正月に沖縄に帰るときの飛行機、「旅割55」っていうバチボコ安い切符が売り切れてて、「旅割45」っていうちょっと安い切符しか予約できませんでした。

旅割45もお高いわけじゃないんだけど、しかし旅割55の値段を一度知っちゃうとなあ…。

クレジットカードの決済ボタンをクリックする指が鈍ります。笑


■ケン・イシイ『ジェリー・トーンズ』20周年。コーネリアス『69/96』も20周年。


■さあ有吉弘行のサンデーナイトドリーマー、有吉弘行でございますけれども、半蔵商店でございますこんばんは。うん、日中は体調悪かったんですよ。どうも風邪引いてたみたいです。胃腸の調子も悪かった。さすが霜月。気温の低下をなめてました。

いまは、薬飲んだり、もの食べたりでどうにか回復してますけれども。


■さて本日は、ケン・イシイ『ジェリー・トーンズ』ならびにコーネリアス『69/96』の発売から20周年でございます。パチパチパチ。両方とも'95年11月1日の発売なんですね。あれから20年。速いね。


■前も書いたかもしれないけど、もう一回書くと、『ジェリー・トーンズ』は発売日にコザの一番街の普久原レコードで買いました。で、その隣の本屋で、高田文夫+景山民夫の『オレたち天才!めちゃぶつけ』という'80年代の本のデッドストックを買いました(なので、おれの中ではジェリー・トーンズと高田+景山がちょっとつながってるんですね。Amazonの関連商品のように・笑)。

『69/96』のほうは、お小遣いがないから発売日には買えなくて、ちょっと後で買った気がする。そのころには普久原レコードにも照屋楽器にも初回盤(ピンクのビニールのパッケージのね)の在庫がなくて、ちょっと離れた山里のキャンパスレコードで買った覚えがある。


■それはいいとして、きょうは「エキストラ」ネタのマッシュアップでも作ってアップしようかなと思ってたのですが、前述の通り、体調悪くて寝ておりました。すいません…。


■あ、『69/96』の“/”は、実際は雷マークの記号です。当時は雷マークの紙焼きが、コーネリアスサイドから各媒体に配られていた、はずです。


■今年のハロウィンで、Apple Storeの店員の仮装をするのはどうだろうか


アップルストア店員の仮装
▲アップルストアの店員の仮装。イラスト中のジーンズの色落ちを表現する芸の細かさを評価されたい


■ハッピーハロウィン! 半蔵商店でございます。うん、最近は考えが変わって、ハロウィンを許容できるようになりました(許容1割、あきらめ9割、ぐらいの心持ちですが)。

遣隋使、遣唐使の昔から(いや、それよりも昔から)、他国の風習や行事が日本に伝わってきてたわけじゃないですか。だからハロウィンも、その延長上のひとつと考えてやれば、まあ許してやれないこともない。

それと、都市ってのは、若い民衆のパワーのガス抜きの場、を必要とすると思うんですね。それが渋谷のハロウィンという形で噴出してるんだと思ってやらないこともない(後かたづけはどうするんだ、というのはまた別の話)。

ただ、不細工なカボチャ提灯。てめえはダメだ。あの見苦しさは昭和の頃から今日の今日まで慣れない。


■でもさ、いまの子供達は、日本の伝統的な行事を覚える前から、マスメディアやスーパーの店頭ディスプレイでハロウィンというものを幼い脳味噌になすりつけられるわけでじゃないですか。それってどうなのと思う。『しまじろう』でもハロウィンの話やってたみたいだし。

おれの姪1号(2歳)は、母(おれの妹ね)にひな祭りをやってもらってないのに、きょうはディズニーのなんかの仮装をしてハロウィンのパーティーに連れてかれるらしい。うむ。

まあいいや、そういう話は。


■じゃあ本題。おれみたいな人間にはハロウィンの宴に声がかかったりはしないので、とうぜん仮装なんかもする機会がないのですが、いちおう今年のハロウィンの仮装を考えてみました。イラスト参照。アップルストアの店員です。どう?

Tシャツは、青い無地のTシャツをGAPとかで買ってきてロゴをプリント。

首からさげる謎の物体は、IDカード? なんか小型の端末? あんまり観察してなくてよく分からんけど、IDカードなら文具屋で買ってきて、端末なら中古のiPodとかをぶらさげる。

あとはジーンズとスニーカーで、そして外資系というか帰国子女というか、そういうフレンドリーな接客。「洋画に出てくるニューヨーク在住の東洋人の吹き替え」を意識するといいと思う(なに適当なことを書いてるんだろう)。

これでばっちりです。この格好でアップルストア行くってのも楽しそうですね。通報されるかもしれませんが。


■さて。最後に念のため書いておきますが、おれはハロウィンを「まあ許容してやっても良い」と云ってるだけで、好き嫌いで云えば嫌いです(こういう発想は好きですが・笑)。

というわけで、ハロウィン嫌いのみなさん、きょうまでの辛抱です。なんとか乗り切りましょう…。('A`)


■Jimi Tenor - Outta Space


Jimi Tenorの「Outta Space」という曲をふと思い出して、ここしばらく週に1回くらいのペースで聴いてる。

で、米国の動画投稿サービスにこの曲のMVがあれされていて、初めて見たのですが…………うーん、おれの思ってたのと違う。笑


■松緑テディベア(今月の歌舞伎座昼の部は初心者におすすめです、といった内容のエントリ)


■今日は二十四節気の霜降、だそうです。一年はそもそも短いものなので、ことさら「一年って速いねえ」とか云いたくはない、のですが、今日オードリーのオールナイトニッポンがスペシャルウィークじゃないですか。ということは、ヒロシがゲストに来たあの回から一年たってるってことですよ。速い。これは速い。


■それはさておきカブキの話。今月はワンピース歌舞伎が話題ですが、「そろそろ歌舞伎見物デビューしてみたいんだけどどうかな?」という方には、歌舞伎座の昼の部をおすすめします。時代物があって、世話物があって、で、だんまりと『矢の根』があって、いちどにいろんなジャンルがバランスよく見られちゃう。極端なことを云えば、『一條大蔵譚』以外はあらすじの予習とかしなくてもだいたいOK。玉三郎も見られるので、親戚のおばさま方にちょっと自慢できる。仁左衛門の一條大蔵卿はお江戸では初。『アウトデラックス』準レギュラーの人も出てくる。

──左團次な。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) タカシマヤ

とにかく、今月昼の部はビギナーに優しいです。演舞場に食われないよう、歌舞伎座もいろいろ工夫してるのかも知れない。いずれにせよ、歌舞伎見物デビューにおすすめなので、初心者の方は出かけてみては?

──もう明日で千穐楽なんですけど…。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

ちなみにおれは、10/3に夜の部見て、10/4に昼の部見て、きょう昼の部を再見しました。全体的に良かったですけど、『矢の根』の松緑、『一條大蔵譚』の菊之助、『文七元結』の梅枝、が印象に残っておりますよ。しかし、以前から思うんだけど松緑って声とか演技とか表情筋が一本調子なところあるよね。たぶんセックスも単調だな、あの男は。

──なにを決めつけておるのか。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

舞台写真とかの見た目はすごく良いんだけどね。カブキカブキしてて。

ところで、『矢の根』で曽我五郎が砥石を枕に寝る直前の「やっとことっちゃ、うんとこな」のポーズを“テディベアの見得”と心の中で呼んでます。笑


■で、話が前後しますが、10/11は国立劇場に『伊勢音頭恋寝刃』を見に行きました。

とはいえ、この国立劇場ってえ芝居小屋はどうも地味です。なので、その地味感を払拭しようと、いったん銀座三越に寄って、地下で天むす弁当と木村家のアンパンを買って芝居見物の餅兵衛さんもといモチベーションを高めて劇場へと向かいました。

芝居は良かったのですが、やはりそこは国立劇場。上方芝居の風情、とか、遊女屋の雰囲気、といったものがどうしても歌舞伎座の2割引くらいになっちゃいますね…。贅沢?

亀鶴よかったです。


■さて、ワンピース歌舞伎。おれはいつ見に行こうか。もう高い切符しか残ってないんだよな。来月歌舞伎座の夜の部もしかり。うーむ。

あ、ワンピースはやはり漫画読んで予習した方がいいかな? 読んだことないんだよなー…。


■マクドナルドって、


■マクドナルドって、会計を済ませたあと、「横に一歩ずれてお待ちください」みたいなことを云われるのね。あれ、以前からなんかちょっと心に引っかかってた。なんつーか、その、ほんのちょっとだけだけど邪魔者扱いされたような気持ちになるのね(おれだけ?)。


■それ以前に、マクドナルドに行ってレジに並ぼうとすると、レジの前にいる人々が、「これから注文する人」なのか、「注文を済ませて商品を待ってる人」なのかが判然とせず、なんだかぼんやりした5〜6人の群れが出来上がってて、どの人の後ろに並べば正解なのかが分からないときがある。そのもやもやした感じも苦手。

素直にモスバーガーみたいに番号札システムにすりゃいいのに、と思う(実際はマクドナルドでも番号札を渡される場合もあります)。

──マクドナルド行かなきゃいいんじゃないですか。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

まあ、そうなんだけど……。

このごろのマクドナルドは売り上げ不振が続いているそうだけど、その原因はこういうところにもあるんじゃないだろうか。大きなお世話だけどね。


■個人的には、あのバタンバタンと必要以上に大きな音を立てる店内のゴミ箱のフタも気になるところだけど、あれは固くて座りづらい椅子と一緒で、客に長居をさせないための工夫だろうから、そこはまあ商売上いたしかたないと思う。


■「気配りアピール」


「気配り」



「『わたし、こういった気配りがちゃんとできる人間なんです!』アピール」

は別物だなあ、と思った。前者のつもりが後者になってる人、たまにいる(もちろん、自分自身にもそういうことがないとは云わない)。


■ニコラス、シシリア、キャンティ。昭和の六本木。


■うん、だから、世に云う「半蔵のアド街離れ」というやつです。

・男声ナレーターが一人増えて、聴覚的にちょっとゴチャゴチャし始めた

・ネタが30ヶから20ヶに減って、番組としての密度とスピード感がいささか物足りなくなった

・トーク部分の「発言テロップ」が雑(文章の勝手な要約ぶり、テロップ表示のタイミング等)

・地方都市の特集が増え始めた(ような気がする)

という種々の理由と、そして愛川欽也の死去でなんだか一区切りついたような気がして、『アド街』をあまり見なくなりました。

(あと、このごろは街を紹介するにも『正直さんぽ』とか『モヤさま』とかの形式が当世風なんでしょうなあ。「情報を紹介」みたいなアド街のスタイル自体がちょっともう古いのかもしれない。)


■でも、アド街の昭和シリーズっていうんですか、あれ好きなんですよ。たしか昭和の渋谷、昭和の銀座、昭和の新宿ってのをこれまでにやってたと思う。

昨晩のアド街は昭和の六本木、でした。見たね。裏番組の『世界ふしぎ発見』のフィンランド特集を振り切って、昭和のギロッポンを見たね。


■拙僧がお江戸にやってきたのは'03年なので、ヒルズ以降の六本木しか知らないんですね。六本木ヒルズ開館の折、『BRUTUS』がヒルズ特集を組んでたのですが、そこにちょこちょこ昔の六本木の記述があったんですよ。

いわく、「いまのような歌舞伎町みたいじゃない、オトナの街だった」。

いわく、「ハートランドという伝説のビアホールがあった」。

いわく、「オープンカーのベンツの助手席にダッチワイフを乗せて、テンガロンハットをかぶって運転してるやつがいた」。

……分かんない。アケミ、昔のギロッポン分かんない。だから、昭和の六本木のことをちょっとでも知れればなーと思って、アド街を見たわけです。当時の六本木文化、みたいなのを垣間見られてよかったですよ。

アド街はこれからも、お役所とか大学とか、そういったところがアーカイブしてくれない街の歴史のアーカイブをがんばってほしいですね



■そういえば香妃園、出てましたね。たまたま先々週の夜は、バブル時代のギロッポンをしのんで、ひとり香妃園で鶏そばを食べてました(クラシックな中華人民共和国料理屋の麺に、近代的な堅さやコシを求めるのは筋違いというものです)。お隣の「瀬里奈」もいつかは行ってみたいなーなんて思いながらね。瀬里奈って、「'80年代のサブカル文化人が雑誌で対談するときに行く店」というイメージがあるね。おれだけか。


■あと、関係ないですが、数年前ミッドタウンのスターバックスでコピーライターの仲畑貴志の本を読んでたら、「君、広告業界の人?」と見知らぬおっさんに声をかけられたことがある。笑


■【急募】泉麻人に「そのヒゲ似合ってませんよ」と伝える係


■Googleの新ロゴにいまだ慣れない半蔵商店でございます。例によって今週も茨城か栃木のどっちかにおります。どっちなんだろう、ここは。

うん、最近はちょっと忙しいですね。二週間前にノートPC(中古)を買ったのですが、時間が取れなくていまだに包みすら開けていません…。とはいえ、みんな忙しいわけだからね、自分だけが忙しいわけじゃないからね(まあ、そう云ってるわりには歌舞伎見物などには出かけてるわけですが)。

今日のエントリは、よしなしことをつらつらと。


■キングオブコント見ました。前年優勝のシソンヌが、濃霧のため営業先の北海道から戻ってこられず生出演できなかった、というのがいちばん面白かったです。この、地味なハプニングに巻き込まれる「持ってなさ」はすごい。

しかし審査員のメンツが…。どうにも『リンカーン特別篇』といった趣き。なんだかコンテストとしての間口を狭めているような。

キングオブコントを徐々に、『リンカーン』の一企画、みたいな縮小したポジションに軟着陸させていく予定なのでしょうか。


■村上春樹のノーベル賞って、R-1におけるヒューマン中村みたいなものか、と思ってたんだけど、キングオブコントにおける「さらば」でもありますね。まあ、村上春樹のあれは、イギリスの賭け屋が勝手に云ってることみたいだけど。


■ノートパソコンを新しく買うにあたって、NEC、東芝、VAIO、各BTOパソコン屋、などのサイトを見たのですが、国内メーカー/BTO屋はどこもかしこも品数多すぎ、ラインナップ多すぎ、グレード分け多すぎで、サイトが視覚的にも動線(導線?)もごちゃごちゃし過ぎ(VAIOは比較的マシではありましたが)。

アップルが人気なのは、サイトがすっきりしていて分かりやすい、品数が絞られていてどれを買うか選びやすい、というところにもあるのではないか、と。


■缶コーヒーのBOSSのCMのおかげで、「喝采」が頭の中でループすることがあります。笑

しかし、男装(?)したミッツ・マングローブ、なかなかハンサムだよね。


■たいして若くもない20代後半くらいのやつが、年長者の前でことさらデジタルネイティブぶる現象に名前をつけたい。


■キユーピーのサラダドレッシングとかパスタソースのCMに出てるエキストラ女優って、なんで美人なのに薄幸そうな人ばかりなんだろう。そう感じるのはおれだけだろうか。

──おまえだけです。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■最近のラジオあるある


パーソナリティーが「suck a stew dry」というバンド名を読み上げるとき、ちょっとまごつく。


■だから、コーナーライブならコーナーライブだと最初っから説明しといてくれ


■いや、ちゃんと確認しなかったおれも悪いんだけどさ……………………。

これ行ってきたんですけど(19時からのやつ)、いわゆるコーナーライブだったんですね。山里が出るからって、うっかりチケット買って行ってしまった。カキフライが無いなら来なかった、もとい、コーナーライブだと分かってたら行かなかった。

あ、コーナーライブ(和製英語にも程があるよな)ってのは、芸人がネタではなくゲームをするタイプのライブです。これ、あくまでも個人的な好みの話なんだけど、コーナーライブ嫌いなんだよな…。ふつうのネタライブでも、コーナーが挟まるだけでかなりゲンナリするんですね。

コーナーライブならコーナーライブだと、もっとわかりやすく告知して欲しかったです。お笑いマニアだったらライブのタイトルとか出演者のメンツだけでコーナーライブだと理解できるのかもしれないけど、おれみたいな普通ていどのお笑いファンだったら分かんないです、そんなこと。

まあ、買う前によく確認した方がいいですね。10組前後の藝人が出演するライブのチケットは。


■山里のMCはやっぱり上手かったし(感心する瞬間が何度かあった)、素の状態のR藤本もはじめて見られたし、その点は良かったんだけど、いかんせんコーナーライブの空気が苦手だし、あと、バッファローなんとかという、自分を芸人かなんかと勘違いしている素人のおっさんが、あまり面白くないわりには必要以上にうるさいし目障りでしょうがなく見ててイライラするので途中で帰っちゃいました。

せっかく下北沢まで来たのに手ぶらで帰るのはもったいなかったので、古本3冊買って帰った。うん…。


■お江戸はいろいろ見物できて良いですね。


昨日はこれ行ってました。

今日はこれの19時からの行ってきます。

明日はこれ行く予定です。

お江戸はいろいろ見物できて良いですね。とタイトル欄にも書いておりますが。しかし、電子音楽→お笑い→歌舞伎、とこんなに上手い具合にバランスよく並んでいるのもかなり珍しいです。笑


■イカスミ焼そば


イカスミ焼そば


■今夜はこのようなものを食しました。が、マツコのテレビでハンバーグ特集をやっており、ハンバーグが食べたくなりました。

いま宇都宮県にいるので、明日あたりフライングガーデンに行こうかな。と思ったのですが、この土曜日に歌舞伎座行く前に銀座のなんとかという店で「よくばりトリプルハンバーグ」なるハンバーグを食したばかりでした。


■あ、そういえば先週、越谷というところにて、強いて云うなら「洋食喫茶」みたいな感じの小さな店(世の中、一言で言い切れないジャンルの店のほうが多い)で「ジャンボハンバーグ」というメニューがあったんですね。

店の人に「ジャンボハンバーグってどれっくらいの大きさですか?」と訊いたら、「うん、まあ、230グラムぐらい」という返事が返ってきまして、ゴールドラッシュ万世で1ポンドだの、ランディザ・ハンバーグで500グラムだの600グラムだの食べる拙僧といたしましては、ちょっと物足りないかなーとも思ったのですが、まあ、せっかくだから発注しましたよ、ジャンボハンバーグ。うまかった。

ご主人は若いころフランス料理屋で修行してたのではないか、と、そういうことを思わせる味でした。

っていう、写真と本文に関連性があんまりないエントリ。


■満腹散歩アレルギー(仮称)


■ええ、満腹になった状態で歩くとアレルギー反応がでるんですよ。4年くらい前から。そんなアレルギー知らん、と云われても、実際そうなんだから仕方ない。某ホテルで朝食を山ほど食べたあと散歩してたら急にアレルギー発症→近くの病院へ→そのまま点滴、なんてこともありました。あの朝メシはほんと高くついた…。


■で、この、満腹散歩アレルギー(仮称)なんですが、最近は用心してるので、まあ起きてなかったんですね(今年の初夏に、ごく軽めのやつは起きたのですが、まあなんともなかった)。

ですが昨晩、ひさしぶりにやってしまいました。会社の飲み会の帰り、食べ過ぎた状態で渋谷を歩いてまして、この時点ではなんともなかったのですが、本屋に入ったとたんにくしゃみが止まらなくなり、つづいて鼻水が止まらなくなり、顔が乾きはじめ、目が腫れ、とさんざんな目に。

(この「本屋」ってのがなにかのきっかけなのか、なんの関係もないのかは分からないです。)


■この満腹散歩アレルギー(仮称)はあまり一般的でないのか、上記の点滴を打った病院の医者に話してもまったくピンと来てませんでした。たしかに、単なるおれの思い込みなのかもしれません。でも、かなり再現性が高いんだよね。今日中にもう一回おなじアレルギー反応を出してみろと云われたら、出せる自信あります。出したくないですが。笑


■で、右目は今も腫れています…。


■歌舞伎座が暑かった


■歌舞伎座行ってたんですよ。夜の部。玉三郎の阿古屋は、'11年1月1日(ゾロ目)にルテアトル銀座(もうない)で見て以来ですね。松緑の髪結新三は初役なんだって。

でですね、今日の歌舞伎座、三階B席のかなり後ろの方だったんだけど、暑かったんですよー。暑さで頭がぼーっとして、正直、髪結新三でそば屋と按摩が出てからは半分寝てた…。おれがカブキで寝るってなかなか珍しいんですよ(上演中に寝ると損した気分になるから・笑)。それくらい暑かった。あ、カツオは半分もらったよのくだりでもちょっと寝てたかもしれない。


■劇場ってところは、休憩時間が終わって客席に人が戻りはじめると、客の体温でグッと気温が上がって暑く感じられるのね。今日の歌舞伎座の髪結新三の時間帯は、その「グッ」の暑さがずっと続く感じだった。歌舞伎座は冷房代をケチっているのだろうか。扇子も持っていったけど、生ぬるい空気を引っかき回すだけでほとんど役に立たなかった。何度も書くが暑かった。おれだけか?

明日も昼の部を見に行くんだけど、氷をぎっしり詰めたウーロン茶の水筒と「冷えピタ」を持って行く予定。


■歌舞伎座帰りに銀座一丁目の駅で、中華人民共和国人カップルに新宿三丁目駅までの行き方を英語で尋ねられた。紙にペンで駅名だの路線名だのを書き付けつつ、英語で答える。アイスランド旅行で鍛えた、ってほどでもない英語力だけど一応は役に立ったぜ。


■しかし、ちょうどいまJ-WAVEでやってるふかわりょうの新番組のタイトル、『OTHERS』って…。このなんの特徴もないタイトルだけからすると、楽しくなりそうな予感があんまりしない。命名にそれなりの理由(≓言い訳)はあると思うんですけど、もっと食指が動くかっこいいタイトルあったんじゃないかなあ。第一回目からこんなネガティブなこと書いてすいません。でもタイトルって大事ですよ、ほんとに。


■一日で二回も焼きそばを食してしまった件に関して


■昨日は昼食として、たこ焼きをおかずに焼きそばを食べました。

ほら、田舎のほうのスーパーって、なんかたこ焼きやら焼きそばやらお好み焼きやら今川焼(呼び方に地域差あり)やらをその場で焼いて売ってる区画があるじゃないですか。いつもはたんす怪物




↑いや、炭水化物って書こうとしたら、タイピング間違えて「たんす怪物」になってしまった。誰なんだよ、たんす怪物。


■では仕切りなおし。昨日は昼食として、たこ焼きをおかずに焼きそばを食べました。

ほら、田舎のほうのスーパーって、なんかたこ焼きやら焼きそばやらお好み焼きやら今川焼(呼び方に地域差あり)やらをその場で焼いて売ってる区画があるじゃないですか。いつもは炭水化物を食べると眠くなるから、とか、カロリーが高いから、とか、自分で自分に言い聞かせて「本能を理性で打ち負かした自己像」と引き換えに素通りするわけなんだけど、いつもいつも素通りばかりするのも能がない、と思って、たこ焼きと焼きそばを購入したわけです。


■うん、当初は「たこ焼き+焼そば」と「オム焼きそば」で迷ったんですね。でもね、せっかく食べるんだったら直球のメニューが良い。ひねったメニューは避ける。この原則を忘れて、ラーメン屋で期間限定という売り文句に釣られ「冷やし坦々麺」だの「塩レモンラーメン」だのを頼んでしまい失意のうちに大川に身を投げる人は多々いる。

というわけで、たこ焼きと焼きそば、というメニューを堪能したわけです。


■で、夕刻。仕事(のようなもの)を済ましてホテルに戻って両の眼でテレヴィジョンを見てたら、教育テレビで『Rの法則』という若い衆むけの番組をやって、それがたまたま焼きそば特集だったんですね。焼きそば。いいね、焼きそば。←文体が急に町田(康)っぽくなる。

「カップ焼きそばにバニラのアイスクリームを乗せるとおいしい」などという公安にマークされそうな危険思想を公共放送が紹介してたのには驚きましたが、それを別にすると、まあ、焼そばが食べたくなるような番組でした。昼にも食べたのに、また食べたくなってきた。


■で、ふと、このホテルの近所に焼きそば専門店があったのを思い出してしまったのですね。思い出してしまったらしょうがない。行ってきました。メニューは焼きそばだけ。並250円。大盛り300円。具はキャベツのみ。


注意書き
▲机上の注意書き

焼きそば大盛り
▲大盛り(300円)

大の大人が、一日に二回も焼きそばを食べてしまう。そういう日もある。いや、それ以前におれはまだ大の大人ではないのかもしれない……。


■染五郎かオードリーか


これから出かけるのですが、予約録画でNHKの染五郎ラスベガス特番を録るか、オードリーが出るさんまのまんまを録るかでちょっと迷ってる。


■訪氷記(3) 取材される日本人と、栓抜きを借りる日本人


■これまでのあらすじ

小坊主の半蔵くん(声:池澤春菜)は避暑のためアイスランドを目指して成田を出発。いったんコペンハーゲンで降りて、アイスランド行きの飛行機に乗り換えました。飛行機は、まもなくアイスランドへ着陸するところです。

これまでのアイスランド旅行記はこちら→(0) ('0) (''0) (1) (2)


■氷州上陸
石神井公園の駅から西武池袋線に乗り、(中略)、実に二十数時間。飛行機がようやくアイスランドはケプラヴィーク空港へ着陸しました。パチパチパチ(拍手)。アイスランドのまず第一の感想は、「寒い」。あらかじめ知ってたこととは云え、八月なのに寒い。飛行機から空港へと向かう通路がもう寒かったです。

八月にもかかわらず、気温は10℃くらいだったか。地球にはいろんな場所があるものです。現地時刻は八月九日(日)の午後十時。こんな時刻でも外は明るい。地球にはいろんな場所があるものです。

ともあれ、念願の氷州(アイスランドのことね)上陸を無事に果たしました。苦しうない。

あ、うん、アイスランド初心者(おれのことだ)は、コペンハーゲンからの飛行機がレイキャビクの空港に着くと思いがちなんだけど、レイキャビクの空港はアイスランドの国内線が主で、国際線の飛行機はこのケプラヴィークの空港に着陸します。ケプラヴィークとレイキャビクは50kmぐらい離れてます。いま検索した。

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空港の中の免税店に行く。TUBORGとかカールスバーグなど、デンマークのビールが山積みになっていて、そこに手が伸びそうになるんだけど、せっかくアイスランドに来たんだから、とアイスランド製のビール(エール?)の瓶6本パックを購入。それと単3電池4本パックを購入。

レジで会計を済ませたあと、スマートフォン用のSIMカードを買い忘れたことに気づいたので、再度店の中に戻り「NOVA」という電話会社のSIMカード購入。2000円くらい。これを日本から持参したSIMロックフリーのスマートフォンに挿入。これで最低限のネット環境は整いました。

「インターネット環境のある旅なんて、本当の意味で旅なのか。インターネットを手放せないのであれば、たとえ何千里も離れたところに行っても、それはインターネット漬けの日常の延長に過ぎないのではないか」とは、まあ思います。が、初めての異国の一人旅でいろいろ不安だったしね。それに、書くまでもないことですが先進国ではインターネットが半ばライフライン化しつつありますから、道中はインターネットを使わない、なんていちいち気負うほうが不自然なのかもしれない。どうなんだろうね。

空港の出口付近で、なにやら取材されている体(てい)の日本人男性がいる。カメラで撮られている。撮ってる側の人も、日本語をしゃべっている。おれはこの取材されてる人が誰なのかを存じ上げないんだけど、たぶんこれのロケだったんじゃないかなーと思ってます。たぶんだけどね。

で、おれはケプラヴィーク空港から出るバス(路線バスではなく、旅行会社が手配した観光バス)に乗ってホテルまで行くという段取りだったんだけど、バスの乗り場がよくわかりませんでした。おい、異国だとバス一つ乗れないのかよ、おれは…。急に心細くなる。空港の何らかのカウンターにいた人にバスの場所を訊いたり(あまり明確な答は得られなかった…)、自分でもそれらしき場所をうろうろしてみるなどしつつ、ようやく正しいバスを見つけました。

バスに乗りこむと、係の若い女が「ticketを見せろ」と英語で云ってきました。はて。バスのチケットなんてもらってないぞ、とちょっと困る。数秒ほど困った末、旅行代理店から送られてきた日程表(英文)を見せると、これが正解でした。ticketじゃなくてさー、itineraryとかschduleとか云ってくれないとさー、わかんないっすわ…。


■レイキャビクの宿へ

バスが発車すると、しばらくは荒涼とした風景が続きました。頭の中で、アート・オブ・ノイズの「ロビンソン・クールソー」とYMOの「マス」が交互に流れました。ちなみにバスからの眺めはこんな感じ。

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── もっとマシな写真はなかったのか (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )

でもまあ、感じは伝わるでしょ。レイキャビクに近づくにつれ灯りが増え、風景が街らしくなってきます。ドミノピザのビルボードや、ラーメン屋のネオンが見えました。

──え、レイキャビクにラーメン屋? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

いや、あったんだよ。実際、のちにレイキャビクの市街地でもラーメン屋を見かけました。

で、小一時間ほどバスに揺られて、夜の十一時半ごろレイキャビク市内のKホテル(とくに理由はないですが、名は伏せる)に到着。この時間だと、さすがに外は暗いです。

で、チェックイン。フロントの人に二言三言、拙い英語で無事チェックインできました。アイスランドにはアイスランド語という自国の言語がありますが、広く英語も通じます。まあ、拙僧の場合はその英語が苦手なのですが。

──英語というより、人類全般とのコミュニケーションが苦手なのでは? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

やかましいわ。カードキーを受け取って部屋へ。部屋はこんな感じです。一人旅なのにダブル。

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必要最低限のものしかない、シンプルな部屋。居心地がよい。湿度とか空気のきれいさが日本と違うのかなあ。あとこれは若干の「旅人バイアス」がかかっている感想であることは承知ですが、壁紙の配色とか家具の選択に「北欧らしさ」を感じました。

浴室にはガラスで仕切られたシャワーブースがありますが、湯船がありません。カルチャーショック。ついでに書くとアメニティの類がそろってません。シャンプーとリンスと石鹸しかありませんでした(ちなみになぜか全部イタリア製)。ヒゲそりどころか、歯ブラシすらないです。日本の(というか栃木と茨城の)ビジネスホテルに泊まり慣れてるおれにはちょっとびっくりです。まあ、日本のビジネスホテルが親切すぎるんでしょうね。

さて、長い移動を経てくたびれたので、空港の免税店で買ってきたビールでも…………と飲もうとしたら、部屋に栓抜きがない。おれも日本から栓抜きを持ってきてないので、フロントに借りに行きました。で、このときにですね、なんと、

1) フロントの人に栓抜きを借りる
2) フロントの人に明朝のタクシーを予約してもらう
3) フロントの人にホテルのwi-fiのパスワードを訊く

という三つの用事を一度にこなしたんですよ!!! 英語で!!! おれの人生の中で英語がいちばん役に立った瞬間です!!!

── 大げさな…。(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )

いやー、国際人としての自信ついたわ。部屋に戻って、めでたくビールの栓を開けました。

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で、つまみですが、日本から亀田製菓の柿ピー(わさび味)を持ってきてたのですね。これをつまみながらビールを飲んでました。なぜそんなものをわざわざ日本から持ってきてたかと云いますと。

大竹まことのラジオのレギュラーをわずか三ヶ月でクビになったふかわりょう(まあ、番組側にもまったく非がないわけではないと思う)のアイスランド旅行記に、ドライブ中のお供としてこのお菓子が出てくるんですね。(ちなみに、この八月九日という日は、有吉のラジオにふかわが3年ぶりに出演した日でもありました・笑)。

まあ、異国の道中では食べたいときに食べ物が見つかるとは限らないので、このようなお菓子を持ってくと良いですね。柿ピーのほか、いわゆる「トレイルミックス」(ナッツとドライフルーツをいい塩梅にまぜたやつ)も持って行きました。

で、ビール飲んで、寝ました。翌日はアークレイリ、という街に行きます。次回こそはね、大自然の写真とかたくさん載せるから。


■バカリズム最終回


バカリズム

好きだったんだけどなあ。コーナーでは『擬人化ランキング』が好きでした。


■訪氷記(2) コペンハーゲン空港のサンドイッチ、アイスランド航空機内の肥満児


■前回までのあらすじ

「そうだ、京都以外行こう」と思い立った半蔵は、アイスランドへ旅立った。しかし、成田からアイスランドへは直行便がないので、いったんコペンハーゲンで乗り換える必要がある(※パリやロンドンで乗り換えるパターンもあり)。成田を出発した半蔵は10時間のフライトを経て、とりあえずコペンハーゲンに到着した。栄御前は鶴千代へ菓子をすすめる。しかしその菓子は毒入りであった。突然、その場へ飛び出す千松。千松は自ら菓子を口にすると、

──あのー、今月の歌舞伎座の『伽羅先代萩』のあらすじが混ざってきてるんですけど…… (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )

すいません。この連休中に行くんです、歌舞伎座。あと赤坂大歌舞伎。これまでのアイスランド旅行記はこちら→(0) (0') (0'') (1)


■コペンハーゲン到着

はい、じゃあちゃっちゃと書くよ。コペンハーゲンの空港に着いたのね。そこでアイスランド行きの飛行機に乗り換える訳なんだけど、この乗り換えの数時間を利用してコペンハーゲンをちょこっとだけ観光する、というウル技があるらしいのね()。でも、おれの場合、出発の飛行機が遅れやがり、当初の予定より2時間遅れたのでコペンハーゲン観光はなし。

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▲飛行機を降りたところの壁面一杯に「よく来たな、小僧」といった意味の巨大な文字


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▲空港の様子


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▲クレジットカードが使える自販機


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▲空港の売店の冷蔵庫。ツボルクやらカールスバーグやらがぎっしり


でも、せっかくデンマーク県に着いたので、デンマーク県の空気を吸いたい、と思ったので、いったん空港を出ました。


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▲とりあえず空港の外に出た。ほんとに「出ました」ってだけ


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▲書体に北欧を感じてみたり


で、15分くらいしてまた空港に戻りました。


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▲空港内の写真いろいろ



(これは帰国してから気づいたのですが、椎名誠のアイスランド本に出ていた「コペンハーゲン空港で生ビールとスモークサーモン」ってのをやり忘れたよ。しまったなあ…。)


アイスランド行きの機内で食べる用に、売店でサンドイッチを買ったら真顔で1000円くらいした……。日本のコンビニで売ってるようなサンドイッチを二回りほど大きいサイズであるものの、味は至ってふつう。空港の売店とは云え、なかなかの値段。北欧の物価の高さを思い知らされました。いや、日本の物価が安すぎるのか。なので、日本国内は金が回ってないから不景気なのか。

あ、そうそう、日本のお店でクレジットカードを使うときって、カードを読む機械を店員が操作して、客は暗証番号のボタンを押すだけですが、こちら(少なくともコペンハーゲン空港とアイスランド)では、カードを機械に抜き差しする一連の動作をすべて客がやります。



■アイスランド航空の機内へ


コペンハーゲン空港からアイスランドのケプラヴィーク空港まで2時間半だか3時間くらい。羽田から那覇に行くぐらいの感覚。アイスランド航空の飛行機に乗り込む。コペンハーゲン離陸。隣の席は、30代くらいの白人カップル。

飛行機が高度を上げるにつれ、とうぜん機内の室温も下がるんだけど、この下がり方がなかなか急。グッと冷える。乗客たちがゴソゴソと荷物から上着を取り出しはじめる。拙僧もリュックからモンベルのジャケットを取り出して着る。

スチュワードが飲み物を配りに来る。おれが「Cold tea」と頼むと、そのスチュワードは冷たいミネラルウォーターを注いだコップに紅茶のティーバッグを突っ込む、という暴挙に出ようとしたのでそれを制止して、ミネラルウォーターのコップだけもらう。

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▲コペンハーゲン空港で買ったサンドイッチ(高い)。右手にちらっと見えるのが、上述のミネラルウォーター

しかし……中華人民共和国人の肥満児、って地球上のどこにでもいますな。新宿三丁目や銀座でよく見るタイプの、金持ちそうな観光客一家の、気の強そうな肥満児。コペンハーゲンでも見たし、この機内にも乗ってた。そいつはおれの席の近くで、ずっと立ったままiPadをなにやら操作してた(飛行機の中でずっと立ってるやつって、その存在がうるさいよな)。そういう肥満児を見るたび、「憎まれっ子世にはばかる」ということわざを思い出す。生まれ変わるとしたら、中華人民共和国の金持ちの肥満児になって、おれもふてぶてしく生きたいわ。ああいう生き方は、今生ではもう無理です…。

あれ、なんでこんな話になってるんだろう。まあいいや、当機はまもなくアイスランドはケプラヴィーク空港に着陸します。

──今回もまたアイスランドにたどりつけなかった…。 (´д` ) (´д` ) (´д` )


■訪氷記(1) 「最終目的地はレイキャビクですね?」


アイスランド旅行記、ようやく日本を出発するとこまでたどりつきました。笑

これまでの旅行記はこちら。→(0) (0') (0'')





■八月八日(土) 出発前日

アイスランド出発前日。旅に必要なものを買い集めるべく街をうろうろ(この日だけで10軒ぐらいの店で買い物した。もっと早く買っとけって話ですけど)。そしてそれを荷造り。荷造りに関しては、リュックとスーツケースを前に、ああでもない、こうでもない、と2億回くらいトライ&エラーを繰り返し、えらい時間がかかる。

↑さらっと「リュックとスーツケース」と書いたけど、カバンをこの2点に絞りこむまでにも相当の時間を費やしてます。笑


■八月九日(日) 早朝

朝7時ごろ家を出発。荷物はカリマーのリュック(20リットル)と、リモワのスーツケース(35リットル)。リュックがパンパンで重い。この時点では、まだ「アイスランド行くぞー!」といった昂揚感はあまりなく、沖縄に里帰りするときの気分といっしょ。「これから飛行機に乗るなー」、ぐらいの。

今年のFNS27時間テレビの悪い点ではなくあえて良い点を考えつつ、電車で石神井公園→池袋(駅のホームでリチャード・D・ジェームスっぽい風貌の白人パックパッカーを見かける。おれもアイスランドではそのようなヒトになるのだな)→日暮里。日暮里から成田空港行きのスカイライナーに乗る。あれって、一本逃すと三十分ぐらい待たないといけないのな。一本逃したので、ホームでカルピスウォーターを飲みながら三十分ぐらい待つ。

成田空港着。パスポートを見せなくても空港の中に入れるようになっていた。スカンジナビア航空のカウンターにてチェックイン。荷物は預けない。カウンターの人に「お客様、最終目的地はレイキャビクですね?」と確認されたとき、あ、おれそういえばアイスランド行くんだ、という自覚が急に(ようやく)芽生えてちょっとドキドキした。と同時に、出発の飛行機が2時間遅れる、とのアナウンスあり。うむ。

チェックインを済ませ、手荷物検査のゲートをくぐる。意外にゆるい(というと語弊があるだろうか…)。国内線の検査のようにさっぱりしている。'11年末にハワイ県に行ったときは、もっといろいろと調べられたと思うんだけど。

成田空港

ゲートをくぐったところでANAアメックスカードの勧誘をやっていて、パンフレットを渡されそうになったが、「ANAはマスターカードで持ってるし、アメックスはアメックスでグリーンカードを使ってます」と答えたらロゴ入りボールペンがもらえた。旅のお供とする(先に書くと、このボールペンはアイスランドのホテルに忘れてくることとなりました・笑)。

しかし、どういうわけか空港がすいている。夏休みの日曜日なのに人類が少ない。おかげでゲートもスムーズにくぐれたし、ゆったり飛行機を待てるんだから、ありがたい話ではあるんだけど。なんでだろうね。

さて、のっけから出発が二時間遅れてしまった。なにしよう。おれの搭乗口付近は、たいした店もなく人影もまばら。時間を思いっきり持て余したので、「フードコート、兼、売店」みたいなとこで牛丼を発注。業務用レトルトをライスに載せただけのものが820円で出てくる。こういう場所で値段を気にしてはいけない。

空港牛丼

その他、機内用の飲み物と菓子を買う。

近くにあった本屋で、『WIRED』誌とA6サイズのメモ帳を買う(このメモ帳は、道中のあれやこれやをメモするつもりで買ったが、けっきょく一度も使わなかった。そういうことあるよね)。

時間が余っているので、空港の環境音をレコーダー(ZOOM社のH4n)で24bit/48khzで録音するなどして時間をつぶす。

そうこうしてるうちに飛行機の時刻が迫ってくる。おれは自分の搭乗口を勘違いしており、正しい搭乗口はだいぶ離れた所にあることが判明。いそいで正しい搭乗口に向かう。そういうことあるよね。


■いざ機内へ

搭乗口付近で「チケットの名前とパスポートの名前の表記が一致してないので搭乗できません」みたいなことを係の人に云われてる中年夫婦を横目に、スカンジナビア航空の機内に乗り込む。

席はもちろんエコノミー、なのですが、いざ機内で実際の席を目にすると、エコノミーってこんなに狭かったっけ?と思ってしまうほど狭い。あゝ狭い。一瞬、座るのをためらうほど狭い。とはいえ、エコノミーがイヤならプラス22万円払ってビジネスクラスに乗れば良いだけの話だからね。贅沢云っちゃあいけません。エコノミーの客なんざ、しょせん貨物だ。欧州に連れてってくれるだけありがたい。

拙僧は通路側の席で、隣は日本人の三十歳くらいの男性だった。この人は、乗り物酔いをこらえているのか、フライト中ずっと岩のようにうずくまっていた。一回目の機内食もパスしてた。

ちなみに機内食はこんな感じ。


機内食(一)

機内食(二)


機内食は、まあそんな美味しいものでもないけど好き。「フォーマット化された感じ」が良い。軍用食とか宇宙食みたいな。そういえば'98年ごろにミツカンが冷凍食品でアメリカ的なTVディナーを発売してて、あれ好きだったなあ。まあいいやそういう話は。

ところで機内食って、少ない量でもお腹がいっぱいになるように感じられる。飛行機の座席での姿勢や気圧が、胃腸の動きに何らかの影響を与えているんだろう。

機内での飲み物は、シュウェップスのトニックウォーター。あとコカコーラ。成田発着のSASのエコノミークラスでは、「いちばん最初にスチュワーデスが飲み物いかがっすか〜〜と声をかけてくれるタイミング」のみソフトドリンクを無料でもらえますが、その後はソフトドリンクといえども有料なのです(※この記述は厳密なものではないですが、たしかこんな感じだったと思う)。

あと、スチュワーデスがポットから注いでくれるコーヒーやお茶はさすがに無料でした。ポットを持った白人スチュワーデスが「ラッチー、ラッチー」という謎のセリフを発射していて、何のことかと思って数秒ほど考えたらblack teaのことだと分かった。紅茶ね。

機内ではアイスランドのガイド本めくる、座席のモニターでゲームをする、iPadで『上海』をやる、iPadで『KORG Gadget』をいじる、今年のFNS27時間テレビの悪い点ではなくあえて良い点を考える、寝る、等。狭いエコノミーの席では、時間のつぶし方もだいぶ限られる。酒を飲むという手もあったけど、窮屈な姿勢のまま酒を飲むと変な酔い方をしてしまいそうなので止めておく。となりの席の男性はじっとうずくまっている。

二回目の機内食はこちら。サラダ中心。

機内食(三)

そうこうしてる間に、飛行機がコペンハーゲンに着陸。

──これだけの字数を費やしてまだアイスランド着かないのか…。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

うむ。旅行記の書き方変えたほうがいいかなあ。


■ラジオ番組『東本願寺の時間』9月末で終了


■ラジオで『東本願寺の時間』ってあるじゃないですか。

── きぃみょ〜お、きぃみょ〜おお♪ (´Д` ) (´Д` ) (´Д` ) ムリョウジュニョラーイー

それな。あの番組、今月いっぱいで終わるそうです(しかし65年間も放送してたんですね)。


■中学ぐらいの頃からですかねえ。週末の夜、深夜放送を聞きながら寝て(ときには起きたまま)、つけっぱなしのラジオからこの主題歌(?)が流れてくるのが、日曜の早朝のひとつの風景だったわけです。沖縄でも福岡でも聴いてた。

で、東京に来てからラジオを聴く習慣はながらく途絶えてたのですが、ここ二年ほどはまたラジオを聴いておりまして、最近もJ-WAVEでふかわりょうの番組を聴いたときなどは、わざわざニッポン放送にダイヤルを合わせ、この東本願寺の時間の主題歌を聴取しておりました。


■この「きぃみょ〜お、きぃみょ〜おお♪」は、以前、なぜか法衣を着たお坊さんの集団が歌ってると思いこんでました笑。ふつうに考えると、男声合唱団みたいな人が歌ってるわけですよね。

──いや、お坊さん兼合唱団の可能性も捨てきれないぞ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

まあ、そうなんですが…。


■雨ズテューシー


■いま宇都宮県に来ております。雨です。

雨ゴート、というのは、和装用のレインコートのことでございまして、「なんでコートっていう外来語が連濁してんだよ! Why Japanese people!!?」と厚切りライマン(1835〜1920)が激怒するネタが明治時代のR-1グランプリで話題になったのは有名な話ですが、ここで昨晩撮った雨ズテューシーの写真を載せます。写真のお店は現在改装中で、9/11より開店だそうです。


雨ズテューシー_一

雨ズテューシー_二


ときおり自分自身でも忘れそうになるのですが、そういえば一応インスタグラムというのも細々とやっており、たまに写真を載せてます。そっちには別のテイクを載せてます。芸が細いですね。


■ところで、おれはいったいいつアイスランド旅行記の続きを書くつもりなのでしょうか…。ご存知の方がいらっしゃいましたら半蔵商店までご一報ください。


■サントリーって何人か暗殺されてない?


■サントリーのモルツが新しくなりまして、まだ飲んでないのですが、店頭に並んでいるのを見かけるようになりました。

しかし、あのデザイン………………。


■拙僧は寺いちばんの正直小坊主でございますので率直に申し上げますが、あまりよろしくないと感じました。安手の発泡酒みたい。麦のイラストを謎の黒帯で覆って一部見えなくしている意味も分からない(麦の絵を載せる意味がそもそもなくなってしまうような…)。ついでに云うと、商品名も小さいと思う。

スーパーの店頭に積まれた新しいモルツを見たときも、「あのサントリーのモルツが満を持して大々的リニューアル!!」って感じではなく、「廉価版の発泡酒を大量輸入しました」って感じだった。

このデザインの飲み物に、税込145円以上をあまり積極的に払いたくないな、おれは。


■「ドライに生きて、楽しいか」という挑発的なコピーはなかなか面白いですが(こういう、他社製品を念頭に置いたコピーって最近見ないよね)、同時になんだか余裕のなさというのも感じます。モルツのコピーは、かつては、「私は、ドライではありません」というようなものだったと記憶してます。


■いや、うん、サントリーもいろいろ考えるところあってのことだと思う。「従来の芸風では、なんだかんだ広告とコピーとデザインをほめてもらったところで、売れない」「既存のターゲット以外の層も取り込みたい」「プレミアムモルツとの差別化を」云々。


■とはいえ、いまのモルツからはサントリーの果敢な挑戦というよりは、迷走のようなものを感じ取ってしまう。「ビール事業部 VS チューハイ事業部」というドラマ風CMを打ってるのはキリンですが、サントリーってもしかしてリアルに内紛かなんか起きてるんでしょうか。宣伝部とかビール部門とかで何人か殺されてない?


■『書原』晴海店


■昨日、肉を食べたい気分だったので、某ステーキのチェーン店(特に名を秘す)に行って、サーロインステーキ450gを食べましたまずかった。チェーン店に多くを期待しているわけじゃないが、しかしこれは…。

まあ、拙僧は心優しい小坊主さんでございますので、チェーン店の名前をブログ中にあげるようなことはいたしません。


■さてフォルクスの話はこれくらいにして本題。

『書原』という本屋の晴海店が昨日で閉店しました。あああ。静かさ、品揃え、広さとも、おれの好みを満たす店だったのに。遠いところにあるから多くても月に1回くらいしか足を運べなかったけど、それでも7年か8年は通ってたんじゃないかなあ。


■そう、昨日たまたまこの店に行って、本を選んで、レジで会計を済ませて、ふと入り口のドアのところを見ると、閉店のお知らせが貼り出されていたんだよね。この日でちょうど閉店なんてまったく知らなかったのでびっくりした。でも、最後の日にたまたま来られてよかった。


■土曜の午後にこの『書原』晴海店で立ち読みするの好きだったなあ(あ、もちろんちゃんと買ってもいましたよ!)。なんというか、店全体に漂う空気が好きでした。

昨日は本を2冊買いました。最後だからもっと買おうかとも思ったんだけど、たとえ100冊買って帰ったところで、このお店の土曜の午後の空気や雰囲気までを自宅に持って帰れるわけではないと思い直したのです。

しかしこれからおれはどの本屋をヒイキにすればよいのだろうか。ちょうどいい感じの本屋を探さないとなあ…。居抜きで他の本屋になったりするのかな?


■ちなみに『書原』は都内に何店舗かあって、晴海店の近所にも佃店がある。ここはここで好き。'90年代のコザにたとえると、晴海店が「上洲書店」で、佃店が「本の紀の屋」ですね。


■訪氷記(0'') アイスランド旅行の計画を立てる


飛び飛びになってますが、先月のアイスランド旅行の話。前々回はこちら、前回はこちら



■さて、旅の日程ですが、当初は九月の連休に滞氷(アイスランド滞在ってことね)することを考えておりました。でも、仕事上の都合で八月に行くことになりました。というのも、拙僧の勤め先(というかいまの部署)ではシルバーウィークというものは、いまだにゴールデンウィークや夏休みや年末年始ほどの地位を得ていないのですね。公然と休んで良い期間と認められてないというか。なので「九月に長期休暇(※長期と云っても九日間です…)を取るなどまかりならぬ」という空気なのですね。

当初は旅行代理店に、シルバーウィークに合わせた五泊七日の予定を組んでもらってたのですが、この予定を八月にずらせないかと打診したところ、八月に旅行すると九月に比べて料金が

17万円も高くなる

んですね。八月の旅行業界には妖怪が棲んでいます。でもプラス17万て。


■しかし、そうはいっても八月にしか旅行できないのは事実です。コスト削減のため五泊七日を四泊六日に縮めてもらったところ、7万円安くなりました。とはいえ、これでも当初の予定より10万はオーバーしております。この10万円は、うちの会社にシルバーウィークへの理解があったなら払わなくて済んだ10万です。


■さて、九月の予定を八月にずらし(これでプラス10万)、五泊七日を四泊六日に縮め(これでマイナス7万)たアイスランド旅行ですが、日程は大まかにこんな感じです。

8/9(日)深夜アイスランド着
8/10(月) 特に予定なし(・ε・)
8/11(火) バスツアーでゴールデンサークル
8/12(水) 午後よりブルーラグーン
8/13(木) 早朝にアイスランドを出発
※日付は現地時間

ゴールデンサークル(有名どころの観光地がコンパクトにまとまったルート)と、露天風呂ブルーラグーン、という基本的スポットは押さえております。

実質、滞在らしい滞在は10〜12日の三日間だけです。改めて考えると短い! これなら五泊七日のほうが良かったかなあ、実質の滞在日数を考えると割安だったなあ…と思いそうになりますが、旅の後半は慣れない海外旅行でクタクタになっていたのも事実なので、まあ四泊六日でも良かったと思い込むことにします。


■さて、8/10(月)という空白の一日をどう過ごすか、という問題が浮上してきたので、旅行代理店のヒトと相談して、オプショナルツアーとして、レイキャビクから国内線の飛行機に乗ってアークレイリなる街(町?)に日帰りで行くことにしました。代金はガイド代込みで5万円。

とある外人が外人語で書いた、アイスランド旅行ガイドみたいなネットの記事を読んでいたところ、「レイキャビク周辺だけでアイスランド旅行を終えるなかれ」と記されていたんですね。アイスランドを旅行するのにレイキャビク周辺にしか行かないのは、北海道旅行を札幌周辺で済ませるようなもので、ちょっともったいないです。やはり旭川とかにも行きたいじゃないですか(って、おれは北海道に行ったことがないので、なんか的の外れた比喩になってたらすいません)。そんなわけでアークレイリまで足を伸ばすことにしたわけです。アークレイリについての説明は今は割愛。


■話変わりまして。日本からアイスランドまで行くには、直行便がないもんですから、いったん丁国コペンハーゲン(他の欧州都市のルートもあり)で飛行機を乗り換えることになります。

「成田〜コペンハーゲンの飛行機をエコノミークラスからビジネスクラスに格上げしたらいくらかかるか」と前述の旅行代理店のヒトにためしに訊いてみたところ、片道あたりプラス22万という答が真顔で返ってきました。プラス22万……うーむ。まあ大体そんなものかとは思うものの、この額を出すくらいなら、舞台用かつらの店に歌舞伎の『寺子屋』に出てくる涎くり与太郎のカツラを発注したほうがいいなあ、とも思った。なので、行きも帰りもエコノミークラスに乗ることにしました。

──涎くりのコスプレをする夢、まだあきらめてなかったのか!(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■と、ここまでが旅行の前段です。長いな。次回、いよいよアイスランドに出発します。


■ホテルオークラ本館


ホテルオークラ別館


■このたびホテルオークラ本館がデストロイされるため休館しました。国力が下がる、とはこういうことなのでしょう。

8月31日の本館の写真は、ネット上にたくさん上がってると思うので、あえて当日の別館の写真を載せます。江戸っ子のつむじ曲がりにも呆れるでしょう、という『祇園恋づくし』の勘九郎のセリフを思い出しそうになったけど、おれはそういえば江戸っ子ではなかった。


■8月の30日と31日はホテルオークラにおりました。

うん、今年の五月に、『Casa BRUTUS』の'15年1月号を持って本館に泊まって、その後も日を改めて、フレンチトースト食いに行ったり、『山里』で和朝食を摂取したりしてたんですね。

で、それでホテルオークラ本館の弔いは済ませたつもりなんだけど、やっぱり最後となると行きたくなるじゃないですか。そこらへんは、ね、意地張らない。素直に行動する。

で、30日はオーキッドバーで午前中から晩酌を楽しんでおりました。クラッカーを添えたコンビーフを肴に、山崎12年のソーダ割りと余市15年のストレート。ほんとはさ、五月に本館に泊まったとき、このバーにも行くつもりだったんだけどさ、うっかり寝過ごしちゃってね。行きそびれてしまってたのです。酔っ払ってバーを出ても、即、ベッドで横になれるのが、バーのあるホテルに泊まる楽しさなのにね。あれはもったいなかった。


■それはさておき、ホテルオークラの「'60年代のアメリカの雑誌に載ってるトーキョー」の雰囲気は好きでしたね。あの雰囲気を味わえる場所は、もういくらも残ってないと思う。


■休館まぎわのオークラ本館には、たくさんの人類がつめかけて、杵撮影したりしててロビーは全体的に卒業式のような雰囲気になってました。四年後にできる新しいオークラも、このように皆々様に愛されるホテルになるといいですね。


■しかしなかなかアイスランド旅行記を書こうとしないな、このブログは。


■訪氷記(0') アイスランドに何を持って行けば良いのか


えーっと昨晩『アナザースカイ』なるテレヴィジョン番組でアイスランドについて放送してましたが、どうも拙僧、あの俳優氏と同じ飛行機(コペンハーゲン→ケプラヴィーク)に乗ってたっぽい。

そう、ケプラヴィークの空港に着いたとき、なにやら「取材されている体(てい)」の日本人を見たんですね。カメラで撮られたりとかしてて(そのうち一台はCanonのEOS 5D markIIIだった気がします←細かい・笑)。そのときは誰だか分かんなかったけど、たぶんこの俳優氏だったと思う。違ったらごめん。

ところで番組中で俳優氏が言及してた「アイスランドを車で一周する日本人の本」て、かなりの確率で、大竹まことのラジオ番組のレギュラーを先日わずか3ヶ月でクビになったふかわりょうの『風とマシュマロの国』のことだと思うんだけど、なぜ書名も著者名も出さなかったんだろう。他にもそういう本があるのかな?

といった意味も含めまして、前回の続きです。





■アイスランド行くにあたって、なかなかしんどかったのが荷造りでした。何を持っていけばいいのか、何を持っていかなくてよいのか。三泊四日の栃木茨城出張ならまだしも、四泊六日のアイスランド旅行となると、よく分からん。うーむ。

アイスランドが初めて、どころか、海外旅行自体が初めてなので(なにもかもを妹夫妻にお膳立てしてもらったハワイは除く)、とんと見当がつかぬ。ニャーニャー。


■まず、どんなカバンを持っていけばいいのか。スーツケースかリュックか。両方か。それぞれどんなサイズがいいのか。リュックはいまある20リットルの小さいリュックでいいのか。白人バックパッカーが背負うような45リットルのリュックを買ったほうがいいのか(しかしこの手の人たちはときどき冗談のような大きさのリュック背負ってたりしますね・笑)。間を取ってちょっと大き目の30リットルくらいのリュックを買ったほうがいいのか──などと考えることが多い。

デジタル一眼レフを持っていきたいから、カメラバッグは別に買ったほうがいいのか。買うとしたらメーカーはどこか。Loweproか。THULEか。THULEの直営店は平日の10時から17時かしか開いていないが、それで商売は大丈夫なのか──などと考えることが多い。

そもそもそれらの荷物は、すべて手荷物として機内に持ち込んだほうがいいのか、預けたほうが身軽なのか、ロストバゲージになったらどうするのか。ロストバゲージの確率はどれくらいなのか。


■そして何より服。何を着ていけばいいのか、どんな靴を履いていけばいいのか。アイスランドって何℃なのか。レイキャビクと内陸部ではどれくらい気温差があるのか。雨は降るのか、風は吹くのか、意外に暖かいのか、やっぱり寒いのか。

あ、お金は、日本円だけでいいか、米ドルやユーロも持っていったほうがいいのか。

あ、デジタル一眼レフに付けてるレンズは画角が狭いので、リコーのGRD3も持っていったほうがいいのか。

あ、電源プラグはどんなのを持っていけばいいんだろう。やはり変圧器ってのも要るのか。

──とかなんとかいろいろ考えており、ほんとキリがありませんでした。


■旅の道具を買いそろえるために無印良品と東急ハンズには何回か足を運んだし、ふだんは意外と利用しないAmazonで三回くらい買い物した。アウトドアの服や小物を買うために、京橋と渋谷と新宿と町田とつくばのモンベルに行った。銀座の「好日山荘」にも二回行った。お隣の凮月堂でかき氷も食べた。笑

そして、こんなにもアウトドアの店をまわったのに、どのウェアを買うかギリギリまで迷っていたので、モンベルのオンラインショップから注文したウェアがようやく届いたのは出国前日の朝である…(念のため書きますが、モンベルの配送が遅いというわけではないです。おれの問題ね)。

旅慣れた人、というか、決断力のある人やフットワークの軽い人、ちょっとくらい買い物で失敗しても動じない人は、こんな旅の買い物なんて出発前夜とまでは云わなくとも三日前くらいにパパパとすべて済ませるんだろう。おれは三週間くらいかかったような気がする。用意周到、と云えば聞こえはいいが、なにを馬鹿みたいに準備してるんだろうとも思う。なにを恐れているのだろう。旅の小物を買うより、もっと他に役立つことをすべきだったのではないか(英会話の勉強とか。そもそも旅の準備以外にするべきことは他にもある)。なんつーか、「時間の燃費」が悪かったなあ、この旅の準備は。そもそもおれは万事において石橋を叩きすぎる(石橋貴明をバッシングするという意味ではない)傾向がある。

とはいえ、旅の小物を買い揃えるのはそれはそれで楽しいし、そういう買い物も旅のうち、と考えることにしよう。


■祇園恋づくし千穐楽


きのう今日、続けて一幕見席で見て参りました『祇園恋づくし』。つごう三回見たことになります。

勘九郎の江戸言葉をたっぷり浴びてきました。そして巳之助のつっころばしっぷり、最高。

欲を云うと、せっかくだから勘九郎も二役やれば良かったのにね。

あ、昨日は幕切れの部分で、巳之助が『芋掘長者』の最後のお尻を振る踊りをしてたような気がします。おれの幻覚じゃなければ。



あ、今晩23:35からの『アナザースカイ』という番組でアイスランドについてやるようです。


■訪氷記(0) アイスランドという国は実在するのか


■先日、StilluppsteypaとYagyaの国、アイスランドへ行ってまいりました。

──普通、そこ、ビョークとかムームとかシガーロスとか云うところだと思うけど。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

八月の九日に出発して、十四日に帰ってきました。ツアーバスに乗って、温泉ちゃぷちゃぷして、滝見て、羊食べてきた。大冒険でした。

──大冒険か? (゚д゚;) (゚д゚;)(゚д゚;) ツアーバス

大冒険だよ。旅行と云えば、たまに京都と箱根と金沢にしか行かないおれが、パスポート持って、はじめて一人で外国行ったんだから。

ということで、氷州(アイスランドのことね)からお江戸に戻ってきてもう二週間近く経とうとしておりますが、何回かに分けて旅行記を書きますよ。


■そう。高校生ぐらいのころから漠然と、北欧行きてえな、とは思ってました。朝もや立ち込める湖と針葉樹林とか、雪原を歩くトナカイとか、憧れるじゃないですか、そういう北欧っぽい風景って(ま、八月のアイスランドでは“そういう北欧っぽい風景”は見られないのですが…)。

もちろん、フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、といった他の北欧諸国にも興味はあるのですが、では、北欧の中でもなぜアイスランドを旅先に選んだのかというと。

アイスランド?

やはり国としての、その独特な存在感に惹かれたからです。国名からして、もうおとぎ話の世界に出てきそうじゃないですか。氷の国って。『鏡の国のアリス』『不思議の国のアリス』みたい。そんな名前の国が、日本をはるか離れた世界地図の左上にポツンと記されている。他の北欧諸国や英国、アイルランドからもまあまあ離れたところにある。どことなく、現実世界から遊離してるようなイメージがある。国際社会とかいう俗世間と一定の距離を取りつつ、また時代の趨勢とかいうものにも巻き込まれず、淡々と国家をやっている印象がある(勝手なこと書いてますけど)。

そして、近年でこそ経済問題やら噴火やらのニュースがありましたが、他の北欧諸国とくらべると日本に伝わってくる情報がだいぶ少ない。そこもまた、どんな国なんだろうという想像をかきたてます。




■では、なぜこのタイミングでアイスランドに行ったかというと。

これは数年前のことになるのですが、「生意気」(という名前の、外人2人によるデザイナー集団)が、とある雑誌のインタビューで、「外国は若いうちに行っておいた方がいいよ。40過ぎると海外旅行はつらくなる」と云ってたのですね。おれはあまり旅には興味ないタイプの人間なのですが、どういうわけかこの一行がここ数年ずっと心に引っかかってました。なので、30代のうちにアイスランドに行っておこう、と、心の中でかなーーりぼんやりとではありますが決めておりました。

それと、アイスランドも、ここ数年で観光地としての人気が高まっている(ように思える)んですね。氷と雪で閉ざされたおとぎの国(この認識はもちろん幻想なのですが)が、過度に"touristic"な場所になり、世界中の観光客に踏み荒らされるのではないか──とちょっと心配になってきたんですね。これが杞憂だと良いのですが(しかし実際、増え続ける観光客に対応するため、たとえばブルーラグーンは拡張工事中です)。

しかし、少なくとも「オーロラが、ゲイシールが、ブルーラグーンがますます近くなる! 成田→ケプラヴィーク直行便就航! アイスランドまで13時間!」みたいな広告が渋谷駅に貼り出されてしまう時代になる前に行っておきたかった。

大竹まことのラジオ番組のレギュラーを先日わずか3ヶ月でクビになったふかわりょう(以下、大竹)は、アイスランド大好き芸人として知られており、アイスランド観光大使だかなんだかに任命されていましたが、大竹がなんかの映像で「アイスランドブームを起こしたい」みたいなことを語っているのを見たことがあるんですね。ブームとかにならないのがアイスランドの良さなんじゃないかなー、と思うのですが…(もちろん大竹も、観光大使という立場上、かつテレビカメラの前ということもあり、ついついそういうことを口走ったんだとは思います)。


■ちなみに、拙僧が持っておりますアイスランド知識は以下のようなものでした。

・中学のころ、フジテレビの『クイズ王』の本(だったと記憶している)に、「世界で最も北にある首都は?」という問題が載っていた。これでレイキャビク、という街の名を覚えた(ような気がする)。

・'97年に、ホンマタカシは『Hyper Ballad』というアイスランドの街を撮った写真集を出している(なぜアイスランドを選んだのか、という理由をなにかの媒体で語っていたが忘れてしまった。あ、でも、いま検索したらこういうのが見つかった)。

・'84年の鈴木さえ子のアルバム『科学と神秘』は、そのジャケットに題名がアイスランド語で記されている。

・ビョークの出身地。

こんなところですかね。あ、'09年にマクドナルド撤退ってニュースがあったな。

とにかく、それくらいアイスランドについての知識はなかった。でも、このおとぎ話のような名前の国がほんとに存在するのか確かめたかった。それでこのたび訪氷した、というわけです。


■八月納涼歌舞伎 8/22-23


ハッピーチューニング平子祐希です。半蔵商店でございます、この週末は歌舞伎座で涼んでまいりました。土曜に第二部と第三部を見て、日曜に第一部を見るという段取り。


八月二十二日(土)第二部

逆櫓
のっけからネガティブなこと書いてすいませんが、納涼にこの演目はちょっと重いと思ったし、橋之助ちょっと微妙…。「実は」が明らかになる爽快感みたいなのが足りないような。あと全体的に前半はやや散漫な印象。
おれの隣の席の中年女性は8割寝てた。舞台上の子役の子も途中でうとうとしていた。笑
それでも彌十郎がどうにか舞台を引き締めてた感ある。後半はしだいに良くなっていきました。


京人形
この日の客席は、どういうわけか子供が多かった(小さいうちに歌舞伎座に連れてってもらえていいねえ)。『京人形』の途中、おれの近くの席で幼児らしき笑い声がたびたび聞かれた。分かりやすいしね。
しかしこの演目、前半と後半がびっくりするほど関係ないよな笑。『怒り新党』ぐらい前半と後半の内容に関係がない。カブキにはたまにあることなんだけど。


八月二十二日(土)第三部

芋掘長者
ハッピーエンドなので気楽に見てられる。橋之助はここではよかった(って何様なんだよ、おれは)。


祇園恋づくし
ひたすら面白かった。これ、こんなに面白いと知ってたら月の前半にも見てたよー。
江戸と京の風情が互いに衝突というか干渉する感じが面白い。こんなにも江戸の言葉と上方の言葉が交じり合う芝居ってあまりないような。これ、南座か松竹座でも見てみたいね。
そして、170BPMで江戸弁をまくしたてる勘九郎の声に勘三郎を感じとってしまう。


八月二十三日(日)第一部

おちくぼ物語
これも基本ハッピーエンドなので、安心して見ていられる。高麗蔵がよろしい。


棒しばり
良かった。勘三郎と三津五郎による棒しばり、を見たことがないはずなんだけど、それを思い出してしまう。見たことないんだから、思い出せないはずなのに。





ところで話が変わりますが、八月の歌舞伎座では浴衣の人をちらほらお見受けしました。歌舞伎座に浴衣を着てっても良いではないか、というのもそれはそれで確かに一つの見識だとは思いますが(以下27000字割愛)


■アイスランド土産(自分用)


リコリス

自分用ですいませんがアイスランドで買ってきたリコリスなるハーブのグミ。

道中、体調を崩したときのために「リコリス」という商標の栄養ドリンク(日本製)を持ち歩いていたので、縁を感じて購入。

噛んでみると…………もう、なんか、こう、うん、救急箱あるいは化学準備室の味がするんだけど、一粒ゆっくり噛み終わる頃にはちょっと美味しく感じられる。

あ、今日と明日は歌舞伎座です。


■アイスランドはさておき、ウーマン村本の話


ブルーラグーン
▲ブルーラグーン(入浴できないエリア)


■アイスランド旅行記のようなものを書こうと思ってるけど、なかなか筆が進まない…。まあ無理に書こうとしなくてもいいのかもしれない。写真を見たい方は取り急ぎインスタをご覧ください。滞氷中に何枚か写真をアップしております。


■ところでウーマン村本の話なんですけど。先月から村本のオールナイトが始まっておりますが、一回しか聞いてないのですね。理由は、面白いけど、密度がかなり濃いから。営業車を運転しながら(不本意だけどいまのところはそういう仕事なのです)聴くには、いささか不向きな面白さなのですね。さらっと聴けないというか。

でも先日、某氏から村本オールナイトはやはり面白い、という話を聞かされたので、あらためてこの番組を聴いてみたところ、やはり面白かったですね。とくに、自分の嫌いな芸人の実名をあげながら斬っていく回とか。


■ただ、心配なところがひとつあって、それは毎週毎週ラジオで2時間も話していると、トークライブで話すことがなくなってしまうのではないか、ということで。

あんなにラジオでトークを凹版ぶるまい、もとい椀飯ぶるまいしていていいのだろうか、舞台用にストックしといたトーク貯金を切り崩しながらの放送になってしまうんじゃないだろうか、なんて思っちゃうんだけど、まあ要らない心配だろうな、これは。


■プラネタリー・クラシクス、芝のぶ、TOEIC、ゲイシャ・ガールズ


アイスランドについてだらだら書く前に、ここ数日の日記。


八月十五日(土)
海外旅行から戻ってきて、トーキョーでの生活の勘を取り戻すため街に出てみる。

新宿某所でJ.G.バラードの『残虐行為展覧会』買う。欲しかった。べつにめちゃめちゃ読みたいわけじゃないんだけど、この本はおれにとって'90年代のコザを思い出させるのですね。このエントリにも書いたけど繰り返し書くと、当時、沖縄市の中央パークアベニューにこの本(というか工作舎『プラネタリー・クラシクス』のシリーズひと揃い)を置いてる店があったわけです。

あと、『家庭版アッコちゃん』も買う。


八月十六日(日)
稚魚の会・歌舞伎会の合同公演を見に、国立劇場まで。あ、国立劇場といってもレイキャビクにあるアイスランド国立劇場Harpaではなく、三宅坂のとこにある日本の国立劇場のほうです。

──当たり前だろ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

もちろん芝のぶ目当て。八重垣姫で出づっぱりなのがうれしい。が、『伊勢音頭恋寝刃』の仲居役もこれはこれで芝のぶらしかったり。

国立劇場の大劇場でなく小劇場というのも、いつもとちょっと違う感じがして、良い。


八月十七日(月)
うちの近所にある、昭和昭和した焼肉屋が前から気になっていたので、某君と行ってみる。店頭に飾られてる年季の入った食品サンプルからして昭和。無煙ロースターではなく普通のコンロが、テーブルに埋め込まれるでなく卓上にポンと置いてある。壁には換気扇。昭和だ。電気グループ「カメライフ」のシングルのジャケットのような店、と云えばある種の人々には分かりやすいでしょうか。テーブルと座敷が選べたので、座敷に座る。

Mac以前の丸ゴシックだけで組まれたメニューや、飲み物類の選択肢の狭さ(←ほめてます)に昭和を感じながら、カルビ、ロース、ハラミ、ミノなど。

Tシャツに短パンにサンダル履きの一家四人が店のおばちゃんに何やらあいさつしながら店に入ってくる。気安い感じのお店。

しかし、お会計はわれわれ2人で9620円…。庶民的な雰囲気の割にはちょっとお高いなー、と思ったが、昭和59年ごろの世界にタイムスリップした時間旅行代も含まれていると思えば高くはない。というか、そこそこたらふく食ったので、値段相応でしょうな。肉はおいしかったです。


八月十八日(火)
先月受けた人生初TOEICの結果が判明。720点。受験前夜に、新橋演舞場に『阿弖流為』を見に行ったわりには良い数字。英語が苦手なおれにしてはがんばった。しかし、実際に英語をしゃべれるかどうかはまた別の話で、先週のアイスランドでも英会話ではだいぶ苦労しました…。


八月十九日(水)
茨城か栃木のどっちかにある、「とんかつ以外はおいしいとんかつ屋」に行く。うん、暑い間はダイエットは休止して、ちゃんと栄養を摂ることにしています(先月、節食しすぎでふらふらになってしまったことがあったので…)。

肉野菜定食、みたいなのを食べる。食べながら、「あゝ、今日で『Geisha "Remix" Girls』の発売から21周年だな」と思う。当時、那覇の高良レコードでCDでなくあえてLPを買ったんですね。しかしおれの記憶力ってなんでこんなに偏っているんだろう。


■アイスランドより来日しました


アークレイリにて

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■日本のみなさんこんばんは。昨日(8/14)の朝アイスランドより来日しました半蔵商店でございます。いやー、まだまだ蒸し暑いですねこの国は。


■さてアイスランドではレイキャビクに三泊、ブルーラグーン近くに一泊しまして、道中は無事でございました。まあ欧米人バスツアー客の群れにひとり紛れ込んでこそこそしてただけだから、危ないこともなく。壮大な自然と、可憐な街並みと、両方楽しめて良かったですよ。


■しいて大変だったことを書くと、経度(マイナス9時間)と緯度(日没が22時ごろ)によるダブル時差ボケには悩まされました。珍しく乗り物酔いも発症しましたね。酔い止めは持って行くべきでした。あと英語。英語はもっと勉強していくべきでしたねー。一応なんとかはなったわけだけど、でも、それは向こうの人がいろいろ気ぃ利かせてくれたからなんとかなったわけでね。


■というわけで、これから数日はアイスランドについてだらだらと書いていく所存です。とくにエピソードらしいエピソードはないんだけども。


■今週はアイスランドにおります


アイスランドバナー

本日より四泊六日で氷国でございます。皆様の代わりに涼んで参りますので、よろしう。

あ、写真は余力あれば随時インスタにアップしようかなと。


■銀座のマック


■先日、銀座三丁目にて。

年配のおじい様が、ケータイでなにやら話している。誰かとの待ち合わせらしい。

「うん、いまマックの近くにいるから。うんうん、とりあえずマックのところまで来てよ。うんうん、マックね」

おそらくこの「マック」はアップルストアのことだと思われます。たしかにマックは売っていますが…。


■でも、あの年代の人だと、

銀座→マクドナルド1号店→マック

みたいな連想ゲームが働くのかもしれない。


■ちなみに調べてみたところ、'71年に銀座三越の中にできたマクドナルド1号店は、'84年にちょっと離れた場所に移転し、'07年まで営業してたとのこと。ふむ。


■『ピルクル』の由来、その他乳酸菌飲料


■いまの小学生って、ラジオ体操は二週間ぐらいしかやらなくていいみたいですね。七月下旬に一週間、八月下旬に一週間、みたいな感じで。

──という知識を頭では知ってるのですが、毎年毎年この季節になるとこの事実にちょっと驚きます。おれが小学生だったころは七月下旬から八月末まで四十日くらいフルレングスでやってたから。


■といった意味も含めまして半蔵商店でございますが、八月に入ると、やはりほんのちょっとだけ秋に近づいてきたように思います。空の色や日差しに先週までの鮮烈さがない。陽も微妙に短くなりつつある。うむ。とはいえ暦の上ではまだ夏なのですが。


■さて、夏といえば乳酸菌飲料ですが(強引な展開)、最近カルピスを飲んでます。ちゃんと原液で買ってきて、水で割って、氷を入れてます。まあ、カルピスを飲んで喜んでいい年齢なのか、という自問は常にあるんだけど、下手な酒よりよっぽどうまい。

と、ぐだぐだ書かずとも、夏は乳酸菌飲料が似合う季節であります。もう、「乳酸菌飲料」を夏の季語にしてもいいと思う。

──10音も使うのか…。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) ナガイ


■さて本題。乳酸菌飲料といえばピルクルなんかも飲むことがあります。先日、ピルクルのサイトを見て知ったのですが(なんでそんなサイトを見ていたのだろう)、このページの下部に書いてある解説によると、ピルクルとは

1620年に英国から自由を求めてメイフラワー号で新大陸(アメリカ)に渡った人たち「ピルグリム・ファーザーズ・クルー(Pilgrim Fathers Crew)」の略

なんだそうです。そうなの? なんかピルクルって名前が先にあって、後から由来をこじつけたような雰囲気を感じるんだけど、まあいいや、そこらへんは。本題終わり。


■あと、サントリーのビックルもさらっとしてて好きなんですが、小さい容器に入っているので1mlあたりの単価が高いんだよね。

あ、いま検索したらビックル500なんてのもあるのか。うちの近所じゃ見ないなあ。


■──などと、こういうことを考えながらこの夏も過ぎようとしております。


■阿弖流為、菊之助、涎くり、ここ最近のカブキ方面


ですから壱太郎なら抱けます。半蔵商店でございます。

八月に入りやがりました。八月ってあんた、もう半分秋みたいなもんですから、夏っぽいことは早めに済ましておきましょう。


■七月二十五日(土)は新橋演舞場に『阿弖流為』を見に行く。終始ドラムがドンドコドンドコ鳴ってる芝居。橘太郎が大変よろしい。亀蔵(の髪型)もよろしい。カーテンコール数回。クマコも出てくれば良かったのにね、ととある婦人が云っていた。


■先週の福井金沢出張では、永平寺を参拝したり、ホテルのルームサービスでハントンライスを食したり、北陸新幹線のグランクラスに乗ったり、と大変ハードな日程だったので、休養のため七月二十七日(月)は有給休暇をとった。で、横浜県に歌舞伎を見に行きました。歌舞伎鑑賞教室。今年は国立劇場の切符が取れなかったのですが、横浜では当日券が出ていたもので。

菊之助、良いではないですか。正直、ちょっと中性的な、線の細い知盛を想像していたのですが、そんなことなかった。

台本買う。終演後、横浜そごうの「壁の穴」でウニのパスタ。


■で、七月二十八日(火)は宇都宮で歌舞伎。巡業東コース。東京じゃない街で二日続けてカブキ、という珍しいパターン。


■八月一日(土)は、歌舞伎座ギャラリーに『歌舞伎にタッチ』展を(ようやく)見に行く。いろいろ展示されてますが、やはり『寺子屋』のセットに尽きますねえ。 菅秀才様の机をよーく見ると、他の机よりもいい素材でできている(ように見える)こと、また、菅秀才様は筆やら硯やらが入ったお習字箱(とでも云うのかな?)も他の寺子よりきれいに使ってること、など新しい発見がある。

寺子屋

そして、坊主頭の清書きもある。笑

坊主頭の清書き

場内は自由に写真が撮れる(フラッシュは不可)。これはもう涎くり与太郎のコスプレで行くしかないでしょう、と以前もこのブログに書いておりますが、しかし、あのちょっとボサっと伸びた子供の髪型、のカツラなんてどこで手に入るんだろう。ふつうのお侍さんのカツラとかだったらレンタルしてくれる店もあるようなんだけどね。

見終わったあと、鰻屋でうな丼。この夏はじめての、おうな様との逢瀬。あわせて麒麟麦酒中瓶も発注。おれは鰻には日本酒派なのですが、こうも暑いとね。


■松竹大歌舞伎 巡業東コース 7/28 宇都宮 夜の部


壱太郎なら抱けます。半蔵商店でございます。

うん、7/28はたまたま仕事で宇都宮県にいたのですが、この日は歌舞伎巡業東コースの宇都宮公演の日でもありました。

面倒な用件が発生しなければ17:00からの夜の部は見にいけるなー、と思ってたのですが、幸い面倒な用件も入らず、まあ無事見にいけることになりました。

会場まではクルマで行ったのですが、会場の敷地内にいた守衛に駐車場の場所を尋ねたら、「ないです、一台もないです」という答を真顔で発射されました。でも最寄りのコインパーキングが奇跡的に一台だけ空いておりました。

クルマは無事停められましたが、でもどうせ当日券が売り切れてたとか、そういう展開なんだろうなー、と思って当日券売り場に行くと、7列目(“とちり”の“と”だ!)の、どセンターの席が空いているじゃないですか! 迷う理由もなく購入。

タイミングよく会場に行け、クルマも無事停められ、良席が空いている、と、なにからなにまでお誂え向きの歌舞伎見物となりました。宇都宮方面を管轄する芝居の神様から接待されているような気がしました。

会場のポスター


■で、芝居。『引窓』は壱太郎がきれいで、あと松緑の演技が一本調子じゃないとこがよかった。花道の短さに巡業を感じる。笑

引窓のあとの幕間で、いったん所用のためコインパーキングに移動。コインパーキングから会場に戻る途中、若手芸人だったら「これバラエティの雨量じゃないでしょ!」と怒るであろうものすごい勢いの夕立に見舞われる。ずぶ濡れ…。

夕立


■つづいて口上。下手から上手の順に、扇雀、虎之介、壱太郎、鴈治郎、藤十郎、亀鶴、亀寿、松緑。間違ってたらごめん。ところでこの文章、出張用のPCで書いてるんだけど、ATOKを入れてないので歌舞伎役者の名前(というか人名一般)が変換しづらい。


■そして『連獅子』。虎之介の獅子は、ちょっとなよっとしたところのある獅子でしたが笑、それもまたよし。


■20時ごろ終演。雨は上がっていた。その後、激安ホテルへ移動


■春日かパタリロ


■拙僧が先週泊まった、身分相応なホテル日航金沢の23階のツインの部屋がこちらです。

金沢


■そして昨晩泊まった宇都宮県の激安ホテルがこちらです。
宇都宮

うん、先週はホテルとグランクラスでお小遣いをだいぶつかったので、今週は春日かパタリロになったつもりで倹約生活します…。

しかしこの激安ホテル、壁に打ち付けられたハンガー掛けが、ちゃんとサイトーウッド製なのな。ちなみに一泊四千円。朝食つき。


■福井金沢一泊二日の記


■アウトドアの「モンベル」を、ずっと舶来ブランドだと思ってました。半蔵商店でございます。日本のブランドなんだね。

といった意味も含めまして、福井金沢一泊二日の記。写真はこのエントリの末尾にまとめて載せてます。あとinstagramでも見られます。


七月二十三日(木)
朝六時。大宮から新幹線。グリーン車。朝食は万世のカツサンドとジャガビー。車内誌で、北陸新幹線にはグリーン車よりも高級な「グランクラス」という席があることをはじめて知る。

あっさり金沢着。まあまあの大雨。しかし傘は大宮駅のどこかに忘れた…。

駅前でレンタカーを借り、いったん福井県へ移動。福井は生まれて初めての地。

福井県内の仕事先へ運転してる途中、うっかりハンドル操作を誤ってしまい、永平寺に到着。

そのまま永平寺を参拝。

ついでに門前の店で「永平寺そば」なるメニューを食する。

ハンドル操作を誤らないよう、今度こそちゃんと仕事先に向けて運転。

仕事先到着。

仕事始める。

仕事終える。

日航ホテル金沢に真顔でチェックイン。

シングルを予約したのに、ツインの部屋に通される。うむ、苦しうない。

夕刻より、会社の人類と合流。

おでん屋で飲む。おでんひたすら美味し。

解散。

三宅純の「まほろばの国」を頭の中に流しながら、「ひまわり」というコンビニのようなスーパーのような店に歩いて移動。

ハーゲンダッツ買う(苺)。

ホテルに戻る。

ハーゲンダッツ食する。

寝る。

夜半に目が覚める。

アルコ&ピースのオールナイトを聞こうとするも、そういえば金沢なのでRadiko受信できず。

二度寝。


七月二十四日(金)
起きる。

朝風呂。ホテルにあった泡風呂の素を湯船に入れる。

八時ごろ近江町市場に移動。海鮮丼食べる。

そういえば土用の丑の日。とある魚屋の店頭に人類がずらりと並んでいる。他の店には誰も並んでないのに、この店だけ行列。なぜだろう。

しばらく市場をぶらぶら。

ホテルに戻る。

ルームサービスにハントンライスを発注。

ハントンライスが運ばれてきたので食する。チキンライスとタルタルソースのてじなーにゃを楽しむ。

【訂正】先ほどの「てじなーにゃ」は「マリアージュ」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。

ホテルをチェックアウト。

レンタカーで仕事先(金沢市内)へ。

仕事する。

仕事終える。

駅前でレンタカー返す。

三時の新幹線。グリーン車、でなく、昨日その存在を知ったばかりの「グランクラス」に乗る。

車内では弁当やら酒やら菓子やら出てくる。スパークリング梅酒、地酒、ホットコーヒーを発注。

歯医者のようなどっしりしたシートで、耳栓して寝る。

ノンストップで2時間ほど寝る。質の高い睡眠。

午後6時、東京着。

その後、都内某所で仕事がらみの某トークライブへ。たいして面白くない。このトークライブはキャンセルして、もっと金沢でゆっくりしてれば良かったかな。


■その他
金沢のレンタカー屋から「ETCカードをお忘れです」と連絡があった。社用ETCカードをレンタカーのETCの中にさしっぱなしだったんですね。

おれも抜けているが、クルマを返したとき「車内に客の忘れ物がないかチェックする儀式」を一通りやったはずなのにETCカードに気づかなかったレンタカー屋の親父もちょっと抜けていると思う…。


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▲金沢駅のゆるキャラ


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▲永平寺


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▲永平寺そば、という名前のメニュー


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▲部屋。23階


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▲看板


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▲ワッキーにもそっくりさんが


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▲ルームサービスでハントンライスが頼める


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▲ルームサービスでハントンライスを頼んだ


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▲グランクラスのコーヒー


■TOEIC


■金沢から帰ってきて、翌日『阿弖流為』を見てからの半蔵商店でございます。


■えっと、唐突ですが今からTOEIC受けてきます。英語は苦手なのですが、思うところあって。ま、昨晩は勉強せず演舞場にいたわけですが。笑


■ではまた。


■坪内祐三の顔を思い浮かべようとすると「きたろう」の顔が思い浮かんでしまうのはおれだけか


■とんかつと坪内祐三が『SPA!』でやってる対談の連載をまとめた『羊頭狗肉』という本を読んでいたら、次のような発言があった。


坪内 (前略)それで、最後に猪瀬さんが白鵬に(中略)声をかけたの。歌舞伎座の“三階さん”みたいに。


三階さん、とは、歌舞伎の脇役の役者のことであって、三階席から声をかける客のことではないですよ。


■で、YMOは三階さん、ではなく“散開”ですね。うん、先日、'83年の散開ツアーのパンフレットを購入したのです。笑

YMO散開ツアーパンフ


■では、本日より仕事で金沢です。一泊二日。


■歌舞伎座 七月大歌舞伎 7/11昼 7/12夜


■昼の部は、7/11(土)に見学。二時間ほどならんで昼の部切符を通しで購入。『与話情浮名横櫛』の猿弥(47)が大変よろしい。香川照之が出てくると、舞台の空気がちょっと新歌舞伎っぽくなる。

今月の昼の部は演目がバラエティに富んでいるので、ビギナーの方の歌舞伎デビューにぴったり、と云いたいところですが、いかんせん切符が手に入らない…。オードリーのネタライブ(7/20)や、浅草花月ラストの村本(7/26)ぐらい手に入らない。


■夜の部は翌7/12(日)に見学。3階A席。海老蔵と玉三郎が出るので、近くのサブウェイの玉子サンドイッチに海老をトッピングしてもらって歌舞伎座で食べました。

怪談ものは好きでも嫌いでもないジャンルなんだけど、今月の『牡丹燈籠』は面白かった。衝撃を受けたのが弘太郎の丁稚でした。あれはもう今年の丁稚・オブ・ザ・イヤー確定でしょう。あんなに似合ってる丁稚は'10年の南座顔見世の『河庄』の翫雀以来、と半蔵商店の半蔵さんも絶賛。

香川の演技も、牡丹燈籠では良い感じに作用している。

終わったあと、久しぶりにナイルでカレー。ナイルさんが浅井企画所属って知ってた?(あ、これ、前も書いたかもしれない。)


■上にも書いたとおり、今月はとにかく切符が取れません。歌舞伎座昼の部は、一幕見席に並んでようやくなんとか見られました。が、菊之助の知盛は、あきらめるしかなさそうです。国立劇場だけでなく、横浜のも完売だって。('A`)


■あ、今月はイヤホンガイドの係の人にキーワードを云うと、くまどりんステッカーがもらえる、というキャンペーンをやってますよ。拙僧も一枚もらいました。ちなみにキーワードは「船玉様が見える」です。

──いや、そのキーワードは違う(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■喜屋武ついでに云うと、沖縄には「ユーキャン先輩」と呼ばれている喜屋武さんが800人くらいいる


キャン×キャンっているじゃないですか、沖縄出身の藝人。ボケが長浜でツッコミが玉城(たまき)、という名前なのですが。

おれはずっと、このキャン×キャンのメンバーの名前をこれまで逆に覚えてました…。あれはどう見てもボケの方が「玉城」って感じでしょう、ジャンル的に。

──なんだよ「ジャンル的に」って… (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )

いや、なんとなく見た目とか雰囲気が玉城っぽいなーと思う。

あと、沖縄の高校で玉城って名字のやつはサッカー部に所属しがちだよね。

──おまえの偏見知らんわ。 (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

もっとも、キャン×キャンの玉城はハンドボール部だったようですが。


■しかし、そもそもなぜ長浜と玉城で「キャン×キャン」なんだって話ですよ。てっきりメンバー二人とも「喜屋武(きゃん)」という名字なのかと、昔はちょっと思ってた。ロンブーとかキンキキッズとかのパターンで。


■ゴールデンボンバーにも「喜屋武豊」っていう人がいますが、これも本名ではないらしい。拙僧が幼少のみぎりにコザに住んでらっしゃったころは、キャンユタカ君という年下の友人がいましたけどね。まあいいか、そういう話は。


■あと、小室哲哉と小室みつ子は夫婦じゃないです。

──どうした突然。 (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■昔のシャープペンシルにプレミアムがついている


売り切れてますが3,909円(税込)。定価は500円だったと思う。小学生のとき使ってました。小学生にとって500円ってなかなかの出費じゃないですか。このシャーペンは他のよりもちょっと特別な感じしたな、たしかに。

たしか、これと対になるデザインのボールペンもあったはず、と思って検索したらそちらも見つかった。これも売り切れ。探してる人は探してるんですね。


■『ネプリーグ』って、ひょっとすると、


『ネプリーグ』って、ひょっとすると、フジテレビの「あんましパッとしない新感覚クイズ番組」の末裔なのかもしれない。『太郎と花子』とか、『クイズ超選択』とか、『天才ヒポカンパス』とか(知ってる?)。

ネプリーグは人気番組になって良かったですね。


■石垣島の記(下)


石垣島日記の後半。ちゃっちゃと書きます。instagramの写真と合わせてご覧ください。しかしインスタって過去ログさかのぼるのだるいよね。 タイムスタンプも「4日前」みたいな相対的なあれでしか表示してくれないし。インスタってフローを楽しむものであってアーカイブには向いてないんでしょうね。(談)



七月四日(土)夕方
■石垣島の日の入りは、トーキョーより一時間ばかり遅い。

両親や伯父伯母と、ひきつづき旧祖父母宅にいる。手作りゴーヤージュースを飲むなどして過ごす。このゴーヤージュースは非常においしい。畑でとれたばかりの、'90年代末の藤井隆ばりにフレーーーーッシュなゴーヤーをすりおろして、その汁を市販のシークヮーサージュースで割る。スーパーで買ったゴーヤーだと、ここまで美味しくするのはちょっと難しい。この鮮烈な苦味がよろしい。

■その後、疲れたのでちょっと横になる。


七月四日(土)深夜
■ちょっと横になったつもりが、もう午前一時前。家(旧祖父母宅ね)にはおれと両親しかいない。

母によると、おれが寝ている間に親戚一同がやってきて、酒を飲んだり三線弾いたり歌ったり、果ては叔父が弟夫妻に三線&新居の表札を贈呈するプチイベントもあったりする宴が催されたらしい。

おれは、その宴の間じゅう、ずっと寝ていた……。ふすま一枚を隔てただけのところに寝てたんだから、起こしてくれればよかったのに。こっちは東京都練馬区からわざわざ石垣島まで来てるんである。馬鹿みたいではないか。親戚のガキどものために妖怪ウォッチの人形焼も買ってきたのに。なんのための一泊二日だろう。

母いわく、「寝てたほうが悪い」とのことだが、そんなもん起こしてくれればいいだけの話である。おれは宴に参加しちゃいけない、二級市民かなんかなのか。母に対してだんだん腹が立ってくる(お門違いの怒りかもしれないが…)。


■腹が立って眠れなくなった、というわけでもないが、土曜深夜なので、ラジオ沖縄でオードリーのオールナイトを聴く。そしたら若林が母親の一言に腹を立てた話をしていた笑。怒った若林は、外食の途中で席を立ったらしい。どこの家庭も似たようなものですね(違うか…)。

ちなみに、石垣島ではラジオ沖縄をAMでなくFMで受信します。


■オードリーを聴いてるうちにいつのまにか寝る。三時半ごろ目が覚めると、オールナイトオキナワという番組をやっている。当然ニッポン放送制作ではなく、ラジオ沖縄の番組。沖縄のお笑い事務所「オリジン」の芸人がなにやらしゃべっている。あれ? 土曜のラジオ沖縄って、オードリーの後はもうクロージングじゃなかったっけ?(※あとで調べてみたらそういう特番だったっぽい。)



七月五日(日)朝〜夕方
■六時ごろ起床。ウォークマンに入れてきた砂原良徳の「Monologue」を聴く。この曲は朝の石垣島に合う。ほんとは、夜が明けるか明けないかの時間に聴くのがいいんだけどね。


■両親と朝食。ゴーヤージュースと昨日の宴会の残り物。ゴーヤージュースは美味い、が、自分が参加させてもらえなかった宴の残り物ってなかなか屈辱的な味がするな…。


■弟夫妻がやってくる(弟はスチャダラパー25周年Tシャツ着用)。石垣空港まで送ってもらう。みんなで空港でアイスクリームを食する。うまい!


■おれと父のみ飛行機に乗る(母は翌日まで石垣島に残留)。降りる。那覇空港で父と沖縄そばを食べた後、別れる。

羽田行きの飛行機が遅れているので、ぜんざいを食すなどして時間をつぶす。機内へ。


■機内はクラスJシート(幸い、クラスJの空席に振り替えできたのです)。普通席よりちょっと広いだけだが、この「ちょっと」のおかげで、どれ機内誌でも読んでみようとか、カバンからお菓子を取り出そうとか、そういった心のゆとりが持てるのですね。

機内では音楽を聴かず耳栓。なんか、ずーーっと耳栓して飛行機乗ってばかりだな、この週末は。


■羽田着。喫茶店で一服の後、モノレール。大江戸線と西武線を乗り継いで石神井公園に帰還。


ここよりボーナストラック
■六時ごろ、沖縄芸人が集合するお笑いのライブを見に都内某所へ。石垣島から帰ってきたばかりなのに、なぜか沖縄づいてる。

ライブの後、芸人、スタッフ、客そろっての打ち上げがある(この打ち上げだけに来る客もいるらしい・笑)ので参加してみる。とある芸人氏とお話したところ、その人は前述の「オリジン」にかつて所属してたそうだ。ふむ。


■石垣島の記(上)


マツコ・デラックスとかミッツ・マングローブとかがメディアに出る昨今ですが、そういえば'80年代にいた"KINYA"ってどうしてるんだろう、と思ってwikipediaで調べたら、KINYAが沖縄出身であると書かれていました。そうなの? 知らなかった…。

さてこの週末は弟の結納のため、一泊二日で石垣島でした。その日記の前半。

あ、instagramで写真も見られますー。しかし、インスタってもしかして過去ログさかのぼるの面倒? なにかまとめてタグつけたほうがいい?



七月三日(金)深夜
■旅支度。松本人志が後輩芸人の人生相談に乗る、という番組を見てたりしたこともあったけど、おれにしては珍しく午前三時(!)まで起きてしまう。そうでなくとも、もともと旅支度に時間がかかるタイプである…。

「プー&ムー」は、コンビ名を「おたこぷー」にすればいいのにと思う(チャド・マレーン/初恋タロー方式)。あと、漫才は墓多弁でなく標準語でやったほうがいいと思う。

トータルテンボスは、ある時期までタカアンドトシと同格だったのに、大きく水をあけられた感がある。まあ本当の勝ち組はトータルテンボス、なんて話もある。


七月四日(土)朝
■一時間仮眠ののち、午前四時起床。小説家と歌人のオールナイトニッポンを聞きながら旅支度ラストスパート。午前五時半ごろ出発。


■七時ごろ羽田空港着。サクララウンジを予約しそびれていたので(前日18:00までに予約しないといけないらしい…)、ゲートをくぐったとこのラウンジに入る。崎陽軒のシウマイ弁当をつまみに、角ハイボールで晩酌。このシウマイ弁当、有名なのになぜか食べたことがなかったので、このたび初めて食べてみたのですが……もうちょっと現代的なアップデートが必要な気がしないでもない。

売店で『GQ』を買う。このところ飛行機に乗るたびGQを買ってる気がする。どことなく機内誌っぽい性格があるし、いまの『BRUTUS』が失った雰囲気が残ってるからだと思う('00年代にBRUTUSを読んでた人はいまは何を読んでるんだろう、というのが拙僧のここ数年の研究課題)。


■飛行機乗る。機内では音楽を聴かず耳栓。おやつは事前に調達した醤油がけカシューナッツとミューズリー・バー。



七月四日(土)昼
■那覇着。暑い。2時間足らずの短い乗り換え時間を利用して、タクシーで一瞬だけ国際通りへ。ほんとに一瞬。国際通り中ほどの喫茶店でタコスとオリオンビール小瓶。これがやりたかった。その後、県庁駅前まで歩き、そこから「ゆいレール」で空港まで。


■石垣行きの飛行機乗る。降りる。新しくなった石垣空港に慣れない。慣れようとも思わない。タクシーで結納の会場まで。家族&親戚集合。弟はだいぶ疲れているようだった。

結納の儀→記念撮影→食事会。食事はなかなかゴー☆ジャスな弁当でおいしかった。食事会の中盤になって、『サムズ・バイ・ザ・シー』的な半分に切って焼いた伊勢海老がゲリラ的に出てくる。そのボリュームに、一同、ちょっと困る。事前に「のちほど伊勢海老も出てきますので…」みたいなアナウンスがあったほうがよかったかもしれない。

おれは、「羽田でシウマイ弁当を食べてこなければ、年配の親族が残した手つかずの伊勢海老を食べられたのに」と思ってしまった。この歳になってこんな意地汚いことを考えている自分に驚く。


■六時ごろ終了。両親伯父伯母たちと旧祖父母宅へ。


■石ノ垣ノ島、氷ノ國


■半蔵バチボコ商店でございます。七月のお江戸は、歌舞伎の切符がバチボコ手に入りません。歌舞伎クラスタのみなさんは買えました? おれは歌舞伎座夜と演舞場の3階A席は取れましたが、歌舞伎座昼と国立劇場がまだ手に入っておりません…。

といった意味も含めまして、本日、石垣島に参ります。一泊二日で、石垣島滞在時間は18時間、というバチボコにタイトなスケジュールです。那覇→石垣の乗り換えに二時間くらい空きがあるので、タクシー飛ばして国際通りにステーキ食いに行こうかなともちょっと思ったのですが、バチボコリスキーなので止めときます…。


■それと、来月の話になりますが、電子音楽家なのでアイスランドに参ります。バチボコ高緯度〜!

海外旅行は実質初めてなので(※ハワイ県しか行ったことがない、し、そのハワイも妹2号夫妻がなにからなにまでお膳立てしてくれてた)、バチボコ不安です。英語も「It's your pain or my pain or somebody's pain」と「Get wild and tough」しかしゃべれませんし。

とはいえ、電子音楽家だったら一度はアイスランド行っておかないとね。

──その理屈が分からん… (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )


■あ、あと、話が前後しますが七月は金沢県も行きます。ただこれは観光でなく仕事です…。でも、まあ、ホテル日航金沢に泊まるので、ルームサービスのクラブハウスサンドイッチを楽しみにバチボコがんばります。

──いや、近江町市場の海鮮丼とかを楽しみにしろよ… (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■あ、Instagramぼちぼち始めますよ。文句あるか。まあ、おれの性格からすると一ヶ月ぐらいで放り出すと思われます。笑

すでに石垣空港の写真が載ってますが、これは昨夏にアカウントだけ作って試しにアップしたうちの一枚です。「これから石垣島に行く」っていう内容のエントリでこういうことを説明するのも紛らわしいですが。笑


■では行ってきますー。


■銀座の勘定は高かった、新橋の勘定は安かった


■本日から七月だそうです。本当でしょうか。あとで調べてみます。

それはさておき、本日渋谷の古本屋に行ったらば、軒先のワゴン(一冊百円)に学研のひみつシリーズが出ているではないですか。しかも『世界の国ぐにびっくり旅行』がある。まあ、買いますよね、これは。

ひみつシリーズ

カバーはないけど、そんなことは気にしない。百円なんだから。むしろ、ひみつシリーズは、カバーを無くしてオレンジ色の地が出ている状態になってからが本番みたいなとこあるからね(なんて、こういうことを書く心のゆとりがあるのも、以前カバー付きの同書を手に入れてるからなのですが・笑)。


■土曜日、思うところあって、一人で銀座と新橋に飲みに出かけた。

一軒目は銀座の立ち飲みバー(って、けっこうお店が特定できそうですね)。ハイボール二杯とおつまみ二品で立ち飲み。立ち飲みなのにお会計はしめて4500円…。

10年以上前に放送されていた、「四千、五百円」という月賦の車のCMの中村一義のセリフを思い出さないようにしながら支払いを済ませる。←この文章は「の」が多いと思う。

カウンターに、酒や食にまつわる昭和四五十年代の文庫本が並んでるのが、雰囲気あって良かった。でも、正直この値段なら、帝國ホテルのオールド・インペリアル・バーに行っちゃうかな……。まあ銀座ですからね、立ち飲みだってお高いんですね。


■二軒目は新橋のおでん屋。おでん2品と刺身、茶飯、味噌汁、お新香からなる「おでん定食」なる定食がある。おでん2品は、メニューの中からあるていど選べる(ただし制限あり)。それと熱燗1合を真顔で発注。

カウンターのガラスケースに入ってたタコが美味しそうだったので、それも発注。串に刺さった小ダコが出てくる。

お会計は2000円足らず。安い。この日は二軒目だったので食べ物があまり胃に入らなかったが、次はもっといろんなものを頼んでみたい。


■今週末は石垣島です。


■あ、ちかぢかInstagramでも始めてみようと思いますよ。いけませんか。


■澤部と吉村が4tトラックに轢かれた直後にさらに10tトラックに轢かれますように


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■めずらしく成田県からお送りしております半蔵商店でございます。うん、今日は一日千葉にいた。


■宿はラディソンでございます。24時間のルームサービスがあり、24時間営業のジム(プール付)がある、健康で文化的な最低限度の基本的人権ホテルに久しぶりに泊まっております。たまにはこういうとこ泊まらないとねー。

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しかし、ジムではトレーニングウェアや水着はレンタルしてくれないらしいんですね。しまった。持って来てないよ。いちおうジムのフロントで水着は売ってくれるらしいんですが、3600円もするんですね。うーん。ジムとプールはあきらめます。


■で、ラディソンにもバーがある、と聞いてたのですが、バーはバーでも英国風のオーセンティックなやつではなく、米国風のスポーツバーだったのですね。さきほど(午後七時台)ちょっとのぞいてみたのですが、屈強そうな白人の団体が宵の口からワイワイ騒いでました。こういう奴等と戦争したら負けるわ、そりゃ。バーもあきらめました。バーの中にポップコーンマシン(?)とビリヤード台があるのをかろうじて確認できました。


■ということで、近所のスーパーから調達してきた酒とつまみとおやつを、客室内で摂取しています。缶詰のコンビーフを肴に麦酒を飲むなんて、学生のとき以来です(なかなか美味い・笑)。で、テレヴィジョンを見ております。

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■『しくじり先生』を見てたら、ヒロシが出てきました。昨年10月のオードリーANNを聴いた方ならヒロシの面白さをご存知でしょう。おれはその翌月、たまたま宇都宮県の商店街でヒロシの営業を見ました。今日の番組も面白かった。ヒロシには売れてほしいです。

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名前は挙げませんが、とある若手芸人二人のヒロシに対する態度がちょっと気になりました。あれはちょっと調子こきすぎでしょう。くさすにせよ、もうちょっと相手を立てるくさしかたってもんがあると思うんですね。台本なのかもしれませんけど、視聴者の気分を損ねる台本ってなんなんでしょうね。


■しかしラディソン、客室内にミニバーなくて冷蔵庫が空なのは残念…。


■とくにタイトルを要しないエントリ


■とあるラジオ番組で、コーヒーに砂糖をたっぷり入れる、という意味で「コーヒー。砂糖アリアリで」という表現をしていた。

ふつう、「コーヒー。アリアリで」と云った場合は、それは「ミルクアリ、砂糖アリ」という意味になるはずなんだが。

豚の餌、と云って悪けりゃ「食べる自傷行為」の某ラーメン屋における「野菜マシマシ」みたいな表現と混同してるのではないかと思う。


■先々週行った新宿のお世辞抜きで不味いつけ麺屋が、昨日あっさり閉店したそうです。笑

われわれが訪れたのは6月13日ですが、その時点では店内に「閉店のお知らせ」のような貼り紙はなんもなかったんですね。なので、かなり急な閉店だったと思われます。

まあ、まずかったもんなー。ほんとに。


■あ、今日、生まれて初めて電子辞書を買いました。

──そうですか。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■モルツ、ザ・モルツ、ALFEE、THE ALFEE


モルツ
▲泊まってたビジネスホテルの自販機で奇跡的に売ってた


■最近はどこもかしこもプレミアムモルツばかりで、普通のモルツをとんと見かけなくなりました。その希少性から云うと、普通のモルツを飲むことのほうが、むしろプレミアムな体験です。

そのモルツが「ザ・モルツ」になるそうです。デザインに雰囲気がない。安売りの発泡酒みたい…。


■それはさておき、「ザ」で思い出したのですが、おれが小学生のとき、『ザ・ベストテン』でアルフィーが同時に2曲ランクインしたことがあるのですが。

一曲の名義は「ALFEE」で、もう一曲の名義は「THE ALFEE」でした。テロップも、アナウンサー(地方のコンサートからの中継だったと記憶している)も、きちんとALFEEとTHE ALFEEを区別していたように思う。

このTHEのあるなしの違いって、レコード会社の契約上のあれなんですかね。それともなにか創作上の理由があってのことなんですかね(って、この話、前も書いたような気がする。まあいいか)。


■夏至は過ぎた


■夏至を過ぎたんですよね…。


■先日、秋葉原のMac Collectionの4階に行ったらば、古いマッキントッシュ(型番は忘れたけどSE/30とかそんなん)が置いてあって。でもそれは単なる飾りじゃなくて実際に動作していた。ためしに画面上の『上海』のアイコンをクリックすると、ちゃんと起動して、画面いっぱいに麻雀牌が表示された。

昔のコンピューターは「機械がせっせと動いている」という生々しさがあっていいな。この生々しさは、いまのPCではちょっと味わえない。


■夏至を過ぎたんだなあ…。


■ヤフオクのトップページに「高校生からはじめるヤフオク」みたいな記事へ誘導するバナーが表示されていた。

たぶんだけど、最近のヤフオクは、売るほうも買うほうもAmazonのマーケットプレイスに利用客を取られており(手軽だもんね)、そのテコ入れの一環という気がする。※個人の感想です。


■もう夏至を過ぎたのか、そうか…。


■これ興味ある。「KORG Gadget」。6月30日までセール価格だって。

あれでしょ? 若い人はもう、これだけでアルバム作ったりライブやったりするんでしょ? すごいね(と、なぜか急におじさんぽくなってみた)。


■夏至は過ぎました。今年はこれ以降、すべて座興でございます。半蔵商店です。


■コクーンあるある早くいいたい (ABKAI 2015 千穐楽記念)


じゃあ今から1986オメガトライブの「君は1000%」に乗せてコクーンあるあるを唄います。ミュージック、スタート!

──突然だな! (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


コクーンあるあるいいたい〜♪


早くいいたい〜♪


早くいいたい〜♪


コクーンあるあるいいたい〜♪


早くいいたい〜♪


Bunkamuraのコクーン〜♪


コクーンの〜あるあるいいたい〜♪ ──早く云ってくださいよ (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


早くいいたい〜♪


コクーンあるある〜♪


君は1000%♪


コクーンのあるある早くいいたい〜♪ ──云ってよ、だから (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


コクーンのあるある〜♪


If you give me your heart〜♪


コクーンのあるある今からいうよ〜♪


客席の扉が〜やたらと重い〜♪


──このエントリ、最後の一行だけでいいだろ…… (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■普通のラーメン屋に行ってきた


■先日、普通のラーメン屋に行ってきた。この「普通」というのは、若い男の店員がそろいのTシャツやバンダナを身につけていない、湯切りの際に変な奇声を発しない、くだらない能書きが筆ペンのような書体で壁やメニューや丼の底に書き付けられていない、ヒゲでメガネの店長がデニム作務衣を着ていない、BGMにジャズが流れていない、内装に間接照明が施されていない、コンビニで売ってるラーメンムックに掲載されたことがない、ラーメンがラーメンマニアのためだけの嗜好品になってしまうより以前の、人類にまだかろうじて知性が残っていた時代から営業しているラーメン屋という意味である。

とある商店街の中ほどにあるその普通のラーメン屋は、老夫婦が切り盛りしていて、店内はちょっとくたびれている。そこが良い。タンメンと餃子を発注。

ここまでは良かった。


■数分後、旧式の真っ白な丼に運ばれてきたタンメンは、とにかくでかかった。普通盛りなのに、いまどきのラーメン屋の特盛りサイズである……。で、麺。こういう古いお店の麺って、現代人にとってはデフォルトで十分「やわらかめ」なのですね。一言「麺かためで」と告げておくべきだった。

餃子は、具に肉々しい感じがまったくなく、つくねのような食感。これは好みの問題かもしれないけど。

このごろは節食生活が続いてて胃が小さくなっているので、特盛りサイズはちょっと厳しい。が、残すのも忍びない。目を白黒させつつ、どうにかこうにか食べ進める。


■よほどおれが不味そうに食べてるように見えたのか。悲しそうにこっちを見る厨房のオヤジと目が合ってしまった。


■ABKAI 2015 Ableton Live 9 Suite


■『海老會二〇一五』、土曜日に行って参りました。うん、いいんじゃないの。ブログやバラエティ番組から海老蔵ファンになった人のための企画だと割り切れば。渋谷の街で、シアターDに若手藝人のライブを見に行くような気軽さで海老蔵を見に行ける、というのは、まあ、都市の楽しみではある。

なので、海老蔵の乙姫があんまり似合ってなかったことと、二幕目最後のみんなで踊るシーンがやたらと長いことを除けば、まあ良かった(切符はちょっと高いけどさ)。浦島太郎より桃太郎が良かったかな。ただ、やはり本式の歌舞伎とは分けて考える必要はあると思うし、この海老蔵も歌舞伎役者の海老蔵じゃなくて、ブロガーあるいは放送タレントとしての海老蔵だからね。歌舞伎ビギナーの方にこそ、むしろおすすめしません。ビギナーの方は今月来月の国立劇場の歌舞伎鑑賞教室に行かれることをおすすめします(って、いま国立のサイト見たらもう七月は切符が売り切れなのか! しまった……)。


■で、歌舞伎を見始めたばかりのころは誰しも「歌舞伎って特撮の戦隊ヒーローものの元祖なんだ!」と一度は思うものですが、二幕目の桃太郎は、その戦隊ヒーローものを歌舞伎に逆輸入したような感があった。


■客入れのBGMが「よさこい」みたいな妙な音楽だったので、劇場の雰囲気にまったく似合ってないなあ、と思ってたんだけど、開幕前の海老蔵ナレーションによると、某若手プロデューサーの作らしい。うーん…(しかしこのプロデューサー、海老蔵だの獅童だの歌舞伎人脈を着々と築きつつある?)。


■福太郎くん声変わり。この芝居がブッキングされたときには、まだ変声期に入る前だったんですかね。


■で、コクーンのあとは、近所のカフェーでバターチキンカレー(ニゴーのカリーアップのカレーが食べられる店なのです)。その後、宇田川町のレコード屋を数軒冷やかして新宿へ。某君と合流。二人でつけ麺を食べて(某漫画家のカンバンに釣られて入ってしまったが、お世辞抜きでまずかった。魚介系)、その後、某お笑いライブへ。





■月曜日、30%オフセール最終日ということで、abletonのサイトでLive 8 Suiteを9にアップグレードしてしまう。この夏はいろいろ物入りで出費を抑えたいところなのですが……。

Pack各種も30%オフとのことで、OSCiLLOTなるものも購入してしまう。ううう。ひさびさに物欲に負けた衝動買い。たぶんあんまり使わないと思うんだけどね笑。電子楽器がハードウェアからソフトウェアになっても物欲や所有欲ってのは変わんないね。それと、「これを買うことによって自分の能力が拡張されるかもしれない」という錯覚ってのも変わんないねえ(機材やソフトを買い足す理由の80%はこれ)。


■息子さん、村本、兄を差しおいて


■今日は團十郎の息子さんの『ABKAI(このタイトルどうにかならんか。もっと良い名前たくさんあると思うんだが。ネーミングって大事ですよ)』に行ってきますよ。

おれは息子さんのことはもちろん好きなんだけど、彼の文化祭のような一連のあれは正直あまり興味は持てないんですね。でも食わず嫌いするのも良くないし、安い席の切符が手に入ったので、見てきます。

息子さん、おれにとっては歌舞伎の舞台で見ることよりも、有吉のラジオでハガキ職人のネタにされてるのを耳にすることの方が多くなってしまった。笑


■仏の教えが衰退し、人心は荒み、治安は乱れるこの末法の世に珍しく明るいニュースですが、ウーマン村本のオールナイトニッポンが始まるそうです

せこい自慢話で恐縮ですが、おれ、これ知ってたんだよねー。芸人某君から聞いてたんだよねー。でもブログにリークしたりしないんだよねー。そういう律儀なところが、このブログのアクセス数が伸びない原因なんだと思います。

しかしこのニュース、個人的には「村本復帰」というよりも「中川(※小学校を卒業する前に男とも女とも初体験を済ませてる兵)がクビになった感」のほうが強い。中川は中川で、聞き役としていい働きしてたと思うんですが…。


■あ、来月の頭に一瞬だけ石垣島行きます。弟が結納だって。兄を差しおいて。


■霧、他


霧
▲昨日の早朝の霧。茨城か栃木のホテルの十階にて


■今週は月〜水まで二泊三日の出張。いったん東京に戻り(なので、昨日は久々に水曜の夜に自宅にいた)、木〜金で一泊二日の出張、という変則的なスケジュールです。


■こんなに家にいないのなら、家のNTT回線を解約してWIMAXかなんかに移行してもいいような気がしてきた。


■あ、あと、NECのLAVIEというノートPCにめちゃめちゃ軽い機種があって、店頭で実機を触ってみたが「♪モックかな? モックじゃないよ 実機だよ」という絵描き歌が存在しないのが不思議なくらい軽かった。なにせ700g台。あの軽さを一度味わうと、MacBook Airが正直重く思えてしまう。


■オメガトライブとか、シティ・ポップとか


■このごろ、オメガトライブという組織の音楽を真顔で聴いてます。半蔵商店でございます。

ええ、ジムでトレーニングしてるときとか、仕事でクルマを運転してるときとかに聴きますね。複雑なコード進行とか、ドラマっぽい歌詞とか、FM音源(たぶん)のシンセとか。そういうのがたまらん。

ここ数日は「DOWN TOWN MYSTERY」って曲がヘビーローテーション中ですね。アウトロかっこいい。


■こういう音楽を「シティ・ポップ」っていうんですか。よく分かんないけど。ちなみに拙僧のシティ・ポップの定義は「'80年代半ばのキティとVapがリリースしがちなポップス」です。間違っていても謝らん。

近年、一部のナウいヤングの間でこの手の音楽が再評価されているそうで、都内の中古盤屋でLPを仕切る板に「CITY POP」とジャンル名が記されていることを見かけることもあります。


■それで思い出したんですが、フジテレビでドラゴンボールのあとの時間帯にやってたアニメ『F』のエンディング・テーマ覚えてます? 「邪魔はさせない」って曲。あの曲のこともおれは、かっこいいシティ・ポップ、として記憶しております。

──などと思いつつ、米国発の動画投稿サービスにあれされているこの曲を1世紀ぶりに聞き返してみたのですが、うん、オトナっぽい。なんかもう、いまのおれには手が届きそうもないくらいにオトナっぽい。こういうオトナっぽい音楽って減ったよね。日本からオトナが減っていっているのか。


■夏至に向かう感じ


■いま渚はトワイライト、半蔵商店でございます。

今朝はジムに行って30分ドタバタ走り、その後レタスとタコとワカメのサラダをつまみに昼の十二時から晩酌を嗜んでおります。酒は、サントリー角のペプシスペシャル割りです(糖質ゼロなのでダイエットに最適、と云いたいが、じゃあ人工甘味料を摂取するのはカラダにとっていいことなのだろうか、という疑念はなかなか払拭されない)。


■そう、今ぐらいの季節が大好きですね。初夏から夏至に向かう感じが。

拙僧はどうしても、一年のピークは夏至である、という思考からなかなか抜け出せない小坊主さんでして、夏至を過ぎるともう今年も終わりだな、そろそろクリスマスだな、という気分になってしまいます。

「いやいや、夏至を過ぎても、お盆休みとか、シルヴァー・ウィークとか(うーん、ナカグロと“ヴ”表記ってやっぱ昭和っぽいな)いろいろお楽しみはあるでしょー?」とおっしゃるお侍さんがいらっしゃることは先刻承知ですが、でも日照時間は夏至の頃を境に日々短くなってくんですよね? そこが肝なんよ。いくらニンゲン様とは云え、この星の地面をうろうろ這いつくばっている一匹の生き物に過ぎないから、日照時間が短くなっていくのは、ね、なんか寂しい。なんか心もとない。

やっぱりお天道様がいないと、ヒトの体内でビタミンDは生成されなくなるし、洗濯物は乾かないし、とても困る。やっぱすごいわ、太陽って…。


■だから夏至を過ぎると、さかりを過ぎたというか、旬を過ぎたというか、もうピークを過ぎた藝人や役者や作家や漫画家や電子音楽家に接するような気持ちで、この西暦2015年(平成だと27年)という年に接せざるを得ないのですね。それがせつない。いくら諸行無常が世の常とは云え。


■ですから、夏至(今年は6/22月曜日です)までの一日一日を、大切にすごそうと思います。夏至を過ぎたら適当にすごすわけじゃないけどね。


■話変わりますけど、昨日の夜は肌寒かったですね。拙僧は例によって歌舞伎座の夜の部を見に行ってたのですが、街には、七分袖の白シャツ+膝が出るショートパンツ+デッキシューズという初夏っぽい格好をした男の凍死体がゴロゴロと転がっておりました。体温調節には気をつけたいものですね。凍死している亡骸がインナーに着てるTシャツには、たいていSATURDAYS/NYCというプリントがされていました。どうでもいいけど。


■安田、玄米、黒胡麻、鰻、珈琲


■日曜日。髪の毛を切断しに、隣駅の髪の毛切断所に行く。

髪の毛切断員がおれの髪の毛を切断しながら、いろいろ話しかけてくるのだが、この声が誰かに似ている。

誰だったっけなあ、としばらく考える。わかった。有吉のラジオにアシスタントで出てくるデンジャラス安田だ。似ている。

「安田さあ」と話しかけたら、「“安田さん”な?」と返事がかえってきそうなくらい似ている。


■この髪の毛切断所の帰りには、近所にある自然食品店に立ち寄るのが習慣になっている。せっかく隣駅まで来てるからね。

で、これを買う。玄米のせんべい。

玄米のせんべい

これほんと美味いんだよなー。でもこのお店でしか見かけない。いくら美味しいとは云え、さすがにこれを買うためだけに隣駅まで行ったりはしない。なので、髪の毛を切断した帰りにしか味わえない味なのです。

味はほかにも何種類かあるけど、この黒胡麻がいちばん美味しい。


■自然食品店で、このせんべいを3パックとペットボトルの加賀棒茶と玄米のおにぎりを買ったあと、思うところあって池袋のディスクユニオンへ。この店、行くたびに店内レイアウトが変わってるような気がする。笑

電子音楽家なので、電子音楽家らしくSOGARの『Eel and Coffee』を買う。京都県・名古屋県・東京県でのライブ音源(をもとにしたアルバム)。'03年作品。

Eel and Coffee


■「双子死んじまえ」「やがて君は死ぬだろう」


■日曜の朝らしく、爽やかなタイトルのエントリを書きますね。


■先日、とあるところでとある人類が云ってたのですが。

東急田園都市線の「二子新地」駅は、以前「二子新地前」という駅名だったそうです。でも、ある時期から「二子新地」に改称されたらしいんですね。

というのも、アナウンスの「二子新地前」が「双子死んじまえ」に聞こえるから、だそうです。

ほんとかよ、と思いつつとりあえずwikipediaで確認したら、いちおう理由の一つとしてそのような記述はありました。「駅名の由来となった新地(=歓楽街)がなくなったので、『新地前』ではなくなったから」という記述もあります。wikipediaに書かれてることが宇宙の真理というわけでもないし、駅名の由来とかは諸説いろいろあるだろうから断言はできないのですが、まあ少なくとも俗説レベルではそういう話がある、と。


■で、それで思い出したのですが、10年くらい前にとある巨大掲示板群(何chかは忘れた)で読んだ話。

'80年代にとあるハウスメーカーが放送してたとあるCMで、ナレーションの「やがて君は知るだろう」というセリフが「やがて君は死ぬだろう」に聞こえる、という理由で後日セリフが差し替えになったそうです。ふむ。

で、掲示板でこの話を読んだ一年くらいあと、幸運なことに、とある方からたまたまこのCMの入ったVHSをいただいたんですね(YouTubeもニコニコ動画もなかった安土桃山時代の話です)。で、実際にCMを見てみると、男の子がぐっすり眠っている(昼寝?)カットに「やがて君は知るだろう」のナレーションがかぶさってました。うーむ。たしかにこの画との組み合わせだったら、「死ぬだろう」と聞き間違える人も出てくるかもしれない。ふつう、CMなんてじっくり腰を据えて鑑賞しないからね。


■っていう不吉な聞き間違え二題でした。鶴亀鶴亀。中村亀鶴。

ではジム行ってきます(今月だけでもう10回目。去年一年間でたった3回くらいしか行ってなかったのに!)。


■佐久間と阿部(あべさくではない)


ブルーチップ


■おととい、マツコの番組に出ていたマヨネーズマニアの女性が佐久間一行にちょっと似ていた。しかも首に赤いスカーフを巻いていたので、ますます佐久間一行に見えた。


■あと、いま出ている『メンズノンノ』の表紙の左から二番目のモデルがポイズンガールバンド阿部に似ている、と思うのはおれだけか。


■写真と本文が関係なくてすいません。


■半蔵商店謹製 ビジネスホテル採点表


ええ、月に10泊前後はビジネスホテル、あるいは、ビジネスホテルとして利用できるホテル、に泊まっているのですね。いろんなとこに泊まるので、いいホテルに泊まるときもあれば悪いホテルにあたるときもあります。

というわけで、ビジネスホテル採点表を作ってみました。なにかの参考にしてください。


〔採点方法〕

・まず、基本の持ち点を「100」とします。

・採点基準の各項目の末尾に[+5]だの[-2]だの書いてありますので、あてはまる項目があれば持ち点の100から足したり引いたりしてください。

・すべての項目をチェックし終わったあと、持ち点は何点残っていますか? その点数が、そのホテルの評価です。

それでは、採点をはじめましょう。


【駐車場の部】

●駐車場が、傾斜のついた暗く抽象的な道のりを何度も何度もグルグルと回らないといけないと考えただけで悲しくなる屋内駐車場[-10]

●駐車場が機械式の立体駐車場[-10]

●駐車場が機械式の立体のやつなのはまだいいとしても、その機械を自分で操作しなければならない[-25]


【チェックイン/フロントの部】
●フロントに、車用またはトイレ用の芳香剤の匂いが激しくただよっている[-10]

●チェックインが機械式(空港の自動チェックイン機みたいなやつ)[-7]

●フロントで新聞がタダでもらえる[+3]

●フロントでバスソルトの類をくれる[+5]

●製氷機が各フロアにある[+15]

●製氷機がどのフロアにもない[-10]


【館内設備の部】

●エレベーターに、車用またはトイレ用の芳香剤の匂いが激しくただよっている[-10]

●エレベーターが、カードキーを認識させないと動かないやつ[-3]

●(上記の続き)しかも、なかなかカードキーを認識しやがらない[-10]

●エレベーターが1基しかない[-15]

●館内にバーがある[+15]

●サントリー(あるいはあなたの好きなメーカー)の自販機がある[+3]

●商売上いたしかたないこととは云え、自販機の飲み物がホテル価格[-2]


【客室の部】

●シングルルームで広さが20平米以上[+7]

●シングルルームとはいえ広さが15平米以下[-3]

●テレビが42インチ以上[+3]

●BSが見られる[+3]

●どういうわけかテレビのリモコンの反応が鈍い[-3]

●エアコンの温度が0.5℃刻みで調節できる[+2]

●栓抜きがある[+3]

●加湿器がある[+3]

●お湯が1分くらいで沸く電気ケトルがある[+5]

●お湯が沸くのに1世紀くらいかかる、非力な「電磁サーバー」みたいなやつしかない[-5]

●品数や時間帯が制限されているとはいえ、ルームサービスがある[+5]

●ミニバーとしての冷蔵庫の中身が入っている(サービス用のミネラルウォーターを除く)[+5]

●クローゼット的なスペースが全くないので、壁にむき出しの状態で服をかけなければならない[-7]

●アイスペールがある[+3]

●ドアがオートロック式じゃない[-10]

●Wi-Fiが飛んでない[-5]

●コーヒーカップがない[-5]

●ガラスのコップがない[-5]

●家具の色に赤を多用[-7]

●掛け時計・置き時計の秒針の音がやたら大きい[-5]

●ホテル用ではない、一般の家具を寄せ集めているため室内の雰囲気に統一感がなく、親戚の家に泊まりに来たみたいな気分になる[-20]

●水周りが古い[-10]

●浴槽が小さい[-7]


【周辺環境の部】

●徒歩2分以内にファミリーマート(あるいはあなたの好きなコンビニ)がある[+3]

●徒歩5分以内にスターバックスがある[+3]

●徒歩5分以内にあなたの好きなファミレス、ファストフード、スーパーがある[一店ごとに+3]

●徒歩5分以内に駅ビル、あるいは商業施設のようなビルがある。[+5]

●徒歩5分以内に現役感のある商店街がある[+7]

●徒歩5分以内に悪くないバーがある。[+3]

●クルマで10分以内のところにスーパー銭湯がある[+5]

●徒歩でいける範囲に何もない[-10]

●徒歩でいける範囲に、昭和的な喧騒の繁華街しかない[-7]


【その他の部】

●(ホテルの質はどうあれ)宿泊代が朝食込みで税込8000円以上[-5]

●朝食会場が、レストランではなくロビー[-10]

●部屋ごとにWi-Fiのパスワードが異なる、という謎の仕様のため、宿泊のたびにパスワードを設定しなおさなければならない[-5]

●栓抜きを貸してくださいとフロントに頼んだら、「ありません」という答えを発射してくる[-∞]

●事前に「ホテルの立体駐車場が故障のため点検中なので、車は近隣のコインパーキングに停めてください」と云われたので、その通りに近隣のコインパーキングに停めた。で、支払いの段になって小銭がないのに気づいたので、紙幣をフロントに両替してもらおうとお願いしたら、「いや〜、あのコインパーキングはうちと関係なくなっちゃうんで〜」と露骨にイヤな顔をしてくる[-∞]


〔採点結果〕

お疲れ様でした。採点結果は以下の通りです。

120点以上
文句なし。社用ケータイに電話番号を登録しておくべき。

100点以上
こちらも自分の手札として加えておきたいホテル。上記の120点オーバーホテルが取れなかったときの予備として。

80点以上
可もなく不可もなく。とはいえ覚えておくに越したことはないホテル。とはいえ、これで料金が一泊7500円を超えると「ちょっとなー…」と思う。

60点以上
積極的には利用しないが、他に選択肢がないときはまあ泊まってもいいか、みたいな(←木梨ではなくスタパ齋藤をイメージした)。

60点未満
ホテルというか、むしろ絶望に似た何か。こういうところに泊まると翌日に響くので避けたい。クルマで30分ていどなら、他のホテルに行ってしまうかも。

-∞点
チ○サンホテ○ル宇○都宮


■山里からの山里


今日は山里で朝食を摂ったのち、紀伊國屋ホールで『山里亮太の140』を観てきます。山里からの山里です。

ちなみに前者は「やまざと」で、後者は「やまさと」です。では行ってきます。


■(本文に関係ないですが今日は玖保キリコの誕生日です)


■例によって、茨城か栃木のどっちかに来ていまして(今週の出張は四泊五日でなく三泊四日なのでうれしい。出張のない元の部署に戻れたらもっとうれしい)、いまスターバックスという西洋風の茶屋でこれを書いております。

で、この茶屋でアイスカフェラテを発注すると、一般的には透明なプラスチックのコップで出てくるのですね。拙僧はそれがあまり好きではないので、注文の段階であらかじめ「白い紙のコップにしてください」とお願いします。そうすると、何事もなくハイとだけ答える店と、あたかも「森伊蔵をダイドードリンコが'80年代に発売していた『フィフィ』のグレープ味でハーフアンドハーフに割ったやつをホットのヴェンディで。デカフェで。あ、あとホイップ多めで」とでも注文されたかのようにケゲンな顔をする店の二種類があるのですが、このスターバックスは後者でした(ちなみにこれまでの体感だと、前者8割、後者2割)。

そこまで変なお願いじゃないんだから、そんな顔しなくてもいいだろ、と思うんだけど、やっぱ変なお願いなのかな、これって。


■というわけでここ数日に撮った写真を載せます。

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渋めのガソリンスタンド。


270521_mannenhitsu_byouin.jpg

万年筆病院。


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条例かなんかで看板の色が変わっているファミリーマート。


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タニタ弁当。


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タニタ弁当。


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タニタ弁当。


270521_bub.jpg

山口良一が宣伝していた入浴剤。


■涎くりになれるかもしれない


■ただいま、歌舞伎座ギャラリーで『歌舞伎にタッチ』という展示が行われているようです。

で、この展示では、『寺子屋』の舞台を再現したセットがあるらしいんですね。これはもう、

涎くり与太郎のコスプレ

で行くしかないだろ、常識的に考えて……。


■となると、どこで涎くりの衣装とカツラを調達するか、が、われわれ70億の全人類に突きつけられた喫緊の課題となるわけです。

歌舞伎座の「スタジオアリス」では、毎月毎月歌舞伎にちなんだ衣装で撮影ができるのですが、涎くり与太郎の衣装を用意してたことはたぶんないはずです。

和服の舞台衣装をオーダーメイドしてくれる店、というのを先日見つけたのですが、そこに頼むしかないかなあ(って、いくらかかることやら…)。いや、衣装はまだしも、かつらはどこに頼めばいいんだろう。

とりあえず、坊主頭の清書きの練習はいまから始めておこうと思います。


■ぜんぜん関係ないけど、銀座の三越より、福岡の岩田屋本店のほうが売り上げが高いらしいですね。きょうテレビで見たんだけど。


■浅草、木挽町、虎ノ門、なぜかこのタイミングで連休の日記


■五月二日(土)
今日から五連休。この日のテクノポリスTOKIOは最高気温が摂氏26度だか27度だかで暑い。浅草へ平成中村座通し。三年前と変わらない芝居小屋。『魚屋宗五郎』は何度か見たことある芝居だけど、だんだん酒に酔っていくさまの描き方が、どうも理屈っぽく感じられることがある。'12年THE MANZAI決勝のウーマンラッシュアワーみたく、勢いを表現しようとしてかえって頭でっかちになってしまうというか。でもこの日の宗五郎は、ちゃんと感情移入できた。家を飛び出して花道を駆けていくところ、かっこよかったですよ。

『勧進帳』で、四天王に出席のような掛け声がなかったのがよかった。『幡随長兵衛』は劇中劇という設定が中村座という場によく似合ってた。

中村座の入り口でお茶子さんが「ここで履き物をお脱ぎくださーい。履き物を脱いでからすべてが始まりまーす」と云ってたのが面白かったです。


■五月三日(日)
早朝、起き抜けに珍しくテクノっぽい曲を作る。

夕刻、友人の吉本芸人某君が出る、某お笑いライブを見る。終演後、某君に焼肉をごちそうする。あんまりおいしい肉じゃなくて申し訳ない…。


■五月四日(月)
この日も起き抜けに珍しくテクノっぽい曲を作る。

歌舞伎座夜の部。團菊祭。松竹座ではじめての團菊祭を観てもう5年も経つんだなあ…。

『め組の喧嘩』。ウエストサイド物語みたいな話です(違うか)。よかったけど、ラストに出てくる梅玉が、もうちょっと「頼りになる親分感」があるともっとよかった。


■五月五日(火)

朝十時に銀座。まず木村屋でアンパンとクリームパンを収穫したあと歌舞伎座へ。昨日に引き続き、團菊祭昼の部。『天一坊大岡政談』は、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』みたいな話です(違うか)。

終演後、歌舞伎座前で自動車を拾ってホテルオークラ本館まで。今日はオークラに泊まるのだ。連休って日本全国どこもかしこも混んでるから、「一泊二日の小旅行をする金で都内のホテルに宿泊」ってのは、わりに有効な選択肢です。

なんでオークラかというと、近いうち「なくなる」から。そういえば、おれが'10年3月に初めて歌舞伎を見に行ったきっかけも、「歌舞伎座がなくなるから」っていうのが理由の一つとしてあった(もちろん、理由はそれだけじゃないけどね)。

本館8階の部屋にて、ルームサービスのコーヒーを発注し(ここ数年飲んだ中でいちばん美味しいコーヒーだった! なのに5/9にオーキッド・ルームで飲んだコーヒーは普通だった)、木村屋のアンパンやあらかじめ買い込んだ菓子を食べたりしつつ、書見。テレビ見(という日本語はない)。ときおり館内を探検。

腹が減った。夕食をルームサービスで発注する段になって、「天丼かカレーのどっちかが食べたいなー」と思う。メニューを調べたら、天重(天丼はなかった)が5500円! おい、昭和62年に発売された『ドラクエII』のカセットの定価じゃないかよ…。おとなしくビーフカレーを発注。

テレビを見ながらついうたた寝。起きたら、メインバーの営業が終わってる時刻。バーに行きそびれてしまった…………。

せっかくバーのあるホテルに泊まったのにバーに行かないなんて、ほんともったいない。いや、だってさ、バーでウヰスキーを飲んだあと、電車にもタクシーにも乗らず、ベッドに直行して眠れるんですよ。最高じゃないですか。



■五月六日(水)

朝七時過ぎ、ホテル内のプールへ。虎ノ門で泳ぐのは初めてだ、と書きそうになったが、実際は泳いでない。60分間、水中ウォーキングしただけ。笑

小学校低学年の男の子が、お父さん(と云っても、おれとさほど年齢は変わらない)と一緒にプールに来てた。いいよな、その歳でオークラのプールに来られて。おれなんか子供のころ、沖縄市営プールしか連れてってもらえなかったぞ。

部屋に戻ると、朝食として予約してたクラブハウスサンドイッチ(※普通の洋朝食はつまんないのでメニューを変えてもらった)をワゴンに乗せたルームサービスの人が、ドアの前で待ってた。おれがプールから戻るのが遅れて、待たせてしまったようだ。すいません。

そう、何回もこのブログに書いてあることですが、'02年のBRUTUS誌のホテル特集号の、とあるページに載っていたキャプション、「ルームサービスの定番、クラブハウスサンドイッチ」という一行がずっとずっと心に残り続け、ルームサービスのあるホテルに泊まる機会があると十中八九どころか百発百中、クラブハウスサンドを発注してしまうのです。

さて、そのクラブハウスサンドイッチのお味ですが────詳細は例によって『ホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ批評』誌(ホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ批評社・刊)の七月号に書きましたので、そちらをご覧ください。あ、付け合わせはフライドポテトでしたが、事前にちゃんとコンビニでポテトチップスを買ってったので問題ないです(クラブハウスサンドの付け合わせはフライドポテトではなくポテトチップスが正解、ということも上記のBRUTUSで学びました)。

ところでホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチにいちばん合う飲み物は、コーヒーでもビールでもなく、ウイスキーの水割り(ハイボールではなく)ではないか、とこの頃は思う。なので、朝の八時半から水割り飲みつつクラブハウスサンドを食いました。

その後、ごろごろしつつ、ときおりカルピス(原液のビンを持ち込んだのです笑)飲みつつ、書見。べつに家でもできることなんだけどさ。

正午にチェックアウト(なのに、11時半という妙なタイミングでルームサービスでコーヒーを発注してしまった。それくらい美味しい)。ホテルの玄関で自動車を拾い、国会議事堂駅へ。そこから丸ノ内線で新宿へ。つまらない現実的な買い物をし、帰宅。そのあと部屋でゴロゴロ。

まあ、悪くない五連休でしたよ。たぶん。


■タニタ弁当


昨日の朝食です。

タニタ(一)


昨日の夕食です。

タニタ(二)


今日の朝食です。

タニタ(三)


おまけ。おとといの夜、泊まってるホテル(今週は月曜から金曜まで出張…)の近所に中古レコード屋があったのでそこで買いました。

レコード

「標準テンポ・ダンス・アルバム クイックステップ〜ルンバ編〜」だそうです。税込216円。


■虎ノ門、銀座、広尾、猿之助、麻布十番


オークラ
▲ホテルオークラ本館ロビー。朝七時

■平成二十七年五月九日(土)の日記。


■すごく早起きして行水。汽車に乗って虎ノ門駅。降りる出口を間違えて盛大に道に迷ったが、朝七時にホテルオークラ着。なんでこんな早い時刻かというと、この時刻でしかレストランの予約が取れなかったんですね。本館5階のレストランでフレンチトースト。うむ、苦しうない。先週、オークラに泊まったとき、ルームサービスのコーヒーがすごく美味しかったんですね(なので、2回も発注してしまいました)。が、このレストランのコーヒーは……普通でした笑。八時にレストランを出るが、席にはだいぶ余裕がある。なあ、別に朝七時じゃなくても良かったんじゃないの、これ……。

食後、しばらく館内を探検。デジカメでパチパチ。


■その後、最近トーキョーの街を歩いてないなー、と思ったので、汽車を使わず歩いて銀座まで。きもの屋にて、お願いしていた着物ブラシを受け取る。ついでに、着物用防湿シート、みたいなのも買う。


■汽車に乗って(けっきょく乗っちゃってますね…)広尾まで。商店街をてくてく散歩したあと、2世紀ぶりに「ナショナル麻布」へ。2階の本屋には、仏・英・米と各国の『GQ』誌が揃っている。

仏国版GQをパラパラめくると、猿之助のユニクロの広告(2ページ)が出てるではないか。で、次に、英国版をパラパラめくると、やはり猿之助のユニクロの広告が載っている。で、最後に米国版をパラパラめくると、やはり猿之助のユニクロ広告がある。ユーロ、ポンド、ドル、と値段のキャプションは違うものの、猿之助が三ヶ国のGQに載っている。日本語版GQにも載ってるのかな?


■ナショナル麻布2階では、料理用の計量カップ、歯ブラシ、『ひらがなタイムス』、そしてフランスの「ル・モンド」紙を買いました。

──え。おまえフランス語読めるの。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

うん、自慢じゃないけど読めません。キッチン(と呼ぶほどでもないが)の流しの下の棚に、ル・モンドを敷くんです。朝日や讀賣の古新聞だとつまんないでしょ。

──そうかなあ… (´д`;) (´д`;) (´д`;)

その後、1階でカキの缶詰を購入。


■店を出て、大きな公園を抜けて麻布十番方面へてくてく歩いていると、10代前半の白人女子5名に突然英語で話しかけられ、パーティーの招待状(?)のようなものをゲリラ的に手渡されそうになるも、日本語で断る。しかし、なんだったんだろう、あれは。


■てくてく歩いて麻布十番の商店街を抜けて、日進ワールドデリカテッセンへ。ここは、改装後のナショナル麻布からすっかりなくなってしまった「ざっくりした感じ」が残っているので非常に好き。

とはいえ、この店は散歩の最後に立ち寄ることが多いので、くたびれてなにも買わずに店を出ることが多い(半蔵散歩あるある)。そう、疲れてると、人間って買い物できないんですよね。今日もなにも買いませんでした。すいません。次はなんか買います…。


■午後三時帰宅。昼寝して、起きて、いつも通ってるジムのプールでウォーキング60分間。一日中歩いてるな、今日。良いことだ。


■プール帰りに近所のスーパーで50%引きになってる食品を買い求めて、ひとり晩酌。まあ独身男がよくやるパターン。


■半蔵商店十周年


十周年


■東西、東西。


■一座高うはござりまするが、これより口上を申し上げ奉りまする。本日もかくも賑々しくご来場賜り、いずれ様のご尊顔を拝しまして恐悦至極に存じまする。ブログ『半蔵商店』管理人の半蔵にてございまする。

このたび松竹株式会社のおすすめにより、とかそういうんじゃないですけど、日ごろ皆様方にご高覧賜っております拙ブログが、このたび無事に十周年を迎える運びと相成りましてござりまする。

これもひとえに、10年間にわたり自腹でサーバー代とドメイン代を支払いつづけてるおれのおかげなんですけど、まあ読んでくれる人が少なからずいるってのは悪いことではないな、と厚く厚く皆々様へ御礼申し上げる次第にてございます。書くほうも書くほうだが、読むほうも読むほうだ。


■半蔵商店は、twitterもiPhoneもLINEもなかった2005年に始まりました。10年も経つといろいろ変わるもので、西暦2015年の今となっては、ネット上にものを書き散らさない態度のほうが大事なのではないか、と思わないこともないですが、今後とも、この10年間でブログに費やした時間と手間と体力で他に何ができたかをできるだけ考えないようにしながら懸命に精進いたします所存でございます。拙僧が運営しておりまする電子音楽レーベル『gocoup(ゴクウ)』もあわせまして、何卒相変わらぬ御贔屓御引き立てのほど、隅から隅までずずずいーと、こいねがい上げ奉りまする。


■トーキョーの老舗ホテルの客室内ではどういう菓子を食べれば良いのか


■頼んでもねえのに五月の野郎がズカズカとやってきやがりまして、まあ五連休の三日目でございます。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今年の五連休は、歌舞伎4、お笑い1、焼肉1、一泊二日の小旅行1、といった塩梅にてございます。カブキに偏っているように見えるのは目の錯覚です。R藤本単独、オードリー若林『love or sick』もそりゃ行きたかったですが、拙僧の法力では切符が買えませんでした。


■で、あの、一泊二日の小旅行、と前の段落に書いてありますが、どこへ行くかというと、虎ノ門へ行きます。ええ、虎ノ門。一泊二日で。まあ、オークラに泊まるんですね、早い話。


■で、ここ一点、問題が浮上して参りまして。と云いますのも、トーキョーの老舗ホテルの客室内ではどういう菓子を食べれば良いのか、ということです。このエントリのタイトル欄にも書いてますけど。

外資系ホテルだとしたらプリングルスだのチョコバーだのが良いのですが、ではトーキョーの老舗ホテルでは何のお菓子が似合うのか。山の上ホテルや帝國ホテルにも泊まったことあるけど、あのときはなに食べたんだっけ? 忘れた。ま、おれのことだから、いずれにせよルームサービスのクラブハウスサンドイッチは発注すると思います。笑


■といった意味も含めまして、これから歌舞伎座夜の部行ってきます。國民の皆様も引き続き良い休日を。


■明日は中村座に参りますよ


昨日の仕事帰り、浅草に足袋を買いに行きました。平成中村座の近くの店。

店のおじいさんに、こんど中村座に行くんですよ、と話したら、

「いいね〜、彼女と?」というレスポンスが返ってきまして言葉は時に人を傷つけるものだということを以下略




中村座といえば、先日コンヴィニエンスなストアーに並んでいた週刊朝日の表紙を見て、「どこの漫才コンビだろう?」と数秒考えてしまった。勘九郎七之助兄弟でした。




あ、あとこのエントリを書いてる時点で(7:00)、本日の竹席、チケットweb松竹に一枚戻りが出てますね。


■海のない県にて、寿司食べ放題


■先日のこと。仕事で行ったとある地方都市の駅前にある居酒屋。「寿司食べ放題! 3980円(税抜)」のカンバンにつられて、ついフラフラと入ってしまった。一人の出張はこれだからいけない。


■店内に入る。ふつうの居酒屋だけど、カウンター席だけは寿司屋っぽいつくりになっている、というたまに見られるパターン。ネタを並べるガラス張りのケースがカウンターにあってね。

でね、熱帯魚の入った水槽もあったんですよ。カウンターに。青とか縞模様とかの、小石ぐらいの大きさの、南国出身の魚が泳いでんのね。で、水槽にはミニチュアの海賊船も沈んでんのね。うーむ。


■で、50代前半の板前。帽子をかぶってない。髪を短く刈り込んでるわけでもない。あまり整っていない髪型。シャツは水色。ネクタイは黄色い柄物。はっきり云って、寿司を扱う人の格好じゃない……。『寿司屋は身だしなみと清潔感が9割』、というタイトルの新書を思わず書き下ろしそうになった。

で、寿司を握るたびに、やたらと手のひらを、パン、ポン、パン、ポン、パン、ポン、パン、ポン、パン、ポン、パン、ポン、パン、ポン、ポン、パン、ポン、パン、ポン、と鳴らす。多少なら分かるが、ちょっと鳴らしすぎだと思う。このパンとポンの音を収録したサンプリングCDがクリプトンから発売されてもおれは買わない。


■寿司は、握り方が弱いのかシャリがほろほろと崩れる。ネタはまあ、回転寿司よりちょっと上、のクオリティーはあったと思う。


■まあまあまあ、でも、こういうものでしょうな。海のない県の食べ放題の寿司に文句云っちゃバチがあたりますね。ちなみに日本酒1合とお通し代と消費税を含めて、しめて5540円。高いか安いか。


■ちなみに、おれの隣には大学生とおぼしきナウいヤング三人組。どうも、回転寿司じゃない寿司は初めてだったらしく、なんか初々しかった。食後にバニラアイスを発注してたのもヤングらしい。


■チートデイあるある


■この二週間、ダイエットモードで過ごしておりました。長らくサボってたジムに行き、カロリーを抑えた食事をし。ええ、もう紀文の糖質0g麺(1玉30kcal)にはお世話になってます。こないだはエリンギを刻んでカルボナーラにしました(レトルトですが)。

で、今日の朝もジムに行くのですが、ジムから帰ってきたら、まあ久しぶりに好きなもんを好きなだけ食ってやろう、と考えております。


■で、先日、電話で妹1号に教えられたのですが、こういうダイエット中の大食いする日を「チートデイ」と呼ぶのだそうですね。ま、おれは以前からダイエット中に2週間にいっぺん大食いの日を設けておりました。チートデイという呼称を知らなかっただけで、実践はしてたのですね。

1) 栄養補給
2) 食欲の発散
3) 節食が続くと、カラダが「飢餓状態である」と誤認し、基礎代謝が低下し、脂肪をため込む体質になる。それを防ぐ。

というのがチートデイの必要な理由だそうです。


■で、前述の通り、今日はジムに行って、どたばた運動して、帰ってきて、そのあと何を食べようか、と思案しているのですが。

まあ、何を食べたところで、

1) 胃が小さくなってるので思ったほど食べられない
2) すぐに満腹になり、食べ過ぎて気持ちが悪くなり、昨日までのカロリー控えめの日々を「あのころは良かった…」と昔のように思い出す。
3) 食べようと思って買いすぎた食品を持て余す

というチートデイあるあるに陥ることは、もう目に見えています。いや、あるあるどころか、もはや伝統行事ですらある。


■昨今のテレヴィジョンやラジオにおける放送について


■水曜に、テレ東の『ソレダメ』という番組を見た。

番組中なんども、「ソレダメ!」という掛け声が繰り返されるのが気になった。なんか否定ばっかする/されるような感じで、見てて疲れる。そもそも『ソレダメ』ってタイトルからして、否定から入ってて、良くないと思う。

でも、「キウイは皮ごとかじると美味い」「たまごかけごはんは、まず卵白だけをご飯に和え、それから卵黄を落とすと美味しい」ってのはマネしてみようと思いましたよ。「シュークリームは逆さにして食べるとクリームがたれない」ってのは、拙僧は無意識のうちにやっておりました。


■木曜、とんねるずの番組で「喫茶距離感」という企画をやってた。ちょっと見た。

懐かしの2700を半世紀ぶりにテレビで見たんだけど、8.6秒バズーカーとのバーター感が半端なかった。


■先週の土曜のアド街は「昭和の渋谷」というテーマだった。面白かった。

ゲストに泉麻人が出ていたんだけど、いっそ山田五郎と泉麻人の二人だけで話した方が内容が濃くなってもっと面白くなったような気もする(そうすると、もうアド街じゃなくなりますが…)。


■常滑川まことのラジオの、木曜日のコーナーが大森望からふかわりょうに変わった。

第一回目は、ふかわの悪い部分だけをギュッと凝縮したような、ものすごい空回り放送でゲンナリしたんだけど(スタジオ内のぎくしゃくした雰囲気が伝わって、こっちまで気まずくなった。光浦も機嫌を損ねてリアルに口数が減っていった)、二回目からは持ち直してきている。


■ええ、最近はウーマンラッシュアワーのオールナイトが終わった心の寂しさを、三四郎のオールナイトで紛らわしてるところはありますね。(談)


■ジョルトコーラが売られていたので買った


ジョルト

キョロちゃん

物価の安定

写真とはまったく関係ありませんが、今朝は「帰省のたびに通っていた沖縄市のお気に入り個人商店が空き家になっていた」、という夢で目が覚めました。悪夢だ…。

そういえば数年前、沖縄市一番街のビクモンの夢を見た翌朝に、ネットでビクモンが閉店したことを知った、ということがありました。今朝の夢も、正夢じゃないといいけど。


■そろそろさ、


そろそろさ、壁に直接USB端子を埋め込んどいてほしいよね。で、その壁の端子からUSB機器に充電ができるようになってほしい。普通のコンセントのように。

壁に、とは云わなくとも、充電できるUSB端子があらかじめ3ヶくらい埋め込まれている机、なんてのがあると便利だと思う。

いや、いまコンセント周りが不便なビジネスホテルに泊まっておりまして、机の上がコードやら電源タップやらでえらいごちゃごちゃしてるのですよ。





話は変わりますが、電源やらコードやらがごちゃごちゃしない、かつオーディオインターフェイスやMIDIキーボードの置き場所にも困らない、DTM専用机みたいなのをローランドやコルグに開発してほしいんですけど。と、数年前から思っている。


■それでも、たまに良いバーにたどり着くことがある。


■某日、某県某市のバーへ。三十年以上続く名店で、この店からのれん分けしたバーも数店あるらしい。メニューにナポリタンがある。「開店当初からの秘伝のレシピで作ってるんですよ。このナポリタンの赤、ケチャップじゃないんです。あ、ケチャップも使ってますけど、ケチャップだけじゃ出せない赤なんです」。食った。まずかった。何の味も何の匂いもしない、ただ赤いだけの麺類。千円。なんなんだよ、「秘伝のレシピ」って。

「砂肝のアヒージョ」も頼んだ。不思議なくらいニンニクの香りがしない。砂肝の食感も悪く、味もしない。まずかった。九百円。

まあ肝心の酒はまずくなかったんだけど、しかしこれは。食べ物がまずかったらせっかくの酒も台無しだと思うんだけど、この店が三十年以上続いて、のれん分けも数店。謎だ。


■某日、おなじく某県某市の別のバーへ。マッカラン12をロックで発注。バーテンダーが酒をグラスに注いでくれる。が、マッカラン12の瓶をおれの席からはるか彼方の離れたところに置く。かといってボトルを棚に戻すわけでも無い。ふつう、バーのカウンターでウイスキーを頼んだら、客の目の前に瓶を置くものではないだろうか。おれが間違っているのか。

二杯目にラフロイグのロック。しかし、やはりラフロイグの瓶もおれの目の前に置いてくれない。「すいません、瓶、見せてもらますか」とおれの方から声をかけた。

──どうせ、ちゃんとしてない安い店なんでしょ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

それが、二杯と席料で四千円だった。そこまで高くもないかもしれないが、けっして安くはない。ちなみにこの店はこの某県某市でいちばんウイスキーが揃っているバー、なのだそうだ。そうですか。


■42インチ、寝ころび湯、怒り新党


■例によって茨城か栃木のどっちかに来ています。今日(4/15)の夜はホテルの近くにあるスーパー銭湯的なとこに行ってきました。

で、露天風呂があったんですね。それはいいのですが、露天風呂に、ね、42インチくらいのテレヴィジョンが置いてあるわけですよ。真顔で。露天風呂に。要るか、これ、おい。

日曜日に行った豊島園となりの「庭の湯」にはこんなのなかったぞ。やはり都会人のほうが雅で風流で情緒を解するのだなあ、とか、まあそういうことは書かないようにしますけど、なんで露天風呂で湯に浸かりながら報道ステーションを見ないといけねーんだよ…。


■ところで、この露天風呂には、ふつうの風呂だけじゃなくて「寝ころび湯」ってのもあったんですね。

これは、ごくごく浅い湯舟(とはもう呼べないほどの水深ですが)に仰向けに寝っころがって入る風呂です。背中はぬれるがお腹は濡れない、という絶妙な深さ。これがなかなか気持ちいい。いびきかいちゃってる親父とかいるし。

しかし同時に、「夜空の下で素っ裸で仰向けでぬるま湯に浸かってるなんて、生き物として相当に無防備な状態ではないか」、という本能的な不安もちょっと感じる。

とはいえ、この、気持ちいい→でも無防備なので不安→でも気持ちいい→でも不安→でも気持ちいい→でも不安……とゆれ動く無限ループが良い、のかもしれない。

そういえば以前、友人が「彼女が屋外でのセックスを嫌がるので、別れた」と供述していた。

──関係あるのか、その話は。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )



■『怒り新党』を見た。いや、露天風呂のテレビでなく、ホテルの部屋のテレビで。

で、この番組って、前半と後半でまったく内容が違うのな。二つの番組を無理やりくっつけたんじゃないかってくらい(先日終了したけど、『心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU』という変な名前の番組もそんな感じだった)。

これは個人的な予想に過ぎないんだけど、長引くテレビ不況で、もともと二つの独立した番組を、予算やらスポンサーやら何やらの都合で無理やり一つにまとめなきゃいけなくなった……というような事情があるのではないか、とちょっと思った。見当違いなこと書いてたらすいません。


■庭の湯、糖質0g麺


■新宿カウボーイの、「2014年というチャンスの年をうまく活かせなかった感」って、なんか他人事じゃないと思うんですよね。どうも、半蔵商店でございます。木梨の出るヨルタモリを見逃しました。


■さて、本日は朝は連休の予定を立ててました。予定、ってほどのもんでもないんだけどね。


■その後、たまたま読んでたジャングルDJトーワ・トーワのブログで、「温泉もっと行かなくちゃ」の一文を目にして、自分も温泉に行きたくなった。が、突発的に箱根やら草津やらに出かけるわけにもいかず。

そこで、いわゆる健康ランドというかスーパー銭湯というか、その類の場所に出かけることにする。

とはいえラクーアとか、大江戸温泉物語とかはちょっと遠い。いや、遠くもないけど、「風呂上がりの状態」であんまり街中を移動したくない。

検索すると、豊島園となりに「庭の湯」というのがあることに気づく。豊島園なら近い。ということで出かける。しかし西武池袋線沿いに住んで11年になりますが、豊島園って初めてだな。

で、湯に浸かる。あと、レンタルした水着で「バーデプール」という巨大ジャクジーみたいなとこも入ってみる。

入場料とレンタル水着で2750円、はいささか高いような気もしなくは無いけど、アクセスの良さを考えたらまあこんなものか。

石神井に帰ってきて、駅前のプロントで麦酒を一杯。ビールってこのごろあまり飲まなくなったけど、ゆっくり湯に入ったあとはうまいですね。


■スーパーで『糖質0g麺』なる商品を発見。1玉180gで30kcal。これでつけ麺を作ることにする。うん、最近また徐々にダイエットモードに入りつつあるのですね。

・『糖質0g麺』30kcal×3玉=90kcal
・つけ麺たれ 100kcal
・具の味玉 2ヶで140kcal

3玉540gのたっぷりしたつけ麺が、合計わずか330kcal(あ、すいません、薬味のネギのカロリーは含んでませんが、まあ誤差の範囲でしょう)。

紀文サイトによるとパスタやら焼きうどんにも使えるとのこと。麺の平たい形からすると、カルボナーラなんか良さそうですね。

ほんとは麺が丸っこい細麺だとうれしいんだけど、そこまで求めるとバチが当たるでしょうな。


■計算機と鰻。日本橋にて。


■年に一度か二度くらいしか活動写真というものを見に行かないのですが、今日は日本橋室町で『イミテーション・ゲーム』を見てきましたよ。

というのも、以前『たまむすび』の町山智浩コーナーでこの作品が紹介されていて、なんか気になってたんですね。

おれの場合、活動写真ってのは、そのうち見に行こう、そのうち見に行こう、と考えているうちにいつの間にか上映期間を逃してしまい、「え、もう『超高速参勤交代』終わってんの!?」となることがほとんどです。まずタイミングが合わないのですね。

でもこのたびは見たかった作品を、奇跡的に上映期間中に見ることができました。なんでだろう。逆に不思議だ。


■で、『イミテーション・ゲーム』の感想なんですけど。

まあ「職場の人間関係は円滑にしておきましょう」ってことですかね。面白かったですよ。

しかしコンピューターが無い時代って、コンピューターの存在意義そのものが理解されなくて大変ですね。


■上映後、せっかく日本橋に来てるので、と云うわけでもないですが鰻。場所は、英国版GQ誌の「半蔵くんがとっくに行ってそうで、実は意外と行ったことのない店ランキング」で見事3年連続の第一位を獲得した眦膕案段命堂の野田岩。

お重のフタを開け、おうな様(ウナギのことね)と久しぶりの逢瀬。

先々週、八千円出してカキ料理を食って、それが「10:0の事故」としか表現できないくらいにまずくて、それどころか夜中に3回吐くほどの食あたりに見舞われたのですが(※食あたりの原因がカキだと100%は断言できないのですが、まあカキの確率は高いでしょうなあ)、うな重はあたったりしないからいいよね。あのカキ料理の代金で、野田岩のうな重2回食べられたな。食あたり翌日の病院の診察代と薬代も含めると3回は食べられたな。あゝ、もったいない。

本日の教訓。カキは裏切るが、鰻は裏切らない。ま、「鰻は裏切らない」ってのはおれじゃなくて立川談四楼のお師匠さんの言葉なんだけど。


■翫雀改め/小山三は死なない


■例によって栃木だか茨城だかに来ております。半蔵商店でございます。東京の桜は、先週末の風と雨とで葉桜になってしまいましたが、ここらへんはまだ桜が残っております。

あ、うん、いま「東京の桜」って書いたけど、おれがレファレンスとしているのは

1) 道玄坂の交番の斜め向かいにあるマークシティーの出口の桜
2) 近所の小学校(たしか假屋崎省吾&佐藤可士和の出身校)の校庭の桜

です。「うちの近所の桜はまだ咲いてるよ」とおっしゃる東京在住のお侍さんもいらっしゃるかとは思いますが、ご理解願いたい。


■でね、24時を過ぎて日付が変わりましたが、今日、甥ができました。生きてるとそういうこともある。あと、そういえば先日、弟が30歳になりました。30のおっさんが自分の弟、という事実はなかなか不思議です。


■ということで先週末は歌舞伎座におりました。一月二月の道頓堀に続き、お江戸における鴈治郎襲名公演です。4/4(土)に夜の部を見て、4/5(日)に昼の部を見ました。

ざっくり云うと、全体的に染五郎と壱太郎が良かったです。ざっくりしすぎですか、こういう感想文は。

『石切梶原』で上手側の小姓(?)がうつらうつらとかなり眠そうにしてた、ように見えたのは気のせいでしょうか…。


■昨日の細かすぎて伝わらないモノマネ選手権は面白かった。


■子供のころから、フジテレビの火曜ワイドスペシャル枠でやっているものまねグランプリ(正式な名称とか知らん)みたいなのが好きじゃなかった。「ものまね四天王」とかさ、ああいうの。

元ネタ歌手のカリカチュアライズに頼る、モノマネ芸人たちが嫌だった。奇抜な衣装とか、おもしろおかしい表情とか、オーバーな動きとか。

いま思えば、あの全体的に巨大なショーパブ、といった趣のスタジオのセットも嫌だった。

ボーズ憎けりゃアニ、シンコまで憎い、といった理屈で、画面隅に表示される針すなおの似顔絵や、曲のイントロ部分のナレーションが別録りのアフレコであるところも嫌いだった。

なので、見なかった。


■一方、清水ミチコは子供のころから好きでした。ビデオやCDをレンタルして楽しんでた。


■この違いは何かというと。

ものまねグランプリのほうは、明らかにショーパブという閉鎖空間で行われる芸の中継、なんですよね。閉鎖空間でしか流通しない、あるいは閉鎖空間だからこそ有効な芸の応酬。たぶん、あの番組を実際にあのスタジオで間近に見たならば、それはそれは楽しい芸だったのかもしれない。

でも、ブラウン管を介して見てる沖縄の田舎町の子供には、だからなんなの、としか思えない。

対して、清水ミチコの芸は、あらかじめ「放送」や「複製物(CDやビデオ)」の形で流通することを意識して作られてるのですね。なので、その芸をラジオやテレビで耳目にしたとき、スッと入ってくる。で、素直に笑える。これは清水ミチコがショーパブではなく放送作家出身、というところにあるかもしれない。


■ちなみに、'00年代初頭は、コージー冨田+原口あきまさのコンビ(厳密にはコンビじゃないですが)は好きでした。

あれは、ショーパブ芸でありながらも、カリカチュアライズに走らない、リアリズムの追及、というのがあったので。


■そして'00年代中盤からは、なんといってもとんねるずの「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」になるわけですが。

この企画自体はモノマネの領域を拡大する、非常に革新的な企画だったわけです。「富士そばの恵比寿西口店の店員」のモノマネとかね。モノマネか否か、というぎりぎりのところを突く感じが新しかった。


■が、いつの間にかこの企画自体がだんだん閉鎖的なものになっていき(それに呼応するかのように次第にショーパブ出身の芸人が増えてきた印象がある)、スタジオ内の芸人とスタッフだけが楽しんでる内輪の企画になってしまった。

細かすぎて伝わらないモノマネ選手権が、いよいよほんとに伝わらなくなってきてるなー、と思うようになった。

で、同じ番組で「2億4千万の瞳選手権」という、それこそショーパブ芸そのものの企画も始まってしまい、これはこれで面白いんだけど、なんか違うなーと思ってた。


■が、昨日たまたまテレビで「細かすぎて」をやってたので久しぶりに見たのですが、おもしろかった。初期の面白さが戻ってきてる、と感じました。

このエントリで云いたいことはそれだけです。文章が後半、やっつけになってるように見えるのは気のせいです。


■ちなみにウクレレえいじで一番好きなネタは、十年くらい前にライブで見た「延滞に驚く、レンタルビデオ屋『With』の店長」です。


■牡蠣?


■どうもどうも。新年度ですね。えーと、最近ブログの更新回数が少ないのは、ちょっと体調を崩しておりまして。


■あんまり楽しい話でもないので手短に説明しますと、どうやら、カキにあたったようなのですね。笑

なので、日曜の深夜に3回吐いたり、月曜は仕事を休んで朝から病院でレントゲン撮影・血液検査などし、医者に診てもらい、点滴を2本打ったり、薬を7種類もらったりしてました。


■おれは土曜の昼にカキ料理を食べてたのですが、医者いわく「断言はできないが、この胃腸の不調の原因は、カキの可能性が高い」とのことでした。うむ。


■話は前後するのですが、おれは日曜の午前中、ひどい腰痛に襲われたんですね。これもどうも、カキにあたったので胃腸の働きが悪くなる→便秘になる→便が神経を圧迫する→腰痛になる、というメカニズムらしいです。


■いまは薬を飲んでおります。薬を飲んでる期間は、飲み合わせの都合上、乳製品禁止、らしいです。あと、カフェインも控えるようにとのことでした。で、胃に優しいうどんやおかゆを食べるように、とのことでした。


■で、腸の調子が良くないと、やはりチカラが出ないですねえ。まだ本調子じゃないです。ほんとは仕事ももっと休みたかったけど、年度末だしね…。

本屋に行ったら、『ターザン』で腸内環境特集をやってたので、買いました。腸は大事です。以前からエビオス錠の瓶をいつも机においてるのですが、めんどうで飲むのをさぼってました…。これからはちゃんと飲もう。


■しかし残念なのは、土曜の昼のカキ料理とやらが、たいして美味しくなかった、むしろまずかった、という点ですね。うまいカキにあたるんならまだしも……。


■ウーマンラッシュアワーの最終回は聞き逃した


ランプ

泊まったビジネスホテルの部屋に高さ180cmくらいあるデザインがうるさい変なランプがあるし、その変なランプが枕元にたたずんでるので変な存在感があるし、ウーマンラッシュアワーの昨夜の最終回は聞き逃したし、ほんともうなんなんでしょう。


■もう「インターネットの外」こそがインターネット、とか何とか、沖縄四泊五日の記


■き、昨日は那覇空港のレストランで沖縄そばを食べてたのに、今日はもう栃木の山のほうで「ちたけそば」なんぞをすすっておりました。半蔵商店でございます。

といった意味も含めまして三月二十日から二十四日までの簡単な沖縄日記。しかし四泊五日って一瞬だな、ほんと…。


■三月二十日(金)

久しぶりのANAプレミアムクラス。羽田のラウンジで三杯(麦酒、ハイボール、焼酎)。機内で三杯(赤、白、泡)。飲み過ぎた。那覇空港に着くころには気分がすっかり惡くなる…。

しかも、鍵やら何やらを入れた小物入れを機内に忘れたことに気づく。はあ。

本日より実家泊。


■三月二十一日(土・祝)

朝、沖縄市の農連市場。つづいて沖縄市内の個人商店。土曜の朝はこのコースじゃないと気がすまない。

NHKラジオに井森美幸と山里亮太が出ていた。と思ったら、山里ではなく柳沢慎吾だった。声が似てる。

昼、コザの妹1号宅でゴロゴロ。

夕刻、妹1号のクルマを借りて那覇へ。駐車場に車を止め、モノレールで那覇空港まで。昨日機内に忘れた小物入れを受け取る。駐車場←→那覇空港のモノレール代、往復で六百円也。ちぇっ。

(ちなみに、なぜ車で直接那覇空港まで行かなかったかというと、空港周辺の道をあんまりよく記憶してないからです。)

その後、那覇某所で友人の出るライブを見る。

58号線を北上して帰宅。


■三月二十二日(日)

実家の庭にはヒカンザクラ(緋寒桜)の木があって、その実をザル2杯ぶん摘む。というか、母に摘むよう命ぜられた。

昼、某君と会食。昨今、YouTubeに貴重なテレビ映像(古いCM、放送事故、オープニング/クロージングの類、etc)が上がることが少なくなっている。これは、YouTube上に貴重映像をアップしていた好事家たちが、コメント欄などを通じて知り合い、仲良くなり、インターネット外にクローズドなネットワークを築き上げ、貴重映像をネットを介さず郵便や手渡しで交換するようになった、というような流れがあるのではないか……など話し合う。

どっちにしろ、これからは重要な情報などはネットの外でやりとりされるようになるでしょう。もはや、「インターネットの外」こそがインターネットなのです。いまのインターネットは、もうインターネットじゃないのです。

──なに云ってんだか… (´д`;) (´д`;) (´д`;)

おれも、沖縄ローカルの「カラオケプラザ・ステージ」のCMをVHSで持ってるけど、ネットにはアップしないでおく。笑

午後、ラジオで南野陽子の「はいからさんが通る」がかかってるのを耳にする。

夕方、遠方より来た義弟一家と会食。今回の沖縄滞在のメインイベント。会場は北谷の中華人民共和国料理屋。おれはプラザハウスの中華人民共和国料理屋が良かったんだけどなー。


■三月二十三日(月)

昼、コザの「四季」へ。なんと、メニューに「Aランチ」があるではないか(Aランチについては、最寄りのコザ人に訊いてください)。以前は無かったのに。迷うことなく発注。

通常、Aランチにはひとつのプレートにいろんな料理が乗っかっているが、ここ「四季」ではシェフが目の前の鉄板でいろいろ焼いて、一品ずつ供してくれる。豚→鳥→目玉焼きのせハンバーグ→シュリンプ。付け合わせにパスタかもやしを選べる。おれはカロリーのことを考え、日和ってもやしを選んでしまったが、普通に考えるとパスタのほうがAランチ的でしょうなあ。あ、もちろんスープとサラダとパン/ライスも付きます。飲み物は甘くしないアイスティー、に限りますね。

午後、妹1号の家でゴロゴロ。姪1号へのお土産として手配していた、名前は忘れたけど何とかという梨の化け物のぬいぐるみが宅急便で届いたなっしー。ほぼ同時に妹2号の家にも梨の化け物が届いたらしく、姪2号が化け物と写っている写真が送られてきたなっしー。

夕刻、58号線沿いの古道具屋で自分用の土産。'60年代の米国の雑誌と、'70年代のペプシコーラのノベルティのグラス。

きょうもラジオで南野陽子の「はいからさんが通る」がかかってるのを耳にした。


■三月二十四日(火)

朝、沖縄市の農連市場。個人商店。「全国チェーンのコンビニ店舗は成り立たないが、個人商店なら成り立つ」という絶妙なライン、のようなものがあるんだと思う。「本部」とやらがすべてをバーコードで管理し、富の大半を吸い上げ、労働者を強制的にこき使う、という近未来SFのようなコンビニにもう飽きてるのかもしれない。昭和35年くらいで時空が止まったような商店で、オジィから焼きそばUFOや歯ブラシを買うのが楽しい。まあ、コンビニの恩恵にあずかることも多いんだけど。

母に那覇空港まで送ってもらう。

帰りの飛行機もANAプレミアムクラス。ラウンジに入るなり、まず30分ほど寝る。その後、オリオン麦酒を一杯だけ。搭乗。機内でも三十分ほど寝る。

羽田着。到着ロビーのベルトコンベアが動き出して30秒も経たないうちにおれのトランクが出てくる。早い! さすがプレミアムクラス。

午後七時前に石神井町に帰宅。八時就寝。疲れていたのか。疲れるようなことはなにもないはずなんだけど。


■ちょっと沖縄帰ってます。三月二十日〜二十四日


■R藤本が新宿のルミネよりもキャパの大きいヤクルトホールで単独ライブを開催、とのことですが、拙僧はその日は浅草で平成中村座です。お笑いと歌舞伎の両立って難しいのですね。半蔵商店でございます。


■といった意味も含めまして、唐突ですが今からちょっと沖縄行ってきます。

というのも、「現代の科学では不可能」と云われていた年度末の5連休の取得に成功したんですね。

というのも、拙僧の勤め先では、「勤続10年で三日間の特別休暇を進呈」というならわしがありまして、その特別休暇を消化しようってえ寸法です。なんでも今年度末までに消化しないと失効してしまうそうなので。

しかし、特別休暇が三日って、なんか短いよなあ。最初聞いた時は三ヶ月の間違いかと思った。


■せっかくの休みなんだから沖縄じゃなくてアイスランドとか行ってくればいいのに、そしたら新しい発見もいろいろあるだろうに、と自分でも帰郷のたびに毎回思うのですが、ま、里帰りしてきます。うん、義弟の両親が遠方から沖縄に来たりとか、親戚方面の集いもあるのでね。

そう、今回は親戚の集いがメインなので、各位へご挨拶できませんが、ひとつよしなに。土曜の夜カスミン。


■では行ってまいります。東京には火曜に戻ります。


■芝のぶブログ、ベイジング猿之助、コンビニあるある


■藤原ヒロシのブログが唐突に消えてしまって残念なんですが、でも、中村芝のぶのブログが始まっていました


ニゴー(登録商標)×猿之助×ユニクロ

諸般の理由でユニクロの服はここ10年は買ってないのですが、これは買う…こともあるかもしれない。

しかし、ニゴー(登録商標)は、猿之助襲名のときにエイプ(登録商標)で襲名Tシャツ作ってくれるのでは、と期待してたんですけどね。ニゴー(登録商標)もエイプ(登録商標)を離れちゃいましたからね。

あの猿キャラに歌舞伎の隈取をさせたベイジング猿之助Tシャツほしいんですけど。袖のタグにもオモダカ屋の紋を入れて。


■個人的なコンビニあるある。

・ハーゲンダッツを買ったのに、ハーゲンダッツ用のスプーンでなく普通のスプーンを渡される。


・冷製パスタを買ったのに、フォークではなく箸を渡される。


・フォーを買ったのに、スプーンを渡される。←NEW!


■髪結新三、スチャダラパー


■昨日は国立劇場へ。髪結新三。

開演前、劇場内のエスカレーターで「朝日新聞の劇評でめちゃくちゃに書かれていたわね」と老夫婦の奥さんが話してるのが耳に入ってちょっと不安になる。が、芝居はちゃんと楽しめた。橋之助はなんだかんだで好きな方の役者。国生の声がちょっとおばちゃん声なのが惜しい。笑

芝喜松、芝のぶ、橋吾がよかった。橋吾、魚売り似合うね。

お酒が剣菱じゃなくて八海山でした。

あ、そうそう、終わり方が「これぎり!」でなく、二人が立ち回りしてるなか幕が引かれる、というパターンでした。これ初めて見た気がする。


■芝居を見終えて、劇場からバスに乗る。

車中であめ玉をなめていたら、ゴリッと異音がして、なにかが砕ける感触がした。もしかしたら歯が欠けたかもしれない…。バスを降りて、手近にあった建物の、「建物の外装にたまに使われている、鏡のようにピカピカした金属」を鏡がわりにして前歯を確認する。見た目に異常はない。が、下の前歯の裏っかわを舌でなでたときになんか違和感があるような…。やはり、歯の角っこの目立たない部分がちょっとだけ欠けたのか。


■その後、「魚介類の仕入れに自信があります」的なアピールを前面に押し出しているチェーンの居酒屋に入って、海鮮丼と熱燗一合。この手のチェーン店で海鮮丼に添えられる味噌汁は、やたらめったら熱くて味が飛んでいることがほとんどだけど、この味噌汁はちゃんと普通の味がした。奇跡。


■その後、某お笑いのライブへ。といっても普通のライブではなく、企画コーナー中心のライブでした…。うーん、おれはどうもこの種のライブの企画コーナーが苦手。幸い中盤にネタが二本だけあったので、そこまで見てから撤収。


■その後、ディスクユニオンへ。スチャダラパーの'04年の12インチを購入。A面は『The 9th Sense』からのシングルカットとリミックスで、B面はカットアップというかメガミックスというか、そういう。

この12インチの存在自体をまったく忘れてたので、ちょっとした貴重盤を掘り当てた気分になる。


■単四電池は買い置きしておくべきである


いま夜中の12時半なのですが、部屋が寒い(あ、今晩は出張ではなく石神井町の部屋におります)。

なぜ寒いかというと、エアコンのリモコンの電池が切れているので、エアコンが点けられないのですね。

で、リモコンの電池は単四なんだけど、部屋に単四電池の買い置きがない。うむ。先月買ってきてまだ封切ってない、単三のエネループはあるんだけどね。

防寒と健康のため、単四電池は買い置きしておくべきですね…。

あ、なんか今からフジテレビに勘九郎七之助が出るようです。『しくじり先生』から流れる。


■NHK『おもしろ漢字ミニ字典』の最高視聴率が27%だった件


wikipediaによると、NHKでかつてやってたミニ番組『おもしろ漢字ミニ字典』の最高視聴率は27%だったらしい。27て。

この番組って、教育テレビでやってたイメージが強いけど、上記ページによると「総合テレビの毎週火曜日20:45-20:50に放送されたこともある」そうです。たぶん、夜九時のニュースを見るためNHKにチャンネルを合わせる家庭が多かった、ということもあるかもしれません。しかし27%はすごい…。


■この番組をやってたころの教育テレビって、匙ばばあもといスプーンおばさんとかも放送してたけど、「ど〜ん、Q!」っていう謎の掛け声のクイズ番組もやってたよね。

って検索してたら見つかった。『どんなモンダイQテレビ』、という番組でした。ふむ。


■パンクヴーヴー(仮名)は、なぜ


■パンクヴーヴー(仮名)はなぜ漫才が上手なのにあまり売れてないのか。という、人類に課せられた難問の一つに某君と石神井町の沖縄居酒屋で「豆腐よう」をつつきながら考えました。その結果、


パンクヴーヴーの漫才はテクストとして完成されている。

テクストそれ自体が独立して面白いので、芸人自身の人柄とか人格とか人間性とかそういうものが必要な要素ではなくなる。

放送タレントとしての人柄とか人格とか人間性とかがアピールできない。

ゆえに売れない。


という結論に達しました。

パンクヴーヴーの二人って「テクスト中に登場する概念的な人間A&人間B」なのね。英語の教科書に出てくるTomとJaneみたいな感じというか。早い話が、「漫才」が主で「漫才師」が従、になっちゃってる。彼らは彼ら自身の漫才の再生装置でしかない。彼らの「なんか自己完結してる感じ」の原因はそこらへんにあるのではないか、と。

っていう説を今度ジュネーヴの学会で発表する予定です。


■で、ちょっと前に『しくじり先生』にパンクヴーヴーが出てて、「賞レース第一位より第二位のほうが売れる」という話をしてたのですが、それを説明するための比喩がものすごくわかりにくく(※このブログ上で再現できる気がまったくしない)、司会のオードリー若林に、

「そういうところなんじゃないですかね」

みたいに小声でつっこまれてたところが最高に面白かったです。2009年M-1決勝のパンクヴーヴーの漫才よりも面白かったです。


■菅原伝授手習鑑


■本日は、終日歌舞伎座におります。通し。


■平成22年3月8日の午後6時より歌舞伎を見始めましたが、人生初歌舞伎の演目は、そういえば『道明寺』でございました。


■では行ってきます。傘もってったほうがいいのかな、この天気だと。


■雀右衛門の孫弟子、オーディオ・チェック・レコード


■ここ数日、先進国の各主要紙がトップでシャカの植松の芸人引退について報じております。

で、シャカ植松といえばロケショーの「奉行」ですが。

あの奉行って、『勘定奉行』のCMから来てるんですね。で、歌舞伎クラスタの皆様にとっては常識だと思うのですが、あのCMは中村京蔵が演じているわけでして、とすると、植松は京蔵の間接的な弟子となるわけですね。

で、京蔵の師は雀右衛門なので、植松は雀右衛門の孫弟子ということになります。

──そうですかね。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

歌舞伎って、ロケショーにも影響を与えているんですね。


二つ前のエントリで、コラージュ/カットアップ系のCDを作りたい、と書きましたが、オーディオ・チェック・レコードも作ってみたいんですよね。

──なぜ? (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

幾何学模様のジャケットに、いろんな周波数やデモ演奏が延々はいってるレコード。ま、作ったところで誰が買うんだって話になりますが。


■ネタとネタの間に企画コーナーを挟まないでいただきたい


■これ、前も似たようなこと書いたかもしれないけど、つい昨日も気になったので改めて書きます。

渋谷や新宿や中野にあるキャパ100人前後の劇場で、入場料が1500円くらいの、10組前後のコンビが出るライブを開いている芸人と構成作家のみなさんに申し上げておきたいのですが。

ネタとネタの間に企画コーナーを挟まないでいただきたい

のですね。このエントリのタイトル欄にも書いてありますが。


■たとえばこうです。10組のコンビが出演する場合。

・オープニング

・前半ネタ5組

企画コーナーA(これな)

・後半ネタ5組

・企画コーナーB

・エンディング

となる構成が多いんですが。これ、「企画コーナーA」のあとのネタを見る時、ダレるんですね。観客として、気持ちを切り替えるのが正直しんどい。漫才やコントを楽しむのと、企画コーナーを見るのとでは、脳の使う部分が違うから(かどうかは知らないけど)。


■なので、それよりは、

・オープニング

・ネタ10組

・企画コーナーA

・企画コーナーB

・エンディング

こういう構成のほうが、見る側としてはありがたい。

「そうは云っても半蔵さん、ネタを10組連続で見るのもしんどいですよ」とおっしゃるお侍さんもいらっしゃるかとは思いますが、その場合は前半5組のネタが終わったあと、ごく軽めの中MCをはさんでから後半5組のネタをやればいいのです。これなら気持ちを切り替える労力も最小限で済む。

うん、要は、ネタの間に企画コーナーとやらを挟まないでくれればありがたいのです。


■つーか、この手のライブの企画コーナーって、正直、大きな笑いがあるわけじゃないですしね。

「新しい四字熟語を作ろう」とか、「リーダーは誰だゲーム」とか、「」とか、「」とか、書くのがだるいので後半カギカッコだけで済ませちゃいましたが、この手のライブに3回も行ったことある人ならわかるでしょ? あの雰囲気。

大喜利やっても、まあグダグダになることも多いしね。あんまりウケない答がつづいて会場に微妙な空気が流れたあと、MCのやつが、

「みなさん! このノリが『○○(※このライブのタイトル)』ですから!」

と、ちょっと声はって説明する、ってのがよくあるパターンなんだけど、このパターンも少々しんどい。


(企画だの大喜利だのやるよりは普通にフリートークしてたほうがよっぽど面白いんじゃないか、とこの手のライブを見るたびに思うんだけど、でも、構成作家としては企画や大喜利のお題を考えたほうがギャラを取る口実が増えるのかもしれませんね。)


■ということで、「NO MORE 企画コーナー!」とまでは申しませんが、ネタの間に企画コーナーを挟まないでいただけるとうれしい今日この頃。


■本文に関係ないんですが、コラージュ/カットアップ系のCDを作りたいんですよね(談)


弟のキュートン、無事終わったらしい。映像が送られてきたんだが、

実の弟のチャイナドレス姿なんて見たくなかった。


■(またR-1の話ですいません、)ゆりやんレトリィバァのR-1決勝ネタで思い出したのですが。

'04年にフジテレビ社屋で行われた、強いて云うなら「お笑いフェス」のようなライブがありまして(複数の会場に分けてライブをやってた)。それに出てたホリプロだかナベプロだかの女芸人コンビが「アメリカ映画でキャリアウーマンがオフィスに出勤してくる様子」「アメリカのサスペンス映画における、『何者かから逃げているため一刻も早く部屋に入りたいがなかなかドアが開かない→あせってドアノブをガチャガチャやる→ようやく家の中に入れたと思ったら絶妙なほど不吉なタイミングで電話のベルが鳴り始める』の流れ」というネタをやってた。すごく面白かった記憶があるんだけど、コンビ名を忘れてしまった。いまとなってはまったく思い出せない。誰なんだろうな。こういうのはどうやったら調べられるんだろう。ヤフー知恵袋で訊いてみるか。


■R-1ついでに云うと、厚切りジェイソンは、近いうちに新書サイズのソフトカバーのネタ本を出しそうな気がする。税抜定価800円くらいで。


芸人の曲を芸人がリミックスする、というパターンは意外となかったかもしれない。

芸人の曲を森俊彦がリミックスするパターンはたまにありますが。


■先日のアメトークの「独身こじらせ芸人」、音だけ録音したやつを営業車の中で3回聞いた。おれも相当こじらせてんな…。

洗濯機が回る様子を延々見つめる、という麒麟・川島の気持ちはちょっと分かる。


■三津五郎。月曜の夕方にスポーツ紙を数紙、コンヴィニエンスなストアーで買い込む。スポーツ報知の記事がいちばんしっかりしていたと思う。


■とんねるず『雨の西麻布〜にっぽんの心〜』というカセットの存在を30年間知らなかった


■まあ、だからその、とんねるずマニアってほどでは全然ないにせよ、とんねるずの音楽は好きなので、CDも多少は持ってた。小学生のころ『428』『市川と宮嶋』買ってましたよ。一時期『仏滅そだち』のCDを2枚持ってた。これを2枚持ってたやつはあんまりいないと思う。ちなみにカセットでも持ってました。あと、再生するたびに違う曲が流れる「御年賀」という12インチ(たしか、レコードの溝が三股に別れていて三曲のうちどれかがランダムに演奏される仕組み。リスナーが自分の意志で聴きたい曲を選べない)も持ってた。あと出光のノベルティーのまいどCDとかね。

ちなみにビデオは『とんねるずの裏ビデオ』と東京ドームのやつ(上下巻のうちどっちか一本。どっちだったっけ)をいまでも持ってる。『気分は盆と正月』は、10年前に池袋の中古屋で250円で売られたのをなぜか買い逃して悔しい。



■と、とんねるず物件を人並み程度には所有している拙僧ではございますが、こんなカセットが発売されていたなんて、この西暦2015年2月まで知らなかった……。

雨の西麻布

『雨の西麻布〜にっぽんの心〜』と題されたカセットです。これ、単なるシングル「雨の西麻布」のカセット版じゃないんですよ。六曲入りのミニアルバムなんですよ。たぶんレコードでもCDでも出てないと思う。たぶんカセットだけ。

うん、「雨の西麻布」と「歌謡曲」をカップリングした8cmCDシングルが'90年代に出てることは知っていたんだけどさ、でもこのカセットはまっっったく知らなかった。発売日は昭和60年12月16日。30年前の師走。みなさんそのころ何してました? おれはコザ小学校の制服を着て沖縄市一番街をちょろちょろと走り回っておりました。


■で、とんねるちゃんのワンフーの皆様におきましては、カセットの中身気になるでしょ? 親切に曲名をリストアップするとこんな感じ。


SIDE A
1. 雨の西麻布
2. その後の西麻布
3. 双子の西麻布

SIDE B
1. 一気!
2. Chadawa
3. 雨の西麻布(オリジナル・カラオケ)


特筆すべきはなんと云っても「その後の西麻布」「双子の西麻布」の二曲ですね。おれは、曲の存在じたい知りませんでした。いや〜………………こんな曲があったのか。そうか。ぜんぜん知らなかった。歌ってるのはとんねるずではなく、前者はボブ&トメ、後者はリリーズです。ボブ&トメはたぶんとんねるずのマネージャーで、リリーズは歌詞にも出てくる「双子のリリーズ〜♪」のリリーズでしょうな、ふつうに考えると。

この二曲は、ビクター時代の各種ベスト盤の類、つまり『CD FILE』にも『紅白!』にも『とんねるずの世界』にも、近年('09)発売された『ゴールデン☆ベスト とんねるず』にも収録されてない、はずです。

ちなみにwikipediaの「雨の西麻布」の項目によると、

2009年9月11日放送の「おもいッきりDON!」に出演したザ・リリーズ自身は、「雨の西麻布」のレコーディングの際、同じスタジオ(ビクター青山スタジオ)に、アニメ『ワンダービートS』の主題歌「瞳は宇宙=コスモス=」(1986年4月発売)をレコーディングするために居合わせていた事を明らかにした。

とのことです。おれはこの放送を見てないのでくわしいことは知りませんが、このときにリリーズはこのカセット用の録音を済ませたのでしょうか。どうなんだろう。


■このカセット、買ったばかりでまだ再生してないので、「その後の西麻布」「双子の西麻布」がどんな曲かはまだ知らないのですが、まあ、聴かないままにしとくのも一興かなと思ってます。


■ロケショーの平松の口癖で打順組んだった


1(右) そうですよ、ほんとそうですよ。

2(二) 云ってないでしょ

3(三) じゃあ、良かったじゃないですか。

4(中) えっ!




すいませんここまでしか思いつきませんでしたすいません。


■ラバーガール「GIRL」/R-1決勝


2/14 ラバーガール solo live+ 「GIRL」昼公演

ど、どうにかラバーガールの単独ライブ行けました。当日券間に合った。パイプ椅子の補助席に座って見物。

ラバーガール好きなんで、ここ数年の単独はぜんぶ見てるんですね('13年の『GAME』は除く。おれが沖縄に帰省している時にラバーガール単独をやるなんて、人力舎の上層部は何を考えているんだろう)。なのですが、今回は前売券を思いっきり買い逃しまして、当日券のために寒い中エコー劇場の前に並んだわけです。まあ並ぶのは歌舞伎座の一幕見席で慣れてる。笑

プリクラの機械を開発するコントと、店員と客のショートコント詰め合わせが良かった。うん、オードリーにズレ漫才があるように、ラバーガールには店員と客のコントがある。今回は飛永が店員で大水が客だったんだけど、やはり面白い。

ちなみに前回のライブ('14年『T/V』)でも店員と客のショートコント詰め合わせはあったんだけど、その時はショートコントの最後に「どの職業の店員も性に合わなくて田舎に帰る大水」の描写があったんですね。これについてうちの弟は「もしかして、ラバーガールが店員と客のコントから手を引くことを暗示しているのでは」なんて話してたのですが、それは杞憂でした。笑


大水CD


ライブ後、手作りCD-Rを購入。三曲入りで千円。サイン入り。『ウエストサイド物語』みたいな世界観で、大水が街の悪者をパラパラで退治していくというコントがあったのですが、その劇中歌。曲調は基本的にパラパラなんですが、ふた昔前のアニメ/特撮の主題歌のような、なつかしい感じもちょとします。ジャケットにも曲名以外のクレジットが一切ないんですが、誰が作ってるんだろう。

あ、ところで二人がクラブのような場所でビールを飲むシーンがあるのですが、そのときのビールの銘柄が東京エールだったような気がするんですが、気のせいでしょうか。うん、あの、六本木のスーデラで飲めるやつ(話が細かいうえに間違ってたらすいません)。



2/10 R-1グランプリ2015決勝戦の放送

先日、R-1グランプリ2015、というそれはもうめちゃめちゃ面白そうな番組をやってたので録画しました。で、昨日、上記のラバーガールから帰ってきて、R-1の録画を見ました。ほぼ面白かった。ノンスタイルの井上じゃないほう以外はぜんぶ面白かったのですが、いちばん面白かったのはやはり「ゆりやんレトリィバァ」の一本目ですねー。あれは最強。

とはいえ、R-1は決勝より準決勝のほうが面白いですね。テレビとライブの差、と云ってしまうとそれまでなのですが、準決勝ライブは「余分な演出無し(最低限のMCのみ)で、淡々とネタが進行していくピン芸人ショーケース」なのですね。これが決勝となると、テレビ放送なのでどうしても余分な演出が十重二十重にくっついてしまう。これはもう、何が悪いとかそういうことではなくて、しょうがないことなのかもしれない。

あと、R-1決勝の演出がいささか緊迫感に欠けるのは、テレビ局のスタジオから放送しているというとこもあるかもしれません。いっそルミネ the よしもとからの生中継にした方が、劇場の空気のようなものが伝わるんじゃないでしょうか(まあM-1はテレビ局のスタジオからの放送であのタイトな賞レースの雰囲気をかもし出してたのですが…)。

ひょっとするとR-1はもう賞レースという体裁をとらなくてもいいのかもしれない。「年一回、すごいピン芸人を出しまくる特番」みたいな感じでやってもいいのかもしれない。年末の『検索ちゃんネタ祭』のピン芸人版みたいな感じで。

って、視聴者ってほんと勝手なことばっかり云うよなー。すいません。


# と、ここまで書いたところで突然、
# 視聴者が求めているのは実は「お笑いそのもの」ではなく、
# 「(どんなジャンルの表現でもいいから)賞レースのタイトな雰囲気」なのかもしれない、
# で、M-1はその期待にちゃんと応えていたのかもしれない、とちょっと思った。


# あと関係ないけど、今年の決勝戦のセット、
# 舞台中央の巨大な丸Rのロゴが楽天ぽかった…。


■那覇市の地名で打線組んだった


1(右) 安里

2(二) 泉崎

3(三) 久茂地

4(中) 牧志

5(左) 國場

6(一) 泊

7(捕) 天久

8(遊) 壺川

9(投) 首里

# 沖縄市版はこちら


■バーが無い


■例によって栃木か茨城のどっちかに来ております。今週は、月曜火曜が一泊二日の出張で、水曜は建国記念日で休みで、木曜金曜がまた一泊二日の出張、という変則的なスケジュールです。


■さて先週木曜の夜は、なかなかけっこうなホテルに泊まりました。このごろは、「安い宿に続けて泊まる→たまにちょっと良いホテルに泊まる」、というパターンが形成されつつあるんですね。

客室面積は42平米! 広い。

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洗面台が二つある洗面所は初めてかもしれない。

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ちょっとだけですが、ミニバーもあり。

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シャレオツな中庭。カフェもあり。

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有名文化人も来館するようです。

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■と、このように立派なホテルなのですが、残念な点が一つだけ。

バーがないんですね。BARが。


■いや、これだけ立派なホテルならバーのひとつもありそうじゃないですか。ないんですよ。鉄板焼の店も、中華人民共和国料理屋もあるのに、バーがない。

ホテルの人に訊いたら「中庭のカフェが、10名以上の団体で事前予約をした場合のみバーとして営業可能」だそうなのですが、それはさすがに条件がトリッキーすぎる。つーか、バーってそもそも10名以上の団体で押し掛ける場所じゃないと思ふ…。


■さらにホテルの人いわく、「レストランでお酒をお召し上がりになることもできます」とのことだけど、ディナーの時間帯のレストランに、男が一人で入って酒だけ飲んで出てくる訳にはいかんでしょ。

こちとら、ふらっとバーに立ち寄って、2杯ほど飲んで、それで部屋に戻ってグースカ寝たいだけなのよー。


■これが駅前のホテルだったら、繁華街のバーまで歩いていくことも可能なんだけど、なにぶん郊外にあるホテルなので徒歩圏内にあるのは隣のマクドナルドだけ。バーに行くのにまさかクルマを使う訳にもいかない。


■調べたらこのホテルは1983年創業で、2001年にリニューアルしてるらしい。歴史の浅いホテルなんですね。現代人の酒離れやらコスト削減やらで、いまどきのホテルにバーなんぞ不要、と判断を下したのでしょう。

しかし、ちゃんとしたホテルなのにバーがないってのは味気ないというか色気がないというか風情がないというか。先日のこのホテルは古いホテルですが、というか古いホテル故に、ちゃんとバーがありました。うたた寝しちゃって、行きそびれたんだけど。


■「開局を断念した放送局一覧」


wikipediaに、「開局を断念した放送局一覧」なんてあるのな。

ちなみに沖縄でも「南西放送」という日テレ系のテレビ局が計画されていたらしい。ふむ。

南西放送は「ANN系列の琉球朝日放送(QAB)とともに1995年秋の同時開局が有力視」(※上記ページより引用)されていたんだって。知らなかった。


■キュートン、独身こじらせ芸人


■弟が結婚式の余興でキュートンのポージング芸をやる、というので、BGMの編集を頼まれました。

エレキテル、クマムシ、8.6秒、などではなくキュートン。アナ雪や妖怪体操でもなくキュートン。というところに男気を感じ、編集を引き受けました。


■木曜にアメトークで「独身こじらせ芸人」なる企画を放送してました。サバンナ高橋が出演してる回は微妙、という個人的ジンクスに反して面白かった。うん、拙僧も絶賛こじらせ中でございます。テレヴィジョンを見て、他人様の生活をアハハと笑っている場合ではありません…。


■昨日は歌舞伎座の夜の部でした。今日はこれから昼の部です。行ってきます。


■昭和のホテルに泊まった


■例によって栃木か茨城のどっちかに来ております。で、昨晩泊まったホテルについての話。

客室は'70年代の水準で、そんなに快適とは云いがたい。狭いし、ベッドは小さいし、水回りも古い。全部で56室しかない4階建ての小ぢんまりとした昭和のホテル。

なのですが、敷地面積が広い。でかい庭がある。和・仏・中華人民共和国と、各種レストランがそろっている。ロビーにはコーヒーラウンジもあるし、離れにはバーまである。

なんでも、かつては明治時代の偉い軍人さんの別邸があったらしいです。地方都市の郊外にある古いホテルでありながら、なんというか、ある種の蓄積からくる矜持を感じさせる。

このように「かつては地方都市ごと地方都市ごとに、全国チェーンではない、ちゃんとした地場のホテルやレストランがあったんだなあ」、と偲ばせてくれるホテルに、たまに出会います。


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浴室の灰皿とか、ベッド脇のラジオだの何だののスイッチ(もちろん動作せず)とかの写真ばっかりですいません。立派な庭の写真とか撮ればいいのに。

しかし、良いホテルだと気温が0.5℃刻みで調節できる時代に、「L、M、H」しかないエアコンの大胆な目盛りが新鮮。


■ちなみに地下一階にはいまでは使われてないバーがあるのですが(営業してる上述のバーとはまた別)、なぜかドアが開いたままになってて、そこに入れるようになってました。で、なぜか寂しくフロアランプがひとつだけポツンと点いておりました。

1m先もろくに見えないほど薄暗い、誰もいないその空間に、なかば肝試しの感覚で足を踏み入れてみましたが、もちろん入ったところでどうということはなく、ただ円形のカウンターと椅子が並んでいるだけでした。しかしなぜわざわざ使ってないバーのドアを開けてランプを点けていたんだろう。


■ここ二ヶ月のお笑い


■h26/12/23 渋谷コントセンター 於 ユーロスペース

この日の目玉は、なんといってもさくらんぼブービーの5年ぶりの復活ライブ。で、見た。面白かった。さくらんぼブービーの面白さが再確認できた。が、同時にさくらんぼブービーがなぜテレビで活躍できなかったか、も再確認できてしまった、おもしろうてやがてかなしきライブ。

このライブの首謀者のイトーセイコーが、さくらんぼブービーの復活に触発されて30年ぶりのピン芸を披露、というボーナストラックもあり。

リンゴスターもピーマンズスタンダードも面白かった。あと、覚えにくいコンビ名なので名前は忘れたけど、あの変な女コンビは、四年後ぐらいに解散して、一人はピンに、一人は構成作家になるパターンだと思う。


■h26/12/25 ウーマンラッシュアワー村本の大大大演説 in 明治座

明治座には歌舞伎でしか行ったことなかった。まさか明治座の舞台で村本(ウーマンラッシュアワーの、小学六年生のときに男同士で何かを試みた経験がない方)のトークが聞けるとは笑。90分ほど一人でしゃべりっぱなし。

おれは一階の最後列で見てたんだけど、5つくらい隣の席から中川(ウーマンラッシュアワーの、小学六年生のときに男同士で何かを試みた経験がある方)とおぼしき笑い声が聞こえてきた。あの声はたぶん本人、だと思う。

村本も山里もトークライブが面白い。ドランク鈴木のトークも聞いてみたい。


■h27/1/12 第4回 馬鹿よ貴方は単独ライブ 於 北沢タウンホール

面白かった。漫才だけでなく、コントもあり。コントは最初期の"よゐこ"みたいなシュール感。ファミレスの漫才と、各駅停車の電車すら止まらない駅のコントが良かった。

エンディングのあともおまけでネタが2本あり。おそらくはDVD用の素材撮り。カレー屋のネタが生で見られてうれしい。

ライブ終了後、馬鹿よ貴方はの二人がロビーに立って観客を見送っていた。


■h27/1/30 R-1グランプリ2015準決勝 於 ラフォーレミュージアム六本木

ということで、ね、唐突に文体変わりますが金曜日はR-1グランプリの準決勝を見てきました。3500円払って、寒い中、六本木で、一人で。だって、ね、R-1って決勝より準決勝のほうがはるかに面白いんですよ。

端的な感想を書くと、もちろん全体的に面白かったのですが、今年は東京より大阪のほうが勢いあったように思いました。

三時間半ほどかけて48人のピン芸を見たのですが、この日はじめて見た「ゆりやんレトリィバァ」なる女芸人がいちばん面白かったです。あれはもう一回見たいし、他のネタも見たくなる。

中山功太が不調を脱したのか面白くなってて、ガリガリガリクソンも驚異の安定感でした。あと2015年の今も小島よしおが「そんなの関係ねえ」をやってて偉いなと思いました。その他、面白かった芸人について書いていくとキリがないので割愛。

あ、今年から東洋水産が冠スポンサーから降りたため、お土産のラーメンはもらえませんでした。


■h27/2/10〜15 ラバーガール solo live +「GIRL」 於 恵比寿エコー劇場

チケット買い逃しました……(´;ω;`)。当日券を狙うか。


■駐車場でクルマをぶつけなかった


■昨日の夕方、ホテルの駐車場にクルマを停めようとしたところ、距離感を見誤って、隣のクルマにぶつかりそうになりました。幸い、実際にはぶつけてはないのですが、クルマとクルマのすき間がわずか数cm、というものすごいギリギリの位置まで来てしまい、前進するにも後退するにも車体が接触しそうで、にっちもさっちも動けない状態。下図参照。

駐車場の図

5分ほど、ハンドルを切ったり小刻みにバックしたり前進したりをくり返したのですが、まったくラチがあかず。

これ以上、自分一人で下手にクルマを動かすと、そろそろ本当にぶつけるな、と思ったので、携帯用の小型電話機でホテルに電話し、フロントの人に来てもらって、クルマの誘導をお願いしました。

フロントの人の指示に従い、ハンドルを切ったり小刻みにバックしたり前進したり、を数回くり返して、ようやくクルマを適切な位置に停めることができました。助かったー。

いや、言い訳する訳じゃないけどさー、夜の屋外駐車場なのに街灯は少ないし、隣のクルマの色も黒だったしで、距離感がつかみにくかったんですよ。

でも、まあ、事なきを得てよかった。


■ちなみに泊まってるホテルの部屋は、30平米くらいでベッド2ヶにソファーセットまであります。うん、月曜日の夜はこの3分の1くらいの大きさの部屋に泊まってたんですよ。その反動で、今日はちょっと良い部屋にしてみた。

今日の部屋


■イチゴの菓子ぐらい良いではないか


■うん、例によって茨城だか栃木だかにおります。今週はめずらしく月曜から金曜までフルレングスの出張です。やれやれ…。

そういえば先週、泊まってたホテル(前回のエントリのホテルとはまた別)のレストランでケーキバイキングをやってたので、男一人で行ってきました。

──え、ケーキバイキング。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

ええ、ケーキのバイキング。

──男一人で? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

男一人で。

いや、この季節だからさ、イチゴを使ったお菓子のバイキングやってたんですよ。甘いものがとくべつ好きってわけでもないんだけど、食べたいじゃないですか、イチゴの菓子。

ケーキバイキングの会場となってるレストランは、客の8割が女子高生と主婦でした。

──よくまあ男一人でそんな地雷原に飛び込めたな…。 (´д`;) (´д`;) (´д`;)コワイ

ま、25歳くらいのサラリーマン4人組、ってのもいたけどね。

いちおう、レストランに入るときは店員に「宿泊の者ですが」と一言声をかける、という予防線を張っておきました。宿泊客だったら、男一人でもまあそこまでゾンザイに扱われることもないだろう、という予感が働いたので。

──で、食べたの。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

食べました。

イチゴのショートケーキ、
イチゴのパウンドケーキ、
イチゴのシフォンケーキ、
イチゴのロールケーキ、
イチゴのタルトフロマージュ、
イチゴのタルトフレーズ、
イチゴのタルトレット、
イチゴのシュークリーム、
イチゴのクレープ、
イチゴのクッキー、
イチゴのティラミス、
イチゴのブラウニー、
イチゴのプリン、
あと何かあったかな。あ、イチゴのスープってのもあった。これは薄めのフルーツソースみたいな感じで、普通に飲むには甘過ぎたので、パンケーキを浸して食べた。


■で、イチゴの菓子はどれもおいしかったのですが。

いちばん美味しかったのは、口直し用に用意されていたフライドポテトでした。付け合わせには、ケチャップではなくサルサソースとかバジルソースとかタルタルとか用意されててね。気が利いてる。


■でも、朝食はすごく美味しい


■昨日、茨城だか栃木だかのホテルにチェックインしようとしたら、ホテルのフロントのヒト科ヒト属ヒトが

「3部屋の予約を頂戴しております」

という摩訶不思議なセリフをさも当たり前のような顔で発射してきた。なんでも、おれの名前で3部屋の予約が入ってたらしい。ふつう一人で一泊で部屋を三つも使うわけないだろ。


■このホテルは、とある宿泊サイトを通じて予約したんだけど、おそらくはそのサイトの通信エラーかなんかで、おれの予約がダブって(トリプって、とでも云うべきか)三重に登録されたのかもしれない。

が、おれのケータイに来たそのサイトからのメールには、おれがちゃんと「一人、一泊、一部屋」で予約したことになってる。当たり前だけどね。


■ケータイのメールをフロントのヒト科ヒト属ヒトに見せ、おれが一部屋しか予約してないことを伝える。

宿泊サイトの非であってホテル側の非ではないのかもしれないが、このヒトは何事もなかったかのようにひきつづきチェックインの作業を淡々とこなすのみで、この謎の予約の件については説明が一切なかった。

ちょっと頭に来そうになったが、このホテルに向かう営業車の中で、少し前のオードリーANNの録音を聞いていたところ「罪悪感があるからこそ謝れないときってあるよね」という話をしており、それを思い出したので、そこはまあ、我慢できた。あと、ヒューマンエラーをいちいちつっつくようなオトナになってもしょうがないしね…。ヒューマンエラーじゃなくて機械のエラーかもしれないけど。


■客室に入ると、どういうわけだかテーブルの上にピカピカの真新しいビジネス書が置かれていた。どっかの偉そうなジジイの顔のアップが表紙になってるタイプの本。

文章だと伝わりづらいかもしれないが、チェックインしたての客室にこんなのがあると、かなーり目障りな違和感があるのですね。

前の客の忘れ物か、と思ったが、この本には小さなカードが添えられており、

「当ホテルが所属する○×△グループの本です。どうぞお読みください」

みたいなことが書かれていた。これが團伊玖磨のエッセイだったらなんじゃらほいのほいのほいのほいとつぶやくところだが、おれは團伊玖磨ではないので、速攻で本とカードをごみ箱に放り込んだ。


■でもこのホテルの朝食はすごく美味しい。これから食べてきます。(午前6:42記)


■新春浅草歌舞伎 第一部 1/17


■先日、友人夫妻から、「歌舞伎を見に行きたいので案内してほしい」という発注が来ました。奥さんの方は高校時代に課外授業でカブキを見たことがあるそうなのですが、ダンナ(=おれの中学の同級生)は完全に初めてとのこと。

拙僧も歌舞伎を毎月見るようになってまだ5年足らず、というほんの小坊主ではございますが、なにか役に立つことの一つも話せれば、と思い、案内役を仰せつかることに。

友人夫妻からはギャラとして、浅草今半での会食と、送迎のハイヤーと、ゲートホテル雷門の部屋と、夜伽用に若衆3人を手配するとの申し出がありましたが、それらは辞退して、新仲見世の回転寿司と「梅園」のしるこを馳走になるにとどめました。こういう奥ゆかしいところが、拙僧が皆様に愛されてる秘訣ですね。全国民は見習うように。


■さて、初めてカブキを見る人を、平成二十七年一月のトーキョーのどの芝居小屋に案内すればいいか。

これは積極的選択として浅草公会堂でしょうなあ。

チケットがお安くて(一等席9000円)、演目もカブキカブキしてて、そしてなにより、一月の浅草は芝居小屋に行くのにぴったりの風情です。

正直、初めての人に新歌舞伎を見せるのはちょっと違うと思うし(※個人の感想です)、国立劇場はカブキ見物の華やぎに欠けるし(※個人の感想です。ま、一月の国立劇場の中は、なかなか正月らしくはありますが、いかんせん劇場周囲に最高裁判所&住宅街しかないので)、演舞場のあれは「市川海老蔵単独ライブ」であってカブキとはまたちょっと別のものだと思う(※個人の感想です)、ってのもあって、まあ浅草歌舞伎が妥当な選択でしょう。

浅草の第一部と第二部のどちらを見るか、ですが、観劇後に浅草の街を散策できる、ということで第一部に。あと、第一部の演目の方が比較的正月らしいかなーと。

三人並びの席の切符をwebで買い、友人夫妻向けにイラレで手製の『歌舞伎見物のしおり』を作りました。紙に印刷する版と、スマホで読む版と2種類のPDFを作るところがじつにきめ細かい。全国民は見習うように。


■で、当日の芝居ですが、うん、良かった。浅草歌舞伎よかった。とにかく見てて楽しい。もちろん、「友人夫妻と行った」「一月の浅草の街の賑わい」というボーナスポイントが加算されてるから、ということもあるでしょう。でも、芝居見物の素朴な楽しみ、というのがちゃんとあった。や、技術的には至らないところもあったかもしれないよ、そりゃ二十代以下の若手だけでやってるんだから。でもそういう指摘は他の劇評家に任せる。

米吉も梅丸もかわいいけど、やはり芝のぶの成瀬ですなあ。あと、芝のぶの踊りは珍しいと思う。種之助もいい。'12年5月の演舞場『紅葉狩』を見て以来、種之助の踊りが好きなんである。「〜なんである」っていう語尾が中島らもっぽい。

ともあれ、友人夫妻の歌舞伎見物デビューのお供、という役目を大過なく果たせて、よかった。


■浅草公会堂を出てから、前述の通り三人で新仲見世の回転寿司、梅園でしるこ。そのあと浅草寺に初詣。おみくじは「吉」でした。英語だとレギュラーフォーチュン。

歌舞伎を見て、寿司を食べて、おしるこを楽しみ、浅草寺を詣でる。良い一日でした。アイスランド人に生まれてよかった。


■DAT


テイトウワのこれすごい。'90年代サンレコ感。

中身も気になる…。


■素人のエレキテル連合は


■昨日、TBS『水曜日のダウンタウン』で、「素人が忘年会でやるエレキテル連合のネタは地獄」というのをやってた。


■それで思い出したんだけど、昨年のFNS27時間テレビで、各地方から集まってきた素人が出演するコーナーがあったんだけど。

そこにでてきた地方のオカマが「ダメよ〜、ダメダメ!」と云った瞬間、スタジオの時間の流れが一瞬ではあるが凍りついた。「あれ? いまうるう秒が挿入されたのかな?」ってぐらい凍りついた。司会は何事もなかったのように番組を進行させていた。うむ。


■タイクーングラフィックスが解散していた件


昨年の10月で解散、らしいです。ふむ。知らなかった。

以前AKBの「フライングゲット」のCDを買った時(ファンだからではありません。マッシュアップのネタ用にです笑)、デザインがたしかタイクーングラフィックスで、「あー、CDデザインで今もブイブイ云わせてんだなー」、なんて思ってたのですが。


■本日をもちまして、コザからゲームセンターがなくなります(少なくとも当面の間は)


■コザミュージックタウンに入ってるゲームセンター「ゲオパーク」が本日閉店するそうです。

おれの知る限り、このゲオパークがコザに残ってる唯一のゲームセンターだと思います(歴史は浅いですが)。まあ美里とか泡瀬まで探せばあるのかもしれないけど、少なくともコザと呼ばれるエリアからはこれでゲームセンターがなくなることとなりました(他にも営業してるお店あったらごめん)。

'80年代の一番街にはゲームセンターがあったから、コザからゲームセンターがなくなるのは三十数年ぶり、といったところでしょうか。


■'80年代はね、一番街にゲームセンターが二軒入ってたのを覚えてる。一つは国道沿いの一時期タイトー直営(たぶん)だったところと、あと一つは一番街のど真ん中にあったところ(いま洋品店になってる)。小さいころ、オトナの人が『ポールポジションII』をプレイしてるのを後ろから眺めるのが好きだったなあ。あれ? この文書いてて、一番街にはあともう一軒あったような気がしてきた。じゃあ一番街のゲームセンターは二軒じゃなくて三軒か? どっちなんだ? 誰に訊けばいいんだろう、こういうことは。

サンシティにもゲート通り沿いにセガ直営店あったはず。で、サンシティの中ほどにももう一店ゲームセンターがあった。


■あとジョイジャングルとかヤングチャンプとかあったな。アナコンダって名前の店もあった。店主がアナコンダ飼ってたんだって(店内で飼ってたわけではないと思う)。

あと、中央パークアベニューの手のカンバン(伝わりますかね、この説明で)の奥のとこにビクトリアって店があった。中古ソフトも売ってた。

アベニューだと、あと、かつてサブウェイがあったところの二階ね。


■いや、おれがとくべつゲームやゲームセンターが好きというわけではないです。

ただ、コザに帰ってくると、幼かった頃を偲んで「N in 1」タイプ(複数のレトロゲームが1台にぶちこまれた機械)のゲーム台で『ソンソン』だの『バブルボブル』だのをするのが好きなのですね。

コザ中学校の近くのガリバーも閉店しちゃったしさー。このゲオパークが最後のレトロゲームの遊び場だったのに。これからおれは、コザのどこでソンソンだのバブルボブルだのをやればいいのでしょうか。まあいい歳こいてゲームなんかすんなって話だけど。


■で、コザ小学校の近くにあった、ファミコンを時間貸しするお店とか、国道沿いにあった「きゃん」というおもちゃ屋の二階(こちらもファミコンを時間貸ししていた)のこととかも書きたいですが、今日はもう例によってカブキを見に行く時間なのでこのへんで。

うん、今日は国立劇場で歌舞伎を見て、それから下北沢に「馬鹿よ貴方は」の単独ライブを見に行ってきます。半蔵商店でございます。


■沖縄市の地名で打線組んだった


1 (遊)上地

2 (二)高原

3 (一) 泡瀬

4 (投) 中央

5 (左) 胡屋

6 (三) 桃原

7 (右) 安慶田

8 (中) 比屋根

9 (捕) 久保田


監督→仲宗根町

名コーチ→越来

往年の名バッテリー→園田、諸見里

若手のときは異彩を放っていたがここ数年ややスランプ気味→嘉間良

万年二軍→池原



異論は認める。


# 一部、友人の意見も採り入れました。


■「カティーサーク」「どんなカクテルですか?」「」


■明日、歌舞伎座の夜の部にいきます。ということで、今年初めての歌舞伎見物は『番町更屋敷』になります。なんでこの演目なんだろう…。


■といった意味も含めまして半蔵商店でございます。今回は、帰省したときに立ち寄った、コザのとある酒場の話。

帰省のたびに、おれが十中八九立ち寄る酒場がコザにありまして。飲食店ガイドブック的に強いて分類すると「アメリカン・バー」なるジャンルに属する酒場で、年季の入った店内には古いコザの面影が内装の所々に残っています。Aサインも飾ってあるしね(本物かどうかは確認してませんが…)。

で、この店には、PCにつながれている大型テレビがあって、バーテンダー氏に頼めばそのテレビで'80年代MTV系の洋楽(たまに'00年代ヒップホップ)のビデオをかけてくれるんですね。

で、おれとVJ代々木はこの店をいたく気に入って、コザで夜遊びするときの〆の一軒として重宝していたのですが。


■今回の帰省でVJ代々木とこの店を訪れたとき、バーテンダー氏が代替わりしてたんですね。

これまでのバーテンダー氏にかわって、若い二人の男性がカウンターに立っていました。で、年若い、というのもあるのでしょうが、この二人に「ロックバルーンは99」とか、「ラジオスターの悲劇」とかの'80年代MVをお願いしても全然ピンと来ないらしく、二人とも「???」って顔をするんですね。しょうがないからボールペンと紙を借りて、99 LuftballonsだのVideo Killed the Radio Starだの書いて、そのメモを渡してPCで検索してもらいました。前はこんなことなかったのにな…。

われわれの隣の席にいた別のお客さんも、「グーニーズの主題歌」と店員に何回リクエストしてもなかなか伝わらないらしく、「グーニーズの歌って、シンディ・ローパーですよね?」とわれわれに確認しにくる始末。


■さらには拙僧がバーテンダー氏に「カティーサーク」とお願いしたとき、「どんなカクテルですか?」と訊き返されたときはさすがに椅子から転げ落ちそうになった。前はこんなことなかったのにな…。

先代のバーテンダー氏、はやく戻ってきてください。


■しかし、某店も足がすっかり遠のいちゃったし(ダイニングバーに鞍替えしてそこそこ盛り返してはいるのですが、個人的にはあまり好みではない)、某々店もバーテンダーが代替わりして問題外の店に成り果てたし。

そしてそのうえ、この店までどうにかなってしまったら、半蔵さんのコザの夜は相当退屈なことになってしまいます。

われわれもコザを離れて、新しい河岸に移らないといけない時期、なのかもしれません。寂しいことですが。


■正月くらい休め


2015_年賀


■'10年代ももう後半となりました。2015、という数字の並びは安定感があっていいですね。しかし、「2010年」っていうやたらSFっぽい未来的な年号がもう五年も前の昔なんだな。


■一月四日の昼に、沖縄から東京に戻ってきました。

で、一月五日から仕事始め。電車は朝から、仕事ごっこ、社会人ごっこ、会社員ごっこ、ビジネスごっこに興じるオトナの皆様でいっぱいでございました。われわれジャップどもは正月早々なにをやってるんでしょうか。人の命あずかってる仕事してる訳じゃないんだからさー、正月くらいもっと休めばいいのに。ぶつぶつ。

で、本日一月六日はさっそく栃木だか茨城だかに来ております。今年初の出張です。ビジネスホテル初めです。


■と云った意味も含めましてあけましておめでとうございます。半蔵商店でございます。今年もよろしくお願いいたします。信じがたいことに、この五月で半蔵商店十周年です。うわー。なにそれ。

あ、七草がゆは、一月五日の晩に食べました。出張先のビジネスホテルだと食べられないからね。


■あんもち焼いて大晦日


■激動の昭和62年も、残すところあと3時間半となりました。半蔵商店でございます。

うん、せっかく帰省したのにここ三日間風邪引きっぱなし…。実家で寝込んでます。いま一人で留守番です。両親は親戚の家に行っております。

そう、年賀状も今日の夕方にようやく投函した。風邪気味だもんで、いろいろ物事が進みません。そこはまあ大目に見てください。


■さて、大晦日の夜なのでテレビぐらい見たいのですが、諸般の事情で実家はテレビが映らないんですね。なので今日の紅白は見られません。紅白はいいとしても、昨日の中村屋特番が見られんかったのが残念。

あまりにも暇なので、アメリカ発の動画共有サービスにあれされているアメトークを見たり、ファミコン互換機を引っ張りだしてゲームしたりしてます。

そう、手もとにある肝心のファミコンソフトが『エクセリオン』しかないんですよね。なので、一人でエクセリオンしてました。大晦日の夜に。

このゲームは独特の操作性でプレイしづらいのですが、一時間ほどやりこんで、ようやく4面まで進めました。うん、何をやってるんだろう。大晦日の夜に。一人で。ちなみに最高スコアは36500です。


■と、ここまで書いたところで唐突に終わり。あ、gocoupの新しいのは、来月半ばごろアップ予定です。ほんとは12/29にアップする予定でしたが、間に合いませんでした。タイトルは、「シュレディンガーの猫又!」といいます。それでは皆様良いお年をお迎えください。


■さくらんぼブービー→ウーマン村本→沖縄→風邪


■年末ですね。いや、12/23に見たさくらんぼブービー五年ぶりのライブのこととか、12/25のウーマンラッシュアワー村本の大大大演説のこととか(明治座なんて歌舞伎でしか行ったことなかったです)、今月の歌舞伎座のこととか、書きたいことはいろいろあるのですが、12/27に沖縄に帰省して、本日12/29の朝から夕方にかけてはめずらしく風邪を引いて実家で寝込んでおりました。帰省中に風邪を引くなんて初めてのパターンかもしれない。

体調はちょっとは良くなったのですが、まだ完治せず。


■gocoupの新しいやつ、は本日12/29にアップする予定でしたが、間に合っておりません…。年明けになると思いますが、もう少々お待ちください。


■昨日、テレヴィジョンで歌舞伎をやってたり、つぶやきシローが出てたりしてたらしいですが、実家にはテレヴィジョン受像機がないので、どちらも視聴できませんでした。


■あ、ちなみに渋谷の楽器屋で査定してもらってたOzonicとKonnekt 8ですが、買い取り価格はともに¥0でした。まあねー。


■明石家サンタ


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昨晩は明石家サンタを見ておりました。終わりの方だけだけどね。

勘三郎が番組に電話をかけてきて、名乗っただけでさんまが鐘を鳴らしたのがもう三年前か…。


■パディントン、玉三郎、海老蔵、さくらんぼブービー


■半蔵商店でございますヴァーニーラーショーコーラー♪


■うん、冬の休日の朝はこういうのを読むこともあります。よいではないか。

パディントンのクリスマス

この時期は、『少年探偵事件ノート』のクリスマスの章を読み返すこともあります。


■で、今日は歌舞伎座昼の部のあと、渋谷で『渋谷コントセンター』という営みがあるようなので見てきます。さくらんぼブービーが一夜限りの復活、だそうです。


■歌舞伎座 十二月大歌舞伎 夜の部 12/21


■半蔵商店でございます。

先日、渋谷の楽器屋でRME Babyface(中古)を買ったんですね。で、この店で買い物をする際に古い機材を下取りに出すと査定額が5%アップになると聞いたので、本日は手持ちの機材をその楽器屋に持って行きました(機材を買うのと、機材を売るのは別々のタイミングでも可、とのことでした)。


■持ってった機材は二つ。一つは、Konnekt 8というオーディオ・インターフェイスです。これは数年前に購入して、今日の今日まで使ってました。といっても、拙僧のPCにはだいぶ前からすでにFirewire端子がないので、アナログのケーブルでつないでただけなのですが。


■あと一つは、Ozonicという37鍵のキーボードがくっついたオーディオ・インターフェイスです。新巻鮭1尾ぶんの大きさがあります。

これがね、9年前に買ったのに、合計で2〜3時間くらいしか使ってない、という、なんで今の今まで持ってたんだ、そもそもなんで使わないものを買ったんだ、と、おれですらおれに質問したくなる機材なんですね。ちなみに三万数千円しました…。('A`)

'05年にこのOzonicを買った日のことはよく覚えています。まあ、以前にも書いたことなのですがもういちど書くと、この日、渋谷に大きめの地震が来たんですね。たしか震度5くらい。で、電車が全部止まってしまいまして。

渋谷の楽器屋でOzonicとFL studio5を買ったばかりのおれは、どうやって帰ろうかと思案してるうちに、「電車が動き出すまで、お笑いライブを見て時間をつぶそう」というアクロバティックな結論にたどり着き、当時はまだセンター街にあったシアターDに行きました。

シアターDでは「なりあがり」という若手のライブをやってたのですが、出演予定のザ・ギース(いまや月収6万円を稼ぎ出す超売れっ子)が地震で遅れてきたんですね。電車が止まってたので柏(だったかな)からタクシー代一万二千円かけて渋谷にやってきた、というような話をしてたと記憶しております。

'06年に急逝した村田渚氏がこのライブでMCをしていたこと、先ごろ解散した松竹の「だいなお」も同時期にこのライブに出てたことなど、いろいろ思い出すけど割愛(あー、「10年前の渋谷のお笑いライブ」というテーマで飲み会やりたい・笑)。


■ということで、Konnekt 8とOzonicの買い取り金額については後日連絡する、とのことでした。で、渋谷の楽器屋をあとにして歌舞伎座へ向かいました。


■あ、今日の歌舞伎ですか? ちょっと大味でしたね。おれの期待がでかすぎたのか…。


■青缶(169g)、世にも奇妙な物語 雨の特別編


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■以下、ニベア(※ラテン語で「雪のように白い」という意味です。と缶の裏に書いてあった)とまったく関係ない話。


■『世にも奇妙な物語』の前身の番組のタイトルってなんだったかなあ、と思って検索して、疑問が解決した。『奇妙な出来事』でした。

で、さらにこの番組について検索してて知ったのですが、『世にも奇妙な物語 雨の特別編』というのがあるらしいですね。

上記リンクにも書いてありますが、なぜ『雨の特別編』ってタイトルなのかというと、'91年に雨傘番組(死語だなあ…)として作られたものの、放送の機会がなくそのままお蔵入りになった回、のようです。全3話とも、「雨」にちなんだエピソードで揃えられているようです。凝ってるね。

'91年当時のプロ野球って、こんな凝った雨傘番組を作るに見合う、視聴率を稼げるコンテンツだったんでしょうね。

そういえば昔、「ドーム球場ができたせいで、雨傘番組を作ってたプロダクションが泣いてる」と景山民夫が書いてました。


■伊賀越道中双六、THE MANZAI、RME Babyface、静かに酒を飲みたかったのに


■十二月十三日(土)
国立劇場で『伊賀越道中双六』。米吉きれい。芝雀は不幸な役が似合う。又五郎の助平、みたいな役どころが好き。

夜、ザギンでミーノー。魚うまし。


■十二月十四日(日)
昼は、前日に録画したTHE MANZAIのワイルドカード決定戦、を見る。

夕方、お笑いのライブに出かける。

夜、帰ってきて、録画しておいたTHE MANZAI決勝戦の前半を見る。お笑い三昧の一日。

しかし「馬鹿よ貴方は」のネタは、南海キャンディーズ('04)、スリムクラブ('10)以来の衝撃。


■十二月十五日(月)
朝、録画しておいたTHE MANZAI決勝戦の後半を見る。華丸大吉ってこの決勝戦に、たぶん、地方営業くらいの感覚で臨んでると思う。その淡々としてるとこが良い。が、この大会、もっと若手に華を持たせても良かったのではないか…。

今日の仕事は茨城でも栃木でもなく江東区。楽。ナポリタンを食べようと思って有楽町のジャポネによったら、午前11時半前だというのにもう行列。あきらめて、JRの駅前の立ち食いそば屋で焼きそば。

夜、sporkなる商品を買う。沢尻エリカの元ダンナさんの本で知って、どこで買えばいいのかよく分からんかったけど、渋谷のモンベルで売ってた。出張のお供にする。スウェーデン製。

その後、なんとなく楽器屋に立ち寄ったら、ForteとBabyfaceがどちらも中古で出ていた。おれはこの二台のどちらかを買おうと思ってたのだ。二台同時に中古で見つかるとは。重畳。

店員氏に音質について問うと「Babyfaceの方が音いいです」と即答。なので、中古Babyfaceを購入。


■十二月十六日(火)
仕事で某県某市へ。夜、バーに立ち寄る。英国風のつくりで、内装は悪くないが、いかんせんバーテンダー氏が…。

自分のことばっかりしゃべる。いや、しゃべったっていいんだけど、しゃべり過ぎでしょー。夜の23時でしょー。ゆっくり酒飲みたい時間でしょー。適度にほっといてくださいよ…。金払ってるこっちのほうが話の聞き疲れ。おれはただ、静かにマッカラン12のソーダ割りを飲みたかっただけなのに。

ただ一点、「バーって、ハードウェアの部分とソフトウェアの部分で成り立ってるんですね。ハードウェアは店の内装ですね、で、ソフトウェアは接客とか人。ハードウェアをどんなにかっこ良くしたところで、それだけだとすぐ飽きられるんですね。内装なんて金さえかければなんとでもなるし。だからやっぱり、ソフトウェアの部分、つまり接客とか人とかが大事なんですよね」っていう話は理解できた。ほら、ハードウェアは最高だけどソフトウェアが最低最悪なバーを知ってるからさー、沖縄の。コザの。国道沿いの。花屋の二階の。


■THE MANZAI 2014 ワイルドカード決定戦


■いいかげんクリスマスソングも聞き飽きましたねえ。しかし、11月から山下達郎と竹内まりやのクリスマスソングを店内放送で大安売りしてる某鶏肉唐揚げチェーンは、いちじるしく楽曲の価値を毀損してると思うんですが。アメリカだったらレコード会社に訴えられてるよ。

ちなみに、そこまで嫌いってわけでもないクリスマスソングってのもありまして、拙僧の場合はそれは「そりすべり」と「まきびとひつじ」をですね。この2曲は、まあ、許してやっても良い(前者は、厳密にはクリスマスソングではないそうですが…)。


■で、昨日テレヴィジョンでやってたTHE MANZAIのワイルドカード決定戦、ってのを録画で見ました。ので感想を書く。

三日月マンハッタン、面白い。説明的な細かいツッコミが好き。

チーモン、は、とくに書くことなし。

流れ星、は、「'03〜04年にピークを迎えてしまった芸人」のグループから、よくもここまで巻き返したものだと思う。が、今日のネタはいささか不発か…。

ポイズンもう飽きた。昔はルミネの単独行くくらい好きだったけど、おれのなかではもう終わり。

三四郎は、「美容師やってみたいんですよねー」という定型的な漫才を見せられる側の迷惑、をちゃんと分かってると思う。そこが面白い。が、「かたい!」の天丼は、本人たちが思ってるほどそんなに面白くない。

レイザーラモンは、ひねったネタなのに安定感がある、ってのがすごいと思った。

なんとかヤエバ、は、いろいろと奇をてらいすぎだと思う…。あと、「ブスな熱心の固定ファンに支えられてる小劇場の人気者」感がものすごい。おれの人生に必要ないタイプの笑い。

コマンダンテは、全体的にふわっとしてるのに安定感があるとこがよかった。

三拍子、は、オンバトでは高得点をとりそうだが、ツッコミの雰囲気がちょっと古いような…。ネタの構造がすぐに透けて見えるのも惜しい。


■以上、※個人の感想です。どのコンビがワイルドカード枠に進出するか、という予想ではないことをお断りしておきます。個人的には、ワイルドカード枠は三日月マンハッタンがいいなあ、と思いますが。

あと14分くらいで決勝戦が始まります。「馬鹿よ貴方は」にがんばってほしいです。


■ジバニャンのおかげで、ピカチュウが懐かしく見えるようになった。


■最近、妖怪ウォッチの関連グッズをやたらと見かける。また、各社の広告やらキャンペーンやらのキャラクターとしても妖怪ウォッチが起用されてるのを見かける。

なにやら出過ぎのような気がする。妖怪ウォッチは、来年の今頃も現在の勢いを保っているんだろうか。大きなお世話だが。


■さつまいもに「お」を付けるから「おさつ」。田楽に「お」をつけるから「おでん」。と、この年になってようやく気がついた。長生きはしてみるものである。


■昨日と今日は例によって茨城か栃木にいるのですが、明日は珍しく山梨に行きます。はやく元の部署に戻りt


■一泊二日で京都の南座に行ってきました


■先週の土日は、一泊二日で京都の南座へ顔見世を見に行ってまいりました。そのときの写真を載せます。


■京都駅です。

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■開演まで時間があったので、京都市美術館に立ち寄りました。

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■顔見世のチラシです。これを見るとあらためて、師走の京都だなあって感じがしますよ。

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■南座に掲げられた“まねき”。こちらもまた、京の師走の風情ですね。

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■南座の舞台です。

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■芝居を見た翌朝は、錦市場に行きました。京の台所、として有名ですが、地元の人々だけでなく観光客もたくさんいましたよ。

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■つーことでやっぱり京都最高!! 来年もまた行きたいですね!


■車中にて更新


ただいま南座の顔見世へと向かう汽車の中でこのエントリを書いております。半蔵商店でございます。

朝の7時台から車中でワンカップと「じゃがりこ」による晩酌を楽しんでおります。文句あるか。

道中のブログ更新はかったるいので、東京県に帰ったら写真などまとめて載せますね。


■初冬の田舎のガソリンスタンドの待合室


ストーブ

待合室

棚


昨日立ち寄った、田舎のほうのガソリンスタンド。その待合室(とでも呼ぶのでしょうか)。

おばちゃんにガソリンを入れてもらって、営業車を洗車機にかけてもらってる間、ひとりでこの待合室で待つ。とても静か。ストーブのやかんから湯気。

なんつーか、自分が国語の教科書に載ってるなんらかの小文の登場人物になったような気がした。


■炎のエスカルゴ


■さっきのFNS歌謡祭でとんねるずがマッチョマン→エスカルゴ→ガラガラヘビ、というフジテレビのいちばんいい時期(ひょっとすると我が国のいちばんいい時期)を象徴するかのような3連コンボをかましてたんですが、マッチョマンとエスカルゴで原曲の石橋のナレーションが使われてたのが良かったです。

ちなみにエスカルゴのナレーションは、アルバム『428』では外人のしゃべりになってます、というのはもちろんごく一般的な常識ですが、近年はこういう常識を身につけないまま社会に出る若者が多いのは由々しきことです(なので、いちおう書いておきました)。


■しかし最近のBRUTUSは、「'00年代に『relax』を読んでいたがどこへも行けなかった人」のための雑誌になりつつあるような。


■日曜日のザ・マンザイの事前番組を見てて思ったのだけど、ハライチって「使い勝手の良いインパルス」としての需要があるのかもしれない。

ハライチもインパルスも、「シュール寄りのヤセと口数の多いツッコミデブ」というコンビだけど、インパルスの堤下がスタッフに対して性格悪いらしいし、年の若いハライチの方がギャラも安いので(要出典)、テレビに呼びやすいのだろう。


大人計画がマネージャーを募集している


■きょう行った居酒屋のおしぼりが、やたらダウニーダウニーした匂いでちょっと困った。でも、食べ物は全体的においしかった。


■と云った意味も含めまして、今週末は京都で南座で顔見世で夜の部でございます。半蔵商店です。


■明日から十二月、という都市伝説


■えーーー三宅裕司です。えーーー、

──文字だけでモノマネをやろうとするんじゃない。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

半蔵商店でございます。明日から十二月、という都市伝説がネット上に流布していますが、デマでしょう。時の流れがそんなに速いはずはない。


■実家の父から「ノートPCが突然動かなくなった」と連絡があった。どうせ電源コードが抜けてるだけじゃないの、とか思いつつ電話で話を聞いてたら、ほんとに電源コードが抜けてるだけだった……。


■朝の十一時半から部屋をプチ模様替え。プチ、のはずが、ぜんぜん終わらない。まあ予想していたことではある。


■夕方、ザ・マンザイの事前番組(とでも呼ぶんでしょうか)を見た。VTRでの、決勝進出を知らされたときの「馬鹿よ貴方は」のリアクションが面白かった。

あと、「磁石」は、VTRに出てた息子(2歳)のほうが面白かった。


■めずらしく『半蔵商店特撰! 出張便利グッズ』みたいな記事


■この四月から、出張の多い生活をしております。だいたい月に10泊ちょっと。

と云うと「仕事でいろんなところに行けていいな〜〜 (´・∀・`)」とピュアな家庭で大事に大事に育てられたような人に云われることがあるんだけど、物見遊山じゃなくてそもそも仕事で行ってる訳だし、クルマの運転も好きじゃないし、ビジネスホテル泊まるのも飽きてるし、まあ、面白いもんじゃないんですね、出張は。

というわけで、出張のストレスを少なくするため、おれが出張に持ってってるグッズを紹介します。おれと同じ境遇の方は、ぜひ気休めに読んでみてください。参考になるかどうか分かりませんが…。


■ホテルルーター

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ホテルルーターって、なんだかかなり和製英語和製英語した呼び方ですが、ようするにホテル用のルーターです。これをホテルのLANケーブルに差し込むと、ああら不思議や、この小さな装置からWi-Fi汁がたちどころににじみだして、お手持ちのPCやらタブレットやらがWi-Fi接続できるのです。また、USBケーブルを使えば、PCに有線LAN接続もできます。便利ですね。ひとつ持っておいて損はないと思います。

とか書くと、「でもいまどきどこのホテルでもWi-Fi飛んでるでしょ?」とか啼き始める哺乳類がたまに出てくるんですが、いまでもWi-Fiが飛んでないホテルはあるし、Wi-Fiが飛んでるのに接続が安定せずRadikoやYouTubeがヴツヴツと途切れてしまうことがあるんですね。安いホテルとかだと、ほとんど家庭用だろというチャチなWi-Fiの機械を廊下の壁に貼付けてるだけだったりするからなー。

ちなみに拙僧はこのメーカーのこれを使っておりますが、まあ似たようなやつだったら何でもいいと思います。あ、念のため書くとLANケーブルに差し込むだけじゃだめで、別途USBケーブル等での給電が要ります。

話は変わりますが、先日泊まった成田のヒルトン、ネットの回線接続料が一日1750円でした……。


■防水bluetoothスピーカー BRAVEN社のBRV-1

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出張にはMacBook Air(13インチ)を持っていくのですが、ノートPCのスピーカーの音ってあんまり好みじゃないんですね。なので、このスピーカーをつないで、音楽やらラジオやらを聞きます。大きさはだいたいビールの350ml缶ぐらい。トランクの中でもかさばりません。音質については、過大な期待は禁物ですが、まあがんばってる方だと思います。そこそこいい音です。いまこれでハードフロアを聴いてますが、909のキック音も良く出てます。

bluetooth接続なので、ノートPCは机において(クラムシェルモードにすれば画面が光りません)、このスピーカーを枕元において、Radikoを聞きながら寝る、という使い方もできます。そしてなにより防水なので、浴室に楽勝で持ち込めます。なので顔を洗いながら久保能町のオールナイトが聴けますし、湯船につかりながらテツ・イノウエのアンビエントを聴いたりできます。自宅の風呂場で使うこともあります。そういえば石垣島に行ったときは、カーステレオのない弟の車の中で音楽を聴くときに重宝しました。

難点は一万六千円ぐらい、といささか高価なことで、買うかどうか結構迷ったのですが、でもまあ買って正解でしたね。

この製品を買って、初めて出張に持っていくぞって日にトランクに入れたら、トランクの中で何か別の物とぶつかったらしく、スピーカー前面の塗装がいきなりはげました…。荷造りの際は注意してください。

ちなみにこのBRV-1は、「なんでこんなに!?」ってぐらい立派なプラスチックのケースに入ってます。


■プラスチック製マグカップ

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ホテルの部屋についたとき、あるいは起き抜けに、持参したドリップコーヒー(ノンカフェイン。くわしくは後述)を飲むことがあります。が、たまに、部屋にコーヒーカップやマグカップの類を置いてないホテルがあるんですね。昭和の会議室にあったような、背の低い湯のみしかないとか(あの、洗面器ぐらいの黒い塗り物の器に10ヶくらい入ってるやつね)。で、そんな湯のみでコーヒーを飲みたくないので、このプラスチック製マグカップを使うわけです。

ハンズやロフトを探しても、大きさや材質が理想的なマグがなかったのですが、意表をついて池袋のディスクユニオンで売ってました。夏フェスの季節だったので、「夏フェスグッズコーナー」みたいなのができてたんですね。

で、このマグカップはそれなりに重宝してますが、やはりトランクの中でかさばってしまうのと、急いでる朝はカップを洗うのが面倒、という理由で、正直なところ稼働率は下がっております。amazonなどで、スタバ風の使い捨て紙コップ&フタのセットを買って持ち歩くことを検討中です。


■水筒

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なんでこれいままで買わなかったんだろうってくらい便利ですね、水筒って。

・コンヴィニエンスなストアーで、わざわざ百数十円もだして飲み物を買わなくていい。
・運転中も片手でワンタッチ(最近聞かない表現だな…)で簡単に飲める。わざわざペットボトルのフタをくるくるしなくていい。
・冷たい飲み物を入れ、カバンの中につっこんでおいても、ペットボトルと違って水滴がつかない。カバンの中のものが濡れない。
・夏はコンビニでホットのお茶を売らなくなるが、水筒があれば夏でも熱いお茶が飲める。
・ホテルの製氷機の氷を水筒につめれば、コンビニ飲料とは比べ物にならないくらいキンキンに冷えた飲み物が飲める。

仕事ではもちろん、休日の散歩や歌舞伎見物に持って行くこともあります。


■洗面用具の類は

5枚刃の使い捨てカミソリを持ってます。ホテル備え付けのカミソリは、たまにひどいのがあるためです。一時期は電気カミソリを使ってましたが、荷物がかさばるので最近はもっぱら使い捨て5枚刃ですね。使い捨てでも5枚刃なんてあるのね、いまは。

で、小さな容器にお気に入りのシャンプー(retawの「evelyn」)を入れてます。ホテル備え付けのシャンプーは、たまにひどいのがあるためです。

で、小さめの歯みがきのチューブも何ヶか持ってます。ホテル備え付けの歯みがきは、たまにひどいのがあるためです。なので、悪くない味のホテル歯みがきに出会ったときはそれをストックするようにしてます。


■透明なポーチ

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小物類は、中身が分かりやすいようにすべて透明のポーチに入れます。このテクニックは、沢尻エリカの元ダンナさんの『LIFE PACKING』という本で学びました。

ちなみにポーチは四つ持っていて、中身はそれぞれ
・洗面用具
・ケーブル類+充電器類(USBケーブルとか、延長コードとか。先ほどのホテルルーターやマウスなども)
・文具類
・救急箱がわり(洗面用具の一部バックアップも兼ねる)
って感じです。


■衣類圧縮袋
まあ基本ですね。汚れ物を入れておきます。ただし、持って行くのをたまに(3.5回に1回くらい)忘れる……。忘れてしまったときは、ホテルのランドリー袋を使います。もちろんランドリー袋がないホテルもあるわけですが。


■ノンカフェイン飲料あれこれ

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諸般の事情により、ただいまカフェイン控えめ生活を送っております。なので、ノンカフェインのコーヒードリップ、ノンカフェインのお茶のティーバッグ、しょうが湯、フリーズドライのスープを持ち歩いております。

ノンカフェインのコーヒードリップって、売ってるところがけっこう少ないんですよね。それがちょっと難点。

お茶は、いまは南アのルイボス茶を持ち歩いてますが、家には杜仲茶とはと麦茶をストックしております。ちょっと前は沖縄産のモリンガ茶というのも持ち歩いてました。


■割り箸とか調味料とか

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大きめのジップロックに、割り箸や使い捨てのフォークやスプーン、紙ナプキン、調味料など入れてます。スーパーで買ってきた惣菜をホテルで食べるとき用です。わびしいだろ。

スーパーでブルドックソースの小瓶を買うのをいつも忘れます。


■非常食

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いちおう、トランクに非常食としてライ麦パンを常備しています。ドイツ製。


■トランク

そういえばトランクについて書いてなかったね。拙僧が使っておりますのは、このトランクです。東急ハンズで買った。

このトランクは簡単に中のものを取り出せるポケットがついておりまして、これがもう表彰したくなるくらい便利。ノートPC、書類の束、雑誌、を取り出すときに重宝します。スタバとかでさ、トランクからノートPCを取り出すためにいちいちトランクを横に倒してジッパー開けてらんないでしょ。

リモワに買い替えようかな、と思わなくもないのですが、リモワにはこの便利ポケットがついてないのが残念です。ちなみに、もしリモワを買うとしたら、これがいいです





いかがでしたか。今回もタメになる内容のエントリでしたね。みなさんも出張の際はぜひ参考にしてくださいねっていうか出張のない元の部署に早く戻りたいんですけど。

あ、こういう記事をたくさん書いて、記事中にamazonへのアフィリエイトのリンクをたくさん貼れば儲かるのか。いま気づいた。


■からいけません、オタク、アナログシンセ高騰?


から いけません


■今日も茨城か栃木のどっちかからお送りしています。半蔵商店でございます。


■オタクがポピュラーになったのは、オタクの地位が向上したというより、ゲームや漫画やアニメといったオタク的趣味に逃避しないと人生やってけない人が増えてきたからではないのか。


原宿某店のサイトを久しぶりに見たんだけど、いわゆるビンテージのアナログシンセの値段が高くなっている、ような気がする。

たとえば、11/16現在の価格で、「TB-303 並の上」が税込235,440円、「TR-909 後期型仕様 並の上」が税込311,040円である…。2~3年前までは、こんな値段じゃなかったはずなんだけど。

Prophet-5が462,240円。JUNO-60も微妙に高くなってるような。

そして渋谷某店ではMIDI改造したTR-808が税込 357,912円で売れている…

いやさ、弥平兵衛宗清、待て、'90年代半ばにもSP-1200が20万だの25万だのあったけどさ、当時と違っていまは、これだけクローン機種やらソフトシンセやらが出回ってるご時世ですよ。それなのにこの価格。

思うに、'80〜90年代の西側サブカルチャーを持たない東側陣営に、これらの電子楽器が流れているのではないか。

近年、ロシア人や中華人民共和国人もビートルズやらツェッペリンやらのレコードを集め始めるようになったので、これらのレア盤が高騰している、という話をだいぶ前に聞いたことがある(このブログにも書いた)。それと似たような現象ではないかと想像する。

ところでMS-20の値段はあんまり上がってない。さすがにMS-20 miniが安く買えるからね。


■しかしなぜわれわれ人類は初台駅から一発でICCにたどり着けないのか、などと考えているうちに三連休がいつの間にか終わっていた件


■十一月二十二日(土)

朝食はロベキャン。ロベキャンとは、クラッカーにクリームチーズやらドライフルーツやらナッツやらを乗せたもの(この日はナッツは切らしてたけど)。これをなぜロベキャンと呼ぶかは、最寄りのオードリーANNリスナーに訊いてください。

昼、ICCへ。『大きな耳をもったキツネ』という作品を体験する。真っ暗な無響室に閉じ込められ、イスに座り、立体的な音を聞く。体全体が巨大な密閉型ヘッドホンに閉じ込められたような感覚。この無響室では聴覚以外の自由が極端に制限されるので、「音」と生々しく対峙することになる。聞いてる間は、これまで頭の中にため込んできた音楽に対する書生的な知識が無効化され、ただただ聞くことに集中する。

東銀座に移動。チェーンの寿司屋で海鮮丼と熱燗1合を発注。海鮮丼にはミニうどんが付いてくるんだけど、このミニうどんを「(海鮮丼と同時ではなく)食後に持ってきてください」と頼むと、店の人にイヤな顔と云うほどではないがケゲンな顔をされた。でもさ、ふつうに考えると、海鮮丼とうどんを同時に持って来られても海鮮丼食べてる間にうどんが伸びるでしょ。かといって、海鮮丼とうどんを交互に口にするような食べ方もしないでしょ。なにか間違ってますか、おれは。

その後、歌舞伎座5階のギャラリーへ。皆様ご存知のように、おれは『寺子屋』の涎くり与太郎専門の劇評家なので、資料として先月の国生演ずる涎くりの舞台写真を5枚買う。お店の人に、国生の熱心なファンだと思われたかもしれない。

その後、日本橋方面までテクテクと。丸善ちょっと寄る。うさぎやでどら焼き。帰宅。

通販で買った、ZOOM社のH4n、というレコーダーが届く。


■十一月二十三日(日・祝)
近所の讃岐うどん屋で、朝十一時からおでんと熱燗。ぶっかけうどん feat.天ぷら盛り合わせ。讃岐うどんを食べてる間は、「一生に一度くらいは、四国にうどん食べまくりの旅に出たいものだな」と思う。店を一歩出るとそのことは忘れる。

古本屋で桜玉吉と鈴木みその単行本を買う。

その後、池袋へ。衣類を買い求める。ついでに某メガネ屋で使い捨てコンタクトレンズも買う。もう十年以上も、使い捨てコンタクトを買い求めるたび、わざわざ池袋まで出ている。わざわざ。壮大なムダなようにも思えるが、こういう習慣はなかなか変えられない。ケータイ会社やプロバイダーをなかなか変え(られ)ないように。

しかし使い捨てコンタクトを買うのもそろそろアホらしくなった。三ヶ月で八千円。年に三万二千円。それを十年以上。立派なメガネが買える額だ。コンタクトの洗浄液を買うのもだいぶ前からアホらしくなってきている。なんであんな液が二千円するんだろう。そろそろおれもメガネ小坊主になるか。でもコンタクトレンズコーナー(雑な呼び方ですね)の検眼室やら待合室やら診察室やらの雰囲気は好きだ。

夜、ネットで、買おうかどうか中長期的に迷っていたとあるシンセサイザーをとうとう発注。その後、熱燗とあたりめ。


■十一月二十四日(振替休日)
朝六時に起きる。「今朝はだらだら過ごさず、いろいろたまった雑事をこなそう」と心に固く誓いながらだらだら過ごして気がつけば十一時半…。とりあえず近所の讃岐うどん屋へ。カレーつけうどん。讃岐うどんを食べてる間は、「一生に一度くらいは、四国にうどん食べまくりの旅に出たいものだな」と思う。店を一歩出るとそのことは忘れる。

その後、歌舞伎座の一幕見席で鈴ヶ森と勧進帳を見に行こうかどうしようかだいぶ迷う。が、歌舞伎座に行くと夜までつぶれるし、今月の夜の部は一度見たわけだから、今日はカブキはガマンして、家でいろいろたまった雑事をこなすべきだ、と判断。帰宅。

午後の一時半に家について、「いろいろたまった雑事をこなそう」と心に堅く誓いながら、ネット見たりマンガ読んだり昼寝したりとだらだら過ごす。

正気を取り戻すと、もう夜の九時半。おい。こんなことなら歌舞伎座行って染五郎の弁慶を見たほうが良かっただろ……………………。('A`)

閉店間際のスーパーに行き、半額になった寿司を購入。家に帰って半額寿司を食べて、この日記を書いた。

やまだかつてないほどムダに過ごした休日。机の上くらいは片付けたかった。


■ヒロシ、犬の心


■今日も東京じゃない街のビジネスホテルからお送りしております。半蔵商店でございます。

で、昨晩、ね、この近くの商店街でイベントやってたんですよ。なんか、ボジョレーヌーボー解禁に合わせたイベント。

そのイベントのステージに、「ヒロシです…」から始まる自虐ネタで大ブレイク中のあのヒロシが来てネタをやってました。あのヒロシですよ。先月のオードリーのオールナイトニッポンで結果を出したあのヒロシです。ボジョレーヌーボーのイベント、ということで、出店のホットワイン(一杯400円)を飲みながら寒空の下でヒロシ鑑賞しました。「ヒロシです…」のネタ以外にも、全盛期の自分と今の自分を比較する漫談とかもやってました。こういう普通っぽい漫談は初めて見た。たまたま泊まったビジネスホテルの近所で、たまたま生ヒロシを見られてよかったです。

進行役の女性が、いかにも「友近がモノマネしそうな地方の女子アナ」風の人だったのもよかった。

ヒロシが「ヒロシです…」とネタを始めようとしたとき、客席から白髪の婆さんがヒロシに近づいて、マイクを奪いとって「ミツコです…」と自己紹介したのがこの日のハイライト。


■で、突然に話は変わりまして、この日の大竹まことのラジオに「犬の心」がゲストで出てたのですが。

聴いた人は分かると思いますが、ぐっちゃぐちゃな内容でしたね…。おれは面白いと思ったけど、聴くに堪えかねて裏番組に流れて行った人もかなりいたと思う。


■うちの近所で見かけた地上絵


地上絵

うちの近所で見つけました。


■以下、写真と全く関係ない文章。

例によって三泊四日の出張中なんですが、きょうは以前も一回だけ泊まったことのある朝食のおいしいホテルに泊まっておりまして。

・マルゲリータのピザ
・野菜スティック(セロリ、人参、ルッコラ、クレソン等)をバーニャカウダで
・餃子(10ヶ)
・富山のなんかいい豚のコロッケ
・カニ汁の実はすくわず、汁だけを土鍋で炊いたご飯にかけて、温泉卵を落として雑炊風に
・土鍋で炊いたご飯にイカの塩辛と明太子。そこにほうじ茶をかけてお茶漬けに
・フレンチトースト(メイプルシロップとストロベリーソース)
・バナナスムージー

という品々を朝っぱらから食べました。すいません。おいしかったです。

ここの朝食は変わっていて、鴨南蛮のそば、とかもありました。都内のホテルなら4000円くらいしそうな朝食ですが、値段は1650円で、しかも宿泊客はタダ。

新幹線と高速道路とインターネットが日本全国をつないでしまう前は、それぞれの地方ごと地方ごとに、ちゃんとした街や、ちゃんとしたホテル、ちゃんとしたレストラン、ちゃんとした食文化があったんだなあ、ということを思わせる朝食でした、とまとめるとちょっと乱暴なんだけど、そういうことを感じた。ほら、いまって日本全国ストロー現象選手権じゃないですか、どこもかしこも。


■それはさておき、おいしい朝食を食べると、「さあ、今日も一日がんばろう!」とはならず、「ああ、今日はいい日だった。もう寝よう」と、朝の8時から満ち足りた気分になってしまい、やる気がなくなるのは困ったものです。


■成田ヒルトンの半蔵商店


■四泊五日の出張の四泊目、珍しく茨城でもなく栃木でもなく成田県にいるのですが、ヒルトンに泊まっております。先週、しょぼいビジネスホテル泊まっちゃったからその反動だろうなー。客室の面積がしょぼいビジネスホテルの3倍はありますし、ちゃんと24時間のルームサービスもある健康で文化的な最低限度の基本的人権ホテルです。

客はほとんど外人です。日本人の方が少ないと思う。昨日バーにウイスキーを一杯だけ飲みに行ったのですが、日本人はおれと隣の席の山田五郎系のおじさんだけで、あとは全員外人でした。


■西洋の大黒様です。

大黒様

西洋の門松です。

ツリー

西洋の菓子です。

菓子

ルームサービスのクラブハウスサンドイッチです。

クラブハウスサンド


■うん、じつはホテルのルームサービスでクラブハウスサンドイッチを発注するのは半ば飽きてて、笑、ほんとはミートソースのスパゲティーとか頼みたいんだけど、それでも「ルームサービスと云えばクラブハウスサンドイッチ」という、'02年のBRUTUSの『東京ホテル戦争』の号の、とあるコーナーのとあるキャプションの一文から刷り込まれた呪縛がいまだに解けていません。

あと正直、ホテルのクラブハウスサンドイッチって微妙なのが多いんだよね…。ホテル側もあんまし力を入れてないメニューなんだと思う。

それでもなぜクラブハウスサンドを頼み続けるかというと、やはりクラブハウスサンドイッチ評論の世界の中でも、ホテルのルームサービスを専門に論じるわれわれのような流派はかなりマイナーな存在なのですね。そのジャンルの灯を絶やしてなるものか、という意地だけでクラブハウスサンドを頼むわけです。

ということで、成田ヒルトンのルームサービスのクラブハウスサンドイッチについては、例によって月刊『ホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ批評』誌(ホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ批評社・刊)の2015年1月号に執筆いたしましたので、そちらをご覧くださいませ。


■それと、天下のヒルトンなのに、客室中にミニバーのたぐいが何にもなかったのが残念。菓子も酒も鉱水もない。「かつてウイスキーのミニボトルが並んでいたであろう引き出し」や「かつて菓子が並んでいたであろう冷蔵庫の上の棚」はある。不況の波はここまで来ているのか。グレードの高い部屋だったらまだちゃんと菓子や酒や鉱水があるのか。

ま、自分でお菓子やら何やら持ってきたからいいけどね。あ、自分でお菓子やら何やら持ってくるやつが増えたからミニバーがなくなったのか。


■(写真と本文は関係ありません、の極北)


■昨晩、夢の中で夢を見てました。二段階式の夢って珍しい気がする。


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■昨晩は2ヶ月ぶりに『不毛な議論』を一時間くらい聴きました。出来不出来の波が激しいラジオですが、昨日の放送はなかなか面白かったですね。いつの間にか子供師匠のBGMが変わってました。


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■このごろ「25-25」という車のナンバーをよく見かける気がする。気のせいか。


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■おれの観測範囲の問題かもしれないけど、「DISる」って言葉が、だんだんとおっさん用語になってきてる気がする…。あの言葉は、少なくとも'90年代前半まではヒップホップやってるか聴いているかしてるヒトたちだけの言葉だったけどね。


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■だいぶ以前に手に入れてはいたのにまだ聴いてなかったテイトウワ『ラッキー』('13)をようやく聴きました。スウィートロボットなんちゃらみたいな宅録感、があって良い。メインの制作環境をMacBookに移行したことも関係あるかもしれない。

おれの記憶に間違いがなければ、リリース後にテイトウワがサンレコの表紙にならなかった人類史上初のアルバム、だったと思う。違ったらごめん。


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■しかしiPadのナンバリングとかネーミングとかってごちゃごちゃしてんなー。坂本龍一のオリジナル・アルバムの枚数ぐらい数えづらい。


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■坂本龍一と云えば、先週ようやく『アウト・オブ・ノイズ』('09)を中古で手に入れました。まだ聴いてない。これから聴く。

と、このタイミングでハイレゾ配信が始まる等。


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■あ、来月歌舞伎座、めでたく昼夜とも三階A席とれました。


■四泊五日


今週は月曜から金曜まで、四泊五日のフルサイズで出張です…。


■ここ最近で見たカブキ。十月終わりから十一月初めまで。


■いつも泊まっているホテルA(一泊6000円)が満室だったので、今週は近所のホテルB(一泊5400円)に泊まっているのですが、このホテルBは、客室の面積がホテルAの半分しかないわ、机が小さいうえに変な台形をしているわ(YMOだったら「いままでにこんな変な机見たことない」という歌詞で一曲作ってると思う)、バスルームの壁に亀裂が入っているわ、と、宿泊料金が600円違うだけで時はまさに世紀末って感じなんですが、しかしベッドだけはなぜかシモンズ社製です。いいやつ。部屋にわざわざ「このベッドは帝国ホテルやウェスチンホテル(原文ママ)で使用されているのと同じシモンズのベッドです」と創英角POP体フォントで書かれた紙が置いてありました。うむ。

さて、じゃあ、最近見たカブキの本格的な劇評でも書くか。あ、ちなみに今月は、明治座昼→歌舞伎座夜は十分ゆとりあるスケジュールでハシゴできます。参考までに書くと明治座昼は14:10終演で、歌舞伎座夜の開場が16:00です。


■11/2(日) 明治座昼→歌舞伎座夜

『高時』は、初めて見たけど面白かった。天狗が良いですね。右近はなんというか親戚の生真面目な警察官みたいなとこがあるので、“暴君ぶり”みたいなのがちょっと足りないような気がする。猿弥(47)のほうがこの役は似合うと思う。天狗に翻弄される滑稽さ、みたいなのも出るんじゃないかな。

『夏祭女團七』、猿之助がヒト科ヒト属ヒトの役だけをやる芝居、ってのは珍しいそうです。かっこいい。本水の雨あり。蒸し暑い季節に見たかった芝居。

で、いったん秋葉原に移動し海鮮丼を食べて、変な店で携帯電話を買ってから歌舞伎座へ移動。『鈴ヶ森』からの『勧進帳』。つい先週、国立劇場でつっころばしだった染五郎ですが、弁慶はちゃんとした弁慶でした。

しかし、中盤の四天王のあの場面での、一人一人に出席とるみたいな掛け声はどうなんだろう。というか、この日の勧進帳は全体的に掛け声の量が多すぎるように思った。

『すし屋』よかったです。


■11/1(土) 明治座夜

『四天王楓江戸粧』。時代物っぽい部分と世話物っぽい部分がうまく接続してないとこもあったような気がしないこともないけど、そこはまあ気にしない。

先月演舞場に引き続き、今月も猿弥(47)と弘太郎のコンビが出てきます。男夜鷹という役。

某氏は、小道具をカンペ代わりにしてたのを猿弥(47)につっこまれてました笑。あれはアドリブなんでしょうか。

5時間の長丁場。こういう長い演目は、いろいろこなれて進行がスムーズかつ上演時間がスリムになる後半に見に行った方がいいのかもしれない。

あと、明治座は暑いです。少なくともおれが行った日(11/1~2)はそうでした。半袖でもいいくらい。体温調整しやすい服装で行かないと、暑さから来る睡魔に負けます。


■10/26(日) 国立劇場

浄瑠璃界のストック・エイトキン&ウォーターマンこと、竹田出雲・三好松洛・並木千柳による『双蝶々曲輪日記』。余談ですが、おれはSAWみたいな裏方ながら記名性のある三人組のユニットを組みたいと日頃から思っている。何のユニットかは決めてないですが。

つっころばしの染五郎が最高。それに尽きます。


■10/25(土) 歌舞伎座

『寺子屋』千穐楽。一幕見席。

国生の涎くりはよりまろやかな方向に。七之助うまいと思う。亀蔵はどんな役でも亀蔵でブレない。

勘九郎の源蔵は、やはり饒舌というか暑苦しいというか。新歌舞伎に出てくる幕末の薩摩藩の若侍、に近い。あれは。

いろは送りの時、「待ってました!」と声をかけてる人が。この人は源蔵戻りの時も「愛太夫!」と声をかけてました。義太夫を中心に見てるとこういう掛け方になるんでしょうか。

あ、先月のエントリで、「なぜ一幕見席ではイヤホンガイドの料金がちょっと安いんだろう」などと書いてしまいましたが、これはもちろん、そもそも一幕だけ見て帰る人のための席ですからね。間抜けなことを書いてすいません。その日は通しで見てたもので。


■やっぱ増進会出版社版でしょう


■ますむらナカグロひろし『夢降るラビット・タウン』全10巻を入手いたしました。現在は文庫版も出ているようですが、この判型で読みたい。

夢降るラビット・タウン


■第一巻と第二巻のみ、装丁が羽良多平吉。表紙の題字とノンブルは、マーブル模様の箔押しでキラキラ光ります。第一巻と第二巻でカバーの紙質もちょっと違います。凝ってる。素人目に見てもお金のかかっている装丁なので、第三巻以降この意匠が受け継がれなかったのは、やはりコストの問題でしょうか……。


■おれはこの作品を第三巻までしか読んでなかったので、休みの日にでもゆっくり読みたいですね。


■十七世勘三郎のニュース


■昨日は明治座猿之助、夜の部初日を見てまいりました。今日は昼が明治座で、夜が歌舞伎座でございます。

あと、先日壊れたおれのケータイなんですが、「修理に二万二千円かかります」とauから真顔で電話がありました。二万二千円……。ボブ・ゲルドフとかがこの修理費を集めるためのチャリティーコンサートを開いてくれるといいんだけど。


■さて、もう出かける時間なのでさらっと本題。たまたま見つけたんですが、米国の動画投稿サービスに、十七世勘三郎の訃報を伝えるニュース番組がアップされていました。

といっても、五分ニュースのうちの、わずかに最後の十五秒だけです。勘三郎の訃報の方が一般的にはニュースバリュー高いと思うんだけどな…。

ふつうに検索するとまず引っかからないタイトルでアップされてたので、とりあえずリンクしときました。


■では行ってきます。


■YMOのリマスター盤を(ようやく)聴く


■でね、あの、みんな大好きYMOの話していいですか。

おととい、茨城か栃木かどっちかのブックオフに立ち寄った際、YMOのCDを買いました。ファーストと、ゴクウデリックもとい『テクノデリック』です。

YMO

なんで買ったかというと、これらはリマスター盤で、おれはいまだにリマスター盤を聞いた事がなかったんですね。棚には他のアルバムも何枚かありましたが、ちょっと迷ってファーストとテクノデリックを買うことにした。なんでかというと、ファーストは米国版と日本版が2枚セットになってお得だから。テクノデリックは、すでに旧規格版(番号が32XAで始まる赤帯のやつ)を持ってるので、それと聞き比べる楽しみがあるかなと思ったので。


■で、まずテクノデリックを営業車のカーステレオで再生。ま、こういう環境で音質を云々してはいけないのかもしれないけど、各種シンセの音がいろいろ聞き分けやすくなってて、音色の違いが明確になっていると思った。いくつかの曲でスネアがくっきり聞こえるようになってる。「プロローグ」の冒頭の木琴(?)の音もクリア。


■つづいてファーストの米国版を、つづけて日本版を聴く。インベーダーの音もくっきり。「コズミック・サーフィン」のギターも迫力のある感じに。「中国女」のベースラインも躍動感が増したような。

しかしファーストの2枚は、「こんなに違ってたっけ?」ってくらい音が違う。2枚組で再発するにあたって、2枚の違いがよりはっきり出るように色づけしたのかもしれない。

米国版、日本版ともそれぞれの良さがあってどっちも好きだけど、やはり「東風」はボーカルが入ってる方がいいなあ。というわけで、日本版を聴くときは、吉田美奈子のパートは自分で唄ってます。


■つーことで、昔、BOOK BOXコザ店でCDを借りて、サンヨーのラジカセでソニーのカセットにダビングして聴いてたころとはまた違った質感のYMOが楽しめて、よかったです。とくにファーストB面は「機械の生々しさ」みたいなのを感じたよ。

まあ、'03年に出たCDだし、そもそもリマスタリングは'99年に行われてるので、なんで今の今まで聴いてなかったんだって話ですが。


■ところで、こちらのエントリによると、リマスター盤の『BGM』の「ハッピー・エンド」は、オリジナル版とは異なる音源が使われてるかもとのことでした。これも気になる。『BGM』のほうも買ってみようかな。


■【業務連絡】ケータイ壊れてました


昨日、歌舞伎座の一幕見席で『寺子屋』を見終わって、近所のYOUに行き、席に着き、オムライスを発注した直後に気づいたのですが、

ケータイが壊れてました。ええ、うんともすんとも云わなくなっておりました…。

つきましては、昨日10/25の昼から夜にかけておまえのケータイに電話またはメールしたのにつながらなかったぞ、という方は、お手数ですがもう一度ご連絡ください。



オムライスを食べ終えて、その足でauショップに行き、代替機を貸してもらったので、いま現在は連絡つきます。(10/26 09:00記)


■スタッズ・ターケル『仕事!』、学研ひみつシリーズ『世界の国ぐにびっくり旅行』、など


■ホワイトソースのピザが恋しくなるくらいには、朝晩は寒くなってまいりました。半蔵商店でございます。


■さて。先日、とある地方都市で見かけた、いい感じにくたびれた'90年代式ショッピング・モールのゲームセンターについて書きました。いま、「ショッピング・モール」にナカグロを打とうかどうか迷った。とりあえず打ってみた。でも、「ホワイトソース」「ゲームセンター」はナカグロなしだなあ。まあいいか、それは。

で、そのショッピングモールではゲームセンターだけでなく、古本屋もあったんですよ。古本屋といっても、ふつうの古本屋という感じではなく、だだっぴろい空間にワゴンが並んでて、そのワゴンの中に背表紙を天に向けた状態の古本が並んでいる、というタイプの店でした。街でたまに見かける「古本市」みたいな催しが常態化している感じ。


■そこでたまたま見つけたのがこれ。スタッズ・ターケルの『仕事!』。奥付によると、仕事と書いてワーキングと読ませるようですが、まあシゴトって普通に読んでも書類送検とかはされないと思いますので大丈夫です。

仕事!
▲でかい

前から気になってたんだけど、なかなか手に取る機会が無かったんですが、こうやってめぐりあったので入手。amazonのマーケットプレイスで三千円くらいで売ってるのを七百円で買いました。お得。

内容は、アメリカで働く市井の人々のインタビュー。くわしくは検索を。

とりあえず冒頭の製鋼所労働者(37)のとこだけ読んだ。アメリカのハードボイルド探偵小説の登場人物みたいな語り口。『アルフ』のオクモニックさんの口調で脳内再生された。

エクスクラメーション・マークが印象的な装丁は平野甲賀。でもこの本、原題は、『Working』でびっくりマーク無しなんだよね。この「!」は誰が付けたんだろう。

そういえばこの本、おれが子供のころ通ってた公文式の教室になぜかあった。笑


■で、その古本屋ではこれも買いました。

世界の国ぐにびっくり旅行

学習漫画マエストロ、内山安二による『世界の国ぐにびっくり旅行』です。学研ひみつシリーズを代表する名盤ですね。これがわずか百二十円でした。いまamazonのマーケットプレイスを見たら、吐き気がするような値段が付けられていました…。この本が、セドリ屋の目をかいくぐって古本屋でふつうに百二十円で売られている奇跡。

検索したところ、この『びっくり旅行』は他のひみつシリーズと違って改訂新版が出されてないんですね。おそらく、昭和52年の本なので載ってる情報(国名やら統計やら何やら)が古くなってるからだと推測するけど(もちろん他の原因もあるのかもしれないけど)、「※この本の情報とかは昭和52年現在のあれです」とか但し書きを付けて復刊することはできないんでしょうか。現代の子供が「情報が古いから」という理由だけでこの物語に触れられないのだとしたらもったいない。国家的損失だと思うんだけど。


■あとこれも買いました。

つりのひみつ

この本はおれは特に思い入れがないのですが、弟へのプレゼント用。弟がこの本を探してた気がするので(もしかしたら、もう持ってるのかもしれないけど…)。これも百二十円。


■で、これも。

国語のふしぎ

学習漫画ウィザード、沢田ユキオによる『国語のふしぎ』です。カバ欠のため百円。うん、学研が『ひみつシリーズ』で、小学館が『ふしぎシリーズ』なんですよね。うちには昔、沢田ユキオのことわざ大百科みたいな本もあったと思う。

しかし、ひみつシリーズ、ふしぎシリーズの背表紙カバーの「赤い金属っぽい箔押し(?)」を見ると、昭和五十年代後半のコザの稲嶺書店や吉田書店やイトコの部屋の本棚を思い出しますよ。なつかしい。


■スタバでなんか当たった


こないだスターバックスでコーヒーを発注したんですね。そしたら会計のときに、なんじゃらもんじゃら書いた勧進帳みたいな長いレシートが出てきまして。

なんでも店員さんによると、この長いレシートに印刷されてるURLでスタバに関するアンケートを実施してて、そのアンケートに答えると飲み物一杯タダになる、とのことでした。

最初は、スタバでは今こんなキャンペーンをやってるのか、ふむ、ってぐらいの気持ちだったんですが、こちらのサイトによると、そこそこ珍しい「当たり」のようなんですね。そうだったのか。このシステムがあること自体知りませんでした。上記サイトの検証では17杯目にして当たりレシートが出てるので、おおむね出現率は6%くらい、でしょうか(そうとも云えないか…)。

アンケートは、個人情報をたくさん打ち込むだるいやつじゃなくて、選択肢のボタンをクリックしていくだけのやつで、最後にテキストフォームが出てきて、そこにスタバの接客の感想を書くだけで終了。最後に5桁の暗号が表示されるので、その5桁を先ほどのレシートに書き込むと、タダ券としてスタバ店頭で使える仕組み。

このタダ券でカフェラテでも飲もうかなーと思ってたのですが、上記サイトによると高い飲み物も頼めるそうなので、そこは遠慮せず、自腹じゃ飲まないようないちばん高いやつを頼もうかと思います。笑


■ここ二週間で見たもの、見なかったもの


■演舞場の猿之助。夜の部は10/12(日)に観劇。

「40数回、やる。」というのは'97年ごろの徳永英明ツアーのキャッチコピーだと記憶しておりますが(違ってたらごめん)、夜の部の猿之助も、実に四十数回の早替わりをくるくるとやってのけてました。素直に楽しむ。

米吉、亀鶴、猿弥(47)と弘太郎の弥次喜多コンビがよかった。

宙乗りとか本水とか、魚介類との立ち回りとか、歌舞伎らしい趣向がいろいろあるので、初心者でも楽しめると思います。なので、今月の歌舞伎座で夜の部を見て、それから日を改めて演舞場で夜の部を見れば、カブキ入門篇としては最適でしょう。って千穐楽が近くなってからこういうこと云うのもなんですが。


■演舞場昼の部は翌日10/13(月)に見る。

『俊寛』は、幕切れで照明を落とさなくてもいいんじゃないかなあ。

『金幣猿島郡』は、当方の予習不足で、あまり芝居に入り込めなかった。すいません。


■歌舞伎座昼の部は10/18(土)。3階席の切符が買えなかったので一幕見席の通し。野崎村、踊り二つ、伊勢音頭。

一幕見席って、ほんとギュウギュウなんですよね笑。みんながwe are the world♪( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)とか歌い始めるんじゃないかってくらいギュウギュウ。安い席ですからしょうがないですけど。とくに、通路から離れてる座席はそれなりの心の準備が要ります。いったん座ると身動きとれなくなるので。

そういえば一幕見席ってイヤホンガイドの料金がちょっと安いんだよね。あれはなぜなんだろう。


■10/18は、歌舞伎座のあととあるお笑いのライブを見てきました。

LINEのID乗っ取り(iTunesカード買ってきてってやつね)を、狂言で再現する袴姿のコンビが面白かった。お笑いにもいろいろある。


■そう、同じ日に六本木でやってた古館伊知郎の『トーキングブルース』、ちょっと興味あったんだけど、“ちょっと興味あった”程度のモチベーションではチケットとれませんでしたね。どんな内容だったんだろう。


■あ、けっこう迷ったんだけど10/10(金)のovalは結局行きませんでした。別のお笑いライブ行ってました。


■(朝食がおいしかった、という内容のエントリ)


■例によって、今日も茨城か栃木のどっちかに来ております。

で、出張のときは「昭和のころは町いちばんの格式を誇るホテルだったが、設備の老朽化やら不況やらなんやらの理由により、現在では低価格帯ビジネスホテルに鞍替えしているホテル」に泊まることがたまにあります。

ですが、今日泊まってるホテルって、「現在も町いちばんかそれに近い格式を誇るホテルなのに、ビジネスホテル料金の部屋を用意してるホテル」なのですね。

昨日もチェックインするときに、館内で晴れ着を着てホテルの人に写真を撮ってもらってる新郎新婦を見たし、ウエディング・プランナーみたいな人とともに若いカップル(※カップルって言葉、微妙に死語になってきてるような…気のせいか)がエレベーターに乗ってきてたし、普通に結婚式場としても現役のホテル。

館内にはレストランが7ヶもあるし、バーもある。出張で泊まれる価格帯の地方都市のホテルに、バーがあることってそんなないですよ。


■で、先ほどこのホテルの朝食ビュッフェを食べたのですが、美味しかったです。

意表を突いてやにわにピザが置かれてるし(マルゲリータ)、野菜スティック用にちゃんと火で温めてるバーニャカウダがあるし、そして土鍋で炊いたコシヒカリがありました。

土鍋コシヒカリは、朝から4杯食べた。ふだん土鍋で炊いたご飯なんか食べないからね、炊飯器とは違った味を楽しむというか。うん、八戸産イカの塩辛とか、明太子とか、そういうものと一緒に食べた。おいしい。あと、あえてカレーライスとしても食べてみた。


■ご飯はあともう一杯、食べようと思えば食べられたんだけど、これ以上お代わりをくり返すと、ホテルの人にコシヒカリ小僧とかそういうあだ名をつけられそうなので、自粛。

その後フレンチトーストやソフトクリーム(ソフトクリームの機械まであったのです)などデザートを摂取する作業に移りました。

ちなみにこの朝食は、宿泊料金に含まれてるので追加料金なし。うむ。


■朝から2000kcalぐらい摂りましたが、出張でこんな美味しい朝ご飯に当たることもあるんだなー。この文章は本日の朝八時台に書いておりますが、今日はとてもいい日でした、ともう結論づけてもかまわない。


■ギャプラス→ポコニャン→テクノドライブ→妖怪ウォッチ


■土曜は、パスタとファストフードとスナック菓子しか食べておらず、体に栄養が回ってなかったのか、日曜は一日じゅう部屋でだらだらしておりました。よくない!

なので、昨晩はきちんと栄養を摂取するべく、店で野菜、肉、豆腐などを購入し、煮て食べました。半蔵商店でございます。栄養は大事。


■さて、今回はとあるショッピングモールの話。

先日、仕事で行ったとある地方都市にて、とあるショッピングモールに立ち寄りました。ショッピングモール、と申しますと、昨今は馬鹿みたいに巨大な企業が作った馬鹿みたいに巨大な建物を想像しますが、このショッピングモールは'90年代に地元企業が作ったと思われるあまり大きくない建物で、いささかくたびれており、空き店舗もちらほらあって、賑わってるとはちょっと言いがたかったです。が、そのたたずまいが良いんですね。落ち着く。なんつーか、人間が店をやっていて、人間が客としてやってくる、ちゃんと血が通った感じがするというか。

ちなみにショッピングモールってのはたいていチェーン店しか入ってないものですが、ここは半分くらいは個人経営の店でした。そこもまた血が通ってる感がある。


■で、このショッピングモールにゲームセンターがあったんですが、そこで見かけた機械がこちら。

ポコニャン

『ポコニャン』のエレメカ(って云うのかな?)です。小さい子供が乗れる乗り物ね。こんなん初めて見た。写真後方にはレトロなエアホッケーの台が見えます。


■そして、これ何か知ってます? ひさしぶりに見たなー…。

テクノドライブ

『テクノドライブ』、というナムコが'90年代末に出したゲームです。レースゲームではなく、あくまでも運転テクニックを測定してくれるゲーム。測定が終わると、おみくじみたいな紙に診断結果がプリントされて出てきます。学生時代、ローソンからのバイト帰りに2回くらいやった記憶がある。笑



■あと、写真には撮ってませんがナムコの'84年のゲーム『ギャプラス』も真顔で稼働していました。いわゆる「N in 1」(多数のレトロゲームが一台で遊べるやつ)ではなく、ちゃんとギャプラスの基盤でした(筐体はさすがにテーブル型でなく、セガのアストロシティでしたが)。西暦2014年にもかかわらず、百円払ってギャプラスができるなんて貴重です。

で、西暦2014年なので、こんなぬいぐるみがゲームの景品として並んでました。

妖怪ウォッチ

古いのだけじゃなく、ちゃんと新しいのもあるわけですね。しかしギャプラス→ポコニャン→テクノドライブ→妖怪ウォッチ、という時代のまたぎ方が大胆。笑

なんつーか、ゲームセンターというよりは、半ばゲーム博物館ですね。



# 昭和の商店街、がだんだん廃れていったように、
#「'90年代式のあまり大きくないショッピングモール」というのも、
# 次第に消えつつある風景なのかもしれません。
#
#
# ポコニャンを見た時、最初は脳がうまく認識できず、
# 「パラソルへんべえ」と間違えました。


■ファミレスあるある


友人数名でファミレスに行くと、食事中よりも、食事を済ませて、会計も済ませて、店を出てからの駐車場での別れ際の立ち話がなぜか一番盛り上がる。


# あるある提供:妹1号


■三連休終わり


土曜は部屋を片付けて、日曜は演舞場夜の部、今日は演舞場昼の部でした。

これ何回か書いてることなのですが、台風のときは食欲が増します。おれだけか。食物を腹に入れてエネルギーを蓄えておけ、という本能だと思ってます。おれだけか。

さっきファミリーマートで冷製パスタを買ったら、フォークでなく箸をつけられた。というか、今回に限らずファミリーマートで冷製パスタを買うときって、かなりの確率で箸をつけられてるような気がする。なぜだろう。フォークより箸の方が単価が安いので、できるだけ箸を渡しましょう、と東池袋のファミリーマート本部から指示が出ているのか。

フォークの話じゃなくて猿之助の話しろよ、と我ながら思うけど。


■しょうが焼き定食、Oval、動く魔夜峰央


■いま、栃木だか茨城だか忘れたけどどっちかのビジネスホテルにおります。いつものことですが。

で、今回は同じビジネスホテルに二泊してるんですが、昨晩、ホテルの近所にあるとんかつ屋に入ったら、美味しかったんですね。内装もほどよく昭和で落ち着くし、値段もとんかつ定食1200円だし、一度でこの店が気に入ってしまいました。

で、この店は、普通のとんかつ定食だけでなく、しょうが焼き定食もあるのですね。なので、昨日はとんかつ定食を食べたから、今日はしょうが焼き定食を食べよう!と決めて、それを心の支えにして今日一日を乗り越えることにしました。

で、仕事が無事終わり、そのとんかつ屋の店の前に来ると、

店が閉まってた

んですね。


■昨日は開いてたのにどういうことだろう、と思って店のドアに貼られてる張型もとい貼紙を見ると

「※夜は週3日程度の営業」

って書かれてるんですよ。真顔で。

このお店は昼は毎日やってるんですが、夜は週3日程度しか開いてないシフト制、らしいのですね。で、週3日程度って何曜日のことなんだよ、と思ったら、貼紙の隣にさらにカレンダーが貼ってあって、そのカレンダーに夜営業の日程が記されていました。曜日は週ごとにまちまち。こういう変則的なパターンは生まれて初めて見た。世の中にはこんな店もあるのか…。

しょうが焼き定食はあきらめて、近所のスーパーでマグロ丼と鶏肉のサラダを買いました。


■dommuneにOvalが出るらしい、九時から出るらしい、と知ってはいたんですが、八時五十分くらいにうたた寝してしまい、起きたらOvalの時間はもう終わってた。うむ。

明日(10/10)、渋谷でOvalのライブがあるらしい。行こうかな。


■で、しょうが焼き定食は食べ損ねたし、Ovalも見逃したけど、『アウトデラックス』の魔夜峰央は見ることができました。新聞のテレビ欄に「白鳥になったパタリロ」とか書いてあるからさー、まさかと思ったけど、ほんとに魔夜峰央が出てきました。しかし、ことえりが「魔夜峰央」を一発で変換したのはちょっとびっくり。


■歌舞伎座 十月大歌舞伎 夜の部 10/4


■なかに年かさ五作が息子、半蔵商店でございます。

いま例によって地方巡業中なのですが(出張とも云う)、昨日の午後よりなんだか風邪気味でして、ジキニン飲みました。永谷園の「冷え知らずさん」シリーズの豚汁、カレーリゾット、しょうが湯なども摂取しましたよ。良くなるといいんだけど。

では今月夜の部の芝居の感想文などを。二階席三列目センターでした。


■寺子屋
涎くりは国生。この役は、アッパー系とダウナー系の演じ方があるように思うんだけど、国生は後者。総じてマイルドな涎くりだったけど、いささか幼気が強かったかもしれない。もう少しガキ大将っぽさがほしいかな。ほかの子供たちよりも年長である(15歳)、というニュアンスがもうちょっとあるとよかった。でも全体的にはよろしうございました。てか国生やせたね。

勘九郎の演技に新歌舞伎的写実性、を感じるところが何ヶ所かあった。気のせいか。首桶もって奥に引っ込むとこかっこいいね。

菅秀才が最後に泣くとこで涙を拭う仕草があったけど、この仕草っていままで見たことなかった気がする。気のせいか。

そうそう、源蔵が水を飲んでむせるとこがあるけど、あの水って、墨をするための水なんだって。イヤホンガイドで云ってた。寺子屋は何回も見てるのに、初めて知った(あるいは、以前どこかで聞いたがすっかり忘れてたのか)。


■吉野山
踊る藤十郎が見られるだけで満足です。

早見藤太は橋之助。橋之助が三枚目って珍しいような気がする。


■鰯賣戀曳網
三島由紀夫昭和29年の作。明治〜戦前の歌舞伎っぽくない新歌舞伎に対抗して、「歌舞伎っぽい歌舞伎を作ろう」という意図で書かれた作品、だと思った(※個人の感想です)。

能天気なまでにハッピーエンドのお話で、いいんじゃないですか、こういうのも。勘九郎と獅童のかけあいが面白い。

ところで。八月の『怪談乳房榎』でも思ったのだけど、われわれ人類は、勘九郎に勘三郎の面影を求めすぎてはいないか。「勘三郎に似てる」と言いたがりすぎてはいないか。このままでは彼は十九代目勘三郎でなく、二代目十八代目勘三郎、になってしまうのではないか。大きなお世話か。いや、歌舞伎とはむしろそういうものなのか。



今月の夜の部は、演目の選定も時間の配分もバランスが良いので、初心者にもおすすめ、だと思います。歌舞伎デビューしようと思ってる方はぜひ(とか書いてるおれが初心者なんだけど)。

イヤホンガイドでは、幕間(もちろん“まくあい”と読むのが正しいのですが、芸人さんはこれを“まくま”と読みます。オードリーもラバーガールも“まくま”と読んでます。これはもう、誤読というよりもお笑い業界用語なのでしょう)に十七代目勘三郎と十八代目勘三郎の過去のインタビューが放送されてます。

めでたい焼きのブースの位置がかわってました。



で、歌舞伎座から帰宅して、夜の十時半ごろネットを見てたら、この日の夜にUNITでラスターノートンのイベントがあることを初めて知りました。これだけの高度情報化社会でも取りこぼす情報がある、という不思議。いや、高度情報化社会だから取りこぼす情報も増えるのか。

Alva Noto+ByetoneでDJってのが気になったけど(何かけるんだろうね)、さすがに体力が残ってないので、そのままおとなしく就寝。


■半蔵、MacBook Airを11インチから13インチに買い替えるの段


MacBook_Air_13



■半年前に中古で11インチのMacBook Air(以下、甲とする)を購入し、それなりに便利に使っておりました。

ですが、このたび報道にあります通り、甲11インチを売却し、改めて中古の甲13インチに買い替えるはこびとなりました。



■なぜ買い替えたかというと、11インチだとまあ単純に画面が小さくて手狭になってきたんですね。

ノートPCは小さくて軽くてなんぼ、持ち運んでなんぼ、とはもちろん思います。

甲の11インチはかわいいやつなのですが、ですが肝心の画面が小さい(当たり前だけどさ)。作業効率という点では13インチに軍配が上がります(当たり前だけどさ)。13インチのディスプレイは1440×900ピクセル。11インチは1366×768ピクセル。これだけの差ですが、これがけっこうでかい。


■「職場の27インチiMacをメインに使っているが、午後はお茶をかねて渋谷マークシティーのスターバックスでパタパタと30分ほど作業したい」、という用途なら11インチが適しているでしょうが、拙僧の場合、出張で栃木とか茨城のビジネスホテルの一室でがっつりノートPCに向き合って作業することがたびたびあるので、この場合はまあ13インチが適します。

「甲を持ち歩くこと」ではなく「甲で作業すること」のほうが大事だからね。機動性は、そこまで重要視しない。


■われわれ人類にとって、甲の11インチを買うか、それとも13インチを買うかは、たしかに切実な問題ですが、迷ったら13インチを買った方が良い、と思います。

拙僧とほぼ同時期に甲11インチを購入した職場の某女史は、「画面が小さくて使いづらいから、けっきょく甲を使うこと自体なくなった」と云っておりました。これではコンピュータを買った意味がそもそもありません…。

13インチなら、「持ち運びが面倒で家から持ち出さなくなる」ということはあっても、家で普通にPCとして引き続き使うことはできる、と思います。

逆に、何らかの理由で甲を肌身離さず持ち歩く必要がある、という人はもちろん11インチが良いです。が、ほんとに「甲を持ち歩く業務上の必要性がある」のか、それとも「甲を持ち歩きたいなー、となんとなく思ってる」だけなのか、そこはちゃんと見極める必要はあるかも。


■で、ここで話はちょっと変わりまして。

この甲13インチ、8GBのメモリが積まれているのですね。なので、もうこの甲一台さえあえば、クラブでDJ、ライブ、あるいはVJができます。

そう、'80〜90年代のアニメDJと、YMOしばりのDJと、国内外の'70〜80年代のテレビ映像を使ったVJやりたいんだよねー、とつねづね思ってたのですが、これでようやく実現します。

あと、この甲13インチにはAdobeの一連のソフトもインストールする予定です。これで栃木や茨城のビジネスホテルでもPhotoshopやIllustratorがいじれます。

DJに、ライブに、VJに、Adobeに──、と自分の能力が拡張していくような錯覚。その錯覚を味わいたくて、ヒトはPCを新しく買い換える訳なのですが。


# 参考までに値段の話。
# 甲11インチ(mid 2011)は今年の三月に65000円で購入し、38000円で売れました。
# で、このたび買った甲13インチ(mid 2012)は82000円でした。


■ライス(田所と関町ではない)


例によって栃木か茨城のどっちかのビジネスホテルに泊まっております。

で、さきほど朝食ビュッフェに行ってきたのですが、ご飯のお代わりをしようと思って、茶わん片手に料理のおいてあるテーブルへ近づいたところ、レストランのおばちゃんが炊飯器の方を指さして“ご飯はここですよ”という意味で、

「Rice!」

と、おれに教えてくれました。異国人の客も多いレストランだったのですが、おれはいったい何人に間違われたんでしょうか。

ちなみに、このホテルの朝食はファミ通のクロスレビューだったら合計で20点獲得できるかどうか、という味で、要するに不味かったです。

さあ、今日も始めましょう(←常滑川まことのゴールデンラジオ風に)。


■電波って拾うものなんですね。わーわー云うとります。


■この番組は、Music can't beat 予算制限、半蔵商店がお送りします。

といった意味も含めまして、この秋に最終回を迎えた二つのラジオ番組の話。


■ナイナイのオールナイトは、最後だし生で聴こうかと思ったのですが。

仮眠から目覚めると時刻は1:05。思いっきり“怒鳴り”(番組冒頭の一言ね)を聞き逃してしまいました……。

で、再度眠りに落ち、気がつくともうエンディングでした。要するにほとんど聞けませんでした。しかし最後のビタースイートサンバはやけに長く感じられたな。

ちなみに、この日のウーマンラッシュアワーのオールナイトでは、「ナインティナインさんお疲れさまでした」という村本の冒頭の挨拶が、「ナインティナインさん、20年半お疲れさまでした」となっておりました。


■で、スカイロケットカンパニーもといロケットマンショーはちゃんと録音しつつ、二回の睡眠(2:00〜3:00と4:00〜4:30)を挟みながらも一時から五時まで聞いていました。

この番組は、「日曜の朝方に起きてたら、まあ聞く」ぐらいの薄い付き合いを数ヶ月前から続けていただけだったのですが、それでも最終回に間に合ってよかった。


■有楽町もけやき坂も、最終回には数百名のリスナーであふれたそうです。

おれも、オードリーのオールナイトが終わるときは有楽町まで駆けつけてしまうかもしれない。オードリーは熱心に聴いてる。というか依存してると云ってもいいかもしれない。番組が終わってしまったときのことを考えるとちょっとつらい。それくらい聴いてる。


■ラジオが終わるときの喪失感は、仲が良かった友達が転校してしまう時の感じに似ている。当初は心にぽっかり穴があいて、でもやがてだんだんそいつのことを思い出さなくなるとこまで含めて。


■ゲーラゲラポー♪


ポケモン

実家から持ってきた。まんだらけに売りに行った。買い取り価格¥0。うむ。


■ありそうなジブリの新作、ピン芸人あるある、永久にたどり着けないカレー屋


■秋分の日は働いてたので、今日は休んでました。半蔵商店でございます。


■とあるお笑いのライブに行ったら、とあるピン芸人が、「ありそうなジブリの新作」みたいな内容の一人芝居をやっていた。

ジブリの新作に出てきそうな世界観のなか、
ジブリの新作に出てきそうな衣装をまとった、
ジブリの新作に出てきそうな不思議な能力を持った少女が、
ジブリの新作に出てきそうな神秘的な森で、
ジブリの新作に出てきそうな呪文を唱え、
ジブリの新作に出てきそうな魔物を撃退する、

というネタ。見るのは2回目だけど、面白かったです。

ジブリの新作に出てきそうな「主人公のパートナー的な存在の獣」に乗って森へ向かうところ、でいちばん笑った。


■で、上記のピン芸人とは全く別の話ですが。

“ふだんコンビで活動してる人”あるいは“コンビを解散したての人”がピン芸人として舞台に立つ場合、けっこうな割合で

「机に向かってなにやら書き物をしている体(テイ)」

のネタをやるんだよね。これ、けっこうあるあるだと思う。今日もそういうネタを見ました。


■銀座のはずれにあるカレー屋でカレーを食していたら、お店の電話が鳴った。どうも、このお店に来ようとして道に迷ってしまった人からの電話らしい。店員が電話で道案内をはじめる。

「えーっと、いま何が見えます? そこに昭和通りってありません? ありませんか。他に何が見えます? ………………………それを昭和通りって呼ぶんです。その大きな道をですね、反対方向に歩いて行くと見えてくると思うんですけど。(略)いま何が見えます? ドトール? しばらく歩くと『○×△』ってとんかつ屋さんがあると思うんですけど……………………歩いてる人に『○×△って知ってますか』と訊いてもらえますか? (略)えー、スマートフォンお持ちですか? あ、普通のケータイ。家具屋さんが見えてくると思うんですよね。で、その家具屋を左に、(略)いまどのへんですか? ドトール見えてきました? いま何が見えます? え? ベローチェ?(略)」

この人が無事カレー屋にたどり着けたかどうかは知らない。たしかに分かりにくいところにある店ではあったが。


■レディオー♪ レディオ、ヲ、オ♪(ユキヒロ+玉城ティナ)


■ラジオの話。


■「教室の弱いやつだったサブカル30代のためのラジオ深夜便」ことロケットマンショーが終わるそうです。

正直、深夜ラジオを聞くためだけに起きる、ということはもうほとんどしないのですが、たまに土曜の夜に起きてて/目が覚めてラジオを聴くことがあれば、

25〜27時ならオードリー、

27〜28時ならTBS(トータルテンボスのあれは面白くなかったが、渋谷の劇場に出る若手芸人の声がラジオで聞けるという意味では重宝した)、

28:00〜28:30なら松ぼっくり王国、

のどれかを聴くので、ロケショーを聴くのは28:30〜29:00の30分だけなんですね。

なので、たまに30分だけ聴いてるだけの番組だったんですけど、それでもふかわがテレビとは全く違うトーンでボソボソと話してる様、というのが好きでした。

で、この番組が終わるということでちょっと興味を持ったので、米国発の動画投稿サイトにあれされているこの番組をフルで聞いてみたのですが、うん、面白いですわ。もっと早くから聞いておけばよかった…。


■先週の木曜日、久保能町オールナイトの録音('14年6月)を聞きながら営業車で走ってたのですが。

11:30になって「あ、ビバリーの時間だ」と気づいて、今日の清水ミチコのアシスタントは誰だろう、ロッチかナイツか、なんて思いながらニッポン放送をつけたら、その久保能町がアシスタントとして出てました。

この手のちょっとした偶然、をヒトに話すのが好きです。


■ちなみにこの日のゴールデンラジオは常滑川まことが休みで、ドランクドラゴンの鈴木が出てきた。ラジオの鈴木はおもしろい。

書評家の大森望が鈴木と光浦にサンリオSF文庫について延々と説明する、というコーナーがシュールでよかった。

(ところでこのごろ、塚地より鈴木をよく見るし、HGよりRGをよく見る気がする。)


このエントリで、「AMとFMの区別があいまいになるんだろうか」なんて書いたけど、AM局がFMでも同時放送、というニュースが。


■オールナイトニッポンの二部が、10月から短縮されて90分になるらしい…。


■休日出勤(今月2度目)


ウィルキンスン
▲昨夜の晩酌


今日は秋分の日ですが、仕事です。いま栃木か茨城かどっちかのビジネスホテルにおります。やれやれ。

まあ、その代わり木曜は休めるので、それを心の支えにしてなんとか乗り切りますよ。


■芝のぶ丈のお話を聞いて、MacBook Airを13インチに買い替えた


■フリクションっていう消せるボールペン、インクの減り方がやけに速くないすか? 半蔵商店でございます。


■さて土曜日は、花道会のセミナーで中村芝のぶ丈のお話を聞きにいきました。砂原良徳セミナーの翌週に芝のぶセミナー。よい機会に立て続けに恵まれてうれしい。

五月のこちらのイベントは参加者40名くらいのアットホームな感じでしたが、今回の参加者は160名ほど。会場は歌舞伎座ビルの3階。


■このブログでもう128回くらい書いてるけど、芝のぶの声とか発声とか、が好きなんですね。

'10年4月、歌舞伎座で生まれて初めて『助六』を観たのですが(第四期歌舞伎座最後の助六でもありました)、そのとき揚巻の花魁道中に新造として芝のぶが出てまして、で、ほかの新造よりも格段に声がきれいなのですね。それで印象に残っていて。それから好き。

先月歌舞伎座の『恐怖時代』もさ、芝のぶ丈の台詞が、「聴ける」のね。おれは新歌舞伎特有のリアリズムぶった台詞みたいなのがちょっと苦手なんだけど、芝のぶ丈の台詞の、抑揚というか、節回しというか、メロディとまでいうとちょっと言い過ぎかもしれないんだけど、それが心地いい。「聴ける」。聴いてて耳が楽しい。

あ、もちろん声だけじゃなくて見た目も好き。うん、グレーの着物がまたよく似合っててね。

芝翫や勘三郎との思い出話なども交え、芝のぶ丈はいろいろサービスしてくだすって、笑いの多いお話となりました。時間は60分くらい。


■で、日曜日は歌舞伎座昼の部。今月2回目。というのも、前日の芝のぶ丈セミナーの帰りに、たまたま銀座の地下組織を久しぶりにのぞいてみたら、切符が安く売られてたのですね。『法界坊』をもう一度見たかったこともあり、買いました。

で、見ました。吉右衛門の法界坊がなわとびするシーン、前回(9/15)見たときと違って、つっかからずスムーズに跳んでました。笑


■で、その後、歌舞伎座からそのまま中古計算機屋に赴いて、半年ほど使ったMacBook Air 11インチを売却。その場で中古13インチを購入。

ということで、このエントリは13インチのMacBook Airで書いた初めてのエントリとなります。


■この週末の動向(ものすごく短縮版)


■花道会のセミナーで芝のぶ丈のお話を聞いてきました!


■歌舞伎座昼の部再見しました!


■MacBook Airを11インチから13インチに買い換えました!


■昨夜の晩酌


晩酌

とあるビジネスホテルにて。近所の輸入食品店より調達。しかし何歳くらいまでこんなの飲むつもりなんでしょうね、おれは。


■砂原良徳、吉右衛門、テイ・トウワ


■九月十三日(土)
朝6時、近所の(といっても1kmくらいある…)マクドナルドで仕事上の雑用2時間。マクドナルドではコーヒー、じゃなくて牛乳を発注。このごろ、カフェインを極力摂らないようにしている。

家に帰ってちょっと仮眠。その後モスバーガーで食事。ロースカツバーガーとテリヤキバーガー。

午後、市ヶ谷駅と麹町駅の間ぐらいのところで、これの砂原良徳丈の講義を受けに行く。90分。内容は「リミックス仕事の発注を受けたら、どう対応するか」。詳細はもちろんここでは書かない。ぜひ第二回もやってほしい。ちなみに、ちょうどこの日はまりんの誕生日だった。

いったん帰って、電車を乗り継いで宇都宮県へ移動。新幹線の中ではハイボール缶とチーズ鱈。宇都宮県に着いてからラーメン。替え玉2。

ビジネスホテル着。駅前の成城石井で買ってきたウィルキンスンのジンジャーエール2本を飲んで就寝。



■九月十四日(日)
朝食はビジネスホテルのビュッフェ。10時から19時まで仕事。疲れた。

終わってからその足で「和風ダイニング居酒屋」みたいな感じの店に直行して、天ざる feat. 熱カン1合。〆にごはんを発注して、天ぷら茶漬けにする。これがやりたかった。

電車を乗り継いで東京県へ。車中ではウィルキンスンのジンジャーエールのペットボトル。うーん、ペットボトルだとやはりいまいち…。ちなみに前夜飲んだジンジャーエールはガラス瓶でした。

ということで、けっきょく有楽町のオードリーのイベントには行けなかった。でもまあ、きのう砂原講義を受けたからいいか、と自分で自分に言い聞かせる。



■九月十五日(月・祝)
朝、枝豆とハムとオイルサーディンのパスタ、というおしゃれな一品を作って食べる。

その後、歌舞伎座昼の部。『菊畑』の染五郎と松緑がよかった。吉右衛門の法界坊は……「今でしょ」は西暦2014年9月にはもう有効じゃないような気がする笑。

帰りに、丸の内でテイトウワ展。テイトウワのコラージュ作品が10万だか20万だかで売られている。けっこうなお値段。Tシャツも売られていて、近年のTシャツはふつうの値段なんだけど、「Technova」の歌詞が印刷された'90年代デッドストックのTシャツ(おそらくシングル発売当時のプロモ用)は二万円。高い! 襟首には懐かしの「Graphickers」ロゴ。

でも安いのもあって、プロモ用12インチ6枚パック3000円、というのもあった。テイトウワ手ぬぐいを買って帰る。

テイ氏のインスタグラム見ると、ゲイシャガールズのLPも売ってたみたいね。ファン垂涎の、「Voltage Unlimited E.P.」や『アルバイト』も売られたりしたんでしょうか。

ちなみにこのポスター、おれ持ってました。当時、コザの普久原楽器でもらった。笑


■日曜ですが


■いま宇都宮県におります。というのも、今日は仕事なんですね。三連休の中日だけ仕事っていうのが謎なんですけど。


■明日は歌舞伎座昼の部を見に行きます。吉右衛門の法界坊を心の支えにして、今日を乗り切りたいと思います。やれやれ。


■特売どら焼き


■スーパーにて七ヶ二百円というどら焼きの特売があったので、思わず買ってしまった。

食べたら味は、まあ案の定いまいちで。食べても食べても満足感が得られないがゆえに永久に食べ進めてしまうどら焼き無間地獄。

ほぼ同じ値段の、日本橋「うさぎや」のどら焼き一個の方が満足度が高いな、と思いました。


■でも、透明な袋の中できれいに並んで納まってる七個のどら焼き、というビジュアルもなかなか抗いがたいところがあって。


■意外とカロリー低い


メガタラタラ

この夏は食べ過ぎたので、先週よりちょっとした節食モードに入っております。週に三日は800〜1000kcal/日に抑える所存です。

で、こんなものも食べてます。意外とカロリー低いし、クルマを運転しながらでも食べられます。


■もうちょっと、ラジオについて


■オードリーのオールナイトニッポンは、他の番組よりも、放送中のスタジオに人が出入りするドアの音が多いような気がする。気のせいだろうか。

ちゃんとドアにWD-40を塗っておかないと。

──ダブリュディーヨンジュー? (´д` ) (´д` ) (´д` ) 

あ、WD-40ってのは沖縄でポピュラーなアメリカの潤滑油のことです。クレ5-56って云ったほうが分かりやすかったですね。すいません。

ちゃんとドアにクレ5-56を塗っておかないと。


■オールナイトニッポンについてwikipediaを調べていたら、このページにこんな記事があった。

<引用>
1998年6月、前任者のロックバンドpee-ka-booが突如失踪降板した為、つなぎとして急遽放送当時ニッポン放送アナウンサーだった荘口が起用された。
</引用>

なんだよ、突如失踪降板って…。


■先週、ニッポン放送の昼の番組にたけし(ツービートのきよしじゃない方)が生出演するということで、初めてその番組を聴いてみた。

そしたら、パーソナリティー(エアギターじゃない方)が、やたら“自分”を暑苦しくからめて話をするところが気になった。あんたが自分語りをする秒数を、たけしのトークにあてたほうがいいのではないか、と放送中に何回か思った。その自分語りでたけしの話の腰を折るタイミングも数ヶ所あったように思う。

たけしの件を抜きにしても、全体的に、このパーソナリティーの話は聴いててとにかく暑苦しかった。そもそもラジオのリスナーなんて、熱心なファンなんてごく一部で、「とくに理由はないがなんとなくダイヤルを合わせている、とくにメールもハガキも投稿しない人々」ってのが圧倒的に大多数だと思うんだけど、このパーソナリティーはそれを忘れており、少なからず客を逃しているような気がする。大きなお世話だけど。


■radiko以降、AMとFMの区別が曖昧になってくる(んだろうか)


■先日、友人某君と飲んだ際、ラジオの話になったのですが、某君からこんな質問をされました。

「オールナイトニッポンって、AM?」

どの局がAM局で、どの局がFM局、なんて区別は自明のものだと思ってたおれにとっては意外な質問でした。

拙僧「オールナイトは、ニッポン放送だから、AM」

某君「ジャンクは?」

拙僧「ジャンクはTBSだから、AM。あと、ゴゴモンズはナックファイブだからFM」

某君「へー。AMとFMって何が違うの?」

拙僧「AMとFMとでは、電波の、なんか、その、あれが違うんだよ。だからFMの方がいい音。ラジコだとAMもFMも同じ音だけどね」

某君「へー」

拙僧「雰囲気もちょっと違ってて、FMのほうがおしゃれで、AMのほうが庶民的というか」

某君「ふーん」

某君は、ラジオをよく聞いてるのですが、ラジオにはAMとFMがあるということをあまり意識してなかったようです。云われてみれば、ラジコの画面には、AM局もFM局も、その区別なく並んで表示されます。このラジコ時代に、AM・FMを区別する意識が徐々になくなっていくのは当然のことなのかもしれません。某君もそういえば、ラジコ以降にラジオを聞くようになった人です。


■ひょっとすると、AMがだんだんFMっぽくなって、FMがだんだんAMっぽくなって、“FMのほうがおしゃれで、AMのほうが庶民的”という図式がしだいに崩れてくる、ということもあるのかもしれません。しかし最近ラジオの話題が多いな、このブログは。


■ではウーマンラッシュアワーのオールナイトニッポンは、というと、


■ウーマンラッシュアワーのオールナイト、好きなんですが、気になる点がありまして。

なんつーか、毎回毎回が「第一回」を聴いてるような気分にさせられるんですね。

ラジオ番組というのは、「その回その回ごとの楽しさ」だけでなく、「一つの番組をあるていど長期的に聴き続けることで生まれてくる楽しさ」ってのがあると思うんですね。でも、ウーマンのオールナイトは前者の楽しみはあるのに、後者が不思議と無い。笑

それで、なんつーか、毎回毎回が「第一回」を聴いてるような気分にさせられるんですね。と、数行前とまったく同じ文章を書いてしまいました。

あと、似たような話題が多いからってのもある。中川の恐妻家エピソードと、村本のtwitter話と、村本から中川への説教と。


■おそらくウーマン自身、ラジオをがっつりやっていこうとは思ってなくて、オールナイトをプロモーションの手段(しかも業界人向けの)としか考えてないのかもしれません。ある意味、割り切ってるんだと思う。「リスナーのみんなとコミュニケーション」とか、「ラジオは本音を話す大事な場」とか、その手の面倒くせえラジオ愛をほとんど感じさせない。ラジオを、テレビ仕事への踏み台としか考えてない。新世代っぽい。

だから、番組自体は「ウーマンラッシュアワー」というブランドの二時間かけた壮大な告知に過ぎないので、ラジオ番組としての蓄積のようなものを感じさせない。それが原因で、毎回毎回が「第一回」を聴いてるような気分にさせられるのではないかと。

この番組が、今年一月の単発特番が好評→四月からレギュラー化、という経緯を経てることも影響してるでしょう。毎回毎回単発特番をやってるような感じというか。

(ちなみにウーマンは、漫才すらも「トーク番組に出るための踏み台」と割り切って捉えているフシがあります。)


■まあ、全部おれの妄想ですので、適当に聞き流してください。よろしく。

ところで、おれはウーマンラッシュアワーという名前、なかなかかっこいいと思う。ソリッドステイトサバイバーと同じくらいとまではいかないけど、その次ぐらいにはかっこいい。


■ナイナイのオールナイトニッポンが終わる、ということで。


■木曜は久しぶりにナイナイのオールナイトを生で聴きました。

番組の終了を申し出たのは矢部だそうです。いわく、岡村休養中に一人で放送していたが、岡村が復帰したとき達成感を感じた。番組本を作ったときも同様の達成感を感じた、とのこと。


■いまwikipediaで調べたところ、岡村の休養期間は'10年の7月から11月のことですし、番組本の第一号が出たのは'09年9月です。ようするに、もうだいぶ前の話です。でもそのころから矢部の「オールナイトを降りたい」という気持ちは芽生えはじめていたわけですね。

なんつーか、「何年かかけて静かに静かに終わっていく」という種類の物事があるんだな、と思いました。

おれ個人の身の回りで起きてる事柄にも、実は終わり始めているもの、実は終わりかけているもの、実はとっくに終わってるもの、がいろいろあるんだろうな。いまの段階ではまだ気づいてない(あるいは、気づいてないフリをしている)だけでね。

逆に、実は始まりはじめている(日本語としてちょっと変ですが)もの、実は始まりかけてるもの、実はとっくに始まってるもの、もあるんでしょうけどね。


■で、10月からの木曜一部はウーマンラッシュアワーのオールナイトニッポン、と予想してたのですが、そうではなく岡村ピンのオールナイトとなるようです。ふむ。

でもなあ…。あんまり、ね、始まる前からネガティブなことは云いたくないですが、復帰後の岡村ってちょっと微妙じゃないですか。いつだったか、オリラジの中田からも放送中に「ぼくの中では、岡村さんはまだ復帰してません」とか云われてたように思う。

ちなみにニッポン放送は以前に、ロンブーが二人でやってたオールナイトから亮のみを降板させる→淳のみでオールナイトニッポンを開始→あんまり面白くなくなる、という謎のテコ入れをやらかしたことがありますので、ちょっと不安です(亮降板はニッポン放送の意向、矢部降板は矢部の意向、という違いがありますが)。

ま、始まる前からケチつけなくたっていいよな。すいません。


■というか、正直、おれはこの番組の熱心なリスナーではありませんでしたのでグダグダ書く資格はないのかもしれません。でも、'01年ごろはよく聴いてたなー。ジャネットとか。


■あ、wikipedia見たら、番組中にフィラーとして流れる「ナインティーナイン、インザハウス」という曲は、ナイナイライブで使われたオリジナル曲で、音源化はされてないとのことでした。ふむ。長年気になってたんですよあの曲。


■標準語で落雁


■お盆と云えばコーガーシ(とタイピングしたら「コーガー氏」という'70年代のアメリカの政治家っぽい変換をされた。まあコーグヮーシのほうが正確な表記かな)です。

ちょっと前に、ラジオでサンキュータツオかプチ鹿島かマキタスポーツか誰かが「コーガーシを食べながら冷たいお茶を流し込むと、ふわっと溶けて美味しいんですよね」みたいな話をしていました。


■そのラジオを聞いて、おれもお盆で沖縄に帰った際は、コーガーシを食べながら冷たいお茶を流し込んでふわっと溶かしてやろう、できればさんぴん茶で、と思ってたんです。

が、お盆のウークイの日に沖縄本島の親戚宅を8軒回ったのですが、8軒ともコーガーシを置いてないんですね。8軒とも仏壇がある家なのに。

ウークイの翌日、石垣島に行ったら旧・祖父母宅の仏前にコーガーシが備えられていたので、ようやくそれを冷たいお茶とともに食べることが出来ました。うまい!──と書きたいところですが、ちょっと湿気ていた。うむ。でもまあ、久しぶりにちゃんとコーガーシを食べられてよかった。

ちなみに、鯛やハスの花をかたどったコーガーシはよく見ますが、石垣島ではビー玉をピラミッド状に積んだコーガーシがありました。


■みんなコーガーシのことを、おいしくない、かさばる、親戚の誰も食べたがらない、誰ももらいたがらない、来年からはもう買わない、とお盆のたびに楽しそうに悪口を云いたがるけど、たまにはちゃんとコーガーシに向き合ってみてもいいんじゃないかな。

たしかにディスプレイ用の大きなサイズのコーガーシは大味だけど、小さいサイズのものはちゃんとそれなりに美味しい、と叔母が云ってました。

おれも改めて、銀座の三越の地下とかでコーガーシを買ってきて、ペットボトルの伊右衛門茶とともに味わってみようと思います。


■半蔵南國日記 (下) 8/15-8/17


■八月十五日 金
終戦記念日。日本って、昔、アメリカと戦争したらしいよね。どっちが勝ったんだろう。とか、こういう書き出しは陳腐ですか。

夏休みが徐々に終わり近くなったので、この日からもう「サザエさん症候群」のような気分に。

この日も早朝に沖縄市の個人商店を2軒。あと市場で農連市場で買い物。いったん実家に戻りみんなで昼食。

午後より、商店5軒。いろいろ買う。

とある商店。学校の近くにあるので、棚に古い文具の類も置いてるのだが、目をこらして棚をよく見ると、なんと

任天堂のファミリーコンピューター本体があるではないか。

あまり目立った置かれ方はしてないので、つい見落としてしまいそうになるが、どう見てもファミリーコンピューター。いや、「ファミリーコンピュータ」と語末を伸ばさないのが正式な表記なんだけど、そんなことは今はいい。ハコ付きなので、おそらく新品。昭和の話じゃないですよ。西暦2014年8月の話ですよ、あなた。棚にひっそりとたたずむファミリーコンピューターは、なにやらホコラの奥にまつられてる神聖なもののように見えて、「売り物ですか? いくらですか?」「いつぐらいから置いてあります?」とかそういう質問は軽々しくできなかった。

軽薄なブロガーなら、店のオバァからこのファミコンを買い取り、写真に撮って「開封の儀」とか云ってブログに載せちゃうんだろうけど、おれはこのファミコンは、このままこの商店の時間の流れの中にいつまでも置いておくのが正しいことのように思えた。

(とか云って、おれが次にこの商店に来た時に買っちゃうかもしれないんだけど。)



予定していた夜の飲み会がキャンセルになってしまい、残念。



妹2号の友達が送ってくれたという山梨産のスモモを食べて驚愕。うまい。おれがいままでの人生で食べてきたスモモはいったい何だったんだろう。いままで食べてたスモモは、実はスモモではなかったのではないか。スモモの概念が更新された一日。




■八月十六日 土
早朝、沖縄市の個人商店と農連市場。西暦2014年になっても、まだ足を踏み入れていない個人商店がある。本日は新規開拓1軒(←営業日報かよ)。

アメリカンスペースで、Tシャツ三枚と'60年代の『LIFE』誌と『LOOK』誌を購入。ともに日本特集。うん、おれは「昔のアメリカの雑誌に出てくる日本の記事」、が好きなのですよ。

その後、コザミュージックタウンの中のゲームセンターにある、レトロゲームが数百本詰まってるゲーム機で、真顔で『エレベーターアクション』と『バブルボブル』をプレイする。このあたりのゲームセンターは、もうここ一軒だけになってしまった。というか、この歳になってゲームセンター行くなよって話だけど。

その後、コザのとある食堂にて沖縄そば。食堂なので棚に漫画本が置いてあるんだけど、最近の漫画やちょっと昔の漫画に混じって、

1969年の週刊マーガレットがあるではないか。

'69年て。人間だと45歳ですよ。砂原良徳と同い年ですよ。「まんだらけ」のような店ならまだしも、食堂の漫画の棚に45年前の週刊マーガレットが並んでいようと、誰が想像するだろうか。昨日のファミコンといい、このマーガレットといい、コザにはいろいろと何かが潜んでいる。



昼過ぎに、VJ代々木と焼肉。その後、VJ代々木をつれて先ほどの食堂でぜんざいを食べる。ちなみにこの食堂は、半分が食堂で半分が商店、というハイブリッド形態。個人商店的な買い物が楽しめて、沖縄そばやぜんざいも食べられるなんて、もう最高にたまらん。この店がなぜ世界遺産に指定されないのかが全く分からない。ユネスコはもっとちゃんと仕事してほしい。

その後、二人で文具店に立ち寄る。おれはエンゼル社のトランプを購入。この店でトランプを購入するのは実に30年ぶり。



夜。中学の同窓会。20年ぶり。まあ、おれはクラスの中心的人物、ってわけでもないのでこそこそ過ごす。しかし周囲の変わり様を見てるのがなかなか興味深い。変わってるのがいたり、変わってないのがいたり。頭髪を有さなくなったのがいたり、太ってるのがいたり、逆にやせてるのがいたり、'80年代前半の英国ニューロマバンドのメンバーみたいになってるのがいたり。あと、女子は全体的に誰が誰だかわかりにくくなってた。笑

二次会は沖縄市園田のクラブにてこそこそ過ごす。しかし、いかんせんクラブなのでゆっくり話しづらい…。あと、二次会は正直、睡魔との格闘が7割でした。まあ、コザのディスコ文化(?)の一端に触れた(?)からよしとする。1時半ごろタクシーで退散。

家に戻ってラジオをつけると、オードリーのオールナイトニッポンも春日トークの時間帯になっていた。数分だけ聞きながら寝る。




■八月十七日 日
東京へ戻る日。たいして長くなかった夏休みも今日で終わり。しかし、いったい西暦何年ぐらいになれば、日本人も数週間の夏休みが取れるようになるんだろう。

飛行機に乗るのでキモノを着ようとしてけど、豪雨。キモノは止す。

父の車で祖母宅に行き、線香を上げてから那覇空港へ。別件で同じく那覇空港に来ていた弟と20分ばかり会談。

飛行機の機内販売で、ブルーシールのアイスクリーム(サトウキビ味)とオリオンビールを発注。沖縄を引きずってるのか。

羽田着。帰ってきて部屋のテレビをつけると、笑点をやっていた。きのうのコザの食堂のテレビでも笑点をやっていたので(沖縄は放送日がずれる)、二日連続で笑点を見たことになる。

全島エイサー祭をustreamで見る。今年はエイサーを生で見(ら)れなかったなー。


■半蔵南國日記 (中) 8/12-8/14


■八月十二日 火
石垣島では、かつて祖母宅だった家、に泊まっている。畳の間がひろびろとしていて、風の通りも良い。大変のんびりゴロゴロできる。ありがたい。朝六時ごろ起きて、10時ごろまでゴロゴロゴロゴロ…。

この日は弟といっしょに、竹富島と小浜島に行く予定だったけど、諸般の事情で弟の出発が遅れたので、小浜島を西表島に変更。石垣港からフェリーに乗る。

西表島では、親戚の車を借りて、大原港から上原港までドライブして、また上原港から大原港まで戻ってきた。ほんとに車で走っただけ。正味一時間半くらい。それだけ。

竹富島では、「竹の子」でそばを食べてきた。それだけ。

あれこれやろうとしないところが通っぽいよね、と誰かにほめられたいわけではないが、ほめられることについては、やぶさかでない。

フェリーで石垣島に戻る。旧・祖父母宅でひとっ風呂あびて、街へ出て、弟とその彼女の三人で焼肉。おいしかった。三人で夜の道を歩きながら、もう秋だね、と話す。風が涼しい。コンビニでブルーシールの「ポーラベアー」を数年ぶりに買って帰宅。旧・祖父母宅の庭も、夜になると秋の虫の声がする。




■八月十三日 水
九日間の夏休みも今日で半ば。

早朝、弟と石垣島をドライブ。その後、近所の商店で「オニササ」なるものを購入。これは別々に売ってるササミのカツとおにぎりをビニール袋に投入し、巨大なにぎり寿司のような形にプレスする食べ方。石垣島の一部の高校生の間で局所的にはやっているらしい。

その後、弟は仕事へ。おれも10時まで旧・祖父母宅でごろごろしてから、伯父に石垣空港まで送ってもらう。

(ところで、二泊三日で石垣島と西表島と竹富島に行っといて1秒も泳いでないってのは、やはりちょっと変ですかね…。)

ANA機で那覇空港着。そこから「ゆいレール」でバスターミナルまで移動。バスに乗ろうとしたが、財布の中には数枚の万札しかないではないか。しかも、バスターミナルでは両替をしてくれない様子。金持ち小銭に困るとはこのことだね(って、なんだか落語家のブログみたい)。しかたなく最寄りのコンヴィニエンスなストアーでお茶を買って万札を崩す。バスで実家まで。

夕方、コザの超高級レストラン「ふらんどる」で友人と会食。議題はとんねるずのオールナイトニッポン、所ジョージとフジテレビの関係、タモリと日テレの関係、「ミリンダ」を覚えてる人は多いが「パティオ」を覚えてる人は少ない、等。

その後、別の居酒屋に移り、22時半まで。




■八月十四日 木
おれの有名な趣味の一つに、「沖縄市の個人商店めぐり」がある。個人商店って、あの、ほんとに普通の個人商店である。個人でやってる商店である。ちなみに沖縄語では「マチヤグヮー」と呼ぶ。

「大企業がやってるチェーン店的なもの」だけで世の中が絶望的なまでにのっぺりと埋め尽くされていくなか、このような個人商店で焼きそばUFOなどを買うのが楽しい。いや、楽しいって云うとまたちょっと違ってくるんだけど、なんというか「個人の(経営)努力が無駄じゃなかった時代ってのが確実にあったんだな」という確認が出来るんですね。ここらへん、ちょっと一言では云いきれないんだけど。

この日の朝は個人商店2軒。焼きそばUFOや菓子パンなど買う。農連市場でもアメリカの変なジャムや、ピーナツの巨大な缶を買う。



午前中、無事退院した妹2号とダンナと赤ちゃんが実家に来る。妹2号一家は、しばらく実家に居候することになっている。妹1号+姪(1)も合流。

このところ、妹1号がやたら「意識の高い母親」になっている気がする。iPhoneでネットのあちこちから育児情報をひっかき集めるのはけっこうだけど、その情報に振り回されてるようなところがあり、かつ、父母の育児知識を旧世代の誤ったものだと決めつけて鼻息荒く難じる。「中2病」、「社2病」みたいなもので、「母2病」でもあるのだろうか。母親になって2年目に見られる、母親意識の肥大化というか。子供のことが心配なのは分かるけどさ…。

その意識の高さに姪(1)も参っているのか、妹1号が姪の名を呼ぶと、姪はビクッと体を硬直→祖母のもとへ逃走、という現象がたまに起きるそうだ。



妹1号の態度におれは機嫌を損ねてしまい、いろいろやる気がなくなる。けっきょく午后4時半頃まで実家でゴロゴロ。

夜、諸般の事情で美女(25)と会食。コザ某所にて。'90年代のくすのき通りや、中央パークアベニューについて話す。

──もっと他に話すことはなかったのか… (´д`;) (´д`;) (´д`;)

まあ、良いではないか。

帰宅後、就寝。夜中の2:50に目が覚める。沖縄ではオールナイトニッポンは一部しか放送していない。が、おれのMacBook Airが誤作動(?)して、Radikoの判定エリアが東京になってたので、ウーマンラッシュアワーのオールナイトが沖縄にいながら受信できてしまう。しかしこの番組、毎週毎週ほんと似たようなことばっか話してるよな。笑


■半蔵南國日記 (上)8/9-8/11


ナイナイのオールナイトニッポンが終わるそうです。10月からの木曜一部は誰になるんでしょう。ウーマンがオールナイトを始めたとき、ナイナイの後釜育成かな、とはなんとなく思ったんですが。

あと、水曜日のくりぃむしちゅーのクイズ番組に猿之助と猿弥(47)と右近が出てました。右近の「バラエティー慣れ」してない感じが面白かった。

では、沖縄帰省中の日記。まずは8月9日から11日まで。




■八月九日 土
日付が変わった頃より、ラジオを聞きながら荷造り。仮眠。
真顔で『東京ポッド許可局』が放送されているような時間に家を出発。
ちなみにここ数年、羽田〜那覇間の飛行機に乗るときはキモノを着るという謎の習慣があるので、今回もキモノ。

羽田着。機内で食べるカツサンド、チーズ、スパークリングワイン缶(豪州産)、チョコバー(DEAN&DELUCA)を購入。
機内で読む用の雑誌を物色していると、團十郎の息子さんがMac専門誌の表紙になってたのでそれを購入。そういえばMac誌を買うのは初めて。

朝8時離陸。機内では、食物を食す、雑誌を読む、山里亮太のラジオを聞くなど。10時半ごろ那覇着。母が迎えにくる。

沖縄についてわずか一時間強で、妹2号より「産まれた」と四文字だけのメール。女の子が産まれた。

那覇空港からそのまま病院へ。生後2時間の赤ちゃんの顔を見に行く。

実家について、麻襦袢と麻の着物(着てたのとは別)を浴室のたらいでザヴザヴと洗う。干す。沖縄は洗濯物がよく乾く。香川県はうどん県、大分県は温泉県とアピールしているが、沖縄は洗濯物がよく乾く県としてアピールしてはどうか。

その後、妹1号+姪(1)と沖縄市のプラザハウスで買い物。

夜、両親と叔母とで再度病院。妹2号夫妻と対面。それから親戚の家へ。

親戚の家で、キュウリの煮物(あ、煮たんだっけ? 焼いたんだっけ?)という謎の料理を出される。なかなかうまい。が、出された発泡酒を飲んでるとものすごく眠くなる。

帰りの車の中ではひたすら寝る。




■八月十日 日
今日はウークイ(お送り、の意)。お盆最終日。
知花→嘉手納→北谷→泡瀬→胡屋→沖縄市中央3軒、とトータル8軒の親戚まわり。お盆ですね。

嘉手納の親戚宅では、おばあちゃんからゲリラ的にお年玉をもらう。なぜだろう。

最後に訪問するのは父の実家。各方面の親戚がいろいろ集まる。親戚の子供は、首からポケモンのストラップをさげていたが、妖怪ウォッチの漫画を熟読している。ポケモンと妖怪ウォッチのどちらが好きか訊ねたら、妖怪ウォッチ、との答が返ってきた。

午後九時半ごろ、親戚一同で線香を上げて祖先の霊を見送り。昔は12時前後にやったんだけどね。最近は早いですね。こういうのを近代化とかグローバリゼーションとか云うんですかね。




■八月十一日 月
朝、ネットで九月の歌舞伎座の切符を購入。夜の部。9/14のオードリーのイベントの切符は売り切れていた。が、あれは三十代の男が一人で行くようなものでもないし、まあいいか。と思い込むことにする。


今日から石垣島。復刻版じゃない、'60年代もののパンナムバッグに荷物を詰め出発。しかしなんだか荷物が年々増えていく…。良くない。

那覇空港でオリオンビールとポーク卵のおにぎり、という謎の朝食をとってANA機へ。那覇〜石垣間は50分。子供の頃はこの50分が永遠のように長く感じられたけど、今では「どうやって過ごそうかな」と考えてるうちに過ぎる。

石垣空港着。弟が迎えに来ていた。石垣空港はおれに無断で移転して新しくなっていた。新しい空港はキレイだけど、以前のような「島の小さな空港」、といった風情がない。スタバなんか出来ちゃってね。日本中どこも同じように便利で小綺麗になってしまっては、それこそ旅に出る意味なんてなくなってしまうんじゃないか。

弟は、車の中でなぜか線香をたいていた。車の灰皿に「ねり消し」を置いて、それに線香を立てる。線香の匂いが落ち着くらしい…。車中では、例によっておれのエキゾチカ選集を聴く。マーティン・デニー、三宅純、Very nice is Bali Bali等。

昼から夜にかけ、親戚方面と会ったり話したり。高校野球を見つつ。


■社会復帰


スリムクラブ

日曜日の夕方、東京の部屋に着きました。で、月曜から社会復帰です。復帰に値するほどの社会なんですかね、とかそういうことは、もう大人なので云わない。うむ。

例によって、これから栃木か茨城かのどっちか(どっちなんだろう)に三泊四日で出張ですので、沖縄でのあれやそれやについてはまた改めて書きます。


■夏休み


ブログのヘッダ画像にもありますとおり、八月九日から十七日まで夏休みでございます。では行ってまいります。


■荷造りしないと


■今朝(8/8)、渋谷駅構内を歩いていたら見知らぬおじさんに呼び止められました。なにかと思ったら、拙僧の白衣の肩にカナヴンが止まっていたらしいんですね。おじさんはカナヴンを指でつまんで除去してくれました。立秋は過ぎましたが夏ですね。

で、今年の夏は珍しくクーラーを使ってるのですが、家に帰ったらクーラーがつけっぱなしとなっておりました。おれは去年まではほんとうにクーラーを使わない人間だったので、この部屋に引っ越してきてからのクーラー連続使用時間の記録を間違いなく更新してしまいました。立秋は過ぎましたが夏ですね。


■といった意味も含めまして半蔵商店でございます。残暑(お見舞い申し上げます)。明日(8/9)から沖縄に帰省なのですが、荷造りがほとんど進んでおりません。めんどくさい。もう手ぶらで行こうか。

帰省の荷造りってとにかくほんっっと面倒なんだよねー。旅の楽しみとかとはまた違うし…。


■弟と電話で話してたら、日本エレキテル連合の、例のコントのモノマネを繰り出してきやがった。アンドロイドじゃなくておじいさんの方のモノマネですけどね。

しかし、戦場カメラマンのモノマネが流行っていたころ('10年代初頭がもう懐かしい)、その流行にあらがうため夜回り先生のモノマネを練習していた弟がこんな時流におもねるような安易なモノマネに走るとは…。「大衆は常に間違っている」が口癖だった骨のある弟ですが、こいつもついに先週iPhoneを買ったし、LINEを始めるし、だんだん軟弱になってきてるな。帰省の際に説教してやろうと思う。


■いまの世の中、インターネット上でみんなてんでばらばらに自分の好きなコンテンツだけを探して、自分の好きなコンテンツだけを楽しむことができます。なので、人々の趣味嗜好は極限まで細分化され、インターネット以前のような「大ブーム」がどの分野でも起きにくくなってるような気がします。でも、幼い子供達だけは自分専用のインターネット閲覧デバイスを持ってません。妖怪ウォッチが流行ってるのはそこに一因があるのではないかと。


■あ、納涼歌舞伎、第一部と第二部の三階席を買えましたよ。


■荷造りが(案の定)進んでない


明日から沖縄なのですが…。


■夏休みはゆっくりファミリーコンピュータでもしようかと思った。


カセット


■iPad mini Retina、麦茶、納涼歌舞伎、アナログタロウ


■今年の夏って、雲が高いというか空が高いというか、なんだか夏っぽくなくて、ドラマチックにセイエイエイラーブ、ミステリアスにソウオウオターイトって感じがあんまりしないですね。FNS27時間テレビも終わって夏も後半。半蔵商店でございます。本日はiPad mini Retinaを買いに街に出かけましたが、いますぐ買わないと死ぬわけでもないと気づいて、iPad mini Retinaは止して海鮮丼を食べて帰ってきました。


■おれの弟(ちなみに昨日iPhone5Sを購入)は、'11年という妙なタイミングで漫才のM-1グランプリに興味を持ち始めたんですね。タイミングが悪い。本人は「もっと早くM-1に興味を持っておけば良かった……」とM-1歴代のDVDを鑑賞する日々を送っていたのですが、ここへきてM-1が復活するそうで、まあ良かったですね。


■八月九日から十七日まで沖繩縣に帰省します。もうすでに荷造りが間に合わない予感しかしません。


■このごろはファミリーマートの紙パックの麦茶ばかり飲んでます。1000ml。この麦茶と氷のパックをいっしょに買うことが多いです。拙僧の部屋には冷蔵庫がないので、買ってきた氷の半分は水筒に詰めて、それに麦茶を注ぎます。残った半分の氷はグラスに入れて、麦茶を注いでふつうに飲みます。水筒の麦茶は翌朝まで冷たい。

そういえば去年まではあれほど飲んでたグリーンダカラを、今年はほぼ飲んでない。


■今月歌舞伎座の切符、とりあえず第一部のみ購入。七月は昼夜とも一等席、という贅沢をしてしまったので、今月は三階席で見ると決めたのですが、しかし三階席の切符がなかなか戻ってこない。


■大竹まことのラジオをPodcastで聞くことがあるのですが、アナログタロウがゲストの回(7/31)で、ネタの部分がばっさりカットされていた……。Podcastじゃ権利上のあれで音楽は流せないんですね。


■楽しさとか、面白さとか、感動とか、サプライズとか、そういうのに依存しない人生を送りたいものですね、しかし。


■クーラーをつける


■クーラーをつける、というのは、なにやら自然に反することのように思えて、ちょっとした抵抗がある。


■でも、地面をアスファルトで塗り固めて道を作り、その道のそばにコンクリートでハコを作り、そのハコの中に住んでいる時点でもう自然とはほど遠いんだから、いまさらクーラーくらいで自然に反するだのなんだの考えても仕方がない。


そもそも、人間は自然という猛威から身を守るために、科学や技術をせっせと発達させ、アスファルトとかコンクリートとかクーラーとかテレックスとか、そういう文明の利器を発明してきたのではないか。


■なので、クーラーをつける、というのは人間として当然のことなので、いちいち抵抗など感じなくともよい。





──と思うようになってきております。これまでは、クーラーをつけることはなにやら文明に甘えてるような気がしてたのですが。暑さで倒れちゃ元も子もないですからねー。

とはいえ、外気温のほうが室温より涼しいときにクーラーをつけるのはなんか納得がいかない。なのでそういうときはクーラーをできるだけつけないようにしてます。


■La fabrication de Moscow Diskow


米国発の動画共有サイトで見つけました。こんなのあるんですねえ。ボコ声をサンプリングしたくなります。


■チョコレット


明治

さっきコンヴィニエンスなストアーで板チョコと永谷園の「冷え知らずさんの生姜ココナッツカレースープ」を買ってきた。

冷え知らずさんの生姜ココナッツカレースープに熱湯を注ぎ、3分待ち、食べ終えてる間に、もう板チョコが室温で溶けてた……。食べてやりましたけどね。ペースト状の「ヌテラ」みたいになってた。

写真は茨城か栃木かどっちかのビジネスホテルで撮りました。上述の板チョコとは別の板チョコです。おれの部屋には冷蔵庫なんて贅沢なものはないです。


■冷やし担々麺、冷やし中華


■常滑川まことが昨年の夏、ラジオで「冷やし担々麺ってどの店でもハズレがないんだよね」というようなことを云っていた。

それでおれも昨年の夏は冷やし担々麺を二軒の店で食べてみたんだけど、うーん、なんというかこの冷やし担々麺なる料理は「貧弱な冷やし中華」と「食べかけの担々麺」を足して2で割ったような見た目なので、とくに美味しいものだとは思わなかった。普通の担々麺と同じくらいの値段なのにスープがない(あるいは少ない)分、損してるような気もした。


■やはりこの季節は冷やし中華だと思う。と、書くとおれが冷やし中華大好きな人間みたいだけど別にそうではない。でも、ひと夏に2回くらいは食べてもいいと思う。夏なんだから。


■おれの理想の冷やし中華は、こんな感じだ。

真夏。土曜の午後1時過ぎ。買い物の途中、街をてくてく歩くうちに空腹を覚え、そうだ、暑いから冷やし中華でも食べよう、と、不意に思い立つ。で、店の存在自体は以前から知ってるんだけどそういえば一回も入ったことのない旧式な中華人民共和国料理屋に入る。旧式な内装の店内には旧式のタンスみたいなクーラー。店員がメニュー(旧式の写真アルバムのようなつくり)を置いてすぐに立ち去る。おれははなっから冷やし中華を頼む心づもりなんだけど、まあ一応メニューをパタパタ(パラパラではなくパタパタ。旧式の写真アルバムのように台紙が分厚いから)めくりメニューを眺めるという儀式を経て、再度店員を呼んで冷やし中華とビールの中瓶を発注。この手の店の瓶ビールは、「諭(さとし)」って名前のやつがなぜか「ロン」ってあだ名を付けられるくらいの高確率でキリンの中瓶である。ヱビスの小瓶なんて置いてあったためしがない。だいたい、中瓶なんて一人のランチには多すぎる。腹がタプタプするではないか──と主張しても仕方ない。そこは腹におさめる。

キリンの中瓶が、旧式のロゴ入りグラスとともに出てくる(このグラスって、地球上ではもう中華人民共和国料理屋と個人経営の定食屋と親戚の家でしか見ない)。飲む。しばらくして、旧式な白くて大きく分厚い皿に盛られた旧式な冷やし中華が出てくる。美味しくもまずくもない。量はちょっと少ない。そしてちょっと高い。税抜1300円くらい。

食べ終えて別段の感想もないまま、店を出る。クーラーの効きすぎた店内と外の気温差を実感しつつ、また次の本屋かなんかに向かって歩き始める。

っていうのが理想。


■と、ここまで書いて唐突に思い出したんだけど、こないだ月に一回くらい行く近所のラーメン屋で普通の担々麺を発注しようとしたら冷やし担々麺しかなかった、ということがあった。夏だからか。

しかたないので、みそラーメンを食べた。


■それと常滑川さん、はやいとこ体調が回復すると良いですね。


■夏羽織、下駄、カルピス、飛行機


■梅雨が明けまして、日付変わりましたが本日は二十四節気の大暑で、今年初めてのスチャダラパー「サマージャム'95」を聞きました。半蔵商店でございます。誰のせい? それはあれだ。


■さて先日、きもの屋におニューの夏羽織を受け取りにいきました。うん、反物から仕立てました。紺の正絹の。で、この夏羽織にあわせておニューの羽織紐も買っておるわけです。

紺の夏着物にこの夏羽織を合わせると、まあかっこいいんですね、我ながら。早くこれ着てきもの美人と日本橋歩きたいわー。

と寝ぼけたことを書いてるうちに七月もあと数日。この夏羽織ではまだ出かけておりません。早いとこ着ないと、秋になってしまいます。


■浅草で下駄の鼻緒をすげ替えました。ちょっときつめかもしれない…。

ついでに下駄の底のゴムも張り替えてもらいました。地味な話題ですいません。丸9年、半蔵商店やってますが、いちばん地味な話題だわこれ。


■で、夏なのでめちゃめちゃ久しぶりにカルピス買いました。原液の。水で割って飲むやつ。幼児退行の一種、ととらえられても構わない。いくつになってもうまいもんはうまい。下手な酒よりうまい。


■で、夏なので飛行機の切符をとりました。例によって沖縄に帰省するのですね。八月九日から十七日。

ここ数年ずっと、クレジットカードで貯めたマイルを切符に引き換えて帰省してたので、飛行機代なんて1アイスランド・クローナも払ってなかったのですが(アイスランド・クローナはアイスランドの通貨です。だいたい分かるか)、どうも去年あたりからマイル運がなくて、せっかくマイルを貯めてるのにうまいこと切符に引き換えられないんですね。

なので今回も、普通に飛行機の切符を買っております。往復で7万。アイスランド・クローナではなく、円です。マイルだけが延々と貯まってきております。マイルは貯めるもんじゃなくて使うもんなのになー。やれやれ。


■八月の歌舞伎座、ようやく第一部三階席の切符が取れました。今月は昼も夜も一等席だったから八月は節約しないと…。


■世間的にはあまりメジャーじゃなかったけどいまだに覚えてる'90年代のCMソング


以下、世間的にはあまりメジャーじゃなかったけどいまだに覚えてる'90年代のCMソングを思い出してみました。

「いやいやいやいや、メジャーでしょ。じゅうぶんメジャーでしょ」とおっしゃるお侍さんもいらっしゃるとは思いますが、そういうのは個人差がありますので、そこはまあ許してほしい。

昨日見たのに思い出せないCMがある一方、20年経っても覚えてるCMがあるというのは不思議ですね。人間の記憶なんてそんなもの、と分かってはいるんですけどね。


■おーいしいカレーを作るためー♪

スパイス求めて 大航海♪

バーモーーーント♪ バーモーーーント♪

# ハウス食品


■あせもー♪ もものは♪ はだによい♪

桃の葉バブに浸かりましょうね♪

# 花王


■仲良く食べようイチゴ摘み♪

二人で食べれば12粒♪

四人だったら6個ずつ♪

五人だったら♪──(割れない)

仲良く食べようイチゴ摘み♪

# ロッテ。“12粒”の部分は“12ずつ”だったかも?


■ピリ辛うまうまとうがらしー♪

(一行失念)

かけたりまぜたりからめたりー♪

用途はいろいろ美味しいとうがらしー♪

# 桃屋


■若者のラジオ離れというか何というか


■先日、銀座にて某君と港区出身美女(23)とで飲んでたんですね。そしたら話題がラジオの話になって。

某君も拙僧も、まあいい歳して深夜放送のヘビーリスナーですから(ちなみにおれが突然ラジオを聞き始めるようになったのはここ一年の話。その理由はまたいずれ)、山里がどうしたとか、オードリーが、ウーマンラッシュアワーがどうしたとか、そういうことを話してたんですが、そのときに港区出身美女(23)がこう云ったのです。


港区「ラジオって、どうやって聞くんですか?」


ラジオってどうやって聞くんですか。ふむ…………こういう質問は、生まれてこの方されたことがなかった。ラジオってどうやって聞くんですか。なんというか、「テレビってどうやって見るんですか?」と訊かれた時くらい返答に戸惑う(そんな質問もまだされたことないですが)。



半蔵「……えーと、まあ最近だとインターネットでラジコで聞いたりとか…」

某君「うん、おれもスマホのアプリで聞いてる」

半蔵「でもまあ、いちばん簡単なのは電器屋で二千円くらいで買ってきて…」

港区「何を買うんですか?」

半蔵「だから、ラジオを」

港区「ラジオって、売ってるんですか?」

半蔵「」


■ようするに、いまの23歳ってラジオそのものになじみがないんでしょうね。

おれたちの時代はラジカセ(上代語)とかCDコンポ(中古語)とかに、最初からラジオが当たり前のように内蔵されてたから、ラジオを聞くことが難しいことではなかった。でも、いまの23歳の世代だと、ラジオを内蔵してるデバイスがあまり身近にないのかもしれません。

カセットテープやフロッピーやVHSを知らない若者が社会人になりつつある、というのはネットで読んだことありますが(「VHSってどういう拡張子ですか?」と質問したヤングがいたらしい。笑)、ラジオを知らない人もどんどん増えてくるんでしょうか。


■あ、ここまで書いてふと気になったんだけど、おれの「電器屋でラジオを買ってくる」という発言を、上記の港区出身美女(23)は、もしかしたら「ラジオ受信機を買う」ではなく「音声コンテンツを買う」と意味に誤解してるかもしれない。うーむ。


■半蔵はコザの照屋楽器店でこのようなCDを買っていたリスト(非完全版)


■どの声がサンキュータツオで、どの声がマキタスポーツで、どの声がプチ鹿島なのか、まったく聞き分けてないのですが何一つ困ってはおりません。半蔵商店でございます。『クレムリン』の関羽みたいなもんですかニャ。


■さて、沖縄市は中央パークアベニューの照屋楽器店がCD・DVDなどソフト類の取り扱いを終了、という全世界のミュージックシーンを揺るがした衝撃的なニュースから早くも一年が経ちました(取り扱い終了は平成25年6月23日)。

そこで、ね、これを機会に、おれが照屋楽器店で買ったCDを出来る限り思い出してみたよ! どこの誰に需要があるか分からないけど。


■1989(平成元年)
・CM NETWORK/CM DISCO NOW&THEN 〜24時間見てますか

えー、このたびの調査により、拙僧が照屋楽器で買った初めてのCDはCM NETWORKであることが判明しました。念のため書いておきますがTMじゃなくてCM NETWORKです。このCDは'89年の発売ですが、買ったのはもしかしたら'90年に入ってからかもしれないんだけど、どのみち照屋楽器で初めて買ったCDであることには変わりありません。ちなみにこのとき小学五年生。CM NETWORKについては、各自検索願います。


■1990(平成2)
・桃変化で行こう!
・CM NETWORK/CM DISCO NOW&THEN vol.2 〜CM選択の自由アハハーン

沖縄県内においては、本島では放送されず、石垣島か宮古島のケーブルテレビのみで放送されていたアニメ『桃太郎伝説』の主題歌の8cmCDを買っております(しかしなんでこんなCDがコザの店に入荷されてたんだろう)。ももももももももーもたろう、って歌ですね。B面は「ピーチボーイ・ブギウギ」ですね。いいですか、こんなオタクっぽい話は。

そしてまたCM NETWORKを買ってるっていうね…。


■1991(平成3)
・MCハマー/プレイ
MCハマー。笑。当時はやってたんですね。「ユー・キャント・タッチ・ジス」が売り切れてたのでこっちを買った覚えがある。買ったはいいが、あまり愛聴しなかった覚えが…。


■1992(平成4)
・YMO/テクノバイブル
出ました大物。五枚組一万円。おれは'92年5月という謎のタイミングでYMOを聞き始めるのですが(ちなみにスタジオボイス誌の例のYMO特集は'92年12月号)、そしたらその後まもなくYMOのこのボックスセットが発売されてね。そんで翌年にYMOが復活してね。いま思えばタイミング良かったかも。

ちなみに、『テクノ・バイブル』を買った際、CDが10枚くらい入るプラスチックのケースをもらいました。照屋楽器では一万円以上CDを買った人にプレゼントしてたらしい。あと、これとは別にYMOのステッカーももらいました。金色の地に各時代のロゴが印刷されてるやつ。

あと、
・YMO/フェイカー・ホリック
も買ってます。


■1993(平成5)
・YMO/テクノドン
・カバの会/YMOのカバ

『YMOのカバ』ってのは、YMOのカバーアルバム。このアルバムは、「YMO再生に向けて盛り上がっていった音楽シーン」と、「コザの良かったころ」を同時に思い出させてくれます。

この年のとある土曜の夜、照屋楽器で電気グルーヴの『フラッシュ・パパ・メンソール』を買おうかどうか、やたらめったら悩んだ覚えがある。笑


■1994(平成6)
・クラフトワーク/アウトバーン
・テレックス/テクノ革命
・ピチカート・ファイヴ/EXPO 2001

この三枚は高校の合格祝いで同時に買ったよ。なんで唐突にクラフトワークかというと、『ピコ』っていうソニマガが出してた'93年のムックにクラフトワークの記事が載ってたから。なんで唐突にテレックスかというと、『ピコ』にテレックスの記事も載ってたから。で、『EXPO 2001』にそのテレックスがリミキサーと参加していてちょっとびっくりした。ちなみに小西がテレックスをリミックスした『イズ・リリース・ア・ユーモア?』('94)を買ったのはだいぶ後のこと。

・小沢健二 feat スチャダラパー/今夜はブギーバック(nice vocal)
・ピチカート・ファイヴ/インスタント・リプレイ
・ケン・イシイ/ガーデン・オン・ザ・パーム

この三枚も、なんかのタイミングでまとめて買った記憶がある。高校生にとってはけっこうな出費…。

・テイ・トウワ/テクノヴァ
・ピチカート・ファイヴ/ウゴウゴ・ルーガのピチカート・ファイヴ
・ピチカート・ファイヴ/スウィート・ソウル・レビュー
・電気グルーヴ/人生(12inch)
・電気グルーヴ/ドリルキングアンソロジー
・瀧勝/人生



■1995(平成7)
・ハードフロア/TB Resuscitation
・脱線3/サタデー・アップ・タウン
・ポリゴン・ウィンドウ/サーフィン・オン・サイン・ウェイブ
・ミックスマスター・モリス+ピート・ナムルック/ドリームフィッシュ


ドリームフィッシュは、一生聞き続けると思う。


■1996(平成8)
すいません。たぶん買ってるはずなのに、ちょっと思い出せません。がんばれば思い出せるかもしれないけど。受験で忙しかったのかな。


■1997(平成9)
・ゲルニカ/改造への躍動
・ゲルニカ/新世紀への運河
・ゲルニカ/電離層からの眼差し

この年は浪人生でした。秋にゲルニカをまとめて買っている。『改造への躍動』は、'97年の夏に旧規格盤をコザ高近くのブックオフで手に入れてたんですが、なぜか無くしちゃったんですね。なので再発盤を改めて照屋楽器で買いました。

■1998(平成10)
この年から進学で福岡。
・ビースティ・ボーイズ/チェック・ユア・ヘッド
福岡に引っ越すまさに直前に買った。

・テイ・トウワ/ヴィジョナリー・サウンドトラック
これはわざわざ福岡から電話で妹に予約させて、休みで帰省した時に照屋楽器で買ってる笑。




■1999(平成11)
ここらへんから照屋楽器でCDを買う記憶が薄くなる…。

このころは自転車で福岡のレコード屋を回ってましたねえ。ターンテーブルを持ってないのにも関わらず、12インチサイズのトレーディングカード感覚でレコードを買い集めてました。

機会があれば福岡市で通ってたレコード屋についてもまとめようかな面倒くせえからいいや別に。


■2000(平成12)〜2011(平成23)←すげえざっくり。笑
・スチャダラパー/ライツ・カメラ・アクション
・YMO/RYDEEN 79/07
・竹村延和/コビトノクニ


えーっと、すいません、これから銀座で飲み会なので急いでるので解説は略。


■2012(平成24)
・石野卓球/WIRE TRAX 1999-2012
そして、照屋楽器店で買った最後のCDがこれ。奇しくも(?)WIRE12開催の晩に購入。ちなみにこの盤、もう拙僧の手許にはございません。新宿のディスクユニオンに売ってしまいました。


■えー、以上、不完全な物ではありますが、照屋楽器で買ったCDを思い出せる範囲で列記してみました。おれの照屋楽器における音楽史はCM NETWORKに始まり石野卓球に終わることが分かりました。

このリストだけ見ると、沖縄本島中部に住む一人の少年の音楽遍歴、としてはそうとう偏ってる感じがしますね。素直にミスチルとかジュディマリとか聞いとけよって感じです。でもまあ、これはあくまでも照屋楽器店で買ったCDだけのリストですからね。もちろん普久原楽器とか高良レコードとか他の店で他のCDも買ってますよ。

あと、やはり、'94〜95年には「渋谷系ブームと、テクノブームと、Jラップブームが同時進行してる感じ」というおれの好きな雰囲気が如実に現れてますね。嗚呼、土曜の放課後のクーラーの効いた上洲書店でパチパチとロッキンオンジャパンとリミクスを立ち読みしたい。


■ちなみに、CM NETWORKのCDはさすがに今は持ってませんが、桃太郎伝説のCDはいまだにおれの部屋にあります…。


■電車あるある


座席の下に、ディズニーのキャラクターがはいったハンドタオルが落ちている。


■すいません、今日はもう出かける時間です


■土日は歌舞伎座に行っておりました。切符がうまいこと戻ってたので。

開演前に歌舞伎座近くのサブウェイで玉子サンドイッチを発注して海老のトッピングを追加しました。海老と玉。


■買おうかどうか、しばらく迷ってたBluetoothスピーカー買いました。防水のやつ。BRV-1。くわしくはまた改めて。


■ところで前も書いたかもしれないけど、ホームセンターって独特の匂いするよね。あれは何の匂いなんだろう。


■茨城か栃木のどっちかで唐揚げ定食を発注した


拙僧はいま、なんと! 茨城か栃木のどっちかのビジネスホテルにおります!


──いつものことだろ、それは…(°д° ) (°д° ) (°д° )


ところで昨日の晩、ビジネスホテルの近所にある、一人でも入れるような感じの居酒屋に行ったんですね。

で、その店のメニューに「晩ご飯セット。唐揚げ定食+ドリンク1杯で千円」というのがあったので、それを発注したのですが。

ふつう、唐揚げってピンポン球くらいの大きさじゃないですか。でも、その唐揚げ定食の唐揚げは、一ヶ一ヶが「小さめのケンタッキーフライドチキン」ぐらいの大きさだったんですよ。それが四ヶも出てきたんですよ。すげえ。まあ、味の方も大味でしたが…。

っていう、それだけのエントリですけど。


■リゲインエナジードリンク


■七月一日の深夜一時でございます。なんでこの時間に起きてるかと云いますと、今日はちょっと疲れてたので、夜七時から十一時まで寝てたのですね。

それに加え、十一時に起きてからコンヴィニエンスなストアーにふらりと赴き、リゲインエナジードリンクなる物を飲んでしまったので、寝られないんですね。でも気になるでしょう。あのリゲインがエナジードリンク出してるんだから。


■でも、まあ、そろそろ寝る準備しますね。


■あ、あと、最近MacBook Airよりも、iPad mini retina+bluetoothキーボードの組み合わせが良いのかなとも思った。そのほうが小さくて軽いし。どうなんでしょう。


■今年のコクーン歌舞伎は良かった。


■今朝は朝の五時半からマクドナルドに社用のノートPCを持ちこみ、百万枚くらいあるレシートや領収書(英語と日本語で同じ言葉を繰り返してるだけなのに印象がちょっと違うよね)の束を一枚一枚整理してPCに打ち込む、という経費精算をしておりました。

と云いますのも、拙僧は今年度になってから仕事上の経費・交通費・宿泊費の類を一度も精算してなかったのですね…。ァ '`,、'`,、('∀`; ) '`,、'`,、

なのでレシートや領収書がたまりにたまって、これこの通り、土曜の朝五時半から実に二時間半かけて精算するという苦行を味わうハメになりました。今朝で半分の五十万枚くらい精算しました。残りの五十万枚は明日の朝やりますめんどくさい…。


■さて、梅雨時のお楽しみと云えばコクーン歌舞伎でございますが、拙僧は今年は6/14昼の部(立見B)と6/25昼の部(立見A)の2回見ました。今年は良かったですよー。'11年の『盟三五大切』以来のアタリですね(って、おれは'10年からしかカブキを見てないのですが)。『三人吉三』が、現代風に更新されてました。


■三人が杯を交わしたあと、ふつう、和尚吉三が杯を叩きつけて割るじゃないですか。でも、今回は川(本水プール)にぽちゃりと沈める演出だった。叩きつけて割ったほうが「砕けて土となるまでは〜」のセリフが活きると思ったんだけど、これは素人の了見かな。


■お坊とお嬢って、あんなに恋愛っぽい関係性だったっけ? あれはちょっと不思議な感じがした。


■ラストシーンでは、紙吹雪マシン(?)が本舞台だけでなく客席前方の天井にも設置されていて、本舞台の紙吹雪と客席の紙吹雪という二つのレイヤー越し(独特の立体感が得られる)に眺める主役三人と捕り手の立ち回りがえらいかっこよくてね。で、超ミニマルで(ミニマルというか何もない・笑)真っ白な舞台に主役三人の衣装の色が映えててね。


■今回のポスターはカブキっぽくなくて新鮮。『三人吉三』という芝居と、あの写真に、つかずはなれずの絶妙な距離感があると思う。おれも歌舞伎座でこのポスターを初めて見た時「お!」と思った。で、この芝居は見に行かなきゃ、と思った。宣伝美術って大事ですよね、ほんとに。

劇場内で売られてるパンフレットもこの世界観の写真になってるんですが、亀蔵の写真は何度見ても楽しめる。笑

あと、パンフレットに、「ギター(録音) 今堀恒雄」って書いてあったよ。


■さて、この文章を書いてるのは朝の十一時です。今日は千穐楽。コクーンの当日券売り場にはもうたくさんの人類が並んでいることでしょう。おれもマクドナルドで伝票整理なんかしていなければこの列に間に合ったのかもしれないですが笑、ま、すでに2回は見物してることだし、千穐楽はパスします。

あー、でも盛り上がるんだろうなー千穐楽。おれも6/25じゃなくて今日見に行くことにすれば良かったかも。


■しかし、ブンカムラって東京に(と云って大げさなら渋谷に)残る最後のバブルですね。あの平成元年感はほかではちょっと味わえない。と、足を運ぶたびに思う。


■荒川ケンタウロス/迷いの森




先週末は仕事だったので、今週の火曜水曜は代休をとって、またコクーン歌舞伎を立見で見てきました。で、この文章を書いてる今は例によって栃木and/or茨城のビジネスホテルにおります。

このごろは荒川ケンタウロスという組織の「迷いの森」という曲を聴いております。『めちゃイケ』の新レギュラーオーディションで滑りすぎて相方に見限られたカリカ家城がやってるラジオでかかってたので知った曲です。家でも聞くし、ウォークマン(は最近でもポータブルオーディオ機の総称として通用するのでしょうか)でも聞くし、営業車の中でも聞いております。

ビデオ後半のダンス、マネしようと思うとなかなか難しい…。


■テイ県で何もしてない(仕事以外)


■夏至を過ぎました。今年ももう終わりですね。半蔵商店でございます。

うん、ひきつづきテイ県におります。ホームに真顔で足湯のある駅があります。水道水はミネラル分が強いのか、独特の甘味があります。テレ東が映りません。radikoの局数も少ないです(SBC、日経1、日経2、FM長野、放送大学のみ)。馬とうなぎを食べました。馬もうなぎも、この地の名物だそうです。


■さて昨日は午後4時に仕事が終わって、午後4時半にホテルに着いて、いま朝の7時半なのですが、この15時間、なんっっっっっっっにもしておりません。8時間は寝たんですが、15時間からこの8時間を差し引いた残りの7時間、いったい何してたんでしょう。謎は深まるばかりです。引き続き有力な情報をお待ちしております。宛先はkw@allnightnippon.com、謎の都市町田市ぃーぁ(若林)。


■外は雨です。そろそろ出かけます。


■テイ県


■今週は月曜から木曜まで例によって出張で、男はみんなつぶやきシロー、女はみんな赤いプルトニウムのようなしゃべり方をする国に行っておりました。


■で、木曜の夜は東京に戻って、今日はまたテイトウワの住んでる県、略してテイ県に出張です。しかも日曜まで……('A`)

いや、さすがに代休は取れるけどさ。でもねえ。


■で、まあ特急の中でこれを書いております。そろそろ着きますのでこのへんで。


■インターネット前夜


■内田百里凌鑄に「酔ってない状態から酔っている状態に移行するのが面白いわけであって、酔っている状態自体が面白いわけでない」というような一文があった(と記憶している)。


■インターネットもそうかもしれない。インターネットがない状態からインターネットがある状態に移行するのが面白い(面白かった)わけであって、インターネット自体が別に面白いわけじゃない。

いまやインターネットなんて退屈で平凡な日常でしかないわけだし──とか書くと、「インターネットにどっぷりな自分」を否定されたような気になってしまうのか急に怒りだす人がいるので、こういうとこは注意して筆を進めないといけないわけなんだけど。


■しかし生まれた頃からgoogleやtwitterやiPhoneがあるような世代(おれの姪も0歳の頃からiPadをいじっております)は、良くも悪くもインターネットに無駄な夢を見ることがないんだろうなと思う。'90年代半ばに、まだ見ぬインターネット社会について書いていたサブカル雑誌やコンピューター雑誌の「インターネット前夜」というか、ああいう気分は、わりと好きなのですが…。


■珍しく上野駅で更新


今月も後半となりました。というか、今年もそろそろ後半ですね。うーむ。

あ、おとといの土曜日、40分ほど並んで立見の当日券を買ってコクーン歌舞伎を見に行きました。良かったですよ。

パンフレットの亀蔵の写真が最高です。

てことで、今週も出張です。やれやれ。


■食券制ラーメン屋あるある


バンドの練習帰りと見られる楽器を背負った学生5人が券売機の前にたむろしていて、食券を買うのに時間がかかる。


■六月大歌舞伎 夜の部 6/1 初日


いま所ジョージがauとVWのCMに出てるんですが、どっちがどっちのCMなんだかパッと区別がつかないのですが、歌舞伎の感想文書いていいですか。すいません。


■蘭平物狂
良かった。設定も筋も歌舞伎らしくて好き。こういうのを見たくて歌舞伎座に通ってるんだと思う。文句あるか。

後半の立ち回りは迫力あって、ついでに尺も長くて、ああ歌舞伎を見てるなあ、という気にさせてくれました。あと、松緑を久しぶりにたっぷり見た気がする。

これ、一幕見席でもう一回見たいなあ。ほんとは一階席でも見たいけど、予算が…。

ちなみにこの日は第一幕と第二幕の間のセットチェンジにえらく時間がかかっており、それで終演時間が延びてました。笑


■素襖落
ゆったりと見てました。(´ε`) 


■名月八幡祭
新歌舞伎きらーい、と春日の口調で申したりはしません。でもさ、新歌舞伎って、生身の役者による演技が“従”で、頭でっかちな理屈っぽい脚本と演出が“主”になってる、と感じちゃうことが多くてね。それで新歌舞伎というものには抵抗がある、個人的には。

わざわざ歌舞伎座まで行って新歌舞伎を見せられると、江戸前の寿司が食べたくてせっかく老舗の寿司屋に行ったのに'80年代カリフォルニア的な創作寿司を出された、みたいな気分になるわけでさ。この芝居は、歌舞伎座よりむしろテレビの2時間ドラマ枠でやった方がいいと思う。

あと、この内容で一時間五十分は長い。しかも、日曜(この日はね)の夜の最後にこの後味の演目…。蘭平物狂と順序を取り替えた方が良かったんでない? 左近くんがおねむの時間だろうから仕方ないだろうけどさー。

感想は人それぞれあるかとは思いますが、あんまり好みではございませんでした。あー、でも本水の雨は好きです。手羽先すきー(春日)。謎の都市町田市ぃー(若林)。


■帰りに、歌舞伎座となりの富士そばで、この富士そばがなんとかして「ゆで太郎」にならんもんかね、と思いつつイカ天そばを食べました。


■スイカ、腰が痛い


■今週も例によって、茨城か栃木のどちらかにいます。このところ毎週泊まってるビズィネスホテルの朝食バイキングに、ついにスイカが登場しました。もうそんな季節か。


■あと、毎日の長時間の運転で腰が痛いです…。痛みがひどくならないうちになんらかの対策をしないと。クッションとか買えばいいんですかね。

そういえば、こないだ東急ハンズで「マッサージチェアからマッサージ機能の部分だけを取り出したやつ」みたいな製品を見かけた。

普通の椅子にこれを取り付ければ、その椅子がそのままマッサージチェアになってしまうというスグレモノ(←という'80年代ムックのような表現をしても許されるくらいの便利さだと思う)。しかも、クルマのシガーライター(という表現はもうあまりしないのか)につなげたら、クルマの運転席がそのままマッサージチェアになるという。ほう。

値段は三万円弱だった。買うかもしれない…。


■ジャポニカ、ワイパー


ジャポニカ
ジャポニカです。


ワイパー
ワイパーです。


■夏羽織を誂える/ニゴーのカフェ


■先週の土曜は、着物屋へ夏羽織を作りに行きました。うん、夏羽織って、古着ではあんまり見つからないんですね。なので誂えたほうが手っ取り早いのです。

紺色の絹の反物を選びーの、寸法を測りーの、ついでに羽織紐も買いーの、支払いを済ませーの(バカリズムではなく木梨で読んでください)で、今月末には出来上がるってさ。楽しみですね。夏の銀座や日本橋をきもの美人と歩きたいものです。

そのあとは手ぬぐい屋で手ぬぐいを買いーの、うなぎ屋でうなぎを食べーの、うさぎやでうさぎもといどら焼きを買いーの(ですから木梨で読んでください)。

うん、なんか、東京的なものに憧れている地方出身者の典型的な休日って感じですね。悪くない。


■あ、あと先週は、拙僧の職場の近所に、ニゴー(登録商標)がおれにあいさつもなくカフェを開店させてたので偵察に行ってきました。

名前は「ニノゴカフェ」。5月25日オープン。所在地は南平台町2-5。電話番号の下2桁が“25”と、徹底的に2と5が出てきます。

このお店では同じくニゴー(登録商標)が千駄ヶ谷に作った「カリーアップ」というカレー屋のカレーが食べられるんですね。いままではカリーアップのカレーを食べに行くためには、汽車や客船を乗り継いではるばる千駄ヶ谷県まで行かなければならなかったのですが、これで職場から徒歩数分、という手軽さでカリーアップのカレーが食べられます。

とはいえ、最近は出張で会社にいないことも多いんだよな。今日もこれから三泊四日で茨城か栃木のどっちかに行ってきます…。


■あそこにベンツが停まってますね。


A:煙草吸ってもよろしいですか?

B:どうぞ。ところで一日に何本くらいお吸いに?

A:ふた箱くらいですね。

B:喫煙年数はどれくらいですか?

A:30年くらいですね。

B:なるほど。あそこにベンツが停まってますね。

A:停まってますね。

B:もしあなたが煙草を吸わなければ、

クリス・モスデル:ウォーヘーッド! ウォーヘーッド!

B:あれくらい買えたんですよ。

A:あれは私のベンツですけど。

B:誰だ今の


■五月花形歌舞伎 明治座 夜の部 5/24


■さて、先週の土曜は明治座で『伊達の十役』を見たのですが。

その前に、この会に行って参りました。この方の素の姿がどんなものか、興味ありましたので。

定刻11時に、しゅっとした着物姿でご本人登場。はじめて生で見る素の姿は、そうですな、強いて云うならオザケンっぽい、という印象でございました(まあ、そのオザケンは生で見たことがないのですが…)。肌もきれいでしたが髪もきれいで。おれが生で見たことある男性有名人の中では、山里亮太と砂原良徳に匹敵する髪のきれいさでした。

で、トークと質疑応答を含めて小一時間。そうそう、もちろん声もきれいでした。声いいよね、声。

ちなみに、会場にはお客が30人くらいいたのですが、おれが見る限り男性はおれを含めて二人だけでした。男性ファンも恥ずかしがらずこのような場に出席するべきです。笑


■このあと、明治座の夜の部まで時間があったのでいったん家に戻り、食事と昼寝を済ませて再度明治座へ。つまり、一日に二回も浜町/人形町エリアに行ってるんですね。

伊達の十役は、染五郎の早替わりをくるくる楽しむ、と。まあ、そんな感じで。よろしうございました。


■しかし、明治座で夜の部を見た帰りって、どこで何を食べるか悩むな。


■【急募】丸亀製麺の巨大なかきあげをどこからどうかじればいいのかご存じの方


■昨晩、夢の中で電車に乗ってた。二つの駅に止まったんだけど、一つは「ドライクリーニング駅」で、もう一つは「Yシャツ駅」だった…。

ちなみに、ドライクリーニング駅からは銀座の街が見えた。何線なんだろう。


■tofubeatsの新曲、藤井隆という人選に'00sリバイバル感があって良い。

で、いま調べたんだけどこの曲、カセット付き限定版というのもあるらしい。ふむ。


■この間、とある立ち食いそば屋でかけそばを発注してオプションでイカ天を頼んだ。かけそばが300円でイカ天が170円だった。

この価格設定、なんか釈然としない…。イカ高くないか(←回文)(←違う)。


■ケンタッキーでは、店内放送で定期的に

「盛り上がろう♪(テテテテテテ♪)
盛り上がろう♪ (テテテテテテ♪)」

っていう謎の黒魔術の音楽が流れる。正確な数字はわからんけど20〜30分おきに一回ぐらいか。あれはたぶん、客に長居をさせないようにする作戦だと思う。


■にわかせんぺい、博多通りもん


二◯加煎餅

母親から、にわかせんぺいと博多通りもんが送られてきました。福岡みやげだそうです。

福岡みやげのお菓子では、博多通りもんがいちばん好きだな。四捨五入すると福島の「ままどおる」になる感じの味です。

あ、今日は教育テレビで夜九時から海老蔵やりますね。


■ビジネスホテルあるある


■テレビのリモコンがどこにあるか分かりづらい。


■テレビのリモコンの消音ボタンがどこにあるか分かりづらい。


■テレビのリモコンなのか、それともVODの機械のリモコンなのかが分かりづらい。


■部屋にあるそれぞれの照明がどのスイッチに対応してるかが分かりづらい。


■部屋の床と、ユニットバスの床との間に、けっこうな段差がある。


■部屋の椅子とテーブルの寸法が微妙で、デスクワークがはかどらない。


■大浴場目当てにビジネスホテルを選んだはいいが、結局その大浴場には入らない。(←このあるあるは、会社の人類から教えてもらいました)


* * *


■というわけで、本日も茨城か栃木のどっちかのビジネスホテルに泊まっております。どっちだっけ?

ビジネスホテルと云えば、「昭和のころは街いちばんの格式あるホテルだったが、時代を経るにつれ、内装が時代遅れになり、設備も老朽化し、くわえて折りからの不況により、大幅に値下げしてビジネスホテルへの業態転換を余儀なくされてしまったホテル」みたいな没落貴族っぽいとこに泊まることもあるんだけど、そういう趣は嫌いじゃない。いまだに重くて細長いプラスチックのキーホルダーの付いた鍵を渡してくるようなとこね。


■最近はビジネスホテルもきれいで便利になってきましたが、それも善し悪しで。いったんいいところに泊まっちゃうと、ふつう程度のとこじゃ満足できなくなってストレスを感じるんですね。やだねー、人類って。


■あと、ダメなビジネスホテルって、客室のドアを開けた瞬間に「あ、この部屋じゃ絶対に疲れは取れねえな」と一瞬で分かるよね。あのハズレくじ感。


■前進座、歌舞伎座、その他


■以上、相撲ガール教習所でしたごっつぁんでした、半蔵商店でございます。


■といった意味も含めまして、この土日の拙僧の動向を帝國臣民の皆様にお知らせしますと。

土曜日は、仕事に必要なこまごまとしたものを買いに行きました。いま、さらっと“こまごまとしたもの”なんて書いちゃいましたが、ほんとにこまごまとしてるぜ。なに買ったか知りたい? ほんとに気が滅入るくらいこまごまとしてるよ。ボールペンの替え芯、名刺サイズの紙(メモ用)、auの携帯電話をUSB充電するコネクタ、仕事用の雑多なものを持ち運ぶためのトートバッグ、USBケーブル、レシートを整理するためのケースのようなもの、名刺ケース。以上。ああ、こまごまとしている。こんなものを買うために、おれは土曜の半日を費やしたのだ。こんな人生でいいのか。

Amazon使えよ、とおっしゃるお侍さんがいるかとは思います。しかし、ね、Amazonを多用するのは、なんだか良くない大きな流れに荷担するような気がしてね。とはいえ、こんなこまごました買い物をするよりももっと有意義な過ごし方があるような気がする。土曜なんだから。


■で、そのあと国立劇場に行って、前進座による『お染の七役』を見ました。ちなみに前進座は初めて。なんでこれを見ようかと思ったかというと、単に早替わりが見たかったからというのもあるけど、以前なにかのはずみで手にしたチラシのデザインが良かったということも少なからずある。チラシ大事。


■夜は一世紀ぶりに宅配ピザを発注。アド街ック天国を比較的ちゃんと見る。



■で、日曜は、弟に送るCD-Rを焼く。ノートPCの内蔵CD-Rドライブが壊れてたはずなのに復活してよかった。

昼は近所のさぬきうどんの店でカレーつけ汁うどん。イカ天がないのが残念。その後、わざわざ池袋まで使い捨てコンタクトレンズを買いに行く。買いに行くのもレンズを洗うのも面倒だし、洗浄液だって安くない。そろそろメガネにしてもいいと思う。と思いはじめて幾星霜。

なぜメガネにしないかというと、メガネを外した時に「メガネを外した時の顔」になってしまうのがちょっとイヤなのだな。人生において何の実害もないし、他人様からすればまったくもってどうでもいいことなのに、おれがメガネにしない理由があるとしたら一番目はこれ。


■そして歌舞伎座夜の部。矢の根、幡随長兵衛、鏡獅子。『矢の根』は、松緑と橘太郎が馬を引っ張り合うところ、二人の体格差で橘太郎が子供のように見えるのが面白かった。『幡随長兵衛』は、話の本筋とはあまり関係ないけど、劇中劇の面白さについてちょっと考えた。『鏡獅子』は後半の獅子より、前半の女小姓のほうがよかった。獅子はもうちょっと勇壮さが欲しい。胡蝶の二人はちょっと動きが硬いような。でも全体的に良かった。

菊之助の富樫の舞台写真を買う。せっかくなので橘太郎(祝・昇進)の写真も買う。


■しかし、今日の『ウチくる』、七之助出てたんだな。先週の『ぼくらの時代』の山里・村本・西野の鼎談につづき見逃してしまいました。


■山里、その後


このエントリで山里のことを書いたわけですが。

『サキュバス』は、『ばかほこたて』のように明確な〆のポイントがなく、山里の妄想がずるずると続くため、山里の変態性が味わえてよろしい。

という指摘が友人からありました。ふむ。


■先日たまたま深夜に目が覚めて、たまたまテレビを点けたら『たりないふたり』をやっていて、初めて見たんですが面白かった。

これを見て思ったんですが、ひょっとすると南海キャンディーズって、実質、山里のソロユニットなのかもしれない。“山里亮太 feat. しずちゃん”のような。『たりないふたり』のほうが、互いが互いに刺激しあう“コンビ感”のようなものがある。

デラックスでは突き崩せなかった山里のテンプレ性を、若林なら崩せるような気がする。


■あと、山里、村本、西野で『ぼくらの時代』に出てたんだな…。ぜったい面白いじゃないですか。見たかった…。こういう重要な情報は、ちゃんとあらかじめ区民の一人一人に伝えてほしい。練馬区は。


■アンディ・ウォーホル展:永遠の15分 | 森美術館


うん、みなさんも大好きだと思いますけど、おれもウォーホルが好きなんですよ。中学のころ毎週ウォーホルのオールナイトニッポン聴いてたからね。

──ほお。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

「こんなキャンベルスープ缶はイヤだ!」のコーナーでハガキ読まれたからね。

──ふーん。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

そんで番組特製ステッカーもらったからね。

─ホントだな?(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

すいません先輩、自分、いま、話盛りました。で、まあ六本木県でやってたウォーホル展行ったわけです。五月の五日と六日。二月からやってるのに、見たのはけっきょく最終日ギリギリでした。

昨夏の国立新美術館のアメリカン・ポップ・アート展でウォーホルの作品をまとめて見(ら)れてよかったな、と思ったところにこのウォーホル展ですからね。中学のころ、学校の図書館の先生に頼んでリブロポートの画集を取り寄せてもらったりしてた拙僧としましてはうれしい話ですよ。


■このウォーホル展、五月五日は当日券で入ったんですが、この日のチケット売り場には開館前から70億人ぐらい並んでいて、おれが当日券を買って会場内に入るころにはすでに大混雑だったんですね。

なので五月六日は、あらかじめネットで券を買って比較的スムーズに入館→初期のドローイングとかはすっ飛ばして人影もまばらなうちにモンローとかキャンベルとかのシルクスクリーン作品をゆっくり眺める、という作戦に出ました。この作戦は、うまくいきました。


■展覧会の詳細は、おれ以外の全人類がネットに書いてるだろうから割愛します。なお個人的に良かったのは次の三つ。

・中学のころ、本で見た『銀の雲』を実際に体験できた。
・銀色のファクトリーを再現した一角。
・ウォーホルの私物を詰めた『タイムカプセル』(ものとしては普通の段ボール箱なのですが)の中身が見られた。

タイムカプセルの中には、香港のホテルの部屋にあった館内放送の番組表、なんてものまでが残っていて、通りすがりのカップルの女のほうが「こんなもんまでとってたんだ? やっぱりやばいやつだ…」とつぶやいておりました。

映像作品の中では、有名人9人の顔のアップをワンショットで延々と撮り、それをスクリーンの中で3列3段に並べた作品が良かったです。有名人9人は微動だにしにしないわけではなく、微動くらいはするのですが、この“微動ぐあい”に9人ごとに差があって、この差が「時間の経過する感覚」を描き出しているというか、まあその、例によってこれから歌舞伎座に出かけるのでめんどうなことは書きませんが、静止画と動画のちょうど中間のようになってるのが面白かった。これもウォーホル式の肖像画の一種、なのでしょう。

それと『イート』も『スリープ』も『エムパイア』も、巨大なスクリーンで見られたのが良かった。なるべく作者の意図したサイズで見ときたいからね、こういうのは。

あー、あと福岡に住んでたころに大濠公園の美術館で見た『エルヴィス』に再会できたのも良かった。笑


■今回の反省点は、予習を全くしなかったこと。予習ってのは知識を詰め込むことじゃなくて、雰囲気作りというか、気分作りというか、そういうことです。

予習なんかしなくたって十分楽しめたけど、たとえばウルトラ・ヴァイオレットの『さよなら、アンディ』とかを読んでからウォーホル展を見たら、また違った感じ方ができたのかもしれない。


■会場を出たところにカフェがあって、ウォーホル展特別メニューとしてキャンベルスープを出しておりました。飲みました。

これも中学のころなんかの本で貧弱なモノクロ資料写真が一枚だけ載ってるのを見た『レイン・マシン』が実際に作動してるのを横目にキャンベルスープを飲む、というのは、なかなかに得がたい体験でした。


■で、階下のいろいろ美術館グッズを売ってる店に『記憶の中のヨーゼフ・ボイス』の複製ポスターが飾られてたんですね。キャンベルやマリリンや花だけでなく、この作品にも複製ポスターがあったのか、と近づいて見ると、

\3,780,000

という値札が真顔で貼られていました。複製ではなく本物だった。





■おまけ。こないだたまたま米国の動画投稿サービスでニゴー(登録商標)のインタビューを見てたら、部屋にキャンベルスープ缶の作品と、手刷りのTシャツが飾られていました。この動画の0:12〜1:25ぐらい


■連休、ケーブルを片付ける、花形歌舞伎、鰻、鮨、天麩羅、柏餅、ウォーホル、半蔵商店九周年


■武者は武者でも女武者にてござりまする。半蔵商店でございます。

ビジネスホテルの一室にて、MacBook Airでこれを書いておりますよ。ええ、今週も出張で茨城か栃木のどちらかに来ております(どっちなんだろう)。

ドーナツが食べたくなって、ミスタードーナツに行くも間に合わず閉店。しょうがないのでスターバックスのドーナツにしようと思ってスタバに行ったらドーナツが売り切れでした。なあ、ドーナツも食べさせてくれないのか、この茨城もしくは栃木という県は…。しょうがないので、せっかくスタバに入ったので普通のコーヒーを買いましたおいしくない。


■ところで皆さん連休はいかがお過ごしでした? 拙僧は以下の通りでございました。


・家の机の下が、銀座『ジャポネ』のナポリタンの横綱(=特盛)をぶちまけたようなケーブル地獄と化してたので、整理整頓。

不必要なケーブル数本と不必要な延長コードを撤去。これらはなぜ今日の今日までおれの机の下でトグロを巻いてたのか。不思議だ。

ついでに、ベッドの下も確かめてみると5mくらいの「どこにもつながってない謎のLANケーブル」が発見された。うーむ…。


・明治座にて歌舞伎。五月四日昼の部。『鳥居前』、歌昇よかった。隼人の義経もすっきり。種之助の弁慶はまだまだこれから。三階席なので花道は見えず。

『釣女』、松羽目物に高麗蔵は珍しい(と、思うのはおれだけ?)、亀鶴の醜女よかった。

『邯鄲枕物語』、夢の中でくるくるとシーンが変わっていくさまは、カフカっていう外人の書いた『城』(3割がたしか読んでませんが)っぽい。価値観がまったく逆転した世界に放り込まれるところはSFっぽい。というか、ドラエモン(と表記させてください)の『お金のいらない世界』を思い出したのはおれだけじゃないよね。

夜の部は日を改めて一階席で見る予定。


・お笑いのライブに行ったら、客席の最後列に浴衣を着た力士がいた。

・ひさしぶりにお気に入りのうなぎ屋に行こう、と思ったら、その店は連休のため閉店。竹葉亭に行ったら店の外まで人類が列をなしており、それならばと日本橋高島屋の野田岩に行ったら受付の老紳士に真顔で「一時間待ちです」というリリックをドロップされる。

なので、高島屋の隣にある小さなうなぎ屋でうな重を食した。高島屋の野田岩が「日本橋観光にきた“都内おのぼりさん”」のためのうなぎ屋なら、この店はネイティブ日本橋人のためのうなぎ屋なのだろう、と思った。


・うなぎの他、日比谷の某國ホテルで寿司を、お茶の水の山の某ホテルで天ぷらを食した。小坊主の分際で生意気な、と腹を立てる向きもあるだろうが、旅行なんぞに行くより断然安い。ふだん行かないお高い店に行くのも、ある意味、一種の旅だと思う。


・子供の日は、日本橋高島屋で買った榮太樓の柏餅を二ヶ食べた。もっと食べたくなったので、近所のスーパーで四ヶ買って食べた。


・アンディ・ウォーホル展にようやく行く。二回。


・不要な本をブックオフに持っていったら、千円になった。本を売りに行くのにかかった時間と手間を考えると、わざわざブックオフに行かずそのまま捨てた方がいいと思った。

──と、ブックオフに本を売りにいくたびにそう思う。そのわりには、実際に捨てることはまずない。律儀にブックオフに持ってってる。


■と、まあこんな感じでした。そして五月六日に半蔵商店は九周年を迎えました。九周年て。ヒト科ヒト属ヒトだったら9歳ですよ。けっこう育ってますよ。書くほうも書くほうだが、読むほうも読むほうだ、と吉例のセリフをとりあえず書いておきます。十年目もよろしくお願いしますよ。


■エントリ冒頭のスタバのコーヒーは、おいしくないので半分飲んで洗面台に流しました。で、ホテルの部屋にあったペーパードリップのコーヒーを、スタバの紙コップに入れて飲んでます。


■les discussions stériles de yamasato ryota


────はいー、もしもし、はいー、いま大丈夫だよ、うん、うん、『不毛な議論』ねー。聴いてる。いちおう聴いてる。でも前ほどは熱心ではないかなー。芸人としての山里は面白いと思う。でもここ数ヶ月の、そうだな、去年の秋くらいから『不毛』にはあまり勢いを感じなくて。で、この勢いの感じなさって、ここ数年の明石家さんまの勢いのなくなり方にちょっと似てるわけ。端的に云うと、いい彼女ができたんじゃないかと思うね。まあ、下衆の勘ぐりってことでいいけど、これは別に。


────でもね、ここにきて、四月に入ってけっこう持ち直してるんだよね。これはaiko以降のゲスト投入のテコ入れ効果もあるかもしれないけど、山里の身辺になにかしらの変化があったからかもしれない。端的に云うと、女と別れた。笑。まあ、下衆の勘ぐりってことでいいけど、これも別に。


────2月のデラックスの回? うん、聴いた。3回聴いた。アンガールズの巨根な方とか、鈴木+村本とか、井森美幸とか、スペシャルウィークは安定して面白いんだけど、2月のデラックスのは、ひときわ面白かった。っていうのも、デラックスが山里の「テンプレ芸」を徹底的に突き崩そうとしてきたから。山里って、すぐに自分の例えツッコミのストックを開陳しよう開陳しようと引き出し開けてくるじゃん? こっちは、例えツッコミがどう、とかじゃなくて、“例えツッコミがくること”自体に正直ちょっと食傷気味なんだよね。それがあらかじめ家で用意してきたようなフレーズだとなおさら。そこが'05年と'09年のM-1決勝で順位が伸び悩んだ理由でもあるとすら思うんだけど。まー、おれの友達は「デラックスの方こそ、“他人の話をカットアウトしてメタ的な質問をぶち込む”というテンプレに依存してんじゃん」って指摘してたけど。とはいえ、デラックスがリスナーの総意を代弁してた……ってのは言い過ぎかな?


────しっかし、あの回、山里のガード堅かったよねー。しだいにだんだん口数少なくなって、ただ相槌を打つだけの聞き手になっちゃった。こっちはもっと丁々発止なやりとりを期待してたけどさー……スタッフだってそうなんじゃないかな。けっきょくはデラックスのほうがサービスして、「『アウトデラックス』のとき、話がつまんないやつにはわざと男として興味があるフリをする」みたいなネタばらししてくれてたしね。ゲストに気ぃ遣わせるラジオって珍しいよな。まあ、ゲストから話を引き出すことには成功してる、とも云えるわけだけど。あ、あと、デラックスの写真が番組ブログに載ってないのは、単にデラックスが女装じゃなくて、すっぴんで私服で来てたからだと思う。ラジオでいちいち、あんな手間かかる女装しないと思うから。笑。


────でもさー、正直、山里の一人しゃべりって微妙な時あるよね…。たとえば以前バカリズムがオールナイトニッポンで「後輩と温泉行きました。でもあんまり楽しくなかったです」って趣旨の話をしてたんだけど、淡々としゃべってるだけで大爆笑はないんだけど、でも、すごく聴かせるのね、じっくり。山里はそれがない。「今週こんなことがあってね! 誰それと会ってね! そんで誰それのステージを見て! いっやーすごい楽しかったー!」ってだけ。毎週とは云わないけどさ、出てくる固有名詞をシャッフルしても成り立つような話が多い。あ、“話”というか“業務連絡”だな。業務連絡。事実関係を述べるだけで、右から左に流れていって心に残らない。カムフラージュとして、テンションだけは高いんだけどね。たぶんだけど、これ、山里がハラを割ってないんだと思う。ハラを割る、というのは芸人の場合「メディアに流通している自分のキャラクターから外れた体(テイ)でしゃべる」ってことなんだけど。山里は一人トークの面白さなんかよりも、「メディアに流通している自分のキャラクター」を守ることを優先させてるから、本音はほとんどしゃべらない。だから、話ちょっと戻るけどデラックスはそこが歯がゆくて、どうにかして本音をしゃべらせようとしたんだけど、山里はテンプレ芸と「も〜、マツコさんたら〜」みたいな馴れ合いに逃げる。すごく器用に。たぶん、山里にとってはラジオなんかよりも大事なもんがあるんだろうね。まあ実際、ゆくゆくは文化人枠とかキャスターとか、そこらへんを視野に入れてるらしいし。


────ハガキのコーナーも、子供とハッシュタグ以外微妙だしね。サキュバスは、実質「ばかほこたて」の後継コーナーだけど、ばかほこたてはまだ「妄想A対妄想B。勝者、妄想A!」みたいな落としどころがあったけど、サキュバスにはそれがない。よくない意味でハライチの漫才みたい。ボケっぱなし、妄想しっぱなし。でいて(あ、この“でいて”っていうの、伊集院ぽい。もう十年以上伊集院聞いてないけど)、ツッコミのコーナーに至っては、けっきょく『不毛』ってアンタッチャブル完全復活までのつなぎ番組なのかなーって思っちゃうし。


────あと、突然思い出したけど“さらば”のチラシのデザインの話もさー、楽屋でやれよっていうか、最悪podcastでやれよって感じだよね。笑。しかし、なんであそこまで後輩芸人に“接待感”を出さなきゃいけないのかがよく分からん。いいけど。



────あー、ごめんごめん、言い過ぎちゃったかもしれない。おれ山里好きだからさー。山里がいちばん輝くのが「若手が20組くらい出てるお笑いライブのMC」だと思うよ。去年九月のルミネの「山ちゃん祭り」みたいな。そういうステージはまだ3回くらいしか見たことないけどさ。5年くらい前にシアターDで吉本若手ライブの司会やってる山里を見たんだけど、あれは仕切りがとくに神がかっていた。実際、'04年のM-1とこの若手ライブが山里好きになったきっかけだから。


────あ、山里がゲストで出てたNHKの『ワクテカ』も聴いたよ。なんか『不毛』の5倍くらいイキイキしてたよね。笑。山里はMC体質でありつつゲスト体質でもあるのかもしれない。あるいは『たまむすび』のようにアシスタント体質というか。いずれにせよ一人しゃべりはちょっと微妙。笑。あとワクテカは10代向けの番組だから肩のチカラが抜けてたのかなー。まあ、山里自身はラジオに全く向いてないわけじゃないから、昼とか夕方とかの番組とかにシフトしてくんじゃないかなー。わかんないけどね。むしろ、ぬるいFM番組とかが似合うのかもしれない。この「ぬるい」ってのは悪口じゃなくてね。


────まあ悪口ばかり云ったみたいだけどさ、これもまあヒイキの引き倒しというか、好意の裏返しと云うか。山里にはがんばってほしいし、うん、まあ、なんだかんだでこれからもぼちぼち聞いてくんじゃないかなー、『不毛』は。んー、じゃまあ、そういうことで、焼肉いこーね。こんど。寿司でもいいけど。回転の。笑。はいー、おつかれー、はーい。


# タイトル欄、フランス語の変な点が表示されない…( ´・ω・)


■歌舞伎役者の人が表紙になってました


表紙

■M田製麺所、はスープがどろどろしていて、かつ麺が極太なので、「麺をつるつる食べ進む」というつけ麺の楽しみに欠ける、と思う。まずくはないが、つけ麺とはやはり別の食べ物だと思う。ちなみにおれは、つけ麺じたい好きでも嫌いでもない。


■小学生のころは、「完璧な筆箱などない」と考えていた。いまは、「完璧な通勤カバンなどない」と考えている。「完璧な出張用キャリーケースなどない」とも考えている。


■家で使っている'12年製のwindowsノートのCDドライブが壊れた。そこで十年くらい前に買った外付けのCD-RドライブをUSBでつなごうとしたら、CD-Rドライブの端子が長方形の出っ張りになってるやつで、合うUSBケーブルが家になかった。この端子、最近あんまり見ない気がする。


■そしてコクーン歌舞伎の券が手に入ってない…。


■鳳凰祭四月大歌舞伎 昼の部 4/26 千穐楽


■スーパーポップ夜明けのカステラ。半蔵商店でございます。


■昨日の土曜の朝、帝國ホテルのロビーで冷やしたカフェ・オ・レ(珈琲を牛の乳で割った西洋風の飲み物)を喫し、ホテル入り口で自動車を拾い、「歌舞伎座まで」と行き先を告げたところ、運転手さんに

「楽屋口ですか?」 (゚Д゚ )

と訊かれました。歌舞伎を見始めて4年、ついに歌舞伎関係者に間違われました(祝)。ま、単におれがキモノ着てたからってだけなんだとは思いますが…。


■で、歌舞伎座。今月昼の部千穐楽。筋書によると、「坂田藤十郎一世一代にてお初相勤め申し候」は、英語でOhatsu is worked in Tojuro Sakata once in a lifetime、と云うそうです。


壽春鳳凰祭
歌舞伎座改装一周年を祝う踊り。こういうのは初日か、初日に近いうちに見といた方が雰囲気あって良かったかな。しかし萬太郎って五月人形みたいだ。


鎌倉三代記
基本、死にゆく人たちが話を展開、かつ、お姫様なのに世話場、という暗めの芝居。梅玉って、役者というより高校の古文か英語か日本史の先生っぽくて地味だなーと思うんだけど、その地味さが良い方に作用する時がある。道化っぽい幸四郎は珍しい。歌江の演技はややリアリズムが過剰ではないかニャーと近所の猫が云っていたが、大ベテランがやるんだから、あれはあれで良いのだと思う。


壽靭猿
七ヶ月ぶり三津五郎。七ヶ月にもなるんですね。巳之助の目許がかっこいい。又五郎の貫禄たっぷりかつ愛嬌あってよかった。小猿の見得もかわいい。

小猿が船をこぐマネをするところ、オードリー春日のカスカスダンスを思い出した。


曽根崎心中
そして今日のお目当て。終演後にごく短いあっさりしたカーテンコールあり。舞台中央に藤十郎が、というより、お初が、拍手に応えていた。ほんとうにこれで演じ納めなんだろうか。これまでどの媒体でも、ちょっと濁した表現で答えてはいたけど、「もう二度と演じない」と明言はしてないはず。

ラストシーンでは、翫雀がシュッとした二枚目に見えた。





■で、終演後、竹葉亭でウナギでも、と思ったけど、一等席でカブキを見たあとに竹葉亭はゼイタクかと思い、ちょっと控えめに「回転ではないチェーンの寿司屋」で海鮮丼を食べることにした。カウンター席について海鮮丼と一番安い日本酒の熱燗を発注。

隣の席に、お母さんといっしょに寿司をつまんでる小学五年生の男の子がいた。板前さんが男の子に「中学生じゃまだ早いけどさ、高校生になったら酒飲む練習しておいた方が良いよ」と教えていた。コンプライアンス、コンプライアンスと小うるさい殺伐とした時代に、こういうことを教えてくれるオトナは貴重だ。とか、こういうことを書くと、若手芸人のブログやtwitterなら炎上するんだろうか。おれが若手芸人じゃなくて電子音楽家でほんとうに良かった。

その男の子は、お母さんとノンアルコールビールをグラスに注ぎ合って飲んでいた。ひょっとすると、こういう光景をも鬼の首を獲ったように断罪したがる輩がいるんでしょうなあ。もちろん、半蔵商店をお読みの方にそんな方はいらっしゃらないとは思いますが…。

丼を食べ終えて、にぎり4ヶとヒモキュウ細巻きを追加発注したら、けっきょく竹葉亭と大して変わらない値段になった。

その後、銀座の山野楽器でコンパクトなディスクを購入。山野楽器で買い物するのは実に十一年ぶり。ふむ。


■つき


■半蔵商店でございます。今週も三泊四日で地方巡業中です。地方巡業っていうか、まあ出張なんだけど、ただいま拙僧は栃木と茨城のどっちか、あるいはその両方に存在しております。どこにいるんだろう、おれは。地理わかんないです、この辺。

今晩(4/23)は夜の高速道路を100kmばかり運転してました。車中のBGMは自家製マッシュアップ(90sテクノ+J-POP。自分で云うのもなんですが、えーと、とても面白いです)でした。フラカンの「深夜高速」は、あまりにも心に沁みすぎそうなので、あえて聴かなかった。

金曜の夜にはお江戸に帰れそうです。そして土曜日は歌舞伎座の昼の部を見ます。千穐楽。坂田藤十郎一世一代にてお初相勤め申し候、とのことですが、さて。


■ところで、月桂冠の「つき」という日本酒のCMソングが好きで、たまに思い出すんですが、

──つーきがーとぉもーりし、みやこーになんとかかんとーかー♪ (´∀` ) (´∀` ) (´∀` )

それな。おれはこの曲をラジオCM(ちなみに大竹まことの帯番組)で耳にして知りました。

米国発の動画共有サービスにも公式のテレビCMがアップされているけど、テレビCMだとせっかくの歌がフジワラノリカの添え物になってもったいないんだよな。

この曲をフルサイズで聴きたい。というか、この30秒版でもうフルサイズなんだろうか。CD化やダウンロード販売はされないのか。されないところがまた良いのか。


■出張に備へる


■このサイトはNetscape Communicator 4.7以上でご覧ください。半蔵商店でございます。


■でね、先週も三泊四日で出張だったんですが、今週も火曜から三泊四日で出張なんですよね。今後、どうも出張が多くなるようなんですよね。(;´Д`) メンドウ

おれはたまたま三月に、沢尻エリカの元ダンナが書いた旅の荷物の本と、MacBook Airを買ったのですが、これから期せずしてこの本とMacBook Airが役立つことになりそうです。うーむ。


■さて、「どうせ出張行くなら楽しまなきゃ!」みたいな、そうやって自分で自分を欺いてる時点でもう楽しんでないだろみたいな、そういう心の動きは全くないのですが(面倒なもんは面倒。笑)、まあ出張のストレスをできるだけ減らすことにはやぶさかでないので、なんか役に立ちそうなこまごまとしたものを買ってきましたよ。

買った

・衣類圧縮袋(汚れ物を入れる)
・チューブ(いつも使ってる化粧水のようなものを入れる)
・入浴剤
・巻き取り式USBケーブル
・電気カミソリ(生まれて初めて買った)


チューブはですね、いつも使ってる化粧水のようなものを入れてみたのですが、一回プッシュすると想定外の量が飛び出して、おれの用途には適さないことが分かりました。九百円もしたから捨てるのももったいなく、なにか他の使用法を考えないと…。

人生初の電気カミソリは、シャワーを浴びながら使える機種にしました。別にホテル備え付けのカミソリ使えばいいわけなんだけどね。


■そして、この写真には写ってないのですが、魔法の部品も買いました。

この部品の一端をホテルのLANケーブルに接続し、もう一端にUSBケーブルを接続し、それのUSBケーブルをMacBook Airに接続すると、あゝら不思議や、LANポートのないMacBook Airが有線LAN接続できちゃうんですね。

しかも、この部品自体から、wi-fi成分がにじみ出るようになっているので、他のスマートフォンやタブレットを無線で接続することができるんですね。さすが22世紀。


■あと検討を購入したのが、BRV-1という、防水かつBluetoothで接続できるスピーカーです。

これを使えば、MacBook Airから音楽をスピーカーに転送して、ホテルのユニットバスで聴く、という芸当ができてしまいます。

でも一万六千円ぐらいするので、ちょっとゼイタクかなあと思い、購入は見送りました。とはいえ、出張だけじゃなくふだんの生活でも使えるわけだし、風呂に入りながら音楽聴けるなら、そう高い買い物でもないかもしれない。


■ということで、明日(日付変わって今日ですね)からまた茨城か栃木のどっちか、あるいはその両方に行ってきます。


■しかしこの入浴剤、パッケージが良い。

箱根温泉


■『クイズ!年の差なんて』あるある


問題VTRの冒頭で、魚眼レンズで撮った映像が使われる。


──なあ、西暦2014年にわざわざ云うことか? それは… (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )


■ツアー中


ツアー中、というか、ようするに出張なんだけど。

今週火曜から金曜まで、栃木・茨城エリアに出張中でございます。

ということで、おれはいま栃木と茨城のどっちかのビジネスホテルの一室からMacBookAirでこれを書いてます。どっちだっけ?

それはともかく、今後はこのエリアでの仕事が増えるようです。

しかしおれはいま栃木と茨城のどっちにいるんだろう。ご存知の方はご一報ください。


■カバンを買った返品した


■われわれ人類が森田一義アワー(以下、アワー)を喪ってからはや二週間が経ちますが、みなさま無事に身体的・精神的にも平安を取り戻したでしょうか。アワーが終わったことを知らずにテレビをつけて、「あれ? 今日なんでアワーやってないの?」と驚いた日本人も、ここ二週間でまあ全国に2600人くらいはいる、のかもしれません。しかし、平日なのに正午のフジテレビから「ウキウキWatching」が流れてこない状況って、「SFにおける、第三次世界大戦直後の廃墟と化した東京の描写」とか、「SFにおける、パラレルワールドに迷い込んでしまった男(あるいは近未来にタイムスリップした男)が困惑してる描写」とか、ほんとそんな感じだよな。半蔵商店でございます。ついに現実がSFを超えました。

さて、春はものいり、と枕草子にも書かれているとおり、平安の昔からいろいろ出費のかさむ季節でございます。拙僧も先日、百貨店で通勤用カバンを購入しました。三万五千円。磁気を帯びさせたプラスチックのカードで支払いを済ませました。カバンを買うって、春ですねえ。


■と、のん気なことを思っていたのですが、家に帰っていざそのカバンに荷物を詰めてみたところ、まあ、自分が思ってるのと使い勝手が違うんですね。意外と財布へのアクセスが悪くなるとか。こういうのって、店頭じゃなかなか気づかない。あと、「メインルームにモノを入れると、カバン前面のポケットが圧迫されて収納力が落ちる」「カバン前面のポケットにモノを入れると、メインルームが圧迫されて収納力が落ちる」という、おれがあいつであいつがおれで的な現象が起きたんですよね。そして、このカバンは今まで使ってたカバンに比べると、ほんの数センチだけ大きいんですが、この数センチの差が使いづらいんですよね。単に慣れの問題かもしれないけど。


■なので昨日の日曜日、ふたたび百貨店に赴き、店員に「荷物をいったん詰めたが、外には持ち出してない」「値札や各種タグもまだ付いてる」の旨を説明し、このカバンを返品しました。手を煩わせて申し訳ない…。


■ということで、ひきつづき新しい通勤カバンを探しております。できれば軽いやつ。軽さで云うと吉田カバンのタンカーがベストなんだろうけど、あれは通勤用にはカジュアルすぎるかなーと思った。あとこのエントリ、第一段落に「平安」って言葉が二回出てきてるなーって思った。


■半蔵、MacBook Airを買う


■死ぬほどAppleを忌み嫌っているわけでは別にない。のですが、そういえばこれまでの人生でApple製品を買ったことがありません。iPod shuffleすら買ったことありません。'94年に親に買ってもらって兄弟で使っていたPC-9821のOSはWindows 3.1でした。それ以来、20年もWindowsユーザーなのですね。

(まあ仕事ではここ十年Macを使ってたんですけどね、去年の四月から営業部に異動になったのでMacを使わなくなりました。Macの代わりに軽自動車ばっかり操作してます。)


■そんな拙僧ではございますが、えー、このたび、ね、ついにMacbook Airを購入しました! 11インチ。人生初めてのアップル社製品でございます。

MacBook Air(十一吋)

でもまあ、Macbook Air(以下MBA)が欲しくて買った、というよりは、仕事用に外に持ち歩けるPCを探してたのですね。で、各社の機種をいろいろ検討しようとした結果、各社の機種をいろいろ検討するのがだるい、という理由であっさりMBAに落ち着いた、というわけです。でも、windows各機を含めて実際にいろいろ検討してもMBAになってたと思う。軽いし、ボディが頑丈そうだしね。


■うん、新品は高いので中古で買いました。当初は中古屋に並んでた下記の三台から数日ほど迷ってたんですよ。

a) メモリ2GB/ストレージ64GB/'10年製/50000円
b) メモリ4GB/ストレージ64GB/'10年製/57000円
c) メモリ4GB/ストレージ128GB/'11年製/65000円

当初はa)でいいかな、と思ってたんですが、a)は悩んでる数日中に売り切れてしまいました。で、b)を買うかc)を買うか、これっくらいの価格差でいちいち迷ってんじゃねーよ、と自分でも思いながら店の周囲をぐるぐると散歩しつつ90分ほど(90分もか…)悩んだ結果、c)にしました。ノートパソコンなんてしょせん消耗品ですので、ちょっとばかり高くとも長く使える'11年製の機種を選びました。バッテリーの寿命もまだまだいけるだろうしね。

個体の状態が思ってたより悪くなかったのも購入の決め手となりました。ちなみに、3/28に買ったんですよ。消費税増税直前の駆け込みMacです。


■それと、クラブでVJをやりたいと思ってるんですよね。4GB/128GBならVJマシンとしても使えるかなー、と、そういう計算もあります。肝心のMBAは買ったので、あと必要なのはVJソフトと、映像ネタと、おれが変なネタをかけてもちょっとやそっとのことでは怒らない温厚な性格のオーガナイザーだけです。

ちなみにオードリー若林がネタ執筆とエロ動画閲覧用に購入したMBAのスペックもたしか11インチでストレージ128GBだったと思います(メモリ量は不明)。


■Windowsであろうと、Macであろうと、買いたてのまっさらのコンピューターはすいすい動いて気持ちがいいものです。自分の能力が拡張し、人生の諸問題が解決するかのような錯覚を覚えます。その錯覚が、コンピューターを買い足す/買い換えることの意味なんだろうなあ、と思ったり。


■山里亮太の不毛なCD(非公認)


山里亮太の不毛なCD


■『山里亮太の不毛な議論』リスナーである某友人に渡したCD-Rです。半蔵商店選曲。限定1枚。非売品。非公認。曲目は以下の通り。

01. 『JUNK』オープニング
02. Suemitsu & The Suemith/Soul Accident
03. ALPINE CM
04. サウンドステッカー4種
05. 川口技研 CM
06. 伊武雅刀/子供達を責めないで
07. 2nd Function/Gonna Be Allright (Rap Version)
08. 山里亮太/タヌキの歌
09. 山里亮太/『ゆうゆうワイド』ジングル
10. 松井咲子 feat. R藤本+クロちゃん/心の譜面
11. フラワーカンパニーズ/深夜高速
12. 松井咲子/心の譜面


01.は、JUNKのオープニングのサウンドロゴというか、あのサウンドコラージュみたいなやつですね。

02.はタイトルコール(和製英語っぽい)のあとに流れるテーマ曲ですね。『花嫁は厄年ッ!』というドラマのサントラだそうです。トークライブ『山里亮太の140』の出囃子にも使われてました。今月も140あるそうですね。ぜんぜん知らなくてチケット思いっきり買い逃した…。

03.はカーナビのアルパイン社のCM。友人が好きなので入れた。アルパイーン♪

04.はCMに行く前、あるいはCM明けに流れるジングルですね。4種。

05.はおれが好きなので入れた。文化放送の大竹まことのラジオでも流れてるよね。お日様が♪ 洗濯物を♪ 乾かすね♪

06.は同名コーナーのオープニング曲で、07.は子供師匠がハガキを読む際のBGM。

08.は、初出は『たまむすび』だと思うけど、子供コーナーでもネタにされていたので収録。山里が小学生だったころの録音。

09.は『ゆうゆうワイド』のジングル。これも子供コーナーでネタにされていましたね。

10.は'13年の正月の放送より。AKB松井咲子のピアノをBGMにR藤本と安田大サーカスのクロちゃんが何か小芝居のようなことをやるんだけど途中で山里に止められます。

11.は山里のフェイバリット曲らしく、カラオケで一晩に四回歌ったこともあるらしい。

最後は松井咲子のアルバム『呼吸するピアノ』からの12.で〆。


■で、これで終わりと思わせておいて、シークレットトラック(=CD-Rに同封した曲目メモに記していない)として、

13. R藤本による加藤鷹のモノマネ

を収録。これはどの回か忘れたけどポッドキャストから抜粋。


■このCD-Rを作ってる時、中学高校のころ、友達にプレゼントするカセットをダブルラジカセ(古語)で編集する時の楽しさがよみがえってきました。いい歳してなにやってんだって話もありますが。笑


■ディスコお富さん/現金を持ち歩かない


■DJするとき、「ディスコお富さん」をかけたあと、ダフトパンクの「Get Lucky」をかけたい。

というか、ディスコお富さんをダフトパンクに最近の作風でカバーしてほしい。笑

お富さんといえば、そういえばミスゴブリンのカバーもあった。10年近く前になるけど、フジテレビで若手のお笑いとバンドが夜通し出演する特番をやっていて、お笑いのトリがカンニングで、バンドのトリがミスゴブリンのお富さんだった(と記憶してます)。

いまwikipediaで調べたら、ミスゴブリンのファーストアルバムって高浪敬太郎のプロデュースなんだって。ふむ。


■naverまとめに「あえて「持たない」人の哲学がなんかカッコいい。」という記事があって、なんとなく見ていたら、半蔵商店のエントリが引用されていた。“なんかカッコいい”らしいです、おれは。

しかし「現金を持ち歩かないと、ATMに行かなくてすむし、手数料も払わなくていいし、たいへん健康によろしいです」って、なに書いてんだおれ。笑

引用されてる記事はだいぶ前のものなので、いまはまた違った考え方です。現金は持っておいた方がいいですよ。現金しか使えない場所も世の中多々あるわけですから。当たり前だけどね。


■森田一義アワーが終わった


■お若い方はご存じないかもしれませんが、昔『笑っていいとも!』という番組をやってたんですよ。フジテレビで。

まあ年に二回も見ない番組なのに、終わったときは寂しかったです。「昭和」と地続きなものが消えたから。正直、平成なんて、昭和の代用品でしかない、仮でやってる時代なわけです。ほんとはいつか昭和に戻れるのではないか、あるいはいろいろバグフィックスした「昭和2」がリリースされるのではないか、といううっすらした期待が、いいとも終了によって、ちょっとしぼんでしまいました。

マイケル・ジャクソンの逝去で'80年代が'09年に終わったように、昭和もまた、平成26年の三月末で終わった、のかもしれません。なんて思いたくはないけど。


■『笑っていいとも!』は毎日平日の正午に放送してたんですが、わが国に天変地異が起きた日は放送中止→報道特番に差し替えになってました。

なので、いいともが放送されなくなる、ってのは、天変地異の常態化、にすら等しいことなんですよね。っていうのはまあ言い過ぎかもしれないけど。


■まあ、いいとものない日常、にもどうせ慣れるとは思います。今週くらいで。人類ってそういうものだから。

でも、夏休みに、スーパーで買ってきた弁当(≠コンビニ弁当)または焼きそばUFOを食しながら、生放送で新宿から中継されるいいともをだらだら見る、ということができなくなるのが残念。今年の夏休みは、何を見ながらスーパーで買ってきた弁当(≠コンビニ弁当)または焼きそばUFOを食せばいいんだろう。


■森田一義アワーが終わる


■テレフォンショッキング最終回のゲストは、桜田淳子でなければならない。なぜなら、テレフォンショッキング第一回のゲストは桜田淳子なので、第一回と最終回のゲストが同一人物でないと「友達の輪」が成立しないからである。

──という内容のハガキが、平成元年ごろ琉球放送の若者向けラジオ番組で読まれていたのをなんか急に思い出しました。本日は'82年10月4日から続いた森田一義アワー(以下、アワー)の最終回です。'82年て、あなた何してました? おれは三歳児でした。このエントリは朝の七時に書いております。今日は仕事なので、いいとも最終回はリアルタイムで見られません。


■アワーの最終回の最後の最後って、どうやって挨拶するんでしょう。「明日も見てくれるかな?」「いいともー」のコール&レスポンスが成立しなくなるわけだし。これって英国の賭け屋が賭けの対象にしそうだね。しないか。


■アワーが終わるし、徹子の部屋が12時からになるし、日本人の体内時計がおかしくなりそうですね、この春は。


■国立劇場 三月歌舞伎公演 3/23




歌舞伎座と演舞場が両方ともカブキをやってる月は、ちょっとB面感が出てしまう国立劇場ですが、良かったですよ。『車引』は、萬太郎にいささか子供歌舞伎感があったけど笑、全体的に良かった。『切られお富』もコンパクトにまとまってて芝居として面白かった。

くろごちゃん(一)

この方も、ファンサービスをがんばってました。幕間だけじゃなく、終演後も出勤してました。

くろごちゃん(二)

夜、なんとなく半蔵門の放送局のラジオを聴いてたら、松任谷正隆の番組にゲストで尾上松也が出ていた。メディアで歌舞伎役者が出てるのをたまたま見かけるとなんかトクした気になる。


■鳳凰祭三月大歌舞伎 昼の部 3/9、他


花


■3/9に歌舞伎座昼の部見ましたー。『封印切』の翫雀の八右衛門が、バールのようなもので殴りたくなるくらい憎ったらしくて良かった(褒めてますよ。笑)。初役なんだって。

『身替座禅』も見ました。ちなみに、おれが見た中では、怖い玉の井ランキング第一位は彌十郎、と記憶しております。


■ふなっしー(←と、人生で初めてタイピングしました)が人気なのは、個人でやってるキャラクターだから、広告代理店臭とか、地方自治体臭がしないからかもしれない。

いま渋谷駅に、ふなっしー(←記念すべき人生二度目のタイピング)と犬のお父さんが写ってるソフトバンクの広告看板が出てて、あの写真がちょっと好きだ。


■新幹線とかいう騒々しいものがやってくる前に、金沢というところに一度行ってみたいです。できれば妾と。


■断食してみました


■お日様が♪ 洗濯物を♪ 乾かすね♪ 半蔵商店でございます。

──なぜ川口技研のラジオCMから入った?(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )


■といった意味も含めまして、先週の水曜から金曜にかけて断食してたんですよ。理由は特にない。強いて云うなら、R藤本が断食してるとブログに書いてたから

あと、最近なーんか食べ過ぎてるなー、という気がしたので、胃腸を休ませようと思ったから。べつに痩身目的ではない。

断食って、ほんとは専門家の指導なしでやらないほうがいいんだけど、まあそこらへんはテキトーに(※念のため書いておきますがマネしないでください)。


■ということで、先週水曜の朝から金曜の昼までは飲み物だけで過ごしました。具体的に書くと、

・コーヒー(ほんとはカフェインは摂らない方がいいらしい)
・豆乳
・スープ(缶入りのコーンスープや、モスバーガーのクラムチャウダーなど)
・グリーンダカラ(いつも飲んでる)
・国産つがるりんご100%ジュース(冬場は3リットル/週のペースで飲んでる)
・V8(アメリカの野菜ジュース。ちなみに沖縄ではなぜかポピュラー)
・オールベジ(カゴメの野菜ジュース。ちょっと高い)

断食、というわりにはスープに入ってる具は律儀に食べたりするんだけど、まあこれはノーカウントということで。

あと、エネルギーが欲しくなったら黒飴を口にします。

おしるこ豆乳
▲おしるこ味の豆乳。最近はこういうのもあるんだなあ、
とびっくりしてたら、コーラ味というのもあるらしい……


で、金曜の夜は「回復食」といって、休んでいた胃腸を再び働かせるための軽い食事を摂ります。おれの場合はレトルトのおかゆに梅干しを投入し、ごま油を垂らして食べました(数年前断食した時、この回復食の概念を知らずにカレーとケーキを食ってたちどころにおなかを壊しました…)。

ちなみに今回の断食中は、「あれも食べたい、これも食べたい」みたいな食欲は意外なほど起きませんでした。空腹感の自覚はあるけど、それが食欲に結びつかないというか。空腹感を冷静に客観視できるというか。


■断食の効果ですが、うーん、肩のコリが軽くなった気がしないこともない。あと、断食中は日中の眠気が少なくなったような気もする。寝起きも良くなったかなあ。疲れにくくなった、は云いすぎか。あ、ウエストは細くなった。

自分の場合は3日間だけだし、あやしい自己流なので、とりたてて「これ!」という効果はみられないんですが、断食することで「食べ物の消化・吸収って、体にとってけっこう負担のかかる行為なんだなー」ということが分かります。そう、ふだんの食生活だと、ふつうに生活してるだけでも胃腸はたえず動きっぱなしなわけじゃないですか。でも、断食中は、パソコンでたとえると「バックグラウンドで変なプログラムが走ってない軽快さ」みたいな気分が得られる。笑


■で、興が乗ったので、という表現が適切かどうか分かりませんが、今週も月曜から断食中です。いちおう本日水曜まで。余裕があったら木曜まで。


■買いました。


サンタフル・ワールド

トリオ・ザ・キャップス

『宝島』がクラブ・ミュージック誌として機能していた時代に、那覇の高良レコードの片隅にひっそりとあった「DJ向けアナログ盤」みたいなくくりの棚に、小泉今日子の一連のリミックス12インチとともに並べられていた一枚。あんまり見かけない盤なのですが、このたび購入しました。

ちなみに、「ゲームボーイズ」の12インチも実家にあります。笑



ところで先週の土曜日、スチャダラパーがコザでライブやったらしいですね。


■一世一代?


■四月の歌舞伎座のチラシに「藤十郎一世一代にて云々」と記されておりますが。

あくまでネット上のニュースをざっと斜め読みした範囲だと「藤十郎自身は“お初”を止めるつもりはないのに、松竹側が(おそらくは興行上の話題作りなどの理由で)勝手に一世一代と銘打ってる」という感じがしなくもないような気がすることもなくはないように思えるように思う今日この頃だニャーって近所の太った三毛猫が鳴いていたような気がするようなしないような気がしないこともない今日この頃なのですが、どうなんでしょうね。


■と云いつつ、来月歌舞伎座昼の部一等席の切符をちょっと奮発して買ってみた今日この頃ではある。

# 松竹の宣伝にまんまと乗せられてる?


■意表を突いてドムドムバーガーに行ってきました。


ドムドム(一)

■モスバーガーのモスバーガー、フレッシュネスバーガーのフレッシュネスバーガーに相当する(と思われる)「ドムミートバーガー」なる商品を食しました。ポテトとコーヒーとセットで税込み600円。コーヒーは、スタバが日本上陸する以前の味でしたが、セルフサービスでおかわり自由。


トップページだけは一見近代的だが、その他のページは'90年代風味の公式サイトで調べたところ、都内には5軒のドムドムバーガーが存在してるようです。

で、公式サイトやwikipediaの記述によるとドムドムバーガーは日本初のハンバーガーチェーンらしいです('70年当時米軍統治下にあった沖縄のA&Wを除く)。ふむ。

ところでさ、wikipediaって世の中に数ある百科事典の一つに過ぎないはずなのに、なんか「wikipediaに書いてることこそがこの世の絶対的な基準!」みたいな感じになってきてないか? 気のせい? 気のせいならいいんだけど。

このままwikipedia絶対視が進むと、「wikipediaはこの世界に存在するあれやこれやについて記述したもの」ではなく、「wikipediaに記述されてる範囲が“世界”」という主客転倒が起きかねないんじゃないか。

せめて、「wikipedia 1」と「wikipedia 2」の二組に分けて、まあ「wikipedia クマさんチーム」と「wikipedia ウサギさんチーム」でもいいんだけど、とにかく二組に分けて、記述の質を相互監視しつつ、たがいに存在を相対化するのはどうだろうか。

ともあれwikipediaはこの世の真理でも何でもなく、あくまでも「世の中に数ある百科事典の一つ」であるということを忘れないでいる必要はあると思う。

でもまあ、あれだ、ニンゲンは「知そのもの」よりも「知(に似た何か)へのアクセスしやすさ」を優先してるんだなーとは思う。わざわざ図書館行って百科事典コピーして、って手間かけるよりは、家のPCでwikipedia見てた方が楽だもんね。あと、「この世の真理を何もかも記述した究極的な“何か”が存在していて欲しい(かつ、その“何か”を崇め奉りたい)」という欲求がニンゲンにはあるかもしれなくて、で、wikipediaはその欲求にうまく応えてるのかもしれなくて…………まあいいやそういう話は。えー、ドムミートバーガーおいしかったよ。


■あと、メニューには和風のスイーツみたいなものあった。ここらへん、ちゃんと見てないからよく覚えてないけど。


■かつてプラン9が「ドムドムバーガーではマクドナルドよりみんなのテンションが若干低い」(※ちょっとはしょってます)みたいなネタをやってたなあ。


■あと、これは個人的なあれなのだけれど、ドムドムバーガーってなんか'86〜'87年っぽいイメージがある。なぜかは知らない。


ドムドム(二)


■ちなみにこれは、ほんとにたまたまなんだけど、今日は朝がモス、昼がドムドム、夜がフレッシュネス、という食生活でした。うーん…。


■防はんブザーで安心!!


防はんブザーで安心

国分寺にて。ポスターの意図するところが分かりやすくて良い。ちゃんと伝わる。


■サミアどんは日村に似ているのではないか


『おねがい! サミアどん』のサミアどんって、バナナマン日村に似てない?(ってタイトル欄にも書いてますが。)

ちなみに、いまwikipeidaで調べたら、サミアどんは原作では「サミアド」って名前らしい。ふむ。


■鳳凰祭三月大歌舞伎 夜の部 3/2 初日


終演後の歌舞伎座
▲終演後の歌舞伎座

吉右衛門の弁慶、を初めて見たのでした。


■ラジオ、ケンタッキー、愛之助


260226_kouza.jpg

■ラジオという機械は、どうも、月に一回「そして僕は途方に暮れる」と「ずっと好きだった」が必ず流れるように設計されている気がする。


■ケンタッキーフライドチキンで骨なしケンタッキーを発注したら、当店では販売終了にて候と云われた。うむ、まあ期間限定商品だからしょうがない。

代わりに、ケンタッキーフライドフィッシュ(ギネスに合いそう)と、あと、久しぶりにカーネルクリスピーを発注した。

骨なしケンタッキーは店舗によって在庫が残ってたり残ってなかったりするらしいです。


募集しているようです(3/6まで)。


■クレムリン効果


■そういえばこれはブログには書いてなかったのですが、昨年の六月に妹が女の子を産んだんですね。なので、めでたくおれもおじさんとなりまして、お盆や正月に帰省した時などはこの姪にドラゴンボールのナレーターのモノマネをしてあげたりしてました。

──ゼロ歳児に伝わるのか? それは…(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

この正月に姪に会った時には、まだハイハイ(バイきんぐとアルコ&ピースに居場所を奪われた人たちのことではない)しかできなかったんですが、それでも歌をうたってやると、両手を床についたままお尻だけを軽く振ってひょこひょこ踊る、という技術を身につけていました。

姪の踊り


■(すいません、この文章を書いているまさに今、テキストエディタのカーソルが表示されなくなるというバグが発生しました。どうなってんだ。)


■(あ、直った。)


■カーソルがちゃんと表示されるってすばらしいですね。で、姪なのですが、先日、家の中をハイハイ(バイきんぐとアルコ&ピースに居場所を奪われた人たちのことではない)していたところ、カレー沢薫『クレムリン』の単行本があるのを見つけ、それが気になったらしく、その本を手に取ろうとして、その拍子に人生初の直立に成功したらしいんですね。カレー沢薫のおかげで初めて二本足で立てた、と妹から連絡がありました。

生後八ヶ月にして人生で初めて自主的に手に取った書物が『クレムリン』である姪の今後の成長が楽しみですっていうかおれも早く結婚しないと。


■骨なしケンタッキーなど


■今週の水曜と木曜に大雪が降る、という都市伝説が流布していましたが、結局降らないっぽいですね。しかし、先週にしろ、先々週にしろ、去年の成人の日にしろ、なんで休みの日に限って大雪になるんでしょうか。


■骨なしケンタッキーというのが出た、と聞いて以来、

・一個あたり204kcal→へたなおにぎりやサンドイッチより低カロリー
・炭水化物の摂取を抑えられる
・動物性タンパク質が摂取できる
・小腹は満たせるが、満腹になりすぎない
・国産のニワトリである

という理由で、コンスタントに食べております。

骨なしケンタッキー

仕事中の昼ご飯とかにいいですね。二個食べます。計480円。気まぐれにコールスロー(M)を発注することもあるんですが、そうすると骨なしケンタッキーが2ヶとコールスロー、というかなり寂しい画ヅラの昼食に700円を投じることになってしまい、すごく割高な感じになってしまいます。なので、まあたいていは骨なしケンタッキーと水だけの昼食にします。

この骨なしケンタッキーの商売上手なところは、

「いっやー、おれはモスバーガーのファンなんだけど、モスチキンの原材料って中華人民共和国産だからあまり食べないようにしてるんだよねー。国産ニワトリのモスチキンがあればいいのに」

という層を確実につかんでる点です。もっとも、そんな層が何人いてどれだけ商売のプラスになってるのかは分かりませんが…。

(しかし、同じ骨なしチキンであるカーネルクリスピーの立場はどうなるんだろう。骨なしケンタッキー以前は似たような理由でよく食べていたのですが。)


■先月の電気代が一万を超えました。


■ウゴウゴ・ルーガのピチカート・ファイヴ、から20年


■トーキョーは雪でございました。拙僧は貧乏長屋の三階に住んでおるのですが、昨晩は吹きっさらしの階段が、雪で単なる白い斜面になっておりました。そして今朝は雪で玄関のドアが開きませんでした。うむ。


■といった意味も含めまして半蔵商店でございます。本日は『ウゴウゴ・ルーガのピチカート・ファイヴ』をご紹介します。ナカグロなし、ヴなしの表記がどうやら当世風のようですが、ピチカート・ファイヴをピチカートファイブと表記すると小西康陽に怒られそうな気がします(外国の人名の表記に関する短いコラムを、コニシ氏は記しています。ヴェンダースやオードリィなど)。ピチカートファイブではなく、やはりピチカート・ファイヴですね。ヴ。下唇噛んでヴ。

ま、『ウゴウゴ・ルーガのピチカート・ファイヴ』というピチカートのミニアルバムがございまして、おれはそれをCDだけでなくカセット版でも持ってるんですね。

いわゆるコロちゃんパック

って、以前もこのブログに書いたと思うんだけど、なぜ今日もまた書いてるかというと、先日の2/10で、発売からちょうど20年になってたことに気づいたんですね。20年か……。


おれはこのカセットを二つ持っていて、ひとつは鹿児島市内の、十字屋とかではなくて個人でやってるレコード屋で(この記憶はたしか)、あとひとつは沖縄のブックボックス安慶名店で買ったような覚えがあります(この記憶はちょっと曖昧)。



■CD版には「a television's workshop e.p.」という英題が付されていますが、カセット版の英題は「a children's workshop e.p.」となっております。絵本のデザインも、当然ながらCDのブックレットとは異なります。

絵本(一)

絵本(二)

カセット

肝心のカセットですが、実は買って20年間、まだ再生したことがありません…。CDとバージョン違いとかあるのかな、ないのかな、まあはっきりさせないままでもいいか。


■おれは当時、ウゴウゴ・ルーガもピチカートも好きだったので、このCDをリアルタイムで買ってます。内容は、さらっと聴ける。本式のフルアルバムではない企画盤、って感じで、肩の力が抜けてて良い。全曲ともシングルB面感がある。


■話ちょっと変わるけど、'93年のピチカートはリリース・ラッシュで、「スイート・ソウル・レヴュー」と、『ボサ・ノヴァ2001』と、その別バージョン集の『スーヴニール2001』と、リミックス集『エキスポ2001』と、そのアナログ盤『フリーソウル2001』と、そして「東京は夜の七時」が同じ年に出てるわけですよ。すごいよね。あ、スイート・ソウル・レヴューの前にライヴ盤『インスタント・リプレイ』があった。歌詞カード代わりに通販グッズのカタログが入ってるやつ。

で、この『ウゴウゴ・ルーガの』は、年またいで'94年の作品なんだけど、この'93年のラッシュを締めくくる小さなデザート、という感じで、そのディスコグラフィ上のたたずまいというか存在感も含めて好きなアルバムですよ。

ピチカートはそして、'94年4月にシングル「ハッピー・サッド」を発売して、そこからはまた違った流れのリリースが展開されることとなります。

『ウゴウゴ・ルーガの』のブックレットには、ピチカートのメンバーとして高浪敬太郎の名前はクレジットされてますが、たぶんこの作品にはもうほとんど関わってないと思う(※こちらのサイトによると、「ミー・ジャパニーズ・ボーイ」のアレンジを手がけたのみ、とのこと)(高浪は、'94年10月発売の『オーヴァードーズ』の録音に不参加→脱退)。


■あ、あと、思い出したからつい書いちゃうけど、'93年11月に出た『エキスポ2001』でピチカートの曲をテレックスがリミックスしていましたが、'94年1月に出たテレックスのリミックス盤では逆に小西康陽がリミキサーとして参加してるんですね。

で、『エキスポ2001』では石野卓球もリミックスをやってましたが、半年前の'93年5月には逆に電気の『フラッシュ・パパ・メンソール』に小西がリミキサーとして参加してました。あったなー、そういう流れ。


■なお、このカセット版のジャケは、先日当ブログで紹介したコーネリアスの'94年のツアーパンフにも、コーネリアスの例のCマークのTシャツを着た野宮真貴の写真とともに載っています。

とか、こういうことを書いてると、'90年代は音楽産業がCDやカセットやパンフレットのデザインにお金がかけられた良い時代だったんだなあ、と、つくづく。単にレコード会社にお金があったというだけでなく、デザインにお金をかけるという意識やゆとりをちゃんと持ち合わせてたというか。


■アップルストアあるある


商品が並んでいるテーブルに、フリスクが一粒落ちている。




# ──あるあるかなあ、これは。(´д` ) (´д` ) (´д` )


■ようこそ飯能へ


ようこそ飯能へ


■雪の歌舞伎座、テレビジョン


雪の歌舞伎座、一

雪の歌舞伎座、二

雪の歌舞伎座、三


■こんな大雪の日に歌舞伎見物なんて乙でげすねえ、と褒めてくれるタイコモチがいるわけではないのですけど、昨日は大雪のなか歌舞伎座に行ってきました。昼の部。南北。


■行く時は大雪の影響はなく、意外なほどスムーズに歌舞伎座に着けました。

が、帰る時は電車が遅れたり、電車が止まったり、吹雪のホームで電車を待ったりで大変でした。銀座一丁目から石神井公園まで90分くらいかかった。


■スーパーで食料を買い込んで、夜は部屋でテレビジョンを見ていました。他にすることあるのに。

めちゃイケで使われた効果音に、テレックス「Moscow Discow」のイントロの汽笛を加工したものがあった、気がした。


■他にすることあるのに、ついでにアド街も見ました。浅草特集。この番組、扱うネタが30ヶから20ヶに減ったの? 今週だけ?


■で、アド街にイトーセイコーが出てた。いつも思うんだけど、この人って東京生まれ(検索したら葛飾だって)なのに、なんであんなに肩に力の入った地方出身者みたいな感じになるのかね。トーキョーや浅草や「和」を語る時はとくに。なんかムリしてる感がある。そう感じてしまうのは、云うまでもなくおれもそういう傾向があるからだろうけどさ。

あ、ちなみにバカリズム升野は、イトーセイコーに「いっしょにかっぽれを習わないか?」と誘われたことがあるそうです笑。とつぜん思い出したので書いてみた。

あと、これもアド街に出てたから思い出したんだけど、大黒○家まずいよね。浅草に出かけてわざわざ数十分並んだのにあんなドス黒くてまずい天丼を出されて食事中にみるみる険悪な雰囲気になったので別れた、っていうアラサー男女が年間30組は絶対いると思う。どうでもいいけど。


■で、本日は歌舞伎座夜の部。これから出かけます。


■雪が降ってる日って、アンビエントかドラムンベース作りたくなるよね


■半蔵商店でございますよ。ええ、昨日の夜中にチケットweb松竹のサイトを見てたら、本日歌舞伎座昼の部の、三階席の切符が戻ってきてたんですね。ここ数日サイトをしつこくチェックしてて、ようやく発見したもんだからうれしくてね。

で、カード番号を入力しまして。無事に切符を購入しまして。なにかを成しとげた気になって眠りにつきまして。


■そして今朝起きたら、あなた、大雪ですよ。なんだこれ。出かけるの大変だぞ。

──いや、昨日から雪の予報あったでしょ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

東京の雪の予報ってたいがい外れない? そういうイメージない? まさか当たるとは思ってなかった…。予報なめてました。すいません。


■そういえば去年の一月も大雪の日に浅草歌舞伎を見に行きました。あんまりにも寒いので、やぶそばで天ぷらそばを食べた覚えがある。

海老蔵がお年玉の挨拶で、「大雪で車が運転できなかったので、20年ぶりに地下鉄に乗って、浅草まで来ました」と語ってました。

高級な舶来物の自動車、などでなく、地下鉄で劇場入りした役者が勤める弁慶、ってのも、なかなかに珍しうございました。


■さて、これから心して歌舞伎座まで参ります。しかし無事たどり着けるかどうか…。('A`)


■あ、小山三さんのセミナー、があるんですね。申し込み締め切りだって。しまった。('A`)


■'94年コーネリアスのツアーパンフ/電気「N.O.」20周年


■ほんに今宵は節分か(←一日遅い)。半蔵商店でございます。

昨日は節分だったので、納豆とオイルサーディンのパスタを、あ、ナカグロ忘れた、納豆とオイル・サーディンのパスタを作って食べました。いちおう豆とイワシということで。節分ぽく。


■でね、昨日はブックオフでこれ買ってきましたよ。なんだか分かります?


コーネリアス


コーネリアスのコンサートツアーパンフ(ナカグロもういいや)です。'94年。A4サイズのハードカバーで、厚さが1.3cmくらいあります。金かかってそうです。たしか表紙はビースティ・ボーイズがやってた雑誌のパロディじゃなかったかな。中身は、写真、コラージュの類、楽譜、クロスワードパズル、歌詞、コーネリアスのVHSの広告、テリー・ジョンスンがわざと俗な新聞広告風にデザインしたピチカート・ファイヴの広告、CTPPの広告、HMVの広告、トラットリアのディスコグラフィー(とはいえ、まだMENU 30までしかない)、などです。ビバ'90年代。渋谷系華やかなりし当時、音楽産業にはこういうものを作る余裕があったんですねえ。

税込み105円、という非常に高額なプレミアム価格がついておりましたが、思い切って買っちゃいました。こういうのって、タイミングと勢いで買わないと、いつまでたっても買えないままになっちゃうからね。


■表の見返しには、コーネリの例のCマークがありますが、裏の見返しにはドクロのマークが入ってるんですね。『69/96』('95)のような雰囲気の意匠は、この時点で既に思いついていた、のかもしれません。

しかしあれですね、当世は音楽作品もデータでダウンロード購入できるようになってしまいましたが、『69/96』なんてあのビニールジャケの手触りや手間暇かかったブックレットもコミでアルバムって感じだよね。こんな感じで音楽とデザインの集合体でアルバムの世界を作る、みたいなのは最近少なくなってる気がします(『69/96』に関して云えば、音楽誌のインタビュー、テレビ出演、カセット版シングル発売も含めて一枚のアルバムと云える気さえする)。


■あ、そうそう、いま思い出したのですが、おととい2/2は、電気グループが「N.O.」のシングルを発売してちょうど20周年の日のようです。

発売当時、ロッキングオンジャパンに、歌詞だけを載せた見開き2ページの広告が出てたなあ。


■っていう30代サブカルおじさん向けエントリでした。


■「スーパーとエディターの間にナカグロなしね!」と秋山道男は云った


このごろ人類がカタカナ語の表記にナカグロを使わなくなってきている、といったアカデミックな問題について前回とりあげたわけですが、今回もその続き。


■今日読んだ、とある雑誌に掲載されたとある人の文章には、

「ロリポップ ルック」
「パンク スピリット」
「アブソープティブ キャパシティ(absorptive capacity←知らんわ)」

と、ナカグロでなく半角スペースを使った表記がありました。

ナカグロの代わりに半角スペースを使う、ってのは、化粧品の長ったらしい商品名の表記とかで使われたりしますが(例:「モイスチャー ヴァイタライズ ナントカ カントカ リキッド」)、地の文で見ることはあんまりないですね。


■ちなみにこの文章におけるカタカナ語表記では、ナカグロなし連結パターンは「アメリカングラフティ」「ドライブイン」「クリームソーダ」「ワンカット」。

ナカグロありパターンは「ファースト・ステップ」の一つのみ。


■まとめますと、

1) この文章には、「ナカグロあり」「ナカグロなし」「ナカグロの代わりに半角スペース」の三つのパターンが混在している。

2) 上記三つのパターン中、「ナカグロあり」の勢力がいちばん弱い。

といった感じですね。ナカグロの出番が減っているばかりか、「半角スペース代用勢」の台頭してきている21世紀日本のナカグロ状況が如実に凝縮された文章となっておりますニャー。って近所の太った猫が鳴いていた。

これはまあ、たまたま目にした文章についてだけの話だから、このサンプルだけでどうこうは云えないけどね。でも、ナカグロの出番が減っている現状をある程度は表していると思う。

しかしなんでファースト・ステップだけナカグロ入りなのかね。


■なお日本語の文章で半角スペースを使ってる例としては、

「結局 国語辞典を買うことになった」

のような文があります。漢字が続くのを半角スペースで避けてるわけですね。でも、個人的にはちょっと、うーん。

そっちのほうが読みやすいかもしれないけどさ、たとえばラジオ番組のナレーション原稿みたいな、限定的な用途の文章の「実用的な読みやすさ」を、必ずしも文章一般に当てはめたり持ち込んだりしなくてもいいと思うのね。すいません、話がずれてきてます。

(しかし半角スペースって、Wordとかならまだしも、昔ながらの原稿用紙ではどう表現するんだろうね。)


■ではナカグロについて話を戻します。

と、書きたいところですが、今日はもう眠いのでこの辺で。

ちなみに、おれはナカグロ状況をニュートラルに観察したいだけであって、「ナカグロあり/なし/半角スペースは混在させず、どれかに統一せよ」とか、そういうことを申し上げたいわけではありません。

個人的にはナカグロにがんばって欲しいんですけどね。(談)


■ナカグロはどこへ消えた?


■どうも。荻窪駅前の道の運転が苦手な半蔵商店でございます。


■さて今日のエントリなんですが、カンの良い方ならタイトルだけ見て一瞬で通じるかと思うのですが、最近、われわれ人類はナカグロをあまり使わなくなったと思うのですね。あ、ナカグロってのは、「・」のことね、「・」。キーボードの「め」のキーを押すとでてくるやつ。日本語の文中で、外来語を続けて書くときに使うやつね。

最近は、たとえば「スパークリング・ワイン」くらいの単語だったら、もうナカグロなしで「スパークリングワイン」って書きますよね。20世紀のころは健気にナカグロを打ってたような気がするけど、21世紀くらいからナカグロを打たなくても許されるような雰囲気になりつつあるような気がする。むしろ打たないのが普通になってきてるというか。

メールアドレスを「メール・アドレス」ってナカグロ入りで書くヒト科ヒト属ヒトはあんまりいない。ディスク・ドライブ。ワイヤレス・マウス。キャラメル・マキアート。まあたいがいナカグロ省きますね。かわいそうだろ。ナカグロの気持ちも考えてやれよ。と云いつつ、拙僧もナカグロは省略する傾向にあります。

たぶん、ここ十数年の間に、あまりにもたくさんの外来語が日本に押し寄せてきたので、外来語を表記する際にいちいち律儀にナカグロを打っていたら、手間がかかるし、文章の見た目がゴマをまぶしたみたいになるし、なにより日本中でナカグロを大量消費することになって深刻なナカグロ不足を招く恐れがあるので、みんなナカグロを節約してあまり打たなくなってるんだと思う。冷夏でナカグロが不作の年は大変でしたからね。

──貴様はなにを云ってるんだ。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

昔、村上春樹のエッセイで「メロン・パン」っていう表記を見たことあるけど、これはまあ和製外来語だからムリにナカグロで区切らなくともいいと思った。

──せっかくだから『ザテレビジョン』の話もしないと。(´д` ) (´д` ) (´д` )

そうですね。あのテレビ雑誌は、実はナカグロなしの『ザテレビジョン』が正式名称なんですよね。まあ、有名な話ですけど。


■で、ナカグロの最後の砦が、外国の人名や地名の表記だと思うのですが、先日とある新書で「マイケルジャクソン」というナカグロなしの表記を見ました。ちなみに、その新書ではマイケル以外の他の外人の名前はちゃんと姓と名がナカグロで区切られていました。でも、いずれは西洋人の名前もナカグロなしで書くのが普通になっちゃうんでしょうか。あるいは、ナカグロの代わりに半角スペースで区切るようになるとか。


■あと最近は、ナカグロを見かけなくなったように「ヴ」もあんまり見なくなった。たしかに、外来語を「ヴ」を使って表記すると、「いやいやいや(笑)、肩にチカラ入りすぎでしょ(笑)、なに緊張してんすか(笑)」ってオードリー若林に云われそうな感じがする。ヴァイオリン、ドライヴ、ヴィンテージ、ヴォリューム。西暦2014年現在、これらの表記はいささか物々しい印象を与える可能性が少々なきにしもあらずです。

でもまあ、ナカグロもヴも肩身が狭い時代とは云え、YMOのセカンドが『ソリッドステイトサバイバー』っていう表記だったら、なんというか、『ツァラトゥストラはかく語りき』を『ツァラトゥストラはこう語った』って訳されちゃった時のようなガッカリ感が漂いますよね。あれはやはり『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』と表記するべきでしょう。

っていうかツァラトゥストラって誰だよ。どこ中だよ、おまえ。おまえの名前、ローマ字入力で打ち込みにくいんだよ。


■こういう文章を書くと、「“ナカグロ”がゲシュタルト崩壊したー」と言い出すやつが必ず出る。


■GR DIGITAL IIIをスマートホンに置き換えたい/正月歌舞伎


■リコーのGR digital、という、なぜかサブカル文化人(と、いい歳してサブカル文化人ワナビー傾向のあるヒト科ヒト属ヒト)に人気のディジタルカメラがあります。

で、拙僧もGR digital III(以下、GRD3)という機種を'11年に購入し、愛用しているのですが、人間とは怠惰で贅沢な生物でございまして、というかおれ個人が怠惰で贅沢なだけかもしれませんが、このごろ持ち運びにかさばるなーと思うようになってきました。

くわえて、機動性に欠けるんですね(そりゃ一眼レフよりは手軽ですが)。たとえば、街でおもしろい看板を見つけて、「あ、これを撮影してVOWに送って渡辺タスクのコメント付きで宝島に掲載されて景品のシールをもらおう」と思ったところで、カバンをガサ/ゴソとまさぐってGRD3を取り出すのがちょっと手間に感じるようになりました。しかも渡辺祐氏はすでにVOWを担当しておりません。

くわえて、GRD3は外見がカメラカメラしています。時と場合によって、あんまりカメラカメラしたカメラは取り出しにくい状況ってあるじゃないですか。それでまた撮影のチャンスをみすみす逃す、と。まあこれは、おれが自意識過剰なだけだと思うけど。

──えー、長々と書きましたが、いま「GRD3の代替として、スマートホンを買おうか」と思っておるわけです。最近のスマホのカメラは、デジカメ単体機の代わりが勤まるくらい賢いらしいからね。で、スマートホンなら、かさばるだとか、機動性だとか、そういう問題もある程度は解決できる。

ということで、いま、スマホの機種選びに頭を悩ませています。人生、もっとほかに悩むべきことはたくさんあるはずなのだけれど。


■昨日、新橋演舞場で『壽三升景清』を見てきました。これで、お江戸の四つの芝居小屋で行われた一月のカブキをすべて見物したことになります。

ひとつ云えるのは、正月の芝居はできるだけ早いタイミングで、欲を云えば松の内に見ておいた方がより楽しめる、ということですね。芝居の内容からロビーの飾り付けに至るまで、新春新春賀正賀正してる雰囲気だからね。あたりまえですが笑。

しかし演舞場の芝居は短かった…。朝の十一時に始まって、午后二時半にはもう終わってた。おまけとして、江戸の吉原を舞台にした20分くらいの踊り、くらい添えても良かったのでは。贅沢ですか。

あと、『壽三升景清』の最後のとこで舞台上に客席を設けてたけど、芝居の雰囲気にちょっとそぐわないと思った(ま、おれも座りたかったけどね。笑)。どうせお客を舞台に上げるなら、賑やかな踊りとかでやったほうがよかったんじゃないでしょうか。

でもまあ、お江戸の正月の芝居で、海老蔵が見(ら)れて良かったよ。縁起いいよね。

ちなみに、この正月のカブキでいちばん笑ったのが、国立劇場『三千両初春駒曳』で、でんじろう先生の段ボールを叩いて煙を発射するやつが出てきたとこです。


■リカ(仮名)が東京に来ている件


■半蔵商店初期の名キャラクターに、おれの従妹のリカ(仮名)という者がおりまして。この人物については各自過去ログをご参照いただきたいのですが、手短に申し上げますと、「声優を目指して上京→パチンコばかりやるようになる→アパートの更新料が払えなくなり郷里の父にねだる→父に東京撤収を命じられる」という、まあそんな経歴を持つ女です。現在は沖縄に住んでおります。


■で、このリカ(仮名)もこのたびなにかしらの職に就くことになったらしく、その仕事の研修で東京に来ているというので、おととい、数年ぶりにメシを食べたんですね。

まず、一軒目で回転寿司に入りまして。寿司を食いまして(おいしいネタとおいしくないネタの差が激しい店だった…。なにこのダイナミックレンジ)。で、二軒目はどうしようか、と、まあ適当な居酒屋かなんかを探しながら街を歩いていたところ、リカ(仮名)が突然、

「あ! パスタおいしそう!」

というセリフを発射したんですね。一瞬、ほんとに何を云ってるのか分からなかった。

見るとチェーンの喫茶店があって、そこにパスタのポスターが貼り出されてたのですが、いやいやいやいやいやいや(←松本人志の影響を受けてる人っぽく)、われわれは、ね、10分前に寿司を食ったんです。寿司を。そして確かに二軒目の店を探してはいましたよ。そこでパスタて。寿司食べたあとに「パスタおいしそう」って思うもんなんですかね、一般的な人類は。


■でもまあ、けっきょくわれわれはそのチェーンの喫茶店に入りました。リカ(仮名)はほんとにナポリタンを、おれはホットケーキを発注しました。おわり。

しかし寿司のあとにナポリタンて。やっぱりなんだか全体的にすごいわ、この女(30)は……。


■一休さん、ウォーホル、小西


■コンビヴィニエンスなストアーに立ち寄り、コンヴィニエンスだなあ、実にコンヴィニエンスだ、なんてコンヴィニエンスなんだろう、とそのコンヴィニエンスさに心酔していると、雑誌の棚に週刊現代があり、その表紙に「一休さんはクンニがお好き」というポップでスイートでキャッチーな(ピチカートか)見出しがあったので思わず手に取ってみました。なんか、「日本の性の偉人たち」みたいな鼎談企画だった。クンニって単語は表紙OKなんですね、講談社的に。

ところでgoogleで「一休さん クンニ」で検索すると半蔵商店が6番目に表示されるんですがそれは。


■昨年、アメリカン・ポップ・アート展なる催しがあって、ウォーホルの作品をたくさん見られて良かったのですが、また森美術館でウォーホル展があるのですね。重畳。行きます。


■二段落上に「ピチカートか」と書いたので思い出したのですが、先日小西康陽がハニカムでブログをやっていることを知りました(ハニカム以前は、こういうブログもやってたのですね。知りませんでした…)。読みます。

あ、テイトウワもやってる


■ヴェネチア


うーつーくーしい少年がー だーれーもーいないーしーろーでー

よーろいをー身につーけたままー

たーいようのー 日をあーびーてるー

あーかーいーバラ ヴェーネチアー

えーいえんのーくに ヴェーネチアー



はーるーにー戯れーるー

とーしーおーいーた貴族たーちー

そーうげんでー馬をーあやつりー

ヒーィスのー茂みーで 血を吐くー

あーかーいーバラ ヴェーネチアー

えーいえんのーくに ヴェーネチアー

すーなーのー城 ヴェーネチアー

えーいえんのーくに ヴェーネチアー

あーかーいーバラ ヴェーネチアー

えーいえんのーくに ヴェーネチアー

すーなーのー城 ヴェーネチアー

えーいえんのーくに ヴェーネチアー

あーかーいーバラ ヴェーネチアー

えーいえんのーくに ヴェーネチア〜〜♪ (´∀`)


──坂本龍一の「Venezia」を唄うだけでエントリを乗り切った!(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

# 出だしの、少年が城で鎧を云々の部分って、
# 江戸時代っぽい情景にも読めるよね。


■不幸とは三十歳を過ぎてユニットバスの部屋に住んでいることである、他、沖縄で見聞したことなど


■読者諸賢はご存知の通り、年末年始は沖縄に帰っておりました。そこで見聞きしたこと、気づいたことなど。


■不幸とは、三十歳を過ぎてユニットバスの部屋に住んでいることである。という学説をイトコ夫婦に提唱した。苦笑いされた。


■教育テレビの「チョーさん」役で知られる声優の長島雄一が、芸名を「チョー」に改めていた。ということを知った(いまwikipediaで調べたら、'06年に改名したらしい)。


■ケン夕ッキ一のフライドチキンの味が、まあ、その、昔ほどおいしくなくなっている気がする。と正月の親戚の集まりで話題になった。おれもちょっとそう思った。

しかしケン夕ッキ一のフライドチキンには、「テーブルに置いとくだけで親戚の集まりっぽくなる」という視覚的な効果があるので、今後も引き続き親戚の集まりにおける需要はあると思う。味はさておき。


■親戚一同の間で、「LINE」が浸透していた。六十過ぎの叔父もやってた。家族間の連絡はLINEで済ませてるらしい。ふむ。

LINEって、その場で撮った動画とかも送れるんですね。知らなかった。


■コリンザは、'97年の開業時に、建物ぜんぶ丸ごと立体駐車場にしてしまえば良かったのではないか。そして一番街/中央パークアベニューの無料駐車場として機能させる、と。

コザミュージックタウンも、1階をすべて駐車場にしてしまえば良かったのではないか。そして、330からもゲート通りからも車が入りやすいようにする、と。

沖縄人の大好物は、一にも二にも「車の停めやすい場所」ですからね。駐車場のないうまい店と駐車場のある不味い店とだったら、なんの迷いもなく後者を選びますからね。


■昔、那覇空港のA&Wでは沖縄そばがメニューにあった。こんな基本的なことでも、誰かが書いておかないと忘れる。


■母が、「このごろNHKのAMラジオ番組が、民放っぽいはしゃいだ内容が多くて困る」とこぼしていた。

これとは別に、おれは子供のころから「NHKのAMラジオの音質」が生理的に苦手である(他局は別に平気)。理由は分からないが、なんか圧迫感があるというか、息苦しいというか…。


■ラジオ沖縄で深夜三時に流れるクロージング(放送終了)の音楽が、なんかちょっと好きになってきた。


■友人に、「おまえは久保ミツロウ・能町みね子のオールナイトニッポンを聞いた方がいい」と云われた。理由は、「性格や話題選びや話の進め方や物事の観察眼がおまえに似ている」とのことだった。そうなのか。こんど聞いてみよう。


■久しぶりにANAじゃなくてJALで沖縄行ったんだけど、地上の職員の接客はANAのほうが良いかなーカッコ米印個人の感想ですカッコ閉じる。機内誌もANAの方が好きだ。JTAの『コーラルウェイ』も好きだけど。

あと、ANAは第二ターミナルビル(=東京モノレール終点)にあるので、羽田空港からの帰りにすっからかんのモノレールに乗れるというメリットがあることに気づいた。


■そして沖縄で誕生日を迎え、クレヨンしんちゃんの父ヒロシと同じ年になってしまいました。めでたくもあり、めでたくもなし。('A`)


ダニ退治

あ、これですか。これは実家のホットカーペットのスイッチ部分に書かれてたダニ退治モードのマークです。


■初芝居


昨日、日本橋の横断歩道で信号待ちをしているとき、なんかいい匂いがしてくるなーと思ったら、おれの隣にスマートホンをいじってる力士がいました。

さて、これから浅草行ってきますよ。ちなみに初芝居の予定は以下の通りです。

1/12(日) 浅草(昼・夜)
1/13(月) 歌舞伎座(昼)
1/18(土) 歌舞伎座(夜)
1/19(日) 国立劇場
1/25(土) 演舞場(夜)

今月は四つの芝居小屋で歌舞伎をやるんですね。うーん、大掃除する暇がない……。

──まだやってなかったのか。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■コザで、第三回R-1優勝者が思い出せなかった


R-1優勝者
▲思い出した歴代R-1優勝者をメモした紙ナプキン

この冬休みはコザの酒場にて、VJ代々木と「歴代のR-1グランプリ優勝者を思い出す」という高尚な遊びをしておりました。

2013年の三浦マイルドから逆に思い出していって、12年、11年、10年、09年、とここまでは思い出せたのですが、ここからが難しい。なだぎが二連覇したのは覚えてる。第一回がだいたひかるだったのも覚えてる。しかしそれ以外の記憶があやふやだ。そういえば、浅越、あ、ゴエです、っていう人も優勝してたはずだ。

で、酒を飲みながら二人の記憶をつきあわせて、どうにかこうにか歴代優勝者を思い出していったのですが、第三回の優勝者だけがどうにもこうにも思い出せませんでした。バカリズム? 違うな。エハラ(マサヒロ)? 違う。キャプテン渡辺? これも違う。ヨージ(モテたい部)? いや、決勝には出てなかったはず。

で、最後まで第三回だけ思い出せなかったので、けっきょく代々木のスマートホンでWikipediaを見て答え合わせをしました。するとそこには意外な答えが! いや、知ってる人にはぜんぜん意外でも何でもないんだけど。

で、こうやって、「あ〜〜〜〜〜、それか〜〜〜〜〜〜」と疑問が解決した瞬間に飲む酒はおいしい。


■七草粥、ウンダーベルク


昨日は七日だったので、スーパーで七草粥セット(レトルトのおかゆ+あらかじめ刻まれたフリーズドライ七草)を買ってきて、もやしと九州産の鶏つくね300gとニンニクとバーモントカレー甘口とともに煮込み、イタリア産の粉チーズと七味をかけて食しました。食欲の秋ですね。

といった意味も含めまして半蔵商店でございますが、かように年末年始はよく食べる機会が多いものです。そこで活躍するのがウンダーベルクというドイツのお酒です。

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一箱に20ml入りの小瓶が三本入ってます。ちなみにおれはコザのゲート通りの酒屋で買いました。

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パッケージには「食後に飲め」という意味の文章が14ヶ国語で記されています。いま“ヶ国語”と書きましたが、こう書くと面倒くさい先輩に「いっやー、一つの言語は必ずしも一つの国だけに結びついてるわけじゃないからなー。言語を“ヶ国語”で数えるのはどうかなー」とからまれるおそれがあります。それがイヤな人は14ヶ国語ではなく「14の言語」とか「14種類の言語」とか表現しましょう。

で、このウンダーベルグ、アルコール40度くらいある苦い酒なんですが、薬草で作られてるらしく、たくさん飲み食いしたあとに数ml服用すると胃腸が多少すっきりするんですね。


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ウンターベルクを胃腸薬がわりにして、年末年始を乗り切れました。

ちなみに、コーラに数滴入れて飲んでもおいしいです。


■平成も26年だってよ。


■半蔵商店でございます。あけまして。

去年は2013っていう数字の並びがなんか不吉だなーと思ってたら、人事異動という災害に巻き込まれました。2014年こそは良い目にあいたいです。というか、あいます。あう。あうねこれは。あうよ。

自分自身に言い聞かせております。よいではないか。


■正月は沖縄で、食べたり寝たりで忙しかったですよ。太ったな、これは。というか、正月ぐらい太らなくてどうする。


■えーと、帰省中のことはまた改めて書くとしまして、本年も皆様どうぞよろしう。

新年一発目のエントリなのに地味ですいません。


■国立劇場 十二月歌舞伎公演 知られざる忠臣蔵 12/23


■さて、激動の昭和61年も残すところあとわずかとなりました。今年も例によって、今日から一月五日まで沖縄に帰省しております。その間、ブログの更新はございません。

嗚呼、半蔵のブログが更新されない間はどうやって生きていけばいいんだ、とお嘆きの方は、ちょうど明日配信開始となる(実はもう本日アップロードしたのですが)gocoupの新作「1902年ライプツィヒの初雪を演算せよ仔兎」をお聴きください。歌舞伎見物の幕間に書き上げた電子音楽です。


■えーっと、今月の国立劇場の感想を書こうと思ったのですが、時間がないので割愛しますが、全体的に面白かったですよ。


■今年も半蔵商店をご高覧いただきありがとうございました。すごい手短ですが年末の挨拶とさせていただきます。そろそろ空港行かないといけないのにまだ荷造り終わってないので、ここらへんで失礼します。すいません。ばたばたしてんなー今年。それではちょっと早いですが良いお年を。イヤホンは忘れずに係までお返しください。ありがとうございました。


■歌舞伎座 十二月大歌舞伎 忠臣蔵 昼の部 12/14


■十二月十四日の土曜日の朝、日比谷の帝國ホテルに赴き、茶を喫し、ホテルのロビーで自動車を拾い、歌舞伎座へ向かい、桟敷席で芝居を見てきました。我ながら休日の過ごし方が昭和初期の東京市民っぽいです。なにやってんだ。

新暦旧暦の違いがあるとは云え、十二月十四日、という日に忠臣蔵を見ることができました(昼の部だけだから、討ち入りのシーンはないけどね)。


■半蔵が歌舞伎座の桟敷席に座るのは'10年4月の『助六』以来じつに3年8ヶ月ぶり、と各メディアで報道されておりますように、ほんとに久しぶりのことで、そもそも新しくなった(というか、諸般の事情で新しくならざるを得なかった)歌舞伎座の桟敷席は初めてです。

カブキ知らずの小坊主が桟敷席とは生意気だ、などと欧米主要紙に書かれたりしたわけですが、どこに座ろうとおれの勝手ですし、だいたいチケット取りづらかったのよー今月歌舞伎座。取りづらかったよね? おれだって無駄に贅沢したいわけじゃないけど、でも桟敷席の切符しか戻ってなかったのです。

ちなみに、来月は歌舞伎座・演舞場・浅草すべて三階席です。こういう控えめさを忘れないところが、拙僧が皆様に愛される秘訣ですね。(談)

桟敷席のお茶 桟敷席からの眺め
▲[左]桟敷席のお茶セット。湯飲みの裏に歌舞伎座の紋入り。もうもみ出し茶じゃないんだなー
[右]桟敷席からの眺め。花道ばっちり



■久しぶりの桟敷席(ちなみに西でした)からは、あたりまえですが三階席とは芝居が違って見えました。それは物理的にはもちろん、内容的にもです。先月とはまた違う発見がいろいろあった(と思っている)。

お財布の都合があるとは云え、毎度毎度三階席ってのも、それはそれでちょっと偏った見方になっちゃうからね、たまには桟敷席に座ってバランスをとるぐらいがちょうど良いかもしれない。

勘平とおかるの道行では、なぜか鷺坂伴内の気分になって舞台を見ていました。この気分も先月の三階席ではなかったな。

あと菊之助はやはり食パンマンと同一人物だと思う。


■ちなみにこの日の食事は、席まで運んでくれるお高い弁当は発注せず、売店で売ってる千円の牛ヒレカツサンドにしました(肉に噛みごたえがあるので、見た目より満足度が高い)。正直、今月は南座行きでお金つかったからね、ここらへんでセーブしました。こういう控えめさを忘れないところが以下同文。


■gocoup「1902年ライプツィヒの初雪を演算せよ仔兎」12/29


1902年ライプツィヒの初雪を演算せよ仔兎

東京の電子音楽レーベルgocoupの新作です。こんなジャケットですが、オンライン配信です。12月29日に配信いたします。無料です。裕福な中華人民共和国の皆様も、貧しい日本国民の皆様も、無料でお聴きいただけます。もうしばらくお待ちください。

これは見ての通り、'90年代の短冊CDシングルを模したジャケットなのですが、また実際に短冊CDを作ってみたいですね。六年前に一度作ったんですが、あれって普通のCDよりもだいぶ金かかるんですよね。

そういえばゴールデンボンバーが今年の初めに短冊CDでリリースしたらしいですね。あ、いま検索したらGRAPEVINEも3月に短冊CDをリリースしてるようです。gocoupの影響力ってすごいね!

──それは違う。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■からたちのかどを曲がって二軒めです柚子湯(土屋耕一)


柚子

おとといは冬至でしたが、当日は柚子を10ヶ買ってきたにもかかわらず、眠たかったので柚子湯には入らず寝ました。

なので、昨日の朝、この貧乏長屋のユニットバスの湯船に柚子10ヶをぶちこみ、今年の柚子湯としました。

柚子に含まれるなんらかの成分が肌に効くらしいので、柚子を軽くもみほぐし成分を抽出しながら風呂に浸かってました。そしたら成分がたくさん出てきて、金玉袋がひりひりした。

ケチな話ですが、この柚子湯の柚子10ヶをとっておいて、今朝も柚子湯にしました。だって10ヶで千円もしたからさー、有効活用しないと。で、今朝も金玉袋がひりひりしました。

もう一回くらい柚子湯ができそうな気がするので、まだこの柚子10ヶはとっといております。

南瓜

ちなみにカボチャはちゃんと冬至当日に食べましたよ。



当エントリのタイトルの句は、コピーライター土屋耕一のエッセイ集『さも虎毛の三毛』('87)の帯より引用しました。


■BRUTUS 本特集 2014(を買ってない)


■今年のBRUTUSの本特集号はパスだな。表紙がぜんぜん物欲をそそらない。

「えーっ、中身も読まないでそんなこと云うなんて」などとおっしゃるお侍さんもおられるかと思いますが、雑誌なんてぇのは、表紙が5割、中身が5割です。CDやレコードなんてのもジャケが5割、音楽が5割です。表紙/ジャケがダメだったら、その時点で半分ダメなんです。いや、本質的にダメってことではないですが、少なくとも手に取る優先順位は落ちます。よって、購入の確率も下がります。そして他のを買います。

こっちだって、月にわずか数十万円という雀の涙ほどのお小遣いをどうにかやりくりしてるわけだから、自然と購入基準が厳しくなるのは道理でしょう。


■さて、話は変わりまして。

BRUTUSなる雑誌を六百数十円という資本を投下してまで買うことは、正直、少なくなりました。

これは有名な話なのですが、拙僧はBRUTUSの'80年の創刊号を二冊、第二号を一冊所有しております。好きなのですね、あの、きつい酒ときついタバコときつい香水のにおいが漂ってきそうな男くさい誌面が。そういう要素が自分には全くないからね、なにかしらそういうのに憧れてる部分があるんだと思う。ある種の人々は、あの男くさい誌面を「時代錯誤だ!」と脊髄反射的に斬って捨てることで、「よし、自分は現代という時代に適応できているな。よかったよかった」と確認することを楽しむんだろうけどさ。

BRUTUSは時代が変わっても、'00年代前半まではまだまだバブルの残り香が漂い、港区感があって(マガジンハウスの所在地は中央区銀座三丁目ですが)、「あー、すいません年収一千万以下の方は読まなくていいです別に」みたいな勢いがあったんだけど(この説明はさすがに乱暴ですね笑)、ここ数年は、『ダ・ヴィンチ』と末期『relax』と、なんだったら『散歩の達人』と、あと'00年代後半に消えていったスローライフ/ロハス系雑誌各誌を混ぜたような雑誌になってて(wikipediaで見たところ'07年にBRUTUSの編集長が替わったようです)、けっして嫌いじゃないけど、これにBRUTUSって誌名を冠するのはどうなの、と思ってしまいます。まあ、男くさいのやらバブリーなものやらは、この'10年代には歓迎されないのでしょう。マガジンハウスだって商売で雑誌作ってるわけだからね、道楽でやってるわけじゃないもんね。


■でもなあ。昔のBRUTUSみたいな男くさいやつ読みたい。

そこで、どうでしょう、別冊とか増刊号とかの体(てい)で『男のBRUTUS』みたいなのを作るのは。

「歴代BRUTUSの男くさい号、十選」みたいなページの選書とかしますから、おれが。


■半蔵 おでん食べる


入谷(一) 入谷(二)

昨日は仕事で入谷という所に行ってきた。雨上がりの夕方で、すごく肌寒かった。

歩いていると、おでんを売るところがあった。コンヴィニエンスなストアーなどではなく、民家の一角がそのままおでん屋になっていた。おいしそうだし温まりそうなので、立ち寄った。

ソーセージ、大根、卵、ボール(つくねのやうなもの)2ヶを買った。こんぶをおまけしてもらった。これで三百円いかなかった。フタのない発泡スチロールの容器に入れてもらう。

コインパーキングに停めてある車の中で食べた。おいしかった。


入谷(三)
▲道で見かけた落書き


■大竹まこと(64)/電波ジャック


■もう一昨日のこととなってしまいますが、火曜日の夕方、文化放送の吉田照美のラジオで、大竹まことの「俺の背中に火をつけろ!!」という曲がかかったのですね。

そしたら、それを聞いた大竹まこと(吉田照美の前の枠で番組をやってるので、まだ局内にいた)がスタジオに突如乱入してきて、アシスタントの女子アナに乱暴狼藉を働いたり、女子アナがただならぬ秒数/デジベル数の悲鳴を上げたり、と、放送がなかなかカオスな空気になりました。

と、ここまでなら「数ある“大竹生放送大暴れエピソード”のひとつ」にバリエーションがもう一つ加わり、「普段は紳士的だが、ときおり何をしでかすか分からない(とくに生放送中は)」という大竹のパブリックイメージが補強される、というだけの話に終わるのですが(いや、それだけでも十分に混沌とした放送となったのですが)、このあと生放送中のラジオの音声が数秒×数回、断続的に途切れたのですね。

これはどういうことかというと、大竹まことがスタジオのミキサー卓を占拠して、ミキサーのフェーダーを全部下げたんですね(その模様はこちらを)。ラジオの生放送中ですよ、あなた。

↑こうやって、文字にするとどうってことないようにも読めるかもしれないけど、聞いてるラジオが唐突に途切れるって、けっこうな“事件感”ありますよ。もはや放送事故を通り越して放送ジャックでした。あー面白かった。


■と、この放送を聞いて思い出したのがwikipediaの「電波ジャック」の項で、興味のある向きは読んでみると良いのではないでしょうか。採り上げられてる電波ジャックのうち、いくつかはYouTubeとかで見(ら)れます。おれはこの豪州のテレビで、映像とは無関係な謎の音声ループが延々続くやつが好きです。

しかし大竹まこと、64歳にして記録をさらに更新した感がある。笑


■THE MANZAI 2013


■THE MANZAI(って、発音するとき一瞬迷う。「ザマンザイ」なのか「ザ、マンザイ」なのか。かつて長嶋有かブルボン小林のどっちかがBO GUMBOSを「ボ、ガンボス」と律儀に区切って発音して人に笑われた、という話を書いていたような気がする)見ましたか? 面白かったですね。

拙僧も最初から生で見てたのですが、決勝戦で千鳥とかいう、やたら吉本からかわいがられてる感のある人たちが、西暦2013年にもなって「童謡を変な感じにしておもしろおかしく歌う」というネタを繰り出してきて、もうその時点であまりの退屈さに脳が見ることを拒否してしまい、寝てしまいました。そして数分後に目が覚めた時、ウーマンラッシュアワーが優勝していました。ウーマンは一本目が面白かったので二本目も楽しみにしてたのに。はあ。おれは悪くない。西暦2013年にもなってあんなネタをする千鳥の方が悪い。


■で、ウーマンと、オジンオズボーン(漫才は面白いのにコンビ名がすべっているため、売れるのが10年遅れてると思う)、風藤松原、東京ダイナマイト(サンドイッチマンに椅子を取られた感がある…)が面白かったと思いますよ。流れ星はあんまり好きじゃないけど、口でテクノのキックを再現してクラブを表現するところは笑った。


■そう、そして、今年のTHE MANZAIは番組冒頭に尾上松也による口上があったのですね。あれはちょっとびっくりした笑。


■あと、これはごく個人的な希望なのですが、このような番組はもっと年末に近い時期にやってほしいですね。12月の日曜なら22日とか。なんだったら29日でもよかったかもしれない。こういう番組って年末の空気が色濃くなる時期に見たほうが雰囲気あるし、その方がなにやら特別な感じ(まあ、平たくいえばレコ大や紅白に通ずるような)が出てきて、お笑い番組全体の復権にもつながるかもしれない。


■ところで、おれは九月に録画したキングオブコントをまだ見てません……。そういえば、「かもめんたる」って、キングオブコントで優勝した割りにはあんまり(以下略)


■温泉行きたくなるCM


http://www.youtube.com/watch?v=zi28Q0omfrw

'90年の香港のダイナースのCM。

香港人が日本に来て温泉宿に泊まる、みたいな設定。温泉行きたくなる。


■南座をうまく撮るのは難しい


小林克也って72歳なのか。
ちょっとびっくりですね。72。ほお。


■さて、連日の報道にて皆様ご存じだとは思いますが、拙僧は南座で顔見世を見物してきたのです。まだ三日前のことなのですが、だいぶ昔のことのようにも感じられます、というのは何かにつけて思うことだから、改めて書く必要もないですね。すいません。

といった意味も含めまして南座の写真を載せておきます。まあ、南座の写真なんて、ネット上にいっっっっっっくらでもありますので、検索ノイズを増やすだけになったらすいませんが、せっかく撮ってきたから一応。

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▲この幕も久しぶり

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▲これは先斗町にて


ひそかに三年前の南座の写真も一枚混ぜてみましたが、みなさんお気づきですか? うそ。混ぜてない。


■あとwikipediaの小林克也の項にてこういう記述を見つけました。

テレビ番組『ザ・ベストヒット'83』ではビートたけしと共演。細川たかしの「矢切の渡し」を英語風に「ヤギリノワタシ!」と絶叫した。そのことを生放送中にビートたけしに揶揄され、憤慨した小林は翌週の番組を休んだ。さらにその翌週、番組に復帰した小林は、なおもチャートインしていた同曲を「矢切の渡し」と紹介しつつも小声で「ヤギリノ〜・ワタ〜シィ〜」と付け加えた。


ふむ。


■南座 顔見世 昼の部 12/8


■南座で顔見世を見てきました。なぜなら、おれがかわいそうだからです。今年は不本意な人事異動という災害に巻き込まれて、行きたくもない部署に行かされ、やりたくもない仕事をやらされているわけで、まあ大変なわけで、今年一年がんばったご褒美として顔見世ぐらいは見せてやらないと、おれがかわいそうじゃないですか。なので、おれはおれを南座に連れてってやりました。


■南座の顔見世は、2010年にも行ったことがあります。團十郎の息子さんが、西麻布事變に巻き込まれて(巻き起こして?)、愛之助が早口言葉をしゃべった年です。

このときは芝居を昼の部も夜の部も見て、まあ自慢ですが昼の部なんか桟敷席(\27000)で、ウエスティン都ホテルに二泊して、『みしな』や『はふう』でランチ食って、新幹線は行きも帰りもグリーンで、と、カブキ知らずの小坊主の身の丈にはちょいとばかり豪勢な旅でした。夜の部終演後、南座の前からタクシーに乗り「ウエスティンまで」と告げた時になんらかの達成感を感じておりました。すいません。運転手さんがウエスティンという固有名詞を認識できなかった時に備えて、「あ、昔の都ホテルです」というセリフも心の中で準備してました。

そう、日程がちょうど勤務先の賞与支給日と重なっていたのですね。南座の桟敷席で歌舞伎を見て、幕間に鰻重を食ったりしてる間に自分の口座にボーナスが振り込まれている、という体験は、まあバチが当たりそうなくらいに贅沢な話でした。ま、この「バチ」とやらが、この春の不本意な人事異動なのかもしれません…。

(ちなみにおれがウエスティンにチェックインしたその日、まさにこのホテルで、玉三郎が'11年1月に團十郎の息子さんに代わり銀座で歌舞伎を上演する旨の記者会見を行ってました。)


■三年前はなんでこんな贅沢ができたかというと、夏ごろからコツコツと顔見世貯金をしてたのですね。しかも、だいぶ前から綿密に日程の計画も立ててた。ついでに云うと、休みが取りやすい部署に勤めていた。

ですが、今年は十一月に入ってから「やっぱり顔見世行こうっと」と急に思い立ったため、予算も宿の予約も思い通りというわけにはいきませんでした。ついでに云うと、いまの部署は平日の休みが取りにくいので、土日の二日間しか動けません。

なので今回は、芝居は昼の部だけ、宿は十数年ぶりにカプセルホテル、新幹線は片道はグリーンだが片道は普通車、ということになってしまいました。異動して仕事上いろいろある、という事情があるとはいえ、縮小/退行の感が正直あります。たまの贅沢ぐらいノーブレーキでガンガンぶち込みたいものですね。じゃないと贅沢が贅沢にならない。今回はちょーっとツメが甘い。反省。


■さて今年の南座。歌舞伎を見始めてまだ三年半ちょっとだというのに、南座もまだ二回目だというのに、“まねき”を掲げた南座に、もう京の冬の風情みたいなのを感じました。よそ者の分際ですいませんねえ。文句あるか。

あと、歌舞伎座がああなっちゃった今、南座のクラシックな内装が好きですね。


■あ、芝居の感想書いてない。でもまあ、今回はやはり猿之助の『四の切』ですなあ。二階席の三列目の下手、の席だったのですよ。宙乗りの源九郎狐をたっぷり見(ら)れましたよ。良かった。最後の最後、空中で鼓を抱えてうれしそうな顔するところとかさー、最高でしょ。終演後、南座のロビーのジュウタンに桜吹雪が落ちてた。


■また行きたいなあ、南座。次はいつになるか分かんないけど…。南座の方がおれん家に来てくれると助かるんですけどね。(談)


■ちょっと(続)


ちょっと南座で猿之助見てきました。良かった。


■ちょっと


ちょっと南座で猿之助見てきますね。


■世界がインターネットというものの中に


■世界がインターネットというものの中に取り込まれつつあるような気がするんですね。なんとなく。いまに始まったことじゃないけどさ。


■以前、ベルギーのゴシック・メタル・バンド「テレックス」の人が、

「昔は、スタジオの中にコンピューターがあった。いまはコンピューターの中にスタジオがある」

というようなことを云ってました。

そんな感じで、おれは

「昔は、世界の中にインターネットがあった。いまはインターネットの中に世界がある」

という時代になりつつあるような気がします。いまに始まったことじゃないけどさ。


■あと、世界というものが「googleで検索されうるもの」だけで再構成されつつあるような気もしてます。抽象的な話ですいません。


■インターネットがなかった時代の遺産を


■いまの時代って、「インターネットがなかった時代の遺産」をせっせと食いつぶすことで成り立ってるような気がする。なんとなく。

いや、データを出せだの論文にまとめろだのザルツブルグの学会で発表しろだの云われると困るんだけど、そんな気がする。


■あと、このごろ『不毛な議論』のハガキ職人が、バカリズムのオールナイトニッポンGOLDに流れているような気がする。この歳になって深夜放送の話してすいません。


■歌舞伎座 十二月大歌舞伎 忠臣蔵 夜の部 12/1 初日


本日初日


■行ってきました。染五郎の勘平が良かった。


■七段目を見てて、そういえば三年前の師走も南座で玉三郎のおかるを見てたな、と思い出しました。あれからもう三年も経つのか…。


■七段目には小山三さんも登場していて、客席のあちこちから \小山三!/ \小山三!/ と声がかかってた。小山三さんを見ると、寿命が延びるらしいよ(WHO調べ)。


■いまのところ、昼の部のチケットがまだ手に入ってません。がんばって手に入れたい。


■ところで、これは三階席だけなのかもしれないけど、客席暑いよね。半袖でもいいくらいではないか。暖房が効きすぎてるのかも。


■ネーミングって大事ですよね。


■先月、上京していた母親から一本の古いカセットテープを手渡されました。祖父の歌う民謡が吹き込まれているから、これをCDにしてほしいとのことでした。昭和50年ごろの録音らしいです。

拙僧はけっこういいカセットデッキを持ってたのだけど、そのデッキはテイ・トウワのけっこう珍しいカセット(『Haircut Museum against The Coffee』)を巻き込んだまま壊れてしまい、動かなくなっております(カセットは取り出すことすらできない…)。


■なので、新しく『カセットテープをMP3に変換するプレーヤー』という、カセットテープをMP3に変換するプレーヤーを買ってきました。

カセットテープをMP3に変換するプレーヤー

いや、ですから、カセットテープをMP3に変換するプレーヤーだから『カセットテープをMP3に変換するプレーヤー』という商品名なのですね。カセットテープをMP3に変換するプレーヤーであることが一発で分かる『甘栗むいちゃいました』方式のネーミング。わかりやすくていいと思う。


■うん、ネーミングって大事ですよね。かつて明治が『おいしい牛乳』を新発売する際、パッケージをとあるデザイナーに依頼したところ、そのデザイナーは、

「商品名を『おいしい牛乳』ではなく『リピュア』(だったかな)にしてはどうか」

と提案したらしいんですね(これうろ覚えなので間違ってたらすいませんが)。明治はこの提案を退けて、『おいしい牛乳』のネーミングで発売したわけです。結果、ヒット商品となり、森永も対抗して『森永のおいしい牛乳』を発売したりするわけですが、もし『おいしい牛乳』が『リピュア』(だと記憶している)という名前だったら、たぶんここまで売れてないと思う。まず不味そうだし、何の商品か分かりにくい、というか分からない。強いて云うならOL向け頭痛薬の名前みたい。


■以前も似たようなことを書いたのですが、ネーミングの件で思い出すのが渋谷の『ヒカリエ』とかいう生理用ナプキンみたいな名前のビルです。かつての『東急文化会館』のような厚みがまったくないばかりか、何のネーミングかがまったく分からない。

そもそも、『東急文化会館』という名前には、半世紀にわたる知名度の蓄積があるし、利用していた人々の半世紀にわたる思い出やら愛着やらもいろいろくっついてるはずです。それらをポーンと投げうって、東急文化会館とのつながりを断絶させてまで、この生理用ナプキンみたいな名前をつけなくちゃいけなかったのでしょうか。よくわからん。

おれだったら、そもそも新しい名前なんてつけず、東急文化会館のままにします。でも、もしネーミング料として1億円やるから新しい名前を付けてくれと頼まれたら、新東急文化会館とか、東急新文化会館とか、東急文化新会館とか名付ける。もしくは、東急文化ビルヂングとか。


■あと、最近聞いたなかで、他人事ながら背筋が寒くなったネーミングは『NOLTY』ですね。能率手帳の新しい名前だってよ。だから、何のネーミングかが分からないっつーの。強いて云えば、雑居ビルに入ってるダメなキャバクラの名前みたい。ついでに云うと、「横文字っぽいのがナウい」という発想からしてお世辞抜きでださい。なお、NOLTYという名前にはこういうメッセージが込められてるそうです(リンク先のページ下部参照)。おい、なんだよこの寒々しいあいうえお作文は……。

大昔にFM横浜が『ハマラジ』というすべった改名をして、あまりにもすべりすぎて元に戻したという恥ずかしい過去があるそうなのですが、それに限りなく近い何かをNOLTYには感じます。能率手帳に戻すなら今のうちですよー。

しかし、1949年に能率手帳が誕生して以来、せっかく日本人に『能率手帳』という名前を64年かけて覚えてもらったのに、今度は『NOLTY』という名前を一から日本人に覚えさせる気のようです。何年かけるつもりなんでしょうか。また64年かけるのでしょうか。がんばってください。


■そして失敗ネーミングといえば、覚えてる人はもう地球上に42人くらいしか生き残ってないと思うけど、『quanp』ね、quanp。

quanpって書かれても、そもそも発音できないよね。クオンプと読むそうです。クンプじゃないんですよ。クンプと読むらしいですよ。そんなこといちいち知らねえよ、って感じですよね。

ちなみにこれ、リコーがやってたオンラインストレージサービスです(現在は終了)。だからさ、何のネーミングかがそもそもの段階で分からないっつーの。だいいち名前が覚えにくいっつーの。いざ使おうとなった段に名前が思い出せなかったら、そもそもサイトまでたどり着けないっつーの。『dropbox』みたいにもっと覚えやすい名前だったら、もうちょっとは長生きできたかもしれないのにね、quanp(この綴り、なかなか指が覚えてくれない…)とやらも。


■だから、えー、ネーミングって大事だよねって話でした。半蔵商店でした。


■と、ここまで書いたところで、吉祥寺の新しい駅ビルの名前が『キラリナ』になった、というニュースを知りました。ふーん。


■なにが気に入らなかったのか


■先日、「すた丼」の店に行って、「おれはいったい何歳くらいまでこういうものを食べるつもりなんだろうか」という気分で塩すた丼を食していたところ、拙僧の隣に20代後半くらいの男が座りました。

この男は、店員さんに「ミニすた丼」と「ミニスタミナカレー」の食券を手渡しました。この店の“ミニ”は、ミニと云ってもそんなに小さくないのに二つも食うのか、やるなあ、と感心しつつ、おれはおれの塩すた丼を食べ進めていました。


■数分後、男の席にミニすた丼とミニスタミナカレーが運ばれてきました。

で、さらにその数分後、男は食べ終わったのか席を立ち、店を出て行きました。

で、おれが男のいた席をふと見ると、

ミニすた丼もミニスタミナカレーも、ライスが9割がた残っていた

のですね。9割ですよ9割。ライスを1割しか食べてないわけです。しかも、ミニすた丼の方のライスには、丸めた紙ナプキンと、生卵(オプションで頼んだのでしょう)のカラが乗っけられていた……。食べ残しとはいえ、白いご飯にそんなことするもんじゃない。ちなみに、具はどちらもきれいに食べられてました。


■店員さん二人がこの席に近寄ってきて「あの人もう帰ったの? これ片付けていいの?」などヒソヒソ話しておりました。

しかしなんだって、具はきっちり食べてライスを9割も残すのか。ライスが不味かったのか。ライスが何か気に入らなかったのか。あるいは他の何かが気に入らなかったのか。それとも炭水化物を控えるダイエットなのか。全体的によくわからん。


■あの7000円で何が買えたか


■200mlのスパークリング・ワインを湯船に投入した朝風呂に入ってました。ごめんね、朝からセレブで。半蔵商店でございます。


■さて昨日、営業車でとある商店街を走ってたのですね。仕事なので。

そしたら、まあ、いろいろはしょりますが、反則切符っていうんですか、あれを初めて警察官の方からいただきました。

一時停止義務違反で7000円…………………………………………………

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…………………………………………………………………………………

…………………………………………………………………………………

………………………………………………………………………('A`)ハァ

この件に関してぐだぐだ書こうかと思ったけど、やっぱ止めた。今日はもう出かける。

しかしさ、休日にレンタカーかなんかに乗ってたのならともかく、平日に仕事で運転してる時の出来事だったわけですよ。

わざわざ自腹で7000円払って仕事してるのか、おれは。

そもそも、おれが今年の四月から営業部に異動にならなければこんなことにはならなかったわけで、この7000円はおれを営業部に異動させた人事部のやつが払うべきだと思う。

──などと供述しており……(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■気を取り直してこれからカブキ見物に行って参ります。歌舞伎座昼の部。忠臣蔵。


■レッドブル登場以前に、日本の清涼飲料水メーカーの若手社員がレッドブルのような飲み物を企画したところで、


■あの手この手で楽しそうに「ソース二度漬け禁止!!」と声高にアピールしてくる感じ、もういいですよね。どうも、半蔵商店でございます。

禁止で思い出したけど、「野沢ダイブ禁止」という芸名の芸人がいて、いい名前だと思います。発音したくなる。


■さて本日は、まあ、よくある「日本ではなぜappleやgoogleのような企業が生まれてこないのか」系の話に近いあれなのですが。

レッドブルってあるじゃないですか。ね、レッドブル。翼をさずける。あれってオーストリア(たぶん)の企業が作ってるんですけど、いろんな国で売れてて、ここ日本でも売れてますよね。

でも、もし仮にレッドブル登場以前に、日本の清涼飲料水メーカーの若手社員(若手じゃなくたっていいけどさ)がレッドブルのような飲み物を新商品として企画したとしても、社内の反対にあって発売されてないと思うんですよね。

「いっやー、どうかなー、甘すぎるんじゃないかなー(半笑い)」

「いっやー、どうかなー、香りがきついんじゃないかなー(半笑い)」

「いっやー、どうかなー、値段が高いんじゃないかなー、275円て。値ごろ感ないよね(半笑い)。ヘタなドリンク剤より高いし」

「そもそもいまどき250mlの細い缶なんて、どこの店舗も扱ってくれないでしょ。実際どこのメーカーも作ってないし」

「そもそもいまさらこんなもん売れませんよ、市場には既にリポビタンDやアリナミンやデカビタがあるわけですからね」

などと、お偉いさんとか上司とかどうでもいい先輩とかに、いいように云われて終了、って感じなんじゃないでしょうか。


■で、仮に社内から「まあ試作品ぐらいなら作ってもよし」とOKが出たところで、いざその試作品を消費者のグループ・インタビューの場で消費者の人々にモニターとして味見してもらうと、

「ちょっと……甘すぎると思いますね、甘いのは苦手なので……ええ」

「ちょっと……香りがきついと思いますね……ええ」

「ちょっと……275円は高いと思います……120円なら買うかもしれないですけど……ええ」

「250mlは少ないと思うんです。あたしこういう飲み物好きで(笑)、けっこうガヴガヴ飲んじゃうんですよ(笑)。だからこう、もっと350mlとか500mlとかで出してくれたらうれしいなー(笑)、と思います(笑)、はい(笑)」

「いつもリポビタンDやアリナミンやデカビタを飲んでますので、これを改めて手に取ることはないかなーと思う」

などと、モニターの主婦5名に云われて、で、それをいちいち真に受けたお偉いさんとか上司とかどうでもいい先輩とかによって、「やっぱりこの試作品の発売はナシ」ねと云われて終了。

で、けっきょく新商品として「ビタミンCがたっぷり入ったゼロカロリーのヘルシー炭酸飲料(レモン味)」と「原材料を安く調達できる変なお茶っ葉をブレンドして、東洋っぽいネーミングを冠した、なんとなく体に良さそうなお茶」を発売しましょうってとこに落ち着いて、その炭酸飲料とお茶が無事発売されて、たいして売れないので3ヶ月でコンビニの棚から姿を消す、と。


■と、まあ、個人的にはそんな感じのステレオタイプがありますね、なんか。


■校歌あるある


2番の歌詞を「いそしまん」で締めくくりがち。


──磯じまん?(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


じゃなくて、いそしまん。


■壁紙を作りました


■昨日はめずらしく歌舞伎座ではなく歌舞伎町におりました。とある小バコで催されるテクノのイベントに、某氏に連れてってもらったのですね。

そしたら、とあるユニットのライブがありまして、そのうちの一人がギオゴイのニットキャップとスウェットと、ライジング・ハイのロゴ入りウインドブレーカーを身につけ、TR-909とTB-303を操作しておりました。'93年ぽいですね。電気グループが『ビタミン』を発表してもうすぐ丸20年となります。ちなみに303はソフトケースごと首から提げてました。


■ところで、よく知らないのですがMedium(しかしこんなドメイン、よく取れたなー)というサイトがありまして、そのトップページを見て、「あー、こんな壁紙が欲しいなー」となんとなく思いました。ぼけた写真に文字が載ってる、みたいな感じの。

で、似たようなのを作りました。

壁紙

1920×1080です。クリックすると大きいサイズのが出てきます。とりあえず置いておきますね。


■東野幸治、山里亮太、ぶっせん、池田亮司


■11/7(金)夜 東野幸治 vs 山里亮太 於 草月ホール

19:00開演、なのですが仕事のため会場に着いたのは19:30過ぎ。東野と山里、一対一のトークライブ。トークの内容は門外不出とのお触れが出てたので、詳細は割愛。気になる人は、来年行けばいいと思う。年一回やってるらしいので。

この日は急いでたもんで、道玄坂と246がぶつかるあたりのとこからタクシー乗ったんですが、草月ホールまで2420円もかかりました。年配の運転手が、246をちゃーっと行かず回り道をして2420円です。まあ運転手さんも、「金曜の夜は246混むから」みたいな判断を働かせての回り道だとは思うんですよ。でも2420円('A`)。運転手さんも微妙に罪悪感を感じたのか、端数の20円はおまけしてくれました。ちなみにこのライブのチケットは2500円。

ここまでして足を運んだトークライブの内容を、ネットにさらっと書けないよなあ。笑


■11/8(土) 昼 ぶっせん 於 赤坂ACTシアター

貧乏なお寺がムリヤリ専門学校を始めることで再興をはかる、という漫画『ぶっせん』が舞台化、とのことで見に行ってきました(ちなみにテレビドラマは録画したけどまったくの未見)。

おれは原作が大好きなので(一時期ほんとうにはまった)楽しめたけど、劇中の歌とダンスは受容できる人とできない人の真っ二つに分かれると思った。あと、最後はちょっとグズグズだった。笑

で、ぶっせんは、そこに集う若者の「青春が始まって、終わるまで」の物語であるんだけど、同時に雲信(僧侶にして生徒たちの教師)の孤独との闘いの話でもあるな、と少し思った。生徒には理解されず、老師には翻弄され、相棒の丸慶も頼りにならない。それでいて一人で寺を建て直さないといけない、という。

作中に「夏って、なんかありそうで何も起きないよねー」みたいなセリフがあった。それはなにも夏に限らず、青春時代がそういうものなのかもしれない。もしかしたら、人生全体がそういうものなのかもしれない。

あと、「いま楽しみきらなきゃ、あとで後悔するような時間の中にいるんだよ」みたいなセリフがあって、青春を送りそびれたおれとしては非常に身につまされます。このことに、十代のうちに気がつきたかった。 ('A`)

──と、だらだらと永久に書き続けられそうなのでこのへんで。あ、グッズも買いました。キューピー人形ストラップと手ぬぐい。


■11/8(土)夜 池田亮司 於 渋谷ダブリューダブリューダブリュー

そして、『ぶっせん』からの池田亮司。「supercodex live set」世界初演、とのことです。いろんな周波数の波形を浴びてきました。

スクリーン上で激しく明滅する波形に合わせて、細分化されたリズムの大音量の低音が鼓膜と喉元とみぞおちを圧迫してくる感じは、他では代替の効かない何か、だし、オンライン上では絶対体験できないものです。非常にコンセプチュアルな音楽なのに身体的な実感が伴う。そこが池田亮司のライブに行く意味だと思うんですよね。(談)

あと、池田亮司はテクノとかフォークトロニカとかに行かないとこも好きです。笑

# 前座のなんとかという若者の、演奏は悪くなかったんだけどVJがお世辞抜きでクソださかった。
# あんなつまらない映像ネタをどこでどうやって集めてくるんでしょうか。


■歌舞伎、鮨、子供


■都心の駅にて。お母さんと歩いていた三歳くらいの女の子。歌舞伎のポスターを指さして、

女の子「これなに?」

母「カブキよ」

女の子「こわい?」

母「こわくないよ」

女の子「じゃあやさしい?」

母「うーん、どうだろう」

ちなみに今月の明治座の花形歌舞伎のポスターでした。


■そういえば最近行ってないな、と思い、とある「すしZんまい」へ。

カウンターで寿司(によく似た何か)をつまんでると、おれの隣の隣の客が、やけに甲高い声で

「きんめだいください」

と発注していた。見ると、声の主は五歳くらいの男の子だった。母親と来ていた。

男の子は、次に「あわびください」とオーダーした。板前に数を訊かれると、

「まず、ひとつ」。

この“まず”も気になるし、金目鯛、あわび、と世間一般の五歳児らしからぬものを頼むなー、と思っていると、男の子は

「とりがい、ご飯なしでください」

と渋い頼み方をするではないか。おれもそんな注文したことないな。


■誰だって、ウォーホルに興味がある時期があるではないか


アメリカン・ポップ・アート展
▲アメリカン・ポップ・アート展の半券


パンナム展の翌日、六本木にある国立新美術館だか新国立美術館だかいう“新”の付けどころに迷う美術館で、アメリカン・ポップ・アート展を見てきました。その名の通り、アメリカンのポップなアートをあれする展覧会です。

実は八月の末にも行ったんですが、ウォーホルの作品をまとめて見る機会もそうそうないので、再び足を運んだわけです。当日の午前中は、東京都の来年の出生率がちょっと上がるんじゃないか、と予想されるくらいのものすごい豪雨で、午後になっても弱からぬ雨が降っていたのですが、会場にはたくさんの人類が詰めかけていました。


■ウォーホル以外の外人の絵はそこそこに、たっぷりウォーホルを見てやってきましたよ。花、モンロー、ジャッキー、キャンベル、電気椅子、毛沢東、とか有名どころをはじめ、その他の小品いろいろ。

うん、中学2年の夏にウォーホルを知って以来、これだけたくさんの作品を見るのは初めてです(以前、福岡市の大濠公園の美術館で、常設展示の「エルヴィス」を見たことはあるんだけどね)。


■美術館で実際にキャンベルやマリリンや毛沢東を見ると、画集で見た時と違って、「大量生産で複製されたイメージが、その場を実際に支配する感じ」があるのね。なんというか、「大量生産された感じ」「複製された感じ」「同じイメージが反復する感じ」という抽象的な“感じ”が物理的に実在してるように思えてしまうというか……。

いや、だから、「ここにあなたがいないのが淋しいのじゃなくて、ここにあなたがいないと思うことが淋しい。ウォウウォウ」みたいな話になるけど、「反復する同じイメージ」の存在じゃなくて、「イメージが反復してること」に、なんか迫ってくるものを感じるわけですよ。うまく云えなくてすいません。うまく云う必要もないけどね。

で、もちろん作品一点一点も、画集で見るよりだいぶ大きいので(当たり前か)、迫ってくるものが画集よりだいぶ大きく感じられるのです。


■あと、「ブリロ」の洗剤の箱の作品も見ることができて良かった。立体のものは立体で見ておきたいからね。


■それと、美術館の売店でキャンベルのスープ缶の実物を売っていたのが面白かった。商魂たくましい、というだけでなく、「ではウォーホルの作品と実物のスープ缶を買うのとでは何が違うのか」とか、そういうことを考えたくなる点も。


■誰だって、パンナムに興味がある時期があるではないか


■もう2週間も前の話になるのですが、航空科学博物館というところで営まれていたパンナム展を見てきました。パンナム展の詳細はこちら(※PDFです)

この航空科学博物館に行くためには、まず成田空港まで行って、そこからバスで15分くらいかかるんですが、成田空港のバス停の時刻表はこんな感じです。

バスの時刻表

うむ。


■さて、この航空科学博物館は、ジェット機の輪切りとかを淡々と展示していて、あまりテーマパーク的な演出をしていないストイックな博物館なんですね。なのでこのパンナム展も、なにやら説明するパネルと、パンナムゆかりの品々を収めたガラスケースがあって、あとは小さめのテレビでDVDをループで流してるだけ、というかなり淡々としたものだったんですが(市役所のロビーとかでやってる「上水道のしくみ」みたいな展示の感じ)、パンナム好きにとってはなかなか見応えありました。高見山のパンナム化粧まわしもあった。

テレビで流れてた「パンナムの歴史」みたいな番組(例の海外ドラマの宣伝の一環として作られたっぽい)のBGMには砂原良徳が使われてました。


■おれがパンナムが好きな理由を強いて挙げると、
(1) 空の旅が特別なものだった時代への郷愁を感じさせるところ
(2) 圧倒的に強大で存在感のある企業のもとで、独自のブランド文化が育まれてたところ
この二点が入り混じっている感じです。

展示された機内食のメニューにさ、キャビアだのコーヒーだの記されてる端っこにわざわざ「“Good food is the basis for true happiness.” ― A. Escoffier」とかいう一文が添えられててさ、なんかこう、豪華なだけじゃなく、ちょっとした遊び心というか、そういうゆとりを感じました。もう、いまは企業も消費者もそんなゆとりを楽しむ余裕ないよね。いまはLCCとか云っちゃっててさ、もう誰も空の旅にロマンなんか感じてないからね。「安い!」とか「マイルが付いておトク!」とか、そういう話しかしないからね、企業も消費者も。

パンナムみたいな航空会社って、もう出てこないのかなー、とか思っちゃいますよね、こういう展示見てると。


■で、展示を見て建物を出ると、成田空港へ向かう帰りのバスもやはり一時間に一本のペースでしか出ておらず、50分ほどバスを待ちました…。


■獅童か山里か


今日は明治座にて花形歌舞伎夜の部見て参りますー。

が、同じ時間帯に浅草花月で、山里亮太とカリカ家城(旧)とスリムクラブ真栄田によるトークライブがあるんですね…。うわー。これ知ってたらカブキは別の日にしたのに。お笑い方面もちゃんとアンテナ張ってないといけませんね。


■副都心線あるある(更新テストを兼ねて)


あーあー、テステス。


ちゃんと更新されてますかね、これ。


ドメイン失効→復活の間は、うまくブログスクリプトが動かなかったりするようなので。


では、ここで副都心線あるある。


「急行の新宿三丁目〜渋谷間は運転が荒い」


■ドメインの更新を忘れてました…


■いやいやいやいや、すいません、いやいやいやいや。ここ二日間ほど、このブログにアクセスできなかったみたいです。自分で自分のブログを見ることができなくなってることに気づいた時は、春日のような表情筋でびっくりしました。

理由はと云いますと、hanzo.tvのドメインを更新してなかったんですね。ドメインの有効期限を知らせるドメイン屋からのメールをすっかり見落としておりました。昨晩、春日っぽいポーズでドメイン代5290円(1年分)を支払い、無事復活いたしました。


■──と思ったら、「hanzo.tv」ではアクセスできるけど「www.hanzo.tv」ではアクセスできない、という心霊現象が起きてることに今朝気がついたんですね。さくらインターネット(当ブログが借りてるサーバーです)のドメイン設定は、ちゃんと「マルチドメインとして使用する(推奨)」を選択してるのに。

春日っぽい目の動きでいろいろ検索したけど原因が分からなかったので、しょうがなくダメで元々略してダメ元という気分で、ドメイン設定をいったん「wwwを付与せずマルチドメインとして使用する(上級者向け)」にしたあと、数分間ほど池田亮司のCDを聞き、設定を再度「マルチドメインとして使用する(推奨)」に戻したあと春日っぽい動きでシャワーを浴びたところ、無事復旧し、これまでのようにhanzo.tvでもwww.hanzo.tvでもアクセスができるようになり、村には平和が取り戻されました。めでたしめでたし。

たぶん、池田亮司のCDと春日っぽい動きでシャワーを浴びたのが良かったんだと思います。


■すいません、勘三郎メモリアルイベントのことを書く予定が、ドメインの更新を忘れたおかげでこんなエントリになってしまいました。


■勘三郎メモリアルイベント


■「きのこ派 vs たけのこ派」みたいな流れ、もうよくないっすかね。半蔵商店でございます。


■さて、勘三郎のイベントがあさって開催されるそうです。

勘三郎はもちろん好きだけど、こういうのはおれなんかよりももっと勘三郎が好きな人が行くべきではないか、というような気持ちもあって、それでチケットを買わずにいたんですね。

でも今週、銀座の某地下組織に立ち寄った時、たまたまこのチケットが売りに出ていたので買いました。“おれなんかよりももっと勘三郎が好きな人”には、もうチケットが行き渡ってるタイミングだろうしね。


■ということで日曜は築地に行きます。


■森田一義アワーが終了するなど


■森田一義アワーが来春で終了するらしいですね。「昼のフジテレビに森田一義が出ていない」、というのは、ほぼ「電気が止まっている」「水道が止まっている」「ガスが止まっている」というインフラ停止状態に匹敵すると思うんですね。平日12時台なのに森田がいない空虚さに、われわれ人類ははたして耐えうることができるのかどうか。いまから心配です(だからこそ、番組終了が半年も前に告知されたんでしょうね。急に終わると云われたらみんな心の準備ができないから)。

しかし、テレビ番組に限らず「'80年代/昭和と地続きなもの」がなくなるのは単純に寂しいねー。


■で、森田の後釜ですが、個人的には山里亮太が適任ではないか、と考えてます。

なんかはしょった感じの文章になってるのは、今日はもう出かけるからです。


■あ、このエントリ、森田が昼の番組に出なくなる前提で書いている。もし森田一義アワーが終わっても森田は引き続き昼の番組に出るってことになったらすいません>半年後の世界の方々


■欧風カレーは他のカレーに比べて、


■欧風カレーは他のカレーに比べて、店ごとの当たりハズレが大きいと思う。

まずい店の欧風カレーは、ジャーに入って数時間経過したライスと香りが飛んだカレーソースの荒野しかないマップ上を、ときおりエンカウントするサイコロ状の牛肉をスプーンで割って口に運ぶイベントのみを心の支えにして、うら寂しい気分でボソボソと食べ進まないといけない。なんの苦行かと思う。

そして、欧風カレーはおおむね高い。欧風カレーだったら1200円以上とってもいいっていう風潮、なんなんですかね。いや、美味しい店だったらぜんぜん構わないんですけど、レトルトのカレーマルシェや銀座カリーのほうがマシ、というカレーに1200円とか払いたくない。いや、ほんとにあるんよ、「こんなカレーを出すくらいなら、いっそカレーマルシェか銀座カリー出してくれればいいのに」って云いたくなる店。


■かつて原宿にあったエイプ(登録商標)のカフェででた欧風カレーは美味しかった、と記憶している。Tシャツ一枚に5800円とるブランドなのに、カフェのメニューの料金は総じて良心的だったという記憶もある。

NIGO(登録商標)がプロデュースするカレー屋がいま千駄ヶ谷にあるけど、あの店は欧風でなくインド風なんだよなー。


■なぜ今週はブログの更新がなかったのかというと


報道にもありました通り、先日、母と弟が沖縄から上京してたんですね。で、おれもそれに合わせて仕事休んで5連休にしまして、母と弟を東京案内してました。

いやー、大変だった。羽田空港まで迎えに行ったり(母と弟はそれぞれ別のタイミングで到着)、回転寿司食ったり、回転してない寿司食ったり、帝國ホテルでカレーを食したり、九十九ラーメン食べたり(正直65点)、食べてばっかりですか、台風接近の雨のなか神保町の「さぼうる」に行ったり(雨の日のさぼうるって最高ですね、しかし)、山の上ホテルで飲んだり、浅草寺行ったり、羽田空港まで送りに行ったり、空港でまたパフェ食べたり。食べてばっかりですな。いやー、大変だった。太ったなーこれ。太ったって何も困らないけど。むしろキモノが似合うようになるけど。あ、豚しゃぶも行きました、そういえば。

うん、日月火水木の五日間で4回も浅草に行ったんですよ。というのも母が馬喰町という観光にしては変則的なところに泊まっていたこともあって。しかし、夜遅くまで飲んだり食べたりしたあとに、浅草から石神井公園まで眠気をこらえつつ帰宅するのはけっこう大変でした。台風雨の日もあったしさー。ブログの筆が進まなかったのは、そういう理由です。

と、ここまで書いたところで本日も出かける時刻なので(めずらしく歌舞伎ではない。笑)、ここらへんで。


■残す


残す

浅草にて。残すそうです。


■ぴんとこな、ぶっせん


■イチマサかまぼこ賞、当選者の発表です。半蔵商店でございます。気温も上がり、日ごとにグリーンダカラがおいしくなってきました。いよいよ夏本番ですね。


■さて今年、爆発的にヒットし国民的大ブームとなったドラマと云えば、やはり『ぴんとこな』と『ぶっせん』ですよね。拙僧もこの二つのドラマを毎週録画しておりました。半蔵がテレビドラマを毎週録画するのは『マンハッタンラブストーリー』('03/TBS)以来、実に十年ぶりのことですよ。


■ご存知の通り『ぴんとこな』は、その放送終了により、ぴんとこなロス症候群と呼ばれる人々を生み出すほどの社会現象となったドラマです。ま、舞台こそ歌舞伎界ではありますが、中身は高校生の恋愛もの、という、30過ぎたおっさんが素直に鑑賞するにはちょっと不向きな内容なのですが、とはいえ歌舞伎を題材にしたドラマはあんまりないですし、スタッフロールに

歌舞伎指導 中村京蔵 坂東橘太郎

というクレジットがあるので、良しとします。橘太郎が好きなのです。

このドラマで「うまいなー」と思った点は、山本耕史演ずるカンジロウなる歌舞伎役者の、私服の垢抜けなさで、これはちょっとリアルな何かを感じました。

メガネかけた準主役の兄ちゃんが、「磁石」の永沢にしか見えないのは、おれだけか。

あと、バーのシーンで、大竹まことのラジオでやたら原稿を噛む女流作家がちょっとだけ出てた気がする。


■『ぴんとこな』は、録画したものを追っかけて見てます。いま第6話まで見たとこです。


■そして『ぶっせん』ですが、こちらは全話録画したのですが、まだ一話も見ておりません。あとで時間とってじっくり見ます。

くわしくは割愛するけど、ほんっっと、あの漫画にははまったからさー。どんなドラマになってるのか楽しみです。

そして『ぶっせん』の芝居が、来月赤坂で上演されます。チケットは当然買いました。超極楽シートが売り切れたので、ふつうの中極楽シートを買うのもシャクなので、財布にやさしい小極楽シートを買いました(いま公式サイト見たら、謎の「煩悩シート」っての売ってる…)。

舞台も楽しみです。ていうか出演したいです。ぶっせん。


■では、今日は歌舞伎座昼の部見てきますー。

251010_tokuhiro.jpg


■とんねるずは関西で


『とんねるずは関西でどのように受容されてきたか』みたいな新書があったら読みたい。


■'93年のジャンプ、'83年のこち亀


■わたくし、アベ、リョウです。半蔵商店でございます。

土曜日は歌舞伎座夜の部(梅枝かっこいいよ梅枝)、日曜日は国立劇場に行ってました。思ったんだけど、歌舞伎座ってクーラー弱くないですか? 暑いんですけど。そんで眠くなるんですけど。なんのための文明か。国立劇場はちゃんとクーラーが適切に効いているので芝居に集中できます。

菊五郎の源九郎狐は、百回りは百というか二十回りってくらいの感じだし、欄干渡りもちょっとだけなんだけど、あれはそういうところで勝負してないからね。タイミングが合えば、もういちど一幕見席で見たい。


■さて、ジャンプの話していいですか。しかも'93年の。

八月に沖縄に帰省してた折り(まだ帰省ネタが残ってたのかって話ですが)、渋谷のまんだらけで買った93年のジャンプを持って行きました。なんで93年かというと、93年が好きなんですね。いいじゃん93年。ウゴウゴ・ルーガとか、再生YMOとかあって。

251010_jump.jpg

で、そのころ中央パークアベニューの「ボイデンの向かいにあった食堂」にジャンプが置かれていたな、とか、あのころ中央パークアベニューに『GROOVE ROOM』って輸入盤屋あったな、とか、まあ93年のジャンプをきっかけに当時の記憶がいろいろよみがえるわけです。

目次はこんな感じです。

251010_jump_mokuji.jpg

ドラゴンボールとスラムダンクと幽遊白書(←ATOKで一発で変換できた)が同時に載ってる時代のジャンプ。あと『忍空』ね。初期の忍空は好きだったなあ。

ボンボン坂高校って、もう少し後の時代(95〜96年とか)のイメージがあるんですけど、この時もう連載してたんですね、とか細かいことをいろいろ書いてくとキリがないのでこの辺にしとく。

人によっては、このもくじ眺めてるだけで20分は話が保つんではないでしょうか。笑


■で、ジャンプに載ってた広告。

251010_taco_ika.jpg

あったな−! こんな商品。タコイル、イカスクリーン、マンボウのシャンプー。この広告を見るまですっかり忘れてました。

ところで、この頃のジャンプの裏表紙の広告って、自転車と腕時計の広告が多いイメージあるよね。


■つづきまして、'80年代の『こち亀』の単行本。このころのこち亀を読むとですね、当時のイトコの兄ちゃん達の部屋の気分、になれます。

251010_kochikame.jpg

昔を振り返ってばかりのも何なので、コンビニで新しいこち亀も買いました。おれだって、たまにはこうやってバランスを取る。


■という感じです。コザの食堂でAランチが運ばれてくるまでの間は、甘くしないアイスティーを飲みながらジャンプを読んでいたいものですね。

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■がいこくのイベントのこと。


■梅研究家の松本紘斉です。イルカです。半蔵商店です。えー、ハロウィンの季節ですね。


■近所のスーパーで、子供向けの「ハロウィンのぬりえ募集中!!!」みたいな企画のポスターが貼られていたのですが、そのポスターに書かれていた文句にびっくりしました。

がいこくのイベントのこと。


■おいおいおいおい。なんだよ「ハロウィンとは?→がいこくのイベントのこと」って。子供向けのポスターの文章とはいえあんまりだろ。雑。雑すぎる。これって、ちょいと賢い5歳くらいのガキだったら「うっわー、子供向けだからって説明に手ぇ抜いてるわー、このポスター作ったやつアホじゃねえの」って見抜くよね。とどのつまり、ふつうの日本人って、ハロウィンなんかよく分かってないんだろうね(おれも分からん。分かりたくもないが)。この程度のレベルでしか認識してない西洋の行事を見よう見まねでやろうとしてるのは、まあ、敗戦国っぽい微笑ましい風景とも云えるんだけど。


■ハロウィンってなんか知らんけど、ようするに子供が変な格好させられてトリックオアトリートとか云わされて乞食みたいなマネさせられるんでしょ? かわいそうだろ。

あと、ハロウィンと云えば、例の醜い顔のカボチャね。あんなもん飾ってよく平気で居られるよね、と、おれは思うんだけど、そう思わない日本人も増えているようで、だんだんポピュラーな存在になりつつあります。日本人の美的感覚が、というか日本人そのものが年々劣化してるんでしょうね、と、そこまでは申しませぬが、まあだいたいそんな感じです。

もっとさ、ほら、ハロウィン以外にも子供たちに教えるべき行事はあるし、トリックオアトリート以外にも子供たちに教えるべき挨拶はあるはず、って思うんだけど…。


■と、毎年毎年書いてることを今年も書きました。あ、巳之助丈のブログがほぼ一年ぶりに更新されている


■久兵衛


cubase7

Cubase7を買いました。使いこなせるかどうか。笑


■Mac一式が百万円した頃の


立花ハジメの新作『モナコ』

'90年代初頭のMac一式が百万円した頃、のデザイナーの遊び、みたいな上記解説ページの雰囲気に惹かれます。

フォント使用例ページの、アリモノ画像を加工してフォントを載せただけの、ざっくりした感じとか良いです。

一万二千六百円か…。ふむ。


■もう十月


キングオブコントが終わったのに、「鬼ヶ島は、野田の『与太郎役を演じたい願望』が突出しすぎていて、コントの良い部分をいろいろかき消してる」とか、そういう偉そうな感想文をおれが書いてないのは、キングオブコントを見ていないからで(録画はした)、なぜキングオブコントを見ていないかというと、その晩は新宿のルミネで営まれていた『山ちゃん祭り』という儀式を見物していたからであり、その山ちゃん祭りの内容を書くと長いので省く。

といった意味も含めまして半蔵商店でございます。今日から十月だという都市伝説がありますが、たぶん何かの間違いと思われますので、のちほど弊社のものに確認させます。

ブログの更新の回数が減っていてすいません。ちょーっと仕事方面が忙しくて。でもこれは、「仕事が忙しいけど毎日が充実していて楽しい! 先輩に感謝、後輩に感謝」とかそういう方向性のあれによるものではないのでご安心ください。なんだ、「ご安心ください」って。

とりあえず、この夏に沖縄で食べたパンケーキ(ミートボール入りホワイトソース添え)の画像をご覧になりながら、次回の更新をお待ちください。

251001_pancakes.jpg


■蒙古タンメン中本あるある


隣に座っていた客が、席を立つ時に軽く咳きこむ。





本文に関係ないですが、明日は休日出勤です。


■『カレーマルシェ』に負けてる欧風カレーの店ってあるよね


──と、昨日新宿の某欧風カレーの店で思った。先月は神保町でも思った。


■沖縄でカブキ/コザで残虐行為展覧会


■沖縄でカブキ

先月の帰省の折り、琉球新報のテレビ欄に歌舞伎の巡業の広告が大きく出ていたり(写真を撮りそびれましたが)、コザの普久原楽器の店頭にこの巡業のポスターが貼られたりしていました(のちにこのポスターは台風で吹き飛ばされましたが)。ようするに、沖縄にカブキが来るみたいなのですね。

詳細はここに出てますが、まずチケットが高い! SS席で一万二千円て。巡業の値段じゃないですね、と云いたいところですが、沖縄までカブキを持ってくるとなるといろいろコストがかかるんでしょうね。ちなみに上記リンクでは、「県内での公演は2004年以来、9年ぶり」と記されていますが、これはたぶん松竹主催の歌舞伎が9年ぶりということのようで、'08年には文化庁の事業の一環としての公演もあったそうで、その際は沖縄本島のみならず石垣島でも公演があったらしいです。石垣島での歌舞伎公演は人類史上初らしいです。ふむ。

さて、ここでペヨトル工房(ある種の人々にいろんな感慨を抱かせる固有名詞)が'92年に出版した『歌舞伎はともだち[入門篇]』という本を見てみましょう。この本はその題の通り歌舞伎観劇の手引き書で、切符を買う列の並び方や座席の選び方はもちろん、幕間に食べる弁当についてまで細かく解説した本で(歌舞伎座裏「チョウシ屋」のコロッケパンの紹介に8ページ割いている本は全宇宙でも本書だけでしょう。ちなみに'92年の時点ですでに“B級グルメ”なる単語を使っております)、拙僧も三年前に歌舞伎を見始める時、実用的な情報の多い前半部を何度も読み返しました(さすがに情報は古くなってましたが…)。

で、この本にちょっとだけ沖縄における歌舞伎公演について述べてる部分があったなと思い出したので引用します。


──ところで沖縄はまだ歌舞伎未踏の地なんですか。

●沖縄は梅幸さんが一人で毎年行って地固めをなさいました。これはホテル主催でやっておられました。ホテルの宴会場にむこうが舞台を作ってくれて、そのかわり経費をどんどん抑えてやりましょうって。だから照明もホテルの従業員がやりますし、舞台も机並べてホテル側が作りました。こちらからは役者さんを何人かと、狂言作者と衣装さんと床山さんと、それと大道具さんが一人か二人行って上演する。そういう厳しい条件のもとで梅幸さんが中心になって地固めをしてくださって、今は沖縄コンベンションセンターという立派な劇場で公演ができるようになりました。


(上掲書27〜28ページより引用。なお聞き手・語り手双方とも名前が明示されていません。)


文中の梅幸さん、というのはこの方のことですよね。リンク先には「歌舞伎の啓蒙には積極的」とある。

しかし、沖縄に歌舞伎公演を毎年主催するホテルがあって、コンベンションセンターでも歌舞伎をやったんですね。ここらへん、「沖縄における歌舞伎公演の歴史」みたいな内容の新書にまとめると面白そうです。誰か書いてください。おれが許す。

あ、あと上記の『歌舞伎はともだち』の2013年度改訂版もあると面白そうですね。「幕間は、歌舞伎そばと富士そばと小諸そばのどこがベスト?」という記事とか。




■コザで残虐行為展覧会

沖縄市立図書館に立ち寄るたびに、外国文学の棚からJ・G・バラードの『残虐行為展覧会』という変なタイトルの本を手に取ります。べつにこのJ・G・バラードとかいう外人が好きなわけじゃないです。

というのもこの本は工作舎の『プラネタリー・クラシクス』、というシリーズ(という呼び方が適切かどうかわからないが)の一冊として出版された本で、その背表紙の独特な配色のストライプと、星と少年のロゴが好きなのですね。

なぜ好きかというと、おれが十代だったころ、コザにこの『プラネタリー・クラシクス』のシリーズ一揃いを並べた書店があったのですね。で、土曜の午後なんぞはこの書店で、一人であるいは友人とパラパラ立ち読みするのを常としておりました。

で、プラネタリー・クラシクスは、「コザがまだまだ繁栄していた'90年代半ば、の幸せな土曜日の午後」、を思い起こさせる記号として、おれの脳にインプットされているわけです。工作舎の本なんて、ある程度は読書好きな層が集まる店じゃないと、まとまった量を扱わないじゃないですか。で、かつてはコザにもそんな品揃えの本屋があったんだなあ、と懐かしいような切ないような気分に浸れます。

──なので、プラネタリー・クラシクスのシリーズなら他の本でもいいわけですが、とりあえず目につくのが『残虐行為展覧会』の背表紙なので(なんせ字面がハデすぎるので探しやすい。笑)、沖縄市立図書館ではとりあえずこの本を手に取る、というわけです。

拙僧はいまだiPhoneなる南蛮渡来のカラクリ電話を所有しておりませんが、もしプラネタリー・クラシクスの背表紙の意匠を模したiPhoneケース、なんてのができましたら、iPhoneの購入も考えてしまうかもしれません。


■颱風/陰陽師


台風でしたね。台風が来ると腹が減るよね。たぶん、本能的にエネルギー補給をしたくなるんだと思う。おれだけか。あと、台風の時は家に居るんだから家のことをやればいいのに、何もせずだらだらしてしまう。これも「台風という緊急時に仕事してんじゃねーよ! 台風が過ぎ去るまで体力を温存しとかないと!」という本能が働くんだと思う。おれだけか。

さて、半蔵商店でございます。昨日、歌舞伎座にて夜の部『陰陽師』を見て参りました。そう。今月歌舞伎座の切符は昼夜とも、歌舞伎座新開場の四月と同じくらい(あるいはそれよりも?)手に入りづらいように思いますが、やっとで切符が手に入りましたよー。三階席最前列センター、という、お財布にやさしく見晴らしの良い席を定価で。なにごとも日頃の行いですなあ。

染五郎は役に似合ってた。海老蔵と勘九郎は、平安時代のお話なのに雰囲気が江戸江戸してるなあ、とちょっと思った(悪いわけではないよ)。あと、魑魅魍魎(と筋書にはクレジットされている)の造形も良かった。

と、ここから別の話題につなげる予定だったけど、今朝はもう時間がないのでここまで。


■ワーナー、ペプシ、案の定パンナム


主婦の友社からコミックエッセイの単行本を1冊だけ出して消えていく30歳前後の女イラストレーターのように、はかなくも夏が過ぎまして、ただいま外は「一雨ごとに秋に近づく」みたいなことを思いたくなる種類の雨が降っておりまして、雨が上がりまして、九月も半ばでございます。半蔵商店でございます。

おれが沖縄に帰省しておりましたのはもう一ヶ月前のことでして、毎日毎日沖縄のことばかり考えているわけではないのですが、帰省の時に思いついたこと、思いつかなかったこと、撮った写真、などがまだいくつかありますので、今後もしばらくはそういうエントリを書いたりなんかしちゃったりします。




■'70年代×ワーナー×ペプシ

'60〜'70年代のアメリカの物が好きです。と云っても、ふだん東京で生活してる時は、この趣味はあまり意識に上ってきません。でも沖縄にいるとこの趣味がムクムクと頭をもたげてきて「そうそう、おれこういうの好きだったわー」みたいなことになります。

で、その趣味を満足させるべく、'70年代のペプシのノベルティのコップを宜野湾の古着屋で買いました。千五百円。ワーナーのアニメに出てくる豚。ワーナーとペプシ、という取り合わせがいいでしょ。

豚 ペプシ

でもこういうのって、古着屋の店先にあるぶんには趣があるんだけど、いざ買って帰って自分の部屋に置くと、生活感あふれる光景の中に埋没しちゃうんだよね。それもまた一興。

ところで普天間にもこういう店があったんだけど、その店は大山の方に移転してて、かつ、アーリー・アメリカン方面を重視する品揃えになってました。ふむ。




■例によってパンナムのカバン

まあ飛行機に乗る時はパンナムのカバンを持って行きますよね、普通。

──そうかなあ…(´д`;) (´д`;) (´д`;)

ということで、今回の空の旅も、あの、例の正方形のパンナムの青いカバンを持って行ったのですが、全日空のスチュワーデスさんに、「パンナム航空ですね?」と声をかけてもらいました。このパンナムに反応して声をかけてくれた人は日本人で初めてです(友人以外では)。日本人もまだまだ捨てたもんじゃないですね。

「復刻版じゃなくて当時のオリジナルなんですよー」とつまらない自慢を切り出すことなく、「パンナムも好きですけど全日空も好きですよ」と答えたおれもなかなかの紳士です。

さて、昨年の正月にハワイ県に行った時、なんとか航空博物館というところでパンナム展が営まれておりました。拙僧は、そのなんとか航空博物館の比較的近くの場所には居たのですが、けっきょく足を運べず、残念ながらこのパンナム展は行くことができませんでした。

が、成田の航空科学博物館というところで、パンナム展をやっているらしいんですね(8/1〜10/27)。ぜんぜん知らなかった。もっと宣伝した方がいいのでは? というか、この博物館じたい存在を知らなかった。もっと宣伝した方がいいのでは? (大きなお世話か…。)

この展示がハワイでの展示とどれくらい違うのか/どれくらい同じなのかは分かりませんが、これは行ってみたい。まさに「ハワイの敵を成田で討つ」ということわざ通りの展開になって参りました。

なので近々、女人を誘ってパンナム展を見てこようと思います。帰りに成田名物のうなぎでも食べて、夜はおれのうなぎを食べさ(エントリはここで途切れている)


■沖縄市内で見かけた生物(別にかわいくはない)


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…………………。

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んあ? なに?(ギロッ)

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おたく、どこの媒体? 半蔵商店? 知らんなあ……。

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まあ、ちゃっちゃと撮れよ。

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(あーめんどくせ………。)

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まだ撮んの?(ギロッ)


■南國、ステーキ、カクテル、小鳥


■2020年のオリンピック開催地がイスタンブールに決まりました。良かった良かった。オリンピックとかいう20世紀くせえ行事をさ、この狭い東京で今さらやられてもうっとうしいよね。税金もものすごい使われるだろうしさー。


■じゃあ今日は、家族で行った沖縄市のステーキ屋で、南国っぽいカクテルのグラスに止まっていた小鳥の写真を。

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かなりエキゾチカな内装の店内で飲む南国カクテルはうまいです。アルコールは抜いてもらいましたが。

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前菜にサラダが出るんだけど、ウエイトレスにドレッシングの種類を訊かれて「ブルーチーズ」と答える瞬間が、いちばん「あー、この店にやってきたんだなー」という実感のようなものが得られる。なので、弟にも「おれが『ブルーチーズ』って発音する瞬間を見逃すなよ!」という謎のリクエストをしておいた。

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総額二万七千二百四十四円の会計は、おれが支払った。うむ。頼もしい。

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▲店の前にいたオウム


■沖縄市で無礼なバーテンダーを日本刀で真っ二つにしたくなった件


■これは先日、帰省のおり沖縄市のとあるバーで遭遇した事案です。



バーに入る前

(0) おれと友人Xは、一軒目に居酒屋に行った。

(0') おれは、この居酒屋ではノンアルコールビールしか飲まなかった。


バーに入ってから

(1) おれとXは、二軒目にこのバーに入った。

(2) バーで、おれは一杯目にマッカラン10を頼んだ。

(3) マッカラン10を飲み終え、おれは二杯目にシャーリー・テンプル(ノンアルコールのカクテル)を頼んだ。

(4) その際、Xが「この人、さっきのお店でもノンアルコールビールしか飲まなかったんですよー」と会話のトスを上げた。

(5) それを聞いたバーテンダーが「は? じゃあ帰ればいいのに」と云った。

(6) おれはそれを「いやいやいや〜(笑)、もうちょっと居させてくださいよ〜(笑)」と受け答えた。

(7) 二杯目のシャーリーテンプルを運んでくる際、バーテンダーは「はい、ジュース」と云いながらおれの前にシャーリーテンプルを置いた。


その他、補足事項

(8) 店内にはクラシックギターの曲がかかっていた。

(8') Xは自分でもクラシックギターをたしなんでいるので、その話題でバーテンダーとXは話が弾んでいた。

(9) 客は、われわれの他に60代の男性が一人いた。

(10) おれは、バーテンダーに対し、とくに怒りを表明したりはしてない。




■──っていうことがありましてね。いやー、出来事を淡々と時系列で記してるだけでなかなかハラ立ってくるね。

なんといっても(5)ですよ、(5)。「は? じゃあ帰ればいいのに」だと。あのねえ。もう字数費やして怒るのはカロリーのムダだからここでは怒らないけどさ、まあこのバーテンダーを腰に差した日本刀で真っ二つにしたくなりました。お客様気取りがしたいわけじゃないが、あんまりではないか、この一言は。

こういう話になると「店での自分の扱いに不満を覚えるやつは、自尊心と自意識が過剰で、云々」とおっしゃりたくなるお侍さんもいらっしゃるとは思いますが、人間ってそこまで心広くなくちゃいけませんかね。腹立っても十分おかしくない案件だと思う。

そしてねえ、(6)ですが、なんとも情けない発言だなーとは、自分でも思う。あなたもそう思うでしょう。でもね、ヒトって、「突然起きる失礼な出来事」には意外ととっさに対応できないのね。だから、内心では「なんだこいつ…」と思ってはいても、こうやって受け流すしかないのね。そもそもそれまでは楽しく飲んでたわけだからさ。急に怒りを表明するのはちょっとムリだ。それが(10)の理由です。もちろん、突然起きる失礼な出来事に対応できる人も中にはいるでしょうが、人間が誰しもそういう機転を持ち合わせてるわけではない。

(7)の「はい、ジュース」も、まあ、このバーテンダーというかこの馬鹿にとっては愛嬌かなんかのつもりだったのかも知らんけど、この流れだと単におれの神経を逆なでするだけにしか聞こえないです。


シャーリー・テンプル
▲シャーリー・テンプル(飲み終わった)


■この店では以前にも、「小さめの金魚鉢のような変な容器に、藻のようにたっぷりミントの葉をぶち込まれ、マドラー代わりにサイリウムが差し込まれたモヒート」を出してきたり、マッカラン12をロックで頼んだらフチの欠けたグラスで平気で出してきたり、バーテンダーがカウンター内でペラペラペラペラとケータイで偉そうに長話してたり、ということがあったのですが、今回の件でもう決定的に嫌気が差しました。


■で、ここで話の流れが変わるようですが、おれはこの店にはつぶれてほしくないんですね。というのも、この店はバーテンダーと酒こそはたしかに産廃レベルですが、店内の雰囲気(だけ)はいいんです。コザでこういう落ち着いた雰囲気の正統派バーってほとんどないですしね。

で、この店はバーテンダー(おそらくオーナーも兼ねていると思われる)が居抜きで何回か代わってて、この産廃バーテンダーで、たしか四代目か五代目なんですね。

で、おれは、前の代のバーテンダーのころもこの店に足を運んだことがあるのですが、こちらはたいへん人当たりのいい人でした。

で、おれが見る限り、現在のバーテンダーになってから確実に客が減ってるんですね。まあ当たり前だけどな。誰だって嫌いになるだろ、こんなやつ。

おれが聞いた話では、この店は家賃が現在のコザの水準からするとだいぶ高いらしいのですが(家主がバブル時代からまったく値下げしてくれないらしい)、この産廃バーテンダーにこの家賃が払えるだけの客入りを維持できるかどうか。まあ、このままでは未来は暗いと云わざるを得ない。

このバーテンダーが去って、先代バーテンダーが戻ってくるのがベストだけどね、個人的な理想としては。


■ちなみにこのバーテンダー、沖縄人じゃなくて、清水ミチコと同じ出身地らしい。わざわざそんな遠くからコザまでやってきて、わざわざこんなイヤな接客をして、わざわざ客に嫌われてるのか(余談ですが、清水ミチコのブログに最近こんな記事がありました。関係ないけどさ)。


■なお後日、この出来事を別の友人Yに話すと、(4)の会話のトスがいけなかったのではないか、とのことであった。

だが、普通だったら、そんな会話のトスが上がってきたところで、「今日はクルマですか」とか、「前の店で飲み過ぎた?」とか、「休肝日?」とか、「ノンアルコールのカクテルは他にもいろいろ作れるんで」とか、そういう返し方をすると思う。まともなバーテンダーならね。まともじゃないバーテンダーはどうか知らんけど。

そして、Yも話を聞いてるうちにだんだん腹が立ってきたらしく、「いまからその店、行くか?」と云ってくれた。頼りになるやつだ。笑

ちなみにYは「自分なら(5)の時点で怒って席を立つ」とのことだった。ふむ。


■ともかく、近日中に東京でどこかまともなバーへ行って、一人で飲み直そう。あと、胡屋〜園田エリアで雰囲気のいいバーをご存知の方は教えてください。


■チャッカマンあるある


親戚の家の仏壇の引き出しにあるチャッカマンって、絶対に一発じゃ火がつかないよね。

──いかにも先日のお盆の親戚まわりで思いついたようなあるあるだな(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

うん、まあ。で、チャッカマンを何回かカチカチやってもなかなか火がつかないので、けっきょく別のライターかなんかを探すことになる、っていう。


■新橋演舞場 九月大歌舞伎 夜の部 9/1 初日


■三月花形歌舞伎以来の新橋演舞場。とくに愛着もなかった新橋演舞場でも、半年ぶりともなるとちょっと懐かしさを感じました。


不知火検校(しらぬいけんぎょう)
松本幸四郎悪の華相勤め申し候、というクレジットがくっつく演目。登場人物がつぎつぎに殺される雑な展開と、逮捕されるまでのプロセスをあまり説明しないので結末へたどり着くスリルみたいなのが薄い点を除けば、けっこう楽しめた。

幸四郎の出るカブキは、幸四郎色が強くて苦手なのだけれども、この二代目検校は、ふてぶてしくて、人を喰ったようなとこがあって、ちょっとの愛嬌を併せ持つようなとこが良かった。最後に引っ込む時のセリフをひとしきり吐いてからの高笑いに、二代目検校のキャラクターが凝縮されている、というか、最後の「ちっぽけな肝っ玉に生まれついたばっかりに、云々」が芝居の作者がほんとに云いたかったことだと思う。

亀鶴が悪事に耐えかねて半狂乱で逃げ出すところが、真に迫った演技で、良い。

人が殺されるシーンでツケが鳴らないので、殺された感があまりしないのがちょっと気になった。


馬盗人
書くまでもないことだけど、やはり馬の動きがすごい。馬が中盤で女形の動きをしたかと思えば、最後は馬が花道で見得→六方で引っ込む(と、文字で書くとさらっとしてるけど、この馬の演技については実際に見ないことには伝わらない。お芝居は何でもそうですが)。

登場人物全員がどこか抜けているのも楽しい。翫雀がのろけるときの踊りが良かった。

前回の『馬盗人』も三階席で見た覚えがある。一階席でも見てみたい。

しかし演舞場にも一幕見席があればいいのに。仕事帰りとかにまた見に行くんだけどなー。


■沖縄に持っていったエキゾチカCD-R


■頼んでもないのに九月がやってきますよねえ。ほんと図々しい。


■それはさておき、先日沖縄へ帰省した際に持って行った、エキゾチカものの曲だけを集めた自家製CD-Rの曲目をご紹介しますので、國民の皆さんもなにかの参考にしてください。

エキゾチカCD-R
▲半蔵商店お手製エキゾチカCD-R。21曲入り。限定1枚。非売品。

窓から入ってくる蒸し暑い風に当たりつつ、実家の二階でオリオンビールの小瓶を飲みながらこういう音楽を聴くのは楽しいですね。で、こういう一人遊びばかりしてるから出会いがないので婚期が遅れる、という。もっとさー、合コンするとかさー、まあいいや。


1) Introduction / Martin Denny
2) Quiet Village (Original Version) / Martin Denny
3) Jungle Flower (Original Version) / Martin Denny
4) Japanese Farewell Song (Sayonara) / Martin Denny
5) Forbidden Island / Martin Denny
6) Mau Mau / Martin Denny
7) Bangkok Cockfight / Martin Denny
8) American In Bali / Martin Denny
9) Happy Talk / Martin Denny
10) Sake Rock / Martin Denny
11) Fire Cracker / Martin Denny
12) Sukiyaki / Martin Denny
13) Sho-Jo-Ji (The Hungry Raccoon) / Eartha Kitt
14) Tokyo Melody / Martin Denny
15) Rose Rose, I Love You/ Martin Denny
16) Sake Rock / Martin Denny
17) Very Nice Is Bali Bali / Patience And Prudence
18) Ah Me Furi / Martin Denny
19) まほろばの国 / 三宅純
20) Pico Birds / 三宅純
21) Everything We Do Music / テイ・トウワ



ま、正直この辺の音楽の好みはハタチぐらいのころから全く変わってなく、「マーティン・デニーと、あとちょっとその他」って感じですね。たぶん、7年前とかにこのCDを作ってもほぼこの曲目になってたと思います。

1)から12)は、マーティン・デニーのベスト盤『Exotic Sounds - The Very Best Of Martin Denny』から。このCDは、この方面に興味のない人でも一生聴ける、という大変にお得な一枚ですので、持ってない人は買うといいでしょう。

13)は、二年前のある夜、実家の二階でオリオンビールを飲んでたら(またか)でAMラジオから突然流れてきた一曲。「ショージョージ」君という名前の食いしん坊なタヌキについての歌詞、になっています。

14)〜16)は、マーティン・デニー『エキゾチカ '90』より。「Tokyo Melody」の温泉街っぽさが最高。「Sake Rock」冒頭にヤン富田っぽい電子音が入ってます。

17)は、『モンド・フォー・スペース・エイジ』という、音楽好きの方なら「あー、こういうコンピCD、'90年代後半にけっこう出てたわー」って気分になるコンピCDに入ってます。

18)は、マーティン・デニー『Exotica』より。この曲は、雨が降ってる日曜の午後に、音を消したNHKを見ながら聞くと良いです。

19)はアルバム『星ノ玉ノ緒』、20)はアルバム『Glam Exotica!』から。20)は、石垣島在住の弟がドライブの時に「アイルランドっぽいから」という理由でヘビーローテーションしてました。

そして21)はですね、『Stupid Fresh』に入ってたPacific 231のリミックス版を入れようとしたら、まちがえてオリジナル版を入れてしまったというまさかの凡ミス。まあ冒頭にガムランが入っているので、よしとします。


■と、こんな感じですね。次は「マーティン・デニーなし」というルールで一枚作ってみてもいいかもしれません。


■さて、今日は歌舞伎座でなく、ものすごく久しぶりに新橋演舞場にてカブキ見物でございます。夜の部。


■ちなみに「今帰仁」と書いて「なきじん」と読みます


■この夏の東京はろくに蝉の声も聞こえなかったというのに、夜になるともう秋の虫が鳴き始めております。半蔵商店でございます。毎年この時期になると、

「水道管の冷たさに、秋の訪れを予感するチョビであった」

みたいな、『動物のお医者さん』のナレーション文を思い出します。


■さて、今日で八月も終了でございまして、薄物の季節も終わりですので、本日はこの夏に仕立てた麻の着物で街をうろうろしておりました。せっかく作った着物だからね、元は取らないと。

それはそうと、いまの小学校って、八月下旬にもう二学期の始業式やったりするところがあるらしいね。なんだかなー、やはり夏休みの終わりは八月三十一日じゃないと。


■で、もう昔のことに感じられるのですが、沖縄に帰省していた時のことなどをぼちぼち書いていこうかと思います。

じゃあ、手始めに、どこぞの駐車場に置かれてた段ボールをご覧ください。

スイカ箱

顔が、あんまり美味しそうじゃないと思った。

スイカ箱2

それだけです。


■(帰省の話を書く予定だったのに、なんか先送りになってますね)


昨日はこれ行ってました。どんなライブかを端的に説明する画像はこちら。魔神ブウの再現度が高かったです(いまこの文章をATOK2013で打ってるんですが、「魔神ブウ」が一発で変換できました)。

おれはあまりドラコンボールを知らないんだけど、それでも楽しめた。

しかしZTVのアナウンサーにまでモノマネ芸人がいるとは…。



ところで、来月歌舞伎座の切符がまだ手に入らない。ヤフオクかなー、これは。


■下北沢、140、冷麺をあきらめる


沖縄に帰省した時のことを書く、という予定ではありますが、本日は下北沢で営まれたこれに行っておりました。

チケットはとっくの昔に売り切れてたんだけど、当日券が買えたので。

チラシ

花

会場のロビーにあった花。よく見ると番組名の表記が…。

花2

過去の自分のtwitter上における発言をスクリーンに映し、それに解説を加えていく(その当時の背景や状況など)、という趣向のトークライブ。まったく中だるみせず二時間ひとりでしゃべりっぱなし。すごい。

会場を出ると、吉本芸人某君に奇跡的に遭遇。しばし立ち話。某君と別れたあと、冷麺を出す店を発見。おれは沖縄で焼肉に2回行ったのだが冷麺を食べそびれていたので(2店とも冷麺を置いてなかった)、この店で冷麺を食べようとしたのだけれども、冷麺は800円もするので、800円も投じるならもっと他に栄養を摂取できる食品がいくらでもあると考え、止めにした。

あと、冷麺単品をピンポイントで狙って食べに行くってのも、やはりなんか違う。あれは焼肉の〆としてついでに食べるのがけっきょく正しい。


■東京に戻っています/七之助


前回のエントリは、非・沖縄人の方々は1行目から読むのをあきらめたと思いますので改めて書きますが、おれは8/14〜8/20まで沖縄本島にいて、8/20〜8/22は石垣島にいる予定だったのですが、颱風が来ましてですね、石垣島は自主的にあきらめまして、けっきょく8/14〜8/22までずっと沖縄本島におりました。

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■といった意味も含めまして半蔵商店でございます。おはようございます。8/22の午后のパンナム機で羽田に着きました。すいません先輩、パンナムじゃなくて全日空でした。すいません先輩。

しかし、つい三日前までは那覇の国際通りでオリオンビールとタコライスをたしなんでおったのですが、それがもう去年の夏の出来事のように感じられます。いつものことだけどね。


■さて東京県に戻ってからは、8/23は仕事をして、8/24(昨日だ)は歌舞伎座の一幕見席で『野崎村』『春興鏡獅子』を見ておりました。

歌舞伎座に行ったのは、勘九郎(8/2〜8/13)だけでなく七之助(8/14〜8/24)のお獅子が見たかったから、というのももちろんありますが、トーキョーでの生活パターンを取り戻す、という意味もあります。

七之助はですね、獅子になる前はよかったのですが、獅子の毛振りが、あまり振るわず……。なかばヘッドバンギングのようになってました。千穐楽で疲れてるのでしょうか。でも前半の小姓姿はきれいでした。

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■それはさておき、これから数回は例によって沖縄ネタのエントリがつづきます。すいませんね。


■久しぶりにコザで更新


元気ねー? 半蔵商店さー。久しぶりー。

実はよー、昨日から石垣いく予定だったばーて。でもさー、台風12号が来日ツアーしてたからよー、でーじカジバーバーしてるってから石垣行きはあきらめたさー。

してからに、弟が石垣島で働いてるんだけど、「どうせ台風来るから仕事休みだはずー!」ってから友達と朝6時まで飲んでたってー。

してからさー、朝遅く起きてからに「二日酔いだけどどうせ台風で今日休みだしー」ってゆっくりしてたら、朝10時ごろ「暴風警報が解除されたから仕事来なさい!」って職場からメールが来たって。しにうけるー。


──なんで沖縄の30〜40代がローカルAM番組に送るFAXみたいな文体なんだ?(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )  


いや、今回の帰省からは自分でもクルマ運転するようになったんですよ。で、クルマ運転してたら、まあラジオ聞いちゃうじゃないですか。なので、自然とこういう文体になるわけです。「台風12号が来日ツアー」みたいな言い回しが、リアルに“それっぽい”でしょ。笑


■ということで久しぶりにコザの「100円で30分インターネットができるPCが並んでる店(マンガ喫茶とは違い、ただただPCが並ぶ)」からお送りする半蔵商店でございます。来月歌舞伎座の切符はまだ手に入っておりません。

えーっと、上で書いたことの繰り返しとなるのですが、8/20〜8/22は石垣島にいる予定でしたが、台風のため飛行機が飛ぶの飛ばないのという状況になりまして、けっきょく石垣行きをあきらめ本島におります(ま、昨日は飛行機飛んだらしいし、明日も飛行機飛ぶらしいけどね)。


■gocoupの「少年タルホと極光ウサギ」を、那覇・メルクマール様、中城村・CD屋様、コザ・'69様にそれぞれ納品いたしました。沖縄在住の電子音楽愛好家の皆様はどうぞよろしくお願いいたします。


■で、趣味としております「コザの個人商店めぐり」ですが、このたびの帰省よりクルマで移動してるので捗ってます。商店に車で立ち寄り、焼きそばUFO、歯ブラシ、ウイスキー、バナナ、パン、などを購入しております。


■あと、数日前コザのBARでヤな対応をされました。これはそのうち書く、かな。まあ、書くほうも読むほうもあまり楽しくない話題なので、書かないかもしれない。笑


■ということで東京県には明日戻ります。やれやれ。夏休みももう終わりか…。


■あ、この「100円で30分インターネットができるPCが並んでる店」は、10月末で営業終了だそうです。これからはコザにいるときはどこでブログを書けばいいんだろう。


■十四日から廿二日まで夏休みでございます。


■Wikipediaによると、エスペラントを母語とする人々は最大2000人ほど存在するようです。ふむ。


■といった意味も含めまして半蔵商店でございますが、さて、束の間ではありますが夏休みなので沖縄行きますよ。

8/22に戻ってきます。それまでは例によって更新は休みです。

「そんな! 半蔵商店を読むためだけにパソコンを購入し、ネット回線を契約したのに! 更新再開までどうやって生きていけばいいんだ!」という方は、そうですね、YouTubeでR藤本のベジータ芸を見るなどして英気を養い、残暑を乗り切ってください。

でも気まぐれに一回ぐらいは更新するかもしれません。


■そういえば歌舞伎座の九月の切符、買い逃しました…。まあ、戻りがあるとは思うのだけど。


■では行って参ります。


■江戸の美男子/海老會


■各紙の報道にあります通り、八月後半は沖縄にいる半蔵商店です。

今晩はゆっくりと、帰省の荷造りなんぞをしようと思っております。


■ところで本日は、原宿県にあります太田記念美術館にて『江戸の美男子』という浮世絵の展示会を見てきました。“美男子”と書いて“イケメン”と読みます。ちなみに劇場版パタリロの主題歌、「Run away 美少年達!」は、“美少年達”と書いて“ローズボーイズ”と読みます。という話は以前も書いたような気がします。パタリロの原作者自らが歌ってます。いい曲なので、いつかカバーしたいです。

で、江戸の美男子の感想ですが、浮世絵のことはよく分からんけど、空調がほどよく効いた小さな美術館で浮世絵を見てるのは楽しいものです。図録は買わない。“絵を見る”という行為を、脳が「あとで図録じっくり見るからいいや」とか云ってサボりそうだから。

実際に10代の若衆を抱ける「陰間茶屋体験コーナー」みたいなのがなかったことだけが残念です。 ( ´・ω・)

──逆に、なんでそんなのがあると思ったんだ。( ゚д゚; ) ( ゚д゚; ) ( ゚д゚; )


■その後、渋谷県に移動し、十穀米カツカレーで腹ごしらえしたのち、コクーンでABKAI見てきました。

以前このブログで、アンパンマンを歌舞伎化するとしたらいったいキャスティングはどうすればいいのか、という社会問題にメスを入れたことがあるんですね。で、そのエントリにおいて、犬のチーズは海老蔵が適任ではないか、と書いたわけです。

そしたら今日、コクーンで海老蔵が犬の役をやってました笑。いや、ほんとに犬の役をやると全く知らずに「チーズ→あえて海老蔵」と書いてたわけですよ。なんか予言が当たったような気分になりました。

『はなさかじいさん』は、CGの投射や、コクーンならではの客席を使った演出が効果的に用いられてて、ストーリーも分かりやすく、見てて楽しかったんだけど、海老蔵色が全体的にあまり濃くないのが意外でした。海老蔵がジブンを前面にあまり出してこないというか(猿之助のように。笑)。なんつーか、どぎついまでにグイグイと海老蔵像を押し出してくる感じのも見てみたいなあ。せっかくの自分の会なんだしね。カッコ、米印、個人の感想です、カッコ閉じる。


■おれよりも染五郎の方を


■仏前にオリオンビールではなく麒麟淡麗〈生〉をお供えすることを何とも思わない沖縄人が増えているのはゆゆしき事態ですし、クーラーボックスに充実野菜、アセロラドリンク、うっちん茶しか用意しない沖縄の家庭が増えているのもゆゆしき事態ですが(もっと子供が喜ぶ飲み物にしようよ……)、そんなゆゆしき事態の中、今年もお盆はやってきます。

しっかし、今年の沖縄のお盆は8/19(月)〜8/21(水)というなんとも休みが取りにくい日程であります。沖縄県もさ、お盆とその翌日の計4日間くらいオフィシャルな祝日にすればいいのに。ご先祖は大切にしましょう。


■ということで、お盆は沖縄に帰りますよ。8/14(水)〜8/19(月)は沖縄本島に、8/20(火)〜8/21(水)は石垣島におります。8/22(木)に帰国します。

夏休みがたったの9日間しか取れない…。日本みたいな野蛮な後進国ってこれだから困りますよね、っていうグローバルなグチはさておき、久しぶりに沖縄でもDJしたいなあ、と思っております。この期間に半蔵にめちゃくちゃ面白いマッシュアップDJをやらせて、クラブにものすごい集客数を呼び込みたい、という沖縄のイベンター/オーガナイザーの皆様は、神龍に「半蔵がうちのイベントに出ますように!!!」と大きな声で頼んでみてくださいね。'90sテクノ・アンセムとJ-POPを混ぜる感じでやっております。よろしくお願いいたします。ギャラは時価。応相談。


■それはさておき、地元の友人を

「来週の木曜(8/15ね)の晩、メシでもどう?」

と誘ったら、

『妻はくノ一』の最終回を見るからダメ」

と断られました。友人は、おれよりも染五郎の方を取ったようです。まあ相手が染五郎なら仕方ないか…………。


■といった意味も含めまして、本日は『ABKAI』(もっと他に良い表記があるような気がする)を見て参ります。半蔵商店でございます。


■半蔵陰翳礼賛、あるいは昨日見つけた金物屋


金物屋
▲金物屋

金物屋(拡大)
▲店先を拡大

八王子(だったと思う)のレトロな、というか時間が停止しているような金物屋(だと思う)。

この店は車に乗ってるときに発見したのですが、写真に撮りたいがため、わざわざ近所のコインパーキングに300円払って車とめました。7分間しか停めなかったけど300円。

そこまでしてるのに、お店の中に入ったり、お店の人に話聞いたりはしてないっていう。



この写真ではうまく表現できませんでしたが、店先から見ると、ぼんやりと薄暗い店内の空間を電球がほのかに照らしてて、その陰影が、吸い込まれるような感じというか、時間の堆積を感じさせるというか、現代から切り離された空間が温存されている感じというか………まあ、とにかく惹かれるものがある。懐古趣味もあるけど、それだけじゃないんだよね。もっと生々しい感覚的なものだ。

なんとかという昔の人が『陰翳礼讃』っていうエッセイを書いたらしいけど、たぶん、こういう空間を褒めてるんだと思う。おれも積極的に陰翳を礼讃してゆきたい!!(←唐突にスタパ調)



といろいろ書いたけど、これはあくまで初見の感想。二回目に行くと、まったく普通の街の景色として脳に処理される可能性もある。あるよね、そういうこと。

# こういう造りのコンビニがあるといいなあ。


■こういう、昭和中期的な、ちょっとしたおかしみがあって品の良い、名もなきグラフィック作品をまとめた本があってもいいと思う。


蟹(イ)

蟹(ロ)


とあるスーパーマーケットのエレベーターのドアーに貼ってありました。

昨今だと、この手の案内にもいわゆる「ゆるキャラ」が登場するんでしょうな。ゆるキャラってさー、“ゆる”とか云ってながら、がっつりと広告代理店的ブランディングの塊でさ、ぜんぜんゆるくないでしょ。むしろガツガツしてるでしょ。商魂たくましいでしょ。

「ゆるキャラ」という言葉を作ったとされるあのサングラスの長髪のサブカルおじちゃん(職業不詳)も、もともとはこの蟹のような、作為的なところのない商売っ気のないキャラクターを指して「ゆるキャラ」という言葉を使ってたんじゃないだろうか(くわしいことは知りませんが)。

国立劇場のくろごちゃんは、まあ許すけど。かわいいし。先月も萬太郎と歌舞伎の解説がんばってたし。終演後もロビーに出てファンサービスに励んでいたし。



あれ、ゆるキャラ批判っぽくなってしまった。そういう話がしたかったわけではないのですが。

おれが云いたいのは、こういう、昭和中期的な、ちょっとしたおかしみがあって品の良い、名もなきグラフィック作品をまとめた本があってもいいと思う。ってことです。すでにこのエントリのタイトル欄に書いちゃってますが。


■八月の雨量歌舞伎(←誤変換)


歌舞伎座前

この土日で、第一部から第三部まで見てきました。歌舞伎座前は相変わらず人類でごった返しています。

云ってもしょうがないんだけど、客席が暑くて暑くて、扇子でいくらパタパタやっても暑くて、『棒しばり』は半分くらい寝てたかもしれない……。もうちょっとクーラーを強くしてくれるとうれしいのですが、と書きそうになったけど、江戸時代の芝居小屋にはクーラーなんてなかった。

棒しばりは、余裕があれば一幕見席で再見したいです。


■ブライダルコーディネーター 児玉るみ


・1/2
・2/2

'07年の友近のネタ。ネタというか、ネタ以上の何か。


■ドラッグストアあるある(その二)


リステリンの大瓶に、うっすらホコリが積もっているので、手に取るのを一瞬ためらう。


# これと同じくらい面白いドラッグストアあるある(その一)はこちらから


■「Hanazawa Knight Scoop」で選曲しました


■第3位! 「マリアージュ」。

第2位! 「ミクソロジスト」。

そして第1位! 「メトロセクシャル」!


■っていう、「'00年代中盤の男性誌でしか見かけなかった単語ランキング」はさておきまして、半蔵商店でございます。先週末はですね、

7/26(金)朝6時に家を出発→東京駅→新幹線→大阪県で歌舞伎見物→京都県でDJ(後述)

7/27(土)昼ごろ東京県に帰宅→昼寝( ˘ω˘)スヤァ→夕刻より渋谷で会社の同期会

7/28(日)休日出勤 in 川崎

っていう感じで過ごしました。


■さて、カフェ・ラ・シエスタで営まれた「Hanazawa Knight Scoop」は、'90年代前半の日本のテクノを当時の音源+映像で振り返る、という趣旨のイベントで、合間には趣向として近代的なテクノのライブ演奏と拙僧のDJが行われました。


■電気グループのアルバム『ビタミン』('93)を、全国のアマチュア〜セミプロ〜プロのテクノ制作者が楽曲制作のリファレンスとする以前のテクノ、といいましょうか、その時期の日本のテクノに焦点を当てることって、あんまりないと思うんですね。好事家にはたまらないイベントだったと思います。

あと、この時期のテクノが好きだという22歳の青年がイベントに来てました。若いのに趣味が良い。


■次回はNHKの『ソリトン』でサエキけんぞうと近田春夫がテクノ特集をやった夜を境にテクノブームが終息に向かうまでの時代を採り上げるというのはどうでしょう。


■ちなみに、おれのDJは例によって'90sテクノ+邦楽のマッシュアップでした。伊集院のラジオの「so-ma-to」のマッシュアップをかけてすべったのですが(調べたら、あの番組って、'09年までは関西で放送されてなかったのね…)、それ以外は良い出来でした。たぶん。


■今回の京都滞在時間はわずか16時間でした笑。それもまた一興。


■久しぶりに西


これから汽車に乗りまして、西へ赴きます。三年ぶりぐらいですか。

昼は大阪県で歌舞伎見物をしまして、夜は京都県でDJします。イベントの詳細はこちら

それでは行って参ります。


■七月二十六日(金) 京都にて選曲相勤め申し候


■きのう首都高を歩いている犬を見ました。半蔵商店でございます。


■さて、直前のお知らせとなりましてすいませんが、京都県で営まれるヒタチさんのイベント「Hanazawa Knight Scoop」にて選曲します。以下、ヒタチさんから送ってもらった文字情報です。

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Hanazawa Knight Scoop

日時: 2013年7月26日(金) 午后6時から深夜11時頃まで
場所: 京都cafe la siesta
(京都市中京区四条木屋町上ル紙屋町366)
チャージなし

Resident///
909state:Live / Talk / Video
hitachtronics : Disc / Talk

Guest///
Asohgi : Disc / Talk
Doremimate : Live / Talk
半蔵商店 : DJ

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30分やります。半蔵が東京・沖縄以外で選曲するのは我が国初のこととなります。よろしくお願いいたします。


■しかし、高井戸から中央道方面に歩いて行ったあの犬はちゃんと一般道に降りられたんだろうか…。


■コカコーラのおいしさほんとに知ってる? なんて云われましても。


■レッドブルが流行ればレッドブルの類似品を出し(そして不発に終わり)、サントリーのフランス風オランジーナが当たれば、臆面もなく英国風のシュウェップスを発売するなど、なんだか節操がないコカコーラ社が、このところ『コカコーラのおいしさほんとに知ってる?』みたいな広告を出しております。

それはいいのですが、広告ポスターの中に出てくる娘さんが手にしてるのが、コカコーラの500mlペットボトルなんですね。500mlペットボトルのコーラって、おまえ、3口目で飽きるやつだろ。むしろおいしくない飲み方だとすら思うんだけど。ぬるくて甘ったるくて。


■やはりコーラは瓶で飲むのがうまいと思うのですよ。あの、ね、よく汗をかいたあの瓶、冷えた瓶を握った時のひんやりした感触、瓶の微妙な凹凸、瓶のどっしりした重み、ポンと栓抜きで外す王冠、ぶ厚い飲み口に唇が当たる感じ、ごく薄いグリーンの瓶のなかで揺れるコーラの液面──などなど。

こういうユーザー・エクスペリエンス(と呼ぶのかどうかは知らんけど)まですべてひっくるめて「コカ・コーラを飲む」っていう体験であり、「コカ・コーラの味」なんですよ。わかる? ペットボトルでコーラを売るなんて、ほとんど契約不履行だっつーの。われわれは、あのシュワシュワした液体のためだけに金を払っているのではない。

ペットボトルのほうがどうせコストはかかんないんだろうから、コカコーラ社としては「ガラス瓶は金かかるから、あんまり瓶コーラは作んないようにするから、おまえら末端の消費者どもは『ペットボトルのコーラ=うまい』っていうふうに無理矢理思い込めるよう脳を訓練しておけよ! よろしく!」という意味で、あんな広告を打ってるんだろうけどさ。


■これは'00年代半ばに聞いた話なのでいまは違うかもしれないんだけど、コカコーラの売り上げって長期凋落傾向にあるらしいんですね。これは、ガラス瓶のコカコーラが手に入りにくくなったことと関係あるのではないか、と個人的に思ってる。

ちなみに、これも同じ頃に聞いた話なのですが、コカコーラ社に寄せられる問い合わせでいちばん多いのは「ガラス瓶のコカコーラはどこで買えますか?」という質問らしいです。ね、みんなガラス瓶のコーラが飲みたいんだよ。

いまの30歳以上の世代は子供のころ瓶コーラを飲んでた経験があるから、「瓶コーラが手に入らないので、代償行為としてペットボトルのコーラを買う」ということも、ままあるとは思う。でも、いまの20代以下の世代だとたぶん瓶コーラを(少なくとも日常的には)飲んだことがないと思うんですね。いまの20代以下が認識してるコーラ像って、「コンビニや自販機に並んでる500mlのペットボトル」だと思うんですよ。あんな面白みのない材質の容器に入った、たいして冷えてない、「スカッとさわやか」などという概念が完全に欠落した飲んでてつまんない液体に誰が150円も払うかファック、と昨今の若人が思うようになっててもまったく不思議じゃないわけです。


■なので、人類のコーラ離れを食い止めるには、昔のように瓶コーラを発売すればいいのにと思いました。

と、書こうとしたら、先日スーパーでコカコーラの「ワンウェイボトル」なるものを見た。容量は250mlだったかな。フタは王冠ではなくスクリュー式。瓶は、昔の瓶ほどの厚さではないけど、れっきとしたガラス。本物の瓶コーラとはちょっと違うけど、まあペットボトルよりはよっぽどいいと思った。


■とかいう文章を長々書いたけど、おれはコカコーラとペプシだったらペプシ派ですねー。

とか何とか書いてるけど、別にコーラがすごく好きだというわけではない。このごろはグリーンダカラと「やさしい麦茶」を飲んでます。やさしい麦茶、出たばかりの商品なのに先週あたりから急にうちの近所の店で見かけなくなってるんだよね。どうしたんだろう。


■ (´・ω・`)


■うーん、土日を使って仕事方面でやることがあったのに、なかなか進まない。


■どうせ進まないんならカブキ行っちゃえ、ということで今日(日付変わりましたが)は歌舞伎座行ってきました。昼の部。


■あー、表参道のロイヤルホストって、ちょっと前に閉店してたんですね。さっき知った。


■アンパンマンを歌舞伎化するならこのキャスティングで決まりだろ、常識的に考えて…



アンパンマン 團十郎

バイキンマン 猿弥

ドキンちゃん 福助

食パンマン 菊之助

カレーパンマン 松緑

ジャムおじさん なんとなく家橘

バタコさん (検討中)

チーズ あえて海老蔵

おむすびまん 勘九郎

てんどんまん 橘太郎

カバオくん 獅童





異論は認める。しかし、バイキンマン、カレーパンマン、てんどんまんのキャスティングは譲れません。

当ブログで以前も主張したように、菊之助はそもそも食パンマンと同一人物だと思う。

バタコさんは、パッと思い浮かびませんでした。

しかしこうして見ると改めて團十郎の不在が悔やまれますね。


■ファミコン三十周年


今日でファミリーコンピュータが発売されてちょうど三十周年だそうです。

池波正太郎のエッセイに「文明の発達なんて水洗トイレまででよかった」みたいな一文があったと記憶してるんですが、おれは文明はファミコンまででよかった、と思ってます。スーパーファミコンまで行くともう行き過ぎです。プレステやサターンともなると、もはや人類の手に負えないレベルまで来てしまった兵器って感じですね。

そういえばさ、昔コザの“くすのき通り”にあったレンタルビデオ屋でさ、なぜかファミコン末期のソフトのデッドストックを売っててさ、そこで『バブルボブル2』買ったことあるよ(とか、この年になってまでこんなこと云ってんのな、おれ。いい加減に大人にならないと。同級生にはもう結婚どころか離婚したやつもいるんだから)。


■首都高あるある


谷町ジャンクションから渋谷向けに左車線を走っていると、右車線を赤いBMWかVW社のクルマが追い越していく。

──似たようなエントリを連投するんじゃない。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

すいません。( ´・ω・)ゞ

──RSSリーダーで半蔵商店を読んでる人が、「ダブって投稿したのかな」って思っちゃうでしょ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

すいません。( ´・ω・)ゞ


■昨日


某所でMちゃイケのYモギダ氏とすれ違った。


■梅雨明け、七夕、小暑、夏の着物、gocoup六周年


■本日をもちまして、東京の電子音楽レーベルgocoupは六周年でございます。本日にあわせて新曲なんぞアップロードしようと思いましたが、えー、間に合いませんでした。よくある。


■さて昨日は梅雨が明けまして、今日は七夕で、二十四節気の小暑、なのですが、さっそく夏バテしてるようです。

もう若くもないし、かつ最近はジムもさぼりっぱなしで体力も落ちてきてるので、もうこの夏からクーラーを解禁しようと思います。というか、今日は30分ほどクーラーを点けてしまいました。

クーラーぐらいちゃっちゃと点けりゃあいいじゃねえかという世論もあるかとは思いますが、クーラーを点けるというのは、なんか、自分が「クーラーなしだと生きていけない生物」に堕してるような感じがして、それを認めたくないがためにクーラーを点けずにいる、みたいなとこはありますね。

電気に依存した生活をしている時点で、じゅうぶん「クーラー無しだと生きていけない生物」とほぼ同類のはずなのにね。

あと、おれの世代って、子供のころはまだギリギリ「クーラー=ぜいたく品」という概念が残ってたんですね笑。なので、クーラーを点けることに贅沢をしている罪悪感がいまだに残ってるのかもしれない。

とはいえ、だらだら読書とかするだけならともかく、やるべきことがある日は積極的にクーラーを点けて、やるべきことをやろうと思いました。この週末、やろうと思ってたことがほとんど進まなかった…。

と、毎年似たようなことを書いております。


■あ、注文してた夏のきものが出来上がったので、土曜日に着物屋に受け取りに行きました。麻の薄物。着物を反物から誂えるのは初めて。

ついでに、あわせて夏っぽい麻の帯なんぞも買いまして、別のお店(手ぬぐい屋)では夏っぽい柄の手ぬぐいも買いました。夏ですなあ。どうも、半蔵商店です(まさかのエントリ半ばを過ぎたタイミングで挨拶)。

夏の昼に、クーラーのよく効いた小さな手ぬぐい屋で夏の手ぬぐいを選ぶのは楽しいものです(そう、自分の部屋以外でクーラーを享受することにはなんの抵抗もない。笑)。


■そういえば先週はScanSnap ix500、を買いました。買っただけで何か成し遂げた気になるね、これは。まあいろいろスキャンします。あわせて裁断機みたいのも買った方がいいのかなこれは。


■あー、あと、クラフトワークの例の新刊も買いました。ちまちま読み進めるより、まとめて時間を取ってどっかり読みたい。そんな時間が取れるといいのだけど。


■砂原良徳 日本公演 於 渋谷 6/30、の感想文を書いていなかった


■先週の日曜日(6/30)は、渋谷のダブリューダブリューダブリューなるライブハウスだかクラブだか(映画館の跡地らしい)で、砂原良徳丈のライブを見学いたしました。まりんのライブを見るのは'11年4月のソナー以来です。

この日は、西洋から来日したマウス・オン・マーズの前座としてまりんがライブ、という位置づけだったのですが、個人的にはそりゃもうまりんが本篇でして、マウス・オン・マーズはアフターアワーズ、という気分でおりました。

'00年代の活動休止の長さと質を誰も正確に思い出せなくなるほど(「え? まりんって'00年代もちょこちょこ活動してたよ?」とか云うやつこそがいちばん思い出せてないのですが)、砂原良徳がこのところ活発に活動しているのはうれしい限りです。


■さて、ライブですが、良かった。

端的に申し上げますと、「'00年代のサウンド・アートがいちばん面白かった時期の感じ」を'10年代に持ち込んできた、という感じでした。けっこう硬質な音を多用していましたが、かといって過度に実験寄りにならず、フロア向けにまとめているところが当世風です。

アラレちゃん黒縁メガネをかけたサブカル君に「いっやー(笑)、そのたとえは安直じゃないかなー(笑)」とアゴヒゲをさすりながら半笑いされるのを承知で、説明のためにあえて書きますと「池田亮司・ミーツ・まりん」な感じ、とでも云いましょうか。実際、わりと顕著にラスターノートン/池田/Cyclo.系の接近が見られました。と思ってるのはおれだけでしょうか。


■これは小坊主の戯れ言なので、適当に流し読みして欲しいのですが、'00年代のまりん沈黙中に、

「ひょっとすると、まりんは、『120BPMくらいの909風キック+シンセベース+ピコピコしたシンセのシーケンス+たまにストリングスあるいはパッド』という組み合わせのループにいささか拘泥しすぎるきらいがあるのではないか。このような組み合わせから離れたサウンド・アート/エレクトロニカ寄りの作風を試みてもいいのではないか」

と思っていたのですね(すいません生意気ですいません)。

なので、今回のライブでは実際にそのような作風のまりん、というのを垣間見ることができたので、お、と思いました。


■映像に関しても、これまでのような具体的なイメージに代わり、抽象的な模様を(おそらくは音声と連動して生成する種類のやりかたで)用いるようになっていました。

YMO『テクノドン』のCDの盤面のような模様(いま検索したところ、ベンハムの独楽、と呼ぶようです)が映像に採り入れられていたのは、まりんのYMO愛の表現でしょうか。と書くのはさすがに深読みしすぎですねすいません。


■このライブを聴いた限り、まりんは『liminal』('11)以降の新たな展開に入りつつあるようです。

──などとファンが勝手に憶測する“新たな展開”などにとらわれず、まりんにはマイペースで活動していってもらいたいですね。

あ、あと、池田亮司と共作するとおもしろいかもしれないと思った。


■ライブ全体について一つ付け加えると、ハコの音質がもうちょっと良かったらうれしかった。マウス・オン・マーズの終演後には耳がキーンと鳴ってました。もっと音質の良いUNITとかでやってほしいですが…。


■ところで、この前日におれは歌舞伎座で『助六』の千穐楽を見てるのですね。で、その翌日がこのまりんライブ、と。

二日続けて良いものを見てしまったので、バチが当たりそうです。許してください諸仏、諸菩薩。


■梅雨らしい日が少ない


■'90年代に調子こいた大学2年生みたいな歌を歌ってたオザケンさん家にお子様が誕生したそうです。めでたいですね。赤ちゃんの名前はリオンだそうです。オザケンはどうも成田屋びいきではないようです。


■さて。「あれ? このファミリーマートって、前はam/pmだったよね?」くらいならまだ思い出せますが、「あれ? このローソンって、前は新鮮組だったよね?」とはさすがに思い出さなくなってきた平成25年ももう半ばを過ぎ、七月となってしまいました。


raindrops


しかし今年の梅雨はあまり雨の日がないなあ、もっと雨音を聞きたいのに、とお嘆きの方には東京の電子音楽レーベルgocoupの『raindrops』をおすすめします。世界初、ではないと思うけど、まだ世界にそんなにはないと思う雨音だけのミックスCD(※厳密にはCD-R)です。小雨、大雨、風雨、雷雨、などジャンルにとらわれない雨が次々とミックスされていきます。

電子音楽レーベルの作品なのに電子音が使われておりませんが、冨田勲氏が以前なにかのインタビューで「雷は電子音だ」と云っていたような気がします。あと、先月歌舞伎座の『助六』で、菊五郎が「スケナリやら雷やら」と云っていたような気がします。


■ということで「raindrops」よろしくお願いします。宣伝でした。


■はなかっぱ、野田凪、南海キャンディーズ、助六、その他


■世界一、ポラロイドで撮るのが似合う花はアジサイです。ちなみに二番目にポラロイドが似合う花はヒマワリです(半蔵商店調べ)。どうも半蔵商店でございます。

今週はあんまりブログを更新しなかったため、ついにYahooニュースに「岡村隆史、半蔵商店の更新ペースに苦言」と載ってしまいましたね。

まあ載ってないんですが、岡村はクルマの運転が下手だと聞いて、このごろ妙に親近感がわいております。難しいよねー、運転って。


■ということで、なにかしら思ふことを、いくつか日本語で書きます。


■おれが子供のころ、絵本や歌の歌詞に出てくる子供が嫌いな野菜はニンジンとピーマンと相場が決まっていたんですが、今朝『はなかっぱ』を見てたら(なんで見てたんだろう)、主人公の子供(人類ではなくカッパですが)がゴーヤーを苦くて食べられずに残していた。ゴーヤーも、NHKのアニメで子供の嫌いな野菜の記号として登場するほどメジャーになったんですねえ。

ちなみに主人公のおじいちゃんがピーマンが苦手ということになっていた。

ちなみにおれは、子供のころはわりと好き嫌いがない方だったので、絵本などに出てくるニンジンやピーマンが苦手な子供にあまり感情移入できなかった。


■ありふれたあれですいませんが、野田凪が健在だったらきゃりーぱみゅぱみゅのCDをデザインしたり、ミュージックビデオを撮ってたりしたのだろうか、と考える。


■南海キャンディーズの二人は、世に出る手段として「漫才」というフォーマットを(戦略的に)選んだだけで、漫才そのものにはもうとくに興味は持ってないのだろうか、と考える。


■YouTubeの検索結果画面から、特定の投稿者を省くことはできないのだろうか。もう少し具体的に云うと、デジタル機器を持ったおっさんが満面の笑みを浮かべたサムネイルです。

検索結果はムリでも、せめて「おすすめ」欄には出てこないようにしたい。設定いじればできるんですかね、そういうことは。


今年の巡業、西コースしか見られないっぽい。(´;ω;`)


■さて本日は今月最後の『助六』を見に歌舞伎座へ参ります。楽しみ。


■運転したくないでござる


■何度も書いてますが、この四月に刺身タンポポ部(仮称)から営業部に異動となりましたので、仕事の内容ががらりと変わってしまいました。いままでは得意なこと、やりたいこと、好きなことを仕事としてればよかったのですが、四月からは得意でないこと、とくに興味のないこと、べつに好きではないことが仕事となりました。要するに外回り営業のことです。

で、くわえて拙僧の場合は正真正銘の10年モノのペーパードライバーです。クルマなんて、見たこともありません。なのに、軽自動車に乗って檀家さん回りをしないといけないんですね。


■で、実際に自分でハンドルを握って二ヶ月になるのですが、まあさすがに慣れた部分もあるのですが、でもまだ慣れない部分もありまして。

以下、車の運転において慣れないことを挙げていきます。


■バック駐車
やはりこれ。三回に一回は失敗する。失敗というのはこの場合、「駐車をいったんあきらめて、車を停めやすそうな別のスペースを探す」ということです。

駐車場でバック駐車してる最中に、ほかの車が近づいてきたら、即あきらめます。逃げるように別のスペースを探します。他の人の邪魔になるのはイヤなので。

なお、バック駐車についてはなぜか波があって、うまくいく週とうまくいかない週があります。ちなみに今週は比較的うまくいく週です。


■路上駐車のクルマを追い越す(あるいは追い越さない)
片側2車線の道路で左レーンを走っていると、平気で路上駐車なんかしちゃってくれちゃったりするクルマが現れるわけですが。

これをよけるためちょっと右レーン側に寄って走ろうとすると、右レーン後方から来るクルマに「邪魔だ!」とばかりにクラクションを鳴らされるし、路上駐車のクルマの手前で右レーン後方から来るクルマをやり過ごそうと待機してると、左レーン後方からのクルマに「邪魔だ!」とばかりにクラクションを鳴らされる。どうすればいいんだこれ。


■車道のレーンど真ん中を走ってる自転車
夕方の渋谷区とか港区に多い。なんか怖い。

もうちょっと脇に寄った方が安全だと思うのですが、自転車本人は怖くないんでしょうか。


■雨の日の商店街
細い道に、傘さして歩いてる人とか、傘さして走ってる自転車とか、雨ガッパの子供とか。

で、それらを追い越すためスピードを出しあぐねて徐行していると、後ろの車にクラクション鳴らされる、と。

まあ雨の日でなくても、商店街(と住宅街)を走るのは苦手です。


■高校の近くの高校生
平気で車道を歩く。しかも車を全然よけない。車の方がよけて当然だと思っている。なかには、車道を自転車で逆走してくる強者も。


■首都高の合流と車線変更
首都高では一日で百万件の交通事故が起きています(半蔵商店調べ)。そんな危険な道路で次々と合流と車線変更を繰り返さなくてはならないわけで、一瞬も気が抜けません。とくに夜。なんというか、なかなか終わってくれない悪夢を見ているようです。

首都高って、「人間は失敗しない」という前提で設計されているとしか思えない。あの道路を作った当時、「人間とは失敗するものである」というような考え方ができなかったんでしょうね、人類は。


■この他にも苦手なのが108ヶくらいあるけど割愛します。


■で、昨日は高速道路で道を間違えた。しかも三回。

──三回もですか (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )

ええ、三回も。高速道路の路線の名前とか、内回り外回りとか、ICの順番とか、まだ感覚的に把握できない。あと、ジャンクションにあるざっくりとした地名しか書かれてない看板を見ても、どこに行けばいいか分からん。たとえばこんだけの表示で、どこに行けばいいかパッと判断できます? おれはまだできない。まあちゃんと下調べしろって話かもしれませんが。

おかげで昨日は会社に帰るのが2時間くらい遅れた。人生の無駄だわ…。

──ナビは使ってないんですか。 (´д` ) (´д` ) (´д` )

いや、もちろん使いますよ。でも、ナビ使ったって間違うもんは間違う。カーナビ自体、あきらかに変な指示出してることあるし。


■まあ、おれが営業部から元の刺身タンポポ部(仮称)に戻れれば一瞬で解決する問題なんだけどな、これ全部。


■食べた


ペヤングたらこ

スパ王とかとはまた違う感じです。


■平成二十五年六月前半のカブキ状況


■六月二日(日)
国立劇場に赴く。歌舞伎鑑賞教室初日。前半『歌舞伎のみかた』MCは、隼人と虎之助。平成5年生まれの隼人より、平成10年生まれの虎之助の方が落ち着いてるように見えた笑。

『歌舞伎のみかた』の構成は、毎回思うんだけど、云いたいことややりたいことが多すぎて、消化不良というか首都高3号渋谷線上り2キロ渋滞ですみたいなことになってる。はじめてカブキを見る人にとって、かゆいところに手が届いてない解説になってるのではないか、と要らぬ心配をしてしまう。

でもまあ、カブキの見方やら歴史やらをわずか30分にまとめて説明するって大変だよねえ。

後半は本篇『紅葉狩』。この季節に紅葉狩。そういえば昨年五月の演舞場も紅葉狩であった。



■六月四日(火)
一幕見席にて、第三部『鈴ヶ森』『助六』。

『鈴ヶ森』では、雲助の一人(片足を斬られる)がジャンプするところでちょっと失敗していた。笑

鈴ヶ森の音楽の、CDJの頭出しのように三味線の音が一音だけ執拗に繰り返される部分(幸四郎が出てくるところの前後、だったと思う)がミニマルで面白い。時間を引き延ばすような効果がある。

そして'10年4月さよなら公演以来の『助六』は、ねえ、もう別格ですね。芝居見物以上の何かを感じる。もう、見てるだけでうれしい。

芝居を見ながら、さよなら公演の團十郎や勘三郎を思い出す。

鈴ヶ森は立ち見で、助六は二列目の席に座って見(ら)れました。



■六月八日(土)
二階席最前列センターの切符が手に入った。日頃の行いがいいとしか思えない。第一部『鞘當』『喜撰』『俊寛』。

『鞘當』は、うーん、地味ですね。

『喜撰』の三津五郎の踊りは軽やかで愛嬌があり、かつ妖しい(もっと云うとエロい)部分もあって、見てて楽しい。踊りのくわしいことなんか分かんないけどね。

そして、左遷されたサラリーマンの悲哀(←ちょっと違うかもしれない)を描いた『俊寛』は、この四月に不本意な人事異動という厄災に見舞われた身としては、胸に沁みますね。(´;ω;`)

そういえば『喜撰』で、タカノスケを久しぶりに見た気がする。タカノスケは、おれが生まれて初めて歌舞伎を見た日、富十郎と舞台に出ていた('10年3月歌舞伎座『石橋』)ので覚えてる。



■六月九日(日)
第三部『鈴ヶ森』『助六』。一幕見席ではなく二階席。

『鈴ヶ森』は、梅玉と幸四郎の食い合わせが良くない、と思った。

ニンニクと塩と鷹の爪とオリーブオイルだけのシンプルなペペロンチーノを食べている時、唐突に魚介類の具がゴロゴロ入ったトマトソースをぶっかけられた感じに近い。

そのソースはそのソースで美味しいんだろうけど、なにもペペロンチーノを食べてる最中にぶっかけてくることないでしょう、という。なんでパスタで例えてるのか自分でも分からんけど。

六月四日の雲助が、同じところでまたも失敗していた。がんばれ。

『助六』。この芝居はおれにとって、芝居というより、江戸時代へのタイムトラベルであり、現実とは違うカブキの中の世界へ連れてってくれる装置であり、(以下2万字略)

助六を見てる時の楽しさを、コトバごときで説明しようと思わないし、説明できるとも思わない。



■六月十二日(水)
七月花形歌舞伎の松竹歌舞伎会員向けの売り出し日が昨日(6/11)であったことを忘れていた。

松竹のサイトを見てももう遅い、土日の三等席の切符はすべて売り切れていた。

だいたいおれは松竹歌舞伎会に入会しているという自覚(?)に欠ける。クレジットカードは毎日持ち歩いてるんですけど。



■六月十五日(土)
三階席で第一部。

『鞘當』は、うーん、やっぱり地味。

編笠で顔を隠したまま登場して、セリフだけのやりとりで観客をじらしにじらして、互いの編笠を取るところでピーク…………が来ない。

テクノのDJで例えると、ブレイクに入って、いったんボーカルだけになって、そこにハイハットが入って、二拍四拍にクラップが入って、しだいにシンセのリフとか重ねて盛り上げていって、スネアロールがフェイドインしてきて、キックを8分→16分→32分で連打して、煽りに煽ってクラッシュ鳴らして1小節ぶんミュート入れて、さあ曲が再開、ってタイミングでレコードが針飛び、みたいな感じでした(ここまで字数を費やして説明しなくてもいいよな…)。

あと、勘九郎がまだまだ橋之助に相手してもらってるって感じだったので、二人の男がぶつかり合う気迫が希薄だったニャー、と近所に住む太った猫がつまらない洒落を云っていた。

『喜撰』『俊寛』は、ともにこの日も見応えありました。

めでたい焼きを久しぶりに食べる。


■夏至、助六千穐楽の切符


■今日は夏至です。今年ももう終わりですね。

さて年末と云えばクリスマスですが、YouTubeでクラフトワークのクリスマス風カバーを見つけました。わりと良いと思う。ただ、歌詞が外人語なので何を云っているのかは分かりません。


■昨日の夜中、チケットweb松竹のサイトを見てたら、今月の歌舞伎座千穐楽、第三部のチケットが戻ってたので買いました。二階席二列目。良かった良かった。


■コザの照屋楽器店がCDの取り扱いを終了


とのことです。合唱。

── ボヘーミアーのかーわよー モールダウよー (´д` ) (´д` ) (´д` ) ♪

じゃなくて合掌。

おれが次に沖縄に帰るのは八月なので、この50%offセールには行けません。ということで、おれが照屋楽器で買った最後のCDは、昨年の夏に購入した石野卓球の『WIRE TRAX』となります。ちょうどWIREが開催される晩に買ったんだよね。

逆に、照屋楽器で買った最初のCDってのは何だろう。すぐにパッとは思い出せないけど、ちょっとがんばったら思い出せるかもしれない。


■カール・バルトスのコンピューター・ラブ


http://www.youtube.com/watch?v=4PxfAMzLqyo

'90年にクラフトワークを脱退した(渡辺満里奈の取り合いが原因で)カール・バルトスの「コンピューター・ラブ」。'00年ケルンでの演奏。

クラフトワーク版に比べ、ボーカルが全体的に熱い。人間っぽい歌い方なので、ボコーダー部分との対比がより鮮明になっている。元々の歌詞で「I call this number」となっている部分が、「I DIAL this number」と強調するように歌っている。

キックがシンプルな四つ打ちではなく、終始跳ねたようになっているのは、当時流行っていたツーステップ(ご存じないお若い方は、お手持ちの古語辞典でお調べください)の影響かもしれない。違うかもしれない。

YouTubeのコメント欄には、「カール・バルトスこそがクラフトワーク」のような投稿がなされている。'86年の『エレクトリック・カフェ』以降、'03年までクラフトワークが新譜を発売できなかったのも、戦略的な沈黙という側面もあるものの、単にバルトスがいないので作詞作曲の筆が進まなかったからかもしれない。って祖母が申しておりました。



この曲、今朝起きてからもう4回くらい聞いてる。笑


■『ぶっせん』ドラマ化、舞台化


数年前、おれがやたらとはまったマンガ『ぶっせん』が、このたびドラマ化+舞台化だそうです。見たい! というか出演したい!

「おれはなぜこの作品の登場人物じゃないんだろう」って考えてしまうくらいにはまってましたねえ、『ぶっせん』。


■再生YMO東京ドーム公演から二十年


この六月十日、十一日で、再生YMO東京ドーム公演からまるまる二十年となります。

っていう導入部から、'93年のYMO再生の話をしようと思ったけど、もう微妙にタイミングが遅れちゃったし(いま6/12の深夜24時過ぎ)、今日はお笑いのライブに行ったら、終演後に芸人某君に渋谷の激安居酒屋(食材の9割は中華人民共和国産だと思われる。ちなみにハイボールが一杯80円だった…)に飲みに連れてかれて、酒が入って眠いので、再生YMOの話は機会があればまたいずれ。

しかし、激安居酒屋の鶏の唐揚げって、なんか独特の変な色してますよね。何色、と具体的に表現するのは面倒だからしないけど、見た瞬間に「あ、安い居酒屋の鶏の唐揚げってだいたいこんな感じだわ」って気分になる変な色。


■Tim Heckerっぽいのを作った


■あれ虚無僧が来やんした。半蔵商店でありんす。

といった意味も含めまして、今日は歌舞伎座にて今月第三部、『鈴ヶ森』『助六』を見て参りました。


■さて、おれがおととい金曜日に渋谷でTim Heckerのライブを見てきたのは有名な話ですが、その影響でTim Heckerっぽい曲を作ってみました。

http://hanzo.tv/files/250609_hanzo.mp3
うん、影響受けてるね。

題名は、とくになし。長さは6分弱くらいです。


■こういうノイズ多め路線は、「銀猿ノアール」の一曲目でもやっておりますので、そちらもぜひよろしくお願いいたします。

あ、上記ページでの試聴は要FLASHですので、FLASHの動くブラウザでどうぞ(当たり前ですが…)。なんかここ最近、FireFoxだとFLASHがうまく動かないんだよね。なんでだろう。


■Tim Hecker Japan Tour 2013 於 渋谷ダブリューダブリューダブリュー 6/7


■昨日は、渋谷のダブリューダブリューダブリューなるクラブ(ライブハウス?)で、Tim Heckerなる西洋人のライブを見てきました。ちなみに当日券。クラブやらライブやらのチケットは当日買うことの多い、つねに500円損しがちな生活態度を改めたいです。


■さて、これは自戒を込めずに書くのですが、修行の足らない小坊主さんがアムビエントを作ると、甘ったるい音色選びやメロディやコード進行をしがちな、感傷に逃避したような曲になってしまうことが多いです(あるいは、荘厳なパッドが鳴り響く宇宙っぽいやつとか。笑)。

Tim Heckerのライブは、そういうのとは対極にある電子音楽で、雑音とか不協和音とか低すぎる低音とかを多用してます。大甘シンセのアムビエント(それはそれで嫌いではないですが)に比べると、「聞くこと」に対し、より能動的な態度を求められるのですが、完全に情緒を排しているかというとそういうことではなく、ときおり繊細な時間が訪れる。そこが良い。


■オープニング・アクトのAmetsub(初めてライブを見ました)も良かった。いろんな素材がとうとうと流れていき風景を形作り、叙情的でありながら饒舌になりすぎない、さじ加減が良い。「ただ、おれだったら、ビートをもっと少なくするか、あるいは全くノンビートの方向でやるかな(・ω・)」とか生意気なこともちょっと考えてみた。すいません。


■それと、これは贅沢な要望なのかもしれないけど、もうちょっと会場の音質が高いと良かった。UNITとかだったらもうちょっと音がいいのかな。そこらへん、おれはくわしく分からないのですが…。


■例によってそろそろ歌舞伎座に出かける時間ですので、ごく手短にまとめますと、もっとこういうジャンルのライブを聞いていきたい、ということです。あと、おれもライブやりたい。


■今週は更新が少なかったので、とりあえず写真を貼っておきます


250607_hanakappa.jpg

ちなみに今週の火曜日は、一幕見席で『助六』を見ました。菊之助がシュッとしててよかった。


■首都高を初めて一人で走りました(別に走りたくはなかった)


■今日(もう日付が変わってしまいましたが)、初めて一人で首都高って云うんですか、紅白歌合戦の総合司会に江頭2:50とキュートンのしんじを起用するぐらい危険性の高い道路、それを営業用の軽自動車で走りました。これまで、ペーパードライバー教習の教官や会社の先輩に助手席に乗ってもらって走ったことは数回だけあったのですが、今回はまったくの一人でした。緊張した。運転自体そもそも慣れてないのにさー、一人で首都高って。

いや、おれだって走りたくないよ、あんな道。仕事だから走ったんです。仕事と歌舞伎とでは、どう考えても歌舞伎の方が大事なんですが、歌舞伎を見るには切符代を稼がないといけないので、歌舞伎ほどではないにせよ、まあ仕事も多少は大事なのです。


■首都高のくたびれた道路は、ところどころ昭和の東京の残り香を感じるときがあって、それは悪くない。あと、変な歩行者や、変な自転車や、変な路上駐車に出くわさないという点は、一般道よりマシですね。

でも、それらのメリットをはるかに上回るデメリットが満載ですね首都高。道は狭いし(あれは狭い)、カーブはきついし(あれはきつい)、周囲のクルマの速度はやさしくないし(あれはやさしくない)、行き先が分かりづらいし(あれは分かりづらい)。話には聞いていたけど、実際に運転するとやっぱり怖い。しかも気がついたら、まったく降りる気のない霞ヶ関ランプから一般道に降りていた。なんだこれ。訴えるぞ。


■ということで慣れない首都高の運転(繰り返しますが、運転自体慣れてないです)でぐったり疲れて、家に帰ったら九時半くらい(推定)でうたた寝してしまい、午前一時という変な時間に目が覚めて、眠れない。いま午前三時すぎ。うむ。


■麻の薄物


■夏コミ受かりました! 嘘です半蔵商店です。

さて六月になりまして衣替えの季節となりました(ちなみに、沖縄は時空を超えた異次元空間なので二月が単衣で三月が袷となる場合があります、ということは以前も書いたような気がします)。

そんなこともあり、昨日は着物屋に出かけ、夏用のおニューの着物を注文して参りました。麻の薄物。拙僧の小遣いの範囲内のことですから、そうお高い物ではないですし、国内の職人による手縫い、ではなくベトナム県の工場でミシン縫い、なのですが、それでも反物から着物を誂えるのは初めてのことなので、ちょっとわくわくしております。いままでは古着とか親戚からのもらい物ばかりでしたので。


■で、このおニューに合わせる帯も同じ店で買うつもりではあったのですが、もうちょっと迷ってみたかったので、昨日は買わずに帰りました。ちょうど良さそうな麻の帯はあったんだけどね。あえていっぺんに買い物を済ませる必要もなかったので。


■着物は今月末にできあがる予定です。予算があれば夏羽織も作りたいのですが、それはまた次の機会に。


■涎くり、仁左玉、道成寺、鯉、平成二十五年五月のカブキ状況


■しかし、ヒトから借りたマジックってなんであんなにインクの出が悪いんですかね。

といった意味も含めまして半蔵商店でございます。この五月の歌舞伎の感想文などを書きます。


■五月三日(金・祝)
こけら落とし五月大歌舞伎初日。朝、帝國ホテルで茶を飲み、ホテルの玄関で自動車を拾って京橋区木挽町の歌舞伎座へ。運転手さんが「今日初日なんですね、楽しんできてください」と云ってくれた。

席は桟敷席、と云いたいところだけど、松竹歌舞伎会の先行販売を買い逃してしまい、けっきょく一般販売で一階席を取った。とはいえ花道のすぐそばなので、家路へつく涎くり親子を間近に見られるのは悪くない。

翫雀の体重が気になる『鶴亀』(亀鶴ではない)のあと、涎くりが墨をすりながら新しい歌舞伎座で最初の『寺子屋』が始まる。芝居全体の感想を書くと、うーん、全体的にまとまりがないというか、舞台に濃密な空気をあまり感じなかった。まあ初日なので。

捕手(でいいのかな)が春藤玄蕃に草履を履かせるところで、ちょっと手間取っていた。しかも、春藤玄蕃が花道から去る時、右足から草履が脱げた。まあ、初日ならでは、ということで。

涎くり親子の花道のセリフが、新しい歌舞伎座にちなんだものになっていた。

亀寿の涎くりは、もっと天真爛漫な元気さが欲しい。まだちょっとブレーキがかかっていた。

寺子屋のあと、『三人吉三』。'10年4月のさよなら公演の、團十郎の和尚吉三を思い出しながら見る。


■五月五日(日・祝)
明治座。花形歌舞伎夜の部。予算の都合上、明治座は昼と夜のどちらか一つだけを見ることにしたんだけど、『鯉つかみ』が見たかったので夜の部にした。

『将軍江戸を去る』は、芝居というよりはテレビドラマの撮影現場を見学してる感じ。テレビというメディアがなかった時代は、こういう妙にリアリティ、リアリティしてる歌舞伎も有効だったのかもしれない。

関係ないけど、この種の幕末を舞台にしたフィクションを見るたび、なぜ明治維新はさも“いいこと”のように学校教育の場で教えられるのだろうか、と考えてしまう。

もっと関係ないけど、漫画のパタリロの舞台になってる「マリネラ」という国は、江戸時代の江戸、なんじゃないだろうか。『将軍、江戸を去る』というのを『パタリロ、マリネラを去る』に置き換えると、慶喜を惜しむ江戸の人々の気分がよく味わえた。何書いてるんですかおれは。

売店で最中アイス(あずき)を食べた後は七之助『藤娘』。で、そのあと『鯉つかみ』。宙乗りもあって、本水もあって、大サービスって感じで良いね。愛之助にからむ鯉がまた悪い鯉で、客席に向かって水を噴きかけたりする。なんてやつだ。一階席前方で見てみたい。鯉は、まぶたをパチパチ動かしたりもしてて芸が細かい。

しかし明治座って、終演後にビルから出るまで一苦労。


■五月七日(火)
歌舞伎座の一幕見席で『京鹿子娘二人道成寺』。


■五月十一日(土)
歌舞伎座第二部。『伽羅先代萩』、『吉田屋』。
終演後、二年ぶりくらいにナイルでムルギーランチ。


■五月十三日(月)
歌舞伎座の一幕見席『梶原平三誉石切』。

おれが石切の切符を買った時点では、道成寺の切符もまだ残っていた。いまから思えば、道成寺のほうも一緒に見ておくべきだったなー。

赤坂にロボットおじさんが来日してて、この日はそっちに行こうともしたのだけれど演奏される曲目を勘案して、やはり歌舞伎座へ。ちなみに5/9の『放射能』と5/14の『エレクトリック・カフェ』には行った。


■五月十八日(土)
初日に見た時はちょっと物足りなかった『寺子屋』がどれくらい変化してきてるのかを一幕見席で見ようと思い立ち、朝の木挽町へ。

朝八時半、歌舞伎座にはまだ五名くらいの人類しか並んでいなかったので、近所の「小諸そば」でそばを食べ、コンヴィニエンスなストアーでサムシング・トゥー・ドリンクやサムシング・トゥー・イートを買い求め、八時五十分ごろ歌舞伎座に戻る。人類の列は二十名弱になっていた。

で、無事に一幕見席の一列目中央の席を確保して(『鶴亀』と)『寺子屋』を見る。

菅秀才の習字の半紙が、ほかの寺子たちの半紙よりひときわ白いことに気づく。


■五月十九日(日)
歌舞伎座第三部。『梶原平三誉石切』、『京鹿子娘二人道成寺』。二階席にて。


■五月二十三日(木)
仕事帰りに一幕見席で道成寺を見ようとするも、おれが歌舞伎座に到着する数分前に切符が売り切れ。
『YOU』でオムライス、ではなく野菜カレーを食べる。


■五月二十四日(金)
仕事帰りに一幕見席で道成寺を見ようとするも、おれが歌舞伎座に到着するだいぶ前に切符が売り切れ。


■五月二十五日(土)
運転の練習もかねて車で歌舞伎座へ。第二部再見。藤十郎の政岡や、仁左玉の吉田屋は、今後そうそう見られないような気がしたので。

帰りに、仁左玉、玉三郎+菊之助の舞台写真を買う。

涎くり亀寿の舞台写真も買う。近い将来おれが涎くりを演じる際の参考資料として。


■五月二十八日(火)
今日は平成中村座の大千穐楽からちょうど一年だな、と思う。


■五月二十九日(水)
仕事帰りに一幕見席で道成寺を見ようとするも、おれが歌舞伎座に到着した瞬間、目の前で切符が売り切れ。
やはり、5/13は石切だけではなく道成寺も見ておくべきだった。

某地下組織で、来月の歌舞伎座のチケットを発見。二階の最前列センター。買う。


■平成中村座から一年


昨年の今日は、平成中村座の大千穐楽でした。

帰りに小雨が降っていたので、劇場の出口で700円の傘を買って帰ったのを覚えてます。その傘は先月の歌舞伎座の初日(この日も小雨でした)にも持って行きました。ということは以前もブログに書いたのですが。



平成22年3月、という歌舞伎座がなくなる直前にカブキを見始めたので、生の勘三郎は数えるほどしか見ていません。もっと早くから見ておけば良かった、とも思うし、ギリギリ間に合って良かったとも思う。お疲れ様でした、とも思うし、歌舞伎座三階で「思い出の名優たち」みたいなパネルに収まってる場合じゃないじゃないですかやだー、とも思う。


■クルマで歌舞伎座


■それじゃあバイバイ深田恭子でしたー、半蔵商店でございます。

さてみなさん、カブキ見てますか? おれは昨日(も)歌舞伎座に行ってきました。第二部。藤十郎の政岡と、孝玉というか仁左玉の『吉田屋』です。特記事項としまして、今回初めて、電車ではなく自動車(タイヤが3〜4ヶついていて、ハンドルで操作する乗り物。燃料はガソリン)を運転して歌舞伎座に行ってきたのですね。

仕事でクルマを運転しなくちゃいけないことになってしまったので(とはいえ、もう実際に軽の営業車で公道を走り始めていてぼちぼち慣れつつあるのですが)、その練習の一環として、自分でレンタカーを借りて石神井公園から東銀座まで運転してみたわけです。


■午前中に石神井公園のレンタカー屋で「カローラなんとか」というカローラの上位車種(?)みたいな、いかにも友達のお父さんっぽい車を借り(ちょっと型が古かった)、月島に行きたい店があったのでとりあえずカーナビの目的地を月島にセットして(カーナビもちょっと型が古かった)走りはじめました。

で、走り始めて大きな道に出るとさっそく渋滞にとっつかまりまして、せっかちなイタリア人カップルだったら車内でセックスし始めるんじゃないかってぐらいノロノロとしか走れないんですね。うーん、金払ってレンタカー借りて、なんで渋滞などというつまんないものを体験してるんだおれは、という気分にちょっとなりました。

で、そういう気持ちを乗り越えて、車を走らせて、ようやく月島に着いたのが2時間後でした。予想よりだいぶ時間がかかったので目当てのお店はまた今度にして、月島〜佃〜勝どきエリアをぐるぐると走ったり、いったん六本木まで戻ったりして時間をつぶし、午後2時ちょっと前、というベストなタイミングで歌舞伎座到着。車を地下駐車場に停めて、歌舞伎座で芝居を見て、再び駐車場から車を出して家に向かって出発(ちなみに、歌舞伎座で芝居を見る場合は1F受付に駐車券を見せると駐車料金が1時間分割引になります。おれの記憶に間違いがなければだけど)。

で、土曜の夕刻だったのでなんだか昔のフジテレビ気分が味わいたくなったので(※なに書いてんだかお分かりにならないと思いますが、書いてるおれがまず分かってないので、ご安心して流し読みしてください)、いったん新宿の河田町に行き、そしてそこから石神井公園に向かって走り、ガソリンスタンドでガソリンを入れてレンタカー屋に車を返しました。総走行距離75キロメートル。


■仕事でもないのに、休日に自発的に運転するなんて初めてのことで、このやる気がどこから来てるのかは分かりませんが、なにはともあれ車をどこにもぶつけることなく無事に帰ってこられました。仕事では軽自動車しか運転しないので、普通車は運転しにくいかなとは思ったのですが、意外にそんなこともなくすんなり運転できてよかった。


■さて、今回の歌舞伎座行きにかかったお金ですが。

レンタカー代(12h+保険1050円): だいたい8500円

歌舞伎座駐車場代(観劇割引あり):1800円

ガソリン代:だいたい860円

と、合計するとだいたい11160円、という天文学的な数字になってしまいました。20年前の中学生風に表現すると「CD4枚買えるよ!」って額です。ちなみにこのサイトで計算してみたところ、石神井公園から歌舞伎座までタクシーで行くと、だいたい6740〜6830円くらいかかるようです。往復で14000円弱。

レンタカーを借りるくらいだったら、もうちょっとお金出してタクシーに乗った方がいいな。今回は運転の練習という目的があるから仕方ないけど。


■ところでさー、レンタカーって保険に入ってても、車に傷を付けると2万円とられるらしいんだね。傷自体の修理費は保険でカバーできるんだけど、修理している間はレンタカー屋がその車を貸し出せないから「休業補償」として2万円とる、という話らしい(※ここらへん間違ってたらすいません)。

店の人によると、「3センチくらいの傷ならまあいいですが、5センチくらいの傷は修理が必要なので2万円いただきます(要約)」とのことなんだけど、5センチくらいの傷なら、駐車場とかで何かのはずみで付けちゃう可能性は往々にしてあるわけで、えー、怖いです。

で、「5センチで2万」とかいう割には、おれが借りた車は6ヶ所くらいに初めからそのレベルの傷が付いてた。車に傷ついても、けっきょく修理してないのか。傷ついてる車を貸すんなら、なんのための休業補償なんだろう。説明が矛盾してないか。その辺よく分からん…。


■けったいな色のランドセル


近頃、水色やらピンクやら、けったいな色のランドセルを見かけるけど、あれって、子供が小学校入学時には似合ってるものの成長するにつれてだんだん似合わなくなってくる色だと思う。

あれって親が選んでるんだろうか、子供が自分で選んでるんだろうか。

前者だったら、ああ、この子の親は自分の子供が永久に7歳くらいのままだと思ってんだなあ、この子は大変だなあと思うし、後者でも、小学一年生の時のチョイスを六年生になって卒業するまで引きずらないといけない運命にあってこの子は大変だなあ、と思う。

やはりランドセルは、赤と黒のスタンダールもといスタンダードな色を選んでおくのがいいと思う。

↑このブログは教養の香りあふれる格調高い文化的なブログなので、フランス文学ネタを織り交ぜてみました。


■子供のころ怖かったCM


http://www.youtube.com/watch?v=m-FP9K1iD-g

↑1981年のマクセルの岡本太郎のCM(という文章をタイピングしたら、ATOKに「『の』が連続している」と警告されました。人類がコンピューターに制圧される日も近い)。

グランドピアノの絵柄が爆発して飛び散るシーンを、当時のおれ(2歳くらい)は怖がってたそうです。

でもこれがトラウマになってマクセル嫌いになったとか、そういうことはなかったです。


■日曜ゴールデンで何やってたんだ


日曜の夜8時にたけしと石橋がやってる番組、最近見てないなあ。

と思ってWikipediaを見たら、あっさり終わっていた

「4月11日には、3月3日放送分をもって局側が打ち切りを決定したと報じられた」

「局側から当番組の継続の有無にかかる正式なアナウンスはなく、局の公式サイトの番組一覧から抹消されている」

ふむ。


■クラフトワーク 赤坂公演 六日目 『エレクトリック・カフェ(テクノ・ポップよりもこっちのほうがしっくりくる)』 5/14


■昨晩、クラフトワークの赤坂公演が終わりました。全8公演のうち、おれは『放射能』(5/9)と『エレクトリック・カフェ』(5/14)に行ってきました。

5/13の『コンピューター・ワールド』も、よっぽど行こうとしたんですが、曲目が『放射能』の日とかぶるんでは、という気がしたので、この日はカブキを見に行くことにして、歌舞伎座の一幕見席で『梶原平三誉石切』を見てきました。クラフトワークの中では一番好きなアルバムなんですけどね、コンピューター・ワールド。高校時代の一時期、目覚まし代わりに毎朝聞いてたなあ。

メガネ
▲メガネも二つ

ということで『コンピューター・ワールド』ではなく『エレクトリック・カフェ』の方を見てきたのですが、しかしクラフトワークのコンサートを8公演の中から好きに選べるなんてかなり贅沢な話です。

じつは拙僧は『エレクトリック・カフェ』って聞いたことないんですね。個々の曲は耳にしたことはあるものの、アルバムという単位では聞いたことない。ま、聞いたことないアルバムの日に行くのもまた一興、ってことで。

ところで『エレクトリック・カフェ』のジャケって、「あゝ、'80年代も半ばを過ぎてしまったのだなあ……」みたいな、'80年代が斜陽にさしかかる感じあるよね。ない? まあそれはいいとして。


■この日は二階席で立ち見でした。そのためか映像の3Dの効き方がちょっと弱かったような気がしたけど、メンバーの机の中にある機材もちょっとだけ見えました(が、メンバーそれぞれが何のために何の機器を操作してるのか、具体的なことはほとんど分からず…)。


■最初に『エレクトリック・カフェ』からの数曲が演奏されました。うん、「ザ・テレフォン・コール」が聴けて良かった(ただしボーカル無し)。この曲は、まりんが「『THE MIX』に収録されてないから」という理由でTHE MIX風にカバーした、というエピソードを思い出しながら聴いておりました。クラフトワークの方がまりんバージョンに影響を受けてるのでは?とまでは云わないけど、少なくともこの曲に関してはまりんが一歩先でしたね。


■で、その後は例によって懐メロ大会ですが、この日も「コンピューター・ラヴ」が聴けて良かった。長生きして良かった。あと、「ヨーロッパ特急」の映像、やっぱりかっこいい。

この日も〆は定番の「ミュージック・ノン・ストップ」で、コンサートの初めと終わりを『エレクトリック・カフェ』で揃える、という構成となりました。

最後の曲の終盤で、舞台上手のメンバー二人が退場したあと、オケに派手なエフェクトをかける外人(名前は知らない。左から二番目の人)をラルフが見守るの図、が良かった。


■'70〜80年代の曲を四つ打ちにしたのが『THE MIX』('91)だったわけですが、クラフトワークが今コンサートでやってるアレンジって、けっきょく『THE MIX』の延長線上にあると思うんですね。

そろそろTHE MIX路線とはちょっと違うアレンジも聞きたい、と思わなくもないですが、でもまあスタイルが一貫してこそのクラフトワークとも云えますしね(YMOが'00年代はエレクトロニカ、'10年代は人力生演奏、というふうにいろいろ変わってきてるのと対照的)。贅沢は申しません。


■現在のクラフトワークはどんな機材を使ってるんだろうか、という田舎の中学生みたいなことが気になっております。できれば、サンレコで記事にしていただきたいのですが。


■クラフトワークだけじゃなくテレックスも来日してほしいですね。


■最近初めて知ったこと


南海キャンディーズの山里亮太は、“やまざと”じゃなくて“やまさと”。


■クラフトワーク 赤坂公演 二日目 『放射能』 5/9


■さて、木曜日の晩は木挽町ではなく赤坂にまいりまして、クラフトワーク(ラルフ・ヒュッター+劇団ひまわり3名)のコンサートを見物してきました。今回の来日は、過去のアルバムを一枚ずつ日替わりでまるまる全曲(だったかな。要出典)演奏する、という趣向です。


■'00年代には、コンサートなのに舞台上にある楽器がノートPC4台(と各種コントローラー)だけ、という機材の少なさに衝撃を受けたのですが、このたびのコンサートではついにそのノートPCすらも取り払われ、メンバー各人の前には大きめの机しかありません(この机にPCとかコントローラーとかが埋め込まれているのだとは思いますが)。で、背後にスクリーンがあって、机4台とメンバー4人が並んでるだけなのにコンサートのステージとして間がもっているのがすごい。


■この日は『放射能』('75)というアルバムからの曲を演奏してました。時報だけの曲、ラジオのニュースをコラージュしただけの曲、ボコーダーでしゃべってるだけの曲、と、おおよそコンサート向きでない曲までもやってたのが面白かったです。『放射能』の中では「ラジオランド」って曲が良かった。この曲、忘れてたなー。

で、『放射能』を演奏し終わった後は、アウトバーンやらマンマシーンやらの懐メロ大会で、けっこうサービス精神旺盛にたくさんやってくれてました(→当日の曲目)


■二点、いまに始まったことではないですが気になったことがあって。

ひとつは、バックに流れる映像が一部あんまりかっこよくなく、なんか、大学生が作ったFLASH、とか、'90年代に地方自治体が作った学校用教材ビデオのCG、の域を出ていなかったりする部分がありました。あと、ちょっと即物的なとこあるよね。「アウトバーン」でクルマのCGを出すとか。

(とはいえ、「ヨーロッパ特急」のミニマルな映像や、「Home Computer」の抽象的な模様の映像はよかった。それと、古い白黒フィルムにモーショングラフィクスをかぶせた「ツール・ド・フランス2003」のビデオはかっこよいですね。しかしこのおじさん達は、映像のクオリティに昔からムラがある。不思議だ。)

もう一点は、「ロボット」のときに出てくる、メンバーを模したロボットの映像で。上半身までしかなかった以前のロボットと違って、全身を持つロボットが出てくるんですね(これ昔からだっけ?)。でも、そのロボットが、まあリアルで不気味なんですね。「不気味の谷現象」っていうんですか。あれに当てはまってるんだと思う。以前の上半身ロボットは、まあ少々不気味ではあったものの、黒い胴体や金属の部品がむき出しでサイバーな雰囲気を出してたんだけど、いまのロボットは単に白人のおっさんがカクカク動いてるだけのようにも見えてしまう……うーん。

機材やステージングはいろいろそぎ落として徐々にミニマルな方向に向かってるのに、映像やロボットが妙に過剰な方向に向かっていて、そこらへんでなんか食い違いが起きてるのではないか、と思いました。

とはいえ、そこはクラフトワークのことですから、なにかしら目指してるとこがあるのでしょう。


■あと、客席の反応は、もちろん悪くなかったけど、超大盛り上がり!というわけではなかったです。たぶん、みんな3Dメガネで映像を鑑賞することに意識が行ってるからかもしれない。実際このコンサートは『3-D CONCERTS』と銘打たれてるので、3D映像のほうに比重を置いてるのでしょう。

そういえば前述のニュースのコラージュの時、スクリーンから客席に飛んでくるドイツ語のテロップが自分にぶつかりそうなるのでちょっとよける、という珍しい経験をしました。


■なんか文句が多いエントリになっちゃったかもしれないけど、まあ、好きだからいろいろ思うところがあるわけですよ、ってことで勘弁してください。ミニマルな舞台の上で、淡々と電子音楽を奏でる4人(ラルフ・ヒュッター+劇団いろは3名)の佇まいは、やはりかっこいいのです。

しかしこの日は「Computer Love」を聴けて良かったなー。この曲好き。


■昨日は赤坂行ってきました。


3Dメガネ

いちばん好きな「COMPUTER LOVE」が聴けて良かったです。


■ビーフカレーならびにアイスティー


■先週、千駄ヶ谷のカレー屋で「バターチキンカレー」と頼んだら、ビーフカレーが運ばれてきた。('A`)

作り直してもらいました。


■その翌日、日比谷の某国ホテルのラウンジで「アイスカフェオレ」と頼んだら、化粧の濃いウエイトレスがアイスティーを運んできた。('A`) ('A`) ('A`)

「アイスカフェオレと申し上げたのですが…」と丁重にお願いしたら、化粧の濃いウエイトレスはちょっとムッとしたものの、数分後にアイスカフェオレを持ってきた。


■しかし同じことが二日続くとは。なんかおれの発音がおかしかったのか。


■半蔵商店八周年


本日をもちまして、半蔵商店はたぶん八周年を迎えたような気がします。めでたくもあり、めでたくもなし。ですが今後もご高覧賜りたく。よろしくお願いいたします。


■柿葺落五月大歌舞伎


旧歌舞伎座の最後の『寺子屋』('10/4/28)を見た身としては、新しい歌舞伎座で最初の『寺子屋』も見に行かなくちゃだわ、と'80年代前半の木梨の口調で思ったので、本日は(本日も)歌舞伎座に参ります。

ほんとは桟敷席で見たかったんですが、松竹歌舞伎会の先行販売を全力で失念してまして、全力で桟敷席を買い逃しまして、けっきょく一等席の切符を一般販売で買いました。

あと、ほんとはおれが涎くりを演じたかったのですが、今回も松竹からのオファーがありませんでした。(・ε・) ザンネン


■ひさしぶりにホームラン級の店に入っちゃいました♪ (・ω<)ゞ ☆



■えーと、昨日行った渋谷の沖縄料理屋がひどかったです。会社の飲み会がこの店であったのですが(※念のため書いときますがおれのリクエストではありません。会社の人がこの店を選んだのです)、ファミ通クロスレビューで云うと全員「2」のトータル8点でもまだ評価高すぎだろっていう、もはや森下万里子でもフォローできないレベル(※初期のファミコン通信をお読みでない世代の皆様すいません)。


■さてさっそく本題。われわれは7名でこの店を訪れました。頼んだのは4000円の飲み放題付きコースです。一杯目に人数分の生ビールを頼んだら、

キリンビール

が出てきました…………沖縄料理の店だろここ…………まあいいけど………店内には「60年くらい前のオリオンビールの米兵向けポスター」がたくさん貼られてるけど…………店内にBEGINの「オジー自慢のオリオンビール」が流れてたけど………ま、ま、ま、ま、いいや、この辺は。飲み放題の客なんかにオリオンは出せねえよってことですよね、OK、了解しました、キリンでもよしとしましょう。キリンで構いません、キリンで。


■問題は食べ物です。しょっぱなに出てきたのが、「もずく」。

え? もずくなんて別に普通でしょ? と思ったあなた。違うんです。

人数7名に対して、もずくの器が二つしかないのです。

つまり、7人の人類が、箸をピチャピチャ云わせながら二つの器のもずくを取り分けるのです。はっきり書きますが、清潔とはずいぶんかけ離れたイメージです。普通さ、おい、普通さ、こういうのは人数分の小鉢で出てこないか?


■で、次に出てきたのが、「海ゴーヤー」。海ぶどうの親戚みたいなもので、おれはその存在すら知らなかったのですが、えーっと、すいません、正直、節足動物にしか見えないです。まあ、そこはいいや。で、これもまた、

人数7名に対して、二つの器でしか出てこないのです。

普通さ、こういうのは人数分の小鉢で出てこないか?


■で、この次に、沖縄の塩をかけた豆腐が出てきたのですが、これも、

人数7名に対して、二つの器でしか出てこないのです。

一人あたり豆腐半丁とか、そういう量じゃないですよ。ほんとにちょろっとした量です。普通さ、こういうのは人数分の小鉢で出てこないか? なんでこんな、味も分量も原価も手間も“突き出し”レベルのものを、いちいち7名で取り分けないといけねーんだよ。


■で、まあ、突き出しレベルの三点を食い終わってですね、次こそはまともなレベルの食べ物が出てくるのかなと思ったら、

食べ物がでてこない。

待てど暮らせど出てこない。

店員に抗議しても出てこない。

最初はみんなで「近所の松屋に食べに行こうか」とか「ドミノピザの出前でも頼もうか」とか「もうこのまま帰ろうか」とか、正常位ぐらいにありがちな軽口を叩いてたのですが、あまりに食べ物が遅いので、さすがにわれわれのテーブルもだんだんと妙な雰囲気になってきました。

で、三十分以上過ぎてようやく次の料理が出てきたと思ったら、サラダ。おい、あのな、おい、飲み会の中盤にサラダはないでしょう。それも、三十分以上待たせておいて。


■ちなみに飲み放題のメニューは、キリンビールの他は各種泡盛サワーが頼めるのですが、五つ頼んだら四つしか持ってこない感じの打率でした。まあ、いいですけど。


■つづいて、味が濃すぎるラフテーと、おいしくないグルクンの唐揚げがでてきて、まあ、味なんてもうあきらめてるからどうでもいいんだけど、とにかく盛りつけが貧相で、分量が少ない。7人だとそれぞれ2口ずつしかないくらい。


■その後、チャンプルーを二種類頼めるのですが、ゴーヤーチャンプルーはさておき(健康で文化的な最低限度の味をクリアした食べ物がようやく出てきた)、そうめんチャンプルーでまた待たされた…。


■途中、店長を名乗る人間が出てきて、「僕が店をバイトだけに任せていたら、こんなにお待たせすることになってすいません」と、二品サービスしてくれることになりました。

で、その二品として、ポークステーキ(ポークの缶詰を切って、変な味を付けて焼いただけ)と、ヒラヤーチー(沖縄のすごくシンプルなお好み焼き)を発注。ヒラヤーチーは、まあ、うまかった。


■で、〆の炭水化物としてタコライスが出てきた。もう味なんてどうでもいい。〆のメニューが出てきたこと、ここまでようやくたどり着けたことが奇跡。


■帰り際、「これ、ぼくの名刺です。次回この名刺を持ってきたら一杯サービスしますんで」と店長から名刺を渡されそうになったのですが、われわれ7名が7名ともこの名刺を受け取りませんでした。二度と来るわけないだろ。


■「いやいやいや、店長さん謝ってることだし、二品もサービスしてくれたんだし、それで許してさしあげよ」と思ったお侍さんもいらっしゃるとは思いますが、店長の態度を見る限り、なんか「謝り慣れてる感」がすごいするのね。たぶん、おれたちと同様の目に遭わされてる客が少なからずいるような気がする(ここらへん、憶測だけど)。

実際、他のテーブルもまともに料理が来てなかった。


■いやはや、飲み会っていうより、ちょっとした人身事故でした。皆さんも気をつけてください。

しかし、損なのはこの飲み会の幹事だよねえ。店選び以外にはなんの落ち度もないのに……。


■あとさ、沖縄料理になじみのない非・沖縄人がうっかりこの店に入ってしまい、「沖縄料理ってまずいよね、最低だよね、ファッキングだよね」みたいな印象を受けてしまって、沖縄料理が悪く思われたらヤだなーと思った。


■JINS PC


JINS PCというメガネを買いました。度なし。

JINS PC

これをかけるとパーソナルなコンピューターをいじっていても目が疲れにくくなるそうですが、さて。


■「オモシロクナール」「ヨクスベール」の他にも、いろんな種類の薬があるようです


■バッファローなんとかというコンビのなんとかという芸人さんが開発した、「オモシロクナール」「ヨクスベール」という新薬がありますが、おれが調べたところ、お笑い界にはこの他にもまだまだいろんな薬があるようです。


トーキョーニデテクレバ・ナントカナルトオモッテイール
大阪、福岡、札幌など、地方吉本に所属する芸人が30歳を過ぎるととりあえず飲むようです。あるいは、誰かに飲まされてるのか。ちなみに「どんぴしゃ」は福岡に戻ったらしいですね。


エンディングデ・マエニデヨウトデヨウトスール
10組くらいの芸人が集まるライブで、ライブ本編のネタで結果を残せなかった芸人が飲みがちな薬。しかし、おれの知る限り、このクスリはあんまり効果ないようです。


エンディングヲマタズカエール
10組くらいの芸人が集まるライブで、ライブ本編のネタでまったく結果を残せなかった芸人が飲む薬。このクスリに頼る気持ちは分からなくもないが…。


<イヤー・ヨナカノ3ジニネタツクルノハイカンナー>トイイワケスール
10組くらいの芸人が集まるライブで、ネタが滑った際に服用することが多いようです。気持ちは分からなくもないが…。


イヤー・コドモノコロッテヨカッタナトオモウンデスヨーネ
10組くらいの芸人が集まるライブで、前半ならまだしも、後半にこのクスリを飲んで漫才を始める芸人がいる。お客に、「正直しんどい……」と思わせる効果があります。「イチド・ケイジヲヤッテミタインデスヨーネ」や、「キニナルコニ・コクハクシヨウトオモウンデスヨーネ」など、同様の効能を持つクスリは多数。養成所出たての若い人ならまだいいんだけどさー。


バイトデキナーイ
売れ始める段階の芸人さんが、事務所から飲まされるクスリ。仕事のスケジュールをパンパンに詰め込まれるわりにはギャラが安いままのに、忙しくてバイトができなくなるそうです。


ナゼカ3カイセンガ・トッパデキナーイ
そこそこキャリアが長く、そこそこ面白いのに、何者かにこのクスリを盛られてるのではないか、と思う芸人さんがたくさんいます。


■以上です。って、なんかピン芸人のフリップ芸みたいになっちゃいましたね。


■歌舞伎座のディレイ、他


■ご存知の通り歌舞伎座が新しくなりまして。初日(4/2)に第一部から第三部まで通しで見たのですが、その後も数回、三階席と一幕見席に足を運びました。


■で、ちょっと気になったのが音響のことで。三階席、あるいは一幕見席でカブキを見てると、なんか、音にディレイがかかったように聞こえることがあるんですね。三味線を強く弾いた時とか、ツケ打ちの音とか、拍子木の音とかに、カカカカ…、タタタタ…のような残響音が加わる時がある。この様子だと、セリフや唄や鳴り物の聞こえ方にも、少なからずなんらかの変質をきたしてると思う。

これって前の歌舞伎座もそうだったっけ? ちょっと思い出せないんだけど、この残響音、どうにか改善できませんかね。もう一回建て替えるとか。


■あと、勧進帳のとき、大して良い声でもないのにやたら掛け声をかけてる人がいて、うーん、と思った。

掛け声ってさー、「とりあえず声をかけられそうなタイミングがあったからかけてみました」ってもんじゃないと思うのね。ここぞという時に絞ってかけないと。良い声じゃないんだったらなおさら。


■4/27に、一幕見席で『お祭り』を再見しました。ナオヤくんが初日よりよく動いてて、舞台の役者の踊りを自分なりの解釈で見よう見まねでコピーしてたりして、そのたびに客席から笑いが起きてました。初日より進歩してた。笑


■しかし一幕見席は良いですね。平日の仕事帰りでも、さっと寄って勧進帳を見られたりするんだから。これこそ文明ってもんです。


■ブルータス創刊号、第二号


BRUTUS

そういえば日曜日に、某所の某店でBRUTUSの創刊号と第二号を入手しました(創刊号の方はもう持っているのですが…)。


■'80年代の宝酒造のCMがかっこいい件


http://www.youtube.com/watch?v=g6XgPZpXvSk

これ。

全部良いけど、とくに三本目が良い。

最近はこんな凝ったCMってあんまり見ないね。時代が違う、と云ってしまえばそれだけのことなのだけれど。

特定のターゲット層に上目づかいですり寄って(マーケティングって云うらしいね)、商品の機能を説明するばかりがCMじゃないと思うんですよね。(談)


■最後に50枚入りCD-Rを買ったのはいつだろう。他


■最近、CD-Rを使わなくなった。ということに気づいた。USBメモリに取って代わられたんだと思う。と思おうとしたが、そのUSBメモリすらもオンラインストレージに取って代わられて出番がほとんどない。

うちにもだいぶ以前に買ったCD-R50枚バルク(っていうんでしょうか)があって、中身がまだ半分くらい残ってるんだけど、そこからなかなか減らない。


■最近、携帯電話を鳴らす人をあまり見なく(聞かなく)なった。あ、芝居見物中の話ではなく、電車や飲食店や街中など、世間一般ひっくるめての話です。

昨日、電車の中でピピピピピピピピピ、ピピピピピピピピピとケータイを鳴らしてる人がいたんだけど、この着信音が聞こえてきた時「懐かしい!」とすら感じてしまった。着メロ、着うたの類もあんまり耳にしなくなった。もうみんな、ケータイやスマートホンはマナーモードにしておくのが基本になりつつあるんだと思う。カッコ米印個人の感想ですカッコ閉。


■三年前の今日は、ポリエステルの着物で歌舞伎座にいました


■顔が伊集院光にそっくりなセントバーナード犬を近所で見かけました。半蔵商店でございます。


■さて、おれ以外の人類の皆さんにはどうでもいいことだと思うのですが、3年前の今日、はじめて着物を着て街へ出ました(こういうどうでもいいことに関する日付は良く覚えてる)。場所は銀座、それも歌舞伎座、それも桟敷席です。さすがは半蔵商店。まあ、ポリエステルの着物だったんですけど。


■初めて着物を着た日のことは以前ブログに書いたとは思うけど、復習のためもう一度書きますと。

'10年の2月、着物というものに興味が出たのでに浅草で初心者用のポリエステル着物のセット(実際にはセットとして売られていたわけではなく、店の人がいろいろまとめて見繕ってくれたので「セット」と認識している)を買ったのですね。でも着る機会がなくて、ずっと押し入れにしまわれていたわけです。

でも4月になって、せっかく買ったんだからちゃんと着なきゃ、と一念発起して、銀座の着物屋でやってた「一日着付け教室」という2時間くらい(だったかな)のレッスンに行き、レッスンの後はそのまま歌舞伎座(御名残四月大歌舞伎の第二部)に出かける、というスケジュールを立てました。


■で、銀座の着物屋に出かけてレッスンを終えて、着物姿となり、着物屋の外へ一歩出た時、なんか照れくさかったのは覚えてる。その後、銀座の表通りを歩くのも照れくさかったので裏通りをしばらくウロウロ散歩したあと、第二部の開場時刻に合わせて歌舞伎座へ行き、東側の桟敷席で高麗蔵の涎くりや藤十郎の藤娘を見物しました。

歌舞伎座の前は人類でごった返してたのですが、その人混みの中に、おそらくはmixiのコミュニティのオフ会、といった様子の着物姿の女性グループがいて、8名くらい輪になってあれこれしゃべってるのを見た覚えがあります。

歌舞伎座の中で、比較的年増の着物姿の女性に、比較的きつい目つきで、比較的長い秒数、目が合いました。あれは、「歌舞伎座にポリエステル着てくんなよ」とにらみつけられたのか、それとも単に目が合っただけなのか、いまでも分かりません。

芝居を見た後は、銀座をちょっと散歩したりしたのですが(ようやく表通りを歩く心の余裕が出てきたのでアップルストアなどに立ち寄ってみた)、なにぶん着物を着慣れてないので、その日はずっとちょこまかちょこまかとしか歩けませんでした。


■以上、ただそれだけの話です。いけませんか。


■今年こそは、おニューの夏着物をあつらえたいなと思っているのですが、さて。


■それと、このころの歌舞伎座は入り口にサイモンさんがいたなあ。


■本屋あるある


クレジットカードの伝票にサインする時、レジの女店員が渡してくれたボールペンのインクがなかなか出てこない。


# そういえば昨年のアメトークの「読書芸人」の回で、
# 光浦が「メガネの女店員はクレジットカードの機械の操作でつまづきがち」
# みたいなことを云ってたような気が。


■謎の不自然編集CM「サンスキップ」


■あいあい、ドライヤーの音で、テレビの音が聞こえなくなる、半蔵商店です。


■さて、初期のアンガールズっぽい書き出しはさておき、こんなサイトを見つけました。大型匿名掲示板群(何chだっけ? ちょっと忘れましたが)の書き込みがまとめられたサイトです。

で、上記サイトにこんなCMがありました。
http://www.youtube.com/watch?v=B1ZLrY5O8xQ

'86年頃の「サンスキップ」なるツナ缶のCMらしいんですが、このCM、ところどころ変な点があるんですね。

0:13
ナレーションでは「サンスキップ」としか云ってないのに、画面には「オードブルツナ」という別の商品も映っている。

0:17
突然、母親らしき人物が子役のそばに登場する。が、画面左にわずかに映るだけで、顔すら見えない。

0:19
30秒CMのまだ中盤なのに、「SSK♪」と企業名のサウンドロゴが入る。ふつう、こういうのはCMの最後に入れると思う。

0:20
台所のシーンになり、母親らしき人物が登場する。が、なぜかやはり顔は映らない。

0:22
料理のアップの静止画面。が、トリミングが半端だし、静止画面の秒数がやけに長いと思う(※個人の感想です)。

0:27
最後にふたたび商品(サンスキップとオードブルツナ)が画面に映るが、商品ロゴも企業ロゴも出ずに、そのままCMが終わる。
(サンスキップの商品ロゴは0:19に登場するが、オードブルツナのロゴは登場しない。ちなみに企業ロゴはCM冒頭には出ている)。


■まあ、いろんな事情があると思うんですよ。CM完成直前になって、上層部から「サンスキップだけじゃなくてオードブルツナも宣伝しろ」と云われたとか。当初は15秒CMだけを作る予定だったのに、急遽30秒版も作らないといけなくなったとか。そういう何かしらの事情でCMを作り直さなければならなくなったのに、母親役の役者の契約が切れていたので、撮影済みの手持ちの素材を切り貼り編集して乗り切るしかなかった、とかなんとか。いや、これはもちろん推測に過ぎないですし、正確なとこなんて分かんないですが。

しかし、ちょっと変な編集だよなあ、これ。


■で、不思議なことに「しかし、ちょっと変な編集だよなあ、これ」とか云いながら何度も何度もこのCMを見返してる自分がいるわけですね。なんつーか、この編集の不自然さがクセになってしまうのかもしれない。

昔の「コイケヤのジャガッツはこのギザギザが美味しい」のCMも、「不自然な映像のほうが印象に残る」という現象を上手く利用していたのかもしれない。こめん、このコイケヤの話題、あんまり上手くつながってない。


■ところで、このサンスキップのCMを会社の人類に見せたら「うーん、でも、この当時のメジャーじゃない企業のCMなんて、こんなもんじゃないの?」と云われました。うーん、そんなこともないと思うんだけど…。

なお、上記サイトによると、もともとはまっとうな編集のCMが流れていたらしいです。そこも気になる。


■五代目歌舞伎座 初日


歌舞伎座_開場直前
▲歌舞伎座 開場直前

■新しい歌舞伎座に行ってきたわけだぁ!

と、'80年代前半の石橋(歌舞伎クラスタの皆様、「しゃっきょう」ではありません。とんねるず石橋貴明のことです)のような勢いになるなという方がムリでしょう。團十郎の助六が花道を駆け、玉三郎の揚巻が本舞台から絶妙な角度で振り返ってそれを見送り、定式幕が引かれて早三年。サクラダ・ファミリアのように、もう永久に完成しないのではないかとさえ感じられた歌舞伎座がようやく完成しました。背後になんか28階建てくらいのビルが見えるような気がしますが、たぶん目の錯覚かなんかでしょう。歌舞伎座の背後にオフィスビルが建つなんて、どう考えたっておかしいもんね。


■さて、新しくなった歌舞伎座の初日、第一部から第三部まで各部の一等席の切符を手に入れることができました。これも拙僧の法力の賜物うんぬん、と、いつもならそんな自慢をするところですが、今回ばかりは切符が手に入ったことを素直に感謝しておきたいところです。


■当日は、平成22年御名残四月大歌舞伎の千穐楽と同じく雨でしたので、傘を差していったんですが、この傘は昨年五月の平成中村座の大楽の終演後に、売店で買った物です。700円。あの日の浅草もまた雨でした。

午前10時ちょっと過ぎに歌舞伎座に着いたんですが、小腹が減っていたので、近所の「小諸そば」で腹ごしらえをしました(歌舞伎そばはまだ開いてなかったので)。で、おれがそばを食ってる間に「一番太鼓の儀」というものがあったらしいです。そば食ってて見逃しました。まあ、次の歌舞伎座の建て替えの時こそはちゃんと見物しておきたいと思います。

歌舞伎座前は見物客と報道陣でそこそこ混んでましたが、雨が降ってなかったらそれこそ時はまさに世紀末って感じの混雑になっていたでしょう。切符は持ってないけど歌舞伎座まで来た、というおばあ様がテレビ局にインタビューされてました。


■で、開場時間になりましたので、真新しい劇場に足を踏み入れました。久々の歌舞伎座。さよなら公演の2010年にタイムスリップしたような気分になりつつ、混雑したロビーでイヤホンガイドを借り、混雑したロビーで筋書きを買って、混雑したロビーを抜けて二階席へ。

以降、ちょっと買い物するために外出したりするも、終演の午後九時半くらいまでずっと歌舞伎座の中におりました。


■劇場としての歌舞伎座の感想を書くと、ええ、確かにきれいになって便利になったし、昭和60年代の水準だったトイレも現代的になったしで、そこは進歩なのですが、ちょっとさっぱりしすぎちゃったかなって思うんですよね。

劇場内を歩いていると、ゲリラ的におばちゃん向けの洋品店が視界に飛び込んできたり、佃煮会社の謎の人形のディスプレイがあったり、オリエンタルマースカレー人形があったり、縁日みたいになってる一角があったり、それでいて吉兆があったり、劇場のすぐ外には歌舞伎そばや焼き栗の屋台があったり、という良い意味でのゴチャゴチャ感が、歌舞伎座の魅力の一つを形成していた、と云っても過言じゃなかったんです。

新しい歌舞伎座は、こういう言い方もなんですが、新橋演舞場的、あるいは地方空港的です。売店一つとっても、以前の歌舞伎座はフロアごとに微妙な違いがあった。いまでは、各フロアの売店がどれもクローン培養したように同じ顔つきで面白みがない。

三階の店が並んでるとこも、地方都市のデパ地下みたいなことになっちゃってるし、木挽町広場とか云われても、いったん劇場を出て地下に降りないと買い物できないのはさておき、そもそもこれまでの歌舞伎座の風情から遠くかけ離れてる。

いずれにせよ、「いろんなお店が集合しているが故にもたらされるバイタリティー」のようなものがなくなったのは残念。いまからでも遅くはないので、なんとか工夫してもらえないでしょうか。それが劇場としての活気だけではなく、ひいては芝居の雰囲気にもつながると思うんです。(談)

でもまあ、歌舞伎座内部は、そんなに変ないじられ方をされてなかったので良かった。さっきも書いたように、2010年に戻れたような感覚が得られたくらいだからね。



■芝居についてさらっと書きますと、第一部の最初のやつは魁春が良かった。十八世中村勘三郎に捧ぐ、というクレジットが冠せられた『お祭り』は、脳の情報処理が追いつかないくらいメンツが豪華だったけど、やはり小山三さんとナオヤくん。『熊谷陣屋』で、久しぶりに玉三郎が歌舞伎をやってるとこを見た。

第二部は、弁天小僧を三年ぶりに見る。『忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)』は、タイトルから「若い二人の道行」みたいなものを勝手に想像していたが全然違う内容だったので全米が震撼した。ガマがかわいい。

第三部。『盛綱陣屋』はこういう時にやる芝居としてはちょっと重いなーと思ったけども、こういうのもカブキ。『勧進帳』は、前列の超上手、で見ていたので、富樫はずっと背中しか見えないんだけど、変わったアングルで見る勧進帳もまた一興。ただ、最後の引っ込みで手拍子するのは違うんじゃないかなあ。


■おれは歌舞伎を見始めて三年ちょっとになるんですが、2010年3月から見始めたものだから、歌舞伎座で芝居見物をしていた時期と云うのがわずか二ヶ月しかないんですね。なのでこれからは歌舞伎座でいろいろ見ることになるので、楽しみです。

しかし、新しい歌舞伎座の初日の芝居を全部一等席で見る、なんて贅沢をやらかすと、バチが当たってしまいそうで怖いです。あるいは、もうすでに当たっているのかもしれません…。とうぶんは慎ましくしておきます。

歌舞伎座_終演直後
▲歌舞伎座 終演直後


あ、あと、この日は着物の男性が多かった。おれも多少の雨に怖じずに、着物を着てくべきでした。

それと、第二部は一階東側の桟敷席が全員芸者さんでした。ゲイシャ・ガールズでした。


■歌舞伎座初日、愈


■三歳の春のその後に、再びまみえん木挽町(←うろ覚え)。半蔵商店でございます。

本日は新しい歌舞伎座の初日です。雨が降っております。前の歌舞伎座の千穐楽('10/4/28)も雨だったと記憶しております。

さて歌舞伎クラスタの皆様は、今日の歌舞伎座の切符を無事入手できたでしょうか。おれは、第二部と第三部は買えたのですが、第一部はかなり早い段階で売り切れてたので買えなかったです。たしか、松竹歌舞伎会の一般会員がチケットを買える二月十日の時点ではもう売り切れてたはず。

平成22年の御名残四月大歌舞伎の千穐楽も、第一部と第二部はチケットを買えたのですが、第三部だけは手に入らず、その時間帯はけっきょく渋谷でやってたお笑いのライブに行ってました。「いまごろ歌舞伎座では最後の『助六』やってるんだなー」と思いつつ、畑中しんじろうとか見てました。


■前の歌舞伎座の最後の助六を見られなかったように、おれは新しい歌舞伎座の初日第一部を見られないんだな──と思いながら二月十日からこっちを過ごしていたわけなのですが、事態が急に変わりまして、おととい日曜日、初日第一部のチケットが無事買えました。ええ、正直に書くと、某地下組織で買いました(ちなみにヤフオクではないよ)。

ということで、今日は歌舞伎座初日、第一部から第三部まで通しで見てきます。


■異動することになったし、車の運転もしなければならない


■ええ、連日の報道でみなさまご存知かとは思うのですが、このたびうちの会社で人事異動というものがありまして、なくてもいいのにありまして、明日四月一日をもって、ハイパーメディアクリエイター部(仮称)から営業部に移ることになりました。めんどくせえ。 (`・ε・´) ヴーヴー

「人見知り芸人の回に出てください」というアメトークからのオファーを真顔で断りかねないほどの人見知り芸人であるおれに外回り営業をやらせるなんて、黒柳徹子を大リーグのマウンドに立たせてノーヒット・ノーランを命じるくらい無茶なんだっつーの。弊社の人事部はまずそこから理解しほしい。

だいたい営業なんてできっこないから、入社した当初からハイパーメディアクリエイター部志望だったし、そこでコツコツやってきたのにさー。


■って、ちょっとグチっぽくなっちゃったけど、「これまでのハイパーメディアクリエイター部での経験を培って、四月から心機一転、新しい環境でがんばります!!!!!」みたいに、自分で自分をだますようなわざとらしいことを何の抵抗もなくさらっと云えちゃうほど、いままでいい加減に働いてないからね。異動がつらいのも、これまでの仕事をちゃんとやってきたからこそ。

──いや、これまでの仕事がどうだったかなんて、おまえじゃなくて人事部が評価するとこだから(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

そうかもしれないけどさ…。


■でもまあ、「営業なんてヤだ」とか云っていまの仕事にしがみつくことに執着し続けるのもなんかちょっと違うなとは思わないこともないので、これまでのハイパーメディアクリエイター部での経験を培って、四月から心機一転、新しい環境でがんばります!!!!! 1ミリ秒でも早く、元の部に戻りたいけど。


■さて、外回りの営業と云えば、車の運転が必要になってくるわけですが、おれは運転免許を取って10年、まったく運転したことがないんですね。完全なペーパードライバー。「ペーパードライバー」で検索したら半蔵商店がトップに出てくるんじゃないかってくらいペーパードライバー。

まさかタクシーの後部座席に乗って営業するわけにもいかないので、自分で運転できるようになるためにも、昨日は「ペーパードライバー路上教習」なるものを受けてきました。レンタカーの助手席に教官氏に乗ってもらって、都内の道を走り回ること4時間。ふだん使わない神経と筋肉を使って疲れた。教習を終えて部屋に帰って、「たけのこの里」をまるまる一箱食べてしまった。

4時間もクルマを運転するなんて人生で始めてなので、不慣れな運転のため、周囲のクルマに都合1ダースくらいクラクションを鳴らされた。すいません。でも、おまえらだって運転初心者の頃があったんだろ。偉そうにクラクション鳴らしてんじゃねーよバーカ。言い過ぎましたすいません。


■しかし、クルマってすごいね。あんな複雑怪奇な機械をたくさんの人が操縦してるなんて信じられない。おれのようにクルマにまったく興味のない者には、クルマが運転できるなんて超能力の一種としか思えないんだけど。

あ、あと、「ハンドルを握ると気が大きくなるタイプ」の人っているじゃないですか。おれはどうもその逆で、ハンドルを握ると気が小さくなるタイプのようです。なんかイシュクしちゃうんだよね。


■十周年


■この三月二十八日で、おれが上京してから丸10年となります。ちょうど10年です。ぴったり10年です。十周年です。めでたくもあり。めでたくもなし。

ちなみに、おれは上京する直前まで福岡で自動車学校に通ってて、免許が無事取れたのは上京前日のことでした。われながら慌ただしい…。


■上京した直後の一年間は成増に住んでたのですが。

今日、いつものように副都心線で渋谷から石神井公園に帰ろうとしたのに、小竹向原で乗り換えるのを忘れて、平和台まで行ってしまいました。

なんで乗り換え忘れたかというと、単に本を熟読していたからなのですが、もしかしたら心のどこかで、「成増懐かしーなー、ちょっと行ってみようかな、成増」とか思ってたのかもしれません。


■とか、どうでもいいですよね、こういう話。すいません。まあここは、おれの十周年に免じて許してやってください。


■染五郎の妹さんの12インチシングル


■職場の近くで、「ゲロルシュタイナー」(450ml)のペットボトルを百円で売ってる魔法の自動販売機を発見しました。半蔵商店でございます。

気温が上がったり下がったり乾燥したり小雨が降ったりで過ごしにくいことこの上ない春ですが、押し入れからこんなレコード盤が出てきました。


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染五郎の妹さんの「あした春が来たら君にどうのこうの」って曲のリミックス盤です。このレコードは'97年の発売なのですが、この頃は非クラブ系の歌手やミュージシャンがクラブ風リミックス盤(それも12インチで)をリリースする例が少なからずあったように思う。レコード会社にまだまだ余裕があった麗しき時代の産物です。


このレコード、たしか福岡の天神ジークスにあったボーダーライン・レコードで買った覚えがある。DJ用に買ったのに、DJでは一回もかけてないような気がする。あ、一回ぐらいはかけたかな。


リミキサーはおれの知らない外人なんだけど、A面2曲目の「Tech Dub Mix」のピコピコしたシンセの音は春っぽくていいと思うよ。


■という文章を書いてて思ったのですが、「DJ」って、もうずいぶんと'90年代っぽい単語になっちゃいましたね。

12インチをぎっしり詰んだカートを引きずって夜明けの街を歩くDJって、どこ行っちゃったんでしょう。西麻布「イエロー」最終週のフライヤーがそんなイラストだったな。


■修行中の身とはいえ、クラブハウスサンドイッチくらい食べてもバチは当たらないと思う。


拙僧が、ホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ評論家として月刊『ホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ批評』誌(ホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ批評社・刊)にホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ評を寄稿していることは、以前もこのブログで申し上げたと思います。

しかしこのクラブハウスサンドとやらは、そういえばホテルのルームサービス(と、ホテル内のバー)でしか食べたことないので、ではホテル以外の飲食店で供されるクラブサウスサンドも食べようかと思いつきまして、いろいろ食べてみました。





■1/26(土) 広尾のとあるハンバーガー専門店

いわゆる“本格バーガー”の店なんだけど、お店のホームページにクラブハウスサンドイッチも供する旨が記載されていたため訪問。

が、いざお店で実際にメニューを開くと、クラブハウスサンドイッチが載ってない……。店員さんに訊いてみる。

「あのー、ホームページにはクラブハウスサンドイッチがあるって書いてあったんですけど……」

「あー、もうクラブハウスサンドイッチはやってないんですよ」

しかし、おれが国際的なロックスターということもあり、特別にクラブハウスサンドを作ってもらえることになった。ロックスターで良かった。

食パンマンの顔と同じ形の、きわめて食パン的な食パンに具が挟まっていて、それが斜めにカットされている。クラブハウスサンドにこの形のパンを使うのも珍しい(と思う)。

ハインツの大瓶ケチャップと、ハインツの大瓶マスタードをかけたりかけなかったりしながら食べる。値段はたしか1600円くらい。



■2/2(土) ホームワークス広尾店

上述の店から近いところにある、有名なハンバーガーのお店。クラブハウスサンドイッチを発注する。

運ばれてきたサンドイッチには大きなクレソンが乗っけられていた。付け合わせがポテトチップスなのがうれしい。



■2/3(日)ロイヤルホスト新宿店

ロイヤルホストにもクラブハウスサンドイッチがある、ということは事前のリサーチで心得ていた。たまたま新宿に寄る用事があったのでここへ。

で、予想より美味しかった。ちゃんとトーストが温かくサクサク感が残ってて。量もちょうど良い。

欲を云えば、もうちょっとフライドポテトの量があったらなーと思わなくもないが、これはフライドポテトをあわせて単品で頼めば解決する問題。



■2/16(土)東京會舘 カフェテラス

音に聞こゆる東京會舘。その一階にある喫茶店。サイトでもクラブハウスサンドがおすすめと謳っているも、別にって感じの味。ポテト類の付け合わせもなくてつまんない。

この近辺を歩いてて突然ゲリラ的にクラブハウスサンドイッチが食べたくなった、という場合ならまだしも、わざわざ狙って足を運ぶようなもんではない。

この店、値段のわりには居心地が良くないし、サービス料10%乗っけられてるわりにはサービスも、うーん…。



■2/17(日)歌舞伎座の並びのサブウェイ

サブウェイにもクラブハウスサンドイッチがある。おれは普段、サブウェイでは、パンは「ハニーオーツのトーストなし」で発注するのですが(ただし、歌舞伎見物のときはウィート。ハニーオーツだと、ぽろぽろ落ちるからね)、ここではよりクラブハウスサンドイッチ感を出すため、ホワイトをトーストしてもらった。

クラブハウスサンドイッチに付け合わせのポテトがない、というのは文化的犯罪なので、フライドポテトも発注する。

で、有線放送からなぜかオリビア・ニュートン・ジョンの「フィジカル」が真顔で流れている2階の客席で、
食する。うむ。まあ、形が形だけにクラブハウスサンドイッチを食べた、という実感は得られにくいんだけど、たまにはこんなのも目先が変わっててよい。

新橋演舞場にカブキを見に行くとき、たまにこのサブウェイに寄ってサンドイッチを買うんだけど、歌舞伎座が新しくなってからは、立ち寄る機会がますます増えると思う。



■3/3(日)山の上ホテル コーヒーパーラー ヒルトップ

数年前、山の上ホテルのバーで以前クラブハウスサンドイッチを食べたことがあって、このたびもう一度食べてみたんだけど、うーん、いまいち。数年前はもうちょっと美味しかった記憶があるんだけど…。

テーブルに運ばれてきた時点で、パンがぬるかった。これは「ラーメン屋で出てきたラーメンのスープがぬるい」みたいなもので、残念。

クラブハウスサンドは三等分にカットされていて、お上品に皿に載せられている。クラブハウスサンドはいつも手づかみでわしわし食うんだけど、ここはナイフとフォークを使った方が良さそうだ。

佐々木倫子の初期作品に「お高いサンドイッチの食べ方が分からず戸惑う」みたいな場面あったなー、と思い出しながら、ナイフとフォークを使って食べ進めるも食べにくいし、なんか食べててあんまし楽しくないので、けっきょく手づかみで食う。

付け合わせがポテトチップスだったのは良かった。おれはポテトチップス派。もちろんフライドポテトも嫌いではないが。

しかし正直、この店は、山の上ホテルにしてはサービスもあんまり……と書こうとしたけど、ここはサービス料はとってないのね。なら、良し。



■3/18(月)職場の近くのファミリーマートにて

ファミリーマートのサンドイッチの棚にも、クラブハウスサンドがあったので買った。職場の給湯室の電子レンジで温めて食す。

意外に(?)食えたものになってる。仕事中の軽い昼飯としては悪くない。320円。

上記サブウェイの項で、「クラブハウスサンドイッチに付け合わせのポテトがない、というのは文化的犯罪」とか書いたくせに、フライドポテトあるいはポテトチップスを買い忘れたことに気づく。次は、ちゃんといっしょにポテトチップスを買おうと思う。





えー、手短にまとめますと、ロイヤルホストのがいちばん美味しかった。値段も高くない。ロイヤルホストの他の店舗のクラブハウスサンドも食べてみたいと思います。


■納品書をなかなか送ってもらえない、というユーザー・エクスペリエンス


誰がかじったかもわからない食いかけのリンゴのマークをくっつけて平然としているパソコン(なんて名前だっけ? 忘れた)を2台、職場で買うことになったので、リンゴ社は直販もやってるのでリンゴ社に電話したら、やたらのらりくらりしたしゃべり方の男性が出てきて、「当社の27インチ一体型PCは世界的に在庫がないので……納期に一ヶ月はかかりますね……ええ……(談)」みたいにのらりくらり云われたので、てやんでえ一ヶ月も待てるかっつんだべらぼうめ、こちとらエデッケでえ、と、江戸っ子ではないけどそういう心持ちになったので、スタコラと渋谷の公園通りにあるリンゴ社の直営店に行ったら、27インチ一体型PCの在庫が普通にあって、普通に売っていた。なんだよ、一ヶ月待ちって。


それはいいんだけど、店の兄ちゃんがやたらリンゴ保険みたいなのすすめてくんのな。何年保証がどうのこうのとか。まあ、それをやんわり振り切って、カードで精算して、パソコンを職場まで宅配する手はずを整えてもらった。で、ふつうこの時点で「○月×日△時にパソコンを届ける」みたいな控えというか伝票というか、まあそういうジャンルの紙切れをもらうと思うんだけど、くれないのね。「控えはメールでお送りしますから」と云ってくれるだけで。総額だいたい三十万の買い物をして控えをもらえないのは、ちょっと心もとないなー。と思った。実際、控えはいつまでたっても送られてこず、三日後、控えが届かないままパソコン2台が会社に届いた。荷物の方が控えより先に届いてどうする。


それはさておき、会社の経理にパソコンの代金の領収書を提出したら、領収書だけじゃダメだ納品書も出せや、この白衣小僧が、と云われた。しかし、宅配の控えすらもらえなかったのに、納品書などという上等な物が送られてきてるわけがない。しかたないので、パソコンを買ったリンゴ社渋谷店に電話したら、電話口から「学生のみなさん、いま○○を買うと一万円分の、△△を買うと五千円のクーポンがどうのこうの」という自動テープの案内が流れてきた。あのさ、あのさ、おい、フリーダイヤルならまだしも、なんでこっちが電話代払ってる電話で広告を聞かせられなきゃいけないんだ、おい。

まあそれはいいとして、電話口に出た店員氏に納品書をメールで送ってもらうよう伝えた。




〜〜〜 一週間ばかりの月日が経過 〜〜〜
          _,,,..,,,,_
        ./ ,' 3 `ヽーっ
        l   ⊃ ⌒_つ
         `'ー---‐'''''
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



一週間ばかり経っても、まだ納品書が送られてこない。先日の電話は何だったんだろう。しかたないので、再度、リンゴ社渋谷店に催促の電話。するとまた例の「学生のみなさん、いま○○を買うと一万円分の、△△を買うと五千円のクーポンがどうのこうの」という大変おとくな情報をわれわれ消費者に伝えてくださる自動テープの案内が流れてきたのち、店員氏が出る。店員氏に納品書を送るよう伝えると、いったん電話が保留になり、さっきの店員氏より階級が高そうな人間が出てきた。で、この階級が高そうな者いわく、「そういうのはこちらでは応じられない。xxxx-xxxx(電話番号)にもう一度電話してほしい」。


しょうがないので、xxxx-xxxxに電話し、納品書をPDFファイルで送ってもらうようお願いする。そしてその15分後、納品書がおれのもとにメールで届いた。パソコンを購入して実に十一日後のことであった。しかもその納品書には当社の所在地が間違って記されており(二行目と三行目が入れ替わっているという謎のミス)、うーん。


■gocoupの春ドローン


250316_wien_sakura_480.png

こういうの作ってます。↑なんか書いちゃってるけど、東京はもう桜が開花したらしくてもう春なんだけど、まあいいよね。



「少年タルホと極光ウサギ」のほうは、秋葉原・eARS様と、中野・タコシェ様に納品しております。よろしくお願いします。


■gocoup「少年タルホと極光ウサギ」タコシェ様に納品しました


先週土曜日、gocoupの「少年タルホと極光ウサギ」を、中野・タコシェ様に納品しました。

試聴はこちらからどうぞ





そのあと某君と焼肉に行き、なぜか沖縄のバスの話になりました。東陽バスのカラーリングが渋い、とか延々話してました。


■辞書あるある


新品の辞書をケースから取り出すと、元のようにケースに戻せない。



しょうがないので背表紙の方からケースに入れる。


■'00年代半ばに簡単にタイムスリップできるライフハック


■昨日の夜、六本木ヒルズのツタヤに行ったのですが、あの店に行くと

懐かしの'00年代半ば(それもやや前半寄り)にタイムスリップできる

ということが分かりました。


■ちなみに、このツタヤには「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」、というなんだか肩肘張った名前がついてます。

'11年末に代官山に開店した「蔦屋書店」と比べると、そのネーミング(と佇まい)の'00年代っぽさがより浮かび上がってくると思います。


■三月花形歌舞伎 新橋演舞場 昼の部・夜の部 3/2 初日


■先週土曜日は、新橋演舞場に芝居を見に行きました。三月花形歌舞伎。初日。


■昼は、『妹背山婦女庭訓』『暗闇の丑松』。重いのと暗いの。

隣の席のおばあ様が、お三輪が官女たちにあれこれいじめられるシーンでクスクス笑っていた。おれは笑えないなー、あれは。

暗闇の丑松は、前半は説明がちなんだけど橘太郎が出てくるあたりから面白くなる。


■夜は、『一條大蔵譚』『二人椀久』。

一條大蔵譚は、のっけから幸太郎にセリフが入ってなくて放送事故レベル…。染五郎の大蔵卿はよく似合ってた。


■夜の部、『二人椀久』が終わったところで、まだ夜の七時二十分くらいだった。昔のフジテレビだったら、パタリロもまだ始まってない時間である。上演時間がちょっとコンパクトすぎではないか。

帰りに歌舞伎座の近くにあるカレー屋(蜂の家)に寄ろうと思ってたんだけど、その店はもう閉まってたので(夜の七時に閉店らしい)、富士そばでカレーを食べた。カレーで思い出したけど、新しい歌舞伎座にはあのカレースタンドは復活するんでしょうか。一皿700円の。オリエンタルマースカレーの。


■あ、あと、夜の部の幕間に、おれの近くの席に身なりの良い小学校低学年ぐらいの男の子が座っているのを発見しまして。なんだか微妙に見覚えのある子だなー、と思ってたら、金太郎くんでした。


■gocoup「少年タルホと極光ウサギ」eARS様に納品しました


去る日曜日、gocoupの「少年タルホと極光ウサギ」を、秋葉原・eARS様に納品しました。

MSXのゲームソフト『マジカルツリー』を探しに行く、ケバブやマンモスカレーを食べに行く、サトームセンで買い物をするなど、秋葉原方面に足を運ぶ予定のある皆様は、ぜひgocoupのCDもお求めください。

試聴はこちらからどうぞ

eARSに行く時は、秋葉原駅よりも銀座線の末広町駅で降りると近いですよ(ライフハック)。

なお、この三月にもgocoupの新曲が完成予定です。「新曲」、といってもフォーライフ社のロゴが印刷された45回転のドーナツ盤にプレスして発売するのではなく、wavファイルとmp3ファイルを無料配信する、という'10年代っぽい感じになる予定です。


■團十郎、歌舞伎座往復はがき、玉三郎、湘南獅龍麺、染五郎復帰、菊之助結婚。平成二十五年二月のカブキ状況


■二月四日(月)
團十郎逝去の報道。スポーツ紙、タブロイド紙を買う。



■二月五日(火)
團十郎逝去の続報。スポーツ紙を買う。



■二月六日(水)
インターネットで国立劇場の三月の切符を買う。

三月は、国立、演舞場、赤坂ACTシアター、ル・テアトル銀座、と、四つの芝居小屋で歌舞伎をやる。むしろ三月は、歌舞伎座こけら落としに備えて、客の飢餓感を煽るためにも歌舞伎はやんないほうがいいのではないか……と思ったりする。



■二月七日(木)
『オデッサの階段』という番組をテレビジョンで放送していて、建築家の隈研吾を特集していた。番組内のナレーションで「リニューアルオープンする歌舞伎座」みたいな横文字を使っていた(と記憶している)。リニューアルオープンて。パチンコ屋か。と思った(と記憶している)。



■二月八日(金)
歌舞伎座こけら落とし切符の抽選販売は今日で締め切り。当日消印有効。gocoupのCDをamazonに納品しがてら、往復はがきを渋谷郵便局で出す。



■二月十日(日)
朝。うがい手水に身を清め、姿勢を正してPCの前に座り、チケットweb松竹に接続、片手にケータイ(117の時報を聞く)、片手にマウスで、日本標準時10:00:00の時報とともにログインして、とりあえず初日(4/2)の第二部と第三部を買う。第一部も欲しかったけど、それは売り切れてた。いちおう抽選販売の往復ハガキも出しているので、それが当たることを祈っておく。

しかし拍子抜けしたのは意外にもチケットが買いやすかった、ということで。正直ここまで気合を入れなくても買えてましたねこれ。笑

午前10時前後はウェブサイトが混雑してて入りづらい、ということはあったけど、いったんサイトに入ってさえしまえば、ね、初日の第一部以外はチケット選び放題の買い放題だった。'11年7月の海老蔵復帰や、'12年6月の猿之助襲名のほうがだいぶ取りにくかった。いや、別に買いやすいことに文句を云うつもりはない。が、チケットあんまり売れてないのか、と要らぬ心配をしたくなる……まあ、公演日が近づけばまた売れ始めるのかもしれない。



■二月十一日(月・祝)
朝。うがい手水に身を清め、姿勢を正してPCの前に座り、国立劇場チケットセンターに接続、片手にケータイ(117の時報を聞く)、片手にマウスで、日本標準時10:00:00の時報とともにログインして、三月の玉三郎の琉球芸能公演のチケットを……………買えなかった。即、売り切れた。

十数分間にわたり、PCの前で粘ってみたが、売り切れは売り切れ。ふて寝する。

(ふて寝AAは略。)

三十分後、ふて起きる。ふて起きるっていう日本語があるかどうかは知らないが、玉三郎の切符があきらめ切れず、再度パーソナルなコンピューターの前に座り、国立劇場チケットセンターに接続。

すると意外なことに、なぜか売り切れてたはずのチケットが買えた。日頃の行いが良い。



■二月十三日(水)
渋谷のコンヴィニエンスなストアーに立ち寄ったら、棚に一ヶだけではあるが獅童の『湘南獅龍麺』が残ってるのを発見。コンビニに並ぶ新商品ラーメンのサイクルを考えたら、かなり長持ちしたほうではないか。

このラーメンは、昨年十一月に発売されてから、おれも五回くらい食べた。元日には、おせちのエビでダシをとって、モチを投入して食べた。

ちなみにamazonではまだ買えるようですね。それと、amazonではgocoupのCDも買えるようですね



■二月十七日(日)
朝十時を待って来月の銀座の海老蔵歌舞伎のチケットを買おうとする。しかし、「あ、おれはもう松竹歌舞伎会の会員だから、一般発売日の前日にはチケットを買える身分なんだ」ということに、この日の朝九時半ぐらいになってようやく気づく。

松竹のサイトにつなぐと、目星を付けていた席(=週末の二等席)はけっこう売れてしまっている。が、とりあえず一枚買えた。



■二月二十一日(木)

歌舞伎座



■二月二十三日(土)
日生劇場にて、二月大歌舞伎。昼の部。前回に見た歌舞伎が1/26(演舞場の千穐楽)だから、ほぼ一ヶ月ぶりの歌舞伎。一ヶ月も歌舞伎を見ないなんて、生命に関わるよ。

席は2階席の最後列。と書くと、苦難と試練に満ちあふれた逆境のような席を想像するかもしれないが、けっこうちゃんと見えた。

なにはともあれ染五郎が復帰できて良かった。あと、芝のぶが良かった。今月の亀鶴は、なぜかあまり亀鶴っぽくなかった気がする(悪いという意味ではない)。

しかしこの日生劇場って芝居小屋の客席の内装は、なぜか「深海を舞台にした、PCエンジンのシューティング・ゲーム」って感じがするな。どんな比喩だ。



■二月二十六日(火)
歌舞伎座こけら落としのチケットはずれましたよー。っていう意味の日本語が書かれた往復はがきの半分が松竹から送られてくる。それはいいんだが、4枚の往復ハガキを出したのに、返事が3枚しか届いてない……。ま、ハズレってことですね。



■二月二十八日(木)
この日記を書いて、半蔵商店にアップする(日付が変わって3/1となりましたが)。

二月は部屋が寒かったのとgocoupのtumblrサイトを作ってたのとで、更新少なくてすいませんでした。


■兎


これちょっと欲しい

ちょっと前に立ち寄ったホテルオークラ地下のアーケードにこのお店のディスプレイがあって、そこでたまたま見かけたのですが。

値段が。うーむ。


■gocoup.tumblr.com公開開始


■東京の電子音楽レーベルgocoupは、gocoup.tumblr.comの公開を開始しました


■以前は、gocoup.comというドメインのもとにサイトを作ってましたが、もうHTMLの手打ち更新は面倒だし、ページの佇まいも時流に合わなくなってきてたので、銀座を往くモダンボーイ・モダンガールの間で昨今とみに流行中のtumblrに引っ越しました。


■いままでのgocoup.comよりも、試聴しやすくなったり、amazonへのリンクが飛びやすかったり、とちょっと工夫してみました。どうでしょうか?


■そしてこれからは、創作の断片(というかボツ素材というか)を公開したり、ネット上の記事をリブログっていうんですか、そういう高度情報化社会っぽいことをやったりして、世間様の興味や関心を引き、gocoupのCDを売ることで、新しい歌舞伎座のこけら落とし公演のチケット代を稼ぎたいと思います。よろしくお願いします。一等席が二万円もするんです。


#「少年タルホと極光ウサギ」のamazon納品はもう少々お待ちください。


■寒いとブログの更新が滞ります


寒い……………………(´・ω・`)…………

二月も後半だというのに、新しい暖房器具を買おうかと思うくらい寒いです。

会社の人類から、「これがいいらしいよ」と聞かされたことがあるのですが、この暖房器具をほめてるネット上の文章って、なんか妙なのが多いんですよね。そこがちょっと気になる。

ちょっと前に東急ハンズで現物を見た限り、商品自体はそんな妙なもんでもなかったけど。


■サラリーマンあるある


冬、街をゆくサラリーマンのコートの背中に、なぜか15センチくらいの白髪が一本だけくっついてる時あるね。


■ファミレスあるある


メニューを見ながらさんざん迷って、結局いつも和風ハンバーグを注文してしまう。


# というファミレスあるあるを、以前も書いたような気がしなくもないのですが、
# 書いてないような気がしなくもないので、
# とりあえず書いておこうと思いました。


■今年のR-1の感想文


今年のR-1の感想、を書こうとしてるけど時間がない…。('A`)

ちなみに今年は例年よりおもしろかったと思います。


■R-1のポスター、お気に入りの飴


■来週放送されるR-1グランプリ(コンビあるいはグループに属する芸人が一人でストレス解消の悪ふざけをし、まっとうなピン芸人のチャンスを奪いキャリア形成を邪魔する大会)(←ただし今年の決勝戦のメンツを見ると、この傾向は緩和されたようです)の決勝戦のポスターが渋谷駅に貼られていました。それはいいんですが、なぜか、歴代優勝者の顔写真を並べてる、っていうデザインだったんですね。ふつうに考えると、今年の決勝進出者の顔写真を並べると思うんですが。決勝進出のメンツが決まる前にデザイン→印刷したんでしょうか。

しかし、出場しない人の顔写真並べてもしょうがないでしょ。東京進出に失敗して月収が1/100になった第7回優勝者の写真よりも、スギちゃんとかキンタローとかの写真載せた方がいいでしょ。そっちのほうが「あ、R-1見てみようかな」って思うでしょ。広告のポスターとして機能するでしょ。なぜこんなポスターにしてしまったのか。なんか事情があったかも知らんけど。


■このミルフルッツという飴が、最近のお気に入りです。

ミルフルッツ

でも置いてる店があんまり多くないんだよなー。発音しにくいうえに記憶に残りにくい、母親が絶対に一発では覚えてくれなさそうな商品名が災いしてるような気がする。おいしいのに。


■勘三郎に続いて、


■昨晩は、スポーツ紙を6紙、おっさんタブロイド紙を2紙、買い込んできました。まだ読んでない。

しかしスポーツ新聞っていろいろあるんだな。サンスポって存在を初めて知った。あと、スポニチとニッカンが別物であることをこのたび初めて認識しました。


■うん、日曜日に『ほうおう』が届いたのですね。松竹歌舞伎会への入会を申し込んだので。

それをパラパラやりながら、新しい歌舞伎座の演目のページ見て、六月は助六だーなんて思ってたのですが。


■gocoup『snowscape』5周年


snowscape

gocoupの『snowscape』を作ってから、今日で丸5年になります。5年かー。この5年の間に、おれもいろいろ…………………………とくになかったなあ。せいぜい歌舞伎見始めたくらいか。いや、おれの話はいいや。

え−、この『snowscape』はですね、いまのような寒い季節にぴったりな電子音楽ですので、まだ買ってない人はぜひどうぞ。

と書きたかったのですが。今日は春のように暖かい日でした。でもまあ、またすぐ寒くなりますから、まだ買ってない人はぜひどうぞ。試聴はこのページからどうぞ

ところで、この『snowscape』のジャケ写なんですが、このページでなぜかアイコンとして使われてるんですね。いや、いいけど。しかしなんでこの話題にこのアイコンなんだろう。笑



アマゾンに『少年タルホと極光ウサギ』の画面できてますねー。こちらもひとつ、お願いします。


■食い物の恨み


会社の給湯室の冷蔵庫に置いてた
おれのチクワが
何者かに勝手に食べられてたんですけど。


ええ、四本パックのうち一本。

おれの稼ぎで買ったチクワなのに。(´;ω;`)

食ったやつ誰だよ。(´;ω;`)

最高裁まで戦うよおれは!!!!!!!!!!

まったく、チクワは勝手に食べられるし、田上よしえ(40)はR-1決勝に進出するし……ぶつぶつ。

──チクワ一本でそんなに心をかき乱さなくても。( ´д)ナア(´д`)ネエ(д` )

ですよね……。でも、なあ、ふつう食いますかね、他人のチクワ。


■松竹歌舞伎会


アメリカン・エキスプレスのカードを作る作らない、という話をしましたが、松竹歌舞伎会にはすでに申し込みました。

これで新しい歌舞伎座のチケットが先行販売で買える、といいんだけど。


■さて松竹と云えば、松竹芸能ともめている「さらば青春の光」ですが(強引)、事務所のページでは、「これ以上彼らの芸能活動を支えることが不可能と判断」「2013年4月1日以降は、スケジュール管理を含めてさらば青春の光と弊社との関わりは一切ありません」といった強い調子の言葉が並んでいるにもかかわらず、メンバーはtwitter上で「けして一部報道にあるような解雇やトラブルは一切なく、有り難いことに社長はじめ社員の方々にも今後応援していくと言っていただいての退社なのでご安心ください。」と書き込んでいて、その温度差が「イタトン!」なんかよりおもしろいです。

だいたい円満退社だったら、東京大阪ともチケットが完売している単独ライブが中止になるわけないだろ、と思わないこともないわけですが、えー、話題が微妙に古くなっててすいません。


■R-1グランプリ2013の準決勝を見てきた件


■本日も観測範囲にくわえていただきありがとうございます。半蔵商店です。


■さて、もう三日前のこととなりますが日曜日は六本木県(と云ってもヒルズとかがある方じゃなくて、ホテルオークラとかスウェーデン大使館とかある方)に赴きまして、昨年は「R-1優勝者って、その後あんまりパッとしないよね」という批判を回避する為にCOWCOWのどっちか(どっちだったっけ?)を優勝させ、かつ、当時売れ始めていたスギちゃんの勢いを借りることでコンテストとしての体面をかろうじて保ったように思える(※個人の感想です)R-1グランプリの準決勝を見て参りましたよ。

結論から申しますと、おもしろかったです!(゚∀゚) だって、ね、全国から集まったピン芸人の中でも、一回戦二回戦三回戦と勝ち抜いた猛者が舞台に立って腕比べするんですから、そりゃおもしろいですよ。

ちなみにこの準決勝は東京会場と大阪会場が相互に中継されていて、舞台上に設置された大スクリーンで、東京でも大阪のネタを、大阪でも東京のネタを見ることが出来ました。ハイテクですね。ハイテック/ノークライムですね。

以下、東京大阪合計54組の芸を見た感想などをかいつまんで。


■記憶に残ってるのが「アンドーひであき」という人の芸で。まず、ロボットダンス(っていうのかな)で舞台に登場し、そのあとパントマイムと表情筋だけでモノマネ(太田光、ココリコ田中等)をするんですね。これは上手かったし、おもしろかったです。

あと鈴木Q太郎(オチの意外性が)、ガリガリガリクソン(抜群の安定感)、プラスマイナス岩橋(一発芸の集合体、を無理なくパッケージ)、和牛水田(江戸ではじめて寿司を発明した男、を創作落語風に)、スギちゃん、が良かった。


■フリップ芸の新しい流れとして、「高速でフリップを次々めくっていき、矢継ぎ早にコメントを重ねる」というタイプの芸ができつつあるようです。フリップをどんどん提示していくことで話の流れがどんどんカットアップ/コラージュされていくところが良いです。東京に一組(真空ジェシカ・川北)、大阪に二組(霜降り明星・佐々木、藤崎マーケットの人)いたんですがどれもおもしろかった。


■桂三度と月亭太遊が、ともに「作中に意味不明な単語を提示し、それを軸にストーリーを進めていく」というタイプの噺だったんだけど、これは後者の方がおもしろかった。


■あの“お経芸”の人は、坊さんに扮するなら頭を丸めるか、最低限、坊主頭のカツラくらいかぶるべきだと思うんですよね。普通の髪型をしてるから、ネタが伝わる熱効率がものすごい下がっているような気がする。そこで要らん苦労を何年もしてるような気がする。大きなお世話か。


■椿鬼奴のバックに流れるギターは、CDじゃなくて生演奏だった気がする。


■これは以前(='10年にR-1二回戦を二日つづけて見たとき)書いたかもしれないけど、なにせたくさんの芸人が出るので、後半になるとがちがちに設定を固めたコントとか、演技たっぷりの一人芝居なんかは、いったん頭のスイッチを切り替えて見ないといけないから、しんどくなるときがあるんですね。もちろん見始めるとおもしろく見られることもあるんですが、見始めるときにはやはりちょっとストレスがかかる。なのでコント派の人は、出番が後半だとちょっと不利になるかもしれない。


■キンタロー(。)という、去年の今ごろのスギちゃんくらいの売れ方をしてる娘さんも初めて見ました。が、おれはAKBをほとんど知らないので、どれだけAKBに似てるかはあまり分かりませんでした。


■あと、これはとくにどの芸人が、ということではないですが、もう西暦2013年なのですから、「アニメのキャラクターの○○と××は声優がいっしょ」という情報が土台にあるネタとか、「二桁の引き算で隣の位から1借りるが、この1はいつ返すのか」とか、「『ともだち100人できるかな♪ 100人で食べたいな♪』っていう歌があるけど、あれ、食べるのは100人じゃなくて101人だよね」とかみたいなネタはやめた方がいいと思う。もうそれ使い古されてるから。「『ペティグリーチャムがさらに美味しくなりました』って云われても、確かめようがないですよね」ぐらい使い古されてるから。


■会場の客席の配置に、段差が全くないんですね。なので後方の席からでは、かなり舞台が見えづらかったです。


■スポンサーからのお土産ということで、会場の入口で「マルちゃん正麺」を配ってました。それも2ヶ。コンビニで買えば1ヶ100円するものを二つもらえて、ちょっとお得でした。


■──と、いろいろあっておもしろかった準決勝ですが、昨年の決勝戦の水準を考えると、今年も決勝の放送はどうせつまんなくなるんだろ、どうせ川島が絵描き歌やるんだろ(やらなかったらごめん)、と投げやりな気分になってしまいます。今年の決勝戦は2/12に放送されるそうですが、さて。

もうさ、関テレは朝日放送にR-1の放映権うっぱらった方がいいんじゃないですかね。いや、テレビ番組の権利関係の仕組みとかよく分からんけど、朝日放送が作った方がおもしろくなるのは間違いないと思う。と去年も書いたような気がする。

ま、なんだかんだ云って今年も見るんだけどねー。


■この日の準決勝は、夜の19時開演で、なんだかんだで22時35分くらいまでやってました。夜遅いです。平成22年の南座の顔見世か!

──よく出てきたな、そのたとえ。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

こんな寒い日曜の夜に、わざわざ六本木まで出てきてこんな遅くまでお笑いを見てた人たちは、ちょっとどうかと思います。おれも含めて。


■アメリカン・エキスプレスのカードを作る。あるいは作らない。


■板垣死すとも板垣のそっくりさんは死せず。半蔵商店でございます。

そう、先週末は土日も仕事だったんですね。ということはつまり1/15〜1/25まで休みなしで働きづめだったんですよー。誰か褒めて! 

で、この週末は久々の休みなので、思いっきり自分を甘やかして過ごすことにしてます。

──いつも甘やかしてるような気がしますが。 ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )ヒソ

さて、今日はアメリカン・エキスプレスの話。


■ええ、パンナムとアメリカン・エキスプレス(以下、アメックス)のブランドイメージが好きなんですよ。あの、'60〜'70年代の良かった頃のアメリカ、みたいなイメージが。もうちょっと細かく書くと、「沖縄の国道58号線沿いの古着屋で売られている、1968年発行の週刊誌『LIFE』にモノクロ1ページで広告が載っている」みたいなイメージが。

でも、パンナムという航空会社はもうないので、パンナムの飛行機に乗ってパンナムの制服を着たスチュワーデスにキャビアを持ってきてもらい、それをパンナムのロゴが刻印されたスプーンですくって食べる、ということはもうできません。

ですが、アメックスは現役の企業であり、現役のブランドなんですね。なので西暦2013年の今日でも、アメックスのカードを所持し、アメックスのカードで買い物をすることができます。日常生活で、アメックスというブランドに、リアルタイムで触れられる訳なんです。


■というわけで、アメックスのカードを作ることにしました。

と書くことができれば、ブログのエントリとしては話のまとまりがいいのですが、モノがクレジットカードですからね、そう簡単にポンポン作っていいもんではありません。

そもそもアメックスのカードって、年会費が12600円かかるんですね…。うーん。

もちろん、会費が高いぶんサービスは手厚いんですが、そのサービスも「ええ、海外旅行には少なくとも年2〜3回は出かけますね(談)」みたいな人たちに向けてのサービスなんですよね。海外どころか国内旅行もまずしないおれには、ちょっと縁がない。

でも、アメックスを作ってみたいという気持ちもやまやまなので、今、自分で自分を説得するために「アメックスを作る理由」を探している最中です。

あと、年会費がもったいないという気持ちもやまやまなので、今、自分で自分を説得するために「アメックスを作らない理由」を探している最中です。

どうしたいんだ、おれは。


■さて、この段落から話題がちょっと変わりますが。

東京の老舗ホテルに入っている寿司屋や天ぷら屋ではアメックスが似合うと思います。

これは「ホテルの寿司&天ぷら→高級そう→だからアメックス」という単細胞生物レベルの連想ゲームによるものではありません。

東京の老舗ホテルって、前述のような「'60〜'70年代のアメリカの雑誌(※日本の雑誌ではない点に注意)」のフンイキがわずかながら残ってる(ように思う)んですね。で、そのフンイキが、アメックスのブランドイメージにどこかしら相通ずる部分があるので、「東京の老舗ホテルの寿司屋→アメックスが似合う」と感じられるんだと思います。

おれも、帝国ホテル別館地下の鮨源、あるいは天一で食事をして、それをアメックスで支払ってみたいです。

ただ、アメックスのカードは作らず、そのぶん浮いた年会費の12600円で寿司だの天ぷらだのを食べるのが自然なような気もします。


■あと、去年の正月はハワイに行ったのですが、そのときもやはりアメックスを作っといた方がよかったかなー、と思いました。

これは、「海外旅行→じゃあアメックス」という単純な発想の他に、米国広告業界の巨人デヴィッド・オグルビーの著書『「売る」広告』に、ジェイムズ・A・ミッチェナーがハワイを旅するアメックスのCMの連続写真が掲載されていたから、という、やはり単純な発想によるものです。


■あと、京都と箱根の骨董屋や古道具屋は、なんとなくJCBが似合う気がします。と、唐突にエントリが終わる。


■帝国ホテルのミニバーを評する


■電子音楽家としての活動の傍ら、おれがホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ評論家として月刊『ホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ批評』誌(ホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ批評社・刊)にホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ評を執筆していることは、ホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ愛好家の皆様ならとっくにご存知かもしれない。

と同時に、おれは『ホテルの客室内ミニバー』の評論家でもある。こちらはクラブハウスサンドと違って、いまだ定期的に刊行される専門誌が存在しないばかりか、日本国内の批評家の数もわずかなものである。そのため、一般にはホテルの客室内のミニバーに評論や批評が成立することすら認知されていない。21世紀になるのにこれでも先進国か、とわが国の文化的土壌の貧弱さを嘆かずにはおられない。とはいえ、それは一般層へのアピールを怠ることを楽しんでいるホテルミニバー論壇の風潮にも責任がある。

置き浄瑠璃がいささか長くなったが、ホテルミニバー論壇の閉鎖的な体質に一石を投じる意味も含めて、今回はこの場を借りて先日宿泊した帝国ホテルの客室のミニバーについて論じたい。あらかじめ強調しておくが、自腹での宿泊であり、タイアップや提灯持ちの類ではない。部屋は本館のデラックス・ダブルである。

なお、初学者の皆様のために申し上げるが、一口にミニバー評論といっても、ワイングラスやタンブラーなどの食器類、マドラーやコースターなどの消耗品、はもちろんのこと、冷蔵庫そのもの、果ては伝票のレイアウトやタイポグラフィ、などなど数種類の専門分野に細かく分かれている(マイナーな世界であるが故か、縄張り意識が必要以上に強い輩がいるのは困ったことである)。食いしん坊なおれは当然、飲食物を専門としている。そのため、以下は飲食物についてのみ述べる。



冷蔵庫内

冷蔵庫内

正直を申し上げて、フリッジ(冷蔵庫内飲食物のことを我々の業界ではこう呼ぶ)はただ一言、弱い、としか申し上げられない。その理由は、冷蔵庫を開けたときの華の乏しさである。コンビニやスーパーでおなじみの面々に出迎えられても、困る。

信州産ジュース、はたしかに悪くない選択だが、それを帳消しにしてしまうのがアセロラドリンク(親戚の家か!)と、ワンダ金の微糖(会社の自販機か!)である。とくに後者は、このような場所ではできれば目にしたくなかった。

また'90年代以降、このミニバーの世界にペットボトルが進出してきたのはまことに嘆かわしいが、帝国ホテルといえどもこの潮流には抗えないらしい。数本のペットボトルが確認できた。しかし、わざわざペットボトルの飲料に、誰がすすんで“ホテル価格”を支払うのだろうか。「じゃあコンビニ行くわー」となるのが人情ではないか。ソフトドリンクは、できれば瓶、最悪でも缶にしていただきたいものである。

鉱水は、エビアンと、帝国ホテルのラベルが貼られた富士ミネラルウォーター(東京の老舗ホテルは、やはりこれでなければならない)。じゅうぶん及第点ではあるが、強いて云えばペリエも欲しいところか(とはいえ、ペリエを置いたとたん外資系ホテルっぽくなるのではないか、という意見にも素直に耳を傾けたい)。

なお上記の写真では分かりづらいが、冷蔵庫上段にチョコレートが入っていて、ラベルに帝国ホテルのマークが入っているのだが、ラベルだけいろいろすげ替えて劇場や地方の空港で売られている“汎用チョコレート”であり(そうではないのかもしれないが、少なくともそう見えてしまう)、とくにそそられるところはなかった。

脇を固めるラインナップも、若干ツメが甘い。トマトジュースは、実はデルモンテが正解、ポカリスエットは細缶(350mlは生活感が出てしまう)が正解、コーラはもちろん瓶が正解なのだが、今の時代にそこまで求めるのはわれわれ好事家の贅沢だろうか……。




引き出し内

引き出し内

ドロアー(サイドボードの引出しに蔵されている飲食物を我々の業界ではこう呼ぶ)の部も寂しい。ウイスキーのミニボトルはまあ及第点を付けられるが、おつまみはどうだろう。地方のビジネスホテルの廊下の奥で孤独に稼働している自動販売機でビールとともに売られている「ビール缶の形をした容器」に入ったナッツ、とは。おれがフランク・ロイド・ライトだったら泣く。帝国ホテルに泊まってこんなものを口にしたくなる人は稀だろう。われわれは九州の郊外の国道から一本入ったところにある一泊5500円のビジネスホテルに泊まっているのではない。

かろうじて、ナビスコの「ピコラ」に似たギリシャ産の菓子の存在が、ドロアーの体面を保っていた。




総評
フリッジ、ドロアー、ともに低調である。より高いグレードの部屋には、より高いグレードのミニバーが用意されているのかもしれないが、とはいえもうひと頑張りできる余地はあったであろう。

このご時世、全体的に「コスト削減」の文字がちらつくのは仕方ないとしても、やりようがまだあったように思う。たとえば、少なくともワンダと「あの容器のナッツ」をやめるだけでもずいぶん印象が異なってきたのではないか(ささいな話ではあるが、一つだけ。冷蔵庫をパッと開けたとき──われわれはファースト・ヴューと呼ぶ──に、視界にアサヒビールが入らないようにしておくと、なお好印象だ)。

帝国ホテルといえど「甥(27)の結婚式のため上京してきた地方在住の中高年のための宿泊施設」としてビジネスホテル代わりに利用される存在になりつつあるのだろうか、などという雑な一文で締めくくられるような印象を与えないミニバー作りを目指していただきたい。




追記(一)
と、このようなことを書くと、「どうせこんなことを偉そうに書いてるおまえもミニバーなんてそうそう利用するわけじゃないだろう」「欲しい飲み物がないならルームサービスに頼めばいいじゃないか」などど抜かす不見識な輩がたまにいるが、ミニバーとその飲食物もまた、れっきとした客室の調度品なのである。ミニバーを利用する、しない、ではない。ミニバーの存在自体が、家具、壁に掛けられた絵、壁紙、照明、窓からの景色、などと同じく、ホテル滞在の居心地を左右する要素の一つなのだ。空っぽの冷蔵庫や、日本茶のティーバッグしか入っていない引き出しは寂しい。良い飲み物が入っている冷蔵庫と、良いお菓子が入っている引き出しは、それだけで人の心を潤すものだ。

コスト削減、コスト削減の世の中では、「ミニバーの飲食物を減らすと良いと思いま〜す」と提案した者が上司に褒められるのだろうが、それはホテル滞在の楽しさや心地よさをも同時に削減してることもまた留意するべきである。カプセルホテルやビジネスホテルばかりがホテルではあるまい。


追記(二)
ミニバーの菓子が貧弱だった場合に備え、あらかじめ持参した菓子の写真を以下に掲げる(なお、写真には写ってないが、ルームサービスのクラブハウスサンドイッチの付け合わせがポテトチップスでなかった場合に備え、プリングルスも持ち込んだ)。外資系ホテル的なラインナップに偏ったのは反省すべき点である。今後も、東京の老舗ホテルの客室にふさわしい菓子の選定について模索していきたい。

持ち込んだ菓子


■なんとかグランプリ2013


関西ローカルのぬるい演芸番組をうっかり全国的なコンテスト形式にしてしまい引っ込みがつかなくなってる何とかグランプリっていうのの準決勝を、今年は生で見に行きます。チケット買いました。

これってさー、決勝よりも準決勝の方が絶対おもしろいよ。


■なんとかグランプリ、と云えば、'09年に優勝したN山K太さんですが、改名したようですね。芸人からタレントに転身したという(設定の)わりには、より芸人らしい芸名になってるし、同じく吉本の「カズマ・スパーキン」というピン芸人と命名規則がかぶってますし、なに考えてるのかあまり分からない。べつに分かりたくはない。まあ、改名やら転身やらすべてひっくるめて“設定”なんでしょうけどねー(あれ、なんか、おれちょっと予防線張ってる。保険かけてる)。


■休日出勤


■パックンがセイン・カミュ(最近、変な英会話教材のバナー広告でしか見ない)の仕事を奪ったように、ローラがスザンヌの仕事を奪ったように、ピース又吉の雇用もまた栗原に脅かされてたりするのでしょうか。


■そう、この週末は土日とも仕事なんですよ。まあ、もちろん振替休日はとれるので、来週の平日休んで、まだ見てない演舞場の昼の部を見に行こうかなと思っております。


■それでは行ってきますー。


■すいません


うーん。今朝も更新する時間がない。すいません。

その代わりと云っちゃなんですが、ネット上で見つけた市川猿弥のお宝セミヌード画像をお楽しみください。


■年末年始の日記(1/4〜1/6)


(年末年始の日記の続きです。12/29〜1/3の日記はこちらを。)




一月四日(金)
■たとえばピチカート・ファイブが『さ・え・らジャポン』('01)(しかしこれ、実質小西ヤスハルのソロアルバムのような気もする)で描いたような、昭和中期の(それも、いったん外人の目を通して見たような)ニッポンの気分、というのを、たまに味わいたくなる。

このほかいくつかの理由が重なり、今日は帝国ホテルに一泊することにした。

宿泊中に食べる菓子や本、CD、DVD、着替え、シャンパンのハーフボトルをカバンにつめて家を出る。


■さて、この日は午前中、前述の「昭和中期ニッポン感」を味わうため、まずホテルオークラへ。

虎ノ門の駅から歩いたのだが、風が強くてとにかく寒い。

ホテルオークラに着いたらお茶でも、と思ったけど、「カメリア」なる喫茶店はミッド昭和感というよりは近年のファミレスのようであまり食指が動かないし、ロビーやアーケードをちょっとうろうろするだけでもわりと気が済んでしまったので、売店のようなとこでチョコバーを一つだけ買ってさっさと帰る。

ホテル内のジムの入り口に、「FITNESS CENTER」とかではなく「GYMNASIUM」と表記しているのがよかった。


■その後、日比谷へ移動。「SしZんまい」に行く。

この価格帯の寿司に文句をつけるのも野暮だ。しかし、以前は「安いのに美味しい店」だったのに、「安くて値段相応の店」になってしまった。やはり各地に店舗を広げすぎてるんじゃないだろうかなどと思う。

まあ、これはこれで、ある種の需要にこたえてる店だとは思うけど。

まいたけ天ぷら、白鶴1合ぬる燗、寿司12カン、細巻き二つ、あら汁、で合計4,153円。


■チェックインまで間があるので、東劇に立川談志の映画を見に行く。その後、歩いて日本橋の丸善まで。ホテルで読む本を買う。丸善からタクシーで帝国ホテルまで。


■チェックインして部屋に通されたあとは、電子音楽のCD(教授&外人i8u)を聞きながらベッドでゴロゴロ読書。

ルームサービスに、ビーフカレーと、氷の入ったワインクーラーを発注。しばらくして運ばれてくる。このビーフカレーがうまい!!!!!(あとで訊いたのだが、このビーフカレーは帝国ホテルのパークサイドダイナーでも食べられるそうです。)

ワインクーラーで、持ってきたシャンパンのハーフボトルを冷やす。なぜわざわざシャンパンを持ってきたかというと、ルームサービスで頼むと高いからです(ケチですか)。しかしこの日は一日中カバンにシャンパンが入ってたので重かった。


■その後、地下のアーケードをちょっとのぞいてみる。今朝のホテルオークラもそうだけど、ホテルの地下アーケードって、良い意味で昭和中期的な感じが残ってる。


■その後、部屋に戻り、湯船にバスジェル(備え付け)を投入して泡風呂につかって雑誌を読むこと一時間。


■その後、シャンパンの栓をビクビクしながら開け(だって怖いじゃないですか(´・ω・`) 爆発しそうで)、ちょっと飲む。


■その後、オールドインペリアルバーで二杯。バーで酒飲んで、すぐ部屋のベッドに戻れるのがホテルのいいところ。


■いつの間にか就寝。




一月五日(土)
■帝国ホテルの客室にて目覚む。あたりまえだ。帝国ホテルで寝て、起きたらマンダリン・オリエンタル東京だった、なんてことがあったら困る。

寝台の上で書見するなどして、プールに行く。プールはまあ、正直小さいのだけれど、こんな地価の高いところにプールを作るとこのサイズになってしまうんだろう。ビート板にしがみついてパチャパチャやるなどして三十分ばかり泳ぐ(“泳ぐ”のうちに入るんだろうか、これは)。

朝九時。クラブハウスサンドイッチが部屋に運ばれてくる(ほんとは朝食メニューしかない時間帯なんだけど、前日の夕方に前もってお願いしておきました)。

クラブハウスサンドイッチ

うーむ。“ホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ評論家”としては、この切り方はいただけない。ピクルスは付けてほしかった。フライドポテトは、揚げてからちょっと時間経ってるなあ。そもそも、フライドポテトではなくポテトチップスを添えてほしい(後略。この続きは、月刊『ホテルのルームサービスのクラブハウスサンドイッチ批評』誌の2013年2月号をご覧ください!)。

とかなんとか思いつつも、ルームサービスで頼んだクラブハウスサンドイッチ(適当な略称はないものか)を食べるのは、楽しい。付け合わせがポテトチップスでない場合を見越して、あらかじめプリングルスの缶(小)を持ってきておいてよかった。

食べ終えて、昨夜のシャンパンの残りなど飲みつつDVDで『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』を観る。友人から「パンナムが出てくるよー」とすすめられていた映画。

映画が終わると、もうチェックアウト30分前になっている。チェックアウト前にバタつかないようにしたい。といつも思うことなんだけど、結局バタつく。


■チェックアウト後、駅まで歩いて、電車で帰宅。自分の部屋に着く。仮眠。


■仮眠ののち、新宿へ。夕刻、某君と新宿で待ち合わせて焼肉の食べ放題へ。

某君の食べるペースがだいぶ速い。パクパクぱくぱく食べる。が、後半に来て急に失速。

だから「焼肉食べ放題後半のタマゴスープ2杯目は危ない」、と云ったのに……。(´・ω・`)

満腹で苦しそうにしてる某君を横目に、拙僧は涼しい顔で〆の冷麺。


■その後、ルノアールでお茶。のち解散。




一月六日(日)
■冬休み疲れを取るべく、とくに予定を入れていない日。


■思いついて、部屋のベッドをよりエアコンの温風が当たりやすい位置に移動。移動に伴い、荷物の大移動が発生。せっかく大掃除で整ったはずの部屋が、ふたたび散らかる。うーむ。


■近所のスーパーで、掃除機の紙パックと、七草セットを買う。七草セットって、1/7当日にはまず売り切れてるよね。


■ということで冬休み終了。


■年末年始の日記(12/29〜1/3)


今日の午後は浅草でカブキなのですが、今日は一日雨みたいですね…。ま、それはさておきこの年末年始の日記を載せます。


十二月二十九日(土)
■大掃除の下準備、としてスーパーで洗剤やらなんやら買って来たり。まあ、下準備をしたところで、大掃除なんてたいして進まないんだけどさ。

鏡餅や、正月用の飾りも買う。

午後から夜までの結構な時間、だらだらとテレヴィジョンの放送を見てしまう。テレビではロシアのなんとかという村の様子を放送していた。その村の気温は、夏は30℃、冬はマイナス70℃になるそうだ。村の学校は、マイナス56℃以下の日は休校となる。ということはマイナス55℃の日は登校しないといけないんですね…。


■国立劇場の初日の特別席の切符が、意外にネットで取れてしまう。初日は全席完売だったからあきらめていたのに。国立劇場のネット販売って、あまり「戻り」があるイメージがないんだけど、それでも戻っておりました。まあこれも日ごろの行いですなあ。


■部屋の、テレビやブースカを載せている棚に、鏡餅と久保田千壽の一升瓶を飾る。正月っぽくなった。


■夜、印刷会社より注文していた年賀状が届く。発注がちょっと遅かったな、しかし。




十二月三十日(日)
■朝、沖縄から東京に来日している妹夫妻としゃぶしゃぶを食べる。午前中から豚しゃぶとぬる燗。

その後、妹夫妻と別れて渋谷にてこまごまとした買い物。

某レコード店に入ったら、まりんの『The Sound of 70s』のプロモ盤CD(正規盤と微妙にいろいろ異なる)があるではないか。しかも600円。買う。

数年前、同じCDを吉祥寺で買ったことがあるのだが、そのときも妹が東京に滞在中のことであった。


■夕刻、近所のスーパーで買い物してたら、傘なぞ持ってないのに大雨……。濡れて帰る。2012年は、雨に降られることが例年より多い年だった。




十二月三十一日(月)
■午前中、キッチン(と呼ぶほどのものでは全くない)の流しとコンロ、そしてユニットバスを「アパートを引き払う日の朝」ぐらいにピカピカにする。けっこう充実感。

その後、ちょっとだけ部屋を片付ける。これをもって大掃除完了とする。


■夕方、近所のスーパーに今年最後の買出し。オランジーナ×2、りんごジュース、ヱビス500ml缶、カシューナッツのメープルがけ(国内メーカー)、ハチミツローストピーナツ(米国メーカー)、UFO、カップそば、りんごのデニッシュ、一人用おせち、海老天、エースコックJANJAN(焼きそば)、餅。あとシャンパンのハーフボトル。

いったん家に帰って、年賀状を書いて、もういちど外出して近所のポストに年賀状を投函。遅い。年賀状は12月25日までに出しましょう。


■『笑ってはいけない』を、時間帯によって見たり見なかったりする。

カップそばに海老天を乗せて、年越しそばとする。


■年越しの瞬間は、教育テレビの「2355」というミニ番組をみていた。




一月一日(祝・火)
■六時に起きる。テレビをつけるとレッドカーペットをやっていた。以前は、このような正月の演芸番組を必死で録画していたが、最近はさらっとチェックする程度。元旦早々つぶやきシローが出ていたので、縁起が良い。


■日本酒(12/29に買った久保田)を飲みながらテレビを見てると、お台場からの生中継で芸人が千人くらい出てる企画をやってて、その中に某君らしき芸人を発見。本人かなーと思って某君のケータイにメールして確認したところ、やはり本人だった。


■日本酒をたくさん(よく覚えてないが三合くらいか。世間一般の“たくさん”から程遠い量ですが)飲んで、昼寝して、起きたら、もう二日酔いになっていた…。初二日酔い。

午後から夜は体調を整えることに費やす。カップ焼きそば二つ食べる。




一月二日(水)
■トーキョーで最初に上演される歌舞伎を見物しに浅草へ。正月の浅草なんて一人で出かけるもんじゃないことは知っている。


9時半からの鏡割り。ちょっと遅れたので、役者の挨拶は聞き逃したけど、鏡割りの瞬間には間に合う。

その後、役者たちが樽酒を振舞うんだけど、列に並びそびれる。まあ、おめでたい雰囲気を味わえてよかった。


■開演後、芝居の前に愛之助の挨拶がある。そのとき、客席からの質問コーナーみたいなのがあるんだけど、その中に「沖縄から来ました」という人がいた。

芝居は、『寿曽我対面』は、おめでたい感じで、『幡随長兵衛』は、うーん、最初の劇中劇のとこがピークでした。笑


■その後、食事でもしようと思うも、浅草は人類がたくさん発生して大混雑してるので、東銀座に移動。ヒイキにしている小さな神社に初詣。


■夜は、うちの近所のラーメン屋でゴマつけ麺 feat. 餃子。

と、このように一月二日に外食をすることで、「一月二日にもお店を開けておかなきゃいけない世界」の構築に荷担してしまったような気がしてしまい、ちょっと反省。やはり、三ヶ日くらいゆっくり休んだほうがいいと思う。正月気分の維持のためにも。




一月三日(木)
■朝、パレスホテルの喫茶店でコーヒー。ホテルはそもそも年中無休だから、「三ヶ日にもお店を開けておかなきゃいけない世界」の構築に荷担することにはならない…………と思う。


■丸の内1-1-1のパレスホテルから、隼町4-1の国立劇場まで、新春の朝の澄んだ空気の中、車も人類も少ない都心の道をタクシーで移動。こーれが気持ちよかった! 980円。

拙僧のような小坊主には、タクシーなんて超の付く贅沢品ですが、たまに乗るといいものですねタクシー。この年末年始の名場面の一つ。

こんど機会があれば、皇居周辺をタクシーでただ一周してみようと思う。できれば、トーキョーに人がいない時期の朝に。


■さて、タクシーを降りると、華やかな正月ムードの国立劇場。鏡割りを見た後、ふるまい酒をもらうため旧ソ連っぽく列に並ぶ。

芝居は『夢市男達競(ゆめのいちおとこだてくらべ)』。時代物っぽい部分、世話物っぽい部分、踊り、立ち回り、とバランスよく配合されているのですが、やはり猫とネズミの立ち回りでしょうなあ。あれは楽しかった。歌舞伎初心者の方にもオススメできるのではないしょうか(とか書いてるおれがそもそも歌舞伎初心者)。


■夕食は、家の近所のココイチでカレー。「三ヶ日にもお店を開けておかなきゃいけない世界」の構築に荷担してしまい、ちょっと罪悪感。

「三ヶ日にも外食ができる世界」は、「三ヶ日にも仕事しなければいけない世界」でもある。

とはいえ、自分内ルールは「三ヶ日でも、ラーメンやカレーのような軽食の店は利用しても可」くらいにとどめとこうか。昨日もラーメン屋に入っちゃったことだし……(自分に甘い)。


■d16冬セール


クリプトンのサイトで、ご家庭でもハードフロア気分が簡単に味わえるTB-303の音色を模した「PHOSCYON」等、d16社のソフトが三割引になるセールをやってますね。さっき気づきました。1/15までだそうです。サイトのタイトルバーが「d16 SUMMER SALE」のままなのはご愛嬌。

おれはたぶん、「ちょっと迷って、そのうち忘れて、いつのまにかセール期間が終わってる」といういつものパターンになると思います。


■とくにタイトルを必要としないエントリ


■おれがいま使ってる新しいノートPCにはまだATOKをインストールしてなくて、デフォルトのMS-IMEで日本語を入力しておるのですが、こないだ「皇居一周」と書こうとして「こうきょいっしゅう」とタイプして変換したら「皇居一蹴」と表示された。やっぱ白人企業ってダメだわ、根本的に……。


パソコン工房の秋葉原本店が閉店したらしい。先代のノートPCはここで買ったし、新しいノートPCを買う際も検討のため足を運んだりした。同業であるD社やM社にくらべて、店員さんの半笑いが少ない店だったのに残念。


■ホテルに泊まったとき、部屋に備え付けのティッシュが小さいことがある。ポケットティッシュくらいのサイズ。

あんまり使いやすいものではないが、これは生活感を出さないための工夫なのかもしれない。ティッシュの箱って生活感の塊だもんなー。ま、フロントに電話したら普通サイズのティッシュくらい持ってきてはくれるとは思う。


■一世紀ぶりくらいに渋谷の富士そばに入ったら、コーヒーとゆで卵とトースト、という謎のモーニングセットがあった。値段はたしか300円だったと思う。しかしなぜ。


■激動の2013年も、早くも七草


■みんな自分のiPhoneをいじるのに夢中で、だれも人の話なんか聞いちゃいねえ'10年代も、早や2013年となりました。2013、という数字の並びからしてなんかロクなことが起こらなさそうな予感がします。いや、「13が西洋で不吉な数字だから」とかそういう理由ではなく、なんか数字の並びとしてパサついてませんか? 2、0、1、3って。繊維質ばかりで栄養分があんまり含まれてない、みたいな並びだと思う。もっとさ、「7」とか「8」とか「9」とか、そういう養分がたっぷり含まれてそうな数字が一個は欲しいところなんだけど、まあそれはさておき。

あー、あと関係ないけど、'80年代にはもっとも'80年代らしかった'83〜'84年というピークがあると思うのですが、'90年代と'00年代ってピークとなりうる年がないような気がします。'10年代もまた、ピークのない十年、となるのでしょうか。


■といった意味も含めまして半蔵商店でございます。改めてあけましておめでとうございます。今日が初仕事、という方も多いのではないでしょうか。さっそく書類に「2012年」「平成24年」などとうっかり去年気分で書いてしまった方も多いのではないでしょうか。姫始めはまだ、という方も多いのではないでしょうか。

さて今回は、この年末年始に撮った写真を載せます。


国立劇場

一月三日の国立劇場初日の様子です。ロビーの鏡割りの直後。この日ばかりは、共産圏の役所のような国立劇場も華やかな雰囲気でした。


酒

ロックスターなので、帝国ホテルの客室にてシャンパン。といっても、ルームサービスにお願いしたのはワインクーラーと氷だけで、シャンパンは近所の店で買っておりまして、ロックスターぽくなくてすいません。


ファミリーマート

そう、この正月は帝国ホテルに一泊してみたのですね。泊まったはいいけど何をすればいいかよく分からんかったので、とりあえず客室のテレビに'84年のファミリーマートのCMを映し出しておきました。


七草セット

そして早いものでもう七草。年の瀬ですね。本年もご愛読ありがとうございました! 2014年も引き続きよろしくお願いいたします。毎年似たようなことを書いております。


■正月を祝わない民族は滅びる


■はあ、SEXしたい……( 'A`)

──新年一発目の一行目からなんだおまえ(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■といった意味も含めまして半蔵商店でございます。今年こそはよろしくお願いいたします。

──こちらこそよろしくお願いします。(´∀` ) (´∀` ) (´∀` )

えー、正月からインターネットはしない主義ではありますが、去年は年末の挨拶をしなかったので、手短に年始のご挨拶を。


■と思ったのですが、さっきから一人の部屋で一人用おせちをつまみながら「久保田」千壽を飲んでおりますし、楽しそうな漫才の番組もテレヴィジョンで放送しておりますので、長文タイプするのがめんどうになってきたので、これを以ちまして新年のご挨拶に代えさせていただきたく存じます。旧年中は、こんな作文をご愛読いただき誠に有難うございました。本年も引き続きご贔屓賜りますようお願い申し上げます。改めましてこちらhttp://hanzo.tv、半蔵商店でございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

正直、昨年は書きたいことの三分の一ほどしか書けませんでしたので、今年は更新の回数を増やしたいですね。(談)

gocoupの「少年タルホと極光ウサギ」もよろしくお願いしますね。


■さて明日は浅草昼の部初日と、あさっては国立劇場初日行きます。今年もカブキばかり観る年になるのでしょうか。なってもいいけど。むしろなりたいけど! しかし、拙僧のような小坊主に新・歌舞伎座の切符は購入できるのでしょうか。元旦早々、さっそく不安でございます。


■それと、ここ三年の正月は、東京県('11)、ハワイ県('12)、東京県('13)と過ごしており、沖縄方面の皆様と飲めなくてすいません。お盆にコザで飲みましょう。


■あー、あと、さっきフジテレビで友人の芸人が出てました。いや、ネタではなく、あの、千人ぐらいの芸人が出てくるお台場の中継シーンでです。しかし、我ながらよく見つけたなー。



(※次回の更新は1/5か1/6ぐらいです。よろしくお願いします。)


■gocoup「少年タルホと極光ウサギ」近日發賣


文学少年に恋しない科学少年の為の4曲入りE.P.。

発見されなかった数式に、観測されなかった新星に、

記録されなかった現象に、発明されなかった機械に捧げる電子音楽。

来れ、科学の時代、20世紀!

少年タルホと極光ウサギ

帝都の誇る電子音楽レーベル<gocoup>の第12作品。
電子音のパルス的シークェンスやアナログ式シンセサイザーが發するグリッチ等で構成された、
懐かしくなんかないモダンな一千一秒+α。



タイトル:少年タルホと極光ウサギ
ユニット名:gocoup(ゴクウ)
レーベル:gocoup(ゴクウ)
フォーマット:CD
規格番号:gocoup.1002
当初予定されていた発売日:2012/12/12
予価:1212円(税込)
JANコード:4580294570107


01.
チョコレット彗星、突如







02.
パリ、戦前、科学[タルホノヒカリ(α)]
広告
ブエノスアイレス、降水、琥珀[タルホノヒカリ(β)]








03.
亡き王子のための







04.
極光ドロップス(ゴクウ博士の非破壊検査による)





■gocoup.1002に関する(続々々)


10
■しかし、夜の散歩を楽しむにはうってつけの気候だったので、スターリィ・ナイトに火を点け、乳白色の煙を吹かしながらそのまま歩き続けた。

十分ばかり歩いた頃だろうか、それこそ倫敦のような濃い霧が俄かに立ち込めてきた。そろそろ帰ろう、という考えが頭をよぎるが、ここで帰ってしまったら何かを見逃してしまうような気がして、夜霧の中の散歩もまた一興、と自分に言い聞かせて先へ進んだ。


■さらに五分ばかり歩いたところ、煌々と灯りを放つショウ・ウィンドウが霧の中に浮かんでいるのが目に入ってきた。飲み屋ではなく、宝石店か画廊か高級なケーキ屋のように見受けられた。あたりは人通りも無く静かな一角で、この店以外はみんなもう閉まっていた。

近寄ってみて眩しいばかりの大きなウィンドウを覗き込むと、さして広くはない店内はまだ完成しておらず、空の棚がいくつかあるだけだった。

店内には、ホテルのドアマンだかベルボーイだかのような身なりの、様子のよい十二三歳の少年三人が、この真夜中近くに大きなダンボールを運んだり絵図面を広げたりしながらなにやら話し合っている。なんの店だかまったく見当が付かない。そもそも店なのだろうか。

ふと店の入り口である重厚なドアーの上に架けられた看板を見ると、そこにはなんと

<gocoup's candy store>

と品のよい書体で記されているではないか!



11
■小僧さん、と呼ぶには似つかわしくない少年たちに、いささか気後れしつつ声をかけた。

「君達、このお店は──」

一人が返事をした。

電子音楽レーベルの<gocoup>が開発した、新しい飴玉を売る店です」

「飴玉?」

「ええ、gocoupのM氏がヴェネツィアの研究所と共同で開発した、耳と舌で味わう飴玉です。ひとたび口中へ入れますと聴覚に直接作用して頭の中に電子音楽が鳴り響くのです」

「真逆」

別の少年が4粒の飴玉が入った包みを手渡してきた。

「お試しになりますか」

その包みには、gocoup.1002と記されていた。gocoupの新作は、レコード盤ではなく飴玉だったのである! gocoupのM氏に一杯食わされたような気分になった。世界公演の日程を取り消してまで、新作の発売を延ばし延ばしにしてまで、こんな戯事にかまけていたのだろうか。


■差し出された飴玉4粒は、橙色、銀、水色、ペパーミント・グリーンで、どれも綺麗に透き通っていた。中にラメのような細かい粒が幾らか含まれている。半信半疑でペパーミント・グリーンを口に含んだ。そうしろと云われた訳ではないが、自然に目を閉じた。口中に、まがい物ではないちゃんとした薄荷の味が広がる。

しばらくすると、実に奇妙なことに、私の頭の中に電子音らしき音で構成された音楽が鳴り響き始めた。そしてその音楽は果たして、T氏より贖ったルクセンブルグ産のレコードに録音されていた4曲目とまったく同じであった。と、感ぜられたのは、バレヱ帰りのトスカーナ産の飲み過ぎによるものなのだろうか。


(了)

──────





──気は済んだか? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


はい、済みました。( ・ω・)ゞ



■gocoup.1002に関する(続々)


発売延期に次ぐ発売延期を繰り返し、発売前から廃盤になったとも云われる東都の電子音楽レーベル<gocoup>の新作。内容もタイトルも一切不明で、gocoup.1002というその規格番号のみが伝えられている。



7
■霞町に住む英国人の蒐集家から、T氏はgocoup.1002と思しきレコードを譲ってもらった。T氏によると「まァ海賊盤ではあるが、極めてマスター・テープに近い状態の音源」だという。

T氏は使い古されてぼろぼろになった黒く大きな鞄から、曰くありげなパラフィン紙の包みを取り出した。


■ガサゴソ云わせながらパラフィン紙を解くと、何も書かれていない藍色のザラザラした紙のスリーヴに入ったレコード盤が出てきた。そのレコードのレーベルにはごく小さな活字で「gocoup.1002 MADE IN LUXEMBOURG」とだけ記されている。溝の模様から判断すると4曲入りのようだ。


■三杯目のジョッキを傾けながらT氏が語るには、先の英国人蒐集家R氏が商用でデンマークに訪れた際に小さな港町の骨董屋で仕入れたものらしい。

「Rさんから二枚買ったので、良かったら一枚お譲りしますよ。廉くはできませんがね」

飛び切り上等な二人前の洋食が三回食べられるだけの額を支払った。T氏は一風変わった人ではあるがペテンを働くような人ではない、ということもあるし、真贋定かでないレコードに大枚叩く酔狂な自分を演じてみたかった、ということもある。そして何より、gocoupの新作が一刻も早く聴きたかった。



8
■帰宅して早速レコードを再生した。未来派めいた清冽な電子音がスピーカーから流れてくる。海賊盤にしては音質は惡くなかった。しかし、肝腎のところはどうなのだろう。この音楽は、gocoupといえばgocoupだし、gocoupでないといえばgocoupでない。はたして、これは本当にgocoupの新作なのか──



9
■それからしばらく経った十一月の晩、帝劇でバレヱを観た。いつもなら観劇の帰りはすぐに市電に乗るか自動車を拾うかしてまっすぐ帰るのであるが、十一月にしては暖かく気持ちの良い雨上がりの宵であったので、一寸遠回りをして裏通りにある新装開店のカフェーに立ち寄り、普段飲まない葡萄酒を飲むことにした。舞台の余韻も手伝って杯が進む。

多少飲みすぎた心持になって店を出て表通りに戻ろうとしたが、普段足を運ばない道であるし、酔っていることもあり、あっさりと迷子になってしまった。はて、吾は何処に在りや。




──────



──なあ、まだ続くのか、この芸風の作文は……(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


すいません、もうちょっと続けさしてください。( ・ω・)ゞ



■gocoup.1002に関する(続)


4
■「フル・アルバムにも関わらず総演奏時間はわずか17秒」「いや、レコード24枚組みの大作である」「第一次大戦以前に製造された電子楽器のみで演奏されている」「ただ、波音と象の啼き声が入っているだけだ」「存在しない活動写真の為の伴奏音楽らしい」「電子音楽が量子重力の変換解釈学との境界を侵犯した問題作」「すべての高等学校の化学準備室に捧ぐべき傑作」等々巷間に噂されるもいっこうに発売されない東都の電子音楽レーベル<gocoup>の新作は題名すら発表されておらず、ただgocoup.1002という規格番号のみが伝えられている。

当のgocoupのM氏も、件のミュンヘン講演以降は公の場で発言をしていない。



5
■電子音楽愛好家の特徴は、オペラやタンゴのそれよりも明確である。食べ物にうるさく、本をたくさん読み、神経質である。夏を好まない。そして、大概は肥っているか痩せているかしていて、中間の者が少ない。

日本橋のMデパアトの大食堂でT氏と会ったのは八月か九月の土曜日の午後であった。いつも紺色の着物と鼠色の袴で現れるT氏は電子音楽に精通した事情通であり、よく肥っていた。


■久しぶりに会ったT氏もまた、多くのgocoup愛好家がそうするように、gocoupの新作が遅延している件をまるで我が事のように嬉しそうに憂えてみせた。

恰幅のよいT氏はジョッキの生ビールを飲みながら、酒肴代わりのつもりかオムレットをアッという間に平らげ、すぐさま給仕にカレーライスにカツレツを乗せて持ってくるよう命じた。

サンドヰッチと珈琲だけの私が、生命力の弱い仔犬か何かに思えてくるが、それはさておきgocoupの新作が遅れに遅れている件をT氏に訊いたところ、次のような回答が得られた。

「それはですね、彗星、ほうき星の運行が関係しているのです! このキネオラマのような宇宙を、土星のハイカラな輪っかのあたりからやってきたゼンマイじかけの赤くて大きなほうき星が地球とお月様の間をちょうど通過していましてね。それが地球上の時間の流れに作用して、gocoupの新作を遅らせt


■こういった、タルホ的記号を羅列して悦に入ることを、私は余り好まない。

よく食べよく飲むT氏に付き合ってつい頼んでしまったクリームソオダのアイスクリームをストローで攪拌する作業に私は集中し始めていた。gocoupの音楽もT氏も、どこか夢見がちなところがある。プラタナスとガス燈が立ち並び星が瞬く清潔な都会の夜だけが世界ではあるまい。



6
■しかし、さすがは事情通のT氏。一通り発言の中に自分のタルホ的語彙を混ぜ込むだけ混ぜ込んで満足すると、扇子を仰ぐ手を急に止めてこう続けた。

「実は、そのgocoup.1002を手に入れましてね」


■gocoup.1002に関する



1
■東都を代表する電子音楽レーベル<gocoup(ゴクウ)>が昨年、神戸をはじめ、サンクトペテルブルグ、モスクワ、ブリュッセル、ジュネーブ、ウィーン、レイキャヴィク、ブエノスアイレス、リオ=デ=ジャネイロ、東京の各都市を巡る世界公演の全日程を直前になって唐突にキャンセルし、日本のみならず海外の電子音楽界においても大きな話題となったのは、いまだ記憶に新しい。

まがりなりにも文化欄を持つ新聞各紙はこぞって、すわ、gocoup活動終了かと書き立てた。「歌舞伎評論家に鞍替え説」をとなえた新聞もあった。なかにはこれ幸いとばかりに、gocoupの露骨な悪口を有ること無いこと交えて書く者もあり、この風潮はアンチgocoup派の書生どもを色めき立たせたが、本年になってgocoupの新作が発売されることが改めて報じられると、書生どもは再び西洋から輸入された電子音楽のレコードをきいた風な横文字で褒めたたえる作業、ならびに、自分で作った作品を友人と交換し合ってお互いに褒めあい、お互いに自我の藝術家的な部分をいたわりあい、お互いの境遇を慰めあい、自分が自分で決めた締め切りに追い立てられる振りをする作業に戻った。


■「電子音楽屋をたたんだ後は、おおかた歌舞伎評論の真似ごとでもやって糊口をしのぐつもりだろうが、所詮はお猿の印の電子音楽レーベルのやること。どうせ劇評も猿真似作文の域を出まい」。京都第一日報の文化欄にそう執筆した同紙東京支局のF記者がたまたま立ち寄った銀座のカフェーにおいて、たまたま居合わせたgocoup主宰者のM氏にたまたまそこにあったARP2600で殴られるという電子音楽的な意趣返しを受けたのも読者諸賢の記憶に新しいところだ(どういうわけか、この騒動の一部始終は何者かによって撮影されており、YouTube上で閲覧できる←現在は削除された模様)。



2
■哀れな記者の失われた前歯の行方はさておき、東都を代表する電子音楽レーベル<gocoup>は本年発売するはずだった新作を、しかし、いまだ発売していない。すでに今年も師走である。今夏、gocoup主宰のM氏はミュンヘンの美術館で行われた講演のあと、新作の発売遅延に関して質問した聴衆に対して「今の時代は、どう考えても暦の方が早すぎる」と一言答えたのみで、この件に関してはそれ以上のステイトメントを発していない。

果たしてgocoupの新作は今年中に発売されるのか。来年に持ち越されるのか、あるいは永遠に延期される/され続けるのか。そもそも完成しているのか、完成すらしていなのか。電子音楽愛好家ならずとも注目の集まるところである。



3
■日本ではあまり知られていないことであるが、先頃ストックホルムのラジオ局が、我が国においても極めて情報が少ないこのgocoupの新作について僅かながら報じた。そこで、多少ではあるが瑞語の心得のある筆者が、同ラジオ局で流された放送の録音を日本語に手短に訳し、以下に掲示する。


●本作は'08年8月8日に発売された「少年タルホと水銀ウサギ」の続編である。

●制作は、'10年より極秘裡に進められていた。

●当初は'10年8月8日に発売予定だったが、'10年10月10日に延期され、さらに'11年に持ち越され、幾度かわからないほどの発売延期を繰り返した(その間に、gocoupからは別に複数の作品が発表されている)。

●さらに、最終的な発売日は'12年12月12日に決定されたが、その日付を過ぎてもなお発売される気配がない。

●音源のマスタリングはすでに完了しており、一部の都市ではすでに海賊盤が出回っているとの情報がある。

●その一方、マスターテープを紛失しており、音源が現存しないという情報もある。

●この作品には、gocoup.1002という規格番号まで割り振られている。しかし、完成しないうちから廃盤になっている可能性もある。

以上である。これ以外のことは明らかになっていない。

ちなみに、このストックホルムのラジオ局は、この報道から一週間もたたないうちに放送免許を剥奪され、突如放送停止に追い込まれた。その理由は公にされていない。


■小学校の靴箱にあった落書き


■さて、民主主義の真似事は楽しかったかね諸君。半蔵商店でございます。


■そんなことよりさ、こないだ電話で弟から聞いた話が面白かった。

弟が小学生のころ、小学校の靴箱に

241217_barbapapa_1.jpg

という落書きがあったそうです。これ聞いて、まともに息ができなくなるくらいめちゃめちゃ笑いました。え、面白くないですか。おれは面白いと思うんですけど。

だって、靴箱に、唐突に、

241217_barbapapa_1.jpg

ですよ。なんでこれを書こうと思ったのか。そんなにも、あんなフランスの生物兵器が好きなのか。

■ちなみに、サイズは横幅30cmくらいだったそうです。おれが通ってたころにはなかったな、こんな落書き。



(以下、12/18追記。)
弟には、「前もこの話で爆笑してたよね?」と呆れられました。


■スーパーで売ってるシーザーサラダについてる小袋のドレッシングの量が少ない、他


■近年、地方の吉本(大阪、札幌、福岡等)から東京吉本に移籍してきた、40にも手が届こうという高齢若手芸人をちょくちょくライブで見るんだけど、これはどういう事情によるものなんだろう。

地元で売れないからしょうがなく東京に出てきたようなのもいるにはいるけど、そのまま地元に残ってればローカルタレントとして普通に売れてたはずなのに、という人もいたりして、もったいないと思う。

それはさておき「どんぴしゃ」は面白いです。


■人は、情報それ自体よりも、「情報が次々と流れていくさま」を眺めるのが好きなんじゃないだろうか、とたまに思う。


■情報収集、という言葉は、パソコンやスマートホンを新しく買い換える自分への言い訳としてとして、あるいは電車の中で美しくない姿勢で薄笑いを浮かべながらスマートホンをいじる自分を正当化する言い訳として、あるいは就業時間中にだらだらとインターネットして仕事をサボる言い訳として使われがちだけど、これだけ情報があふれすぎてる時代には「情報収集=善」ってわけでもないよね。

これからは情報に淫するのではなく、情報を遮断する技術だか態度だかの方が大事になってくるのではないか。っていうのはまあ、よく云われることではあるけれど。

そもそももうこれ以上情報収集したってもう何も変わらんわ。

ともたまに思う。


■混雑してる朝の渋谷マークシティの中をジョギングしている白人のおっさんを見かけた。なんでわざわざこんなところで……。戦勝国だからって調子乗んなよお前。って何人かは分からんけど。


■保坂和志の小説(だったと思う)の中に、「スーパーで売ってる一人前の寿司って、明らかに一人前に足りない量だよね」みたいなセリフがあった(と記憶している)。

おれは、スーパーで売ってるシーザーサラダについてる小袋のドレッシングの量が少ないと思う。後半、かなりの確率で「ドレッシング足りないなー」という思いを抱きながら食べすすむことになる。まあ、ドレッシングはドレッシングで買えってことですかね。


■DAW用、ネット用、とPCを使い分けるのをやめた件


■冬って迷惑ですよね。さっさと春になればいいのに。半蔵商店でございます。


■さて、拙僧はDAW専用機というかDTM専用機というか、まあようするに音楽制作用に買ったパソコンを持っていたのですが、音楽制作用とそれ以外の用途とでPCを使い分けるのをやめることにしました。

で、音楽もそれ以外も一台のPCで済ますことにしました。


■いままでは、音楽制作用にはデスクトップ機('09年購入)を、ブログ執筆やエロ動画の収集、エロ動画の閲覧、エロ動画の整理、エロ動画の保存といった日常的な用途にはノートパソコン('11年購入)を、と2台のPCを使い分けていたのですね。

で、このデスクトップ機とノートパソコンは、下図のように「切替機(KVM)」というキカイを経由して、23インチのモニタにつないでました。つまり、23インチモニタに、あるときはデスクトップ機の画面を、あるときはノートパソコンの画面を映し出すことができるわけです。画面はKVMのボタンを押すことでパッと切り替わります。

ちなみにKVMにつなぐことによって、モニタだけでなくキーボードとマウスも2台のパソコンで共通して使うことができます。

PC環境(12月まで)

(※この図ではノートパソコンが開いてますが、実際は常に閉じた状態=クラムシェルで使っていました)


■ですが。ねえ。やっぱり面倒なんですよ。パソコンを使い分けるって。

KVMのボタンをプチプチ押しながら、2台のパソコンの画面を行ったり来たりするのは、どうも手間だ。あと、データの移動とかも。

そもそも興が乗らないときは、デスクトップ機の電源を入れることすら億劫になるからね。

億劫なら最初からオンガクなんて作るなって話ですけど、そういう「興が乗らないときにどう進めるか」ってのが大事な気がしましてね、最近、ええ。

素材を2秒分だけとかでも、日々チマチマ作っていきたいんですよね。


■あー。もちろん、調子良いときだけを狙って集中的にパパッと作る、という考え方も好きです。というかそっちのほうが断然好きです。でも人間そうそう調子良いときばかりじゃないしさ。そもそもチマチマ作るにしろパパッと作るにしろ、KVMのボタンを押して画面を切り替え、みたいな余分なプロセスは省けるものなら省いた方がいい。

あと、パソコン2台より1台の方が電気代が安くつく。笑



■くわえて、このデスクトップ機の、XPで2コアで3G強で、SSDでなくHDD、というスペックが時代遅れになってしまったのですね(というか、買った時点ですでにやや時代遅れだったんですけどね)。


■ということで、もう音楽制作PCと日常用PCを使い分けるのはやめて、一台のPCで済ますことにしました。

ということで、新しいノートを買いました。今月からは、以下のような体制で行きます。

PC環境(12月より)

うん、だいぶすっきりしますね。少なくとも、この図の中は。笑

新しいノートは、CPUはi7でメモリは16GBで、SSDも2ヶ乗せてます(先週届いて、まだ電源すら入れてないのですが)。


■ちなみに、古いデスクトップ機は日曜日の夕方に業者に引き取られていきました。合掌。

で、古いほうのノートはi7で8MBでSSDで、という、予備PCとして待機させておくにはもったいないスペックだったので、弟に5万円(分割払い)で売ることにしました。弟も、6年前に買ったノート(OSはVista←古語)がもう限界らしいので。


■カセットが取り出せなくなった件


■ええ、カセットテープをPCに取り込もうとしたんですよ。

拙僧はサンスイというメーカーの、ちょっといいカセットデッキを持ってるんですね(ちなみに型番はd-α7)。で、電源を入れて、本体正面からにゅーっっと出てくるトレイにカセットをセットして(フロント・ローディング式っていうんですか。高級っぽいやつなのです)、トレイを指で本体に押し戻したんですね。カセットは無事に本体に吸い込まれました。

が、その直後。

カッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッという異音がして、デッキの液晶画面がすべて点滅しはじめたんですね。あからさまなエラー表示です。

カセットは再生も巻き戻しもできないのはもちろん、取り出すことすらできなくなりました…… (´д`;)

なんど電源を入れ直しても、デッキはカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッ→液晶画面点滅を繰り返すばかりです。


■さらにファッキングなことには(←直訳風)、このカセット、テイトウワの『Haircut Museum Against The Coffee』というけっこう珍しいやつなんですね。

で、このカセット、数年前に買って一度も聴いてなかったのですね。

もうデッキごと分解してテープを取り出すしかないんだろうか…。


■正直云うとこのデッキも、数年前に中古で買って一度も使ってなかったんですよね。買った直後に試運転として何かのカセットをちょっとかけたくらいはしたかもしれないけど、まあ、数年間ほったらかし。

機械も人の子ですから、ちゃんと定期的に目をかけてやらないといけませんね。

しかしどうしよう、このカセット……。聴かずじまいになるのか。


■十八代目


勘三郎の記事を読むため、昨日と一昨日は珍しくスポーツ新聞とタブロイド紙(と書くと一瞬かっこいい感じがするけど、ようするに夕方の地下鉄でおっさんが読むやつね)を何紙か買いました。

昨日のスポニチは、古い写真もたくさん載っててよかった。

しかし東スポを二日続けて買うなんて初めてだな。


■gocoup「霜月、時雨、子鹿、酸素」配信開始


霜月、時雨、子鹿、酸素

1930年代にコペンハーゲンの小さな出版社から出版されなかった存在しない絵本のための発売されていないサウンドトラック盤に収録されていない本作「霜月、時雨、子鹿、酸素」は、'60年代の東独の非・国営放送局で放送されなかった架空の児童向けテレビ映画の劇中劇のエンディングテーマに採用されないことを意図せず作曲されなかった。


幾何学的とは別に呼ばれたがってはいないミニマルなメロディが、「あるいはメロディそれ自体が反復する」と誰かに書かれたいわけではないが反復して、その音色と同じ音色あるいは同じではない音色あるいは異なる音色あるいは異ならない音色によるフレーズが重なり、あるいは重ならない。


いずれにせよ、子供の頃に観た児童映画や読んだ絵本の一場面に執着し、かつ、長じてからもその一場面を思い出そうとしてうまく思い出せないことを楽しむことを期待する故にある種の執着がさらに増すこととは無関係に「霜月、時雨、子鹿、酸素」は作曲され、マスタリングされ、ファイル化され、gocoup.comにアップされ、あなたに聴かれていない。


むしろ、我々の方こそが児童映画や絵本に思い出されているということはないだろうか。あるいは、いまだ観ていない児童映画やいまだ読んでいない絵本に待たれているということは。

制作には、テノリオンの廉価な方の機種と、Windows機を用いた。






↑なにを書いてるんでしょうか、おれは。

といった意味も含めまして、本日2012年11月30日の深夜、東京の電子音楽レーベルgocoup(ゴクウ)はこのたび新トラック「霜月、時雨、子鹿、酸素」の配信を開始いたしました。


「霜月、時雨、子鹿、酸素」アートワーク
タイトル:「霜月、時雨、子鹿、酸素」
ユニット名:gocoup(ゴクウ)
レーベル:gocoup(ゴクウ)
フォーマット:ファイル(wav/mp3)
規格番号:gocoup.000
発売日:2012/11/30



ほんとはgocoupの第11作品ということもあって、11月11日に配信したかったのですが、それはさておき。

このエントリを書いてる現時点では日付が変わってすでに師走なので、いまさら「霜月」もないだろう、とおっしゃるお侍さんもいるとは思いますが、いちおう十一月に作ってた曲ということでよろしくお願いいたします。この場合のよろしくお願いしますとは「聴いてみてね」ってことです。どうぞよろしくお願いいたします。

ちなみに無料です。前々作前作に引き続き、コンテンツに適正な対価を支払う喜びを提供できなくて引き続きすいません。そういえばgumroadって最近どうなってるんだろう。


■平成二十四年十一月のカブキ状況


11/4(日)新橋演舞場 夜の部
■熊谷陣屋
最後、引っ込むときの松緑の顔がよかった。

■汐汲
翫雀よかった。

■四千両
かなり不思議な芝居。牢屋のシーンが目玉らしいのね。でも、その牢屋シーンがきわめて地味なので、あんまり目玉っぽく見えない、という。笑

芝居というか、半ば「江戸時代の牢屋内ドキュメンタリー」なので、牢屋内の細かい描写が延々と、ミニマルな不条理演劇のように続く。

どんな小さな社会にもそれなりのルールや習慣が形作られるんだなあ、とか、まあそういうことを思った。あと、ちょっとスタンフォード監獄実験のことを思い出した(←安直だ)。

あと、牢屋のシーンにたどり着くまでがいろいろカットされててたので、断片的な印象が残る。

菊之助は世話物に出ると、いい男すぎて浮いてしまうきらいがある。と、すでに何回か思ってるようなことを改めて思う。




11/11(日)明治座 昼の部
■天竺徳兵衛新噺
こちらのエントリをどうぞ。




11/18(日)新橋演舞場 昼の部
■引窓
梅玉の淡泊さが、いい方に出てたのではないかと。

■文七元結
この昼の部だけで、上方と江戸の風情を両方味わえてお得だなーと思った。

おととし赤坂で見た中村屋版ほどドタバタさせず、すっきりまとめてある。ちなみに赤坂の中村屋verは、終盤の「襦袢姿の女房が屏風越しに挨拶するときの首の角度」、にいちばん笑った思い出があります。




11/24(土) 国立劇場
■浮世柄比翼稲妻
鈴ヶ森の高麗蔵が、しゅっとしててよかった。個人的には今月のMax/MSP。あ、間違えた、MVP。

しかし、国立劇場に足を運ぶときの気分は、「歌舞伎を見に行く」というよりは、「旧ソ連の役所になんらかの書類を提出しに行く感じ」に近い。いっそ、あの場所を引き払って、もっと華のある土地に引っ越してはどうか。

三階席で見てたのですが、おれのすぐ後ろに座っていたハタチ前後の女子三人組が

(*´・∀・)「なんか声出してる人がいたね」

(・∀・`*)「『吉野家!』とかね」

(*´・∀・) 「あれってどういう意味なんだろう」

(・∀・`*)「“いいね!”ってことなんじゃない」

(*´・∀・) 「フェイスブックか!」

などと話しておられました。




11/25(日)明治座 昼の部
■傾城反魂香
序幕の虎がよかった。

幕間にイヤホンガイドで右近が宣伝させられてたアイスモナカを売店で買ってみたら、なかなか美味しかった。モナカの生地が細かくて、あと中身はアイスクリームじゃなくてソフトクリームだったかな。美味しいので二つ食べてしまいました。


■蜘蛛絲梓弦
予算の都合で三階席だったんですが(というか、まあたいてい三階席なのですが笑)、これは一階席で見て猿之助の早変わりを堪能すればよかったかなあ…。

幕切れの時、一階席最前列の中央の客がクモの糸まみれになってて、『所さんのただものではない!』のエンディングみたいになってました。って、西暦2012年にこの比喩は伝わるんでしょうか。


■しかし、なぜ秋葉原のBTOショップの店員さんは、


■昨日、カブキを見たあと夕刻の秋葉原へ赴き、かねてから購入を考えていたパーソナルなコンピューターを買いました。誰がかじったかも分からない食いかけのリンゴのマークがくっついてないほうのコンピューターです。専門的に云うとwindowsってやつですね。


■当初は、D社での購入を考えていたのですが、以前お伝えしたようにD社のノートパソコンは近松門左衛門が浄瑠璃化しそうなくらいにデザインが悲劇的なので(高級機ほどデザインがひどく、入門機はわりとまとも、という謎の傾向が存在します)、けっきょくM社で買いました。

とはいえ、予定してた機種よりも一段階グレードダウンした機種を買ったので、D社で買ってもM社で買ってもデザインに大差は無かったような気がしますが、それはさておき。


■しかし、なぜ秋葉原のBTOショップの店員さんは、半笑いしながら商品説明する人が多いのでしょうか。そういう就業規則なんでしょうか。それとも「【募集要項】半笑いで商品説明および接客ができること」という採用条件でもあるのでしょうか。謎です。

ともあれ、半笑い傾向の店員さんにいろいろ相談して機種を決めて、細かいカスタマイズをしたのち、代金の支払いを済ませました。早ければ来週届く予定。


■店を出たあと、外は寒いし腹が減ってたので、「どうせハズレなんだろうなあ…」と心の中で軽めの保険をかけつつ、いかにも「最近のラーメン屋!」ってかんじのラーメン屋に入ったのですが、意外にも値段も味も量もまっとうだったので、ちょっとびっくりしました。


■チーズとハチミツのピザ


はちみつ

チーズだけのピザに、はちみつをかけると美味い。という都市伝説を聞いたので、実際に店ではちみつを買い求め、チーズだけの宅配ピザを発注し、中村獅童が出ている『ボクらの時代』の録画(11/11放送)を見ながら食べました。なかなか美味しかったです。

ハムとパイナップルのピザってのがあるじゃないですか。あれにもハチミツをかけてみようかと画策中です。



gocoupの新しいやつ、ただいまマスタリング→一回目の修正中です。来月頃完成します。楽しみですね。楽しみですよね。


■某社のノートPCがださかった件


■昨日はカブキを見た後、東銀座駅から日比谷線を駆使して夕方のアキハバラへ。新しいパソコンを買おうとしたのです。買うつもりだったんです。

ええ、あらかじめwebで調べといた、D社のノートパソコンを買うつもりだったんです。値段も性能も希望通りだったんで。

でもおれが買おうとしてた機種は一ヶ所だけ欠点がありまして。なんつーかデザインがあまり良くないんですね。

でもまあ、「大事なのは値段と性能。デザインなんて二の次、三の次」という鷹揚な心構えで、当のD社本店に行ったんです。

そして、おれのお目当ての機種を店頭で実際に見たのですが──






デザインが本当にださい。






webの商品写真で見たよりもはるかにださい。近年のバラエティ番組だったら、司会の芸人がカメラに向かって「うん、一回とめようかー」って云うくらいださい。アメリカ南部の保守的な州なら有罪になるくらいださい。

いくらデザインは二の次三の次とはいえ、これはないでしょう。購入意欲が一瞬で消えました。いや、ある程度のだささは覚悟してたんですが、覚悟の7倍くらいださかった。嗚呼。

おれって、「デザインなんてどうでもいいよ」と鷹揚な心構えのつもりだったんだけど、たんに鷹揚な心構えを装ってただけだったんだ、と自分の心の動きの浅さにも気づかされてしまいました。嗚呼。


■しょうがないので同業他社のM社の店舗におもむくと、おれが買おうとしてたD社の機種と同等の品は、一時製造中止中とのこと。うーむ。

これは「パソコンは、いま買うな。もうちょっと待て」という何者からかのメッセージなんでしょうか。


■クーポン券を全部捨てる勇気


家にあったドミノピザの1000円引きクーポン券(3枚)の期限が近づいてきたので、有効活用すべく二日連続ドミノピザを発注するという、かつてのフランスの王侯貴族でさえなしえなかった贅沢をしてみました。うん、王侯貴族というか、完全に資本主義社会の罠にはまってる庶民ですね。

そういえば、ピザを受け取るとき、配達の人から「今日は配達にお時間がかかりましたので……」と、新たに「500円引きクーポン券」をもらってしまったなあ。もらった以上は、使いたくなってしまうなあ。まさにクーポンスパイラル。

ちなみに、このクーポンとは別に、ドミノピザを頼むたびにデフォルトで15パーセント引きクーポンも付いてくるんですよね。

いったん、手持ちのクーポン券を全部捨てる勇気を発動させないと、いつまでもこのクーポンのドミノ倒し(ドミノピザだけにネ!)を断ち切れないような気がする。

クーポンのドミノ倒し(ドミノピザだけにネ!)。


──なにその大して面白くないことを2回繰り返すことでオンエアで使われようとする品川メソッド (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■明治座 十一月花形歌舞伎 夜の部 『天竺徳兵衛新噺』11/11


■この日曜日は、花形歌舞伎というか猿之助歌舞伎というか、を見に行って参りました。明治座夜の部の三階席。

ま、これは、猿之助ががんばるところを見られればそれでよい、という芝居だと思う。それ以上のものを求めるとバチが当たる。


■夜の部の芝居では、冒頭に最新の海外ニュースを織り込むところがあるんだけど、そこでおれは、オバマ再選後アメリカで株価が下がったことを知った。明治座の舞台の猿之助を通して聞く、ってのもけっこう贅沢なニュースの摂取方法だ。

あと、猿之助がソルマックのCMに出てるのも初めて知った。笑


■三階席だったので、宙乗りが見えた。あと、大ガマもよく見えた。あれはでかい。

立ち回りのシーンで、猿之助が演じるガマはなかなかかわいらしかった。


■幕間のイヤホンガイドで、右近が明治座の売店のアイス最中の宣伝を読まされてる様子が、なんとも健気だった。


■明治座は、終演後の客をはけさせる動線(っていうのかな)があんまりよくない。と一年半前も思った気がする。


■帰りに、家の近所のスーパーでブリの唐揚げなるものが売られてたので、ためしに買って食べたら、脂っこくて油っこくて食えたもんじゃなかった……。(´д`; )


■欲しかったなー、これ(その二)


http://totodo.jp/SHOP/B3-0237.html

あんまり状態が良いとは云えないのに12600円……。それでいてSOLD OUT。

ちなみにこの本は、平成二年(←という字面が、ものすごくバブリーな四字熟語に見えますね)の出版です。お金がある時代は、こういうお金のかかった装丁の本も出せたんですね。

拙僧がこの本を欲しがってるのも、この物語やこの装丁者が好きだからってだけでなく、かつての豊かな時代のニッポン国を懐かしがりたがってるから、なのかもしれません。


■たけし+石橋の新番組の視聴率が振るわない件


■昨日は早朝から、築地「井上」のラーメンを食べてきました。半蔵商店でございます。「お盆にこぼれるありき」のスープの量はいささか面くらいましたが、チャーシューがなかなか美味かった。


■さて、ツービートのフランス政府から勲章をもらった方と、とんねるずの大きい方が、先月から日曜夜八時にテレビ番組を新しくはじめたのですが、その視聴率が振るわないんだそうです。

かつて『元気が出るテレビ』(は、べつに好きじゃなかった。が、唯一好きだったのが、番組末期の'96年頃にやってた「なりきり尾崎豊」みたいなやつ。あれはYouTubeに誰か心ある人はアップしてほしい。そのためにコンピューターってのは発明されたわけだから)が放送されていた日曜八時枠に再びたけしを召還し、さらにダウンタウンの裏番組に石橋貴明を持ってくる、という、テレビ好きにはたまらない顔合わせですが、今の世の中そうそうテレビ好きの人ってのはいないのかもしれません。


■しかし、たけし+石橋で新番組というのもけっこう面白そうな試みではあるのですが、20世紀の終わり頃にやってた、「両雄並び立たず」とgoogle検索したら「もしかして:タケシムケン」と表示されてもおかしくない例の番組を思い出さずにはいられません。

や、たけし石橋の新番組は、おれは第一回を見ただけで、第二回は録画しただけで、第三回は録画すらしてないので、四の五の云う資格はないのですが。


■さて、なぜこの番組が(少なくともいまのところは)あまり好調でないのか考えたのですが。

ひょっとしたら、石橋は「日曜には見たくない顔」なのではないでしょうか。見たくないとは「嫌いだから顔を見たくない」という意味ではなく、「あんまり見たくはならない」という意味での見たくないです。伝わりますかね、これ。

たとえば、サザエさんを、日曜ならさておき、木曜とか金曜とかにあんまり見たくはならないですよね。そういう意味の「見たくない」です。


■というのも、石橋って決定的なまでに「火曜か水曜か木曜の顔」なんですね。

というのも、'90年代のとんねるずは「火曜・TBS→水曜・日テレ→木曜・フジ」というスケジュールで出演し、'00年代も石橋は木曜のTBSとフジに出てました。

つまり、われわれ人類の脳には、'90〜'00年代を通じて「石橋=火曜〜木曜の顔」という図式が刷り込まれてしまっている訳です。なので人類は、火曜か水曜か木曜には石橋を見たくなるけど、それ以外の曜日には石橋を見ようとはあんまり思わなくなるんですね。

そういえば石橋がMCだった『うたばん』は、一時期日曜日に放送してたのですが、すぐに別の曜日に移ってしまった、ということもありました。


■『タケシムケン』が上手くいかなかったのも、志村が日曜の顔じゃなかったから、かもしれません。志村はやはり土曜か月曜の顔(あと、ちょっぴり水曜)、であって、日曜じゃないんですよね。

これに対して、ビートたけしは「全曜日対応」といってもいい顔の広さ(って云えるのかな)です。


■なのでTBSは、たけし石橋の新番組を、「石橋のTBS曜日」である火曜か木曜に移せばちょっとは視聴率が伸ばせるんじゃないでしょうか。伸びなかったら、まあ、すいません。

あるいは、(曜日の話とは関係なくなりますが)おなじ日曜の遅い時間に移して、かつての『ドラキュラが狙ってる』みたいなトーク主体の番組にするとか。なんか好きだったなー、あれ。


■ちなみに、たけしの番組では'93年にやってた『ビートたけしのつくり方』というのが好きだったんだけど、この番組を覚えてる人がおれの周囲にほとんどいません。セットとかテロップの出し方とかカメラのアングルとかに独特の何かがあったよね、あの番組。


■十月のカブキ状況


■今年九月は熱を入れてカブキを見てたように思います。その“熱”とやらと観劇回数は必ずしもダイレクトに比例するものではありませんが、昼の部4回、夜の部1回でした。まあ『寺子屋』なんですけどね。寺子屋というか、むしろ涎くりなんですけどね。

もう「半蔵×涎くり」というカップリングの薄い本(A5、オフセット、32p、表紙4c/PP加工、本文1c)が作られ、「とらのあな」で売られてもおかしくないくらいの勢いですよ。いや、売られてたらおかしいだろ。


■それに比べて十月は、さっと茹でた鶏のササミのようにさらっとしたものです。ポン酢だけで十分いただけそうです。新橋演舞場が昼夜ともに巡業のようなボリュームだったし(20分弱の踊り、くらいつけてくれてもよかったのでは)、国立劇場もやや地味な復活公演(地味が悪いわけじゃないですが)、と淡白なものでした。


■新橋演舞場は、昼夜とも『勧進帳』をやってて、富樫と弁慶を團十郎と幸四郎が交代で演じる、という趣向でしたが、どっちかというと團十郎の弁慶が好きかなあ。なんとなく。


■国立劇場では、一心太助か塩原多助のどっちかを見ましたが、うーん、ストーリーの存在が強固なのか、役者がそれをなぞるだけになってた感がある。なんというか、上演時間と同じ時間をかけてダイジェストを見せられたような。

まー、ハッピーエンドだし、お馬さんのロボットも良くできてるし、いいんでないの。


■それと、十月の歌舞伎ニュースといえば、染五郎の退院会見ですかね、やはり。

あ、あと、獅童のカップラーメンですね。


■さて今月の明治座の花形歌舞伎ですが、無事に昼夜とも三等A席の切符が買えました。よかったよかった。


■例の、外資系ホテル朝食ビュッフェアレルギーについて


■外資系ホテルの朝食ビュッフェを食べるとアレルギー反応が起こる、という妙な体質になってから一年半くらい経ちます。うそつけ、と云われるかもしれませんが、いや、ほんっとすよ先輩!! 自分、外資系ホテルの朝食ビュッフェを食べるとアレルギー反応が起きるんですよ! 去年4月に日本橋Mホテル、去年8月に恵比寿Wホテル、今年の春は六本木Gホテル、で朝食ビュッフェを食べた後、くしゃみ、鼻水、全身のかゆみ、などジャンルにとらわれない(CDの帯コピーやフライヤーに使われがちな表現)症状が出たんですね。しかも、恵比寿Wホテルの時は直後に病院で点滴を打たれるほどのひどい症状で、朝食代と診察代で一万円を超えた、これまでの人生で一番高くついた朝食となってしまいました。

「外資系ホテル朝食ビュッフェアレルギー」なんて聞いたことがないのですが、でも、実際そうなのです。ちなみに、なんでわざわざ“外資系”と記しているのかというと、なぜか東急系列のビジネスホテルの朝食ビュッフェでは発症しないんですね。


■が、今日はあえて再び恵比寿Wホテルに出向き朝食ビュッフェを食べてきました。

というのも、今日は「アレルギー反応は起こらないだろう」という勝算があったのですね。

というのも、どうも、朝食ビュッフェの「果物の生ジュース」がおれのアレルギーの原因であることがなんとなく気がしたんですね。

というのも、アレルギー反応が出なかった上述の東急系列の朝食ビュッフェは、生ジュースを置いてないんですね。


■で、恵比寿Wホテルで、ごはん(feat.日本各地の野菜の漬け物)、西洋の変なチーズ、ソーセージ、七面鳥、豆乳がけコーンフレーク、ハチミツもメープルシロップも両方かけたホットケーキ、デニッシュ、などをパクパクムシャムシャと食べました。それ以外のものも食べました。果物の生ジュースだけはガマンしました。

その結果。

アレルギー反応は起きませんでした。セーフ!

うん、生ジュースがどうも良くないようだ、おれの場合。


■ちなみに、ふだんの生活では生ジュース飲んでもぜんぜん何ともありません。「ビュッフェで満腹になってるとき」というタイミングの生ジュースが、おれの体に良くないのでしょう。

ということで、これからは外資系ホテルの朝食ビュッフェに行っても、生ジュースは避けるようにすれば、いろいろと食べても平気と云うことがわかりました。だから、やってみなくちゃわからない、大科学実験で。


■そういえば、ブログには書いてなかったけど、今年の八月、カツ丼&もりそばセットを食べた後に桃ネクター飲んだら軽めのアレルギー反応が発症したなあ。これもやっぱり、「満腹に桃ネクター」って組み合わせが体に良くなかったのかもしれない(生ジュースではないけどね)。

あ、でもあれだなあ、今日はバナナのスムージーは飲んだなあ。バナナは大丈夫なのか。それともスムージーだと大丈夫なのか。

うーん、まだよく分かりません……。


■間違っちゃいました


先週のこのエントリですが、ザ・マンザイでHi-Hiが優勝したように書いてますね。 (ノ∀`)アイター

もちろん、ザ・マンザイで優勝したのはパンクブーブーです。Hi-Hiではありません。

ザ・マンザイ以後の伸び方の勢いはあきらかにHi-Hiのほうが断然上とはいえ(それまではあまりテレビ出てなかったからね)、間違いは間違いです。訂正いたします。

ネットでお笑いを熱く語るって、ただでさえあれなんだから、こんな間違いをやっちゃいけないよね…。( ´・ω・)ゞ


■朝マックのホットケーキをさらに美味しく食べるライフハック(その二)/村上春樹のあれはコーラをかけたときがピーク


■先日、「マクドナルドのホットケーキに、(コーヒー用の)砂糖をかけるとおいしい」という、とてもためになるライフハックを世界中に向けて発信しましたが、その後、

「ホットケーキとホットレモンティーを発注し、ホットティー用のレモン汁と砂糖をホットケーキにかけるとおいしい」

ということも発見しました。シロップ、バター、レモン汁、砂糖の四者がひとつになりまして美味いです。

なお、砂糖をかけるときはドサッとかけるのではなく、あせらず少しずつサラサラと、ホットケーキの表面に渦を巻くようにかけます。上手くいったときは、マクドナルドのホットケーキが、ちょっと上等な菓子に見えてきます。


■で、昨日は、村上春樹の小説に出てくる例の「ホットケーキのコーラがけ」というのを久しぶりにやってみました。

朝のマクドナルドでホットケーキを購入、そして近所の店でペプシコーラと、あとこれは小説には出てきませんがバニラ味のアイスクリームを買って自室に持ち帰り、皿にホットケーキをのせ、シロップをかけ、バターをのせ、アイスクリームをのせ、そして青い缶に入った合衆国の商業的な飲み物をシュワシュワと注ぎます。

うむ。頽廃的な味がして、なかなかよろしい。

ですが正直、コーラをかけたときがピークである感は否めません。ホットケーキにコーラをかける、という反社会的・非道徳的な行為(そこまでのもんじゃないですが。笑)がけっきょく楽しいわけであって、この食べ方が一般的になったとしたら、あんまり美味しく感じられなくなるのだろう、と予想されます。

あと、上述のように味は悪くないのですが、コーラを吸ってビチャビチャになったホットケーキ、というのはあまり見た目うるわしいものではなく、かつそこにアイスクリームやバターがなだれこんでくるので、食べすすむうちに皿の中は実に'50年代の米国製パニック映画的な様相を呈します、って回りくどい比喩を使わなくてもいいか、まあたいへんなことになります。

なので、改まった席で食べるのは控えた方が良いでしょう。あと、小さなお子様にはお勧めしません。幼児が幼児的退行してどうする。


■とかそういうことを書いてる人が作った電子音楽gocoup「第二次大戦以降、王室の数が減った。」を配信しております。この季節の朝にぴったりです。


■数年ぶりに


そういえば先日、数年ぶりに

英字新聞柄のシャツ

を着た男を電車で見かけた。男はハタチくらいでした。


■芸人は見た目が9割。というのはもちろん云い過ぎですが、


■芸人は見た目が9割。というのはもちろん云い過ぎですが、芸人さんを見てて「この人ら、見た目で損してる(してた)んじゃないかなー」って思うことがあるんですよ。

見た目といっても、ハンサムとかそういうことじゃなくて、まっとうな格好をしてるかどうかってことです。


■たとえばサンドウィッチマン。あのチンピラっぽい人がまっとうな格好をしてたら、もっと早くに売れてたような気がする。

Hi-Hi(旧・ハミング)も、スキンヘッドの人があの「黒地に赤い花柄」という、どぎついにもほどがあるシャツを着るのをやめてなかったら、ひょっとしたら売れてなかったかもしれない。ザ・マンザイでの優勝もなかったかもしれない。(※10/31追記。すいません。ザ・マンザイで優勝したのはパンクブーブーでした。忘れてました。)

流れ星も、あの変な猫のシャツを着てなかったら、今頃はもうちょっと売れてたかもしれない。

エルシャラカーニも、あの赤いタンクトップをやめたら売れるかもしれない(そもそも「変な格好をしてる人が変なことを云う」というのはあまりにも構図が透けてしまうので、せっかくの漫才の面白さをいささか損ねると思う。ちょっと好きなんですけどね、エルシャラカーニ)。


■おまえの主観で憶測ばっか書いてんじゃねーよ、とおっしゃるお侍さんもいらっしゃるかもしれませんが、ここはおれのブログですし、そもそも変な服装の人を積極的に応援する理由はあんまりないよね(ネタ中の衣装など、なんらかの必然性がある場合はさておき)。むしろ、応援したくなる優先順位は下がるよね。これ、わりと素直な判断だと思うんだけど。


■7年くらい前、一時期のシモダカゲキをさらに悪化させたような変な服装でいつも舞台に立つ芸人さんがいて、その人曰く、「変わった服装をしたほうが、みんなに覚えてもらいやすいから」とのことだったが、その人はコンビからトリオを経てピンになり、芸人を辞めてしまった。


* * *


■と、ここまで書いたところで、先週見た某お笑いライブに出てたN山K太のことを思い出した。

この日のN山K太は、髪を派手に染め、派手なスカーフを巻き、なんというか、全体的に傷んだTMレボリューションみたいな格好だった。

しかも、おれの見間違えでなければ、両手の爪に白いマニキュアを塗っていた。

ハタから見てても「迷ってるな〜〜〜、この人」(;´д`)という感じがあからさまに見て取れた。

で、肝心のネタは、正統派スタイルの漫談だったのですが、やりたいことは分からなくもないですが「ド派手な格好と正統派漫談とのギャップ」という構図が鼻につくし、肝心の漫談も冴えない言葉遊びばっかりであんまり面白くなく、自分の作った世界に終始自己完結してた、って感じでした。

ちなみに、来月をもって改名して、芸人からタレントに転身する、と語っていました。ふむ。

あ、いま検索したらこんな記事が


■耳が痛い話


■何度か書いてることなのですが、おれの右耳には普通の人類にはない規格外の小さな穴が開いておりまして。

で、この穴から雑菌が入るなどして、腫れて痛くなることがたまにあるんですね。

で、いま三年ぶりに腫れてます。三年ぶりに痛いです。


■ええ、火曜日から腫れはじめて、木曜金曜が痛さのピークだったので、セデスを飲んで痛みを抑えて、土曜の朝に病院に行きました。

愛想に妙なムラがある(表情筋も言葉づかいも、愛想のある瞬間と無い瞬間の落差が激しく、わずか10秒の間にも愛想レベルがころころ変わる。周囲のヒトは大変だろうな)先生に診てもらって、薬の処方箋をもらいました。診察料1010円。

「この穴は手術でふさぐこともできる」っては云われたんだけど、正直、数年に一度のことだし、手術までしなくてもいいかなあとは思います。

で、近くの調剤薬局で薬をもらいました。840円。


■で、この薬に限らず、薬を飲んだときはどうも体調が悪いような気がしてくるので(逆プラシーボ?←こんな言葉があるかどうかは知りませんが)、いま、体調が悪い感じがします。


■さて、耳と云えばイヤホンですが(強引な展開)、イヤホンを新しく買い換えました

めちゃめちゃパッケージが開けづらかったです。めちゃめちゃパッケージが開けづらいイヤホンをお探しの方におすすめします。本当に開けづらいです。


■鋤田正義とイエロー・マジック・オーケストラ、銀座の美味しくないとんかつ、ナショナル麻布が新しくならなければ良かったのに


■先日(けっこう前ですが)、東京都写真美術館にて行われていた鋤田正義の写真展に行ってきました。

YMO、というよりもイエロ−・マジック・オーケストラという表記が似合う『ソリッド・ステイト・サバイバー』のジャケ写が1m×1mくらいの大きさでドンと展示されてたのが良かったです。LPサイズで見るよりもさらに緊張感のようなものが伝わってきます(しかし、いまや音楽作品のジャケットは12cm×12cmのCDサイズどころか、PCやiPhoneの片隅に表示されるだけの図柄、になりつつありますね)。

イエロー・マジック・オーケストラの写真は他にも、旧式で巨大なシンセサイザー(たぶんムーグIIIc)の前でお面をかぶってコードをくわえてる三人の最初期のショットがありました。最初期のYMOの写真って、「細野リーダーと、それにお供する二人」みたいな関係性がちょっと見て取れるよね。思い込みか。

あと、『直方』と題されたモノクロの犬の写真が良かったんだけど、この写真は図録にはすごく小さくしか載ってませんでした。もったいない。


■先日(けっこう前ですが)、この店のとんかつが食べたくなったので、銀座に行ってきました。

この店は一年半くらい前に一回だけ行ったことがあるのですが、今回食べてみると、んー…………………あんまり美味しくない。いや、まずくはないんです。

まずくはないんだけど、正直「大戸屋」「やよい軒」みたいな定食屋チェーン店レベルのとんかつで、1680円は高い。

肉がそんなに良い肉でないのか、繊維が、なんというか、こう、噛んでて楽しくない。この値段でこの質はなー。

しかも、ご飯のおかわりが有料。この価格帯のとんかつ定食でご飯おかわり有料ってのは、立派な暴力だっつーの。

西暦14800年くらいまでこの店を再訪することはないでしょう。

前いった時はもっと美味しかった気がするんだけどね。気のせいだったようです。


■先日(けっこう前ですが)、新しくなったナショナル麻布に初めて行ってきました。ナショナル麻布がない、という過酷な環境に、人類はついに耐え抜いたのです。めでたい(ま、ごく小さな仮店舗はあったんだけどね)。

一年ほどを経て改築されたナショナル麻布は小ぎれいになってましたが、個人的には、以前のくたびれたコンクリートのナショナル麻布が好きでした。「だから、建物がくたびれてきたから建て替えたんだろ?」とおっしゃるお侍さんも多いと思いますが、“くたびれた感”をキープしたまま建て替えることってできないんですかね。

正直、新しくなったナショナル麻布は、成城石井とか、もっと云うならクイーンズ伊勢丹とかとそんな変わらない、普通の「輸入食品多めのスーパー」になっちゃったような気がしました。なんだったら、まだKALDIのほうがフンイキあります。日比谷線に乗ってまでナショナル麻布に来る「都内おのぼりさん」は(同店の客の少なからぬ割合を占めてるように思うのですが)、わざわざ広尾まで足を運ぶ理由が半減したんじゃないでしょうか。

ま、土曜の夕方の店内は盛況でしたし、異人さんも多かったですけどね。


■バンダナあるある


ペイズリー柄のバンダナが道に落ちてるのを年に2回くらい見るよね。

──「あるある」なのか? それは…  (゜д゜) (゜д゜) (゜д゜)


■魚肉ソーセージ、秋山


■「人造バター」が「マーガリン」になったように、「魚肉ソーセージ」も、さらっと一語で言い換えられないだろうか。


■ロバートの秋山が、コント中に「あからさまに変なヒト設定」で出てくるのが気になる。

変なヒトが変なことをするのは当たり前で意外性がないし、「この変なヒトの行動で笑ってくださいね」という記号が露骨だし……ぶつぶつ。


第二次大戦以降、王室の数が減った。配信しておりますよ。


■gocoup「第二次大戦以降、王室の数が減った。」配信開始


第二次大戦以降、王室の数が減った。


東京の電子音楽レーベルgocoupは、本日十月十日に、第十作品となる「第二次大戦以降、王室の数が減った。」の配信を開始いたしました。十分間の<非ミニマル>なドローンです。



ジャケット


タイトル:第二次大戦以降、王室の数が減った。
ユニット名:gocoup(ゴクウ)
レーベル:gocoup(ゴクウ)
フォーマット:ファイル(wav/mp3)
規格番号:gocoup.00
発売日:2012/10/10


とあるピアノ曲を加工し倒して作った素材に、なんかいろいろ足して作りました。秋が深まる季節にぴったりのドローンだと思いますよ。次々と風景が移り変わっていく感じが出せてるんじゃないかな。と自分では思ってるんだけど。


■資本主義国にお住まいの方も、社会主義国にお住まいの方も、無料でお聴きになれます。音源のダウンロード(wav/mp3)もできるようにしますので、もう少々お待ちください。


■この曲が気に入りましたら(気に入らなくとも)、アマゾンでgocoupのCDを買ってくださるとうれしいですー。amazon.co.jpでgocoupと検索するといろいろ出てくると思いますので、ひとつ。来月の明治座の夜の部、安い席を買い逃したので高い席になりそうなのです…。


■朝マックのホットケーキをさらに美味しく食べるライフハック


■朝のマクドナルドで、ホットケーキとコーヒーを発注するわけです。

で、ホットケーキにシロップをかけて、バターをのせて、そして、コーヒーに付いてくるスティック状の砂糖、それをもホットケーキにさらさらとかけてしまうのです。

そしたら、ヂャリヂャリとした食感のホットケーキになります。シロップとバターだけで食べるよりも、味にも変化が付いて、よいです。

国民の皆さんもマネしていいですよ。


■って、おれが書いたところで誰もマネしないと思うのですが、テレビでたとえば千原ジュニアが

「マクドナルドのホットケーキあるやないですか。普通まあシロップ、バーッかけて、なんやったらバターも乗っけますよね。ほんで、『いただきます』と。いやいやいや、ちょっと待ってください。コーヒーに付いてるスティック状の砂糖かけてください。そっしったっら、一口噛むごとにヂャリッヂャリしてうまいねんて! もう、美味〜(笑)」

とかしゃべったらみんなマネすると思う。

関西弁はイメージです。文体模写も完璧なものだとは思っておりません。アラ探ししようとせず、エントリの趣旨を汲んでください。

──なにその言い訳がましい感じ。(゚д゚ )(゚д゚ )(゚д゚ )


■他人のそら似/リンゴ印


■二つの国と一つの街と人が交差する喜び悲しみとか半蔵商店です。

ていどひくいハロウィンの飾り付けをフレッシュネスバーガーで見かける季節となりましたが(本部から命令されてるんだろうなー。かわいそう)、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

拙僧はといえば、昨日、某所で「青い帽子をかぶった“バイきんぐ”のスキンヘッドの方によく似てる人」とすれ違いました。かなり似てました。他人のそら似ってあるもんですね。

──と思ってたのですが、昨日TBSで放送されたバイきんぐの特番をみたところ、スキンヘッドの方が、まさにその青い帽子をかぶってる姿が映ってました。よく似てるとかじゃなくて、どうも本人だったようです。


■ところで昨日は、例のリンゴ印のコンピュータの人の一周忌だったようで、深夜にその人のドキュメンタリー番組(再放送)をやってました。

人々に広くあまねくコンピュータを行き渡らせるのがこれまでの時代の英雄の仕事だったとしたら、人々をコンピュータから解放してあげるのがこれからの時代の英雄の仕事かもしれない。と、その番組を見ててなんとなく思いました(リンゴ印の人とは直接関係ない話だけどね)。

あー、あと、リンゴ印の人に「砂糖水を売って一生を終えるつもりですか?」とか云われてたペプシコの人の写真もテレビに映ってたのですが、その写真の中のマウンテンデューの瓶のロゴ(←ATOKに「“の”が多すぎる」と警告されました)が'80年代っぽくてよかったです。


■わからない


■225MBのファイルを他人様に送るためけっこうな時間をかけてfirestorageにアップしたはいいがアップロード先のURLをメモするのを忘れたままうっかりブラウザ右上の検索窓で何らかの単語を検索してしまいブラウザが別のサイトを表示してしまったためにまた一からアップし直すハメになりました。半蔵商店でございます。

本日はそういうファッキングなこともあったのですが、明治座十一月ララララ歌舞伎の三階正面の切符が手に入ったので、良しとします。宙乗りのない昼の部だけどね。


■さて、帰省から一ヶ月もたつのに沖縄でのことをほとんど書いてないですね。九月は涎くり種之助のことしか書いてなかった気がする。笑

というわけで、沖縄市で撮った写真シリーズ。看板の閉店時間に注目。

わからない

↑あれ、この写真、なんか以前にも載せたことがあるような気が急にしてきた。たまにそういう気分になる。まあいいや。もし前に載せたことがあったとしても、再放送のようなものだと思ってください。


■で、この看板の近くには、「日曜日は休みたい」とシャッターに書いてある八百屋があるのですが(このことはたしか以前書いたはず)、その八百屋シャッターとこの看板には似てる匂いを感じます。もしかして同じ人が関わってるんだろうか。


■スギちゃんはR-1優勝を目指さなくていいと思う


■先週木曜日のアメトークで、スギちゃんがどうやれば芸能界に生き残れるのかを先輩芸人(というか、先に売れた芸人たち)がアドバイスする、という企画をやっておりました。その中でスギちゃんが、

「R-1グランプリ優勝を目指してがんばりたい」

みたいなことを云ってたのですね(録画を見返しながら書いてるわけじゃないので、正確な引用ではないですが、だいたいこのような趣旨だったはずです)。


■でも、R-1グランプリ自体、年々ありがた味も存在感も低下しているし、そもそも現状のR-1って、

「キャリアと年齢の割には伸び悩んでるピン芸人」と「舞台上で悪ふざけをすることでストレス解消しようとしている漫才コンビの片割れ」の大会

でしかないでしょう。こんな大会での優勝を目指すことに、はたして意味があるのかどうか。

だいたい、ここ数年のR-1優勝者のその後をみてると、R-1優勝の肩書きなんて、むしろ芸人キャリアにトドメを刺す、とは云わないまでも、「もうこれ以上の伸びしろはないです」というラベルとしか機能してないような気がします(ただしコンビ/グループでやってる芸人を除く。しかし、なだぎってさあ、前も書いたけどディラン以外ぜんぜん面白くないよね。しかもそのディランも友近キャサリンがいないとあんまし面白くない)。


■これはライブで本人が云ってたのですが、N山K太なんて仮にも優勝者なのに、東京進出してから仕事が激減して、いま変なバーでアルバイトしててハタチそこそこの先輩店員にこき使われてる日々らしいですからね。先日の『負け犬勝ち犬』(って書かれてもピンと来ないよね。今田東野がテレ東でやってる深夜番組)でも、荒れてる近況が放送されてましたが。


■ついでに書くと、今年のR-1も「スギちゃんがR-1でブレイクした」というよりは、むしろ「スギちゃんの売れていく勢いにR-1があやかって、かろうじてコンテストとしての体面を保った」というほうが適切だと思う。


■ということで、スギちゃんはR-1優勝を目指してはいけません。うっかり優勝なんかすると、あとあと大変です。

#別にスギちゃんファンではないですけどね、おれは。
# もちろん嫌いでもないですが。

## あと、R-1グランプリはいっそ関西ローカル番組にしたらどうでしょう。
## 関西以外に住むお笑いファンが、「なんか関西ではR-1っていうすごいのやってるらしいぜ」
## と勝手に過大評価/神格化して、コンテストにハクを付けてくれそうな気がします。


■涎くり4度目、助六のコント、巡業西コースなど、土日のカブキ状況


■さて、9/22(土)は、今月4度目の涎くり種之助を見てきました。いいじゃねえか。おれの稼ぎで涎くりを見てきて何が悪い。白状すると、涎くりの舞台写真も買いました。いいじゃねえか。おれの稼ぎで以下略。ともあれ、「寺入り」の場面は次いつ見られるかわかんないですからね。

このブログには涎くりのことばかり書きましたが、芝居全体のことについて書くと、良い芝居でしたが全体的な完成度は'11年9月演舞場の寺子屋に一歩譲るかな、という感じです。

梅玉の源蔵はひとり、なんというかテレビっぽいというか映画っぽい演技に感じられ、またそれが理由で舞台上の他の役者と上手くなじんでなかったように思へました。まあ山家育ちの小坊主が申し上げることですから、お気になさらずに。


■この芝居はいつも、無意識のうちに武部源蔵に焦点を当てて見ていたような気がしたので、今回は松王丸の心の動きにフォーカスを当てて見てみました。

「笑いましたか」と、ほとんど素の状態のような声を出すところに、小さな男の子を想う父親、であるところの松王丸の気持ちがいちばん表れてますよね。


■来年の秀山祭こそは、染五郎の松王丸、吉右衛門の源蔵、拙僧の涎くり、という顔合わせの『寺子屋』が実現するとよいなあ、と思っております。


■で、この日は演舞場で昼の部を見たあと、とあるお笑いのライブに行ってきました。そこで、とあるコンビが、

「もしも歌舞伎の助六がコンビニ強盗だったら」

というものすごい設定のコントをやってました。店員を脅した助六はレジの現金だけでなく歌舞伎揚げまでカバンに詰め、飛び六方でコンビニから逃げようとするのですが、店員が助六の背後からカラーボールを投げつけようとします。が、それはカラーボールではなく実は『蜘蛛の拍子舞』の蜘蛛の糸(=紙テープ)、という謎の展開。

最後は、店員役がレジを持ち上げるとレジの下からはなぜかツケ板が出て来て、店員がツケを打ちながら助六が「コンビニ強盗に、ご注意!」とか何とか云って見得をして、店員が助六に「中村屋!」と声をかけて終わる、という、謎の終わり方。

いやー、すごいもん見た。


■で、翌日9/23(日)は埼玉県川口市で西コースの巡業。

最初に市川猿弥(45)による歌舞伎ガイダンスがありました。猿弥(45)が素でしゃべる所を初めて見たのですが、ああいう体型でああいう顔のヒトってああいう話し方するよね、というこちらの予想を裏切らない質感のしゃべりで、面白かったです。ちなみに猿弥(45)の好きな食べ物はグラタン、嫌いな食べ物はかぼちゃ、だそうです。ひとつ賢くなれました。そうか、あの体はグラタンでできてるのだなあ。

で、『熊谷陣屋』がありまして、最後に『女伊達』。

『寺子屋』の翌日に『熊谷陣屋』を見ると、なんだか歌舞伎座さよなら公演の四月を思い出します。

『女伊達』ですが、こういう、吉原を舞台にした踊りは日本酒飲みながら見たいなー。でも巡業の会場はホール内での飲食ができないので残念。


■と、この土日のカブキ状況はだいたいこんな感じでした。


■gocoupの新しいのは10月10日に


ただいまgocoupの新しいのを作っております。10分くらいのドローンものです。

wavとmp3のファイル配信です。価格は210円(税込)です。と思いきや無料です。コンテンツにお金を支払う快感、を提供できなくてすいません。でも、これとは別に作ってるCD(フィリップスとソニーが共同開発した、夢のデジタルレコード)は十一月に完成予定でして、こちらはコンテンツにお金を支払う快感を存分に味わっていただけるよう、有料といたします。どうぞよろしくお願いします。



今日、電車の女性誌の中吊り広告で、

香川照之「歌舞伎やめたい」

みたいな見出しがあったので、そのあと本屋で立ち読みしてきました。まあいろいろあるよね(←まとめ方が雑)。


■キングオブコント2012について熱く語る人みたくなってすいません


■この夏は、グリーンダカラを30リットルほど消費しております。半蔵商店にてございます。

30リットル、というと庭先にタライを出してきて、ふんどし一つになってグリーンダカラで行水をしてるようなイメージですが、そうではなく普通に飲んでます。冷やさず常温で飲むのが好きです。冷やしたのをガヴガヴ飲むと体がだるくなるんですよねー。

ちなみにピルクルのほうも、この夏は20リットル近く飲んでると思います。


■さて、土曜夜から日曜朝にかけて、録画した『キングオブコント2012』を見ておりました。幸い、ジャルジャルも2700も出てないことですし。

'00年代のお笑いブーム(前半と後半に分けられると思いますが、'00年代前半ブームはさらに二つに分けられそうな気がします。オンバト時代と笑いの金メダル時代、のように。分けたからどうしたって話ですけど。唐突に話が変わりますが、スギちゃんて、最先端の'10年代芸人というよりは「遅れてきた'00年代ピン芸人」って感じですね。スギちゃんを見てると、「'00年代お笑い的な何か」を見たいというある種の回顧欲求を満たすことができます。カッコの中が長くてすいません)が'10年に終焉し、「お笑い冬の時代」と形容しても差し支えないこのご時世に、こういう大々的なコンテストをやってくれる番組は貴重です。キングオブコントのよいところは、かつてのM-1に見られた「芸人がアスリートのようにリアルに競ってる感覚」があるところで、これはR-1やザマンザイに欠けてる要素です。がんばれFNS系列。


■で、ファイナリスト8組のネタですが、今回はおおむね素直に楽しめました。抜きん出てたのがなんといっても「バイきんぐ」の一本目で、もう、これは設定だけですでに笑えました。ボケのほうの、間違った帰属意識(っていうのかなこれは)の持ち方が面白い。銀シャリは好きじゃないんだけど、一本目のネタよかったです。あと他のコンビにも好きなネタいくつかあったんですがいちいち挙げてくと長くなるので割愛。

「イタトン!」はさ、男子中学生が教室の後ろで騒いでるだけのレベルじゃん。ああいうのを「コント」と呼ぶ自由がこの国の憲法で保障されていることが良いことなのか悪いことなのかは分かりませんが、あんなのを面白いと思ってるようなやつとは絶対にいっしょにフレッシュネスバーガーに行きたくないってのは少なくとも確かです。おごりでも行きたくない。


■冬の時代とはいえお笑い界ももちろん刻々と変わっているようで、まだまだ若いほうの部類であるはずの“しずる”に「'00年代臭」が漂ってくるようになりました(同じにおいを“はんにゃ”にも最近感じます)。先ほどスギちゃんの持つ「'00年代性」について長いカッコの中で申し上げましたが、スギちゃんは「回顧したくなる'00s前半テイスト」であるのに対し、しずるの場合は「同時代性を喪失したが故の'00s後半テイスト」なんですね。おれにしか通じない区分だけどさ。しかし、しずるの二本目は……∞ホールでの捨てネタかなんかだろうか。


■あと、やはり気になったのが芸人が芸人を評価する、という番組のシステムで。実作者がすぐれた批評家じゃなきゃいけない、ということもないし、批評家がすぐれた実作者じゃないといけないということもないと思いますが、どうなんだろうね、そこんところ。まあ、これは今に始まったシステムでもないですけども。

しかし、お茶の間レベルではまだまだメジャーとは云えない芸人を集めて(普段お笑いを見ない人でも知ってるようなメジャーどころは、しずると、せいぜい銀シャリくらいではないかと思う。かくいうおれも正直8組中3組しか知りませんでした)、ゴールデンタイムで三時間の生放送を成立させる、ということはけっこう思い切ったことだったんじゃないでしょうか。このメンツでの決勝戦にゴーサインを出した人は偉い。


■個人的に思い入れがあったのは、鈴木ちるど脱退に伴う宣材写真の撮り直しとブログデザインの変更を乗り越えてこのたび決勝進出を果たした「夜ふかしの会」で、おれは単独ライブに2度行ったことがあるのですが(ちなみにラックチャックの単独ライブにも行ってるのですが笑)、あの面々のコントを新宿モリエールでなく、ゴールデンタイムのTBSの番組で見るのも不思議な感じがしました。

ダウンタウンに挟まれた5人のテレビ慣れしてない感じが初々しくて面白かったです。あと、ダウンタウンもテレビ慣れしてない5人に絡みづらそうにしてたのも面白かったです。


■長々と書きましたが、要するにおれが云いたいのは、「夜ふかしの会」がナベプロに所属することが決まったように、「ジンカーズ」も人力舎かASH&Dにスカウトされればいいのに、ってことです。ジンカーズ、今回はラバーガールの近くにちらちら映ってましたね。

あと、鬼頭がR-1決勝に出たように、大重もR-1決勝に出ればいいなと思いました。以上です。すいません、ネットでお笑いを熱く語る人みたくなっちゃって。

#前も書いたと思いますが、'04年ごろ竹下通りで大重氏が手売りしてたお笑いライブのチケットを買ったことがあります。
# '00年代の思い出。


■涎くりと、涎くり以外について、もう少々


■天秤棒、天秤棒、天秤棒はどこにもござりま、半蔵商店でございます。

涎くりのことばかり書いてますが、もうちょっとだけ。


■おれはなぜ涎くりが好きなのかなー、と考えてみたところ。

基本的に『寺子屋』って悲劇じゃないですか。で、涎くりはその悲劇性とは無縁な(それゆえ悲劇を引き立てるのですが)道化的な存在じゃないですか。

この芝居の涎くりのように、悲劇的なことや辛いこと、シリアスなこと、ひいては(ちょっと拡大解釈になりますが)人生の諸問題から距離を置いてても許される立場、というものにおれはあこがれていて、それで涎くりというキャラクターが好きになってるのではないだろうか、という考えが浮かびました。

うーむ、なんだか逃避的というか退行的というか幼児的というか、そんな後ろ向きな感じですなあ。ごめん、やっぱりこの段落ナシで。


■でもまあ、そういうのを抜きにしても、終始落ち着かない演技をしている涎くりを客席から見てるのは、楽しいものです。


■ところで、涎くりが書いた「へのへのもへじ」って、舞台写真みたいにロビーで売らないんですかね? 毎日一名限定(抽選)で。千円は出せないが、八百円なら買ってもいい。


■涎くり以外に二つ。

一。今月の筋書のインタビュー頁の松緑の写真……。この人、前からこんな感じでしたっけ? 「音ゲーがやたら上手い、脱オタ2年目の男」に見えるんですけど…。

二。「めでたい焼き」の包装紙は、意外にカサカサと大きい音がするので、上演中にめでたい焼きを食べるのは控えたほうがよいでしょう。


■秀山祭九月涎くり 新橋演舞場 9/15+16


■いーちーにーちーにー、いーちーじーまーなー(中略)蔵商店でございます。

この土日は両日とも、新橋演舞場で秀山祭九月大歌舞伎の昼の部を見に行ってました。というか『寺子屋』を見に行ってました。というか涎くり与太郎(今月は種之助)を見に行ってました。いけませんか。

以前も書きましたが、今月の『寺子屋』は、涎くりファン垂涎の「寺入り」の場面をやるのですね。涎くりの出番が多いわけです。今月の筋書の上演記録ページを見る限り、寺入りの場面は平成17年4月の松竹座以来、トーキョーに限っていうと平成14年2月の歌舞伎座以来のようです。今回見逃すと、次はまたいつになるか分かりません(とか云って、半年後とかに上演されたりするかもしれませんが)。涎くりファンの方は、クラフトワーク『エレクトリック・カフェ』のスペイン盤(初回プレス)を売り払ってでも劇場へ足を運ぶことをおすすめします。


■さて、涎くり第一の見せ場と云えば、「へのへのもへじ」を書いて周囲の子供に見せびらかすところですが(そして冷たい視線を浴びせられるのですが。笑)、へのへのもへじを書く直前、一瞬なにやらひらめいた表情をするのですね。この表情は涎くりファンなら見逃せないポイントなのですが、'10年4月歌舞伎座の涎くり高麗蔵(※おれが初めて見た『寺子屋』なので、どうしても高麗蔵の涎くりが感覚のスタンダードになってしまう傾向があります)は涎くりなりにキリッとした表情を見せた(そう記憶してますが、記憶違いだったらすいません)のに対し、今月の種之助はもっとノウテンキというか、おかしみのある表情をしていました。


■お仕置きとして机に立たされるシーンでは、涎くりは線香と茶碗を持たされているのですが、線香がしだいに短くなるんですね。線香は実際に燃えてるわけでもなさそうだし、どうやって短くしてるんだろう。ときおり、茶碗に線香の灰を落とすしぐさをするのですが、そこにヒントがありそうな気がします。

お仕置きが不服なのか、頬を軽くふくらませて息を吐く、という表情を何回か見せるとこがよいです。



■下男とふざけるシーンでは、とつぜん女形風の演技を始める涎くりが見られます。ひょっとすると、この場面、役者の女形としての素質が問われるのかもしれません(言い過ぎか。笑。でも、基礎ができていないと、パロディやカリカチュアライズはできないよね)。シナを作ってなよなよする涎くりが楽しいシーンなんですが、ここ、猿弥('10年5月演舞場涎くり)でも見たい。笑


■やたら周りをキョロキョロしたり、教科書を無意味にパタパタさせたり、かすめ取ったお菓子を美味しそうに食べたり(ほんと美味しそうに食べる。笑)、と本当に落ち着きのない涎くりも、源蔵が戻ってきてからはそれなりに真面目になるところもおかしい。

菅秀才はもっと真面目で、他の子供が手を休めてるときも黙々と筆を動かしてます。


■「遊ぼう遊ぼう」とみんなで遊びに行くシーンで、一番小さい子役の机を運んであげるというのも涎くりの大事な仕事です(って昔からそうなのかどうか分かんないけど)。ここも見逃したくないとこですね。

いつだったか、誰にも(涎くりにも、年上の子役にも)机を運んでもらえず、自力で机を何とかしている小っちゃい子役を見たことがあります。大変そうでした。藝の道は厳しい。(´;ω;`)


■シャンシャンシャンとホウキを振り回しながら涎くりが出てくるシーンは、動きにキレというかメリハリというか、そういう「決めポーズ」感がほしいところですが('10年4月の高麗蔵にはそれがあったと記憶しております。記憶違いだったらごめんね)、種之助はさらっと流す感じでした。


■──などなど、涎くりについては引き続き観察と研究を重ねていきたいと思います。自分でも演じたいので。

しかし涎くりは、帰り道でお父さんに何を買ってもらったんでしょうか。ちょっと気になります。


■渋谷の猫カフェ


す、すいません、沖縄滞在中のことなど書きたいのですが(例によって、「たいしたことではないが、書かないとなんか次に進めない気がする」のパターンなのですが)、更新遅れておりまして。

かわりと云っちゃなんですが、ブログ界の鉄板コンテンツであるところの猫写真でお茶を濁すことにします。

渋谷の、これは猫カフェなんでしょうか、店先にオリがあって、そこから猫が頭を出しておりました。

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■秀山祭九月大歌舞伎 新橋演舞場 昼の部・夜の部 9/8


■先週の土曜、新橋演舞場で秀山祭九月大歌舞伎を見てきました。昼夜通し。

昼の部『寺子屋』は、10年4月歌舞伎座、10年5月演舞場、10年12月南座、11年9月演舞場、11年12月平成中村座(本篇+試演会)、と見ているのですが、今月はついに、ようやく、やっと、「寺入り」の場面を見ることができました。「涎くり」(というキャラクターがいるのです)の出番が多くてうれしい、と前回のエントリで書いたことをまた繰り返しております。うん、好きなんですよ涎くり。いけませんか。

幕開きと同時に全力で墨をすってる涎くりが視界に入ってくると、あー『寺子屋』始まったなー、と実感します。


■線香と茶碗を持って机の上に立たされたり、オトナたちの話に合わせて自分なりに反応したり、まんじゅう盗み食いしたり、下男とふざけたりね、見たことない涎くりをたくさん見(ら)れましたよ。

セリフのないときも、筆を両手でもてあそんだりとかいろいろ細かい演技してるので、目を離せません。

ちなみに今月の涎くりは種之助。種之助は五月の『紅葉狩』も良かったですね。

この涎くり種之助をもっと観察すべく、今週末も昼の部、見に行きます。


■前も云ったけどさ、涎くり与太郎は自分でもいつか演じてみたいです。半蔵商店をお読みの松竹関係者の皆様、いつでもオファーをお待ちしております! ( `・ω・)キリッ

──でもさー、あれって背の高い役者が演じないと、おかしみが出ないんじゃないの。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

んー、そうかも。


■はい、じゃあ最後に『寺子屋』あるある。

「子供たちがひとりひとり親に迎えられるシーンで、二番目の小さい子が舞台に出てくるとき、客席が軽くどよめく」。


■若夏国体


若夏国体

沖縄市内のとある駐車場にて。「若夏国体」の看板。昭和48年て。



おととい、新橋演舞場で歌舞伎を昼夜通しで見てきました。『寺子屋』は寺入りからだったので、涎くりの出番が多くてうれしい。


■さすがにディスクシステム本体(未使用新品)は処分しましたが


■妹にやたら「ボカロで曲を作れ」とすすめられている半蔵商店でございます。「ボカロは一発当たるとでかい」とも云われました。そうなのか。

ちなみに、改めてここ最近の動向を説明しますと。当初8/25〜9/2の期間に夏休みをとる予定だったのが、急遽8/21が祖母の告別式となったため、休みを手前に延ばして8/21〜9/2を夏休みとして沖縄に行ってたわけです。基本、帰省中と旅行中はブロッグを更新しないことにしてるのですが、8/30は珍しくコザにて更新しました。

以上、「このごろなんか更新すくねーなー半蔵商店」とお思いの方への説明でございました。


■さて、沖縄に二週間弱もいたわりには、いちばん時間を投下した行動は 「実家の二階に置いてある、おれの荷物を片付ける」という地味な作業でした。もっと他に有意義な夏休みの過ごし方があるだろうに、と、あんたじゃなくたって思います。おれだって、こんなことしたくない。カワイコちゃんと飲みに行くとかしたい。

──カワイコちゃん?? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

うん、諸般の事情で、実家の二階からおれの荷物をすべて搬出することになったのですね。で、搬出したものについては、(a)実家の物置に移動、(b)東京の部屋に移動、(c)売る、(d)捨てる、のいずれかの方法を選ばなくてはならないのですが、この取捨選択が面倒でねー。ほんと面倒。なんでノーギャラでこんなことやらないといけないんだよ、訴えるぞ、っていう気分になりました。

荷物と云っても、別に部屋いっぱいモノを持ってたわけでなく、壁につくりつけの収納(大きいのが一つと、小さいのが一つ)に入ってる分だけなんだけど、それにしてもなんであんなに時間かかったかね。

なんであんなに時間かかったかね、って、そりゃ、スキあらばパタリロや'90年代の音楽雑誌を読みふけってしまうからなのですが、そう、詳細は省きますが『PUMP』っていう'90年代初頭のクラブ雑誌(でいいのかな)を読み返すのが面白いんですよ。あと、渋谷系ムック『モア・ベター』とかね、『ピコ・エンタテインメント』とかね。全部ソニー・マガジンズですね。帰省のたびに似たようなことを書いてるのは気のせいか。


■で、だらだらだらだらと片付けたところ、荷物の8割は実家の物置に移動、レコード二十数枚と中身不明のVHS数本と8cmCD数枚は東京の部屋に移動。店に売ったのはレコード数枚だけで(1500円になりました)、捨てたモノはわずかに数点ほど(まあバーチャルボーイとか。台風15号接近のおり、外出できないので家で『ギャラクティック・ピンボール』というゲームをしてました)、という結果に終わりました。

なんかもっと派手な断捨離があってもよかったかなーとは思いますが、「実家の二階からおれの荷物をすべて搬出」という所期の目的は達せられたので、まあ良しとします。


■ウークイあるある


お重のゴボウがやたらと美味い。



沖縄人にしか伝わらないエントリ続きですいません。(・ω・` )ゞ


■沖縄のCMソングあるある


「ハロ〜スマ〜イル♪」と口ずさんだ後、「琉信グループ〜♪」と「琉信ハウジング〜♪」のどっちの歌詞で歌うかちょっと迷う。


■戻ってきました


昨日の昼、(ようやく)東京に戻ってきました。

沖縄ではいろいろ食べてたので、心なしかちょっと太りました。

沖縄でのもろもろは、例によってまた後日書きます。



染五郎に続いてスギちゃんまで。うーむ。


■八月花形歌舞伎 新橋演舞場 昼の部・夜の部 8/12


■引き続き沖縄におります。おとといは友人と焼肉屋の食べ放題に行って、昨日は別の友人と別の焼肉屋の食べ放題に行ってました。そういう運命だったみたいです。二日目も意外と食べられました。

が、せっかくの夏休みも、実家の二階に保管(というか放置)してる雑誌やらCDやらの整理整頓で終わりそうです。捨てりゃいいんだけどさー。戦前の絵本とか、'60年代のLIFE誌とか、ディスクシステム(新品)とか、第一世紀の『暮しの手帖』とか(ボロボロ)。なんか帰省するたびこんな感じで何かしら整理整頓してるよな。もっとマシなことに時間つかいたい。セックスとか。


■さて本日の半蔵商店は、二週間以上前に新橋演舞場で見たカブキの感想文を、コザのネットカフェ(というか、「小銭を入れる料金箱が付いた有料制PCがひたすら並んでるだけの店」)よりお送りする、という人類史上初の試みに挑戦します。がんばります。


■桜姫東文章
福助の白菊丸は、少年というよりおばちゃんの声に聞こえたんだけどそれはさておき。

ポスターを見る限りもっと派手な演目かなと思ってたんだけど、地味な世話場が結構長く、見ててしんどいとまでは云わないけど、もっと派手でもいいのではないか、と思いました(じゃあ派手な演目を選んで見に行けよ、って話になりますが)。

福助、愛之助、海老蔵と役者がそろってましたが、芝居を見てる実感をいちばん与えてくれたのが萬次郎でした。芝居を引き締めていた、というか芝居そのものを動かしてた気がします。


■伊達の十役
海老蔵ファンサービス企画? ま、役がくるくる変わってくのは見てて面白いし、実際すごい。が、肝心の芝居が少々薄いような。

3階席だったので、宙乗りの海老蔵が間近に見えた。まあ、オモダカ屋的な華のある宙乗りでなく、かなりストイックな宙乗りでしたが。笑

『桜姫東文章』に引き続き、こちらも萬次郎が良かった。今月の演舞場は、見る前は海老蔵月間だと思ってましたが、実際は萬次郎月間だったのかもしれません。


■そういえば、8/23は、親戚宅でおばさま方とともに、日本放送協会のテレヴィジョン番組『新・猿之助誕生』を見ました。

「猿之助と猿翁は親子なの?」 (゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)

とか、おばさま方がたびたびそういう質問を発射してきたのですが、たしかにカブキ見てないとそういうの分かんないよね。おれも二年半ほど歌舞伎を見てますが、そういう親子関係とか親戚関係とかは、正直あんまり把握してない……'`,、( ;'∀`) '`,、


■染五郎丈のニュース、遅れて知りました。早く回復するといいですね。


■沖縄入り


月曜日に、祖母がわずか93歳の若さで他界したので、葬儀などのため昨日より沖縄に来ております。

もともと8/25〜9/2の予定で夏休みをとり沖縄に来る予定でしたが、ちょっと早まりました。

以上、珍しくネットカフェからの更新。


■亀治郎の会さよなら公演 8/19


■今晩の『ガキ』はハイテンションか。じゃあ見なくていいや。半蔵商店です。


■えー、本日は亀治郎の会に行って参りました。連獅子よかったです。

あと、猿之助は先月演舞場『黒塚』に引き続き、二ヶ月連続で老女を演じてました。


■で、今日の公演を見てて改めて感じたのが猿之助のどんな役もこなす器用さで。

今月演舞場で十役を一度にこなしてる海老蔵より器用さを感じました。笑

(海老蔵が不器用ということでもないし、不器用が悪いということでもないし、器用であることも必ずしも万能ではないとは思いますが。)


■というわけで、国立劇場あるある。

「演芸場のほうの入り口前の道路を渡るとき、警官の目が気になる」

あそこらへん、いっつも警官いますよね。


■The 1200 inch


■さて、この12インチを買ひましたー。先月末にターンテーブルを買った後、初めて買ったレコードです。

the 1200 inch

A面は「Blow Ya Mind」という曲のリミックス集、B面はご存じ「ナウ・ロマンティック」のリミックス集です。

B面でバッファロードーターとかいう大して面白くもない人たちが大して面白くもないリミックスをやってて(なんでこんなゴミをわざわざアナログに入れたのかが謎。まあこんなセンスがありがたがられ、かつ仕事として成立してギャラさえも発生してた時代があったんでしょうなあ)(って17年前のレコードにいちいち憤らなくてもいいと思うけど)聞いててゲンナリするのですが、この12インチ、ひとつ新しい発見がありまして。

まあ、読者諸賢の皆さまはご存じのことで「え? 知らなかったの?」とおっしゃるとは思うのですが、えー、B面の冒頭に、松本人志の声が入ってるのですね。おそらく『ごっつええ感じ』のコント「Mr.ベーター」からの抜粋で、うろ覚えの歌詞とメロディーで「ナウ・ロマンティック」を歌っています。知らなかったなあ、これ。


■ついでになぜか二枚持ってる8cmシングルの写真も。良い曲だと思う。

8cm


■ついでに、たしかCDアルバムのおまけと思われるステッカーも。

ステッカー


■そういえば、おれはKOJI-12000の方は、まだシングルしか聞いたことないな。アルバムの方も聞かないと。と、ずっと思ってる。もう15年近く前だよね、あのCD。


■IntelのSSDが唐突に8MBしか認識しなくなるし、寿司もなかなか出てこない


■昨日(8/15)の朝、おれがメインで使ってるノートPCが突然ヴッ壊れましてね。ええ、ええ。起動しないんですよ。PCの電源を入れても、BIOSって云うんですか、あの画面は出てくるのに、肝心カナメのwindows 7が起動しない。

あ〜〜れ〜〜、なーんかヤな予感するな〜、こわいなこわいな〜、と稲川淳二のモノマネを一切することなく音楽制作用のPC(こんなときPC2台あって良かったと思います)を起動していろいろネットで調べたところ──

──まあ、分かんないんですね。小坊主の手には負えません。ただ、秋葉原でPCの「ワンコイン診断(=500円)」をやってくれる店があるという情報を得ることができ、しかもこのPCはその店で買ったPCなので、さっそくその店に持ってくことにしました。


■で秋葉原に到着。そのお店にPCを持ち込み、店員さんに事情を説明したところ、「CドライブであるIntelのSSDが誤作動している」とのことでした。

というのも、IntelのSSDは8MBしか容量を認識しなくなることがあるんだそうです。なにそれ。しかもその原因は、あんまりよく分かってないそうです。

ということで、SSDのデータを全消去→ファームウェアをアップデート、という運びに相成り申し候。


■おれは、だいたいのデータは外付けのHDD(しかも自動的にミラーリングする2台セットのやつ)に保存してるので、そこはまあ大丈夫なんですが、この半蔵商店のネタ帖と下書きだけはCドライブに保存してたんですよね………………………………。

………………………………………………………………('A`) ハァ

世に出るはずだった面白いエントリの数々が、はかなく消え去りました。合唱。

──いま〜〜♪ 富とか〜〜♪ (´Д` ) (´Д` ) (´Д` )

じゃなくて合掌。しかしなんで2番から歌い始めるんだ、君らは。


■盆休みだからゆっくりブログでも更新しようか、と思った朝からこれですよ。このタイミングでPC壊れるかね、普通。


で、縁起が悪すぎるので、厄落としというか気分転換に、客単価が三千〜四千円くらいのチェーン店の寿司屋に入ったのですが、この店、客がめちゃめちゃいるって訳でもないのになんだか段取りが良くなく、注文がなかなか出てこない。気分を害さないうちに切り上げようと判断したので、寿司8カン1300円を食べただけで店を出ました。なあ、寿司も満足に食わせてくれないのか、この国は……。


■で、家に帰ってOSを再インストール→各種ドライバを10ヶくらい入れる、という、地味で面倒な作業を淡々とこなしました。で、Firefoxを入れたり、ATOKやセキュリティソフトを入れたり。そういう一日。なんか悪いことしたか? おれは。

そうそう、ATOKの辞書も全部消えたので、この文章もところどころ変換の勝手がきかず打ちづらかったです。


■盆休みに慣れない/友人用CD-R


■8/13〜8/15は仕事がお盆休みなのですね。なので、8/11の土曜日から絶賛五連休中なのですが。

おれの田舎では、お盆は旧暦の7/13〜7/15にやるので、この「新暦の8/13〜8/15が休み」という感覚にいまだに体が慣れないんですね。ちょっと大げさに云うと、そんなに休みたくないのに休まされてる感じ(休みは休みで嬉しいけどね)。なので、予定らしい予定も思いつかず、五連休をだらだら過ごしております。まあ、そういうふうに過ごすのが本来の休みじゃないかなー。あ、歌舞伎は行きました。いつも行ってますけど。


■あと、友人数人に配る用のCD-R、というのをいま作ってるのですが、数人の手にしか渡らないというのにけっこうカロリーかけて作ってます。笑

ちなみにCD-Rの中身は、某アーティストのコラージュ/カットアップです。素材としては、流通しているCDはもちろんのこと、素人時代のデモテープ、CM仕事、DJミックスの抜粋などです。あと、アナログ盤にしか入ってない音源も入れる予定です(そう、これを作るためにターンテーブルを買ったのです。笑)。もちろん、半蔵さんお得意のマッシュアップも入れます。楽しみですね。


gocoupの「le petit ninja de l'étoile」が似合う季節がもうちょっと続きます。。真夜中に聴いてください。

ちなみに、gocoupの次のやつは10月に完成予定です。4曲入りCD。


■サマーウォーズ効果


■会話中に「サマーウォーズ」という単語を出すときは、注意が必要です。

というのも、この単語を耳にしたとたんに、何かのスイッチが入ったかのようにこれまでの話の流れをぶったぎって「ボクの考える『サマーウォーズ』論」を延々と話し始めるやつがいるからです。

このことを、おれは個人的に「サマーウォーズ効果」と呼んでおります。


■────という話を友人にしたら、その友人は「そうそう、おれもこないだテレビで『サマーウォーズ』見たんだけどさ、あの作品はうんぬんかんぬん」と、これまでの話の流れをぶった切ってサマーウォーズの感想を述べ始めました。

サマーウォーズ効果を説明しようとして、自分がそのサマーウォーズ効果に巻き込まれました。なんなんでしょう、このループは。


■なお、サマーウォーズと似たような効果を持つ単語として、「村上春樹」「ロッキンオン」「エイフェックス・ツイン」などが挙げられます。


■Yagyaの新譜、ちょっと良いケーブル


■八月って、夏本番というよりは「暑めの秋」だと思うのですが、そういうのは、まあ、人それぞれあるから強くも云えません。半蔵商店です。


■さて本日、Yagyaの新譜が出るとのことで、さっそく買ってきました。Yagyaとは、アイスランドの音楽ユニットです。

Yagya

Yagyaの日本盤が出るのはたしか初めてだと思うのですが、帯には「ヤグヤ」と記されています。ずっと“ヤギャ”って発音してたなあ…。ちなみに新譜のタイトルは『The Inescapable Decay of My Heart』です。長い。わかりやすい邦題付ければいいのに。

まだ聞いてないのですが、のっけからジャケが趣味じゃないです。そういえばセカンドもジャケがいまいちでした。文句が多くてすいません。

今作はボーカルをフィーチャーしているそうですが、うーん、「エレクトロニカ系のCDにボーカルが」と聞くだけで、つい身構えてしまうのはおれだけだろうか。まあ、おれみたいなタイプの人間は、日本盤ボーナスディスク(=ボーカル無し版)を聞けばいいのでしょう。

お盆休みに聞いてみたいと思います。


■あと、ターンテーブルとPCをつなぐ用に、ちょっと良いオーディオケーブルも買いました。4500円くらい。


ケーブル

いざつなげてレコードを取り込んでみると、んー、とくに音が劇的に改善……ってことはなかったです。もしかしたらレコード針の設定がまだまだ甘いのか。



ターンテーブルの動作確認のため、なにかかけるレコードはないか部屋を探したところ、数年前のシスコ新宿アルタ店の閉店セールで買った7インチが十枚ばかり出てきたので、それを小一時間ほど取っかえ引っかえして、PCに取り込んでみました。

あまり面白くない曲も、78回転で再生すると、ちょっとは面白く聞けます。78回転モードが付いてるターンテーブルで良かった。

この閉店シスコ7インチ群については、また改めて(←と予告した記事は書かれないのが世の常)。


■冴えない先輩あるある


ラーメン屋にやたら詳しい。


■沖縄の親戚あるある


親戚の家に遊びに行くと、かなりの確率でドラゴンフルーツを出される。

# 県外から里帰りしてきた場合は、
# 「これ、本土には無いでしょ?」
# というオプションの一言付き。


■ターンテーブルを買いましたが


■八月に入り、徐々に秋の気配がフェイドインしてきました。日中の空の光の加減などに、決定的に七月とは違うなにかが漂っています。夏も終わりです。半蔵商店です。


■さて、報道にありますとおり、先日USB端子つきのターンテーブルを買って、アナログ盤をPCに取り込もうと試しに一枚やってみました。

が、まずレコードを再生できるような状態に持ち込むのに一苦労でした。

トーンアーム(あの棒みたいなやつね)にカートリッジを取り付ける、という作業はさすがにクリアできましたが、その次のオモリを取り付けてバランスをどうたらこうたら、という作業にとまどいました。で、ようやくバランスを取ったらオモリの目盛りを「推奨針圧」の数字に合わせて、「アンチスケーティング」のツマミをその数字に合わせて…………レコードってこんな面倒だったのか。知らなかった。


■こうやって苦労したはずなんですが、いざレコードをかけても変に小さい音しかしません。

なので、トーンアームにカートリッジを取り付けるところからやり直すこと2回。なんとか音が鳴るようにはなりました。


■で、USBケーブルでターンテーブルとPCをつなぎ、PC側で録音してみたのですが(ソフトはAudacity)、なんか、期待していたほどあまり良い音ではない……(´ε`;)ウーン……。

まあ、これは、

1)まだまだ、トーンアームのバランスや、針圧の設定が甘い。

2)取り込みに使ったレコード盤の音質が良くない。

3)レコード針の質が良くない。(デフォルトで付いてきたやつを使ってるので)

4)ターンテーブルのコンバータが良くない。

5)そもそもレコードはこんな音。おれの耳がアナログに慣れていない。

とか原因がいろいろと考えられそうなので、まあいろいろ試してみます。

USBではなくラインで録ったほうが良い音になる、という可能性もあるので、ケーブルも買ってこようと思います。


■それはさておき、今朝、いとこの結婚式の引き出物にもらったバウムクーヘンを食べ過ぎてしまい、なぜか頭が痛くなってきた……。('A`)


■ターンテーブルを買いました


■昨日は午前中から渋谷の楽器店でnanokey2とターンテーブルを発注。その後、レコード屋とブックオフをちょっとのぞいて銀座へ移動。ポロシャツ(3割引)を買って、とある小さな神社で来月の演舞場の切符が手に入るようお願いして、前から気になってた庶民的な鰻屋で鰻丼 feat. 日本酒1合。てくてくと日本橋に移動して、眦膕阿悄

そう! 東京のデパートは七月が似合うのです。おれはこのことを、世界デパート学会において、'04年のジュネーブでも、'07年のザルツブルグでも、'10年の富山でも、そう主張してきました。

──あるのか? そんな学会…( ´д) ヒソ (´д`) ヒソ (д` )

あの、呉服フロアの冷房の冷気とお香の匂いがミックスされた感じがたまらん。デパ地下の和菓子屋のショウケースに水ようかんが並んでる感じとかもいいよね。

話を戻すと、眦膕阿慮睇フロアの甘味処でかき氷を食べ、地下の食品売り場でガレッジセール川田似の女店員に妹夫妻に送る菓子を発注(先日の携帯電話のお返し)。ついでに自分用にエイタロウ(←漢字の画数が多すぎるのでカタカナで)の飴を買って眦膕阿鮟个董近所の「うさぎや」でどら焼きを二個買おうかなと思いつつも理性を働かせて一個だけ買ってから、日本橋三越をぶらぶらして、気が済んだので家に帰りました。以上、昨日の日記。


■さて、ここからが本題なのですが、みなさんターンテーブルご存知ですね。そう、かつてKLFがアムステルダムでライブ中に客に投げつけたあれです。ようするにレコードプレイヤーです。上に書いた通り、それを昨日買ったわけなのですが。

生まれて初めてですよ、ターンテーブル買うの。や、いまからスクラッチDJを目指すわけではなくて、アナログレコードをmp3やwavに変換するために買いました。

機種はstantonの「T.92 USB」です。一つ格下の「T.55 USB」という廉価版もあるんですが、ここは節約するところではないだろう、という気がしてT.92にしました。その名の通り、USB端子が付いてるので、PCにレコードの音を取り込む際に便利、ということらしいです。どこがどう便利なのか具体的にはまだよく分かりません。現物はさっき届いたばかりなのです(このT.92を届けてくれた宅配便の人は、しかし、例の中村橋吾似の兄ちゃんではなかった)。


■ターンテーブルを買うのはこれが初めてなのに、レコード自体は中学のころから、ピチカート・ファイヴの『Free Soul 2001』を皮切りに、渋谷系やらテクノ系やらマーティン・デニーやら、細々と買い続けてたんですね。

レコードプレーヤーなんて持ってないのに、レコードを半ば12インチ四方のトレーディング・カードのように集めていたわけです(枚数はたいしたことなくて、実家にある分も合わせて百枚もないと思う)。集めたレコードは、たまにDJする機会がある時にかけたり、ごくたまにレコードプレイヤーを持ってる親戚の家でカセットにダビングしてもらうときくらいしか、実際に耳にすることはありませんでした。なんのためのレコードだよ。

ですが今日、家にT.92 USBが届いたことで、ようやくおれの持ってるレコードがトレーディング・カードではなく、ちゃんとまっとうにレコードの役割を果すことになるわけです。よかったよかった。


■ということで明日からは、レコード屋にならぶレコードを「トレーディング・カード視」することなく、ちゃんとCDと同じ音楽ソフトとして扱うことができます。これまでは、うかつにアナログ盤をジャケ買いしても中身を聞くことができませんでしたが、明日からはちゃんと聞くことができます。

これからは、この地球上にあるCDだけでなくレコード盤も聞くことができるようになったのだ!と考えると、急に視野が開けてきた気にさえなってきました。単純ですか。


(付記)
そういえば、沖縄市一番街の普久原レコードで、ピチカート・ファイヴ・モデルのコロムビアのポータブル機を買ったことはある。でも、あれは実用でなくあくまでコレクション用という意識で買ったので、数回しか使ってません。


■(小倉ホイップ)


頭脳パン


■この土日のカブキ状況


■スーパー歌舞伎、巡業、愛之助の『毛抜』、真山青果の新歌舞伎、猿翁復帰、と、お江戸の芝居小屋はイレギュラーづくしの一ヶ月でした。文月もそろそろしまいです。


■7/28は、亀治郎の会(猿之助になってもこのタイトルで、サイトのドメインもkamejiro.infoなんですね)の切符が売り出されまして、まあ、「どうせまた『発売直後にすぐ売り切れてしまったようですが、拙僧の法力をもってして無事手に入れることができました』とか書くんでしょ?」とお思いの方も多いとは思うのですが、うん、買えたよ。


■そして本日7/29は、演舞場千穐楽でした。カーテンコール、5回くらいやってました。猿之助や團子くんがデジカメ(?)で舞台上で記念撮影してました。


■蒸し暑い夜です。こんな夜にはgocoupの「le petit ninja de l'étoile」が似合うと思いますので、ぜひ聴いてみてください(と、唐突に宣伝)。gocoupの最新作。無料です。


■中村橋吾/iPad/AKB


■おれが歌舞伎好きだから云う訳じゃないんだけど、うちに配達に来る某宅配便の人が中村橋吾に似ている。

すごくそっくりと云うほどではないが、「チャド・マレーン」の加藤が市川中車に似ている程度には似ている。

そういえば、西武池袋線に「中村橋」という駅があるんだけど、これに吾をつけたら中村橋吾だ。之助をつけたら中村橋之助だ。ということに気づいたのはわりと最近。


■iPadって、街で使ってる人をちょくちょく見かける。が、iPadを持ち歩いている層は実際の所どんどん入れ替わってるのではないか。iPad買いたての人が購入初期の嬉しさで持ち歩いているのが目につくだけで、たいがいの人は買って二ヶ月もすれば持ち歩かなくなってるんじゃないだろうか。

──と根拠もなく思っている。でも、iPadって別に持ち歩かなくてもいいんだよね。家で使ってもいいんだよね。

シンセとかドラムマシンとか、iPadにはいろんな音楽ソフトがあるらしいので、オンガク用に一台買ってもいいかなあ、と思った。


■改めて書くまでもない有名な話だけど、AKBのファンは、付録の握手券が目当てでAKBのCDをまとめ買いするらしい。

なので、レコード会社はAKBのCDを短冊型の8cmCDでリリースすれば、12cmCDより軽くて小さいので輸送費や保管費をコストダウンできるのではないか。AKBファンも、まとめ買いしたCDを置くスペースに困らない。

と一瞬思ったけど、短冊8cmシングルCDの制作コストは12cmCDよりかかるんだよね。おれも自分でプレスしたから知ってますが。笑

Winkが売れたおかげで、そのお金でレコード会社はフリッパーズ・ギターを売り出すことができたように、AKBが売れたおかげで世に出ることができたマニアックな(←メジャーなアイドルに比べてってことね)アーティスト、というのもまたいるんだろうか。


■そういえば0930(オクサマ)って一時期いいとものレギュラーだったよね


■先日のFNS27時間テレビで、昭和60年に初めてとんねるずが「テレフォンショッキング」に登場したときの映像が流れてました。

「そうそう、昭和60年ごろのとんねるずってA to Zにこんな服を着せられてたわー」と当時の空気を思い出したりしたのですが。


■その映像中、ステージの下手に置かれている「その月の出演者の写真がカレンダー状に並んでるパネル」に、若いころの市川團十郎のような写真がちらっと見えたんですね。

確認のためこのページを見たところ、やはりそれは市川團十郎でした。ちなみに團十郎が2/14で、坂東八十助が2/13です。ふむ。

そういえば去年、愛之助がテレフォンショッキング中にタモリを待たせたってことがあったな。


■ところで声優の三ツ矢雄二って、今、いいともの準レギュラーなんですね。ちょっとびっくりした。


■あと、いまが'80年代だったら、祖父江慎もいいともの準レギュラーに起用されてるような気がたまにします。なんとなく。


■6日ぶりに機種変更しました!


■半蔵商店をお読みの小学生の皆様におかれましては、もう夏休みなんでしょうか。うらやましい限りです。


■さて私事ではございますが、おとといの日曜日、実に6日ぶりにケータイを機種変更いたしました。

──なあ、こないだ9年ぶりに機種変更したばかりだろ…(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

うん、結果として一週間のうちに二回も機種変更することになりました。なぜこんなペースになったかは、話すと長くなるので簡単にまとめると、ずっと探してたG11という機種が手に入ったんですね(妹のダンナからのお下がり。笑)。欲しかったんだよなーこれ。

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▲思いっきり影が映り込んでですいません。

この、ね、端正なフォルム(この写真からは伝わりづらいですが)。ボタン上のフォントにも気を配ったデザイン。いいよね。

一見スマートホンにも見えますが、スマートホンではないです。普通の携帯電話です。なので、通信費も比較的安いです。


■G11には気になる点もございまして。

・サブウインドウがないので、机上でちょこっと時刻を確認したいとき不便。
・使うたびにディスプレイ部をスライドさせることになるが、耐久性はどうなのか。壊れやすくはないか。
・前面にもボタンが付いた先代のG9の方が実は使いやすいのではないか。

とか。まあ気にしてもしょうがないけど。

あと、操作に慣れるのにまだまだ時間がかかりそうです。なにせクルクルピッピッが付いてないからさー。


■ほんとはA1301Sを引き続き使っていきたかったんだけど、そうもいかないみたいなので、これからはこのG11を末永く、ディスプレイが傷まないように優しくスライドさせつつ、使っていきたいと思います。スマートホンにはまだ替えません(正直、現時点のスマートホンって、試作品レベルのキカイを市場に流して、ユーザーから金取って動作テストさせてる段階ってイメージ)。


■なお、7/22深夜にauが旧800MHz帯を停波したので、ついにおれのA1301Sも「圏外」の表示が出るようになってしまいました。9年間ありがとうA1301S! ついでに6日間ありがとうURBANO AFFARE。


■代官山にて


ダイコク

写真に関係ないんですが、今年の27時間テレビ、いちばん面白かった(と思われる)深夜帯を見逃しました。見たかったなー。

と、中学生のようなことを思っております。


■国立劇場 歌舞伎鑑賞教室 『毛抜』 7/8


■愛之助よりも、高麗蔵が印象に残ってます。


■幕間のイヤホンガイドで、「粂寺弾正はボーイズラブ、つまり、かわいい男の子にも興味があるのです」と直球で解説してたのが面白かった。


■前半のガイダンスで、くろごちゃんを初めて生で見ました。とんねるずのロケ企画だったら、画面に登場して2秒以内に木梨に跳び蹴りされそうな感じのルックス。


■しかし今月は、演舞場もそうだけど国立劇場も切符取りにくかったですね。あやうく買い逃すとこでした。


■9年ぶりに機種変更しました!


■レイキャヴィクやブエノスアイレスではどうなのかは浅学にして存じませんが、トーキョーは本日、梅雨が明けました。そして、梅雨明けから七月末日までのわずかな期間だけが夏です。七月に較べれば、八月なんてあんなもん、食べ終わったトウモロコシの芯みたいなもんです、とまでは云いませんが、まあ、そんなもんです。

といった意味も含めまして半蔵商店でございますお暑うございます。夏バテ防止のため、今日の夕飯には、とんかつと、麦飯と、納豆と、とろろ500グラムを摂取しました。この量のとろろは、すり下ろすのもちょっと手間でした。とろろも500gとなると、あれだね、もう主役張れるね。とんかつのほうが箸休めの脇役ってかんじになりました。


■さて、今日は携帯電話のお話です。

携帯電話って云うのは、携帯型の電話のことでして、電話というのはグラハム・ベルが1876年に

──いや、そこから説明しなくてもいいから(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

そうですか。じゃあ、本題に入ります。


■えー、私事ですが、昨日、9年ぶりに携帯電話を買い換えました。なぜかというと、auの電波だかなんだかの都合で、おれの使ってる機種が7/22で使えなくなるかららしいんですね。

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▲左が古いやつ、右が新しいやつ

おれが使っていたケータイは、平家滅亡のころに作られた古い古い機種で、カメラは31万画素だわ、ディスプレイは120×160だわと、時はまさに世紀末スペック!!

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▲この情報量の少なさ!

よく9年も使ってたなー、と自分でも思いますが、おれは同世代の日本人に比べて、ケータイ(やスマートフォン)をネチネチネチネチいじる習慣が著しく少ないのですね。だから長持ちしたんだと思う。

あと、この機種は、「ジョグダイヤル」ってのが付いてます。'90年代に「クルクルピッピッ」のキャッチコピーが付いたあれです。このジョグダイヤルがすんごい使いやすくてね。それもまたこの機種をなかなか手放せなかった理由かもしれない。今の機種にも付ければいいのに、これ。

「ジョグダイヤル付きのケータイは、まずジョグダイヤルから壊れる」みたいな話を小耳に挟んだことはありますが、新機種に変更するその日(=昨日だ)まで、このダイヤルはちゃんと動作しました。


■新機種は、URBANO AFFAREとかいうやつにしました。ぜんぜん嬉しくない。思い入れが全くないし、別に欲しくて手に入れたわけじゃないので。おれだって、au側の都合さえなけりゃ、もっとこのA1301Sを使いたいのです。

新機種を手に入れた喜びより、古い機種を手放す惜しさの方が完全に上回ってるなー。この期に及んで、いままで使ってきたケータイに愛着を感じてる自分に気づきました。


■ちなみに、新機種をスマートホンにせず普通のケータイにしたのは、(1)スマホは通信料が高い、(2)スマホはいまだ道具としての安定度が高くない気がする、(3)「インターネットをしなくていい時間」が捻出できなくなる、(4)スマホという略し方がなんかエロい、等の理由によります。


■ところで、「近年のケータイは充電器は別売り」というのは知識として知ってたのですが、それとは全く別に、昨日機種変更した際、店員が「新しい機種用の充電器を付けておきます」みたいなことを云ってたような気がするんだが、店からもらった新ケータイ一式の袋を調べても充電器は見当たらなかった。おれの気のせいか。


■ひさびさに猫写真


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■七月大歌舞伎 新橋演舞場 昼の部 7/7


■佐藤可士和改め四代目猿之助の襲名披露公演も二ヶ月目。先週土曜日、演舞場に昼の部『ヤマトタケル』を見物して参りました。


■スーパー歌舞伎は初めてだったのですが、正直、あの東洋と西洋が正面衝突したセンスの衣装/意匠は少なからず抵抗あったんですね。でも、食わず嫌いしてると人生において見逃すことも多々あるので、先入観は捨てて見ることにしました。


■江戸時代の演目よりも、昭和61年製の演目を2012年式にアップデートする(改変していくことではなく、上演にたえうるクオリティやセンスを維持していくという意味です)ことの方がよっぽど難しいのだろう、とは思います。江戸はもうこれ以上古くならないけど、昭和はそれこそ日に日に古くなっていく世界だから。

その昭和61年の世界に同時代性を吹き込むのが猿之助で、普通の歌舞伎とはまた違ったかっこよさがありました。序盤の、影武者を使った一人二役の演じ分けとか。


■劇中、ところどころ昭和っぽいなーと思わなくもない部分があったけど、ゆくゆくは改善されるのでしょう。

通常の歌舞伎の三倍くらいの早さのアクションや、ストロボの中の立ち回りとかが印象に残ってます。

あと、猿弥と、弘太郎が良かった。

カーテンコールに猿翁が登場すると、客席は総立ちでした。


■あ、ちなみに桟敷席でした。幕間の食事はうな重を発注しました。うなぎが好きだから、というのもありますが、男が一人で華やかな弁当広げてもさー。笑





■この日の晩、YMOのコンサートがインターネットで中継されたのですが、おれはブラウザだかプラグインだかの調子が悪く、見られませんでした。でも、自宅にいながら何でもかんでもインターネットで見(ら)れると思っちゃいけないよね。

なので、YMOの代わりに、録画しといたアメトークを見ました。


■ひきつづきgocoup「le petit ninja de l'étoile」配信のお知らせ(絵が付きました)


le petit ninja de l'étoile ジャケット

gocoupの新しい曲、「le petit ninja de l'étoile」を配信中、と前のエントリでお知らせしました。

のですが、配信ページのデザインが文字だけでちょっと寂しかったので、ニンジャの絵を足しました


■それと、すっかり忘れてたというかそもそも意識してなかったのですが、iTunesとかで表示されるアートワークっていうんですか、要するにジャケットがわりの画像を用意してませんでしたので、それも作りました(上図参照)。テクノの白ジャケ12インチシングルみたいですね。配信ページでは600×600ピクセルのを置いてますので、必要な方はどうぞ。

(しかし、LP時代CD時代を経て、なお、音楽は「正方形の視覚的イメージ≒ジャケット」とセットじゃなきゃいけないのでしょうか。)


■と、このように、LPやCDと違って、リリースした後もいろいろと変化を加えていけるのがファイル配信の良さかもしれません。

ひとつの曲を、パソコンソフトみたいに「Ver1.12」とか「Ver0.95」とか「β版」とか、細かいバージョン違い(というか制作過程の段階)ごとに発表できますね。

Ver1.3では無くなったシンセの音が、Ver1.4では復活していた、とか、「いや〜、最終版のVer2.25よりも、Ver1.7〜1.8くらいの感じが好きだな、おれは」と云い出すやつが出てきたりとか、一つの曲のバージョンが20くらい存在するとか。

こうなると“完成”という概念がどんどん薄くなって、アーティストのほうもどのバージョンをもってして“完成”とすればいいのかがわからなくなったりとか。そもそも“完成”という概念自体がLP/CD時代の遺物なのか。

ジャケットだって何種類か作って、リスナーがおのおの好きなジャケットを選べるとか、そういうこともできそうです。まあ、もう誰かがやってるんでしょうね、そういうの。


■いろいろ書いておりますが、gocoupの「le petit ninja de l'étoile」をひとつよろしくお願いします。夜に聴くと良いです。


■gocoup「le petit ninja de l'étoile」配信のお知らせ


■アップルストアの日本人店員が全員、吹き替え版の洋画に出てくる東洋人に見えてしまいます。半蔵商店です。


■さて、本日七月七日をもちまして、拙僧のやっております電子音楽レーベルgocoupが創立5周年を迎えます!

──あの、今日は七月十二日なんですけど……(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

まあ七月七日ってことにしといてください。こっちにも都合ってもんがあるんですから。

ということで、えー、本日七月七日をもちまして、拙僧のやっております電子音楽レーベルgocoupが創立5周年を迎えます!

(しかし最近は「レーベル」って言葉の意味も変化しているようで。'10年代は、SNS上で友達どうしで互いに曲を交換しあって、互いに「オンライン・アルバム」のようなものを作り、互いに褒め合う、という一連の行為を「レーベル」と呼ぶこともあるみたいですね。)

さて、めでたい5周年を記念して、このたびgocoupは初のファイル作品を配信します。


le petit ninja de l'étoile
(↑これをクリックすると、ダウンロードページが別窓で開きます。)


題は、「le petit ninja de l'étoile」です。童話に『星の王子さま』ってあるじゃないですか。あんな感じで、「星の小忍者さま」ってぐらいの意味です(たぶん)。小忍者という日本語が正しいかどうかさておき。

時代の趨勢(←とても便利な言葉だよねこれ)に迎合するわけでもないのですが、無料です。gumroadとかで2ドルくらいで売ろうかなとも思ったのですが、「日頃のご愛顧に感謝し」みたいな気持ちもありますので、お代はいただきません。


■おれのマスタリング発注が遅れたので完成も遅れ、本日のお知らせとなりましたが、七夕感のある曲なので、今日を七夕だと思って聴くとより一層楽しめることと思います。

あ、いま調べたら七夕は旧暦でやるのが正式みたいね。なので、旧暦の七夕に聴くと良いと思います。今年は8/24だそうです。


■この曲を聴いてgocoupを気に入ったならば、ぜひamazonで他のgocoupのCDを買っていただくとたいへんに嬉しゅうございます。この季節のおすすめは、そうですね、蒸し暑さに対応した「gocoup e.p.」ですね。とくに夕方から深夜にかけての時間帯が似合うのではないでしょうか。しかもいまどき珍しい短冊形8cmCD(七夕に発売しましたので)なので、短冊CDシングルコレクターの方へのお中元にも最適です。

gocoupのCDの売り上げは、おれの歌舞伎見物の切符代となります。どうぞよろしくお願いします。


■地方のDJイベントあるある


ゲストで来た有名DJが回してる背後で、ブースでいっしょに訳知り顔して踊ってる関係者が目ざわり。


■『猿之助の歌舞伎講座』


■今年の七夕の晩は、gocoup五周年を祝してYMOとクラフトワークがライブを行うそうです。両バンドの共演は観測史上初、とのことなので拝見したいのですが、その日は新橋演舞場でスーパー歌舞伎を見るんですね。

演舞場は昼の部なのでスケジュール的には問題はないのですが、一日のうちに猿之助の襲名披露公演とYMOとクラフトワークを見るなんて贅沢をしてしまったら、なんか仏罰が当たりそうなので、ライブの方は控えようと思います。


■さてスーパー歌舞伎。おれはスーパー歌舞伎は初めてなので予習しようと思い、古本屋でこの本を買いました。先代猿之助・著、『猿之助の歌舞伎講座』です。猿之助、イコール、スーパー歌舞伎という連想が働いたから。

猿之助の歌舞伎講座

──ということで、この本にざっと目を通してみたのですが、この本にはスーパー歌舞伎のことは書かれていませんでした。奥付を見ると、この本の出版は1984年。で、スーパー歌舞伎の第一作『ヤマトタケル』の初演は1986年。スーパー歌舞伎誕生以前に書かれた本にスーパー歌舞伎のことが書かれてないのは、まあ当然です。

でも、『四の切』の舞台の仕掛けをはじめ、いろいろ書いてあって面白そうです。後日ゆっくり読みます。


■この本のページをパラパラめくっていたら、中に筒井康隆『虚航船団』の新刊案内が挟まれてました。'80年代。


■あ、唐突に自分のことを話し始めますが、このごろ夏ヤセしてるっぽい……。ちゃんとトンカツとか鰻とか食べよう。


■国立劇場『俊寛』6/26(ちょっと遅れましたが)


昨年コクーン『盟三五大切』以来、橋之助が贔屓、というほどではないにせよ、ちょっと気になってるんですね。平成中村座も橋之助が大活躍だったしさ。ということで、6/26は国立劇場『俊寛』を再見しました。千穐楽。14:30からの部。

そうそう、日本臣民の皆様にはお伝えしてなかったのですが、橋之助が出演した花道会のセミナーというのにも先月行って来たんですよ。そこで、橋之助丈が「中日以降、幕切れの演出を変えた」というようなことを云ってたんですね。で、それがどのような変化が気になって、というのもありました。

で、この“幕切れの演出の変化”とは何かと申しますと、幕切れのところで照明が徐々に消えていって舞台が暗転してくんですね。おれは、うーん、ちょっと短絡的だなと思った……というのが、言い過ぎであれば、俊寛の内面の描写にちょっとフォーカスしすぎ、という感を受けました。「絶海の孤島に一人きりで取り残される」ということを説明しすぎてかえって興を削いだのでは。

俊寛の孤独や絶望は、むしろあの大海原との鮮やかな対比で見せるべきなのではないでしょうか、あ、すいません和尚さん、小坊主の分際で偉そうなこと云っちゃいました。

橋之助は、相変わらず良かったですよ。

あと、声変わりって歳でもないはずのコタロー君の声のピッチがもうちょっと安定してくれると聞いてる方は助かる。笑

中田ヤスタカに頼んでAuto-Tuneで修正してもらうといい。





それと、『俊寛』の前にある廣太郎によるガイダンスですが、うーむ、告別式の司会って感じですね…。若いんだからもっと元気よくいかないと。まあ、まだ二十歳のヒトには荷が重い役なのかもしれない。

ちなみにガイダンスは6/9に見た時と、内容も演出もほとんど変化なかった。もうちょっと遊んでもいいのでは?(というのは、一観客の勝手な贅沢ですが。)

廣太郎に「好きな女性のタイプは?」と訊かれた研修生の、

「素直じゃない子が好きです」(゚∀゚)

という答えがなぜか印象に残ってます。


■コクーン歌舞伎『天日坊』6/21 (ちょっと遅れましたが)


・花形コクーン。獅童、七之助、亀蔵が良かった。獅童はいささか暴走気味なとこもありましたが笑、それもまた獅童。


・透明なアクリルの床をライトアップして(と記憶しております)のだんまりが斬新で良かった。


・終盤の立ち回りは今ひとつ。あまりにもシンプルな抽象的空間では(ここだけ取り出すとリハーサルかなんかのように見えるだろう)、立ち回りも少々間延びしたように見えてしまった。

そして、あのラッパ隊は……(´ε`;)ウーン………。一言で云うと、「店内にJAZZ(※あえてアルファベット表記)がかかってる、間接照明を多用したこだわりのらーめん屋のヒゲメガネ作務衣店主(メニューは蛇がのたくったような筆ペン文字)」のセンス、だと感じた。もっとかっこいい見せ方があったのではないか。「じゃあ代案出せよ」と云われたら困るけれど。


・「俺は誰だあっ」が物語の軸となるのは、凡庸だというわけでもないが、いささか普通だと思った。普通が悪いわけではないけど。また、後半は物語の運びがやや駆け足になった感がある。


・音楽が全体的にやや古めかしい。コクーン歌舞伎が意図してる(と思われる)現代性をかえって削ぐのではないか。


・「カブキ慣れしてない非・歌舞伎役者」と、「現代劇慣れしてない歌舞伎役者」がすれ違うようなところもあった。でもそういうリスクも含めて新しいことをやるのがコクーンなんだろう。なまじ良質でも普通の歌舞伎をやっちゃったらコクーンの意義が薄まるので、その現代っぽさと歌舞伎っぽさのバランスが難しいのかもしれない。

・あと、たしか「急に黙阿弥調になるねえ?」みたいなセリフがあって、それが面白かったです。


──と、コクーンは三年連続で立見席(3500円)なのに偉そうに書いてすいません。偉そうついでに書くと、チラシのデザインを何とかした方がいいと思った。まあ、コクーン歌舞伎は宣伝美術が良くなくても客を呼べる鉄板コンテンツなんだろうね。

いろいろ書きましたが、なんにせよ職場と駅の間の劇場で歌舞伎を見られるというのは、良いことです。

(以上、これはあくまでも6/21時点のあれなので、千穐楽の近づいたいま再見するとまた異なるかもしれないです。)





そういえば去年、コクーン歌舞伎の帰りに、劇場を出てすぐのところで、

「エリですけど、違いますか?」(・д・`*)

と20代半ばくらいの女人に声をかけられた覚えがある。誰と間違われたんだろう。


■巡業 中央コース/東コース


■出があるよ! 半蔵商店でございます。

といった意味も含めまして先週の土曜は、昼は大田区で歌舞伎巡業中央コース、そして夕方から江戸川区で同じく東コース、という巡業2つのイレギュラーな“通し”(と呼ぶのだろうか、これは)でした。

なんでこういうスケジュールにしたかというと、中央コースはこの6/30しか行ける日がなかったのですね(7/28の鎌倉も考えたのですが、いかんせんちょっと遠い…)。

取りにくい七月演舞場の切符を取って、国立劇場の愛之助の『毛抜』の切符も取って、その上で巡業を中央コースと東コース(それも菊之助/松緑の2パターン)、となると、スケジュール組むの大変ですよね>歌舞伎クラスタの皆様。



【公文協 中央コース 6/30 昼】於 大田区民ホール・アプリコ
■夕霧名残の正月
藤十郎の頭にセリフがインストールされてなくて、プロンプタが終始つきっきりだった。考えてみれば、この巡業の前日まで演舞場だったんですよね。大変です。

亀鶴よかった。

芝のぶも出てました。舞台上で芝のぶを発見するとトクした気持ちになります。


■曽根崎心中
実を云うと、けっこう寝てしまった…。おれが歌舞伎の上演中に寝るのはけっこう珍しい。いつもは上演中寝ないよう、体力、飲食物、体温などいろいろ調整するのですが(だって、寝ちゃうと切符代がもったいないからね)。朝に食べたカレーパスタがいけなかったか。無事劇場までたどりつけたことで、気が緩んだのか。

昨夏の横浜での杉本文楽でも思いっきり寝てしまったことを思い出す。おれはこの演目と相性が悪いのか?

でも亀鶴よいなあと思ったし、壱太郎の声が良いなあと思ったのは覚えてる。

幕間のイヤホンガイドでは、亀鶴と壱太郎の談話を放送していたんですが、こういう小さな仕事にも亀鶴はサービス精神を発揮してきてるのが感じられた。




【公文協 東コース 6/30 夜】於 江戸川区総合文化センター
■鳥居前
菊之助と梅枝が良い。ここによると、菊之助の忠信は初役らしい。

笹目の忠太は、ちょーーっと小さかったかな。


■吉野山
最後のとこ、菊五郎が投げた笠が思いっきり客席上空に吹っ飛んでいった。笑

昼の部でもこうだったんでしょうか? 


■四の切
六月は二つの『四の切』を見たのですが、オモダカ屋がA面、音羽屋がB面、という印象。むろん、どっちも好きです。

松緑狐は、あまり身軽に動けていなかった印象もあるが、親狐を慕う子狐、の心情はちゃんと表現できていて。もらった鼓を転がす所では、おれの近くに座ってた二十歳ぐらいの男が「めっちゃかわいい!」と声に出して喜んでました。

「出があるよ!」の直前、こういう劇場でもちゃんと仮設花道の照明を照らすんですね。

荒法師が3人しかいなかったのが残念だが、巡業仕様のコンパクト体制ゆえ仕方ない。





松緑の鳥居前と、菊之助の四の切は7/21に府中で見ます。


■牛/LDK


■会社の行事で、とあるホテルのとあるレストランで食事会でした。会自体は、つつがなく終わりました。しかし、肝心の食事があんまり良くなかった。食事会で食事が不味くてどうする。で、こういう気取った店のコース料理って、まあけっこうな確率でステーキが不味いんだけど、この店のステーキも例外ではございませんでした。牛に謝れ。で、美味しかったのは、スズキのソテーの下に敷かれたテリーヌ(?)と、〆の炊き込みご飯だけ、というありさま。一万円でこれかよ。会社の金だからまあいいけど。しかし来年からカナダのホテルチェーンの看板を降ろすんですよね? がんばってくださいね、としか。


■帰り道。酔っ払ってふらふら歩いていたら、LDKスタジオを発見。ここにあったのか。


■「ご自宅用ですか?」


■店で物を買うと、たまに

ご自宅用ですか? (・ω・ )」

とレジの人に訊かれる。


■これはもちろん「自宅用? プレゼント用? プレゼント用だったらそういう包装にするけど」という意味の確認の質問なんですが(←いま、“の”が連続してるぞ、とATOKから警告が出た)、どういうわけか、おれはこの質問になんか慣れないんですね。いつ訊かれても、初めて質問されたかのように、3mmほど戸惑ってしまう。で、その戸惑いののちに「…………あっ、…はい」と慣れない答え方で答えてしまう。


■この種の慣れない質問、あるいは慣れない注意書き、あるいは慣れない挨拶、のようなものは他にもまだあるはずなのですが、こうやってブログに書いてるときはパッと思い浮かばないもんなんだよねー。いろいろ例示してエントリを膨らませたいのはやまやまなんだけど。


■ポラロイド、猿之助Tシャツ


■先週の日曜は、NIGO(登録商標)のポラロイド作品の展示を見てきました。

うん、最近はポラロイドカメラに興味があるのですね。まあ科学の時代である22世紀現在はinstagramなんてものもありますが、やはりポラロイド独特の質感ってあるじゃないですか。なんか、「いちおう頑張りましたが、これがマックスです」みたいな解像度(?)とか。夢の中で見た景色を思い出そうとしてうまく思い出せてないような色合いとか。あと、薬剤かなんかの物質の跡が、形になって現れてたり。

フィルムがけっこう高いので、気軽にシャッターを押せない、というのも面白い。いくらでも撮りまくれるデジタルカメラとは対極にある、「ワンショット200円」の世界。シャッターを押すことに、それ相応の覚悟が求められる。“撮る”ことに対する意識が、デジカメと全く変わってきそうで、そこが面白そう。

写真が、データじゃなくてフィルムというフィジカルな形式で吐き出されてくるのも面白いと思う。

──などと、買うための言いわけ探しみたいなことをいろいろ書きましたが、なんだかんだ云って実際にポラロイドカメラ買っても、けっきょく「買ったときがピーク」になりそうな気もする。買ってすぐに10枚くらい撮ってそのままお蔵入り、みたいな。フィルムもけっこう高いので。

とはいえSX-70は物欲と所有欲をそそります。


■そういえば、NIGO(登録商標)と猿之助の対談が載ってる雑誌もちょっと立ち読みしました。NIGO(登録商標)が歌舞伎を見始めるようになったのは、妻(=マキセリホ)の影響、云々書いてありました。

今月の演舞場では、リリー・フランキーの画による市川中車・市川團子Tシャツが売られてましたが、ア・ベイジング・エイプの猿之助Tシャツなんてのもできると面白いと思った。


■七月演舞場の切符/コクーン


■毎年書いてることですが、夏至を過ぎると、今年ももう終わりだなーって気分になります。なので今年ももう終わりです。本年もご愛読いただきありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。半蔵商店です。

では今週のカブキ方面の話。


■水曜日。チケットweb松竹のサイトを見ると、完売していた来月演舞場の切符がYOSHIKIのドラムソロのような勢いで戻ってきてるので、いや、そこまでの勢いではなかったかもしれないけど、とにかく戻ってきてたので、昼の部夜の部ともに遠慮なく入手。チケットweb松竹はあきらめないでちょくちょく見とくものですね。

とはいえ3階A席とはいかず、お高い席なのでけっこうな出費……(;∀;)

まあ手に入っただけ良かったです。


■木曜日。夏至の晩。コクーン歌舞伎を見に行きました。天日坊。

歌舞伎を見るようになって三年目。夕刻、仕事を終え、梅雨どきの蒸し暑さのなかブンカムラまでてくてく歩きコクーン歌舞伎を立ち見で見るのが、だんだんと恒例の行事になりつつあります。

芝居の感想文は割愛。


■しかし勘三郎丈、早く良くなってほしいですね。先月の中村座では元気に見えたんだけど、けっこう無理を押してたんでしょうか。


■台風、月120万、MAX 6


■台風です。が、今晩は酔狂にも(?)渋谷でお笑いのライブを見てました。

で、このライブにはピン芸人のN山K太が出てたのですが、ライブの帰り、おれの前を歩く20代の女人二人が

「N山K太つまんないよねー、あいつ、おもしろくない、その割にネタが長い」(*´・д・)(・д・`*)

とかなんとかおっしゃっておりました。

おれもまあ、だいたい同意見なのですが、N山K太も37個中に2個くらいは面白いことを云うので、絶望的につまらないわけでもない、と思いました。

で、このライブでN山K太本人が云ってたのですが、大阪時代の給料は月120万円だったそうです。で、うっかり東京進出した現在、給料は月2.2万円(だったかな。まあそれくらい)に減ったそうです。減るにも程がありますが、この減り具合がネタよりも面白かったです。

で、渋谷から家に帰るころにはズヴ濡れになりました。台風ですから。


■そうそう、abletonのサイトでソフトが33%オフ、というキャンペーンをやってましたが、みなさん何か買いました?

おれはMax for Liveがちょっと気になってはいたのですが、見送りました。使いこなせない自信があるから。

で、時を同じくしてcycling 74のサイトでもMaxが33%オフになるキャンペーンをやってたそうですね。Max本篇なんて、Max for Live以上に使いこなせないのは明らかなのに、それでも年に2回くらい買いたくなる時が訪れるんだよな>Max


■国立劇場 歌舞伎鑑賞教室 『俊寛』 6/9


解説 歌舞伎のみかた
廣太郎の解説が、慣れてないのか、緊張してるのか、ちょっとぎこちない。あと、ちょっと暗い(笑。BSの海外ニュースの同時通訳みたい)。

また、解説の内容が、歌舞伎音楽の説明に重点を置きすぎてたように思う。あれは、「歌舞伎をすでに3回ほど見たことがある人向け」ぐらいのレベルではないか。この歌舞伎鑑賞教室には、歌舞伎を一回も見たことのない、まっさらな状態の学生(学生に限らないが)も多々足を運んでくると思うので、もっと音楽以外の基本的なことから説明をはじめた方がいいのではないか。歌舞伎は全員男性で演じる芝居で、とか、歌舞伎には時代物と世話物があって、とか。

ま、これはあくまで6/9の感想なので、現時点ではまたいろいろ改善されてるかもしれないです。


俊寛
歌舞伎鑑賞教室で初めてカブキを見る学生には、ちょっと重い演目ではないか、と思ひました。

芝のぶが男性を演じるのを見たのは初めてかもしれない。しかし、芝のぶの少将と児太郎の千鳥が並ぶと、芝のぶの方が女性らしく見える…。


■野田岩でもなく竹葉亭でもなく


■東京県に住んでいると、夏が近づくにつれウナギが食べたくなる。食べたくなったからには食べる。

先々週土曜の午後、野田岩でも竹葉亭でもなく、銀座からちょっと離れた半ば住宅街といってもいいようなとこにある鰻屋に行ってきた。

この店に来るのはまだ二度目なのだけれども、もうけっこう気に入っていて、というのも昼夜通しで営業しているので、土曜の午後二時とか三時とかいった、おれの生活の中でかなり重要な時間帯(おれは、土曜の午後をどう心地よく過ごすか、という点に各種リソースを割いている。その原因は自分でも分からないが、分かったところでどうということもないと思う)に鰻が食べられる。しかも、この時間帯は客がほぼいない。よって、おだやかな環境で、鰻と日本酒を楽しめる。

あ、日本酒といっても、べつに普通のありふれた銘柄のである。でもそれでいい。居酒屋ならともかく食べ物屋で、日本各地からひっかき集めてきた銘酒がずらり勢揃いというのは、個人的にはあまり行儀がよくないと思う。

(あと、鰻屋のメニューでワインをちらつかせてる店は、ちょっと成金趣味なものを感じる。ほら、東京タワーのふもとの、まあいいや。)


■それはさておき、江戸切子というのか、そういうガラスの、「碧い」という漢字で表記してみたくなるような色の銚子と猪口で酒を飲む。そのうち鰻重と吸い物が運ばれてくる。鰻重を食べる。食べなくてどうする。

鰻の部位や形状など、鰻重の詳細は覚えてないので記さない。そんなものいちいちブログ用に覚えとかない。そもそも鰻重は見るものでもなくレビューするものでもなくデジカメで撮ってネットに上げるものでもなく、食べるものである。食べなくてどうする。

食べる。食べた。正直、タレはもうちょっと甘いほうが好みかな、とは思うも、もちろんそんなのは誤差の範囲内のことであって、美味しい。


■おれが世界的に高名な電子音楽家だからだろうか、食後にはメロンまで出してくれた。

──いや、たぶんフルーツも鰻重の料金に含まれてるってだけだと思うけど (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

まあそうかもしれない。とにかく、鰻と日本酒とメロンを、静かな店で静かに食べた。良い土曜の午後だった。


■たぶんインターネット中の情報を血眼になってくまなく探せば、ここより美味い店は他にもあるし、コストパフォーマンスとやらのいい店も他にもあると思う。

でも、そんなことじゃなくてね、この土曜の午後を、落ち着いた心持で過ごせることが大事であってね。


■この店は、ある日の歌舞伎見物帰りに銀座周辺をてくてく散歩していたら見つかったお店で、いつか入ってみようと思って、四月末にふと初めて入ってみたら、このように“当たり”だった。

いまどき食べログもなにも参考にせず、こういうお店を見つけることができてうれしい。西暦2012年のおれの収穫の一つ。


■四半世紀ほど前のCMを、なんの検索もせず資料も見ず記憶だけで書き起こす。


「本気で」


「ニキビを」


「治したい」


「男の子や」


「女の子は」


「しっかり」


「聞いてほしい」


「ニュー・パッケージになったクレアラシルは」


「サ……」(´Д`;)
「サ……」(;´Д`) ※言いよどむ


「サルファ・レゾルシン処方で」※ここカタカナ自信ないです…。


「ニキビの」


「頭部を」


「開いて」


「余分な脂を」


「吸収し」


「ニキビを乾燥させて」


「治し」


「ます!」


「シカーモー」( ´_ゝ`) ←外人


「お肌にやさしい」


「中性です」


「だから」


「本気で」


「ニキビを」


「治したい」


「人は」


「クレアラシル」


「医薬品です!」(大人数で)


「P&Gです」





たしか昭和63年のCM。「余分な脂を」の部分は、「余分な」「脂を」と分かれてたかもしれない。あ、「ニキビを乾燥させて」も二つに分かれてたかな。まあ、細かいところは間違いあるかもしんないけど、だいたいこんな感じだったと思う。

しかし、昭和63年ごろ放送されたのにまだ覚えてるCMがあって、昨日見たのにもう思い出せないCMもある。いろいろあります。


■醤油が


■夜、スーパーで寿司のパックが半額になってたので、二つ買って帰ったはいいが、家の醤油が切れてた。


■桃屋のめんつゆかけて食べました。


■六月大歌舞伎 新橋演舞場 昼の部 6/11


■行ってきましたよー四代目猿之助。でも、まず新橋演舞場に行くまでにちょっとややこしいことがありました。

おれは昼の部のチケットを、チケットぴあのサイトでネット購入したんですね。で、ネットで購入したからには、当然、お店にチケットを引き取りに行かないといけないわけですが、「まあ、新橋演舞場に行きがてら引き取ればいいでしょう」ぐらいに考えてたわけです。

で、当日の午前10時20分。新橋演舞場の近くにあるセブンイレブンに行きました。店頭に「チケットぴあ」のステッカーも貼られてましたし。

ですが、そのセブンイレブンではチケットを引き取ることができませんでした。おいおいおいちょっと待ってくださいよ。開場まであと10分を切りましたよ。

<説明>
えー、これはどういうことかと申しますと、「チケットぴあのサイトでネット購入したチケット」は、引き取る場所が

(1)サークルK/サンクス、あるいは、「ぴあ」店頭
(2)セブンイレブン

の2種類あるんですね(※厳密には、「郵送」とかいう20世紀的な方法も選べますが、こともあろうに郵送料が600円もかかるので現実的な選択肢にはなりません)。で、この(1)か(2)かは、ネットで購入する際自分で選べるんですね。

で、おれはネット購入の際、(1)を選択したにもかかわらず、(2)のセブンイレブンに行ってしまったわけです。
</説明>



■このまま19000円のチケットが無駄になるのか???と気が動転したおれは、その後、新橋演舞場のチケット売り場に直行。そこで窓口の人にチケットぴあの店舗の場所を訊き(※ここで訊くことじゃないですよね。すいません…)、「博品館と有楽町に、ぴあの店舗がある」という情報を得たのでとりあえず博品館めざしてダッシュ。その道すがら、たまたま、ほんとにたまたまサンクスがあったので、そこで無事チケットを引き取ることができました。あー危なかった。

途中、別のコンビニで茶菓を調達し、新橋演舞場に戻ってきたのは10:45くらい。開演の11:00に間に合った。


■でもさー、「自分は悪くない」とか主張するわけじゃ全然ないけどさー、チケット買ったのはだいぶ以前のこと(4月28日)なんだから、インターネットの画面で、前述の(1)(2)のどちらの選択肢をクリックしたかなんて、そんなこといちいち覚えてないって。

え? 普通は覚えとくもんなんですか? ふーん…。じゃあ、すいません。

「ぴあ」もさ、6月4日の段階でよこしたリマインドのメールに一言「サークルK/サンクス、もしくはぴあ店頭でお引き取りください。(セブンイレブンではお引き取りできないので、店員から『なにこの面倒くせえ客』という冷たい視線を浴びせられます)」と、ひとこと書いてくれたってよくない?(※4/28の購入直後に来たメールにはこの旨、記されていました)

なお、このリマインドメールには「まあ公演当日でもいいけど、できることなら公演前日までにはチケットを引き取りに来いよ」みたいなことも書いてありました。たしかにそうですね。そのほうが、こういうふうに慌てないで済むもんね。

ちなみに、ぴあから渡される予約番号が、(1)の場合は9ケタ、(2)の場合は13ケタになるそうです。こういうこともいちいち覚えておかないといけないのかどうかは別として。


■ということで、これからチケットぴあのサイトで新橋演舞場のチケットを買う際は、受け取り場所をちゃんと「セブンイレブン」に指定することを忘れないようにして一学期後半も頑張ろうと思います。


# ようするに、間抜けな一人相撲を取ってたってことです。


■ラスターノートンあるある


中古レコード屋で見かけるraster-notonの「20' to 2000」シリーズのCDは、たいていSenking。けっこうな確率でSenking。

# 次点でIlpo Vaisanen。


■二ヶ月ぶり/猿と猿


■ここ二ヶ月ほど更新されていなかった坂東巳之助丈のブログ竹村延和丈のブログが、ともに5/29に更新されていました。シンクロニシティー。


NIGO(登録商標)のブログに亀治郎(当時)が。ア・ベイジング・エイプ(登録商標)と当代猿之助。猿と猿。


■圧がすごい。他


■このごろ、「“圧”がすごい」という表現をちらほら耳にするようになった。流行ってるのだろうか。まあおれの思い込みかもしれない。

ところで、この「“圧”がすごい」という表現は、どことなくマツモトヒトシ発祥っぽい匂いがするが、実際のところどうなんだろう。


■グリーンダカラ、という飲み物がけっこう気に入っている。ラベルをざっと見る限り、人工甘味料の手合いが含まれていないところもよい。こういうジャンルの飲み物を飲む習慣のまったくないおれが、週3本くらいのペースで飲んでいる。たぶん、おれの体に不足している何かがこの飲料に含まれているのかもしれない。しかし、こういう飲み物を好むようになるのもあまりいい兆候ではない気もする。


■先日、久しぶりにドミノピザを頼んだ。一年ぶりくらいか。

「ウルトラクリスピー」なる生地で発注したところ、たしかにその名の通りカリカリサクサクして食感は悪くないが、どういうわけか、円形のピザがスクエアにカットされていた(その旨はメニューに記されていたので、このこと自体は問題ないが)。

やはり、円形のピザは扇形に切ってもらわないと、食った気がしない。よって、このウルトラクリスピー生地のピザを食べたという記憶もあまり頭に残ってない。


■あれほど、「巨人の星のキャラクターを使った広告のない平和な地球になりますように」と願っているのにもかかわらず、どっかの居酒屋が出資しているweb企画の広告ポスターに巨人の星のキャラクターが使われているのを発見してしまい、げんなりする。

CM中のパロディとしてしか巨人の星に接したことのない世代の広告制作者が、巨人の星をネタにして広告を作る、というスパイラルがあると思う。


■日曜日の、とくに午後というのは、家にいると無為にだらだら過ごしてしまうものだが、三日前の日曜午後は家にいたにもかかわらず、雑用各種をさくさくとこなすことができた。これはもう奇跡に近い。


■スギちゃんのモノマネをする際のリスク管理


日常会話において独特の語尾を挟み込んでスギちゃんのモノマネをする、という行為が、だんだん戦場カメラマンのモノマネくらいにハイリスク/ローリターンな行為になりつつあります。

スギちゃんのモノマネをする際は、そのリスクの高さを認識しなくてはなりません。

そんな危険を冒してまでモノマネしたくない、という方は、あえて西暦2015年ごろまで寝かすと良いでしょう。


■コラージュとかカットアップとか


■激動の2012年も、残すところわずか7ヶ月となりました。短い間ではありますが精一杯がんばって、思い残すところなく新しい年を迎えたいものです。

さて先週の金曜日は、代官山でこれ見てきましたよ。コラージュやカットアップについて語るイベントです。着物の人が目当てで行ったのですが、黒メガネの人の話も面白かったです。

コラージュ/カットアップ、については、プロの音楽家ならずとも「一家言持ってるぜ!」ってな方が少なくないと思います。人生においてコラージュ(音楽にしろ映像にしろ写真にしろ)を頑張って作る時期あるからね、誰しも。そんでもって、自分で作ったカレーがうまいのと同じで、自分で作ったコラージュって特に面白く楽しめちゃうもんね。「これはおれにしか作れないでしょー」という思い入れの心理的バイアスが働いちゃうし、おおむね自分の好んだ素材を使うから。


■かくいう拙僧が、今月の頭に作ったのがこれ(約2分)。↓






これはコラージュ、というか、ある種のインターネット内フィールドレコーディング(?)なんですね。

先日、知らない外人のブログをたまたま訪れたら、そのブログに貼ってあるYouTubeの動画数点が、なぜか全部まとめて自動再生されるという謎の現象が発生してたので、その様子を録音しました。で、それをちょっと編集して、ちょっと音を足したりした。


■ところで、なぜいまコラージュ/カットアップかというと。

これは冒頭のトークイベントの内容とは関係ない個人的な所感なのですが、もうわれわれは、曲/トラックという“単位”に飽きてるのではないか、と思います。

PC上で膨大な楽曲を簡単に管理/編集できるようになった現在、聴くという行為において、「iPodやiTunesやYouTubeでパッパッと飛ばし飛ばし聴く」と、「ネット上にアップされた、数十曲をぎっしり濃密に詰め込んだ一時間単位のDJミックスを聴く」の二極化が起こってると思うわけです。なので、いずれにせよ曲/トラックという概念が希薄になってって。

実際、クラブミュージックに関しては、「曲/トラック/シングル」という単位ではなく、「DJセット/ミックスCD」という単位で聞くことが多くなってません?

そもそも、「曲/トラック/シングル」「アルバム」って、犬が蓄音機を聞いてた時代からの概念ですからね。

そういえば、いまの十代のナウいヤングは、曲のサビ(正しくは“サワリ”)の部分だけを編集で抜き出して、そこしか聞かないという話を耳にしたこともあります。

──というふうに、現代では、音楽の日常的な摂取方法がだんだん、コラージュ/カットアップに近くなってるのかもしれないのではないか、と。まあ、今になって急に始まった話でもないけどね。


■ちなみにおれは高校のころは、サンプラーを買ったらついてきた、「サンプリングCDダイジェスト集」みたいなCDを聞いてた時期がありました。

2小節のギターのフレーズ、4小節のドラムループ、民族音楽っぽい数秒のコーラス、各種の効果音、とか、そういった作曲用の「音楽の素材の断片」のみがひたすら流れてくるだけなのですが、いろんなジャンルのサンプルが次々流れてくるので不思議と飽きませんでした。

でも、いま客観的に考えると妙な高校生だな…。どんな青春を送っていたんだ、おれは。


■平成中村座 五月大歌舞伎 5/27(夜の部)・5/28(昼の部)


■小山三の口上が聞けたり、菊十郎の鰹鰹が聞けたり、橘太郎が地球の引力を無視したり(浮いた)の平成中村座5/27夜の部を見て、翌5/28は昼の部を見ました。

『め組の喧嘩』終盤の立ち回りは、演舞場『椿説弓張月』組だった染五郎+七之助も加わっての盛り上がりで、芝居の最後はおみこしが出てきたり、外から雷が聞こえてきたり、各人の挨拶があったり、と30分ほどのカーテンコール。

場内は盛況でありつつも卒業式のようなムードもちょっと漂ってました。7ヶ月公演の最終日だしね。小山三さんの「お名残惜しゅうございます」の挨拶には万感こもってたな。


■あまりにもたくさんのことが起こったカーテンコールの後、会場内の熱気にあてられてか、酒を飲んだわけでもないのに少し酔ったような気分になり、中村座を後にしました。

いろんな役者といろんな客がしばしの間ひとつの芝居小屋に集い、ひとつの世界を共有(というか形成というか)すること。そしてその世界は劇場を出ると霧のように消えて無くなること。でも観た者の心に確実になにかを残すことについて、ちょっとだけ思いを馳せたりもしました。くさいこと書いてますか、自分。

この平成中村座の初日(昨年11月)と最終日を見ることができて、良かったです。芝居を見るという素朴な楽しみが味わえる小屋だったと思います。冬は少し寒く、この日は少し暑かったけど。笑

勘三郎も11月からこっち、徐々に元気になってきてるようで何より。

あんままとまってないですよね、この文章。まあ、まとめる気も特にないし、まとめるだけが文章でもないからね。


■帰りに、NIGO(登録商標)おすすめの「うずらかすてーら焼」を買いました。200グラムで500円。

さらに、東銀座に立ち寄って、ものすごく久しぶりに歌舞伎座裏の「歌舞伎そば」へ。大盛りにかきあげ2ヶ。


■女殺油地獄、再見 5/19


■帯といてー、べべ脱いでー、半蔵商店でございます。

といった意味も含めまして、先週の土曜日は新橋演舞場にて『女殺油地獄』を再見しました。

いい歳して遊んでばかりいる絶賛モラトリアム中の与兵衛が、身勝手な理由で借金頼んで断られて、ニコ生放送中に人殺すという、いやニコ生放送中ではないですけど人を殺すという、何とも理不尽な、それゆえリアルな話です(と、書いてしまいましたが、「理不尽ゆえリアル」だとは必ずしも云えないのではないか)。

両親からお吉を介して渡された銭八百とチマキに涙した与兵衛が、心を入れ替えて真人間となってめでたしめでたし、ご案内は睫敞智子でございました、と、ハッピーエンドで終わらない救いようのなさに人々が惹かれていることが、この演目が今日まで生き残ってる理由なのかもしれない。なんというか、与兵衛は、われわれの心の奥底にある破滅願望と破壊衝動を具現化した、“負”のベクトルのヒーローなのだ。はい、いま適当に書きましたー。(´・∀・`)v イエーイ

そう、この「チマキ」が物哀しい。こどもの日に食べるチマキである。23歳くらいの、いったんは勘当を言い渡した、ものすごい借金を作ってしまった放蕩息子にチマキ。これは、なんだかんだ云って両親にとっては与兵衛はかわいい息子である、ということを表してるのだろうが、当然チマキで借金は返せないし、チマキごときで改心する与兵衛でもない。このチマキの無力さが、両親の与兵衛への思いの伝わらなさを象徴してて物哀しい。こんなにもチマキという単語が頻繁に登場する段落も珍しい。


■愛之助の与兵衛は、遊び好きなところも、虚勢を張るところも、人の好意に甘えるところも、それを踏みにじるところも、それぞれスムーズに演じ分けていて継ぎ目を感じさせない。与兵衛は妹もいるのに末っ子感満載で、家族を相手に暴れるシーンは中学生っぽさすら感じた。笑

福助お吉は、「姐御キャラ」を盛ったりせず、与兵衛より年上の女をフラットに演じていた。つつましやかに演じれば演じるほど、殺される際の悲惨さと理不尽さが際立つ。あまりクセのある人物像にしちゃうと、「いっやー、殺される方にも問題あるんじゃないですかねえ」みたいな感じになるから。

徳兵衛(与兵衛父)よりしっかりしているおさわ(与兵衛母)は秀太郎。銭とチマキを懐から落とした直後、先ほどまでの態度から一転、息子与兵衛のことを慮ってることを素直に認めるところが良かった。

しかし徳兵衛は与兵衛に対して、もっと強気に出るべきじゃないですかね。←よそ様の家庭に何をアドバイスしているんだろう。


■鐘が鳴ってから、与兵衛が犯行に及ぶ決意を固めてからの殺し場。一息に、ではなく、じっくりじっくり殺していく/殺されていく感じが、おれは直視できなかったです(怖がり屋)。刀の鈍い光が視覚的な、三味線の音が聴覚的なアクセントになる。


■おれは初めて見た油地獄が昨年のルテアトル銀座なのですが、その時は与兵衛がロス市警に捕まるところまでやってたんですね。いやロス市警ではないですけど。

でも今回のように殺し場までで終わったほうが、構成としてすっきりするし、劇として余韻もあるね。そもそも、与兵衛が捕まったから溜飲が下がるって芝居でもないからね。







■その他の演目について。

『西郷と豚姫』は、前回見た時も思ったけど、西郷の描写が面白いものではない。基本、豪放磊落な西郷どん、という世間一般に流通しているステレオタイプなぞるだけだもん。でもフィクション(ジャンルは問わない)に登場する幕末の人物って、どうしてもそうなりがちだから、これは獅童個人のせいでもない。

「あれ、シドーって意外に西郷どんみたいな役も似合うね?」というボーナスポイントでなんとか退屈を回避できたかんじ。

『紅葉狩』は、やはり種太郎の踊りに尽きますね。


■そして歌舞伎見物から帰ったところ、鹿児島の友人から、タイムリーにも『西郷せんべい』が届いてました。ありがとう。


■こういうbotがあってもいいのではないだろうか


twitter界隈のことは疎いのですが、毎週木曜の夜9時台に

「黒柳さーーーん!」

と叫ぶだけの近藤真彦botのようなものがあってもいいのではないか、と思った。いや、ひょっとしたらもうあるのか。いずれにせよtwitterやってませんが。

いちおう検索すると、こういうのはあったけど、これは作った人が速攻で飽きたっぽい。笑


■きゃりーぱみゅぱみゅ(話題が10年代→90年代→80年代と遡っていくエントリ)


■きゃりーぱみゅぱみゅ(って発音もしにくいけど、タイピングもしづらいね。"pam"まで打った直後"yu"を打つのってけっこうクセのある動きを要求される。しかもそれを二回繰り返さないといけない。笑)。

カッコの中が長くなったので最初から書き直しますが、きゃりーぱみゅぱみゅっていう娘さんのことはよく知らないし、積極的に音源に接したことはないんだけど、以前からなぜか「どうせ近田春夫が褒めてるんだろうなあ…」感を感じます(実際に褒めてるかどうかは別)。


■近田春夫といえば、氏の作品でいちばん好きなのは、『ウゴウゴルーガ』初代主題歌の「こどもなんだよ」という、ある種の人々が「あれってハウス歌謡だよね!」と語りたがるような、クールなトラックに女性ボーカルが乗った曲です。いまだに8cmシングル持ってます。

でも、もし仮に近田春夫氏に対面する機会があって、「こどもなんだよという曲がすごい好きなんですよ!」と切り出したとしても、

「えっ? おれ、そんな曲作ってたっけ?」

と切り返され、トータル8秒で会話が終了してしまうような感じもします。


■と、ここまで書いて思いだしたのですが、おれは渡辺和博の'80年代ベストセラー『金魂巻』(←さすがにATOKでも変換できませんでした)を、2002年という妙なタイミングで読んだのですが、同書の「ミュージシャン」の章の「マル金」のモデルって近田春夫らしいですよね。近年まで気がつかなかった。林真理子のコピーライター(だっけ?)とか、テリー・ジョンスン(だったと思う)のアートディレクターとかは気がついたんだけど。


■NIGO(登録商標)、平成中村座昼の部も見る


NIGO(登録商標)のブログを読んでたら、今月の平成中村座の昼の部にも行ったとのこと。さらに、勘三郎からサイン入りポスターをもらったとのこと。

イトーセイコーが勘三郎と接点あるのは承知してましたが('10年のコクーン歌舞伎ね)、ひょっとしてイトーセイコー→藤原ヒロシ→NIGO(登録商標)という'90年代初頭の『宝島』のようなラインが、中村屋周辺の人脈図にあるんでしょうか。


■金環日蝕/ご家庭で簡単にクラフトワーク/YEN BOX


■昨日の金環日蝕は、渋谷で見ました。薄曇りの街中で、たくさんの人が空を見上げて一つの天体を集中して見つめている様子は、はたから見たらけっこう近未来っぽい画になってたと思います。

月が太陽の前にしゃしゃり出てきて円になるところが、思ったよりも簡単にちゃんと見えました。いつもより一時間早く家を出て良かった。

ちなみにおれは25年前にも金環日蝕を沖縄で見てたはずなのですが、その時の記憶はあんまりないです。


■ご家庭でも簡単にクラフトワーク風のシンセサイザーやボコーダーの音が再現できる、『SYNTH-WERK』というソフトがあるのですが、ここで買うと、5/27(日)まで割引価格で買えるようです。

YouTubeに、14分にわたるサウンドデモもありました

そうそう、最近この、「14分にわたる」の“わたる”を“渡る”って書く人多いけど、やはり“亘る”じゃないかなーと思う。


■日曜日、新宿のディスクユニオン中古センターに『YEN BOX』がありました。それも、Vol.1とVol.2の両方。久しぶりに見たなー。

お値段は、Vol.1・Vol.2ともそれぞれたしか3万数千円だったような。もう売り切れてたらごめん。まあこの御時世、お金の遣い道は他にもあるような気もします。

あと、その隣には、ピチカートファイブ『スーヴニール2001』(※『ボサノバ2001』の別バージョン集)が、コロちゃんパックのパッケージ無しで600円くらいで売られてました。まだ聞いてない人だったらお得。もう売り切れてたらごめん。


■Facebookすごい


友人某がFacebookにログインしたところ、「ひょっとして、この人はあなたの友達ではないですか?」みたいな自動表示欄(※すいません、Facebookよく知りません…)に、

中2の時、那覇で自分をカツアゲした男

が表示されたらしい。十数年前のカツアゲの加害者とも再会できるFacebookってすごいですね☆ (ゝω・)v


■NIGO(登録商標)、平成中村座大千龝樂


■昨日、食材を買おうとスーパーに立ち寄った際、アイスクリームの棚の前で立ち止まるも、

「月曜日から自分を甘やかしちゃいけないよなあ…」( ・ω・)

とアイスクリームを買わなかった半蔵商店です。このストイックさはもっと評価されていいと思う。


■さて、NIGO(登録商標)のブログで平成中村座の話題について書いてました。カブキ見るんですねえ、NIGO(登録商標)。やはり35000円のお大尽席でしょうか?


■一方、おれも今月の平成中村座は二十七日の切符を買いました。おれは平成中村座の初日('11/11/1)を見たので、やはり大千穐楽とも云える最終月の最終日も見に行くべきでしょう。と思ったからです。

──ですが、ご存知の通り、五月二十八日に追加公演が決定したため二十七日は大千穐楽ではなくなってしまいました。二十八日も見に行くかなあ。でも安い梅席は売り切れで、竹席しか残ってないな…。


■巨人の星はもういい


■巨人の星のキャラクターを起用した広告のない、平和な地球になってほしい。

というおれの願いも虚しく、平成24年5月現在も、auが巨人の星を広告につかっている。この世に神も仏もないのだろうか。われわれ人類は、あと何回同じ過ちを繰り返すのだろうか。もういいっつーのな、そういうセンスのCMは。そういえばキリンもあしたのジョーを広告につかっている。


■そもそも、おれの世代だと、もうパロディーCMのキャラクターとしてしか巨人の星やあしたのジョーを目にしたことがないんだよね。だから、パロディーがパロディーとして機能してない。なので、広告としても効かない。

まあ、これは単にauやキリンのCMがおれの世代をターゲット層として捉えてないってだけの話かもしれない。実際、いまだにこれだけCMやらなんやらに用いられるということは、一定の年齢層には広告効果があるんだろうな。おれ個人としては、もう見たくはないのですが。


■そういえば数年前のことだが、某県のとある食品メーカーが、有名人の家族に取材したドキュメンタリー調のCMシリーズを作った。

数本のCMからなるそのシリーズはなかなかの力作で、短い時間ながらも見応えあり、かつ暖かい余韻を残す、良質な作品であった。

が、このCMの制作者は何を考えたか知らんけど、巨人の星のキャラクターを用いたパロディー調のCMを作って、シリーズ中の一作として加えちゃったんですね(リンク先の動画後半30秒)

おまえ、それ、台無しじゃん、これまで作ったせっかくのドキュメンタリーが。なに考えてんだよ。と思った。


■ネーミングは大事


■1990年ごろ、くもん出版から、「児童向けの、ミステリアスなホラーなどを集めた、長いタイトルを冠した、5冊シリーズの本」が出てたような気がした。

「あれ? くもん出版じゃなくて学研だったかな?」などと迷走しつつもがんばって検索してみた結果、それはやはりくもん出版から(1990年ではなく)1989年に発売された『幻想文学館』というシリーズで、各巻にはそれぞれ
『恐ろしい幽霊の話』
『なぞめいた不思議な話』
『奇妙な動物の話』
『悪夢のような異常な話』
『ファンタスティックな恋の話』
というタイトルが付けられている。ちょっと手に取ってみたくなるよね。

ちなみに各巻に収録された作品については、こちらのサイトを参照されたい。

なお、このシリーズは数年前に復刻されたようだ。ただし、シリーズ名は『世界の幻想ミステリー』という、オリジナルよりいささか平板なタイトルになったうえ、各巻も、
『ザ・ゴースト』
『ザ・ミステリアス』
『ザ・クリーチャー』
『ザ・ナイトメア』
『ザ・ロマンス』
という、なんだか「いっや〜、やりたいことは分かるんですけどね、ええ…」って感じのタイトルに改題されてしまった。あんまし読書欲をそそらr、いやケチを付けたいわけじゃないんだけどね。ネーミングって大事ですよね。


■数年前、ヤフーだかリクルートだかが、「アルファベット2文字の、ビジネス向けSNS」というのをやってたような気がする。

で、がんばって検索かけて、やっと分かった。ヤフーの「CU」だ。

CU、忘れてたわー、orkutやpoken以上に忘れてたわー。

しかし、なんでこんな覚えにくくて魅力のない、しかも検索に引っかかりにくい名前にしたのか? ネーミングって大事ですよね。


■以上、コザのゲート通りの酒屋で買ったジョニ金(ただし、コルク栓が劣化してるためジョニ黒なみの値段で安売りされてた)のペプシ割りを飲みながらお届けしました。半蔵商店でした。


■渋谷で亀に酔う


(平成二十四年五月八日の日記)


■午前中。ガリタ食堂に出てきたこのカレー屋に赴く予定だったけど、店のサイトによると臨時休業とのことだったので、かわりにものすごく久しぶりに渋谷の5回くらい行ったことのあるこの店へ。魚介系(かな?)の甘めのカレー。トッピング全部乗せ。量も多く値段も安い。

人気のある店なので午前11時の開店直後というタイミングを狙って足を運ばないと、店の前にすぐ列ができてしまう。なので、おれは午前11時ごろにしか行ったことないんだけど、その時間帯の店内には、どういうわけかAMラジオの辛気くせえ老人テレフォン人生相談、みたいな番組が、それはもう百発百中の確率で流れている。

この日も「娘夫婦がね、離婚しそうなんですけどね、私としましてはね」みたいな老女の声が店内に延々と流れていて、こんな空間ではカレーの味も2割減ということに、この店を営む夫婦は気づいているのかいないのか。

かといって、このラジオ番組が終わる時間帯にこの店に行くと、前述のとおり列に並ぶ羽目になってしまう。うーむ。


■カレーを食べてから、渋谷ヒカリエの亀博へ。

会場のいたるところに亀治郎の大きな舞台写真パネルが展示されてて(それも連写の合成で一枚の写真に亀治郎が複数体登場してたりする)、前後左右360°が亀治郎亀治郎亀治郎……。一度にたくさんの亀治郎の写真を見て回ると、軽く亀酔いを起こすことが分かりました。

たまたまタイミングが合ったので、会場内のミニシアターみたいなとこで亀治郎のドキュメンタリー映画を見ることができた。素の状態の亀治郎もところどころに出てくるのだが、髪型とドット柄のシャツとが相まって、'00年ごろの藤井隆に見えた。

才能ある歌舞伎役者はもちろん他にも多々いるけど、なかでも亀治郎はとくに、なんというか「神様に選ばれた感」が強い、と思う。亀治郎の好きなところを一つ挙げろ、と云われたら、おれは多分それ。


■ヒカリエから見下ろす渋谷の街は、最近よく目にする「実際の景色をミニチュアっぽく撮った写真」みたいで、なかなか見物だった。


■その後、「iida G11」という機種の携帯電話機を求めて(その理由は省く)、渋谷、新宿、秋葉原のauショップや電器屋を見て歩くも、どの店ももう置いてない、とのこと。

合計20店くらい回って、歩き疲れて、五月十日午前六時半現在もふくらはぎが筋肉痛…。('A`)


■五月花形歌舞伎 新橋演舞場 夜の部5/5・昼の部5/6


■本日をもちまして(たしか本日だったと思う)、半蔵商店は無事7周年を迎えました(たしか7周年だったと思う)。7周年ったら、あれですよ、半蔵商店が始まったときに生まれた赤ん坊が小学校に上がっ、まあそうやって時間の長さをあれする作業はいいや、別に。

とはいえ7周年です。書く方も、読む方も、お互いもっとマシな時間の遣い方があっただろ、とかそういうことはあんまり考えないようにしつつ、これからもご高覧賜りたく存じます。


■さて、この土日は新橋演舞場の五月花形歌舞伎に行って参りました。その感想など。


【夜の部 5/5】
■椿説弓張月
三島由紀夫の作、と聞いて、「よくない意味での“昭和中期モダン”」をちょっと危惧したけど杞憂だった(黒アゲハと、海難を救う烏天狗の群れ、の演出はちょっと昭和っぽいかなーとは思う)。

「手持ちの歌舞伎のカードを全部使い切りました!」という感じの構成で見応えがある。海上のシーンの船も凝ってる。

染五郎、先月の忠臣蔵ではちょっと物足りなかったけど、今月は全体的に良かった。ちゃんと主人公らしい主人公だった。

おれはこれまで三島由紀夫の作品に、1文字も(あるいは1秒も)接したことがないのにもかかわらず、武藤太が体中に竹を打ち込まれるシーンにはミシマを感じた。なぜだろう。まあ、これに類することは人生においてよくある。

七之助が出てきたときに、「あれ? 七之助は平成中村座ではなかったっけ?」と一瞬混乱する。掛け持ちしてるんですね。


【昼の部 5/6】
■西郷と豚姫
おれの苦手な「幕末のステレオタイプな薩摩藩の人間」が出てくるパターンの演目だわー、と最初はちょっと腰が退けてました。

だけど、インパクトある題名から想像するより、さらっとしてて、いい話でした。主人公二人が大柄な割に繊細で。

児太郎を見て、これからの世代「身長の低さ」に恵まれた女形は期待しにくいのだろうか、と思う。名前ど忘れしちゃったけど、背が高くてデッサン人形みたいになってる若手いるしなー。


■紅葉狩
なぜこの季節にこの演目なのか。と、疑問に思っちゃいけないんだろうか。おれは変だと思うんだけど。

それはさておき愛之助と高麗蔵が良かった。が、おれがいちばん好きだったのは種之助の踊り。

三味線の人に、スリムクラブ内間に似てる人がいた。


■女殺油地獄
愛之助の与兵衛は、'11年2月のルテアトル銀座の染五郎の与兵衛(←“の”が多すぎるな)よりも、さらにそれこそ衝動だけで突き動かされてる与兵衛、という印象があった、ような気がした。殺し場の残酷さも、今月の方が上回ってたように思う。


■演舞場の近くのコンビニでこれを買ってって、開演前のおやつに食べたら、意外に美味しかった(ストロベリーチーズケーキ)。次の幕間に、もう一個買いに走りました(キャラメル&クッキークランチ)。


■今日は五月五日でした


かしわ餅食べて、しょうぶ湯に入って、歌舞伎見てきました。



今日もめちゃイケでは、ガリタ食堂やってましたね。制作費と撮影の手間の割には視聴率稼げるんでしょうか。

しかしカガリDは、摂取カロリーだけでなく、毎月の食費も大変なことになってそうですね。とはいえフジテレビ社員ですからね。


■連休の予定や近況


■船玉様が見える。半蔵商店でございます。

ここ数年の連休は、箱根、箱根、京都、沖縄と過ごしてきましたが、今年はトーキョーから出ません。でもヒカリエには行きません。ヒカリエが混雑してる、と聞いて思い出したのですが、そういえば六本木ヒルズの開業もまた連休前で(いまwikipediaで調べたら2003年4月25日開業とのこと)、混雑していたと記憶しております。行ったわけじゃないけどね。しかし、六本木ヒルズよりあとに開業したはずの東京ミッドタウンの方がなんだか懐かしく感じられ、表参道ヒルズにいたっては現存してるかどうかさえ誰も覚えてない、という23区内の商業施設が次々と完成しては消費されていく現状からすると、ヒカリエもまた数年後には廃れてたりするのでしょうか。まあ、渋谷駅からだいぶ近いので、そう簡単に過疎化することもないとは思いますが。

さて、この連休中はカブキ行きます(連休じゃなくたって行ってるような気もしますが…)。新橋演舞場です。『西郷と豚姫』という題名からして初めて聞く謎の演目とか、『女殺油地獄』とか見ます。

あとは、部屋で書を見したり、ゴロゴロしたりですかねー。久しぶりに宅配ピザでもとりますかね。


■昨日は、数年ぶりに恥ずかしながら「テレビで見た食べ物屋に行く」という軽薄な行為に出てみました。お店はこちら。めちゃイケのガリタ食堂で紹介された担々麺です。山椒がかなり効いた特徴的な味で、たしかに美味しかった。

が、この味は、「当初は“テレビでやってた店に行ってきたよ報告”を兼ねて、やたら周囲にすすめまくり、自分でも通うようになるが、三回目くらいで我に返り唐突に飽きる」タイプの味ですね。9年前にテレビで見たお茶の水のインドカレー屋がそうでした。もっともあの店には、三回と云わず五十回くらいは足を運んだような気もしますが。

ちなみに、同じくガリタ食堂で紹介された近所のカレー屋(※上記インドカレー屋とは全く別。念のため)は売り切れ→早じまいしてましたが、いずれはカガリDが番組内でそうしたように、カツカレー→担々麺のハシゴをしてみようかと思います。


ほぼ日の扇子。去年買い逃した佐藤可士和のが今年も売られてたので買いました。一時期はヤフオクなんぞで探したりもしてたのですが、新品を買えて良かった。来週ごろ届くようです。

でも、上記ページを見てるうち、「クロスステップ」という柄のも欲しくなった。夏っぽいですよね。


■ヒカリエ?


ヒカリエなる施設が渋谷県にできたそうですが、なんなんだろうね、この締まらない、気の抜けたネーミングは。

(ヒカリエだけでなく、イトシアとかトキアとかクラシエとかアイシアとかリクシルとかさー。覚えにくいよね。とくに引っかかりのないカタカナがつるっと滑っていく感じで。リクシル知っテル?って訊かれても一般の消費者はそんなのいちいち知らねえっつーの。)

変な広告代理店に騙された感&ネーミングしたやつの自己満足感たっぷりの、ヒカリエなんてカタカナ四文字よりも、昔のままの「東急文化会館」で良かったのではないか。「ヒカリエ」だと、そもそも建物の名前だと認識しづらいうえに、「その土地の物になろう、その土地に根ざそう」という気概が全然感じられない。なにかあったら責任とらずトンズラするタイプのやつが付けた名前だ。

そこまで云うこともないか。



亀博は行きます。たぶん一人で。


■新橋演舞場 六月大歌舞伎 発売初日


■今年に入ったあたりから『おさるのジョージ』を観なくなりました。もう立派な大人ですから。( `・ω・´) キリッ

──じゃあ去年までは観てたということですね。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

なので、これは数ヶ月ほど前の話になるんですが、ある土曜の朝におさるのジョージを観てたんですね。そしたら、

「お猿の気持ちは、亀にはわかりません」

みたいなナレーションがあったんですよ。で、おれはそのナレーションをなぜか「猿之助の気持ちは、亀治郎には分かりません」と頭の中で変換してしまいました。人間の脳って不思議ですね。


■それはさておき本日、演舞場の六月大歌舞伎の切符が発売されました。猿之助襲名公演です。

口上がある昼の部の、初日の切符とりたいなー、できれば桟敷席を。と、ムシのいいことを考えてましたが、簡単に手に入らなさそうだということもまた分かっていました。

しかし、はなっからあきらめるのもどうかと思い、気合いを入れてチケットとるぞと、うがい手水に身を清め、机の上を整理整頓し、パソコンの前で待機。そして午前10時00分00秒(日本標準時)、チケットぴあのサイトに接続し、ディスプレイにへばりついてキーボードを連打すること小一時間。






とれました!!!!!





6/11(月)、というなんかすごく半端な日付の昼の部の切符が。

猿之助襲名初日の切符は、昨年元日の玉三郎や、團十郎の息子さん復帰初日よりもはるかに入手が難しく、拙僧のごとき小坊主の法力では太刀打ちできませんでした。ちぇっ。

まあ、とりあえず買えただけマシか…。


松竹歌舞伎会という秘密結社に入会するとチケットの先行発売がある、ってのはもちろん知ってるんだけど、新しくクレジットカード作るのもナンギなんですよねえ…。


■今週は、


今週は更新が少ないなー(´・ω・`)とお思いの皆さん。

おれも今週は更新が少ないなー(´・ω・`)と思っております。

というのも今週は火曜の午後から調子が悪くて、

などと書き始めると長くなるので、そろそろ出かけるので、また改めて。

このゴールデンウィークは戦後最大級にヒマなので、なにかしらいろいろ書きますね。


■スギちゃん/3DO REAL


■ピン芸人のスギちゃんって、どこかで見た顔だなあと思ったら、もともと「メカドック」というコンビの人だったんですね。'04〜'05年くらいにライブで一回か二回見た記憶があります。

「もともとピンでの活動を志向していたわけではないが、新しい相方が見つかるまでの“つなぎ”として、とりあえず作ってみたネタ」でうっかりブレイク、みたいな雰囲気を感じさせる売れ方が、ネタ本体よりもおもしろいです。

このままの芸風では長くは保たない、とは当の本人がいちばん考えてるようで、ネタ中に独特の哀愁が漂ってくるのはそのあたりに原因があるかもしれません。


■先日、美容師Aさんに、髪の毛を切断してもらいながら聞いた話。

Aさんが友人と秋葉原に行ったら、

3DO REAL 本体

を抱えながら通りを歩いていた男がいたそうです。この西暦2012年に3DO REAL。やはり秋葉原ってすごいわ…。

(3DO REALをご存じない方へ。'90年代に松下が発売してあまりうまくいかなかったゲーム機、とお考えください。)


■はまぐりボンバー


■矢島美容室の「はまぐりボンバー」という曲の終盤に、「石田! 石田! 石田!」と連呼する部分があるが、テレビ番組の歌詞テロップではなぜかその部分が

「○○! ○○! ○○!」

と伏せ字で表示されていた。いま調べたら、ネット上の歌詞サイトでもこの表記だったので()、たぶんCDの歌詞カードも同じく伏せ字表記になってると思う(CDを持ってないので実際のところは分からない)。

あくまで予想なんだけど、これは、レコード会社に「実在する特定の個人について言及してはいけない」のような、歌詞に関するレギュレーションがあるからかもしれない(ないかもしれない)。

ちなみに、「ニホンノミカタ」という曲では、「カブキザは歌舞伎町にはない」というふうに、歌舞伎座をカタカナで表記している。これは、“歌舞伎座”という名前が(株)歌舞伎座の商標(というかなんというか)だからだろう。


■なんでこういうことを書いてるかというと、昨日ラーメン屋に行ったら、店内の有線放送からこの「はまぐりボンバー」が流れてきたからです。なぜ四月にこの曲?

──と、ここまで書いてサイト内検索したら、去年の四月にもこんなエントリ書いてるな、おれ。なぜ四月にこの曲?


■話は変わりますが関東裸会って、wikipediaによるとシングルがオリコン最高第15位まで行ってたそうです。けっこう売れてたんですね。

というか、みなさん覚えてますか? 関東裸会。


■テノリオン


テノリオン


■春なので、春っぽい楽器を買ってきました。テノリオン(と、カタカナでタイプしたら、團十郎の息子さんを殴ったとされる人物に名前がけっこう似てることに気がつきました)です。

テノリオンには、高い機種と安い機種の二種類がありますが、これは安い方の機種です。そして中古。

まだ箱から出してませんが、箱から出したら、たぶん「テノリオンだけで作った4曲入りシングル」とか、そういうの作り始めそうだよな、おれって。


■ところで昨日、本屋に行ったら、最新号のサンレコとDTMマガジンの表紙のトーンが、なぜか示し合わせたかのように似ていた。ふだんは全く違うトーンの表紙なのにね。


■この夜中に、


この夜中にパインの食べ過ぎで舌が痛い…。

(午前十二時前、記)


■東京メトロの発車メロディーは好きではない/スタバの食べ物/高級航空会社


■毎月の電気代とガス代が安くなってくるところに、春の訪れを実感します。半蔵商店です。

──風情のないやつだなあ……。( ´д) ヒソ (´д`) ヒソ (д` )

では近況(というかなんというか)。


■東京メトロの発車メロディー(正確にはなんて呼ぶのか知らんけど)がこのごろ、路線や駅によって変な音楽が流れるようになっている。あれがよろしくない。なんというか、押しつけがましいし、軽薄だし、落ち着かないし、なんか浮っついている(※個人の感想です)。早い話が耳障り(※個人の感想です)。まあ、すべてのメロディーがそうだってわけじゃないけど。

たいがいが中途半端なラジオ番組のジングルの出来損ないみたいな曲なので、「ラジオ用ジングルのボツテイク集10連発」を一駅ごとに聞かされてるような気になってくる。

ただでさえ(電車の発車を知らせるという用途にしては)メロディーや音色にカラーがありすぎ、かつ、駅ごとに違ったメロディーが流れてくるので、「押しつけられてる」「聞かされてる」の感がぬぐえない。いちいち意識に割り込んでくるというか。

ブライアン・イーノが作曲したWindows 95の起動音のような、抽象的で、かつ存在感がなさ過ぎずあり過ぎずという音楽の方が、電車の発車メロディーには適してるのではないか。

というか、わざわざメロディーとかつけなくても普通のブザーでいいと思った。

ちなみに、東京メトロでずばぬけて嫌いなのはこれこれです…。


■先日、外出先での打ち合わせの時刻まで間があったので、時間をつぶすため6世紀ぶりくらいにスターバックスに入りました。おれはスターバックスというブランドにいちいちありがたみを感じるほど信者でも田舎者でもないんだけどね(←という余計な一文を付け加えたということは、おれはスターバックスにはやはり独特の何かを感じてるんだろうか)。

で、久しぶりの思ったのですが、スタバって、コーヒーよりも店内のガラスケースに並ぶ食べ物の方が美味しそうに見えますね。サンドイッチやらなんやらをトレイにずらりと並べて、順番にパクパクと食べていきたくなった。

半蔵商店で、スタバの食べ物を徹底的に食べ倒すオフ会やろうかなあ…。

──われわれは行きません。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

えー、そんな。

しかし、カウンター付近に置いてある80円(だったかな)のバナナって、見かけるたびに「今回は食べないけど、こんど食べてみよう」と思ってしまうね。で、けっきょく毎回食べずに終わる、という。

ところでこのとき初めて知ったんだけど、今のスタバって「コーヒーのレシートを持参すると、当日に限り二杯目100円」って制度があるんだね。意外に庶民フレンドリーなんですね。


■このごろは格安航空会社、ってのもあるようですが、逆に高級航空会社があってもいいと思った。

羽田←→那覇間で100万円、というとさすがに幼稚園児の冗談みたいですので、ファースト35万円、ビジネス15万円、エコノミー7万円くらいでどうでしょう。マイルなし、ディスカウントなし、ネット予約なし。予約は、電話か全国主要都市のデパートに開設された窓口のみ。値段は高いが、その代わり'60年代のパンナムに匹敵する水準のサービスを提供。

こういう航空会社があるんなら、おれもいろいろ機内サービスやグッズの提案をしたい。「ブランディング・アドバイザー」みたいな肩書きで打ち合わせに参加したい。以下の業務にいろいろ口出ししたい。


・めちゃめちゃお金のかかった機内誌(月刊)の、執筆者の人選

・機内でお土産に配るトランプ(任天堂製)のデザイン

・機内のトイレのアメニティの選定

・機内放送が流れる際の「プン!」というチャイム音を、砂原良徳にプロデュースしてもらう


なんだったら、ラウンジで流れるBGMの選曲や、機内で振る舞うシャンパンの味見、機内誌の巻頭コラム執筆(経費で食べに行った美味しいレストランの話を800字)、などの雑用だっていとわない覚悟だ。

報酬は、月200万円+ファースト乗り放題パスくらいで全然かまいませんので、このような航空会社を作る予定のある方は半蔵商店までご一報を。


■平成中村座 四月大歌舞伎 昼の部 4/10


■昨日は平成中村座で『法界坊』見てきました。

シネマ歌舞伎で一度見てたので、面白い芝居だということは分かってたのですが、実際見てみるとやはり面白くて。

いや、細かいことをいろいろ書いてけばさー、そりゃアラも出てくるかもしれないけどさ、本職の評論家とか大学教授とかのセンセイ方じゃないんだから、そんなガチガチにタイトな態度で鑑賞しなくてもいいじゃないっ。中村座という空間に身をゆだねて、素直に舞台を楽しめば良いじゃないっ。そうでしょマリコちゃん(誰だよ)。

桜の季節の、ね、暖かい午後に、隅田川沿いの小屋で法界坊を見て、幕間に日本酒1合飲んでると、嗚呼、もう人生これで良いではないか、もう持ってないものを数えてばかりいるような日々は送るのは止めよう、などというのどかな幸福感に、あやうく襲われかけました。

それでもって、あの派手なラストでしょー。良いじゃないですか。拍手しすぎで手が痛くなったよ。

季節、天気、時間帯、ロケーション、などなど、いろいろ引っくるめて、良い芝居見物となりました。

いいですか、こんな感想文で。


■見終わって劇場を出たとき、平成中村座という船から降りたような心地がした。なぜそんな心持ちになったかまでは分からない。


■で、このあと劇場の近くに桜の木が続いてる道があったので、そこをちょっと散歩して、そのあと日本橋方面に寄って帰宅。

いろいろ歩いたりなんだりで疲れたんでしょうね。この晩はトータルで10時間くらい寝ました(一度中断あり)。


■また出たアレルギー/R-1/歌舞伎帰りの夜桜


■今日四月八日は、お釈迦様と、電気グループのピエール龍さんの誕生日です。ピエール龍さんは45歳だそうです。

今日は、この土日の日記を淡々と書きます。


【4/7土曜日の日記】
■六本木のGホテルにて朝食ビュッフェ。なぜかというと、最近はホテルの朝食ビュッフェに行ってなかったので、久しぶりに行きたくなったから。それと、おれの体の「ホテルの朝食ビュッフェアレルギー」の再現性を確かめたかったから(※おれは2011年に、ホテルの朝食ビュッフェに2回行って、2回ともアレルギー反応が出てしまったのです。ルームサービスの朝食は食べても何ともなかったのに)。

ハーブソーセージやら、エッグベネディクトやら、フレンチトーストやら、ゆずメロンパンやら、オレンジジュースやらを2時間にわたって摂取し、食後のエスプレッソを飲んで、Gホテルを退場。

そして麻布十番方面へ散歩してると、じわじわと鼻水が出てきて、目がかゆくなって、ノドが痛くなってきて、くしゃみが始まった。出たよアレルギー。

幸い、今回のは昨年のと比べて軽いやつだったので、コンビニのトイレに寄ってハナをかみ、ドラッグストアで買ったのど飴をなめて、目薬をさして、公園でしばらくぼーっと座ってると、どうにか良くなった(が、体力をかなり消耗した)。

アレルギーの原因は、食材云々というよりも、(1)朝、(2)満腹になるまで食べて、(3)食べた後すぐ散歩する、の三点が揃うのがいけないような気がするが、確実なところは分からない。

いずれにせよ、おれはもう、ホテルの朝食ビュッフェを食べられない体になってしまったらしい。もう日本橋Mホテルのエッグベネディクトも、恵比寿Wホテルのパンケーキも食べられないのか。嗚呼…。

──ビュッフェじゃなくて、アラカルトで頼めば良いだけの話じゃないですかね。(゚Д゚) (゚Д゚) (゚Д゚)

そうか。


■録画してまだ見てなかった『R-1グランプリ2012』を見る。吐き気がするほどつまらなく、おれが東洋水産の宣伝部長だったら来年からスポンサーを降りてるな、と思った。見るに値したのは出場者の半分だけで、あとの半分は見る気すら起こらなく、早送りで飛ばした。全国から出場者を募る大会の、全国放送される決勝戦がこれである…。

これはVJ代々木ともコザで話したことなのだけれど、M-1だと、「○×年の▲▲□□のネタは良かったよな−」「いや、●●年の■■××のネタも捨てがたい」みたいな会話が成立するが、R-1は不思議なくらいそれが成り立たない(よっぽどのお笑いマニアなら別ですが。でも、R-1は「よっぽどのお笑いマニア」だけしか見ちゃいけないって規模の大会でもないでしょう)。

その原因は、関テレの宣伝&演出が下手なので「賞」としての存在感がM-1にくらべてそもそも弱い、ということに加え、ピン芸人/ピン芸の評価は、漫才に比べて時代の流れに左右されやすく、そのため、歴史が蓄積されにくい(一昨年の優勝者はあべこうじ、という事実すら忘れそうになる)、というところにあるのではないだろうか。

あと、今回(に限らないかもしれないが)の出場者は関西勢に偏ってるような気がするが、どうか。実際、大阪のビジネスホテルで関西ローカル番組を見てるような気分になってしまった。

一発芸の寄せ集めを披露したヒトが優勝してたが、あれは話芸のうちに入るのだろうか。

(って、今さら書く話題じゃないですね、これ。)


【4/8日曜日の日記】
■新橋演舞場夜の部を見る。『忠臣蔵』五・六・七・十一段目。感想文は、余力があればまた後日。

よほど寒い時期は別として、新橋演舞場で夜の部の歌舞伎を見た帰りは、東銀座駅や銀座駅を利用せず、遠回りして歌舞伎座裏〜銀座一丁目エリアの裏通りを散歩し、銀座一丁目駅まで歩くのを常としている。うん、あそこら辺、なんか好きなんですよね。

で、今日もそのエリアを散歩してから銀座一丁目駅で地下鉄に乗りました。

おれは「いっやー、日本人って桜を過大評価しすぎなんじゃないかな−。みんな、桜、ありがたがりすぎでしょ」と思ってるタイプの非國民なんだけど、夜のひっそりした裏銀座(仮にこう呼んでおきます)を散歩してるときに、ふと視界に現れる夜桜は、そんなに悪いもんでもなかったです。


■石垣牛の寿司がなくなった/コザで飲む/午前三時の放送事故


『花鳥風月堂』って、小判(今週からキャラクターデザインが変わってましたが)のコーナーだけでいいよね。半蔵商店です。

しかし、一昨日のエントリで、おれはなぜオリラジ藤森について語ろうと思ったんだろうか。まあ、それはさておき、先々週沖縄であったことなど書きます。


■石垣島に行くたびに弟と足を運ぶ(といっても、これでまだ三回目ですが)焼肉屋にて。

生肉に関する法律だか基準だかが変わったかなんかしたらしく、ユッケがメニューから消えていた。ユッケ好きの弟は、がっかりしていた。

そして、この店の名物(と、おれが勝手に決めていた)、「軽くあぶった石垣牛をネタにしたにぎり寿司」もメニューからなくなっていた。この寿司を、ね、ニンニクしょうゆで食べるのが美味しかったのに! おれもがっかりした。焼肉の〆に食べるのが楽しみだったのになー。

しょうがないから、〆には普通の冷麺を食べました。数年前、ベルギーで開催されたテクノのフェスで、予定されていたアンダーワールドの出演が急遽キャンセルとなり、代わりにAlter Egoが出演したことがあったようですが、そのフェスの客の気分で冷麺をすすりました。

この店、この石垣牛寿司がなかったら、たんに店員の教育があんまし行き届いてない、店長が変なチンピラみたいってだけの店じゃんかよー(いえ、そこまで云うこたないですが)。

しかし、取り締まるべくは、ユッケじゃなくて、「ろくなユッケ管理ができてないのにユッケを出しちゃう店の性根」だと思うんだけどね…。

そういえば去年の夏にフォーシーズンズ椿山荘に泊まったとき、ルームサービスのハンバーガーの焼き加減をレアで発注したら断られたな。

話はちょっと変わるけどさ、こういう感じで森羅万象にまつわる基準だの規制だのが年々厳しくなるのに、国民の生活が良くなって行ってる感じが全然しないのはなぜだろう。


■VJ代々木と、Sと、コザで飲みました。

Sは、十数年ぶりに沖縄市一番街を訪れたそうですが、あまりの変わりようにびっくりしていた。

一晩で四軒ハシゴしました。コザでは最低三軒は回らないと、飲んだ気がしない。笑

いつもの「'80年代MTVをかけてくれる店」は、この日は閉まっていたため行けず。残念。

そのかわり「半蔵商店で『バーテンダーが替わって以降、質が落ちたのではないか』と評されたバー」は、そのバーテンダーの元ヤン臭も抜け、接客のアクも少なくなり、ま、なかなか良くなってました。「ハーブバターのトースト。アイスクリーム添え」という、意表を突く突き出しも美味しかった。

コザで飲むのは、うん、好きですねえ。夜中の帰りのタクシーで、くすのき通りを通るのも(もう、あの道は、ほとんど別の物になっちゃったけど)。


■実家で夜中に目が覚めたので、たまたまラジオを点けたら、たまたまオードリーのオールナイトニッポンのエンディングをやってた。

で、しばらくして午前三時になって、ラジオ沖縄の放送終了の音楽が流れはじめたんだけど、ただでさえ侘びしげな放送終了の音楽が、

唐突にプツンと途切れ、

また再開した。夜中に一人でラジオ聞いてるときにこれは怖いよ。しかし、これもれっきとした放送事故では?


■藤森


■ここ最近の、オリラジ藤森をやけに盛り立てよう盛り立てようとする動きが気になります。半蔵商店です。

この動きは、おそらくは'03年以降の「ロンブー敦を司会者キャラに軟着陸させよう」という流れをくむもので、たぶんオリエンタルラジオをゆくゆくは司会者キャラ(たとえば雨上がりとかくりぃむしちゅーぐらいの格の)に育てたい、という意向が吉本にはあるのではないか。

ただ、いまは司会者キャラを任せるにはまだまだ若いので、司会が務まる年齢まであの手この手でオリエンタルラジオという看板の延命を図っていて、その一環として藤森にスポットライトを浴びせている、のではないかと勝手に想像しております。

──などと、くどくど書きましたが、こういう記事がほぼ一年前にもうあったのを見つけた。ふむ。

ただ、一つ思うのは、藤森ってどれだけ脚光を浴びても、なんというか、ガレッジセール川田的な、あるいは、DonDokoDonというクレジットさえ付かなくなった平畠のような、「じゃなさ」(“じゃないほう芸人”っぽさ、って意味ね)を奥底に感じてしまうのですが、こう感じるのはおれだけでしょうか。


■今日は、先々週に沖縄で思ったことなどをまとめて書く予定でしたが、なぜか藤森のことを書いてしまいました。不思議ですよね。


■なぜイヤホンを外さないのか


■ロックスターなので、先日の帰省の際、例によって飛行機の席はプレミアムクラスでした。

プレミアムクラスだと出発前にラウンジが利用でき、ラウンジにはビールやらウイスキーやら焼酎やらがいろいろ用意されてるのですが、なぜかサーバーに入った青汁まで用意されてるのですね。

で、ラウンジでは青汁を飲むわけです。日常生活において、酒は飲むけど青汁は飲まないから。

うん、青汁をトマトジュースで割って、ポッカレモンとタバスコを加えるのです。これは美味いので、ロックスターじゃないみなさんもマネしていいです。


■さて、機内に乗り込みまして。

拙僧の隣の席は、50代の小太り男性でした。ジャケットなし、ネクタイなし、のスーツ姿です。おれが通路側、小太り男性が窓側の席です。

プレミアムクラスは一般席よりスチュワーデス(※という言葉は、今はいろいろあるようですが)が応対する機会が多いのですが、この50代小太り男性は、スチュワーデスさんから何か話しかけられるたびに、

「えぁっ?」

「ぁえっ?」

などと聞き返すのですね。

で、

スチュワーデスさんもそのたび、

「お 飲 み 物 は、い か が、な さ い ま す か?」

と、一段声を張って、一段ゆっくりと問い直すのですね。

拙僧は、まあ、普通に「この男性は耳が遠いヒトなんだなー」くらいに思ってたのです。


■ところが。

機内食が配られ、スチュワーデスさんがポットに入ってる味噌汁を持って客席を回ってたときのこと。

スチュ「お味噌汁のお代わりはいかがですか?」

50代小太り「ぇあっ?」

スチュ「お 味 噌 汁 の お 代 わ り は 、い か が で す か ?」

50代小太り「ください」(お椀を差し出す)

そして、その次のセリフが、ちょっとすごかった。

50代小太り「いや、このイヤホン性能が良いからさー、(スチュワーデスの)声が聞こえないんだよね」



■ようするに、この男性は、耳が遠いのでもなんでもなく、ずっと「性能の良いイヤホン」とやらをしてたのですね。ノイズキャンセリングだかなんだか知らんけど。

でもさー、普通、スチュワーデスが何か話しかけてくる直前って、だいたい気配で分らんか? そのタイミングでイヤホン外そうと思わん? 性能が良いイヤホンだと、人の気配までカットしてしまうのだろうか。

こんな客じゃ、スチュワーデスもサービスしがいがないんじゃないかなあ、と思った。

ちなみに、スチュワーデスさんはこの男性の上記の発言に対して「……雑音をカットする機能が高いわけですね」という、謎のフォローのようなコメントを残してました。


#ところで、ラウンジからプレミアムモルツのサーバーがなくなってたのがちょっと気になった。
#あと、機内の飲み物メニューからコエドビールがなくなってた。


■アホみたいにつまらない飲み会、その後


前回のエントリの続き、というか、補足というか。引っ張るほどの話題じゃないんだけど。)


■おれはこの飲み会の誘いを一度断ってるんですね。だって、つまんなそうだったから。

それなのに、X先輩が「Yさんが、君にも会いたがってるから」とか云って再度誘ってきたので、情にほだされてしまい、気が進まないのにノコノコ出かけたんですね。

そしたらまあ、前回のエントリにも書いたように、Yとやらのどうでもいい自慢話を2時間にわたって延々聞かされ、料理も不味い上に高い、という、飲み会というよりは軽い人身事故みたいな展開に巻き込まれたわけです。


■しかし、Yを見てて思ったんだけどさー、自慢話って、他人に聞かせてるようでいて、実のところは自分自身に必死で何かを言い聞かせてるってところも少なからずあると思う。

それに、「三年前に一度会っただけの知人を呼び出して2時間にわたって自慢話をする」って、云っちゃなんだが、ちょっと変です。

(X先輩自身も、おれと同じく、Yとは三年前に一度会っただけだったらしい。)

「三年前に一度会っただけの知人を呼び出して2時間にわたって世間話をする」くらいだったら、まあ分からないこともないけどね。

あ、もしかして、Yは自慢話と世間話(この二つは対立する概念ではないですが)の区別ができてない子なのか。自慢話しかできないから、世間話が自動的に自慢話になってしまう子なのか。

あと、強いて云うと、Yは「あらまほしき自己像」を何らかの理由で失いつつあるために(ようするに、Yがアイデンティティーの拠り所としている“クリエイター系の職”を何らかの理由で失う可能性が出てきたってことね。あるいは、職業上の自信やモチベーションを無くしつつあるとか)、その不安をどうにか払拭しようとして、その結果「二時間にわたる自慢話」という形で発露したんじゃないだろうか。

と、おれはにらんでるんだけど、まあいいや、Y分析は。

ただ、三年前はそんなアクの強いヒトじゃなかったんだよね。それも謎。


■あと、あのイタリアンの店もなー。

美味しいのはマリネと生ハムだけ、って、食材を切って出すだけのものじゃねえかよ(マリネは、まあ和えるけど)。

あ、フォローするわけではないが、パンは美味しかった。お代わりしたほどだ。パンは美味しいのに料理が不味いのが不思議だ。

いっそ、レストランからパン屋に転身してはどうか。


■さて。あの日、Yの自慢話と料理の不味さに耐えかねて、コース途中で店を出たわけですが、X先輩から飲み会の代金の請求がありました。その額、

4000円。

あれ? 計算してた額よりは安い。どうも、おれはパスタとドルチェを食べずに途中退出したため、店のヒトが安くしてくれたらしい。意外に気が利いてるじゃん、メシは不味いけど(←ひとこと多い)。


■いや、でも、4000円でも高いわ、やっぱり。そもそもこちとらこんな飲み会にビタ1スイスフランも払いたくねえっつーの。むしろ4000円もらいたいくらいだっつーの。4000円あったら国立劇場でカブキが観られるっつーの。

──と書いて国立劇場のサイトを見たら、四月の『絵本合法衢』は、安い席はとっくに売り切れてた。しまった。


# 帰省に関するエントリはまた次回以降に。


■先輩の知人と飲んだらアホみたいにつまらなかった件


■昨日の夜、会社の先輩(仮にXとしよう)と、その知人(Y。おれは三年前に一度だけ会ったことがある)と渋谷で飲んだんですが、ほんとつまんなかったわー。アホかと思うくらいつまんなかったわー。金と時間返して欲しいわー。

家で、『大科学実験』の細野晴臣のナレーションのモノマネでも練習してた方が良かったわー。

Yの自慢話が7割だったわー。下手したら8割だったわー。ヒトの自慢話って疲れるわー。笑い飯と千鳥をやたら過大評価してる人とお笑いの話をしなきゃいけなくなったときの3倍くらい疲れるわー。

なんでYの自己PRを聞いてやんなきゃいけないかが分からんかったわー。飲み会は就職の面接じゃないわー。

自己PRしてないと死ぬ生き物なの?って思うくらいの勢いだったわー。自己PRが服着てイタリアン食ってたわー。

クリエイティブな職業にまつわる単語をちょくちょく挟んで来たわー。そういうのかっこいいと思ってるわー。そういう職に就いてる自分に酔ってるわー。見てらんないわー。そういう自己顕示欲&自意識に付き合ってあげるのだるいわー。


■そして、X先輩の選んだイタリアンの店も、しょーもなかったわー。たいして美味くなかったわー。しかも高かったわー。

“ぐるなび”に、「女子会にぴったり! 渋谷の隠れ家イタリアン♪」とか書いてそうな店だったわー。男三人で行く店じゃないわー。

コース5品で3500円したわー。飲み物はOL向けのサイズで一杯800円もしたわー。コペルト500円取られるわー。金曜ならまだしも、水曜に払いたくなる額ではないわー。

女人との食事ならまだしも、先輩の知人の自慢話を聞くために払うには高すぎるわー。


■料理もしょぼかったわー。コース5品のうち、美味いのは2品目までだったわー。魚とトマトのマリネ(?)と、生ハムだけだったわー。

アーティチョーク、瓶詰めのをそのまま出しただけだったわー。焼いたカキ、味付けが濃すぎるわー。食えたもんじゃなかったわー。トリッパのトマト煮込みは甘かったわー。甘過ぎだわー。

もうYの話も聞きたくなかったし、翌日(今日のことです)は早い時間から仕事なので、〆のパスタとドルチェはパスして(どうせたいして美味しくないだろうし)一人で店を出たわー。

なんでこんな目に遭わなきゃいけないんだって思うわー。

もうこれ、飲み会というよりは軽めの人身事故だわー。7:3だわー。7がYで、3がX先輩だわー。


# 帰省に関するエントリはまた次回以降に。


■首都におります


■日曜日に、沖縄から東京へ戻ってきました。

金曜日の石垣島はとても暑く、日射しも強くて、予定していた竹富島行きを見送って、クーラーが効いてる商店でアイスキャンデーを買ってしまうほどの真夏のような日だったのですが、土曜日の沖縄本島は寒く(去年の二月、袷の着物を着てったらかなり暑く、「沖縄の二月は単衣の季節だ」と悟りを開いたのですが)、そして日曜日の東京はさらに寒く、この気温差に体を慣らすのに手こずりました。

沖縄の三月は意外に寒い(こともある)、というのはひょっとしたら県外ではあまり知られてない事実かもしれないので、前も書いたような気もするけどまた書いておきます。気温の数字自体は低くないんだけどさ、風量を“強”に設定したクーラーからの冷風がつねにビュービュー吹き付けてくる感じというか。


■弟の脳内で、くるりの「ばらの花」という曲が絶賛大ヒット中だったらしく、弟は実家に泊まった翌朝にこの曲を居間でヘビーローテーションしてました。運転中も頻繁に口ずさんでいました。ジンジャーエール(歌詞に出てくる)も2回くらい買ってました。

といったように、帰郷直後は沖縄での話をエントリ数回にわたってだらだら書くのを常としてますが、このたびは手短に、二回か三回か四回か五回くらいのエントリにとどめようと思います。


■あ、そうそう、結婚式の帰りに、ヤングジャンプ買いました。320円もするんですね、いま。


■沖縄へ/gocoupなど納品


■いまから沖縄行ってきます。二十五日に戻ります。


■先週末に、秋葉原・eARS様と中野・タコシェ様に、gocoup「銀猿ノアール」を納品いたしました。お近くにお立ち寄りの際はぜひ。

試聴はgocoupサイトでどうぞ。


■さらに、タコシェには半蔵商店名義の『XVOXX 360』も納品しました。実家の押し入れから発見したデッドストックです。ジャケットを見てピンと来た方は、こちらもぜひ。


■ではー。


■平成中村座 三月大歌舞伎 夜の部 3/18


居酒屋のチャーハンってたいてい味が濃すぎるね。半蔵商店です。

えー、明日から沖縄だというのに、荷造りを一切してないというのに、会社の飲み会に行っておりまして、日付が変わる直前に帰ってきまして、カブキの感想文を書いてまして。


■吃又
亀蔵と猿弥が良かった。

部分部分でしっかり展開を作りつつも、統制が取れていてぶれない質感の130BPMのミニマルテクノの長時間セット、を亀蔵の演技に感じた。

土佐の名字が許された又平夫妻を見守る表情も、ね、良かったよね。ね。

猿弥の「すべらなさ」は毎度すごい、と思う。どんな役もきっちりこなして、かつ自分の色をちゃんと出している。そして周囲の雰囲気に埋もれない。


■口上
笹野高史がいた。非・歌舞伎役者が襲名の口上に連なるというのは珍しいことではないでしょうか。


■御所五郎蔵
気になったとこを一点だけ。五郎蔵が、皐月と間違えて逢州を斬ったと気づいたときの表現が、やや薄かったような気がした。


■元禄花見踊
10歳から18歳(だったと思う。間違ってたらすいません)の超若手5人によるボーナストラック。春っぽい風情でね、カブキを見る楽しさって、こういうシンプルなところにあるんじゃないでしょうか。とか、つい書きたくなる。


■売店にて
小山三ストラップ(袴ver.)を購入。



さて、荷造りどうしよう…。(・ω・;)


■モスバーガーにソースを、他


■ここ四年くらい、二十四節気でいうと啓蟄のころに体調が悪くなります(あと、立冬のころも)。

ただいま啓蟄と春分の間ですが、今年は何ともなく過ごせるかなと思ったら、金曜の夜から体調が悪くなってきやがった(金曜の昼、空きっ腹に焼きイカを食べたことが原因ではないか、と何となく思ってる)。とはいえ、例年に比べればそれでもまだ調子いいほうなので、まあいいや。

しかしここ数日の気温差は立派な暴力だよな。そりゃ体調悪くもなります。

ということで、なんか雑記いろいろ。


■このごろ、日本人だか外人だかハーフだかクオーターだか分からないが日本語は流暢に話す、カタカナ交じりの名前のタレントが急に増えてきたような気がするが、あれはなんなんだろう。増殖のペースに不自然ささえ感じるんだけど。たんなる流行というよりは、なんか仕掛けられてる感がある。


■モスバーガーにソースをちょっと垂らすと美味しいそうだ。と思って実際やってみたら、美味しかった。ソースは「ヒカリ濃厚ソース」というのを使ってます。原料が国産野菜で、ソースというよりは超濃厚野菜ジュース、という趣です。


■きんぴらライスバーガーにバターを一かけら挟むと美味しそうだ。と思って実際やってみたら、美味しかった。


■あと、カツ丼にこれをちょっとだけ添えると美味しいです。


■先週NHKで、先日の俳優祭のダイジェストを放送していた。幕間の模擬店で、尾上松緑が酔っ払って声がでかくて音声が割れ気味になってたのが面白かった。松緑の顔だけではなく、録音メーターも0.0dbを超えて赤くなってたんですネ!(←笑うところです。)


■国立劇場 三月歌舞伎公演 『一谷嫩軍記』 3/4


■しかし、国立劇場へ足を運ぶ際の「わくわく感の乏しさ」は特筆に値する。

永田町の駅の4番出口を出て坂を下っていくときの、あのドヨーンとした感じは何なんだろう。

あのドヨーンは、観劇に行くというよりは、「めんどくさい用事のために役所に行く」時の感覚に近い。あるいは、「『まず歯医者に怒られる』ありきで、長らくサボってた歯医者に半年ぶりに出かける」時の感覚というか。

まあ、「物見遊山」ではなく、「カブキのお勉強をしに行く」、とでも頭を切り替えて考えればいいのかもしれないけど、劇場へ行くときの気分の昂揚を含めて芝居である、とも云える訳で。


■歌舞伎座や新橋演舞場は、近所にお銀座が控えている。国立劇場の近所にあるのは最高裁判所くらいのものである。さすがに銀座と最高裁を較べるのは酷だろうが、この差はでかい。観劇の気分に影響しているのはまあ確かだろう。

そしてご存知の通り、国立劇場周辺で観劇のお供にふさわしい飲食物を入手するのは困難であるし、国立劇場内でも宇宙食レベルのサンドイッチしか販売していない(食堂もあるにはあるが、積極的に利用したくなるとはちょっと云えない)。この食料供給事情も、このドヨーンに一役買ってしまっているように思える。


■国立劇場の観劇をもっと華のあるものにすればどうすればいいか。客もみずからの気分を高める工夫を怠るべきではないが、劇場側ももうちょっと何かしら考えてもらえないだろうか。


■さて、肝心の舞台はというと。何十年ぶり、という芝居を役者が扱いあぐねているということもあるだろうが、ところどころに妙な空白や隙間を感じさせられた。どうも、芝居が国立劇場の舞台のスケールに合ってないのである。

いま、スケール、と云ったがこれは物理的な空間だけの話ではなく、劇場の「雰囲気」とか「風情」とか「空気」とか、そういうものも含んでのことである。何かから逃げてるような説明となって申し訳ないが、あんたが何と云おうと劇場固有の「雰囲気」やら「風情」やら「空気」は確実に存在して、それにも大きさや濃度や強度のような物が(数値化できないとはいえ)あるのである。あるといったらあるのである。

この芝居は、国立劇場のスケールに合わせることに上手く行ってなかった。いや、芝居のみならず、個々の役者の演技にも似たような傾向が感じられた。役者と役者の間、舞台と客席の間の、距離を測りかねているようなところがある。もっとひらたく云うと、演技を“国立劇場用”にカスタマイズできていない。これは先々月の『三人吉三』にも云えることだ。

演技を国立劇場用にカスタマイズすることに意識的であったのは、おれが見る限り、彌十郎だけであったニャー。



──というようなことを、近所に住む太った猫が云ってました。おれも、だいたい似たような感想です。


■三月大歌舞伎 新橋演舞場 昼の部 3/11


■荒川の佐吉

ここ数ヶ月のうちで、いちばんかっこいい染五郎なんじゃないでしょうか。亀鶴もまた、いい具合に“弟分”感を出しててね。

男手二人で小さい子を育てる、ってなんかアメリカ映画っぽいシチュエーションだけど、染五郎+亀鶴という組み合わせはその設定になじんでるというか。

染五郎が赤ん坊を抱っこしながら夜の散歩をしてるところは、もう、ね、ジンと来るね。ジンと来させるためのシーンなんだろうけどさ、抗えない。アケミ、抗えない。

この芝居は「めでたしめでたし」で終わらない。佐吉はあれからどうしたんだろう、とも思うし、はたして卯之吉はあれで幸せなのか、とも思う。後日譚を描いた芝居もあったりするのだろうか。

良い芝居だからさ、あんまりケチ付けなくたっていいんだけど、気になったのは梅玉。声が、なんつーか、「アニメに、原作者自らが声優として特別出演」って感じの声。他の人物とは違うレイヤーに配置されてるというか。

ところで、この芝居、そういえば真山青果だったんだね。正直、おれは心の中の「苦手な物フォルダ」のなかに真山青果を入れてるんだけど、こんな芸風のも書くのね。


■九段目 山科閑居

この手の時代物は、おれが「セリフが聞き取りづらかったです」ってブログに書きがちなんだけど、時蔵のセリフは聞き取りやすいと思った。

幸四郎は、演技の情報量がいささか過剰ではないか、と感じるときがある。

しかしなぜこの時期に忠臣蔵。というか、来月の演舞場は昼・夜とも忠臣蔵。なぜだろう。


■三月大歌舞伎 新橋演舞場 夜の部 3/3



■平成22年3月8日の午後6時00分に歌舞伎座で歌舞伎を見始めてから、ほぼ丸2年が経ちました。ふむ。

2年かー。「長いような短いような」、と表現したくなるのにぴったりのサイズですね。2年て。

では、先週の新橋演舞場、夜の部の感想を。


■佐倉義民伝
一昨年のコクーンで見た演目。普通の歌舞伎で見るのは、これが初めて。コクーンのあれは、笹野高史と子役の演技力だけで保(も)ってたような芝居だったなあ、とか、誕生から三十年あまりを経てラップやヒップホップも徐々に伝統芸能化(良いでも悪いでもないニュートラルな表現です)してたりするのかなあ、とか、最後のラップは台無しだなあ、とか、いろいろ思うところあった歌舞伎でした。

そのコクーンのに比べると、すっと素直に見られた。もっと暗い感じの舞台になるのかと思ったけど、そうではなかった。ただ、コクーン版と比べると、あっさりしすぎる短縮版、のようにも感じられた。

お偉いさんが、訴状の封筒だけ捨てて、訴状本体を懐に入れるところ良いよね。子役の演技もまた全米を泣かせる。父親(宗吾)にすがりつくも振り払われるところとか。


■唐相撲
YMOのファーストとセカンドのような、「日本と中華人民共和国をわざとごっちゃにした、間違ったオリエンタル感」の原型(そうですかね)。

チラシやポスターに載ってた、「日本人 菊五郎」という大ざっぱな役名のクレジットが気になってた演目です。

歌舞伎としてはあんまり上演されてない演目である(もとは狂言)、という事実を差し引いても、「珍しいものを見たなー」という気分がたっぷり味わえます。

左團次は、セリフ中に「きゃりーぱみゅぱみゅ」って単語を入れると一定の年齢層にはうけるのではないか。


■小さん金五郎
最近は、こういう上方っぽいのも好きです。

ただ、最後の石段のシーンが風情に欠ける、というか…。せっかくのいいとこなのに、せっかくの役者の演技がいまいち映えないというか。舞台上で醸し出されるカブキ成分のあれやこれやが、客席までなだれ込んでこないのですね。客席と舞台が分断されているというか。この感じ、昨年も新橋演舞場で何回か感じたのですけれども。

で、例によってまた同じ話になるんだけど、この原因はやはり「新橋演舞場は歌舞伎座ではない」というところにあるのではないかと思う。劇場の持つ独特な風情に欠けるというか。いや、平成22年3月8日の午後6時00分からしか歌舞伎を見てないにわかファンの小坊主が何を云うか、とおっしゃるかもしれないけどさ。

話はいささか飛躍しますが、新しい歌舞伎座が、色気も怪しさもない、清潔で便利で立派なだけのつまんない劇場になってしまわないよう祈るばかりです。って、前も似たこと書きましたが、これからも書くと思います。


■十年前の、とある歌舞伎役者の買い物。


・『スターウォーズ』ヨーダ・モデルのライトセーバー(限定2500)

・漫画『トーキョートライブ』のキャラクターのフィギュア

・ブランド「OBJ」のメガネ

・アニエスbのパーカー


■2002年のBRUTUS『68人の買い物ブギウギ』号では、各界著名人に最近のお買い物4点(人によってはそれ以上の分量)を挙げてもらう、というインタビューが載ってるのですが。

この号の中で、2012年2月に勘九郎を襲名することとなる勘太郎は上記のように答えていました。ふむ。

“買い物嫌いを自認”(記事より)するも、「おもちゃにはどこまでも金を注ぎ込みます」とは本人のコメント。ちなみにライトセーバーは49800円もするそうです。

ちなみに勘太郎のすぐ下の欄は糸井重里が載ってて、イトイさんのお買い物は、木彫りの犬(約三十万円)、プラス社のプロジェクター、日本酒「有りがたし」(ネーミングも糸井重里)、ネスプレッソマシン、でした。


■このエントリの趣旨、その一。歌舞伎に興味のなかったころに買った雑誌に歌舞伎役者が載ってるのを発見すると、なんかトクした気持ちになる。


■このエントリの趣旨、その二。おれもマガジンハウスの出版物から、こういう企画のコメントを求められる身分になりたい。


■変な店員。翻弄される客。ラバーガール単独ライブvol.7 『Jacob』


■歌舞伎を見るようになってからお笑いのライブはあまり行かなくなってるのですが、ラバーガールの単独ライブはやはり気になるもので、先週末に行って参りました。場所は、こんな高度情報化社会においても紀伊國屋サザンシアターと間違えて足を運ぶ人が絶対にいる紀伊國屋ホールです。ちなみラバーガールは、こんな高度情報化社会においても紀伊國屋ホールと間違えて足を運ぶ人が絶対にいる紀伊國屋サザンシアターでも単独ライブを行ったことがあります。

しかし紀伊國屋サザンシアターは、「紀伊國屋ホールじゃないぞシアター」とか「非・紀伊國屋ホール」とかに改名した方がいいんじゃないですかね。まぎらわしいから。


■さて。一時期のアンガールズのコントの真髄が「職場の先輩と後輩」という設定のコントに集約されるように、ラバーガールのコントの真髄は「変な店員と翻弄される客」という設定にいちばん現れるのでは、と以前から思ってます。

今回のライブの「変店員/翻弄客」枠のコントは「タトゥー屋」。いま、「たとぅー」と入力して変換したら、変換候補に平気で「t.A.T.u.」と表示されました。ATOKってすごいね。

このタトゥー屋のコントは、さすがラバーガール、と云ってもいい安定した完成度でした。大水演じる変な店員は、云ってることは現実離れしてるんだけど、「店員の態度(立ち振る舞いや言葉づかいなど)」にリアリティがある。そのギャップが笑いにつながってるのかもしれない。と前も書いたような気がするし、書いてないような気もする。

また、オネエが寿司を握る寿司屋のコントも、「変店員/翻弄客」の構造をベースに持ちながらも、タトゥー屋と異なる質感に仕上げられてたのではないでしょうか。


■幕間に録音で放送される振り込め詐欺ネタで、クオリティの低いモノマネを連発する大水への、「そろそろ限界かなー」という飛永の一言がやけに印象に残ってます。


■あと、無言で演技をする舞台上の二人に「副音声の解説」を添える、というネタもよかったです。「こんな感じのDVD副音声コメントってあるよね」という雰囲気の再現みたいなとこが面白かった。

で、このネタを見て、一昨年のジンカーズの単独のライブを思い出したのですね。そのジンカーズのライブでは、コントが一本終わるごとに、ジンカーズの二人によるコントの解説(というか言い訳というか)が録音で流れる、という謎の構成で、ライブ中に自分らのネタの解説をしてしまうのは珍しいなーと思ってたのですが。

そのジンカーズ、先ごろ所属事務所を辞めたらしいんですね。ジンカーズも、人力舎所属だったら今よりも売れてたのではないか……とか、客の立場としては勝手にそんなことを思います。大きなお世話ですけど。

ラバーガールの単独の感想を書いていて、いつの間にかジンカーズの話になってますが、いつかはラバーガールとジンカーズとザ・ギースのユニットライブとか、そういうの見てみたいよね。


■結婚式の帰りって、ヤングジャンプ買いたくなるよね。(なりません)


■昨年は、三回も沖縄に里帰りしてました。

なので、「一年で三回は里帰りし過ぎである」と、欧米のクオリティ・ペーパー各紙の社説において名指しで批判されたりもしたけれど、おれのことをさんざん書いといて、それでいてたまたま立食パーティーで会ったとき何事もなかったかのように「やあやあ、どうもどうも、ボンジュール?」みたいに白々しく近づいてきたル・モンド紙の論説委員の顔面は、「君の国のワインは最高だよね、特に瓶の殴り心地が」というセリフとともに、手近にあった2007年のボルドーの瓶でぶん殴りましたけどね。おかげでちょっと面倒なことになったけど、外人の鼻が折れる音を初めて聞けたのは収穫でした。ただ、パーティー会場にKORGのMR-2を持ってくのを忘れてしまい録音ができなかったので、その音を24bit/48khzのwavファイルにしてgumroadで販売できないのは残念です。


■さて、三月下旬にもまた、一週間ばかり沖縄行きます。妹1号の結婚式があるんですね。

ということで結婚式の話なのですが。おれは沖縄で親族の結婚式に出ると、なぜか、

帰りにコンビニでヤングジャンプを買いたくなる

のですね。これは、原因ははっきりしてて、おれが中学生のころ従姉の結婚式に出た際、ヤングジャンプを持ってったことがあるからです。たぶん、親族控え室かなんかで時間つぶしに読むつもりだったのでしょう。ちなみにそのころのヤングジャンプは普段もたまに読んでいてて、『少年アシベ』とか『ツレちゃんのゆううつ』とかやってました。そういう時代です。

で、それでまあ、中学のころできあがったこの「結婚式→ヤングジャンプ」という謎の刷り込みがまだおれの頭に残ってて、それで結婚式の帰りにはヤングジャンプが買いたくなるんだと思う。まあ、あくまでも「買いたくなる」だけで、実際は買わないことの方が多いんですけどね。ヤングジャンプの代わりにスピリッツを買うこともありますけどね。


■もうひとつ云うと、「結婚式の帰りに車で通りたくなる道路」ってのもあって。

これもまあヤングジャンプと全く同じ理由で通りたくなる訳です(ようするに、上述の従姉の結婚式の帰りに通った道なのです)。結婚式の帰りはその道路を通らないと、何かが完成しないような気すらしてね。

これもまた、結婚式があるたび実際にわざわざその道路を通ってるわけではないんだけど、やはり「通りたくなる」んですね。

でもまあ、こういう、「『ブレードランナー』と聞くだけで、うどんが食べたくなる」とか「いしいひさいちのマンガを目にすると、イボコロリを思い出す」なんてレベルじゃない、ほとんど他人と共有できない自分だけの刷り込みって、多かれ少なかれ誰でもあるんじゃないですかね。


■ただ、おれは、この手の刷り込みを後年まで「わざと引きずって」、かつ、その刷り込みに「わざと従いたくなる」ことがあるんですね。その刷り込みを変に大事にしてるというか。で、その刷り込みは結婚式のようなイベントだけではなく、日常生活レベルでも少なくない種類があるのです。

そんな些細な刷り込みとやらにいつまでも従ってると、なんか生活や行動のパターンが妙な風に規定されてしまいそうなので、ときには刷り込みをあえて無視して行動したりもするのですが、まあ、来月の妹の結婚式の帰りには、久しぶりにヤングジャンプでも買いたくなってみようかと思います。


■謎のデニム作務衣


街を歩いてると、たまに、

●年齢は50代くらいで、

●白髪の長髪で、

●その長髪をゴムで束ねていて、

デニム地の作務衣を着ていて、

●雪駄を履いていて、

●リュックを片方の肩にだけかけている。

●ヒゲを生やしてる場合もあり。(オプション)

そういう格好の男性を見かけますよね。「やたらとアンジェラ・アキに似てる女」を見かける確率ぐらいで見かけますよね。だいたい年に2回弱、といったところか。もっとか。いや、細かい数字が知りたいわけではない。

しかし、なんなんだろうね、あの白髪の長髪のデニム作務衣は。あの格好にどういう意味や自己主張が込められてるんだろう。


■予定は重なる。


次回の花道会のセミナーは、小山三丈だそうです。

この日のこの時間、ちょうど平成中村座夜の部のチケット買ってるのですが…。( ・ω・) ドウシヨウ


■ぜんぜん関係ないですが、おれの部屋には良い椅子が必要ではないか、と思ってる。最近。


■謎のメモ


240212_1.jpg

職場にて。先輩の机の上に置いてあったメモがふと視界に入ったのですが、そこには

山田邦子

と書かれており、さて一体これはなんのことなのか。とんと見当がつかぬ。


■ライブハウスのドリンク係の女店員


しかし、ライブハウスのドリンク係の女店員って、どうしてあんなに無愛想な人が多いのだろう。もう、88%くらいの確率で愛想悪いヒトが登場するよね。

愛想良くしろとは云わないから、せめて愛想の悪い理由だけでもカウンター内に掲示してほしい。黒地に白いゴシック体で書いてラミネートしたA4の紙で(←ライブハウス内の掲示物って、なぜかこの体裁が多いと思わん?)。


■二月大歌舞伎 新橋演舞場 夜の部 2/12


今宵はKANKURO、半蔵商店です。

あいかわらず寒い日が続きますが、南半球って夏なんですよね。日本も早く南半球になればいいのに。

──こいつは何を云ってるのだろう… ( ´д) ヒソ (´д`) ヒソ (д` )

では、2/12の演舞場、夜の部の感想。


■鈴ヶ森
ガラの悪い雲助がまあ出てくる出てくる。よくこんなに集めたね、ってくらい。舞台袖や楽屋はそうとう物騒な雰囲気になってたと思う。笑

それをすいすい斬っていくのが、『ペテン・ザ・ペテン』降板から一年の勘三郎。かっこいい。が、斬られる方は痛そう。とくに鼻を斬られるところの描写。顔半分を縦に削がれるとことかも、けっこう残酷だなーって思いながら見てました(子供っぽい感想だけど、こういうの苦手なのです)。でも立ち回りのとこは、全体的にシュッとしてて良かった。

吉右衛門はセリフが聞き取りづらかったような。いや、おれも「聞き取りづらい、聞き取りづらい」云ってないで、もっと歌舞伎のセリフを聞き取れるように脳と耳を最適化しろよ、と我ながら思うけど。

で、このたび改めて感じたことは、勘三郎が登場するだけで舞台に歌舞伎の空気が充満する、ということで。舞台上の空気の「カブキ物質」の濃度が1500ppmくらいになるのですね。


■口上
ずらりと並んだ裃が、カラーチャートやカラーチップのようできれいでした。


■春興鏡獅子
小山三(91歳? 92歳? というかもはや年齢という概念を超越した?)が普通にセリフを発するだけで客席は大拍手。なんというカリスマ性。おれも、ありがたいものを見たような気持ちになりました。

勘九郎は、小姓はやや大柄な感じがして、少々ギクシャクしてたけど、獅子になってからはもちろん良かった。お獅子はやっぱり中村屋ですね。なんて。


■銀猿ノアール
こういうのを作ったので買ってください。試聴はこちら

──とつぜん個人的な宣伝を混ぜるんじゃない。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

あいすいません。


■ぢいさんばあさん
タイトルだけは聞いたことある演目。初めて見ました。ストーリーはものすごく単純。他愛ない、とも云えるし、奥深い、とも云える、のかもしれない。

おれは、終盤に若い夫婦が出てくるところが、話が冒頭にループするような効果があって面白いと思った。まあ、そもそもその効果を狙ってるのだろうけど。

甚右衛門というのが悪役、というかかなりイヤなやつで、もし伊織が甚右衛門を斬らなかったとしても、おれが客席から舞台に上がってこいつを斬っていたであろう。それくらいイヤなやつ。とはいえ、甚右衛門の心の動きに焦点を当てて見たとしたら、また違った感想になるのかもしれない。

福助の「戯画化した老婆」は、(前も使った比喩だが)昭和60年代の志村けんと田代まさし受刑者のコントを思い出させる。

結末は、ほのぼのとしてるようで、残酷なようでもいて、すっと腑に落ちない。あいまいなままにしてても良いはずなのに、でも、「この芝居の結末は“ほのぼの”か“残酷”か、判断を下せ」、と何者かに迫られてるような、複雑な後味。←そして、「複雑」の一言で済ませてしまう、おれの単純さ。


■その他
これは2/2初日の昼の部もだけど、おしろいを塗った芸者さんのグループを会場で見かけました。おれが見かけた芸者衆は4人で桟敷席で芝居を見てて、でも『ぢいさんばあさん』が始まるころにはもう帰ってました。勘九郎をはじめとする関係者との酒宴?(←個人的な予想)


■テレビで見るショーパブ系のヒト/「細かすぎモノマネ」のつまらなくなり方


木曜日、とんねるずの「2億4千万」のモノマネ企画を見てたのですが、一瞬、前回の再放送かなんかかと思った。それっくらい、番組冒頭は前回と酷似していた。

それはさておき、番組を見てて思ったんですが、ショーパブ系のヒトの芸って、テレビで見ていてしんどい何かがある。もちろん芸のクオリティの問題ではない。なんというか、どれだけカメラの前で芸を披露しようと、本質的な部分では「テレビ界」「ゲーノー界」に溶け込んでなくて、その“溶け込んでなさ”が見る者を落ち着かせなくさせる何かがあるというか。

ここらへんは、10年前に比べるとコージー冨田や原口あきまさのテレビ露出が減っていることと関係あるかもしれない[要出典]。まあ、この手の芸人はテレビよりも営業の方がだいぶ儲かるそうなので、わざわざテレビに出てらんない、という事情もあるかのもしれない。[要出典]

いちばん面白かったのは中川家(弟)で、この手の芸が好きなおれであった。

しかし石橋の髪型が、かなりおっさんぽくなってたのが気になる。もう50歳だから仕方ないのかもしれないけど……。



とんねるずの番組のモノマネ企画、といえば、例の「細かすぎモノマネ」だが、あれ最近あんまり面白くないですよねえ。

なんというか、過去の大会のバリエーションを延々やってるだけというか。自己模倣の劣化コピーをしてってるだけというか。

とっくに形骸化/記号化してしまったモノマネをいくつか組み合わせて、芸人を落下させて、大笑いで手を叩く関根勤のアップを写して終わり、みたいな構成ばかりなのは、ちょっと安易ではないだろうか。云い過ぎですか。

(関根勤で思い出したけど、どうせ関根勤のバーターで「ずん」のメンバーを出すんなら飯尾の方を出せば良いのに、と思う。面白くねえじゃん、空手の師範代。)

あと、「このコーナー内でしか通用しない“お約束ごと”」に頼る頻度がどんどん増しているかんじもする。最初期からこのコーナーを見てる人ならともかく、はじめてこの企画を見る人を置いてけぼりにしてないだろうか。

このコーナーの「つまらなくなり方」って、末期の『レッドカーペット』によく似てると思うんだな。

──って、今晩、レッドカーペットって復活するらしいよね。生で、特番枠で。


■尾上菊之助って、


尾上菊之助って、誰かに似てるんだよなー、と前々から思ってたのですが、その「誰か」が誰なのかがはっきりせず、ずっと謎でした。

ですが、このたびようやく、

食パンマンに似ている」

という結論にたどり着きました。


■gocoup「銀猿ノアール」は、amazonにてお求めになれます。


銀猿ノアール


■おれはミニマルなドローンを得意とする電子音楽レーベルgocoup(ゴクウ、と読んでください)をやっておりまして。

その新作「銀猿ノアール」を2011年11月11日に完成させたかったのですが、遅れに遅れまして。

'90年代のFILEレコードが発売するアナログ盤かってくらい遅れまして。

でも、ようやくこのたびamazon.co.jpに納品の運びとなりました。


■内容は、というと、冬のミニマルドローンって感じです。

アイスランドとかノルウェーとか、そういった北国の、羊が歩いているような雪原、のイメージです(というわりには、タイトルに「銀猿」「アントワープ」「サンクトペテルブルク」って単語が入ってますけど)。

立春も過ぎましたが、まだ寒い日は続くはずですので、寒い日にぴったりだと思うので、ぜひ聞いてください。


■Amazonでの購入は→こちら

gocoup.comでの試聴は→こちら

帯は→こちら


■以下、具体的な情報など。

「銀猿ノアール」ジャケット


・題名
銀猿ノアール
NOIR le singe argenté

・曲目
[1]アントワープの銀猿ノアール (11分11秒)
NOIR le singe argenté à Anvers

[2]サンクトペテルブルクの銀猿ノアール(11分11秒)
NOIR le singe argenté à Saint-Pétersbourg

・フォーマット/CD-R

・観念上の発売日/2011.11.11

・値段/1,111円(税込)

・規格番号/g.111111

・JANコード/4580294571111

そう、バーコードの番号も、下4ケタがこのように「1111」なのですね。バーコード番号のいちばん右端の数字は「チェック・デジット」といって、早い話、自力では選べない数字なのですが、それがたまたま「1」でした。いいと思う。


■ちなみに、「銀猿ノアール」という題名は、新橋演舞場にカブキを見に行くときに立ち寄った、東銀座のルノアール店内で思いつきました。

また、仏語題は、仏語にくわしい友人のチェックを経てはいますが、誤りがあったら何らかの方法(テレックス等)でお伝えくださるとうれしいです。


■それでは、どうぞよろしくお願いします。買ってください。せめて試聴だけでも。


■二月大歌舞伎 新橋演舞場 昼の部 2/2 初日


■いささか切符が手に入りづらい二月の江戸です。

今月演舞場の夜の部は、土日だけでなく平日も売り切れが多いですね。拙僧もなんとか日曜日の券を確保しましたが、そうそう都合よく3階席の切符が手に入るはずもなく、やむなく1等A席……(;ω; ) オカネガ

でもまあ、今月は演舞場でしかカブキをやんないので、まあいいか。

ちなみに来月の中村座も、土日の夜の部はやはり切符が手に入りにくくなってますね。こちらもなんとか日曜日の梅席を押さえました。


■じゃ、勘九郎初日昼の部の感想文を、さらっと。ほんとにさらっと。


鳴神
橋之助のセリフが聞き取りづらい、と思いながら見てた。亀蔵がよかった。


土蜘
豪華なメンツの間狂言を見てて、三人並ぶと仁左衛門の顔がけっこうバタくさく見えることに気づいた。

あと、これ、一階席で見るべき演目なのかなと思った。三階までは(この日は三階席だったのです)勘九郎の迫力が伝わってきにくかったような。いや、こっちも迫力を受け取る努力を怠っちゃいけないと思うけど。


河内山
仁左衛門と並ぶと、どうしても勘九郎が小さく見えてしまう。

いっそこれ、花形歌舞伎にして役者を花形世代で固めれば、勘九郎が引き立つんじゃないだろうか。とか考えたんだけど、そういう考えは的外れなんですかね。


■つーことで、個人的にはこの昼の部のベストアクトは亀蔵でした。

しかし勘九郎は(というか歌舞伎役者はみんな)、父親と比べられてああだこうだ云われるから大変ですよね。ましてや名前を継いだとなると。


■こういうのを買ったからと云って必ずしも部屋が片付くわけではないけど


■部屋の各所や押し入れ内に置く、整理整頓のためのケースを、ネットで真顔で発注しました。


■今後、何回かに分けて以下のケースを購入予定、あるいは購入しない予定。

・押し入れ上段用
・押し入れ下段用(※今日注文した)
・机のそばに置く用(※今日注文した)
・ベッドの下に置く用
・キッチン(と呼ぶほどのものではないけど)用
・玄関用

注文を複数回に分ける理由は、ケース類が一度に大量に届いたら、それはそれで面倒なことになりそうだから。


■あと、『要るのか要らないのかが判然としない、いつまでとっておけば良いのかも不明確な、かといって捨てるに捨てられない、非常に曖昧な位置づけの物体』を入れるためのケースも、このさい一式買おうかと思ってます。

その手の物体を、デパートの紙袋やハンパな段ボール箱など、不揃いな容れ物にバラバラに突っ込んでおくよりは、いっそ5ヶぐらいのケースにまとめてピシッと並べた方が良いような気がしてきたので。

このごろは、多少場所ふさぎになっても見た目の揃った収納ケースを用意しておきたい、と思うようになってるのですね。でもこれはまあ、一時的な気分に過ぎないのかもしれないけど。


■勘九郎初日(昼の部)の感想は、また日を改めて。


■そもそも芸能人なのか、それは


先日、弟に新しい彼女ができたそうです。

おれが電話で弟に、

「彼女は、芸能人で云うと誰に似てる?」

と訊いたら、弟からは、

「う〜ん……、ガチャピンを可愛くした感じ

という答えが返ってきました。ふむ……(・ω・ )



といった意味も含めまして、いまから六代目勘九郎初日行ってきます。


■渋谷で変なつけ麺を食べた件


■昨日、久しぶりにつけ麺を食べようと思い立ったんですね。で、一年ばかし行ってなかった渋谷の某店に足を運んだわけです。

で、店に入って券売機を見ると、「熱々柚子おろしつけそば」なる見慣れないメニューのボタンがあったから、まあとくに深くは考えず、そのボタンを押して、「熱々柚子おろしつけそば」とやらの食券を買ったわけです。

(※ちなみにこの店では、いわゆるつけ麺のことを「つけそば」と表記してます。なんでかは知らない。)


■店の兄ちゃんに食券を渡して待つこと数分。「熱々柚子おろしつけそば」が運ばれてきたわけですが……。

それが、「タレ」の器と、「白濁したお湯に入った麺」の器、だったのですね。うん、なんか、麺が丼のお湯の中に沈んでるんですよ。

なにこれ。聞いてないんだけど! おれの知ってるつけ麺と違うんだけど。

いや、メニュー名から「熱もり」で来るのかなーぐらいの予想は付くけど、まさかこんなもんが運ばれてくると思わんでしょう。

うん、いや「タレ」は分かるよ、タレは。でも、なんだよ、この「白濁したお湯に入った麺」って。


■この「白濁したお湯に入った麺」をさして、店の兄ちゃんいわく、

「こちら、そのままスープ割りとなっております」

だと。

ようするに、麺が、丼の中でぼっちゃんとスープにつかっとるわけですわ、しょっぱなから。

わざわざこういう盛りつけにする意味が1ピクセルも分からん。麺を熱く提供したいなら「熱もり」で出せばいいわけでしょう。なんでスープに沈めとく必要があるね。


■でも、しょうがないから食べ始めましたよ、この変な料理を。

一口ごとに、スープの中に沈んでいる麺を箸でつまんでタレにつけるわけだから、麺からスープがびちょびちょ垂れてきてめんどうくさいこと夥しい。このメニューを考えついたやつは何を考えてるんだっつーの!

なんで「他人のラーメン丼から麺だけを分けてもらう」みたいな作業を一口ごとに繰り返さなくちゃいけないんだよ。食べてて、どんどんアホらしくなってくる…。


■なんとか食べ終えたけど、食べる作業が通常のつけ麺より1.65倍くらいめんどうなので、あんまり「食べた!」という満足感が得られない。これで800円。このメニューを考えついたやつは今日の午前中までに切腹しろ!! それも、英国人の目の前で!!!

──それなんて生麦事件? (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

このくだらないメニューの写真が、某「有料店舗会員になれば順位も上がって悪いクチコミも排除できますよ」でおなじみの食べ物屋評価サイトにあったので、参考までにリンクしておきます


■教訓。つけ麺屋やラーメン屋の、新メニューだの期間限定メニューだのは、高確率でハズレ。





──と、昨日はこんなことを考えておりました。これしきのことでいちいち心を乱さぬようにしたく思います。


■平成二十四年 正月の芝居。まとめて。


この正月のお江戸は、五つの芝居小屋で同時に歌舞伎がかかりました。半蔵商店歌舞伎クラスタの皆様におきましても、切符代の捻出とスケジュール調整に頭を悩ませた一ヶ月になったのではないでしょうか。

ちなみに、歌舞伎の切符がいちばん売れる月は一月だそうですね。やはり、正月といえば歌舞伎、なのでしょうか。

では、今月の劇評をまとめて。

──“劇評”ってほどのもんか? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) オオキクデルンジャナイ





■1/7 新橋演舞場 夜の部
体格の良いおじさん二人に挟まれる、という席だったので、終始、肩身を狭く狭くしてないといけなくて弱った。

やはり、この日は『連獅子』でしょうなあ。紅白のコントラスト。

なお、この日は吉右衛門が出演した『さんまのまんま』の放送日でもありました(おれは録画したけど、未見)。



■1/8 浅草公会堂 第二部 (着物の日)
この日は、「着物の日」に設定されてたので、着物を着ていく。そしたら受付で記念品の箸をもらった。

ふだん、歌舞伎の劇場に着物を着てくる男性はパラパラとしか見かけないのだけれども、この日はさすがにたくさんいた。着物姿の男性をこれだけまとめて見かける機会もそんなにない。

芝居(『敵討天下茶屋聚』)はですね、正月から見るにしてはけっこう悲惨な話だなーと思いつつ見てた。

亀治郎ってどんな芝居でも“持って行く”のがうまくて、もちろんスタアと呼ばれる人はだいたいそうなんですけど、亀治郎の場合はその持って行き方がとくに緩急自在な感じで。ともすれば鼻につきかけるほどなんだけど、鼻につく一歩手前、にとどめる抑制があるというか。

しかし、正月の浅草って、ほんっっと人類がたくさんいますね。駅から会場に行くまでも一苦労でした。



■1/9 新橋演舞場 昼の部
三階席奥の、エアコンの吹き出し口に近い、温風がめちゃめちゃ当たりやすい席で、終始暑かった。

おかげで『金閣寺』の中盤はぼーっとしてました。劇場というところは、季節を問わず暑かったり寒かったりするな。

『加賀鳶』は、質屋の店先でゆすりを働く際、お兼が白々しく泣くところが面白い。が、全体的には『め組の喧嘩』の勝ち。



■1/15 浅草公会堂 第一部
お年玉の挨拶は、亀鶴の日を狙ったわけではないが亀鶴だったので、トクした気になりました。亀鶴がなんか好きなんですよね…………いけませんかっ?

『南総里見八犬伝』は、やはり亀治郎・竹三郎夫妻で笑った。

『廓文章』みたいな、"つっころばし物”(という呼び方があるかどうかは知らない)は、東京の劇場でももっとやってほしいですね



■1/15 新橋演舞場 夜の部 [再見]
浅草とのダブルヘッダー。『連獅子』がもう一度見たくて(くわえて、1/7はあまり快適な観劇環境ではなかったので)再見。

『め組の喧嘩』も、1/7に見たときよりさらに良くなってたような気がした。芝居とおれの見方の、どちらかあるいは両方が変わってきてるのだろう。

ところで最近、橘太郎を見ると猫ひろしを思い出すんですけど。なぜだろう。

あと、平成ノブシコブシ吉村を見ると染五郎を思い出す。でも、染五郎を見ても吉村は思い出さない。



■1/21 平成中村座 昼の部
一階左の竹席。天井が低く、花道も間近なので、臨場感がある。贅沢を云うと、場内が寒いんだけど、これはまあ想定の範囲内。

『鳥居前』。獅童が良い。

『身替座禅』は、初めて勘三郎で見た。彌十郎の迫力に全米が震撼した。獅童が、鳥居前とはまったく対照的な役柄。

『雪暮夜入谷畦道』の橋之助には「惡の色気」のようなものを感じた。

なお、この日は国立劇場で、『伝統歌舞伎保存会研修発表会』があったのですが、こちらの体力の都合上断念。





なお、1/4の国立劇場についてはこちらをどうぞ。

あと、1/20は、『国立劇場開場45周年記念特別座談会』にも行ってました。


■空港あるある


若い白人の女が、床に直接あぐらをかいて座り、不機嫌そうな顔でMacBookをいじっている。


■親戚どうしの食事会には、創作料理の店を選ばないほうが無難だと思った。


頼んでもないのに寒い日が続きますね。困る。

では、長々と書いてきたハワイ篇はこれにて最終回。すいませんね、だらだら続けちゃって。今回は〔14〕と〔15〕です。

●〔01〕〜〔03〕はこちらから
●〔04〕〜〔06〕はこちらから
●〔07〕〜〔10〕はこちらから
●〔11〕〜〔13〕はこちらから


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〔14〕アラモアナの某レストラン
親戚のお招きで行ったから、あんまり悪くは書かないけど、この店、よくなかったよ。

ディナーのコースを予約していったのに、一皿目が出てくるまでに70分かかるという手際の悪さ。店員がおれたちのテーブルで給仕中、ガッシャーンと食器を落とすこと3回(そのうち1回はドンガラガッシャーン級の事故で、コップが割れた)。まあ、このようなレベルのサービスの店だったのです。料理は「創作ハワイ料理」みたいなジャンルで、まあ、ご想像通り、おいしくない。 ('A`)

で、3時間に及ぶ間延びした食事会がなんとか終わりまして。

会計時、おれたち一家を招待してくだすった親戚のおばさまは、

「こんな店に招待してしまって、すいません!」(英語)

と、明らかにレジの店員の耳に入る音量で、傍らにいたおれの妹に云ったそうだ。



ちなみに、われわれ家族も沖縄で、この親戚一家を変な創作沖縄料理の店に招待してしまったことがある。この店もまずかった……。メニューのひどさを描写するだけで、半蔵商店2回分のエントリになるので、割愛。





〔15〕ホノルル空港
帰りのホノルル空港の、別館というか「はなれ」のような建物にて。壁の模様とか、木目とか、吹き抜けのシャンデリアとか、トイレの標識の字体などが、全体的にレトロにまとまっていて、良かった。

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ちなみに、帰りの飛行機のチェックイン・カウンターには、「オーバーブッキングのため、搭乗を翌日にずらせる方はお申し出てください」みたいな貼り紙があった。噂には聞いていたが、ほんとにあるんですね、オーバーブッキング。

なお、搭乗を翌日にずらすと、お小遣い400ドル+食事券+ホテル代+空港までの往復タクシー代が航空会社からもらえたそうだ。

これ、「ハワイで一日遊ぶだけで400ドルもらえるバイト(宿・食事・タクシー付き)」って考えると、かなり割の良い仕事ですね。

おれも帰国を翌日にずらそうかと一瞬考えたけど、けっきょく家族そろって帰りの飛行機に乗っちゃいました。家族旅行なのに、自分だけ一泊延期ってのもね。


■すいません、まだハワイの話です


すき焼きってさー、良くない肉の味をごまかすための食べ方なんじゃないの。だって、まだ割り下を投入する前の、「牛脂と長ネギとで炒めただけの段階の牛肉」を、火の通り加減を確かめるために一口パクッと食べた瞬間が一番おいしかったりしない?

まあ、これはスーパーで買える範囲の食材の話で、高級すき焼き屋だとまた違うんだろうけど。

ということで、ハワイの話です。まだ続くんか、これ…。



〔11〕マーティン・デニーが演奏していたバーを見つけられなかった。

あさま山荘と云えばカップヌードル(またこの比喩)、ハワイと云えばマーティン・デニー。なのですが。

マーティン・デニーが演奏していたという、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ内の「シェル・バー」跡地を見つけられませんでした。ホテルの人にも訊いてみたんだけどさー。まあ、おれの英語力がもうちょっとあれば見つけられたんだとは思うけど(なお、こちらのブログ様にシェル・バー跡地の写真があります)

いちおう、ホテル内に掲示されていた、「当ホテルの歩み」みたいなポスターに、マーティン・デニーとアーサー・ライマンが載ってたのは見つけることができました。

デニー

ライマン



オーディオ・プレイヤーにマーティン・デニーのCDを何枚分か入れてハワイに持ってたのですが、現地ではマーティン・デニーはあまり聞かず、映画版ちびまる子ちゃんの、藤木の「ひきょう」の歌を聴いたり、弟と二人で、未来玲可の「海とあなたの物語」を合唱したりしました。





〔12〕沖縄はハワイに似ている。あるいは似ていない。
ハワイの街並みや自然の景色は、沖縄の各地に似ている、と思わせられる瞬間が多かった。

市街地を車で走っていると、宜野湾の普天間〜伊佐間に似てたり、コザのゲート通りに似てたり、那覇市の久茂地(の国道沿いエリア)に似てたりする風景がちょくちょく現れてくる。

ちょっと自然の多いところに行くと、沖縄本島北部っぽかったり、西表島っぽい景色になる。ふむ。

(どこがどう似てるか、という細かい説明は省く。)

そしてハワイと沖縄で違う点も多々あって。

・日差しがきつくない
(沖縄の日差しはきつい。すぐ焼ける。対して、ハワイの日差しではあんまり焼けない。)

・湿気が少ない
(ハワイは爽やかです。)

・台風が少ない
(沖縄は台風が多い。おれの職場の某氏は新婚旅行で沖縄に行ったのに、ホテルに着いた直後に台風が来て、どこへも出かけられないまま新婚旅行が終わったらしい。)

・樹木の枝の広がり方が違う
(ハワイの木は、横に開放感のある広がり方をしているのが多い。台風が少ないことと関係があるらしい。)

・寒くない
(沖縄の12〜3月はけっこう寒い。)

など。





〔13〕
ホノルルは街並みがよい。60〜70年代に建てられたようなビルがそのまま残っている(残している)ような感じ。建物の並び方も、ごちゃついてなく、すっきりとしている。道路もきれい。街全体が代官山レベルのきれいさ。

撮る人が撮ったら、アヲハタジャムのCMが一週間で12本くらい撮れそうだ。と思った。


■とんねるずが日村に買わせたようなロレックスは買わなかったが、シェービングクリームは買った。


ごきげんよう小山観翁です、半蔵商店です。

外は雪ですが、ひきつづきハワイの話。

●〔01〕〜〔03〕はこちらから
●〔04〕〜〔06〕はこちらから

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〔07〕シェーヴィング・クリームが安い

村上春樹のエッセイに、「日本のシェービングクリームはアメリカより高い。ゆえに、アメリカ県に行ったときはシェービングクリームをまとめ買いしてくる。なぜ日米でこんなに値段が違うのだろう。なぜだろうなぜかしら」といった内容の文章があった。

ふむ、そんなものなのか、と思ってたけど、実際にホノルルのウォルマートに行ってみたら、本当に安かった。「これ、日本で買うと500円強ぐらいするんじゃない?」ってかんじの、どっしりした缶に入ったシェービングクリームが、1ドルちょっと。10オンス(283g)入り。

日本製のクリームよりも密度が濃い。ほんのちょっとスプレーするだけで、十分な量の泡が得られる。泡が顔から滑り落ちにくく、使いやすい。※個人の感想です。

これはハワイの買い物の中でも、「おとくな買い物をしたなー」という充実感を、最も得ることができた買い物のなかの一つです(直訳風)。





〔08〕冷や麦

村上春樹のエッセイに(←またかよ)、「ハワイで冷や麦を食べると美味い」と書いてあったので、ハワイに冷や麦を持って行った。

ホテルの部屋に冷や麦を調理できる環境などない、とアタマでは分かっていたのだけど、あわよくば冷や麦をゆでる機会に恵まれることもあるかもしれない、と思ったのですね。

まあ案の定、そんな機会には恵まれなくて。おれが石神井町のスーパーで買った冷や麦は、けっきょくハワイ在住の親戚に進呈することになった。

一パックの冷や麦が、東京から太平洋の真ん中まで移動しただけ、という結果に終わったけど、でも食べてみたいなあ、ハワイで冷や麦。





〔09〕ハワイでできなかったこと

・ハワイっぽいカクテルを飲めなかった。ブルーハワイとかチチとかピニャコラーダとか。
(かろうじてマイタイだけは飲んだが、それは日本風居酒屋でのことで、いかにも間に合わせの材料で作った間に合わせマイタイだった。)

・泳がなかった。
(ゴーグルは持って行ったけど。まあ海はけっこう冷たかったらしいので。)

・ステーキを食べなかった。

・本格的なハンバーガーを食べなかった。
(でも、ウェンディーズには行きました。)

・成田〜ホノルル間で、パンナムの飛行機に乗れなかった。
──いや、だから、当たり前だろ、それは。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

・冷や麦を食べられなかった。
(上述の通り。)

・ヒルトン・ハワイアン・ビレッジで、マーティン・デニーが演奏していたという「シェル・バー」跡地を見つけることができなかった。
(この件については、後日書くかもしれません。)

・『ホノカアボーイ』で有名な、ホノカアに行けなかった。

などなど、いろいろやり残したことはあるけど、また次回。





〔10〕その他いろいろ
■行きも帰りも、飛行機から降りるとき、ビジネスクラスがやたら散らかっているのが目に付いた。ファーストとエコノミーはそれほどでもないのに、ビジネスクラスは毛布やらスリッパやら空き缶やら雑誌やらが散乱している。なぜなんだろう。


■西洋ではホテルやレストランでチップを渡す習慣がある、と聞いたので、事前に渋谷の伊東屋で「ポチ袋」を調達した(年末なので、いろいろなポチ袋を売っていた)。

が、このポチ袋は、ホノルルのホテルに着いたとき、トランクを運んでくれたポーター氏にチップを渡すときにしか使う機会がなかった。

ルームメイク係の人へのチップを、ポチ袋に包んでベッドサイドテーブルに置いてたら、それがチップだと認識されず、持ってってもらえなかった。「MAHALO」って書いた付箋も貼ってたのになあ。

それ以降、ルームメイク係へのチップの一ドル札は裸で置いとくようにしました。


■ユナイテッド機内で、弟がスチュワーデスにジンジャーエールを頼んだら、こんな缶が出てきた。

ジンジャーエール

デザインがナウい! シーグラム社の製品です。日本でも発売すればいいのに。と書いても無駄なことは分かってるけど、日本でも発売すればいいのに。


■とんねるずが日村にロレックスを買わせた時計屋には入れなかった。


ピース綾部が、トーク番組で「先輩芸人に積極的にぐいぐいからんで」かつ「毎回きっちり結果を残す感じ」がすごいな。いや、もちろん今に始まったことじゃないけど。

5年くらい前の品川も先輩にからんでいく方だったけど、からむ割にはとくに何も起きず、やりとりがグダグダに溶けていくことが多かったのに。まあ両者を比べてどう、ということではないです。

では、ハワイ旅行の感想文。つづき。


〔04〕機内食はたしかに美味しくない
機内食は、うん、たしかに美味しくなかったです。日本のコンビニ弁当を2ランク下げたような味。スチュワーデスに注いでもらったコーヒーも、発泡スチロールの味がする。でも、アメリカ系の航空会社のエコノミークラスの機内食の味にケチを付けるのもね。機内食なんて、「不味い」ありき、ですからね。そっからの勝負ですからね。

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そもそも拙僧は、ANA国内線のプレミアムクラス(羽田→那覇)で、これより不味い機内食を食べたことありますから。あれはさすがに問題外だった。それにくらべれば、最後まで食べ切れただけありがたい。

とはいえ、機内食に添えられていたプラスチックのスプーンが、なぜか最初っからバキバキに砕けていたところにアメリカを感じました。

あと、「デザートのブラウニーとバターは取っといて、あとで小腹が空いたら食べる」といったライフハックも駆使しました。


〔05〕次はヒルトンに泊まりたい、と思った。
泊まってるホテルから歩いて行ける範囲に、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジがあったので行ってみた。ヒルトンには「人工的なイメージのハワイ」がたっぷりあった。わかりやすい空と、わかりやすいビーチと、わかりやすいヤシの木で構成された、わかりやすい風景。観光客は、ガイドブックや絵ハガキに印刷されてるのと同じ風景を求めるじゃないですか。ヒルトンはその要望に応えてくれるところだ、と思った(ま、ヒルトンに限らず、そういうとこは他にもあるんだろうけど)。

また、このヒルトン・ハワイアン・ビレッジには、やたらオリエンタルな一角があって、日本と香港をうっかりミックスしたような店が並び(ラーメン屋まである)、唐突に日本庭園風なスペースが現れたりする。

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↑この写真、空があって、海があって、白人観光客が泳いでるプールがあって、鯉が泳いでいるオリエンタルな池があって、それが同時にフレーム内に納まってるんですよ。それにヤシの木ですよ。この切り貼り感が良い。

このヒルトンでは、'50年代にマーティン・デニー一座がバーで演奏していたそうですが、その音楽の切り貼り感にも通じるところがありますね。っていうのは、こじつけに過ぎますかね。


〔06〕なんかいろいろ
■ワイキキの大通りは、高級な国際通り(浅草のではなく、那覇の)といった感じだった。

■アラモアナ・ショッピングセンターは、巨大なキャナルシティ博多だ、と思った。

アラモアナ・ショッピングセンターでは、とんねるずが日村に百万円くらいの腕時計を買わせた例の時計屋があった。入ってみようとしたけど、少々お高い雰囲気の店だったので、おれは入れませんでした。

■ハワイではiPhoneをよく見かけた。観光客も地元民もiPhoneが多いような気がする。アラモアナにもワイキキビーチのほうにもアップルストアがあった。

■ウォールマートではビールが安かった。ハイネケンの小瓶6本パックが7ドルちょっととか。

■ハワイでは、レッドブルのような「エナジードリンク」っていうんですか、そういうジャンルの飲み物を多く売ってた。レッドブルにも日本では見ないサイズやシュガーフリー版があったり、レッドブル以外のメーカーも何種類かあった。このエナジードリンクのジャンルは、おそらく、日本でいうとこのドリンク剤に相当してるんだと思う。

で、店頭に並ぶ各種エナジードリンクの中から「モンスター」という銘柄の飲み物を買ってみました。おいしくなかった…。


■ジャムおじさんみたいな外人からパンを買った。


玄関とテレビの横に飾ってあった鏡餅を分解して、焼いて食べました。ちょっと遅いですが鏡開きです。激動の2012年ももうすぐ終わりですね。

さて、先日行ってきたハワイの感想などを、日本語でぼちぼちと書いていきますので、餅でもつまみながら読んでください。餅に「ラ・フランス」のジャムをつけて食べたら美味しかったです。


〔01〕硬貨が数え慣れない
ハワイ(というかアメリカ?)を旅するときは25セント貨をたくさん準備しておくと便利、ということが分かった。コインランドリーとか、自動販売機とかでちょくちょく必要になる。

旅の終わりまで慣れなかったのが硬貨の数え方で、1セント5セント10セント25セント(←まずこれらを瞬時に判別できない)を手のひらでジャラジャラ数えるのは手間だった。

たいていの場合、支払いにまごついてしまい、めんどくさそうな顔をしたレジの店員がおれの手のひらにある硬貨をパッパッとつまんで持ってった。たぶんこれ、向こうの店員の間では「日本人旅行者あるある」なんだろうな。


〔02〕ABCストア
ホノルルのいたるところにある「ABCストア」は日本のコンビニ+おみやげ屋のようなチェーン店ですが、これが気に入った。商品や棚の並び方が、日本のコンビニよりはるかに整然としてる印象を放ってるのですね。ゴチャゴチャしていない。すっきりしてる。ムダな貼り紙とかがない。

売ってる物は(おみやげ品を除けば)日本のコンビニとたいして違いはないはずのに、商品が、ひいては店内がきれいに見える。商品パッケージの差か、内装の差か、照明の差か。いずれにせよ、日本のコンビニとは違う次元の意識の差を感じる。

「日本にもABCストアがあればいいのに!」と一瞬思ったけど、日本企業がABCストアを日本国内に出店する権利を買い取り、実験的に都内の数店舗で展開したとしても、すぐに

・変なPOP類
・変な店内放送
・変な季節商品の広告
・変なポイントカードのお知らせ
・変な端末(チケットぴあの券とかを発行するやつ)
・変に明るすぎる店内の蛍光灯
・変に明るすぎる看板

などが各店舗を浸食し、結局は普通のコンビニになってしまうのではないか、という予想をしてしまう。

ABCストアでは、「スパむすび」(※SPAMの薄切りを乗っけたおにぎり。小さめの黒板消しくらいの大きさ)や、ペットボトル入りの牛乳(ビタミンD添加)を買いました。この国では牛乳もペットボトルに入ってるのだなあ。


〔03〕スワップミート
アロハ球場なるスタジアムの周辺で、「スワップミート」なる市が開催されていた。フリーマーケットのような物らしい、と聞いていたのだが、実際は、Tシャツやハワイ土産を安値で売りさばいている業者がほとんどだった。そういう業者が、スタジアムの外周にテントを連ねている。

おれが見た限り、個人で古物を売ってるようなテントは一つしかなかった。で、おれはそのテントで売っていた「古い7UPの瓶」と「地元の高校の料理部(?)が作ったレシピ集」がちょっと欲しかったのだけれども、そのテントのおっさん二人が二人とも怖い顔をしてたので気おくれして、何も買うことができなかった。

弟は、別のテントで変なタンクトップを10ドルで買っていた。弟いわく、

「会計を済ませた瞬間に、このタンクトップを買ったことを後悔した」('A`)

とのこと。じゃあ最初から買うなよ、とも云えないところが、この種の買い物の不思議なところ。

あと、「いかついジャムおじさん」としか云いようがない体格&服装&顔面をした、いかつい白人のおっさんが手作りパンを売っていた。母がこのジャムおじさんからパンを買ったので、少し分けてもらって食べてみたのだが、これが綿アメのようにフワフワしていて、ハチミツとミルクの味がほのかにして、美味い。もしかしてあの白人、ジャムおじさん本人?ってくらい美味い。

このスワップミートではTシャツがめちゃめちゃ安かった。まあもちろん、ナウいデザインではないのだが、7枚で20ドルとかそんな感じ。儲けは出てるんだろうか、と他人事を気にする。


■「パンナムバッグ持ってハワイ行くって、高度経済成長期っぽいよね」と弟


■年末年始のハワイ旅行には、パンナムバッグを持っていきました。

これ↓

パンナムバッグ

うん、やはり、心のどこかに「ハワイといえばパンナム」みたいな刷り込みがあるんだと思う(←人は、このような刷り込みから自由になるのは難しい)(←という事実を素直に認めるのもまた難しい)。

できることなら、このたびのハワイ旅行も、パンナムの飛行機で行きたかった。

そう。妹が家族みんなの航空券を手配する係だったんですね。なので妹に、「航空会社はパンナムにして!」と頼んだのですが、パンナムの航空券は取れず、けっきょくユナイテッド航空の券を買うことになりました。

──まあ、そうなりますよね、ええ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) ジョウシキテキニカンガエテ


■パンナムバッグを持っていたところ、道中、三名の人に話しかけられました。

一人は、チェックインしたホテルのカウンターのおじさん(60歳くらい)。

おれのパンナムバッグを指して、「very collectible」といったようなことをおっしゃってました。

もう一人は、ホテルの売店のおばさま(50代後半くらい?)で、

「私が子供の頃、お金持ちの家の子供はこのカバンを学校に持ってきてたわ(英語)」とのこと。

あとの一人は、帰りの飛行機(ユナイテッド航空)の、50代前半と思われる白人スチュワーデスで、この方はおれの持ってるパンナムバッグを指さして、

「オー、パンナムバ〜ッグ!」(+軽く拍手する仕草)

と、けっこうな食いつき様でした。ひょっとして、以前はパンナムで働いてた人だったとか?


■また上記のお三方とは別に、おれがパンナムバッグを持ってホノルルの街を歩いていたら、おれとすれ違う外人が、

「…ペンネァ〜ム」(←PAN AMのネイティブ発音)

という声を発する、ということが累計3.5回くらいありました。が、これは自意識過剰による聞き間違いかもしれない。


■真珠湾に「太平洋航空博物館」というのがあって、そこで去年の十月に、パンナムの展示コーナーができたそうだ[→PDFファイル]

去年の十月オープン、って、まるでおれがハワイに来ることを見越したかのような絶妙なタイミング! これはもう行くしかないでしょう。

と思ってたのですが、今回の旅ではこの太平洋航空博物館に行く機会は作れませんでした(比較的近所までは行ったんだけどね)。残念。また次回。


■ワイキキにて、パンナムグッズを売ってる店を発見しました。といっても、近年に生産された、「パンナムロゴの権利を入手した会社が新しく作った、今風のデザインのTシャツやらカバンやら」で、おれの守備範囲外の物でしたけど。

とはいえ、ショーウインドーにパンナムのロゴTシャツが飾られてるのを見かけると「お!」って思うね。


■ちなみに昨秋から、アメリカ県ではパンナムを舞台にしたドラマをやってるらしい。


■ハワイで撮ったハワイっぽい写真(一ダース)


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■d16/TB-303/パターン


往年のローランドTB-303やTR-909などの音色を再現した「d16 group」社のソフトシンセが1/15まで割引セール、だそうだ。

これ、買おうかどうかちょっと迷って、その割にはコロッと忘れて、いつの間にかセールが終わってる、のパターンになるな。おれの場合。


■↑と、「パターン」って言葉がこのようにつかわれるのを、最近よく耳にするようになってきている──気がする。別に目新しい表現ではないが、耳にする機会が地味に増えているというか。

で、この「パターン」という表現が地味に広まっているその発祥は松本人志にあるのではないか──と、なんとなく想像している。もちろん、違うかもしれないけどね。

以上、半端な知人に噛みつかれるパターンの段落でした。


■さしあたってハワイ写真


──正月にハワイ行ってきたんだってね。どうだった? (´∀` )(´∀` )(´∀` )

うん、外人がたくさんいました。なぜかはよく分からないけど。

──…………………。他には? (´∀`; )(´∀`; )(´∀`; )

まあ他にもあるんだけどさ、幕末でもあるまいし、一日本人のハワイ見聞録なんて書いても読みたがる人は少ないでしょう。

かといって、「2012年1月現在の最新ハワイ情報!!!」みたいなのも提供できませんしね。

でもまあ、初めて異國に行って、いろいろ感じるところはあったわけで、それはまた何回かに分けて書きます。


今日はさしあたってハワイ写真を。


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これは「zippy's」という、日本で云えば、ほっかほっか亭と大戸屋の中間ぐらいの店。米のメニューの出るファストフードというか。沖縄の移民が始めたチェーン店とか何とか聞いた。写真はライスと照り焼きチキン(だったと思う)。

ほかに、「サイミン」というラーメンのようなメニューもあったけど、こちらは試せず。また次回。


ポークたまご

ホノルルのマクドナルドでは、朝マックに「ポークたまご」が食べられた。ライス付き。

ポークたまごをご存じない方は最寄りの沖縄人に訊いてほしいのですが、ようするに「薄く切って焼いたポーク・ランチョンミート(卵焼き添え)」です。

'90年ごろにマクドナルドがカレーライスを発売して失敗して以来、マクドナルドで米を口にすることができるなんて思ってもみませんでした。


ワイキキのビーチ

元旦のワイキキビーチ。海の水温はけっこう低いらしい(弟・談)が、風景は明らかに夏。


チキンカレー
その元旦のワイキキビーチのパーラーで食べたチキンカレー。本年の初カレー。


象

これなんだと思います? ホノルル動物園の売店で父親が買ってきた、変な象の像の容器に入った、変なジュースです。頭上の赤いキャップが飲み口になってます。たしか5ドル。高い。なぜこんなものを、5ドルを投じて買おうと思ったのか。

味も変で、ジュースというかむしろジャンル的にはかき氷シロップの領域。

で、この象の容器だけもらったわけですが、この象はハワイ滞在中ずっと、ホテルの部屋に置物として棚の上に鎮座しておりました。


LIFE

行きの飛行機で読もうと思って買った、アメリカの週刊誌『LIFE』の'60年代のハワイ特集号。出発の数日前に、わざわざ神保町で買ってきた。だって、飛行機の中で読む雑誌って、『LIFE』が似合うじゃないですか(この映像の0:18ぐらいのとこで、画面左端の女性がLIFEを読んでいる)

が、この『LIFE』は、機内に預けるスーツケースの中に入れてしまったので、けっきょく読めず。


* * *


うん。妹の結婚式のため、家族でハワイに行ってたんですけど、いいとこでしたねーハワイ。ハワイにはまる人の気持ちが分かる。

この季節の東京は寒いので、「もう一度ハワイに行きたい!」というか、むしろ「ハワイに帰りたい!」という気分です。


■『三人吉座』『奴凧廓春風』 国立劇場 初春歌舞伎公演 1/4


■だから国立劇場のチケット売り場の自動発券機の上に「お買い上げ明細書」を放置してくの止めろ。

といった意味も含めまして、今月の国立劇場の感想文です。今後何回かはハワイ旅行のエントリが続くと思うので、忘れないうちに書いておきます。

ちなみに、これが今年の初歌舞伎です(さらにちなむと、昨年の歌舞伎納めは平成中村座の昼の部でした。『元禄忠臣蔵』も再見しようと思ったけど、時間は合わず)。


三人吉三
序幕が意外にパッとしない。冬の夜の空気に欠けるというか…。←いや、この表現も正確ではない。なんというか、この場面、国立劇場に似合わないのでは?

染五郎は、あまり存在を示せてない感が。幸四郎に持って行かれてるような。

と、序幕はいささか難アリに感ぜられましたが、このあとは徐々に良くなっていったので、良いと思う。

大詰の立ち回りは、舞台に敷かれた白い布のまぶしさが印象的。欲を云えば、雪をもっと派手に降らせてほしい(←個人的な好み)。

高麗蔵が全体的に良かった。芝居を引き締めてたのではないでしょうか。

夜鷹、という役柄の芝のぶも初めて見た。

あと、序幕で女を装う福助の声は、『まんが日本昔話』で小動物の声を演じる際の市川悦子に似ていた。


奴凧廓春風
うん、お正月らしくて良いんじゃないですか。イノシシの造形がちょっと、かわいくないような。笑

でも、全篇にわたっておめでたいムードでね、手ぬぐいも撒くしね。

こういう演目は、日本酒を一杯引っかけてから見るのが正解ですね。

宙乗りの染五郎がくるくる回転するところで、昭和60年代の志村けんのテレビ番組を思い出したおれは若くない。


その他
・パンフレットに載っている金太郎くんのコメントが、初々しくて良い。

・この前日に、飛行機に八時間半、バスに二時間半も乗っていたため、劇場の座席に着くとき、乗り物のシートに座るような気分になった。機内用スリッパを劇場に持って行く、というのはアリかもしれない。

当サイトには珍しく劇場の写真

当サイトには珍しく奴凧の写真


■本文とは関係ないですが、会社にたまたま置いてあった週刊文春の新年号を手に取ったら、表3(裏表紙めくったとこ)に吉右衛門が出ててる洋服の広告が載ってた。


■賀正 二〇一二


ハワイっぽい写真
▲とりあえずハワイっぽい写真


■昨晩、ハワイ県から東京県へ帰ってまいりました。欧米の超能力者風に云うと、緊急来日しました。緊急でもなんでもないんだけど。

成田空港から大泉学園まで行くバスがあると昨日はじめて知ったので、それに乗って帰ってきたのですが、飛行機に8時間半乗ったあとバスに2時間半乗るのはさすがに疲れますね。成田空港を新宿駅の地下に移転させたがってる音楽家がいるのもうなずけます。


■ハワイが暖かいところだとは聞いておりましたが、ほんとに暖かくて、苦しゅうなかったです。日中だと上半身裸のおっさんが普通に歩いています。

それに比べると(比べてもしょうがないですが)、寒いね東京。ほんとに同じ星にある国かね。まだ気温差に体が慣れません。

寒いのは好きではないので、いっそ毎年10月〜3月はハワイで暮らそうかなとも考えましたが、そしたら歌舞伎が見られなくなります。どうしてくれるんだ。


■さて、昨日はホノルルのヒルトン(※泊まってたわけではない)のABCストアでスパむすびなんぞ買っていたのに、本日はこれから国立劇場で今年初の歌舞伎見物です。昨年は元日から銀座で玉三郎を見ましたが、今年も歌舞伎を見続けることになるのでしょうか。

といった意味も含めまして、旧年中はご愛読くださりありがとうございました。本年もひとつ。あけましておめでとうございます。半蔵商店でございます。


■いまから行ってきます


■激動の昭和57年も、残すところあと数日となりました。

お伝えしてます通り、いまからハワイ行ってきます。今年の更新はこれで終わり、かもしれませんし、現地で更新できる環境があれば更新するかもしれません。

大掃除は年明けだなー。( ・ω・)


■そしてgocoupの新作「銀猿ノアール」ですが、盤は完成してるのですが、amazon等への納品は年明けとなります。

でも一応、観念上の発売日は、'11年11月11日という体(てい)でお願いします。


■では行ってきます。


■弗/マーティン・デニー/ボーイング707/ガス台/荷造り


トリスは飲んでないのにハワイ県に行きます。半蔵商店です。


■昨日、銀行で日本円をドルに換えてきました。

米弗

うーん、ドル札ってなんだか『モノポリー』で使うおもちゃのお札みたいだ。お金という実感に欠ける。


■ハワイで聴く用にマーティン・デニーのCDを買ったんですが、今、初期の8作品をまとめた4枚組CDなんてのがあるんですね! さらに、その次の3作品をまとめた2枚組CDなんてのもありました。ちなみに両方ともリマスタリング済み。

マーティン・デニー等

で、amazon.co.jpだと、両方とも千円ちょっとしかしないんですね。つまり、二千円ちょっとで、マーティン・デニーのアルバム11枚(物理的にはCD6枚)が揃うという、まさにデフレスパイラル! というか、もう半世紀も前のアルバムだから、この価格でも十分モトが取れるんだと思う。しかしそれでも安い…。

安いもんだから、ついでに同じシリーズのレス・バクスターのCDも買いました。こちらも4作品(CD2枚組)で千円ちょっと。安い。安いことは本当にいいことなのだろうか、と考えて「デフレスパイラル 雇用」で検索してしまうくらい安い。

と、ここまで書いたところでレス・バクスターのCDの封を開けたら、2枚組CDのはずなのに1枚しか入ってなかった…。鼻の穴へボーイング707蹴こむぞ。


■そうそう、先日、某佐川急便から電話がありました。

「あー、もしもし、そちら宛てにですね、ガス台が届いてるのですが、本日ご在宅ですか?」


なんのことだろう。ガス台なんかが届いてくる心当たりが全くない……。

数十秒ほど話してて判明したのですが、その人の云うガス台とは、おれが通信販売で買ったスーツケースのことだったんですね。たしかに、スーツケースを包んでる段ボール箱は、メーカー名と型番が印刷されてるだけで、「中身:スーツケース」とは明記されてなかったし、まあ一見スーツケースが入っているとは分かりづらい梱包だったのですが、しかしこの件で、「スーツケースはガス台と間違えられることがある」ということと、「唐突に電話で『ガス台が届きました』と話されると混乱する」ということが分かりました。


■で、そのガス台と間違えられたスーツケースに荷造りをやっております。

先週、髪の毛切断所に行ったら、そこの髪の毛切断員が

「旅慣れたヒトだったら、ハワイくらいなら手ぶらで行っちゃいますよー」

と云ってました。そうなんだよな、おれって、つい旅の準備をしすぎるんだよなー。荷造りリスト作ったり、いろいろモノを揃えたり。

たぶんそれは、心のどこかで、「旅よりも、旅の準備の方が楽しい」と思ってるからかもしれない。


■ハワイで聴く音楽/マーティン・デニー/Polygon Window/まりんDAT


前回のあらすじ→ハワイ県に行くことになりました)


■ハワイといえば、マーティン・デニー。

という刷り込みは、沖縄の58号線沿いにある古着屋のレコード売り場と、パーマ液の匂い漂う福岡市の「チクロ・マーケット」旧店舗で形成された。ような気がしている。

10年くらい前、天神のヴァージン・メガストア(古語)で、初めてマーティン・デニーのベスト盤を買ったことは覚えてるけど、なぜマーティン・デニーに興味を示し始めたかはよく覚えてない。きっかけの一要素としてYMOがあるのは云うまでもないんだけど。

それはさておき、マーティン・デニーの作品は、「ステレオタイプなイメージを人工的に切り貼りして作った異国風の音楽」みたいな感じで解説されることが多い。

が、外国というところに行ったことのないおれにとっては、マーティン・デニー作品のイメージが、半ばそのまま異国各国のイメージにつながっているようなところがある。そして、その感覚が“ホンモノ”でないことは、アタマでは重々承知している。でも、たとえば『Quiet Village』を聴くと、「南国だなー(´∀`)」と感じる。単純な話だけど。

(逆に、現地の伝統音楽や民謡を聴いても、あまり「南国だなー(´∀`)」と感じない、ということもあるかもしれない。)

いまや、航空券が安くなりすぎていて、気軽にどの国へも行けすぎる時代。アフリカのとある先住民族はすっかりテレビ出演慣れしているという話がある時代。

マーティン・デニーのステレオタイプな音楽を聴いて、異国に夢見たって良いじゃないですか。

ハワイでマーティン・デニーを聴く、というのも、長崎に行ってわざわざ「リンガーハット」で食事するような面白さがあるだろう。違うか。

でも、ハワイに来てまでハワイ幻想を追い求めなくても良いだろう、という考え方もできる。


■昔、Polygon Windowの「Quino-Phec」という曲を聞いて、「ハワイに雪が降ったら、こんな感じだろう」と思った。この段落はこれで終わる。


■そして、やはり、ハワイといえば砂原良徳丈でしょうなあ。

最初のアルバム三枚と、シングル「708090」は、ハワイ(と、空の旅)が似合う。と思う。

さらに、例の東京地下空港のシングルを、あえてホノルル空港で聴く、というのも一興かもしれない。

さらにさらに、「まりんDAT」というものがこの地球上にはあるらしい。1998年の『マーキー』誌(第6号)によると、「砂原くんのごく親しい音楽友達だけが内緒で知ってる問題の3時間音源」だそうだ。

おれの記憶が正しければ、たしかこれは、180分の長さのDATが新しく発売された際、「家で音楽を聴くとき、いちいちレコードをかけ替える手間が省ける」ということで、良徳丈が個人的に作った長時間ミックステープ、だったと思う。違ってたらごめん。

このまりんDATは、比較的最近、良徳丈のtwitterでのみ告知→ustreamでオンエア、という、拙僧のような戦前生まれの人間には全くついて行けない近代的な手法で放送されたという話を聞いた。どんな内容だったのだろう?

上記『マーキー』誌には、まりんDATの写真も載っていて、それはケースもジャケットもない、むき出しのTDKのDATで、手書きのラベルには「FOR HAWAII」と記されている。


■平成中村座 十二月大歌舞伎 昼の部 12/17


■今月の中村座昼の部は、車引・賀の祝・寺子屋。この日は舞台と垂直になってる下手側2階席。この劇場の「いい意味での狭さ」が実感できました。


■『賀の祝』は初めて見た。意外に世話物成分が多く含まれてる印象。

『賀の祝』の切腹のシーンと、『寺子屋』での武部源蔵と千代のシーンが緊張感があった。菊之助よかった。


■上演中、ヘリコプターの音や、近所のグラウンドでやってる少年野球の声が聞こえてきたりするも、それもまたよし。トーキョーという一地方都市の、芝居小屋の風情。


■半蔵商店 in ワイハー


■芸能人なので、この年末年始は一週間ばかりハワイ県に行ってきます。半蔵商店 in ワイハーです。うん、だって寒いじゃん日本。ちょっとホノルルで、暖、とってくるから。

↑なんて云っておりますが、おれはこの歳にして初の海外旅行なので、いろいろ勝手が分かりません。

たとえば、ね、トランク。トランク一つ買うにも、いろいろ迷った。やっぱり有名なリモワかなあ、とか、部活の高校生が遠征の時に持って行くようなボストンバッグでもいいんじゃないか、とか。いや、トランクのメーカーどころかリットル数からして迷ったからね。結局、「プロテカ」って国産の、60リットルくらいのやつにしたんだけど。


■あと、機内持ち込みのカバンね。せっかくの初の海外旅行だから、パンナムのバッグを持って行こうと思ったんだけど、おれが持ってるパンナムのショルダーバッグは、あいにく二つともチャックが壊れててね。

いちおう、手さげ型のスクエアなパンナムバッグも持ってるんだけど、あれは実用性に欠けるんだな。

あ、おれの持ってるパンナムバッグはすべてオリジナルですよー。'00年代の復刻物じゃないですよー(←それがどうした、って感じですね。すいません)。

なので、機内にどういうカバンを持ち込むか迷ってます。

最近、ブラニフ航空のカバンの復刻版が出てるけど、おれはあいにくブラニフにはあまり思い入れがないんだな。

とかなんとか、最近はそういうことを考えています。


■先日も、機内用スリッパだとか、膨らませて肩に掛ける枕だとか、アイマスクだとか、そういうこまごました旅行グッズを六千円分ばかり買い込みました。

なんか妙に張り切ってるな、おれ。


■平成中村座試演会 12/15


■オロビアンコって、'10年代のおっさんの吉田カバンだよなと思った。

「これ持っときゃ間違いないでしょ!」と良くも悪くも定番化(免罪符化?)してるとことか、気がつくといつの間にか流行ってて街で見かける回数が多くなっていく感じや、周囲に買ったやつがチラホラ出てくる感じが、'90年代の吉田カバンに似ている、ような気がする。


■という前置きとは一切無関係に、行ってきました、『平成中村座試演会』に、おととい。倒置法が変なのはわざとです。

この試演会では、若手役者が『寺子屋』を演じるのです。


■武部源蔵に、ちょっと“江戸の下町を舞台にした世話物”のニュアンスを感じてしまった(とくに前半)。もうちょっと抑制した方がいいかもしれない。松王丸は、声に“大きさ”(声量のことではない)を感じさせないところがちょくちょくあったかな。

また、涎くり与太郎は、んー、まだ何かを捨てきってない(笑)。もっと思い切って演じないと! (←と、熱く語るのは、おれはこのキャラクターが好きだからです)。

──と、演技においては完璧ではないのです。が!(←逆説の接続助詞) 面白い舞台でした。というのも、『寺子屋』のストーリーに加えて、若手役者が実際に頑張ってる様子を描いたドキュメンタリーが同時進行してるところを見たような気分になれたので。

それと、戸浪が良かったです。


■ボーナストラックとして、おたのしみ座談会というのがありました。てっきり役者だけで話し合うものかと思ってたら、フジの女子アナが司会役として出てきて、舞台上の役者に一人ずつ質問を投げかける、という進行でした。そのせいか前半は地味な制作発表会見みたいな妙な空気になってた。あれ絶対、役者どうしだけでしゃべらせた方が雰囲気良くなると思う。

亀蔵のしゃべりに、「トーク番組で重宝される小劇団出身の役者」っぽさを感じました。個性派と呼ばれるタイプの。

で、座談会後半は、先ほど『寺子屋』を演じた若手が、今日の舞台の感想を述べるコーナー。ここがまた良かった。一人一人言葉に実感があって。


■あと、この日は松席(客席前方の平場)で見てたのですね。なので、前回(11/1)の舞台後方の梅席で見たときよりも、平成中村座が意図するところの「江戸の芝居小屋」っぽさをさらに感じることができました。劇場というか、「大きめの寄席」のような気分。


■日生劇場 十二月歌舞伎公演 昼の部・夜の部 12/10


■染五郎、松緑、スリムクラブ内間、と三者三様の飛び六方が見られる、飛び六方マニアにはたまらない今月の日生劇場でした。


[昼の部]
碁盤忠信
百年ぶりの復活狂言、ということなので、ところどころ手探り手探りな部分があるな、という印象。

終盤、揚げ幕の向こうから海老蔵の声が聞こえ始めると、客席の空気が明らかに変わるのがわかる。海老蔵のオーラ(便宜上こう呼びます)ってやっぱりすごい、といつも思うことをまた思う。

オチへの持っていき方があからさまに強引で、笑った。笑


茨木
演目の順番を決めるのは、いろいろ大変だとは思うけど、碁盤忠信と茨木は逆の順番が良かったように思います。


[夜の部]
錣引
だんまりが良かった。


勧進帳
演じる方も観る方も安心(?)の鉄板コンテンツ。海老蔵が七月より良かった。


その他、全体的に
・海老蔵の声質が、なんか全体的にくぐもっているというか、フィルターがかっているというか、ミキサーの「Hi」のつまみを絞ったような感じでした。前からこうだっけ?

・猿弥をもっと活躍させてほしかったです。



# 浅野忠信の本名が佐藤忠信だというのを先日初めて知りました。


■gocoupサイト更新/ナショナル麻布一時閉店


gocoupサイト

■アナログ放送終了まであと17日! 半蔵商店です。

といった意味も含めまして、www.gocoup.comを(ようやく)更新いたしました。念のために書いておくと、gocoupとはおれがやっている電子音楽レーベル(自称)でございます。

新作「銀猿ノアール」の試聴ができますので、ぜひ試聴してください。冬のミニマルドローンです。


■で、肝心の「銀猿ノアール」の盤ですが、これもできあがってきました。近日中に、amazonに納品します。


* * *


■おれの散歩スポットとして有名なナショナル麻布スーパーマーケットに、昨日たまたま行ったら(ほんとたまたま)、店が建て替えのために絶賛取り壊し中で、仮店舗が絶賛営業中でした。旧店舗は10月末で閉店だったらしい。知らなかったなー。

お店の方に訊いたらば、建て替えた新店舗の完成は来年の秋ごろ、だそうです。

このナショナル麻布は好きな店で、なぜかというとちょっと沖縄のコザっぽいんですね。どこがどうコザっぽいかを細かく説明すると、『ユリイカ』で単独の特集として成立しそうな分量の文章になるので割愛しますが、お気に入りの散歩スポットが一つ減って残念ですね。

麻布十番の『日進ワールドデリカテッセン』も好きだけど、あれはコザっぽいというかコザ郊外っぽいんだな。って、東京のスーパーに何を求めてるんだ、おれは。


■したらば


■紀文が出している「したらば」なる商標の魚肉加工製品がうまいので、最近よく食べてます。カニカマみたいなやつ。会社に行く前、「明太子マヨネーズ」と「わさびマヨ」の2種類をコンビニで買うのが習慣化しつつあります。多いときは週三回は買うので、そろそろコンビニ店員の間で、あだ名が付きつつあるかもしれません。

したらば

したらば写真


仕事中の間食に良いです。給湯室でも、さっと食べられる。


■どの店にもある、という商品でもないので、したらばの在庫があるコンビニを選んで足を運ぶようになり、そのため通勤ルートが若干変わりました。

しかしこれ、品切れの時も多いんですね。そういうときは、どちらか一種類を2本買ったり、1本だけでガマンしたりしてます。

昨日、比較的よく行くコンビニに立ち寄ったら、「わさびマヨ」のしたらばの取り扱いを止めていて、「えび入りタルタルソースかまぼこ」みたいな名前の別の商品に入れ替わっていました。試しに食べたらあんまり美味しくなかった……。わさびマヨしたらばの復活を早急に求めます。


■したらばは美味しいのに、不思議と家では食べたくならない。

たぶん、「したらば=会社で食べるもの」という謎の図式ができあがってるんだと思う。


■那覇の親戚の家あるある


6チャンネル(※米軍向けテレビ放送)が映らない。



# ちなみに、wikipediaによると
# 今年の六月末でアナログ放送が終わったらしい。


■半蔵きもの日記。十月と十一月。


■十月(・ω・ )日

田舎からノコノコ東京に出てきて、かつ、「和」方面に凝り始めてる者によくある現象だよね、みたいに思われるとシャクなのだけれど、とくに理由無く着物で出かけてみる。

十月に入ったけど、押し入れから袷の着物を引っ張り出すのも面倒くせえし、単衣でいいでしょう。と単衣を着て出かけようとするも…もう肌寒い。おとなしく袷に着がえてから外出。

銀座を歩いてたら、東ヨーロッパから観光に来たとおぼしきおばさま二人に、「キモノ、キモーノー( ´_ゝ`) ( ´_ゝ`)」と云われた、ような気がする。


■十月( ・ω・)日
明日は着物を着て出かけよう、と思って、久しぶりに羽織を引っ張り出してみたところ、けっこうなシワが……。

高度情報化社会なので、マイクロコンピューターで「着物 シワ とる」などと検索し、シワを取る方法を調べる。

すると、「湿気のこもったバスルームに一晩、着物を吊すと良い」という情報が得られたので、その通りに羽織をユニットバスに吊す。


■その翌日
羽織のシワは、まあそこそことれていた。その羽織を着て出かける。


■十月(・ω・ )日
自分の持っている着物が紺ばかりなので、他の色のも持っておいた方がいいのでは、と思い、浅草の古着の着物屋へ。

グレーの着物がほしかったのだけれど、それは在庫がなかったので、その代わりにエンジ色というのか、まあそういった色の羽織と長着を購入(アンサンブルではない)。

また、別の店では足袋を買う。濃いグレー。3700円。たたたたた高い。が、そういうものか。



■十月( ・ω・)日
いまのところ、着物は多くても月3回くらいしか着ないので、普段着ていどの着物なら徐々に揃いつつある、と云ってもいい。

これからは、普段着レベルの着物を増やしていくのではなく、お金を貯めて、ちょっといい着物をあつらえてみたい。

あと、「くるり」(京都の五人組ゴシックメタルバンドではなく、着物屋)のデニム着物ってのもなんか良さそうなので、気になってます。


■十月(・ω・ )日
「袴」を来年の目標に定める。


近日発売
▲広告


■十一月(・ω・ )日
十一月に入って、寒さが増す。グレーの足袋だと足が寒い。そろそろ寒さに強い、別珍の足袋の出番か。


■十一月( ・ω・)日
先月買ったエンジ色の着物。飽きたというわけではないが、三回も着ればまあいいかな、という気分になる。もっと云うと、「自分で金を出して買ったのに、自分の物になってない」というか(そういう服ってたまにありません?)。どうもこの色は、おれには似合わないというか、他にもっと似合う色がある気がする。

でも、こういったことは、実際に買って、実際に着てしばらく過ごさないと分からない。


■十一月(・ω・ )日
着物で某友人と会う。おれの着物を指し「それっていくらくらい?」「どこで買うの?」などと食いついてくる。ひょっとすると、うまく誘導すれば彼も着物を着始めるのではないか。

ちなみに、この日おれが着ていた物の値段を(下駄を含めて)すべて足しても、その某友人が着ていた「フルカウント」のデニムジャケットの値段に満たないだろう。おれが持ってるのはほぼ古着だし、帯は親戚からのもらい物だ。

強いて云うなら、“着物の着方を覚えるコスト”がかかっているが、それだって器用なヒトだったら半日もかからないだろう。おれは器用ではないので遠回りしましたが。


■十一月( ・ω・)日
とあるお笑いのライブに行く(寄席ではない)。そういえば、着物でお笑いを見にいくのは初めてだ。

帰り際、まったく知らない二十代後半くらいの男性から「お疲れ様でした! お先に失礼します!」と挨拶されたので、「あ、どうも」と会釈する。

おれは誰と間違われたのでしょうか。


■さよなら○○○○○ (その二)


【前回までのあらすじ】(前回のエントリはこちら)
東京在住で、「カレーが好きな自分」を自我の一要素に据えてる人ならばご存知の、お茶の水のカレー屋「○○○○○」。

おれも数年前までは通ってたけど、ここしばらくは行ってなかった。

今年に入ってから久しぶりに行ってみたら、あまりおいしく感じられず。

確認のため、数日おいて再度食べに行ったら、やはりおいしくない。

店の味が変わったのか、おれの舌が変わったのかは分からないが、この店からの卒業を決意。


■ではここから本文です。

えー、前回のエントリの最後の方にも書いた通り、この○○○○○は、あと、

1)まだ食べたことがなかった「豆カリー」

2)昔は、わりとよく食べてた「チキンカリー」

この1と2を食べれば、もう卒業でいいや。って感じです。


■というわけで、先日、○○○○○に1の「豆カリー」を食べに行ってきました。日曜の午後4時台、というハンパな時間帯にもかかわらず、店内は8割ほどの席が埋まる混雑。あいかわらず流行ってるんだね−。味のわりに。

まずは自動販売機に日本銀行券を挿入し、食券を購入。で、カウンターの女性に食券を手渡し、待つことしばし。

先に、オプションの「豆サラダ」(+180円)が出てきました。数種の豆が、ツナとネギとで和えられてます。美味しい。これは素直にほめる。これはうまいのです。

正直、わりと前から「豆サラダがメインディッシュ。カレーライスはデザート」って意識でいました。


■豆サラダを食べ終えて数分後、「豆カリー」(880円)が運ばれてきました。他のカレーと違って、ライスとカレーが別々の皿で出てきます。カレーは、スープカレーのようにサラサラしてます。

で、お味は……。

うん、

おいしくない。

多数の豆がごろごろ投入されている、という食感はおもしろいけど、この店の他のカレーと同じく、スパイスの匂いがぷんぷん強いだけで、たいして味はせず。


■この店って、運ばれてきた時点のカレーの温度がやたら高いのな。なんであんなに熱くするのか分からない。この店のカレーの味が飛んでる原因は、この熱さにあるのではないか、と思ってるんだけど。


■豆カリーもやっぱり美味しくなかったガッカリ感と、「豆カリーもやっぱり美味しくないであろう」という予想が当たった満足感とが入り交じった屈折した気持ちになって、店を出ました。

つーことで、あと一回、チキンカリー食ったらもう終わりにします、この店。


■ちなみに、おれが豆カリーを食べてる間にも、店にはひっきりなしに新しいお客さんが入ってました。なあ、なんで君ら、こんなカレーをわざわざ…………いや、おれも数年間は通ってたわけだから、文句は云えない。


■『元禄忠臣蔵』 国立劇場 十二月歌舞伎公演 12/3 初日


■んんんん…。

例によって見当外れのこと書いてたら、すいませんなのですけど。


■なんか、生身の役者の存在や演技や声、舞台の空気、といったものよりも、脚本の筋書きとかストーリーの運びといった抽象的なものが優先されてるというか。舞台上の役者が、単に脚本やストーリーを説明するための道具に見えてしまうというか。そういうふうに感じる時間が、けっして短くなかったです。

単に脚本やストーリーを味わうだけだったら、本読むよ。何のための芝居だよ。なんてさえ思っちゃいました。

綱豊と助右衛門のやりとりとか、ちゃんと引き込まれて見ることができた部分もあったけど、そういう部分がもっとあっていいのでは。


■初日ということもあり、吉右衛門の台詞がうまく入ってないところがあって、DJがつなぎに失敗してテンポのずれたままの音がフロアに流れちゃうような空気になったりしましたが、正直、このごろはもうこれ「通常運転」って感じですねえ…。


■ちなみに「眞山青果」「吉右衛門」「国立劇場」の組み合わせと云えば昨年十月の『将軍江戸を去る』でありまして、これは拙僧が唯一、見物の途中で退出してしまった歌舞伎です。良いと思わなかった。

相性悪いのかな−、どうも。

まあ、おれの理解力の方にも問題はあると思うからさ、時間があえばもう一度見るなどして、もうちょっとこの作品を理解する努力をしてみたい。

でも、これで、「新歌舞伎は苦手」っていう感覚が補強されちゃったかも…。


■あと、パンフレットに載ってる澤村宗之助の写真が、おばさんっぽい、というか、友達のお母さんっぽい。こんな感じのヒトいるよね? 友達のお母さんに。


■つけ麺は卒業してました


■今年の三月でつけ麺は卒業しました。

というのも、もうそんな頻繁に食べる食べ物じゃないなと思うようになったから(そこまで頻繁に食べてたわけじゃないけど)。

つけ麺を食べ終えると、虚脱感を感じるようになったんですね。炭水化物ばっかり摂ることになるから、GI値だか血糖値だかのあれで、早い話があんまりすっきりしない気分になる。栄養だってたいして無いだろうしね。体に良いもんばっか食べるのが人生でもないけどさ。

あと、五段階くらい話をすっとばして書くと、つけ麺は大学二年生の食べ物だ。いい年したオトナが嬉々として口にするものではない。そう思った。※個人の感想です


■「いや、おまえだって一時期は『つけ麺日記』みたいなのをこのブログに記していたではないか」とおっしゃるお侍さんもいらっしゃるかもしれない。

でもあれは、「つけ麺という比較的ポピュラーな食べ物を全く食べたことがなく、その未知の食べ物に親しんでいくプロセスを記すこと」に興味があっただけで、別につけ麺自体が大好きだったというわけではない(例えば、仮におれが全くハヤシライスを食べたことがない人間だったら、『ハヤシライス日記』をつけてたと思う)。

いや、つけ麺自体は悪いものではないですよ。でも、上述の通り、食べると虚脱感だし、栄養がない割には値段も安くないし、大学二年生っぽい。※個人の感想です

この地球上には、つけ麺以外にも食べるべきものはたくさんある。なので、つけ麺は卒業しました!


■──と思ってたのですが、「今後、つけ麺はフォーエヴァー食べません!」というのもまた、つけ麺を意識しすぎていて、つけ麺に囚われてすぎている、バランス感覚を欠いた考え方だと思った。

それもなんなので、一昨日、つけ麺を久しぶりに食べに行きました。

八ヶ月半ぶりのつけ麺は、そう悪いものではなかったのですが、やはり食後は虚脱感を感じました(特盛4玉、という分量にも問題はありますが)。やっぱりつけ麺は、もう当分いいや。

とはいえ、「つけ麺でも食べに行かない?」と人(クラフトワークのラルフ・ヒュッター等)から誘われたら素直に一緒に食べに行くくらいの柔軟さは持ち合わせていようと思いました。


■gocoup「銀猿ノアール」もうそろそろ


■あけましておめでとうございます。半蔵商店です。今年もよろしくお願いいたします。

近日発売

そろそろできあがるのでよろしくお願いします。

↓帯です。

「銀猿ノアール」帯

ちなみに、帯の表面は文字だけのモノクロ印刷ですが、裏面は美麗なカラー写真です。どんな写真か気になる方はご購入のほどを、気にならない方もご購入のほどを。


■石垣島で、世界一串の長いバーべキュー大会が催されたそうです


<昨年2月の石垣市長選>

石垣市長候補 「平成25年3月7日に開港する『新石垣空港』や、石垣島名物の石垣牛をアピールをするため、ギネスブックに載るような世界一のバーベキュー大会を開催します(公約)」

石垣市民 「わーわー(歓声)」\(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)/



当選(もちろん、このバーベキュー大会だけが勝因でないにせよ)



今年に入って、世界一のバーベキュー大会に向けて動き始める

石垣市長 「さて、世界一のバーベキュー大会は、何をもって世界一とすれば良いだろう」

家来 「世界一肉の量が多いバーベキュー大会にすれば良いでござる」

石垣市長 「なるほど、そうしよう」



家来 「つかぬことを伺うが、バーベキュー大会における肉の消費量の世界記録は、何tでござるか」

ギネスブックの人 「アルゼンチンの13tです」

家来 「むむむ。今回の予算で調達できる肉は10tまで。13t以上の肉は用意できないでござる」

ギネスブックの人 「では、そのかわりに『バーベキューの串の長さが世界一』っていうのを目指すのはどうでしょう。ちなみに現時点での世界記録は、テキサスの8.74mです」

家来 「おお、それが良い、それが良い」



<2011年7月>

家来 「かくかくしかじかで、『串の長さが世界一長いバーベキュー大会』という方向性で開催したく候。」

石垣市長 「なるほど。では、新石垣空港は平成25年3月7日に開港するから、それにちなんで、串の長さを25.37mにしよう」

家来 「承知つかまつった」



家来 「皆の者。世界一長い串の使ったバーベキュー大会を、ぜひとも無事成功させようぞ!」

スタッフ一同 「エイエイオー」



わっせ、わっせ、わっせ、トンテンカン、トンテンカン
(大会の準備が進んでいる様子を表現する掛け声と効果音)



<バーベキュー大会 一週間前>

石垣市長 「大会の準備の進み具合はどう?」

家来 「はっ。25.37mの串も出来上がり、準備万端、当日は成功間違いなしでござる」

石垣市長 「おお、それはよかった」



<バーベキュー大会 わずか三日前>

ギネスブックの人 「あのー、すいません」

石垣市長+家来「?」

ギネスブックの人 「世界一のバーベキューの串の長さは、テキサスの8.74mって云ったじゃないですかー。でも本当は今年8月にレバノンが97.5mの世界記録を樹立してました☆」(ゝω・)v

石垣市長 「」

家来 「」



家来 「97.5mを超えないと世界記録にならないでござる。25.37mではとても…」

石垣市長 「こ、こうなったら100mの串を目指すぞ!!」

家来 「はっ!」



<2011年11月27日>
バーベキュー大会当日の朝

家来 「皆の者。まだ間に合うでござる。100mの串を作り、真の世界一のバーベキュー大会を目指そうぞ!」

スタッフ一同 「おー!!!」




わっせ、わっせ、わっせ、トンテンカン、トンテンカン
わっせ、わっせ、わっせ、トンテンカン、トンテンカン



バーベキュー大会直前まで作業はつづいた



で、串が完成。この『石垣牛大バーベキュー大会』が開催



無事、ギネス記録に認定されました



という、撮る人が撮れば新作の日本映画になりそうな出来事があったそうです。めでたい。


【註】
・弟から聞いた話を大まかにまとめました。細部に誤りはあるかもしれませんが、だいたいはこの通りのはずです。

・話を簡略化するため本文中ではちょっとはしょってますが、「実はレバノンで97.5m」の件についての連絡の行き違いがあった件についてはこちら[→公式ブログ]を


■【ライフハック】ScanSnapもPK-513Lも要らない! “自炊”せず蔵書をすっきり整理するたった一つのTips(←複数形のs要らんだろ)


・本棚を買う

■うん、本がなかなか片付かないのですよ。床に積み上げた本の層ができちゃって。

で、本を並べる棚(通称“本棚”)が、近所のスーパーで1000円で売られてたので、二つ買ってきました。

プラスドライバーで組み立てること一時間強、ようやく二つの本棚が完成。思ったより時間がかかったのは、部品の精度があまり高くなく、ネジ穴の位置とか、板の角度とかが微妙におかしかったりしたから。実際、本棚の一つは、天板と側板に1cmほどのスキマがある…。まあ、1000円なので文句は云えない。ちなみに大きさは90×40×20cmです。あんまり大きくない。


■で、この本棚二つに本を並べるとあら不思議! 床に積んであった本の層がみるみる片付き、だんだんと床が見えてくるではありませんか! やはり、本を片付けるには本棚がいちばんですね。これライフハックな。

本を詰めても本棚にはもうちょっとスペースが余ってたから、そこにはCDも並べた。


■当たり前なんですが、本を本棚に縦に並べると、背表紙の文字列が読みやすくて、読みたい本を探しやすい。よく考えたらさー、本を横にして積んでる本屋なんてないよね(一部の、整理がなってない古本屋を除く)。

で、本が探しやすくなるだけではなく、並んでる本の「必要度/不要度」が一目で把握できるようになる。この本はもうちょっと持っておこうとか、そろそろ捨てようとか、そういう判断基準が明確になる。


■あと、本を縦に並べておくと、衝撃的なまでに取り出しやすい。スッと取りだせる。いままでは、横に積んである本の層を崩さないよう、気をつかって本を引っこ抜いてたものでしたが。


■ちなみに、おれも本の“自炊”を考えないこともないのですが、おれ個人の行動パターンからすると、“自炊”しても読まないもんは読まないんじゃないかなあ、と思ってる。いまのところは。


■南座まねき上げ


■お若い方はご存じないかもしれませんが、'10年代の初めごろ、團十郎の息子さんが西麻布でなんかいろいろあって、歌舞伎の舞台を急遽降板する、ってことがあったんですね。南座は仁左衛門と愛之助が代演してね。

あの頃は、「南座の顔見世に見に行くんだ!」っていろいろ気張ってたなー、おれ。せっせと小遣い貯めて切符代と旅費にしたね。けなげに京都滞在中の予定表とか地図とか作っちゃってね。初々しいよな。

というようなことを、「まねき上げ」のニュースを見て思いました。

しかし、去年の海老蔵降板のニュースより、今年の海老蔵復帰のニュースの方が懐かしい気がしてしまうのはなぜだろう。「タイム・パラドックス」ってやつか。違う。


■で、今日はちょっと風邪気味なので、部屋でゴロゴロゴロしてます。

あー、あと、NIのソフトがいろいろ半額になるキャンペーンをやってて、なんか買おうかちょっと迷ってます。


■ニアミス


■去年の三月三十日、初めて新宿の末廣亭なる場所に行ったのですが。

その翌日、談志が末廣亭に出たらしいです。んー、惜しい。ニアミス(っていうのか、こういうのは)。

出た、といっても顔を見せただけのようですが、それでも見ておきたい(おきたかった)じゃないですか、談志を、寄席で。


■↑とか云ってるわりには、おれは談志の落語を、CDでも一度も聞いたことがない(弟子である立川藤志楼こと兵藤ゆきの落語CDは三枚ほど聞いたことあるのだけれども)。というのも、いずれ談志を聞きたくなる時が自然にやってくるだろうからそのときに聞こう、なんて思ってほったらかしてた(ほったらかしてる)から。

タイミングが合えば生で見に行く機会もあるかも、なんて考えは甘いよなとうすうす思ってたけど、ほんとに甘かった。


■談志と云えば、おれの記憶が間違ってなかったら(←いちおう断っときます)、いつだったかMXTVの番組で、談志と野末陳平の前で、

さくらんぼブービー

の二人がネタを披露する、という、他人事ながら緊張するコーナーがありまして。

野末陳平は「こういうこと(ネタ)を飲み会でやると、女の子に受けるんだろうな」みたいなことを云ってたのは覚えてますが、談志の反応は覚えてない。ノーリアクションだったかもしれない(と、このように記憶しております。間違っててもごめん)。


■フリッパーズとピチカート以外


■最近は、普通のブログの方が「つぶやき」って感じがしますね。半蔵商店です。


■さて、昨晩、

「'90年代の渋谷系アーティストが一堂に会するコンサート」

が開催される夢を見ました。

「フリッパーズとピチカート」以外の有名どころは出てたと思う。


■会場は、リキッドルームかラフォーレ原宿かのどちらかです(夢にはよく、どっちつかずの場所が出てくる)。あ、でも古めかしいテレビ局の小ホールの要素も混じっていた。どこなんだろう、あの場所は。

出演は、ブリッジと、あと………もう忘れた。夢の話だから。でも、自分の記憶では、ブリッジ級のアーティストがあと一組出てたはず。

それと、この他にあと何組か。もしかしたらヴィーナス・ペーターも出てたかもしれない。


■ちなみに、コンサートのオープニングでは、出演者一同がステージに現れるのですが、その中に総合司会としてふかわりょうがいました。司会の他、ロケットマンとしても出演するのでしょう(最初期のロケットマンは渋谷系末期のタイミングだった)。

で、出演者の中には、おれもいました(一人称視点の夢だった)。誤解ないように書いとくと、おれは'90年代渋谷系アーティストではないです。

──ええ、知っています。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

たぶん、幕間か終演後の客ハケBGMのDJとして呼ばれたんだと思う。


■コンサート中、客席は盛り上がっていましたが、おれは会場のトイレで小便をしながら、

「客席に散見される、セント・ジェームスの横縞のカットソーを着て黒縁メガネをかけてるやつらのことを、どう意地悪く半蔵商店に書いてやろうか」

ということを考えてました。

──夢の中でブログの文章考えるなよ…… (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■で、夢の記憶はここでプツンと途切れます。そういうもんだよね。


■吉例顔見世大歌舞伎 新橋演舞場 夜の部 11/19


■急いでいたのですね、新橋演舞場に。

なのに、銀座駅で銀座線から日比谷線に乗り換えたとき、

逆方向の電車に乗ってしまった。

その結果、東銀座駅(新橋演舞場の最寄り駅)ではなく、日比谷駅に着いてしまった。

なんでこんな急いでる時に限って、電車を乗り間違えるんだよ!! おれは!!!!

で、日比谷駅に着いた時点で16時28分。夜の部の開演2分前です。はい、遅刻決定。


■外郎売
もういちど正しい方向の電車に乗りなおして東銀座駅に向かうという手もあったんだろうけど、気が急いていたもんだから、もう日比谷駅から地上に出てタクシーで行くことに。

まっさきに目についた階段のぼってペニンシュラホテルの出口から地上に出ると、傘がひっくり返るくらいの暴風雨で、傘がひっくり返った。

雨に打たれながらタクシーを拾い、「新橋演舞場まで」と告げる。

あー、もう、幕、開きますよ。『外郎売』はじまりますよ。

なのに、ペニンシュラホテルから銀座4丁目の和光前までの間に、タクシーが3回も赤信号にひっかかるという念の入れよう。まあ道が混んでるから仕方ないんですけど。

そして、東銀座の大きい交叉点でも赤信号に引っかかった。まあ道が混んでるから仕方ないんですけど。

で、ようやくタクシーは新橋演舞場についたのですが。タクシー代が980円もかかった…。あれだけの距離で、けっこうかかるのな。

まあ、仮に東銀座駅から新橋演舞場まで歩いてたとしたら、ずぶ濡れになったわけだから、体が濡れなかったぶん良かったのかもしれない。と思いこまないとやってらんない。

演舞場の建物に入る。遅刻は10分。歌舞伎を見始めて以来、最大の遅刻です、これは。係の人に席まで誘導してもらう。遅れてやってきて、開演中に他の客の視界をさえぎって席に着こうとする客って迷惑ですよね。すいません…。

でも、まあなんとか松緑の口上には間に合ったので良かった。

せっかく15000円払ってるんですもん(一等席)。この口上を聞き逃してたら、おれはこの世を儚んでそのまま出家してたと思います。


■京鹿子娘道成寺
なんでこんなにも時間ギリギリの行動になったかというと、昼は青山某所でとあるトークライブがあったのですね(歌舞伎とは無関係)。

それの終了予定時刻が15:30だったので、終わってから表参道駅で銀座線に乗れば楽勝だな、と思ってたのですよ。

そしたら、そのトークライブの終了時刻が延びに延びて、15:30どころか16:00になっても終わらず、それでも終わる気配がしないので、16:05ごろ会場を後にしたわけです。

なんでこんなにトークライブの進行が遅れてたかというと、出演するパネラーが一人、30分も遅刻してきたからなんですね。ま、いいけどさ。

で、それに加えておりからの暴風雨でしょ。なにもこんなときに雨降らしたり風吹かしたりしなくともさー……。(・ε・` ) ヴーヴー

まあ、トークライブを見限るタイミングの甘さとか、次の行動に移る決定力の弱さとか、おれの欠点が露呈してますよね。

それはさておき、先週の昼の部で見た『吉野山』に引き続き、菊之助はきれいでした。


■髪結新三
昨年の五月に松竹座の團菊祭で見たときは、「道頓堀で初夏の江戸の風情を味わえるなんて」という地理的ギャップが面白かったのを覚えている(が、会場が暑く、後半はボーっとする瞬間が多かったのも覚えている)。

忠七が新三にやられるシーンは、忠七にかなり感情移入してしまう。忠七かわいそう。(´;ω;`)

菊之助の声に、なんというか、アニメの声優っぽさを少なからず感じた。アニメのアテレコだったら完璧なのですが、舞台で生身の役者が発する台詞としては、なんかちょっと浮いてる(2cm)かなあ、という。偉そうですいません。

また、菊之助は、役柄からするとだいぶ美男子で、かっこよさが現代的なので、見た目もほんのわずかだが舞台から浮いていた(1.5cm)と思う。という感想は、贅沢ですかね。いや、悪く云ってるわけではないですよ、念のため。

歌舞伎役者の見た目を褒める際に「錦絵から抜け出たような…」という表現をしますが、菊之助は上記の通り、声と見た目が相まって「アニメのセル画から抜け出たような…」という感じでした。最近のアニメにはセル画は使わないそうですけどね。

全体的には、江戸の世話物の空気が途切れることなく続く良い芝居でした。菊十郎さんの鰹売りも久しぶりに見られました。


■牧


■以前、このブログで「高校での出席番号が十番台後半っぽい顔」という表現をつかいました。あと、高校での出席番号が一桁っぽい顔のやつっているよね。いない?


■で、それと同様に、最近、

「名字に『牧』って漢字が入ってそうな顔」の人

っているよなー、と思った。実際に入ってるか入ってないかは別として、『牧』が名字に入ってそうな顔の人。いない?


──いやーちょっと何いってるか分かんないです。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■演舞場、国立、巡業 今月の歌舞伎


■人間の三大欲求といえば、

1)食欲
2)性欲
3)尾上松緑の『外郎売』が見たい欲

であることは云うまでもないですが、今月の新橋演舞場で、この「3」を満たそうと思うのですが、えー、もう高い席の切符しか残ってないんですね。

もう、思い切って一等席を買うか、泣く泣くあきらめるか、という人生最大の岐路に立たされています。いったいおれはどうすればいいんだ!

まあ切符は早めに買いましょうって話ですね。

さて、それはさておき、歌舞伎の感想文を三つまとめて。さらっと。


【吉例顔見世大歌舞伎 新橋演舞場 昼の部】11/12
■吃又
権十郎かっこいい。

■吉野山
菊之助きれい。

■魚屋宗五郎
昨年五月も松緑で見たんだけど、実はよく分からない芝居。シリアス一辺倒ってわけでもないし、喜劇というわけでもない。

滑稽味抜きの完全にシリアスな芝居にするか、あるいは完全な喜劇にしてみるのはどうだろう、などと思ったけど、そういうことでもないんだろう。


【国立劇場 十一月歌舞伎公演】11/13
■日本振袖始
Tシャツを2枚重ね着する、というファッションを'90年代に生み出したのが藤原ヒロシだったように(※異説アリ)、振袖を発明したのはスサノオノミコトだった、という話。

変声期の梅丸の不安定な声をAuto-Tuneで修正したくなった。

ヤマタノオロチの分身役の人、自分が誰だか自分でも分かんなくなりそうで大変ですね。

■曽根崎心中
翫雀が周囲の笑い物にされる様子が、フビンで見てらんない。(´;ω;`)

亀鶴がクールな悪役。


【秋季巡業 松竹花形歌舞伎】 日本青年館 11/16
■瞼の母
ここ最近、獅童を見ることが多い気がする。八月も十月も見た。そういえば今年は、玉三郎公演で元日から銀座で獅童を見た。国連が制定した国際獅童年かなんかなのだろう。

夜鷹とのやりとり、「水熊」のおかみ(実は母親)とのやりとりが良い。夜鷹が客席経由で去っていくシーンは、2階席で見てたので半分くらいしか見られませんでした。

実際の母親よりも、心の中の母親像を大事にしつづけることを選んだ忠太郎の気持ちも11%くらいは理解できる。ウォーホルが母親の葬式に出席しなかったのにもちょっと似ている。

■お祭り
今月は勘三郎のお祭りも見て、獅童のも見て。縁起が良いですね。


■gocoup「銀猿ノアール」ジャケットできました


ジャケット

昨日、印刷屋から届きました。あとは帯と盤面です。あと、サイトも。


■ビスケットをもらった


■この先週末、つまり先週金曜夜から日曜にかけては、歌舞伎二つ、お笑いライブ一つ、おいしくないカレー一つ、おいしくない創作料理いくつか、という感じでした。


■カレーと創作料理については、また機会があれば改めて書きますが、歌舞伎の劇場であったことを書きますと。

休憩時間に、おれの隣の席に座ってたマダム(60歳前後)から、

「良かったらどうぞ」

みたいなセリフとともに、なぜかゲリラ的にビスケットを手渡されました。0.75秒ほど迷って、受け取りました。

で、マダムは「歌舞伎はいつから見てるの? お父さんとお母さんが歌舞伎好きだったとか? いつから歌舞伎を見始めたの? きっかけは?」などなど話しかけてきたので、二言三言、いやもっとか、七言八言ほど、言葉を交わしました。

それはいいんですけど、話し方がどことなく、親戚の小学生に話しかけるような口ぶりなんですね。


■マダムいわく「若いのに歌舞伎が好きだなんて頼もしいわ〜」とのことでしたが、おれは若くないですし、この歳になってもお菓子をもらって子供扱いされて話しかけられてる自分に軽く衝撃を覚えました。


■そう、先日、恵比寿のホテルで食事した後にアレルギー反応を起こして病院で手当てしてもらったとき(※詳細は過去ログをご覧ください)も、ある一人の看護婦は、子供に話しかけるような話し方でおれに話しかけていた。小児科で診てもらってるのかと思った。なんなんですかねこれ。


■gocoup「銀猿ノアール」は、ただいまジャケットを制作中です。しばしお待ちを。


■gocoup「銀猿ノアール」


■《gocoup》の第八作目は、銀座ともルノアールとも喫茶店チェーンとも関係ない、11分11秒のミニマルドローン2曲入りシングル「銀猿ノアール」です。

本日'11年11月11日を観念上の発売日(という表現が正確かどうかは知らない)とします。実際の完成は、今月下旬です。きょう、スタジオからPMCDが届きました。

銀猿ノアール

・題名
銀猿ノアール
NOIR le singe argenté

・曲目
[1]アントワープの銀猿ノアール (11分11秒)
NOIR le singe argenté à Anvers

[2]サンクトペテルブルクの銀猿ノアール(11分11秒)
NOIR le singe argenté à Saint-Pétersbourg

・フォーマット/CD-R

・値段/1,111円(税込)

・規格番号/g.111111


■gocoupはこれまで、猿だの兎だの蛙だのをCD(あるいはCD-R)のジャケットにしてきた、鳥獣戯画かよ、というレーベルでしたが、今回は羊がジャケットです。銀猿というタイトルなのに。しかも、「銀猿」なのに名前がノアール(=黒)。

ちなみに、この「銀猿ノアール」という名前はこのエントリにも書いてあるように、去年の秋に思いつきました。たしか、新橋演舞場に歌舞伎を見に行く前に立ち寄った近所の銀座ルノアールで思いついたと記憶してます。


■ちかぢか、gocoup.comのほうも更新します。それではまた。


■gocoupの新しいのがそろそろ


■拙僧はgocoupという電子音楽レーベル(と呼んでいいのかどうかは分かりませんが、まあ、レーベルと呼んでおります)をやっておりますが、今日はそのgocoupのお知らせです。

gocoupは本日、'11年11月11日に、11分11秒の曲が2曲入ったマキシシングルを、税込1111円で発売します!


■──という予定だったのですが、まあいろいろありまして、完成が遅れておりまして、本日には間に合いません。なにせ、スタジオからPMCD(マスターとなるCD)が届くのが本日なのです。

完成は今月下旬を予定していますが、いちおう、観念上(?)の発売日を'11年11月11日、といたします。


■どういう音楽かと申しますと、鉄琴カランコロン、アコギポロンポロン、オルガン逆回転音のメロディー、ゆるめのパーカッションのループに乗せて、朝からポテトチップ4枚しか食べてなさそうな栄養失調っぽい女のかすれ声ボーカルが唄い、曲の冒頭に、街の雑踏あるいは電車が走る音のフィールドレコーディングがかぶさるフォークトロニカです。ウソです。

ジャケットは、ピントが甘くて色の淡い風景写真ですウソです。


■本当は、例によって、シンセサイザーの音を加工して作った、ミニマルなドローンです。ノンビート。

今回は、ギターのフィードバック音みたいなノイズも乗せました。まあ人生そういう時期あるじゃないですか、誰しも。

ノイズと云っても轟音みたいなのではなく、ドローンに溶け込んだ感じです。


■これからの寒くなる季節におすすめのミニマルドローンですので、ぜひ、ひとつ。ジャケットなどはまた改めて。


■平成中村座 十一月大歌舞伎 昼の部 11/1 初日


■先週の火曜日は、浅草にオープンした平成中村座に行ってきました。昼の部。初日。

勘三郎がお江戸の歌舞伎に出演するのは、今年のコクーンの『盟三五大切』にちょっとだけ出たのを除くと、例のラップ歌舞伎以来だそうです。なので、見たいじゃないですか、勘三郎。


■さて平成中村座は、他の劇場と変わってることが二つありまして。

一つは、靴を脱いで上がることです。中野twlのように(お笑い専門のライブハウスね←親切な解説)。なので、和服の人は履き物を脱ぐのがラクですね。

あと一つ変わってるところは、舞台に対して直角に作られてる二階席が、舞台上空にまで食い込んでることですね。で、幕が閉まると、この「舞台上空二階席」は幕の内側に入っちゃうんですね(ということは、この席からは、舞台転換の様子が見られるんでしょうか)。

会場の外には、弁当や土産物やらを売る出店がいくつかあって、なんだか観光地のお寺の雰囲気にちょっと似てました。あと、この日はテレビや雑誌のカメラも入ってました。


■双蝶々曲輪日記 角力場
初めて見る演目。「角力場」の雰囲気を表す演出が楽しい。

世話物なのに、長五郎がただひとり時代物っぽくて、で、長吉との対比が面白い。

勘太郎の“つっころばし”もいい感じ。ただ二役の演じ分けがちょっと薄いかなーとか偉そうに書くのは十年早いな、おれは。

中村橋吾が花道を歩いているとき、若い女性の声で「ハシゴ!」と声がかかった、気がした。


お祭り
勘三郎を見(ら)れたので、良い。

終盤は背景の壁がなくなり、本物のスカイツリー(を含めた浅草の実際の景色)が見える、という演出。おれの席からはスカイツリーはよく見えなかったけど、勘三郎の背後に実際に道路を走るトラックが小さく見えたりして、「外気に触れてる歌舞伎」という珍しいものを見た気分。


■義経千本桜 渡海屋 大物浦
思うに、安徳帝の子役は、あんまり上手くないのが大事なのかもしれない。その方が、「いーまーぞーしーるー」の歌で、これから入水するなど予想してない安徳帝の純粋さが強調されるような気がするから(←なんとなくで書いてます)。いや、安徳帝はうすうす入水に気づいてるんだっけ? どっち?

ところで演目の順番ですが、やはりこういう時代物はいちばん初めがいいと思った。いろいろあってこの順番になったとは思うのですけども。


■その他
・場内は、予想してたよりも開放感があった。もっと狭い方が、もっとギュッと濃密な雰囲気になるのでは、と贅沢なことを思った。

・他の会場よりも、下座音楽が“近く”聞こえるので、そのぶん臨場感があったような気がした。

・浅草駅から会場までけっこう遠いです。歩いてるうちに22世紀になるかと思った。つぎ来るときは駅前から人力車に乗ろうかと一瞬考えてしまった。

・周囲にお店があまりないので、飲み物やお菓子を会場周辺で調達する派の人は気をつけた方がいいです。あ、浅草松屋がありますね。


■そうそう。帰りに浅草の有名な天丼屋D店に寄ったのですが。

えー、寺いちばんの正直小坊主ですので正直に書きますが、値段が三分の一の「てんや」のほうがおいしいと思った。

まあ、「この手の老舗で、値段だの味だのにゴタゴタ抜かす方もおかしい」と、ちょっとくらいは思わないこともないけどね。


■おしいれのぼうけん


スチャダラパーのアニが、絵本『おしいれのぼうけん』の登場人物のモデルになったって話、絵本の作者によって否定されてたんだってね……知らんかった(wikipediaで知りました)。'95年の月刊カドカワ(古語)のスチャダラ特集以来、16年にわたって信じてました。16年て、もうちょっとで曾我兄弟の仇討ち(18年)ですよ。


■ひきつづき試聴中


■前回のエントリで書いたようにgocoupの新しいのがマスタリングから返ってきて、で、ひきつづき試聴してるのですが(試聴しすぎのような気もするのですが)。

返ってきた音源にはA案とB案の二通りのマスタリングが施されてまして。A案はおれのリクエストした音質で、B案はエンジニア氏が提案してきた音質なのですね。

で、おれはA案がどちらかといえば好みなのですが、エンジニア氏からこのよう提案があること自体「B案のほうが客観的にいいのかも…」と思いつつあります。音源を客観的な視点から整えるのがマスタリングだとも思うし、でもA案の音質も捨てがたいし…………。

ということについて、ここ数日悩んでおります。あと、自分の決定力不足については少なくともここ数年は悩んでおります。半蔵商店です。


■そんなわけで、gocoupの新しいのを作ってるのですが、今月中にできますので、ドローン好きな人はどうぞよろしくお願いします。今回は、ギター風ノイズも乗っけました。いけませんか。


■以下、唐突に歌舞伎の話。

十月の演舞場、獅童が花道で、サントリー「DAKARA」のCMのBGM(←アルファベットが多い)にのって踊るシーンがあるんだけど、実際にDAKARAのペットボトルを持って踊ればいいのに、と今さらながら思った。

実在の商品のコマーシャルを劇中でやる、というのは歌舞伎の伝統だしね。


■で、それとは脈絡なく思い出したんだけど、そういえばこの夏の国立劇場の歌舞伎鑑賞教室で、解説の尾上松也が、普通なら「AKB48」と云うところを、「あるアイドルグループ」みたいな、ちょっとぼかした云い方をしていた(と、記憶しております)。

これはひょっとすると、国のお金で国がやってる舞台だから、「宣伝になるから、実在の芸能人の名前を出してはいけない」みたいな決まりがあったのだろうか(もちろん、そんな決まりはない可能性もある)。


■今週の近況など


■十一月です。クリスマスですね。


■ただいまgocoupの新しいのを作っております。いまマスタリングから戻ってきた音源を確認してまして、そろそろできあがります。


■おとといは、平成中村座初日に行って参りました。昼の部。感想などは、余力があったら後日改めて。


■『開幕驚奇復讐譚』 国立劇場 十月歌舞伎公演 10/23


■あなた以外こんばんは。ざるそばは飲み物です。ペペロンチーノも飲み物です。っていうか麺類はたいがい飲み物です。でも、うどんは食べ物です。もうひとつ申し上げますと、日テレ『妖怪人間ベム』のベラ役は、女優の“杏”ではなく、女装したラバーガール大水です! コマーシャル。

(コマーシャル)
gocoup『raindrops』絶賛発売中!
(コマーシャル終わり)


■ところで、来月のお江戸の歌舞伎は、平成中村座に加え、演舞場に国立劇場に、それと巡業まであるから、これらを全部見物しようとするとサイフがまさに世紀末!

…なので、電子音楽なんて興味ないよ、という歌舞伎クラスタの皆様もgocoupのCDをお買い求めいただきたく…。

──宣伝ばっかりだなあ…。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

すいません。ちなみに、次作もただいま準備中です。そちらもよろしくお願いいたします。ミニマルドローン2曲入りです。ただいまマスタリングしてもらい中です。


■さて、先週の日曜日は国立劇場で、『開幕驚奇復讐譚』を見て参りました。

「菊五郎ががレディーガガ風の衣装を!」という話題がが報道でも採りあげられましたがが。

おれもレディーガガをよく知らないんだけど(意識的に視聴したことは一度も無い)、レディーガガは「'80年代MTVのダサい面」をあえて現代に持ち込んでる人だと思うんですね。その'80年代MTVのダサさすら積極的に取り込んでしまうって、やはり歌舞伎は懐が深いです。


■全体的な流れとしては、時代物から始まって、世話物っぽくなり、もういちど時代物っぽくなっておしまい、という感じです。

序盤の、あの、暗闇に二つの顔だけが浮かび上がる演出は、良くない意味での“昭和モダン”を感じました。んー。いっそこの部分は、フィルムで撮影して映画で上映するってのはどうでしょう。←すいません先輩、いま、自分、思いつきで云ってます。

長総が、小夜二郎からあっさり悪玉の親分に乗り換えるところが、おかしくもあり、なんか怖くもあり。


■二階席の下手から見てました。宙乗りしている菊之助と目が合った。ような気がする。


■橘太郎が下女役で出ていた。橘太郎の女役は珍しいような。あと、梅枝が良かった。


■……しっかし、毎度思うことだけど、国立劇場の売店って、食べ物をもうちょっと充実してくれないものか。

これは以前も書きましたが、美味しい/美味しくないを通り越して「つまらない」という新次元に到達してしまったサンドイッチ720円はもう買いたくないですよ。あのサンドイッチは、もう宇宙食ですよ、ジャンル的には。


■あるあるネタの歴史


■お若い方にはちょっと信じられない話かもしれませんが、20年ほど前までは、

「カップ焼きそばのお湯を流しに捨てるとき、流しが『ボン!』って音を立てるよね!」

というのが、“あるあるネタ”として成立→流通していたんですよね、この先進国で。

いまとなっては、すっかり形骸化したあるあるネタ、どころか、単なる日本語の文章、となってしまいましたが。


■そういえば、おれが今月見たお笑いのライブで、とある芸人さんが

「蛇口から水を出そうと思って栓をひねったら、シャワーから水が出てきてびっくりすることあるよね」

ということをあるあるネタの一環としてしゃべってました。この人、平成一ケタ時代からタイムワープしてきたのかと思った。

(あ、でもこの芸人さんが披露してた、

「服屋でマネキンのジャケットの値札を見て、『お? 安いじゃん』と思ったら、それがインナーのTシャツの値札だったってことあるよね」

っていうのは、まあ確かに昔からある話だけど、お笑いのライブではあまり聞いたことなかったので、それはちょっと面白かった。)


■まあ、このように、あるあるネタってのは時代によって移り変わっていくものなんですね。云うまでもないことですが。

いまは、クラブミュージックと同じで、あるあるネタも消費サイクルが早まり、さらにジャンルも細分化してるように思います。

あるあるマエストロこと、つぶやきシローの名あるある、

「おじいちゃんって、かかとに干からびた米粒ついてるよね」

のような、老若男女、幅広い世代が共感できるあるあるネタは、もう出てきにくくなってるのかもしれません。


■──というようなことをまとめた、『あるあるネタの歴史』『あるあるネタの変遷』のような新書があったら、読んでみたいです。


■あと、本題とぜんぜん関係ないけど、『TMネットワークの再結成はなぜうまくいかなかったか』という新書があったら読みたい。でも定価では買いたくない。誰かが貸してくれるなら、もしくは著者が献本してくれるなら読んでもいい。


■最近気に入っている冷奴の食べ方、他


■新品なのにインクが全然出てこないボールペンってなんなの? 何様?


■岩波新書の表紙デザインの現代性のなさはすごい。書店に並んでる最新刊でも、昭和47年の本の復刻、とかにしか見えない。


■冷奴に、ナンプラーとゴマ油を垂らし、黒いすりゴマをかけて食べるのが最近は気に入ってます。うまいです。

で、豆腐が残り五分の一くらいになったところで、さらにマヨネーズを添えます。うまいです。


■突然の値引き/綴りが違う


■昨日、初めて行った渋谷のコンヴィニエンスなストアーで総額217円の買い物をしたら、レジのおばあさんが

「10円いいよ〜」(´・∀・`)

と云って、10円負けてくれた。207円になった。

いやいやいや、コンビニで10円引きって。どういうことですかこれ。おれは別に「10円引き」とか書かれてるシールの貼られた商品を買ったわけでもないし、「対象商品を買うと10円引き」とか、そういうキャンペーンが行われていたわけでもなし。第一、レジの液晶画面にも「217円」と全力で表示されてるではないか。

要するに、完全におばあさん判断で10円引きにしちゃってるっぽいんですね、ゲリラ的に。コンビニの商品の価格ってのは、バーコードで一点一点厳密にあれされてるはずで、それをおばあさんの独断で値引きしちゃったりしたら、レジ精算の時に支障が出るのではないか? と、かつてコンビニでバイトしてたおれは思うのですが、そこらへんどうなってるのでしょうか。

しかし、まあ、ハンサムだと日常のいろいろな局面で得をしますね。(`・ω・´) キリッ

──………………………。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) ノーコメント


■初期の半蔵商店の名物キャラクターである従妹のリカ(仮名)から、久しぶりにメールが来た。なんでも、携帯電話のメールアドレスを変えたらしい。

文面には

「素直な気持ちで頑張りたい、という意味をこめてメールアドレスを変えました☆」

とかなんとか書かれていて、まあそれはいいとして、その発信元のメールアドレスが、

sumao-na-kimochi-de-●▲■-2222@●▲■.ne.jp

となっていた。あのー、「sunao」が思いっきり「sumao」になってるんですけど。誰だよ、スマオって。

そのスペルミスを指摘したら

「ほんとだ。でももう新アドレスをみんなにこれで教えちゃったから、このままでいいや」

だと。男らしい。

でも、メールアドレスを電話会社に登録するときくらい、綴りはちゃんと確認した方がいいと思った。


■芸術祭十月花形歌舞伎 新橋演舞場 昼の部 10/10


■あなた以外こんばんは。明太子スパゲティーは飲み物です。鯨は食べ物です。半蔵商店です。

そろそろ平成中村座がオープンしますね。しかし、googleで「平成中村座」と検索しても、公式サイトが1ページ目に出てきません。

「平成中村座 公式」で検索すると、ようやく1ページ目に現れるのですが、それでも上から三番目にしか出てこないんですね。「平成中村座 サイト」で検索すると、いちおう一番目に表示されるようですが、ここらへん改善した方がいいかもしれませんね。ってなんで中村屋のSEO対策まで心配してるんだ、おれは。

では、体育の日(今年はたまたま十月十日でしたが、十月十日以外の日を体育の日だと思い込めというのは立派な暴力です)に見た歌舞伎の感想を。手短に。さらっと。日本語で。


■義賢最期
日テレの『心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU』という変なタイトルの番組に愛之助が出たとき、この演目に登場する“戸板倒し”と“仏倒れ”についても触れていました。

で、このたび生で見たわけですが、おれは戸板倒しは3000円もらってもやりたくない。仏倒れは、4500円もらってもやりたくない。それくらい危険な技なのです。

戸板倒しの直前、近くの席のおばちゃんが「いやだー」と声に出しておられました。気持ちは分かります。

壮絶な終盤、愛之助が迫力あってよかったです。


■京人形
昨年五月、大阪松竹座で見た京人形の精は菊之助でしたが、今回は笑也。

菊之助の時は、胸もとの鏡を抜かれたとき、男っぽい踊りになってたけど、笑也はロボットっぽい踊りになってた、ように思う。


■一心太助
篠原ともえの元カレが良かった。八月は、正直、イマイチかなーとも思ってたのですが、今月はそんなことなかった。

ストーリーも、シンプルな勧善懲悪でお江戸がハッピーエンド、って、良いじゃないですか。これが本式の歌舞伎か、というと、また違うのかもしれないけども、こういうの好きです。

寿司のシーン、別にそんなに食べなくてもいいのではと思った。笑

将軍様は「太助に化けよう」という意識が薄いように思いました。「化けよう」という意識の高さだけみると、太助のほうが利口そうに見えました。まあ、将軍ぐらいになると、いちいち「うまいこと化けてやろう」なんて思わないのかもしれない。実際、そこがおかしみを増幅するポイントでもあった。

あと、亀治郎の「獅童を食わない」ように一歩退いて演技する感じ、がよかった。


■で、今月の演舞場の夜と昼を見て思ったのが、やっぱり猿弥すごいなー、っていう。

なんというか、ベテランのテクノDJによる長時間セットのような安定感、を猿弥の演技に感じるんですね。

有名なアンセムや、テンポの速い曲をかけてるわけではないのに、フロアをじわじわと温め、自分だけの空気を作り上げ、かつ、それを持続させることができるDJのような。


■さよなら○○○○○


■食べ物屋の悪口が多いこのブログではありますが。

食べ物屋でおいしくない食べ物を出されると、おれの狭い心がまた一段と狭くなってしまうのですね。

ということで今回も食べ物屋方面のあれなのですけども。


■○○○○○というカレー屋がありまして。

東京に来てすぐ、テレビ(『おすぎとピーコの金持ちA様×貧乏B様』←'00年代は遠くになりにけり)でこのカレー屋を知ってからは、それこそ毎週行ってた時期もありました。当時は成増に住んでいたのですが、そこからお茶の水までわざわざ通ってました。

独特のスパイスの香りが濃厚で、その香りがクセになってた。と思います。


■で、その後も、さすがに毎週ペースとまではいかないまでも、数年間はけっこう根強く通ってたのですね。

が、いつの間にか足が遠のいてしまい、気がつくと最近はほとんど行ってなくて。


■で、数ヶ月前に、久しぶりに行って、ビーフカレーを発注したんですね。そしたら、

んんんん。

まずいとは云いませんが、前ほどには美味しくなくなってるような。


■でも、この店がまずくなったとか、レベルが落ちたとか、そういうふうには思い込みたくなかったのですね。なにせ、一時期は大好きな店でしたから。


■で、今月のとある日曜日。外出がてらこの店に立ち寄り、「エビ野菜カレー」を食べたのですが、これは──

●エビが、エビの味がしない。

●野菜が、野菜の味がしない。栄養もあんまり残ってなさそう。

●そもそも、カレーがカレーの味がしない。

●ただただ、クローブ(丁字)の匂いだけが鼻に残る。

これで値段が550円くらいならまだいいのですが、1230円もするんだよな。高い。

しかしこの店は相変わらずの人気で、店内はほぼ満員でした。


■○○○○○の味が変わったのか、おれの味覚が変わったのかは分かりませんが、どっちにせよこの店は卒業だなー、もう。

あと一回、まだ食べたことない豆カレー食べて、最後に、昔は好きだったチキンカレー食べたら、もういいや。

↑こんなこと云ってる時点で、卒業できてないわけですけど。

あと、疲れてるときとか、風邪を引きかけてるときとかに、夏の暑いときとかにうっかり食べに行きそうな気もする。


■ところでこの店、昔は喫茶店だったらしいです。カレーが好評だったのでカレー専門店にしたんだとか。

だったらこの店、いっそ豆サラダ専門店にしてしまえばいいのに。

そう、オプションの豆サラダ(180円)は美味しいんだよなー。それがこの店にズルズルと通ってた理由なのかも。


■しかし、なんでこんな店に、好き好んで毎週のように通ってたんだ? おれは。そりゃ、あの頃はほんとに美味かったのかもしれないけどさ(もう当時の味を思い出せないのですが)。

も○うや○んカレーやイン○デアン○カレーを過大評価してる人たちをあんまり嗤えない……。


# いつも、ノートPCを外付けディスプレイに接続して、PCを使ってるのですが、
# この項を書くにあたり、この○○○○○店の公式サイトをブラウザで閲覧しようとしたところ、
# 突然、外付けディスプレイが真っ黒になりました(ノートPC側の画面には表示されるのですが)。
# 他のどんなサイトも見られるのに、○○○○○のサイトだけ見られない。
# 三度試しましたが、三度とも真っ黒でした。なんだよこれ。



#あと、この店の客層って、
# 若い学生(男女)と、すすけた中年男性がメインなんですね。
# このバランスの悪さは以前から謎なのですが、
# たぶん、人生のなにかを卒業できてない人、が通う店なんだと思う。


■苦手な服


■「他人様が着てるぶんにはまったく気にならないが、自分ではどうも進んで着てみたくない」という服が、人類誰しもあると思います。

おれの場合は、アーガイルチェックの服が子供のころから現在に至るまで苦手なのですね。他人様が着てるのは別にいいんだけど、自分ではあんまり身につけたくない。


■だってさ、アーガイルチェックのセーターとかカーディガンて、なんとなく、

昭和50年代の教育テレビの子役

っぽいじゃない?

──同意を求められても困りますが。(゚д゚ ;) (゚д゚ ;) (゚д゚ ;)

もしくは、昭和50年代に小学館や学研から出版された児童書の図版に出てくる子供が着てそうというか。まあ、それらがおれのアーガイル嫌いにどう結びついてるのか、よく分かんないですが。


■あと、風邪薬のCMに出てくる人って、アーガイルチェック着てる率が高いイメージない?

──同意を求められても困りますが。(゚д゚ ;) (゚д゚ ;) (゚д゚ ;)


■アンディ・ウォーホルのモノマネをせよ。


【問一】(25点)

アンディ・ウォーホルのモノマネをせよ。ただし、以下の語句を用いてはならない。

[グンジョウイロ]


■竹村延和、藤井隆など、沖縄で買ったCD


■ロックスターなので、今日は都内の某スタジオで写真撮影でした。ええ、撮るほうじゃなくて撮られるほうです。生まれて初めてメイクというものをしてもらい、生まれて初めてカツラをかぶりました。

まあ、ようするに来年の年賀状用の写真(年賀状以外にも使おうと思っておりますが)を撮ってきたってだけの話なんですけどね。

しかし、誰に頼まれたわけでもないのに、おれはなぜここまで力を入れたことをしてるのだろう。人生、もっと他にやるべきことが……ぶつぶつ。


■さて、だらだらと続いてる(続きすぎている)沖縄シリーズ最終回。沖縄で買ったCDを載せます。


■竹村延和/コビトノクニ

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コザの照屋楽器店にて購入。2007年にリリースされた、竹村延和の未発表作品集。そういえばまだ買ってなかったので、買った。帰省の際、実家の二階にいるときは、たいてい地元のAMラジオを部屋に流しておくのですが、今回の帰省ではこのアルバムを流してました。

同じく'07年に、竹村延和は「ZU」という西洋のバンドと共作のCDを出してるのですが、そっちのほうは、「ジャケが怖いから」という男らしい理由で、まだ聞いてません。

この七月からブログが復活してますね


■坂本龍一/ウィ・ラヴ・ユー

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石垣島の、「以前は『GEO』だったんだけど、いまはチェーンを抜けました」みたいな古本屋で購入。

アルバム『BEAUTY』('89)からのシングルカット('90)なのですが、1990年に12cmCDシングルは早いよ。これ、おれが小〜中学生の時によく行ってたブックボックス登川店のレンタルCDコーナーだったら、「シングルなのにアルバム料金を取られる」のパターンだ。

B面(3トラック目)に、「戦メリ」のリミックスが入ってます。この「戦メリ」リミックスを含むアナログ盤は、渋谷や新宿では6000円だの7000円だので売られてて(いま検索したら、このお店では9240円だそうな)、値段がまさに世紀末なんですが。このCDは300円で買えました。苦しうない。

ちなみに、石垣島には、まだVHDの映画ソフトをディスプレイしている電器屋(?)みたいなお店があります。知ってる? VHDって。


■Tetsu Inoue/Organic Cloud

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宜野湾の「CD屋」さんで購入。未聴。


■藤井隆/オール バイ マイセルフ

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同じく「CD屋」にて購入。未聴。藤井隆のアルバム。

実は(「実は」と、書き始めるほどのことかどうかはさておき)、去年の十月に、藤井隆の「わたしの青い空」という曲(このアルバムの一曲目にも収録)にやたらとはまっていた時期があった。一ヶ月で100回は聞いてたのではないだろうか?(まあ、“話半分”というから、この文は「50回くらいは聞いてたのではないだろうか?」と訂正させてください)。

去年の十月のある日、「そういえば藤井隆って、'04年ごろに地味なシングル出してたなー」と、ふと思い出してYouTubeで検索したらビデオクリップが見つかったので、まあ試しに見てみたら、これがかっこいい。

音楽もかっこいいけど、踊りもかっこいい。

「ださいけど、一周回ってかっこいい」

ってやつではなく、

「『ださいけど、一周回ってかっこいい』などという陳腐な評価を回避するため、あえてもう一段ださくした」

みたいな振り付けがほどこされていて(いや、おれがそう感じるってだけで、実際にそんな意図があるのかどうかは不明ですが)、その姿勢が結局かっこいい。

この「わたしの青い空」は良い曲なのに、「ナンダカンダ」「アイモカワラズ」ほどは売り上げが良くなく、知名度もあまりない。やはり、タイトルが地味すぎたのが良くなかったんじゃないか、とおれは密かに思ってます。


■竹富島あるある 2.0


食堂に入ったとたん、観光客の乳児が大泣きする声が耳に飛び込んでくる。


* * *


おまけ。竹富島で見かけた謎の哺乳類。

猫、一

猫、二

猫、三

猫、四


■コザのアイスランド人。他


■じゃあ、先月の沖縄であったあれやこれやを、まだまだ書きます。すいませんね、ずるずると。


■コザで、VJ代々木と男子会を開いてました。(ゝω・)v ☆

──いや、それは男子会ではなくおっさん会と呼ぶ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

三軒ほどハシゴして、しめくくりに、いつもの「液晶テレビで'80年代MTVをかけるバー」に行ったのですが、そこでそのお店の人から聞いた話。

先日、このお店に、珍しいことにアイスランド人三人組がやって来たらしいんですね。

なぜかというと、そのアイスランドの人々はカラテをやってるらしくて。で、「カラテゆかりの地を巡ろう」ということで来日→沖縄に来た。んだそうです(なぜ、コザのその店に来たかまでは聞きそびれました)。

話はそれだけです。が、コザとアイスランド、という取り合わせが珍しいので、書いておきました。

ところで、酒場でアイスランド人と会ったら、どういう会話をすればよいのだろう。無難なところで音楽の話題から始めるのがいいかもしれないが、しかしおれは、ビョークはシングル三枚くらいしか聴いたことないし、ムームやシガーロスは聴いたことがない。

StilluppsteypaだったらCDは六枚くらい持ってるし、メンバーのソロアルバムも持ってるけど、アイスランド人に限らずどの国民でも、サウンドアート好きの人はあんまり多くないだろう。うーむ…。


■沖縄で、なぜか「おれの弟の女友達の彼氏」から、「いちど飲みましょう!!(゜∀゜)」と弟経由で誘われた。

意味がよく分からなかったので「そういうのは苦手なので…」と弟経由で丁重にお断りした。

なんでも、弟からおれの話を聞いて(どういうふうに話したのだろう……)、おれと飲んでみたくなったらしいんだが、ふつう、「自分の彼女の男友達の兄」を飲みに誘うことってあるのか? ある? あります? おれの心が狭いだけですか? 例によって。


■コザのとある酒場(上記とは全く別の、全く無関係なお店です。誤解無きよう)。

'00年代前半までは、コザの夜遊びスポットの名物的存在と呼んでもよかった店だったんだけど、ここ数年でオーナーや店員が変わったのか、“質が落ちた”なんて簡単に云っちゃいけないとは思うけど、食べ物のメニューが激減し、酒を頼んでも「その酒はいま切らしてる」「そのカクテルはレシピが分からない」と返事されることがポツポツ増えた。

それでも、惰性半分、愛着半分で通ってた。のですが、今回はちょーーっといただけなかった。

メニューを頼んだら、「うち、メニュー無いんです(※以前はあった)」と云われたので、カウンターに掲げられてる「当店のドリンク売り上げBEST5!」みたいな黒板に書かれてた、「ワインのソーダ割り」を頼んだんですね。

そしたら、これが、劇的に不味い。'00→'10年代のコザの衰退を象徴するかのような一品。これ、ほとんど薄めた麺つゆの味だっつーの!! 何を何で割ったんだ、あんたは。

そして、店内カウンターの、はしゃいでる常連と思われるやつら(五人くらい)がうるさい。まあ常連がうるさいのは別にいいけど、しかし、うるささにも限度があるのではないか。

もう、この店は、このうるせえ常連だけを相手にする内輪だけの店になったんだなあ。それでも十分食っていけるんだろうなあ。経営方針としてはそれはそれで正解なんだろうなあ。でも、これじゃ新しい客が寄りつかないだろうなあ。と思った。

おれは、背の高いグラスになみなみと注がれた薄い麺つゆ、もとい、ワインのソーダ割りを、15ミリリットルだけ飲んであきらめ、あとは全部残して店を出た。

けど、また次にコザに来たら、この店に立ち寄っちゃうんだろうね…。


■一番街に、デザイン会社(?)らしき事務所(?)が新しく出来てて、そこのショーウインドーにコルグのアナログシンセサイザーが飾られていた。いいと思う。

メモしたわけではないので間違ってるかもしらんが、機種名は「ミニコルグ700」、だったと思う。


■先月の沖縄の写真


■人を馬鹿にしたような顔のカボチャどもが店頭に飾られる季節になりまして。

「あのカボチャを飾ってる店では買い物してやらないキャンペーン」を一人で行おうとしたのですが、そしたらどの店でも買い物できなくなりそうなのでやめました。半蔵商店です。

しかしなぜ日本人はあんな美しくない顔のカボチャを徐々に許容し始めてるんだろう。国力が弱まってるのと関係あるんだろうか。いずれにせよ、いまの時代の子供たちは、街にカボチャがあふれる風景を当たり前のものと認識して育つんでしょうね。まあ、しょせん敗戦国ですし。


■と、毎年書いてるようなことを今年も書きました。十一月初旬も「クリスマスの準備の早さ」について例年通り一人で憤る予定ですのでよろしくお願いします。


■さて、じゃあ、先月の沖縄で撮った写真を、さらっと(あ、すいません、まだ沖縄シリーズです)。

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妙にミニマルなデザインのアパート。沖縄市と北中城村の境目の、「コザ郊外」とでも云えそうなとこで撮影。

ちなみに沖縄市役所周辺には、「なんかコザっぽい」デザインの古いアパートが散見される。


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結納の会場に置かれていた、バブル時代を思わせるソニーのラジカセ。


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沖縄市の銀天街(という名の商店街)にあったイームズ風(?)のイス。


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石垣島の車道の最北端の200m手前。アスファルトの車道がもうちょっとで終わる。


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コザの某バーにて。ここでは、VJ代々木と「リアルに懐かしい'00年代芸人を一組ずつあげていく」という高尚な遊びに興じた。

やはり、いま、'04〜'08年くらいがいちばん懐かしい。'80年代だの'90年代だのは、もう回顧されすぎ/リバイバルされすぎで、逆に“現在”(っていうのは言い過ぎだけど)。


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夕刻のゴヤ十字路。とくにどう、という写真でもない。


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那覇空港にて。べつにかわいくない子供を起用する看板、というのも珍しい。


■ヲリヲン(仮)の味が


ビール


■九月の沖縄では、ヲリヲンビール(仮)を飲んでたのですが。

味が、どうも、いつもと違う。

一言で云うと、かなり発泡酒に近い。とでもいうか…。


■那覇の喫茶店で飲んだ瓶は、まあそんなに大きく味が変わってなかったんですけど、家やビジネスホテルで飲んだ缶は、けっこう味が違ってたように思う。


■ひどい味だったのが、沖縄市の某ホテルの某レストランで頼んだ、サーバーから注いだやつ。あれは論外。四分の一くらいしか飲めなかった。

とはいえ、ここのレストランは全体的に不味くて、そのコース料理の不味さを克明に記すとエントリ2回分くらいになって、そうなるとますます半蔵商店が「食べ物屋悪口ブログ」になってしまうので(そっちのほうが需要はありそうですが)、くわしくは書きませんが、とにかくそんなレベルのレストランだからビールサーバーの手入れもなってなく、余計に不味く感じられたんだろう。たぶん。


■弟の先輩も、「最近のヲリヲン(仮)は、なんか味が違うんだよな−」と云ってたそうなので、これはおれだけの感想でもなさそうです。

この味の変化が原因で、「ユーザーのヲリヲン(仮)離れ→キリンの発泡酒に流れる」、というここ数年の傾向に加速がつかないよう、早く元の味に戻ってほしいです。っていうこの文章が杞憂であってほしいです。


■実家で風呂に入るたび、


実家で風呂に入るたび、

『なぜ実家には変なデザインのタオルしかないのか』

という新書を書き下ろしたくなる。


■芸術祭十月花形歌舞伎 新橋演舞場 夜の部 10/2 初日


■あなた以外こんばんは。焼肉は飲み物です。コントレックスは食べ物です。半蔵商店です。

帰省シリーズは一回休みにしまして、おととい見た歌舞伎(『當世流小栗判官』)について、手短に。


■来年、二代目香川照之を襲名することになった(なってない)亀治郎ですが、亀治郎を毎月の歌舞伎(浅草公会堂やルテアトル銀座や明治座以外でってことね)で見るのはすごく久しぶりか、もしかしたら初めてかもしれない。←ちょっと曖昧。


■「花外」って云うんですか、桟敷席と花道に挟まれた席から見てたのですね。おれの席からだと、序幕の終わりのシーンは、

[花道で馬に乗った亀]→[本舞台の次郎三郎]→[花道の藤浪]

という並びで視界に入ってきました(と記憶しております)。いい角度。


■二幕目で猿弥が着てた着物がバーバリーっぽかった。あと、二幕目の猿弥の顔がスタパ齋藤っぽいなあと思った。


■篠原ともえの元カレが「矢橋の橋蔵」という三枚目の役で出ていて、面白かった。この人のこういう演技は初めて見た。こういう仕事もするんですね。


■筋書の巻頭に、役者写真のグラビアが載っていた。あと、筋書にペリー荻野が寄稿していた。


■売店に「亀治郎の会」のパンフが置いてあった。


■で、一言でまとめると、良かったですよ。時代物と世話物とチャリ場と立ち回りがバランス良く配合(←薬のCMか)(←前も遣ったな、この比喩。これからも遣いますが)されてて、早替わりも宙乗りもあって、ラストはひょうきんベストテンばりの紙吹雪と一列に並んだ役者の挨拶で〆。

ラストシーンの猿弥は、修験者(で合ってるかな)の姿がすごく似合ってた。ダルマみたい。


■深夜のコザの猫


先々週の木曜日深夜。コザ某所にて。

コザ猫(一)

コザ猫(二)

コザ猫(三)

コザ猫(四)

ところで昨日は新橋演舞場で、十月花形歌舞伎、夜の部初日を見てきました。これに関してはまた改めて。


■石垣島あるある


焼肉屋で焼肉を食べていると、隣のテーブルに、声がでかくて騒がしい30代前半観光客カップルが座ってくる。

──それはあるあるというより、単なる個人的経験ではないだろうか ( ´д) ヒソ (´д`) ヒソ (д` ) ヒソ

でも今年、石垣島で二回焼肉屋行って、二回ともそれだったんですよね…。


■猫写真@竹富島


とくに猫が好きなわけでもないし、昔から何回も撮ってるはずなのに、竹富島に来たらこの猫たちを撮らないと、なにかをし忘れたような気になってしまう。

猫(一)

猫(二)

猫(三)

猫(四)

ということで今回も撮ってきたので、今回も載せました。


■石垣島の回転寿司では、妙なものが回っていた


前回に引き続き、寿司の話です。


■石垣島で、弟と回転寿司を食べに行ったんですね。

そしたら、まあ、回転寿司なので、まあいろんなネタが節操なく回ってくるんですね、おれに何の断りもなく。当然ですが。

そんなわけで、目に付いたネタのなかから適当に取捨選択して、寿司を黙々と食べておりましたら。

われわれ取材班(←誰なんだよ)の目の前を、見慣れない物体が通過したのです。

230928_sushi_1.jpg

(;゜Д゜) ……?!

230928_sushi_2.jpg

(つд⊂)ゴシゴシ

230928_sushi_3.jpg

230928_sushi_4.jpg

( ゚д゚)ポカーン

230928_sushi_5.jpg

すいません、それ寿司ネタにするもんじゃないと思うんですけど……。

しかし、弟いわく、

「沖縄県内の回転寿司では別に普通」( `・ω・´)キリッ

とのことでした。本当か?

しかし、軍艦にソーセージとケチャップ(らしきもの)って、あんた。子供向けを狙ったメニューかもしらんが、子供に食べさせてしまったら、こんなもんを寿司だと思いこんでその後の人生を送ることになりかねない。

もちろんわれわれ兄弟は、この変な物体には手を出しませんでした。それくらいの理性はある。


■そしてその数分後、ベルトコンベヤ上を、こんどはこんな物体が通過していきました。

230928_sushi_6.jpg

まさかのミートボール (;´Д` )

弟いわく、「さすがにこれは初めて見た…」 (´Д`;)

積極的には食べたくない、これも。というか、そもそもこれは寿司ではない。


■あ、あと、このお店では、

230928_sushi_7.jpg

冷水はセルフサビース、らしいです。ふむ。


■あの寿司屋は無事につぶれていた


■東京は涼しい、というか、肌寒い、というか、もう「冬の初め」って感じですね(←って似たようなことを毎年書いてるけど来年もたぶん書く)。

さて、沖縄であったことなどを、書いていきます。


■おれは去年沖縄で、ものすごく不味い寿司を食べたんですね。ええ、お世辞ぬきで不味かったです。アメリカの太った白人プログラマーだったら、店内で散弾銃を乱射してるレベル。

で、このたびの帰省でその寿司屋の近所を通ったらば、その寿司屋は、無事、つぶれてました。( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

日本国の片隅に、まだまだ正義というものが一かけら程度とは云え残っていることを確認できました。よかったよかった。

(ま、閉店じゃなくて単なる移転かもしれないけど、少なくとも移転を知らせる掲示物は見当たらなかった。)


■しかし、この件について、またもディスクユニオン新宿本館6FのCDのジャンル分け表示のようにアヴァンギャルド&エクスペリメンタルな発言をしたのが、うちの“料理が下手なほうの妹”で、

「え!? あの寿司屋そんなに不味かった? ワサビ付けすぎてる以外は普通だと思ったんだけど」

などとおっしゃってました。いやー、なにもかも普通以下の水準だと思ったんですけど。だって、この店の近所のスーパーで売ってる寿司のほうが実際おいしいし。

こいつは一応、もう人妻なんだが…。ダンナは、ふだんどんな料理を食わされてるのだろうか? ちょっと心配だ。


■東都に戻ってきました


■お久しぶりです。みなさんお元気ですか? おれは元気です(とくに生殖を司る器官が)。

土曜日の朝、那覇空港から羽田空港に舞い降りまして、そのまま埼玉県川口市に直行、歌舞伎の巡業を見物してから東の都に戻って参りました。

ちなみに日曜日は、ヒタチ画伯の初の個展『ハロガロ』に顔を出してました。場所は、谷中6丁目『Q-O-I』です。


■さて、例によってこれから何回かは沖縄のことを書いてきますね。

帰省した後は、一ヶ月くらいかけてだらだらと沖縄のことを書くこともあったけど、今回はちゃっちゃと書いてこう、と思っております。

立て札

機内


■(またまた)沖縄行ってきます


■そろそろ夏本番ですね! ということで今日から来週の日曜まで夏休みなので、いまから沖縄に行ってきます。パスポートは先日有楽町で作ってきたので大丈夫です。

今年三回目の沖縄ですが、こんどは下の妹の結納なんですね。


■石垣島も行きます。で、来週の土曜に東京県に戻ってきますー。ではまた。


■『raindrops』の宣伝を引き続き


raindrops

gocoupの『raindrops』を、秋葉原のeARS様と、中野のタコシェ様に納品いたしました。秋葉原か中野にお立ち寄りの際は是非。秋葉原か中野以外にお立ち寄らない際は、amazonで是非。


■そして、数世紀ぶりにgocoupのサイトを更新しました。といっても、情報はあんまり増えてないです。

そう、gocoupサイトをwordpressで作ろうと思って、3000円もする入門書を買い、1400円(初期費用+一年分レンタル費)のレンタルサーバーを借りたのですが、もういろいろ面倒なので、けっきょく普通にHTMLページにしました。


■月4回以上このブログを読んでる方は、これもなにかの縁だと思って『raindrops』を買ってください。税込千円です。千円どころじゃない元手がかかってるのに、たったの税込千円です。これは安い。

あと、去年の「mercury rabbit e.p.」、売れてないんですよねー…。たしかに地味ですよ、トリプルB面シングルと云ってもいいくらいに。でも、夏の終わりから秋にかけての、日曜の昼寝に最高なんですよ。ほんとに。試聴はこちらから。ドローン2曲、その他1曲です。こちらも、ぜひ、ひとつ。


■イカ


そういえば先日、フレッシュネスバーガーで、おれの隣に座ってたカップルの男のほうが、


「北海道ではイカはスイーツなんだよ」


と語っていた。


■砂原良徳『Take Off and Landing』MD版


■日付変わっちゃいましたが、今日(昨日)9月13日は、ロックンローラー砂原良徳さんの誕生日です! ( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー


■ということで本日は、拙僧のまりんコレクションの中から、九八年のアルバム『Take Off and Landing』のMD版を紹介したいと思います。

というか、いまのお若い方はMDってもの自体を知らなかったりするのでしょうか。ご存知ない方は、とりあえず古語辞典で「MD」って引いてみてください。ぜったい載ってないから(←よくある流れ)。


■はい、これがMD版『Take Off and Landing』です。厚みのあるケースに入ってます。

230913_md1.jpg

もう、地球上の人類の40%ぐらいが、「MDのだいたいの大きさ」を忘れかけてるころだと思うので、とりあえずCDの大きさと比べてみましょう。

230913_md2.jpg

こんな感じですね。すいません。いま、戦後のどさくさにまぎれて自分の作品を宣伝してしまいました。すいません。買ってください。

230913_md3.jpg

↑で、これが裏ジャケなんですが、いま「うらじゃけ」と打ち込んで変換したら「裏鮭」と表示されたのですが(ATOK)、

230913_md4.jpg

裏ジャケはこのように帯と一体化しております。


■そしてこれが、MDの盤です。

230913_md5.jpg

もう、ありがたさすら感じますね。

写真ではわかりにくいですが、MD盤の背にもアーティスト名とアルバム名を書いた細長いステッカーが貼られています。


■ジャケットは、“コ”の字型になっていて、背表紙(帯とはまた異なる)が付いてます。

230913_md7.jpg

で、説明がちょっと面倒なのですが、ジャケットと歌詞カードは別々にあるのですね。CDと違って、歌詞カードの表紙が、ジャケットを兼ねてないのです。

230913_md6.jpg


■で、歌詞カード(といっても歌詞は載ってないのですが)は、CD版歌詞カードと同じく、真ん中のページが観音開きになってます。あたかも、「CD版歌詞カードのミニチュア」を見てるような気分です。

230913_md8.jpg

凝ってますね。


■今作のほか、『Crossover』('95)もMD化されてました(おれは持ってない)。まりんのMDは、たしかこの2枚だけじゃなかったかな。他にもあったらすいません。

ちなみに、同時期に石野卓球の『ベルリン・トラックス』もMD化してました。

おれの記憶に間違いが無かったら、当時「ソニーのMDソフトカタログ」みたいなのがあって、そのカタログ上では『ベルリン・トラックス』よりも先に『Take Off and Landing』が姿を消してたような気がするのですが、まあ今となってはよく思い出せません。

ちなみに当時って、レコード屋によってはちゃんとMDソフトの棚があったんですよね。すごいよね、20世紀って。




[その他の砂原良徳コレクションはこちらのエントリを]
→上 →中 →下 →Tシャツ


■アレルギー/カリカ解散/大学の匂い/コハダとチーズ


■モテモテ小坊主系男子ブログ半蔵商店です。テイトウワはメガネの一部です。コーラおいしいです。

以下、近況など


■来週はプチ夏休み第三弾、ということで沖縄県に行ってきます。


■先日、恵比寿で起きたアレルギーの症状ですが、病院(点滴と注射を打ってくれたとこ)に検査結果を聞きに行ったらば、「ハウスダストアレルギーかもしれない」と云われました。検査の数値を見ると、「ハウスダスト」の項目だけ数値(何の数字かはよく分かりませんが)が高かったんですね。食品群の項目は軒並み正常。

ただし、お医者さんからは「ハウスダストが原因っぽいが、断言はできない。なにか別の原因が合わさって、症状の引き金になってるのかもしれない」と云われました。実際のところはよく分からないようです。

1)なぜ、外食で満腹になるほど食べた日にだけ症状が起こるのか。ハウスダストと関係あるのか。

2)なぜ、自分の部屋では症状が出ないのか。ハウスダストけっこう飛んでるような気がするのだが(そんなにきれいじゃないし…)。

3)そもそも、アレルギーとは無縁だったおれの体に、なぜ今年になって急に症状が出るようになったのか。

4)11月に開場する平成中村座の「お大臣席」は35000円(南座顔見世の桟敷席より高い!)もするが、それはどんな席なのか。

──などなど、謎は尽きません。

また、お医者さんからは「症状は回数を繰り返すごとにひどくなる」「次に同じ症状が出たら、治まるのを待ったりせずに病院に来るように」とも云われました。怖い。

でも、あえて別のホテルの朝食ビュッフェに行き、症状の再現性を確かめようかとも思ってます。危ないですかね、これ。


■カリカ解散。'09年の単独ライブがひどかった、ということは以前、半蔵商店っていうブログにも書きました。演者のコスプレ願望と、伏線回収作業のための伏線が盛りだくさんの、凝ったあざとい構成が鼻につく、お笑いとも演劇ともとれない中途半端な何か。

あれ以来、カリカの単独はもう行かない、と心に決めたのですが、いざ解散となると、別にファンじゃないのにちょっと寂しい。

「数組のコンビが、数分ずつネタを披露する」という形式のライブで見るときのカリカは面白かった記憶がある。たぶん、そういうライブでは、自分たちのやろうとしてることをちゃんと「お笑い」というフォーマットに収めようとしてたからだろうと思う。

甘噛みだからよっ! (`・ω・´)b

知ってる?

あ、あと、七年くらい前に見た、品川庄司(だったかな)と計4人でやった、殺し屋のコントも面白かった。ルミネのシャッフル企画みたいなやつ。MXTVで見た。

しかし、家城の新しい芸名に、前途多難な何かを感じてしまう人は日本だけでも2劾人はいると思います。「劾」は1京の1万倍の単位です。


■昨日、文楽に関する公開講座、というものを武蔵野音楽大学でやってたので、行ってきた。「練馬区区民講座」みたいなあれなので、無料。

先月、文楽を見に行ったはいいが、よく分からなかったので、これからは文楽についても知っとかないとなー、と思いたったのです。

しかし大学の建物って、どの大学も同じ匂いがしますよね。しない? しないならしないでいいです。無理に共感を求めようとはしない。


せっかく太れたのですが、思うところあって、また軽く節食モードに入ってます。夕飯が「コハダとチーズだけ」みたいな前衛的なメニューになったりしてますが、ここ一週間ちょっとで2kgやせた。

ダイエット中は、ミネラル補給のためコントレックス水を飲むことにしてるのですが、近所の某スーパーでは、コントレックスの2リットルボトルが160円くらいで、500mlボトルが200円くらいで売られてます(逆じゃないです)。


■スマートフォン以降、ケータイストラップってものの地位が低下してきてない? スマートフォンにストラップ付ける人って、ケータイほどにはいないような気がする。まあ、これはあくまで個人の印象ですので、実際の数字がどうなってるかは分からんのですけど。


■秀山祭九月大歌舞伎 新橋演舞場 9/3昼・9/4夜


■兄弟子に口ごたえする涎くりー!!

といった意味も含めまして半蔵商店です。では今月演舞場の感想を。


■あ、その前にですね、番組からのお知らせです。お知らせってものでもないです。

えー、どういうわけか、おれのHDDレコーダーのリモコンが急に壊れてしまい、予約録画が出来ないようになったので、9/5の早朝の教育テレビの『連獅子』(仁左衛門+千之助)をばっちり録り逃して、見逃してしまいました。なんでこのタイミングで壊れるかね。

とはいえ、このHDDレコーダーを作った東京芝浦電機を責める気にはあまりなれません。バブル崩壊以降、どの家電メーカーもコスト削減コスト削減コスト削減コスト削減コスト削減コスト削減コスト削減コスト削減コスト削減コスト削減コスト削減コスト削減コスト削減コスト削減コスト削減で、ゲシュタルト崩壊を起こしかねないくらいのコスト削減の嵐で、もう壊れやすい家電を薄利多売するしかなくなってるのです。たぶん。

それ以前に、このHDDレコーダーも、そういえばもう七年も使ってます。DVD部分はとっくに壊れていて、ディスクの再生すら出来ません。買い換えかなあ。

「PCでテレビの視聴も録画もできるようにすればいいじゃん」みたいにおっしゃるお侍さんもいらっしゃいますが、なんでもかんでもPC(かスマートホン)を介さないと日常的な行動がとれない未来、というのは、ちょっとイヤなんですよね。まあ、イヤでも受け入れて行かざるを得ない時がくるんだろうけど(もしくは、とっくに来てるんだろうけど)。


■さて、今月の新橋演舞場の感想をごく手短に。


【昼の部】9/3
■舌出三番叟
新歌昇が爽やかで良かった。

■新口村
自分の理解力や感受性の低さを棚に上げるわけではもちろんありませんが、
正直、あんまり感情移入できなかった…。
「封印切」とセットで出した方がいいのでは、と思ってしまったのですが、いけませんかそうですか。

■寺子屋
まさに“すべらない歌舞伎”。見物後の見応えは、これが一番あった。

又五郎が、脚にギプス(?)のようなものをはめていて、
おれの近くの席のおばさま二人が、
「………骨折? 骨折?」( ;´д) ヒソ (´д`;) ヒソ
と話しておられた。

■勢獅子
やや断片的な印象。でも、江戸の町を舞台にした踊りは好き。


【夜の部】9/4
■漢字変換しにくい、なんか長い題のやつ
吉右衛門にセリフがあんまり入ってないところがあって、つっかえつっかえ再生されるYouTubeの音声を思わせました。

■口上
吉右衛門の口上は、つっかえつっかえ再生されるYouTubeの音声、という感じでした。舞台は役者がずらりと並んで、めでたい感じ。

そういえば、おれの記憶では、段四郎と染五郎だけが他の方々とちょんまげのデザインが違ってたような気がするんですが、これはなぜだろう(記憶違いだったらすいません)。

■車引
画面が華やかで、良いと思う。

■がんばれゴエモン!からくり道中(コナミ/'86)
松緑が存在感あった。


■以上です。涎くり与太郎、いちど演じてみたいです。


■プールとミニバー(すいません、まだFホテルに泊まったときの話してます)


【プール】

■プール。というものに長らく入ってないな。と思った。高校の体育の授業で入ったのが最後だから、えー、かれこれ十五年もプールにご無沙汰してます。まあ、それ以降もプールに入ったことはあったかもしれないけど、ちょっと記憶にない。

いま通ってるスポーツジムにもプールはあるけれども、五年半も通っておきながら一度も利用したことがない(もったいない)。

しかし、このたび泊まるホテルにはプールがある、ということで、久しぶりにそのプールってやつに入ろうと思いたちました(ホテルに出かける前に、通ってるジムの売店に立ち寄って、水着を買いました)。


■夜八時。ホテルの2階のプールの受付へ。

受付を済ませて、水着に着替えて、いざ十五年ぶりのプールへ。

ぞんぶり、ぞんぶり(←プールに入るときの水音を表す)。

おお、冷た。


■とりあえずプールの中をチャプチャプ歩いていると、んー、すごくいい。プールってもんがこんなにいいもんだとは。

なんというか、「水の中に入る」ってこと自体が、そもそもの部分で楽しい。本能的に楽しい、と云えるのかもしれない。そういえば「水の中に入るという行為は、母親の胎内にいたころを思い出させ(略)」とか「もともと人間も水中に棲んでいた生き物であり(略)」みたいな、そういうあれは聞いたことがある。

水の中で体を動かしてると、不機嫌になるのが難しい。不思議なものです。

体育の授業などではない、自主的に入るプールがこんなにも楽しいもんだとは、ついぞ知らなかった。

途中、ビート板を手にとって、ばしゃばしゃ泳いだりした。

で、ジャグジーに入ったり、ミストサウナに入ったり、サウナから出た後はシャワーを浴びたりしつつ、久方ぶりのプールを小一時間ほど満喫しました。


■で、プールがあまりに良かったので、翌朝も七時からプールに入りました。まあ、プール代のモトをとるという意味もありますが(笑。一度受付すると、翌朝もプール入れるので)。

そのとき気づいたのですが、プールを出た庭っぽいところに露天風呂ならぬ「露天ジャグジー」なんぞも発見したりして、一人で入ったりしました。


■で、このようにプールってもんが気に入ったので、ホテルをチェックアウトした日の夜、いつも通ってるジムのプールに初めて入りました。で、そこでも小一時間ばかりプールの中を歩いたり、ジャグジーやサウナに入ったりしました。プール。いいね、プール(←町田康ふうに)。


■そして今週は三回もジムのプールに入ってしまった。おれも昔は泳げたんだけど、もう泳ぎ方を忘れたので、もっぱらプールの中を歩くだけですが。

プールの楽しさを思い出せただけでも、今回の宿泊に意味はあったな、と思う次第。



【ミニバー】
■ホテルのミニバーが好きです。ミニバーが好きでホテルに泊まってると云っても過言ではない、と云うと過言になってしまうんですけど。

そして、ミニバーが好きってだけで、利用しないことも多々あるんだけど。


■まあ、ミニバーったって、小さな冷蔵庫に飲み物が入ってて、小さな棚にお菓子とグラスが並んでて、伝票があるってだけなんですけどね。なぜか惹かれるものがある。

自分の部屋に小さなお店(=ミニバー)が出てる、ってのが面白いんでしょうか。プライベートな空間に「社会」「貨幣経済」が割り込んできてるところとか。

もし、ミニバーの商品がぜんぶタダだったとしたら、うれしいことはうれしいが、なんかミニバーの魅力が損なわれるように思う。だって、それだと自分の部屋の冷蔵庫と棚に、飲み物とお菓子が並んでるのと一緒でしょう。

あくまで値段が付いてるってことが大事なような気がする。で、伝票の値段を見ながら、「これは飲んでおこう」「やっぱり飲まないでおこう」みたいに判断するとこがいいんだと思う。部屋に居ながらにして「買い物の楽しさ」を行使(?)できるというか。


■これはこのホテルのことではなくあくまでも一般的な話なのですが、ミニバーには、普段スーパーやコンビニで目にするようなドメスティックな銘柄の飲食物をあまり置いてほしくない。お〜いお茶とか、野菜生活とか。実家の冷蔵庫を開けたときの気分になってしまうから。おつまみも、柿ピーなんてできればよしてほしい。柿ピーに恨みはないが。

できれば、生活感を出さないためにも、「輸入食品店で仕入れてきました」みたいな品揃えで固めてほしいと思う。ただ、一部ローカルメーカーの商品には「お取り寄せ感」「デパ地下感」が出てくる場合もあるので、それは例外的に認める。


■──って、さっきから何書いてるんだ、おれは。しかも、今回の宿泊ではミニバー利用しませんでしたし。まあ、ミニバーに飲食物やグラスが並ぶさまや、伝票の値段なんかを眺めてるだけでも楽しいのです、おれは。


伝票一 伝票二
▲ええ、ミニバーの伝票が好きなんですよ。いけませんか?
Dean&Delucaのチョコバーが840円。ウイスキーのミニボトルは1300円。
ちなみに小さいプリングルスの缶は420円。
石神井公園の商店街のお菓子屋なら59円なのに。ってそういう問題ではない。


■ホテルのルームサービスのチーズバーガーとクラブハウスサンドイッチについて、これだけの字数を費やしている


■新幹線の車内といえばカツサンド、あさま山荘といえばカップヌードル(←好きだね、この比喩)、ってぐらいに「ホテルのルームサービスといえばクラブハウスサンドイッチ」という謎の刷り込みが、拙僧の脳にはございまして。

この刷り込みの原因は、BRUTUS 2002年10月15日号『東京ホテル戦争!』の、外人が東京の五つのホテルに宿泊してレビューを書く、という企画で、「ルームサービスの定番であるクラブハウスサンドイッチの出来栄え」が評価項目の一つとして設定されてたのを読んだからなんですね。

そう刷り込まれて以来、ルームサービスのあるホテルでは、かなりの確率でクラブハウスサンドイッチを発注します。


■さて先日、文京区のFホテル(ってまあフォーシーズンズホテル椿山荘ですね。なんでイニシャル表記なんだ)に宿泊した際、まずは腹ごしらえ、とルームサービスメニューを開いたところ。

・クラブハウスサンドイッチ……2900円

・国産牛のハンバーガーあるいはチーズバーガー……3100円


と書かれてたんですね。うーむ。クラブハウスサンドイッチに2900円ははっきり云って高い。ホテルの格を考えても高いと思う。'90年代の中学生だったら「CD一枚分の値段だ!」って云ってますね。あのころの中学生の通貨単位は「CD(アルバム)」ですからね。

それに引き替えハンバーガーあるいはチーズバーガー3100円は、高いことは高いけど、「国産牛」ってことを考えると、まあ極端に高くはないのではないだろうか。

と、以上のような判断が働きチーズバーガーを発注することに。


■ルームサービスに電話して、チーズバーガー一つ、と注文した際、係の人にチーズの種類を訊かれたのでブルーチーズに決定。

続いて、ハンバーグの焼き加減を訊かれました。

開高健のエッセイに、ハンバーガーに挟むハンバーグは生に近い方が良い、と書かれていたのを思い出し、レアをお願いしたところ

「ただいま、レアは承っておらぬ。ミディアムレア以上の焼き加減を指定していただきたく候」

と係の人に云われました。うーん…。激安焼肉チェーン店のユッケならいざしらず、ちゃんとしたホテルのルームサービスでもレアで焼いた肉を出さないっていうのは、ちょっと残念だ。このホテルの自主規制なのか、業界団体みんなで決めたことなのか、法律的なあれなのか、そこは分かんないんだけども。


■で、待つこと30分くらい。チーズバーガーが来ましたよ。

チーズバーガー一 チーズバーガー二

輪切りの野菜とピクルスが別皿で付いてきます。


■美味しかったです。ブルーチーズ独特の匂いが、肉の味とよく合ってて。

あと、こういった本格ハンバーガーは食べるのが難しいので、普通のお店では人目が気になって食べにくいものですが、ルームサービスなら誰の目も気にせず堂々と食べられてよいですね。

(しかし、「本格バーガー」「グルメバーガー」ブームってどこいったんですかねえ…。会社の周りでも、おれが知ってるだけで、三軒の本格バーガーの店が無くなりました。)


■さて翌朝5時45分、こんどは朝食代わりにクラブハウスサンドイッチを発注しました。

なぜ、5時45分かと云うと、このホテルでは6時からのルームサービスは朝食メニューに切り替わってしまうんですね。

でも、5時59分までは夜食メニュー(NIGHT OWL MENU、という表記が併記されているところに外資系っぽさを感じる)としてクラブハウスサンドイッチが頼めるので、普通のコンチネンタルやアメリカンの朝食セットではなく、クラブハウスサンドイッチを頼んだ、ってえ寸法でございます。


■待つこと30分、やってきたクラブハウスサンドイッチはこんな感じ。

クラブハウスサンドイッチ一 クラブハウスサンドイッチ二


上記のBRUTUSのホテル特集号では、「クラブハウスサンドイッチには、フライドポテトではなくポテトチップスを添えるのが正式」と書かれてましたが、この通り、フライドポテトが添えられています(頼めばポテトチップスに変えてくれたかもしれない。とはいえ、おれはこの種のリクエストをするのに気が退けてしまうのです)。

まずフライドポテトを食べてみると……。うーん、なんか、マクドナルドの店員が本気を出してない時のポテトだな、これは。


■そして肝心のクラブハウスサンドイッチの味は……。

フォーシーズンズグループの名誉のためにも、文字を小さくしてお話ししますが、

ごめん、それほど美味しくない。

↑おっと、font sizeを1にしようとしたら、手が滑って7と打ち込んでしまった。すいません。

なんかさー、味に締まりが無くてボヤっとしてる。そのわりには、塩っ気が前に前に出てこようとする。

上記のBRUTUSでは、外人が「形・味ともに思い描くとおりの、お手本的な出来映え」と書いてたのですけど。まあマガジンハウスの印刷物を真に受ける方も責任はある。


■まあ、朝5時45分なんて時間にクラブハウスサンドイッチを頼むほうも悪かったかな。厨房は朝食メニューの仕込みで忙しいだろうし……と、いい人ぶろうとしたけど、ちゃんとメニューに載ってる品目だし、時間外に無理に作らせたわけでもないし、そもそもこの価格なら、味に少々文句をつけても罰は当たらないでしょう。“CDアルバム一枚分”のサンドイッチなのだから。

このサンドイッチ、適正価格は790円くらいがいいとこじゃないですかね。

しかし、チーズバーガーは美味しかったのに、サンドイッチはイマイチだった。この違いはなんだろう。チーズバーガーに対し、サンドイッチのほうは材料の種類も多くて手間がかかるからでしょうか。


■ま、この稿では、「チーズバーガーはCP(※コストパフォーマンスの意)高くてオススメ!」といった食べログ脳の人が書きがちなレビューをしたかったわけではないし、イマイチなクラブハウスサンドイッチを糾弾したかったわけでもない。

ホテルのルームサービスで食べ物を頼むのは、まあ当たり外れはあるけど、楽しいよね。ということです。


■旅から帰ってきました


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■東京都練馬区から、直線距離ではるか12km。ガタンゴトン、ガタンゴトンと電車に揺られて、東京都文京区まで旅をして、昨日帰ってきました。

まあ、ホテルに一泊二日しただけですね、要するに。

内田百里遼椶法悵に捨鷦屐戮辰討△襪犬磴覆い任垢。「とくに用事は無いが、ただ単に電車に乗って、遠方に行って帰ってくるだけ」のエッセイというかドキュメンタリーというか。あれのホテル版ですね。


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■で、ホテルでぼーっとして、アンビエントのCDをかけ、書を読み、ルームサービスのチーズバーガー食べて(美味かった)、プール入って、温泉(つくりは普通の風呂場)入って、酒飲んで、寝て、起きて、ルームサービスのクラブハウスサンドイッチ食べて(これはあんまり……)、またプール入って、チェックアウトして、というふうに過ごしてました。要するに、何もしませんでしたカッコ笑カッコ閉じる。でも、気分転換にはなった。

うん、旅なんてもう面倒じゃないですか。とまではさすがに云いませんが、旅の帰路って面倒ですよね。あと、わざわざ旅に出て、つまんない目に遭って自分の機嫌損ねちゃなんにもなんないし(まあ、旅とはそういう可能性のある物なのですが)。下手な旅より、都内のホテル一泊のほうが精神的満足度高くて、しかも、帰りもさっと帰れるから、良いですよ。旅なんて、どうせ、計画を練ってるときのほう楽しくて、出発前夜がピークなんだから(極端なこと書いてるな)。


■今回泊まったホテルは、ここです

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部屋には歌舞伎絵が飾られていました。市川小團次、尾上菊次郎、豊國、と書かれている。この他にも、廊下に歌舞伎の浮世絵が何点かありました。

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部屋のミニバーのエビアン。750mlで1000円。飲めません…(;´Д`)


■一般的な独身男が風俗店に行くような感覚で、おれはこの手のホテルに泊まってるような気もしなくはない。精神的風俗というか。なんだよそれ。まあ嬉々としてブログに載せることじゃないかもね。載せちゃいましたが。そこまで嬉々とはしてませんが。


■旅に出ます


夏休みなのでちょっと旅に出てきます。

Web2.0(←古語)時代なので、旅行記をのちにブログにアップしたりすると思います。では行ってきます。


■天と地と剣之介さまと


■夏休み最後の日曜日って、「夏休み最後の日曜日って、ニュース番組で絶対に『夏休み最後の日曜日』って云うよね」って云うやついるよね。どうも半蔵商店です。


■このブログを読んでる全国の小学生の皆様におきましては、長い長い夏休みも終盤戦だと思うのですが、おれの小学生時代の夏休みの終わりの思い出の一曲と云えば、小室哲哉の「天と地と」('90)ですねえ。同名の映画の主題歌です。

当時、那覇の映画館に父に連れて行ってもらい、この映画を見ました。ほんとは、おれはこの前の時間帯にやってた『鳥山明・ザ・ワールド』というアニメの三本立てが見たかったのですが(三本立てのうち、『剣之介さま』ってやつが見たかったような気がする)、なんか、こう、アニメを見たいってことがなんか気恥ずかしくて云い出せなくて、けっきょく『天と地と』を見るということに落ち着きました。

映画の内容は一切覚えてませんが、主題歌はいまも覚えてます。ところでこの曲の8cmCDシングルってジャケットが2種類あるって知ってた?


■以下、『天と地と』を見た21年後の近況などを日本語で書きます。


■昨日から火曜日まで、プチ夏休み第二弾を取得中です。


■先日、渋谷の109のチケットぴあに歌舞伎のチケットを買いに行きました。109と歌舞伎っていう取り合わせが'10年代っぽいよね。ううん全然。

で、店員に歌舞伎のチケットを購入する旨を告げ、数分程度のやりとりをし、買うチケットを決めたのですが。

支払いをする段になって、チケット代に加えて、手数料105円というのを請求されたのですね。この105円、以前は払わなくて良かった気がするんだけど、店員曰く「昨年の十一月より手数料がかかるようになったでござる」とのことでした。

これまで、なんとなく「コンビニ→手数料をとる」「ぴあ店頭→手数料とらない」というイメージでいたのですが、時代はもうこんな世知辛いことになってました。


gocoup『raindrops』発売中です

が、www.gocoup.comのほうはまだ更新してません(すいません…)。というのも、もうHTMLページの更新って、正直、手間なのですね。

で、gocoupの新しいサイトはwordpressかなんかで作れないかと試行錯誤中ですが、これもなかなか進まず…。すいません。

まあ、「サイトを持つ」って概念がもう半ば古いもので、コンテンツは各webサービスに分散させとくのが当世風なのは知ってますけどねえ。


■今日NHKで、先月の新橋演舞場で上演された『江戸の夕映』をやってました。掃除でもしながら横目で見るつもりだったのに、けっこうしっかり見てました。

おれの記憶に間違いが無かったら、舞台では「どこの気違いかと思ったら」みたいな台詞があったのですが、それが「どこのオタンコナスかと思ったら」みたいに修正されてたような。まあ記憶違いだったらすいません。


先日のアレルギー以降、体力がいまいち戻ってない。

日常生活はつつがなく送れるんですが、体力の“芯”がまだ戻ってきてない、というか。粘りが効かなくなったというか。

この夏は猛暑なのに部屋のクーラーをほとんど使ってなかった、というのも体力低下の一因かもしれない。

部屋のクーラーは30分間しか使いませんでした。あ、30分間/日じゃないですよ。30分間/週でもないですよ。30分間/夏ですよ。

次の夏からは、素直にクーラーを使った方がいいかもしれない…。


■ダイドーの自販機でグレープスカッシュという飲み物を買いました不味かった。人工甘味料の味がきつい。よっぽど捨てようかと思ったが、我慢して全部飲んだ。ラベルのデザインも、ダイドーというよりは、地方のスーパーのチェーン店で一本58円くらいで投げ売りされてる謎のメーカーのジュースみたいなセンスだった。

しかし、こんなオーソドックスな製品が不味い、とはどういうことなのだろうか。これは、あれだろうか、いい年してグレープソーダなんか飲むなというお告げだろうか。


■もう旧聞に属することですが


■とりあえず東京03とメンバメイコボルスミ11の仇は討たれたぞ! ということで、めでたいですね。両方とも数字が付いてますね。


■でも、これはあくまで平成23年8月25日の時点での一時的な感覚に過ぎないんだけど、なんだかんだ云ってメディアに戻ってくる可能性はゼロではないんじゃないかと思った。

タレントとしてではなくとも、たとえば、飲食店などを経営する実業家扱いでテレビに出てくるとか。名前を総ひらがな表記にして、絵本作家または沖縄写真家として復帰してくるとか。

あとこれで、'03〜'04年ごろから見られる、吉本&各局による「ロンブー淳を司会者ポジションに育てよう育てようとする動き」がさらに強くなるのではないかと思いました。

まあ、これらはふと思ったことなので、将来この予想が外れても大目に見てください。


■しかし、これを機に沖縄に完全に移住したりするんですかねえ…。←“に”が三つもつながって出てくる文。


■アレルギーの話をもうちょっと


■またこの話ですいませんが、今年起きたアレルギーについて振り返ると、こうなります。

一回目/今年四月
日本橋Mホテルで朝食ビュッフェ→新橋演舞場に歌舞伎を見に行く
→上演中はなんともなし→終演後に会場を出て、喫茶店Rに入ったとたん、アレルギー症状始まる
→喫茶店を出る→小一時間ほど街を歩きつつ治まるのを待つ

二回目/今年七月
朝、有楽町でビール一杯→昼前に東銀座の喫茶店で巨大サンドイッチ
→さらに別の店でコロッケサンドを買い、公園で食べる
→数分後にアレルギー症状→比較的楽に治まる

三回目/先週土曜日
朝、恵比寿Wホテルで朝食ビュッフェ→食べ終えて外に出て約20分でアレルギー
→ゴートゥーホスピタル→点滴&注射


■なんなんでしょうねー、これ。(´・ω・ )

子供のころからアレルギーなんてなかったのに、今年になって急にこんなことに。


■どのような食材がアレルギーの原因なのか、よく分からない。

一回目のMホテルで、「ウェルカムドリンクです」って出された“もろみ酢”を飲んだ後、ノドにカーッと違和感が長いこと残った。あれがよくなかったのかもしれない。

三回目のWホテルでは、なんとなく、フルーツカクテルのパインとパパイヤ(だったかな?)か、生グレープフルーツジュース、あるいはパンケーキのマンゴーソースがよくなかったような気もしなくはない。

とはいえ、これは後から思い出したら、「なんとなく良くないような気がした」という気がするだけで、実際のところはよく分からない。


■ただ、上記三回に確実に共通してるのが、

腹いっぱい食べてた

という事実であり、単に食べ過ぎて体の諸々のバランスが崩れたんじゃないか、って気もする。満腹状態だと免疫力が落ちる、という話を聞いたことがあるような無いような。


■あ、あと、今年はホテルの朝食ビュッフェには、上述の二回しか行ってないんですよね。

つまり、2011年に限って云えば、

ホテルの朝食ビュッフェに行くと100%発症する

という謎の法則が成り立ってるんですね。「ホテルの朝食ビュッフェアレルギー」なんてあるんだろうか。ビュッフェだと発症するけどルームサービスなら発症しない、とか。


■ただ、原因は食べ物だけに限らず、たとえば一回目はMホテルで食べて→歌舞伎見て→喫茶店に入って発症するまで、数時間のタイムラグがあります。

なのでこれは食べ物うんぬんではなく、喫茶店のハウスダスト等がアレルギーの引き金になったんじゃないか、とも考えられます。


■ですが、おれはアレルギーに関する知識が全くないんですね。なにせ、これまでの人生で全く無縁の事柄だったので。

ということで、アレルギーの原因や今後の対策については、自分のことなのに、よく分かりません。

いちおう、来週もういちど病院へ行って、診てもらう予定です。

それまでは用心して、出来るだけ「食べたことがある食べ物」しか食べないようにしたいと思います。


■顔が怖い


土曜日、病院を出て公園を散歩してると、ベンチで昼寝をしてる人がいました。

写真一

カメラを向けてみると、

写真二

たまたま機嫌が悪かったのか、もともと人相が悪いのか…。いずれにせよTumblrでリブログしてもらえないタイプだな。


■アレルギー、三度目


■今年の4月、7月に続いて、おとといの土曜日、謎のアレルギーのような症状が出ました。


■土曜日の朝、恵比寿のWホテルで朝食をとったんですね。ビュッフェなのでいろいろ食べまして。食べ終えてホテルを出まして。

で、てくてくと散歩してたら、20分後、くしゃみが出始め、手のひらと耳の中がかゆくなり、鼻水が出てきて。

で、くしゃみと鼻水が止まらないもんだからコンビニのトイレに入ってハナをかんだのですが、そのときトイレの鏡を見たら、顔がむくんでて、まぶたが半分ぐらいしか開かなくなってて、もう別人の顔になってました。目元が、めちゃイケの三中君みたいになってました。

体もあちこちかゆくなってきた…。


■しばらく歩くと土曜日もやってる病院があったのでそこで診てもらうことに。

で、症状を話して、点滴を打ってもらい、気管が開く注射を打ってもらい、だいたい三時間くらい横になってました。


■で、三時間も横になって点滴打ってたので、まあだいたい回復してきて、薬をもらって病院を出たのですが。

ホテルの朝食代が3600円。

病院の診察代が8300円。

合計11900円。

恵比寿までノコノコやってきて、11900円も払って、半日つぶしてこんな目に遭ってる……。もうね、面白くも何ともないっつーの。


■ところで、朝食ビュッフェのどの食材が症状の引き金になったのか、分かりません。というかそれ以前に、なぜ今年に入ってから急にアレルギーらしい症状が起きるようなったのか、よく分かりません。食材うんぬんよりも、体の全体的な免疫力が落ちてきてるのが原因ような気もしますが、これもよく分かりません。

ただひとつ確実に云えることは、香取慎吾の両さんは、ぜんぜん似合ってない、ということです。


■花鳥風月堂/テレホンショッキング/立派な暴力


■教育テレビの『にっぽんの芸能』の「花鳥風月堂」に出てる兄ちゃんは、もうちょっと演技を何とかした方がいいと思うんですよね。どうも、半蔵商店です。


■前に、「『いいとも』が、平日の正午からではなく午後2時からの放送になったら、人類の生活リズムに重大な支障をきたす」みたいなことを書いたのですが、そういえばこの月曜日に『いいとも』を見たら、テレホンショッキングが12時40分ごろからの放送になってたんですね。

この時間帯の移動が、一時的なものかそうでないのかは知りません。でも、年に何回もこの番組を見ないおれですら、「やはりテレホンショッキングは番組の序盤じゃないと」と思ってしまいました。なんだか体内時計の感覚がずれる。

長年かけて刷り込まれた体内時計の感覚は、一朝一夕には修正できません。テレホンショッキングをこのままこの時間帯に放送してると、おそらくは日本国内の数千万人もの人がしばらくの間、体内時計がずれたまま生活しなきゃいけないことになるんですよ。これって危なくないですか。別に危なくないか。

そもそもテレホンショッキングをやるべき時間帯なのにテレホンショッキングをやってないってのは、大事件、大災害、由紀さおり遅刻('91)など、なんらかの有事の際に限られる(限られていた)わけで、そういうとこもなんか視聴者を不安にさせる。させないか。


■しかし地デジ(イヤな語感ですね)のチャンネルが困る。5がテレ朝で7がテレ東、ってなんだよそれ。立派な暴力だよ。

うちのアパートは「デジアナ変換」ってやつなので、テレビをいまでもアナログチューナーで受信して見ることができて、この場合だとチャンネルは従来通り10がテレ朝、12がテレ東になってます。これが文明というものです。

沖縄でもいま、地デジだとRBCが3チャンネルなんだって。なにそれ怖い。RBCといえば10だろ、常識的に考えて……。


■杉本文楽 曾根崎心中


■「二郎はラーメンではなく、そもそもまっとうな大人の食べ物ではない」という名言でおなじみの半蔵商店です。こんにちは。


■さて今日は数世紀ぶりに横浜県へ出かけ、杉本文楽『六本木心中』を見てきました。

「元町・中華街」駅に着いたのが10時ごろ。ちょっと歩いて迷って、「これで11時からの開演に楽勝で間に合った!」と思いながら会場に着いたのが10時10分ごろ。

しかし、会場はものすごく静かで、人類がほとんどいない。まったくいないわけではないが、かなりまばらで、とても数十分後に文楽の公演が行われるようには見えない。


■なんでかなー、と思って、会場ロビーの電光掲示板(まあ正確には液晶モニタなのですが)を見て愕然。

開演時刻を11:00と思いこんで朝から行動してたのに、正しい開演時刻は13:00だった。

…………('A`)…まあ、遅刻するよりはいいか…。


■さて、これから二時間以上も時間をつぶさねばならない。

土地勘は全くないので、とりあえず歩いて、会場の近くの明治屋でドイツの硬水などを買って水分を補給し、周辺をテクテク歩く。この周辺を見て回る予定は0.1秒ぶんも立ててなかったので、時間のつぶし方に困った。

有名な中華街が視界に入る。が、中華街は、どう考えても男一人で過ごすところではない。パス。

暑い中をしばらく歩くとコンヴィニエンスなストアーが見えてきたので、入る。雑誌を立ち読み。でも3分以上雑誌の立ち読みをするのも気が退けるので、3分で退散。

暑い中をもうしばらく歩くと、元町って云うんですか、そのエリアへ。ちょっと歩いてみたけど、なんというか東京の竹下通りみたいなのが延々と続く感じで、ここも男一人でいるところじゃないなという気がして500秒くらいで退散。

暑い中をてくてく歩いて、また会場まで戻ってきてしまった。さて、これからどうしよう。まだ一時間ほどはつぶさないといけない…。しばらく会場ロビーで待機。


■お昼前なので腹が減ってきた。しかし、会場周辺をくるっと見回す限りでは、飲食店があんまり見当たらない。ないこともないんだけど、なんかこう、ふらっと入りたくなる感じではない。会場自体にはイタリアンみたいな店が一軒入ってるきりで、しかも高そう。周辺に変なカフェらしき場所を二軒発見したが、変なので、入りたくない。

結局、暑い中を再度てくてく歩いて飲食店を探す。歩きながら、何かに負けていく気分になる。

観光地とオフィスビル街を足して2で割ったような土地なので、街並みに、お台場的な空虚さを感じてしまう。うわついた観光客も多い。

しばらく歩くと、「ラ・ボエム」を発見。しかし、昼からラ・ボエムのパスタに1500円は払いたくない……。

あきらめて、さきほどのコンビニで食物を買って会場のロビーで食べようかとしてたら(もっと早くに思いついても良かったアイデア)、「ブレンズコーヒー」を発見。しかも、意外に混んでない。

店に入り、サンドイッチとジュースを発注して、栄養と水分とモチベーションを補給。

店を出た後は再び会場へ。会場には12:30ごろ到着。このころになると、お客さんもたくさん入ってました。


■で、肝心の杉本文楽『六本木純情派』ですが、上記のように炎天下を歩き疲れたので、上演時間の三分の一くらい寝てました。以上。


■新橋演舞場 八月花形歌舞伎の感想文


■[第一部]花魁草 8/12

ひょんなことから若い歌舞伎役者と出会った年増の遊女(殺人歴あり)。二人はしばらく一緒に暮らすが、役者の将来を思って、遊女は姿を消す。数年後、遊女は大成した役者の姿を遠くから一人眺める。

というシンプルな筋書きに全米が泣いた。おれの隣に座ってた爺さんも、終盤ですすり泣き始め、幕が下りて休憩時間になってもすすり泣きしながら弁当を食べてるほどだった。

篠原ともえの元カレは、しかし、「純朴そうな青年」を演じるのが似合わないなー。と思った。福助の「江戸の姐さん」的な感じは好きです。

中村芝のぶが、百姓の女房という役で出ていて、こういう役も似合っていた。


■[第二部]東雲烏恋真似琴 8/7
亡き妻そっくりの人形を、妻本人だと思い込んで新婚生活を送る新左衛門。

彼を見て、

四六時中PCのディスプレイにへばりついて、あるいは、手のひらに癒着したスマートホンを絶え間なく操作して、ネット上に「『あらまほしき自分像』を互いに許容しあう矮小な人間関係」を構築し、その中へ積極的に閉じこもろうとする現代日本人

を連想してしまうのはもちろん安直な飛躍だろうけど、でも、おれはそんなことをちょっと考えてしまった。芝居の感想文になって無くてすいません。橘太郎の蕎麦屋が良かったです。


■[第三部]怪談乳房榎 8/7
「朴訥な人柄のヒト」が活躍する物語は、見ていて気持ちがいい。が、それは、現実世界では朴訥な人柄のヒトが活躍するなんてことが実際はあんまりないから、でもあるんだろう。

勘太郎が四役。スッポンでの早替わりが圧巻でした。早替わりの時って、ダミーの役者はなるべく顔を出さないようにすると思うんだけど、立ち回りのときはわりとチラチラ顔が見えてました。下男を演じるときの勘太郎が、いちばん勘三郎に似ていた。

篠原ともえの元カレは、セリフが平板というか、声質が単調というか……。少なくともこの芝居では、正直、声にあんまり魅力がないヒトなのかなあ、とすら思ってしまった。


■ということで今月の月間MVPは、第二部の橘太郎の蕎麦屋に決定しました。


■【ライフハック】クーラーを入れると涼しい


≧( ゚д゚)≦


カニ


■いや、カニはいいんですけど、昨日から夏休みなんですけど、5連休なので、あんまり夏休みって感じではないですね。


■あんまり暑いので、三年ぶり(もっとか?)に、部屋のクーラーをつけました。30分ほど。

そしたら、やっぱり涼しいですね、クーラーって。でも、クーラーのスイッチを入れるときって、何かに負けた気になるんだよな。クーラーを普通に使ってたころからそうだった。

夏休みにわざわざ、作業効率とか能率とか、そういった田舎者くせえことは書きたくないですけど、素直にクーラー入れた方が作業効率は確かにいいですね。でも、夏休みの日にまで「作業効率の良さ」で充実感を得ようとしなくてもいいと思った。


■昨日は、演舞場で八月花形歌舞伎の第一部を見ました。


■予約受付中です


amazon


■gocoup『raindrops』は、現在amazonで予約受付中です。


■今日は、演舞場で八月花形歌舞伎の第二部と第三部を見ました。これに関しては、余力があったらまた後日改めて。


■土曜日のテレビなど


■土曜の朝の『おさるのジョージ』の主題歌は、消音ボタンを押してしのぐ派です。半蔵商店です。


■土曜の朝のテレビ番組って、なんだか、現地取材したイタリア料理またはスペイン料理のロケが多いってイメージないですか? おれだけ? またおれだけ?


■土曜日に教育テレビでやってる『大科学実験』って、'89〜'92年くらいの教育テレビの匂いがする。予算がたくさんあった頃のテレビ界というか。この匂いの原因はよく分からないけど、おれはこの匂いが好きなので、ときどきこの番組を見る。

しかし、細野晴臣の声質って、なぜあんなに教育テレビとマッチするんだろう。


■われわれ日本人が、土曜の夜の

エンタの神様

京都 心の都へ

恋のから騒ぎ

ナイナイサイズ

という流れを喪ってから早くも数年(何年だよ)が経ちます。『恋のから騒ぎ』はいまでも金曜の夜にやってるそうですが(※)、その曜日に移動してからは、一回も見たことがない。おれは別にあの番組が見たかったわけでなく、あの番組が漂わせてる『土曜の夜っぽさ』が好きだったんですね(より正確に云うと、『あの番組が土曜の夜に放送されている状態』が好きだった)。

「じゃあ、金曜の夜に『恋のから騒ぎ』をビデオに録って、土曜の夜に見ればいいではないか」とかおっしゃるお侍さんがいるかもしれませんが、そんなアドバイスはもちろん当たらない。

ビデオに録ったテレビ番組は、どうしても「途中で自由に停止・一時停止・早送り・巻き戻しできてしまう権利を行使できる可能性」をつねに頭の隅に3%くらい置いての視聴となるじゃないですか。その3%が、『土曜の夜っぽさ』を損ねるのですね。いや、土曜に限らず、夜に限らず、『リアルタイムでテレビを見てる』感覚を損ねるのです。


# と、ここまで書いたところで調べてみると、『恋のから騒ぎ』って、
# 今年の三月に終わってたんですね…。



■YouTubeになくて、テレビにあるものって、『いまは○曜日の×時だ』という感覚を呼び起こしてくれること、だと思うんですね。

たとえば、画面に流れている『キユーピー3分クッキング』に気がついて「もう昼前か」と思ったり、『タモリ倶楽部』を見て「今週も終わりだ」という気になったり、みたいな。

しかしこれが、『みなさんのおかげでした』が木曜の夜九時ではなく水曜の夜十時に、『めちゃイケ』が土曜夜八時ではなく火曜夜七時になったら……と想像するだけで、なんだか体内時計がずれてしまいそうだ。

『いいとも』が、平日の正午からではなく、午後2時からの放送になったら、もう、あれよね、日本人どころか地球人70億人全員の生活リズムに重大な支障をきたすよね。

(思うに、金曜の夜に移動した『恋のから騒ぎ』がすぐに終わったのも、いろいろ理由はあると思うけど、「『恋から』といえば土曜の夜でしょう」という視聴者の体内時計を蔑ろにしたことにも一因あるのでは?)


■ところで、教育テレビの『テレビスポーツ教室』もそろそろ土曜正午に戻してほしいのですが。

でも、あれはあれで、だんだんと“日曜の退屈な昼”という時間帯が似合うようになってきたような気もする。


■三年前の今ごろ、われわれはリーマンショックなど知らなかった。


■140字以下の日本語で執り行う劇場型オンライン馴れ合いに疲れたあなたの心を癒や、さない、半蔵商店でございます。


■昨日、戯れに「すき家」で「冷やし牛まぶし」なる食べ物を発注しました。

まあ普通の牛丼(通常より大きめの器に入っている)と、冷たいダシの急須と、某人民共和国産の野菜が原料だと思われる漬け物(タダでもいらない)のセットが出されてきまして。

で、牛丼にダシをかけて食べるとのことなので、そのように食べたけど、うーん、12インチシングルB面の失敗したリミックスってかんじの味。無理に変化を付けよう付けようとして、「あー、やっぱりオリジナルの方が断然いいよね−」の一言で片付けられてしまう味。あと、器が大きい分、食べるペースが間延びしてしまう。こういう食べ物は小ぶりの丼の方がいいと思う。チャッチャッチャとペース良くかきこめるから。

これで普通の牛丼より200円増しは高いなー、と思ったが、こんなもん、頼むやつのほうが悪い。すいません。もう二度と頼まないので許してください。


■そうそう、先週は、ラバーガールの単独ライブに行ってきました。

通訳コントと、忍者居酒屋は双璧。あと、コラージュ落語が良かったです。次回の単独は来年2月だそうです。


■先日、芸人某君から、フライヤーのデザインを頼まれました。

で、拙僧みずから頑張ってフライヤー(A4)のデザインをしました。

で、完成したフライヤーのデータをメールで送ろうとしたのですが。

芸人某君は、パソコンは持っていても、ネット環境を持ってなかったのですね。

ということで、フライヤーのデータを焼いたCD-Rを、500円ほどの交通費をかけて某君のもとまで届けました。

売れたら、まず部屋にネットの回線を引こう!>某君


gocoupの『raindrops』(amazonに載りましたね)を、どうぞよろしくお願いします。「冷やし牛まぶし」を2回ぐらい我慢すれば買える額です。たびたびですいませんが、ジャケット載せておきますね。

raindrops_表


■今回のエントリのタイトルは、本文と何ら関係はありません。


■gocoup『raindrops』について(三)


前回のエントリからのつづきです。)

gocoupの『raindrops』は、8月8日ごろamazonに載る予定です。


■さて、『raindrops』がどういう作品かというと、以前(6月末。もうそんな前のことになるんだな…)も書いたんですが、もう一度書きます。

【イ】
雨音のみで構成した、60分間のノンストップミックスです。


【ロ】
大雨、小雨、雷雨、五月雨、夕立、森に降る雨、アスファルトに降る雨、水たまりに降る雨、
などいろいろな種類の雨が降ります。短い雨は数十秒ていど、長い雨は10分弱ほど。

二種類の雨が同時に降ったり、左チャンネルと右チャンネルで別々の雨が降るところもあります。

雨景色が、次々に移り変わりっていきます。


【ハ】
普通に聴いてもいいですが、あえて雨の日に、本物の雨の音を聞きながらこのディスクを聴く、というのもおすすめです。

アンビエント/ドローン系の電子音楽や、1950〜60年代のモンド/エキゾチカ系音楽とミックスして聴くのも一興です。

二枚買いして、二台の再生機器でタイミングをずらして再生するのも良いです。


【ニ】
市販の効果音CD数種類をミックスして作りました。
雨音をMax/MSPでDSP、とか、リアルな高品質レコーディング、とか、そういうのではないです。


【ホ】
昨日も載せましたが、ジャケットはこんな感じです。
raindrops_表


■以上、よろしくお願いします。


■gocoup『raindrops』について(二)


raindrops_表

raindrops_裏


前回のエントリからのつづきです。)

■60分間、雨の音だけをミックスしたCD-R、『raindrops』のジャケットです。

カエルの写真(上)がジャケットで、花の写真(下)がジャケットの裏側(裏ジャケットではない)です。


■これ、厚紙の光沢のない面に花を、光沢のある面にカエルを刷ってるんですね。

で、当初は、花の写真をジャケット表面に、カエルの写真を裏面に配置する予定でした。

つまり、厚紙の光沢のない面をあえてジャケットにする、という屈折したことをやろうとしてたんですね。

ですが、光沢のない面の花の写真が、思ったより色調が沈んで、かなり地味になってしまいました。

これはジャケットとして弱い、というわけで、カエルを表に、花の写真を裏に持ってくることにしました。

すいませんね、自分のことばかりしゃべって。


■gocoup『raindrops』について(一)


gocoupという電子音楽レーベルをやっております。gocoupと書いて、ゴクウと読みます。おれが決めた。

で、ここでいう「レーベル」という単語の定義なのですが、メジャーなレコード会社が出資/運営していて云々というものではなく、ようするに自主制作です。自主制作というのは、要するに手作りです。このロックスター自ら、CDケースにせっせとジャケットを挟み、帯を付け、袋詰めしております。まあ、テイトウワ曰く「一人一レーベル」の時代だそうですから。

クラブで20〜30代ぐらいのオンガク好きな人類が初対面の時に「レーベルやってます」と挨拶してきた場合、7割方はこんな↑感じです(残りの3割は、流通業者が仲介して、メジャーと遜色ない体裁でタワレコとかに並んでたりメディアに載ったりします。ちなみに一タイトルの売り上げが3000枚を超えると、メジャーのレコード会社から声がかかるとかかからないとか。声がかかると云っても、三階席から「成田屋!」「中村屋!」と掛け声がかかるというわけではありません。ところで国立劇場の歌舞伎って、上手くない掛け声が多いような気がする。気のせいだろうか)。

つまり、CDが安価にプレスできるようになり、PCの発達で音楽(とデザイン)が比較的簡単にできるようになってからは、レーベルというものを3ピースバンドを始めるとの同じくらいの気軽さでできるようになった、ということです。書くまでもないことですけど。

音楽ファイルを無料で配信するネットレーベルだと、CDプレスやジャケット印刷の手間&コストを省略できる分、さらに身軽に活動できるようです。書くまでもないことですけど。


■なかなか本題にたどり着かないな。まあいいや。

まあ、gocoupというレーベル(自称)をやってます。ということが前の段落では云いたかったわけですね。


■で、このたびgocoupの新しいCD-Rを作りました。CDじゃなくてCD-Rってのが現代的ですね(最近の自主制作界は、「あえてカセットテープでリリース」という流れもあるようですが)。

タイトルは『raindrops』といいます。この『raindrops』については、項を改めて。


■うな重を食べる際のペース配分は


■Wikipediaに書いてあることをいちいち鵜呑みにして生きているわけではないですが、wikipediaによると鰻の旬は「晩秋から初冬にかけての時期」だそうです。別に、出典としてwikipediaを持ち出してこなくてもいいようなたぐいの話ですが、wikipediaを持ち出すと話が早いからね。相手も納得してくれやすいし。この「wikipediaを持ち出したときの話の早さ」にばかり頼って、慣れちゃいかんのだけど。

長々と書きましたが、鰻の旬とは別に、おれは「七月の東京は、鰻」という刷り込みがありまして(まあ普通に考えると土用の丑の影響ですが)、七月も終わりだから鰻でも食べようか、七月は七月で終わりだからな、八月や九月は七月じゃないものな(←なんだか吉田戦車の4コマに出てくる人物が云いそうな台詞だ)、と思いつつ、日本橋へ鰻を食べに行ってきました。入口に柳の木が植えられてるとこ。


■うな重(注文して10分ぐらいで来た)と日本酒(〆張鶴)と税金で5500円くらい(サーヴィス料はなし)。昼食としてはお安くないですが、トーキョーの老舗のうなぎ屋にコストパフォーマンスを求めるほど、おれは馬鹿でも貧乏でも食べログレビュアー脳でもありません。まあ、たまにはこれくらい食べても、罰はあたらないと思います。


■しかし、うな重(うな丼でも可)って、食い進めていくペースと、そのピークがつかみにくい食べ物だと思う。食べ始めたと思ったら、もう食べ終わっている。どういうペースで食べようかと考えてながら箸を進めてるうちに、お重がもう空になっている。

天丼なら、まずインゲン、次にエビ、終盤はカボチャ、みたいにDJ感覚を発揮しながら(←なに云ってんだ)食べ進めていく楽しみがありますが、うな重って、基本は鰻とご飯だけですからね。

牛丼も、基本は牛肉とタマネギとご飯だけですが、食感や味がうな重よりも複雑(というか、変化するパラメータの数が多いというか←だからなに云ってんだ)なので、うな重よりも飽きにくいようになってる、のかもしれない。


■長々と書きましたが、要するに、うな重を食べる際のペース配分は難しい、ということです。


■無事に太れました


■沖縄の男子小学生って、月刊少年ジャンプのことを「太いジャンプ」って呼んでたよね。半蔵商店です。おれは、太いジャンプなんて呼んでなかったけどね。


■さて、この三ヶ月弱、太るためにいろいろ食べてたのですが、おかげさまで体重が7.7kg増えてました。おめでとうございます。ありがとうございます。

以前、浅草の着物屋で「もうちょっと太った方が着物は似合いますよ」と云われ(二つのお店で)、弟にも「不幸そう……」と云われ(そこまでガリガリにやせてなかったと思うんだけど)、これは太らなければ、と決意し、寝る前に大盛りカップ焼きそばを食べたり、銀座松坂屋の地下のパスタ屋でLLサイズ(乾麺で240g)を頼んだりしてがんばった甲斐がありました。

これで、着物も似合うし、不幸そうにも見えない体格になっ……………てるんですかね。どうなんだろう。


■当初の予定では、「食べる量を増やして、ジムもちゃんと通う」というのが目標だったのですが、じつはここ三ヶ月、ジムをサボってました…。三ヶ月もジムに行かないなんて、ニューヨーカー失格ですよね。あー、それにしても三ヶ月分の会費もったいない。約四万。('A`)

でも、この日曜日は、ちゃんとジムに行きました。これから徐々に復活していく予定です。


■で、7.7kg太った現在、着物を着るとき、腹が出てきたので帯を締めやすくなった……気がする。

帯がちゃんと締まるので、着崩れも減った……気がする。襟元もピシッと整いやすくなった……気がする。

「気がする」ばかりですが、まあ、プラシーボ効果も大事、ということで。


■七月大歌舞伎 夜の部 新橋演舞場 7/23


■矢部に司会をやらせず100km走らせる理由がいまいち分かりませんでした。半蔵商店です。

といった意味も含めまして、歌舞伎の感想などを手短に。


吉例寿曽我
猿弥がよかった。

場面転換のとこで、三味線&唄とともに、場面転換の物音(せり上がる舞台のモーター音など)が混じって聞こえてきたんだけど、それはそういうミュジーク・コンクレートだと思いこんでみたら、わりとそれっぽく聞こえました。

しかし、以前も書いたけど、歌舞伎の「だんまり」って、キュートンのポージング芸の元祖だよね。


春興鏡獅子
女形の海老蔵を初めて見た。小姓姿の時は、その長身がやや不利に働いてる部分もあったように思うけども、獅子の精になって出てくるところは、さすが海老蔵ってかんじ。

終盤の毛振りは、頻度も軌道もちょっと安定してなくて不規則だったのが少々残念。でも全体的にはかっこよかった。


江戸の夕映
正直、あんまり期待してなかった。「幕末ものの新歌舞伎」というとこが引っかかってたので。

これは歌舞伎に限らず、あの、「天下泰平のお江戸が、『近代』というものに蝕まれ、侵されていく様」が、個人的に苦手なんですよね。

けど、芝居は楽しめた。ハッピーエンドだしね。いや、ハッピーエンドかな。どうなんだろう。でもまあ、暗くはないので、ハッピーエンドってことでいいんじゃないですかね。でも、江戸の終わりは寂しい。

ドラムンベースのレコードを短い間に次々ミックスしていくかのような、萬次郎のセリフが小気味よかったです。


■海老蔵、芝のぶ、うさぎ(橘太郎ではなく)


■新橋演舞場の七月大歌舞伎、夜の部を見に行って参りました。うん、海老蔵君、なかなか良かったんじゃない(←誰なんだよ)。


■中村芝のぶの舞台写真が出てたので、買いました。芝のぶの写真は初めて買った。


■あと、めずらしく売店で買い物をしました。浮き輪をしている、うさぎのお香立て。

香立て

香立て

すごく気に入ったわけではないが、なんだか、夏を感じてしまって。「波ゆらら」という名前のお香と一緒に買った。


■芝居の感想は、余力があれば後日改めて書きます。まあ感想文と呼ぶほどのもんでもないけど。


■そして今年も、「昔の『テレビ夢列島』って面白かったよなあ……('A`)」と懐古するためだけの番組が8chで夜通し放送されています。


■'80年代前半のCM


■'80年代前半のCMを見てると、効果音やサウンドロゴに、アナログシンセサイザーが多用されていることに気づく。「ピロポロ♪ピロポロ♪」「キュイーーーン」など。最近のCMではこの手の効果音をほとんど耳にしない。


■'80年代前半のCMに出てくるインスタントラーメンは美味そうだ(カップではなく、鍋で作る方ね。念のため)。数えたわけではないのだが、このごろはインスタントラーメンやカップラーメンのCMが減ってるように思う。たぶん、コンビニ店頭のラーメンの棚そのものがテレビCMと同じ役割を果たしてるからだろう。なんて。


■'80年代前半のCMに出てくる日本酒も美味そうだ。このころの日本酒のCMは、ちゃんとした大人の飲み物、というイメージがある。あ、ウイスキーも。もちろん、軽い雰囲気の酒のCMもあるのだけれども。


■'80年代前半は、スクーターのCMが、今よりも多かった。平成23年7月現在、あんまりスクーターのCMを見てない気がする。


■'80年代前半の斉藤ゆう子が出てるCMは、なぜか「シンプルなセットを背景に」「画面中央で」「カメラに視線を向けながら」「一人でしゃべっている」という形式のCMばかりだった、というイメージがある。


■そういえば、なぜ地デジ化するのだろう


先月、ようやく地デジに対応したテレビを買ったのですよ。「え〜? 今さら〜?」とか云ったやつ。おまえは一生ピース又吉似の女としかSEXできなくなる魔法にかかれ。

しかし、石垣島の祖母宅も数年前にとっくに地デジ化が完了してたのに、渋谷ではたらくハイパーメディア小坊主である拙僧が、今の今まで地デジに対応してなかったんですね。びっくりですよね。


■ということで、東芝レグザのおかげで、おれも無事に地デジ対応できたのですが。

「さっさと地デジ(※この語感からしてヤだね)にしねえと、鼻の穴へ屋形船蹴込むぞ」とさんざんCMでおどかしてるわりには、「なぜ地デジ化しなければならないのか」という説明が足りてないように思うんですね。

いや、そりゃ説明をやってることはやってますが、「さっさと地デジにしやがれ」のアピール量にくらべると、「なぜ地デジ化しなければならないのか」という説明の量は、微々たるものとまでは云わないが、やはり少ない。実際、地デジ化の理由について、少しばかり理屈(電波を使う空きスペースがどうたらこうたら)は聞かされたような気がするけど、いまいち腑に落ちてない。いまだに。

地デジ化なんて、お上がやることだからどうせロクなもんじゃないとは思いますが、それでも、地デジ化を急かすばかりで、地デジ化にする理由の説明はアリバイ程度、ってのはどうなんですかねえ。いまさら云っても、もう遅いけど。


■ところで、このように地デジ対応のテレビを買ったのですが、アナログ電波が停波するまでは、地デジではなくアナログ放送で見ることにしております。せっかくのアナログ電波がもったいないじゃないですか。

しかし、アナログ停波の、その日のその瞬間、各テレビ局はどういう画面を放送するのでしょうか。それがちょっとばかり気になる。

ま、ここらへんは週刊文春でやってる『ホリイのずんずん調査』が、停波の瞬間の各局ごとの画面の違いを、どうせ説明してくれるのでしょう──と思ったら、あの連載終わったんだってね、わりと最近。


■弟のあるあるネタ


■弟が、電話でおれに話してくれた、新しいあるあるネタ。↓


「学校の帰り道にある畑って、『アウターゾーン』の単行本が落ちてるよね」


………………なあ、弟。それは、あるあるではなく、単に個人的な経験ではないのか。



■ちなみに、このあるあるを受けて、おれが思いついたアンサーあるある。↓


「道を歩いていると、古いスキャナーが捨てられてることあるよね」


どうですか? (`・ω・´)キリッ

──前提が大ざっぱすぎると思うんですけど…… (゚Д゚ ) (゚Д゚ ) (゚Д゚ )

そうですよね。


■親戚の家あるある


麦茶の味が、わが家とぜんぜん異なる。


■酒豆腐


■七月もそろそろ半ばを過ぎようとしています。さてこの季節、アツアツの鍋が恋しくなりますよね。アツアツの鍋が恋しくなりますよね。なりますよね。

そこで今回は、佐々木久子・著『酒 はる なつ あき ふゆ』という本に出てきた、「酒豆腐」なる鍋料理について書きます。

1)鍋に5合の日本酒を投入する。

2)煮立ったら、カヤの油をさっと色づく程度に入れる。

3)豆腐を、しゃもじで切りながら入れる。

4)ねぎ、しそ、みょうがなどの薬味をフィーチャーしつつ、ポン酢をかけて豆腐を食す。

この本に書かれている作り方は以上です。


■以前、一度だけ試してみたことがあるのですが、このところ、唐突にまた食べてみたくなったので、さっき作りました。食べました。

まず、鍋に安物の日本酒5合を投入(ほんとは高いのがいいんだろうけど)。次に、カヤの油、というのが手に入らなかったので(昭和に書かれた上記の本の中でも「高価で入手しにくい」と記されている)、というかカヤの油というものを知らないので、代用品になるかどうかは分からないがごま油を垂らす。で、豆腐を一丁、崩しながら鍋に入れる。

スーパーで、しそやらみょうがやらが入った「薬味パック」が売り切れてたので、ねぎだけを添えてポン酢とともに食したのですが、うまい。

で、豆腐を食べ終えた後は、牛肉をほんのちょっとだけ(350g)投入、七味で味付けして食べました。その後は〆のうどん玉。


■日本酒とゴマ油の香りがマッシュアップして、なかなか良いです。うどんが少々酒くさくはなりますが、それはまあ当然のなりゆきですので。

最後に残ったダシ(というか酒というか)を捨てるのがもったいないので、ぜんぶ飲んだから腹が少々苦しいのですが、それもまた当然のあれです。

この料理を作って食べたのはこれでまだ二度目なんだけど、なんか、今後も年に一回とか二回とか、そういうゆったりしたペースで作りそうな気がする。


■気を抜いたら九月


■松山、フードセン、タ〜♪(←沖縄人なのにこのサウンドロゴを覚えていないやつは敵。というかむしろ米兵。) 半蔵商店です。


■七月大歌舞伎は、昼の部は初日に見ましたが、夜の部はだいぶ間を空けて7/23に見に行くことにしました。そのころなら海老蔵もカブキ慣れしてきてると思うので。


■この夏は、部屋のカーテンを取り外してスダレというやつを取り付けたい、と思ってるのですが、そろそろ実行しないとな。気を抜いたら七月八月を通り越してすぐ九月ですよ。敬老の日ですよ。


■新しいノートPCにいろいろソフトを一通りインストール。でもまだ旧PCからのデータは移行してない。早く移行しないと、とはちょっとは思う。でも、移行してもたぶんそのデータを活用しない気が、とてもする。なので、移行しなくてはいいではないか、と思う。

なんか、年中こういうこと考えてるな、おれは…。


gocoupの新しいののジャケットができあがりました。あとは盤です。もう少々お待ちください。


■七月は一ヶ月しかない/衝動買いが出来ない


■東京の街歩きにくわしい文化人のエッセイに書いてあったとか、そういうわけでは別にないのですが、七月の東京がいちばん東京らしいように思います。

ですが、七月は七月しかやってませんので、八月や九月はもう七月ではありませんので、せいぜい七月のうちに七月を楽しみたいものですね。

──と、来年の七月も書くと思います。おれは。


■先日、着物屋に夏物の羽織を探しに行きました。

いい羽織は見当たりませんでしたが、夏物のいい帯が見つかりました。

予算的には問題なかったのですが、

「いっやー、たしかに夏っぽい帯だし、予算的にも問題ないんだけど、きょうはあくまで羽織を買いに来たわけだからな−。帯はなー。いま弊社では募集してないんですよ、帯は、ええ」

って感じで、けっきょくは帯を買わずに帰りました。

が、店を出たあとで、

「夏物の帯は一本も持ってないんだから、一本ぐらい買ってはいいではないか」
「夏は短いんだから、どうせ買うんならむしろさっさと買った方が、帯を締める機会が増える分、お得なのではないか」
「おれが買わなかったら、他の誰かに買われちゃうかもしれないではないか」

と、“衝動買いしなかったこと”に対する疑念がふつふつとわき上がりました。

このように、衝動買いしたことではなく、“衝動買いしなかったこと”を後悔することが多いです。

衝動買いはなるべく避けるというのがポリシーなのですが、このごろは、むしろこのポリシーのせいで失ったり逃したりしてるものの方が多いのでは、と、最近は思ったり思わなかったり思ったり。


■土曜日、何とかというテレヴィジョンの番組で『高い家賃の部屋に住んでる若手芸人ランキング』みたいな特集をやってました。

売れてる若手芸人は、家賃二十万前後の部屋に住んでたりするものなんですね。

ちなみに、おれの友人の芸人某君(32)の住んでる中野区の部屋の家賃は二万五千円です。


■gocoupの新しいのが、もうすぐ出来ます。


■パスポート、チョウシ屋、ふたたび銀座事変、日本橋三越、義経千本桜


■128年間生きてきて、ようやく初めてパスポートというものを作ることになりました。というわけで昨日は、有楽町県のパスポートセンターへ出向いて、申請の手続き。こういう手続きって、どうせ「書類を書き間違える」だの「間違った列に並んでしまう」だの、そういうめんどくさいミスをして時間がめちゃめちゃかかるんだろうなーと思ってたのですが、あっさり30分足らずで終わった。パスポートという物質が化学的に合成されるまで約一週間くらいかかるので、できあがったら日を改めて受け取りに行くというシステムらしい。ちなみにパスポートはファッション感覚に合わせて(←違う)赤か紺かを選べるのですが、迷わず赤を選びました。ビールは小瓶に限るように、パスポートは赤に限る。


■で、この日の仕事はこれですべて終了したので、平日の午前中だというのにビールを飲みに行きました。いいじゃないですか、パスポート申請という大事業を成し遂げたんだから。ビールの後、染五郎がテレビで紹介してた、大きいサンドイッチを出す東銀座の某喫茶店に。ツナサンドセットを発注したら、「一かたまり、二かたまり」と数えたくなるようなサンドイッチが二かたまり出てきた。キューブ状。その他、大盛りのサラダ、濃厚コーンスープ、オレンジジュース(飲み物は選べます)で千円。これでけっこうお腹いっぱいになったんだけど、歩いて近所の「チョウシ屋」へ。ここのコロッケサンドがうまい、とは前々から聞いてたのですが、なかなか試す機会がなかったので立ち寄ってみました。コロッケサンドを購入。二百五十円。近所の公園のようなスペース(←って、それは公園ですね)で食べる。衣の粒がサクサクして美味しい。満腹。


■さて、満腹はいいのだけれど、食べ終えて数分後に、あの『銀座事変』のような症状(くわしくはこちらを)が現れてきた。うわー、これは困る。ノドの奥がチクチク痛くなり、濃い鼻水がどんどん出てくる。今回は前回よりも軽い症状で、また二回目ということもあるからわりと冷静に対処できたんだけど、困るもんは困る。銀座事変以来、「龍角散ダイレクト」とノドスプレーを携帯するようになったので、それでなんとかしのいで、デパートのトイレでトイレットペーパーを拝借してハナをかむ。なんとか乗り切る。なぜ、おれみたいに真面目に生きてる人間がこんな目に遭うのだろう。


■しかし、原因が不明だ。もしかしたら、「喫茶店で出される冷水」にあるのではないかとちょっとにらんでいる。前回も今回も、症状が出る直前に銀座の喫茶店に行っている。この地域の水道水に含まれてるなんらかの物質が、おれの体質に合わなくて、それが症状の原因になっている──ってことはないだろうか。


■それはさておき、日本橋の三越へ移動。鈴木Q太郎っぽい店員さんから、大峡製鞄の定期入れを購入。5年くらい使ってた、渋谷のどこだかで買った定期入れがいい加減くたびれてきてたのです。ちなみにおれは財布と名刺入れも大峡製鞄です。まあ銀座の三越で買っても良かったんだけど、三越はどちらかと云えば日本橋のほうが好きです。


■その後は国立劇場で歌舞伎。『義経千本桜』渡海屋の場、大物浦の場。平日だから中学生の大集団が来てて(学校の行事だと思われる)、こいつらが騒ぐ騒ぐ。開演直前、会場が暗転しただけで、クラフトワークのライブでロボットが出てきたかのような大歓声。観劇の感想ですが、えー、中学生の団体が来てない日に再見しようと思った。


■で、国立劇場に来るたび、売店で売ってる河東節のCDを買おうかどうか迷うんだなー。と云いつつ、今回も迷って、今回も買わず。そういうCDが、誰しも三枚くらいあるものだ。あるよね?


■コンヴィニエンスなストアーにて。二つ。


■先日、コンビニで税込み105円の物質を買い求める際に、1005円を店員に差し出したところ、おれが生まれながらにして持っているカリスマ性に圧倒されてしまった店員が、お釣りを9000円も渡してきました。

でも、おれはいい人なので、「いや、9000円ではないですよ」と指摘して差し上げ、正しい額のお釣り900円をもらって店を出ました。


■先日、コンビニで半熟ゆで卵を買いまして。で、それをいざ食べようとして、ゆで卵にヒビを入れるため、机にコンと勢いよくぶつけたところ、液状の白身がものすごい勢いでほとばしってきた。服にかかった。

なにごとかと思ってパッケージをよく見ると、それは「半熟ゆで卵」ではなく、「温泉たまご」でした。同じメーカーがシリーズで出してる商品で、ラベルのデザインがよく似ていたのです。こんな危険物をコンビニで売るんじゃない!!!!

──なんという責任転嫁。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

で、卵の白身なんていう、洗濯難易度(?)の高い物質がかかってしまった服は、クリーニングに出さざるを得ませんでした。高い卵。


■さて、gocoupの新しいのがそろそろできあがりますので、よろしくお願いします。


■半蔵商店みたいな


茂木ブログ

たまたまモギケンイチロウのブロッグを見たら、最新エントリが海老蔵の話で、その次がコザの話だった。なんか、半蔵商店みたいな並びですね。

ゲート通りの「オーシャン」行ったんですね、モギ先生。おれはまだ行ったことないなあ。タコスとフライライスが美味しいらしいです。


■七月大歌舞伎 昼の部 新橋演舞場 7/2


■西麻布でボコボコにされて以来、初めて海老蔵が歌舞伎に出るということで、行ってきましたよ、新橋演舞場昼の部初日! 一階席後方、上手よりの席で見ました。


■昼の部はまず『義経千本桜(鳥居前)』で、そのあとの『勧進帳』で海老蔵が登場。久しぶりの海老蔵に、場内からは割れんばかりの拍手が起こりました。

しかし、しかしですよ。

えー、これは個人の感想ですが(←通販の健康食品かよ)、正直、海老蔵は、

出てきた瞬間がピークでした…(※個人の感想です)。


■や、長いブランクがあったわけだし、まだまだ初日ということもある。(助六などではなく)勧進帳の富樫という役柄だった、ってこともあるかもしれない。また、おれも海老蔵特番(『プロフェッショナルの流儀』h22/8/19)で見たタイプの海老蔵を期待しすぎてたのかもしれない。

原因はいろいろあるだろうし、一時的なものだと思いたいが、しかし、海老蔵のオーラ(と、便宜上こう呼んどきます)があんまり感じられなかった。声にもそれは現れていて、ちょっとハリがないというか…。ま、見た目はかっこいいんだけど。


■でも、当日の新橋演舞場の入り口は、人類であふれかえっていて、テレビ局や雑誌社とかも来てて、昨年四月の歌舞伎座前にはさすがに及ばないもののそれを思わせる大賑わいでした。歌舞伎の劇場をこれだけ賑やかせるのは、やはり海老蔵ですね。

↑と、書くと安易な文章に見えるかもしれないけど、実際、当日のロビーや客席は、「海老蔵見るぞ、芝居見るぞ (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚)」という熱気がいつもよりみなぎってたと思うし(もちろん海老蔵目当てじゃない人もいるはずですが)、その熱気を味わえたのは良かった。


■復帰初日


■團十郎の息子さん(名前なんだっけ? 思い出せん)が、本日いよいよ歌舞伎の舞台に復帰します。

日頃の行いが良いので、本日の初日昼の部のチケットを無事手に入れることができましたので、見に行きます。

いや、ヤフオクじゃないよ、ちゃんと松竹のサイトで買ったよ。けっこう戻ってくるもんなんですよ。


■そこで昨晩は、予習として、昨年8月に録画したまままだ見てなかった『プロフェッショナルの流儀』というテレビ番組の、團十郎の息子さんスペシャルを見ました。

うーん、ワイドショー的にいろいろあるけど、やっぱりすごい、息子さん(誰だよ)。


■新宿二丁目で飲んでたときに酔っ払って千原ジュニアにキスした件の方が、西麻布の一件よりはるかにイメージダウンだと思うんですけど、それはさておきこれから息子さんの復帰初日を見てまいります。


■次のgocoupは雨音のミックスCD、という件についてもう少々くわしく


gocoupの次作は、市販されている効果音CDから抜きだした、多種多様な「雨」の音だけで構成された、60分間のノンストップミックスCDです(※厳密にはCD-R)。

ノンストップミックスというと、16分音符のシンセベースが永遠にテケテケトコトコテケテケトコトコ鳴ってるような80年代ディスコの気分になるんですが、それはさておき。


■大雨、小雨、雷雨、五月雨、夕立、森に降る雨、アスファルトに降る雨、水たまりに降る雨、などなど、ジャンルにとらわれず(←CDの帯にありがちな表現)いろんな雨を収録しています。

短い雨は数十秒ほど、長い雨は10分ほどで、2種類の雨が同時にミックスされてる箇所もありますし、左chと右chで別々の雨が降っているところもあります。


■なぜ、一枚のCDの中で、いろいろな種類の雨を降らせてるのかと云いますと、「いろんな種類の雨を途切れることなく聞けるCDってあんまりないな」と思いまして。

というのも、たいがいの効果音CDって、

「雨(a)」数十秒 → フェイドアウト →「雨(b)」数十秒 → フェイドアウト 「雨(c)」数十秒 → フェイドアウト

といった流れを繰り返すじゃないですか。これだと中断が多くて、リスニングにはちょっと向きません(まあ、効果音CDはリスニング用に作られたわけじゃないので当たり前なのですが…)。

雨音が長尺で収録されている効果音CDもあるにはあるんですが、それは聞いててあまりにも変化がないんですね(まあ、雨音がいろいろ変化してったら、それは効果音CDとしての用をなさないので、これまた当たり前なのですが)。

なので、いろんな種類の雨を60分間、途切れることなく聞けるようにしたわけです。


■とはいえ、コンピューターが人類を支配する超高度情報化社会である23世紀の現在、雨の音が聞けるサイトもインターネット上にありますし(例:http://www.rainymood.com/)、YouTubeにもいろんな雨がアップロードされています。

無料で雨が聞けるこのご時世に、なぜ雨音のCDなんだ、とおっしゃるお侍さんもいらっしゃるとは思いますが、まあ、いいじゃないですか。こういうCDもある、ということで。


■念のため書いておきますが、これは「雨音をMax/MSPで徹底的に加工して作り上げた音色で作曲したドローン風アンビエント」とか、「雨音を128段階の数値データに変換し、そのデータをノートナンバーとしてMIDI制御されたシンセサイザーに読み込ませ(以下略)」といった、そういうあれではないです。あくまで雨音のみ。

また、誤解する人がいるといけないので書いておきますが、「超高音質なフィールドレコーディング!!」とか、「臨場感あふれるリアルなバイノーラル録音!!」とか、そういうのでもないです。


■と、いろいろ書きましたけど(書きすぎましたけど)、こういうCD(CD-Rです)が近日できあがりますよということで、よろしくお願いいたします、ひとつ。


■次のgocoupは、雨音のミックスCD


■Hey let's enjoy 本土決戦、半蔵商店です。


■さて、gocoupのお知らせです。

gocoupの新しいやつが近日完成します。第七作目にして、電子音を全く使ってない作品です。

どういう作品かと云いますと、雨音のミックスCD(厳密にはCD-R)です。

もうちょっと正確に云いますと、「市販の効果音CD(複数種)に含まれている雨音を集め、60分間ノンストップミックスしたCD-R」です。


■昨日、エンジニア氏からPMCD(※マスター盤のようなもの)が送られてきまして、あとはジャケットの印刷です。


■えー、このCD-Rについてもうちょっと書きたいのですが、今日はちょっと早く出かけるので、またいずれ。


■ところで一昨日のテレホンショッキングで、愛之助の「実家が船のスクリュー工場」という話に、タモリがやたら反応してましたね。タモリ倶楽部でスクリュー特集があるときは呼ばれそうな勢い。


■六月大歌舞伎 夜の部 新橋演舞場 6/25


■メンバメイコボルスミ11、半蔵商店です。


吹雪峠
夜の部はこれが一番良かった。サイトに載ってたあらすじから、かなり陰惨でドロドロな話かと思ってたけどそうでもなく、ところどころ笑いも起きていた。

けど、ドロドロならドロドロで、もしくは、笑いなら笑いで、とどっちかに絞った方が、芝居の存在意義が明確になるような気がしました。すいませんね生意気云って。

しかし、なぜ六月に、雪山が舞台の芝居なんだろう。雪山のセットを見ながら涼め、ということでしょうか。


夏祭浪花鑑
前半は良かったのに、「長町裏」からちょっと失速した感が…。この感じ、一月の『浮世柄比翼稲妻』の鞘当に近い。

失速の原因の分析は、おれの手に余ることなので、書かない。けど、「新橋演舞場は歌舞伎座ではない」という、あまりにも当たり前な事実が、ちょっと関係してるような気がする。

ところで、あのチェックの浴衣、良いね。


かさね
夜の部の一番最後なんだから、もうちょっと明るい演目にすればいいのに、と思った。


■以上、季節感やら休憩時間の配分やらがアンバランスな今月演舞場夜の部でした。

あ、久しぶりに「めでたい焼き」を食べました。焼きたてでした。


■それと、今日は愛之助がテレホンショッキング出るから録画予約しないと。


■タモリを待たせる/コクーン再見


■福井さん福井さーん(←料理の鉄人)、半蔵商店です。


■今日、たまたま会社のテレビでテレホンショッキングを見ていたら、ゲストが河村隆一で、紹介する友達が片岡愛之助で、愛之助に電話をかけるも愛之助は舞台で本番中で、代わりにマネージャーが電話に出て、そのままCMになって、ようやくCM明けに愛之助が電話に出て、場の流れで河村隆一も次のコーナーになぜか参加して、という謎の流れになってました。

おれは年に数回しかテレホンショッキングを見ないのですが、これは珍しいものを見た気がする。いやー、なかなか生放送中のタモさん待たせらんないっすよ−。大物だな、愛之助。

新橋演舞場のタイムテーブルを見ると、『頼朝の死』の終演は12時28分だから、舞台が終わるか終わらないかのタイミングだったんですね。


■さて、話が前後しますが、昨日はコクーン歌舞伎を再見いたしました。

うん、正直、サプライズ目当てってのはある。(サプライズだとあらかじめ知ってるなら、それはサプライズとは云えないのではないか、というのもある)。でも、今年のコクーンは初日に見て、良かったので、日を改めて再見しようと思ってたのも事実です。

初日は上手の立見席で、昨日は下手の立見席でした。いずれにせよ立見です。

勘太郎を見て(聞いて)、「勘三郎に似てる」と思う瞬間が(当たり前と云えば当たり前ですが)、初日よりもだいぶ多かった。これは役者の演技がそう変わったからなのか、おれの感覚が変わったからなのか、どっちかはわからない。

国生が、始終、困った顔と弱った顔しかしてないのに気づいたのが面白かった(まあ、そういう役どころなので…)。

あと、ラストシーンの走馬燈のような回り舞台が良かったです。

そして、ちゃんと(という表現も妙ですが)、サプライズもありました。


■去年のコクーン歌舞伎を見終わったとき、おれはもうコクーン歌舞伎を見ないかもしれない、とすら思ってたんですよ。ええ、正直、去年のラストシーン、良くなかったですから。でも、心折れずに今年もコクーンに足を運んでよかった。


■部屋の片付けなんていつでもできるのに


■今日は夏至でした。今年も終わりです。


■さて今日は、コクーン歌舞伎を再見しに行こう……と思ってたのですが、ちょっと迷ったあげく、やっぱり今日は部屋でも片付けていよう、と思い直し、行くのを止めてしまいました。


■で、先ほどネットを見たらこういうニュースが。

……………………(・ω・)

素直にコクーン行っとけば良かったかも。だいたい、平日の夜に、部屋なんてたいして片付かないんだからさー。


■おれは物もちが良すぎるのではないか[パソコン篇]


■連日の報道にありますとおり、先月ノートパソコンを買い換えました。有名な話ですが。

ノートパソコンも、テレビと同じで、壊れかけのものをなんとかだましだまし使ってたけど、スペースキーがもげたりして、とうとう限界に達したので、やむなく買い換えたという感じです。ここまでくると、ものを大事にしてると云うよりは、単に執着してるだけのような気もします。


■さて、2003年末に買った旧ノートパソコン(東京芝浦電気のダイナブック)と、先月買った新ノートパソコンを比較してみると、次のような表になりました。

比較表

って、まあ、8年前のパソコンと比べたところで、スペックに大差がつくのは当たり前ですよね。

特筆すべきは、この旧パソコン、有楽町にあったソフマップで買ったんですね。いま、有楽町にソフマップがあったなんて話しても、誰も信じてくれないかもしれない。ソフマップの人でも信じてくれないかもしれない。あと、ラオックス晴海トリトンスクエア店は、社内でもなかったことになってるかもしれない。話がそれてるかもしれない。


■新しいパソコンは、秋葉原のパソコン工房で買いました。当初はドスパラで買おうとしたのですが、パソコン工房の方が、ノートパソコンのボディーのデザインがうるさくなかったんですね(※個人の感想です)。なので、パソコン工房にしました。

新しいパソコンは、スペックも高いですが、いらんファイルやソフトがない、なんか「まだ垢がついてない身軽な感じ」がいいです。ここ最近は古いコンピューターいじるたびに、なんらかの小さいストレスを感じ続けてたな、と改めて実感。パソコンなんて、8年も使い込むもんじゃないですね。


■おれは物もちが良すぎるのではないか[テレビ篇]


■2003年の4月(昔だ)から昨日の朝まで、無印良品の14インチのテレビデオを使ってました。もちろんブラウン管で、もちろんアナログ放送です。

230620_muji_1.jpg

この無印良品の14インチのテレビデオは、このように上に物が置けてたいへん便利です。見ようによっては、初代マッキントッシュに似てる、とも云えなくもない。

230620_muji_2.jpg

■ですがこのテレビデオ、一年くらい前から(もっと前から?)調子が悪くなり、たびたび画像が乱れるようになったんですね。

で、その際は、「ここを60度の角度でたたくのがコツよ」みたいな、壊れたテレビを直すときののび太のママの台詞を思い出しながら、テレビの上部をリモコンの尻でコンコン叩くと、なぜか画像が元通りになります。

でも、ある時期からこの技が通用しなくなったんですね。で、その次に発見した技がありまして、これはちょっと乱暴なんですが、テレビデオ全体を傾けて5〜10cmほど浮かせ、そのまま手を離してガタンと落とすと、なぜか画像が元通りになります。

その後も、テレビデオの下にボールペンやメモ帖を挟んで、少しばかり傾けたままにしておくと画像が乱れにくい、とか、そういうテクニックを発見したりしてまして。


■そういうふうに、2003年製のテレビデオをごまかしごまかし使ってたのですが、このごろは画像が乱れてない時間よりも乱れてる時間の方が長いことがあったり、さらにはなぜか自動的に電源が切れるなどという謎の新機能(新機能ではないと思うが)が搭載されたりで、もうさすがに寿命だと思ったので、このたびテレビを買い換えました(まあ、普通、もっと早い段階で買い換えるような気がする)。


■で、昨日の昼に届いた新しいテレビは、東京芝浦電気の「レグザ」という商標のテレビで、大きさは19インチです。

230620_regza_1.jpg

なぜ19インチかというと、

1)独身男の部屋に47インチだの52インチだの大画面は、どちらかというとわびしい何かがあるから。

2)大画面でニュースやドキュメンタリーや情報番組を見てると、なんか洗脳されてしまいそうだから。

3)部屋では映画をほとんど見ないし、テレビゲームもほとんどやらないから。

4)スペースの節約。

などの理由が挙げられます。

ちなみになぜレグザかというと、レグザのパネルはちょっといいパネルらしいです。くわしくは知らない。


■24インチくらいの液晶テレビを買って、PC用ディスプレイと兼用にする、というのもちょっと考えたんだけど、「PC用とテレビは分けといたほうが良かったー」とあとあとに思いそうな予感がしたので、それは止めておきました。

あと、PC用ディスプレイと兼用した場合は、なにかとケーブル類がごちゃごちゃするのではないか、という懸念もありました。まあ、すでにごちゃごちゃしてますけども。


■ちなみに、この新しい液晶テレビに初めて電源を入れてみたところ、

230620_regza_2.jpg

ちゃんと、カタカナの「イ」が表示されました。

──いや、それはウソだ。(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )


■六月大歌舞伎 昼の部 新橋演舞場 6/18


■千之助、すごかったですねえ、見ましたか、あなた、連獅子。

なんつーか、動きに迷いがない。基本、しっかりうまくて、ときどき軽妙なとこも見せる。でも、子供らしいかわいさに頼っていない。凛としてる。そして、たおやか。

十一歳なのにすごい、とも云えるし、十一歳だからこそ持ち得るすごさ、とも云える。どっちにしろすごい。

で、仁左衛門との対比が、また画になってる。

この時期の千之助は今しか見(ら)れないわけですし、そもそも『連獅子』においては祖父+孫という組み合わせからしてレアらしいので、見てない人は見といた方がいいと思った。


■『頼朝の死』(安直なタイトルだと思う)は、その題の通りあんまり明るくない芝居で、「八方ふさがり感」がただよう。

時代物(って呼んでいいのかな、新歌舞伎の場合でも)の染五郎は、少々くささを感じる部分があると思ってるのですが、そこも含めて好きだったり。

後半、子役君が舞台上で居眠りしてたように見えたんですが、えー、まあ、そういうこともある。


■『石切梶原』は、赤っ面が良かった。歌昇。


■ちなみにこのエントリは、先日買った新PCで書いた初めてのエントリです。ようやく新PCが使える状態になりつつあります。ようやくにも程があるけど。


■杉本文楽 曾根崎心中


■團十郎の息子さん(誰だっけ? 名前忘れた)が、ついに来月の七月大歌舞伎で復帰します! がんばれ! 息子!(名前なに?)

ということで、チケットは取れましたか皆様。拙僧ももちろん、昼の部は復帰初日(7/2)の切符を狙ってたのですが、法力がいま一歩およばず、7/3を取ることにしました。まだまだ修行の足らない小坊主です。とはいえ、ヤフー某クションを使ってでも買おうかなーと思わないこともないです。

チケットweb松竹では、昼の部だけきれいに売り切れてますね。画面が壮観です。


■さて、おれは昨年三月から歌舞伎を見始めてるのですが、「能や文楽ってのも見てみたいなー」とも、わりと早い段階に、うすうす思ってはいたのですね。

でも、うすうす思ってただけで、実際に足を運ぶのは歌舞伎一辺倒で、能や文楽を見に行くことはありませんでした。

が、このたび文楽のチケットを初めて買いましたよ。これ。

『杉本文楽 曾根崎心中』

写真家の杉本博司が手がける文楽、だそうです。

なんで買ったかというと、文楽方面にほとんど(まったく?)アンテナを張ってないにもかかわらず、「これは見たほうがいい」とピンと来たんですね。で、切符を売ってたから、買いました。あんまり説明になってなくてすいません。

公演までまだ間があるので(八月)、文楽の入門書などを読んでおきたいと思います。


■で、このエントリで何が云いたかったかというと、ようするに、杉本文楽と杉本高文(明石屋さんまの本名)ってちょっと似てるよねということです。


■あー、ぜんぜん関係ないけど、田中フミヤっていまベルリン在住なんですか? WIRE11のフライヤーに「FUMIYA TANAKA(BERLIN)」って書いてあったんですけど。


■やな広告


■『巨人の星』のキャラクターをパロディーっぽく広告に使用するのを、憲法で禁じてほしい。とっくに飽きてるうえに、暑苦しい。


■あと、3〜8歳ぐらいの子供に、変な着ぐるみとかかぶりものとかをさせて広告に出すのも禁止してほしい。たいしてかわいくないので、見てるこっちがなんかいたたまれない(ああいうのって、製作者側はかわいいとでも思ってるんですかね、最近だと、たとえば三菱の液晶テレビのCMとか)。


■オノデン


■「オーノーデーン坊やがー、どうしたこうしたー♪」という、地方出身のおれには全然おなじみでもなんでもないCMソングでおなじみのオノデンに、昨日、行ってきました。

というのも、ディジタル・カメラと、テレビジョン受像機を買い換えようと思ったからであります。


■デジカメとテレビを買うと決めたとき、まあ秋葉原行くことにしたんですよ。

で、おれは、デジカメはさておき、テレビのような日用家電を秋葉原で買ったことがなかったんですね。

で、秋葉原で日用家電を買うとしたら、まあ、石丸電気かオノデンだろうなー、と漠然とイメージはしてたんですよ(秋葉原まで来て、ヨドバシなんかで買い物したくないしね)。

で、石丸電気とオノデンに行ったのですが、オノデンのほうに目当ての機種があったので、オノデンでデジカメとテレビを買いました。


■初めて行ったんだけど、良いですよ、オノデン。昭和の秋葉原という感じで。

うん、なんの刷り込みかは分かんないんだけど、おれは、“秋葉原”と聞くと“'88〜'90年ごろ”ぐらいの時代を想起してしまうんですね。もちろん、そのころの秋葉原なんて行ったことないんだけど、

「真っ黒なCDコンポ&LDプレイヤーや、まだまだごつい形のコードレス電話機や、ワープロ専用機がずらずらと並んでる感じ」

みたいなのをちょっとイメージするわけです。あと、テレビも、ソニーの「プロフィール(という機種)」が並んでてほしい。

──って、なんか話がずれていきますが、まあとにかく、オノデンの持つ雰囲気は、上記の88〜90年という時代とはまた異なる昭和っぽさなのですが、オノデンに昔の秋葉原の名残りのようなものを感じた、ってことを云いたいんじゃないかな、この文を書いてる人は。

# あと、オノデン、値段もなかなか安かったです。
#
# それと、「秋葉原=88〜90年」という刷り込みは、
# 当時CMソングのメドレーを作ってたCM NETWORKというユニット(?)のシングルが影響してそうな気がします。
# 石丸電気の歌とか入ってたので。


■日本語版『WIRED』


■日本語版『WIRED』が復活したそうです。始まってますよ。'90年代始まってますよ。時はまさに'90年代ですよ。

ということで、さっそく買ってきました!

デジタルボーイ

ケイプエックス

うん、上の写真は'95年の『デジタルボーイ』『CAPE-X』です。本文に別に関係ありません。

しかし、CAPE-X覚えてる人って、地球上に70人くらいしか残ってないような気がする。


■それはさておき、久しぶりの日本語版WIRED(以下、単にWIREDと記す)ですが、安いですね。値段を見ずにレジに持ってったら、480円と云われてちょっとびっくりしました('90年代のWIREDはもっと高かったよなー)。リーマンショック以降の時代を生きざるを得ない人々に合わせた価格設定なのでしょう←適当に書いてます。

で、中身なんですが、まず、デザインが、うーん、なんか普通。昔のWIREDのほうが未来だったな。金とか銀とか蛍光色とか、いろんなインクを使ってて。で、そういう未来っぽいデザインを目にするのもWIREDをめくる楽しみだったような気もする。


■あと、載ってる記事も、あんまし未来を感じませんでした。インターネットやらインターネット社会やらが「ハイテクな近未来」ではなく、「単なる現実」となってしまって、夢が広がるディスクシステム、ってわけにはいかなくなったからかもしれません。いまがもうとっくに未来だから、未来に夢を見られなくなってるのかもしれません。

っていう傾向の文章はお気に召しませんかそうですか。

まあ、おれが年をとったからというのもあるし、そもそもWIREDは別に「未来専門誌」じゃないしね。おれは、未来未来いいすぎてるよな、この文章で。でも、おれはWIREDの未来っぽいとこに惹かれていたのもまた事実で。


■あ、すいません、いまめくってて、ARなんとかという記事があることに気がつきました。未来ですね。そういう未来っぽいことをするための機械を持ってなくてすいません。


■そういえば、細野晴臣(上の『CAPE-X』の表紙にもなってます)がアウディのタイアップ記事で文章書いてます。

「細野晴臣+外車」っていうと、いまだに「サターン」っていう、'90年代に日本にやってきてすぐ撤退した会社をイメージしてしまうんですが(テレビCMのナレーターが細野晴臣だった)、サターンではなくアウディ。そういうところに時代の移り変わりを感じましたね。(談)


■ちなみに、旧WIREDでおれが好きだった表紙は、ソニックの号とアトムの号です(←あれ、この話なんか以前にも書いた記憶が…。気のせいか)。あと、KOJI-1200も表紙になってたような。


■初日の芝居、二つ


■6/4 歌舞伎鑑賞教室『義経千本桜』 国立劇場

前半のガイダンスは、去年の方が凝ってたかなーとは思うも、初心者向けのコーナーなので難易度の調整にいろいろあるのかもしれません(今年のが良くないってわけじゃないですよ)。

本篇の芝居は、忠信が翫雀で、義経が亀鶴なので、忠信の方がカンロクあるように見えてしまう。

最後のシーン、荒法師が三人しか出てこないのが残念。荒法師好きなので…。

しかし、翫雀って、むしろキツネというよりタヌk


   / ̄ ̄\     
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 |   ( ●)(●)  <おっとそこまでだ
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  |     ` ⌒/ ─' 'ー\
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.  ヽ     /  ⌒(n_人__)⌒ \
   ヽ   |、    (  ヨ    |
   /    `ー─−  厂   /
   |   、 _   __,,/     \


■6/6 『盟三五大切』シアターコクーン

ええ、立見席です。3500円。

去年のコクーンは少々あれだったけど、今年は去年より良いと思う。ストリングスのBGMも良かった。

人がたくさん斬られるし、最後の殺しの場面もリアルだしで、明るい芝居ではないですが、それもまた歌舞伎。

しかし、会社から徒歩10分のところにある劇場って便利ですね。


■ところで、この日曜はずーっと部屋を片付けてたけど、なかなか片付きません。まあ、いつものことだけど。

部屋がまだ“大掃除の途中”みたいになってるので、せっかく買った新しいPCも全然いじってなくて、もうね。


■ダイエットするために生きてるわけでもない


■石垣島でおいしい石垣牛の寿司(わさびではなく、おろしたニンニクを添える)を食べたり、明治座で亀治郎の狐を見たり、浅草で夏物の着物を買ったり、上京してきた友人を秋葉原案内したりで五月は過ぎまして、六月ですよ。六月。なんか華ないよなあ、六月って。


■そういえば、五月の半ばから、太るためにいろいろ食べ始めてまして。で、いろいろ食べてるのでスタミナがついたのか、疲れにくくなっきてます。

たとえば、仕事の帰りに東急ハンズに寄って、一階から五階までエレベーターでなく階段で昇ってもとくに疲れない。という感じです。

「なんだ、それっくらいのこと」とか思うお侍さんもいらっしゃるでしょうが、以前だと、そもそも東急ハンズに寄る体力がないって感じだったんですよ。

それに比べたら、東急ハンズの五階に階段で行く(それも二日続けて。しかし、なんで二日続けて行くんだろう)ってのは進歩です。


■もちろん、食べたぶん体重は増えてますが、疲れにくいってのはいいですね。

スポーツジム通いの目的が、“体をきたえるため”ではなく、“体重というスコアを落とす”ためにいつの間にかスライドしてたなあ、と改めて反省。


■整理整頓するために生きているわけでもない


■「東京は、“季節の変わり目”みたいな時期が年々長くなっている」というのが拙僧の持論なのですが、このところずっと、暑かったり寒かったり行きずりの女を抱いたりで、過ごしにくい天気が続きますよね。いい加減にしろよ地球。


■さて、この土日は、部屋の棚を取っかえる作業をずーっとしてました。

棚Aがあった場所に棚Bを置き、棚Aは分解。棚Aに収められていた本やらCDやらは部屋中に分散。ということで、手短に云いますと、部屋が散らかってます。

というか、一年の半分くらいは部屋が散らかってるような気がしますが、たぶん気のせい。


■あと、USBケーブルとか延長コードやらで机の下はごちゃごちゃになってるのに、新しいパーソナルなコンピューターやら新しいハードなディスクをつなぐので、コードの本数がさらに増える、という宿命も背負っております。

で、そういうケーブルごちゃごちゃはどうにかならないのか、と思って検索してたらこんなのがありました。ケーブル用の壷。

この説明によると、アダプター類の発熱で空気の対流が起こるのでホコリがたまりにくいらしい。ふむ。

ただ、この壷は28000円もするし、スペースもけっこう取る。

なので、もっと安いこういったものを買うかもしれない。


■まあ、ケーブル以外にもいろいろ整理しないといけないんですけど。


■新しいコンピュータは速い


新しいノート


■先日、新しいノートPCが届きました。

このノートにはね、あれを搭載してるんですよ、SSD。Cドライブが、ハードディスクではなくSSD。いやー、うわさには聞いてましたが、

起動が速い。

「え? これ、どっきり? どっきりなの?」ってくらい速い。実は起動してないんじゃないかってくらい速い。「あれでしょ? そうやって起動したように見せかけて、ほんとは起動してないんでしょ?」と、自分自身の直感に保険をかけてしまうくらい速い(しかしヒトはなぜ、こんな小さなことにもこういう保険をかけてしまうことがあるのか。そんなにも自分を「おれは間違えなかったぜ。だまされなかったぜ」という位置に置いておきたいものなのか)。


■小室哲哉とYOSHIKIのユニット、V2の「背徳の瞳」のCDを再生すると同時にこのノートの電源を入れるとするじゃないですか。そしたら、イントロのピアノが半分も終わらないうちに起動が完了してて、YOSHIKIのドラムが始まるころにはもうとっくにブラウザでインターネットが見られちゃってるんですよ。

まあ、この曲はイントロがそもそも長いし(1分くらいある)、小室の声がオケに全く溶け込んでいないんですが、それを抜きにしてもSSDは起動が速い。

これがいま使ってる古いノートPC('03年末に購入)だったら、電源入れて、のろのろと起動し始め、のろのろとアイコンがデスクトップに表示され、ボーカルが終わって、ドラム終わって、シンセサイザーの雑音だけになって、曲が全部終わったあとの「ヴィー、トゥー」という外人ナレーションが入るころにやっとインターネットにつながる調子が整うかな、ぐらいのペースなんですよ。


■で、新しいPCは、CPUもi7だったりメモリも8GBだったりするのですが、その速いPCではまだ何もしてません。三回くらい起動させて、「速いなー」って云ってるだけ。

新しくて速いPCがかたわらにある、というだけで、心にゆとりがでるのか、いま使ってる古くて遅いPCを使ってもあまりストレスを感じなくなってくるんですね。不思議と。なので、このブログもまだ旧PCで書いてます。

あと、どんなに速いPCでも環境設定とデータ移行はそれなりに手間で、それらに手をつける気にまだならない、というのもあります。まあ、予想していたことではあるけれど。


■五月大歌舞伎 新橋演舞場 5/22 昼夜通し


■中村芝のぶの舞台滞在時間が、昼の部も夜の部もけっこう長かったのがうれしかったです。舞台写真も出してほしい。でも、出たら出たで、照れて買わないかもしれない。おれの意気地なし!(←なんだ、急に)

『敵討天下茶屋聚』の錦之助(昼の部と夜の部で役柄が全く違う)と、『籠釣瓶』の歌昇の子分ぽい感じと、壱太郎の女形が良かった。

芝翫の声が小さかった…。


■昼の部は、三階席のかなり上手の、角っこの席。舞台がちょっと見切れるけど、観劇には差し支えなかったし、花道の七三もちょっとだけではあるが見られた。これで三千円はいいかも。

夜の部は一階席。このチケットは定価で買ったわけではなく、銀座のチケット屋で。そういえば演舞場では、桟敷席か三階席にしか座ったことはなく、一階席というのはたぶん初めてでした。


■『籠釣瓶』に白塗りの子役が出てくるのですが、それがぽっちゃりした顔の子で、どうにもマシュマロが着物を着てるように見えて、おかしかった。

あと、籠釣瓶とは村正の妖刀なのですが、それで思い出したんだけど「ムラマサブレード」って、ウィザードリィにあったな。


■暑くなる季節の着物など


■『もしもツアーズ』って、いつの間にか関根勤が出なくなってるのな。半蔵商店です。


■さて昨日は浅草で、暑い季節に着る単衣の着物を買ってきました。単衣と書いて、ヒトエと読みます。ヒトエズゴナムーブとは読みません。


■まず一軒目のお店で、ちょうどいいサイズの着物が、古着とはいえ拍子抜けするほど安く入手。しかも二着。紺のと、濃いチャコールグレイのと。

生地についてくわしいことを訊くの忘れたので、くわしいことが書けません。まあ、この値段なので、もちろん上等なものではないと思う。笑

でも気に入っていますよ。


■で、暑い季節は、着物の下に着る長襦袢の素材を麻にするらしいんですね。一軒目のお店では麻の長襦袢を売ってなかったので、二軒目のお店に移動。


■二軒目のお店では、麻の長襦袢を売ってましたが、中古で二万五千円もしたんですね。二万五千て、発売当時のスーパーファミコンの定価ですよ。男物の麻襦袢って、あんまりないんだそうです。

でもまあ、これを買わなかったら、夏の着物を着られないわけで、けっきょく二万五千円で中古の麻襦袢を買いました。ちなみに新品だと三万五千円でした。


■あと、今回はちょうどいいのが見つからなかったのですが、夏羽織も欲しいです。


■しかし今月は買い物が多いなー。出費がちょっと心配…。

とはいえ別に、貯金するためだけに生まれてきたわけじゃないからね、この世に。


■みずほ銀行のATM、黄色い帽子のおじさん、他


■先日、PC用のキーボードを買った話を書いたのですが、それと前後してしまうんですが、先週の土曜日も秋葉原県に行って来て、ノート型のパーソナルなコンピューターを注文してきました。まだ届いてない。今日の夕方に届く。

音楽制作用のデスクトップPCはおととし買ったのですが、日常用汎用機(という表現があるのかどうかは知らない)としてのPCは実に2003年末以来の購入となります。って、こんな情報おれ以外の人類にはどうでもいいですよね。

そして本日をもって、このいま使ってる、スペースキーがもげている東芝のノートパソコンは御役御免となります。

ちなみにこの文は、新しく買った外付けUSBキーボードで書いてます。スペースキーがちゃんと付いてるって、便利ですね。ふつう付いてますよね。

ちなみに音楽制作PCのほうのキーボードも、一ヶ月くらい前に、西洋の発泡性ミネラルウォーターをこぼしてしまったため、半分くらいキーが反応しないままです。びっくりですよね。


■みずほ銀行のATMって、いま19時で閉まるって知ってた?(※いちおう一部例外あり。) おれは昨日初めて知った。なので昨日は、コンビニATMで手数料合計210円も払って現金をおろした。

この19時でATMが閉まる件、あんまりちゃんと告知されてない気がするんですけど。おれはみずほ銀行をインターネットで使えるようにしてるので、みずほからのメールが届くようになってるんだけど、ATM早じまいの旨はメールでも告知されてなかったような気がする。そのくせ、「[みずほ銀行からのご案内] ドリームジャンボ 1等・前後賞合わせて3億円 ◇ お申し込み受付中」とかいうタイトルのメルマガはよこしてきている。

いや、19時で閉めるなら閉めるで別にいいんですけど、サービス縮小の際はちゃんと教えてほしいなあ、ということです。

手数料が無料になる、「みずほ何とかクラブ」に入れということか。


■昨日は、なぜかマクドナルドに行った。テリヤキバーガーセットを食べた。食べながら、「食べなければよかった」と思った。ココイチでメンチカツカレーにすればよかったと思った。

マクドナルド

しかし、マクドナルドの食い物を載せるトレイに敷かれているチラシのこの人、スチャダラパーにいそうな顔をしてるな、と見かけるたびに思うし、これからも思い続けることになるような気がする。


■しかし、『おさるのジョージ』に出てくる「黄色い帽子のおじさん」とは何者だろう。

ニューヨークで、ドアボーイと番犬が常駐するエントランスつきのマンションに住み、ペットとしてサルを飼ってることから相当の収入があると思われる。何をして食べていってるのだろうか。いちおう、科学関係のなんかの職業だと思う。

おじさんと呼ばれるからには、まあ30歳以上だとは思う。見たところ独身のようだが、離婚歴があるのかもしれない。ワイズマン博士(だっけ?)とは仲がいいが、二人の関係の詳細はよく分からない。

この段落に、とくに結論はない。


■Majestouch BLACK(茶軸)ではなく、これを買った


■先日、海老蔵と團十郎を足して2で割ったような駅員を見ました。半蔵商店です。


■さて連日の報道にもありますとおり、おれのノートPCのキーが3ヶももげてるわけで、このままでは使いづらいので、それにも関わらずけっこう長いことこの状態で放置してるので、そろそろなんとかしないといけないので、「人生、フットワークが肝心だよな」と、そういうことを考えてる時点ですでにフットワークが良くないのですが、そういうことを考えつつ、昨日は秋葉原県に外付けのUSBキーボードを買いにいきました。

↑っていう文章自体、フットワーク悪い。


■で、気になってたキーボードがあったんですよ。わりと最近に発売されてたMajestouch BLACKというやつです。これの「茶軸」(※茶軸・青軸・黒軸があって、それぞれキーの打ち心地が違う←親切な解説)を買おうとしたんですけど。

でも、ひとつ引っかかってた点がありまして。


■といいますのも、有線、なんですね、Majestouch BLACKは。コードが付いてる。

有線よりもワイヤレスの方が、とうぜん机の上はすっきりします。もう22世紀なんだから、未来なんだから、キーボードくらいワイヤレスにしてもいいよね。

それと、Majestouch BLACKは一万円以上するのです。気になる製品だからためしにちょっと買ってみる、には、ちょっと高い。


■どうしたもんかと店内をいろいろ物色してたら、Skydigitalという団体が発売している、「W2.4 Office WIRELESS DUAL PACK」という長い名前の、W24-Aという型番の物体が、物体というかUSBキーボードが見つかりました。で、これに決めました。

理由1)ワイヤレスである

理由2)キータッチが個人的に好み

理由3)ボディデザインに無駄がなく、コンパクトにまとまってる

理由4)テンキーつき

理由5)矢印キー(←↑↓→)がちゃんと普通のキーと同じ大きさをしている

理由6)不要な変なボタン(メーラー起動ボタンとか、CD再生ボタンとか)が付いてない

以上の点を満たしてたので、素直に買いました。


■しかもこれ、2980円なんですよ。安い。

しかもこれ、キーボード単品じゃなくてワイヤレスマウスとのセットなんですよ。安い。デフレスパイラルについて検索しそうになるくらい安い。


■しいて不満な点をひとつ挙げると、キートップにひらがな印刷がされてることですが(最近はひらがな無しの機種も多い)、この値段で文句を云ったら仏罰が下りかねません。


■ともあれ、2980円で日本語入力環境がだいぶ改善されました。よかったよかった。しかし大丈夫なのか、日本の経済は。日本だけらしいよね、こうも長々とデフレ芸やってる国って。


■明治座 五月花形歌舞伎 5/15 昼夜通し


■義経千本桜
亀治郎の狐は、昨年八月演舞場の海老蔵の狐と比べて、かわいげを出して演じてるように感じました。とくに、もらった鼓を転がすところとか、狐のしゃべり方とか。

一階席の奥(頭上が二階席)だったため、宙乗りの最後のところがよく見えず。

終盤に出てくる、荒法師たちが好きです。荒法師が登場してくるときのステップを、佐久間一行の「システム〜♪」の唄と頭の中で重ねると、けっこうしっくりくるよ(←ライフハック)。


■蝶の道行
セットと衣装が、ちょっと短絡的というか即物的というか。歌舞伎の「潔いデフォルメさ」がまるで感じられない。おかげで、せっかくの役者の踊りの印象が薄まってしまったように思う。

全体的なトーンに良くない意味での「昭和モダン」を感じた。昨年十二月の日生劇場の『達陀』にも、ちょっと「モダンとして機能してないモダン」を感じたが、これはさらに。このままの演出では、十数年後にはもう残ってないのではないでしょうか。

──と、近所の太った野良猫が云ってました。彼の意見に無条件に賛同するわけじゃないですが、おれもわりと近い意見で、珍しく上演中にちょっと寝た。


■封印切
先月、演舞場で見たときはピンと来なかったんだけど、今月は楽しく見られました。染五郎の八右衛門が良かった。モノローグ風に延々語るところとか。あと、悪態をつくなかにも、人間味のようなものが感じられて。


■牡丹燈籠
怪談というから、もっとおどろおどろしいものかと思ってたけど、そういうものではなかった。笑えるところなどもありつつ。染五郎いわく、ドリフの影響もあるらしい。でも最後はちゃんと(?)怪談らしく終わります。本水の雨も降ります。

あと、亀鶴が徐々に気に入りつつある今日この頃。そろそろ、「かめつる」とタイピングして変換するのではなく、「きかく」→「亀鶴」と一発で変換できるようPCに登録したい(←しろよ)。←ってこれ、前も書いたような気が。


■高坏
勘太郎の、高下駄でのタップダンスがメイン。終始ニコニコとしながらあれだけ踊るのは大変そうだ。

両側の二人もタップを踏み始めて、三人そろってのタップダンスになったらもっと面白いだろうなー、と勝手な注文を頭の中で。

ここでも、勘太郎に下駄を売りつける亀鶴がよかった。


■その他
イヤホンガイドでの亀治郎のしゃべりが、正月の浅草でのイヤホンガイドよりもやる気があった。笑

舞台写真が売られていて、歩く歴史こと小山三さんの写真が三枚出てて、そのうち一枚は売り切れていた。

明治座には初めて行ったのですが、オフィス街のオフィスビルにある劇場なので、周囲にお店や食べ物屋が少なかったです。また行く機会があったら、きちんと食糧を調達してから行こうと思いました(劇場の中でももちろん飲食物は売ってますが、限られた休憩時間内に混雑のなか食べ物を買いにいくのは、せわしないんですよね、なんか)。


■マクドナルドの刷り込み効果


■先日の沖縄でのあれやこれやは、あと一回か二回か三回書きます。が、今回はそれはいったんおいといて、別の話。


■昨日、街を歩いてると、とある親子の会話が耳に入ってきました。


父「だからー、前も云ったけど、他のものも食べて、いろんな味を知らなきゃダメだよ!」


子(小学校低学年ぐらいの男子)「マック、マック」


父「聞いてるの!?」(←けっこう強い調子)


子「マック、マック」


父「○×△□〒※(よく聞き取れず)」


子「マックマック」


父「∧∨¬⇒⇔∀≒≪≫√(よく聞き取れず)」


子「マックマック」


■えー、察するに、親子が「昼ごはんに何を食べるか」について話し合ってたみたいなのですね。

で、マクドナルドをリクエストする息子に対して、お父さんは、上記の通り「マック以外のものも食べて、いろんな味を知らなきゃダメだ」と諭すのですが、この子のマックアピールがすごいです。この後も、この声がマックマック云ってる声が何回か聞こえました。

お父さんの気持ちも、このガキの気持ちも両方分かるのですが、気づくとなぜか「お父さんがんばれ!」と心の中で応援してました。この親子は、結局なにを食べたんだろうね。


■ちなみに、この後おれがさらに歩いてると、たまたまマクドナルドがありまして。

そこでは5歳くらいの女の子が「あたしハッピーセットね!」とかなんとか云いながら、お母さんとマクドナルドに入って行くところを見かけました。うむ。

このお母さんにはマクドナルドに、1Ωも抵抗はないのか。抵抗あるけども、子供のリクエストに折れて渋々マクドナルドなのか。いまは抵抗なくても、近い将来、抵抗出てくるのか──

などと、よそ様の教育方針について、ちょっと考えてしまいました。大きなお世話ですけど。


■これ前も書いたけど、拙僧がカソリック系の幼稚園に通ってたころは、園児みんながマクドナルドに招待され、ハンバーガーとオレンジジュースをふるまわれ、お土産に鉛筆ももらえる、というイベント(というか洗脳だな、これ)が二回くらいありました。

白人企業の刷り込みってすごいわ…。

やはり、さきほどの男の子も、幼稚園のころこうやって刷り込まれたのか。


■それはさておき、これから明治座の五月花形歌舞伎を見物してまいります。


■別に、ANAプレミアムクラスのことばかり考えて生きているわけではない


■沖縄への飛行機は、行きも帰りもANAのプレミアムクラスでした。


■プレミアムクラスの乗客は、ご存知のように、搭乗の際に一般大衆どもよりも先に飛行機に乗ることができるんですね。

なのに、どういうわけか今回は、行きも帰りもプレミアムクラスの優先搭乗時刻に間に合わず、しぶしぶ一般席にお乗りの民衆たちの列に並んでの搭乗となりました。なんのためのプレミアムなんだか。


■プレミアムクラスの快適な座席でも、いるんですね、リクライニングシートを、なんの迷いもなくすごい勢いで倒してくるやつが。

今回、おれの前の席のやつがそういう不愉快なやつだったので、そいつの頭上から、生きたザリガニを47匹ぐらいガサガサガサガサと浴びせかけてやりたい衝動に駆られた。あいにく、ザリガニ47匹の持ち合わせがないのでガマンしたけど。

シートを倒すときはせめて、もうちょっとソロリソロリと倒してほしい。

ちなみにおれは、リクライニングシートを倒すことがまずないです。あれって、「後ろの席の人の快適さ」を犠牲にして成り立ってる快適さだと思ってるので(「じゃあ、なんでそもそもシートが倒れるように設計されてるんだよ」って話になってきますが。)


■食べ物にケチをつけるのはあまりお行儀の良くないことですが、羽田発のプレミアムクラスの機内食の弁当は、えー、まずかった。機内食に期待してるわけではありませんが、しかし、なにごとにも限度というものがある。

全体的に冷えてて味がなくて、食事をしてるという気にすらなれなかった。地球上のものとは思えない、変なパサパサした白い物質が入ってて、これは鯛だった。

「小学校の給食のおいしくない日のメニュー」をさらに一段と下回る不味さで、苦虫を噛みつぶしたフジ子・ヘミングのような顔をしないで食べられたのは、イチゴをのせたババロアだけでした。

たいていのまずいものなら残さず食べる拙僧が、このときばかりは3割ほど残してしまいました。すいません。

しかし、こんな弁当でも、一般席で食べると1800円もするそうです。あ、那覇発の便の弁当は、ひどいものじゃなかったです。


■ともあれプレミアムクラスは、羽田空港ではラウンジが使えるし(ヱビスビール飲み放題)、機内ではいつのまにかCOEDOビールまで飲み放題になってたし、座席もゆったりしてるし、なにより、サービスが一般席より手厚いので、「古き良き時代の飛行機内サービス」の残り香を、わずかながらかろうじて嗅ぐことができる気分になれるので、好きです。あとは那覇空港でもラウンジが使えると、もっと好きになると思います。


# 本文と関係ない話ですが、このごろ那覇空港が苦手です。
# 池袋駅地下の混雑と似たようなめんどうくささを感じるようになってきてます。


■沖縄あるある (平成二十三年五月版)


ココストア(※コンビニ)のことを、「ココマート」(※昔あったダイエー系列のスーパー)と呼びまちがえがち。


■連休は沖縄にいた


■あらためて説明しますと、四月二十九日から五月八日まで沖縄にいたのです。あまつさえ、三泊四日で石垣島にも行ってたのです。

以下、今回の沖縄滞在の概略を、かいつまんで記します。無料ですので、お気軽にお読みください。

たぶん、いままでに何回か書いてることを、懲りずにまた書いてると思います。


■みなさんご存知のように(←そうですかね)、この半年でおれは5kgほどやせました。で、おれは沖縄で久しぶりに会った弟に、

「不幸そう……」

と云われました。あと、親戚一同に、「もうちょっと太ったほうが……」と云われました。


■「コザのゲート通りには、この不況においても、一軒も貸店舗がない」という話をだいぶ以前に聞いたことがある。しかし、その肝心の理由の部分を忘れてしまった。

しかも、この二月に沖縄に行ったときには、そのゲート通りに貸店舗を見かけたし、今回も見かけた。

とはいえ、個人的にはたしかに、ゲート通りに貸店舗のあるイメージがあまりない。


■このごろ、コザ近辺でいわゆる「Aランチ」が食べられる場所が減ってきてるような気がする。

Aランチと、甘くしないアイスティー(いや、甘くたって良いのですが)が、コザの正しい昼食でしょう。

スープはキャンベル缶のマッシュルームで、サラダのドレッシングはケチャップとマヨネーズを和えただけのやつで。

沖縄市は、ミュージックタウンとか云ってないで、「手軽にAランチが食べられる店」を出すといいんじゃないか。まあ最近のことだから、健康面でどうたらこうたら、などとぬかす雑魚キャラも湧いてくるかもしれないけど。


■石垣港からフェリーで10分の竹富島にも行ってきた。竹富島には2時間しかいなかったのに、日焼けしてしまった。

この島は、行ったら行ったでめちゃくちゃ猛烈に感動するというわけではないのだが(失礼)(そもそも、竹富島はおれを感動させるために存在してるわけじゃないのだが)、行かなかったら行かなかったで365%後悔する。なので、石垣島に行く際は極力、竹富島まで足を伸ばすことにしてます。


■沖縄あるある。

沖縄滞在中、A&Wに行きそびれる

「帰りの飛行機に乗る前に、空港のA&Wに行けばいいさー」

しかし、空港のA&Wはめちゃめちゃ混んでいる

けっきょく、A&Wに行くことなく沖縄を後にする

今回は、このあるあるを打破し、石垣島でちゃんとA&Wに行ってきました。ほんと久しぶりでした。


■そして今回の旅の教訓。

「空港の本屋の品揃えに期待してはいけない」。

はいこれ真理。機内で読む本は、フライトの前々日くらいまでに調達しておくべきです。でも、空港の本屋には淡い期待を抱きがちなんだよな。


■清水ミチコの元ネタにようやく気づく


■おとといは雲の上でシャンパンを飲んでる身分だったのに、昨日も今日も地上で仕事です。半蔵商店です。あの時代(=おととい)は良かった。


■それはさておき、先週の土曜日、実家でラジオを聞いていましたらば、すごくヘンテコ(←近年あんまり耳にしない言葉だなあ)なアレンジの「証城寺の狸ばやし」が流れてきました。外人女性が歌う、東洋のどの国の歌なんだか分からない、謎のショウジョウジ。

曲が終わった後のアナウンサーの説明で、これはアーサー・キットという歌手のバージョンだと知りました。


■で、この曲を聞いて「あ」と気がついたのですが、おれが小学生のころに聴いてた清水ミチコのCD『Easy Japanese』に収録されてる「イージー・ジャパニーズのテーマ」って、このアーサーキット版ショウジョウジが元ネタになってるんですね。ようやく気づいた。


■しかし、早くも蒸し暑い夜の沖縄で、オリオンビール(小瓶。小瓶に限ります。小瓶じゃなきゃイヤです。訴えます。最高裁まで戦います)とともに聞く、AMラジオ(CDでもmp3でもなく)のショウジョウジは、なかなか趣がありました。

興味のある方は、YouTubeで「Sho-Jo-Ji Eartha Kitt」とあれしてみてください。


■那覇、羽田、東劇、亀蔵


■昨日、那覇空港でボーイング謹製のジェット機に乗り込み、セレブなのでプレミアムクラスなので朝っぱらから機内シャンパンをゆわして羽田に着き、モノレールと地下鉄で移動したのち、東劇でシネマ歌舞伎『らくだ』『連獅子』を見てから石神井公園の部屋に着きました。


■長い休みから日常に戻るのは、我ながら上手いほうなのですが、今回ばかりはちょっとしんどいかも……。

と羽田に着いた時点では思ってたけど、昨晩11時間くらい寝て今朝起きたら、わりとあんまりしんどくなさそうな感じです。


■そうそう、飛行機には着物で乗ったのですが、スチュワーデスさんに「素敵なお召し物ですね」と褒められまして、業務の一環としてのお世辞とは分かっていても嬉しかったです。

あと、『らくだ』の亀蔵がよかった。


■ということで本日より日常に戻りますよ。


■ロンドン、パリ、羽田、沖縄、明治座


■ピチカートファイブが'91年に出した12cmシングルの中に「ロンドン・パリ」という曲が入ってて、それがなぜか唐突に聴きたくなったので、十年ぶりくらいに聴きかえしてます。

8cmシングルの表題曲になっててもいいくらいの勢いの曲なのに、ピチカートのことを思い出す際に、いの一番に思い起こされない感じもあります。そんな日陰っぽいとこ(明るい曲調なのですが)もふくめて好きです。


■それはさておき、もう少ししたら羽田空港行って、沖縄行って太ってきます。ちなみにプレミアムクラスです。芸能人なので。


■あ、そうそう、明治座の五月花形歌舞伎のチケットって、松竹のサイトから見ると売り切れが多いけど、明治座のサイトでは週末の昼の部もまだまだ買えるんですね。今朝になって気づいた。


■えー、行ってきますね。


■御名残四月大歌舞伎から一年


■今日4月28日(24時を過ぎたので日付は変っちゃいましたが)で、歌舞伎座の『御名残四月大歌舞伎』の千穐楽からちょうど一年になります。

去年四月の歌舞伎座周辺の賑わいはすごかったなー。歩道が人類でごった返してたね。歌舞伎ブログやってる人は(やってない人も)、みんなカウントダウンの電光掲示板撮ってたね。甘栗焼くいい匂いしたよね。

去年のことなのに、もう六年くらい前のことのように感じられる。


■そうそう、去年四月の歌舞伎座には客席にも有名人がけっこう来てて。たとえばおれが見たとある日も、小泉元首相、当時の鳩山首相夫人、人気電子音楽レーベルgocoupの半蔵さんなど、けっこうなセレブリティが来てたらしい。

そういえば、また別の日は、歌舞伎座一階の喫茶店で、帽子を目深にかぶったメガネの女性を見かけまして。ちょっとおどおどした感じで、店員との会話もほぼアイコンタクトだけ、という不思議な雰囲気だったのですが、あれはたぶん有名人が変装してきてたのではなかろうか。と、今でも思っている。


■昨年四月の千穐楽、おれは朝から歌舞伎座にいて、まさかの定価で手に入ったチケットで第一部と第二部を見て、第三部のチケットまではさすがに手に入らなくて、代わりにというわけではないが渋谷にお笑いのライブを見に行った。ということを去年このブログに書いた。

あれから一年か。そうか。一年って、短くも長くもないですね。一年は一年ですね。しかし、一年たったんですね。


■新しくなる歌舞伎座の、外観にはあんまり期待してない。外観はもうあきらめたから(いや、完成した実物を見たらまた違った感想になるかもしれないけど)、中だけでもちゃんとしてほしいと思う。

ちょっと話がそれますが、ここ数年、中央区と港区とその近辺に、なんかあまり人間の血が通ってない感じの商業施設がいろいろ出来ている。ああいう商業施設って、たいてい、美味くも不味くもない食い物屋の値段が微妙に高く、通路はやけにスカスカとだだっ広い感じがして落ち着かず、何かのチェーン店みたいな店しかない。

で、新しい歌舞伎座のビルの中は、そのような空間になってほしくない、と願ってます。杞憂だといいですけど。


■連休は、太る予定


■ゴールデンウィークは廃止して、かわりにそのぶん夏休みを延ばしてほしいのだが、とちょっと思うのですが、まあ今年もそろそろゴールデンウィークとなりました。


■さて今年のゴールデンウィークは、帝国ホテルにノートパソコンを持ち込んで、tumblrのアカウントを取って、ルームサービスを食べながら24時間耐久リブログします!!

──などとちょっと思ってたのですが、沖縄で過ごすことにしました。本島と石垣島。

(しかしなぜおれは、休みといえば沖縄と京都と箱根しか思いつかないんだろう。)


■で、沖縄でいろいろ食べて、太りたいと思います。

うん、ダイエットを始めてここ五年間での最低体重をマークしたのを機に、もう、変なカロリー制限はやめる。大事ですよね、カロリーも脂肪も。


■前もちょっと書いたけど、おれはたまに着物を着るのですが、浅草の着物屋で「太ったほうが着物は似合いますよ」って云われたり(それも二軒)、弟からも「やせてから坊主頭が似合わなくなった」と絶賛されたりするし、絶賛ではないし。

まあ、坊主にはそれほど執着してませんが、着物のためには、やはりちょっと「ひと太り」しておこう、と思います。


■そういえば以前、サントリーのCMで「細マッチョ、ゴリマッチョ」というのがあったけど、ゴリマッチョの方が健康的でいいなーと思った。あ、本題に関係あるようであんまりなかったですね、この話題。えー、とにかく連休は沖縄で太る予定、と、そういう油井のエントリでう。←あ、いま、またノートPCの「S」キーがもげたので文章が変になった。


■もげました/シネマ歌舞伎と歌舞伎を見た


■いま、この文を書いてるノートPCは、上方文化華やかなりし元禄年間に買った古い古い機種なのですが、キーボード左下のFnキーがもげ、ちょっと前にスペースキーがもげ、昨晩、ついに「S」のキーまでもがもげました。

「S」キーは応急処置的に直したので、文字自体は打ち込めるのですが、この「S」だけキーの感触があまりにも違いすぎて、非常に使い心地が悪い。今日は出来るだけ、「S」のキーを押さないで済むような、サ行少なめの文章でお送りしようかなと思ったのですが、あえて逆境に逆らって、がんばってサ行の言葉も遣っていこうと、こう思う次第であります。

しかし、さすがにこのノートPCも寿命だなー。というか、スペースキーがもげた時点で、時はまさに世紀末だよな。我ながら、さっさと買い換えろと思うんですが、でも面倒なんだよなー、どうも。かといって、後生大事に使い続ける気ももちろんなく。


■ところで先週末は、シネマ歌舞伎を見に行ってました。

東劇で四月五月はシネマ歌舞伎全作品アンコール上映をしてるのですが、この上映スケジュールが現代の科学では解明できないくらい複雑で、どれを見に行こうかと予定を組み立てるのが意外に難しいんですね。

で、まあ、それでも、土曜日は『刺青奇偶』を、日曜日は『法界坊』と『大江戸りびんぐでっど』を見ました。

『法界坊』は、芝居を見る楽しさ、みたいなのが、そこかしこに散りばめられていて面白かった。実際に舞台を見てみたい。

『大江戸りびんぐでっど』は、これほんとに歌舞伎座でやったんですか? すごいね。ただ、一部のゾンビの描写が、「怖い」を通り越して、「単にイヤ」というとこにまで達してた…。上演期間中は、歌舞伎座の飲食物の売上が下がったんじゃないだろうか、と余計な心配をしてしまった。


■そして、話が前後しますが、土曜の夕方からは新橋演舞場で四月大歌舞伎・夜の部。

『絵本太功記』は、前半のきらびやかさがとくに印象に残った。が、十次郎の声が、18歳の青年というよりは、おばあちゃんみたいな声だと思った。

『男女道成寺』は、見てるだけで楽しかった。って小学生の感想文みたいね。

『権三と助十』は、江戸だし、ハッピーエンドだしで、こういうの好きです。そう、現代人は年に何回か、こういう江戸の長屋や、江戸の町の空気を嗅いだほうがいいと思う。


■「S」キーを応急処置的に直したため、お隣の「D」キーもちょっと押しにくくなってます。


■やせている


■好きな会議は、ジュネーブ会議です。半蔵商店です。


■えー、先日ですね、ジムに行きまして体重をはかりましたところ、

ダイエットをはじめて以来の最低体重

を更新しました。 たぶん、成人してからの最低体重だと思う。


■五年前のおれは、全体的にぽっちゃりしていて、バストもAカップくらいあったのですが、ええ、やせました。

一時期ほどのペースじゃないにせよジムは今も行ってるし、年に何回かは節食期間(一日1200kcal以下に抑える。これを数日間)もちゃんと設定している。

誰かから頼まれたわけでもないのに、マジメだなー、おれ、相変わらず。

この五年間は、いろんな人に「どうやってダイエットしたの?」と65536回くらい訊かれました。今年に入っても訊かれた。

ダイエット本を新書で書き下ろして2万部刷っちゃえるくらい、とまでは行かないが、Tarzanのダイエット特集号のモノクロページで1/4ページくらいの記事にはなるんじゃないか。なりませんか。


■でもねー、やせるとかダイエットとかいってもあんまり良いことばかりではなくて。

カロリー抑え目にしてるときは、正直、ものごとに集中できなかったり、頭がうまく回らなかったりってことが出てくる(あんまり認めたくはないが)。それが積もり重なると、人生全体のフットワークに影響を及ぼしそうで、そこがちょっと気になる。

あと、脂肪が落ちたぶん、持久力も落ちた。たとえば、レコード屋めぐりをするとき、今日は3店回る予定だったけど2店でやめとこう、みたいなことが増えた。そういえば、ジムのインストラクター氏にも「やせすぎると、疲れやすくもなりますよ」みたいなことを云われたことがあった。

実際、ぽっちゃりしてた時のほうがスタミナがある分、むしろ身軽に動けていたように思う(まだ20代だったからってこともあるけどね)。


■それと、なんというか、あんまりダイエットしすぎると、人としての存在感まで薄くなってしまうような気がするときもある。これは、やせてしまうから物理的存在感が弱くなる、ということだけでなく、

カロリー控えめ→腹から力が出ない→気合いが入りにくい→他人に気おされやすくなる

みたいな流れがあるように感じる。

「ダイエットに成功してしまったがために、後輩からあまり慕われなくなってしまったデブ芸人」の話は、以前このブログのどこかに書いた。


■あと、「やせること=いいこと」「太ること=悪いこと」という、世間に流通しすぎている短絡的な図式に、安直に乗っかってるのではないか、という点も気になる。

糸丼重里氏も、「なんとかダイエット」みたいなのを提唱する一方、「やせてる方がかっこいいって、そもそも誰がいつ決めたんだよ」といった疑問も呈しておられたと思う。

それに、やせてるよりも、小太りの方が健康に良いというデータもあるそうじゃないですか(これはちょっと聞きかじりだけど)。


■ということで、これからもジムは通い続けますが、これからは単に「体重」というスコアを低くするだけのゲームみたいにはしない。筋肉もつけ、適切な量の脂肪もつけるなどして、健康というものをもっと総合的に(←なんか荒い表現だな)、考えていきたいと思います。


■とか書いてる今も、例によって節食期間中で、一日の食事を1200kcal以下に抑えてて、ときには1000kcalも摂らない日があったりして、何のためにここまで自分で自分に厳しくしてるのか、もう自分でもよく分からない。でもねえ、なんか気が済まないんですよ、なぜか。誰に褒められるって訳でもないのに。


■サンレコ、サブウェイ、気をつけようがない


サウンド&レコーディング・マガジンも、いつかは通称である「サンレコ」が正式名称になるんでしょうか。ファミ通みたいに。

(あれ、この話、前も書いたような気がしてきた…。)


■歌舞伎座近所の喫茶店『YOU』がもともとあった場所に、サブウェイができてました。

いままで新橋演舞場に歌舞伎を見に行く際、サブウェイのサンドイッチを持ち込むときは、わざわざ銀座三丁目のサブウェイに寄ってたんですね。

でもこれからは、東銀座駅→サブウェイ→演舞場、というスムースな流れが可能になります。科学の進歩には驚くばかりです。

で、歌舞伎座のご近所ということは、云うまでもなく新しい歌舞伎座にもサブウェイのサンドイッチを持ち込みやすくなるということです。けっこう進歩してるんだなー、人類って。


■(もうちょっとこの話題続けます。)先週の土曜日、銀座の喫茶店で謎の症状が始まったということがありましたが、似たような状況に陥った方の質問が「教えてgoo」にありました。

おれは、眼のまわりが腫れることはなかったんですが、その他の症状はだいたいこの人といっしょ。あと、おれの場合、近所に病院はなかったのですが、あったら診てもらってたかもしれない。

しかし、こういうのって気をつけようがないよなあ…。


■『夢をあきらめさせてくれるゾウ』もまた必要なのかもしれない


■小説『芸人交換日記』を読んだ。三十路を過ぎた、売れない芸人コンビの話だ。

本のあらすじとか登場人物とかについては割愛。


■で、これを読んで思ったことが。

数年前、『夢をかなえる半蔵』もとい『夢をかなえるゾウ』という本がベストセラーになったが、『夢をあきらめさせてくれるゾウ』というのもまた、必要ではないのかということだった。

あきらめさせてくれるというと、なんかネガティブなイメージがあるが、そうではなく、「夢」という呪縛から解放させてくれるというか、重い荷物を降ろさせてくれる(これは、『芸人交換日記』にも出てくる表現)というか。


■正直、われわれ(←って誰なんだろう。曖昧にして話を進めますが)は、夢をかなえることはいいこと、夢を持つことはいいこと、と無条件に刷り込まれすぎている。

しかし、夢というのは、いつのまにか、単なる「意地」とか「見栄」とか、そういうネガティブなものに変質してたりもするし、モラトリアム期間を引き伸ばす(←これ自体は悪いことでもないと思いますが)口実に使われがちだったりもする。

「子供のころの夢」をかなえることに優先度を置きすぎてしまい、人生全体が妙なことになってる人もいる。周囲に引っ込みがつかなくなるやつもいる。夢に依存したり、夢に振り回されたりするのは、あまり良くない。


■夢! 自己実現! 自己成長! 今期目標! 前年比105%! キャリアアップ! スキルアップ! とか、そういう言葉に喰い殺されそうになってる人は『芸人交換日記』を一読するといいかもしれない。この本が、夢をあきらめさせてくれるゾウになってくれるかもしれない。何かを解決する訳ではないが、何かのきっかけにはなるかもしれない(ならなくても、それはおれの責任ではないし、著者の責任でもないし、誰の責任でもない)。


* * *


■ただなー。この本の著者は、売れてる放送作家であるし、帯コメントを寄せてる人類も、一人は直木賞作家で一人は有名芸人だ。

夢をかなえて成功してるサイドから、「夢をあきらめる才能も大事ですヨ!」なんて云われても、素直に「ですよねー」と同意できない…というのも、また本当のところだとは思う。

そこはまあ、夢をあきらめてもいいんだよ、と主張できるのもまた、夢をかなえた人の特権、ってことで。


■それはともかく、おれがこのエントリで何が云いたいかというと、夢やぶれた人のフォロー用に、「夢をちゃんとあきらめる」系のビジネス本/自己啓発本、というジャンルがあってもいいのではないか、ということで。

実際、本屋にも「夢をかなえる方法どうのこうの」みたいな内容の本はたくさんあるけど、それにくらべると「勘違いしながら疲弊して生きるよりは、地道にやっていきましょうよ」、「夢とかにあんまりしがみつきすぎるのもいけませんよ」という本はあんまりない。

うまいことやれば、そのような「あきらめ系」を一ジャンルとして確立させて儲けることができるのではないか。印税で、ARP 2600とかそういうビンテージのシンセサイザーなども買えるのではないか。

あ、もしかしたら、そういうジャンルはもうあるのかな。あったらすいません。

いずれにせよ、ビジネス本を書くとしたら、「夢かなえる系」よりも「あきらめ系」の方が競争相手が少なくて新鮮味もある分、一山あてられる確率は高そうです。


* * *


■ちなみに、おれの夢はミュージシャンとしてデュランデュランくらい成功することです。全英ツアーとかやりたいです。

──そうですか……。がんばってください。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

はい、がんばります! ( `・ω・) キリッ

ところで、デュランデュランって何? 日本人? 外人? テクノ? 中3のとき何組だった?


■四月大歌舞伎 昼の部 新橋演舞場 4/16


■『お江戸みやげ』。昼の部でいちばん良かった。翫雀最高。


■『一條大蔵譚』は、三階席なので(まあ、いつも三階席なのですが)菊之助の姿をよく堪能できず残念。でも三階席に座るということはそういうことだから。そこは割り切って受け入れないと。


■『封印切』は、んー…どうも上方の心中物はおれの口に合わないらしい。すいません。


■いろいろ考えがあってこの並びになったのだとは思いますが、この昼の部、『お江戸みやげ』を最後に持ってきたほうが良いような気がしました。


■そしてこの観劇後、おれは某喫茶店で謎の症状に見舞われることになります。あれ以来、くしゃみも鼻水もほとんど出ません。なんだったんだろうな、あれは。


■銀座事変 (くしゃみ、鼻水、鼻づまり等)


■いやー、久々に身の危険を感じました。

昨日、土曜日は昼に新橋演舞場で歌舞伎を見て、夜は渋谷でお笑いのライブを見たのですが。


■夕方4時に歌舞伎が終わり、お笑いライブにはまだ間があるので、軽く銀座を散歩して喫茶店に入ることにしたんですね。

ということで、銀座の某「ノレノアーノレ(仮名)」という喫茶店に入りました。茶でも飲みながら歌舞伎のパンフレットをめくりつつ、本日の舞台を反芻しようとしてたわけですよ。

で、席について、メニュー運ばれてきて、コーヒーを発注して、ここまではなんでもありませんでした。


■問題はここからです。

歌舞伎のパンフレットを読んでると、どうも鼻がムズムズしはじめて、クシャミが出てくるようになりまして。

ま、はじめのうちは気に留めなかったんですが、クシャミは繰り返し繰り返し、どんどん大きくなっていって、そのうち鼻水も出てきて、その量もしだいに多くなってきました。ハンカチでぬぐってもぬぐっても出てくる。止まらん。

気のせいか、頭皮や背中までもかゆくなってきました。


■で、クシャミ&鼻水が一向に止まらないので、ハナを盛大にかもうとトイレに入ろうとしたけど、トイレには他のお客が入ってました。

ので、いったん席に戻ってクシャミ&鼻水をこらえてました。目ん玉もジワジワとかゆくなってきた。ノドの奥もヒリヒリ痛くなってきて、これはつらい。


■で、60秒後くらいにまたトイレに行き(こんどは空いてた)、そこでトイレットペーパーで大々的にハナをかみました。

…………が、鼻水はノンストップDJミックス。ぜんぜん止まらん。ばかりか、ノドの奥もどんどん痛くなってくる。


■トイレを出て席に戻っても、まともに目を開けてられなく、息苦しさすら感じはじめる、という謎の状況で、もう一秒でも早く店を出ないといけない、と判断。

コーヒーを一口しか飲んでないのに、コーヒー代560円(税込)を支払って「ノレノアーノレ(仮名)」を脱出しました。

ちなみに店内滞在時間はわずか10分くらい。


■しかし、なんでおれはこんなことになったんだろう。だって、ほんとに、

この「ノレノアーノレ(仮名)」に入るまではなんともなかった

んですよ!!! なんで急に?

おれは、自覚できる範囲ではなんのアレルギーも持ってないはずんだけど、これ、「なんかのアレルギーの症状」じゃない? 違う?


■さて、ノレノアーノレ(仮名)を出てしばらくしても、いっこうにクシャミ&鼻水が止まらないので、たまたま近くにあったコンビニのトイレへ。

で、トイレットペーパーで盛大にハナをかみ、鼻の穴にノズル突っ込んで鼻炎の薬を発射。あとイソジンのスプレーをノドの奥に噴射。そう、このごろ粘膜の調子がよくないので、この二つは用心のために持ち歩いてたのです(とはいえ、ここ二週間くらいまったく使ってなかったんだが)。


■で、コンビニを出ました。しかし状況は変らず。

鼻の穴は両方とも鼻水でふさがり、鼻での息が完全にできない状態で、しかもノドの奥がとても痛く、唾液を飲むこむことがまともに出来ないほどなので、口がデフォルトで半開き。

マスクを持ち歩いていたからよかったけど、マスクをしてなかったら、かなりのアホ面で道を歩く羽目になっていた。

(あと、このときのおれは、こわい目つきになってたのではないだろうか。いま考えると……。)


■それでも、しばらく新橋方面に向かって風に当たりながら歩いてると、ごくわずかながら症状が軽くなっていくのが分かる。

電通のなんとかというビルがあったので、またそこのトイレへ入り、トイレットペーパーで盛大にハナをかんだあと、洗面台のお湯でノドをガラガラうがい。このトイレの洗面台はお湯が出る。さすが電通。

で、ビル内にあったドラッグストアでヴィックスドロップを買う。ヴィックスドロップをなめると、徐々にノドの痛みが和らいでいく。

「ノレノアーノレ(仮名)」を出てこの時点で30分ぐらい。ようやく、クシャミも鼻水もノドの痛みも落ち着いてくる。


■で、まあ、なんとか症状がいちおう治まりつつあったので、地下鉄に乗り、渋谷へ移動しました。


* * *


■ちなみにその後、渋谷の公園通りのアップルストアで、そこのMacBookでさきほどの「ノレノアーノレ(仮名)」の電話番号を調べ、

「そちらの店を先ほど利用したら、にわかに体調が悪くなったのだが、そのような者は拙僧の他におらぬか」

と訊いたんですが、

「そのような者の話など、これまでに聞いたことはござらぬ」

とのことでした。

まあ、実際、おれと同時にあの店にいた他のお客さんは、なんともなかったみたいだしね。


■しかし、コーヒー代、税込560円も払って、なんでこんな目に遭わなくちゃいけないんだよ。

おれとノレノアーノレ(仮名)のどっちに非があるのか、そういう問題じゃないかもしれないが、560円もったいないですね。しょうがないけど。


■店に入る前にはなんともなかったのに、店に入ってからこのような症状になったので、ハウスダストアレルギーとか、ダニアレルギーとか、そういう線を推測してるんですが、実際のところはわかりません。そもそもアレルギーかどうかも分かりません。

しかし、銀座に数ある喫茶店で、なぜこんな店に入ってしまったんだろう。銀座には「ノレノアーノレ(仮名)」自体もいくつかあるのに、なぜ、よりによって、このノレノアーノレ(仮名)にしてしまったんだろう。嗚呼。

いずれにせよ、あのノレノアーノレ(仮名)には当分(二度と?)行けません……。


■ハンサムなのにセガ派


■サンプラザ、パッパラー、ファンキーまでは思い出せるんだけど、あと一人が思い出せない半蔵商店です。


■それはさておき、先日、髪の毛切断所に行ってきたんですよ。

──うん、ひょっとして美容室のことかな、それは (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

で、そこで髪の毛切断員の人が、

──美容師のことだろうか… ( ´д) ヒソ (´д`) ヒソ (д` ) タブン

髪の毛切断員の人が、20代後半くらいなんだろうけど、まあ、近代的なモダンボーイなんですよ。髪型も服装もハイカラだしね。


■で、髪を切ってもらってる間、いろいろ世間話をするじゃないですか。で、テレビゲームの話題になったんですよ。

そしたらば、その切断員さん、なぜかレトロゲームにすごくくわしかったんですね。以下、その方の語録を抜粋。

「ぼく、『バルーンファイト』ゲームCが好きなんですよ」( ゚∀゚) チョキチョキ (←髪を切りながらの会話なので、ハサミの音ね)

『マリオブラザーズ』何面までいけるか、えんえん試したことがあるんですけど、50面くらいまでしか行けなかったんです」( ゚∀゚) チョキチョキ

「ぼく、子供のころは、セガ派だったんですよ。セガマークIII持ってました。『ファンタシースター』やってました」( ゚∀゚) チョキチョキチョキ

「セガサターン時代、メガドラのソフトが急激に安くなったので、買いまくりました」( ゚∀゚) チョキチョキ

「メガドラって、メガCDとか32Xとか組み合わせることできるんですよね」( ゚∀゚) チョキチョキ

「いま、ぼくのパソコンに、ファミコンとスーファミのソフト全部はいってます」( ゚∀゚) チョキチョキ


■ハンサムでおしゃれなのに、レトロゲーム好き、しかもセガ派…。しかもセガ派なのに、マリオブラザーズ50面。50面てすごいよね。

その髪の毛切断員さんいわく、「マリオブラザーズって、だんだん面が進んでいくと、火の玉(※敵キャラ)がほとんど出っぱなしになるんですよね」とのことでした。それは難しそうだ。


■あと、「ニコニコ動画で、サカモト教授っていうゲーム音楽の人の動画が面白いです」とも教えてくれました。ハンサムな人が“ニコニコ動画”という単語を発音するところを、初めて見たような気がします。


■犬猿


たまにネット上で、「敬遠している」のことを、「犬猿している」と書いてる人を見かける。


■「はまぐりボンバー」を


矢島美容室の「はまぐりボンバー」をスカ風にアレンジするとかっこいいのではないだろうか。


■現代の製塩法


■土曜日は、渋谷の「たばこと塩の博物館」で、『役者に首ったけ!』という展覧会を見て来ました。

江戸時代の芝居絵というか役者絵というか、そういう歌舞伎にまつわる浮世絵の展覧会です。入場料百円でいろいろ見られるので、良い。


■で、会場がJTの「たばこと塩の博物館」なので、塩の展示物のフロアと、たばこの展示物のフロアの常設展示も同時に見物することが出来るのですが。

塩のフロアで、若い変なカップルが、「現代の製塩法」みたいな題名の解説ビデオを立ち見しながら、体を密着させたり腰に手を回したりして濃厚にイチャイチャしてました。

いや、別にいいですけど、なんで濃厚イチャイチャできるかね、「現代の製塩法(仮題)」みながら。いや、別にいいですけど。ええ。


■あと、たばこのフロアでは、昭和の小さなたばこ屋の店先を再現したセットがあって、あれはなかなか凝ってた。店内に置かれてる古いテレビに、'70年代のCMが流れてたりとか。


■この『役者に首ったけ!』は、四月十七日までやってるそうです。

ちなみに、たばこフロアにも歌舞伎のちょっとしたコーナーがあって、『助六』の小道具のキセルなどが展示されてました。


■エッセイ漫画の夢


■ごくまれになんですが、文字だけの夢を見ることがあります。本を読んでる夢とか、活字がモーショングラフィック的に動くとかじゃなくて、文字だけでなにかを認識してる夢(という表現もまた正確じゃないかもしれないんですが)。


■しかし、こないだは、文字だけではなく、エッセイ漫画で夢を見ました。もしかしたら初めてのことかもしれないし、そうでもないかもしれない。でも、いずれにせよあまり見ないタイプの夢です。

これも、誰かのエッセイ漫画を読んでる夢とか、誰かのエッセイ漫画がアニメ風に動く夢とかではなく、エッセイ漫画という形式でなにかを認識してる夢(という表現もまた正確じゃないかもしれないんですが)だったんです。

絵柄(と描き文字)は、強いて云うなら、いがらしみきお風というか鈴木みそ風というか。そんな感じでした。


■で、文字の夢も、エッセイ漫画の夢も、朝、中身をあまり思い出せないんだよな。


■砂原良徳『liminal』


liminal liminal


■昨日、ついに、砂原良徳丈の十年ぶりのフルアルバム『liminal』がリリースされました!( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

前作『Lovebeat』がリリースされたのは、2001年の5月です。十年前ですよ。そのころ、勘三郎は勘九郎だったし、海老蔵も新之助だったんですね。おれは、たしか『Lovebeat』は、福岡市の西通りの岩田屋Z-sideのヴァージンメガストアか、天神ビブレのHMVのどっちかで買いましたまあどうでもいいやそんなことは。

今作『liminal』は、昨日の夕方、渋谷の黄色いレコード屋で買いました。うん、ちゃんと発売日(か、それ以降)に買う主義です。フライングって云うんですか、そういうのはお行儀が悪いですよ。


■でね、ベスト盤('07)、サントラ('09)、シングル('10)を挟んだとはいえ、やはり十年ぶりのオリジナルのフルアルバムとなると気合いが入るじゃないですか。だから、レコード屋で『liminal』を買って、酒屋でちょっといい日本酒も買いましたよ。〆張鶴(雪)ですよ。飲みながら聴きましたよ。


■音数は少なめですが、一音一音磨き抜かれた感じで、で、その一音一音も刻々と変化したりします。無駄がなくてしゅっとしてます。しゅっと。

好きな曲は、5曲目「Boiling Point」ですね。そっから、次の曲(「Beat It」)に移る感じがいいですね。

あと最後の表題曲「liminal」も。『No Boys, No Cry』のサントラに収録されている「Monologue」という曲が大好きだったんですが、それをさらにシンプルにしたような感じで、良いです。


■で、本篇のCDを聴いて、DVDも観まして。これも良い。モーショングラフィックスが二曲と、'09年にリキッドでやったライブが一曲。


■で、DVDのあとは昨年のシングル「Subliminal」を聞き返しました。

『liminal』はまだ通しでは一回しか聴いてないのですが、「Subliminal」と、それと『Lovebeat』を聴き返しつつ、徐々に聴きこんでいきたいです。


■最近、なめ倒してるのど飴


プロラボというのど飴を、ここ最近なめまくってます。なめ倒してます。独特の苦味というか刺激があるんですが、これがまた。

以前は「龍角散ののど飴EX」ってのが好きだったんだけど、どういうわけかおれの生活圏内の店では見かけなくなりました。

ということもあり、いまはプロラボをなめてます。UHA味覚糖から表彰されそうになるくらいなめてます。そこまではなめてません。でもけっこうなめてます。おれがgoogleの社長だったら、google社内ではプロラボなめ放題にする。フロアごとにプロラボの入った段ボールを置く。

ちなみに、たまに箸休め(とは云わないか)として、スイス製のリコラをなめます。

そういうのど飴生活です。いけませんか。


■池田亮司、まりん


■も○うや○んカレーとイン○デ○アンカレーは過大評価されがちだと思う半蔵商店でございます。


■さて、土曜の夜は一人でSonarSound Tokyoに行ってきましたよ。なんといっても、池田亮司と砂原良徳が出るんですよ。

正直、池田亮司と砂原良徳だけで、UNITかリキッドで、土曜の夜18〜21時で、チケット代5000円くらいでやればいいのになー、とか、そういう自分にとってだけ都合のいいことを考えながら新木場に移動しました。


■池田亮司は、昨年UNITでやった時とはまた違う聞こえ方だった。会場が違うと鳴り方も違うので(当たり前か)。

ただ、会場のスピーカーの音質はUNITほどは良くなかったような…(←単なる気のせいだったら謝る)。それと、池田亮司が小さな音で鳴らしてるときに、サブ会場の音楽が漏れ聞こえてくるのもちょっと気になった。


■そして砂原良徳は、Tシャツでも和服でもなく、原発作業用の防護服(という呼び方でいいでしょうか)で登場。映像も、昨年のライブよりまた一段と凝った感じでよかった。

そういえば、たしかクラフトワークも、この防護服でアーティスト写真を撮ってたような気がする。


■初めて見たのですが、Flying Lotus良かったです。


■で、会場であるアゲハには初めて行ったのですが、えー、あんまし良い印象はない。

それと、もうちょっと大きめの会場でも良かったような気がする。

しかし明け方のメインフロアは空気悪かったなー。コタツの中にアタマ突っ込んだときみたいな感じだった。しょうがないですけどね。


■まとめ。一つ一つのステージはとても良かったけど、フェス全体としては、なんか、あんまり、その、良くないわけじゃないが、
もっと他にぴったりの会場があったのではないかとか、「ソナー」って看板いりますかねこれ、とか、そういうことを考えさせてしまう何かがあった。あと、缶ビール700円はちょっと高いなと思った。終わり。


■ブルータス『今日の糸井重里』 特集


■おととい発売された『ブルータス』の最新号は、「今日の糸井重里」と題された、イトイ特集でした。

ということで、久しぶりにブルータス買って来ましたよ!


■表紙からいきなり、ラクダシャツ(という呼び方でいいでしょうか)と派手なアクセサリー、という謎のファッションでイトイ氏登場。さすが'80年代を牽引する時代の寵児です。

表紙


■イトイ特集だけあって、モノクロ写真6ページと、インタビュー6ページが掲載されてます。ちなみに最近、仕事場を原宿から乃木坂へ移したそうです。

本文

──なあ、これブルータスじゃなくて、『スタジオボイス』の1983年3月号だと思うんですけど…
(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


あっ、ほんとだ! 間違っちゃいました! ( ゚∀゚)ゞ

──ぜったい間違えねえよ…… ( ;´д) ヒソ (´д`;) ヒソ (д`; )


■大島紬、まりん


■先週の日曜、浅草で着物を買ってきました。アンサンブル(着物+羽織)を二組。古着なので、安かった。

両方とも絹で(たぶん)、一つはたしか「大島紬」というやつだったと思う(たぶん)。色は、紺というか藍というか、そういうかんじ(なぜかそういう色の着物が集まりつつある傾向にある)。


■で、そのお店には、絹の着物に、ウールの羽織を着ていったのですが、お店の人に「そういう着方をしてはいけません」と注意されました。素材の組み合わせがちぐはぐなんだそうだ。着物ってむずかしい。


■あと、お店の人いわく「もうちょっと太ったほうが着物が似合う」とのことでした。これ、以前も別の着物屋の店員さんに云われたことがあります。やはり、もう少し太ったほうがいいのか。


■ともあれ、これでさしあたって着る物は手に入った。次は、夏用の着物だなー。夏の着物は、高い&上級者向け、というイメージでちょっと手が出にくいけど、まあいずれ。

あー、あと着物の下にスタンドカラーのシャツを着て、袴をはいて、書生っぽい格好も一度してみたい。風呂敷包みを持って歩きたい。←誰になりたいんですか、おれは。


■さて、ここでちょっと話が変りまして。

ロックンローラーの砂原良徳さんが、とあるWEBのインタビューで和服について言及していました。ここ

≪少なくとも、僕が生きているうちは、あの服装は新しくも古くもならないし、なおかつ歳を重ねるごとに馴染んでいってくれると思うんです。≫
上記インタビューより引用

そう。まりんが云うからおれも云う、というわけではないですし、上記の発言が意図するニュアンスとはちょっと違うのですが、「和服は洋服よりも“年をとること”に優しい」とは着物を着始めた当初から思っております。


■ちなみに、おれが着物を着るようになったのは、まりんの直接の影響ではありません。まあ、無意識のうちに5〜7%くらいは影響されてるかもしれないけどね。


■亀治郎、染五郎


■じゃあ四月です。半蔵商店です。


■先日、市川亀治郎が『ウチくる』で紹介してたような気がするジュースを買いました。

クラマトジュース

クラマトジュースです。クラム+トマトで「クラマト」なんだそうです。トマトジュースに貝のエキスかなんかが混ざってて、スープとかミートソースとかのような味わい。そのまま飲んだり、ビールで割って飲んだりしました。けっこう高くて、この小さい缶で260円くらい。

クラマトジュースって、クラフトワークと、別に似ていませんね。


■先日、市川染五郎のお気に入りとしてテレビで紹介されてたお菓子も買いました。

きなこねじり

札幌第一製菓の「きなこねじり」です。何種類かバージョンがあるようですが、おれが買ったのは「三温糖きなこねじり」というやつ。札幌のメーカーなので、東京じゃ買えないのかなと思ってたら、近所のスーパーで廉価版パッケージのようなものが売られてました。105円。

ソフトキャンディーのような噛みごたえで、うまいです。きな粉を使ったお菓子には当たりが多い(真理)。


■というわけで(←いささか強引な流れ)、明治座の五月花形歌舞伎、楽しみですね。土日の昼の部のチケットはとっくに売り切れたようですが…。

なぜこの芸名なのか

上の画像に、意味はありません。


■書類がなかなか来ない


■もう日付が変わったけど今日(3/28)は、会社で先輩と、某所から届けられる予定の、とある書類を待ってました。

まあだいたい夕方ぐらいに、そのとある書類は届けられる予定だったんだけど、5時になっても書類が来ない。



6時になっても書類が来ない。( ・ω・)



7時になっても来ない。(・ω・ )



■まあ、それっくらいの待ち時間は誤差の範囲内なので、先輩とYouTubeで変な動画を見たり、お菓子をつまむなどしてたのですが。



8時になっても書類が来ない。( ・ω・)



9時になっても書類が来ない。(・ω・ )



まあ、先方も書類を仕上げるのに時間がかかってるのかもしれない。電話で催促してもいいんだけど、急かすようなマネもあんまりしたくない。



■このへんで、先輩が腹が減ったと宣言したので、いっしょに近所の中華人民共和国料理屋に行くことに。

そして中華人民共和国料理を食べ、会社に戻ってきたのが夜の9時半。まだ書類が来ない。




■しかし。夜の10時になっても書類が来ない…。( ;・ω・)

直訳風に云うと「いいえ、夜の10時になったにも関わらず、その書類はまだ届いていません」という状況だし、そもそも直訳風に云う必要がない。

そしてついに夜10時45分。しびれを切らした先輩が、ついに先方へ催促の電話をかけたところ、

「えっ、書類をお送りするのは今日じゃなくて明日の予定なんですけど……」(゚д゚; )

とのことだった。


■ようするに、先輩とおれが日付を一日間違えて、明日の予定を今日だと思い込んでて、来ない書類をえんえん待ち続けてたわけですね。
'`,、('∀`) '`,、


■寝る。


■久しぶりに神保町『ランチョン』に行ってはみたものの、


■数日前、読んでた本に神保町『ランチョン』の話が出てきました。神保町好きの人類ならみんな知ってる、ビヤホールというか洋食屋というか、そんなお店です。

おれは三回くらいしか行ったことはないのですが、以前、神保町に古本屋めぐりに来たとき、手始めにちょっと腹ごしらえするつもりでランチョンに入って、食べ過ぎ飲み過ぎで眠くなって古本屋には行かず帰ってしまった、ということはあったのですが、そういえば最近行ってないなあと思いまして。

で、久しぶりに行きたくなったんですよ。ランチョン。

で、昨日行ってきました。


■で、久しぶりのランチョンは…。

店に入って、まず、普通のビールと黒ビールのハーフ&ハーフを頼んだんですね。そしたら、これが、なんか水っぽい。薄い。飲んでるうちに、久しぶりに会った知人に親しく声をかけたら冷たくされたみたいな気分になってくる。こんな味だっけ? 泡も弱かったような。

で、メンチカツを頼んだら……普通。具の旨みもあまり感じられない。かかっているデミグラスソースもたいしておいしくない。つけあわせのカラシを駆使して、どうにか乗り切った。これで千円ってのは、神保町価格としては普通なのだろうけど、これだったら、うちの近所のスーパー「ライフ」の惣菜コーナーで売ってる冷え冷えのメンチカツ(百円)のほうが好きだ。

で、レーベンブロイなるビールを発注したら……ペットボトルのブレンド茶を発泡性ミネラルウォーターで薄めたような味。これはそういう飲み物なのか。うまくないので、半分以上残した。

で、ビーフパイを頼んだら、味付けはちょっと薄いけど、これはまあ美味しかった。衣のはじっこの部分もうまい。

しかし、ビーフパイの下に紙を敷いている意味がよくわからない。食べ進むうちにグジャグジャになってきて、ちぎれて、最後は紙の切れ端だかビーフパイの具の一部だか分からなくなってきて気持ち悪い。


■さて、まとめ。昔は知らんが、西暦2011年3月現在のランチョンってのは要するに、

(1)神保町という観光地に、地方からやってきた観光客のためのレストラン。

(2)“都内在住おのぼりさん”が、都心の街歩きをするため、あるいは、都心在住者の生活を追体験するための装置。

(3)「神保町好き」を自称する人が、その自己像を補強するためにやってきて、「ランチョンにいる自分」に酔うための装置。

(4)作家や文化人のエッセイに出てくるから、という単純な理由でノコノコやってくる単純なやつに、それっぽい飲食物を提供する装置。

なのであろう。おれは(4)か。あー、あと、「60歳以上の人類の小集団による食事会会場」という機能もありますな。


■拙僧は、寺いちばんの正直小坊主でありますから素直に書いてしまいますが、この店をエッセイにとりあげる文化人も、この店をブログのネタにする素人さんも、おまえらみんなランチョン褒めすぎ、ってのがほんとのところでございます。


■ちなみに上記の品々を飲み食いして三千円ちょっと。高いか安いか。

で、満腹ではあったが、精神的にはなんか物足りなくて、階下にあったカレー屋に入って、カレーをライスにかけたカレーライスという料理を食べました。以上。

# 二回続けて食べ物屋の悪口エントリですいません。


■ハンバーグ入りとんかつ


■先日、渋谷のとんかつ屋のメニューに、

「ハンバーグを挟んだ特製とんかつ!」

というのを発見したので頼んでみました。


■ほら、ハンバーグって、ポップでキャッチーな、あらゆる年齢層の民衆から幅広く支持される大人気コンテンツじゃないですか。

それが、とんかつというこれまたゴージャスな、もう、がっちり視聴率の獲れる国民的コンテンツと同時に楽しめるとなっちゃあ、まあ発注しますよ。したっていいじゃないですか。

そしたら数分後、ハンバーグ入りとんかつ(外見は普通のとんかつ)に、デミグラスソース(だったと思う)がドロリとかかってる物体が運ばれてきた。この見た目からイヤな予感がした。とんかつの衣にデミグラ(略称)。もう、間違ったものをかけたという感じ。なかなかの異物感。


■で、食べたら、そのビジュアルの通り、まずかった。

ハンバーグととんかつという豪華二大スタアの共演は、両雄並び立たず、という感じだった。

'99年にやってた「タケシムケン」というテレビ番組ぐらい両雄並び立たずだった。

それと、デミグラスソース(と決めつけて話を進めます)は、とんかつの衣に合わないと思った。

やはりハンバーグととんかつは、別々に食べた方がおいしい。


■まあ、こんなメニューを考える店も店だが、頼んでしまうおれもおれだ。

しかし、こういう「ひねった」メニューで失敗すると、スタンダードなメニューで失敗するより傷が深いですね。「なんで被害を最小限に食い止められなかったんだ!」という感じで。


■仮でやってる


なんかさー、平成って、“仮”でやってる感じしない?

昭和に比べて本気度が薄いというか。

──なんだ? 本気度って…。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

なんか暗いニュース多いしさー。バブル崩壊の平成3年からこっち、景気もほとんど悪くなる一方だしさ。

たまにYouTubeで昭和のCMなんかを見てると、極端な話、昭和が“この世”で、平成は“あの世”という感じすらしてくる。

──そうですかね…… ( ;´д) ヒソ (´д`) ヒソ (д`; ) オレハオモワン

平成も、早く本気出してほしいものです。

──だから、その本気とはなんなのかと。(´д` ) (´д` ) (´д` )


■とんかつ屋は、地下一階にある


■とんかつ屋って、なんか、地下一階にあることが多くないですか。


■いや、正確に数えたわけでもないし、「とんかつ屋は地下一階にできやすい性質がある」といった科学的データがあるわけでもないし、いわゆる“あるあるネタ”ともまたちょっと違うんだけど、とんかつ屋は地下一階に多い、というイメージがあるな。なぜか。


■三月大歌舞伎 夜の部 新橋演舞場 3/13


■浮舟

舞台は平安時代だが、描かれている恋愛観と云うか結婚観と云うか、そういうものは昭和28年(※初演当時)の感覚のような気がする。

昭和28年という時代を考えると、薫大将と匂宮の関係は、「日本式 vs アメリカ式」あるいは「戦前風 vs 戦後風」のように、戦後の日本人どうしの間で生じ始めていた、物の考え方のズレを象徴してるのかもしれない(すいません、適当なこと云ってます)。

「結婚するまではニャンニャンしない」という薫の考え方は、平安時代なのにキリスト教っぽい。

匂宮は、浮舟の体を求めていたというのもあるだろうけど、同時に、「薫を出し抜いたという証明」を一刻も早く手に入れたい、みたいな欲求もあったように思う。おれの主観ですけど。

浮舟が、「自分は大君の代わりではないのか」みたいに自我に悩むとこは、なんかありがちだなーと思ったけど、昭和28年には新しかったのかもしれない。

まあ強いてまとめると(まとめなくてもいいんだけど)、薫のようにオクテすぎる、優等生すぎるのもいかん、ということですね。違うか。あるいは、抽象的な観念ばかり追い求めすぎるな、とか。

しかし、いろいろと救われない話ですよね、これ。主要な登場人物が誰も幸せになってない…。

あと、一月浅草、二月銀座に続いて、ここでもドドスコスコスコが。流行ってますね。

それにしても「楽しんご」って、「すぐに消費されて忘れられてしまうピン芸人枠」に自らすすんで飛び込んでいってる感ありますよね。副業をしっかり持ってるがゆえの強みかもしれませんね。話がそれてますね。


■筆屋幸兵衛 (『水天宮利生深川』)

子役二人の演技に全米が泣いた。アラスカもハワイも泣いた。それっくらい全米。

──なんだよ、「それっくらい全米」って…。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

幸四郎に元・貧乏侍という役どころは、似合ってるような似合ってないような。でもそういうギャップを楽しむのも芝居の楽しみの一つ、なのかもしれない。

途中、辛いシーンもあるけど、ハッピーエンドなので、良い。


■吉原雀

江戸の街を舞台とした舞踊ものは基本的に好き。なので、これも好き。


■この日の食事

演舞場に入る前に、東京駅近くで「インデアンカレー」を初めて食しました。


■のどが痛いです。('A`)


本文は無いです。


■ATARI 2600版の『パックマン』、他


■では沖縄シリーズ最終回。今回は、沖縄で手に入れたものを紹介します。


■米国版(←たぶん)ヴィックスドロップ

ヴィックスドロップ

東京のドラッグストアでヴィックスドロップ(日本語版)を買うと、20個入りでたしか300円くらいなんですね。ですが、この米国版(おそらく)は20個入りで120円。沖縄市の市場や商店でたまに売ってます。ちなみに日本のヴィックスドロップはタイ製ですが、こちらはメキシコ製。

余談ですが、近年、三月になるとノドの調子が悪くなる。なんなんだろうな。もっと買っておけばよかったなーヴィックス。


■ATARI 2600版『パックマン』

パックマン
▲ラベルかびてます

アメリカのゲーム機「ATARI 2600」用の『パックマン』のソフトです。別にATARI 2600本体を持ってるわけではないのですが、まあ紳士のたしなみとして買っておきました。普天間の、アメリカものを扱うアンティーク屋にて、105円。

で、いろんな機種に移植されたパックマンですが、ATARI 2600版のパックマンってどんなもんだろうとYouTubeで探してみたところ、見つかりました。

これ。

…………( ;'A`) ナンデスカ コレワ

技術的に、モンスター4匹を同時に表示できないのか、微妙な時間差でチラチラ映し出している。モンスターがものすごいスピードで分身の術を使ってるみたい。

「巣に逃げ帰るモンスター」の表現が、「目玉を意味する正方形二つ」って分かりにくくないか? そして画面中央に出てくるボーナスのフルーツ(動画の0:58)も単なる四角形というミニマルアートぶり。

これをパックマンだと思い込んであげるってのは、もはや慈善事業の領域だと思う…。

とはいえ、調べてみるとこのATARI 2600版パックマンが発売されたのは1982年。ファミコン本体やネーナの「ロックバルーンは99」が発売される一年前のことなんですね。その当時のゲーム機の水準からすると、これはこれで、まあ、こういうものとしてユーザーに受け入れられていたのかもしれない。というか、'82年当時のアメリカの一般家庭のテレビゲーム観なんて知らない。

いま思い出したけど、おれ、ゲームギア版のパックマンも持ってたな…。あ、ゲームボーイ版も持ってた気がする。


■Mrs. Freshleys社のクリームケーキ(ラズベリー味)

クリームケーキ(一)

クリームケーキ(二)
▲カセットテープとの大きさ比較(いまどきカセットテープ?)

伯母からもらったアメリカのお菓子。“ふ菓子”くらいの大きさのスポンジケーキの中に、クリームが入っている。かなり甘く、香料もきつめ。ちょいと体調悪めの日なら、たぶん負ける。口に入れるのをためらう。食べてもたぶん胃にもたれる。負ける。アメリカの菓子に負ける、ということはアメリカに負けるということです。

ところで、間違ってたらすいませんが、このお菓子、たぶん「トゥインキー」っていうアメリカ菓子にかなり近い仲間だと思うんですね。

で、Wikipediaによると、その「トゥインキー」にウインナーソーセージを挟んで缶入りチーズをスプレーしたものがアル・ヤンコビックの好物なんだそうです。近々アル・ヤンコビックに会う予定のある人は覚えておいたほうがいいと思います。


■ということで沖縄シリーズこれにて終了でございます。

あ、今回もまたA&Wのポテト食べてオレンジジュース飲むの忘れた。ここんところ行ってないなー。


■コザの夜は楽し


■ひきつづき、沖縄の話。


■たしかに、その全盛期である'70〜'80年代と比べるとコザは寂しい街になりました。いちいち全盛期と比べるなって話ですけどね。でもヒトは、どんな物事も全盛期の印象とか記憶とかを基準にして語りがちですからね。現在のコザがそういう云われ方をされるのは、まあ分かる。


■でも! でもですよ、コザの夜は楽しいのです。いい飲み屋が多いから。

ていうかさー、ついここ十年かそこらに切り開かれたような、人工的な、人の匂いのしない土地の、大駐車場完備の、だだっぴろい、大学生の騒ぎ声がうるさい、オリオンの発泡酒のジョッキが一杯280円ぐらいの、ファミレスの居酒屋版みたいな店ばかりで飲んでて楽しい?


■ということで、今日はおれが、コザでの正しい飲み歩き方をレクチャーしますよ。( `・ω・)キリッ

と思ったけど、けっこうな手間なので、今日のとこは止めておきます。すいません(でも、いつか書いてみたいです)(←いつかって、いつのことなんですかね)。


■そのかわり、先々週に飲んだ時のことを少々書きますと、ここいいですよ。もとは中央パークアベニューにあったのですがパルミラ通りに移ってきたお店です。居心地がすごく良いのですね。テーブル席とテーブル席が十分に離れていて、照明が落ち着いてて、ピザも美味い。

あと、このお店で初めて「ビールの桃ジュース割り」というものを飲みました(気に入ったので、その後、自分でも試してみた)。


■そして、くすのき通りにあった居酒屋「一本槍」が、昨年、一番街に移ってきました。一番街、という選択が渋いです。

今回は満席だったため(いまどきの一番街で「満席」という概念も珍しい)入れませんでしたが、また改めて訪れたい。


■園田の「'80年代MTVがよくかかってる/かけてくれる店」(名前を伏せる理由は別にないんだが、伏せる)にも久しぶりに行って、店内の大画面テレビでネーナの「ロックバルーンは99」をかけてもらいました。'80年代洋楽が特別好きって訳でもないんだけど、この店に来るとなぜか当時のミュージックビデオが見たくなる。謎だ。この日はその他に、Bronski Beat(よく知らない)とか、ハービー・ハンコック「ロックイット」とかがかかっていました。


■ちなみに、くすのき通りの居酒屋あるいはパルミラ通りの「500マイル」を一軒目にして、興が乗ったら、中央パークアベニュー近辺で一軒か二軒飲んで、酔い覚ましを兼ねて園田まで歩き(タクシーの場合もあり)、〆として上記の80年代MTVのお店に行く──というのが、おれのだいたいのパターンです。

その後、朝5時になって店を出たら、「吉元弁当」か「一丁目ストア」で朝食を買ってからタクシーを拾う、というのは、人類として当然のことですから書くまでもないですね。


■えー、唐突にまとめますと、要するに、みんなもっとコザで飲もうよ、という主旨のエントリです。文章が乱れてるのは、おれのせいではなく、ノートPCのスペースキーの具合が悪いせいです。たぶん。

ところで、某バーのバーテンダーが代わって店の質が劇的に落ちた、ということがあったのですが、あの店はいまどうなってるんだろう。あの「金魚鉢みたいな変な器に入った変なモヒート」を出してきたバー。


■1984年と、1989年と、1991年の『TVガイド』


■ハイお待たせをいたしました半蔵商店、幕開きでございます(←歌舞伎のイヤホンガイド風に)。

では沖縄での話に戻りますね。


■先日、沖縄で友人と会う際に、古本屋で買った昔の『TVガイド』を三冊持っていったんですね。1984年の号と、1989年の号と、1991年の号と。そしたらば、

こ れ が 面 白 い。( ゚∀゚)人(゚∀゚ )

大のオトナ二人が、TVガイド3冊をめくりながら(とくに番組表のページは曜日ごとに重点的に)、喫茶店で三時間も話しこんでしまいました。ノンアルコールで。ジュースだけで。


■子供のころ見てたテレビ番組の話はもちろん、「この番組は沖縄ではやってなかった(※TVガイドに載ってるのが首都圏用の番組表だったので)」「この時間帯、沖縄では○○を放送していた」など、番組表に対するローカルな思い出話をしたりしました。

そう、テレビ番組だけでなく、番組表そのものにもノスタルジーを感じてしまうもんなんですね。

あと、「日曜の夕方〜夜は、一社提供の番組が多い」などの発見もありました。発見というか、ひょっとするとテレビマニアの人には常識だったりするのかもしれない。


■1984年(ネーナ「ロックバルーンは99」がリリースされた翌年)のTVガイドは、表紙からして初代いいとも青年隊。しょっぱなから挨拶代わりに野々村とハガケンジとその他一名ですよ。

そして、1989年(ネーナ「ロックバルーンは99」がリリースされた6年後)の号は表紙&カラーページ第一特集が田原俊彦です。「絶好調! デビュー10年」だそうです。

田原

で、カラーページ第二特集がこの人なんですよ。

容疑者

この写真には、なんか「売れてる勢い」を感じます。

巻頭からこの二人が並ぶという豪華ラインナップ。西暦2011年の今ではちょっと考えられません。

目次

ちなみに、1991年の号は表紙が石田ひかり(だったかな)でした。


■で、これらのTVガイドを読み比べて思ったのですが、'84年の号と'89年の号との間に、すごい隔絶というか、断絶を感じるんですね。単なる誌面の違いじゃなくて、すごく大げさに云うと、日本という国の雰囲気が違って見える(ほんとに大げさですが)。

もっと云うと、'84年が戦前っぽく見えて、'89年が戦後っぽく見える。それくらい違う。

もちろん元号が違うってこともあるだろうけど、「バブル前」と「バブル真っ最中」の差が、この隔絶感の原因だと思う。


■そして、'84年→'89年→'91年と読み進めていくうちに、

なんだか夢がさめていくような物哀しさ

が、ちょっとしたのが不思議だ。バブル崩壊が関係してるんだと思う。


■えー、というわけでですね、みなさまも古いテレビ雑誌をサカナにして飲んでみてください(ジュースでも可)。

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■歌舞伎見物一周年


■今日も沖縄のあれは一旦おいといて、歌舞伎の話を。


■えー、昨日(3/8)をもちまして、歌舞伎を見始めて一周年になりました。

「カブキとはどんなものか、一度だけ見てみよう。歌舞伎座もなくなるらしいし」と、ふと思い立っての、人生初の歌舞伎見物でしたが、意外と性に合ったんでしょうか、四月は月の半分近く歌舞伎座に足を運び、歌舞伎座が休館した後も新橋演舞場や国立劇場で定期的に見続けるようになり、大阪松竹座での團菊祭や、南座の顔見世なども見て、海老蔵は殴られたりCM降ろされたりして、現在に至る、と。

こんなにも見ることになるなんて、いまだに我ながら不思議です。


■ちなみに、昨年見た初めての歌舞伎は、『御名残三月大歌舞伎』の第三部(そう、三部制だった)で、演目は『道明寺』と『石橋』でした。

その日は、仕事を終えてそのまま東銀座に直行。けっこうなギリギリのタイミングで歌舞伎座に滑り込み、席にたどり着けたのは、それこそ幕の開く45秒くらい前でした。

これって、歌舞伎座での歌舞伎見物にギリギリ間に合ったおれの観劇人生を象徴してるみたいですよね(ここはとりあえず、肯定の相づちを打っといてください)。


■これからも歌舞伎をたくさん見に行きたいと思いますので、できれば桟敷席で見たいので、できれば幕間に特上うな重も食べたいので、あと、おニューの着物もあつらえたいので、お金が要りますので、みなさんぜひgocoupのCDを買ってください!

っていうまとめ方でいいですか、今回。すいませんね、なんか宣伝ぽくなっちゃって。宣伝ぽいと云うか、宣伝以外の何物でもないですけど。


■あ、いまgocoupの新しいやつを作っています。ネーナの「ロックバルーンは99」ぐらい売れたいですので、よろしくお願いします。


■三月大歌舞伎 昼の部 新橋演舞場


■沖縄の話はいったんおいといて、歌舞伎の話を。


■えー、今日は新橋演舞場で三月大歌舞伎を見てきました。昼の部。

『恩讐の彼方に』の菊十郎が良かった。

『伽羅先代萩』は、なかなかご飯を食べさせてもらえない舞台上の子役二人と、昼食を食べて眠くなってコックリコックリ舟をこいでる観客たちのコントラストが面白かったです。

『曽我綉侠御所染』(←読めない…)は、三階席だったので、花道での橘太郎が見えなかったのが残念。


■しかし、あれですね、歌舞伎のときは昼食は控えめが良いですね、やはり。


■あ、今日、銀座のチケット屋で、国立劇場の切符も買ってきました。三階席を、しぶしぶ、やむなく、しかたなく、定価の倍の値段で。

そろそろ「あぜくら会」に入ったほうがいいかもしれない。


■では曲です。ネーナで、「ロックバルーンは99」。


■ペットボトル、ダンキンドーナツ、他


■さあ、ネーナのヒットチューン「ロックバルーンは99」に乗せてお送りしております半蔵商店です。引き続き、沖縄であったあれやこれやを書いていきます。


■上の妹の結納が、とある結婚式場で行われたのですが、そこの進行役の人がジンカーズの樋口に似ていた。

それはいいのですが、結納のあとの食事会で、テーブルに出されたソフトドリンクがどういうわけか500mlペットボトルだった。あのな、おい、おかしいと思わねえのか、ここの式場の人々は…。学生がコンビニで調達した飲食物で部屋飲みやってんじゃないんだからさー。ペットボトルて。

オレンジジュースが、Qooの500mlペットボトルってどういうことだよ。結婚式場のオレンジジュースには瓶入りのバャリースを用意するのが文明ってもんでしょう。

テーブル上に500mlペットボトル群が林立する中、かろうじてオリオンビールだけは瓶でした。


■下の妹の彼氏(R君)に初めて会った。お土産にダンキンドーナツを持ってきてくれてた。おかげさまで、ひっっさしぶりにダンキンドーナツを食べることができた。ダンキンドーナツは、たしか'98年ごろに日本から撤退したのですが、米軍基地内にはまだあるのですね。R君がたまたま米軍基地に入る用事があったので、そのついでに買ってきたそうだ。ミスドでなくダンキン、というところが、なかなか分かってますね。できる青年だ。


■ちなみに、そのR君はアニメ好きらしいのだが、ある日、R君のiPodにアニメソング(『なんとかハルヒのなんとか』とか)が入ってるのを妹が発見したところ、妹はR君にiPod内のアニメソングをすべて抹消するように命じたそうだ。

なにも消させることないと思うんですけど…。


■酒のつまみとして、おれがこのお菓子をスーパーで買っていったところ、たちまち実家で大ブレイクした。


■去年の夏に店じまいセールをやっていた、沖縄市の中の町(←「中の町」という地名です)の「アメリカンスペース」が、まだ店じまいセールをやってたので安心した。


■なぜ、この芸名なのか


■はい、お送りしたナンバーは、ネーナで「ロックバルーンは99」、でしたー。


■といった意味も含めましてね、これから何回かは沖縄でのことを書こうと思うんですが、まずは沖縄市で見かけた、とあるポスター。

歌謡ショーのポスターなのですが、メインの歌手の大きな写真の片隅に、こういう写真が小さく出てました。

なぜこの芸名なのか

なぜ、その名前にしたのか。なぜ若くもないのに、こんな駆け出しの前座みたいな名前なのか。「司会とものまね名人」というキャプションはちょっと文章が変ではないか。どういう人物のものまねをするのか。どういう経歴なのか。ギャラはいくらなのか。年齢からすると意外に高いのか。なぜうちの近所のファミリーマートの宮崎哲弥似の店員はあんなに愛想が悪いのか。謎は深まるばかりです。が、検索したら負けかなとも思う。


■で、ここまで書いて思い出したけど、二十年くらい前、“コロッケの弟子”みたいなポジションの沖縄出身の芸人いたよね?


■沖縄から戻ってきた件


■はい、ということでネーナで「ロックバルーンは99」を聴いていただきましたー。どうも、半蔵商店です。


■といった意味も含めまして、おとといの晩に沖縄から戻ってまいりましたよ。沖縄は暑かったです! おとといは那覇にいたのですが、街を行く人の21〜23%くらいは半袖でした。車にもクーラー入れてました。沖縄は南半球にあるので、東京と季節が逆になるんですね。おかげで東京が余計に寒く感じられてしまいます。


■しかし四泊五日はあっという間だったなー。パタリロを読む暇もありませんでした。沖縄そばもステーキも食べ(ら)れなかったし、コザの個人商店も二店しか回ってない。


■ま、例によって、これから数日は、沖縄であったことや思ったことなどを、標準語で書いていきたいと思います。

さっき書いたように沖縄は暑かったので、沖縄のことを思い出そうとすると、去年の夏のことを思い出してるような気分になるんですね。つい二日前のことなのに。


■ちょっと沖縄行ってきます


■離陸四時間半前でございます。半蔵商店です。今日から二十八日までちょっと沖縄行ってきます。なぜこんな時期にかというと、なんか、妹が結婚かなんかするらしいんですよ。それに出席します。

せっかく沖縄行くのでほんとは三週間くらい休みたいのですが、多忙なロックスターの身であるため五日間しか休みが取れませんでした。売れるというのも考え物ですね。


■今回は日程が短いため、道中、いささかの不義理をいたしますが、いつも不義理だという説もありますが、そこまで不義理でもない感じもしますが、そこらへんどうぞよろしくお願いします>沖縄方面各位


■前を見ず歩く人


■このごろ街角や駅で、「前方を見ず、ケータイをいじりながら歩いてる人」をたびたび見かけます。自分では前方を確認をすることを怠り、“前からやってくる人を確認し、それをよけるコスト”をこっちにのみ一方的に負担させる人たちです。

「おれは歩きながらケータイいじってメール打ったりtwitterでおもしろおかしいことをつぶやいてますんで、おれにぶつかりたくなかったら、おまえの方でちゃんとよけといてください。よろしく!」って態度を表明されつつ天下の往来を歩かれても困る。だって、ほら、人と人とがぶつからないように歩くって、「お互いがお互いの姿を確認する」ありきじゃないですか。ねえ。

以前も書いたように、世の中、大人しくよけてくれる人ばかりとも限らないので、ケータイをいじりながら歩かないほうがいいんじゃないかなー、と思います。


■それと、このようにケータイをいじりながら歩く人たちが、ラッシュ時の駅のホームやエスカレーターや階段で、人の流れを滞らせてるときがあります。なんか人の列が進まないなーと思ったら、先頭の、30代半ばの、やたら膨らんだ鈍重そうな黒いナイロンのカバンを肩に掛けた銀縁メガネの下膨れ顔サラリーマン(に限らないけど)がネチネチねちねちケータイいじってんのな。

ひどいときには、人の流れがなかなか進まない→手持ちぶさたになってケータイをいじり始める人が増える→人の流れがさらに進まなくなる、というデフレスパイラルが、いやデフレではないですけど、そういうスパイラルが起きてることもあるような気もします。


■ケータイならまだ良いですが(良くないですが)、両手でがっつりゲーム機握ってゲームしながら歩いて、中にはご丁寧にヘッドホンをしながら歩いてるやつもいるのな。

ふつうに考えて危ないですよね。人類としてわりかし基本的な動作である「前を見て歩く」ということを放棄して、かつ周囲から聞こえてくる音もヘッドホンで遮断してるわけだから。これって、生き物としてかなり無防備な状態だと思うんだけど。自分に迫り来る危険とかを感知するのが遅れるんじゃないだろうか。


■以前、うちの近所の小さな交叉点で、

両手に握ったPSPの画面を凝視しながら、なぜか満面の笑みを浮かべて横断歩道を渡る40代の男(イヤホン装着済み)

ってのを見たことがあります。そいつ、PSP凝視。がっつり凝視。前を一切見てない。

いくら青信号だったとはいえ、道路をわたる際にそういう心構えでいいのか。車が急に曲がってくるかもしれない、とは想像しないのか。

というか、なぜ満面の笑みを浮かべていたんだろうか。


■そういえば秋葉原では、小型のスマートフォンだかなんだかで、

なんらかの動画を鑑賞しながら自転車に乗ってる男

がいました。うん。危ないと思います。そんなんで自転車こいで軽トラの内輪差に巻き込まれたりしても、誰も同情してくれないと思う。


■あと先日、軽くびっくりしたのが、これもうちの近所で見かけた30代の男(小太り)なのですが。

そいつは、

女性タレント名鑑2011

みたいなタイトルの、小型のぶ厚い本を読みながら自転車に乗っていた。

なあ、どうしても自転車に乗りながら読まないといけない本なのか、それって……。


■お染の七役、テンペスト、まずい寿司


■先週の土曜日、昼は銀座で『お染の七役』を見て、夜は赤坂で『テンペスト』を見ました。

なんか、「今日は帝劇、明日は三越」って感じですね。違うか。


■昼の歌舞伎はさておき、なぜ『テンペスト』を見に行く気になったかといいますと。

先々週の三連休に、母親がこの劇を見るために上京してきたんですね。で、その際に赤坂まで呼び出されて食事をおごらされたのですが、大絶賛してる訳ですよ、テンペストを。で、「あんたも見なさい」って云われたので、ちゃんと見に行きました。親孝行だなあ。


■まず昼。『お染の七役』再見(前回は2/3)。亀治郎が七変化です。前回も見たのに、早替わりの場面ではやはり驚いてしまいます。

弘太郎の丁稚は、前回見たときよりもさらに子供っぽく演技してたように感じました。おにぎりを食べながら演技するのは難しそうですね。

お灸のシーンでの「ドドスコスコスコラブ注入」は前回はなかったような? それはさておき、前回も今回も良かった。


■で、赤坂に移動して見た、母絶賛の『テンペスト』は……

んー…………………………………………………………

………………………………………………………………

……………………………………………………………… (・ω・ )


■なんつーか、季節の変わり目にテレビ局が放送する三時間ドラマ特番みたい。

「歌舞伎を見た直後に見た」というバイアスがかかってることもあるが、CGやらVTRやらBGMやらを駆使した舞台が大味に感じられた。

終盤、宮殿に火を放つシーンはあまり意味が分からないし、それ以降のエンディングまでの展開は適当に早送りで流してる感じだったので、観劇後の「読後感」がどうにも薄い。

清国の役人(?)とその家来の描写も退屈。なんといえばいいか分からないが“武闘派カンフー女”みたいなのはさ、もう出てくるだけでうんざり。

あと、龍のCGのシーンのナレーションもさあ、「交尾する」って表現はないでしょう。動物番組のヘビ特集の回みたいだ。他の云いかたがあったんではないか。

文句ばっかりでごめん。


■「このチケット代で、銀座で染五郎の『女殺油地獄』をもう一回見に行けたなー」と、できるだけ思わないように思わないようにしながら頑張って最後まで見たおれを、誰か褒めてほしい。

そう、三枚目役の人々による笑いのシーンとか、小道具を使ったくすぐりとかはけっこう面白くて、それでおれは席を立たなかったんだな。笑いって、やっぱり大事ですね。

ところで琉球王国とかいう、東洋を舞台にしたRPGに出てきそうなあの国ってなんなの? 実在したの?


■しかし、会場の赤坂ACTシアターは、劇場の造りがあんまり良くないと思う。ロビー(と呼ぶほどのものだろうか)が狭い。通路も人の流れが滞っている。


■で、帰りに、劇場の近くにあった、チェーン店の寿司屋に入りました。

お通し(メニューに値段表記なし)として出された酢の物に、ミートソースみたいな味のついた変なトマトがトッピングされている、という時点でちょっとイヤな予感がしたのですが、食べ物屋でのイヤな予感は当たりますねえ。

まず、日本酒のつまみとして最初に頼んだ焼きイカが

ぬるい。

いきなりぬるい。唐突にぬるい。焼きイカがぬるい、とはどういうことなんでしょうか。


■のっけからこんな調子なので、つまみ方面は大至急あきらめて、即座に握り方面に移行。2カン頼んだら、5分くらい待たされた。店内はたいして混んでもないのに。

もう2カン頼んだら、また5分くらい待たされた。店内はたいして混んでもないのに。

握りのシャリも甘すぎるし、お茶を頼んだらアホみたいに熱い。なんだお前。


■つまんなくなったので、さっさと会計を済ませて店を出る。変なお通し+ぬるい焼きイカ+日本酒一合+にぎり4カンで2160円。

けっきょくこの店でいちばんおいしかったのはショウガでした。


■「チェーン店の寿司屋にいちいちケチつけてんじゃねえよ」とおっしゃるお侍さんもおられましょうし、こちらもその点は承知の上で“割り引いて”はいるのですが、しかし、もうちょっとくらい、ちゃんとしてくれてもよかったんじゃないでしょうか…。(・ω・`)


■東京メトロのローン先生


■東京メトロの車内にくっついてるモニターで流れている、「住宅融資支援機構」という団体のCMの、「ローン先生」というキャラクターが気になる。

マンガでいうと、『いまどきのこども』のキリ太と、『のらみみ』に出てくるハローキッズの店長を足して二で割ったような外見なんですが、このキャラクターが気になる。


■スーツ(ブレザー?)姿の三頭身で、年齢は10歳か38歳のどっちかに見える。22歳には見えない。

まあ「先生」と呼ばれてるくらいだし、CMのなかで住宅ローンに関する小難しい話を説明してるので、10歳ってことはないから、たぶん38歳なのだろう。


■で、このキャラクター、かわいいかというと、かわいくはないのだが、ときおり地下鉄のモニターで見かけるうちに、妙に愛着が湧いてきましてね、ええ。


■でも、このローン先生、地下鉄に乗るたびにいつもお目にかかれるとは限らなくて。

モニターに数分に一回しか登場しないんですね。で、その数分に一回ってときに、モニターが視界に入る位置に立ってないと見えないのです。

もっというと、東京メトロのすべての車両にモニターがついてるわけでもないのです。


■なので、東京メトロで「モニターを搭載した車両に乗ってて」、かつ、「モニターが視界に入る位置」にいないと、ローン先生とは会えないのですよ。それゆえ、ローン先生を見かけたときはプレミアム感がある。


■ちなみに、いまのところ「住宅融資支援機構」のサイトには、このローン先生のCMは掲載されてません。

残念な気もするけど、web上でいつでもワンクリックすれば会える存在じゃないからこそ、この妙な愛着が湧いてきてるような気もする。


■再び『お染の七役』、VJ、など


■日ごろの行いが良いので、二月花形歌舞伎『お染の七役』の切符が無事ふたたび取れました。よかったよかった。もう一度見たかったんですよこれ。ということで今度行ってきます。

前回の観劇から約二週間。芝居がどのように変わってるかを見るのが楽しみです。


■「今年こそはクラブでVJやりたいなあ」と毎年思うだけで終わってるので、2011年は逆にほんとにやってみようかと思ってます(あらかじめ編集した素材をVHSで流すだけ、ってのなら何回かやってたけどね)。

ちかぢかノートパソコンを買い換える予定なので、それもVJに使えるようなスペックの機種を買うことにしてます。VJソフトについてもいろいろ絶賛調査中です。

今日は、半年前に買ってほとんど使ってなかった、VHS/DVDの映像を取り込む謎の機械をPCにつなげたりしてました。

で、それはいいんだけど、問題は、おれにVJをさせてくれるイベントがあるかどうかだな。


■あ、今日の夕飯は、ゆでた全粒粉パスタを、ニンニクとオリーブ油で炒めたエノキと和え、ネギやミョウガなどの薬味をトッピングしたやつです。うまい。


■あと、コンヴィニエンスなストアーなどで売ってる適当な安い赤ワインを、西洋の発泡水で割って飲んでます。なかなか。


■バブル再来/全粒粉パスタ


■「ねえねえねえねえ マメン アニ 世の中むっちゃ不景気らしいじゃない」とボーズがラップして18年経つ。

「超深刻だ就職難 ドゥンダンディンダ ディンダンダン」とアニがラップして16年経つ。


■いや、それだけの話ですけど。長いですよね、不景気。'98年ごろのピチカートファイブにも「不景気」というタイトルの曲があったと思う。

そういえば2007年ごろって、一瞬、バブル再来とかそういう話なかった? どこいったんだ、バブル再来。おれもバブルさんとやらにお会いしたい。自宅にお招きしたい。ドミノピザや日本酒(久保田千寿など)でおもてなししたい。バブルさんがしゃべるラジオ番組の構成をしたい。


■などといった高尚な経済学の話はさておき、このごろは全粒粉パスタというものを食しています。

全粒粉パスタ

ゆでて、で、さっと塩を振るだけでも美味しい。めんつゆなどをかけても美味しい。醤油をたらしてもいい。一味唐辛子をパラパラやってもいいし、缶詰のツナと和えるのもいい。まだ試してないけど、ポン酢とかも合うかもしれない。

全粒粉パスタは、普通のパスタよりも栄養があり、かつ、「GI値」っていう数字が低いらしいんですね。

で、この食べ物のGI値というのが体の血糖値に関係していて、で、血糖値が感情に関係している……らしいんですね(聞きかじり)。

で、ものすごく平たく言うと、GI値が低いほうが感情をコントロールしやすい……らしいんですね(聞きかじり)。

イライラするとか集中できないとかだるいとか、そういうダメな状態に陥ったりするのも食べ物の選び方が良くないから、らしいです。


■自分の感情くらい、自分でコントロールしたいので、とりあえずGI値とかそういうのに気をつけていきたい今日この頃ですが、佐久間一行の、R-1決勝当日はさして好きではなかった一本目のネタの歌が、さっきから頭の中でループしてるんですけど。


■昨日のR-1の感想文


■この冬は、M-1はスリムクラブが、R-1は佐久間一行がそれぞれ優勝しました。というわけで昨日録画したR-1を今朝見たので、その感想文を書こうと思います。

しかし、以前も書いたことかもしれませんが、R-1ってM-1に比べるとなんか地味ですね。なんというかM-1のような緊迫感がない。「芸人達が競ってる!!」という雰囲気が薄い。単に演芸場(ではないですが)から生中継してるだけという感じにとどまっている。NHKやテレ東の正月番組に近い。これは関テレと朝日放送の、TV中継の演出の技量の差が表れた結果なんでしょうか。雨上がりの二人のたどたどしい、妙に余裕のない司会がなかなか上手くならないのも謎です。

R-1は関西テレビではなく朝日放送に作ってもらった方が、より盛り上がるのではないかと思いました。


■では、以下感想。なるべく登場順に並べたつもり。順番間違ってたらご容赦。


【一回戦】

キャプテン渡辺
ネタの種類は「あるあるプレゼン」なんだけど、フリップとか小芝居とかを用いず、まっすぐしゃべるだけというプレゼンの仕方が新鮮で面白かった。そして、あるあるの種類も「日常生活でどうのこうの」でなく、「借りた金を返さない人たち」という変わった属性を採りあげたのも面白かった。

アラはいろいろ探せば出てくるかもしれないけど、アラ探しする理由もとくになし。COWCOWの人よりこっちの方が良かった。


COWCOWのどっちかの人
最初の早口言葉が終わったぐらいの時点で、おれの脳が見ることを拒否しはじめたので、早送りして飛ばしました。すいません。


AMEMIYA
かったるいのでHDDを1.2倍速再生して見た。別にって感じ。これより面白い人は三回戦とかにも多々いるはずなんだが。あと、全体的な雰囲気がボキャ天世代っぽい。良くない意味で。


バッファロー吾郎・木村
「どういう方向性かが読めたとたんに観るのがしんどくなる」というタイプのネタだったので、「赤ちゃん!」と発表したときからもう脳がしんどくなってしまって、たまたま手元にあったTarzanのセックス特集号『あなたのSEXは最高?』(2004/1/28号)をパラパラと読み始めてしまいました。

あ、でも、ネタに入る前のVTRで、木村がなぜかホテルの一室でワイングラスを片手にバスローブを着ていた画がおもしろかった。ネタより面白かった。


ナオユキ
おもしろいし、去年の敗者復活戦でも面白いと思ったけど、なんというか、自意識の強い居酒屋店主というか、自己主張の強いコーヒー専門喫茶店の店主とか、そういう種類の人類に似た空気を0.06ppmほど検出してしまう。それに素直な感情移入を阻まれてしまう。おれの器が小さいだけか……。


スリムクラブ・真栄田
おれは好きです。が、23時台にやったほうがいいネタではないかと思ってしまいました…。


佐久間一行
さっくん自体は好きなんですが、これはちょっと。単独ライブでファンサービス用にやるネタ、という趣。


ヒューマン中村
見た目は「はいじぃ」っぽくて、ネタは「中山功太」っぽい。前述のバッファロー木村のような「方向性が分かったとたん、観るのがしんどく」のタイプの危うさはあったものの、「あるある」のクオリティが高く、その点を補っていた。



【準決勝】
COWCOWの人
早送りで飛ばした。西暦2011年にもなって、田中邦衛のモノマネをしてる哺乳類なんてテレビで見たくないんですよ。すいません。


芸名をローマ字表記にしてる人
かったるいのでHDDを1.2倍速再生して見た。別にって感じ。これより面白い人は三回戦とかにも多々いるはずなんだが。あと、全体的な雰囲気がボキャ天世代っぽい。良くない意味で。


スリムクラブ・真栄田
おれは好きです。が、26時台にやったほうがいいネタではないかと…。


佐久間一行
“フィクション内の設定でピン芸を披露する”、というネタは、ピン芸人/コンビ問わずよく見られるやりかたですが、このネタはフィクション内設定がさっくんのキャラクターによく合ってたと思う。

一瞬、「安直なフリップ提示あるある」への批評も含まれてるのか、と思いましたがそれはさすがに深読みしすぎですね。


【決勝】
ローマ字表記の人
かったるいので飛ばした。これより面白い人は三回戦とかにも多々いるはずなんだが。あと、全体的な雰囲気がボキャ天世代っぽい。良くない意味で。

佐久間一行
おれが雑誌の編集者だったら「さっくんワールド炸裂!」ぐらいのキャプションしかつけられない種類のネタだけど、「雑談してる中2」の感じがよく出ていたと思う。

佐久間一行は、三本とも「手堅くない」ネタで押し通したのが度胸あると思った。


【全体的に】
■R-1のテレビ中継は、なんつーか、R-1というコンテストの模様を、テレビ番組というフォーマットにムリヤリ押し込めてるがゆえに、コンテストとしての勢いが伝わりづらくなってると思う。

(逆にM-1中継は、コンテストの模様をテレビ番組というフォーマットで“切り取ってる”、というイメージ。ここらへんちょっと言語化しにくいのですが。)


* * *


■えー、感想は以上です。すいません、一銭も払わず見物してるのに、感想文を長々書いちゃって。

あ、あとオープニングで、数人の審査員が連続で桂三枝のマネをしはじめたところが面白かったです。

あと、せっかくの土曜の夜なのに、家でこんなことをブログに長々と書き連ねてるおれはどうなんでしょうか。これでいいんでしょうか。


■終われ冬


■えー、相変わらず冬ですね。石神井町も今日は雪です。

しかし、なあ、冬って要るか? 寒いんだよ、冬って。このクラウド時代に。

──クラウド関係ない…。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

だいたいさ、この時期の出費のほとんどは、ね、防寒がらみなんですよ。手袋とかカイロとか、寒いからってついつい買ってしまう温かいお茶とか、ついつい入ってしまううどん屋とか。

そしてなんといっても光熱費ですよ。おれの部屋の電気代も、先月は9300円を突破しましたよ。突破したくないですよそんなもん。9300円ですよ。おれが払うわけですけど、東京電力に払うんじゃないですよ。「冬」に対して払ってるんですよ、この9300円は。東電はあくまで、冬に代わって集金してる代行業者にすぎない。

一ヶ月に9300円も持ってくって、何様なんだよ冬ってやつは。ほんとずうずうしい。

──そう云われましても。(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )


■だいたい、冬がなにかしてくれましたか? 冬がメシを作ってくれたか? 冬が歌舞伎座のチケット取ってくれたか?

──いや、冬があるからこそ日本には四季折々の風情ってものが……(´д` ) (´д` ) (´д` )

冬なんて光熱費かさんで体調崩すだけじゃん。冬いらないじゃん。春、夏、秋だけでいいじゃん、冬廃止!! STOP THE 冬!!!!

──こいつは何を云っているんだ……( ;´д) ヒソ (´д`) ヒソ (д` ) イツモダロ


■とはいえ、こんな安アパートに住んでるおれにも問題があります。会社が借りあげてる部屋なんですが、なにせ造りが粗いので断熱性が悪く、そのうえ石油ストーブや猫などといった暖房器具の使用が禁じられてるのです。そして冬は寒くて夏は暑い。

いっそ、ちゃんとしたいい賃貸に引っ越そうかなー。と思って会社の人類に相談したんですが、

「もうそのトシなんだからさ、賃貸に引っ越すよりマンション買った方がいいよ」

と云われました。そうなのかもしれない…。


■しかしマンション買うったって、そんな、肉や野菜やアル・ヤンコビックの『スリだー』の中古LPみたいに、すぐに近所の店でパッと買えるもんでもじゃないですか。

とはいえ、そういえば同期のS君は、おれより三つ年下なのにもうマンション買ってたしなー。うーむ。


■というかこのアパートに、おれは長く住み過ぎてる気がする。

何かの落語に出てくる、

「こんな長屋から這い出せないようじゃ、どうせ大したやつじゃねえだろ」

みたいなセリフが頭の中をよぎる昨今でございます。それはあれだ、冬のせい。


■あ、マンション代の足しにしたいので、gocoupのCD買ってください。この季節は、『snowscape』がおすすめです。雪に良く合います。よろしくお願いします。


■自宅での作業効率を高めるライフハック


部屋の鏡台の両側に、胡蝶蘭の鉢植えと扇風機を置くと、歌舞伎役者の楽屋っぽい雰囲気になるよ!

──それ作業効率とか一切関係ないと思うんですけど… (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■現代日本の30代男女の90%ぐらいが、


■昨晩は、牛脂で炒めた牛肉500g、という夕食を摂りました。男らしい。(`・ω・)キリッ


■さて昨日、『ほぼ日』トップページの日替わりコラムでイトイ氏が、

「とある場で、数十人の人々に『自分のファッションが、実年齢よりも若いと思う人?』と訊いたら、そこにいたほとんどの男女が手を挙げた」

というようなことを書いてました。


■で、イトイ氏が書いたからおれも書くというわけではないのですが、おれもここ最近ずっと、

「現代日本の30代男女の90%ぐらいが、『自分は世間一般の他の30代よりも若い』と思い込んでいる」

ように見えるのですね。


■これはおれが実際に見たやりとりなんですが、とあるお笑いのライブで、まあ30歳くらいに見える某ピン芸人の男が、司会の南海キャンディーズ山里とこんな会話をしてました。

某ピン芸人「実は、僕、こう見えても、30歳なんですよ!」

山里「(とくにリアクションなく、軽く受け流す相づちを打つ)」

某ピン芸人「(山里のリアクションの薄さにやや不満気)」

山里「(その不満な感じをフォローするために気を遣って質問)え? 何歳くらいに見えるって云われるの?」

某ピン芸人「いや、25、6くらいて云われるんですけど…」

このやりとりを聞いて、おれは客席で「いや、最近の30歳ってだいたいそんな感じだろ」および「そもそも30の男が20代半ばに見えたからって、だからそれがなんなんだよ」と思ってました。


■いや、このやりとりをもって、「現代日本の30代男女の90%が〜」という前述の考えにたどり着いたわけではないですし、このやりとりが前述の考えを象徴するサンプルかというとちょっと“象徴感”が薄いのですが、おれはここ最近はそういうふうに考えてます。

まあ、これはおれの主観的なあれですので、科学的なデータとかはないのですけども。


■五月雨ですいません、他



「ほぼほぼ」という表現につづいて、「フルフル」という表現も耳にするようになりまして、今日もまた耳にしました。

「デザインまでそちらでフルフルで作成していただくということで」とか、

「これがオプションをフルフルで含んだ場合の見積書です」みたいに遣います。

「フルで」ってことの強調表現なんだろうけど、よく分からん。「フルフル」じゃなくても「フル」でいいのではないだろうか、と思ってしまう今日この頃ですし、大人が口にする言葉じゃないのではないかと思わないこともないですが、やがては自分でもフルフル云っちゃう様になってしまうのでしょう。


■あと、「裸のメール」という表現も最近知りました。

タイトルや本文を含まない、pdfだかjpgだかの添付ファイルのみのメールの事を指すようで、「のちほど裸でメールを送っておきますので」みたいに表現する、ようです。


■あー、それと「五月雨ですみません」ってのもたまに見ますね。メールの内容があとから付け足し付け足しで送られてくるときに遣われるやつです。「五月雨式ですみません」って書かれるときもあるね。

ただ、この表現を使うときは、せめてメールが三通目に突入してからにしてほしいですね。まだ二通目なのに「五月雨で申し訳ありませんが…」とか書かれると、おいおいおい、なに“五月雨”を安売りしてんだよ、まだぜんぜん五月雨じゃないじゃん、その表現は三通目までとっておこうぜ、と思ってしまいます。「このまま行くと、平成50年ごろの辞書には、“五月雨式”=“メールを二回に分けて出すこと”って書かれるようになってしまうじゃないか」ともちょっと考えます。考えすぎです。寝ます。


■『お染の七役』『女殺油地獄』二月花形歌舞伎


■読んでる人は読んでないフリをし、読んでない人は読んでるフリをする謎のブログ、半蔵商店でございます。

といった意味も含めまして、見に行きましたよ、おととい、銀座に、『二月花形歌舞伎』を、昼夜通しで、くどいですね、倒置法が。

なぜ二月三日木曜日という平日に見に行ったかというと、この日は旧正月だったからです。今年の新暦の正月は玉三郎特別公演を見たので、旧暦の正月は亀治郎と染五郎を見る、ってえ寸法でございます。縁起がいいよね。というか、まあ、土日のチケットが手に入らなかったってのもあるんだけども。


■まずは昼の部。市川亀治郎が一人七役をこなす、という情報は知ってたんですよ、高度情報化社会ですから。

知ってはいたのですが、いざ実際に目の当たりにすると、やっぱりすごいですね。亀治郎が一役目、二役目、三役目…とくるくる早替わりしていきます。チケット代のうち47〜51%くらいはこの早替わり代ってことでいいと思う。

芝居自体も、シリアスな場面と笑える場面とがバランスよく配合(←かぜ薬のCMか)されていて、面白かった。

それと、市川弘太郎の丁稚がよかったです。おれは、歌舞伎に限らず、三枚目役のキャラクターってのが気になってしまうんですよ、なぜか。

あと宗之助もよかったです。


■で、三時半に遅い昼食。歌舞伎座裏の「歌舞伎そば」まで歩いて、もりそば大盛 feat. かき揚げ二つ。

この、ね、かき揚げを一つじゃなくてあえて二つ、ってのがちょっとしたハードルでね……という、かき揚げに対する個人的思い入れを長々と読まされるほうも困ると思うので割愛。

その後、夜の部の開演までかなり間があるので、喫茶店に入って体力を温存することに。

という理論で、某喫茶店に入りコーヒーとアップルパイを発注するも、コーヒー美味しくない…。なんというか、やたら酸っぱい。が、アップルパイは美味かったので、この美味しさで自らを精神的に鼓舞し、どうにかコーヒーを飲みきることに成功しました。


■で、六時半から劇場に戻って夜の部。タイトルだけは知ってた『女殺油地獄』。

正直、前半は地味な進行だな…と思ってたのですが、これがあとからじわじわ効いてくるのですね。

で、凄惨な殺人のシーン。あえて旧正月にこういうのを見とくと、厄除けになりそうな気がする。

親のハンコ勝手に持ち出して借金→その返済のために強盗殺人で捕まった主人公が「終始一貫した極悪人ではない」点と、あと「最後までそんなには反省してない感じ」が、不気味でもあり、妙な納得もあり。


■終演後。小腹が空いてたのでラーメンでも食べて帰ろうかとちょっと思ったけど、

「ラーメン屋に入って、食券を買い、席に着き、店員に食券を渡し、数分ほど待ち、ラーメンを出され、それを食べ、店を出る」

という一連の流れを頭の中でシミュレーションしたところ、ラーメン欲が意外にあっさりと収まったので、食べずに帰りました。


■結論。

1)亀治郎がちょっと好きになったかもしれない。

2)やはり、世話物の染五郎は、良い。

3)ラーメンが食べたくなったら、とりあえず頭の中でシミュレーション。

チケット取りづらいだろうけど、できればもう一回みたいです。とくに昼の部。


■二月花形歌舞伎/Dreamfish 2


■あけましておめでとうございます(旧暦)。半蔵商店です。本年もどうぞよろしく。


■で、今日はこれから銀座に『二月花形歌舞伎』を見に行ってまいります。楽しみです。が、昼の部と夜の部の間が3時間くらい空いてるのな。その間、ちょっと歩くけど、久しぶりに歌舞伎そばでも食べてきます。


■ぜんぜん関係ないけど、こないだディスクユニオンに行ったら、ピート・ナムルック&ミックスマスター・モリスの『Dreamfish 2』(再発版)が、他の新譜と一緒にいわゆる“面出し”で並んでました。

『Dreamfish 2』は、'98年ごろ福岡市の大名の『R』というレコード屋で買ったことがあり、とか、そういうこと書き始めると芝居に間に合わなくなるので、えー、いってきます。


■昨日、電車の中で、


65歳くらいの白髪の男性が『コータローまかりとおる!』を読んでました。


■『わが心の歌舞伎座』、他


■元日の玉三郎特別公演に始まった一月も、今日で終わり。今月はいろいろあったから、長かったなー。もしくは、短かったなー。どっちなんだ。

では、ここ数日の日記をまとめて。


■1/28 金
朝、起きたとき、身の危険を感じた。それくらい寒かった。

夜、ソースを多めにかけたトンカツをつまみに赤ワインを飲んでみたらなかなか美味しかった。

ちなみに、ソースは「ヒカリ中濃ソース」というのを使ってます。材料の野菜・果物・酢が国産。


■1/29 土

東銀座の東劇に、映画『わが心の歌舞伎座』を観にいく。歌舞伎座のドキュメンタリー。

おれは去年の三月から四月にかけてしか歌舞伎座に行ってないんだけど、それでもそれなりに思い出はあります。さよなら公演中の歌舞伎座周辺の人だかりや、カウントダウンの電光掲示板に、早くも懐かしさをおぼえました。

正月の歌舞伎座の様子も出てきます。歌舞伎座の正月も一度は経験しておきたかったなー、と、いまさらながら思う。

あと、團十郎の弁慶が飛び六法で揚幕の向こうにたどり着いて息を切らしてるシーンと、息を切らしたまま廊下と階段を歩いて楽屋に戻るシーンに、普段は見られない「歌舞伎の舞台裏」みたいなのを強く感じました。←いや、そのまんま文字通りだけどさ、すごく象徴的というか。夢から現実に引き戻される気分を7mgほど味わったというか。すいませんこの文章うまくまとまってません。

などと考えつつ、寿司屋にて遅い昼食(土曜の遅い昼食、というのがものすごく好きなのです)、その後、某お笑いのライブへ。

夜、寿司屋で飲んだ酒が残ったままバスに乗ってしまい、悪酔い。


■1/30 日

部屋にあるコンパクトなディスクを整理。不要なCD60枚(そのうち10枚くらいが8cmシングル)ほどを新宿のディスクユニオンに持っていく。なかなか重い。

そしたら、20枚くらいのCDは、「こんなCD買い取れねえよ! この白衣小僧めが!」と突っ返されたんだけど、まあそんな云い方はされなかったんだけど、とりあえず40枚くらいは買い取ってもらえて、だいたい現金90ユーロくらいになった。

アンダーワールドの謎のブートと、The Orbのファーストアルバム『なんとかかんとかウルトラワールド』の三枚組豪華版はもうちょっと高く買い取ってほしかったなー、と思わないこともないが、そんなこと云ってちゃいつまでたってもCDを手放せなくなって部屋が片付かないので、ま、よしとします。

CDを売りに行くときって、「ちょーっとこれは買い取ってくれないだろうなあ…」という盤も、ダメでもともとといった気分で持ち込んでみるんだけど、そういうCDはほんとに買い取ってもらえないので、最初から持ち込まないほうがいい。←と、頭では分かってても結局は持ち込んでしまうんだな。


■期待値、経験値


■「今月の売上は、わが社の期待値を越えました」とか、

「新製品に対する期待値がどんどん高まっている」とか、

「そのカレーの味は期待値ほどではなかった」とか、

そういうことを云うお侍さんがたまにいらっしゃるが、「期待値」というのは統計学上の、えーっと、統計学上の、えーっと、まあ、統計学上の何らかの言葉であって、「期待する水準」とか、そういう意味の言葉ではないはずだ。たぶん。

でも、goo辞書には載っていました。うーむ。


■期待値で思い出しましたが、あと、「経験値」も気になりますね。

「7年間にわたり、エンジニアとしての経験値を積み重ね」とか、

「これまでのキャリアの経験値を活かしてがんばりたいです」とか、

そういうことを云うお侍さんもたまにいらっしゃるんだけど、そこ、「経験値」じゃなくて「経験」でいいのではなかろうか。

まあドラクエとか、そういうゲームに出てくる「経験値」というパラメータを目にすることで、初めて「経験」という言葉に接した世代にとっては、「経験」と「値」が、もう最初っから切り離せないものになってるのかもしれない。

あと、「経験知」という同音の言葉の存在もあって、「経験値」という云い回しがあまり違和感なく受け入れられているのかもしれない。

そもそも、経験って数値化できるもんなんですかね。とか、そういう話はこのエントリの本題ではないから、しない。

(ちなみに、おれが小学生のころに読んだとあるロールプレイングゲームの本では、「経験値」という言葉を説明する際、「経験を数値で表す、というのも妙な話ではあるが…」みたいな前置きを述べてたような気がします。)


■今日もたまたま読んでた雑誌かなんかで、「新しいことを始めるために、いままでの経験値を一度捨てる」みたいな云いかたをしてた人がいたけど、やっぱりこれ、「経験」でいいよねえ。

あ、「実際のものごとを、ゲームになぞらえて表現する」って意味を込めて、あえて「経験」でなく「経験値」って云いかたをしてるのかな。などと、変なフォローをしてやる理由も今のところはあんまりない。おれは。


■ま、でも、コトバってのは、時代の流れとともにあれするわけですからね。


■ほんとは「ほぼほぼ」とタイプするのもイヤ


■昨日一日で摂取したカロリーは合計880kcalでした。半蔵商店です。


■さて、いつのころからか、打ち合わせの席や仕事の電話で、「ほぼほぼ」という単語を使う人が多くなってきている。

「この見積書につきましては、これでほぼほぼ確定です」

「この広告のキャッチコピーにつきましては、『一心同体少女隊。』にほぼほぼ決まっています」

みたいなね。


■なんだよ、ほぼほぼって。「ほぼ」でいいじゃないか。

と思うのですが、

「ほぼ」→90%くらい

「ほぼほぼ」→95%くらい

みたいなニュアンスの遣い分けがあるのかもしれない……とも思うのですが、「ほぼ」が「ほぼほぼ」に取って代わられつつあるような気がするんですよね、どうも。そしたらニュアンスの遣い分けもヘチマもない、って話になります。


■あと、一部の人類は、

いまいまの段階では、厳しい状況ですね、ええ」

みたいに、「いまいま」という言葉も遣っていますね。「現時点では」みたいなニュアンスを強調してるんだと思う。たぶん。でもこれも、「いま」でいいような気がしないこともない。


■もうひとつ気になるのが「予算感」「スケジュール感」で、

予算感が見えてきたら、企画の方向性も決まってくるんですけど」

スケジュール感がつかめてきてから、改めてお返事いたします」

みたいな云い方をするお侍さんが少なくないのですが、感ってなんだよ。いや、「だいたいの予算」「おおまかなスケジュール」みたいな意味だろうけども。


■ま、「おれは仕事してるんだぞ、おれは仕事してるんだぞ、おれは仕事してるんだぞ」と周囲にアピールするための、あるいは自分に言い聞かせるためのおまじないの一種なんでしょうなあ、と思わないこともないし、こういう言葉って自分にもいずれ伝染するんだろうなあとも思うし、一日に880kcalってのはさすがに少なすぎるよなあとも思います。


■ものがない


■そろそろ、アンチ断捨離を唱える新書が発売されたり、『SPA!』で「断捨離しすぎて失敗!」みたいな記事が後半のモノクロページで組まれたりするんだろうか、と考えることもあるのですが、先日45秒ほど立ち読みしたこの本は軽い衝撃でした。著者の仕事場の写真が載ってるのですが、

ほ ん と に も の が な い…。( ;゚д゚)

ものがないオフィスといえば佐藤可士和敬称略が有名ですが、それを上回るもののなさです。

佐藤可士和敬称略の場合は「オフィスを効率よく機能させようと追及していったら、ものが減った」という感じですが、この本の著者は、「ものを捨てるのが好きだから捨てた」みたいな感じです。


■で、この本、一瞬買おうと思ったけど、やっぱり買わなかった。

というのも、正直、ちょっとまがまがしい何かを感じてしまい、負の影響を受けそうだったから。

(あと、この人の描くマンガがあまり好きではないから。)

ある種の人々が、ものへの執着を断ち切れず、部屋をもので埋めてしまうように、この本の著者も「もののなさ」に執着しすぎてるような…。

って、45秒ほど立ち読みしただけなのに、偉そうに感想を述べてすいません。


■先週末の歌舞伎と、歌舞伎のテレビ


■先週の土曜日は、新橋演舞場で歌舞伎を見に行ってきました。夜の部。


■『寿式三番叟』は、やはり鷹之資に目が行きますね。『実盛物語』は團十郎の「人の良いおじさん」の感じが印象に残ってます。


■最後の『浮世柄比翼稲妻』ですが──

「後半の、吉原仲之町の場(鞘当)がちょっと気になった。なんというか、“華やかなのに地味”という謎の質感を獲得してしまったように感じられた。

前半に出てきた花魁道中が華やかだったから、あるいは、今月の銀座や国立劇場や浅草の舞台が華やかだったから、相対的に地味に見えてしまったのだろうか。

言葉は悪いが、スカスカな感じが、舞台上に少なからず漂ってたように思う」

と、うちのアパートの近くに住んでる野良猫が申しておりましたが、おれもだいたい似たような感想です。


■で、翌日の日曜日は、録画しといた藤間勘十郎の『情熱大陸』(1/9放送)を見て、亀治郎の『ウチくる』を見て、富十郎の特番を前半だけ見て、後半は録画しました。

情熱大陸は、新橋演舞場を見に行く前に見ておけば良かったかもしれない。

特番の富十郎は、『勧進帳』('09年5月歌舞伎座)の弁慶をやってたんだけど、セリフが聞き取りやすかった。

これに対して演舞場では、鞘当での橋之助のセリフは聞き取りづらいなー、と思ってた。

(というか、「いまでは聞き取りにくいセリフを発する役者が普通になってしまった」みたいな話をどこかで読んだことがある。)


■どっちが出世してるかというと


■昨日の夜、バスの中で、おれのすぐ後ろの席に

「一度でいいからピラミッド型の家に住んでみたいんだよな〜」

と、隣の友人に大声で話している小太りの男子小学生がいました。どんなんだ、ピラミッド型の家って…。


■それはさておき、その小太りは、「いまの時代って、老人の方が金持ってるよねー」とかいろいろノンストップで大声で話してて、まあ正直ちょっとうるさかったのですが、彼の友人はなかなか気配りの出来るやつで「バスの中では静かにしようよ」と小太りをたしなめ、小太りの声量を小さくすることに成功していました。

この友人は、“周囲の乗客に配慮し、小太りを静かにさせつつも話の腰を折らず、良い聞き手であろうとする”という非常にお行儀の良い、実に良くできた子だったのですが、20年後、どっちが出世してるかというと、小太りの方であるような気がしてならない。いや、おれも64年間生きてきたから、だいたい分かる。そういうもんです、世の中というところは。

でも、どちらかと云うならば、小太りじゃなくてこの友人の方を応援したい。


■「おれの母さん(婆さん、だったかな。そこらへんは忘れた)も、8000万で3階建て買ったんだよー」とか話しつつ、小太りはバスから降りていきました。けっきょくこいつは5秒以上黙ることがなかった。


■歌舞伎モニターに選ばれなかった件


■年末に、松竹のサイトで歌舞伎の観劇モニターを募集してたんですよ。ようするに、歌舞伎を見て、アンケートとインタビューに答えて、軽食まで付いてくる、と。

タダで歌舞伎を見られるうえに、いくばくかの食糧も付いてくるんですよ! 応募しますよ、そりゃ。しますとも。


■で、応募者は応募画面に進んで、あれこれ住所名前年齢などを応募フォームに登録するんですね。

で、その応募フォームの中に、

「あなたはこの一年間で何回歌舞伎を見ましたか?」

っていう設問があったんですよ。

で、おれはこの設問に、馬鹿正直に、

「40回」

と書いてしまったのですね。


■あのなあ、すでに年40回歌舞伎を見てるやつに、松竹がことさらモニターを頼むわけないだろ。歌舞伎をあまり見ない人が歌舞伎を見た時の感想を調査するためのモニターなんだから。

──ということに、応募直後に気づいてしまいました。嗚呼。

そして、書くまでもないことですが、おれはこの歌舞伎モニターの選からは漏れました。


■と、まあ、これだけの話なんだけど、おれって、もしかしてある種の判断能力(というのかなんというのか)が低いのだろうか。

たとえ一年間に数十回歌舞伎を見てても、応募フォームなんざ適当にごまかして「2回」とか「0回」とか答えとくのが、もしかしたら普通の社会人なのではないだろうか。

なぜ、「自分の目的達成(=歌舞伎モニターに選ばれる)」よりも、誰の得にもならないどうでもいい「正直さ」を優先させてしまったのか。

この種の判断能力はきちんと身につけておかないと、人生においてあまり良い影響を及ぼさないような気が……ぶつぶつ。


■と、このようになんでも拡大して考えすぎるのもまた惡い癖だとも思います。そもそもモニターの抽選は、ほんとに完全なランダムだったかもしれないしね。


■香りが飛んでいる


金曜日、ものすごく久しぶりにココイチに入って、ロースカツカレーを発注した。そしたら、出てきたロースカツカレーは、カレーソースがいささか熱されすぎていて、香りが飛んでいた。

なあ、先日の寿司屋のカニ汁といい、「料理を熱して香りを飛ばすキャンペーン」でもやってるのか? 石神井公園駅周辺の飲食店では。



しかし、云っても詮無きことですが、今日も寒いですね…。(('A`))


■着物は意外に寒くなかった件


■年末に親戚方面から着物と羽織の一式をもらったのですが、まだ試着してなかったので、先日着てみました。着物はちょっと丈が長かったけど、羽織はいい具合でした。

で、「冬に着物で外出する感じ」を一度は掴んでみたかったこともあり、以前買った別の着物と、そのもらいものの羽織で散歩してみることにしました。


■多くの着物入門書に書いてあることですが、着物ってけっこう暖かいんですね。

着物+羽織+下にはくステテコ+マフラーで、そこそこ寒さはしのげました。

「冬の着物は足元が寒そうではないか」という世論が持ち上がりそうですが、寒さ対策として買った、別珍の足袋を履いてたのでそこはあまり問題なかったです。


■ただ、これでもちょっとは寒かったです。この日(1/10)は風が強かったので。

とはいえ、これはおれが手袋をし忘れてたからで、手袋をしてたらもっと温かかったと思う(←当たり前か)。


■冬になったら和服用のコートを買わないといけないのかなー、と、うすうす思ってたのですが、今のところはその必要もないみたい。

これ以上寒くなっても、ステテコをモモヒキにしてみる、腹巻を導入する、などの手段も残されてるしね。

あと、和服用コートは、「せっかく選んだ着物がコートの下に隠れてしまうのがもったいない」ということで敬遠する向きもあるようです。


■だらだら書いてしまったけど、拙僧が申し上げたいことは要するに、着物はけっこう寒くなかったということと、先日チェーンの寿司屋でカニ汁を頼んだら熱されすぎてて香りが完全に飛んでいたのが残念だったけど一杯三百円だったからそれもまあしょうがないよね、ということです。


* * *


■昨日の『スク×ばる』、24時近くまでやってましたね。最後の最後でやってた、ファミリーマートの変な店員の話が面白かった。


■ネットラジオ『スク×ばる』


■こないだ近所のスーパーで、コンタクトレンズ洗浄液を、バージョンを間違えて買ってしまった…。('A`)

わかんねーよー、そんなもん。日ごろ洗浄液のことだけ考えて生きてるわけじゃないし。メーカーの人間にしてみれば、「ほら、こっちはちゃんとここに『クリアケア』って書いてあるでしょ? で、こっちは『クリアケア』って書いてないでしょ? つまり、そういうことです」ってことなんだろうけどさ、売り場には似たようなパッケージの液がズラズラ並んでるわけじゃない? まあ自分のミスをメーカーに責任転嫁したいわけでもないし、間違えて買った液もまるっきり使えないわけでもないのでこのへんにしとく。


■という前置きとは一切関係ないのですが、昨夏の『ライカムディスコナイト』でお世話になった沖縄市のDJバー『なめくじ』で、『スク×ばる』というネットラジオを、今晩、あれするそうですので、お知らせしておきます。ヨギもしゃべります。

時間は21:30〜23:30ぐらい。詳細はこちら↓から。

http://www.ustream.tv/channel/sukubaru


■けっきょく世の中は、「失礼な人たちのもの」なのかなー、と、ときどき思ってしまう。


タイトルのみ。本文は無いです。


■今年見た歌舞伎、三つ


【1/1 坂東玉三郎特別公演 於 ルテアトル銀座】

■團十郎の息子さんが西麻布でハッスルしすぎたため開催が急遽決定。チケットがすぐ完売したため、元日に追加公演が決定(それもすぐ完売)。元日の東京で歌舞伎が催されるのは65年ぶり。会場のル・テアトル銀座も本格的な歌舞伎公演は初めて。

──とイレギュラー尽くしの、元日の坂東玉三郎特別公演に行ってまいりました。


■ふつう、歌舞伎の開演前って、客席がざわざわしてて、そのざわざわの中で幕が開くじゃないですか。

でもこの日、開幕直前の数分間は、客席がしんと静まりかえっていました。(行ったことないのですが)クラシックのコンサートで指揮者が台に上って指揮棒を振り上げるまでの、緊張感のある静けさに似たような時間というか。


■『阿古屋』では玉三郎が、テルミン、Roland TB-303、ARP 2600と三種類の楽器を演奏するのですが、楽器の種類はちょっと違ったかもしれないですが、劇中歌やBGMとしてではなく、あくまで“役”の中で音楽を奏でるのですね。で、この役を演じられるのは現在のところ玉三郎だけだそうです。

舞台はきらびやかで、「目の正月」という表現がありますが、正月から目の正月をしたという感じでした。比較的小さめの劇場なので、舞台上のオーラ(という言葉の安易な遣い方には気をつけたいものですが、とりあえず便宜上こう呼んでおきます)が密に味わえた、ように思えます。


■市川猿弥の文楽人形も面白かった。他の役者と違って、ひとりだけ人形として演じてるのに(背後に、二人の人形遣いも付いている)、舞台に違和感なく溶け込んでるのが不思議でした。あの眉はどうやって動かしてるんだろう。


■また『女伊達』の玉三郎には、『助六』の揚巻('10年4月歌舞伎座)とはまた違う種類の「姉御肌」っぽさを感じました。初役だそうです。初役の初日を元日に見るって、なんか縁起いいですね。




【1/3 四天王御江戸鏑 於 国立劇場】

■銀座の、とある小さな神社に初詣。その後、三越で観劇用の弁当を買おうとするも、「銀座の老舗デパートが三ヶ日から営業してなきゃいけない世界の構築」に荷担するのがイヤなので、三越には寄らず。食料は劇場内で調達することに。

銀座四丁目の交叉点からタクシーを拾って国立劇場へ。


■劇場内は、鏡開きや獅子舞や曲芸などをやっていて、時はまさに世紀末じゃなくて正月!! 賑やかな雰囲気でした。


■で、歌舞伎本篇は、面白かったですよ。詳細は割愛。おれは歌舞伎を見に行くときは一人なのですが、これは誰かと一緒に行ったほうがいいな。これから見に行く人は、誰かしら人類を誘っていくといいと思います。


■この『四天王御江戸鏑』は実に196年ぶりに上演される演目だそうですが、客席からいいタイミングで掛け声がかかるのが不思議でした。掛け声をかける人々は、どうやってタイミングを判断する練習をしたんだろう。というか、そもそも練習するものじゃないんでしょうか。




【1/8 新春浅草歌舞伎 於 浅草公会堂】

■昼夜通しで見物。三階席。売店にて人形焼10ヶ入り350円。こしあん。

『三人吉三』の序幕の終わりで、三人が上手に向かって歩いていくところが好きだ。『黒手組曲輪達引』は、正月らしい華のある演目で、良かったですよ。


■さて。「イヤホンガイド」という機械がありまして、これは歌舞伎の上演中にリアルタイムで音声解説をしてくれる、という22世紀の発明品なのですね。

で、休憩時間にはそのイヤホンガイドで、主演の役者4人のトーク(個別に収録)が流れるんですが、これが中村亀鶴以外の三人はちょっと無愛想、もしくは、そんなにやる気じゃない。笑

この、亀鶴とその他三人のトークに対する温度差が面白かったです。亀鶴氏は、開幕前の前口上も面白かったなー。


■亀治郎の声が團十郎に似てる、と感じる瞬間が何回かあったのはおれだけか。

あと、浅草の至るところに貼られているこのポスターの亀治郎が、妙にキンキキッズの堂本剛っぽく見えるのもおれだけか。佐藤可士和成分もちょっと混じってるような気もします。


■早くも年末ムード、他


■渡部陽一カメラマンの口調をモノマネしたことのある日本人が3000万人を突破しました。

しかし、おれの弟は、「こんなご時世だからこそ、渡部陽一ではなく夜回り先生のモノマネに注力したい」と語っています。


■最近、YMOのキーボード係の人がかけてるメガネのフレームがちょっと気になる。けっして、似合ってないとかそういうことではないんですが、他にもっと似合うメガネがあるような…。


■昨日は会社の部の新年会だったのですが、どうも忘年会っぽい感じだった。早くも年末ムードだった。「2011年はお疲れ様。2012年もよろしく」みたいな空気が漂っていた。なぜかは分かりません。

まあ、単に昨年末は忘年会をやらなかったから、ってだけのことなのかもしれない。


■ヨージ(敬称略)が、いつの間にか人力舎に所属していたのでちょっとびっくりしました。


■シガールをおいしく食べるライフハック


シガールと焼きのり

ヨックモックのシガールっていうお菓子があるじゃないですか(写真右)。細長いやつ。

そのシガールに、焼きのりを巻いて食べるとおいしいことを発見したし、昨日のとんねるずの「全落オープン」を見て、日村ほど落とし穴に落ちるのが似合う男も珍しいと思ったし、うちのパソコンは「日村」を一発で変換してくれないということが分かった。


■謹賀新年


■あけましておめでとうございます。と、昨日更新する予定でしたが今日になってしまいましたがあけましておめでとうございます。

今年も、半蔵商店を読んでる方と書いてる方に良いことがたくさん起こりますように。あと、おれに非好意的なやつらがインドゾウに踏まれますように。アフリカゾウでもいいです。


■正月はね、餅食べて、歌舞伎見て、本読んで、と東京でひとり過ごしてました。今年も、わりと正月らしく過ごせたと思います。

そう、おれは正月は正月らしく過ごしたい、と思うタイプの人間で、このごろはまったく、正月も早くから開いてる店が多くて、日本に正月が存在してたのは90年代半ばくらいまでで、それ以降は延々と正月に似た何かをやってるだけなのではないか、もう日本に正月はないのではないか、と、まあこの話はいいや、長くなるから。


■そして昨日は仕事始めでした。もう今年も終わりですね。


■本年もありがとうございました


■海老蔵復帰、アナログ放送終了、スカイツリー完成など、いろいろな出来事があった2011年も今日で終わり。もうすぐ2012年ですね。

大掃除は夕方までに終えることが出来ました。意外なことに。


■歌舞伎を見始めた、というのが個人的な今年の大きなニュースでした。これまでの人生で、歌舞伎にまっっったく興味を持ってなかったのに。我ながら不思議だ。

歌舞伎を見ようと思い始めたきっかけが、もう正確には思い出せないんだけど、とくにきっかけとなることがあった訳でもないのかもしれない。


■まあ、東京という街は、毎月毎月どこかしらで歌舞伎をやっているという宇宙規模で見ても珍しい街なので、せっかくだから歌舞伎はこれからも見ていきたいと思いますね。(談)

って、来年の今ごろはまったく別のものに興味を持ってるかもしれないのだけれども。


■ちなみに新年は帰省しないので、坂東玉三郎特別公演と、国立劇場の初日(『四天王御江戸鏑』)を観てきます。

あとは家でゴロゴロしてます。


■さて。今年もこのブロッグを読んでくださり、ありがとうございました。

半蔵商店をお読みの方と、gocoupのCDを買ってくださる方に、良いことが起きるといいなー、とはつねづね思っておりますが、新しい年を迎えるにあたり改めてご健勝お祈りいたします(思うところあってお返事は差し控えておりますが、電子メールをくださった方もありがとうございます)。

卯年も、またどうぞよろしくお願いいたしますよ。


■新年は、五日から更新いたします。それでは、よいお正月を。


■大掃除中です


■細野晴臣と玄侑宗久の声って似てるよなあ。

なんて思ってるうちに、激動の昭和59年も、残すところ今日だけとなってしまいました。


■さて、大晦日といえば大掃除ですが。

おとといからぼちぼちと大掃除のしたくを始めたのですが、あまりにも散らかってる自分の部屋が自分でイヤになってしまい、一昨晩は衝動的に(ほんとは半ば計画的に)、お茶の水にある山の上ホテルに泊まってきました。

──なんという現実逃避… (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■ホテルでは、ルームサービスで発注したサンドイッチを食したり、本を読んだりしてゴロゴロしていました。

やはり、最低限のものしか置いてない空間って良いですね。

思い出の本だの、お気に入りのCDだの、そういうのが目に入ってこないのが良い。


■勝手なもので、自分で買い集めたくて買い集めたはずの本やCDが、うっとうしくなるときがあるんですね。

まあ、この手の話題は、「じゃあ捨てればいい」または「じゃあ、もっと広い家に引っ越せ」以外の結論にたどりつくことはまれなので、時間の節約のためにもここらへんにしておきます。


■で、昨日。山の上ホテルから帰ってきても、おれの部屋は相変わらず散らかったままでした。「おれが出かけてる間に、いつのまにか片付いてるといいなー」と期待してたんですけどね。

──なんというムシのいい期待… (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

なので、仕方なく大掃除してる最中です。夕方の4時までに掃除を終わらせたいのですが、さて。


■年の瀬


今日は、徹子の部屋に森田一義が出ますが、例年のように、見逃す、あるいは録画し忘れる予定です。

むしろ見逃すくらいの方が、年の瀬の風情ってもんがあるよね。←そうか?



って、毎年似たようなこと書いてますね。たぶん来年も書く。


■クリスマスを祝わない自由/『仮名手本忠臣蔵』国立劇場 十二月歌舞伎公演


■今晩、twitterに「きょうM-1決勝だったのか! しまった。見逃した」とか書き込む予定のみなさんこんばんは。半蔵商店です。


■さて昨日はクリスマスでした。

もはやこの国には「クリスマスを祝わない自由」がほとんど残されていないのは百も承知ですが、「クリスマスはやはり恋人同士で過ごさなきゃ」「クリスマスをひとりで過ごすなんて寂しい」みたいな考え方をする、'80年代脳のおじいちゃんおばあちゃんがインターネット上でもまだまだ幅を利かせてるところを見ると、マスメディアが流す情報に対する日本人の病的なまでの従順さについて考えざるを得なくなります。


■でもまあ、しょせん敗戦国の国民なのだから、クリスマスだけでなく、ハロウィンやイースターなど白人様の行事を次々と受け入れて、白人様のように上等な民族にならないといけないわけですから、しょうがないことなのかもしれません。グローバル社会ですから。グローバル・コミュニケーションですから。門松とかひな祭りとか鯉のぼりとか七夕とか、そういった日本古来の行事やしきたりなんざ'12年度末をメドに全廃するそうですから。ちゃんとやらなきゃだめです、クリスマス。

なので拙僧も今年のクリスマスは、白人様がお過ごしになってらっしゃるように、ちゃんとクリスマスらしく過ごしてみましたよ。


■ということで昨日は、まず歯医者に歯石を除去しに行ってきました。クリスマスといえば、なんといっても歯石除去ですもんね!

上の歯と下の歯の歯石を両方いっぺんに掃除するという短縮バージョンもあるのですが、今回は本格的に、今日はまず下の歯をキュインキュインキュキュキュ、キュインキュインキュキュキュキュイーンと掃除し、後日あらためて上の歯をキュインキュインキュキュキュ、キュインキュインキュキュキュキュイーンキュキュキュと掃除する、という計画になっております。

歯医者さんからは、一日一度は糸ようじをするように云われました。ので、その後スーパーで糸ようじを買ってきました。真面目だな。

でも糸ようじって、いままでの人生で何回か買ったけど、なんか長続きしないんだよね…。でも、まあ、当分はやってみます。当分は。


■そしてクリスマスといえば、やはり忠臣蔵ですよね! 昼は国立劇場で『仮名手本忠臣蔵』を見てきました。

おれ、忠臣蔵ってよく知らないんだけど、あのー、あれでしょ? 「勤務中に職場を離れてSEXしないようにしましょう」っていう話でしょ? 要するに。

──お前がそう思うんなら、それでいいです……。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

そうですか。中村亀鶴の三枚目役が良かったですよ。あと、悪人役(というか「イヤなやつ」役?)の幸四郎も初めて見た、かもしれない。


■しかし、この日はあまり上手くない掛け声が多かったような気がします。コタロー君だけじゃなく、大向こうの人々ももっと練習するべきです(←誰なんだよおれは。偉そうに)。


■ところでさ、今に始まったことじゃないんですけど、国立劇場って食べ物に困るんだよなー。

新橋演舞場や歌舞伎座のように、近所にデパートがあるわけでもなく、美味しい弁当屋があるわけでもない。かといって、弁当を買うためだけにあらかじめ銀座などに寄ってくるのもちょっと手間だ。

この日、小腹が空いたので休憩時間に売店に行ったら、もうすでに弁当類はほぼ売り切れていて、つまんねえサンドイッチ(720円)しか残ってなく、やむを得ずそれを買い求めて食したところ、まあ不味くはないが、もちろん美味くもなかった。

コンビニで220円くらいのサンドイッチを三個買ったほうが良いと思った。が、そうするとコンビニの袋ぶらさげて歌舞伎を見に来るってのはどうなの、という別種の問題が持ち上がるんだな。


■M-1はスリムクラブに頑張ってほしいですね。


■コーヒーにミルクを入れるべきか否か


■明日は休みだし、久方ぶりにワインでも飲もうと思ったので、ワインを飲んでます。ひとり。部屋で。

昨晩録画しといた、とんねるずの「細かすぎモノマネ」をテレビで流しっぱなしにしながら、PCでYouTubeで「Walking in the Air」(男、女、子供、大人、ソロ、合唱、プロ、アマ、西側陣営、東側陣営を問わずいろいろな歌い手の)をいろいろ探して再生していろいろ聞き比べる、という謎の状況下で、シャトー何とかの赤ワイン(駅前のスーパーで千五百円くらい)を飲んでおります。

ひとつ云えることは、「YouTubeは、部屋での一人飲みの可能性をいろいろ拡大した」ということですね。


■で、ここで本題に入るわけですが。

コーヒーっていう、昔アラブの偉いお坊さんが恋を忘れた哀れな男にしびれるような香りいっぱいの琥珀色した飲み物を教えてあげました飲み物があるじゃないですか。

これまで拙僧は、そのコーヒーを飲むとき、ブラックで飲んでたんですね。砂糖もミルクも入れず。


■でも、二ヶ月くらい前、東銀座のルノワールでコーヒーを頼んだところ、小さな陶器に入ったミルクが付いてきたんですよ。

普通のスジャータみたいにパッケージングされたミルクなら、まあ使わずにそのまま放ったらかしてもいいわけですが、この陶器のミルクはおれが飲まないとそのまま捨てられてしまう運命にあるわけで、そう考えたらなんかもったいなくなって、いつもは入れないミルクをコーヒーに投入してみたんですよ。


■そしたら、美味かった。


■そしたら、次の日から、コーヒーにはミルクを入れる習慣がつきまして。

ファストフード店でコーヒーを発注する際は「あ、ミルクください」と申し出るようになりまして。

で、もう、「ミルク付けるのがデフォルト」みたいになりまして。

ついには会社の給湯室でインスタントコーヒーを入れるときのために、生まれて初めてスジャータを買いました。いや、厳密にはスジャータじゃない銘柄だけど、便宜上スジャータと考えてくださって差しつかえありません。


■で、こうやってミルク入りコーヒーを楽しむようになったのはいいのですが。

そのぶんブラックコーヒーを楽しめなくなったんですね。

いや、ブラックも飲むことは飲むんですが、なんか、「不完全な飲み物」とまでは云いませんが、「デフォルトの状態から何かが欠けた、不完全な状態のイレギュラーな飲み物」のように感じられてね。


■で、「コーヒーを楽しむコスト」、もっと云えば、「ふつうの日常生活を送るコスト」が、ミルク代の分だけ上がってしまったなー、と、考えてしまう今日この頃なのです。

ちょっと比喩がずれますが、「グリーン車に乗ったら、もう普通車には戻れねえ!」みたいな感覚です。


■そう。「毎回毎回ミルクを入れるのは贅沢」と感じてしまうんですよ。ミルクなんて、一個十円くらいなのに。

なので、自分を甘やかさない意味でも三回に一回はブラックで飲んでみるんですが、やはり上記の通り、ちょっと物足りないんですね。二ヶ月前まではブラックで普通に飲んでたのに。

生活のコストを上げるのはよくないので、コーヒーにミルクを入れるのはしばらく止めようかなーとも思うし、そんなこといちいち気にしなくていいんじゃないかなーとも思います。どうも、半蔵商店でございます。明日は歌舞伎。


■適当手帳/歌舞伎座の120年展


■こないだ会社で先輩と来年使う手帖の話になって。

おれが半ば冗談で「来年は高田純次の適当手帳を使ってみようかと思うんですよねー」と云ったら、その先輩は

「あー、うん、いいんじゃない?」

とおっしゃいまして、この受けこたえ自体かなり適当。


■土曜日は日本橋の眦膕阿『わが心の歌舞伎座展』を見ましたが、銀座の和光でも『歌舞伎の殿堂 歌舞伎座の120年展』っていう営みをやってるので、昨日はそれを見に行ってきました。

眦膕阿里和4期歌舞伎座(四月まであったやつね)についての展示会でしたが、和光のは初代歌舞伎座からの歴史を振り返るという主旨で。

で、いろいろ写真やら書やら隈取やらが展示されてましたが、いちばん印象に残ったのは、昭和16年の團菊祭の写真。

『勧進帳』上演中の客席(下手側の桟敷席から三階席まで)を上手側から写した写真なのですが、「昔の芝居小屋」の雰囲気と「昭和初期の銀座モダン」みたいな空気が濃密に交じり合っててね。内装もちょっと豪華だしね。歌舞伎を見る、という楽しみの素朴さとゴージャスさが同居してる不思議な一枚でした。


■わが心の歌舞伎座展/『摂州合邦辻』『達陀』十二月大歌舞伎


■先週の土曜日。日本橋の三越と間違えないようにしながら日本橋の眦膕阿惺圓辰董『わが心の歌舞伎座展』を見に行ってきました。その名のとおり、歌舞伎座にまつわる展覧会です。というか、このタイトルで歌舞伎座にまつわらない展覧会だったらすごいです。

会場内には、歌舞伎座一階に敷かれていたジュウタンが敷かれていたり、歌舞伎座で使用されてた座席が置かれてたり、と、歌舞伎座に関するブツがいろいろ展示されてたんですね。

で、会場に足を踏み入れると、なんというか「芝居を見に来た!」という晴れがましさというか、昂揚感というか、そういう歌舞伎座にはあった感覚が17〜21%くらいよみがえってきました。この感覚が、新橋演舞場にはそんなにはない。南座にはまだある。

この歌舞伎座の感覚をちょっとなりとも味わえたので、行った価値がありました。

そうそう、揚幕+花道を再現したセット、ってのもあった。


■その後、GHQっぽい町に移動して日生劇場へ。十二月大歌舞伎。

『摂州合邦辻』は、大詰めのとこだけ五月の松竹座で見たのですが、通しで見るのは初めて。良かった。


■さて『達陀』ですが。

「後半の群舞はいささか微妙な感じがした。'67年に書かれた作品だそうですが、たぶん振り付けや音楽や照明も当時のセンスなんだろうな。そのころの“最先端”がこの'10年末にも有効かというと、うーん…。

おそらくは、“クラシックなもの”と“モダンなもの”の対比を見せようとしたんだけども、そのモダンがもうモダンとして機能してないため妙なことになってるんじゃないか。

ドッタンバッタンと舞台を踏み鳴らす音も耳障りだと思った。躍動感とかダイナミズムとか迫力とかを表現するのなら、もっと他にやりようがあるのではないか。でも、幻想的なセットは良かった」

と、うちの近所に住んでる野良猫が云ってました。


■以上です。

そして本日は休日出勤。('A`)


■元日の玉三郎特別公演


■けっきょく元日の玉三郎チケットも入手しました。WEBで買ったのですが、松竹のサイトへはむしろ12/16(※元日以外のチケット発売日)よりもつながりやすかったような。みんな元日は、家族で初詣とか親戚回りとかで忙しいからかもしれない。おれは諸般の事情で、この正月は実家に帰らないので、玉三郎を見物してきます。


■あ、ところで、玉三郎が特別公演についての記者会見を開いた京都市内のホテルって、おれが泊まったWホテルだったんだな。ちょうどチェックインした日。


■玉三郎特別公演


■そうそう、團十郎の息子さんの振り替えとして行われる、坂東玉三郎特別公演のチケットは無事に取れましたよ。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

うん。もちろん玉三郎が観たくて買ったチケットだけど、「正月早々、華のある縁起のいいものが観たい!」っていう縁起かつぎの気持ちも少なからずあって、初日(1/2)を選んで買ったんですね。


■ですが、この玉三郎チケットがさっそく売り切れたので追加公演が元日に行われる、という学説が浮上しているようです。

元日の方が縁起良さそうなので、チケット買いなおそうかな……なんて、贅沢を云い出すとキリがないですけども。


■京半蔵商店(四)。ステーキ丼、変なタクシー、そしてまた京都に負けた


(東都のにわか歌舞伎ファン、南座の顔見世を見物しに行ったまではよかったがその後は、の日記)

【十二月十一日土曜日 昼食→東に下る】

■レストランから自分の部屋に戻って、スーツの味噌汁を絞ったタオルで拭く。京都まで来てなにをやっているんだろう、おれは。

たまたま点けてたテレビに市川染五郎が出てて、ぐっさんに「トマトライス」なる料理を振舞っていた。おれもこんど家で作ってみよう。しかし最近の染五郎が、“はんにゃ”の金田に似つつあるような気がするのは気のせいか。


■さっきのレストランの件を弟に電話。

「けっきょくカレーのココイチくらいの店が、値段とサービスの質がいちばんバランスよく折り合いついてるよね。どんな都市にもあるし」という話題になる。


■11時チェックアウト。Wホテルの名誉のために書いておきますが、ホテル自体はまっとうなんです。'11年度版のミシュランにも載ってるくらいだし。ただ、Aレストランの……いや、もうやめよう。書いてて楽しくねえし。


■地下鉄に乗って京都市役所方面へ。京都駅の建物よりも、京都市役所の建物を見たときの方が「京都にやってきたー!」という実感が得られるね。

そこから10分ばかりてくてく歩いて、こちらの肉料理のお店へ。ステーキ丼2800円を発注。うまい。ライスの量が「ちょうど良い少なさ」で良いバランス。あと、食後のコーヒーのカップも、ちょうどよい小ささ。

このお店ではビーフカツサンドを持ち帰りで頼むのが定番らしいのですが、おれは別の店のサンドイッチ(後述)を買う予定だったので、今回は頼まず。でも、他のメニューもいろいろ試してみたいですね。(談)


■肉料理の店を出て北へとぼとぼ歩く。いつの間にか、ブライトンホテルの前まで来ていた。そこからタクシーを拾って○×神社へ。以前、とある本で読んで、一度訪れてみたかったので。


■さて、この拾ったタクシーの、ねずみ男みたいな顔した運転手氏が変な人であった。おれが乗るや否や、「こんにちはご乗車いただきましてありがとうございますお客様のご期待に沿えるよう勤めさせていただきます」云々、という、早口でものすごく棒読みの口上を開始。なんだよそれ。わずか数秒のことだが、長く感じた。

口上が終わり、「どちらまで行かれますか」とようやく人間らしい口調で訊くので、○×神社までお願いする。


■数分後、○×神社の近所にタクシーが着いた。ほんの30メートル先に、○×神社の鳥居が見える。

「えー、ここが○×神社なんですが、どこ停めましょう」と運転手が訊くので、

「いや、ここでいいですよ」と、おれは答えた。

すると運転手が、

「えぇっ!? ここでですかっ!?」

と、驚いた声を出した。なんだよ、お前。


■もしかすると、もしかするとだけど、京都では、タクシーで「○×神社まで」とお願いしたら、「○×神社そのものズバリ」ではなく、「○×神社の付近一帯」を指すのだろうか。で、いったん○×神社の近くまで来たところで、その周辺の店なり民家なり会社なりの位置を改めて細かく指示するのが普通なんだろうか。

──と、思おうとしたけど、これくらいのことでいちいち驚かれても困る。○×神社に行きたいから○×神社までとお願いしたんだよ。どこもおかしいとこはないだろ。


■ようやくおれの意図を理解した運転手氏が、「あ、そういうことなら鳥居の前まで車をつけます」とおっしゃってくれたんだけど、おれはこのタクシーから一秒でも早く脱出したかったので、その場で降りた。


■で、○×神社を参拝したのですが────すいません、本を読んで期待しすぎていました。すいません。神社やお寺は、観光客の幻想に応えてやるために存在するわけじゃないんですよね。

中学校のグラウンドくらいの広さの境内をぐるりと一回りして終了。

で、せっかくだから近くの△□寺も訪れようとしたタイミングで、雨が降り始めた。


■旅の途中の雨は、人をみじめな気にさせる。朝は味噌汁で、昼は雨ですよ(味噌汁は自業自得ですが)。

もう、△□寺の前でさっさとタクシー拾って市街地まで戻ることにする。○×神社と△□寺の滞在時間は、トータルで11分くらい。この11分のために、往復のタクシー代2500円…。ま、いいけどさ。


■イノダコーヒ本店でタクシーを降りる。コーヒーを発注。どんな味だったかを再確認しておきたかったので。それと、クラブハウスサンドイッチをテイクアウト。


■で、上手くいかなかった旅は、さっさと撤収するに限る。早く帰りたい。もう、予定を早めてとっとと東京に戻ることにする。

地下鉄で京都駅まで。Wホテルの出張所で荷物を受け取り、新幹線の窓口で切符の時刻を2時間早めてもらう。


■午後三時。新幹線に乗る。芸能人なのでグリーン車。

それはいいが、ガキがうるさい。親の方も、いちおうちゃんと叱ってはいるのだが、抑止力が全くない。叱られてるほうの子供も「あー、声質と音量からすると、これは無視してよいパターンの叱り方だわ、うんうん」と判断してるのだろう。

しかし、こちとらゆっくりしたくてグリーン車に乗ってるのに、この有様だ。「未就学児童禁止車両」とか、逆に「ファミリー連れ専用車両」とか設定してほしい。


■標高が3700〜3800メートルくらいあるという噂の、日本一高いと云われる何とか山を車窓から眺めつつ、イノダのクラブハウスサンドイッチを食べる。ビールを飲む。

旅の疲れか、ビールの酔いがいつもよりだいぶ早く回り、気分が悪くなる…。350ml缶を半分飲んだだけでこの有様。もうね。('A`)


■騒ぐガキの声とビールの酔いをこらえつつ、新幹線はやっと東京23区内へ。東京タワーの姿を見て、こんなにホッとしたのは初めてだ。


■で、東京駅着いて、山手線に乗り換え。

山手線の中で、東京駅から巣鴨あたりまで、ずーっと紙コップの中の氷を噛み砕き続ける変なブスがいたが、そのブス氷の音をも温かく受け止めてあげたくなるほど、東京に帰ってきてホッとした。


■で、石神井町のアパートに無事戻って、スーツをクリーニングに出して、ようやく今回の京都滞在を終えたという感じですね。


■以上だ。


■京半蔵商店(三)。六分間のビュッフェ


(東都のにわか歌舞伎ファン、南座の顔見世を見物しに行って、そして蛇足のもう一泊の日記)

【十二月十一日土曜日 朝食】

■朝六時半ごろ、Wホテルからテクテク歩いて法然院へ。この“コンパクトさ”がいい。

ホテルまではタクシーで戻る。が、法然院までの道のりは、わりかし普通な住宅街なので、行きもタクシーでよかったかもしれない。


■ホテルのロビーで、三歳ぐらいの子供が「すってきなすってきなクーリスーマスー♪ すってきなすってきなクーリースーマスー♪ (´・∀・`)」という謎の歌を唄ってるのを聞き、日本人はこうやって子供のころからクリスマスがなんかステキなものだと刷り込まれて生きていかざるを得ないんだなー、と考えてしまう。おれもカソリック系の幼稚園に通ってたのですが。


■その後、ホテル内のレストラン「A」で朝食ビュッフェ。

なぜルームサービスではなくレストランで朝食かというと、このホテルに二泊の予約を入れたら、おまけとして自動的にこの朝食ビュッフェの券が一枚付いてきたんである。せっかく付いてきた券をないがしろにするのももったいないので、素直に利用することにしたわけです。


■午前八時、Aレストランは混んでた。店の前にも五組くらいの客が並んでいる(もうこの時点でイヤな予感がしますね)。とりあえず列に並ぶ。

150秒ほど並んだ後で、ウエイトレスがおれを席まで案内してくれたのだが、その席というのがですね、

入り口からすぐの柱のカゲ

という、かなり客をなめきった席だったのですね。人によっては、侮辱だと捉える人もいるだろう。

いやいやいや、店内は混んでたわけだし、こういう席に案内されても仕方ないかもしれない。ウエイトレスも別に悪気があったわけではないかもしれない。

というか、なぜこんなところにまで椅子とテーブルを置こうと思ったのか。そもそもよく分からない。


■こんな席には座りたくないので、

「ここはちょっと……」

みたいな感じで言葉を濁して渋ってみせたのですが、でも、敵もさるもの。ウエイトレスは、

「ええ、ですけど、こちらのお席が明るいですので」

というレスポンスをよこしてきました。はあ…、明るい、ですか。ふーん…。


■ウエイトレスは、付け足すように

「多少暗くはありますけど、奥の席もご案内できますが」

ともおっしゃってましたが、まあ混雑する時間帯だし、ウエイトレスにも事情はあるだろう、と慮ってしまい、この席にすることにしました。この、相手の立場を慮りすぎるのが、おれの悪い癖ですね。そこまで自分を殺さなくてもよいのに。


■で、ビュッフェ形式なので料理を取りに行った。

店内がクソ混んでるのは仕方ないとしても、このAレストランは変に折れ曲がった形をしていて、動線が異常に効率悪い。ビュッフェには向いてないと思う。しかも、おれの席はほぼ入り口にあるから、料理のあるところまでかなりの距離を歩かなければならない。それはまあいい。


■とりあえず、おれは店の奥の和食が置いてあるスペースまで行き、トレイを手に取り、茶碗に玄米をよそい、お椀に味噌汁を注ぎました。で、トレイに載せた玄米と味噌汁を片手に、他のおかずを取ろうと手を伸ばしましt──

ここで大失態。

味噌汁のお椀をひっくり返してしまいました。

ああ恥ずかしい。('A`)

テーブルも、おれの着てたスーツも、味噌汁でびしょびしょ。あーあー。(;'A`)

十数秒後、ウエイターがテーブル上の被害地域一帯を片づけてくれ、おれにも布巾を手渡してくれた。お仕事増やしてすみません…。


■で、改めて玄米と味噌汁を準備して、先ほどの屈辱的なまでに遠い遠い席まで運んできてはみたものの、味噌汁飲んで玄米を半分ほど胃の中に入れたところで、この席のひどすぎるポジションと、自業自得ではあるが味噌汁をこぼした件との相乗効果で、もういいかげん馬鹿らしくなって席を立つことにした。

近くにいた先ほどのウエイトレスに、

「こんな席で食べてもあんまり美味しくないです」と率直な感想を申し上げてAレストランを退場。

店を入ってから出るまで、正確に計ったわけではないが、だいたい6分間くらい。

ホテルの朝食ビュッフェをわずか6分で出てきたのは、さすがに初めてだ。


■部屋に戻ってもイライラしてたので、たまたま手近にあったルームサービスのメニューを腹立ちまぎれに床に叩きつけたら、そのメニューはバインダー式で、リングが外れて中身のページが全部床に飛び散った。

でもなっ、よく聞け! おれがシド・ヴィシャスだったら、メニューどころか、この部屋まるごと破壊してるっつーの!!!!

テレビに延長コードをつなげ、電源をオンにしたままテレビをプールに放り込んで爆発させてるっつーの!!!!(←あ、これはまた別のミュージシャンの話だった)

Wホテルの従業員は、おれがシド・ヴィシャスじゃなかったことを京都中のすべての神仏に感謝してほしい(何を書いてるんですか、おれは)。

で、ルームサービスのメニューは、飛び散った中身をかき集め、ページを揃え、ちゃんと元に戻しておきました。我ながら行儀が良すぎる……。('A`)


■京半蔵商店(二)。南座桟敷席、うまいうな重、まずいにしんそば、先斗町で飲まない


(東都のにわか歌舞伎ファン、南座の顔見世を見物しに行って、さてそれからの日記)

【十二月十日金曜日】
■朝食は、前の晩に発注しておいたルームサービス。

『ほぼ日』のこの記事を読んで、初めてルームサービスで朝食を摂る気になったんですが、たしかに良いですね。浴衣のままで食事できるし、いちいち着替えてレストランまで降りるの面倒だし、もう食べ放題がうれしい歳でもないし。

いわゆる朝食ビュッフェよりも量こそ少ないものの、精神的なあれが得られるので、けっきょく総合的な満足度も高くなる。

正直、ホテルの朝のレストランって、下品な中年男女の群れに侵略されてたりすることもあるからねー。


■で、Wホテルの玄関からタクシーで南座まで。運転手は不機嫌そうだった。Wホテルから南座までという距離がお気に召さなかったのかもしれない。すいません……っておれが謝ることじゃないよね、これ。


■南座近くのam/pmでフリスクとレッドブル(※酒代わり。酒を飲むと眠くなるので)を調達して、南座へ。今日は桟敷席。二万七千円。うん、二万七千円。二回云っといた。

で、桟敷席で気づいた点が二つ。一つ目、食事のメニューがない(つまり、幕間に食事を運んでくれない)。二つ目には、お茶がない。歌舞伎座にも新橋演舞場にも、メニューとお茶があったのに、南座にはなかった。

ので、いったん南座を出て、近所にあった鰻屋でうな重を発注し、南座の中の売店でお茶を買った。南座のお茶は、歌舞伎座でおなじみだった“もみだし茶”。実に八ヶ月ぶりの再会。


■で、開演。舞台上のあれやこれやは割愛。『阿国歌舞伎夢華』の、一同が花道で踊るとこがとても良かった。

途中、休憩時間に南座を出て、鰻屋へうな重を受け取りに行く。席に戻って食する。うまい。西麻布で殴られた人がCMに出てくるメーカーのお茶のペットボトルがついて3250円。サイズもちょうどいい。これは当たりでした。ペロッと平らげる。


■で、終演。南座を出る。しばらく向かいの通りから、南座の姿をボーっと眺めていると、「妙なお願いですが…」と、おばさま二人組みに南座をバックに写真を撮ってくれるよう頼まれる。二枚写してさしあげる。


■その後、フラフラと散歩。知恩院のあたりから、骨董屋や美術屋が並ぶ通りを歩く。

引き続きフラフラ散歩して、寛永堂というお菓子屋へ入る(京都市内にいくつかあるが、三条の鴨川沿いのスタバの近くの)。で、『まろのおみた』というお菓子を買う(うまいのです)。が、店員のおばさんがなんか別件で忙しかったのかどうかはしらんが、接客が自動販売機以下のレベル。感じ悪い。てめーなんかさっさとパリのコンコルド広場のギロチンの露と消えちゃえよババア!!!!!

それはさておき、引き続き散歩。先斗町を南下していくのが楽しくて、二回も歩いてしまう。おれは、先斗町の店に入ったことはない。「先斗町で飲む」というのは人生におけるちょっとした目標であるけども、このごろは「先斗町で飲まない」のが大事なような気がしてきた。憧れは憧れのままとっておくほうが良いというか。せっかく良い感じに育ててきた“京都幻想”が失われるのではないかというか。


■その後、某店で京都名物にしんそばを食べたのですが、えー、美味しくなかった。銀座の某カツカレーと同じで、発祥の地だからといって美味しいものを出してくれるとは限らないらしい。こういう立ち食い以下の蕎麦で1200円を取るのは泥棒の一種ですね、とまでは云わないけど、まずいもんはまずい。そば茹で過ぎ。そしてスープがぬるい…。お店のおばちゃんはイイ人だったけど、この程度の商売で食っていけたら(一等地だしねえ)、そりゃイイ人にもなるよな。

しっかし、なーにが総本家だよ。あ、まずいにしんそばの総本家ってことですね、わかります。

(いま、この店のサイトを見たら、1841年(天保12年)創業と書いてあった。天保年間からこんなまずいそばを出して平気な神経でいられるんですね! さすが老舗!)


■美味しくないにしんそばを堪能したあと、Wホテルまでタクシーで戻ることにする。タクシー代を節約しようと思ったわけでもないが、タラタラとホテル方面を目指して歩いてるうちに、当のWホテルに着いてしまう。

テレビなんぞ見つつ、先ほどの『まろのおみた』を食べる。うまいんだよなー、悔しいことに。


■夜の八時半ごろ、お酒がほしくなったんだけど、この時はどういうわけかルームサービスを頼む気にはなれず、財布だけを持ってホテル近所の酒屋を探すことに。

……が、京都にくわしい方はご存知でしょうが、Wホテルの周りって、ほとんどなんにも無いんですね、良くも悪くも。

で、それっぽい酒屋を探してテクテク歩いてるうちに、「酒のディスカウントストア」みたいなのを発見するものの、これはちょっと入る気になれなくて、引き続きテクテク歩いてたら、また三条の鴨川沿いスタバの方まで来てしまう…。で、ついでだから本日三回目となる先斗町南下を試みるも、寒いので(※あくまで「ホテルの近所の酒屋に酒を買いに行く」ぐらいの感覚だったので、薄着)、途中で断念。分かったことは、男一人が手ぶらで繁華街を歩いてるのはちょっと変、ということです。ほっとけ。


■しょうがないので先ほどの「酒のディスカウントストア」みたいなところで素直に日本酒を一合買って、Wホテルまで歩いて戻る。日本酒一合のために、往復で約2kmの散歩となってしまいました。寒かった。疲れた(なぜタクシーに乗らなかったんだろう)。


■で、部屋に戻ったところで、このホテルにもバーがあったことを思い出し、行ってみることに。

しかし、行ってみたら、なんかオヤジ達が談笑する声が響いてきたので、妙な予感がしたので、バーは止めにしといた。

東京じゃない都市のホテルのバーは、単なる「披露宴帰りのオヤジ専用洋風居酒屋」と化してることがたまにあり(東京にもそんなとこはありますが)、そういう店でカバーチャージ950円、ウイスキー一杯1500円を払うのはあまり楽しくないので。


■けっきょく、部屋に戻って一人で大人しくテレビを見ながら、買ってきた日本酒を飲むことに。

酒は美味しいのだけれど(『桃の滴』という銘柄でした)、南座を出てからずっとアホな時間と体力と日本円の遣いかたをしてるなー、という思いがぬぐえず。


■気がついたら、寝ていた。


■本日の教訓。旅先では、ルームサービスとタクシーは素直に利用すること。


■京半蔵商店(一)。海老フライ、海老蔵のいない顔見世


(東都のにわか歌舞伎ファン、南座の顔見世を見物しに行く。の日記)

【十二月九日木曜日】

■芸能人なので新幹線のグリーン車に乗って、朝の十一時ごろ京都着。


■修学旅行だと思われる中高生の集団が散見されるものの、街は空いている。ゴールデンウィークとは比べ物にならないくらい歩きやすい。


■まずはとある洋食屋へ。カウンターだけの小さな店。コロッケとエビフライの盛り合わせを頼む。うまい。とくにエビフライ。エビがケチくさくない。ぷりぷりしていて、一噛み一噛みが美味しい。小皿に入ってる冷たいタルタルソースも、もしかしたら自家製だったかもしれない。 二千六百円。

この盛り合わせには、ごはん feat. 漬け物のセットが付いてくる。キュウスのお茶を注いでお茶漬けにしても良いし、そのまま普通に食べても良い。ごはんはお代わり自由。

「京都を一人旅している女は美人が多い」、というのは拙僧がかねてから唱えている学説でありますが、おれの隣の席もそういう女性であった。その人はビーフシチューを発注していた。おれも次はビーフシチューを試してみようと思う。


■洋食屋を出て、しばらくは付近をブラブラ。高台寺、圓徳院。この二ヶ所は、個人的なすべらない京都である。圓徳院の「宗旦狐」はかわいい。高山寺の犬のように、ミニチュアを作ってほしい。あるいはソフビのフィギュアを発売してほしい。


■で、歩いて南座へ。夜の部の開演まで、まだ間があったので、近くの喫茶店で時間をつぶす。


■で、南座へ。南座の前は、今年四月の歌舞伎座のような混雑で、時はまさに世紀末!! しかもこの日は開場時間がちょっと遅れた。

南座は毎月こんな混雑なのか。それとも顔見世だから特別に混んでるのか。そこらへんはよく分からない。


■三階席の一列目に座って、お行儀良く歌舞伎見物。舞台に関するあれやこれやは割愛。愛之助の外郎売よかったです。

下手の席だったのですが、花道の七三もそこそこ見えた。


■南座に着く前にちょっと歩き疲れてしまい、後半、上演中に何度か眠くなった。いかんなー、そういうとこはちゃんと計算しとかないと。


■南座は、歌舞伎座の「狭さ」「小ささ」「古さ」が残ってるのが良い。

幕間に、鰻のひつまぶしを出汁巻きでとじた物体を売店で買って食する。味についての感想は、とくになし。


■で、演目五つでトータル六時間強(休憩を含む)というボリュームの夜の部終演。タクシーで今回の宿、Wホテルへ。チェックイン。

部屋に着いてから、あらかじめ南座近くのam/pmで買っておいたチョコレートを食す。ホテルの夜といえばチョコレートでしょう! (`・ω・)キリッ という謎の固定観念があるので。

あとはロックスターっぽく、ルームサービスでワインを発注するなどしてくつろぐ。


■深夜、NHKニュースにて、西麻布で殴られた人に代わって来月の銀座に玉三郎登場の報。


■京都から戻ってきた


■どうも。京都まで行って味噌汁をこぼしてきました半蔵商店です。味噌汁の件は、後日書くかもしれないし、書かないかもしれない。


■さて土曜の夕刻に京都県から石神井県に帰ってきたのですが、五月のゴールデンウィークに引き続き、今回の京都滞在もまた、「歌舞伎は良かったが、歌舞伎以外のその他は、うん、ちょっと、うん…('A`)」という結果に終わりました(ちなみに五月は京都の南座ではなく大阪の松竹座ですが、それはさておき)。

西暦2010年の京都は、石神井県在住者にとって、鬼門かなんかなのでしょうか。鬼門がなんなのかそもそも分かってないのですが、なんか、方角がよろしくないというか。どうも今年は相性がよくないような。自分以外の何かに責任を求めるわけではないですが。

おれがある種のブロガーだったら、「京都旅行を楽しむコツ10」みたいな、ビギナー向けに書かれてるようでいて実のところは自分自身に対して必死で何かを言い聞かせているような記事を書いてるところです。いや、めちゃめちゃイヤなことがあったって訳でもないんだけどね。


■しかし二泊三日はちょっと長すぎた。一泊二日で、歌舞伎だけ見てさっと帰って来るべきだったかも。三日目は完全な蛇足だった。今回の目的地は、「京都」ではなくあくまで「南座」だということは頭では理解してたのですが、ツメが甘かった。

ただし、三日間とも昼メシだけは「当たり」で、歌舞伎以外はそこらへんが唯一の救いでした。


■味噌汁に濡れたスーツは、東京に帰ってきてすぐクリーニングに出しました。


■南座いってきます


いまから、今日も俗世の雑事でお忙しい皆様に代わりまして、京都の南座の顔見世に行ってまいりまして、ついでになんか美味しいもの食べてきますのでよろしくお願いいたします。文句ある?

では行ってまいります。


■南座の予習


■このところ、歌舞伎を見るとき着物で行くこともあるのですが。

京都の南座の顔見世に下手な着物を着ていくと、お上品な着物を着てらっしゃる京都人の皆様によってゲシュタポに密告されたりしそうで怖いです。


■といった意味も含めまして、明日から京都に行ってきます。ほぼ、南座で歌舞伎を見るだけです。

今回は、ね、出演する役者の簡単なプロフィールを手帖にまとめたり、演目のあらすじをインターネットで拾って、それをWordに貼り付けて、プリントして、ホッチキス(うちの実家はモダンだったので、ちゃんと「ステープラー」と呼んでましたが)で綴じて、電車の中で読んで予習したりしてます。真面目だな。

『外郎売』の口上も、Wordでプリントでホッチキス(うちの実家はモダンだったので、ちゃんと「ステープラー」と呼んでましたが)です。真面目だな。


■で、目下の最大の悩みは、幕間に何を食べるか、です。迷うよね。(´・ω・`)

ということで、南座近辺で買える弁当なども調べております。真面目だな。


■猿、虎、ムヒ、他


■最近好きな画像形式はPNGです。どうも半蔵商店です。


■どの雑誌をどの雑誌を手にとってもヤナイミチヒコ氏が載ってる、という心霊現象をこのごろよく体験するような気がする。


■森田一義アワーのテレホンショッキングって、昔、ゲストが持ち込んできた告知のポスターを「はがさずに」、連日連日どんどん重ね貼りしてなかったっけ?


■昨日、ひさしぶりに、道に落ちてるカセットテープを見た。

そういえばカセットテープってやつは、あれだけ激しく商品が入れ替わるコンビニで未だに売ってたりする。


■「生物多様性」って言葉は、「地球温暖化」とかと同じで、欧米列強が日本から金を搾り取るためのううんなんでもない。


函館の猿温泉。こういうのいちど実際に見たいものです。


■ケロッグのコーンフレークのパッケージに載ってる、「トニー」っていう虎の化け物がいるじゃん?

あいつが昭和38年に日本で初めて紹介されたときは、「とらチャン」という名前だったそうです。

うちにも一頭います。

虎


■師走は京都


■日本はもうすでに師走に入っているという都市伝説を聞きました。半蔵商店です。


■でね、今月は、京都の南座に行くんですよ。

あ、歌舞伎を観劇するだけです。海老蔵の代演ではありません。

──知ってます。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■で、京都の南座に行くにはまず京都に行かないといけないので、京都に行くことにしました。なぜかというと、京都の南座で歌舞伎を見に行こうと思ったからです。

──まわりくどいです。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■で、京都なんだけどさー。

この五月の連休にも京都行ったんだけどさ、正直云って、疲れただけで楽しくなかった。とにかくどこもかしこも観光客がショウジョウバエの大群のように湧いててね。うざってえんだよ、あいつら。

──おまえもその一人ですが。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

そうなんだけどさー。でも、連休の京都は、平日の東京以上にストレスの溜まる街だった。ギネスに挑戦してんのかってくらいに、バスに人類がぎっしり詰めこまれてるしさー。

それに、寺も店もホテルもあまり親切じゃないんだよな。まああれだけ観光客が繁殖しているから、いちいち愛想なんか売ってられないんだろうな。

観光シーズンはまったく観光に適さないシーズンである、という不変の真理を再確認できたのは良かったけど。


■それ以外にも、前回の京都は、なーんか微妙についてないことが多くて。

ラーメン屋に入ったら、会計の段になって店の中年夫婦がレジいじりながら軽めの夫婦ゲンカをおっ始めたり、泊まったホテルの部屋の椅子には前の客が脱ぎ捨ててった靴下がそのまま放置されてたり、まあ細かく挙げてくことはしないけど、そういうことがいくつか重なってね。で、そういうのって旅行の士気に関わるじゃないですか。

まあいろいろあって、五月の京都はあまり楽しめなかったのです。


■でもっ、でもですよ。このまま京都を嫌いになりたくないんですよ。

なので、今回の京都旅行(といっても歌舞伎観劇がほとんどなんですが)は、ちょっとがんばって計画してます。「がんばって」という言葉の遣い方がいささか曖昧ですが、そこらへんは、ね、各自であれしてください。


■もし今回の京都も失敗に終わったなら、おれはもう京都をあきらめる。


■秋葉原にて



■この土曜日は、秋葉原のmograというクラブで『BIG★P』という営みがありまして。

で、『ライカムディスコナイト』の共同主催者であるヨギも沖縄からやってきて、この『BIG★P』にてDJ的な営みとVJ的な営みを行うというので、見物してまいりました。

イベント終盤、とあるDJの人がクレヨンしんちゃんの「オラはにんきもの」をかけてました。やはり秋葉原は地肩が違うぜ。( `・ω・)


■で、日曜日は、秋葉原で買い物したいというヨギのリクエストに応え、再び秋葉原へ。

ある店の薄幸そうな店員さん(30代後半の男性)を、「あの人、高校での出席番号が十番台後半っぽい顔してるよね」とプロファイリングしたり、「秋葉原の裏の路地は、なんか那覇っぽい」という説を提唱したり、ルノアールでビールを飲んだりしつつ散歩しました。

考えてみれば、とくに用事もなく秋葉原を巡るのはすごく久しぶりのことで、なかなかに楽しかった。買い物の予定がないので、お金の心配も荷物の心配も要らないから楽。


■で、最後に二人でつけ麺を食べながら、

「おれ達は、何歳になったらサブカルを卒業できるのだろうか……」( 'A`) ('A` )

と語り合って別れました。


■ところで、秋葉原ってなぜか回転寿司屋が多いような気がする。


■『国性爺合戦』国立劇場 十一月歌舞伎公演


■今が江戸時代だったら、西麻布で歌舞伎役者が殴られた事件も歌舞伎化されたりするんでしょうか。


■ということで今日は国立劇場にて、『国性爺合戦』を見に行ってきました。三国志っぽい人たちとか虎とかが出てくる歌舞伎です。

華やかな衣装やセットとは対照的に、ストーリーはなかなか重めでした(実は、冒険活劇のような内容を勝手にちょっぴり想像してたので)。あと、主人公の母親がむしろ、この物語のほんとうの主人公なのかもしれない、と感じました。


■主人公の和藤内(わとうない)が船の上で見得を切るシーンがかっこよかったです。

しかし、64歳の父親が、32歳の息子のしたことについて謝罪しなくてもいいと思うんですよね。(談)


■'02〜'04年のサウンドアート、'11年1月の歌舞伎


■いわゆるサウンドアート系の音楽って、最近の作品よりも、むしろ'02〜'04年くらいの作品のほうが未来っぽいというか、最先端っぽいというか、前衛っぽいように聞こえることがある。

これは、当時はPowerBookのスペックや音楽ソフトの機能などがまだまだ不十分だったが、それらの制限がかえってサウンドアーティスト達の創造性を刺激して、それがそのころの作品に反映されているからではないか……とか、そういう単純なことを考えてしまう。

まあ、おれがサウンドアートを聴きはじめたのがだいたい'05〜'06年くらいからだから、「自分がサウンドアートを聴き始める以前の時期」に対する幻想のようなものがあってバイアスがかかっているのだとも思う。

しかしこのごろは、サウンドアートもだんだんテクノ化していったり、フォークトロニカ化していったり…。


■来年一月は、新橋演舞場、国立劇場、浅草公会堂、ルテアトル銀座と、江戸だけで四つも歌舞伎が上演されるので、これらを全部見ようとするとチケット代がまさに世紀末!!

演舞場と国立劇場での歌舞伎は他の月でも見られるから、浅草と銀座だけでも行こうかなと思案中。まあ会場がどこであれ、正月に歌舞伎を見るってなんか縁起良さそうです。

正直、銀座のはチケット代が高いなとは思うも、まあ海老蔵代ということで。

とかなんとか書いてたらこんなニュースが……。('A`)


■一日一食、他


■なんだ、今日は世間は祝日だったのか。

と書き始めると、ミュージシャンとか漫画家とか作家の人のブログみたいですが、要するに休日出勤でした。今日は。

まあ、今日は、箇条書きでつらつら、なんかいろいろ。


■下線を引かなくても付箋を貼らなくてもRTしなくてもリブログしなくても心に残るのが本当の名言。


■「安いクラブで、安いマイクでMCがなんかわめているが、安いスピーカーで音質が悪いため、何を云ってるかさっぱりわからない」という現象は、西暦何千年くらいになったら解消されるのだろうか。


■今の代官山は、90年代半ばの沖縄市中央パークアベニューを思い起こさせる何かがあります。

人もそこそこいるし、新しいお店も出来てはいるんだけど、それでも人も店も徐々に減っている感じというか、ピークを過ぎてしまってる感というか。


■10/23から、ほぼ一日一食しか摂ってない。二食摂った日が例外的に二日だけある(といっても、その二食目は、月見そばとかサンドイッチとかそんなもん)。

ま、その「一食」がホテルの朝食ビュッフェだったり特盛つけ麺だったりすることもあるけど、でも、たいていは普通の食事で済ませる。

意識的にそうしてる部分もあるし、いつの間にか自然にこうなったって部分もある。なんだろうな、これ。栄養的に大丈夫なんだろうか。食費は安く済みますが。


三万八千円は高いか安いか──


■爪


■突然ですが、爪の話していいですか?


■おれの爪は、世間一般の男性より、まあ、ほんのちょっとだけ長いんですね、デフォルトの設定が。

なので、「もっとちゃんと切れよ」みたいな云われ方を、まれにされます。

べつに反社会的な長さじゃないから、おまえにそんな云われ方される筋合いはねえよボケ、ともちょっと思うのですが、まあ、ヒトによっては長いと指摘される、そんな長さではあります。

確かに、おれの爪は、標準より若干は長いかもしれない。そういう自覚は、ないこともない。


■なぜそういう長さなのかというと、おれは、

爪を切るのがちょっと怖い

んですね。

だって、身体の一部を、あの、爪切りとかいう原始的な機械でちぎりとるわけじゃないですか。怖ぇよ。気軽にできねえよ、そんなスリルおよびサスペンスにあふれた作業。なので、爪切りがついつい面倒になる。

だいたい深爪したらどうするんですか! そう、深爪ってのがおれは大嫌いだ(まあ、深爪するのが大好きだってヒトもなかなかいないでしょうが)。深爪したそのときだけ痛いんじゃなくて、痛さがしばらく持続するじゃないですか。あのスースーした妙な痛みが。あれは人生の中で、味わう必要がない部類の痛みだと思う。


■ついでに云うと、

爪を切ったあと、気分がちょっと悪くなる(気がする)

んですね。

なんか、爪を切るとしばらく、指先の血流が変なことにならんか? なりません? なんか、手首から先の部分だけ貧血っぽくなるっていうか……。おれだけ?


■あと、爪を短くしすぎたあとに、指先から雑菌が入って痛くなってしまうこともあるしね。あんまり積極的にマメに爪切りはしたくないってのが本当のところなんですね。地味なエントリだな、おい。



# 使ってる爪切りが悪いんですかね。
# ちゃんとした金物屋で売ってる立派な爪切りだったら、爪を切るのも楽になる?


■こっちを見てくる男 2.0


前回に引き続き、なぜかこっちを見てくる変な男の話。


■坊主頭にするときは、千円で切ってくれる床屋に行くのですね。


■で、ああいう床屋って、客はみんな、壁沿いに一列に並べられた椅子に座って順番を待つのですね。

で、店の人が「お次の方どーぞー」と声をかけると、客がみんなして立ち上がって、一つ右の椅子にずれる。


■で、先日のこと。

上記のような床屋で上記のように椅子に座って順番を待ってたのですね。

そしたら、おれの右隣に座っていた30代後半の男からの、チラッという視線を感じた。


■最初は、気のせいかなー、とも思ったんだけど、止まらないんですよ、「視線を投げかけられる感じ」が。


■それで気がついたんですけど、この男、どういうわけか、

約9〜11秒くらいごとに一回、一瞬だけ大きく振り向いてこちらを見てくるんですわ。

頻繁すぎるっつーの。そんなハイペースで一瞬だけ首を45°くらい向けてこちらを確認してくる意味が全く分からない。

まあ、この男も、前回のミスド男と同様、おれ個人を見てるわけではなく、あくまでおれのいる方を向いてるだけなんだろうけど、こうも頻繁に、それもトータルで50回くらいも見てこられると著しくうっとうしい。漢字で書くと鬱陶しい。


■なぜこの男は、こちらを見てくるのか。しかも、こんなに何度もわたって、しかも、こんなにハイペースで。謎が謎を呼びます。が、別に知りたくはないです。

ちなみに、この男は、パッと見た感じは別に普通のむさい男で、とくに変わったとこはなかったんですが…。


■こっちを見てくる男


■先日のこと。ミスタードーナツ某店でね、コーヒーを飲みながら書き物をしておったのですよ。

なにごともなく、コーヒーを摂取しつつ、平和に書き物を進め、10分後。

おれの隣の隣のテーブルに一人の男が座ってきました。もちろんはっきり確認したわけではないのですが、雰囲気から推測すると、背は175くらい。やせ形。髪は長い。歳は20代の半ばくらい。


■で、この男がね、やけにこっちを意識したような角度で、こっちを向いて座ってるんですわ。

“「こちらに話しかける」ありきの、うっとうしい角度”っていう説明で伝わりますかね?

たま〜に飲食店にいるじゃないですか、座ってる角度や体の向き加減が、なんかうっとうしい人。こっちを見てるような、こっちに興味を示してるような。なにか言いたげな。なにか話しかけてきそうな(実際に話しかけてくるかどうかは別として)。

「いやいや、見られてなんかないよ。見られてるなんて思い込むのは自意識過剰の一種だよ」と、おれは自分自身へ言い聞かせたんですが、それすら無効化するほどの、うっとうしい視線というか、うっとうしい体勢というか。

隣の隣のテーブルとはいえ、狭いミスド店内のことだから、距離なんて大して離れてない。なので、このうっとうしい角度が、ことさらうっとうしい。


■とは云いましても、ここで席を替えてしまうのも、なにかに屈したような気になるし、書き物だってこのまま進めたいので、おれはひきつづき平静を装って、この席で書き物を続けることにした。

そういえば、内田百里痢愨荵旭に捨鷦屐戮虜埜紊里曚Δ法百里諒をジロジロ見てくる変な見知らぬ男の話があったなー、と思い出しつつ。


■いちおう、おれの隣の隣の席の男は、「おれ個人」を見ているわけではないみたいなのね。あくまで、「おれのいるほうの方角」を見てるだけっぽいのね。

とはいえ、その男の視界に含まれてる人間はおれだけだし、おれの席は角っこだし、なにやら追いつめられてるような気になってくる。


■この男は、正面を向いたり、別の方角を向いたりもするんだけど、しばらくするとまた、おれの方角に体を傾けてくるのね。どうも、この角度がデフォルトらしい。


■で、約50分後。書き物も一通り済んだし、飲食店でコーヒー一杯で粘る時間は一時間までと決めてるので、席を立つことにした。

席を立つとき、その変な男の顔をのぞき返してやったのですが、やつの視線はおれではなく、やはり「おれのいた方向」に向いたままでした。

おれ自身が凝視されていた訳ではないので一安心でしたが、おれが「凝視されていた気分」にさせられてしまったのは確かだし、うっとうしかったです。


■それはいいのですが、やつのテーブルには、コーヒーもドーナツも何も載ってなかったのですね。つまり、やつは何も注文せずミスドの席に50分間も座ってたんですね。こいつは店にとってもうっとうしい存在ですね。なんなの、おまえ。


■キユーピー3分クッキング


『キユーピー3分クッキング』のオープニングとエンディングで、キューピー人形といっしょに、トウモロコシの化け物と、キャベツ(だっけ?)の亡霊みたいなのがでてきて踊るじゃないですか。あの化け物と亡霊は別にかわいくないばかりか、キューピー人形の存在がかすんでしまい、ひいてはキユーピーマヨネーズ社のブランドイメージをもぶれさせてると思う。

それよりも、キューピー人形が3体でてきて踊るほうがかわいいと思わん?


■南座顔見世


■UVERworldとアンダーワールドは、まったく別のバンドだそうです。

──知ってます。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■といった意味も含めまして本日、京都・南座の顔見世のチケットを入手しました!

まず夜の部を2等席Aで見て、翌日昼の部は桟敷席です。チケット代トータル三万九千円です。頑張った。おれ頑張った。このために、六月からコツコツ貯金してました。

ほんとは夜の部も桟敷席で見たいんだけど、そこまではお金が…。ほら、gocoupはさ、マドンナやマイケルジャクソンほど売れてるわけじゃないからさ。


■ということで、来月は二泊三日で京都です。


■歌舞伎座は歌舞伎町には無い。木挽町にも無い。


■「半蔵さんが歌舞伎に興味を持ってくれますように……」と、おれのために松竹が建ててくれた歌舞伎座という建物があるじゃないですか。

──寝言にもほどがある…。( ´д) ヒソ (´д` ) ヒソ (д` )

その歌舞伎座も今年の四月に閉場して、ご存知のようにただいま絶賛工事中です。

歌舞伎座
▲H22.11.07撮影



■新橋演舞場に歌舞伎を見に行く帰り、ついでに歌舞伎座のそばも通ったりします。

つい半年ちょっと前まではここで歌舞伎座のさよなら公演をやってて、入り口付近は歩道をふさぐほどに人類でごった返していて、甘栗を焼く匂いが漂っていて、通りの向こう側にも歌舞伎座の姿をカメラに収めようとする人々がいて、という騒ぎだったのが、なんかもう夢の中の出来事みたく感じられます。というか夢だったのかもしれない。この場所に歌舞伎座なんてなかったのかもしれない。海老蔵に隠し子なんていなかったのかもしれない。


■平成二十五年に完成するという新しい歌舞伎座の外観の予想図を見てると、ちょっと、なんだかなーと思う。正直あんまりよろしくない。ま、三年後に実物を目にすると、また感想は違ってくるかもしれないんですが。


■で、気になるのは、新しい歌舞伎座には、あの歌舞伎座の雰囲気がどれくらい残るのかということです。

これはなにも“通”ぶったことを云いたいわけではなく、おれのようなにわかファンでも分かるような独特の雰囲気が、歌舞伎座には漂ってました。この雰囲気は、手狭さや不便さとセットだったとはいえ、まぎれもなく歌舞伎座の一部だった……ように思います(歌舞伎座の思い出は二ヶ月ぶんしかないので、語尾をぼかしておきました)。

外観はともかく、そういう雰囲気がちょっとでも残ってくれればいいなー。あの売店群の、妙にチープな雰囲気とかも(新橋演舞場の売店は良くも悪くも上品だな、と、初めて来た時は思いました)。


■あと、新しい歌舞伎座では、変な掛け声をかけるやつの座席に2000Vの高圧電流が流れるような仕組みにしてほしいです。ぜひ。

あと、700円カレーも復活しててほしいです。


■ところでいま、歌舞伎座の工事の模様がUstreamで中継されてるらしいですね。さすが22世紀。高度情報化社会です。ピピンアットマークです(←なんだ突然)。


■『てにをは!』


文字校正をテーマにした深夜アニメ『てにをは!』というのはどうだろうか。

──その「文字校正をテーマにした深夜アニメ」ってのがなんなんだよ、
そもそも (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


じゃなかったら、大学で日本語の文法を研究する若者たちを描いた深夜アニメとか。


■ここ数年ひそかに、


パンダって別にかわいくないよね、と思っている。

でも、我が国ではすでに「パンダ=かわいいもの」というあれが成立しており、パンダはかわいいものとして取り扱わなければいけないのであり、それに異を唱えるものは極悪人(ドロンボー等)のように思われることになるので、パンダはかわいくないとかそういうことは云わないでおきます。


■raster-noton.unit、吉例顔見世大歌舞伎


サブウェイで選ぶパンはハニーオーツ派です。半蔵商店です。


■さて、この金曜の夜は代官山UNITで歌舞伎を、そして今日は新橋演舞場でraster-notonのライブを見に行ってきました。


■UNITでのお目当ては、尾上菊五郎と松本幸四郎によるラップトップデュオ“cyclo.”のライブでした。

二人が発する低い周波数の音にシンクして、PA機器を保護する金属製の網がヂリヂリヂリと振動する音が、曲の一部だと思い込もうとするとけっこう思い込めました。


■そして演舞場では、池田亮司が河内山宗俊を、カールステン・ニコライが片岡直次郎を演じる『天衣紛上野初花』を見物してきました。

前半の部分は今年の5月に松竹座の團菊祭で見たのですが、全篇にわたって見たのは当然ながら初めてです。五幕十一場をフルで演じるのは昭和60年以来だとか。

ラストシーンで二人が酒を酌み交わす場面は迫力あってよかったです。開演の午前11時から徐々に蓄積していったものが、静かに爆発する感じというか。おれ青くさいこと書いてますか、いま。

あと、雪の夜のそば屋のシーン。おれはこういう江戸の町の模様を淡々と描いたシーンを見るのが好きで、これは、おれの歌舞伎を見る楽しみの少なからぬ部分を占めている、と今のところは思う。

で、このそば屋のシーンで思いっきりケータイを鳴らしてる客がいました。なんで雪がしんしんと降る夜を描いた静かなシーンでわざわざ鳴らすかね、しかし。


■ところで今日は三階席で見てたのですが。

休憩時間に最中アイスでも買おうと思ってふらっとロビーに出ると、歌舞伎座にあったあのめでたい焼きの屋台が出てるではないですか! 一瞬、四月の歌舞伎座1Fの売店一帯がフラッシュバックした。買った。

めでたい焼き


■代官山は冬


こういうおしゃれブログをやっているおしゃれブロガーなので、今朝、仕事行く前に代官山のおしゃれカフェでおしゃれコーヒーを飲んでたわけです。

で、おしゃれカフェを出て、もうだいぶ寒くなったなー、そろそろ鍋の季節かなー、でも代官山の人類はおしゃれだから鍋じゃなくてポトフとか作るんだろうなー、なんて思いながら代官山をてくてくてくと歩いていると、

ひまわり

ひまわりが咲いていました。冬の訪れを感じさせますね。


■なぜこのまま入稿→印刷→納品してしまったのか


■ほら、電車の吊り革に広告が載ってることあるじゃないですか。


■昨日、大江戸線で発見した吊り革広告がすごかったので、おもわず撮ってしまいました。

吊り革

えー、とりあえず本文をテクストに起こしますね。

_____________
下記から印象的な文章を
一つ載せてください。

1)日本最大級2万種の
無料ゲーム提供

2)女性向けのゲームサイト
ってありますか?


※背景は添付イメージ(2)
_____________


要するにですね、デザイナーへ宛てたデザインを指示するメールがそのまま載ってるっぽいんですね、どうも。

キャッチコピーはこの2種類からどっちか選んでくれ、と。で、背景には添付した画像の(2)を使ってくれ、と。

ちなみに、いちばん下の行の「(2)」は、実際には丸囲みの2です。

他の吊り革も、こうなってました。で、この反対面は普通にちゃんとした広告になってました。


■先回り先回りした考え方をして「わざとやったんでしょ、これ」と認識することも、まあ可能ですが、やはりこれは、うっかりやらかしたと考えるほうが自然なのではないかな、と。

いや、でも、うっかりにしては規模が少々でかいな、これ。やはり高度に発達しすぎた広告手法なのか…。


■いずれにせよ、「こうやってブログに採りあげてる時点でこの会社の広告に協力してしまってることになるので、広告主の狙いは達成されている」というところに、どうやったってこのテのエントリは落ち着くんだよな。


■カオスすぎるCM


■今日からクリスマスですね。半蔵商店です。


■米国発の動画共有サイトで、こんなのを見つけました。これ

冒頭にビデオ本篇のエンディングが入ってて、CMそのものは0:18からです。

うん、よくわからん、全体的に…。


■でも、これ、なんか「90年代半ばのパソコン雑誌の付録CD-ROMに入ってた、読者投稿の映像作品」みたいな感じがしない? しないならいいです。


■で、例によって唐突に話が変わりますが、ここ一週間ほど一日一食しか食べない生活が続いてます。とくに理由はない。でも、とくに不都合でもない。とはいえちゃんと食べたほうがいいかな。


■妙な子役、調子の悪いマウス、500ml


■東京電力の広告のポスターに出てる妙な子役の、どこがどういいのかよく分からない。というか、そもそもあれは子役なのか。性別はともかく年齢すら不詳だ。

しかしどういう人々があれを見て「かわいい!」とか反応するのか。だってあれ、小柄なおばさんじゃん、単に。なんだったら、おれの親戚にもいますよ、ああいうおばさん、石垣島に。

まあ、おれがその広告のターゲット層に含まれてないってだけの話かもしれないけど。


■“調子の悪いマウス”ぐらいのものが、いちばん買い換えられない。「いちおうは使えてるわけだし」という言い逃れ感とか。「他に買うものあるしね」という、優先順位が一番目に来ない感じとか。払う費用の「中ぐらいさ」とか。「テキトーなマウスを買っちゃったらあとあと困るから、ちゃんと選んでから買わないとな」という心理的ハードルとか。そもそも「マウスを買う」という消費行動の華の無さとか。


■日ごろからブログに「新聞終了! 雑誌終了! 紙媒体終了! 出版業界終了!」となぜか嬉々として書き散らしてる連中も、いざ自分のところに新聞や雑誌から執筆や取材の依頼が来るとホイホイ食いついてきて、半ばおもねるような態度で執筆/取材を引き受けるぜ。で、妙に神妙なイイコぶった態度で、執筆/取材に至るまでの経緯をことあるごとにブログで報告して「○月×日に本屋さんに並びますのでよろしくお願いします。一人三冊は買うこと!!」とか書くぜ。いま、おれの部屋にある、飲み終えた伊右衛門の空きペットボトルを賭けてもいい。500ml。


■冬ですね。もうオイルヒーター使ってます。


■そういえば、ここ一年、焼肉を食べていない。


■『天保遊侠録』『将軍江戸を去る』国立劇場 十月歌舞伎公演


■今日は国立劇場に歌舞伎を見に行ってきました。『天保遊侠録』よかったです。『将軍江戸を去る』はイマイチよく分からなかったけど、帰りに石神井公園の商店街の「てんや」で、秋味天丼とかいうのを発注したら、カキの天ぷらが乗っかってて、それが意外に美味しかったから、よかったです。


■しかし『将軍江戸を去る』は楽しめなかった。芝居が悪いのでなく、おれのほうに原因があるのかもしれないけど──

(この芝居に限りませんが)フィクションの中に出てくる幕末の薩摩藩の若いやつって、なんであんなに怒鳴るように、がなるように、言葉を荒らげてしゃべるの? 耳障りかつ聞き取りづらい。

で、第一幕は、登場人物がストーリー(とか歴史とか)の前後関係を説明してるだけのように感じられた。なんか、小学生のころに見た教育テレビの社会科の番組の再現ドラマを思い出した。幕末の日本史をお勉強するために国立劇場までノコノコやってきたんじゃねえっつーの。あれだけ多量のセリフを暗記する役者さんの記憶力はすごいですが…。

こんなにも歌舞伎を見る楽しさというのが得られない舞台も珍しかった。そもそも歌舞伎というフォーマットで上演する意味あんのか、これ。

ということで、第一幕だけで帰っちゃいました。第二幕からは面白くなったのかもしれないけどさ。

まあこの芝居を楽しむだけの素養がおれにはなかった、と云われればそれまでなんだけどね。


■更衣室あるある


体育館とかスポーツクラブとかの更衣室の棚に、白く汚れた一円玉が置かれてるときあるね。


■イムペリアルホテルトーキョー


十七階より
▲十七階からの眺め


■日比谷公園の近くにある、帝国主義的な名前のホテルで朝食を摂取してきました。バイキング。

バイキングは迷うね。料理の種類や量のペース配分を間違えると、いろいろ台無しになるからね。力士が云うところの「自分の相撲が取れた」みたいな感じで、今日は「自分のバイキングが取れた」と云えるのが理想の朝食バイキングなのですが、今日はまあ百点満点で79〜83点くらいでしょうか。なにを自己採点してるんだおれは。他にやることあるだろ。


■そうそう、例のスーツが無事見つかりました。ま、見つかって当たり前なんだけどね…。

で、本日、クリーニング屋にスーツを引き取りに行きました。

スーツが一時行方不明になった原因は、訊かなかったので分かりません。いや、訊けば話してくれただろうけど、訊かないほうが幸せでいられるような気がしたので訊かなかった。なんとなく。

まあ、見つかっただけでも良かった、と思うことにします。


■YMOのCM


■とある広告業界の人から聞いた話。YMOのポッキーのCMの好感度を調査したところ、まあ案の定、40代男性にいちばんウケが良かったそうです、が、それだけでなく10代男子の層もあのCMにけっこう好感を示してるそうなんですね。ライディーンのあのメロディーは、平成の世のナウいヤングの心をもつかむのか。

あのCM、ビジュアル面で「体操」(※YMOの曲名です)のイメージと『増殖』(※アルバム名です)のイメージを混ぜてたのが上手いなーと思いました。

しかし、YMOの三人が映ってるお菓子のCMがハチ公前の交叉点を行き交う人々の頭上の巨大なモニターに映し出されてる光景って、かなり近未来っぽいですね。


■そしてスーツがまだ見つからない件について。('A`)


■中古CDを売りにいく


■昨日はディスクユニオンにCDを売りに行ってきたんですよ。すごく久しぶりに。

49枚のコンパクトディスクを紙袋に詰め(けっこう重い)、地下鉄に乗って、降りて、ユニオンに入り、店員に「買取をお願い申し候」と頼み、いったん店を出て、近所でカレーをライスにかけたカレーライスという西洋料理を食べたり、無印良品で「これで心おきなく目玉焼きが焼けるね!」とフライパン片手に喜んでるカップルの男のほうを目撃したりして待つこと一時間、ユニオンに戻る。査定終了。


■CDの買い取り査定額を聞く時って、正直、この歳になっても緊張します。なんか、入試の合格発表を見に行くような感じ。

「自分の予想してた額より低かったらどうしよう」(´д`;) ドキドキ

みたいなところがちょっとあります。


■いや、査定額が低いこと自体はイヤではないです。自分の予想より低い査定額を聞かされたときの、

「自分にばかり都合のいい額を期待していた図々しさ&読みの甘さ」

を認識させられてしまうことがイヤなのですね。って細かいこと気にするなー、おれも。こんなことでいちいち緊張してるんじゃない、まったく。


■さて、この日の査定額ですが。

49枚中、買い取り不可は9枚、買い取りOKは40枚。買い取りOK盤のうち、2枚は査定額が不満だったのでそれはキャンセルして、けっきょく合計38枚のCDを売却することに決定。だいたい80ユーロくらいになった。

心の中では「60ユーロくらいかな」と予想すると同時に、「んー、でもまあ、実際はあれでしょ? もっと低いんでしょ? いいとこ30ユーロくらいでしょ? 30で売れればいいや、うん」みたいな、変に物分かりのいい態度を装った弱気な保険をかけてたので、ちょっと嬉しかったですよ。

あと、このような「変に物分かりのいい態度」で弱気に物事をとらえようとする現象は、人生においてたまにあるので気をつけたい、と思った。


■で、このあと家に戻って、今度はブックオフに紙袋一杯の本(と、ユニオンで引き取ってもらえなかったCD)を持っていった。こっちは、たいした値段がつかないと最初から分かってるから、ちょっとしか緊張しなかった。こちらはだいたい15ユーロになりました。


■twitter→facebook→スーツが出てこない


■このところ仕事で会ったweb関係の会社の人々との話題に出てきたのですが、

「日本のネットユーザーの一部で、ここ最近なぜかFacebookが急に流行りはじめている」

という心霊現象が起きてるらしいんですね(ま、こういうのに詳しい人はとっくにご存知なのでしょうが)。ずっと前に作ってほったらかしてたFacebookアカウントを活用しはじめる人が増えてるらしいです。ここ最近、唐突に。


■でもこれ、Facebookの機能やらがなんやらががすごいというよりも、単にTwitterでの人間関係に疲れた人々がFacebookに移行してるってことなのではないかなと思ったり。

mixi→twitter→Facebookと来て、その次はWassrなのか?と思ったり。とくに根拠ないけど。


■そもそも、mixiも当初は、“tcup掲示板での馴れ合い+相互リンク希望メールのやりとり(+HTMLタグの手打ち)”にうんざりしたテキストサイト文化圏の人々の間で、「インターネット初期の新鮮さをもう一度!」みたいな部分で流行り始めた、みたいなとこがあったように思います。

で、mixiが息苦しくなったから、twitterで「SNS初期の新鮮さをもう一度!」みたいな部分でtwitterが流行り始めて。

で、そのtwitterも息苦しくなりつつあって、「とにかくまあ、なんか、こう、新鮮さをもう一度!」みたいな部分でFacebookが流行り始めてる……んですかね。

この段落に書いてることはごく個人的な見解なので、一般的なあれではありません。

ま、あくまでここ最近の話ですからね。今後もこの傾向が続くかもしれないし、続かないかもしれない。このブログは、別に予言サイトではない。


■「日本にはmixiがあるから、facebookは流行らない」みたいな話も聞くんですけど、どうなんでしょうね。

しかし、このタイミングでfacebookってのが意外です。もしかして、さっそく'00年代ブームが来てるんでしょうか。


■といった意味も含めまして半蔵商店です。今日は、同僚の結婚式の二次会に行ってきたのですが。

夕方、二次会に出かける直前、クリーニング屋にクリーニングしてもらってたスーツを引き取りに行ったんですよ。そしたら、

そのスーツが出てこない。

クリーニングに出したのは先週で、今週の火曜日には仕上がってるはずなんだが、そのスーツが出てこない。お店の人が店内を探し回っていたが、スーツが見つからないのですよ。ええ。困る。('A`)

しょうがないので、家にあった、あんまり折り目の正しくないスーツを着て行ったけど、新郎新婦が幸せそうだったので、良かった。久しぶりに同期のみんなが揃ったのも良かった。


■でも、あれだね、三十過ぎともなると、「よーし、次の店行くぞ!」→三次会に突入、とかならないで、みんなさらっと解散するね。

おれは、だらだらと飲むのはあまり好きじゃないんだけど、とはいえ三次会に付き合うのはやぶさかではないので心の準備はしてたんだけど、三次会が無いのでちょっと拍子抜けしました。ん、もしかすると、おれがいちばん三次会をやりたがってたのだろうか……。


■すぐつぶれた店


■沖縄市のどこかに、

「素人なのに、お弁当屋さん始めちゃいました☆」

みたいなキャッチコピーの弁当屋が出来て、すぐつぶれたらしい。


■風俗やAVなら“素人”はウリになるかもしれんけどさ、弁当屋は違うでしょう。

素人が作った弁当を、金払って食べようとは思わないんじゃないでしょうか。普通の人類は。


■逆に、那覇の国際通りには

「料理歴50年のオバァが作ります!」

という看板の店があった。こっちのキャッチコピーなら分かります。


■お銀座もどんどん安くなっていくのか


■「日本の不況? なに、まだまだ大丈夫だよ。銀座の和光が、日曜と祝日の営業を休んでる間はね。ただ、和光が日曜祝日も店を開けるようになったら、それはもう我が国の経済もいよいよ終了ってことだネ '`,、('∀`) '`,、」

みたいなことを、ここ数年間、バクゼンと思ってたんですよ。

そしたら、和光、今月から日曜と祝日も営業するようになったそうじゃないですか。


■これからは和光も、マイレージがどんどん貯まるおトクなクレジットカードを発行したり、二着で三万円の激安スーツを販売したり、駅弁フェアやったり、中古ゴルフクラブ市を開催したりするのだろうか。


■銀座のデパートついでに。銀座松屋(松屋銀座?)のトイレの水準は、昭和レベルだと思った。

人類のデパート離れ、銀座離れがどうのこうの云うよりは、まずトイレをどうにかしたほうがどうにかなると思った。偉そうですいません。


■本を処分する。あるいは、しない。


■カレー屋で、カン! カン! カン! と皿にスプーンをぶつけてインダストリアルな音を盛大に発生させながらカレー食ってるやつってなんなの? SPKなの? スロッビング・グリッスルなの? アインシュツルツェンデ・ノイバウテンなの? どうも、半蔵商店です。


■さてこのごろは、“断捨離”なるものが流行ってるそうで、その反動として「掃除なんかしなくてもいい。部屋を散らかして何が悪い」みたいな内容の新書がそろそろ出るんじゃないかとちょっと思ったりする昨今ですが、おれも今日は部屋を片付けてましたよ。

ドカドカ捨てたというよりは、床に積んである本の地層を整えたというかデフラグした程度なのですが、それでも部屋はすっきりしました。部屋片づけるとさ、片づけた場所からなんか涼しい空気が流れてくる気がしない? おれはする。


■で、本を整理したところ、案の定「そのまま捨てるのもなんか惜しいから、まあ、あと一回読んだら捨てる」の本の塔ができました。それはいいんだけど、いつそれらの本を読むのかなんだよな、問題は。正直、あんまり進んで読む気はしない。

しかし、特に読む気は無いけど捨てる気も無い、って、それらの本は何のために存在してるのかって話ですよ。おれも何のために所有してるんだろうって話ですよ。

読んだことにして全部捨てるってのもアリですけどね。メールソフトの「既読にする」ボタンみたいな感じで。


■────って、この話題、書くの何度目だろうね……。毎度毎度、同じことばっか書いてすいません。(・ω・`)ゞ

それだけ本を整理整頓するのは難しいんですよ。逆に、もう本は読まないことにするとか、そういう発想の転換が求められますね。それは
ちょっと違いますね。


■ところで、例によって明日は歌舞伎なのですが、久しぶりに着物で行こうかと思ってるのですが、天気予報では小雨なんですね。どなたか、雨あげといてください。


■本文と全く関係ないですが、マウスをそろそろ買い換えたいです。


職場で子供店長の話題になりまして、

「そういえば、神木隆之介と子供店長の間ぐらいに、もうひとり有名な男の子役いなかった?」

という話になったのですが、みんな名前を思い出せませんでした。

その子役の髪型(顔でなく)や、「有名子役ポジションに陣取ってた感じ」は漠然と思い出せるのですが、肝心の名前が出てこない。

が、インターネットという22世紀の最新テクノロジーを駆使して、なんとか思い出し、みんなで安堵することができました。

さて、ここで問題です。その子役とはいったい誰でしょう答えは須賀健太。

──問いと答えのスパンが短すぎるだろ…(゚д゚ ; ) (゚д゚ ; ) (゚д゚ ; )


■ウニ


近所のウニの木に、ウニがなっていました。秋ですね。

ウニ

ウニ

拙僧はウニとかイクラよりも、ホタテが好きでございます。そういえば、沖縄でものすごくまずい寿司を食って、その口直しに改めてまともな寿司を食べに行こうと考えていたのですが、けっきょくまだ食べていないです。


■銀猿ノアール、アメリカの広告


■銀座ルノアールが“銀猿ノアール”だったらめちゃめちゃかっこいいな、と思う半蔵商店でございます。

しかし、ルノアールで出してくれる温かいおしぼり、いいよね。いいよねっていうのも工夫の無い褒め方だけど、あのルノアールのおしぼりをご家庭でも簡単に再現できる、「ルノアールおしぼり器」みたいな製品があってもいいと思う。

そんなの別に普通のおしぼり器でいいじゃねえかと思ったやつ。はい、おまえは明日ライオンに噛まれます。“ルノアール”って冠が大事なんじゃねえか。

あと、「ルノアールで口直しにサービスで出してくれるお茶」も商品化すると、欲しがる人がいると思う。商品名は「ルノアールで口直しにサービスで出してくれるお茶」とかがいいと思う。


■なんてことを書いてましたら、今年ももうオクトーバーでね、しだいに気候もオータムめいてきましたが、さっき近所のスーパーに行ったら、もう年賀状印刷の受付が始まってました。早い。

いや、早めに注文をとっといて、早めに金を確保しておこうっていう、その考え方はわかるけどさ、なんか、こう……。まあいいや。


■で、本題。

汐留のアドミュージアムに『マディソン・アベニューの履歴書』という展覧会を見に行ったんですね。

これは、アメリカの20世紀の広告を振り返るという主旨の展覧会で、会場のそこかしこに、アメリカの古い雑誌広告のパネルが飾られたり、液晶テレビでアメリカの古いテレビCMが流れたりしてました。

で、そのなかに、“ANACIN”という頭痛薬のCMが流されていて、そのCMの中で白人女性が「I feel great!」っていうセリフを発するんですけど、なんかこの声に聞き覚えがあるんですよ。1950〜60年代のアメリカのテレビCM(ちなみにモノクロ)に聞き覚えなんかあるはずがないのに、どうもどこかで耳にした記憶がある。


■で、数分後に気づいたんですが、これ、EBNというバンド(?)の「Electronic Behavior Control System」という曲のビデオクリップで、このCMの声と映像がサンプリングされてたんですね。

いや、ほんとにそれだけの話なんです。よく思い出せたなー、こんな細かいこと。他人様にまったく関係ない話ですいません。本題は以上です。


■ちなみにこの展覧会では、他にもいろいろとアメリカの古いCMが見られるのですが、一人の外人の男がカメラをじっと見つめながら、

「夏休みの旅行を先延ばしにするんですか? なぜ? なぜそうやってやりたいことを先送りするんですか? そういう生き方でいいんですか? “やれなかったこと”の思い出ばかりが増えますよ?」(※セリフは正確な再現ではないです)

というようなことをシリアスなトーンで延々つぶやくパンナムのCMが、印象に残りましたっていうか身につまされました。


■この展覧会は明日まで、汐留のアドミュージアムでやってますので、おれと同じように身につまされたい方や、アメリカの広告の歴史に触れたい方におすすめです。


■あ、デビッド・オグルビーの『「売る」広告』の新訳が出てますね。アドミュージアムと同じフロアにある本屋でたまたま見つけてちょっとびっくりしました。この展覧会とタイムリーなので。



# 展覧会で見て、気に入って、かつYouTubeにもあったやつ二三
# ・Alka-Seltzer
# ・FedEx
# ・M&M's(展覧会で見たのと同じものがなかったので、代わりにこれを)


■最近、よく摂取する食物。


■はい、じゃあ今日は食物の話題。地味に。


■近ごろ都内各地で、am/pmがいつの間にかファミリーマートになっているという心霊現象がよく起きてるのですが、会社の近くのam/pmもいつの間にかファミリーマートになってたのですが、そのファミリーマートでこのおにぎりを買うことが多いです。

食物・一

玉子かけごはん風おにぎりです。中には、とろっとした黄身が入ってます。こういうおにぎりって、いままでにあんまりなかった気がする。


■あと、これ。ホットケーキ味のチロルチョコ。

食物・二

中に、とろっとしたメープルシロップみたいな液体が入ってます。


■というエントリです。


■雨DJ


■効果音のCDっていろいろあるじゃないですか。

で、そういうCDから雨の音を集めてきて、雨の音だけで一晩DJするというのはどうだろうか。

──それは実験的すぎる (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■いや、でもテクノのイベントのセカンドフロアとかでやると、いいチルアウトになるかもしれないじゃないですか。

あと、野外DJイベントで、ほんとに雨が降ってるなか雨の効果音のCDをかけたりとかね。生の雨音を聞きながら雨音のCDを聞く、と。


■雨音だけのミックスCDを作るのもいいかもしれません。ところどころに、遠い雷とか、雨の道を車が走り去る音とかを混ぜるとか。


■一段落


■ここ二週間半ほどかけてちょこちょこと進めていた、仕事上の書き物が先ほど終わって一段落ついた気分です。いや、大層なもんじゃないです。ほんと事務的なやつ。仕上げる人なら、二週間半どころか三日くらいで仕上げるような気もするが、まあそれはさておき自分へのご褒美に、久しぶりに納豆ペペロンチーノを作りました。酒は越乃寒梅(別撰)。


■あ、ぜんぜん関係ないけどさ、高田馬場駅から早稲田方面に行く道ってさ、沖縄市のコザ十字路をコザ高方面に行く道になんか雰囲気似てない? 似てないですかそうですか。


■キングオブコントの感想文


■先日、TKO木下の顔面を何度も何度も執拗に蹴りつけようとするがなかなかきれいなキックが決まらない、という謎の夢を見たのでおなじみの半蔵商店です。

以下、導入部にまったく関係なく本文。


■30歳くらいの、もう若くない若手芸人コンビにたまに観測されるパターンに、

「単独ライブを重ねるごとに、ブスの固定ファンに甘やかされてダメになっていく」

というのがあります。

こういうコンビの単独ライブに行くと、悪い意味でゆるい空気が漂ってて、最前列付近では、ことあるごとに大笑いしてくれる親切な古いファンが固まって存在します。で、ライブ自体もそんなには面白くない。


■で、今日のキングオブコントを見る限り、スベリコミックはそういう道とは云わないまでも、それに近い道を歩んでるような気がしました。いや、彼らの単独ライブ行ったこと無いし、あくまでこのキングオブコントでの二本のネタを見ただけの感想ですけどね。そういう匂いがした。

ていうか、このコンビって、なんか'00年代前半感がぬぐえないよね。なんか一世代古い。最近の若手のネタを見て無い感じがする。そこまで云わなくていいか。


■それから、ジャルジャルが二本とも意外に面白くなかったのが謎です。もっと面白い人たちのはずなのですが

──とか、お笑いについて偉そうな文を書くほど偉くないので、素直にキングオブコントの感想文を書きます。

えー、やはりラバーガール面白いですね。とくに一本目の猫カフェのやつ。二本目は“賞レース映え”という点ではいささか不利なネタだったかもしれません……ってだから偉そうに書くなと。

あと、ピースの二本目とキングオブコメディの二本目も好きでした。


■前を見ない人


■先日、駅前でiPhoneをいじくりながら歩いているサブカルメガネ君がいたんですね。じーっとiPhoneを見つめながら、指でなにやら画面を触りつつ、歩いていらっしゃる。

で、この中肉中背のサブカルメガネ君の正面から、身長180cmくらいの、いわゆるガテン系の、作業服姿のいかつい兄ちゃんが歩いてきたわけですわ。

でもメガネ君は前を見ずにiPhoneいじりに夢中でして。

でもガテン君は方向もスピードも一切変えずにそのまま歩いてきまして。

で、メガネ君とガテン君の距離が徐々に徐々に縮まってきまして。

それでもメガネ君は前を見ずにiPhoneいじりに夢中でして。


■で、二人のすれ違いざま、まあ案の定、ガテン君の肩が思いっきりメガネ君の顔面をヒットしたわけですね。Zoffあたりで税込5250円で売ってそうなメガネ君のメガネが片耳はずれてプラーンと垂れ下がるくらい、強く。

「いったい何が起きたんだよっ!?」ってくらいの表情でメガネ君はガテン君のほうを勢いよく振り返ったのですが、ガテン君はなにも無かったように悠々とそのまま歩いていきました。メガネ君はしばらくガテン君の背中を見つめながら数秒ほどフリーズしていました。おしまい。


■まあ一言で云うと、「前を見て歩こう」という話になるんだけど。

しかし、ひっどい事するよなー、このメガネ君。

だって、ガテン君のほうにだけ一方的に“よけるコスト”を負担させようとしたんだぜ。

なんで「メガネ君が前を見ずにiPhoneをいじくりながら歩ける世界の構築」にガテン君(と、世間の皆々様)が協力してやんないといけないわけ? “前方を確認しながら歩く”という、歩行する動物としてわりと基本的な行動を怠っといて、他人にそういう負担を強いるなんて、ちょっと横暴じゃないでしょうか。


■ケータイあるいはiPodまたはPSPもしくはDSiなどをいじくりながら、前を一切見ようとはせずに、こっちに向かって歩いてくるやつが街にはたまにいます。そういうとき、おれもほんとうはこのガテン君のように振舞いたい。が、おとなしくよけることにしています。こっちのほうが“よけるコスト”をしぶしぶ負担します。いかんせんこんなナリなので。だーけどケンカは残念だよ三級品♪なので。ドローンは一級品なんですけどね。自分で一級品って云うなよって話ですけどね。いちおう宣伝。


■って、メガネ君ばかりを偉そうに責めてたけどさ、おれもボーっと考え事をしながら歩くこともないわけじゃないので、気をつけます。


■eARSに納品しました


■歌舞伎のチケット代を稼ぐために電子音楽を作ってます。というわけでもないですが半蔵商店です。

今月の演舞場、昼夜見ましたが、昼の部の『荒川の佐吉』に全米が泣いた。おれは全米じゃないけど、全米だったらたぶん泣いていた。


■さて昨日は、eARS様に、gocoupの「mercury rabbit e.p.」を納品しました。

mercury rabbit e.p.

gocoupのサイトで試聴できます。昼下がりドローンです。どうぞよろしくお願いします。要するに、買ってくださいという意味です。

あなたがこのmercury rabbit e.p.を買うじゃないですか、そしたら、売上がおれの懐に入るじゃないですか。そしたら、おれがその売上で歌舞伎のチケット買うじゃないですか。で、歌舞伎行くとなったら銀座三越でデパ地下の弁当買うじゃないですか。そしたらこの調子で国内の金の回りが良くなって、経済が潤って、すいません、オチ考えてませんでしたが、「mercury rabbit e.p.」よろしくお願いします。税込千二百円です。


■そして、こちらはgocoupではなく半蔵商店名義ですが、『XVOXX 360』も実に久しぶりに納品いたしました。赤い。

XVOXX 360

これ、いまでもたまにジムで運動中に聴くんですが、えー、正直おもしろい。細かすぎる電気ネタが盛りだくさんで。

あと、世の中の“アルバム”ってのは、もう、これっくらいの曲数&長さがちょうど良いような気もします(長尺のアンビエントものなどは別として)。このiPod/iTunes時代、アルバムの適切な分量にお悩みのミュージシャンの方は参考になすってください。お値段は税込千円です。


■話が変わりますが、納品のあと池袋のディスクユニオンに行ったら、テクノの棚にグローバルコミュニケーションの『76 14』が8枚も並んでいた。なぜ8枚も。


■夏休みの写真 〜沖縄本島篇


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沖縄に行くたびになぜか必ず撮ってしまい、かつ必ずブログに載せてしまう風景というものがあって、上記の写真のうち何枚かはたぶんそういう写真です。

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妹の車の後部座席に乗っていた人たち。


■夏休みの写真 〜波照間島・石垣島篇


■いま、部屋が散らかってる時期にありまして。

いったん部屋の家具・家電・コンパクトディスク・本・レコードなどをすべて処分(売る、捨てる、どなたかに贈呈、等)して、また(必要なものだけを)一から買い集めるのはどうだろうか、と、実行できるわけが無いとは分かっていてもちょっと考えてしまいます。

実際にそれを実行した外人の本を読んだことあるけど、すげーなー。マネできないです。

っていうことをこれまでに何回かこのブログに書いてるような気がする。要するに散らかってるときはそういうことを考えがちなんだろう。考えてる間に整理整頓すればいいんですけどね。っていうことをこれまでに何回かこのブログに書いてるような気がする。


■では今回は、夏休みに波照間島と石垣島で撮った写真を。

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波照間島の小さなガソリンスタンド。左が軽油で右がレギュラー。


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ここからは石垣島の写真。朝六時。散歩してたら電線にコウモリがいた。


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石垣島といえばゲンキクール。常識ですね。でもなんか味が以前と変わったような…。


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おれの下駄と、甥(2歳)のぞうり。なんか貸しポジっぽい構図の写真。


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夏の旅にはパンナムバッグですね。前のが壊れたので、新しく買い直しました。復刻版じゃなくて、ちゃんと当時モノです。


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花火中の甥(2歳)。


■波照間島の猫


波照間島

■電車の中で、『月刊 食品工場長』という雑誌を読んでる人を見かけました。


■といった意味も含めまして半蔵商店ですが、今回は、猫の写真。

猫は別に好きでも嫌いでもないんですが、旅先で猫を見かけるとついカメラを向けてしまいます。でも愛想のいい猫なんてなかなかいなくてね。だからこそいい具合にフレームに収まったりするとうれしかったりするんだけども。

ということで今回は波照間島で撮った猫の写真です。前回も書いたとおり、この島は日本最南端の有人島です。ということは、この猫たちも、ほぼ日本最南端の猫、ということになるのかもしれません。

波照間島にて

波照間島にて

波照間島にて

波照間島にて


■ところで。猫を飼おうともまったく思わないのですが、猫か犬のどちらかを飼わなければいけないとなったら(どんな状況だ)、やっぱり猫ですかねー。散歩連れて行かなくてすむので。


■パタリロ歌舞伎。波照間島にて。


■さて、ひきつづき沖縄での話(帰省や旅行の話は、需要がまったく無いとは分かっていても、書き切らないとどうもスッキリせず、次に進めないのです。なぜか)。

この帰省で、はじめて波照間島に行きました。日本最南端の有人島です。波照間と書いてハテルマと読みます。坂本龍一+その他一名による『Disappointment - Hateruma』というレコードの題名にもあるハテルマです。


■石垣島からフェリーで約一時間。

で、波照間島に着いたのですが、島を散歩しつつ、おれは波照間島とはまったく関係なく、パタリロを歌舞伎化するのはどうだろうと思いつきました。パタリロ歌舞伎。


■うん、パタリロ役は、誰が何と云おうと市川猿弥。はいこれ決定事項。異論は認めない。

で、マリネラ王国のあれやこれやを、江戸時代の話に置き換える。衣装も江戸っぽく。


■揚幕がシャリンと開いて、花道にタマネギ部隊(8名くらい)が出てきたりして、で、本舞台で敵役と立ち回りを演じるとかね。バンコランとマライヒの濡れ場とかも、まああってもいいでしょう。

他にも、えーっと、いま眠いからあんまりいろいろ思いつかないけど、なにかと歌舞伎映えしそうです、パタリロは。


■波照間島に来て、あまり波照間っぽくないことを考えてたなーとも思いますが、そういえば、行きの船中のテレビのワイドショーで、「歌舞伎の助六を演じる梨元勝」という謎の映像を見た。それもちょっと関係あるのかもしれない。

# ちなみに『パタリロ西遊記!』は一度、舞台化されたそうですね。


■沖縄で発見した、親戚の家あるある


親戚の家のテレビのリモコンって、効きが悪いよね。


■mercury rabbit e.p.


gocoupという、電子音楽レーベルをやっています。

電子楽器や近代的な機械を操作して作った音楽を、CDやCD-Rに録音して売ってるわけですよ、要は。


■そのgocoupの新作が、本日からamazonで買えるようになりました

( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

題は、「mercury rabbit e.p.」といいます。三曲入りで約二十分。CD-Rです。お値段は税込千二百円。

mercury rabbit e.p.

ジャケットがかわいいでしょ、これ(ちなみに貸しポジです)。amazonではまだ画像が表示されないですが、そのうち出るようになるはずです。


■帯にもサイトにも、「午睡。極上の。」というキャッチコピーが入っていますが、つまるところこのCD-Rは、昼寝用ドローン、昼下がり用ドローンです。昼寝のBGMとかにいいような気がします。必ずしもそういうのを狙って作ったわけじゃないですけども。

で、三曲目は、ドローンとは違う感じです。なんて呼べばいいんだろう。

どんな感じかとりあえず試聴したい、という方はgocoupのサイトへどうぞ→www.gocoup.com


■試聴しなくても、ジャケにピンときた方は、ジャケ買いしてください。その場合は、なんだったら聞かなくてもいいです。ジャケ買いして→聞かずにほっとくというパターンは、それはそれで正しいCDの買い方です。勝手なこと云ってます。


■上記のamazonの他に、東京中野・タコシェ様、沖縄県宜野湾市・CD屋様、沖縄市・'69様、で入手できます。

近日中に、秋葉原eARSにも納品しますので、しばらくお待ちを。


■それではどうぞよろしくお願いします。

よろしくお願いしますというのは、要するに、買ってくださいという意味です。


■ポテトサラダと食パンとビール


■池波正太郎のエッセイに、「ポテトサラダを食パンに挟んだものを夜食にしつつ、小瓶のビールを飲む」というのが出てくる。


■真似してみようと思ったので、おれも沖縄の実家で、夜、ポテトサラダを食パンに挟んで食べつつ、小瓶のオリオンビールを飲んだ。美味しかった。


■このエントリは、ただそれだけのエントリです。


■モンブラン閉店


モンブラン

■コザの老舗レストラン「モンブラン」が八月末で閉店したそうです。


■先々週、「じゃあコザでメシでも」と友人と何気なくこのモンブランに入ったのですね。

で、会計の段になって店のオバアと話してると、このレストランを四十年やってきたけど今月(8月ね)で閉店する、という話が出てきたのでした。

コザの名店の灯が、またひとつ…。


■最後だということで、けっきょく四日間連続で通いましたよ。


■このモンブランのような、なんというか、貴重な「オリジナル・コザの味」とでも呼べそうな味は、もうそうそう残ってるもんじゃありません。おれの勝手な区分だけど、'70年代以前から存在する店がなんとなくオリジナル・コザって感じがする。

'70年代以前から続くコザの料理屋ってどこがありますかね。もうチャーリータコスだけ? もっとある?


モンブラン

モンブラン

モンブラン

↑ちなみにこの看板は、モンブランの名物だったサブマリンサンドイッチ(ホットサンド)をかたどっています。


# なお、この「モンブラン」は、厳密には「ホテル+レストラン+服屋」が
# 三階建てのビルに入った一大コングロマリットなのですが、
# ホテルは今後も営業を続けるそうです。


■まずい寿司 in 沖縄


■そう。沖縄で不味い寿司食ったんですよ。

先週、家族で寿司でも、ということになって、母おすすめの某店に行ったんですね。

その店では持ち帰り用の寿司もやってるので、寿司の盛り合わせを注文したんです。

店の人いわく「三十分くらいかかります」とのことなので、三十分ほど時間をつぶして再度その寿司屋へ。


■そしたら、寿司はまだできてなく、

店の人いわく「すいません。もうちょっとでできますんで」とのことでした。

なので、おれも律儀に、店の外で“もうちょっと”時間が経つのを待った。まあ三分間ぐらいですかねだいたい。で、再度その寿司屋へ。


■そしたら、寿司はまだできてなく、

店の人いわく「すいません。あと五分ほどでできますんで」とのことでした。


■そこはまあ、おれも学習したので、「ああ、この店の場合、律儀に数学的に厳密に五分間だけ待たなくてもいいんだろうな」と判断し、十五分ほどしてから、またまたその寿司屋へ行きました。


■そしたら、店員の変な女がおれの顔を見るなり「あ!」とわざとらしい声を上げ、続いて

「お待ちしてました〜」

などとおっしゃいました。

待ったのはこっちの方だこの野郎。

と、思わないこともないけど、まあそれはさておき、ようやくできあがった寿司の盛り合わせを持って帰りました。


■で、家に着きまして、家族みんなでその寿司を食べ始めました。

モグモグモグ……。

…………。

うん、美味しくない。

まず、ね、シャリ。シャリがね、握り方がやけに甘い。ゆるい。すぐ崩れる。扱いにくい。口の中に入れて噛んでも、やたらふわふわする。噛み応えがない。なにこれ。

で、ワサビ。ええ、ワサビ。つけすぎ。おまえ、ワサビつけすぎ。殴るぞ。

そして、ネタ。肝心のネタ。古いってほどではないが、けっして新鮮ではない……。正直、「冷蔵庫に入ってた昨日の夕飯の残り物の刺身(サランラップゆるめ)」レベルと表現しても過言ではないと思う。

さんざん待たされた挙句の果てがこんな寿司……。('A`)


■うん。沖縄市知花なんて土地で、美味しい寿司が手に入ると思ったおれも悪い。おれも悪いがこれはしかし……。


■なお、この寿司屋をおれにすすめた母いわく、「以前とは店がだいぶ変わってる。たぶん、代替わりしたんだと思う」とのこと。そうですか。


■しかし不思議なのは、この店に行ったのは夕方だったんだけど、けっこう繁盛してたのね。この店の近所には、味が分からない味音痴がたくさん住んでるのか。それとも、おれの発注した寿司盛り合わせだけ手を抜かれたのか。


■おれは英國紳士だから、沖縄市の知花十字路を登川方面に進んで、などと、この店の場所までは書かないけど、うん、モスバーガーを過ぎて左手にとかなんて書かないけど、まあどっちにしろこのお店には二度と行きません。


■沖縄で、


■去年結婚した21歳の従妹が、さっそく離婚していた。3号で力尽きたムックみたいな結婚生活…。('A`)


■石垣島での洗濯物の乾き方の速さには、毎度のことながら感動する。


■コザのモンブラン・レストランに、四日続けて行った。この八月末で閉店ということなので。


■定食屋「よね」が無くなっていて、いつの間にかただの車庫になっていた。


■中の町のアメリカンスペースが閉店セールをやっていたので、Tシャツを二枚買った。ここも無くなるんだな…。


■タコスとステーキを食べそびれました。


■帰省のたびに「ちゃんとしたスーツケース」が欲しくなる。で、帰省が済むと、欲しくなくなる。


■今回は、個人商店には二店しか行けませんでした。しかもそのうち一店は、売り場のスペースが半分になっていた。


■それと今回の帰省では、意外なほどお金を遣わなかった。買い物もほとんどしなかった。そうしようと決めたわけではないのに。


■妹からメガネのシャンプーというものを教えられた。自分でも買おうと思う。


■────という風にですね、これからしばらくは例によって沖縄でのことを書いたり、沖縄で撮った写真を載せたりしようと思います。


■あ、あと沖縄に行く直前に、国立劇場で歌舞伎(稚魚の会・歌舞伎会合同公演『仮名手本忠臣蔵』)を見たんだけど、おれの隣の席に座ってた男が、六段目の間じゅう、ほぼずっと寝っぱなしだった…。よっぽど眠かったんだろうね。その前の五段目でもけっこう寝てたような気がする。

しかもその男は、六段目が終わると、その次の八段目を見ずにさっさと帰ってしまいました。


■ライカムディスコナイト セットリスト


■浴衣に下駄にパンナムバッグ、という格好でコザを歩いてたら、コザ名物の軽く酔っ払った短パン姿の米兵集団の一人にデジカメを向けられ、「写真を撮ってもいいか?(英語)」と訊かれました。

で、なんとなく反射的に「ノー、ソーリー」と断ったんだけど、よく考えたら別に急いでたわけでもないし、写真ぐらい撮らせてあげてもよかったかも。ごめんな、米軍。


■さて、先週のライカムディスコナイトですが、おれは2セットの選曲をしました。一セットはマッシュアップ(すべて自家製手作りです←ヨギにこの点はアピールしたほうがいいと云われたのでそうしておきます)で、もう一セットはそれ以外の曲です。

で、前半の自家製マッシュアップのセットリストなんぞを珍しく書いてみようと思います。理由は無い。あと、曲名は伏せておきます。これもとくに理由は無い。

(●=今回の新作 ○=旧作)

────────────────────────
01●YMO vs 矢島美容室
02 タイトー「影の伝説」サントラ(これのみマッシュアップではありません)
03●Plug(ワゴンクライストの人の)vs Wink
〜●Plug vs KOJI-1200
04●Aphex Twin vs 観月ありさ
05●オービタル vs 宇多田ヒカル
06●YMO vs ビースティーボーイズ
〜●YMO vs ゲイシャガールズ
07●KAGAMI vs ハルカリ
08○石野卓球 vs こおろぎ'73
09○ハードフロア vs 安田成美
10○Rotterdam Termination Source vs エキセントリック少年オールスターズ
〜○Rotterdam Termination Source vs YMO
11○アンダーワールド vs ピチカートファイヴ
12●General Noise(ロッテルダムテクノ系の人)vs ミニハムず
13●Euromasters vs イエローモンキー
14○電気グルーヴ vs トラジ・ハイジ
────────────────────────

こうやって見ると、六十分の間にいろいろかけてますねー。おおむね好評でした。イエローモンキーは、イベントの共同主催者のヨギ太郎がイエモン好きのため作ってみました。ちなみに「YMO vs スチャダラパー」というやつも新しく作ってったんですが、一身上の都合でかけませんでした。これも何かの機会に流したいですね。


■それと、2セット目は、とんねるずの「Shikato」(石橋ソロ)とか、所ジョージの「勝手に千葉でシンドバッド」とか、そういう非クラブ的な曲をクラブでかけました。そういう曲をあえてかける意味ってのはあったと思う。他のイベントでかかるような曲かけても、あんまり意味無いしね──という考え方は自己満足的というか自己完結的かなあ……。まあ気にしすぎてもいいこと無いですけど。

あ、マッシュアップも一曲だけかけました。ロッテルダムテクノの外人と、キグルミという謎の組み合わせです。


■えー、なんか個人的なメモのようなエントリでした。まあ今後もマッシュアップを作ったりかけたりして褒められていきたいな、と。


■ライカムディスコナイト終了


ライカムディスコナイト
▲VJのスクリーン


■では半蔵商店です。おとついの晩に東京県に戻ってきました。


■8/28のライカムディスコナイトにお越しの皆様、出演者各氏、蛞蝓のお二方、Ustreamをご覧になってた方々、ありがとうございました。

なにかと一筋縄ではいかない、濃いイベントになったと思ってますが、どうでしょう。

至らぬ点もあったかとは思いますが、完璧を期しすぎると身動きが取れなくなるのもまた事実なので、そこはご了解いただけると幸いです。


■拙僧は2セット選曲したのですが、第2セット目は、えー、ちょっといまいちでしたね。謝る。いや謝らない。あれはあれでちゃんと成立していた。いや、どうかな……。

ま、おれのことはいいか。


■えー、改めまして皆様ありがとうございました。ひょっとすると、またこのような会を開くこともあるかもしれません。その節はどうぞよろしくお願いします。


■共同主催者のヨギ太郎にも感謝。


■ライカムディスコナイト Ustreamのアドレスについて


■どうも。昨日と同じところから更新してます。先ほど、ゲート通りのモンブランレストランでホットサンドを食べてきました(八月末で閉店の予定だそうです)。


■さて今日のライカムディスコナイトですが、なんとかUstreamで中継できそうです。

が、Ustreamのアドレスに訂正があります。

正しいアドレスは、

http://www.ustream.tv/channel/yogi-hav/

です。末尾のディレクトリが、アンダーバー(yogi_hav)じゃなくてハイフン(yogi-hav)です。

フライヤーやサイトでは、アンダーバー(yogi_hav)のままですが、上記が正しいアドレスになります。


■それでは今晩。よろしければ。


■ライカムディスコナイト、タイムテーブル


■どうも。沖縄市中央パークアベニューの「インターネットできる場所(インターネット喫茶とは違う)」から更新してます。一週間ぶりにマイコンをいじっています。


■さて、明日のライカムディスコナイトの時間割が決まりましたのでお知らせします。


2200-2250 YARA-C(50min)
2250-2340 ヘントナー大佐(50min)
2340-0040 半蔵(1h)
0040-0120 o-to(40min/Live)
0120-0200 桃神様(40min/Live)
0200-0230 座久拓郎(30min/Live)
0230-0330 半蔵(1h)
0330-0415 Killing Kef Klan (45min)
0415-0500 nitroproject(ihatti&yogi)(45min)


■おれの23:40からのセットはマッシュアップです。半分は新作で、あと半分は皆様おなじみの半蔵名作マッシュアップです。

吉幾三ネタごときで喜んでるような人たちは、おれのマッシュアップを聞いて文明とは何かを学ぶといいんじゃないかなすいません先輩いま自分いいすぎました。

で、2:30からも、なんかいろいろかけます。


■自分のことばかり書いてすいませんが、他の出演者の方々ももちろん、素敵な選曲および演奏を披露してくださることと思います。


■なお、上記サイトでUstream云々と書いてますが、もしかしたら技術的なあれで、やらないかもしれません。その際はあしからずご了承ください。


■それではどうぞよろしくお願いいたします。


■出かけますので手短に


■今日はこれから国立劇場行って羽田行って那覇です。のでもう出かけます。ので手短に。


■8/28は沖縄市にてライカムディスコナイトです。選曲および演奏の会です。詳細はリンク先をどうぞ。おれはマッシュアップ等かけます。


ゴクウのサイトを更新しました。新しいのの試聴ができます。これはマッシュアップのCDではありません。念のため。


■東京県には30日に戻ってきます。


■さて、これをアップしたら出かけるのですが、なんか忘れ物してそうな気がするのはいつものことですが気のせいだと思いたいですが行ってきます。


■明日から夏休み


■引き続き、ライカムディスコナイトに向けて、いろいろマッシュアップしたりしなかったり、CDを選んだりしてます。

沖縄への飛行機は金曜夜の最終便なのですが、昼にこれを見に国立劇場へ行くため、金曜の朝にはもう出かけるのです。国立劇場の近所に「金曜の朝」という名前の喫茶店があったような気がします。

なので、イベント(とは呼びたくないのですが、便宜上こう呼んでます)の仕込ができるのが、もう今晩までなのですね。なので、いろいろ準備してます。昨晩もしてました。


■ちなみにイベントでは、おれは2セットの選曲をします。

全部YMOだけ(ライブ盤、リミックス、カバー、メンバーのソロなど含む)のセットも考えてたのですが、試しに作ってみると意外に難しかったので、これは止めにしました。

ので、いろいろ試行錯誤してます。


■小西康陽のリミックス仕事だけのDJセットも面白そうですね。あの「パーーーーーー♪」というコードがたくさん聞ける。


■あと、「うわっ、私の年収低すぎ?」のバナーの女をゲストDJとして呼ぶとか。いまからオファーしても間に合いませんが。


■ライカムディスコナイト、よろしくお願いします。


■クラフトワーク VS 平成おんな組


『ライカムディスコナイト』に向けて、コンパクトディスクを選んだりしています。


■いつもは「'90年代テクノ+歌謡曲」の自家製マッシュアップを作るのですが、今回はどうも食指が動かず、マッシュアップづくりが進まないんですね。ま、誰かにマッシュアップを作れと頼まれたわけでもないので、それはいいのですが。

こういうのって、興が乗ってないのに無理して小手先の技術だけで作ると、聞いてる方にも「あー、興が乗ってないのに無理して小手先の技術だけで作ってんなー」というのが伝わってしまうので、それは良くない。なので、素直にマッシュアップ以外の曲をかけようと思った。

──と云いつつも、クラフトワークの「ロボット」と、平成おんな組(知ってる?)の「ビバ!結婚」(知ってる?)という曲のマッシュアップを作ってしまいました。午前三時に。しかし日本中で何人が喜ぶんだ、この組み合わせは…。

(もしこのマッシュアップを当日かけてほしい、という方がいましたら電報、テレックス等で連絡ください。)


■そういえば近所のスーパーに、いわゆる「テレビで歌ってるのとは違う人が歌ってるアニメ主題歌のCD」が何種類か売られてたんですよ。一枚500円で。

で、それらのCDの中に「ぼくドラえもん」が収録されていた(♪頭テッカテーカ、ってやつね)。これすごいですよ。ドラえもんの声優が歌わないと成立しない曲を、赤の他人が歌ってるって。エクスペリメンタルですよ。

でも、500円は高いなあと思って買わなかった。カルピスの原液を2本買って帰った。


■義経千本桜、三階席にて


■演舞場の『義経千本桜』を、今日は三階席で見てきました。


■会場に入る前に、三越の地下で弁当を買いました。今日はいわゆる終戦記念日なので、「第三次世界大戦こそはアメリカに勝つ!」という意味を別にこめてはいませんが、トンカツ弁当にしました。

そういえば戦後、GHQが歌舞伎を禁止しようとしてたらしいよね(全ての演目ではないそうですが)。やっぱダメだわ、アメ公のやることって……。ディズニーとコカコーラと猟奇殺人くらいしか伝統芸能がないくせに、よその国の文化に干渉してもらいたくないよね。


■今日の席は三階正面の上手側でした。本舞台が思ったよりも見やすかったです。そして、先週の桟敷席ではほとんど見えなかった宙乗りの海老蔵が見られて良かった。


■今月の演舞場の『義経千本桜』は、あくまでダイジェスト版(?)で、フルバージョンは来月、京都の南座で上演されるそうです。うーん、観に行きたくなってきた…。


■夏のお知らせや近況など


■報道にありますとおり、今月28日に沖縄市で『ライカムディスコナイト』というのを、やります。

「土曜の夜だけどやることないから、穂村弘のエッセイを自分に重ね合わせつつ読もう……('A`)」という方も、「沖縄のクラブって、なぜヒップホップとレゲエのイベントがあんなに多いのだろう (・ω・)」と思ってる方も、ぜひいらしてください。南国っぽいお酒を飲みつつ、夏の終わりを過ごしましょう。'80年代歌謡曲から、800BPMのスピードコアまでいろいろかかる予定です。

フライヤーがこの金曜日に(ようやく)出来上がったので、昨日から友人が沖縄で配り始めてくれてます。フライヤーは上記リンクからでもご覧になれます。

しかし、なぜ沖縄のクラブってヒップホップとレゲエがあんなに多いのだろう(いや、それが不満だというわけではないのですが、でも不思議です)。


■そして、ゴクウの新しいやつの印刷物が出来上がってきました。盤は今晩うちに届く予定です。サイトのほうも近々更新します。

こちらは休日の昼下がり用ドローンです。三曲入りCD−R。よろしくお願いします。


■昨日は、着物を買ってきました。紺の絹のやつ。古着で7000円。

そう、二月に浅草で買った着物は、ほんの少しだけ微妙にサイズが合わなかったんですよ。で、寸法を直そう直そうと思ってるうち時間だけが過ぎるので、もう、ちゃんとしたサイズのやつを買っちゃえ、ということで、買いました。

あと、その二月の着物は、いかにもポリエステルポリエステルしたポリエステルの着物なので、ちょっと他の素材のが欲しくなりまして。


■そうそう。先日、おれの写真が、とある着物の本に載りました。着物の本に載る、ってなんかちょっといいでしょ。

──といっても、4ページにわたって取材されたわけではなく、エキストラとして4cm×3cmくらいの小さな写真にたまたま写りこんでた、ってだけの話ですが。

しかもその写真は、おれのかっこいい着物姿ではなく、あくまで着物を着てる途中の姿です。笑

どんな写真か見たい人は電話ください。見せます。

しかし直接、編プロから本が送られてきてちょっとトクした感じではあります。もらえるとは知らなかったので、うれしいっす。


■今年は8/20〜8/30が夏休みです。年々短くなってるような気が……。('A`)


■義経千本桜


■先週末は新橋演舞場に『義経千本桜』を見に行きました。久しぶりに桟敷席ですよ。ちなみに幕間はうな重(特)ですよ。昭和60年代だったら、ファミコンのディスクシステム本体が買えちゃうほどの出費です。よく頑張ったな、おれの財布。えらい。


■この義経千本桜のあらすじを簡単にまとめると、えー、海老蔵が飛んだり跳ねたりして、舞台にふっと現れたかと思うと、またふっと消えたかと思うと、またまたふっと出てきたりする、という演目です。しかも、最後には海老蔵がワイヤーで宙に浮きます。結婚披露宴に山根康広本人を呼ぶだけあって、やることのスケールが違います。

おれは左側の桟敷席だったので、花道はよく見えたのですが、このラストシーンの宙乗りはほとんど見られず、一階席の客の首の角度を参照しながら、海老蔵がいまどれくらいの高度にいるのかを推測するしかありませんでした。


■で、やはり宙乗りの場面も見たいなーと思ったので。

第二部まで見終えて演舞場を出たあと、その足で金券ショップに行き、翌週の三階席の券を買ってしまいました。昭和60年代のファミコンソフト一本分くらいの値段。


■余談。演舞場で売ってる(他の場所でも売ってるかとは思いますが)一ヶ105円の「もちどら」を持ち帰って、会社の冷蔵庫のフリーザーで一晩凍らせてから食べたら美味しかった。


■冷やし中華を頼むんじゃなった。


■先輩と仕事で外出した帰り、とある商店街にあった中華人民共和国料理屋で昼飯を摂取することになった。おれは本当は、隣のそば屋で天丼を食べたかったのだけれども、それはさておき。


■先輩はチャーハン700円を、おれは店内にあった「冷やし中華 800円」の貼り紙が気になったので、冷やし中華を発注した。


■待つこと数分。先に先輩のチャーハンが運ばれてきた。で、150秒くらい遅れて、おれの冷やし中華が運ばれてきた。

その冷やし中華の姿を見て、おれは、「しまった」、と思った。


■だって冷やし中華ってさー、ものすごく原価が透けて見えちゃうじゃないですか。いや、食べ物屋でこういうこと云うのは野暮なのは承知してんだけど、透け過ぎでしょう。麺と、トマトとキュウリと、玉子とチャーシューと、タレと、まあそんなもんだから。


■「いや、原価率で云えば、おれのチャーハンだってそうだよ」って先輩は云うけどさ、云いますけれどもさ、チャーハンはね、一般家庭には無いような強い炎を吐くコンロの上で、料理人が、一般家庭には無いような巨大な中華鍋をガッシャガッシャと振りさばきながら作る訳じゃないですか。その「強力コンロ使用料」と「巨大中華鍋使用料」と「料理人の技術料」と考えれば、チャーハンの価格は妥当だと云える。一般家庭では味わえない味だから。


■そこへ来ると、あなた、冷やし中華って、材料切って盛りつけるだけですよ。良くも悪くも「誰が作ってもそこそこの味にはなる料理」ですよ。

正直、おれにはこの冷やし中華とコンビニの冷やし中華の間に、そこまで決定的な味の違いがあるとは思えない。

先輩は、「いや、でもこの店でしか味わえない自家製チャーシューとか秘伝のタレとか使ってるかもしれないでしょ」とか慰めてくれたんだけども、


────と、店を出て二人でこのような話をしながら歩いていたところ、なぜか焼きイカの屋台という珍しいものを見かけたので、われわれの話題はそっちに移ってしまった。


■この文章の結論。

冷やし中華は「店の人に注文したとき」がピーク。

これ科学的真理な。


■とはいえ、夏の昼に中華(中略)料理屋に入っちゃうと、つい冷やし中華を発注してしまうことは、人生においてよくあることです。


【お知らせ】
■沖縄市にて、『ライカムディスコナイト』という会を、開きます。八月二十八日の深夜です(ちなみにアンビエントのイベントではありません)。


ゴクウの新しいのが、出来つつあります。マスタリングも済みました。ただいま印刷物を製作中です。


■ライカムディスコナイトのサイトできました。


ライカムディスコナイト

■八月二十八日に、沖縄市にて、拙僧と友人で『ライカムディスコナイト』という式を行いますが、そのサイトができました

サイトといっても、ごく簡単に情報をまとめただけで、あまり近代的なつくりではないのですが、これで用足りると思います。

アドレスは、http://hanzo.tv/rycom/です。


■友人はVJもやるのですが、VJ用の映像ネタが詰まったHDDが土曜日に壊れたそうなのですが、頑張ります。


■芸者美代吉 実は トンガリ


■先月の新橋演舞場の『名月八幡祭』で、中村福助演ずる美代吉の声が、どうも誰かの声に似てるなーと思った。

でも、それが誰の声かまでは分からなかった。

で、つい数日前に、ふと思ったのですが。

あの美代吉の声ってキテレツ大百科のトンガリの声に似てませんか? 似てませんかそうですか。


■あと、同じく先月の『金閣寺』で福助演じる雪姫の声は市原悦子に似てるような気がした。


■話は変わりますが、今月の花形歌舞伎は、第一部は(久々に)桟敷席、第二部は(久々に)一等席の券を手に入れました。第三部は、なんか怖そうだからという実に男らしい理由でパスします(怪談なんです)。


■BRUTUS、iTunesの怪、ファミ通、その他


■マガジンハウスのBRUTUSが、このごろたまに小学館の『サライ』っぽく感じられるのはおれだけだろうか。


■オムニバス盤などではなく、明らかに一人の歌手の単独のCDなのに、iTunesでリッピングすると『コンピレーション』のフォルダに入ってしまっているのはなんという妖怪の仕業なのだろうか。


■たいして若くも美しくも無い女が、ものすごく丈の短いパンツ(主にデニム)を穿いて、太ももを晒して歩いてる怪奇現象はなんと呼べばいいんだろうか。もしくはこれも妖怪の一種なんだろうか。


■ライトノベルのカバーとか、深夜アニメのDVDのパッケージとか、コミックビームとかIKKIとかの表紙に『健康な精神生活や今後の人生設計に支障が出るおそれがありますので、サブカルチャーの摂りすぎに注意しましょう』という注意書きをしておいたほうがよいのではないだろうか。


■いまの若いファミ通読者は、ファミ通が『ファミコン通信』の略だということを知らなかったりするのだろうか。


■あの南蛮渡来の、穴がたくさん開いてるプラスチック(?)のサンダルは、ほんとにかっこいいんだろうか。みんなあれを、ほんとにかっこいいと思って履いてるんだろうか。


■これくらいの長さの文は、やはりtwitterに書いたほうがいいんだろうか。


■蟲ソフト


長野出張に行ってきた先輩からもらった画像。おれは知らなかったんですが、いま話題のソフトクリームなんだそうです。

蟲ソフト_1

蟲ソフト_2

おいしそうですネ ☆彡


■宣伝。八月二十八日(土)、沖縄市にて『ライカムディスコナイト』です。どうぞよろしく。


gocoupの新作は、ただいま仮マスタリングをチェック中です。今月完成予定。


■ライカムディスコナイト。八月二十八日。


ライカムディスコナイト

■ライカムディスコナイト。という選曲イベントを、沖縄にて執り行います。

とき/八月二十八日(土) 午後十時より。
ところ/DJバー「蛞蝓(なめくじ)」(沖縄市)
出演/八組ほど予定(調整中です)


■通常、沖縄のクラブであまり採りあげられないジャンルの音楽をかける、という方向で、あとはとくに気負って宣言するほどのことは無くて、ま、夏の終わりを楽しく過ごせればと思っております。拙僧も選曲相勤め申し候。


■イベントの詳細はこのブログでおいおいお知らせしていきます。どうぞよろしくお願いします。


■gocoup 夏の進捗状況


■当ブログでの紹介がすっかり遅れてすいませんが。

HTC*さんが編纂したコンピCDに、gocoupの新曲が一曲入ってます。おととし夏の『少年タルホと水銀ウサギ』の延長上にあるような曲です。ぜひ御一聴を。

いろんなジャンルの方々が参加してる多彩な一枚です。くわしくはこちらで

上記のリンクの通りアマゾンでも買えますが、天下のタワレコでも売っているそうです。


■そして、いま制作中のgocoupの新しいやつは、今週エンジニア氏に音源を送りまして、ただいま仮マスタリング待ちです。夏の昼寝に最適な、とか書いちゃうとそれはそれでまた違うんじゃないかなって気にもなるけど必ずしも間違いではない三曲入り二十分マキシシングル。予価千二百円。CD-R。今月中には完成予定。どうぞよろしくお願いします。


■有休大歌舞伎


■朝寝、朝湯をすませて朝酒中の半蔵商店でございます。いま水曜日の午前九時半。


■暑い日が続きますが、こんな季節は仕事をするより、ゆっくり歌舞伎を見に行きたいものですね。

ということで今日と明日は、ライフハックだのマインドマップだのでキャリアアップとかスキルアップとかを目指してる他の地方出身者の皆様を尻目に、歌舞伎を見に行きます。

いいじゃないですか二日間くらい。われわれ人間は、ロボットでも勝間和代でもないのです。仕事も大事だけどさ、あんまり頑張りすぎるのも、ね、野暮でげすよー(誰なんだ、おれは)。


■今日は練馬で、巡業の東コース、明日は埼玉・越谷で同じく中央コースです。

練馬って、ここ石神井公園から5駅ですよ。こんな近所で歌舞伎が観られるのはありがたい。いっそ新しい歌舞伎座も、練馬あたりに作ってほしい。すいません先輩、自分、いま言い過ぎました。


■そうそう。八月の演舞場のチケット、かなり早い段階で二等席と三等席が売り切れましたね。君らそんなに海老蔵が好きか!? 好きだよな、そりゃ。おれも、おれより海老蔵のほうが好きです。


■赤坂大歌舞伎、オリガミ


■赤坂大歌舞伎を見に行ってきました。

『文七元結』はセリフが現代語だったので、イヤホンガイドなしでもかなり分かりやすかったです。面白かった。冗長な部分もなくてコンパクトだし、笑えるポイントも多かったし、碁盤の下に五十両を置き忘れるような人を夫にしていいのかどうかはさておきハッピーエンドだしね。歌舞伎をあまり観ない現代日本人でもとっつきやすく楽しめるという意味では、先月のコクーンのあれよりもずっと現代的なんじゃないでしょうかすいません偉そうで。

ところで。ふつう、歌舞伎というものはセットにあまりリアリティを持たせないものらしいのですが(聞きかじりだから、間違ってたらごめん)、『文七元結』の主人公の家のセットは、かなりリアルに「貧乏な家」を表現してました。で、セットのこのリアルさが、歌舞伎役者のこしらえとあまり馴染んでないような気がしました。さらに後半では、「展開は喜劇的なのに、セットが悲壮」という別種の“馴染まなさ”も発生してたように思いますすいません偉そうで。

あと、中村芝のぶの声が良かった。


■帰りに近所のオリガミに行きました。前々から存在は知ってたけど行く機会がなかったので。

もっと高級感のある場所を勝手に想像してたのですが、店内の雰囲気は意外なほどに普通で、ファミレスっぽい感じ。名物と云われるパーコーメンを発注するも、味は普通。税サ込みで2541円は果たして高いか安いか。この値段で、別の店でそこそこのうな丼を食べることもできたのではないかと考えないようにしながら支払いを済ませる。ま、店員さんは丁寧だったからよしとする。

ハンバーガーとナシゴレンも試しとこうとは思った。


■バスを間違える。しかも区が変わる。


■なんかいま、フジテレビで、「『バブル時代のフジテレビは面白かったよなあ…('A`)』と、つい昔を回顧したくなる番組」兼「司会のチンピラ芸人の機嫌を損ねないように周りの人々が26時間耐久で気を遣いつづける番組」を放送してますね。半蔵商店です。


■でね、今晩は所用で中野にいたのですが。

中野から帰るときはいつも、江古田駅へと向かうバスに乗るのですよ(そこから西武線に乗り換える)。

で、今晩も江古田駅行きのバスに乗ったのですが。

それが「江古田駅」行きじゃなくて、「江古田の森」行きというバスでね。

江古田駅とは全く違う場所に着いちゃってね。夜の十時に。


■人気のほとんど無い場所で、土地勘も全くなくてね。

とりあえず江古田駅まで歩こうと思ったものの、そもそもどの方角が江古田駅かも分からなくてね。

しばらくはただひたすら、うろうろしてまして。

で、あの辺は中野区と練馬区の境目の部分なので、道一本渡っただけで突然に区が変わったりして、混乱してきてね。

電柱とかに貼られてる住所がいつの間にか変わってるんですよ。けっこう怖いよ、夜の十時にまったく知らない道を歩いていて区が変わるというのは。「いま、おれはどこにいるんだ!?」ってなるよ。


■もう、タクシーという最後の手段を使うしかないか……とも思ったけど、おれは強い子だから、できるだけ大きい道に出るよう出るように歩いて、大きい道に出て、ようやく練馬駅行きのバスが出るバス停を見つけ、そのバスに乗って(それが終バスでした)、練馬駅まで行って、そこから西武線で石神井公園まで帰還しました。乗るバスは間違えないほうがいいと思った。


■クーラーを使っていない


■近所の「宮崎哲弥似の感じの悪い店員がいるファミリーマート」に行かなくなって、もう七ヶ月もたちます。半蔵商店です。


■暑い。と云っても詮ないことですが、暑い。

誰に頼まれたわけではないのに、たしか'08年の夏からおれは自室のクーラーを使わずに夏を過ごしておるのですが、今年の夏はことのほか暑いような気がする。もしかしたら、久しぶりにクーラーとやらのお世話になってしまうかもしれない。

いや、クーラー使ったっていいんですけどね。むしろ、使ったほうが、自分の生活習慣に固執するクセを治すのに役立つかもしれない。


■この週末は、歌舞伎と、お笑いのライブと、gocoupの新しいやつの仕上げです。新しいやつは、来月には完成予定。


■あと、来月下旬、沖縄市内にて選曲イベントを催す予定です(友人と共同)。くわしいことはまだあれしてないのですが、決まったら当ブログでもお知らせします。こちらもどうぞ、ひとつ。このイベント用のネタ収集も行っております。


■しかし、暑い。連日の暑さで、部屋に帰ってくると椅子やら机やらが熱くなってて困る。そろそろ素直にクーラー使ったほうがいいか…。


■コックローチきっかけ


■先ほど、何年ぶりかで、部屋の中でコックローチが出ました。この部屋に引っ越してきて二匹目です。

で、戸棚に準備していた殺虫剤(新品。前回コックローチが出た直後に買ったんだと思う)を用意するころにはもう行方をくらましてました…。

虫があんまり出てこない部屋なんで(蚊すらほとんど出ない)、油断してました。

ベッドの下や、ベッドをずらした壁の隙間などを確認したんですが出てきません。どこにいるんだ。

というか、そもそもどこから入ってきたんだろう? 謎だ。


■「現代日本人のコックローチ嫌いは、数十年にわたる殺虫剤のテレビCMによる刷り込みが原因」が持論の拙僧ではございますが、やはりああいうのが部屋に現れるとちょっと困ります。

とりあえず、ベッドの下とか、いかにも潜んでそうなとこに殺虫剤を吹きかけときました。が、あんまり意味が無いような気がする。本人にかけないと、ああいうのは。


■あと、やはり日本の殺虫剤は、パッケージやラベルからして不気味なのが多い。もっと、こう、おしゃれなナウいデザインの殺虫剤を作って欲しい。グルーヴィジョンズとかに。


■あと、「コックローチの姿を見たとたん悲鳴を上げて大騒ぎしはじめる人々」というのは老若男女問わずいますが、中に半ば祝祭性を帯びてるような騒ぎ方する人いるよね。なんというか、あたかもコックローチきっかけでキューを出されたかのような。あれはなんなんだろう。


■梅雨明け


■なんか、おれに無断で梅雨が明けてたらしいですね。そう聞くと急に夏になったように感じられます。でも、夏大好きとか云っちゃったりってのが出来ない。構えちまう。安々と乗ってたまるかってところもある。


■とはいえ夏なので、昨日は浴衣を買いに行きました。

浴衣

ほんとは100%気に入ってる浴衣ではなく、79〜81%くらいの気に入り方かなってくらいなんだけど、100%の浴衣を探してたらそれだけで夏が終わる。ので、物事をパッと決める練習も兼ねて、79〜81%の浴衣をパッと買いました。

べつに浴衣で花火大会とかは行ったりしない。近所の古本屋とか「てんや」とか行くときに着る。てんやでは野菜天丼を発注する。ごはんは少なめにしてもらう。なんだったら日本酒(月桂冠)も頼む。ようするに普段着。


■で、昨日と今日は歌舞伎を見てきました。昨日は国立劇場で『身替座禅』(三階席)。今日は新橋演舞場で、昼の部と夜の部(三階A席)。

感想としましては、演舞場の夜の部の『傾城反魂香』『馬盗人』が良かったです。財布が許せばもう一回、桟敷席で見たいくらい(とくに花道での馬が見たいんですよ。三階からは全く見えなかったので)。でもこの夏はいろいろと物いりなのでガマンします。( ・ω・)ゞ


■そう、清水ミチコのライブにも行きたいと思ってるのですが。

沖縄で清水ミチコがライブをやる日におれは東京にいて、東京で清水ミチコがライブやる日におれは沖縄にいる予定です。ふむ。


■鰻、浴衣、デパート、鰻


■東京の七月は鰻ですね。と勝手に決めてるので、昼は日本橋にうな重を食べに行きました。久保田も一合。


■その後は三越と高島屋に既製品の浴衣を見に行く。

東京のデパートは、七月と十二月が似合うと思う。いちばんデパートらしいというか。


■夏の着物を作ろうかどうか、なんて考えてたけど、今年はやはり手堅く(?)既製品の浴衣で。


■夕飯は、近所のスーパーで売ってたうな丼。

鰻は、もっと食べたいですねえ。夏バテ対策という、財布の紐をゆるめやすい自分用の口実(ってのも変ですが)もあることなので。


■15:15:15:15


0715_15151515.jpg

iTunesの一番下に表示される、曲の合計時間が15日15時間15分15秒になってました。



この、15日15時間15分15秒ぶんの音楽が入ってるHDDが壊れたら、15日15時間15分15秒ぶんの音楽CDをまたリッピングしなおさないといけないので困ると思った。HDDのバックアップはちゃんとしておこうと思った。あと一台HDDを買い足して、バックアップソフトを入れておこうと思った。

↑こういう「いざという時のための備え」ばかり気にするのも良くないなとも思う。「HDDが壊れたら壊れたでその時よ」と開き直れるタイプになりたい。


■貝印


■ひげ剃りは、ここ数年ずっと貝印のカミソリを使っているのですが。


■替え刃のストックが尽きてきたので、近所のドラッグストアに貝印の替え刃を買いに行ったのですが、無い。

おれの使ってるカミソリに合う替え刃だけが無いんじゃなくて、貝印のどの替え刃も売ってない。

売り場ではカミソリの替え刃を合計24種類も売ってるのに(←わざわざ数えた)、貝印の替え刃だけ売ってない。ぜんぶシックとジレット。

なんで国産メーカーなのにこんなに肩身が狭いんだ……。('A`)


■小学生のころ、ファミコンでもなくセガでもなくカセットビジョンを持ってたやつって、こんな気分だったんだろうか。


■妙な位置でケータイをいじくる人


■電車に乗ると、何がそんなに楽しいのかは知りませんがケータイをネチネチといじっている現代日本人がたくさんいるわけですけども、そのいじってるケータイがちょうど股間の位置に来てる男がたまにいる。


■いい歳した男がちょうど股間の部分にあるケータイをいじってる姿は、なんかこう、オナニーの序盤みたい(しかも表情も妙にそんな感じ)で生々しいから大至急やめたほうがいいと思った。


■あと、ケータイを片手でいじりながらメシを食ってる男が食べ物屋にたまにいるが、あれもあんまり見た目のいいもんじゃない。はたから見てると、なんか、器用なお猿さんがエサ食ってるみたいなんすよね…。


■股間の位置でケータイいじろうと、メシ食いながらケータイいじろうと、その人の勝手だし(予防線・1)、他人様のお行儀をとやかく云う権利は拙僧にはございませんが(予防線・2。いや、姿勢悪いしね、おれも)、街でこういう人を見るとちょっと気になってしまう今日この頃ですが先日は銀座の竹葉亭でうな重と日本酒を摂取しましてすっかりうなぎの季節ですね。うなぎの旬は夏ではないそうですね。どうも、半蔵商店です。


■30年後のマナー本には、正しい箸の持ち方や正しい鉛筆の持ち方のように、正しい携帯電話の持ち方なんてのが載ってるかもしれない。

「背筋を伸ばして、あごは軽く引いて。ケータイは体から20cm離して胸のところで持つ。このときケータイの尻がちょうどみぞおちの高さに来るように」とか。


■小竹向原あるある


東京メトロの小竹向原駅のホームでは、首をヒョイと伸ばしたり、ヒョイとしゃがんだりしないと、発車時刻が表示される電光掲示板が見えないことがあるね。

# あと、めちゃめちゃ冷房が強いスポットあるね。


■ラバーガール単独ライブ 『キャット』(7/10)


■大水の髪型が良かった。


■飛永が少々太って、吉本若手の「メルヘン倶楽部」のタクちゃん、あるいは、「アンダーエイジ」のどっちか、にちょっと似てきた。


■アンガールズのコントのトロの部分が、登場人物の「先輩と後輩」の組み合わせにあるように、ラバーガールのコントのトロは「客と店員」の組み合わせにあると思う。


■客席に置かれたチラシを見て、ジンカーズの単独ライブが近いことを知った。


■大水の髪形が良かった。


■きものをたたむ


■海老蔵商店です。


■今日はこれから、例のきもの教室の最終回(全五回)で、いままでのおさらいをやる予定です。

で、前も書いたけど、おれは子供のころから「服をたたむ」という行為がめちゃめちゃ苦手で、ついでに折り紙とかも苦手で、そんなわけで着物のたたみ方ももちろん覚えてません。これまでに複数回習ったのに。

「“たたむのが苦手”なのと、“たたむ手順が覚えられない”ってのは、別々の問題では?」と思う人もいるかもしれないし、自分でも実際そう思うんだけど、やっぱり苦手なもんはそもそもの手順からして覚えられません。


■でも、「きもの教室に通って、自分にきものは合わないと分かっただけでも良かったです」みたいな方向に逃げたくは無いので、ちゃんとやります。


■もう少ししたら出かけるのですが、その前に部屋できものと襦袢をたたむ練習をしておこうと思います。

ま、たたみ方だけじゃなくて、帯とか袴とか、いろいろ克服すべき点は多いのですが。


■きもの教室のあとはラバーガール単独ライブ『キャッツ』です。


■七月大歌舞伎 昼の部@新場演舞場 7/4


■おとついの日曜日は、新橋演舞場に行ってきました。

初めて「三階B席」という席に座りました。三階の左側だったんですが、この席がかなり世紀末でした。

席について正面を向くとこんな視界。

演舞場・一

で、首を舞台のほうに向けるとこんな感じ。

新橋演舞場・二

うん、花道が見えないのはもちろんのこと、舞台も下手の三分の一くらいは見えない。そして何より、この手すりがデカデカと視界に割り込む……。歌舞伎を見に来たんだか、手すりを見に来たんだか分かりません。('A`)

ちなみにこの席には、花道の様子を映し出す液晶テレビが付いてます。が、これもあんまり鮮明ではなく、あくまでも様子をうかがう、といった程度。

が、なにしろ三千円の席なので文句は云えません。文句あるなら桟敷席なり一等席なりに座れということですね。


■で、上演中もしきりにiPhoneをいじくり回すモダンボーイや、上演時間の6割以上を寝て過ごしているモダンガールの間に挟まれた三階B席から見てたのですが。

えー、これはあくまで個人的感想なのですが、一階席にいささか弛緩した空気が漂ってまして、もっと云えば演舞場全体がそういう気だるい雰囲気に包まれてたように思います(それが悪いわけではない)。まあ夏の日曜のお昼ですから、そういうこともあるのかもしれません。で、そういう空気もまた夏の歌舞伎、なのかもしれません。

あと、セリフをあんまり覚えてない役者がいました。


■再来週は、三階A席で昼の部と夜の部を観劇する予定です。


■BBQ


■バーベキューをBBQと表記する意味があまり分からない。

よっぽど字数に制限がある切羽詰った状況なら分かるんですけど(雑誌のキャプションとか、新聞のテレビ欄とかね)、そうではない状況で積極的にBBQと表記する人にその真意を訊きたい。そこまでではない。


■あと、服のサイズを「S」とか「M」とかではなく、「0」だの「1」だの表記するブランドもあまり意味が分からない。


gocoupの新作は、引き続き録音中です。


■袴


■きもの教室で先々週、袴を初めてはいてみたんですが、あれ難しいんですよ袴。スーパーマリオのWORLD 8-2くらい難しい。っていう比喩が適切かどうか分からないけど難しい。

今日もその復習として袴をはいたんだけど、先々週にやったことを思い出せなかった。というか、そもそも身に付いてなかった…。

なので、幼稚園児が服を着せられるような要領で、講師の先生に再度、袴の着方を教えてもらいました。


■それっくらいのレベルなので、まだまだ自分で袴を着るには程遠く、来週も袴の復習をすることになりました。('A`)

そして、きょう復習したばかりの袴の着方をもさっそく忘れ始めてる…。


■ついでに袴は、たたみ方も難しいんですよ。正直、着物や襦袢のたたみ方もロクに身に付いてないのに、袴は手に負えないです。

ヒモをああしてこうして、こうしてああして、と、かなり複雑。エキサイトバイクの第5面より複雑。という比喩以外にももっといい比喩があるとは思うけど、それくらいは複雑。

でも、袴に限らず、なんとか覚えて身に付けようと思う。いつまでも初心者であることを免罪符にしててもしょうがないので。


■帰りに下北沢でラーメン食べたらまずかった。


■文月半蔵商店


■七月です。エアコンディショナーがほどよく効いた座敷で、美人とうなぎを食べたり、日本酒を飲んだり、昼からまぐわったりしたいですね。


■そういえば夏の帰省の航空券を早くも先月に入手しました。八月下旬に羽田→那覇→石垣→那覇→羽田です。


■そう、この夏は久々に、沖縄市内で選曲したいなあと思ってます。

とんねるずとか所ジョージとか、80年代末アニメとか、沖縄ローカルCMとか、マーティン・デニーとか、自家製マッシュアップとかいろいろかけたい。


■先日、渋谷のとある着物屋に、夏物の着物を見に行きました。

着物と襦袢を麻の反物からあつらえると、そのお店ではいちばん安くてざっと十六万円とのこと。

じゅ、十六万て。初心者に十六万はどうかなあ、と思う。けど、初心者だからこそいいもの買わないと、とも思う。こういう堂々巡りの思考に陥るのもよくないなとも思う。

でも夏物の着物は夏しか着られないんだよね(当たり前だろ)。そういう意味ではコストパフォーマンスがよくないかもな、とか考えてしまう。野暮ですか。

ま、もっと安くで作ってくれるお店もあるし、今年の夏はとりあえず既製品の浴衣でしのぐ、という手もありますが、さて。

──などと悩んでるうちに、気がつくと夏は終わってるので気をつけたいものです。


■Pan sonic 解散


■「三年目の浮気」「五年目の破局」などのヒット曲で知られるフィンランドの二人組デュオ“Pan sonic”が解散して、先ごろ最後のアルバムが出ました。デュオはそもそも二人組です。

で、話はさっそくPan sonicからずれるんだけど、最近って、バンドが解散してもわりと高い確率で再結成して活動再開するイメージないですか? 「解散」という言葉の意味するところが「活動一時休止」くらいになっているというか。再結成ありきで解散してるんじゃないかというか。再結成のありがたみがだんだん無くなってるというか。もちろん、それのどこが悪いって話ではないんだけども。

個人的には、「ピチカートファイブって、あらかじめ再結成のシナリオ考えてそうだよなー」、と解散当日から思ってます(でも意外に再結成しない)。


■解散といえば、このブログにちょくちょく出てくる芸人某君も、5年間続いたコンビを先月解散して、今月から別の相方と新コンビを組みました。

三十を過ぎて、いままでやってたことを止め、新しいことを一から始めるというのはなかなかに大変なことだとは思いますが、がんばってほしいです。あ、なんか普通の文ですいません。


■きもの教室に通っている件


■実は(と、もったいぶるほどのことではないが)、いま、男性向けのきもの教室に通っています。週一回で全五回の短期講座です。


■こういうのってさ、自己流でやると変な癖がついちゃいそうじゃないですか。で、変な着方になっちゃうかもしれないじゃないですか。そしたら全米で批判されたりするじゃないですか。そういうのはよくない。

なので、教室に通うわけです。


■で、講座では、きものを着たり脱いだりたたんだりするわけですが。

自覚せざるを得ないのが、なんといっても手先の不器用さでね。

たとえば、「腰ひもを結ぶ」、「帯を締めて結び目を作る」、「着物をたたむ」とかさ、そういうのがもうすごく苦手でね。苦手なもんは覚えにくいから、手間も時間もかかってね。

小学生のころから図工とか家庭科とかが苦手だったんだけどさ。ああいうのは年とったから自動的に上手くなるなんてことは無いね。フォーエヴァー無いね。


■で、昨日は「襦袢に半衿を縫い付ける」というのをやったんだけどさ、書く手間と読む手間の節約のために具体的な描写は省くけどさ、もう大変なありさまでね…………。針仕事は向いてない、おれは。


■あと、こういう講座では、急に左右の区別がつかなくなることがあるね。

たまに「右と左の区別がよく分からない」ってタイプの人がいるじゃないですか。おれはそういうタイプではないんだけど、講師の先生に

( ´・∀・)「はい、じゃ、タレを左手に持って、右手に持ったテを左手のほうに折って……」

みたい云われると一瞬混乱してしまう。


■ところで、きもの教室に通い始めるにあたっては、「同世代のきもの友達を作る」という目的もありました。しかし。

講座は隔月で開催されるのですが、おれの通うこの6〜7月の回は

受講生がおれ一人しかいないんですわ。

ちなみに前回の講座は8人も受講生がいたそうです。何というタイミングの悪さ…。('A`)


■それはさておき、新しい歌舞伎座ができるころまでには、きものが一人できちんと着られるようになっていたいです(目標)。


# でも、あれですね、野暮なやつというのは、
# 手先が不器用なやつのことなのかもしれないですね。


■絶賛夏バテ中


■今月は、四日ごろにノドが痛くなって、軽い風邪引いたみたいになって、体調悪くなって。で、その状態から回復し始めたのが十一日で。

で、それからしばらくは悪くなかったんだけど、今週に入ってからまた急に体調が悪くなり始めて。で、しばらくずっと調子悪かったんだけど、今日やっとなんとか持ち直した感じ。


■なんなんでしょうねえ。去年は三月が調子悪かったけど、今年は六月が良くない。うーむ。

食欲にものすごくムラがある。昼間はほとんど何も食べる気にならない。のに、夜になると急に食欲が出てきて、マグロたたき丼を食べたあと、デザートとしてカツ丼を食べたりする。こういう食べ方も、あまり体に良くないような気がする…。でも食べないと栄養摂れないしねえ。


■なんというか、体力の“芯”のような部分がなかなか戻ってきません。

要するにまあ夏バテってことなんだろうけど、もしかすると、ちょっと前まで飲んでた『わかもと』を飲むのを止めたのも関係あるかもしれない。

鍼にでも行こうかとも思ってます。


■あ、ラバーガールの来月の単独ライブのチケット買いました。

今年の秋のシティボーイズのライブには、ラバーガールとザ・ギースが出るそうですね。


■さよなら2010


昨日は夏至でした。誰が決めたか知らないけれど。

毎年書くことですが、夏至を過ぎると「もう今年も終わりだな…」という気分になります。

本年も半蔵商店をご愛読くださいましてありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。

それではみなさん良いお年を!


■シネマ歌舞伎、YOU移転、歌舞伎鑑賞教室


最高裁判所


■人間誰しも、チャーハンがゲリラ的に食べたくなるときってあるよね?


■っていう前置きとぜんぜん関係ないこと書きますよ。いいですか? チャーハンの話はしませんよ。それでも読みます?


■今日は、シネマ歌舞伎『蜘蛛の拍子舞』『身代座禅』を見に、東劇へ行きました。この演目がどうしても見たかった、というよりは、シネマ歌舞伎とはなんぞや、というのを知っておきたかったのです。

ようするに歌舞伎座で収録した歌舞伎をスクリーンで上映するのですが、客席の「幕が開くか開かないかってタイミングでようやくパラパラと席に着き始めるおばちゃん達」の模様もちゃんと映画館の大スクリーンで鑑賞できました。


■昼飯は、歌舞伎座ファンにはおなじみ(らしい)、喫茶店『YOU』でオムライスを摂取しました。

このお店には初めて入ったのですが、この場所での営業は今日で終わりらしく、来月から近所に移転するらしいです。たまたま最後の日に間に合った。


■その後、永田町の駅まで移動し、国立劇場へ。国立劇場ではなく、意表を突いてお隣の最高裁判所の写真を載せておきました(↑)。誰の意表を突いているのかは分からない。なぜ意表を突かなければいけないのかも分からない。この行為が「意表を突く」と呼ぶに値する行為かも分からない。しかし世の中、分からないことのほうが分かることよりも多い。

国立劇場では歌舞伎鑑賞教室を見学しました。先々週も一度見たのですが、また見たくなったので。

前半は歌舞伎初心者向けのガイダンスで、後半は歌舞伎本篇(『鳴神』)。

『鳴神』の黒雲坊と白雲坊という坊主のキャラが好きです。


■しかし、この歌舞伎鑑賞教室のチケットの安さはすごいですね。今日は二等席だったんですが、1500円だったんですよ。1500円て。

中央線沿いのクラブでやってる、出演者と客の半分以上が無職で、P2Pソフトでダウンロードしたような128kbpsのmp3ばかりかかる変なDJイベントと同じくらいのチケット代で、歌舞伎一幕とガイダンスが見られちゃう、っていう低価格設定はさすが国立ですね。やるじゃん! 国!


■コクーン歌舞伎『佐倉義民傳』


■先週の火曜日、コクーン歌舞伎『佐倉義民傳』を観てきました。


■この芝居はラップが一つの売りだったのですが、そのバックトラックがあまりかっこよくなかったので、ラップが活きてなかったような気がします。

ラップの作詞にいとうなんとかを迎えたように、トラックにも例えばスチャダラパーのシンコを起用するとか、そういう発想と予算があれば、ラップが一段とかっこよく聞こえたかもしれません。


■さて、終盤のラップですが…………。

あそこで具体的な地名を挙げて世界情勢を持ち出したりするのはさ、なんか、こう、市民団体が市民ホールでやるようなお説教くさい劇というかさ、高校生が研究発表の一環として文化祭で上演する劇というかさ、それにかなり近いものを感じた。

なによりも、ああやって話を広げ過ぎちゃうと、これまでの劇の印象が一気にぼやけるでしょ。開演から今までの劇はなんだったんだ、ってなるでしょ。


■ラップの歌詞を手がけた、いとうなんとかという業界くんにはさ、去年のワールドハピネスでもそうだったけどさ、なんかこう、おれが大衆を啓蒙してやろうみたいな姿勢をちょーっと感じてしまうわけですよ、どうも(ま、歌詞の内容については、他の製作者の意向もあるのかもしれないけど)。

いや、ヒップホップと和の文化の両方に通じていて、かつ歌詞も書ける人材なんて、いとう氏以外にあんまりいないのは確かだし、その点はすごいと思うけどさ。おれも「ピチカート VS 坂本龍一 VS いとう」という謎の組み合わせのマッシュアップ作ったことあるしさ。関係ないか。


■この劇、見応えのあるシーンももちろんあるんですよ。船を出して川を渡るシーンとかさ、主人公が再び江戸へ経つシーンとかさ。

子役もものすごく上手いしさ。ところどころに入るくすぐりも笑えるしさ。

でも観劇後の印象は、あまり良いものではなかったです。終盤の、時代設定をずらしての展開も、正直あまり意味が分からなかった(これはおれの理解力が足りないだけかもしれないけど)。


■この日はあくまで予習ということで、立ち見の当日券で見てまして、別の日の平場席チケットも買ってたんですが、結局そのチケットは銀座のチケット屋に放流してしまいました。

(でも、千穐楽ちかくになるとまた見に行きたくなるかもしれない…。)


■ちなみにこの劇でいちばん印象に残ったのは、小太りの百姓ラッパーです。存在感があった。


■ここ数日、なぜか頭の中で流れる曲


清水ミチコ「電話線ブギ」

いい曲です。これはたまたまなんですが、昨晩、清水ミチコのライブに行くという夢を見ました。


とんねるず「Shikato」

石橋のソロ曲。佐野元春のパロディらしい。歌詞に出てくる「ブルーTバード」とは、フォードのサンダーバードという車種のこと、だということはおととい初めて知りました。


小室哲哉「Too Shy Shy Boy」

この曲はテレビで小室が歌ってるのを見て知ったので、観月ありさの曲というよりは小室の曲という刷り込みがある。ちなみに頭の中に流れる部分は「トゥーシャイシャイボーイ♪」の部分だけです。

しかし平成22年になぜこの曲を反芻してしまうのか──というと、理由ははっきりしてるんだけど、とても小さい話なので割愛。


■ぜんぜん関係ないけど、富士そばの新メニュー「冷やしトマトつけそば」が不味かった。北斗の拳のザコキャラだったら、一口食べたとたん「あべし!!」ってなる味。

店舗ごとによって味の差はあるかもしれないけど、渋谷のはそうでした。


■日曜に地震


■日曜の朝から昼にかけての時間帯って、東京で地震起こることが多くないですか?(テレビの地震速報に出ないような、小さな地震も含めて)

石神井町だけですかね、これは。

──それは単に、その時間帯は家に居ることが多いからそう感じてしまうだけでは? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

まあ、そういうことかも知れないんですが…。


■きのう、西麻布でラーメンを食べていたら、近くの席に座ってたカップルの男のほうが、

「おれさ、小6のころまで、親に年齢詐称されててさ…」

と語っていた。聞き耳を立てていたわけではないので、くわしいことはよく知らない。

ラーメンは、不味かった。


■きょう夜の九時ごろ、妙にコロッケが食べたくなって、駅前のスーパーに行ったら売り切れてて、近くのコンビニに行ったらカウンターの惣菜ケースみたいなとこに一個だけあったんだけど、一個だけ買うのもなんか気恥ずかしくて、しょうがないからさらに別のスーパーに行ったら、なんとかコロッケを発見できたので、ついでにメンチカツも買って帰ったけど、いまみたいに日曜の夜九時なんぞに開いてる店がなかった時代は、こういうコロッケ欲を抑えるのにも一苦労だったんだなと思った。ジャガイモ多めのコロッケは、ソースじゃなくて醤油でも美味しいですね。

しかしおれは、食べ物のことになると意地になっていけない。


gocoupの新作を引き続き録音中ですよ。


■「物怖じしない性格」を自称する人、他


■石神井町のスーパーにて1980円で買った風邪薬が、渋谷の薬局にて980円で売られているのを発見してしまいました。

考えたくない。アケミ、「この差額で何が買えたか」とか考えたくない。


「茶色い革で縁取りされた、紺色の生地のカバン」を持ってるサラリーマンって、けっこうな確率でピンストライプのスーツ着てるよね。

で、上記に加えて、「靴が黒じゃなくて、濃いブラウンかラクダ色(?)みたいな色」、「スポーツ刈りを立てたような髪型(うまく言語化できなくてすいません)」、「銀縁メガネ」の要素がそろったら、もうこれでビンゴ一列が完成。


■自分で自分のことを「物怖じしない性格」だと説明しちゃえる人がたまにいる(直球で云ってるのか、計算して云ってるのか。どっちなんだろうね)。

それって面の皮が厚いだけじゃないの?とも思うけど、そういう性格をちょっと分けてくれないかなとも思う。3700円くらいで。


■といった意味も含めまして、gocoupの新作をただいま録音中でございます。


■体調は回復しつつあるが


C1000

体調は回復しつつありまして、日常生活はふつうに送れますし、昨日はコクーン歌舞伎も見に行ったのですが、なんかこう、「完全には回復してない感じ」がつきまといます。原因がよく分からん。

いちおうビタミンCは摂ってます。この写真を撮って、空き瓶をリサイクルに出したあと、カバンの中からC1000の空き瓶がさらにもう一本出てきた。


■(体調がよくない、という主旨のエントリ)


■木曜の午後からのどが痛くなってきまして。

で、その後も、のどが痛くなったり痛みが引いたりを繰り返したりしてたのですが。

なんか、ものすごく軽いレベルで風邪を引いてた(引いてる)ような気がしてきました。

なので日曜の昼からジキニンを飲んでます。

(とはいえ、病院に行ってないから本当に風邪かどうかは分からない。)


■倦怠感はあるものの、体力はまだまだ残ってたので、週末は外に出かけたりしてました。

のですが、なまじ動いてしまった分、完全な回復が遅れてるような気がします。よくないパターン。


■うーん、なんか体調がすっきりしない…。('A`)


■のどが痛い。


この時期に、のどが痛い…。

とりあえずヴィックスドロップなめて、龍角散飲んで、イソジンのどスプレーみたいなのをシュッシュとやってます。

しかし、なぜこの時期に。 ('A`)





あ、シンセとオーディオインターフェイスをつなぐケーブルを替えました。けっこういいやつ。2m×2本で五千円くらい。





あと今日は銀座で、

「じゃあ、何でもやってくれる人と付き合えば!?」 ( ゚д゚)

とケータイで話しながら歩く娘さんを見ました。


■親戚の家で出される沖縄そばあるある


【親戚の家で出される沖縄そばあるある・その一】

まず、一口目からいきなりスープがぬるい。




【親戚の家で出される沖縄そばあるある・その二】

一杯目を食べ終えた瞬間、こちらの意志とは無関係に

「だー、お代わりするでしょー?」( ゚д゚)

と、おばさんに自動的にお代わりされる→やむを得ず二杯目を食べることにする。




【親戚の家で出される沖縄そばあるある・その三】

どういうわけだか、誰も箸をつけてない沖縄そばが食卓に放置されている。

「だー、あんたこれも食べなさいねー」( ゚д゚)

と、その沖縄そばをおばさんにすすめられる→なし崩し的に三杯目突入。


■土日はこんなにも長い


■この土日は、一秒もインターネットをしませんでした。

それで気づいたことは、土日ってこんなにも長いんだなあ、ということです。本を読んだり、ふだんはあまり見ないテレヴィジョンを見たりしました。

心なしか睡眠も深くなり、ぐっすりと眠ることが出来た、ように思います。


■ということを、昨日、会社の先輩に告げたら、

「え? なに? ふだんの土日ってそんなにもインターネット漬けなの?」('д`;)

と不審がられました。


■いや、そこまではインターネット漬けじゃないんですけど──と自分で思い込もうとするも、「土日はこんなにも長い」「よく眠れた」みたいな感想が出てくる時点でけっこうインターネット漬けなような気もする。


# でもそんなにインターネット漬けってわけでもないはずなんだけどなあ。(´・ω・`)ゞ
#(↑まだ云ってる)


■五月の助六も良かった


■上がってんの下がってんのみんなはっきりいっとけー半蔵商店です。


■さて先日、歌舞伎座に引き続き新橋演舞場でも『助六由縁江戸桜』を見ました。

助六を演じるのは市川海老蔵。敬称略。歌舞伎知らずのおれでもこの人のことは知っていました。さすがに。


■で、先月歌舞伎座の『御名残木挽闇爭』でも思ったのですが、海老蔵敬称略は役者として以前に、生物として存在感があるなと思いました。これを一言で説明しようとすると、どうしても「オーラがある」みたいな俗っぽい言い方になってしまうのだけれど。


■うん、左側の桟敷席から見てたんですよね。花道に海老蔵助六が出てくるところを間近で見られてよかった。堂々としてて、華があって。

逆光の照明で影になってしまう瞬間とかもあるんだけど、それも含めてかっこよくてね。

そういえば、海老蔵が助六に変化するおーいお茶のCMがあったけど、あれは今月のこのチケットの宣伝も兼ねてたんでしょうね、たぶん。


■あと、声質は先月の團十郎のほうが好きですね。でもこれは個人的な好みの問題。海老蔵の声が悪いわけじゃなく。


■染五郎の助六兄も、おっとり感が出てて、役にぴったり合ってたように思う。


■意休が助六を蚊に見立てて、両手でパチンとつぶすシーンで掛け声をかける客がいたんですが、あれはああいうもんなんだろうか。


■で、今回の『助六』では、“水入り”の場面まで演じられました。この場面が演じられるのは二十二年ぶりだそうです。

でも、水入りの場面って、朝顔仙平ってあんなことになっちゃうんだな。けっこう気に入ってるキャラなのに。(´;ω;`)


■なんか、「一日分のtwitterのログをまとめたエントリ」みたいな体裁になりましたが、えー以上です。


■四月の助六は良かった


■さよならさよならおれの嫌いなところだけイェー半蔵商店です。


■WEBでクレジットカードの請求書を見て驚愕。ちかぢか、天文学的な数字の日本円がおれの口座が引き落とされるらしい。やれやれ。('A`)

まあ、四月はあれだけ歌舞伎座のチケット買ったからしょうがないんですけどね。


■いえね、これは田舎から出てきた野暮な小坊主の戯れ言として聞いていただきたいのですが。

数えてみると、先月は一幕見席を含めて11回行きましたよ歌舞伎座。

四月の歌舞伎座チケット

回数を重ねれば良いってもんでももちろんないし、どちらかというとあまりお行儀のよろしくない種類の行為かもしれません。


■でもねー。これっくらいの頻度で足を運びたくなるなにかが、先月の歌舞伎座にはあった。松竹が仕掛けた「歌舞伎座さよならムード」に単に翻弄されてただけではなく。


■先月は、一階席、二階席、三階席、一幕見席(四階)、とすべてのフロアで、あと一階東側桟敷席で、『助六由縁江戸桜』を六回、見てるのです。

これは、平成二十二年四月の東京で体験することのできた贅沢の中でも、かなり贅沢な部類の贅沢だと思う。と、おれが書いてもそうは思わないでしょうが。


■で、急に現実に戻りますと、今月は錬金術を駆使して生活費切り詰めないとなー…(´・ω・`)


■と書いてるそばから来月のコクーン歌舞伎、前から二列目を購入。


■iPodを買ったら負けかなと思っている


いや、別にiPodが悪いわけではないのですが。

でも、江戸中の人間が、こうもみんな揃ってiPodを持って歩いてるとね、ちょいとばかしその流れに逆らいたくなることもあるもんでしょう。柔軟性が無いですね。

というわけで、CreativeのZENを買いました。

ZEN

うん、以前ジム用に買った松下のオーディオプレイヤーが、音楽ファイルをいちいち独自のソフトでなにやら変換かなんかしないとSDカードに転送できないという面倒な仕様だったんですね。で、このたび、このZENに買い換えたというわけです。これなら、ファイルをドラッグ&ドロップで簡単に転送できると聞いたので。

で、封を開け、喜び勇んで本体をPCにUSBで接続して内蔵ソフトをインストールしようとしたところ、

エラー

エラーが出ていきなり出鼻をくじかれた感じだけど、カップヌードルにショウガのチューブを絞って入れたら意外に美味しかったし、体にも良さそうな気もするので、いいと思う。


■クジャク問題


■弟が先月から石垣島にいるのですが、このごろ、

近所にクジャクが出る

らしいです。朝、クジャクの鳴き声で目が覚めることもあるそうです。


■1)石垣島にクジャクがいる、とあまり聞かないように思うのだが、クジャクはもともと石垣島に分布しているのか。

2)そもそもクジャクって、人間の生活圏にひょいひょいと顔を出す鳥だろうか。

3)板尾をやけに過大評価したがる層、というのが存在するような気がするが、どうか。

4)ドラえもんって別にかわいくないのに、なんであんなに日本人から愛されてるのか。やはり性格とか、そういう内面的なところか。

5)Ableton Liveのことを、『Live!』と感嘆符つきで表記する人をネットでたまに見かけるのはなぜか。以前はそんな表記だったのか。


──などなど疑問は尽きないのですが、その後、話に聞くところによると、どこぞのリゾートホテルが庭で飼ってたクジャクが逃げ出して、勝手に繁殖したりしてるらしいですね。迷惑きわまりないですね。


■一ヶ月。もしくは二十分。


■連休前のこと。

いつも使ってる腕時計の電池が切れたので、渋谷の某デパート(Part 3)に入ってる某時計屋に、電池を交換してもらいに行った。で、

「どれっくらいかかりますか?」

と、電池交換の所要時間をお尋ね申したところ、その時計屋の兄ちゃんは、

「えー、二十日間くらいかかりますかね。アッー! 連休を挟みますので、

一ヶ月くらいかかると思います」

とお答えになられた。一ヶ月ですよ。反物から浴衣を仕立てようってんじゃないんだから。

この兄ちゃんいわく、「これはちょっと特殊な時計ですし、電池交換後の性能検査とかもありますからね(談)」とのことだった。でも一ヶ月はねえ……。


■けっきょく、一ヶ月も腕時計が使えないのは不便だし、その間の“つなぎ”として別の腕時計を新しく買うのも不経済だから、もうちょっと短い期間で電池交換してくれる店を探すことに。

で、こんどは東急ハンズの時計コーナーに行ってみた。

で、そこの人に「この時計の電池交換って、どれっくらい時間かかりますか?」と訊いてみると、

「二十分で出来ます」

と、あっさり答えてくだすった。

一ヶ月と二十分では、二十分のほうが短いような気がしたので、さっそく電池交換をお願いすることに。


■で、二十分後、電池が交換された腕時計は再びちゃんと動くようになったので、今が何時何分かが手軽に分かる文明的な生活が戻ってきました。


■お店によってやり方はいろいろ違うだろうけどさー、一ヶ月と二十分とってのは、さすがに差がありすぎると思った。

そもそも一軒目の兄ちゃんの「ちょっと特殊な時計」とか「電池交換後の性能検査」ってなんなんだろう。いや、責めてるわけじゃないんだけど。


■着崩れつつ歌舞伎(ビーフヘレカツサンド付き)


■土曜日は新橋演舞場で歌舞伎を見てきました。


■で、着物を着ていきました。着物で外出するのはまだ二回目です(※一回目のことを書こう書こうとしてるうちに一ヶ月以上たってしまった。月日の流れって、別に速くもなんとも無いですね。おれが怠けてるだけですね)。

しかも、一回目は着物屋の方に着付けしてもらったんだけど、今回は初めて自分で着たのですね。だから、なんか自信がなくてね。朝からたっぷり二時間、時間とってね、何回も着たり脱いだりしてね。


■九時半ごろにようやく、なんとかまあ一応、着られることには着られたので外出。

着物を着てる間はもちろん着崩れとかは気にするんだけど、毎秒毎秒着物のことばかり考えてるわけじゃないから、まあ気がついたらいろいろずれていたりするんですね。

で、そういう時は、たまにビルとかにある「鏡のように加工されている金属の素材で出来た外装材や内装材」(世の中には、よく目にする割には一口で説明できないものがまだまだある)に自分の姿を写したりしてね、ちょっと整えたりしてました。

もしくは、整えよう整えようとしてるのに、なかなか整わなくて焦ったりとか。

あるいは、もう整えるのも面倒だから見て見ぬ振りをしたりとか。

まあ初心者のやることだから(っていうのを言い訳にしちゃいけないんだけど)、いろいろ至らない点もあったかと、そりゃ思います。


■終演後、会場から出てくる人々の流れの中を歩いてたら、おれの背後を歩いてた27歳くらいの女人二人組が、

「着物を知らないあたしでも、おかしいと思うもん、あれ」

などと話している声が耳に入ってきたのだが、これ、おれのことじゃないよね、おれのことじゃないよね、誰か別な人の話をしてたんだよね。

まあ、おれのことかもしれないんだが……。('A`)


■でも、完璧に着られるまで着物は着ない、なんて云ってたら、いつまでたっても着られないですからね。こう、まずは第一歩を踏み出さないと。少しずつ着実に経験を積んでかないと。


■あ、この日もビーフヘレカツサンドを食べたんだけど、歌舞伎座と違って新橋演舞場ではマスタードの小袋がついてませんでした。(´・ω・`)


■こういうカレーを食べた


■夜、部屋に帰ってきて、ブログ更新用にノートPCをつけて、音楽を作るためにデスクトップPCをつけて、寝転がってそのまま何もせず朝まで熟睡、というパターンに二日続けて陥ってしまった。疲れているのか…。

とりあえず半蔵商店です。今日はカレーの話。


■先日のこと。会社の近くに、いつも通りがかるたび行列が出来てるカレー屋があって、だいぶ前から気になってたんだけど、たまたま空いてたので入ってみた。

初めての店なので何を頼もうか少し迷ったが、なぜか二台の携帯電話を同時に操作している隣の席の人が「スペシャル」なるメニューを頼んでいたので、おれもその「スペシャル」とやらを頼んでみた。なんとなく。

暗い内容の電話人生相談のAMラジオが流れる店内で待つこと数分。

来たんですよ。その「スペシャル」が。いや、そりゃ来ますよ。頼んだんだから。


■それがね、直径10インチぐらいの皿にカレーライスがありまして、その上に、

とんかつ、目玉焼き、揚げ豆腐、チキン、とろけるスライスチーズ、生のプチトマト3ヶ、その他(覚えてない)、

という豪華メンツの具がトッピングされてるんですわ。カレーライスが見えない、もう、アケミ、具の下のカレーライス見えない。

そして、さらに口直し用にヒジキが添えられている。

この「スペシャル」が運ばれてきたとき、おれは一瞬この料理をカレーライスとは認識できなかった。


■このごろはすっかり少食になり(そうかなー)、ココイチでも「ライス200g」での発注がデフォルトとなってる(これは本当)おれは、この「スペシャル」を食べ進めるのはなかなか大変でした。具だけで腹一杯になりそうなボリュームなのに、カレーもライスもたっぷりなので。

ちなみに値段は800円。ココイチだったら倍ぐらいはするんじゃないだろうか?


■食べ切って外に出ると、まだ午前11時半前にもかかわらずすでに列が出来ていました。


■っていう、カレー食べましたってだけのエントリなんだけど。いけませんか。

場所は東急本店をブンカムラ沿い(合ってるのかこの表現)に進んで、しばらく歩いたとこ。円山町と松濤の境目みたいな一帯にあるログハウス風のお店です。


■團菊祭、HI TEK SOUL


■5/2は京都・WORLDで、テクノのイベント『團菊祭五月大歌舞伎』を見てきました。DJは市川團十郎と尾上菊五郎です。

菊五郎のライブは二回見たことがあるのですが、そういえばDJは初めてでした。團十郎は三時半から回し始めて、終演予定が早朝五時半のところをだいぶオーバーしてて、おれは六時半で帰ってしまったのですが、けっきょく何時まで回してたんだろう?


■5/4は、大阪は道頓堀の松竹座で『HI TEK SOUL』を見に行ってきました。これまでは東京の歌舞伎座で毎年やってたイベントで、大阪では初めてだそうです。

デリック・メイの弁慶とケンイシイの富樫による『勧進帳』など、昼の部・夜の部を通しで観劇してきました。そうそう、先月までは歌舞伎座のロビーにあった九代目デリックと五代目ケンイシイの胸像が、松竹座に飾られていました。


■イベント名と人名が混ざってるような気がするかもしれませんが、気のせいです。


■ということで、これからか何回かに分けて京都(と大阪)で見てきたものを書くかもしれません。


■が、今回の京都ひとり旅は、正直いって失敗だったんですよね……('A`) ('A`) ('A`)

失敗とまでは行かなくても、少なくとも、あまり楽しいものではなかった。そこらへんのことも、機会があれば追々。


■半蔵商店五周年


■この五月六日で、半蔵商店が五周年を迎えました。( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

ありがとうございます。


■しかし、まる五年ですよ。五年もやってんだなー。ここまでくると、書いてるほうだけじゃなくて、読んでるほうにも責任ってもんがありますよ。どうしてくれるんですか。

五年ってそんな短くないよ。五年前って、まだtwitterもiPhoneもYouTubeも無い世界ですよ。旧石器時代ですよ。ごめん、YouTubeはかろうじてあった('05年2月設立)。


■五年前にこのブログを始めたとき、おれは二十六歳でした。二十六って、そんなに馬鹿な歳でもないはずなんだけどな。他にやることはなかったのか、五年前のおれ。

こんなブログを五年間も続ける労力を、何か他のことに費やしていれば、いまごろ何か一つはモノにできたろうに。

などと、いまさら悔やんでももう遅いですね。


■(食べ終えた皿や小鉢を店員に手渡しながら)しかしあれだね、ブログを始めるとき、なにかテーマを一つ決めて始めればよかったね。たとえば、アンビエントのCDレビューとか。

そしたら、うまくいけば今ごろ、アンビエントに関する本を出版とまではいかなくとも、雑誌とかムックとかがアンビエント特集をやるとき(そういう機会があればの話ですが)にちょっとしたコラムを頼まれるくらいにはなってたかもしれない。小遣い稼ぎにはなってたかもしれない。

こういう身辺雑記(にすらなってないかもしれないが)のブログだと、芸能人かなんかじゃないかぎり書籍化されないもんな。べつに書籍化を狙ってるわけじゃないですけども。


■そういえば、四月は歌舞伎のことばかり書いてたような気がします。ブログ右側の『ここ最近の作文』の欄だけ見ると、歌舞伎観劇を専門にレポートしてるブログみたいですね。

ここ最近の作文

でも、だからといって『歌舞伎観劇ブログ・半蔵茶屋』とか名乗っちゃうと、こんどは歌舞伎について書かなくなる可能性がかなり高いです。おれの性格からすると。で、歌舞伎以外のことを延々と書いてそうな気がします。


■こんなウェブログですが、話がいつも通りまとまってませんが、六年目もどうぞよろしう。


■京都の寺で写真を撮りすぎる人々


■はいっ。今回の半蔵商店はねっ、半蔵ちゃんじゃなくて悪いんだけど、アタシこと光子が書かせてもらうんだけどさ。えっ? 何? アタシじゃなくって半蔵を出せって? じゃあ失せやがれ!!! この焼き損じCD-R野郎!!! マウスをカチカチすればなんでも望みどおりの物が手に入ると勘違いしやがって!! ほんと図々しいっ。両親がどんな体位でSEXしたらあんたみたいな図々しいのが産まれてくんのよ!!!!


■でねっ、アタシはこのゴールデンウィークは京都に行ってたんだけどね、そりゃ京都ですからお寺さんに行きますよっ。お寺ぐらい行かせてくださいよっ。

庭の眺めがきれいな宝泉院ってお寺行ったんだけどさ。ま、そりゃ連休中だからたくさんの観光客がいるわけでさ。

もちろんそれはいいんだけどねっ、なにが腹立つって、やたらめったら写真を撮りまくるわけよっ、この一山いくらの哺乳類どもときたら!!!

お寺の庭の風景って、心を鎮めて見るもんでしょっ。“静寂”とセットでしょっ。それなのに、

「カチャ、シーー」(ケータイのカメラの、シャッター音を模した貧弱な音)

「プペポピ♪」(コンパクトデジカメの起動音)

「ピピッ」(ボタンを半押しして、焦点を合わせたときの音)

「シャラリロリ〜ン☆」(ケータイのカメラの音・2)

「ポロリロリン♪」(ケータイのカメラの音・3)

ってデジカメやケータイで写真を撮る音が、あちらこちらで絶え間なく鳴りまくりなのよっ!! うるさいことこの上ないのよ!!! 落ち着いて庭を眺めることができないじゃないバキャァアアッ!!! 写真を撮るんじゃなくて、てめーら自身がさっさと遺影になりやがれ!!!! NOW!!!!!!!


■それにねっ、なんとかという小さなお寺で見かけた、歯クソ色したパーカーを着て真っ赤なリュックしょって、写真をパシャパシャ37枚くらい撮ってた29歳くらいのブス!!! あんたね、もうちょっと節度ってもんをわきまえなさいよ!! そのお寺は撮影禁止ではないらしいんだけど、だとしてもあんな無遠慮に仏像やらなんやらにレンズ向けてパシャパシャ撮るもんじゃないわよ!! あんたにはお寺に対するリスペクトが1ピクセルもないっ。他の参拝者のことも考えてないっ。拝観料のモトをとる事と、自分のブログに載せる事しか考えてないっ!! 反省しなさいよ、この恥知らずクリトリスめがああああ!!!! おまえは一生、京都の県境をまたぐ資格なし!!!


■ほんでねっ、お寺もお寺よっ。これはどのお寺がって訳じゃないんだけど、係員がアタシたち参拝者にけっこうツッケンドンだったりすることが、たまにあるのよ。遠路はるばるやってきて、この「拝観料を運んでくるアリさん」扱い、悔しいっっっ! 愛想売る気が無いなら無いで、最初っから『拝観謝絶』って貼り紙しときゃいいじゃないっ。

そんなことだからキリスト教に客を持ってかれてるのが分かんないのっ!? 日本国内の仏教の衰退ってそんなとこから始まるのよっ。大衆に愛されないお寺はね、いずれは見放されてね、朽ち果ててね、どこぞの企業に土地を買い叩かれてコンビニとかファミレスとかになるのよっ!


■で、とつぜん話が変わるけど、朝のイノダコーヒ本店に未就学児童を連れてくるもんじゃないわよぉぉ!! ちびっ子は騒ぐのが仕事みたいなとこあるから、ちびっ子本人に罪は無いけどもねっ。世のヤングお父っつぁん&ヤングおっ母さんは、果たしてちびっ子が朝のイノダコーヒの空気にふさわしいかどうか、もうちょっと考えてみて! この子を悪者にしないためにもっ。

と云ってるそばから、1歳くらいのちびっ子がお冷やが満タンに入ってるグラスをひっくり返してるし!!!! んもおおっ!!!!


■はいっ、ここまで書いたところで唐突に終わり! 文句あるっ!? じゃあなっ!



──なんてことを、おれはあんまり思わないんだけど、某ライター氏の別人格『光子』が現れて、こういうことを書かせて欲しいと頼んできたので、とくに断る理由もないので、書かせてさしあげた。


■ひさびさに西


五月一日〜五月五日は、京都県にいます。あと大阪県にも行きます。では行ってまいります。


■歌舞伎座休館


■昨日、四月三十日をもって、歌舞伎座が休館しました。

拙僧といたしましても、長年にわたって通いつめ、数々の名舞台を観劇した、愛着ある劇場がなくなってしまうのは残念です。

「三年後には新しい歌舞伎座ができる」と頭では理解していても、あの瓦の屋根、ずらりと並ぶ提灯、赤いジュウタン、漆塗りの柱、ロビーの吹き抜けなどなど、建物の細部ひとつひとつにまで慣れ親しんだ現在の歌舞伎座が取り壊され、もう見られなくなるかと思うと、万感が胸に去来します。

初めて歌舞伎座に足を踏み入れた日のことを懐かしく思い出しながら、昨晩はついつい感傷に浸ってしまいました。

──なあ、おまえが歌舞伎座に行き始めたのって、今年の三月だろ? (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

いいじゃねーか。にわかファンにはにわかファンなりの思い入れがあるんだよ。

──おまえはにわかファンとすら呼べないですけどね。(´д` ) (´д` ) (´д` )

たしかに歌舞伎を見始めてまだ二ヶ月たってないしなあ。それまでは歌舞伎座を、つけ麺屋に行くときの目印としてしか認識してなかったし、歌舞伎役者もカブキロックスくらいしか知らなかったし…。


■しかし、昨日の歌舞伎座閉場式のチケットが手に入った人ってすげえな。おれはチケット発売日(4/13)に、まあ簡単に買えるなんてまさか思っちゃなかったけど、それでもいちおう松竹のチケット販売サイトを見てみようとした。そしたら、そもそもサイトにつながらなかった…。

webでチケット買えたって人は、あれか、スーパーハッカーの大学生か? NHKのインタビューに「僕は別に天才なんかじゃない。ただ自分の好きなことにひたすら打ち込んでいただけさ」って吹き替えで答えるアメリカのスーパーハッカー大学生(メガネ)か?

もしくは、にわかファンからのアクセスを弾くようなフィルターが実装されてたんだと思う。松竹のサイトに。


■昨日は夜十時ごろ、歌舞伎座まで行って、歌舞伎座を見てきた。ほんとに見ただけで、あとは写真なんざをちょこっと撮っただけなんだけど、まあ最後だしね。

そう、ライトアップされた夜の歌舞伎座が好きなのです(って書いときながら、見たことはほとんどないんだけど)。

八年前(昔だ)の夜、銀座の和光から聖路加タワーへ向かうタクシーの中から、ライトアップされた歌舞伎座を初めて見た(なんかの用事で上京してたのですね)。きれいだなー、と思った。

その後も、タクシーの中から夜の歌舞伎座を眺めた経験は一回か二回はあるような気がするが、よく覚えてない。

タクシーと夜の歌舞伎座は似合う。タクシー、ってとこが大事。


■しかし、この四月の一ヶ月間で歌舞伎に遣った(というか、松竹&イヤホンガイドに貢いだというか)金額を計算していくと軽く勃起しますね。


■歌舞伎座四月 千穐楽


■日本人には二種類いる。つまり、「チャッカマン」という単語が通じる日本人と、通じない日本人である。


■本文に関係ない書き出しですいませんが、一昨日、歌舞伎座の四月公演の千穐楽に行ってきましたので、今回はそのことを書きます。こういうレポートは、あんまり詳細に書くのも野暮だから、さらっと書くね。


■十時前に歌舞伎座着。おれは第一部と第二部の券を持ってたんだけど、やはり第三部の券も欲しくなるのが人情というもの。

とはいえ当日券売り場には、もちろん予想通りにものすごい行列が出来てて、もちろん予想通りに係の人に「並んでも券は買えません」と云われた。分かっちゃいたけどさ…。


■歌舞伎座に入る。三階でカレーの食券を買ってから客席へ。第一部の席は、いっぺん座ってみたかった二階席の最前列。

『御名残木挽闇爭』は、華やかな衣装の役者たちが、キュートンがやるようなポージングをとるという演目なんですが(この説明まちがってないよね?)、この席からだと近からず遠からずで、舞台全体が見渡せた。


■で、この席から『連獅子』を見ました。七三での踊りもちゃんと見えてよかった。

後半は客席から、音楽をかき消すようなものすごい拍手。三味線弾いたり鼓を叩いてる人はイヤホンでモニタリングとかしてない(たぶん)のに、音楽が演奏できなくなったりしないのだろうか、と思う。

歌舞伎座の歌舞伎では、カーテンコールやアンコールなど無いはずなのに、幕が下りてからも5分くらいは(体感値。実測値ではどうだろう)拍手が鳴り止まなかった。こんな大音量かつ長い拍手は、ふつうに生活してるとあんまり聞かない。


■ロビー内で切符を切ってもらって第二部。席は一階の二等席ながらも、なかなか見晴らしの良いセンター付近。

で、『寺子屋』『三人吉三』『藤娘』で、おれの現・歌舞伎座での歌舞伎体験終了。


■外に出ると、相変わらず初詣のような人出で、テレビのレポーターなんかも来てて、日本人も外人も歌舞伎座を写真やビデオに撮ってた。撮り倒してた。

なかには、ものすごく古い家庭用ビデオカメラ(ひょっとしたらVHS-Cとかの規格)を持ってたおばあちゃんもいた。

第三部の一幕見席の列も旧ソ連っぽい行列になってて、云うまでもなく定員に達してました。


■歌舞伎そばにも長蛇の列が出来てて、しかも名物のかき揚げは売り切れていた。

ので、代わりに、歌舞伎座裏の「小諸そば」でかき揚げをトッピングしたもりそばを食べた。この日、おれ以外にもこういう人はいたと思う。

ちなみに、この日も「めで鯛焼き」は買えず…。めで鯛焼きを焼いてる人や、買ってる人や、買うために並んでる人や、食べてる人はたしかに見たし、おれ自身も一回だけは食べたことがあるんだけど、これはやはり実在しない架空の食べ物なのかもしれない。


■で、この夜は渋谷にお笑いのライブを見に行ったんだけども、ライブ中も時計を気にしながら、

「あ、いま歌舞伎座では花道に助六が出てくるころだな」

「あ、いま歌舞伎座では勘三郎が股くぐりしてるな」

「あ、いま歌舞伎座では意休が香炉を刀で割るころだな」

などと、歌舞伎座で行われている第三部『助六』に思いを馳せてました。


■千穐楽


縁あって、とある方から今日の歌舞伎座のチケットを譲っていただきました。第一部と第二部。もちろん定価でです。とてもありがたい。

これから出かけます。


■歌舞伎そば、イヤホンガイド返し忘れ、くわんぺら門兵衛


■会社のロッカーの戸をガチャっと開けたら、そのまま戸がもぎ取れちゃいました☆彡 (^ー゚)v

どうも、半蔵商店です。


■さて、このブログではこのところずっと歌舞伎と歌舞伎座の話しか書いてないように思ってらっしゃる方もいるかもしれません。が、それは目の錯覚です。ほら、線Aと線B。線Aのほうが長く見えるでしょ? でも両方とも同じ長さなんです。それにほら、円Cと円D。円Cのほうが大きく見えますが、これも両方とも同じ大きさなんですね。不思議ですよね、人間の目って。

ということで今回は、最近あんまり書いてなかった歌舞伎座について書きます。


■きのう、銀座に用があったので、ついでに歌舞伎座の歌舞伎そばに立ち寄って、念願のかき揚げそばを食してきました。大盛り。うまかった。これ、歌舞伎の合間にサッと食べるともっと美味しいだろうなあ。

店のドアに、歌舞伎そばは歌舞伎座が閉まったあとも移転して営業する、という貼り紙が貼られてました。


■日曜日、歌舞伎座からイヤホンガイドの機械をそのまま持ち帰ってしまいました。いやうっかり。

で、昨日。歌舞伎そばを食べたあと、この機械を返しに行きました。具体的な手順は以下。

歌舞伎座の入口にいる係の人に事情を話す。

係の人の付き添いで、歌舞伎座の中のイヤホンガイドカウンターまで行く。

機械を返して、保証金(千円)を受け取る。

ふたたび係の人の付き添いで、歌舞伎座から出る。

(・ω・` )ゞ メンボクナイ


■歌舞伎座の裏の写真屋(“銀だこ”隣)で、歌舞伎座の舞台写真を売ってました(いつも売ってるわけでなく、いまの時期だけ特別っぽいです)。

ここなら、あの歌舞伎座一階売店の、終戦直後のような混雑もなくゆっくり写真を選べるし、歌舞伎座の中に入らない人でも買える。

助六と、助六とくわんぺら門兵衛のツーショット、助六と通人のツーショット、の三枚を購入。

この写真屋での舞台写真の販売は明日28日までだそうです。


■日曜日は、三食とも歌舞伎座で食べた。


■土曜の夜に日テレをつけても、エンタも、恋のから騒ぎも、その二つの間にやってたミニ番組『京都、心の都へ』もやっていませんでした。いったい日本はどうなってしまうんでしょうか。半蔵商店です。


■っていう前置きとぜんぜん関係ない本題に入るのですが、昨日の日曜日は歌舞伎座で第一部、第二部、第三部、と見てきました(すべて三階席)。つまり朝十一時前から夜十時くらいまで歌舞伎座にいたわけですね。なので、食事はすべて歌舞伎座で済ませました。

何を食べてたかをとりあえずメモしておきます。


■歌舞伎座に行く前に買ったもの

●伊右衛門茶のペットボトル(500ml) 140円
歌舞伎座の裏の自販機にて。150円じゃなく140円でした。最近、500mlペットボトルを140円で売る自販機って多くない? デフレ?

●フリスク(ペパーミント味)
これは前の日にたまたま買ってた。ちなみに、フリスク買うときペパーミントかスペアミントかちょっと迷うよね、っていうのが個人的なフリスクあるあるです(どうでもいいよな、そんなことは)。


■第一部

●三階のカレー 700円
開場のときに食券を買い、一幕目と二幕目の間にサッと食べました。二幕目と三幕目の間はカレーコーナーに人類がたくさん並ぶので。並ぶのは嫌いなので。

●歌舞伎揚げ 100円
で、二幕目と三幕目の間は、席で大人しくこれ食べてました。が、粉やカケラが出る食べ物は劇場には向かないですね。と、食べる前になぜ気づかないのか。


■第二部

●あまり美味しくないコーヒー 300円
一階のコーヒースタンドみたいなとこで売ってるコーヒー。まあ味を云々するべきもんじゃないと分かってはいますが…。『寺子屋』の前に買った。

●極上ビーフヘレカツサンド 1000円
歌舞伎茶屋で買ったんだけど、これは美味しかった。なんていうか、一噛み一噛みが楽しいです。量の少なさや値段の高さにひるむことなく買って良かった。他の売店では700円の普通のサンドイッチを売ってたりもするけど、こっちのほうがいいなあ。


■第三部

●鴨せいろそば 1400円
一幕目と二幕目の間に、地下の食堂『花道』にて。地下食堂ってなんとなく、一人じゃ利用できないイメージがあったんだけど、実はそんなことなく一人でも利用OKとのこと。ただ、あんまり一人で行くとこじゃないねー。そばは美味しかった。

●バニラもなか200円
二階の売店にて。いつもは丸いもなか(あずき、さくら、黒ゴマなど)を買うんだけど、今日はあえて直球でこれ。けっこう食べ応えあります。

●あずき茶 250円
こちらも二階の、別の売店にて。500mlのペットボトル。「これは、めづらしい」という店員の手描きPOPが気になって購入。小豆のアイスクリームを食べ終えた後の皿に水を注いで飲んだ感じの味。


■終演後

●甘栗 300円
歌舞伎座前で売ってる甘栗。まだ買ったことがなかったので。家に帰って何個か食べてみたけど、あれだね、甘栗むくのって独特の技術が要求されますね。


■感想などを手短に。

『連獅子』は、ほんと、見てるだけでゾクゾクしました(←小学生の作文か)。

『寺子屋』は、涎くり与太郎の演技に注目して見てた。“へのへのもへじ”を書く前に「あっ、おれ今いいこと思いついた!」みたいな表情を一瞬したり、筆を隣の子の硯の墨汁につけたりとか、いろいろ細かい演技をやってた。三階席から見てたので、花道でのおんぶは見られなかったけど、泣かない。

『実録先代萩』では、千代松が、この日はどうも「声が出にくい日」だったみたいな感じ。

『助六』での、うどん屋の「勝手にしろい!」と「ざまあ見やれ!」のセリフを楽しみにしている自分に気がついた。


■で、帰りに、イヤホンガイドの機械を返し忘れたことにも気がついた……。('A`)

イヤホンガイド


■助六由縁江戸桜。一階桟敷席にて。


■相変わらず日ごろの行いが良いので、今日の歌舞伎座の第三部の、一階東側の桟敷席のチケットを定価で手に入れることができましたので、歌舞伎座に行ってきました。花道がよく見える! 云うまでもなく。

この桟敷席から『助六由縁江戸桜』を見ると、揚巻、白玉+意休、助六の登場シーンが、たっぷり見られる。云うまでもなく。

舞台を集中してみたかったので、あえてパンフレットは持っていきませんでした。

いままでは、助六かっこいいなー、と思いつつ見てたんだけど、“くわんぺら門兵衛”のかっこよさにも気づいてきた。あの浴衣(?)ちょっと欲しい。うどん屋もかっこいい。あと、朝顔仙平にも、妙な親近感を感じてきた。


■今日は一階席に、怒鳴るというか、がなりたてるような声で掛け声をかけるおっさんがいて、ちょっと困った。頻度はそれほどでもなかったから、まだ良かったけど。


■桟敷席には、係の人が食事を運んでくれるというシステムがあるので、思い切って3500円の弁当を発注(というか、席に置いてるメニューには3500円の弁当と3500円の寿司しか載ってない。笑)。

で、食べてみたけど、なんかこう、おれには上品すぎて、美味しさがいまひとつ理解できませんでした……。

でも、食べなかったら食べなかったでね、「あー、あの時、建て替え前の歌舞伎座の桟敷席で弁当食べておくんだった!」みたいな後悔するからね。

あと、弁当の料金の半分くらいは「歌舞伎座の桟敷席で3500円のお弁当を食べました★」ってブログに書く権利人に話す権利の代金だな。と思った。


■甘栗は売り切れてました。また次回。


■宿題


■四月は、仕事に関するセミナーに週一回、通っています(全四回)。で、このセミナーは毎週毎週宿題が出るんだけど、それがなかなかに厄介で。宿題やってると、自分の至らない部分や、そもそもその至らない部分の存在に気づいてなかった自分、など、直視しないといけない現実を直視しないといけなくなる。

で、しかもこの宿題は翌週のセミナーで、講師がみんなの前で講評するのですね。これがなかなかに優しくなくてねー。まあ優しくするとセミナーになんないんだけど。でも、自分より若くて才能のある他の受講生を見ちゃったりすると、おれは今までなにやってたんだ、って気にもなる。

で、昨晩は、このセミナーの最後の宿題をやってたんだけどね、我ながらよろしくない出来でね、でも締め切りの時刻だからもうメール送信せざるを得なくてね。んー………('A`)

次回の講評が思いやられる。


■気を取り直して、今晩は歌舞伎座の第三部を見に行ってきます。


■三階のカレー、上手くない大向こう、もみ出し茶


■開場直後に三階のカレーコーナーへ直行
→カレーの食券をあらかじめ買う
→休憩時間になったら食券の列に並ばず即カレーが食せる。

という歌舞伎座スキルを会得した半蔵商店です。もう再来週には通用しなくなってしまうスキルですが…。


■でね、今日、第三部を三階席で見てたら、助六のときに「待ってました! たっぷり!」って掛け声が耳に入ってきたんだけど、これがまた、おれが聞いても明らかに下手でね。ファミ通のレビューだったら3点ってレベルでね。なんで声かけようと思ったのかな、あの人。

掛け声の主はもしかして外人? そんな気もする。

そういえば、こないだも妙に英語訛りの掛け声を聞いたような…。


■歌舞伎座のもみ出し茶、売店いったら売ってなかった。店の人によると、歌舞伎座が休館するのでもう作ってないそうです。

こんなことなら一個くらい、とっとく用に買っておけばよかったかな。(´・ω・)


■御名残四月大歌舞伎 第三部 4/16


■桜の季節も終わり、昨晩の東京は雪。今朝も窓を開けると、お向かいの屋根が積もった雪で真っ白になっていました。もうすっかり冬ですね。鍋で一杯やりたいです。半蔵商店です。


■さて昨日は歌舞伎座で、三階のカレーを食べたあと、第三部『実録先代萩』『助六由縁江戸桜』を見学してきました。一階の二等席(ちゃんと松竹のサイトで買ったよ)。この座席表だと、一階の右下のとこ。

この席だと柱が視界に入ってくるんだけど、そんなに邪魔だという感じにならなかった(まあ、気になる人は気になると思う)。


■なんといっても一階なので花道の演技がたっぷり見られたのが良かったですよ。特に、ね、助六の登場シーン。二階席や一幕見席からでは音楽しか聞こえてこなくて、「いま花道ではなにが行われてるのであろうか」と気になってた部分もちゃんとフルサイズ(?)で見られた。あと、揚巻や白玉が出てくるときの行列も一望できたしね。

あと、助六の声が好きだと以前書いたけど、中村芝のぶの声もちょっと好きだ、と思った。


■で、話は前後しますが幕間に売店で舞台写真が売られてたので買ってきました。

助六+揚巻のツーショットと、助六が一人で写ってるのと、勘三郎の通人と、あと、あえて『寺子屋』の涎くり与太郎。


■ところで、歌舞伎の子役って、一本調子でセリフを発するじゃないですか。あの単調な声ってボコーダーで加工したくなりますよね。

──なりません。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■つけ麺あるある


大盛だの特盛だのを頼んで「あれ? けっこう簡単に食べ切れるじゃん」と余裕ぶった態度で麺を食べ終えても、最後の割りスープを飲み始めたとたんにものすごい勢いで満腹感が襲ってきて苦しくなるよね。


戻り

おまけ。昨晩のチケットweb松竹の、歌舞伎座の空席状況。昼間は真っ赤だったのに、けっこう戻ってきてましたね。

で、今日の第三部買っちゃいました。二等席ながら一階席。助六を一階席で見たかったので…。(・ω・ )ゞ

あー、昨日、歌舞伎座の券にゴートゥーDMCなプレミアムをつけてる銀座の金券ショップで買わないでよかった。


■助六由縁江戸桜。一幕見席にて。


■なんか最近の東京は、「季節の変わり目」の時期が、そうじゃない時期より長いような気がします。

──と感じてしまうのも、年とって体調が気候の変化に追いついていけなくなってるからかもしれない。半蔵商店です。


■さて、日曜と月曜も歌舞伎座に行ってました。とりあえずこのエントリでは月曜のことを書きます。


■歌舞伎座の場外に、“歌舞伎そば”という「立ち食いそばっぽい店だが立ち食いではなく、カウンターで座って食するそば屋」(※この手の店って、なんか適当な総称はないものか…)がありまして。で、このお店ではかき揚げそばが有名らしいんですね。

で、この月曜の夕方はそれを食べに行こうと思って、雨の中、歌舞伎座そばにある歌舞伎そばに行きました。


■が、かき揚げそばはもう売り切れで、仕方なくざるそばを食することに。

で、隣の席の、歌舞伎座閉場への思いを熱く語ろうとするもおばちゃん店員にものすごく適当にあしらわれてるおじちゃんを横目に、ざるそばを食べ始めました。

で、「このまま帰るのもつまんねーな」という気分でざるそばをすすってるうちに、一幕見席で『助六由縁江戸桜』を見ることを思いついたんですね。

そんなわけで、ざるそばを食べ終えたあと、一幕見席の列に並び始めました。

初めてマクドナルドに入るモスクワ市民の気持ちで一時間ほど並んで場内へ。


■歌舞伎座の一幕見席は初めてです。立ち見だったのですが、柵のようなものに寄りかかることができたので、そんなには疲れませんでした。

花道はもちろんよく見えない、のですが、七三(で合ってる?)での助六は、上半身だけとはいえ、二階の奥の席で見たときよりちゃんと見えました(二階の奥からでは、それこそチラチラとしか見えないという感じだった)。

なにぶん四階に位置するので、一部セリフがちょっと聞き取りづらいところもあった。これは仕方ない。


■で、観劇を終えて、「前半の遊女がずらりと並んでる場面に、クラウザーさんが混じっても意外に気づかないかもしれないよなあ」などと考えつつ雨のなか帰りました。

かき揚げそばは食べられなかったけど、1500円(一幕の料金)で助六由縁江戸桜が見られて、よかったです。助六の声質が好きだ。


■ところで、おれはいつ、かき揚げそばを食べればいいんだろう。土日はお店が開いてないし、平日の夕方には売り切れてるし、うーむ…。


■渋谷のディスクユニオンにて


以前、渋谷のディスクユニオンのテクノのコーナーに、なぜか北斗の拳のサントラが置いてあったということがありましたが。

きのう、久しぶりにそのディスクユニオンに行ったら、テクノの棚に今度は“猛毒”のCDが置かれてました。二枚。


■御名残四月大歌舞伎・第三部・四月八日


■またまた運よくチケットが定価で手に入ったので、木曜日は歌舞伎座に行ってきました。人気の第三部。二階の二等席。

この日の演目『助六由縁江戸桜』は、キャストが超豪華らしい。←ありがたみがよく分かってなくてすいません。


■なにぶん二階の二等席なので、花道がほとんど見えなくて、助六のかっこいいポーズがあまり見えなかったのは残念です。

──が、最近は、諦観というか達観というか、「花道なんて、見えねえくらいがちょうどいいんだよ」などという謎の世論(じゃねえだろ)が自分の中に形成されつつあります。

や、もちろんちゃんと見えるに越したことはないのですが。


■で、おれの聞き間違いでなければ、4/7のエントリにも書いた、あの「スポンサー名を読み上げる女子アナのような声のかけ声」が、この日も三階席から聞こえてきました。タレントのYOU(元・フェアチャイルド)の声にもちょっと似てた気がする。

あの人はまだかけ声かけちゃいけないレベルではないか、と、おれなんかはそう思うのですが…。


■で、明日も歌舞伎座行ってきますー。四月だけでも、もう四回目。これはやはり、はまってるのかな。


■強いジャケ


先日、渋谷のタワレコで見かけたのですが、このCDのジャケットに軽く衝撃を受けました。

これより強いジャケットを作るのは、なかなかに難しそうだ。


■めでたい焼き


■Auto-Tuneをオートで使うヤツには“ナメるな!”と言いたい半蔵商店です。そうでもないです。


■日曜日も歌舞伎座に行きまして、ようやく「めでたい焼き」を食することが出来ました。中に餅が入っててけっこう食べ応えがあります。

これ、並んでも買えなかったり、そもそも並ぶ気になれないほどすごい数の行列ができてたりしてなかなか手に入らず、「歌舞伎座で鯛焼きを売っているというのは都市伝説」とすら思いこもうとし始めてたのです。ちゃんと焼いて売ってるところを目にしてるのに。

あ、あと念願の(?)三階のカレーも食しました。


■で、この日は、第一部を三階席で見てたのですが、めずらしく若い女性によるかけ声を耳にしました。

ただ、その「○×屋!」というかけ声は、どうも女子アナがテレビ番組の提供クレジット(スポンサー名を読み上げるやつね)を強めに発音した、ぐらいにしか聞こえなくて、正直あんまり劇場の雰囲気に溶け込んでなかった。

もうちょっと思い切って声はってもいいと思った。


■で、唐突に話が変わりますが、先日、自分でも不思議なんだけど1986オメガトライブ「Stay Girl Stay Pure」が突然聞きたくなった。で、YouTubeで探して聞いた。

これまでの人生の中で全くといっていいほど接触してないバンドなのに、なんでだろうね。


■猿、歌舞伎座、桜


おさるのジョージの放送時間が変わってた。八時三十五分からだって。猿の分際で、人間様の生活習慣を翻弄するんじゃない。


■きょうの昼は銀座に出て、謎の地下組織で歌舞伎座のチケットを買ってきた。今月の第三部。三階席。

四月は第三部が特に人気で、おれが買った三階席チケットも、定価4500円が12000円になっていました…。

転売屋を儲けさせるのはシャクなんだけど、「東京に住んでながら、今の今まで歌舞伎に興味を示さなかった自分に対する罰金」と考え、この額をしぶしぶ支払いました。しぶしぶ。

ちなみに、この謎の地下組織では、4/28(千穐楽)の第三部の二階席チケットが二枚セットで二十万円ってのも売ってました…。時はまさに世紀末!!


■昼飯は東銀座のつけ麺。


■その後、江古田のブックオフ。おれじゃない人間が書いた本を三冊買う。


■その後、大泉学園の美容室で髪の毛を切断。ま、どんな髪型にしたところで、けっきょく丸坊主がいちばん周囲の評判がいいのですが……。

美容師の人と、

「コーネリアスの“C”マークのTシャツを着て、小沢健二のコンサートに行くのはどうだろう」

などと話す。


■で、美容師の人から、大泉学園の桜並木はきれいだ、ということを聞かされ、大泉学園駅の北口からテクテク歩く。歩いても歩いても、桜が続く。どんどん続く。ほんとに続く。練馬区がこんなに桜に予算を割いてるとは知りませんでした。

駅から歩き始めて、シェル石油とかヴィレッジヴァンガードとかがあるとこまで歩き、駅に引き返す。一時間ほどのウォーキングになりました。これがおれの今年の花見ってことでいいや。苦しゅうない。


■御名残四月大歌舞伎・初日・第二部 一階席レポート


【第二部・演目】
・菅原伝授手習鑑『寺子屋』
・『三人吉三巴白浪』大川端庚申塚の場
・『藤娘』

■いよいよ、現・歌舞伎座の最後の興行が始まりました。って、わざわざおれなんかが書くまでもないですけど。

唐突に先月から歌舞伎を見始めた、という、にわかファンにも程がありすぎるおれですが、やはり四月の歌舞伎座を見に行きたいという気持ちは人並みにありまして。

でも、どうせチケットなんて買えないだろうなー、とあきらめていたのですが、運よく、初日の第二部の、一階の、花道からわりとすぐの席のチケットを、定価で手に入れることが出来ました。定価で買えるだけでありがたいのに、良い席です。

(いま、銀座の金券ショップでは、歌舞伎座ならどんな席でもプレミアムつきで委託販売されとるのですね。で、良い席ともなると、値札を見ただけで食欲がなくなるような値段がつけられている。まあそれもまた世の中ですが。)

中に入ることはもうないかも、なんて思ってたいまの歌舞伎座でまた歌舞伎が見ることができて、うれしかったです。←小学生の作文か。

さてそれではさっそく、本日の歌舞伎座の模様をレポートいたします!


■あの、歌舞伎座の売店に、「アイスもなか」ってあるじゃん。200円で売ってるやつ。

あれ、“あずき”より“さくら”が美味いって思った。


■レポートは以上です!


■七代目菊五郎、六代目円楽、Pan sonicのどっちか


■けっきょく三月は歌舞伎を五回も見てしまいました。やはりハマりつつあるのか……? ( ;`・ω・)

これ、週刊誌とかタウン誌とかで『いま男性の間でもブーム! “歌舞伎男子”が急増中!?』みたいなやっつけ企画があったとしたら、数名の男性とともに、おれのスナップ写真と簡単なアンケートの回答(5問くらいの)が載せられるくらいのペースだな(どんなペースだ)。


■そうそう、三月の歌舞伎座の第二部(『弁天娘女男白浪』)で、有名なセリフ「知らざあ云って聞かせましょう」を初めて聞いた。そうか、あれはこれだったのか。

初めて聞いたといえば、客席からの「○×屋!」「凸凹屋!」のようなかけ声も初めて耳にしました。芝居の要所要所にいいタイミングでかけ声が聞こえてくるのですが(たまに、あまり上手くないかけ声もあったりしますが笑)、あれって、どういう人がかけてるんだろう。

──と思ってたら、『ほぼ日』にこんな記事を発見。そういう「会」があるんですね。なるほど。


■三月三十日は、新宿の末廣亭に行きました。こちらも初めて。

六代目円楽襲名披露ということで、笑点の落語家がたくさん出るらしいぞ、という俗なお得感で足を運びました。寄席の「狭さ」が心地よかったです。


■それと三月は、Pan sonicのどっちか片方が来日してたので、スーパーデラックスに見に行きました。

──Pan sonicのどっちか、って、どっちなんだよ (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

うるせえな。男がそういう細かいことを気にするもんじゃねえよ。( `・ω・)

──ぜんぜん細かくないと思うんですけど…… (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )


■まあ、せっかく東京にいるんだから、東京じゃないと見られないものを見ないとね。ネットなんて、東京でなくとも日本のどこでも、というか地球のどこでも、下手すりゃ宇宙ででも見られるんだから(このごろは宇宙に来てまでtwitterしてる人がいるらしいですね)。

もっといろいろと歌舞伎なり寄席なり電子音楽なり、足を運びたいものです。


■四月歌舞伎座、マラソン、わかもと


■暖かい日が続いて油断してたら、急に気温が冷え込んでしまい体調を崩す、という“三月あるある”にやられそうになったけど、日ごろの行いが良いので体調も良いです。半蔵商店です。


■四月の歌舞伎座のチケット、松竹のサイトで見ると全席売り切れだったのに、昨日の午後からなぜか「空席あり」の水色がポコポコと表示され始めた(この謎の現象を“戻り”と呼ぶそうです)。

で、けっきょく四月分も三枚ほど買ってしまった。また出費が……'`,、('∀`;) '`,、

たしかにフトコロは痛むけど、まあ、いまの歌舞伎座もこれで見納めだしねえ。

───今月になって初めて歌舞伎座に行ってきた小坊主の分際で、なーにを名残惜しそうに。(゚д゚ ) ( ゚д゚) (゚д゚ )y--┛~~


■地元の友人の話。

先日マラソン大会に出場したそうなのですが、スタート直後の人類がゴチャゴチャってなってるところで、

高校時代の彼女

と十数年ぶりに再会したらしい。ふつう、そんなとこで会わないよなあ…。

あ、それだけの話です。


■このごろは、胃腸の調子があまりよくなかったので、強力わかもとを飲んでる。

胃腸の調子が回復したような気もするし、くわえて、体力そのものもちょっと回復した、ような気がする。使用感には個人差があります。


■サントリーの「伊右衛門 濃いめ」のデザインが妙なことに


伊右衛門 濃いめ

いかにも「テコ入れぇぇぇ!」って感じのリニューアル。なんというか、ぜんぜん伊右衛門ぽくない。むしろ地方メーカーが全国メーカーをお手本にして作った商品っぽい。

以前は明朝体だった「濃いめ」の文字が筆文字になって、伊藤園の「お〜いお茶」っぽくもなっている。

せっかくいままで築き上げてきた伊右衛門のブランドイメージを台無しにするラベルだなあと思った。「天然緑茶カテキン370mg」の文字列も、以前からあったのかもしれないけど、このデザインの中で見るとますます台無し感を増幅してるような…。


■『染模様恩愛御書』千穐楽 3/26 日生劇場


■「それって三十一歳の独身男がひとりで見に行くものなんですか?」と欧米の新聞記者たち(PRESSと書かれた腕章つき)に囲まれて質問されそうだけど、昨日、『染模様恩愛御書』(←すいません、いまだに題名を覚えてないのでこの文字列は毎回コピペ)の千穐楽を見に行ってまいりました。一階席。

月曜日にも見たのですが(ちなみに二階席)、やはりもう一度見に行きたくなったので。それと、公式twitterに、「千穐楽は何かが起こる」と書いてあったのが気になったので。

ちなみにこの千穐楽では、燃える宝物蔵に駆け込むシーンが、前回見たときより大幅に変更されてました(くわしくは、よそ様のブログ等をご参照のこと)。


■この作品は衆道がテーマなので、メディアなどでは平たく「ボーイズラブ歌舞伎」みたいに紹介されていたらしいです。おれはそういう趣味はちょっとしか無いんだけども、主人公とヒロイン(少年ですが)の関係はいいなあって素直に思ったですよ。

二人が殿様に首を刎ねられそうになるところをお互いにかばいあったりとかさ、手を取り合って花道を歩いてるところとかさ、ベッドシーン(ベッドは出てきませんが)の直前に二人の手が触れ合って、二人ともさっと手を引っ込めるところとかさ。ねえ。変な駆け引きなどのない、直球の愛ですよ。

むしろ男性同士だからこそ、この精神的な結びつきをよりいっそう深く描けているのかもしれません。っていう感想は安直ですか。

(そういえば、この作品を男同士ではなく男女のカップルに置き換えたバージョンもあったんだけど、こちらのほうはあまり人気が出なかったらしい、という話をだいぶ前に何かで読んだことがある、ような気がする。)


■“図書様”のいかにも悪役悪役した悪役ぶりとか、火事場の講談も良かった。


■おれは芝居やコンサートのパンフレットをあんまり買わないほうなんだけど(買っても、たいてい、家に持って帰ったときにはもう飽きてるもんね)、この作品のパンフレットは買った。まだちゃんと読んでない。これからじっくり読みます。


「中京圏のテレビ局が作った昼メロの主題歌」を和楽器で再現した、みたいな感じのあの劇中歌も、二回目にして早くも耳になじんで聞こえるようになってました。


■えーと、とりとめなくなってきたので、ここらへんで。

しかし、おれもそろそろ歌舞伎役者の名前おぼえないとなー。



■(余談その一)開演前のロビーにて、某有名落語家氏を発見。


■(余談その二)おれのすぐ近くの席に、「おれが前日に本屋で立ち読みしてた歌舞伎の本の著者」が座ってました。妙なシンクロニシティを感じました。

■(余談その三)おれの聞き違い/記憶違いでなければ、セリフ中に「タニンゴト」という言葉が出てきたように思う。イヤホンガイドの人も「タニンゴト」と云ってた。でも、あれはやはり「ヒトゴト(他人事)」が正しいと思う。


■「火の鳥」


■桜の写真をブログに載せない主義です。半蔵商店です。


■石神井公園のラーメン屋「火の鳥」が明日(3/26)で閉店らしいです。

この「火の鳥」は、いたって普通のラーメン屋である、というところが気に入ってます。

なんかいつもいつも似たようなことばっかり書いてますが、このところの東京のラーメン屋って、意外に「普通のラーメン屋」がないんですよ。どこも「これがうちのやり方ですから!!」みたいな、肩肘はった自己主張ばかりしてるように思えて。で、その自己主張が、店内いたるところにダラダラ書かれてる能書き、筆ペンのようなフォントで印刷されているメニュー、店員の作務衣&バンダナ、「ら〜めん」という表記、店員の妙な掛け声、派手な湯切り、などに表れているように感じられて。

でも、この「火の鳥」は、まっとうなラーメンを普通に出す、町のラーメン屋なのです(かといって、「中華人民共和国料理なら一通りやってます」というタイプのお店とも違う。あくまでラーメン専門。サイドメニューは餃子と、あと数点のみ)。この佇まいが良いです。ラーメンムック持ったラーメンマニアとは無縁な感じが。


■で、ハイネケンのネオン(このお店では、ラーメン屋には珍しくハイネケンが置いてあるのです)とか、洋画のワンシーンを印刷したモノクロのタペストリーとか、マンガや雑誌の並ぶ小さい棚とか、そういうイトコの大学生のお兄さんの部屋みたいな、気負ってない雰囲気の店内も好きです。

また、店内が「ほどよい狭さ」であることも良いことだと考えます。なぜなら、ラーメン屋は広すぎたり狭すぎたりするとラーメンを味わうことがより難しくなるからです(←なぜ直訳風の文体なんだろう)。


■この店の存在は前々から知ってたのですが、ようやく初めて足を運んだのが去年の秋で、それからたまーに行く程度だったのですが、もうちょっと早くから通えば良かったかなー。


■今日は味噌ラーメンと餃子を食しました。


■歌舞伎座のバカボン


■口内炎は治りつつあります。半蔵商店です。


『染模様恩愛御書』(タイトルがまだ覚えられない)、見てきました(3/21)。良かったです。

強いて云うなら、若干“くさい”かなと思わなくもないのですが(とくに、歌謡曲歌謡曲したテーマ曲とか・笑)、そこがまた良いのかも知れず。終盤では、すすり泣きする人も客席にチラホラ。

これ、もう一回見に行こうかなあとも思ってるのですが、二回見たら、なんというか、夢から醒めてしまう感じがするかもしれない、それももったいない。でも見に行かないのももったいない、と迷っております。

あんまり上演しない演目なんだそうで、行こうかどうか迷ってる人がいたら、仕事を休んでも見に行った方がいいかもしれません。なんだったら、仕事を辞めて見に行ってもいいかもしれません。

──それは困る。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■マンガ雑誌のコーラスで、この染模様恩愛御書がマンガ化されてると聞き、買ってきました。

“自由”という、明治以後につくられた単語が、主人公たちの心の中の語りに使われてるのが少々気になった(あと、結末の部分でも)。こういうことがいちいち気になるタイプですいません。


■で、歌舞伎座(3/21第三部、3/22第二部)。ものすごい混雑でした。とくに一階のお土産コーナーとかは、終戦直後ぐらい混んでたね。

でもこういう、手狭で混雑して不便なのがまた歌舞伎座の魅力の数%を成してるのではないか、とも考えた。これが空港のお土産売り場みたいになったりとか、食堂にもロイヤルホストとかが入ってたりとかして、便利で快適になるとなんつーかあんまりありがたみがないというか。


■歌舞伎座には着物を着てくと、それっぽくて良いかなともちょっと思ったけど、まだ着方が分からないので(いいかげん覚えろ)着ていきませんでした。

男性の着物姿は、わずかながら見かけました。不思議なことに、20代・30代・40代・50代・60代と各世代ごとに一人ずつ、というぐらいの絶妙なバランスで着物の男性を目撃したんですよ。

その中に一人、あきらかに着物の丈が短い男性がいまして。くるぶしから10cmくらいのとこまでスネが出てて、もうほとんどバカボンのコスプレの領域に一歩踏み入れてる。と、少なくともおれにはそう感じられたんだけど、これは、なんかそういう着方があるんでしょうか。


■この連休の歌舞伎。三つ。


■昨日の土曜日もまた出勤で、この三連休が二連休になってしまいました。しかも、口内炎が長引いていて、のども痛い。粘膜が弱くなってきてるようです。時はまさに年度末!!


■といった意味も含めまして、この連休は歌舞伎を見に行きます。

今日の昼は日生劇場で『染模様恩愛御書』(←サイトやや重し)。男同士の愛がテーマだそうです。マア (゚∀゚*) ドキドキ…

今日の夕方、歌舞伎座の第三部『道明寺』『石橋』は、こないだ見たけど、もう一回見に行きたくなったので。ただし、今度は一階の二等席ではなく、三階席。それでも定価2500円の券が、金券ショップで4000円でした。6割増。

で、明日は歌舞伎座の第二部、『筆法伝授』『弁天娘女男白浪』。奮発して一等席。一度くらい、いまの歌舞伎座の一等席で歌舞伎を観たっていいじゃないですか。と思ったので。


■と、結局、ひと月に四回、歌舞伎を見に行くことになりました。チケット代がまさに世紀末!!


■一個多いのではないか


渋谷駅にて。

その一

日テレの新番組を告知する看板が出てたのですが、よく見ると、

その二

おれは南蛮語がよく分からないのですが、“M”が一個おおくないか、これ。造語とか俗語とかなんか?



ところで、前回のエントリの古本屋の前を通りかかったところ、もう正しい綴りに直ってました。


■大きな間違いは気づきにくい


近所の古本屋で、セールをやっていました。

その一

よくみると綴りが………

その二

その三

惜しい。

【関連エントリ】→h21/5/23

熊五郎

あ、これは本題とは関係なく、家でつけ麺つくるために買ってきたスープです。パッケージが良い。

「良い」で終わらせず、もう少し具体的に書くと、熊のラベルと、宇宙食っぽい無機質な銀色のパッケージとの対比などが。


■東京半蔵つけ麺日記【三】


(三十一歳にして初めてつけ麺を食べた日本人の記録。その第三回目。第一回はこちら第二回はこちら


■二十二食目 h22/2/18 渋谷・N

まず、店が広い。天井も高い。狭っくるしい店が当たり前のつけ麺界では珍しい、ゆとりあるスペース。

で、肝心のつけ麺が、えー、あんまし美味しくない。

なんというか、麺の顔色が悪い。妙な表現だがそう思った。太さも、うどんのように極太(もう、こういう太いのはあんまり好きじゃない)。

そしてスープが甘酸っぱい。冷やし中華のタレみたい。

店の人も悪い人ではなかったが、前の客の食べ終えた食器をずーっとカウンターに放置してたりして、あまりテキパキしてない。客はおれを含めて三人しかいなかったんだから、食器を下げる余裕くらいはあるような気がするが……まあ店にもいろいろ事情はあると思うけども。

ところで、この店があまり美味しく感じられない理由の一つに、やはり店内がだだっ広すぎることもあるのではないか、と思った。なんか、食ってて落ち着かないんである。「ほどよい狭さ」というのが、ラーメン屋/つけ麺屋には必要なのかもしれない。

店が広くても狭くても文句云う。客って贅沢ですね。


■二十三食目 h22/2/20 中野・S

夕刻、中野へ。某君に中野のつけ麺屋を教えれと頼んだところ、別の店を教えてもらったのだが、その店は「昼しかやってない。ちなみに水曜と日曜は休み」というトリッキーな営業時間だったため、こちらのS店を訪問。

スープは三種類のうちから選ぶ。麺の量は良心的。ただし太麺。

つけ麺を食べ始めて一ヶ月過ぎともなると、自分の好みがだんだん固まってくる。太麺よりも細麺。魚介類の甘いスープは好きじゃない、など。

好みが固まってくる、というのは、おれの場合「受け付けなくなるもの、排除するものが増える」ということでもある。もちろん料理だけでなく、音楽でもお笑いでもなんでも。視野が狭くなるのはいかんなあと思う。もうちょっと柔軟にならんもんかね>俺


■二十四食目 h22/2/21

スーパーで細麺と、燻製たまごのパックを買ってきて、家つけ麺。つけ麺はやはり、細麺に限る。


■二十五食目 h22/2/22 渋谷・N'

辛いラーメンで有名な店らしい。辛いのが大好きというわけでもないが、駅の近くにあったので入る。

名前は忘れたが、野菜の乗ったつけ麺を発注。スープがいい辛さ。

つけ麺屋というよりは、「たまに辛いものが食べたくなったときに行く店」として今後も利用することがあるかもしれない。

ただ、ちょっと高いんだなあ…。あと百円安ければ。

つけ麺はできるだけ800円で食べたい。出しても850円。それ以上出すんなら、なにか別の料理を食べた方がいい。

──とはいえ、(このブログで何度も書いてるように)東京のラーメンやらつけ麺やらは、もはやマニアのための嗜好品なので、価格云々に文句をつけるのは野暮なのだろう。


■二十六食目 h22/3/5 渋谷・C

しばらくダイエットをしてたので、その間はつけ麺を食べなかった。よって、ひさびさのつけ麺。

えー、ここはそんなに好みの味ではなかった。

ただ、麺が太麺だったものの、節度をわきまえた太さだったので、抵抗なく食べられた。

店内に手書きのPOPとでもいうのか、なんかあれこれ書いてあんだけど、それの字が下手なのが気になる。

領収書を頼んだら、びっちゃびっちゃの領収書が出てきた。おれがこれまでの人生でもらった領収書の中で、いちばん水分を含んだ領収書だった。濡れた手で書くな!

領収書はさておき、この店には前述(2/18 渋谷N店)の「ほどよい狭さ」のようなものがあった、ように感じられた、ように思う。


■渋谷のディスクユニオンのクラフトワークのCDの棚に、なぜか『北斗の拳』のサントラが並んでいた件について


そして昨日も会社の人の送別会だったのですが、他部署の後輩が選んだ店が、このこんな感じのやっすい居酒屋だった……ま、若ぇやつの選んだとこですから、しょーがない。

この店ではコース料理を頼んだんですが、ほら、ふつう居酒屋の〆の炭水化物って、お茶漬けとか麺類とかじゃないですか。このお店ではこともあろうにハヤシライスでした。しかもライスの部分は明らかにピラフだかチャーハンだかを流用してんの。すげえな。

さらに別の後輩(24)は、飲み会も終盤にさしかかろうというタイミングで刺身盛り合わせを追加発注する始末。なあ、そういうのは序盤に頼もうよ……。

で、送別会が終わってみんなと別れて、ディスクユニオンに寄って、あとHMVに寄って、落語のマンガというHMVっぽくない買い物をして帰る。

で、石神井町のコンヴィニエンスなストアーでハーゲンダッツを買ったら、ゼリーを買ったときに付いてくるようなふつうの透明なスプーンを渡された。



で、今日は休日出勤です。(・ε・`)


■春巻がおいしかった。ということしか書いていません


今日は会社の人の送別会(といっても、別のフロアに移るだけですが)で、渋谷のこのお店に行きました。

馬、アボカドとクリームチーズの春巻、ごま鯖、水たき餃子の鍋、が美味しかったです。〆のちゃんぽんも。

とくにアボ(略)巻って、初めて食べたけどうまかったな。春巻の皮のパリパリと、クリームチーズのモチモチが、こう、お互いに、あれなんですよ、うまいんですよ、いずれにせよ。どこのどなたかは知らないが、この料理を思いついた人を、学研まんが伝記シリーズで単行本化すべきだと思う。しのだひでお先生の筆で。

という居酒屋おすすめエントリでした。道玄坂あがってったたとこです。

店を出るときに、アルミホイルに包まれた一口サイズのおにぎりを渡されました。



そして明日はまた別の送別会です。


■東京半蔵つけ麺日記【二】


(三十一歳にして初めてつけ麺を食べた人の記録。前回はこちら


■十二食目 h22/2/2 渋谷・K

再訪。つけ麺は大盛も特盛も800円。場所も行きやすいとこにある。

二回目の訪問にして、早くも個人的な“スタンダードつけ麺”になりつつある。


■十三食目 h22/2/3 渋谷・Y

ヒトから聞いた店だが、こはなんぞや。狭い店内に客を詰め込みすぎ。詰め込みすぎちゃって、カウンターの左右の客にヒジが当たらないように気を遣って、肩をすくめてつけ麺を食べなければならない。なんでここまでしてつけ麺を食べさせていただく必要があるのか。

スープはベタベタと大甘。辛口版のスープもあるようだが、こんな店内では別に再訪して確かめる気にもならない。

けっきょく、狭くて甘い、略して狭甘いという印象しかない。

ヒトから聞いたラーメン屋は6割がたハズレ、という法則は現代科学では常識だが、この法則はつけ麺にも適用されるらしい。

でもこの店、行列が出来てるのを複数回みたことがある。なんで並ぶんだろう。


■十四食目 h22/2/4 渋谷・B

当初は、渋谷東口の某店に行く予定だったが、その店は大盛料金がプラス200円という超富裕層向けの価格設定だったので行く気をなくした。のでこの店に。

カウンターは昨日のY店ほどではないが狭い。麺の量は5玉まで同一価格らしい。良心的。

スープもなかなか好みの味。ちょっと甘めか。

店員がときおり、みんなでタイミングをそろえて謎の掛け声をかけるのがやや気になるも、まあ悪い人たちではなさそうなので。


■十五食目 h22/2/7

家にて、駅前のスーパーで買った、インスタントのつけ麺セットを試す。

ま、こんなもんかという味。悪くはない。外食つけ麺の代用としては十分。

ただ、具に凝りだすとあっという間に外食の値段と変わらなくなりそうなので、気をつける。


■十六食目 h22/2/8(昼) 神田・M

再訪。前回書いたように、麺が極太でうどんのごとき形状をしてて、もはやつけ麺とは別の料理のようにも感じられるが…。

ランチタイムなのに(あるいは、ランチタイムだから)、注文してからあまり待たされなかった。値段も良い。


■十七食目 h22/2/8(夕) 渋谷・B

一日二食もつけ麺はどうかと思うが、2/4の店を再訪。

謎の掛け声の儀式さえなければ、いい店かもしれない。


■十八食目 h22/2/10

極細麺とレトルトの煮卵を買ってきて、家でつけ麺。

スープは、2/7のつけ麺セットの余ったやつを流用。

家クオリティとしてはこれで十分。煮卵がけっこう高い…。

スープは、単品で手に入らないかな。


■十九食目 h22/2/11 渋谷・K

三回目の訪問。特盛4玉。

三回目の訪問にしてようやく、つけ麺に添えられてる、柚子の味がする練り練りはスープに溶かすものだと知る。

この日は朝食昼食抜きだったので、4玉もすっと食べられた。というか、つけ麺っていくらでも食べられそうだ。

食べ終えても、苦しくはなく。

スープがいささか塩辛い…。


■二十食目 h22/2/16 東銀座・T

別に記念すべきでもなんでもない二十食目は東銀座。

この店、特盛があると聞いていたが、メニューには書かれてない。裏メニューなのかもしれない。でも初めての店で裏メニュー頼むってもなんか品がないので、頼まず。大盛を頼む。

味は可もなく不可もなく。遠方より狙って訪ねるほどではない(今日はたまたま仕事でこの近くにいたのです)。

でもこの近辺でつけ麺が食べたくなった時には重宝するかも。価格も土地柄からすると安い。

麺が太い。麺は細い方がいいな、と思い始めている。


■二十一食目 h22/2/17 渋谷・B

三回目の訪問。特盛3玉。

この店と、同じく渋谷のK店は、もう定麺(定番のつけ麺の店、の意)なり。って、どちらも三回ずつしか行ってないのにね。

とくにここは、駅に近いのもいい。


■歌舞伎座さよなら公演 御名残三月大歌舞伎


■このままサブカルチャーしか知らずに生きていくのもちょっともったいないので、昨日は歌舞伎座で歌舞伎を見てきました。歌舞伎は初めてです。


■歌舞伎については、カブキロックスのシングル「お江戸」のB面って「すみれSemtember Love」なんだよ、という知識ぐらいしか持ち合わせてないおれがなぜ歌舞伎座に行ってきたかというと。

一つ目は、皆様ご承知の通り、いまの歌舞伎座は近日建て替えられてしまうから、それを見ておくために。

二つ目は、えー、ちょっと長くなるのですが。

このごろの、なんでもかんでも「新しさ」を是とする風潮(もちろん自分の場合も含めて)にいささか疑問を抱いてるんですね。たしかに新しさも大事だけど、それは必ずしも最優先事項ではないのでは、と思います。

世の「新しいもの」好きな人々の中には、その新しいものを楽しむというよりは、「自分がいかに早く、その新しいものを知ったか」「自分がどれだけ新しいものを知ってるか」みたいな情報処理合戦に陥ってる本末転倒なお侍さんも少なからずいらっしゃったりしますね。

そもそも、なぜ「新しいことは良いことだ」と我々は思い込まされてきたのだろうか、とすら考えたりもします。新しいものが次から次へとひっきりなしに大量に出てくる現在では、「新しさ」の価値もどんどん落ちてるだろうしね。

で、逆に、歌舞伎や落語などが、「新しいもの」の波に押し流されず現在まで数世紀も続いてるという事実に、このごろちょっと興味があるんですね。それで歌舞伎を見てきました、という訳です(説明が長いね)。


# タイムリーにも、3/8付の糸丼重里氏のコラムでもこれに近い話題を採りあげてました。
# パクったわけじゃないよ。



■歌舞伎を一回見たぐらいで教養が深まるとか、伝統文化を十全に理解できるとか、そんなことが起きるなんてまさか思ってはいません。

が、たまにはこの種の背伸びをするのも人生に必要なのではないかなと思っております。


■以下、メモ。

・演目は、「道明寺」と「石橋」。

会場に入るまでは、「歌舞伎のストーリーなんてどうせ理解できないんだろうなー」という敗戦國ムードもあったんだけど、ストーリーをリアルタイムで音声解説してくれるハイテク機器を会場で貸し出してたこともあり、大まかなストーリーは理解することが出来た。

あと「石橋」は踊りも面白くて、見てるだけで楽しめました(←いかにも初心者っぽい感想で微笑ましいですね。←自分で云うことか)。

・幕間って、わりと気軽に座席で弁当食べていいんですね。次の機会があれば(あるのか)何か買って持っていこう。

・おれの席は二等席ですが、えー、高いです。一万一千円しました。でも、けっこう舞台は見やすかった。

・で、隣の席のおばちゃんが、コンスタントに居眠りしていた。高い席なのにもったいない…。

・開演時刻ギリギリに歌舞伎座に着いたので、建物の中を見学する暇がまったくなかった。これはやはりもう一回行かんとなー(行けるのか)。


■なだぎ、恋のから騒ぎ


■今日のレッドカーペットを見ていて思ったことなのですが(そして、今年のR-1決勝戦のときも思ったことなのですが)。

なだぎのネタはたしかに巧い。が、見ていて体力を消耗させられる。で、それは「楽しく笑った」という心地よい疲労とはまた違う。

お笑いポイントを多数詰め込んでるので息つく暇がないというのもあるけど、それ以上に、「笑える」とか「笑かされる」ではなく、なんというか「笑うように仕向けられているなー、おれ、今」という気分にさせられるんですね。この気分が何に由来するものなのかまでは、よく分かりませんけども。

【付記】いちいちこんなこと考えながらお笑い番組見なくたっていいのにな。

■さっき、テレビジョンを見て知ったんだけど、恋のから騒ぎが金曜に引っ越すらしい。

おれは、恋のから騒ぎのオープニングの

『安手のコント→さんまのコメント→あの歌と犬の鳴き声』

という一連の流れに、「あゝ、かうやつて今週も穏やかに土曜の夜が更けゆくのだなあ」と“土曜日の夜”感をしみじみ味わってたのに。(´・ω・`)


■職務質問、ダイエット終了、ジャガビー、Live 8.1.1


■家に帰る途中、警官が、自転車に乗ったヤング男(二十歳くらい)に職務質問(っていうのかな、あれは)をしてるところを見かけました。

おれが通りがかったときには、その職務質問(のようなもの)はもうほとんど終わりかけで、警官がヤング男に「はい、もう行っていいよ」と告げるところだったのですが、ヤング男は警官の方を振りむかずに

「暇人バイバーイ」

という捨てゼリフをドロップして去っていきました。


■今日のお昼で十日間に及ぶダイエット終了。なので仕事帰りにさっそくつけ麺屋行ってつけ麺特盛食べてきましたおいしくなかった。うーん、初めて行く店だったのですが、ハズレ。

あ、家に帰ってきてからジャガビーを一箱食ってやったぜ! ( `・ω・)b イエイ

いや、一袋(※一箱に五袋はいっているのです)で止めよう止めようと思ってたのに、つい。


■Ableton Live 8.1.1を使ってるのですが、たまにLiveセットが開けなくなります。

Liveセットを開くのにいつもより時間がかかり、ようやく開いたと思ったら左下に「サンプルをバッファ中...」と表示され、その横の棒グラフが0%を示したまま永遠に何も起こらない、という症状です。

Liveセットを開くときに、「あれ? なんか時間かかってるな」とちょっとでも感じた場合は、まずそのLiveセットは開きません。

再起動したりなんだかんだしたりすると治ったりもするんだけど、まだその「治し方」を完全に把握してないので、確かなことは云えません。

なんなんだろうなこれ。とくに重いファイルを扱ってるわけではない(と思う)んですが。


■東京半蔵つけ麺日記【一】


(三十一歳にして初めてつけ麺を食べた人の記録)


■一食目 h22/1/11 江古田・G

つけ麺なんて、「ラーメンムックもしくはB級グルメムックに踊らされるのが好きな人」が食べるもんだ、というイメージがあった。

なので、あえてつけ麺を遠ざける人生を歩んでいたのだけれども、このごろはそんなに意地を張って避けるほどのものでもない、と思うようになり、正月に実家で読んだ『恨ミシュラン』(巻数は忘れた)でこの店のつけ麺がサイバラのお薦めとして登場してたこともあり、足を運んだ。

店に入ってカウンター席について、味噌つけ麺(大盛)を発注。しばし待つ。

数分後、ラーメン丼でスープが出てきた。スープの器は、ざるそばのつゆの器くらいのサイズをなんとなく想像してたので、その大きさにちょっと戸惑う。

百秒ほどおくれて、麺が出てきた。箸で持ち上げて、つゆに浸し、麺を食する。

うむ(ズル)、なかなか(ズルズル)、食べてて(ズルズル)、楽しいではないですか(ズズズズ)。

熱いスープと冷たい麺によるぬるい食感が、妙に気に入った。そうか、だからラーメンとは別につけ麺という料理が存在するんだな、と思った。

さらにしばらくすると、なぜか小ライスが運ばれてきた。こんなの頼んでないぞ、と思ったが、この店はデフォルトでライス付きらしい。知らなかった。そんなに食べられないです…。('A`)

ひたすら麺を食べ進める。

終盤、小さなヤカンが出てきた。こはなんぞ。店の人に訊いてみると、「そば湯みたいなもんです」とのこと。これでスープを割るらしい。ふーむ。

麺を食べ終えたあと、ちょっと考えた末に、手つかずの小ライスは、そのまま余ったスープの中に放り込んだ。隣の客がそうしてたのだ。

で、雑炊みたいにして食べる。


──ということで、このG店がおれのつけ麺デビューの地となりました。つけ麺、なかなか悪くない。


■二食目 h22/1/15 渋谷・K
存在は以前から知っていた店。カウンター席にて大盛(2.5玉)。ちなみに大盛も特盛も普通盛と同じ料金。

隣の席のサラリーマンが、「スープを足してください」と店の人に頼んでたのを聞き、ああ、つけ麺界ではスープを割るのが一般的な作法なんだな、と気づいた。

ちなみにこのサラリーマン、声が小さいので店の人になかなか気づいてもらえず、「スープを足してください」を合計3回ぐらい発声していた。おれも声が小さいほうだから、こういうことがある。ので、このサラリーマン氏の「注文に気づかれないときの所在無さ」を心の中で共有してしまう。つけ麺すすりつつ。


■三食目 h22/1/16 石神井・I
年数回のペースで利用する近所のラーメン屋。大盛。良くも悪くもとくに印象はなく。


■四食目 h22/1/17
駅前のスーパーで麺を買ってきて、余ったインスタントラーメンのスープ粉をお湯で溶いて、自家製つけ麺とする。


■五食目 h22/1/19 渋谷・U
魚介類のスープの店。麺が、沖縄そばというかきしめんというか、そういう平べったい形。麺の皿も長方形。独特なつけ麺であった。


■六食目 h22/1/23 中野・B
よく覚えていない。悪い印象はない。


■七食目 h22/1/25 渋谷・K’
スープがなかなかうまい、と思った。麺が細麺。しかし、麺を大盛りにして、それと替え玉も頼んだので、950円にもなってしまった。のに、まだまだ満腹感が得られず…。

950は、つけ麺に支払う日本円としてはいささか高い。


■八食目 h22/1/26
サッポロ一番みそラーメンを2袋買ってきて、むりやりつけ麺にして食べる。


■九食目 h22/1/27
買ってきた麺と、昨日のサッポロ一番みそラーメンの余った粉スープを駆使してつけ麺にする。


■十食目 h22/1/28 神田・M
都合で神田へ。つけ麺屋はないかなー、と探して駅前を歩いてたら見つかったので入った店。

麺が太い。太いというか、もはやうどん。量や価格は良心的。


■十一食目 h22/1/30 石神井・H
比較的近所にもかかわらず、数ヶ月前に初めて入ったラーメン屋。

おれはラーメンやラーメン屋について語りたがる趣味をあまり持ち合わせてはないし、確固たる好みもないのだけれど、ここだけはもしかしたら「好きなラーメン屋」と呼んでも差し支えないかもしれない。理由は、機会があれば改めて書く(かもしれない)。

店に入る前、ラーメンかつけ麺かちょっと迷ったけど、つけ麺。

「スープ割ってください」と自然に頼めるようになった。


■珍しくスポーツの話題


■先日、「そういえば2006年の冬季オリンピックってどこで開催されたんだっけ?」と疑問に思ったので、会社の人類数人に訊いて回ったが、誰ひとりして答えることができなかった。


■たぶん、2006年は冬季オリンピックが開かれなかったんだと思う。第三次世界大戦の影響かなんかで中止になったんだと思う。もしくは、日本はボイコットしてたとか。


■でも、「いや、2006年にも冬季オリンピックは開催されていた」と主張する、“2006年冬季五輪あった派”も社内には根強く存在しており、謎は深まるばかりです。


■話は変わりますが、カーリングの選手って、人生のどの時点でカーリングの道を志したり、自分のカーリングの才能に気付いたりするんでしょうね。


■ウエイトレスが口を利かなさすぎる喫茶店、他、二月末の半蔵近況


■にわかには信じがたい話だが、今日で二月が終わるらしい。聞いてねえよ。三十日か三十一日まであるだろ普通。鳩山はなにをやっているんだろう。半蔵商店です。


■二月といえば、この二月は石神井町に雪が降りました。もうだいぶ昔のことのように思えます。雪の校庭って好きだなあ。

雪

雪、二

雪、三


ちなみにこの日は渋谷は拍子抜けするほど積もってませんでした。で、石神井の雪もその日のうちに溶けてなくなってました。


■きのう銀座で、ウエイトレス(四十代半ばの女性)が挨拶をしない喫茶店に入ってしまった。

お冷やとメニューを持ってくるのも無言。

注文を聞くときも無言。

コーヒーを持ってくるときも無言。

会計のとき、レジで伝票を渡しても無言。

おれが五百円玉を渡したときも無言。

おれにお釣りの百円玉を手渡すときも無言。

おれもちょっと頭にきて、お釣りを受け取るときに

「声、小っさいすね」

と皮肉を申してさしあげたが、理解していただけたかどうか──。

この店、週末の昼時の銀座にしては空いてて良いなあと思ったのですが、もしかするとこんな接客だから店が空いてたのか。


■先週の水曜日からダイエットモードに入っております。今週の金曜日の昼までは節食します。

いえね、二月は寒いのでジムをさぼっていたんですよ。で、三週間ぶりにジムで体重測ったら1.5kg増えてましてね。'`,、('∀`) '`,、

ま、寒いときは脂肪つけとくことも大事なんだけど、そろそろ暖かくなるのでダイエットしてます。いまは一日1200〜1300kcalに抑えてます。

で、金曜日の夜にダイエット解禁して、食べまくって、食べ過ぎで気持ち悪くなって、「なんでこんな無茶な食べ方したんだろう」と後悔しながら横になって半日を無駄にする予定です。何回このプロセスを繰り返せば気が済むのかね、おれは。


■手に入りにくい泡盛


■おれはフィギュアスケートを、美しいとかきれいだとか1mmも感じたことはないのですが、おれみたいな人たぶん他にもいるよね? 半蔵商店です。


■ということで、まだまだまだ続いてた沖縄シリーズ(なんでこんなに続いてるんだ)最終回は、これです。

泡波

沖縄の離島で作ってる、珍しい泡盛です。その島で消費する分しか作らないので、その島以外ではあんまり流通しないそうです。那覇で買うと高い。

とはいえ、現代は高度情報化社会ですからね、お手もとのOA機器(最近あんまり聞かない表現だな)を用いてヤフーオークションとかで検索すると簡単に見つかります。とはいえ高い。

とはいえ、「バーや居酒屋で飲むときの値段」と考えればそんなに高くないかもね。

んー、珍しい泡盛を手に入れた、と自慢する予定だったのに、あんまり自慢にならなかったかな。

でも、普通の泡盛って、600ml(写真のサイズ)で千円ぐらいだもんね。それに比べたら高いかな。いや、値段どうこうじゃなくて、この“手に入りにくさ”にこそ価値があると思うんですよね。(談)


■ところで、ここから話が俄然おもしろくなるのですが、おれがこれをどうやって手に入れたかというと、実に興味深いエピソードがありまして、なんと、





すいません。親戚のツテで入手しました。意外性がなくてすいません。


■この珍しい泡盛は、おれの部屋に来たら飲ませてさしあげますのでお気軽にどうぞ。ちんちんの付いてない種族の人類に限りますが。


■「いっぽかっぽ てーにがい♪」


■どの地方にも、子供が、鬼ごっこの鬼を決めるときとか、ものを選ぶときに歌う歌(総称はなんて云うんだろう)があると思うんですけど。「どれにしようかな♪」みたいな。


■で、おれが幼少のみぎり、おれ周辺ではそういう用途にこんな歌が歌われてました

♪いっぽかっぽ てーにがい

ゆうやにまぎれて

ぴーよぴーよまんごまんご

そーれひーけ そーれぬけ


昭和57年ごろに友達が歌ってるのを聞いた覚えがあります。YMOが活動を半ば休止してた時期です。YMOはまったく関係ないです。

上記の歌詞は、文字が違うとこが多少あるかもしれませんが、メロディは比較的はっきり思い出せます(※って、こういう記憶がすでに間違ってたりする場合も、世の中、多々ありますが)


■で、この歌は、1990年に出版された『おきなわキーワードコラムブック2』という沖縄ローカル本にも出てくるんですね。

なのでこの歌は、当時のおれの近所だけで歌われてた、ということではなさそうです。


■で、平成22年2月現在、「いっぽかっぽ」でざっとgoogle検索すると、島根のわらべ歌がヒットします。聞いたことはないんだけど、これもしかして原曲かなあ。

あと、「いっぽかっぽ」は、佐世保弁や伊予弁で「(靴などの)左右が不揃い」といった意味もあるようです。

(ええと、あくまで『googleの画面に表示された範囲内』での話です。他の地方でも方言として存在してる可能性ももちろんあります。)


■で、沖縄のこの歌の「いっぽかっぽ」も、ごくわずかながら検索にひっかかりました。うむ。

しかし、この歌は、

1) 上記の島根のわらべ歌とはどういう関連があるのか(もしくは、まったく同一の歌なのか)。

2) 沖縄では、どの地域でいつごろから歌われていた(いる)のか。

3) いまの沖縄の子供たちはこれを歌えるのか。

4) そもそも、歌詞はどういう意味なのか。

という点が引き続き気になりますね。あと、音源として残ってるのかとか。どっかの大学の研究室がちゃんと録音してるといいんだけど。


■余談ですが、この歌を頭の中で、さねよしいさ子の声で再生すると、やけにしっくりきます。


■ネット上にいくらでも転がっているようなR-1の感想


■昨日のR-1を録画しようとしたらHDDレコーダーが満杯だったので、90年代っぽくVHSで録って、見ました。


■なんか地味な人が優勝してましたね。声も聞き取りづらいし、話も小さい。

でも、一人芝居やら、自作の小道具やらフリップを使わず、ストイックに漫談をきわめようとしている姿勢が評価されたのかもしれないと思った。


■好きだったのはエハラの一本目の塾講師。


■あと、なだぎはスキルの高さが却って鼻につく部分があるなと思っ、偉そうですいません。


■今年もDVD化の際にいろいろネタがカットされそうですね。


■R-1グランプリ2010 サバイバルステージ


■R-1グランプリ(※平仮名表記とか無理)のサバイバルステージを観に、サイミナ サイミナ ジフビレテのキャッチコピーでおなじみのなんとかっていうテレビ局に行って、帰ってきました。一人で。


■冷戦時代の共産圏のように、建物の外のひたすら長い列に並んで、待って、長い列のまま細い廊下&階段をトコトコ歩いて、ようやくスタジオに着いたときには、もう、ちょっと疲れてました。


■「初めてテレビ局のスタジオに入ったのですが…」的なレポートは略。

ネタの感想も長くなるので略。

順位や結果に関するあれも略。

田上よしえについても略。


■これはネタではないのですが、ワカチコワカチコと発声する銀色の人が、このR-1のリハと本番の間に二本も営業をこなしていた、というエピソードが印象に残りました。「売れてる」の具体例ですね。


■あ、おれは採点というか投票はしてません。観覧者の中でも投票用の機械(1から10までボタンが付いたコントローラー)を渡される人は数が決まってて、全員が投票したわけではないのです。←誰に説明してるんだろうね。


■思うんだけど、R-1って、決勝よりも三回戦か準決勝あたりのほうが面白いような気がします。実際には二回戦(と、これ)しか見たことないので、「何を根拠にそういうことを云うんだ」と問われると、すいませんって云うしかないんだけど。


■二月下旬の半蔵近況


■こないだの日曜、浅草で着物を買いました。あたりまえですが、男物です。

──なんの影響を受けたんだこんどは (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

(聞き流して)着物と羽織のセット。ポリエステルですが。で、買ったはいいが、まだ着てない。というか着られない。広げてもたぶんたためない。いちおう本などを読んで練習してみるつもり。

なんつーか、和服の似合う若旦那っぽくなりたい。なんかの二代目って感じの。

ちかぢか、男性用の着付け教室(短期)みたいなのにも通う予定です。

──なあ、こいつはいったい何をめざしてるんだろう…… ( ´д) ヒソ (´д`) ヒソ (д` )


■諸般の事情で、明日、R-1グランプリの敗者復活戦を観覧できることになりました。ので、明日はお台場に行ってきます。一人で。


■いま、Samplitudeというソフトに興味があります。ので、音楽制作PCにSamplitudeのデモ版をインストールして、ちょこちょこといじり中です。

思ったよりは複雑ではなさそう。だけど、カーソルをいろいろと切り換えるのがなかなか慣れず(時間の問題だとは思いますが)。メニューが英語なので日本語化されたら嬉しい。けど贅沢は云わない。

というか、まずはLive 8をちょっとでも使いこなさないとなー。


■いちばん喜ばれない沖縄みやげ。それは、


■今月の電気代は8400円。半蔵商店です。


■さて、今回はおみやげの話(いちおう、まだ沖縄シリーズ続いてます。びっくりですよね)。

ヒト科ヒト属ヒト様に旅先や帰省先のおみやげをさしあげても、たいして喜ばれないことがあります。贈るほうにとっても贈られるほうにとっても避けたい事態ですね。贈るほうにとってはお金とおみやげを持ち帰る手間がもったいないし、贈られたほうもおみやげをどううまいこと片づければいいかに悩まされます。

では、沖縄みやげでいちばん喜ばれないお菓子はなにか?

重要なテーマですね。

これはまあ、あくまでも個人的な見解だということをお断りした上で書くのではありますが、ずばり、紅芋タルト、です。


■拙僧の90歳になります祖母が、昨年、以下のコメントを発表したそうです。

「もう、紅芋タルトなんて見たくもない!」

といいますのも、祖母は離島に住んでおりまして、で、沖縄本島に行ってきた親戚や知人が持ってくるお土産が、かなりの高確率で、この紅芋タルト、なんだそうです。

紅芋タルトとはどんなお菓子か? こうやって半蔵商店をお読みの皆様なら、インターネットに接続できる経済力と技術力、および情報を収集するための国語力があると思いますので、適宜、検索エンジンで検索していただきたいのですが、このお菓子、沖縄みやげとしていま人気があるそうです。

が、飽きやすい。すごい速度で食べ飽きる。


■つづいて、拙僧の友人Aの話。

Aが、日ごろお世話になってる年長の方をなんらかのお祝いごとで訪ねた際、手みやげとしてこの紅芋タルトを差し上げたそうです。が、この方、紅芋タルトを受け取っても喜ぶ素振りすら見せず、ノーリアクションで世間話を続けた、らしいのですね。どうも反応が薄い。

で、この年長の方の身近にいる人が、後でAにこそっと、こう教えてくれたそうです。

「あのねー、紅芋タルト持って来た人、君で5人目」

Aは、これであの反応の薄さに合点がいったらしい。


■そういえば、おれも沖縄に帰省してた妹から、おみやげとして紅芋タルトを渡されたことあるけど、そのとき妹は、

「ごめんねー」

と謝ってたっけなあ。「謝り」がセットになってるおみやげってなんなんだよ…。


■たしかに紅芋タルトは見た目が派手だし、空港のどの売店でも買えて手に入りやすいから、ついつい買いがちだけど、これだけ流行ってると逆にありがた味が薄くなってるのかもしれない。

ということで、紅芋タルトを買うときは気をつけよう、というお話でした。わざわざおみやげ渡して嫌がられるのは、おみやげ渡さないでなんとも思われないのより辛いからね。



# 不要なおみやげと年賀状と献本を鬱陶しがってられるうちが人生の華です。

# あと、北海道のなんとかポテトというおみやげは
# 生産量が少なくて珍重されてるらしいですね。先日食べた。うまかった。
## これを真似たお菓子がそこらへんで普通に売られてるとも聞いてますが…。


■眠い


眠いのでまた日を改めて更新します。ZZZ (ーωー)



いや、眠い。



あと、Liveとは別にもうひとつDAWを買おうかと思ってます。Liveで音を作り、もうひとつのDAWで音をまとめる、というイメージ。なぜLiveだけで完結させないかは、眠いのでよく分かりません。


■年末年始に沖縄で撮った写真、大きいほうのデジカメ篇


■あけましておめでとうございます(旧暦)。半蔵商店です。

そう、今日はバレンタインデーとかいう昭和くさい日でもありますので、増谷キートンのこのネタをYouTubeであれするなどしました。


■では今回は、前回に引き続き、沖縄で撮った写真を載せます。大きいほうのデジカメ篇(Canon EOS 30D)です。

しかし、さっきデジカメのフォルダを整理して気づいたんだけど、二週間近く沖縄にいて、このEOS 30Dで撮った写真って二十五枚だけなのな! あんな重い思いしてカメラ運んでたった二十五枚。もっとたくさん撮ってやらないとなーと思った。カメラがすねる。


■では、写真。

パルミラ

ダンボール函

ジミー

三枚だけです。一枚目は、コザのパルミラ通り。二枚目は、那覇の市場。三枚目は、ジミーです。ジミーは沖縄ローカルのスーパーで、輸入物の食品や雑貨がガーッと並んでて、店内のBGMがハワイアンだったりします。そういうとこが個人的には、'90年代のまりんのCDっぽいなあと思ってます。この宜野湾市の大山店がいちばんまりんっぽいです。


■話は変わりますが、このごろは季節の変わり目だからか、やたら腹が減る。


■年末年始に沖縄で撮った写真、小さいほうのデジカメ篇


■金ならあります。半蔵商店です。

マクドナルドのニューヨークバーガー feat. フライドポテトのMを食しました。マクドナルドって、あれだな、ハンバーガー類よりもポテトがうまいね。うまいって云っても、ほんとうのうまいじゃなくて、きわめてジャンクフード的なうまさなんだけど。まあ酒のつまみにはなる。

おかげさまをもちまして、ポテトうまかったという記憶しかない。どんなんだったっけ? ニューヨークバーガーって。


■といった理論に基づきまして、今回も沖縄シリーズ(なんでこんなに長引かせる必要があるのか、もはや自分でも分からない)の一環として、この年末年始に沖縄で撮った写真を載せます。たたたーっと見てください。

時刻

ボタン

箱

農連

花

階段

会社

ヤミたばこ

バイリーン

看板

Tシャツ

魚類

サンドイッチ

市場

サンドイッチはね、沖縄の国道沿いによくある、マンガ雑誌や花札のテーブル型ゲーム機を置いてるようなタイプの喫茶店のサンドイッチです。どんなメニューにもアイスティーがサービスでついてくる感じの。

こういう店もやはり、牛丼屋とかファミレスとかの全国チェーンとかに圧されていくんだろうか。


■那覇で見つけた、ビクモンの名残り


■今日は休日出勤だったんですよ。非文明的ですね。でも帰りに渋谷で、THE GEESEとラバーガールが出てくるライブを見たので、良いです。


■で、今日は沖縄で撮った写真をとことこ載せる予定だったのですが、もう眠いので、とりあえず二枚だけ。

ビクモン

ビクモン

那覇の商店街で撮った「ビクモン」の看板です。ビクモンは沖縄ローカルのハンバーガー屋で、かつては沖縄のいろんなところにチェーン店があり、全盛期にはテレビCMまで流れてたそうですが、次第に店の数は減っていき、コザにあった最後の一店が'08年に閉店してしまいました。というのはこのブログをお読みの方ならご存知かと思います。ご存知じゃなかったらすいません。これを機にご存知になってください。でも、ご存知じゃなくてもいいと思う。知識や情報なんてのは、各人が適宜、取捨選択していけばいいと思う。


■しかし寒いなー。火曜日の暖かさに油断して体調を崩してる人も多いのでは。


■沖縄にはなぜ変な色のアパートがあるのか、他


■ゴンゾー商店です。

といった意味も含めまして、まだまだ続く沖縄帰省篇です。

といっても、帰省してたのはもう一ヶ月も前のことだし、一ヶ月寝かせるほどの話題でもないのですが、せっかくなので書きます。

(こうやって、「ブログに書こう」とストックしてたことをほんとに一つ残らずブログに書こうとするのも、貧乏性の一種なのかもしれない、と定期的に思う。アイデアの貧乏性というか。アイデアのストックなんて変に活かそうとせず捨てたほうが良い場合も多々あるのにね)。


■なぜか沖縄では、妙な色のアパートをときどき見かける。真っ黄色、真っクリーム色、真っオレンジ色など。

さらに、実家の比較的近所にて真っペパーミントグリーンのアパートを見つけた。もうね…。

コザミュージックタウンも配色が変だしなー。そういえばコリンザを初めて見たときも、その色にがっかりした。建物の色を決める職業の人いないのか? 沖縄には。


■実家で、William Basinskiの『Silent Night』を聴いていたら、妹が部屋に入ってきて、

「これ、なんの音?」

と、いささか不安気な顔で訊ねられました(基本的なサウンドアートあるあるです)。

なんの音って、だから、William Basinskiの『Silent Night』ですよそりゃ。


■コザの個人商店では、電卓やレジよりも、いまだにソロバンが優勢です。

なかには、紙にボールペンで筆算、という店もありました。


■で、コザの個人商店に立ち寄るたび、十中八九、焼きそばUFOを買います。安いし、たくさん買っても保存がきくから。

でも、今回の滞在から、歯ブラシも買うようになりました。東京に持って帰れるからね。さすがにUFOを何個も抱えて飛行機に乗るわけにはいかない。笑

で、このたび入手したのがこちらの歯ブラシ。ハイネット

ハイネット

子供用の箸入れぐらいにはなりそうな立派なプラスチックケース。この「ハイネット」というロゴの昭和っぽい書体。さらにこんなケースに入って150円という謎の価格設定。歯ブラシ本体よりケースのほうが高いような気がします。


■──という、地味なエントリでした。

次回こそは、海外ニュースサイトから集めてきたiPad批判とか最新ライフハックとかおもしろ風刺マンガ(日本人にはちょっと伝わりづらい)とか、そういうのを翻訳して載せたいと思いますのでよろしくお願いします。


■iPodを、Appleより先に国内メーカー社員が開発したとしても、上司はこのようにもみ消したのではないか。(という小芝居)


■年末に、沖縄の居酒屋にて友人と、

「会議で新製品『iPod』を提案した若手社員をことごとく否定する国内電器メーカーの先輩社員ごっこ」をしました。


MD全盛期の199X年、世界は核の炎に包まれた。とある国内電器メーカーの若手社員(28)は、画期的オーディオプレイヤー『iPod』を企画する。彼は、デジタルオーディオ全盛時代の到来を見据えて、社内会議でこの『iPod』のプロトタイプを発表した。しかし、いろんな部署の先輩社員たちは、このiPodを理解しようとはせず、ひたすらケチをつける──という設定です。

で、おれと友人が入れ替わりでいろんな先輩社員たち(数人ぶん)を演じ、若手社員とiPodにやいのやいのとケチをつけ続けます(念のため書きますが、若手社員役はいません。あくまで先輩社員だけを演じます)。

あと、とりあえず時代設定は1999年にしておきました。


■こんな感じです。↓


「これMD聞ける? 聞けないよね? じゃあ、これまで録り貯めてたMDはどうなるわけ? 捨てろ、ってわけですか」


「…うーん……わざわざMDから乗り換える必然性が、あんまり感じられないかな、っていう………」(右手でアゴを触りながら)


「君ね、いまMDがこれだけ普及してるんだよ? MDウォークマン使ってる人が、わざわざポータブルプレイヤーを買い直すと思う? そういう数字(=消費者アンケートの結果など)、出てるの?」


「新しい曲を入れるたびにパソコンにいちいちつながないといけないからねえ、こういうのは……。そんな面倒なことする人、いる? 僕だったらつなぎたくないなあ」


「あと個人的に引っかかるのは、やっぱり、『こんな大きな画面いらないでしょう』ってとこですね。表示機能は2行もあれば十分だよ、と思ってます」(ちょっと小声でちょっと早口のメガネ)


「だいたいなんで色が白なの? 他社さんのウォークマンとかで白なんて見たことある? ないよね? それはね、なんでかっていうと、ポータブル機で白は売れないからなんですよ(笑)。売れません(笑)、白じゃ(笑)」


「なんでこのボタン配置なの? おかしくない? 一列に並べない意味は?」


「だいたいボタンでかすぎでしょう……。ボタンの部品のコストいくらかかると思ってるの?」


「…うーん……わざわざダイヤルを回して操作する必然性が、あんまり感じられないかな、っていう………」(右手でアゴを触りながら)


「あのー、しかもこれ、カセットのウォークマンと同じくらいの大きさなんですよね(笑)。もっと小さくして欲しかったなー、っていう(笑)。いまから出すんだったらサイズをMDより小さくしないと、はっきり云って意味ないです(笑)、こういう製品は(笑)」


────かくして、この若手社員(28)は、画期的新製品・iPodの開発をあきらめるのでした。で、この企画会議は、新色のポータブルMDプレイヤーを市場に投入しましょう、という結論が出て幕を閉じるのだった。完。


■このようにして、他社に先を越されたり世に出なかったりした画期的な新製品ってのも、世の中にはけっこうあるのかもしれませんね。

──というか、居酒屋でなにやってんだ? お前らは (゚д゚;) (゚д゚;) (゚д゚;)

ほんとですよね。


■那覇の市場にて≪豚さん篇≫


■はい、では、R-1二回戦のことも一通り書いたし、つけ麺のことも書いたし、今日もつけ麺を食べたので、ふたたび年末年始の沖縄帰省シリーズに戻ります。

──え? その話題まだ続ける? (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

もちろん。元手がかかってるので。


■では今日は那覇の市場で見かけた、かわいらしい豚さんの写真をご紹介しますー。

まずは正面。片手をあげて挨拶してくれてます。

正面

次は横顔。

横

ちなみに後姿は、だいたいこんな感じです。合掌。


■ところで、つけ麺の具で、たまに単にしょっぱいだけのチャーシューあるよね。


■つけ麺など、如月半蔵近況


■今日は立春ですね。もう今年も終わりだ。

しかしこう寒くなると活動時間が短くなって作業効率が落ちてにんともかんとも……と毎年似たことを云ってますな。

では近況報告など。


■先月、つけ麺、なるものを初めて食しました。三十一歳にして。

というのも今まで、「つけ麺なんて、メディアが仕掛けるブームに乗せられやすいスッテンコロリ之助さんたちが好む食べ物でしょ?」なんて思ってたんですね。すいません。

きっかけは、正月に実家で読んでた『恨ミシュラン』で、そこに西原理恵子おすすめの江古田のつけ麺ってのがちらっと載ってたんですね。それでまあ江古田は近いからちょっと行ってみようと思いまして。

「なんでわざわざ熱いスープに冷たい麺をつけて食べなきゃなんないんだ? だいいちラーメンよりも食べるのが面倒ではないか」と思いつつも、その麺のひんやり感がなかなか悪くなく、気に入ってしまいました。

いま数えてみると、一月十一日につけ麺デビューして以来、一月だけで十一回もつけ麺を食べてました。覚えたての時期のペースってすごいもんがありますね。ちなみにお店で八回、家で三回です。家ではね、買ってきた麺に、濃い目に作ったインスタントラーメンのスープをつけるという適当なもんなんだけど。

ちなみに今月もすでに二回食しました────とか、こういうこと書いてると、ラーメンブログとかにありがちな「ラーメン屋に行った回数と食べた杯数がアイデンティティの一部をなしてる人」みたいな感じになり、いずれは「つけ麺好きな自分」という自己像を維持するためにつけ麺屋に通う人になってしまう可能性があるので気をつけたいところです。

ところで昨日、ヒトから教えてもらった渋谷の某有名つけ麺店に行ったのですが、カウンターにめちゃめちゃ客を詰め込んでて、ほんとに文字通り「肩身が狭い」という感じで食さねばならず、スープもベタベタ甘かった。ひさびさに「ヒトから教えてもらった“美味しいラーメン屋”はだいたい美味しくない」の法則。しかし、こんな店が人気らしく、そういえば土曜の昼に行列が出来てるのを見たことがある。意味わからん。


■Ableton Live 8を、音楽専用PCにようやくインストール。オーディオの設定を間違えて動作が固まったりして、焦ったりしつつも、なんとか設定を整える。4から8へのバージョンアップなので、細かいとこで勝手が違う。いろいろ覚えること多いなーと思いつつも、自分のやりたいことが出来れば別に全部は覚えなくていいんだよなーとも思う。

ところで、最初はMAX for Liveも同時に買う予定だったので、『はじめてのMax/MSP/Jitter』って本をあらかじめ買ってたんですね(高校一年生みたい、笑)。でもいまのとこはMAXの方まで手が回らないかも、という感じです。


■先日も書いた、落語少年のこの動画をまた見る。なんというか、“才能”そのものが着物を着てる感じですね。

で、この子は先日エンタの神様にも出てたらしいんですね。このブログにもちょくちょく登場する、おれの友人であるところの芸人は、NSC(吉本の養成所)を卒業し芸人デビューして、エンタに出るまで9年かかりました。でもこの少年は、この世にやってきてわずか7年でエンタに出てる。やはり只者じゃないです。


■あ、R-1二回戦では、初めて生の「楽しんご」も見ました。面白かったです。っていま調べたらこの人プロの整体師でもあるんですね。意外だ…。

って書きながら、「楽しんご」をPCに単語登録しなければ、と思った。ので、しました、今。


■その他、R-1ぐらんぷり2010二回戦について


■では、その他、今年のR-1二回戦について。


■とある芸人さんが披露していたあるあるネタの中に、

「エアコンのリモコンに表示されてるデジタル時計って、たいてい合ってないよね」

というのがあったんですね。

でも、実はおれも以前、

「沖縄人のクルマのカーステレオのデジタル時計って、たいてい合ってないよね」

というあるあるネタを作ってたのです(そして、ずっとブログに書きそびれてたのです)。

あー、おれがこのカーステレオのあるあるネタを舞台でやったら、前者の芸人さんのパクリだと思われるな。舞台であるあるネタをやる予定はないのですが。

でも、沖縄人のクルマのカーステレオのデジタル時計って、たいてい合ってないよね? 新車でもない限り。


■M-1の二回戦を見に行ったときもブログに書いたけど、R-1も一回戦・二回戦くらいまでは、「声がちゃんと出てるかどうか」で勝負がかなり決まってるような気がする。ネタの構成考えるよりは、発声練習をちゃんとしたほうが勝ち残れるかも。とか書いてしまうのは不用意だけれども、でも、そう思った。


■ふだん吉本のAGE AGE チャレンジとかで見慣れてる芸人がR-1に出てくると、とくにファンじゃなくてもなんか親近感が湧いてくるね。


■で、畑中しんじろう、面白かったです。この人は、ローラースケートで滑りながら「セイントセイヤ(変換めんどくせえよ)」の歌を歌いながらなんかする、というエクスペリメンタルな芸で知られるのですが、今年のR-1ではローラースケートでセイントセイヤを歌いながら、紙粘土で雪だるまを作ってました。おもしろい。

この人は以前、「ハイ・アンド・ロー」というコンビで、どちらかというとTHE GEESEやラバーガールのようなタイプのネタをやってたのですが、いまはローラースケートでセイントセイヤです。人生いろいろあります。


■才能のある人は、6歳でも世に出る


R-1ぐらんぷり2010の二回戦を見てきたわけですが(1/301/31)、印象に残った演者の中に、落語をする二人の小さな兄弟がいます。

長年やってるプロの芸人でも一回戦で落ちることが珍しくないR-1なのに、その若さで二回戦進出はすごいなー、というか観衆を前にネタを披露するってだけでもすごいよなー。と、感心することしきりでした。


■調べてみると、公式サイトがありました。メディアにちょくちょく出てて、賞も受賞するなど、もう有名人なんですね。


■そしてYouTubeで見つけた、こちらの動画

弟くんの落語なのですが、おれはもう枕だけで笑いました。お急ぎの方も、最初の三十秒だけでも見たほうがよいです。

枕だけじゃなく、どこを切っても面白い。


■で、この子の落語はなぜ面白いのだろうか。

・「目立ってやろう」「うまいことやってやろう」みたいな作為が、自意識の中にないからだろうか。

・失敗を恐れてないからだろうか。というかひょっとすると、“失敗”とか“恐れる”とか、そういう概念自体がまだあんまり無いかもしれない。

・ためらわず、恥ずかしがらず、表情作りや仕草などを全力でやってるからだろうか。いい意味で、セーブすることを知らないというか。

・子供が人前で芸をすると、自動的に「大人のパロディ」という要素が加わる。それもボーナスポイントになってるかもしれない。

・やはり、幼いうちから何かに取り組むというのが大事なのではないか。


──などなど、自分なりにいろんなことをしばらく考えました。この子個人の資質と、世間の子供一般の資質とを、あんまり分けて考えなくてすいませんが。

それと、この子は自分の才能をどこまで客観的に把握してるんだろう。そういう点もちょっと興味あります。


■この項に結論らしきものは用意してないですが、すごい子っているものですね。

楽しそうに惜しみなく才能を発揮してるこの感じ。うらやましいくらいです。


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■ところで、上記の話題とは全く別に、ここ最近

「おれもそろそろ落語を聞こうかなー」( ・ω・)

と、うすうす思うことが多くなってたんですね。まあ、思うだけに終わるかもしれないですが、機会があれば寄席に行くなりCD買うなりして落語方面も少々たしなんでみようかと。


■R-1ぐらんぷり2010 二回戦を見学してきました。今日も。


■そして今日も、R-1ぐらんぷり(だから、この平仮名表記どうにかならんか)2010のために、半蔵は半蔵門の方まで行っておりましたよ。出てません。見るほうです。

今日は別に友人は出ないし(あ、友人の相方は出てましたが)、もともとは行く予定はなかったのですが、なんか昨日のライブがけっこう楽しかったので今日も行きたくなってしまったのです。

(昨日のレポートを朗読あるいは黙読したい方はこちらをクリック。)


■さて。悪口を先に云っといて、あとから褒めたほうがイイ人っぽく見えるから、とりあえず悪口の方から先に書いときます。

おれは4時から見始めたのですが、えー、今日は単なるゲテモノの割合がどうもいささか多いような気がしました。日曜の夕方という時間帯には見たくない。というか日曜の夕方以外でも見たくない。

「じゃあ最初っから見に行くなよ」とか云いたがる人が人口の何パーセントかは必ずいるから説明しとくと(親切ですね)、どんな藝人が出るのかはわかっても、どんな順番で出てくるのかまでは分かんないんですね(それと、どんな芸をやるのかも当然わからないので)。

でもまあ、いろんなジャンルの人が出てくる性質のコンテストだから、これはしょうがないですね(とはいえ、「なんでこの人一回戦突破できたの?」って人もチラホラ……)。


■それと、これは誰が悪いって訳ではないんだけど、これだけ連続してピン芸人が出てくるとどうしても、凝った衣装の、キャラの濃そうな(≒めんどくさい設定がありそうな)人がステージに出てくるのを見てるだけで疲れるようになってしまう(じゃあ最初っから見に行くなよ)。

以上、悪口終わり。


■とまあ、いろいろ書いたけど、もちろん楽しかったですよ。BBゴローの稲川淳二を初めて生で見た(これはあとで弟に自慢します)。ピース又吉、くじら、GO!皆川。あとスリムクラブの二人のピンネタも見ました。この他、名前は忘れたけど面白い人は何人かいました。

それと、大重わたる(敬称略)、やっぱりすごく面白い。



【付記】
■おれの調査によると、おれはどうも丸刈りにフチの太いメガネの藝人さんにはあまり素直に感情移入できないようだ。なんでだろう。

■ゴンゾーは生で見るとすごいっすね。


■R-1ぐらんぷり2010 二回戦を見学してきました


R-1ぐらんぷり(この平仮名表記どうにかならんか)2010のために、半蔵は半蔵門の方まで行っておりましたよ。出てません。見るほうです。藝人の友人が二回戦に出たんですね。

あと、R-1のステージをまだ見たことがなかったので、どんな感じで行われてるのかなーと見学する意味もあります。

以下、このブログには珍しく、見てきたものの感想などをつらつらと書きたい気分になったので、以下、このブログには珍しく、見てきたものの感想などをつらつらと書きます。


■4時ごろ会場に着いたところ、ステージ上はちょうど友近がネタを終えてはけるところでした。パッと見、あのピザ屋のおっさんネタだったっぽい。見たかった…。


■キャプテン★ザコは、2分15秒で強制的に暗転し爆発音が鳴るというルールをうまく活かしてた(それと、その舞台効果が本人の芸風とキャラクターによく似合ってた)。と思った。


■上原さくら、という名を司会者が読み上げたので、まあ同姓同名の別人だろうと思ったら、あの上原さくらが出てきた。


■「江戸あるある」というのをやってた芸人がいました。おもしろかった。この「江戸あるある」っていうジャンル名からしておもしろい。


■ヨージ(モテたい部)が出てました。ヨージ氏は単独ライブを数回見たことがあるのですが、こういう複数の芸人が出るライブで短い尺のネタを見たのは初めて。わずかな時間で独自の世界を完成させてました。二分間で、まったく違う切り口のネタを三個くらいやってて密度濃かった。


■渡辺直美を初めて生で見た。迫力あった。


■“はいじぃ”はシアターDでは絵をスクリーンに投影しますが、今日は23インチくらいの液晶ディスプレイを使ってました。


■五六歳くらいの、ほんとに小坊主みたいな、着物の男の子が座布団もって出てきて、ステージの上にちょこんと座って落語を始めたときは度肝を抜かれた。

こんな小さい子も頑張ってるんだなあ。それにひきかえ、おれは何を頑張ってるんだろうか。そもそも頑張ってるのだろうか。頑張っているつもりになっているだけではないか。いずれ頑張ろうなんて思ってはいないか────と自分自身を振り返ってしまいました。


■ちなみに、エントリ冒頭の友人は二回戦突破はなりませんでした。残念。また来年。


■個人商店風ファミリーマート


ええ、「沖縄の個人商店風ファミリーマート」というのがあってもいいと思うんですよ。

入り口のチャイムは、「チャラララララン♪ チャララララン♪」という例のメロディーではなく、

♪ピポピポピポピポ ♪ピポピポピポピポ

という電子音(これ伝わってます?)。もしくは、

[ ゚д゚] イラッシャイマセ イラッシャイマセ

という、インダストリアルなロボット声(これ伝わってます?)。

で、入り口に島ぞうりとバナナがぶら下げられて売られている。

で、店員は当然ながらおばあちゃん。もしくはおじいちゃん。

で、夏はシャーベットを50円で売っている。

で、棚にはゴロンと冬瓜が転がっている。

で、レジもバーコードとかじゃなくて、そろばん。

で、パンが置かれてる棚だけはなぜかガラスケース。

で、カップラーメンの種類が少ない(基本的な銘柄しか置いてない)。

で、オレンジ色のゲーム機(20円くらいでできる)が軒先に置かれている。

で、カウンターでトランプと花札を売っている。

日本中のファミリーマートがそうなってほしいとは云わないが、せめてうちの近所のファミリーマートだけでもそうなってほしいものです。

(ここまで書いて気づいた。別にファミリーマートじゃなくてもいいなこれ。コンビニならどのチェーンでも可。)





あ、話がとつぜん変わりますが、例の宮崎哲弥似の感じ悪い店員がいる近所のファミリーマートに行かなくなってから一ヶ月以上経つ。こんなにも行かなくなるもんだとは自分でも意外。


■中年オタクと最近のアニメ


■前回の4歳と7歳の話に続いて、今度は年上の人の話。


■親戚にオタクの中年男性がいるのですが、この人も元日の親戚の集いに来てました。

以前この人からパタリロのCDを借りてたので、それを返したりしつつ(去年の元日に借りて今年の元日に返したので、ぴったり一年ですね←それがどうした)、しばし会話しました。


■この人は、おそらくはオタク族という言葉が発明される前からオタク(おもにアニメ+特撮。以前はオーディオマニアでもあった)だった人なのですが、この日も、

「おれはまだまだオタクを辞めない」

というマニフェストを発表してくれました。ちなみに53歳です。木根尚登と宇都宮隆より一つ上です。小室哲哉より二つ上です。


■で、この人に「最近のアニメって見ます?」

と訊いたら

「うん、見るよ。『魔方陣グルグル』とか!」

という答えが返ってきました。それあんまり最近じゃないです…。


■──っていうだけの話ですが、なんか書き留めておきたかった。

だめですか、つまらないですか、ライフハック記事とかのほうがいいですか。海外サイトから転載した「思わず笑ってしまう変わった表情の猫の写真15枚」とかのほうがいいですか。


■'00年代生まれの子供が、ドリフやひょうきん族を嗜んでいた件


■( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)セーーガーーー♪

といった意味も含めまして半蔵商店です。いろいろ落ち着いたので、この冬の帰省シリーズを再開します。まだちょっと書き残したことがあるので。


■この元日に親戚の家に集まって、みんなで料理をつまみながら、かくし芸大会を見てたときのこと。

かくし芸大会は今年で最終回ということで総集編のようなことをやっていて、歴代の懐かしい映像が次々と流れてました。

で、画面に出てくるそれぞれの時代ごとのタレントを見ては、みんなでああだこうだ云ってたんですね。


■そんななか、加藤茶が画面に登場しました。

するとすかさず4歳の甥っ子が、

( ´・∀・)「あっ! 加藤だ!」

と言い放ったんですよ。


■なあ、なんで'05年生まれの4歳児が、加藤茶を加藤茶と認識できるんだ?

と、不思議に思ってたところ、この甥っ子の母(おれの従姉にあたります)がこう云ったのです。

「あー、この子ねー、最近『全員集合』のDVDにはまってて……」

全員集合て。昭和か。昭和の子供か君は。見るならもっと、ほら、ポケモンとかじゃなくていいのか。


■そしてしばらくすると、テレビの画面には、明石家さんま扮する「アミダばばあ」が出てきました。

すると、さっきの甥っ子のお兄ちゃん(7歳)が

( ´・∀・)「あっ! アミダばばあだ!」

と言い放ちました。だーかーらー、なんで7歳がアミダばばあを知ってるんだ?


■で、この子の母によると、

「この子はひょうきん族のDVDが好きでねー」

とのことでした。ふむ。


■00年代生まれの子供たちの心をもつかむ80年代バラエティ番組、恐るべし。

と思った'10年代の初日でありました。


■ちなみに、彼らの母である従姉には、

「次は、元気が出るテレビのDVDを見せた方がいいのでは」

と提案しておきました。



【付記】
現代は過去のコンテンツに接触できる環境がだんだんと整ってきつつあるので(DVDボックス、CSの再放送、YouTube等)昭和コンテンツに親しむ現代っ子、というのはどんどん普通になってきてるのかもしれません。


■quiet laboratory 1.1、終わりました。


“quiet laboratory 1.1”が終わって一夜明けました。お越しいただいた方々、ありがとうございました。

当初の予想(5人)を大幅に上回る、14人という動員数を記録しました。[1]冬の深夜、[2]ものすごく直前の告知、という状況を考えると驚異的な数字です(もちろん、これがなくても来店したであろう、お店の常連さんを含めての数字なのですが…)。


■会場となったBULLET'Sは、かねてから興味のあるお店でした。というのも、このお店はもともと“AMBIENT BAR”という珍しい肩書きで始まったそうなんですね。今回はそのBULLET'Sでアンビエントの電子音楽をいろいろかけることができて良かったです。William Basinskiの「Watermusic」はけっきょく三十分くらいかけてたな。


■反省点としてはいろいろ書くとキリがないのでひとつだけ。ビートのあるものを少しくらいはかけてもよかったかなと思いました。

というのも。以前、某氏と、Polygon Window『Surfing on Sine Waves』に「Quoth」が収録されてなかったら、比較的印象の薄いアルバムになっていたのではないか、という話になったんですね。「Quoth」が入ることによって、より他の曲のストイックさが引き立てられているというか。

なので今回も、一時間に一曲くらいは120BPMくらいの四つ打ちの曲(たとえばオーブとか)をかけるなどしたほうが、メリハリついて構成も引き締まり、他の曲がよりアンビエントらしく聴こえたかもしれない。


■……なんて個人的な反省文を長々書いてますが、寒いなか来てくださった方々、機会をくださったBULLET'Sの方々、改めてありがとうございました。


■さてこれから、DJに使うためにそれぞれのCDケースから取り出してCDファイルに納めたCD約七十枚を、CDファイルから取り出して再度それぞれのCDケースに納める、という、ものすごくPCDJ用のノートパソコンが欲しくなる作業に入ります。


■今晩は西麻布BULLET'Sにて


quiet laboratory 1.1

23時よりquiet laboratory 1.1です。

あんまり、というかほとんど宣伝してないので、すごくのんびりした感じになると思われます。笑

暗いのとか、怖いのとか、重いのはかけません。あと、かまいたち「はちゃめちゃ姫」や、リエ・スクランブル「文句があるなら来なさい!」などもかけませんがよろしくお願いします。


■quiet laboratory 1.1のページ作りました


あさっての“quiet laboratory 1.1”のページを作りました。こちらです。今回は紙のフライヤーは印刷しておりません。なにぶん急なので…。

前回よりもさらに気楽な感じでできれば、と思ってます。お気軽にどうぞ。

BULLET'Sのページにも出てますね。


■砂原良徳Tシャツを手に入れました


■今日(1/19)は暖かくて過ごしやすかったです。もう春ですね。


■さて先日、砂原良徳Tシャツを手に入れました。拙僧ぐらい修行を積むと、法力でこういうのが手に入るのです。


■一枚目。オレンジ色のTシャツ。“TAKE-OFF AND LANDING”って書いてあります。

砂原Tシャツ

砂原Tシャツ

タグに書かれたサイズは「14-16」となってます。


■二枚目。赤いTシャツ。“TUA 100th Anniversary”と書いてあります。TUAとは、新宿の地下にある東京地下空港(Tokyo Underground Airport)のこと。その百周年を祝って作られたノベルティです。

砂原Tシャツ

砂原Tシャツ

サイズは米国のSです。なので、日本のMくらいです。たぶん。


■どちらのTシャツにも、この「Ki/oon Sony Records NOT FOR SALE」というタグがついてます。あと、タグによると一枚目のTシャツのボディは「Fruit of The Loom Best」で、二枚目は「Fruit of The Loom Heavy Cotton」なんだそうです。

砂原Tシャツ


■このようなノベルティグッズは、実は集める趣味があまりないのですが、見つけたタイミングが良かったため、その運命をことさら拒むこともないだろうと思い入手しました。これも仏縁です。


■先日、砂原准教授が公式サイトを更新しました。昨年のサントラとライブに続き、今年も何か動きがあるかもしれません。でも動きがなくても待ってる。干支が変わっても待ってる。


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■1/22(金)23:00より、「quiet laboratory 1.1」です。場所は、西麻布のBULLET'Sです。アンビエント、ドローン、などの電子音楽を流す一晩。踊り疲れた'00年代のチルアウトにどうぞ。


■Ableton Suite 8


箱が逆

■昨日、渋谷の楽器店でAbleton Suite 8(Live 8+音源いろいろ入ったセット)を買いました。Live Lite 4からのアップグレードです。

このソフトの値下げキャンペーンは1/15で終わってたのですが、日ごろの行いが良いので、無事キャンペーン価格で手に入れることができました。


■ですが今日になって、さらに安く売ってるところを見つけてしまった…。('A`)

昨日買ったやつはまだ封を切ってないので返品して、ここで買い直そうかな、とか器の小さいことを考えてしまった。


■ちなみに最初は本国のAbletonから直販しようと思って、Abletonの買い物サイトで実際にいろいろ入力してたんだけど、「いくらか分からんけど関税がかかるよ」みたいなメッセージが出たので、なんかちょっと不安になって、やっぱり楽器屋で買おうってことにしたのです。


■なお、この二ヶ月くらい前にはすでにLive 8の教則本も買ってました。初めて楽器を始める中学生みたいな気合いの入れ方ですね。


■さてお知らせ。1/22(金)23:00より、西麻布のBULLET'Sで、quiet laboratory 1.1を、します。アンビエント、ドローン、などの電子音楽を主にかけます。冬っぽい選曲にする予定です。

これが終わったら、Live 8をいろいろいじることにします。


■quiet laboratory 1.1のお知らせ


■お知らせです。1月22日金曜日に、西麻布のBULLET'Sにて、

quiet laboratory 1.1

を、おこないます。

なにぶん、おととい晩に決まったことなので、いささか急な話になってしまいました。


■このquiet laboratoryとはなにかと説明しますと。

もう、ほんとに、半蔵がアンビエント/ドローン寄りの電子音楽のCDを淡々とかけつづけるという、それ以上でもそれ以下でもない営みです。

端的に云うと要するにDJイベントなのですが、「イベントです!!!!!(`・д・´)」という気合いの入った感じではなく、もっと気楽で肩の力の抜けた、なんというか深夜の図書館というか、深夜の喫茶店というか、そういう感じです。チルアウトルームしかないDJイベントと云いましょうか、クラブまるごとチルアウトルームと云いましょうか。

題:quiet laboratory 1.1
時:平成22年1月22日(金曜) 23:00〜翌5:00
所:BULLET'S(西麻布)
お代:無料
選曲:半蔵
ジャンル:アンビエントやドローンを中心とする電子音楽。おもにノンビート。

上記の通りチャージ無料ですので、銭湯帰りにふらっと立ち寄る感じでお気軽にどうぞ、


■'08年9月に行った前回の『quiet laboratory 1.0』における、「ドローン以外の、箸休めの音楽(テクノ、エキゾ等)がちょっと多かった」という反省点をかえりみまして、今回はますますドローンを多くします。

前回やったWilliam Basinskiの『Watermusic』と『Watermusic 2』の二枚遣いは、今回もやってみますね。


■ちなみにこのBULLET'Sというお店の中はこんな感じです。ソファーやクッションが置いてあって、気楽に寝転がれます。

当日は、読みたい本をお持ちになり、ごろごろしながら音楽に耳を傾ける──というのが良い過ごし方かもしれません。


■嗚呼、選曲も店内の雰囲気もチルアウトそのものなのに、説明すればするほど「肩に力の入ってる感じ」の文章になってしまう。いかんいかん。

とはいえ、説明しないと伝わらないことも多々あるので、えー、難しいですね、こういうのは。


■掲示板とtwitter


掲示板


■ブログ本文にはほとんど登場しないのですが、この半蔵商店には今や懐かしい掲示板というものがあります。すごくひっそりと。

あまりにひっそりすぎて、このブログを二年以上は読んでるであろう地元の友人に、「え? 掲示板なんてあったっけ?」というリリックをドロップされたこともあります。ちゃんとサイドバーからリンクを張ってるのですが、まあ、ブログのサイドバーってあまり読まれないことも多いからね……。


■ところでなんで掲示板かというと、ブログ特有の「コメントがエントリごとにあちこち分散してしまう感じ」を避けたかったのですね。なのでコメントを一元化するために掲示板を置いてるのです。


■そう。昔々のそのまた昔の'90年代末、みんなtcup掲示板を使ってたものです。テクストサイトの表紙に、【BBS】っていうリンクボタンを貼っていたのです。

そのころは、掲示板の書き込みへのレスは、まあ一晩ぐらいおいてから行うのがわりと普通でした。なので掲示板は一日一回チェックしてればよかった。


■しかし、mixi以降、そのコミュニケーションの速度がどんどん速くなっていくのですね。おれはもう、その時点でついていけなかった。


■そして星は移り時は流れ、長引いた第三次世界大戦もようやく終結した2010年。twitterの人気に象徴されるように、ウェッブでのコミュニケーションはますますリアルタイム性が高まってますっていう人が増えてきてます。


■で、だからってわけじゃないですが、掲示板をちょっと手直しして、画面左に掲示板が、画面右に拙僧のtwitterを表示させるようにしました(上図参照)。

'90年代的サービスである掲示板と、'00〜10年代的サービスであるtwitterの、速度の違いを体感していただけます。


■実はこの画面、去年の秋分の日にはもうできてたんだけど、肝腎のtwitterをなかなか始めなかったもんだから、実際に公開したのはつい昨日のことです。びっくりです。

# なお、副アカウント“hanzo_koza”のつぶやきは、掲示板の画面には表示されてませんのでご注意を。


■twitter始めます。二つ。


twitter

■近年、ハイカラなモボモガの間では、twitterなるwebサービスに、眠いとかメシ食ったとか、あるいはあまり面白くない造語や回りくどすぎて伝わらない私怨などを書き込んだりするのが流行ってるらしいです。

新しいものが苦手な昭和一ケタ世代の拙僧ではありますが、流行り物に背を向けることばかりが能でもあるまいと考え、あと、世事の疎さに多少なりとも歯止めをかけるためにも、このたびtwitterを始める所存でございます。アカウントは「hanzo_tv」となっております。一ヶ目のポストと二ヶ目のポストの感覚がめちゃくちゃ空いてますがあまり気にしないでください。


■twitterを始めることにより半蔵商店の更新が滞るのではないか、という危惧もいささかあり、実際、「管理人がtwitterを始めてから徐々にグダグダになり、いまでは半ば風化しつつある、かつては良質だったブログ」なんてのもあちこちに散見されるわけですが、まあそれもまた'10年代的な風景でしょうなあ(って、なんかここらへんキクチナルヨシ氏風)。


■半蔵商店に書きそびれた話題をtwitterに書くかもしれないし、twitterにいったん書いたことを推敲して半蔵商店に持ってくることもあるかもしれない。ただ、「twitterのほうも読んでないと、半蔵商店本篇も理解できない」みたいなことにはしないつもり。いまのところ。

ええ、自サイト上のコンテンツと、外部サイト上のコンテンツのバランスに悩む'90年代末テクストサイト世代です(なんだそれ)。


■さて。上記のhanzo_tvとは別に、hanzo_kozaというアカウントも作りました。

こちらは、'80年代〜'00年代の沖縄市コザをひたすら回顧していくアカウントです。昔のコザの、超ローカルな思い出を書いていく予定。

これで、コザの人と新しく知り合って、「お気に入りの個人商店ベスト5」を教え合ったりできたらいいなあ。勝手なこと云ってます。


■ということで、よろしくお願いします。うまく行かなくても、一ヶ月くらいは続けてみます。

・半蔵アカウントhttp://twitter.com/hanzo_tv/
・コザの思ひ出アカウントhttp://twitter.com/hanzo_koza/


■あ、gocoupの新作、『gocoupdelic』もどうぞよろしくお願いします。


■那覇の市場にて≪謎の多い自販機篇≫


那覇の農連市場で見つけた自動販売機。「甘い物 色々出ます」と書いてある。

自販機1

自販機2

二枚目の写真のを妹が買ったら、聞きなれないメーカーのブドウジュース(250ml)が出てきました。

マウンテンデューの缶が古いというのもポイント高いです。

自販機3

ところで。この自販機の近くの建物にくっついてた巨大なキャラクター。

謎のキャラクター

これなんのキャラクターだっけ? 見覚えがないような、ないような……。


■那覇の市場にて≪珍しい名前の商店篇≫


珍しい名前の商店

珍しい名前の商店だなあ、と思った。


■那覇の市場にて≪ボンカレー篇≫


■昨日から、音楽制作専用パソコンの設定をあれこれいじったり、デモ版のソフトをインストールしたり、ソフトの教則本を読んだり、外付けHDDを買い足したりしてるのですが、これがなかなかに面倒くさくて。

すごい不毛なことやってるような気になっちゃうんだよな。「こんなことやるヒマあったら音楽作りたいんですけど!!!」って気分になってしまう。あー面倒くさい。もうgocoupの次回作はウクレレの弾き語りにする。あ、新作『gocoupdelic』よろしくお願いします。東京県と沖縄県とアマゾン県で売ってます。


■さて、沖縄で撮ってきた写真を。那覇の農連市場にて。

ボンカレーゴールド

ボンカレーファイブスター

那覇の市場というと、公設市場が有名ですが、この農連市場も渋くて良いです。

那覇の市場と商店街は全体的に好きです。ここらへんについての話は、うまくまとまったら改めて書くかもしれない(書かなかったらすいません)。


■沖縄市で見つけた難易度の高い落書き。その二


■どうも。きのう銀座のアマンドで、席に着くなり不機嫌そうなウエイトレスに

ドサッ

とメニューを無言で投げ渡され、その十数秒後、いったんハケたあと再度ツカツカツカといらだたしげな足音を立てて歩み寄ってきた同じウエイトレスに

カツン!

とやはり無言でお冷やのコップを置かれた半蔵です。こんにちは。

ちなみに拙僧は、この手厚い接客に感動して、その十秒後には店を出てしまいました。さすがアマンド。老舗としての風格を感じさせる、きめ細かい洗練されたホスピタリティです。みなさんも銀座にお出かけの際は、ぜひアマンドに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


■さて、前回につづき、沖縄市内で発見した落書きを。

落書き1

落書き2

落書き3

うん。分からない。


■ちなみにこの落書きの近所には、変な顔に「コザのB-BOYたちよ。コザを盛り上げようぜ!」みたいな変な吹き出しがついてる変なグラフィティ(って呼べるレベルか、あれは)が書かれている壁があります。

街に元気がないと、落書きのクオリティーまでもが落ちる……。


■沖縄市で見つけた難易度の高い落書き


難易度の高い落書き

コザの一番街にて。なにひとつ分からない……。

# はい、こんな感じでしばらくは沖縄シリーズが続きます。


■平成二十二年もよろしくお願いします


■2010年になりました。時はまさに世紀末!!!

──いや、ぜんぜん思いっきり21世紀初頭なんですけど……(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■といった意味も含めまして、遅くなりましたがあけましておめでとうございます。半蔵商店です。

一月五日の昼に沖縄から帰ってきたんですけど、沖縄では案の定、実家でパタリロ読んで、コザの個人商店行って、帰って酒飲んで、って感じで、あっというまの13連休でした。

いつもいつもこんなにダラダラと変わり映えの無い過ごした方をするくらいなら、いっそレイキャヴィクとかに旅行に行けばいいのに、と帰省のたびに思うのですが…。


■で、次回からしばらくはいつも通り、沖縄でのことを長々と書いていくことが予想されます。


『gocoupdelic』を一月四日に、コザの'69様にも納品してきました。こちらもどうぞよろしくお願いします。


■しかし、そろそろ音楽専用パソコンをいろいろいじりたい。家に届いて一ヵ月半も経つのに、まだOSのオーソライズしかしてない……(;`・ω・ )


■平成二十一年、大晦日


■マイケル・ジャクソンが逝去して今年で80年代が終わったので、明日から90年代が始まります。半蔵商店です。

今年も予定通りに、タモリの出てくる「徹子の部屋」を見逃しました。正月のコーネリアスの中目黒ラジオも例年通り聞き逃す予定です。よろしくお願いします。


■個人的に今年は、「良い年でしたね、ええ(談)」と手放しに云えるような年ではなかったのですが、まりんの新譜とライブがあったので、なんとか良かったです。


■一部報道にもあります通り、ただいま沖縄に来ております。

コザの個人商店を巡ったり、コザで飲んだりしてます。あとコザでメシ食ったり。チャーリータコスで、あえてステーキサンドのみを発注するなどしてます。


gocoupの新作、『gocoupdelic』を、那覇のゲットハッピーレコーズ様と、宜野湾のCD屋様に納品しました。秋葉原・eARS様と中野・タコシェ様にも納品しております。どうぞよろしくお願いします。Amazonでも買えます。


■今年もありがとうございました。なんだったら、来年もありがとうございました。新年は五日からあれする予定です。皆様どうぞ良いお年を。


■今日から冬休み


今から、沖縄そばを食べにちょっと沖縄行ってきます。新年五日には戻ってきます。

この冬は『gocoupdelic』をよろしくお願いしますね。gocoupのサイトで試聴もできます。

では行ってまいります。


■Power Macintosh G3、MDウォークマン、だんご3兄弟


■会社を掃除してたら、こんなチラシが出てきましたよ。

G3チラシ


■十年前の最先端マッキントッシュです。Power Macintosh G3です。
(チラシのサイズがスキャナより大きかったので、画像が途切れてます。)

チラシによると、CPUは最高450MHz、メモリは最大1GBだそうです。十年前。

こうやって見ると十年って長いですね。十年前って、「20世紀は1999年まで。2000年から21世紀」と真顔で思ってる人もいて、みんな真顔でMDウォークマン使ってて、ケータイの着メロは単音の電子音(和音じゃない)とか真顔で当たり前だったし、「だんご3兄弟」の8cmCDが真顔で売られてるし、藤井隆はなぜかオカマキャラだったし、YouTubeもなかったし、日本語版のgoogleもたしか無かったと思うし、tcup掲示板とか使ってたし、フリーメールサービスは容量が5MBとか10MBとかまでだったし、J-PHONEあったし、そういえば友人はIDO使ってました。


■なんでこうやって昔を偲ぶときは十年という区切りが持ち出されることが多いんだろう、とはたまに考えるのですが、十年前は「おすすめのYouTubeのアドレスをGmailで友達に知らせる」なんてことすらできなかったんだな。昔の人は大変だ。

そう考えると、この十年で人類はだいぶ進歩しましたね。ほめてやってもよいと思う。


■クリスマスツリー、こども店長


■死んだ後は、どうせ坊さんにお経を読んでもらって葬式やって、どうせ純和風のプロダクトデザインの墓石の下に眠るであろう日本人たちが、クリスマスとかサンタクロースとか云ってる季節です。

まあ、これはこれでこういうもんなんだと思う。人間ってのは矛盾したことをするものですから。あと、どうせ敗戦国ですから。

(なんかいつもいつも似たようなことばっか書いてますね。)


■おれは、クリスマス自体が嫌いなんじゃなくて、クリスマス期間をやたら引き伸ばそう引き伸ばそうとする傾向が嫌いなんだと思う。

だってさ、11月1日からクリスマスツリーを飾る商業施設とかさ、やりすぎでしょ。クリスマスの54日前から飾り始めてどうする。たとえば元日の54日前(11/8)から門松とかしめ縄とか鏡餅とか飾ってたら、けっこう気違いの領域でしょ。なんでクリスマスの先取りは社会的に容認されてるんだ?

(ちなみに近所のスーパーでは10月下旬にはもう店内放送でクリスマスソングを流していた……)


■そう。クリスマスツリーとかイルミネーションとかの期間が長すぎるのもイヤなんだな。二ヶ月近くも電球チカチカさせて嬉しいか。ああいうのは、あんまり長いこと飾るもんじゃないような気がする。

たとえば、桜、ね。満開の桜はきれいですが、これが二ヶ月ぐらい咲きっぱなしだったらすごくダメですよね。桜の美しさってのは、「すぐ散る」ってのもセットじゃないですか。

クリスマスツリーとかのイルミネーションも法律で一週間だけ限定ってことにして、見る時間を短く区切っちゃえば、「ああ、きれいだなー」と、おれのような人間でも素直に思えるかもしれない。

で、一ヶ月だの二ヶ月だの電球光らせてるやつは法律で討ち首。うん、丁寧に暮らす系のブログやってる人でも容赦なく討ち首。「お砂糖控えめのブッシュ・ド・ノエルを作ってみました」みたいなエントリ書いてても討ち首。それでいい。あ、丁寧に暮らす系の人は討ち首よりギロチンがいいかもね。ヨーロッパ風でおしゃれだから。


■で、ここで唐突に話題が変わってこども店長の話になりまして。おれはあんな、自分の商業的価値をしっかり自覚してそうなガキのどこがかわいいんだ、と思ってるのですが。

あのこども店長が人気の理由は、「あのガキ本人のかわいさ」じゃなくて、「かわいい期間の短さ」にあるのではないか、と書いてる人をどっかで見かけた。これはちょっと納得した。

この、賞味期限というか旬の短さを愛でるのは、あっという間に散る桜を愛でる感覚に通じるものがある。だらだらと長期間飾るクリスマスツリーより粋ですよ。較べるもんじゃないかもしれないけど。

というか、こども店長にせよ庶民の子供にせよ、女性アイドルにせよペットの犬猫にせよ、かわいさってのは「期間の短さ」とのセットなのかもしれない。当たり前のことを書いてるかもしれない。


■話がつながってないようで、やっぱりあんまりつながってなくてすいません。


■あと、こども店長は、学校でのあだ名も「店長」だと聞いた。これちょっと面白いね。


『gocoupdelic』よろしくお願いします。今日は休日出勤です。では。


■『gocoupdelic』試聴できます。


近所のコンビニの宮崎哲弥似の店員がすごく感じ悪いので、そのコンビニに行かなくなり、おかげで無駄な消費行動や無駄なカロリー摂取が防げている今日この頃ですが、一年ぶりにgocoupのサイトを更新しました

新作『gocoupdelic』の試聴ができるようになってます。どうぞよろしくお願いします。





ところで、上記のサイトを手書きHTMLで更新してて、やっぱりwebサイト作成ソフト買わなきゃなーと思ったんですね。でも調べたらDreamweaverって5万近くするんですね。昔よりなんか高くなってるような気がする。IBMのホームページビルダーにするか…。


■『gocoupdelic』納品しました。


■笑い飯より、動物の映像にアテレコしたオートバックスのCMのほうが面白かったです。半蔵商店です。

南海キャンディーズ、期待してたのですが、'04年・'05年の頃とヴァージョンアップした部分が感じにくくてちょっと残念……(・ω・)

山里の鮮やかな語彙が、かえって漫才全体の流れをプツプツ途切れさせてる感があったというか……。おれごときが云うことじゃないね。すいません。


■さて、そんな拙僧のやってる電子音楽レーベルgocoupの新作、『gocoupdelic』を、秋葉原・eARS様と、中野・タコシェ様に納品してきました。

gocoupdelic

amazonでの発売日は12/29なので、それより早く手に入れたい方はどうぞ。


■www.gocoup.comのサイトのほうも、もうちょっとで試聴できるようになりますので、もうちょっとだけお待ちください。そうそう、まだ試聴前にも関わらず、さっそくamazonで予約してくださった方がいらした模様です。うれしい限りです。


■ところで、土曜日は神保町のキッチン南海で、ひさしぶりにカツカレー(feat. チーズ)を食してきました。

四五年くらい前までは、「エチオピアでチキンカレー食べて、デザートにキッチン南海でカツカレー」みたいなことを真顔でやっていたのですが、この日はこの一皿だけで満腹になりました(まあ、普通そうか)。

というか、この日は「朝は食べず、昼はキッチン南海で、夜も食べず」という日で、けっきょくカツカレー一皿で一日しのげてしまった。だいぶ燃費が良くなったな、おれも。


■なぜか唐突に話が変わりましたが、『gocoupdelic』よろしくお願いします。ゴクウデリック、と読みます。


■「片づけちゃったんですよ」


■先日、とある高くない寿司屋(チェーン店ではあるが回転寿司ではない、みたいなポジションの店)に入ったら、カウンターのはじっこの席が空いてたんですね。

で、そこに座ろうと思ったのでウエイトレスさん(そんな云いかたはしないか)に、

「そこ座っていいですか?」

と訊いたら、

( ´・д・)「そこは片づけちゃったんですよー」

と云われた。


■云われたことがよく把握できなかったので、

「……ですから、そこの空いてるとこ座っていいですか?」

と再度訊いたら、

( ´・д・)「そこは片付けちゃいましたのでー、ええ……」

と云われた。

「???」

おれは4秒間ぐらいフリーズした。どういうことだ? 片付いてるなら座ってもいいではないか? 前の客の食器が残ってるならまだしも、席はきちんと片付いてて、使用済みの皿やらコップやらないぞ? 現にこの人も「片づけちゃいました」って云ってるしね。別に座ってもいいよね?


■で、すたすたすたと歩を進め、そのはじっこの席を目指したところ、こんどはカウンター内の板前さんから

( ゚д゚)「すいませーん。そこはもう片づけちゃいましたんでー」

と云われた。そこでようやく、おれはこの人々がなにを云いたいかを把握した。


■えー、どういうことかと云いますと、この「片づけちゃいました」というのは、要するに「その席はもう今日は使えないから。そこには座れないよ」という意味らしいんですね。

だったら、最初から「今日はもう使えない」と云ってくだすった方が伝わりやすかったのではないかなー、と思いました。

「片付けた」っていうのは、ちょっと店側の視点に寄りすぎちゃってるというか、店の人々の中だけで完結してて客に伝わりづらい云い方だと思うのね。なんか語尾がファミ通編集部っぽくなってますけど。

もし、おれが店員の立場だったら、「今日はもうご利用いただけないんですよ」みたいな云い方をすると思う。

まあ、世の中こういう食い違いは往々にして起こる。


■で、半分眠りながら寿司食ってる酔客と、普通のカップルとの間の席に座って、寿司を24カン食べました。

その24カン中、ホタテが10カンだったおれがやってる電子音楽レーベルgocoupの新作、『gocoupdelic』のご予約はこちらからどうぞ


■発泡酒、入浴剤、三万円


■おれはあんまり発泡酒が好きではないので、おれはあんまり発泡酒を飲まない。なぜなら、おれはあんまり発泡酒が好きではないからです。なんだこの文。

でもこれは、発泡酒自体が嫌いなんじゃなくて、発泡酒のいかにも“For the 低所得者層!!!”って感じのネーミングとラベルとCM、が嫌いなんだと思う。なので、手が遠のいてしまうんだと思う。と、思った。

実際、ラベルやCMがそんなに貧乏くさくない「麦とホップ」は三回くらい飲んだことある。


■ドラッグストアで、知らないメーカーの入浴剤が安く売られてたので、買った。

で、湯舟に入れてみたんだけど、香料の匂いがケチくさくて、ぜんぜん気分転換にならなかった。箱をよく見ると、メイドインチャイナって書いてあった。

でも、もったいないので最後まで使おうと思う。


■仕事で作ったものを、とある賞に自腹で応募した。

そしたら、出品料として三万円もかかった。まさに世紀末!!

これで賞が獲れず、そのうえ佳作としてもパンフレットに載らなかったりしたら、この三万円は賞の運営委員会の人々の飲み会代に消えてしまうわけですね。おれは単に三万円おごってくれたイイ人ってだけで終わっちゃいますね。なにそれ。

とか何とか云う前に、賞を獲れるクオリティのものを作れっていう話ですね。

ちなみに出品料の他にも、作品を貼るパネル代と送料として五千円くらいかかってます。自腹トータル三万五千円。

「応募したけれども、なんの賞ももらえなかった」という設定にして、応募はやめにして、この三万五千円で銀座で高い寿司を食べたほうが良かったかもしれない。

とか何とか云う前に、賞を獲れるクオリティのものを作れっていう話ですね。


■盤が届きました。


『gocoupdelic』の録音開始から11ヶ月を経て、今朝、工場から完成品が届きました。( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

そういえば今回はCD-RではなくCDです。

ゴクウデリック1

二つの段ボール函に、ぎっしり詰められています。

ゴクウデリック2

amazonの画面にも、「ただいま予約受付中です」って出るようになってましたね。どうぞよろしく。これも何かの縁です。

gocoupのwebサイトのほうももうすぐ更新(一年ぶりに)するので、少々お待ちください。もちろん試聴もできるようにしておきます。


■2009年も、もう懐かしい。


■昨日も今日も暖かくて過ごしやすいです。もうそろそろ春ですね。


■さて、パーソナルなコンピューターのハードなディスクを掃除していたらこんな画像が見つかりました(ものすごく青みがかってるけど気にしないでください)。

こち亀

たぶん渋谷の東急本店の近くだったと思います。早くも懐かしい…。


■とりいそぎお知らせです


amazonに『gocoupdelic』の頁ができてますね。いずれはこの頁から買えるようになります。どうぞよろしくお願いします。

しかしCDの値段決めるってなかなか難しいですね。他人様のCDには高いだの安いだのいろいろ云えるけど、いざ自分のこととなると。


■高度情報化社会とは何か


■先日、新しいパソコンを買ったわけですが。

高度情報化社会なので、この新しいパソコンもインターネットにつなごうと思って、「モデム(ADSL)を複数のPCとつなげる何らかの部品」を買いに、渋谷の安さ爆発してる大型電器店に行ったんですよ。

で、店員さんに「モデムを複数のPCとつなげるための部品を探してるんですけど…」と訊ねたら、

「インターネットの回線は何をお使いですか? ADSL? いま光というのがあるんですが……。光はお考えじゃないですか? 何区にお住まいですか? いま工事しなくても開通する光があるんですが。光はお考えじゃないですか? 光だとこういう部品とかも要らないんですが」

と、くどい勧誘をされつつも、「スイッチングハブ」という部品をすすめられつつも、くどい勧誘をされました。

くどい勧誘って、かえって警戒されると思うんですが。というか買い物くらい普通にさせてくれ。


■会社の先輩に、

「イントラ上の社内共有フォルダと、社員一人一人のノートPC内のローカルハードディスクの違い」

を説明するのに300秒かかりました。

この先輩は、個人的なファイルをなぜかどんどん社内共有フォルダに保存してて、容量を圧迫してたんですね。なんでも、自分個人のノートPC内にローカルにファイルが保存できること自体を知らなかったそうです。高度情報化社会。('A`)

まあ、誰しも得手不得手があります。


■こんなことを偉そうに書いてるおれも、エクセルとパワポがほとんど使えない。( 'A`)人('A` )イエー


■ようやく届いた


■今日の朝、先週届く予定だった某印良品のテーブルが届きました。やっとのことで。

11/29の午前+夕方の2回にわたって同じ番地にある別のアパートに間違って配達してくださり(伝票にはちゃんとおれのアパートの名前が正しく書かれてるのに)、おれの電話番号を把握してるはずなのに11/29に在宅を確認する電話を一本もかけてくださらなかったペリカン便のドライバー氏に心より御礼申し上げます。末筆ながら今後の一層のご活躍をお祈りしております。

※テーブルが届く届かないをこの一週間ずっと繰り返してたわけでなく、11/30の午前中に、12/6に配達するよう某印良品のコールセンターにお願いし直してたことを念のため書いておきます。


■といった意味も含めまして半蔵商店です。いろいろ細かい用事があれで、いろいろ進んでません…。


新しく買った音楽制作用PCの環境構築も進めたいのですが、まだまだ進んでません。ソフトやドライバうんぬん以前に、延長コード買ったりネットにつなげたり、という段階の話。この音楽PCをちゃんと活用できるのは春ぐらいになるだろうなー。

とりあえず今年中には、ネットにつないで、バックアップソフトと対ウイルスソフトを入れるとこまではやっときたいです。


■月またぎの週


今週みたいな「月をまたぐ週」は曜日の感覚がずれる、という人が少なからずいるような気がする。

12/1→月曜日
12/2→火曜日
12/3→水曜日
12/4→木曜日
12/5→金曜日

──と認識してしまう、みたいな。


■twitterを始めるとブログは滞る。もしくは、滞らない。


■twitterをなかなか始められないでいます。

なんかこう、いちどtwitterに手を出したらブログを更新しなくなりそうで……。それがちょっと怖いす。

とはいえ、「そりゃいったいどういうことだ? ブログを更新しなくなることのどこがどう怖い?」とアルフのオクモニックさんに吹き替え日本語で問われたら、えー、たしかに自分でもうまく説明できない。なぜここでオクモニックさんが出てくるのかも説明できない。

ま、ごちゃごちゃ云わずに始めりゃいいんですどね。


■妹からメールが来た。なんでも、おれにそっくりなイケメンを見かけたそうだ。なんだよ、おれにそっくりなイケメンて。すでに言葉が矛盾してますよ。「黒い白鳥」みたいなもんか。

しかしイケメンどうこうはさておき、自分にそっくりな人というのは会いたいような会いたくないような…。

ブースカそっくりの駅員だったら渋谷でたまに見ますけどね。あ、これ前も書いたね。


■毛糸の帽子を目深にかぶり、大きなマスクをして、真っ赤なクルマ(VW社のポロとかルポとかそんな感じ)を運転してる人を街で見かけたんだけど、おれにはヨーロッパの映画に出てくる銀行強盗にしか見えなかった。

↑お、この文章なんかtwitterにありそうっぽい。そうでもない?


■なんてことを書いてたらもうディセンバーですね。でも今年のディセンバーはなんかディセンバーっぽくないな。気のせいか。


■ひきつづき届かない/デジタルネイティブ


■昨日もお伝えした、某印良品のネットストアで注文したテーブルが届かない問題ですが(その一)(その二)、これかなり謎が深まってまして。昨日のエントリと重複するのですが手短にまとめると、

1)某印良品によると、「昨日の朝8:58に、配送業者がおれの部屋にテーブルを届けたが、おれは不在だった」ということになっているが、そもそもその時刻おれは部屋にいた(つまり、おれの部屋じゃない場所に間違って届けてるっぽい…)。

2)ドアの郵便受けにも、集合ポストにも、不在配達票が入っていない。

3)そのため、昨日の14時の時点で某印良品のコールセンターの人に「本日(11/29)の18〜20時に再配達して欲しい」とお願いするも、この日は結局テーブルは届かなかった。


そして、けさ某印良品に電話して判明したのですが、

4)昨日の18〜20時に、配送業者が動いた形跡がない。


とのことでした。つまりどういうことかというと、「おれの部屋じゃない場所」にすら届けてないということで、これは、

a) 某印良品の人が、配送業者に連絡し忘れた
b) 某印良品の人から配送業者に連絡は行ってるが、配送業者が何らかの状況で配達しなかった/できなかった

のどちらかであり、現時点での情報からはaとbどちらかは判別しかねるのですが、えー、こんなこといちいち分析するのも虚しいからここらへんにしておきます。


■きょう、チーヒタさんがギロッポンのブークラでDJをすると聞いたので、表敬訪問してきました。

そこで、チーヒタさんのご友人の某氏にお会いしたのですが、その方は平成元年生まれでした。若い!

初めてインターネットやったのは何歳ごろか訊ねたところ、「小学四五年生くらい」とのことでした。デジタルネイティブ!

なるほど、チーヒタさんがかける悪魔くんやビックリマンなどの80年代後半アニメの主題歌をご存知なかったのも無理はありません。

十も年下の人と話す機会はあまり無いので、新鮮でしたです。


■まだ届いていない


前回のエントリのつづきですが、

本日の18時〜20時に再配達してもらうようお願いしてたのですが、

結局まだ届いていない…('A`) うーん。

某印良品ネットストアで同時に買った棚とかホットカーペットとかは届いてるんですけどね(※商品によって配送業者が異なる)。謎です。

まあ、この社会、ヒューマンエラーはお互い様だから、あんまし怒れません。いいヒトぶるわけじゃないですけど。


■届いていない


先週、ネットで某印良品の折りたたみテーブルを注文しました。その際、今日の午前中に届くように時間帯指定をしました。





そして本日。その注文した折りたたみテーブルが、

正午を過ぎてもまだ来ない。('A`)

午後一時を過ぎてもまだ来ない。('A`) ('A`)

午後二時を過ぎてもまだ来ない。('A`) ('A`) ('A`)

しょうがないのでさっき某印良品に電話したところ、コールセンターの中の人に、

「今朝8時58分に届けに行ったが不在でした、という記録がありますが……」

との答えを返されました。

あのー、その時刻ならおれ部屋にいましたよ。今日は家から出てませんもん。





しかも、確かめてみても、ドアの郵便受けにもアパートのポストにも、あの「不在配達票」みたいな紙が入ってないのですよ。謎です。





とりあえず本日中に再配達してもらうようお願いしました。

(午後三時、記)


■YMO「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」の謎の声


■webで見かける「でござるの巻」というハットリくん風の云い回しはもう古いでしょ。これからは忍たま乱太郎風に「の、段!」でしょ。

といった意味も含めまして半蔵商店です。なにを力説してるんだおれは。


■さて、先日のエントリに続いてYMOの話なのですが。

YMOの曲に「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」ってあるじゃないですか。

その曲のサビ(正しくは「サワリ」)の部分で、ヴォーカルのユキヒロ氏の声にかぶさって、なにやらメガホンの女性(?)の声が聞こえるのですが、これって何て云ってるのでしょうか?

おれには「みなさん、こんにちは。みなさん、こんにちは、みなさん、こんにちは、これが、○△×……」と聞こえます。

あと、2:39の部分の同様の声は、「みなさん、さようなら。みなさん、さようなら。みなさん、さようなら。これが、○△×……」と聞こえます。


■本当は何と云ってるんでしょうか。ちょっと気になります。の、段。

(ひょっとしたら、リアルタイムのYMO世代には全く常識的なことだったりするのかもしれません。だとしたらすいません。)


■霜月の近況


■でござるの巻。半蔵商店です。今日は、近況を手短に。


■職場の「作業部屋、兼、資料室」が戦後最高に散らかってるので、ついに上司が大掃除を命令したんですね。そんなわけで、今週は大掃除+通常業務を平行してやってます。まさに世紀末!!

永久に使わないであろう'70年代以前の本やら書類やらがざくざく出てきたなあ。なんでおれが生まれる前の資料をおれが片づけないといけないんだよ、と思いつつも、まあ、さくさく片づけました。いつかは捨てなきゃならんものだったので。

しかしあれだね、こういう「資料をとっとくか捨てるか」は、かならず意見が分かれますね。「要る」「要らない」だけならまだしも、「要らないっちゃ要らないけど、棚には置いときたいんだよね」みたいなファジーな(古語で「曖昧な」の意)ことを平然とおっしゃるお侍さんがいたりして、事態の解決は困難を極める。その気持ちも分かるのですが。

まあ、こういう場では、他人の「捨て」「とっとき」には厳しくなっちゃうよね、不思議と。


■そして今週末は、おれのアパートの部屋に机と棚が届きます。狭い部屋がますます狭くなる。('A`)

この週末も部屋片づけだなー。


■拙僧の電子音楽レーベルgocoupの新作、『gocoupdelic』の発売日は12月29日にしました。前作『30' to 30』からちょうど一年ということで。

詳細は近日また改めてお知らせします。


■また、某氏の編纂する某コンピCDにも一曲参加予定です。そろそろマスタリングだとか。これも日付が近づいたらまた改めてお知らせします。


■このごろ、好きな寿司ネタの一つにホタテが加わりつつあることに気づきました。ホタテが徐々に好きになってきた、のではなく、ホタテが好きであることを徐々に自覚しつつあるという感じです。どっちでもいいですか。


■フィンランド人男性が弾き語る、『天空の城ラピュタ』の歌


■フィンランド人男性が、天空の城ラピュタの歌「君をのせて」をシンセサイザーで弾き語りする動画を見つけました。

こちら。

出だしはあれですが、0:22からちゃんと歌ってます。

おれは、ラピュタとナウシカの区別が未だについてない人間なのですが、この動画はわりと気に入ってます。


■ちなみに、このVP-550というシンセサイザーは、歌声を合唱団風に加工することが出来るので、「わかりませ〜ん♪」と合唱団が視力検査するドリフのコントをお家で再現するときに便利です。


■テクノデリックとわたくし


■YMOのLP『テクノデリック』のジャケット写真の元ネタ、というのを最近知りました。

[→こちらの頁をご参照ください。]

そうだったのか…。

リンク先の文章を読んだから云うわけじゃないけど、どことなく共産圏っぽいジャケだなとは微妙に思ってました。


■ところでこれも最近気付いたんだけど、テクノデリックの裏ジャケのメンバーの顔写真のところに、“TECHNODELIC”って文字が十字型に配されてるのですが、これをよく見ると“TECHNODELLIC”になってるんだな。Lが一ヶ多い。


■そういえば中学のころ、テクノデリックのジャケットや歌詞カードに出てくる独特なアルファベットの書体を、ミノルタのワープロの外字作成機能で一文字一文字作ってったことがありました。


■有栖川宮記念公園、十月の


公園1

公園2

公園3

公園4

十月のとある土曜の夕方、一人で散歩してました。

その日は土曜+午後+小雨という、個人的には最強の散歩シチュエーションだったのです。散歩しないわけにはいかんでしょう。

──などと、土曜午後散歩の魅力を友人に力説したら、

「そうやって、いつも一人なんだな」( ´;ω;)

って云われた。('A` )

でも今日も一人で散歩してきます。土曜ですから。


■職場のMacのiTunesのバージョンの古さに全米が震撼した


iTunes3

3て。V3.0.1て。ちなみに2002年製のPower Mac G4です。

しかもこのMac、USBが1.1です。いまどきUSB1.1って、立派な暴力だよ!!

いちおう、現行のiMacに買い換えるという話はあるのですが、予算がおりるかどうか……。


■いまに始まったことじゃないけど


■東京の街を歩いてると、なんかもう、11月に入った瞬間にクリスマスって感じですね。

今月の初めに石神井町の某輸入食品店(誰もKALDIのことだなんて云ってないじゃないですか)に入ろうとしたら、「Merry Christmas」と書かれたサンタのイラスト入りの巨大な垂れ幕がかかってて、うわ、気違い沙汰だなーって思ったんだけど、この店に限らずこういう前倒しクリスマス気分はあんまり珍しくないみたいだ。もうクリスマスは11/1〜12/25の55日間ってことでいいよ。よくない。


■このようにクリスマスの期間を引き延ばしたり、異国からむりやりハロウィンを持ち込んだり、ボジョレーヌーボーを飲んだり。なんというかハレの日に逃げ込もう逃げ込もうとする動き、みたいなのがあるようにも思える。みんなケの日々がイヤなんだろうか、なんて考えてしまう。

たしかに10月11月って、あんまり派手なイメージの無いケの月かもしんないけど、ケあってこそのハレじゃないですか。ねえ。

そもそも、いまからクリスマスクリスマスしてると、クリスマス当日にはもうクリスマスに飽きてる、とかならないんだろうか。


■ところでgocoupの新作『gocoupdelic』ですが、きょう、CDプレス会社から連絡ありまして、デザインデータの修正をこれからやります。


■電車内の謎のセリフ


今日、仕事帰りの電車に、けっこうな音量で、あいまいなメロディーをハミングしたり、うなり声を立てたり、早口すぎる独り言をブツブツ云ったりする人が乗ってたんですが、突然その方が明瞭な発音で

「松居直美! 松居直美! 松坂慶子!」

という謎のセリフを発したのですがこれはどう解釈すればいいのでしょうか。


■またPanasonic ER430Pを壊した


■部屋に帰ってきたとたん、机の上に立てて置いてあった電動鼻毛カッターを誤って倒してしまい、床に落としてしまい、壊してしまいました。

…………('A`)

ほら、きのう机の位置をずらしたばかりだから、なんというか体の感覚がまだまだこの机の位置に慣れてなかったんだと思う。

でもな、これで二台目だよ…。ちなみに一台目はワールドハピネスの日に地震で壊れました

しかしこの二台目も、買って三ヶ月も経ってないのに、もう壊れた。これ三千円くらいするのに……('A`) ブツブツ


■えー、ところでgocoupの新作『gocoupdelic』ですが、今日(日付変わりましたが)、CDプレス会社に入金を済ませ、マスターCDを送りました。もう後には退けません。

そして、明日の朝までにはデザインのデータをメールで送ります。いま誤字がないか探したりとかしてます。


■そして今日は道玄坂にて、今季初の「せんきち」を食べました。


■今日は大掃除の日、の予定でしたが


今日は大掃除の日と書きましたが、実際のところ、今日は『gocoupdelic』のジャケットをコツコツ進めてました、昼ごはんを飴玉4ヶで済ませてしまうくらいコツコツやってました。なので、大掃除はできませんでした。


■で、新PCやシンセを載せるための棚(これから買うのです)を置くスペースをひねりだすために、いつも使ってる机をいままでの位置から80cmほど左に寄せたんだけど、それだけでもう、これまでとはずいぶん勝手が違うように感じられる。自分が正しくない位置にいるような、はやく元の位置に戻らなきゃいけないような。なんかちょっと落ち着かないです。

ま、そのうち慣れるんでしょうけども。


■ところで先日の日記の妖怪「ホンブ」で思い出したのですが、「コンビニ 地獄」とか「コンビニ 搾取」でググるといろいろ書いてありますね。


■今日は大掃除の日


報道にもありますように、つい先ほど先日注文したパーソナルなコンピューターが届きました。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

そして予想通りというか案の定というか、部屋の掃除がほとんど進まなかったので、新しいPCを置く場所がまだありません。

今日は一日じゅう大掃除だな。


■妖怪「ホンブ」、ペプシあずき、他


■妖怪「ホンブ」が、全国のスーパーやコンビニにボジョレーヌーヴォーのノルマを押し付ける季節がやってきました。半蔵商店です。


■いま、PC-VANやNIFTY-Serveで話題沸騰中の飲み物、ペプシあずきを飲みました。

なんというか、チェリオ系の味がしました。

あと、フタを開けたときの匂いが、おばあちゃんの部屋にあったアメリカ製のビタミン剤の匂いに似てるなと思った。

あと、おばあちゃんの部屋にあった、関西方面の親戚が作ってた栄養ドリンクっぽい飲み物の味にちょっと似てるなとも思った。

(ちなみに、この栄養ドリンクの名前でググっても、一件もヒットしない。)


■先週は、「ふだん読んでるブログを読むのをほとんどやめる週間」でした。いつもの十分の一くらいしかブログ読んでない。

そしたら「早寝早起きできるようになって、朝の準備もあわてなくなり、比較的空いてる電車でゆとりある出勤ができ、ついでに読書量も増えました」という、ある種の人々が聞いたらなぜか勝手に気を悪くするタイプの結果しか得られなかったのですが、かといって「うわー、おれ情報化社会に乗り遅れてるわー、もっと情報を摂取しないと!」みたいな心の動きも意外なくらいに少なかった。

さらに、はいはいプラシーボプラシーボ、と云われるかもしれないが、いつもより少ない睡眠時間でも足りるようになった。

情報を大量に収集しそれをフィルタリングするコスト、かつ、「うむ。この情報は俺様の生活向上に役立っている!!」と思い込もうとするコストが、知らぬ間に膨大になりすぎていて、体に負担を与えているのかもしれない。


■「○×なやつに限って△□するという現象に名前をつけたい」みたいな文章をたまにみる。

こういうふうに「まだ名前の付いてない現象に名前をつけようとする現象/名前の必要性を感じてしまう現象」ってどんな名前で呼べばいいんだろう。なんか適切な呼び方があったような気がするし、なかったような気もする。


■このごろ店頭で見かけなかった(おれだけ?)、無印良品のパイル地の枕カバーが、ふたたび店頭に並ぶようになって、よかった。

(でも、マイクロファイバーの枕カバーというのもあって、これからの季節にはそっちが良さそうなので、そっちを買った。)


■オランダ産ハイネケン


■じゃあハイネケンの話をします。


■先日、家から徒歩10分くらいのところにある、年に2回くらいしか行かないいわゆるディスカウント酒店みたいな大きな店でハイネケンの瓶(国産ではなくオランダ産)を買ったんですよ。

そしたら一本で税込288円もしました。高い! 時はまさに世紀末!!!

228円じゃないですよ。288円ですよ。そこらのプレミアムビールより高い。

でも、まあ、オランダ産なんで仕方ないか。オランダ産のほうが国産より美味そうなフンイキあるし。


■──と、このことを別の酒屋のおばさんに話したところ、「オランダ産って書いてあっても、現地で日本の業者が日本人向けに味をチューニングしてあるから、厳密にはオランダ産ハイネケンとは呼べないかもしれない(※あくまでこのおばさんの見解です)」って云われた。


■ま、国産とオランダ産の飲み比べをしたことがあるわけじゃないから、味の違いについてどうこう云えないけど。でもビールってラベルも含めて味ですよね。


■ちなみに数日後、このオランダ産ハイネケン瓶を渋谷のコンビニで見かけた。250円だった。ディスカウントの酒屋よりコンビニのほうが安いとはこれいかに。


■マスター到着


昨日、ニューヨーク県から、gocoupの新作『gocoupdelic』のマスターディスクが到着しました。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

PMCD

キューシートっていうんですか、 曲の秒数などをくわしく印刷した紙も、ちゃんときれいにデザインが施されています。丁寧です。

それでは完成まで引き続きお待ちください。


■六年半ぶり


■フャンフャン!(←コンポコ)


■といった意味も含めまして半蔵商店ですが、そう、日曜日にバスタオルを買ったんですよ。

バスタオル

なぜかというと、おれがいままで使ってたバスタオルは上京したばかりの時に成増の無印良品で買ったやつで、もう六年半になるんですね。で、バスタオルを六年半も使ってると、さすがに六年半も使ってきたバスタオルのようにクタクタにくたびれてきたので買い換えようと思いました。という、そういうまっとうな理由で買い換えました。

ちなみに新しいバスタオルは、池袋の無印良品で買いました。成増→池袋って、なんか妥当な感じしますね。東武東上線と有楽町線があるから。おれが上京したときは東京メトロはまだ営団地下鉄でした。「営団成増」って駅名だったなあ、地下鉄成増は。


■で、日曜の昼。池袋の無印良品からの帰り、電車の中で読んでた小説に、「ガーリックチキンアンチョビパスタ」という料理が出てきまして。

ガーリックチキンアンチョビパスタ、という字面からしてすでに美味しそうだったので、電車から降りてさっそく、レシピなんか知らないけどとりあえず鶏の挽き肉と、ニンニクのチップと、アンチョビソースを買い求めました。

で、適当に作りました。

ニンニクのチップをオリーブオイルで炒め

鶏の挽き肉を炒め

そこに茹で上がったパスタを投入して

アンチョビソース、塩、などで味付け

なんか、そぼろの乗っかった塩焼きそばみたいな物体ができあがって、小説の中に出てくるガーリックチキンアンチョビパスタとはおそらく(すごく)違うものだろうけど、これはこれで美味かったです。

でも、あとで正しいレシピを調べておこう。あと、正しいアンチョビソースの使い方も。


■そして、日曜の夕飯はスーパーで買ってきた寿司でした。金、土、日と三日続けて寿司。まさに世紀末!!(←気に入ってるのか、それ)


■鮨の翌日


昨日の寿司が遅かったので、今日の夕方は駅前のスーパーで寿司を買ってきて、去年録画機に録ったまま見てなかった『のらみみ』を見ながら食べました。

こっちのほうが満足度は高かったなー。寿司はやはり、パクパクと食べてくほうが好きです。


■鮨が遅い


■サイクロンZのどこがどう面白いのか1ミリもわかりませんが半蔵商店です。


■今日は会社の人類と、そこそこお高い(あくまでもそこそこ)寿司屋に行きました。

そこそこお高い店のわりに食べ放題コースがあるらしく、今日はそれを食べると聞かされてたので意気込んでたのですが、席に着いてすぐ寿司が食べ放題になるわけではありませんでした。


まずお通し三品が出る(なかなかおいしい)

なぜか全然普通のサラダが出てくる(なに一つ特徴がない。わざわざ寿司屋で食べる理由があまり見当たらない)

「当店おすすめの鮨5カンのセット」みたいなのが出てくる(おいしい)

これらのハードルを乗り越えて、ようやく寿司が食べ放題になるわけです。


■や、それは別にいいのですが、食べ放題の寿司の注文の仕方が

「注文する寿司の個数を伝票に書き込んで、店員さんに渡す」

という方式だったんですね。


■で、それも別にいいのですが、問題は、店員さんに注文してから寿司が出てくるまでに

15分くらいかかるんですね。

長いよ。寿司を注文してからの15分は長いよ。ふつうの寿司屋で「親父、トロ!」と頼んで、トロが出てくるまで15分かかったら、それはもう不条理演劇の世界だと思う。

しかも、わりと大人数で行ったものだから、 一度に運ばれてくる寿司の数が一人あたりだと4ヶくらいになってしまうんですね。

つまり、寿司4ヶ来る→食べる→再度伝票に書き込んで注文する→15分待つ→寿司4ヶ来る、というミニマルなループを繰り返さないといけないわけです。


■寿司4ヶなんて、食べちゃうのはあっという間じゃないですか。

なので、次の寿司が来るまでガリだけをパリポリ食べながら時をやり過ごさなければいけないのです。まさに世紀末!!

ま、食べ放題コースの客だから文句は云えないけどさ。


■寿司自体は美味しかった。でも、なんというか、寿司は運ばれてくるテンポも大事だなー、と思った次第です。以上。

あと、幹事をしてくれたヒトには悪いんだけど、会社の集まりに食べ放題は止した方がいいと思った……。


■MDR-CD900ST


■今日の夕方、楽器店で、ソニーの業務用ヘッドホン「MDR-CD900ST」を、金属や紙でできた日本円と交換してきました。

900ST_1


■このMDR-CD900STは、日本の音楽スタジオにおいては定番というか、定番を通り越してもはや自然の一部と云えるほど普及している業界標準の機種で、スタジオでの普及率はもしかするとWindowsより高いかもしれない。高くないかもしれない。センチメンタルバスとかヒステリックブルーの人たちも、この機種を使っていたかもしれない使ってないかもしれない。

これからしばらくは、このヘッドホンの音質に慣れるべく、いろいろなジャンルの音楽(センチメンタルバス、ヒステリックブルー等)をこれで聴いてく予定です。

900ST_2900ST_3


■あれだな、ヘッドホンのいちばんの長所は、スピーカーと違って「使用中は視界に入らない」ことだな。前も書いたかもしれないけど。


■由緒正しいファミコン


1) スーパーマリオブラザーズ発売以前に、

2) 家電量販店などでなく、商店街の個人経営のおもちゃ屋で、

3) 値引きなどせず定価14800円で買った

そういうファミコンが、由緒正しいファミコンだと思います。スーパーマリオブーム以前、というのがポイント。

できれば本体と当時に買うソフトは、任天堂製がベター。

コントローラーのボタンが四角なんてのは、とくにこだわるとこじゃない。

出勤前になに書いてんだ三十歳。


■新しいパーソナルなコンピューター


■東京のここ数日の気温差は、新手のどっきりとしか思えないですね。半蔵商店です。


■それはそうと、おととい、ついに、ようやく、新しいパーソナルなコンピューターを購入いたしました。どうもどうも。ありがとうございます。いえいえ。儲かってますからゴクウ。

購入といっても、おとといは支払いを済ませただけで、実際には再来週に届けてもらうようお願いして、その間に部屋を片付けて新しいパーソナルなコンピューターを置くスペースを捻り出そうってえ寸法でございます。


■そう。この新しいパーソナルコンピュータは音楽制作専用機なのです。

いままでおれは、

「音楽専用のコンピューターを買おうと思ってるんだよねー」

と、いろんな人に幾度となく云い続ける→云い続けてる割には結局まだ買ってない、という状態がかれこれ二年ぐらい続いてて、小説を書きたい書きたいと云ってる割には一文字も書いてないヒト、みたいな感じになってたんですね。

なので、だらだら考え続けるのではなく「えいっ、と決める癖」をつけないといかんな、という不思議な理由により、このたび購入を決意した次第であります(などと、こうやってダラダラ書いてること自体、決断力が足りないっぽいけどな)。


■これからは、音楽はこの音楽専用機で作ります。

で、インターネットやメール、エロ画像収集、エロ画像鑑賞、エロ画像保管などの日常的な用途には、いま使ってるノートPCを日用パソコン(仮称)として引き続き使っていきます。


■でもこの日用パソコン(仮称)も、なにせ六年前に買った機種なので、ちょっと重い動作をさせるとすぐCPUファンが甘えたように回りだすし、キーボード左下のFnキーがもげてるし、光学ドライブが動かないし(三年前にいちど修理したのに…)と、いろいろガタが来てまして、時はまさに世紀末!

ほんとは日用パソコンも新調したいけど、パソコン二台を同時に買うのはためらわれるので、これはこれでだましだまし使っていく予定。


■で、次の課題は、音楽専用パソコンにどういうソフトを入れるかです。gocoupの音質を上げていきたいので、ここらへん投資する必要があります。あと、いいヘッドホンに買い換えるとか。

長々書きましたが、音楽づくり用のパソコンを買った、という話でした。あ、そういえば、ちょっと前に買った『PRO-53』、まだ封も開けてない。


■十月はドミノピザを三回


■皆さんご存知のようにおれは日ごろの行いがいいので、ある朝、郵便受けを見たらこんなのが入ってました。

ドミノピザ割引券

そう。ドミノピザが全品25%引きになるという、法力あらたかな御札です。しかも、なんと四枚つづり。

この御札の効き目は10月いっぱいまでということなので、期限内にお札を有意義に利用すべく、先週末も、この金曜も、この土曜も、ドミノピザを発注しました。

もちろん、あえてピザを残し、翌朝の冷めたドミノピザを堪能したり、それどころかサイドメニューのホットサブ(サンドイッチみたいなやつ)やアップルパイまでも頼むという、中世ヨーロッパの王侯貴族のような贅沢の限りを尽くしました。でもさ、ルイ14世とかさ、多分あいつドミノピザ食ったことないと思うよ。まあ食ったことあるかもしれないけど。あれくらいのクラスの外タレだと。

けっきょく御札は一枚余ってしまいましたが、この短いスパンでドミノピザを三回も堪能することができました。


■と思っていたら、頼んだピザにもなぜか15%割引券がついてきたり(計二枚)、配達の人が

「今日は配達が遅れたので、これを差し上げます」( ・ω・)

と渡してくれた500円割引券とかもあったり(これも計二枚)、しかもこれらの割引券にも有効期限が設定されていて、この割引の恩恵にあずかるにはまたドミノピザを発注しないといけないという、時はまさに世紀末!!

文章が乱れているのはいつものことですのであまり気にしないでください。


■ちなみにホットサブは、あんまり美味しk、ううんなんでもない。


# 前も書きましたが、「翌朝の冷めたピザ」を堪能するには、
# 生地はレギュラーでなくイタリアンが良いですね。


■カボチャは提灯の材料ではなく、煮て食うものです。


うん、だから、ハロウィンとかいう行事の、あの変なカボチャが嫌いなんですよ。あの人面が彫られたカボチャ。醜いだろあれ。あんなもん家に飾って楽しい?

街を歩くとあのクソカボチャ(正式にはジャッカランタンとかいうそうですが知るかそんな事)がいたるところに飾られてて、それがいちいち目に入ってすごくイヤなんだけど、戦争に負けたんだから、こういうのも受け入れないといけないんだなー、これからは、生活や文化のあらゆる局面で。

と、敗戰國の民としてそういうことを思ってたのですが、ハロウィンの季節もそろそろ終わりらしいので、街からカボチャが消えるのがうれしい。

しかし、日本国の原住民がわざわざ日本でハロウィンをやる意味が、未だにあんまり分からない。


# とはいえ2009年の段階では、まだ「商業施設のディスプレイの中の行事」
# 「月めくりカレンダーの10月のイラストに描かれてる行事」って感じだけど、今後どんどん根付いてくんですかね。


■ジャケットができました


■このブログでなかなか進捗しない進捗状況を報告している、スウィートでキャッチーでゴージャスな(←ピチカートか)gocoupの新作、『gocoupdelic(ゴクウデリック)』の制作もいよいよ大詰めです。ジャケットが出来上がりました。こんな感じです。

gocoupdelic

──………アルファ……弁護士……判例…… ( ;´д) ヒソ (´д`;) ヒソ (д`; )

はい、そこ静かに。


■なお、今作のマスタリングは、米国の電子音楽レーベル「12k」のTaylor Deupree氏にお願いいたしました。

来週中には、ニューヨーク県からマスターCDが到着する予定です。


■全4曲、約35分のドローンです。冬向け、ということを意識して作ったわけではないですが、冬に似合う一枚になったのではないか、と思っております。遅くとも12月の半ばにはできる予定ですので、どうぞよろしくお願いします。


■4ヶ。モスバーガーで。


■好きな数字は、1970年1月1日からの秒数です。半蔵商店です。ブログの更新が滞ってましてすいません。

さて今回はモスバーガーの話。


■拙僧がまだ十代半ばの美少年だったころ、モスバーガーで四つもハンバーガー類を食べたことがあります。モスチーズバーガーとかロースカツバーガーとかなんとかバーガーとか、いろいろ四種類。べつに苦労して食べ終えた覚えもないから、その時の空腹度からすると4ヶというのもまあ妥当な量だったんだと思う。

──ということを先日、なぜか突然に思い出したんですね。


■で、三十路になった今でもハンバーガー4ヶを食えるもんかなあ、なんて素朴な疑問が浮かんできたので、今朝、モスで4ヶ買ってきました。

・フィッシュバーガー
・サウザン野菜バーガー
・とびきりハンバーグサンド チーズ
・きんぴらライスバーガー

さすがにこれ全部を店内で食うのはちょっとあれなので、部屋に持って帰りました。


■で、これら4ヶのハンバーガーの包みを眺めつつ、うーん、さすがに全部食べることはできないかもしれない、もしかしたら2ヶぐらいでおなか一杯になるかもしれない…、なんて思いつつパクパクパクと食べ始めたところ、









ぜんぜん普通に食べ切ってしまいました。4ヶ全部。食べようと思えば食べ(ら)れるものですね。


■で、4ヶちゃんと食べ切ったけども、もう若くないんだからこんな食べ方しちゃいかんよなー。

と思いつつ、デザートとして、モスに入る前に駅前のスーパーで買ってきたフレンチトーストとリンゴデニッシュとシュークリームにそれぞれメイプルシロップを塗って、全部食べ終えて、消化するためにベッドで横になって、午前中から昼寝しました。


■gocoupの新作について


■延び延びになっているgocoupの新作ですが、概要が決まりつつあるので、お知らせします。


・タイトル:gocoupdelic [ゴクウデリック]

・規格番号:32XA-gocoup

・収録曲数:4曲(約35分)

・発売日:11月21日(公称)



■なぜこのタイトルなのか、なぜ規格番号が「32XA」から始まってるのか、なぜ11月21日なのか、などの点に関しましては、またいずれ。いましばらく。


■あ、発売日は11月21日となってますが、実際にAmazonなどで買えるようになるのは12月上旬ごろになるかと思います。でも、発売日は11月21日っていう体(てい)でお願いします。


■ただいまマスタリング(二度目)の修正待ちです。


■学研ひみつシリーズ


先週、弟が沖縄で、学研ひみつシリーズの

『トン・チン・カンの科学教室』を新品で

売ってる本屋を発見してしまったらしい……。古本ならさておき、新品でって。もちろん90年代の新装版でなくて、80年代に出たオールドスクールな装丁のオリジナル版です。新装版はセリフがちょっと変わってる部分があったりすんだよなー。

しかし西暦2009年にもなって、こういう激レアクラシック盤が発掘されることってあるんですね。





この『トン・チン・カンの科学教室』と、『コロ助の科学質問箱』は、学研ひみつシリーズメイニアでなくとも持っておきたい一冊(二冊)です。


■ビールは小瓶


■ジョッキに注がれたビールがあんまり好きじゃないです。

なぜかと申しますと……、と、その理由を書くと日本全國民の7割を敵に回すことになり、ただでさえ狭い世間をますます狭くするので書きませんが、とにかく、ビールをジョッキで飲むのがそんなに好きではない(まあ、大嫌いってわけでもないけど)。キンキンに冷えたジョッキで、ゴッキュ、ゴッキュ、ゴッキュ、ゴッキュ、ゴッキュ、ゴッキュ、プハ〜っ、みたいな人とお話しするべきことはあんまりない。


■じゃあいつもいつも偉そうなことばっか云ってるおまえはどういうビールが好きなんだよ、と問われると、これは答えが決まってて、「小瓶」でございます。

具体的には、以下の三種類です。

1)(とりわけ、天ぷら屋や蕎麦屋((高級な店とは限りません))で供される)小瓶のヱビス

2)緑色の小瓶に入った、欧州からの舶来物のビール

3)沖縄で飲む小瓶のオリオンビール

土曜の昼、あるいは日曜の夕方なんかに、天丼食べつつ飲むビールはうまいですね。小瓶で小さなコップに注ぐほうが美味しく感じられる。次点は、サーバーから例の曲線がかったビールグラスに注いだやつ。天丼の場合は、缶とかジョッキとかは論外です。

ピザとかプチトマトとか西洋の変なチーズとかをつまむときは、欧州の緑色の小瓶に入ったビールを。緑色、ってのが重要。茶褐色よりも舶来品のありがた味がある気がする気がする。でも茶褐色でももちろん構わない。

オリオンもね、真昼のビーチで飲むときは缶がいいんだけど、やはり小瓶のほうがオリオンビールって感じがする。主観。


■そう。この小瓶というサイズ、が重要でして。

そもそもビールなんて、美味しいのははじめの334〜350mlくらいで、おまけしても500mlくらいまでで、あとはただ「美味しかったあの一杯目の感動をもう一度!」みたいな、ハードル低い追体験をしてるだけだと思う。良かった時期を引き延ばそう引き延ばそうとするのはよくない(なに云ってんだ、おれ)。

ともかく、われわれ人類は皆、ビールを発明して以来21世紀の今日まで、「二杯目のビールの一口目がそんなにうまくない」ことに失望し続けてるわけですよ。

だからもう、ビールは思い切って小瓶一本ぶんで止して、そのあとは日本酒なり焼酎なり、もしくはペリエなりお茶なりに移行するのが、ほんとの意味でビールを楽しんでることになるんじゃないか、とすら思います。極端な意見だってのは分かってます。


■あと、中瓶や大瓶のビールは、あれはやはり宴会とか立食パーティーのためのもので、ふつうに飲むときはやはり小瓶がいちばんいいのではないか、と思います。

なんか、あの適度な小ささとか、適度な瓶の重さとか……とにかく、小瓶がいい。


■と、いろいろ書きましたが、ふだん飲むビールは、95%くらい缶なんですね。うちの近所の店があまり置いてないんです。小瓶を。

酒屋さんにケース単位で小瓶ビールを配達してもらうという手もありますが、うちには冷蔵庫がありません。

でもそのぶん、たまに飲む小瓶が特別なものに感じられるので、この環境はこの環境で良いです。

と、個人的な好みを延々書いただけのエントリでした。



【付記・一】
飲み会の最初から最後まで徹頭徹尾ビール、というお侍さんがたまにおられますが、そんな飲み方をしてると胃がタプタプになったり、体が冷えたりするんじゃないか、とか思ってしまいます。大きなお世話以外の何物でもないですが。

【付記・二】
夏、ビルの屋上のビアガーデンでジョッキ、というのもこれはこれで飲んでみたいです。

【付記・三】
そういえばおれは、「サーバーから注いだやつ(俗に云う“生”)」をありがたがる習慣がない。


■インターネット以前の


■第6位、拓殖大学! 半蔵商店です。


■さて本題。今週ネットを見てて、

「まだインターネットもなかった時代なのに、あのころ○×△があんなに流行ってたのは不思議だ」

みたいな内容の文章を続けて見かけたんですね。


■でもその考え方はちょっとおかしいのではないか、と思いました。インターネット以前にも、情報が流通する経路はたくさんあったわけだからね。テレビとかラジオとか新聞とか雑誌とか(っていちいち挙げてく必要もないですが)。


■むしろ、「国民的大ブーム!!」みたいなのは昔の方が多かったように思う。現在のブームは、サイクルがどんどん短くなってきてて、かつブームごとの客層(?)もだんだん細分化していってるように感じる。

あと、最近はブームの沸点が低いような気がする。そんなに盛り上がってないものでもすぐにブーム扱いされてしまう、というか。


■そもそも、流行るものはメディアを経由しなくたって流行るわけだし。都市伝説とか、噂とか、怪談とか、俗語とか、その他とか。


■──と、だらだら書いてるうちに話が逸れそうなのですが、このエントリの主旨は要するに、

われわれはもう、「インターネット以前の世界」を思い出せなくなってきてるのではないか。

ということなのです。思い出せなくなったからってそれがどうした、と云われたらそれまでなんだけど。


■山本夏彦のエッセイに出てくる、「テレビがない時代は退屈だった」とおっしゃるテレビのない時代に育った御婦人、を思い出しました。


■店が24時間開いている。


前回に似たような話なのですが。


■最近って、いろんな店が24時間開いてるじゃないですか。コンビニはもちろん、スーパーも24時間開いてたりして。で、牛丼屋やファミレスも24時間営業が多いですね。あとネット喫茶とか。それと、平日は24時間稼動してるATM機もある。


■24時間開いてるのは便利っちゃあ便利だけど、それが普及しすぎてしまうと、いつのまにかいろんな業種とも年中無休24時間サービスを供給し続けるのが当たり前になってしまい、しまいには「年中無休24時間で営業してないなんておかしい」みたいな風潮の社会になってしまわないだろうか(←まあ、これはさすがに極端ですが、でもお店の正月休みはどんどん短くなってきてるような気がする)。

で、そういう年中無休24時間営業(あるいは、それに準ずる営業体制)が一般的な社会になってしまうと、けっきょくは自分も、好むと好まざるとに関わらず、正月だろうがお盆だろうが、深夜だろうが早朝だろうが出勤しないといけない身になってしまうんじゃないか、休みたいように休めなくなるんじゃないだろうか、と思ってしまうんですよね。(談)

──と、ここ一年くらいはそんなことを考えてます。


■しかし、ヒトはいちど味わってしまった便利さにもあっという間に慣れてしまうものなので、

「あ、元日も店が開いてるんだ」
「あ、夜中も店が開いてるんだ」

みたいな、“開いててよかった”という気持ちも、

「なんでいまどき元日に店閉めてんだよ。使えねー」
「なんでまだ午前二時なのに店が開いてないんだよ。使えねー」
「なんで日曜の深夜はATMが動いてねーんだよ。使えねー」

という肥大化しきったお客様意識に変わるまでそんなに時間がかからないような気がする。

まあ、それもまた人間ですかね。なんて。


■あと、年中無休24時間営業で店を開けておくコストって、けっきょくは物の値段やらサービスの代金やらに撥ね返ってくるわけだから、そのぶん家計にも負担がかかるように思う。


■えー、例によってまとまりの無い文ですいません。


■モノが安い


■自分も一消費者の立場なので、「より良い商品をより安く」とか「低価格、高品質」とか、そういう謳い文句の店で買い物をすることもある。

しかし逆に、たとえば自分が会社で上司から「給料をより安くするけど、より良い結果を出せ」とか、「低賃金で、より高い成果をあげろ」とか云われたらイヤですよね。


■でも、これだけ「より良い商品が、より安くて当たり前」という考え方が世の中に定着してくると、この考え方がいろんな業種のいろんな商品やサービスにも適用されて、で、品質アップ(もしくは維持)するぶんだけコストがかかるので人件費も削減されて、結局は各業界の従業員の給料も価格破壊ってことになって、「低賃金で高い成果を出すのが当たり前」ってことになってきそうで怖い。もうなってるか? ( ;`・ω・)


■「自分の業界はそんなん関係ないし。モノなんて安ければいいし。某社の病的に安いジーンズ買うし」なんて余裕こいた態度とってても、けっきょくは巡りめぐって自分のところにお鉢が回ってきて、「残業代なしでボーナスカットします。でも前年比105%以上の結果を出してね」みたいなことになるのではないか、なんて思ってしまうんですよねえ。


■複数の問題点が混在してる感じの、なんかまとまりのない文(しかもたぶん当たり前のことしか云ってない)ですが、最近はそういうことを考えてます。


■糸井、とんねるず、ケラ


ドドスコスコスコ ラブ注入♪ あ、半蔵商店です。

といった意味も含めまして、金曜と土曜と日曜の日記を日本語で書こうと思います。ところどころ外来語も混じりますことをご諒承ください。


■金曜は青山にて、糸井&重里の「ほぼ日の普通の社内打ち合わせを、公衆の面前で普通にやる(3時間)」という謎のイベントに行ってきました。なぜなら、それがおれの生き方だから。

・「ほぼ日」のコンテンツは、どのような会議を経て掲載に至るのか。
・よその会社というのは、どのように「打ち合わせ」ってやつをしてるのか。

という二点を意識しつつ見学してました。

話は思いっきり飛躍しますが、日本のサラリーマンって、誰もろくに読んじゃいないパワポのスライドやA4資料(MSゴシック盛りだくさん)を作ることに、貴重な生命活動時間を費やしすぎてるのではないかと思った。

イベントでは来場者に、この本がお土産として配られた。お得だ。

ほぼ日刊イトイ新聞の謎


そのあと、青山→麻布→六本木を散歩。金曜の夜の散歩も良いものです。ちょっと肌寒かった。

ダイエット明けなので、コンヴィニエンスなストアーで買ったカレーライスと焼きそばUFOとドリトス半袋を食してから寝る。


■土曜。朝の六時半からピナコラーダを作る。飲む。

ピナコラーダの原料

目分量で適当に混ぜ合わせてるだけなんだけど、そこそこ美味しい。これは、酒というよりは「パインジュースを美味しく飲む方法」の一つなのかもしれない。とかそういうことを思ったりする。

あとは、ダイエット明けなのでいろいろ食べたり昼寝したり古本屋に行ったり。

夜、フジテレビのバラエティー番組の歴史を振り返る番組を見た。'80年代とんねるずの勢いはやはりすごい。しかし、とんねるずの活動は(音楽関係を除くと)ほぼビデオソフト化されてない。再放送も少ないらしい。とんねるずは映像の権利に厳しい、みたいな話は聞いたことがある。「みなさんのおかげですDVDボックス」って、ありそうでない。あったら売れるはずなのに。

この日は、いろいろ食べたので、ちょっと体調が悪い…。


■日曜。午前中の石神井町は1ピクセルの雲もない秋晴れ。

食べ過ぎで全体的にだるい。金曜の夜から「ダイエット明けなのでせっかくだし」といろいろ食べてるのに、あまり精神的満足は得られない。不思議なもんです。まあ、あるていど予測してたことだけども。

砂原良徳の名言「ケラさん、逃げて!」でおなじみの、ケラリーノ・サンドロヴィッチの劇団「ナイロン100℃」の劇を見に行く。

帰宅後、開演前に近くの中古レコード店で買ったコンパクトなディスク三枚をリッピングしようとするも、PCのCDドライヴの調子が悪いのか、iTunesの再生時間の表示が16時間になったり、再生してみても全曲ともノイズしか出てこなかったりで、困る(サウンドアート系のCDなので、再生して十数秒はほんとにこういう内容なのかと勘違いした。)

で、これらのCDをDVDプレイヤーにかけてみると、三枚のうち二枚はなぜかエラーが出て再生しない。どうしたものか。


■秋のダイエット終了


ハムという芸人コンビがいて、ソーセージという芸人トリオがいる。

この二組が恵比寿の「ハム・ソーセージ会館」で合同ライブをやったらおもしろいなあ、とかそういうことを考えつつダイエットに励んでたら、この約三週間で3.25キロ減量できたので、ひとまずよしとします。

例によって明日の夜から土曜日一杯までは、カロリー無制限にいろいろと飲食物を飲食する予定。


gocoup新作は、ただいまエンジニア氏の日程調整中です。


■クラスの地味な人たちのカルチャー。略して「地味カル」


なんというか、ね、この国には「地味カル」とでも呼ぶべきようなカルチャーがあるような気がするんですよ。クラスの地味な人たちの間で、地味に、しかし確実に支持されているカルチャーというか。

とりあえず、地味カルっぽい物件を挙げてみます。「地味度」の大小のばらつきとか、地味以外の属性に領域が重なってるぞとか、まだまだ至らない点が見られるとは思いますが、まだ研究初期の段階なのでそこらへんはなにとぞ。



・ハムスターの研究レポート
(通称「ハム研」。ハムスター観察マンガ)


・セガマークIII
(ファミコン普及以降、かつソニック登場以前の、なんかいまいち陽の当たらないセガの感じ)


・コサキン
(クラスの多数派はいつだってオールナイトニッポン、もしくは、そもそもAMラジオなんぞ聴かない)


・Gクレフとか、クライズラー&カンパニーとか、そういう


・シングライクトーキングとか、トゥービーコンティニュードとか、ワンステップコミュニケートとか、そういう


・テクノポリスとか、コンプティークとか


・3×3EYES


・文化放送


・キーボードスペシャル
(シンセサイザー専門誌。『キーボードマガジン』や『サンレコ』にくらべ比較的アマチュア向きで、かつ、なぜか妙にオタクっぽい要素があった。のちに『プリプロ(?)』と改名してたような気がする。)



思いつくままいろいろ書いたので、あんまりまとまりがないラインナップですが、云いたいことはだいたい分かってもらえると思います。そうですかね。


あと、後期のYMOファン層(『BGM』『テクノデリック』〜散開)もけっこう地味カル係数高そうな感じがしますね。とか夜中に何を書いてるんだおれは。


■gocoup、秋の進捗状況


■コツコツ進めているgocoupの新作が、そろそろマスタリングの段階まで来ております。

と書くと、「マスタリングは以前済ませたのでは?」と日本語吹き替えの白人記者に質問されそうなのですが、えー、二回目となるマスタリングを行います。

というのも。七月にマスタリングした段階(一回目)では、仕上がった直後は満足してたんですね。でも、じっくり聴くとちょっと不満な点がいくつか見つかりまして。

で、エンジニア氏にお願いして修正してもらい、また改めてマスターCDを焼いてもらったりしたのですが、これもいまひとつ納得いかなくて。

(別にエンジニア氏の腕に問題があった、ということではないです。マスタリングすることにより、気付かなかった音源のアラに気付いてしまったりとかね。)


■で、いろいろ考えたのですがこの二枚のマスターCDはお蔵入りにして、音源をいささか手直しして、また別のエンジニア氏にマスタリングしてもらうことにしました。

なので、今回の新作は、単純に計算してマスタリング代が通常の二倍かかるんですね。('∀`; )

でも、音質は大事なので。


■というわけで、この新作はほんとは'09年9月9日という例によってゾロ目の日に発売したかったんだけど、上記の理由で間に合いませんでした。延び延びになってすいません。(・ω・`)ゞ

十一月中には完成しますので、なにとぞ。


■引っ越したい


■九月の沖縄で2.8kg太ったのですが、節食だのジムだので、ようやく沖縄行く前の体重に戻りました。

でも今週一杯くらいまではダイエットモードに入っとく予定なので、OLっぽくコントレックスなんぞ飲んでおります。舌触りが牛乳っぽい。

以下本題。


■いま住んでるワンルームの部屋が片付かない。と、一年中書いてるような気がしますが、うーん片付かない。

そんなわけで部屋片づけのコツを書いてるサイトはないかなーと検索したところ、いくつか見つかったので読んでみました。すると、とあるサイトに

「ワンルームはそもそも片付きません」

みたいなことが書かれていました。真理。

「社会人なら1DK、趣味または家でやる仕事を持ってるのであれば2DKに住んでください」みたいなことも書かれてました。

引っ越すかなー。でもなー、ここ会社で借り上げてるアパートだから、引っ越すと家賃手当て出なくなるんだよなー。今の給料で家賃が自腹だときついなー。でも引っ越すことによって部屋がスッキリするなら月数万の出費も止むを得ないかなー。

──と、なんというか「引越し幻想」みたいなのが生まれつつあります。


■ちなみに高城剛は先日、45歳になった自分へのご褒美として、部屋のモノを全部捨てたらしいです

ここまでするのも気力が要りそうだ…。


■ピザのある風景


■好きな食べ物はドミノピザと、冷めたドミノピザです。半蔵商店です。このブログのトップページのロゴ変えました。


■さて、金曜の夜といえば、そう、誰がなんと云おうとピザですね(←強引)。

というわけで、今日は貸しポジ屋(※写真素材を有料で貸し出すサービス。新聞広告や雑誌記事などの印刷物を作る際に利用される。以上蛇足)のサイトで見つけたピザの写真を集めてみました。

みなさんもぜひ写真を見て、ピザを食べたくなってみてください。


子供とピザ
白人のガキはピザが似合います。傍らのネオンも、「夜の外食」感が出てて良いですね。


冷蔵庫のビールとピザ
冷蔵庫に並ぶビール瓶とピザの函。ピザには海外のビールが合うと思った。


冷蔵庫の食べかけピザ
うまそう。コロナビールもピザに合うよね。


冷蔵庫のピザとその他
似たような写真ばかりですいませんが、こちらは生活感のある写真。


ピザを食べ終えた外人の集団
みんなでテレビを見ながらピザを食べる、という海外ドラマのワンシーンのような光景。ピザの正しい食べ方だと思う。しかし、ピザの耳を食べ残している。


ピザを食する女、その一その二
深夜、一人でテレビや映画を見ながらピザを食む、というのもまた宅配ピザの正しい食べ方の一つかもしれない。「宅配ピザに合う映画」というのも常に準備しておきたいものである。そうか?


■あと、たまたま見つけたこちらのブログ様ですが、拙僧とドミノピザ感が近いです。宅配ピザ、ならびにアメリカのファストフード好きの人はご一読を。

ただ、自分はやはり宅配ピザは、ネットでなく電話で注文する派です。電話も含めての宅配ピザ、という感じがします。個人的な意見ですが…。


■──と、こうやってピザのことを考えてると当然ピザが食べたくなってくるわけですが、来週の金曜までダイエットモードに入っているため、ピザは食べられない身の上です。でもこうやってピザの写真を眺めることで自分を追い込みます。まさに修行。


■妙に気になった手描きのポスター


■今日から十月です。今年も残すところ、あと三分の一か四分の一のどっちかです。半蔵商店です。


■さて、意外性のない話の進め方ですが、こんな身辺雑記に意外性がなくて何が悪いんだって感じですが、運動会シーズンですね。

で、近所の小学校のフェンスにですね、運動会のポスターが貼られてるわけですよ、子供たちによる手描きの。

全部で十五枚ぐらいは貼られてるんですが、その中にこんなポスターがありました。

運動会1

運動会2

うむ。いいと思う。


■ところで、矢島美容室のファンの小学生って、ナオミが氣志團というバンドのボーカルの人だということを知らなかったりするんでしょうか。


■謎のローカルCM


■こないだ、チャド・ハーリー氏、スティーブ・チェン氏、ジョード・カリム氏らが2005年に創設した動画共有サイトを検索していろいろ見ていたら、こんなローカルCMを見つけました。

………………('A`) いろいろ謎が多い……。

「ローカルだから」「低予算だから」だけでは片付けられない何かがある。


■で、同じ会社の別のCM。これ。

BGMは先ほどよりも取っ付きやすいものになってるけど、商品カットに「商品カット」というテロップを表示するのは、常人のセンスではない気がします。


■で、同社のwebサイトも、かなりローテクな造り。しかも、テレビCMをするような会社なのに、独自ドメインではなくOCNのサーバー。広告はwebよりテレビにお金をかける、という方針なんでしょうか。

しかし全体的に謎が多いです。


■九月の沖縄の写真、大きいほうのデジカメ篇


では、長々と書いてきた九月沖縄篇、最終回です。Canon EOS 30Dで撮った写真です。今回はあんまり撮らなかったなー。


犬

中央パークアベニューにある、15年以上前に閉店したジーンズ屋の看板。たぶん、以前にもブログに載せたことがあるはず。この看板は、コザに来るたび撮ってる気がする。


AMMO BOX

中央パークアベニューのAMMO BOX。かつてはたくさんのモボ・モガで賑わっていた店内も、今は昔。


一番街

沖縄市の商店街「一番街」。おれの友人は幼少のみぎりに、この一番街で迷子になったことがあるらしい。それくらい賑わっていたのです。現在の写真からはちょっと想像できないことです。

一番街の時計


時速47km


アロハオプティカル

これも以前に載せたことがある気がするけど、気に入ってるので。平成21年の日本とは思えないタイポグラフィー&ペンキ感。金武(きん)町にて。ちなみに、このすぐ近くにある「パーラー千里」のハンバーガーは、直径が7インチくらいあります(←あ、これも以前も書いた気がする…)。


建物

米軍基地の中にある、なんかの建物。


電線


四季


しかし今回は………………なんかパンチに欠ける地味な写真ばかりだな……。デジカメからPCに写真データを移して、写真をざっと見返してるときは良さそうに思えたんだけど……。まあ、こういうこともあります。


■鮨を食す、大人計画を見る、服を買う


■こんにちは半蔵商店です。[要出典]

このところ沖縄関連のエントリが続いたので、今回は昨日の日記を書きます。


■昨日の朝食は、渋谷の寿司屋で寿司30ヶ feat. 日本酒2合でした。ちなみに6220円です。朝食にこの額の日本円を遣ったのはさすがに初めて。


■で、しばらくディスクユニオンや楽器屋で時間をプチプチつぶして、三軒茶屋に移動。大人計画の『サッちゃんの明日』を見学。

人気のある劇団だからなのだろうか、「客席にあらかじめ置かれている他劇団のチラシ」の束がめちゃめちゃに分厚く、ほんとに1.5kgぐらいはありそうだった。

劇の感想などは書かない。そういうの書くために劇を見に行ってるわけじゃないし、ブログをやってるわけでもないから。


■で、再度渋谷に戻って、服屋で服を買う。服を選ぶって難しいですね。客観性とか、店員との駆け引きとか、サイズが無いとか、いろいろ。

そもそも服選びの前に、まず店選びがあって、いや、その店選びの前に「土地選び」があって(新宿か、渋谷か、etc)、えー、いろいろ大変ですね。


■で、夜。

帰ってきて部屋でラム酒(海賊が飲むやつ)を飲んで読書してたら、いつの間にかうたた寝してたんでしょうねえ。

気がついたら、寝冷えしてしまってて、さらに酒を飲んでたこともあいまって、完全に体調を崩しました。

なので、夜中から熱い風呂入ったり、厚着したり、エアコンを点けたりした後、「いちばん楽になれる姿勢」を模索しながら布団の中でモゾモゾと体勢を整えてました。しかも全行程とも、「吐き気がするのにぜんぜん吐けない→吐き気を延々と我慢しなければならない」という謎のオプション付き。

とうぜん寝付けるわけも無く、ずっと吐き気をこらえながらゴロゴロしてました。こういうときってなかなか時間が進まないんだよな。

海賊でもないのにラム酒を飲んだのがいけなかったのかもしれない。あと、この季節の朝晩の気温差はまさに兇器。

今朝になってようやく回復しました。


■九月の沖縄の写真、小さいほうのデジカメ篇


オリオンビール

では例によって、FinePix Z2で撮った沖縄の写真なんぞを。あ、けっきょく氷ぜんざいは食べなかったな…。

remix

エイサー1

エイサー2

エイサー3

エイサー4

コザ信金、本店

西瓜

パタリロ、テクノドン

カーラジオ

机

警察学校

ぜんざいおわり


■その他、九月の沖縄


■九月の沖縄は、洗濯物の乾き方が早かった。こんなんじゃ乾燥機つき洗濯機の普及に差し支えあるのでは? と思ってしまうくらい早かった。


■沖縄の豆腐は、なかなか美味いのではないだろうか。いや、単に食べ慣れているだけかもしれないけれど。


■実家での地味な楽しみには、「深夜のAMラジオを聴きながらオリオンビール」の他に、お茶漬けがあります。拙僧の部屋には炊飯器が無いので、実家に帰ったときはここぞとばかりに、というほどではないですが、さらさら食べます。

今回食べた具は、ブリの塩焼き(うまい)、イカの塩辛(飽きないうまさ)、アラ!(手堅いうまさ)、納豆(スタンダードなうまさ)、などです。小さめの茶碗で食べます。

おれの部屋でもお茶漬け環境を整えたいのですが、お茶漬けやるにも、炊飯器や冷蔵庫、茶碗やしゃもじといったハイテク機器が必要なんですよねえ。(´・ω・`) モッテナイ


■沖縄の道路では、「後ろが四角くなってるタイプの軽自動車」をよく見る。とくにダイハツの「ムーヴ」をよく見る。気がします。


■平日の昼下がり、コザの食堂に入った。ランチと沖縄そばを食した。店内のテレビから大音量で『元気が出るテレビ』のDVDが流れていて、高田純次が指輪を口に含んだりしていて、SEの笑い声がやかましくてちょっと困った。

やはり、平日の昼下がりのコザの食堂のテレビからは、ワイドショーかお茶の間郷土劇場が流れていてほしいものです。ものすごく勝手な意見ですが。


■'00年代のコザが、もう懐かしい


(今回は、さらに超ローカルなコザの話です。)



■先週、地元の友人と沖縄市の中央パークアベニューを歩いてたところ、友人がこう云いました。

(゚д゚ )「ここ、iMacがあるネット喫茶があったよね」

あった。あった。たしかにあった。


■いろんな店が無くなっていくコザではありますが、たとえば五年くらい前ならまだアメリカ屋AMMO BOXもあったはず。当然ながらニューヨークレストラン次男もあった。時代をもうちょっとさかのぼるとストレートクラブもあった。


■──なんて思いながらネットをあれこれ検索してたら、こんなページを発見しました。2001年7月のコザの様子が紹介されてます。

リンク先のページを真ん中までスクロールして、「左上もそうだが、この「KIMONO」の文字〜」というキャプションの左にある写真をご覧ください。

中央パークアベニューに、こんなに人類がいます。


■この写真を見たとき、びっくりしました。

というのも、この写真が撮られた'01年の7月の時点ですでに、コザは「衰退してて、人も少ない街」みたいな云われ方をされてたんですね。

でもこの写真を見ると、なんだよ、いるじゃん人類! あるじゃん文明!

(ちなみにこの写真のすぐ下にある『Lequio.net』が、冒頭で述べたネット喫茶です。)


■それにくらべて、先週行った中央パークアベニューには、一本堂もないし(ゲート通りに移転)、たじま屋もない(一番街の本店に統合)。視界にほとんど人がいない。さらには、中央パークアベニューの歩道に堂々と駐車してるやつがいる始末。

うーーーーーーーむ……。(・ω・´; )


■それでも、日曜の昼間にチャーリータコスを覗いてみたらけっこうな混雑でした。やっぱすごいっすねチャーリー。県内各地にポンポンと支店を出したりしないところが好きです。


■折ったら光る棒


■先週沖縄で、お気に入りのバーに足を運んだのですが。

いささか残念なことになってました。


■以前とはバーテンダーさんが変わってたんですよ。

で、このバーテンダーさんにモヒートをお願いしたんですね。

そしたらなぜかモヒートのグラスに

「あの、折ったら蛍光色に光る細い棒」

が突っ込まれてたんですよ。これ

拙僧が発注したモヒートのグラスの中で、この青い棒が青々と鈍く光ってました。うーん、悪趣味。

まあマドラー代わりにしろ、ってことなんだろうけど、これはなあ……。('A`)


■それだけならまだしも、このバーテンダー氏は「こだわりのら〜めん屋」の店主のようなアクの強さがあるヒトで、正直、あんまり落ち着いて酒を飲めなかった……。あと、たぶん元ヤン。

それと、常連客らしき変な女が耳障りだった。で、この女とバーテンダーのやりとりも騒々しかった。

以前の店とあまりにも違いすぎる…。('A`) ('A`) ('A`)


■沖縄ではあまり見ないスタンダードなバーで、店自体の造りは良いんだけど、この調子だとあまり積極的には行く気になれないなあ…。

ということで、新たに通えるバーを次回の帰省までに探そうと思っとります。いい店を知ってるよ(できればコザ近辺)、という方は、テレックス等でご連絡ください。


■半田健人のオールナイトニッポンのヘッドフォン特集が面白かった件


■実家に帰ったときの地味な楽しみの一つとして、

「深夜、オリオンビールを飲みながらAMラジオを聴く」

ってのがあります。なかなかしんみりしていい感じです。

ただこれ、“狙って”やるとそこまで楽しくないんだよな。あくまで、「たまたま寝付けなくて」とか「たまたま夜中に目が覚めて」とか、そういう“たまたま”が重要な要素みたいです。


■それはさておき、先週の土曜。たまたま夜中に目が覚めたので、台所の冷蔵庫から缶のオリオンビールを取り出してきて、部屋に戻ってラジオをつけて、局をラジオ沖縄に合わせたら、「KOSS」だの「ゼンハイザー」だの「オーディオテクニカ」だのの単語が飛び交う、ヘッドフォンに関してのマニアックな話をやっていた。

ラジオで具体的な型番が出てくるようなレベルのヘッドフォンの話ってのも珍しいな、と思いつつ、数分間ほどはこの声の主が誰かを知らずに聞いてたんだけど、俳優の半田健人氏だったんですね。

半田氏は「イヤフォンを三種類持ち歩き、音楽のジャンルに合わせてイヤフォンを取り替える」とか、「低音を出すイヤホンなら、ソニーのMDR○×△が良い」とか、おすすめヘッドフォンのベスト5とか、いろいろ熱く語ってました。

ハンサムなヤングなのに、オーディオ機器にくわしいってのは珍しいですね。


■しかも、リスナーからのメールも、

「MDR-CD900STのイヤーパッドが薄くて困ってます」

みたいな相談だったりしてました。ふつう、恋の悩みとかでしょー、ラジオ番組の相談メールって。すごいな。


■さらには、ヘッドホンをマイク代わりにしてしゃべり始めたり、ジングルの部分で「ヴィンテージヘッドホンを売ってる場所を教えてください」と呼びかけたりしてました。

あとこれはヘッドフォンとは関係ないのですが、ちあきなおみの「喝采」の左チャンネルをオフにしてドラムなしバージョンで放送したりしてました(※この曲は、ドラムが左chに置かれている)。

いやー、濃い放送でした。聞きながらいろいろメモとってしまった。


■ところで、この半田健人のファンであるハイカラな娘さんとかは、こういうマニアックな放送を聴いてどういう反応を示すんでしょうか。

( ´・∀・)「きゃー、ケント様とお揃いのゼンハイザーHD650を買いに行かなきゃ」とかなってたら面白いですね。


■夏休み後の近況


コリンザにて

(写真は沖縄市の悲惨な第三セクターによる商業施設「コリンザ」にて。助詞が微妙。)


■沖縄から帰ってきたばかりなので、これからしばらくは例によってコザのことをつらつらと書く予定です。

今日は夏休み明けの近況報告を。


■昨日、二週間ぶりにジムに行ったら、2.8kgも太っていました。'`,、(゚∀゚;) '`,、

沖縄でいろいろ食べたからなー。でも後悔はしていない。


■昨日、ソフトシンセ『PRO-53』が、生産中止になるので安く売られていると聞いたので、安く買ってきました。


■昨日読み終えた本。南海キャンディーズ山里亮太『天才になりたい』。

2004年のM-1決勝戦でブレイクしてからも辛い時期があった、というとこが印象に残りました。


■夏休み終了。


ヒストミン

■風邪に、ヒストミン!(←三人でポーズ)(←そういうCMが昔あったんです)

といった意味も含めまして、けさ沖縄から帰ってきて、昼寝して、渋谷にお笑いのライブを見に行って、ラーメンを食べて帰ってきました半蔵商店です。


■夏休みの一週間は短かったなー。もっといろんなとこ行って、いろいろ食べたり飲んだりまぐわったりする予定でしたが、そうもいかなかった。まあそんな夏休みもある。


■ということで、次回からはしばらく沖縄の写真とか作文とか、そういう感じであれしていきます。


■夏休みのお知らせ


coedo(伽羅と瑠璃)

そろそろ夏本番なので、夏休み取ったので、今日から九月十五日まで沖縄にいます。

短い休みなので、パタリロを何冊か読んだらそれで終わり、って感じになると思います。

写真は、本文と全く関係なくコエドビールです。では行ってきます。


■こういうのは、「前の方が良かったー」って云われがちではある


■今朝、鳥居みゆきは何歳まであの芸風を続けるんだろうと考えながら会社近くのコンヴィニエンスなストアーに入ったところ、チョコレートの棚を見てちょっとびっくりしました。

明治のチョコレートのラベルが変わってる……。

明治1

いや、ロゴが変わったのは知ってた。たしか、明治製菓と明治乳業がロゴを新しく統一したんだよね、おれに無許可で。

しかし、この有名なラベルまで、ここまで大胆に変えてしまうとは知らなかった。「前面は旧ロゴを活かしつつ、裏面に小さく新ロゴ」とかじゃないんですね。なんつーか、明治のチョコレートにはちょっと見えないですね。

このロゴ、なんとなく「ヨーロッパの赤ちゃん用品メーカー」って感じがします。


■で、チョコレート本体にも、ご丁寧に新ロゴが刻印されてます。

明治2

われわれが、NECの新ロゴに、パイオニアの新ロゴに、いつの間にか慣れてしまったように、明治の新ロゴにも慣れる日が来るのかもしれません。

もしくは、コクヨの新ロゴのように、なかなか慣れないかもしれません。


■と云った意味も含めまして、明日から一週間沖縄に行ってきます。やっと取れました夏休み。さっき(23:50)ネットで航空券買いました。


■夏休みシーズン到来!


■夏が終わったので、そろそろ夏休みをとろうかと思います。いろいろあって、今年は七連休になりそう。('A`)

しかも、もしかしたら一日くらいは仕事のために消えるかもしれない。('A`) ('A`) ('A`)

で、この夏休みの三日後には秋の五連休。なんか変な休み方だな、しかし。


■いろいろ書きたいことはありますが、また今度。

って、最近こんなんばっかりですいません。


■あ、今日モスバーガー行ってきたんだけど、なんかこう、モスバーガーってこれまで築きあげてきたブランドイメージを自らだんだん食いつぶしに行ってるような気がした。あの某県知事のポスターとかさ、ねえ。

いや、あの県知事が嫌いなわけじゃないけど、かつてオールカラーのフリーペーパー『モスモス』を発行したり、トレイマット(トレイに敷かれてるチラシ)も月替わりで気の利いた読み物になってたり、さらには店内で持ち帰りのハンバーガーを待つ客が持つ番号札にまで凝ったデザインを施してたり、その番号札にコラムまで添えてたり──と、広告やデザインに意識的だった企業がいまやこんなことになってるなんて、ちょっと哀しい。

そもそも、あの県知事の顔を見て、

「うわー、このニワトリバーガー(仮名)食べてみたーい」(´・∀・`)

と食欲はそそられんでしょう、普通に考えると。


■ついでに書くと、石神井公園のモスはいつ行ってもあまりきれいではない……。


■沖縄ローカルの「焼肉いちばん」のCMの歌が何の歌なのか、二十数年を経てようやく分かった件


■おれが沖縄で小学生をやっていた'80年代、当時テレビで流れていた「焼肉いちばん」というお店のCMのBGMに

( ´・∀・)「ホッ♪ ホッ♪ ホッ♪ シャ〜〜〜ア〜〜〜♪」

という外人女性の歌が使われてました。


■このCMを覚えてるかどうかを三十歳くらいの沖縄人に訊ねると、たいてい

「いやー、そんなCMは覚えてな…………あ、あれか? いやっ、ちょっと待っ……あっ、あっ、あれかー、はいはい、あれね、はいはい」

という微妙な答えが返ってきます。記憶の扉を微妙に開くCMなんですね。


■で、この「ホッ♪ ホッ♪ ホッ♪ シャ〜〜〜ア〜〜〜♪」は誰の歌なんだろう、という疑問がここ二十年以上、頭の片隅にずっとあったわけです。

数年前に実家で、たまたま聞いていたくりぃむしちゅーのオールナイトニッポンのフィラー(っていうんですか。CMの余った時間を埋める音楽)としてこの曲がかかってたとき、「あ!」とは思ったものの、結局は誰の歌か分からずじまい、調べずじまいになってしまってました。


■ですが先月、地元の友人にこのCMの話をしてみたのがきっかけで、この歌についてちゃんと調べる気になってきたので、がんばってネットで調べてみました。


■その結果。

これはベルギーの歌手「Lio」「Amicalement Votre」という曲だと分かりました。( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

Lioは名前だけは知ってたし、同じベルギーのバンド「テレックス」の中の人がLioをプロデュースしてたことも知ってたし、テレックスはもちろん知ってたのですが、そうかそうか、Lioだったか。

二十年来の疑問が解決しました。


■というわけで、

「あの焼肉いちばんのCMに使われてる音楽はなんて曲なのかなー」と悩んでいる沖縄人を駅で見かけたら、

「Lioの『Amicalement Votre』だよ」と教えてあげてください。

ちなみにこの曲は、YouTubeにもあれされてるので、興味のある方はあれしてみてください。



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【付記・1】前述の友人と話した結果、焼肉いちばんのCMって、ラストのカットが

1)外人のおばさんが4名ぐらいで『いちばんよ!』っていうヴァージョン

2)外人(日本人だったかも)の集団が『焼肉、いちばん!』って叫ぶヴァージョン

の2種類あったのではないか、という説が浮上してきました(まあ、長い間放送されてたので、バージョンが複数あってもおかしくないですね)。


【付記・2】この「焼肉いちばん」は、いまでも那覇にあるみたいです。行ってみたいす。

(昔は那覇以外にも店舗があったような……くわしい方、ご教示願います。)


【付記・3】このCMは主に土曜の夕方に流れていた、というイメージがあり、そのため「焼肉は土曜の夕方が似合うなー」みたいな印象が個人的に今もちょっと残ってます。


■アンビエント本、その後


大学芋パイ

■無印良品の大学芋パイというお菓子が美味しいです。

一袋に八枚入ってます。でも大人なので、一日二枚でガマンします。


アンビエント本は、買った時はなんか紙だかインクだかの変な匂いがしたけど、一週間もしたら匂いは気にならなくなりました。あと、ざっと一読しただけで誤植をすでに何ヶ所か見つけた。

それと、すごく細かい話だけど、179頁にDetroit Escalators Co.の『Soundtrack [313]』が載ってて、「正直、プレミアムは付き過ぎ」と紹介されてるんだけど、あれって再発されてなかったっけ? もしかして再発版にもプレミアム付いてる?


■それはさておき、この本を読んで、『30.7.94』や『Dreamfish』のように永く愛聴できる盤に二十枚、いや十枚、いえいえ五枚でもめぐり合うことができたらいいなーと思っとります。

あと、Orbをいろいろ聴き直したくなりました。


■ところで、いつの間にかサン・エレクトリックの12インチ「オロッコ」が再発されてますね。この調子で「Tee」や「Eya」のシングルも再発して欲しい。できればCDで。


■というエントリを、Seefeelの『Succour』を聴きながら書いています。


■80年代洋楽MVとペプシの親和性、麻婆豆腐


■夏休みをまだ取ってませんが半蔵商店です。なんかもう、九月にもなると別に夏休み取らなくてもいいやって気分にちょっとなってます。もともと九月に取る予定だったんですけどね。


■土曜の夜、スマステで'80年代洋楽MV特集をやっていて、当時のミュージックビデオがいろいろと流れていました。

で、それを見てると、なぜかペプシコーラを飲みたくなってきました。コカコーラではなくあくまでもペプシ。

'80年代洋楽MVとペプシってなんか似合うと思う。海賊とラム酒くらい似合うと思う。


■それはさておき、このスマステを観て「どの曲がマイケルジャクソンの『スリラー』なのか」が分かったので勉強になった(これまで、意識の中で曲と曲名が合致してなかった)。


このお店の麻婆豆腐が美味しいらしいので、食べてみたい。のですが、とても辛いらしいです。ので、誰かと食べに行きたい。一人だと、「辛い!!!」と声に出してしまったとき、それを聞いてくれるヒトがいなくて困りそうだ。


■傘が弱い、冷やしそうめんの原価、他


■夏から秋へとフェードイン、というかカットインしてきてますね。

最近、季節のつなぎ方が雑なんだよ>神

というか今年はずっと「季節の変わり目」みたいな気候ばかりが続いてる感じがします。


■夏というのは、空が真っ青(R=0、G=0、B=255)で入道雲が湧いている季節のことだと思ってるのですが、今年の東京はそんな日が合計で一週間もなかったかもしれない。


■昨日の朝は雨だったので、傘をさして会社に行ったんですね。

で、会社に入る前に、傘の水滴を飛ばそうと思って、傘を開いたままくるくる回したんですわ。

そしたら、傘の把手のちょっと上の部分から、傘の柄が水飴のようにぐにゃりと曲がって、把手がもげました。

把手がすぽっと抜けたとかじゃないですよ。金属でできてる柄がねじ切れたんです。なにそれ。

税込525円の傘とはいえあんまりだ。国力が弱まると、傘まで弱くなる……(・ω・` ) ぶつぶつ


■昨日は台風のため会社が早く終わったので、夕方に寿司+泡盛というおやつを摂取しました。


■今年の夏は、一回しか冷やしそうめんを食べませんでした。

ところで、冷やしそうめんを出す店ってあんまりないですよね。原価がすごい透けて見えるから、というのも理由の一つにあるかもしれない。

あと、「お金を取れるほど豪華なトッピング」が冷やしそうめんには無いからかもしれない。


■おさるのジョージ、テレビデオ


鑑賞中
▲鑑賞中

■土曜の朝は、全身黄色づくめという職質ギリギリの格好をした男に飼われてるエテ公のアニメを見るのが半ば習慣になってるのですが。

よく考えたら(よく考えなくとも)、おれってもう、このアニメを見る子供たちの親の年齢なんだよな……。


■それはそうと、再放送の順ぐりかなんなのかは知らないけど、主題歌が英語版に戻ってるので、いいと思う。

あ、イラストの左手前にある物体は、無印良品の14インチのテレビデオです。イラストには描いてないですが、上にバルクCD-Rとか筆立てとか塗り薬とかいろいろ置けて便利。正月には鏡餅も置けます。


■ナショナルパナソニック


ER430二本

先日の地震で壊れた鼻毛カッターを買い直しました。左が壊れたほう、右が新しいほうです。一見、同じに見えますが──


ナショナルパナソニック

よく見ると、ロゴが違います。左がナショナルで、右がパナソニックです。社名が変わってましたねそういえば。いっそ、パナソニックじゃなくて、Pan sonicと改名したら電子音楽ファンの支持を得られたんじゃないでしょうかっていうか世界は別に電子音楽ファンを中心に回ってるわけではない。


■ところで。このあれはアマゾンで買ったんですが、昨日の昼下がりに注文して今日の午前中に届いた(渋谷区内)。早い。アマゾンってこんなに早かったっけ?

間違って、なんか「お急ぎ便」みたいな変なオプションを付けてしまったのか? このオプション分の料金を請求されてなければいいけど……と、なんか素直に考えられない自分がいる。早いからって文句は云えないけどさ…。

しかし、アマゾンの段ボール函って、なにかに再利用できそうでできないんですよね。おれの環境では。


■と、つらつら書いていると、「iTunesが再生している曲を見失って停まってしまい、再度ファイルの位置を指定しなおしたのに再生しない」という謎の現象が発生。なんだこれ。

【※8/29 追記】再起動したらあっさり治りました。


■アンビエント本


アンビエント本

アンビエント本買いました。昨夏のスタジオボイスのアンビエント特集に加筆したディスクガイドです。gocoupは載っていませんが、いろんなアンビエントの名盤が紹介されていますがgocoupは載っていません。

この本に限らず、ディスクガイドは「聴いたことないレコードを、ディスクガイドを読んだだけで聴いた気になってる人」にならないよう気をつけながら読み進めていきたいです。

■昨日、帰りの電車で読んだんですが、この種の本は飛行機の中で読むのもいいかもと思った。どこからでもパラパラめくれるから。


■それにしてもスタジオボイスの本を買うのは『高城剛の大穴イッパツ!』以来です。


■ウォシュレットが無い。2.0


■以前、ウォシュレットに関するこんなエントリを書きました。世の中には、「ウォシュレットがあって当たり前。ウォシュレットがないのはイレギュラーな状態」と感じる種族の人類が増えつつある、という主旨のエントリです。


■さて先日。某友人と話してたところウォシュレットの話になったのですが(なんでだよ)、この友人もまた、

「ウォシュレットの無いトイレには入らない。ガマンする」派

だったんですね。


■彼にとっては、ウォシュレットの無いトイレに入るのは、もう「最終手段」らしく、かなり追い詰められた緊急の状態なんだそうです。うーむ…。そんなにか。


■とはいえ、この友人のアパートはユニットバスなのでウォシュレットは付いてません。外出先ならウォシュレットの付いたトイレを探せばいいとして、彼は自宅ではどのようにして「非・ウォシュレット環境」をしのいでるんだろうか。

これを訊ねると、

「下半身裸になってバスタブに入り、シャワーで洗い流す」(`・ω・)b イエイ

という答えが返ってきました。


■うーん…。それだと、肛門的には清潔だけど、バスタブ的にはどうなんだろう……。だって、そこにお湯ためて風呂入ったりするわけでしょ。

まあ、湯舟に浸かる習慣がないんならいいだろうけど、おれはちょっと遠慮したい……。


■──と、その友人に語ったら、「えー、なんで?」と訊き返されました。ヒトの清潔度の基準はいろいろです。←普通のまとめです。


■近況、掃除、椅子


■毎年毎年、「あ〜、夏だな〜(´・∀・)」なんて思い始めるころには実は、夏はもう半分以上終わってるような気がします。

そんなわけでこの夏も、花火大会、海水浴、墓地でのSEX等、そういった夏っぽいことを楽しむうちに過ぎていっておりまして、夏バテ気味でブログの更新も遅れがちですが食欲だけはあります。先週は二回、牛肉250g+豆腐300g+炭水化物無し、という謎の夕食を摂取し、パテが250gあるいわゆる本格バーガーを食したりしました。あー、そういえば、かき氷もスイカも食べてないな、まだ。


gocoupの新作をコツコツコツと進めています。

今日はその一環として、部屋を軽く掃除しました。部屋が散らかってると、はかどるものもはかどらないので。掃除も音楽制作の一部です。


■それと、椅子も大事だなーと最近よく思う。椅子も機材の一部。身体的な“姿勢”は、精神的な姿勢にも大きく関わってるのではないかと。

集中力とか作業時間とかを買うと思えば、15万円のアーロンチェア(およびその競合品)も高くないですね。高いですね。でも健康には代えられないですね。腰痛とか肩こりとか。


■しかし、書きたいことがいろいろ溜まってしまってます。twitterとかで小出しにしてったほうがいいのかな、こういうのは。


■あ、それよりも先日の地震で壊れた鼻毛カッターを買いなおさないと。あ、あと、バスタオルも買いたい。←こういう支離滅裂な文も、twitterだったらなんとなく許されてる感じがする。


■石野卓球がニポポに切腹を命じていたらしい件


■紆余曲折あって、たまたまWikipediaでニポポ(トンガリキッズの人)の項目を見ていたら、その中に、


・クラブイベントで石野卓球に挨拶したところ、その後楽屋で6時間正座させられ、切腹を命じられた。


と、さらっと書いてありました。この「さらっ」ぶりに笑ってしまいました。

21世紀の世ではあんまり命じないですよね、切腹。二人の間に何があったんだろう……。('A`; )


■ともあれ、出典が気になるところではあります。ファンの間では有名な話なのかな。


■タレ派のみなさんすいません


■ピルクルは水で薄めて飲む派です。半蔵商店です。

では前回に続いて焼肉の話。


■焼肉は、塩とレモン汁で食べるのがここ二三年の傾向です(←「にじゅうさん年」じゃなくて、「に、さん年」です。念のため)。

タレは、肉の味の解像度をつぶしてるような気がします。サンレコっぽく云うと、なんか、コンプかけすぎみたいなことになってる気がします。店側があらかじめ肉につけているタレにせよ、テーブルの上の小瓶のタレにせよ。

やはり肉は、塩でダイナミックレンジを広げ、レモン汁で味に輪郭を与え、というふうに、塩とレモン汁で丁寧にマスタリング、じゃなくて味付けしていくのが良いと思うのです。


■それとタレって、ヒトの脳の「白米が欲しくなる中枢」を刺激するじゃないですか。なので、ごはんがつい進んでしまい、ごはんで腹一杯になってしまいがちなので、気をつけたい。

タレというのはあくまでも、肉ではなくてごはんを美味しくするためのプラグイン、じゃなくて調味料なのではないか、と思います。


■でも、「焼肉といえば→タレ」みたいな刷り込みから逃れるのは困難で、気がつくと


(゚д゚ )「えーと、ハラミください」

(・ω・)←店員さん「塩とタレがこざいますが」

(゚д゚ ) 「えーと……………タレで」

(・ω・)「はい、ハラミのタレをひとつー。ピッピッ(←手に持ってる小型のなんかの機械に入力する音)」

みたいなことになってるんだよな。気をつけたいものです。


■ここ最近は、焼肉派からすき焼き派に移行しつつある拙僧でございますが、しかし、夏は焼肉もいいですなあ。この店はマルチョウとハチノスもおいしかった。


■タン派のみなさんすいません


■昨日は某氏と焼肉に行ってきました。

で、店員さんにあれこれ発注する段になって某氏は、

「タンって、別に要らないよね」

というリリックをドロップしました。食べるとしても一切れだけでいいよね、と。


■たしかに。おれも、自分でタンを頼んどいていきなり一噛み目でタンに飽きてる自分を発見したことがある。

タンはタンで美味しい食材だが、焼肉という場においては、タンよりもむしろカルビ、ハラミ、各種ホルモンetcといった部門にリソース(食欲+代金)を費やした方が、結果としていい焼肉になるような気がする。


■なのに、焼肉屋の席に着いてメニューを開いてあれこれやってると、

(゚д゚ )「えーっと、あとタン1、あ、やっぱり2ください」

と自然に云いそうになってしまう何かがあります。


■『No Boys, No Cry』のサウンドトラックを聴きました。


■昨晩は、うな重を摂取しながら、砂原良徳の八年ぶりの新譜『No Boys, No Cry』のサントラ盤を聴いておりました。うな重は二人前です。八年ぶりの新譜なので、それくらい許されるはずです。


■では感想を手短に。

・映画のイメージに合わせるため生楽器系の音が多用されています。が、要所要所ではシンセの音ももちろん使われており(おだやかなパッドから、クセのあるSE的な音まで)、そういうシンセの音を生楽器系の音(※ま、厳密に云えばこれもシンセサイザーが発する音なのですが…)の世界に溶け込ませるのが巧いな、と感じました。

ここらへんの、シンセ音と生楽器系の音とのバランスが、まりんの「サントラ作りに徹する自分」と「表現するアーティストである自分」とのバランスにも通じてるように思いました。

・さて、ちょっと今作からは話が逸れるのですが。

まりんの、この「前へ出よう、前へ出よう」としない姿勢は、少なくとも電気グーヴル時代にまで遡ることができます。『KARATEKA』('92)発売当時、まりんは「ぼくの音楽は有名になってほしい。ぼく自身はあまり表に出たくない」という主旨の発言をしていました。

そういうストイックな創作態度が、まりん独特の「音数控えめの抑制の効いた感じ」に少なからず関係している、のかもしれません。


・「Green Pattern」は、テイチク時代の細野晴臣ソロっぽいです。

・「Wave Motion」は『LOVEBEAT』の延長上にあるような曲でした。もっと長めのヴァージョンを聴いてみたいですね。

・「Sunset Blue」のギターが良いです。

・「Deadly Lovely」で、後半に入ってくるクラフトワーク風のシンセが良いですね。

・で、一番好きなのが「Monologue」です。これは、もう、かなり好きです。ぜひ夜明けの海で聴きたいです。


■最後に二つほど。

・もっと派手な音楽が好きだという人は、このCDを聴きながらブラウザでまりんの公式サイトを表示して、画面左上のYSマークをクリックして、好きなタイミングで音を足していくといいと思います。

・帯に「初回生産限定版:ブラックトレイ仕様」とわざわざ書いてあるのが気になって、CDトレイを剥がしてみると、そこには……。

ゴンチチのCDのジャケットを思い出しました。


■二十五万円、四万八千円


机


■(“Helvetica”と書いてあるTシャツを脱ぎながら)どうも半蔵商店です。あっついですねー。夏バテ気味です。


gocoupの新作はですね、先週の頭にPMCD(=プレスCDの原盤)を工場に発送しましてね。

という予定だったのですが、音質の面でちょっと再検討したいことがあって、ちょっと保留中です。

ただいまいろいろ改良中。


■新宿のビームスに行ったら、

解体したパンナム機の機体の一部

が売られていた。すごい。窓と、その周辺の機体の金属で、価格は25万円くらい。大きさは新聞紙をタテに広げたくらい(だったかな)。


■8/24に、南海キャンディーズ山里&オードリー若林、という謎の組み合わせのライブがあるそうなんですが、そのチケットがこないだ渋谷の金券ショップにて、

4 8 0 0 0 円

で売られていた…………。ちなみに定価は2800円。


■あと、いま作りたいTシャツが4種類あります。作ったところで誰が買うのかはさておき。


■ひとりワールドハピネス


■各紙報道にもあります通り、昨日は一人で、なぜか開催三日前までタイムテーブルを発表しない夏フェスに行ってきました。

一人はちょっと寂しいなー、とも思ったんですが、以前、友人と三人でサマーソニックに行ったときも、三人そろったのは会場入りのときと終演後の焼肉のときだけで(三人とも見たいライブはバラバラだから)、結局は始終一人で行動してるようなもんだったので、まあ別に一人でもいいや、と出かけたわけです。

というわけで、ワールドハピネスについての思い出を、二三。あ、おれは文明人なので、ステージの写真とかは撮ってません。


■ワールドハピネスのロゴのキャラクターを見て、「本秀康の画風が100%オレンジみたいになってるなー」と思ったら、そうじゃなくて100%オレンジが本秀康っぽいキャラクターを描いていた。


■会場に、YMOシャツを着て、腕には赤いYMOバンダナ、という気合いの入った人がいた。


■「やっぱ夏フェスにはビールでしょ!」みたいな単細胞っぽいこと云ってガヴガヴ飲んでると、トイレが近くなってしまい、北欧とかだと人権問題に発展しかねないぐらいに汚れに汚れ果てた不衛生なトイレに数分間も列を作って並んで目当てのステージを見逃すという屈辱的な目に遭うことになる。

なので、拙僧は酒は舐めるていど、お茶もノドを湿らせるていどに控えてました。なので一度もトイレに行かずに済んだ。ソツが無いよね、こういうとこは、おれは。←なにを自慢してるんだろう……。


■「サマージャム '95」、この季節のあの時間帯に聴けたのは最高ですね。しかも野外。


■いとうなんとかっていう業界くんの、マイクによる変な煽りはいただけなかった。ステージ上でそういうことをしてる自分に酔ってるだけだなーって思った。


■ムーンライダースを初めて見ました。というか曲も初めて聴きました。良かったです。この子たちは、きっと売れると思います!


■YMOは、エレクトロニカ寄りの曲調をなんとなく想像してたのですが、この日はファンクっぽい演奏でした。

しかし、「生でYMOを見る」という機会が初めてだったため、その実感がなかなか湧いてこず、NHK BSでやってるライブをエアチェックしたVHSを見てるような気分になったりしました。


■さて、家に帰ってみると。

会場では雨は降らなかったのですが、練馬区では降ってたらしく、洗濯物がずぶ濡れになっていた。

しかも練馬区では震度4の地震まであったらしく、机の上に立てて置いた電動鼻毛カッターが倒れ、床に転げ落ち、壊れていた。合掌。


■ワールドハピネス2009 レポート!


■あの砂原良徳が二日間にわたる沈黙をついに破り、'09年の「サマーソニック」以来、じつに二日ぶりとなるライブを敢行すると聞いて、「ワールドハピネス」に行ってきました! 一人で!

このフェスは、まりんだけでなくYMO(元YMOの三人が組んだバンド)やスチャダラパーなども出演しており、中2のころのおれが企画したのか?と思うような豪華なラインナップでした。

今日はこのワールドハピネスの詳細をレポートしたいと思います!


■開演時間のちょっと前に、会場である「夢の島公園」近くの駅構内にあった立ち食いそば屋に立ち寄って、とろろそばを発注したのですが。

これが「うまくない」「出てくるのが遅い」「結果としてそんなに安くない」、と見事に三拍子そろっておりました。('A` )

で、このとろろそば(に、なろうとしてなれなかった何物か)をすすりながら、昔のアンカレッジ空港のうどん屋で出てくるうどんって、こんな感じだったんだろうなあ……、と見知らぬ土地の空港の食堂について思いを馳せました。


■レポートは以上です。


■広尾の明治屋にて


■こないだ広尾の明治屋にて、一缶千円のオイルサーディンの缶詰を発見。フランス製。

千円ですよ。イワシの缶詰が。かなりの高級品ですよ。おそらくは優秀な大学を出た、育ちのいいイワシを厳選した缶詰だと思う。仮装大賞でも余裕で18点とかとっちゃうようなエリートイワシなんだと思う。

ちょっと気になるけど、この値段ではちょっと手が出せない……。

でも、このイワシを使ったら、最強に美味しいペペロンチーノとかが作れるかもしれない。


■こないだ広尾の明治屋にて、棚に並んだレトルトのミートソースの列を引っかき回して、わざわざ棚のいちばん奥からレトルトミートソースを取り出していた30歳くらいの女を発見。

レトルト食品の製造年月日なんてさ、棚の最前列と最後尾でそんなに実生活に影響を及ぼすような差異があるようには思えないんだけど。レトルト食品の棚を引っかき回してるところを顔見知りに目撃される方が、いろんな意味でマイナスだと思うんだけど。


■あと、広尾の明治屋では、イナゴの佃煮の缶詰も見つけました。イナゴの佃煮をたっぷり散りばめたパスタなんてあったら、ぜひ食べてみたくないですね。麺の中から、こう、脚が見え隠れしてたりして。イナゴのもげた頭部とかが(略)


■まりん、エイフェックスツイン、サマソニ


■昨日、まりんのライブに行ってきました。

「昨日、まりんのライブに行ってきました。」という、文法的にどこもおかしくない、誤字も脱字もない日本語の文章をタイピングしただけなのに、なぜか不思議な気分になってます。

“まりんのライブ”という、どちらかといえばSFに出てくるような現象が現実に起こったわけですから。しかも、8/7もサマソニでまりんのライブがあるわけです。つまり、今日はまりんのライブの翌日であり、まりんのライブの前日でもあるわけです。きのう日蝕見たのに明日は月蝕があるよみたいな話ですよこれ。

まりんの感想とかレポートはね、いろいろ書くと長くなるので割愛。機械のツマミを回すところがかっこよかったです。


■サマソニといえば、英国の人気ロック歌手、エイフェックス・ツインさん(37)のライブが明日サマソニでありますね。

でも、エイフェックスさんのこれまでの奇行から鑑みるに、まともにステージに現れない可能性もあります。

楽しみにしてる人は、最悪、「予定時刻にステージに現れなくても、来日して千葉県内のどこかにいるんなら上出来」ぐらいの心構えでいたほうがいいかもしれません。


■でも、サマソニはねー、仕事・体力・時間・費用などの兼ね合いからするに、今年も見送りですねー。

と云いつつ、会社から会場に直行すればエイフェックスとまりんは見られるなー、と当日券の購入を検討している自分がいる。


■ニャンちゅう、タワレコ


■昨日、会社からの帰り道。拙僧の後ろを三人組の男が歩いていたんですね。

で、その三人組のうちの一人が

執拗に、ニャンちゅうのモノマネ

を繰り出し続けていて、しかもそれがけっこう似ていて、笑いをこらえるのに大変でした。

ちなみにそのモノマネは、ニャンちゅうの声で“非・ニャンちゅう的”なセリフを発してそのズレを楽しむ、みたいな方向性ではなく、純粋に声の「似てる度」のみで勝負するモノマネでした。どうでもいいですかこんな情報は。


■で、さらに、「ここで三人組の、ニャンちゅうのモノマネをしてない残り二人の男もニャンちゅうのモノマネを始めて、ニャンちゅう
三匹組になったらどうしよう」とか勝手に想像し始めたら、ますます笑いそうになって、困りました。


■あと昨日、渋谷のタワレコに行ったら、営業してるのは一階だけで、残りの階はすべて休業、というかなりトリッキーな動きを見せていた。


■手短ではありますが


■東京はもう八月になったという噂がありますが、たぶん都市伝説だと思います。


■この週末は、gocoupの新しいやつをコツコツやってました。今もまだやってます。


■砂原コレクションはまた後日…/gocoup進捗状況


■最近は、あんまり味のついてない細長い菓子パンが好きです。半蔵商店です。

(ああいう菓子パンって、一般名称はなんていうんでしょうか。)


■今日は、砂原良徳コレクションを載せようと思ってたのですが、ちょっと忙しいのでまた来週ぐらいに回しますね。

コレクションといっても、大層なものではないですが、まあ一応。

とりあえずこれまでのコレクションはこちらです→その一その二その三その四


■次の日曜まではgocoupの新しいやつのデザインをいろいろ。

エンジニア氏から、仮マスタリング済みのデータが送られてきました(いつも、この瞬間が楽しみ。自分の音がグレードアップしてる感じが)。このままマスターを作ってもらう予定です。なかなか良い感じです。ドローンマニアの方はぜひお楽しみに。


■さっきアメトーークの一発屋特集を見ていて、つぶやきシローは、いわゆる「持ちギャグ」を持っていなかった、ということに気づいた。持ちギャグ無しでブレイクしたピン芸人ってあんまりいないような気がする。


■砂原良徳、八年ぶりの新作


■ついに。ついに、発売されました、新作が、砂原良徳の、今日、八年ぶりに。一部日本語が乱れていることをお詫びします。八年ぶりですから。

八年ぶりって、天体観測みたいなスパンだな。もっと短い周期で地球に近づいてる彗星あるよ、たぶん。


■なので今日は会社の帰りに、すごく久しぶりに渋谷のタワレコに寄って、『No Boys, No Cry Original Sound Track』を買ってきました。

(おれはどういうわけか、日本人アーティストの新譜は、ネットでなく店頭で買う習慣がある。すいません先輩、いま、自分、あまり関係ないこと話しました。)

No Boys No Cry Original Sound Track
▲ジャケット写真はネット中にたくさんあるだろうから、あえて裏ジャケを


■しかし、八年って長いですよーみなさん八年前何してました? おれはね、なにやってたかな、まあいいや、こういう話は。


■でね、このCD、あえて今は聴かない。いまちょっと立てこんでるから。来週ぐらいにゆっくり聴く。万全のコンディションで聴く。ほどよく冷やした緑茶(冷やしすぎは不可)とカリン糖を用意して聴く。


■ちなみにタワレコでの特典はこれ。入浴剤でした。

特典の入浴剤

▲特典の入浴剤

市販の既製品に「砂」のステッカーが貼られています。レコード会社の人が手作業でせっせと作ってる感じがします。まりんはレコード会社の人に愛されてるような気がします。


■なお今月号のサンレコによると、これはあくまでサントラ盤であって、自身のアルバムとしてはカウントしないようです。シリーズものRPGの外伝みたいな扱いなのかもしれません。


■今日のところは寝ます。


■ヒ サ ミ ツ♪(←サウンドロゴ)

といった意味も含めまして半蔵商店です。


■今日(7/28)は、まりんの新作の発売日の前日なので、まだブログに載せてなかったまりんコレクションを載せようかなー、と思ったのですが、書いてる途中に日付も変わって眠くなってきたので、睡眠不足はあたしたちOLにとってお肌の敵なので、今日はもうおとなしく眠ります。また機会を改めて載せますね。


gocoup新作の進捗状況。

・今朝、音源をスタジオに送りました。マスタリングは今週中に仕上がる予定。そしてこれからジャケットをコツコツと作るところです。

・4曲入りです。ドローンです。合計34分くらい。

・今回はCD-Rではなく、コンパクトなディスク、略してコンパクトディスクをプレスすることになる、と思います。

・秋口には完成予定。


■では本日は、こないだ買った台所用スポンジを見ながらお別れです。また明日。(記 7/29 0:30)

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■大人計画


日ごろの行いが良いので、昨日、大人計画のチケットをとることができました。

あ、ヤフオクで買ったわけじゃないよ、ちゃんとチケットぴあで買ったよ(←誰に対してなんの予防線を張ってるんだろう)。


■テレビとわたくし


いまテレビで、FNSの日26時間テレビとかいう、出演者だけが楽しそうな番組をやっています。


テレビといえば、木曜日のとんねるずのみなさんのおかげですで、画面に表示されるテロップが一部、

『'80年代のフジテレビのバラエティーでよく見られた、手描きのテロップ』

だったのが良かったです。


テレビといえば昨日、森田一義が司会のお昼の人気番組に明石家さんまがゲストで出て、たくさんしゃべっていったそうですね。嗚呼。見たかった。なんというか、その、「'80年代テレビの空気」を味わいたかった。


テレビといえば、きょうエンタを久しぶりに見たのですが、18KIN今泉が物哀しかった。なんでお笑い番組を見て物哀しい気分にならないといけないのか。


そして今日は、一日中gocoupの新しいやつの仕上げをしていました。なぜおれは誰にも頼まれてないのにこういうものを作っているのか。謎です。でも作りたかったので、作ってました。


■夏休みは九月にとります


好きな解散はバカヤロー解散、嫌いな会は二次会です。半蔵商店です。


今年の夏休みは、12連休の予定。前年比▲25%。(´・ε・`) ヴーヴー

もっとフランスっぽく三週間とか休んでみたい。敗戦国だと夏休みすらろくに取れやしない。もしくは、ろくに夏休みを取らないような国民性だから戦争に負けるのか。そういうことじゃないか。


といった意味も含めまして、いま、gocoupの新しいやつをコツコツと作っております。

こないだの三連休でマスタリングに持ち込める段階まで仕上げる予定だったけど、けっきょく終わらなかったのです。でも、この土日で仕上げられると思います。


あ、あと業務連絡です。秋葉原・eARS様にて『XVOXX 360』が完売いたしました。お買い上げになった方、ありがとうございます。

今年は、半蔵商店の新しい企画盤も作りたいですね。


■日蝕は見られなかったが、あんまり面白くないライブは見た。


今日は銀座で、カリカの単独ライブ『しゃべるコント』を見てきました。えー、あんまり面白くなかった。


コントそのものの面白さが、凝りすぎた設定とかライブ全体の構成とか意味深な伏線に呑み込まれていた、ように思う。

もっと云うと、「こういう設定でこういう役柄を演じてみたい」という演者の願望が前面に出すぎてる部分も多少あったと思う。

あと、オープニングの映像もシュールすぎて意味わからん。カリカと子役が、このライブのタイトルにもなってる『しゃべるコント』の意味について遠回しに語ってるんだけど、伝わりにくかった。

ついでに云うと、ちょっとのことで大笑いする親切な固定ファンがけっこう多かった気がした。まあ単独ライブというのはそういう場かもしれないけど…。


面白い、と思える瞬間もいくつかあったんだけど、基本的に上演時間の2時間半ずっと、ぜんぜん知らない人の結婚披露宴に出席してしまっているみたいな妙な居心地でした。

'05年に新宿ルミネで単独ライブ『モノクロアタック』を見たときはそんなことなかったんだけどな。おれの好みが変化したのかなあ。


■日蝕と、派手な布を巻いてる人たち


■はい。今日で脱線3が『バチルカ』を発表してちょうど15年になります。細かいことを覚えてるなおれは。


■でね、弟がいま奄美大島に行ってるんですよ、日蝕を見に。

で、現地の様子を聞こうと思って弟に電話したわけです。

そしたら、まあ、弟の観測の範囲内の話ではありますが、

島に“旅人”っぽいのがやたら多い

とのことでした。

あ、“旅人”ってのは弟語で、ヒッピー風というかゴアトランス系というか、そういう、体に派手な布を巻いてる人たちのことです。


■そういう旅人たちの中には、まあ案の定、ジャンベを島に持ち込んで叩いたりしている人々もいるらしいんですが、ジャンベどころかディジェリドゥを持ってきてる人もいるらしい。なんであんなかさばる物を……。('A`; )

で、なぜか奄美行きの船の甲板で、上半身裸でスキンヘッドの男の旅人が長い棒を持って踊ってたりしたらしい。意味わからん。

で、なぜか上半身裸の男旅人というのは少なからずいるらしい。海辺とかならまだしも、普通にダイエーとかにまで上半身裸で買い物に来てるやつがいるらしい。迷惑ですね。


■どうも日蝕には、そういう人たちを全国から呼び寄せてしまう効果があるようです。


■ちなみに、弟は以前にも、奄美行きの船の甲板で、

スナフキンのような格好をして、オカリナでジブリの曲を吹き続ける男

を見たことがあるそうです。何になりたいんだこいつは…。('A`; )


■うな重(肝吸い、香の物、うちわ付)


■今日(7/18)は夏の土用の丑イブなので、食べ物屋レビューサイトを検索する、という、戦前には考えられなかった手段で見つけた鰻屋に鰻を食しに行きました。有名な老舗らしいです。

うな重食べたら、うちわもらった。こんなの。↓

うちわ


■ところで、おれがうな重を食べ終わらんとしてるときに隣の席に座ってきた、若い夫婦(feat.一歳ぐらいの赤ん坊)の夫のほうが気になった。

その夫は席に着くなり仲居さんに「冷房弱めてくれますか?」とたずました。で、その数分後にも、別の仲居さんに「さっき冷房弱くしてくれるよう頼んだんですが」とか念を押してたんですね。

これだけなら別になんでもない話なんですが、この夫というのが、タンクトップにショートパンツだったんですね。そりゃまあ寒いでしょ。

夏だからショートパンツは良しとしても、タンクトップは、まっとうな大人がそれなりの鰻屋に来るときの格好じゃ絶対ない。そして店の冷房は、普通の服装をしてる人たちのための温度に設定してある。

二人目の仲居さんは「いちおう弱めたんですけど……」と応対していた。けど、もしかしたらたぶん弱めてないように思う。笑

でも、その仲居さんは「よろしかったら冷房のあたらない席にお移りになりますか?」とかタンクトップ男一家に訊いてあげてた。やさしいなあ。


■あ、肝心の鰻ですが、さすが老舗のことだけはあって、なかなかコストパフォーマンスが良くなかった。あと食べ物屋のレビューサイトって、老舗に対する評価はみんな甘くなる傾向にあるのではないかと思った。

なんだよ、タンクトップ男のことしか書いてないなこのエントリ。


■物思う夏の夜


バーで物思いに耽る、の図


■大人なので、一人でバーに行くこともある。

おれも三十を過ぎ、いろいろと考えることが多いので(ヨックモックの「シガール」をストローにして飲み物を飲む際、どんな飲み物がいいか等)、昨晩は物思いに耽るためにバーに行ってきた。


■大人なので、空腹のままバーに行かない。あらかじめ軽い食事を摂取する。


■大人なので、「バーでは一杯目に○×を頼まなければいけない」とか「一杯目に△□を頼むのはタブー」とか、そういう田舎の山寺の小坊主さんが語りがちなルールはあんまり気にしない。飲みたいものを飲む。


■大人なので、一杯目にモヒートを頼んだ。夏だしね。

BGMのビル・エヴァンス・トリオに耳を傾けながらグラスを傾けつつ、これからの人生について、しばし考える(今年の土用の丑は、ウナギ屋に行くか、スーパーのウナギで済ませるか等)。まったく、バーカウンターの似合う男である。上図参照。


■大人なので、空酒は避ける。おつまみも頼む。


■大人なので、バーのカウンターで、ケータイとかいう野暮なキカイはいじらない。触りもしない。


■大人なので、次に何を飲むか迷ったら、素直にバーテンダーに訊く。


■大人なので、バーの店内や飲み物の入ったグラスをデジカメで撮らない。あまつさえ、ブログに載せたりしない。


■大人なので、バーには長居しない。さっと帰る。


■なんかこう、JTの喫煙マナー広告みたいな箇条書きになってしまいましたが、モヒートを蒸し暑いうちに飲むことができてよかった、という主旨のエントリです。前々から飲んでみたかったので。

バーテンダーが常連さんらしき人と、
「あそこのラーメン屋はうまい」
とか、
「ラジオをつけっぱなしにして寝てるので、毎朝ラジオ体操で起こされる」
とか、そういう生活感たっぷりの話ばっかりしてたけど、まあいいか。


■まりんが八年ぶりくらいでサンレコの表紙に


まりん@サンレコ表紙

本屋(おもに本を売る店)に行ったら、砂原良徳が表紙のサンレコが並んでたので、そのうち一冊を手に取り、レジの人類に手渡し、日本円と交換してきました。

見開きで、まりんスタジオの現在の写真が載ってました。今は自作Windows機がメインだ、とか、今でもMS2000を持ってる、などいろいろ発見があります。

インタビュー冒頭の“趣味の話”が面白かった。雑誌の最新号なので引用は避けますが、そうか、そういうことをして『LOVEBEAT』以降の日々を過ごしてたのか、と、ちょっとびっくりしつつも、なんか納得しました。


■大野松雄ライブ@草月ホール


■1853年の今日、ペリーが浦和に来航したそうです。しなきゃよかったのに。半蔵商店です。


■さて今日は、音響デザイナー・大野松雄のライブに行ってきました。

高橋悠治よりも刀根康尚よりも年長の大野氏(昭和5年生まれ)による、キャリア初のライブです。


■ステージ上の大野氏は、ターンテーブルでもCDJでもなく

オープンリールのテープデッキ3台

を操作していました。機材の選び方からして、キャリアの厚みが感じられます。

素材が録音されているオープンリールのテープを手でキュッと回したりギュッと押さえつけたりして音を出して、それを傍らのオペレーター二人が加工(?)する、という演奏方法でした。


■で、唐突にまとめますが、このライブを見て「おれは自分の持ってる機材やソフトウェアのほんの数%しか使いこなしてないんだなー。もっともっと工夫できる余地があるんだよなー」という気になりました。ちょっと飛躍したあれになっちゃったけど、そんな感じなのです。


■鴨沢祐仁展@横浜人形の家


■メールーヘーンー倶ー楽ー部ーです半蔵商店です。


■昨日は横浜人形の家で、鴨沢祐仁展を観てきました。鴨沢祐仁は、昨年1月に急逝した、『クシー君』シリーズで知られるマンガ家/イラストレーターです。


■稲垣足穂と'50〜60年代のアメリカの雰囲気が独特の割合で混ざってる鴨沢氏の作風が好きです。あと、若干'80年代ニューウェイブの要素も混ざってるような気もします(これは当時、鴨沢氏の絵がレコードのジャケットに多く起用されていたことによる安易な連想であるかもしれません)


■会場には、これまでに描いたマンガやイラストの原画や掲載誌はもちろんのこと、氏が会社員時代(トンボ鉛筆、製菓会社のHONEY)に手がけた、おそらくはノン・クレジットの仕事も展示されていました(たとえば、子供用鉛筆のパッケージとか)。

変わったところでは、「富士急アイランド」の園内の売店で使われたと思われる、クシー君が印刷されたフライドポテト用の紙ケースまでありました(クシー君は一時期、富士急ハイランドのキャラクターだったそうです)。


■会場のテレビでは、富士急ハイランドのコマーシャルが上映されていました。

これは、実写版のクシー君(人)、レプス君(兎)、土星のおじさん(土星)、ビット君(ロボット)が登場するというCMで、鴨沢氏の絵が使われていないにもかかわらず、クシー君ワールドを再現していました。こんなCMあったんだなー。

個人的には、アニメーションのクシー君とレプス君が出てくる、仁丹のCMも見てみたかったです。


■ちなみに、おれは鴨沢氏の本を三冊しか持ってないです。しかもそのうち一冊は、ちょうど今日、ネット書店から届いたばかりでまだ読んでいません。鴨沢氏のことを初めて知ったのも十年ほど前です。優秀な読者とはとても云えない。

それでも、やっぱりおれはこの鴨沢氏の、タルホ的で、ちょっとSF風で、かつ幻想的で、整然とした、モダンな世界が好きなんだなあと思いながら(←そしてこれらの言葉の選び方が甘いなとも思いながら)、けっして広くはない展示会場を延々々々ぐるぐるしていました。


■ぜひ全集が出てほしいです。


■コンサート「日本の電子音楽」


■Tポイントカードはお持ちじゃないですかー半蔵商店です。


■電子音楽家なので、昨日は電子音楽のコンサートに行ってました。

コンサートはプログラムA、B、Cと三部に分かれていたのですが、それを全部見たので、休憩を含めると六時間半も電子音楽漬けでした。


■コンサートの前半は、名作と呼ばれる日本の電子音楽作品のテープ上演だったのですが(YMOのキーボードの人が選曲を担当)、そのなかに湯浅譲二の「インタヴュー」(『ヴォイセス・カミング』より)という作品がありまして。

これは、インタビューかなんかを録音したテープから、間投詞や接続詞だけを採りだして並べた、というテープ作品で、

( ゚д゚)「あのー、だからつまり、それは、やっぱり、あのー、ですから、だから、とはいえ、それでですね…………」

といったように情報量ゼロの日本語が数分間にわたって延々と続く、という、実家のラジカセで聴いていたら親が心配しそうなミニマルぶりでした。

これも今の時代だと、「初音ミクに『ヴォイセス・カミング』をしゃべらせてみた」みたいな動画や音声ファイルがネットにアップされてたりするんでしょうか。


■で、コンサート全般を通じて思ったことを手っ取り早くまとめると、Macやサンプラーどころかシンセサイザーすらまだまだ未発達だった時代にいろんな電子音・電子音楽を探求していた先人は偉い、ということで、今の時代はコンピュータの便利さや自由さが、かえって足枷になってることもあるんじゃないだろうか、ということです。まあ、ありがちな話なのですが、そんなことを思いました。


■だから、そのメッセージ性の強いTシャツはどこで売っているのか。


■今朝(7/10)のこと。駅で、

Until You Die !!

と背中にプリントされたTシャツを着た女人を見かけました。なんだこれ…。('A`; )

おそらくは、Tシャツの前面にもなんらかの文章がプリントされていて、Tシャツの前と後で意味がつながるようになってるのだろうとは思うのですが、前面のプリントまではいちいち確認しませんでした。


■あと、先日も、

Nein

No

Non


とプリントされたTシャツの女人を見ました。なにを否定しているんだろう。しかも、独・英・仏の三ヶ国語で…。


■しかし、ここ一年間で見かけた中でいちばん印象的だったTシャツは、去年の夏に沖縄で見たTシャツです。

昨年の夏、イトコのリカ(仮名。このブログにちょくちょく登場するキーパースン)と歩いてたところ、リカの先輩(女性)にばったり会ったんですね。

で、リカが先輩と話し込みはじめたので、おれは一歩ひいた所から二人の様子をなんとはなしに眺めてたのですが、おれはその先輩が着てた黒いTシャツに少なからず衝撃を覚えました。

というのも、そのTシャツの背中には、

酒無くて何が己か人生か

とプリントされていたからです。うん。優勝でいいと思う。


■YouTube、鰯、ニンニク、リンゴ


■このブログにたまに出てくる藝人の友人から、

「こないだのエンタのネタをYouTubeにアップしたいんだけどどうすればいい?」

というメールが来ました。

いまYouTubeでいろんな藝人のネタを見ることができますが、ああいうところに動画をアップしてるのは熱心なお笑いファンとかマニアとかだけではなく、意外と藝人本人なのかもしれない。


■昨日は夏バテ防止のために、ニンニクを2片投入した鰯のペペロンチーノを作りました。

食べ始めてしばらくすると、あまりかかないジャンルの汗が顔から流れだしてきた。いかにもニンニクが効いてきたという感じで、良い。

次回はニンニク3片に挑戦してみたいですね。(談)

あと、ニンニクの匂い消しにはリンゴが効くとネットに書いてあったので、食後にリンゴジュースを買って飲みました。

ニンニクの匂いは自覚しにくいのが困りますね。息の中に残っているニンニクの匂いを測定してくれるwebサービスとかブログパーツが出てくるといいですね。とはぜんぜん思わない。そこまでネットに期待するのは間違ってると思う。


■gocoup二周年


■七夕です。gocoup二周年です。


■gocoupとは、おれが個人的にやってる電子音楽レーベルの名前です。ゴクウと読みます。'07年7月7日に始めて、これまでに四作品つくりました。

gocoupの作品は、東京と沖縄の計5店舗と、amazon.co.jpで入手できます(くわしくは上記リンクを)。関ジャニ∞くらい売れたいです。やっぱり顔のいい男を新メンバーに入れるしかないな。とは常々おもってます。やっぱこういうとこは頭つかわんとなー、トレヴァー・ホーンのように(←ものすごく適当な固有名詞の挙げ方)。


■では久しぶりに、二年前のCDの宣伝を。

gocoup e.p.

▲gocoup e.p.

一作目の「gocoup e.p.」は、'07年7月7日に発表した、収録曲(全3曲)の長さはすべて7分7秒、777枚限定、税込777円のシングルで、七夕だから短冊8cmCD(あの、90年代によく見られた縦長のケースです)にしました。いまのところ、日本で最後の短冊8cmCDです。たぶん。

と、当ブログにおける何度目かの「gocoup e.p.」の説明を終えたところで、これまた何度目かのセリフを云うわけですが、えー、このCDは、この蒸し暑い季節の夜にとてもよく合う、んですよ。実際。

お持ちの方も、まだ買ってない方も、ぜひ蒸し暑いうちに聴いてみてください。


■Amazonで800円くらいの本をカートに入れて、「あー、あと700円くらいのモノを買えば送料無料になるんだけどなに買うかなかなか決まらないなー」という方にもおすすめです。もちろん、短冊8cmCD収集家の皆さんにもおすすめです(最近は、新品の短冊8cmを定価で買う機会なんてあんまりないのでは?)。


■なお、ただいま第五作を準備中です。


■バブルのころ、新聞広告やポスターでよく見たフォント


これ。「ケアゲ」っていう書体なんですね。初めて知った。

バブル期のころはこの書体で組まれたキャッチコピーをよく目にした、ように思います。

このケアゲのほかに、「オイケ」「ダイゴ」という、おなじく京都っぽい名前が冠されたフォントも見つけました。どうやらシリーズみたいですね。

あー、美人とうなぎ食べに行きたい。本題とぜんぜん関係ないけど。


■ダイエット終了、その後


ダイエットが終わったので、金曜日の夜からいろいろ食べてました。

でも、KIHACHIのロールケーキ(1/2カット)を4口くらいで食べ切るなどしてるうち、いろいろ食べ過ぎてしまい、週末はずっと調子が悪かったです。('A`)

正直、金曜の夕方にデパ地下でいろいろ買いこんでるときがピークでした。楽しかったなー、あのころは……。

↑この三行の間に、「いろいろ」という単語が三回も出てる。


■いや、しかし、煩悩って不思議ですねー。食べたい食べたいと思ってたものを食べたのに、満足感があまり得られない。食べ過ぎて調子を悪くして横になりながら、1200cal/日に抑えてたダイエット期間を早くも懐かしがっている。しまいには、食べることが苦行にすら感じられる。

“ダイエット地獄”から“食べる地獄”に移動しただけで(まあ地獄ってほどでもないですが)、極楽には行けなかったんですよ。おかしいなあ。


■このように欲求のメカニズムとは不思議なもので、よく分かんないのですが、ただひとつ確実に云えるのは、おれはそう遠くないうちに似たようなことを繰り返すだろう、ということです。


■ダイエット明け/銀歯2.0


十日間にわたり摂取カロリーを1200kcal/日に抑え、その間も5回ジムに行くなどして節制に励んでましたが、昨日でそのダイエットも終わったので、今日の夜からだいたい日曜の夜くらいまではダイエットとかカロリーとかTarzanのことは考えずにいろいろ食べたいと思います。ここんとこずっと、炒めた糸こんにゃくにパスタソースをかけるとか、そんな食生活だったからなー。でも今日は、もう、デパ地下ごと食ってやるぜ!!!!

──とか云いたいところですが、ダイエット明けだと胃も小さくなっているし、かつ、精神的にも少食に慣れてしまっているので、意外に食が進まないんですね。





あ、先日取れた銀歯ですが、このたび新しい銀歯が完成したので、歯医者にて取り付けてもらいました。歯医者の中の人いわく「前より取れにくいようにヴァージョンアップさせたニャー」とのことなので、銀歯2.0とのことなので、守りになんか入らず、茄子の天ぷらだけでなくカワイ肝油ドロップも食していきたいです。ニャーとは云ってませんでした。


■七月だけが夏。


■東京都練馬区では、今日から七月が始まりました。七月は好きな月なので、嬉しうございます。みなさんの区も早く七月になると良いですね。

なお七月の他には、三月と十二月が好きです(でも近年、三月は苦手な季節になりつつあるかも。それはさておき)。


■七月は夏です。というか、日本の夏は七月だけです。八月は夏なんかじゃありません。もういちど云います。八月は夏じゃないです。なぜかというと、おれと弟がそう決めたから。去年ドライブしながらそう決めたから。なので、國民のみなさんも一人残らずこの考えに従ってください。

いやさ、みんな、八月を夏だと思ってるけど、あれのどこが夏ですか。昔の村上春樹っぽく云うと「中古の夏」ですよ。ディスクユニオンで云うと、盤質Bですよ。ただ、夏休みと呼ばれる期間だったり、高校野球やってたり、蝉っぽい生物が鳴いてたりするから夏かなー、と思いこみがちだけど、八月なんて単に蒸し暑いだけでね。シャキッとしたところが無い。だらけている。風情が無い。空もあんまり青くない。


■たとえて云うなら七月は、「意外に涼しい庭からの風」「はかどる宿題」「冷たい麦茶」「友達とプール行く準備」というような『夏休みの午前中』のイメージがあります。

これに対して八月は、「やる気の無い、蒸し暑い昼下がり」「まぶしすぎる西陽」「しぼんだアサガオ」「華のある予定もなく、2週間前のジャンプを繰り返し読みながら過ごす、ただの消化試合と化した一日…」という『夏休みの午後』のイメージです。イメージだけでモノを云ってます。

ちなみに、おれと弟の間では、日本の季節は「春、夏、八月、秋、冬」の“五季”ではないのか、という学説すら提唱されています。だからどうしたと云われると困る。


■ですから、さっきから何が云いたいかというと、七月を楽しみたいなあ、ということです。ふっと気を抜くと、たぶんもう八月ですよ。たぶんもう八月ですよこれ。想像を絶する速度で八月ですよ。なので、みなさんも気をつけて七月をじっくり満喫してください。大きなお世話ですか。


# 夏に限らず、季節に関するエントリでは
# おれは毎年毎年毎年おんなじことしか書いてないような気がする。
# でも、そういうもんだと思えばそういうもんだと思えるので、
# そういうもんだと思うことにする。


■六本木にはデパートが無い/デパ地下ダイエット


■そういえば六本木ってデパートが無いなあ、と思いました。思っただけです。半蔵商店です。


■で、話題は全く変わりまして、この段落から本題に入ります。

今日(6/29)は渋谷の東急本店に行く用事があったので、渋谷の東急本店に行ってきました。

で、そのついでに案の定、地下の紀ノ国屋に立ち寄り、いろんな惣菜やら缶詰やらお菓子やらを見てまわり、例の「自分で食欲を沸き立たせ、その食欲を自分で抑える」という修行を行いました。


■このダイエット法(?)は、「自分で自分の食欲/空腹感をコントロールする技術」が身に付きます。それに加えて、「ダイエット明けは何を食べようか?」といろいろ想像をめぐらせて、ダイエットの餅兵衛さん(※“モチベーション”の誤り)を高めることもできます。

ただし、これをやっていいのは拙僧のようなダイエット中級者以上の者だけです。修行の足らない小坊主さんがうかつにこれをマネすると、食欲をガマンできずに結局なんか買って食べちゃってしまい、それをわざわざ自嘲気味にネットに書く、という'90年代末テクストサイトのオチみたいなことになってしまいます。


■なおダイエット期間は6/23(火)〜7/2(木)で、この間ずっと約1200kcal/日の食生活です。まあ、こんなことやってても誰も褒めてくれないんだけど。


■ちなみに今日、紀ノ国屋で見たものの中で美味しそうだったのは、ちょいと洒落た西洋風のおかずを売ってるコーナーで見つけた「自家製コンビーフ」です。これでパスタ作りたいなあ、と思った。あと、パンが全体的に美味しそうだった。

まったく、デパ地下って所は美味しそうなものばっかり置いてある。困りますよ! こっちはダイエット中の身なんですよ!

──じゃあ最初から行くなよ……(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■いわゆる高級スーパー二つと、都内おのぼりさん


■見るたびに思うんですがコラボカーペットってあんまり面白く……………半蔵商店です。

お笑いって難しいですからね。そういうこと簡単に云っちゃいけないですね。でもコラボカーペットはあんまり、えー、それでは本題に入ります。今日はいわゆる高級スーパーの話です。興味ないですか。


■昨日のことなのですが。なんだか歩きたくなったので、仕事が終わってから、会社のある渋谷から六本木までバスで行き、六本木から→麻布→青山→渋谷と散歩しました。

で、その途中、いわゆる高級スーパーを2ヶ見つけました。


■ひとつは、西麻布の交叉点からちょっと歩いたとこにあった「成城石井select」

もうひとつは青山の、昨秋に仮店舗営業を終えてリニューアルした、あの有名な紀ノ国屋です。

拙僧はもちろん、品揃えだの価格帯だの年商だのの小難しい比較はできません。ので、以下は単に「初見の店内を数分ほどうろうろした感想、を24時間後ぐらいに思い出しながら書いた文」に過ぎない、ということをあらかじめお断りしておきます。


■前者の成城石井はですね、あまり広くなく小ぢんまりとしていて、「高そうな食べ物がぎっしり密に詰まってる」という感じが良かったです。

高級スーパーというより「高級コンビニ」という云いかたがぴったり来るかもしれません。(実際、いま上記のサイトを見たら24時間営業と書いてありました)。

店内はあまり肩の凝らない雰囲気で、数名のヒトがまばらに買い物してました。おそらくは西麻布に住まう近所の人々が、“ふだん使い”するお店だと思われます。


■対して、リニューアル後の紀ノ国屋を初めて見たのですが……。

まず、建物のデザインが変だと思った。照明も変だと思った。ああいうのがナウいの? 今のヤングの間では。


■変な外観はさておき、気になったのが店内の雰囲気の第一印象。なんというか、その、大丸ピーコックレベル、もしくはクイーンズ伊勢丹レベルという感じ(あ、もちろんこの二店をけなしてるわけではないですよ。誤解なき様)。

もっと云うと、地方都市のデパ地下って感じ。仮店舗のほうがまだ高級感あったと思う…。いくらかけたんだこのリニューアル。

紀ノ国屋の店内に入って17秒後にはもう、「なかなか良さげな店だねはっはっは。OK、次は本物の紀ノ国屋に案内してくれるかい?」と吹き替え口調でアメリカンジョークを発射したくなりました。

たしかに、モノはいいものが揃ってるのかもしれないですが、仮店舗時代と比べると(あるいは東急本店地下の紀ノ国屋と比べても)、店内歩いててなんか楽しくない。なんか物欲そそられない。


■でも、西麻布の成城石井selectより、紀ノ国屋のほうが客入ってた。これは、もちろん立地の差に加え、たぶん“紀ノ国屋”というブランドに「都内おのぼりさん」(※当然、おれも含みます)が惹きよせられてるからだと思う。


■ですが、「都心の人々のリアルな消費行動を垣間見たい! そして真似したい!」という都内おのぼりさんが、いわゆる高級スーパーの雰囲気を味わいに行くとしたら、青山の紀ノ国屋より西麻布の成城石井select、が良いのではないかな、と思いました。


■1リットル


■朝、会社の近くで、ストローで何かのジュースを飲みながら歩いている男性を目撃。


■いや、それだけなら別によくある光景なのですが、そのジュースが


1 リ ッ ト ル の 紙 パ ッ ク


だったんです。そう、あれ。コンヴィニエンスなストアーとかで、牛乳とかといっしょに並べて売られているあれ。あの1リットルの紙パック。あのサイズのジュース。

1リットルの紙パックに直接ストローをさして飲むという行為自体、あまり行儀が良いとは云えないのに、大の大人がそれを飲みながら歩いているんである……。


■しかも、よくよく見ると、その男性は

う ち の 会 社 の 人 で し た ……

40代で妻子ありなのに、歩きながら1リットルの紙パックのジュースにストロー。


■そのひと曰く、

いつもは500mlの紙パックなんだけど、きょうは暑いから1リットルにした」とのことでした。うーん…。


■ダイエットしております


■そう。昨日からダイエット中なんですよ。なので、一日の摂取カロリーを1200kcalくらいに抑えてます。


■今日は仕事で新橋方面に行ってたのですが、帰り際、銀座のいわゆるデパ地下の食料品売り場を、ファミコンのゲーム『スパルタンX』の2面と3面の間(もしくは4面と5面の間)に流れる変な笑い声を着メロにするのはどうだろうと考えながら三軒ハシゴして(松坂屋→三越→松屋)、おいしそうなものをたっっっぷりと視界に入れながら食欲に火をつけて、かつ、その食欲をがんばってこらえる、というふうに自分で自分を追い込みました。拙僧はダイエットのたび、このようにして精神面も鍛えております。偉いね。

デパ地下はいろんなジャンルの料理の匂いが充満しててなんでも美味しそうなのですが、今日とくに食べたくなったのは、フルーツがぎっしり詰まったロールケーキ、うなぎ弁当、600円くらいする高いサラダ、生ハム、などです。あと薄く切ったフランスパンに多量のオレンジマーマレードを添付して食したい。


■で、こっから話がゴロリと変わるのですが。

このごろはちょっと太った方がいいかなー、とも思ってます。というのも、おれの場合、太ってたほうが年齢相応のカンロク(ってほどでもないけど、まあフンイキ)が身に付くような気がするのです。

なのでゆくゆくは、ジム通いを続けつつも食べる量を増やし、かつプロテインなどを飲んで太っていく、みたいな方向になる、かもしれません。

(太らなきゃいけないほどにやせてるわけでもないのですが。)


■あ、あと、銀座で力士とすれ違いました。力士って良い匂いするよね。


■茄子の天ぷらに気をつけたい


♪いま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




♪富とか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




えー半蔵商店です。


■そう。今日ね、うどん屋でね、温玉ぶっかけうどん(冷)とトッピングに茄子の天ぷらっていうね、誰も傷つけない、なんら出版コードや放送コードに触れることも無い、どなた様のインフェリア・コンプレックスも刺激しない、きわめてささやかなメニューを食してたんですね。

で、茄子の天ぷらを口の中でモグモグとしてたときに、なんか異物感を感じたのです。

なんだろうと思って吐き出してみると────


■銀歯が。ええ。比較的最近に埋め直したはずの銀歯が、とれてたんです。ゴッド・ダム・イット。

しかしさ、キャラメルとかミルキーで銀歯が取れるのは、まあ納得できるんですが(実際、前回もカワイ肝油ドロップで取れた)、茄子の天ぷらって。茄子の天ぷらって。ねえ。意表を突かれた。

むしろ茄子よりもイカのほうが銀歯取れそうじゃない? ジャンル的に(←なんのジャンルだろう)。


■眠くなってきたので今日はここらへんにしますが、茄子の天ぷらでもこういうことはあるということで、気をつけてください。


■画面右上の「アナログ」


パソコンの画面の右上に、もしくは、各ウインドウやブラウザの右上に、半透明の小さな文字で


ア ナ ロ グ


と表示させるソフトが、もうあるのかもしれない。まだないかもしれない。そこは検索しない。どっちにしろ使わない。


# フォントや、文字の大きさや太さ、濃さなどを調節できたりとか。


■伝説のCM『ノイーン』の画像


ノイーン

先日、夢で見た昭和50年代前半の架空の薬『ノイーン』の架空のCMの架空のラストカットを、パソコンで再現してみました。

ほんとはどこぞの高原で、石の上にノイーンが3つ並んでて、その後ろに小川が流れていて、そのまた後ろに山々が連なっている……というイメージだったんだけど、小川の写真が見つからなかったのでこの山の写真で代用しました。が、全体的にはだいたいこんな感じです。


■この画像を作りながら、「おれは何をやってるんだろう…」と自分でも思いました。


■スチャダラパー LIVE TOUR 「Station to Station 2009」@赤坂ブリッツ 6/17 完全レポート!


■昨夜、スチャダラパーのライブに行ってきましたので、その熱狂的なステージの模様を余すところなくレポートしたいと思います!!!

この「Station to Station 2009」はスチャダラにとって二年半ぶりのツアーなのですが、おれがスチャダラのライブを観るのは実に五年ぶり(!)、ということもありまして、気合いを入れて鑑賞することにしました。そのぶん、思い入れたっぷりの熱のこもった文章になってしまうかもしれませんがご了承ください。笑


■6月17日の夕刻、まず会場の赤坂ブリッツに行く前に、会社の近くのうどん屋で腹ごしらえをすることにしました。

そこはセルフサービスのうどん屋で、カウンターにおいてあるトッピング用の天ぷらを自分で選んで器にとることができるのですが、茄子の天ぷらがとても大きくてけっこうな食べ応えがあり、しかもこのサイズで値段はわずか80円、というのがずいぶんお得&良心的だなあ、と感心しました。


■レポートは以上です!


■リアルに懐かしいもの 4.0


■月に2回くらい、渋谷の駅でブースカそっくりの駅員を見かけます。半蔵商店です。


■といった意味も含めまして、「リアルに懐かしいもの」第4弾です。企業の都合でリバイバルされて広告やら商品やらに起用される昔のあれやこれやよりも、'00年代初頭〜中盤のモノの方が本当の意味で懐かしく感じられるよね、という主旨のシリーズです。懐かしさにも、“新鮮な懐かしさ”や“もう食傷気味の懐かしさ”などがあるように思う。

'80年代のファミコン風ドット絵も、'00年初頭にリバイバルされすぎて、しだいに新鮮味を失った感がある。ただ、あと数年もしたらこの手のドット絵が「2周まわってむしろ新鮮」とか云われたりするのかもしれない。


■そういえば、スニーカーのことはくわしくないんですが、数年前に発売されたナイキの「AIR PRESTO」がこのたび復刻されたと聞いて、スニーカーの世界では早くも'00年代ブームが来てるのかとか思いました。


■それでは、今回の「リアルに懐かしい物件」を挙げていきます。


【平成21年6月現在、リアルに懐かしいものの一例】
※懐かしさには個人差がありますので、「別に懐かしくないよ」と意気揚々と云われると困ってしまいますよ。
※以下のものが好きだった、というわけでは必ずしもないです。



・プチモビクス


・ZONE


「イチ、サン、パー!」っていう、藤原ノリカの出てくる缶チューハイかなんかのCM


・コージー冨田と原口あきまさが、そろってテレビに出てる感じ


・じゃマール
(ちなみに誌名ロゴのデザインは、タイクーングラフィックス。←豆知識)


・ミューミュー(mu-mu)
(所ジョージ+アルフィー坂崎+篠原ともえという謎のメンツの司会陣と、週替わりゲストによる音楽番組。フジテレビ系)


・デジタル所さん
(日テレ系でやってた、CGアニメのミニ帯番組。公式サイトが現存してるのに驚きました。)


・日清食品の「e-noodle」
(一時期大阪に住んでた友人から提供してもらったネタ。電子レンジで作るカップラーメンだったらしい。調べてみると、地域限定発売だったみたい。たしか、「インターネットプロバイダーのCMと見せかけて、じつはカップラーメンのCM」みたいなCMを流してた←と、広告批評で読んだ記憶があるようなないような。)


■今回は、'00年代序盤が中心のラインナップでお送りしました。


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【関連エントリ】
リアルに懐かしいもの
リアルに懐かしいもの 2.0
リアルに懐かしいもの 3.0


■「カバーはおかけしますか?」「あ、お願いします」


「石橋を叩いて渡る」どころか、都内のシンクタンク数社に、石橋を渡ることによって被る可能性のあるリスク(身体的・社会的)を、可能性が高い順に20ヶリストアップさせ、リスク20ヶそれぞれの回避法を提出させたうえ、非破壊検査を行う会社に石橋の非破壊検査を依頼して異常が無いかどうかを確認してもらい、花の命はけっこう長い♪女ですもの女の保険♪わたしは日生ナイスデイ♪っていう保険に入り、あ、おれは男だからこの保険には入れないけど、なんか別の保険とか都民共済とかに入り、そのうえ腕利きの弁護士を数人ほど雇い、その土地の役所や警察のトップにしっかり根回しをしておき、念のために石橋近隣の住民に菓子折り(“BABBI”のウエハースのセット等)を持って挨拶に回り、石橋を渡るための万全の状況を整えたとしても、やっぱりなにかあったらイヤなので渡らない。

──ってくらいに慎重な行動をとることで有名なおれですが、また、間違った文庫を持って出かけてしまった……。('A`)

ええ、読みかけの文庫と間違えて、数日前に読了した文庫を手に取ってしまったわけです。文庫カバーしてたから、よく分からんかった。

文庫を家から持ち出す前に、こう、パラッとページをめくって中身を確認すればいいだけのことなのに。まさに文庫カバーの罠! 罠じゃないっつーの。

話は変わりますが、本屋でつけてくれる文庫カバーって、どれもあまりかっこよくない。おしゃれサブカル最先端のABCの文庫カバーですら、あまりかっこよくない。←タダのものにケチをつけるなよって話ですが。





「日生のその保険は、いまは“ナイスデイ”じゃなくて“フラウ”だろ?」と云いたい方も多々いらっしゃると思いますが、おれの世代だとナイスデイのほうがしっくりくるのです。


■ノイーン、エンタ


■YouTubeにアップされている、『ノイーン』という昭和50年代前半に一部地域で製造・販売された胃薬(頭痛薬?)のCMが、めちゃめちゃシュールでおもしろい。

いまだったらちょっとありえないようなカット割りや妙なセット、チープな効果や垢抜けない子役。そしてやはり印象的なのは、最後のカットで、軽くエコーがかったナレーションとともに表示される、『ノイーン』という商品名の文字の巨大さ。あれはでかい。

そう、この『ノイーン』の書体も、最近では見かけない「手描きのレタリングの雰囲気が残る、かなり太いゴシック体」で、独特の懐かしさがある。

15秒CMを3ヴァージョンほど見つけたが、もっと見たいのでさらにYouTubeを検索。




────という夢を見まして。起きてすぐにYouTubeで検索したら、「ノイーン」に該当する動画は見つかりませんでした 、って云われた。うん、そんなCMは実在しないし、そもそもそんな商品名の薬もない(←これは断言はできないですね)。ま、もちろん分かってたことなんですが。

でも、基本的に「いま見るとかすかな違和感が残る、昭和50年代の質感のCM」は好きなので、なんか悪くなかったっす。


■昨日のエンタで、友人がネタやってました。これは夢じゃなくて現実。メジャーな番組に知った顔が出る、というのはなんか空間がねじれた感じがして面白いです。←ここらへん、もうちょっと表現を練ったほうがいいなあ、と思った。

おれもエンタに出られるように頑張ります。←こういう話題のとき、おれって必ずこういうこと云うよね。


■長野、追記


会社の人類と、一泊二日で長野に行ってきます。

(・ω・)ノシ


* * *


【↓追記 6/13 19:15】

ええ、いまごろ長野にいる予定だったんですけどね。

朝、集合場所のバス乗り場に着いたとたん、どういうわけか急に行きたくなくなってしまったので、会社のヒトに事情を話して参加をキャンセルしてもらいました(人数に融通のきく旅だったので、おれ一人が欠席してもとくに影響はなし)。

なんというか、バス乗り場で談笑している会社の人類(約二十名)を見てると、「おれは別にここにいなくていいよね」って気になっちゃったんですね。

これは昔からそうで。6名7名くらいの集まりはもちろんどうってことないんだけど、あるていど大人数の集まりになると、そういう消極的な気分になってしまうことが、たまにですがある。これって一種の自意識過剰なのかもしれない、とも思うんだけども……。

お、今日はレッドカーペットにキャベツ確認中が出るのか。そうか。


■最近気に入ってるもの第四位〜「てんや」の国産野菜天丼


■POISON GIRL BANDの阿部って、なんか古谷実のマンガに出てきそうな感じがするんですが半蔵商店です。


■すいません、早くも五回シリーズにしたことを後悔し始めてるんですが「最近気に入ってるもの」シリーズの第四位です。

第四位はこちら、「てんや」の国産野菜天丼


■こういうお店ってどうせ某華某民某和国の食材を使ってるんだろうなー、と思ってしまうんだけど、これは国産だから、いいと思う。このページによると、米も国産のようです。


■えー、書いてて飽きたのでこのシリーズ中止。「最近気に入ってるもの」っていうタイトルからしてだめだ。「読みたい欲」をそそらんし、書いてるほうも「書き続け欲」がなくなってきた。やっぱりタイトルとかネーミングとかって大事ですよね。でも、この国産野菜天丼は、国産だし、値段も手ごろなので、良いと思います。


# 第五位はこちら


■最近気に入ってるもの第五位〜じゃがバターコーンおにぎり


■部屋が全っっ然かたづきません。半蔵商店です。

部屋にある不要なCDや本やゲームソフトを段ボール箱に詰めて清水國明の家に送ると、買い取ってくれるんだよね? たしか。

──それは違うと思う。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■では最近気に入ってるもの五つを、五回に分けてご紹介します。順位は便宜上のあれだから、深い意味は無いです。

まず第五位は、am/pmのじゃがバターコーンおにぎり

じゃがバターコーンおにぎり

昨日は2ヶ食べました。

これまでam/pmのおにぎりでは「具たっぷり豆ひじきごはん」ってのがうまいなあ、と思ってたのですが、これもうまいです。ただ、このじゃがバタはレギュラー商品ではないようなので、いずれ無くなるんだろうなあ、という儚いおいしさです。

儚い、といえば、先日コンビニで焼きそばバゴーンが復刻されてるのを見た覚えがあります。が、気づいたらもうなくなってました。あれは幻だったのかもしれない。


■文庫を間違える。


■チャラララ、チャラン♪ チャララララン♪(←ファミリーマートに入ったときに鳴る音楽)

といった意味も含めまして半蔵商店なのですが、今日は「外出する際に持ってく本」についての話。


■土曜日、用事があって外出。そのさい、ここしばらく読んでいる『小説A』の文庫本をもって家を出ました。

で、駅のホームで電車を待ちつつ、小説Aを読もうと思ってカバンから文庫を取り出すと、それは小説Aではなく、とっくに読み終わった『小説B』という全く別の文庫でした……。('A`)

本屋の文庫カバーを付けたままだから、どの文庫がどの文庫だか見分けにくかったのです。

この小説Bは、さいきん再読したばかりなので、すぐさま三回目を読み始める気にはなれず。

しょうがないので、外出先で『小説C』の文庫本を買い、それを五分の一ほど読みながら帰宅。


■日曜日も用事があって外出。そのさい、今日こそ電車の中で『小説A』を読もうと思って、小説Aの文庫本をもって家を出ました。

そして、電車に乗り、カバンから文庫を取り出すと────

その文庫は、読みかけの『小説A』ではなく、昨日買ったばかりの『小説C』ですらなく、先週読み終わった『小説D』という、さらにまた別の小説でした……。('A`) ('A`) ('A`)

おれが松っちゃんに色濃く影響されているヒトだったら、両目を見開いて「ええええええーっ!?」って云ってますよ。

もしくはチャーリー・ブラウンだったら、上空を見上げて「UURGH!!」って呻いていますよ。

そんくらい、びっくり、かつ、がっかりしました。なんで二日連続で間違えるかね。


■しかも、この小説D、そんなに好きじゃなくて、べつに読み返したくはなりませんでした。

なので、結局この日は小説無しで電車内の時間をやり過ごしました。


■えー、長くなりましたがこのエントリでいちばん云いたいことは、「読み終わった文庫本からは、本屋カバーを外しておきましょう」ってことです。たぶん。


■余談ですが拙僧の場合、家で小説を読むとあんまり読み進められない。移動中や外出先だと集中して読めるのに、なぜだろう。なぜかしら。5年上。実業之日本社。


■ピザ、パスタ、蟲


■昨日もまたピザが食べたくなってしまったので、食べたくなってしまったものはしょうがないので、あんまりストイックすぎる人生も味気ないので、渋谷の銀座ライオンでピザを二枚食べました。

帰り道のファミリーマートにて、デザートとして「オニ盛!ナポリタンとハンバーグ」という変な名前のパスタ(麺450g・1193kcal)を買いました。

そしたら、腹いっぱいになってしまった(当たり前だ)。


■先日のこれらの缶詰の感想ですが、イナゴは小魚の佃煮という感じで、会社のヒトの中には「海老の味がする」という者もおりました。

で、カイコのさなぎは、なんというか「安っぽい豆菓子」の後味がしました。

そして、ざざむしは「温泉に浸かりながら牛のレバーを食べたらたぶんこんな感じ」って感じの味でした。温泉に浸かりながら牛のレバーを食べてみたいなあって人は試してみるといいと思います。

長野ではこれらの虫が、スーパーの惣菜コーナーでパックになって売られてたりすることもあるようです。ごはんによく合うそうですが、個人的にはごはんに載せてる図はあんまり想像したくない………(・ω・`;)ゞ スイマセン


# なお、調べてみたところ、ざざむしとは「川にすむ水生の虫の幼虫」だそうです。


■ラーメンについて


■人から教えてもらったおいしいラーメン屋の6割は別においしくない、という超常現象が発生するのはおれだけでしょうか。半蔵商店です。

今回は、ラーメンについて思ったことなどをつらつらと。


■ラーメン好きには二種類いると思います。

1) ラーメンという料理が好きなヒト。

2) メディア(※マスメディアに限らず、SNSやブログ界隈など局所的なのも含む)に情報として流通しているラーメンを、追体験しに行くのが好きなヒト。

で、ラーメンブログとかやってるのは後者のほうが多いんじゃないかなー、と思います。


■ラーメンが好きな自分が好き、というタイプの人類にたまにお目にかかる。“ラーメンが好きな自分像”を塗り固めるのにご熱心というか。

「一杯のラーメンのために○×分間も並んだ!」とか、
「一杯のラーメンのために○×県まで出かけた!」とか、
「今年はもうラーメンを○×杯食べた!」とか、
「同じラーメン屋に、もう○×回も足を運んでいる!」とか。

“自分がどれだけラーメン好きか”というアピールはそういうふうに数値化しやすいから、他人に感心してもらいやすいし、自分でも自分を盛り上げやすいのかもしれない。


■東京のラーメン好きの人々は裕福であると思う。

おれは、しがない一介のロックスターなので、ラーメン一杯に880円とか1050円とか、とてもじゃないがやすやすとは払えない。その値段だったら、かつ重とかチーズハンバーグ定食とか天丼とか、他の料理を選択したい。


■しかし、ラーメン屋を経営するほうも、「ラーメンに小銭を惜しまないマニア層」をあてこむし、じっさいラーメン好きの人が集まって繁盛するから、東京のラーメンの値段はどんどん高くなるんだと思う(調べたわけではないですが)。

で、そんなラーメン屋は、「普通ていどにラーメンが好きな人」はやって来(られ)ないような値段になる(調べたわけではないですが)。

「東京のラーメンは、もはや普通の“料理”ではなく、ラーメンブログをやってるような人種のための“嗜好品”になりつつある」という以前からのおれの意見は、そんなに的外れではないんじゃないかなー、と今も思ってます(調べたわけではないですが)。


■あと、派手な湯切りはあんまりよろしくないという意見はあるようです。あれってさー、単純に考えてあまり衛生的じゃないような気がする。ラーメンの茹で汁で、床を積極的にビッチャビチャにするわけでしょ。


■と、ラーメンについて長々と書きましたが、いま食べたいのはピザです。


■細かすぎて伝わらないあるあるネタ


■十代二十代の貴重な日々をサブカルに費やしたツケが徐々に回ってきてるみなさんこんにちは。半蔵商店です。


■さて。「細かすぎて伝わらないモノマネ」ってあるじゃないですか。あれに倣って「細かすぎて伝わらないあるある」ってのを作ってみました。

分からない人にはさっぱり伝わらないけど、分かる人には深く伝わる“あるあるネタ”です。




・図書館の米国文学の棚を見てると、『偉大なるM.C.』って題の本になぜか目が留まるよね!


・中古レコード屋で8cmCDシングルの棚を見てると、「TAM TAM/恋人じゃない」っていうCDが目に付くよね!


・アメリカの大学院生って、リュックを背負って、クタクタになった1000ページぐらいある分厚いソフトカバーの本を小脇に抱えて歩いてるよね!


・テクノのイベントに行くと、一晩に最低一回は、VJが「宇宙っぽい模様をバックに、レオタード姿で踊る白人女」の映像を流すよね!


・四月前半の朝の駅って、寝癖をつけたままものすごく眠そうに歩いてる、私立中の一年生男子がいるよね!



えー、ネタは以上です。ご静聴ありがとうございました。


──なあ、伝わったか? ヒソ ( ;´д) ヒソ (´д`; ) ヒソ (д`; ) イヤ アンマリ…


■翌朝のピザ


ピザ

この土日はいろいろあったのですが、とりあえずピザのことを。

金曜の夜にピザを発注して、食べて、寝て、起きて、翌朝に残ったピザを食べたのですが。

朝の空気の中で、テーブルにピザ屋の函を広げて冷めたピザをモグモグ食べてると、自分がアメリカ映画のワンシーンに出演しているような気分になれることを発見しました。

翌朝のピザ


■宅配ピザを頼むと云ふ事


■まず電話してピザを発注する。

そしてピザが届くまでは、ちょっとソワソワ→他のことに気を取られる→ピザを頼んだ事をまたふと思い出してソワソワ→また他のことに気を取られる→またピザのことを思い出してソワソワ、という心の動きを繰り返す。自分で頼んでおいて自分でソワソワするのも妙な話だが、とにかくそうやって過ごす。


■そして約三十分後。「三十分」は「さんじゅっぷん」ではなく「さんじっぷん」が正しい発音なんだけど、まあ電話して約三十分後にドアのチャイムが鳴る。

ドアを開けると、ピザ原ピザ彦さん(要するにピザの配達の人)が立っている。紙や金属でできた日本円と引き換えに、ピザ原さんからピザの函を受け取る。この函の重さと、ダンボール越しに伝わる熱で、あ、ピザだな、と思う。


■玄関からテーブルまで、ピザの函を運ぶ。このわずかな距離の一歩一歩が、宅配ピザをさらに美味しくしている。異論は認めない。

テーブルにピザの函を置く。まあ、テーブルと云っても、ノートパソコンとか外付けHDDとかが乗っかってる机なのだけども、そこをちゃっちゃと片付けて、この薄くて熱い函を載せるスペースをなんとかひねり出す。


■かつて小西康陽が、「レコードを買ってきて、封を切ってジャケットからレコード盤を取り出し、プレイヤーに載せて針を置く瞬間がエクスタシー」と書いていたが、宅配ピザではこの函のフタを開ける瞬間がそれに相当する。

ひょっとすると、この瞬間こそが宅配ピザのほとんどすべてなのかもしれない。

なので宅配ピザの函は、テレビを横目に見ながら開けるとか、ケータイで誰かと話しながら開けるとか、そういうおろそかな開け方をしてはいけない。


■フタをパカッと開けると、ピザが姿を現す。ピザはたいてい、チラシのイメージ写真とは若干かけはなれてる様相を呈しているんだけど、そこはまあ気にすべき点ではない。


■ここまで来たらあとは食べるだけ、なのだけれども、余力のある場合は、粉チーズ、コショウ、ケチャップ、マヨネーズ、スライスした黒オリーブ、などをピザの種類に合わせて適宜トッピングしたい。もちろん、食べながらでも構わない。

そういえば、おれはタバスコはかけない。


■そして、過去や未来のことなどを考えるフリすらせず、ただ目の前のピザを食べる。食べるときはフォークを用意しておくと、ピザからこぼれ落ちそうになる具をレスキューするのに役立つ。


■飲み物は何でもいいんだけど、個人的には、ビール、赤ワイン、ジンジャーエール、コーラ、もしくは緑茶か、甘くしてないアイスティー。まあ、無ければ水でもいい。


■出きたての熱いピザがおいしいのはもちろんだが、冷めたピザもまた格別なので、ピザが余ってしまいそうな場合は無理に食べきろうとせず、翌朝食べるのがもっとも限りなく正解に近い。

余ったピザは、「冷蔵庫に入れとく派」と「常温で放置派」に二分されるが、常温派はこれからの梅雨時は気をつけたほうがいい。おれは常温派。冷蔵庫を持ってないので。

また、これは個人的な見解だが、ふっくらした生地よりサクサクした生地の方が、冷めても美味しく食べられるように思う。


* * *


■なんでこんなことを長々と書いてるかというと、今日は宅配ピザを食べることにしたからです。

で、ピザのために、先週の木曜日からずっと摂取カロリーを一日1200kcalに抑えて、かつ、その間にジムにも2回行ったんですね。ほら、やっぱりピザはカロリー高いから、そういう下準備をしておかないと。

そんなわけで今日はピザだ。ドミノかピザーラかでちょっと迷ってます。三十路。


■殴るときのバーボン


IWハーパー

■ロックスターが、調子こいてるプロモーターや挑発的な態度の音楽ライターの顔面を殴るときのバーボンの瓶の銘柄は、I.W.ハーパーフォアローゼズがふさわしいと思います。


■なので、夏フェスやクラブイベントにおれをブッキングしてくださる方は、楽屋にI.W.ハーパーかフォアローゼズを用意してくださると助かります。よろしくお願いします。


* * *


■ところで、昨日の「現代人の精神年齢は実年齢の7掛け」云々のエントリだけど、こういうのに論文や統計などの出典が必ずしもいちいち存在するわけじゃないんだよな、よく考えると。

でも、なんでこの「7掛け論」が世間に広まったのか、そのメカニズム(←大げさ)はやはりちょっと気になります。


■「精神年齢は実年齢の7掛け」の出典、他


スチャダラパー@赤坂のチケット買いました。半蔵商店です。

では今日は、さいきん気になることを三つ。


【一】
よく「現代日本人の精神年齢は、実年齢の7掛け(あるいは8掛けとか)程度」みたいな表現を耳にする、んだけど、これって誰が最初に云い出したんだろう。これの出典になった統計とか論文とかはどこなんですかね。ちょっと気になります。

(ところで、これは個人的な経験による個人的な感想なんだけど、会話の中にこの表現を持ち出してくるヒトって、これで何かを云い当てたような得意気な表情になるんだよな。個人的にはいわゆるアンセム。)


【二】
駅で駅員ともめてる人は、いったい何をもめてるのだろうか。ちょっと気にならないこともない。


【三】
演歌のCDのジャケットは、どれも似たようなデザインに見える。このデザインにはなにか理由があるんだろうか。多少気になります。

しかし、演歌の世界でも、カセットテープより先に8cm短冊CDが姿を消しましたね…。


■メモの鮮度、他


ぐるナビと食べログがたまにごっちゃになりますが半蔵商店です。あとクリストフ・シャルルリチャード・シャルティエもたまにごっちゃになります。

今日は、ここ最近思ったこと思ってること等を、つらつら書いてみます。べつに独自性のあることでもないですが、いちおう。


■メモにも鮮度がある。古いメモを無理に活かそう活かそうとすると、失敗することもある。メモを捨てるのも大事。


「時間さえとれれば、まとめてドカッとやれるのに」幻想からは早く脱け出したい。

やる気の問題を時間の問題をごっちゃにしない。そもそも、時間がとれるかどうかもわかったもんじゃない。時間がとれるまで物事を延ばし延ばしにしてると、永久に、フォーエヴァー、先延ばしにされる。

毎日ちょっとずつちょっとずつ進める(ようになりたい…)。


■飲み会などでの雑談で「自分の優位性アピール」を始めたやつがいたときは、そいつに華を持たせてあげるように聞いておく、のがいいのかもしれない。そいつが「自分の優位性確認ゲーム」を始めたら勝たせておくのがいいのかもしれない。

そいつはおそらく、そういうことを云ってないとやってらんない状態にあるのだろうから。


■「ガラパゴス」ってのは日本の携帯電話の枕詞なのか。「ぬばたまの」とか「たらちねの」とかみたいな。ちょうど五文字だ。


■一人暮らしの六帖間に大型液晶テレビがあるって、むしろなんか侘しいもんがあるよねー。

と思ってたけど、女人を部屋に誘う口実にはなると思った。

( `・ω・)「マドモワゼル。僕の部屋の42インチテレビで加トちゃんケンちゃんごきげんテレビのおもしろビデオを見ませんか」

(・∀・` )「まあ、それはぜひ見にいきたいわ」

ってなる可能性を秘めていると思った。

──ビデオは他にも選択の余地があると思うんですけど……(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■これやらかした人はさぞ怒られたのではないか。


■汐留にて。駅への通路の壁に取り付けられている大きな案内板に誤字を発見。

その一

その二

その三

その四

一ヶ所だけならともかく、こんなにも。合掌。


■しかし、海外にはもっとすごいのがいました。外人はスケールが違うぜ。


■8/5


■八月五日なのです。

だから、まりんもしくは砂原良徳のライブが、八月五日に恵比寿県のリキッドルームで行われるのです。

チケットの予約が今日から始まったので、さっそく予約した。さっそく予約した。

いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、しかし、長生きはしてみるもんですね。ようやく見(ら)れますよ、生まりんが。うれしいっす。

ネットでチケットの予約を済ませただけなのに、ヒーローインタビューを受けてるような達成感を味わってしまったくらいうれしいっす。


■いや、ステージにまりん本人が立つとはまだ限らない。まりんのそっくりさん達(4名)が、DATのポン出し音楽に合わせてMS-10とMS-20とVC-10とSQ-10をステージで黙々といじり続けるライブになるかもしれない。でも、まりんが決めたことなら、それでもいいと思う。まりんがやりたいことをやるべきだと思う。って、なんで自分の妄想を決定事項のようにして話を進めてるんだ、おれという三十路は。


■しかも、公式サイトによると、ワールドハピネスにも出るそうですね。YMOとまりんが両方見られるってすごくないすか! 何が起きてるんだ地球に。


■ジンジャーエールをコンビニであまり見ない件


ジンジャーエールってポピュラーな飲み物だと思うんですが、コンヴィニエンスなストアーに行くと意外とジンジャーエールを置いてないことが多い。

もちろん、全く見かけないわけじゃない。でも、あんまり見ない。あったらラッキーと感じてしまうほど。なんでなんでしょうね。ジンジャーエールってメジャーな存在なのに。世界的には、新井白石とかよりも知名度が高いのに。

しかも、コンビニでたまたまジンジャーエールを発見したからといって、それが飲みたいタイミングだとも限らない。まあ、これは誰のせいでもない。

ちなみに拙僧の家の近くには、500mlのマウンテンデューが入ってる自販機があります。しかも、百円。半リットルで百円。ジンジャーエール環境としては恵まれてると思う。


■リアルに懐かしいもの 3.0


'70〜'90年代のキャラクターや音楽を起用して、企業が消費者に押し付けようとする「作為的な懐かしさ」よりも、かえって約4〜8年ぐらい前のもののほうが実際に懐かしいよね、という主旨のエントリ第3弾です。

'00年代が、もう懐かしい。


【平成21年5月現在、リアルに懐かしいものの一例】
※懐かしさには個人差があります。
※以下のものが好きだった、とかそういうわけじゃないです。



・愛のうた〜ピクミンのテーマ
(いい歌だよなあ……とかぜんぜん思ってなかったし、いまでもぜんぜん思ってない)


・ぴちょんくん(うるるとさらら)
(こいつもなんか歌を出してた)


・Re:Japan


・チューヤン


・バブルマン(サントリーが出してたソーダ。CFの声優はアンガールズ田中だったような)


・NO PLAN「前略、露天風呂の上より」


・ゲームボーイミクロ(画面が見づらい…)


・ワンダフル(TBS深夜)


・どうぶつ占い


・花*花


・いかりや長介がベースを弾く、キリンラガーのCM



いまでも「愛のうた ピクミン サラリーマン」でGoogle検索すると、当時の紋切り型の感想が出てきますね。


【関連エントリ】
リアルに懐かしいもの
リアルに懐かしいもの 2.0


■また、のどが痛い


C1000

■土曜の朝、起きるとのどが痛かった……。('A`)

で、しだいに風邪っぽくなっていったので、あ、これは風邪かもと判断し、土曜の夜から日曜にかけてたくさん食べてよく寝ました。

風邪の原因は、おそらく金→土曜の気温差だと思う。どうも今年は、こういうゲリラ的な気温差で体調をくずすことが多いような気がする。

カンロ梅のど飴、のどスプレー、ヴィックスドロップ(オレンジ)、龍角散ダイレクト、トローチなどで、のどのご機嫌をとる。

で、風邪なのでビタミンCも多めに摂取する(↑上の写真参照)。


■今朝になって、風邪っぽさはだいぶ治まったけど、のどの痛みだけがなかなか引かないので、なっかなか引かないので、薬局でオリジナルな龍角散を初めて購入。いいね。龍角散。

龍角散

龍角散_容器

龍角散_粉

龍角散_説明書

初めてのオリジナル龍角散はけっこう苦かったけど、おれは強い子なので、ちゃんと飲んだ。うん、トローチとかより効く気がする(気がする、も効き目のうち)。

龍角散というからには、龍の角を削って作ってるんだと思う。龍はどこで捕るんだろうね。北欧とか南洋とかの気がする。大西洋や紅海では捕れないような気がする。


■なお、おれの弟はこのオリジナルな龍角散をハードコア龍角散龍角散ダイレクトのことをポップ龍角散と呼んでます。


■あ、あと、龍角散ののど飴EXも買っておきました。

龍角散ののど飴EX


■ウォシュレットが無い。


■ちょっと前に、吉本の若手お笑いコンビ「ダウンタウン」のツッコミのほうの人とボケのほうの人が話してるテレビ番組を見ました。

で、拙僧は、これを見てちょっとびっくりしました。


■というのも、ツッコミの人がボケの人に対してこんな質問をしていたからです。

(゚д゚ )「なあ、トイレに入って、ウォシュレットがないとき、どうしてる?」

そう。この日本国にはすでに、“トイレにはウォシュレットが付いてるのが当たり前。ウォシュレットが付いてないのはイレギュラーな状態”ということになってる人種が存在するのです(ま、どんな商品にせよ、ユーザーとはそういうものだと思いますが)。


■そして、さらにびっくりしたのがボケの人の答えで、

( ゚д゚)「まずトイレットペーパーをいくらかトイレの中から持ってきて、それを丸めて、洗面台で軽くぬらして、“湿ったトイレットペーパー球”を二ヶか三ヶつくる。それをトイレに持ち込む」

とのことでした。

「ウォシュレットがない」という状態は、そんな面倒くさいことをしてまでしのぎたいほどイレギュラーな状態なのか…。


■それにくわえ、先日、とあるお笑いのライブに行ったら司会の芸人さんが、

(´・∀・`)「ぼくねー、いまトイレ行くのガマンしてるんですよ。この劇場のトイレ、ウォシュレット付いてないんで

と云ってました。

これもちょっとびっくりした。トイレ自体をガマンするほど、ウォシュレット無しってのは忌避すべき状況なのか……。


■ちなみにこの芸人さんによると、「ルミネの劇場のウォシュレットは、水の勢いが強くて、良い」とのことでした。

で、「東京中のウォシュレット付きトイレの位置をまとめた本を出したい」とも云ってました。

(あと、これを聞いた別の芸人さんが、「伊勢丹のトイレがおすすめです」と云ってました。)


■かくいう自分も、地方のビジネスホテルに泊まったときにウォシュレットが付いてないと、ちょっとがっくり来ます。

以前、自分でもウォシュレットを買おうとしたんだけど、うちのアパートのトイレのユニットバスには取り付け不可と聞いてがっくり来ました。ウォシュレットは、ユニットバスにはダメらしいです。


■ところでさ、金曜の夜にウォシュレットについて延々書いてる独身男って、テレビの前のみんなはどう思う?


■タコライス/カツカレー/本屋での疑問


■池田亮司氏は、やはりプライベートでも

001110101001011010010100111@○△□.ne.jp

みたいなメールアドレスにしてるのだろうか、などと考えつつ、夕飯をとるため渋谷のとある店へ。タコライス。


■タコライスを食してもまだ腹が減ってたので、店を出て、その近くにあった変なカレー屋でカツカレー。

たまにはこれっくらい腹が減る日もある。三十歳。


■話は変わりまして。

本屋に行くと、けっこうな確率で『○○○が日本を滅ぼす』といった感じの言葉が本のタイトルや帯の宣伝コピーに用いられるのを目にするのですが、これって他の国でもそんなもんなんでしょうか。


■箱根のヒレかつ重、渋谷のヒレかつ重


■先週、箱根のホテルのルームサービスで、ヒレかつ重をとりました。


■えー、これが、2205円(サービス代別)という値段のわりに

あまり美味しくなかった…。('A`)

肉はスジ張ってて、具材の味付けもやたらと薄い。ごはんも、もっそもそしてる。すいません。こんな話題ばっかりのブログで。


■まあ、箱根の山奥だから、いい肉が手に入りにくいのかもしれないし、連休中だから客が多くて、厨房も人手が足らないのかもしれない。


■で、半分ぐらい食べ進め、さてどうしたもんかと思ったところで、お重にお茶をドボドボと注ぎ、さらに付け合せのおしんこを投入した。で、とんかつ茶漬けとして食べた。

なかなか悪く無かったです。


────────


■で、きのう渋谷にて。箱根のリベンジということもありまして、とんかつ屋に入りました。

メニューには普通の「かつ重」と、ちょいと高い「ヒレかつ重」があったのですが、まあ、今日は控えめに普通のかつ重にしておこう、と思い、お店のおばちゃんに発注しました。

「ご注文お決まりでしょうかー」

「はい、かつ重をください」

「はい。少々おまちくださーい」


■9秒後、おばちゃんが、

ヒレかつ重ひとつー」

と厨房に注文を通す声が聞こえました。

うん。あきらかに余分なものついてる。ヒレついてる。


■で、おれもね、これをね、リアルタイムで訂正できなかったんですよ。

で、数分後、ヒレかつ重が運ばれてきました。そしてそれは美味しかった。

でもなんか納得いかないものが残ったねー。いや、お店にだけじゃなく、自分にも。


■箱根の温泉で猿になる件


猿と小坊主

■報道にもありますように、この連休は二泊三日で箱根県に湯治に行ってましたので、気のせいかお肌がスベスベです。


■しかし、露天風呂、とくに岩風呂に浸かってくつろいでるヒトというのは、ときどき猿に見えてきます。とくに、子供なんかは完全に小猿に見える。

なんというか、温泉に浸かってるとDNAレベルでリラックスできるから、表情も自然に原始の状態に戻るんでしょうねすいませんいまかなり適当なこと云ってます。

ま、「温泉」と聞いて眉をひそめたり顔をしかめたりする人も、そんなにはいないっすからね。

かくいう自分ももちろん、猿と化してました。


■箱根はまだ二回目なのですが、今回も前回も行って、また行きたいなーと思ってるのはここここです。どちらもガキが少なかったです。

とくに前者の露天風呂で、小雨に打たれつつ霧にけぶる山々を眺める、ってのが、なかなかのものでした。


■今年のゴールデンウィークはカレンダー通りの休みだったので、やはり温泉は少々混んでました。そして帰りの電車はもっと混んでました。

当たり前のことですが、本格的にゆっくりしたいなら平日に休みを取って行くのがベストですね。


■しかし、温泉入って、ホテルで文庫本読んで、酒を飲んでただけなのに、あっという間に三日たったな。


# 猿と一緒に温泉に入ったわけではありません。念のため。


■五年目


■ちょっと日付が過ぎましたが、おとといをもちまして半蔵商店が五年目に入りました。なにやってんだ。

二十代後半の日々をなんに費やしてたんでしょうか、おれは。同期のSくんなんか、二十九歳にして二児のパパだというのに…………まあ、そういうことはあまり考えないようにする。


■それはさておき、三十になってもまだ小坊主みたいなもんですよ、実際。毎日毎日、初めて気づくことばかりです。どうも、おれの認識のいろいろは、普通の人よりだいぶ遅れてやってきている気がしてならない。

でも、こうやって思うことや考えることなどをどうにかこうにか言語化して記録していくことで、なんか、こう、日々の……………あー、うまく考えがまとまらないからこの段落はもういいや。


■もちろん、読んでくれる方がいるから書くことができる、という面も大いにあります。石神井町で、石神井町からちょっと離れたとこで、石神井町をずっと離れた遠い土地で半蔵商店を読んでくれてる皆様ありがとうございます。gocoupのCDを買ってくれた方はさらにありがとうございます。quiet laboratoryに来てくだすった方はもっとありがとうございます。


■こんな感じのブロッグですが、これからもよろしくお願いします。


■箱根県から帰ってきました


箱根の霧

箱根の霧
▲箱根の霧


きのう、二泊三日の湯治から帰ってきました。半蔵商店です。

火曜日と水曜日は雨で、露天風呂に入るのにぴったりの天気でした。あの、温まりながらも背中に雨が降ってくる感じが良かったです。

いろいろ書きたいことはあるのですが、また日を改めて。


サンドイッチ
▲ホテルのルームサービスのサンドイッチ


■箱根に行ってきます


■昨日から五連休ですね。半蔵商店読者の皆様におかれましても、やはり野に山にンジャメナにと出かけられるのでしょうか。


■おれも明日から二泊三日で箱根に行ってきます。なので、文庫本4冊買ってきた。一人旅には文庫ですね、やはり。


■あと、この五連休は、どっかに出かけたいという気持ちと同じくらい、自宅にいたくない、っていう気持ちがありますね。

なんつーかこのごろ、自宅がしだいにこころ安らがない場所になりつつある。なんとかしないとな。

まあ、片付けりゃいいだけのことなんですけどね。ここらへんのことは帰ってきてから考えます。


■では行って参ります。


■連休のアキバ土産に


少年タルホと水銀ウサギ

はぁい。


憲法、記念してる?

先週、
秋葉原のeARS様に、
gocoupの『少年タルホと水銀ウサギ』
たしかに納品いたしましたぞ。

試聴はこちら。よろしゅう。


ばぁい。


# オードリー春日のブログ風に書いてみました。
# たぶん、後日読み返すとかなり照れる。


■リアルに懐かしいもの 2.0


■先日、「リアルに懐かしいもの」というエントリを書きました。

過去のマンガやゲームやアニメを、スキあらばリバイバルさせようリバイバルさせようとするこの世の中では、ほんの数年前の物件のほうがかえって懐かしく感じられる、という感じの内容でした。

ということで、拙僧がリアルに懐かしいと感じるものをもうちょっと挙げてみたいと思います。


【平成21年5月現在、リアルに懐かしいものの一例】
※懐かしさには個人差があります。
※以下のものが好きだった、ということではないです。



・吉ブー(吉野家の豚丼のキャラクター)


・NOVAうさぎ


・ワンナイ


・化粧惑星のCM(「本当に、ビツクリしました」)


・大福のような土台がついているiMac[→写真]


・爆笑問題のバク天!


・ホワイトベリー「夏祭り」


・サヨナラ♪ サヨナラ♪ おれの嫌いのところだけ ( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー


・チン☆パラ


・夜は別バラ2254(日テレの深夜枠のタイトル。この名前を思い出すために15分間ぐらいネットを検索した…('A`) 。ちなみに、この枠が始まるときには、「コンビニ袋をガサッとテーブルに置くアニメ」が表示されたのを覚えてます。)


・美勇伝


・次はお宅にチャレンジジョイ!


■あと、ボボボーボ・ボーボボも、ちょっと懐かしいです。


■Ryuichi Sakamoto Playing The Piano 2009 4/29 最終日 徹底レポート!


■本日、坂本龍一のコンサートツアー、"Ryuichi Sakamoto Playing The Piano 2009"の最終日公演(@昭和女子大学 人見記念講堂)に行ってきましたので、その模様をくわしくお伝えしようと思います!


■会場の2階のロビーに、いまどき珍しい、十円玉でかけるタイプのピンク電話が2台もあったのでびっくりしました!


■レポートは以上です!


■そして、謎のきつねうどん/そしてそして、砂原良徳


前回のエントリと関係あるようなないような話です。


■弟のバイト先の先輩が、コザ(※沖縄市の地名)の食堂で

「きつねうどん」

を注文したらしいんです。


■そしたら、


ぶ厚い「揚げ豆腐」がのっかったうどん


が出てきたそうです。なあ、きつねうどんといったら油揚げでしょ、一般的に……。


■まあ、これは、沖縄と本土の食習慣の違いってことで──って、そんなきつねうどん、おれも聞いたことないですよ。

まあ、沖縄の食堂で麺類を食べたくなったら、素直に沖縄そばを発注しましょう、ということで。


* * *


■それはさておき。


日曜の夜に、小西康陽の本を読んでたら、

小西康陽→札幌出身→砂原良徳

という連想ゲームが無意識のうちに働いたのか、なんかこう砂原良徳のホームページを久しぶりに見てみたくなりました。

そしたら、ホームページが数世紀ぶりに更新されていて、

夏フェス出場&サントラ作品が発売。ということじゃないですか!!!!!! これは嬉しい。とても。

夏フェスのほうは、北海道県で行われるので、見学しに行くのはちょっと難しいかもしれないけど、サントラは買う。


【半蔵の砂原良徳コレクションはこちらからどうぞ】
砂原良徳のプロモ盤など。(上)

砂原良徳のプロモ盤など。(中)

砂原良徳のプロモ盤など。(下)

砂原良徳/Lovebeat (Not Space) - Deep And Long(海外版12インチ)


■頭にきたらーめん屋、その後


■先日、下北沢で変なラーメンを出されたので立腹して店を出たということがありました。

で、このことを、電話で弟に話したところ、

「………………怖い……」('A`)

と云われました。ラーメンの作り直しも、ラーメン代の受け取りも拒否したおれの行動が「怖い」そうです。そうかなあ。


■さらに、弟がこのことを、下の妹にも話したらしいんですよ。

で、別の日におれが下の妹と電話で話してたところ、このラーメンの話題になり、

「ラーメン代ぐらい受け取ればよかったのに」

と云われました。あと、「その店員さん、このことが気になって、その晩はよく眠れなかったかもしれない」とも云われました。


■でーもーさー、云うなれば、これ、「味噌汁に味噌を入れ忘れる」くらいのレベルの話でしょー。いい人ぶる義務はそんなにはないと思う。というか、いい人ぶる余裕も吹き飛びますわ。

みなさんもぜひ一度、付属の粉スープを入れずにインスタントラーメンを作って、食べてみてください。もしくは誰かに食べさせてみてください。味のないラーメンが、どれだけ人をみじめな気分にさせるかが分かってもらえると思います。

これが“味玉トッピングを忘れた”ぐらいの話だったら、

「ちょっとちょっと(笑)、味玉が載ってませんよ(笑)」
「あっ、すいません(笑)、すぐお持ちしますんで(笑)」

って丸く収まったとは思うのです。


■……って、説明すればするほど、おれのほうが悪者に見えてくるという謎のスパイラル。


■さて、話は変わりまして、電話で聞いた下の妹の友人・Aさんの体験談なのですが。

ある日、Aさんがラーメン屋に行って、ラーメンを注文したところ、


麺の入ってないラーメンが出てきた


そうです……。なあ、それ、もはやラーメンでもなんでもないよ…。

Aさん曰く、「お店の人は、ものすごく疲れてるようだった」とのことですが、うーん……。


■ネットで見つけた、謎の質問


■Yahoo!知恵袋にて。

これ

うーん…。(;'A`)

質問者のID名も、うーん…。


■教えて!gooにて。

これ

うーん…。(;'A`)

させたいですかそうですか。仮に、科学的に可能だったとしても、この人にそういうことをする権利があるのかどうか。まあ、あるのかもしれないけど。


■こういう人たちのことを、セカイ系って云うんですよね、たしか。


──いや、それはぜんぜん違うと思う……(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■頭にきたらーめん屋@下北沢


■今日は下北沢で、友人が出るライブ(お笑いのほう)を見学。

その帰り、腹も減ったしちょっと肌寒くなってきたので、ということで、ライブ会場の近くで見つけたラーメン屋に一人で入りました。


■券売機で食券を買い、カウンター席に着き、店員に手渡す。


マツコと数分、じゃなくて、待つこと数分。ラーメンが出てきました。


■さっそく割り箸を手にとっていそいそと食べ始めました。が、


異常に味が薄い。


不思議に思って、レンゲでスープを一口すすって、味を確かめてみる。


スープがほぼお湯。


なにこれ。('A`)


■や、でも、もともとこういう種類のラーメンなのかもしれない。ほら、いま、いろんなラーメンがあるから。

とか、持ち前のフォロー癖を発揮してあげて、食べ進めてあげたけど、無理。いかんせん味が薄すぎる…。

カウンターに置かれていた醤油をラーメンに投入したりもしてみたが、味の薄さはいっこうに改善されない。


■何口か食べ進めた段階で、あまりにも不味いので店員(※ラーメンを作ってるのとは別の人)に

「味がすごい薄いんですけど…」

と訊いてみたところ、

「…塩だれを入れ忘れたみたいです」

との答えが。店員の口ぶりからすると、どうも“頻繁にというわけではないが、これまでにこの店で複数回は起きてる現象”という感じでした。

「作り直しましょうか」

「いいです」

「あ、じゃあ返金します」

「いいです」

不味いもんを食わされて不機嫌になったおれは、店員の云うことに耳を貸さず、さっさと店を出ました。で、帰りに部屋の近くのコンビニでカップラーメンを買って食べました。おしまい。


■スープがほぼお湯のラーメンなんか食べさせられた日にはマザーテレサだって怒ると思う。厨房の中の店員も、派手なアクションの湯切りよりもやるべきことがあると思う。


* * *


■ところで。

拙僧はちょっと前にも変なラーメン屋に入ってしまったのですが、その店は、看板の店名を「らーめん」とひらがなで表記してたんですよ。

で、今回のこの下北沢のお店も、やはり看板が「らーめん」でした。店を出た後に気づきました。

「“らーめん”とひらがな表記してる店はなるべく避ける」って決めたのにな。


■ちなみに、この薄すぎラーメンは680円でした。


■広告批評、紙、他


広告批評・最終号

机に置いとくとはんぺんみたいに見える広告批評の最終号。昨年、休刊が決まったとき、あと一回くらいはとんねるずが表紙になるかなーと思ったけどなりませんでした。


■あきらかに紙だと分かる物質に、わざわざ「紙」というマークを印刷するのって、なんかSFっぽい。不毛なことをわざわざやってるところが。

もちろん褒めてるわけじゃなくて、「どんどん手に負えないくらい複雑怪奇なものになっていく近未来の生活」を描写してる系のSFというか。

「系」という言葉の遣い方が雑だし、じゃあ具体的に作品名を挙げろと云われると、挙げられない。すいません。


渋谷のシネマライズのサイトは、'00〜'01年ごろのおしゃれ個人サイトみたいです。使いやすくもないし、分かりやすくもない…。('A`)


■十年前は払わなくて良かった料金



・ケータイ代

・インターネットプロバイダ代

・ADSLの回線代

・ドメインの代金

・レンタルサーバー代

・ヤフオクの参加費

・CD-R代、DVD-R代

とか。

あと、目に見えにくいけど、

・家電量販店などで、「ポイント」などと称されて、するかどうかも分からない次回の買い物のためにあらかじめ店に徴収されている謎のお金(※ここらへん表現が煮え切れてなくてすいません…)

・電子マネーのシステム利用料


か。後者の電子マネーシステム利用料は、ものすごく分かりにくい形でわれわれの生活に上乗せされてる(されていく)ような気がします。


■逆に、「十年前は払ってたけど、今は払わなくて良くなった料金」は、

・テレホンカード代

・カセット代、MD代、VHSテープ代

・カメラのフィルム代と現像代
(馬鹿にならなかったなあ…)

とかかな。もちろん、もっとあるとは思います。


■いや、こんなこと書いてどうするってわけではありませんが、一応。


■リアルに懐かしいもの


■このごろ、キャラクターグッズやパチンコ台の絵柄、全話収録DVDボックスやCMのキャラクターとしてリバイバルされる、70年代〜90年代やらの物件よりも、'00年代前半〜中盤ぐらいの物件に、リアルに懐かしさを感じます(ま、おれは'70年代は知らないのですが)。


■なんかさー、古いアニメやマンガやゲームを使った広告や商品って、

( ´_ゝ`)「おまえら、こういうの好きだったんでしょ? 世代でしょ? 懐かしいとか思っちゃうんでしょ? ポスターを写メで撮ってブログに載せたりしていいから、うん」

という、作り手側の押し付けがましい下心を感じてしまうわけですよ。

で、そういった世間にあふれる「懐かしさ」は、もう懐かしくない。


■あと、ゲームで云うと、ファミコンなんかもさ、もともとはわれわれ貴族の間でしか存在しなかったレトロゲーム趣味がかなり一般的になってきて、もうそんなには懐かしくない。

そう、むしろ『ワイプアウトXL』とかがリアルに懐かしい。


■で、文章があまりまとまってないんだけど(いつものことです)、リアルに懐かしく感じる物件を下に挙げます。「懐かしく感じる」ってだけのことで、別に好きだとかそういうことではないです。


【平成21年4月現在、リアルに懐かしいものの一例】
※懐かしさには個人差があります。


・「レ!」「イ!」「ク!」っていう、レイクのCM


・「♪ダーメーぇージをーなーくそぅおー」っていうシャンプーかなんかのCMソング


・恋のマイアヒ


・ハッスルハッスル


・シーガル スクリーミング キスハー キスハー


・麻波25


・GOOD BYE 夏男(松浦亜弥)


・ピアノマン(イギリスの)


・サタ☆スマ(土曜夜7時〜)


・ボブサップ


・日本ブレイク工業社歌


・エンタの神様での“まちゃまちゃ”


■あと、おしりかじり虫もすでに懐かしいですね。こないだ駅で、おしりかじり虫がプリントされてるトレーナーを着た子供を見かけて、軽く時空があれしました。


■au iida g9


■長いことauを使っています。が、不満な点が一つ。

ナウいデザインのケータイがないんですね。

外人だったら、「えーと、なぜ私がこんなデザインのケータイを購入しなければならないのですか? 弁護士を呼んでください」ぐらいのことは云い出しかねないデザイン、とまでは云わないですが全体的に野暮ったい印象は否めない。

ノキアがauで新機種を出してくれればいいのに、と思っていた日々もあったのですが、ノキアはau進出どころか日本のケータイ市場から撤退(※豪華版ケータイを除く)してしまう始末。

そんなわけで電器屋で、ドコモやソフトバンクのかっこよさそうな機種の見本をいじっては、「この機種がauで発売されてればいいのに」と嘆く毎日でした。


■なので、この春、auから新しい携帯電話のシリーズ“iida”が出ると聞いたときも、あまり期待はしてませんでした。「au新機種発表!→さっそく店頭へ見に行く→(´・ω・`)うーん…」という流れを、これまでに少なからず経験していたからです。

しかし、新機種のWEBサイトを見ると、このiidaの新機種“G9”は、なかなかシュッとしてるじゃないですか!

そして昨日、渋谷の電器屋に行くと、すでにG9の実機が並んでいたので、ちょっといじってみました。悪くない。

なので、本日はレポートというかレビューというか、触った感想を自分なりに書いてみたいと思います。


■まず外観はこんな感じです。外側にもモノクロのディスプレイが付いています。

1.jpg

1_a.jpg

アンテナを伸ばしたところ。よく伸びます。

アンテナ


■この機種に決めた理由、その一。カメラのレンズ。

レンズ

これがなかなか賢いやつです。ヒンジの部分にレンズが付いてるんですが、これをクルッと回すことで、レンズを出したり引っ込めたりできるのです。

自分のほうにレンズを向けることもできます。わざわざケータイ本体を裏返す必要がありません。

レンズ レンズ(収納)

たまに、ギョロッとしたレンズが背面にくっついてるケータイがあるじゃないですか。あれは美しくないと思う。そのうえ、駅とか電車であらぬ誤解を受けそうな気がします。

液体ムヒ

↑カメラで実際に撮った写真です(120×160ピクセル)。解像度は31万画素。もちろん、ムービーも撮れます。


■この機種に決めた理由、その二。クルクル回るジョグダイヤル。

ジョグダイヤル

これはもう超便利そうですね。というか便利。打ち込みやすいです。

(1)ひらがな打ち込み→ボタンを押す
(2)漢字変換→ダイヤル回す。

と、触覚的に作業分担(?)できてるので、テンポよく文章が打てます。

変換

ちなみに予測入力も賢いので、いま流行の芸能人の名前がたくさん入ってます。「すてで」と入力すると、「Steady & Co.」とか出てきます。

このジョグダイヤルだと、メニュー操作が楽勝です。「深い階層に降りていく」のが、比較的苦じゃなくなります。

もちろん、電話帳や、これまでに受信したり送ったりしたメールを見つけ出すのにも便利です。一撃です。

なにが便利かって、「スクロールしすぎた!」って時に、サッと逆方向にスクロールできるのね。「のね」って、なんかファミ通編集者っぽい語尾だけど、操作が感覚的にできて良いです。

もう、ジョグダイヤルの付いてないケータイと付いているケータイとでは、ファミコンの『ハイパーオリンピック』を標準コントローラーでやるか、専用のハイパーショットでやるか、ぐらいの違いがあります。


■それから、おまけとしてピングーの短いムービーファイルが2種類入ってます。

ピングー

旅先で、ふとピングーが見たくなったときに便利です。


■眠くなったので、寝ます。


■やはり2円切手はかっこいいと思う


■「2円切手ってかっこいいよね。犬のやつ」。という内容のエントリを、昨夜投稿しました

もしおれが、売れっ子お笑いコンビのボケの方だったら、これだけのエントリでも一晩で70件くらいのコメントが付くんだろうな。
「こんばんは! 2円切手なんてあるんですね。見たことない…('ω'*) またライブ行きます〜★」とか。

でも残念なことに、おれは売れっ子お笑いコンビのボケではなかった。


■(缶の底に40mlだけ残ってる気の抜けたビールを一口で飲み干し、空になった缶を軽く握りペコッと凹ませてから)そう。2円切手には古いの(昭和28年発行)と新しいの(平成元年発行)の二種類があるんですよ。背景の色は平成版の方が好きなのだが、額面を示す「2」という数字のフォントは昭和版の方が好みだ。ちなみにあの犬は秋田犬だそうです。

と、これ以上この話題を続けると、世界初の2円切手専門ブログになって人気が出てしまい、ブログが書籍化され、その本がいろんなニュースサイトにとりあげられたりして、しまいにはロフトプラスワンで「2円切手ナイト」とかを開催しないといけなくなるので、2円切手の話はこれくらいにしときますね(人前で話すのが苦手なんです。すいません)。


■マツコデラックス/おさるのジョージ


■18:00からマツコデラックスに占ってもらう(10分で5000円)。

──という予定だったのに、時計を見ると大幅に遅刻しそうで、ものすごく焦る。なんとか時間に間に合うようにがんばったけど、けっきょく間に合わず、占いはキャンセル。

あー、なかなか予約取れないのになーマツコデラックスの占い。せっかく予約取れたのになーマツコデラックスの占い。マツコにもデラックスにも悪いことした……。

と、残念がる夢を見ました。


■あと、少し前に、「ビリヤード台の修理&販売をする店」の中にビリヤード台が多数置かれている、という風景を見たのですが、これが現実世界で見た風景なのか、夢の中で見た風景なのかが思い出せません。


■ところで、土曜の朝の教育テレビでやってる『おさるのジョージ』の主題歌が、この四月から日本語になってたんですよ。以前は英語だったのに。

この日本語版の歌が、なんというか、歯切れが悪いというか、全体的に字余り気味というか、正直、英語版のほうが良かっ……まあ猿サイドにもいろいろ事情はあるだろうから、責めるような云い方はしない。


■銀歯を再びつけた件


■この土曜日、外れた銀歯を歯医者に持ってって、ふたたび付けてもらいました。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

歯医者のBGMが、ずっとユーミンだったのがちょっと気になりました。

関係ないが、歯医者でノイズ音楽がかかってたらなんか怖い。もっと関係ないが、以前大阪に行ったときにタウン誌を読んでたら、読者からの質問コーナーみたいなページに、

「セックスする時、彼氏が大音量でノイズ音楽をかけるので困る」

という謎の質問が載っていました。ほんとうに関係ない話ですいません。


■あと、歯医者で「右下の親不知は抜いた方がいい」と云われました。うーん…。抜きたくない。


■ラバーガール 単独ライブ『さよならインドの空に』@恵比寿エコー劇場


■ラバーガールの単独ライブを見てきました。生のラバーガールはこれが初めてです。


■テレビで見るラバーガールのネタは基本的に、エンタで見るように「大水のすっとぼけたボケ」と「飛永の、さらっとしてるのに的確なツッコミ」の組み合わせなのですが、ライブでは飛永も「大水よりめんどくさい人」または「大水とは別の種類のめんどくささを提示する人」などの役を演じていました。

極端な言い回しを用いず、また、派手なリアクションも取らず、「ごくごく普通の語彙」だけで淡々と大水のボケを斬っていく飛永のツッコミぶりがかっこいいなあ、と、いつも思ってるし、今日も思いました。


■で、見てて思ったのですが。

ラバーガールの台頭により、キングオブコメディ高橋の「さらっとしたツッコミ」が相対的に影が薄くなってきているのではないか、と、ちょっと心配になりました。

キングオブコメディといえば今野の「変な顔キャラ」も持ち札ではあるのですが、これもザブングル加藤という強力なライバルがいるうえ、今野の演技の幅があまり広くなく一本槍なため、えーっと、なんでおれはさっきからキンコメのことを心配してるんだろう。しかも偉そう。すいません。いまは反省している。


■そうそう。キングオブコメディといえば、Wikipediaによると、当初は「おもしろコンビ」というおもしろいコンビ名を名乗っていたそうです。これはおもしろい。

ちなみに、東京吉本にも「おもしろボーイズ」というコンビがいたそうです(現在は解散)。で、この元メンバーの一人は、いまでも「おもしろ佐藤」という芸名を名乗っているそうです。これもおもしろい。


■しかし、お笑いの話になると急に饒舌になるね、おれは。すいません。ちなみに先週はTHE GEESEの単独にも行ってました。


■【教訓】「らーめん」と ひらがな表記してる店にはなるべく近寄らないようにする


■会社の外で用事があったんですよ。

で、用事を済ませ、午後一時過ぎにようやく遅い昼メシが食えることになったので、目についたラーメン屋に入りました。

このラーメン屋を選んだことに、「そこにあったから」以上の理由はありません。腹が減ってたので、手っ取り早くなんか食べたかったわけです(あと、慣れない土地だったので食い物屋を探すのも大変、ということもありまして)。


■で、ラーメン屋に入ってすぐのところに券売機がありました。

ふと見ると、「じゃが味噌バターらーめん」と書かれたボタンがあったので、ま、深く考えず、そのボタンを押しました。

で、カウンター席について、その食券を店員に手渡して数分後、その「じゃがバタ味噌らーめん」とやらが出てきました。

そのどんぶりの中身を見たとき、おれはいったい何が起きているのか理解するのに数秒かかりました。

そして、戦慄っぽいものが体を走りました。


■そのラーメンは、まあ基本的には味噌バターラーメンでした。ここまでは何ら間違ってないよね。何もおかしくないよね。

問題は、その味噌バターラーメンの上に

数枚のポテトチップスがトッピングされていた

のですわ。


( ゚д゚)…………


( ゚д゚ )


■いやいやいや。たしかに「じゃが味噌バターらーめん」を頼んだけどさー。

“じゃが”のパートをまさかポテトチップスが担っているとは思わんでしょう、普通、一般的に。

お高いバーとかホテルとかでサンドイッチ頼んだら、ポテトチップスが付け合わせに出てくるけどさー。

昔、『セイシュンの食卓』という本に「味噌汁にポテトチップスを浮かべると、じゃがいもの味噌汁に早変わり!」みたいなことが書いてあったけどさー。


■なんでラーメン屋で出すラーメンのトッピングにポテトチップスってのを思いつくんだよ。どこの『OH! MY コンブ』だよ。どんだけリトルグルメなんだよ。


■でもまあ、おれは強い子だから、残さずちゃんと食べました。

で、店を出るとき、店の入り口のとこに、この「じゃが味噌バターラーメン」のポスターがでかでかと貼られてることに気付きました。

で、このポスターの写真には、ちゃんとラーメンに乗っかってるポテトチップスも映ってました。

でもさ、こういうポスター、店に入る時にそんなにはじっくり見ないよね…。


■ひとつ気になったのが、このポスターに「北の食材が大集合!」みたいなキャッチコピーが書かれていたことです。なにそれ。たしかにこのラーメンには鮭フレーク(おそらく瓶詰め)とかも入ってたけどさ。

ポテトチップスや鮭フレーク(おそらく瓶詰め)は、「北の食材」と呼ぶにはちょっとスター性に欠けると思う。というか図々しいと思う。


■ちなみに、680円でした。


■龍角散ののど飴 EX/はちみつきんかんのど飴


龍角散ののど飴EX

■ひきつづき、のどの調子が良くないので、のど飴を破竹の勢いでなめているんですが、最近のフェイバリットはこの「龍角散ののど飴 EX」です。

なんでこれかというと、以前うちの弟が大絶賛してすすめてきたんですよ、こののど飴を。で、ためしに食してみたら、実際うまかったのです。他ののど飴より値段が若干高いだけのことはあります。ちなみにハチミツ牛乳味です。

弟に至っては、「地球上で、こののど飴以外ののど飴が生産され続けている意味が分からない」とまで云っていました。云ってませんでした。

ただこれ、売ってるのをあんまり見かけないんだよなー。ほんとは袋詰めになってるやつが欲しいのに、おれの生活圏ではスティックタイプのしか見つからない(これすらもあまり見かけない)。


■あと、第二フェイバリットは、「はちみつきんかんのど飴」です。このごろは、会社では龍角散EX、家でははちみつきんかん、というパターンになりつつあります。

なりつつあります、って、さっさとのどが治ってくれればいいんだけど、そうもいかない。もうしばらくはのど飴の世話になります。


■四月も調子が悪い件


■そういえば、おととい六本木でalva notoのライブは見られませんでしたが、なぜか道端に『ゾマホンのほん』が捨てられてるのは見ることができました。半蔵商店です。


■で、まあ、先週にひきつづき、のどは痛いというか異物感があるというか。

で、これに加えて、謎の微熱も発生したりして、もうよく分かりません。

微熱はさておき、のどには、なんとかという漢方薬が効くらしい。痛みが長引くようなら(もう十分に長引いてますが)それも試すかもしれない。


■alva noto @ SuperDeluxe 詳細徹底レポート!


■昨日4月4日に、スーパーデラックスで行われたalva notoのライブの模様をレポートしたいと思います!


■当日、会場に行ったら、「前売り券はすべて売り切れだ。当日券など出ない」という意味の貼り紙がされていたので、そのまま引き返して本屋(六本木ABC)に立ち寄り、文庫本を購入して帰ってきました。

そして帰ってからは、のど飴をなめる、劇場版パタリロの主題歌を口ずさむなどして過ごしました。


■レポートは以上です。


■痛いから病院に行ったのに


■のどがね、痛いんですよ、今週ずっと。

痛いというとちょっと大げさなんだけど、飲食物がのどを通る時、あるいはつばを飲み込む時などに小さい痛みがあって、気にしだすとキリがない。


■というわけで、今朝は耳鼻咽喉科に行ってきました。

おれが「上あごの、のどの入り口あたりが、なんか小さく腫れてるみたいなんですよ」とおれが云ったところ、そこの先生が、「腫れてる部分を指でさしてみて」と云うので、まあ、口を大きく開けて、痛い部分を指でさし示したわけですよ、この三十路の男が。

すると先生は、

「え? これ、どこが腫れてるの?」

というリリックをドロップしました。どうも、目で見てそれとわかる異常は無かったようです。おかしいな、自分では腫れてるような気がしてるんだけど…。


■次に「見ただけではよく分からないから、実際にさわってみるね」と、先生は透明な手袋をはめ、おれの口の中に指を突っ込んであれこれ触りはじめました。

が、けっきょく

「べつに腫れてるような部分はない」

とのことでした。


■で、「ひょっとしたら、膿かなんかが内部に溜まってるのかもしれない」ということで、最後にレントゲンを撮ったのですが、これを見てもおかしな部分は見当たらなかったようです。


■おれが「口内炎ですかね」と訊いてみるも、「その場所には口内炎はできない」とのこと。

で、「口の中に、なんかへんな雑菌がいるのかもしれない」という、先生の控えめな予想にもとづき、抗生物質(と痛み止め)を処方してもらいました。


■目で見ても、触ってみても、レントゲンを撮っても異常なし。

じゃあ、ここにいる、のどを痛めてるおれは誰なんだよ。

レントゲンまで撮られてさー。放射能浴び損だっつーの。


■すき家の「ねぎ玉牛丼」にデフォルトでコチュジャンがかかってる意味が何一つとして分からない件


■タイトルと本文は関係ないんですが半蔵商店です。

ところで、個人的に良いニュースと悪いニュースがある。どっちを先に聞きたい?


──いや、別にどっちも聞きたくない。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


……………………( ´;ω;) では、まずは良いニュースから。


良いニュース

矢野顕子の元ダンナさんのコンサートのチケットが取れました。チケット発売日(3/29)の朝から、パソコンの前に張りついてマウスをカチカチやって頑張った甲斐があるというもの。

席は二階席で、しかもわりと端っこの方なんだけど、まあいいや。


悪いニュース

NHK教育で土曜の正午にやってる『テレビスポーツ教室』が、四月から日曜の14:30〜という何の思い入れも無い時間帯に移動するそうです。

あのね、なんで土曜の正午の『テレビスポーツ教室』が良いかというと、「土曜の放課後感」「学校教材ビデオ感」が味わえるからなの! 日曜なんかに放課後も教材もないの!

おれ、土曜の昼に家にいるときには、11:45から『キユーピー3分クッキング』見て、見終わったらNHK教育の手話ニュースにチャンネルを合わせて、正午の時報→テレビスポーツ教室のオープニング、という流れで土曜の昼を味わっていたのに……。

もうね…………('A`)


■著しく昭和っぽい件


看板

先日、大泉学園で見かけた薬局です。2009年の東京二十三区内ではあまり見られない看板がありました(ちなみに、駅から10分以内のところ)。


販売機

入荷したそうです。


■やはり三月は調子が悪い件


こんなエントリを書きましたが、ひきつづき体調が悪いです。チョバチョブです。

──チョバチョブ…… ヒソ ( ;´д) ヒソ (´д`;) ヒソ (д`; )

うん、例の耳の穴のあれは、医者からもらった薬を飲んでるので徐々に治ってってるんだけど、日曜の朝はまた軽めの風邪みたいな状態になったんですよ。ネギ3本と牛肉300gを煮て食べて、たっぷり寝て、幸い今はだいぶ良くなってきた。


■土曜日はコサキンの最終回。おれの部屋にはラジオが無いので、これを聴くためわざわざポータブルラジオを2000円で買ってきました。

案外さらっとした終わり方でした。


■で、日曜の夜、なんかのラジオに砂原良徳がゲストで出てた、と、ついさっき知った……。('A`)

まりんが今どういう活動をしてるのかを、もっとアピールすべきだと思うんですよ、政府は。


■東京の三月は、春じゃない


■YouTubeで、吉本の若手お笑いコンビ「ダウンタウン」のボケのほうの人が、

「三月は寒いもんだ。なのに毎年毎年、みんな『三月なのに寒いねえ』とか云う。いい加減、三月は寒いということを覚えといてほしい」

と述べる映像を見た。同感です。


■この芸人さんの云うことに乗っかるわけじゃないけど、なんかさ、気の早いニュース番組とかがさ、三月の初めくらいにさ、番組の終わりらへんで、ちょいと早めに咲いた春の変な花とかを映してさ、

「早くも春の息吹がどうのこうの……」

とか云うじゃないですか。あれが理解できない。マスコミュニケーションによる横暴もここまで来たかと思わざるを得ない。


■東京の三月はやはり、

「冬から春にだんだんと変わりゆく季節」とか「しだいに春めいてくる」とか、そんな甘っちょろいもんじゃなくて、

れっきとした冬

だと思う。だって、寒いもの。


■とくに、ね、今年の東京の3/19(木)と3/20(金)の寒暖差、信じられますか、あれ。麻生は何をやってるんだって話ですよ。

ポカポカした陽気の翌日に、突然の寒風ですからね。あれで体調を崩した人も多いのではないだろうか。


■桜がちらほら咲き始めたり、日中の最高気温がゲリラ的に20℃を超える暖かい日とかがあったりするから、うっかり勘違いする人も多いけど、あんなのフェイントですからね! 三月は冬です。


■なんでこう力説してるかというと、えーと、自分でも分かりません。


# 今週の木曜の晩、
# 六本木で雪がちらついていた
# という謎の噂も耳にしました…。どうなんでしょう。


■下の妹が沖縄に帰った件/上の妹がふっかけられた件


■昨日、 Googleトップページの「急上昇ワード」の欄に、かなり長い間「ダンプ松本」と表示されていたのが気になった半蔵商店です。


■さて、これも同じく昨日のことなのですが、おれとほぼ同時期に上京してきた下の妹が、六年間の学生生活を終え(べつに留年してたわけじゃなくて学部四年と修士二年ね)、沖縄に帰りました。ちなみに四月からの仕事も決まってるそうです。

三時発の飛行機で、六時にはもう沖縄に着いてたと思います。


■思えばこの六年間、(そりゃもうめちゃめちゃに面白い東京での思い出話、約七千字を削除)とか、いろいろあったよなあ。


■長いようで長かった六年間でしたが、いざ沖縄に帰るとなると、やっぱりちょっとしんみりするね。

ということで、今朝さっそく下の妹のケータイに「そろそろ東京に戻ってこない?」とメールしてみました。

そしたら、「いま、(仕事の)研修で那覇ー」と、実にあっさりした返事が来ました。


■えー、何が云いたいかをかいつまんで説明しますと、東京を去った次の日(つまり今日)から、学生時代の感傷なんかに浸ることなくすでに新しい方向を目指して動いてる妹はすごいなあ、と思いました。ということが云いたかったんじゃないかな、おれは。

すいません。このエントリはいつにもまして文体がダラダラしています。


* * *


■そうそう。下の妹がアパートを引き払うため、上の妹(料理が下手)が引越しの手伝いに東京まで来てたのです。

で、上の妹(先日も甘すぎるミートソースを作りやがった)が要らない家具を引き取ってもらうため、リサイクル屋を電話して呼んだんですね。

そしたらリサイクル屋が、事前に電話で話してたよりもだいぶ多額の処分料を請求してきたらしいんですわ。

「そんなのおかしいじゃないですかあああ!」と上の妹(バンドではボーカル)が抗議したところ、ものすごくあっさりと五分の一に価格に下がったらしい。

どうも引越しシーズンとかだと、このようにふっかけてくる人種がいるようなので、みなさんも気をつけてください。


■これは前にも書いたかもしれないけど、拙僧も以前、この時期に成増から石神井町までの軽トラ一台分の荷物の引越しの見積もりをお願いしたら

五万円

って云われたことがあります。いやあ、ハッスルしすぎでしょう、その見積もりは。こっちが照れる。

(けっきょく別の業者に半額以下でやってもらいました。)


■三月は調子が悪い件


■東京に来てからのここ数年、三月の中旬から下旬にかけてあまり体調が良くない、ような気がします。暦で云うと、だいたい啓蟄から春分にかけてぐらいのころ。

今年も、メガネが割れたり銀歯が取れたり、三月半ばというタイミングで寝冷えして風邪を引いたり(ノドの痛みと鼻水の量がすごかった)、朝起きるとなぜか目がまともに開かないくらい目ヤニが出てたり。


■で、しかも昨日くらいから右の耳が腫れている。

これはだいぶ前にも書いたのですが拙僧の右耳には、普通の人類にはない、針穴くらいの大きさの規格外の穴が開いて(“孔いて”のほうが正しいのかな)おりまして、その穴が数年ぶりに腫れていて、これが痛い。


■急な寒暖差のせいか、乾燥してる空気のせいか。よく分からんけどこの時期はなかなかしんどいです今年は特に。みなさんも体調管理には十分気をつけてください。

あと「いや、メガネの件は別に体調に関係ないでしょ」とか云ってるやつのパソコンのHDDは今すぐ壊れろ。


■それはそうと、スーパーデラックスのalva notoのライブを予約しようと思ったら、もう締め切られていた…。(´・ω・`)

名前とメールアドレスと電話番号(だったかな)くらいの情報をサイトのフォームに打ち込むだけのことを、なんで後に後に回すのかねおれは。


■アンセム


いつもの日常会話で、街の中で、テレビや雑誌で、ネットでよく耳に目にする“アンセム”。本日の半蔵商店では、そんなアンセムをジャンルごとに分けてご紹介したいと思います。

────────


・冬のアンセム
「マフラーしてると、上着一枚ぶんの暖かさがあるんだってね」


毎年寒くなってくるころに、どこからともなく聞こえてくるアンセム。上着一枚ぶんの暖かさなんて誰がどうやって計算したんだろうと思うも、そう云われるとそういうものなのかもしれないとも思う。



・冬のアンセム(アウターを客に勧めるときの服屋の店員ver)
「これを着てれば、もう、中はTシャツ一枚でも十分暖かいですから」


これ、冬にアウター探してると絶対耳にする、というか店員さんに云われる。まさに冬の服屋の強力フロアキラー。でも、「屋内でアウターを脱いだとき、中にTシャツ一枚しか着てなかったら寒いのでは?」といつも思う。



・京都好きのアンセム
「京都で“戦後”と云うと、“応仁の乱以後”ってことらしいからね」


まさにディスコクラシック。このアンセムは昔からよく聞くけど、おれは京都の人が“応仁の乱以後”という意味で“戦後”と云ってるところはまだ聞いたことがありません。



・京都市外の京都府出身者のアンセム
「京都市内の人からは、『碁盤のマス目の外は京都とは云えない』って云われるんですよ(笑)」


こういう軋轢(?)はどこの土地にもあると思う。でもこの京都のはなんかよく聞く気がする。



・ラーメン好きのアンセム
「『ラーメン二郎』のラーメンは、ラーメンではない。『二郎』という食べ物なのだ」


これもよく聞きますね。ラーメン好きな人の間でヘヴィーローテーションされてるアンセム。そういえばラーメン二郎は一回だけ行って、その後行ってない。でも、はまる人ははまるらしいですね。


────────


──以上、「各ネタの理屈は通っているのだが、予想外の飛躍や逸脱があんまり無いので、小さい笑いしか起きていない、若手ピン芸人のスケッチブック漫談」みたいな感じの文章になっててすいません。


■(ナガイヒデカズっぽい…)


いつもは街でちょくちょく見かけてるのに、
いざ狙って探そうとするとなかなか見つからないのが
サンドイッチのサブウェイなんだ。


■都内で、謎の高音が聞こえてきた件


■季節限定のビールを買ってきて飲んだあと、「あー、やっぱり季節限定のやつじゃなくて普通のビールにしとけば良かったー」って思うことないっすか。半蔵商店です。


■ところで先々週は、都内三ヶ所で「キーーーーーーン」という、耳鳴りのような、鼓膜を刺激する15000Hzくらいの謎の高音を聞きました。


■最初は、先々週の火曜、大手町のビルの地下で。地下鉄の駅へとつながる通路を歩いていると、「キーーーーーン」という高音が聞こえてきました。耳鳴りにしてはあまりにもでかすぎます。

通りすがりのカップルの女人のほうも、「ねえ、なんか超音波が聞こえてこない?」というリリックをドロップしてたので、この高音は拙僧の聞き違いでないことは確かです。


■次に、その三日後の金曜。新宿で妹たちとケーキを食して、そのケーキ屋のビルを出るとき、また「キーーーーーン」という謎の高音が聞こえてきました。

妹たちもこの音が聞こえたそうなので、これもおれの聞き間違いではないと思う。


■最後に、その二日後の日曜。有楽町の駅からしばらく歩いていったところの、とある食器屋の前で、やはり謎の高音が聞こえてきました。

記憶に間違いが無ければ、このときの音は「キーーーーーン」ではなく、「キンキンキンキンキン」という一定のリズムを刻んでいたように思います。


■街でこのような高音を、短期間のうちに複数回聞いた経験がないのですが、これはよくあることなのでしょうか(それともこの三ヶ所では別に珍しくないことなのでしょうか。この三ヶ所とも、初めて行った場所なのでよくわかりません)。

そもそもこの高音の原因はなんなのか。どこかのサウンドアーティストがライブをやってたのか。ラスターノートンのサイトはなんで使いにくいのか。謎は深まるばかりです。


■iPod shuffleのナウくない付けかた その二


前回に続き、またまたiPod shuffleのナウくない付けかたを発見。これ↓

http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0803/14/news083.html


■あ、これ、昨日のお侍さんと同じ人ですけど、べつに私怨はありません。


■ロディアでライフハック!


こんなことを書いてらっしゃるお侍さんをネットで見つけた。
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0807/31/news049.html

どうも、文房具を使ったライフハックを紹介するサイトらしい。

で、このお侍さんはその頁で、「細長いサイズのロディア(※フランスのメモ帳)を裁断機で裁断して、サイフ用のメモ用紙にしよう」とおっしゃりたいらしい。
(以下、赤の太字は上記ページより引用)

* * *

>(この細長いサイズのロディアは)少なくとも私はあまりに縦に長すぎて、どうにも使いあぐねてしまう

じゃあ使わなきゃいいだろ。ロディアには他のサイズがあるんだから。そうですよね。74×210ミリって、たしかに細長すぎますよね!


>ミシン目の下がちょうど15センチになるように裁断する。(略)私は業務用の裁断機を使って切り落としている。断裁機は個人で購入するにはいささか無駄に大きくて高価かもしれない。(略)今回の加工もこの道具さえ持っていれば作業はあっという間にできる。

業務用の裁断機…。こんなのを持ち出してまでやらないといけないことか、これは。どこのご家庭にでもある業務用の裁断機を用意するだけでいいんですね! お手軽!


>ここに夕飯の材料、気になった書籍、ほかにも、掃除機のフィルタや蛍光灯など、切れた消耗品など、とにかく近いうちに購入しようと思ったものをメモっておけば、買い忘れを防ぐことができる。

馬鹿にしてんのか貴様。なるほど、たしかに紙に書いておくと忘れませんよネ!


>もちろん、ついでに未記入の紙を何枚か入れておけばメモとして使える。交通費の精算や、仕事のアイデアなど、後で思い出すのが面倒な事柄を思いついたときに書き込めばいい

馬鹿にしてんのか貴様。なるほど、未記入の紙はメモとして使えますネ!


>とっさの時に、十分な面積の書きやすい紙があることはとても重要なのである。

馬鹿にしてんのか貴様。そうそう、とっさの時に、十分な面積の書きやすい紙があることはとても重要ですよネ!


でさ、これって小さいサイズのロディアじゃだめなの? というかロディアである必要あるの? 失敗したコピー用紙とか、そういう紙を適当な大きさに切って財布に入れとけばいいだけのことじゃないの? なんで新品のメモ帳をわざわざ業務用の裁断機でぶった斬らなきゃなんないの?

いやー、非常に勉強になる記事でした! みなさんも、さっそく細長いロディアと業務用の裁断機を購入して、生産効率の向上を目指しましょう!





……はいはいライフハックライフハック。


# このお侍さんは、ネタが無いのに締め切りが近くて、
# ついこういうことを書いちゃったのかもしれない。



────────
【関連記事】
■おなかが空いたときに必ず役立つ、たった3つのTips
■[あとで読む]ポストイットで5倍効率化! ライフハック読書術


■カワイ肝油ドロップで


カワイ肝油ドロップ

このところ、朝食はカワイ肝油ドロップ2粒のみ、という未来っぽい食生活を送ってるんですが。

昨日の朝、カワイ肝油ドロップを食していたところ、どうも食感が変でした。で、なんだろうと思って口の中から取り出してみると、

銀 歯 が 取 れ て ま し た … ('A`)

これで二度目。

歯医者いかないと。

しかし、メガネに続いて銀歯か。年度末は出費がかさみますね。


■iPod shuffleのナウくない付けかた、他


■山形浩生氏のFlickrをたまたま見てたらたまたま見つけた写真。

・iPod を首のうしろに……

う〜む、たしかにこれは正直、あまり、ナウくない…。


■で、これを見て思い出したんだけど、そういえば池袋の駅で、オーディオマニア用のごついヘッドフォンをして歩いてるサラリーマンを見たことがある。

あの、耳を当てる部分の外側がでできてるような(こんな感じの)。

あと、こんな感じのごついヘッドフォンをしてるサラリーマンも池袋駅で見たことがある。

音が良ければ、見た目はどうだっていいのか。この種の人々は。

そんなごついヘッドフォンをしてると周囲の物音が耳に入って来なくなって、自分に迫る危機にとっさに対応できなくなるんじゃないか、とちょっと心配になりました。というか金曜日の夜におれは部屋で一人で何を書いてるんだ? そっちのほうが心配だ。('A`)


■カールステン ニコライ/カーネル サンダース


■来月から池田亮司のインスタレーションが東京都現代美術館で展示されるそうですが、期間中に『若者とのトーク・セッション』という企画が催されるようです。真剣10代しゃべり場みたいな画を想像してしまった。

10代〜20代の人類が対象、とのことなので、三十路のおれはギリギリアウトです。


■そしてスーパーデラックスに、4/4にalva notoが来日するそうです。

で、カールステン・ニコライに、gocoupの『30' to 30』を直接手渡すというのはどうだろうかいややっぱやめときます。


■『30' to 30』を本日amazonに納品しました。もうじき画面に反映されると思います。どうぞよろしくお願いします。


■そうそう、カーネルサンダースの人形が大阪の川から発掘されたじゃないですか。

おれは、阪神にもケンタッキーにもなんの思い入れもないのですが、昭和60年が好きでして。で、うまく云えないんだけど、この平成21年とかいう今の時代も、昭和60年と地続きのところにあるのだ(あたりまえだけど)、というようなことを再確認することができて良かったです。


■[あとで読む]ポストイットで5倍効率化! ライフハック読書術


半蔵商店ライフハック講座

テレックス、ファクシミリ、ポケットベル、そしてキャプテン・システム──。現代はまさに高度情報化社会。しかし、そんな時代においても、やはり本は必要不可欠なメディア。いいと思う。(←すいません。眠いので文章が乱れてます。)

さて今日は、読書を効率化し、これまで以上に情報をたくさん収集できるようになるライフハックをご紹介。

といっても複雑なことはありません。用意するのはポストイット(付箋)だけです。

読書するときに、「これは後で役に立ちそう!」「もう一度、読み返すことになるかもしれない」と思ったページにポストイットを貼っておくだけ。これで、再読するときに大変便利です。よろしければどうぞ。


ポストイット・一

ポストイット・二

ポストイット・三

【他のおすすめ記事】
■おなかが空いたときに必ず役立つ、たった3つのTips

* * *

もういいか、こういう切り口のは。

ところで、THE GEESEとラバーガールの単独ライブのチケット買いました。

どちらも、前回の単独ライブは、あったことすら知らないうちに終わってたので、今回はちゃんと見学してきます。

あと、人力舎の“鬼ヶ島”も単独やるそうですね。


■おなかが空いたときに必ず役立つ、たった3つのTips


半蔵商店ライフハック講座

アメリカの大学院で一緒の研究室だった私の後輩の新刊、『ライフハックで身長が5kg伸びた! 気づき! 見える化! あとで読む』を、遅ればせながら今日読み終えました(献本御礼!)。

この本は、紙にインクで印刷されており、かつ糸や糊で綴じられているのでページがバラバラにならず、とても読みやすかったです。また、各ページにページ数が印刷されているので、いま何ページ目かが分かりやすいところにも遅ればせながら好感が持てました。

この本に出てくる『おなかが空いたときに必ず役立つ、たった3つのTips』がとてもよくまとまってると思ったので、本日は遅ればせながらそれを手短にご紹介。空腹感を感じた時に、役に立つかもしれません。


おなかが空いたときに必ず役立つ、たった3つのTips


1. 食べ物を食べる

日本ではまだまだ一般的ではありませんが、お腹が空いた時は食べ物を食べる、という方法がアメリカでは普通に行われています。私の研究室の教授もそうしていました。

お店で食べ物を買って、食べましょう。空腹感がおさまると思います。近所のお店に食べ物が売ってない場合でも、最近ではインターネットで購入することも可能です。

また、食べ物を載せるものは、皿、または紙皿がよいでしょう。iPhone、BlackBerry Bold、ポメラはおすすめしません。

このとき、食べたものをメモしておくと、二日後に「おととい何食べたっけなあ…」と思い出せなくなることを回避することができ、非常に重宝します。

メモをするメモ帳は、モレスキン、もしくはロディアがいいでしょう。理由は、わかりません。また、書くものは、筆記用具がいいでしょう。できればボールペンがベスト。墨や硯を用いないので、コストが削減できます。

このとき、インクの切れたボールペンよりも、インクの入っているボールペンで文字を書くほうが、リーダビリティが高まり、生産性が向上するということが、外国で外人がやった研究で明らかになっています。

また、物を食べてるとき、そばにICレコーダーを置いておくと、パクパク、モグモグ、ムシャムシャなど、物を食べる音が録音できます。

ちなみに僕も最近、食べものを食べるんですよ。理系なのに(笑)。



2. 飲み物を飲む

日本ではまだまだ知られていませんが、実は飲み物もまた、空腹感を抑えるのに有効なTipsなのです。ある程度の量の飲み物を飲むと、食べ物ほどではありませんが、空腹感を軽減することができます。

先日、なんかの勉強会でいっしょだったアルファブロガーのなんとかさんも、「飲み物を飲むと、空腹感ものどの渇きもいやせるので一石二鳥」とおっしゃってました(なんとかさん、いつも情報提供ありがとうございます!)。

また、飲み物を飲みながらパソコンでtwitter.comにアクセスすると、飲み物を飲みながらTwitterをチェックすることができます。飲み物を飲みながらポストしたり、他の人のポストをフォローすることもできるので、覚えておくと便利です(英語版・日本語版の両方で可能)。

飲み物はコップに入れておくとよいでしょう。飲み物を飲むとき、飲みやすいので、日常的なタスクを効率よくルーティン化できます。

しかし、ここで注意すべき点がひとつ。飲み物の入ったコップを倒すと、中の飲み物がこぼれてしまう可能性があることが、海外の複数のアルファブロガー達によって指摘されています。コップを利用なさる際は、くれぐれも自己責任でお願いします。

ちなみに僕も最近、コップで飲み物を飲んでるんですよ。理系なのに(笑)。

イメージ図


3. 眠る

日本ではまだまだあれですが、いまや欧米人のほぼ全員が、ほとんど毎日一回は眠るそうです。実は、この眠るという行為でも、空腹感を抑えることができるんです。

というのも、眠ると体のエネルギーをあまり消費しなくていいので、体がエネルギーをあまり消費しなくなるのです。

先日、なんかのローンチパーティーで名刺交換した誰それさんによると、「眠るときにまぶたを閉じると、眼球が乾きにくくなるのでオススメ」とのことでした。誰それさんのライフハックに対する意識の高さにはいつもやられます。

また、眠っているときはGmail、Facebook、delicious、TumblrなどのWEBサービスが利用できなくなるので注意してください。なぜなら、眠っているとパソコン(Mac/Windowsとも)が操作できないからです。

ちなみに僕も最近、まぶたを閉じてから眠るんですよ。理系なのに(笑)。

* * *

この本には、他にもいろいろなライフハックが紹介されています。よろしければどうぞ。


■土門拳、無印良品のメガネ、他


(平成二十一年三月九日の普通の日記です。)


■イイヤン君に冷たくあしらわれる夢を見て目が覚める。

朝食はバナナ2本とぶどうのジュース。


■外出。日本橋の三越へ。『土門拳の昭和』展を見学。最終日ということもあってか、会場は人類でいっぱいだった。

土門拳が昭和に撮った写真が、たくさん展示されていた。こういうのを見るたび、おれは「日本と日本人のピークって昭和だったんだなあ」と思ってしまったりする。

どうしておれは平成の良いところを素直に見ようとしないんだろう。平成にも、昭和に負けず良いところがたくさんあるではないか。USBメモリが安いとか。CD-Rが安いとか。HDDが安いとか。


■その後、有楽町の無印良品へ。新しい“部屋用メガネ”を買いに行く。意識して、ちょっとフットワーク軽く行動してみた。新しい部屋用メガネのレンズはタイ製。フレームは中華人民共和國製。

ぱりっとした数万円のメガネを専門店で買おうかとも思ったけど、よそ行きメガネならいざ知らず、部屋用メガネなんだから気軽に扱えるのがいちばんだよねーと思ったので無印良品にしました(とはいえ、「毎日使うものだからこそ高い品を選ぶべき」とも思う。どっちなんだ)。

じゃあなぜ、無印よりもさらに安価なZoffに行かなかったというと、なんかZoffに行ったら負けだと思ったから。根拠はないですが。


■メガネを作ってもらってる間、とあるチェーン店で、ハンバーグカレーを(このハンバーグは何の肉でできてるのかあまり考えないようにしながら)食す。620円。

有楽町の「紅鹿舎」のピザトーストは、食べよう食べようと思ってるのに、まだ食べてないものの一つ。そういう一品が、誰しもあると思う。


■ハンバーグカレーを食べ終わり、無印良品でメガネを受け取る。帰宅。この日記をここまで書く。

夕飯は、レトルトのカルボナーラ。シルクヱビスとかいうビールを、ゆっくり飲む。


■ものすごく参考になるライフハック映画、ケーキ、他


■金曜の夜、上の妹(所用で上京中)と下の妹と一緒に、ケーキを食べに行く

ケーキ・一

でかいですね。トッピングのイチゴを含めると、矢島美容室のCDよりも標高が高いです。

ケーキ・二

あと、矢島美容室のこの曲は、フルレングスだと冗長だと思った(2番の歌詞があまり良くない)。TVサイズがちょうどいいと思う。


■土曜は早朝の三時前に目が覚めてしまった。午前三時からテレ朝で、『上海バンスキング』という、以前からちょっと興味のあった映画をたまたまやってたので、観た。

この映画を観たことない人のために説明すると、「アヘンを吸わないようにしましょう」「走っている汽車から落ちないようにしましょう」などなど、非常にタメになるライフハックが得られる映画です。


■土曜の夕方、うちのアパートの階段のふもとに、なぜか踏みつぶされた餅きんちゃく(おでんのね)が落ちていた。どういうプロセスを経て、この餅きんちゃくはこの状態でこの場所に存在するはめになったのか。


■土曜の午前中、「どれ、ちょっとだけでも部屋を片付けてみるか…」ぐらいのゆっくりした勢いで部屋の片づけを始めたら、当初の予定以上にすっきり片付いた。

この、あまり欲張らない感じがよかったんだと思う。

これが、「よし!! 今日は徹底的に片づけるぞ!!!」ぐらいの気合いが入ってたら、たぶんここまで片付かなかった気がする。


■部屋用のメガネが壊れた件


メガネ

さっき、部屋用のメガネが壊れました。

'00年に福岡の天神愛眼メーガーネービルー♪(そういうCMソングだった)で買ったメガネです。

ダイエットして小顔になったので、もう、だいぶ前からメガネが顔のサイズに合ってなかったんですね。で、ちょっと下向いたとたんメガネがつるっと滑って床に落ちるってのはよくあったことなんだけど、今回は打ち所が悪かったらしく、きれいに二つに割れました。

意外にわりと清々した気分なんですが、新しいメガネを買いに行くのがちょっと面倒…。


■NHKの海外ドラマの外人の笑い声


■電車の中で、ヒヨコの鳴き声の着メロを聞きました。


■それで思いついたんだけど、「NHKの海外コメディドラマの外人の観客の笑い声」を着メロにするというのはどうだろう。

最初のうちは、「ワハハハ………(数秒間の間)……ワハハハ………(数秒間の間)……」という感じで普通の笑い声が流れるんですが、三十秒ぐらいたつと大爆笑+拍手+指笛つき、が流れてくるというような。

こんな着メロが聞こえてきた日には、まるで自分がNHKの海外ドラマに出演してるような気分になりますよね。なりませんよね。


■ちなみにNHKの海外ドラマでは「カリフォルニア・ドリームス」というのが好きだったんですが、これを知ってる人が周りにあまりいません。

だめだよ! アルフとフルハウスだけで会話を乗り切ろうとしちゃ!


■ところで、最近のケータイの中には、マナーモードなのにヴガ〜〜〜 ヴガ〜〜〜 ヴガ〜〜〜 と震えながら巨大な音を立てたりするぜんぜんマナーがなっていない機種があるよな、と思った。


■冬の電子音楽。gocoup『snowscape』


■今夜の石神井町には、「雪としてやっていこうか、雨としてやっていこうか、芸風を決めかねている物質」が降っています。回りくどい説明ですが、ようするに、まあ、まだまだ寒くてまだまだ冬だということです。


■さて。冬におすすめのgocoupのアルバム『snowscape』を発売して、今日で一年と一月と一日が経ちました。

gocoup『snowscape』 gocoup/snowscape


冬の地獄谷温泉(長野県)に浸かるスノーモンキー(=日本猿)たちをテーマにした電子音楽です。

Webとかには載せてないんだけど、裏ジャケの写真がまたかわいいです。ぜひ、お買い求めのうえ、見てみてください。これはかわいい。たしか、裏の写真だけでもライセンス料が、えー、けっこうかかったように思います。

gocoupの『snowscape』は、東京と沖縄の超優良店舗のみで発売中です(くわしくはこちら)。また、amazonでもお取扱してます。寒いうちにどうぞ。


* * *


■あと、せっかくなので寒いうちに、冬と雪にまつわる電子音楽のCD紹介みたいなこともブログ上でやりたいんだけど、このごろ部屋が散らかり始めたりなんだりで、ちょっと今すぐにはできそうにありません。まあ、次の冬にでも。


■で、雪をテーマにした電子音楽といえば、アイスランド県のアーティスト“Yagya”の『Rhythm of Snow』(けっこうなプレミアムがついてる。のに、なぜか一時期、二枚も持ってました)ですが、そのYagyaのサードアルバムが最近出たそうですね。早く買わないと。

電子音楽外人のCDって、うっかり買い忘れるとすぐに、「品切れ」「入荷未定」「在庫なし」「販売終了」「取り寄せ」「現在お取り扱いできません」とかになるんだよな……。


■謎の質問


『昭和58年って西暦何年?』

たとえば、自分の隣にいる人に向かって「昭和58年って西暦何年?」と直接たずねるなら分かるんですが、こんなWEBサービスに投稿する環境があるんなら、自分で検索したほうが早いんじゃないかと思う。

しかし、この質問者、「平成生まれなもんで、昭和が何年に終わったか知らないのでわかりませんでした」って……そういう問題なのか。

ちなみに、上記リンクの画面下部の「あなたにおすすめの解決済みの質問」ってとこを見ると、似たような質問が出てきます。


『よど号事件って何ですか?』

これも。こんなWEBサービスに投稿する環境があるんなら、自分で以下同文。

もう、「ネットの向こう側にいる、自分の都合のいいように質問に答えてくれる不特定多数の誰かさん」の存在を、空気のように当たり前だと思ってる人種が出てきてるんだろうな。


■あと、こんな質問も見つけました。若い。こんな質問にていねいに回答している大人の皆さんって、大人だ。


■それと、これは謎の回答者(回答2〜4)。不毛すぎる…。なぜ自分の手に負えない質問に答えよう答えようとするのか。不思議だ。


■「冬のコザ」の、冬の夜


コザの酒場

冬の金曜日の深夜二時。沖縄市・コザのとある酒場。液晶テレビからは'80年代前半の洋楽ミュージックビデオが流れ、なぜか店主から手渡された知恵の輪に熱中しているお客も。おつまみのポップコーンは、お店に備え付けの米国製ポップコーンマシンから客が自分でよそってきます。コザに帰るたびに立ち寄るお店です。

(今年の正月の沖縄写真です。載せ忘れてたので、載せておきます。)



かつては「陽の沈まぬ帝国」といわれ繁栄していたコザも、'90年代半ばから徐々に潮が退きはじめ、'00年以降は冬の時代。人類も減って、老舗の店も立ち去り、ほんのちょっととはいえ全盛期を知る者としては寂しい町になっています。

ひょっとすると、「コザ」というのは、ある“地域”を指す言葉じゃなくて、ある“時代”を指す言葉、なのかもしれません。とか思ったりすることもあるよ。



とはいえ、お気に入りの店がありつづける限り、おれにとってのコザは現役の街です。もちろん。


■シュレッダー管


■だから、もう、日本のすべての企業や家庭に、「シュレッダー管」を取り付けるべきなんですよ。


■シュレッダー管は企業や家庭の各シュレッダーにつながっており、シュレッダーの紙くずはシュレッダー管を通してそのままリサイクル工場に直接送られる。

これは、どういうことかというと、いちいちシュレッダーの紙くずを捨てなくていい時代の到来なんですよ。

紙くずがいっぱいになるたびにビニール袋をいちいち取り替える必要もないし、紙くずをうっかりジュウタンの上にぶちまけて面倒くさいことになったりしない。

あと、大量の書類を処分するときにも、シュレッダーの「紙くずがいっぱいになりました」というランプにびくびくしなくていい。そのランプが点いたとき、カゴの紙くずの山を手のひらで平らにしつつ、だましだまし書類を処分し続けなくていい。いいと思う。


■漏電してた件


■先週から
部屋のエアコンをつけると、部屋中の照明が暗くなったり、また明るくなったり、また暗くなったりするようになった。


■数日前から
部屋のエアコンをつけると、部屋中の照明が暗くなったり明るくなったりしつつ、かつ、玄関にあるブレーカーから、ヴヴヴヴ、バチッ、ヂヂヂジと、Pan sonicっぽい音がするようになった。


それだけならばまだいいですが(よくないですが)、昨日の朝、部屋のエアコンをつけたところ、部屋の照明が暗くなり明るくなりを繰り返し、かつブレーカーからPan sonicっぽい音が聞こえてきて、さらに、

ビニールのようなものが焦げる匂い

がブレーカー方面から漂いはじめてきたんですわ。あれってものすごく不吉な匂いだ。


■これはさすがにまずいと思って、アパートの管理人に電話→夜に東京電力の人に来てもらいました。

で、ブレーカーを見てもらうと、「あー、線が焼けてますね」とのことで、一言で云うと、ブレーカーが老朽化していて(16年物)、ブレーカーとしての役目を果たしてなかった、ようです。だから、エアコンをつけると、電圧とか電流とかが、あれだったそうです。

そんなわけでJリーグが始まった年に作られたブレーカーを、'08年製のブレーカーに取り換えてもらって一件落着。


■なので、いまはエアコンをつけても、照明がチカチカしたりしないし、Pan sonicが演奏し始めることもないです。

が、焦げビニール焦げビニールした匂いがまだちょっとだけ部屋に残ってます。


■ネギとササミ


ネギ6本を切って、鍋に縦に並べて、鶏の笹身(136g)と一緒に煮ました。昨日。

葱と笹身

↑なんかすごい画になってます。これに、ニンニクチップと、オリーブオイルと、スライスオリーブ(水煮)の瓶にたまってる汁で味付け。煮えたら、七味唐辛子とシークヮーサー入りポン酢で、食する。


■風邪太り


C1000
▲風邪の名残り。その二


■ええ、風邪太りです。風邪を引く前よりも1キロ太ってます。2週間足らずで1キロ…。('A`)

ほら、風邪を治すだの何だので、(けっきょく)いろいろ食べたから。

あと、この季節、カロリー控えめみたいな食生活に戻すと、またすぐ風邪を引きそうだから。

体調崩すぐらいなら太るほうがまだいいなあー、と思いつつ、tarzan最新号の「太らない食べ方」特集が気にならないこともない今日この頃。

でも、しばらくはあれだ、ダイエット勝ち組の称号は封印する。そんなわけで各メディア(ティーンズロード、マル勝ファミコン等)からの、ダイエットに関する取材やコメントはすべてお断りしております。申し訳ありません。また暖かくなってきたら本気出します。


■金曜日、生ハムのペペロンチーノを作ろうとして生ハムを買ってきた。

が、それは生ハムではなく、「パンチェッタ」という物質であった。まあ、とりあえず、パンチェッタをペペロンチーノにトッピングして食べた。

そういうことがあったので、土曜日はちゃんと生ハムを買ってきて、ペペロンチーノにトッピングして食べた。

調べてみると、パンチェッタはどちらかというとパスタと炒めるタイプの食材で、生ハムはどちらかというとパスタに生でトッピングする食材のようだ。

どちらもオリーブオイルをジャブジャブかけて食べました。だから太るのか。そうか。


■土曜日は恵比寿で所用。昼飯は味噌ラーメン。何回でも書きますが、東京のラーメンはだんだんコストパフォーマンスが悪くなっていってると思います。なんつーか、「店ごとの作家性(?)」みたいな部分に金を払わされてるような気がする。

じゃあ食べに行かなきゃいいじゃないか、と云われるかもしれませんが、寒かったので体が温まるものが食べたかったんです。すいません。


■ところでコサキンが終わるそうですね。


■インク管


■もうさ、水道管とかガス管みたいな感じで、「インク管」というのを日本中の家庭や会社につないで欲しい。


■で、そのインク管は、各家庭や各会社のインクジェットプリンタに直接つなげる。プリンタのインクは、インク管から供給されるので、インク切れが起こらなくなるし、「池袋は不思議であるよ。池袋では、東に西武の駅があって、西に東武の駅があるよ。唐突に話は変わるが、池袋にはサンシャイン60という高いビルもある」といった極めて無内容な愚鈍極まりない歌を気違いじみた頻度で流す大型電器店の店頭で、プリンタの型番とカートリッジの型番を間違えないように慎重に慎重に対応させながらカートリッジを買うという、精神を著しく磨耗させる行為から、全人類を解放する。


■著しく情報量の乏しい看板


江東区にて


■バチッと


■先日、ヤフオクでものを購入した。で、ものがゆうパックで届いた。

ものを受け取るとき、郵便配達の人に、

「じゃあ、ここにバチッとサインをお願いします」

と云われました。そういう副詞とともに伝票へのサインを頼まれたのは初めてだったので、ドキドキした。


■いま、「婚活」という造語がある。これに続いて、リクルートあたりが「家やマンションを購入するための活動」を表す新語を作ったりしてもおかしくないと思った。


■風邪だったころの名残りが机の右側に。いや、名残りとかじゃなくて片づけないと。

リコリスなど


■風邪の治りかけ


■木曜の朝からだらだらと風邪っぽい状態が続いてたけど、今日の午後くらいからようやく健康体に戻りつつあります。ノドがまだほんのちょっと痛むけど、まあなんとか健康。


■良かった良かった、と云いたいところですが、この風邪はもともと、先週の水曜日におれが焼酎を400ml飲んで二日酔いになったところから始まったわけであり、もし、あの晩、焼酎を180mlくらいにとどめておけば今回のような惨劇は高い確率で防ぐことできたわけであり、なにしろ土日も寝て過ごしたわけであり、通ってるセミナーも休んだわけであり、時間と金の無駄であり、ようするに自業自得。みなさんも、焼酎の飲みすぎにはくれぐれも注意してください。


■でも、風邪の治りかけって、なんかいいよね。この風邪の治りかけを味わうために風邪を引いてもいいくらいだ。というのは、もちろん云いすぎだと思う。実際に風邪を引かなくても、風邪の治りかけ気分を味わえる方法を発明すべきだと思う。国が。もしくは、国以外が。


■風邪らしい


タグ: 三十路男, 一人暮らし, 風邪



いらんか、こんな寂しげなタグは。


■えー、木曜の朝から、風邪中です。木曜金曜と休まず会社に行ったので、それが風邪が長引いてる一因かもしれない。

とはいえ、熱も咳もあんまりないし、くしゃみや鼻水も意外なほどない。ただ、ノドがねえ、痛いんですよ。普通の声で話すのもつらい。ほんと、フィラデルフィア公演が終わった直後で良かったよ(笑)。←ロックスターらしいところを見せる。


■なので、食生活も療養モードに入っており、おもにヨーグルト、巻き寿司、のど飴、を主食としてます。

気に入ったのが、「明治ブルガリアヨーグルトりんご」というやつで、この二日間たくさん食べてます。ときには、桃のジャムなんぞも添えたりします。乙な味です。


■風邪についてネットで調べると、「たくさん食べた方がいい、食べない方がいい」とか、「風呂に入っても良い、入らないほうがいい」とか情報が錯綜しています。まさに高度情報化社会です。

ま、ほら、風邪の治し方ってのは、みんなそれぞれ「おれに云わせればな…」みたいなとこありますからね。

拙僧が地方のFM局のパーソナリティーだったら、今晩のFAXテーマを「風邪の正しい治し方」にするところですが、あいにく拙僧は地方のFM局のパーソナリティーではないんですよ。残念ですね。


■しかし、ぜんぜん関係ないけど、最近の「めちゃイケ」のテロップって、なんか説明しすぎな文章だな。行間を埋めようとしすぎてるというか。


■二日酔いを防ぐには


■きのうの夜、焼酎を飲んでたんですよ。テレビジョン(レッドカーペットの水増し特番とか)を見ながら、とか、インターネットをやりながら、とかで。

そしたら、意外にするすると量が飲めてしまって、けっきょく20度の焼酎を400mlくらい飲んでしまったわけです。

で、レッドカーペット特番も水増しコーナーの時間帯になったので、寝ました。


■そしたらその晩、一時半ごろに強烈な吐き気で目が覚めました。20度の焼酎400mlは、やはりおれには飲みすぎだったようです。案の定。

でも、トイレに向かって吐こうとするも、吐けませんでした。というのも、その日に限って夕飯をなんも食べてなかったんですわ。

ということで、吐き気があるのに吐くものがない、という、これ、つらい、かなり。


■指をノドの奥に突っ込んであれこれやっても、変な長い音とともに空気のカタマリが3回ほど出てきただけで、ぜんぜん吐けない。

でもベッドに戻って横になっても吐き気で寝付けない→しょうがなくトイレで吐こうとしても吐けない。というループですよ。


■ですが、そこで、以前なんとなく買っておいたキユーピーの離乳食のビン詰めが棚にあるのを思い出しました。なんでそんなものを買ったかを話すと長くなるので割愛しますが、その離乳食を食べて、水をガヴガヴ飲んで、しばらくしたら、無事吐けました。( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

いちど吐いたら、まあ、多少なりとも気分は良くなった。

でも、この時点でもう午前三時半過ぎ…。


■──そして今朝は、そんなふうに体が弱ったまま会社に行ったから、なんか、風邪ぎみっぽくなりました。なので、会社の救急箱の風邪薬を飲み、会社の帰りにカレーうどん(feat. 青ネギ+温泉玉子)を食し、ドラッグストアで風邪薬やビタミンウォーターを買って、部屋にたどり着き、iTunesでグーグーガンモの歌「ケッキョク・ガンモ 〜ガンモドキは悩まない〜」を聴き、現在に至る、というわけです。徐々に回復してます。回復してきてるような気はします。というか回復してくれないと困る。って、自業自得なんですが。


■では、この経験によって培った、「二日酔いを防ぐ三ヶ条」を発表します。

【その一】
当たり前ですが、空腹時はお酒を飲まない。

【その二】
キユーピーの離乳食を買っておくと、なんかの役に立つ。

【その三】
しかし、グーグーガンモの声優の人って、どこからどうやってあの声を出しているんだろう。


■鏡を開いた件


鏡餅二ヶ
▲去年も似たような写真を撮りました

年末から部屋に飾っといてた鏡餅を、今日ようやく開けました。一ヶ月遅れの鏡開きです。ひとつは玄関用。ひとつはテレビの上用。

おれは一月の十二日まで沖縄にいたので、もう松は明けてたので、この鏡餅は正月の飾りとしての機能を果たしてないような気もしないではないですが、鏡餅にも立場というものがある。ちょっとは飾っててやらないと。十二日に東京帰ってきたとたん、さあ食べよう、というのもね、なんか急ぎすぎです。結果を急ぎすぎ。効率を求めすぎ。ライフハックしすぎ。


■でね、餅、焼いて食べたんだけどうまい。餅を網で焼いて、皿に載せて、そしてレトルトのぜんざいをかけて食する。うまい。レトルトは温めない。めんどうだから。でも、温めてからかけても良いと思う。温める派と温めない派が共存できる、そんな社会になってほしいと思う。あと、おれの口座に印税が毎月70万くらい振り込まれ続ける、そんな世界になってほしいと思う。

網の上で焼かれてる途中の餅を見ているのも楽しい。糸井重里だったら、

もちよ
こげるな
もちよ

もちよ
ふくれろ
もちよ

ぐらいの詩は書くんじゃないだろうか。


餅 餅と鳥


■焼く前の餅って、四角くカットされてて、なんかミニマルで良いと思った。質感も均質。豆腐を大きく上回る均質さ。なんというか、食物という概念をモデル化した物体、って感じがするよね(←自分で書いててよくわからん)。

今日は朝も昼も餅でした。ここまできたら夕飯も餅なのではないか、とネット上では云われています。


■70年代末のコザの写真@Flickr


週刊東洋経済週刊ダイヤモンド週刊エコノミストの表紙と広告は、世の中を暗くし、国民から活力を失わせている一因になっていると思うのですが半蔵商店です。

(恵比寿のatreの本屋で、このうちのどれかの雑誌のバックナンバーフェアをやってて、表紙がズラリと並んでたんだけど、すげえよ、もう)。


■沖縄シリーズは前回で終わる予定だったんですが、もうちょっとだけ続けます。

Flickrという、初めて見た人はなんて読めばいいのかちょっと迷う名前のサイトがあるじゃないですか。先日、そのFlickrを数世紀ぶりに見てみたんですよ。

というのもですね、「Flickrに、古いコザの写真があったらいいなー」なんて思ったからです。でもまあ、「そうやすやすとは見つからないだろうなー」とも思ってました。

でも、「koza okinawa」で検索すると、数枚ではありますが、見つかったんですね。


昭和54年10月の胡屋バス停前
あったあった。画面右端のパチンコ屋あった。

昭和53年5月の同じ場所。
このころから「タマキふとん」があるんですね。

昭和53年5月の胡屋十字路。コザ署のほう。

同じく、中の町方面。

昭和53年10月の胡屋十字路のケンタッキー
こんなのまである。


■いやーすごいっすねFlickrって。これらの写真をアップしたのは、沖縄に滞在したことのある外人さんらしいのですが、生粋のコザ星人のみなさんにも、コザの街のディティールを風化させないためにいろいろアップしてほしいです。おれの勝手なお願いですが。


■あと、そんな昔の写真じゃないけど、これ。コザミュージックタウンとかいう一部の人間をキックバックで潤すためだけに作られたかのような変な建物のために立ち退き移転させられる前の、ステーキハウス四季です。

'05年の2月の写真ですが、こういうのもいずれ懐かしく思えてくるんだろうな。というか、もう今すでに懐かしい。


■沖縄写真〜小さい方のデジカメ篇


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■寒いので、活動時間が短くなって、ブログの更新が滞っております。

さて前回は大きいほうのデジカメの写真を載せたので、今回は小さいほうのデジカメの写真を載せたくなる。それが人情というものです。

ということで、今回は、沖縄にて小さいほうのデジカメ(富士フイルム Finepix Z2)で撮った写真を、載せます。全部で391枚撮ったので、その抜粋。

ま、だーっとスクロールしてください。

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■最後の和田アキ子像は、沖縄市の銀天街という商店街にある像で、昔なんかのテレビ番組より寄贈されたものらしい。あと、この像が置かれてる場所の2階は、昔たしか「気になる本屋」みたいな名前の本屋だったような気がする。銀天街もいろいろ奥が深いです。


■沖縄写真〜大きい方のデジカメ篇


■なんで、東京に戻ってきて一ヶ月近くなるのに、だらだらと沖縄のことを書いてるかといいますと。

旅先で「あ、これブログに書いておこう」と思いついたことって、うまく東京に持ち帰ることができなかったり、うまく持ち帰れてもうまく文章化できなかったり、なんとか文章にしても「やっぱりブログに書くほどでもないや」なんて思って消したりで、けっきょく書かずじまいに終わることが多いんですね。

でも今回は、書かずじまいで終わりそうだったことをなんとか石神井町まで持って帰ってきて、あえて文章にしてみました。


■で、なんでそんな書き方で、思い出し思い出し文章を書いてたかというと、えー、眠いので割愛。

ま、去年の夏も沖縄行ったのに、そのときは沖縄のことをあんまりブロッグに書かなかったからその反動で、ということもあるかもしれない。


■とはいえ、沖縄市銀天街のこととか、ジミーに行けなかったこととか、まだ書いてないことあるぞ。あとガキヤ眼科の移転とか。

でも、これらを逐一書いていくとそれこそキリがなくて、春分の日くらいまでは沖縄の話が続いてしまいそうなので、ここらへんで止めておきます。

ということで、今回と次回は写真を載せて、沖縄篇はおしまいにしますよ。


■それでは今日は大きい方のデジカメで撮った沖縄の写真を。

大きいデジカメ(Canon EOS 30D)では199枚撮りました。那覇にもこのカメラを持ってったんだけど、寒かったのでカメラを構える意欲が薄れ、けっきょく那覇では一枚も撮らなかった…。

新巻鮭

ケーキ

たい焼き

ブルーシール

商店の軒先

しかし、食べ物の写真ばかりだ。しかも、上の三枚はべつに沖縄っぽくない。


■それはさておき、'80〜90年代のコザの写真集、もしくは、コザの個人商店の写真集を、どなたかに作ってほしいです。


■コザでミックスマスター・モリスを見た件


■吉本のヅョイマンの月給は百万円を越えてるそうですが半蔵商店です。

まだまだまだまだ沖縄の話です。もしくは、ミックスマスターモリスの話です。


■そう。前にもちょっと書いたのですが、年末にコザの美容室に行ったら、その美容室に『Mixmaster Moriss in Koza』という現代科学ではありえないフライヤーが貼られてたんですよ。

あのアンビエント侍が沖縄に来るんですよ。ちょうどおれが沖縄にいる時に。しかも、那覇とかじゃなくてコザ。仏縁ですね、これは。


■が、おれは、こともあろうに、このチケットをあっさり買い逃してしまったんですね。('A`)

ですが、おれはロックスターなので、えー、コザの中古レコード店『'69』の方の計らいで、招待枠で入ることができました(ありがとうございます)。ロックスターでよかった。このブログを読んでる若者の皆さんも、三者面談で担任に進路を訊かれたときとかはロックスターって答えたほうがいいと思う。求人情報誌とかでロックスターを募集してるところをマメに探すといいと思う。

チケット

↑これが招待枠のチケットです。「CHILL OUT OR DIE」って書いてあります。


■で、行ってきました。ミックスマスターモリス。

モリスのDJは(たしか)午前一時からだったんだけど、チケットに「CHILL OUT OR DIE」と書いてあるにもかかわらず、テクノとかブレイクビーツとかそういう135BPMくらいのダンス音楽をかけてました。で、会場にいた人類もワーって盛り上がってました(まだ松の内とはいえ、ド平日の深夜なのにフロアは満員)。

で、なんかちょっとイメージと違うと思いつつも、DJを見学。

で、午前五時。ようやくチルアウトの時間。チルアウトといっても、アンビエントアンビエントした音楽ではなく、スローテンポのいろんなジャンルをかけてくタイプの選曲で、「やぶそば」の店員のCDとかもかかってました。

で、チルアウトは(たしか)六時四十分くらいまで。そのあとは別のDJに選手交代。ここで、おれは一般的にタクシーと呼ばれる乗り物で家まで帰りました。


■で、話はもうちょっとだけ続きます。

この翌々日。那覇のゲットハッピーレコーズに行き、gocoupの名盤『30' to 30』を納品したり、店主のK氏とノンスモーキンのジャンケン大王の歌を合唱したりしました。

で、お店を出て十数分後、おれのケータイが鳴ったんですよ。で、それは店主K氏からの電話で(わざわざお電話ありがとうございます)、なんと、

「いま、お店にモリスが来てます……」

とのことでした。仏縁ですね。


■残念ながら、おれは次の用事へと足が向かっていたため、日英アンビエント界の両巨頭による歴史的会談は実現しなかったのですが、うーん、やはりgocoupのデモテープの一本でも渡しとくべきだったのかな。売れる人ってのはやはり、ここらへんの自己PRがちゃんとできるんだろうな、とか、ちょっと考えました。


■──という感じで、新年早々ミックスマスターモリスのチルアウトDJが聴けて、縁起が良いです。

あ、モリスのイベントでは、砂原良徳の「Love(半角スペース)Beat」もちょっとだけかかってました。


■おまけ。会場のトイレに貼られていた、アフターパーティー(@那覇)のチラシ。

フライヤー


■沖縄では、犬を散歩に連れてってないような気がした


■まだまだまだ沖縄の話です。びっくりですよね。

あと、今週はダイエットモードに入ってます。で、節食モードなのですが、今日は起きてから多めに見積もってもまだ700kcalしか摂ってません。びっくりですよね。

以下本題。


■近所の家で飼われてる犬がヒステリック(※おれの主観ですが)に吠え、それを聞いた別の家の犬がそれに反応するかのようにヒステリックに吠え、それを耳にしたさらに別の家の犬が吠えはじめ……という、ヒステリックな犬の鳴き声スパイラルを、実家で一日数回は耳にした。近所の犬どもが同時多発的にヒステリックに吠えてる様は、えー、うるさいです。

で、犬のことはよく分からんのであくまでも推測なんですが、これって散歩に連れてってもらえなくてストレスが溜まってる吠え方なんじゃないかなー、と思いました。


■で、これって実家のまわりのことだけのことかなー、と思ったら、沖縄で住宅地を散歩してるとたまに耳にするんですね、この楽しくなさそうな吠え方のワンワン/キャンキャンを。

気のせいか、沖縄で犬を散歩させてる人はほとんど見ない。石神井町だと、犬を散歩させてる人はよく見かけるのに。そして石神井町では、犬の鳴き声スパイラルなんか聞いたことない。

ひょっとすると、沖縄では犬を散歩させるという習慣が根付いてないのではないか、とさえ思った。いや、別に沖縄中をくまなく調べて回ったわけじゃないけど。


■うちでは犬を飼ってないんですが、そういえば、うちの某親戚が飼ってる犬は、歴代うるさい……。('A`) なんでなんだろう。


■C-C-B/沖縄の天ぷら


■昨日、今年初のジムでした(遅い)。体重はかったら、師走より2.15kg太ってた。'`,、('∀`) '`,、

まあ、年末年始はあれだけ食べてたし、一月は寒くてジム行かなかったから当然ですね。

それでは、まだまだ沖縄の話の続きです。


■弟の友人が、

「おれが格闘家としてデビューしたら、この曲を入場曲にするね!」(`・ω・´)

と、C-C-Bの「Romanticが止まらない」絶賛してたらしいです。


■沖縄では、沖縄の天ぷらを食べそこねた。

沖縄の天ぷらは、東京の天ぷらと違って、どちらかというと鬼畜米英の食する「フリッター」なる料理に近いです。衣がとてもぶ厚く、カリッ/サクッの対極をいきます。

で、沖縄の天ぷらは黒ビールによく合うのではないか、と思ってて、いちどアイルランド風(??)にギネス+沖縄天ぷら+フライドポテトという組み合わせで食べようと思ってるのですが、この冬は機会がなくて食べられなかった。また次回。


■弟は会話の途中に、スキあらばモノマネをしたり、マンガのセリフを引用してきたりします。

なので、彼女から、

「こんなに小ネタが多い人だとは思わなかった……」(・д・` )

と云われたそうです。

ちなみに、弟の最近のモノマネのレパートリーは、稲川淳二と、「世界ふしぎ発見!」の吹き替えの声優(おもに老人担当の人)です。いまは、竹村健一を開発中だそうです。

兄に似ず変なやつです……。('A`)


■パタリロ芸人/5秒足らず


■この冬休み、実家でパタリロばかり読んでました。

パタリロ_単行本

写真は、あくまで新たに買い足したぶんのパタリロで、写真に写ってないパタリロも三十冊以上は読んでました。


■もう、朝起きたらまずパタリロ。朝食を食ったらパタリロ。出かける前にパタリロ。「そろそろ出かけようかなー」とか云いつつもう一(ひと)パタリロ。

帰ってきてから夕飯食う前にパタリロ。食べた後もパタリロ。寝る前にパタリロ。「この章まで読んだら、もう寝る」と心に決めてパタリロ。案の定、それを読んでからもう一パタリロ。

という、『アメトーーク』にパタリロ芸人として呼んでもらえるんじゃないかってくらいパタリにパタリ倒しているパタリロ尽くしの生活でした。いま改めて振り返ると。


■さて、話はちょっと変わって。

親戚に、'80年代前半からオタクをやっている50代男性(独身)がいます。名前をWさんとしましょう。そのWさんのアパートに数年ぶりに遊びに行ったら、いわゆる「汚部屋」一歩手前の状態と化してました。

2Kのアパートなのですが、一部屋はほぼ倉庫(かろうじてベッドはあり)。もう一部屋(こちらがメインの居住スペース)にはAV機器一式とゲーム機がドンと置かれ、CD&LP&LD&VHS&スーファミのソフトの山(というか、壁というか、地層というか)が点在。かつ、ゴミの入ったゴミ袋が流し台や玄関を埋め尽くし、台所のコンロが使える状態じゃないので、部屋の床に直接カセットコンロ&鍋を置いて料理。壁にはなぜかメタリカのポスター。

……と、SPA!のなんらかの特集に登場できそうなくらいにハードコアな部屋になってました。ただ、ゴミそのものはゴミ袋に入れてることで、完全な汚部屋になることをギリギリ回避できてはいる、のですが、世間の水準で云うと何の迷いもなく「汚部屋」のフォルダに分類されるレベルでした。


■で、おれは小学生のころ、Wさんからパタリロの主題歌が入った8cmCDを貸してもらった記憶があるんですね。

それを思い出したので、まあとりあえず、「パタリロの8cmCDってまだ持ってます?」と訊いてみたんです。ダメでもともとという感じで。

すると、Wさんはあっさり、

「あっ、はいはい、これね」

と云いつつ、あの汚部屋のCDの山の中から5秒足らずでこのパタリロのCDを取り出して、おれに手渡してくれました。ありがたい。

パタリロ_CD

原作者の魔夜峰央が唄ってる曲とかが入ってます。


■ショタコンか、それ未満


♪沖縄人はクルマに乗るのが大好きです
♪歩くのなんて沖縄人とは言えません

( ´_ゝ`)←野宮真貴

──という歌が、ピチカートファイヴのアルバム『さ・え・ら・ジャポン』に収録されているように、沖縄はクルマ社会です。クルマが生活手段の中心となってます。


■まあこれは、田舎のほうだと他の県でもだいたい似たようなものだとは思うのですが、沖縄の場合はそれに加えて電車がないし、あと、坂が多くて自転車での移動も適さないので、クルマを持ってないと行動範囲が切実に制限されてしまいます。

そんなわけで、たいていの沖縄人は18歳になったその瞬間に運転免許を取得します。沖縄人は起きてる時間の七割くらいを駐車場探しに費やします。というか、沖縄人はクルマとセットで一個の生き物です。


■なので、沖縄人なのにいい歳して免許を持ってないと、二級市民のような扱いを受け、肩身の狭い思いをします。免許持ってない人の社会的地位はショタコンかそれ未満ぐらいだと思う。

で、ショタコンでしかも免許を持ってないやつがいたとしたら、えーと、そいつの社会的地位はキノボリトカゲぐらいだと思う。


■え、おれですか。おれはかろうじて運転免許は持ってます。が、クルマは運転できない。というかクルマなんか見たことも触ったこともないので、免許を持ってないのと一緒ですね。

そう。沖縄のバスに乗ると、乗客はたいがい高校生かお年寄りで、自分と同年代の人類の姿はほとんど見ません。車を持たない人種がいかにマイノリティかを痛感します。


■友達と遊びに行くときも、おれだけクルマを持ってないので、ちょっと面倒くさがられます。何人かで遊びに行くと、

「おい、誰かあいつを送ってってやれよ… ( ;´д) イヤ オマエガ (´д`; ) オマエガ (д`; ) オマエガ 」

と、おれの押しつけ合い大会が繰り広げられることもあります。みんなすいません。( ´・ω・)ゞ


■などと云いつつ、先週の日曜は早くも二回目の免許更新でした。ペーパードライバーのまま。

せっかく免許を持ってるんだから、ちゃんと自分で運転して、コザの「くすのき通り」の有料駐車場に駐車したり、モスバーガーをドライブスルーで注文したり、カーラジオを点けてカチャカチャ選局するも好みの番組がなくて結局ラジオを消したりしたいと思う。


♪本土の人ならいざ知らず
♪沖縄人なら当然ですよね〜〜

( ´∀`) ( ´∀`) ( ´∀`) ( ´∀`)←ガキのコーラス


■捨てたジュースなど


■夢に坂本龍一が出てきました。半蔵商店です。わりと気さくな人でした。

といった意味も含めまして、今日は沖縄で捨てたジュースについて書きます。


■おれと弟は、ちょっと気になるデザインの缶ジュース類をとっておく癖がありまして。本格的なコレクションでは全然ないんだけど、それでも十数年ほど集めてると、ある程度まとまった本数となって、場所ふさぎになってしまいます。

そこでこのたびの年末の大掃除にあたり、コレクション(と呼ぶほどではないにせよ)の一部を処分しようじゃないか、ということで話がまとまったので、捨てました。一部、捨てる前に写真を撮っておきましたので、載せます。

SMAP

ピコー

カルキング

カルキング

ファンタ

21世紀ビール

バヤリースのトマトと細いダカラ

ジャワティー

ジャワティー瓶はですね、賞味期限の日付のデザイン(↓)がいいなーと思った。ちなみに日本のメーカーが日本で販売してる商品なのに、米国製です。

ジャワティー990901


■この冬、沖縄で食べられなかったもの


■そう。昨日、ノートパソコンのキーボードにビールを数滴こぼしてしまったので、キーボードとカーソルがおれの云うことを聞いてくれなくなりました。

でも、しばらくしたら、なんか直った。日ごろの行いって大事だなと思った。

さて前回とは逆に、今日は沖縄で食べられなかったものの話。


■ブルーシールのアイスクリーム
そういえば食べなかったブルーシールのアイスクリーム。

「そんなの、渋谷でも食べ(ら)れるでしょー」って人は、悪いけど、修行の足らない小坊主さんです。

近所のスーパーマーケットで、カップではなく「箱」で買ってきて、家の冷凍庫に入れておき、大きなスプーンで小皿に取り分けて食べるというのがブルーシールの正しい食べ方です。おれが決めた。


■沖縄そば
いや、食べることには食べたのですが、どうも食べ足りなかったらしい。しかも、最後に食べた某店の沖縄そばがあんまり美味しくなく、なんか不完全燃焼…。

あ、ソーキより三枚肉の方が好きです。


■オリオンビール
今回はあまり飲まなかったのです。ロックスターだからシャンパンを飲んだりしてたんだけど、もっとオリオンを飲んでおけばよかったかなー。と思った。生より、小瓶の方が好きです。

ちなみに、沖縄でもオリオンビールを置いてない飲み屋もあったりします。


■ビクモンのハンバーガー ※'08年秋に閉店
( 'д`) 夏に行ったときには営業してたのに…


■ニューヨークレストランのステーキ ※'08年夏に閉店
(ノд`)シクシク


■「次男」のランチ ※'07年秋に閉店
。・゚・(ノД`)・゚・。


■食べられなかったのは他にもいろいろありますが、長くなるので割愛。

沖縄の話が続いてすいません。まだ続けます。


■本日のBGM。alva noto『for』(Line/2006)。昨日買った。

alva notoというと、硬質な電子音(楽)というイメージがありますが、これは適度にアンビエンな感じで、いいと思う。6曲目がどこかYENレーベルっぽいです。


■この冬、沖縄で食べたもの


■では、沖縄で好んで食べてたものについて書きます。ぜんぜん沖縄っぽくない食べ物もあります。


■タコス
まあ基本ですね。とくに、コザのチャーリータコスは基本中の基本ですね。コザまで来てチャーリータコスを食べないなんて、唄を忘れたカナリヤだ。サンバイザーを忘れたキテレツだ。サイン波を忘れた池田亮司だ。

友達に連れてってもらった「カーサタコス」も良かったです(リンク先は、検索して見つけたブログ様です)。あと、東京に帰る直前にも、那覇空港で「タコスパゲティ」のようなのも食べました。


■お茶漬け
おれのアパートには、電気炊飯器も電気ポットもない。実家には、電気炊飯器と電気ポットがある。なので、お茶漬けを食った。小ぶりの茶碗にごはんをよそって(炊きたて不可)、急須のお茶を注いで。

具ですか。具はですね、たらこ、のり佃煮、梅干、鮭フレーク、とかです。

あ、鮭フレークは、ふつうの瓶詰めのやつじゃなくて、ちゃんと東北から送料込み5000円くらいで取り寄せた(←偉いね)新巻鮭から採取した鮭フレークです。

あ、市販のお茶漬けのりももちろん食べました。永谷園もいいけど、“磯じまん”のハコ入りのやつも渋い、と思った。


■玉子かけごはん
おれのアパートには、電気炊飯器も電気冷蔵庫もない。実家には、電気炊飯器と電気冷蔵庫がある。なので、玉子かけごはんも食せる。家電製品ってすごい。


■トースト
(トースターではなく)フライパンで、(マーガリンじゃなくてちゃんと)バターで焼いたトースト。それに、ええ、ハチミツを大量に投下して食べました。

あー、これにバニラのアイスクリームを載せればよかった。いま気づきました。


■「ハイウェイ ドライブイン」(というお店)のAランチ
初めて行ったのですが、いや、もうほんとにすごいボリュームでした。ヴォリュームでした。2食分はある。

Aランチ@ハイウェイドライブイン

ところでこのお店、

デフォルトのお冷やがアイスティー

なんですよ。水じゃなくて。なお、沖縄のこういう店では、アイスティーにはマドラーではなくパフェ用のスプーンが添えられます。


■すき焼き
家族ですき焼きを、2回しました。いいと思う。

とくに、おれの誕生日は、百グラムで九百円の牛肉ですき焼きしました。ロックスターだからね。百グラム九百円ですよ。ロックスターだから。全米1位だから。

──なんの? (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■コザの「モンブラン」のサンドイッチ
中華人民共和国料理っぽい炒め物が挟まれている、謎のホットサンド。とろけるチーズがトッピングされている。この店の名物らしい。

モンブランにて

お店のおじさんが「おいしいよ〜(・∀・` )」と云いながら運んできたのが印象に残っています。


■と、いろいろ書きましたが、結局いちばん食べてたのはお茶漬けかなー。

あ、あと、個人商店で買ったUFOも食べました。スーパーやコンビニじゃなく、個人商店で買うとうまいです。( `・ω・)b


──まだ云うか…。 (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )


■ピエールがもうすぐ移転する件について


ピエール(前)


■ひきつづき、沖縄(というかコザ)の話です。


■コザ中学校の斜め向いにあるパン屋『ピエール』が、道路拡張のため移転することになったそうです。この場所での営業は今月末までだとか。


■なので先日、弟とピエールに行ってパンやらサンドイッチやら買って食ってきました(↑写真)。そう、ピエールでは店内でパンが食べられます。あと、コーヒーや紅茶を頼むこともできます。


■移転先は宮里中学校の近く、という非コザ的な場所だそうです。コザからお店がまたひとつ減るのは残念ですが、新しいピエールがどんなお店になるかも楽しみですね。(談)


ピエール(後)


■コザの個人商店


■オードリーの春日って、顔が幕末っぽいと思うんですが、予告通りこれから何回かに分けて沖縄でのことを書こうと思います。


■これは以前にも(くどいくらいに)書いてることですが、拙僧は沖縄市の『コザ』という地域で幼少のころを過ごしていて、そのコザの個人商店が好きなんですね。スーパーでもコンビニでもなく、あくまでも個人商店。

これはなぜかというと単純な話で、スーパーやコンビニよりも個人商店のほうが昔っぽくて、子供のころを思い出せたりするからだと思う。


■あと、これは当たり前だけど、スーパーやコンビニのチェーン店と違って、レイアウトが店ごとにぜんぜん統一されてないところがいい。この店はこう、あの店はこう、というふうに一店一店レイアウトが確実に違う。もちろん品揃えも違う。

そして、このような個人商店はたいてい、スーパーやコンビニが一般化する以前に商売を始めてるので年季が入ってる。この年季の入り方がまた、お店ごとの味になっている。

会計も、「レジでバーコードをスキャン」とかではもちろんなくて、おばあちゃんがソロバンでパチパチ弾いたりします。2009年にソロバン。


■で、そんなコザの個人商店をめぐって買い物をするのが好きなのですね。

これが、先々週の土曜日に、弟と個人商店めぐりをして買い物してきた分です。

各商店で買った食糧

──なんで蚊取り線香(画面左上)があるんだろう……(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

弟が「夏用に買いたい」と云ったので、買いました。


■そう。知念商店で買ったインスタントラーメンに、平良商店で買った玉子をトッピングして食べたりしたんですよ。まさに商店を越えたコラボレーション。ロマンであると云える。

──そうなの? ( ´д) ヒソ (´д`) ヒソ (д` )


■それと、商店めぐりのときはたいてい焼そばUFOを買います。どの商店にもあるし、安いし、実家に置いとけば誰かしら食べるから。

UFO

これは、各商店をめぐって買い集めたUFOの一部です。いやー、やはり個人商店で買ったUFOは、スーパーやコンビニで買ったUFOよりも美味しいです。

──そうかなあ… ( ;´д) ヒソ (´д`; ) ヒソ (д`; )

美味しいです。コンビニの影響なのか、最近は個人商店でUFOを買うと割り箸を付けてくれる場合もあります。


■なお、このお店には今年初めて入ったのですが(存在自体は以前から知っていた)、

平良商店

たたずまいが昭和ですが、中に入ったらもっと昭和でした。早くも、今年の「ベスト・オブ・今年初めて行った商店・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされてます。おれによって。


■また最近は、個人商店よりも一回り大きい個人ストア(仮称)にも興味があります。一番街に入ってる「みやぎストア」みたいなお店。

個人商店よりも、個人ストアのほうが見かけなくなってきてるような気がする(まあ、個人ストアのほうが規模が大きいぶん、絶対数が少ないので当然といえば当然なのですが…)。


■あと、とある個人商店で買ったこの飴が美味しかったです。この飴自体も沖縄市の会社の製品でした。

くろあめ


■馬肉 有ります


馬肉有ります

馬肉があるそうです。沖縄市の農連市場にて。

この、パソコンの力を借りようとは思ってない感じが良い。目に留まりやすいように思う。パソコンで作った小ぎれいな印刷物って、あんまり読もうという気にならないこともある──とかいろいろ考えてしまいました。


■更新が遅れております…( ´・ω・)ゞ


ポパイ食品

いろいろと沖縄でのことを書いてく予定なのですが、いろいろあってなかなか更新してなくてすいません。

今日はこれから、仕事に関するセミナーに行ってきます(自腹)。一月と二月の毎週土曜に通う予定。

(写真は、沖縄市の農連市場にて)


■仕事始め


■きのう東京に戻ってきて、今日が仕事始めでした。

仕事をしつつも、沖縄で過ごした冬休みをつい昨日のように思い出してしまいます。

──だから、昨日までは沖縄にいたんだろ? (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

いろいろと書きたいことはあるのですが、とりあえず明日以降更新します。


■うちの弟が、4歳の甥っ子に好きな食べ物をたずねたところ、

「しめじ!!!」(゚∀゚)

という答えが元気よく返ってきたらしいです。


■すき焼きに、しらたきをやたら入れ過ぎるやつってなんなの?


■あけましておめでとうございます。半蔵商店です。

楽しい冬休みも、あと一週間しかない。はあ……。( ´・ω・)


──そこらへんの小中学生より休んでるよおまえは! (゚д゚ #) (゚д゚ #) (゚д゚ #) ビキビキ


■うん、今日から二泊三日で石垣島に行く予定だったんですけど、いろいろあって取りやめにしたんですよ。


■正月に中学の同級生二人にひさしぶりに会ったら、一人は、社長になって、お家も買っていた。そして、夏にはパパになるらしい。

もう一人は、C-C-Bのドラムと、生島ヒロシと、ジャンプ放送局のさくまあきらを足して3で割り忘れたようなルックスになっていた。メガネは色つきのセルフレームでした。


■そして拙僧は相変わらず、コザの個人商店をめぐっては焼きそばUFOを買ったりしてます。きょう行ったお店はすごかったなあ。建物が、というか空気がほんとに昭和で止まってた。


■あと、パタリロ読んでます。実家にあるぶんの単行本を、(なぜか)新しい順に読んでいってる。以前読んだはずなのに、記憶から抜け落ちている回もけっこうあったりします。

読んでない単行本を、これから本屋に買い足しにいこうと思うのですが、すでに持ってる単行本をダブって買ってしまう自信がある。というか、このダブりも含めてパタリロ。


■えー、本日はこんな感じです。タイトルと本文に関係がなかったですが、本年もよろしくお願いします。


■父親の欠点と母親の短所と三十路半蔵


■郵政民営化、安部首相退陣、東国原知事就任など、さまざまな出来事が起こった2008年も今日で終わりです。

──それ、ぜんぶ去年の出来事だと思うんですけど……(´д`; ) (´д`; ) (´д`; ) 

そして拙僧は、昨日で三十歳になりました。お祝いメールください。(´・ω・`)


■三十年前の昨日、おれは父親の欠点と母親の短所を受け継いでこの世に舞い降りてきた。

現金なんか1カナダドルも持ち合わせてなかったし、シンセサイザーも録音機材もなにひとつ持ってなかった。強いて云うなら、小さいちんちんくらいしか持ってなかった。しかも日本語も英語もあまりろくにしゃべれなかった気がする。

いまから考えると、この程度の持ち物と能力だけでこの世界にやってくるなんてかなり無謀だと思う。若いなー、当時のおれ。

ちなみにおれが生まれたときは、ブライアン・イーノはすでに、アンビエント音楽の元祖と呼ばれる『Music for Airports』を発表してたので、先を越された、と思った。また、YMOはすでにデビューしており、この子らは売れるなー、と胎児ながら思ってました。


■で、まあいろいろありまして、人類とかいう獰猛な生物が50億匹だか60億匹だかもいる残忍極まりないこの世界でも、なんとか30年生きることができました。みなさんのおかげです。

おれなんかを支えてくださる人もいるわけだから、まあ、世界ってわりといいところだと思う。


■未だにちんちんは小さいですが。


■ところで今年は、gocoupのフルアルバムとマキシシングルとミニアルバムを作った。そして、夏の終わりにはイベントもできた。おれにしては頑張った。来年も、肩に力をいれず頑張る予定。どうぞよろしくお願いします。

(そう、前も書いたけど『30' to 30』というのは「30歳までの30分」くらいの意味です。20代最後の日に、amazonでリリースしました。)


■まあ、文章にとりとめがなくなってきそうなのでこのへんにしますが、今年もどうもありがとうございました。

半蔵商店を読んでくだすっている皆様と、gocoupのCDを買ってくれた皆様と、gocoupのイベントに来てくださった皆様と、イイヤン君の来年の御健康と御活躍をささやかながらお祈りします。

あと、gocoupのCDを置いてくれなかったレコード店のやつらは、新年早々、自宅からいちばん近いとこにある小さめの交差点で、軽トラかなんかの内輪差に巻き込まれればいい。


■それでは皆様よいお年を!


■コザで更新/モルダウ


あのさ。


──うん。(゚д゚ ) (゚д゚ ) ( ゚д゚)


おれってさ、おととしの暮れに28歳になったじゃない。


──ああ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) ( ゚д゚)y-┛~~


で、去年の暮れに29歳になったじゃない。


──そうだね。(゚д゚ ) (゚д゚ ) ( ゚Д゚)y─┛~~ ~ 〜〜oΟ◯


このペースで行くと、今年の暮れには30歳になるんじゃないかなーって気がするんだけど……。


──30歳なんて年齢が存在するわけないじゃん? 都市伝説だよ、そんなの
'`,、'`,、('∀` ) ('∀` ) ('∀` ) y─┛~~ ~



そうだよねー。'`,、( '∀`) '`,、





一安心したところでこんにちは半蔵商店です。二十五日の最終便で沖縄に舞い降りました。三日連続でタコス食べてます。友人にドライブに連れてってもらったり、実家の正月用の買い物とかしています。

今日は、コザの「なんか、ネットできる場所」(ネット喫茶とはまたちょっと違う種類のお店)から更新です。





金曜日、コザの美容室で髪の毛を切断してもらってたところ、壁に

「Mixmaster Morris in KOZA」

というフライヤーが貼られているのを見つけた。なんかの見間違いかと思ったので、もう一度そのフライヤーをよく見ると、

「Mixmaster Morris in KOZA」

とやっぱり書かれていた。ほんとうにミックスマスターモリスがコザに来るそうです。





本日、amazonでgocoup『30' to 30』が発売されました。売れました。買ってくだすったかたありがとうございます。

amazon派の方は、次回納品までしばらくお待ちください。東京近郊の方は秋葉原のeARS様でどうぞ。沖縄のお店にも近日納品予定です。どうぞよろしくお願いします。





土曜日は、友人の主催するイベントでDJしました。スメタナの「モルダウ」をかけたのに、お客さんは合唱してくれませんでした。(´・ω・`)


──だから、そういうのかけたりするから、イベントにあまり呼ばれないのでは……(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )



次からは、モルダウをかけるときは指揮棒を持っていこうと思います。(`・ω・´)


──……………………………( ;´д) ヒソ (´д`;) ヒソ (д`; )


■今年も仕事納め


超おもしろ4コマまんが


明日からちょっと沖縄いってきます。
しばらくは、パタリロと沖縄そばとオリオンビールとタコスの日々です。あと弟ドライブ。
従弟の結婚式もあります。

今日はこれから会社でてそのまま羽田いってきます。

今回は沖縄からもちょこちょこ更新できたらいいなーとは思っております。では行って参りますー。


■クリスマスのようなもの


■どうも、キリストの父です。くわしくはこちらこちらを。


■さて、クリスマスとかいう敗戦国っぽい行事があるじゃん。あれって、いつごろから日本の行事になったんだろう、と、このごろたまに考えるんですよ。

日本国民が、クリスマスだからといって律儀にツリーやケーキを用意したり、律儀に交尾したり、律儀に「あの人と会えない…」と悲しんだり寂しがったり、律儀に「今年も一人です」みたいな内容のブログを更新したり、律儀に街角でケータイで彼氏とケンカを演じたりするようになったのはいつの時代からなのだろう、と思いまして。

というのも、我々のおじいちゃんおばあちゃんの世代は、現在のように「日本の庶民の儀式として定着したクリスマス」を律儀に祝ってはなかったように思うんですよ。まあ、「クリスマスという儀式が西洋に存在する」ぐらいの知識はあったと思うんですが。


■──と、ここまで書いたところで、ちょっと前の朝日新聞に「日本で初めてクリスマスが祝われたのは1552年。でも、みんなが楽しむ季節の行事として本当に定着したのは戦後のことなんだ」と書かれているのを見つけた。戦後わずか60年ちょっとでこの普及っぷり。

しかし、単なる“季節の行事”にしては、他の行事とは比べ物にならないほどの思い入れを込められて扱われることが多いっすよね、クリスマスって。


■クリスマスのメッカ(?)である欧米でも、クリスマスの飾りつけは11月の終わりごろからしか行わないのに、池袋の東口では11月のかなり早い段階からクリスマスツリーやらなんやらを飾っていた。もちろん池袋東口以外でも、欧米よりも早くクリスマスの飾り付けをしてるところをいっぱい見かけた。日本人はどんだけクリスマスが好きなんだって話ですよ。


■それで、えー、途中を百段階くらいすっとばして話を進めますが、このエントリで云いたいことは、つまり「一国の国民全員を洗脳するのは、ひょっとしてそれほど難しいことではないのではないか」ということなんですね。

──話が飛躍しすぎです…(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■それにしても、60年前には普及してなかった行事を、なんかみんな「一年の中でもとくべつな日」みたいに大切に思って(思い込まされて?)、みんなそろって浮かれたりしんみりしたりSEXしたり。不思議なもんです。


■『30’ to 30』できました、納品しました


gocoup『30' to 30』が、できました。

透明のステッカーを貼ったケースの中に、ディスクが入ってます。

ジャケット

──このデザイン、どこかで見たことあるような気が……( ;´д) ヒソ (´д`;) ヒソ (д`; )

でででですから、気のせいです。'`,、( ;'∀`) '`,、

これからの季節にぴったりの冬ドローンです。15分の曲が2曲です。


■本日、(amazonより先に)秋葉原のeARS様に納品しました。

また、あわせて、例の赤いやつも納品しました。

年末年始の秋葉原見物の際は、よろしくお願いいたします。


■ところで『30' to 30』の価格ですが、当初の1500円(税込)から、1200円(税込)に変更しました(amazonの画面には、数日おくれて反映されるようです)。

これは、昨今の景気を鑑みて、ではなく、フルアルバム(『snowscape』)とミニアルバム(『30' to 30』)の値段が同じなのはやはりちょっと変かな、と思ったからです。気にするところではないかもしれないけど…。

あ、『snowscape』も冬向けの音ですので、寒いうちに、ひとつ。試聴はgocoup.comでどうぞ。


■ピクルスの瓶のフタの件


gocoupの新作『30' to 30』が、amazonの画面に表示されるようになりました。予約もできます。どうぞよろしくお願いします。


■amazonの画面には、ジャケットはまだ表示されてません。というのは、現物がまだ出来上がってないからです。明日うちに届きます。

ちなみに明日の午前中は「いろいろな荷物が届く時間帯」にしてあって、『30' to 30』の盤、印刷物、ステッカー、それ以外にも通販で買ったCDやら服やらがまとめて届く予定です。


■麻布のスーパーで瓶詰めのピクルスを買ってきたのですが、このフタが異常に堅く、開けることができない。しかも直径がわりと大きいので、フタを強く握って力を込めているだけで、親指と人差し指の間の部分が痛くなる。

そうやって二百秒ほど頑張ってけど、ぜんぜんフタは開かなかった。でも、フタの側面を、机の脚で軽くコンコンコンと叩いて、もう一度フタを開けようとすると、どういうわけかあっさり開いたから、いいと思う。

お忙しいところこのブログをお読みいただいているのに、ピクルスの瓶のフタの話とか書いてすいません。

せっかくなので、同じく麻布のスーパーで買った糸ようじの写真を載せます。

糸ようじの類


■12/17 raster-noton.unit 詳細徹底レポート!


■昨晩、UNITで行われたラスターノートンのイベントに行ってきたので、その会場の熱気を余すところなくレポートしようと思います!


■ステージにいろんな西洋人が登場したので、ああ、日本も鎖国を解いてからずいぶん経ったんだな、と思った。


■レポートは以上です。


■gocoupのサイトを更新しました。


■もっとお金になることをやらないといけないのかなーと思いつつ、gocoupのサイトを更新しました。


■冬の新作『30' to 30』の試聴ができますので、ひとつ。


■raster-noton.abc


ラスターノートン一味がUNITに来日、という話は聞いてたのですが、

青山ブックセンターにも来日するそうですね。しかも、本店と六本木店の両方。しかも、無料。

UNITのほうのチケットはもう買ったんだけど、これも行こうかなー。それとも青山ブックセンターはガマンして、UNITまで楽しみはとっといたほうがいいかなー。と思っております。


■あと公式サイトで知ったのですが『アイデア』誌にラスタノートンのCD付き本。ってのが付いてくるらしい。いいと思う。

同誌のサイトによると、CDにはcyclo.の未発表曲なども収録されてるみたいですね。いいと思う。


■ところでラスターノートンで思い出したんですが、nibo氏のレーベル“n160”からリリースされたオムニバスCD『placode』って、今だとどこで手に入るでしょうか。くわしい方、いらっしゃいましたら。


■12/12 Le Petit Orb @ 代官山UNIT 詳細徹底レポート!


■昨日、Le Petit Orb(アレックス パターソン+トーマス フェルマン)のイベントに行ったので、その模様をレポートします。


■会場の「UNIT」のバーカウンターって、注文の順番待ちで並んでる人と、単にカウンターに寄りかかって和んでるだけの人との区別がつきにくいことが多いなあと思いました。


■レポートは以上です。


■昔


ええ、昔が好きですね。昔から昔が好きなんですよ。

なんで今は昔じゃないんだろう。今が昔だといいのに。未来も昔だとなおいい。

明日が昔だったらいいのにな。なんだったら、毎日が昔だったらいいのに。いや、そこまで贅沢は云わないけど、せめて週3ぐらいのペースで昔になってほしい。

来年あたり、そろそろ昔がやってきてもいいと思うんだけどね。現在とか未来とか、そういうのはもう飽きた。

と、今も昔も思ってます。

しかし昔の人はいいよなー。昔を生きることができたんだから。


──貴様はさっきから何を云ってるんだ…… (゚д゚;) (゚д゚;) (゚д゚;)


■'90年代のパロディとしての'00年代


昨日のエントリと、つながりがありそうななさそうな話ですが、

なんというか、'00年代は「パロディ」か「パロディのパロディ」ばかりが氾濫してるな、と思ってしまう。


■あと、単なる「私はいままでにこんなものに影響を受けてきましたリスト」の発表にしか見えない作品を、あらゆるジャンルで目に(耳に)することが増えた、とも思う。

いや、「オリジナリティというものは、既存の要素の新しい“組み合わせ”のことである」ってのはもちろん理解してるんだけど、要素をピックアップする段階で止まってて、“組み合わせ”る段階までいってなくてもオッケーってことになってきた、というか。

なんか、元ネタを消化しなくても良い時代になってきた。というか。

──『XVOXX 360』なんか、その典型では? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

い、いや、あれは「元ネタそのまま」という体裁をとりつつ、自分なりのやりかたで消化を、むにゃむにゃ、ちなみに今月中にはeARSに再納品します。


■あと、'00年代は、なにかを茶化すことでしか前に進めなくなってるというか。そんな気もします。

ま、西洋人が決めた「'○○年代」という時代の区切り方にあわせてしか、日本のことを考えちゃいけないという道理もないけどな。

以上、具体例を挙げて論ぜよとか云われるとちょっと困る、感覚的なことだけど、なんかこういうことを思いました。昨日はちょっと早めの忘年会でした。

忘年会 忘年会2 忘年会3


■“もしもコーナー”としての'00年代


'00年代というのは、「もしも'90年代の日本に、ケータイとインターネットというものがあったら……」という壮大な“もしもコーナー”を日本全国で全国民がやってた時代だと思うんですよ。


──ほほう。で、その根拠は? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


なぜなら、おれがそう思ったから。( `・ω・)b


──ぜんぜん説明になってないんですけど (゚д゚;) (゚д゚;) (゚д゚;)……


■部屋を片付けるには


■ヒップホップやR&Bのアルバムって、作中に一回は「電話でしゃべってる声」が出てくるよね。なんでだろう。好きなんですかね、電話が。

といった意味も含めまして半蔵商店です。本題に入ります。


■部屋を片付けたいかたづけたい、と云い続けて早や幾星霜、なのですが、やはり

・必要なものを捨てて、困ろう。

・思い出のものを捨てて、後悔しよう。

・売れば金になるものを捨てて、損しよう。
(※)

ぐらいの心がけは必要かもしれない。

「片付いた部屋」を手に入れるためには、困ったり後悔したり損したりぐらいのトレードオフは必要かもなー。と思いたがっているおれがいる。

やはり、ものに対する執着心から片づけなければならないんですね。という、あまり新鮮味のない結論が出ました。

でも、ほら、真理というのは、別に目からウロコが落ちるような新事実ってわけではないから。


■部屋を思いっっっきりシンプルにして、超いいベッドと大画面テレビだけしかない六畳間なんてレイアウトにするのもいいかもしれない。

独身男に大画面テレビ、というのはなんか哀愁漂うものがありますが、これっくらいシンプルな部屋だったらかえって潔いですね。


■地味な話題ですいませんが、そういうことを考えてました。


【※】CDや本をいったん聴いたり読んだりして楽しめたのなら、それでもう元は取れてるのだから、捨てても別に損ではない、と考えることもできる。


■近況、応募料、体重など


■仕事で、変な資料(250頁)にざっと目を通して、レポートを書かなければいけない。

ので、今日は家で資料を読んだり、下書きをしたり。


■金曜日、銀座でAPEのリュックを背負って、APEのパーカーを着て、APEのスニーカーを履いているAPEおばさんを見かけました。年齢はたぶん50近い。小柄で、山歩きをやってそうなタイプ。


■先週、仕事で作ったものを、とある業界の賞に応募。応募料が三万五千円……('A`)

賞に選ばれなかったら、もちろんこの三万五千円はおれのもとに返ってくることもなく、賞の関係者の飲み代になって(いや、飲み代だけとは限らないですが)、参加賞すらもらえない。そしてもちろん、賞に選ばれない確率のほうが高い。

でも、応募しなかったらしなかったで確実に後悔するので、やはり応募せざるを得ない。業界内の年貢みたいなもんですね(←ちょっと違う…)。

あ、あと応募料の他に、パネル代や郵送料も含めて計算すると、四万三千円くらいかかった。


■このごろ腹が減りやすい。冬は、体温維持をするためにエネルギーを多く使うから仕方がない──と、自分に言い聞かせて、なんかいろいろ食ってます。

で、今日、三週間ぶり(!)にジムに行ったら、体重が一ヶ月で1.5キロ増えてた。

でも、まあ、ちょっとくらいは栄養つけたほうが風邪引かなくていいかなー。と思うことにします。

とはいえ、Tarzan最新号の「冬痩せ」特集が気になるこのごろ。


■拙僧のケータイに、藝人の友人から「クリスマスネタ考えてくれ」とのメールが届いた。

メール送信時刻がなぜか午前05:42でした。


■そういえば、けさ洗った洗濯物をまだ干してない。


■下の妹が、DonDokoDonを知らなかった件について


■先日、東京に住む下の妹と、久しぶりに会ったんですよ。

それで、話してて軽く衝撃だったのが、妹が、

D o n D o k o D o n を 知 ら な か っ た

んですね(と、タイトル欄にも書いてありますね)。


■で、訊いてみたところ、ぐっさんのことは知ってるわけです。でも、平畠のことは知らなかった。あと、「ぐっさんは昔、なんらかのコンビに属していた」ということまでは知ってるようでした。


■妹はお笑いが好きで、ライブに行ったり、mixiで若手芸人のマイミクになったり、エンタのスタジオ観覧に出かけたり、エンタの犬井ヒロシのことをちゃんと「サバンナの高橋」と呼ぶのに、DonDokoDon(と平畠)を知らない……。

いま、そういうことになってるのか、時代は。兄は少々びっくりした。


■封筒を開けてがっかりした件/県境をこえてた件


■先日、某ゾンの某ケットプレイスで本を注文した。

そしたら今日、本が届いたのですが、ぜんぜん別の本でした……。

間違って届いた本

さっそく出品者に電話。


■出品者の話を聞いてみると、どうもこの本の画面から、この本を間違って(というか、そもそも同じものだと思い込んで)出品しちゃってたらしい。

で、なんの罪もないおれの手許に、この本が届いてしまったわけです(この本はもう持ってます…('A`))。封筒開けたらぜんぜん違うものが入ってた、というのは、けっこうがっくりきますよ。


■たしかにタイトルと訳者は同じだけどさ、サブタイトルが違うし、そもそも著者名がぜんぜん違うだろ。なんで気がつかないんだろう、このスッテンコロリ之助さんは……ぶつぶつ。

でも、まあ、ヒューマンエラーは、人類全員お互い様だから。あまり文句は云えない。人間はロボットじゃないから、誰しもこうやって間違うこともあるわけで、仕方ない。

でも、チェック機構がゆるい人だなー、とは思った。


■けっきょく、代金を返金+間違って届いた本は着払いで出品者に返送、ということで話がまとまりました。


■あと今日は、会社の机においてるデジタル時計(会社のヒトからもらった)の画面がすごい壊れ方をしていた。

時計

いかにも「壊れたキカイ」のマンガ的表現ってかんじです。振ってみると、カラカラという謎の音がしました。


■あと今日、会社から帰るとき、副都心線ライフ初の「寝過ごして小竹向原で乗り換えそびれる」をやってしまいました。

気がついたら、いつの間にか県境をこえて終点の和光市でした……。('A`)


■フラフープ/マスタリング/イカ天


■今日、渋谷で、フラフープを持って歩いているサラリーマンを見ました。半蔵商店です。


gocoupのマスタリングが終了しました。( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

明日、マスターディスクが届きます。


■本日の残業食。

イカ天と寿司

昨日と同じスーパーで買った、イカ天と寿司。

イカ天は、きのう食べてうまかったので、本日も残業食として起用した。イカと衣が、お互いに「自分に足りない点」を自覚しているので出しゃばらず、それでいてお互いの良さを引き立て合っているので、結果として名コンビになっている。ようするに美味しい。しかも105円というのが偉い。昨日の変なかきあげや変なエビ天は158円もしたんですよ。

寿司は可も不可もなく……って、昨日に引き続きなにを書いてるんだおれは。


■その後の吉田(仮名)


金曜日に、超時空的スケジュールを組みやがって、おれの半日を消滅させたA社の吉田(仮名)が、昨日、なんかの用事でうちの会社に来てました。

で、その用事のついでに、おれに「金曜日はなぜあんなことになったのか」という説明をしていきました(事前に、おれの方から「ことの経緯を説明してくれ」というメールを送っておいたので)。

が、この説明ってのが、ペラペラしゃべってる割には情報量が乏しく、肝心な部分は「バタバタしてたので」の一言でぼかされており、なにより、吉田(仮名)が1ミリアンペアも申し訳なさそうにしてないんですね。

うん、なんか、もういい……。こういう人間を中心とする半径5フィートの円内にいるだけで、こっちが消耗します。('A`)


天ぷら、カツ丼

■これは、昨日の残業食です。スーパーで買ってきた天ぷらとカツ丼。

かきあげは、ただの悪くなった油の塊。100点満点で11点。エビ天は、主役のエビ本人を差しおいて、衣のほうが自己PRしよう自己PRしようとしゃしゃり出てくる不愉快な一品。イカ天が、当初あまり期待してなかったのと、他の二点があれだったこともあり、意外にうまく感じられた。

カツ丼は可もなく不可もなく、ってさっきからなに書いてるんだおれは。


■gocoup 冬の新作『30' to 30』


■ぜんぜん早くないもので、今年もまだあと30日も残ってます。楽勝ですね。半蔵商店です。


■さて、連日報道されているgocoupの新しいのについて、手短にお知らせします。

・タイトルは、『30' to 30』といいます。これは、「30歳まで30分」くらいの意味です。

・中身は、ミニマルなドローンです。ノンビートです。

・15分の曲が2曲です。合計30分です。

・規格番号は、「gocoup.30.30」にする予定です。

・値段は、3030円(税込)。だと、高いので、3030円(税込)にはしません。

・今月中に、できます。


■いま、エンジニア氏から送ってもらった仮マスタリングのデータをチェックしてます。あと、今日はCDのケースを発注したり(普通のジュエルケースとは違うケースです)。


■濃霧のような、立ち込める靄のようなドローンが聴きたい、という方におすすめです。

そういう音楽に興味はない、という方でも、半蔵商店を読んでる方でしたら、「こういう文を書くやつは、こういう音を作るんだ」みたいな発見があるかもしれません。

近いうち、試聴用のmp3もアップしますので、ひとつ。


■十一月のおにぎり


1104.jpg 十一月四日

1105.jpg 十一月五日

1106.jpg 十一月六日

1107.jpg 十一月七日

1110.jpg 十一月十日

1112.jpg 十一月十二日

1113.jpg 十一月十三日

1125.jpg 十一月二十五日

1126.jpg 十一月二十六日

1127.jpg 十一月二十七日


■今月食べたおにぎりを紹介したところで半蔵商店です。


■石神井公園駅の近くにインターネット喫茶ができました。

こんな、学生街でもオフィス街でもない住宅街にインターネット喫茶を作って需要があるんだろうか。と思った(大きなお世話ですね)。

マンガが読みたくなったときに行ったりするかもしれない。


■ところで、学研のひみつシリーズがぜんぶ揃ってるマンガ喫茶があったらいいですね。


■焼肉の時代が終焉を迎え、すき焼きの時代へ移ろいつつあるなあ、と思った。個人的な好みの話。


■夕飯は、明太子とエノキのパスタ。粉チーズ多め(というか、いつも多め)。

おれの粉チーズ消費量は、平均的日本人成人男子の3倍以上はあるような気がする。


■誰もこいつを叱ってないのだろうか


■手短にまとめますが、昨日の仕事での話。

Aという会社の吉田(仮名)という、以前から時間の読みが甘いところがある人間が、時空を超える四次元的なスケジュールを組みやがったおかげで、締め切りギリギリギリの事態を迎えたので、おれは1画素も悪くないのに、おれがバタバタしなければなくなった。製版会社の人に頭を下げることにもなった。おれが。

で、おれの昨日の午前中〜午後一の予定がすべて消滅した。(;'A` )

なあ、なんで他社の人間のミスの後始末をおれが……ぶつぶつ。

しかし、普通なら二週間くらい前には、遅くとも3〜4日前には云うべきことを、なんで当日になって……ぶつぶつ。


■でも、昨日はいいこともありました。とある会合で、学生のころから名前を知っていた某業界の人と会って、ちょっと話して、名刺交換もした。


■それで機嫌は直ったけど、別に吉田(仮名)を許したわけじゃもちろんないので、来週月曜日の午前09:00:00(JST)に怒りのメールでもブチ込みます。

って、まあ、月曜までにはなんか、怒りも醒めてて、吉田(仮名)を許しちゃってる気分になってたりするんだろうな。


■で、そんなことでなあなあになっちゃうから、吉田(仮名)の根本的な態度は改まることもなく、また同じことを繰り返す、と。


■ところで、『おさるのジョージ』の主人公のエテ公は、有色人種のメタファー。と考えるのは早計ですかね、やはり。


■マスタリング/ひとり煮


gocoupの新しいやつの音源がようやく仕上がったので、今朝、マスタリングをしてくれるエンジニア氏のスタジオに、某ファイル転送サービスを用いて入稿しました。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

──と、思ったら夕方ごろ、エンジニア氏から「ファイルが届いてません」との連絡が。なので、午後八時半ごろからファイルを再送信してるのですが、午前零時近くなってる現在もどうもちゃんと送れてる気配がない。容量が1ギガあるからだろうか。

なんか面倒くさくなってきたので、もうファイルをCD-Rに焼いて宅配便で送ることにする。ちょうどCD棚から、マスタリング用CD-Rの買い置きが出てきたので。


■【1】「鍋用スープの素」みたいなのを買ってくる。

【2】それで白菜とソーセージを煮る。

【3】よく煮えたら、七味をかけて食べる。ソーセージには、マスタードも塗る。

【4】あまったスープに、うどん玉を投入して、食べる。

【5】さらに余ったスープに、ごはんと粉チーズを投下して、リゾット風だとかなんとか自分に言い聞かせて食べる。

という食べ方を、このごろはしています。温まります。なんとなく、「ひとり煮」と命名。いや、別におれが発明した料理ってわけじゃないですが、一人で作る煮物ということで。

うどん玉の代わりにラーメン玉を入れてもおいしいです。

あと、今日は「カレーちゃんこ」のスープを買ってきたけど、あまり好きな味ではなかった。味噌味のスープの方がいいかなー。


■今週、こんなことを思った


「ていねいに暮らす」系のブログをやってる人たちが、押し入れからデロンギのヒーターを取り出してくる季節になりました。半蔵商店です。

きょうは、今週(厳密には先週か)思ったことを、日本語で書きます。


■「“やる気”や“勢い”や“熱意”」と、「中2的な全能感」ははっきり区別するべきだ、と思った。


■トイレ用品専門店、というのがあったら面白いなあ、と思った。

花王やライオンのでなく、舶来もののトイレ用おしゃれ洗剤だとか、トイレ用のおしゃれアロマオイルとか、おしゃれ便座カバー、おしゃれ手洗い用ハンドソープ、おしゃれ手拭用タオル、おしゃれトイレットペーパー、などを売る。

「トイレで読む用」にセレクトした本を並べた書籍コーナーがあってもいい。

最新式のシャワートイレなどの展示コーナーを作っておくと、TOTOやINAXからお金を引っ張ってくることもできるかもしれない。


■ぜいたくは若いうちにしたほうがいいなあ、と思った。

体力があって感覚器が正常に作動してるうちに、あれこれやっておかないと(──と、なんかの本で読んだ気がする)。年をとって、足腰やちんちんが立たなくなってから莫大なお金と時間を手に入れてもしょうがない。いや、しょうがないことはないけど、楽しめるハードルが高くなる。

たとえば20歳のうちに北欧旅行をしておけば、そのあと一生、毎年毎年、たとえば冬の秩父とかに行ったときにでも、秩父の雪景色を眺めながら、北欧の光景を思い出す楽しみがある。秩父に居ながらにして北欧気分が味わえて、大変にお得である。

70歳になってから初めて北欧、というのは、いささか体力的に辛いし、70になっていざ初めての北欧旅行がイマイチに終わったとしたら、もう、超がっかりですよね、いままで期待を温めて来たぶん。

それと、買い物もそう。若いうちに高価なものを買うのは身分不相応ではなく、「その高価なものと暮らせる日々」が長くなるので、実はお得なのではないかなー、と思う。

そういえば、新宿のデパートの時計売り場で、

「生きているうちに買っとかないとなー」(・ω・ )

と店員さんに話していたお爺さんがいました。


この質問者は甘えが見られると思った。


■明治製菓の「ガルボ」は、普通サイズのものより、ミニサイズのほうが「ガルボを食べている!」という感じがすると思った。

でもこれは単に、おれが初めて食べたガルボが、普通サイズではなくミニサイズだったからかもしれない。


■矢島美容室 VS 電気グルーヴ (VS シルヴェッティ)


■きょう新宿で、身長220cmくらいある外人を見ました。半蔵商店です。

といった意味も含めまして、gocoupの新しいやつを進めてる合間の息抜きにこんなの(↓)をちょこっと作ったりしました。ひさびさにマッシュアップ。


・ネバダグリラ [三角印をクリックすると再生]






ま、一部ボーカルとオケのキーが合わないような感じもしますがそのへんはむにゃむにゃ、そう、gocoupの次のやつは、仕上げの段階なんですが、なかなか進まないんですよ。

──マッシュアップしたりしてるからではないだろうか。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

あ、ちなみにgocoupの次作にマッシュアップが収録されたりはしません。あくまでミニマルなドローンです。念のため。


■なお今週、秋葉原・eARS様におきまして、こちらはgocoupではなくこのブログの企画盤『XVOXX 360』が完売しました。またちかぢか納品しますので、少々お待ちください。


■なぜかフタが開いている件


なぜかコピー機のフタが開いている

■拙僧の職場での話なんですけども。

なぜか、ね、コピー機のフタ(っていうのかな、あれは)が、上の図のように開きっぱなしになってることがあるんですよ、わりと。

フタが開きっぱなしになってるコピー機、というのはあまり視覚的によろしくない。

ので、拙僧がこのコピー機のそばを通りがかるとき、フタが開いてたらパタム(←擬音語)と閉じます。


■コピー機のフタが自動的に開く、なんて機能は聞いたことないから、これはようするに、わが社のわが部に、コピー機を使ってもふたを元に戻さないヒトがいる、ということなんですね。

いや、べつに犯人探しをしたいわけじゃないです。が、「なぜフタを閉めないか」は知りたい。もしかしたら、その人なりの「コピー機のフタは、実は閉めないほうがいい」みたいな理由があるのかもしれない。まあ、単なるものぐさかもしれないけれど。


■あと、書類をしまうキャビネットの扉が、きちんと閉じられてないこともよくあるんですねー。これもけっこう気になる。なのでこれも拙僧が、通りがかったすきにカチャカチャと、あの観音開きの金属の扉を閉めてまわってます。

ちゃんと閉まってないキャビネットを三つ見つけたとき、カチャ/カチャ/カチャと三連続でリズミカルに閉じたときは妙な達成感があるんですよね。(談)


■コピー機のフタを閉めない、とか、キャビネットの扉を閉めない、とか、そういった細かいことに対する態度が、それそのままその人の人生全体に対する注意深さを反映してるような気もするし、「そんな細かいことをいちいち気にしてると人生が停滞しちゃうよ」と云われたら、「そうかもしれない」という気になる準備もできている。

でも、いずれにせよ、フタは閉じてたほうがすっきりするなー、とは思います。そりゃ。


■コミティア 86/クラフトワークの別の外人


■日曜日は、お世話になってるHTC*画伯のご機嫌うかがいにコミティアという儀式に初めて行ってきました。自作のマンガや小説の本(おもに日本語)を、売り買い(おもに日本円で)するイベントです。


■そこで初対面の方に何人かお会いしたのですが、こういうとき、大人しくしすぎると印象に残らず覚えてもらえない人になってしまうし、話しかけすぎると「うっとうしいやつだなー」と思われる可能性があるし、このバランスの取り方がなかなか難しい。そんなもんかな。そんなもんだよな。みんなそこらへん、ちゃんと考え考えやってるんだよな。

あと、名刺代わりにgocoupのCDをお渡ししたりしたのですが、CDって、「聴かなきゃいけない」という心理的コストが発生するから、相手の負担になるかもなー、とも思った。

こういうときはむしろ、ブランクCD-Rをお渡ししたほうがいいのかもしれない。聴かなくてもいいし(というか、そもそも聴けない)、実用的だ。いつかはgocoupオリジナルデザインのブランクCD-Rを作ってみたいですね。(談)

──って、空のCD-Rを配ってたら、オンガクをやってるって分かってもらえない。初対面の人に配る用に、ダイジェスト盤みたいなCDも作ったほうがいいのかな。


■クラフトワークの最近のライブでは、フローリアンがステージに立たないと昨日知って、ちょっと驚いた。フローリアンの位置には、いまは別の外人が立ってるらしい。

たしかに、フローリアンは「もともとライブが嫌いだった」とか、「バンドの機材がノートパソコンのみになってから、なにをやってるのか分からない」とは云われてたけど、たんに顔を見せるだけ、っていうのもベテラン外タレの大事な仕事だと思います。クラフトワークに限らず、ベテラン外タレのチケット代の半分くらいは、「オリジナルメンバー拝み代」だとも思う。

しかし、ステージに立ってるだけでお金がもらえるなんていう、Mステの森田一義よりラクで割りのいい仕事もそうそうないな。なんだったら、おれが代わってもいいです。


■元を取ろうとしない


■中学のころの音楽の先生(50歳代・女性)がノッポさんに似てたのですが、それはさておき今日(11/15)は部屋の掃除をしよう、と思って片づけたのですが、ちょっとしかはかどらなかった。

本やコンパクトなディスクを捨てようとすると、「あ、これはブックオフに売った方がいいかな」とか「ヤフオクで売れるかも」とか「あと一回読んでから捨てよう」とか、そういうふうに思ってしまうんだけども、その「元を取ろうとする根性」から捨てないとだめだなーって思った。と以前も思った。といつも思ってる。ような気がする。

こんなことをいちいち思い煩いながら本やCDを分別して小銭を得るよりも、なにも考えずスパッと捨てた方が、(小銭よりも貴重な)体力と時間の節約にはなるな。


■以前、下の妹から高そうな梅干しをもらった。個包装されてます。

梅干し

これを今朝、コンビニのごはん(←炊飯器を持ってないので)に載せて食べました。うまい。

日の丸弁当


gocoupの新しいやつ、こつこつやっています。冬っぽい濃霧ドローン、になる予定です。


■SPA!/荒井清和/サントリーオールド


■『Yen SPA!』っていう、『SPA!』の増刊号みたいなのがあるじゃないですか。

あれにそそのかされてFXとかの投資に手を出して大失敗して損害を被ったサラリーマンが、『SPA!』本誌で「下流サラリーマンの悲惨な生活」みたいにネタにされるんだとしたら、よくできたビジネスモデル(?)だなー、とか、思ってあげてもよい。


■自分の顔写真を送信したら、荒井清和ふうの似顔絵に変換して返信してくれるWEBサービスというのが出てきたら、すごいっすね。


■きょう、帰りの電車が止まってしまい、池袋で時間をつぶすことになった。電車が再び動き出すまでけっこう時間があったので、この世に生を受けて初めて「PRONTO」に行った。ヒマつぶしにはなかなか悪くない品揃え&料金設定。

──なんだけど、拙僧の座った席は、完全に店員さんからは見えない席だったからなのか、飲み物や食べ物が出てくるのがかなり遅く、一品ごとに、ナパームデスだったら9曲は演奏できるくらいに待たされた。ピザはほとんど冷えていた。

頼んだサントリーオールドの水割りが、なっっっかなか出てこないので、店員さんを呼び留めて、「さっき頼んだやつ、(厨房に注文が)通ってないんなら、もう要りませんから」と云ったら、ものの80秒くらいで水割りが出てきた。やればできる子じゃないですか。


■こういう食べ方をしたのは人生で四度目くらい


その一

その二

その三

その四

写真とは関係ありませんが、gocoupの新作はコツコツ進めています。ノンビートの、ミニマルなドローンです。


■いつにも増して、ものすごく地味なエントリ


■昨日、仕事でたまたま銀座に行ってたのですが、その帰りに銀座で冬用ジャケットをようやく入手しました。

ダウンじゃなくて、風を防ぐ素材かなんかで作られてるジャケット。色とサイズがちょうどよかったので買った。

ダウンジャケットのほうが暖かいんだけど、いろいろ思うところありましてこの素材にしました。まあ真冬になったら、このジャケットの下にアウトドア用のフリースとかを着込めば防寒はできると思う。


■しかし、各セレクトショップがオリジナルで出してるダウンジャケットって、一番安い価格帯(とはいえ3万くらいはする)のものだと、なーんかこう、あまり丁寧に作られてない感じがする。

かと云って、ちゃんとしたダウンジャケットを買うとなると、安くとも7万だの8万だのという、それだったらもっと他のことにお金を遣えるなあ、と考え込んでしまう値段になるので、難しいです。


■来月、UNITにorbが来るのは知ってたんですが、raster-notonも来るんですね。公式サイトに書かれてなかったから知らなかった。水曜の夜か…。


■またダウンジャケット、他


■藝人の友人から電話。なんと、エンタの収録に呼ばれたらしい。すごい。

で、「なんかネタあったら教えて」とのこと。おれでいいんでしょうか…。

なお、「エンタより、レッドカーペットのほうが、楽屋の弁当が豪華だった」という機密情報を教えてもらいました。


■こないだ食したクリームチーズ。

ハム風味


■今月は、公私ともに雑用が多そうで──いや、おれより忙しいヒトなんかいくらでもいるわけだから、がんばる。


■今日は、昨日にひきつづき、ダウンジャケット(とも限らず、なんらかのアウター)を求めて渋谷をうろうろ。なんか、いまいち決められない。「ハズレを引きたくない症候群」というか。そこそこ良いのはあったけど、「そこそこ良いの」にお金を出すのはどうか。と思ったり。

なんというか、あまりに迷いすぎてて、なに買っても後悔しそうな気がする…。ささっと決めないとな、こういうのは。

むしろ、「後悔するくらいの買い物をしよう」、くらいの意気込みで行かないとだめだ。って、意気込もうとしてる時点でだめだ。

↑あれ、前もすごく似たようなことを書いた気がする。


gocoupの新しいやつ、コツコツやってます。ところで、アンビエントだけで食ってる人って地球上に何人くらいいるんだろう。と、たまに考えます。


■ダウンジャケット、他


■寒くなってきたので、ダウンジャケットを探しに原宿まで。ちなみに昨日は池袋で探してました。

店を4ヶほど回るも、表参道の歩道橋の上で、ゲイの外人カップル(両者とも30代後半くらい)がデジカメで自分たちの姿を撮ってるところを見かけたことくらいしか収穫はなし。

なんか、これ(ダウンジャケット探し)ってそんなに時間かけてやることでもないよなー、と唐突に思ったので、さっさと帰る。ビームスかなんかで、適当なのを買おう。


■あと、部屋を大幅に模様替えしたくなった。その前にモノをたくさん捨てないとなー。


■そうそう。昨日、スマステで、海外ドラマ特集ってのやってたんだけど、『カリフォルニア・ドリーム』は採りあげられてませんでした。残念。

土曜の夕方、教育テレビでやってたやつです。


■なんか、スケールが小さすぎるにもほどがある話ですが>スプーン


■昨日の夜、近所のコンヴィニエンスなストアーにてハーゲンダッツのアイスクリームを買いました。

家に帰ってさあ食べようとしたところ、コンヴィニ袋の中には、ハーゲンダッツ用のスプーンじゃなくて、ふつうのアイスクリーム用の、ふつうの木のヘラみたいなスプーンが入ってることに気づいたけど、強い子なので、泣かない。


■今朝、エテ公の出てくるアニメを見ていたら、全身黄色づくめというあまりまともな精神状態ではない人っぽい服装をした飼い主が、エテ公におつかいを頼むシーンがあったんですよ。

で、そのときのセリフが、うろ覚えなのですが「この10ドルでブルーベリー買ってきて」みたいな感じだったんですよ。

あのアニメ、てっきりパリが舞台だと思ってたのでちょっと驚きました。アメリカだったのか。

しかし、なんでパリだと思い込んでたんだろう。


■午前中は、gocoupの次回作の仕込み(師走にはできます。よろしくおねがいします)。

このあとは、風呂入ったりちょっと買い物に行ったり。


■97


■ええ。好きな素数は、97です。半蔵商店です。


■97ってさ、あまり思慮深くなく、落ち着きのないタイプの男が、

「は? これ素数? いや素数じゃないでしょこれ。割れるでしょこれ。1と97以外で」

とか云って、女の前でいいとこ見せようとして、19とか29とかで割ろうとしそうな、そういう雰囲気があるので、好きです。


──…なあ、あるか? そういう雰囲気… ( ;´д) ヒソ (´д`;) ヒソ (д`; ) ヒソ


チケットぴあのサイトの、トップページの検索バーは、Pコードで検索できないんだな。

Pコードで検索するためには、検索バーの隣にある、「条件指定検索」というところをクリックして、さらに画面を下へとスクロールしなければならない。ここまでしてようやく、われわれ平民がおそれ多くもPコードで検索させていただくことができるわけです。ありがたいことですね。


■矢島美容室のは、「♪納豆はとてもネバダ シャバダ ダバダ」のあとのサビ(※正しくは“サワリ”)に行くとき、転調すればもっとかっこよくなるんじゃないかなー、と思ってます。


■小室の件


■V2やtk-trapなどのユニットでおなじみの小室哲哉がアレストされましたが。

小室といえば、拙僧の先輩の知人が、都内のクラブにて、

gl○beの中学英語ラップ担当の外人が、殴られて店から追い出されるところ

を見かけたことがあるそうです。


──なんか嘘くさいなあ…(´д`;) (´д`;) (´д`;)


でも、なんか、噂話として流通させたくなる要素をちゃんと備えているエピソードではある。


■このごろジムでは、とんねるずのベスト盤『自歌自賛』('86)と、テレックスのリミックス盤『イズ リリース ア ユーモア?』('94)を聴きながら、走ったり、伸ばしたり、持ち上げたりしてます。我ながらどんな組み合わせだ、とは思います。

とんねるずの歌を聞くと、水曜日の夜なのに木曜日の夜の感じがしてくる。

# ちなみに、このころの木梨の声はかなり若いです。高校生みたい。


■個人的な適量は200g〜250g


■「ハンドルネームをそのまま本文中の一人称にしてるやつ」の書いたamazonレビューは参考にしません。半蔵商店です。


■ともあれ、全世界のカレー屋は、ライスの量を、グラムで、十進法で明確に表記すべきだと思う。「普通盛り(200g)」「大盛り(300g)」といった感じで。


■ライスの量を訊いて、「軽くよそった茶碗が二杯分ですね、ええ」っておっしゃられましても、ね、あなたの「軽くよそった」とわたしの「軽くよそった」はおそらく違うだろうし、お互いがイメージしている「茶碗」の大きさにもすでにバラつきが、あると思うんですよ。いかがでしょうか。


■おしゃれカフェでカレーライスを頼むと、プラカードを掲げてライス増量を訴えるデモ行進を行いたくなるほどライスが少ない場合もあるし、逆に、これ柔道やってる高校生とかじゃないと食いきれないよというくらいライスたっぷりのカレーを真顔で出してくる喫茶店もあるわけで、いずれの場合でも、ライスの量をメニューにはっきり書いておけば、多いにせよ少ないにせよ「想像している量と違った……('A`)」とがっかりすることは避けられるように思うのです。


■同様のことは、パスタ屋のパスタの量についても云えます。


■米大統領選を予想する/プリン480g


明日は、アメリカ県の大統領選挙ですね。

おれは、レーガンが当選すると思います。( `・ω・)b イエイ


──…なあ。いつにも増して、おまえは何を云っているんだ…… (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


だって、大統領はレーガン、総理大臣はナカソネ、ニュースキャスターは逸見さんと幸田シャーミン。それが自然の摂理というものでしょう。


──80年代中盤のことなのか? おまえの云う“自然の摂理”って……(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )

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あ、これは今日コンヴィニエンスなストアーで買ってきたプリンです。480グラムあります。大きいです。

兵藤ゆきの8cmCDシングル「ぼくとディジャヴ」と大きさを比較してみました。

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プリンの大きさが伝わりづらいので、携帯電話機と比較してみました。こうしてみると、なんかプリンにはちょっと見えない。

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カロリーのことは気にしないようにする。


■脳の記憶が消せるようになるようです。


こんな記事を見つけました。

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■「脳から特定の記憶を消去」に成功。[→WIRED VISION]

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おれの長年の夢だった、「福岡での学生生活の記憶を脳から抹消する」の実現にまた一歩近づきました! (゚∀゚)


──なんか、ネガティブだな、その夢……('A`;) ('A`;) ('A`;)


■画面左下の牛肉が、とくにうまかった。


今日の昼食です。

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今日のおやつです。

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今日の夕飯です。

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今日の夜食です。

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──なあ、とりあえず説明してくれ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

そう。今日は休日出勤だったんですが、それが「なんかの集まりでにて偉い先生方に弁当を配る」っていう仕事だったんですよ。そんなわけで、おれも昼食として弁当を一つもらったんだけど、「弁当がたくさん余ったから」ってことで三つもらって帰りました。

こうやって4テイク並べると、各テイクごとの微妙な違いがわかって面白いですね。

この弁当は一ヶ千円もするらしいです。豪華な弁当って、仕事の餅兵衛さん(※「モチベーション」の誤り)を高めるのに大事ですよね。できれば紙函入りのやつが望ましいです。


■デトロイトメタルシティ


■昨日は、『デトロイトメタルシティ』の映画を見に行ってきました。なぜなら、映画『デトロイトメタルシティ』を見に行こうと思ったからです。

『デトロイトメタルシティ』は一回も読んだことがないけど好きなマンガです。だって、渋谷系のおしゃれミュージシャンをめざしてデスメタルのバンドに入らされるって設定だけで、すでに面白いじゃないですか。

だから、読んだことはないのに好きなマンガだったんだけど、映画が出来たとき派手に宣伝をしてたので、映画は見に行きたくなったんだけど、混んでる映画館は嫌いなので、映画館が混まなくなる時期を待ってたのでした。それが昨日でした。文章が変なのは、これから出かけるからです。休日出勤なのです。

渋谷系かぶれのサブカル君をおちょくる要素もあって、よかった。

あ、そうそう。昨日は十一月一日だったので、「映画の日」とかいう謎のシステムが作動してたらしく、窓口で正規のチケット代1800円払う気満々だったのに窓口の人に「千円です」って云われた。800円得した気分。


■あと、ものすごく細かい点ですが、序盤の部室のシーンでチラッと映るローランドのシンセサイザーが、時代考証からすると少々新しすぎる機種だった、ような気がしました。間違ってたらすいません。が、これから休日出勤です。


■「25までにモノにならなかったら 田舎に帰る約束だったんだ」


サイトをリニューアルしたいです

■花沢さんは本文とは関係ありません。半蔵商店です。


■さて、このブログを以前からお読みの方にはおなじみ(?)の従妹の「リカ(仮名)」ですが、ついにこのたび、住んでる千葉から撤退→帰郷するはこびとなりました。というか帰郷してました。おれも知らなかった……。


■以前から書いてるように、リカは、ハヤシバラメグミ先生に憧れて、声優を目指して上京。それ系の専門学校を卒業したものの、なぜか

一日に、最高で18万かせぐセミパチプロ

になってしまう、という謎の人生を歩んでる女なのです。ま、トータルでは勝ってるのか負けてるかは謎のままなのですが(パチンコと並行して普通のバイトをやってたことから察するに、めちゃめちゃ勝ってたわけじゃないんだと思う)。


■ところが、この夏。お盆休みで実家に里帰りしていた際、リカが父親に

「いま住んでるアパートの契約更新が近いので、更新料をちょっと出して欲しい」

と、ねだったらしいんです。すると、リカ父は、

( #゚Д゚)「東京(※千葉ですが)で何をやってるかわからんお前に出す金などない!!!」

と、至極まっとうなリリックをドロップ→経済的援助の拒否を表明→同時に、千葉から帰ってくるよう指令したそうです。そりゃそうだ。

しかしリカ父も、怒るタイミングが遅すぎると思った。リカは今年で25です…。


■とまあ、このようにしてリカの七年間にわたる東京生活は、連載打ち切りとなったのでした。

例によって、スチャダラパーの歌詞「25までにモノにならなかったら 田舎に帰る約束だったんだ」を思い出した。


■というわけでリカは、この秋から郷里に帰って、資格をとるため専門学校に通うそうです。めでたしめでたし──となるといいんですけど。

なお、リカはもうパチンコからは足を洗ったそうです。


─────────

【あわせて読みたくない、この他のリカに関するエントリ】

100人の舎弟を持つ男と付き合ってた、とかなんとかの件。→前篇 後篇

・刃物を持ち出されたとかなんとか、の件。→前篇 後篇

・セミパチプロとしての黄金時代→前篇 中篇 後篇

中学教師一家に、なぜか家族ぐるみで貢がされてる件。


■花沢/岡村/田中


シャワー

■このブログをいろいろとリニューアルしたい、のですが、なかなか…。

なんというか、「いろいろいじってみて、やっぱり元に戻そうとしたけど元に戻せなくなる」という状態になってしまうのがちょっと怖い&面倒なのです。まあ、そうならないように気をつければいいだけの話なんですけども。

花沢さん占いも、ちょっと種類を増やしたいなーと思ってます。


■さて。今日は新宿で、イトコのS君のライブでした。

相変わらず、平成20年なのに「ギンギンの」という言葉が似合う、ギンギンのハードロックでした。こう、片足をモニタースピーカーの上に乗せながら、マイクをスタンドごと傾けて口もとに寄せて唄う感じの。

しかし、なんでバンドって人力で演奏するんだろうなあ。あらかじめシーケンサーとかに打ち込んでおけばいいのに。

──だから、おまえは何を云っているんだ。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

S君のいまのバンドは、S君いわく「人生で最高のメンツ」だそうで、このバンドがうまく行かなかったら、S君はもう田舎に帰るそうです。頑張ってほしいです。いや、頑張るだけじゃなくて、売れてほしいです。


■ところで、昨日のエントリのレコードについて少々。

これは岡村靖幸の「ハレンチ」という曲のプロモ用12インチで、B面に田中フミヤがリミックスした「ハレンチ」が含まれてます。が、この田中フミヤミックスはどうもCD化されてないらしく、このレコードでしか聴けないようです。くわしくはこちらのサイト様に書いてありました。

当時('96年)の田中フミヤは、DJとしてもリミキサーとしてもすでに多忙を極めていたはずで、そんな売れっ子の仕事をわざわざプロモ盤の12インチのB面にだけ持ってきて、8cmCDシングルにもアルバムにも収録しないなんて、贅沢っすね。

(しかし、こちらのサイトによると、この曲から岡村靖幸の声を除いたトラックが“とれま”から出てるとか?)

そして、拙僧の部屋にはレコードプレイヤーがないため、せっかく買っても聴けない件。


■手に入れました


直径30センチの塩化ヴィニール

文字

拙僧のように修行を積むと、このような塩化ビニール盤を手に入れることも可能になります。


■六一〇ハップの季節


六一〇ハップ一

■六一〇ハップを買いました。このごろは諸般の事情で、店頭では手に入りにくいみたいなんだけど、メーカーに直接注文したら送ってくれました。

実際問題、これがないと冬が越せない…。と、思い込んでるくらいに重宝してます。

六一〇ハップ二 六一〇ハップ三

あ、あと、独・クナイプ社の「ワコルダー」のバスソルト(風呂に入れるとたちまちサロンパスの匂いに包まれるという、サロンパスマニアには堪えられない一品。おれは別にマニアじゃないですが)も、いつの間にか販売再開してましたね


■先週のおにぎり/(悪い意味で)年末ムードの人


■半蔵商店は、半蔵商店の提供でお送りします。半蔵商店です。

では、先週食べたおにぎりを、紹介します。

──なあ、誰の需要に応えてるんだ? この企画は……。ヒソ ( ;´д) ヒソ (´д`;) ヒソ (д`; ) ワカラン…


1026_oni1.jpg 十月二十日(月)

1026_oni2.jpg 十月二十一日(火)

1026_oni3.jpg 十月二十二日(水)

1026_oni4.jpg 十月二十三日(木)

1026_oni5.jpg 十月二十四日(金)


■水曜日のは、写真を撮り忘れたので包装フィルムだけですが、高菜明太おにぎり、とか、そういうのだったと思う。

ええ、最近は白いごはんだけのよりも、いろいろまぜてある雑穀米のおにぎりが好きですね。(談)

↑とブログに書くと、なぜか白いごはんが続いてしまうのがブログの法則。


■しかし、早くも「年末ムード」を漂わせるやつが現れましたね。いや、「年末の仕事の計画を立てる」とか「年末のバカンスの予定について語る」とかそういう健康的な方向性の人々じゃなくて、「そろそろ年末だから、通常運転じゃなくて省電力モードでいいよね?」と、さっそく消化試合こなしモードに入ってるというか、今年をあきらめてるわりには2009年にあてのない漠然とした、虫のいい期待を抱いてるというかなんというか……そんなんだから毎年おまえはダメなんだよ!とは云いませんが、まあ、だいたいそんな感じです。

↑と、自分に言い聞かせてる部分ももちろん多々あります。


■なぜ誰も気づかなかったのか


■うちのポストに入ってた、スポーツジムのチラシです。左上に注目してください。

チラシ

よく見ると……。

よく見ると…

…………。

…………「1st」だよな………('A`)

なぜ誰も気づかなかったんだろう………('A`)

他人事ながら、つらい……('A`)


■ついでに検索して見つけたページ。指輪の側面の写真(画面中ほど)を見てみてください。「誇らしくレイアウト」……。('A`)


■“矢島美容室”が、「うたばん」に出てたので見てました。木梨は「みなさん」よりイキイキしてました。

とんねるず名義でないとはいえ、石橋と木梨が揃って木曜の夜のTBSに出てるのが、昔(「みなさん」以前)っぽくていい。あと、とんねるずが唄ってるCDが発売されるというのも、昔('90年代前半)っぽくていい。

これ書いてて思い出したのですが、昔、ベストテンで歌ってる最中の南野陽子を石橋が待ち伏せておどかすシーンあったなあ。あえてYouTubeで検索はしない。

ところでDJ OZMAの中の人は、もうキシダンというフォーマットには未練はないのでしょうか。


■まっとうな接客って、SEO対策より大事だと思うんですよね。(談)


■このごろ、「吉祥寺 おすすめ カフェ」「吉祥寺 カフェ おすすめ」でぐぐるとわりと上のほうに表示される半蔵商店です。

この店の宣伝になっちゃってるかもしれないなあ。全国のいろんな企業が、どうやったら検索エンジンで自社が上位に表示されるかで悩んでるというのに。ほんと親切だよな、半蔵商店って。


■そう。そろそろ選挙が近いので、有権者の皆さんに庶民派であることをアピールするべく、今日の夕食は「すき家」に行ってきたんですよ。

そしたら、「お好み豚玉丼」というアヴァンギャルド&エクスペリメンタルなメニューがあったので注文してみた。ふつうの豚丼に、キャベツが乗っかり、ソースとマヨネーズがかけられ、カツオブシと青のりの小袋と、生卵が添えられている。

なかなか美味しかったです。が、生卵を丼にトッピングするタイミングを逃してしまったので、生卵は味噌汁に投入して飲んだ。

次回は、生卵をちゃんとトッピングしてから、食したいと思います。


■貼るやつ


■今日はびっくりするぐらい何も起きない一日でした。せいぜい、社食の定食のおかずが、当初予定していたチキンソテーからヒレカツに変更になってたくらいで、その他は何もなかった。誰かに何かを試されてるのか?ってくらい。

何もなさ過ぎて、逆に会社から帰りたくなかった。なんか物足りなく思えたから。だと思う。

でも、こうやって穏やかに日々を過ごせるのも、ありがたいことかもしれないですね。


■そうそう。先週は火曜から金曜まで手ぶら通勤してました。

火曜の朝はカバンを持って会社に行き、火曜の夕方から金曜の朝まで手ぶら通勤。そして、金曜の夕方にカバンを持って帰る。

──という予定だったんですが、金曜の夕方に

「別に、カバンを持って帰る必要はないよね」

と思ったので、けっきょくは金曜も手ぶらで帰ってきました。そして今日も、行きも帰りも手ぶら。電車の中で読む本を持ってるので、厳密には手ぶらじゃないんだけど、まあカバンは持ってない。


■今日はこんな感じです。地味ですいません。あ、使い捨てカイロ買った。10枚入りを3パック。貼るやつ。


■エアコンディションド


取り付け中

取り付け完了

■うちのアパートの部屋に取り付けられているエアコンは、幕末ごろに作られためちゃくちゃ古い機種なので、暖房をつけても音しか出てこない、部屋は暖まらない、という著しくファッキングな状態になってました。だいぶ前から。

そんなわけで、こんなエアーコンディショナーはエアーコンディショナーとは呼べない、即刻修理せよ、と大家に日本語で頼んだ。数日後、このエアコンの修理用部品というのがもうないらしく、つきましてはエアコンを丸ごと取り替えることになる、と云われた。


■ので、今日はエアコンを付け替えてもらいました。電気工事の人がおれの部屋にやってきて、インダストリアルな音を響かせながらエアコンを交換してる間ずっと、おれはヘッドフォンしながらノートパソコンでアンビエントっぽいのを作ってました。


■で、新しいエアコンの暖房をちょっと試してみた。ちゃんと暖かい空気が出る。いいと思う。寒くないというのはいいことです。


■昼は、思うところあって久しぶりにマクドナルド、ネイティブっぽく云うとミクダーナルで食べてきました。テリヤキバーガー+ポテト+飲み物のセットが590円。

これらの物質が590円というのは、ある意味、贅沢品だと思った…。


■イトコ会 無事終了


レシート

「S’君を説得する会」になるかと思われた昨晩のイトコ会ですが、無事終了しました。

お互いの近況報告や、S君のバイト先の店に定期的にやって来るアントキのなんとかの態度が悪い件、などを話しつつ3時間弱。


■ここ最近のおにぎり


おにぎり 十月十日(金)

おにぎり1014 十月十四日(火)

おにぎり1015 十月十五日(水)

おにぎり1017 十月十七日(金)

ここ数週間はずっと、朝食は会社の近くのam/pmのおにぎり一ヶです。一枚目の写真の「さつまいもと栗のおにぎり」が美味しいんだけど、いつのまにか取り扱わなくなっていた。他のam/pmにはあるのかな。

基本的には「具たっぷり豆ひじきごはん」みたいな淡白なのが好きなんだけど、あえて脂っこい具のもの(ツナマヨ等)を摂取し、食後のコーヒーを美味しくする、といった高度なスキルも発揮しています。

とか、そういうことばかり考えてます。おれは。


■ところで、Shu-Thang Grafixと、ものすごく芸風が重なって見えるイラストレーターを見た。別名義かとも思ったけど、調べてみたところ違う人みたいだ。


■東急半蔵クオバディス


■『なぜ編集者は香山リカを使いたがるのか』

という題名の新書があったら、ぜひ本屋で手にとって、数秒ほどパラパラめくって再び棚に戻したいです。半蔵商店です。


■渋谷の東急ハンズは、一階がカバン売り場になっている。

ふつう、カバンなんて年に何個も買わないじゃないですか。カバンよりも、文房具のように頻繁に購入する可能性が高い物を一階に持ってきたほうが便利ではないだろうか、と、よく思います。

なにせ、渋谷のハンズの文房具売り場は五階にあるし、エスカレーターはないし、エレベーターは二基しかないうえに半年くらい待たないとやって来ないし、ぶつぶつ…。

とはいえ、これらはすべて客の都合であって、お店にしてみればフロア単価がどうのこうのとか、人の流れが云々とか、またいろいろ別の都合があるんだと思う。

でも、ちょっとした買い物のためにわざわざ五階まで上るのはあきらかに不経済だな。まあ、東急ハンズに埋め込まれるように存在している、坂の途中の文具屋を利用すればいいだけのことかもしれないけれども。

ちなみに今日は渋谷ハンズで、メモ帖を二冊とボールペン一本とクッション封筒(CDを送るときなどに使う)を買ってきた。ここでしか買えない物、というわけでもないのですが。


■「Quo Vadis」という手帖が、ハンズの手帖売り場で売られてた。

あの手帖のフォントというか文字の並びは確実に美しくない、と思う(「Business Prestige」「Executive Note」などの、セリフ系のフォントを使っているシリーズはさておき)。

で、この手帖が、どんと積まれて大々的に売られてるんですよ。みんなこれ使ってるんですか?

もしかして、手帖の活字がどうのこうの気にする人って、そんなに多くないのかもしれない。


■しかし、日本のメーカーが日本で作って日本で売ってるのに、曜日や月名をわざわざ英・仏・独・伊の四ヶ国語で印刷してる手帖ってなんなんだろうな。西洋コンプレックスをそんな妙な形で解消するスペースがあるなら、そのぶんメモ用の空白を増やした方がいいのではないか、と考えてしまいます。


■スキゾマニアック vol.2の動画、ほか


スキゾマニアック vol 2

■10月11日に代々木で開催された、日本最大の屋内レイヴ『スキゾマニアック Vol.2』の動画を撮影しておいたので、Chad Hurley氏とSteve Chen氏が創業した動画共有サイトにアップしました。主催者イイヤン氏の許可は得てます。

動画は全部で6ヶあります。午前4時〜5時という、空気がいちばん濃密になる時間帯の映像です。

その1】フロア化するステージ。
その2】謎の展開を見せるステージ。
その3】機材のトラブルで音楽が止まる。
その4】〆の一曲。
その5】感動のエンディング。
その6】感動のエンディング中に靴が。

'90年代の東京テクノシーンをリードするテクノユニット「パーティションズ」(このイベントを企画した)の活動からは、これからも目が離せません。


■本日、品切れだったgocoupのCDをamazonに納品しました。今週中には、amazonの画面に反映されると思います。よろしくお願いします。


■イトコ同士で集まる飲み会、が今週の土曜にあるんですが、日付自体は二ヶ月も前から決まってたのに、今日の今日まで肝心の幹事が誰かすら決まってませんでした。

なので、年長者であるおれが、とりあえずS君に幹事をお願いすることに。

ということで今日は、飲み会の場所や時間、店のジャンルなどについて、S君と電話で話し合ってました。

そのときS君が発した謎の一言

「おれの彼女も連れてきていい?」( ・∀・`)

あのなあ、これはイトコ同士の会なんだから、彼女なんか連れてきたら、こっちも気を遣うし、彼女さんのほうだって居づらいだろう……。なんで気を利かさないかな。

ちなみにS君は、親戚の集まりにも彼女(もちろん何の関係もない)を連れてきてその場に微妙な空気を作り出す、という不可思議な行動を平気でとる男で、えー、いろいろ謎です。


■吉祥寺おすすめカフェ案内


吉祥寺おすすめカフェ案内

見つけた! 吉祥寺の、隠れ家カフェ。

日曜の昼下がり。なんとなく一人で吉祥寺をプラプラ。心をほっこり包んでくれる、優しくて甘い飲み物がほしい──。ふと、そう思ったときに発見しちゃったお店が、ここ、「喫茶 夕”‐千τ」。かわいいと云えないこともない看板が目に留まって、誘われるように階段をのぼってビルの二階へ。

同じビルの同じフロアにある別の店が、この「夕”‐千τ」の手前に業務用のタオルをどっさり干しており、これは衛生的にどうなのだろうという疑問が沸き起こってきたけど、まあそれは他のお店のしたことだからさておき、「夕”‐千τ」の入り口に立つと────とても素敵な空間が広がっていました。


手作りな店内と、個性的な店員さん

お店の中は、ズラリと本が並んでおり、なんというか商店街の古本屋の雰囲気。そして、ギターやらウクレレやらが置いてあり、かと思うと妙に昭和っぽいものが置いてあったり……。この妙にゴチャゴチャした落ち着かない感じは、友達の家っぽくもある。ぶっちゃけあんまり掃除が行き届いてない感じがしたけど、そこもまた友達の家っぽくて、リラックスできそう。

前日、FXで850万円の損失でも出したかのようにメチャクチャ愛想の悪い店員の女性が、なんらモノを云わず、ムッとした顔でヌッとメニューを差し出してくれました。この、普通のお店では到底マネできないようなオリジナリティあふれる接客も、さすが隠れ家カフェ。

メニューをパラパラめくって、黒糖ラテをいただくことに。店員さんに黒糖ラテをお願いすると、ボソッと

「お待ちください」

とだけ云って、丁寧でない手つきでメニューをグッとわたしの手から持ち去っていきました。このフレンドリーな感じも、吉祥寺ならでは。

イメージ写真1 イメージ写真2

ゆるりと流れる、とくべつな時間。

その直後、常連さんと思しき男性三人組が店内にやってきました。店員さんは、常連さんとは二言三言なにやら親しげに言葉を交わしてました。常連にならないと、人類扱いしてもらえないみたい。こんな素敵なお店の常連さんになれるといいな。顔を覚えてもらうまで、がんばって通わなきゃ。

数分後、クラフトワークのロボットよりもさらに機械的な表情のさきほどの店員さんが黒糖ラテを運んできたので、さっそくいただくことに。たしかに美味しくって感激! 泡もモコモコしてて、甘すぎなくて上品なやさしい味、なのでした。

ステキな笑顔のお店です。

ほんとは他のデザートも試したかったんだけど、これ以上、このサブカルっぽいメガネの店員さんの手をわずらわせるとどんな目に遭遇するかわからないので、そろそろ撤収することに。

お会計のとき、超無愛想な店員さんがほんのちょっと、そう、ほんのちょっとだけ微笑んでくれました。まさに100万ドルの笑顔、いえ、4カペイカの笑顔(カペイカはロシアの補助通貨。100カペイカ=1ルーブル)! おそらくはこの店員さんの一生でいちばんのベストスマイルです!!! その素敵な笑顔をいつまでも忘れずにいて!!!

で、この店を出て、大量のタオルを横目にビルを脱出した後、精神的に口直しするために、別のカフェを2軒ハシゴした。おわり。

information
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・喫茶 夕”‐千τ
・武蔵野市吉祥寺本町x-xx-xx 2F
・0422-xx-xxxx
・もう一生行かない
・11:00〜23:00
・火曜定休
(↑と書こうとして変換したら、パソコンが、「通う低級」という、なんらかの示唆に満ち溢れた文字列を表示した)
--------------------------------


※写真はイメージです。本文中のお店とは一切関係ありません。


■スキゾマニアック2


■そう。土曜の晩は、イベント「スキゾマニアック」に行ってきました。なぜなら、おれは主催者のイイヤンを愛しているから。そして、イイヤンもおれを愛しているから。

──それは違うと思います。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

そうですか。しかし、テクノのイベントは久しぶりだったんですが、楽しかったです。

展開が、安易な予定調和に陥らないんですよ。とくに終盤。あと、全体的に居心地よかった(抽象的な云い方ですいません…)。


■それとやっぱり、イベントってのはオーガナイザーの人柄が大事だなと、改めて思いました。イイヤン君は、おれが持ってない物をいろいろ持ってるなあ。と。

次回はパーティションズ(イイヤン君のバンド)のライブも見たいですね。ライブも楽しいので。

しかし、このバンドにメジャーデビューの話を持ちかけないレコード会社各社は見通しが甘いといわざるを得ない。またひとつ、日本の音楽産業の問題点が浮き彫りとなった。

──なんだ、このまとめ方は。 (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■手ぶら通勤を試すの巻


サリナバーチータ、サリナバーチータ。


■といった意味も含めまして、以前からちょっと気になってた「手ぶら通勤」を試してみました。

木曜の夕方、カバンを会社に置いてから手ぶらで部屋まで帰り、金曜の朝は手ぶらで出社したのです(ちなみに、金曜の夕方はいままでどおりカバンを持って帰った)。


■木曜の夕方は、財布、ケータイ、デジカメ、定期券(pasmo)、小さいメモ帖とペン、をフトコロに入れ、てくてくと手ぶらで帰ったのですが、たしかに快適でした。なんか、もう、すいません、ほんと、いえ、そんな、と下手に出てしまいそうなくらい快適でした。っていう書き方はちょっと大げさですが、快適でした。

なぜ快適かというと、【1】重くないから(当たり前だ)、【2】両手が空いてるから(当たり前だ)、という点が挙げられるかと思います(当たり前だ)。

あと、【3】としまして、カバンの位置に気を遣わなくていいので気がラク、ということもあるかもしれない。というのも、混雑した駅や電車の中では、「他人様の邪魔にならないようにカバンの持ち方や置き方を微調整すること」にけっこう脳のCPU使用率をとられてるように思うからです。

それから、手ぶら通勤だったら雨の日はかなりラクでいいなーと思った。傘さすだけだから。


■で、手ぶらで困ったこと、というのは、今回はなかったです。手ぶら通勤を続けていくうちに手ぶらのデメリットにいろいろと気づいてくものだとは思いますが、今回のところは感じませんでした。


■朝、たまに感じる、

「あー、会社行くのめんどくせー」('A`)

という気分の三割くらいはカバンの重さが原因ではないか、とは前々から思ってまして。

で、それが正解かどうかはわかりませんが、金曜の夕方にいままでどおりカバンを持って帰ろうとしたところ、

「はぁ、これ持って帰るのめんどくせえ……」('A`)

という気分にちょっとなったのは事実です。


■キッチンタイマーを買わなかった件


■店で、ちょいとおしゃれなキッチンタイマーを見つけました。1500円くらい。

たとえば6分後にアラームを鳴らしたいときは、真顔でボタンを押して「6分」と設定すれば、6分後にアラームが鳴る、という便利な物体。二十世紀の科学の進歩には驚くばかりです。

「これがあれば、スパゲティおよびスパゲティに類するものを茹でるときに便利だな!」と思って、このキッチンタイマーを買おうとした、のですが、


「これ、もしかしてパソコンのフリーソフトで似たようなものがあるのでは?」


と、ふと思ったので、キッチンタイマーを買わずに店を出て、公共の輸送機関を利用して家に帰り、ネットで調べたところ、ありました、シンプルキッチンタイマー

これは、スパゲティおよびスパゲティに類するものを茹でるとき便利だと思ったので、良いと思う。あと、カップラーメンを作るときとか。


■しかし、フリーソフトを使うことを思いついたのはファインプレーでした。1500円儲かったような気分です。

まあ、実際のキッチンタイマーと違って、パソコンが点いてる時じゃないと使えない、というのが難点といえば難点ですが、それはしょうがない。あんまりあれこれ欲張るのはね、美しくないと思うから。


■近況


gocoupの新しいのを、先月下旬より作り始めています。

数曲のミニマルな電子音ドローンが30分ぶん、という構成になると思います。29分が一曲と、1分が一曲でもいいな。

十二月には完成するのではないか、と云われています。

それまでは、発売中のgocoup作品を聴いてお待ちくださいね。どれか一枚、ということでしたら、「少年タルホと水銀ウサギ」が、秋の夜長にはおすすめです。


■イトコの会が近いのに、まだお店を決めていない……('A`)


■粉チーズ


土曜日の散歩中に、麻布の外人向けスーパーで粉チーズを買ってきたんですよ。でかいです。453グラム入りです。1ポンドです。1パウンドです。ちなみに、よくファミレスとかに置いてある普通のサイズのが80グラムです。

粉チーズ

小室哲哉の1992年のシングル「Magic」と比較してみると、その大きさをより把握しやすくなると思います。

粉チーズと小室哲哉「Magic」

■そう。有名な話ですが、いえぜんぜん有名な話じゃありませんが、粉チーズといえば、拙僧が就職して初めての給料をもらった翌朝、コンビニで粉チーズ(普通サイズのやつです)とナポリタンを買ってきて、

粉 チ ー ズ を ま る ま る 一 本 ナ ポ リ タ ン に か け て

食したことがあります。あ、ナポリタンじゃなくてミートソースだったかもしれない。


■それはさておき、今日の夜、ジムに行くつもりがうたた寝してしまった…。


■棚が来ました


棚

■一部報道にありますように、今朝、注文した棚が届きました。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー


■さっそくコンパクトなディスクを並べました。

えー、写真にはわざと写しませんでしたが、実際は「棚には並べないことにしたCDの山」が棚の前にドッカリとできております。これは売ったり捨てたりしないといけない。先は長い。

あとはこういう仕切り板を買って、棚のCDをジャンルごとに分類していきたいですね。(談)

そう、仕切り板のジャンル名や並べ方も自分で決められるのがうれしいです(当たり前だけど…)。CDをABC順じゃなくて、買った年度順に並べると面白いかもしれない(←こういうときの「面白い」って、具体的にはどういうことなんだろう)。


キングオブコント見ました。

番組の最後、バッファロー吾郎が優勝したとき、「紙吹雪」「紙テープ」「スモーク」「優勝者の背後に並ぶファイナリストたち」などといった「番組終わりますよ」性の高い演出がなかったので、なーんか地味ーな終わり方に感じられた。終わり方が地味だと、番組全体、企画全体が地味なものに感じられる。M-1みたいにもっと派手に終わらせた方が……って、なに偉そうに云ってんだおれは。


■ちょっと歩いてきます


■今日は土曜昼散歩の日です。散歩してきます。ケータイは置いてきます。


■ええ、さいきん休日に一人で出かけるときは、携帯電話を部屋に置いていくことが多いです。

ケータイを持たずに外を歩いてると、ケータイをしたり顔でプチプチいじってる街の人々が、おもちゃのキカイを夢中でいじっているお猿さんに見えてきて微笑ましいですよ。

あ、ボクももちろん日ごろはケータイのお世話になってるんですけどネ! ☆彡

(と、いらぬ反感を買わないための予防線はいちおう張っておく。)


■では、出かけてきます。いま朝七時です。ふだん仕事に行く時間より早い…。この熱心さを仕事にも活かしたほうがいいと思うんですよね。

──なんで他人事みたいに……(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )


■海外CMのDVDを買い揃えた件


海外CMのDVD


■ロックスターとしての財力にものを云わせて、海外CMのDVDをまとめて買いました。といっても、一部中古ですけども。


■そう、拙僧にとって、秋は海外CMの季節なんですよ。なぜかと申しますと、こういう儀式があったり、この雑誌が海外広告の特集を組んだりするから。

なので、秋の週末は、カリントウかなんかをつまみながらこのDVDを一枚一枚観てく予定。

海外CMおもしろいっすよー、下手な映画とかドラマとかよりも断然(って、おもしろいCMだけを選んでDVDにまとめてるわけですが)。

あと、CMだから一本が30秒くらいで終わる、というのもいい。映画って、平気で90分だの2時間だのかかるんだよな。こちとら忙しいんだから、がんばって30秒にまとめろっつーの。短くなれ! 映画!


──おまえは何を云っているんだ…… (゚д゚; )(゚д゚; )(゚д゚; )


■カバンを買わなかった件


■インターネットなんていう面倒くさいものが発明されたおかげで、こんなブログを毎日書かなくちゃならない。( ´・ω・)ンモー

──いや、別に誰も書けとは云ってないんですけど……(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )


■ええ、手ぶら通勤に興味があります。同期のS君が手ぶら通勤なんですよ。身軽そうでいいなあ、と思ったので。


■しかし拙僧の毎日の荷物は、「普通のカバンは要らないが、完全な手ぶらはちょっとムリ」という半端な荷物量なのです。ノート2冊と手帖と筆箱と、あとちょっと、ぐらいの。

そこで、小型のショルダーバッグでも買おう、と思いたちました。いわゆるミニショルダー。これなら毎日の荷物が運べるし、肩から掛けるので両手が使えて電車の中で本も読むときもラクです。


■で、渋谷のとあるカバン屋に行き、店員のお兄さん(おれより若いとは思うんだけど)に、これこれこういう理由でミニショルダーを所望していると伝えました。

そしたら、その店員さんは、

「お勤めの方は、ミニショルダーは……
………………………………………………
………………………………………………
………………………やめたほうが………」

と答えてくだすったので、何も買わずに手ぶらで店を出ました。


■でも、まだミニショルダー通勤をちょっとあきらめきれない自分がいます。ひょっとすると買うかも。

(と、ブログに書くと買わずじまいになる法則。)


■鍋を買ってた件


前回のエントリのつづき。昨日、イトコのS君から聞いた話。


■S君(兄)とS’君(弟)は兄弟でバンドをやってたのですが、ある日、S’君は「ギターの先生」と呼んでる年上の人にマルチに誘われてしまったそうです。そして、あろうことかマルチを始めてしまったそうです。

(ノ∀`) アチャー


■で、S君とS’君は同じアパートに住んでたのですが、これまでならロックのCDが聞こえてきたはずのS’君の部屋から、

マルチのセミナーを録音したテープ

が流れてくるようになったそうです。

(ノ∀`) アチャー


■で、S’君は自分のバンドのメンバーや、周囲のバンド仲間を勧誘するようになってしまったため、音楽どころじゃなくなってしまい、兄弟ゲンカの末にバンドは解散したそうです。合掌。

(ちなみに、昨日のS君のライブは、S’君抜きでの新バンドでした。)


■で、最近のS’君は、「一生大事にする」といって買ったかなり高価なギターを売っ払って

ステンレス鍋セットを買ったりしてるそうです。

(ノ∀`) アチャー

(ノ∀`)ノ∀`)ノ∀`)ジェットストリームアチャー


■いやー、S’君もそろそろ目が覚めてるころかなー、と思ってたのですが……。


■ところで来月、九州在住の別のイトコが数日間ほど用事で東京に来るらしいので、イトコみんなで集まろうの会が開催されそうなのですが、「みんなでS’君を説得する会」になってしまうかもしれない……。まあいいけど。


■スポンジを買った件


スポンジ。

前回のエントリは文字ばっかりで長かったので、今回は手短に、最近買ったスポンジを紹介します。

ですからスポンジです。

こんな顔してますが、頭(?)の部分に指先の力を込めやすく、しっかり皿やコップを洗えます。いいと思う。

あと今日(9/29)、従弟のS君のバンドのライブに行ってきました。S君の話によると、弟のS’君は、まだマルチにはまってるらしい…。よくないと思う。


■棚を買う件


■きょう新宿で、この棚を注文してきました。

ほんとは先週のうちに上記リンクからネットで発注する予定だったんだけど、なぜだか延ばし延ばしに注文しそびれてたんですよ。

で、きょう、たまたま新宿のディスクユニオンに行ったら、たまたまこの棚が何とかセールと称して2000円引きで売られてた。画期的なタイミングの良さ。これはもう、2000円得したと云っても過言ではない。

大事ですよね、日ごろの行いって。


■この棚にはコンパクトなディスクが300枚入ります。で、今後は「持ってるCD」はこの棚の300枚に留めることにして、新しいCDを一枚買ってきたら古いCDを一枚この棚から追い出す、というふうにしたい。

なんというか、自分の手持ちのライブラリというかアーカイブには、あるていど流動性を持たせたいのね。例によって語尾がまたファミ通編集者っぽくなってますが。


■そう、音楽の興味なんてころころ変わるじゃん、それを認めろ、と自分自身に言い聞かせたいんですよ。

たとえば、一年前まで興味のあったバンドに興味を失ってる自分、に、気づくことがあるんですけど、そのときどういうわけか「いやいやいや、まだ興味を失ってることにしたくない」とか思ってしまうんですよ、なにかを取り繕うように。

でも、そういうのって、まだ聴いてない音楽(新しい音楽とは限らんよ)との出会いを妨げてるなあ、と思うようになった。


■あと、三年前に買ってリッピングしたはいいがiTunesで二回も聴いてないCD、とか、そもそも買った瞬間に飽きてリッピングすらしてないCD、を後生大事にとっとく義理も義務もないっすよね。


■それと、人生の一時期にしか聴かない種類の音楽というのも確実にあって、こんな種類のCDを取っといてもこの先なんにも起こらないよね、と思う。

ただ、CDに限らず、ものというものは長らく部屋に置いてると、「自分にとって大事な捨てられないもの」と錯覚しがちだ。

「大事なもの」と「大事と思い込んでるだけのもの」の区別を、はっきりさせときたいんですよ、CDに限らず。


■──とか、前も書いたようなことをだらだら書きましたが、ようするに部屋は片付いてる方がいい、ということです。


■で、前述の棚から追い出されたCDは、とりあえず「二軍CD」としてダンボールに詰めておく予定。で、二軍ダンボールにも入りきらないCDは、とっとと処分する予定。


■(´;ω;`)


友人とこの店で待ち合わせの約束をしてたのに、なぜかまだ午後六時半だというのにお店は後片付けの最中だった。今日は早じまいの日なのだろうか。


──という妙な夢を見たので、妙に気になって、起きてすぐパソコンを点けて、gooでブロッグ検索をすると、


[→リンクその一]

[→リンクその二]


■ゾロ目


audacityという波形編集ソフトで、サウンドファイルのある一部分にカーソルを合わせてグッと引っ張って範囲指定したところ(説明が分かりづらかったらすいません)、

ゾロ目

たまたまカーソルの左端が、2:22.222222というゾロ目になってたのでちょっとびっくりしたんですが、今夜も昨日にひきつづきプチ宿題です。いかんなー仕事持ち帰っちゃ。


■プチ宿題


今晩は、誰に云われるでもなく自発的に仕事のプチ宿題。の日。

できる人は家に仕事を持ち込んだりなんかしないんだけどなー、と考えるも、そういえば拙僧は「できる人」ではありませんでした。忘れてた。いや、うっかり。これはこれは。



ヤフオクに、とある雑誌のバックナンバーが年度ごとに揃いで出てたんだけど、今月は他にけっこう買い物してるんで、見送り。

といっても、そのバックナンバーの束は四千円とか五千円とかで、たいして高いわけじゃないんだけど、ほら、そういうちょっとした油断が身の破滅を招くから。気を引き締めないと。もうすぐ'90年代ですから。


■枕を買ってきました。


枕買いましたよ。

枕をね、買ってきたんですよ。なぜなら、枕を買ってこようと思ったから。

というのも、いま使ってる枕というのが、上京したてのころに成増の無印良品で買ってきたやつで、なんと五年半もの。とっくにヘタヘタにへたっており、二つに折らないと適切な高さが得られないし、枕カバーもボロボロ、とまさに世紀末。

なので、昼下がりの池袋の無印良品で、枕と枕カバーを、日本銀行券と物々交換してきました。

新しい枕のカバーって、旅館っぽくていいですね。ほんとは、以前使ってたのと同じタオル地の枕カバーが欲しかったんだけど、お店には置いてなかった。もしかしたらもう製造してないかもしれない。五年半前の商品だから仕方ないけど、愛好家が少ないんですかね、タオル地枕カバー。


低反発枕ってのもあったけど高かった。 枕

■夕方、紙袋に2kg強の古本を詰めて、古本屋へ持っていき、買い取ってもらうことにした。店内の本を立ち読みしながら、査定が終わるまで待つこと数分。さて気になる肝心の買い取り額ですが、


「400円ですね」


って云われた。日本語で。

数秒ほど迷ったけど、やっぱり売らないことにする。2kg強を持って、また家まで帰りました。

2kg強のダンベルを持ってウォーキングした、と思い込むことにする。


枕 全部で40枚くらい撮りました

■夕飯は、エノキのパスタ、ではなく、ミートソースとコンビーフのパスタ。

といっても、もちろん、茹で上がったパスタと缶のコンビーフとレトルトのミートソースを、鍋であれするだけなんだけど、これがまた。

ただ、次回は粉チーズを買い忘れないように気をつけたいですね。(談)


■エノキ三回/ヤフオク四ヶ


■しかし、なんでつい先週の金曜まで、エノキをパスタの具に使うことを思いつかなかったんだろう。

いままでの人生で、「パスタにエノキを投入するという行為」には、ごく微量とはいえ、なんらかの形の情報として触れてきてるはずなのに。ボリュームがあって、食感が面白くて、しかも安い。エノキをクロスレビューで採りあげないファミ通編集部にも落ち度があると云わざるを得ない。

金・土・月と、この四日間で三回エノキパスタですよ。もう、小太りの銀縁メガネ支店長が「おぉ、エノキ、さいきん“出てる”らしいじゃない」とかニヤニヤしながらこっちに近づいてきそうなくらいのペースですよ。誰だよ支店長。←なんか文体が'90年代末テキストサイトっぽくなってるけどたぶん気のせい。

しかし、エノキをパスタの具として起用することをもっと早くに思いついていれば、おれの二十代はもっと違ったものになってたかもしれない──

──なにもそこまで云わなくとも…… (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )

そうそう。エノキのパスタと云っても凝ってることは一切してなくて。茹で上がったパスタを、熱した鍋でレトルトのソースにからめるじゃないですか。その戦後のどさくさにまぎれてエノキをパスタといっしょに軽く炒める(という表現でいいのかな)、というだけのことです。

あの、「シャキッ」と「コリッ」の中間くらいの歯応えが良いです。


■週末に、ヤフオクで品物を4ヶ落札。しかも、全部べつべつのヒトから。

なので今朝はヤフオクの入金を立て続けに4件。間違ったヒトに間違った額のお金を入金したりしてないかなあ、とちょっと不安になる。

が、今日の夜にはもう「非常に良い落札者です」の評価が4ヶ増えてたので、どうやら間違ったことはしてなかったようだ。一安心。

って、こういうのをいちいち気にするのは慎重すぎますかね、人生全般に対する態度として。

それはさておき、まとめて散財しちゃったことだし、しばらくヤフオクは控えます。あ、こういうことをいちいち書くのも慎重すぎるっぽいな。


■クリエイティブ?


■現代の日本では、若い若者と若くない若者の多くが、音楽だの文学だの漫画だの演劇だの写真だの……といった創作とか表現とかに取り組んでいる。たいていの誰かが、なんらかのそういうことをしている。

この、自分(と周りの友人知人)の間の世界だけで完結してるようなクリエイティブ活動に若年層の力の多くが注がれてしまってる、という現象がここ十数年の日本の停滞の原因ではないか、とすらちょっと思ったりもしますが半蔵商店です。

──なあ、自分のことは棚に上げてないか? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

gocoupもよろしくお願いします。


■今日買った納豆。

大絶賛納豆


■ジェフ・ミルズって、45歳なんだなあ。

尾田栄一郎って、33歳なんだなあ。

自分にとってちょっと意外だったので、ちょっと書き留めておきました。


■コルグのnanoシリーズの配色が気になる。もっと他にいい色はなかったんだろうか…。これ、大抵のパソコンの色と合わないと思う。

あと平成20年にもなって、この'00年前後っぽいというか、デザインプレックス読者っぽいフォントをロゴにするのは商品のイメージを古くさくするのではないかと思った。「S」と「E」の字が美しくないと思った。おれって偉そうだなって思った。すいません。


■アントワープ トナカイ スカッド (仮)


■曲を作りました。

♪ 「アントワープ トナカイ スカッド」(仮)
[1:30くらい/3.8MBくらい/320kbpsくらい/mpは3くらい]


低い周波数の音が入ってるので、ヘッドフォンで聴いてください(パソコン本体備え付けのスピーカーとかだと伝わりにくいです…)。


■そう、Amazonで注文した1GBのメモリが届いたので、ふだん使ってるノートパソコンに取り付けました。これでメモリが1280MBになった。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

これまで、ノートパソコンのメモリは
1)高い
2) 自分で取り付けるのは難しい
と勝手に思ってたのですが、そんなことはなく、値段も九千円弱で、取り付ける作業もドライバー一本でできて、数分もかからなかった。なんで高いだの難しいだの思い込んでたんだろう。

こんなふうに勝手に思い込んで勝手に損してることって、日常生活にまだまだあるような気がしてきた。保険とか。


■ともあれ、iTunesを起動する時間が劇的に短縮されました。

これまでは、iTunesのアイコンをクリックしても起動するまでに、せっかちなアメリカのカップルだったらセックスを始めてそうなくらいに時間がかかってたんだけど、今ではさくっと起動します。びっくりですよね。

しかし、これまで五年近くも、よくメモリ256MBで頑張ってたな… (ノд`; )


■今日の夕飯は、エノキのカルボナーラ。


■明日は土曜なのに昼から会社で仕事だけど、自分では予想してなかった種類の「土曜の昼」感が得られるといいな、と思う。


■焼肉屋におけるピーマン


焼肉屋のメニューに、野菜の盛り合わせってのがあります。

あれのピーマンがうまいので、ピーマンだけをもっともっと発注したくなるんだけど、ピーマン単品で頼める焼肉屋はそんなに多くなくて。

冷麺のトッピングのパインとかリンゴとかスイカとか、あんなもんはいらないから、代わりに野菜盛り合わせのピーマンの量を増してくれれば、もっともっと(おれにとって)良い世の中になると思った。

でも、野菜の盛り合わせの総量に対するピーマンの量があまり多くないからこそ、うまいだの好きだの感じてるだけかもしれないな、とも思った。


■ヤフオクで見つけた謎の出品


これ

なんでこういう出品なんだろう。そういうメイニアがいるのか。

雑誌コレクターの世界には、創刊号コレクターや終刊号コレクターがいるというのは聞いたことがあります。


■そういえば伊集院光がラジオで、いろんなマンガの第10巻だけを集める話をしていたようないなかったような(うろ覚え)。

第10巻メイニアがいるんだったら、最終巻だけ集める人がいたとしてもおかしくない。


■そういえば中学のころの同級生に、一巻だけで完結してる少年ジャンプの単行本を集めてたやつがいたのを思い出しました(あ、これ前も書いたことがあるような気がする)。こせきこうじの『スクラム』とか。


■土曜の昼の散歩


■そう。ここ数週間は、イベントの準備をあれこれやっていたので、趣味であるところの土曜昼散歩(より厳密に云うと「"土曜の昼"感を味わう散歩」)をやってなかったんですよ。

でも先週、イベントも無事に終わったので、本日はひさしぶりに土曜昼散歩に出かけます。


■今日のおれの散歩を邪魔するやつがいたら、パンナムのお偉いさんだって引っぱたいちゃうよ。そのくらい、土曜の昼の散歩は自分にとってけっこう大事なものなのです。


■携帯電話とかいう変な機械は部屋に置いていきます。


■デザインがダメすぎる本、ピクルス、メモリ1G、他


今日の朝食は、ピクルス2ヶです。おしゃれと云わざるを得ない。


そう、休みなんですよ、今日、仕事、諸般の事情で。なので、こんな時間(昼)にブログを更新してます。


この本のデザインがひどすぎる、とただいま職場で話題です。

たとえば、ノンブル(ページ数を表す数字)がアホみたいに大きく、さらにそのノンブルがなぜか本のノドの部分に配置され、本文を追う目の動きを遮断してくれる、とか、各章ごとの扉ページがぜんぜん扉ページっぽくないデザインなので、「章が変わった」感に乏しい、とか、読むヒトのことを考えてない不親切設計満載。本文と脚注のバランスも変。とにかく読みづらい…('A`; )

なんになりたかったのかな、この本のデザインをした人は。


石神井公園の商店街のゲーム屋で、ゲームボーイの『スーパーマリオランド』を購入。平成20年にもなって。

で、OLっぽく半身浴しながら、十数年ぶりに全面クリアしてしまいました。けっこう指先が覚えてるもんですね。隠しアイテムの位置とか、全体的な地形(?)とか。

でも、亀を踏むとコウラが爆発する、という基本的なことは忘れてた。


午前中、ジムに行ってきたのですが、更衣室で60代後半くらいのおじいさん二人が、都心の活版印刷業界トークをしてました。おれにはよく分からなかったけど、メイニアにはたまらない情報が満載だったのでは。


amazonにて、ノートPC用のメモリ1Gを発注。さすがに現状の256MBだとちょっと足りないな、と思うようになった。平成20年ともなると。


■ロウソク


ロウソク

最近、ロウソクの火を眺めてると落ち着くなー、と思うようになった。

この写真に写ってるのは無印良品のキャンドル用の器なのですが、欲を云えばあと20ヶぐらい買って、いろいろ並べたい。


■選曲の反省 〜quiet laboratory 1.0


■あまりくどくど書くのも無粋なのですが、もう一つだけ。


このたびの会は、もちろんアンビエント中心にかけてたのですが、箸休めとして四つ打ちのリスニングテクノやエキゾものをかけたりしました。それぞれ20分ずつ。

自分としては、イベントの間口を狭くしないための工夫、のつもりだったんですが、箸休めにこだわると却ってイベント本来の目的がぼやけてしまう、ということにイベント中に気づきました。未熟者ですいません。


■実際、午前4時台は、夜明けの湖のほとりの濃霧のような(←どんな比喩だ)ノンビートのアンビエントだけをひたすらかけたのですが、これがやはり、かなりしっくりきた。

次回のイベントがあるとしたら、こういう濃霧アンビエントの比重をさらに高めたいと思います。

時間帯が深くなるにつれ、どんどんミニマルになってくとか。Taylor Deupreeの「Stil.」を23分間まるまるかけるとか。そういう流れで。


■あと今回は、ピチカートファイブとThe Orbをマッシュアップしたピチカートオーブをかけたりしました。いけませんか?


■ところで、今日のスタパ齋藤氏のブログに茶箱にまつわる記事が。タイムリー。


■quiet laboratory 1.0、無事終了しました


gocoup主催の、小バコでアンビエントを聴く会、“quiet laboratory 1.0”はおかげさまで無事終了しました。来てくだすった皆様、ほんとうにありがとうございました。

gocoupの知名度(や、拙僧の人徳)からすると、ちょっと意外なほど多くの方々に集まっていただきました。多謝。

会場を提供してくださった茶箱さんと、選曲してくれたHTC*さんにも感謝です。


■来てくれた人が思い思いに座ったり寝転がったりしてくつろげるよう、薄暗くしたフロアにゴザやカーペットを敷き、ソファー(ヒトが寝転がれるくらい大きい)を置いたり、ロウソクを灯したり、という、チルアウトにはうってつけの空間を、茶箱さんに作っていただきました。

こういう雰囲気というか居心地は、他のクラブイベントにはあまりないのではないかな。と思っております。

あと、この日のために用意した1990年の週刊少年ジャンプが好評でした。


■「リスナー人口や店頭に並ぶCDの種類に比すると、アンビエントはイベントの数がちょっと少ないのではないか」、というわりと単純な疑問から企画した今回の会ですが、 このようなジャンル(と居心地)のイベントが東京にもっともっと増えるといいな、と思ってます。


■仕込み中です


■某電気店で4400円で念願の新しいマウスを買ってきました。

なかなか具合がよいので、よい買い物をしたなーなんて思いつつ、何気なくamazonでこのマウスについて検索したところ、

a m a z o n で は 3 6 0 0 円 で 売 っ て た ('A`)


■さて、たびたびお知らせしてますように、あした九月六日土曜日深夜は、“quiet laboratory 1.0”です。アンビエントを中心としたチルアウト電子音楽の会です。

場所は、早稲田の茶箱です。サバコ、と読みます。くわしい行きかたは、こちらを


■のんびりした感じになると思いますので、えー、皆様よろしければ、ぜひ。もちろん、おひとり様も超歓迎ですよ。

あと、他のクラブイベントに行ってから寄る、つまりほんとにチルアウトルームとして利用するというのも良いと思います。


■それではなにとぞ。いま、いろいろ仕込み中です。


■あさってです。


gocoupの記事がアップされてます。あさっての“quiet laboratory 1.0”についても触れています。

http://rec.noob.jp/mama/swp/

ここの「Vol.9」をご覧ください。まとめてくだすったトウキョーさんありがとうございます。


■ご紹介が遅れましたが、quiet laboratory 1.0にていっしょに選曲するHTC*さんはイラストやマンガを描いてる方です。CDのジャケットなども手がけています。

付き合いが長く、DJ的にもいろいろと引き出しを持ってる方なので、このたび選曲をお願いした、というわけです。

ちなみに、この翌日(9/7夜)にも別のイベントでDJするそうです。売れっ子!

先日クイックジャパン誌で“ばるぼら”氏に取材されてた気鋭のイラストレーター、HTC*画伯のアンビエント選曲を、ぜいたくな音響装置で堪能したい! という方はぜひquiet laboratory 1.0へ! 会場へのくわしい行きかたはこちらをどうぞ。


■ところで。

このイベントは「1.0」と番号を振っているけど、2.0がいつになるかは分かりません。というか2.0があるのかどうかも未定です。ので、あさってはぜひお越しください。

半蔵商店の一連のエントリを読んでらっしゃる方でしたら、「あのときブログに書いてたのはこういうことだったのか」みたいにいろいろと垣間見えることがあったりする、かもしれません。


■そうそう。当日は、1990年の週刊少年ジャンプも持って行きます。

ウォーターゲームが遊べて、'90年のジャンプ(第34号)が読めるアンビエントのイベントは“quiet laboratory 1.0”だけ!


■quiet laboratory 1.0はウォーターゲーム完備


■けさ、石神井公園の駅で、手錠をかけられてた人を見ました。腰にも縄をくくりつけられてました。

といった意味も含めまして半蔵商店です。


■さて、今週土曜日深夜の“quiet laboratory 1.0”に持って行くウォーターゲームを、きょう調達してきました。( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

ウォーターゲームといっても、最近のナウいヤングのみなさんはご存知ないかもしれませんが、こういうものです。↓


ウォーターゲーム スターパチンコ


小さな水槽の中に球が入ってまして、右下のボタンをプシュプシュと押して空気を発射しながら、水中の球を動かしていくおもちゃです。「名前は知らなかったけど、そういえば見たことある!」という方もいるのではないでしょうか。

これは、「スターパチンコ」という機種(?)ですが、従兄の家にはサッカーのやつがありました。


■アンビエントを聴きながら、この、水中をゆっくり動いていく球の動きを眺めるのも乙なものです。ただ眺めるだけじゃなく、「ボタンを押す」というインタラクティブ的(?)な要素がいいんだと思う。
ついつい繰り返してボタンを押したくなってきます。


■ということで、“quiet laboratory 1.0”では、このウォーターゲームが遊べます。アンビエントが好きな方、ウォーターゲームが好きな方はぜひお越しください。


■傑作/推薦/名盤


■232万円する音の良いスピーカー2台で一晩中アンビエントを聴くイベント、“quiet laboratory 1.0”は、今週の土曜日深夜でございます。まさかの3ドリンク付きです。お待ちしてます。

もう、あれですよ、左チャンネルでWilliam Basinskiの「Watermusic」をかけて、同時に右チャンネルで「Watermusic II」をかけたりしますよ(予定)。

お客の人数のことを考えるとちょっと弱気になりつつも、イベントに向けてあれこれ計画を練ってます。


■まりんの公式サイトのインフォメーション欄が一年三ヶ月ぶりに更新されてました。


■値札のコメント欄に書かれる売り文句が、「傑作!!」か「推薦!!」か「名盤!!」の三種類しかなかった練馬区の某中古レコード屋がなくなっていた。

手に取るCD、手に取るCDが、すべて「傑作!!」「名盤!!」「推薦!!」「傑作!!」「名盤!!」「推薦!!」……。

でも、アンビエントのCDは安い、いい店でした。


■そうそう、このCD-ROMですが、会社のMacであっさり再生できました。あー良かった。


■('A`;)


以前からちょっと気になっていた、10年ほど前に発売されたCD-ROMが江古田の某店で4900円で売られていたが、4900円は少々高いのではないかと思ったので、けっきょく買わずに電車に乗って石神井公園まで帰ってきたけれども、家でネットでこのCD-ROMについて調べていたら、やはり欲しくなってきてしまい、電車で再び石神井公園から江古田まで出向き、雨が降ってきたので500円を投じてコンビニで傘を買い、ふたたび江古田の某店に寄り、そのCD-ROMを無事購入して、帰ってきてパソコンに読み込ませたら、うんともすんとも云わず、これはどういうことかと思ってネットでさらに調べたところ、このCD-ROMはwindows 95と98でしか動かないらしく、そういえばパッケージにも「動作条件:windows 95」としか書かれてなかったな、うちのwindowsはXPだしな、と、あきらめるより他がなく、ところで腹が減ってきました。


■('A`)


今日はひさしぶりに陽が出たので、ベランダに干してた洗濯物もちゃんと乾いてた。


はずなんだけど、夜、部屋に帰って、OLっぽく半身浴なんぞしてる間に、雨が降ってるっぽい音が聞こえ始めてきた。

まさかと思って急いで風呂から出ると、豪雨。洗濯物が、もうあわてて取り込む気が1ピクセルすら起きないくらいに、とっくにずぶ濡れ……


('A`)


('A`)


('A`)


('A`)


('A`) ハァ…




明日、洗いなおします。


■プリン外人テンション


八月( ・∀・)日(土)

拙僧は、おしゃれブログのおしゃれ管理人でありますので、渋谷のおしゃれカフェにおしゃれランチに行く。

おしゃれカレーを食べ終えたあと、おしゃれデザートでも頼もうと思い、デザートのメニューを見たところ、「でかすぎプリン」という名前の物体があったので、さっそく発注。

数分ほど待って出てきたのは、CDと同じくらいの直径(12cmくらい)に、深さ5〜6cmの器に入ったプリン。一般的なプリンのイメージを逸脱する大きさで、席に運ばれてきたときは一瞬、この物体がプリンと認識できませんでした。

食べごたえあります。というか、このプリンだけでももはや食事として成立すると思う。


八月(`・ω・´)日(日)

ジムの帰り道。石神井町の住宅街をてくてく歩いていると、なにやら話しながら自転車で走っている小学校中学年くらいの少年二人とすれ違う。

すれ違いざまに耳に入ってきた、少年Aの発言。

「おれの辞書にはテンションなんて文字はないから!」

もしかして、けっこう深いことを話してたのだろうか?(←と、なぜかこういう風にいつも考えてしまう。なぜだろう。)


八月( ´∀`)日(木)

電子音楽外人のライブに行く。

ノートパソコンを使ってのライブ、なんですが、普通とちょっと違うのが、なぜか外人が客席に背を向けて座って演奏するんですね。謎です。

しかも、ノートパソコンで演奏してたのは持ち時間(45分)の半分ぐらいで、あとはアコースティックギター一台の生演奏という意表を突く展開。

Reaktorかなんかの画面が映ってるノートパソコンを傍らに放ったらかしたまま(※ノートパソコンの画面は客席を向いている)ギターを弾く、というのが新しかったです。

が、個人的にはもっとコンピュータを使ったドローンが聴きたかったなー。

会場で外人のCDを買って帰る。


■キュレーター/番組


九月六日はクワイエットラボラトリイ

■九月の六日に行う“quiet laboratory 1.0”を説明するとき、「DJイベント」という言葉を遣うことをなるべく避けています。

もちろん、フライヤーのコピー文を書いたりするときや、ヒトに話すときには便宜的に「DJイベント」とか云っちゃうのですが…。


■「DJ」という言葉には、どうしても、なんらかの「人前でなんか芸をやる」感がつきまとう。

このイベントでは、あくまで主役はアンビエント音楽(または、アンビエント音楽が流れてる時間と空間)であって、DJはあくまでも脇役。極端な話、DJブースを設けず、お店のキッチンカウンターの中にCDJを持ち込んでCDをかけてもいいくらいです。

ので、フライヤーやWEBサイトには、「DJ」ではなく「選曲」と記しています。

ほんとは、博物館や美術館っぽく「キュレーター」と表記しようかとも思ったんだけど、それはまたちょっと言葉の意味が伝わる速度が落ちてしまうので、「選曲」と書いておきました。


■あと、「イベント」「パーティー」と呼ぶと、なんかちょっと派手な、にぎやかなイメージがあるので、これらの語も避けたい。

とはいえ、「会」とか「集い」と呼ぶと、さすがに地味です。

強いて云えば「番組」がいちばん近いかな、と思うのですが、いまの時代「番組」という語はどうしてもラジオやテレビのプログラムを連想させてしまいます。

「イベント」「パーティー」に代わる、しっくりくる単語はないかなあ、と考えております。

地味な話題ですいません…。


■九月の六日は、ぜひ“quiet laboratory 1.0”へ。232万円するスピーカー2台で、たっぷりアンビエントを聞いてチルアウトする、という番組です。漫画喫茶にふらっと入るように、気楽な感じでどうぞ。


■「あんトースト」というものを食べてみたい件


ノートパソコンのキーボードにライム果汁を垂らして壊してしまったのが去年の六月末。


■しょうがないので、外付けUSBキーボードを買ってきて、つないで使ってました。


■が、昨日。このキーボードにビールをこぼしてしまいました……( 'A`)

おかげ様で、カーソルが暴走して勝手に///////////////とスラッシュを連発したり、キーを一つ押しただけで3ヶぐらい同時に文字が打ち込まれてしまったりと、まさに世紀末!


──またか。しょうがねえな……(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


でも、普通のビールじゃなくてサントリープレミアムモルツだぜ! ( `・ω・)b ビシッ


──だったらなんなんだ… (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■で、とりあえず外付けのUSBキーボードをノートパソコンを取り外しました。で、どうしたもんかなーと思いつつ、とりあえず、ノートパソコンのキーボードをいじってると……

このように普通に文章が打てるようになってました(この文章はさっきからノートパソコンのキーボードで書いてます)。

一年以上の時を経て、いつの間にかキーボードが治ってました。どういうリクツかは知らんが、よかった。

タイトルと本文が関係なくてすいません。


■フリッパーズギターの『ヘッド博士の世界塔』のLPが7350円


──でレコード屋で売られていたけど、買おうかどうか数十秒ほど迷っているうちに、他の人に買われてってしまった。


■──という夢を見ました。今朝。

7350円という値段が妙にリアル。ひょっとしたら「おっ、安い」なんて夢の中で喜んでたかもしれない。

もっとスケールのでかいことで喜べば良いのに。夢の中なんだから。


■とはいえ、スケールが小さい幸せこそ、素直に、かつ確実に喜べる、ということもあるなあ、と思う。


■とはいえ、スケールの小さい幸せに気を取られるあまり、スケールの大きい幸せを取り逃してることもあるなあ、とも思う。


■まあいずれにせよ、他人の見た夢の話はたいがいつまんない、というお話でした。


■東京は、冬/納品のお知らせ


■肌寒いです。東京はもう冬です。半蔵商店です。


■といった意味も含めまして、昨日、秋葉原・eARS様に、gocoupの「少年タルホと水銀ウサギ」を納品しました。よろしくお願いします。

『少年タルホと水銀ウサギ』

試聴は、gocoupのサイトでどうぞ。おすすめは、三曲目です(サイトでは試聴できませんが…)。個人的に好きなのは四曲目です。


■そして、フライヤーも作りました。名刺サイズ。

フライヤー
銀箔を押してるためお金がかかり、制作費が一枚あたり50円になってしまいました(;´Д`)…配るのがもったいない。

──なんのためのフライヤーなんだ (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

このフライヤーが確実に欲しい、という方は、ぜひ九月六日土曜日のgocoupのイベントにお越しください。CDのイメージにかなり合った出来だと思ってます。


■ところで「少年タルホと水銀ウサギ」ってタイトル、気に入ってるんだけど、納品書に書くときはちょっと照れます。


# なお、eARS様には、例の赤いのも再納品しました。こちらもぜひ。

赤いの


■六本木にて


■きょう(8/22)六本木にて、『金田一少年の事件簿』の金田一をプリントしたTシャツを着た外人を見たのですが半蔵商店です。


■会社のMacに、ようやくATOKがインストールされました。これでようやく、ことえりとかいうコンピューターウイルスとはおさらばです。

ATOKで「にしかわたかのり」と打ち込むと、「西川貴教」って一発で変換されるので、いいと思う。


■今週Amazonに、gocoupの三作品を納品しました。もう画面に反映されてますね。


■9月6日に行うアンビエント音楽の会ですが、サイトには「読み物の持ち込みを推奨」みたいなことを書いたのですが、ひょっとすると会場の照明はわりと暗め=読書にはちょっと不向き、になってしまうかもしれません。細かいことですが、気になったのでいちおう書いておきますね。

なにとぞよろしくお願いします。


■quiet laboratory 1.0のページを更新しました


■帰りの電車の中で、男子中学生がカバンの中から突然、ルービックキューブを取り出して、カシャカシャカシャとやり始めてました。半蔵商店です。


■といった意味も含めまして、9月6日のイベント『quiet laboratory 1.0』のページを更新しました


■そう。ちょっと、チャージ3000円は高かったかなあ('A` )……と弱気になってます。

でも、ですね。3ドリンクついてきますので、その点をどうぞ、なにとぞ。


■あと、会場となる“茶箱”のスピーカーは、「RM-4BC」というのですが、このスピーカーのメーカーのサイトによると、なんと、一本でお値段が232万円もするスピーカーらしいです…。


■一本232万円するスピーカーでアンビエントをたっぷり聴いてみたい!という方は、九月の六日はぜひ『quiet laboratory 1.0』へ足をお運びください。


■ひきつづき、フライヤーの件


■前回に続いてフライヤーの話


■クラブイベントのフライヤー、というものに、NHKが渋谷系特番を組んだり「ソリトン」でテクノ特集をやってたりしてた90年代中盤文化の名残りを感じてしまう(前者の番組では「印刷所にてフライヤーを受け取るナウいクラブキッズ」のシーンが実際あった)。

ケータイもインターネットもまだあまり普及してなかった(最後の)幸福な時代には、イベントの概要を紙に印刷して配って回る必要があったのですね。


■で、いまはケータイやインターネットが発達してしまったので、メール・ウェブ・ブログ・SNS等でイベントに関する情報を広めることができるので、フライヤーの役割は以前より小さくなってきている。

──はずなんだけど、街には依然としてフライヤーがあふれている。


■この理由は、

1) 「クラブでDJイベント」という行為は90年代からのある種の伝統芸能なので、その伝統にのっとる形でみんなフライヤーを作ってるから。

2) パソコンが普及し、ついでにデザインソフトも普及したから。

の2点あたりにあるのではないか、と、とくに意外性の無いことを考えつつ、一億総DJ時代/一億総フライヤーデザイナー時代の今日もフライヤーを配ってきました。置いてくださったお店の皆様、ありがとうございました。


■では宣伝。9月6日(土曜日)は“quiet laboratory 1.0”をよろしくお願いします。

小バコで、良い音で、ひたすらアンビエントなどを流します。温泉に浸かる感じで、電子音で満たされた空間にとっぷり浸ろう、ってえ寸法です。


■フライヤーはほんとに必要か。とか、あまり深く考えない方がいいのかもしれない


■都内某所の「大戸屋」に、フリーザ様にそっくりな声の店員さんがいました。半蔵商店です。


■といった意味も含めまして、土日はイベントのフライヤーを配ってきました雨の中。とくに、土曜の昼の神保町の土砂降りはすごかったです。


■しかし、フライヤーってどれくらい効くんですかね。フライヤーを配りながら、砂漠に水をまいてるような気分になりました。

と、前の段落で雨だの土砂降りだの書いてるので、「砂漠に水」の比喩があんまり活きてきてないですね。それはさておき。


■「いまじゃネット上の書き込みがフライヤー代わり」なんて誰かが云ったのを耳にしてからずいぶん経つ。けど街から無くならないですねフライヤー。

この、フライヤーをデザインする労力、フライヤーの写真を撮る労力、フライヤーのコピーを書く労力、フライヤーを配り歩く労力、フライヤーをお店に置こうとして断られても表情筋を笑顔のままキープしておく労力──などを合計すると莫大なエネルギーになります。

で、それらのフライヤーが、いろんな人の手にとってもらえるかというと、そうもいかないのが実際のとこで。

せっかく印刷したフライヤーも少なからぬ割合の枚数が、配りそびれて余ったり、店頭に置いてもらっても期日が過ぎて捨てられたり(期日が過ぎてなくても捨てられる可能性あり。そもそも配りに行った5分後にはもうゴミ箱行きになってる可能性もあり)してるのです。日本中で。

全国の若者と若くない者が、フライヤー作りとフライヤー配りに注ぐエネルギーを、もっと建設的なことに使えないものか、とちょっと思った。そしたら森林資源の節約にもなる。


■かといって、フライヤー無しでイベントをやるのも心許ない。

──と思ってたのですが、九月にクラブイベントを開く拙僧の友人は、フライヤーは最初っから刷らないらしいです。たしかにフライヤーって、告知ツールというよりは、「イベント関係者の士気を高めるグッズ」になってるようなとこあると思う(それはそれでいいのですが)。


■ということで、まあ、この話に結論もオチもありませんが、今日もフライヤーを配ってきました。9月6日は『quiet laboratory 1.0』で、ぜひワンツースリーでチルアウト。


■適当すぎるにもほどがある貼り紙


■今日の朝食と夕食がシーフードヌードルだったんですが半蔵商店です。明日はまともなものを食べたいと思います。シーフードヌードルがまともじゃない、ってわけじゃないんですが。

ええ。シーフードヌードルには粉チーズをかけます。うまい。


■といった意味も含めまして、会社の近くの文具店で見つけた貼り紙を載せます。日付(とくに年号)に注目。


貼り紙


■このお店には、おばさんが二名か三名くらいいるんですが、これがまたどいつもこいつもえらく無愛想。ダイドーのしゃべる自販機よりも無愛想。近所には他の文具店がないものだから、まさに殿様商売。

客を軽んずるそういった姿勢が、貼り紙にも現れている。そう思うんですよね。(談)


■フライヤーできました


フライヤー

フライヤー


イベントといえばフライヤー、フライヤーといえばイベント、アメリカの警官といえばドーナツ。

と云われるくらい、イベントにとって大事な(最近はそうでもないとかなんとか)フライヤーを発注したところ、どういうわけか無事納品された。

しかし、まあ、納品されてしまったものは仕方ないので、配ります。こういうの苦手なんだけど、強い子だから、がんばる。


■その後のリカ


前回、gocoupの新作のタイトルのつけ方をちょっと変えてみた、という話をしました。その続きを手短に書きます。

という予定だったのですが、別に大したことでもないし、地味な話なので、割愛します。

そんなわけで、今日は別の話。


■半蔵商店にたびたび登場している、従妹のリカ(仮名)。

先日、沖縄でリカに久々に会って話してみたのですが、ちゃんと徐々に成長しつつあり、以前のように変なことはあまり云わないであろう人間になってました。


■が、そのリカから、かなーり妙な話を聞きました。以下、要約。


●リカは、だいぶ以前に、ネットゲームで30代半ばの男(中学教師)と知り合った。

●その男は妻子持ちなんだけども、ちょくちょくリカに電話をかけてくるようになった。

●で、あるとき、電話でリカが「wii」の話をしたところ、その男は「それ、持ってるならちょうだい」と云ってきた。

●しかも、その男は自分の子供(小学生二人)を電話口に立たせ、
「にんてんどうの、ウィーを、くださーい」ヽ(・∀・` )ノ ヽ(・∀・` )ノ
と云わせた。

●そこまで云われちゃ断れないので、リカは、wii一式をその男の家に送ったという。

〜完〜



■いや、これだけならまだ分かるんだけど(あんまり分かんないけど)、この男は同様の手口で、wii一式以外にも、iPod2台ニンテンドーDS2台もリカに送らせてるんですね。

なぜフリーターのリカが、十歳以上も年上の男の家庭のためにwiiとiPod2台とニンテンドーDS2台を寄付しないといけないのか? 謎です。


■あと、そういった電子機器以外にも、沖縄のパインを毎年贈ってるらしい……。意味わからん。


■で、その男のほうからは、お返しはとくに送られてこないらしい。「それでいいのか?」とリカに訊いたところ、

「うん。でも、私のために動いてくれることがあるから……」

というアブストラクトな答えが返ってきた。わからん……。


■ちなみに、男の奥さんもこのことは知ってるらしい。もう、家族ぐるみで利用されてますね。


■なお、リカはもうネットゲームはまったくやってないんだけど、この男(と、あと数名の知人)とネットゲーム中でチャットするためだけに、千数百円を毎月払ってこのネットゲームの会員でいつづけているらしい。


■なんか、もう、全体的にわからん……。


■電子音楽のCDのタイトルのつけ方


■きょうの夕飯は、マンゴージュースです(1リットル)。半蔵商店です。


■といった意味も含めまして今回は、なぜgocoupの新作につけられた題名、について書きます。


■この「少年タルホと水銀ウサギ」というCD-Rには4曲入ってまして、それぞれこんなタイトルがついてます。

1. 物質は踊る 〜新月の夜、研究室、火花を撮影せよ

2. タルホとゴクウの天体観測 (シガレットの火花をα、ガス燈をβ、水星をγとして)

3. ゴクウとタルホの夜間飛行 (ステッドラー、ポラロイド、あるいは)

4. 東へ急げ水銀ウサギ

なぜ、こういう長いタイトルをつけたかというと、今回は前々作・前作とはちょっと違った作風なので、タイトルのつけ方もちょっと変えてみた。というわけです。


■そしてもう一点。

近年の電子音楽(および、それに近い音楽)のCDって、曲のタイトルが、抽象的な英単語が一ヶか二ヶだけだったりとか、子音か数字だけとか、下手したら記号だけとか、そういうのが多いじゃないですか。

これは、「曲名をつけることで音楽のイメージを制限したくないn(略)、聴く人みんながそれぞれ自由にイメージを広げt(略)」とかそういう考え方が背景にあるんだと思う。

この考え方は、たしかに分かるります(誤字はわざとです)。


■ですが、アルバム名や曲名から得られるイメージ(それと、ジャケットのイメージ)が、オンガクのイメージをより広げ、より豊かにする──ということも往々にあると思うのですよ。

たとえば、いまふと思いついた例ですが、Mixmaster MorrisとPete Namlookの『Dreamfish』(というアルバムがあるのです)がそうですね。

このアルバムが、もし無題で、さらに無地のジャケットで発表されてても、名盤であることに変わりは無いと思う。

でも、『Dreamfish』というタイトルと、「School of Fish」「Under Water」といった曲名と、変な魚のCGが、このアルバムのイメージをさらに鮮やかに彩り、かつ確かなものにしてる──と思うんですが、どうでしょうか。

もちろん、サンエレクトリックの『30.7.94』とかグローバルコミュニケーション『76 14』とかのように、数字だけのタイトルの名盤もあるのですが、それはまあさておき…( ;'∀`)

ともあれ、オンガクにちょっと具体的なイメージを添えたいな、と思ったので、gocoupは今回はこんなタイトルにしてみました。というわけです。


■さて、gocoupの新作がこんなタイトルなのは、他にも理由がありまして、それは────ちょっとだけ長くなるので、この続きは次回に。


■なお、gocoup「少年タルホと水銀ウサギ」を、昨日中野・タコシェ様に納品しました。

また、本日amazonにも納品しました。もうすぐこの画面に反映されると思います。

試聴はgocoupのサイトでどうぞ。

それではよろしくお願いします。


■一日一日の差が一生の差になる。


■好きなビルはパンナムビルです。半蔵商店です。


■五年前、友人(芸人)とサマーソニックという儀式を見に行きました。


■今年、その友人は、サマーソニックのお笑いステージに出演しています。


■今年、おれは部屋で冷やしそうめんを作って食べてました。


■さて、gocoupのサイトを更新しました。新作の試聴できますので、ぜひ。


■gocoup夏の新作 「少年タルホと水銀ウサギ」


少年タルホと水銀ウサギ

■本日、われわれ(一人ですが)gocoupは夏の4曲入りシングルを投下しました。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

以下、概要です。

・タイトル:少年タルホと水銀ウサギ
・ユニット名:gocoup
・レーベル:gocoup
・発売日:2008/08/08
・規格番号:gocoup.1001
・フォーマット:CD-R
・定価:1001円(税込)
・全4曲/1001秒


■えー、今日からamazonで買える…………ようになるはずだったんですが、いろいろと遅れてまして、amazonではまだ買えません。すいません。来週までには買えるよう手配します。

沖縄のGET HAPPY RECORDS様CD屋様・'69様では、すでに先月末から買えるようになっております。

秋葉原のeARS様や中野のタコシェ様にも、近日納品予定です。

また、gocoupのサイトはまだ更新してません。明日までには更新します。


■ちなみに上の画像を見ればわかるとおり、今回は、「大きめの帯」兼「小さめのジャケット」という印刷物が付いてきます。帯ですがジャケットでもあるので、「CDの帯は捨てる」派の人も、捨てないでください。


■あと規格番号が、ここへ来てgocoup.1001となっております。

GOCOUP-777GOCOUP-2→gocoup.1001という並び方にはいろいろご意見もあるかとは思いますが、今回は収録秒数が1001秒で、税込定価も1001円なので、よろしくお願いします。

じゃあ、発売日も10月01日にしようかともちょっと思ったのですが、これはやはり夏向けのオンガクだと思うので、発売日は8月8日ということにしました。


■さて、肝腎の中身についてですが、これはまた次回以降で。

(こうやって後回しの話題ばかりが増えていくなー。いかんなー。)


■絶賛作業中


■ひきつづき、イベントのフライヤー作りのため、更新は手短にいたします。


■そうそう。きょう、会社で先輩に、

「おまえ、よく16連休も休んで現実に復帰できたなー。おれなんか、明日から5連休なんだけど、もう現実に戻ってこられなさそう。週明けに会社に来られなそう……」('A` )

と云われました。「サザエさん症候群」の大きめなやつ、なんだろうか。

ので、「どうやったら夏休み明けに仕事に復帰できるか」の心構えを僭越ながらレクチャー(ってほどでもないけど)しました。


■さて。“quiet laboratory 1.0”まで、あと一ヶ月となりました。メインフロアの無い、チルアウトルームだけのイベントです。'00年代の踊り疲れをほぐしに来てください。


■沖縄の写真を…


カップメン

沖縄で撮ってきた写真(全部で千枚以上もある…)をね、載せようと思ったんですけど、

山田太郎

今日はイベントのフライヤー用の写真を撮るという作業がありますゆえ、とりあえずこんな写真を載せておきます。

日本人

まっとうな写真はまた後日あらためて。すいません… (´・ω・)ゞ

日本人


■バック イン トキヲ


■昨日の夕方、東京県に帰ってきました。半蔵商店です。

久しぶりの石神井町は、なんだか初めての土地のように思えました。で、久しぶりの自分のアパートも、なんだか「年一回のペースで遊びに行く友人の部屋」にあがりこんだように思えた。

二週間ちょっとしか留守にしてないのに、この妙な空白感はなんだろう。


■そして昨日の夕方から今朝ぐらいまでは、東京での生活パターンをなかなか思い出せずにいました。

村上春樹の小説の中に「他人の人生の中を生きているような感じ」という表現があったと思うけど、あんな感じでした。なんというか、他人の人生の中に迷い込んだというか、他人の人生をとつぜん押し付けられたというか。要するに、なかなか夏休み気分が抜けなかった、ということなんですが。

でも、

起床→パタリロを読む→昼食→昼寝→散歩→夕飯→パタリロを読む→就寝

という生活を16日間も繰り返すと、そうなります。


■沖縄でのあれやこれやとか写真とかは、また追々。


■えー、では、以下業務連絡です。

那覇市・GET HAPPY RECORDS様と、宜野湾市・CD屋様と、沖縄市・「'69」様に、gocoupの新しいのと『snowscape』を納品しました(もちろん三店とも、「gocoup e.p.」も置いていただいております。蒸し暑い季節が終わらないうちにぜひ)。

gocoupの新しいのについては、また改めて告知します。

なお、GET HAPPY RECORDSには、長らく品切れ状態だった“半蔵商店の赤いの”も納品しました。そう。告知ページができる前に完売したあれです。告知ページを作らないまま再生産しました。←いま「さいせいさん」とタイプして変換したら、「犀星さん」と出てきた。


■ちなみに、半蔵商店Tシャツは残り六枚となりました。あと、パタリロは単行本30冊ぐらい読みました。バンコランて27歳なんだな……。


■コザ更新


■久しぶりに訪れた実家は、なぜか冷蔵庫にカンボジアの1000リエル紙幣がマグネットで貼られていたり、なぜかカルメン・マキの8cmCDシングルがテレビの上に置かれていたり、とよく分からないことになっています。

あと、実家は、カーテンとか、タオルとか、マットとか、そういう布物の柄がうるさい。おかげで視覚的にごちゃごちゃするし、部屋も狭く見える。もっとシンプルな柄を選ぶべきですね。できれば色も揃えて(ここに書いてどうすんだ…)。

あと、実家の階段の電球は2ヶあるのですが、絶対にどっちか一ヶが切れている。絶対に。実際、今も一ヶ切れています。


■本日は、コザ・中央パークアベニューの、「ネット喫茶」というよりは、「ネットができる場所」みたいな店からお送りしました。半蔵商店でした。八月三日まで夏休みですのでよろしくお願いします。

先ほど、『'69』に、gocoupの『snowscape』と、夏の新作を納品してきました。お近くの方はぜひ。


■Tシャツのページできました


半蔵商店Tシャツのページができました。この夏のTシャツローテーションの中継ぎとしてぜひ一枚。

八月上旬から発送いたします。


■明日の沖縄行きの準備をあれやこれや。しなければいけないんだけど、どうも進まず──。録画機に録っといた、おちまさとがNIGOの自宅をレポートする番組を見たり(もう四年前なんだな、これ)。

半蔵商店Tシャツもエイプぐらい売れてほしいものです。


■では、そろそろ荷造り的なことを始めようかと思います。

(7/19 0:37 記)


■一学期終了


■ということで、夏季休暇届けと有休届けを同時に出し、16連休の取得に成功しました。明日から夏休みです。


──だが、ちょっと待ってほしい。16連休は休み過ぎではないか。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


いや〜、フランスでは普通ですよ。( ´_ゝ`)


──誰なんだ、おまえは…(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


でもそのかわり、拙僧はふだんは有休をほとんどとりません。風邪のときぐらいかなあ。あと、この夏も(本土の)お盆のころはちゃんと会社にいますから。そうやって、ね、バランスをとっていかないと。


■明日の夜、沖縄に行きます。で、いま(7/18 朝六時)から、明日の夕方までは、こまごました雑用が山ほど。荷造りとか。

そうそう。旅の荷造りのとき慎重になりすぎるクセがあるんだよな。もっとどーんと構えてかないと、そこは。


■ぜんぜん話が変わりますが、昨日は仕事が早く終わったので、まだ明るいうちから新橋で、会社の人類と飲みました。ハマチの刺身をシーフードピザに乗せて食ったりしたね、実際問題として。

で、飲み会が終わったあと駅まで歩いていると、その途中にいろんなお店が入ってるビルがあったのでなんとなく入ってみた。

すると、小さいゲーム屋があったのですが、そこには、箱つきの旧ファミコン本体(2台)や、箱つきのディスクシステム(3台)、そして箱つきの『ホーガンズアレイ』というソフト(2本)などなどレトロゲーム物件が並んでいました。新橋は時間の流れ方が違う。


■Quiet Laboratory 1.0


仮フライヤー
▲急ごしらえですが、仮フライヤー代わりに

お待たせしております。
前々からお知らせしていますgocoupのイベントのお知らせです。
以下のように決まりました。


・タイトル
“Quiet Laboratory”


・とき
平成20年9月6日(土曜日)
23:00〜翌5:00


・ところ
茶箱[東京・早稲田]


・チャージ
3000円(3ドリンクつき)


--------

■タイトルはもしかしたら変わる…かも知れません。ちょっと“Chill Out Laboratory”というのと迷いました。ただ、“Chill Out Laboratory”だと、ちょっと長いし、説明しすぎかな、という感もあるので、“Quiet〜”にしました。とはいえ、ジャンルの名前をイベント名に入れといたほうが親切かなあ、と思ったりもします。


■で、タイトル以外の「とき・ところ・チャージ」の要素はこれで確定しました。

会場の「茶箱」は、音の良いお店です。「良い音で、アンビエント/チルアウト音楽をたくさん聴く」という企画の主旨にご賛同いただきました。

時間帯に関しては、当初は「夕方から夜までのイベント」というのも想定してたのですが、「終電に間に合わせるようバタバタ帰りじたくをする、というのは非チルアウト的だと思う」ということで、23〜翌5時の開催となりました。

また、「ちょいと顔を出す」「ふらっと立ち寄る」というイベントでなく、やはり、「とっぷりとアンビエントに浸る」というイベントのため、デフォルトで3ドリンクが付いてきます。


■ひょっとすると、マニア限定の集いみたいに感じられるかもしれませんが、そういう間口の狭いふうにはしないつもりです。

あと、「おひとり様」超歓迎です。お一人でも時間が過ごせるよう、ブツはいくつか用意する予定です。


■かける音楽は、アンビエント(ドローン/ノンビートが多めの予定)を中心に、エレクトロニカ、サウンドアート系、テンポ遅めのリスニングテクノ、あと、ごく微量の隠し味として'50〜60年代のエキゾものなどです。もちろん、いずれにせよチルアウトできるような選曲にします。


■では本日はこんなところで。イベントの詳細はまた、宣伝も兼ねてちょくちょく書いていきます。


■「あ、袋、いいです」


TMC ALLSTARS IN A PARTY
TMC ALLSTARS IN A PARTY
TMC ALLSTARS IN A PARTY
TMC EVERYBODY
といった意味も含めまして半蔵商店です。


■コンヴィニエンスなストアーで、お菓子一ヶだけ、もしくは雑誌一冊だけを買って、「別に袋に入れてもらわなくていいや」というとき。

どのタイミングで「あ、袋いいです」と袋を断ればいいのか、がわからないです。


■たとえば、レジに商品を置きながら「袋、けっこうです」と云うと(※)、

店員さんは、笑顔で「はい、かしこまりましたー」とかレスポンスしてくれるのね。この時点では。

でも、店員さんが「では、お会計、480円になりまーす」と合計金額を弾き出すなりガサゴソとレジの下から袋を取り出して、けっきょく商品を袋に入れてしまう、ということは少なからずあるのね。

で、こっちは再度、「あ、袋けっこうです」と云わざるを得ないのね。

で、店員さんは、「っあぁ、ぁ、すいません」とか云って、また袋をレジの下にしまうのね。

「数秒前のおれたち二人のやりとりはなんだったんだろう…」という空虚な気分になるね、お互い。


■逆に、「ではお会計480円になりまーす」と合計金額が出て、店員さんがレジの下から袋を取り出そうとする瞬間を見計らって、「あ、袋けっこうです」という手もある。これなら確実。

……と思いきや、この場合、たまに「袋いらないならいらないと、最初っから云えよこの野郎。おまえのせいで調子が狂っちゃったじゃねーか」というかんじで露骨に態度全体で表明してくる店員さんもいるので、困る。


[※]もちろん、店員のほうから「このままでよろしいですかー」と
訊いてくれる場合もあるのですが、訊いてくれない場合もあるので、
このように自分から云ってくこともあるわけです。
って、さっきからなんか小さいことばかり書いてるな。


■ひきつづき業務連絡


■ココイチのトッピングのチーズは高いよなあと思ってしまいますが半蔵商店です(180円増し)。

最近は業務連絡っぽいことばかり書いてますが、本日も業務連絡。


■gocoupの新しいのは、とくに「八」にちなんだ内容ではないですが八月八日発売です。


■蒸し暑くなってきたからか、先週もamazonにて「gocoup e.p.」が売れました(ありがとうございます)。ので今日amazonに納品しました。もうすぐこの画面に反映されると思います。

一曲目は、たっぷりとした風が吹く南国の夕方、みたいな感じが出てるのではないかと。試聴はこちらでどうぞ。

また、日本最後の短冊型8cmシングルCD(※未確認)として、短冊コレクターの方にもおすすめです。


■七月十九日から二週間ほど沖縄行ってきます。前半は石垣島の予定。

そろそろ荷造り、というか、「旅行から帰ってきた日」のための部屋の掃除をしたいです。旅先から戻ってきて、自分の部屋が散らかってるのは、かなりげんなりしますよね。


■家に帰ってきて、床に荷物をドサドサと置いて、ベッドにバタンと倒れこむまでが旅行です。


■半蔵商店公式Tシャツできました


■夏です。夏に着る服といえば、メッシュ地の僧衣と、そう、Tシャツですね。

ということで、今年は半蔵商店公式Tシャツを作りまして、この金曜日に工場から現物が届きました。


前も書いたんですが、毎年毎年、初夏になると「この夏は自分でTシャツ作ってみたいなー」と云いつつ、気がついたら秋になっててTシャツの季節終了、というのがこれまでの伝統的なパターンでした。でも今年はなぜか奇跡的に出来上がりました。謎です。

で、完成したTシャツがこれです。

公式Tシャツ

──なんか、このデザイン、どっかで見たことあるような気が…… ( ;´д) ヒソ (´д`; ) ヒソ (д`; )


い、いや、気のせいですよ気のせい '`,、(; '∀`) '`,、


■そう。これも前に書いたけど、このTシャツ、着なくても買うだけでモテるから。モテモテ王国だから。


「おれ、こないだ半蔵商店のTシャツ買ったんだ」( `・ω・)

「まあ、ステキだわ」(・∀・` )

(途中省略)

熱い一夜


っていう流れになるから、化学的に。

──その「途中省略」の部分がいちばん大事だと思うんですけど……(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )

ちなみに胸のプリント部分はこうなってます(なお、バックプリントはありません)。

ロゴ

サイズも、S、M、L揃ってます。

各サイズ


■ご希望の方には、個人的におゆずりします。くわしくは後日。ではよろしくお願いします。お疲れ様です。


──欲しがる人がいるんだろうか…… ( ´д) ヒソ (´д`) ヒソ (д` )


■ポップコーン


■今日は久しぶりに「土曜の午後」感を追及する散歩に行って来ましたよ。

コースは、乃木坂→広尾→麻布十番。


■広尾のスーパー「ナショナル麻布」にて。

なぜか店内のスピーカーから、ホットバターの「ポップコーン」が聞こえてきたのですが、

そのイントロが終わって、ピコポコしたシンセサイザーの音が流れ始めたとたんに、30代ぐらいの外人(男)が

パチンと指を鳴らして、6秒間ぐらいロボットダンスを踊り始めた。


傍らには、赤ちゃんを抱えた奥さん(日本人)がいました。


■麻布十番方面に向かう途中、

「これはロンブーの敦が仕掛けたドッキリなのではないか。そしてロンブー敦が、ロケバスの中でニヤニヤしながら、おれが慌てふためく様を小型モニターで観察してるのではないか」

ってぐらいの夕立に見舞われる。あたりは完全な住宅地で、飲食店もコンヴィニエンスなストアーもなにもない。たまたま教会があったので、そこの入り口の軒に駆け込んで雨宿り。

でも、その教会の入り口の軒は60センチぐらいしかなく、強い風のせいで雨粒がたくさん吹き込んできてしまい、体の前面はけっこう濡れた。キリスト教の限界を感じた。

雨が上がったのでしばらく歩いていくと、教会のすぐ近くに神社やお寺があることがわかった。どうせだったら、神社やお寺で雨宿りしたかったな……。

──ちょっとは感謝しろよ、イエスに…。(゚д゚# ) (゚д゚# ) (゚д゚# )


■ナイロン100%


■昨日はUNITに、「NYLON 100%」というお店の30周年を祝うイベントを見に行きましたよ。


■出演したのは、上野耕路&ヒズ・オーケストラ、ポータブルロック(feat. 野宮真貴)、実写版パタリロ、中西俊夫、“8 1/2”、の五組です。


■どのバンドも良かったのですが、いちばん気に入ったのはパタリロのバンドでした。この種の音楽が地球上に存在してるということは知識では知ってたのですが、実際に見る/聴くのは初めてで。勢いと様式美(というのでしょうか)を感じた。

十月にライブがあるらしい。ちょっと興味が出てきた。


■中西俊夫がマーティン・デニーの「クワイエット・ヴィレッジ」をカバーしてるとき、曲中の鳥の鳴き声を自分でやってたのも面白かったです。


■この日のステージに立った人々が、これから'80年代という新しい時代をリードしていくんだなと思いました。あと、「上野耕路」をPCに単語登録しないとな、と思いました。



# しかし、“8 1/2”のライブを見ることのできる日が来るとは思わなかった。人生いろいろある。

# あと、これ書いてて気づいたんですけど、明和電機もニューウェイヴの一種なんですかね。


■おととい買ったコンパクトなディスク


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ちょっと疲れてるんです。('A`)

夏休み前の仕事をまとめてやってて、あと、TシャツだのCDだのを平行して作ってますから……って、自分で決めたことで自分で忙しくしてて、どんだけ自作自演なんだよって話です。さらっと行きたいもんですね。



マウスはまだ買い換えてません。もう、Amazonで適当に目に付いたやつをポンと買っちゃおうか、みたいな考え方ができるヒトになりたい。

──というようなことを、決断力あるヒトはいちいち考えない。


■gocoup一周年


■昨日で、gocoupが一周年を迎えました。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー


■次回作は、今月中に完成します、とそろそろ云ったほうがいい予定です。目下デザイン中。七月の十九日から沖縄に行くので、それまでには間に合わせたいです。


■ただいまアマゾンで「gocoup e.p.」と『snowscape』が品切れ中です(買ってくれた人ありがとうございます。買ってくれた人は偉い。出世すると思う。知事とかになると思う)。きょうアマゾンに納品しますので、アマゾン派の人はしばらくお待ちを。


■この蒸し暑い夜のチルアウトに「gocoup e.p.」をどうぞ。いまの季節にぴったりです。

逆に、『snowscape』を聴きながら雪景色を思い浮かべて涼をとるという手もあります。


■ところで、今月のスタジオボイスが「アンビエント&チルアウト」特集だと聞いて、さっそく買ってきました。なぜかgocoupが載ってないのが残念だけど、とてもいい特集だと思います。


■小賢しい新メニュー、他


■以下、昨日の日記を日本語で書きます。


gocoupの次回作のジャケットをあれやこれや。


■最近よくある、「立ち食いそばを2ランクほど小ぎれいにして、テーブル席も設けました」みたいな店の店頭に

冷やしとんかつそば

という妙なメニューのポスターが出てたのが気になったので、腹も減ってたことだし店に入って発注してみる。

数分後、冷やしとんかつそばが運ばれてきたのですが……。正直、おばちゃんが運んできたときがピーク。食後の満足感はあまり得られませんでした。たぶん、西暦2010年ごろまではもう頼まないだろうなあ。


■で、この店の有線放送から、

キックザカンクルー「サヨナラサヨナラ」→ガクト「忘れないから」→キンモクセイ「二人のアカボシ」

が立て続けに流れてきた。たぶん、同じ人がリクエストしてるんだとは思うけど、ひょっとしたら有線には'00年代チャンネルみたいなのがあるのかもしれない。ないのかもしれない。検索なんかしない。


■そういえば、二週間くらい前にも、牛丼屋で「サヨナラサヨナラ」は耳にした。


■このごろ、うちのワイヤレスマウスの調子がおかしいので、新しいワイヤレスマウスを求める旅に出る。

拙僧は、マウスのホイールはコリコリコリとクリック感があるのが好きなのでありますが、どういうわけかワイヤレスマウスにはたいていクリック感なしのホイールが搭載されていて、クリック感のあるホイールのマウスはたいてい有線マウスだったりする。

いまどき、ワイヤレスじゃないマウスを売ってる理由がわからない。

けど、理由があるから売られてるんだよな。おれの考えが及んでないだけで。


■で、二つの店でマウスを物色し、いろいろ迷ったのでけっきょく買わず。マウスぐらいさっさと買えばいいのにな。そういうとこが、あれだ。


■半蔵の科学と学習


アイソトープ実験技術

■こないだ神保町で買ってきた、『アイソトープ実験技術 第1集 トレーサー・テクニックス』(南江堂)という昭和30年の雑誌です。

くわしいことはわかりませんが、アイソトープとか、実験とか技術とか、第1集とか、トレーサーとかテクニックスについて書いてある雑誌だと思います。


■で、この雑誌には、付録として、以下のものが挟まれていました。

付録

…………まさかこの雑誌、浴びてないだろうな……。(( ;゜Д゜))


■夏のお知らせ (三)


■では、ひきつづき夏のお知らせを。


■このブログで何回かにわたって、アンビエントのイベントやりたいなと書いておりましたが、

この夏の終わりに、アンビエント/チルアウト系のイベントを、とりおこないます。(予定)

まだまだ未定の部分が多い話なのですが、詳細は追ってお知らせします。


■この一億総DJの時代に、なぜクラブイベントを? と思う向きもあるかもしれません。が、この手の音楽のイベントって、かなり少ないんですね(もちろん、まったく無いわけではありません)。

とはいえ、一組4000円でビックカメラで買ってきたようなPC用スピーカーでアンビエントを聞くのは味気ないと思います(どんなジャンルの音楽もそうですが…)。

一度くらいは、良い音で、かつ、大きな音で、たっぷりチルアウト音楽を聴く、というイベントがあってもいいのではないか、と考えてます。


■ちなみに昔、福岡で開催されたとあるアンビエント/チルアウト系のイベントでは、フロアにジュウタンを敷いて、お客さんはどこでもゴロゴロと寝っ転がることができ、しかもハーブティーまで振舞われたそうです。素敵だ。

そう、こういう空間を目指したいですね。

主役はDJなんかじゃなく、強いて云えば「その場所にゆったりと流れる音楽と時間」が主役、というか……。


■で、(時おり居眠りしつつ)一晩中たっぷりアンビエントを聴いた後は、日の出の光とすがすがしい朝の空気の中を駅まで歩いて始発で帰る。そんな夏の終わり。そんなイベント。実現するといいなあ……。


【以上が本題。以下はおまけ】


■副都心線のおかげで、石神井公園→渋谷の移動が楽になったなあ、と思う今日この頃なのですが。

やはり、あの車内の人口密度の低さは「新宿に止まらない」という点によるところが大きいと思う。


■しかし、朝のラッシュ時の副都心線の「池袋での人の乗りこんで来なさ」は特筆すべきものがあります。同じ池袋で同じ時刻に、埼京線や山手線では地獄のようなことになってるというのに。

ちなみに、朝のラッシュ時でも、副都心線の新宿三丁目→渋谷間は車内に空席を見かけます。ラッシュじゃないです。もはや。

(でも、いずれは混んじゃうのかなあ…。)


■夏のお知らせ (二)


■さて前回に引き続き、夏のお知らせです。

これまでもブログにちょこちょこと書いてたのですが、

この夏、gocoupの新しいやつを作ります。

( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー


■内容はですね、先週の頭にはすでに出来上がってて、マスタリング→修正→確認を経て、本日、スタジオからマスターCD(工場でCDをプレスする際の原盤)と、それと同音源のCD-Rが届きました。

予算の都合で、今回もプレスCDではなくCD-Rで作るので、マスターCDは要らないはずなのですが、あえてマスターCDも納品してもらいました。なぜかというと、ロックスターとはそういうものだから。


■で、今はジャケットのデザインをなんとかしなくちゃいけないのですが、レンタルフォト屋で見つけた「こういうのがいいかなー」と漠然と考えてた写真の使用料が40000円もすることが判明したので、「だったら、自分で小道具を買ってきて自分で撮ったほうが安くつくのでは?」という結論に至り、ヤフオクで小道具を競り落としてる最中です。


■で、かんじんの中身なんですが、ドローン(持続音)中心だった前々作・前作と違い、なんというか、ピコピコしてます。


■全4曲で、ぴったり16分41秒です。

16分41秒のどこがどう「ぴったり」なんだ、という世論(正しくは“輿論”)も起きることかとは思いますが、ぴったりなのです、この数字は。


■タイトルや試聴mp3など、くわしいことはまた後日あらためて。


【以上が本題。以下はおまけ】


■なんか今週は、日付と曜日を間違えてる人、具体的には「7月1日=月曜日」という前提でモノを云ってる人を少なからず見かけるような気がするんだが、気のせいだろうか(気のせいかもしれないけど)。

会社に、そうやって締め切りを一日早く勘違いしてあせってる先輩がいた。

あと、とある芸人のブログを読んでたら、「7月2日(火)にライブやります!」とか書かれていた。

かと思うと、会社の別の先輩が作った、今後の予定をまとめた書類には「7月2日(木)の予定」がどうのこうのと印刷されてた。もう、なにがなんだか…。

でも先週は、日付と曜日を間違えてる事例にここまで遭遇してないのも確かなんですよ。


■夏のお知らせ (一)


■三和シャッター派? 文化シャッター派? 半蔵商店です。


■いわゆる七月になりました。Tシャツの季節です。

もっと正確に云うと、おれが「なんか、こう、Tシャツ作りたいよね」と毎年のように云い出し始める季節です。

で、毎年、云い出すだけで作りはしないのですが、逆に今年は作ることにしました。


■ということで、夏のお知らせその一。

この夏は半蔵商店Tシャツを作ります。


■作りますというか、ちゃんと作ってます。入稿も校正も済ませ、あとは納品されるのを待つだけです。


■デザインは近日あらためて紹介します。着なくても、買うだけでモテてしまうくらい近代的なデザインです。値段は、ほんとは5800円(税別)とかにしたいんですが、たぶんもっと安くするはず。9枚限定。この夏は半蔵商店Tシャツで'90年代を先取りしよう!


【以上が本題。以下はおまけ】


■今日、なんとかという団体のセミナーがあるというので会社の人類5人で銀座まで出かけた。

が、セミナーは、無料とはいえ、内容が薄くて、つまんなかった。入り口でドバイ産のミネラルウォーターなんて配らなくていいから、もっと内容に気を遣ってほしいと思った。

てめーA4の紙で4頁に収まるようなことを、わざわざ銀座まで呼び出して60分もかけて話しやがって時間返せよ。

といった意味を含め、火曜日の午後三時だというのにみんなでビアホールに行きました。


■池袋での西武池袋線→JR乗り換えは人生の無駄


■クラフトワークの「モデル」の歌いだしの部分を、

「♪She's a model and she's looking グ〜」と

エド・はるみ風に唄うと、べつに楽しくならないので唄う必要性はあまりないです。半蔵商店です。つーかなんであの人テレビに出してもらえてるんだろう。


■といった意味も含めまして、

「石神井公園→小竹向原→渋谷」(西武池袋線→副都心線)の定期券(7〜9月分)を買い、

会社から支給された「石神井公園→池袋→渋谷」(西武池袋線→JR)の定期券(4〜9月分)を払い戻しましたよ!

( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー


■これで、朝と夕方の、混んでる山手線に乗らなくとも済むし、それよりなにより、できることなら一生体験しなくていい、朝と夕方のあのアホみたいに混雑してる池袋駅での、体力と気力をただただ浪費するだけのJR→西武線の乗換という儀式を回避できるわけです。

定期券を切り換えるにあたりまして、9000円ほどの差額は会社から支給されず自腹だけど、安いもんです。人生、体力と気力はもっと別なことに使うべき。


■ま、副都心線もいずれ混むんでしょうけど、たとえ混んだとしても、上記の「ラッシュ時の池袋駅乗換え」はやはり避けられます。いいと思う。

ほんの二週間ちょっと前まではなかった路線なのに、すっかり重宝してます。


■土日の動向


■ひとりの青年が人間的に立派に成長していく過程を綴るブログ、半蔵商店です。


──どこをどう読めばそうやって読めるんだろう……( ;´д) ヒソ (´д`; ) ヒソ (д`; )


しかしこの梅雨は、律儀に土日に雨降りますね。まあ、それはさておき、土日の動向などを、手短に。


■いま、いろんな事情がありまして、拙僧の部屋には日・米・露の三ヶ国の1950年代の雑誌が散らばっています。いろいろあります。


■以前、友人の全米ツアーのフライヤーを描いたのですが、そのギャラが振り込まれたので、土曜日はお茶の水の山の上ホテルで、ヱビスの小瓶を発注しつつ天丼を食べてきました。


■マウスとキーボードの挙動が少しずつおかしくなってきている。

マウスは、「普通ていどの力でクリックすると自動的にダブルクリックになってしまう」というめんどうなことになっていて、シングルクリック(とはあまり云わないような気もしますが)のときは、力を込めてしっかりクリックしないといけません。なんだこれ。

しかし、ブラウザの「戻る」ボタンを(普通ていどの力で)クリックすると2ページ前に戻ってしまう、というのはなかなか不便です。そろそろ買い換えよう……。


■Amazonの画面のレイアウトが変わって、作品ごとのレビューで、ポジティブなレビューひとつとネガティブなレビューひとつ(それぞれ「参考になった」の数が一番多いレビューを表示してるっぽい)をわざわざ横に並べて表示するようになった。

これは、ユーザーのためというよりは、レイアウトした人が上司にほめられたいため、の新レイアウトって感じがしました。なんとなく。


■妙な扇子が会社で発掘された件


■七月一日から、会社の人事があれするので、金曜日は会社のフロアで大掃除がありました(疲れました('A`) )。


■で、大掃除してたら、いまでは使われてない机の引き出しの奥から、見慣れない一本の扇子が出てきました。

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なんだろうこれは、と思いつつ、扇子を徐々に広げていくと……

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うん。ドラマの宣伝用の扇子でした。しかし、TBSのロゴが古い。バブル末期にだけ使われたロゴだよね、これ。

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しかも、なぜか、この扇子が二本も出てきた…………。

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こんなのが検察の手にわたったら大変なことになるので、早めに処分したいと思います。


■あと宣伝。Amazonに、『snowscape』「gocoup e.p.」ともに納品しました。

とくに、「gocoup e.p.」は蒸し暑い夏の夜におすすめです。七夕の季節にぴったりの、日本最後(たぶん)の短冊ジャケット8cmCDシングルです。試聴はこちらからどうぞ。



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■ミートボールのパスタ


■社員食堂の日替わりメニューの中の一つに、ミートボールのパスタがあった。

ミートボールのパスタといえば、『ルパン三世』の劇場版でルパンその他がミートボールのパスタを食べるシーンが有名らしいです(見たことはないのですが)。

「ルパン ミートボール」で検索すると、いろいろと出てきます。高度情報化社会だから。ミートボールパスタのレシピや写真が見つかったりします。うまそうです。


■というようなことを先輩とメシを食いながら話してると、「映画やドラマに出てくる食べ物って、なんか美味そうに見えることあるよね」という話になりました。

拙僧といたしましては、そのようなメニューは多々あるのですが、この日まっさきに思いついたのが、ナウシカかラピュタのどっちかの映画に出てた「パズー」なる少年が食していた、目玉焼きの載ってたパンです。

これを先輩に話すと、わずか15ナノ秒くらいで「あれうまそうだよね!」と反応してくれました。

おれが主人公の少女だったら、パズーに体を許しているくらいには美味いと思う。


■あと、先輩は「こち亀にでてくるトンカツ弁当が美味そうだった」と語ってました。おれには、どのエピソードのことか思い出せませんでした。というか、当の先輩もどのエピソードのことかを思い出せませんでした。なので、詳細は不明。


■あと、この手の話題になると、おれが必ず云うセリフは、「アメリカのテレビ映画に出てくる、紙のパッケージに入った宅配の中華料理って妙に美味そうですよね」です。


■またひとつコザの灯が


■コザ(※沖縄市内の一地域。幼少のみぎり住んでました)のニューヨークレストランが先月で閉店してたらしい……


■これ、コザに愛着がある人々にとっては、東京のクラバーにとってのYELLOW閉店に匹敵するニュースです。あー。

吉田書店、次男(食堂)、稲嶺書店、と来て、まさかのニューヨーク閉店ですよ。('A`)

でも、上記リンクによると、ニューヨークは再オープンの可能性もあるかもしれない、のようなことも書かれてます。ので、期待しておきます。


■チャーリータコスとビクモンも頑張ってほしいです。


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■今晩は、gocoup次回作の仕上げ。明朝までに間に合うかどうか。間に合ってほしい。間に合うべき。間に合ったほうがいいと思う。


■今年ももう終わり


おもいっきり中学時代

■あの半蔵商店です。こんばんは。


■昨日は夏至でした。夏至を過ぎると、今年ももうそろそろ終わりだ…という気になってしまいます。


gocoupの次回作は、4曲入りで16分41秒になる予定です。マスタリングの日程はもう決まりました。明日いっぱいで音源を仕上げる予定。間に合うかどうかは未定。


■今週、Amazonで『snowscape』「gocoup e.p.」を買ってくだすった方、ありがとうございます。


■ならびに、アンビエントのイベントをやりたくなってる件


【半蔵・註】このエントリは、6/19の晩に書いてアップしたはずなのですが、どういうわけかブログに反映されてませんでした。謎です。とりあえず、6/20ぶんのエントリとしてアップします。

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■会社で、資料をせっせとビニール袋に詰める、という雑用をやらされました。

こんな、高校生のバイトどころか、小学生でもできる仕事に、数人の大人が3時間×2日くらい費やしました。


■せっせ、せっせと、なんらかの実験中のチンパンジーのように資料の袋詰めを行う我々を見て不憫に思ったのか、たまたま通りがかったよその部のヒトが、

「……ねえ、なんでそれ外注しないの?」

という、ものすごくまっとうな質問をしてきました。


■で、うちの部の某氏(この雑用の主)が、

「外注するとすごい高いからね」

と答えました。

「え? 外注するとそんなに高い? いくらかかるの?」と訊くよその部のヒト。

これに対するうちの部の某氏の答えが

「5万くらい」

でした…。


■あの…5万円だったら、外注したほうがいいと思うんですけど……。

5万円の雑用のために、数人の大人を3時間×2日も拘束しとくほうがよっぽど無駄だと思うんですけど……。

われわれはちゃんと他に「本来の仕事」があるんですから…。


■で、こういう雑用に妙に献身的な先輩がいるのね(←急にファミ通編集者口調)。

おれなんかは、「いいヒトぶって雑用をホイホイ引き受けてたらそれだけで人生終わっちゃうよ」、なんて思うんですけど、まあ、この先輩なりの社内世渡り術なのかもしれない。


■ただ、おれはこの夏、ちょっと長めの夏休みをとるので、「雑用もちゃんとやる後輩」みたいなアピールをしつつ、部内での立場を悪くしないようにしまーすめんどくせえ。


■ま、そんなことはともかく、アンビエントのイベントやりたいですよ。

昨日もちょっと書いたけど、客席にゲームボーイ(旧型)とか電子ゲームとかの類があるといいな、とか、飲み物にホットワインはどうだろう、とか、曲の雰囲気ごとに合わせていろんなお香やアロマキャンドルを使い分けて焚く「香りジョッキー」という係がいるのはどうか、などなど、いろいろ考えてしまいます。

あと、クラブでのイベントというとたいてい夜に開催されるけど、真夏の真昼にアンビエントを聴くイベントなんてどうだろう……とか。1000円で冷やしそうめん付きとか。


■──などと、このところいろいろ書いてますが、ここへきてこのアンビエントのイベントがかすかに現実味を帯びてきました。詳細は後日お知らせしますね。


■ともあれ、アンビエントのイベントのような行事をやってみたい件


■アパートのある石神井公園から、職場のある渋谷まで行くために、今日初めて「副都心線直通 渋谷ゆき」という電車を利用しましたが、

これがもう著しく快適。


■なんといっても、池袋で西武線から山手線に乗り換えなくていい、というのは画期的。

だいたいね、池袋での乗り換えに午前中の体力の半分以上を消費してる人もいると思うんですよ。混んでる電車降りて、混んでるホームを歩いて、混んでるエスカレーター/階段を下りて、混んでる改札をくぐって……と、改札を出るだけでうんざりですよ。これは人生の無駄です。

副都心線直通の電車に乗ると、乗り換え無しで(当たり前ですが)渋谷に着ける。

ま、渋谷駅を出るまでに正直ちょっとは歩くのですが、池袋駅の人間性のかけらも感じられない極悪非道な混雑をくぐりぬけるのに比べたら断然ストレスフリー。


■それから、電車自体が空いてる(ま、これは今日はたまたま空いてただけ、という可能性もありますが…)。

石神井公園で電車に乗った時点では、まあ混んでたんだけど、練馬で人類がドドドドと降りる。ひょっとしたら、西武池袋線沿いから渋谷に向かう人って、そんなにはいないのかもしれない(まあ、会社から支給される定期券の関係とかもあるだろうから、これも今の時点では断言できないですね)。

なので、シートに腰かけて楽勝で読書できた。というか、小竹向原(という駅)を過ぎたあたりでは、車内に立ってる人がほとんどいなかった。朝のラッシュアワーだというのに。

山手線では絶対に味わえない心のゆとりを味わえました。少なくとも今朝は。


■とはいえ、まだまだ開通したばかりの路線なので、これからもずっと快適かどうかは分かりません。しばらくしたら池袋線や山手線みたいに混んでしまうのかもしれません。が、さしあたっては副都心線に乗れば快適に通勤できそうです。


■ちなみに、おれの持ってる会社の定期券では東京メトロはあれできないので、わざわざ370円を支払ってこの副都心線直通の電車に乗りました。

副都心線に乗れる定期券に切り換えられるかどうか、総務の人に訊いてみます。


■──などと、いろいろ小っちゃいことを書いたけど、おれも早くヘリコプターやハイヤーで移動できる身分になりたい。

でも、副都心線を開通させた人に、芥川賞とかそういったものを贈呈したいです。


■さて、例によって話はガラリと変わるのですが、アンビエントのクラブイベントやりたいですね。

DJもライブもやってみたい。なんだったら、DJ/ライブ用にノートパソコンを買い足してもいい。

構成は、DJを1時間やってライブを1時間──というふうにかっちり分けるよりも、DJ中に自分の曲の素材をからめたりとか、自分の曲のライブセット中に他人のレコードを乗っけたりつないだりとか、そういう方向性で。

で、お客さんはDJブースを見たりすることなく、各自、雑談、読書、仮眠、飲食、ゲームボーイ、瞑想、などをのんびり楽しむような方向性で。

できれば、ハチミツをたっぷり使った温かい飲み物などもお出ししたいものです。


■ですから、アンビエントのイベントをやりたい件


■塩味のクラッカーに、チョコレートを載せて食べると美味い、ということをきょう発見しました。半蔵商店です。


■ひきつづきgocoupの新しいやつを、パソコン買い換えなきゃなあ、と思いつつもコツコツ進めてます。

そうそう、だんだん蒸し暑くなってきて、「gocoup e.p.」の似合う季節になってきました。まだ買ってない方、この夏はぜひ! 縁起のいい税込定価777円です。


■そう、アンビエントのイベントですが、もしやるとしたら、雑誌とか古本を用意して、お客さんはそれを自由に手にとって読める、ようにしたいですね。そしたら、一人で来たお客さんも過ごしやすい。し、そこから生まれるコミュニケーションもあるかもしれない。

あと、いいお香を焚く。落ちつく匂いの。

飲み物も、温かいジンジャーミルクとか、質の良い日本茶とか、そういうのを出す。まあ、飲み物のメニューはお店の都合によるところが大きいので難しいかもしれませんが、こういうの出来たらいいなあ、とは思いますね。(談)


■やはりアンビエントのイベントをやってみたい件


■以前このブログでお伝えした、とあるホテルのバーにて体に戦慄のようなものが走る接客をしていただいた件、のつづきです。[→この件、その一] [→この件、その二]


■ブログでお知らせするのが遅れましたが、苦情の手紙をホテルに投函したところ、先週、返信が届きました。

ちゃんとお返事がもらえたことは嬉しいし、このホテルにもちゃんと良心的な「中の人」がいるんだと確認できて良かったです。


■ただ、しつこくてすいませんが、返信の中に「私どもの諸事情により、(略)、下げ物台がお客様のお席に相当近くなっておりました」とか、「カウンターのすぐそばに下げ物を置かざるを得ない現状」とかいった表現があったのが気にかかりました。

お店にもいろいろ事情があることは理解できますし、客がそれに従わないといけない場合も多々あることは弁えているつもりです。

が、客のすぐそばに他の客の使用済み食器を積んでおくってのは、諸事情うんぬんを加味しても、やはり問題外だと思います。

いっそ、ゴチャゴチャしそうな場所には最初から席を設けない、というのが正解じゃないでしょうか。バーというのは、単に「日本円とウイスキー30mlを交換する場所」じゃなくて、やはり、「ゆっくりお酒を味わえる場所」であって欲しいので。


■でも、まあ、こうやって丁重なお手紙をもらったわけだし、おれもこの店には金輪際行かないので、この件は、ね、これでおしまいにします。


■で、この段落からとつぜん話題が変わるので注意していただきたいのですが、アンビエントのイベントやりたいですね。ノンビートの曲を中心に。

自分の部屋のスピーカー(正直、ノートパソコンのスピーカーだけでオンガクを済ませてる人もけっこう少なくないのでは?)やiPodのイヤフォンでだけじゃなくて、大きな空間の大きなスピーカーで、大きな音量でアンビエントを聴くのもまた一興かな、と思うんですよ。

かくいう拙僧も、クラブ(および、それに類するところ)でアンビエントを耳にした経験がほとんどないので、ぜひ聴いてみたいです。きっと、ふだん自宅で聴くのとはぜんぜん違う聞こえ方になると思う(当たり前かもしれませんが…)。音を聴く、というか、「音を浴びる」みたいなイメージです。浴びてみたいです。


■アンビエントのイベントをやりたい件など


■朝、パソコンのウイルス予防ソフト(ちなみにカスペルスキー)のライセンスを更新→新ヴァージョンをインストール。あと、gocoup.comのドメインも更新(中身もそろそろ更新したいですが…)。

これだけで一仕事。だけど、「これで一仕事し終えた!」という達成感を味わっちゃいけないレベルの一仕事。


■昼、gocoupの次回作の作業をコツコツと進める。売れないとは分かっていても、作りたいのです。みたいな貧乏くさいことを書く人間のCDなんて誰も買いたがらないよね。もうちょっとハッタリきかせて云ったほうがいいのかな、こういうのは。


■夕方、江古田に。ブックオフにて、小説をまとめて1.5kgぐらい買う。

ブックオフの袋に、「本を売ってください」みたいなチラシが入ってたんですが、そこに、

「でも稀覯本などは神田・早稲田の専門古書店に持っていくことをおすすめします」

って書いてあった。


■突然ですが、アンビエントのイベントをやりたい、と思ってます。いまのとこは思ってるだけですが、でも、やりたいです。

で、ゆくゆくはお寺の庭でライブしたいです。


■ヤフオクで見つけた、つらいカセット


こ れ は つ ら い。('A` ) ('A` ) ('A` )

このジャケットの右半分……。これ描いた(描かされた)イラストレーター、つらかったろうな。いや、描かせた制作サイドの人もつらかっただろうな……。

こういうのって、レコード屋じゃなくて、ホームセンターで売ってんだよな……。こういうのが売れ残ってるのを見ると、他人事ながらつらくなるよな……。悪いけどこんなの、家にあってほしくないよな、つらいから……。

ところで、このジャケットの左半分に描かれてる女の子も、なんかのアニメを暗示してるんですかね。正解はあってもべつに知りたくはない。つらくなるから。

土曜の朝からつらい話題ですいません。まあ、最大の問題点は、誰がこんな物件に2500円も払うのかってとこですね。





しかもこのテープ、裏面に「●歌手名・演奏者をご確認のうえお買い求めください」って書いてある……(二枚目の画像)。つらい。( 'A`)


■鯖のペペロンチーノを作る


■“GReeeeN”というシフトキーの操作が面倒くさそうなバンド名を見るたびに、「インレタの“e”の文字が足りなくなってしまうのではないか」と心配します。半蔵商店です。

──最近のヤングは、テープを自分で編集して、カセットインデックスに、
インレタでバンド名とかをレタリングしたりしないと思うんですけど……
(´д`;) (´д`;) (´д`;)



■で、まあ、本題に入るんですけど、ちょっと前に松尾スズキ氏のブロッグを読んでいたら、「鯖のペペロンチーノが美味い」という話が出てきました。以下、引用。

『リングイネのパスタで鯖の缶詰のペペロンチーニ。
こーれはやばいくらいうまい!
鯖あ? って思うでしょ。うまいのよ、外国の高いやつ買うと。』
(松尾スズキ「ドブロクの唄」5/15の記事より抜粋)


■そんなわけで、買って来ましたよ。外国の、高い鯖の缶詰。

鯖の缶詰

石神井公園のスーパーにはこういうのは売ってなかったのですが、たまたま用事で行った渋谷の東急本店で見つけて来ました。ノルウェー産で、価格は、150グラムで衝撃の647円。奮発しました…。


■で、まずはパスタを茹でました。つぎに鍋を空け、オリーブオイルをちょっと敷き、チューブ入りのニンニクと七味唐辛子(※タカの爪の代用のつもり)を振りかけ、缶詰の中身を投入。しばらく炒めてから、茹で上がったパスタを入れ、さらに軽く炒めました。


■で、このようにして鯖のペペロンチーノが出来上がりました。こちらです。

できあがり

──うーん、写真はあまり美味くなさそうな…(´д`;) (´д`;) (´д`;)

料理を美味く撮るのは、難しいのです…。( 'A`)


■で、まあ、いざ食べようとしたら、なぜか、

さっき料理に使ったはずのノルウェー鯖の缶詰が、手もとに残っている。

ちょっと待て。おれは松尾スズキのブロッグを読んでから、この鯖のペペロンチーノを作ろうと思い立ったわけだし、それでノルウェー鯖の缶詰を買ってきた。そして、鯖のペペロンチーノはこのように実際できあがっている。じゃあ、手もとに残ってるこのノルウェー鯖の缶詰はなんなんだ……?


■えー、これはどういうことかと説明しますと、東急本店でノルウェー鯖の缶詰を買うとき、「せっかくだから」と、あまり見慣れないスペイン産のオイルサーディンの缶詰もいっしょに買ったんですね。

で、おれはてっきり、ノルウェー鯖の缶詰だと思いこんで料理(というほどのものでもないですが)してたけど、実はそれはオイルサーディンのほうの缶詰だったみたいだ…('A`)

──なんで気づかないんだ、おまえは…(´д`;) (´д`;) (´д`;)

たぶん、これまでにもオイルサーディンのパスタは何回か作ってて、比較的最近にも作ったからだと思います。その癖で、オイルサーディンのほうの缶をいつの間にか開けちゃってたみたいです。

でも、このノルウェー鯖あらためスペイン鰯のペペロンチーノもなかなかおいしかったです。

オイルサーディン

▲参考資料。間違って開けたオイルサーディンの缶詰(の、外函)


■ということで、鯖のぺペロンチーノは、また機会を改めて作りたいと思います…。


■雨/カンコンキンシアター


■不思議なことに、平日の朝、どんなに大雨が降っていても、会社に行くために家を出る時刻が近くなると、たいていの場合、大雨が小雨になったり、止んだりする。

今朝も、「これ、会社行くのは不可能だなあ」って感じの大雨が七時ごろには降っていたけど、七時半にはすっかり小雨になっていた。

東京の雨は、律儀なところがある。


■つぶやきシローの次回の単独ライブは7月25日らしいです。おれ、そのころ帰省中だ……('A`) ('A`) ('A`)


■いちど観てみたいなあ、と以前からバクゼンと思い続けているものの一つ(二つ)に、関根勤の「カンコンキンシアター」と、小堺一機の「おすましでSHOW」がある。

先ほど、とんねるずの番組に関根勤が出てたので、そういえばカンコンキンの券ってもう出てるのかな、と思って調べたら、とっくに発売してて、もちろん全日程とも完売だった。合掌。


■そうそう、以前友人のワールドツアーのフライヤーを作ったと書きましたが、その現物が送られてきました。A4サイズとハガキサイズがあります。沖縄で配られてるようです。

夏の庭_フライヤー

こたつ 19

あ、これは、つぶやきのライブのチラシです。


■麦とホップとヱビスビール


麦とホップとヱビスビール


■真ん中の人が邪魔して見えにくいのですが、ヱビスビールと、「麦とホップ」を買った。おれはロックスターだから、ふだんはほとんどヱビスかプレミアムモルツしか飲まないけど、「麦とホップ」の「私には、ビールです。」というキャッチコピーはちょっと気になったので。


■で、「麦とホップ」の味の感想ですが、えー、ヱビスビールの「ヱ」という字を打つためには「we」と打ってから「ヱ」と変換しないといけないので、面倒だなと思った。だったら「ヱビスビール」で辞書登録すればいいのに、と我ながら思った。以上です。


■チキンカツの日


■昨日の夜、久しぶりにココイチ(正式名称で書くと、変換がめんどくさい表記なので略称)に行きました。で、席について、チキンカツカレーを発注しました。

その数秒後、昼に社員食堂でチキンカツを食べたのを思い出してしまった。


■もう、今年から、毎年六月九日はチキンカツの日に制定。もしくは、制定しない。


■ポンポコじゃないほう


■きょう午前中はジムに行った。なんでかというと、午前中はジムに行こうと考えたから。

ということで、午前中はジムに行ってきました。いいと思う。


■午後は、池袋にコンタクトレンズを買いに行く。なぜなら、これはおれが決めたことだから。

そのあと、「土曜の午後感」を求めつつ、池袋をぶらぶら。

そう、ジュンク堂の裏あたりに、予備校とかが集まってるエリアがあるじゃないですか。あそこらへん、いい土曜午後感出てます。


■で、たまたま見つけたそば屋にふらっと入り、天丼とヱビスビールを発注。そば屋といっても本格的なやつじゃなく、メニューにカツカレーとか冷やし中華があるような感じの、ジャンルにとらわれない(←CDの帯の紹介文か)そば屋。

出前メインだけど店内での営業もやってますよ、みたいな小さいそば屋にて、他のテーブルでは店の人がパタパタと電卓を叩いてたりまかないを食べてたり、というのんびりした環境の中、天丼とヱビスビール。悪くない。


■で、ぶらぶら歩いて古本屋に入って、おれじゃない人が書いた本を520円で入手。


■石神井に戻って、他にやるべきことがたくさんあるはずなのに、ゲームセンターへ。ここには、'80年代レトロゲーム300ヶぐらいを一台にぶちこんだ機械がある。

シグマ(?)という会社の「ポンポコ」(?)という、昭和57年製のゲームをやった。

これはタヌキが主人公のゲームで、早い話が、「ロードランナー」を、「ジャンプして敵を飛び越せるが、そのかわり自分のいるとこより一段でも下に落っこちたらアウト」というシステムにしました感あふれるゲーム。金塊のかわりに食べ物を集めていく。当たり判定はけっこう厳しいです。

西暦2008年のこの日にこのゲームをやった人間は、おれを含めて日本全国で11人くらいしかいないだろう。ちなみにこの日、性交をしてた人は、日本全国で3000万人くらいはいるんじゃないか。ものすごい差だ。たしかにポンポコは、性交よりは楽しくない。


■その後スーパーに行ったら、ドンタコス リッチバター味が売り場から消滅していた。どういうことですかこれは。


■そして、家に帰って、テレヴィジョン受像機でテレヴィジョンを受像して、音声を伴う映像を見たり聞いたりする。


■ホテルオークラ東京の「バー ハイランダー」の件 2.0


■どうも。「ホテルオークラ東京 ハイランダー」でぐぐると、4番目に表示されてしまう半蔵商店です(六月七日 朝九時現在)。


■先週の金曜日、このバーにて、失礼と無礼がすみずみまで行き届いた不愉快極まりない接客をしていただいたので、「これまでの人生で経験した中で最低水準のサービスでした」とかいろいろ書いた感謝の手紙をホテルに発射しました。ホテルの中の人、ちゃんと読んでくれるといいなあ。

しかし、こういった種類の手紙を書くのは初めてだな…。


■ところで、この「ハイランダー」では、『隣の喫茶店のスペースを広げるため、バーのカウンター席を8席から6席に減らす』という計画があったそうです。[→参考1]

ですが、いろいろあって、『8席を7席に減らす』といったところに落ち着いたそうです。[→参考2]


■7席だの6席だのそういうチマチマしたことをするんじゃなくて、もう、こんな店さっさとつぶして、テナントとしてロイヤルホストかなんか入れればよかったのに(あ、このことも手紙に書いておけばよかったな)。


■で、上記の[→参考1]のブログにも書いてあるけど、このバーは、ジョン・レノンのお気に入りだったらしい。

なあ、それ本物か? 単にジョン・レノンに似てただけの人じゃないの? 「見た目が邦彦」のように。


■ネットで検索すると、このハイランダーを「良い店です」と書いてるブログもいくつか見受けられた。ほんとは良い店なのか。

おれは、先週の金曜日はひょっとすると、偽の東京メトロに乗って、偽の虎ノ門駅で降り、偽のホテルオークラに入って、偽のハイランダーに行ってたのかもしれない運転。


* * *


■そんなわけで昨日は一週間ごしの口直し(?)に、このお店に行ってみました。英国式の本格的なバー……というか昭和のサラリーマンのためのバー、という感じのお店で、4杯と、つまみ2品で、ハイランダーより安くて、満足度は65536倍くらいありました。


■はじめまして。半蔵商店です。


はじめまして。

■この数日、アクセス数が一時的に、くいっと増えたようなので、初めて半蔵商店を訪れてきた方のために、ごく手短な自己紹介と、過去ログのダイジェストなんぞを載せたいと思います。


■このブログ「半蔵商店」は、半蔵という者が書いています。基本的に、身辺雑記です。食べ物の話が多いです、とヒトから云われます。平成十七年五月からやってます。

ブログのスクリプトを使ってますが、心持ちとしては'99年ごろのテクストサイトっぽい感じです。

以下に、過去ログのいくつかを、半ばランダムに抜粋します。なにぶん急ごしらえなので、選択にかなりムラがありますが読んでみてください。一見さんも常連の方もどうぞ。


【日常に潜むあれやこれや】
西武池袋線になんかいた件
誤ピザ
ポストの上に何かが。
7億


【恐怖! 説明の下手な人しか住んでない町シリーズ】
その一その二その三その四その五


【超おもしろ4コママンガシリーズ】
その一その二その三
その四その五その六その七


【戦慄! おいしくない店シリーズ】
中央区の中華人民共和国料理屋
渋谷のラーメン
神田のラーメン
・青山のカレー屋 前篇後篇


【旅の写真】
箱根(今年五月)
旅というわけではないですが月島(三月)
沖縄・竹富島の猫(昨秋)
沖縄市・コザの猫(昨秋)
その他、沖縄のいろいろ(これも昨秋)
真顔で新潟県に行ってきた。(2007/4)
京都の食べ物あれやこれや(2007/2)
京都の、逆に、食べ物以外の写真(2006/9)
西表島っぽい島(2005/9)


【その他!】
点滴を打たれながら、携帯電話で書いたエントリ。

報道写真
あるあるネタ
ハードボイルドな歯磨き法


えー、繰り返しますが、かなーり偏ったセレクションです。いつか、ログの抜粋を内容ごとにきちんと分類したページをつくろうかなと思ってます。あ、いわゆる「アバウト」のページも作ったほうがいいかもしれない…。


■半蔵は、電子音楽レーベル「gocoup(ゴクウ)」もやっております。

gocoupのCDは、Amazonで買えます。[→猿シングル] [→猿アルバム]


■あと、更新休止中ですが「pengo」という写真サイトもあります。こちらもぜひ。


■では、ひきつづきこれからも、常連さんも一見さんもよろしくお願いしますです。


■Directed by 外人


■YouTubeを見てると、アーティストの曲に映像をあてて自分でビデオクリップを作ってる人がたくさんいます。

で、今日見つけたのがこれ

矢野顕子の元ダンナさんの「undercooled」に、外人が日本旅行したときの映像を適当につけてるやつです。たしかに、映像の選び方が外人観光客っぽいなあ、という気がしないこともなくはないです。

東京と福岡を旅行したらしく、秋葉原や雷門、中洲やキャナルシティ博多(にあるナムジュン・パイクの作品)とかが出てきます。


■犬と信号待ちするおっさんとか、「やきたて 1個50円」とか、なんでこんな映像つかうの?って感じのカットがちょくちょく出てきますが、最後らへんに出てくる、目の光るビートルズとかマイケルジャクソンとかが、イヤです。おすすめ!

(これって、福岡市のけやき通りの田口商店かなあ。違ったらすいません)


■で、渋谷のハチ公前の交叉点を歩くと、たまにビデオカメラ回しながら歩いてる外人とすれ違うじゃないですか。ああいう人たちは帰国した後、こんな感じで映像を作ってるのかもなあ、と思った。で、YouTubeにアップして、ブログにリンクしたり、友達にURLをメールしたりするんだなあ、と思った。

外人がYouTubeにアップロードしたビデオに、知ってるやつが映ってたらおもしろいっすね。「あれ? これ佐々木?」みたいな感じで。


■そういえば、おれ、大分で、年とった猿にぶたれたところを外人にビデオに撮られたことあるよ


■地味写真


貼り紙

■ゾウハンのテンショーです編集点ポーン。

と夙川アトムふうに書き出したりしてるうちに、六月などという、あんまりカリスマ性の無い月になってしまいました。びっくりですよね。

小5のころ、理科の実験中、タカシ君の着ていたゴーストバスターズのトレーナーにアルコールランプの炎が引火して、袖が燃え始めたときくらいびっくりですよね。


■といった意味も含めまして、今日は、おれのパーソナルなコンピュータのハードなディスクの中にすっ転がっていた地味な写真を、載せます。


赤川次郎

■先週金曜日のホテルオークラの入り口の札。赤川次郎が祝われていた。著書五百冊はすごいなあと思った。


カレー

■連休中に行った、神保町の「さぼうる2」のカレー。なにげなく大盛を頼んだら、これがほんとにでかい! 写真手前の携帯電話(ちょっと暗くて見えにくいですが)と比べてみてください。

ちなみに、味のほうは………………………………。


振替乗車票

デザフェスの帰り、有楽町線でいろいろあって電車が止まってたので、「振替乗車票」というのをもらった。それだけです。あんまり見ないものだから写真にとってみました。


ライオン@渋谷マークシティ

■渋谷のマークシティにあるビアホールの「ライオン」で、ショーケースの中身を大幅に入れかえる作業をしてたので撮ってみました。この写真からは、「通路の地べたにズラッと料理のサンプルが並んでいる様子」という非日常的な感じがあんまり伝わってこなくてすいません。その非日常感こそがこの写真を撮る意味だったのに。


■冒頭で、タカシ君のゴーストバスターズのトレーナーがどうのこうのと書きましたが、実際に見たわけではありません。伝聞ですいません。

あと、さぼうる2は、ミートソースのスパゲティーはおいしいと思います。


■ホテルオークラ東京の「バー ハイランダー」が、ひどかった件


[5/31 9:00 一部加筆]


■年に一回だけ(多くても二回)なんですが、「一人で本格的なバーに行く」というのをやりたくなります。

で数日前から、この週末はバーに行きたいなー、という気分だったので、よし、金曜の夜はバーに行こう、と心の中で決めてたわけです。


■つーわけで、今日はホテルオークラの「バー ハイランダー」に行ってきたわけです。なぜホテルオークラかというと、先月行ったとき、昭和っぽいフンイキが気に入ったから。

それに、老舗ホテルのバーなら、はずれもないだろうなと思って。

ちなみに、ホテルオークラのWebサイトでは、この店のジャンルを「スコティッシュ バー」と記していた。スコティッシュ→ということはスコットランド風→ということは英国風→ということは本格的バーってことだな、と期待するのも止むを得ないと思う。


■しかし、実際に行ってみると、この店、おれが期待してたバーと違ってた。


■まず、ビールに付いてくる小皿のつまみが、

柿ピー。


ええ、柿ピーです。あの「柿の種」と呼ばれる辛いあられと、ピーナツを混ぜた、あの有名な柿ピー。

しかし、なあ、「スコテッィシュ バー」のお店で、なんで柿ピーですか。スコットランドでも柿ピーを食べるんだろうか。

いや、おれはこういう店あんまり来ないからよく分かんないけど、柿ピー。うーん…。


■で、店内に流れてるBGMが、なぜか

マドンナだかカイリーミノーグだかの80年代MTV系。

いや、悪いわけじゃないけどさ、せっかく本格的なバーなんだから、もっと、ほら、ジャズとかをさ……いや、ジャズが聴きたいわけじゃないけどさ、フンイキとして、ね、ほら、と心の中で思ってるそばから、“ポリス”がドゥードゥードゥーダーダーダー云ってる曲がかかってた……。いや、いいんだけど。


■いや、柿ピーもポリスもいいっすよ。趣味の問題だから。


■でもねー、カウンターで飲んでるおれの、ほんの30センチぐらい右に、

他の客が飲み終わったハイネケンの瓶2本とグラス2つ

が置きっぱなしとはどういうことだろう。お店のメインのバーカウンターに、ですよ。けっこう長い時間。

たぶん別のテーブル席からさげたものだろうけど、せめてカウンターより一段低いとこに置いといてくださいよ、って感じでしょ。さすがにテーブルに直に置くんじゃなくて、トレイに置いてたけどね(でも、トレイに置いてたとしても、だからどうしたって話だ)。

他の客が飲み終わったビールの泡がついたグラスが視界にちらちら入ったまま飲むマッカラン18年…。


■で、それだけならまだしも、従業員がなんのためらいもなくそのトレイに、他のテーブルからさげた

3本目のハイネケンの空き瓶をストンと置いた。

あのな、おい。バーって云うのは、おれの解釈に間違いがなければ、たしかお酒の味をゆっくりと味わう場所だ。

あなた、ね、ワタシは、あなたがテーブル席から回収してきたビールの空き瓶を並べてってるその約30cm横で、マッカラン18年を飲んでるんですよ。もう12年物の味、いや、トリスの味もせんわ。


■そんな状況でマッカラン18年(これについてきたのも柿ピー)を飲み終えたら、バーテンダーが「(次の)お飲み物のほういかがですか」と訊いてきたんですが、

そういう質問するくらいだったら、明らかにあなたの視界にも入ってるであろうハイネケンの空き瓶3本とグラス2つを片づけてくれって話ですよ。いや、云えば片づけてもらえたかもしれないけど、云われて気づくようじゃ遅いでしょう。


■なんかアホらしくなって、ビールとマッカラン18年の計2杯(と、サンドイッチ)だけで席を立った。


■で、お会計の段になりまして。

レジで一万円札を出したわけです。そしたら、吉本の若手芸人「ギャロップ」の、毛髪を有しないほうの男に髪形が似てる店員が、お釣りの紙幣と小銭をまとめて、

「はい」

とだけ云って、おれに突き出してきたんですよ。あのねー、もうちょっと愛想ふりまいてもバチは当たらんでしょー。「はい」はないだろ、「はい」は。マクドナルドでも「ありがとうございましたまたお越しくださいませー」ぐらい云うでしょ。

いや、馬鹿丁寧な挨拶をしてくれってわけじゃないですよ。でも、飲食店で会計した後の挨拶を「はい」だけで済ませるってのは、テレビの前のみんなはどう思う?


■腹立たしいことに、こんな、治安の悪い地方都市の深夜のファミレスとどっこいどっこいの接客をしてるくせに、しっかりサーヴィス料を徴収してるんですね(ホテル内の飲食店だから当然だし、こっちもそのことは承知で入店している)。

ちなみに、いま手もとにある勘定書きを見ると、おれはこの店で5408円ぶん飲食したので、サービス料(飲食代の10%)は540円でした。

サービス料とっといてこのありさま……。これって契約不履行では。


■バーが、客を平等に扱う義務なぞ毛頭ないことは承知している。一見さんが常連より比較的軽く扱われても仕方ないし、客単価が安い客より高い客のほうが丁重に扱われるのも自然の摂理だと思う。

でもねえ。最低限の水準のサービスを受けさせてもらえないというのはどういうことなんだろう。


■トータル六千円弱を払って、ぜんぜん楽しい気分になれなかった。いや、ほんのちょっとはなったけど、ほんのちょっとだけだったし、店を出るころには、その「ほんのちょっと」もとっくに消え失せていた。はぁ……('A` )

先月行った、同じホテルオークラのレストランの中の人は親切だったのにな。


■来週、また一人で別のバーに飲み直しに行きます。このハイランダーとやらにはファッキンネヴァー行かない。


■絵のようなものを描いた件


■オンガクをやってる地元の友人がワールドツアーを開催するので(沖縄本島中部→南部→北部)、そのライヴのフライヤーをデザインしました。

『夏の庭』


■で、このフライヤーを作るにあたり、デザインだけでなく、なんと絵まで頼まれました(キャラクターのみ。背景の芝生は他の絵からの拝借)。

こんなマンガとか、こんなマンガとかしか描いたことないおれに絵を発注する、という行為がレアです。ピチカートのアルバム、『スウィート・ピチカート・ファイヴ』のMD版くらいレアです。

「小僧と猿」というのは友人のアイデア。なぜかは不明です……。


■ちなみに、クラシックギターのライブです。なので、歯でギターを弾いたり、フライングVを燃やしながらステージに叩きつけたりとかは、そんなにはしないみたいです。


■冷蔵庫


■会社の給湯室に、高さ170cmくらいの冷蔵庫があります。

その冷蔵庫の、いちばん大きいメインの冷蔵室がだんだん満杯になりつつあります。

毎回毎回、冷蔵庫の中をカチャカチャ/ガチャガチャと片づけて、徐々に徐々にスペースを稼いでからじゃないと、新しく買ってきたサムシング トゥー ドゥリンクを置くスペースを確保することができません。面倒。


■そんなわけで、拙僧と、もう一人の心ある人とで、自主的にこの冷蔵庫の中を片づけました(偉いよな)。そしたら、




冷蔵庫


賞味期限の切れた飲み物がこんなに出てきた…………('A` ) ('A` ) ('A` )

写真は、冷蔵庫の中身ぜんぶじゃないですよ。あくまで賞味期限の切れた飲み物だけっすよ先輩。

いくら、20〜30人ほどヒトがいるフロアとは云え、これはいかん。


■賞味期限が先月や先々月、なんてもんじゃない。'05年や'06年で賞味期限が切れてるものもゴロゴロある。もう無いブランドのお茶とか出てくる。未開封の飲み物もちょこちょこある。とっくに会社を辞めたヒトの飲み物が多々あるんだろうな。

賞味期限が'04年で切れてるのはまだしも、中身が数滴しか入ってないゴマ油の瓶も出てきました。誰がこんなもん取っといたんだろう。


■当然のことながらこれらの物体はすべて処分しました。合掌。


■独身男なら部屋に小銭の塔を建立するよな?


百円

どのくらいの割合まで意識的か、という差はあれど、独身男の部屋にはたいてい小銭の塔が建ってるものです。

──そうかなあ…………(´д`;) (´д`;) (´д`;)

そういうものです。ない? 家に帰ってきて、ポケットから取り出したコンビニのお釣りをなんとなく靴箱とかテレビの上に積んで、そのままになってたりとか。で、数日後、その隣に新しいお釣りを積んだりとか。

写真は、わりと意識的に積み上げてる百円玉の塔。始めたきっかけがもう思い出せないけど、止める理由も見当たりません。


■テレビスポーツ教室


猫
▲石神井町を散歩してたら発見した生物


■今日は、一日じゅう石神井町にいました。商店街の中華人民共和国料理屋で適当なメシを食って、古本屋で本を買い、スーパーで食材を買って帰って、そんなに眠くはないけどわざと昼寝して、現在に至る。という感じです。


■そう、教育テレビで土曜の昼にやってる『テレビスポーツ教室』の画面を眺める(※観る、ではない)のが好きなんですよ。

まず、あの、「放送局用のライブラリCDから持ってきただけのような音楽」ってフンイキのオープニングの音楽が、いかにも学校で見る教材ビデオの音楽という感じで、よいです。

で、土曜の午後に人々がスポーツしてる、というのが、土曜の学校の放課後の部活の風景みたいで、良い。番組自体も、土曜の午後の校庭および体育館で収録してるような感じもする(さすがにそんなことはないと思うが…)。

「土曜の午後感の追及」を小学一年生のころからライフワークとしてる拙僧としましては、土曜の午後感あふれるこの番組をひきつづきチェックしていきたいです。


■とつぜん話があれしますが、さっき、『アフタヌーンショー』のやらせリンチ事件でおなじみのテレビ朝日を見てたら、スマステという番組で「心と体をほぐす癒し系ランキング」とかいう特集をやってたんですけど。

「第五位! ペットに癒される!」「ここでクエスチョンヌ!」とか云ってる小林克也の力んだナレーションが、聞いててぜんぜん癒される気分にならない声質で、あんまり番組の内容に沿ってなかったです。


猫・二


■がんがらじめ/polygon window


■カップうどんを作る直前、フリーズドライの油揚げを、食べやすい大きさに砕きます。半蔵商店です。


■仕事で、えらい人の講演を聞きに行きました。

で、そのえらい人が、話の中で、

『がんがらじめ』

という言葉を遣った。がんがらじめ…………『がんじがらめ』だよなあ、どう考えても。

60歳近い人なのに、えらい人なのに、がんがらじめ……。

いや、でも、もう、せっかくだから、これからの人生も『がんがらじめ』のままで突っ走ってってほしいと思う。なぜなら、そのほうが君らしいから(←文章が適当すぎるなと思った)。

でも、たぶん自分も、知らず知らずのうちに言葉を間違えてたりするもんだよな、他人様のことをあれこれ云うもんじゃないよな。

と、わかってはいるんですが、「煮詰まる」を誤用してる人を見ると、ちょっとした違和感が、心の中を、あれする。


■先日、中古レコード店に入ったら、店主が客と世間話をしていた、それによると、

「いまは、ロシアや中華人民共和国といった、これまで欧米のロックやポップスのレア盤を集める習慣のなかった国の人々が、そういうレア盤をコレクションするようになり、さらにそれらの国々も経済力をつけてきたから、レア盤がどんどんそれらの国々にも流れるようになったため、日本に入荷されるレア盤の数が相対的に減っている」

とのことだった。自分は初耳だったので、なるほどな、と思った。あと、インドのカレーが食べたい、とも思ったので、中古レコード店を出てインド料理屋へ向かった。


■渋谷のディスクユニオンで、polygon windowの「quoth」のシングルCDを発見。9800円という、箱根に日帰り温泉旅行に出かけたほうが幸せになれそうな値段だったんですが、それはさておきこのCDには「5曲目はこれでしか聴けません!」みたいな店員手書きコメントが書かれてました。

この5曲目とやらがちょっと気になったのでちょっと調べたところ、これは「quoth (hidden mix)」という曲で、'96年に日本のソニーから出たオムニバス『warp classics』でも聴けるっぽいので、よほどのマニア以外の人は、このCDを買うよりは箱根に日帰りで湯治に出かけ、浮世のしがらみを洗い流し、風呂上りには文庫本でも読みながらビールを飲んだほうがいいと思います。


■砂原良徳『Take-off and Landing』十周年


■今日(5/21)で、まりんが『Take-off and Landing』をリリースして十年になります。十年か。長いような、長いような。

当時なぜか福岡に住んでいたので、このCDは発売日に、天神イムズの山野楽器(だったかな)で、あ、タワレコで買ったらなんか特典がついていたかもなーと思いつつ買った。


■ということは、石野卓球『ベルリントラックス』から十年。

ビースティーボーイズの『ハロー・ナスティ』から十年。

『パンチ・ザ・モンキー!』から十年。

スチャダラパーの「アーバン文法」から十年。

ダンスダンスレボリューション(やったことないですが)から十年。

ボンダイブルー初代iMacから十年。

小田原ドラゴン『おやすみなさい。』から十年。

とかそういうキリの無い羅列をしそうになる。まあ、歳とった、ということです。


■インターネットをやりはじめたのも十年前。このころは、まだ携帯電話は持ってなかった。それがどうした。


■ちなみに、『Take-off and Landing』はCDとMDで同時発売だったのですが、MDも持ってます、というのは以前も書きましたが、MDって'90年代後半って感じのアイテムですね。このころはiPodなんてなかったんだな。みんなよくiPod無しで生活できてたよな。昔の人は偉いなあ。って、おれは未だに持ってない。偉い。そうでもない。


■ウゴウゴルーガの半蔵商店/東京は夜の三十一時


■さいきん側転してません。半蔵商店です。


ウゴウゴルーガの製作陣に番組の裏話を聞く連載が、「ほぼ日」で始まっています。興味深い!(←友近キャサリンの声&表情筋で)

なぜあのような、素人目に見ても並大抵じゃなく元手(アイデアや手間暇)がかかってそうなことを、(大きなお世話ながら)けっして予算が潤沢ではなさそうな早朝枠の子供番組で、三十分であの密度で、週5ペースでやることができたのか──という点は、放送当時から気になってました。


■当時、番組自体はよく話題になってましたが、裏側とかメイキング篇みたいなのはあんまり語られてなかったような気がします。ので、ほぼ日のこの連載を読むと、いろいろ細かい裏事情とかを知る事ができて、良い。


■ですが、そういうトリビア以上に、「熱意とかやる気とかが、同じ時期に同じ場所にいい具合に集まることで実現した、幸福なモノづくりの例」の一端を垣間みられるのが良いですね。おもしろくて新しいモノが産まれる現場、というのは、このような空気がただよってるものだと思う。こういうのは、どんな分野の話であれ、おもしろい。

おれは親切な人間じゃないので、「ウゴウゴルーガ自体に興味ない人にもおすすめです!」とかそういうお節介を焼いてまで薦めないけれど、この連載を読んで、こういう幸福なモノづくりの雰囲気に触れてみるのは無駄なことじゃないと思う。


----------------
【以下、余白。】


■ちなみに、今日の分の連載でも触れてますが、全国ネット初日(H5/4/1)の延々「プリプリはかせ」だけを流し続けた回、というのは覚えてます。

首都圏でしか放送されてない、あの「ウゴウゴルーガ」がやっと沖縄で見られる! と思ったら、30分まるまる「プリプリはかせ」……('A`)

でも、こういうやり方も含めてウゴウゴルーガなんだろうなあ、とは当時もちょっと思ってた。


■ウゴウゴルーガの新しかった点は、ざっと思いつくだけでも、

「立派じゃないCGも使う」「立派じゃないCGと立派なCGを混在させる」「とくにこれといった芸のない子役を起用」「必然性はないはずだが、なぜかピクピク動くテロップ」「各コーナーのものすごい短さ」「子供向けのアレンジをしてないクラブミュージック」「子供番組なのにオープニングが演歌」

とかでしょうか。

これらの「新しかった点」が、一つの番組中に同時に存在してた、というのがすごいと思うんですよね。(談)


■書きながら思ったけど、ウゴウゴルーガは「早朝枠の番組」じゃなくて「超超深夜枠の番組」だったのかもしれない。31時スタートの。


■世に出るクリエイターと出られないクリエイターの違い


■ジョーイおじさんと、ジェシーおじさんと、あと一人の名前が思い出せなくなります。半蔵商店です。弟にメールで訊いたら「ダニー(父)」って返事が返ってきた。


■そんなわけで、土曜日は、デザインフェスタ、略してデザフェス、という儀式に行ってきました。

これは(200字略)という主旨のイベントで、ゆくゆくは自分でもゴクウ(※拙僧がやってる電子音楽レーベルですよ)のCDを出品できたらいいなあ、とか、それとは別に、ちょいと気の利いた絵葉書とかTシャツとか作って売ってみたいなあ、という芸大の2年生みたいな野望があるので、その偵察のために行ってきました。一人で。


■で、思ったのは、星の数ほどある出品者の中にも「すごく気合いの入ってる人」と「中くらいの気合いの人」がいて、あまり気合いの入ってない人のブースは、気合いの入ってるブースの雰囲気に呑み込まれたり、圧されたりしてました。

ひょっとしたら、この気合いの量こそが、良い表現と良くない表現を分けるほとんどすべてなのかもしれない。といったまとめ方は早計だけど、気合いも大事だな、とは思った。もちろん気合いだけでもいけないんだけど…。

あと、「わざと入れた気合い」ってのは、やはり空回りする。

自分の気合いの量が、どれだけ大きいか小さいかを確認するだけでも、デザフェスにいく意味はあるかもしれませんね、アマチュアで何かやってる人は。


■あと、これはごく個人的な考えなので、適当に読み流してほしいんですけど。

世に出るクリエイターと世に出ない(出られない)クリエイターの違いって、実は才能の多寡じゃなくて、なんつーか、こう、新しい人と仲良くなれる、とか、人の輪に加われる、とか、人と臆せず話せるとか、そういうとこにあるんじゃないか、と最近思う。デザフェスでも数ナノ秒ほど思った。

デザフェスは、そういう人と人とのつながりを試みる場でもあるのかな、なんて、数ピコ秒ほど思い込んでみました。

(あと、さっきの気合いの話と同じで、「わざと作った人脈」って、やはり一瞬でなくなる。)


■このデザフェス以外にも、音楽専門の「M3」とか、本来はマンガ専門だけど音楽もアリの「コミティア」とかのイベントもあるそうで、そちらもちょっと興味あります。

ともあれ、このようなイベントに出店するとなったら、

・ブースのディスプレイが得意な人
(什器、商品の陳列、看板、POPの類のデザインに気を配れる人)

・人見知りせず接客トークができる人
(客のいないときは呼び込みをしてもらうとか)

と組んだ方がいいですね。あと、超美人なヒトとか。


■なお、デザフェスでは、ヒタッツィーさんのブースにお邪魔しました(相変わらず長話ですいません…)。ヒタッティさんの絵に興味を示す西洋人、を数人見かけました。

あと、会社の元・先輩(転職済み)もブースを出してたのでご機嫌伺いに行った。物静かな人で、派手なことはしないんだけど、この手のイベントには定期的に長く参加して、新作もどしどし作っている。これもある種の気合いですね。


■R25、他


■このごろめっきり『R25』を手に取らなくなった。というか、いつのまにか存在を気にも留めなくなっていた。ということに、電車の中でR25を読んでる人を見て気づいた。

あれは、小学館の小学生向け学年誌のようなもので、ある年代を過ぎると卒業してしまうものなんだと思う。卒業してないとおかしい、というか。


■部屋でパジャマのまま、壁にもたれ、クッションを抱えながら、

悪漢にからまれた美少女を助け出す妄想

をするのが趣味、という友人が、大学時代いた。


■調子のいいときは、

二時間か三時間くらい

は、この妄想で楽しめるらしい。一種の才能ではある……。

で、なんでこんなことを書いてるかというと、その友人が昨日おれの夢に出てきたからですそれだけです。


■タンドリチキン


■「ポンキッキの教育セットは楽しいよ」でぐぐると、いまだに三番目に表示される半蔵商店です。


■昨日、はじめてスプレー糊という物を使いました。

存在はもちろん前々から知ってたけど、実際に使ってみて、なんて便利なんだろう。と思った。けど、あんまりこれに頼ると堕落しそうな気がするなあ、と思わせる類の何かがある。スプレー糊には。

そう思わせる商品はスプレー糊の他にもいくつかあって、と、いざ列挙しようとすると思いつかない。


■東京中の「インド人がやってるインド料理屋」は、銀座のメジャーな店(たとえばナイルとかデリーとか)をお手本にメニューの値段を決めてるのではないか、と、ちょっと思った。

池袋から西武池袋線で数駅の商店街にある、内装も食器もサービスもウエイターの服装(破れたジーンズ)もすごく質素なインド料理屋で、銀座とそれほど変わらない値段をとられることがある。味も別に普通。

彼らは、「トーキョーとニューデリー」、または「日本の首都圏と地方都市」の物価の差は理解していても、東京23区内の物価の差は把握しきれてないのかもしれない。

しかも、いまは夜の十一時なのに、この文を書いてるうちにインドカレーとタンドリチキンを食べたくなってきた。どういうことですかこれは。あ、ナンじゃなくてサフランライスで。


■ブロッグに書くまでもないこと


■数日前、拙僧のケイタイに、090で始まる番号の着信履歴が残ってたんですが、掛けなおしてもつながりませんでした。

で、今日。今度は070で始まる着信例歴が残ってました。掛けなおしてもつながりませんでした。

宅急便かなんかかなとは思ったんですが、ここ数日、宅急便の「不在配達票」みたいなのも配達されてない。不特定多数の人に自分の番号をさらすようなことはしてないし……。

「ワン切り→架空請求」ですかね、これは、懐かしの。


■最近(でもないですが)、アマゾンとかの買い物サイトが、「この商品をチェックした人はこんな商品もファックしています」みたいな感じで別の商品を提案してくるじゃん、機械の分際で。こういう提案を自動的にしてくる仕組みを「リコメンドエンジン」とか呼ぶらしい。

で、あれは、「あるジャンルに興味を持ち始めたころ」とかにはたしかに便利なんだけど、そういうのに慣れすぎちゃうと、こんどは人間の方がリコメンドエンジンの反応に従うだけの生物になってしまわないか……と、思わないでもない夜がないわけでもない気がしないこともない。


■RSSリーダーの最大の機能とは「この超高度情報化社会で、情報の荒波をうまいこと乗りこなし、情報をきわめて効率よく活用し、人生や生活を豊かなものにしてる俺様!!!」像に浸らせてくれることかもしれない運転。


■さきほど、VJ代々木から電話。居酒屋で友人と楽しく飲んでるようだ。「水曜日なのに元気あるねー」( ´・∀・)とおれが云ったところ、

「むしろ水曜だからこそ飲まないと!」 d(・ω・´)

とのことだった。見習います!


■村上春樹の文章に「ペッティング」という単語が出てくるとなぜか急に懐かしい気分になる件


タイトルと本文がぜんぜん関係ないんですが、今日は、箱根で撮った写真を載せたいと思います。


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森永牛乳と書いてある。


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ゆっくり走ろう!と書いてある。


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ホテルの冷蔵庫の中にあった、ウェルカムミネラルウォーター。この他、ウェルカム甘夏ゼリーや、ウェルカム海老せんべいなども用意されていた。


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ホテル館内には、どういうわけかカエルの人形がちらほら置かれていた。


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温泉宿の和室、ということで、とりあえず持ち込んでみたウイスキーと原稿用紙と万年筆。あと、ぺんてるのサインペン。なにがしたかったんでしょうか、おれは。

ちなみに、この部屋は46平米もあって、寝具も洗面用具も5人分用意されていた。5人用の部屋だったみたいです。あと、洗面台も、拙僧の部屋の机よりでかかったです。


■箱根から戻ってきました


■あたい、アケミ。半蔵商店です。

箱根・一

箱根・二
▲ホテルの窓からの風景


■といった意味も含めまして、きのう箱根県から東京県に帰ってきました。

箱根は、いいところでした。とりあえず今日のとこは写真を二枚。他の写真は、後々に。


■そう、平日の朝からウイスキー飲んだり、ヒノキの露天風呂に入ったり(平日朝だったので実質貸し切り状態)、ゴロゴロしたりと、まあ、相変わらず大活躍の二泊三日だったんですけど、なにはともあれ、長年の夢だった「雨に打たれながら露天風呂に入る」を実現できて、良かったです。

次はぜひ、同じく長年の夢だった「雪に降られながら露天風呂に入る」に挑戦したいですね。(談)


■さて、ゴールデンウィークも今日で終わり。

今日は、秩父の日帰り温泉に行くのもいいかなーと、数ナノ秒ほどは考えたのですが、連休の“休み疲れ”を取るため、家にて掃除、読書などしてました。


■箱根


■これを書いてるのは朝六時です。いまから二泊三日で箱根に行ってきます。


■泊まるのは旅館じゃなくてホテルなんだけど、なんとなく和室を予約してみました。

温泉地の宿、しかも和室ですよ。これはもう、原稿用紙と万年筆を持ってって、畳にあぐらをかき、文机に向かって何かを執筆するしかない。そして、五枚に一枚くらいは原稿用紙をくしゃくしゃくしゃと丸めて後ろに投げるしかない。そして、湯呑み茶碗にウイスキーをゴポゴポ注いで、ガヴガヴ飲まないといけない。場合によっては、ゴールデンバット等のタバコを吸わないといけなくなるかもしれない。大変ですよ、これは。


■(1)誰もそんな事をしろとは云ってないので、別に大変ではないのではないか。

(2)そんなステレオタイプの文豪はほんとうにいたのか。

(3)そもそも何を執筆するつもりか。


■と、疑問は尽きないんですが、行ってきます。


■三周年


半蔵


■やあみんな、こんにちは! ボクの名前は半蔵。電子音楽とカレーライスが大好きな、とっても元気な男の子(29歳・独身)だよ! このボクのブログ、『半蔵商店』では、ボクのお気に入りの電子音楽のCDや、カレーライスのお店、京都のお寺や沖縄市の個人商店をどんどん紹介していくよ! よろしくね!





■つーことで半蔵商店三周年です仕切り直しのご挨拶です。三年もなにやってんだおれは。三歳の子がいてもおかしくないトシなのに。とも思いますが、これからもよろしくお願いします。もしくは、SEXさせてください。←三年間もこういうこと書いてんだな……。

でも、日々のコマゴマとしたことを書き付けるのは、けっして無意味じゃないとも思うんですよ。なぜかというと、と、ここまで書いて、これ以上のことは言語化するのが面倒くさいので割愛。

これからもよろしくお願いします。何年も続けるものじゃないから、読めるうちにたっぷり読んどいてください。こんなもんでも。


■おまけ。なんとなく描いてみた渡辺和博氏。

渡辺和博氏


■文学とか音楽とかよりも片付いた部屋のほうが好きです


■午前中は買い物。午後から押し入れの下段の整理。


■おれの部屋の押し入れの下段は、本・CD・雑誌がぎっしり詰められており、それを整理整頓するぞ、と思って押し入れの中身を床に出していったところ……


たいへんに面倒くさいことになった。これ、誰が元に戻すんだ?ってぐらいに部屋中が散らかった。まあ予想はしていました。

なんというか、目覚まし時計を分解して、元に戻せなくなる心細い感じというか。


■いちおう、45リットル一袋、30リットル一袋のゴミ(それぞれ八分目くらい)を発掘して終了。

でも、床にはまだ押し入れの中に返還されてない本やCDがちょこちょこ残っている。

それらの残留本・残留CDを見てると、あー、別に押し入れの整理なんてやんなくても良かったかなー、って気になる。

だって、押し入れの中を整理したところで、普段は視界に入らないわけだから、目に見えて部屋がきれいになるわけじゃないじゃないですか。当たり前か。


■もっと抜本的にモノを捨てないとなー。「好きな作家」「好きなバンド」「好きなマンガ家」「好きなジャンル」を二つ三つ、いや五つ六つ捨てる感じで。頭の中の好みから整理してく感じで。

なんだったら、もう、レーベル単位、出版社単位で減らしてく感じで。

もう大して好きでもないバンドを、自分自身で「おれはこのバンドが好き」とか思い込んでたり、思い込もうとしてたりするのは謎だ。


■ちなみに、トータルで5時間ぐらい押し入れ整理してました。せっかくの休日なのに疲れた。


■あと、手持ちのCDや本のラインナップは、定期的に入れ換えるほうがいいと思った。熱帯魚の泳いでる水槽の水みたいな感じで。


■押し入れから出てきた'95年の音楽雑誌に、スチャダラパーの、よくある一問一答形式のアンケートが載ってた。

で、「自分の部屋でのBGMは?」という設問に対するシンコの答えが、

「3ブロック先のガンショット」

ってなってて、良い。


■恋のから騒ぎのいちばん最後の画面


久しぶりに「恋のから騒ぎ」を見てたら、番組のいちばん最後のとこのエンドタイトル画面(って云うんですかね。とりあえずこう呼んでおきます)がなくなってたんですよ。あれ、もうやんないんですかね。

あの、画面に「恋のから騒ぎ END」って字幕が出てるときにかぶさる、犬の遠吠えのSEを聞くと、あー、土曜の夜もだんだん更けていくなー、って感じがして、よかったんですけども。



つーか最近、この「おわり」「END」の類の画面を出す番組がほとんどなくなったように思う(テレビ自体あまり見てないんだけど…)。

で、「おわり」「END」の類のかわりに、「翌日の同じ時間帯の番組」の予告をするようになった。ああいう予告を目にすると曜日感覚がちょっとずれるよね。ずれないですか。ずれませんか。じゃあ、それでいいです。でも土曜の夜の「黒バラ」の告知はなかなか慣れない違和感がある。


■今日から九連休/血液検査その後


■ということで、今日から九連休です。( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

そう、七日・八日・九日を有給休暇ってことにしたんですよ、科学の力で。


■これを書いてる今は、正午を少しすぎたあたりです。

今朝は六時半に起きて、湯船につかりながら書を一時間ばかり読んで、朝からビールと焼きそばUFO(大盛)を摂取して、また書を読んで、また寝て、また起きました。実に充実した午前中だった。


■ただ、この連休中、どこに行くかはまだ決めてないです。京都か箱根か、までは決めたんだけど、まだ決められない。

どこにも行かず家でゴロゴロ、という選択肢も、もちろんあるんだけど、そうしたらそうしたで連休が終わってから「あー、やっぱりどっか行けばよかったー('A`)」って気分になったとき、取り返しがつかなくなるから、困る。

そろそろ決めないと、宿がなくなってしまう……。


■ちなみに、明日とあさっては部屋の掃除をする予定。中くらいの大掃除。


■そうそう。今週の月曜日の採血の件なんですが、鶏のレバーをあらかじめ食べてたのが良かったのか、血を抜かれてもなんともなかったです(なんともないのが普通なんだけどな)。

血を抜く係の人は「ベッドで横になってから採血しましょうか?」と訊いてくれたんだけど、そうやって甘やかされてもなんの成長もないから、ちゃんと他の人と同じように、イスに座ってから血を抜いてもらった。


■採血された後は、針が刺さった跡(腕の内側)を、自分で脱脂綿で押さえないといけない(6分間)。

で、会社の人たちとみんなして大きなテーブルを囲んで、各自、針の跡を脱脂綿で押さえてたところ、

「針が腕に刺さる瞬間をきちんと見届けるべきか否か」

という話になった。

「ちゃんと針を見とかないと、どのタイミングで痛くなり始めるかがわからん」が、見届ける派の意見。

「針を見てると、針を意識してしまって腕に力が入る。それで、よけいに痛みを感じてしまう。だから見ない」が、見届けない派の意見。

「ドンタコスは、焼きもろこし味よりもリッチバター味のほうがうまい」というのが、おれの意見。

それぞれ、血で血を洗う論争になってました。採血だけにネ! '`,、('∀`) '`,、

──…………… ( ;´д) ヒソ (´д`;) ヒソ (д`; ) ……最後まで読むんじゃなかった……。


■近況


■このゴールデンウィークは、まとめて休めそうっぽい。


■こちとら、会社で居眠りしたり、お菓子食べたり、YouTubeで昭和のなつかしCMを見たり、会社を抜け出してディスクユニオンに行ったり、と、来る日も来る日もハードなスケジュールをこなしてる多忙の身なのである。たまにはゆっくり過ごしてみたいもんですよ。

とはいえ、休みが取れたら取れたで、何をするかはまだ決めてないです。


■そう、このブログから生まれた企画盤、『XVOXX 360』が、秋葉原・eARS様で再納品分も完売しました。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

買ってくだすった皆様、ありがとうございます。作品の紹介ページを作ろう作ろうと思ってるうちに、拙僧の部屋から完全に在庫がなくなりました。

遠くない将来に再プレスしようかとは思ってますが、いますぐ欲しいという方は、沖縄県は宜野湾市の「CD屋」様に連絡してみてください。まだ在庫がある、かもしれません(※未確認)。


■極楽甘露電子音楽レーベル・gocoup(ゴクウと読みます)のほうのCDもひきつづきよろしくお願いします。押入れとベッドの下に、在庫がたくさんあります。'`,、('∀`) '`,、

冬用アルバム『snowscape』(2008/2/2発売)
夏用シングル「gocoup e.p.」(2007/7/7発売)

アマゾンでも買えるのでどうぞ。


■そうそう、先月は高円寺にgocoupのフライヤーを配りに行ったんだけど、あの後アマゾンでCDが一枚売れた。たぶんフライヤー効果だと思う。じゃなかったら、かわいそう。おれが。


gocoupのサイトも、変化がないのはあれだから、数十秒ぐらいのトラックを毎週毎週アップしていくのはどうかなあ、とか考えてます。作ってる曲の断片とか、CDには収録しなかったバージョンとか、ふと思いついて作った曲とか、高校時代に作った曲の一部とか。

あるていど音源が溜まったら、それを集めてCDにすることもできるかもしれない。


■で、そのgocoupですが、徐々にではありますが、新作の制作を開始してます。その前に在庫のCDをどうにかしないと、という世論もありますが。

世論は「輿論」と書くのが正しいのですが。


■(4種のチーズ)


■きのう、近所のコンヴィニエンスなストアーで、オーザック(4種のチーズ)というポテトチップスを買ってきて、ビールといっしょに食べたら美味かった。

ので、今日もそのコンヴィニエンスなストアーで、ビールといっしょにオーザック(4種のチーズ)を買おうとしたら、なんと、棚落ちしていた(取り扱いを止めてた、の意。念のため)。立派な暴力だよ! これは!

つい昨日まではちゃんと売ってたのに…。('A`)


■ということで、カルビーの普通のポテトチップス(うすしお)を買ってきた半蔵商店(うすしお)です。

と、導入部っぽい書き方ですが、今日はここまで。眠いので…。


■半蔵、鉄分を補うの巻


■マングースに首輪をつけて散歩させてる男を見かけた、という内容のメールが父親から届いたのはさておき、あれですよ、明日は会社で健康診断なんですよ。


■去年の健康診断では、10ccほど血を抜かれただけでふらふらしてしまったので、今日はスーパーで鶏のレバーを買ってきました。ちょうど安くなってて、よかった。これ食べて鉄分補給すれば、明日は採血されてもふらふらしないで済む。予定。

──と、ここまで書いたところでちょっとふらふらしてきた…。まだ採血されてないのに。採血は明日なのに。採血といっても10ccなのに。

これはあれですかね、心理的なもんですかね。なんにせよ、10ccぐらいでふらふらしてちゃいけない。


■今日は、徹底的にゴロゴロして過ごしました。


■二次会


今日(4/26)は、会社の元・同僚の結婚式の二次会に行ってきました。めでたい。

幸せな空気が充満するいい会だったけど、ひとつ気がかりだったのが、DJがおれじゃなかったことです。おれに頼んでくれれば、CHA-CHAの「Beginning」とかかけたんですけど。

──だから頼まれなかったのではないか…… ( ´д) ヒソ (´д`) ヒソ (д` )

で、お開きのあとは、二次会に参加した同僚たちといっしょに、二次会の二次会をしました(三次会とは違う)。酔い覚ましにお茶を飲もう、ということで場所はエクセルシオールカフェだったんだけど、ここでもおれはビールを飲んだ。

で、二次会では意外なまでにものを食べなかったので、帰ってきてからコンビニで買ったグラタンを食べて、あまつさえピザポテト(小袋)を食べて、この日記を書きました。



結婚式の二次会選曲はぜひ半蔵商店までご用命を。


■通勤時間は人生の無駄です


■そう。いまのところゴールデンウィークは予定がないんですよ。このままだと連休はヒマ。超ヒマ。ナパームデスだったら80曲は作りそうなくらいヒマ。

でも、旅行に行くとなると、レッツノート用に貯めていたお金を切り崩さないといけない。旅行を取るか、レッツノートを取るか、どうしたものか──と、考えてるフリをしてるうちに、ホテルも新幹線も予約で埋まってしまう、という流れに持っていこうとしている自分もちょっといます。


■読売新聞のキャンペーンの、「パンダっち」とかいうキャラクターのポスターが駅などに貼られているのを目にします。

このパンダっちというのが、ものすごくかわいくない(ここの真ん中らへんに画像があります)。2000名にプレゼントだそうだけど、これを欲しがる人が2000名もいるんだろうか。いるかもしれないけど。

これは読売新聞の「だっち君」とかいう認知率の低そうなキャラクターのパンダ版らしいです。ただでさえ有名じゃないキャラクターの、そのまたバリエーションのぬいぐるみを作る意味があんまり分からない。


■朝の山手線の車内で、そこそこ美人なのに、シートに座ってメロンパンをムシャムシャ食ってる女がいた。そこそこ美人なのに。

この、「そこそこ美人」は、メロンパンを食った後、カバンからなんらかの豆の入ったビニール袋を取り出し、一粒ずつつまんでポリポリと食べ始めた。

で、ビニール袋の豆をぜんぶ食べ終えると、空になったビニール袋をクシャクシャと丸めてカバンにしまった。

そしてカバンから、さっきとは別の、なんらかの豆の入ったビニール袋をまたもや取り出し、またもや一粒ずつつまんでポリポリと食べ始めた……。('A` ) わからん


先週の土曜、神保町に行ったとき、大きな本屋に寄ったら、小学校三四年生くらいの男の子が、東野圭吾の文庫本を熱心に立ち読みしており、東野圭吾の他の文庫本を手にとって真剣に比べたりしてた。なんつーか、神保町は地肩が違う。


■本日のエントリのタイトルは、こないだ会社の先輩と話し合った議題です。本文とは関係ありません。でも通勤時間はどんなに短くても短すぎることはありません(直訳ふう)。


■針金ハンガーを間違って洗濯機で洗濯してしまった件


衣紋掛け

こんなことになってしまった。針金ハンガーが洗濯物の中にまぎれこんでいたらしい。

でも、デジタル一眼レフカメラや、羽良多平吉のデザインで知られる『HEAVEN』創刊号や、刺身などといったものを間違って洗濯してしまうよりはまだいいかなあ、と思った。


■よいしょー/オシャオシャオシャ


■貴社の記者が汽車でSEXしました。半蔵商店です。

(この書き出し、以前もやったことあるような気が急にしてきたけどまあいいや。)


■先日、お笑いのライブに行ったんですよ。そしたら、おれの隣に、スーツを着たサラリーマン五人組が座ってたわけですよ。年齢はおれよりちょっと下くらい。まあ、ここまでは別に普通。

で、その五人組のうちの、おれのすぐそばに座っていた一人のサラリーマンがですね、こう、芸人が舞台で面白いこと云うたびに、なぜか


「よいしょー」


と声を出すんですよ。しかもけっこう通る声で。いや、フォントサイズを5にしてボールドタグでくくるほどのことじゃないかもしれないけど、お笑いのライブで「よいしょー」はおかしいだろ。なんだお前。みんなが笑ってるときに「よいしょー」という人を初めて見ました(見なくてもいい)。


けっきょく、この人は、2時間強のライブ中に「よいしょー」を20回くらい発射してました。この人なりの「面白かった」の感情表現なんだろうか。


■先日、池袋の服屋にて(あ、もう、話が変わってますから、マウスのスクロールホイールを適当にカリカリして適当に斜め読みしてる方は注意してください)。

おれの至近距離にいたカップルが、アクセサリーかなんかが入ってるガラスのケースを覗きこんでたんですよ。で、彼女の方が

「これ、かわいいんじゃない?」( ´・∀・)

と彼氏に話しかけたんですよ。

そしたら、

「これはオシャだねー。あー、オシャオシャオシャ」(゚д゚ )

と、謎のリリックをドロップし始めたんですよ。

このあとの二人の会話の断片から察するに、この彼氏の方は「オシャレ」のことを「オシャ」と略してたっぽい。なんだその略。イカすヤングの間で流行ってるんだろうか。


■半蔵、康陽ヲ讀ム [神保町篇]


前回からの続き。小西康陽の新刊を持って、街に読みに行きました。)


■ホテルオークラを出て、地下鉄で神保町へ。神保町にはまだ昭和っぽい喫茶店が多いから、小西本の雰囲気と合うかなーと思ったので、当初から行くことにしてました。

(ホテルオークラで小西本を読んでると「土曜の午後の神保町のレコード屋」のことが書かれているのに出くわし、ちょっとシンクロニシティー。13頁。)

神保町で訪れたのは以下の三店。


さぼうる

ここに入って、ウイスキーのソーダ割りとサンドイッチを発注。小西本をひたすら読む。113頁まで。
小西康陽が参加してるカレーについての座談会が載ってて、ここでも神保町について触れられていた。


■で、さぼうるを出て、神保町をぶらぶら。先ほどの小西本に出てきた、ビルの9階にあるレコード屋に行ってみたり。

久しぶりの神保町は、いろいろ変わってました。なんか、あったはずの本屋が無くなってたりとか(古いアメリカ雑誌を大量に置いてあったお店はどうしたんだろう)。コンビニが増えてたりとか。

文房具屋で付箋を買いました。そう! おれは土曜の午後の文具店が好きなのです。それも'85年っぽい文具店が。「'85年っぽい文具店」の定義をはっきりさせろよ、という話ですが、これは長くなりそうなので割愛。この日入った文具店はそこそこ'85年っぽかったので満足。早稲田にある「KY」という文具店も、以前ちょっと通りがかった印象ではわりと'85年っぽかったです。


さぼうる2

さぼうるの次は、さぼうる2。ここでは、(たぶん)152頁まで読んだ。

先ほどはカレーの座談会の影響でカレーを食べたくなってたが、この店の席につくころには「昭和の喫茶店のミートソースが食べたい」と思うようになってたのでミートソースを食べた。昭和の喫茶店っぽい味がした。しかも量がたっぷり。しかも安い。もう神保町B級グルメみたいなのは卒業した、と思ってたんだけど、さぼうる2という未開拓エリアがまだあった。

ここは食事メインのお店なので、集中して読書するには不向きかもしれない。さぼうる2でメシ→さぼうるで読書、というのが良さそう。というのは、神保町のヘビーユーザーにはやはり常識だったりするんだろうか。


ミロンガ

さぼうる/2にほど近い喫茶店。珍しい「タンゴ喫茶」で、店内にはタンゴが流れている。ここではビールとピザ。234頁まで。さぼうるよりテーブルが広いので、落ち着いて本が読めた。

しかし、店の看板に「世界のビール云々」と書いてるわりに、レーベンブロイを頼んだら国内でライセンス生産してるやつを持ってきたのはちょっと減点対象。いや、輸入したやつとライセンス生産のやつの味の違いなんてわかんないけどさ、なんか、こう、ね。

クリーニング店に出さなくちゃいけない洗濯物があるのと、あと、家に宅急便が来ることになってるので、六時半過ぎに店を出る。


帰宅後/日曜の朝

残りは来週、また神保町で読もうかな……とも思ってましたが、ここまで読み進めたので、家で続きを読むことにする。散歩疲れで九時前に寝る。

日曜の朝、家で残りを読み始める。三時間弱かけて、朝十時半に読了。


■結論。こういうふうに手間暇かけて一冊の本を読むためだけに外出(あくまで読書がメイン)ってのも、あんまりやらないことなので、いい気分転換になった。

土曜日の晩、家に着いたとき、なぜか一泊二日の小旅行から帰ってきたようなちょっとした充実感があった。それだけ濃密な読書ができてた、のかもしれない。


■半蔵、康陽ヲ讀ム [ホテルオークラ篇]


以前書いたとおり、この土曜日は小西康陽の『ぼくは散歩と雑学が好きだった。』を外に出かけて読んできました。土曜の一日で読み終わるかと思ったのですが、なにせ、かなりヴォリュームのある本なので、日曜の朝までかかりました。

では、この本をどこで読んだかを、かんたんにレポートします。


■まず、土曜の朝九時に、港区は虎ノ門のホテルオークラの「オーキッドルーム」というレストランに行き、真顔でフレンチトースト(とコーヒーとオレンジジュース)を発注したあと、カバンから『ぼくは散歩と雑学が』を取り出し、読み始めました。

なぜホテルオークラか、と云いますと。

ピチカートファイブのアルバムに「私は帝国ホテルでファックしました」みたいな歌詞の歌があったので、じゃあ、帝国ホテルの喫茶店に行こう、と当初は考えておりました。

が、ネットで「ホテルオークラのレストランで出すフレンチトーストは美味い」と読んだので、じゃあ、帝国ホテルじゃなくてホテルオークラでいいや、同じ「ホテル御三家」だし、という理由で、ホテルオークラに行ったわけです。


■このレストランで、小西本の最初から50ページまでを読みました。


■フレンチトーストは、高かったですが、美味しかったですが、高かったです。

オレンジジュースは、うちの社員食堂で日替わりランチ+パスタ+カレーライスを食ってもまだお釣りが来るくらいに高かったです。まあ、ちゃんと果実を絞ったやつだから仕方ない。


■で、ここからが本題なんですが。

ホテルオークラの「昭和感」が、もう最高でした。

なんというか、1970年代のアメリカの雑誌(LIFEとか)に載ってるトーキョー、の感じが残ってる──ような気がしました。パンナムのカバンを持った白人がいてもおかしくないというか、いない方がおかしいというか、とにかく、いてほしい。という感じでした。

あと、英字新聞や外人向け日本ガイド、ちょっとしたお菓子を売っているキオスクのようなスペースも、すごく、「古いアメリカの雑誌のトーキョー」だった。ようするに昭和だった。売ってる新聞やお菓子はもちろん最新のものなんですが。当たり前か。

しかし、この案内板、

ホテルオークラ

昭和っすよねー。いい昭和汁出てるっすよねー。壁の木目といい、フォントといい。もっと云うと、この案内板の素材のプラスチック(?)の質感も昭和。

と、まあ、ホテルオークラはこういう昭和球をちょくちょく投げてくるんですわ。こんど機会があったら、もっとじっくり観察したい。なんだったら、泊まってみたい。お金はないけど。


■そういえば、半田健人という若い俳優さんは、趣味が「昭和探し」らしい。いいと思う。

で、いまwikipediaを見てみたところ、

「元々超高層ビル観賞が趣味で、そこからその先駆である京王プラザホテルや霞ヶ関ビルなどが建設された1970年代の文化に興味を持った」

とのこと。なるほど。京王プラザホテルか。行ってみよう。「昭和」はあるうちに楽しんでおかないと。


■話がすごい逸れましたが、小西本の話は次回に続きます。


■読書の秋。


■高校生のころモスバーガーで耳にした、とある女子高生の発言。

「○○ちゃんてさー、ペプシマンに似てるよねー」( ´・∀・)


■というとっても面白い導入部とはまったく関係ないんですが、もうすっかり春です。

春といえば、読書の秋だよね(←増谷キートンふう)。

ということで今日は、小西康陽の新刊『ぼくは散歩と雑学が大好きだった』を読みに、わざわざ神保町の「さぼうる」等に行って来ます。

なぜかというと、おれは、本はどこで読んでも同じ、とはあんまり思わないタイプの人間なので、この本はどこで読んだ方が感じが出るかなーと、自分なりに50ナノ秒ほど熟考した結果です。

だって、部屋でベッドに寝っ転がって、金玉袋を軽くもみながら読むにはもったいないでしょう、この本は。

このロケーションにはいろいろご意見があると思いますが、おれの稼ぎで本を買って、おれの稼ぎで地下鉄で移動して、おれの稼ぎで喫茶店に入るわけだから、そこはご理解いただきたい。


■読書って、その本を読んでる季節、時間帯、天候、気温、湿度、場所…エトセトラ、もひっくるめて読書体験になったりするわけじゃないですか(実用書などを別とすると)。

だから、好きな本/面白そうな本は、できるだけ環境やタイミングを整えて読みたい。んですよ。いけませんか。


■話はちょっと逸れますが、本ごとに「なんか、個人的にしっくりくる時間帯」というのがあります。

たとえば、自分は鴨沢祐仁のマンガは金曜の夜中に読みたいし、ますむらひろしは土曜の昼。

「'90年代に出版された'80年代のコンピュータに関する本」は、土曜の深夜に、ドリトスを食べながら読みたい。

それから、秋が深まる頃は海外広告に関する本が読みたくなる。とか、他にもいろいろありますが、まあ、そんな感じです。

(ちなみに、村上春樹がしっくりくる曜日についてはこちらを。)


■というわけで、これから出かけます。が、雨が降ったら、家に帰って「雨の土曜日に読む用」にキープしている本を読む予定です。


■ちなみに、小西康陽の前著『これは恋ではない』は、日曜日の午前中か夜に読むのがしっくりくる、ということになってます。


■雨出社


いまから会社っぽいところに行くのですが、外は雨が降っている。('A` )

小雨とかじゃなくて、もっと本格的なジャンルのやつ。

こういう朝はファミ通ぐらいの大きさ/重さの雑誌を開いて、それを顔に乗せつつ二度寝をして、起きて、焼きそばUFOかなんかを作って食べるのが正しい雨の朝の過ごし方だと思うんだけど、そうも行ってられないので云ってきます。漢字が逆ですいません。


そうそう。昨日、会社の社員食堂のサラダを、おいしいけど独特の味がするなー、と思いつつ食べた。

全部食べ終えてから、その「独特の味」が、明らかに過剰な量の生ニンニクの味だと気づいた。もっとちゃんとやってほしいと思った。食べるほうも食べるほうだと思った。


■本文とは関係ないですが、いますごく眠いうえに空腹


■今朝は、「朝起きてからメチャクチャ寒いし…」と云いたくなるくらい寒かった。朝はまだ冬だと思う。


■夜、ブックオフに寄ったら、マンガ本を持って店内に入ってくる力士とすれ違いました。力士もマンガ本をブックオフに売るんですね。

店員に名前を聞かれたとき四股名を名乗るんだろうか、と思ったけど、ブックオフに本を売るときは身分証明書が必要だから、名乗るのはけっきょく本名か。そうか。


■普通すぎるカレー


先日、某店に「○△□カレー」(※とりあえず伏せ字)を食べに行きました。

○△□カレーは、選挙権を持ってる日本人なら誰もが食べたことがあるであろう国民的な料理で、これが嫌い、という人は少ないのではないかと思われます。


で、その某店はなんと、日本で初めて○△□カレーを発明した店なんだそうです。すごいね。あの料理って発祥がはっきり分かってるんだ。知らんかった。


で、そんな情報聞いたら食べに行きたくなるのが人情ってもんじゃないですか。そんなわけで、都心にあるその某店にて○△□カレーを食したわけです。

が────


味は、普通。どこまで行っても普通。「後半じわじわ盛り上がるかな?」と思ったけど、後半も普通。

あんまり本を読んだり音楽を聴いたり映画を観たりする習慣のないやつが作ったような、奥行きの無い味だなーと思った。


いや、もちろん不味くはない。不味くはないけど、都心価格(\1300)を払ってまで、ましてや、郊外から電車を乗り継いでまで食べに来る物かと云うと……。('A`)


で、たいして思うところもなく、そのカレーを食い終えました。

こんなもんかなー、と、狐につままれたことはないけど狐につままれたような気分になり、店を出た。


しかしですね、よくよく考えれば当然のことで。

だって、このお店は、あくまで「○△□カレーを日本で初めて出した店」であって、「○△□カレーのうまい店」ではないんですよね……。

勝手に「○△□カレーのうまい店」と誤解して、勝手にハードルを上げて、勝手に期待してたおれも悪いな。


■'00年代も更けてきました


■まだ、「'00年代」の正しい発音のしかたも統一されてないのに、だんだん'00年代も終わりに近づいてますよ。もうすぐ'10年代ですよ。

'10年代なんて云われても、第一次世界大戦とかやってそうな20世紀初頭のイメージしか浮かばないなあ(当たり前だな。いまのところはまだ2008年なんだから)。

なお、拙僧は「'00年代」のことを「ゼロじゅう年代」と発音しております。


■この土曜、せっかく夜遊びに誘ってもらったのに、街へ出る終電を逃してしまいました。ちゃんと終電の時刻は把握しておくべきですね……しかも地下のお店なのでケータイも通じず……。すいませんでした(・ω・` )ゞ >各位

始発で出かけて午前五時半から合流。


■祖父江慎+佐藤卓+ペプシ+記念樹


ペプシ


■銀座にて、祖父江慎+佐藤卓・両氏のトークショーを見学してきました。めちゃめちゃ面白かったです。

どんな話をしたのか、とか、そういうことは会場に足を運んだ人だけが知ってればいいことなんで書きませんが、おととい見た某お笑いライブの104.5倍くらい笑った。笑わせるのが目的のトークショーではないはずなのに。

祖父江氏の発言は、どこまでが計算したものかがさっぱり分からない、というか計算であろうとなかろうと、いずれにせよすごい。

ところでおれは、テレビ番組の『情熱大陸』を二回だけ見たことがあるのですが、その二回というのが、この祖父江氏の回と佐藤卓氏の回でした。


■帰ってきてから、ものすごく久しぶりにコーラを飲んでます。

コーラって、缶やペットボトルのまま飲むとそんなにあれだけど、ちゃんとした氷(買ってきたやつ)を入れたコップに注いでから飲むとわりとうまい。


■ところでこないだ、あっぱれさんま大先生の「記念樹」って歌、けっこう歌詞が暗いなあと思った。「つらい時泣きたい時」って二回も出てくることもあって、後ろ向きに感じられる。あんま門出の日には歌いたくない。

というか一番と三番で似たようなこと云ってるな、この歌。

ついでに云うと二番は単に、手垢のついたフレーズと「でっち上げた子供像」を混ぜただけにしか思えないし、もっと云うと、一番の「それは多分」という部分がすごく無内容で冗長に聞こえる。


■って、まともな社会人ならまぐわってる金曜の夜になにを書いてるんだろう。


■砂原良徳/Lovebeat (Not Space) - Deep And Long


■ボンボコ マガーク探偵団、半蔵商店です。

LOVEBEAT

■といった意味も含めまして、砂原良徳(敬称略)の12インチシングル「LOVEBEAT」を渋谷で買ってきました。そういえば持ってなかった。

このシングルのA面には、これでしか聴けないバージョンの「Lovebeat (Not Space) - Deep And Long」が入っています。9分46秒だそうです。


■これで、まりんが本人名義で単独で公式にリリースした音源はすべて揃った、はず、たぶん。

昨年のベスト盤から一年、なかなか新作がリリースされる気配がないけど、おれは強い子だから、待つ。


■なお、拙僧が所有する、幕末の貴重な砂原良徳CDに関しては、こちらをご覧ください。[→上] [→中] [→下]


■ビニール傘が壊れやすすぎる件


■しかし最近の、コンビニで売ってるようなビニール傘は本当に壊れやすい。

以前のビニール傘も別に丈夫ではなかったけど、それでも強風を受けたときなんかは、形式的にとはいえバサバサバサと強風と戦うそぶりを多少は見せてから、「すいません先輩、自分、がんばったけどもうだめです」といった感じで壊れていった。


■それに対して今のビニール傘は、ちょっと風が強く吹くとそれだけで、なんの抵抗もなく壊れる。この「抵抗の無さ」は驚異的。もう瞬殺。

しかも、壊れるといっても、オチョコになるとかそんなレベルじゃない。「なんでそんなに?」と問い詰めたくなるぐらい、傘の骨があらぬ方に曲がる。この骨がクセモノで、めちゃめちゃあっさり折れ曲がるくせに、元には絶対に戻らない(どういう素材を使ってるんでしょうか)。

その結果、強風を受けたビニール傘は、食い終えたチュッパチャップスの棒とそれに汚らしくまとわりつく包装紙、みたいな民事再生不可能な状態になる。


■というわけでですね、今日は家を出て駅に着くまでに、ビニール傘がちょっとした風で楽勝で壊れました。

おかげで、「傘をさして歩く好青年」が、「複雑に折れ曲がった数本の細い金属棒を透明なビニールでくるんだ奇妙な物体を片手に、雨に濡れながら歩く好青年」になってしまいました。

そういえばこないだも、一日で二本もビニール傘がダメになった…。商売上、わざと壊れやすく作ってるんだと思うけど、いくらなんでも一日二本はないだろ。もう買わん。

ということで、普通の傘を買ってきました。といっても七百円くらいのだけど。といっても、ちょっとの風くらいならちゃんと持ちこたえる(当たり前だな…)。


■おれの他にも、ビニール傘がグシャグシャになった女の人を街で見た。がんばってほしいと思った。

あと、二人してビニール傘がオチョコになってしまったまま並んで歩いてるサラリーマンも見た。たぶん、同じ店で同時に買った傘だと思う。


■それと今日は、渋谷のマークシティを歩いてたら、わずか一分足らずの間にレッツノートを開いて作業してるサラリーマンを三人も見かけた。これは、あれですか、レッツノート買った方がいいという啓示ですか。


■キルト


■先日、スコットランドの「キルト」を身に着けた男の外人を渋谷で見た。たぶんスコットランド人。


■先日、石神井公園駅の改札口の精算機の前で別れ話らしきやりとりをしてるカップルを見た。なにも、石神井公園駅の改札口の精算機の前でやらんでもいいのに…。


■先日、北欧の国だったらなんらかの法律でとっくに禁じられててもおかしくないくらいの異常な頻度で「不思議な不思議な某地〜♪」というCMソングを繰り返し繰り返し店内に流す変な大型電器屋のレッツノート売り場に行ったら、この春入学すると思われる女子大生+母+祖父のトリオが、レッツノートをあれこれ見ていた。

その女子大生がレッツノートを前にして放ったセリフ。

「パナソニックってところが、なんかやだ」

松下幸之助全否定ですかそうですか。パンソニックならいいのか? この「なんかやだ」の「なんか」が気になる。

その女子大生は「(レッツノートに)25万も出すくらいならVAIO買う」とも云ってた。


■ここで訂正とお詫び。このエントリで、A君とZ君の関係を逆に書いてしまってたところが一ヶ所ありました(ので、修正しました)。

エントリ全体を読めば意味は通じる、とは思うのですが、もし混乱してた方がいましたら、すいません…。(・ω・` )ゞ

確認のためいま一度書きますと、マルチをやってたほうがA君、A君にマルチに誘われた方がZ君です。


■晩酌シュークリーム


月桂冠とシュークリーム

今日の夕飯というか晩酌。カップ酒とシュークリーム。

ところで今年の松竹は、社内にTKOを推していきましょう、みたいな動きがあるんですかね、やはり。


■沖縄の若者の間で、マルチ商法が熱いことになってる件 2.0


前回、弟と友人(Z君)が、マルチ商法をやってた友人(A君)を説得して辞めさせた話を書きました。


■で、いま沖縄では、若者を狙ったマルチが広まってるらしいんですよ。大ブレイクらしいんですよ。


■現に、弟たちがいたハンバーガー屋(前回エントリ参照)でも、弟たちが座ってたテーブルの、隣の隣のテーブルでは、20代ぐらいの女が二人でなにやら話し合ってたのだが、それは

女Aが、女Bにマルチの商品を買わせ、契約書にハンコを捺させてる真っ最中

だったらしい……。


■あと、なんとかという某マルチ組織は、全国に会員が3万人いるらしいが、そのうち、1万5千人が沖縄の会員らしい……。なあ、大丈夫か、この県。


■ということで、これからマルチ商法を始めようという方には、沖縄がおすすm

みなさんにもマルチには気をつけてください。


■なお、A君は、

「かつて自分が、友達をマルチに勧誘するために発言したあんなセリフやこんなセリフ」

を、ものすごい勢いで思い出して→恥ずかしくなって→悶絶してる真っ最中らしい……。

ま、頑張って立ち直ってほしい。


■沖縄の若者の間で、マルチ商法が熱いことになってる件 1.0


■半蔵商店であるあるあるある(残響音含む)。

今日は、弟とその友人たちの話。


■沖縄に住む弟の友人(A君としましょう)がですね、マルチ商法の変な組織に入会しちゃったらしいんですよ。

で、弟は、このことをA君本人からはまったく聞かされてなかったらしいんですよ。

でも、弟の別の友人(Z君としましょう)は、A君に勧誘されたり変な商品を売りつけられようとしてたらしいんですよ。


■で、今週。

弟とZ君は、このA君を洗脳から解くシナリオを書き、実行したそうです。

【1】弟とA君の二人だけで牛丼屋でメシ。

【2】弟のケータイに、Z君が電話をかける。

【3】「いま、Aと牛丼食ってる。このあと3人でお茶しようぜ!」という流れを作り、
ハンバーガー屋に合流。

【4】世間話をしてるうちに、Z君がA君に向かって唐突に、
「あ、そうそう、おまえ、いまマルチやってたよな? どう? 調子は」
とズバリと斬りこむ。


■で、シナリオはスムーズに進行したそうです。

で、【3】の段階で、弟がケータイで話してる人物がZ君だと知るや、A君が徐々にオドオドし始めたそうです。

で、【4】の段階でZ君に斬りこまれたA君は、しどろもどろになったそうです。

そこから弟とZ君は、マルチを辞めるよう、A君にものすごいスピードで説得を始めました。


■で、二時間後──

ようやくA君が「わかったよ。(マルチを)辞める」と決意表明しました。

しかし、

「……………………………でも、この組織がどうなっていくかだけは最後まで見届けていいか?」

と、よくわからない一言をドロップしたので、そこからさらに弟とZ君は一時間かけてA君を説得したそうです。


■そんなわけで、A君はマルチを辞めることにになりました。めでたしめでたし。


■しかし、【3】の段階でオドオドしたり、【4】の段階でしどろもどろになってるところから察すると、A君自身も、組織に洗脳されきってたのではなく、ちょっと罪悪感を自覚してたんだなー。って感じがします。


■『音楽性の違いが原因ズ』というバンド名はどうだろうか


■かつて兵藤ゆきが教育テレビでやってた番組『おもいっきり中学時代』のエンディングテーマだった、「ファイト」(だったかな)という歌を歌ってたバンドの名前はなんだったかなあと考えたり、エキサイトバイクの動画を見てるうちに四月ですよ。新年度ですよ。

なんで時間ってやつは、頼んでないのに流れるんですかね。


■じゃあ、近況などを(本日のタイトルは、本文に関係ないです)。


■会社からの帰り道(複数あるのですが、そのうちの一つ)の途中に、いっっつも閉まってるラーメン屋がある。でも、つぶれた店というわけではなさそうだ。現に、そのお店に人がいるのを見たことがある。

なんなんだろうな、と思って調べてみると、そのお店は朝十一時半に開店して、午後三時半には閉めてるらしい。なるほど。


■「十数年前、石野卓球がバックナンバーを全部買い揃えるほど愛読していた、アルファベット二文字の誌名のミニコミ」の誌名を忘れてしまい幾星霜……だったのですが、きょう十数年ぶりに思い出せた(同誌に関する記述をネットで見つけたため)。思い出せただけなんだけど、でもなんか気持ちが一区切りついた。

周りの、比較的電気にくわしい人たちに訊いても、みんな「卓球がミニコミのバックナンバーを揃えてるなんて話は聞いたことない」って云うばかりだったんすよ。おれの方がなんか思い違いしてるのかと思った。


■今日の夕飯は、キャベツ一球でした。生で2/3を食べ、残りの1/3を茹でて食べた。


■芸人やってる友人が、こんど「レッドカーペット」に出るらしい。すごいなあ。おれも出たいです。


■ものすごくめんどくさそうな焼肉屋


これ。

「ストーリー」と「掟」だけでおなか一杯です。

でもメニューの名前が、奇をてらってなくて普通なので、実はいい人たちだと思う。


■三月


バカリズムに始まり、池田亮司小西康陽単行本、メトロクロス、焼肉、月島、やわらかきなこ飴、なんかのコンプレックスでもあったのか楽器の生演奏に走って思いっきり失敗してるエレクトロニカ系の人のライブ、などいろいろあった三月も今日で最終回。


■そして三月は別れの季節でもあります。うちの部のSさんが、今日で会社を辞めることになりました。

明日から会社にSさんがいない、という事実が想像できない。たぶん、今週いっぱいくらいまでは、「あれ? 今日Sさん休みだっけ?」みたいな感覚を毎朝味わうことになると思う。うちの部は。

で、「Sさんはもう辞めちゃったんだなー」ということを、四月中旬ぐらいになってからやっとようやくじわじわと本質的に理解しはじめると思う。それくらい大きな存在です/でした。


■半蔵商店月島


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春は散歩の季節。土曜は散歩の曜日。ということで、散歩に行ってきました。

とりあえず電車で東京駅まで行って、東京駅周辺を散歩。だってあれだよ、東京(都)に東京(駅)があるんだよ。これは、いわばアルバム名と同名の曲みたいなもので、かなり自信のある曲、もしくは駅ってことだよこれは。ちゃんと散歩しとかないと…。

で、なんだかんだ歩きまして、有楽町でカキを食べた。なぜ、この時期に有楽町でカキかというと、おれの転職活動の思い出にそういうエピソードが登場してくるからです。なので、初心を忘れないよう、ちゃんとカキのピザ等を食した。

で、カキ食べた後、唐突に有楽町線で月島に移動。理由は、意外に近かったから。

この地はものすごく久しぶりに来たんだけど、おれの好きな「土曜の午後感」がかなり充満していた。東京広しと云えど、こんな高スコアの土曜午後感を記録する土地は他にあまり知らない。この調子で新学期も頑張ってほしい。トリトンスクエアでレモンティーを買って有楽町線で帰る。

西武池袋線と直通だから、乗り換え無しで石神井公園に着いた。乗り換え無しで石神井公園まで一本で帰れるなんて、奇跡に近いと思う。


■Let's Noteを買おうかどうか著しく迷ってる件について 3.0


前々回、そして前回に引き続き、パナソニックのレッツノート T7を買うべきか否かをめぐる、おれとおれによる討論が展開されてます。

はたして、レッツノートを買うよう、おれはおれを説得できるのでしょうか?





( ;´∀`)←拙僧a(レッツノート購入推進派)
で、でも、レッツノートを買うことで、少しずつでいいから仕事や自己研鑽をする機会をできるだけ増やすことが、結果的には生産性の向上につながるのではないかと…。



(゚д゚ #) ←拙僧b(レッツノート購入反対派)
生産性向上(笑)。レッツノートでボクも生産性アップするでちゅ〜ってか? 自分の仕事がイマイチはかどらないのはレッツノートがないからだ、みたいに、自分の至らなさをレッツノートがないせいにしてない? そういうのって、レッツノート買ってもなにも変わらないから。またすぐに「あれがない、これがない」って足りないのを数え始めるだけだから。



( ;´∀`)
でも、レッツノートは、勉強術に関するビジネス書でも、多くの人が推薦してて…



(゚д゚ #)
おまえあれだろ、PHPとか日経BPの出版物が好きなタイプだろ。で、ビジネス書が積ん読になってるタイプだろ。

てめえみたいな、本に影響されやすい単細胞リーマンは、R25とかそういう感じの雑誌のダメなタイアップ記事の食い物にされて20代終了!

で、30代になったらなったで、けっきょく30代向けのビジネス雑誌にそそのかされて、TUMIのカバンとか、半端に高い腕時計とか買って、雀の涙の小遣いを使い果たして終わり! 日本ってのはそういう国だから! 卑弥呼のころから!



( ;´∀`)
でも、まあ、その、新しいパソコンを買うことで、仕事だけじゃなく、日常全体にはずみをつけるというか勢いをつけるというか…



(゚д゚ #)
だから、はずみをつけるとか勢いをつけるとか云ってムリヤリ理由つけて高い買い物して、ほんとにはずみがついたり勢いついたりしたことがあったか!? あったとしてもせいぜい一週間がいいとこだろ。その一週間のために20万は出せないし、出さない!

ビジネス書を買った直後の30分間くらいだけ妙にやる気が出てくる超常現象といっしょで、レッツノート買った直後はなんか変にやる気が出るかもしれないけど、それだけのことだから! レッツノート自体に、生産性アップさせる機能なんてないから!

そんなことだから、ファミリーマートで買い物したのにレジの店員に「ありがとうございましたー」っていう挨拶を省略されるんだよ!



( ;´∀`)
でも、そろそろ新年度だし、パソコンを買い換えるにはいい機会だと…。



(゚д゚ #)
なあ、新年度だったらなんでパソコン買わなきゃいけない義務があるんだよ! なんでそう節目節目で金を遣おうとする? おまえも所詮、家電メーカーと自動車メーカーと住宅メーカーと、あとケータイ会社に年貢を納め続けるだけで一生を終える、典型的なパターンの日本人だな! おまえ、やり直し! 第二次性徴があったぐらいのころから人生やり直し!

ほんとに生産性アップとやらがしたいんだったら、その他にやるべきことが256ヶあるから! パソコンを買い足すなんて、257番目ぐらいだから! 優先順位は。

なにがレッツノートだ! 直訳したら「メモをとろうよ」じゃねえか! なれなれしい! もう、おれ帰る!



( ;´∀`)
………………。






たしかに、レッツノートに限ったことじゃないけど、「ちょっと高めの買い物」をするとき、自分から自分への口実を探してることってありますね。何のための口実なんだろうとも思うし、口実を探すくらいなら買わなきゃいいのでは、と思わないこともない。

でも、これ読み返してると、bは取り付くしまが無いというか大人げないというか…。aがちょっとかわいそうになってきたなあ。aのほうの自分に、レッツノートを買ってやりたくなりました。

aはbを説得することには成功してないんだけど、aを見てると、なんというか、頭ごなしに強い調子で誰かに何を云われようとも、少しずつ自分の意見に話を持って行こう持って行こうと試みるのは大事だと思ってしまった。昨日まではb派だったのですが、いまはどうもaに感情移入してます。やっぱり買うか、レッツノート。

(この項、とりあえず終了)


■Let's Noteを買おうかどうか著しく迷ってる件について 2.0


レッツノート T7

前回にひきつづき、パナソニックのレッツノート T7を買おうかどうか、我ながら迷ってる、という話の続きです。いまのところ、購入推進派の自分の方が若干不利のようです。なお、上の写真はレッツノートではなく、本文に一切関係ないマッキントッシュのパワーブックG3です。





( ;´∀`)←拙僧a(レッツノート購入推進派)
でも、レッツノートがあれば出張のときとかにも便利そうだろうし…。


(゚д゚ #) ←拙僧b(レッツノート購入否定派)
出張なんか年に一回か二回くらいだろ。しかも、長くてせいぜい二泊三日だろ。それくらいなら今ある15.4型だかのノートパソコンを持ってけばいいから。出張のためだけに新しいパソコンを買わなくともよし!

だいたいおめーみたいなのは、好きでパソコン持ち歩こうとしてるくせに、パソコン持たないで旅行に行ったときは「こうやってパソコンから解放される日も大事だよね」とか云い出すんだよ! これは明らか! 火を見るより!

で、レッツノートが壊れただの固まったのだのしたときは、「やっぱり、紙と鉛筆こそが最強のモバイルですね^^;」とかブログに書くんだよ! これはっ、もうっ、歴史が証明してるから! 幕末のころから!



( ;´∀`)
そ、そんなことはわかんないでしょう。わかんないからこそ、こうやっていろいろ迷ってるわけで…。



(゚д゚ #)
だからっ! こうやって迷ってるということ自体そもそもおかしいんだよ! 本当の本当に仕事に必要だったら、レッツノートの一台や二台、なんの迷いも無くとっくの昔に買ってるっつーの!



( ;´∀`)
………………………。






この拙僧bの「必要だったらとっくに買ってる」発言は、ちょっと説得力あります。たしかに、本気でサーファーを目指す人がサーフボードを買うか買わないかで迷ったりしないもんな。←微妙に違う比喩かもしれない…。

しかし気が弱いと、リクツが通ってるか通ってないか以前に、リクツ自体、聞いてもらえなかったりするもんですね。世の中そういうもんですね──とか安易にまとめたくはないけれども。次回に続きます。


■Let's Noteを買おうかどうか著しく迷ってる件について 1.0


レッツノート T7

そう。前もちょっと書いたんですが、いま拙僧はパナソニックのレッツノートを買おうかどうか迷ってるんですよ。あったら仕事で便利かなー、なんて思って。

ですが、けっこう高いじゃないですかパソコンて。レッツノートも20万円くらいするので、そうやすやすと買うわけにもいかない。なので、「レッツノート買いたい!」という自分と、「レッツノート買わなくていい!」という自分が、心の中で争ってるんですよ。





( ´∀`)←拙僧a(レッツノート推進派)
私は松下電器産業株式会社の「レッツノート」のT7、正確にはCF-T7CW5AJRの購入を検討しています。なぜかと申し上げますと、日常生活において、また仕事においても便利そうだからです。

より具体的に申しますと、従来はペンや鉛筆で紙に書いていたメモ書きやアイデアの断片、文書の下書き、業務上の個人的な記録、そういったものをすべてテキストファイル化することで、より編集・検索・保存・複写・転送が便利になるからです。



(゚д゚ #) ←拙僧b(レッツノート否定派)
というか、なんでわざわざ20万出してまたパソコン買うんだよ!! パソコンなんか家にも会社にもあるだろ。



( ´∀`)
その疑問にお答えしますと、レッツノートは機動性に優れているからです。

家のノートパソコンは、15.4型ワイドというサイズで、しかも重さも2.8kgもするので日常的に持ち運ぶにはかなり困難です。また、会社のパソコンも同じくらいのサイズのうえ、会社のものですから私用では大っぴらに持ち出せません。

レッツノートは軽くて小さいので、どこにでも持ち運べるという利点があります



(゚д゚ #)
持ち運べたらなんなんだよ! USBメモリかポータブルHDDでも買ってそこにテキストデータ入れといて、会社と家のパソコンを往復させれば済むだけの話だろ!?



( ;´∀`)
でっ、でも、会社と家以外でもパソコンを使いたいときだってあるわけで…。



(゚д゚ #)
ィやかましい!! リクツこねてんじゃねえよ! 日常生活において、会社と家の間でパソコン広げられる機会がどんだけあるんだっつーの! まさか西武池袋線の車内でレッツノート広げるつもりか? で、戸袋近辺のスペースにもたれかかって、ニヤニヤしながら立ったままレッツノートいじるつもりか? 気持ち悪い! そんなブキミな哺乳類になるための小道具に20万は出せないし、出したくもないし、出す義務も一切合切ない!!



( ;´∀`)
い、いや、誰も電車で使うとは
云ってないじゃないですか… (語尾がだんだん小さくなる)


(゚д゚ #)
じゃああれだろ、ほんとは単にスターバックスとかでレッツノート広げてクリエイターぶりたいだけだろ? そういうのにバクゼンと憧れてるだけだろ? そんで手帳はモレスキンですかぁ? メモ帳はロディアですかぁ? なあ? なあなあ? おい!



( ;´∀`)
い、いや、自分は手帳は高橋書店のを使ってて…
(←本筋とは関係ない質問にいちいち答えてしまうタイプ)


(゚д゚ #)
(それを無視して)そもそもおまえみたいな自意識過剰の小心者は、スターバックス行ってテーブルでパソコン開いても、なんか恥ずかしくなって7分もしないうちにパタンと閉じてカバンにしまっちゃう運命にあるから! なぜなら、それが自然の摂理だから! 宇宙の法則だから! その7分間のために20万は出せない! 却下!!!





うーん、どうもレッツノート購入推進派の拙僧は、このペースだと分が悪い。もうちょっと、こう、自分をあれしないと。あれって何だよ。

この論争は次回につづく、かもしれません。


■スニッカーズのCMソングのめちゃくちゃ面白い替え歌


■おなかが空いたら死〜ぬ〜♪


■と、まあ、それはさておきですね、今日は会社が休みだったんですよ。なんでかというと、先週の春分の日に休日出勤したからです。なので今日は振り替え休日。

今朝は、

(1)月曜日
(2)肌寒い
(3)小雨が降ってる

という、会社を休みたくなる舞台設定がみごとに揃ってたので、充実した朝寝をすることができました。いえいえ。どういたしまして。


■午前中はジム行って、小学生のころ風邪で学校を休んだ日に病院で薬もらっておばあちゃん家で療養してたときの感覚を思い出しつつ、弁当食べながら、「ごきげんよう」のあとにやってる名古屋のテレビ局が作った昼メロをわざと見たり、先月録画してまだ見てなかったの「お笑いレッドカーペット」を見たりして過ごした。


■で今日、教育テレビを見ててわかったのが、自分は、理科の番組などで時折見られる、

黒い幕を張っただけのスタジオで、テーブルに実験器具が並んでいるだけの風景

が、かなり好き、ということです。今日見た番組も、黒バックのスタジオのテーブルに並んでいる水の入ったビーカーに、真顔で塩とかミョウバンとか溶かしてたんですよ。あれは良かった。


■で、これを書いてる今は午後六時。

休日が、しだいに普通の平日の夕方へと徐々にフェードアウト/フェードインしてくる。この感じが、なかなか悪くないもんです。


■(それは単なる自意識過剰では?)O0o(´ー`;)


それ。


■スウィート ソウル 職務質問


■本の題名で検索すると、全国の各書店のオンライン販売のページがわわわわっと引っかかってくる現象を誰かなんとかしてください。半蔵商店です。


■今日は、散歩してました。土曜日の散歩はいいもんです。ましてや三月ならなおさらです。


■まず新宿。ディスクユニオンで、ピチカートファイヴのアナログ盤特集、という渋いセールをやってたので行ってみる。けど、店に着いたのは開店して一時間ぐらいあとだったので、激レアなレコードはもう強度のピチカートメイニアの人たちが買って行ったあとだったかもしれない。

とくに目当てのものは見つからなかったので、別の外人のCDを購入。


■で、山手線で原宿まで行って、そこからてくてく青山→麻布→六本木と歩く。

六本木ヒルズ付近で、デモ隊らしき人々が警官に取り囲まれ、それよりやや遠巻きに記者っぽい人々がDVを回しつつメモを取っている、みたいな現場に遭遇。

そんな状況だったので、どっからどう見ても善良な好青年である拙僧も「すいません、どちらへ行かれるんですか?」と警官に質問されました。ここで、「逆に訊こう。君は何歳のとき初めてSEXした?」と問い返したりしたら逮捕されそうなので、適当に「麻布十番までです」とか答える。

そしたら、「失礼しました。ただいま厳重に警備中ですので。お気をつけて」みたいなことを云われただけで、やりとりはそこで終わった。

こんな情報量がゼロに等しい禅問答でいいのかと思うけど、たぶん、日本人か外国人かどうかを確認する質問だったのかもしれない。この質問に、とっさにカタコトで答える機転がおれにあったら、もっと面白いエントリになったのに。すいません、地味なブログで。


■で、そのまま麻布十番に行こうとも実際に思ってはいたんだけど、足が広尾に向いたので広尾に。ナショナル麻布で、何も買わないけどいろいろ見る。ここの二階は「沖縄市の、外人が多い地域の雑貨店」の感じにけっこう似てる。

で、ナショナル麻布を出て、別の本屋に寄った。「セレブな育児」という看板をでかでかと掲げた変な棚があった……。


■広尾駅から電車で高田馬場へ。パソコン屋で、パソコン用キーボードを物色。

ものすごく久しぶりにビレッジバンガードに寄る。手描きPOPの押し付けがましさに参ってしまい、150秒くらいで出る。

買う気どころか、店にいる気まで失せさせるPOPって、いったいなんなんだろうな。


■で、歩いて目白→椎名町(西武池袋線)。そこから電車に乗って、無事、石神井公園まで帰ってきました。以上です。


■劇場版ドラえもんとめちゃイケの正しい鑑賞法について


■昨日のエントリは、妙にしょっぱく、かつ湿っぽかったので削除。そのついでと云っちゃなんだが、おとといのエントリもスナック感覚で削除。なぜかというと、おれがロックスターだから。過去の栄光になんてしがみついてられないから。じゃあ何ですか!? あなたがSEXさせてくれるとでも云うんですか!? バシン!(書類一式を会議用テーブルに叩きつける)


■そう。今週は、食い終わったカップラーメンの容器のようにしょうもない週だった。でも、最後にちょいといいことがあったので、よかった。結果的にわりと良い週。


■はい、じゃあ、ものすごく小さいネタ書きまーす。悪かったね、外人が作った新しいWEBサービスのしたり顔紹介とかじゃなくて。


■こないだのことなんですが、電車の中で、女の人ふたりが「毎晩、劇場版ドラえもんのビデオを見ながらじゃないと眠れない25歳フリーター男子」の話をしてるのを耳にしました。

この話を詳しく書くと、毎晩、劇場版ドラえもんのビデオを見ながらじゃないと眠れない25歳フリーター男子というのが実際にいる、ということらしいんですよ、この日本に。すいません先輩、自分、いま同じこと二回云いました。

毎晩、「今日は『のび太の宇宙開拓史』にしよう」みたいな感じで、その日の気分に合わせた作品を選んでから寝るらしい。いろんな人がいる。


■で、それで(あんまり関係ないのに)思い出したのが、大学時代に同じ寮だったS君の話。S君は、

・まず、ジャンプやサンデーといったマンガ雑誌をパラパラ読みながら「めちゃイケ」をリアルタイムで観て、かつ、その「めちゃイケ」をビデオに録画。


・「めちゃイケ」の放送が終わると、今度は、ついさっき録画しながら観てたその「めちゃイケ」をビデオでもう一度観ながら、メシを食う


──んですよ。つまり、マンガを読みながら「めちゃイケ」を観て、その直後、メシを食いながら全く同じ「めちゃイケ」をもう一回観るんですよ。なんでだ。というかそもそも、マンガを読みながらテレビを見るというのがわからん。

S君は、めちゃイケの他に別の番組でも、同様の観かたをしていました。


■ちなみにS君は、のちに東大の大学院に進みました。頭のいい人のやることはわからん………。


■レッツノート


■メリーアン メリーアン メリーアン ウォンチューステイフォーミー半蔵商店です。

といった意味も含めまして、今日の午前中は雑用でつぶれました。

午後は、部の長い報告会と、あと、社内のイントラの変なソフトの使い方の講習会でした。自分の仕事をする時間が無かった。

しかし、なんでよそのシマの雑用をおれたちがやんないといけないんだろう…ぶつぶつ…。


■それはさておき、45分以上かかる会議には飲み物を、60分以上かかる会議にはドーナツやバナナを、90分以上かかる会議にはサンドイッチやピザを支給してほしい。それだけでも、けっこうモチベーションが上がると思う。身が入るというか。


■鳥居みゆきの妄想プレゼン、ってのはどうですかね。

なんにも映っていない白いスクリーンに、レーザーポインタを当ててあれこれ解説を始める。っていう。


■いろいろと、思いついたことをメモするために、あるいは、メモよりもうちょっとまとまった文を書くために、パナソニックのレッツノートでも買ってノート代わりに持ち歩こうかな、と思おうとしている。

で、もし買ったとしたら、やっぱり紙と鉛筆こそが最高のモバイルですよ、と周囲に話す予定。

いまはA5サイズのノートにいろいろメモつけてるんですが、メモを書けば書くほどバックナンバーのノートが増えてかさばるのと、以前書いたメモが検索しにくいのが欠点。長所は、安い(\147)、軽い、電気が無くても読める、雑誌の切抜きをそのまま貼り付けられる、など。すいません先輩、おれ、今、当たり前のことばかり云いました。


■『マイミクの切り方』


──みたいな題の新書を出せばそこそこ売れると思う。そういうことに気をもむ人は少なからずいると聞いたので。

で、その新書の内容は、マイミクの増やし方ではなく、逆に「切り方」から通して考える、SNSにおける人間関係の構築と解体と再構築。および、SNSが「人づき合い」という概念に与えた/与えるだろう影響や、SNSの細分化、高齢者層への普及、今後の展望などについて。


■……ではなく、単にインターネットをやってるときに気づいたどうでもいい小ネタをまとめて、立ち読みでパラパラと頁をめくる読者の手を止めさせるために有名ブロガーの名前なんかもところどころに登場させ、あとはSNSに熱中する若者を批判して、「今後、SNSはどうなっていくのであろうか」みたいな感じで適当にしめくくる。

肝心のマイミクの切り方については、本文では2ページくらいしか触れない(しかも、明確な答えを述べてるわけではない)。


■800円で売るとして、まあ3000部売れるとして、著者の印税は定価の一割として、

800×0.1×3000=240000

この本を書くのに二ヶ月かけるとしたら、12万円/月。まあ、副業としては悪くないですね。


■何を皮算用してるんだおれは。そもそも3000部という数字の根拠を示せと。


■『あなたはなぜマイミクを切れないのか』という題もアリだな。あと『人づき合いをより好みする若者たち』とか。


■以上、単なる妄想ですので。でも、こういうことを考えることが最近増えた。なんか、妙な願望があるみたい。


■池田亮司 datamatics[ver2.0]完全版 詳細レポート!


■今日は恵比寿で、池田亮司リサイタルを見てきました。


■会場に入る前、のどが渇いてたので、「今のうちに水分を補給しておかないと、上演中にのどが渇いて飲み物が欲しくなってしまうので、困る」と判断したので、会場近くの自動販売機でなんらかの液体を買うことにしました。

で、いざ自動販売機を前にして、財布を開けてみたところ、


財布の中に、5円しか入ってなかった。


………………。 ( 'A`) ゴエンダマ ガ イチマイ


■そう。2008年3月現在、日ごろの買い物はクレジットカード+Edy+スイカで事足りてしまうので、現金を使う機会が減った。

ので、それとともに「財布に現金がいくら残ってるか把握しておく」感が弱まってきてるんである。たぶん。

ちなみにこの時、拙僧のEdyには35000円分ほどの残高がありました。なあ、なんなんだこの極端なバランスは…。


■で、ざっと(Edyの使える)コンビニを探してみたけど、会場である恵比寿ガーデンプレイス付近にはコンビニが見当たらなかった。ちゃんと探せば見つかるんだろうけど、時間もあんまり無かった。

で、けっきょくガーデンプレイス内にある銀行のATMでお金をおろして、自動販売機でジュースを買いました。

ジュースを買うためだけにお金をおろしたわけだから、このジュースには、定価120円+ATM手数料105円で総額225円かかってます。贅沢な缶ジュースだぜ。'`,、('∀`) '`,、





………………。( 'A`) ハァ


■もう、地球上の全部の自販機でEdyかスイカが使えるようになればいいのに。

と、一瞬思おうとしたけど、でも、Edyやスイカはたしかに便利だけど、たぶん、そのシステム利用料みたいなお金を誰かが払わなくちゃならないと思うんですよ。

でも、そのシステム利用料を商品の代金に上乗せしちゃうと客が離れてしまうから、たとえばコンビニ各社(もちろんコンビニに限らないですが)が、泣く泣くシステム料を払ってるようなとこがあると思うんですよ。

で、まあ途中段階はすっとばしますが、Edyやらスイカやらの導入のしわ寄せで、誰かがきっと泣いてると思うんですよ、いろんなレイヤーで。


■別に、電子マネーを使うのはやめましょうとかそういうことを云いたい訳じゃないけど、たまーにそういうことを考えます。


■以上、池田亮司 datamatics [ver.2.0] 完全版のレポートでした。


■ぼくは小西と康陽が好きだった。


ぼくは散歩と雑学が好きだった。
▲小西康陽の新刊『ぼくは散歩と雑学が好きだった。』


■小西康陽の文章は、昭和四十年代の匂いがする。

いま「はぁ? 別にそう思わないけど?」とか云ったやつは、WORLD 1-2の出だしのクリボーに噛まれろ。


■しかし、具体的にどう昭和四十年代っぽいのか、と訊かれると、たしかに即答できない。

が、気の利いた、趣味の良い、昭和四十年代の雑誌に載ってそうなコラムのような文章を、小西康陽は書くな〜、と思う。


■拙僧はもちろん、昭和四十年代をリアルに通過したわけではないのであれですが、たとえば、正方形に近い変な判型の團伊玖磨『パイプのけむり』の単行本とか、サントリーのウイスキーとか、黒い革のソファーとカットグラスの灰皿と木製フレームのテレビが揃った応接間とか、雨の夜の銀座とか、そういう昭和の雰囲気。それが小西康陽氏の文章には残ってると思うんですよね。(談)


■すげえな、上の三つの段落とも、ほとんど同じことしか云ってない。すいません。


■ま、要するに、小西康陽の新刊『ぼくは散歩と雑学が好きだった。』を買いました、ということです。まだ読んでない。この週末にゆっくり読む予定です。


■と、思ったら、この本を会社のロッカーに置いてきてしまってたことに気づいた。どうしてくれよう。

あと、おれの上記の小西文体観は、あくまでこの本を読む以前のものなので、この本を読んだら、またいろいろ感じ方が変わるのかもしれません(し、変わらないかもしれません)。


■箇条書きです


■ア〜ンバランスなキ〜スをかわして愛に近づけよ〜半蔵商店です。


■「新銀行東京」を「新生銀行」と取り違えたまま、石原都知事をバッシングしてるブログを発見した。合掌。


■『変なタイトルの新書 100』みたいな新書が出たら、書店で手に取って、45秒くらい立ち読みして、また棚に戻したい。


■最近(でもないか)、ビジネス雑誌と、ビジネス雑誌を鵜呑みにする人たちの間でよく遣われる「気づき」っていう云い方があまり好きじゃない。

もっと他の云い回しがありそうな気がするんだけど…。いや、ないからこそ、この云い方が定着してるのか。


■ものすごく久しぶりに納豆を食べました。3パック。納豆だけで3パック。ごはんとかにかけずに。


■教訓:二次会用のお店も、だいたいでいいから見当つけておく


■今日(3/12)は、会社の人の送別会がありました。


■で、その二次会の店がマイルドにひどかった。

「カラオケダイニング」とかいうジャンルを自称してた店なんですが、いざ入ってみると、どっからどう見ても単なるカラオケボックス。まあ、普通のカラオケボックスよりもちょっと凝った料理が出ないこともないかな、ぐらいの感じ。ものすごく好意的にみてあげると。

でも世間一般では、こういう店は普通、カラオケボックスと呼ぶ。


■さらに問題なのがその個室の狭さで、2m×2mくらいのスペースに、小さいテーブルとソファーがあるだけ。あとはカラオケの機材。

満員電車のようなゆとりのないソファーにぎっしり座り、小さなテーブルを囲む大人6人。

( 'A`) ( 'A`) ( 'A`) ('A` ) ('A` ) ('A` )

どう考えても二人用か、せいぜい三人用の部屋だろ、これ…。

まあ、片言の店員のキャッチについていったらこんな店に案内されるわな。

二次会自体は楽しかったからいいですが。


■ビデオゲームミュージック


■朝、体調が悪かった。会社に行こうかどうか迷うくらいのライン。とりあえず家を出て池袋の駅に着くまで、今日は休もう、もうここで帰ろう、と6.6回くらい思ったけど、池袋駅構内の立ち食いそば屋でわかめうどんを食べたら奇跡的に体調が復活。

まさかとは思うが、単に腹が減っていただけなのか…(それはない、と思いたい)。


■帰りの山手線で、40代くらいの主婦(たぶん)二人が、以下のような会話。

(´・∀・)「○○さん、デトロイトメタルシティってマンガ知ってます?」

(・∀・` )「いや、知らない。子供向け?」

(´・∀・)「そうみたいです」

謎が謎を呼びます。


■メトロクロスの音楽を作った人は、マッピーの音楽を作った人と同じ人のような気がした。ので、調べてみたらそうだった。

というか、初期のナムコのいろんな曲を作ってる人でした(参考:wikipedia)。


■いまどきフライヤーなんて誰も読んでくれない。とは思いたくないけど


gocoupのフライヤー
▲gocoupのフライヤー。裏面は、電子音楽の権威・イヌースン博士(在ロンドン)による渾身の書き下ろしライナー


■人類がCDを発売したり、クラブでイベントを開催する際に、'90年代からの惰性で印刷してるフライヤーっていう紙があるじゃないですか。今日はgocoupのフライヤーを配りに高円寺へ行きました。


■今日わかったことは、フライヤーというのはお店にあんまり歓迎されてないんだなということです。そりゃそうだよな。お店にとっては、スペースを食うばかりで、一銭も入ってくるわけじゃない。期日が過ぎればゴミになるから処分しなきゃなんない。お店にはなんもメリットがない。

フライヤーのサイズがA4だと知るや爽快なくらい露骨に不快感を表明してくださる方もいらっしゃいました。ま、別に悪いことをしてるわけじゃないから謝ったりはしないけど、でも、卑屈にはなってしまうなあ。たしかにA4はでかいかもしれないね。うんうん。


■ところで、フライヤーの配布に費やした時間と交通費とカロリーと、このフライヤーによってgocoupのCDが何枚売れるかを比較して考えると、かなり熱効率の悪い作業をしてるのではないか、という気になってしまいます。

さらにはフライヤーを作る手間暇と印刷代のことまで考えると、果たしてフライヤーの存在価値はなんなのか、という気にすらなります。あまり気にしないようにしたいところだけど。


■この時代、フライヤーにたとえば2万円かけるんだったら、むしろその2万円を制作費にして映像をつくって、YouTubeにアップして、友人知人に頼んでURLを広めてもらえれば、それが本当の意味での宣伝/広告になるのかもしれないですね。いま気づいた。


■で、今日はあと一つわかったことがあった。それは、おれがもう高円寺って歳でもないということでした。


■せっかくだから宣伝。gocoupのCD。

冬用アルバム『snowscape』(2008/2/2発売)
夏用シングル「gocoup e.p.」(2007/7/7発売)

それぞれamazonでも買えます。試聴は公式サイトでどうぞ。


■銀座線にワニ


■ヒトエズゴナムーブ。半蔵商店です。


■そう。いろんな事情があって、今日(※3/7)は渋谷から銀座線に乗ったんですよ。

で、席に座り目をつぶり、このブログに書いたらサーバーごと公安に差し押さえられそうなくらいにエロいことなどを想像しつつ、目的地の銀座に着くのを待ってたんですよ。


■そしたら、途中から女子高生二人が乗ってきた。で、拙僧の前に吊り革持って立って、話し始めた。

で、別に聞きたかないんだが、その会話が耳に入ってきたのでエロ妄想は中断。で、この会話というのがなかなか濃度の高い話でした。


「なんか、最近、○○ちゃんが、BLにはまっててー」


「ほら、二人ともオリキャラ描いてるからー」


「○○(※マンガかなんかのキャラクターの名前らしい)が、受け攻めかを決めるのに戦争になった」


とか、そういう女子オタク話。こういうのをほんとに話してる人々を初めて見た。


■とくに印象に残ったのが次のやりとり。

「うん。次は、アキラと屍で行く」(`・ω・)

「アキシカ?」(・∀・` )

「いや、シカアキ」(`・ω・)


…なあ、屍ってなんだ。そのスジでは有名なのか。いや、有名だとしても別に知りたくない。


■これとはまったく別の話ですが、こないだワニの肉を食べました。


■昨日も恐るべき


恐るべきさぬきうどん
▲律儀に、昨日とは別の写真。

昨日もこれ食べてました。うまい。

そう。これとコロッケ2ヶを買ってくるんですよ。そして、うどんを茹でてる間にコロッケを食べ、うどんが茹で上がったらうどんを食べる。食べ終えてネットをカチカチやってると、「夙川アトム」の夙川は「しゅくがわ」と読むと知る。そういう一人飯。

というか、「ネットをする」の擬音語はカチカチでいいんだろうか。


■きのう食べたうどん


恐るべきさぬきうどん

商品名のあれっぽさに反して、意外にうまいなあと思った。

ただ、この商品名じゃ一生手に取らない人もいるなあと思った。

でも、普通の商品名だったら目立たないから、それはそれで手に取らない人もいるなあと思った。

それよりは、変な商品名で目立ったほうがいいのかなあと思った。

あと、これからは「ブログでネタにされやすいかどうか」ってのも商品名をつける際の基準になるんだろうなあと思った。

というか、もうそういう時代になってるなあと思った。


■眠い


今日もここに日本語の文を書こうとしたんだけど、とても眠いので、今日はこのへんで。すいません。

「眠さ」を表す単位があれば、こういうときどれくらい眠いかが伝わりやすくて、いいかもしれない。


■バカリズム単独ライブ『科学の進歩』徹底レポート!


面白かったです!


■早稲田/アトム


■昨日の日記です。


■散歩の途中、東西線早稲田駅一番出口近くの某牛丼チェーン店(誰もすき家とは云ってないじゃないですか)に入るも、床が衝撃的に汚い。

干からびた米粒や、干からびた牛肉豚肉と思しき細かい破片が、カウンター席の足元にものすごい勢いで散らばっている…。( 'A`)

こんな場所でメシを食う気は1画素もないので、店員にお冷やを出される前にさっさと退散。

しかし、客席でこんなんだったら、厨房はいったいどんなことになってるんだろう…。


■で、しばらく歩いたらモスバーガーがあったので入ってみる。なんとかバーガーを発注して食する。

そしたら早稲田の学生さんっぽい若者が、大声で後輩に向かってなにやら面白そうなことを語って聞かせていた。が、別の席のおばちゃん連中の声がもっと大きくて、若者の話は断片的にしか聞こえず。

「ほら、あれ以来、急に餃子問題がメディアからきれ〜〜いに消えてなくなったでしょ?」(゚д゚ )

というフレーズがけっこう気になったんですが。


■夜、めちゃイケを見ていたら、なんとかアトムという芸人さんが出てて、面白かった。赤頭巾ちゃんの紙芝居を、セーターを肩に羽織った'80年代のテレビ業界人が業界用語連発で読むという内容。


■で、ここで気になったことを一つ。このアトム氏に限らず、最近の芸人さんは紙芝居ネタで、紙芝居をめくるとき、なぜか、

紙芝居を一枚一枚床に放り捨てていく

ヒトが多いんですよね。紙芝居って、普通は一枚一枚、紙芝居の束の後ろに回していくもんじゃないですか。なのに、一枚一枚床に捨てていく。そしてネタの終わりには、紙芝居がステージ上に見苦しく散乱する。なんでそうするんだろう。なんかの必然性があるとは、ちょっと考えにくい。


■所謂テクストサイト


■あわてないあわてない。一十三十一一十三十一。半蔵商店です。


■テクストサイトの老舗ランキングサイト『ReadMe! Japan』が運営停止、ということで、ここ十年のテクストサイトにおける書き手の自我の在りようの変遷、とか、ブログやmixi日記へ拡散していった「テクストサイトっぽさ」とか、テクストサイト間の交流の歴史とか、そういうのを書きたい気分になるかなと思いましたがあんまりなりませんでした。

しかし、題字とトップ画と各コーナーへのリンクボタンが数ヶとカウンタ。というテクストサイト然としたindex.htmlをあまり見かけなくなったな。


■今週は雑用ウィークだった。ので、雑用について考えることが多かった。『雑用論』とか、そういうタイトルの新書があったら買ってたと思う。


■渋谷を歩いていたら、オーロラビジョンからズンズンキュルキュルドンドンと聞こえてきた。何かと思って画面を見たら、オウテカの来日公演のCMだった。


■松濤でディナー


■ロマンティックあげーるーよー♪ ( ´∀`)

こ〜と〜わ〜る〜〜〜 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

ロマンティックあげーるーよー♪ ( ´∀`)

こ〜と〜わ〜る〜〜〜 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■といった意味も含めまして半蔵商店です。

そう、拙僧はセレブですので、仕事帰りに一人でメシを食べるときも、ふらっと松濤なんかに寄ります。昨日も寄ってきました。セレブだから。悪いけど。


■で、松濤のこのお店で優雅にディナーのカレー(セレブなので、プラス50円で味噌汁を豚汁に変更)を、NEWSの新曲はやはり作詞家作曲家に「キンキキッズの『ボクの背中には羽根がある』みたいな感じでお願いします」とか云って発注したんだろうかなどと考えつつ食べてました。

それはいいんだけど、斜め向かいに座っていた青年が、牛丼(豚丼かもしれないけど)を食べているにもかかわらず、なぜかヘッドフォンをがっちり装着していたままなのが気になった。食事中くらいは、こう、ねえ。


■ところで、今日は仕事で午後から有明に行かないといけないかもしれないです。風が強くて寒そう…。


■絶対に笑ってはいけない西武池袋線


■まあ、会社の帰り、いつものように池袋駅で西武池袋線に乗ったわけですよ。

そしたら、帰宅ラッシュ時の満員電車なのに、邪魔くさいリュックを背負っているパーマのおばちゃんが、吊り革につかまって立っていた。


■なんでこういう人って、かたくなにリュックをしょったままにするのかなー、と思いつつも拙僧は、このおばちゃんのリュックと、その背後に位置する乗客の背中との間をすり抜けて、車両の中ほどまで進みました。

満員電車の中でけっしてリュックを降ろそうとしない人のタイプってのは、たいてい、変な白いスニーカーを履いた20〜35歳くらいのゴワッとした髪質のオタクっぽい男と相場が決まってるのに、おばちゃんというのはちょっと珍しい。


■しかし、もっと珍しいのは、このおばちゃんの黒い手袋でした。

というのも、吊り革を握っているこのおばちゃんの手元にふと目をやると、その黒い手袋の手の甲の部分に、




内外タイムス




と印刷されていたからです。不覚にもちょっと笑ってしまった。なあ、なんで内外タイムスなんだ…。

これが、「絶対に笑ってはいけない西武池袋線」だったら、半蔵アウトーってなる。ガキの使いのレギュラーじゃなくて良かった。


■内外タイムスは、練馬で降りていきました。


■そこは頑張るとこじゃない


■さいきん、仕事で雑用が多い。

のはいいんですが(ほんとはイヤですが)、今日、先輩と拙僧の考える「雑用の優先順位」が、それぞれ食い違ってて、たがいに微妙に感情のすれ違いが起き、ちょっと気まずい空気が流れましたとさ。おしまい。


■先輩の考える「雑用の優先順位」が間違ってたとは云わないですが(←ブログを読んでる人に、一方的な考え方をする人間だと思われないように張った予防線)、もっと大事な仕事があるだろーに、部内掲示板の掲示物の貼りかえなんて、あとでよくない? なんで今やらないといけない?

──なんて思ってしまう。そもそも雑用ばっかりやってたらメインの仕事の質にひびくっつーの(メインの仕事につながる雑用ならまだいいんだけどさ)。


■「多忙は怠惰の隠れ蓑」というコトバがあって、おれはこの言葉をイトイシゲサトの文で知った覚えがあるんだけど、これはたしか“日々の雑用に忙殺されていることを口実にして、本当に大事なことをしたり考えたりすることをサボってはいけない”くらいの意味。だったと思う。

雑用に追われてるだけなのに、仕事をこなしたつもりになって充実感をおぼえたり成長した気になったりしてるのび太くんたちに教えてあげたい言葉です。


■まあ、数週間もしないうちに考え方を変えて、「いや、やっぱり雑用も大事です」とか何とか云いだすかもしれないけど、平成二十年二月二十六日21:00:00(JST)現在はこんなふうに考えてますね。(談)





【付記】

三宅乱丈の『ぶっせん』に、以下のセリフが出てきます。

『雑用っていうのは面倒臭いなーって思って、初めて雑用でしょ? 一生懸命心を込めてやれば、どんな細々した事も雑用にはならないのよ』(太田出版版/下巻/67時限目)

心を込めてないんですかね、おれは。


■すべらない


■明石家さんまが松本人志の『すべらない話』を、あ、すいませんー、けっこうです(ウエイトレスがすすめてきたお冷やのお代わりを断る)。


■明石家さんまが松本人志の『すべらない話』を批判した、という、ブログに書くと半年後に読み返した時にいろいろとディティールが思い出せなくなってそうな時事ネタについて、あれしようと思います。


■芸人は「すべらない話をするのが当たり前の商売」、という趣旨の発言をさんまがしたそうなんですが。

最近の芸人は、変なロケとか、変なゲームとか、変なクイズとか、そういった変な企画ばかりやらされてて、すべる/すべらないに関わらず“話”自体をする機会がそもそもあまりない、ような気がします。


■なので、芸人サイドに、「変なロケとか変なゲームとか変なクイズとか、そういった変な企画ばかりじゃなくて、普通にしゃべりたい」という欲求が生まれて、

また、視聴者サイドに、「変なロケとか変なゲームとか変なクイズとか、正解者だけ美味しいものが食べられるとか、そういった変な企画ばかりじゃなくて、普通のトークが見たい」という欲求が生まれて、それらが合致した、のが『人志松本のすべらない話』が、ヒット、してる、理由、なんじゃない、でしょうか。

いや、ほら、思ったことちょっと書いただけだから。細かいところを追求されるとあんまり上手く答えられないけど。


■あと、『すべらない話』は、発言テロップが出ないのがいい。集中して聞く楽しみがあるから。テキトーになんか他のことをやりながら、テキトーに話を聞いてるやつは置いてかれる。そこがいい。


■あと、トークのオチのここぞという部分でCMに入ったりしないとこもいい。


■あと、セットが普通のバラエティー番組より落ち着いてるのもいい。


■こう書くと、この番組の大ファンみたいに見えるかもしれませんが、あくまで中くらいに好きです。


■オムニバス


■(NHKをつけっぱなしにしていたテレビから、突如ルー大柴の『MOTTAINAI』という唄が流れてきたので、リモコンでテレビをパチンと切ってから)そう、先日gocoupのCDをタコシェに納品した際、同じ中野ブロードウェイにあるレコード屋に寄ったですよ。

そこで、8cmや12cmなどいろいろなコンパクトディスクを物色していたら、若干オタクっぽい女子(ハタチ前後くらい)数名の一団が店に入ってきました。その女子のやりとりがちょっと斬新でした。


( ´・∀・) 女子a「○○さん、このCD、『オムニバス』って書いてあるけど、オムニバスってどういう意味なんですか?」

(゚д゚ ) 女子b「あー、オムニバスってのは、いろんなもんが

グッチャグッチャに入ってるCDのこと」


オムニバスの意味を、このように説明する人を、これまでの人生で初めて見ました。


■で、同じく中野ブロードウェイの、別のレコード屋にて、プラスチックのトレイが真ん中で折れた状態のアニメ『チンプイ』の8cmCDシングルが

4200円

で売られてました。4200円…。いや、メイニアの人には納得できる価格なのかもしれませんが。しかし、トレイが折れてなかったらいくらになるんだろう。


■ところで太いセルフレームのメガネをかけたオタク系女子には、妙に“通り”の良いハスキー声で話すヒトが多い気がするのは気のせいだろうか。前述の女子bがそんな感じでした。


■カライライス


■昨日は、午後八時半という画期的な時間に寝てしまいました。


■そう、昨日も午後から銀座。

で、帰りがけに「ニューキャッスル」というお店の「カライライス」というカレーライスを食する。

うまかったですよ。渋谷の「ムルギー」に、お茶の水/高田馬場「エチオピア」のスパイシーさを足した感じですかね、一言で云うと。


■ただし量は少なめ。この店の「大盛りよりもさらに大盛り」が、普通の店の「普通盛り〜若干大盛り」くらい。

なので、食べ足りない人は、たとえば有楽町駅前のC&Cとかに寄るといいと思います。


■いつもの


昨日にひきつづき、銀座で仕事。


■朝、喫茶店で朝食を摂っていると、おっさん(a)とおっさん(b)が続けて入店してきた。二人は連れ同士ではなく、別々の客のようだ。

おっさん(a)が、店員に向かって

「いつもの」( ゚Д゚)

と頼むと、即座に店員は、

「○×セット、コーヒー、一つ」

と厨房に注文を通した。


■この4秒後、おっさん(b)も店員に向かって

「こっちも、いつもの」(゚Д゚ )

と頼むと、店員は、少し間を空けてから

「すいません、いつものって、どんなのでしたっけ?」

と、おっさん(b)に訊ねていた。合掌。


■まあ、それはおいといて、この店のこの店員さん(おばちゃん)はちょっと独特でした。

拙僧が発注したトーストセットは、飲み物がコーヒーか紅茶か選べるのですが、テーブルで注文を訊くときに、

「トーストセットのお飲み物は、コーヒーですね、はい

と、コーヒーか紅茶かを選ぶ隙をおれに一瞬も与えてないのに、かつ、おれがコーヒーか紅茶かを一言も云ってないのに、コーヒーと決め付けて去っていきました。いや、コーヒーを選ぶつもりだったからいいですけど。非言語コミュニケーション能力が発達してる人なのかもしれない。


■あと、コーヒーを飲み終わってしばらくしたあと、この店員さんに、

お兄さん時間ある? もう一杯コーヒー飲んでかない?」

とコーヒーのお代わりを勧められました。いや、コーヒーがお代わり自由とはメニューに書いてあったから分かってたけど、「お兄さん時間ある?」というセリフがあまり喫茶店ぽくなくて、ちょっとびっくりした。お代わりした。いいお店です、たぶん。


■MacBook Air、他


■昨日/今日はお仕事で銀座です。

昨日の朝は、「やはり銀座に来たからには、それっぽい渋い喫茶店で朝食を摂らないと」という田舎っぽい発想に基づき、それっぽい渋い喫茶店を探したのですが、それっぽい渋い喫茶店は見つからず、けっきょく路地裏にあったポッカの自販機でコーンスープとおしるこを買って飲んだ。


■で、仕事がありまして、途中、税込1260円くらいしそうな弁当なぞ出まして(いい弁当は仕事へのモチベーションを上げる)、夕方に仕事が終わりまして、なんかとりあえずアップルストアに入ってみる。

MacBook Airっていうんですか、律儀に大文字小文字をちゃんと区別して表記したけど、たしかにあの本体の薄さは衝撃的。おぎやはぎの小木の本名が、「おぎ」ではなく「こぎ」であることを知ったくらいに衝撃的。


■で、伊東屋にて、わざわざ階段のぼって、日本中どこでも買える別に普通のボールペンと別に普通のノートを買って、案の定、「ジャポネ」に寄って明太子スパゲティーですよ。大盛りですよ。


■『WIRELESS FINAL!』を終えて


──昨晩の『WIRELESS FINAL!』はいかがでしたか。

ああ、実にエキサイティングなイベントだったよ。DJもアーティストもオーディエンスも、それぞれのやり方でそれぞれの時間を、実に自由に楽しんでいた。東京のポジティヴなヴァイブにはほんと驚かされるね。


──さて、半蔵さんは実に一年半もDJをやってなかったわけですが、これにはなにか理由が?

gocoupの作品作りに専念していたかったのさ。実はここ一年半はダンス・ミュージックよりも、ノン・ビートのアンビエントやエレクトロニカのほうに興味があってね。たいへん申し訳ないんだが、各国からのDJのオファーはすべて断っていたんだ。


──ではなぜ、このたび(『WIRELESS FINAL!』で)DJをしようと決めたのですか?

巡り会わせってやつさ。gocoupのアルバムづくりが一段落終わって、アルバムが完成したらまた久しぶりにDJをやろうかななんて思いながら、スタジオからマスタリング済みのDATが戻ってくるのを待ってたころ、ユキ(※WIRELESS 主催者のユキ氏)からこのイベントのオファーがあったんだ。それがちょうど去年のクリスマス・イヴだったのさ。まさに最高のクリスマス・プレゼントだったよ!(笑)


──(笑)素敵なお話ですね。ところで、今回の半蔵さんの選曲についてなんですが、ご自分ではどう思われましたか。

逆に訊きたいな。君は僕のDJを聴いてどう思った?


──大ネタが多いなと思いました。

それはよく云われるよ(苦笑)。日本のプレスは厳しいからね!(笑) でも、 二つの曲の「大ネタ感」がぶつかりあって、どっちの曲に“焦点”を合わせて聴けばいいのか分からなくなる瞬間の不安定な感じ。それがマッシュアップの醍醐味だからね。


──なぜマッシュアップという手法を多用するんですか。

二枚のレコードを一度に聴けば時間の節約になるからね!(笑) それはそうと、マッシュアップだと「絶対にみんなが知ってるはずなのに、フロアではまずかからないだろう曲」を、フロアでかけることができるんだ。「TR-909のキックが入ってないから」というだけで、フロアでかかることのない名曲がたくさんあるなんてもったいないと思わないかい?


──なるほど。ところで、今回のDJでいちばん印象に残った瞬間は?

大阪の、あの、なんと云ったかな、古い病院の……。


──「萩家整形」でしょうか?

そう、萩家整形の古いCMの音声を、曲と曲との間に流したんだ。そしたら、それに気づいたクラウドの一人が「懐かしい!」と叫んだんだよ。たった15秒ほどの、しかもだいぶ古いCMなのに、よく分かったよね。ほんと、東京のみんなはファンタスティックだよ!




──みたいな感じで外人インタビュー風に書いたら、なんとなく怒られそうな気がするので(誰に?)ふつうに書きますが、拙僧の未熟な選曲を聞いてくだすった方々、会場でgocoupのCDを買ってくださった方々、いろいろ話しかけてくれた皆様、そして、お声を掛けてくださったワイヤレスのユキさんには感謝しすぎてもしすぎることはありません。ありがとうございました。


■フライヤーができました


■朝食は、おはぎ2ヶでした。半蔵商店です。

フライヤー

■そういうこともあり、gocoupの『snowscape』のフライヤーが届きました。1000枚・両面カラー・110kgコート紙です。

裏面の解説は、電子音楽の権威であるイヌースン博士にお願いしました。お忙しいところ、13字×100行もありがとうございます>博士

拙僧の性格からすると、フライヤーが刷り上ったことに満足してしまい、配るまでに至らない、という事態になることが力一杯予測できますが、可能ならまず明日の『WIRELESS FINAL!』で配りたいと思います。


■木魚


■日曜日に行われる『WIRELESS FINAL!』の仕込みをやっております。例によって、自家製マッシュアップなんぞかけようと思って、

ハードフロアと般若心経

のマッシュアップを作ろうとしてみたんですが、テンポを合わせるのがなかなか難しい。ほら、般若心経って生演奏だから。シーケンサーとか使ってないから。


■なんだったら、いっそのこと自分でマイク持ってハードフロアに合わせて読経しようかと思ったんだけど、それはもうマッシュアップでもなんでもなくてただのカラオケです。いや、カラオケともちょっと違う…。

でも、木魚の音ってTR-909に入ってそうですよね。


■ところで、アマゾンという白人企業で「gocoup e.p.」が売れたのに、アマゾンからは再納品依頼が来ない。ふつうは、売れたら自動的に納品依頼のメールが来るらしいんですが。ここらへんどうなってるんだろう。

なお、『snowscape』はいま買える状態です。寒い季節が終わらないうちに聞くのをおすすめしてます。


■妙なCM


■ケータイを庭って考えても別に楽しくならない半蔵商店です。おれの作ったケンイシイとタイムボカンのマッシュアップのほうが200倍楽しいわ。

というかそもそも考えられない、ケータイを、庭と。


■などと云った書き出しをしてしまいがちな昨今ですが、意図的に、少々理解不能/少々不愉快な表現を広告に混ぜ込んで→妙な印象を与え→記憶に残るようにし→人々の口の端に載せ→話題が広がるように仕向けるのは、わりと基本的な手段なので、引っかからないようにしたいものです。


■しかし最近はこの手段もだんだんインフレ化してきていて、もう、あのCMとかあのCMとかあのCMとかは露骨すぎるなあ、と思うほどなんですが、

「オンエアの0.1秒後には忘れ去られる普通のCMよりは、反感を買ってでも覚えてもらえるCMを」

という考え方をする企業も世の中にはあるらしい。


■くわえて、最近はみんなが「こんな変なCMを見た」とブログや掲示板に書くじゃないですか。聞いたところによると、広告代理店が独自に開発した業務用サーチエンジンと云うのがあるらしく、広告制作者はそのサーチエンジンで商品名で検索して、

「ほら、このCMを流して以来、ネット上におけるこの商品名での検索ヒット件数が○○○件から、なんと、○○○○件に伸びました!」

と、クライアント(広告主)を喜ばせるらしい。それで素直に喜ぶ広告主もいるらしい。ヒット件数が増えることよりも、ネットでどういうふうに話題になってるのかが大事だと思うけど、まあ、そんなことで、妙なCMはなくならない、と。


■ネットで話題になる云々で云うと、CMの内容に合わせたやる夫AAを秘かに作り、CM放映とともにネット上で流行らせようとする企業なんてのも、もうあるかも。


■あれ、第二段落目から本題に入る予定だったんですが、第一段落の書き出しがここまで伸びてしまった。

たぶん、妙なCMの発生する理由を自分なりにまとめて、自分なりに納得したかったんだと思う。


■gocoup『snowscape』タコシェに納品しました。


■拙僧のやってるレーベルgocoupの『snowscape』を、本日、中野のタコシェ様に納品しました。

品切れだった「gocoup e.p.」の方も、同時に再納品しました。新作ともどもよろしくお願いします。


■ひさしぶりの中野ブロードウェイは熱かったです。ブースカ人形25万円、というものを売ってました。25万っていったら、一万円札だったら、えーっと、一万円札だったら、たくさん枚ぶんですよ。

gocoupが、琉球ディスコかキャン×キャンぐらい売れたら買おうと思います。


■誤ピザ


■日本の首都機能の中枢、石神井町から本日もお送りする半蔵商店です。


──石神井……首都機能……中枢…… ( ;´д) ヒソ (´д`;) ヒソ (д`; )


■そう、さっき宅配ピザを発注したんですよ、胃が空いたから。

で、ピザを注文する時は、まずこっちの電話番号を伝えるんですが、どうも店員がうまくこちらの声を聞き取れないらしくて、二回ほど番号を訊き返すんですよ。

いつもはこんなこと無いんだけど、たぶん電話機の調子が悪かったとか、なんか事情はあったのかもしれない。

で、この時点で、数パーセントほど妙な予感がしたのですが、まあ「レギュラーミックス」というピザを注文しました。


■30分ほどして、ピザ屋の店員さんがピザを持って来日してきました。で、料金払って、箱を開けてみると、レギュラーミックスではなく「シーフードミックス」というピザが、箱の中には入ってました。

案の定、うまく伝わってなかった……。( 'A`)


■で、とりあえずお店にクレームの電話。

( 'A`)「あの、レギュラーミックスを頼んだのに、シーフードミックスが届いたんですけど…」

(´Д`; )「アッー! すいません。うちの機械だと、『レギュラー』と『シーフード』のボタンが隣同士なんですよ…。それで間違えたのかもしれません。すぐにレギュラーミックスをお持ちします!」

( 'A`)「いえ、今日のとこはこれで大丈夫ですから。ま、こんなことがあった、ということで…」

(´Д`; )「はあ、すいません…」

ま、シーフードが食べられないわけでもないし、そもそもいま腹が減ってるから新しいピザを待ちたくないし、新しいピザが届いたところで計2枚は食えないし、新しいのを作って届けるのも手間だろうし、まあシーフードミックスでいいや、という理論に基づき、「レギュラーミックスをお持ちします!」という申し出は辞退したわけです。

で、先週録画した『情熱大陸』を見ながらシーフードミックスを食べ終えました。


■で、食べ終えてすっかり満腹になったところで、ピングポーングとドアのチャイムが鳴り、開けてみると、先ほど来てた店員さんが再来日して、

「このたびはすいません! レギュラーミックスをお持ちしました」

と新しいピザを渡してくれました。

なあ、おれはちゃんとさっき電話でレギュラーミックスを辞退したぞ。そこもちゃんと伝わってないじゃん…( 'A`)


■つーことで、明日の朝食は、よく冷えたレギュラーミックスのピザになる予定です。冷えたピザもけっして嫌いではない拙僧ではある。


■冬寺


寺1

寺2

寺3

けさ撮ってきました。近所(でもないか。歩いて20分ぐらい)の、「長命寺」というお寺です。雪か重曹のどっちかが降り積もっていました。

あと、なんらかの野生動物の足跡も見つけたので撮った。

足跡


■「orbdjsessions」@代官山UNIT 詳細レポート


■昨日はUNITに行ってきました。一人で…。(´;ω;`)

というのも、外人と外人が出るイベントがあったからです。もうちょっとわかりやすく書くと「The Orb」のアレックスパターソンと、トーマスフェルマンです。


■拙僧にとって、昨年はまさにOrbの年で、CDを10枚以上買ったり(しかし、肝心の新譜は見送り)、YELLOWでトーマスフェルマンのソロライブを見たり、幕張でのOrbのライブでは「なんか、求めてるのとは違うわー」ってことで2曲聴いただけで出てきたり、と、まさにOrb尽くしの一年でした。


■ので、このイベント「orbdjsessions」も見てきましたので、詳細をレポートします。アレックスが、「タイガーオニヅカ」のTシャツを着てました。レポート終わり。


■しかし、明け方の帰り道はとにかく寒かった…………………。寒いってのは、冬の唯一の欠点だな。


■人生は計画的に


■しかし、クリスマスのイルミネーションを未だに飾ってる家とか店とかって何考えてるんですかね。半蔵商店です。


■で、仕事上の話なんですけど。

仕事で作った作品を、毎年行われてるとある賞に応募しよう、と本日思い立ちまして、その賞の応募の締め切りいつだったかなーと思って調べたら、




〆切は去年の11月でした。楽勝で応募期間終わってました。( 'A`)

いや、今回初めて応募する賞ならさておき、一昨年も去年も応募してるんですよ。なんで忘れるかね。


■そこまでメジャーな賞じゃないにせよ(そもそも賞をメジャーだのマイナーだの生意気により分ける資格なんぞこっちには無い)、この一年、自分のやってきたことを対外的にアピールするチャンスじゃないですか。なんでそのチャンスをみすみす逃すね。おい。

応募できる賞はこの賞だけじゃないし、だいいち、賞のために仕事してるわけじゃないけど、でも、なんか、この、ね。


■と、このことを先輩に話したら、

「ああ、それ、気がついたらおれも応募し忘れてた……」('A` )

って云われた。なあ、大丈夫か、この会社……( 'A`)

まあ、今年頑張ればいいか。そう、今年頑張ればいいんだよ。うん。と、自分に云い聞かせる。


■ところで、Amazonに納品したgocoupの『snowscape』ですが、さっそく一枚売れたみたいです(おれの画面の表示の見間違えなどでなければ)。ありがたいありがたい。

いまは「通常3〜5週間以内に発送します」という、ものすごく購買意欲を削ぐ表示がされてますが、拙僧の部屋には在庫がそりゃもう潤沢にありますので、注文しても3週間もお待たせしないと思います。

どんなもんか手に取って見たい、と云う方は、秋葉原のeARS様までどうぞ。


■アマゾンゴクウ


gocoup_com

gocoupの作品が、近日中にアマゾンでも買えるようになります。amazon.co.jpの検索窓に、gocoupと打ち込んで検索してみてください。いまは、「通常3〜5週間以内に発送」と出てきますが、そのうち「在庫あり」みたいな表示になるはずです。

ぜひよろしくお願いします。


■えー、ここ数日お知らせが続いてますが、ここ最近のお知らせをまとめると以下のようになります。

・拙僧のレーベル、gocoupの新作が2/2にできました。
・gocoupの新作は現在、秋葉原のeARS様にて取り扱い中です。
・gocoupの新作は近日中にamazonでも買えるようになります。
・2/17に中野で行われるイベント『WIRELESS FINAL!』にて選曲作業します。


■そう、先月に焼きそばを作り始めて以来、「キャベツ1/4玉+麺3玉」で作ってたのですが、今日は趣向を変えて、「キャベツ1/2玉+麺2玉」にしてみました。キャベツ焦がしました。


■本日のYouTube

これ。

昔のヘイヘイヘイ。WEST END(今田+東野)→テイトウワ+脱線3→KOJI-1200というまさに吉本ゴールデンライン。なつかしい。これリアルタイムでも見てました。しかし脱線3がテイトウワのオケでラップしてる映像ってのも珍しいっす。


■豆/雪/桜


■今日は節分ですね。もう今年も終わりだ。半蔵商店です。


■そう、節分なので豆乳を飲んだんだけど、石神井町はひさしぶりの雪でした。ジムで『snowscape』を聞きつつ、窓の外の雪を見ながらウォーキングしました。すごい合ってました。

昼飯食べて昼寝したあと、雪の中を散歩。

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はりきってデジタル一眼レフも持っていったけど、けっきょく小さいデジカメでしか撮らなかった。あるある。


■本日Wikipediaで知った豆知識。小島よしおのBGMを作曲したのは、さくらんぼブービーの木村。知らなかったなあ。


■gocoup『snowscape』


gocoup『snowscape』

■拙僧のやってる電子音楽レーベルgocoupの、新しいやつができました。ここ最近かかりっきりだったのが、ようやく形になりました。タイトルは、『スノウスケープ』と云います。8曲入りで1500円カッコ税込。本日、秋葉原のeARS様に納品しました。

冬の、とくに午前中にぴったりな電子音楽です。マスタリングを電子音楽のスジで有名な方にお願いしたので、音は良いです。


gocoup『snowscape』

■↑けさ届いた『snowscape』のCD-R。売るほどあります。ジャケットと裏ジャケットに使った猿の写真の使用料くらいは回収したいです。(´・ω・)ゞ

gocoupのサイトで試聴もできます。三曲目は自信作です。


■WIRELESS FINAL!


選曲のお知らせです。来る二月十八日に中野で行われる『WIRELESS FINAL!』にて、拙僧が選曲作業します。

『WIRELESS FINAL!』フライヤー

▲『WIRELESS FINAL!』フライヤー。クリック先は公式サイトです。

このイベント『WIRELESS』には、客としても二回(三回かな)遊びに行ったことがあるのですが、今回はセカンドフロアで選曲する方に回ります。



持ち時間は一時間です。何をかけようかと、いろいろ考えてます。まだどのイベントでもネタ卸ししてないマッシュアップが少なからずあるので(ジムでランニングするときに聴く用)、それを中心にかけるかもしれません。


■塩


■きょう池袋の駅で2リットルのペットボトルのミネラルウォーターを飲みながら歩いてる男を見たんですが、gocoupのコマゴマとした作業がまだ残ってるんですが、なにせ今週は体調がこんなんだったんで、なかなか進んでません。


■そう、ちょっと思ったんですけど、いまCDプレイヤーでCDを直接回して(変な表現ですが)オンガクを聴く人って、どんどん減ってますよね。CDを買ってきたら、いったんパーソナルなコンピューターのハードなディスクにリッピング的な営みをしてからiTunesとかで聴く人が増えてますよね。

だったら、音楽CDではなく、最初っからwavファイルなりmp3ファイルなりが焼かれてるCD-ROMにして売れば、リッピングの手間が省けていいと思った。そしたら、ジャケットなどのパッケージや印刷物は商品の要素として残るから、音楽のダウンロード販売の話をするときにつきものの「でもやっぱりジャケットも含めて作品だと思うし(略)、パッケージを手にする楽しさも(略)」といったタイプの人も安心だと思った。


■けど、そしたらパソコン持ってない人は音楽が聴けなくなるから、それは不便だと思うし、うちの会社の社員食堂は、どうもパスタを茹でるときに塩を入れてないっぽい。いや、一回くらいだったら、ああ、今回はたまたま塩を入れ忘れたんだな、と、いい人っぽく解釈することもできるけど、ここ最近ずっと塩を入れてないっぽい。ここ最近ずっと毎回味がしない。何を考えてるんだろう。


■ビタミンウォーター


■月曜はあれですよ、一日中体調が悪かった。けど、その体調の悪さが、「会社を休んでもいいレベル」という個人的な基準に満たなかったので、会社に行った。


■眼がやたら乾いて、なんか熱い。あと、全身に微妙な倦怠感がある。それと、一時間に一回ぐらいのペースで偏頭痛がしました。ズキズキ、というよりは、ベギラマ!といった感じの痛みが走る頭痛で、あまり良いものではない。


■熱もクシャミも咳もないし、ハナも出てないけど、もしかしてこれはすごくマイルドに風邪を引いてるのでは?と司法的判断をくだしたので、会社行く前にビタミンウォーターを調達。飲みながら仕事。


■仕事帰り、風邪なら栄養つけないといかんな、と思って、ココイチでロースカツカレーを食べたあと、スーパーに寄って、デザートにロースカツ弁当を買って帰る。サントリーのビタミンウォーターも1.5リットル買う。

ふくらはぎの裏にもカイロを貼るなどして、温かくして十時ごろ寝ました。


■で、今日も調子悪いけど昨日ほどではないので、会社行ってビタミンウォーター飲みつつ仕事。

帰り、お笑いのライブに寄る。ファミコンの『ゴルフ』(あの、ファミコン最初期の任天堂のゴルフゲームです)の効果音のモノマネをやってる人がいた。バンカーからサンドウェッジでショットしたがウォーターハザード、というとこまでやってた。着眼点がすごい。


■というわけで、この二日間はビタミンウォーターをたくさん飲みました。明日ぐらいまでは飲む。

ビタミンウォーター


■つぶやき/ノキア/オザケン


■今世紀最大のミス。つぶやきシローが笑点に出てるのに気づかなかった………('A`)

今週の「天声慎吾」は予約録画までしてたのに。先週の笑点のアンジャッシュも録ってたのに。('A`) ('A`) ('A`)


■微妙に風邪気味。とりあえず、レトルトのソースで作った明太子パスタを多めに食べて、体力補給。したつもり。この「つもり」が大事。と自分に云い聞かせたり。


gocoupの次回作のケースに付ける帯が届きました(CD-Rと帯はそれぞれ別の会社で作ってもらってます)。


■ドコモから、近日ノキアの機種が出ることを知る。auでノキア機を待つより、もういっそドコモに移ろうか。と15ミリ秒ほど考える。


■'90年代の小沢健二の歌は、大学生の歌だ、と今日ふと思った。高校生でもなく、若手社会人でもなく、大学生の歌。

これは、人生でいちばん調子こいちゃってるふてぶてしい季節の歌、という意味も多少ならずとも含んでいます。


■しかし、笑点のつぶやきシロー見たかったです。


■gocoupのサイトを更新


gocoup.com


■先ほど、gocoupのサイトを半年ぶりに更新しました。アドレスはこちら↓

http://www.gocoup.com/

新作について書いてます。試聴もできますのでぜひどうぞ。

前作「gocoup e.p.」の試聴ファイルも、音質を良くして作り直しました。未聴の方はこちらもぜひ。


■新作は来週、秋葉原のeARS様に納品予定です。


■ものすごくひさしぶりにhtmlを手書きしてwebページを作ったのですが、やっぱりいろいろタグのことを忘れてました。いっそ「ホームページビルダー」とかのweb制作ソフトを買おうともちょっと思ったけど、おれは強い子なので、手書きで頑張った。

そういえばブログが登場する以前は、テキストサイトを更新するにはわざわざメモ帳でhtmlファイルを開いて、タグを駆使しつつ日記を書き、ローカルに保存し、FTPソフトを起動してファイルをサーバーに転送してたそうです、幕末のころは。こんなことを毎日やってた昔の人って偉いなあ。


■入稿/ししゃも


■半蔵商店なんですが、全国のコンビニが本部からの恵方巻ノルマに泣かされる季節ですが、今週はgocoup次回作のあれやこれやをやっておりました。

で、ようやく、マスターディスクと、CDケースの帯を入稿しました(ちなみにそれぞれ別々の会社)。そして、ウェブの方も明日には完成しそうです。

ええ。今回はプレスCDではなく、CD-Rです。単価が高いです…('A`)…が、ともあれ来週の土曜日には完成品が届きます。

やっとで一息つける感じだ。あとはフライヤーとか、そういうのを作るのが残ってるのですが、これはまあ別腹の作業なので。

しかし、なんでおれは売れないCDをこうも頑張って作ってr……いや、考えるのはよそう。('A`)


■さて、作業が一段落した週末の夜なので、これから、福岡の友人からもらった日本酒(ありがとうございます)を飲みつつ、ししゃもを退治します。

ししゃも


■焼きそばスキル


■先週まではやたらとうどんを食べてたのですが、今週は、あれですよ、焼きそば。カップ焼きそばではなく、普通の焼きそばを作って食べてます。月、火、水、と三日続けて夕飯は焼きそばでした。

麺とキャベツを炒めるだけ、のはずなんだけど、慣れてないのでまだまだあんまりうまくできない。なので、ネットで焼きそば調理法を調べつつ、焼きそばを作り、焼きそば経験値を少しずつあげていってます。「何かを習得する初期」に特有の楽しさを味わい中です。この時期に身に付けた焼きそばスキルが、今後のおれの焼きそばライフを左右するといっても、過言です。


写真ではあんまり美味そうに見えないですが、今日はそこそこ上手くできた。でも相変わらず麺が鍋にこびりつく。今後の課題。

焼きそば

▲諸般の事情でソースが少ないソース焼きそば


■あと、予算少な目の立食パーティーで出てくる、大皿のちょっと冷えた焼きそばを、ちょっとぬるくなった瓶ビールとともに食するのはなかなか悪くない。と思う。


■初雪


今朝の石神井町はこの冬初めての雪です。といっても、申し訳程度に降っているくらいだけど。でも雪は雪。

では今から会社っぽいところに行ってきます。


■渋谷には中くらいのラーメン屋が多い気がする件


■先月、つぶやきシローのライブに行く前、腹ごしらえでもしようとスパイスレコードのビルの一階のラーメン屋(※現在は閉店)に行ったら早じまいしてたので、代わりに近くにある別のラーメン屋に行ってきました。

そこは、なんつーか、いわゆる昭和30年代の世界を再現しましたと云いたげな店だった。嫌いってわけじゃないんだけど、これをわざわざラーメン屋でやる意味があまり分からなかったんだけど、まあ、ラーメン発注→食べる。

味は、別に普通。まずくはなかった。中くらい。


■いま「中くらい」と書きましたが、これはかなり消極的な意味で、「一度はいいけど、まあ、たぶん二度目は無いな」ということであります。

渋谷は、こういう中くらいのラーメン屋が多い。ような気がする。たぶん、二度は訪れない一回限りの客を相手にしてるだけでも店が成り立つからだと思う。ような気がする。


■しかし、最近のラーメンは安くない。

というか他の料理の値段と満足度から比較すると、「手軽な食べ物」というイメージだったラーメンが、もはやコストパフォーマンスの悪い部類の料理になってきてると思う。「この値段だったら、とんかつ屋でとんかつ定食食べるよなー」というような。

この、ラーメンが安くもなく美味くもないという傾向が続けば、人々の足はラーメンそのものから遠のくのではないか。

しまいにはラーメンは、「ラーメン食べ歩きブログをやってるような小太りのリュックの男」のためだけの料理(というか嗜好品)になってしまうんじゃないか。


■なったらなったで、だからどうした、という話ですが。

なんで、ラーメン界の先行きの心配をしてるんだ、おれは。さっきから。


■9400


■知らない方もいるかもしれませんが、先月の半ばにオイルヒーターを買ったわけですよ。

で、おかげでこの木造アパートの六畳間で比較的寒い思いをすることなく、つまり、部屋の中でコートやマフラーを装着したり、毛布をガウンのように羽織ったりすることなく、冬を過ごせてるわけです。


■ですが、先日、東京電力より届いた請求書を見ると、12月の電気代は、

9 4 0 0 円

でした…。('A`)

12月は月の半分しかオイルヒーターを使ってないのにこの有様。1月分の請求書なんかもう見たくもない。('A`)


■オイルヒーターより電気を食わないこたつにするという手もあるんだけど、云うまでもなく、いったんこたつに入ると、もう二度と、一生、永久に、こたつからフォーエヴァー出られなくなり、これは人生のおびただしい無駄なので、それは避けたい。


■誰か気の利いた人が、地軸をこう、キュッと傾けて、日本に太陽が当たるようにしてほしいんだけど、まあ他の国のこともあるからね、南半球とか。順番だからね、こういうのは。


■一仕事終えた気


ハイネケンダーク

ようやく昨日午後、ようやくgocoup次回作のデザインがようやく終了したので、ちょっと高いビールなんぞ飲んでみましたようやく。

まだ、帯とかwebも作らないといけないんだけど、これはまた追々。

あと、コーラを飲む夢を見たので、起きてからコーラを飲んでみた。またひとつ夢を現実に変えてやったぜ。(`・ω・´) b


■これうまいです


焼いも

芋の原産国が表示されてないのが気になりますが。
(大豆はアメリカ産)


■裏ジャケという概念は消えていくんだろうか


■半蔵商店なんですが、エド・はるみが面白いのは経歴だけだと思うんですが、ひきつづきgocoup次回作のジャケットを栽培しています。

といっても、作業はほとんど終わってて、あとは裏ジャケの写真を決めるだけなんですが、写真Aか写真Bかまでは絞り込んだのですが、これが決めきれない。たぶん、どっちでも正解なんだと思う。でも決めきれない。さっさとしろ>俺


■CD買うとき裏ジャケまで見てます? どう? ネットショップとかだと、たいていCDの表ジャケしか載せてないですよね。CDのネット通販+データ販売に移行していくこの時代には、裏ジャケ(と帯)は切り捨てられる運命なのかもしれない。レコードからCDになったときもインナースリーブというのがなくなったわけだし(と思ったけど、その代わりCDの透明トレイ下のスペースができてはいる)。


■それは別にしても、裏ジャケは単に曲名の文字だけしか載せてないCDも少なからずある。下手に裏ジャケなんか入れたら、かえって表ジャケの魅力が薄まる、ということもあるかもしれない。


■YMOのファーストアルバムの米国版の裏ジャケは表ジャケより好きです。あれは、表ジャケあっての裏ジャケと云うか、表ジャケだと成立しにくいデザインで、まさに裏ジャケ中の裏ジャケ。

あと、『ソリッドステイトサバイバー』の裏ジャケの別テイクの、「誰もいなくなった麻雀卓」の写真も見たことがある。たしかにこの写真が裏ジャケだったらちょっと寂しいと思った。

『BGM』の裏ジャケは、YMOがワールドツアーで使った楽器や機材のリストが金額や重さとともに記されていて、つらつら眺める楽しさがあった。

『私の好きな裏ジャケ』式のことを書こうと思ったら、なんかYMOのことばっかり書いてる。


■今日のうどん。

うどん


■正月写真


では今日は正月の部屋の写真でも。

これが、わが家のおせちです。

0117osechi.jpg

──こ れ は せ つ な い ('A` ) ('A` ) ('A` )

しかし、それが独身クオリティー。 ( 'A`)
数の子は予算オーバーだったので買わなかったけど、やっぱ買っておけばよかった。


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そう、餅もね、焼きました。二日から四日にかけては、お屠蘇+日本酒+餅という朝食でした。正月すぎる。

ちなみにお屠蘇は、本みりんのペットボトルに紙パックのお屠蘇を漬けたやつです。まだちょっと残ってます。


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玄関には玄関用の鏡餅。その隣に縁起のよさそうなビールが並んでます。うちは冷蔵庫がないのですが、こうやって玄関においておくとちょうどいい冷たさになります。


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正月から食べ物の買出しに出るのもなんなので、大晦日に買いだめしといたカップ焼きそば類。昼食とか夕食はこんなの食べてました。あと、棚に残っていた去年のそうめんとか。パスタにククレカレーかけたやつとか。


■先々週は去年


年越しどん兵衛

■先々週は大晦日でした。ということは、先々週って去年なんだな。びっくりですよね。

大晦日の夜は、部屋で一人で年越しそば(どん兵衛)食べてました。ロックスターらしく、豪華にえび天を2匹(スーパーで半額)をどん兵衛に乗せて食べたのもだいぶ前のように感じられますが、まだ二週間前のことか。そうか。

あと、大晦日は、新年の神様を迎えるために早寝しちゃいけないらしいのに、いつも通り十一時半くらいに寝てしまった。


■お察しの通り、まだまだgocoup次回作のジャケ作り作業中です。

しかし、なぜおれは、誰にも頼まれてないのに、売れないCDを作るために手間暇かけて連日作業してるのか? 謎です。

まあ、ここらへんは深く考えない方がいいような気がします。


■で、そんな作業の合間に見た今日のYouTube。

その1

その2

その3

その4

その5


■いちおう、CDのデザインは明日で終わりそうですが、あとWebとフライヤーも作りたいです。間に合うんか。


■ひきつづき


ひきつづき、gocoupの次回作のジャケットをコツコツとあれする。

ジャケットに使おうと思ってた写真の使用料を調べたところ、業者Aから借りるのと業者Bから借りるのとでは使用料が14000円も違うことが判明してちょっとびっくりした。まったく同じ写真です。あやうく高い方のとこから借りるとこでした。ファミコン本体一台分にほぼ匹敵する額の日本円を節約できてよかった。


■バブルへGO!! タイムマシンはドラム式


■見よう見ようと思ってたのに、けっきょく劇場では見逃してしまった映画がテレビでやる、とのことだったので、ビール買ってきて宅配ピザ発注して、あえて録画はせずにしっかり見ました。ドンタコスも食べました。

別にホイチョイが大好きなわけではないですが、バブルの雰囲気と云うものを味わってみたかったので。


■バブル時代のディティールを味わいたいなら当時の映画を見れば良いわけですが、この映画では「'90年の東京」と「それを'07年の視点から振り返った時に感じる違和感」みたいなズレを同時に楽しむことができて良い、んじゃないですかね。

いちばんバブルっぽさが表現されてたのは、やはり、当時の女の前髪だと思う。あと、男の主人公の住んでる部屋とか(『やっぱり猫が好き』の三姉妹が住んでる部屋をちょっと思い出した)。


■でも、あんなふうにバブルに浮かれてたのは日本の総人口のごく一部だよなー、という気もする。少なくとも、当時おれの通ってた小学校には、この映画の前半に出てくる人々のようにバブルに浮かれてる小学生はいなかった。


■ちなみに、おれ個人のバブルっぽい体験(強いて云うなら)は、六本木で某デンツーマン(大学の先輩)に焼肉をおごってもらったことです。二年ちょっと前くらいの話なのに、組み合わせが平成元年っぽい。

帰りに、伝説の、有名な、あの、タクシー券を手渡されそうになった。でも、一度タクシーの味を覚えたらヒトとして堕落していきそうな気がして、タクシー券は断って、ちゃんと大江戸線→練馬で乗り換え→西武池袋線で帰りました。ポストバブル世代。


■もち/のらみみ/うどん


■昨日は鏡開きだったので、社員食堂にて会社の人類と、サンドウィッチマンってツッコミの人がまともな髪形してまともなメガネかけてまともな服装してたらもっと早くに売れてたよねと語りながら、餅の入ったお汁粉を食しました。

で、今朝は鏡開きアフターアワーズと称して、自分の部屋に飾ってあった鏡餅2ヶ(玄関用の小さいやつと、TVの上に置く大きいやつ)を分解して、焼いて食べました。冬の朝は餅が似合う。新幹線にカツサンドくらい似合う。あさま山荘とカップヌードルくらい似合う。


■(湯飲みに半分だけ残っている、とっくに冷え切ったお茶をコクッと一息で飲み干してから)そう、あの、昨日の深夜に『のらみみ』というアニメをやってたので、見た。

一時期、『IKKI』を買ってたころ好きなマンガでした。なかなか「居候先」の決まらない主人公に、なかなか就職先が決まらない自分を重ねる──というような読み方をしてたのかもしれない。いま思えば。

字の読めない主人公が、後輩(とはちょっと違いますが)にいいとこを見せようとしてパソコンを使えるフリをしてみせるところとかが泣ける。強がらずにそういうところを直せば人生うまくいくのに、と思う。人間にもそういうヒトがいますね。おれを含めて。

で、主人公にアドバイスされた後輩のほうが先に居候先が決まるところも泣ける。


■ところで細かいことですが、小坊主の腰衣(前掛け)がスカートっぽく描かれてるのは以前からちょっと気になってました。


■きのう食べたうどん

うどん一月十一日


■ざるうどんの薬味としてミョウガ298円を買うのをいつも躊躇する件


■アニメ『ついでにとんちんかん』には、オンエアされてない幻の第42話があるそうなんですが半蔵商店です。

一昨日も昨日もひきつづき、仕事が終わってからgocoupのあれをあれしてました。そろそろ仕上がりそうです。


■ちなみに、ジャケットに使う写真の使用料に52000円くらいかかる予定です。

写真を使うのはやめにして、文字と図形だけのジャケットにすれば52000円浮くなあ、と一瞬どころじゃなく思ってしまう、けど、まあ、ほら、お金の問題じゃないですから、こういうのは(と、自分で自分を説得)。


■ええ、これが一昨日食べたうどんです。

うどん

茹で上がりはこんな感じ。この写真からは「美味しそうさ」(←どんな日本語だ)があまり伝わらないのが残念。

うどん


■きのう食べたカレーうどん。貴乃花の兄プロデュース。

うどん

これに白菜と長ネギと焼肉用の豚肉(2割引)を投入。ごまもかける。

ダシをとり終わったあとの豚肉(2割引)は、そのまま捨てようかとも思ったけどそれはちょっと気が退けるのでネットで検索したら、「ポン酢をかけるとわりと食える」といったような情報を発見したので、ポン酢をかけてわりと食った。


■きのう食べたうどん


うどん

この季節のうどんは鍋焼きか煮込みか、なんですが、思い切ってちょっといいうどんを買ったので、ざるうどんにしました。うまい。

昨日は引き続きgocoupのジャケ作り。ものすごくちょっとずつ進んでます。


■七草/河本


■昨日は、会社から帰ってきてgocoupのジャケットをこつこつ作る予定だったけど、スーパーで買ってきた七草がゆを食べ、これだけだと腹いっぱいにならないので豚肉と白菜を茹でたやつを食べ、その鍋にさらにうどん玉を二つ投入して食べ、満腹になって寝てしまった。不思議ですよね。

そろそろ仕上げにかからないと、冬が終わってしまうなー。


■あと、夢に学生時代の寮が出てきたんだけど、そこに次長課長の河本も寮生として出てきた、という類の話は、聞いてる人を退屈させるおそれがあるから話さない方が良い場合も多々あるし、話すにしてもさらっと話した方が良いとは思うけど、とりあえず河本が寮生として出てましたのでお知らせします。


■ひきつづき正月


みかん

みかん
▲みかん5kg(元旦に撮影)

■改めてあけましておめでとうございます。半蔵商店です秘め始め。


■元旦から食べ始めた5kgのみかん箱が、さきほど空になりました。正月は一人でみかんばかり食ってた。あと、餅も。

そう、餅を焼くためだけに、大晦日に焼き網を買ってきたんだけど、この網はししゃもを焼くのにも使える!と一昨日気づいた。いいね、ししゃも、いいね。


■HDDレコーダーの中身も整理してました。意外に、爆笑問題の「バク天」の映像が残っていた。録画した番組のサムネイルを並べて表示させる画面があるんですが、そこに太田光がちょくちょく出てくるんですよ。好きだったんだな、この番組…。

で、新たにできたHDDのスペースに、教育テレビで深夜にやってた『フルハウス』の再放送を録画しました。これはいずれ、外人っぽく夜中にピザを食べながら見る予定。そうでもない。


■年末年始は例によってたくさんのお笑い番組を見たんですが(以下、どんなブログでも読める凡庸な感想文3900字を割愛)。

しかしフジテレビで元旦にやってたピンク/レッドカーペットが生じゃなかったのが残念。正月のネタ番組は生じゃないと──とまでは云わないけど、でも、生の方が正月っぽい。


■あと、徐々にgocoupの次回作のジャケ作りを進めたりしてました。あ、けっきょく積ん読してる本は一冊も読まなかったです。ブログの法則。


■謹賀新年


謹賀新年

旧年中は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。 本年も相変わらずのご愛顧のほどお願い申し上げますSEXさせてください。

平成二十年戊子元旦 半蔵商店


■半蔵アワード2007


ロス五輪、グリコ森永事件など、さまざまな出来事が起きた激動の昭和59年もあと数時間で終わろうとしています。そこで、今年最後の半蔵商店は、この年もっとも印象に残った発言・短冊8cmCD・まずいラーメンに、賞を贈呈したいと思います。


■おもしろかった発言アワード

「あっ、毛布が歩いてくる」( ´・∀・)

アンダーワールドのライブの帰り、早朝の幕張にて、やたら分厚いコートを着た女が向こうから歩いてくるのを発見した庄司くん(友人の後輩)がドロップした一言。才能を感じます。


■短冊8cmCDアワード

gocoup 「gocoup e.p.」

今年も星の数ほどたくさんの短冊8cmCDシングルが各レコード会社から発売されたのですが、今年を代表する短冊といえばやはりこれでしょう。音はもちろん、ジャケ、デザインともに、おれの好みでした。なおgocoupのサイトはこちらです


■まずかったラーメンアワード

チーズとんこつラーメン

名前は伏せますが、渋谷の某ラーメン店で食べたラーメンがまずかった。とんこつラーメンに粉チーズ、という組み合わせが悪いのではなく、本質的に不味かった。

というのは以前も書いたことなのですが、こないだこの店の前を通ったら、つぶれてました。

以上、受賞されたみなさんおめでとうございます!




──ということで今年の半蔵商店はここまで。新年は三日か四日くらいから更新します。さっきスーパーで、ミカンを箱で買ってきました。それではみなさん良いお年を。


■大掃除


■沖縄方面のマイミクのみなさんに業務連絡なのですが、この年末年始は帰らずに東京にいます。ええ、朝から大掃除やって、いまちょっと休憩中です。

ドアや玄関を雑巾で拭いたり、ガラスを濡れた古新聞で磨いたり、シンセをはたきかけたり、とかやりまして、あとはレンジまわりと、床の雑巾がけと、ユニットバスのから拭きです。あと鏡餅買ってきて飾る。

CDや本や雑誌の整理整頓は、もう大掃除には含めないことにしました。毎年それで失敗してます。あれはもう別枠の作業ってことにする。で、CD/本/雑誌はただ何も考えずテトリス状に積んだり並べたりするのがコツですね。ようするに、「元日までにきれいな部屋にする」のが大事であって、ライブラリの取捨選択なんて大晦日にやることじゃないんです。と、何故か自分に云い聞かせてるような文章。


■で、正月は部屋でごろごろすることに決めたので、積ん読になってる本および、意図的に積ん読にしてる本を読もうと思います。

積読

ウォーホルの伝記、糸井重里『小さいことばを歌う場所』、劇団ひとりの小説、江國香織東京タワー、とかです。あと、『週末からはじめる修行のススメ』なんてのもある。出家体験ができるお寺のガイドです。それだけじゃなく、実際にお坊さんに転職(とは云わないか)した人の体験談も載ってるので参考になります。

じゃ、掃除のモチベーションがあるうちに大掃除に戻ります。なお、拙僧はmixiには入ってません。


■冬休み初日


■拙僧の好きなケーキは以下の三つです。

1) 生クリームを全力でフィーチャリングしている、昭和の商店街のケーキ屋ふうの苺のショートケーキ。

2) 小さくて値段が高いけど、良い材料を使ったチーズケーキ。

3) 旬の果物をゴテゴテと過積載してるタルト。

──とつぜん何だ? (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

いや、書いといたら何か起こるかもしれないなと思って。

では、昨日の日記をできる限り誤りのない日本語で書きます。これといって面白い内容ではないですので、お急ぎの方はいまから大掃除始めたほうがいいかもしれないです。

(以下、12/29の日記)


■金曜日で二学期が終わり冬休みに入ったので、気が緩んだのか午前中はごろごろ過ごす。

ごろごろしつつ、友人から頼まれてたお笑いのビデオをダビング。いま、うちの録画機はDVDが壊れてるので、HDDからVHSにダビングする。その途中、うちのHDDには三拍子磁石の映像がけっこう多いことに気づく。特に意識して録り貯めたわけではないのですが。


■昼ごろ、gocoupの次回作のマスターディスクが届く。先週届いた仮マスターの音量と曲間を再調整してもらいました。

ちなみに、7曲目の長さは7分7秒です。


■そして新宿のディスクユニオン3軒をうろうろ。収穫なし。中古センターは改装以降、テクノとエレクトロニカのCDの回転が悪くなったような…と、いろいろ考えるべきことが他に256〜1024個はある歳なのにそんなことを考える。しかし土曜午後のクラブミュージックショップは混んでいる。


■夕方、中野で友人と焼肉屋→居酒屋→ロイヤルホストでぜんざい。

途中、第1回 丁寧語で話してるのに『うん』という相槌を打つ女店員ってどう思う杯争奪豆知識大会を開催する。大会の詳細は割愛しますが、たまには頭の中にストックしている豆知識を棚卸しするのもなかなか面白いもんです。


■あと、友人から「沖縄人を必ず笑わせる一言ネタ」を教えてもらった。

──が、これをさっき電話で弟に披露したら、あまり伝わらなかったです。('A`)


■28/29 1.0


■お世話になっております。半蔵商店の半蔵です。

ええ、今月でですね、29歳になることになりました。あっ、ありがとうございます。

──いや、別に何も云ってないが。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

こないだ生まれたと思ったらもう29ですよ。素数ですよ。1と29でしか割れないですよ。なんとかしてくださいよ。ちなみに97は、一瞬13とか19で割れるんじゃないかという気がしますが、やはり素数です。


■素数トークはさておき、29歳になるわけですが。

自分が中学のころ、29歳といったらこんなイメージでした。

地元の地方銀行に勤めて、はや7年目。最近は、ちょっと大きな仕事も任されるようになってきたし、後輩からも頼られるようになってきた。大学のサークルで知り合った嫁とはこの秋で結婚2年目。来年の春には、待望の長女が生まれる。なので、独身のころから乗っていた2シーターのBMW(「いやいや、中古ですよ、中古。'`,、('∀`) '`,、」)を手放し、かわりに家族みんなで乗れるホンダのワゴンを買って、わりと海が近い静かなとこへ引っ越す予定。


■しかし、実際は──

家でゴロゴロ之図

一人で部屋でゴロゴロしてます。サンレコのバックナンバーを読んでます。クルマなんて、乗ったことも見たこともありません。

現実は厳しい。


■おれの人生ってどこで間違ったか、ご存知の方は連絡ください。

──自分で考えろよ…。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■師走写真


■トゥーシャイシャイボーイ♪ あ、なんでもないです。今年もあと2営業日です。

今日は、土曜日に散歩がてら撮った写真を載せます。あえてキャプションは付けてないです。

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ところで、エアギターにもビンテージがあったら面白いですね。


■新刊の新書のタイトルにいちいち反応するのは負けだと思う


眠いので今日はこの辺で……zzz

(12:10 記)


■CDの帯の売り文句


gocoupの印刷物(CDの帯など)を作るつもりが、なかなか進まず。


■店頭でgocoupのCDを手に取る人のために、CDについてできるだけくわしく書いてはおきたいのですが、一歩間違うと変な通販の癒し系ヒーリング音楽の紹介文みたくなってしまうし、かといってドローンがどうのグリッチがどうの、みたいな成分構成を客観的に書いていくだけでは他のCDと差別化が図れなくなってしまい、差別化が図れないなら文章入れなくてもいいじゃん、みたいなことも考えるんだけど、なんの説明文もない自主制作CDをわざわざお金出して買ってくれる親切な人はそうそういないので、やはり説明文は必要になってくる。

おれがエイフェックス・ツインだったらCDの帯になんも書かなくてもCDは売れるし、A4の紙にものすごく小さくロゴと発売日の日付だけを入れるだけでもフライヤーとして成り立つ。のだけど、おれはエイフェックス・ツインではなかった。


■と、このようにして、CDの帯やフライヤーに書く文章などを考えてました。こんなCD作りごっこに費やした一日が、今後何らかの形で役に立ちますように。


■土日の動向(『XVOXX 360』納品しました)


■土曜日は、「土曜の午後感」を得るため、町をぶらぶら散歩してました。

この「土曜の午後感」については、語ると長いので割愛しますが、個人的にすごく好きな感覚です。


■で、南麻布の住宅街で、ほんの50mくらいの間を歩いてるうちにベントレーを二台も見かけた。

あと、麻布十番の外人向けスーパーに行ったら、ほんとに外人がいっぱいいて(当たり前だろ)びっくりした。

なんつーか、NHK教育でやってる海外ドラマのセットの中、というか、海外ドラマの世界そのものに間違って入ってしまった感じ。友達と行ってたら、ぜったい洋画の吹き替え声優口調で話してたと思う。

冷凍ピザの種類がかなり豊富でした。


■夜は、ここ最近の週末の習慣になってるウォッカのコーラ割りを飲んだ。わずか二週間で750mlのウォッカが空になってしまった…。下戸の自分からすると記録的なペース。酒に強くなったんだろうか??


■そしてこの日曜は、eARS様に『XVOXX 360』を納品しに行きました。年末の秋葉原観光のお土産にぜひ。gocoupのシングルもよろしくお願いします。

『XVOXX』のほうは絶賛品切中ですが、近いうち焼き増ししようかなと思っております。


■納品のあと、だいぶ昔にだいぶ年上の従兄からもらったファミコンの攻略本を売ろうとして中古ゲーム屋に持ってたら「500円です」って云われた。

それはちょっとなあ、と思って別の店に持ってったら「1800円です」って云われた。 そういうこともあります。


■秋葉原に長居してると、妙に物欲に火がついてしまって、セガマークIII本体とかMSX2本体とかパックマンのLSIゲームとかが欲しくなってしまうので、理性のあるうちに退散。


■帰り、江古田にちょっと寄る。古本屋でBRUTUSの創刊号を買う。

めちゃめちゃ欲しかったわけじゃないけど、BRUTUSの歴史はちょっと興味あるし、いつでも簡単に買えるとは限らない本なので購入。

レコード屋に行く。オーディオチェックレコードがちょっと欲しくなる。


■M-1は見逃しました。('A`)


■ラザニア/グリッチ


■老師も小坊主も走る師走です。ふだん会社では、一日中エアだんご剣の練習してるくらいなんですが、さすがに今週は忙しかった。来週は少し落ち着くはず。たぶん。


■昨日、会社帰りに、東急東横店のDEAN&DELUCAでラザニア九百五十円也をなんとなく衝動買いしてしまいました。

ラザニア

大きさを測ったら(金曜の夜に何をやってんだろうか)、7cm×7cm×7cmくらいありました。


■このラザニアを冷やのままで食べるのもなんなので、温めて食うことにしました。といっても、拙僧の部屋には電子レンジも蒸し器もありません。

そこで、いつもパスタをゆでる時に使う雪平鍋にオリーブオイルとラザニアと水少々を投入し、その上に皿をかぶせ、これは蒸し器!あくまでも蒸し器!と自分に云い聞かせながら加熱しました。ちょっと形は崩れたけど、わりと。


gocoupの次回作が、仮マスタリングから帰ってきました。連休中にじっくり聴く予定。

エンジニア氏から「このブチブチいってる音はわざとですよね?」という確認の電話がありました。


■今日で


この年末の忙しさのピークは過ぎるかも。


(希望的観測)


■お知らせ等


■そういえば、もうかれこれ三年近く、袋入りのインスタントラーメンを食べてない。


■といった意味も含めまして、沖縄在住のナノループ奏者・座久拓郎さんの曲をリミックスしました。くわしくはこちら(座久さんのCDのジャケを描いてるヒタチさんのブロッグです)。

ちなみにナノループとは、ゲームボーイ本体の音源チップを任意の音色/メロディーで鳴らすことのできるソフトです。

ちなみにCDを外したとこの下のトレイ側の写真も撮りました。


■今晩電話があったのですが、那覇のGET HAPPY RECORDS様にて、当ブログ発のCD-Rアルバム『XVOXX 360』が完売しました。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー ありがとうございます。

なので、これから『XVOXX 360』を買いに行きたい、という沖縄在住の方は、宜野湾市の「CD屋」様にてどうぞ。田園書房の斜め向かいです。

来週、秋葉原のeARS様に再納品予定です。

そしてまだ『XVOXX 360』の解説ページができてなくてすみません…。


gocoupの次回作(タイトル未定)は、今日マスタリングの料金を振り込みました。

正直、安くはない額だったけど、自分の作った音楽を、プロのエンジニア氏が数百万円の機材と数十万円の波形編集ソフトと数万円のケーブルで濾過(?)してくれるわけですから。

音源は来週仕上がるそうです。それまでに、ジャケットのデザインなどをあれこれする予定。


■コンビニで売ってる、杏仁豆腐味のアイスクリームというのが、妙にそれっぽい味で、悪くなかったです。


■今年もまた、


笑い飯と千鳥を見なくちゃなんない……、( 'A`) ハァ


──見なきゃいいだろ……(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■スパイスレコード


■昨日、甲(仮名)と乙(仮名)と雑談しながら渋谷を歩いていたところ、「スパイスレコードの1号店が今日でなくなる」という話になった。知らなかった…。なんでも、ビルが取り壊されることになったそうです。

ので、スパイスレコード1号に行ってきました。全品半額セールをやってました。

店内の壁には、買おうかどうしようか、かなーり長いこと迷っていたサン・エレクトリックの珍しいレコードが掛けられていました。値段は7000円くらいだけど、この日は半額セールなので3500円くらいでお買い得。

──なのですが、実はつい先月、同じレコードをユニオンで見つけて、買ってしまってました。

で、思い出に、と、アンダーワールド「ボーンスリッピー(NUXXじゃない方)」の12インチと、シンバルを持ったサル人形の写真がレーベルに印刷されてる謎の12インチを買いました。


■職場が渋谷なので、仕事中、資料探しやお遣いでブックファースト(これも移転しましたね)やハンズまで買い物に行くときは、ユニオン→スパイスと寄り道してたし、会社帰りにも寄ることはあった。とはいえ、月に一回か二回かというペースだった。けど無くなるのはなんか寂しい。

まだ、スパイスの隣のビルがシアターDだったころ、1Fの「博多天神」でラーメン→3FのスパイスでテクノのレコードやCDを見る→それからシアターDへ、というのが、お笑いのライブを見に行く際の定番でした。

あ、あと今年の初めに砂原良徳のプロモCDを手に入れたのもここでした。


■ところで、おれが十代のころは、渋谷の、それも宇田川町といえばレコードとDJの町というイメージだったんですが、おれが東京に来てからは、なんというか徐々に歌舞伎町化してきてるような気がする。気のせいですかね、これは。


■オイルヒーターが来た


オイルヒーター

昨日、無印良品のオイルヒーターが届いたので、丁寧に暮らす系の写真サイトみたいな写真を撮ってみました。

すぐには暖まらないのが欠点といえば欠点ですが、アパートに備え付けのエアコンよりもちゃんと自分の仕事をします。

なんつーか、備え付けエアコンは、「はいはい、ただ温風を吐き出してりゃいいんでしょ?」という感じで、それ以上のことはなんも考えてない。そのうえ、うるさい。しかも、スイングとか云って羽根を動かしてる割には、温風がそんなに広くいきわたってるわけでもない。

対してオイルヒーターは、たしかに動きは地味なものの、ちゃんと「部屋の空気を全体的に温める」という、自分の仕事の最終目標をきちんと把握してから動いてる感じ。えらい。

でも、会社では、備え付けエアコンタイプの人が幅を利かせがちなんだよね。なに書いてるんださっきから。


■ゴクウ インパルス ウォッカ


gocoupの次回作(タイトル未定)ですが、昨日、素材CD-Rを無事スタジオに宅急便で投入しました。

あとはジャケット作りなんですけど、それがけっこう時間かかりそう。いや、その前に曲名とかも決めないと。四歳の甥っ子に曲を聞かせて、タイトルを付けてもらうのもいいかもしれない。


■久しぶりにエンタを見たんですが、ピン芸人の部はもうカオス。ついていこうという気がまったく起こらない。

「かなり状況を限定して、あまり話を動かさず、要所要所で板倉が小出しに取り出してくる小道具をトリガーとして堤下がつっこむ」

というインパルスのコントの作り方は、もうそろそろ飽和状態に近いと思うんだけど、それを飽きさせないものにしてるのが堤下の演技力の高さ、なの、かも、しれ、ない、けど、「エンタの長尺コント」というフォーマットだと、やはり堤下の怒り方も、どうしても既視感を伴う平坦なものに感ぜられることが少なからずあって(以下、12000字に及ぶインパルス評は割愛)


■今日は部屋でひとりで、ウォッカのコーラ割りというのを飲んでるんだけど、酒にはめちゃめちゃ弱いおれが、どういうわけかもうウォッカ(40°)を300ml近く摂取していて、しかも酔っぱらってはいない。ちなみにこれとは別にコロナビール330mlも飲んでます。

酒を飲むヒトからすれば、なんだそのくらい、と笑われる量ですが、これは自分にしては日本史に刻まれるべき酒量です。自分でも謎。

いつもならとっくに訪れてるはずの、「しまった! 飲みすぎた!」みたいな感じが一切ない。というか、まだ飲める。なんでなんですかね? もう、サポートセンターに電話したいくらいの勢いなんですけど。


■つぶやきシロー『こたつ vol.18』


■きょうは、会社の部の忘年会を欠席して、つぶやきシローの単独ライブ『こたつ vol.18』に行ってきました。

──いいのか? そんなことで……(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )

というか、むしろ、つぶやきシローのライブがある日に忘年会を開催するほうがおかしいだろ、どう考えても…。社会人としての常識を疑われるよ、そんなやつは。

──…………( ;´д) ヒソヒソ (´д`; ) ヒソヒソ (д`; )……


■で、まあ、ライブのレポートや感想は割愛しますが、よかった。

二年くらい前のライブでは、ステージ上で

「あるあるネタなんて、もう無いんだよね」

という、いろんなレイヤーでの解釈ができる意味深な問題発言をドロップしたつぶやき御大ですが、2007年の今日もしっかり、あるあるネタの漫談を披露してました。


■つぶやきのライブを見てると、「バラエティーに富まないこと」の大切さがよくわかります。これは具体的にどういうことかと云うと、おれだけが知ってればいいことなので、書きません。

しかし、つぶやき、すごいっすねー。あるあるネタ オリエンテッドなライブをもう18回もやってるんだから。もうちょっと再評価されてもいいと思うんですが…。


■今日中に


いま会社から部屋に帰ってきて七時前なんだけど、これから、gocoupの次回作(未だタイトル決まらず)の仕上げをする。

してからに、今日中に24bit/96khzのwavファイルにして、CD-Rに焼く。

そして、明日、郵便局から送る。

(という自分用メモのエントリでした。)


■すべらない焼肉 リターンズ


■昨日は、すべらない焼肉として知られる、都内の某店こと某店に、会社の人類と行ってきました(すべらない焼肉については、こちらこちらを)。


肉

肉

肉

肉

3枚目の牛タンだけものすごいアップなのは、読者サービスです。


■おれは、店で出されたタレ代わりのレモン汁に、自分で持ち込んだわさびとバターを投入し、自分好みのタレに調整しました。なかなかうまいです。この行為が行儀がいいかどうかはさておき。


■このお店はレアな部位の肉も、マクドナルドにおけるフライドポテトぐらいの感覚でメニューにふつうに載ってるので(でも品切れの場合も少なからずあります)、当初はそういうレア肉を腹いっぱい食おうぜ!という台本を用意してたのですが、総じてそういうレア肉はこってりしており量を食べるには向いておらず、やはり、ロースやカルビといった基本メニューをぱくぱく食べつつ、その箸休めとしてのレア肉なんだな、みたいな、まあ、そういうことを、他に考えるべきことがたくさんある歳だけど考えてた。


■いっしょに行った先輩は、序盤からサンチュ(だっけ? 肉を巻く菜っ葉)を自分から頼んだ割りにはなかなか手をつけず、しかもそのサンチュを最後まで2枚くらい残したままだった。ジャンルにとらわれない(CDの帯っぽい表現)いろいろな肉を焼いたり取り分けたり食ったりしてる最中に、あれいちいち巻くの面倒くさいよな、たしかに。

たぶん、先輩はサンチュを頼むことによって、テーブルに「焼肉をやってますよ」感を出したかったんだと思う。とくに欲しくはないのに、映画館でとりあえずポップコーン買ったり、新幹線でビール買ったりする感じにちょっと近い。


■冷麺と、本来なら序盤に食べるべきであろうユッケで〆。逆にY君は、初手からクッパを発注していた。いいと思う。


■オイルヒーター 1200W


■云ってもしょうがないことですが、寒いですねー。

寒いので、日曜日、無印良品にヒーターを買いに行ったら、

「お届けは最短で金曜日になります」(゚∀゚)

って云われました。真顔で。けっこうかかるもんなんですね(おれの読みが甘かったという説もある)。で、金曜は家にいないので土曜に届けてもらうことにした。


■冬なのに、あいかわらず部屋のエアコンは効かないし、ヒーターは土曜日まで届かないし、ということで、全会一致で寒いので、いっそ部屋用のコートを買うのはどうだろうか、とちょっと考えてしまった。

でも、これはちょっと、なにかが違う…。

でもエコロジーではあります。


■本日は、CDのマスタリングの予約をしたり、新宿でマスタリング入稿用のCD-Rを買ったりでした。


■夕飯は、カルボナーラのパスタに、さらに半熟玉子を投下しました旨をご報告いたします。あと、納豆もトッピングした。うまいけど食べにくいけどうまい。


■影武者半蔵


■つーか明治維新とか文明開化とか、余計なことすんなって感じだよな。江戸のままのほうが面白いのに。

倒幕派のやつらを渋谷の公園通りのルノアールに呼び出して説教してやりたい。少しはおれの意見も聞き入れろと。そのうえで日本史ってものを作り上げていけと。下手に西洋っぽいのよりも、江戸っぽいほうが「あー、あのとき西洋にかぶれてなくてよかったわー」ってなるから、数百年たってから。そのほうが数字(視聴率の意)もとれそうだし。なんとなく。


■といった意味も含めまして半蔵商店なんですが、土日はgocoupの次回作についていろいろやってました。

といっても、録音とかじゃなくて(録音もちょっとはしましたが)、印刷物は何を作るかとか、CDプレスの料金を各社ごとに比べたりとか、マスタリングの値段とか。そういうのをいろいろ調べたり考えたりしてました。


■予算の都合上、次回作はプレスCDではなく、CD-Rになるかもしれないです。その際はもちろん、手焼きじゃなく、ちゃんと工場で盤面印刷までしたCD-Rにする予定です。

エレクトロニカとかアンビエントだと、わりと有名な外人とかでもCD-Rでリリースとかあります。ので、CD-Rで出す、というのはアリなのかもしれない。少なくとも、ナシではないかもしれない。

CD-Rのほうが初期投資は安くつくので(が、単価がかなり高くなる…)、浮いたお金を他の印刷物やらなんやらに回せるわけです。


■ところで。今年の七夕に作った「gocoup e.p.」は、在庫がまだまだたくさんあります。段ボール単位であります。ぜひ買ってくだs

…ほんと、もう、エキストラの役者の事務所から身長180cmくらいの顔のいい男を雇って、gocoupはその男のユニットってことにしようかな。で、おれは影武者に回る、と。

webとかCDのジャケとかは、ぜんぶその男の写真を使う。雑誌のインタビューも、その男が一人でこなす。ライブのステージも、そのハンサム男がテーブルに置かれたPowerBookを2台操る(絵になりそうだ)。もちろんPowerBookは開いてるだけ。音は全部おれがステージ袖からCDJでポン出し。


■なに云ってんだ、と思われる方もいるかと思いますが、いまどきこれっくらいしないと、コンパクトディスクなんて売れないんですよ! こっちだってね、道楽でやってるんですよ!


■断水の件、その後


金曜日の夜に書いた断水云々なんですが、土曜の朝八時には工事の人が来日してきて、あっという間に、いつも通り蛇口から水が出てくるようになりました。

なので、風呂も洗濯もピロートークもいつも通りできました。

ブログに書いたほどには物事はひどくならない、の法則。

まあ、ほんとに面倒なことはいちいちブログに書いてらんない、というのもある。


■もういい


■この金曜日は、会社の課の忘年会だったのですが、店が、去年と同じ、この店でした…。

なあ、もっと他に店はなかったのか…。('A`)


■この店は、「3000円で中華料理が食べ放題飲み放題♪」なんですが、えー、まあ、この価格ですから、まずい。簡単に云いあらわすと、

冷凍食品&コンビニ弁当のおかず

のようなレベルの、食べ放題でも別に嬉しくない物質が次から次へと出てくる。

鳥の唐揚げは電子レンジの味がした。春巻は、外はパサパサ中はぐちゃぐちゃ。酢豚はやけに甘い。麻婆豆腐? ああ、豆腐が冷たいままだったね(談)。そして、べとべとした焼きそばは、何回噛んでも化学調味料の味しかしなかった。そして、同じくべとべとしたチャーハンは、同じく化学調味料の味しかしなかった……。

しかも、国産の食材なんか使ってないだろうしなあ。

飲み物は、無難にアサヒの瓶ビールが頼めるんだけど、ためしに日本酒を頼んでみたら、薄いピンクのプラスチックのコップに、妙に薄い酒がでてきた。なあ、何の液体ですかこれ。三口で止めた。


■で、そんな物質を、大の大人五人が、ちんまりとした、余裕というものが全くない、せせこましいテーブルで摂取する。味がイマイチなので、会話の弾み方もイマイチ。

なのに、周囲の他のテーブル+座敷は、学生の飲み会のように変に盛り上がっていて、うるさい。会話しづらい。


■いや、この店は悪くない。三千円ですから。

ただ、この店に決めた、うちの会社のヒトのセンスには、疑問を呈しておきたい。


■この店が、たとえば会社のすぐ近くにあるとかなら、まだ分かるじゃないですか。「味よりも、帰りの交通手段を重視!」ということで。

でも、この店、会社のある渋谷からさらに地下鉄で20分するところにあるんですよ…('A`) ('A`) ('A`)

そこまで足を伸ばして食う味では、絶対ない。で、一度はまだしも、二度食う味でもない。


■そして、3000円というお金には、もっと有効な使い方があると思う。オトナなんだから、「食べ放題飲み放題」という字句に釣られちゃいけない。

渋谷でも、3000円とは云わないまでも4000円ならそこそこ満足できる店はあるし、なんだったら、会社の会議用テーブルでドミノピザとサラダ(東急プラザの地下でグラム単位で売ってるやつ)と缶ビールでもいい。というか、そっちの方が良かったぞ。


■──とか、いろいろ書いた割には、いろいろ食った(食べさせられた)ので、明日は胃もたれしながら起きることになるかもしれません。


■断水


さっき帰ってきたんですが(23時)、うちのアパート、なんかの機械の故障により明日の夕方まで断水らしいです。

……………('A`)

いま、機械が最後の力を振り絞って、一時的に水が出るようになったので、とりあえず湯船いっぱいに水を張っておきました。

そんなわけで明日は、自分史上初の「シャワーに入るためだけにジムに行く」を実行するかもしれませんです。


■お知らせ


昨日は、昼食も夕食もハンバーグでした。


■本日、夜の山手線で採集したセリフ 二種


【1】

「イカをさ、99円で売ってんの! おれが『百円で売れ!』って云っても売らなかった、あの本店がだよ?」

吊り革につかまった、四十代のちょっと酔ってるサラリーマンが、同じく吊り革につかまってる同僚と思しき人物に向かってのセリフ。

平素、拙僧はイカの価格と云うものをあまり気にせず暮らしていますが、イカの値段が99円だったことが、この男性にとってはエポックメイキング、エポックメイキンガー、エポックメイキンゲストだったようで、文法が間違ってるどころの騒ぎじゃないぐらい間違ってる点を深くお詫び申し上げたりするつもりはあまりありませんが、それにしても渋谷のディスクユニオンの3Fの奥のCDコーナーのクーラーの強さは異常だと思う。


【2】

「親御さんが、○×駅の徒歩30秒のとこに百坪の土地持ってんだって。時価総額2億円。まあ食うには困らないよね」

上記と同じサラリーマンのセリフ。部下のことを話してたっぽい。よそ様の土地の時価総額はさておき、渋谷のディスクユニオンの3Fの奥のCDコーナーの強すぎるクーラーを誰かどうにかしてください。





今日は、一年三百六十五日いっっっっっっっつもクーラーが利きすぎている渋谷のディスクユニオン3Fの奥のCDコーナーの、「エレクトロニカ」の棚にあったCDを「音響/アンビエント系っぽいかなー」とジャケと題名だけで判断して買ったら、変なポストロックみたいなのが15曲くらい入ってるCDだったんだけど、それはともかくあのクーラーはなんとかしてほしい。ハズレのCDを引かされたあげく、風邪まで引かされたら本当にたまらん。

あと、お笑いのライブに行った。「ブレーメン」という吉本の若手が面白いと思いました。


■『XVOXX 360』在庫状況


■牛乳無しで菓子パンを食べようとするほうが悪い。半蔵商店です。


■おととし、某ロックンロールバンドのCDのサンプリングのみで構成した『XVOXX』というCD-Rを作りまして、さらに先日、その『XVOXX』をリミックスした『XVOXX 360』というCD-Rを作りました。

のですが、秋葉原・eARS様に納品した分の『XVOXX 360』がこのたび完売となりました。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

ありがとうございます。そして、まだ試聴ページ作ってなくてすいません…。


■今年中には、eARS様へ『XVOXX 360』を再度納品する予定です。

『XVOXX』の方は、もうしばらくお待ちください。『XVOXX』も、手作りジャケじゃなくてちゃんとした印刷にしようと思ってるのですが、データの作り直しがけっこうな作業になりそうです。


■なお、『XVOXX 360』は、沖縄のGET HAPPY RECORDS様と、「CD屋」様でも取り扱ってます。よろしくお願いします。


■どこの馬の骨ともわからん小坊主のCD-Rに1000円も出せるか!と云う人もいらっしゃるとは思いますが、これは全くその通りだと思います。

おれもさー、1680円もするエレクトロニカの変な手作りCD-Rを買って失敗したことがある。なぜそんなもん買ったかというと、その店は試聴不可だったし、バンド側も試聴用の盤を用意してなかったからです。で、買って帰って聴いたら、趣味じゃなかった。手作りCD-Rだから、ユニオンにもブックオフにも売れないし困った。

──といった、好みの不一致による人身事故は極力防ぎたいので、半蔵商店ではすべてのお店に試聴用CD-Rをお渡ししています。


■そんなわけで、いまeARSには『XVOXX』と『XVOXX 360』の両方とも無い状態ですが、「gocoup e.p.」はまだまだ在庫が潤沢(´Д`; )なので、こちらも併せてよろしくお願いします。


■冬の生産性


寒くなってくると、活動時間が短くなって生産性が落ちますねー。

時間を買う/能率を上げるという点からすると、高い暖房器具を買うのも贅沢なことじゃないかも。

と、毎年云ってるような気がする。

しかし、この生産性が落ちてくる季節に、年末という忙しい時期が設定されてるのがおかしい。たとえば夏の終わりとか、もっと過ごしやすい季節に年末がくるようにすれば、なにかと立てこむ年末の忙しさに対応できるのに。とは全然思わない。思わないのに書いた。思ってるんじゃないか本当は。


■ブログに書くほどでもないこと


■「ガッシ!ボカッ!スイーツ」という名前のお菓子をコンビニで売り出せば、たぶん、売れないから売り出さないほうがいいです。半蔵商店です。

今日は、ブログに書くほどでも無いことを、書きます。っていうか、いつものことですね、これは。


■去年、「ガキの使い」の企画で、山崎が浜田のために書いた「Beach Paddy」という曲は、たとえばTMレボリューションの「Invoke」のようなアレンジを意図してたのではないか。なのに、まあいろいろあって、ああいうハードロック風になってしまったのではないか。


■拙僧の髪を切断してくれてるお店(最近行って無いけどね)から、「代官山に二号店が開店しました」という案内状が来たのだが、肝心の地図が入ってなかった。なんのための案内状ですかこれは。

お店のWEBサイトを見ても二号店とやらの地図どころか、二号店ができたことを知らせる記述自体がなかった。


■駅前のサーティーワンでアイスクリームを買ったら、スプーンを忘れられた。


■駅前のクイーンズ伊勢丹の、棚(冷蔵ケース)のレイアウトが一部変わっていた。納豆がいつもの場所に無いからちょっとびっくりした。

しかし、乳製品(国産チーズ含む)の棚と、舶来チーズの棚が離れてしまったのは不便だと思う。


■石神井の別のスーパーで、45歳くらいのおばさんが、

Def Jam recordings

と背中に大きくロゴの入ったウインドブレーカーを着ていたのを見た。入手経路が気になる。


■会社のヒトの話。酔って風呂に入って、湯船で2時間寝てたらしいです。


■師走


■早いもので、今年もあと二ヶ月で終わりです。半蔵商店です。


■うちのエアコンの暖房が効かない、というか、アパート備え付けの古いエアコンに過剰な期待を寄せてる方が悪い、というか、とはいえ仮にもエアコンなんだからちょっとぐらいは部屋を暖めろ、というか、まあ、暖房器具を買い足す予定。

変なアコーディオンみたいな変なオイルヒーターは検討中。これは買う確率20%ぐらい。机の下に敷くホットカーペットは、買う確率60%くらい。

しかし、うちのエアコンは機械の動作音はするのになかなか暖まらない。一時期の河村隆一のキャラ変更のように、なんか間違った方向に力を使ってる気がする。二学期もそろそろ終わりだからといって気を抜かずもう少し頑張ってほしい。


■↓本日の製作音源。

♪(゚Д゚ ) mpは3ぐらい。160kbpsぐらい。30秒ぐらい。700KBぐらい。

来月には出るんじゃないか、と友達の友達が云ってた『gocoup』の次回作で用いてる素材の一部です。「せんぱ〜い」という声が入っています。入ってません。

なお前作「gocoup e.p.」も発売中です。


■いま、この30秒のサンプルを作ってて思ったのですが、30秒の曲が100曲ぐらい入ってるCDを作るのもいいと思った。

あと、8cmCDのアルバムと、12cmCDのシングルを同時発売するのもいいと思った。


■録音中


■クロスディスブリッジ、クロスディスブリッジ、ジャストトゥーフィールザセイムフリーダム、半蔵商店です。


■そう、ただいま、拙僧が県に無許可で運営している電子音楽レーベル『gocoup』の次回作の録音作業中です。gocoupと書いてゴクウと読みます。というか読んでくださいってことにしてます。県に無許可で。

次回作は来年の一月中には完成するのではないか、と専門家の間では云われています。

冬っぽい内容なので、冬のうちに仕上げようと思う。というか、冬が始まる前に店頭に並んでるほうがいいんでしょうね、こういうのは、本当は。


■そこで今日は、その次回作の一部をmp3であれします。

[♪mp3] 約30秒、160kbps、700kbぐらい

これは曲の一部、というか、素材の断片です。

と、このように、製作過程を少しずつアップしていくのもいいかなー、と思いまして、これからもちょこちょこアップしていく予定です。

蛙

これは、先輩のヨーロッパ土産です。ショットグラスと、その上においたカエルの人形(デフォルトで葉っぱ付き)。


■変変換


■なんか最近、うちのノートパソコンのMS-IMEがやけに変な変換をします。





と書いて、いざ「変な変換」の具体例を挙げようとすると、思い出せない。それくらい、ささいな変換ミスなんですが、でも確実に変な変換なんです。困る。


■iTunesを起動して、

「よーし今日は普段聞かないタイプの音楽を聴いてみるぞ」(゚∀゚)

って感じの不自然なやる気を出して、リッピングして以来一度も再生したことが無い曲をクリックしたものの、5分後にはもう「いつも聴いてるお気に入りの曲」をけっきょくクリックして聴きはじめてしまう、というこの現象に名前なんかなくていい。


■あと、YouTubeで、中くらいに気に入った映像はちゃんとブラウザにブックマークしてるのに、ほんとうに大好きな映像はブックマークしておらず検索キーワードを頭の中に記憶しておくだけで済ませる、というこの現象にも名前なんかなくていい。


■『デザインプレックス』の休刊後、デザプレを読んでた/読みそうな/読むはずだった層は、『マックパワー』を読んでたんだと思う。と思ってたら、そのマックパワーが休刊してた。

これらの読者層をあてこんだ新雑誌を作れば売れる!と書こうとしたけど、売れないから雑誌がなくなったんだよなあ。

今後、この層は何の雑誌を読むんでしょう。というか雑誌自体読まないのかもしれない。


■通常の三倍の不味さ 2.0


■沖縄の実家に住む上の妹(ブス七段保有)が、かつて代アニの深夜CMに出ていた陽気な黒人青年でも一口食べたら失意のあまり帰国しそうなくらいにまずい戦後最悪のカレーを完成させてしまったという話は、以前書きました。

しかし、この妹はこのカレー以前にも、「焼けていない鮭の塩焼き」「4倍に薄めないと飲めない味噌汁」といった、ほとんど公害のような作品をリリースしています

これらの不味い料理は、たまたま運悪く調理に失敗してしまった事例、なのではなく、あくまでブス氷山の一角であり、こいつの料理の腕前は全体的にこの程度なのです。

なので、母が用事で出かけて料理ができないときは、父や弟はこの公害料理を食わされるらしいのです。あゝ、かわいそうなおれの家族……(ノд`)


■しかし、カレーが作れない、鮭が焼けない、味噌汁が作れない、くらいで驚いてちゃこの家で生きていけません。


■去年の正月のことなんですが、わが家に、おばさんとイトコ一同が遊びに来てたので、うちの母が上の妹に、

「あ、フリーザーに冷凍の焼き鳥が入ってるから、それレンジで温めて出してね!」( ´・∀・)

と発注しました。まあ、料理が下手な妹でも、いくらなんでもそれくらい出来るだろう、と母は判断したのでしょう。

冷凍の焼き鳥です。もう一度書くぞ。冷凍の、焼き鳥、です。


■数分後、おばさん+イトコ一同+母+おれが談笑するテーブルに、上の妹が大皿を持って来ました。

その大皿には、解凍された熱々の焼き鳥が5本×4段くらいに積み重なってました(まあ、数字は不正確です。だいたいこのくらい、という感じ)。


■で、この熱々の焼き鳥をいざ一口食べてみると、

シャリッ

という、アイスキャンデーのようなさわやかな歯ごたえがしました。中まで温まってなかったらしい。というか、いちばん上の段の表面しか温まっていない。

この凍った焼き鳥に、みんなの笑顔も凍りついてました。'`,、('∀`) '`,、 ←うまくない。


■で、おれが再度、上の妹に加熱のやり直しを命ずると、いちおう数分後に温めなおしたやつを持ってきたのですが、結果は同じ、アイスキャンデー焼き鳥でした。なあ、なんでこれを食卓に出してOKと思ったんだ、おまえは。


■どうもこいつは、焼き鳥の列を4段重ねたままレンジにかけてたっぽい。焼き鳥を4段も重ねたら、(少なくとも短時間のうちには)熱が全体に回りそうも無いことくらい気づきそうなもんだが…。

こういう時って、一段ごと小皿に分けて順番に温めていくほうがいいと思うんだけど。


■ちなみに、上の妹が小学生のころの話とかじゃないですよ、その当時24歳でしたよ。サザエさんと同い年でしたよ。なんつーか、生活の知恵というものがない。

以上、カレーや鮭の塩焼きや味噌汁どころか、冷凍焼き鳥の解凍もろくにできない妹の話でした。ご清聴ありがとうございました。


■で、なんでこんなことを長々と書いてるかというと、料理のしかたって、ものすごく極端に大げさに云うと、その人の生き方みたいなもんが表れてるような気がするんですよ、最近。

たとえば、この冷凍焼き鳥の場合だと、

「小皿に分けるのではなく、大皿にドカッと積む」→何事もいっぺんに済まそうとする

「きちんと焼き鳥が温まるまで待てない」→辛抱できない、我慢できない

「焼き鳥が温まったかどうか確かめていない」→脳にチェック機構が無い

「そんなもんを平気で食卓に出す」→他人に気を遣うことができない

というふうに、一事が万事と云いたいわけではないんですが、上の妹の性格が如実に反映されてる、ように思います。ま、理屈と膏薬はどこにでもくっつくということで、この段落は読み流してください(実際、上の4項目も無理矢理いい方に解釈しようとすればできるでしょう)。


■とはいえ、性格が悪い人は料理も下手そうな気がするな。


■ひきつづきアンダーワールド


■連日このことばっかり書いてますが、東京NSC7期生のコンビ「アンダーワールド」のライブに行ったわけですが、覚えてることや思ったことなどをもう少々。

(ところで、山形浩生氏がこのライブを酷評。そんなにひどかったかしら。)


■幕張には、90年代を卒業できてない30代がたくさんいた。20代より、そういう30代のヒトのほうが元気そうだった。あの、変な光る管(パキっと折ると発光するやつ)を身に着けてるのも30代が多かった。ように思う。


■会場は、寒かったです。用意周到なヒトは、敷物や寝袋を持ち込んでいた。なかにはキャンプ用と思しき折りたたみのイスを持ってきてる兵(つはもの)も。


■シミアンディスコモバイルは、機材をドカッと積んだ机の周りを、メンバー二人がぐるぐる回りながら演奏する、という新世代っぽいスタイルで、客席に見えるようにDoepferのシンセのLEDをチカチカいわせてたのがナウかった。

このバンドに関しては予備知識まったく無しで、単に「バンドがステージに出てきて一曲目を始めるまでの雰囲気」だけを味わうために前のほうで見てたんだけど、なかなか良くて、けっきょく一時間ぜんぶ見ていました。


■会場でフラフープしてたヒトがいました。


「かげべんけい」のイノマル氏を見かけた。


■食べ物の出店は、「並ぼうかどうしようか」という気の迷いが1オングストロームも発生しないくらいに民衆が並んでました。近くのコンビニでおにぎりを大量に買ってきて、会場で一ヶ三百円で売ったら儲かったと思う。


■会場内に、マンガ喫茶みたいなブースを設営すればいいのに、と思った。ネットができるパソコンとリクライニングチェアのあるブースだったら、1時間1500円でも使う人いると思う。


■あと、寒かったから、レンタルの掛け毛布とかあったらよかったと思う。


■アンダーワールドが終わった直後のステージ前は、台風が3ヶくらい通り過ぎたかのようにゴミが散乱していて、ペットボトルやプラスチックのカップくらいならまだしも、上着やサングラスなども落ちてた。理解しがたかったのが、靴下が片方だけ落ちてたことで、なあ、どうやったらライブ中にこんなのが脱げるんだ。

で、それらのゴミの海の中を、深刻な顔で探し物をしてる人が少なからずいました。


■Orbはですね、期待してたのとちょっと違う体裁だったので、二曲だけ聞いて出てきました。


■いっしょに行った友人の後輩の庄司くん(仮名・24歳)が、たいへんにナイスガイで、チケット代9000円のうち1280円は庄司くん代でしたね。


■で、いろいろ書いたけど、要するにおれが云いたいことは、おれが「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」に出ることになったら、

『2007年11月、幕張メッセでのアンダーワールドのライブで、カメラでステージを撮ろうとする客を注意する最前列の警備員二人組の動きのシンクぶり』

というネタを披露すると思います、ってことなんだよね。

一人がカメラを持ってる人を指差して、同時にもう一人がライトでその客を照らすあの感じ。あのタイミングのシンクぶり。


■アンダーワールド@幕張メッセ 完全詳細レポート!


■幕張で行われた『実質エレクトラグライド2007』から、いましがた帰ってきました。

そこで今回の半蔵商店では、なかでもいちばんの目玉であるアンダーワールドのライブの詳細なレポートを書きたいと思います。


■舞台前の下手に立っていた警備員が、大学時代の後輩のキタノくんにちょっとだけ似ていた。レポートは以上です。


■アンダーワールド@レインボー2000


こんなのありました。ソリトンでやってたやつ。なつかしい。


■ここ数十時間の動向


■俗にいう半蔵商店です。


■木曜の夜は、地元の友人が東京に緊急来日したので、渋谷で緊急寿司。緊急日本酒。緊急トロ。緊急あぶりもの。緊急おいしかった。

主な議題は、「早く1993年に帰りたいんですけど」「沖縄市の個人商店最高!」等。


■金曜の朝は録音作業。そう、あの伝説の超大赤字レーベルgocoupの第二弾を作ってるところです。

第二弾も短冊8cmCDにしようかと思ってたけど、ちょっと長くなりそうなので(8cmCDだと20分とちょっとしか収録できない)、12cmCDになる予定です。


■あと、昨日はペペロンチーノ作ったり、ディスクユニオン行ったり、400GBのHDD買ったり、ポーランド製のポテトチップス食べたりと、相変わらず大活躍でしたね、おれは。

milko

あ、これはクリームチーズです。Milkoという、いっけん舶来モノっぽい商標ですが明治乳業の製品です。クラッカーにつけて食べると美味いのは自然の摂理ですが、そのとき醤油を数滴かけるのが好きです。


■そして今夜は、幕張にアンダーワールドのそっくりさんが来日します。


■アンダーワールドのチケット買いました


■好きな準備室は、家庭科準備室です。半蔵商店です。


■さて、今週の土曜日にアンダーワールドのライブが幕張で行われるのですが、今日、そのチケットを買ってきました! ( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

これがそのチケットです。

チケット


■「エレクトラグライド2005」以来となる二年ぶりのこの来日公演で、アンダーワールドの二人がどんなあるあるネタを披露してくれるのか、絵本にツッコミを入れる絵本コーナーではどの絵本が読まれるのか、そしてクロスワードパズルネタではどんな細かい単語を拾ってくるのか、いまから楽しみでなりません。


■ちなみに、このライブのフライヤーはこれです。たしか、アンダーワールドが所属するデザイン集団「Tomato」によるデザインのはずです。

フライヤー


■そういえば、おれアンダーワールドはシングル単位でしか聴いてないんだな、と最近になってようやく気づきました。『二番目のタフガキ』も、日本盤のボーナスディスクばっかり聞いて、肝心の本篇をほとんど聞いてなかった。やはりライブ前には新譜を聞いておくべきもんかな。


■『空気を読ませたがる人々』


という新書を、誰か出版してみてください。


■下北っぽい


■月曜は寒かったので、仕事が終わってからカレーうどんを食べました。うまい。ええ、トッピングはネギとチーズです。


■で、帰りの満員電車に乗ったらば、おれの立ってる場所のすぐ近くにアベックがいたんだけど、このアベックの女のほうが、脳内で思いついたことを何の精査もせず5ミリ秒以内に声に出して彼氏に伝えないと気がすまないタイプの人間で(なぜかたいてい、こういうヒトは男女問わず声がでかい)、

( ´・∀・)「ねえ、なんかカレーの匂いしない?」

などと云い放ってた。原因はおれだ。すまんね。


■で、男にも、「そんな、思いついたことをポンポンと口に出すもんじゃないよ」と暗にアピールするためボソボソと小さな声で言葉少なに受け答えするやつと、逆に、女の発言にけっこうなシンクロ率で乗っかって普通に会話するやつの二種類がいるわけですが、このアベックの男のほうは後者でありまして、先ほどの女の「カレーの匂いがする」発言のあと、

(・∀・` )「あー、たしかにカレーの匂いする」

と返事していました。原因はおれだ。すまんね。


■で、そっからカレートークがスタート。

( ´・∀・)「ていうか、カレーのスパイス? みたいな」

(・∀・` )「あー、えーっと……」

( ´・∀・)「ターメリック? とか」

(・∀・` )「あー、タンドリーチキンの匂いだと思う」

( ´・∀・)「うん。なんか、下北っぽい匂いだよねー」

という会話を、口からの呼吸を止めて鼻だけで息をしながら聞いている拙僧。下北沢ですかそうですか。こんどから、カレーうどんを食べた後に満員電車に乗るときは、フリスクおよびフリスクに似た菓子で息をさわやかにしておきます。


■と、思う間もなく、女のほうが、

( ´・∀・)「てか、今日、あんま、髪がまとまんないんだけどー」

と発言し、アベックの会話は別の話題へと移っていった。


■1137kcal


メガペペロンチーノ

■ファミリーマート的な店で売ってる、メガペペロンチーノという物を買って食しました。

でかいうえに、ハンバーグ(何の肉なんだろう)までトッピングされています。

味は、別にふつう。感想は、とくに無し。あ、税込み555円という値段のつけ方がちょっとだけナウい。


■カルボナーラ犬


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■といった意味も含めまして半蔵商店です。

今日は、起き抜けにキャラメルコーンを一袋食べて、弟と長電話して、昼寝して、納豆ごはん食べて、日本猿のビデオを見て、江古田で変なCDを買って、ヲノサトルのブログに出てくる舞茸のカルボナーラを作って食べました。


■パスタソースはレトルト、ニンニクはフリーズドライ、ベーコンはベーコンビッツで代用、パセリは省略、というアレンジ(というかキッチンが手狭なことによるダウングレード)を加え、どさくさにまぎれて納豆もトッピングしてみた。うまい。

あと醤油。カルボナーラに醤油をちょっと垂らして食うのが好きなのはおれだけじゃないはず。


■こっちも素人じゃないので(何のだ)、粉チーズはファミレスとかにある緑色の紙筒に入ったやつじゃなくて、イタリア製のやつを使ってるのですが、そろそろチーズおろし(って云うんでしょうか、あの金属製の)を買って、パルミジャーノをゴシゴシすりおろしたい。


■あと、唐突だけど、ソフトバンクのCMで、父(犬)の声だけ他の出演者の声から浮いて聞こえてしまう違和感は、技術的にどうにかできそうな気がするんですが、どうなんでしょうか。


■洋物CM


■海外CMの話が続いてるので、YouTubeにある好きな洋物CMへのリンクなんぞを。


Cadbury's Smash

火星人が出てくる(最初の一本を除く)、70年代の英国のマッシュポテトのCM。火星語だからなんて云ってるのかわからないけど、「地球にはCadburyのマッシュポテトが無いから、地球人はわざわざポテトをすりつぶしてマッシュポテトを作ってるんだぜ」みたいなことを云い合ってるんだと思う。


Flat Eric in Levi's Ad

1999年のリーバイスのCMに出てきた変な生物、フラットエリック。懐かしい。ケータイのストラップ持ってたなー。というか、このジーンズ(Sta-Prest)も持ってた。


Honda Civic "Everyday"

一日の生活を、日用品の極端な接写の連続だけで表現。


Kentucky Fried Chicken (1971)

シチュエーションが変だと思う。


■世界のCMフェスティバルに行きたい件


■レディナビゲーション、ユアフレッシュ、半蔵商店です。


■前もちょっと書いたのですが、再来週、新宿で「世界のCMフェスティバル」という、古今東西のCMを一晩中ひたすらに流し続けるという海外CMメイニアには応えられない儀式が執り行われます。

で、このイベントは数年前から日本各地で行われているのですが、2000年に福岡で、一人で見に行ったことあるんですよ。

おれはてっきり、ミニシアターみたいな会場で、スクリーンに延々とCMが流れ続け、観客はそれを黙々と見守るだけ……という地味なイベントを想像してたのですが、実際は、外人MCが仕切り、生バンドが演奏し、といった賑やかな雰囲気で、早い話、一人で来てたおれははっきり云って居心地が悪かった。('A`)

しかも、イベント明けの早朝はそのまま博多の山笠、という、まさに祭仕様のイベント。


■で、まあ、翌2001年はこの反省を生かし、広告代理店への入社が決まってた先輩に「広告の勉強になるっすよ!」とかなんとか云って、半ば無理に付き合ってもらった。イベント明けに、ついでに山笠もちょっと見た。あと、「かろのうどん」も食べに行った気がする。


■で、2004年も新宿でこのイベント見ました。このときは会社の先輩に付き合ってもらいました。


■で、2007年、またぞろ久しぶりにこの「世界のCMフェスティバル」で世界のCM見てえなあ、と思う所存であります。

誰かいっしょに行ってくれる人が見つかるといいけど。いっそ一人で行こうかな…。

しかし、CMフェスティバルの翌日はアンダーワールドだし、二日続けて徹夜は少々厳しい。今年もCMフェスは見送りかも…。


■とはいえ、たとえば1960年の南アフリカの香水のCMとか、ふつうに日本で生活してたらまず見られないような貴重CMが流しそうめんのように流れまくるので、これをみすみす見逃すのも惜しい。うーむ。


■今年の『広告批評』の付録CD-ROMが若干物足りない件


■ギヴイット、トゥーミー、オールオブ、ユアナイト。半蔵商店ですビートゥギャザービートゥギャザー。


■今号の『広告批評』には、毎年恒例の、カンヌ広告祭で入賞した名作CMを収録したCD-ROM付き、なのですが。

今年は、「2007年のベストCM50本」ではなく、「ここ10年のベストCM50本」という構成になっている。うーむ…。(´・ω・)


■これは、今のご時勢、YouTubeで「2007 cannes gold」のように検索すれば、金賞(当然ながら銀賞・銅賞も)のCMが見られるわけだし、だったらYouTubeにはあまり上がってない昔のCMを再録しとこうぜ、ということなのかもしれない。

もしくは、「最近カンヌに興味を持ち始めた人のためのコンパクトな一冊」というところを目指したので、10年間という長いスパンでカンヌ広告祭を振り返ってみたのかもしれない(本文のインタビュー記事もいくつかは再録だし、あと、カンヌを特集したバックナンバーは売り切れてる号も多い)、


■でもねー、だいぶ以前からこの特集をウォッチしてる身としては、物足りないんす。やはり今年のCMをもっと見たかった。

いや、CM自体はYouTubeで見られるけど、やはり日本語の解説は欲しいわけで。それに、なんというか、あいまいな云い方ですが「今年感」が欲しいわけで…。


■とはいえ、ひょっとしたらCD-ROMにCMを収録する際のライセンス料が値上げされたとか(あくまでもおれの想像です)そういう事情があるのかも知れず、そもそも本屋で簡単に買えるレベルの商業誌でここまでカンヌ広告祭を長くフォローしてる雑誌もないわけだし、この一冊でカンヌのここ10年間の歴史がわかって、たったの税込み1260円だから、文句云うとバチが当たりそうなので、云いません。


# ちなみにカンヌ広告祭の公式サイトで、
# 今年の受賞作を収録したDVDを買うと89250円もします。税込みです。


■南アでつくられた「AXE」のCM、他


■ゲットアップ、ゲットアップ、ゲットアップ、ゲットアップ、バーニングラブ。


■といった意味も含めまして半蔵商店なんですが、ええ、最近好きなCMは、これですね。

南アフリカでつくられた「AXE」のCM(“Magician”篇)なんですが、昨今、日本で放映されてるバージョンよりこっちの方が面白いと思う。このCMについて、くわしくはここを(外人語)。


■あと、これの最初の一分間で見られる、Amoraという会社のケチャップのCM(“Martian”篇)も好きです。

ネバダ州のとある天文台の助手が、辛口ケチャップ(商品)を口にしたことによって起きたトラブルが原因で、火星人に地球を滅亡させられてしまう、というほんとにアメリカ人て諸悪の根源だよなって感じのストーリーなのですが、セットのチープさとか、大昔のテレビのような図説(なんて云えばいいんだろう…)とか、BGMのテルミンとか、そういうディティールが良いと思いました。

あと、ローマ字入力で「ディティール」と打ち込むのはちょっと面倒だな、と思いました。


■日曜日はとかく時間を無駄にしやすい


日曜の午後にこういうページを読むと、楽勝で一時間半は吹っ飛ばすおそれがあるので気をつけたいものです。


■半蔵商店のピチカート・ファイヴ


■ピチカートマニアの皆さんこんばんは、半蔵商店です。


前回のエントリで、ピチカートのプロモ盤を紹介してるサイトへのリンクを張ったのですが、そういえばおれもピチカート関連のブツはちょっと持ってたなあ、と思い出したので、拙僧のピチカートコレクションを覚えてる限りリストアップしてみますよ。ま、レア度が高いわけじゃないですが、自分の記憶を整理する意味も含めて。


・『女王陛下のピチカート・ファイヴ』プロモ12インチ
これはちょっと珍しいかも。

・旧規格CD『女王陛下のピチカート・ファイヴ』『月面軟着陸』
曲数がちょっと多い。

・ピチカート・ファイヴのポータブルプレイヤー

・正直、中身はなにか忘れたプロモ盤12インチ二枚か三枚
どれか一枚は東京は夜の七時。たぶん。

・『フリー・ソウル』(中古のため、おまけのポストカード一枚欠)
・『フリー・ソウル2001』
・『スーヴニール2001』(『ボサ・ノヴァ2001』の別バージョン集)

ここらへんは、マニアの人には基本なのかもしれない。

・『オーヴァードーズ』から抜粋したプロモ8cmCD
あ、これはもう手放しました。デザイナーが、まだ『ウゴウゴ・ルーガ〜』のころのイメージでデザインしたらしく、アルバム本編のイメージとちょっとかけ離れたデザイン。

・単行本『ブートレグ』
中古なので、状態があんまり良くない。

・『ウゴウゴ・ルーガのピチカート・ファイヴ』カセット版
二つ持ってる。そのうち一つは鹿児島で購入。

・「ラヴァーズ・ロック」短冊8cmCD

・クラブキングが作った、架空のワールドツアーTシャツ


■この中の『スーヴニール2001』はわりと思い出深い一枚で。

『スーヴニール2001』の存在は知ってたのですが、とくに買おうとは思わなくて、でも、ある日やっぱり欲しくなって、沖縄市一番街の普久原レコードにいったらもう売り切れてて。

で、そのあと所用で鹿児島に行ったとき、ホテルのテレビで見た九州ローカルの番組で、福岡のレコード店の店内の模様が紹介されてたのですが、そのときこの『スーヴニール2001』が店頭に3枚並んでるところがたまたま映ってて。うわ、やっぱり本土は違うわと思ったりして。

で、そのあと新宿のABC('94年当時の乏しい知識では、渋谷系のレア盤を扱ってる店はここしか知らなかった)に電話してスーヴニール2001の値段を訊いたら、12000円とか15000円とか云われてあきらめて(このとき店員さんは、ここにも紹介されてる『SWEET SMELL OF SUCCESS 1993』を50000円で売ってることも教えてくれた。内容やプレス枚数を考えると5万でも高くない、と云ってた。が、高い)。

で、そのあと'99年の夏、福岡のベスト電器天神本店でやってたレコード市みたいなイベントで、中古のスーヴニール2001を2800円で
無事手に入れました。終わり。


■というエントリを、Stilluppsteypaの『Has (or not has) Happened』を聴きながら書きました。そこはピチカートかけようよ>俺


# おまけ。「いまでもちょっと欲しいなあ」と思うピチカート物件

・鯉が表紙に写ってるプロモ12インチ(「電卓」収録)
・『ボサ・ノヴァ2001』から抜粋したプロモ8cmシングル
・こぶ平のが入ってるやつ(8x5 PIZZICATO FIVE)


■左目がかゆいです


■今日は木曜日なのに、7時になってもクイズ年の差なんてをやってないし、8時になっても世にも奇妙な物語が始まらないんですよ。フジテレビに何かあったんですかね。半蔵商店です。

今日は箇条書きで。


■これは拙僧の職業的カンなのですが、内科医は、一日のうちに少なくとも三回は、「ま、点滴といっても、あれって要はポカリスエットみたいなもんだから」というセリフを患者に云ってる気がする。


■ヴィレッジヴァンガードは、意外に渋谷区内には無い。あと、池袋にも無い。


■そういえば、こないだ銀座を歩いてたら、明治屋が無くなってた。銀座の別な場所に移して営業を再開する予定なのかもしれないけど、銀座通りにかまえてた店がなくなるというのは、ちょっと都落ち感が出るなあ、とちょっと思った。


■最近見つけた、とあるピチカート・マニア氏のブログ。とくに、このカテゴリが熱いです。


■2chのお菓子板で見つけた妙なスレ


■しかし、昼の12時20分ごろに、新規売り込みの電話を会社にかけてくる営業マン(もちろん一切合切つきあい無し)てなんなんだろうな。いや、おれ宛てにかかってくるわけじゃないけど。


■王様はロバ


■そうそう。電車の中の男子高校生で思い出したんだけど、一年くらい前に、山手線で、

( ゚Д゚)「『王様はロバ』ってマンガ、やばい。超やばい。みんなが読んでどう思うかはわからないけど、おれ的にはかなりやばい」

と、『王様はロバ』の良さを友人数人に向かって力説してた男子高校生を見かけたことがあります。頼もしい。


■そういえば、王様はロバの作者のなにわ小吉は、実は芸人の“鉄拳”と同一人物ではないか。という噂を聞いたことがあったな、

とか、週刊少年マガジンの『脳みそプルン!』は、ひどいタイトルにもかかわらず面白かった、が、途中から単に変なキャラがたくさん出るだけのグダグダした内容になって読むのを止めた、

とか、『マサルさん』を描いてたころのうすた京介は、まだハタチちょっと過ぎだったんだよな、すごいな。編集部ぐるみでかわいがられてる感あったよな、

とか、出勤前なのにうっかり90年代少年誌ギャグマンガに思いを馳せそうになってしまったのでこの辺で。


■ポジション


■帰りの埼京線にて。車内がさほど混んでるわけではないのに、わざわざ車両連結部分の、それも、いちばん不安定な真ん中の部分に乗り込んできた男子高校生二人組がいた。

のはいいんですが、その二人組のA君が、B君に向かって、

「おまえ、ほんとこの場所好きだよなー」と云ったあと、

「♪山田のポジッション ♪山田のポジッショーン」

という妙な歌を歌ってたのが若干おもしろかったです。


■で、二人は車両連結部分の、あのアコーディオンみたいになってる部分にもたれてて、

「あ、いてっ、いま肉、挟まれた」

とか云いつつ、B君は、

「♪ギンギン銀座で ギギンギーン」

という新曲をドロップ。その後も、

A君「なんだ? その歌」( ゚∀゚)

B君「おれが考えた」(゚∀゚ )

A君「おまえマジ天才だな」( ゚∀゚)

B君「うん。あと、♪夕方からはゴゴッゴー っていうのもある」(゚∀゚ )

という格調高い会話が続き、B君の才能の片鱗をうかがい知ることができました。

おれが石油王だったら、B君をプロデュースして、7インチシングルを200枚くらいプレスするのに。


■なお、A君は、車両連結部分が好きな理由として、「ボヨンボヨンしてるから」というのを挙げておりました。うむ。


■ちなみに朝は、コピー用紙にワープロ打ちされた歌詞を目で追いながら、半径5ヤードにはっきり聞こえる声量で英語の歌を口ずさんでる中年男性が電車に乗ってました。ポルトガル語で何事かをつぶやくサラリーマン以来のインパクトです。

この場合の「インパクト」は、「関わりあいになりたくない」というニュアンスを多分に含んでいます。


■M-1グランプリ電子音楽 in Japan


■♪わかりませ〜〜〜〜ん♪ (ノ∀`) (ノ∀`) (ノ∀`)

(ドリフの視力検査合唱団コントより抜粋。)


■といった意味も含めまして、昨日の日曜日は、原宿でM-1グランプリの二回戦を見たあと、お台場でのZepp(の二階)で、電子音楽 in Japanのイベントを見学してきました。


■まず、ラフォーレ原宿で行われたM-1の二回戦ですが、これは友人のコンビが出てた、のですが、お台場のほうのイベントに間に合わせるため途中までしかいられなかったので、けっきょく友人コンビは見られず。

玉石混淆いろんな漫才を見たのですが、やはりハリセンボンとかキャン×キャンといったテレビにも出てる人たちは、声の張り方が大きくて聞き取りやすく、それだけでかなり他と違って見えました。声って大事だな。当たり前のことなんですが、しかし、コンビ名さえも「云えてない」コンビはかなり多かったです。

ま、それはさておき、二回戦ともなると腕のあるコンビが多かったので、なかなか面白かった。

しかし、M-1二回戦でいちばん衝撃だったのは、開演前の時間つぶしにブックオフ原宿店に寄ろうとしたら、そのブックオフがつぶれていたことです。九月末で閉店だったらしい。


■そしてM-1の次は、お台場で電子音楽 in Japanのイベント。これは、電子音楽の黎明期から現在までの歴史を、実際に音源をかけながら解説していく、というイベントで、ふつうに生活してたらまず絶対に耳に入ることは無い貴重な音源(アメリカのなんとか研究所のレコードとか)とかもあったりして、興味深かったですよ。

'92年に行われたテクノポップのイベントでDJをする砂原良徳の貴重な映像がちょっとだけですが流れたり、

「コンピューターおばあちゃん」4バージョン聴きくらべ

というマニアックな儀式もあったりしてなかなか衝撃的だったのですが、それよりも衝撃的だったのは、やはり、ブックオフ原宿店が九月末につぶれてたことです。


# 会場ではイベントに関連するレコードも販売してて、
# そこで、まりんの「MFRFM」の元ネタになったレコードを見つけたのですが、
# 14000円とかいうファミコン本体なみの値段が付いてたので買えませんでした。


■45F


■先週、UNITでラスターノートンのイベントを見に行ったあと、初台のICCに『LIFE』を見に行くことにしたわけですが、UNITからいったん家に帰るのも面倒なので、六本木のリッツカールトンで朝飯を食ってきました。

いえ、ホテルの朝食といっても全然お高くないですよ。せいぜい、下々のみなさんがお召し上がりになられている吉野家とかいう施設の並盛り牛丼11杯分くらいのお値段です。しかもサーヴィス料込みで。


■レストランの場所は、ミッドタウンの45階なのです。で、45階というからには、さぞかし良い眺めが……。と期待したのですが、この朝は見事なまでの霧が立ち込めてて、

窓 か ら の 景 色 が 完 全 に 真 っ 白

でした。ほんとに、Photoshopの切り抜きツールで窓からの背景を切り抜いたんじゃないか、ってぐらいに、なにもかも真っ白でした。すべての窓に画用紙を張りめぐらした感じというか。


■こういう、ホテルの高層階のレストランて、料金の15%くらいは景色の料金なんだから、ちょっと割り引いてくれてもいいんじゃないか、と思わないこともなかったですが、欧米の変なパンに、欧米の変なチーズをのせたりして食べると美味しかったです。

というかパンは全体的においしかった。ソーセージやスモークドサーモンといった動物性たんぱく質に安易に飛びつくことなく、もっとパン/チーズに焦点を当てて食べ進めればよかったなー、と大人らしからぬ反省をする今日この頃ではある。


▼ 地上からのミッドタウン。上のほうが霧で見えない。

ミッドタウン


■手短に


いまから会社に行くので、時間が無いので、手短になっちゃいますが、




昨日、六本木の某ビルでおれに道案内してくれた警備員、あれはたぶんゲイ。70円賭けてもいい。


■『XVOXX』在庫状況


『XVOXX』と『XVOXX 360』


■秋葉原・eARS様におきまして、先ごろ『XVOXX』が完売いたしました。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

毎度ありがとうございます。

『XVOXX』の在庫は、中野・タコシェ様と、沖縄市・'69様(残り一枚)にあるだけですので(もう売り切れてる可能性もあり)、興味のある方はぜひ。


■さて、この『XVOXX』は、以前に何回か書いてるように、ロックスターである拙僧自ら、プリンタとカッターと定規を駆使して、ジャケを一枚一枚手作りしております。

いまちょっと立て込んでる時期ですので、eARS様への再々々々…納品はもうちょっとかかりそうです。すいません。


■『XVOXX』のリミックス盤『XVOXX 360』はeARS店頭にまだ在庫があります。

『DRAGON』と『DRAGON E.P.』のように、または、『A』と『recycled A』のように、青・赤セットでよろしくお願いします。


■あと、「gocoup e.p.」のほうもよろしくお願いします。


■携帯電話の体内埋め込みが義務化される件について


■欧米の数ヶ国に続き、201X年、日本でも、ケータイを13歳以上の国民全員の体内に埋め込むことが義務化される。

米国で開発された新型の装置を埋め込むことで、左手か右手のどちらかの手のひらが受話口に、内側の手首のちょっと下ぐらいが送話口になる。

で、外側の手首のちょっと下ぐらいに名刺サイズのディスプレイが、手の甲に15個ぐらいのボタンが装着される。

心臓の動きをうまいこと利用して電源とするから、電池切れの心配は無いのね(←ファミ通編集者っぽい文末。以下これでいきます)。


■これはもちろん、この新型装置と、これを体内に埋め込む技術を開発した米国が、日本で一儲けできると考えて、年次改革要望書で日本国民全員の体内にこの装置を埋め込むことを義務化することを日本政府に要求するのね。

でも、日本政府も、国民の管理に便利だからということと、あとリベートがもらえるし、ってことで、この要求をあっさり呑むのね。


■で、日本の世論は当然、賛成派と反対派に二分されるわけだけど、賛成派は、「欧米では常識。日本は遅れている」とか云うのね、案の定。

でもまあ、反対派の理解を得るために、政府広報のださいCMが作られるのね。「日々の生活がより便利に!」「緊急のときも安心!」みたいな。

で、このCMを見た天野祐吉が、『広告批評』の自分のページで、「わざわざこんなCMを政府が作って流す必要があるなんて。アメリカの小学生にも笑われちゃうよ。かつてはケータイの開発でがんばってた日本も、今じゃすっかりケータイ後進国、ってわけか」という、日本人を小馬鹿にする欧米人の視点からコラムを書くのね。毎度のように。


■で、学生時代、クラスの地味なやつだった反動から、現在はPCの前に座ったとたんに気が大きくなってしまうタイプの人がやってるはてなダイアリーで、

「ケータイ体内埋め込み反対派が馬鹿に見えてしまう12の理由」

みたいな挑発的なタイトルのエントリが投下されたりするのね。


■で、コメント欄が軽く炎上したりするんだけど、その一部始終をウォッチしてた別のはてなユーザーが、上記エントリのとある一行を引用して、

「この人、この一行が云いたかっただけちゃうんかと」

と一行コメント付けただけのエントリを、トラバ打って自分のダイアリーに書くのね。


■で、ケータイの体内埋め込みの是非を議論する2chのスレでは、だいたい200レスに一回の割合で、さっきの「〜馬鹿に見えてしまう12の理由」がコピペされるのね。


■で、太田光はたぶん体内埋め込みに批判するコラムをテレビブロスに書くのね。


■で、坂本龍一もたぶん、(ものすごく見づらいうえに、情報の量も鮮度もいまいちな)公式サイト上で批判するね。まわりのミュージシャンたちとなんか活動するのね。


■で、40〜50代くらいのおばさんのほうが、意外に若者よりも体内のケータイ埋め込みに好意的なのね。「家にケータイを忘れることが無いから便利」「電池が切れることが無いから便利」「Suicaとしても使えるから便利」とか云って。


■で、この文章で拙僧が何を申したかったかを申しますと、とくに無いです。たんに思い込みを書いただけ。ただ、この先、どんなに変なテクノロジーが現れようと、

1) 「日本は遅れている」と云いたいがために欧米を引き合いに出す人は必ずいる。
2) 「便利になって何が悪い」式の人も必ずいる。
3) おばさんは、こういうのに慣れるのが意外に早い。
4) 拙僧は、こういうのに慣れるのがとにかく遅い。

少なくともこの4点は変わらないだろうなあ、ということです。他にもいろいろあるだろうけど。


■ま、ケータイは、もうほとんど、日本人の体内に埋め込まれてるも同然なんですけどね。

と、駅のエスカレーターなどで、ケータイをプチプチ云わせてる人々がズラリと並んでる様を見ると、ちょっとそう思う。


■本日は、


かなり眠いのでまた明日…

すいません ( ;´Д`)


■raster-noton.渋谷タワレコ


■土曜の夜、代々木で行われたテクノのイベント『スキゾマニアック』(若きオーガナイザーの人柄がにじみ出るような、いい感じのイベント。おれも見習いたい)を挟みまして、今日の夜は渋谷のタワレコへ、ラスターノートンのミュージシャン4組が演奏するインストアライブを見に行ってきました。


■会議用テーブルが二つ並べられ、その上にミキサー1台と、出演者の人数分のPowerBook、というシンプルな機材(ただし、Powerbook外側のリンゴマークはテープなどで隠されている)。

カールステン・ニコライは体調不良のため欠席とのことでした。残念。

Pomasslは、今日はケーブルのプラグはなめたりせず(まあ、たいていの人はなめません)真面目に(?)PowerBookで演奏していました。


■と、このところラスターノートンのことばかり書いてるのですが、そんなにラスターノートン大好きっ子というわけではありません。CDも5枚くらいしか買ってません(そのうち2枚は売った)。

でも、ピン!と興味を惹くものを見つけて、さらにタイミングよくそれを味わえる機会を得たときは、できるだけ集中してそれを味わった方がいいと思うんですよ。この「ピン!」の勢いと威力は、短期集中的だけにけっこうすごいものがありますから。

(ただ、そういう時期のブログは、こういうふうに似たようなエントリばかり続いてしまう…という難点があるが、これはまた別の問題。)


■しかしこの週末は、出不精なわりにはいろいろ出かけたなー。なおPomasslは、拙僧の友人である芸人(ツッコミ)の、相方(ボケ)に似てます。


■raster-noton.icc?/LIFE


■先週、レコード屋で見つけたラスターノートンのフライヤーに、

「27.OCT (SAT) ALVA NOTO - XERROX PERFORMANCE (TOKYO, ICC, WWW.NTTICC.OR.JP)」

と書かれていたのに、ICCのサイトにはその旨が書かれてませんでした。ので、ICCに電話したところ、実際はそんな予定は入っておらず、なんらかの手違いでフライヤーに載せられてしまった、とのことらしい。


■その代わりに、というわけではないですが、土曜の朝はICCに、『LIFE』を見てきました。前から興味あったので。

小学校の体育館ぐらいの広さの真っ暗なフロアで、スピーカーから流れる音/音楽を聴きつつ、天井から吊り下げられた水槽(九つある)にランダムに映し出される映像を、水槽の真下で寝っ転がりながら見る、という作品で、水面が微妙にゆれると映像もゆれる(当たり前ですが)のが飽きないポイントかも、とか思いました。見てて気持ちいいです。


■あと、おれはてっきり抽象的な映像が延々と流れる内容を想像してたんだけど、ものすごく古い欧米のモノクロフィルムの実写映像がカットアップされてたりして、ちょっとハッとしました。

なぜハッとしたかというと、たぶん「ものすごく古い欧米のモノクロフィルムの実写映像」→「戦争や災害などの惨事の記録」みたいな単純な妙な刷り込みのようなものが頭の中にあったからだと思う。

モノクロの粒子の粗いフィルムの質感って、悪い予感に満ち満ちてるよなあ。

と、あまりにも偏りすぎている個人的な「一瞬だけ思ったこと」を、この段落を〆るために書いてみる。


■でも、スチャダラアニも、「80年代の家庭用ビデオの映像には、加トちゃんケンちゃんごきげんテレビのビデオコーナーのようなハプニングがいまにも起きそうな雰囲気がある」みたいなことを云ってたような気がする。


■raster-noton.unit 詳細徹底レポート


■10/26にUNITで行われた、ラスターノートンのイベントについてレポートします。

ピーとかジジジーとか、いろんな音が聴けて楽しいなあと思いました。レポートは以上です。


──このレポートはひどい……。 (゚Д゚; ) (゚Д゚; ) (゚Д゚; )


■面白かったのは、"pomassl"で、パソコンにつないでる(と思われる)ケーブルを両手に持ち、そのケーブルのプラグを舌でペロペロとなめてノイズを出し、そのノイズをパソコンに取り込んでループさせてました(違ってたらすいません)。ギターソロやドラムソロはもちろん、チップチューンのイベントではゲームボーイソロというのも見たことありますが、ケーブルなめソロというのは初めてだ。

なめるだけでなく、プラグを両耳の穴に突っ込んだり、頭皮にこすりつけたり、最前列の観客の腕時計のバンドに接触させたりして演奏してました。

あと、ハイスクールララバイの振り付けの要領でPowerBookのキーをなぜか高速で叩き始めたり、開いたままのPowerBookをなぜかテーブルに対して垂直に立てたり、なぜかヘッドフォンを投げ縄のように頭上で振り回したり、天才すぎる。


# スピーカー付近で大音量の低音を聞くと、胸が圧迫されたり、顔の皮膚がピリッとしびれたりして、ちょっと怖いです。
# マッサージ器にマッサージされてるような感覚でもある。


■raster-noton.unit


いまからこれ行ってきます。



ひとりで。 ( ´;ω;)


■raster-noton.lf


はいどうも〜! いつもニコニコ、カールステン・ニコライですー。ということで、今日はナインティナインじゃなくてすいません、私、カールステン・ニコライがお送りしております、ナイナイファンの皆さんすいませーん。

ということでね、僕のやってるレーベル、ラスターノートンが、ええ、殺害塩化ビニール改めラスターノートンが(笑)、いま日本ツアーということでね、レーベルのみんなでライブやらしてもらってるんですけども。もう大阪、京都終わりまして、明日の東京でのライブを残すのみとなりました。

ほんとにねー、すごいですよ、日本、ブックオフ。いくつかブックオフ行ってきたんですけど、中古でありながらピッカピカ! おまけに立ち読みも自由ときたらこりゃぁ〜人気が出るはずですよ! 巷で噂のブックオフに来たことがな〜い、なんて人があなたの周りにいたら、一度連れてきてあげたほうがいいですよ〜。

今日はね、今回の日本ツアーでのおもしろエピソードの他にもですね、ブックオフで買ってきたtrfのCDをプロセッシングして作った新曲もオンエアしますんでね、みなさんエアチェックの準備を忘れないでくださいね。云わない(笑)、いまどきエアチェックって云わない(笑)。

あと、僕がさっきブックオフで買ってきた250円のBOYO-BOZOのVHSビデオとかですね、いろんなプレゼントがあたるFAX募集コーナーもあるんでね、みんなどんどんFAX送ってくださいね。あ、ピート・ナムルック君からも送ってほしいよね! FAXだけに(笑)! えーと、これもうタイトルコール行っていいんですよね? すいません、一年ぶりだから段取り忘れちゃいました(笑)。

ということで行きましょう、ラスターノートン、カールステン・ニコライのオールナイトニッポン!


■近いうちに、買いたいもの/買うもの/購入を検討しているもの


・湯たんぽ

いろいろといいらしい。そういえば今日、無印良品行ったら、無印の湯たんぽってのがあった。たぶんこれちかぢか買う(とブログに書いたらなぜか買わない法則)。


・ちょっといい傘

三四年前に買った千円の傘がとうとう壊れたので。


・リモワのスーツケース

小っちゃいやつ。機内持ち込みできるくらいの。こういうちゃんとしたのを一つ持っておくと、旅/移動に対する意識とかが変わるんじゃないか…と、ものすごく漠然としたことを思う。ま、値が張るものだし、日常で頻繁に使うものでもないので、実際に買う確率は低い。


・キーホルダー

20世紀に買った、「パラッパラッパー」に出てくる変な熊のキーホルダーが、いいかげん薄汚れてきたため。ところで、おれはキーホルダーをなぜか沖縄でしか買ったことが無い。ので、次のキーホルダーも沖縄で買おうと思って、沖縄に行くたびに新しいキーホルダーを買おうとちょっとは思い出すんだけど、けっきょく買いそびれて今に至る。別に東京で買えばいいんですけど。


・ステッドラーの鉛筆

最近、鉛筆の書き心地っていいなあ、と再び思うようになったので。疲れてるときは、シャーペンより鉛筆の方がしっくり来る。ような気がしなくも無い。


・本棚

買おう買おうと思ってなかなか買ってないものの一つ。買ったら買ったで、永久に読まない本を半永久的にぎっしり詰め込むだけの、単なるデッドスペースになりそう。「でも、本棚ってそういうもんでしょ、ふつう」とか先輩に云い返されそうではありますが。


・ラジオ

そういえば、仕事の関係でもらったポータブルラジオが壊れて以来、ラジオが部屋に無い。と、月に1.1回くらい思う。ラジオって発言テロップが出ないからいいよね。ところでFMって、AMよりも、下手なコントみたいなどうでもいい小芝居もののラジオCMが多くないですか? あと、シリアスなナレーションの、何が云いたいんだか分かりづらいわりにやたらと長いCMも多い気がする。そうでもない?


■竹富島の猫


前もちょっと書いたように、先月、石垣島に行った際、石垣港からフェリーで10分くらいの竹富島に行ってきました。

で、どういうわけか竹富島では、猫をよく目にした。別に、竹富島は猫で有名な島、とかそういうわけでも全然ないので、まあ気のせいかとは思う。とはいえ、年に数度のペースで八重山/奄美諸島を訪れる弟も、「竹富って、なんか、猫多いんだよねー」と語っていた。あと、

「岡田あーみんは沖縄の誇りだ」

とも熱く語ってました。岡田あーみんが沖縄出身だと知らなかったようです。そんなわけで、竹富島で撮った猫の写真を載せます。


猫1

木陰で涼む猫。この写真のサイズだと分かりづらいですが、半透明の水色の目をしています。どこかの飼い猫っぽい。


猫2

「海岸にある、食べ物とか飲み物を売るバス」の車体の陰で涼む猫二匹。このバスでオリオンビールを買った。このバスでは金ちゃんヌードルも売ってました。ビーチで食うと美味そうだ。しかし猫って、海が似合わない…。


猫3

ふらふらと道を歩いてた猫。この直後、Uターンして民家の方へ入っていった。ちなみにこのとき、おれも道に迷ってて、同じところをぐるぐる回ってました。


猫4

かなり大きい黒猫。それはさておき、Wikipediaで岡田あーみんの項目を見ると、存在すら知らなかった単行本未収録作品が少なからずあってびっくり。あと、初期は「米須」という沖縄っぽい苗字を名乗っててびっくり。


# 沖縄市コザで撮った猫はこちら


■沖縄で撮った写真(大きいほうのデジカメ篇)


■ちょっと前に、先月小さいほうのデジカメで撮った沖縄の写真を載せたので、今回は大きいほうのデジカメ(Canon EOS 30D)で撮った写真をランダムに載せます。


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ロケ地
1・2枚目/那覇
3・9枚目/沖縄市
4・8枚目/石垣島
5・6枚目/竹富島
7枚目/家


■正しい日曜の過ごし方


■今日は、



と、書こうとして、「きょうは」とタイプして変換したら、「きょう歯」と表示された。MS-IMEです。しょせんはアメ公の会社が作る日本語入力システムです。


■今日は、ジムに行って、ものすごく久しぶりにドーナツを買い、洗濯して、ベッドの下を掃除して、パスタをゆで、昼寝し、所用で青山に行って、帰ってきて、パスタをゆで、一ヶ月ぶりにポテトチップスを食し、と、実にのどかな一日でした。実に。


■でも、日曜日をこういう風に過ごしてばかりじゃいけないような気がしなくもない。と、わざと疑問に思おうと思おうとする自分もまた存在しています。


■唐突ですが、先月撮った那覇の猫です↓。なんか、今日の文はものすごくまとまりが無くてすみません。

那覇の猫


■新キャラ投入


■あなたお願いよ席を立たないで半蔵商店です。

では今日は、久しぶりに沖縄で撮った写真を。


■去年の暮れに那覇の薬局で見つけた、首のもげた製薬会社のウサギ。

去年の暮れ


■で、先月、同じ薬局の前を通りがかったら、こんなことになってました。

今年の九月

ぜんぜん関係ないんだけど、最近テレビでまたルー大柴を見かけるようになったんだけど、なんというか、誰かに頼まれていやいやテレビ出てるように見える。個人的印象だけど。


■砂原良徳 DOT COM


■『広告批評』誌の、Web広告に関する記事を読んでたら(2007年7月号107頁)、

「日本では矢坂健司さんと砂原良徳さんがやった『DOT COM』というのが当時有名で──」

という一文に、唐突に出くわしました。拙僧はまりん歴が比較的長いのですが、この『DOT COM』は初耳だ。もしくは当時、雑誌などで目にしてたのかもしれないけど、記憶してなかった。


■で、とりあえず検索で出てきたのがこちら。と、こちら

肝心の『DOT COM』そのものは見られなったのですが、後者のリンクの説明から察するに、まりんが提供した音色を用いて、ネット上でループが作れるサイト、みたいな感じだったんでしょうか。気になる。

しかし'95年か。ネットなんてやってなかったな。PC-9821でWindows 3.1だったな。


■まりんといえば、こないだ、公式サイトからリンクされているキリンビールの頁のインタビューを読もうとしたらもう見られなくなってました。諸行無常。

なので、インターネットアーカイブを使って気合で読み直しました。


■タモリのCDが復刻されるのに『タモリ3』が復刻されない件について


タモリのCDが復刻されるのに、サードアルバム『タモリ3』が復刻されないのはなぜだろうなぜかしら4年<上>、と思ってネット検索してたら、『タモリ3』を発売したアルファレコードに在籍してた方のブログに、タモリがこのレコードを録音して発表するまでの紆余曲折が書いてありました。既存の楽曲のパロディで構成したレコードだったため、いろいろと著作権上の問題を含んでたそうです。

その1
その2
その3
その4
その5
(リンク先:宮住俊介氏のブログ)

上記ブログによると、レコード・コレクターズ誌の九月号でも『タモリ3』について触れた記事があるようです。


■また、こちらの頁によると、『タモリ3』は新星堂チェーンにて予約者のみの販売、だったらしいです。また、レコードを買い逃してしまった人たちのため、タモリのオールナイトニッポンでこのレコードを全曲放送したそうです。なるほど。

そして、このレコードは今に至るまで再プレスもCD化もされてないのですが、おれ、ちょっと前に、どっかのレコード屋で『タモリ3』のLP見たよ、そういえば。しかも、わりとまっとうな価格で。買っておけば良かったなー。


■と、思いつつ、Youtubeで『タモリ3』と検索したら、なんか出てきました。

パート1
パート2
フィニッシュ

まだ聴いてません。会社から帰ってきたらじっくり聴く。


■話変わって。コーネリアスがミュージックステーションに出て「ムーンウォーク」を唄ったとき、曲の前半では自分のLP『69/96』を持ちながら唄ってたのですが、後半では『タモリ3』を持ってました。曲が終わったあと、タモリが「おれのレコードだったな」みたいなことを云ってました。


■寝冷え


昨日の朝、寝冷えで胃腸を冷やしてたらしく、軽い嘔吐感+かなり強い空腹感が同時にやってくる、という妙な体調になってしまいました。なんとか会社には行けましたが。

へその上からカイロを貼って、ハラマキを巻いて胃腸を温め、あと、ダイエットも緊急避難的に一時休止して、会社でもいろいろ間食をしてカロリーを摂取し、うどん屋でカレーうどんを食べて帰り、家でカップ入りのカレーうどんを食べてすぐ寝ました。

で、十時間くらい寝て、今朝になってようやく回復しました。みなさんも寝冷えには気をつけてください。

しかし、この朝晩の肌寒さって、これから四月半ばくらいまで続くんだよな…。


■しっかりする


■石垣島にて、四歳の甥っ子の手を引いて散歩してたら、通りすがりの見知らぬおばあちゃんに、

(´・∀・`)「あらー、あんたの子ねー?」

と訊かれた。うむ。


■そういえば、同期のS君も、先日パパになった。この数ヶ月、S君の表情が次第にしっかりしてきたように思う。父親になるという自覚が、彼の内面を成長させてたのかもしれない。

ちなみに、S君は拙僧より三つ年下です。


■おれも、

駅前のゲーセンの「ナムコ クラシック コレクション」の台は、コンパネがゆるくて困る、

とか、

コーヒーの入った紙コップを持ちながら会社のエレベーターに乗るとニューヨークのビジネスマンっぽいよ!

とか云ってる場合じゃないんだなあ。もっとしっかりしないとなあ。


■でも、駅前のゲーセンの「ナムコ クラシック コレクション」の台のコンパネがゆるいのは切実で、ときどきパックマンが変な方向に行くので困っています。誰かどうにかしてください(←店員に云え)。


■糸こんにゃくでパスタ


■あたしたちOLにとって、高カロリーな食べ物はダイエットの敵。でも、普通のダイエット食品じゃ物足りないし、この食欲はガマンしたくない──


■ということで、「こんにゃくパスタ」で検索して発見したこの記事(→Gigazine)を参考に、糸こんにゃくを、これはパスタだ、これはパスタだ、と自分に言い聞かせて、パスタ風にしてみました。

記事の手順と違うところは、

・ガーリックオイルが無いので、オリーブオイル+ニンニクチップで代用
・ターメリックを省略

の二点です。記事と同じく、バジルソースであれしました。


■で、食べてみると、炒め方がやや足りなかったのか、若干べちゃべちゃした仕上がりになった。けど、まあ許容範囲。ま、代用食なんで、贅沢は云ってられない。

とはいえ、簡単に満腹感が得られるうえ、なにしろ低カロリー(100gで6kcal)なので、これからはカロリーコントロールの一環として、こんにゃくパスタを積極的に取り入れようと思います。


■そう、沖縄に行って帰ってきたら、リバウンドで2.25キロ太ってたんですよ。食べてばかりいたから。

でも、ここ数週間ダイエットしてたら、実にあっさりと沖縄行く前よりやせました。'`,、('∀`) '`,、

面白みの無い話ですみません。が、せっかくなので、ダイエットはもうちょっとだけ続けたいと思います。


■初味噌汁


味噌

■半蔵商店で〜す('97年ごろのSPEEDのように手を振りながら)。


■今日、おれがこの世に舞い降りて以来、初めて味噌汁ってものを作りました。小学校の家庭科の調理実習で作ったことはあるけど、自主的に作ったのは今回が世界初。

なので、今日、味噌という物質も初めて購入してきた。


■なお、本日の味噌汁の手順はこんな感じです。

1) キャベツ(コールスロー用のパック150g×2)を鍋で煮る。

2) ほどよく煮たら、火を止め、味噌(だし入り)を入れる。

3) できあがり。

4) だから、できあがりだと云っている。

味噌汁って意外と簡単なんだな。びっくりですよ。これからは、えのきとか豆腐とかわかめとか、ジャンルにとらわれずにいろいろな具を試してみたいですね。(談)


■ただ、おれの部屋には、味噌汁用のお椀も、おたまもないです。マグカップしかない。

ので、鍋から直接マグカップに汁を注ぎいれて、箸で具のキャベツをつまんでマグカップに投入しました。

味噌汁用のおわんと、おたまを買おう。


■あと、スプーンも買おう。フォークしか持ってないから。


■音で聴く電子音楽 in JAPAN


■電子音楽 in JAPANという本に載ってる電子音楽のレコードを解説付きで実際に鑑賞する音で聴く電子音楽 in JAPANという行事が十一月にあるそうです。


■チケットの発売日が昨日だったので、発売開始時刻の10時に合わせていそいそと最寄りのローソンに行って、チケットを買ってきました。

10時ちょっと過ぎだったので、もしかしたら売り切れてるかも、いや、売り切れどころかとっくに「友人と行く予定だったのですが、急用ができて行けなくなってしまいました。価格は一枚分です。二枚希望の方は数量を2にしてご入札ください」という商品説明つきでヤフオクに出回ってるかも…とも思ったのですが、整理番号一桁の券を入手しました。よかったよかった。

と、このように、Loppiの「ただいま混みあっております」の画面は、良くないほうの予感を働かせる何かがある(二回か三回くらいこの画面が出て、そのたび操作をやり直した)。


■あと、十一月は、アンダーワールド(Orb付き)のライブや、世界のCMフェスティバルにも行きたい。


■歯医者における縁の切れ目


■午後、歯医者に行って、下の歯をクリーニングしてきた。

これで、ここ二ヶ月にわたる歯医者通いが終了しました。


■おれは石神井に越してきて、ずっとこの歯医者しか通ってなかったのですが、きょう歯医者を出るとき、ドアを押しながら、

「あゝ、この歯医者も今日までだな。次からは別のとこに通おう」という気分になった。


■たしかに、この歯医者のメインの先生(変な日本語ですが)の、妙に下手に出ようとする出ようとするしゃべり方とか、そのくせあんまり患者の目を見ないでコミュニケーションを済ませようとするところとか、直視したくないほど生々しい症例写真(1枚のA3くらいの紙に、歯と歯茎の写真が20枚くらいびっしり)を受付に貼ってるとことか、今日おれの歯をクリーニングした助手の女が比較的雑だったとか、気になる点がないわけではなかった。

でも、メインの先生(だから変な日本語だと)に今日、なんの予告もなく突然、電動イス(って云うんだろうか)の背もたれをガクンと倒されたとき、なんというか、こう、縁の切れ目を感じました。


■歯医者って、もっと居心地で選んでもいいんだよな、うん。次から他のとこ探そう。

と、ブログに書くと、なぜか次回もまたこの歯医者に足を運んでしまうというブログの法則。


■Get Wild '89 feat. 古館


■テレ朝の金曜深夜の藤井隆の枠はマシューの再放送をやればいいのにと思う半蔵商店です。


■今日、Wikipediaで「Get Wild '89」という項目勤務中に見てたら、以下のような衝撃的な日本語が書かれてました。


『4月、横浜アリーナからの生放送を行った「夜のヒットスタジオDELUXE」では古舘伊知郎の「横浜アリーナ!」というサンプリングフレーズを取り入れて演奏した』


うお、これかっこいい! 見てみたい!


■で、うお、これかっこいい! 見てみたい!と思ったので、とりあえずYouTubeで検索するという'00年代後半の日本人っぽい行動に出てみました。'00年代後半の日本人か、おれは。

すると、ありましたよ、上記のWikipediaの引用部に書かれてる、夜ヒットDXの「Get Wild '89」が。

TM Network 「GET WILD '89」〜横浜アリーナVer.〜

たしかに、古館っぽい声が、宇都宮隆の声と一緒に小刻みにサンプルされています。


■リンク先のコメント欄には、「TMが出番の直前に、小室さんが古館さんの声をサンプリングしました。リアルタイムで観たのを覚えています」との書き込みが。

演奏直前に現場で採取した音を演奏中に取り入れるなんて、音響系のミュージシャンのライブみたいでナウい。と、音楽好きの友人に話すとあまり同意を得られなさそうなことを思った。


■あと、この演奏は、「音声をサンプリングし、それを曲に取り入れる」という一連のプロセスをリアルタイムで提示してるところとか、「TMネットワークの曲なのに古館の声が!」という“ねじれ感”とか、CDとは違うヴァージョンを生放送でのみ披露する“一回きり感”とか、そういういろんなポイントが渾然一体となってるから独特のコクが出てるんだ、と思った。まあいいか、おれの感想は…。


■Tamori's Dream


タモリのCDといえば、1997年に(もう10年前なんですね。びっくりですよね)、那覇の国際通りの桃太郎という中古CDも扱うゲームソフト屋で『Tamori's Dream』というCDを見たことがある。


■いま検索してみると、タモリのCDをサンプリングして作ったシングルみたいです。ただ、あまりネット上に情報がないところからすると、そんなに流通したCDではないみたいです。いや、「ネット上に情報がない」=「そんなに流通してない」と判断した根拠を示せと云われたらちょっと困るけど。


■しかし買っときゃ良かったなー、いま思うと。「Tamori's Nightmare」とかいう曲名もちょっと気になってたんだよなー。このときは、このCDを買わないでKOJI-1200の『アメリカ大好き!』を買った気がするな。

なお、『Tamori's Dream』は、このとき以来一回も見かけたことはないです。


■で、話はちょっと(だいぶ)飛びますが、タモリマニアの人々がタモリについて一晩中語り倒すトークイベントがロフトプラスワンとかであったら面白いと思う。というか、もうある?

こう、秘蔵映像を上映するとか、貴重なオールナイトニッポンのテープを流すとかしつつ。


■タモリのCDが復刻される件について


■ほぼ日のこの連載で、タモリのCD『タモリ』『タモリ2』『ラジカルヒステリーツアー』が復刻されることを知りました。


■ちょっと前に、ヒタチさんと中野で焼肉的な営みをしながら「新宿のユニオンで『タモリ』のCDが5000円くらいで売られてたんすよー」と話し、その直後にブロードウェイに行ったらそこでは『タモリ2』が8000円くらいになってて、二人そろってタモリの偉大さに感服しました。

けれど、まあ、これからはまっとうな値段で手に入るということで。

でも、早く買わないと、戸川純の再発紙ジャケのように、あっという間になくなったりするんだろうなー(と、ブログに書くと、予想に反してあっという間にはなくならない、というブログの法則)。


■そういえば『タモリ』のCDは、学生のとき、男子寮のA棟2階の一部でなぜか流行った。


■5房


弟が、大学院の試験に合格した、とメールをよこしてきました。

兄に似て、立派に育ってて良かったです。

──…………………………… ヒソ ( ;´д) ヒソ (´д`;) ヒソ (д`; ) ヒソ …………

バナナ

あ、これはバナナの写真です。

──見れば分かります。 (´д` ) (´д` ) (´д` )

安かったので、5房買ってきた。


■コザ猫


■先月の帰省中、冷え切った焼きそばUFOの美味しさに気づいてしまいました。半蔵商店です。

こんど、UFOを作って、すぐには食べないで、わざと冷やしてから食べてみようと思います(もちろん冷蔵庫を使うんじゃなくて、室温で)。


■といった意味も含めまして、今日は沖縄市のコザで撮った猫の写真です。

おれは、猫は好きでも嫌いでもないんだけど、カメラを持ってるときに見かけたら撮る、という感じです。


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どことなく世を捨てた感のある猫。食堂のおばちゃんになついていた。


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異国情緒あふれるようなあふれていないような猫と、無断でフレームに入ってくる猫。以上三枚は中央パークアベニューにて。


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台風接近の日。保健所通りにて(とはいえ、肝心の保健所がもうない)。当初、猫はけっこう警戒していたが、おれが心優しい好青年だと気づいて安心したらしく、次第にわりと余裕のある態度になった。


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サンシティの外れにて。どことなく哲学的な雰囲気を漂わせている、といってもあきらかに過言な猫の背中。


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しかしこの猫は、カメラを持ったおれの存在に気が付くと、

「あー、あれでしょ、こんな具合の画柄が欲しいんでしょ、番組的に」

といった感じでポーズをとり始めた。できる。


■と、本日はこんな感じです。その他のコザの写真が見たい方は、10/5のエントリをどうぞ


■東ハトのハーベスト・バタートーストが旨すぎる件について。


ハーベスト・バタートースト


■うまいですねこれ。どれくらいうまいかというと、とてもうまい。もしくは、すごくうまい。じゃなかったら、めちゃめちゃうまい。ひらがなばかりですけど。

何気なく買ったお菓子が著しくうまかったので、びっくりですよ。なんか、こう、ここ半年くらいメールしてない地元の友人に思わずメールして伝えたくなるうまさ。


■ただし、やっぱり高カロリーなんですよ。まあ、そりゃそうです。油とか炭水化物とか糖分とかがいろいろインストールされてるから、これはしょうがない。一袋127gで、668.8kcalあります。つまり、100gあたり526.6kcalです。調子に乗ってパリポリ食ってると、取り返しの付かない事態になります。


■ただ、その高カロリーっぷりが、快楽と破滅は常に隣り合わせということを教えてくれてて、いいなあとは思う。

「人工甘味料使用でカロリー1/2、おいしさそのまま!」みたいな嘘くさいことを書いてる食べ物に飛びつくなんて、人間として弱いと思う。まあ、それでもキユーピーハーフとかペプシNEXとか買っちゃうことはあるわけですが…。


■クナイプ バスソルト ワコルダーが無くなってる件について


クナイプ バスソルト ワコルダー


■湯船に40〜50gほどぶち込むだけで、風呂場中がサロンパスの香りに包まれる「クナイプ バスソルト ワコルダー」という素敵な物質があって、なんか、この強烈な匂いを嗅ぐだけでも体力が出てきそうな気が若干するので、疲れ気味のときなどは、どれどれ、ここはひとつサロンパス風呂でも浴びるか、と、この物質を湯船に投入し、体力を回復させるときなどに、毎日ではないけれども重宝していました。


■でも最近、このクナイプ バスソルト ワコルダーをあまりお店で見かけなかったんですよ。駅前の薬局にも「メーカー欠品中のため、入荷未定」とか書かれた札が棚に貼られてたりしてて。


■で、今日、愚民の波をかきわけて池袋の東急ハンズに行って買い物を済ませたあとに、たまたま入浴剤売り場を通りかかったところ、そこにはクナイプ社の、バスソルトが何種類か並んでました。そして、そこには、

「ワコルダーは廃盤となりました」

みたいなことを書かれた札が容赦なく貼られていました。合掌。


■なんか、こう、中くらいに好きだったバンドが解散した感じ、というか、5回に1回くらいのペースで見てたテレビ番組が終わる感じというか、買いはしないがたまに立ち読みはしてた雑誌が廃刊になった感じというか。

そういう、ヒトに熱く語って聞かせるほどではないちょっとした喪失感(ほんとにちょっとだけど)のようなものを感じて、256〜65536ミリ秒ほど切なくなることがあります。今日は、クナイプ バスソルト ワコルダーの製造中止で4096ミリ秒ほど切なくなりました。


■──というようなことをつらつらとブログに書いたとたんに製造が再開される、というブログの法則にちょっと期待しておきます。


■あと、いま検索したら、「バスソルト ワコルダー」ではなく、「バスオイル ワコルダー」の方はまだ売ってるみたいです。良かったよかった。


■そう云えば、NHK教育で日曜の夕方にやってたスポンジボブがいつの間にか終わってて、今日から別の番組になってた。これもちょっと喪失感。


■沖縄市コザで撮った写真(小さいほうのデジカメ篇)


■半蔵商店です。今日は、沖縄で撮ってきた写真を紹介します。

おれは、沖縄市の「コザ」と呼ばれる地域で幼少期を過ごしており、いまでも愛着があるので、沖縄で人に会ったり、食ったり飲んだり、行きずりの観光客を抱いたりするときは、たいていコザです。実家はとっくに(七歳のとき)隣町に引っ越してるのですが、それでも休暇中の大半の時間はコザにいます。なので、今回の写真もコザの写真が多いです。導入部終わり。


ランチ

■コザの中央パークアベニューの「次男」(という名前の食堂)の「ランチ」です。ランチといっても、この場合は「昼食」という意味ではなく、「高カロリーなおかずあれこれ+ライス+サラダが盛り付けられてるプレートメニュー」を意味します。お店によっては「Aランチ」「Bランチ」「Cランチ」という等級が設定されているところもあります。ぐぐらずに書くけど、たぶんこれ、米兵が食べる用のメニューとして沖縄に定着したんじゃないかと思う。

ところで、「米兵」って書くと、米俵をかついだ足軽をイメージしがちだよな。

──おまえは何を云っているんだ… (゚д゚ )(゚д゚ )(゚д゚ )

ちなみに、この「ランチ」を発注すると、たいていのお店ではスープとアイスティー(無糖)がセットで付いてきます。


所

酒井

■中央パークアベニューにて。もともとは原宿から仕入れたタレントグッズを売ってたお店なので、壁にこういう絵が描かれている。そういえば小学生のころ、所ジョージのイラスト入りカセットレーベル買ったことある。ちなみに、現在は別のお店。


ハワイナイト

■かなり日本離れした一枚。ゲート通りにて撮影。どういう店かは知らないが、マーティンデニーが流れていて、マイタイやピナコラーダが出てくるような店だったらいいと思う。が、たぶん違う。


福岡/那覇/嘉手納

■「福岡入国管理局那覇支局嘉手納出張所」が、沖縄市にある件について。何度見ても、妙な感じのする看板。そういえば、西表島で「熊本営林局」の標識が立ってるのを見たことがある。


落書き

■中央パークアベニューの変な落書き。沖縄市は、こういう「グラフィティ(笑)」とか、「タギング(笑)」って云うんですか、そういう落書きのレベルが物凄い勢いで劣化している。

中央パークアベニューや一番街で下手な落書きをしていい気になってるやつらは、那覇の国際通りの面白くないTシャツ屋とともに絶滅してほしい。


長音記号

■ここからはコザ以外の写真です。これは、二年前にも載せた、うるま市の美容室の看板です。二年たった今も、あいかわらず長音記号が太いままで、安心しました。


ぜんざい

■那覇の喫茶店。夏に那覇に来ると、かならずこの店に行って涼むのが数年来の習慣。なのですが、今年はオーナー夫妻の孫と思しきガキが騒いでて、著しくうるさかったです。で、まあ、オリオンビールを飲みながら、このぜんざいを食べました。


パンナムバッグ

■石垣島の祖父母宅にて。おれのパンナムバッグ。そこらへんの小僧が持ってるレプリカじゃなくて、ちゃんとした当時のやつです(たぶん…)。那覇←→石垣間の飛行機に乗るときは、わざとこのカバンを持って、自分なりに気分を高めます。このバッグ一つで、竹富島にも行きました。


■と、今回はここまで。今回は、小さいほうのデジカメ(Finepix Z2)で撮った写真を載せました。一眼レフデジカメで撮った写真は、またの機会に。


■うまくいかない日


(´・∀・) ♪とーこーろーが

(・∀・`)♪とーこーろーが

(´・∀・)♪外人が

(・∀・`)♪外人が

(´・∀・)♪あーとーかーら

(・∀・`)♪あーとーかーら

(´・∀・)♪ついてーくーる

(・∀・`)♪ついてーくーる

半蔵商店なんですけど、今日はいろいろとうまくいかない日でした。こんな日はジムで運動してリフレッシュだ! とか、そういうことを思ったわけじゃないけど、まあジムに行ってみたら、今日はボイラーが故障しててシャワーのお湯が出ません、っていう貼り紙がされてた。真顔で。うまくいかない日は、こういうとこまでうまくいかない。

(急に姿勢を正しながら)でもあれですよ、うまくいかない日は、そういう日もあるもんだとスパッと割り切るのがいいですよ。と、スパッと割り切れてないので、自分に言い聞かせているような文になってしまった。

できる人や運がいい人、というのは、うまくいかない日のうまい過ごし方を身に付けている人たちのことなのかもしれない。なんて。

ところで、前文を書いてて突然思ったんだが、自己啓発本を書くような人たちって、やはり自分に言い聞かせるように言い聞かせるように書いてるんだろうか。それとも、他人の自己を啓発しちゃえるくらい、いろんな意味でゆとりのある順調な人生を送ってるんだろうか。

(今日の文章は、普段よりもさらにまとまりが無くてすいません。)


■本日のうまい棒

サラミ味と明太味。


■本日のアクセス権

きょう『04』(www.04.jp.org)を見たら、403 Forbiddenって云われました。終了? リニューアル?


■本日の衝撃

ラッキィ池田は、浅井企画には今も昔も所属していない(wikipediaに書いてあった)。


■タグ


■朝、ね、朝。渋谷の駅のエスカレーターに乗ってたんですよ。


■そしたら、拙僧の傍らを、ジーンズ姿の美人がツカツカツカと早歩きで通り過ぎていったんですよ。


■ふと、去りゆく美人の後姿を見ると、ジーンズが若干ずり下がってて、パンツが1インチほど見えている。


■それはいい。のですが、そのパンツから、

品質表示タグ

が、うん、品質表示タグが飛び出してたんですよ、はっきり長方形の状態で。タグ可視領域100%で。

そうそう、「綿 100%」「日本製」「エンソサラシ ×」とか書いてあるやつ。いや、そのタグに何が書いてあったかは知らんけど、一般的にはそういう字句が印刷されてるタグね。


■いくら美人でも、タグはいかん、タグは。

なんかこう、生活感が見えすぎてしまう感じがありますよね、あのタグは。(談)


■ところでタグといえば、ラウンドリーのTシャツって、前身ごろの裾からタグが逆立ちして飛び出してきませんか?


■『XVOXX 360』オンラインボーナストラック


■『XVOXX 360』をお買い上げの方へのオンラインボーナストラック(というほどでもないですが…)を、昨日から配信しております。

くわしくは、『XVOXX 360』の帯の裏面をご覧ください。


■当初は前半部分のみのトラックだったのですが、やっぱり後味が若干あれなので、急遽、後半部分を付け足しました。


■帯の裏にも書いてあるとおり、このボーナストラックは『XVOXX 360』本篇の最後の曲の別テイクです。聴き比べてみるのもまた一興。


■沖縄市で見つけた居酒屋


先生

先生

先生

はい、もういい。



ところで、おとといの土曜日が仕事だったので、代わりに今日休んでみました。平日の朝からぜんまいざむらい見たり、三時間も昼寝したり、夕方の五時くらいに江古田の商店街を散歩したり、十年前のオウテカのCDを買ったりと、たまにはこういう生活もいい。


■『XVOXX 360』納品のお知らせ


■本日、秋葉原・eARS様に、『XVOXX 360』を納品してきました。赤いジャケットが目印です。


■お店には、前作『XVOXX』もちょっと残ってましたので、未聴の方は『XVOXX 360』とセットで買うのもいいかもしれません。


■今日はとても肌寒かったので、eARSの斜向かいのゆで太郎で玉子丼セット(温かい蕎麦 feat. 玉子丼)を食べて帰りました。


■休日出勤


ゲンキクール


■昨晩より、外付けハードディスクから「カチャ_____カチャ___」という異音が聞こえ、また実際に動作も鈍くなってることが、先日、実家の食卓で父親(60)が何の前触れもなく、突然「東京は夜の七時♪」と口ずさんだことよりもはるかに気になります。

ので、昨晩から恐る恐るバックアップをとってます。


■そう。今日は休日出勤なんですよ。仕事が入りました。まあ十七連休を取った身だからしょうがない。


■ところで、沖縄で撮った写真が、小さいデジカメに640枚、デジタル一眼レフで430枚あります。ブログにアップしていくより、Flickrとかにまとめて上げるほうがいいかもしれない。

ただしFlickrは、Flickrに写真をアップしてるような人種しか見てくれない、という欠点(というかおれのイメージ)もあります。

ちなみにビデオカメラ(出発直前に池袋で買った)で撮った60分のminiDVテープ6本もある。


■というようなことを書いていたら燃えないゴミを出し忘れた。


■そうそう、しかも昨晩、押入れの上の段にあった除湿剤をまちがって床に落としてしまい、床が変な液でベトベトです。誰かどうにかしにきてください。


■那覇で見つけたコインパーキング


ありがとうパーク

いいと思う。


■石垣島で見つけたバス停


ばすきなよお入口


白保白保白保

いいと思う。

────

こちらのエントリもあわせてどうぞ。

■想像を絶する名前のバス停
■尋常じゃないバス停


■通常の三倍の不味さ


■そうそう。沖縄で不味いカレーを食ったので報告を。


■実家に住んでいる上の妹(職業:ブス)が、チキントマトカレーを作ったんですよ。

おれは友人と食事に出かける直前だったので、まあ味見だけでも、ということで、そのチキントマトカレーとライスを小皿にとって、ティースプーン(笑)で、数口分ほど食べてみました。

ふつう、カレーというものは、よっぽど下手を打たない限りはそこそこ美味くできる、はずなのですが、さすがブス。おれの不安をはるかに下回る奇妙な物質を完成させてやがりました。


■まず、

ほんとにケチャップの味しかしない。

オムライスの中身のケチャップライスの味、なんてもんじゃない。ほかほかの炊きたてごはんにケチャップをドボッとかけた感じに近い。見た目も真っ赤。

妹いわく、「隠し味にケチャップを入れたんだけど、ぜんぜん隠れてないわー」とのことだが、ブスも休み休み云え。ぜんぜん隠れてないどころか、そもそもカレーの味がほとんどしてないだろ。何ガロンのケチャップを投下したんだ、お前は…。


■さらに悪いことには(←直訳風)、たまねぎに半分しか火が通ってなかった。

サラダならともかく、カレーライスにシャキシャキした半生たまねぎが入っているのは、あまり好きではない。まあ、ここらへんは好みの問題でもありますが。


■あと、妹は、「やっぱりジャガイモを使わないカレーは楽でいいわー」とかほざいていた。楽をする前に、もっと気を遣うべきことがあるだろ。


■小皿に入った、この赤い物質をなんとか食べ終えたあと、妹に「美味しくなかった」とちゃんと宣告してから、おれは友人との待ち合わせ先に出かけました。


■そして、翌朝の我が家のメニューも、このカレーでした………('A`) ('A`) ('A`)

正直で素直な好青年であるところの拙僧が「まずいから要らない」と、この劇物を胃に納めることを拒否したところ、母親が「こういうカレーがいま流行ってるんだから」と、ものすごく無理矢理なフォローをしてきました。

とはいえ、鍋の残量は正直なもので、このカレーは家族の誰もが進んでは食べたがらなかったので、鍋の中身が減っていくのが遅かったです。


■ところで、東京にいる下の妹のカレーも食べたこともあるのですが、こちらは美味しかったです。いったい、何がこの二人の人生をここまで分けたんだろうか……。


■『XVOXX 360』と「gocoup e.p.」沖縄出荷のお知らせ


GET HAPPY RECORDS店頭

▲那覇市・GET HAPPY RECORDSにて。『XVOXX 360』と「gocoup e.p.」陳列の様子。


■当ブログ発の企画盤『XVOXX 360』が、世界に先駆け、沖縄で先行発売となりました。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

そして同時に、拙僧が個人的に作ってみたアンビエントCD「gocoup e.p.」も、沖縄の各店にようやく納品してきました。


【『XVOXX 360』と「gocoup e.p.」の両方を取り扱い中のお店】
・那覇市「GET HAPPY RECORDS」
・宜野湾市「CD屋」(という名前のお店)

【「gocoup e.p.」のみ取り扱い中のお店】
・沖縄市「'69」


■さて、この『XVOXX 360』は、2005年の10月に作った『XVOXX』のリミックス盤となっております。

『XVOXX』は、「電気グループのサンプリングのみで作る」という妙なコンセプト(そんな大層なもんかね)のもとに作ったCD-Rだったのですが、この『XVOXX 360』は、電気とXVOXXのサンプリングで作っております(それ以外からのサンプリングもちょっとだけあり)。

内容は、四つ打ちとか、アンビエントとかです。電気ファンだった人は、わりと楽しめると思いますが、どうでしょう。


■ちなみに、なぜ『XVOXX』を作ろうと思い立ったかというと。

よくテクストサイトの人たちが、オリジナルグッズと称してTシャツやバッジやらを作ってサイトで売ったりしてるじゃないですか。
あんな感じで半蔵商店でもなにか作りたいなー、と考えてたところ、じゃあCD-Rを作ろうと思いついたので、作ってみました。とくに深い意味はありません。


■なお現在、沖縄にあるオリジナル盤の『XVOXX』の在庫は、上記の「'69」さんに一枚あるだけですので、沖縄で買おうと思ってる人はお急ぎください。そして、買った帰りには、近くの「次男」(という名前の食堂)で「ランチ」(というメニュー)を食べるとよいです。


# 『XVOXX 360』の各曲ごとのコメントなどは、
# 余力があればまた日を改めて。


■那覇空港→石神井公園


沖縄市農連市場

池原


■沖縄から戻ってきました。半蔵商店です。


■わずか15泊16日の沖縄でしたが、毎日毎日、荒巻スカルチノフのように朝寝をしたり、荒巻スカルチノフのように昼寝をしたり、散歩したり、石垣島の海岸でオリオンビール飲みつつボーッと水平線を眺めたり、「四季」でステーキを食べたり、弟の部屋で寝っころがってレモンハートの7巻を読んだり、という超過密スケジュールだったんですよ。ちょっとはこっちの身にもなってくださいよ、ほんと。

あと、「ピエール」でパン買ったりとか。チェリーのデニッシュ(って云うのかな)が美味いですよね、ええ。


■で、拙僧は「沖縄市の個人商店めぐり」が趣味で、半ば、妙な使命感(どこからの使命なんだろうな…)に突き動かされつつ、今回もいろんな商店に行けて、良かったです。

ショッピングモールやコンビニの発達につれ、町の個人商店は減る一方で、今回の沖縄滞在でも、今年の一月までは確かにあった商店や、いつか行こうと思ってた商店がもうなくなってたりしてるのを見つけて、すげえ残念。

もう、県や市は、沖縄の個人商店を文化財として保護すべき。

あと、どなたかが、沖縄市の個人商店データベース/アーカイブとか作ってくれたら最高に助かる。


■ということで、これからしばらくは、沖縄で撮った写真とかを、徐々に、こう、あれしていきますので、よろしくです。


■『XVOXX 360』できました


■現代の科学では不可能といわれた十七連休の取得に成功しましたので、昨日で一学期終了→今日から夏休みです。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

なので今晩から、沖縄っぽい県に行ってきます。


■そして今日、ついに『XVOXX 360』が工場からやってきました。

XVOXX 360

『XVOXX』のリミックス盤です。プレスCDではなくCD-Rですが、ジャケットや帯などを、今回はちゃんと印刷で作りました。試聴頁などは、沖縄から帰ってきてからおいおい作ります。


■それでは荷造りなどありますので、このへんで。


■さいきん知ったこと。


■ラーメンのカロリーのうち、7割はスープのカロリー

同期のY君から聞いた。個人的には衝撃的情報。いままではカロリーを気にして、食べたいラーメンを我慢することがあったけど、なるほど、スープを残せばいいんですね。これで思いっきりラーメンが食べられる。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

でも、このことを別の先輩に話したら、「ラーメンってのはスープを美味しく味わうための料理だろ?」と切り返された。そういうラーメン観のヒトに初めて触れたのもちょっと衝撃だ。


■アンダーワールドの『Everything Everything』のジャケットは、ライブ中の写真をめちゃくちゃに拡大したもの

拡大しすぎだろ、常識的に考えて…。ソースは今月号の広告批評の、アンダーワールドの中の人(外人)のインタビュー(に添えられてたディスコグラフィー)。


■小島よしおは、元・WAGE

WAGEっていう、プラン9っぽい人たちがいたなー、解散したんだよなー、とWikipediaで調べてみたら、小島よしおがそのWAGEの一員だった。


■エステー化学が「エステー」と改名していた。

びっくりですよね。


■ACOが、ポンキッキの名曲「カンフーレディー」をカバーしている。

なんか、子供向けの歌を各アーティストがカバーするという、ビレッジバンガードで、店員だけが面白がってる手描きPOPとともに平積みされてそうなCDが出る(出た)そうで、それにACOの「カンフーレディー」が入ってるそうです。この曲だけ聞きたい。この曲だけ8cmCDでシングルカットしてほしい。


■会社の近くのファミレスに、キョンキョンがよく出没する?

先輩(上記のラーメンの人とは別)が、2回ほど目撃したらしい。


■大学の寮で同じフロアだった某君が、キャバクラ嬢と付き合っている。

キャバクラ嬢と付き合えるなんて、都市伝説かと思ってました。


■まあ、すでに世間様では有名だったりすることもあるとは思いますが、いちおう、こういうことを拙僧は新しく耳にしました。ということを書いてみました。


■今日は台風が接近するなか、ヨージ(モテたい部)のライブを見に行き、ずぶ濡れになって帰ってきました。


■洋画の吹き替え口調の日本語って、何弁と呼べばいいんだろう。


■それはさておき夏休み直前の仕事こなし期間中なんですけども、忙しいからか、昨日から偏頭痛がするようになった。偏頭痛自体は年に何回かあるんだけども、二日間にわたってズキズキするというのはあまりない。どうしたものか。

薬局で、ナロンエースと、なんか偏頭痛に効くらしい漢方っぽい(2回分で880円)薬を買って飲む。

いまのところ偏頭痛はまだ完治していない。のはいいのですが、これをきっかけに「忙しい時期と偏頭痛がかならずセットになる体質」になるのはイヤだ。


■あと、ちょっと口内炎っぽいです。


■ところで、ここまで書いたところで、「噛み合わせの悪さが、偏頭痛の原因になる」という話を思い出しました。そういえば、おれは先々週に左下奥の虫歯に銀歯を詰めなおし、さらに先週、右下奥の虫歯を治療しはじめ、削ったり埋めたりしてます。これも今回の偏頭痛に関係あるのかもしれない。


■では今晩は、会社の先輩が、どっかからもらってきたがぜんぜん趣味じゃないし、家に持って帰ってもカミさんが嫌がるだろうから捨てた、というマグカップの写真を見ながらお別れです。

捨てられたマグカップ


■もうすぐ夏休み


■九月に入り、いよいよ夏休みシーズン本番ですね! ということで、土曜日から二週間ちょっと沖縄行ってきます。ということで、九月は会社を二週間ちょっと休みます。

いやー、九月は半分以上休むことになりますよ。欧米人みたい。'`,、('∀`) '`,、

──会社に帰ってきたら机が無くなっt…………いや、なんでもない。(゚д゚ )(゚д゚ )(゚д゚ )

ほんとは五週間くらいは休みたいんですけどね。欧米人のように。


■で、今週は、夏休み分の仕事こなしウィークなので、いろいろと忙しいです。ベルギー製のチョコとようかん食ってがんばります。あと、ものすごく濃く淹れた緑茶とか。

で、水曜と金曜がすごく面倒なことになりそうなんだよなー。とか、そういう感じのことを事前に考えないようなタイプになりたいです。


■新品のDVD-Rが3枚立て続けにダメになりました。


■3年前に買ったHDDレコーダーにくっついてる、DVDドライブが壊れたっぽい。HDDの内容物をコピーできない。ゴッドダムイット。

こういう、複合機(っていうのかな)の、片方の機能は使えるが、片方の機能は壊れてます、みたいな半端な状況が、あまり好きではない。


■かといって修理に出すと、「新しく買い換えた方が安いですよ」みたいなパンチラインをドロップされるのはもう火を見るより明らかな気がするような予感がするので、もういい。


■もう、テレビもパソコン上で見たり録ったりするタイプの人に、徐々になろうと思います。


■ベルギーチョコ海老焼きそば


■云ってるそばから半蔵商店です。今週はちょっと忙しかったです。

ので、朝は会社に早めに行って、仕事して、『動物のお医者さん』の菱沼さんはやはりSEX中もああいう風にボーっとしたりトロトロしたりしてんのかなーと考えて、また仕事して、いつもより遅くに帰ってきたり。


■そう、木曜日がいちばん疲れてました。で、こんなチョコレート買ってみた。

ベルギー産チョコ

西原理恵子の『できるかな クアトロ』に、仕事続きで倒れてるサイバラが、愛ちゃんからもらったチョコを食って復活する、というエピソードがあったのを思い出したからです。

で、高いほうが疲れに効きそう、という理由で150g400円(こういう数字はよく覚えるのな)のベルギー産チョコレートを購入。

で、半分食った。まあ効いたような気がする。あと、ようかんもわりと効きました。


■そして本日の残業ディナーは、フロアに残ってた4名でとった中華料理の出前です。拙僧のメニューは海老焼きそば(堅焼きver)です。

海老焼きそば

おれは、堅焼きそばというものを食べたことがないので、このたび発注してみたのですが、正直、出前が届いた瞬間が精神的ピークだった。 ('A`)

S先輩のチャーハンが美味しそうでした。


■おまけ。会社の近所にあるラーメン屋の看板(※上記のお店とは無関係です。念のため)。

うさぎ


■OK


たいへんに眠いので手短に。弟が先日石垣島で撮ってきた写真です。

OK商店

中学生たちの買い食いスポットらしいです。


■寿司/焼き鳥


■え? なに? 世の中には? 回転してない寿司屋がある? ベルトコンベアがない? プリンもケーキも出てこない? ちょ、おまえ、そりゃ都市伝説だろ。だっておれそんな寿司屋行ったことないもの。半蔵商店です。


■さて最近、このブログにあまり写真を載せてないような気がするので、写真を載せてみようと思いますので、写真を載せます。

ハト

■うちのアパートの前で週一回くらい見かける、イチャイチャしてるハトのカップル。

焼き鳥にされてフランス人に食われてしまえ(´;ω;`)

──ハトに嫉妬するやつは初めて見たぜ…。(´д`;) (´д`;) (´д`;)


哺乳類1

■アパートの階段の踊り場に涼みに来ていた人。毎年この季節になると現れる。ような気がする。記録を付けてるわけじゃないですけど。今年は首の周りにオプション付き。

哺乳類2

相変わらず、人相が悪い。

哺乳類3

だから、顔が怖いと。


■コスト意識


■今日(8/28)の夕食。

ひきわり納豆 45g×2
小粒納豆 45g×3
コーン 60g
ツナ 80g

を、皿で混ぜ合わせ、大量のネギを投入し、さらに混ぜ、醤油+めんつゆ+コショウで味を調え、薬味として微量の粉チーズ+わさびを添え、スーパーで買ってきた玄米のパックとともに食しました。


■ようするに納豆ごはんという、こんなつつましい夕食なのに、

890円(調味料類を除く)

もかかってしまった。うーん…('A`)

米くらいは自分で炊いた方がいいっすね。


■なお、本日の食材はすべて国産なので安心してください。半蔵商店でした。


■Tシャツでモノを云う人々


■『網走刑務所 脱獄犯』みたいな文字列が印刷されているTシャツを着ていたやつを渋谷で見た。

こういう、あまり面白くないネタTシャツを着て平気で街を歩けるように育ってしまうなんて、幼少時代になにかあったんだろうなあ、と同情はするものの、歩きタバコのついでにつまらないネタTシャツを着てるやつを条例で取り締まってほしい。


■それはさておき、(面白い面白くないを問わず)ネタTシャツを作る/売る/着る人々が昔から一定数いる理由についてきちんと社会学的/心理学的に説明した新書が出てくれてもいいような気がする。ブックオフで350円で売ってたら買う。なぜモノを云う手段としてTシャツを選ぶのかがちょっと興味あります。

ちなみに、おれがこれまでに見た中でもっとも印象に残ってるTシャツの一つは(←直訳風文体)、福岡の大学の学食で外人が着てた

『毎日が地獄です。』

と(日本語で)書いてあるTシャツです。どこで買ったのか。手作りか。何を訴えようとしていたのか。そもそもその外人は文章の意味をどれだけ理解してたのか。謎の尽きない一枚ではあります。

Tシャツ自体はさほどでもないかもしれないけど、学食&外人という構成の妙(?)もあいまって面白かったです。


■という話を、だいぶ前からヒトにしている。それくらいインパクトがあった、ってことなんだと思う。


■ネット弁慶2.0


前回のネット弁慶のエントリは、いわば、

「ピアニストって、ピアノが発明される以前は何やってたんだろうね」

といった類の冗談だったのですが、でも、

1) ネットの出現以前にも、ネット弁慶的素質を持ち合わせてる人がネット弁慶になる。
(もともと内弁慶で、家族に辛く当たってたりしたやつが、内弁慶の舞台をネットに移した/拡大した)

のか、それとも、

2) なんでもないフツーの人が、ネットに接してるうちに、なんらかのきっかけでネット弁慶になる。
(ネットそのものが、人をネット弁慶に変えてしまう何かを持つ)

のか、はちょっと疑問に思ったりもします。


■と、ここまで書いたところで、「ネットをきっかけにネット弁慶になったとしたら、そいつはもともとネット弁慶の素質がある」とも云える訳で、そう考えると2)を書いた意味があんま無くなる。まあ、それはさておき。


■あと、2chのような(ほぼ)完全に匿名で、そこに集まってる人数が何人だかすらはっきりしない名無しさんの世界でのネット弁慶と、ある程度メンツの顔が見える昔のTcup掲示板のような場所でのネット弁慶なども分けて考えることができるかもしれない。


■ところで、日本初のネット弁慶って誰なんでしょうねえ。それこそPC-9801でパソコン通信、といった時代まで遡るかもしれない。

まあ特定はできないにしろ、「当時のパソ通にこんな妙なやつがいた」みたいな話題をサブカル系のライターが一冊の本にまとめるといいかもしれない。というか、もうそんな本があるのかもしれない。


■それから、ネット弁慶は自分のことをネット弁慶だと思ってない、という気もちょっとする。

実際のとこはどうなのか、ここらへんもどなたか調査してほしい。


■夕飯


■今日はジムに行けませんでした。時間的に余裕はあったのですが、体力がなかった。

帰ってから、シャワーも浴びずベッドで横になって仮眠。

で、目を覚ましてからの夕飯が、スーパーで売ってた発芽玄米のパック。これに国産醤油・コショウ・粉チーズ・マヨネーズを少量ずつかけ、食しました。


■実にあっさりした夕食ですが、昨日の夕食はもっとあっさりしていて、

ポッカのプリンシェイク1缶

でした。ちゃんとした夕飯が摂れないくらい疲れてるのか。そこまで疲れてはいないように思うがちゃんと食わなきゃ。


■明日でいちおう、仕事ラッシュ(ってほどでもないか)は一段落しそうです。土曜日は自分へのご褒美に、山の上ホテルで天丼食ってくる(決意)。


■G4


■会社の、おれ用のMac(G4/M5870)が爆発的に遅い。たまに固まる。あと、わりと頻繁に、イラレ8がなんのエラーメッセージも出さず唐突に落ちたりする。

じっと考え込んだり、たまに間違ったり、機嫌を悪くしたり……Macってコンピュータなのに人間らしいところがあってかわいいですよね。とか、そういう反社会的なセンスは一切持ち合わせてない。


■で、仕事で、そのMacを使って100×30×30cmの立体物をデザインしてるのですが、デザインといってもそんな凝ったことはしていないのですが、画像をあれこれ貼り付けてるため、原寸大のダミーを作るとなるとちょっとした手間です。イラレの動作はもっさりだし、プリントアウト(インクジェット)も時間がかかる。

今週、いつもより早く出勤して、いつもより遅く帰宅してるのは、そういう理由からなのです。今週はジム行けないかも…。(´・ω・)


■渋谷の貼り紙


渋谷にて

眠いので、今日はこのへんで…。


■ラーメンズ/ハンバーグ


■「なんか納得いかねーな。あれ? こう思ってるのって、おれだけ?」という気分になったとき、すぐさまネットでその件について検索して、ブログや2chに自分と同じ意見の人を見つけようとする。

というのは、きわめて'00年代的な溜飲の下げ方だとは思うけれども、なんかこう、こういうことやってちゃあんま成長しねーよなー、とも思う。

なぜそう思うか、は、かなり青くさくなるので割愛。

ただ、Googleを「自分と同じこと考えてるやつ探し機」として使ってる人がいるなーと感じる瞬間はときどきあるわけですよ。たとえば「mac cm」でぐぐると、

関連検索: mac cm むかつく

と表示されたときとか。


■本日の残業弁当

弁当

円山町「すずや」。ハンバーグ弁当七百円。


■今週はちょっと忙しくなりそうです。

って、ほんとに忙しいのか。おまえの段取りが悪いだけじゃないのか。と、2〜2.5時間に一回のペースで自問自答するようにはしてます。


■デーンと構える


■チェンジ(ドア閉)。半蔵商店です。


■新宿の、とある焼肉屋の店先に、

「中国産の食品や製品を納入した業者様とは、以後のお取引をお断りします」

みたいな貼り紙がされてあった。いい。すごくいい。ナウい。頼もしい。

ちなみに、この焼肉屋は吉本若手芸人御用達らしく、芸人本人もバイトしてて、店先に「ルミネtheよしもと」の公演スケジュール(手描き)も貼られている。


■あいもかわらず、スペースキーのど真ん中にスクロールホイールが埋め込まれている、という変なデザインのUSBキーボード(1500円)を使ってまして、このキーボードに変えてからミスタイプが爆発的に増えた、という話は以前したような気がしますが、なかなかこのキーボードになれないおれの方が悪いのか?

というか、なんでこんな至近距離にWindowsキーが二個もあるんだ?

windowsキー


■今日は、午前中は会社にて『XVOXX 360』のジャケ作り。

ジャケ作りについてですが、「なぜかファイルが圧縮できない」「送ったファイルが壊れてた」「拡張子がどうのこうの」みたいな面倒なことが絶対起きるんだろうなあ、なんて考えてしまうと、Macのマウスを動かす手も鈍ります。

ここは、「メモをとるなどして、Macのデータのチェックをもっと厳密にやる」のように、クラスの地味なやつみたいな考え方をするのではなく、「もっとデーンと構える」というふうに心を入れ替えていきたいですね。印刷会社から問い合わせの電話がかかってきても、ぜんぶディランの口調で答える感じで。

でも、「デーンと構える」というのは、想像力の一部をオフにするのに近いのではないのかな──あ、こういうふうに考えるからいけないのか、そうか。いや、どうなんだ。


■午後は、部屋掃除して昼寝して、起きて、スーパーに天ぷらとめんつゆ買いに行って、蕎麦ゆでて、食べて、といった方向性でお送りしました。


■ネスケ4.7/レントゲン/陰日向に咲く


■逆に、初代iMacを買って(いまなら中古で一万円もしないと思う)、古いバージョンのブラウザとかメーラーを使って、インターネットをやり始めた当時のドキドキ感を取り戻す、というのはどうだろう。

と思ってみたが、平成19年8月現在の自分の部屋の机に初代iMacが乗っかってる図、を想像するとあまり楽しくない何かがある。

なんつーか、年をとると、「重いもの/場所をとるものはイヤだな」って感覚が先行してしまいますね。そしてそれが、新しい発見をする可能性を狭めてるのではないか、と、思わないことも無い。が、直感に従うのもまた人生。


歯の詰め物がとれたので、今日、歯医者に行って来た。土曜に行く歯医者と目医者は好きです。なぜか、と問われると、自分でもよくわからない。

で、レントゲンを二枚撮られたのですが、その際、放射線を防ぐエプロンのようなもんを掛けさせられたんだが、これって気休めなんじゃないかなー、と、思わないこともない気がしなくもない(根拠はあまり無いですが)。実際のとこはどうなんだろう。このエントリをアップしたあと、めんどくさくなかったら検索してみる。


■本日のカレーは、高田馬場のエチオピアにて、ビーフカリー(辛さ50倍)です。

本日買ったCDは、Caustic WindowのCDです。エイフェックスツインの別名義です。

本日買った小説は、劇団ひとりの小説です。

ちょっと前にテレビで、劇団ひとりが「小説は30冊くらいしか読んだことない。でも自己啓発書なら200冊は読んだ」という発言をしてたのがちょっと面白かった。

ここらへんの妙なバランスに、「小説を出版するまでに至る人」と「小説家志望のままで終わる人」の違いが隠されてるのではないか。と、思わないこともない気がしなくもないように感ぜられないこともない。


■今日は比較的涼しいです。


■ハトも食わない


■渋谷で、いま話題の映画『大日本人』を見てきました。

映画本篇とは関係ないんだけど、映画館の売店の人が、いまだにWindows95が脳にインストールされてる、CPU33MHz/メモリ8MBというスペックの人で、たいへんに動作が緩慢だったため、かなり長いこと待たされ、そのうえ350円を投じて買ったキャラメル味ポップコーンはまずかった。

あえて長く待たせることで、拙僧の忍耐力を養ってくれて、しかも高カロリーのポップコーンをパクパク食べ過ぎてカロリー過多にならないようにと、あえてポップコーンを不味く作ってくれた、映画館の売店の皆様のお心遣いに深く感謝いたします。

映画の話ですが、主人公の生活感あふれる質素な部屋に、ダイソンの透明な掃除機が置かれてたのが妙にリアリティーがあった。と思った。あと、夏に髪を切った松本が、90年代の坂本龍一ぽかった。


■坂本龍一といえば、今年はじめに出た『イエローマジックオーケストラ』というYMOのインタビュー集がふと読みたくなったのでネットで探してみたら、もう出版社のサイトには品切れ・重版未定と書かれており、さっきアマゾンのマケプレを見たら3965円という生々しいプレミアムがついてました。しまった。

なんつーか、「単行本」→「お店に長いこと並ぶもの」という認識が甘かった。もう、あれだ、サブカル寄りの単行本は生ものだと思わないと、ってことなんでしょうか。


■ところで、映画館のポップコーンは三分の一しか食えなかったけど、捨てるのももったいないので持って帰ってきてしまいました。


■細かい話かもしれませんが


■ヤフオクにて、とあるCDを「1000円+送料」で出品しているのですが、質問欄(※そういうのがあるのです)に、

「送料込み1000円で即決にしていただけませんか。よろしくお願いします」

という見ず知らずの方からのメッセージが舞い込んできてました。なあ、何の義理でだ? 教えてくれ。


■あと、これとは別のヒトなのですが、商品解説欄に「輸入盤です」と明記してあるCDの質問欄に、

「このCDは輸入盤ですか?」

と質問してきたヒトもいた。単に見落としただけだとは思うけど、こういう質問に律儀に答える義理ってあまり無いと思うんですよね(ちゃんと返事書いたけど)。それと、正直、こういうポカをしょっぱなから繰り出すヒトとはあんまし取引したくない、というのが本音ですね。(談)

なお、このCDは、このヒトとはさらに別の人に落札されていきました。


■クーラー


■暑いですねー。まだ八月だってのにこんなに暑いんじゃ、えーと、まだ八月なのに、これからもどんどん暑くなっていったら、えーと、この調子でどんどんどんどん暑くなっていったら、えーと十二月ごろには、えーっと、SEXさせてください。


■といった意味も含めまして半蔵商店なんですが、ええ、今年はまだ部屋のクーラーを点けてないんですよ。

行水と扇風機と、あと風通しをちょっと良くしたり、あと、休みの昼間とかは、冷たいもの飲んだり、スイカ食べたりして暑さをしのいでます。

あとアンビエント聞いたりとか(安直?)。逆に、エキゾものを聞いたりとか。三宅純とか。上野耕路の『オキナワン・チルダイ』とか。あ、いまこの文を書いてて気づいた。「上野耕路」も辞書に登録しとかないと。


■クーラーを絶対に使わないぞと決めたわけではないけど、でも、このままクーラーなしで一夏を過ごしてみるのもいいかもしれない。

とはいえ、会社や電車やお店とか、そういう場所では十分クーラーの恩恵を受けてるわけですが。


■いや、どうせうちのボロクーラーって、スイッチ入れても、変な匂いとぬるい冷風が出てくるだけだから、たぶん。まあ、意表をついてちゃんと冷たい風が吹き出してくるかもしれないけど。


■そういえば学生のころ、クーラーのない木造アパートに住んでたのですが、先輩に「うちクーラーないんですよ」と云ったら、「おまえ、いまどき刑務所でも冷房完備だぞ…」と云われたことがある。そうか。


■なんか今日は文章に締まりが無いですね。やはりクーラー点けたほうが…。

そう。暑い日は、つい、冷たいもんをガヴガヴ飲むじゃないですか。そしたら胃腸に負担→疲れる。というふうに体調が悪くなるから注意しないと。と、マウンテンデューを500ml飲んでしまったいま、そういう基本的なことを思い出しています。


■ハンバーグカレースパゲティ


■といった意味も含めまして半蔵商店なんですけど、今日は食べ物の話題です。というか、いつも食べ物のことばかり書いてるような気がするけど気のせいです。と、いつも云ってるような気がする。これは気のせいだと思う。


■この日曜日の朝も、先週にひきつづき、散歩がてらマクドナルドゥに行ってサンデーを発注しました。この、早起き→散歩→マクドナルド→サンデー発注、という一連の儀式が、なんか習慣化してしまいそうな気がする(と、ブログに書くと、たいてい習慣化しないままに終わる。不思議だ)。

さて今週のサンデーは、先週より上手くできてました(先週とは別の店員さんなのですが)。

サンデー

でも、トレイを出してくれなかったんだよなあ。トレイ無しでファストフード店の席に着くのは、どうも妙な違和感がある。

トレイくださいってその場で云えばいいだけのことなんですけど、こういうのって、云い出すタイミングが5秒でも遅れると、もう手遅れなんだよな。


■さて今日の夕飯はハンバーグカレースパゲティでした。写真では美味しそうに見えないけど、美味しいもんです。

ハンバーグカレースパゲティ

──これはガキの食いもんだろ、常識的に考えて…… (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

でも、「カレーと炭水化物をかきこむ感」「麺類をすする感」「ハンバーグを食べる感」を三つ同時に味わえてお得なのであります。

ハンバーグは、スーパーで買ってきたレトルトで、そこのスーパーが自社で作ってるやつです。能書きタラタラのくせに、値段の割りにはたいして美味しくない老舗のハンバーグよりは美味かった。下手なハンバーグ屋よりこっちのレトルトだな。ちなみに、牛肉・豚肉ともに国産100%。

で、レトルトカレーは、『100年前のビーフカレー』というカレー。

麺は、なんか、前々から流しの下の棚に入ってた適当な麺。ビールはプレミアムモルツ。


■そんな感じです。唐突ですがスイカ食べたい。


■冷やしそうめんは今月中に。


■昼はよく晴れていて冷やしそうめん日和だったので、まず鍋に火をつけ、250グラムのそうめんをゆでる間に、舞茸とナスの天ぷら(スーパーで買ってきた)を食しながら日本酒を飲み、ゆであがったそうめんを水道と氷で冷やして、にんにくを漬けた桃屋のつゆにつけて食べました。薬味は、スーパーで売ってた薬味セット(ネギ+しょうが+みょうが)。焼酎の水割りを飲みつつ。

来月食べたら、こんなには美味しくはないだろうなあ。


■久しぶりに、『SPA!』の「バカはサイレンで泣く」を立ち読みしたら、1ページ目の一部が、不自然に黒く塗りつぶされてたのが気になった。

内容の差し替えや、レイアウトの修正も間に合わないくらいに急っぽい感じが生々しかった。


■あ、そういえば今日は夕飯食べてない。どうりでやけに小腹が空くと思った。なんか買ってきます(ちなみに今、24時ちょっと前)。


■1985


つーか、なんで今年2007年なの? なんで1985年じゃないの? おかしくない? 1985年こと昭和60年が最強だろ、常識的に考えて…。



考えてもみてくださいよ。良かったじゃないですか1985年。バブルが始まったりとかして。

あと、つくば万博とか。個人的な思い入れがあるわけじゃないけど、科学万博ってのは悪くない。愛・地球博とかよりシュッとしている。愛・地球博より科学万博の方がシュッとしているのはなぜか。いくら説明しても伝わらないヒトには伝わらないから、書かない。

そして毎日の、夕やけニャンニャンの後のFNNスーパータイムは、逸見政孝 feat. 幸田シャーミンですよ。"feat."の遣いかたが違う気もするけど。

子供たちは、口々にスーパーマリオブラザーズについて語り合いながら商店街を歩いて下校し、で、その商店街のスピーカーからは、とんねるずやチェッカーズやキョンキョンの新曲が……。

文明とはそういうもんですよ。



1985年要素を並べるだけ並べたいけど、キリが無いのでこのへんにしときます。

しかし、来年こそは、「2008」などという、あまり物理的強度のなさそうな数字ばかりが並んでる弱そうな年号の年じゃなくて、もう一度ちゃんと1985年になりますように。合掌。


■答えの無いなぞなぞ


■「教えて!goo」で、「豚 離婚」で検索すると、答えの無い妙ななぞなぞがたくさん出てきます(「豚が離婚すると…」の謎かけ自体には答えがある)。数年前、おれが知らぬうちに、こういうなぞなぞのチェーンメールが日本のどこかで流行っていたらしい。知らんかった。


■あと一つ。教えてgooで、こういう質問も見つけました。なにかあったんだろうなあ…。


■間が悪い


■会社のF先輩が、住んでるアパートの一階から、同じアパートの三階に引っ越しました。

わざわざ同じ建物の2フロア上に引っ越すなんてクボヅカ以来だと思うんですが、なぜそういう微妙な引越しをしたかというと、F先輩の隣人が深夜に騒音を立てるやつで、そいつのせいで夜眠れないから、なんだそうです。


■このF先輩の隣人(以下、「隣人13号」)は夜型の生活をしているらしく、深夜にもかかわらず友人数人を部屋に入れてたびたび大騒ぎしていたらしい。というか、むしろ大騒ぎしない日のほうが少なかったらしい。

なにぶん壁の薄いアパートなもんだから、F先輩は当然のごとく眠れません。


■で、F先輩が大家経由でクレームを入れても、連日の騒音はいっこうに収まらない。

しかも、数度にわたってクレームを入れたのにもかかわらず、隣人13号が生活態度を改める様子は一切なく、相変わらず連日のように騒いでいる。ミッドナイトなのに。


■とうとうF先輩は不眠症になり、病院からもらった睡眠薬を飲まないと寝られないようになり、睡眠不足で会社を休んだりするようにもなり、もうこのままじゃ体がもたないので、結局、一階から三階に引っ越すことにしたらしい。

──えっ、なんで他のアパートに引っ越さなかったの? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

ええ、詳しくは省きますが、会社のきまりで、「このアパートを出ると、会社から家賃手当てが出なくなってしまう」ということになってるから、らしいです。


■さて、このようにして引越しを決めたF先輩ですが、土日は引越し屋がふさがっていたので、F先輩はけっきょく有休を使って平日に引っ越しました。

あと、同じ建物の一階から三階といっても、引越しは引越しなので、区役所に届を出したり、警察署で運転免許を書き換えたり、電力会社や水道会社や電話会社やプロバイダやカード会社に連絡したり──という、現代日本人が行う作業の中でもっとも面倒くさい作業を、F先輩はこなさないといけませんでした(もしかすると、このために有休をもう一日使ったかもしれない)。


■で、一階から三階までの引越しも無事終了し、これでようやくF先輩も、隣人13号の騒音を気にすることなく毎晩ぐっすり寝られる……ようになりました。ええ、安眠できるように、なったことはなった。


ですが、この引越しから一ヶ月も経たないうちに、

当の隣人13号が、どっか別の場所に引っ越していった

らしいです………。


■病院からもらった睡眠薬───1000円


有休を使っての、平日の引越し────30000円


自分だけの、ささやかな引っ越し祝いとして注文したピザーラ───1500円


この間の悪さ───びっくりですよね('A` )


■F先輩はなにも悪くない。「間」以外は。


# ちなみに、話がちょっとややこしくなるのですが、
# このF先輩と拙僧は同じアパートに住んでおりまして、
# おれの部屋のちょうど隣が、現在のF先輩の部屋です。


■(※写真はイメージです)


■おれはロックスターなので、休みの日は早起きなんですよ、逆に。

で、昨日の日曜日は朝の七時ごろ、散歩がてらマクドヌルドに行ってきました。


■で、戯れにサンデーなんぞを発注してみたのですが、数百秒ほど待って出てきた物体が、


サンデー


うーん( 'A`)……

まずそうだ、とは云わないけど……

うーん( ;'A`)……

もうちょっと、さ、ほら、ね、こう、もうちょっとでいいからキレイに盛り付けてもいいんじゃないかなー的な、そういう感情が胸の中を去来していったという事実は、否定できませんよね。(談)


■なんかで読んだ話だけど、マクドノルドは、雑誌などの取材の際、

けっして商品の写真を撮らせてくれない、

らしいです。あらかじめ自前で用意した写真しか貸してくれないらしいです。

そりゃ、こんなサンデーの写真がメニューに載ってたら、あんまり注文する気にはならないように思う。

ちなみに、公式サイトでの写真はこれ


■味は、そんなひどいものではなかったです。


■蒸し暑い夜はオービタル


♪ ティーティー ラララララィ ンーーー ララー ラーライライライライライ ンーールルー ('∀` ) ('∀` ) ('∀` )


■今日は暑いので、とりあえずオービタルの「ハルシオン」を口ずさんでみました。半蔵商店です。


■今日は暑かったので、お昼は山の上ホテルで野菜天丼を食ってきました。「てんや」の6倍近い値段でしたが、満足度は7倍はあったので、良い。別にてんやを悪く云ってるわけじゃないですよ。

勢いで、ヱビスの小瓶と日本酒も飲んでみました。小瓶のビールは大瓶より美味しそうに見える。料理屋の、透明なガラス戸の冷蔵ケースに並んでるところはとくに。


■今日は暑かったので、池袋の無印良品で扇風機的な機械を買ってきて、家に帰ってそれを組み立てて、電源コードをコンセントにあれしました。ちゃんと動いたのでよかった。これを書いてる今も電源を入れて、羽根を回させています。


■ところで、ノートパソコンのキーボードが壊れて以来、間に合わせの1500円のUSBキーボードで文章を打ってるのですが、そろそろ限界。

キータッチが、なんというか、地方の大学の漫研のカップルのSEXのようにもっさりしている。←イメージだけでモノを云うなと。それはさておき、このキーボードではさくさく打ち込めないっすね。

しかもこのキーボード、スペースキーの中央の部分にスクロールホイールが付いてて邪魔くさい。それだけならまだしも、このホイールをクルクルと回すと、頼んでもいないのに青く光る。誰の許可を得て光ってるんだおまえは。

──じゃあ、最初から買うなよ… (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

すいません、これがお店で一番安かったので…。たしかに「間に合わせ」とか云ってないで、最初からちゃんとしたのを買うべきでした。そろそろ買い換えよう…。('A`)


■目薬、最後の数滴


■ですから、目薬ってあるじゃないですか。ええ、生きている人間の眼球に垂らしたりする液体です、こともあろうに。


■で、その目薬についての超おもしろトークなのですが、そういうわけではないのですが、あの、まあ、目薬についての話なのですが。

使い終わりかけている目薬のビンに最後の数滴だけが残ってるとき、「あ、これでラスト一回分だな」とか思って、ビンのフタを開け、首を傾け、天井を見つめ、目薬のビンを高々とかかげ……と、目薬をさす体勢を整えてるのに、その肝心の目薬の「最後の数滴」がぜんぜんビンの中からやってこない。こっちはスタンバイOKなのに、待てど暮らせど目薬の水滴が落ちてこない──ということが、よくある。

さっきまで姿を見せていたくせに、なんでいざというとき急にいなくなるのかと。おまえは○○かと。○○の部分には、各自でめちゃめちゃおもしろい比喩を入れてください。もう、90年代末テキストサイト型のボケを考えるのめんどい。眠いから。


■で、「あれ? おかしいなー。たしかに、あと一回分くらいは目薬が残ってたはずなのに…」と思い、あきらめて目薬のビンを再びテーブルの上に置くと、明らかに、ビンの中に「最後の数滴」が残っているのが見える。明らかに、一回分にはなる。


■「いやいやいや、まだちゃんとラスト一回分は残ってるじゃん! しっかりしてくださいよ目薬さん!」と、まあそこまでは思わないけど、だいたいそういう心持ちで、再び目薬をさす体勢を整え、首を傾け、空中に目薬のビンを構えて、目薬が落ちてくるのを待機……してると、やっぱり、目薬が落ちてこない。フォーエヴァー落ちてこない。

で、やっぱりあきらめて、もういちど目薬のビンをテーブルに戻すと、ビンの中には、目薬一回分に相当するであろう「最後の数滴」がやっぱり残ったままになっている。なぜなんだ。


■っていうのを、上手くまとめればムーディ勝山のネタの歌詞になるんじゃないだろうか、と思った次第であります。半蔵商店でした。


■今月(七月)買ったアンビエントCD


■昨日のうちにアップしようとしたんですが、寝てしまいました。会社行く前に、さくっと書きます。ということで、月末恒例(でもないか)の買ったアンビエントCDです。


■Tim Hecker/Haunt Me Haunt Me, Do It Again
haunt me

夏休みっぽくて、いいと思う。昼寝のBGMとかにしたい。


■Taylor Deupree & christopher willits/Mujo
mujo

春休みっぽくていいと思う。コラージュとグリッチの応酬みたいになる部分もあるんだけど、それが「アルバムに変化を出すため無理矢理やってみました」みたいなものではなく、ちゃんと全体のおだやかな流れに沿っている。と思います。


■Shuttle 358/Chessa
chessa

これは六月末に買ったものですが、載せます。上記3枚はお気に入りです。


■Richie Hawtin & Pete Namlook/From Within
from within

アンビエントだけでなく、テンポ遅めのリスニングテクノっぽくなる部分もあり、それも良いです。


■Apollo Compilation
apollo

みうらじゅんとサワサキヨシヒロがかつて、『デジタルボーイ』という雑誌で「ジャケは痛いが、中身は良い」みたいにこのCDを評していました。たしかに、その評がなかったらこんなジャケのCD買ってなかったかも。こちらもリスニンテクノ要素あり。


■gocoup/gocoup e.p.
gocoup

あ、これは買ったCDじゃなくて、作ったCDですね。'`,、('∀`) '`,、
と、戦後のどさくさにまぎれて宣伝してみました。試聴はwww.gocoup.comでどうぞ。


■Aphex Twin/Come to Daddy Remixed
come to daddy remixed

アンビエントではないですが、発売10年にして、やっと現物を初めて見かけたので買ってみました。エイフェクスツインのCDって、好きな部分と好きじゃない部分が交互に現れてくるものなんですが、このCDは好きな部分でほぼ占められており、その「好きな部分含有率」は『サーフィン オン ザ サインウェーブ』と同等もしくはちょっと上、かもしれません。


■ああ、もうこんな時間。ではまた。


■普通の日記です。


■日曜日は、母親が東京に来日してきて、「落語を見てみたい」と云ったので、親孝行で心優しい好青年であるおれは、浅草演芸ホールに連れてってやりました。


■まあ、浅草は他にもいろいろ見るところあるから、落語は一時間くらいで切り上げようかな、などと思ってたのですが、母はけっこう
落語が気に入ったようで、朝11時半から夕方4時半まで、と、けっきょく昼の部をフルレングスで見てしまった。五時間ですよ。

寄席ではもちろん、落語だけでなく漫才もやってて、昭和のいるこいると、あしたひろし順子を初めて生で見ました。あしたひろしは、85歳だと聞いて、この日一番びっくりした。


■そのあと、ちょっと浅草を散歩してから国分寺に移動し、妹と合流。居酒屋っぽい店で食事。土日の疲れが一挙に出て、ものすごく眠かった。


■消化


■昨日は先輩の結婚式だったのですが、えー、食べ過ぎのあまり、帰ってきてから気持ち悪くなってしまって。

──相変わらず食い意地はってるよな… ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )

いや、これには事情がありまして。

同じ会社の人が一人、事情により結婚式を欠席したんですよ。で、その人の分の料理を拙僧が食べることになりまして。ほら、テーブルの中(ちなみに、全員とも会社の人間)でいちばん年下だとそういう役割が回ってくるじゃないですか。

というわけで、こってりした高そうな、食べなれない仏料理をきっちり二人前食べました。


■それだけならいいんですが、結婚式が始まる3時間ほど前に、

「腹を減らしてて、披露宴でガツガツ食事にありつくのはみっともないから、昼飯はしっかり食っておこう」

と思って、ステーキとハンバーグのセット(各125g)、ってのを別のとこで食べてたんですよ。

ステーキ、ハンバーグ、仏料理二人前、それにお酒。もうね。


■そんなわけで、二次会では水数杯とメロン一切れしか口にできませんでした。


■で、部屋に帰って眠りながら、ときどき起きてテレビを点けてさんまと中居がしゃべってるところを観察したりしながら、がんばって食べたものを消化しました。


■食べ物のことしか書いてないですが、いい式でした。


■「OA中に小さく表示される提クレ」は夏の季語(長い)


■今年のFNS27時間テレビつまんなそーだなー、とテレビ好きの人がこぼす季節になりました。半蔵商店です。


■今日は、ハリセンボンのどっちとまぐわいたいですか?というおれのジャーナリスティックな質問に、

「紙袋をかぶせて、箕輪と」

という答えを返してきた先輩(共産主義者)の結婚披露宴に行ってくるので、二次会もあるから遅くなる。だから、ごはんはいいや。←誰に云ってるんだろうね。


■ということで、まだ朝の十時ですが、出かけてきます。行ってらっしゃい。


■冷やしそうめんの具について2.0


■エア・スケッチブックで、エア・トツギーノの練習をしています。半蔵商店です。していません。


前回に引き続き、冷やしそうめんの具は何ですか、と社内調査を再度実施したところ、

「まれにではあるが、いり卵ナスのあげだし。天ざるのように、天ぷらを別の皿に添えて食べることもあり」

というエクスペリメンタルな答えを返してくれた人がいました。冷やしそうめんも奥が深い。いり卵は、なんか、油がめんつゆにプカプカ浮きそうな気がします(それを云ったら錦糸卵もそうなんですが)。


■また、「冷やしそうめんに具はいらない。ネギすらいらない。氷さえあればいい。ただし、そうめんは揖保の糸に限る」というハードボイルドな渋い答えをしてくれた先輩もいました。

ちなみにこの人は、硬めにゆでるのが好みだそうです。


■なお、下世話な事柄をもったいぶったアカデミックな文体で体系だてて書くのが好きな人たちの巣窟、Wikipediaで「素麺」の項目を見たところ、

「ごまだれをめんつゆに入れたりつけ汁として用いるケースもある。付け合わせに煮込んだシイタケや錦糸卵等がつく場合もある。 薬味としては、刻み葱、おろし生姜、胡麻、ミョウガなどが用いられる。」

とのことでした。うーん。もうちょっと、一人で盛り上がってる悪ノリ的記述がされてるかと勝手に想像してたのですが、意外に普通でした。あ、でもごまだれはちょっと意外でした。


■しかし、以前のエントリで、「地域差を調べるのも面白そう」みたいに書きましたが、各地の情報を共有できるネットのおかげで、こういうのの地域差もどんどん小さくなっていく(=意外性がなくなっていく)、のかもしれません。


■ところで、雑な性格の妾にそうめんをゆでさせると、鍋の中でそうめんを上手くさばいてないのか、そうめんの束の端っこが、まとまったままグチャッて固まってたりして、困る。


■おっさんの裏声満載のCDに2200円は出せない


■セルフサービスのお店のことを、「自作自演の店」と呼んでいます。半蔵商店です。


■今週末の予定

土曜は、先輩(共産主義者)の結婚式です。
日曜は、母親が上京するので、下の妹と一緒に東京見物です。


■今週買ってるCD

外人&外人『Mujo』、他。
今週はアンビエント系を中心に10枚くらい買ってます。良かったものは、月末にまとめて載せますね。
あと、明和電機(好きなんだけど…)の、定価じゃ買う気が一切起きない『SAVAO』をブックオフで捕獲。


■今日のますますくん

ますますくん

練馬にて。


■今日の夕食

新宿紀伊國屋の地下にて。たらことしめじのスパゲティー。


■今日、飲みたかったもの

「牛乳に、適量のハチミツを投入したもの」が飲みたかったけど、国産ハチミツを売ってる駅前のスーパーが閉まりそうだったので、自動販売機のミルクティーで我慢しました。


■やせるのも良し悪し


■ええ。ジムに通って一年ちょいで10キロやせました。

ですが、一晩でうな重を3人前食べたりジムから帰ってきたあとにピザを食べたり、寝る前に海老ピラフ食ったりしてるうちに、

リバウンドしてしまいましたー!

──とか書くのが正しいテクストサイトのあり方なんだろうけど、実際はそんなことなく、別にリバウンドはしてないです。

うん。うんうん。うん、うん。まあダイエットが上手くいってます、という自慢話なんだけどね。どうも、BMIは20の半蔵です。


■でも、あれですよ、やせるのも良し悪しだなー、と思うんですよ。


■芸人S君から聞いた話なんですが。

先輩に、130kgあるデブキャラの芸人さんがいて、その人は後輩たちからも慕われてたんですよ。

でもある時期、その人はダイエットを決意したらしく、しばらくして70kg台まで体重を落とすことに成功したそうです。


■ですが、ダイエット成功後は、どうも。後輩たちにあまり慕われなくなったらしく、後輩たちにアドバイスをしてもあまり耳を貸さなくなったり、会話中にボケてもつっこんでくれなくなったり、先輩なのにその場の主導権を握れなくなったり、と、体重と同時に存在感までも落ちてしまったそうです。


■実際、雑誌とかで、ある程度の年齢がいってからダイエットに成功したヒトの写真を見ると、やせた分そのままシワが増えて逆に老けて見えたり、同年代よりやせている分、貫禄がなさそうに見えたり、果たしてそのダイエットは成功だったのか? と、余計なお世話ですが考えてしまいます。


■ということで、やせるばかりが能じゃないってことで。


■冷やしそうめんの具について


■冷やしそうめんの正式な具ってなんでしょうかね。

うちでは、錦糸卵・ハム・キュウリでした。


■と、昨日会社で話したところ、「キュウリは無いだろ、キュウリは…」みたいな空気になった。うるせえよ。

なお、会社の人々は、前述の比較的スタンダードな錦糸卵・ハムの他は、チャーシュー、とか、つゆに生卵を投入(初耳だ)、とかだそうです。

地域ごとのバリエーションを調べるのも面白そうですね。


■おれも日曜日に、この夏初めての冷やしそうめんを作ったのですが、具は無く、薬味のネギとワサビだけでした。これだけで十分だな。

逆に、ネギとワサビのどっちか一つでも欠けていたとしたら、他に具があったとしてもそんなに食べたくはならないと思う。


■あと、「冷やしそうめんのつゆに、あらかじめニンニクを漬けておくと良い」と聞いたので、フリーズドライのニンニクチップ(もちろん国内産)を桃屋のつゆの瓶に投入したりしてます。うまいです。


■なお、「○○さん家の、冷やしそうめんの具はなんですか?」と訊くと、「チャーシューと、トマトと、ハムと、キュウリと…」と、明らかに冷やし中華と間違えてる答えをドロップするヒトがたまにいて、それもまた一興です。


■あんまし普及してない商標は、地の文になじみにくい件


■iPodを使うことの利点の一つは、「iPod」という単語を遣えるということで。


■どういうことかというと、たとえば拙僧は松下電器の「D-snap」というオーディオプレイヤーを年末に買って(というか、デジタル一眼レフを買ったときのポイントと引き換えた)、おもにジムで愛用しているのですが。

この「D-snap」という商標が、ヒトとの会話中ではまず一発では伝わらないし、かといって「オーディオプレイヤー」と一般名詞で云い換えるのも回りくどいし、「アップルのはiPodだけど、松下のはD-snapという名前で」みたいに解説するのと余計にくどい。


■あと、たとえばこういうブログとかでも、

「D-snapを持って出かけました」「D-snapの電池が切れてしまって…」

とか書いても、なんか伝わりにくいですよね、感覚的に。

これが、

「iPodを持って出かけました」「iPodの電池が切れてしまって…」

と書かれてると、違和感無く読み進められるのに。

という感じで、ちょっと難渋してます。


■もう、思い切って、D-snapのことは「松下のiPod」と呼ぶことにします。と思いましたが、これも違和感あります。

ソニー以外のカセットヘッドホンステレオは「ウォークマン」と呼んでもそんなに違和感無いのにね。


■ちなみに、最近のナウいヤングは、この手のオーディオプレイヤーのことを単に「mp3」と呼んじゃうそうですが、そこまでちょっと割り切れない。


■森田一義アワー


http://bubble6.2ch.net/test/read.cgi/natsutv/1093600234/

http://bubble6.2ch.net/test/read.cgi/natsutv/1039182302/

まったく、休みの日にこんなスレを読むと、時間がいくらあっても足りなくなる。
まさに休日をつぶすコンピューターウイルス。

昔、沖縄では毎回、オープニングの最後の部分では、音声ブツ切りでブルースクリーン(っていうんでしょうか)のローカル提クレが唐突に入ってきてたのですが、その「ぶつ切れ感」がいま思うと懐かしい。ような、そうでもないような。


■トーマスなんとかフェルマン


今晩、サン・エレクトリックの師匠筋にあたる外人が来日するらしい。行こうかなー。

と、思うも、徹夜明けの眠さで、土曜の午前中がまるまる睡眠時間になってしまうことを考えると…。

って、土曜の午前中に、べつに大したことしてるわけじゃないんですけど。


■何パンかが気にならないこともない。


■マーシャ・クラッカワーです。半蔵商店です。


■と、書き出しだけ書いてみたんですが、そろそろ会社っぽい組織に出社っぽい営みをする時刻なので、出かけます。

本日は、こないだ道に落ちてた菓子パンの写真をお届けしながらお別れです。また明日。


菓子パン


■ヤフオクであった腑に落ちない話(後篇)


■では前回のつづきです。

つぶやき

あ、これは昨日、会社に届いた資料です。本文と一切合切関係ありません。


ミスチルのチケットを譲ります、というヤフオクの「次点者繰上げサギ」に遭って、2万円やられたY君なのですが、そのY君が妹に対してこう云ったらしいんですよ。

「おれは、おまえとミスチルのコンサートに行きたくて、2万円出したんだ。

だからおまえも、おれに1万円払ってほしい」

( ゚д゚) ( ゚д゚) ( ゚д゚) ・・・・

( ゚д゚ ) ( ゚д゚ ) ( ゚д゚ )


■そりゃ妹の方も、「ミスチルのコンサート行きたいかもー。チケットあったら取ってて」ぐらいのことは云ってたかもしれません。が、半額払えはなんか違うような気がする。

ちなみに妹はY君に1万円渡したらしいです。合掌。


■なお、妹はY君に、警察に被害届を出すように云ってるらしいのですが、

「あー。めんどくさいからいいよ」('A`)

と、なかなか動こうとしないらしい。


■この、矢野、もといYとやらは、危機意識が無いばかりか、何かあると女を見捨てて逃げ出すタイプだから付き合っててもこの先ロクなこと無いので別れろ、と親切な好青年であるところの拙僧は妹にアドバイスしてやりました。


■つーか、この二人、一年半くらい前にも付き合ってて、別れて、そして先月復縁してるんですよ。で、復縁した矢先にこのヤフオク詐欺ですよ。根本的にダメだおまえら。でも妹は別に、この件で別れるつもりはないらしい。

∴ たぶん、Y君のちんちんがでかいんだと思います。[証明終]


──なんの証明だ。(´Д`; ) (´Д`; ) (´Д`; ) そもそも大きなお世話だろ…


■ヤフオクであった腑に落ちない話(前篇)


■下の妹の彼氏・Y君が、最近ヤフオクで、いわゆる『次点者繰上げサギ』に遭っちゃいました。(ノ∀`) アチャー


■ええ。モノは、ミスチルのコンサートのチケット2枚だそうです。金額は2万円だそうです。

(ノ∀`)ノ∀`)ノ∀`) ジェットストリームアチャー


■ことの次第は、こうです。

Y君が、ヤフオクでミスチルのチケットを発見

Y君、ミスチルのチケットに入札

しかし、落札できずオークションは終了。

しかし、この数時間後、出品者(を装った詐欺師)から以下のメールが届く。
「最高額落札者の方から、『入金が遅れる』と連絡がありました。
ですが、私は出張のため、早急にお金が必要なのです。
そこで、明日中にご入金いただけるなら、あなたにチケットをおゆずりしたいのですが、
どうでしょうか? ご検討ください。
電話番号 090-абвг-ёжлй
口座番号 xxx-xxxxxxx」


Y君、勢いよく上記の口座に2万円を振り込む

(案の定、)メールが途絶える

Y君、上記の電話番号に電話する。

ぜんぜん違う、一切無関係なヒトが出てくる。

Y君、ようやく何かに気づく。

試合終了。


■これは、ヤフオクにくわしい方ならとっくの昔にご存知の通り、正常位のようにオーソドックスな詐欺です。人気商品を落札し損ねた次点落札者に、出品者を装って取引を持ちかける、というやり口です。

というか、ヤフオクにくわしくなくとも、Y君は、お金を振り込む前にまずこの「090-абвг-ёжлй」に電話して、このメールが本当に出品者からのメールなのかどうか確認するべきだった、と思う。


■落札し損ねた商品が「やっぱりあなたに譲ります!」なんてことになると、この「一発逆転感」から脳内にいろんな快楽物質が出てしまって判断が鈍り、うっかり詐欺師の口座に入金してしまうんですかね。


■ちなみに、Y君は「αβγδ(仮)」というヤフオクIDなのですが、ヤフオク用のメアドもそのまま「αβγδ@yahoo.co.jp」なんですね。そのため、IDからメアドを簡単に推測されたっぽい。

あと、「090-абвг-ёжлй」の電話番号の、一切無関係のヒトは、「こういう電話がたくさんかかってくるんですよね…(´・ω・`)」と語っていたらしいです。これもひどい。


■この話はもうちょっと続きます。以下次号。


■出荷情報


■教室の窓(眩しくて)、陽射しの毛布(やさしくて)といった意味も含めまして半蔵商店です。


■昨日、中野・タコシェ様に、「gocoup e.p.」『XVOXX』を納品してきましたのでお知らせします。

XVOXXとgocoup

中野ブロードウェイに遊びに来た、どっかの酔狂な金持ちの外人とかがおれに連絡くれて、ゴッソリまとめ買いしてくれないかなー。


■なお、「gocoup e.p.」は、箱単位での注文も承っております(1箱=200枚)。値引きしますので、連絡はお気軽に。誰が買うかは別として。


■うなぎ退治


■明日、「アド街を見た」とおれに向かって云ったやつ先着10名様に限り、殴ります。半蔵商店です。


■ええ、金曜の夜はですね、うなぎを退治してたんですよ。


──おまえは何を云っているんだ………。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


いや、今週は、日・水・木曜日にうな重(スーパーで売ってるやつだけどさ)を食ったのですが、うなぎをもっとたくさん食べたいなー、とうなぎ煩悩が起こり気味だったんですよ。やべえ、そろそろこの煩悩を退治しないといけないな、と思ってたその矢先、スーパーに寄ったら半額シールが貼られたうなぎの蒲焼がたくさんあったんですよ。なので、買いました。

いや、ですから、これはあくまでも俗世の煩悩から脱却するための、厳しい修行の一環なのです。素人にはおすすめできない。

うなぎ

写真に写ってるのは、

うな重×2(宮崎産)
うなぎ蒲焼(愛知・三河産)
うなぎ蒲焼×3(静岡産)
うなぎ肝串(静岡産)
ライス350g
うなぎの肝吸い(国産)

です。

昨日の夜8時ごろから、録画機に録っておいた先月の「すべらない話」を見ながら食いはじめて、寝て、起きて、深夜テレビ見ながら食べました。プレミアムモルツと菊正宗を飲みながら。単純に計算すると、「うなぎがわりと多めに乗っかってるうな重」を3人前食ったって感じですかね。(談)

ちなみに、腹いっぱいで肝串は食べられなかったので、肝串は今朝食べました。おかげで今朝は、菊正宗とうなぎ肝串、というおしゃれな朝食になりました。

なんかもう後半は、食事してるというよりは、うなぎと格闘してるって感じでした。もう、この夏はうなぎはいいや。


■結論。

独身男は、一人でいるとロクなことをしない。

なお、うなぎの肝吸いはまだ飲んでません。これって単独で飲むもんじゃないよね。やっぱりうなぎをたべながら飲むもんだよね。ということは、あと一回はうなぎ食わないといかんな。


■生物兵器からは身を守りたいのが人情


■大げさですが、外食にせよ自炊にせよ、食べ物を選ぶときは「ハズレを引くと死ぬ!」ぐらいの心がけで選ぶべきだなあと思いました。ええ。中華なんとか共和国製の食べ物の話です。

たとえばこれとか。あとこれとか、これとか。

アメリカ県では、カフェインフリーやシュガーフリーのように、「チャイナフリー」なる云いまわしも出来たそうで。

これ


■でも、これは、中華なんとか共和国よりも、こんなもんを真顔で日本に持ち込んで商売している商社とか加工食品業界とか流通業界とかにも問題があると思う。

もっと云えば、われわれ消費者にも責任はあるのかもしれない。売れないものは最初から作ったり売ったりしませんからね、メーカーやお店って。


■うちの駅の近くには2軒のスーパーがありまして、一軒は、ビジネス雑誌的カテゴリで云うところの「高級スーパー」に比較的近いタイプのお店、もう一軒は庶民的スーパーです。

で、前者は、たとえばウナギに関しては「当店のウナギはすべて国内産です!!(`・ω・´)」という貼り紙を出すなど、「国産意識」が高いようで、実際、置いてある野菜なども国産が大半。


■しかし、後者の庶民的スーパーは、メイドインチャイナ食品が盛りだくさん。その代わり、安い。んだけど、安さって、生命を削ってまで(この云い方が大げさなら、変な物質を口にする確率を高めてまで)追い求めるもんなんでしょうか。と。


■前者のスーパーと後者のスーパーの利用者とでは、平均寿命が違うような気さえする…と、までは云わんが。


■「ちょ、おま、気にしすぎ( ´,_ゝ`)プッ」「ニュースに踊らされすぎ( ´,_ゝ`)プッ」と思われる方もいるかもしれません。

でも、用心するに越したことは無いと思うんですよ。だって、食べ物って、口の中から体内に入るんだぜ。当たり前だけど。


■モス


久しぶりに入ったモスバーガーのカウンターで、張り切ってあれこれと注文する、という夢を見てしまった。


それだけです。いや、夢の中なんだからさ、もっといい店に行けばいいのに…。もったいない。


■これだけの情報量で何をどうしろと?


http://q.hatena.ne.jp/1132496291

↑これ。

「教えて!goo」よりも、読んでもタメにならないやりとりが満載のような気がする某webサービスで発見した質問なんですが、回答するやつも回答するやつだと思う。

あと、上の質問とは直接関係無いですが、この某サービスで、「違います。ちゃんと質問文を読んだんですか?」と回答者に対して上からモノを云ってくる質問者を見たことある。びっくりですよね。


■「gocoup e.p.」全曲ちょっと解説


■おおむね半蔵商店です。さて、さっそくですが、このたび完成した「gocoup e.p.」の全曲解説をしたいと思いm

──いや、もういいでしょ、この話題。(゚д゚ )y~~ (゚д゚ )y~~ (゚д゚ )y~~

まあ、そう云わずに…。


■一曲目

奄美大島のあたりの緯度のとこに、ニホンザルだけが住む(架空の)島があって、で、その島の山の高いとこでは、夕暮れ時に一面に、こう、バーっと雲海が広がるんだけど、そこに、こう、猿たちがたたずんでいる、という。で、風が吹いて雲が流れて、日が暮れるにつれ、星が出てきて、という、そんな景色を、あれしました。

──自分で書いててちょっと恥ずかしいでしょ。(・∀・) (・∀・) (・∀・)ニヤニヤ

うん、ちょっと。でも書かないと伝わらないこともあるから。全篇に流れるストリングスはFL Studioです。バージョンの数字は忘れました。あ、いま調べたら5でした。2年前、渋谷に中地震が来た日に買ったソフトです。最後の1分間くらいで聞こえる水っぽい音は、京都の天龍寺の境内でフィールドレコーディング(笑)しました。


■二曲目

で、その猿の島では、夜、こう、炭酸水の間欠泉が空高く噴き出すんですよ。で、その様子が星に照らされてて──と、まあ、そういう設定でお願いします(イメクラか)。

製作途中で行き詰って放り出した四つ打ちテクノの曲がありまして、その曲はお蔵入りになったんだけど、そのお蔵入りの曲からフレーズの一部を抜き出して、エフェクトをかけたらこんな感じのアンビエントになったので、良かったと思う。

教訓。ボツ曲のデータも捨てない。


■三曲目

で、その猿の島では温泉も湧いていて、猿たちが真夜中に温泉につかりながら、星を見ている、という、そういう曲です。

この曲は、今回一番お金がかかってる曲です。

というのも、冒頭の約1分間で聞こえるシンセは、65000円で買って、速攻で壊れて、25000円で手放したRoland XP-60の音です。つまり、この1分の音で4万円かかってます。時給にすると240万円です高ぇなオイ。

そう。壊れかけのXP-60の電源を点けたり消したりしつつ、「完全に壊れきる前に、使えそうな音だけは録っておこう」と、録音しといた音が、やっとで役に立ちました。

メインのシーケンスはKORGのMS 2000で、終盤で聞こえるノイズは、同じくKORGのMS-10です。

この三曲目が、この三曲の中では一番おすすめですね。(談)


■こういうのを自分で書くのは野暮かなー、とも思いますが、これがきっかけで興味を持ってくれる人もいるかもしれないと思い、照れつつもちょっとだけ書いてみました。

以上3曲とも、gocoupのサイトで試聴できますので、よろしくお願いします。


■CDは作ってからが大変な件


■IEでちゃんと表示されてなかったgocoupのサイトを修理しました。すいません。


■秋葉原・eARS様のサイトに、gocoupのジャケ写が出てますね。ここから入って、画面を下へスクロールしてみてください。

取扱店は、徐々に増やしていきたいです。とはいえ、なかなか増えるものではない、というのも分かっています。


■夏のボーナスをつぎこんで作ったCDなので、回収できるとうれしいです。なので、買ってください(←露骨だなあ…)。


■昨日はやけに腹が減って、夕方にサブウェイでサンドイッチを食べた後、とんこつラーメンを食べた。ラーメンの後も、パスタかカレーライス一皿くらいなら楽勝で食べられる感じだったけど、さすがに抑えた。

このかなりの空腹感は、体からの何らかのサインかもしれない。


■ロキノン批判?


■土曜の夜、石神井公園の商店街を歩いていたら、自転車で走りながら会話している小学校高学年のショタっ子 男子3人組とすれ違ったのですが、その中の一人が

( ´・∀・)「タナソウって云うんだよ、田中宗一郎略してタナソウ」

と話しているのが耳に入ったんですが、それはいいとして土曜の夜のこの商店街は、のんびりしてて良いです。古本屋も2軒ある。古本を冷やかしたあと、興が乗ったら駅前のゲームセンターで『PANG! 3』(というゲーム)をやるのもまた一興。


■しかし、ロキノン嫌いな人って、なんだかんだ云って結局はロキノンを見過ごせてないというか、ロキノンを意識しすぎてるというか、そういう大学の軽音楽サークルの2年生臭を漂わせている人が多いように思う。

あと、石神井の商店街にも中古レコード屋ができればなー、と思う。


■gocoup e.p.発売です


■このところ、くどいくらいに連日お伝えしている、拙僧製作のアンビエントのCDが、ついに本日発売(=お店に納品)となりました。

午後に、『XVOXX』でもお世話になっている、秋葉原のeARS様に納品してきました。


■気になるタイトルは

「gocoup e.p.」

です。ゴクウ・イーピーと読みます。レーベル名はgocoup(ゴクウ)です。ユニット名もgocoup(ゴクウ)です。まぎらわしくてすみません。


■気になるジャケットはこちらです。

gocoup e.p.


工エェ工エェ(´д`)(´д`)(´д`)ェエ工ェエ工 短冊かよ! 8cmCDかよ! 90年代かよ!

はい。七夕なので短冊にしてみました。いまどき短冊8cmCDを作ってくれる会社を探すのは、ちょっとだけ苦労しました。


■気になるお値段は、

税込み777円です。

ええ。'07年7月7日発売で、収録曲は7分7秒で、プレス枚数も777枚ですから。値段も777円(税込み)じゃないと。

ですが、正直、定価777円だとあんまし儲けが出ないということもあって、近い将来の出荷分からは定価を税込み1000円とか、そういう現実的な値段に改訂するかもしれません。


■ちなみに、CDを作る際は規格番号というのも決めないといけないのですが、それの番号も、GOCOUP-777にしました。いいじゃん。ここまで来て「GOCOUP-0001」とかだったら不自然ですから、むしろ。


■アンビエントが好きだ、という方はもちろん、短冊型の8cmCDのコレクターの方にもおすすめです。平成19年7月7日現在、日本で一番新しい短冊8cmCDシングルです。

gocoup e.p.が気になった方は、ぜひ明日はさっそく秋葉原へ! そしてeARSへ! そして帰り際にスーパーポテトの5階でパックランドを! そして7650点のジャンプを!


gocoupのサイトも更新しました。例によって、クリックするたび写真がランダムにあれします。


■以上、よろしくお願いします。

また、取扱店は徐々に増やしていきたい……と思っております。自主制作盤を置いてくださるレコード店の皆様、よろしくお願いします。


■例のコンパクトディスク届きました


工場直送の、獲れたての新鮮なCDです。( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

CD届いた

しかしこれ、何枚売れるんだろう……( ;´д)人(´д`;)人(д`; )………


■発売枚数は


■昨晩のうちに更新する予定だったのですが、昨日はジムから帰ってきてうな丼食べてそのまま寝てしまってすみません。

うなぎは宮崎産だったので、安心です。


■さて、例によって、例のアンビエントCDの仕様をお知らせします。発売枚数についてなのですが、

限定777枚です。

そう。たった777枚しか販売しません。わずか777枚です。お求めの方は、買い逃さないよう心の準備をしておいてください。

──明らかに作りすぎだろ、常識的に考えて…… ヒソ ( ´д) ヒソ (´д`) ヒソ (д` ) 7枚で十分だよな…


■収録時間は


■じゃあ、モノマネをします。

「いいっちゃな〜い?」

もう一度。

「いいっちゃな〜い?」

──……わからん。誰のモノマネなんだ? (´д`;) (´д`;) (´д`;)

は? 大学の男子寮でおれと同じフロアだったオオイシ君のモノマネに決まってるだろ、常識的に考えて……。

──そんな偏った常識を押し付けられても…… ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )


■さて、ひきつづき例のアンビエントCDの仕様をお知らせします。3曲入りなのですが、

どの曲も長さは7分7秒

です。7分7秒の曲が3曲。縁起がいいですね。ではまた明日。


■発売日は


例のコンパクトディスクの発売日ですが、

'07年7月7日

に決まりました。

発売日、といっても、単にお店に納品する日ってことなのですが、ともかく今週末です。七夕です。


■レーベル始めます


"gocoup"といいます。
読み/カタカナ表記はゴクウ、あるいはゴクーでお願いします。
やっぱりゴクウに統一でお願いします。
サイトはこちら。


いえ、そんなに本格的なものではないです。
もし、今後も拙僧がCDを作る機会がありましたらこの名のもとに作りますね、
というくらいの、極めて個人的なものです。
今年中にあと一枚作れれば御の字。そんなペース。


でも、勤め人の手すさびとはいえ、
やるからにはつまんないものは作らないようにしたいし、
値段ぶんの価値はあるようなものにはしたいなあ、
と、わざわざ書くまでも無いことだけれども、そう思っています。



と、このように本日より、製作中の例のアンビエントCDについてちょこちょこ書いていきますので、ひとつ。


■キーボード復帰


ノートパソコンのキーボードが壊れたので、新しくUSBキーボードを買ってきてつなぎました。高田馬場のツクモで1500円くらい。これでようやく言論の自由が戻ってきました。( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

キーボード

■ノートパソコンの壊れたキーボードで、五十音をあ行からわ行まで全部打つと、こんな感じになります。


--------------------
あいうえお
アキクケコ
あしすせそ
アチツテト
ア6ニ6ヌ6ネ6ノ
あひふへほ
アミムメモ
アユヨ
ありるれろ
アヲ6ン6n
--------------------


なあ、君、どう思う。「あしすせそ」の時点ですでに問題外なのに、「ア6ニ6ヌ6ネ6ノ」て。しかもごらんのように、か行・た行・ま行・わ行は、なぜか強制的に半角になる。付き合いきれませんよ。

ちなみに、このエントリはブラウザのブックマークから適当なサイトを呼び出して、必要な文字を一字一字マウスでコピペして書き込みました。


■そしてこれが、諸悪の根源のライム果汁の小袋です。

ライム

なにもかも、こいつが全て悪い。

──いや、これはおまえの責任だと思うんですけど…(´д`;) (´д`;) (´д`;)

ともあれ、ライム数滴で1500円の出費。気をつけたいものです。


■あと、昨日は、洗濯機のあれもあれしてちょっと面倒なことになったんだけど、これはまた別の機会に。最近どうも機械運が無いような気がする。


# なお、ノートから取り外したキーは、「Fn」の方はなんとか元通りにできましたが、
「Ctrl」の方は無理でした。もう。


■バカリズム単独ライブ『生命の神秘』レポート


■ただいま入りました情報によりますと次回のあたしンち方面はどうも半蔵商店です。


■そう、このエントリは会社から書いてるんですよ。なぜかといいますと、昨晩、拙僧のノートパソコンのキーボードがデストロイして、まともに文字が打てなくなったからです。

なぜデストロイしたか、というと、コロナビール。ね、コロナビール、メキシコ県の。あれを昨晩スーパーで買ってきて飲もうとしたら、あの、瓶の肩の部分に、なにやら小さな袋が付いてる。


■この小袋はなにかというとライムの果汁で、これをコロナビールに投入して飲め、というメーカーからの計らい。たしかに、バー等でコロナビールを発注すると、瓶の口に小さく切断されたライムの実が挿入されて出されますね。

で、メーカーの好意に甘えて、じゃあライムの果汁をコロナビールにあれするぞー、と、ライム果汁小袋の封をピッ、と開けたまではよかったが、この拍子にライムの果汁がボタボタボタとノートパソコンのキーボード上にたれ落ちて。


■で、あわててティッシュで拭いたり、キーを取り外して綿棒で果汁を吸い取ろうとしたけど、もう遅い。キーボードは誤作動の嵐。突然、半角になったり、「n」って打っただけなのに「6n」って表示されたり、カーソルを動かそうとしただけなのに画面が突然256色モードになったりと、まさに北斗の拳2なみに荒れ果てた世界。

しかも、キーボードからはずした「Fn」と「Ctrl」のキーが元に戻せなくなった。'`,、('∀`) '`,、


■ということで、家のPCを使った作業が一切合切できなくなったので、こうやって会社のPCを使ってる、と。

しかも、この会社のPCも調子が悪く、10分に一回はポーポー、パー パー パー、とビープ音をたてて唐突にスリープモードに入る。しかも、Cドライブの容量がもう限界まで近く、動きがもっさりしてる。しかも、さっきから「不正なファイル名です」とか云ってる変な小窓が出てきてて、この小窓の「×」を何回クリックしても小窓が閉じない。


■しかも、先ほどこの小窓を閉じる→自動的に開く→また自動的に閉じようとする、みたいな動きが超高速ループに入ってしまったらしく、そのときに発する効果音が、カカ カカ カカ カカ カカ カカカカカカカカカカカカカ カカカ  カカカカカと、ラスターノートンからリリースされかねないくらいにサウンドアートっぽくなってしまった。2分間くらい。


■PCが普通に動くありがたみ、というのを実感しているところです。


■それでは本題に入りますが、昨日、恵比寿でバカリズムの単独ライブ『生命の神秘』を見てきました。以上です。


■win/mac/the geese


Macでイラレのデータを作る

USBフラッシュメモリに入れる

Win機にコピーする

Win機よりイラレデータを、メールに添付して発信。(Macの方は、ネットにつなげてないので)

先方より電話。「あのー、データが壊れてるんですけどー」(゚Д゚ )

( 'A`)

いろいろ、別の圧縮ソフトを使うなどして修正して、再度メール発信

先方より電話。「やっぱり壊れてますねー」(゚Д゚ )

(;'A`)

締め切りを2時間以上もオーバーしてこの有様。すいません。けっきょく、このデータは送れませんでした。

web上にある「メール入稿Q&A」みてえな掲示板を読む限りだと、たいていのトラブルは「ひともんちゃくあったけど、○○さんのアドバイスどおりにしたら無事なんとかなりました! 締め切りに間に合いそうです! ありがとうございました!」みたいな幸福な結末が待ってるようなんですけど。

問題があるのは、データそのものか、ファイル名か、ディレクトリ名か、拡張子の付け方か、圧縮ソフトか、Webメールか、USBフラッシュメモリか、あるいはMac→Winへの移植中に何かあったのか──と、いろいろ考えたところで、もう遅いわけで…ぶつぶつ。


■そんなわけでThe Geeseのライブに一時間ほど遅れたので、ショートコント3本しか見(ら)れなかった。面白かったですけどね。


■で、なんか物足りないから、大泉学園のレモンハート(笑)にでも行こうと思って、大泉学園の駅で降りた。

レモンハートは2年前に一度行ったことあるし、駅にも看板が出てる有名な店だから場所はすぐわかるだろ、とタカをくくっていったのが全ての誤りで。

駅に看板は出てるけど、看板には地図は載ってなかった。ので、2年前の記憶だけを頼りにレモンハートを探して大泉学園の北口をしばらくフラフラしてたけど、もう、皆様お察しの通り、案の定見つからなかったので、そのまま帰った。

この蒸し暑い中、石神井から往復280円の運賃をわざわざ払って、大泉学園北口をフラフラ歩くだけ歩いて帰る、というのはたしかにレアな経験ですが、経験する必要は無い。一切合切無い。


■ねんがんの むらかみはるきが ひょうしの スタジオボイスをてにいれたぞ


ネット古書店で発見→購入しました。( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー
前から探してたんだよなあ、これ。この翌月の、糸井重里が表紙の号は持ってるんだけど。

スタジオボイス

しかし、中を開けてみると……

スタジオボイス

肝心の、インタビューの頁がすっかり切り取られている……('A` ) ('A` ) ('A` )………
唐突に、坂東玉三郎のインタビューが始まっている。

このことを、お店に伝えると、丁重なお詫びがありました。で、この雑誌は差し上げますとのこと。ちゃっかり頂くことにしました。


■砂糖抜きレッドブル、他


■昨日、夜8時に寝てしまった者です。

帰ってきて、ジムに行こうとして、タオルその他を準備して、着替えて、そのまま寝てしまったんですよ。びっくりですよね。

今朝は仕事で、会社に7時半に集合なので、体がそれに自動的に合わせたのかもしれない。それにしても8時就寝は早すぎる。よっぽど疲れてたっぽい。


■では今日は、最近手に入れた缶入りの栄養ドリンクなどについて。

Red Bull sugar free

先輩のワイハー土産。レッドブルの砂糖抜きバージョン。まだ日本語版は出てないように思います(輸入食品店を探せばあるのかもしれません)。

まだ飲んでませんが、こういった低カロリー版の飲み物は、たいていあまり美味しくないのが世の常であることからして、ことさら急いで飲む必要も無いように思います(この文、ヒトのお土産にケチつけてるみたいだけどそういうわけじゃないですからね。誤解無き様)。

Shark Energy Drink

店員の接客に温かみを感じることがあまりないナショナル麻布にて、こないだ購入。シャーク エナジー ドリンクと書いてあります。タイ産。

これは実際に飲んでみたんだけど、レッドブルに似た感じの味で、ビタミンの錠剤の匂いがしました。レッドブルと同じ250mlなのに、レッドブルより百円安かったです。

デカビタ

で、やっぱりデカビタだよな、と。昨日、初めて缶で買ってみました。


■渋谷のラーメン屋、その後


■拙僧がこないだうっかり入ってしまい、TOKYOというテクノポリスの厳しさを味わわされたラーメン屋を、ラーメン屋の採点をするラーメンデータベースなるサイトで調べてみたら、こんな感じで評価されておりました。

その一その二その三

そこまでひどい評価はされてないですが、どのレビューもあんまりこの店を褒めてません。


■で、同じ店をlivedoorグルメで検索すると、こんな感じで、もうちょっときついことが書かれてました。

その四その五その六

さて、ここで、「その六」の人に注目したい。


■その四、その五の人は、「何が美味いのかさっぱり分かりませんでした」「(チャーシューに関しては)今どきこんな美味しくないのも珍しいな〜と思うほどのレベル」という批判的なリリックをドロップしてるのに対して、その六の人は、あんた何がそんなに楽しいんだと云いたくなるぐらいの、浮っついた、舞い上がった文章で、ひたすらこの店のレポートを並べ立てる。ちょっと引用してみましょう。

|出てきました♪トッピングは、海苔・焦がし葱・メンマ・炙りチャーシュウ2片に・・?しゅ・ん・ぎ・く??春菊?
|へぇ〜春菊が入っているなんて初めて!
|プ〜ンと節系の香りと澄んだスープ♪
|一口飲むとアッサリとした和風仕立てが良いですねぇ〜


…………………………。

しかもこの方、このコメント欄に書いてあるだけでも4回もこの店に行ってらっしゃる。そんなに気に入りましたか。そうですか。良かったじゃないですか。


■まあ、このラーメン屋を褒めてるのは、こういうデザインの脳味噌の持ち主だけ、ということで。

──というふうに、このエントリを〆てもいいのですが、なんでも美味しく楽しく食べられる舌の持ち主ってのはある意味幸せですよね。と、ちょっと思ってしまう。


■ところで、おいしいお店を紹介するサイトはたくさんあるから、不味い店を紹介するサイトとか作ってくれませんかね、リクルートとかが。訴訟が相次いだりするかもしれませんが。


■よしなしこと


■本日の『敗戦の将、兵を語る』

土曜日、先輩が友人と二人で例の焼肉屋に行ってきたらしい。まだ6時前だったのに、店内はとっくの昔に満席で、店の入り口にはすでに大勢のお客さんが佃煮のようになって待機してたそうです。

先輩は、とりあえず受付用紙っぽい紙に名前を記入してはみたものの、店員さんに

「ご案内できるのは、10時ごろになるかと思います」(・∀・` )

と真顔で云われたので、その日は別の店で食事したらしい。合掌。


■本日のミス

ジムで、会員証をフロントの人に手渡すべきときに、Suicaを手渡してしまったんですけど。('A`)


■本日のチョコレート

これ。


■本日の発見

おれは、だんだんと、とんかつが好きでなくなってきている。嫌いにこそなってないものの、とんかつにはあんまりカリスマ性を感じなくなった。とはいえ、おいしいとんかつ屋に出会ったら、また好きになることは容易に予想できます。


■本日の進捗状況

昨日、ジャケットと盤面の出力紙が届いたので校正しました。今朝、念のため再び校正して、CDプレス会社にOKの旨を連絡。予定通り、七月上旬には出来上がりそうです。


■先ほど、細野晴臣と、小西康陽と、羽良多平吉を、


■PCの辞書に登録しました。ようやく。

これで、「細野晴男み」とか、そういう妙な変換からは解放されます。

羽良多平吉も、これまでは、「羽」→「良い(送り仮名を消す)」→「多い(送り仮名を消す)」→「平吉」って打ち込んでましたよ。なにやってんだ。

小西康陽は、「小西康晴」ってなってるのをたまに見ることがあります。いま、試しにぐぐったら562件ヒットしました。


■話は変わりますが、一時期、常盤響は「常磐」とよく書かれていた。あと、「小山田圭吾」と「圭悟」の違いも気になる。


■書きかけの話/書きそびれた話/書き間違えた話


■今年もようやく、朝の満員電車で夏服の男子中学生の首筋にハァハァ(;´д`)する季節になってきたなあ、と思ったらもう夏至です。もう今年も終わりだ。


■書きかけの話。

先日の、「『、』と『。』の著作権を持っているおばあさんの話」の続きを手短に話します。なんでも、

( `∀´)「『、』と『。』の著作権を手放そうとしてる人がいるのですが、買いませんか? 絶対儲かります! チャンスです!」

といって、『、』『。』の著作権とやらを売り歩く悪人がいるらしい。しかし、売る方も問題外だが、買う方もどうかと思う…。


■書きそびれた話。

ジンカーズのライブに行ってきたのですが、ライブの最後で、「物販」と称して、

オリジナルじゃないTシャツ

を売っていた。すげえ。

単に、ライブ前日に商店街で買ってきたTシャツだそうで、しかも限定2枚。ナウい。


■書き間違えた話。

昨日のエントリで、「ジャケットとレーベルを校正して」と書くべきところを、「ジャケットとメールを校正して」と書いてました。すいません。ブログにアップする前にちゃんとエントリを校正しろと(誤字は直しておきました)。


■なんか、こう、今日は一人で甘い酒を飲みたくなったので…。

酒


■コーラが若い人たちの間で飲まれなくなってきている、という話を聞いた


■今日は朝4時半に起きて、5時に家を出て、6時15分くらいから会社のMacで作業。CDジャケットを仕上げたあと、9時前に自転車便で音源のマスターCDと、ジャケットのデータの入ったMOをCDプレス会社に送りました。( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

ジャケットとレーベルを校正して、問題なければそのままプレス的な営みに入るようです。


■最近はこういう内容のエントリばかりですがよろしくお願いします。CDの仕様は、これからブログ上でお知らせしていきます。


■そう、あのキュウリ味のペプシを飲みましたよ。薄めたリステリンみたいな匂い&味だった。100ml弱ほど飲んだところで、あきらめた。あれを最後まで飲める人はすごい。あれを飲みながら何事もなく弁当を食う人は賞賛に値する。

っていう風に、あれがブログで話題になることを狙った商品であろうことは容易に想像され、また、いまごろサントリー社内では、

広告代理店「見てください! 今週は○△□件ものブログがキュウリペプシの記事を書いてますよ!」
広報部長「へー(´・∀・) そりゃすごい」

と、検索結果のプリントアウトを片手に上記のようなやりとりがなされてると思われるわけであり、この商品はおそらくコカコーラゼロ新発売の話題をひねりつぶすための商品であり、我々は税込み147円を払ってまでこの対コカコーラ広告活動に参加させられているわけであり、なんかシャクな気がしなくもないな、という気にならないこともなくなってきたので、そろそろ寝ます。早起きしたから眠い。すいません知ったかぶったこと書いちゃって。


■すべらない焼肉、その後


先週の金曜、美味しい焼肉を食べたわれわれ石神井独身ハンサム団とひばりが丘Y君ですが、会社でみんなで改めてこの焼肉屋について話し合ったところ、

( ゚д゚)「あんなに美味い肉は、現代科学の水準ではありえない」

( ゚д゚)「しかも、あんな美味しいのに、あんなに安い値段で食べられるわけがない」

( ゚д゚)「われわれは夢を見ていたのではないか」

( ゚д゚)「もしくは何者かに化かされていたのではないか」

( ゚д゚)「われわれは、実は何も食べてないのではないか」

という意見が飛び交い、最終的には、

「あの焼肉屋は幻。現実には存在しない」

という結論が出ました。出るなよ。


■たしかに、この店が銀座とか麻布とかにあったなら、会計が一人頭13000円とかでもちょっと納得しそうなクオリティーでした。

実際この日は、男四人が最初から最後まで「肉うまい!」という会話しかしてなかったです。2時間にもわたって。


■ちなみに、このお店のソフトドリンクは全品100円、と以前書きましたが、サントリー山崎12年も580円だかそこらで出てきます。


■「博多天神」にすりゃ良かった('A`)


■マスタリングが終わりまして、マスターCD到着しました。( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー


■ジャケットのデザインもそろそろ出来上がりそうで、今日はCDジャケットのダミーを作り、寝っころがりながらそれを手にとって眺めて、どんな文字を入れた方が/入れない方がかっこいいのか、等を検討しつつ、デザインを煮詰めにかかってます。


■エレクトロニカのCDって、おまえはバイト先のデイリーヤマザキでなにか嫌なことがあったのか?と問いたくなるくらいに、曲名やトラック番号をわかりにくくレイアウトしてるのがたまにある。

そういうCDを他人が作るのは勝手だし責める権利も無いけれど、おれは、曲名とかトラック番号とか秒数とかは読みやすい方がいいよなー、と常々思ってるので、読みやすく書きます。まあ、今はCDDBとかiTunesとかがあるからいいのかもしれないですけども。


■そういえば今日、渋谷でまずいラーメン屋に入ってしまった。あれはまずかった。スープが異常にしょっぱい。「濃厚とんこつ」とか書かれてたけど、あれはしょっぱいだけだった。おかげで具の味が全部いっしょで、塩の味しかしない。塩辛さを麺で中和しながら食べ進む感じ。その麺もボソボソしてて別に美味くない。ちょっと体調の悪いときだったら腹を壊してると思う。880円。偉い坊さんの名前を付けてる店です。


■タカセ/サン・エレクトリック/ジンカーズ


お疲れさまです。土日の動向を手短にまとめました。


【土曜日】

■午前中、宅配便で、ただいま製作中のアンビエント3曲の、仮マスタリング(って云うんでしょうか)されたCDが届いた。ので、聞いてみた。

ほんとだ、マスタリングすると音が違いますねえ(当たり前だ)。

マスタリングをすることの利点は、こうやってブログ中に「マスタリング」という言葉を出すことができる点です。なんか、こう、オンガクやってるヒトみたいじゃないですか。なんて。


■昼から神保町へ。着くなり、まずハンバーグを食べる。

神保町〜水道橋の間の、表通りからちょっとだけ離れたところにある脇道は、おれの大好きな「土曜の午後感」がものすごく漂っていて、良いです。

で、神保町をいろいろ回るも、この日は物理的な形態を有する収穫物はとくになし。


■でも、神保町から帰るときに、「神保町→新宿線で新宿→大江戸線で練馬→西武線で石神井公園」というルートよりも、「神保町→歩いて御茶ノ水→丸の内線で池袋→西武線で石神井公園」というルートの方が、ストレスなく移動できることに気がついた。

これに気づいただけでも、この日の神保町ゆきは収穫でした。ちょっと、神保町が身近になった気がする。

というか、石神井公園に3年以上住んでなんでいままで気づかなかったのか、という感じもしますが…。


■池袋について、「タカセ」でリンゴのパン(正式な商品名など知りません)と牛乳を買った。なんだかカリカリしてるおばさんの粗雑な接客を我慢してでも買う価値はあります。

なんだ、この自分に言い聞かせてるような文章は。('A`)




【日曜日】

■で、CDを作るとなると、ジャケットも作らないといけない(別に作らなくてもいいんだけど、世の中のCDが全部エイフェックスツインの『Analogue Bubblebath Vol.3』みたいなジャケだったら寂しい、と思わないでもない)。

そんなわけで、Macで作業するため、リュックの中にカレーパン、メロンパン、バナナ、ドライフルーツのパインなどを詰めて会社へ。


■会社からの帰りに渋谷のレコード屋によったら、サン・エレクトリックの見慣れないレコードがあった。

「o'locco」のOrbによるリミックスがPart1〜4の4種類あるのは知ってましたが、そのPart5〜8までが入った12インチと、存在自体知らなかった透明な12インチ二枚組み。前者が3000円くらいで、後者がなんと7000円くらい。うーむ。


■夜、ジンカーズの単独ライブを観に赤坂へ。この手の、じわじわくる笑いが好きなもので。

エンディングのクレジットの「構成」の欄に、元・ラックチャックの砂川の名前がありました。


■超マニア向け映像


これ。


■すべらない焼肉


■石神井に住んでる、会社の先輩二人と拙僧とで、石神井独身ハンサム団を結成してるわけですが、

──なあ、そのネーミングには何か疑問を感じないか? (´д`;) (´д`;) (´д`;)

いや別に。で、金曜日の夜に、この石神井独身ハンサム団と、同期のY君(ひばりが丘在住のため準メンバー)とで焼肉に行ってきました。


■この焼肉という料理はですね、知らない方のために詳しく説明すると、

(以下、複数の名作マンガや有名ゲームを焼肉になぞらえたパロディをベースに、少々のオタク批判を交え、最新の2chネタや、なぜかTMネットワークの歌詞の抜粋などをうまいことからめて焼肉の歴史を面白おかしく説明した、このエントリでいちばん重要な部分2000字を時間の都合によりカット)


■で、このたび行った焼肉屋は、同期Y君が教えてくれたお店なのですが、これが、美味しくて、いろんな部位の肉があって、そのうえ安いお店なんだそうです。

……と聞くと、なんだかギトギト/ベトベト/ゴチャゴチャした昭和の商店街の焼肉屋を想像しがちですが、このお店はファミリーレストランのような近代的な内装でした。


■店に着いたわれわれ四人はまず、おすすめ肉のコース的なやつと、あと、カルビ、ユッケなどを発注したのですが、えーと、手短に書きますが、美味い。ほんとに美味い。

なので、ユッケをもう一つ頼んだり、コースで食べて美味かった焼肉を再び単品でも発注したり、ユッケをさらにもう一つ頼んだり、聞きなれない部位の肉も頼んでみたり、と、いろいろ食ってみました。で、全部美味しかった。あ、ホルモン盛り合わせも食べました。ホルモンはとくに好きでも嫌いでもなかったのですが、美味かった。


■「すべらない話」ってえ番組がありますが、これはまさに「すべらない焼肉」。どれを食べてもハズレがない。

焼肉

焼肉

焼肉

焼肉

焼肉

焼肉

焼肉


ドナドナを作詞作曲したやつをこの店に連れてきてやりたい、と、みんなでこの店を大絶賛しつつ、〆の冷麺(云うまでもなく、これも美味しい)を食べ、家路に着きました。


■家路に着きましたといっても、石神井公園まで普通電車でたった二駅です。こんな身近にこんな名店があるのを知らず、おれは3年以上も、このお店の前を西武池袋線で通り過ぎながら会社に通ってたんだな。

美味しいお店は生活にうるおいを与えてくれるので、できるだけ多く知っておきたいものです。

祭のあと
▲祭のあと


■ちなみにこのお店では、ソフトドリンクが全品100円でした。これもすごい。


■メール環境/業務連絡


■gmailを使っているのですが、たま〜に、gmailのサイトにつながらない/つながりにくいこととかもあることもあって。

あと、いまのとこ個人的に実害は無いのですが、gmailの不具合についてWeb上でちらほら読んだりするようになって。


■あと、こちらからお返事をお願いしていたまっとうなメールが、自動的に迷惑メールフォルダに仕分けられたりしたこともあって(それも、ごく短期間の間に2回)。


■「タダで遣ってるものに文句いうな」という意見も一理あるし、このごろは、たしかに連絡手段に無料サービスなんか使っちゃいけないよな、と思うようにもなりまして(大げさ?)。


■そんなわけで、gmailにおんぶにだっこだったこれまでのメール環境を見直さないといけないかな、と思っております。


■なお、

半蔵にメール出したのに返事来ないぞ (゚д゚)ゴルァ

という方もいらっしゃるかもしれません。

そんな場合は、

1)gmail等のフリーメールをなんらかの理由で受け付けない(迷惑メール防止サービス等で、自動的にSPAM扱いしている)設定になってないかを確認する。

2)もう一度メールしてみる。

など試していただくと幸いです。


■ユブリライティン♪('∀`)


■アンダーワールドの「Two Months Off」のビデオを、江頭2:50主演で撮りなおすのはどうだろう。


■と思ってたら、ちょうど今日、ほぼ日の日替わりコラムで、重里氏が「江頭2:50の写真集を作るのはどうか、と写真家に提案した」というようなことを書いてた。


■きのう下北沢に行ってた件


■たまーに行くんだけど、ほとんど収穫の無い街。それが下北沢。


■いや、下北沢の悪口が云いたいわけじゃなくて、ようするに自分が歳食って、下北沢の対象年齢から離れてってるなー、ってことですよ。と、カドをあまり立てない云い方にしといて。

まあ実際、「ああ、ここは自分より若い人たちの街なんだな」、と初めて来た時もそう思ったし、来るたびに思ってたけど、昨日はとくにそう思った。


■ハンバーグ屋に入ったら、味は普通だったんだけど、テーブルに置かれてるテリヤキソースとオニオンソースの入れ物がお世辞にもキレイとは云えなかったのですが、とはいえ一味足したかったのでソースはとりあえずかけて、このソースの鮮度については一切考えないようにしつつ、がんばってハンバーグを食べました。


■この文章に、オチや結論らしきものはありません。


■レッドブルカーが停まっててレッドブルを配ってたけど、おれはもらいそびれた。


■ちなみに、たまーに行くんだけど、ほとんど収穫の無いレコード屋と云えばレПファンですが、昨日は下北沢のレПファンに行った。不毛…。


■あれですね、地方出身者にとっては、下北沢とか中央線の各駅って、ある意味、巨大な寄り道スポットですよね、人生の。


■デスクワークの際つまむもの


■デスクワークの際につまむもの、によって、その人の人生は大きく変わる。

というと、もちろん云い過ぎにもほどがあるんだけど、まあ、そこそこ重要だと思う。

なんか、前も似たようなこと書いてますが…。→その1→その2


■こないだスーパーで、野菜のかりんとう、なるものを買った。これは美味い。美味いけど、明らかにカロリーも高そうなので、やすやすとは食えない。


■ミューズリー、とかグラノーラ、っていうんですか、その、ドライフルーツとシリアルをミックスしたみたいなやつ。あれをそのまま食べると味も良い具合に淡白だし、カロリーもそんなに高くないんだけど、食べるときポロポロこぼしてしまう。それと、牛乳が欲しくなる。

あと、やはり、小鳥のエサを食ってる気分になってしまう。


■フリスクは、目覚ましにもなるし、場所をとらないし、手を汚さなくていい。けど、ポリポリ食うにはちょっと高い。


■という感じで、デスクワークの際につまむものを常に探求中です。


■團伊玖磨が、机の上に常備していたのは、氷砂糖と金平糖と、たしかあと一つあったんですが、何でしたっけ。


■手短に進捗状況

・本日、渋谷区内某所で拙僧の音源をマスタリングする儀式が行われました(もしくは、行われ中)。

・明日より、コンパクトディスクの意匠をあれします。

・コンパクトディスクの完成は、七月上旬を予定しています。


■初もうやん


■マスタリング(厳密にはプレマスタリング)とは、録音した音源の音質を、エンジニアさんがプレスCD用に整える作業です。


■ですが、録音した音源をエンジニアさんに渡す前に、「エンジニアさんが音質を整えやすいように、こちらで音質を最低限整えておく作業」が必要になります。

「銀座に服を買いに行くときに着ていく服を、池袋に買いに行く」みたいな感じですが、金曜の夜から日曜の夜までやってた作業がそれです。


■で、音源をエンジニアさんに渡すときには、一枚四百円くらいする「ちょっといいCD-R」に音源ファイルを書き込むのですが、今朝このCD-Rには、おれのノートパソコンのドライブでは書き込めないことが判明。何回やっても書き込めない。

まずい、今日の午前中までには宅急便に出さないといけないのに…('A`)


■ということで押入れの中の、CDとビデオと本の塔をすべてなぎ倒して外付けドライブを発掘してノートパソコンにつなぎ、再度ちょっといいCD-Rに音源ファイルを書き込むことにしました。が、これも書き込めない。


■このちょっといいCD-Rは、うちの手持ちのドライブとの相性が悪いみたいだ。まいったなー、もう普通のCD-Rに焼こうかなー、と考えつつ、ふと、このちょっといいCD-Rの裏面を見ると、

信 号 面 保 護 シ ー ト

みたいなシートっぽいやつがデフォルトでペッタリ貼られていた。そりゃ書き込めないよネ! '`,、('∀`) '`,、


……('A`)ハァ


■まあ、無事書き込めたので、よかったです。


■帰ってきて、部屋中に散乱した押入れの内容物を片付けるのに一時間かかりました、といった話題はさておき、今日は、前々から話には聞いてて興味はあったけど、西新宿はちょっと遠いかなー、と足を運んでなかったけど、最近池袋店ができた『もうやんカレー』へ行ってきました。←この文の回りくどさはちょっとひどい。

もうやんカレー

▲チーズカレー/普通盛り/辛さ:2/目玉焼きトッピング


感想を手短に。
・なかなか美味しかったです。
・強いて云うと、カレーソースの「ケチャップっぽさ」が、どちらかと云えばあまり好みではない。
・付け合せに、おからが置いてあった。美味かった。
・あと、百円〜百五十円ほど安ければ……。
・「エチオピア」に行きたいけど、高田馬場まで行くのが面倒なときとか、池袋でちょっとした買い物をした後とかに便利そう。


■作業中 feat. 理屈っぽい大学院生


■CDにプレスする用の曲の微調整をしています。

で、ああでもない、こうでもない、と、行きつ戻りつしたりして、なかなかビシッと決め切れないところがある。


■こういうときは、心の中に、

やたら理屈っぽいうえに、

なにかと人にからんでくる大学院生


を登場させるんですよ。

( ゚Д゚)「は? なんでいまエフェクトかけた? かけた意味ある? かける前と何が違う?」

( ゚Д゚)「いまグリッチ入れたでしょ? 何で? 他の人は確かに入れてるよ? でもそれって必然性があるからだと思うんだ。君の場合、その必然性ってある?」

( ゚Д゚)「このトラック消したよね? 理由は? じゃあなんでそもそもこのトラック録音した? 理由は? 自分の言葉で説明して」

こんな感じで。そうすると、迷っていた部分が解決する……こともある。


■そう、こういう大学院生は、弁当食べながらの雑談でも球をビシビシ飛ばしてくるから気が抜けない。ほんと、単なる世間話してるだけなのに、

( ゚Д゚)「君の云う『良い』と『良さそう』って何がどう違うの?」 

( ゚Д゚)「というか、君にとって『良い』の定義は?」

( ゚Д゚)「君の発言って、新情報量がゼロだよね」

………………(´д`; )

でもまあ、こういうトークにお付き合いさせていただくのも、学部生の重要な仕事であります。


■話がだいぶそれましたが、月曜日の早朝くらいまではこんな調子で作業です。


■いまから吉本芸人とハンバーグ食べてきます。


■絶賛手直し中


昨日の続きはさておきですね、いま『XVOXX 360』とは別に、アンビエントの曲を3曲作ってます。

この3曲は、CD-RではなくCDとしてプレスします。きょうマスタリングの予約をしました。あと、ジャケット印刷の見積もりも進めてます。前々から下準備を進めてたのですが、ようやく完成の目途が経ちまして、七夕には出来上がりそうです。


■次の火曜日にマスタリングなので、この土日はいろいろデータをいろいろ手直す予定。というか、今晩からすでに手直ししてます。


■で、このCDが完成したら、再び『XVOXX 360』の作業に戻ります(といっても、こちらはほんとにあとちょっとで出来上がる段階)。


■しかしコンパクトディスクはお金かかりますねー。今月の下旬に3泊4日で京都行く予定だったのですが、京都は当分おあずけですよ。


■昨日の続きが気になる方はテレックスもしくは電報で半蔵までご連絡ください。


■われわれ凡人の想像を遥かに超える存在(上)


本当にあった話(だそうです。広告業界では有名なのかもしれないですが、先輩から聞いて初めて知ったのでとりあえず書いておきます)。

東京のある広告代理店に、おばあさんの声で電話がかかってきたらしい。

以下、
(・∀・` )→おばあさん
( ゚∀゚)→広告代理店の中の人
です。


* * *


「あのー お尋ねしたいことがあるんですけど」(・∀・` )



( ゚∀゚)「はい。なんでしょう」



「○○薬品の『むしろ、残業の方がはかどる。○○ドリンク7000』というキャッチコピーの広告は、御社が作った広告ですか?」(・∀・` )



( ゚∀゚)「ええ、それは確かに我が社で作った広告です」



「では、△△製菓の『パンが無いなら、△△チョコを食べればいいじゃない。』というキャッチコピーの広告は、御社が作った広告ですか?」(・∀・` )



( ゚∀゚)「ええ、それも確かに我が社で作った広告です」



「では、◇◇銀行の『ボーナスも、ヘソクリも、◇◇銀行。』というキャッチコピーの広告は、御社が作った広告ですか?」(・∀・` )



( ゚∀゚)「ええ、それも確かに我が社で作った広告です」



「そうですか。あのー、こういうキャッチコピーって、『』とか『』がつかわれてるじゃないですか」(・∀・` )



( ゚∀゚)「ええ、ええ」



「あのー、じつは私、

『、』と『。』の著作権を持ってる者

なんですけども…」(・∀・` )



( ゚д゚) 「……………………………」


( ゚д゚ )




[次回に続きます]


■ことえりを使ってる方には問題はない、とは云い切れない


ええ、まあ、会社のMacに「ゆうきゅうきゅうか」と打ち込んだんですよ。当然こっちは、「有給休暇」という漢字を表示させたいわけじゃないですか、常識的に考えて。


で、スペースキーを押して変換したら、画面にはこのような漢字が表示されたんですよ。

ことえりクオリティー

うん、もういい。

青じそシーフード/テリヤキハンバーグ

あ、これはピザの写真です(見りゃわかる)。今日も頼んでしまいました。( ´・ω・)ゞ

でも、今日一日のカロリー摂取量を抑えるため、朝食はジュースで済ませ、昼食はレッドブルで済ませ、夕方にありがちな空腹感もおにぎり一個で紛らわし、といった下積み時代を経てからのピザなので、そこは大目に見ていただきたいです。


■人として


■上司と先輩の会話。


(゚Д゚ )「えーっと、君はちかぢか結婚するんだったよね。いつだっけ?」



( ´∀`)「はい。来月末です!」



(゚Д゚ )「そうか…。

君がヒトとして生きられるのも来月末まで

か………」



( ´∀`;)「……………………………………」


■それはいいとして、昨日はタンツムジークの『シンセカイ』と、オーブの『U.F.Orb』を買いました。

『U.F.Orb』はすでに持ってたのですが、昨日買ったのはボーナスディスク付きのやつで、「Blue Room」のフルレングス版(40分)とかが入ってます。しかしほんと90年代テクノばかりだな、最近。

ちなみに上司は結婚20年目くらいです。


■紙ジャケのCDはどうやったって傷む


■土曜日はですね、ピザ食べて、寝て、ゲームして、散歩してって感じで過ごしてました。けっきょく、夕飯のピザは頼まなかった。食べすぎで気持ち悪くなったから。

でも、日曜の昼にもピザを発注してしまった謎。


ドミノピザのパスタはあれでしたが、アップルパイはなかなか美味しかった。

と今日、会社で先輩に話したところ、「アップルパイなんてものは、どこが作ってもたいてい美味いもんなんだよ!」って云われた。


■まりんが参加していたので、エルマロの「カラー」を買ってきて、リッピングして捨てた。


■また来たドミノピザ


■今朝は5時起きで、昨日頼んだドミノピザを食べてました。ビール飲みつつ。

で、一時間くらいで食べ終えて、また寝た。満腹になってビールちょっと飲んで朝6時に二度寝するって最高。


■で、さっき昼食のドミノピザが来ました。( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

ピザ他

ピザとシュリンプのランチセットに、アイスティーを付けるだけならまだしも、サイドメニューのパスタまで発注し、あまつさえアップルパイまで頼むという秦の始皇帝のような贅沢ぶり。ちなみに、アイスティーの後ろにあるのがAKAI S3200です。


■で、これがドミノピザのパスタなのですが……、

パスタ
▲荒挽きソーセージのナポリタン(粉チーズは自前です)

…………コンビニかよ…………(´д`;)(´д`;)(´д`;)

なあ。しかも、これで税込み1100円……。しかも、味は別に普通。

たぶん、おれはもうパスタは頼まない。


■これはおそらく、あれだ、暴風雨の夜にパスタが食べたくなって仕方がなくなったときのためのメニューだ。暴風雨の夜になら、1100円払ってでもコンビニパスタを家に届けてもらいたいと思うだろうから。


■ということで、えー、お昼はこんな感じです。


■ドミノピザ来た


■明日はピザ修行の日でピザ三昧の予定なので、ドミノピザを発注しました。届きました。( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー


クアトロプライム・Lサイズ


箱の写真だけですがクワトロプライムのLサイズです。パプリカは抜いてもらいました。明日は布団から抜け出したら即ピザの予定です。


■とはいえ、先月よりはピザ煩悩も薄れてきてるので、この一枚だけで満足してしまうかもしれません。が、まあ、そこらへんの加減は様子を見つつ。


■しかし、いい匂いのする焼きたてのピザが部屋の中にあるのに翌朝まで我慢しないといけない、ってのもなかなかつらいもので、これもまた修行です。


■特集『サブカルチャー卒業式、その後』


サブカル卒業式から、はや三ヶ月。サブカルチャーを卒業し、いまはそれぞれの新たな道を歩む彼らに話を聞いてみた。“脱サブカル”は、はたして彼らに何をもたらしたのであろうか。[取材・構成/編集部]


『もう、荒川良々やミドリカワ書房やマキシマムザホルモンを、無理に好きになったりしなくていいんだ──と思うと、気持ちがとても楽になりました。サブカル仲間の間では、付き合いで好きじゃないものを好きと云わないといけないことがけっこうあったので』(22歳・女・OL)


『サブカルっぽいフレームのメガネをやめて普通のフレームにしたら、僕自身の性格は何も変わってないはずなのにバイト先で“話しかけやすくなった”“人当たりがよくなった”と云われるようになりました。自己防衛の激しいヒト、と思われてたみたいです』(24歳・男・フリーター)


『新宿タワレコ10階とかヴィレッジヴァンガードとかに通わなくなったので、そのぶんの時間を資格取得の勉強に充てることが出来るようになりました』(20歳・女・家事手伝い)


『ロックをまともに聴いたことがないのに、ポストロックばかり聴いてる自分に、以前からうすうす疑問を感じていました。いまは、ビートルズやストーンズも聴いてます。ロックあってのポストロックだと思います』(19歳・男・大学生)


『バカサイ、バカドリル、電気オールナイト的な冗談をやめたところ、職場で浮かなくなりました。人との会話を素直に楽しめるようになったからです。いままでの僕は、人との会話をネタ発表かなんかの場と勘違いしていたようです』(28歳・男・会社員)


『この歳にして、ようやく同窓会でみんなと話が合うようになりました。いま思えば昔の自分は、サブカルを、自分を周囲と差別化するための道具にしていたのかもしれません。実際は、差別化じゃなくて孤立だったのですが…』(31歳・男・公務員)


『カフェとロモとネオアコに明け暮れた自分の青春を振り返ってみて、サブカルは自分に何も与えてくれなかったということに気づいて愕然としました。残されたのは、リラックスとテレビブロスとHとロッキンオンジャパンと無数のフリーペーパーのバックナンバーだけ……。この春、学生のころから住んでた下北のアパートを引き払い、新しい街で新たな目標に向けて頑張っています』(27歳・女・販売員)


話は変わるが、ヤフオクで『取引ナビ』というのが始まって、落札後の連絡が便利になった。これまではわざわざ別窓で、ヤフオク用のWebメールの画面を呼び出してたものです。

[特集『サブカルチャー卒業式、その後』/了]


■今月買ったコンパクトディスク


■だーけどちんこはざんーねんーだよ三級品♪ こんばんは半蔵商店ですやかましいわ。


■さて、今日で五月も終わりなんですが、今月はわりと多くのコンパクトディスクを買いましたよ。拙僧としてはけっこうな数です。

コンパクトディスク

▲今月購入したコンパクトディスク(マッシュアップ用に買った、歌謡曲のシングル数枚をのぞく)


■買った、といっても、トレーディングカードを集めるかのごとくコンパクトディスク(以下、CDと略記)を手元に揃えたいのではなく、単に中身のオンガクを聴きたい(より正確に云うと、どんな音が入ってるのかちょっと確認してみたい)だけなので、これらのCDのうち半数前後は来月中に売るでしょう。で、気に入ったもののみを手元に残す感じで。


■どんなのを買ったかというと、The Orbとケンイシイがそれぞれ7枚ずつ、サウンドアート/音響系が5枚、アンビエントが2枚、デトロイトものが4枚、オウテカ2枚、ふかわりょうの新譜が1枚──と書いていくとキリがないのでこの辺にしますが、シーフィールの『サッカー』とか真顔で買ってましたね。あと、サン・エレクトリックのリミックスが入ったナーヴ・カッツエのCDとか(シーフィールはここにも参加)。

そう、90年代ものばかり買ってるような気がします。いま、ためしに数えてみたら'00年以降のCDは10枚くらいしかなく、それと坂本龍一の『B-2 UNIT』を除くとあとは全部90年代のCDでした。つまり、今月のおれは、ほとんど90年代の人でした。後ろ向きですかね、こういうのは…。


■唐突すぎる


■よく駅などに、フリーペーパーが置かれているラックがあるじゃないですか。無料の求人情報誌とかがたくさん並べられているような。


■そういうラックが池袋駅の西武線の改札を出たところにもあるんですが、今朝見たらそのラックに、雑誌と一緒にカラオケ用のマイクが並んでいた。もうわからん。意図が。全体的に。


■コールスローダイエット


■昨日思いついてやってみたんですけど。


【1】まず、お店でコールスロー(量は不問)とパスタのソース(好みのものならなんでも)を、真顔で購入します。


【2】そして、家に帰って、コールスローを塩茹でします(ビジュアル的には、ビアホールのソーセージに添えられてる漬け物みたいな感じになります)。


【3】それにパスタソースをかけて、食います。


ようするに、茹でたコールスローをパスタに見立てて食べるわけです。


■で、キャベツというのは100gで23kcalなんだそうです。おれは昨日は、450gのコールスローを茹でて食べたのですが、この量でも103.5kcal。

で、これにカルボナーラのソースをかけたのですが、このソースが約300kcal(2〜3人前)なので、これだけ食べても約400kcalです。低カロリーです。

ちなみにパスタは、こちらの頁によると乾燥した状態で378kcal/100g、茹でた状態で149kcal/100gだそうです。茹でたコールスローが何グラムになるのかはわかりませんが、とにかくパスタに比べると低カロリーなことは確かです。


■コールスローのカルボナーラがけに、糖質をカットした発泡酒を1缶添えても、総計で約600kcal前後に納まると思います。


■明日は、コールスローをライスに見立てて、レトルトカレーをかけます。ごはんのカロリーは100gで168kcalなので、これもかなりカロリーを抑えられそうです。


■とか、そういうことを考えながら日々暮らしています。


■レッドブルアディクション


■『レッドブル、翼をさずける』という、「さずける」ってけっこう上からモノを見て云ってる言葉だよねという感想を抱かせがちなキャッチコピーでおなじみのレッドブルですが、わかりにくい構造の文ですみませんが、YouTubeでこんな外人を発見しました。



Red Bull Addiction 2


これの前のバージョンもあるらしい。


■しかしこれだけ飲んでたら、毎月のレッドブル費も馬鹿にならんな。と、見も知らぬ外人の生活費を案じて、アメリカでのレッドブルの値段を検索してみました。

こちらの頁によると、アメリカでは「2.5ドルくらい」とのことで、日本とあまり変わらない値段だそうです。

さらに、この頁をさらに読み進めていくと、「イギリスではTESCOがノーブランド品のOEMで1.5リットルボトル1£くらいで売ってた」とのことで、レッドブルのあの値段は、やはりネーミング費(?)とパッケージ費(?)とか広告費とか、そういうのがかーなり多くを占めてるんだなあ、と。


■ようやく


■『XVOXX 360』のデザインがようやく出来そうです。


■それから、XVOXX 360とは別に、思うところあってアンビエントを3曲作り中。「自分締め切り」は次の日曜日。


■そんなわけで、このところはずっと、レッドブルを飲みながらパーソナルコンピューターの前で作業してます。

レッドブル

■あと、土曜日あたりにまたピザ修行したいなーと考え中。いいオトナのすることじゃないけどね…。


■レッドブルが好きな件


レッドブル

■ええ。レッドブルが好きなんですよ。

ただし、それは「あー、適当なソーダに栄養分をちょっと入れただけの、どこの会社でも作れるどうってことない液体でも、いい具合にネーミングとパッケージングさえすれば、フォーブスの長者番付に載るくらい会社が儲かるんだなー、あやかりたいなあ」という少々屈折した意味でです。味はそんなには好きじゃない。デカビタのほうが美味いと思う。

レッドブルを、これと飲み比べたんですが、このJTの方が美味しかった。


■しかしレッドブルって高いよな。ヱビスみたいないわゆるプレミアムビールよりも高い。ちなみにデカビタもJTのも近所の自販機では100円で買えます。レッドブル買うよりも、デカビタとカフェインの錠剤を飲んだ方がトクだよなあ、とレッドブルを買うたびに思います。じゃあ買うなって話だけど。


■さて、今日は友人が出るライブ(お笑いのほう)があったので新宿にいたのですが、開演まで間があるのでレッドブルでも飲もうか、と思ってコンビニを探したのですが、周囲にコンビニが無い。

どうしたものか、と思って、てくてく歩いてたのですが、ほら、日頃の行いが良いじゃないですか、拙僧は。奇跡的なタイミング&ロケーションで、レッドブルの試供品を配るレッドブルカー(って云うのかな)に遭遇したんですよ。

で、レッドブルを一本もらって、パンフレットみたいなのももらいました。良かったよかった。


■ちなみに、配ってたレッドブルは、缶のデザインが古いタイプで、左上に「Drink cold.」と書かれている(現行のデザインでは日本語で「キリッと冷やして」と書かれてる)。

賞味期限を見ると「2007.06.03」となってました。在庫の賞味期限を切らすくらいならサンプルとして配ろう、ということみたいです(別にケチをつけてるわけではない。念の為)。


■なお、このエントリはデカビタを飲みながら書きました。


■西武池袋線になんかいた件


先日、会社からの帰りに池袋からの急行に乗りました。云うまでもなく、平日夕方の下り電車だから満員です。

で、おれの目の前には、小太りで丸顔で前頭部に毛髪を有しない、山科けいすけのマンガに出てきそうな30代後半のサラリーマンが立ってました。

で、それだけなら別になんでもないんですけど。

ドアが閉まって電車が走り始めるとですね、この男は、目をつぶったまま、

ポルトガル語でなにごとかをつぶやき始めた

んですわ。周りの乗客(最低でも、おれを含めて数名)にはっきり聞こえるくらいの音量で。いや、ポルトガル語じゃなかったかもしれないけど、英語でも仏語でも独語でもなかったから、たぶんポルトガル語(根拠はとくになし)。

で、おれは、このポルトガル語を延々と聞かされながら(ときおりインターバルあり)、石神井公園まで帰りました。

逃げ場のない満員電車の車内で、目をつぶり脂汗をかきながらポルトガル語でリリックをドロップする男が目の前に立っている…。けっこう怖いですよこれは。電車が動き始める直前までは、このヒトも普通のサラリーマンだったのに。



ちなみに、平日夕方池袋発の西武線の急行/準急/快速の1両目と2両目には、こういう妙なのが乗ってくる確率が他の車両より高い。なので、心穏やかな帰宅ライフを満喫したい方は3両目よりあとの車両に乗ったほうが良いです。


■半蔵商店ライブ


■女子に上になってもらうことが多いです。半蔵商店です。


■でね、ライブの際の機材について考えるんですよ、最近。

いえ、近日中にライブをやる予定があるわけではありません。でも、男子たるもの、いつ何時ライブを頼まれるか分からないじゃないですか。そんなわけでもしライブ出演を頼まれてもあわてないように、日ごろからライブ用の機材セットを練っておこうというわけです。


■とはいえ、最近の打ち込み音楽に限って云えば、もう、自分の曲のCDだけでDJする行為すらもライブと呼んじゃっていい、とされているようです。

そんな世の中だから、別に、「焼いてきたCDをCDJでポン出し」、とか、「ノートパソコンのiTunesでwavファイルを再生するだけ」、とかやっても別に良いとは思うのですが、そこはそれ、ライブですから、ちょっとは演奏っぽい要素を持たせたい。


■とはいえ拙僧の場合は、140BPMのハードハウスとか、せーので始めるロックとかじゃなくて、アンビエントが得意分野なのですが、アンビエントのライブなんて地味なものじゃないですか、たいがい。


■ではアンビエントのライブで、演奏の要素を持たせて、かつ地味にならないようにするにはどうすればいいかと考えてみたところ、

4台のiPodを4chミキサーにつなげる

というライブが望ましい、という結論になりました。適当に描いたから絵があれですが、イメージとしてはこんな感じです。↓

演奏中

■ですから、4台のiPodにそれぞれ素材(シンセの音など)をパートごとにあらかじめ入れて、適宜それらを再生→ミキサーで音量調節するわけです。これなら、気分や雰囲気に合わせて、曲調や構成も柔軟に変えていけます。シンセを弾くより現代的です。


──それって、そういうソフト入れれば別にノートPC一台でも同じことが出来るんじゃないの?(´д` ) (´д` ) (´д` )

そうなんですけど、ライブ前のセッティングがかなり楽そうではあります。機材の持ち運びも、4chミキサーと4台のiPodだけだから楽勝。この他にカオスパッドなんかも運んでも楽勝。


■昨今の打ち込みライブのステージ上にある、「機材を置く用のテーブル」に、色とりどりのiPod miniが並んでるところを想像すると、地味なアンビエントのライブも、少しは………………やはり地味だな……。

あと、ステージ上でiPodを操作してる仕草って、よほどルックスのいいヒトじゃない限りどう転んでもチマチマして見えるはず。

──そもそもiPod4台買うお金で、なんか楽器買った方がいいよなあ(´д` ) (´д` ) (´д` )

うん、おれもちょっとそう思った。

──なにそれ(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )


■今日は、


ものすごく眠いので、また明日…


■すいません。なんか見てるだけで腹立ってきたんですけど。


先日、『BUZZ』のテクノ特集号(1999年)を買ったんですけど、裏表紙が『VIBE』の広告だったんですけど、くわしいことは知らないんだけどいろんなアーティストがそのVIBEの広告を描く、みたいなシリーズ企画らしかったんですけど、バッファロードーターが描いた広告がこれ。




BUZZ


1999年当時は、こういうセンスが面白いとされていたようです。本当に恐ろしい時代です。今年が1999年じゃなくてほんとによかった。

………こいつは何を云っているんだ ( ´д) ヒソ (´д`) ヒソ (д` )

ちなみにVIBEとは、たしか音楽チャンネルの名前だったと思います。


■気の利いたコメントを当然のように求める人々。他


この週末の金曜日から日曜日にかけては、おれとしては珍しく連続的にヒトと会って、食べ物を食べたり飲み物を飲んだりしていました。

で、その際にヒトに話したり、ヒトから聞いたり、ヒトと話し合ったことなどを、まとめてみます。


【1】日常生活の会話において、スキあるごとに「ちょっとひねったこと」「気の利いたコメント」を云おうとする、悪い意味での芸人根性、もしくはハガキ職人根性、もしくは構成作家根性のやつが少なからずいる。

そいつ本人だけが面白おかしいことを云って勝手に気持ちよくなってる分には構わないが、そういうやつに限って他人にもそういうセンスで会話することを当然のように求めてきたりする。


【2】『絶望先生』は、時事ネタも多いから、あとでマンガ喫茶でまとめて読み返そう、なんて思わずリアルタイムに読むべき。


【3】江戸っ子たちの、遊びに対する心構えを示す格言がある。

『仕事で失敗しても、次はある。遊びで失敗したら、次はない。』

ようするに、仕事は手を抜いても、遊びは真剣にやりましょう。ということです。これは杉浦日向子の講演会で聞いた話。

そういえば、タモリも、ゴルフに遅刻して来た付き人を「仕事じゃないんだから真面目にやれ」と怒ったそうです。これは2chで読んだ話。


【4】電気グルーヴの、『662BPM』の方に入っている「We are」の後半の歌詞が聞き取れない。「夏だサマーだ高校野球だ八回裏の打撃戦ゴー」のあと。

あと、「ジョー」の歌詞も聞き取れない。「両手ブラリやって顔面ボコボコ」から「パパパパパナソニック」までの間。


【5】ルーク・ヴァイバートは、所属レーベルから

「アンビエントのアルバムを一枚出したいんだけど、君はそういう曲の音源ある?」(´・∀・ )

と訊かれて、ほんとはそんな音源は無いにも関わらず、

「あるよ」(´_ゝ`)

と答えて、それから一週間でアンビエントのアルバムを仕上げたらしい。

[結論]:人間は、締め切りがあると頑張れる。


【6】チャイルディスクの近作は、1タイトルあたり500枚しかプレスしてないらしい。レーベルの知名度からすると意外に少ない。


【7】これが面白い件。マンガ本篇も面白いです。


【8】大人っぽく振る舞おう、と考えるのは、実は子供のすることではないか。

自分の中にある子供っぽい部分を認め、それを責任持って受けいれるのが大人ではないか。

───とも思うけど、実際のところはどうなのか、よくわからない。一度、周囲のちゃんとした大人の皆様にきいてみたい。


【9】CDのケースは、左利きのヒトがデザインしたため、左手で開けるようになってる……とwikipediaに書いてあったけど本当かどうか。


■ヒューマン オーディオ スポンジ


やらないか
▲YMOのみなさん

先週、YMO(Human Audio Sponge)のライブが横浜県であったそうです。


おれは、チケットが取れる気が1ナノグラムもしなかったから、最初から取りませんでした。でも、ライブ見たい気持ちはもちろんありますので、ライブをこっそりDVで撮っていた、とか、DATで録音していた、という殊勝な心がけの方は、CDとかDVDといった一般的なフォーマットに変換のうえ、ドミノピザのクワトロプライムのMサイズと、伊右衛門・濃い目の2リットルボトルを添えて拙宅まで送ってください。


■続・リスニングリスニングしたテクノ


■こないだ、リスニングリスニングしたテクノっぽいリズムを作ってみたので載せておきます。30秒くらいのmp3です。


【ここをクリック(゚∀゚)】


■ちなみに、先月、ドミノピザを食いながら作ったリスニングテクノの断片はこちらから


■リスニングテクノといえば、Plaidの手がけた『鉄コン筋クリート』のサントラのリミックス盤が出るそうで、そのタイトルが『鉄筋コンクリート』というそうで、変換しやすくていいと思う。


■報道写真


会社の帰り道、雑居ビルに怪しい人影が!!

一枚目


おそるおそる近づいてみると……

二枚目


食事中でした。'`,、('∀`) '`,、

三枚目


……なんだこのほのぼのエントリ…………( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )……


■恋のダンスサイトも483円


■本日のシューゲイザー。

最近、ナウい人の間で「シューゲイザー」というジャンル(?)の音楽が流行ってるらしくて、おれはてっきり、シューゲイザーさんという名のドイツ人もしくはドイツのバンドもしくはドイツの地名に由来するのかなと思ってたのですが、検索してみたところ実際はそうじゃなくて、演奏するときにギター持ってうなだれている姿から、自分の靴(shoe)をじっと見ている(gaze)のでシューゲイザーと云うらしい。

おれはこの呼び方が、ちょっと好きです。というのは、この「シューゲイザー」という呼び名の中に、

「あいつらって、いっつも自分の靴ばっかり見てんのな」( ´∀`)
「あー、あるある」(´∀` )

という、微量の風刺を含むあるあるネタ成分を4〜7.1%ぐらい感じるからです。


もしかしたら、ステージ上でノートパソコンをいじる類の音楽をやる人々たちにも、「ずっと画面ばっかり見てるやつ」とか、「ずっとノートパソコンの液晶で顔を光らせてるやつ」みたいな感じの呼び名があるのかもしれない。


■本日のパスタ。

ナスのミートソース(大盛り)@新宿。
紀伊國屋本店の地下にて。


■本日買ったコンパクトディスク。

・senking「ping thaw」(karaoke kalk)
・kaito「special life」(kompakt)


■本日のレコード屋の謎。

名前は伏せますが、でかい割りにはなんかつまんない池袋の某レコード店の価格設定が謎。たとえばモーニング娘(。)の中古シングルが一律税込み483円。平成19年の5月になって、中古の「そうだ!We're ALIVE」に誰が483円も払うのかが気になります。ちなみに、ケンイシイ『ジェリー・トーンズ』のCD−ROM付き初回盤は7350円…。

ところで、この店の「新入荷」の棚の中古CDは量が多すぎるうえに(普通の五十音順の棚と同じくらいの量のCDがあるんじゃないかとすら感じる)、まったく整理されてないので探しづらい。なので、最初から探さない。


■本日のソフトドリンク。

JTの「爽快ビタミン」という、パッケージもネーミングももうちょっと頑張れる余地があるのでは、と思ってしまう飲み物を2本も飲んだ。

このところ、これとかデカビタとかレッドブルとか、そういうものばかり飲んでる気がする。いちいち買ってると不経済なので、自作したいです。


■猫


おれが、飲み終わったレッドブルの缶にデカビタを注いで、レッドブル気分でデカビタを飲んでる間に、同期のS君(既婚)が近々パパになります。おれの人生をデバッグしてくれるSEを募集します。

それはさておき、仕事でイラストレーターさんに「猫の顔はこんな感じで」とFAXで伝えるために描いたメモ。

猫

ええ、ここ数日、行方が分からなくなっていた愛用の0.7mmのシャーペンが見つかったので、よかったです。

いちおう、予備で0.9mmのシャーペンも持ってるんだけど、この太さだとあまり積極的にモノを書こうという気にならない。なんのための予備なんだか。予備には0.9mmじゃなくて0.7mmをもう一本買えって話ですよね。

そう、30過ぎてもやってく力というのは、30までに蓄えておかないといけないんですよ。

と、書こうとしたが、どんな年齢にでも当てはまるな、これ。でも、30を一つの壁として考えてしまう。し、考えてた方がいいと思うようにしている。

なんか今日はいつも以上にとりとめがなくてすいません。


■『XVOXX』初夏の納品のお知らせ


■本日、秋葉原・eARS様に、『XVOXX』を納品してきました。

秋葉原でレトロゲーム探索の際は、eARSで『XVOXX』を買ってから斜め向かいのフレンズに立ち寄る、等するといいと思います。

もしくは、『XVOXX』を買ってからすぐ近くの「さか井」で、うなぎまぶし丼を食べるという手もあります(きょう食べてきました)。

遠方の方は、eARS様の通信販売もご利用ください。


■さてリミックス盤である『XVOXX 360』は、ジャケット製作が引き続き遅れております…(´д`;)すみません。はやいとこカタチにしますので、もう少々お待ちください。


■新潟の写真


昨日の秩父写真に続いて今日は、先月末に行って来た新潟の写真です。

スーパーの駐車場

ネギの苗

郊外のスーパーと、その店先で売ってたネギの苗。いいと思う。

高速道路

土曜の朝の、小雨降る高速道路のサービスエリア。個人的にはかなり好きなシチュエーションだけど、どこがどう好きなのか訊かれると説明しにくいです。

ここの販売機で、冷凍食品のたこ焼きを買いました。晴れた日だと別に食いたくならないんだな、なぜか。

天ぷら

某社の接待で行った居酒屋。ここは出る食べ物出る食べ物が全部おいしかった。左は竹の子の天ぷら。右は春野菜の天ぷら。あと、刺身も美味しかった。あと、納豆入りの厚揚げも美味しかった。

チューリップ

道端に植えられていたチューリップ。余談ですが電気グルーヴは『A』を発売したとき、撮影用の小道具としてチューリップを用意することを取材の条件にしていたそうです。ほんとうに余談だ。

ファストフード店

世界的に有名な企業の看板。

大関

ビジネスホテルにて。上手く云えないんですけど、なんというか、「ささやかな楽しみ」と「わびしさ」って表裏一体のものなのかもしれない(唐突になに云ってんだ)。



では今日は休日出勤なので。行って来ます。


■ハードフロアの翌日に仕事入れるかね、普通。


今晩は代官山でハードフロアのライブがあるのですが、行きたいのですが、明日が日曜なのに朝九時から夜九時まで仕事なので(含、懇親会)、ハードフロアは見送りです。

ハードフロアといえば、'99年に福岡でライブを見たのですが、背の大きい方が風邪引いて休んだため、背の小さい方が一人でライブしてました。ある意味レアかもしれない。

黄色いCDにサインもらった。あと、「マホガニールーツ」のシングルまでもらった。ので、お返しに缶ビールをプレゼントしました。



本日のYouTube。Hardfloor live in Tokyo/Japan。




今晩はおとなしく、次回納品分の『XVOXX』のジャケを折って、CDケースに入れてました。さっき終わった。


■秩父の写真


2枚組CD専門店ってのがあったら面白いよね。半蔵商店です。

今日は、今週の月曜日に行って来た秩父県の写真などを。


レストラン

御花畑駅の隣の、いまは営業してないレストラン。看板のフォントと、コーラのステッカーに昭和を感じます。


秩父湖

秩父湖。とにかく静かなところだった。


ファンタ

ファンタの看板。このガタガタな片仮名ロゴが、とても多国籍企業の仕事とは思えません。ちなみに、この看板が貼られているのが、おれがアンパンを買った店です。


自動販売機

ファンタの看板の近くにあったカルピスの販売機。「capy」という飲み物のロゴが描かれている。ところで、ちょっと昔までは田舎に行くと、ダイドーのルーレット付き自販機もしくは「Vivo」の自販機が、すっかり朽ち果てた姿でたたずんでいたものですが、最近では見なくなりましたね。


林

バスの中から撮った。


警告文

三峰口駅に貼られていた手描きポスター。誰もが、ワード(人によってはエクセル)とクリップアートで簡単にポスターを作ってしまう時代に、あえて手描きで挑んだ姿勢を評価したい。


三峰口駅

電車と山。三峰口駅のホームにて。個人的には、「よし、そろそろ帰るか」感がある一枚。


慈眼寺

西武秩父駅近くの慈眼寺の境内にて。いま検索して分かったんですが、「じがんじ」じゃなくて「じげんじ」って読むんですね。知らなかった。眼に効くお寺らしいです。



次は、雪の季節の秩父に行ってみたいですね。(談)


■本日の夕食


カワイ肝油ドロップS

# 一缶まるまる食べるわけではありません。念のため…。


■業務連絡


秋葉原・eARS様にて、前回納品分の『XVOXX』が完売いたしました。ありがとうございます。

次回の納品日は、決まり次第このブログでお知らせします。


■テイトウワ/ワイエムオー


■酒にゃ弱いが、女にゃ弱い。半蔵商店です。


■Wikipediaの、テイ・トウワの項目がgdgdな件。

これはないだろ、と。VISIONARY SOUNDTRACKが1988年の発売ってなんだそりゃ。(´д`;)

全体的に情報量が少ないし、冒頭のエピソードがいまいち盛り上がりに欠けるし……まあ文句つけるんなら自分で書き足せってことですね。

おれが初めて意識して参照したWikipediaの項目は、レイザーラモンHG(笑)だったんだけど、そこには「レイザーラモンHGは、『ビッグポルノ』というコンビの片割れ」みたいな間違いが初手から書かれており、まあ、それでおれはWikipediaをなんでもかんでも鵜呑みにする癖が付かなくて、結果的には良かったです。


■ヤフオクで見つけたナウい出品。

YMOのファーストの、5ヶ国7枚組セット。すごい。


■きょうは、なんだか疲れたというか、考えがまとまらないというか…………ここで唐突に終わります。



# ちなみにビッグポルノは、レイザーラモンの2人と他の芸人とのユニットです。


■半蔵商店秩父


三峰神社
▲三峰神社にて


■ですから、月曜日は秩父をぶらり一人旅してたんですよ。ゴールデンウィークを外して休みを取りました。

西武秩父駅に着いて、どこか適当な飲食物を出す飲食店はないかと探してたら、後ろから急に

「すいません! 合宿の方ですか?」

と、ネクタイ姿の若い男に声をかけられました。エクスペリメンタルに。

そんなに合宿っぽい顔してたか? おれは。


■それはいいとして、秩父ではとにかく歩いた。秩父湖周辺だけでも2時間歩いた。

秩父は歩きマニアにはたまらないスポットなのか、駅で歩きマニア用の地図を配っている。あと、駅でおじさんが「こないだは10時間も歩いてたよ〜(´・∀・`)」とか話してるのを小耳に挟んだ。


■連休直後の平日の午後なので、ほんっっとに人の気配のしない秩父湖バス停の、近くの商店で買って食べたアンパンが美味しかったです。個人的に秩父名物認定。


■二周年


■本日で半蔵商店が二周年を迎えました。( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

書く方も書く方だが、読む方も読む方だいえなんでもありませんすいません。

また、二周年ということで、サイトのデザインもがらりと一新しました。してませんすいません。


■もともと、このブログは『半蔵インターネット』という題にしようとしてたのですが、ブログを始めるちょっと前に、沖縄出身の友人と

「沖縄の個人商店って、熱いよな!」

という話になり、沖縄の商店についてあれこれ考えてたので、ブログのタイトルも半蔵商店になりました。


■しかし、「半蔵商店」という題なのに、アドレスは「hanzo.tv」だし、おれは小僧の格好して「拙僧」とか云ってるし、ここらへんのブログイメージ(ものすごい勢いで和製英語っぽい)も整理する必要があるかもしれませんね。

おなじ小僧なら、大正時代の商店の小僧さんってことにすればよかったかもしれない。


■ちなみに、個人商店には各県ごとにそれぞれ特徴があると思いますが、沖縄の個人商店の熱い点は、

・軒先に、売り物のゴムぞうりとバナナが吊るされている。

・食パンや缶詰とともに、ダイレクトに棚に並べられている瓜。

・看板に書き添えられている、『冷やし物一切』という謎のクレジット。

・1プレイ20円の、オレンジ色のゲーム機。

・客の気配をセンサーで察知するたびに、「いらっしゃいませ」とロボット声で挨拶する機械。

とかですかね。沖縄以外の県にもある物件も含んでますが、こうやって並べると、じつに沖縄の個人商店っぽい。沖縄県は、このようないかにも沖縄の個人商店っぽい沖縄の個人商店を、文化財として保護すべきだと思うんですけど。


■話は変わりましたが、三年目の半蔵商店もよろしくです。お疲れさまです。


■あ…ありのままブックオフで起こった事を話すぜ!(AA略)


■今日は、友人がネタ&MCをやるお笑いのライブに、妹と行く日だったのですよ。

で、夕方に家を出たのですが、時間がけっこう余ってたので、ブックオフに立ち寄ってコンパクトディスクを物色してたんですよ。


■マッシュアップのネタ用に修二と彰の「青春アミーゴ」とか、あと昨日に引き続きケンイシイのCDとかを発掘したりしつつ、CDの棚はあらかた見終えたので、なにげなくビデオの売り場も見てたんですよ。

そこでは、背表紙を上に向けた状態のVHSテープが平台にずらりと並べられていました。で、それらのVHSの背表紙のタイトルをつらつら目で追っていたその時、拙僧はとんでもない事態に遭遇しました。自分の目を疑ったね実際問題。


■というのも、そのVHSの列の上に、このCDがポツンと放置されていたんですよ。↓










What's Underground Airport!?

工工エエエエ ( ゚д゚ ) ( ゚д゚ ) ( ゚д゚ )エエエエ工工 嘘だろオイ

にわかに信じてもらえないかもしれませんが、本当です。というか自分でも信じがたいです。このCDがブックオフにあるなんて。しかも値段も、もう、値札を直視できないくらい安かった。

改めて説明しますが、これは砂原良徳の『What's Underground Airport!?』というCDで、くわしくは以前のエントリをご参照ください。

現世に300枚しか存在ない(のに、おれは何故か2枚持ってる)貴重盤なんですが、これが、あったんですよ。ブックオフに。真顔で。

しかも、ビデオの棚に。『ホームアローン』のビデオとかと一緒に。真顔で。


■なんというか、CDのこととはいえ、不思議なご縁のようなものを感じるですよ(←ちょっと照れながら話をするときのまりん風の語尾)。合掌。


■龍一の妻とその夫と愛人


■本日買ってきたCD12枚。

・坂本龍一『B-2 UNIT』
なんか、前にも買ったような記憶が……。

・ケンイシイ「エキストラ」ベルギー盤シングル
なんか、前にも買ったような記憶が……。

・まだ聴いてなかったケンイシイのアルバム3枚。

・矢野顕子「GIRLFRIENDS FOREVER」
これはね、B面が良いんですよ。

・Millsart『Every Dog Has Its Day』

・クラフトワークのトリビュートアルバム
明和電機とかが参加してるやつ。フランス盤。

・とんねるず「がじゃいも」など、8cmCD4枚。
マッシュアップ用の素材に。


■本日の作業

会社にて『XVOXX 360』のジャケ作り。今日はあまり進まなかった。


■本日の外反母趾

左足の親指の付け根が痛いです。


■ピザ食ってましたが


前回書きましたように、昨日はピザばっかり食ってました。

ピザへの煩悩を断ち切るための修行なのですが、部屋にあるピザもカレーソースのパンタイプのピザ一切れを残すのみとなりました。


■ですが、正直に書くと、まだあとちょっとだけ食べたりないです。'`,、('∀`) '`,、

やはり、昨日の晩、ダメ押しにあと一枚発注しておけばよかった。

昨日までの時点で、ピザの他に、飲み物や付け合せのドンタコスなどを購入するのにかかったお金は7000円くらいです。この7000円を無駄にしないためにも、今日、とどめの一枚を発注し、今日こそは完全にピザへの煩悩を断ちk


…あのさ、これって最初からシェーキーズのピザ食べ放題バイキングとかに行けば
良かったんじゃないの? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )




( ゚д゚) ・・・・



( ゚д゚ )


■ピザ食ってます


5番6番の漫才が、爆笑問題のサイゾーの連載を読み上げてるだけの素人さんに見えてしまうんですが半蔵商店です。

昨日書いたとおり、朝の5時からビール飲みつつピザ食って、寝て、起きて、食って、洗濯して、またピザ頼んで、食って寝て、起きて、買い物とか行って、コーラとビールを買い足して、等を繰り返してます。

そう、正月に録ったまま見ていなかったお笑いの特番を見ながらピザ食べてます。


■ピザは、意外と食い進んでないです。まだMサイズを3.25枚しか食べてない。もうちょっといけるものかと思ってた。


■それと、前回「冷えたピザは美味い」みたいなことを書きましたが、あれはピザの種類によりますね。生地がクリスピータイプだと美味いが、パンタイプだと少々厳しい。あと、カレーソースのピザは、率直に云うと、冷えると不味い。

いま、手元に0.75枚のピザがありますが、そのうち0.5枚は、パンタイプのカレーソースのピザです。


■で、もうとっくに満腹ですが、

「もうとっくに満腹だから、もうピザは頼まなくていいよね」

という気分でもあり、

「いや。あと一枚くらいはピザ頼んどかないと、近々またピザ煩悩が再発してしまうかも。そしたら、きょう一日の修行の意味がないかも」

という気分でもあります。あと一時間でドミノピザが閉まってしまうので、ちょっと考え中。


■でもまあ、どっちにしろ、パンタイプのカレーソースのピザはとうぶん頼まないかも…。


■ピザ修行


ピザ修行の図

■明日はピザ修行の日です。そう決めた。

ピザ修行とは、ピザ(おもに宅配ピザ)を、たくさん食べて、ピザへ執着する煩悩を振り払う神聖な修行であります。

そう。『食べたいなーとは思っても、頻繁に食べるのは不経済だから、月に3枚のペースで食べる』、みたいな中途半端なピザへの接し方が、却って『あ〜、ピザ食いたい…』という煩悩を増幅させるのです。

もう、徹底的にピザを食べ倒して、『ピザ、もう別にいいっす(´_ゝ`)』という境地にたどり着く以外には、この煩悩から逃れる術はないのです。そうでもないけど、そういうことにしといてください。


■さて、ピザ修行は明日ですが、実はもうピザが届いてます。Mサイズ3枚。と、付け合せのポテトとチキン。

ピザ3枚到着

これはなぜかというと、明日の朝一番、目が覚めた次の瞬間からはもうピザが食べられるという環境を整えるためです。あと、冷えたピザって美味いよな。っていうのもあります。冷えピザを食べるために、焼きたてピザ3枚をわざわざ翌朝まで放置して冷ます──ピザ修行の厳しさの一端を垣間見た思いである。なんだこの文体。


■そんなわけで今日は、昼の定食もごはん抜きにしてもらって、ジムで30分走って、夕飯は抜いて、と、いい感じに腹を減らしてます。

ええ。さっきから部屋の中にピザのいい匂いがプンプンしてます。胃が動き出してきた。


■偏頭痛


風呂場のボディーソープが切れたので、詰め替え用ボディーソープを買ってきたはいいが、空いた容器にボディーソープをまだ詰め替えていないので、けっきょくはハンドソープで体を洗っている独身男がやってる半蔵商店です。

そう、昨日は珍しく偏頭痛が始まってしまい、早々と寝てしまって更新できませんでした。痛みが訪れるのが不規則だし、やっと治まったかな、と思って薬を買わずに帰ると、家についてからまた痛み始めるし、困った。

今朝になってようやく85%くらいは治りました。


■堅実に変な写真。


■今日は会社に、『XVOXX 360』のジャケットを作りに行ってました。そしたら、会社の近くのポストにグラスが乗ってたんですよ。


■やにわに、ポストにグラスが乗ってたんですよ、って云われてもピンと来ないですよね。ということで写真。

ポストにグラス

ポストにグラス

これ、写真で見るとどうってことないかもしれませんが、実際に目の当たりにするとけっこう堅実に違和感がありました。

■新潟の写真とかは、また明日かあさってくらいに載せます。半蔵商店でした。


■バック イン トキヲ


新潟にて

■新潟っぽいところというかむしろ新潟に行って戻って来ました半蔵商店です。新潟は食べ物が美味しかったですね。


■テレビ局仕切りの仕事だったんですが、局の人が持ってきてくれる差し入れが、特上鮨とかぁ、特上鰻重でぇ、たいへんに良かったんですよ。

けども、これら特上のお金がテレビ局から出てるということは、そのお金はもともとスポンサー企業各社が支払ったお金なわけで、その企業のテレビCM費は消費者が購入する商品の代金にあらかじめ上乗せされてるわけで、えーっと、新潟県民の皆様ごちそうさまでした。とか書きたくなる美味しさ。

あと、土曜の夜に入った居酒屋も、仏前に報告しなくていいのかと思うくらい美味かった。


■高速道路から見える田んぼとか山々、といった風景も良かった。おれって都道府県単位で土地を好きになることがあんまりないのですが、もう少しで新潟が好きになるところでした。


(写真は、ビジネスホテルの自販機)


■新潟いってきます


■ラジオネーム・半蔵商店大好きっ子さんです。

といった意味も含めまして今日から二泊三日でえんどコイチの出身地・新潟県に行ってきます。仕事です。でも、遊ぶ予定の入ってない日だったし、出張手当と休日出勤手当ても出るから、よいです。

仕事とはいえ、新潟行くのは初めてだからちょっと楽しみですよ。と書こうとしたら、去年行ってた。しっかりしろ>俺


■お知らせ1

朝起きたら、ケータイの着信履歴にリカ(仮名)の名前があった件について。


■お知らせ2

『XVOXX』のリミックス盤、『XVOXX 360』は、中身の方は無事出来ました。あとはジャケ作りです。


■本日も煩悩


ピザ


■血がダメな件


■申し訳ありませーんカレーソースのピザはハーフ&ハーフできないんですよー、半蔵商店です。


■昨日の、ちょっと採血しただけで立ちくらみ、という話で思い出したのですが、血の話がダメなんですよ、自分。十代のころは全然平気だったんだけど、ここ数年で苦手になった。

他の部分はガサツに出来てるくせに、こんなとこだけデリケートな自分に頭に来ます。


■たとえば、先日『鉄コン筋クリート』を観たとき、シロが刺されて血だまりの中に倒れこむシーンなんか直視できず、気分が悪くなったので、いったん外に出て、冷えた「ダカラ」を買って飲んで気持ちを落ち着けてからまた席に戻った。

このシーン自体はぜんぜんグロテスクな描写じゃないんだけどね。


■おととし、親戚のおじさん宅で、おじさんがベランダへのガラス戸が閉まっていることに気づかず(気づけよ!)に、普通にベランダに出ようとしてガラス戸に正面衝突→アメリカのアニメみたいに人型にガラスが割れ(誇張表現)→血だるまになって救急車呼んで13針縫ったよ'`,、('∀`) '`,、

という話をしてくれたときも、気分が悪くなって、枕を借りてそのまま畳の上に横になった。おじさんとしては笑い話の域らしいが、おれは聞いてられなかった。

でも、その場にいた親戚一同の間でも、「なんでこれくらいの話で気分悪くなるの?」みたいな世論が形成されてました。


■会社での防災訓練の際、みんなで集まって、消防署のお偉いさんの指導のもとで、応急処置の訓練をしたんですが、そのときのお偉いさんの、「出血多量」だの「出血がひどいときは包帯で…」だの「人間は体内の血の○×ミリリットルを失うと死ぬ」だのといった血液トークで気分が悪くなり、途中退場。しかも、2年連続

ちなみに、去年の防災訓練は、応急処置の訓練ではなく、地震体験車に乗って地震のシミュレーションをする、という内容だったので途中退場せずにすんだ。


■あと、『スーパーサイズミー』を見に行ったときも、内蔵丸見えの手術シーンで血の気が退いて気分が悪くなりかけた。まあ、これはしょうがないと思う。


■情けねーな、おまえ( ゚д゚)y-~~、といった批判は甘受します。でも、繰り返しますが十代のころは別に平気だったんですよ。なんで苦手になったのか、そのきっかけが自分でもよくわからん。


■あと、お察しの通り、この文を書いてるだけでもちょっと具合が悪くなってきました。しかもさっきからミスタイプが多い(直し直し書いてます)。

どなたか、血の話が平気になる方法とかありましたら教えてください。女子と映画に行って、血が出てくるシーンでおれだけ途中退場とかなったら、あれじゃないですか。


■10ccで立ちくらみした件


■生地はアメリカンタイプとイタリアンタイプがお選びになれますが、半蔵商店です。


■そう、きょう会社の健康診断で血液検査があったのですが、10ccほど(※量は、採血してくれたおばさんの話による)血を抜いたところ、立ちくらみを起こして10分間ほどベッド(会議用テーブルを四つくっつけたやつ)に寝かせてもらうハメになりました。
'`,、('∀`) '`,、

いや、3年前も、おととしも、去年も、血を抜いてもなんとも無かったのに、今年はついに初・立ちくらみでした。


■さて、ここで拙僧の食生活をちょっと振り返ってみましょう。

4/22朝食→ホテルのレストランで朝食(ロックスターだから)

4/22昼食→食べてない

4/22おやつ→ビールとアップルパイ

4/22夕食→食べてない

4/23朝食→健康診断があるので食べてない

どうもまともに食ってません。このように、まともに食べてない→貧血状態→ちょっと血を抜く→これだけで立ちくらみ。ということになったっぽいです。情けない話ですいません。


■10ccくらいでこんな調子だったら、200ccの血を抜く献血はちょっと無理だなあ、と思いましたが、むしろおれの方が献血される立場だな、これは。減量もいいけど、もうちょっとちゃんと食べよう。

ということで、会社の帰りにはチーズハンバーグを食べて、さらにスーパーに寄って、つくねや豆乳や鶏のレバーを買ってきました。なんとなく、たんぱく質をとっておこうかなという素人判断に基づいて。


■ところで、採血が終わった直後のおれの顔色が良くなかったからか、看護婦さんに「気分悪くなったりしてませんか?」と訊かれて、普通なら「はい、気分が悪いです」と答えるべきところを、なぜか「なんか、腹減ってきたんですけど」と答えたおれは、社会人としてちょっとどうか。

でも、看護婦さんはこのセリフを「気分が悪い」の意にちゃんと解釈してくれたので、よかった。


■で、こういう話題のとき、あれでしょ? Amazonのアフィリエイトで、「10cc」のCDへのリンクをエントリの最後に貼ったりするのが流行ってるんでしょ? いま。


■明日は健康診断なので、午後九時から翌朝まで断食


■本日の投票

近所の小学校(假屋崎省吾の出身校)に投票に行ったら、校庭にこんな人たちがいました。

選挙

選挙


■本日のおやつ

おやつ


■本日の、なんか有線でよく聞く外人の歌

♪っ、トッキオー、っ、トッキオー ('A`)


■なぜエンタの神様に出てくるピン芸人は微妙に歳がいってるのか


■エンタを見てたら、「たいがー:りー」(←わざわざ正式な表記で書いてあげてるおれの優しさ)とかいう産業廃棄物が出てたので、なんでこの人こんなにあれなのかなあ、と検索してみたら、元「イヌがニャーと鳴いた日」とかいうあれなグループの中の人だった。腑に落ちた。あ、「鳴いた」じゃなくて「泣いた」が正式な表記だそうです。知るかそんな事。

そういえば、こないだアクセルホッパー(永井佑一郎)がMCのライブを見に行ったんだけど、この人の素のしゃべり方と声がポイズンの吉田にちょっと似てるなと思いました。


■本日買ったアンビエント

サテライトセレナーデ
▲suzuki K1 >> 7.5cc「Satellite Serenade」

ムーンライダースの中の人の曲を、アンビエント風にアレンジしたCD(だったはず)。オーブも参加してます。池袋のディスクユニオンで、安いから買ってみようかな、と軽い気持ちで手に取ったのですが、中身はなかなかに良かった。リスニングテクノ寄りのアンビエント。


■本日の煩悩

ピザ

昨日に続き、今日の昼もピザを発注してしまいました………('A`)。いや、ピザ以外のカロリーは節制してるし、ジムで運動もしてるから体重とかは大丈夫なんですが(実際、きょう体重を量ったら木曜日よりもむしろ減ってた)、でもこれはやはりピザをひたすら食べ続ける「ピザ日」を開催して、ピザ煩悩をリセットしたほうがいいな。


■本日の看板

看板


■本日のユーチューブ
70年代のアメリカンエクスプレス。砂原良徳の航空シリーズに通じる70年代っぽさがあると思うます。ナウい。


■本年の連休

爽快なまでに暇……('A`)


■部屋にあるものセット


昨日から、ネットショップを開いてどうのこうのという話をしてきましたが、店のサイトを一から作るのは大変だから、ヤフオクに

『なんか、おれの部屋にあったものセット』

という、すごく漠然としたタイトルで部屋の不要物を出品しようかなとも思います(青いもの、硬いもの、軽いものおよび重いもの等)。というか、3回に分けて書くほどのことでもなかったし、しかも別に実行するかどうかはまた別だし、なんかもう、すいません。


■『僕の中2の時の通信簿 売ります』


■本日のアイデア。つづき。

前回の、「物語性のあるもの」をネットショップで売るって話の続きですが、なにも変に物語性をくっつけないでもいいような気がしてきた。自分自身に関係するものだったら、それだけでなんらかの物語が発生してるから。

たとえば、高校のころ作ったデモテープとか、中学のころの通信簿(なんで?)とか、仕事先のヒトからもらったけどすぐに壊れたラジオとか。あと、実家のアルバムにある古い写真をカラーコピーして、手作り写真集を作って、それを売るとか。まあ、誰が欲しがるかは別として。

ひょっとしたら、普通の買い物に飽きた金持ちが高い値段で買ってくれるかもしれないじゃないですか。ポジティブすぎる考え方だけど。


■────と、ここまで書きましたが、そういえば、『自分の部屋にあるものをすべてネットオークションで売る』という企画を実行した外人が書いた本を思い出しました。

『僕の人生 全て売ります』(リンク先はamazon)

この外人の場合は、自分の部屋にある持ち物をいっぺんに全て売るという企画であって、おれが前段落で書いたこととはちょっと異なるのですが、自分にゆかりのあるものを売るという点では似ていると思います。こういうのが売れるのって、「自分の出品物が落札された!」ではなく、「自分に興味を持ってくれてるヒトがいた!」みたいな快感があるのかもしれない。

まあ、おれもヤフオクでとりあえず何か売ってみようかなあ。聞き飽きたコンパクトディスクだけじゃなく。


■本日のピザ

先週の土曜日にドミノピザ食べたけど、またピザ食べたくなっちゃったなー、よし、今晩はピザを頼もう……と、思ってたところ、お昼の社員食堂の日替わり惣菜にピザが登場してきた。( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

でも、それでもピザが食べ足りなかったので、けっきょく夕飯は宅配ピザを発注しました。

ピザ

自分で買ってきた納豆をトッピングして、付け合せにポテトチップスを食って、とけっこう満腹で、これはこれで満足したのですが、やはりあと一押し欲しい。

もうこれは、「宅配ピザのチラシを見るのもイヤだ!!!」ってなるくらいに、ピザを食べに食べつくすピザ日のような日を設定したほうがいいのかもしれない。宅配をいっぺんに3枚頼んで、そのあとイタリア料理屋にピザ食いに行くとか。

まあ今昔物語の芋粥の話みたいに、大量のピザを目にした瞬間に飽きるかもしれないけど、それはそれでオッケーです。なんつーか、ピザ食べたい、というよりも、ピザ煩悩を断ち切りたいっす。


■ネットショップを開いてみたい件


■本日のアイデア

そう。ネットショップをね、始めようとちょっとだけ思ったんですよ。売るのは、「物語性のある品物」です。と、いっても伝わりにくいと思いますので少々説明します。

たとえば、「工藤静香の中古シングルCD」なんて、この2007年現在、あまり購買意欲をそそられる商品ではないです。でも、

「中3のとき、なぜかクラスの後ろのほうのロッカーに置かれてて、誰のものになるでもなくそのままずっと卒業まで放置されてた工藤静香のシングルCD」

という説明文をつければ、どっかの物好きな人が5000円で買ってくれるかもしれない。工藤静香のシングルCDなんて何万枚とあるけど、おれのクラスのロッカーに数ヶ月も放置されてて、生徒たちの成長を卒業まで見守った工藤静香のシングルCDはこの一枚きりしかないんですから。そう。九州に修学旅行で行ってたときも、このCDがクラスの留守番をしていたのです。5000円なんてむしろ安いくらいですよ!

もっといえば、その説明文がまったくの嘘でもいいと思う。もちろん悪意の無い範囲で。もしくは、最初から嘘であることを明記するとか(ちなみに、おれのクラスに工藤静香CDが放置されてたのは実話。ただし、おれの手元にはありません)。


■他にも、たとえばですが、

「隣の席の、『初対面なのに、やたらめったらフレンドリーに話しかけてくるヒト』がうざったくて、頑張って寝たフリをしつづけて全然くつろげなかった那覇行きの飛行機で手に入れた機内誌」とか、

「地元の本屋の軒先に、もう使わなくなった錆だらけの本棚が雨ざらしになっていたのだが、なぜかその本棚の中に入れっぱなしになってた変なイージーリスニングのカセット2本」とか、

「友達が、友達の友達からもらってきた、友達の友達の友達のバンドのデモCD」とか、

そういう物語性のある商品を続々取り扱っていきたいですよね。(談)

「西表島のスーパーで売ってたブランクCD-R」とか、ちょっと欲しくなる人もいるかもしれない。おまけとして、西表島の写真を3枚くらい添えてもいい。


■本日のおすすめスレ

これ。


■本日のヤフオク

ドミノピザ配達車の電飾。友達のクルマに、勝手に取り付けたい。


■本日の失敗
匂いがあまり気に入らないし、剃ったあとちょっとヒリヒリする。うーむ。あ、こういうのをネットショップで売るっていう方法もあるな。「イトコとファミレスで待ち合わせてたとき、早めに着きそうだったので、時間つぶしのために入ったドラッグストアで買ったシェービングフォーム。なお、これを買った数十分後に、イトコにマルチに勧誘されました」みたいなキャプションで。

シェービングフォーム


■日本初のエレクトロニカは、


YMOのファーストに収録されている「Bridge over Troubled Music」です。

……そうかなあ……( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )

いや、違うかもしれん。でもエレクトロニカのアルバムって、一枚まるまるインタールードしかないアルバムに聴こえることがある。


■お詫びと訂正


■今年3月9日に掲載したエントリ『今日のもったいないトピックス』におきまして、一部事実と異なる箇所がありましたため、深くお詫びするとともに、以下のように訂正いたします。


■上記のエントリに、

「某君が、男女4人で全裸で飲み会をやったが、とくに何も起こらなかった」

という内容の記述がありましたが、この某君に改めて話を聞いたところ、

「いや、ほんと、何も起こらなかったよー。せいぜい

女子の乳首を

なめたくらいで(´・∀・`)」

とのことでしたちょっと待て!!


■女子の乳首をなめるという一大セレモニーの、どこが「何も起こらなかった」ですか! 

おれだったら、事前に体調をちゃんと整えて、2日ぶんの有休を取得してから万全の体制でなめるっつーの! そんな崇高な儀式を「何も起こらなかった」の一言で片付けやがって………(´;ω;`) ブワッ


……なあ、おまえ、どんだけ女に縁が無いんだよ……(´д`;) (´д`;) (´д`;)


■えー以上、お詫びと訂正とやっかみでした。


■そろそろ会社に行く時間なので、


そろそろ会社に行ってきます。

ちくわ


■初冬の東京


■桜が咲いたかと思ったら、だんだんと肌寒くなってきました。東京は早くも冬です。さっそくストーブをつけてます。一年は早いですね。


■昨日の昼食

鯛茶漬け@大手町。と書いただけでピンと来る人も多いと思います。鯛茶漬けで有名なお店だそうです

昨日は外出する用事があったので、あの! 料亭などの〆として有名な鯛茶漬けが! ランチタイムに! 手ごろな値段で! と、いそいそしながら食べに行きました。うまかった。

で、せっかく大手町まで来たんだから、と、同じく大手町のリトル小岩井にも寄ろうとしたのですが、1時半を回ってるというのに行列が出来てたので断念。


■昨日の新宿

都庁より。
都庁より


■昨日のダメ出し

石神井町にて。
石神井町にて


■〆の朝マック


朝マック

■昨日の朝から延々とジャンクフードを食べ続けてるわけですが、その締めくくりとして朝マックを食べてきました。

飲み物にアイスレモンティーを頼んだら、なぜかティーバッグが付いてきた…。そういうもんなのか?


■ということで、本日の朝マックYouTube。

その1。その2。その3。

こうやって子供たちを洗脳してるんですね。


■子供への洗脳といえば、おれが保育園のときと幼稚園のときにそれぞれ一回ずつ、クラス丸ごと近所のマクドナルドへ連れてかれて、ハンバーガーとジュースをご馳走になって、おみやげの鉛筆を待たされたことがある。

あれって、子供の舌にマクドナルドの味覚を刷り込むためのプロモーション企画だったんだなあ。


■紙おむつなどの赤ちゃん製品にやたらキャラクターものが多いのも、その子が大きくなるまで(大きくなっても)そのキャラクターにお金を落とし続けるように、という刷り込み効果を期待してのことらしい。

* * *

■さて。いま、おれの部屋にあるジャンクフードは、冷え切ったドミノピザ一切れとドーナツ一個を残すのみとなりました。これがたぶん昼食になると思います。

これで、もう当分ジャンクフードはいいや。当分ってのが、どれくらいの当分かはわからないけども。明日からまた節食モードに入ります。


■で、昨日の朝からジャンクフードを食べ続けてわかったこと。

『独身男は、ヒマになるとロクなことをしない』

………(´д`; )


■ピザ。冷やで。


ドミノピザ(朝)
▲朝陽を浴びる、冷えたドミノピザ


■おはようございます。ひきつづき煩悩炸裂半蔵商店です。

昨日の夜はドミノピザをちょっと食べて、寝て、3時ごろ起きて、海外CMを集めたDVDを観ながらピザをちょっと食べて、寝て、7時に起きて、ピザを食べてます。冷やで食べるピザもなかなか。


■ドミノピザってロゴが好きだから、いちど頼んでみたいなー、と学生のころ思ったのですが、当時おれが住んでいた福岡市東区にはドミノピザが無く(それ以前に住んでた城南区にはあったけど)、しぶしぶピザーラかなんかを注文した覚えがあります。

でも、いまではドミノピザを楽勝で頼める町に住んでるから、いいと思う。

とは云っても、ドミノピザを頼むのはこれが初めてだ。というのも、宅配ピザを頼むとき(ま、年に数回くらいですが)は、練馬区ローカルのお店のほうが安いので、そっちを発注するから。ちょっと高いっすよね、ドミノピザ。

──なんて、おれ個人の宅配ピザ事情なんかみなさん興味ないですよね。すいません。


本日のピザYouTube。唄うクマが最高。しかし、フリスビー持ったガキの静止画像だけで、30秒CMのうち10秒も使うって構成は斬新すぎる。


■リスニング リスニングしたテクノ


唐突ですが、リスニングテクノっぽいリスニングテクノを作ってみました。拙僧の考えるリスニングテクノであります。

ループのみで、展開とかはしないのですが、どうぞ。30秒くらいで終わりますので。

【ここをクリック(゚∀゚)】

これに、「やたらエコーのかかった英語の女性ナレーション」とか乗っけたら、かなり90年代前半感が高まると思った。


あ、そうだ。90年代前半っぽいリスニングテクノのコンピCDを作るってのはどうですかね、いま、あえて。


■ポン デ ライオン


■昼ごろ、石神井公園を散歩してました。石神井に住んで4年目ですが、石神井公園に行ったのは2回目、しかも本格的に歩いた(というか、横切っただけ)のはこれが初めてでした。


■駅前に戻って、モスバーガーに行ったら尋常じゃない混み方をしていたので商店街のフレッシュネスバーガーにて、クラシックダブルダブルバーガーという、名前からしてボリュームのある物体を発注。ポテトとセブンアップ2杯とともに食す。


クラシックダブルダブルバーガー


■で、帰りにミスタードーナツを数世紀ぶりくらいに購入。

ミスタードーナツ

ポンデアーモンド、ココナツチョコレート、フレンチクルーラー、ハニーなんとか、ストロベリーなんとか。


■で、ストロベリーなんとか以外は食べました。


本日の肥満児YouTube。


■本日のおめざ


■煩悩炸裂半蔵商店です。

ダイエットも昨日で終わり、今日は食べてもいい日ってことにしてます。なので、今朝は5時に起きて、たまたまやってたクレヨンしんちゃんの再放送と、録画しておいた「すべらない話」を見ながら、起き抜けのおめざとして、ペヤングの超大盛りとコロッケ5個をたいらげました。ペヤングもコロッケもダイエット中は自粛してたので、思い切り食べ(ら)れて、よかったです。

……ペヤングもコロッケも、おめざとは呼ばんだろ…常識的に考えて……(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )

コロッケ

ペヤングのほうは写真撮り忘れました。


■で、食べ終えてから、さっそく1時間ばかり仮眠を取りました。

正直、寝起きからちょっと食べ過ぎて少々苦しいんですが、これくらいでいいんです。というのも、これで当分「あーペヤング食べたい」「あーコロッケ食べたい」という煩悩から逃れられるから。

たとえば去年、おれは「あーカキ食べたい……」というカキの幻影に捉われっぱなしだったので、一人で一度に11000円分ほどのカキ料理を食べることによって、この幻影を振り払うことに成功しました。

おかげでこの冬は、カキが食べたくて食べたくて仕方が無くなる、というようなことはありませんでした(カキが嫌いになったわけでもない)。


■と、これを書いてる間にも、プリングルスを一缶あけてしまった。

朝8時半の時点で、摂取カロリーが2200kcalを超えている件について。


■ 本日、ダイエット最終日


■去年ダイエットして10kgやせたのですが、実家で正月太りしたり、二月は京都でたくさんうどん食べたり、でリバウンドしてしまいました。

で、せめてこの十日間ほどだけでも、と気休めに再びダイエットしてたところ意外に効果があったらしく、けっきょくは年末よりも体重が減り、自己史上最低体重をマークするにいたりました。( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

いや、イエーつっても、やせることが必ずしもいいことではないっすけども。そもそも、リバウンドした状態でも標準体重は下回ってたので。そういえば会社の人から、「顔が青白いね……」と云われた。今回の減量と関係あるのかもしれない。


■ということで、かねてからの宣言どおり、4/14はいろいろ食べます。ちゃんと栄養を摂るためにも。


■昨日のカロリー。


・しょうが湯(100kcal)
・チョコ一かけ(30kcal)


・あまり美味しくないカルビ定食(810kcal)

おやつ
・明治 パーフェクトプラスクリームチーズケーキ(225kcal)


・明太子のおにぎり (180kcal)


■本日のカロリー。


・しょうが湯(100kcal)
・チョコ一かけ(30kcal)


・月見うどん(510kcal)
・付け合せの高野豆腐(50kcal)
・サラダ(90kcal)


・サラダ(150kcal)
・納豆3パック(270kcal)


■本日のYouTube。

シーバスリーガルのCM。日本でも3年くらい前にやってて、この歌がすごく好きでした。以前はキリンのサイトでもこのCMを見られたのに、いつの間にか見られなくなってた。でも、こうやってYouTubeで見ることができるので、よかったよかった。

YouTubeのコメント欄の外人のコメントで、この曲のタイトルと歌手の名前がようやくわかった。外人にもいい人がいる。Sarah Khiderという人の「Mermaid Song」という曲だそうです。

この歌は、以前も書いたアディダスのCMと同じくらい好きです。


■「スチャダランゲージ」の3番


■えー、昨日に引き続き高田馬場のファミレスで、イトコのS’君に会ってきたわけですが、えー。手短にお話しますと、

















マルチ商法の勧誘でした。



ズコー

いやー。大学のあまり親しくなかった同級生とか、サークルであまり慕われてなかった先輩から電話が来ると、マルチの勧誘だったりするらしいよ、という話はよく聞くのですが、まさかそんなやつがイトコにいるとは……。(ノ∀`)


■でも、ああいう勧誘するやつって、ほんとに目が本気なんだな。怖いよ。で、こっちがちょっとでも拒否反応を示すと

一人じゃない NO NO NO NO 違うよ。全然違うよ。



they can feel the same freedom 全然違うよ。全く関係ないよ。

って、あわてて否定し返すんだよな。

熱弁ふるってすばらしいあれの話、とか、「待ってくれ! このあれを他のあれと一緒にしないでくれ!」とか、まんまスチャダラのあの曲みたいだった。

あんときゃさすがの拙僧もあせったねどーも。


■ルースリーフに百円シャーペンでなにやらいろいろ書き付けながらクドクド説明してるS’君の話を、「他をあたってくれる?」と途中で打ち切って、伝票もって席たって勘定すませて一人で帰りました。

いまのとこ、S’君の母にこのことを伝えようかどうか迷い中。


本日のYouTube。


■話しそびれる


■月曜日、イトコのS’君(5つ年下)が唐突に「一度、サシで話してみない?」とメールをよこしてきた。たしかに、小さい頃からお互いに何度となく顔を合わせてはいるものの、サシで話したことは一回もない。S’君の兄であるS君とは、わりと話すんだけどね。


■ということで、昨日(4/11)はS’君と高田馬場のファミレスで世間話してきました。


■でもね、正直、カンでわかったんですよ。「S’君は、どうしてもおれに話しておきたい何事かがあるんだろうなー」と。そのことが深刻なことなのか、ぜんぜん深刻ではないことなのかどうかは別として。

とはいえ、あんまり「君、おれになにか云いたいことあるでしょ?」みたいな催促ムードを前面に押し出すのもどうかと思ったので、そこらへんのセンサーをあえて鈍感にしつつ、2時間ほどS’君と世間話をして別れました。


■ですが案の定、別れて一時間後くらいに

『やっぱり、話しそびれたことがあるから、明日も会わない?』

というメールがS’君から来ました。


■いちおう、『電話でもよくない?』と電話してみたのですが、『顔を合わせて話したいことなので……』とのことでした。

あと、『暗い話でもなければ、悩みごと相談でもない。わりと明るい話だから』とも云われた。なんなんだろう…。気になる。


■そんなわけで、今日また高田馬場のファミレスに行きます。


■昨日のカロリー。ちょっと少ないかも。


・しょうが湯(100kcal)
・チョコ一かけ(30kcal)


・アサリのパスタ(アサリ抜き)(550kcal)
・おひたし(30kcal)
・杏仁豆腐(80kcal)


・高田馬場のファミレスでタコス(300kcal)


■本日の昭和YouTube。

これ。「世界25ヵ国6,000店」というテロップの出方に昭和を感じます。


■東急半蔵


■トイレットペーパーを持って帰らないでください(←大学とかのトイレによくある貼り紙)。半蔵商店です。


■本日のヒューマンエラー1。

今日、東急某ハンズで買い物をしたら、その商品にバーコードが付いてなかったので、レジの人がバーコードをスキャナで読み取るのではなく、値段をテンキーで直接打ち込みました。

で、後になってからその値段が間違ってたことに気づきました。150円高く打ち込まれてた。

東急某ハンズに電話してこのことを話すと、丁重にお詫びされ、差額の150円は現金書留で送ってくれることになりました。

ちなみに、この某ハンズへの電話代には60円かかりました。'`,、('∀`) '`,、 ま、いいか…。


■本日の気になる。

これ。石神井公園の駅に、『モスバーガーがモスバーガを越える!?』という、モスらしくないコピーとデザインのポスターが貼られてた。こんなにモスっぽくないポスターは、鈴木あみをモデルに起用したとき以来だと思う。

4/14に食おうかな、とちょっとだけ思ってみます。


■本日のヒューマンエラー2。

パソコンから、オーディオプレーヤーのSDカードに曲をコピーして、いざジムに着いてさあ聞くぞ、と思ったら、ジムに持ってきてたのはプレイヤー本体だけで、SDカードの方は家に忘れてきたことに気づいた。はりきって選曲したんですけど。CUNEとか。ヤプーズとか。脱線3とか。

ところで、筋トレのBGMにはスイートロボッツアゲンストなんとかの『Towa Tei』がよく合います。


■本日のカロリー。


・しょうが湯(100kcal)
・チョコ一かけ(30kcal)


・オムライス(720kcal)
・なんかのマリネ(80kcal)
・変なサラダ(70kcal)

おやつ
・明治パーフェクトプラス クリームチーズケーキ(225kcal)


・サラダ(95kcal)
・春雨スープ(50kcal)


■本日の昭和YouTube。

これ。昭和っぽくていいですね。


■au/ATOK


■くりぃむしちゅー大事な時期だから! 半蔵商店です。


■本日のキャリア変更。

「なぜか自宅なのに圏外」「なぜかメールが1時間以上も遅れて届く」などなど、独自のサービスが満載の某ソフトなんとかバンクのケータイを使ってた先輩が、(やっとで)auに変えました。

この先輩は、ボーダフォンがソフトなんとかバンクになったとき、「ソフトなんとかバンクおすすめだよ〜。いまなら短いメアド取れるし、AQUOS液晶のケータイあるし」と大絶賛でおれに勧めてきてたのですが、さすがに限界を感じたようです。


■本日の爆弾。

爆弾マーク


■本日の美味そう。

これ。


■本日のメニュー。


・しょうが湯(100kcal)
・チョコ一かけ(30kcal)


・ハンバーグ定食(910kcal)

おやつ
・せんべい(70kcal)
・チョコ一かけ(30kcal)


・とろろそば(210kcal)


■本日のことえりか!

会社のWindows NT(MS-IME搭載)で、「とうなんせいほく」と打ち込んで変換したら、

「盗難西北」

って出てきたヨ! '`,、('∀`) '`,、


■もう、ATOK以外の日本語入力システムはこの惑星から消えていい。


■4/14は食べることにした件


■きょうは、電気グループのピエール龍さんの40回目の誕生日だそうです。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー


■ところで、先週からダイエット的な儀式をやってて、一日の摂取カロリーを1500kcal以内に抑えているのです。とりあえず、4/13まで続ける予定です。

いまのところ日々のメニューは、鶏のササ身をさっと茹でて塩コショウしたやつ、とか、ドレッシングの代わりにレモン果汁をかけたサラダとかです。あとは、例のカップ春雨とか。

あ、カップ春雨は毎日食べると飽きるので、レモンやニンニクを入れたりして味に変化をつけてます。


■で、ダイエット明けの4/14はですね、もう、ダイエット中は自粛していた高カロリー食品を全身全霊で食べようと思います。なんせいま、心の中で『4/14に食べたいものリスト』をつけてるくらいだから。

アップルパイとピザとカップ焼きそばは絶対に食うことをここで誓います。

あとメガマックとかも食うね、楽勝で。とか思ってマクドナルドのサイトを調べたら、メガマックの発売日は4/15からだった。


■なんか、書いてるだけで腹減ってきました。


■おまけ。本日のYouTube。これ

# 板尾以外が全員キャップを被ってるのが気になる。


■ペプシアスパルテーム


■いま、ダイエット的な営みをしてる期間中なので、飲み物を飲むときもカロリーの低いものを飲むようにしてます。


■そんなわけで、カロリーゼロのペプシNEXってのを買ったんですよ。

で、ボトルに印刷されている原材料の欄に「アスパルテーム」って書かれてたから、何気なくぐぐってみると、Googleの画面の下の方の「関連検索」のとこが、

アスパルテーム 関連検索

こんなことになってて、どうしたものやら。ちなみに今日はペプシNEXを500ml一本350ml一本飲みました。


■で、その後コーラのことがちょっと気になって、2chでなぜかこんなスレをのぞいてみたり、YouTubeで、「Cola Commercial」で検索してこんなCMを見つけたりしました。うまそう。


■ではここで、コーラ豆知識。コカ・コーラ社にかかってくる質問の電話で、CMについての一番多い問い合わせは、あ、これ、前にも書いてましたね。すいません。


■『リスニングテクノを聴きなおす会』


■これ、わりと本気で、といってもまだまだ9〜12%くらいのレベルの本気ですが、こういうイベントあったらなー、って思ったので、書いておきます。


【題】『リスニングテクノを聴きなおす会』

【とき】土曜日の17時〜22時がいい。

【ところ】音の良いクラブ。食べ物が出るとなお可。

【イベントの趣旨】'92〜'97年ごろのリスニングテクノを良い音、もしくは大きな音でかける。みんなで聞く。ラウンジっぽく椅子を並べててもいいし、フロアを設けて踊りたい人は踊ってもいい。

【タイムテーボー】
17:00〜18:00 選曲係/半蔵

18:00〜19:00 選曲係/ゲストDJ1(当時、リスニングテクノの作品を発表してたりした人とか)

19:00〜20:00 選曲係/ゲストDJ2(ここらへんの音楽に詳しいライターとか)

20:00〜21:00 ゲストDJ2人によるリスニングテクノのおもしろトーク。スライドで映し出した当時の音楽雑誌を解説したり、
実際に持ってきたレア盤や名盤の解説など。──といった類の時間。

21:00〜22:00 チルアウト(選曲係は一曲ずつ交互に)

【その他】
・プレステをスクリーンに映して、『ワイプアウト』ができるよ!
・『アイデア』のwarp特集の号が閲覧可能。


■フロアフロアしたテクノはさておき、リスニングテクノやらアンビエントやらを大きな音で聞く機会ってあまりないかな、と思うんですよ。あと、廃盤になってしまったアルバムとか、日本ではあまり知られてなかったアーティストとかをまとめて聞いたりもしたい。

で、フライヤーは、ポリゴンウィンドウズとかブラックドッグとか、そういうののジャケを並べた感じのデザインで。


■という感じのイベントをやりたい。というか、誰かやってください。遠くなかったらぜひ行ってみたいです。

あと、なぜ夕方開催かというと、拙僧は徹夜が苦手だからです。高校くらいから朝型生活だったので。


■ものすごく地味な衝撃


■会社の帰りに、立ち食いそば屋に寄ったんですよ。

立ち食いそばといっても、最近の店だから、カウンターにスツールが付いてるんですが。


■で、そのお店に入って、食券を買ってねぎうどんを発注したら、ちゃんとねぎうどんが出てきました(当たり前だ)。

でも、なんか変なんですよ。そのねぎうどん。


■よく見ると、うどんの上に、ねぎだけではなく、

千切りにした鶏肉を真っ赤なドレッシングで和えた、バンバンジー的なモノ

がトッピングされてるんですよ。なにそれ。なんでそんなもん乗せるんだ…。


■うどんの味も、つゆの味も、その変なドレッシングの味に持ってかれてました。

なんというか、食べ終わったサラダの皿の底に溜まってる汁をうどん全体にぶっかけた感じで、そもそもドレッシングが、神聖なうどんつゆの水面をギトギトと漂ってるので困った。


■これがさー、「バンバンジーうどん」とかいうネーミングのメニューならまだしも、「ねぎうどん」というオーソドックスな名前を名乗ってるから始末が悪いです。

こんなメニューを考えたやつのパワーブック固まれ! エレクトロニカのライブ中に固まれ! 再起動してAbleton LIVEを立ち上げるまで10分くらいかかれ!


■テクノについて書いた本は多いけど、日本のテクノブームについて書いた本は少ない件


「90年代 渋谷宇田川町テクノレコード屋についての回想」(Aerodynamik)という記事を見つけました。


■話はちょっと変わりまして。

この、NHKのソリトンでテクノ特集をやった晩をピークとして、ケンイシイが『メタルブルーアメリカ』を出した日に終わった日本のテクノブームについて、誰かが一冊にまとめて書いたのがあったら読みたいんだけど、寡聞にしてそういう本の存在を知らない。

いまそういう本を誰かが書いておかないと、資料は散逸するわ、当事者は隠居しちゃうわ、人々の記憶は薄れるわで当時のことがわからなくなってしまいます。

河出書房新社やアスペクトから出てくる4000円近い単行本でなくても、音楽雑誌の別冊ムックとかでそういうのが一冊ぐらいあってもいいと思う。


■近況など


・新年度になりまして。ちょっと忙しくなってますね。土曜も会社かもしれない。

・昨日より、軽くダイエットモードに戻しました。食べ物は一日1500kcal以下で。

・ちなみに夕飯は、鶏のささ身の燻製(100g)、サラダ(小)、カップ春雨、でした。

・今日は、こんな感じです…。こんなに地味なエントリも珍しい。せっかく来てくだすったのに、すいません。ま、無理に盛り上げる必要もないか。


■交通安全


■昨日のことなのですが、道玄坂を歩いてたら、野球帽にチェックのシャツにジーンズという姿で、ゴロゴロとスーツケースを引きずりながら

「7億か……」

と、つぶやいてたおじさん(50歳前後)がいました。


■そのおじさんは、道路をわたるとき、なぜかずっと上の方ばかり見ながら歩いてたので、道の角から徐行してきた紺色のベンツにもう少しのところでぶつかりそうになってました。


■土曜の午後の理科室が好きだった


( ´∀`)<ヤマビコサーン♪


     ♪ヤマビコサーン>(´∀` )


( ´∀`)<マネッコサーン♪


     ♪マネッコサーン>(´∀` )


( ´∀`)<ヤーッ ホーッ♪


     ♪ヤーッ ホーッ>(´∀` )


( ´∀`)<ヤッホ ホッホッホー♪


     ♪ヤッホ ホッホッホー>(´∀` )


( ´∀`)<エッヘ ヘッヘ ヘッヘー♪


     ♪エッヘ ヘッヘ ヘッヘー>(´∀` )


( ´∀`)<オソルベキスキルダナー♪


     ♪ソウデモナイッスヨー(謙遜)>(´∀` )


といった意味も含めまして半蔵商店です。新年度です。


■昨日は原宿→外苑前→乃木坂→麻布十番を散歩してました。

散歩の途中、TEPIAという建物に入りました。ここの2階はマンガ喫茶のようなブースがいくつかあって、その中にあるモニターで科学に関するビデオが自由に視聴できる、しかもビデオは簡単にタッチパネルでライブラリ呼び出せる、というマニアにはたまらない仕組みになってます。

そのライブラリの中には、古い時代に作られたビデオ(60〜70年代)も何本かあるのですが、それがナウい。最高にナウい。フィルムの質感とか、テロップの書体とか、昭和っぽい(昭和ですが)ナレーターの声とか、BGMのアレンジとかがたまらん。

とくに1958年に作られた中外製薬のビデオは、おどろおどろしい音楽&怖いフォントで、ほとんど怪奇映画のオープニングみたいなことになってました。

で、まあそんな感じで、アボガドロ定数を説明するビデオとかを見てました。

この建物は大きいわりに人が少なく、土曜の午後の学校(しかも理科室がある校舎)感が味わえるので、年に2回か3回は行ってます。


■今日は掃除してました。壁沿いに積んであった、VHS、CD、本、雑誌の塔を押入れの下の段に格納する作業がメイン。これやったらだいぶすっきりした。

これからビール飲みます。餃子とシュウマイならさっき買ってきました。片付いた部屋で飲むビールは、たぶん美味いです。


# この「土曜の午後の学校感」というのが非常に好きなんですが、
# これに関してはまたいつか、くどいくらいに説明したいです。


■大峡製鞄


■銀座の三越にて、大峡製鞄の名刺入れを入手しました。

大峡製鞄の名刺入れ

この名刺入れを注文したのは、去年の十二月です。じつに三ヶ月待ちでした。注文したときは、カンニングの中島も、青島幸男もジェームスブラウンも鴨ちゃんも植木等も存命だった。三ヶ月って長いね。


■ところでなぜ名刺入れを新調したかというと、これはわりとマジメな理由で、読むと退屈だろうから、書かない。

ま、要するに、この会社に入って、四月でもう丸三年になるわけだし、これからは先輩の力を借りることなく一人で仕事をこなすこともあるわけだから、社会人としての気合を入れなおすために────ほら、退屈でしょ。

あと、いま使ってる財布と同じメーカー、同じ素材(コードバン)、同じ色(紺)で揃えてみたかった、というのもあります。ほら、英国紳士だから。おれは。


■ちなみに、三越に行く前にジャポネで明太子横綱を食ってきました。


■『XVOXX』の続篇は…


■どうせもてないし『XVOXX』でもリミックスしようぜ。('A`)


■という、どっかの板のスレタイっぽい勢いで着手した『XVOXX』のリミックスですが、昨年の夏には完成するはずが、いつの間にか卒業シーズンになってしまいました。というか、離任式シーズンですよ、もはや。

ですが、ようやく先月あたりから本腰を入れはじめました。あ、「本腰を入れる」というのは、SEXの終盤に、本格的に腰を動かし始めるというのが語源らしいので、あまり人前では、どんどん口にした方がいいと思います。

リミックス作業はもう95%方できてます。あとは全体の微調整をするだけです。


■ただ、ジャケットを作るのに、もうちょっと時間がかかりそうです。が、どんなに遅くとも、5月中にはできそうですので、もうしばらくお待ちください。


■ちなみに、このリミックス盤のタイトルは、

『XVOXX 360』

に決まりました。


■今日も、焼酎のデカビタ割りを飲みながら録音作業です。先週まではカルピスで割ってましたが、カロリーが高いのでデカビタにしました。なかなか美味いです。


■snow and dove


■井上陽水の「夢の中へ」は、警察による家宅捜索を歌った歌でね。


■といった類の豆知識を大量にストックしているタイプの人が常に日本国には一定の割合でいるわけですが、おれはこの話をちょっと前に聞いて(´・∀・`)ヘーと素直に感心してたのですが、その直後にネットで調べてみたら『「夢の中へ」のリリースは昭和48年。陽水が捕まったのは昭和52年』ということも知りました。どうも、高橋名人逮捕的なガセビアのようです。

いや、ガセビアなんて単語は数年後読み返したとき意味わかんなくなってると思うよ。普通に「ガセネタ」って書いたら? てやんでえ、その時代にしか通用しない言葉を選ぶのがブログってもんでえ。誰と話してるんですかおれは。

とにかく、もうちょっとでこのガセビアをヒトに話すとこでした。


■で、唐突に電気グループの話になるんですが、彼らの「ポポ」はSLの歌と見せかけて実はLSDの歌らしい、という噂は一応聞いたことがあるのですが。

あのー、『ビタミン』の一曲目に「ハッピーバースデー」ってあるじゃないですか。あれってリリース前は「HAPP"E" BIRTHDAY」っていう表記だったじゃないですか。で、やっぱりこのEってのはある種の薬のことなんですかね。

「食事することすらも忘れるほどに」とか「水を飲んでもすべて汗に変わる」とか、なんかの副作用っぽくない? ぽくないなら別にいいです。

あ、いま、電気のオールドファンにとってはとっくに常識的なことを書いてたらすいません。ただ、最近気づいたことなので書いた。


■あと『ビタミン』といえば、キーボードスペシャル(雑誌名)で、「スノウ アンド ダブ」という曲名の由来を訊かれた卓球が、なにやら答えをはぐらかしてたのも思い出した。あれも気になる。


■最近ネットで気になったことなど。


■先週のことなんですが、ほぼ日の目次の『気まぐれカメら』の部分に、

「子供同士の喧嘩で、『この包茎野郎!』と云わないのはなぜか」

みたいな文がアップされていた。写真はアップされてなかった。

で、そのちょっと後に目次ページを再び見てみたら、写真はアップされてたけどその文は別の文に差し替えられてて、バックナンバーを探しても載ってなかった。

なんなんですかね。送信テストかなんかとか。


■かつて、熱唱するKeikoとともに、中学英語でラップすることで食費や光熱費を稼いでいた人がやってる会社のサイトのQ&Aコーナーを久しぶりに見たら、「ただいま準備中です」ってなってた。

その1その2


■『陰謀論』でぐぐると、画面の下の方の“関連検索”のスペースに、

陰謀論 性格悪い

と表示される件について。この人はどういう検索結果が欲しかったんだろう…。


■おばさんがボールペンで書く数字ってなんであんなに読みづらいんだ


7か9かが区別つかん。

3か5かが区別つかん。

ひどいのになると、「2」の左下を変にぐるっとさせすぎて、ほとんど「γ」になってるのとかがある。

なんつーか、もう、人にわかってもらおうとする意志が希薄。全体的に。

あと、「一三二一」みたいな縦書きの漢数字を、まず一発では読めないくらいにゴチャッとくっつけて書く人とかいるな。



去年も書いたけど、数字ひとつで人生を棒に振ることもある、と前の会社の人が云ってたので、みなさんも数字には気をつけよう。といった趣旨のエントリ。


■KANなのに


■ダジャレを思いついただけでマッシュアップを作るのはいかがなものかと思います。半蔵商店です。


■さて、ちょっと前にまりんのプロモ盤を紹介したとき、「最近のプロモ盤はお金をかけない傾向にあるそうだ」みたいなことを書きましたが、きょう高田馬場のレコード屋で見た、KANのプロモCDはすごかった。


■昨年の秋に出たシングルのプロモ盤らしいんだけど、

まず、ジャケットがない。KANなのに。ケースとディスクだけ。

しかもCD-R。KANなのに。プレスCDじゃない。

しかも台湾メーカーのCD-R。KANなのに。太陽誘電とかの国産品じゃない。

しかも盤面印刷がされてない。KANなのに。曲名を記したテプラがCD-Rの表面に直接貼られているだけ。


■たしかにKANでこれだから、その他の若手バンドのプロモCDの体裁が質素なのも納得がいきます。レコード会社の社員による手焼きCD-Rはこの他にも何枚か見かけました。

ですが、テプラはKANだけでした。


■KANのプロモ盤のあまりの質素ぶりに心を打たれた拙僧は、30秒ほど考えたあと、けっきょく買って帰りました。


■いや、KANじゃなくてHIFANAのCDを。


■くるりくるりミラクル


篠原ともえ/クルクルミラクル  くるり/赤い電車

■とりあえず、篠原ともえとくるりをマッシュアップしてみました。

くるりくるりミラクル(mp3/2MBぐらい)


えーっと、このタイトルはですね、篠原ともえの「クルクルミラクル」という曲名と、「くるり」というバンド名をかけましてですね、

…いや、説明しないでいいから……(´Д`;)(´Д`;)(´Д`;)………

そうですか。ところで、この手のマッシュアップを集めてアナログ盤をプレスしたいなあ、と年に5回ほど考えては予算の面で挫折してたのですが、さっき東洋化成のサイトを見てたら、12インチ300枚が198000円でプレスできるというサービスが昨日から始まったみたいっす。

なまじリアルに手が届かないこともない額なので、作っちゃおうかなと一瞬思ったのですが、とはいえ仮にプレスしたとして、この部屋のどこに300枚のレコードを置くんだ、とか、そもそも300枚も売れるのか、とか、まあそういうマイナス要因を挙げるとキリがないんですが、思い出作りに一回くらい作ってみてもいいかな、と。

いや、やっぱり冷蔵庫とか炊飯器とか、そういうものを買う方が先だな。それよりも、皿とか丼とかを買う方が先だな。


■砂原良徳のプロモ盤などを。(下)


■では引き続き、砂原良宏(←誤字)さんのCDを紹介します。ちなみに前回はこちら、前々回はこちらです。

タイトル欄には「プロモ盤など」とありますが、きょう紹介するのはサイドワーク的なCDで、別にレアなものではありません。が、まりんってこんな曲もやってたんだなー、というおさらいの意味も含め、正式なディスコグラフィーから外されがちなCDを載せてみました。

人間みな兄弟
▲人間みな兄弟

小林亜星のCMソングを、まりんがリミックス/カバーしたCD。電気グルーヴ『ビタミン』直前のリリース。まりんの名前は伏せられています。ライナーは佐藤大。

「サントリー人間みな兄弟」の打ち込みにかなり気合が入っています。あと、一曲まるまるYMO「Mass」のパロディになってる曲とかもあります。


法隆寺
▲マスターマインド『法隆寺』

まりんのリミックスを収録したNHKのサントラ盤。レコード会社が同じ、ということを差し引いても、どういう経緯でまりんに依頼が来たのかがちょっと想像しにくいです。ご存知の方いましたら教えてください。ソニーの、テクノCDシリーズの広告にこのアルバムも載ってた記憶があるのですが、本編も、まりんミックスもテクノとはまったく関係ありませんでした。

ライナーに、Special Thanks to : Prince Shotokuとクレジットされてます。聖徳太子にスペシャルサンクスしてるCDは初めて見た。

ところで、『Works '95-'05』のライナーで砂原氏が、世に出たリミックス初仕事は「Saeko & Minilla」(1995.12.21)と語ってますが、この「法隆寺」(1994.12.22)の方が先じゃないかなと。

あ、『人間みな兄弟』(1993.11.21)の方が先かも。でも、これは砂原名義ではないし。まあ、ここらへんは詳しい人に任せます。


ドラゴンボールZ ヒット曲集 12
▲ドラゴンボールZ ヒット曲集 12

まりんと佐藤大のユニット「ステレオタイプ」が2曲参加してるドラゴンボールのイメージアルバム(?)。ステレオタイプは、作詩・作曲・編曲・プロデュースとしてクレジットされています。

普通に考えると、まりんが主にサウンド担当、佐藤大が主に歌詞担当、というような役割分担ではないかと想像できます。「spacepeopleDBZ」の肩に力の入りまくった歌詞が甘酸っぱいです。

Amazonで調べたところ、去年再発されたっぽい。


* * *


というふうに、まりんのプロモ盤などを紹介してみました。拙僧は修行を積んで、いまのところだいたいこれくらいの境地に達しましたが、聴いてない音源もまだまだたくさんあります。まだまだ修行中です。

それと、

「ぼくの部屋に、まりんコレクションを見に来ないかい?」(`・ω・´)

「まあ、ぜひ見てみたいわ」(´・∀・`)

部屋に招く

熱い一夜

というふうに、まりん好きの女子を誘う作戦を立ててるのですが、未だに成功、もとい、成功したことはありません。


# 他に、『Take off and Landing』のMDや、From Time to TimeのCDも持ってるのですが、
# 押入れから発掘できませんでした。これらは、見つかったらいずれ紹介したいと思います。


■砂原良徳のプロモ盤などを。(中)


■では、前回に引き続き、砂原良徳のプロモ盤などを、あれしていきますので、みなさん、楽な姿勢で鮨でもつまみながら読んでください。

Tokyo Underground Airport
▲TOKYO UNDERGROUND AIRPORT (TUA-1)

アルバム『Take Off and Landing』からの先行12インチシングル(2000枚限定)のプロモCD。以前も書いたとおり、300枚しか作ってないそうです。このCDの存在は以前から知っていたのですが、なかなか手に入らず、というか見かけたこともなく、2005年の夏にようやく捕獲したときは、ラピュタは本当にあったんだ!という気分になりました。

音源はアナログ盤と同一で、ジャケットとライナーも12インチシングルを忠実に縮小したつくりになってます。


Lovebeat
▲ LOVEBEAT (ZDC2 93263)

ごく普通のプロモCD。このごろは音楽業界全体の経費削減傾向と、あとネットオークションなどへの流出を防ぐために、あまり凝ったプロモ盤は作らないようになってきていると聞いたことがあるようなないような。前回載せた『Take off and Landing』のプロモCDとこのCDを比べると、そんな気もしてきます。


The Sound of 70s(海外盤)
▲The Sound of '70s

ここからはプロモ盤じゃない普通のコンパクトディスクです。これはバンガロウから出た『The Sound of '70s』の海外盤。日本盤との違いは、やはり「Love Beat」という、アルバム『Lovebeat』に収録されている「Lovebeat」とは別の曲が収録されてるということです。この「Love Beat」はバンガロウから12インチも出ています。


* * *


また長くなりそうなので、今回はこの辺で。


■砂原良徳のプロモ盤などを。(上)


■今日は元・オーティズムの砂原良徳さんのベスト盤『WORKS '95-'05』の発売日です。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

ということで買ってきました。というか、人類だったら普通買うだろ、常識的に考えて…。

WORKS 95-05


■そんなわけで本日は、拙僧の持ってるまりんのプロモ盤とかを紹介してみようと思います。なかにはけっこう珍しいものもある、かもしれません。

Pan Am The Sound of '70s

Pan Am The Sound of '70s
▲ Pan Am The Sound of '70s (B-747-400)

タイムリーにも、先週の土曜日に入手した『The Sound of '70s』のプロモ盤。正規盤には、「Mastered by YASUJI MAEDA」とクレジットされていますが、このプロモ盤には「Pre Mastering Yasuji Maeda/Mastering Kazunao Nagata」とクレジットされています。もしかしたら、細かい部分に違いがあるのかもしれませんが、まだ聴き比べていません。

また、正規盤の最後のトラックに含まれているシークレットっぽい部分(30分くらい空白がある)が収録されていません。iPodとかに転送するときに便利ですね。

ちなみにこの盤には、キャプションにも書いてますが「B-747-400」という規格番号が振られてます。ボーイングっぽい。


TRS-0001
▲ Limited Edition Not For Sale (TRS-0001/金)

TRS-0001

TRS-0001
▲ Limited Edition Not For Sale (TRS-0001/銀)

まりんのレア盤というと、まずこれが思い浮かぶ人も多いと思います。常盤響との共作で、MDプレイヤーを操作して作ったコラージュCDです。さまざまな音源を使ってるため一般発売はされず、関係者のみに配られたそうです。が、ごく一部の店では売られていたとかなんとか。

このCDには、まったく同じ規格番号(TRS-0001)の、2つのバージョンが存在します。一つは、盤面が金色で、もう一つは銀色です。中身が微妙に異なるそうです。

で、おれは金も銀も両方持ってます。が、まだ聴き比べていません。金色のほうは、縁あって関係者の方からいただきました。あの時は嬉しかったなあ…。銀色のほうは、好事家の集まる都内の専門店で買いました(高かった)。

A.D.1998 Sampler
▲ A.D.1998 Smapler (TAL-001)

『Take off and Landing』からの曲を抜粋したプロモ盤。特筆すべきは「Sony Romantic Electro Wave」の、正規盤には入ってないバージョンで、前半で鳴ってる楽器の数がとにかく少ない。最後の「TAL Preview」は、『Crossover』からのダイジェストをバックに、外人が東京地下空港の概要をしゃべるというトラックで、後述の『What's Underground Airport!?』にも収録されています。

おれはこのCDを二枚持ってて、一枚は福岡の中古レコード店で普通に売ってました。もう一枚は、こともあろうにブックオフで普通に売ってました。なんかの罠かと思うくらい普通に売ってた。このCDはジャニスでもレンタルしてたと思います。

このCDはデザインも凝っていて、トレイ下や盤面までちゃんとデザインされてます。ちなみにライナーは、ものすごく適当な英語で書かれたディスコグラフィーになってます。


* * *


けっこう長くなったので、続きはまた次の機会に。


■レインボー2007


■金曜日の夜は、アシッドパンダカフェで行われた『レインボー2007』というナウい題名のイベントに、ヒタチさん(CV:山口勝平)とイイヤンくんと行ってきました。

あ、いま本文中に、このブログにしては珍しく個人名を出してリンクを張ったのは、「90年代末のテキストサイト間のつながり感」を出すためです。いきなり話が本題から逸れてすみません。


■さて、テクノブーム(笑)まっただ中の96年に『レインボー2000』というテクノの一大野外イベントがあったのですが、このレインボー2007は、そのレインボー2000へのオマージュというか、リスペクトしたというか、イベントを丸ごとカバーしたイベントというか、そんな趣旨のイベントでした。


■かかるのは90年代のテクノオンリー、しかもアンセム連発、という選曲で、このクラブに着いたとたんドアの向こうからアンダーワールドの「Rez」が聞こえてくるという直球ぶり。

スクリーンからはソリトンのテクノ特集のビデオが流されるわ、「Poing」が真顔でかかるわ、エレ・キングのバックナンバーは読み放題だわ、オービタル風に光るメガネをかけたDJがいるわで、くわしくはお店のブログに書いてありました。

また、ANIKIさんのDJがかっこ良かった、ということを後世の日本人のために記録しておきます。


■ここらへんの音楽って、やはり青春の一部だったりするわけですが、当時は田舎に住んでいたせいでCDや情報が手に入りにくく(インターネットもやってなかったな)、未成年なのでクラブにも行けず(というか、そもそもクラブとかに行く柄じゃない…)、偏ったテクノ生活を送っていました。

田舎から見てると、テクノブームと渋谷系とJ-RAPと、あと、ノイズもわりかしポピュラーになってきたかなぐらいの時期の、95年ごろの東京のレコード街やクラブがものすごく楽しそうな場所に思えてましたよ。

でも、このイベントを見学することで、多少は当時のテクノブームの雰囲気を追体験できたように思…………います。


■あと、イベントの最後に、「テクノっぽい服を着てた人」には賞品としてソウメンが贈呈されてました。


■クラブを出た後は、90年代っぽく「アフターアワーズ(笑)」と称して、マクドナルドでディスカッション(『CR林原めぐみ』っていうパチンコ台があったらナウいよね、等)を行いました。


# なんかで読んだのですが、あの頃はクラブにフロッピーディスクをペンダントみたいに
# 首からさげてる人がいたってほんとですかね。


■東京案内


■金曜の夕方

父と、上の妹とおれの三人で、中野の回転寿司屋に行く。満席なのでしばらく待つことになったのですが、父と妹は店の奥のベンチに座らされ、おれは店の入り口そばのイスに座らされ、というふうにバラバラに待たされました。

三人組で食事に行ったのに、一人で所在無くポツンと座らされるというのは、かなり居心地が悪い。けども、店内が混んでるから仕方ない。

しかしですね、待たされてから数分後に、店員様が、

「はい、こちらの二名様どうぞ〜」

とか云って、父と妹だけを二人分の空席に案内したんですよ。そう、おれの存在が忘れられてるんですよ、完全に。

ムッとしたので、さっと店を出て、中古レコード屋に行ってovalの『94diskont』のCDを買ってきた。

数十分後、回転寿司屋の前で父と妹と合流。駅まで送る。

ovalはなかなか良かったです。


■金曜深夜

アシッドパンダカフェの『レインボー2007』というイベントへ行く。これについては、余力があればまた改めて書きます。

(※追記 余力があったので書きました。こちらです。)


■土曜

この日は妹二人と別行動。父とおれは、父の希望で巣鴨プリズン跡と靖国神社へ。ついでに神保町へ(というか、靖国神社→神保町は昨日も行ったんだけど、もう一度行ってみたくなったらしいので)。おれは歩き疲れたので、ファミレスで休憩。眠る。

吉祥寺で妹たちと合流し、ヴィレッジヴァンガードダイナーへ。おれは、昼に神社の境内の屋台でたくさん食べ過ぎたので腹があまり減ってなく、ジュースしか飲めなかったです。

あと吉祥寺では、砂原良徳のちょっと珍しいプロモCDを買った。これは、後日紹介します。


■日曜

父と上の妹を羽田空港まで送る。

空港で昼食にする予定だったんだけど、上の妹がブスなうえに買い物にやたらと時間をかけるタイプで、お土産などを大量に購入しているうちに搭乗手続きの列に並ぶのが遅れて、けっきょく食事の時間が無くなった。

この女の脳内には、「父とおれならどんなに待たせても平気 ☆ミ」みたいな基準があるみたいですが、そういう人をなめきった態度が通用するのは女でもせいぜい21歳くらいまでだと思うし、この女は今年で26だし、どうしたものやら。


■おまけ

上の妹が空港で、「空弁食べたい」とか云いはじめたのでちょっと驚いた。「空弁」なんて単語を、雑誌やテレビ以外で遣うやつを初めて見たからです。あんな単語を現実に口にしてるのは空港関係者ぐらいでは、と思うんですが。

空港で売ってる弁当をわざわざ空弁と呼ぶのは、JRの電車をわざわざE電と呼ぶのに似てると思う。

あと、わざわざ空弁とネーミングされた弁当を買う行為も、なんつーか、節分にコンビニで太巻き寿司を買うのに近いと思う。


■オウテカ『アンバー』


オウテカ『アンバー』


■本日の朝7時半現在、Amazonマーケットプレイスにて。

「autechre amber」と、アルファベットで検索して出てくる中古CDは、1246円(最安値)。

「オウテカ アンバー」と、カタカナで検索して出てくる中古CDは、

8 2 0 0 円

(  ゜д゜)


( д )   ゜ ゜


(   ゜д゜)


(  ゜д゜ )

この差は、ボーナストラックかなんか入ってるということですかね。


■しかし最大の問題は、なぜ平日の朝のこんな時間に「オウテカ アンバー」と検索してるのかって話ですね。会社行ってきます。


■胴上げリハ


♪み〜ん〜な〜ガイジン

♪ずっとずっと〜ガイジン

♪おとなーにーなっても〜

♪ずっとガーイージンー ( ´⊇`)( ´_ゝ`)イェー

といった意味も含めまして、今日は下の妹の大学の卒業式でした。

卒業式直後のキャンパスは賑やかで、他人事ながら青春を感じました。

卒業式直後

ところどころで卒業生を胴上げをしてたのですが、なんかこう、

ムラのある胴上げ

が多かったのが印象的でした。なんつーか、みんなのタイミングがあまり揃ってなく、ほとんど宙に浮いておらず、滞空時間も短い、という感じの。

胴上げもリハはやるべきかもしれないですねすいませんいま偉そうなこと云っちゃいました。


■近況


■そういえば、おれには妹が2ヴァージョンいます。

下の妹は、東京の大学に絶賛通学中だったのですが、明日、絶賛卒業します。

で、卒業式に出席するため、父と、上の妹(ブス)がただいま実家から絶賛上京中です。


■おれも明日は有休をとったので、卒業式に絶賛出席します。

ということで、二日分の東京見物のコースを組まないといけないんだけど、どこに行くべきか絶賛検討中です。

どこがいいかなあ。原宿のFive Gとかか? 違うよなあ。えちごやとか? ←シンセから離れれ。


■父もブスも下の妹も、「そんなの当日の朝に決めればー?」とか云うんだけど、それだと『どこへ行くかをみんなで話し合って決める』という行為に、体力・気力・時間の大部分を費やしそうな予感がするので、とてもあれです。


■ちなみに、東京でどこへ行きたいかと父に問うたら、「巣鴨プリズン跡」と即答してました。


■なんか最近、ごく個人的な近況報告ばかりですいません。風邪は治りかけてます。


■風邪2.0


布団

ひきつづき風邪です。でも会社には行った。でも飲み会は休んだ。「集まりに出席するときは、体調を整えてから出席するのが最低限のマナー」と山口瞳の本にも書いてあったと思う。



暖かくして寝ます。

# しょうが湯がうまいです。


■風邪


■あたしって、昨日の夜けっこう寒かった人じゃないですか。書き出しからいきなり日本語がエラー気味ですいません。


■昨日の夜からけっこう寒くなってきて、で、今朝起きたらノドが痛くなってきてたんだけど、

風邪? ボコボコにしてやんよ。
ボコボコにしてやんよ

っていう勢いで会社に行ったら、昼から鼻水が出始めて、くしゃみが出始めて、熱も出始めて、なんとか仕事終えて帰ってきて、

布団←いまここ


■昨日の晩、加湿器をつけ忘れて寝たのもいけなかったかも。部屋に十分な湿度がないと、ウイルスがたくさん増えて大変らしいです。

水分補給と糖分補給のために、「『とっておき』国産もも」っていうジュース(1リットル)を買ったら、ネクターっぽい液体を想像してたのに、普通のさらさらな液体だったけど、がんばる。


■200円で花粉症が治るかもしれない方法


さて花粉症の季節です。花粉がたくさん飛んでるそうです。このブログを読んでるみなさんの中にも花粉症の方はいますか?

ハーイ………('A`)ノシ ('A`)ノシ ('A`)ノシ

あ、そう。大変だね。おれは花粉症じゃないから花粉が飛んでも別にどうでもいいんだけどね。

ウルセーヨテメーヽ(`Д´ )ノ  ナメンナヨヽ(`Д´ )ノ チンチンチイサイクセニヽ(`Д´ )ノ

まあまあ。今日は花粉症が治るかもしれない方法を紹介しますから。しかも、予算200円で。

ウム、ソレナラヨイ(´∀` ) クルシュウナイ(´∀` ) ウイヤツジャ(´∀` )

でも、ヒトから聞いた話なのであまり期待しないでくださいね。と、いちおう予防線。





さて、これからあれするのは、職場の人から聞いた情報です。

で、先にも書いたとおり、おれは花粉症じゃないので花粉症対策のことはよく知らないので、この方法はもしかしたら思いっきり有名なのかもしれません。でも、周りの花粉症の人に訊いたところまだ誰も知らなかったので、とりあえずここに書くのも無駄じゃないかもなー、という気がしなくもないので書いておきます。回りくどい文ですみません。





はい、では、200円で花粉症が治るかもしれない方法を紹介します。次の【1】〜【4】を実行してみてください。


【1】亀の子タワシを買ってきます。


【2】お風呂で足の裏を洗うときは、このタワシで洗ってください。


【3】以上です。


【4】ですから、これだけです。


工工エエエエ(´Д`)(´Д`)(´Д`)エエエエ工工 コレダケカヨ


これだけです。職場の人の知人は、これで花粉症の症状があっさり治ったらしいです。その知人氏(マッサージ師だそうです)によると、足の裏にはツボが集中している→タワシで刺激→体質が改善→花粉に強くなる、という理屈らしいです。


…………ナンカシンジラレネーヨナ…… ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )


もちろん万人に効くわけでもないだろうし、その知人氏だけのプラシーボ効果かもしれません。ま、たしかに遠い知人の個人的体験しか裏づけデータがないのであまり強くはおすすめしませんが、まあこういう話を聞いたよ、ってことで書いてみました。

でもタワシって200円くらいなので、コンビニとかで売ってる花粉用のマスクよりも安いです。もし効果が無くても、タワシは普通にタワシとして使えるので、グローブの「freedom」で「クロスディスブリッジ! クロスディスブリッジ!」とか云ってた外人がやってるジュース販売ビジネスよりは経済的リスクは小さいはずです。


♪フタリガ ドレダケ (´Д`)ツヨイコダワリヲモッテ(´Д`)セカイガマワルノヲ(´Д`)コバンデイタッテ♪


■音楽 Plaid


■池袋で、『鉄コン筋クリート』(漢字変換しにくい)を観てきました。もちろんPlaidの音楽目当てです。


■音楽も映画もよかったですが、いちばん最後の主題歌がPlaidじゃない人が歌っていたのがほんのちょっとだけ気になった。けど、製作者も思うところがあってPlaidじゃない人に発注したのだろうし、たしかに本編と違うアーティストが唄うことで映画の「エンディング感」「まとめ感」が出てたので、いいと思う。


■去年のミュージックマガジンで、ムードマン氏が「最近、一部でリスニングテクノが再び盛り上がりつつある」みたいなことを書いてたけど、Plaidの鉄コン起用もその一環、なんだろうか。


■旧・三人体制のブラックドッグ(Plaidの前身)の、日本盤が出てない『パラレル』と『テンプルオブ以下略』っていうCDもこないだ手に入れて聴いてるんですけど、良いっすね。

そう、瀧のビデオ『メカノ』って、そういえばサン・エレクトリックのリミックスが入ってたということを思い出して、実家から持って帰ってきたんですけど、まだ聴いてない。

で、(以下、リスニングテクノ話を延々と)。


■しかし、90年代リスニングテクノのイベントって、誰か開いてくれないですかねー。フロアではポリゴンウィンドウやスピーディJがかかり、チルアウトルームではサンエレの『30.7.94』やグローバルコミュニケーションの『76 14』が…。


■で、話が唐突に変わりますが次は『バブルへGO!』を観にいく予定です。


■今日のもったいないトピックス


■さっき、某君からかかってきた電話で聞いた話。


■先日、男二人(某君+その友人A君)と女二人の合計四人で、A君の部屋にてすごい飲み会をしたらしい。


■なにがすごいかというと、飲み会の途中に、なぜかなりゆきで部屋の電気を薄暗くして、

全員が全裸になったらしい。


■ワッフルワッフル。


■さらにすごいことには、全員全裸なのに、

それ以上のことはとくに何も起こらず、

最後まで普通の飲み会が続行したらしい。


■ちなみにA君の部屋は二部屋ある。普通は二組に分かれてどうのこうのっていう流れになるだろ、常識的に考えて…。

もったいないんだか、なんなんだかわからないですね。もったいない。


■今日のホットトピックス


ビックル


うちの会社に昔、グッピーの水槽にビックルを注ぎ込んで全滅させてしまった人がいたそうです。

エサ代わりになると思ってたらしい……。


■Comic StudioとWacom FAVOでめざす印税生活


■年度末なので、会社で予算消化のための買い物をしました。


■拙僧は、うちの課のコンピューター関係の買い物を任命されてたので、外付けハードディスク、プリンタのインク、USBハブ、などなどの品物を調達してきました。

そして、この戦後のどさくさに紛れて、ペンタブレットと、『コミックスタジオ』も買ってきたよ。いえ、ちゃんと仕事で使いますから。


■ペンタブレットというものは、パッドの部分を専用のペンでなぞることで、パソコンの画面にフリーハンドで絵を入力していく装置で、くわしい仕組みは分からないけどたぶん魔法が使われていると思う。科学の力だけでこんな道具が出来るわけないだろ? な?

ペンタブレット
Wacom FAVO CTE-640


■コミックスタジオは、ようするにパソコンでマンガを描くソフトで、この一本で下書き→ペン入れ→消しゴムかけ→ベタ塗り→スクリーントーンかけ→セリフの写植、の工程をこなすことができる。びっくりですよね。これからの時代、おれのようなハイエンド系の同人作家には必須のソフトとなっていくと思います(参考までに、拙僧のこれまでのマンガ作品はこちら→【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】

コミックスタジオ
▲Comic Studio 3.0 Pro


■さて、初めてコミックスタジオを起動させたら、わわわわわっといろんな複雑なウインドウが湧いて出てきました。起動して770ミリ秒の時点で、あまりの複雑さに「もう、だめだ………」とあきらめかけましたが、おれは強い子なので、がんばって操作方法を覚えることにしました。

コミックスタジオ・画面
▲コミックスタジオの画面


■で、初めてのコミックスタジオとペンタブレットで、描いたのがこれ↓。

天誅

ペンタブレットに全然なれてないので、安齋肇がSEXしながら利き手じゃないほうの手で描いたような絵になってしまいました。

この日本刀の先のほうの「集中線」はパラメータを設定するだけで簡単に描けるし、実際に買うと一枚数百円はするスクリーントーンも無尽蔵に使える。網目の大きさや濃さもかなり自由に選べる。すごいですね。


■しかしいちばん感動したのは、上の絵のなかにもちょこっと出てきますが、オプションで買ったマンガの吹き出し専用フォントで、ジャンプとかマガジンとかと同じ字体で吹き出しのセリフが打てる、というまさに夢のフォントです。

マンガ用フォント

↑このようにルビまで振れる。びっくりですよね。


■これからは、このソフトを使いこなして、マンガを描いて、デビューして、連載を始めて、ハシラとか目次ページとかによくある、『もうすぐ冬も終わりですが、この冬によく食べたお気に入りの鍋といえば?』みたいな、編集部からの超どうでもいいアンケートに答えたいです。


■きょうは箇条書き


■auは、ドコモよりもださいデザインのケータイを作らなければならないという業界のカルテルでもあるんだろうか。と、思ってしまうおれはauユーザー。

しかし、ドコモユーザーはドコモ顔、auユーザーはau顔、ソフトバンクユーザーはソフトバンク顔、ウィルコムユーザーはウィルコム顔をしてますよね。してないか?


■豆腐にシーザーサラダのドレッシングをかけて食うのがやめられん。これに黒コショウを挽いて、醤油をちょっと垂らす。さらに粉チーズを振りかければもはや神の領域。

きょうも2丁食べました。豆腐ってけっこうカロリー高いから、寝る前は食べないほうがいいんだけども。


■きょう、目薬を買ったんですが、15mlで400円でした。まあ目薬としては普通の値段だとは思う。

でも、なんか、目薬って実はなんかで代用できそうじゃないか? とか考えてしまう。レモン水とか。だめか…。


■眠くなってきました。


■おやつとその現場


■続きはWEBで!(カタカタカチャ。) 半蔵商店です。


■そう。デスクワークには、なんかつまむものが必要ですけども、おれぐらいのレベルの芸能人になると、会社の机の引き出し一段まるまるおやつスペースにするね、実際。

引き出し・三月

いやー、この引き出しは上司には見せらんないよなー'`,、('∀`) '`,、

とデジカメで撮ってるところを背後から案の定ばっちり上司に見られてた件について。


■ちなみに、約一ヶ月前の引き出しの様子はこれ。↓

引き出し・二月

文明堂の懐中しるこがこの時点からある点に注目したいです。そろそろ食わないと。賞味期限が。

# なお、納豆汁はけっこうにおうため、
# レギュラーおやつから外されました。


■萌え一休さん


■ええ。一休さんを、ものっすごく美少年に描くわけですよ。

その他の小坊主たちも同様に、美形に描く。


■で、一休さんを中心とした小坊主同士のラブロマンスを赤裸々に描くなどして(※すいません、自分で書いてて気持ち悪くなりました('A`)…)、クラスの地味な女子が喜びそうなストーリーにする。


■じゃなかったら、一休さんをはじめ、小坊主全員が女の子ってことにする。寺は尼寺ってことにする。そして萌え要素を持たせる。


■っていうふうにアレンジしてヒットしたら、単行本とかDVDとかグッズの売り上げが入ってくるし、なにより仏教や禅を若い世代に広めるのにも役立つので一石二鳥。


■それだけじゃないです。美形一休さんグッズを全国の禅寺でも売れば、お寺の収入源になる。

とくに、京田辺市の一休寺では、一休寺限定モデルとかを売り出す。そしたら、ほら、開発されそうな裏山をグッズの売り上げで買い取って、景観保護にもなる。

おれってマジするどくね? (`・ω・´)

いや、ほんと、いま売られてるおみやげの一休さんグッズのキャラクターデザインって、80年代ファンシー文具の域を出てないものばっかりなんですよ。もうちょっと現代的にしてみてはどうですかね(なにを力説してるんだ、おれは)。


■と、二週間前、龍安寺で考えてました。平日の冬の朝一番だったので、世界遺産のあの石庭を、数分間だけとはいえ独り占めできてよかったです。

龍安寺にて
▲石庭の写真を載せるのはあまりにも普通すぎるので、
裏庭(?)にならぶ消火用バケツの写真を載せてみました。


■眠い


■七時からお笑いのライブだったけど、ライブハウスに着いたのは七時二十分で、もう満員だから入れませんと云われて帰されました。
'`,、('∀`) '`,、

時間を節約するためにメシはココイチで済ませたのですが、その努力は報われませんでした。ちなみにチキン煮込みカレーでした。

そう、会場の中野twlは遠い。駅から歩いて、ナパームデスだったら15曲は演奏できるくらいの時間がかかる。この距離で無駄足というのは切ない。

手ぶらで帰るのもなんなので、帰りにレコード屋に行って、聞いたことの無いエレクトロニカのCDをジャケ買いしようかと思ったけど、ついてない日はジャケ買いのカンも鈍るのでやめときました。


■寝ます。


■アルカノイド/ジャポネ


■今日は仕事で丸の内へ。


■わりと早く終わったので、そのあと当然のように有楽町のジャポネへ。明太子の大盛りを発注。そう、今日の昼飯よりあとからは動物性のものを食べてオッケー、ってことにしたのです。

さて、拙僧が明太子スパゲティーを待っている間、隣の席には一心不乱にスパゲティをすすっているメガネの青年がいました。この青年は、食べ方は別に普通なのですが、食べてる間ずっと、


ン…ン…ンンッ…ウマ…ウマイ…ンッ……
ンフッ……オイ、オイシッ…ンフ、ゴフッ……
ンフ……ンフフ……ン、ンマイ……
ゴフ……………………ンフフフ…
ンッ、ンッ、オイシ、オイシ…ンフッ……フ
ンッンマ…ンマイ……ンマイ…ンッ


などとつぶやいていたので、というか、つぶやきっぱなしだったので、困った。もっと静かに食うべき。ジャポネのスパゲティーがうまいのは同意だけども。


■明太子スパゲティーを食べ終えて、すぐ近くの交通会館へ。

ここの地下に、すごいゲーセンがあるとウワサには聞いてたのですが、これはほんとにすごかった。入り口から、ふっと見える店内の風景は、

80年代初頭のインベーダーハウスそのもの。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

いや、インベーダーハウスって実際には行ったことないですけど、とにかくこの店は、昭和の喫茶&スナックみたいな薄暗い照明の店内に、テーブル型のゲーム機がズラリと並んでるんですよ、真顔で。椅子も、一本脚のスツールで、黄緑色のクッションにはなんか変な花模様が入ってる。昭和だ。

感動のあまり店内をデジカメで撮ろうとしたら、店員さんに「撮影禁止でーす」って云われた。ので、この感動をjpgでお伝えすることが出来ないのが残念です。


■ゲームも当然ながら、ギャラガとか古いのが楽勝で動いてた。インストラクションカード(※画面の隣に挟まれてる、ゲームの遊び方を記した紙)までちゃんとあった。普通のゼビウスもあるし、なぜか『ゼビウス3D/G+』もあった(もちろんテーブル型)。他には麻雀ゲームがけっこうあった。

あと、任天堂の対戦型テニスもあった。任天堂のアーケード筐体って、もうあんまり見ないっすよね。


■で、おれは、エレベーターアクションと、アルカノイド(ブロック崩し)と、インベーダーをやりました。

アルカノイドは、ちゃんとグリグリ回すダイヤルが付いてた。インベーダーは90年代の復刻版(白黒だのカラーセロハンだの、画面が選べるやつ)だったけど、前々からテーブル型のゲーム機でやってみたかったので。


■しかし不思議なのは、この店が率直に言ってそんなに流行ってなさそうなことです。平日の夕方とはいえ、客はおれ一人。

これだけあるレトロゲーム機のメンテナンスにはお金がかかるだろうし、いまどきケータイでできるようなゲームをわざわざゲームセンターまでやりに来る人もあまり多くないと思います。本当に儲かってるのか? もしかしたら、金持ちの店主が道楽で自分のレトロゲームコレクションを一般に開放してるのか? もしくは、建築基準法とか消防法とかに「一定以上の大きさのビルにはゲームセンターを作るべし」みたいな決まりがあるため、やむを得ず営業してるとかか? 謎です。いや、もしかしたら休日は混んでるのかもしれないけど。


■とにかく、レトロゲームに興味がない人でも、確実に80年代に戻れると思います。びっくりですよね。BGMが流れてないのもよかった。


# こころなしか、難易度設定がちょっと高めのような気も。
# というか、おれのゲームが下手なだけですかそうですか。


■サブカルチャー卒業式


(゜∀゜)「先生!」

(゜∀゜)「僕たち、」

(゜∀゜)「私たちは、」

(゜∀゜)「きょう、サブカルチャーを卒業します!」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「卒業します!」

(゜∀゜)「そもそも、もう若くないし、」

(゜∀゜)「親戚の目もあるので、」

(゜∀゜)「サブカルチャーを、卒業します!」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「卒業します!」

(゜∀゜)「毎号毎号、コンビニで飲み物と一緒に買ってたテレビブロス」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「テレビブロス!」

(゜∀゜)「物事をひねくれた視点から見る姿勢だけが身についちゃったね」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「身についちゃったね」

(゜∀゜)「電気グルーヴの影響で買った、ローランドMC−303」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「MC−303!」

(゜∀゜)「ドラムのパターンが、とっても打ち込みやすかったね」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「打ち込みやすかったね」

(゜∀゜)「小西康陽が命名した、ハッピーチャームフールダンスミュージック」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「ハッピーチャームフールダンスミュージック!」

(゜∀゜)「クラブで『パンチ・ザ・モンキー!』がかかると、フロア中が盛り上がったね」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「盛り上がったね」

(゜∀゜)「メモ帳でタグを手打ちして作った、初めてのテキストサイト」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「初めてのテキストサイト!」

(゜∀゜)「『Sorry! Japanese only.』とか、真顔で書いてたよね」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「真顔で書いてたよね」

(゜∀゜)「適当に撮るだけで、それっぽい雰囲気の出るトイカメラ」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「トイカメラ!」

(゜∀゜)「替えのフィルムを買いに行くのが面倒で、けっきょく押し入れにしまったね」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「押入れにしまったね」

(゜∀゜)「チケットの高さにひるむことなく、みんなで行った夏のロックフェス」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「夏のロックフェス!」

(゜∀゜)「会場に着くころには、全員体力を使い果たしてたね」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「使い果たしてたね」

(゜∀゜)「なにかに憧れて買った、ネオアコやフレンチやサントラやモンドの、プレミアム付きおしゃれレコード」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「おしゃれレコード!」

(゜∀゜)「あんな高いレコードを買うくらいなら、そのお金で親孝行するべきだったね」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「親孝行するべきだったね」

(゜∀゜)「ヤンマガやスピリッツなんて俗っぽくて、などとちょっと思いつつ買ってた、ビームとかイッキとか太田出版の、サブカル色の強いマンガ」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「サブカル色の強いマンガ!」

(゜∀゜)「単行本が、大きい本屋にしか置いてないし、高かったね」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「高かったね」

(゜∀゜)「そして今日も、このワンルームをくるりと見渡せば、部屋のそこかしこに、」

(゜∀゜)「ヴィレッジヴァンガードで買ったネタTシャツ、」

(゜∀゜)「サブカル系文化人のFM番組を録音したMD、」

(゜∀゜)「『マーキー』『リラックス』『クイックジャパン』のバックナンバー、」

(゜∀゜)「がんばって集めたクラブイベントのフライヤー、」

(゜∀゜)「米国メーカーの激安ターンテーブル」

(゜∀゜)「サブカル遺産の佃煮に囲まれて、いったい僕たちは何になりたかったんだろうね」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「何になりたかったんだろうね」

(゜∀゜)「昭和の人なら、子供がいてもおかしくない年齢なのに、いったい僕たちは何をやってるんだろうね」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「何をやってるんだろうね」

(゜∀゜)「先生!」

(゜∀゜)「僕たち、」

(゜∀゜)「私たちは、」

(゜∀゜)「いろんな意味で目が覚めたので、」

(゜∀゜)「きょう、サブカルチャーを卒業します!」

(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)「卒業します!」



────っていうサブカル卒業式を、改変期の深夜の単発番組枠でやってほしいんですけど。


■べつに普通の日記


■「ですよ。」この前、半蔵商店です。


■コードレスマウスの電池が切れた。

おれの持ってるコードレスマウスは電池式なんだが、電源をオフにすることが出来ず、すなわち常時電源が入りっぱなしであり、よく考えなくても電池がもったいない。かといって、マウス自体はちゃんと動くので、マウスを買い換えるのももったいない。充電式電池を買いなさいってことですかね、これは。

っていう文を、だいぶ前にも書いた気がする。気のせいか…。


■動物を食べなくなって今日で七日目。

ヒトから話しかけられたときの反応速度がちょっと鈍くなってきてる気がする。あと、瞬発力や持久力もなんとなく落ちてきてる気がする。矢野顕子の元ダンナさん(YMOのキーボードのほうです)がテレビで、菜食主義に切り換えたら闘争心がなくなった、というようなことを云ってたのを思い出した。

でも、この食生活の良い点もあって、たとえば、なぜか妙に寝起きがよくなった。あと、お通じがよくなった。これまでは一日一回のリリースが、一日二回になった。

おれはベジタリアンになりたいわけじゃないので、明日からはまた肉とか魚とか食いますが、もうちょっとこの食生活を続けたらまたいろいろ変化する点がありそうです。

ところで今回の「動物を食べない食生活」のルールは、「スープ、ソース、ドレッシングの類に含まれてる動物性の材料はOK」ってことにしてました。なので、豆腐にシーザーサラダのドレッシングをかけて食ったりしたのですが、これは美味いですね。ここのところ、黒コショウを挽いて毎日2丁食べてる。あと、なんか、いちご大福を相変わらず毎日食ってますね。


■欲しいCDが、また増えてきた。

まあ、例によって90年代半ばのリスニングテクノ/アンビエントだったりするわけですが、この辺のCDはあまり数を作ってないのか、アマゾンのマーケットプレイスで目を覆わんばかりのひどい値段が付けられたりしている。

が、ボッタクリ価格のCDを、英字でなくカタカナで改めて検索すると、まともな出品者がまったく同じCDを普通の値段で売ってるのを見つけたりする。

あと、とっくに再発されたCDとか、ヤフオクでだぶついてるCDを、プレミアムつきで売ってたりするかわいそうな子もいる(ひどいのになると5桁とか)。一回それでうまく儲けたことがあるんだろうなあ…。まあ、いくらで売ろうが自由だし、おれは買わないからいいけど。


■土曜日のエンタの髭男爵が著しく面白かった件について。


発砲注意
▲京都・苔寺の近くにて。


ここ数日、思うところあって動物性たんぱく質を摂らない食事をしてます。そのせいかどうかは分からないけど、ここ一両日、なんか疲れやすくなった。ような気がしないでもない。でも、ヒトから「気のせいだよー」って云われたら、ああ、気のせいなんだ、と思ってしまうかもしれない。素直な好青年だから、おれは。

それはいいとして、なだぎ武+友近のライブがルミネであるなんて知らなかった。完全にノーマークでした。もちろんチケットは真顔で完売。ゴッドダムイット。代わりに、明和電機のライブ行こうかなあ。とも、ちょっと思う。

タイトルと本文が関係なさ過ぎだろ今回。しかも写真もぜんぜん関係ない。


■京都の食べ物の写真


♪♪レッツ、サーチ、フォー、トゥモロ〜 (・∀・) (・∀・) (・∀・) (・∀・)

♪♪サーチフォー トゥモロ〜〜〜( ´∀`)ノ( ´∀`)ノ( ´∀`)ノ( ´∀`)ノ

といった意味も含めまして半蔵商店です。今日は、京都で食べた食べ物の写真を、載せます。


鍋焼きうどん@銀閣

銀閣の近くの、『友達の実家のリビング』みたいな内装の観光客向け食堂にて。平日でちょっと雨も降っていたため、客はおれだけ。平日の昼なのに、鍋焼きうどんと日本酒という、もはや反社会的と云ってもいいメニュー。

カレーうどん

蕎麦屋のカレーうどん。座敷席に通されたのだが、おれのテーブル以外はすべて予約客用の鍋と材料がセッティングされてて美味しそうだった。カレーうどんすすりながら隣のテーブルを見て、「うわー、あのつくね絶対うまいよ」とか考えてた。

カップラーメン

深夜。小腹が空いたので、ホテルの近くのam/pmにてお菓子、ビール、身に着けてる衣服の量が極端に少ない女の人の写真がたくさん載ってる雑誌などといっしょにカップラーメンを購入。夜中に「そうだラーメン食おう」と、タイミング良くひらめけた喜びってあるよね。ないですか?

ビーフカツサンド

朝7時台にイノダコーヒのビーフカツサンド。1680円もするのでなかなか頼めなかったけど、ついに思い切って注文した。うまい。別な日に、京の朝食セットも食った。観光客として正しい。

すき焼きうどん@妙心寺

今回の旅で一番うまかった、妙心寺の近くにある商店街の食堂のすき焼きうどん。普通の商店街の、普通の食堂の、普通のおばちゃんが運んでくる普通のうどんなんだけど、小雨降る中の寺めぐりで冷え切った体にはもう最高だった。店内には部活帰りの高校生4人と、適当に流れてるテレビのみ、という土曜午後ならではのシチュエーションも良かった。

壱蔵

あぶった厚切りチャーシューの載った『壱蔵』のラーメン。肉と炭水化物をガッツリ摂取したい!!という、体をたくさん動かしたあとの男が捉われがちな煩悩をこの一杯で満たすことが出来ます。

鍋焼きうどん@東福寺

東福寺近くにて鍋焼きうどん。なんか、うどんばっかり食ってますね今回は。ちなみに、みうらじゅんがタウン誌でおすすめしてた市役所近くの『田毎』と、龍安寺の売店でもうどんを食べてました。



ところで上記の、妙心寺のすき焼きうどんが大当たりだった件についてですが。

たぶん、「ガイドブックに載ってたし、グルメサイトでも褒められてるからこの店に行こう」という『情報』で判断したのではなく、「寒い→小雨も降ってる→あったまりたい→じゃあうどん」という『直感』にしたがって店とメニューを選んだのが良かったんだと思います(なにを真面目に書いてるんだ?)。

この種の美味しさは、後日に追体験しようと思ってもできない、一度きりの美味しさなのですが(たとえば、このうどんを寒くない季節の普通の天気の日に食べても、普通ていどにしか美味しくなかったかもしれないし、初めての店で美味いものを食うとなぜか2割増で美味く感じられる「初めての店」効果というのもある気がする)、そういう美味しさを開拓するのも旅の楽しさだと思うんですよね(談)。まあ、ハズレを引く/引かされることもあるわけですが、まあ、そこらへんは勝負事みたいなもんだから。



あと、店などで、男が一人で食べ物の写真をとるのは、客観的に見るとけっこうしょっぱい光景だけど、ブログのために頑張って撮った。そこは評価していただきたいと。

# とはいえ、どの店も中途半端な時間に行ったため、イノダコーヒ以外では、おれ以外の客はゼロかほぼゼロでした。


■ええ、今日の夕飯ですが


いちご大福


■京都で見つけた変な物件


京都から帰る直前、ちょっと時間が余ってたので東本願寺〜西本願寺の間を散歩してたら、こんなクルマを見つけました。

変な車

もうちょっと近寄ってみると、

変な車

いや、もうわからん。知りたくもない。


■ほぼ日ハラマキが届きました。


■京都のあれはもうちょっと後日にしまして、きょうは別の話を。


■ほぼ日ハラマキが届きました。とタイトル欄にも書いてある通り、ほぼ日ハラマキが届きました。同じことを2回云いました。

ほぼ日ハラマキ


■ただのほぼ日ハラマキじゃないです。あの伝説の、ほぼ一瞬にしてほぼすべての商品がほぼ売り切れた、2月5日のほぼ日ストア再々販売で、激しい競争を勝ち抜いて購入したハラマキです。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー


■っていうスケールの小さい自慢話はさておき。

以前、体を温めると精神的不調に効く、と書きましたが、ほぼ日にもこんな記事があるのを見つけました。そう、やっぱり温めたほうがいいと思うんですよ、臓器。


■いま使ってるハラマキは会社用なので、部屋用にもう一枚欲しいなあ、ということでこれを買った。良いです。

今後は、ハラマキを2枚重ねで装着するとか、新しいテクニックの研究および開発に取り組んでいきたいです。えー、以上で私の発表を終わります。ありがとうございました(スライドショーの最後です。クリックすると終了します)。


■とりあえず京都のレコード屋


水道局から『水漏れの恐れあり。至急連絡してください』というメモをもらったけど忙しくてまだ電話してない。

そろそろ会社に行く時間なので、とりあえず京都のレコード屋の写真だけでも。

レコード店

リスニングテクノやエレクトロニカなどのコンパクトディスクはあまり置いてなさそうです。


■とりあえず京都の感想など


■京都にデジカメを大小2台持っていって、大で500枚ほど、小で200枚ほど写真を撮ってきましたうわけっこう撮ったなー。

写真はおいおい載せていくつもりでしたが、見返すだけでも一仕事だな、これは。写真はもうちょっと待ってください。


■今回の京都旅行のまとめを、直訳風に書くと次のようになります。


【1】はい。新幹線とは、カツサンドとビールを美味しく食べるために発明された乗り物です。そのことが、私が新幹線に乗るたびにカツサンドとビールを買う理由です。また、カツサンドとビールは朝食か昼食に適しています。しかし夕食には、あまり適していません。


【2】はい。お寺に観光客の数は少ししかいませんでした。なぜならば、それは比較的寒い季節だからです。また、平日は特に観光客の数が少なかったです。


【3】また、お寺にはカップルの数が少なく、そのことがお寺をより参拝に適した場所にしていました。


【4】しかし、銀閣はたくさんの観光客がいました。なぜなら、銀閣はとても人気のあるお寺だからです。


【5】今回の京都旅行では、禅寺をめぐりました。しかし、他の宗派のお寺も見ました。私が行ったお寺は、次の通りです。

[初日]建仁寺銀閣永観堂南禅寺

[二日目]鈴虫寺地蔵院(竹の寺)廣隆寺妙心寺

[三日目]大徳寺一休寺

[四日目]南禅寺(境内)・龍安寺仁和寺東福寺東寺観智院


【6】はい。お寺の畳や廊下は非常に冷たかったです。しかし、お寺を出たあと、うどんを食べることにより体を再び温めます。それはこの旅の楽しさの一つです。


【7】いいえ。京都のラーメンにトッピングされているネギの量は、非常に少ない量でした。

ラーメン1

ラーメン2


【8】金曜日と土曜日はホテルで、寝る前にこれを食べました。また、日曜日は寝る前に「ポッキー五果」を食べました。なぜなら、前者が売り切れていたからです。


【9】はい。今日は足およびその他の筋肉が痛いです。この筋肉の痛みは、京都でたくさん歩いたことによるものだと思われます。


【10】私は東寺の境内で、昼寝をしている人を見かけました。

東寺にて


■バック イン トキヲ


一休寺

東京に戻ってきました。京都の写真などは、またいずれ。それにしてもデジカメのデータが消えてなくてよかった。


■京半蔵商店/二


■ほら、京都の寺に、一眼レフ持ったしょぼい男がよくいるじゃん。

あれ俺、あれ俺。('A`)ノシ


■ということで京都三日目。ネット喫茶の料金がもったいないので手短に書くと、

イノダコーヒ本店(京の朝食セット)→大徳寺→烏丸御池でメシ→一休寺です。観光客の鑑ですね。


■一休寺から京都市内に戻って、東山駅近くの蕎麦屋でメシ。そしてパララックスレコードというナウいお店でエレクトロニカのCDを真顔で購入。そしてこのネット喫茶に至る。


■当初は、今日は法隆寺に行く予定だったのですが、やはり遠いのでまた機会を改めて。


『ネイティヴ京都人に迷惑がられない観光客としての作法ガイド』という本があまり無い(ように思う)ので、もっとあればいいと思った。

「京都人がよく通う店はココ!」「ホントの京都人はこう遊ぶ」みたいに、京都人への化け方ガイドはよく見る(ように思う)んだけど。


■写真とかは東京に戻ってから載せますね。


■明日の予定は、とりあえず龍安寺と東福寺に行くのは決めてます。あと一つ、欲張れば二つはお寺を見て回れると思うのですが、まだ決めてません。


■本日は以上ですー。ではでは。(←あまり親しくない人のBBS風に)


■京半蔵商店


■ひとり京都二日目です。


■そう、昨日の朝に京都に着いたのですが、新幹線を降りて10秒もしないうちに、駅のホームでお坊さんを見ました。その後、駅を出るまでにもう2人のお坊さんを見かけました。京都クオリティー。


■で、これも昨日のことなんですが、四条でバスを待ってたら、拙僧の目の前を20代後半の女性二人組が歩いていきました。

その女性二人がなぜか腕を組んで歩いていたというのも若干気になりますが、もっと気になることに、二人組みの片一方の女性が、

『あたし、犬の交尾なんて見たことないし!』

というセリフを吐いていました。

なあ、どんだけエクスペリメンタルな禅問答をぶつけてくるんだよ、この古都は……。


■ところで今日の京都は、この冬にしてはけっこう寒い日だったらしく、そのうえ雨まで降っていたのでお寺の参拝客はまばらでした。求めてた雰囲気に近くてよかったです。そのかわり、畳や廊下がものすごく冷たい。ドラクエのバリアってあんな感じだと思う。一歩ごとに、こう、HPが。


■本日の半蔵商店は三条河原町のネット喫茶からホットカルピス飲みつつお送りしました。明日は大阪よみうりテレビからお送りしません。


■苺大福


■これ↓

苺大福

を独身男がコンビニで一個だけ買うのがちょっと恥ずかしいんですよ。

でも買わないと食えないし、食えないと切ないし、『SPA!』を買うと運が落ちそうな気がするので立ち読みで済ませてますし、話題がそれてますし、まあいいじゃないですか佐々木先生。生徒たちもだいぶ反省しているようですし。誰だよおまえ。すいません。ちょっと眠いんです。


■明日から京都です。いまから荷造りして、一眼レフの練習もちょっとして、お寺めぐりの順番を決めて(これが悩む…)、お寺の場所とかちゃんと確認して、早く寝ます。


■いまのうちに書いておく『京都に持って行くのを忘れそうな物リスト』。

・コンタクトレンズの洗浄液
・部屋用メガネ
・小さいほうのデジカメの充電器
・京都の地図
・オーディオプレイヤーの充電
・ホテルまでの道のりをネットで確認して、メモするという行為


■ここまで書いたら、眠くなってきた。


■モナムール京都


■那覇でデリック・メイと握手したことがあります。半蔵商店です。


■といった意味も含めまして金曜日から三泊四日で京都いってきます。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー


■理由は、雪降るお寺が見たいから。

だったのですが、今年はあからさまな暖冬のうえに、そもそも京都はそんなに雪が降るわけではないので、雪のお寺を見るのはわりとタイミングが難しいんだとか。で、今の季節に雪寺はちょっと無理っぽい。

うーん、雪のお寺を見るためなら、朝5時起き&タイツ3枚重ねばきくらいは辞さないでタクシー出動する心構えだけはあったんだがな。やはりどんな土地でも、観光客好きのするステレオタイプな景色というのはそう簡単に見(ら)れるもんじゃないみたいだ。


■ということで、急遽予定を変更しまして、来年の一月に京都行くことにしました。
( ;´д)人(;´д`)人(д`; ) イエー……

っていうのはいくらなんでも気が早いので、まあ寒さの緩み始める京都もいいんじゃないですか、という理論で金曜からは京都です。


■ええ。新幹線です。ええ。ロックスターなのでグリーン車です。でも、「初心忘るべからず」ということで、行きはあえて普通車です。帰りは、旅の疲れを癒すためグリーン車です。


■今回は禅寺を中心に回ろうかと思ってます。でも細かい計画はまだ立ててない。奈良方面にも行くかもしれないです。


■でも、次の冬こそは雪の京都を見たいので、来年の一月にも行ってみたい。


■『XVOXX』初荷


続々と出荷されるXVOXX

■きのう、『XVOXX』を、秋葉原・eARS様と、中野・タコシェ様に納品しました。今年初の出荷です。

春休みのアキバ観光/中野ブロードウェイめぐりのお土産にどうぞ。ぜひよろしくお願いします。


■さて、『XVOXX』のリミックス盤なんですけども、意外にも実はちゃんと作ってます。

が、一晩に2〜4小節という超スローペースで作ってるので(そんなに凝ったことをしているわけじゃないですけど)、完成は早くて初夏、遅くて師走ごろになりそうです。もう少々お待ちください。


■『XVOXX』手焼き中


■渋谷のレコファンが、フリッパーズの『海へ行くつもりじゃなった』のLPを100000円で売ってるのは、ちょっとはしゃぎすぎだなあと思ったんだけどそれはいいとして半蔵商店です。好きな空耳アワーは『夜中に千円もらったよ』です。


■きょうは、会社で『XVOXX』のジャケットを印刷してました。

なぜ会社でかというと、会社の大きいプリンタじゃないと印刷できないからです。

『XVOXX』増産中

このようにロックスター自ら手作業で作ってます。

そして今から、自分の部屋でCD−Rを盤面印刷→書き込みします。


■東京では年末から品切れのままですいませんでした。明日、納品する予定です。よろしくお願いします。


■あと、『朝、起きてからメチャクチャ寒いし』も好きです。空耳アワーの話です。


■炊きたて


■2月なのに、広尾とか白金に住む60歳ぐらいの外人なら短パンで散歩してそうなほど暖かい日が続きます。半蔵商店です。


■炊飯器が欲しいんですよ、ええ、唐突ですが。

というのも、おれは東京に来てから、

「炊きたてのごはん」

というものを、年に数回ぐらいのペースでしか食ってない。ほんとに。

家で食うときは、いつもコンビニのパックのごはんとか、スーパーの弁当とかです。社員食堂のごはんも、ジャーから出てくるボソボソしたやつ。外食するときも、炊きたてのごはんに出くわすことはあまりない。

でも、たま〜に外食で「あ、このごはんは炊きたて(もしくは準・炊きたて)だな!」と感じるときはある。けど、そんな時ぐらいですね、炊きたて。


■というわけで! 炊飯器を買って! 思う存分たきたてのごはんを食いたいわけですよ! ある時は焼きたての塩鮭やスパムとともに! ある時は明太子や納豆を添えて! ある時は国産の生卵と醤油をかけて! ある時は麦ごはんにして! とろろをかけて!

こんなにエクスクラメーションマークを遣ったのは久しぶりだ。


■あと、深夜に、妾に冷やごはんで鮭茶漬けを作ってもらいたい。


■しかし、炊飯器といっしょに、炊飯器を置く台とか、各種食材を入れる冷蔵庫を買わないと…。いや、その前に茶碗を買わないと。妾も見つけてこないと。


■ちなみに年末年始に実家に帰ってたときも、実家の炊飯器が壊れてしまっていて、新しい炊飯器を買うまでの「つなぎ」として買ったやっすいマイコン式炊飯器のご飯しか食えなかった。この炊飯器は、

炊きたてなのにいきなり美味しくない

という斬新すぎる機能を搭載しており、ようするに不味い。

そして、多少なりとも人生というものを理解してる方ならおわかりでしょうが、この「つなぎ」の炊飯器が、そのまま実家のレギュラー炊飯器としてなし崩しに定着しそうなんです。これはいかん。

きょう母に、不味いごはんは家庭不和の原因になりうるから、まともな炊飯器に買い換えるように、と電話しておいた。


■ところで麹町に、すごくおいしい炊きたてのごはんを出してくれる定食屋があるんだけど、前の職場のヒトと顔を合わせると気まずいので行ってない。というか、麹町自体に行ってない。


■今回はとくに結論はありません。とはいえ、炊きたての超いい米に、超いいバターを乗せて、超いい焼きのりでくるんで、超いい醤油を垂らして食いたい。


■大奥/天文学


■昨日は忙しかったです。


■どれくらい忙しかったかというと、192×176mmで作らなければならなかった原稿を、

こともあろうに385×105mm

という問題外のサイズで作ってしまい、しかもそれをMOに入れて真顔で入稿しそうになるくらいでした。'`,、('∀`) '`,、

サイズが違うじゃねーかよ、天文学的に。


■発注書と出力見本を見くらべた製版会社のNさんがこのイマージェンシーに気づき、事なきを得ました。


■その後、会社の人類と飲み会。2次会のカラオケで部長に「サザンの『大奥』の曲、入れてくれる?」と頼まれたんだが、おれは

その曲のビデオクリップを作ったCMディレクターの顔

は思い出せたんだが、肝心の曲名が思い出せなかった。自分の知識の偏りっぷりに驚いた。ちなみに、そのCMディレクターの名前も思い出せなかった…。


■で、歌本をパラパラめくりながら、「これじゃないっすかねぇ」と3曲ほど提案したけど、どれも違ってた。

けっきょく、シビレを切らした部長自らカラオケ屋のカウンターまで行って店員にたずねてきた。正解は「愛と欲望の日々」だそうです。


■3次会の中華料理屋の、テーブルの異常なベトつき具合に驚きながら23時半ごろ解散。


■桜


桜

実家の庭の桜が満開だそうです。(撮影:弟)


■なんか最近これ飲んでるなあ


海苔のみそ汁

海苔のみそ汁。スーパーで、30%引きもしくは50%引きのステッカーが貼られた寿司と一緒に買います。130円くらい。


■たいへんにためになる掃除スレッド


・掃除に関する名言

掃除板より。


■あと、打ち込みやってる人におすすめの記事。

・原点に戻る(ラフミックス)
・宅録で一番大切なこと(ラフミックス)

掃除は大事です。


■誰もつばめグリル渋谷マークシティ店のこととは云ってないじゃないですか。落ち着いてくださいよ。


調子の出ない日。


調子が出ないなりに、仕事を明日の締め切りに間に合わせるため頑張ってたら、締め切りを二日早く勘違いしていたことが判明。つまり、本当の締め切りは三日後でした。


なんだ、楽勝じゃん。'`,、('∀`) '`,、と夕飯のハンバーグを食べに行ったら、メニューのもったいぶった能書きの割には大して美味しくないうえに、高かった。ライス付きで1470円。マキシシングルかと。


そう、調子の出ない日は判断力が鈍っているので初めての店に入ってはいけない。ということがわかったので、1470円払う価値がありました。と書かないとやってられない。というほどでもない。ところで、このところ毎日いちご大福を食ってます。


■禅と電子音楽


■さっき芸人のS君から、「明日、とんねるずの細かすぎて伝わらないモノマネのオーディションがあるんだけど、なんかいいネタない?」という電話がかかってきました。

で、「自分が筋肉痛であることをアピールする沖縄のおばさん」というネタを伝授したらウケてた。よし。


■といった意味も含めまして半蔵商店です。いまだに「オウテカ」の綴りが覚えられません。


■ところで、YMOがおれに無許可で復活したわけなんですけど。

きょうネットで、曹洞宗のお坊さんがYMO再々生について語ってるブログを発見しました。

しかもこのお坊さん、『電子音楽 in JAPAN』もブログで採りあげてます。

上記のエントリによると、ヤマハのアナログシンセCS−5をお持ちだったそうです。


■このように、禅と電子音楽はわりと接点があって(話のつなぎ方が強引なのは認める)、

たとえばブラックドッグは、I.A.Oという名義で参加した『Artificial Intelligence』のライナーで、「最近、音楽的に影響・刺激を受けたものは?」という設問に、「カオス/混乱、そして一服の禅」と答えている。

KLFも、禅とアナーキーを組み合わせた「ゼナーキー」という造語を掲げて自らの活動方針としていた(ように思う。違ってたらすみません)。

「Zenbient」という造語を、ユニット名だかミックスセット名にしているアンビエントDJも、さっき検索したら出てきました。

涼音堂茶舗という電子音楽のレーベルは、「電子文化の茶と禅」をコンセプトとしてるそうだ。


■また、アンビエントな音楽を自動生成する『Koan』という海外のソフトがありまして、これはブライアンイーノも使ってるそうなのですが、このKoanとはズバリ、禅問答の「公案(=修行僧に与えられる問題)」のことらしい。へー(´・∀・`)


■ところで涼音堂本舗は、法然院や大覚寺でライブをやってるそうです。京都のお寺で電子音楽ライブはいいなあ。いつかはおれもやってみたいっす。


■砂原良徳がベスト盤を出す件について


■先月、ブログに「今年はまりんも何か出してくれるといい」みたいなことを書きましたが、まりんのベスト盤が三月に出ることになったようです。
イエー ( ´д)人(´д`)人(д` ) ナイスタイミン


■なにしろ、2001年の『LOVEBEAT』以降、6年弱もリリースが無かったわけですから。これって、オザケンの『球体の奏でる音楽』〜『Eclectic』間のブランクよりも長い。

そりゃおまえ、『What's Underground Airport!?』のLPを4枚も買うわけですよ、寂しさを紛らわすために。


■さて。どんなに良い選曲をしても、リスナー全員を満足させることは出来ない、というのがベスト盤の宿命であるわけです(ま、あの選曲は納得いかねえよな、とか話し合ったりするのもベスト盤の楽しみ方の一つだったりするんだけど)。

ということで、拙僧としてはこれらの曲をベスト盤に入れて欲しかったですよリスト、を書きます。心ある業者がブートを出してくれますように、なんてことは云いませんけど。建前。


・「LOVE半角スペースBEAT」(バンガロウから12インチが出たほう)
・卓球との「マンガヘッド」の、とれまでのリミックス。
・佐藤大とのパルスマン(は、アルバム丸ごと再発して欲しい)
・佐藤大とのドラゴンボールの曲
・なんとかという外人のリミックス(バンガロウから出てた)
・「I.Q.Infinity」のLPのみのロングバージョン
・『The Sound of 70's』の一番最後のシークレットトラックっぽいところを、頭出ししやすいようにトラッキングし直したやつ


こういう曲の入ったブートを出すなよ? 出すなよ? いいか? 絶対に出すんじゃないぞ?>ブート業者各位。


# まあ次のベスト盤が出るまで気長に待ちます。←気が早い。


■いまだはナウロマンティック


シャズナのすみれセプテンバーラブのCDを買った、というピロートークを先日しましたが、その後ネットで検索してたらYouTubeにこんなのがありました。


■すいません。上の段落のリンク先まちがってました。正しくはこちらです。これ、リアルタイムで見てた覚えがある。なつかしー。「♪You You You」の部分のバックで鳴ってるピコピコした音がたまらん。


■それにしても、久米宏の「ロンドンお天気いいようですね一風堂のみなさん6位」という早口のナレーションに、ベストテンの黄金時代を感じます。


■話が逸れましたが、ようするに土屋昌巳(ギター弾いて唄ってる人)って、体系&骨格からしてニューロマンティックぽいな。ということが云いたかったわけです。


【追記リンク】
・土屋昌巳インタビュー。


■如月


■年が明けたと思ったら、アッー!という間に二月になってしまいました。

さて、二月は英語でいうとセプテンバー。ということで、このCDを買ってきました。マッシュアップのネタ用です。

すみれセプテンバーラブ
▲裏ジャケ

SHAZNAの「すみれ September Love」です。これでマッシュアップを作って、12インチにプレスして、渋谷のクラブ系レコ屋の店員に「超激ヤバ!! あの名曲ネタ12インチがまさかの再入荷!! A-2がオススメ!!」とかフェルトペンで描かれたコメント付けられて1180円ぐらいで売られたいです。

それにしても実家のテレビで、この人たちがこの曲を唄ってるヘイヘイヘイを見てから10年経つ。まさか10年後に、自分がこのCDを買うことになるとは予想だにしてませんでした。


■そのSHAZNAの公式ページを見てみたら、ブラウザのタイトル欄が『無題ドキュメント』に……。誰か教えてあげて! 


■そう、ノートンとかいうウイルスのおかげでパソコンがおかしい、という話の続きなんですけど。

まずXPのコントロールパネルの「プログラムの追加と削除」でノートンと名の付くものをすべて削除して、それから、削除ツールで、パソコンからノートンのファイルを除菌しました。

まあ、それでもまだいくつかはファイルが残ってたりしそうな気がするんだけど、なんとかパソコンの挙動も元通りになりました。だってノートン入れてたときって、パソコンの電源が切れなくなるとか、そういう症状が出てたんですよ、ファッション感覚で。人権問題ですよ。

で、今後ウイルスに感染しないためにも、これの体験版をインストールしてみました。いまのとこ特に問題なし。


■昨日、今年初エチオピア。の、豆サラダ。いつの日か、この豆サラダを二つ注文してみたい。

インド豆のサラダ


■きょうの出来事


池袋駅の山手線のホームで、

ルービックキューブ

をしながら歩いていた青年を見かけた件について。


■道玄坂恨ミシュラン


■このごろ、あえて神足裕司+西原理恵子の『恨ミシュラン』を読み直してます。上京して多少なりとも東京の土地勘が身についた現在、地方で読んでたときには気づかなかった新しい発見があります。たぶん。


■で、2007年のいま『恨ミシュラン』でぐぐると画面の下のほうに、


 関連検索:
 あわびの源太 恨ミシュラン

 ぼたん 恨ミシュラン

 恨ミシュラン あらがわ

 恨ミシュラン すなっくらんど

と表示されます。おれも、あわびの源太とぼたんとすなっくらんどは気になってた。検索したら、すなっくらんどは10年ほど前に無くなってたことがわかった。


■それにしても、昔と違って今は庶民でも不味い店の情報をネットで書いたり読んだりできるから良いですね。心無い外食産業による犠牲者(大げさだな…)を減らすためにも、不味い店の情報はどんどん共有したほうがいい。と思う。

そういえば、きょう渋谷でコンスタントに不味いトンカツを食った。スジが固くて脂身が多い。肉の旨みが衣の油分で大方かき消されてる。上ロースではなく並ロースだったからかもしれないが、いくら並とはいえ980円であれはないだろう。

食べ物にケチをつけるんじゃない、というご意見もあろうかとは思いますが、そういう方にこそぜひこのトンカツを食ってみてほしい。場所は道玄坂の(以下、電話で)。


■ノートンは、もういいです。帰れ。


■ヤフオクの商品説明ページに、ちゃんと「発送方法:冊子小包またはエクスパック」と書いてあるのに、落札後になって「メール便で送ってもらえませんか?」とか云ってくる落札者ってどう思う?


■それはいいとして、ノートンをアップグレードしてやったせいでパソコンが引き続きおかしい。

以前書いたように、「gmailやヤフオクにログインするためには一旦ノートンをオフにしないといけない」、というめんどくさい状況になってるのですが、こんどはノートンをオフにすることが出来なくなってしまった。

つまり、このままだと、gmailやヤフオクにログインできない。おれ、いま4件同時にヤフオクの連絡待ちなんですけど…。


■で、やはりこれも以前に書いたように、ノートンの設定をいじろうとしてノートンの画面を呼び出しても、その画面が壊れていてそこには何も表示されない。


■で、シマンテックのサイトからノートン削除ツールをダウンロードしようとしても、できない(削除ツールのURLが「ftp://〜」で始まっているためノートンに弾かれているように思う)。


■もう、どうにかして、力づくでノートンをアンインストールしてやろうと思います。もしかしたら、OS再インストールということにもなるかもしれません。


■つーことで、いまから各種データをバックアップしてアンインストールにとりかかります。やれやれ。


■先輩の台湾土産


台湾土産

検索してみたら、向こうではポピュラーな品みたいです。

このロゴどこかで見たことあるなー、と思ったら、かつてマンダムから出ていた「マウスジャズ」という歯磨きのロゴに似ている。気がする。
匂いも似ている。気がする。もしかしたら同じ商品かもしれないですね。


■ツール ド 前衛フランス


■妹の友人のMさんの話。


■Mさんが用事で一週間ほどフランスに行ってたときのこと。Mさんはビールが飲みたくなったので、スーパーへと出かけた。

で、せっかくフランスに来ているのだからフランスならではのビールを買おう、と思ったMさんは、いかにもフランスっぽいデザインの、あるメーカーのなんとかという缶ビールを買ってホテルに帰った。


■そしてホテルで、その缶ビールを飲むと、これが美味い。

「オイシイ( ´∀`)。フランスビール最強説ktkr」

と、すっかりこのビールが気に入ったMさんは、フランスにいる間ずっとその銘柄のビールしか飲まなかった。そればかりか、あまりにもこのビールが好きになったので、わざわざその缶ビール6本を日本に持って帰ってきてしまった。

で、日本に帰ってもその缶ビールは冷蔵庫の奥にしまい、自分のご褒美として気分の良いときだけ飲む、というふうに大事に飲んでたらしい。


■が、日本に帰ってきてしばらくして、Mさんはセブンイレブンで衝撃的な光景を目にしてしまう。

あれだけ大事に飲んでいる、わざわざおフランスから持ち帰ってきた缶ビールが、セブンイレブンで普通に売られていたからだ。

「うそ……なんで……('A`)…」


■というのも、その缶ビールというのが、








ハイネケン

ハイネケン



だったんですね。びっくりですよね。('A`)


■しかも、ハイネケンはフランスじゃなくてオランダのビールだし…。('A`)


■地味な日記


■すいません。今週はいろいろ仕事などが溜まってまして。


■そう、胃腸炎のせいでですね、今週は主に、うどん、おかゆ、お茶漬け、ぬるい「ダカラ」、ウィダーインゼリーみたいなもんばっかり摂ってましたよ。まあカツ丼も食べたけど、とにかく消化のいいもの中心に食べてた。

でも、きょう再び病院に行ったら、「普通の食事に戻していい」と云われました。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

ただ、酒と辛い物はもうしばらく控えるように、とのこと。


■で、今日は妹に5ヶ月ぶりぐらいに会って、回転寿司を食べに行った。イクラとかウニが一皿2カンで100円という、どう優しい目でフォローしてあげても怪しすぎる価格設定だったけどイクラ2皿ウニ1皿食った。

あと、寒ブリ、とか、特選中トロ、とかも食べたよ。


■で、妹にお年玉を渡した。いい兄だと思う。

あと、妹用に買った太田出版版『ぶっせん』全3冊も授与した。立派な兄だと思う。


■ところで、ノートンをアップグレードしてからPCの調子がおかしい。

毎回PCを起動させるたびに、「設定が変更されました」とかいってすぐ再起動させられる。意味が分からん。

で、前も書いたように、ノートンの画面を呼び出しても、その画面が壊れてて肝心の内容が一切表示されない。意味が分からん。

誰か、このノートンとかいうウイルスからPCを守るソフトを開発してください。


■ここ三時間ほど、おれの頭の中にある雑念


■winXPを速くしたい。


■春までにはOSを再インストールしたい。


■あれもそろそろ応募しないと…。


■明日の朝は納豆卵がゆだな。


■予約めんどくせー。と感じるのは、自分の中でスケジュール立てが上手くいってないからだ。反省。


この本は読みたい。


■500mlペットボトルのフタと、リポビタンDの瓶て互換性があるんだな。

ダカラ/リポビタンD

■即決してくださいって連絡が初めて来た。ただ、5000円が高いのか安いのかがいまいちわからん。


■2/3 18:30〜


■つーかもうノートン嫌だ。他のに乗り換える。

gmailにつなぐには、ノートンをオフにしないといけない。

ノートンをオンにしたままgmailにつなぐには、NISの設定をいじらないといけない。

NISの設定をいじろうとすると、その画面が変なことになって表示されない。

ノートンインターネットセキュリティ

よって、gmailにつなぐには、ノートンをオフにしないといけない。


■なんの権利があって元の会社の倍近いドメイン代をふんだくるのか…。移管がうまく行くといいけど。


イントロのシンセベースだけで笑ってしまった。


■明日の晩には腸の調子も良くなるだろうから、脂っこいパスタとかハンバーグとか食いたいです。


■病床サン・エレクトリック


■月曜の午前3時に、なぜか吐き気で目が覚めたんだけど、トイレで吐こうとしてもなかなか吐けなかった。あと、全身に寒気がしてました。

吐き気のせいで、普通に横になることすらもままならなかった。これには参った。あと、ストーブに当たってもエアコンをつけてもカイロを貼っても、なかなか体が温まらないので困った。

伝わらないかもしれませんが、なんか、時間が過ぎるのが異常に遅かったです。「(吐き気と悪寒で全然寝付けない状況にもかかわらず、せっかく頑張って体を起こして時計に視線を移したのに、さっき時計を見たときから)まだ5分しか経ってないの!?」みたいな。


■で、ようやく朝になったので、這々の体で着替えて、這々の体で駅前まで行ってタクシー待ち(※なぜ、タクシー会社の電話番号をネットで調べて、タクシーで部屋まで迎えに来てもらわなかったのかが戦後最大の謎。病気のときは判断力が鈍るな…)。でもなかなかタクシーが来ないので、這々の体で電車に乗って、這々の体で隣駅の病院にたどり着く。

病院の待合室のベンチに座ることもままならなかったので、トイレの個室にこもって壁にもたれて座ってました。


■診てもらったら胃腸炎といわれました。そう、去年の今の時期も胃腸炎にかかり、病院で点滴を打たれながらケータイでブログ更新してました(何やってんだか…)。

たぶん、寒さで内臓が弱ってるときを見計らって、ウイルスみたいなのが体内に来日してくるんだと思う。


■そんなわけで、昨日は会社休んで一日寝てました。

今日になって回復しつつありますが、まだ本調子ではないので、大事をとって今日も休みます。


■胃腸炎の原因は、たぶん日曜の夜に冷たいフローリングの上に直に座って、これまた冷たいガラス窓にもたれながら人志松本のすべらない話を観ていたからかもしれない。おれの部屋の寒さをなめてかかってた。風呂上がりで体が温かいからといって油断してたぜ。臓器を冷やさないように、みなさんも気をつけてください。


■で、昨日は、案の定サン・エレクトリックの『30.7.94』を3回ほど聴きました。

病床の身にはこのシンセの音が沁みる。実際、このCDを聴くと気分がちょっと楽になる。

このCDはライブ録音で、楽器としてラジオを演奏(って云うのか?)してるんだけど、そのラジオがビートルズを受信してしまっているため、その権利関係の問題で再発が出来ないんじゃないか、と2chに書かれておりました。もし、これが本当だとしても、ビートルズの部分をカットしてでも再発して欲しいです。


■本日の結論。胃腸炎にはサン・エレクトリック『30.7.94』。


■講談社版『ぶっせん』


■講談社版の『ぶっせん』全6巻です。

『ぶっせん』講談社版

太田出版版の『ぶっせん』を読み終えたので、今度は講談社版で読みなおしました────と書くと、単に『“自分がどれだけこの作品が好きかアピール”が徐々にインフレ化してる状態』っぽいですが、講談社版は講談社版で読んでおくのも悪くないと思います。

【その理由】
・カラーページがカラーのまま収録されている(一部されてないのもあります)
・太田出版版より紙質が良い。
・太田出版版には載ってなかったおまけマンガやぶっせん地図が収録されている。
・次巻予告(2頁)が載っている(第4巻に収録されてる予告はかなり凝ってます)。
・装丁がナウい(本そのものに印刷されている表紙に加え、さらに異なる図案が半透明のカバーにカラー印刷されている)
・誌面サイズが大きいから、レオの特殊行動をチェックしやすい。

しかし、講談社版の単行本がなかなか見つからないなー、ヤンマガやイブニングの棚じゃなくてちゃんとモーニングの棚を探してるのに無いなー、と思ってたのですが、普通の大きさの単行本ではなくワイド版の棚にありました。びっくりですよね。


■あと、正助(主人公)を待ち受け画面にしてみた。ええ、太田出版版のカバーをスキャンしました。

待受正助


■いしかわじゅん氏のサイトにあった、BSマンガ夜話の『ぶっせん』の回のスタジオの様子


■YouTubeにあった、その『ぶっせん』の回の夏目房之介のコーナー。番組まるごと見たいっす、これ。


■幸せなやつは、検索ちゃんなんか観ない


こないだのことなんですけど、会社で同期のS君とテレビの話になった。





筆者「深夜番組は見てる? おれはもうほとんど見ないんだけど」


同期S君「あー、おれも。でもタモリ倶楽部は見てるな」


筆「あー、あれはねー、面白いよね。おれもたまーに見てる」


S「よく嫁さんと二人で見てる」


筆「あ、じゃあ、あれは? 『検索ちゃん』は? タモリ倶楽部の後にやってるやつ」


S「あー、あれは見たことないな」


筆「あ、そう? あれもわりと面白い時あるけど」


S「……なんかねー、毎週、タモリ倶楽部が終るぐらいのタイミングで、


嫁が求めはじめてくるんだよねー。


だから検索ちゃんの時間帯はテレビを消して(以下ry」





おいおい! テレビの話がいつのまにかノロケトークになっちゃったよ! 

とか、

来週以降、タモリ倶楽部をご覧になる方は、スタッフロールが流れるときに「がんばれ! S君夫妻!」と励ましてください!

とか、

同期の中でもS君は勝ち組で、私が負け組みだということが、はっきり分かりました。

とか、そういうまとめ方をするつもりは全くないのですが、

タモリ倶楽部エンディングの「スタッフの笑い声」「タモリと伊集院や山田五郎との喋り」「例のテーマ曲」などを耳にすると興奮してしまう、みたいな条件反射がS君に刷り込まれていたら面白いなー。とちょっと思った。





「疲れてるときでもタモリ倶楽部の音楽を聴くと体力が回復する」みたいな感じだったらすごい便利そうじゃないですか。


■青春ナウ? 【4】青春が発生するフラグについて、他


■この話題を書きつづけて4回目ですが、おかげでブログのアクセス数がウナギのぼりに激減しています。まあ、いい年の男が青春セイシュン云ってるのは考え物だな。

でも、まだこの話題です。すいません。青春について、考えたことをいくつか箇条書きで。


■〔1〕やりたいことに打ち込む
 〔2〕〔1〕をともにやる仲間がいる。

この2点がそろうと、青春が「発生」するような気がします。(思い切って云えば、)年齢問わず。

ただし、本当にやりたいことがあるなら仲間がいなくても一人でやるわけで、〔2〕が不要な場合もあります。

とはいえ、青春の仲間は多いに越したことはないと思う。


■「いつまでが青春でしたか」と、もう三人に訊いてみました。

●C先輩(34)の回答
「29まで」
理由:「30になった時、唐突に『自分はもう若くないんだ…』という念にとらわれたから」

●D先輩(年齢忘れたけど、30代後半・既婚)の回答
「独身の間は青春」
理由:「とくになし」

●同期のY君(25)の回答
「20代まで」
補足:「でも、青春の真の楽しさが味わえるのは、高校から22〜23までだと思う」

その他、C先輩からは、「ファミレスで夜を明かして始発待ちをしてるうちは青春。年取っちゃうと、カプセルとかビジネスホテルに泊まる小銭に困らないから」とのご意見も。


■数年前に帰省したとき、ブスなほうの妹に『サボテンキャンパス』というマンガを渡された。

その時はとくに興味がもてなかったので、パラパラめくるだけにとどまったけど、それでもそのマンガの作者が充実した青春を送ったヒトである、ということは伝わってきた。

これはあくまで数年前にパラパラめくったときの感想なので、いま読んでみるとまた違う感想になるのかもしれないけど、そのときは、

「なんでおれはこのヒトみたいな青春が送れなかったんだろう」、

と、ちょっと考えてしまったのを覚えている。


■以前、一流ホームページの掲示板で、「伊集院光のラジオで青春をしくじりました」と書きこんでた人がいました。

おれは、たぶん電気グルーヴでしくじってる……。


■普通の、青春モノのマンガや小説も読みたいですが、「青春を送りそびれた20代後半の男たちが青春を取り戻すためがんばる」式のマンガとかも読みたいです。

ただ、おれはマンガとか小説にうといので、なに読めばいいかわからん。「『青春を送りそびれた20代後半の男たちが青春を取り戻すためがんばる』式のマンガをください!!」と元気よく店員さんに頼めばいいんだろうか。ジュンク堂とかで。

あと、青春を送りそびれている若者のマンガとか。過去の自分と重ねあわせつつ読みたい。


■と、4回に分けて書いてしまったぐらい、『ぶっせん』読後のおれは青春について考えてた。

以上です。これだけ書いたら気が済んだ。

いまはただ、しゅっとした細長い器に入った美味しい日本酒と、小ぶりの器に盛られた野菜天丼があればそれだけでいい。


■青春ナウ? 【3】青春にもいろいろある件について


■「自分の青春って何歳ごろまでだったと思いますか」と、会社の先輩に訊いてみた。

●A先輩(30)
「27歳」

理由:別の先輩が、「青春って27歳で終わるもんだよ」と云ってたのを聞いたことがあるから。

●B先輩(28)
「気が付いてたら終わってたなあ…………」(遠い目)

理由:何歳までが青春かなんて、そんなこと気にしたことも無い。


■A先輩の回答理由はなんとも投げやりです。また、B先輩の方も、別に興味ないといった感じです。要するに、二人ともども「そんなんどうでもいい」ということなんでしょう。

じゃあ、このインタビューの意味がそもそも無いだろ!って感じですが、『そういうことにいちいちこだわりを持たないことがオトナである』。ということなのかもしれない。


■そういえば、自分も『ぶっせん』読んでからは青春がどうのこうの云ってるけど、同時にちゃんとした年の取り方をしてるかなあ、とも気になっている。「若いこと」「若く見られること」ってのが、必ずしもいいことではないとこのごろ(ようやく)気付きまして、

あ、話が少々ずれた。


■では、話を元に戻しまして。


■先日、VJ代々木に「自分はどうも青春らしい青春を送ってないような気がする」と語ったら、「誰しもそんなもんじゃないの」とのことでした。そうですな。

人間が100人いれば、青春の送り方も100通りあるわけで、マンガに出てくるようなステレオタイプな「青春らしい青春」像と自分の青春がずれている、なんて嘆いてもしょうがなよな。たしかに。

「マンガとかドラマとか、そういうのは、青春のメディア映えするイイ所しか描いてないわけだしさー」(B先輩・談)

そうですな。それにメディアで見たような青春をがんばって再現しながら生きる、というのも不自然だ。


■またVJ代々木は、『青春はとても素晴らしいものだ。でも、もう一度やるのはごめんだ』という、とある作家の名言を教えてくれた。なるほどなー。

一度きりだから良い、あるいは、期間限定だから良い、ってのはあるな。


■それに「悪い意味での青春」をあまりにも長引かせると、次のステップへ踏み出すタイミングを見失って、それこそ『THE 3名様』を地で行くような人生を送ることにもなりかねない。ああいうのも悪くないな、と、年に何回かは思いますが…。


■まあ、青春を送りそびれた、なんて嘆くヒマあったら、いまの時代をしっかり生きるべきですね。

これって禅の考え方にも通じるものがありますね。よし。なんかつながってきた。


■ということで、おれは、「青春っていいよね」ってことだけじゃなく、「いまをしっかり生きるのが青春だよね」ということを、『ぶっせん』を読んで学びました。

と、なかば強引にこのエントリを〆る。でも、ほら、『ぶっせん』のキクさんだって、95歳になってから専門学校に入っちゃうわけですし。


■この項、しぶとく続きます。

# あと、「青春をこじらせないのも大事だよね」ということを、
# 『THE 3名様』で学びました(このマンガも、正月に実家で読んでた)。


■青春ナウ? 【2】青春はいつの間にか終わる件について 


■90年代半ば、おれはどちらかと云えば小山田派でした。

なので、オザケンはあまり熱心には聴かなかった。


■でも2002年にオザケンが『Eclectic』をリリースしたとき、オザケンが90年代にリリースした8cmシングルを集める、という儀式が一部地域で流行ってたので、おれも集めた。

「夢が夢なら」「Buddy」「Back to Back」など、96年のアルバム『球体』以降の一連のシングルに入ってる曲が好きでした。


■ので、「さよならなんて云えないよ」という95年のシングルは持っていたけど、ちゃんと聴いてなかった。

ので、タイトルからしておそらく失恋モノの歌かなんかだろう、と勝手に思っていた。


■が、この曲とケンイシイのマッシュアップを作ろうとしたときに歌詞カードをよく読んだところ、この曲は失恋モノというよりは青春モノだなと(ようやく)気付いた。なんつーか、大学のサークル仲間というか、そんな感じがする。

で、とくに以下の2ヶ所に、青春を感じます。


『嫌になるほど誰かを知ることは もう二度とない気がしてる』(歌詞より)

そう。そうなんですよー。おれも大学では男子寮にいたから、云わんとすることはわかる。人気の無いタイプの寮生だったけど、わかる。

『本当は分かってる/二度と戻らない美しい日々にいると/そして心は静かに離れていくと』(歌詞より)

そう。楽しい日々って、二度と戻ってこないんですよ(←歌詞なぞってるだけじゃん、おまえ)。で、気が付いたら、いつの間にかみんな縁遠くなってたりする。

それっておまえだけが連絡されてないんじゃないの?(・∀・) (・∀・) (・∀・)ニヤニヤ

ほっとけ('A`)。いや、それもあるだろうけど(あるのかよ…)、就職やら進学やら結婚やらで、やはり自然に距離というものが出来てしまう。そういうもんですよね。


■青春だけが人生じゃない、とは、もちろん思う。

けど、超楽しい瞬間を共有できる仲間がいる、というのはやはり幸せな時期、ではあるし、そしてその時期の終わりを予感させる「しんみり感」ある歌詞が、この幸せさの儚さと特別さを、より引き立てている、ように思う。

読点が多い。


■で、このオザケンの唄に出てくる青春の儚さと特別さは、『ぶっせん』の最後のほうにも感じた。もちろんこれは「さよならなんて云えないよ」と『ぶっせん』だけの専売特許じゃなくて、普遍的な感覚なんだけれど、この両作品はこの辺の感覚をかなりうまく描いているのではないかな、と思うわけです。

いずれにせよ、どうやったって青春はいつかは終わるわけだし、だからこそ青春はしっかり楽しみましょう。という、おれにとっては覆水盆に返らずというか、盗人を見て縄を何マイルなえばいいんですかって結論が出たところで今回は終わり。


■この項、まだつづく。


【付記1】この曲について、うちより数京倍ていねいなレビューをお読みになりたい方はこちらのブログ様をご参照ください。

【付記2】Amazonのレビューにて、「スチャダラのシンコがプロデュース予定のアルバムが頓挫したため、シングルの散発的リリースが続いた」と書いてあった。初めて知った。

【付記3】(上のリンク先にも書かれていますが)「buddy」の7インチ盤は、8cmCDに無いバージョンが収められている、と聞いてだいぶ経つけどまだ入手していない。

【付記4】「左へカーブを曲がると」でぐぐると、「関連検索: 左へカーブを曲がると タモリ」と表示される件について。


■青春ナウ? 【1】青春をやりそびれた気がする件について


■羽田→那覇の飛行機で『ぶっせん』を読み始めて以来、にわかに"青春モノ(大ざっぱな云い方ですが…)"への興味が出てきました。

まず、沖縄で『ピンポン』のVHSビデオを買いました。いままで、「まりんの曲がつかわれてる映画」というイメージしかなかったのですが、たしかこれ卓球部の青春モノだよなあ、とか思いつつ買った。


■あと、最近、『一瞬の風になれ』という陸上部の青春モノ小説が流行ってるそうなので、これも気になる。でも、まとめて買うとちょっと高いので、しばらく待って図書館で読むかもしれない。

あと、『ウォーターボーイズ』とか『スイングガールズ』とか『夜のピクニック』とかも、

(以下、ちょっと気になってきた青春モノのタイトルを具体的に羅列した部分1800字を割愛)


■というふうに、おれはなんで急に青春モノを求めるようになったか、と、64ナノ秒ほど冷静に熟考したところ、要するにおれは輝かしい思い出のない暗い青春を送っていたので、この手の『青春要素』が不足しているので、それで今さらこういうのに憧れて青春要素を補おうとしてるのかもしれない。


…いい歳してなにやってんだか。なんで青春をリアルタイムで素直に楽しまなかったのー(´д`)(´д`)(´д`)………


そうだね。うん。その通りです。


■おれが青春をいまいち楽しめなかったような気がするのは、

「いまの環境はつまらないけど、次の環境でなら楽しくやれるかも」

というふうに、現状を改善する努力を放棄しつつ、ひたすら「次」を待ち続けて青春を過ごしてたからなんだろうな。たとえて云うなら、

「いまのサークルはつまらないけど、次のサークルでなら自分を出せるかも」

「いまのバイト先はつまらないけど、次のバイト先でなら本気出せるかも」

「いまのバンドはつまらないけど、次のバンドでなら頑張れるかも」

みたいな感じで。


■でもこれって結局は、

「現世はつまらないけど、来世ならうまくやれるかも」

と云ってるようなもんなんだよな……。


■そんな心持ちじゃ、「次」なんてやって来ないし、仮に「次」とやらがやってきても結局うまくいかない。また別の「次」をひたすら待ち続けるハメになる。いま、「今」をがんばらないと。

で、この「今」をがんばることが青春なのかもしれないですね。なんだこのブログ。


■しかしおれは、リアルタイムの青春でそういうことには気付けなかった/気付かなかった(あるいは、気付いていても気付いてないフリをしていた)。

どうやら、おれは気付くのにたいそうな時間を要するタイプなのかもしれない。

そしてたぶん、これを書いてる今も人生の大きな何かを見逃しつつあることに気付いてないような気がすごくする…………………けども、とにかく「今」をちゃんとしようと思います。


■なんだこのブログ。

(と云いつつも、この項つづく)



【付記】
「今をがんばる」とか書いたけど、
ここでは「今をストイックに過ごす」ではなく、
むしろ「今を楽しむ」「今を楽しもうとする」ぐらいのニュアンスです。


■ピコに西島大介が載っていた件について


■実家で発見した小ネタです。すでに有名な話だったらすみません。


■1993年に出た『ピコ・エンタテインメント』という、テクノポップを扱った雑誌(たしか書籍扱い)があるんですが、その第2号のデモテープコーナーに、今をときめくマンガ家の西島大介氏が載ってたんですよ。

スーパーファミコンの『マリオペイント』のシーケンサー機能でYMOをカバーした『Y・M・マリオ』と、オリジナルの『エレクトリック・ロマンス』というカセットが紹介されてました。


■誌面には西島氏のカセットのラベルも載ってるのですが、わりといまの絵柄に近い雰囲気の、YMOの3人が描かれています。


■その雑誌のスキャンとかあればいいんだけど、荷物がかさばるから沖縄から持って帰らんかった。すまん。


■沖縄市『’69』


先々週、以下の物件を沖縄市のおもしろかっこいい中古レコード店『’69』に放流(=売却)しましたので、興味のある方はお店に行ってみてください。

テイトウワ『Visionary Soundtrack』かさばるジャケのCD2枚組
発売当時に買ったものの全然聴いてなく、年末の大掃除の際に開封。ちょっと聴いてみました。

テイトウワ『Sound Museum』DJ用12インチ3枚組(米国プレスの日本盤)
発売当時に買ったものの全然聴いてなく、年末の大掃除の際に開封。ちょっと聴こうとしたが家にはレコードプレイヤーがなかった。

テイトウワ『A Ring』12インチ
発売当時に買ったものの全然聴いてなく、未開封新品。

テイトウワ『Luv Connection』12インチ
米国盤。

コーネリアス『ファーストなんとかアワード』LP
一回聴いただけの美品。赤ビニール。

YMO『公的抑圧』LP
黒ビニールです。

たま『しおしお』LP

・その他、何枚かありましたが忘れてしまいました。すいません。


ひょっとしたらもう売れたのもあるかもしれないし、まだ店頭に並んでないかもしれません。ご了承ください。

なお、この’69では、『XVOXX』も扱っていただいてます。みんなも’69で買い物して、ビクモンとか次男とかモンブランとかチャーリーとかニューヨークとかでメシ食って、コザの経済を回そう!! なお、お車でのお買い物は’69正面にある有料駐車場が画期的に便利です。


■ぶっせん読了


■『ぶっせん』読み終わりました。

なんで昨晩のうちに一気に読まなかったかというと、なんというか、この作品のエンディングは明るい時間(それも午前早くに)に読み終えるのがふさわしい気がしたから。


■未読の方のために結末の詳細は控えますが、なんというか、晴れがましさの中にも一抹の寂しさというか、青春のある時期の終わりとか、そういう切なくーも爽やかな感じです。


(おれの人生には全く無かったですが)青春の貴重な思い出って、大イベントだけじゃなく、わりと些細な日常の出来事も多く含まれているじゃないですか。

そしてこの作品には、大イベントだけでなく、日常の小ネタやエピソードもちゃんと描かれている。だから、ぶっせんに集う面々が感じているであろう『青春の楽しさ』にリアリティーが生まれて、それでよりキャラクターに感情移入できるんだと思う。

とかなんとか、他にもいろいろ感想(駄)文を書きたいけど、あまりくどくど書くのも野暮なのでこの辺で…。


■そして今日は本屋で、この作者・三宅乱丈の別の作品(『ペット』)を買ってきました。こちらは『ぶっせん』と対照的な、シリアスな感じです。『ぶっせん』をじっくり反芻し終わってから読みたいと思います。


■あ、あと水曜日のこのエントリにちょっと訂正。

きょう池袋のジュンク堂に行ったら、『ぶっせん』の購買部認定証・学生証・お試し見本が展示されてました。自分は新刊コーナーの棚でしか『ぶっせん』を見てなかったのですが、太田出版コーナーの棚のほうにこれらの展示物が飾られていました。

あと、「書楽」は荻窪でなく阿佐ヶ谷っぽいです。


【付記1】
このサイトに、講談社版『ぶっせん』刊行時のフェアの様子が。水墨画の色紙いいなあ。


【付記2】
■『ぶっせん』の感想文などをネットで検索してると、「連載時の雑誌に載ってた、『前回までのあらすじ』や煽りコピーが面白かった」という話を見かけた。見てみたいけど、しかし8年前のモーニングなんてどこにいけば買えるんだろう…。


■よしなしこと


■寒いっすねー。


■きょう(※1/13)『ぶっせん』下巻を7分の3ほど読みました。明日の朝、残りの7分の4を読みます。気合を入れて読みます。いったん読んじゃうと、「まだ読んでない状態」には永久に戻れないので。

そう。『寄生獣』好きの友人に、「え。まだ寄生獣読んでないの? ということは、これから寄生獣を読む楽しみが今後の人生にあるってことだね」と云われたんですよ。

あ、第一段落と第二段落があまりつながってないですね。すみません。


■ちょっと前にザ・ドゥーナッツが、ついにメジャーデビューしましたね。一時期は「ザ・ドゥーナッツ」でぐぐると、公式サイトではなくうちのブログが一番目に表示されるという気まずい状態になってたこともあったのですが、さっき検索してみたところ、いまでもまだ6番目にうちが表示されてました。


■クナイプというドイツの入浴剤メーカーの、ワコルダーって種類のやつを風呂に入れたら、全米サロンパス祭が始まったのかと思うくらいの勢いで直球のサロンパス臭がたちのぼってきた。良い。匂いを嗅いでるだけで、健康によさそう。

そういえば花王のバブの「キャラメルマキアート」という種類をスーパーで見かけた。スタバの紙コップに入っている飲み残しの冷え切ったキャラメルマキアートをバスタブにぶち込む図、を思い浮かべそうになる。


■ミスタードリラー


シーサー
▲実家の平和を守るシーサー。本文に関係なし。びっくりですよね。


寒いっすね。厚着して街を歩くぶんには大丈夫なのですが、我が家である高級木造アパートに帰ってくると、厚着してエアコンつけてもまだ寒く、体温も下がるので、家でやろうやろうと思ってたことが滞ったりします。そう。風呂入ったら入ったで、風呂あがりは確実に眠くなるので余計に生産性が落ちます。

そんなわけで、ブログ用のネタは無くはないのですが、文章にまとめてアップするまでにはなかなか至らないのですが、それはさておき先日、沖縄のブックオフで買った『ミスタードリラー』をプレステでやりながら、

「あー、『上海』やりてーなー」

と思ってしまった。ミスタードリラーの立場が無い。では良い週末を!(←まとまってない)


■『ぶっせん』の件


時間がないので手短に。

昨日、池袋の芳林堂書店コミックプラザに、カラーポップと、ペーパー付き上巻が数冊ありました。

えー以上です。会社行ってきます。


■沖縄の写真


このごろ文字の多いエントリが続くので、沖縄で撮った写真でも。弟の部屋にいた牛と、市場の冬瓜。

牛

冬瓜


■仏専購買部認定店東京


■新装版『ぶっせん』の上巻と下巻には、おまけとして特典ペーパーが付きます(中巻には付かないっぽい)。


■上巻の特典ペーパーは持ってたのですが、ここを読んだところ下巻にも特典ペーパーがあることが分かり、分かってしまった以上はぜひとも手に入れたかったので、きょう出版社に電話して仏専購買部認定店(=出版フェアを開催している/していた書店)を訊いてから出かけました。

で今日、仕事帰りに渋谷と新宿の書店5軒をハシゴして、ようやく特典ペーパー付き『ぶっせん』下巻を入手しました。いやー、左足の裏にマメができちゃいましたよ。'`,、('∀`) '`,、

………その熱心さを仕事に活かせばいいのに……( ´д) ヒソ (´д`) ヒソ (д` ) ヒソ………


■ということで、おれのように思いっきり出遅れてしまった『ぶっせん』ファンのために、東京の仏専購買部認定店リストです。おれが足を運んだところは※印でコメント付けておきます(日付は、特記してない限りすべて1/10)。


【渋谷】
□ツタヤ(※ペーパーなし。認定証・学生証・立ち読み用見本展示アリ)
□ブックファースト(※1/8 ペーパー見当たらず。とくに展示なし)
□パルコ地下のリブロ(※店員さんに訊いたらペーパーはもう無しとのこと。展示なし)
□山下書店(南口)(※ペーパーも展示もとくになし)

【新宿】
□紀伊國屋本店(※10冊くらいペーパー付き下巻あり。見本アリ。)
□ルミネ1・ブックファースト(※ペーパーなし。認定証・学生証・見本・カラーPOP展示アリ)

【池袋】
□ジュンク堂(※1/7の時点で下巻ペーパーなし。ペーパー付き上巻1冊のみアリ←おれが買った)
□芳林堂書店コミックプラザ

【その他】
□三省堂本店(神保町)(※1/7に電話したところ、上巻のみペーパーが付き、認定証・学生証を展示とのこと)
□書楽(荻窪)
□オリオン書房(立川ルミネ)
□リブロ(吉祥寺パルコ)


※このリストは、出版社に訊いた情報をもとにはしてますが、あくまで個人で作成したものであり、出版社・各書店にはなんら関係ありません。書き漏らしや間違いもあるかと思いますので、あんま鵜呑みにしないでください。


以前も書いたとおり仏専購買部認定店では、昨年10月のフェア開始当初はポスターなどがいろいろ飾られてたそうなのですが、いまでも上記のようにフェアの名残りをしのばせる展示物を残しているお店もあります。


■というわけで上巻と下巻のペーパーは無事そろいましたが、お守りキットや地図はお目にかかってないので、まだ行ってない購買部認定店にも出かけてみようと思います。

………だから、その熱心さを……( ;´д) ヒソ (;´д`) ヒソ (д`; ) ヒソ………まあいいや


【付記1】こういう情報交換はmixiでやってるんですかね、最近の人は。

【付記2】あちこちの書店のマンガ売り場をめぐってるうちに、面白そうなマンガをいくつか見つけた。今年はたくさんマンガを読む年にしようかな、とちょっと考えてしまった。

【付記3】しかし、常日頃からもっとマンガ方面にもアンテナを張っておくべきですねー。


■那覇→羽田→東京地下空港


うん。自分でもびっくりしたのですが、昨日のことなんですが、渋谷にてこのCDを入手しました。

What's Underground Airport!?

砂原良徳のCD、『What's Underground Airport!?』です。以前にも書いたと思うのですが、このコンパクトディスクは、現世に300枚しかなく、本当にまりんを愛している者しか手に入れられません。

ちなみにおれは、このCDをすでに持ってるのですが、新春早々いきなりめでたいので縁起物として買いました。新年一回目の渋谷レコ屋めぐりでこのCDを見つけるのは、新年一回目の麻雀で九蓮宝燈をあがるのに等しい確率だと思います。すいません、麻雀のことはよく知らないのに九蓮宝燈とか書きました。

ところで、これもたぶん以前にも書いたと思うのですが、おれはこの作品はLPでも4枚持ってます。なぜなら、おれのまりん(既婚者)への愛は本物だからです。

↑とか書いてるわりには、’98年に出たマキシシングル『708090』を買ったのはつい先月だったりします。すいません。あと、LPはお金に困ったとき売るかもしれないです。





2001年に『POINT』をリリースしたオザケンじゃないほうの人も、去年CD出したことだし、同じく2001年に『LOVEBEAT』を出したまりんも、今年あたり新作を出して欲しいものです。気長に待ちます。


■『ぶっせん』


ぶっせん(上)

■年末年始は、沖縄で『ぶっせん』というマンガを読んでいました。


■上・中・下巻の全3冊に分かれているのですが、沖縄には上巻だけしか買って行かなかったんですよ。というのも、単に「飛行機の中で読む用の本」が欲しかったのと、あと、「全3冊も買って、面白くなかったらどうしよう」という経済的リスク回避のためにです。


■しかしその心配は全力で杞憂でした。沖縄では、その『ぶっせん』上巻を、数年ぶりに“読み耽る”という言葉がぴったり来るくらいの勢いで読み耽りました。読み耽りまくりました。自分でも不思議なくらいに。


■このマンガは、ある貧乏なお寺が資金ぐりのために────まあ詳細は省きますが、ごく大雑把に云うと、禅寺で修行に励む若者たちの生活を描いた作品です。

で、もちろん、マンガとしてとても面白いです。キャラクターとか、伏線の張り方とか、読み返して初めて分かる細かいくすぐりとか、魅力は多々あります。


■でもこのマンガでいちばん惹かれてるのが、あのー、なんつーか、書くのがすごく照れるのですが、この作品の


「青春感」


なのですあー書いちゃった照れるなあもう。


■なんか、みんなで励ましあったりケンカしあったりしながら、一つのことに打ち込んで成長していくって、良いじゃないですか。ごめん、いま「良いじゃないですか」の一言で単純に片付けたからもうちょっと説明する。

年とると、あんまり素直にヒトと向き合うとか、がんばるとか、そういうことしなく/できなくなっちゃうじゃないですか。いや、年取っても本当はそういうことは実はできるのだけれども、「体力がない」「明日仕事だから」「家賃を納めなくちゃなんないから」をはじめその他808〜909個ほどの理由により、好む好まざるに関わらず10代のような青春を送ることは、しなく/できなくなる。

でも、『ぶっせん』の登場人物は、10代ということもあって、青春している。で、作中にはその青春っぷりが直球で描かれている────ように思う。

変な話ですが、思わず作中の登場人物に嫉妬しそうになるくらいに、こいつら青春してていいよなあ、って思う。もちろんそれは、おれが単に年をとったから、というだけのことかもしれないし、無条件で【“青春”イコール“いいもの”】ってわけではけっしてない。でも、いいよなあ。

この「いいよなあ」の内訳は、楽しそうだなあという素直なうらやましさ50%、こんな青春を送りたいよなあという憧れ30%、自分の青春(ってほどでもなかったが)と重ね合わせての回想15%、青春ってこっ恥ずかしいけどそこが笑える15%ぐらいです。すげえ、全部足したら100超えてるし、文章としていまいち伝わってない。


■それはともかく、昨日は羽田からいったん家に帰って(荷物が多いから)、池袋にこの『ぶっせん』の中巻と下巻を買いに行きました。

で、昨晩から今朝にかけて中巻を読み終えました。

で、下巻を今日の晩、ではなく、来週の土曜の晩にじっくり時間をかけてじっくり読みたいと思います。じっくり。


■いま、ものすごく続きが読みたいのに「読み終わりたくない」マンガです。


■おれは去年は、ぶっせんを含めて2作品しかマンガをまともに読んでおらず、マンガについて書くことに慣れてないため、作品自体の面白さについてはあまり触れられませんでしたが、おれは『ぶっせん』を読んでこんなことを考えた、ということで、ひとつ。


【付記1】
おれがこのマンガを知ったのはわりと最近のことで、そのときにはすでに大型書店などで展開されてる出版記念フェアのような陳列は終わってました。こんなのとかこんなのとかがあったらしい。

この手の陳列をまだやってる書店を知ってるよ、という方は電話ください。それにしてもポスターとかPOPとか欲しいっす。


【付記2】
『ぶっせん』は以前、数年前に講談社から単行本が出ており、昨秋に太田出版から新装版が出ました。本文にも書いたとおりこの新装版は全巻そろえたのですが、当然のごとく講談社版も欲しくなってきた件について。


■謹賀新年


とびださん!


■あけましておめでとうございます。半蔵商店です。今日の昼に沖縄から首都に戻ってきました。


■この正月は年賀状とか年賀メールとかを出せませんでした。すいません。

今年こそは、節分くらいに年賀状のラフを描き上げ、春先あたりまでにイラストレーターさんにイラストを発注、梅雨どきくらいからデザインしはじめ、お盆をめどにデータの入ったMO(イラレ8.0/OS9/フォントはすべてアウトライン化してください)を入稿、初秋に校正し、晩秋には戻りを確認、そして年賀状の受付が始まる12月15日に納品(=郵便局に投函)しようとはそんなに思ってません。


■そう。沖縄に一眼レフデジカメとコンパクトデジカメを持っていったのですが、ブログで2週間は引っ張れるくらいの量の、沖縄で収集した小ネタを満載したコンパクトデジカメのデータがすべて消えてました。300枚以上はあったと思います。なんか昨日の晩に、いつものようにカメラでものを撮っていたら、唐突に消えたんですよ。なにそれ。

厳密には「消えた」というか「読み出せなくなった」っぽくて、ファイナルデータとかいうソフトを使えば復元できないこともないかもしれない運転なんですが、この「かもしれない」に7000円だか8000円だかを出すのは少々ためらわれる(←弱気でいかんな、どうも)。


■たぶん、メディア(xDカード)の容量ギリギリまで写真を撮ってたうえ、3枚消して3枚撮って、また5枚消して5枚撮って、みたいなのを繰り返したのが良くなかったような気もする。しかし、なんでよりによって旅の終盤でデータが消えるのか。このxDカードの空気の読めなさは仕様ですかそうですか。

まあ機械のせいにしてもしょうがないんだけど、「300枚以上の写真が消えた/読み出せなくなった」という現実を受け入れるのには少々時間がかかったよ。


■っていうのをもって新年の挨拶と代えさせていただきます。今年もよろしく。


■改めてエントリ


■いやー、半蔵商店でございますが。実は、今朝、




飛行機に乗り遅れちゃいましてね。




…………'`,、('∀`) '`,、…………。




■そもそも、8時5分に羽田を離陸する飛行機に乗るために、6時30分に石神井のアパートを出るという点がすでに間違ってますよね。時間の読みが浅いと思います。(
20代・男性・会社員)
↑文末に、アンケート風に回答者の属性を表記したところで、己の未熟さが改まるわけもなく。




■でも、まあ、なんとか1時間後の便に振り替えてもらったので、仕事納めでなにかと忙しい地上の皆さんを雲の上から見おろしながらカツサンド食ってビール飲んで『ぶっせん』読んで那覇空港ついて、いまはこうして国際通りのネット喫茶から更新してるんですけど。


■しかし空港の出発カウンターで、『この便の手続き時刻は過ぎております』って云われたときは、さすがにもうダメかと思わなかったぜ。でも相当めんどうなことになるんだろうなあとは思ったぜ。


■以上、沖縄県に着陸した、というお知らせでした。天気がちょっと悪いですね。あまり写真日和ではないです。

しかし、国際通りって『似たような変なTシャツ』を売ってる店が多いね。誰が買うんだろう。


■ところでさ、唐突ですまんが、ATOK以外の日本語変換ソフトってこの地球上に必要か? あ、でもMS−IMEがあるからこそATOKのありがたみがわかる、という考え方もできますね。←こういうフォロー癖は治すべきか否か。


■羽田→那覇


■冬休みなので、意表をついて実家に帰ろうと思います。


■と、冬休みの過ごし方を訊かれて上記のように答えると、「そう? まあ実家でゆっくりするといいよ(´∀` )」と、みなさんおっしゃってくださりますが、やっぱりコルグMS-10・コルグMS2000・ニンテンドー64・プレステ・ブースカ2匹完備の石神井町のアパートのほうがゆっくりできるな。


■正直、里帰りするたびだんだんしょぼくなっていく沖縄の町並みを見るのもけっこう切なく(沖縄県民が、わざわざ県外チェーンで買い物したがる心理がわからん。地元の企業を応援する気持ちはないのか? ないんだろうな。「クルマが停め(ら)れて便利だからいいさー」とか云ってジャスコとかで買い物してたら結局めぐりめぐって自分の首を絞めることになるんだと思うけど。新都心なんかで買い物してたら、国際通りも平和通りも寂れるばかりだ。こうやって県外チェーンに島中が蝕まれていくんだな。そして、日本全国がチェーン店に占領された、均一的な「どうでもいい田舎」の風景になっていくんだろうな。と、年に365回くらい思うが、県外で生活しているおまえはどうなんだと云い返されると返事に困るから思っても口には出さない)、むしろ東京のアパートで魔王(※鹿児島の焼酎)なんぞをちびちび飲みながら、活気のあったころの町を回想してるほうが、「里帰り感」が出てる時すらあります。


■ま、いいや。新しいデジカメ買ったことだし、いろいろ沖縄の何かを撮って来ます。では、そろそろ出かける時刻なので、唐突ですが、良いお年を。沖縄でも機会があれば更新します。


■デジカメおろし


月曜の深夜に、こないだ買ったデジカメをようやくおろした。で、撮った。

ブースカ

ブースカじゃなくて女体でも撮りたいところですが、しかし一眼レフっていろいろ覚えるべきことが多い。ま、あわてず、徐々に、こう、慣れていこうかなと思います。女体撮ったりしつつ。あと、おれの買ったキヤノンのデジカメはピクチャースタイルがいろいろ選べて、それはいいとして女体撮りたいです。


■クリスマスソング


■………………五時五十五分です(←榎さん)。半蔵商店です。

12月も下旬になればいよいよクリスマスシーズンです。そこで今日は、半蔵商店おすすめのクリスマスソングをあれします。


ビギン「Blue Snow」

石垣島&イカ天出身のバンド「ビギン」のシングル。ビギンというと、近年は不自然なまでにオキナワオキナワした曲ばかり作るイメージがあって、おれは彼らのそういう側面には一切興味ないんだけれど、これはブルース(ブルーズが正しいんだっけか)バンドとか呼ばれていた初期のころの曲。8cmシングルは廃盤だけど上記リンクのCDに収録されてます。

で、このクリスマスソングは、良い。

そういえば、メジャーデビューが「たま」と同時期だな。


麗美「走るそよ風たちへ」

麗蘭じゃなくてシンガーソングライター・麗美の曲。同名のアルバムに収録。あと、なんとかというシングルのB面にも入ってます。

出だしだけを聴いていると、竜とか剣とかが出てくるファンタジーもののOVA(オタクくさい言葉…)の主題歌っぽいが、これは恋人を故郷に残して基地で訓練に励む自衛隊員たちを唄ったクリスマスソングらしい────ということを、だいぶ後に雑誌で読んで初めて知った。一聴しただけではわからなかったっす。ま、たしかに、あまり社会派っぽい単語を歌の中に散りばめられても興ざめするもんな。

ぐぐると、この曲の由来などについて書いてるサイトが見つかった。

あと、麗美には「Chimes」という名曲もある。こちらもおすすめ。ちなみにデビュー当時の麗美は、ユーミンの子分みたいな位置づけだったと聞いたことがある。


■余談ですが、スチャダラパーの「サンタフルワールド」は、クリスマスイブなのにアダルトビデオをレンタルする男の歌らしい。あの曲、後半の歌詞がどんどん抽象的になるからぜんぜん気づかなかった。

という話を、この季節になるとヒトに話したくなる体質になって、もう5年くらい経ちます。


■イトコクエストIV 〜導かれし者たち〜 (後篇)


前篇中篇からの続きです)。


■千葉県市川市を第二の故郷と呼び、こよなく愛するリカ(仮名)。市川をピンポイントで好きになる地方出身者ってそんなにいないよなあ、と思いつつも、先週、渋谷の居酒屋で行われたリカトークの続きをお届けします。


■さて、リカの最近の趣味は、パチンコだそうです。ある日、ひょんなことでたまたまパチンコ屋に入ったとき、初めてのパチンコなのにいきなり5万円も勝ってしまったらしく、それ以来パチンコにちょくちょく行くようになったんだとか。

もちろん、ビギナーズラックはそれっきりで、初戦以降はズルズルと負け続け……。


■という展開になるかと思いきや、リカはどうもパチンコが強いらしく、これまでのパチンコ総合成績をトータルすると黒字になるらしい(本人談)。

最高で、一日に18万円ぶん買ったことがあるらしい……。

工工エエエエ(´д`;)(´д`;)(´д`;)エエエエ工工


■前回書いた、自動車教習所の15時間オーバー分の受講費も、母親から種銭を借りて、それを元手にパチンコで増やしてから払ったらしい。

で、種銭はちゃんと母親に返したらしい。意外に親孝行ですね。

…(´д`)(´д`)(´д`)…そういう問題か?…


■ある時、すごい大当たりを引いてしまい、台からジャラジャラジャラと盛大に玉が出始めたまではよかったが、出玉が止まらないうちにバスの時間が近づいてきてしまったので、そのときたまたまパチンコ屋に入店してきた瞬間の客に「この台、当たってますから! やっていいですから!」と台を譲ってバス停にダッシュしたこともあるらしい。


■リカはパチンコが強い。と、今回はそういうお話でした。つまんね。

(´д` )マッタクダ(´д` )マッタクデス(´д` )ヒダリニオナジ


■さて、リカトークが終わり、二人分の会計をテーブルで済ませた直後、リカはこう云いました。

『実はあたし〜、昨日も42000円勝ったんだ〜』

うん、もちろんおれが年上だから、おれが多く払うことにやぶさかでない。でもそんなセリフ聞かされたら、今後おごるモチベーションが下がる…。そういうとこを、リカはもうちょっと気を付けてほしいですよね。(談)


■以上、声優を目指して上京してなぜかセミパチプロになったリカの近況報告でした。今後も情報が入りしだいレポートします。

というか、いまのバイトは一月上旬で終わりで、それ以降のバイトが決まってないらしい。大丈夫か? もしや本格的にパチプロに?


■イトコクエストIV 〜導かれし者たち〜 (中篇)


前回からの続きです)。


■一時期、ネトゲ廃人になりかけたことでもおなじみのリカ(仮名)は現在、市川に在住。職探しをしつつフリーターをやってるそうです。バイトは二つかけもちしていて、一つはスーパーで試食をすすめる係。もうひとつは、開発中のスロットマシンのテストプレイヤー(バグ探しみたいなのをやらされるらしい)。


■さて本日は、先週の木曜日に渋谷で開催された東映リカまつりにおけるインタビューで判明した、リカの近況をお知らせしたいと思います。


・以前、当ブログで、「運転免許を取るために会社を辞めた」と書いたがこれは誤りで。

実際のところは、「人間関係に疲れて辞職。実家でゴロゴロしてたところ、祖父に『おまえは資格を何か持ってるのか?』と訊かれ、『なにもない』と答えたところ、『じゃあ運転免許でも取れ』と云われたので、免許をとることにした」が正解でした。

・前にもお伝えしたとおり、実技試験は合格したものの、筆記試験をまだ受けていない。早く受けたほうがいいと思うが、どうか。

・なおリカは、自動車教習所で、第一段階を

15時間もオーバーした

らしいです。工工エエエエ(´д`)(´д`)(´д`)エエエエ工工

…………いや、おれも実は、第1段階では9時間もオーバーしてるから、あまりヒトのことは云えない……。

ヒソ ( ´д) ヒソ (´д`) ヒソ (д` ) ヒソ

・さて、前の会社では、リカは意外と成績がよかったので、月収が30万あった。
な、なんだってー!!(゚д゚)(゚д゚)(゚д゚)


・が、人間関係で色々あって仕事をやめて以来、ツタヤでアニメのDVDを一度に30枚も借りたり、ウルティマオンラインをやったり、と、一ヵ月半も一切働かずゴロゴロと遊んでいたので、貯金はほとんど食い潰したらしい。
……オトコラシイ……(゚д゚)(゚д゚)(゚д゚; )……ソウカ?……


・で、かろうじて運転免許を取るくらいの貯金は残ってたので、そのお金で自動車教習所に入ったらしい。


■月収30万の仕事を一年ほどで辞め、一ヶ月半で貯金を食い潰し、第一段階で15時間オーバーし、でもまだ免許はまだ取ってない。まったく、池田亮司のCDのように難解&実験的な人生ではある。


■リカの話は、まだ続きます。

…モウイイヨ……(´д`;)(´д`;)(´д`;)


■クアドラプルチーズカレー@ココイチ


■昨日の大掃除中、昼メシは駅前のココイチで手っ取り早く済ませることにしました。


■で、チーズ好きな拙僧は、前々からいちど食べたいと思っていた、

チーズ4倍量

のカレーを発注しました。ダブル、トリプルを通り越してクアドラプルチーズカレーです(こういう名前でメニューに載ってるわけではないですよ。念のため)。


■発注した1分後、厨房の奥から「なんじゃこりゃ?」という声が聞こえてきました。拙僧が発注した伝票を見てのつぶやきでないことを祈るばかりです。


■で、まあ、師走で忙しいので、話をあまり引っ張らず/膨らませずに書き進めていきますが、こんなもんが運ばれてきました。


クアドラプルチーズカレー

うむ。たしかにチーズはたっぷりだ。でもな、チーズがほとんど溶けてないじゃん! もう、冷蔵庫から取り出したばかりの形をしっかり保ってます。もっと温めてくれよ…。

チーズカレーって、チーズが程よくルー(はいはい正しくはカレーソースだね物知り博士だねはいはい)に溶けてるべきもんじゃないかなー、と思うがどうでしょうか。あと、冷たいままのチーズがカレーライス全体の温度を下げてしまい、なんともぬるいカレーになっていた。

溶けきってないチーズとライスを同時に食う食感は、ご想像通りあまり良いものではなかったです。


■食べててそんなに楽しいものではなかったですが、とりあえずココイチでチーズを4倍にするとどんなものが運ばれてくるかは確認できたことによって、「あ〜、ココイチでチーズ4倍カレーってのを食ってみたいな〜」という欲求から解放されることに成功したので、良しとする。


■大掃除


■今日は丸一日かけて、少し早めの大掃除をやってました。

そして、戦後のどさくさに紛れて模様替えもしました。


■しかし、なんでおれ一人しか住んでないのに、こんなにモノがあるんでしょうか、この部屋は。部屋を片付けるにはモノを捨てるのが一番いいのですが、

(以下、「いざモノを捨てようとすると変に愛着がよみがえったりして結局捨てずに終わったりするよね」といった内容の話を、具体的な本・CD・雑誌の名前を挙げつつ語る部分1200字をカット。)


■じゃあ、腹の足しにもなりませんが、大掃除/模様替え中の写真を載せます。

模様替え

↑テレビやシンセが乗っかり、かつサンプラーやカセットデッキなどを積み込んだサイドボードと、机の場所を入れ替える大作業。

入れ替えた直後、「あ、やっぱ入れ替えないほうがいいわ」と判明。けっきょく、サイドボードと机の位置を元に戻すことに。


コード

↑おびただしいコード類。おまえらは今すぐコードレスになれ! 2000円やるから!


■ただでさえ部屋の中がゴチャゴチャしてるのに、注文しといた空気清浄機feat.加湿器は届くし、ポイズンは滑るし、フットの2本目は勢いだけだし、一年ぶりに64でマリオカートやってしまうし、チュートリアル優勝おめでとう(←知り合いかよ)。



■でも、まあ、なんとか家具(と呼ぶほどのものでもないか)の位置とかも決まりつつあります。


■でも、模様替えが成功だったか否かは、実際に数週間ほど暮らしてみないとわからないっすよねー。

というか、模様替え直後って「あー、しまったー('A`)」感がただようよね、どうしたって。じきに慣れるとは思うんだけど。


■イトコクエストIV 〜導かれし者たち〜 (前篇)


■わざわざプレステ2本体持参で里帰りをすることでおなじみの最終兵器イトコことリカ(仮名)から、先週、

『ちかぢか、渋谷に出てくるんだけど食事でもしない?』というメールが来てたんですよ、ゲリラ的に。

で、音楽やってる他の従弟たちとはたまにライブで会うんだけども、そういえばリカにはここ最近ずっと会ってないし、まあ、また新しいネタが拾えるのではないかという期待もあったので、ひさびさに会うことにしました。

ということで今日、渋谷でリカとメシを食ってきました。


■一年ぶり(だと思う。たぶん)に会うリカは、とくに変わったところはなかった。別にダサくなってもいないし、垢抜けてきてもいない。ただ、髪型だけは依然としてもっさりしている。髪の毛の絶対量が多いんだと思う。まあそれは別にいい。


■さて、じゃあ、どこでメシを食おうかを決めようとしてたところ、「いいとこ知ってるから!」とリカが云うので店選びを任せた。

リカの云うまま歩いていると、センター街にある、タッチパネル式モニターで食べ物を注文するタイプの居酒屋チェーン店に着いた。料理には中華人民共和国産の食材がふんだんに使われ、絶望的にまずいサワーや酎ハイを真顔で出してくるタイプの店だ。

おれはもう、こういう店にはあまり入りたくないんだけど、リカはリカなりにこの店に思い入れがあるらしく、「渋谷ではいつもこの店って決めてるんだ〜。けっこう美味しいよ〜」などというリリックを続けざまにドロップしてくるので、まあ、ここは一つ大人になって、この店に入ることにした。


■その後、2時間にわたってリカトークを聞くことになるのですが、そのくわしい内容はまた次回に。

あっ、そんなに面白いものでもないですよ。←と、とりあえず保険はかけておきます。


■山賊小室寿司


■全国のネタTシャツ職人の皆さんは、いまごろは、やはりノロウイルスをテーマにしたTシャツを作ってたりするんでしょうか。


■ところで今日は、近所に住んでる会社の先輩たちとプチ忘年会だったので、2個で210円もする超高級寿司を食べてきました。平成元年のようにバブリーですいません。


■その寿司屋の有線放送で、とんねるずの「寝た子も起きる子守唄」が流れてたのが良かったです。

あと、V2(知ってる?)の「背徳の瞳」も流れていた。ヨシキのドラムと、ビニールハウス内の農作物をすべて枯らしてしまいそうな小室の歌声を堪能しながら寿司を食うというシチュエーションは、昨今の日本ではあまり無いと思います。


■で、帰りに先輩と一緒にコンビニに寄ってハーゲンダッツを買ったのですが(飲み会の帰りに酔いざましのハーゲンダッツを買うのが、ここ最近の自分ブーム)、そこのコンビニの、山賊の子分みたいなルックスの店員が、サンタクロースの帽子をかぶってレジを打っていた。店員と帽子が、奇跡的なまでに似合っておらず、クリスマスの雰囲気を見事にかき消していた。

これはたぶん、コンビニの本部から「クリスマスシーズンだからこの帽子かぶっとけ!」と無理矢理かぶらされてるんだと思うけど、この山賊の子分にはちょっと同情しました。無理にかぶることないですよね。


■Nikon D80


■おれは、フジフイルムのコンパクトデジカメしか持ってませんでした。

しかし、キムタクが出ているニコンのデジカメ「D80」のポスターを街で見かけるようになって以来、「うわ! D80いいわ〜、やっぱこれからは一眼レフじゃねぇ?」と石野卓球口調で物欲が高まってきていたので、けっこう長いこと迷ってたのですがついに買っちゃいました!

キヤノンの30Dを、秋葉原で、昨日。


■最初、某チェーン店の支店で買おうとしたのですが、そこのバナナマン日村とフットボールアワー岩尾が交尾したような顔の店員が、眠たそうに自分のカメラ感を延々語るだけでこっちの話を聞いちゃくれねえ、というエクスペリメンタルな接客をなさるので、ここで買うのはやめました。

次に、その某チェーン店の本店に行きました。すると、そこのココリコ田中と「まさむね(※吉本超若手コンビ)」の右の方を足して2.71828で割ったような感じの店員さんは、さっきの店員とは逆でえらい好青年だった。明るく、動作もキビキビしていて、こっちの質問にもちゃんと答えてくれた。うわ、この人、おれに無いものをすべて備えている!という好青年だった。しかも、あまつさえ値引きまでしてもらった。

いや、同じチェーンなんだからどっちで買っても同じ値段なんだけど、愛想の悪い人の店では1カナダドルだって遣いたくないし、どうせなら気持ちよく買い物したいじゃないですか。

ということで、本店で買いました。


■平凡な結論ですいませんが、人当たりって大事だよなあ。商売人に限らず。

おれが教育系出版社の編集者だったら、道徳の副読本にこのエピソード載せるかもしれない。と、人当たりがあまり良くないとよく絶賛されるおれは思うのであります。


■話がカメラから逸れましたが、これから徐々に一眼レフに慣れていこうと思いますメイクイットポッシブルウィズキャノン。

まずは、お店の紙袋からデジカメの箱を取り出して開けるところとかから。もうそこから。そういうレベルから。保証書に店名ステッカーを貼ったりする時点でつまづきそうだけど、おれは強い子だから、がんばる。


■本日は、英数字はすべて全角でお送りしました。半蔵商店でした。


■まったく新しいジャンルのエレクトロニカ


ドンドンタッタタ ドドドンタッ
ドンドンタタタタ ドドドンタッ

  ∧_∧   ♪
 ( ・ω・)
 ノ/ ¶ 
 ノ ̄ゝ


↑たまに街で、マイク一本でボイスパーカッションをやってる人を見かけたりしますが。


ヒップホップのリズムを口で再現するボイパに対抗して、エレクトロニカのグリッチやノイズを口で再現するボイスエレクトロニカというのがあってもいいと思うんですよ。↓

ジーーーーーーーーーーーーーーーーー ガーーーーー
チキー---- パッ ガガガガガ ゴー
プチッ プチッ プチプチッ チチチチチ
ピキッ.......ディディディディ  ディディディ
コーーーーーーーーーーココココココカカカカ  シュ〜
チリッ  チリチリチリ  ヴーーーヴヴーー
ヴヴヴー パチッ 

 ( '∀`)
 ノ   ) ¶ 
  | | 








 __[警]
  (  ) ('A`)
  (  )Vノ )
   | |  | |
             ¶

うん、まあこんなのが街にいたら通報されるだろ。常識的に考えて。


# 複数行にまたがるAAがずれてしまうCSSですみません。


■ストック、ハウゼン&ウォーターマン


■今日の午前中は暑いくらいでしたね。厳しい寒さもやわらぎはじめ、東京にも春が少しずつ近づいているようです。


■さて、春といえば新学期。新学期といえば新しい文房具。という理論に基づいて、本日は神保町の『金ペン堂』で万年筆を買ってきました。


■このお店は、文房具メイニアにとっては超有名を通り越してもはやサンクチュアリらしく、自分も以前から名前だけは知ってたのですが、実際に足を運ぶのは初めてでした。というか、万年筆を買うこと自体が初めてでした。


■店構えの描写とかそういうのはすっ飛ばして話を進めますが、このお店では店主氏が、お客に合う万年筆を見繕ってくれる、というか処方してくれるのですよ、漢方薬局のように。

で、ちょっとした問診(万年筆の使用目的、字の大きさ、予算、万年筆歴など)を経て、おれの万年筆童貞の筆下ろしは、ウォーターマンの「チャールストン」に決定しました。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー


■ちなみに、買う万年筆が決まった後は、インクの入れ方、ペンの保存方法、正しい握り方&筆圧などについて、店主氏が軽くレクチャーしてくれます。


■ところで話が前後しますが、なぜ万年筆を買おうかと思ったかというと、これには数種類の理由があるんだけど、あまりにもありふれている理由なので割愛。

いや、ほんとありふれてる理由ですよ。「いくらIT時代でも、手書きの文字って大事だよネ☆」とか、そういう。


■でもたしかに、万年筆で書くと、下手な字でも妙にサマになるんだな。

などと錯覚しがちなんだな。それもまたよし。


■なんか今日はいつもよりもまとまりのない文章になってしまいましたが、おれが云いたいことは、要するに、初めての万年筆を買ってうれしいということと、サントリーの『ジョッキ生』は不味いということです。


■ネットで見つけた、変な物件。


その1(mp3ファイルです)。

ビースティーボーイズについて知りたいことがあったので、2chのヒップホップ板に行ったら、うっかり拾ってしまいました。もう2年近くも前のファイルみたいです。なにこれ。

とりあえずCD−Rに焼いて、弟に送ってやろうとなんとなく思った。

ビースティーズとは関係ないです。念のため。



その2。

昔、ホームセンターとかにあった、『テレビとは違うヒトが唄ってるアニメのカセット』。しかし、この価格はちょっと、どうか。

もし、この手のカセットだけをかけるDJイベントがあったらちょっと面白いですね。とは思うけど、積極的に出かけたくは無い。


■明日の朝になった。


昨晩、「明日の朝にまた更新します」と書いたのですが、今朝になっても書こうとしてたことが上手くまとまりませんでした(上手くまとまったためしも無いような気がしますが)。すいません。


かわりに、ショートケーキの写真を貼っておきますね。


ショートケーキ


■いま、ものすごく眠い件


すいません。眠いので、明日の朝にまた更新します…。


■欧米


先日、うちの近所で、集団登校中の小学生の一人が


『欧米が!!』


と叫んでいた。


「か」じゃないところが新しいです。


■ちょっとした話。


■兵庫県明石市には、

大久保町大久保町

という地名がある。ということを最近知りました。ミュージシャンズミュージシャンみたいなもんですかねううん違うよ。


■オオクボチョウオオクボマチと読むそうです。郵便番号は674-0067です。個人的には、埼玉県の『砂』(という地名)くらいのインパクトでした。


■調べてみると、この大久保町には、他に「大久保町高丘」とか「大久保町福田」という地名がありました。要するに、一個目の「大久保町」という地に二個目の「大久保町」は含まれているようなのですが、まったく同じ字面の地名が2回繰り返されるってあんまりないですよね。たくさんあったらすみません。


■さらに調べると、同様に「大久保町大窪(オオクボチョウオオクボ)」という地名もありました。郵便番号は674-0051です。


■日曜の昼に池袋なんか行くもんじゃない。


石神井公園駅前のスーパーの入り口に、こんな生き物がつながれてた。

生き物

なかなかこっちを向こうとしないので十枚くらい撮った。





昨日の晩、激しく『一眼レフのデジカメが欲しい』と思ったのだが、今日の午前中はそれが比較的治まって、いちおう池袋まで出かけてカメラ屋で実物を手に取ったりしたけど、これを書いている午後八時の段階ではそれほど欲しくはなくなった。

けど、この一眼デジカメ欲って定期的に沸いてくるんだな。いさぎよく買ったほうがいいかもしれない。





朝、ビデオ(厳密にはHDレコーダー。なかなか日本語の文章に溶け込まないねこの機械は。単純に「録画機」みたいに訳して呼んでいいですかね?)に録っておいたリリーフランキーとみうらじゅんが、クンニの際の味覚などについて話したりしてる対談番組を観た。

ああいう深夜ラジオみたいなテレビ番組が増えれば、おれももっとテレビを見るのに。最近のテレビは力一杯つまらないので、おれのHDレコーダーは月に1回か2回しか出番が無く、早くも「あの頃の思い出のなつかし家電」になりつつある。これを買ったばかりの頃は、笑金をガンガン録りためてたものです。最近はその笑金も、まったく別の番組になってしまって。





『濃厚わさビーフ辛口』というのを食べたら、かなりグッと来た。





ラーメンズが出てる最近のMacのCMは…(以下800字略)。

と、このように有象無象のブログ&掲示板で話題になることをあのCMは狙いとしてるので反応したら負けだ。あれだろ、バズマーケティング?とか、バイラルな拡がり?ってやつだろ? 広告業界的に云うところの。たぶん。おそらく。





カップのカレーうどんに、スーパーの野菜コーナーで売られてる、「あらかじめスライスされた長ネギのパック」を一パックまるまる投入して食べたら、体が暖かくなったからいいと思う。今日は久しぶりに普通の日記をお送りしました。


■暖をとる


■暖をとるための最も効率的な手段はSEXに決まってますが、じゃあ相手のいない人は凍死すればいいというのか! 基本的人権の侵害だ!

といった流れにより、いろいろと暖のとり方を模索する時期になりましたよこれ。つらいね。地軸の傾きってつらいね。


■いま拙僧が住んでる石神井町の高級木造アパートは、玄関からも窓からも冷気が容赦なく入ってくるので、困る。風呂上りとかは、とくに辛いですね(談)。あと、パソコンを置いて書き物をしてる机もベッドも窓際にあるので寒いです。とくに玄関付近は冷蔵庫代わりになるくらい寒い。というか、朝晩は部屋全体が冷蔵庫並みの温度になります。


■しかし、おれの部屋にある、ハイカラ野郎の、ペテン師の、カッコ中略の、わんわん鳴けば犬も同然のクソエアコンが暖まらない。とにかく暖まらない(夏場の冷房としてもあまり冷えない)。あと、成増時代に西友で買った変なメーカーの電気ストーブがあるけど、これも所詮、電気ストーブなのでそんなには暖まらない。


■というわけで、いろいろ暖を取るために試行錯誤してますよ。ただいまおれの部屋では、下記のアイテムが絶賛活躍中です。


□ ウールのモモヒキ
渋谷の東急本店で買った、レナウン製のモモヒキ。家用に買いました。暖まります。が、これだけではまだ足りないので、同じくウールの長袖Tシャツも買おうと思います。

東急本店には、カシミアのモモヒキというのもありましたが25000円というエキサイティングな値段だったので買えませんでした。


□ ツムラの『きき湯』
自分はこれの『食塩炭酸湯』というのを使ってます。泡がシュワーってなるのがいい。花王のバブとどう違うのかと問われると困るが、ツムラってところがなんか「漢方薬の会社→じゃあ効くかも」というイメージがします。まあプラシーボ効果ですが、それも効果のうち。より寒い季節になったら六一〇ハップに移行予定。

以前なんかの番組で、マシュー南ことマシュー南が「入浴剤を何も入れずに、お湯だけのお風呂に入るのは体に良くない」と云ってたのがちょっと気になって、それで風呂に入るときはなんか入れることにしてます。入浴剤を切らしてるときは重曹を入れます。


□ ほぼ日ハラマキ
糸井重里のほぼ日のハラマキ。2005年版のモスグリーン。去年の冬はとにかく重宝。押入れの中の膨大の荷物の中にまぎれて行方不明になってたのですが、先日奇跡的に発掘されました。この冬もおそらく重宝。買う前はそれほど期待してなかったのですが、これがあるとないとでは全然ちがう。

今年の「ほぼ日エアライン」のシリーズは見送ったけど、買えば良かったかなー。


□ 貼るカイロ
今日、30枚入りパックを買ってきた。背筋に貼ってます。あと、ヘソにカイロ+ほぼ日ハラマキという合わせ技も採用してます。手っ取り早く体を温めるには、両足の裏に貼るのが良いらしいです。


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先日、体の「冷え」の研究を専門とするヒトの公演を聞いて来たのですが、体の冷えは、鬱などの精神的不調の原因になるらしいです(逆に云うと、体の冷えを取り除けば精神的不調も緩和されるとのこと)。心の健康のためにも、モモヒキ、きき湯、ハラマキ、カイロ、イタリア人のような激しい性交などで、体を冷やさないようにしましょう。


■忘年会 in 変な店


■今日、会社の課での忘年会が、とある中華料理屋で行われました。


■「忘年会で中華」というと、個室で、あの真ん中がクルクル回る円卓があって、フカヒレが、北京ダックが──というのをうっかり連想しがちではありますが、このお店はごく普通の「町の中華屋」でした。ほんとに、日本全国どの町の商店街にもありそうな勢いの。

そういうとこで忘年会をやる人もあまりいないと思いますが、なぜ上司がこの店を忘年会の会場に指定したかというと、このお店が中華料理食べ放題だったからです。うちの上司は食べ放題の店を見つけてくるのがなぜか上手いです。ちなみに、お酒も飲み放題です。

たしかに、こういう普通のたたずまいなのに食べ放題という中華屋はあまりない、ように思う。


■そんなわけで会社の同じ課の人5人でこの店に入りました。

食べ放題というとバイキング形式を想像しますが、この店はそうではなく、上海出身の夫婦が意の赴くままに作る料理が順次テーブルに運ばれてくるというかなり特殊なフォーマットの食べ放題です。

メニューに食べたい料理があれば、リクエストに応えて作ってはくれるのですが、料理の出てくる順番はあくまでもこの上海夫婦のグルーヴ優先です。

しかも、店内には3つのテーブルがあるのですが、そのどれか一つのテーブルからリクエストされる料理は、他の二つのテーブルにも運ばれてきます。つまり、「餃子ください」とテーブルAの人が発注すると、テーブルA・B・Cすべてに餃子が行き渡るのです。なんだそれ(もちろんテーブルA・B・Cはすべて全くの他人の団体)。

上記の理由により、巨大な鳥の唐揚げなどという、できれば序盤に出してほしいメニューが終盤近くになって出てきてしまうなど、上海夫婦 featuring 赤の他人による気まぐれコースが展開されます。


■テーブルに着いてビールで乾杯すると、かに玉、ホイコーロー、バンバンジー、肉団子などなど、スタンダードなメニューが次々に運ばれてくるので、それをみんなで取り分けて食べます。そこそこ美味いです。が、味の素が効いたジャンクフード的な味です。

一皿あたりの量が決して少なくない料理が、メリハリの無いわんこそば方式で運ばれてきて、それがいつ止むとも知れず、延々と食べてたら、食べすぎで気持ちが悪くなりました。案の定。他の皆さんも、ばっちり食べ過ぎてました。


■しかも、なぜか店内が寒い。最初は平気だったが、後半はコートを着込んだ。店の中なのに。


■食べすぎと、寒さと、アサヒビールと紹興酒を飲んだことによる眠気とで、気持ち悪くなったら、先輩に「顔がすごく青白くなってきてるぞ…」と云われた。

おれ、もう当分、中華料理はいいや…('A`)


■チャーハンが意外にまずかったのと、しかも刻まれたニンジンがほとんど生だったのが気になったが、これで3000円だから、安いっちゃ安いですね。


■寒くなるとゲーム機が欲しくなる件


■あいあい。飲食店でお冷やを忘れられる半蔵商店です。


■寒くなるとゲーム機が欲しくなります。ってタイトル欄にも書いてありますが。

なぜなのかはよくわからないが、たぶん、「冬の休日。寒いから外出せず、暖かい飲み物を飲みつつ部屋にこもってのんびりゲーム」という漠然としたイメージを追い求めてるんだと思う。

ということで、そういえば最近まったくゲームなるものをやってないこともあり、まあ、ゲーム機を買うことにした。でも最新のやつとかじゃなくて、古いやつね。安いからね。


■じゃあ、どのゲーム機を買うか、という話ですよ。

まず第一候補は、やはりファミコン。でもこれは、もう、なんというか、もう、いろんな意味でおなかいっぱいなので、却下。


■第二候補に挙がったのが、意表をついてゲームキューブ。こないだ気が付いたのですが、いま中古のゲームキューブって安いんですね。ブックオフで、4000円とか5000円で買える。

でも正直、ゲームキューブのような近代的なゲーム機のゲームは、おれには複雑すぎるような気がしたので購入は見送り。


■で第三候補が、初代プレステ。理由は、たとえば『I.Q.』『パラッパラッパー』などといった『90年代の準・なつかしゲーム』が遊べるだけでなく、『ナムコミュージアム』のようなゲームソフトを買えば、ゼビウスやらパックマンやらマッピーやらの80年代なつかしゲームまで遊べて、たいへんにお得だなと思ったわけであります。

ということで、商店街の古本屋で、その初代プレステが2980円で真顔で売られていたこともあり、買いました。

最近はプレイステーション3というのも出てますが、こんなもん1でも3でも一緒だ。どうせ2週間後には誇らしげに「飽きました」とかブログに書くんだから。


■ちなみに、ちょっと前にも初代プレステは持っていました(なので、初代プレステを買うのはこれで2度目)。そのころ遊んでた『ワイプアウトXL』を久々に押入れから取り出してやってみたら、なかなか楽しめた。


■さて、それはいいのですが、ひとつ問題がありまして。

というのも、どのゲーム機を買おうかなーとあれこれ調べていたら、

セガのマスターシステム

が欲しくなってきてしまったからです。ソフトのシンプルなパッケージの『輸入物』っぽさとか、任天堂とは違うんだよというマニアック感とか、ファミコンよりもちょっとオトナっぽい感が、少々そそる。そんなのにそそられてる年齢じゃないんだけど。


■ヤフオクで見つけた、かなりナウい出品。


スーパーファミコンその1。
出品量がナウい。


スーパーファミコンその2。
ハード側のバグがナウい。

「サーキットベンディング」という、電子楽器やおもちゃの回路を加工して音を出すオンガクが一部地域で流行ってるらしいですが、これもその一種ですかね。チップチューンやってるヒトにおすすめ! と、チップチューンをよく知らないおれがこの段落を〆るために書いてみる。

出品者の、『ただし、笑いのツボは人それぞれですので…』という控えめな解説文が紳士的です。


■1995年喫茶。もしくはサブカル喫茶。


以前のエントリで、「毎日メイドが出迎えるメイド喫茶のように、毎日1993年っぽい雰囲気で過ごせる1993年喫茶があってもいい。あってほしい。むしろあるべき。というか無いのがおかしい。世間は間違ってる」というようなことを、まあそこまでは云ってませんが、書きました。


■でも、おれは1993年も好きですが1995年も好きです。ということで、1995年喫茶があってもいいと思う。

以下、1995年喫茶の説明です。


・1995年前後の雑誌が、当然そろっています。『H』『クイックジャパン』などサブカル雑誌から、『メガストア』のようなオタク系、『バァフアウト』『米国音楽』『骰子』といったインディー雑誌も、あれします。石野卓球が気に入って、バックナンバーを全号揃えたという、アルファベット2文字の題(※忘れた)のアングラ系(?)雑誌もあります。

そしてもちろん、『WIRED』『デジタルボーイ』『ケイプX(知ってる?)』といった、『なんか、こう、日本にインターネットが広がっていく前夜って感じの頃のネット周辺文化』系の雑誌は網羅しています。

普通に、ジャンプとかマガジンとかもあります。

・紙の雑誌だけで無く、『pod』『ねぎ』などといったCD-ROMマガジンも置いてます。

・店内のBGMは、安室奈美恵、globe、オザケン、イーストエンドプラスユリなど。

・で、スクリーンには当時のテレビ番組、『学校では教えてくれないこと』とか『ソリトン サイドB』が。もしくは、ケンイシイ「EXTRA」や、KOJI-1200のビデオクリップが。

・店内では、パソコンでインターネットもできます。ただし、もちろん1995年のパソコンです。OSも、Windows 95どころか下手したら3.1です。ブラウザも、ネスケのすごくバージョンが低いやつとかです。

しかもプロバイダは、ベッコアメとか、日本のネット黎明期からあるような会社で。

あ、もちろんダイアルアップです。画像がやたら重いです。

・ゲームは、初代プレステとセガサターンと、あと業務用のバーチャファイターができます。あと、最初期のプリクラもあります。

・おみやげは、コーネリアス「ムーンウォーク」のカセットテープ各色、Windows 95、『ラッキーマン』の単行本、などです。


■てか、書いてて、1995年喫茶というよりは、単に90年代半ばのサブカル喫茶だなあって思った。


■でもサブカル喫茶ってないですよね。ないですかね、サブカル臭のする本やマンガやCDを集めたマンガ喫茶が───あ、ヴィレッジ・ヴァンガードがサブカル喫茶を経営するというのはどうだろう。

たとえば、みうらじゅんの本が全部揃ってるとか、『remix』のバックナンバー完備とか。ナードコアのCDがたくさん置いてあるとか。東京に一軒くらいあってもいいかもしれないです。


■今回は、長いうえにだいぶ偏った内容になってしまってすいません。次はもっと手短に書きます。


■うまかった


先輩が、水戸からのお土産に、これを持ってきてくれた。うまかった。いつか、自分用に買おう。ということを忘れないための自分メモ用のエントリでした。


# ちなみに、リンク先の方は先輩と無関係です。念のため…。


■椎名竹村


■椎名林檎の「♪ああ、しくじった、しくじった♪」ってフレーズは、

若者向けAMラジオ番組の、はがきコーナーの、はがき職人のネタが一枚読まれるごとに流されるジングル(ブリッジ?)』

として使われてそうだよな。少なくとも日本全国どこか一つぐらいは、そういうラジオ番組がある(あった)と思う。


■と、書こうとしたが、「おれがそういう番組を実際に耳にしたことがあるのに、それを忘れてて上記の文章を書いてる」という可能性もある。


■なんかくどい文章ですね今日は。そういえば、渋谷のバナナレコードが無くなっていた。あそこは、チャイルディスクの12インチがけっこうあった。『サブレとグリルのEP』の12インチ、買っとけばよかったかなあ。


■タイトル欄に"Wii"とか書いといたらアクセス数が伸びたりするんでしょうか。


4コママンガの再放送以来、アクセス数が飛ぶ鳥を落とす勢いでぐんぐん減ってる半蔵商店です。ジャンプだったら10週打ち切りだこれ。マンガ家として反省せざるを得ない。


■さて、今日は二日ぶりにお笑いのライブにいったんですけど、何組かの若手が出るライブだったんですけど、そのオープニングで某若手コンビの片割れ(A君としましょう)が、相方(B君)を指差して、

「こいつ、自分の部屋で大麻を育ててるんですよ!」と云ったんですよ。


■もちろん冗談で云ったとは思うんだけど(←建前)、このB君のあわてぶりがすごかった、かなりリアルだった。「なんでそういうこと云うの?」「そういう話するなら(あらかじめ)云ってよ!」とか必死で否定していた。冗談ですまない何かを感じ取ってしまった。いや、「その方が話としてはおもしろいなー」というおれの願望が多少は投影されていたとしても。というか、あのあわて方が演技だったらむしろすごい。

A君もA君で、「あれ? おまえ、そんなこと云ってなかったっけ?」と、天然なのか冗談なのか、真綿で首を絞めるような追い詰め方してるし、なんなんだこの人たち。


■で、このコンビは、ネタのほうは、まあ、中くらいでした。(←えらそう)


■1993.jp


1993年が好きなので、「1993.jp」というドメインを取ろうとしたら、すでに取られていたので、誰が取ったんだろう、と思って"1993.jp"のURLにつないでみたところ、1993年に「夏の日の1993」という曲を唄っていた"class"の人のブログが現れた。

まさに、このドメインを取得するにふさわしい人材に取得されて、1993という文字列もさぞかし嬉しいに違いない。


■シロー the あるあるマスター


■今日は、つぶやきシローの単独ライブに行ってきました。つぶやきのライブに行くのは、これで3回目か4回目くらい。


■DJ中のジェフミルズがレコードを次々にかけては捨て、かけては捨て、を繰り返すように、パジャマ姿のつぶやきシローが次々と「あるあるネタ」をつなげて漫談にしていくのですが、お笑いに興味がない人向けのお笑い番組『エンタの神様』に出てくるような昨今のあるある芸人のネタと違う点は、あるあるネタから独自の世界につなげていくところです。

たとえば、「クラスの中で、自分のアサガオだけ咲いてないことあるよね」とか、「席替えしたのに、自分だけ前の席と同じ席になっちゃうことあるよね」といった、ほとんど定番となってる「あるある」にすらも、独自の一言を付け加えることで、オリジナルなネタにしてしまいます。

『エンタ』のあるある芸人って、単にネタを羅列して終わるだけの人が多いですよね。それが悪いわけじゃないけど。


■変なキャラ設定(イタコとか)や、変なわざとらしい決めゼリフ(「やだねー!」とか)や、変な節回し(「♪気ーづいちゃった 気ーづいちゃった」とか)などを用いることなく、あるあるネタを淡々とつぶやいていくつぶやきシローには職人的かっこよさがある。と思う。


■ライブを見たことある人ならわかると思うのですが、「○○した時って、切ないよね」というあるあるネタの、「○○」の部分に、数分間にも及ぶ一人芝居を当てはめるという大技をところどころドロップしたりもします。さすがボキャ天世代はキャリアが違う、と思ってしまう。


■今日はメインの漫談が3本と、合間にパズルネタと絵本ネタの合計70分でした。よかった。


■最近は年1回ペースのライブですが、年3回くらいだったらそのうち2回は確実に見に行くなあ、と思った。


■ちなみに、きょう印象に残ったあるあるは、「キューピー人形のおなかを指でへこませると、ゆっくり戻っていくよね」です。あといくつかあったけど、割愛。


■トリプルチーズ


■今日はめちゃめちゃに忙しかった。というほどでもないけど、めちゃめちゃ程度には忙しかったので、仕事帰りに自分へのご褒美として(←こんなんばっかだなー…)、高田馬場の『ザ・ハンバーグ』という、この名前でハンバーグを出してなかったらここにあるフェラーリの中から好きなのを一台持ってっていいよってくらいに直球な名前の店に、ハンバーグを食べに行ってきました。


■当初は、会社の近くにある『別に美味くはないが、変にクセになってしまうハンバーグ屋』に行こうかなと思ったのですが、その店はそもそもあんまり安くねーし、アジア系の女店員は冷たいし、それより何よりあの店のハンバーグは作り置きをレンジで温めたやつなので、冷静に考えると満足度が高くないので、やめときました。おれがニューヨークの下町の黒人だったら、「あいつらはハンバーグをマイクロウェイヴでファックしやがるんだ」ぐらいの云い回しはすると思う。


■なので、高田馬場で降りて、ザ・ハンバーグに行って、ハンバーグ250g・チーズトリプル・小盛ライスを発注したら、運ばれてきたので、食ったので、会計を済ませて、店を出て、ちょっとブックオフに寄って、山手線に乗って、家路についた。

レンジで温めた作り置きではなく、一枚一枚ちゃんと焼いてます。「いかにも肉!!」というような食感ではないですが、でもわりと美味しいと思う。


■そう、チーズのトッピングは、トリプルにしました。前もちょっと書いたと思うのですが、近ごろ、ハンバーグを食べるときチーズをトッピングしないと満足できない体質になってしまったんですよ。

もちろん、チーズのトッピングを用意してない店では、チーズ無しでハンバーグを食べるときもありますが、そのときはなんというか、ワサビ無しでマグロの刺身を食べているような気分に非常に近い気分を味わうことになってしまう。


■ザ・ハンバーグでは、チーズのトッピングがシングルからトリプルまで選べるので、良いです。ちなみに、ハンバーグのサイズも1000gやら1500gやらが選べるそうです。


■そういえば、会社の近くのレンジハンバーグ屋にも一つだけ良い点があって、それは、トッピングに「とろけるチーズ」が過剰に乗ってることです。ハンバーグをレンジにかける前にトッピングしてるんだと思われます。


■きょうは警官をよく見かけた気がする件


■今日、渋谷のセンター街を歩いてたら、stylusというおしゃれレコード屋(なくなりましたね)の入ってたビルの入り口に、警官が3人もいた。


■で、ちょっと離れたウェンディーズの向かいのビルのふもとにも、警官が3人か4人いた。つまり、ほんの数十mもない距離に警官が6〜7人はいたことになる。交番が近いからとはいえ、普段はこんな密度で警官を見かけることはない。

どちらも、パトロールというよりは何かを張りこんでるといった感じでした。


■で、これだけだと、渋谷は物騒だからなー、とか、そういう方向性の話になるんですが。

うちの近所の、石神井町の消防署の前にも警官が二人立っているのを見かけた。普段なら、こういうことはまずないです。なんでですかね。


■ところで、今年もそろそろ風呂に六一〇ハップを入れる季節だな。


■脱サラ・起業する人におすすめ『1993年喫茶』


■メイド喫茶とか執事喫茶とかってあるじゃないですか、最近。


■そこで、ですね、「1993年喫茶」というのを考えました。

なぜかというと、おれが1993年が好きだから。


「一年三六五日、毎日が1993年!」をテーマにした喫茶店で、この店に来ればいつでも1993年に戻ることができます。つまり、店の中では何もかもが1993年仕様になってるわけです。

壁一面の本棚に並ぶ雑誌は、全部1993年の雑誌。ジャンプとかマガジンとかも当時のバックナンバーを揃えます。『忍空』とか載ってます。BGMももちろん1993年の音楽。再生YMOとか。電気グルーヴの『ビタミン』とか。ジュリアナテクノとか。もしくは、とんねるずの「がじゃいも」でもいい。

じゃなかったら、個人的には好きじゃなかったけどビーイング系とか。あのころは確か、異常に長い日本語のタイトルの8cmCDがたくさん売られていた気がする。

とか思い出してたら、wikipediaにこんな項目があった。

渋めに、高山巌の「心凍らせて」もいいですね。


■そして店内のテレビ(もちろん1993年製)からは1993年のニュースやCMやドラマやバラエティ番組が。初期のクレヨンしんちゃん(キャラの輪郭がまともだった頃)とか、ウゴウゴルーガとか、Jリーグとか。みなさんのおかげですとか。

そうそう、夏は1993年当時のFNSの『1億人のテレビ夢列島』(という題ではないかもしれないが)を流すし、年末には1993年の紅白やレコ大も流します。


■食べ物なんですが、日本の米を使ってる料理は、値段を高く設定します。なぜかというと、1993年は冷害で米が不作だったから。その代わり、タイ米のメニューは、安くします。

デザートもナタデココとか、1993年ぽいやつを。飲み物も、タブクリアとか、キリンのなんかメンソール味のするソーダ(商品名失念)とか、当時コンビニで並んでた商品を出します。まあ、さすがにこれは現物は手に入らないから、いま普通に売ってるソーダ等をうまく組み合わせて当時の味に近づけます(坂本龍一がCMしてた「ゆうゆう茶」って1993年だっけか)。


■あ、もちろんスーパーファミコンやメガドライブで1993年のゲームが楽しめます。当然です。スーパーストリートファイターIIやネオジオとかのアーケードももちろん用意してます。

1993年のファミ通は全号そろってるので、ゲーム攻略もばっちりです。


■お土産に、ミサンガやエビアンホルダーも売ってます。ただ、エビアンのキャップは当時の白ではなく現行の青です。


■──という店が、電車で片道90分以内の地域にあったら、絶対行く。


■会社を辞めて喫茶店を開こうとしてる方は、ぜひ考えてみてください。普通のマンガ喫茶を開くよりは話題になる、かもしれません。そうか?


# ニューヨークには、「90年代をテーマにしたクラブ」があって、
# そこでは壁にシンプソンズが描かれてたり、モニカ・ルインスキーのそっくりさんがいたりする。
# ってブルータスに書いてありました。


■猫を償うに


■プライベートモードに絶賛設定中の小谷野敦の日記が、いつの間にか復活していた。

が、今日の午後にはまたプライベートモードに戻っていた。

とりあえずキャッシュ。


■キャッシュといえば、今日googleを使ったら、いつもは検索結果のそれぞれの項目の最後にくっついてくる「キャッシュ」「関連ページ」のリンクが、なぜか表示されてなかった。

いま見たら、また表示されるようになってる。


■そういえば、以前このブログでも紹介した『小学一年生が答えるよ』を、久しぶりに見たら、終わっていた。しかも、二人とも二年生になっていた(当たり前だ)。

ちなみに、このブログを運営していた会社は、かつて、カップ焼きそばメイニアの間で有名な『インドメン』を企画した会社のようです。


■それはいいとして、洗濯物が乾かん……。


■カレーうどんの季節になってきましたよこれ。


■そう、カレーうどんが美味しい季節です。カレーうどん。いいね、カレーうどん。

体が温まるし、消化もいいし、麺類だし、しかもカレーの味がする。近い。もっとも限りなく正解に近い。


■しかし、おれは4年ほど前まで、神が人類に与えた発明であるこのカレーうどんが大嫌いでした。なんというか、ガキの食い物というか、品が無いというか、そういうふうに考えており、カレーうどんを食することを拒否していたのです。


■なので、昔の拙僧は、ヤングギター、BURRN!、ロッキングオンなどのインタビューにおいて、


「カレーうどん? FUCKだね。いいかい、覚えておいてほしいのは、カレーうどんを食うやつは次の2種類だけ。つまり、才能の無いミュージシャンか、もっと才能の無いミュージシャンだけってことなんだ」

「カレーは、ライスにかける。うどんにはかけない。それが文明ってもんだ。そうだろ?」

「カレーうどんが好きなやつは、おれたちのギグに来る資格は無いよ。ペットショップボーイズでも聞いてりゃいいんだ。EMIのやつらは何もわかっちゃいない」


などといった発言を繰り返してました。申し訳ない。


■で、なんで急にカレーうどんが食べられるようになったかというと、はっきりとは覚えてないのですが、以前ローソンでバイトしてたとき、寒くなり始めた季節にカレーうどんを買っていくお客を見て、「ああ、カレーうどんって暖まりそうだよな、なんとなく」と思って、それで自分もその日はカレーうどんを買って帰った、ような気がします。

それからはカレーうどんが食べられるようになり、冬などは立ち食い蕎麦屋を2軒ハシゴしてカレーうどんを食べたり、もしくは外でカレーうどんを食べて部屋に帰ってデザートとしてインスタントのカレーうどんを食べたり、など、自由なカレーうどんライフを謳歌しており、

って、おれとカレーうどんの出会いなんかどうでもいいですよね。すみません。


■しかし、あの、とろりと溶けてるたまねぎ!(たまねぎ!)

同じくとろりと溶けた長ねぎ!(長ねぎ!)

鼻腔をくすぐるカレーの香り!(カレーの香り!)

食欲をそそる、うどんのたたずまい!(たたずまい!)

そして、そのカレーとうどんが織りなす絶妙なハーモニー!(ハーモニー!)

卒業式風にリフレインしてすみませんが、これらのカレーうどんの魅力に抵抗できるやつがいるか? いるのか? いるとでも云うのか? まあ、そりゃいるわな。好みは人それぞれだから。


■でも、今日の朝もカップのカレーうどんだったのに、いま、コンビニに夜食のカレーうどんを買いに行こうかどうか迷ってるおれがここにいる。ちなみに夕食はチキンカレーでした。


# カレーうどんは昼食もしくは(夕食ではなく)夜食というイメージがありますが、
# 早朝に食うのもなかなか乙です。


■木多康昭が個人的に熱い件


■暇なときは、トリビアというか雑学というか、そういうサイトを見るのが好きです。

と書いてみましたが、暇になるタイミングと、読みたいトリビア系サイトが見つかるタイミングは実はそんなにはないのですが、きょうたまたま見つけたこのスレッドがなかなか面白かったです。暇だったので最後まで読んだ。

意外にしられていない漫画トリビア

このなかで、個人的に新鮮だったのが、

・山科けいすけと森下裕美は夫婦。

・森下裕美はジャンプとガロで同時デビュー。

・ドラえもん6巻の最終回で、ゴミ箱に「LOVELOVELOVE」と書かれてるけど、
連載時は「OWARIOWARIOWARI」だった。

・小島功は安野モヨコの叔父。

とかです。知らなかった(ちなみに自分は、このドラえもんのトリビアのように「連載時と単行本での違い」「セリフの差し替え/削除」「クレームによる回収」といったネタがかなり好きです。なぜだかは自分でもわからん)。


■しかし、このスレでいちばん熱かったトリビアは、

・『幕張』を連載していたとき木多康昭は、同じく連載中だった『心理捜査官 草薙葵』のパロディを何度も行い挑発していた。
その結果、同姓同名のキャラを作られ殺されてしまった。


でした。これはちょっと笑った。幕張はたまに読んでたのですが、草薙葵というマンガは読んでなかったので知りませんでした。


■それで、その後、wikipediaの木多康昭の項目を読んだらなかなか熱かった。これ自体がすでにおもしろい。


■で、さらにその後、Amazonのマーケットプレイスで木多康昭の『代表人』を検索したら、値段が少々熱いことになってた。マンガ喫茶で読むほうがよさそうです。


■去年の今ごろは、小田原ドラゴンの単行本を集めてましたが、今年は木多康昭の単行本を集めるかもしれません。集めないかもしれません。

# ここによると、『草薙葵』の作中で殺されるキャラは、
# 同姓同名でなく「木多昭康」という名前らしいです。


■今日は、ゆっくり過ごしました。


■いま、ちゃんとしてないと、30歳になってもちゃんとできない気がするので、いま、ちゃんとします。と、一応思ってはいます。半蔵商店です。


■今日は、ホテルで朝飯食って、散歩して、立ち読みして、昼寝して、部屋掃除して、ビール飲んで、という具合でした。あえて無理に休日っぽく過ごしてみました。悪く無かったです。

昨日は、ホテルの朝食かスーパーの寿司かで迷ってたのに、なんでホテルで朝飯を食べたかというと、今朝目が覚めたら、そんなに寿司が食いたくなってなくて(まあ、寝起きに寿司を食べたくなるやつもあまりいない気がする)、そのかわりヨーロッパ人のように変なチーズをたくさん食べたくなったからです。


■最近、隣の部屋からギターの音が聞こえてきます。アコースティックのほう。


■最近、また『味わいカルピス』が出回っている。良いと思う。


■最近、ちょっと気が抜けている、終わってから、テストが。


■ところで、焚き火がしたいです。


■明日は、ゆっくり過ごします。


■テストが終わったら一息つこう。と思ってたのに、一息つく暇がとれなったんですが、明日は休日なので、一息つけそうです。がんばって一息ついてみせます。なにがなんでも。


■ということで、明日は久しぶりにホテルに朝食でも食べに行くか、と思ったのですが、ほら、ホテルの朝食って高めのところだと3000円くらいするじゃないですか。むしろ、その3000円で、スーパーで寿司とビールをたくさん買った方がよくないか? 日々の買い物の際、惣菜コーナーで見かけるたびに「美味しそうだ………でも高いからやめておこう」とあきらめていた、あのスーパーの寿司。それをたくさん食べる。ロマンだね。そうか? それより、自分の部屋以外の場所でものを食べたほうが結局は気分転換になるんじゃないか? いつもの部屋で一人で寿司食ったからって、それ美味しいか? どうせ一人でスーパーの寿司食うくらいなら、いっそ、行こう行こうと思いつつも一回も行ったことがない早朝の築地場外に海鮮丼を食べに行ったほうがいいのでは? でもこの季節、早朝は寒そうだし、


といったことを、考えてます。


■さっき2時間ほど仮眠してたら、夢に坂本龍一が出てきた。わりとフレンドリーな人でした。


■イトコ速報


■全国で0.17〜0.55人くらいいるリカ(仮名)ファンの皆さんこんばんは。半蔵商店です。

今日はリカの近況について書きます。


■リカとはおれの従妹で、声優志望なのに専門学校では声優コースを選択せずなぜか演劇コースに入学したり、運転免許を取るために会社を辞めたり、など、なかなか鋭いものを持ってるやつです。いまは東京で、職探しをしつつフリーターをやっています。

このブログでも何度か書いたので、リカの動向が気になってる方も全国に0.008〜0.15人くらい(さっきより減ってないか)いると思うので、リカの近況を報告します。


■今日、リカにひさしぶりにメールしたんですよ。「今、バイトなにやってるの?」と。

そしたら、こんな返事がきました。


『靴の中敷き販売とサンプル配りだよ。
パクれそうなら少しもらってくるよ(^^)』



…………………………………なあ、おまえは靴の中敷きをパクるためにわざわざ上京してきたのか? 親が聞いたら泣くぞ。


■えー、以上です。今後も動きがありしだいお知らせします。


■リカのバックナンバーをまだ読んだこと無い方は、こちらとかこちらをどうぞ。


■戦後最高に面白いドラクエ4コマ・7(再)


■後のなんとかである。半蔵商店です。


■そう、今年も、アウター買うのに出遅れました。


■無印良品に良さそうなコートがあったんですが、店頭にはMサイズしか並んでなかったので、このコートを持って近くの店員さんに、不愉快な客だと思われないよう、できる限り言葉遣いと表情筋に気を配りながら、なるたけ社会的に「すいません、このコートのSサイズってありませんか」と訊きました。


■すると店員さんは、「すいませーん。もうSは完売しましたー。申し訳ござーせーん」と、おれの顔を見ることすらなく棒読みで答えてくれました。おれの存在よりも、紳士用トランクスの在庫を補充するほうが大事だったみたいです。


■ということで、今年もアウター買うのに出遅れました。やはり11月も後半になってコートを買うのは遅かったみたいです。と思ったら別の無印でそのコートのSサイズを発見しました。


■では4コマ再放送の7本目です。この7本の中で、自分ではいちばん気にいってます。

まんが7


■エポックメイキングなくらいに面白い4コマ・6(再)


テストは無事終わりました。おつかれさまです。いえいえ。昨日の夕方は自分へのご褒美として、スーパーでカニ缶とエビスビールを買いました。

そしたら、400円のカニ缶と間違えて800円のカニ缶をレジに持っていってたことに、会計の時に気づいた。身分不相応な気もしたが、でも後悔はしていない。

では、4コマ再放送の6本目っていう方向性で。

まんが6


■画期的に面白い4コママンガ・5(再)


まんが 5

今日はかなり眠いのでこの辺で…。


■著しく面白い4コママンガ・その4[再]


■4コマ再放送第4回目です。

まんが・4

■今日は歌舞伎町で、従弟のライブを10分間だけ見てきました。見てきたというか、立ち寄ったという感じです。次はもっと治安のいいところでライブやってほしいです。


■ものすごく面白いハイエンド系4コマ・3(再放送)


■「道玄坂 地上げ」で検索すると、なぜかグーグルでトップに表示される半蔵商店です(ただし、「ウェブ全体から検索」の場合のみ。「日本語のページを検索」では出てきません)。


■では4コママンガ再放送の3回目です。

まんが・3


■めちゃめちゃおもしろい4コママンガ・2(再放送)


テスト範囲の、3分の2くらいは手を付けたのですが、残りの3分の1がなかなか……。

ということで4コマ再放送の2本目です。タイトルは、忘れました。すいません。では、どうぞ。


まんが・2

# このファンファンファンファンってのは、パトカーのサイレンを表現してるんですよ!
# という注釈を、たしか初出時にも入れておいたような気がします。


■超おもしろい4コママンガ・1(再放送)


■去年、このサイトに自作の4コママンガを載せていたのですが、ブログのスクリプトを入れ替える作業中に、その4コママンガエントリのhtmlファイルがごっそり消えてしまいました。


■でも、htmlファイルは消えたものの、4コママンガのjpgファイル自体はサーバーに残ってることに最近気づきました。


■ただいま、来週の日曜日にテストを控え、テスト勉強で忙しい状態(厳密には「テスト勉強で忙しくしているべき状態」あるいは「テストで忙しいっていう設定を周囲に浸透させている状態」)なので、あまりブログを更新できません。

そこで今週は、その幻の4コママンガをブログ上に再放送していきたいと思います。


■では一本目です。題は『居酒屋』。


まんが・1


■今日も梅のど飴


■今朝、会社にテキストを取りに行って、カレーうどん食べて、図書館で資料探しして(けっきょく無かった)、部屋にこもってテスト対策。きょうはあまり進まなかったなー。


■もちろん、カンロ梅のど飴は欠かせません。

あと、今日は明治のアーモンドチョコも。このアーモンドチョコは、社会人になった今でもちょっと高級品(200円)です。なんらかの正当な理由がないと手に取れない感じの。


■そういえば、芸人の友人から、「おれの出るライブのチケットってどこで売ってたっけ?( ゚д゚)」と電話がありました。斬新です。

と思ったが、単独じゃないライブの場合はこういうこともあるのか。そうか。


■休日出勤


■いま朝の7時20分です。これから会社に出かけます。というのも、テストに使うテキストを会社に忘れたからです。'`,、('∀`) '`,、


■さておき、発売直後のプレステ3の転売が一部で特殊な盛り上がり方をしてるようですね。これとか。


こういう盛り上がった質問欄は、自分はあまり見たことないので面白かったです。

ま、あんまり面白がっちゃいけないかもしれないですけどね、ぐらいの建前は一応書いとく。


■でも、ここの『5分待っても転売目的の出品者様から連絡がありませんのでこの評価にさせて頂きます。 』はちょっと笑った。


■『デスクワーク専用飴』みたいなのを作ったら売れるのでは、と0.07秒ほど考えた


■婚前交渉です。

あっ間違えた半蔵商店です。


■きょうは一日中、部屋でテスト対策です。燃えないごみを出したのと、クリーニングにシャツ持ってくのに外出しただけです。ちょっと体なまってます。


■ずっと机に向かってると、口寂しくなっていろいろ口にするのですが、たとえばカンロ健康梅のど飴、これ夕方までに1袋なめきってたね、実際問題。

それから「とろべ〜」という変な名前の乾燥した昆布もけっこう食べた。ちょっと高いけど原料が国産だし、なかなかうまいです。あと「ストレス社会で戦うあなたに」という大げさなキャッチコピーの「GABA」というチョコレートも1袋(50g)食べた。


■こういう、「デスクワークの際にちょっとつまむもの」の選択が、一日の作業量や効率に大きく影響を及ぼすので、慎重に選びたいものです。また、少々高いお菓子でも、作業の効率アップが見込めるのならば決して無駄遣いではないと思います。←なんか自分に言い聞かせてるみたいな文になってしまった。でも、能率が金で買えると思えば安いもんですよね。なんて。


■ちなみに会社の机の引き出しにはこれを常備してます。


タイムリーなニュース。


■ジョアン・ジルベルトの感想文(11/9 東京国際フォーラム)


■開演時刻をだいぶ過ぎてるにもかかわらず「ジョアン・ジルベルトがただいまホテルを出発しました」というアナウンスが流れて、会場に笑いがおきた。

■で、そのしばらくしたあと、客電が落ちてライブ開始。ギターを持った本人登場。

■ええ。ギターをですね、「弾く」というよりは、「触る」とか「撫でる」っていう感じに扱うんですよ。すごく自然に。

■で、ポルトガル語(だよな?)で、小さな声で唄う。ギターの音とよく絡む声だな、と思う。

■このギターと唄とが合わさって、フィンランドの赤ん坊の肌のような、なめらかな質感のボサノバになります。

■曲と曲の間に、ときどき目を閉じて数十秒ほどじっとする以外は、休憩らしい休憩もなく、MCもなく、つぶやきシローの単独ライブのように実に淡々と進行しました。

曲の最中も膝を左右に揺らす以外は、動きもほとんど最低限で、最初から最後まで同じ姿勢で唄いきってました。クラフトワーク並みに動きません。

■途中、メガネがずり落ちたりしつつ、アンコール含めて30曲くらいやってコンサート終了。

■帰り、会場の出入り口にあった貼り紙に民衆が群がってるので、なにが書かれてるんだろうと思ってのぞき込んだら、

「コンサート中、ジョアンが長時間にわたって瞑想状態になるかもしれませんが、これはリスナーに対する感謝の表れですので、ご理解ください」

のようなことが書かれていた。以前、20分ぐらい、ステージ上で眠ったようになったこともあったらしい。

■だいぶはしょりましたが、良いのが聴けてよかった、と素直な感想を抱きつつ有楽町線で池袋まで戻り、そこから西武線に乗りかえて帰宅。



■あ、そういえば、おれの席の近くで有名人らしきヒトを目撃しました。『スペインは宇宙食は株券ではない』みたいなエッセイも出してるミュージシャンのヒトです(間違ってたらすいません。でもけっこうな確率で本人)。


■ジョアン・ジルベルト 来日公演最終日 完全レポート!!


良かったです。( ´∀`)


■ボサノバ2006


■そういえば明日、外人のライブに行って来ます。


■この外人はジョアン・ジルベルトという人で、ボサノバ界では有名だそうです。4コママンガ界で云うと、いしいひさいちやいがらしみきおぐらいにすごい人だそうです。


■しかし、すごいよな。ノートパソコン無しで音楽やるってんだから。コンピューターを使わずに音楽やるってちょっと考えられないよな。すごいわ、外人って。


■なんで90年代半ばのリスニングテクノしか聴かない拙僧が、突然このライブに行くことにしたかというと、「ほぼ日」のこの記事を読んだからなのです。それだけです。ほんとうにそれだけです。他人のエピソードにいちいち意外性を求めるんじゃない(って、みなさん別に求めてはいないですよね。すみません)。


■ネットで検索すれば、ジョアン・ジルベルトのライブのレポートだの感想文だのがたくさんすっ転がってると思うのですが、明日の貴重なライブがそれらのレポートの追体験となってしまうのも惜しいので、あえて目を通さないでおきます。


■あらかじめCDを聞いたりして「予習」なんぞしておくべきかなー、と思いつつも、予習なんてのもちょっと自然じゃないよなー、と思いつつ、CDは買わないまま今日に至りました。どっちが正解なんですかね(ヒトに訊くことじゃないですよね。すみません)。


■ともかく、明日はボサノバのライブに行きます。


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■ちなみに今日は、うちの会社に転職してきた人の歓迎会だったので、渋谷で飲んでました。

しかし、19日の日曜日がテストだというのに、

11/8 (水) 歓迎会
11/9 (木) 外人のライブ
11/16 (木) 従弟のライブ
11/17 (金) 仕事先の付き合い(詳細不明)

というふうに予定が立ってて、もうこれはおれのテストを邪魔しようという共産圏の陰謀であることは間違いないのですが、がんばります。


■昨日の夕飯


豆

豆乳(1リットル)と豆腐と納豆です。豆乳は米国産の豆ですが、豆腐と納豆は国産豆です。

以上が昨日の夕飯。もちろん炭水化物などは摂りません。おれって男らしい。 (`・ω・´)

で、今朝。心なしか肌にうるおいとハリとモチモチ感が戻ってきたような気がします。おれって男らしい。 (`・ω・´)


■テスト


♪♪ 未知ーという名のー 船にー乗りー (・∀・) (・∀・)

          (・Д・) (・Д・) フネニーノリー♪♪


といった意味も含めまして半蔵商店です。テストはスラスラと解けて、無事終わりました。これはおれのIQが2600あるからだけではなく、ちゃんと予習してたのがよかったんだと思う。あと、勉強してないときも、ダラダラ/ズルズルとテストのことばかり考えてたんだけど、それもよかったと思う。


「こういう時期こそ気持ちの切り換えかたが大切だからー」みたいなことをいって、テスト期間も上手に余暇の時間を作り出し、かつ「いまさらバタバタしても仕方ないしー」とかいってテスト前日は勉強をしないのに、それでも良い点を取るタイプの人間に、そりゃおれだってなりたいんですけど、でも、まあ、人それぞれ勉強の仕方があるんだから、そういう部分は無理に真似しなくともいいですね。


と、書いてる間にも次のテストが近づいてきてます。次回は11/19(日)13:00からです。


■あさってはテスト。


今日は一日中テスト勉強。でも昼寝したり2chのDTM板を見てたりもしてました。でも外出は、食料を買いにファミリーマートに2回行っただけです。

レポート書きと違って、「よし、ここまで書いたから先は見えた! (゚∀゚)」みたいなポイントが見えづらいのが歯がゆい。


机


これだけじゃなんなので写真を。というか、机の上に置いてあるものを視界に入ったから撮っただけですが、まあ一応。


■渋谷 博多 天神 フランス ベルギー ケベック


昨日は神田で、ぜんぜん美味しくないラーメンを食べることができたので、今日は口直しに美味しくなくないラーメンを食べようと渋谷の「博多天神」というラーメン屋に行ってきました。

前も書いたと思うけど、この妙な名前のラーメン屋は、福岡の「元祖長浜屋」に似たとんこつラーメンを出すお店で、都内に何店舗かあります。渋谷だけでも3店あります(もっとあったかも)。おれは福岡に住んでいたころは、この長浜屋のラーメンがわりと好きだったので、この元祖長浜屋もちょくちょく行ってます。


■で、今日もこの渋谷の博多天神にて、席についてラーメンを発注したのですが、ラーメンが出てきて、さあ食うぞ、と食べ始めた瞬間、


となりから異臭が漂ってきました。('A`)


食欲が一気に66.67%減った。


■おれの隣に座っていた、フランス語を操る白人カップル。その女が付けていた、というか、付けすぎていた変な香水がその異臭の原因でした。

外人が付ける香水って、日本人の鼻に合わないというか、ストレートにいい匂いしないのな。むしろ、ワキガ2.0と呼んでやりたいような香水の匂いの外人もいる。

おれの隣の白人女性の香水も、ベビーパウダーとミント系のトイレの芳香剤とワキガの匂いをマッシュアップしたような、鼻の奥にいつまでも不法滞在するクセの強い匂いでした。


■で、おれが一口食うたびに、そのフランス女の(まあベルギー人とかケベック人とかかもしれないけど)強烈な香水が、おれの鼻腔に容赦なく来日してくるわけですよ。もうラーメンどころの騒ぎじゃない。

しょうがなくおれは、丼の位置や座る姿勢、首の角度などを微調整し、できるだけこの変な香水の匂いを吸い込まないですむポジションを研究しつつ、おそるおそるラーメンを食べ進めたのですが、香水の匂いは一向に弱まらない。鼻で息を止めてラーメンを何口か食べてみたが、当然ながらこの方法だとラーメンの味が良くわからなくなる。そもそも麺をすすりづらい。


■そんな環境で、ラーメンと替え玉一ヶを食べた。が、食べた気がしない。('A`)

そこで、ケータイで弟に無内容なメールを送ったりして時間稼ぎをしつつ、フランス人カップルが食べ終えるのを待った。で、フランス人カップルが席を立ったところで、腹はすでにいっぱいだったけど、あえてもう一つ替え玉を注文した。そして、変な香水の匂いを嗅がずにラーメンを食える幸せを享受しました。おしまい。


■フランス政府も、こういう生物兵器を出荷しないでほしいです。とか、まあそこまでは云いませんが、ラーメン屋で食べるとき、香水つける、ダメ。ゼッタイ。オーケイ? パルファム ノー! パルファム ノー! と、日本で生活する外国人向けのガイドに書いといたほうがいいと思います。


■ところで、日曜日はテストです。('A`)


■こがしねぎ@神田


■早いもので、もう師走ですね。半蔵商店です。とかそういう書き出しはさておき、今日は今年最大に酔っ払ってましたというか今もまだ酔ってます。


■というのも、このNさんと、今日、飲むハメになったからです。
いま帰ってきたんですけど。


■このNさんの、飲みへの誘い方が、マジで神業、マジでマッドスキル。もう、誘いを断るスキ間が1ナノメートルしてない。いつの間にか、「いっしょに飲むことになった」という状況が、おれの意志とは一切無関係に完成されていた。びっくりですよね。外交官とかになればいいのに、Nさん。

この日曜日はテストなんですけど、などという言い訳なんか、思いつく暇さえありませんでした。


■で、神田の飲み屋に連れて行かれたのですが、前回も行った店なのですが、そこが美味かった。実に。えーっと、つきだしは何かの貝で、あとエシャロットとか、鯖の味噌煮とか、サンマの塩焼きとか、湯豆腐とか、そういうのを食って、すべて美味しかった。

で、けっこう飲みました。


■で、店を出てNさんと別れて、一人で仕上げのラーメン屋に入ったのですが、おれはどんなにグデグデに酔っ払っててもまずい物には敏感に反応してしまうので正直に書きますが、神田駅西口(だっけかな)の斗○らぁめん(この「らぁめん」という平仮名表記からして地雷の予感が)とやらの、「こがしねぎ」ラーメンはお世辞抜きにまずかった。武士の情けで名は秘すが、○の中には「樹」という文字が入ります。

「こがしねぎ」というからには、いい感じにあぶって焦げ目のついた長ネギのスライスがラーメンに乗ってくるのかなと思いきや(はいはい勝手に想像したおれが悪いですねはいはい)、マックロクロスケ(正確な表記知らん)のごとく焦がした万能ネギが全面的にフィーチャリングされたラーメンが出てきたですよ。焦げたネギが麺やスープの味を台無しにしてて、美味しくなかったです☆ d(^ー゚)テヘッ

うまいラーメンを食わせろとはいわないが、まずくないラーメンは食わせてほしい。


■どうりで、となりのラーメン屋は満席だったのに、ここはガラガラだったんだなあ…。


■さて、酔いをこらえて帰りの電車に乗って部屋に帰り、ハーゲンダッツとタケダのレモンウォーターで無理やり酔いを抑えて、この日記を書いて、まあ、書いてるうちに酔いも治まりました。今回は、前回のようにカバンにゲロを吐いたりしなかったのでよかったです。みなさんも飲みすぎとまずいラーメン屋と「電波の受信状況の点検」を装ったケーブルテレビの営業には気をつけてください。


■人は一年間に物差し費をいくら遣うか。


■鶴間です。有川です。立川です。半蔵商店です。


■今日は日本橋でシゴトがあったので、帰りぎわに日本橋近辺をうろうろしていたら、ユナイテドアローズがあったので、入りました。

そこでナウいデザインの物差しを買いました。15cmで525円(税込み)。


■なぜ物差しを買ったかというと、いま使ってる物差しが、かなり年季が入ってて、目盛りがかすれて読みにくくなってるからです。

どれくらい年季が入ってるかというと、1993年か1994年に買って以来(正確な年号が思い出せない)、今日の今日までずっと使ってました。独身サラリーマンが、このピングーの物差しを。

ピングーの物差し

■1993〜94年といったら、ピチカートファイブだったら『ボサノバ2001』から『オーバードーズ』くらいの頃で(※この2枚は、メンバーが違うとはいえ同じバンドの仕事とは思えないくらい違う)、電気グループだと『ビタミン』から『ドラゴン』の間ですよ(※この2枚を、小西康陽は「同じだと思う」の一言で片付けてた…)。あとJリーグブームおよびジュリアナ東京ブームですよ。そんな時代の物差し。

このピングーの物差しは、たぶん250円くらいのものだから、これをまあ12年間使ったとして計算すると、えー、おれの一年間あたりのピングー物差し費は20.83333円でした。ということになります。高いか安いかはわかりません。


■しかしユナイテドアローズに入って、物差し一本だけ買って帰るやつもあんまりいない気がする。


■ケンタッキー/ゼビウス


■仕様です。半蔵商店です。


■レポートはなんとか書き上げました。

あとは印刷して、所定の用紙に必要事項を記入して、ホッチキスで閉じて、封筒に入れて、郵便局に持っていくだけです。

でもそれがめんどくさい。

とか、そういうことを云わないようにする。あんまりめんどくさいめんどくさい云ってると、森羅万象がめんどくさく感じられるようになるから。


■ちなみに、レポート書きにちょっと行き詰ると、ノートパソコンのキーボードからキーを取り外して、キーの下に積もってるホコリを取り除いて現実逃避したりしてました。キーの裏っかわを綿棒でこすって汚れを落としたりしつつ。

しかしキー掃除してると、パソコンのキーボードにけっこうホコリがたまってることが改めてわかるな。全部のキーを引っぺがして洗濯機に放り込んでザブザブ水洗いしたくなる。潔癖症の人だったらノートパソコンごと買い換えるかもしれない。

あと、毛ですね、問題は。キーの下から、髪の毛がけっこう出てきました。これを読んでるあなたのパソコンのキーボードにも、毛がたぶん7本くらいは潜んでると思います。

あと、容易に想像できることですが、スペースキーの裏からは他のキーよりもたくさんホコリが出てきました。


■さて、レポートを書き終わったので、自分へのプチご褒美として、一年ぶりにケンタッキーフライドチキンに行ってきました(つつまし過ぎる)。


■ケンタッキーのレジで支払いを済ませるとき、お釣りがちょうど百円だったんですが、釣り銭を百円玉1枚ではなく

五十円玉2枚で

手渡されたのがなかなか新鮮でした。いや、単に百円玉を切らしてただけだろうけど、意表を突かれた。


■この後、なぜかゲームセンターに行き、なぜか上海IIと、あとラリーXとディグダグとゼビウスをやった。


■さらにこの後、なぜか古本屋でエミネムの『8マイル』のビデオを買った。250円。


■今日はこんな感じでした。あ、あと体力はほぼ回復してたので、よかったです。


■アフリコーラ


昨日の日記に、うっかり「ストップ、ハマータイム」などと書いたんですが、Googleで「stop hammer time」でイメージ検索するとこんなのがチラホラ出てきました。アメリカ人の間で、一種の定番ネタとして定着してるんですかね。『道路標識にHAMMER TIMEと落書きしたことのあるやつの数→(678)』みたいな感じで、2chの生活板風に云うと。


■2chといえば、おととい風邪で会社を休んだ時に、久しぶりにCM板を読んでたんだけど、そこでドイツの「アフリコーラ」のCMを初めて見ました(→YouTube)。 

放送上不適切気味な目付き&古いフイルムの質感がちょっと怖いです。BGMも怖い。こういうのが午前2時台に流れてたら困る。というか、コーラに何入れてるんですかねこの人たちは。


■今後の予定。

11/5 テストA ('A`)
11/7 レポート締め切り(この日必着)('A`)
11/19 テストB ('A`)

できれば、レポートは今週の土曜日までに書き上げてさっさと提出して、日曜日からはテストAの勉強に集中したいです。

でも眠い…。('A`)


■30.7.94./Via Nostra


■ストップ、ハマータイム。半蔵商店です。


■おとといの夜から再び風邪気味になって、昨日は会社休んで病院に行って、サン・エレクトリックを聴きながら、家でひたすら栄養と睡眠をとってました。


■その結果、「メイプルむし」という菓子パンがうまい、ということがわかりました。


■まだ本調子ではないけど、サン・エレクトリックのおかげで会社に行けるくらいには回復したので、会社に行ってきます。(記 7:45am)


■のど飴は、カンロ健康梅のど飴に限る


■きょどらない きょどらない。一休み 一休み。半蔵商店です。


■木曜日に風邪を引いて、金曜日に体調が少し回復しましたが、この週末はまたちょっと調子悪くて、と、こんな感じです。

ええ、熱はあまりありません。はい、くしゃみと鼻水は少し出ます。はい、ノドの腫れはだいぶよくなりました。

パソコンは金曜日の夜に、修理から戻ってきました。なので、こうやって日本語の文章を書いたり、
こうやって、
改行することも
できます。

科学の進歩には驚くばかりです。


■まだちょっとボーっとしますね。今日は一日中、ちょっと食べて、ちょっと寝て、AcidとLiveのデモ版をちょっとだけいじって、ちょっとだけレポート書いて、を、繰り返していました。

あとは食料品の買出しとか、ごく軽い掃除とか、洗濯物干したりとか。

そういえば、ラーメン屋でねぎ塩ラーメン大盛りを食った。これに、揚げたニンニクチップをひとつかみ分、アメ公の朝食のように無造作に投入。少しは風邪に効くかもしれない。


■そう。デカビタがやけに美味いです。C1000タケダの方が、ビタミンCはたくさん入ってるんだけど、なぜか体がデカビタを欲する。


■なんかいま、唐突に、ちょっと横になったほうがいいかなー、って感じがしたので、横になりますので、この文章はここでおわります。

すみません、文章がまとまらなくて(毎度のことですが)。


■イソジン/コルゲンコーワ


■過去ログは>>2-10あたり。半蔵商店です。


■昨日は、風邪で会社を休んでました。


■ええ、水曜日の午後からノドが痛くなりまして、これは風邪かなと思ったので、スタミナをつけるため会社近くのハンバーグ屋でニンニクを大量摂取することにしたんですよ。

この店については以前も書いたのですが、良家の女子なら、「…どうしてこんなことするんですか?」と涙目で店員を詰問するくらいに大量のニンニクが料理に投入されています。


■で、ニンニクのたっぷり入ったドレッシングの大盛サラダ(公称はサラダ。しかし実質コールスロー)と、ニンニク入り(おそらく)のソースがかかったハンバーグに、さらに生ニンニクのスライスをオプションで発注して食べました。


■ここまでは良かったのですが、このニンニクハンバーグを食っただけで風邪対策を終えた気になってしまい、薬を買うのを忘れたので、けっきょく木曜日は風邪で寝てました(ま、薬を飲んでても同じことだったのかもしれませんが)。


■で、昨日は病院に行って、寝て、食べて、寝て、食べて、寝て、食べてをミニマルテクノのように繰り返していました。


■体は一日中だるかったのですが、ちゃんと2回オナニーしたので、大丈夫です。あれですかね、ちんちんは別法人で運営してるんですかね。


■まだノドは痛いのですが、昨日よりはだいぶマシになりました。みなさんも風邪には気をつけてください。ノドが腫れると、もう、やってらんないっす。と、今日は近況報告でした。


# いま検索したら、コールスローのスローは「サラダ」という意味なので、
# キャベツの千切りをサラダと呼んでもおかしくはないみたいです。


■今日は、ニンニクをつかった料理食べて、よく寝る。


■昨日に引き続き、パソコンが壊れてどうのこうのという地味な話です。


■自宅パソコンが何の前触れもなく唐突に壊れて以来、インターネットするときは会社帰りにわざわざマンガ喫茶に出かけてます。会社のパソコンじゃやりづらいことがあるからね、なにかと。


■数日前、池袋のネット喫茶入ったんですよ。で、ブースに入ったのですが、そしたらどういうつもりか、その席のパソコンがネットにつながらない。

しょうがないので、フロントに電話して席を替えてもらったのですが、その新しい席のパソコンもこれまた調子が悪くてネットにつながらない。

もう、これ以上席替えをするのも面倒になってきたので、タイトルバーに『サーバーが見つかりません』と出てるIEの窓を3個ほどデスクトップに残したまま、しょうがなくフリードリンクのカルピスだけ飲んで帰ってきました。


■そして、その数日後、会社のノートパソコンでいつものように真面目に仕事してたら、いきなりこんなファンタスティックな画面が出てきました。

ブルースクリーン

ものすごくコミュニケーションを拒絶してるタイポグラフィーの数々。いわゆるブルースクリーンです。なあ、おれがなにしたって云うんだよ……。いつもはちゃんと動いてるのに。


■あわてて、会社のシステム管理の人に内線電話かけたら

「そんなもん、いったん電源切ってもう一回電源入れれれ」( ゚Д゚)y-~~~

と、軽くあしらわれました。9秒で。どうも愛されてない。もっと根本的な対策してくれよ。

まあ、たしかに電源入れなおしたら一応は直ったんだけれども。これ以降、一日に数度、内蔵HDから「コクュゥゥーゥーン……」っていう変な音が聞こえてくるようになったし…。


■というように、パソコン運が無いときはとことん無い、というお話でした。


■そういえば今朝、妹からも「ここんとこずっとパソコンが調子悪くて…」という、ようするに暗にパソコン購入資金の拠出を要請するメールが来ました。断る。


■では、眼球がやたら乾いて、ノドの奥の粘膜が痛くなってきたので、今日はここらへんで。初期風邪っぽいです。


■あ、あと『痛いニュース(ノ∀`)』が復活してたのはうれしいけど、もうちょっと紆余曲折を経てから大々的に復活してほしかった──なんてわがままなことは云わないようにする。


■日本にハロウィンを根付かせようとしてる人たちは、そろそろあきらめた方がいいと思う


■タイトルと本文が一切関係ない半蔵商店です。今日は、パソコンが壊れたり、シンセが壊れたり、と、またこの話題です。


■それで近況報告なのですが、ええ、パソコンは修理に出しました。早ければ日曜日には戻ってくると思う。

とはいえ、また一からコマゴマとしたソフトをあれこれ入れ直さないといけないかと思うと……いや、入れ直すのはいいんですよ。ただ、ADSL接続ソフトだの、ATOKだのの各種CD-ROMが、部屋のどこに埋蔵されてるのかが、自分でもよくわかりません。困る。


■シンセ(XP-60)は、もう売ることにしました。すでに楽器店に発送して、いま査定待ちです(もちろんお店には、シンセに不具合があることをあらかじめ伝えてます)。

あまりいじってなかったとは云え、買ってまだ日が浅いシンセが壊れるのは、いい加減そろそろソフトウェア環境に移行しようよ、という仏からのメッセージだと思って手放すことにした。

思えば、おれはソフトシーケンサーに対して「操作が覚えづらい、設定が面倒、なぜか音が出ない、すぐにフリーズ、頻繁なバージョンアップ、ついていけなくなり路頭に迷う民衆」みたいなマイナスイメージを持ってた。いまだに。

でもソフトシーケンサーがほんとにそんな代物だったら、ここまで普及しないよなー。よく考えたら(←よく考えなくてもそうだろ)。

■あと、XP-60って、正直いまさら修理してまで使う機種じゃないしね。
(*´・ω・)(・ω・`*)ネー

しかしこのシンセは、けっきょく動作確認がわりに作った適当な曲一曲と、アルペジエーターを走らせてそれでループを20種類くらい録ったりしただけで終わったな…('A`) モッタイナス


■ところでシンセを売った金は、AcidLiveを買う資金の足しにしたいと思います。ほら、最近バージョンアップして使い勝手もよさそうじゃないですか。

なので、近々そういったソフトシーケンサーで、ふたたびオンガク作り始めたいと思います。

───とか云って、どうせ買っても曲作らないと思うぜ ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )


■しかし、ソフトとか機材とかも欲しいけど、ほんとに欲しいのは、自分の代わりに打ち込みをやってくれるアシスタントの若い衆です。間違ってますか、こういう発想は。


■コックローチ問題


■「苦手な生き物」として、多くのヒトに嫌われている虫、コックローチ。

これを読んでる多くの方々も苦手なんではないかな、と思います。おれも、大学生の次くらいには嫌いな生き物です。


■けれども、うちの母方のグランドマザーは、コックローチは別に平気らしく、家の中でコックローチを見かけるとヒョイと素手でつまんで、カジュアルにビリッと真っ二つに破いてから、ポイッとトイレに流します。強い! 超強い。

また、故人ですが、父方のグランドマザーもそんなふうにコックローチを退治してました。


■あと、うちの父もコックローチはまったく平気で、母も比較的ニュートラルな態度でコックローチを処理します。


■これに対して、うちの弟はコックローチが大の苦手で、ちょっと見ただけでも大騒ぎします。実家住まいなのですが、自分の部屋専用のゴキジェットを常備してるのはまだしも、『コックローチが近寄ってこなくなる周波数の音波』を発するというヘンな機械まで持ってます。なあ、おまえ、こんなもんどこで買ったんだ…(;´Д`)


■この、祖母と弟のコックローチに対する態度の違いを比べてみると、「ひょっとして、コックローチを嫌悪するという感覚は、戦後の殺虫剤のテレビCMによって作り出された新しい感覚なのではないか」とか思ってしまいます。


■そういえば、昔のアメリカでは水虫は不潔なものと考えられていなかったが、水虫に効く新薬を発明した製薬会社が「水虫は不潔だ!」と大々的に広告し始めたため、「水虫=不潔」という認識が広まっていった──という話を聞いたこともある(間違ってたらすまん)。

こんな感じで、広告やらなんやらの力で、日本で徐々にコックローチを嫌う感覚が根付いていったのではないかと。


■ちなみに、弟はこう語っています。

「たしかに自分は、幼少の頃はコックローチを見ても平気だった。でも、ブスなほうの姉が、コックローチを見かけるたびにギャアギャア騒いでる姿を見て、しだいにコックローチが苦手になっていった。いま思うと、その姉に『コックローチ=嫌悪すべきもの』という図式を刷り込まれたのかもしれない…」


■ほんと迷惑だよな……騒ぐブスって……。あれ、ヘンな結論に着地してしまった。まあ、先に述べた通りおれもコックローチは苦手です。


あと(これは前にも書いたかもしれませんが)、コックローチホイホイとか殺虫剤のデザインもなかなかに気持ち悪いのが多い。コックローチホイホイを4箱、未使用のまま捨てたことがあります。パッケージの絵がイヤで、部屋に置いときたくなかったっす。

# 無印良品から出てるコックローチ取りはさすがにシンプルです。



## ところで『痛いニュース(ノ∀`)』が見られなくなってますね(移転?)。
## なんの役に立つかわかりませんが、消える直前のスクリーンショット貼っておきます。


■あるきかたがただしくなくない


■今日は仕事は休みですが、十時から会社に例のレポートを書き始めまして、3200字の規定のところを4000字ほど書きまして、あとの削っていく作業は明日やります。

しかし、休日の会社ってシゴトがはかどるな。毎日休日出勤だったらいいのに。←いや、なに書いてるか自分でもわからん。腹へって頭が回らんくなってる。


■まだ午後二時ですが今日はこれで終了。お疲れ様です。


■これだけじゃなんなので、近況報告を。

えー、木曜日の夕方、駅で、カトーさんとすれ違いました。ええ、あのグラフィックデザイナーの。からくりテレビに出てた。

背筋を伸ばして、颯爽と歩いてらっしゃいました。


■ではまた。これからとんかつでも食べにいきます。


■あんな目立つ色をしていながら、なぜガチャピンより華がないのか


■渋谷の楽器店に行ったら、棚に並べられている、なんとかというDJソフトのパッケージに

『欧米シェア、ナンバーワン! 欧米か!』

と店員手描きのPOPが貼られていたのはさておき半蔵商店です。今日は箇条書きで。


■ファミレスのジョナ○サンが、イメージ向上のためか駅などにおしゃれデザインのポスターを貼っているが、そんなことをする暇があったら石神井公園店のトイレをもっときれいにすればいいのにと思った。

ジョ○ナサン○は概して、あまりきれいじゃない印象がある。


■ピチカートファイブの「キャッチー」という歌に出てくる、「一粒で一晩中起きていられる、少し高くて手に入りにくい」チョコレートは、実在のチョコがモデルになってたりするんでしょうか?


■昔は、ガチャピンとムックの力関係ってわりと対等だったのに、最近メディアに出てくるのはガチャピン一辺倒だよなあ。と思った。ブログ持たせてもらったり、缶入りのお茶を発売したり……いいか、そんなことは。


■初めていく美容室だと、カルテだの何だのと称して、住所氏名年齢電話番号職業誕生日の記入を要求される。あれって、波風たてずうまく断る方法ないですかね。個人情報保護がどうのじゃなくて、単に面倒くさい、というか、ものすごく不毛なことをやらされてる気がする。それらの個人データって、髪型とか髪質に関係ないじゃないですか、そんなには…。科学的な因果関係があるんだったらいいんだけども。

おれは好青年だから断れないので、どなたか一度『イヤです!』とキッパリ断ってみてください。そしてその一部始終を教えてください。


■あ、ではインターネット喫茶の料金がかさむのでこのへんで…。


■最終兵器イトコ(後篇)


前回からの続きです。あらかじめ云っておくと、今回はそんな盛り上がる話でもないですので、温かい飲み物などを用意してリラックスした姿勢で読んでください。)


「そういえばあたし東京で、刺し殺されかけちゃってさ…」

リカ(仮名)のこのセリフ以降、弟の記憶がややあいまいになっていく。

というのも、弟いわく『脳が、リカの話を聞くことを拒否しはじめた』らしい…。

気持ちはわかる。


■弟のそのあいまいな記憶をまとめると、リカはこのように語ってたらしい。↓

『付き合ってた彼氏がいたんだけどー、その彼氏の元カノがー、あたしたちの仲を恨んでたみたいでー、土砂降りの夜にあたしの部屋のドアがドンドン叩かれるから、誰かなーと思ったら、その元カノが真夜中なのに

包丁にぎってずぶ濡れになりながら立っててー

ぶるぶる震えて(中略)あっ、この話には○○の××くんもからんでるんだけどー(後略)』

類型的すぎる気もするが、ありえない話ではない…………が、いかんせん、この女の云うことである……。

( ´д)…(´д`)…(д` )…ウーム

ちなみに○○の××くんとは、沖縄出身の有名バンドのメンバーである。本当にからんでるかどうかは不明。


■ということで、たいへんに地味な話でした。すいません。「一人で海を見に行く話」よりインパクトが弱いですね。


■「この弟は、インタビュアーとしての力量が足りんな(`・ω・´) 」という人もいるかもしれませんが、弟によると「あんまり根掘り葉掘り訊いたりして、刺激したくなかったから、あえて自分からは何も訊かなかった」とのことでした。わかってやってください。


■最終兵器イトコ(前篇)


■沖縄で運転免許を取るために、わざわざ東京の仕事を辞めたと思われる最終兵器イトコことリカ(仮名)が、再び東京に戻ってきて職探しをしていることは以前書いた

(このイトコについてご存知ない方は、こちらからごらんください。)

聞くところによると、沖縄で実技試験は合格したので、あとは東京で筆記試験を受けるだけらしい(が、引越しと職探しが忙しくて、なかなか試験を受けにいけないらしい)。


■さて話はちょっと前にさかのぼりますが、おれの弟が沖縄で、この歩くリーサルウエポンことリカ(仮名)にコンタクトを取ることに成功し、いろいろと話を聞くことができた。

リカによると、会社を辞めた理由は、運転免許を取るためだけでないそうだ。


■なんでも、リカは勤めていた会社で、業績がナンバー2だったらしい。

が、ナンバー1の女が、リカの存在を恐れて、リカをつぶしにかかったらしい。

それがイヤで、リカは会社を辞めたらしい。

ありえない話ではない…………が、いかんせん、この女の云うことである……。

( ´д)…(´д`)…(д` )…ウーム


「会社の人間関係に疲れちゃって」と、リカは弟に語った。


■弟が、真面目に聞くのばからしくなってきたなー(;´Д`)、と思い始めたその時、リカはさらに話を続けた。

「そういえばあたし東京で、刺し殺されかけちゃってさ…」


(誰も興味ないでしょうが、次回につづきます。)


■福岡から戻ってきました。


チャペルココナッツ。半蔵商店です。


■パソコンが壊れるわ、シンセも壊れるわ、ちんちんは小さいわ、と云った戦後のあわただしい騒乱のさなかに出発した福岡旅行から、きのう帰ってきました。

先輩の結婚式では、おれは、後輩夫妻と受付をつとめたり(N君に仕事をほとんど押し付けてたような気も)、ハンバーグを食べたり(キャビアが乗ってたが、おれはそれがキャビアだと気づかなかった)、初対面の人に話を振ってもらうも上手く話せなくてテーブルにちょっと気まずい空気を作ったり(気を遣わせてしまってすみません)、と大活躍でした。


■ところで結婚式の前々日に、天神や六本松を歩いていると、つらかったあの頃の思い出が、1PTSD、2PTSD、3PTSD、と指折り数えられるくらいに蘇ってきました。

ですがこのことを、おれよりデキがよく、おれより背の高い後輩である先ほどのN君に話すと、「いやいや(笑)。そりゃ僕だってゼロPTSDではないですよ(笑)」と慰めてくれました(まったく、デキのいいやつはとことんデキがいい。顔もいいし)。なので、良かったです。


■しかし、直接会ったり話に聞いたりした学生時代のみんなは、ヒトとして立派に成長してますな。おれもいい加減、アナログシンセや、野太く屹立したまま妖しく黒光りする体の一部をいじったりしてる場合じゃないな。


■今回はなにかとバタバタしてたので、連絡取れない人も多々いました。すみません。またの機会に、百道の居酒屋で飲んだりしたいと思います。


■しかし、この旅行で驚いたことは、東京のアパートに帰ったら真ん前にいつの間にか三階建ての民家が出来てたことですね。建築中ってのは知ってたけど、あれはびっくりした。木曜日はまだまだ作りかけだったのに、昨日見たら外壁もきれいに仕上がってた。


# ところで、福岡市の百道浜に住みたい、と思った。
# 海と、大きな図書館と博物館と、ボンラパスがあるなんて最強じゃないですか。
# ビルとかもかっこいいし。
# 家賃が情け容赦なく高そうですが。


■半蔵商店百道


いま朝の6時14分で、百道のビジネスホテルの宿泊客用パソコンからなのですが、これからフロントで自転車借りて、元祖長浜屋でラーメン食べてきます。朝食に。


■今日も西新より


KBCミミトモ! 半蔵商店です。手短に。


■昨日はR氏と会食と密談と密談。今日は先輩の結婚式。


■とり急ぎご報告まで。


■今日、大名一丁目のお店での二次会の最中、ふっと気を抜いたら「帰り、どこの駅から乗れば池袋に早く着くかなあ」とか考えそうになった。疲れてるのか。


■半蔵商店西新


■女っていうかむしろガチョビンです(幕張)。半蔵商店です。きょうは、福岡市は早良区西新の「ブックスフレンド ほんたクン」からお送りしています。


■そう、きのう福岡に舞い降りたんですが、あれですよ、福岡県知事が国道3号線を封鎖して、オープンカーとか鼓笛隊とか象とかを用意して歓迎パレードを開いてくれるかなーと思ったけど、なかった。どうもおれは、いまいち福岡県民から歓迎されてないみたいだ。しょうがないけどさ。


■三年半ぶりに福岡にきたら、おれになんの断りもなく、地下鉄に七隈線というのが真顔で開通していた。六本松にも地下鉄でいけるのか、そうか。東京メトロの技術力はすごいね。(←違う)

でも、天神駅と南天神駅はけっこう離れているから、キックボードとかセグウェイを貸し出してほしいと思った。


■それで、昨日はなんのあてもなく、うろうろと散歩しておったのですが、気がついたら実に7時間も歩いてました。何それ。

おれは、学生時代は福岡を自転車でばかり移動していたので、自転車基準の距離感しか持ち合わせてない。そういうわけで、「普通は徒歩で歩かないだろ」というような距離も歩いちゃうんですな。


■しかし今朝、ホテルの部屋に備え付けのパンフレットを読むと、自転車のレンタルをやってることが発覚。借りました。

で、三年半ぶりに自転車で福岡を走ってます(ちなみに自転車自体三年ぶり)。気持ちいいです。


■せっかくなので写真でもどうぞ。

福岡空港

鴨丼@やぶ金

百道

くま

けやき通りキューブリック

けやき通り


■関係ないですが、とある古本屋に入ったら、

『ブックオフで値切る根性のないやつは値切るな!』

という手書きの貼り紙があった。謎だ。


■明日は福岡よみうりテレビからお送りします


いま夕方六時です。これから会社出てちょっと買い物します。間に合うんだろうか。雨も降ってるな。

明日の朝食は、カツサンドとビールを機内で食うか、福岡空港のレストランで食べるか、ちょっと迷ってます。


■七時予約


■さて昨日お伝えしたように、金曜日から『ドキッ!まるごとPTSD!トラウマだらけの水泳大会』が福岡で開催されます。

ので、それに備えていろいろありまして。今日は髪切ってきますので、このへんで。


■ツアー告知


■十月六日から九日まで、半蔵商店福岡ツアーを開催することになりました!
( ´д)人(´д`)人(д` )イエー


■これは、アナログシンセとラップトップの生演奏を中心とし、Max/MSPにより生成された音を、エレクトロニカ特有の偶発性・即興性に頼ることなくいかに有機的に───といったツアーではなく、ようするに、単に先輩の結婚式に出るだけなんですけど。


■そんなわけで、大学卒業以来、実に3年半ぶりに福岡入りすることになりまして。


■さてワタシは、大学の5年間(「え? 5年間? 4年間じゃなくて?」とおれに質問してきたやつは最大50万USドルの罰金が科せられるので気をつけてください)を福岡で過ごしました。

多かれ少なかれ、誰しもそういうものだとは思いますが、おれの学生時代はしょーもない恥ずかしい思い出ばかりで、もう、イントロの部分をちょっと思い出そうとしただけで、もう、あああああってなる。


■おれにとって福岡という街は、故郷でもないし、いま住んでる場所でもない。学生時代の5年間だけを過ごした街なんである。よって、

「福岡」→「学生時代の恥ずかしい思い出満載の街」

というふうに思考回路が直結してるんだな。これはおれのせいであって、福岡のせいじゃないので、福岡人の人は怒らないでください。


■しかし、この学生時代の恥の数々をDVD化したら、もうあれだね、ボックスになるね。ボックスセットだね。6枚組みだね。

当然まずVol.1が学部篇な。で、Vol.2がサークル篇。Vol.3がバイト先篇で、Vol4は、寮生活篇。Vol.5は就職活動篇だろ。で、Vol.6は卒論篇な。あ、ボックスセットのみ特典盤として、『街歩き篇』がついてきます!! いらない。本気でいらない。

ちなみにライナーは佐々木敦。(←なぜ?)


■もし、学生時代の恥ずかしい記憶が納められている脳の部分をレーザー光線で抹消する手術が、アメリカの病院で始まったとしたら、

おれは次の便でロスに飛ぶ。

そして、被手術者第一号になる。


■そんなおれがですよ、一人でですよ、福岡に行くわけですよ。しかも三泊四日。

果たして、次々と襲いかかってくるトラウマのフィードバックに、おれは耐えられるのか?って話ですよ。


■………………………、………………………………。

まあ、良いほうに良いほうに考えよう…。がんばりまーす。(・∀・)


■DT/HDD


■すいませーん、あの、今、手相の勉強をしている者なんですけどもー。半蔵商店です。


■今日は雑記で。ちなみに会社からあれしてます。


■しかし「あれ? 今日はなんかHDDの動きがモタつくな?」と思ったら速攻でバックアップとるべきですね。こういうこといまさら云っても遅いですが。


■『ちめいど』という、マサルさんマニアにはこたえられない名前のデュオがメジャーデビューする昨今ですが、超若手芸人にも『どらはっぱー』ってのがいます(所属はどこか忘れました)。学校のマサルの机に書かれていた単語です。


■ちょっと前の話ですが、文藝春秋の九月号の「小さな大物」のページ(この月は呉智英)に、若き日のみうらじゅんの写真が載ってます。

みうら氏もDT側の人間だったんだろうか……と思わされるショットです。


ここだと、DVDドライブとHDDの交換が、パソコンメーカーの修理センターの半額ぐらいで済むことがわかった。


■ソフマップは、元箱(※工場出荷時の梱包に使われてたダンボール箱)の無いシンセサイザーを買い取ってくれない。しかしシンセの元箱をちゃんと保存してる人って、どれくらいの割合でいるんだろう。

いまどきハードシンセはダブつくし場所取るしこちらとしても邪魔くせーから売りにくるんじゃねーよ庶民どもが。ということなのかもしれない。


小谷野敦のブログがいつの間にか見られなくなってる件について。


■たらこ/ナポリタン


喫茶店でたらこスパゲティ(特盛)を注文したら、たらこは今やってませんて云われた。じゃあいいです、と、サッと席を立つことのできるタイプじゃないので、あ、じゃあ、もうちょっと待ってもらえますかと云って、数分後にナポリタン(大盛)を注文した。特盛から大盛になってるところにモチベーションの低下ぶりがうかがえますね。ぜんぜん無関係な他人の引越しを無理やり手伝わされてるような気分でナポリタンを食い終えたが、残念なことに、ナポリタンはたらこスパゲティの味はしなかった。


そう、いまからパソコンを見に秋葉原に行くんですよ、と思ったけど、雨が降りそうだし、池袋のさくらやあたりにしておこうかなあ。でも会社にもパソコンがあるわけだし、自宅用パソコンって無ければ無いでなんとかなるな。高城剛に至っては、もうインターネットは止めてしまったらしい。昭和62年から電子メールを使ってた人はやっぱり違うね。あ、でも自宅用パソコンがないと、家で音楽を作れなくなるな。逆に会社で作るという手もありますが。


本日は池袋のインターネット喫茶からお送りしました。半蔵商店でした。


■マジックリン/ルック


♪母なる大地をあ〜〜〜  (・∀・) (・∀・) (・∀・) (・∀・)


♪たたえよ大地をあ〜〜〜〜〜〜 ( ´∀`)ノ( ´∀`)ノ( ´∀`)ノ( ´∀`)ノ




と、みなさんも秋の合唱コンクールに備えて「大地讃頌」を練習してる頃だと思います。頑張ってください。今日は会社に、例の通信教育のレポートを書きに来てるので、会社のPCからあれしてます。半蔵商店です。


■連日、メディアで報道されてるように、拙僧のノートパソコンがデストロイしたじゃないですか。以前からDVDドライブの調子が慢性的に悪く、それに加えて内蔵HDが壊れてOSが起動しなくなった、といった塩梅なのですが、修理に出そうと思ってパソコンのメーカーに電話して、修理の見積もりをしてもらったんですよ。

そしたら、

基本修理代───12600円

ハードディスク代───33000円

ハードディスク換装代───5250円

DVDドライブ代───48000円

って云われましたとさ。合計98850円です。'`,、('∀`) '`,、 

「あ 買ったほうが安いね晩のオカズ♪」と独身男が口ずさんでも社会的に許される値段であると云えよう。いや、おれは口ずさまなかったけどね、当然。


■壊れたノートパソコンの中にあるHDのデータは、うまいこといけばある程度までは救い出せるらしいのですが(※これは、PCに詳しい先輩にお願いする予定)、いずれにせよ新しいパソコンを買わないといけないのは確実です。嗚呼。

いちおう、次はどの機種を買うかをネットやカタログで調べたりしてるのですが、ぜんぜん楽しくない。なんかスーパーで、マジックリンにするかルックにするか、とトイレ用洗剤を選んでるぐらいのモチベーション。新しいパソコンを買うって、もっとワクワクする儀式だったけどな。


■ちなみに、この壊れたノートパソコンは33ヶ月使ってました。値段は忘れましたが、まあ20万円とすると、このノートパソコンの一月あたりの値段は、

200000(円)÷33(ヶ月)=6060.606060606

ということで一月6060円になります。あ、こう考えると意外と安いですね! そうでもない。


■さしあたって、パソコン情報を集め中です。


■半蔵商店渋谷


■ギャル男のおれらしく、今日は渋谷のセンター街のインターネット喫茶からお送りする半蔵商店です。いま朝の八時です。あと、いま、冒頭の「ギャル男のおれらしく」の部分を太字にしようとしてなんとなく止めた。


■さて昨晩のことなんですが、あの、コンパクトディスク、専門的にはシーディーって呼ぶんですが、それを自宅のノートパソコンに入れてmp3に変換しとったわけです。元気よく。


■そしたら、突然パソコンの調子が悪くなりましてね、ブルースクリーンっていうんですか、昔のMacの爆弾マークに匹敵する、できることなら見たくない画面が出てきて、パソコンが止まってしまいました。

再起動したらちょっとは動くんですが、またブルースクリーンが出て固まってしまいます。


■そして、再起動→ブルースクリーン→再起動→ブルースクリーン……を繰り返し、ついにパソコンが起動しなくなりました。

'`,、('∀`) '`,、 この野郎。シンセの次はパソコンか。


■これはもう伝家の宝刀OS再フォーマットだな、と思い、さっそくその作業に取り掛かったんですが、おれのノートパソコンの内蔵DVDドライブは壊れている、かつ、リカバリディスクは外付けのDVDドライブからは動かない、という充実したイベントがキタコレ(´・ω・`)


■ということで、うちのパソコンが壊れました。困った困った。2006年の日本で、パソコン無しで生活できるわけないだろ。できるけど。


■ただ、壊れゆくパソコンの中から、あとは印刷して提出するだけの状態だったレポートのWordファイルをみごとに救い出し、USBメモリと外付けHDに退避させた瞬間、おれはやればできる子だな、と思いました。


これってさ、3億円入ったスーツケースを船から海中に落としたけど、舞い散る一万円札をなんとか20枚は鷲づかみにすることができました。みたいなことだよな。

ま、この20万で当分の生活はしのげてめでたしめでたし、みたいな、そういう良いほうに良いほうに考えていく方向性でお願いします。お疲れ様です。


# ちなみに、このときパソコンでリッピングしていたCDは、
# New Orderのシングル「Blue Monday 95」なんですが、
# アメリカ人だったら、ニューオーダー訴えたり、リミキサーのハードフロアを訴えたりしかねないです。


■眠い/直った


めちゃめちゃ眠い。しかしあれだな、最近の若い人はテラなんとかス、っていうらしいな。それじゃ、さしずめ今の父さんはテラネムスってとこかな。ハッハッハッ。

↑などと、こういう着地点のいまいちわからないことを書いてしまうくらい眠いんですが、ここでちょっとお知らせを。


ローランドのシンセ、XP-60が壊れた、というようなことをちょっと前に書いたのですが、きょう電源入れたら、なんか、普通に動きました。


「いま風邪です」と書いたとたん風邪が治る。「最近ヒマです」と書いたとたん忙しくなる。「このごろ、○○にハマってます☆(o^∇^o)ノ」とか書いたとたん、それに飽きる。そういうことはブログとかテクストサイトとかでは、わりとよくあります。

アメリカ映画に出てくる、主人公の隣人の短気なオッサンみたいにカンシャクを起こして、XP-60を捨てたり破壊したりしなくてよかった。


もちろん、シンセの調子がまた悪くなるというようなことも十分に考えられるので、使えそうなフレーズはいまのうちにHDに録音しておくなど、おれがそういう殊勝なことをする人間に、あと数時間のうちになりますように。(祈)


■ネットを見てるとき、ガックリくる瞬間ベスト3(順不同)


Wayback Machine(http://web.archive.org/)で過去のサイトを検索したところ、日付がズラッと並ぶ検索結果画面が出て来たまではいいが、その日付をクリックしたのに「Path Index Error」とか言い返されたとき。


Wayback Machine(http://web.archive.org/)で過去のサイトを検索したところ、日付がズラッと並ぶ検索結果画面が出て来たまではいいが、その日付をクリックしたのに「Failed Connection」とか言い返されたとき。


Wayback Machine(http://web.archive.org/)で過去のサイトを検索したところ、日付がズラッと並ぶ検索結果画面が出て来たまではいいが、その日付をクリックしたのに「Data Retrieval Failure」とか言い返されたとき。


無いなら無いって最初から云えばいいのにね (*´・ω・)(・ω・`*)ネー


■XVOXX出荷状況 9/24


本日、『XVOXX』を中野・タコシェ様に納品してきました。お近くの方はよろしくお願いします。

ちなみに来月からタコシェのお店の袋が太田螢一画伯のイラストになるそうです。


おまけ。きょう江古田の「トキ」で食べたミートソース。いいと思う。

江古田「トキ」のミートソース

普通盛りなのに、普通の店の大盛りくらいはあります。麺の太さは2.2mm。粉チーズはオランダ産。しかも、今日はミートソースが割引の日だったらしく、50円引きだった。

しかも、なぜか食後にアイスクリームがサービスで出てきた。江古田で青春を過ごした同期の某君いわく、「まれに、ゲリラ的にデザートをサービスされることがある」とのことです。


■ROLAND XP-60


半蔵商店です欧米か。


ローランドのXP-60というシンセを持ってるんだけど、買ったはいいんだけど、ほとんど使ってなかったんだけど、ようやくXP-60をいじれる時間的ゆとりができたので久しぶりに電源を入れたんですよ、昨晩。


そしたら、ええ、まあ、手短にお伝えするため詳細は省きますが、


シンセがリアルタイムに壊れていく瞬間に立ち会えました。


まず、電源を入れて、小一時間シンセをいじる。ここまではなんでもないです。

すると、いじってるうちに、なぜかどんどん音が小さくなって、ノイズが混じってくるようになって、音がかすれてくる。

音色を調整するスライダーを前後にスライドさせるのではなく、上から力強く押すと、なぜか音が一瞬だけは治る。でもまたすぐに聞こえなくなる。

で、音色を他の音色に切り替えると、なんとかしばらくは音が出る、しかしまた音が小さくなったりかすれたり。

で、数分後、まったく音が出なくなる。('A`)


電源を入れ直すと、また音が出るんだけど、しばらくすると、やっぱりまた音が小さくなって無音になる。

何回か電源を入れ直してみたんですが、けっきょく完全に音が出なくなりました。さらに悪いことには(直訳)、昨晩までは正常に写っていた液晶ディスプレイまでがも壊れて、なにも表示しなくなりました………………………………………………
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………………………………………………………………………………
……(;´Д`)

XP-60

▲なにも写らなくなったXP-60のディスプレイ。ボタンのLEDはちゃんと点いてます。

このシンセ買ってから、まだ、動作確認がわりのちょっとした曲一曲しか作ってないぞ。まともに使ったことは一度もないぞ。どうすんだ、これ…。


そういえば、シンセではなくMacの話になるんですが、マックユーザーの間では「新しいマックを買ったとたん、古いマックが焼き餅をやいて壊れる」という有名なジンクスがあるそうです。

思えば、おれがこのXP-60を買ったまま放置していたのにMS-10を買い足したから、XP-60も焼き餅をやいて壊れたのかもしれません。なんとも人間味のあるシンセだネ
'`,、('∀`) '`,、

とは全く思わない。機械なんだから、人間様の命令くらい聞いてほしい。いくらおれでも、調子悪い機械に愛着を湧かしてるほどヒマな人生は送ってない。


いや、なにも米を炊けとか布団を乾かせとか、そういう無茶なこと頼んでるんじゃないですよ。打ち込んだ通りの音を出して欲しいだけなんですよ。

ただ、なんで、昨日せっかく新宿の石橋楽器でオレンジレンジの「お願い!セニョリータ」の楽譜を買ってきたばかりのこのタイミングで壊れるかね。

お願い!セニョリータ

あんしぇワッター半袖準備してきたのに。


■KORG MS-10


秋なので、アナログシンセを買いました。( ´д)人(´д`)人(д` )イエー
機種は、コルグのMS-10です。

KORG MS-10

シンセの後ろに写ってる人たちはあまり気にしないで大丈夫です。


なんでMS-10かというと、安いから。あと、ルックスがナウいから。

アナログシンセなんて原宿のシンセ屋に行ったときくらいしかいじらないのですが、ここ最近、店員の目を気にすることなく、自分の部屋でアナログシンセのツマミを徹底的にいじってみたい! チュイーンとかキュイーンとか云わせてみたい! という世論(※本来の表記は「与論」「輿論」)が個人的に沸き起こってたので、民意に従って購入するに至りました。


このシンセの上位機種に「MS-20」ってのがあるんですが、それはMS-10の倍ぐらいの値段がするし、値段のことを抜きにしても自分にはなんか身分不相応な感じがしたので、初めてのアナログシンセということもありMS-10にしてみました。


ところで、中古楽器店では(ネット販売も含めて)MS-20のほうはよく見かけるのに、このMS-10はあんまり見ない。

そういえばMS-20は、ソフトシンセ版だけじゃなくレプリカのMIDIコントローラーまで作られてて、MS-10よりも愛されてる感じだ。みんなMS-20の方が好きなのか。そうか。


でもMS-10は構造がシンプルゆえ、なんとなく壊れにくそうな気がするし、アナログシンセ初心者の拙僧には音づくりの勉強になる、ような気がしなくもない(MS2000も持ってるんですが)。

それと、この欧米人のサイトによると、MS-10はMS-20よりも音が太い、のようなことが書いてある。MS-10も、廉価版ながらなかなか頑張ってるやつなのです。


で、いまは説明書片手に音を出してます。あちこちのツマミをひねってると、しばし浮き世のしがらみを忘れます。


# MS-10に関してくわしくはこちらを。


■渋谷駅西口でとんかつ定食の進化形に遭遇できる件について


会社の先輩から教えてもらったとんかつ屋です。渋谷駅の近くです。

・カウンターと、テーブル席がいくつかあるだけの小さなお店。立ち食いそば屋と大衆食堂を足して2で割ったような庶民的雰囲気。

・カウンター席に着くとおばさんに注文を訊かれるので、とんかつ定食を発注。

・すると、おばさんから返す刀で「カレーは?」というクエスチョンが飛んでくるので、「あ、お願いします」と紳士的にレスポンス。

・これはどういうことかと云いますと、このお店では定食のライスに、カレーをかけてくれるのです。
( ´д)人(´д`)人(д` )イエー

定食のライスが、実質ミニカレー丼に!

・しかも、このミニカレー丼は、一回までおかわりできます。
( ´д)人(´д`)人(д` )イエー

もちろん、カレーをかけずに普通のライスとして食することもできます。


待つこと数分。運ばれてきたブツはこんな感じです。↓
味噌汁の水面に蛍光灯が映ってるのがリアリティ。

とんかつ定食 feat. カレー

・マヨネーズと辛子が、小袋のまま皿に載ってるのがポイントです。

・メインのとんかつは、そりゃ、めちゃめちゃ美味い肉を使ってるってわけではないですが、でも悪くない。

・そしてこのとんかつを一切れ、ミニカレー丼に載せると、たちまちカツカレーに早変わりします。びっくりですよね。


と、このように、とんかつ定食→カレー丼→カツカレーというモーフィングが楽しめるという、著しくお得なとんかつ体験ができます。650円です。

このお店には、久しく行ってなかったのですが(というか年一回のペース)、そこらへんのファストフードとかよりも満足度は高い、と再確認できました。


B級とんかつメイニアの人にもおすすめですが、「もう、インドカリーとかタイカリーとか欧風カレーとかいいから、昭和の家庭のカレーが食いたい!」というタイプのカレー好きの人にもおすすめです。


ところで、肝心のお店の名前を忘れました。すいません…(;´Д`)

渋谷駅西口のファミリーマートの奥の、楽器屋とかJTBとかがある道を奥にちょっと行ったとこです。

# とんかつだけでなく、各種フライの定食もあるようです。


■ヤフオクで見つけた超ナウい物件


これナウい。超ナウい。U2の音源を無断でサンプリングして曲を作ったため裁判沙汰になってしまったが、その裁判の様子をサンプリングしてさらに曲を作ってしまった外人ミュージシャン(名前は忘れた)に匹敵するくらいナウい。ナウすぎるので素人にはおすすめできない。おれも使いこなせない。と、ここまで書いたけど、リンク先はいずれ見られなくなってしまうものなので、このエントリを2010年の人が読んでたら何のことだかわからないかもしれないな。でも、こんなのがヤフオクに出品されてたりして、2006年もけっこう大変なんですよ、2010年のみなさん。ところで、涙のリクエストの2番の歌詞が思い出せない。


■FNNニュース速報


番組の途中ですが臨時ニュースです。


えー、以前から半蔵商店を読んでる方ならご存知の例のイトコについてです。

ちょっと前のエントリで、イトコは現在、東京での仕事を辞めて、沖縄に戻って運転免許を取っている…とお伝えしましたが、えー、


イトコは現在、東京に戻ってきてるようです!


東京で職探し中だそうです!


てっきり沖縄の実家に帰ったものだと思ってた。


ということは、まさかとは思うが、もしかして沖縄で運転免許を取るためだけに仕事を辞めたんでしょうか?
( ´д)…(´д`)…(д` ) ウーム


と、ますます謎が深まるイトコですが、このブログにはけっこういろんなイトコが登場するので、他のイトコと区別するために、このイトコを「リカ(仮名)」ととりあえず命名しておきます。


今後もリカ(仮名)に動きがありしだいお伝えいたします。


■きなこもち


むしろ半蔵商店です。やっとテスト終わったー。( ´д)人(´д`)人(д` )イエー

と、自分へのご褒美に210円するイクラのおにぎりを食べたのも束の間、今日は一日レポートを書いてました。で、後はまとめるだけ、という段階までこぎ着けた。


と、ここ最近はちょっと忙しかったです。ですから、今日は雑記で。

ですから、今日は雑記で、とか書いておきながら別にネタはありませんでした。すいません。弟が6年付きあった彼女と別れて、わずか72時間後にはもう新しい彼女を作った話とか、別に興味ないですよね。


あ、そうそう、こないだこのブログに、自作のあるあるネタを披露したら、翌日以降アクセス数がいきなり半分になりました。芸能界の厳しさを思い知らされています。若手芸人だけでなく、ブログやってる人も、安易なあるあるには気を付けてください。

どうも、おれのあるあるネタは周囲に共感されないようだ。以前も、「部室の冷蔵庫は、目盛りが必ず『強』になってるんだ」というネタを開発したのですが、周りの誰もわかってくれませんでした。世間は冷たい。冷蔵庫ネタだけにネ! ←すいません。ほんとすいません。魔が差したんです。


名前は伏せるが某コンビニ(ヒント:ファミリーマート)で売ってるネギ塩カルビ焼きそばとかいう食物の風体をなしている何物かが、著しくまずかった。化学調味料の効きすぎで舌がひん曲がるかと思った。ペヤングを2個買った方がマシだと思った。ヒント:ファミリーマートとか書いてるのが我ながら古典的だなと思った。しかし、ああいうコンビニ食品て、誰がどういうタイミングで味見してるんですかね。


そして今日もきなこもちを食べた。


■テスト前日


石橋貴明の車に乗る夢を見ました。半蔵商店です。


明日はテストなので、ゼブラのチェックセットを買ってきました。あと、朝から昼まで会社でテスト対策。


十一月半ばまでは、テスト、レポート、テスト、レポート、レポート、テスト、という感じです。


そして、最近の食生活は、ココイチ、ココイチ、すき家、ココイチ、という感じです。


■東京は今日から冬です。


ああ寒い。冬だな。これはもう。

きょうは、部屋に帰ってからは、Tシャツ+サーマルのロングTシャツ+スウェット+フード付きスウェット、という重ね着ぶりです。

テストを日曜日に控え、試験にカツ、という意味を込めてとんかつ屋に行ったら内装工事で臨時休業してたのでそのまま「すき家」に豚丼を食べに行った半蔵商店です。


とんかつで思い出したが、こないだ豚のバラ肉のとんかつというのを食べた。彦麻呂も黙るような味だった。あれは脂身メイニアの人が発注する料理で、素人が手を出すとんかつじゃないな、と思った。

失敗を取り戻すために、翌日はココイチのロースカツカレーを、翌々日は和幸のロースカツ弁当を食べた。


とか何とか書いてる間にも、一秒ごとに試験は迫ってきてるわけで。勉強します。


■レポート


(・∀・) (・∀・) あーめ♪

♪あーめ (・∀・) (・∀・)

(・∀・) (・∀・) がふーれば♪

♪がふーれば (・∀・) (・∀・)


といった意味も含めまして半蔵商店です。今日はものすごく地味に、レポートの話。


いま受講してる通信制大学のレポートなんですが、学生の中には、友人のレポートのWordファイルをそのままコピペした、丸写しのレポートを提出しちゃうやつがいるらしい。

それだけならまだいいですが(ダメですが)、なかには、

友人の名前までそっくりコピペして提出しちゃう猛者がいるらしい。

当然、除籍処分になるところなんですが、こういうやつに限って「就職決まったので、このレポートの単位が無いと卒業できなくて困るんです(;´Д`)」とかなんとか泣きついて、どうにか単位をもらうらしい。ま、今時にはよくある話のような気もします。


そういえば、おれは大学4年の時、後輩の某君が、「おれ、レポートなんか書いたこと無いっすよ。ぜんぶ本から丸写しですよ」と云ってたのを聞いたときは、ショックだった。

某君の丸写しがショックだったのでは無いです。なんつーか、「レポートはマジメに自分の力で書くべきです(`・ω・´) 」みたいな、小学校の学級委員レベルの建前の達成のために、青春の貴重な時間&エネルギーを割いていた自分の要領の悪さというか、そういうバカさに気づいてしまったことが少なからずショックでした。

たしかにレポートの丸写しはよくない。でも、なんつーか世間知が無いのはもっと良くない。いや、レポートを丸写しするのが世間知だというわけじゃないけど――。

ちなみに某君は、某有名ゼネコンに就職が決まった。そういうものです。


話がかなり逸れた。もとに戻します。


通信制大学には若い人だけではなく、定年退職したおじさんやおばさんといった世代も多いです。そういう方は、学校を出て数十年経っているので、あまり「レポート慣れ」していないため、ちょっと変わったレポートを書いてしまう人がいるらしい。


たとえば、レポートを手紙風に書いちゃう人がいるらしい。うむ。

「はじめまして。神奈川県の山田山子です。友人の薦めもあり、この講座を受講することにしました。さて、設問にある『一休さんの生涯』についてですが…」

とか書き出したりするんでしょうか。


それから、レポートをエッセイ風に書いちゃう人もいるらしい。うわーこれ手紙風なんかより数段タチ悪そう!

ヘンに文章力に自信のあるおっさんだと、そういう風に書いてしまうのかもしれんなあ。レポート中に、最低でも1回は「畢竟」って言葉つかうね、おそらく。完全に決めつけだけでモノを云ってすみません。


えー、今日は以上です。地味ですみません。


■素通りできなかったチラシ


閉店ガラガラ。半蔵商店です。


部屋を掃除してたら、こんなのが出てきました。

仕事で千葉の柏に行ったときに見つけたチラシです。デザインもすごいですが、それ以前にデカデカと書いてる値引率でいきなり誤字をやらかしてて最強。


これとは別に、同じ店のチラシがもう一パターンあったんですが、そっちは無くしてしまいました。どんなデザインだったか、ちょっと気になりません。


■タイミングの悪い営業


SEXなんて不良のすることだと思います。半蔵商店です。


さて、土日は会社のオフィスで例の通信教育のレポートを書いてました。

なんでわざわざ会社かというと、自宅だと、ついパソコンやシンセやちんちんをいじったりしてレポートに集中できなかったりするからです。うちのフロアは、土日は基本的に人がいないので落ち着いてレポートに取り組めます。

会社のオフィスなら、ネット環境も給湯室もあるし、眠いときは応接室のソファーで仮眠もできて最強。ついでにいうと大画面テレビもあるので、大画面でぜんまいざむらいとかが見(ら)れる。


で、昨日のことなんですけど。

レポートが一段落したので、ぼーっと休憩してるとき、ふと、

「自分の手拍子を録音してサンプリングしたら面白いのではないか」

って思っちゃったんですよ。この時、たまたまローランドの録音機も家から持ってきてたので。


で、とりあえず録音機を回す前に、

パパパン! パパパン! パパパン! パパパン!

リハーサルを行ってたんですよ。土曜の昼に。会社で。一人で。独身男が。


で、

パパン! パパン! パパン! パパン!

裏拍を強調してみたり、

パパパン! パパパン! パパッパ! ッパパン!

と、リズムに変化を付けてみたりと、いろいろ練習してました。


そして、「でもやっぱ、あれだな、リズムが一定しないな。ヘッドフォンでリズムマシンの音を聞いて、それに合わせながら手拍子した方がいいかな?」とか考えながら、手拍子のテンポをできるだけ一定になるよう気を付けながら、

パパパン! パパパン! パパパン! パパパン!

とリハーサルに熱中していると、

突然、見ず知らずの背広の男がオフィスに入ってきた。

誰だよおまえ!


その人とのやりとりは以下の通りです。

背広「あのー、私、ピチカート産業(仮名)の営業の小西(仮名)というものですけど」

拙僧「はあ」('A`)

背広「以前。御社にお世話になってた者なのですが、私、今月から部署が換わったので御挨拶にと思いまして」

拙僧「はあ」('A`)

背広「……どなたか管理職の方、いらっしゃいませんか?」

しかし、このフロアにはおれしかいないのは、素人目に見ても明らかだ。蛍光灯もおれの真上しかつけてない。土曜日なんだから。

拙僧「いやー、今日はぼくだけなんですよー」

背広「あー、そうなんですかー」

初対面だったので、このあと名刺交換して、小西さん(仮名)は帰っていった。


でも普通、そういう挨拶って平日にやらないか? それに、平社員ならまだしも、管理職はなおさら土曜に出てこないでしょー。


しかし、パソコンで普通にレポート書いてるときに来てくれればいいのになあ。がんばって手拍子してるおれの姿見られてた? 見られてましたか? そうですか。

まあ、向こうも薄暗いフロアからやけに機械的な手拍子が聞こえてきて不審に感じたとは思いますが。

でも、なんで土曜日の、しかもこんなタイミングで入ってくるかね………('A`)。



# で、この一部始終が録音されてたら、まだ面白かったんだけど、
# この時点ではまだ録音機をカバンから取り出してもいなかった件について。


■石神井署クオリティー


では当ブログには珍しく時事ネタを。もうご存知だとは思いますが↓

・人気漫画家、銃刀法違反で逮捕(読売オンライン)


『アラビアン ランプ・ランプ』や『力人伝説 -鬼を継ぐもの-』で知られる漫画家が、刃渡り8.6cmのナイフを持ってたため銃刀法違反で練馬区の石神井署に捕まった、というニュースです。


これで思い出したのですが、練馬区の石神井といえば昨年十一月にこんな事件がありました。

・練馬区で日本刀を持った男が男性に切りつけ徒歩で逃走(News Scrap from 2ch)

朝の公園を歩いてると、「50センチ以上ある刃物」で斬りつけられる、って、それなんて都市型サイコホラー?って感じですが、そういうことが石神井公園であったそうです。怖い。


そしてこの公園の日本刀男なんですが、この↓サイトによると、

・石神井公園で日本刀を振り回した男は5年もノーマークだったのか!(webdog)

事件のだいぶ前から出没していたみたいです。(( ;゚Д゚)) ガク/ブル

ライトが切れた車を運転してたり、法が認めている以上の長さの刃物を持ってたというのを擁護するわけではありません。

でも8.6cmのポンプ小畑(←違う)は現行犯逮捕で、50cm以上の刃物男は5年間放置。っつーのは、よくわからん話です。


# じゃなかったら、別件でなんかあったとか。


■京都ボーナストラック


京都シリーズはこれで終わりですが、最後にボーナストラックを。とくに盛り上がる話でもないので、皆様リラックスした服装(ムームー等)で読んでください。


タクシーの運転手から聞いた話。

京都市役所の隣に、名前は伏せますが、まあホテル才一クラなんですが、背の高いホテル某があります。

このホテル某はそのビルの高さから、「京都の風情ある景観を損ねる」と、京都の仏教界を中心に建設反対運動が起こってたんだけど、結局は開業することとなった。

開業当初は、「ホテル某の利用客の拝観はお断りします」という貼り紙をするお寺もあったらしい。

で、このホテル某の支配人は仏罰が下ったのか、早死にしたらしい。いや、それだけなんですけど。


おれも五月にこのホテル某に泊まりました。たしかに眺めは良いのですが、「なんか他のものを犠牲にして獲得した眺めだな、これは」感がちょっとありました。ちょっと後出しジャンケン気味の感想ですみませんが、でもそういう感じはした。


別のタクシーの運転手から聞いた話。

ふだんは観光客向けに開放していない小さな寺に、若い女子が、「見学させてください」とやってきたらしい。

しかし、これを聞いた住職は「見学だと!? うちは工場じゃねえんだ!!」と大激怒。

女子は怒られた理由がさっぱり分からなかったけれども、寺を見せてもらうどころの状況じゃなくなったので、半泣きになりながら帰りのタクシー(=この話をしてくれた運転手さんのタクシー)に乗り込みましたとさ。


お寺は「見学」するものではなく、「参拝」「拝観」するものなのです。というお話。


えー、京都シリーズ以上です。
( ´д)人(´д`)人(д` )イエー


■京都のニワトリ


Web上で拾ったニワトリ

今日、ファミリーマートから215cmぐらいある人が出てくるのを見ました。半蔵商店です。


さて、以前もちょっと書きましたが、京都では通信制大学のスクーリングの授業に出てたので、そのときのニワトリの話をします。手短に。


「環境教育」という講義の途中で、学生全員に白い紙が配られたんですわ。

で、先生いわく「では、いまからこの紙にニワトリの絵を描いてください」と。


と、ここまで読んで、学校教育に関心のあるヒトならピンと来たかもしれません。

というのも、ここ最近(と云われ始めてから、だいぶ経つのですが)、子供たちにニワトリの絵を描かせると、最近の子供は動物にふれあう機会があまり無いので、真顔で4本足のニワトリを描いちゃったりする……っていうのが教育現場で問題になってるらしいです。


いい若いもんなら、ニワトリの足の本数くらい覚えてないといかん、ということで、2006年夏の京都のこの教室で、90名のヤング(一部に非ヤングを含む)がいっせいにニワトリの絵を描いたのですが……。


この結果、90名中、

5名が、4本足のニワトリの絵を描いてました。




………(ノ∀`)アチャー


(ノ∀`)ノ∀`)ノ∀`) ジェットストリームアチャー


仮に「ニワトリは足が2本」というデータを持ち合わせてなかったとしても、「ニワトリ」→「鳥の仲間」→「鳥だから、じゃあ、足は2本のはず」みたいな類推が働くのではないか…と思ったのだがそういうことでもないんだろうか。

とか何とか書いてるおれも、じゃあザリガニの絵を描いてくださいとか云われたらかなり怪しいです。ザリガニは、カニだから、足は8本? 違う? あとで調べておきます…。

でもさ、トリは毎日食うけどさ、ザリガニはあまり食べないじゃないですか。

↑なにその言い訳。


# おれが描いたニワトリをアップしようと思ったのですが、下手なので恥ずかしいからやめときます。
# 足は、ちゃんと2本です。


■京都の食べ物以外の写真


姉がレズです。半蔵商店です。

というわけでまだまだ続く京都シリーズですが、今日は食べ物以外の写真を載せてみます。

今回はとくに解説を載せませんので、この番組を聞いているリスナーのみんな一人一人が、この写真を撮った状況とかをそれぞれ想像してくれると嬉しいです。

というか、ほんとに普通の写真ばかりです。すいません。もっとさ、VOWっぽい方向性の写真とかさ、そういうのがあると良かったんだけど……でも、せっかくですから、どうぞ。

犬

六角堂にて

比叡山にて

ソースとビール

小坊主

蓮

枝かと思ったら虫

山

冷酒とロディア

市役所近く


ではちょっとだけ解説。2枚目は、貸部屋からすぐ近くにあった六角堂というお寺の境内で撮りました。妙に存在感のある表情です。あと7枚目は、木の枝だと思ってよく見たら昆虫だったのでびっくりしましたよ、っていう一枚です。

なんか、ほんとオチとかなくてすみません。


そういえば、おれには姉がいませんでした。重ね重ねすいません。


■京都の食べ物写真(後篇)


部屋を掃除してたら小沢健二の「カローラIIにのって」の8cmCDが4枚も出てきたのはさておき、昨日に引き続いて京都の食べ物の写真を載せていきます。


延暦寺

比叡山延暦寺で食べたそば。動物性の原料を使ってない不殺生メニュー、とか何とかガイドブックに書かれていたように思う。

親子丼

前回のエントリにも出てきた、東山の蕎麦屋「桝富」の親子丼。変な色味の写真になってしまってすみません。

うな重

聞法会館の地下のレストランのうな重。そう、「お寺のやってるホテルに泊まりたい」という理由で、一泊だけ聞法会館に泊まったんですよ。ここは西本願寺のホテルで、トリプル(!)の部屋に一人で泊まって7000円ぐらいというステキ価格だった。朝5時半になるとスピーカーから「6時より、お堂で"おつとめ(=読経)"があります」と流れてきます。ご近所の某東急なんかより、サービスは良かったですよ。

割り箸の袋に、「おてもと」ではなく「合掌」と書かれてるのがポイントです。

天丼

板わさ

またきた東山「桝富」の天丼(写真上)。これと冷酒を頼んだら、隣のテーブルの50代の婦人の皆様から
「冷酒……( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )」
というささやき声が聞こえてきた。たしかに、平日の午後に蕎麦屋で冷酒を飲む男ってのは、社会的にちょっとあれだ。あと、板わさ(写真下)も頼んだ。

天丼は、海老の他には、しその葉と海苔の天ぷら、あとタマネギだけというミニマルな構成。

お肉屋さんのハンバーグ

借りてた部屋からほんとすぐのところにあった「お肉屋さんのハンバーグ」というお店にて。このごろ気づいたのだが、おれはもう、チーズなしではハンバーグが食えない体になってしまった…。(;´Д`)

京の朝セット

京都最終日。イノダコーヒ本店で再び朝食。「京の朝セット」というのを頼む。次回は、値段は張りますがビーフカツサンドに挑戦したいです。

親子丼・その2

「とり安」というお店の親子丼。ここは鶏の唐揚げ丼がおすすめらしいのですが、この三日前に別の店でうっかりまずい親子丼を食べてしまったため、それを取り戻す意味で親子丼を発注しました。美味しかったです。

カルピスその他

食べ物ではないですが、おまけ。貸し部屋を引き払う直前、冷蔵庫の中身を整理してできた飲み物。残ってたカルピスウォーターと、カルピスサワーと、日本酒を混ぜてみました。そんなひどい味ではなかったです。


「桝富」は良かったす。渋谷にも支店が欲しいです。


京都シリーズは。もうちょっと続きます。


■京都の食べ物写真(前篇)


口内炎ができたのでチョコラBBを飲んでるのですが、本来は1日2錠のところを、「1日3回、食後に2錠ずつ」と勘違いしてました。ようするに、1日に6錠も飲んでました。

どうりで、減りが早いと思った〜 '`,、('∀`) '`,、

っていうのは早坂好恵のファーストアルバムのタイトルが『ぎゃふん』だったのと同じくらいどうでもいいことですので、おれ、さっさと、入る、本題。


では引き続き京都シリーズ。京都で食った食べ物の写真を載せていきます。

イノダコーヒ

これは有名な「イノダコーヒ」本店のスパゲティーです。ナポリタンもあるけど、こっちはホワイトソースのほう。イノダコーヒは、朝七時半にはもう観光客の列ができていた。

サンドイッチ

スクーリングがあった大学の、キャンパス内の喫茶店。エッグサンドとアイスコーヒー(画面右。かなり見づらいです)。おれは「土曜の午後の学校」ってのが大好きなのですが、この歳になっても土曜の午後の学校で昼食が食べることができてうれしい。ま、その気になればどこの大学の学食だって出入りできるわけですが…。

進々堂

京都市役所をちょっと北に行ったところにある喫茶店「進々堂」の朝食。630円なのに美味しくて、店員さんも丁寧で良かった。ちょっと変な色合いの写真ですみません。

黒蜜のかき氷

嵐山の天龍寺ちかくの小さな甘味処のかき氷。黒蜜がかかっている。この日は、ほんっっとに暑かったので、寺やら何やらを歩き回ったあとのこのかき氷は格別でした。このあと、口元に黒蜜を付けたまま歩いてしまったので、通りすがりのカップルの女のほうに笑われました。

梅おろし

東山の蕎麦屋にて。梅おろし。隣のテーブルでは、なんらかの研究をしているインド人のおばあさん(日本語は上手い)と、日本人の学芸員&助手らしき人々がなにやら話していました。

一蔵

朝4時に朝食。「一蔵」のラーメン。チャーシューがあぶられてます。それにしても半端な時間に食うラーメンはうまい。

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次回も京都の食べ物写真です。後篇です。


■XVOXX 出荷状況


今日は京都シリーズはちょっと一休みして、半蔵商店のCD-Rアルバム『XVOXX』についてのお知らせです。


昨日、秋葉原・eARS様に『XVOXX』を納品してきました。

アキバ土産としてもおすすめです。おでん缶と一緒にどうぞ(eARS様ではおでん缶は扱っていません。念のため…)。


また、中野・タコシェ様に『XVOXX』を納品した、と、ちょっと前に書いたのですが、先週の土曜日に早くも売り切れたそうです。ありがとうございます!

今月中にはまた納品しますので、もう少々お待ちください。


ひきつづき、『XVOXX』をよろしくお願いします(五体投地)。


# リミックス盤の作業も、だいぶスローペースながら進んでおります。
## 京都でも一曲、仕上げました。


■京都のモテないリュック(色違い)


清水寺の帰り、同じデザインのリュック(色違い)の男を発見。

さて、この京都旅行で感じたのが、自分が徐々に「一人旅の許される年齢」じゃなくなって来ている、ということです。

なんつーか、いい歳した独身男が一人で観光地をうろうろする、というのは、世間様にあまり歓迎されないもんですね。

と、これを読んで、「なにそれ? ただの被害妄想でしょ」と思った20代後半のおまえ。じゃあ、次の京都の観光シーズンは紅葉の時だから、11月の休日に一人で京都のお寺行ってみ? たぶん肩身狭いですから。


というわけで、男一人のぶらり寺めぐり in 京都は25くらいまでに済ませておきましょう。

その年齢を過ぎると、一人じゃいろんな面でつらいし、男二人だとゲイのカップルに間違われる。


ところで、お寺で一人で来てる男、というのは冴えないやつが多い。さんざん云ってるが、おれも含めて。

清水寺の夜間拝観の帰り、まあ、そんなもんに男一人で行く時点で問題外なんですが、「うわー。カップルばっかだなー」とか何とか思いながら歩いてると、おれと同じくいかにもモテなさそうな男が、一人で歩いてるのを見ました。そして、そいつが

自分とまったく同じデザインの色違いのリュック

を背負ってるのを発見した時は、「同志よ!」というか、同族嫌悪というか、このリュックけっこう安くなかったんだけどな…というか、いろんな感情が渦巻いて、なんだか情けなくなって、その場でフテ寝しそうになった。


なお、一人で寺に来てる女は美人が多く、女どうしのグループで寺に来てる女はそうでもない。ということも発見しました。

↑取り立てるほどの大発見ではなく、むしろ予想された結果ではあるが、後世の日本人のために書いておいた。


そうそう、龍安寺で見かけた女二人組は、石庭を見ながら、

「なんでこんだけで五百円(拝観料)すんねん〜」

「ほんまや〜。あと百円足して大阪城見た方がマシやんな〜」

などとおっしゃってました。


■京都のお寺のカップルについて


そう。京都のお寺にいって感じたことは、カップルが多いということです。

5月に行った時はそうでもなかったんですが、やはり夏休みだからか、お寺の境内はどこもナウでヤングなカップルが大量発生していました。

とくに、ね、夏休みには「ライトアップ」とかいって照明をつけて、夜間拝観ができるお寺があるんだけど、そこはもう、

カップルカップルカップルカップル、拙僧、カップルカップルカップル、

って感じでしたよ、人口分布図が。

あんなのに一人で出かけたおれがアホだった。もう、カップルからは通常の11倍の拝観料を徴集するとか、それっくらいした方がいいと思います。(←なんでだよ)


また、どんな山奥でも、どんな早朝でも、ヤングでナウなカップルは出没します。

早起きして京都駅からバスに乗り、50分くらいガタゴトとバスに揺られて、高山寺の朝8:30の開門一番に行ったんですが、そこにはすでにナウでカップルなヤングがいました。

朝6時の南禅寺どころか、朝5時半の法然院でもヤングがカップルがナウでした。法然院のカップルに限っていえば、雰囲気から察するに、たぶんSEXしに来てたと思う。このカシオミニを賭けてもいい。


仏教が日本の民衆レベルで受容されていく過程についての高度な考察でしめくくってしまいました。長くなったのでこの続きは次回へ。


■京都の寺録について


京都では、親戚のお坊さんであるTさんのお寺に行ってきました。

と云っても、親戚になったばかりなのでほぼ初対面だったのですが、話していて驚愕。

このT住職は、おれより三十ばかり年上なのですが、DTMが趣味で、自主制作でCDを何枚か作っていました。

しかも、某シンセサイザー会社とも仲が良く、新製品発表会に呼ばれたり、サンプラーの試作機を贈られたりしているらしいです。

しかも、お寺の境内に音楽用のプレハブを持ってました。(;´Д`)スゴイ
そしてそこには、それぞれに3台のシンセを積んだキーボードスタンドが2脚も…。


作務衣を着た、坊主頭(当たり前か)のお坊さんの口から「ボコーダ−」「パワードアンプ」「DAT」という言葉が出てくるのが新鮮でした。

そんなわけで、「DTMって、部屋も機材の一部だよね (*´・ω・)(・ω・`*)ネー」とかプレハブにて話してました。おれもいま、部屋の機材の配置にナンジュウしています。音楽用プレハブまでいかなくとも、音楽用に一部屋欲しいっす。


町から離れた山奥のお寺(そんなに山奥ではないですけどね。バスは走ってるから)ってのは音楽制作に打ち込めそうでもあります。実際、防音に気を遣う必要がまったくないそうです。

楽器の調達が大変かなと思いましたが、それも今ではネット通販とかもあるわけで、とくに問題なさそうです。

しかし、お寺で宅録、というか寺録してる住職って、あまりいないような気がします。フジテレビ系地方局の深夜ドキュメンタリーが一本つくれそうです。


帰り際、ファーストアルバムのCDをいただきました。

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おまけ。このお寺に行く前に、四条のものすごく昭和っぽい喫茶店(定食とかも出てくる感じの)で食べた、ものすごく昭和っぽいカツカレー。こういうのを食べながらビールを飲むのは、夏休みの昼食としては比較的正しい、と思う。

カツカレー


■京都のお寺の廊下の曲がり角について


(若人さざめく)

そのーきーしーべー (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚)♪

(緑濃き丘に)

としーふーりーしー (゚∀゚) (゚∀゚) (゚∀゚)♪


あっ、すいません。いま、みんなでモルダウの低音パートを練習してました。半蔵商店です。

我ながらどうかと思う書き出しでしたが、以前から予告していた通り、京都ネタのエントリをぼちぼちアップしていきます。


以前もこのブログに書いたと思うのですが、お寺の廊下が好きなんですよ、自分は。廊下の角を曲がる瞬間が最高に(・∀・)イイ!

まあ、必ずしもそうでもない場合もあったりするんですが、たいていの場合、お寺の廊下の角を曲がる瞬間は、良い。ちょっと大げさに書くけど、曲がる瞬間にストレスが軽くなる気さえする。

ま、前置きが長くなるのもなんなので、さっそく写真を載せていきます。ところどころ、やけに青っぽい写真がありますが、これは単におれの趣味で写真の色を調整してあるだけなので、あなたのモニタの不具合とかではないので、安心です。では、どうぞ。

(厳密にはお寺とは呼ばない建物もあるかもしれませんが、そこは大きい目でお願いします。あと、お寺の名前とかを間違ってたらすみません。)

まず大覚寺。2段階に、くっ、くっ、と曲がっているのがそそります。

大覚寺

大覚寺2

東寺の観智院。コンパクトかつ「入り組んでいる感」が良いです。この建物は、室内にミニ庭園があったりして密度が高い。ガイドブックによると、寺の代々のトップの住居だったそうです。

観智院

興正寺。自分としては、もっともスタンダード感がある廊下。

興正寺

興正寺2

知恩院。この写真とは別のお堂での話ですが、筋肉質でいかつい顔の坊さんが、ついたての裏で白衣一枚になって、しかも白衣を腰までたくし上げてトランクス丸出しで昼寝していました。拙僧にその手の趣味がなかったのが非常に残念です(´Д`;)ハァハァ

知恩院

南禅寺。上は南禅院、下は方丈(清涼殿)? だったかな。間違ってたらすみません。南禅院のほうはたしか廊下に上がれなかったのですが、細い廊下が庭園にマッチしてます。

南禅院

南禅寺

青蓮院。この廊下を曲がると、おれと同じくらいにモテなさそうなバックパッカーの青年がいた。頑張れ! というかむしろ、おれが頑張れ!

青蓮院

旅のしめくくりの東本願寺。ここはでかいので、廊下も曲がりごたえ/歩きごたえがあります。下の写真がなんかサイバーになってますね。

東本願寺

東本願寺2


これらの廊下を何百年も、小坊主が雑巾がけをし、若い修行僧が駆けたり、和尚さんが歩いてたりしてたんだなあ…とか、ふと想像するんですよ。寺とか仏教のことはぜんぜんわからないのに。

さて。いまだに市民権を得られないわれわれ「お寺の廊下の角メイニア」のために、ディアゴスティーニは、「週刊・お寺の廊下の角マガジン」を作ってほしい。

いや、週刊とは云いません。せめて季刊でもいいのでお願いします。


■明太オクラ等


■Tシャツを2枚、おしゃれに重ね着したとき、下のTシャツのなぜか左袖だけが右にくらべてやけに長くはみ出てて、ちょっとみっともないので必死に直そうとするが、なかなか袖がいい具合に引っこまず、結局みっともないままになっている――というこの現象はなんと呼べばいいんでしょうか。半蔵商店です。なかなか京都ネタにたどりつきません。


■今日は、こまごました話題を。


■ええ。拙宅に唐突に送られてきた日本酒のようなものは、仕事の取引先のI氏が、暑中見舞いで送ってくれたワインだということが判明しました。

仕事相手の人のフルネームって、日曜の昼に家でゴロゴロしてるときにはとっさに思い出せ無いなあ、正直。でも普通、こういうのって自宅じゃなくて会社宛てに送るよね……なんて文句付けたらバチがあたるな。

ただ、おれの部屋にはシンセやサンプラーのような基本的な電子楽器はあるが、冷蔵庫のようなハイテク精密機器は無いので、このワインはコップに氷を入れて飲むことに決定。


■ファミリーマートで気に入ってたオクラ納豆のパスタが無くなって、最近は「明太オクラ」なるパスタが並んでいる。
ま、これに納豆を投入すれば、けっきょく同じことなんですが。


■おとといの朝、家にいるとき、どこからか「ヴ〜ン」という耳障りではないが少々気になるモーター音が聞こえてきた。

てっきり斜め向かいの家の新築工事かなんかか、と思ったら、どうも違う。

お隣さんが掃除機でもかけてるのか、と耳を澄ませたけど、やっぱり違う。

なんだろうなこの音、と思いつつ数分後、何気なく自室のユニットバスに行ったところ、

電池切れのまま放置していたはずの電動鼻毛カッターが、なぜか動いていた。

ということで、ヴーンという音の出所は、この鼻毛カッターでした。勝因(?)は、スイッチを「ON」のまま放置していたことですかね。

しかし、なぜ手も触れてないのに再び動き始めたのかはけっこう謎。なんかの虫の報せとかですかね。


■XVOXX 秋の出荷


出荷

『XVOXX』が再プレスされました。家でCD-Rを一枚一枚手焼きしているのに「再プレス」とか云ってすみません。ただいま、世界各国(中野、秋葉原)に出荷中です。


日曜日は、中野のタコシェ様に納品してきました。ブロードウェイ方面にお立ち寄りの方はぜひ。

また、来週は秋葉原のeARS様にも納品する予定です。


■逆さ賢人・イーガス(『超時空コロダスタン旅行記』より)


すいません! さっきエントリを書いたばかりなのにまたエントリを書きますからちょっとそこ座れ。はい、いまから音楽の話について書きますよ。はい。


あの、『超時空コロダスタン旅行記』というアルバムがあって、これ昭和に出たアルバムなんですけど、これを昨年末に借りたんですよレンタル屋で。マッシュアップづくりのネタとして。

で、おれは、この中の「HOPE」「月世界旅行」という2曲だけしか聞いてなかったんですよ。この2曲にしか興味なかったから。当時は。


でも、ですね、さっき、これに入ってる「逆さ賢人・イーガス」という、レンタルCDからハードディスクにコピーしたまま一回も聴いてなかった曲を聴いたんですよ。何気なく。iTunesで。

そしたら、あんた、これが良い。超良い。やばい、地元の友達に電話したくなってきた。それくらい良い。4回、立て続けに聞いた。これから5回目聞く。こんなに、こう、一気に持ってかれた曲ってどれくらい久しぶりですかね。


おれはこの曲/アルバムについて細かいことはよく知らない。ぐぐれば、よりくわしい情報が得られるだろう。でもいまはぐぐらん。聴くことに集中する。します。

「君だね/ぼくだね」っていう部分が特に良いです。


いい曲だ。「人類が音楽という土俵でできることは、まだまだある」とかまで、なんの保険もかけずに云っちゃうよ。シラフなのに。

そして、この曲を聴いた上で、なおもこの意見に反対するやつは、北欧の政治家でも引っぱたくよ、おれは。


いい曲なので、「CDなんか、HDにコピーしたファイルがあればいいや」と常々思ってるおれも、このアルバムはCDで欲しくなってきました。

でも、このアルバムのCDは今年の2月に再発したばかりなのに、すでに廃盤……。ヤフオクでもAmazonでもプレミアムが。


で、おれ、このアルバム、実はLPで6年くらい前に買ってるんですけど、一回も聴かずに売りました(しかもわりと最近)。まあ、そもそもレコードプレーヤーを持ってないんだけどね。何やってんだ、おれ。


うーん。今晩中にXVOXXを15枚焼くんだけど、ついでに、明日はソファーを引き取りに家具屋さんがうちに来るから部屋も片づけなきゃいけないんだけど、いまはただヘッドフォンでもっとこの曲を聴いておきたいっす。


■家内制手工業


イラレの画面

ジャケットなど

ただいま、『XVOXX』を増産中です。

ジャケは会社のMacとプリンタで印刷して、自宅でCD-Rを焼いてます。


おまけ。渋谷で、ヒップホップ系のタギングやら手作りステッカーやらに交じって、こんなのが貼られてました。「STOP SNITCHIN!!」だそうです。

渋谷にて


■イトコニュース!


P(プロデューサー)「はい、じゃあ、今日はこれで解散です。みなさんお疲れさまでしたー」

全員「お疲れさまでしたー」

P「あ、ちょっと冥王星くんちょっと残ってくれる?」

冥「あ、はい」

P「あのさ、十月の改変でさ、うちの番組がリニューアルするの知ってるよね?」

冥「あ、はい、聞いてます」

P「それでさ、悪いんだけど、君、おりてもらうことにしたから」

冥「えっ……、そんな、あの

P「ほら、今みたいにネタだけの番組じゃなくて、企画ありロケありの番組にしてくからさ、君の芸風だと逆にやりづらいかなー、と思って」

冥「えっ、いや、でも、ぼくは結構そういうのも、

P「ぼくもねー、君のあるあるネタはかなり好きなんだけどさー、上の意向もあってねー」

冥「いやっ、あるある以外にも、いま、ぼく、結構いろんな、

P「ほんと、申し訳ないけどそういうことで。あ、来月twlで単独(ライブ)やるんだってね。時間あったら行くから。じゃそういうことでよろしくー」

冥「………………………………」




という感じの文章は他のテキストサイトとかに任せて本題に入ります半蔵商店です。前置きが長くてすみません。しかも本文に一切関係ありません。





さて本題。当ブログからブレイクした(していない)名物キャラクターの従妹についてです。

一時期は声優をめざしてたり、新年の神社のおみくじで2回立て続けに「凶」を引いたり、タレントのエキストラの事務所に登録したら登録料として50万払わされたりと大活躍だったのですが、その後、某シャンプー会社の子会社で販売員を勤めている、という、意外にも(←失礼)まっとうな人生を歩み始めました。よかったよかった。





と思ったら、いつの間にかこの会社を辞めて沖縄に帰ってました。一言ぐらい云ってくれよ…。

でもこないだ、久しぶりにメールしたら、受け応えの文面がだいぶまともになってたので、成長してるな、と思った。ちなみにいまは、運転免許を取ってるそうです。





そして、昨日のエントリにも書いた、バンドをやっている従弟なのですが、彼がメインでやってたバンドは今、メンバーの脱退により活動休止中です。

そのため、サイドワークとしてやってた別のバンドに専念しようとしてたのですが、このバンドもメンバーの就職&結婚で解散が決まってしまいました(おれがおととい見たライブが、このバンドの最後のライブだったようです)。





従弟はいま、音楽を止めて沖縄に戻ろうかどうか迷ってるみたいです。スチャダラパーの「From 喜怒哀楽」という曲の、

「25までにモノにならなかったら、田舎に帰る約束だったんだ」

という歌詞を思い出しました。





なお、明日日曜日は、九州の従弟が所用で三日間ばかり上京してくるので、高円寺にてイトコみんなが集まるイトコサミット '93が開催されます。

なぜ「'93」かというと、1993年が好きだからです。おれが。


■トーキンロック


おれとしては珍しく、木曜と金曜は二日ともロックのライブに行って来ました。
( ´д)人(´д`)人(д` )イエー


木曜は新宿のライブハウスで、従弟がボーカルをやってるバンドのライブを見てきました。正統派のロックだった。ベースの人の腕全体にイレズミが入ってたので、あれじゃ日常生活で苦労するんじゃないか、と気になりました。

あと、ドラムの人はおれと初対面なのに、会って4秒後にはいきなりビールをおごってくれたので、超いい人だと思います。


従弟たちの前に出てたバンドが面白かった。ボーカル兼ギターの人が、「とろサーモン」の久保田みたいなルックスだったんですが、それがなかなかに熱い唄&ギターだった。「かっこよくなくてもロックのステージに立っていいんだ!」というサンボマスター以降の流れを汲む、たいへんに'00年代中盤的なバンドだったと思います。なんつって。

この人はステージ上で、客席の方ではなくずっと横を向いているのがデフォルト、というのも不思議だった。


それにしても、ライブハウスで飲むビールとコーラは美味いですね。


そして今日金曜日は、諸般の事情で中野サンプラザにロードオブメジャーのライブを、妹と見に行きました。兄妹でライブに行くやつもあんまりいないと思うが、ここらへんは話すと長いので割愛しますね。

ロードオブメジャーの人たちはまだ若いのに、サンプラザ中の観客をちゃんと引っ張っていて偉いな、と思いました。

拙僧も一度くらいは、エレクトロニカを演奏するものとして、サンプラザ中野のステージ上でスポットライトを浴びながら、ギターソロじゃなくてノートパソコンソロやら、マウスソロを披露したいものであります←誰が見に行くんだそんなの。


でも、あるチップチューンのイベントでは、外人ゲームボーイソロでクラブ中が盛り上がってたのを見たことあるし、そういえばクラフトワークは二十数年前にはすでにステージ上で電卓ソロをやっていたわけで、打ち込み派の人もあきらめてはいけない、と思いました。変なまとめ方になってしまってすみません。


■一蘭? (゚д゚)


一蘭

ものすごく久しぶりに、一蘭へ行ってきた。ちなみに渋谷店。

このラーメン店は、福岡発祥なので、麺のお代わり「替え玉」ができる。あと、味も自分の好みに合わせて細かく調整できる(注文の直前にオーダー用紙を渡されるので、それにいろいろ書き込むのです)。


おれは学生時代は福岡にいたので、この店には何回か行ったことはあるし、東京に来てからも足を運んでいるんだけども、この一蘭に行って、満足して帰ってきた試しがあまり無い。

一蘭のどこに満足できないかというと、たとえばまず、その量の少なさからくるコストパフォーマンスの悪さで、本格的に腹の虫をおさめようとすると、千円ぐらいになってしまう。

そのため、とくにラーメン大好きってわけでもないおれは、「他の料理を食べれば良かったかなー」と、高い確率で反省することになる。

今日も、どうせあとから後悔することになるんだなー。と思いながら一蘭に行ってきた。

(゚д゚)<じゃあ最初から行くんじゃねえよ! なんでわざわざ行くんだ?

おっしゃる通りなんですけどね。その理由はまたあとで。


今日は「薄味」「こってり度なし」で発注したのがまずかったのか、「たれ1/2倍」にとどめていたにもかかわらず、スープの味が唐辛子に完全に負けているラーメンが出てきた。やたら唐辛子の味が舌に付く。

そんなスープで、3回も替え玉を頼んだ。つまり、トータルで4玉も麺を食ったってことですね。

(゚д゚)<文句付けてるくせに、4玉も食ってるんじゃねえよ!

いや、聞いてください。うまいから4玉も食ったわけでもない(もちろんまずいわけでもない。まずかったら4玉は食えない)。

じゃあ、なぜおれは4玉も食ったか。


たいていの場合、食事の終わりにはなにがしかの達成感というか満足感というものが得られる。

たとえば昨日は、おれはすき家でチーズカレー(並盛り)を頼んだ。並盛りという量にもかかわらず、食べた後には
「あー、食べ終わったー。(´∀`)」
という満足感がちゃんとあった。たいていの食事は、このように胃だけではなく精神的にも満たされるもんである(もちろん外食に限りません。食事全般に云えることです)。


しかし、一蘭のラーメンには、その満足感が食べても食べてもやって来ない。なんか、胃袋にただ延々と麺を投入しているだけ、という不毛な作業をやっている感じがする。

満足感が得られないので「あれ? 量が足りなかったのかな?」と、替え玉を発注して食う。しかしそれでも満足感がやってこない。そのため替え玉を発注して食う。しかしそれでも――と、このループで、4玉も食ってしまいました。


では、なぜ満足感が得られなかったか、と考えたのですが、これは、一蘭独自の「店員&他の客の顔が一切見えないシステム」に原因があると思う。やはり、あれはヒトが食事する場所として不自然だと思う。

その不自然さが、「食事をし終わった気」にさせてくれないので、満足感が得られないのではないか――と考えたんですが、どうでしょう。


だって、店員は顔を見せず、ノレンの向こうからニュッと手首を出すだけだし(天才バカボンの「手首だけ家族」のエピソード思い出すなあ。実際には見たこと無いけど)、他の客の様子も一切うかがえないし。

「自分以外のヒトがいるのに、いないという設定になってる感」が妙だ。よく考えると。


で、なぜそんな一蘭に懲りずに行くか、というと。

一蘭は、なまじ自分で量や味を調節できるぶん、「前回は負けたけど、今回は味と量をちょっと変えて挑戦してみよう。そして、前回の負けを取り戻そう」と、変に逆転を狙ってしまうの心理が働いてしまうのではないか、と。そして負け続ける、と。

(といっても、年に2回くらいしか行かないですが。)

(といっても、もう行かないですが。)

(といっても、半年くらいしたらまた行くかもしれませんが。)


■かくして、おれは1300円(ラーメン+ネギ+替玉×3)を投じて、たいして面白みのない食事をし、重くなった胃を抱えて次の用事がある新宿へと向かったのでした。

どうせ新宿行くなら、どうせ1300円も払うなら、「すずや」のとんかつ茶漬けでも食べればよかったな…ぶつぶつ…。


■食べ物の話になると、しつこくてすみません。最後まで読んでくれた人は偉い。たぶん出世すると思います。


■ご利用は計画的に


京都の写真をいろいろ載せようとしたのですが、きょうは画期的に眠いのでこの一枚だけにしておきます。

家族計画に/リンクルゼロゼロ

「家族計画に。リンクルゼロゼロ 不二ラテックス」と書いてあります。薬屋の軒先で見つけた看板です。なんに使う商品の看板だか、さっぱり見当も付きませんが、図案化された親子のシルエットがナウいと思います。


■パブロン リッカー ホウテイン


昨日、久しぶりに仕事でもしてみるか、と会社にいったんですが、午後2時くらいから風邪を引き始めました。1時半にはなんともなかったのに、2時半には鼻水が止まらなくなっていました。熱とか咳とかはないんだけど、鼻水が延々と。

なので昨日は、これも久しぶりのジムも休んで、カレーうどんを食べて、コンパクトディスクを買って、リンゴジュースとパブロン飲んで、家で養生していました。九時半には寝ました。


これはたぶん、体のOSが、「京都夏休み篇」から、「渋谷で仕事Ver.」に書き換わっていってるんだと思う。体の悪いところにパッチをあてていってるというか……なんとなく。

↑こういう比喩は最初の5秒で相手に伝わらなかったら、そのあとどんなに説明しても伝わらないから、パーティー会場とかでは気を付けた方が良いよ>俺


けさ起きたら、鼻水は多少軽くなったけど、頭がまだボーっとする。やれやれ。


おまけ。昨日買ったコンパクトディスク。

・オウテカ/Garbage
・カオスA.D./Buzz Caner
・エイフェックス・ツイン/WindowLicker
・DMX Krew/Ffressshh!
・セイバーズ オブ パラダイス/Versus
・リッチー ホウテイン/DE9|Closer to The Edit

ヒトが聴いてたレコードをあんまり聴いてないので(威張ることじゃないが、責められることでもない)、いまはこういうのを買ったり聴いたり。


■レポート テストロ ケットマン


土曜日は、午前三時に起きて、オリエンタルラジオのラジオを聴きながら、例の通信制大学のレポート(1600字)を書き始める。仮眠。起きる。またレポート書く。十一時ごろ書き上がったので印刷。豊島郵便局に提出。レコード店をいくつかまとめて回ったのち、家でテスト勉強。


そして今日は、T区のT大学に、ようするに豊島区の大正大学にテストを受けに行ってきました。イニシャルにする意味はあったのか。

ちなみに、通信制の大学では、テストをこのように全国各地の会場で受けることができます。蛇足ながら。


というわけで今日は、久しぶりに、解答用紙を配られている間のあの雰囲気を味わってしまった。

しかし、レポートだのテストだの、学生時代に戻った気分です。戻りたかないけど。


キャンパスには、日曜日なのにサークルの学生がいた。

揃いのTシャツを着て談笑しているサークルの集団とかを見ると、わずか5ナノ秒の間に16ヶほど大学時代の負の思い出がよみがえってきたけど、おれは強い子だから、我慢した。そこはほら、社会人だから、もう。こらえないと。


そういえばテストを受ける前、大学から徒歩5分くらいの喫茶店で昼メシの明太子スパゲティーを食べていたら、店内のラジオからラムライダーっぽい曲が流れてきた。聞いてたら、ラムライダーじゃなくてふかわりょうのロケットマンの新曲だった。びっくりですよね。


そういえば肝心のテストですが、ヤマを若干はずしてました。びっくりですよね。


ところで、明日からしばらく京都ネタを書いていきたいと思います。


■バック イン トキオ


狗児雛形
▲自分用土産。高山寺の狗児雛形。

TB-303の影響を受けてるセミっているよな。あのポルタメントの効かせ方とか。半蔵商店です。


東京に戻ってきました。写真の犬の置物は、ガイドブックに載ってたのを見てて欲しくなってしまって、高山寺まで買いに行きました。しかも2体。


さて。今回の7泊8日京都旅行は、採点するなら70点くらいでした。

ハードウェア面では、きっかり一ヶ月前に新幹線&ウィークリーマンションを予約、となかなか悪くなかったです。

ですが、ソフトウェア面はちょっと弱かったです。どこへ行くか、という計画をあまり立ててなく、たとえば初日は朝11時に京都に着いたのに、街を無駄にウロウロするばかりでほとんど収穫無く過ごしてしまいました。ようやくガイドブックを買ったのが2日目の夜、という段取りの悪さ。

それから、バスと電車の路線図をもうちょっと勉強すれば良かった。今日も、新田辺駅(近鉄)と京田辺駅(JR)をごっちゃにしてしまって……まあくわしくは省きますが、一休さんの寺に行けませんでした。

まあ、要するに下調べはきちんとしろ>俺、ということなんだけど。


あと、一人旅って3泊ぐらいが限界だな。7泊も一人でいるとちょっと寂しい。旅行というかもはや修行、と感じた瞬間も無くはなかった。


あと、送り火は花見みたいなもんで、一人で見に行っても超しょうがないことが分かった。

【8/19 付記】
よく考えたら(よく考えなくとも)、送り火というのは地元の人々がご先祖様の霊を送るための行事で、観光客のための見世物でも何でもないんだよな(だから、「一人で見てもつまんないよー」なんて、問題外もはなはだしい感想ですな。失敬)。現場は花火大会みたいな騒ぎだったけど、次からは行かない。見るとしても、ホテルとかからひっそりと見るだけにする。あれはネイティブ京都人のためのものだから、観光客は大人しくしてないと。そういうことにいまさら気づいてすいません。



あと、タクシーを止める決断力が自分には欠ける気がした。云うまでもなく、タクシーに乗った方が時間&体力面からするとトク、ということも往々にしてあるんですが、「タクシー=身分不相応な贅沢品」という考え方が、タクシーを止める手を鈍らせる。


あと、東山駅を出てすぐの蕎麦屋が良かった。3回行きました。今日、4回目の訪問をしようとしたけど、近くまで来てなんとなく止めた。


あと、一日の始めにとりあえずバス・地下鉄の乗り放題カードを買っておくと、フットワークが軽くなることが分かった。


70点の旅とはいえ、初めてのお寺にもあちこち行けたし、そこそこ美味いものも食べられたし、悪くはなかったです。


7泊もすりゃ十分だと思ってたんだけど、滞在中に見たいものがどんどん増えてきて、けっきょく7泊じゃ足りなくなりました。


で、東京のデザイナーズ木造アパートに帰ってきて、たまたまテレビを点けたら、NHKで京都の特番をやってた。パックンとかが出てた「外人用京都ガイド」みたいなやつ。

それ見てたら、京都に行きてえ、とちょっと思ってしまった。


えー、まとまらない文ですが、そんな感じです。


■六千円


今日も寺をあちこち回って、「お肉屋さんのハンバーグ」という、キャッチコピーかなんかかと思ったらそういう名前の店に行ってチーズハンバーグを食べ、部屋に帰って食わず嫌いを音を消したまま見てたらいつのまにかうたた寝してまして。


で、11時半ごろなんとなく起きてケータイをふと見ると、ヤフオクからのアラートメール(あらかじめ登録しておくと、自分の欲しい商品が出品されたときにメールで連絡が来る)が入ってて。

それが、前々からさがしてた廃盤のアンビエントのCDで。


それでネット喫茶にやってきたのですが。

そのCD、4000円スタートの6000円即決でした(つまり、実質6000円で購入できる、の意)。六千。微妙だな…。

しかし、これからも探し続ける心理的コストを考えると安いかもしれないし、これから先、このCDが再発されたとしても、そのころにはもう聞きたくなくなってるかもしれないし。


と、こんな感じで明日は京都旅行最終日です。一休さんのお寺行ってきます。


■送り火


京都の送り火、というのを生まれて初めて見てきました。

京都好きの同期が「送り火はいいよー。京都の夏が、というか日本の夏が終わるんだ、って気になるよー」と大絶賛だったもので、ちょうど京都にいるし、一度見ておこうと。


送り火

▲午后八時十四分 出町柳駅ちかくにて。


「大」と、写真には写ってませんが「法」を見ることができました。

しかし、話には聞いてたがすごい人出だった。駅周辺はマラソンのスタート直後のように混みっぱなしだった。


暗くて足もとが見えにくいという物理的な事情と、送り火をはっきり見たいという自己中心的な欲求が相まって、通路の一部と間違えて他人様の敷いてるビニールシートに踏み入ってしまったり、ちゃんと場所取りをして座ってる人の前に立って注意されたり、と、恥ずかしいことをやらかしてしまって超ごめんなさい。いい歳して。ほんとに申し訳なかったっす。もう二度としないので、京都人のみなさん許してください。


■京都写真


せっかく京都に来てるので、延暦寺で観光客がつく鐘の音を24bit/96khzの高音質で録音したりしてます。半蔵です。なにやってんだ。


昨日は2時半起きで、タクシーで一蔵というラーメン屋で腹ごしらえして、再びタクシーで法然院に行きました。朝霧がたちこめるお寺の境内、ってのが見たかったので。

でも霧は見られませんでした。まあ、大雨の翌日とかじゃないと見られないよな、そりゃ。それでも「もしかすると…」みたいに期待するところがあったのでタクシー代2800円も出してしまった。

なおこの後、いったん部屋に帰って仮眠してから、延暦寺を東塔・西塔・横川と3エリアとも見物して帰ってきて、疲れのあまり7時半に寝てしまいました。


では、これまでに京都で撮った写真を載せておきます。

食べ物
食べものです。


生きもの
生きものです。


町
町です。


山
山です。


店
お店です。


■なぜか掲示板を復旧


京都出発前で忙しいはずなのに、掲示板を復旧させてみました。
【→こちら】
というか、掲示板とかBBSとかって響きがもう懐かしい。90年代後半って感じだ。いま、あれでしょ? メッセンジャーとかやるんでしょ? 若い人って。

さてこのたび掲示板を、スパムがやって来にくいように段ボールやガムテープで補強しておきましたうわ書きながら失敗だと思ったよこれ。なに段ボールやガムテープでって。



さて、これから荷造りするのですが、こういうときって気を付けていてもなにかを忘れてるもんですよね。

今回は何を忘れるんでしょうか。荷造り前から不安です。


■明日から夏休みです


レポートを書く筆者
▲部屋で淡々と3200字のレポートを書く筆者

明日から18日までそうだ京都いってきます。半蔵商店です。


そう。なんで京都行くかといいますと。

このブログでは云ってなかったんですが、おれはいま、京都のとある大学の通信教育学部の講座を受講してるんですよ。

前に書いた「3200字のレポートがどうのこうの」というのは、この通信教育の課題のレポートことです。


そして夏は、スクーリングといって、通信学部の受講生も実際に大学のキャンパスまで足を運んで、授業を受けることになってます。


なんでこんなことをしてるかといいますと、資格の取得ために必要な勉強だからです。

なんで資格を取得するかというと、ほら、おれの会社がある朝、出社したとたんに

社長「えー、我が社は今日で倒産することになりました☆ (・ω・)ゞ」

社員一同「ズコー ヽ(・ω・)/ ヽ(・ω・)/ ヽ(・ω・)/ ヽ(・ω・)/」

ってならないとも限らないじゃないですか、この時代。


そんな、サラリーマン的なリスクマネジメントの一環として、京都に行ってきます。


といっても、スクーリングは一日だけなので、京都ではゆっくりできそうです。

といっても、滞在中にも1600字のレポートがあったり、東京に帰ってすぐ試験があったりするので、ゆっくりしすぎるのも考え物です。


さて今回の京都は、あっちこっちのお寺をめぐるのではなく、京都の市街地でただボーッと普通の生活をする、ってのもいいなあとちょっと思ってる。

ウィークリーマンション(というか雑居ビルの一室)が予約できたので宿は万全ですが、ネット環境がないので、ブログの更新はネット喫茶でしようと思います。余裕があれば。


えー、あと、最近アナログシンセが欲しくなってきたとか、いろいろ書きたいことはあるんですが、旅の準備があるので、またいずれ。


■日本のテクノ黎明期


ラストフロントの「グリーンタワー」を買いました。
( ´д)人(´д`)人(д` )イエー

とれま とれま・拡大

これはどういうレコードかと説明しますと、田中フミヤという人がやってるテクノレーベル「とれまレコード」の第一作で、日本のテクノ黎明期に発売され(平成五年)、かつプレス枚数が少ないため(五百枚)、手に入れるのは杏里の「キャッツアイ」の「♪ミラーがどこかで割れるよ〜」の部分を完璧に唄いこなすよりも難しい一枚です。

時期によってはけっこうなプレミアムが付いてたそうですが、おれはそれどころか、東京に住むまで見たことすらなかった。

ですが、まあ、このたび渋谷で、え、いいんですか、この値段で、なんかすいません、どうも、という価格で無事に手に入れたと。よかったよかった(というか、再発かブートかも。といっても、再発の話もブートの話も、ちょっと聞いたことがない。)

ちなみに、電気グループの石野卓球も変名で参加しています。



たしかこのレコードは、フミヤが東洋化成にプレスを直接頼んだところ、「個人からの注文は受け付けない」と断られたのを無理云ってなんとかプレスしてもらった。

と、昔のロッキンオンジャパンに書いてあった。以上思い出話。



こういうエントリを書くと、なんか誤解して「ブログで読んだんだけど、杏里のすごい珍しいレコード買ったんだって?」みたいなことを云うヒトがいるから面白いっす。こういうナナメ読みの魔力って、広告のコピーとかに応用できそうです。


# ”とれま”およびこのレコードについてくわしいブログがあったので、こちらを。
## 五百枚しかプレスしなかった、ってのはこちらのブログで初めて知りました。


■ダイエット中はむしろ大食いを


先週は、イタリア料理を食べ過ぎたりラーメン二郎を食べたりしてたのですが、昨日体重を測ったら、先週より1キロ落ちてました。


ちゃんと節食してれば、週に2回は大食いしてもダイエットに影響なし、ということです。たぶん。おそらく。断言できませんが。


ダイエット中の大食いは、味覚的にも胃袋的にも楽しいし、あと、「自分のストイックな食生活を、他人に自慢したり勧めてきたりするイヤなやつ」になる危険性も低くなるのでおすすめです。


■いま七時半


昨日は夜九時前には寝てしまって、起きたら今朝の五時でした。びっくりですよね。

なんか、早朝からけっこうな夕立でした。雷とかも鳴ってました。


■世界の終りとトゥーザハーブス・ワンダーランド


Technics SL-1200 mk5

調子こいてる美大生を見ると、そいつの顔面をテクニクス SL-1200 mk5のカドでぶん殴りたくなります。半蔵商店です。

しかも、そいつの制作物が「変な衣装を着て街でパフォーマンスする系のビデオ」とかだったら、もう陪審員の皆様も

「ノット ギルティー!」(゜∀゜) (゜∀゜) (゜∀゜)

って云ってくれると思う。


さて先週は、お笑いのライブをも我慢して、先月に引き続き3200字のレポートを書いてました(※なぜこんなレポートを書いてるのかについては、またいずれ。ちなみに先月とは別のレポートです。念のため)。

それで、土曜の朝にレポートがやっとこ書き上がったので、OL語でいうところの「自分へのご褒美」として、イタリア料理を食べに行きました。

なんでイタリア料理かというと、村上春樹の小説『世界の終わりとハードボイルドなんとかかんとか』に、主人公と連れの女が大量のイタリア料理を食する場面があるので、前々からそういう食い方をしたかったからです。


そんなわけで土曜の昼は、外苑前のイタリア料理屋にいました。といっても、トゥーザハーブスだけどな。値段をそれほど気にせず済むと云うことで。

シーザーサラダ

フリット盛り合わせ

トマトとモツァレラのなんとか

何とかと何とかのピザ

小エビのパスタ

エスプレッソ

バナナのケーキ。チョコレートを添えて。

ほんとはその小説のように、魚とかリゾットも食べたかったけど、こんだけ食ったらさすがに満腹になった。


しかし、おれという人間は、食べ物を自分への報酬に設定することで、けっこう頑張っちゃうんだなあと改めて思った。ガキだよな、ほんと…。安上がり、とも云えるな。


なお、『世界の終りと…』に出てくる主人公と女は、イタリア料理屋で大量に食したあと、さらに女の家で二人で冷凍ピザを食い、そのうえ3回セックスします。どんな体力だよそれ。あやかりたいあやかりたい。


# この店、デザートにケーキとエスプレッソを同時に発注したら、
# まずエスプレッソを持ってきて、その数分後にケーキが出てきた。
# 普通、ケーキが終わってからエスプレッソを出すんじゃないか?
## と思ったが、最初っからそういう風に頼めばいいんですかそうですか。


■明日更新します


きょうは、たくさん食べたり、たくさん歩いたりしたので眠いですので、更新は明日します。

おまけ。ネットで拾った画像。

べつに笑える画像とかじゃないんだけど、うまいことをセリフを付けたら面白そうだけど、嗚呼そういえば来週は京都だな、おれ。

なんの準備もしてないぞ。(;´Д`)


■フロッピーでエレクトロニカ


It's your pain or my pain or somebody's pain. 半蔵商店です。


といった意味も含めまして、会社のMacのフロッピーディスクドライブ(以下FDD。←断るまでもないか…)が壊れたんですよ。フロッピーの内容が読み込めないばかりか、フロッピーがディスクドライブに閉じこめられて出てこない、という実に至れり尽くせりなことになってます。なにやってんだ貴様。


しかし、この壊れたFDDがけっこうクセモノで、ディスクを読み込むという最低限のこともできないくせに、電源を入れたとたん、妙にエレクトロニカな音を奏でるんですよ。

とりあえず、録音しておきました。(1分/mp3/1.37MB)

なんのエフェクトも編集もしてないのにこの有様ですよ。これはもう、あれですよ、レーベルによっては曲として成立してますよ。コンピの一曲ですよ。もうあれだ、このFDDは楽器だ。そのうち捨てるけど。


おれが、この音声ファイルを北欧のそれっぽいレーベルにデモテープとして送ってみたりして、その後日談をフォントの色や大きさをいじりつつおもしろおかしく書いたりするような、気の利いたブロガーだったらよかったのに。


■「小岩井 はちみつオ・レ」ってのが美味いです


会社の別のフロアにいる、あまり顔を合わせる機会のないヒトと久々に会話したところ、

「やせたねー……………着ぐるみを脱いだみたい」

と云われた。'`,、('∀`) '`,、

そんなに太ってましたか。というか着ぐるみだったのか、おれは。


ファミリーマートに足を踏み入れたとたん、もう、ほとんど無意識で冷やし麺の棚に直行し、なんの迷いもなく例のオクラ納豆サラダスパゲティを手にしている自分に気づいた。あれですよ、もうオートパイロット。


DTMの話。

ReasonかReaktorか、それともLiveかなあ、と迷っていたら、きょう、Tracktionという選択肢がまた増えてしまった。

というか、去年買って2時間しか使ってないFL Studioをちゃんと使いこなせって話ですよ。しかもXXLエディション(=音色が通常版よりも多めに入ってるやつ)。

ひょっとしておれは、オンガクをやりたいのではなく、単にDTMソフトを集めたいだけなのか?


■ラーメン二郎 池袋東口店


昼ごろ仕事中にラーメンが食いたくなったので、食いたくなったものはしょうがないので、会社帰りに、こないだ行きそびれた池袋の「ラーメン二郎」に食べに行ってきました。


食べに行く前にちょっとネットで調べてみたところ、このラーメン二郎、はまる人はとことんはまるラーメンのようで、二郎各店を食べ歩くブログまでも存在しました。(以下、リンク先のブログ/サイト様のお名前は割愛します。)

例1例2例3例4


また、たいへんに奥が深い店らしく、その店内でのルールというか作法というか、そういうガイドラインをまとめたページも複数みうけられました。

例1例2例3

め、めんどくさそう……(;´Д`)

正直、これらのページを発見した時点で、食べに行く気が若干そがれた。が、おれは強い子だから、そんな厳しい店内ルールやクリリンの死を乗り越えて、食べに行くことにした。


で、実際に店に行って来ました。そんな敷居の高い雰囲気ではなかったです。店にはすでに七名くらいの人が並んで待ってました。

で、食券を買って列に並ぶ。数十秒後、店の人に「食券をお預かりします」みたいなことを云われるので、「あ、はい」と素直に手渡す。これで第一関門クリア。


10分ぐらい、おとなしく並ぶ。


席が空いたので、座る。待つこと数分、お店の人に「トッピングは…?」と訊かれるので、ニンニクを発注。第二関門クリア。

さらに待つこと数分。ラーメン二郎が運ばれてきました。想像はしてたけど、やはりでかいです。

ラーメン二郎

考えてみれば、ラーメン二郎の写真などとっくにネット中にあふれてるわけで、わざわざおれが今さら載せなくてもいいんだけど、一人でラーメン屋に来てるサラリーマンがブログ用に食べる直前のラーメンの写真をデジカメで撮る、というグローバルなレベルでこっぱずかしいシチュエーションを経てせっかく撮った写真なので、載せました。


有楽町ジャポネのパスタのように太い麺。一蘭で云うところの「超こってり」レベルがデフォルトの脂ぎったスープ。肉と云うよりは肉塊と呼びたい豚肉。とくに変わったところはなく煮込まれたキャベツとモヤシ。これが二郎のラーメンを構成しています。

今回はこれにトッピングのニンニク(みじん切り)と、オプションの味つき卵を乗せております。


食べてみると、太い麺と脂っぽいスープという組み合わせが、沖縄そばというか長崎のちゃんぽんみたいな感じもします。

で、脂をハネさせないよう、注意深く麺をすすっていきます。


麺と具を食べ終わった後、レンゲで味付けの濃いスープを飲んでると、これがなぜかなかなか止まらない。あと一口、あと一口、あと一口……という具合に後を引きます。

腎臓の健康も考え、スープはこれくらいにして、お冷やを飲み干して、ピッチャーからもうちょっとだけお冷やを注いで、それも飲み干して、席を立ちました。胃が重い。


まとめ。ラーメン二郎は、正統派のラーメンとはまた違ったおいしさがありました。自分としては、麺は博多天神のような細めがいいなー、と思いつつも、炭水化物をがっつり食べたいときとかは、また二郎に行きそうな気がします。


そしてうちに帰って郵便受けを開けると父親から手紙が届いてて、手紙といっしょになぜか二千円札が同封されていました。


■すいません


最強に眠まってるので、おとなしく寝ます。すいません。
(8/2 00:27 記)


■オクラ納豆


極楽とんぼの山本を最近テレビで見ないんだけど、どうしちゃったんですかね?

っていう書き出しはアリですかね?


オクラ納豆


この、ファミリーマートで売ってる「オクラ納豆サラダスパゲティ」というのが気に入って、この三日間で四個食べてます。

冷やしたパスタにめんつゆをかけ、納豆とオクラと和えます。この時、付け合わせの漬物もいっしょに混ぜるのが個人的なポイントです。

美味しいけど、買うたびに「これってスーパーで材料買ってきて、自分で作ったら半額以下で済むんだろうなあ」と考えてしまって。いかんよなあ。コンビニで買ったなら買ったで、そういうこと考えない方が幸せに近づけるのに。



あと、同じくファミリーマートのとろろそばに、納豆を乗せたら納豆とろろそばになる! という発見をしてしまったため、これもこの土日で二回食べました。ファミリーマートに食生活たよりすぎです。しかも冷やし麺限定で。

まあビックリチキンカツ弁当よりは健康に良さそうだということで。

ちなみに、とろろそばに乗せる納豆は、小粒ではなくひき割りを選ぶのが個人的なポイントです。


■東京都消費生活総合センター (03)3235-1155


■昼ごろ、拙僧の住む高級木造アパートにペリカン便がやってきた。


■てっきり、毎月注文しているミネラルウォーターのケースが届いたのかと思ったら、荷物はミネラルウォーターではなく、日本酒のような物だった。しかもノシのような物も貼り付けてある。

(;´Д`)ナニコレ


■通信販売をした覚えもなく、そういう物が当たる懸賞やらモニターに応募した覚えも一切無い。


■そして差出人は、台東区のIという人だった。おれは台東区に知り合いはいない(…と思う)し、Iという名前の人も知り合いにはいない(…ように思う)。

そもそも通信販売とか懸賞だったら、差出人の欄にはその企業名が記されているはずで、個人名で日本酒が送られてくる心当たりがちょっとない。しかもノシつき。ノシは漢字で書くと熨斗。


■ひょっとして、アパートのこの部屋の、前の住人に送られた荷物ではないか……とも思った。現に、昨日も以前住んでた住人宛の郵便物が間違って届いていたからだ。

しかし、受取人の欄には一文字の間違いもなくおれの名前がばっちり書かれていた。


■これは、あれか、商品をいきなり送りつけて代金を請求するナントカ商法か?
(´д`)ヤダワー

みたいなことを思っちゃったので、「荷物のお受け取りと同時に、本契約書に同意した物とみなします」みたいなことになってたらすげくイヤなので、ペリカン便の人に事情を説明して、「受け取り拒否」ということで返送してもらった。


■もしかしたら、好意で贈られてきた物かもしれないが、正直、差出人の名前の文字列を見ても、ちょっと考えてもどこの誰さんだか思い出せなかった。

ま、単なる何らかの手違いだとは思いますが、もしかしたら、おれが何らかの ど忘れをしてる可能性も無くはなく、それがちょっと気になってます。

# 台東区のIさん、これ見てたらご一報ください。


■土曜日


ところで昨日は、新宿のイベントで10分間ほど選曲作業をさせてもらえるはこびとなっとりましたので、選曲してきました。きっかけを作ってくだすった皆様には、感謝してもし過ぎることはありません(直訳)。ありがとうございます。もう、なんか、ほんと、すみません、おれで。お邪魔しました。


■お高い床屋で髪を切ってみるの巻


■そう。以前から気になっていた、渋谷は円山町の床屋「ザ・バーバー」に行って来たんですよ。

ここがどういう床屋かというと、この公式サイトにあるように、まあ、ちょっとお高い感じのお店です。

床屋なのに、そこらへんの美容室よりも楽勝で高い価格設定なのですが、どんな感じの店なんだろう、と興味があったので、ちょっと頑張って7350円の「ラグジュアリークラス4」というコースを予約していきました。

以下、気づいたこととか、覚えてることとかを箇条書きで。


■店のつくりは、英国風を目指しているらしく、いわれてみれば英国のバーか仕立屋のような雰囲気………のような気がする。行ったことないからわからん。


■店に入ってカウンターで受付を済ませ、髪を切る席に案内される。や否や、ガーゼで出来たガウンみたいなのを渡されて、着せられる。これで髪の毛が付かないようにするらしい。

ちなみに髪を切る席は、かなりの余裕を持って配置されており、壁などで隣の席が見えないようになっている。


■店員は全員美男子。みんな、全身黒づくめの服を着ている。


■で、髪を切ってもらう。会話量がいい感じに控えめなのでよかった。

髪型については、切りながら要所要所でアドバイスしてもらえる。


■髪を切り終わった後、靴を脱ぐよう云われる。で、靴を脱ぐと、あら不思議。おれの座ってるこの椅子がフルフラットに変形。ベッドみたいに真っ平らに仰向けになれる。これは イイ (・∀・)。地球上の全ての床屋&美容室&歯医者で採用して欲しい。

で、シャンプーされ、なんかミントっぽいペースト状のモノを髪に塗られ、頭皮マッサージしてもらえる。これはこの店独自の「シャスパ」と呼ばれる儀式です。儀式っては云わないか。


■ちなみにこのシャスパ中に、靴を磨いてもらえる


■その後は、バリカンで細かいところを整えたり、肩と首をマッサージされたり、飲み物が出たり。

あ、この飲み物はちょっと減点でした。髪を切り終わった後、別のテーブルで飲み物が出るなら分かるが、いま髪を切ってもらったまさにこの席で飲み物が出てくるんである。

周囲はシャンプーやらなんやらの匂いが立ちこめてるし、切った細かい毛が散らばってるなか運ばれてくるわけだから……と気にしすぎたらキリがないが、この点では、おれが中学のころ通ってた地元の床屋『アットホーム』の方が、飲み物専用のカウンターがあったぶんポイントが高いと云える。スーパーファミコンも置いてあったなそういえば。

ちなみに、飲み物はホットコーヒー、アイス烏龍茶、ミネラルウォーターの3つから選べます。


■で、あとは髪型をガムで整えてもらっておしまい。最後にカウンターで支払いを済ませる。カードも使えます。


■と、こんな感じでした。所要時間は80分くらい。


■この店は、「男でもくつろげる」というところに力を入れてるらしい。

たしかにくつろげたが、おれのような庶民は、店の人に丁寧にされると身構えてしまい、かえって気疲れすることもある。だから池袋駅の構内にある千円床屋のほうが本当の意味でリラックスするかもしれない…と脳細胞の2.5%ぐらいではそんなことを思ってしまった。

まあ、このお店でくつろげるようになったら一人前ということですかね。次はもっとがんばってくつろごうと思う(←ここらへんが矛盾)。

でも、なにも無理してくつろがなくとも、わざわざこういうところに足を運んで軽く緊張するのは悪いことではないと思う。なぜかというと、もう眠くなってきたから割愛。


■あと、なぜ大通りでなくわざわざ円山町に店を作ったかお店の人に聞いたところ、「隠れ家っぽさ」を出すためらしい。たしかにハチ公前とか新宿アルタとかだったらあんまりくつろげないですね。


■いろいろ書きましたが、ちゃんと料金分は満足できました。次は、超丁寧&きれいに仕上がるという顔剃り「プルームシェーブ」も試してみたいです。

でもやっぱりけっこう値が張るから、次にこのお店に行くのがいつになるのかは謎に包まれています。


■いま一番ナウいDJ、Subなんとか(つづき)


■まだこのネタで引っ張ります。すいません。


昨日のエントリからリンクを張ってたDJ SubWoofのステキ曲ですが、これにアンサーソングを作った外人がいました。

また、DJ SubWoof自身もこの曲をリメイクしてます。


■そして、DJ SubWoofの新曲がこれです。ところどころ、あからさまにシンセの発音が遅れてて泣ける。


プロフィールによると、このDJ SubWoofとやら、ミュンヘンに住む19歳のドイツ人みたいですね。クラフトワークを産んだ国から、なんでこんな人材が…………まあいいや。

でも、どう考えても機材の量とスキルが釣り合ってないよな。やはりこいつの存在自体がネタかも……と予防線を張るところに自分の器の小ささを感じた。


■ところでヤフオクを見たら、DJ SubWoofの部屋にあったのと同じ種類のカシオトーン「CTK-601」が出品されてました。さあ、これを落札してみんなもSubWoofになろう! 断る。


# これの日本人版をつくりたいっすね。
# ごつい体格のB-BOYが、偉そうなことを云いながらMPC4000を叩いて、
# へぼいトラックを作ったりとか。


■いま一番ナウいDJ、SubWoof


■2chのDTM板で拾いました。もしかしたら多くの方がご存知の有名な映像かもしれないですが、個人的には、仲間由紀恵withダウンローズ解散と同じくらい衝撃を受けました。

DJ Subwoof make beats
↑クリックすると別窓でYouTubeに行きます。


■DJ SubWoofと名乗る青年が、自宅のスタジオでヒップホップのトラックの作り方を、われわれ無知な村人に教えてくれる、というありがたい映像です。

DJ SubWoof

さすがDJ。部屋には大きなミキサー卓と、機材のギッシリ詰まったラックが。


■さて、このDJ自らがキーボードを叩き、リズムを組んでベースを乗せ、メロディーをかぶせ、とトラックを作っていくのですが………。

ひどい。 (;´Д`)

なに? この、おれの実家の隣の山城さん家で飼ってるバカ犬(なぜか毎朝10時ごろ、遠吠えをするので迷惑)にキーボードの上を歩かせただけのような曲は。なんであんだけ機材を持っててこんな曲が出来上がるんだよ! そもそもなんでこの映像をアップしようと思ったんだよ。

SubWoofのPC

↑というか、おまえ、こんな複雑なソフト絶対いらんだろ。


■そして、この映像の最後に出てくるURL(www.djsubwoof.de)が、どうやらDJ SubWoofの公式サイトらしいです。

圧巻はここのサイトの「DOWNLOADS」というコーナーにアップされているDJ SubWoofの名曲の数々です。聞いてるだけで、早く歯を磨いて明日の準備をして寝たくなります。

とくに一番上にアップされてる「Bitch Asses」という曲は最高です。最高すぎて、感想を書くのが面倒くさくなるほどです。あー、早く寝よ。


■で、これってやっぱり、狙って作った壮大なネタ映像&ネタサイトなんだろうなーと思う。思いたい。


# ちなみに元ネタのスレはこちら。


■暗証番号ラーメン


■昨日に引き続き、ラーメンの話を。


■会社の同僚の話によると、江古田に超エクスクルーシブなラーメン屋があるらしい。

なんでもそこは会員制らしい。

福岡の『一蘭』が、その昔に会員制だったという話は聞きますが、江古田には今でもあるんですね。会員制て。


■しかも、その店に初めて来た客は、味噌ラーメンしか頼んではいけないらしい。他のメニューは、2回目以降の来店じゃないと注文できないらしい。

これは厳しい……。(;´Д`)


■さらにすごいことには(←直訳風文体)、この店のドアにはデフォルトで鍵がかかっていて、

暗証番号を入力しないと店内に入れないらしい。

なあ、店か? それ。


■そういえば、昨日のエントリでちょっと採りあげた石橋貴明と古館伊知郎の『第4学区』にも、『ここはラーメン屋ではありません。ラーメンを愛する者の同好会です』というマニフェストを掲げる、高田馬場の真っ黒いテントの店(店じゃないようですが)が出てきます。

テントという時点ですでに謎ですが、そこでは「営業中」の札の代わりに、牛の骨をぶら下げているらしいです。謎だ…。


■以上のことはたぶん、ラーメンメイニアの人には常識なんだろうとは思いますが、まあ、東京にはそんなお店があるとは知りませんでした、ということで。

ちょっと興味ありますが、行ったら行ったで店の人に怒られたりしそうだ。なんとなく。


■ちなみに今日も昨日に引き続き、ラーメン食べたいという気分だったのですが、二日続けてのラーメンはカロリー的にアレなので、いつものカップ春雨にニンニクと醤油を投入してラーメンぽく食べてみました。なかなかうまい。


■XVOXX/ラーメン二郎


■秋葉原のeARS様にて、前回納品分の半蔵商店『XVOXX』が完売したそうです。
( ´д)人(´д`)人(д` )イエー 毎度ありがとうございます。

遠からぬうちに、また納品いたします。この夏、東京見物がてら秋葉原に遊びに来ようと思ってる方、お土産にはぜひ『XVOXX』を!


■なお『XVOXX』は沖縄県内でも販売しております。沖縄土産にもぜひどうぞ。ほら、ちんすこうとかさ、あんなの脂じゃん、単なる。2個で飽きるぜ。


■『XVOXXリミックス(仮題)』はですね、アイデアはあるのですが、作業のほうが、にんともかんとも。今年中には作りたいです。


■石橋貴明と古館伊知郎の本『第4学区』を読んでると、『ラーメン二郎』という店が出てくる。それが食べたくなったので、会社帰りに池袋のラーメン二郎まで行ったら、全力で定休日でした。

なんでマピオンの地図を印刷までしてるのに、なんで肝心の定休日を調べてないかね、おれは。


■なにぶん胃がラーメンを欲し始めていたので、このまま帰るのもせつないので、しかたなく大して面白味のない池袋の街を歩いて別のラーメン屋に行きました。名前は忘れた。

ラーメン

ここはここで悪くなかった。でもラーメン二郎も気になる。

「もう通の間では『二郎』っていうのはラーメンではないと。二郎という名の料理だと。危険なラーメンとも言えると」(古館伊知郎)

↑この説明からするに、自分はなんか、福岡でいう元祖長浜屋みたいなお店を想像しています。


■半蔵商店で8キロやせた!


堤下←インパルスの堤下(左)

Y氏←おれの通ってるジムのインストラクターY氏(左)


インパルスの堤下にそっくりなインストラクターのいるスポーツジムに通い始めて4ヶ月。8キロやせました。
( ´д)人(´д`)人(д` )イエー

BMIも20.9まで下がりました。


■8キロと云ったら、あれか、500mlのペットボトルの伊右衛門茶が16本か。伊右衛門16本分ものいったい何がおれの体には含まれていたんだろうか。


■ところで、ダイエットすると食生活がいろいろ変わりますね。VAAMを真顔で飲むようになったりとか。夕飯がヨーグルト2個で済んだりとか。外食で大盛りを注文しなくなったりとか。

ココイチではライス400gでデフォルト、時として500gだった自分が、昨日なんかライス200gで発注してるんですよ。神保町で昼メシにエチオピアでチキンカレーを食い、そのデザートにキッチン南海でカツカレーを食べてた拙僧が、ですよ。すげー。


■体形ももちろん、徐々にですが変わってきます。顔の輪郭が若干細くなってたりとか。2年前のスーツがブカブカになってたりとか。

でも一番変わったのは胸ですかね。なにせ、

Aカップあったバストが無くなりましたから。


# しかし、それでも腹が引っこまない件について。


■東京は、秋


■昨日が土用の丑の日だと勘違いして、もう少しで鰻を食べるところだった。あぶねえな。危うく一命を取りとめた半蔵商店です。土用の丑は今日だな。


■さて昨日は昼間に散歩してたのですが、Tシャツの上からジャージを羽織ってちょうど良いくらいの肌寒さでした。

夜から明け方にかけても冷え込んでいて、タイツを穿いてから寝ないと風邪ひきそうでした。


■そう、東京は秋なので、昨日は近所の小学校(假屋崎省吾の出身校)で盆踊り大会をやってました。秋ですね。子供たちも夏休みの季節に入ったようです。秋だから。


■スポーツの秋なので。いまからジム行ってきます。

なんか今回は、中身の薄いエントリでしたね。それはいつものことか。そうか。


■寝る


■きょうは22:00から寝てます。

■いま、なぜか、起きました。23:58です。

■引き続き寝ます。


■ガム いかがですか?


ガム いかがですか

山手線のキオスクに貼られていた、気に入ってはいないが、なんか気になっていたポスター。このごろは掲出期間が終わったのか、あまり見ません。頑丈そうな歯と、眉間のホクロがポイントです。

他に「キャンディー いかがですか」のバージョンもあったのですが、こっちも今はあまり見ません。



最近、夜は肌寒くなりました。もうすっかり秋ですね。


■これはクリリンの分!


すみません。と謝ることではないのかもしれないけど、いま、著しく眠い。ど真ん中剛速球で眠い。いま突然、南海キャンディーズの二人が拙宅に遊びに来たとしても、「ああ、そっちに置いてあるシンセ、適当にいじってていいから」とだけ云い残して、寝る。朝まで寝る。

南海の二人がおれの機材でどういう曲を作るのか? それは少々興味がある。山ちゃんのあの髪型は、テイトウワを意識しているそうだが、やはりサンプリング中心の曲作りなのか? だとしたら、テイトウワも使っていたAkai S3200を買っておいて正解だったと云える。

しずちゃんは、なんとなくだけどボコーダーに興味を示しそうな感じがする。しずちゃんは機械が苦手そうだから、おれが機材の使い方を教えてあげたいのだが、しかし、申し訳ないが、寝る。眠いのです。


■CM撮影


19日の夜9時ごろに、どうもうたた寝してしまったらしく、いつの間にか20日の午前0:30にワープしていました。動揺を隠しきれません。

なんかのCMの撮影で、港区のどこだかの砂浜を外人と走り回る、という変な夢を見てました。

おれも外人もスーツ姿でした。


■ナニワメモ


梅田

■金曜の夜は大阪県に泊まって、土曜の夜は東京県に帰ってきて旅の疲れで寝て、日曜の夜は諸般の事情で午前二時半まで飲んでたので四日ぶりの半蔵商店です。

■では、大阪であったことなどを、書きます。




と思ったのですが、このブログを読んでくださる國民の皆様に満足していただけるような、面白おかしいことや、奇想天外なハプニングなど、とりたてて書くに値することはまったく起こりませんでした。あやまる。

■強いて云うなら、たまたまホテルのテレビで見た、NHK教育の『しばわんこの和のこころ』が良かった。旅先で見たテレビはちょっと印象に残るな、と思った。

■あと、新幹線の中でカツサンドを、そのデザートにおにぎりセットを、そのまたデザートにチョコビをたいらげたり、ルームサービスで深夜にミートソースのパスタを発注したり、という自由な食生活を謳歌していたら、金・土の二日間だけできっかり1キロ太った。

■あと、土曜は朝からバスタブにバスフォームを投入し、親の仇のように泡立たせた。さらに、缶ビールをグラスに注ぎ、それを飲みながらアメリカ映画の女優のような泡風呂に入った。風呂の泡とビールの泡を同時に楽しむっていう、ね、ほら。ちなみにホテルのバスタブは、おれの部屋のユニットバスがまるまる納まってしまいそうな大きさでした。

■あと、話が前後しますが、授賞式前半は知り合いもいないので誰とも話さず、さして広くもない会場をビール片手にウロウロしてるだけだったが、後半はおれに話しかけてくれる人とかもいて、逆におれも初対面の人に話しかけたりもして、人見知りしがちなおれの割りにはけっこう会話できた。

しかし、さっきまで仲良く話してたのに、パーティーが終わると一瞬でもとの赤の他人に戻っちゃう人っているんだよなー。なに、それ、おれは時間潰しのためのつなぎ役の存在だったのか? って思っちゃうよな。世の中そういうもんですけど。

■そう、パーティーでご馳走にがっつくのはみっともない、と心得ていたので、会場では小皿にちょっとだけ取った焼きそばと、何らかの肉を2切れ食べただけでした。コストパフォーマンス悪い宴会だ。そういうこと考えちゃいけないか。

■あと、金曜の夜は梅田を、土曜の昼は日本橋とアメ村をブラブラしましたが、なにも起きませんでした。

■そんなかんじです。


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あ、思い出した。帰りの新幹線で東京駅に着いて、そこから山手線に乗り換えたんですよ。そしたら、田端(※正確には忘れた)あたりで乗ってきた20代半ばくらいの男が、おれの向かいの座席に座るやいなや、

カバンから弁当を取り出して食べ始めた。

おまえ、土曜の午後8時台ですよ。ゴールデンタイムですよ。その時間帯の混んでる山手線の座席で、なんでジプロックに詰めた手作り弁当を食っていいと思った?

食べてる最中に、コーン粒を落っことしても拾わないし。電車内にこぼすなよ。コーンを。

しかもこいつ、ジプロック弁当を食べ終えて、ジプロックをハンカチで包んでカバンに戻した数秒後には、カバンから再び、

赤飯のおにぎりを取り出して食べ始めた。

おにぎりも、ラップに包まれた手作りのおにぎりでした。

ということで、今回の大阪旅行でいちばん印象に残ったのは、帰りの山手線で見かけたこの男でした。


■そしたらトムが言ったのさ!


■きょうの夕食はアロエヨーグルト3個でした。半蔵商店です。

ちなみに、1個は明治で2個が森永だったから。そこらへんよろしく。


■明日は大阪です。なぜ大阪に行くかというと、えーと、こういうことを自分で書くと台無しなんですが、でも書かないと誰にもなにも伝わらないから、おれはおまえのお母さんじゃないからきちんと説明しないとわかんないよってなるから自分で書きますが、ワタクシが仕事で作ったモノが、大阪のなんとかという賞を受賞したので、なんか、授賞式に呼んでもらえるそうです。

この授賞式の交通費は経費から出してもらえますかね、と上司に訊いたけど、だめだった。でも、おれは強い子なので、交通費&宿泊費&デリヘル費は自腹を切って、大阪に行くことにした。せっかくだから。

新幹線はグリーン車です。人生初グリーンです。ホテルはウェスティン大阪です。人生初ウェスティンです。これくらいいいっすよね。


■賞もらって、パーティーでメシ食って、ホテルに帰ってルームサービスとって、食って、寝て、起きて、朝食ビュッフェを食べて、あとは街をブラブラしてたこ焼きでも食べて帰ると。うわ超ハードスケジュールですわ。がんばろう。


■ただひとつ不安なのが、パーティー会場です。知ってる人が誰もいない会場に、ひとりで乗り込むわけですから。誰かに話しかけられて気の利いた返事が出来なかったらどうしよう、とか、逆に誰からも話しかけなかったらどうしよう、とか、この手のパーティーでは「売れてないやつほど会話をせず、食ってばっかりいる」と渡辺和博の『金魂巻』に書いてあったぞとか、じゃああらかじめ腹ごしらえをしてパーティーでは会話に集中すべきか、とか、ちょっと考えてしまいます。

でも、初対面のヒトとの会話は苦手だなー。なにしゃべればよいやら。ものすごいパタリロマニアとか、ピチカートのレア盤コレクターとか、邦楽ネタのマッシュアップを作ってるとか、自分と趣味が会う人とかがいればいいんですけどね。って、自分の興味ない話題でも参加しろよ、おれ。パーティーなんだから。

とりあえず明日に備えて、アメリカンジョークを何個か練習します。しません。


■ナンプラーでタイ風野菜炒めを作ってみた件


■好きなカセットテープのメーカーは、マクセルです。半蔵商店です。


■さて、ふだんはそうでもないのですが、この季節になると
《いまは夏→夏は暑い》
という論理的思考により暑い国の料理が食べたくなります。といっても、たいていはインド料理屋でカレーを食べる、くらいのところに落ち着くのですが。


■きょうも暑い国の料理、すなわち、インド、タイ、などの料理が食べたくなってしまい、その手のレストランへ行こうとしたのですが、やっぱり家で自分で作った方が安上がりだな、と思い直して自炊することにしました。


■とはいえ、凝った料理なんか当然作れません。じゃあどうするかというと、普通に野菜炒めを作って、ナンプラーをかけるだけです。これだけでも、まあ一応タイっぽくはなる。ような気がする。


ということで、とりあえずナンプラー買って帰りました。


S3200

あ! ナンプラーと間違えてサンプラー買っちゃった☆ (^ー゚)テヘッ
ナンプラーなのに44.1khzでステレオサンプリングができるなんておかしいと思った〜。








うわー、またこの展開かよ… ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
もうこのブログ、お気に入りから外していいんじゃねえ? ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
なあ、帰りにロイヤルホストいこうぜ… ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )



■いや、でもこのAKAI S3200は、けっこうな値段がしましたよ。なんと、
535000円
の定価のところを、中古だったので15000円
も出して買ったんですから。清水の舞台から飛び降りたあと安岡力也にタメ口で「灰皿とってくれる?」と頼むぐらいの勇気が要る出費ですよ、これは。


■なんでサンプラーを買ったかというと、オンガクを作りたいからです。あたりまえか。なんでAKAI S3200にしたかというと、かなり長くなる&少々専門的になるので割愛します。でも、学生のころには高嶺の花だった機種を一度いじってみたかった、という単純な理由もある。


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と、あれこれわざとらしく書いたけど、実はサンプラーは先週の日曜には届いてました。でも、いろいろと忙しかったので、やっとのことで今日、包みを解きました。中古で買ったXP-60も、まだ電源も入れてないのに保証期間の一ヶ月が過ぎようとしてます。はやく動作チェックしないと…。


■一休さん


■ですから、風邪が治りかけたと思ったらこんどは口内炎ですよ。あたしが何したっていうのよ! 半蔵商店です。


■レポートを書くための調べものをいろいろしてたのと、風邪を引いてたのが重なって、部屋の中が、もう、AERAで記事にされそうなくらいに散らかってたのですが、このまま見て見ぬ振りをして生活するのももう限界だったので、『リチャード・D・ジェームス・アルバム』をかけながら頑張って掃除したり、「エイフェックス・ツイン 戦車」でGoogle検索したりした。そしたら、部屋がある程度はきれいになったから、よかったと思う。


■しかし、やはりビックリするのが掃除機のすごさです。ハンパねーよあいつ。ホコリとか毛とか、機械の力で楽勝で吸ってくね。テクノだね。クイックルワイパーなんかもう要らん。捨てる。と思ったが、クイックルはクイックルで、玄関のタタキ用に続投決定。なるほど、適材適所ってのはこのことだね! と、ヒトは、自分の目の前で起こった出来事を、脳内にストックされてる四字熟語と照らし合わせて確認する性質がある。と思うのはおれだけか。そうか。


■といった意味も含めまして、一休さんの絵本を買いました。昭和35年もの。こういうタッチの絵の絵本て、最近ないんだよな。

一休さん1

こけしみたいな顔してます。

一休さん2


■一休さんの本が手元にちょこちょこたまってきたので、画家ごとの一休さんの絵柄の違いをまとめたWEBページを、いつかおれが作りますように。(祈)


■夏風邪


ええ。




土曜に夏風邪ひいちゃいましてね。ヽ( ´ー`)ノ




今日は一日中ゴロゴロしてました。




このところ、ダイエットと称して、ぐーぴたっとカップ春雨ばかり食ってたので、栄養が偏っていたのだと思います。



………………。せっかくの週末もったいね。



■土曜は風邪のなか、3200字のレポートを書き上げて、そのレポートを提出するため郵便局まで持っていきました。

土曜なので、近所の小さい郵便局は閉まってるので、池袋の豊島郵便局まで行った。


■風邪をこらえてフラフラしながら、そして道を間違えながら、夕方六時に豊島郵便局に到着。この郵便局、もうちょっと池袋駅の近くに作ればいいのにな。でもまあ、ブースカみたいな局員がいるから、許す。


■で、自動販売機でゲータレード買って飲んで、ちょっとだけ回復したり、その直後、阪神タイガースのユニフォームのレプリカ?(くわしくは知らん)みたいなのを着て『中学生になったらねー、小遣いでタバコ買って吸うんだよ』とか呟いているキチガイの女とすれ違ったりしながら、池袋駅について。電車で石神井公園の駅まで戻った。


■そのあと、やっぱ、ちゃんと食べないといけないかなーと思ってココイチでチキン煮込みカレー食べたり。スーパーで食料買い込んだり。パブロン飲んだり。


■あれですよ、風邪の時はリンゴジュースとアロエヨーグルトが美味い。


■で、今日は一日中、ファミリーマートで買ってきた物を食べて寝て、をずっと繰り返してました。


■まだ頭はボーっとするも、ノドの腫れ、鼻水、くしゃみが治まってよかった。ほんとに土曜は何百回くしゃみしたかわからない。鼻水なんか、ボルビックの500mlボトル2本ぶんくらいは出てたんじゃないか。


■でもレポートの提出は間に合って良かった。リアル〆切よりも、一日早めの『マイ〆切』を設定しといて本当に良かった。

みなさんも夏風邪には気を付けてください。


【付記1】池袋って、「なにかの支店」みたいな店ばっかりだな。

【付記2】ヒタチさん、イベント行けずすみません。

【付記3】7/7のエントリは、いま読み返したらあまりにも適当すぎるので消します。〆切直前の勢いって怖い、というかひどいですね、まったく。


■掃除機/京都/アンビエント


■引き続き省電力モードでお送りする半蔵商店です。


■掃除機とどきました。すごい。ためしにこの機械を使ってみたところ、いままで見て見ぬふりしてた部屋のホコリが一瞬で吸い取れた。いままでクイックルワイパーで律儀に掃除してたのはなんだったんだ。アトム発明から3年も経ってるだけあって、科学ってのはだいぶ進歩してますね。


■来週は大阪行きます。あ、これは昨日も云ったね。


■あと、来月、京都に行く用事が出来ました。せっかくなので、ついでに観光もしようかと思います。

話がずれますが、しかし、大きなお寺の廊下の角を曲がる瞬間って本当に落ち着く。この話は機会があればまたいずれ。


■ところで、YAGYAという外人の『Rhythm of Snow』というアンビエントのCDがすごくいいらしいのですが、どこで手に入りますかね。


■省電力とか云ってるわりにはちょっと長く書いてしまいました。また明日。


■マシュマロのおいしい算数


■同窓会でもアウェイの空気。半蔵です。


■ハーゲンダッツのチーズケーキ味を食べながらお送りしている半蔵商店なんすけども、すいませんけども、今週は忙しいので、省電力モードで更新しています。今週は、いつもより、〆切のある仕事が多いのです。

そんなわけで、バタバタしてます。というか、バタバタしてるわりにはいろいろ空回りしていて歯がゆい、というのが正確なところです。

こないだ届いたXP-60に、まだ電源いれてません。


■あと、来週は諸般の事情で大阪に行くことになりました。面倒だよな。むしろ大阪のほうが東京まで来てくれればいいのに。とか、そういう面白くないことは云わないことにする。


■では今日は、最近買った本、『マシュマロのおいしい算数』を紹介して終わりにします。

マシュマロのおいしい算数

これはかつて、くもん出版が出していた『コペル21』という小中学生向けの科学雑誌に連載されていた算数マンガの単行本です。

いま読み返すと、内容がガキっぽいんだけど(当たり前だろ)、なつかしい思い出にひたれるので、良い。

て、最近のヤングはコペル21自体を知らなかったりするのかな。

■いま検索したら、2chにコペル21のスレが、あったんだけども、しかし、これ。

あとひとつ見つけたけど、これも。


■ではまた明日。


■聞けば、見えてくる。TBSラジオ


『伊集院光 楽太郎 第二関節』

でぐぐると新しい世界が。


■にんにくゴロゴロ納豆カレー


■話をオチの部分まで聞いてもらえないタイプの半蔵です。


■今日は、にんにくゴロゴロカレー にんごろうというナウい名前のカレー屋に行ってきました。

おれは、反社会的なまでに大量のニンニクを、カレー、ラーメン、豚汁、などに投入して食するのが大好きだったのですが、いや、今でも好きなのですが、食った直後は本当に反社会的な口臭/体臭になってしまうので、立派な社会人になった現在ではそういうアナーキー イン ザ UKな食い方はしておりません。

せいぜい、家で食べるカップのカレーうどんに、食べた後の匂いが気にならないという売り文句の「マイルドにんにく(青森産)」を一粒いれるだけ、という非常に慎ましいガーリックライフを送っているわけです。


■でも日曜の昼だし、その「にんにくゴロゴロカレー」とやらを食っても、誰にも迷惑をかけることはないのではないか? という司法的判断により、この店に出向きました。

「にんにくゴロゴロ納豆カレー」なるものを発注して、待つこと数分。出てきましたよ。

にんにくゴロゴロ納豆カレー

■一見ふつうのカレーですが、煮込まれたニンニクが五粒も入っています。五粒はたしかにけっこうな量です。

実際に食べてみると、すでによく煮込まれてるためか、ニンニクの粒を噛んでもそんなにきつい味はしませんでした。いや、ほんとはかなりのニンニク臭なのかもしれないですが、カレーを食べ進むうちに鼻がすでに効かなくなってきたのかもしれません(もしくは、このカレーにもマイルドにんにくが使われているのかもしれません)。

とか考えてるうちに、食べ終わりました。ちなみに、ルーはわりかし日本スタンダード的な味です。


■ニンニクの粒をまるまる口の中に放り込む、という事実だけでも疲れが回復しそうな気がします。次は、ちょっと疲れ気味の木曜の夜とかに行くかもしれません。

あと、「おれ、ニンニクが五粒も入ったカレーを食ったぜ!」とヒトに話す権利が得られる店というのもそんなに多くないと思います。

ただ、納豆にニンニクというのは、合わなくはないですが、それほど合うわけでもなかったので、次回はもっとニンニクと相性の良さそうなトッピングで試したいです。スパムとか。


■本日のビール/ザ・ プレミアム・モルツ 500ml


・きょうは暑いので、ほんとに、単なる近況報告です。単なる。ほんとに単なる。


・BMXの練習中に顔を骨折した弟が退院。手術代&入院費は25万円(;´Д`)。25万て。メタルのカセットテープが何本買えるんだよ。

BMXとかスケボーとかをたしなむヤング向けの保険商品が出るといいと思う。


・最近コンビニで売られてる、レッドブルとかいう飲み物を試したいけど試すきっかけが別にないので試していないし、試してやる義理もないし、清涼飲料水の新商品なんか試したら負けだ。そこまで云わなくてもいいか。

オーストリア製ってところがなんか気になります。しかし300円は高いな。


・掃除機を買うことにした。やはりクイックルワイパーだけじゃもう限界です。

しかし、掃除機一台を選ぶために、わざわざ店を3軒くらい回ったり、価格コムやAmazonのレビューを読み比べたりするばかりで、なかなか決められない自分に腹が立つ。


・おっとっとが、思ったよりもカロリーが低いことが分かった。これからは、プリングスやドリトスを食べたくなったときはおっとっとで代用することにする。


・ええ、ダイエットのため、最近はぐーぴたっとか食ってますね。真顔で。

一口にぐーぴたっと云っても、ビスケット、クッキー、グミ、グラノーラビスケットの4種類ある。そして、ぐーぴたっの妖精というのもいる。こんなもん考えてお金をもらってるヒトがこの地球上にいる。

しかし商品名を「っ」で終わらせるなよ。地の文に埋もれて読みにくいじゃないか。発音もしにくいし、困った。


・そういえば、『っポイ!』というマンガがあるが、妹の友達は、このタイトルを、

『ツッポイ』

と発音していたそうだ。気持ちは分かる。


・本日は以上です。お疲れさまです。


■ジョン・ケージ・ドテラマン・ソフマップ・インベーダー・ジャポネ


■早いもので、今日で今年も終わりです。半蔵商店です。


■さて、こないだジョン・ケージという外人の「4分33秒」という曲が聴きたくなったので、YouTubeで検索してみたら、意外にというか、案の定というか、ありました。知らんかった。YouTubeはやはり洋楽に強いみたいです。

・ライブ版→
・ビデオクリップ?→
・ドテラマンオープニング→

ちがう。三つ目のは全力でちがう。


■シンセサイザーも手に入れたことだし、この曲の楽譜を買って、自分でもカバーしてみようと思います。


■話はぜんぜん変わるが、きょう有楽町を歩いていたら、ソフマップが無くなっていて、ビックカメラ有楽町店別館とかいう店になっていた。欧米だったら人権団体が動き出しそうなくらいに気違いじみた頻度で繰り返される店内BGMが好きじゃないので、ビックカメラにはあまり入りたくないんだな。

でも、昭和50年代当時のスペースインベーダーの筐体が置かれてて、それがタダで遊べるってのはちょっと良い。遊ばなかったけど。


# ジャポネのスパゲティで胃を満たして、
# それを消化しながらソフマップで商品を冷やかす、ってのが好きだったんですよ。
## ちなみに今日はジャポネでナポリタン(横綱)を食べました。
### 横綱はさすがにもう卒業かも。


■貴様は何が目的でジムに通ってるのかと


■おれが通ってるジムには”伝言板”なるものがあります。

利用者がジムへの要望を書いて備え付けのポストに投函すると、それに対するジム側の回答が伝言板に貼り付けられる、という、よくスーパーとかにある原始的なメディアです。


■その伝言板に貼り付けられている利用者からの質問は、たいていは、「夜間にもヨガのクラスを開いてほしい」とか、「集中的にお腹をへこませるクラスをやってほしい」とか、そういうまっとうなのばかりなのですが、今日おれが発見した質問は、もう、あれでした。なかなかに濃いグルーヴを奏でていました。その質問はこれです↓


男性インストラクターの日焼けと茶髪に、気が散ってなりません。
そんなに女にモテたいのですか?
しかもそういうインストラクターは、女性、とくに若い女性にしか声をかけませんよね。
わたしなんか、一度も声をかけられたこと無いです……。
(原文の要約)


もう、なんというか…………(;´Д`)。

インストラクターが「声をかける」といっても、ナンパしてるわけではなくトレーニングの調子を訊いてるだけだし、運動にガッツリ集中してる人にはインストラクターは気を遣って声をかけないし、そもそもジムではたくさんの人がトレーニングしてるわけだから、全員に声かけてまわるわけにもいかないし、第一ききたいことがあるなら、こっちからインストラクターに声をかければいいわけだし……。

あー、マジメに反論してるこっちがバカみたいだ。


■しかし日焼け&茶髪くらいで、「モテたいのですか?」って問いたださなくてもいいよなあ。


■ちなみに、この質問(というか、筋違いのグチ)に対するジムの回答は、

「すべてのお客様を平等にご案内できるよう配慮いたします」

というものでした。ジムの中の人も大変だ。


■そして、さらに困ったことに、掲示板に貼り付けられたこの回答の紙に、何者かが、


「同感」


とボールペンで書き足していたのです (ノ∀`)アイター


■ブタゴリラとトンガリのやりとりが、やけに面白い回がアタリ


その昔、キテレツ大百科という、変な小学生が主人公のテレビアニメがあって、その番組の冒頭で

「スイミン スイミン スイミン スイミン スイミン 不足♪」

という、人を舐めきった歌詞の主題歌が流れていたんだけども、その歌を唄っていたバンドの名前が思い出せなくて、なにかこう、頭の中に引っかかる感覚があって落ち着かない。

ロケットが月へ行くこの時代、それくらいのことはGoogleで調べれば一撃で分かるんだろうけど、調べるのもシャクなので、調べていない。いい歳こいてこんなことが気になっている自分を戒めるためにも調べない。

# なんか、野菜っぽい英単語のバンド名だったような…。


■Haircut Museum against The Coffee


Haircut Museum against The Coffee

買いました。高かった。(;´Д`)

テイトウワのアルバム2枚の音源を、常盤響がコラージュした非売品カセットです。テイトウワ以外のレコードからの音も多数入ってます。

こないだもテイトウワが表紙のサンレコを2冊買ったり、スイートロボッツのCDを買ったりと、今月はけっこうテイトウワ費がかさんでいます。冷房の設定は28℃にする、ネクタイを省いてクールビズにする等して、テイ費の節約につとめたいです。

# 調べたら、永田一直氏がサンプラー操作を担当してるっぽいです。


■バブルへGO


顔面を骨折した弟が明日手術するので、

「よし、じゃあ明日ぼくは君のためにホームランを打つよ。だから君も明日は怖がらずに手術を受けるんだ。いいね?」

と電話をかけたら、最後まで云い終わらないうちに「忙しいから」と切られたので、週末にナエバ県で撮ってきた写真をあれします。載せます。

ゲレンデとホテル
さわやかな初夏のゲレンデ&プリンスホテル。バブル期のスキーシーズンになると、このホテルの中で同時多発ギシギシアンアンが行われていたのか。そうか。

朝食
朝食はボンカレーと納豆。

看板
『出発前には道路情報ラジオ1620KHZを聞きましょう。国土交通省』と書かれた看板。実際にこのラジオを聴いたら、アナウンサーのしゃべり方が戦前ぽくて、開戦前夜みたいな雰囲気だった(たぶん、あれってコンピューターかなんかの合成音声だと思う)。

タバコの自販機
KOOLシリーズしかない、という、選択の余地が大人げないくらいに狭すぎる自動販売機。

山
山です。

花
花です。

木
木です。


■タコアシ配線金魚


■あわてないあわてない。デストロイデストロイ。(←気に入ったらしい)
半蔵商店です。

前回のエントリで「女子大生&OLが食べ放題」とかなんとか書いたら、たいそう不評だったらしく、思わずJAFに電話しそうになるくらいにアクセス数が激減してしまいました。6畳の木造アパートで、世間様の厳しさを思い知らされております。

こんな感じで、ブログとかテキストサイトとかは、みんなに忘れ去られて消えていってしまうんだなあ。そして、日付の止まったままのテキストが表示され続けるんだなあ。切ないなあ。でも、ブログだのテキストサイトだのより大事なことってのは、日常生活において少なくとも2600個くらいあるから、サイトをたたんだり放置してる人に「なんで更新やめたの?」とか訊くのは詮索しすぎとも云えるな。


■話が大幅にそれましたが、今日は部屋の模様替えを、いや、ザ・模様替えをしてました。わざわざザをつけなくとも、よい。


■机と楽器とパソコンをあれこれ並べ替えて、やっと定位置が決まりました。あとは不要なものを処分するだけです(フェアチャイルドの「探してるのにぃ」のCDシングルはもう処分しました)。少なくとも、あと一週間はかかりそうですが…。

■ただ、問題は机の周りのコードですよ。電源やらUSBやらADSLやらテレビのアンテナ線やらで、もう、あれですよ、フェスですよ。エゾロック、いやウッドストックですよ。十数本ものコードがこんがらがったり、もつれたり、からみ合ったりで、さらにホコリまみれで、もう。しかもACアダプターはかさばる。

くわえて、電気保安協会の人が見たら泣き出しそうな勢いのタコ足配線。これ。

この状態に、さらにミキサーとスピーカーとシンセ2台の電源と配線をあれするわけだから、もう、やっぱ、あれだ、ソフトウェアの時代だ、もう。キューベース最高!

# 「いやー、ハードウェア楽器のほうがソフトシンセよりも感覚的に操作しやすくてどうのこうの」
# ってのは、生活スペースとは別に8畳以上の音楽専用部屋を持てる
# 恵まれた人々にのみ許されるセリフなんだなあ。


■ホイチョイの新作映画は2007年公開とききました


■あわてないあわてない。デストロイデストロイ。半蔵商店です。


■ナエバってとこに行って帰ってきましたが、雪が積もって無いどころかユーミンもとんねるずもいませんでした。やっぱメディアって嘘つきだ。


■そう、うちの上司が、この土地に1DKマンションを買ったんですよ。新築当時(平成2年)の定価2200万円のマンションが、100万ポッキリだったらしいです。2100万円OFFです。

しかも、目の前がゲレンデ&某プリンスホテルという眺めです。実際、プリンス某まで数百mしかありません。「90万円の部屋がまだ残ってるよー、YOUも買っちゃいなよ」と上司に勧められています。

この部屋を買うと、冬に、「拙者、プリンスのすぐ近くにマンション持ってるんだけど、どうでござるか?」の一言で、スキーに来た女子大生&OLが食べ放題らしいです。そういう下世話なこと云うなよ。


■このマンションはバブル真っ最中に建てられたというだけあって、『オーナーズ・ルーム』という大上段に構えたネーミングの部屋にはカフェバー式カウンターが放置されてたり(もはや明らかに使われていない)、「未納管理費:6,000,000円 すみやかにお支払いください」とドアに貼り紙されてる部屋があったりで、つわものどもが夢の跡というか、バブルは良かったよなというか、ちょっと切なくてそれがまたいい。


■当然ながら今はスキーのオフシーズンなので、マンションにはわれわれ4人しかいませんでした。静かで良かったです。というか、周囲はほぼゴーストタウン化してました。コンビニとかすらないのな。


■鳥とか虫とかの声が聞こえるし、清流のせせらぎも聞こえるし(と思って窓の外を見たら、単に下水処理装置の音だった…)、目の前にはさわやかな高原の緑が広がっているし、そしてなによりひんやり涼しくて過ごしやすかったです。

そんな環境の中、男4人でメシ食ったり酒飲んだりしてダラダラしてました。悪くない。


■で、ナエバから帰ったその足で、南大塚ホールで吉本新人計画のバトルライブを見て、いったん家に帰ってから渋谷のシアターDにラックチャックの単独ライブを見に行きました。

小旅行から帰って来るなりお笑いを2本ハシゴ。これ。


# ラックチャックは素晴らしかったです。
## 大重じゃなくて砂川がネタ書いてるとは……。


■一泊二日


■やっ、こんにちは。タクさんだよ。


■と、NHK教育「くらし発見」風に始めてみたのですが、そんなことをしても部屋は片づかないわけであり、そんな状態の部屋にXP-60がやってきたわけであり、これはもう抜本的に模様替えをしないといた方がいいのではないか、という世論が持ち上がってます。

CDや文庫本をちまちまチマチマ捨てるのではなく、根本的なところから片づけないといけないと思うんですよ。たとえばソファーを捨てるとか、テレビを捨てるとか、逆にXP-60を捨てるとか、もうそういうレベルで。


■でも、うちの課の社員一同、今日から一泊二日で苗場に行くので、今日は部屋を片づけられません。


■苗場って行ったことないけど、あれでしょ? 雪つもってるんでしょ? ユーミンとかとんねるずがライブやってるんでしょ?


■生ザーサイの浅漬け


■沖縄の弟が、BMXの練習中に転んで顔面を骨折して入院してたんですが、それはさておきビールの季節ですね! 蒸し暑い梅雨の時期は、やはりビールを飲みたくなります。

ビールのつまみは別になんでもいいです。スーパーで視界に入ったやつをなんか適当に買うんですが、生ザーサイを買っとくといろんな料理に使えてなにかと便利ですね。

■以前、新鮮なザーサイと間違えてシンセサイザーを買うという、ネタ見せ中の芸人だったら構成作家にボールペンを投げつけられてるようなボケをかましてしまったのですが、今回はちゃんとスーパーで新鮮なザーサイを買ってきましたよ。


XP-60

あ! また新鮮なザーサイと間違えてシンセサイザー買っちゃった☆ (^ー゚)テヘッ
ザーサイに16トラックのシーケンサーが内蔵されてるなんておかしいと思った〜。








( ´・ω・`) ハイハイワロスワロスギシギシアンアン


■で、まあソフトウェアのシーケンサーを買うか、シーケンサー付きシンセを買うか、吉原の高級ソープに行くかでだいぶ迷いました。しかし、

1) 人間、いつ死ぬかわからないんだから、アイデアはさっさと形にしておきたい。
(ソフトシーケンサーを使いこなすにはやはり時間がかかる)

2) いま使ってるパソコンは、ソフトシーケンサーを使うにはパワー不足。

などの理由で、時代に逆行してますがXP-60にしました。

とかいって、やっぱ小さい液晶画面での作業が面倒、とかいってすぐにXP-60も投げ出しそうな予感もしないではない。でも、強い子だからがんばる。

■XP-60にした理由は、単に現行機種(ファントムとかいうやつ)より安かったからです。あと、おれはローランド派だからです。

■とはいえ、ゆくゆくはノートパソコン一台と数本のソフト(CubaseとかReasonとか)とMIDI鍵盤(しかも37鍵くらいの)だけで全てを済ませるような社会人になりたいです。シンセサイザーは、やはりでかい。かつ重い。置くとこ無いです。ソファーが臨時XP-60置き場になってます。

# 37鍵くらいで、5インチぐらいの液晶画面が付いてて、
# サンプラーとシーケンサーが内蔵された手軽なオールインワンシンセが発売されないものか。


■若若若若若若若若若若干音質劣化 の検索結果のうち


■あ、もしもし。ばあちゃん? おれ、おれおれ。元クラフトワークのカール・バルトスだけど。

ってここまで書いて、その先が思い浮かばないので、えー、話題を変えて、って、その話題が無いのであって、いや、話題はあるにはあるんですが、文字にするには、いまちょっと時間がないので、じゃあ身辺雑記を箇条書きにします。


■3年くらい前まで、「いや、やっぱ、ジャケットとか歌詞カードとか盤面のデザインとか、そういうのも含めてまでそのアーティストの作品だし」とか思ってたが、最近はそんなに思わなくなった。
むしろ、なんかこう、PCの中に整然と並んでて、クリックひとつでいつでも呼び出せるファイルってやつの存在に、モノとしての愛着を感じるようになってしまいましたよ。なんか間違ってますかね、こういうのは…。


■ちょっと前にこのブログに書いた微妙なステーキを出すステーキ屋は、ハンバーグが実はうまい、という情報を入手したので、先週の土曜日に、再度このお店に行った。

そしたら意外とうまかったです、チーズハンバーグ。そして、付け合わせに出てくるあのどう考えてもニンニク入れすぎドレッシングのコールスローを食べたところ、わずか2回目の訪問にして「そうそう、この味!」と、「あの思い出の味に再び巡り会えた」感を不覚にも感じてしまった。


■きょう、駅からの帰り道で、たまたま先輩と一緒になった。その先輩はだいぶ酔っていて、それは別にいいんだけども、つい最近にサワー沢口のリアルな吐き方のモノマネを覚えたらしく、一緒の道のりのわずか5分の間に5回もそのモノマネを披露してくださり、とても迷惑でした。


■それと本日、「CCCDだから」という理由で買ってなかったSweet Robots against The Machineの最新アルバム『Towa Tei』を4年越しで逆フライングゲットしました。あした聴きます。


■コアラのなんとか




とくに意味はないです。
ムシャクシャしたからやった。
相手は誰でもよかった。
いまは反省している。


■4chのカセットMTRを買うとか、逆に、いま


■昨日の日曜日は、横浜市内某所にて某氏と、ソニープラザで買った外人専用の菓子を食べ、チェリーコークを飲みつつ、『おまえ、まだサンボマスター聴いてんの? おまえ、まだサンボマスター聴いてんの?』という一言ふかわネタを某氏より伝授されながら、機械や道具などを用いて、おごそかに録音作業をしました。

このときの録音物が、この夏に出る『XVOXX リミックス』の中の一曲として収録されますように(祈)。

■雨降る日曜の午後にやる宅録は楽しい、ということがわかったのは収穫です。


■本日の凡ミス


郵便局のエクスパックって、配達日指定ができないんですね。忘れてた。


■石神井速報


けさ6時半ごろ、石神井公園駅北口の西友の近くでジョギングしてたら、自転車に乗った60歳ぐらいのおっさん(たぶん酔ってる)が後ろから、

「兄ちゃん、がんばれ〜」

と声をかけてきました。おれがそのおっさんの方に顔を向けると、おっさんは自転車でスーッとこっちに近寄ってきて、

「たいへんだねー、おれがそんなこと(ジョギング)やってたら死んじゃうよ〜」

と云って、またスーッと離れて走り去っていきました。付近の方は十分気を付けてください。

# 前も書いたと思うのですが、なぜこの手の人々は
# 異常に安そう&よく燃えそうな化繊のブルゾンを着用してるのでしょうか。


■だから捨てろって>俺


今週の火曜から金曜にかけて、会社のフロアで引っ越し&大掃除4デイズin渋公が開催されています。渋公関係ない。

要するに、よその部署がうちのフロアに引っ越してくるのですよ。おめーら迷惑なんだよ、わざわざ引っ越してくんなよ。うるせえよ、おれたちだって6階なんか来たくねーよ、と関係者の全員が全員めんどくさがってます。どうにかしてください。

ということで、みんなで会社の不要なモノをがんがん捨ててます。MOとか百枚は捨てたね、実際。書類とか本とかも、ヨシキのドラムソロのような勢いで捨ててますウィーケン。

しかし昨日、モノを溜めこむ癖のある先輩の机から2003年の日めくりカレンダーが出てきたのは驚いた。先輩は「いや、これ、一枚一枚に書かれてる格言がすごくいいんだよね」とか云ってたが、あんた、それ机の奥底にしまったままじゃん? いつ読んでんだ? 読まないんだったら持ってないのと一緒だろ?

と、ヒトのことなら強く云えるんだな。おれの部屋は相変わらずコンパクトディスクで散らかり中なのに。
「そのうちヤフオクに出すから」
「そのうちディスクユニオンに持ってくから」
「そのうち好きそうなやつにあげるから」
「そのうち選曲作業で使うかもしれないから」
「そのうちマッシュアップのネタにするから」
とか云って、おれ、CDを押し入れの奥底にしまったままじゃん? いつやるんだ? やらないんだったら持ってないのと一緒だろ?

がんばって捨てます。

# ちなみに、この日めくりカレンダー'03の先輩は、
# 捨てられたMOをゴミ置き場から10枚ほど持ってきて、
# 「さいきん独立した友達が使うかもしれないからあげる」とか云って
# 一枚一枚丁寧にラベルを剥がしていました。いい話だなー。
# とは素直に思えない何かがそこにある。


■いまから会社行ってきます


♪カーイカイカイ カーイカイカイ


愉快 痛快 怪物くんは


怪物ランドのジ・アーティスト・フォーマリー・ノウン・アズ・プリンスだい♪






うん、はいはい、面白くないですね、はいはい。


■コーネリアスの激レアCDを発見!


部屋からモノ減らし中です。押し入れやガラクタ箱をガサゴソ片づけているおかげで、けっこう珍しいCDが見つかってきたりします。今日はその中から、かなりレアな一枚を紹介しますよ。渋谷系が好きな人にはたまらないんじゃないでしょうか?


というか、ほんとはきょう紹介する予定だったコーネリアスのCDが、部屋の床に漂っているガラクタの群れの中に再びまぎれこんでしまって見つからなくなったんですよ。びっくりですよね。




(ディレクターが必死の形相で、『(間を)つないで! つないで!』のジェスチャー)




じゃあ、代わりに、今日買ってきたカップ春雨の写真を載せます。こんな写真載せて意味があるかどうかはさておき、載せます。

カップ春雨など

春雨だけでなく、フォーとか、ノンフライワンタンとか、たんに少容量なだけのラーメンとかもあるけど、一個で120kcalとかだから、寝る前に食べても楽勝です。


■惜しい@銀座


きょう、銀座の某広告代理店のロビーを先輩と歩いていると、向こう側からメガネをかけた男性がやってきました。


『あっ、うじきつよしだ!』


と先輩は云いましたが、そのメガネ男性は明らかにサエーキ・ケンーゾウ氏(仮名)でした。メガネでミュージシャンで平成教育委員会に出てたというとこまでは合ってるんですけどね。惜しい。





なお、この先輩は以前、「サン、ペイ、です!」というのを


内山信二の持ちネタ


だと真顔で思ってたそうです。びっくりですよね。


かく云うおれも、リー・ペリーと間違えてベン・リーのCDを買ったことがあるよ!
'`,、('∀`) '`,、





サエーキ氏は、テイトウワと同じメガネをかけていました。


■ディスクユニオンで買い取ってくれなかったCDはこれだリスト


先週の土曜日、蚊のあまり出てこない、涼しい風が心地よく通りすぎていく夏の竹やぶで思いっきりまぐわいたいなあ、と思いながら渋谷のディスクユニオンにコンパクトディスクを売りに行きました。

* * *

35枚のCDを持っていったところ、値段が付いたのは16枚、買い取り不可が19枚でした。はい、じゃあここでちょっとクイズです。

渋谷のディスクユニオン・クラブミュージックショップで、買い取ってもらえなかったCDは次のうちどれでしょう?

[ ]の中に正解が書いてありますので、マウスでドラッグしてみてください。

* * *

【1】田中フミヤ/I am not a DJ [買取OK]
【2】808States/10x10 [買取OK]
【3】立花ハジメ/バンビ [買取OK]
【4】ALTERN 8/BRUTAL-8-E [買取不可]
【5】アート オブ ノイズ/ドビュッシーの誘惑 [買取OK]
【6】Daft Punk/One More Time [買取不可]
【7】暴力温泉芸者/ケ・セラセラ [買取OK]
【8】Idol Taxi/Idol Taxi [買取不可]
【9】ビブラストーン/フーディスト村 [買取OK]
【10】細野晴臣/ナーガ [買取不可]
【11】竹村延和/For Tomorrow [買取不可]
【12】Goldie/Saturnzreturn [買取OK]
【13】モモ/メイクミーハッピー [買取OK]
【14】ステレオトータル/モノキニ [買取不可]
【15】mihimal GT/H.P.S.J. [買取不可]
【16】四街道ネイチャー/四街道ネイチャー [買取不可]
【17】XL Recordings 5th Chapter(テクノ系コンピレーション) [買取OK]

* * *

全35枚の中から一部抜粋してお送りしました。では補足を。

・【1】はダメかなー、と思ったら、買い取ってもらえたので、よかったです(小学生の文章かよ)。

・【3】は買取OKでしたが、50円というハードボイルドな値段だったので、これは返してもらいました。

・渋谷のユニオンは、ちょっと前にALTERN 8のアルバムを2800円とかで売ってたので、脈アリかと思ったのですが、シングル【4】は撃沈。

・【8】の暴力温泉芸者は、『Nation of Rhythm Slaves』と一緒に持ってったのですが、こっちの方が買い取り価格が微妙に高かったです。

・竹村の名曲シングル【11】は意外にも買取不可。これって、いま探すとけっこう見つからないのでは?

・【12】は、盤質「A」で20円でした。'`,、('∀`) '`,、

・【14】はバンガロウレーベルのバンド。思い出したんだけど、7〜8年くらい前にバンガロウ聴いてた女って、今は何聴いてるんですかね。ハモンド・インフェルノがハモやんと呼ばれてたあの頃…。(遠い目)

・ちなみに【17】は、Josh Winkの「Don't Laugh」が入ってます。

* * *

他に、企画モノのリミックス盤(ウルトラマン、サンダーバード、タツノコプロ、山本リンダ)は気持ちいいくらい軒並み突っ返されました。あと断られたのは、ボウリングをテーマにしたファイルレコードのコンピ『Do the Bowling』(FPM田中知之も変名で参加)、MORE DEEP(笑)などです。

上にあげた断られCDでも、コンディションの良い盤だったらもしかすると買い取ってもらえたかもしれません。この断られリストを読んだ人も、あきらめずに持ってってみましょう。

なお今回のCD売却により、スーパーでエースコックのスープはるさめが50個ほど買えるくらいの資産を得ました。


■街で拾った一言。


漁船のエンジンみなヤンマー。半蔵商店です。

はい、出だしからつまづいてしまったんですけども、そんなこと気にしていたらキリがないわけなんですけども、じゃあ今回は、本日、街を歩いてる際に採集した「一言」を紹介します。

* * *

『あなた!そういうもの引っ張って歩くときには
もっと周りに気を付けなさああい!?』

池袋駅構内にて採集した一言です。

ホームを歩くおばさん(団塊の世代)の前に、スーツケースをゴロゴロと後ろ手に引きずった青年が歩いてたのですが、おばさんが(なぜか)このスーツケースに足を取られ転倒した際に発したシャウトがこれです。

たしかに、混んでる場所でのゴロゴロスーツケースは邪魔くさいですが、おばさんも自分の目の前ぐらいよく確認して歩いた方がいいと思った。そのスーツケース青年が、いきなり立ち止まったりしたわけでもないし、なんで転んだかが正直わからん。

自爆しといて自分で怒る。それがおばさんクオリティ。でも転んだ直後ってのはけっこう取り乱しちゃいますからねー。原因はどうあれ。

* * *

『あー、やっぱ、おれら、
西海岸行かないとダメだわ!
2年間くらい金ためて!』

渋谷のエレベーターで採集した一言です。

おれが渋谷のシンセ屋に行ったら、20代半ばくらいのヤング二人が、サンプラーを選んでました。AKAIのMPCシリーズを探してるようです。
「あ、おれ(MPC)2000売りたがってるやつ知ってる」
「うそ。なんで?」
「なんかそいつ、ヒップホップ辞めたんだって」
「へー」
「あーでも、もう売っちゃったかも…」
とかなんとか(この「ヒップホップ辞めた」という部分にもちょっと青春を感じましたが、それはさておき)。

シンセ屋の帰り、このヤング二人組といっしょのエレベーターだったのですが、エレベーターのドアが閉じるなり、ヤングの片一方がドロップしたのが上記のセリフ『西海岸』です。西海岸か。そうか。

このヤングは、続けてこうも云ってました。
「やっぱ日本てさあ、年功序列じゃん? 上の人がいるから、下の世代が出て来にくい」
「もっとレーベル側に働きかけてさ…」
会話の内容から察すると、このヤングたちは実際にインディーでレコードを出してるみたいです。西海岸うんぬんも、あながち野放図なアイデアというわけでもなさそうです。

なにはともあれ、貯金がんばってほしいですね。

* * *

『DJオズマの分際で
5弦ベース使ってるのかよ!!』

池袋の石橋楽器店で採集した一言です。

なにやらの楽譜を眺めていた女子高生二人組が上記のセリフをリリースしていました。DJオズマのことはよくわからないので解説は省略。(DJオズマじゃなくて誰か他の人のことを云ってたのかもしれません。だとしたらすいません。)


■変な店で変なステーキを食ったら、意外と体力が回復した件


昨日、ちょっと風邪気味になってしまいました。

そこで、牛肉でも食って体力を付けようかなと思い、会社の近くのステーキ屋にいってきました。この店の存在は前からちょっと知ってたのですが、行くのは今回が初めてです。

以下、この高度情報化社会においては、みなさんお忙しいでしょうから、この店の特徴を簡潔に箇条書きでまとめておきます。



・ステーキ屋のわりには、街の喫茶店といった感じの内装。カウンター席に座る。

・とりあえずサーロインステーキ200gを発注。

・最初に簡単なサラダが出てくるが、ドレッシングにニンニク入れすぎ。というかほとんどニンニクの味しかしない。舌がピリピリする。

・ライスが皿ではなく茶碗で出てきました。

・そして肝心の肉ですが。

ふつう、ステーキ屋だったら、黒い鉄板にステーキがジューッていいながら出てくるのを想像するじゃないですか。そこは、白くて丸い普通の皿に、あらかじめ切られた肉がのってるだけでした。

肉

・そしてこの肉が、異常に柔らかい。ほとんど白身魚のような噛み心地。たぶん、下ごしらえの段階で、なんらかの方法で繊維質を壊しすぎてるんだと思う。柔らかい肉イコール美味しい肉というのは違うと思うのだが、どうか。

・その柔らかすぎる肉に、「なんで!?」ってぐらい塩コショウがまぶされている。塩コショウ効き過ぎ。

また、この皿の肉にも、おろしたニンニクがトッピングされています。肉は、小皿のニンニク醤油につけて食べます。

肉と、大きめの茶碗に盛られたご飯を、箸で交互に食べる。ステーキ屋での食事というか、貧乏学生がアパートで食べる食事だろ、これは…。

・あ、あと、スープも付きますが、これはマルちゃんの焼きそばに付いてたようなレベルのためコメントは控えます。



これで税込み2000円。これだったら、もっと他の店に行くなあ………と、あまり文句ばかりも云ってられない。

なぜなら、このニンニクたっぷりの肉(とサラダ)を食べたところ、風邪気味でだるかった体がいつの間にか元通りになってしまったからです。

すげえよ! この店! というか、ニンニクがすごいのか。そうか。


■メグミルクのアカディがうまい件について


アカディ

これがうまい。微妙な甘さがついてます。

週に何回か、会社で朝食代わりに500ml飲むのですが、今日は部屋に帰るなり1リットルパックを飲み干してしまった。

ただこれ、売ってるところがあまり多くないんだな。


■東京の夜は七時


■ピチカートマニアのみなさんこんばんは。半蔵商店です。


■部屋の掃除は、着々と進んでおります。はい、また事実と異なること書いた。戦前の朝日新聞のように。実のとこ、ほとんど進んでません。困りますよね。行政の責任が問われます。問われません。


■さて、掃除の楽しみと云ったら、あれですね、意外なものが部屋から発掘されることですね。「あ! おれこんなの買ってたんだ?」みたいな。

きょう紹介する発掘物件は、これです。

ジャケット

■ピチカートファイヴ「東京は夜の七時」のプロモ12インチです。これを発見したときには、「やった!」と思ってしまいました。自分で買って押し入れに放置しといて「やった!」もなにもないだろ、どんだけ自作自演だよという感じがしなくもない今日この頃ではありますとともにお二人の末永い幸せを祈りまして挨拶と代えさせていただきます。本日はまことにおめでとうございました!(拍手)要するにまあ、こんなレコードがおれの部屋にはあった、と。あと、こうやって無駄に長いことを書いてると読み飛ばされるぞ、っていう。すいません。ほんとすいません。

ジャケットのステッカーを見ると、アルバム『オーヴァードーズ』からのテイクだということが分かります。

ジャケット拡大

レーベルに記されている収録曲を見ると、アカペラとかも入ってるようです。マッシュアップづくりに便利ですねというか、おれの部屋にはターンテーブルがない。

レーベル

■今後も、部屋からなにかが発掘され次第お伝えします。お疲れさまです。


# 先日発売された「ピチカート ファイヴ ウィ ディグ ユー」ですが、さっそくヤフオクでアナログ盤の値段がちょっとしたことになってますね。


■グッバイ! 会費5000円


仕事つながりの、遠い知人の皆様プロデュースによるあまり気の進まない飲み会があった。規模は20名くらい。場所は青山。2時間半飲み放題。


欠席しても良かったんだけど、

「そうやって人と仲良くなるチャンスを逃しちゃダメ! もっと積極的にならなきゃいけないヨ☆ 人脈を広げるチャンスだもんネ♪」

と、不自然に大人ぶったやる気を出して出席。











一時間後、あまりにも皆様と話が合わないため、誰にも気づかれず店を脱出した拙僧がブックオフ原宿店でサウンド&レコーディングマガジンを立ち読みしてたわけですよ。

こんなことなら最初っからシアターDで昼メシくんのネタを見に行けばよかったぜ。人間、無理しちゃいかんよねえ… (゚Д゚)y─┛~~


# でも、無理して出た飲み会でわざとらしく話を合わせても、ほんとの意味での人脈づくりにはならないと思うんですよ。単なる顔見知りは増えるかもしれないけどさ。いや、この顔見知りってのがむしろ大事なのかな。よくわかんないけど。


■ひきつづき散らかり中。散らかり第二中。


■松田聖子です。

■ですから、相変わらずおれの部屋が片づかないわけなんですが、それには理由があるんですよ。科学的な。

■ほら、アンパンさん、もといアンパンマンさんが、『顔が汚れてチカラが出ない〜』ってなるじゃないですか、ネタ中に。

ネタ中て。ピン芸人みたいに云うなよ。

ま、とにかく、あのアンパン男は、顔が汚れると本来の力が発揮できないわけです。

■それと同じで、おれは、『部屋が散らかっててチカラが出ない〜』ってなるわけですよ。ほら。いまこの瞬間が実際そう。というか、ここ数日間こんな感じですが。

■先ほどのアンパン人間の場合は、顔を汚されて力が出なくなっても、ジャム原ジャム彦さんとバタ山バタ子さんの協力により、新しいアンパン顔を製作→完パケ納品してもらえるので、再びパワーを充電することができる。引き続き、バイキンマンに然るべき社会的制裁を加えることが出来る。

■けれどもですね、おれは、おれの部屋がどんなに散らかってても、おれ自身で片づけないといけないわけですよ。セルフカバーですよ。もしくはセルフプロデュースですよ。いずれにせよ、自分でなんとかしないといけない。

しかし、掃除をしようにも、そもそも掃除をする体力が湧いてこない。そのため、部屋がますます散らかる→体力が落ちる→掃除することが出来ない→部屋が輪をかけて散らかる……というデフレスパイラルに突入しています。

■部屋が汚れていると、チカラが出ないから、細かい用事とか溜まりっぱなし(すいません)。ジムで体を動かしてても、頭のどこかで「あー部屋片づけないと」なんて考えてしまう。集中力も落ちる。判断力も鈍る。

■そして金曜の夜。ついに、

イベントの日付を一日間違えてクラブに行ってしまう

という、Windows95発売以降の現代インターネット社会ではちょっと考えられない間違いをやらかしてしまった。どうりで誰もいないと思ったー '`,、('∀`) '`,、

はい、これももちろん、部屋が散らかってるのが元凶です。なんかもう、

自分で自分を訴えたい。

↑ひさびさに一流ホームページ風に〆めてみる。


■『XVOXX』初夏の出荷


■本日、秋葉原・イアーズ様と、中野・タコシェ様へ、『XVOXX』を納品してきました。ご近所にお立ち寄りの際はぜひよろしくお願いします。


■また、夏には『XVOXX』のリミックス版というか、リメイク版といった趣のCD-Rを、作る予定です。まだ細かいことは決まってませんが、夏の昼寝用BGMにしたいと思ってます。こちらもぜひ。ひとつ。(←小西康陽ふう文末)


■今日の朝食は、「デカ王」とかいうカップ焼きそばでした。1133kcalあります。容器もでかい。

デカ王

■部屋はまだ片づいてません。三瓶の、ビデオだけならまだしも、ステッカーまで発掘されてきてます。びっくりですよね。


■金属製のアタッシェケースを持って道玄坂を歩いてる人が全員犯罪者に見えてしまう件


もうけっこう前のことですが、渋谷の道玄坂にある老舗レストランがコンビニになったじゃないですか。

で、老舗レストランの閉店をあたかも号令とするかのように、その並びの店が閉まったり建て替えられたりしていってるじゃないですか、まるで地上げでも行われてるかのごとく。というかどう見ても地上げです。本当にあr

素人目に見ても、玄人の仕事にしか見えません。


■部屋は今日も片づかなかった


部屋にあるCDってさ、あいつら勝手に交尾して繁殖してるんじゃないか? って感じですよ。

いま手元にある、1998年7月号のバウンスの切り抜きによると、

『モノを買うのも好きですが、捨てるのも同じくらい好きです。モノを整理/管理なんかしてると、仕事どころではなくなります。最近レコード千枚捨てました。時代の記録よりも、快適な部屋での生活をとりました。』(要約)

と、かの砂原良徳選手がコラムでおっしゃってました。さらに、

『来月はCDを捨てます。ヒトにあげてもいいのですが、それまで保存しとくのがイヤです。』(要約)

とまでおっしゃっておりました。

おれも、もう、ディスクユニオンに売る、とか、ヤフオクに出す、とか考えずに、CDは素直にゴミ袋にぶち込んだ方がいいかなあ。

と、この砂原コラムを読んで以来8年、何回考えたことか。

# だれかいっしょに、勇気を持って捨ててみませんか? とりあえず30枚くらいから…。


■敗因は、そもそもCDの棚がないこと。


■今朝は二時に起きて、私を抱く勇気もないくせになによ! この意気地なし! という勢いで部屋を片づけています。現在、朝の五時十六分。

いま、きれいに片づいた部屋で一息つきながら、朝食のペヤングを食い終わったとこです。

■はい、いま、おれ、理想と現実を混同してモノを書いてしまった。大変すまない。部屋は、ぜんぜん片づいていません。ペヤングはちゃんと食ったんですが。

とくに、やっぱ、あれですね、レコードよりも小さくて軽いのに音質が良い、夢のニューメディアことコンパクトディスクがたくさんありますね。散乱&堆積してますね、悪夢のように。先月まではわりと片づいてたのですが。

コンパクトディスク

足の踏み場もないくらいCDがとっちらかってます。これくらいなら、その気になればiPod一台に納まるのになあ。

■しかし、これから会社にいかないといけないのに、平日になんて無謀な部屋掃除はじめちゃったんだろう。さっきなんか、パーコパコのCDシングルが出てきたしね。電波子と林家パー子でパーコパコですよ。というかなんだよ、電波子って。そこから説明しろって感じですよね。このCDは手に取って9秒とかからないうちに分解して捨てました。大至急捨てました。

この部屋掃除、ヘタしたら土曜あたりまで食い込むかもしれません。というか確実に週末つぶすな、これ。つーか、もう、どっから手を付ければいいかわからない……。


■もうあれですよ、さきほど部屋から発掘された椎名林檎の『罪と罰』聞いてますよ。しんみりと。朝の五時台に。

# CDを売って、その金でCD棚を買おうとも思いましたが、なんかそれ不毛な感じがする。


■ダイエットとは厳しいものなのです


なにもおれだって毎日毎日、(´・∀・`)ハムソ〜セ〜ジ食べたいな〜♪と唄いながらのん気に暮らしているわけではないのであって、ときには自分に厳しくすることもある。

そんなわけで今、ダイエット中である。ダイエット、と一口に云っても並大抵のやつではなく、けっこう本気でやっている。それがどれだけ過酷かは、以下に掲げた、自分に与えている試練の数々を読んでいただければ分かると思う。


■休日だからといって、昼食を2回とらない。

■ましてや、チキンカレーを食べ終えたあと、デザートと称してカツカレーを食いに行かない。

■焼きそばUFO(大盛り)を寝る前に食べない。

■ましてや、超大盛りペヤング(1099kcal)を寝る前に食べない。

■普通盛りなら、まあ良い。

ジャポネで注文して良いサイズは、横綱まで。親方以上は不可。

■自宅でスパゲティを茹でる時も、いちどに300g近くも茹でない。

■焼肉は、週2回以上は行かない。

■昼食が焼肉だったのに、夕食にカルビ弁当を真顔で食べたりしない。

■カルピス原液を、0.5本/日というペースで消費したりしない。


……などなど。書いてるだけで自分でも気が遠くなってきたが、しかし、このような厳しい修練に耐えてこそのダイエットです。

でもよー、たとえばだけど夜中にこんな画面みてたら食欲出てくるよね?

# ヒント:見なければよい。


■吉祥寺はもらったであります


■諸般の事情で、吉祥寺のパルコで妹と待ち合わせる、という流れになった。

パルコのふもとで待っていると、ケータイに妹からのメールが。

「ウメーズ・カズーヲがパルコにいる! メンズフロアー」


■大至急5階のメンズフロアに行く。さて、5階といってもパルコは広い。どこをどう探そうか…。


■いや、探す必要なんて無かったす。5階についてすぐ、一点を見つめたままフリーズしている親子連れ(母親 featuring 幼児二人)がいたんですよ。固まった親子連れの視線のその先を追っていくと、自動的にウメーズ・カズーヲ先生がおれの視界に入ってきました。紅白のストライプの服は着てませんでしたが、まぎれもない本物でした。

若干ドキドキしながら、平静を装ってすれ違いました。


■ちなみに妹は、ウメーズ氏に話しかけて握手してもらったそうです。おれが不得意なジャンルをちゃんとカバーしてます。おれそういうの苦手なんだよな…。


■ウメーズ先生は、中央線沿いによく出るみたいですね。
↑「出る」ってなんだよ。オバケかよ。失礼な。


■ボコーダーで


県の許可も得ずにボコーダーを適当にあれこれいじってたら、こんなのが出来たので、あれしておきます。

これ(17秒/mp3/387kb)

これはプリセットの音色をそのまま使ってますが、もっとクラフトワークみたいな音にできたらいいなあとは思ってます。あと、さっきから右肩と右肘の関節が痛むのがどうにかならんかなあとも思ってます。そもそも痛みの原因がわからん。

ちなみにこのサイトによると、クラフトワークは軍事用音声合成装置なんてのも使っているらしいです。まずどうやって手に入れたかが知りたい。


■ペプシツイスト


ですから、人間だれしもコーラが飲みたくなる夜があるじゃないですか。無かったらごめん。まあ、あんな植民地主義的な飲み物をわざわざ飲まなくたっていいんだけどさ。昔のアメリカって、コーラ市場の開拓のために他国に攻め込んだという話を聞いたことがある。その国の民に「コーラを飲む」という新習慣を植え付けたら、原価3円だか5円だかの350mlコーラが120円で売れるんだもんなあ。そりゃ戦争くらいやっちゃいますよ、アングロサクソンなら。


さて、おれは諸般の事情によりペプシ派なので、今日はペプシツイストを買って帰ろうとしたんだけど、駅からうちへの帰り道にある自販機に、ペプシツイストがない。そう、あれしかないんです、あの、ペプシNEXとかいう新製品のやつしかないんです。飲んだことあるわけじゃないけど、ペプシNEXってカロリーゼロなんですよね。じゃあ不味いに決まってるじゃん。


しかし、行けども行けども、ペプシツイストは見つかりません。やばい、これはもうだめか、と絶体絶命のピンチだったのですが、最後の自販機(つまり、うちにいちばん近い自販機)に奇跡的にペプシツイストが入ってたので、無事買って飲みました。おわり。


というか、ペプシツイストなんかよりも普通のペプシが良いわけなんですが、さいきん店頭ではあんまり見ないっすね、スタンダードペプシ。


話は変わりますが、コカ・コーラ社に寄せられる「CMについての質問」第一位は、「CMで見るような瓶入りのコカ・コーラってどこで買えるんですか?」だそうです。以上コーラ豆知識。

# こう書くとコーラメイニアみたいですが、年に5リットルも飲みません。


■外人が自分でクラフトワークのビデオクリップを作ってる件


Youtubeで、ちょっと変わったクラフトワーク「アウトバーン」のビデオクリップを発見。なんか、どっかの外人が自主的に作ったみたいです。

Kraftwerk Autobahn "Concept" Video

「ファンファンファン アウフデア アウトバーン♪」と、(口パクで)口ずさむ男が画面に出てきますが誰だよお前。誰フトワークだよ。でも冒頭の効果音と映像がリンクしてて偉いなと思った。

あとやっぱり、この曲って高速道路の風景に良く合いますね(当然ですが…)。けっこう気持ちよくて3回も見てしまった。見過ぎです。

しかし問題は、おれがこんなビデオを見て、こんなことを書いているまさにこの瞬間に、練馬区だけでも数万人くらいの人々がSEXしてるということですね。金曜の夜に何やってんだ、おれ。(;´Д`)

(2:00am・記)


■本当にあったふてぶてしいブートレグの話


■このブログは最近、ボコーダーだのYMOだのクラフトワークだの、そういう話題ばっかり続いてるので、今日はがらりと趣向を変えてクラフトワークについて書きたいと思います。


■話はさかのぼること4年前。福岡市は天神の某レコード屋で、『Die Klassik Werks Vol.3』というクラフトワークのブートレグを見つけたんですよ。3800円でした。学生にとって3800円は、君、天文学的な大金ですよ。ヘタすりゃ一週間は生きられる額ですよ。

これを買う時は悩みましたが、でも、けっこう珍しい曲が入ってたので、やっぱり買いました。


■家に帰ってCDケースを開けてみたところ、ジャケットはぺらぺらのカラーコピーの紙切れが一枚だけで、しかも題字以外には記されていません。盤に至っては、なにも印刷されてない真っ白なCD-Rでした。

末端価格3800円もするのに、カラーコピー&真っ白CD-Rという組み合わせってのが怪しさ丸出しで、いかにもブートっぽかったです。

内容の方は、「メトロポリス」の1981年ユトレヒト公演とか、「アウトバーン」の7インチ版など、公式盤では聞けない音源が入ってたので、当時は満足してました。


■そして去年。

たまたま入った渋谷のレコード屋で、この『Die Klassik Werks Vol.3』を発見しました。

で、何気なく手に取ると、このCDはおれが持ってるCDとは違い、ジャケットがカラーコピーではなくちゃんとした印刷物でした。

さらに、値札に書かれている店員コメントを読むと、
「クラフトワークのレア音源集 第3弾! (プレス盤CD)
と書かれていました。


■印刷されたジャケット。CD-Rではないプレス盤CD。なのに、おれが持っている『Die Klassik Werks Vol.3』とは、タイトルもデザインも曲目もいっしょ…………。

ということは。

そうです。おれは、どうも天神のあの店で、ブートレグの偽物、ようするに

ブートレグのブートレグ

をつかまされてたみたいですねゴッドダムイット。ブートレグからブートレグを作ることってあるんだなあ…。知らなかったよ。中身は同じなのに、なんか「してやられた!」という気分です。


■とはいえ、やはり学生時代に食費を削って買った思い出の一枚なので、このブートレグはいまでも大事に持ってます。


うそです。引っ越しの時に無くしました。

# がんばって探せば出てくるとは思うけど。


■クラフトワーク『アウトバーン』の韓国盤では、ジャケットからベンツが消されている件について


■自分でもボコーダーを買ったのと前後して、またクラフトワークに興味が出てきたんですよ。クラフトワークというのは、シンセサイザーを弾いたりボコーダーで唄ったりして生計を立てているドイツ人の中年男性4人組のことです。

それでまあ、YouTubeでクラフトワークの動画を検索したり、外人が作った海外のファンサイトとかを巡回したりしてるのですが、そこで気になってたことを思い出しまして。

■というのも、このサイトによると、アルバム『アウトバーン』の韓国盤では、ジャケットに載ってたベンツが消されているみたいなんですよ、どうやら。

ちなみに普通のジャケットはこれです。ちゃんとベンツが走ってます。

韓国盤の『エレクトリック カフェ』から「セックス オブジェクト」という曲が削られてるのはファンの間ではけっこう有名ですが、このアウトバーンのベンツに関してはあまりそれほど知られてないような気がします(けっこう有名な話だったらすみません)。

■と、4年前にちょっと気になってたことを思い出したので、書いてみました。

■おまけ。上記サイトに載ってた『マン・マシーン』のインドでのコピー盤。ちょっと。おまえ。これ。品質。

■そして、クラフトワークなんか興味ねーのに最後まで読んじまったよ!ヽ(`Д´)ノ

という人のためにさらにおまけ。千代田区は神田紺屋町の「インデラ」のカレーです。

インデラ@神田紺屋町

インド風とかタイ風とか、そういうんじゃない昭和の日本のカレーです。卵(生/ゆで)もトッピングできます(写真では生卵の黄身のみトッピング)。ライスの量もがっつりあります。ちなみにお店の内装もけっこう昭和です。


■ローランド VP-330


■今日はとんこつラーメン食べたり(しかも替え玉2つ)、移転したシアターDでライブを観たり(しかも2時間立ち見)と大忙しだったので、うちのボコーダーとマイクをつなぐケーブルが買えませんでした。ぎゃふん。

では、ひきつづきボコーダーに関する小ネタを。

■先日、原宿の某シンセサイザー店(一軒しかないわけですが)のウェブサイトを見てたら、

「有名バンドで使用されてたVP-330入荷しますた (・∀・)ノ」

と書かれていたんですわ。VP-330とは、ローランド社が70年代に作ったボコーダーです。

■その某店は、ヴィンテージな電子楽器をちゃんと音が出せる状態で店内に飾っているので、たまに見学と称してシンセをいじりに行きます。

で、先日もシンセ見学に行った際、お店の人に「あのー、ウェブサイトに載ってた『有名バンドのVP-330』って、どのバンドが使っていたんですか?」と訊いてみたんですよ。そしたら、なんと、あの、


イ エ ロ ー マ ジ ッ ク オ ー ス ケ ト ラ


のアルバムのレコーディングで使われたVP-330だそうじゃないですか。な、なんだっておまえさん。するってえと、あれかい? 矢野顕子の旦那さんがこのVP-330で、真顔で「トキオ!」とか云ってたっていうのかい? あんたそれ重要文化財ですよほとんど!

■残念なことにもう売約済みだそうですが、買った人は自慢していいと思います。

# YMOに興味ない方には伝わりづらい話ですみません。


■ザーサイ


浅草の三社祭も終わり、東京県も初夏っぽくなってきました。ようやく、早朝や風呂上がりでも肌寒くない、という基本的人権気温になりつつあります。昼は蒸し暑いほどです。

ということは、ほら、あれですよ、だんだんビールの季節が近づいてきましたよ! ビール。いいねビール。

で、今日は家で、ごま油で炒めたザーサイをつまみにビールでも飲もう、と決めたので、スーパーで新鮮なザーサイを買って帰りました。これがその写真です。



MS2000

あ! 新鮮なザーサイと間違えてシンセサイザー買っちゃった☆ (^ー゚)テヘッ
どうりでなんか重いと思った〜。








( ´・ω・`) ハイハイワロスワロス

ということで、MS2000を買いました。理由は、ボコーダーがついてるからです。もしくは、農民たちから武器を取り上げるためです。両方とも正解です(刀狩令の発布)。ボコーダーとは、おおざっぱにいうとロボットみたいな声が出せる機械です。というかボコーダー目当て。完全に。でもうちにあるマイクは、プラグの形が違っててつなげられなかったので、真顔で「トキオ!」とか云ったりはまだしてないです。

もちろん普通のシンセサイザーとしても使えます。さすが情報化社会というくらいにたくさんのツマミやらボタンやらが付いてるので、それらをいじって音を鳴らすだけでも楽しめそうです。

でもシンセを買ってまっさきに思ったことは、「オンガク作るぞ!」とか、「バンド組むぞ!」とかではなく、「部屋片づけなきゃな…」ということです。こういうところが、高校時代より成長しています。していない。

# そういえばコルグ製品を買うのは初めてです。
# どうでもいいか、そんなことは。


■風水?


交わるのに便利だから。

■という、おれが県知事だったら県知事賞を授与したくなるくらいに爽快な理由でシングルベッドからセミダブルベッドに買い換えた好青年を知っている。

彼女もいないのにセミダブルねえ、と思ってたのだけれど、不思議なことにベッドを買い換えたとたん、その好青年に彼女ができた。

で、それからは自然の摂理として、彼女が部屋に遊びに来るたびセミダブルの上で夜通しフジロックフェスティバル '03が催されるはこびとなりました ('A`)>ギシギシアンアン

たしかに風水では、恋人を探している人は二人用の家具と二人分の食器を揃えなさい、と説いているらしいです。

■それにあやかろうというわけではないですが、ワタシもセミダブルベッドに買い換えたいなあ、とちょっと思っております。ちょっと寂しいので。あくまでもちょっとだけどね。

ま、ベッドのサイズ以外にも気を遣うべきとこが5ダースぐらいあるんだけどネ!
'`,、('∀`) '`,、

■オチはとくにありませんが、「寂しい」ではなく「ちょっと寂しい」と書くあたり、無意識のうちに見栄のようなものを張ってるのかなあ、と我ながら思いました。


■レアトラックス


■まったく架空のバンドの、まったく架空のレア音源集。

といった内容のCDを作りたいです。

いや、今すぐに是が非でも作りたいってほどではないですが、まあ作りたい。

■どんなジャンルのバンドにするか、とか、そもそもバンドの名前はどうするか、とかよりも先に、

「※限定7インチシングルB面に収録」

「※MDのみのボーナストラック」

「※FM札幌のサウンドロゴとしてオンエア」

「※CD-ROMマガジン『なんとか』に収録」

「※ライブ会場にて配付したカセットに収録」

とか、ライナーに載っけるそういうキャプションの方から頭の中で完成しつつあります。

要は、「すげーレア音源がついに陽の目を見た!!!」という達成感が欲しいだけなのかもしれません。

あと、それらのレア音源が一枚のCDにまとまってしかもたったの3059円!というお得感とか。

■でも、この架空レア音源CDを実際に作るとなったら、ほんとうにオンガクを作って収録しないといけないわけで、それはけっこう手間がかかります。

CDは作りたいがオンガクは別に作りたくないというこのABループ。

■しかし、いちばん大変なのは、万が一の不測の事態によってこのCDが完成した暁に、こんなCDを聴かされる運命にあるおれの友人たちですね。さきに謝る。すまん。


■もう大盛りは頼まないことにしたんで、と周囲に云い始める予定がなくもない


年をとると、よしんば運動を始めても、代謝が落ちているため脂肪は落ちにくくなるらしい。

よしんば脂肪が燃えても、筋肉はつきにくくなっているらしい。

また、よしんば痩せたとしても、年をとると皮膚が体にフィットしなくなってくるので、体のシワが増えるらしい。

そのため、よしんばジムに通って体を動かしたところで、むしろ以前より老けて見えるということになりかねないそうだ。

以上は某板の某スレで知りました。よしんば匿名掲示板の書き込みだからと云って、落書きのような情報ばかりとは限りませんね。

おれも、よしんばそこそこ運動してるからと云って大食いしてると、よしんば今は平気であっても、年取ってからドカッと体重が増えそうで怖いです。

だからこのごろは、あらゆるレストランのあらゆるメニューで、大盛りを発注しないことにしています。と書こうとしたけど、きょうの昼に大盛りカレーを食べてしまった。普通盛りより50円増し。


■さよならだけどさよならじゃない


■原宿のブックオフで、大学2年生ぽい男の二人組が、棚にある『やまだかつてないCD』を手に取っていた。

(゚Д゚)「うお! やまだかつてないCDがある」

(・ω・)「なにそれ」

(゚Д゚)「昔テレビであったじゃん、『愛は勝つ』とか」

(・ω・)「しらない」

(゚Д゚)「だから、あったじゃん、ほら、♪し〜んぱ〜い ないからね〜

(・ω・)「あー、あれか! あの番組か!」

(゚Д゚)「そうそう。あ、二枚組なんだ。これ」

(・ω・)「うお! 一枚カラオケじゃん!」

(゚Д゚)「え! カラオケだけで一枚!?」

(・ω・)「昔の人はすごいねえ。こんなの作って…」

(゚Д゚)「なあ。今の人は守りに入ってるもんなあ…」

原宿のナウいヤングに絶賛されてました、やまだかつてないCDが。よかったじゃないですか。



■原宿の某シンセサイザー屋で(一軒しかないですが)、店員どうしが雑談していた。

タッキューさんが(買ったシンセを)裸で持って帰ってた」

「タッキューさん、ディーエムエス持ってるらしいよ?」

「そういえばこないだ来てた時……」云々。

断片的にしか会話を拾えなかったのですが、話の流れから察するに、どうやら元「人生」のボーカルの人の話をしているようです。中学のころの自分が聞いたら大喜びだなあ、これ。

このあと、さらに別の店員さんだか客だかとの会話にもちょっと聞き耳を立てていたら、こんどは「スナハラ」という、電気グループのファンにとってはなかなかエキサイティングな単語が聞き取れました。気になります。


■特濃ミルク8.2がものすごく美味く感じられる件


■ジムで運動した後とはいえ、寝る直前に大盛りの明太子スパゲティーなんか食べてたら体重がいっこうに減らないのでは、という世論がおれの中で持ち上がってきたので、ダイエットというわけではないですが、きょうの朝食と夜食はこれを食べてます。

特濃ミルク8.2

■久しぶりに食べたけど、小腹が空いた時に食べるとうまい。これ。超うまい。優勝。エネルギーの補給になるのはもちろんですが、腹にたまらないというのはいいですね。満腹になると大至急ねむくなって、けっきょく眠って、全ての用事を明日に回すおれにはぴったり。

くち寂しさも紛れるので、こう、パソコンに向かって作業する時とかにも最適。しかも食べやすい。

■そういえば前の会社には、昼食を摂らずにこのキャンディーだけをエネルギーに働いている人がいました。(あ、この話は前にもしたかもしれない)

■しかも、一袋で200円。タバコより安い。最強。UHA味覚糖最強。

■ちなみに、昼食と夕食はちゃんと普通のものを食べてます。


■ナショナル麻布で買い物しただけなのに、敗戦気分をおおいに味わえた件について


■そういえば先日、ナショナル麻布スーパーマーケットで、茶筒ぐらいの巨大な筒に入った粉チーズを買った。遠方にすむ、粉チーズ好きのヒトにプレゼントするためです。

このナショナル麻布では、買った物を箱詰めにして宅配してくれるサービスがあります。しかし、さすがに粉チーズ1本だけじゃ宅配してくれないかもしれないので、念のため、

「商品を宅配するサービスがあるそうですが、この粉チーズ1本だけでも送れるんですか?」

と店員さんに聞いてみました。

■すると、その店員さんは、

「要するにあれはただの宅急便でー、宅急便に出すという作業をうちが代わりにやるってだけの話でー」

という要領を得ない愚鈍な答えを返してきました。質問の答えになってませんよお前。

■で、まあ結局、粉チーズ1本でもOK、ということがわかったので宅配をお願いしたのですが、宅配を受け付けてくれたおばさんも態度が良くなかった。

このおばさん、何も云わずにスッと伝票を差し出してきたんですよ。これはまあ、「つべこべ云わずに、この伝票に送り先とおまえの住所を書いとけやボケ」という意味なのでしょう。

おれは、わざとこの伝票を5分ほど無視し続けて、おばさんに何か云われたところで「あなたがなにもいってくれないからわたしはこのでんぴょうをどうしていいかわかりませんでした」と答えてやろうかと一瞬思ったのですが(実際、ある種のブロガーだったら本当にそうして、おばさんとの耐久戦の様子をブログに書くんだろう)、素直に伝票に住所や名前などを書くことにしました。

そしたら、あの、あなたには大したことじゃないかもしれないですけど、ペンがないんですよ。ふつうこういうときは、伝票といっしょにペンを添えて出すでしょ。それが文明ってもんですよ。しょうがないので、「なにか書くもの貸してください」と頼んだら、

おばさんは再び無言でカウンターの上にペンを置いたんです。カチャン!と強い調子で。

こんなとき、強く言い返せる勇気がほしい……。(;´Д`)

■昭和37年から営業している老舗だけのことはあって、ナショナル麻布の接客は実に失礼が行き届いてました。また行きます。逆に。

# このあと、近くの本屋で町田康の本を立ち読みしてたら、
「おれは一生、店員になめられながら生きるのだ」みたいなことを書いたエッセーがあった。はは。


■八百円


きょう、要らない本をブックオフに持っていったら、ちょうど800円になりました。

その足でココイチに行き、納豆チーズカレー(ライス400g)を食べました。意識しなかったのですが、ちょうど800円になりました。

なんか、これぞまさしく経済!というか、品物とお金とサービスを交換する仕組み!というか、現金800円のキャッチアンドリリースというか。

ともかく、部屋が片づいてスッキリしたうえに納豆チーズカレーも食べ(ら)れたので、よかった。


【自分用 明日の買い物メモ】
・黒コショウ(ホール)
・ボディーシャンプー
・ギャツビーの制汗スプレー
・単4電池


■京都日記 四日目 (5/3)


■5:30am
起きる。テレビをつけたらコテコテギャルズというのが出ていた。地下鉄に乗って南禅寺へ。

蹴上駅で降りる。肌寒いので、若干モチベーションが下がるが、南禅寺に近づくに連れ、衆の風景もお寺ムードが徐々に高まっていき、いいね、これいいね、京都っぽいよね、と徐々にやる気が出てくる。勝手なもんです。

お寺の境内でボーっとたたずんでいたら、鐘の音が聞こえる。つづいて、和太鼓のリムショットぽい音が小刻みに聞こえる。それに続いて、数十名の坊さんのお経が始まる。このお経を聞きながら、ああ、今日で東京に戻らないといけないんだな…と思った。

しかし、早朝の寺は、落ち着く。

■8:00am
予約の際、朝食もセットで申し込んでいたので、ホテルに戻って朝食。和朝食か洋朝食か選べるのですが、いつものくせで何も考えず洋朝食のレストランに入場。係の人に朝食券を渡して7秒後くらいに、あーやっぱり和朝食にすれば良かった!という世論が心の中で持ち上がった。わがままにも程がありますね。

■8:30am
ホテルの部屋に戻って、しばし和む。近くの自販機で買ったスコールに、東京駅で買ったサントリーオールド(この旅行中、ずっとホテルでちびちび飲んでいた)を混ぜたりして飲む。

あと、仮眠、入浴、荷造りなど。

■10:45am
地下鉄に乗って、新田辺駅をめざす。

■11:45am
新田辺駅で降り、本数のかなり少ないバスに乗って、一休寺をめざす。もちろんその名の通り、一休さんのお寺です。以前この寺をテレビで見て(エンタの神様と恋のから騒ぎの間にやってるやつ)、機会があれば行きたいなと思ってたのですよ。

■12:00pm
一休寺到着。まわりは、閑静な住宅街なので、寺も静か。この旅行中いちばん落ち着いた。あの、ですから、京都の春の日にですね、のどかな所にあるお寺の石庭を、真昼に眺めるんですよ。鳥の声とか聞こえるんですよ。ホーホケキョとか啼いてるやつもいるわけ、真顔で。リラックスするったらありゃしない。裏庭もいい感じに小ぢんまりとしていて、落ち着く。

ちなみに、一休さんは80代になってもこのお寺で、同棲していた若い女芸人と元気にSEXしていたそうです(*)。一休さんが詠んだクンニの漢詩とかあるもん、マジで。見習いたいですね。
*=この女芸人は一休の詩の中に出てくるだけで、実在はしていなかったのでは、という説もあり。

お土産コーナー的なところで、一休さんが発明したと云われる豆の保存食を試食したら、これが一粒でご飯0.57杯は食べられそうなくらいに味が濃い。口に合わないので、代わりに梅こぶ茶のパックを買う。一休さんとは、なんのゆかりも無いけど。


■1:30pm
タクシーで新田辺駅へ。そこから電車で京都駅へ。京都駅周辺は、5連休の初日ということもあって画期的な混みぐあい。

■2:30pm
三十三間堂へ。七年前にも見たけど、おさらいの意味を込めて。

■3:45pm
三十三間堂からバスで京都駅まで。しかし、帰りの新幹線にまだ時間があったので、東本願寺へ。

しかし、大きなお寺の廊下の角を曲がる瞬間て落ち着くなあ。

■4:15pm
京都駅→立ち食いうどん→おみやげ購入→ビール購入→新幹線。

■5:00pm
新幹線発車。自分用のおみやげに買った、栗の砂糖漬けをつまみにビール。

■7:30pm
東京駅に到着。山手線と西武池袋線をスペクタクルに駆使して家路へ。

帰ってきて、まず、カッターの刃をライターの火で軽くあぶって、ウイスキーにひたして消毒して、足の裏のマメを切る。

* * *

いい一人旅でした。デジカメの充電器を忘れなかったら、もっと良かった。

ただ、神社やお寺を眺めるには一人の方がいい時もありますが、メシとかお茶とか散歩とかは当然のことながら一人だとちょっと寂しいですね。
やはり、次の京都旅行までには、京都にセフレを作っt


■京都日記 三日目 (5/2)


■3:30am
起床。しばし夜景を眺めながらボーッと。少なからぬ台数の消防車のサイレンが聞こえる。なぜこんなに早起きしたかというと、早朝の、靄がかかる町並みが見たいからです。

とはいえ、京都のどこで見られるんだろう、そんな風景は。

■4:00am
ひとっ風呂あびて、タクシーを拾って四条方面へ。なんとなく、おれの求める風景がありそうな気がしたので。

「どちらまで?」
「四条までお願いします」
「四条のどちらですか?」
「まあ、だいたい四条かな、ぐらいのところであれば…」
「…………(゚Д゚)?」

という、戦後まれに見るあいまいなオーダーを受けて走り始めるシータク。「ここが、だいたい四条ですね」というところで降ろしてもらって、しばらく歩くと、石畳の町並みが。

花見小路

これ、いいっすねこれ。朝靄こそかかってないものの、京都っぽいですね。いま調べたら、「花見小路」という通りだそうです。石畳に昔風の建物が続いています。この通りのつきあたりが建仁寺。

建仁寺 遊具 石塀小路

早朝の建仁寺(写真左)。お寺の敷地内にあった、なにやら公園のようなスペース(写真中)。そのあと、再び石塀小路へ(写真右)。

■7:00am
その後、にわか雨に降られたりしつつ、歩いてイノダコーヒ本店へ(※いま日記つけながら気づいたんですが、おれは3時間近くも歩いていたわけですね。びっくりですね)。朝食にナポリタンと、食後にコーヒー。コーヒーは、自白するがウインナーコーヒー。

ナポリタンに気をとられて、ウインナーコーヒーの味はあまり覚えてません。すみません。ナポリタン美味しかったです。

■8:00am
ホテルに帰ってシャワー。ここらへんで、デジカメの電池が切れます。ええ、充電器はコードの部分しか持ってきてません。ということで以降は写真なしです。ゴッド・ダム・イット。

■9:30am
ホテルをチェックアウト。市バスに乗って大徳寺→金閣→龍安寺→仁和寺を回る。

金閣はですね、あれですよ、人も外人も多かった。人ごみの印象しかない。龍安寺の食堂で食べた木の葉丼800円が美味しかった。仁和寺を出たところで、急に「ああ、この旅も後半に入ったんだな…」と切なくなる。

■2:30pmくらい?
宿泊先のブライトンホテルへ。部屋が38平方メートルもある。いや、38平方メートルってのは予約する時にウェブで知ってはいたけど、実際、目の当たりにすると、けっこうあるのな。ベッドが二つと、ソファーセットまである。そのソファーでさえ、人が一人寝られるくらい。

■4:00pm
ホテルからタクシーで銀閣へ。

途中、運転手さんに、朝靄のかかるお寺が見たいんですが、と尋ねたところ、「大雨が降った日の、翌日の晴れた早朝の、常寂光寺がいい。雲海みたいなのが見られる。あと南禅寺」と教わる。

■4:30pm
銀閣を余裕で見学したのち、甘味処みたいなお店で冷やしあめ。

■5:00pm
バスで再び「だる満」へ。しかし、今日も閉まっている。あとで知ったのですが、このお店は4時で閉まるらしい。といった意味も含めましてご近所の平安神宮へ。

■6:00pm
近くの蕎麦屋で天ぷらそば。

■6:30pm
そして青蓮院へ。ゴールデンウィークは、ライトアップされてて、夜間拝観ができる。夜のお寺ってのが、これまた良くってねえ……。さすがにサーチライトはやりすぎだろ、とかは思わないでもないが、よかった。云い過ぎかもしれないが、半分、夢を見てるような気にもなった。それくらいよかった。

この「よかった」が、観光客特有の『自分が行ったとこへの過大評価』による部分も少なくないことはわかってる。でも、よかった。

■8:30pm
その後、先斗町へ。先斗町と書いて「ぽんとちょう」と読む、というのは、高校生のころ脱線3の歌詞カードで知った。

「落ち着いてるのに賑わっている」感のある不思議な通りで、飲み屋がならぶ狭い通りに人がたくさん歩いているのに、「うざったい」などどはあまり思わない。歩いているうちに「ああ、一人だけど、なんか楽しいのに、一人だ。けど楽しい。一人なのに。でも楽しい」というかなり不思議な感情がループしたうえ、どういうわけか若干テンションが上がってくる。

お好み焼き屋とかバーのような、一人で入れる店も無くはないが、なんか、一人で入るのはもったいないなーという気になったので、今回はお店には入らず。

先斗町をでて、地下鉄の駅に戻ろうとするも、道を間違えて、まっとうな道のりの2倍くらいは歩いてしまう。

■10:15pm
地下鉄の駅を降りてホテルへ。このホテルは駅から離れていてるので、また道に迷いかける。

部屋について、リンカーンを見ながら、ルームサービスのサンドイッチ。リンカーンは初めて見たのですが、おもしろいですね。こういうのが、けっこう旅の思い出になっちゃったりするんですよねえ。

■11:30pm
消灯。38平米もあると、快適を通り越してちょっと心細い…。

# この日は、一日でいろんなとこを回ったので、かなりはしょって書きましたが、しかし青蓮院よかったす。


■京都日記 二日目 (5/1)


■6:30am
朝起きて、とりあえず東寺へ軽い気持ちで散歩。
はい、この「軽い気持ち」が失敗の原因でして、地図は持たず+自宅用のダサ眼鏡+つっかけ感覚で素足にスニーカーというスキだらけの装備で外出してしまいました。

東急ホテルから東寺はわりと距離があるにもかかわらず、「京都駅の近くでしょ?」ぐらいの気分で歩いていたから歩けども歩けども着かない→足の裏のマメが痛い→しかも道を間違えている→靴下をはいてないので靴の中がムレて気持ち悪い→まだ東寺に着かない……という、まさにデフレスパイラル。言葉の使い方が完全に間違っていますが。

この日の朝は予想外に暑く、シャツの袖をダサめに折り曲げながらテクテク歩く。

朝の通り1 朝の通り2

■7:30am
いざ東寺に着いても、ゆっくりするという気分にはなれないし、そもそもお寺はまだ開いてないので(※これはさすがに計算済み)、足早に境内を見学して終了。修学旅行の中学生と、地元の中学生がかもし出すラッシュアワーに巻き込まれてHPをたくさん失いました。早くホテルに帰って風呂はいってメシ食いたい、という一心で引き返す。

東寺

昨日のルームサービスのサンドイッチの出来から判断するに、ホテルの朝食も美味しそうな予感があまりしないので、am/pmと自販機で食料を調達。

■8:30am
ホテルに戻って、焼そばUFO(明太子マヨネーズ味)、ガルボ、ネクターと、そういう朝食。風呂。

■10:00am
ホテルのコンシェルジェっぽいヒトに京都観光について訪ねるも、あまり対応が良くなかった。このホテルの人々は、客のことを『速めに処理すべき案件』ぐらいにしか思ってないんだろうな。ぶつぶつ…。

■10:15am
ホテルをチェックアウト。テクテク歩いて地下鉄の駅まで。途中、郵便局に寄って、ヤフオクで落札されたCDを落札者に発送。冊子小包で180円。京都からヤフオクの品を送ったのは初めてっす。

■11:15am
叡山鉄道で鞍馬山まで。このローカル線ってのが旅情だね。いいね。ローカル線で食べるきのこの山も旅情だね。

きのこの山

■12:00pm
鞍馬山駅で、電車を降りる。そこからまたケーブルカーで山に登る。山の中の道を歩いて、歩いて、とにかく歩いて、ひたすら歩いて、上ったり下りたりする。けっこう楽しくなる。

鞍馬山

■1:00pm
山を下りて、貴船というとこへ到着。
ここらへんは貴船神社があり、観光客向けのレストランや旅館が密集している。

涼しげに流れている小川に床板を渡し、そこにテーブルを置き、そのテーブルでさわやかな川の流れを見学しながら食事ができますよ! という趣向の飲食店が多数あった。

貴船 貴船・2

せっかくだからここで食事するか、と思ったけど、ランチのわりにはけっこうな値段だし(一番安い店で3500円)、そもそも一人だとちょっと恥ずかしいので、普通っぽい店構えの店で『あゆ茶漬け(並)』を食べる。

食べたあとは、貴船神社に立ち寄って、駅まで歩く。

■2:45pm
貴船口→出柳町→京阪三条。


■3:45pm
今日泊まるホテルオークラに到着。このホテルは京都市の真ん中にあり、しかも14階の部屋なので眺めがいいです。超いいです。

ホテルオークラ

■5:30pm
銀閣へ向かう、も、着いたころには閉まっていた。

■6:00pm
「だる満」という蕎麦屋に行くも、閉まっていた。ちなみに、このお店は、「とれま」からレコードを出しているタンツムジークというバンドの中の人がやっているお店だそうで、90年代中期の日本テクノが好きな拙僧としてはぜひ訪れたかったのですが残念。

じゃあ近所の平安神宮に行こう、としたら、閉まっていた。

夕陽

地下鉄の駅をめざして歩く。途中、イージーリスニング風にアレンジされた「3年目の浮気」をスピーカーから流してる昭和っぽい商店街があったので、歩いてみる。京都ってのは町のあちこちにお寺があるなあ、という観光客ならではの一般的感想を心の中で述べながら路地裏をぶらぶらしてたら、感じのいい蕎麦屋を見つけたので、入った。にしん蕎麦を発注。食す。よかった。

鰊蕎麦


ついでだし、せっかく京都に来たんだから地酒でも…という理論で、京都のなんとかという日本酒一合を飲んだら、想像をはるかに上回るスピードで酔いが回ってくる。たぶん疲れていたんでしょう。

■7:00pm
ふらふらしながら駅へ。ふらふらしながら地下鉄に乗って、降りて、街を歩いて、有名なイノダコーヒに行って、デフォルトで砂糖とミルクが入ってることで有名なコーヒーを飲もう、と考えていたが、イノダコーヒ本店に着くころにはラストオーダーの時刻を過ぎてて中に入れなかった。合掌。

■8:00pm
ひきつづきふらふらしながら、市役所裏のコンビニで、レモンティーの紙パックを二つ買って、ホテルに戻る。

■11:00pm

サンドイッチ

しばしの仮眠をとったあと、きれいな夜景をボーっと見ながら夜食のルームサービスのサンドイッチを食べて本日終了。


■京都日記 一日目 (4/30)


■6:00am
家を出る。これは男のハードボイルドな一人旅なので、リュックの中の荷物は、パンツ3枚・靴下3足・Tシャツ3枚・ケロタン1匹のみ。実にハードボイルドな男らしい荷物と云わざるを得ない。

あと、自分としてはめずらしく、(宿選び以外には)ネットで京都情報を下調べしなかった。持ってくガイドブック的な本も例の『そうだ 京都、行こう』の一冊だけ(厳密にはガイドブックではないですが…)。

■8:00am
東京駅のキオスクで、サントリーオールドのポケット瓶とミネラルウォーターとコメッコを購入して新幹線へ。朝からウイスキー。しかもつまみはコメッコのみ。ハードボイルドだと云わざるを得ない。

■10:30am
ハードボイルドに京都駅到着。観光客で容赦なくごったがえしている。あまりの混みっぷりに、一瞬、やる気を無くすが、おれは強い子なので、泣かずに気を取り直した。

予定とかは立ててないので、適当にホテル目指して歩いたら、西本願寺に着いたので、その境内を歩く。お寺はまだ開いてない。

西本願寺・1 西本願寺・2

適当に写真を撮ったりして、お寺を出て、適当にそこらへんをぶらぶら歩く。京都は、町並みがとても京都っぽいので、散歩してるとまるであたかも京都に来たような気分になれます。

西本願寺周辺

■1:00pm
京都東急ホテルにチェックイン。なぜか弟に電話したあと、日中の散歩の疲れが出てきたので、昼寝。

■4:00pm
2時に起きるつもりがもう4時に。びっくりですよね。腹が減ってるのでルームサービスをとろうとしたら、夕方5時からしかやってないんだと。しょうがないので、ホテルの向かいにあったロイヤルホストに入ってジャワカレーを頼んだのですが、これが文句なくまずい・高い・量が少ないと三拍子揃ったカレーで、食べてるうちにATMで外人に列に割り込まれたような屈辱的な気分になる。うそだと思ったら最寄りのロイヤルホストで試してみてください。最近カレー運が無いよなあ…。しかし京都来てまで何食ってんだ! でも近所に食い物屋がここしかないんですよ!と自問自答。

ジャワカレー

カレーを食ったあと、本日の計画を立てる。

■5:00pm
清水寺へ。7年ぶり2度目の出場。出場ではないですけど。でもー、やっぱりー、ヒトとか多いからー、あんまりゆっくりできなかった。仕方ないですけどね。とはいえ景色はやはりきれい。

清水寺より

その後、高台寺と圓徳院へ。連休中は夜間拝観ということで、夜でも入場できるのですが、これは良かった。夕方の寺は、いいもんです。

高台寺にて

あと、この周辺に「石塀小路」という通りがあって、ここは昔ながらの建物&石畳がそのまま保存されているんだけど、夜にここを通るともう最高。優勝。とくに、通りにぽつんぽつんと灯りが浮かんでるのが、なんとも。

この通りの他にも、石畳の道があって、そこに立ち並ぶ旅館にいつかは泊まりたいなあ、と思った。こんなことしか書けなくてすみません。伝わらないっすよね。

■8:30pm
ちょっと道に迷いそうになりつつ、なんとかバス停にたどり着く。バスに乗ってホテルへ。

■9:30pm
ホテルに到着後、ルームサービスでサンドイッチを頼む(このサンドイッチについては後日くわしく)。値段のわりには…………。

■10:30pm
芸人T君から電話。昨日のライブの感想を求められる(前日に、新宿でT君の出るライブを観てたのです)。が、タイミングを逃したので「おれ、いま、実は京都に来てるんだよねー!」と報告しそびれる。

電話のあと、ベッドの上でゴロゴロしていたら、いつの間にか寝ていた。不思議ですよね。カレーに字数を費やしすぎましたが初日はこんなところ。


■中華料理屋のビールってたいていキリンだよね。


■連休のしめくくりとして、昨日は江古田の商店街の、いいかんじに庶民的な中華屋でニラレバ炒めとビール(大)を食べてきました。

■なぜビール(大)かというと。

こういう、酔っぱらった常連オヤジ3人衆が、店内の14インチテレビで流れているプロ野球にやいのやいのヤジを飛ばしているような店では、小さめのグラスに注がれる「ひとくちビール」みたいなサイズは存在しないのな、当然ながら。ビール=大瓶のみという定理で。

そんなわけで、ビールは残しても良かったんだけど、なんかお店のおばちゃんに悪い気がして、律儀に全部飲んだから、眠くなって。それで昨日アップする予定だった京都日記はアップできませんでした。すみません。

■で、こういう中華屋には、日曜の夕方〜夜に行きたくなることがあるんだよな、たまに。なぜか。


■一周年〜ようかんマンから杉浦茂まで


■ところで半蔵商店です。

■えー、本日をもちまして、半蔵商店は、一周年を迎えることができました。
( ´д)人(´д`)人(д` )イエー

ありがとうございます。

■ということで、今日は特別企画としてですね、これまでに半蔵商店の表紙を飾ったバナーの歩みを振り返ってみたいと思います。



半蔵商店一周年企画『表紙バナーの歩み。』

■そう、最初は去年の五月五日に半蔵商店を始めるつもりでした。なぜかというと、2005/05/05という日付が、「050505」というふうに数字がならんで、ナウいからです。

でも、準備が間に合わず、けっきょく五月六日からのスタートになりました。合掌。

それはさておきご覧ください。


■柏餅


■業務連絡です。秋葉原・eARS様で、半蔵商店の『XVOXX』が完売しました。ありがとうございます。今月中には再々々納品いたしますので、まだのかたは是非。

■今日は昼ごろまで寝てて、起きて、全裸でカツ丼を食って、録ったまま見てなかった半月前の恋のから騒ぎを見て、という風にダラダラ過ごしたあと、夕方からヨージ(モテたい部)の単独ライブを観に、中野へ。

ヨージ氏のショー(=ライブの意)の素晴らしさは、説明すると長くなるので割愛しますが、伏線がたくさん張りめぐらされている凝った構成だから、一瞬たりとも見逃せないのな!

■そういえば昨日の、細かすぎて伝わらないモノマネ選手権の、次課長河本は笑いました。あの「『警視庁24時』より・深夜になっても帰らない女子高生」というネタ。

この手の「細かすぎモノマネ」の隆盛と、コージー冨田があまりテレビに出なくなったのは、なにか関係があるんでしょうか。ないか。

■あと今日、700年ぶりくらいに「ごきげんよう」を見たら次長課長がモノマネやってました。たまたま点けたテレビで、次長課長がモノマネしてるとなんかトクした気分になります。

■京都日記は、また翌日以降に書きますので。

■きょうは端午の節句なので、柏餅を食べました。


■京都いってきた


京蛙

■京都県から戻ってきました。五日ぶりに半蔵商店です。

■昨日までは、早朝の京都の寺で坊さんがつく鐘の音を聞きながら、「お寺の鐘ってのは、エレクトロニカだよね」と近田春夫なみの極論を心の中で提唱していた拙僧が、今日はもう東京のアパートで、ルミネtheよしもとやらシアターDやらのスケジュールをネットで調べてます。

旅の終わりから元の生活に戻るまでって、なんか切ないっね。と云ってる間もないくらいすぐに、日常ってのは始まるもんですね。それもまたよし。

■さて、今回の4年ぶりの京都ツアー3泊4日ですが。

出発2日前に決めた急ごしらえの旅行のわりには、デジカメの充電が切れたほかはとくにトラブルもなく、まあ、良かったです。

けっこう肌寒かったですねー。にしんそば美味かった。

あと細かいことは、おいおい日記で書いてくので。しばらく京都ネタ続けます。

■そういえば、神社とかお寺って意外に若いカップルが多かったですね。今回は一人旅だったので、次はぜひちんちんのついてない人と京都めぐりをしたいです。

でもあれですよ、一人で京都も悪くないですよ。


■鮎茶漬け(並)




■朝おきて東寺へ。ホテルに戻って、ネクターとガルボと焼きそばUFO(明太子味)という健康的な朝食。

■セミダブルベッドのスペースを贅沢に使ってオナニーしたあとチェックアウト。


■電車とケーブルカーで鞍馬山へ。歩いて貴船まで降りて。

先週は新宿でとんかつ茶漬けでしたが、今日は京都で鮎茶漬けです。(写真=ロイター)

■このあと貴船神社いってきますよ。



(※ですから、この記事も京都でケータイで書いたあと、2006/5/4の昼ごろに東京でアップしました。
モブログ投稿分を、ブログに公開する設定をしてなかったのです。すいません。)


■そろそろ出発します




とはいえ、今日はどこいくかあんま決めてないのでフロントに相談。あケータイ充電するの忘れた。



(※この記事も京都でケータイで書いたあと、2006/5/4の昼ごろに東京でアップしました。)


■半蔵入洛


■パーソナルコンピューターを持ってきてないので、ケータイでこれ書いてます。

■今日は朝十時半ごろ京都県に到着。

■しばらく京都駅〜西本願寺らへんを散歩して、ホテルで昼寝して(3時間)、その後、清水寺と高台寺。

■今夜は東急ホテルなのですが、近くにコンヴィニエンス・ストアーがないので少々不便ですがそれもまたよし。

■夕飯はホテルのルームサービスのサンドイッチ。これについてはまた後日くわしく。

■これからフロントの人に、あした朝靄かかる町とか寺とか見たいんですが、おすすめはありますか、と訊きにいきます。朝靄、大事っすよね。京都のイメージとして。



(※この記事は京都でケータイで書いたあと、2006/5/4の昼ごろに東京でアップしました。)


■京都いこう


■せんぱーい(レベッカ「MOON」より抜粋)。

■ということで半蔵商店ですこんにちは。

■きのう会社でそうだ京都、行こう。という本を読んでいたら、どういうわけだか、おれも、そうだ京都、行こう、と思ってしまった。思ってしまったのはしょうがないので、明日から三泊四日で京都に行くことにしました。

■はい。新幹線の券は買いました。いいえ。旅館には泊まりません。はい。ホテルに泊まります。

■以上のことより、京都行きます、ということが言えます。[証明終]

■いや、証明終とかじゃなくて、その、まあ、京都には5回くらいは行ったことあるけど、それらはどれも学生時代の貧乏旅行だったから、今回はちゃんとお金を払って基本的人権旅行((C)西原理恵子)をしたいなあ、っていうのもありますよね。(談)

■京都に行く目的は、とくにないですが、朝靄かかるお寺とかを見たいです。


■渋谷で発見したナウい居酒屋


■きのう、会社のヒトたちと飲み会がありまして、渋谷の居酒屋に行きました。

■そしたら、その居酒屋、いかす、マジいかす。ナウい。

まず、付き出しにモンブランケーキが出てくる。意表突きすぎ! まあ一口サイズだけど、しかしモンブランである。付き出しなんか、やる気ゼロの煮物や和え物をテキトーに出す、北斗の拳2の世界なみに荒みきった居酒屋が多いなかで、この凝った付き出しは高ポイントです。

みんなで囲むテーブルに超プチモンブランが並んでる風景というのは、それほど悪くない。なんつーか、場がちょっと華やぐというか。話のタネになるというか。飲み会序盤の空気を暖めてくれたのは確かです。

■というふうに、全メニューの詳細を書くとキリがないから割愛しますが、料理がおいしく、かつ、場の空気を適度にもりあげる工夫(魚を目の前でバーナーであぶってみせるとか)がほどこされている居酒屋で、みなさんの評判も良く、飲み会は無事終わった。

幹事であるおれも、この店を選んでよかった、と一安心です。

■で、われわれのテーブルをめんどうみてくれた店員さんもよく気がつくいい人で、2時間楽しく過ごせました。この店員さんが、会計の際レシートといっしょに名刺をくれたのですが、

火星人の名刺

肩書きに注目してください。

いつもなら「これくらいじゃ笑わねえぞ」と身構えたりしますが、この店の良さを体験した今なら「まあ、こういうのもアリですな」と暖かく受け止めることができます。

美味しい物を食べると、やっぱりこんな感じで心にゆとりが出来ますね。おれは創作にぎり寿司(3種)がよかった。

■しめくくりのフルーツタルトを食べそびれたのが心残りですが、まあ、もう一度こよう、ここ。

# って、ここまで書いて気づいたけど、これってもしかして、あれか、なんか星占いのやつか。水星人とか土星人とかの。


■とんかつ茶漬け/エレクトロニカの終焉


■いま、自分の部屋の机でこの文を書いてるのですが、なぜか机の上にキユーピーハーフと、オリーブオイル(1リットル)と、コショウと、レモン果汁の瓶が置かれていて、非常に邪魔です。はやく誰か片づけに来てください。

■といった意味も含めまして、今日は新宿「すずや」のお話を。

前から、この店のとんかつ茶漬けはうまい、と聞いていたので、じゃあ、まあ、今日は新宿に用事があることだし、せっかくだから、という理論に基づいて食べてみました。

■まず、お店の人が注文をとりにくるから、「とんかつ茶漬けください」と頼むわけさーね。サイズは大・普通・小の三つから選べます。おれは大サイズを頼みました。理由は、おれも将来は、バナナマンやおぎやはぎのようにBIG(※アルファベット表記)な存在になりたいから。

■待つこと数分、鉄板にのったとんかつがやってきます。ジュージュー(英語だと"sizzle sizzle")いっております。うまそうです。とんかつの上には炒めたキャベツが、その上には刻み海苔がさらにトッピングされています。

とんかつ

それと、熱いお茶の入った急須も出てきます。

あとは、ごはんの上にとんかつ/キャベツを好きなタイミングで乗せて、お茶を好きな量だけかけて、お茶漬けにして食う、と。ごはんはお代わり自由です。漬物も3種類出てきます。

とんかつ茶漬け

■定食屋に行った時も、85%以上の確率で、定食のおかずをごはんに乗せ、熱いお茶をかけ、漬物をトッピングして、即席のオリジナルお茶漬けを堪能する癖のあるお茶漬け好きの自分としては、このとんかつ茶漬けは、楽しく食べられて良いな、と思った。美味しかった。

■食べ終わったあとは、歌舞伎町のライブハウスで、従弟のバンドのライブを観ました。「ギンギンの」という言葉を使わざるを得ないくらいにギンギンのロックでした。バーカウンターでも、バーボン以外の飲み物を出してくれなさそうな勢い。それくらいギンギン。ボーカルの従弟は、たくさんの女子に写メールを撮られてました。

ステージ上でiBookを広げて波形ソフトを走らせて、マッキーかベリンガーのミキサーのツマミをいじってヴヴーとかプチッとか鳴らしてる人たちの1024倍はモテてました。これからは(エレクトロ)ニカよりもハードロックですよ、実際問題。


■『壮快』に載ってた爽快じゃない記事


『壮快』という、中高年向けの健康についての雑誌が会社にあったので、なにげなく読んでいたら、こんな記事がありました。

はい、見出しだけでもうお腹いっぱいです!


■Q:このお話の中で、一番悪いのは誰でしょうか


■電車が練馬駅をすぎて、さあもう一息で石神井公園駅に着きますョ! ファイト! という画期的なタイミングで、大雨の野郎が降り出しやがった。ゴッド・ダム・イット。ゴッド・ダム・イット。なんて空気の読めない野郎だ。

■しかしまあ、大雨のほうも仕事で降ってるわけだから、あまり強く責めるわけにもいかず、とりあえず駅前のスーパーに飛び込んで買い物をすることに。

■いつもよりだらだらと買い物をすませて、外の様子をうかがうと、まだ大雨は降っている。しかたないので同じビルの中にあるauショップに入って、ケータイの見本をいじって時間をつぶす。外の様子をうかがう。まだ大雨は降っている。

■雨宿りするのも飽きたので、とりあえず大雨の中を、全速力で走って帰ろうかな〜どうしようかな〜という葛藤を、0.3秒×12回くらい繰り返したのち、やっぱり雨宿りするのも飽きたので、とりあえず大雨の中を、全速力で走って帰ることにした。カバンと、さっきスーパーで買った納豆と団子とサラダの入ったビニール袋を持って。

■大雨の中、カバンと納豆と団子とサラダをもって走るだけでも相当な惨劇なのに、こんな日に限って、カバンの中にはこの日先輩から借りた重量1500gくらいありそうな巨大な本が入ってるのである。ナイスタイミング! ヤッタネ!(b^ー゚)・:*。・:*:・゚'☆♪

■やっとのことで、アパートについて、玄関に荷物を置いて、さっさと着替えようと押し入れを開けたところ、押し入れにしまってあった、この人間界にわずか300枚しかない、砂原良徳の『TOKYO UNDERGROUND AIRPORT』のCD(ピクチャーLPじゃなくて、プロモ用CD)が床にガチャンと落ちて、ケースの角っこが割れた。ええ、割れました。ええ。

そのCDのケース自体は汎用性のある普通のケースなんだけど、なんでよりによってこんな貴重なCDのケースが割れるんですか……………(;´Д`)。

■そしてこんな大雨の日に限って、日曜に干した洗濯物を取り込んでおらずベランダでそのままになっている件について。


■このごろ好きなピン芸人『昼メシくん』


前もちょっと書きましたが、『昼メシくん』という吉本の若手ピン芸人が徐々に好きになってきてます。初めて見た時は、そのルックスだけで、YMOのファーストアルバム以来の衝撃を受けました。

昼メシくんの画像はこちら。

この格好で、妖怪コントという新ジャンルを築いています。なのに、芸名が妖怪ぽくないのが不思議です。

見た目は変わってますが、ライブ中のMCの先輩芸人とのフリートークを聞くと、「ああ、けっこう真面目なヒトなんだなー」という感じがして、ちょっと好感度アップです。マジメじゃないとこういうことできないっすよね。

「昼」の字の前掛けはどこで作ったのか、が引き続き気になり中です。

# ちなみに東京NSC9期です。


■『恥』売ります。(2)


(前回のエントリからの続きです)

■自分の恥ずかしい思い出をテキストファイルにしてダウンロード販売する『恥ダウンロードサイト(仮称)』が有名になったら、新宿ロフトプラスワンでイベントとかやったり(※いっつもこんなことばかり云ってるよなあ…)。会場限定で「未発表恥」のプリントアウトを販売したり、それをステージで朗読したり。

会場のお客様から、飛び入りで自分の恥ずかし体験を語ってもらうのもアリですね。

■そして、ゆくゆくは、自らの恥体験をキャパ500〜1000の中バコで披露するライブツアーを開催するわけですよ。

そして、そのツアーを録音してレコードにして売るとか。そのレコードが中古で『ソノタ』で売られてるとか。「聴いてるこっちまで恥ずかしくなる日本語スポークン! ジャケもナイス。シールド!」とかコメント付きで。

■あと、恥コメンテーターとして、最近の事件を自分の恥エピソードにからめて語ったりとか。朝のワイドショーで。

■もちろん、持ち恥(持ちネタのようなもの)を単行本化したり、それをさらに映画化・ドラマ化・漫画化したりというのも考えられますよね。

そして、自分のかいたオリジナル恥エピソードの特許を申請するとか。そしたら特許料だけでも、週に3回は回転寿司とかカツ丼が食べられますよ!!! やばい。秦の始皇帝なみの食生活。超やばい。

■誰しも恥ずかしいエピソードは10や20は持ってるわけで、それを人に話すだけでお金が入るという、いい商売です。まだ職業にして食べている人はいないので(おそらく)、始めるなら今のうちです。

まさに恥マーケット/恥ビジネスの時代はすごそこまで来てますよ! もしくは来てませんよ!(←情報量ゼロの文章の典型例)。

■ということで、じゃあ、せっかくなので半蔵商店読者の方のために特別に、3500円級の恥エピソードを披露したいと思います。つーことはこのエントリを読んでる人は自動的に3500円ぶんトクしてるわけですね。いいですね。

■えー、では。5年くらい前の話なんですけど。

まだ福岡に住んでた頃なんですけど、土曜の朝にですね、朝食を買うために最寄りのコンビニに自転車を走らせていたところ、

















あー無理無理無理無理!!!! うわ恥ずかしいよこれはやっぱ今の無し!! 今の無し!!

■と、このように、新しいビジネスを始めるということは、とても勇気の要ることなのですが、誰かやるといいよ。←まとめが雑。


■『恥』売ります。


MS-20

■恥の多い生涯を送って来ました。とくにハタチ前後のころ。

学校を出て、立派な(←どこがですか)社会人になった西暦2006年の今でも、思い出しては夜中に布団の中でうわーーーーーって叫びたくなるような。そんな恥ずかしい体験ばかりでしたよ。おれの青春なんて。

だから、いまでも江古田とか高田馬場とかで、青春をなんの疑いもなく全面的にエンジョイしているナウいヤングを見かけると、反射的にコルグ MS-20(写真)でどつきたくなる。

■うん、そう、だからこそ逆に、この自分の恥をですね、一人で抱え込むのではなく、商品として「売る」っていうのはどうかなーって。ビジネスチャンスかなーって。

■自分の過去の恥ずかしい体験を、赤裸々に綴ったテキストファイルを、ダウンロード販売するわけですよ。で、わりと簡単に話せるような軽い恥なら150円からで、ちょっと思い出すだけでも恥ずかしさのあまり120デジベルで叫びながら謝りたくなるような体験は、もう58000円とかで。

■代金の支払いは銀行振込もしくはクレジットカード決済で。じゃなかったら、月額315円(税込)でケータイ用のコンテンツとして配信します。なんだったら自分で恥ずかしい思い出をしゃべって、それを録音して、mp3ファイルにして、iTMSで配信してもいい。

■この商売だったら、在庫が要らないから場所代もかからず、特別な機材もいらないので、今すぐにでも始められる。

で、お金が足りない月は、別の恥ずかしいエピソードを脳内からやっとの思いで赤面しながら書いて、それを新コンテンツとして販売する、と。

■ヤフオクに出品する、ってのもいいかもしれないですね。

☆即決☆私のものすごく恥ずかしい話.txt(3本セット)

とかいって。

■あ! でもフィクションは無しな! ツクリなしの実話オンリーで。 商売人としてのプライドがあるから、そこは。

■って、なに書いてるんでしょうか。さっきから。


■おいしくないカレーは実在します (後篇)


野菜カレー(大盛) 900円

(前回のエントリからの続きです)

■愛想の良くない店員が運んできた野菜カレー(大盛り)は、まあだいたいこんな感じでした。野菜カレーと名乗るだけあって、ジャガイモとニンジンがけっこう大きめです。

■そして、肝心の味のほうですが、一言で云うと香りがだいぶ飛んでいるカレーでした。普通のカレーって、口に含んだとたん各種スパイスが立ち上って、カレー感をかもし出すじゃないですか。でもこのカレーは香りがかなり弱い。

それと、これは個人的感想なんだけど、ケチャップの味がする。たぶん、少なからぬ量のケチャップを投入していると思う。間違ってたらごめん。

■こんな味のカレー、どっかで食ったことあるな……と考えてたところ、思い出した。あれだ、これは、給食のカレーですよ。小学校の給食の、まずいカレーですよ。スパイスの香りがほとんど失せた給食のカレー。

せっかくだから文句ついでに云うと、大きめに切ったニンジンがあまり煮込まれてなく、生っぽかった。この堅さでは、食べられない人もいるんじゃなかろうか。

■そしてこの美味しくないカレーを、薄暗い店内で、半月の形のテーブルで、壁のモザイクタイル鏡に映った間抜けな自分の顔を見ながらモグモグと食べる。なおさら美味しくない…。

■嗚呼、こんな事故に巻き込まれるくらいなら、素直に大戸屋にでも行けば良かった。このカレー屋に来るまでの間に、大戸屋は2件もあったのに。大戸屋で梅おろしチキンかつ定食でも頼むんだった。とろろご飯つきで――と後悔しつつも、マザーテレサ級の慈悲に満ちた心で最後まで野菜カレーをちゃんと食ってあげて、900円払ってあげて、店をあとにしてあげた。

■ちなみにこのカレーを無理矢理フォローするならば、付け合わせの小皿に、他の漬物にまじってイチゴがあったのがよかった、ですかね。そんだけ。

■さて、この翌日、会社で先輩に「まずいカレーを食っちゃいましたよー」と報告したところ、

「この世に、まずいカレーなど存在しない」

と即座に反論されたので、おれの身の潔白を証明するためにも、近いうちこの先輩をこの店に連れて行こうかと考えています。

■食い物の味に文句を付けるな、という向きもあるかとは思います。ですが、まずいのを食べてると機嫌も悪くなるし弱気になるしで、健康に良くありません。結果として、死期が早まります。気を付けてください。「まずいものは毒」という言葉もあります。あと、こういう店を野放しにするというのは、日本社会や経済にも悪影響があると思います。以上。

# コンビニなどで売っている、レトルトの「銀座カリー」の方が美味しかった。ほんとに。


■おいしくないカレーは実在します (前篇)


■はい、じゃあ「青山○○○○○○」とかいうカレー屋で不味いカレーを食った件について書きますね。

■月曜日、仕事帰りに青山を歩いていたらお腹が空いてきたので、どっか適当なとこでメシを食おうとしたところ、このカレー屋の看板が目に付いたので、とりあえずその店のドアを開けました。

■そしたらね、あんた、ドア開けて0.8秒もたたないうちに、おれの頭の中の「この店、ハズレっすよセンサー」が作動したんですよ。自分で云うのもなんですが、このセンサーはかなり精度が高く、入ったら後悔するようなダメレストランを9割以上の確率で事前に感知します。

■ですが、おれは奥ゆかしい性格なので、どんなにこのセンサーが「この店はダメ!ゼッタイ!」と激しく鳴ろうとも、いったん店員さんに「いらっしゃいませー」と声をかけられると、逆らえずにそのまま店に入ってしまうのだ。あー馬鹿々々。なんのためのセンサーだ?

そればかりか、挨拶されなくとも、なんとなく雰囲気に呑み込まれるようにして店に入ってしまうことすらあります。この日も「あー、やばい、引き返そう」と体が動くよりも先に雰囲気に呑まれてしまった。合掌。

■そんなわけで、仕方なく店に入ってあげて、仕方なく席に着いてあげて、仕方なく野菜カレー大盛りを注文してあげて、仕方なく食べてあげることにした。

■その店はまず、挨拶がわりに内装がひどい。バブル期にできたカフェバーかなんかをそのまま流用してるんだと思う。おれは壁がイヤだった。上半分は普通の壁だが、下半分はモザイクタイル状の鏡がびっしり貼られている。お世辞抜きでダサい。

■テーブルもひどい。グリーンに塗られた半月の形をしたテーブル(というかほぼカウンター)がたいして広くもない店内に4つほどある。その半月カウンターはどれも、壁に対して45°の角度で配置されている。落ち着きません。

大きなお世話だけど、こんなんじゃ最大で10人くらいしか入れんだろ、この店……。普通のテーブルを、普通に並べればもっと人が座れるのに。

■そして厨房は、クラブ(機械的な音楽が流れている方の)のバーカウンターのような手狭さ。ここでちゃんとしたカレーを作れるような予感がしません。悪いけど。

■照明は薄暗い。それも落ち着くような暗さではなく、なんか不安になるような薄暗さだった。ちなみに、夕飯どきにも関わらず、客はおれ一人。ちなみに店員も一人。

■「うわ〜、おれ、ひさびさに地雷踏んじゃってるわ〜」と、リスナーからのハガキを読むピエール瀧の口調で心の中でつぶやきつつ、しばらく待っていると、愛想のあまりよくない中年男店員がカレーを持ってやってきました。

(つづく)


■渋谷で見た不思議なパネル


昨日の夕方、渋谷駅のハチ公口で、90×30cmのパネルを持って歩いているハタチぐらいの女を見かけました。不思議だなあって思いました。完。

↑これだけじゃ伝わらないか。

云うまでもなく、パネルを持って街を歩くというのは、美大生とかデザイン系の専門学校生とかにはわりとよくあることなので、それ自体は別に不思議ではありません。

また、その人がパネルになんの包装もせずパネルのままで、それもわざわざ人ごみの中を歩いていたのも特に不思議ではなかったです。

不思議なのはそのパネルに


優勝 \100,000


と書かれていたことです。おれが女子高生だったら、肖像権とかそういうこと気にせずに速攻で写メしてたと思う。いったい何のトーナメントに優勝したんだろうかっていうか、仮に優勝して10万円もらえることになっても、あのパネルそのものは授賞式に使うだけで、ふつう持って帰らせないのでは?とか、そんな大金を持ってセンター街を歩くと超危険だよ! あぶない!ルナ先生よりあぶないよ!とか、そういう社会的な問題について考えさせられた夕方ではある。


■いいカレーを食べていますか


穂村弘にかっこいいメガネを買ってあげる会

という団体があったならば、480円くらい寄付してもいいなあ、と考えながら江古田駅前を歩いていたところ、「TOKI」という昭和っぽい喫茶店の前を通りがかった。

このお店のショーウインドウには美味しそうな大盛りのナポリタンのサンプルが飾られており、ナポリタン好きのおれは以前から「機会があったら入ってみよう」と思ってたので、たまたま小腹が空いていたこともあり、お店に入って席について、カツカレーを注文した。

カツカレー
▲カツカレー 750円

カレーも、インド風、タイ風、欧風などいろいろあるけど、やはりこういう日本風というか、昭和の食卓風のが、よいです(欧風カレーというのは日本にしか存在しないと聞いたことありますが、それはさておき)。

食べ進んでいくうち、最後のトンカツ一切れとライス3口分を残したところで、カレーのルーが全部なくなってしまう、というアクシデントに見舞われたけど、お店のおばさんが、

「よかったら、もう少しルーをかけましょうか?」(´_ゝ`)

と云って来てくだすったので、かけてもらいました。

いいカレー食った! いいカレー食ったよ、おれ、今日。



江古田には、プアハウスもあるし、一回しか行ったことないけど夢民もあるし、カレー環境は充実している思いますよ。


■350mlが2本


(こんな話題ばかりですみません。でもね、こっちだって好きで書いてるわけなんですよ。)

■麻布の外人向けスーパーでLLサイズのコンドームを発見した件、そして、ネット上でそれよりもさらにでかい特大サイズ「コンフォートXL」を発見した件については、以前書きました。

■さて、そのコンフォートXLとやらは幅57mm・太さ215mmというお徳用サイズ(←違う)なのですが、それって実際にはどれくらいの大きさなんだろう、と気になったので、身の回りのもので測ってみましたよ。

■まずパッと思い付いたのがトイレットペーパーの芯です。これを測ってみると、だいたい直径4cmくらいでした。

トイレットペーパーの芯

LLサイズの直径が44mmなので、それよりも若干小さいです。

■つぎに、小さい缶コーヒー。これは直径5cmでした。トイレットペーパーの芯よりは太いですが、まだまだXLには及びません。

190ml缶 190ml缶測定

■そして、最後に350mlの缶ですが、これは、

350ml缶 350ml缶

直径58mmでした。缶の中心部ではなく、あくまでも飲み口の部分の直径ですが、「コンフォートXL」とほぼ同じ直径です。

■また、350ml缶の高さは12cmなので、これを二つ重ねると24cm、つまり240mmとなり、コンフォートXLよりちょっと長いくらいの大きさとなります。

ということで、コンフォートXLを必要とするジェントルマンのものは、だいたいこれくらいのサイズということになります。

缶を2本

す、すげえ…(;´Д`)

■つまり、コンフォートXLなる商品を日本で発売しても十分に商売として成り立つほどの人数の男が、このようなものを持ってるわけですね………そうか…………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………
…………………………………………………………………………………
……………………………………。

■あ、すいません、いま物思いにひたってました。しかしこんな物騒なもんがほんとに人体に入るのか? こんな凶器を野放しにしている日本の危機意識はきわめて低いと云わざるを得ません。小泉は、このようなものの持ち主を銃刀法違反でどんどん取り締まるべきですよ! われわれ月光町ちっちゃいものクラブの人権はどうなるんですか!

↑ちっちゃいの意味が違う。

# 画像を見て、ピンと来なかった方は、
とりあえず缶ビール2本を自分の股にくっつけてみてください。


■手短に近況報告


□1
スポーツジムに入会して一ヶ月。けっこうマジメに通ってます。

□2
でも、体重はぜんぜん減りません。なぜだろう。
(ヒント:寝る直前に食べる焼きそばUFO。しかも大盛り)

□3
とりあえず、ジム用のカバンを新調。高校生が部活で使うようなエナメルのやつ。

□4
ある食品会社がやってた、「新製品のキャッチコピーを考えれコンテスト」みたいなのに応募したところ、おれの作ったコピーが「まあ、そこそこ良く書けたで賞」みたいなのに選ばれて、5000円分のギフトカードがもらえることになりました。よかった。

□5
最近、納豆を食べていないです。

□6
こないだの日曜、うっかり朝マックしてしまった。アングロサクソンにお金を巻き上げられた、という感じの食事になってしまった。

□7
ゴールデンウィークの予定がありません。

□8
上司からは、5/1と5/2に有給使って9連休にしていいよ(=゚ω゚)ノ と云われてるのですが、でも予定がないです。

□9
賞品の5000円のギフトカードの使い道を絶賛考え中です。なんか、いい使い方をしたい。

□10
CLOVERSというバンドの、桜露来歌という歌がいいなと。


■見学レディ


こないだ、『見学レディ』という職業があるのを初めて知りました。

Googleで検索しても168件しかヒットしないので、まだあまり世の中に浸透していない職業かもしれません。(もしかしたら別の呼び名で知られてるのかもしれませんが)。

この見学レディとは風俗の一種らしく、そのお仕事の具体的な内容は、半蔵商店のような文化的かつ教育的なブログではちょっと書くことはできませんが、なんか、客(もちろん男)がオナニーするところを見てるだけでお金がもらえるそうです(←書いてるだろ)。

仕事内容はほんとに、見てるだけ、だそうです。客の体に触れなくていいどころか、服すらも脱がなくていいそうです。

それだけで日給3万とか4万とかになるそうです。

まあ日給3万として、月に20日出勤するとしたら、

えーと、なんと、ひと月に3×20万=50万円ももらえるんですよ!!!!

↑計算が違う。

うちの先輩は「おれが女だったら絶対にここで働く!!」と妄想していましたが、でもこの仕事って、ソープやヘルスで働くのと違って、どれだけ働いてもなんのスキルも身に付かないような気がするんですが、どうか。

# あくまで日払いのバイトって感じなんですかね。


■砂


いま、部屋はそんなには散らかってはなく、足の踏み場はたくさんあるのですが、ものの量が多く、とくに押し入れの下の段とサイドボードには、身動きできないくらいの量のものが詰め込まれています。なんとかしたいです。というか、いまこそ産・官・学が連携しあって、おれの部屋のものを片づけるべき時ではないだろうか。

という理論で、きょうは最近撮った写真を載せてみます。

砂
▲埼玉県で見つけた地名です。砂です。ここらへんの人はやはり、「おまえん家って、砂だっけ?」「ん、砂」といった会話をしてるんでしょうか。

ソファ
▲うちのソファーはこういうのに占領されています。

整体半蔵
▲整体半蔵、だそうです。麻布十番にて。

機械
▲機械です。


■バカ山先輩ノーリターン(後篇)


two months off a hundred days off

(前回からの続きです)


■我が社のアイドル、バカ山先輩が、

ここ2ヶ月、会社に来ておりません。

ほんとに。

われわれにはなんの挨拶もなしに。

(※この先輩については、ここここをご参照ください。)

■この、バカ山先輩のTwo Months Offの件に関しては、さすがに管理職などのほうには話は通ってるとは思います。いくらなんでも。

しかし、管理職の人々からわれわれ社員には、なんの説明もありません。

■IQが200もあるのに(※自称)、我が社で普通のサラリーマンをやってくれているバカ山先輩……。

新入社員のころ「雨でスーツが濡れたから休みます」と電話をかけてきたという伝説を持つ、入社2日目にしてすでに大物の片鱗をうかがわせていたバカ山先輩……。

「ぼくはいままでに10社くらいからヘッドハンティングされそうになってね」と、誰も訊いてないのに自己申告してくれる、引く手あまたのバカ山先輩……。

「でも、今の会社の社長には恩があるから、どれも全部断ったよ」と誇らしげに語る、意外と義理堅いところもあるバカ山先輩……。

はやく会社に戻ってきてください!!

私物を片づけに。


# この調子でいくと、Two Months OffどころかA Hundred Days Offを実現しそうな勢いです…。


■バカ山先輩ノーリターン(前篇)


■英語で電話する時、

「Hello, this is Mr.○○ speaking....」

と、自分で自分の名前に「Mr.」を付けている先輩がうちの会社にいるが、それはおかしいだろ、というようなことを以前のエントリに書きました。

■うちの部署でも、みなさん「自分の名前にミスターを付けるなんて変だよね」と話していたのですが、この一連の話を聞いた別のフロアのG先輩が衝撃的な事実を明かしてくれました。それは、

英語では、自分で自分の名前に「Mr.」を付けてもおかしくはない

とのことです。(゜д゜;)(゜д゜;)(゜д゜;) エエエーッ

知りませんでした。すいません。

■このG先輩は、海外で生活していたこともあり、また現在でも頻繁に海外出張に行くヒトなので、この情報は信頼できます。

G先輩によると、「自分の名前にMr.を付ける云い方はたしかに英語に存在する。なので、Mr.を付けても別に間違いではないはず」とのことでした。

バカにしてごめんなさい、バカ山先輩。

■気になって「教えて!Goo」でも検索してみました。

英語の敬称の重みはどの程度ですか

自分の会社の社員にMr.をつけますか?

自分の名前にもMr.やMs.をつけますか?

I'm Mrs.Abe.

ざっと見たところ、「ミスターを付けたから間違いということでもないし、ミスターを付けなかったから間違いということでもない」「ミスターを付けるか付けないかは、国や地域によって異なる」ということがわかりました。なるほど。ヒトを批判する前にはよく調べなきゃいけませんね、こりゃ。すいませんでした。

■ところで、当のバカ山先輩なんですが、(つづく)


■デュレックス コンフォートXL


チーズ

前回のエントリで、直径44mm・長さ200mmというLLサイズコンドームについて書いたのですが、あの後もうちょっと検索してみたところ、

「いままでの普通のコンドームはきつくてイヤだったけど、このLLサイズならぴったりフィットするのでとても快適です!(゜∀゜)」

みたいなLLサイズユーザーの、いや、神に選ばれし者たちの感想文が、ネット上にちらほら散見されましたよ。

■参考までに書いておくと、ファミリーレストランとかにもよくある粉チーズの筒(=画像)が、だいたい直径40mm、長さ140mmくらいです。そうか。うむ。

■しかし世の中、上には上があります。デュレックス社の『コンフォートXL』は、

幅57mm、長さ215mm

だそうです。幅57mmのちんちんて! あんた、それもう武器だよ! 戦略物資該当品ですよ。輸出禁止商品ですよ。空港でピンポンて鳴りますよ。

■もし、そんな武器が手に入るんだったら、このブログのタイトルを『ヒーコラヒーコラバヒンバヒン』に改名してもいい…………とも思うのですが、そういう大きい人たちも「股間に血液が集中すると貧血気味になる」「一定の硬度を保ちにくい」「トイレのとき取り扱いに不便」などの悩みがあるようです。しかしゼイタクな悩みですよね、なんとも。


■ナショナル外人スーパーマーケット


ナショナル麻布、というスーパーマーケットに行ってきました。この店は、都内在住の外国人を対象にしたスーパーらしく、商品は舶来ものが多いです。客も外人が多いです(当たり前か)。同じスーパーでも石神井の西友とはえらい違いです。

■大きさもデザインもどうみても粉クレンザーの容器にしか見えない巨大な粉チーズが真顔で置かれてたり、ミネラルウォーターだけでけっこうな種類があったり、逆にカップラーメンはほんの数種類しかなかったりと、あー、やっぱり外人向けなんだなー、っていう感じです。

■2階に上ったら、そこはおもちゃ+文具+雑貨+食器+洋書という変則的な売り場になってました。そこもやはり商品の多くが海外製で、なかにはチェコ製の定規なんてのもありました。

■で、コンドームも3種類あったのですが、これらは日本製でした。日本のコンドームは世界的にも品質が良いと聞いたことがあります。麻布の外人もコンドームは日本製を使ってるようです。

■ただ、気になったのがですね、サイズです。

コンドームの一種類はLサイズでした。

そしてもう一種類がLLサイズだったのですよ。

ちなみに直径44mmでした。

44ミリ……

(指で輪を作りながら)んー、こ、これくらいか?(;´Д`)

■なぜかちょっと自信が無くなった足取りでレジに向かい、歯ブラシ2本(アメリカ製)と電池(これは日本製)を買って店を出ました。

いま検索してみたら、そのコンドームと完全に同じ商品ではないかもしれませんが、直径44mmで、

長さが200mm

のコンドームがあるそうです。村長さん大変じゃー! 出おったー! 大蛇が出おったー!

■ちなみに、その店にあったもう一種類のコンドームは、大きさは普通でしたがイボが1300個くらい付いてるやつでした。これは、あれだ、「大きくない人は、その分イボなどを活用して補ってください」というメッセージですかね、GHQからの。


■カレーライス


先日、うちの近くの道で、カレーライスを食べながら歩いている人とすれ違いました。


■子供の頃は


子供の頃、プロゴルファー猿と、あした天気になあれを、同じ作品だと思ってました。

猿に弟がいるじゃないですか、図体のでかいのが。そいつが「チャーシューメン!」て掛け声でゴルフボールを打ってるのかと思ってた。テレビアニメ見ながら。

主人公の弟のエピソードだけで、まるまる一話ぶん引っ張れるんだ? と思ってた。猿はいつ出るんだろう、とも思ってました。

でも、そんなアクロバティックな勘違いをしていたおれも、いまではちゃんと社会人になり、税金とかもおさめてるから、いいとおもう。



とつぜん話が変わりますが、私は、カツ丼にはできるだけ三ツ葉をトッピングしていてほしい、と願うものの一人です。


■角田信朗/孫の手/メロンソーダ


■海辺で、道着を着た角田信朗に「ビーチパーティーを開催するまでの段取りが悪い」と怒られる。しかしビーチパーティー自体はもう始まっていて、わりとつつがなく進行しているし、そもそもパーティー中に怒られても困る。説教はせめてパーティー後にしてほしいよなあ。と思いつつ、すごくマイナーな海沿いのローカル線に乗って、沖縄市の親戚の家へ。空は曇っている。

■お茶の間ではすでに親戚一同が集合していて、オードブルやらをつまんでいる。おれはちょっと疲れていたので、お茶の間の奥にある祖母の部屋で一休み。すると、4歳の姪っ子が、おれに向かって孫の手を勢いよく投げつけてくる。こんなもん人に投げるんじゃねえ、という意思表示のために軽く孫の手を投げ返すと、姪っ子はさっきよりも勢いよく孫の手を投げつけてくる。

■どうにも落ち着かないので、祖母の部屋を出てトイレへ。するとなんと、どういうわけだか、親戚の家のトイレは喫茶店に改装されていた。「喫茶店風のトイレ」ではなく、トイレそのものが喫茶店になっていたんである。内装は完全に喫茶店で、たとえば床はタイルではなくフローリングだった。説明がないとここがかつてトイレだったと気づく人はまずいないだろう。住居内に店舗を構えるというのも珍しい。その喫茶店(旧・トイレ)の小さなテーブルでは(テーブルはこの一つしかなかったが)、見ず知らずのOL3人がお茶を飲みながら談笑していた。

■おれは、「いやー、しばらく里帰りしないと、いろいろ変わるもんだなあ」と驚きつつ、喫茶店の片隅に置かれていたメロンソーダが出てくるボンベをいじりながら、ソーダをちょっとだけ壁に吹き付けたりしてみた。

■っていう夢を見ました。

何が云いたいかというと、自分が見た夢の話を長々とされても、他人はあまり共感してもらえないということです。書くまでもないことですが。

夢の話は手短にするのがいいですね。できれば15秒以内。60秒以上だと、すごい感動的なエンディングとか、めちゃめちゃ面白いオチとか、そういう見返りを要求されるから。ほら、最近の人はシビアだから。


■キーボード直りました


■昨日の朝、会社のMacのキーボードにコーヒーをこぼして壊してしまいました。仕事になりません。遺憾であります。

■でも、何にもせずにいたって何も始まらないので、とりあえずMacのキーをカッターナイフの先でテクニカルに取り外し、キーボードの内部をふき、キーも一個一個トイレットペーパー(ティッシュペーパーよりもたくさん吸い取るかと思って)で磨いていく、という、できれば10ドル払って弟にやらせたいくらい面倒な作業をやってました。

G4

G4

■キーを一個一個、キーボードに取り付けたあと、「ここまでやっても、まあ動かなかったりするもんだよな、世の中」と、あまり甘い期待はせずにキーボードをマック本体につなぎました。
するとなんと、その地道な努力の甲斐あってか、キーボードは

けっきょく動きませんでした。

■すいません、もう新しいキーボード買ってきます…と先輩に相談したら、

「ああ、あれってキーボードを風に当てると直るらしいよ」

と、ことも無げに云うんですよ。爽やかに。スナック感覚で。知らなかった。

まさかと思ったものの、まあ一応、会社の窓際にあるセントラルヒーティングの吹き出し口に、キーボードを裏っ返しにして乗せておきました(つまり、キーボードの表面にセントラルヒーティングからの風が当たるようにしたわけです)。

ここまでが昨日の話です。

■そして今日、会社で一晩乾かしたキーボードをマックにつないだところ、今度はちゃんと動きました。やってみるもんですね。みなさんもキーボードに液体をこぼした場合は、あきらめずに風に当ててみてください。

まあ最初からキーボードにカバーかけたり、飲み物はスターバックスのフタ付きタンブラー(もしくは、中学校の近くのスポーツ用品店で売ってるポカリの水筒)で飲むとかして、あらかじめこぼさない方がいいに決まってるんですが、そうもいかないっすよね、人間だれしも間違いはあるから。


■やっぱアップルコンピュータってダメだわ


おい、聞いてくださいよ。昨日、会社のMacがまたやらかしてくれました。

OSXのG4で、OS9を走らせているのですが、突然ウンともスンとも云わなくなったんですよ。

キーをどれだけカチャカチャ動かしても無反応。文字が一切打てなくなりました。

フリーズしてるのかと思ったけど、マウスだけはちゃんと動く。

おかしいと思って再起動しても、やはり動かない。キーをどんなにカチャカチャ押しても。

でもマウスだけは引き続き、ちゃんと動く。

どう見てもキーボードの故障です。本当にありがとうございました。

しかしなんで朝一番にキーボードが壊れるかね。

キーボードの表面に、マグカップ半分ほどのコーヒーをぶちまけてしまっただけなのに…

やっぱ狩猟民族の作るパソコンはダメだわ……。

-------------------------------------------
●この章のねらい

・本当に悪いのはどちらですか。クラスのみんなで話し合ってみよう。

・自分でしたことを人のせいにしたことはありませんか。よく、思い出してみよう。
-------------------------------------------
【先生方へ】
この単元は、児童たちが自分で善悪を判断し、誠実な行動をすることの大切さを学ぶことを目的としています。自分の失敗や過ちを反省しなかったり、他者に責任転嫁することで自分を正当化する行為について気づかせましょう。


■バブル期のフジテレビ


■日曜早朝のフジテレビって、なんか、フジ全盛期(←勝手に決めてますが…)の、バブル時代のフジの雰囲気が強く残ってると思う。

じゃあ具体的にどこらへんに残ってるんだと云われると、ちょっとはっきり答えられないんですが、なんか「忘文」から6時のニュースの間の時間帯とか、どうも「ああ、1990年前後のフジテレビっぽいなー」って思うんですよねえ。なんとなくなんですけど。

■それだけです。すいません。


■新年度の御挨拶


株式会社半蔵商店の株主の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申しあげます。平素より格別のご高配ご支援を賜り、ありがたく厚く御礼申しあげます。

昨年度に開店した半蔵商店では、だから何だと云われるとすごく困るエントリの執筆に邁進して参りました。

今年度も、おもしろくためになる作文の執筆、美しく感動的な写真の撮影、楽しく愉快な企画の立案、そして長年にわたり構想を暖めてきた

茶室でSEX

というビジョン実現のため、綿密なスキームのもと、当社ならではのコア・コンピタンスを発揮し、より一層のコンテンツ充実を図るとともに、ステークホルダーの皆様の期待に応えられるブログ運営をめざします。

株主の皆様におかれましては、倍旧のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

平成十八年四月一日 半蔵商店


■業務連絡


■大好きな三月も今日で終わりです。最終回です。残念です。四月なんか廃止して、三月を61日まで延ばせばいいのに。

■それでですね、お知らせしたいことがあります。

この冬は一回も、会社に行くときに

タ イ ツ を は き ま せ ん で し た。

( ´д)人(´д`)人(д` )イエー

もちろん、モモヒキもはきませんでした。

■と、まあ、こういうことを気にするようになったらもう若くないですね。

あ、そういえばタイツははいてませんでしたが、ほぼ日ハラマキはしてました。だから、なんか引き分けっぽい。


■二万五千円の床屋


■契約不履行じゃねえか。と云いたくなるくらい寒いね。まだ冬ですよこれは。

■さて、うちの会社の近くに、超ウルトラ激ハイパー高級な床屋ができました。美容室じゃなくて、あくまでも床屋です(なので、顔も剃ってもらえます)。

カットだけでも五つのコースがあり、一番安いコースで5000円。それからグレードが上がるたびに、7000円、9000円、11000円、15000円と高くなっていきます。細かい数字はうろ覚えですが、だいたいこの値段です。床屋で15000円だぜ。すげえ。ディスクシステムが買えちゃうじゃないですか。都心にそういう高級理髪店があるとは知ってましたが、渋谷区内にも出来たんですね。

■さらにその上を行くコースもあって、そのコースではお客一人のためだけに真空管アンプの本格オーディオを完備した個室を用意。この個室で髪を切り、顔を剃ってもらえるようです。料金は25000円!! 池袋の駅構内とかにある1000円床屋に25回行けます。もしくは、沖縄に未だに初代PCエンジンを新品&定価で売ってる本屋(なぜか本屋)があるのですが、その店でPCエンジンも買えます。

■会社の先輩に、この高級床屋の話をしたら、

「これは…………………………風俗じゃないのか?(;´Д`)
床屋のフリした風俗でしょ?」

と、真顔で云われました。たしかに、「50minutes \5000」「2hours 30minutes \25000」とかいう表記は、まあ風俗っぽいですね。場所も青山とか代官山じゃなくて円山町(※ラブホ密集地域)だし…。

■そのお店のサイト。
「ザ・バーバー」


■ロッカールームにて


スポーツジムで運動を終えて、ロッカールームに戻ってくるたびに、不機嫌そうな早口のポルトガル語で大声でわめきちらしながら、手荒くロッカーをガチャッ!と開けて、タオルを取り出すと同時にロッカーをバーン!と足で閉めて、傍らにあるゴミ箱をドカッと蹴り倒してから、ベンチにドスッと座り、「あの判定は納得いかなかった」という表情で顔を左右に小さく振りながら目を閉じて大きなため息をつく――――

という、機嫌の悪い外人サッカー選手みたいな一連の動作をやってみたくなるんですけど、これって別に正常ですよね?

みなさんもそうですよね?(確認)


■しばらくお待ちください


ピータン

本日の夜、更新します。
(写真は、ピータンです。)


■ことえりはバカ の検索結果のうち 日本語のページ 約 201 件中 1 - 10 件目 (0.14 秒)


で、その、マッキントッシュという、アメ公の作ったコンピュータで仕事してたわけですよ。敗戦の悔しさを噛みしめながら。今日も今日とて。

それで、おれは、画面に『支えるということ』と打ち込みたかっただけなんです。支えるということ。ね。どこもおかしくない真っ当な日本語だと思う。

そしたら、こんな変換をしてくれました。

サ冴える都いうこと

はい問題外。サ冴える都いうことですかそうですか。よくわかりました。もういい。マッキントッシュは「ことえり」というご覧の通り超ウルトラスーパー優秀な日本語変換ソフトをあれしてるのですが、もうこれは業務威力妨害に近い。仕事する気しねー。日本の生産性を下げようとする米国の陰謀に決定。はい決定。ANAのクレジットカードでマイルが貯まったら、飛行機でカリフォルニアまで行ってスティーブジョブスとかいう外人に文句を云ってやりたい(うちのアパートの水洗トイレのタンクの調子が悪い件について)。

そのあと、二人でダンキンドーナツとかバーガーキングとかデイリークイーンとか行きたい。日本にはもうないから。


■デスメタル駒ちゃん


きょう、お笑いのライブに行って(またかよ)、そこで知ったのですが、ニューロマンス(というお笑いトリオ)の、デスメタル駒ちゃん(という芸人さん。ちなみに男)が、「突然、今月から音信不通になり、他の二人のメンバーと連絡が取れなくなった」という斬新すぎる理由でニューロマンスを脱退したそうなんですよ。

しかも、まだトリオ結成3ヶ月目で。

しかも、この駒ちゃんが実はこのトリオのリーダー。

しかも、リーダーなのに、3分半のネタで出番が5秒だけとか、そういう露出度。

しかも、体重が48キロ。(←関係ない)

ニューロマンスはこれから二人組として活動していくそうです。二人組のニューロマンスも面白かったです。が、デスメタル駒ちゃんに強力に笑わされたことのある拙者としては、せつないですよ。駒ちゃんカムバック。話は変わりますが、下の写真は昼に食べたかつ丼です。

かつ丼


■有楽町でカキを退治したでござるの巻


■カキ星人が東京を侵略しようとしている!

そんな不穏な情報を聞きつけた私は、日本国民、いや地球市民(≒プロ市民)の一人としてこの星の平和を守るため、カキ星人どもに戦いを挑むべく有楽町に急ぎました(東京メトロに乗って)。

っていう感じで話を進めようとしたけど、大変そうだから普通に書きます。

■有楽町の「レバンテ」というお店に、牡蠣を食べに行きましたよ。なんでかというと、牡蠣が食べたかったからです。説明になっていない。

■この冬は、あんまり牡蠣を食べなかった。スーパーで生食用のパックを買って食べたぐらいです。あと、社員食堂のランチに、一度くらいはカキフライが出たかもしれない。

でも、ほんとにそれくらいしか食べてないので、牡蠣を本格的に味わわないうちにシーズンが終わるのももったいないと思って、至急、食べに行きました。

生牡蠣
▲的矢産の生牡蠣。的矢という土地については、よく知らないので、あとで検索して頑張って調べます。

カキフライ
▲カキフライ。このお店の名物だそうです。

殻焼き(チーズ)
▲殻焼き(チーズ風味)。うまい。

牡蠣と牛フィレ
▲カキの青バターのせ牛フィレステーキ。うまい。

カキピラフ
▲カキのピラフ(シャトーソース添え)。うまい。

殻焼き(トマト風味)
▲最後に殻焼き(トマト風味)。当初は「〆は、もういちど生牡蠣で」とか考えてたのですが、先ほどのチーズ風味が美味かったので、再度殻焼きを。

■と、ひたすら有楽町カキ祭'06春を、2時間強にわたってお送りしたのでお腹いっぱいです。これで、次の秋まで牡蠣を我慢できるというものです。

けれど、オフシーズンに誰かと牡蠣の話になって、変に食欲に火がついてしまって、
「あー、牡蠣食いたくなってきちゃった」(;´Д`)
「しまった。冬のうちに食っとくんだったよ」(´Д`;)
みたいな気分をわかちあうのも、また一興だと思います。


# このお店は、東京国際フォーラムというビルの中に出店しているのですが、
同じビルの中にあるam/pmがめちゃめちゃかっこいい。
棚とかが普通の店舗とぜんぜん違う。天井も高い。なんかサイバー。
あと、このビルはトイレも壁一面ヘアライン加工金属でサイバー。


# しかしチーズ風味の殻焼きはうまかったです。


■心の中で「iPodなんか買わないぞキャンペーン '06春」を繰り広げている人は、けっこう多いと思う。


■このエントリの日付は3/25ですが、精神的には3/24分の更新です。ここ最近に、思ったり、知ったりしたこと等を、何個か書いてみます。内容はとくにありません(まあ、いつもそうなんですけど)。タイトルも本文の一部です。

■ジムで運動する前に、ジムのテレビ画面に流れる教則ビデオを見ながらストレッチするんですけど、その教則ビデオに出てくるインストラクターが、おれに「タモリ倶楽部を見ないなんて、人生半分損してるよ」と忠告してくれた前の会社の先輩にけっこう似てるんですよ。だから、ストレッチしながら前の会社のことをちょっと思い出すことも、ないではない。

現代的キャラクターデザインのお地蔵さん。
こういうのもあるんですね。

■昨日は夜の8時半すぎには寝ました。いい歳の男が金曜の夜に、呑みにも出かけず、交尾もせず、笑金を録画しながら一人で就寝。これはもう、健康的を通り越して気持ち悪い。自分でも。

で、今朝(3/25)も1時半に起きました。朝じゃねーよ1時半は。虎の門やってるし。

■あー、もうちょっと生活改善しよう。夜更かししたり、深酒したり、そういうことやんないと。

ということでちょっと早いけど4月の目標

・金・土はせめて夜の2時くらいまでは起きる。理由はなくても。
・酒は二日酔い寸前まで飲む。
・むしろ平日に飲む。
・クラブ(機械的な音楽が流れてる方の)とか、居酒屋とかも行く。
・夜食のピザやハンバーガー類、酒の後のラーメンなど、体に悪い食事をちゃんととる。

がんばります。

(3/25 4:45am 記)


■こんな物をもらった


■土踏まずの皮膚のカサつきが治ってきました。春です。半蔵商店です。

■きょう会社で、上司が机の中を大掃除してました。年度末らしい光景です。

■「これ使う? あげる」
掃除の手を休めた上司が拙僧の席に近寄って、ものを手渡してきました。

それが、これです。↓












アイマスク

アイマスクだそうです…………………………………
…………………………………………………………
…………………………………………………………
…………………………………………………………
…………………………………………………………
…………………………………………………………
…………………………………………………………
…………………………………これを使いこなすには相当のファッションセンスが要求されます。おれには無理です! すいません。

■このアイマスクを掛けたままコンビニに行くとか、そういう企画をブログでやれということですかね、これは。やんないけど。

■しかし、なんでこんなの持ってたんですかね、上司。


■バイトしろ兄/がんばれ妹


帰りの電車。いつもながら満員の西武池袋線急行に乗ると、おれのすぐ近くで女子高生二人組が世間話をしていた。声を潜めてないから、別にヒトに聞かれてもいい話みたいだ。話の内容から察すると、二人とも高校2年で、来月からは受験生になるようだ。

この二人組の片方の女子の話が、個人的にグッと来たので、ここに載せてみます。



(以下は、すべて同じ女の子の発言です。誤解なきよう)

「うちね、お金が無くって、公立の学校にしか行かせられないって親から云われてて」

「だから、東京音大(私立)はあきらめて、東京芸大(国立)めざすことにしたの」

「でも、うちのお兄ちゃんは、すっごいお金かけてもらってて…」

「すごいお金のかかる大学で、入学1年目だけで170万もかかったんだって」

「しかもお兄ちゃん、大学一年の時に車の免許も取らせてもらってるのね。30万くらいかけて」

「あと、(お兄ちゃんは)高3のとき予備校に通わせてもらってて、そのお金も年50万くらいだったはず」

「それで、うち、もう貯金ないから、って云われて」

「わたし来月からトランペットの先生のところに通うけど(※受験対策だと思われます)、その月謝も出せないって」

「それで月謝は自分で払うことにしたから、こないだからバイトを始めた」

「お兄ちゃんも大学一年の時、バイトを始めたけど、一ヶ月しか続かなかった」

「お兄ちゃんはあんなにお金かけてもらってるのに……」



この「お兄ちゃん」とやらを石神井公園のモスバーガーに呼び出して、45分にわたり説教してやりたくなった…。妹のためにバイトしろ! 兄! そしてがんばれ! のり子!(←勝手に命名)


■筋肉は衣服の一部です


■じゃあジムで気づいたことを書くクマー。

■ジムには、70歳近いんじゃないかと思われるお年寄りにも体全体がピシッと引き締まった人がいて、20歳そこそこなのに体のラインがにんともかんとも曖昧なヤングがいたりする。つまり、年齢に体形の良さは関係ないんですね。当たり前といえば当たり前ですけど。

■で、ここからが今日気づいたことなのですが、体形の整った人は、年齢を問わずウェアまでもがかっこいいですね。ちゃんと体に合ってるサイズを着て、配色もバランスがいい。

反対に、体形が整ってない人は、年齢を問わず、ウェアもかっこ悪いんだな。おもいっきり腹が出てるやつに限って、なんかくすんだ暗いカラーリングの服だし。なのに靴は白。

■着る物に無頓着な人は、おそらく自分の体形にも無頓着なのではないか、筋肉や脂肪をうまく「着こなす」ことができてないんじゃいだろうか。と考える次第であります。

■で、おれはまあ、云うまでもなく無頓着組です。がんばろう。

■おまけ。6年前写真。

ハニワ

うちの学校にあったハニワ。けっこうでかい。
たぶん考古学研究室とかの近くにあったと思う。
冬はマフラーを巻かれたりしてた。
(2000/11/22撮影)


■休日にこういうサイトを見てると、時間がいくらあっても足りません


http://www.geocities.jp/trivia_in_anime/flame.htm

http://hanaballoon.com/dorachan/

http://jiko.tv/

■↑どれも面白いので、ハシゴしてると2時間くらい楽勝で経ちます。なんらかの予定がある人は気を付けてください。

ちなみにおれはこれから、朝メシ食って、会社の宿題やって、ジムに行って、お笑いのライブ(2本)行きます。一人で。

■おまけ。5年前写真。

牛丼

うちの学食の牛丼です。なつかしー。この写真を見てると、
久しぶりに学食の牛丼が別に食べたくなってきません。
ちなみに、デフォルトでつゆだくでした。
(2001/2/3撮影)


■ブースカの写真を発掘してみました


■こないだ入会したジムに、きょう初めて行ってきました。衝撃的だったのが、バイク、ね、エアロバイク、あのあたかも自転車のように漕ぐやつ、真顔で。あれに乗ったんですけど、エアロバイク一台一台に液晶テレビが付いてるのな! だから、サンデージャポンとか観ながらペダル漕いで体力増強がはかれるんですよ。びっくりですよね。

今日は2時間ばかり体を動かしてきました。わりと続けられそうです。あとはジムの中での、暗黙の了解に基づく暗黙の規則を学ぶだけです。こういうのを察するのが苦手なんだよなー、おれは。まあそれも含めてのトレーニングということで。

■あと、シャワー室のカーテンを閉めずにシャワーを浴びてた人がいた。なんのためのカーテンかと。しかも日曜の午前中から60歳ぐらいのおっさんのチンコを見たいって人はあんまりいないと思うんですよ。需要がないのに供給するなと。供給過多だと。こうやってデフレって悪化していくんだなあ…(←違うと思う)。

■前置きが長くなりましたが半蔵商店です。部屋から、むかし撮った写真約1000枚が発掘されたわけですが。

紙焼き

このIT時代、写真はデータ化しといた方がなにかと便利なんですが、これを一枚一枚スキャンするとなると大変な作業です。日本のGDPがちょっと上がります。大量の紙を連続して読み込むスキャナというのがあるらしいのですが、そういうスキャナはあくまで文書専用で写真には向かないらしいです。

もうこうなったら、
1)普通のスキャナで一枚一枚、合計1000枚スキャンする
2)写真1000枚をぜんぶ捨てて無かったことにする
の2択問題になるわけですが、2)もけっこう悪くないよな、と思う今日このごろ。

■ということで今日は、1000枚ある過去写真の中から厳選した、ブースカ写真を3枚載せておきます。

ブースカと千円札
▲自分の部屋にて。透明の状差しのブースカ。
二つに折った千円札に生活感が出ています。


ポールスミス
▲福岡のポールスミスの店頭ディスプレイ。
いいと思う。(←他に表現の仕方はないのか)


ブースカ@住宅展示場
▲住宅展示場かなんかのイベントに来ていたブースカ本人。
日曜日なのに営業してます。意外と働きもんです。
タスキには「朝日新聞CMキャラクター」と書いてあります。


■普通の土曜日の日記


1:30am
起床。やっぱり早起きは気持ちがいいですね。
テレ朝「虎の門」みるが、今週はちょっとあれだったので、
しょうがないから部屋を片づけることにする。

2:30am
部屋片づけ中、「TVチューナーの付いたパソコンが一台あれば、
この無印良品のテレビデオと東芝のHDDレコーダーは要らないじゃん」
と、やっと気づく。

3:00am
大学時代に撮った写真が大量発掘。
次々によみがえってくる情けない思い出の数々。
うわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ
と、赤面しながら、50枚ほど破って捨てる。

福岡のクラブで撮った、脱線3のMC BOO氏とのツーショット写真も発掘。
これは取っておく。

4:00am
1時間ばかり休憩。その後、部屋片づけ再開。

7:00am
「♪あり〜がと〜、さよ〜なら〜、ガ〜イジン〜」
という替え歌を、電話で弟に聞かせる。

7:30am
YMOの「CUE」という歌を、感情を込めて唄いながらシャワー。

8:00am
燃えないゴミを出して、駅に出発。
部屋片づけは、まだ35%ぐらいしか終わっていない…。

9:00am
渋谷の東急エクセルホテル25Fのレストラン(海抜100m)でメシ。
好物の、おからのサラダがあったので、しっかり食べる。
レストランからの眺め おから
あと、今週はずっとバターと蜂蜜をたっぷり塗ったパンケーキを
たくさん食べたいと思ってたので、食べた。

10:15am
ホテルを出て散歩。

10:45am
用はないが、紀伊国屋に寄る。いろいろ見る。

11:45am
乃木坂のTOTOビル。本屋で立ち読み。
このビルにいると落ち着くので、年に何回かだけど行く。
階下の、TOTOショールームも落ち着く。
TOTO左 TOTO右
写真左:地下一階のショールーム
写真右:そこで見つけたおしゃれな小便器(11万円)

12:45am
用は無いが六本木ABCに寄る。
前を通るたび、用も無いのに立ち寄ってる気がする。

1:15pm
麻布十番を散歩。住みたくなる。家賃高そうですが…。

2:30pm
大江戸線に乗る。電車の中では全身全霊で昼寝。

3:00pm
練馬に到着。
練馬には悪いが、さっきまでいた麻布十番と練馬をつい比べてしまう。
「所得の二極分化」「階級化社会」「経済格差」という単語が浮かぶ。
品揃えにあまり面白みのないブックオフへ。

3:30pm
悪くはないが、どこか苦戦している感のある中くらいの文具屋で、
名刺入れを購入。今朝の大掃除で、各種ポイントカードやら
各種診察券が大量発掘されて、整理整頓したいなあ、と思ったから。

4:00pm
練馬から石神井公園に戻る。
駅から家に戻る途中、「アメリカ横断ウルトラクイズの、正解/不正解の効果音は
MSXで作ってるのではないか」と、ふと思う。

5:00pm
コンビニで買ったピルクルを飲みながら、
部屋の中で発見されたポイントカードやら診察券やら、名刺やらなんやらを整理。
買ってきた名刺入れにファイルする。
ビックカメラのポイントカードが4枚も発見される。
どういうことですか。
ビックカメラ
あと、さくらやは3枚、ヨドバシは2枚発見。

6:00pm
この日記を書いた。

9:30pm
そろそろ日記をアップしよう、その前にちょっと横になろう、
と思って、まあ案の定、そのままうたた寝。

本日6:00am
起きた。

本日6:45am
この日記をアップした。


■いつの日か必ず役立つ知識


シーザーサラダ用のドレッシングを、納豆にかけると美味いです。


■そこまでして食いたいか寿司


■渋谷のマークシティというビルの中に、すごい人気のある寿司屋があります。

■そこは美味しくて値段も安いらしく、いつ行っても行列が出来ていて、おばちゃんの集団、ファミリー、カップル、などがわいわい喋りながら順番を待っています。

おれも、そんなに人気があるお店なら一度は行っとこうかなあと思うのですが、なにせあまりの行列なので、なかなか店に行くタイミングが合わず、いまのところ行かずじまいになってます。

■先週土曜も渋谷をカメラ散歩してる際にこのビルの中を通って、この寿司屋のそばを通ったのですが、この日もやはり大行列でした。それもお昼時だったので列はさらに長かったです。

で、ああだこうだしゃべりながら寿司の順番を待っているおばちゃん集団/ファミリー/カップルの列の中に、一人だけ、

床 に 新 聞 紙 を 敷 い て 、

そ の 上 に 体 育 座 り を し 、

文 庫 本 を 読 ん で い る 中 年 男 性

が、いました………(´Д`;)

■中年男性半径50cmの空気から察するに、この男性は連れはおらず一人だけで並んでいる模様。誰かの分の場所をも同時にキープしている、ということでもなさそうだった。

■あのさー、男一人で寿司屋行くならさー、銀座とかさー、他にふさわしいとこあるでしょ? なにもこんな繁華街で…。せめて新聞紙はよそう。というか体育座りもやめれ。

周りの家族連れとかは、この中年の存在を意識しないようにするのが大変だったのでは?と想像されます。こんな人の隣ではあまり寿司食いたくないよね。

■しかも、ズボンの裾が短めだったし。

# そこまでして並んで食べたいほどに美味い寿司、ということなんだろうか。
ちょっと好意的に解釈すると。


■妙なスレ


http://natto.2ch.net/recruit/kako/981/981912108.html

↑ハードディスクの中を掃除してたら発掘されたスレです。以前も紹介したかもしれませんが、改めて読むとおもしろかったので。

このスレの1も、「そういえば、おれって5年前にこんなスレ立てたんだよなあ…」と思い返しながら湯舟につかったりしてるんですかね。

いま、「ゆぶね」と打ち込んだら、「湯舟」と「湯船」と出てきたが、ちょっと迷って「湯舟」にしました。理由は、こっちの方が日本の家庭、という気がするから。


■過去ログが復旧しました


見本

■このブログでは"sb"というスクリプトを使っていたのですが、本日よりそのsbの続編(と云うのだろうか)である"Serene Bach"というスクリプトに入れ替えました(ま、見た目はほとんど変わらないのですが…)。

■スクリプトを新しくしたおかげで、2005年6月〜8月の過去ログが無事復旧しました。
( ´д)人(´д`)人(д` )イエー

ただ、なぜか7月前半のログがごっそり消えちゃったんですよ…。まあいい。Web上にあるデータなんて、遅かれ早かれいつか消えて無くなるんだから。しかしあれですよ、web.archive.orgとかgoogleのキャッシュ機能を過信しちゃいかんですな。Webにあるものは読めるうちに読んでおかないと。

それと、ブックマーク欄がなぜか空白になってます。こちらは、直せるようでしたら直しておきます。また、日付欄の表記が日本語から英語になってしまいましたが、これもゆくゆくは日本語に修理したいです。

■あと、実はひそかに故障していた右サイドバーの検索欄も復活しました。お好きな言葉(「生麦事件」等)を入力して検索してみてください。

■sb→Serene Bachへ移行にするにあたり、宵闇書房さんのエントリが超参考になりました。超ありがとうございます。

■なお、写真は江古田の喫茶店に飾ってあった見本で、本文とはまったく関係ありませんが、美味しそうだったので載せました。


■お詫びとお知らせと写真


写真 写真

写真 写真d

e f

■このブログの2005年6月〜8月の過去ログが読めないようになっております。すみません。すみません先輩。自分、きょう気づきました。原因は不明です。ゆくゆくは復旧させますので、お待ちください。

■解決策
・sbをクリーンインストール。
・これもなにかのきっかけだと思ってSerene Bachをインストール。
・いっそMTに移行。
・もしくはteeter totterに移行。
・逆に、レンタルブログに移行。
・あえて、一からタグを手打ちして'99年ごろっぽいテキストサイトを作る。
・どれも面倒。
・5000円払って誰かに作業してもらいたい気分です。

でも、インストールしなおしたりしても、エラーとかたくさん出てきたりするんだろうなあ……で、そのエラーをまたコツコツと復旧して……考えただけで面倒くさいなあ……。

もし一度もエラーを出さずに過去ログを復旧できる確実な方法を教えてもらえるのならば、おれはこのブログのタイトルを『糸井重里 on the ビーチ』に改名してもいい……。(この2行、ちょっとゲッツ板谷ふう)


■業務連絡だけだと寂しいので、写真をいくつか載せておきました。先週の土曜日に撮ったやつです。写真の原宿のフレッシュネスでは、1170円分も食事したのに、クラシックダブルダブルバーガーが食べづらくてボトボト落とすし(※こんなもん食うほうの責任ですね)、手はケチャップでベトベトだし、店員も無愛想だし、結局390円分くらいの満足感しか得られなかったけどいろんな勉強になったからナイス。しかしフレッシュネスサラダはもっと野菜を細かく切るべきではないか。どうせ原価28円くらいの野菜なんだから、もうちょっと手間かけてもバチは当たらないと思う。


■次号のサイゾーに載ってそうな、漫才師二人のやりとり


田中「あと最近気をつけないといけないのがウィニーによる流出事件だね」


太田「あー、いろんなとこから情報が流出してますからね。自衛隊とか、保険会社とか、村上春樹とかね」


田中「いや、村上春樹のはウィニー関係ないだろ?」


太田「しかし村上さんも恥ずかしいだろうね。自分の出てた裏ビデオが出回っちゃ」


田中「流出の意味が違うだろ!」


太田「双子と3Pしてますからね、『1973年のチンポール』つって」


田中「ねえよそんなビデオ! しかも全然うまくねえし!」


太田「あと『ねじまき鳥クンニリングス』とかね」


田中「もっとうまくねえな! それ!」


太田「ま、こっちは村上春樹の裸なんて別に見たくないんですけどね」


田中「おまえが云い出したんだろ! いい加減にしろ!!」





いや、やっぱり載ってないかもしれない。


■体育


■火事ですか救急ですか? それともあ・た・し?

といった意味も含めまして今日スポーツクラブに入会してきました。

■なんでスポーツクラブかというと、おれは小学生のころからスポーツ大嫌いだったので、やってたスポーツといえばハイパーオリンピック(ファミコンの)くらいで、体を動かした経験が一切ないので、この春は意表を突いて運動してみようかと思ったわけです。誰の意表を突こうとしてるんですか。いいじゃねえか別に。

↑スポーツクラブに通えば、こういうひねくれたことを書く性格も治るかもしれない。

■8キロ減らして標準体重になって、腹を引っ込めるのがさしあたっての目標です。

次は日サロに通って、ロン毛にして、エクステとかつけて、着メロもトランスとかにしてギャル男になりたいです。「ふっわ!ふっわ!」と掛け声をかけながらパラパラを踊りこなしますのでよろしくお願い申し上げます。敬具

■今日は入会手続きと簡単な説明だけ(トータル1時間強)だったんですが、運動やる気満載のたくさんの人々が走ったり飛んだり跳ねたりしているスポーツクラブという建物が、やはり肌に合ってなかったらしく、部屋に帰ると4時間も昼寝をしてしまいました。

がんばろう…。


■春はカメラもって散歩


■晴れてたので土曜は散歩してましたよ。春の午前中から散歩。しかも手には買ったばかりの新カメラ。最強。

■カメラをならすため、あれこれ撮ってました。その写真を一部ご紹介します。

写真1

▲マスターカードの旧ロゴ看板。上のDCロゴと色合いがマッチしてて最高です。最近はあまり「マッチして」という云い方をしないような気もしますが、マッチしてます。

写真3

▲上の写真とは別のお店では、マスターカード旧ロゴとVISAの最新ロゴを並べて貼ってました。このミスマッチもいいですね。「マッチ」よりは「ミスマッチ」という言葉の方がよく使われるような気がします。

写真2

▲JCBの看板です。この微妙な曲線が、もう


え? 興味ないですか? そうか……。

■じゃ写真はこのくらいにして。そういえば、渋谷区内某所を散歩してたところ、ナウい家を発見しました。


まず、その家は高級住宅街にあります。ナウい。


で、敷地はかなり広いです。ナウい。


しかも外装は、打ちっ放しコンクリートでモダンです。ナウい。


そのうえ、壁には大きめのゴシック体で

KIKI KIRIN

と書かれていました。ナウい。

■ところで、これはあくまで個人的な感想なのですが、このお家に女優さんが住んでるような気がすごくするんですよ、なぜか。


■需要がなくはない気がするサブカル漫才/サブカル漫談


■今週は月曜も火曜もシアターDでお笑いのライブを観てきました。2日続けてかよ。

■「このごろお笑いライブに行き過ぎだよなー、おれ」とさすがに大いに反省したので、水曜日はローソンで別のお笑いライブのチケットをやっぱり購入。その帰り道、芸人をやってるT君から電話がかかってきて「まあメシでも」ってことになって新宿で合流。近年の若手お笑いについてみっちり180分間語り倒したあと、T君が出るライブのチケットをT君から直接購入。

■つーことで先月にひきつづき、今月もお笑いのライブにちょこちょこ足を運ぶことになりそうなのですが、思いついたんですよ、新しいタイプのお笑いを、おれ、今日。

倒置法の変なところはお詫びします。

■話を戻しますが、サブカルを扱ったお笑いってあまりないじゃないですか、だからサブカル漫才やサブカル漫談をやるというのはどうだろうか、と思いついたのですよ。

たとえばですが、クイックジャパン・WIRE 05・バカサイ・スタパ齋藤・宝島・KLF・西島大介・テキストサイト・NIGO・戸川純・コミックIKKI・プラスチックス・渋谷直角・啓蒙かまぼこ新聞・ディスクユニオン・VOW・町田町蔵・タイクーングラフィックス、とかそういう単語がビシバシ飛び交う漫才/漫談を、誰かやってもいいんじゃないですかね。"relax"(雑誌)の迷走ぶりをネタにしたりとか。

■逆に、サブカルキャラを演じるコントというのもアリだと思います。

部屋で一人でいるときの野宮真貴コントとか(←劇団ひとりがやったら面白いかもしれない)。あと、小山田と小沢の格好をしたフリッパーズなりきり漫才とか(ひとネタやるごとに「♪かーみーをー切るーさー」と歌う)。もしくは桜玉吉・O村・ヒロポンの人間関係を描いた3人コントとか。

あと、「元ナゴムギャルのその後」コントとか。見たい。

■サブカルお笑いをいまのうちに始めとくと、たぶん第一人者になれるのでは? ならなくていいか。

■もしそういうサブカルネタのお笑いのライブがありましたら、おれもテイトウワと小西康陽のモノマネで参加したいと思います。あ、でもさいきん練習してないから自信ないです。

■あと、サブカルではないですが、「バスを待っている、90年代半ばの沖縄の男子中学生」というネタもあります。これは恥ずかしいので人前でやってません。

たまに、台所で一人でスパゲティを茹でながら、このネタをやります。一人で。むなしいけど面白いです。


# というか、お笑い自体がサブカルなのかも、という気もちょっとします。


■多少ほしかったカメラ そこそこ探してた いちおう手に入れた♪


Optio A10

■仕事帰りに池袋のさくらやで、こまごまとした買い物をしました。

CD-Rの10枚パックと、60ワットの電球と、ついでだからデジカメを買いました。フジフイルムのFinepix Z2です。


■こないだまで使ってたキヤノンのIXY DIGITAL Lは、結局2年ももたないうちに壊れたダメダメ2等兵でした。

しかし、おれが2000年秋に買ったフジフイルムFP1300というデジカメは修理知らずでいまだに現役(いまは母親が使用)ということもあり、今回はキヤノンでなくフジフイルムのカメラを買いました。


■買う直前まで、ソニーのサイバーショット T9ともちょっと迷ってたのですが、店員さんに訊いたら「ソニー? F**K! 家電メイカーにカメラなんか作れるわけないだろ。日本のキッズは日本のカメラメイカー達をもっとリスペクトすべきだね。ニコン、キヤノン、オリンパス、そしてフジをさ。でも、他の客には建前で『いまはソニーもフジも同じくらい良いよ』と云ってやるけどね。あっ、ここカットしてね(笑)」と外人ミュージシャン口調で答えてくれたので、やっぱりフジフイルムのカメラにしましたとさ。


■これでやっとカメラのある生活に戻れるので、うれしい。じつに。ということで、いまフリッパーズの「クンニ! クンニ! クンニ!」 「カメラ! カメラ! カメラ!」を聴きながらこのエントリを書いてます。


# 画像は、本文に一切関係ないペンタックスのカメラ「Optio A10」。
## でもデザインはT9の方がいいなーと。ソニーのサイトを見ながら思う。


■小沢健二 クンニグラフィー


小沢健二

・1993/07/21 TODT-3073
『クンニ読み』

・1993/12/01 TODT-3132
『暗闇から手をクンニ』

・1994/03/09 TODT-3202
『今夜はクンニ・バック(nice cunni)』

・1994/07/20 TODT-3254
『クンニしクンニされ生きるのさ/東京クンニ専科・または恋は言ってみりゃクンニ・ブロー』

・1994/11/23 TODT-3357
『クンニー』

・1995/01/01 TODT-3418
『クンニIIにのって』

・1995/02/28 TODT-3480
『強いクンニ・強い愛/クンニはちょっと』

・1995/03/22 TODT-3481
『ドアをクンニするのは誰だ?』

・1995/05/17 TODT-3486
『戦場のボーイズ・クンニ』

・1995/11/08 TODT-3630
『クンニなんて云えないよ』

・1995/12/20 TODT-3631
『痛快ウキウキクンニ』

・1996/05/16 TODT-3712
『ぼくらがクンニする理由(Single Cunni)』

・1996/09/30 TODT-3850
『大人にクンニ』

・1996/11/29 TODT-3884
『クンニがクンニなら』

・1997/07/16 TODT-5015
『Cunni/恋しクンニ』

・1997/09/18 TODT-5033
『クンニさえも/クンニを転がせ』

・1997/12/10 TODT-5063
『あるクンニ』

・1998/01/28 TODT-5109
『春にして君をクンニ』


■祝!1642Hit!


1642

■ヤフオクに某テクノ系バンドのCDを出してたのですが、出品から3週間たち、ついに買い手が付かないままオークション終了とあいなりました。

出品当初はけっこうアクセス数が伸びてるので、こりゃ売れるかも!と思ったのですが、これが全然売れない。BOYO-BOZOくらい売れない。いや、別にBOYO-BOZOのCDを出品してるわけじゃないので間違えないでください。

■しかし、1642アクセスで誰も買わないってこともあるんすね。1642人もおれの店に来て、誰も何も買わなかったってことですか。1642人て、ルミネtheよしもとが3回半は埋まる人数だぞ。それだけの人数のお客さんが、ルミネのステージ上でフリップ漫談をやっているおれに無関心ですかそうですか。ピン芸人への道は険しいです。だんだん比喩がずれてきてることをお詫びします。

■関係ないですが、このエントリ書いてる途中に突然サンドイッチが食べたくなった。そういうこともある。


■初心者であろうとなかろうと、気の利かないバイトは一定の割合で存在する。


■体育会系の人に嫌われる、という天性の素質を生まれ持った半蔵です。はい、じゃあ今日もおもしろいこと書きますよ〜! すいません無理です。
↑試合放棄。( ´д)人(´д`)人(д` )イエー

■っていう理論で、まあ自動的にブックオフ(またかよ)の話になるわけです。こないだ、ね、ブックオフ某店に行って、軽く立ち読みして、文庫本を3冊ほど買おうと思ってレジに持ってったんですよ。そしたら、レジの店員が初心者のバイトくんだったんです。

初心者だけあって、慣れない口調でマニュアル挨拶をし、慣れない手つきでレジを打ち始めました。少々まどろっこしい。初心者でも普通もうちょっとは上手くできるもんだけどなあ。ホンダが汎用型労働ロボットを発売しはじめたら、このバイトくんはまず真っ先にクビになるだろう。けど、まあ、やっぱり初心者だから大目にみてあげようではないか、という広い心で、バイトくんがレジを打ち終えるのを待ちました。

■で、レジを打ち終わり、いざお金を払う、という段になったときに一万円札を渡したら、このバイトくん、おれの一万円札を

両 手 に 持 っ て 高 々 と か か げ 、

蛍 光 灯 の 光 に か ざ し、

お 札 に 透 か し が あ る か ど う か を 確 認 し た

んですわ。ちょっと待て!

■これけっこう屈辱感あるわー。おそらくマニュアルに「偽札かもしれないからお札の透かしを確認しましょう」とか書かれてるからかもしれないんだけど、だとしてもそこまで露骨にやるか? やるとしても、もうちょっとさり気なくやってくれ。つーか、おれってそんなに怪しいですか? どこが怪しい? いや、もうロイヤルホストで1150円くらいのものならおごるから、ちゃんとどこが怪しかったかを説明してください。あとあと役に立つかもしれないので。

■ちなみに、おれは3年前ローソンでバイトしてた時、客が遣おうとしていた偽一万円札を見破ったことがあります。詳細を知りたい方は電話もしくはテレックスをください。


■数字ひとつ間違えて人生を棒に振ることもあるんだよ、と前の会社の営業部長は云った。


■このごろ行ってない大型電器屋のポイントカード。そういえば何ポイント貯まったかなーと思って、こないだ電器屋に電話して確かめた。

「10065ポイント貯まってます」

とのことだった。10065ポイント。つまり、ポイントカードを10065円分の商品と引き替えることが出来る。悪くない。


■そういえば、おれのデジカメが、いま最高に調子が悪まってる。よし、デジカメを修理に出そう。そしてこの10065ポをデジカメの修理費にあてよう。おれはなんて機転が効くんだ、と自分で自分を大絶賛しつつ、午前中から大型電器店へ。


■しかし、いざヒゲを生やした50代の女店員におれのディジタルカメラを診てもらうと、「あー、これCCDか基盤が壊れてますねー。直すとなったら15000円以上の実費と3000円の手数料がかかります。新しいのを買った方がいいですね」というリリックをドロップされた。さらに、修理費の正確な額はわからない→でも見積もりだけでも3000円の手数料がかかる→しかも修理には4週間はかかる。ということなので、じゃあ新しいデジカメを買うことに。


■そんなわけで電器屋のデジカメ売り場を見てみると、東京通信工業株式会社(ソニーって云うのかな、いまの若い人は)のデジカメ29000円というのが売られていた。機能もデザインもそこそこ良い。

おれはいま10065ポイント持ってるから、29000-10065=18935。つまり18935円払うだけでおニューのデジカメが手に入る。悪くない。

よし、これを買おう、と決断して、それでも一応「すいません。ポイントがいまどれくらい貯まってるか教えてもらえますか」と、店員(さっきのヒゲ山ヒゲ子さんとは別の、若い男)にポイントカードを手渡した。

■9秒後、われわれ取材班(1名)の想像を絶する答えが返ってきた。

「1065ポイントです」
「は?」

思わず訊き返した。電話では10065ポイントって云ったじゃないかよ……(´Д`;)。念のためもう一度調べてもらったが、やはり10065でなく1065だという。ポイントが1065だから、このソニーデジカメの値段は29000-1065=27935円、となる。うーむ、払えないことはないが、なんだか急に欲しくなくなってきたぞ…今月の小遣いも厳しいな…。


■別に1セントも損はしてないんだけど、なんか損した気分になりつつ、手ぶらで電器屋を出た。


■このままだと寂しいので、逆に伊東屋でホッチキスを買いました。1050円。針が水平に曲がるやつ。前から欲しかったんですよ。


■[短め更新(3)]ドラえもん


■土曜の早朝、テレ朝でドラえもん(新声優ver)をやってました。

ドラえもんの撒いたウイルスによって、町中の人の心の「瓶ジュースの王冠コレクション欲」に火がついてしまい、王冠集めブームが起き、王冠がプレミアム価格で取り引きされるようになってしまう……という話。

■これですね、ジュースの王冠じゃなくて「ペットボトルのフタ」のほうが、いまの子供たちにはピンとくるんじゃないだろうか、と思いました。

が、ドラえもんの舞台って平成じゃなくて、昭和のままかもしれないですねそういえば。ビーバップハイスクールが、'80年代の日本を描いた時代劇だったように。

■あ、今日もドラえもんやってますね。映画版の宣伝も兼ねてるんですかね。(05:33 記)


■[短め更新シリーズ(2)]福岡


■いまテレ東のアド街ック天国で、おれという人間を最後までわかってくれなかった街・福岡についてやってます。

■じゃあ、おれなりの、福岡ベスト30を発表します!

第30位 ゆいまーる/タコス&インドカレー(六本松)
第29位 河/カレー(六本松)
第28位 マキイ/スーパーマーケット(百道・すでに閉店)
第27位 ブックオフ(薬院店)
第26位 入江書店/古本(大名)
第25位 御島/ちゃんk


めんどくせえ。やめた。あ、いま、頼んでたピザが届きました。このへんで。


■[短め更新シリーズ(1)]サンエー


『サンエー』のことを、

サンィェー

と発音してこそ、真の沖縄のオバァ。




【あとがき1】
沖縄県民以外のみなさんには伝わりにくい話ですみません。

【あとがき2】
最近、長目の更新が多かったので、今日は短く書きました。


■小銭は持ち歩かない方向で


■小銭って、大昔に石とか貝殻をお金がわりにしてたころの名残りじゃん? それって現代人らしくないなあと思ったので、できるだけ小銭を持たず生活することにしました(乱暴な理論)。

■ということで、小銭を持ち歩かない国の人、もしくは小銭持たない星人になるべく、財布の中に小銭ではなく代わりに5枚のカードを持ち歩くことにしました。

■まず日常の買い物、これはEdy付きのクレジットカードを作ったので、これ一枚で済ませます。「自宅のパソコンで、自分のEdyにお金をチャージできる機」も買いました。ハイテクです。

■次にキャッシュカード。ちなみにみずほ銀行です。

■そして、電車に乗る時に小銭を使うのは面倒なので、JR乗る時のために、かの有名なsuicaをいよいよ作ろうと思います。

■さて、問題は私鉄と地下鉄です。JRは有名なsuicaがありますが、私鉄&地下鉄はどうすればいいのでしょうか。やはりいちいち小銭で切符を買わないといけないのだろうか……。

……と、思って先輩に訊いたら、2秒もしないうちに「パスネットカード使えばいいじゃん」というソリッドな答えが返ってきました。

パスネットカードっていうのを使うと、私鉄でも地下鉄でも乗れるんですね。知りませんでした。改めて駅構内を見回してみると、確かにパスネットカードって売ってますね、全力で。気がつかなかった。たぶん、練馬区の成人男性でパスネットカードの存在を知らなかったのはおれだけです。

■あとは、いつもの定期券も一枚持ち歩きます。

■クレジット・キャッシュ・スイカ・パスネット・定期券の5枚があれば、小銭を持たず日常生活を送ることが出来る、ということに気づきました。ハイテクです。

いや、小銭というか現金自体いらないかもしれません。

現金を持ち歩かないと、ATMに行かなくてすむし、ATMの手数料も払わなくていいし、知らない町でお金が必要になった時ATMを探しにさまようこともなくなって、たいへん健康によろしいです。

■ですが、シアターDとかクリーニング屋とかではクレジットカードが使えないので、まだまだ現金もちょっとは持ち歩かないといけません。

しかし現金ってのも面白いもんだな。1000とか5000とか書かれている紙に上手な似顔絵も描かれてたりして。これ作るのにいくらかかってるんだろう。


■3月度ヘビーローテーション「はばたこう 明日へ」


■三月です。いいね三月。昔からそこそこ好きだったのですが、去年から急に大好きになり始めたんですよ。暖かくてすごしやすくなるってのもあるけど、なんかこう「はい終了でーす。おつかれさまでしたー」みたいな空気あるじゃん、三月って。あれが良いです。しかもボーナストラックとして春休みまである。これ最強。

(逆に、子供の頃からずっと四月はイヤだった。「いままで安住していた環境から切り離され、イヤなことが始まる季節」って感じで。いまでこそ四月ウェルカムだけどね。3年前まではイヤでしたね四月。)

■ところで以前「弟とは音楽の趣味が全然違うけどスチャダラパーは二人とも好き」と書いたのですが、弟と好みの合うジャンルの音楽がもう一つありました。それは、

合唱曲

です。( ´д)人(´д`)人(д` )イエー

「遠い日の歌」とかいいよね、うんうん。「大地讃頌」は歌ったことないが好きです。中3の時は「マイバラード」歌って、クラスで地区大会まで行ったな(思い出)。みなさんはどの合唱曲が好きですか? はい、そこのメガネの男性の方。「ジェリコの戦い」? ほう。じゃ、その隣の、赤い…そうそうそう、あなたは? 「Let's Search for Tomorrow」? なるほど。

■さて三月といえば、この合唱曲のシーズンです。卒業式とか修了式とかがありますから。

そして、拙者&弟が選ぶ心のベストテン第一位の合唱曲「はばたこう 明日へ」が、まさにこの季節にぴったりなんですよ。この曲は卒業式向けの歌詞&メロで、とくに「青い空のかなたへ進め〜♪」というとこがグッと来ます。

去年の夏も、弟と二人でこの曲を合唱しながらドライブしました。軽トラで。西表島で。思いっきり季節外れ&場違いシチュエーションなのに歌いたくなるくらい名曲です。

三月になったからこの曲を聴こうとハードディスク内を検索したんだけど見つからなかった。どこ行ったんだろう。また図書館からCD借りてきてダビングした方が早いかもしれない。

■ちなみに、おれはDJ中に「モルダウ」をかけたことがあります。「ボヘーミアーのかーわよー モールダウよー」とお客さんがみんなで合唱してくれるかなー、と思ったのですが、誰も歌ってくれませんでした。世の中まちがっとる。

それとも、あれか、「かぜよ ふけふけ」の方が良かったのか? お客さんたちは。


■ヒモのプーさん


■2月も最後の最後になって、今月最強に驚いたことが起きたのでここに記す。例によって超若手のお笑いの話題だし、おれの筆力では伝わらないと思うけど、とりあえず書く。ブログ上の日付は3月になってるけど書く。

■日曜日(2/26)、笹塚にお笑いのライブを観に行ったんですよ。そしたら、S氏が出てました。S氏というのは、とあるコンビのボケ担当の芸人さんで、
・丸刈り
・小太り
・食いしん坊キャラ
・モテないキャラ
・トレードマークは赤いネクタイに赤い半ズボン
という、明るくハキハキしゃべる三枚目の人です。

このコンビはネタが面白いので、おれはコンビのリーダーとおぼしきS氏にちょっと注目していました。

■で、今日(2/28)、渋谷にライブを観に行ったら、ここでもS氏のコンビが出てました。が、なぜかいつもの赤いネクタイと半ズボンではなく、普通のジーンズとTシャツで出てました。

■それだけならまだしも、いつもは三枚目のS氏がどういうわけかボソボソとしゃべる芸風になっており、表情も暗く、元気がなくなってました。たった二日間でこれだけ変わるやつ見たことねえよ!ってぐらいの変わり様。突然すぎる。他のお客さんもみんな戸惑っていたのか、客席はあまりうけてませんでした。

何かあったんですかねえ(大きなお世話ですが)。

■ついでに、MCとのトーク中に、S氏に彼女がいることが判明。いや、それだけなら別に驚くことではないのですが、意表を突くことにヒモらしいんですわ。さらに、食費や家賃どころかパチンコ代まで彼女からもらっていることまで判明……。

おい、くまのプーさんのモノマネがレパートリーのモテない&食いしん坊キャラが、実生活ではヒモやってるのかよ…。

■明るい状態と暗い状態のギャップ。三枚目キャラとヒモというギャップ。S氏のこの二つのギャップにたいそう驚かされながら小雨のなかシアターDをあとにしました。

モテないキャラ、というか実際モテないおれは「この裏切り者!」という気分に若干なったけど、でもそういうギャップがある方がヒトとしてのコクがあるかもねー。


■クレジットカードのサイン欄


■朝起きて、『親子クラブ』みて、カップうどん食べて、ネットでOSの再インストールとバックアップソフトについて調べて、もう一回寝て、30分後また起きて、徳永英明の「風のエオリア」を熱唱しながらシャワーを浴びたらもう会社にいく時間ですよ。一日は早い。

■なので、今日はさらっと。

↓某大型匿名掲示板で見つけたサイトです。
http://www.zug.com/pranks/credit/
http://www.zug.com/pranks/credit_card/
外人のサイトなので、アルファベットとかいう変な記号なみたいなのがたくさん出てきますが、要するに『クレジットカードの伝票のサイン欄に変なことを書いても通用するか』という内容みたいです。ほんとにしょうがないですね、外人って…。


【3/1 誤記訂正すいません】× クレジットカード裏→ ○ クレジットカードの伝票


■6660円で一ヶ月生き延びる方法


食卓レモン

■こないだ、先輩(30代半ば・独身)と家計のやりくりの話になりました。そしたらですね、やっぱり金持ってますわ30代て。「えーと、おれの食費は一日2000円くらいだから月6万かなー」とさらっと云ってました。すごいさらっと。月6万て。天文学的な数字です。われわれのような若手芸人(芸人ではないが)が月6万円分も食べてたら、お金が無くなって餓死してしまいます。

■そこでですね、この、年収300万デフレの森永卓郎な時代(←名詞をむりやり連体形として使うR25っぽい表現)をやり過ごすためにですね、先日たまたま発見したお金のかからないパスタの作り方を載せます。

【材料】
・パスタ200g(腹一杯食べるので。小食な人は少なめに)
ポッカの食卓レモン(必須)
・塩(必須)
・コショウ(あれば)
・オリーブオイル(あれば)
・その他の調味料(あればなんでも。ただし無理に混ぜなくともよし)

【作り方】
作り方は簡単です。
1) パスタをゆでて、皿に盛ります。
2) 全ての材料をかけて混ぜます。

■さて気になるお値段の方なんですが、一食あたりのコストを計算すると、

・パスタ………44円(1kg220円の安売りのパスタを使う)
・食卓レモン、塩など調味料類………高く見積もってまあ30円くらい?

つまり、74円でお腹一杯パスタが食べられます!

■これを一日三回食べるとすると、
74×3=222円。

さらに毎日食べ続けるとすると、一ヶ月が30日として
222×30=6660円です。

つまり一ヶ月の食費がわずか6660円で済みます! ( ´д)人(´д`)人(д` )イエー
ケータイ代より安いです。数字の並び方が不吉ですが。

■このパスタで節約すれば、毎月毎月いろんな洗濯機が買えると思います。そして、もっと節約すれば戦車とかも買えると思いますのでがんばってください。

■でも、もうちょっとお金を出して栄養のあるものも食べたほうがいいと思います。


■【激レア】即決送料込み! クレジットカード各社のポップアップ♪(←売りません)


ブースカ

トニー

■最近のショートコント系の若手芸人は、舞台に出てきてまずネタを一本やったあと、かなりの高確率で「きょう、こんな感じでいきますよー?」みたいなこと云うよね。別にいいですけど。

■さて、ちょっと前にヤフオクでクレジット会社のデカル(ステッカー)をたくさん買ったという話をしましたが、そのデカルのおまけとして、ポップアップも付いてきました。ポップアップとは、レジとかカウンターに置いてある立て札みたいなやつです。写真参照。

ポップアップ

■他にも売るほどあります。しかしダイナースって格式のわりにはロゴがいまひとつ…。

■ぜんぜん話が違いますが、いま使ってるノートパソコンのOSを再インストールしたいです。来月の目標にします。プリンタのドライバがはいってるCDとか、ATOKのCDとかどこにしまったかなあ、と思い出すこと自体がすでに一仕事で、さっそく挫折しそうです。誰かおれの代わりに思い出してといてください。


■掃除がとにかくはかどる音楽『XVOXX』


XVOXX
▲ちなみに、eARSさんのすぐ近くには交番があります。

■スウィートでポップでキャッチーな半蔵商店のCD-Rアルバム『XVOXX』を、秋葉原「eARS」様に納品してきました。

■部屋片づけのBGMといえば、やはりアンビエントですね。年度末の中掃除〜大掃除のおともに『XVOXX』をぜひどうぞ。掃除が進みます。表面になんも書かれてないCD-Rの仕分け作業とかもはかどります。

■また、卒業・合格・入学・就職などのお祝いとしても最適です。

■税込み1000円。6曲で27分です。よろしくお願いします。


■村上春樹は、この曜日に読むとしっくり来る。


・『風の歌を聴け』→土曜日

・『1973年のピンボール』→日曜日

・『羊をめぐる冒険』→月〜水曜日の夕方

・『ダンス・ダンス・ダンス』→金曜日から土曜の昼にかけて

・『ノルウェイの森』→木曜日の夜。じゃなかったら、金曜日の夜。

個人的に、村上春樹作品は以上の曜日で読むとしっくり来ます。



「初期の村上春樹を読んでると、ビールが飲みたくなる」という人は少なくないと思いますが、おれの先輩は「初期の村上春樹を読んでると、アイロンがけしたくなる」と云ってました。

主人公がアイロンがけの手順を述べるのは『ねじまき鳥』じゃなかったっけ? とも思いますが(うろ覚え)、条件反射は人それぞれだからなんとも云えない。

おれの場合は、ビールを飲みたくなることもありますが、丁寧にひげを剃りたくなることもあります。あ、いちど主人公の影響で缶入りのシェービングクリームを買ったことがあるけど、自分にはシェービングジェルの方が使いやすかった。そういうこともある。


■本そのものよりも、Amazonレビューの方が面白いと思われる本の著者について


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569640184

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777100669/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777101789/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777100421/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569638112/



みなさんのレビューが面白いっす。
「ここまで胡散臭い文章はなかなか目にかかれない。」
「『人生の貴重な時間を無駄にした』という後悔しか残らない。」
「この作者ってもしかして今度捕まるのでは?」と出す本出す本大絶賛です。

しかし買う人もアホだなー、こんな本買っちゃって。おれなんかは用心深いんで、

この人が書いた本は、たった1冊しか持ってないぜ!(泣)



一流ホームページ風に締めてみました。


■キリ番777は、たっちゃんさんでした♪


■大槻ケンヂが今月で40歳になったらしい。40て。オーケンが。筋肉少女帯のボーカルの人が。ってえことは何かい? 石野卓球も来年で40かい? そりゃ、おれも歳をとるわけだな。

■それはさておきですね、いまヤフオクに、あるテクノ系のCDを出品してます。2週間ほど買い手がついてないのですが、アクセスカウンタがこんなことになってました。

1000

祝1000Hit!

キリ番踏んだ人はゲスブにひとことお願いしま〜すヾ(´▽`*)ゞ

ていうか、そんなアクセス数いらないから入札してほしいなあ…。

■かと思えば、3アクセスしかないのにもう入札されてるCDもありますからね。1000アクセスあって入札がないのがますます不思議に思えてきます。ねえ、あたしのどこがいけないっていうのよ!


■なんでVISAはわざわざロゴ変えたんだろう


■ヤフーオークションで落札した、『クレジットカード会社のデカル詰め合わせセット』が届きました。
( ´д)人(´д`)人(д` )イエー

デカルとは、要するにステッカーのことです。よくお店のドアとかレジとかに貼ってありますね。(「個人でやってる洋品屋」が、この種のステッカーを勢いよく貼りまくる傾向にある気がするのだが気のせいだろうか)

■勤め先に届いた封筒を開けると、いろんなクレジット会社のデカルが大小あわせて40枚くらい入ってましたので、その一部を紹介します。

mastercard

古いマスターカードのロゴです。 これは79〜90年まで使われたロゴです(ちなみに現行のロゴは96年から)。

jcb

日本生まれのJCB。日本人ならぜひ一枚は持つべきです。おれは持ってないですが。でも、この本を読んでから、JCBを応援したいなあという気持ちにはなりました。

ところでこのJCBのマークは昭和っぽくて好きです。最近、VISAのロゴが改訂されてださくなりましたが、JCBは変にリニューアルに走ることなく昭和感を出しててほしいです。

visa

古めのVISAです。この「VISA」の文字の左右の余白が、


……………………あまり興味ない? そうか…。

■ところで、これらのデカルを会社の机で広げていたら、上司に

「こんなものを買う金があったら早く冷蔵庫を買ったら?」

と云われました。上京して3年。おれの部屋にいまだに冷蔵庫がないという事実はもはや全社的に広まっているのです。

■しかし、「冷蔵庫に貼るために買ったんですよ。冷蔵庫を買ったのに、冷蔵庫に貼るステッカーがなかったら困るじゃないですか」と答えて煙に巻きました。巻いていない。そもそも社会人の発言じゃない。

■あと、セゾンカードやイオンカードといった、たいしてカリスマ性のないデカルも何枚かありました。力いっぱい不要なので、知らない外人の車に貼るなどして消費したいです。


■清水國明につづくブックオフの店内ナレーターはこの人だ


■スペイン人のように情熱的なSEXをしたいなあ、と思いながら何気なくブックオフに行ってきました。スペイン人どうのこうのは本題と一切関係ないので、さらっと流してください。

■さて、みなさん知ってるとは思いますが、ブックオフの店内には「ブックオフのことならな〜んでも知ってるヘビーユーザーの清水國明です」から始まるナレーションが流れてるわけですよ。おれに何の断りもなく。

■このナレーションというのが、もう下手。爆発的に下手。素人ならまだしも、國明、あんたタレントだろ。高校時代に放送部員だったうちの妹の方がまだナレーション上手いぜ。年末に始めた実家の自室の大掃除がいまだに終わってないらしいけど。

■さて、そんなわけで本日は、『清水國明に代わるブックオフの次期ナレーターは誰がいい?』という、実に1000人もの人々が回答したアンケートを、おれの脳内で勝手にでっち上げたので、ぜひ読んでみてください。



Q:「ブックオフの店内ナレーター。現在は清水國明さんが担当していますが、あなたなら誰を選びますか?」(自由回答)

回答者:日本国内在住の二十歳以上の男女1000人


【第5位】タモリ(94票)

・「タモさんはCDと本をたくさん持っていそうで、ブックオフのイメージにぴったり!」(20代・男性)
・「タモリの声だったら、ナレーション聞こうかなという気になると思う」(30代・女性)


【第4位】哀川翔(118票)

・「ブックオフと哀川翔、というギャップ感も面白いのでは」(40代・男性)


【第3位】クロちゃん(安田大サーカス)(155票)

・「インパクトがあるから。スピーカーから流れてきたら、思わず立ち止まる人も多いはず」(30代・男性)


【第2位】友近(189票)

・「適度な生活感がある。ブックオフ向けではないか」(30代・男性)
・「モノマネで、中森明菜風ナレーションなど、いろんなバージョンを作ると楽しそう」(20代・女性)


そして、栄えある第一位は、意外にもこの人!


【第1位】ニャンちゅう(377票)

・「あの声が最高! なのにNHK以外では声が聞けないのはもったいない」(20代・男性)
・「増田ジゴロウみたいにブレイクして欲しい」(20代・女性)
・「子供も喜ぶと思います」(30代・女性)


というわけで、トップはニャンちゅうでした。ほとんど友近のダブルスコアです。すげえよ。たしかにあの声は、声だけでニャンちゅうってすぐ分かるし、和めますよね。

もしブックオフの中の人がこのアンケートを読んでいたら、ぜひ次期ナレーターはニャンちゅうにしていただきたいです。

なお、6位から10位までは、『テイトウワ』、『たんけんぼくのまちのチョーさん』、『黒柳徹子』、『パーマンの声の人』、『藤井隆』と続きます。うわ、いま突然思ったんですが、藤井隆の声質ってブックオフの店内にすごく似合いそう。


ということで、ニャンちゅうのポテンシャルを再確認しつつ第1回ブックオフ時期ナレーターランキングを終わりにしたいと思います。お疲れさまでした。


※おことわり
当アンケートでは、藤井隆とマシュー南は同一人物として集計しました。


■「教えて!goo」で見つけた、情報量ゼロのやりとり


■お疲れ様です。今この瞬間、ものすごい勢いで部屋をわっしょいわっしょいと片づけたくなりましたので、ここらへんで失礼します。



これだけじゃなんなので、おまけ。

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1612278

回答者が、回答する気がないのにわざわざ回答しているうえに、質問者に逆に質問しているし、しかも質問者も「はい、もういい」とばかりに回答を締め切るし、なにがやりたいんですかね、この人たち。


■選曲してきました


昨日、O-TOさん主催のイベント『草』で、一時間ばかり選曲作業をしてきました。イベントに対する思いを、直訳風の箇条書きでお送りします。


■私は、私をこのイベントに呼んでくれたO-TOさんに対して、感謝してもしすぎることがありません。


■はい、私がかけた曲は、すべて私の作ったマッシュアップです。


■そのマッシュアップは、すべて日本語の曲を含んでいます。


■いいえ、私は私の作ったマッシュアップの入ったCDを配ることはもうしないでしょう。


■私は、初めて会う人と話すのが苦手でした。しかし、昨日は初めて会う人たちとも楽しく話をすることが出来ました。


■はい。私は選曲中に喉が非常に渇いたため、私はジンジャーエールを2本も飲みました。


■はい。この本は、ウスイさんからもらった本です。


■そのイベントは、とても過ごしやすいイベントであり、お客さんはみんな、自宅で過ごすように過ごしていました。


■伊集院光さんは、とてもラップが上手だというのが、私がこのイベントでもっとも強く感じたことの一つです。


■DJ中です







■POISON GIRL BAND単独ライブレポート!(2/18@新宿ルミネ)


たいへん面白かったです!


■「テキストサイト」は株式会社コナミの登録商標です(違う)


■本日、『オトノチカラ』のO-TOさんのイベントでDJをすることになりました。テキストサイト文化圏。テキストサイト文化圏。二回云いましたよ。

(大学時代、オトノチカラとか、クリラバとか、アウトデックスとか、ワールド9-1とか、そういうテキストサイトをちょこちょこネスケ4で巡回し、「アカリガアル」のレポートとか読んで、うわーこの人たち楽しそうだなーとか思ってた自分が、そのオトノチカラのイベントに出さしてもらえることになるというのは不思議なものです。といった意味のおもしろおかしい文章600字がここに入ります。)

(おれが1999年の12月に、福岡でレオパルドンと全日本レコードのライブを観に行った時、ごっつの松ちゃんのベンジャミンネタをループさせて、「グッバイさよなら再見アディオス、グッバイさよなら再見アディオス……」と演奏してたヒトがいて、すげーなーと思って、それをずっと覚えてたんだけど、それがO-TOさんだったと知ったのは2004年の12月のことでした。という内容の、おもしろギャグ満載のテキスト600字がここに入ります。)

■O-TOさんから「イベントに出れれ、DJやれれ」と勧誘の電話があったのが一昨日だったのですが、昨日はいろいろバタバタしててイベントのお知らせが出来なくてすみません。電気代の払込票をスキャンしてアップする暇があったらイベントの告知しろよという世論が持ち上がる前にすみません。

だから選曲の内容とかはまだあんまり固まってないのですが、O-TOさん曰く「身内で集まってくつろぐ感じのイベントですよ」とのことだったので、左のCDJでブックオフで買った『チャート式 中1英語』のCDをかけつつ、右のCDJで『新・効果音大全集(15)医療・研究・健康』を流すというような、ポップでキャッチーなアゲアゲの選曲にしたいと思います。


■会場は、阿佐ヶ谷「KEM」です。わたしは午前一時くらいから選曲しますので。ひとつ。(←小西康陽風? そうでもない?)


■あの金で何が買えたか


6畳のアパートにひとり暮らしです。で、2月分の電気代が、

東京電力

ですって。(゚Д゚ )アラヤダ
なんでこんなに高いんだよ!!(ヒント エアコン)
つぼ八とかだったらちょっとした飲み会が開けるよ。


■W41CAが全く欲しくならない件に関しまして


木の実ナナ

すいません。まだどのケータイに機種変するか決まってないです。謝る必要ないけどすいません。
いちおう、auの春モデルにしようとは思ってるのですが。

「ケータイなんてどれも同じじゃん。さっさと買っちゃいなよ」と木の実ナナが後押ししてくれれば、優柔不断な拙僧も、こう、パッと決められるかもしれないですけど、でも面識がないもので。

とはいえ、機能や価格、サイズなどのバランスから考えると、W41CAがベストだというのは、頭では分かってるけど体は正直だなグヘヘヘヘh

じゃなくて、W41CAがいいというのは、頭では分かってます。カメラも200万画素だし、日本語入力はATOKだし、しかも薄くて持ち運びやすい。ディスプレイも大きい。



でもなぜだろう。この機種、全然欲しくない…………。



ほら、ケータイを変える時ってさ、もっとさ、こう、「新しい機種にしました〜!」みたいなさ、華々しさというか、デビュー感とか、そういうのが欲しいじゃないですか。でも、このW41CAにはそういう要素が皆無・オア・ナッシング。ようするにゼロ。

↑これを読んで、「そんなんを基準にケータイを評価するな!」と思った人は、たぶん正しい。でも、これは、おれの考えなので堪忍してください。

見た目とか、思い切って機種変更しましたよ感はW41Tのほうが秀でている。でも店頭で見本を触ったら、けっこう重かった。これだとメール打つ時に不便そうだなー。W41Hも、テレビが見られるけど、デザインがちょっと丸っこいし、本体がラメ入りだし……ぶつぶつ。

という風に、相変わらずケータイが決まりません。木の実ナナのせいです。違います。



もう、秋の新機種まで待とうかなとすら考えてますよ。


■次男に太郎と名付けた件に関しまして


■ひきつづき、赤ちゃんの名前ネタの話です。
(赤ちゃんの名前についてのバックナンバーはこちら→その1その2


■沖縄にいるおれの従兄は、長男に、

正太郎

という名前を付けています。まあこれは普通ですよね。


■そして2年前、待望の次男がリリースされたのですが、従兄はこの次男坊に、

順太郎

と名付けたのであります。


■長男が正太郎で、次男が順太郎です。

これを聞いて、ちょっと違和感をおぼえました。


■というのも、「太郎」というのは、「長男」という意味なんですよね。goo辞書だけが日本語の絶対的な基準であるかのように物をいうつもりはないですが、goo辞書にもそう出ています。

つまり、次男の名前に「順太郎」と付けるのは矛盾している、ということになります。たとえて云うなら長男に「○二郎」のように名付けてしまう、みたいなことです。


■なんだかなあ、と思ってちょっと検索したら、最近はよくあることなのですが「教えて!goo」のページに引っかかりました。「教えて!goo」にも「太郎は長男に付ける名前ではないか」という質問が寄せられていたのです。

で、その「教えて!goo」に寄せられた回答を読んでいると、まあ案の定というかなんというか「ううん、いまどきそういうのきにするひつようないとおもうよー」みたいな意見が多かったです。→参考1参考2

おれは、ちょっとは気にした方がいいと思ったんだけど…。


■でも、母に以上のことを話すと「沖縄人はそんなの気にしないさー」の一言で済まされました。そうか。


■それにまあ、従兄にも自分なりの考えがあって正太郎・順太郎と付けたわけだから、いいか。


■ということで今回の話をまとめると、おれは日頃からgoo辞書も教えてgooもよく使っている、ということになります。お疲れ様でしたー。


■男も、お笑いのライブに行くべきです


■PSE法に関する当サイトの見解はさておき、今月観に行く(行った)お笑いライブの予定なんぞを羅列してみます。

・2/10 コンマニセンチ単独@新宿モリエール
・2/14 吉本新人計画エコノミークラス@渋谷シアターD
・2/17 若手theよしもと5じ6じ@新宿ルミネ
・2/18 ポイズンガールバンド単独@新宿ルミネ
・2/25 なんか、友達が出るやつ@三軒茶屋?
・2/26 バトルライブ@新宿モリエール
・2/28 吉本新人計画エコノミークラス@渋谷シアターD

↑こうして並べて書くとお笑い系ブログみたいですね。

あ、ちなみに全部、一人でいきます。'`,、('∀`) '`,、

お笑い好きな人は、ぜひ友達になってやってください。できれば千鳥と笑い飯が嫌いな方を希望。

■しかしポイズンの単独に男一人で行くなんてかなりのアウェイですよ、たぶん。そういえばシアターDの吉本新人計画は、いまでこそ男の客もチラホラいるけど、以前は客の98%が女で、男一人で来ているおれはどうも肩身が狭かった。

とはいえ、お笑いのライブ(とくに吉本)では男はまだまだマイノリティなので。もっとお笑いのライブに足を運びましょうよ>男。

■ところで、東京吉本(NSC9期)の『ガリガタ班長』は面白いです。かなり。(いまは吉本新人計画のビジネスクラスに出てます)

■あと、昨日見た『昼メシくん』というピン芸人もすごかった。スキンヘッドで子泣きじじいのコスプレをして、妖怪ショートコントをやってた芸人さんなんですが(30歳)、ふだんは何してる人なんだろうとか、その「昼」とゴシック体で書かれた前掛けはどこに発注して作ってもらったのかとか、いろいろバックグラウンドを想像してしまいます。そういう楽しさもある。


■au春モデルはスルーして、逆に旧モデルを買うの段


W41CA W41CA(カシオ)

■そろそろ携帯電話を新しくしようと考えておった矢先、auが春の新機種を発表してくれました。おれのために。気が利くよな。

■さてどんな機種にするかにつきましては、

1)デジカメは、別に100万画素でもいいような気がするがとりあえず200万画素あるといい。
2)キーの反応が遅いのはイヤだ。
3)漢字変換は賢い方がいい。

という審査基準で選ばせていただいたところ、W41CAと、W41Hと、あとなんとなくW41Tの3機種が最終候補に残りました。おめでとうございます。

■でも、欲しい色が無いんですよ。銀色のが欲しいんですよ、こっちとしては。でも、おれの欲しい機種には銀色がないよ。各社ともよー、白とかよー、オレンジとか黄緑とかよー、やる気あんのか貴様ら。黄緑って、あんた、25年くらい前の冷蔵庫の色じゃんよ。W41Hに至ってはラメ入りの黒です。ラメか。ラメは困る。

毎日使う物だから、色も大事です。各社とも白い機種が多いように感じます(iPodの影響かもしれません)。でも男のカバンやスーツには銀が似合うと思います。だから、逆にW33SAとか、W31CAとか旧モデルで銀色の電話を買うかもしれない。

■あとものすごく器の小さい話ですみませんが、W41CAのテンキーのフォントがあまりナウくないと思いました。こんなことを気にしているとほんとにキリがないのですが。

■本日の結論。ケータイ選びはごちゃごちゃ悩まず、ドドスコ氏みたいに店に入って2秒で決めるべき。


■テイトウワが長野に引っ越した理由もわかる


フリッパーズ・ギター
▲海へ行くつもりじゃなかった! 詐欺だ! 金返せ!/フリッパーズ・ギター(1989)


■昨日は、会社の同期6人か7人か8人ぐらい(←忘れた)で長野に行って来ました。長野では、視界360°にもれなく山が入ってきます。

■みんなで、4つの車輪が付いたものに乗って移動したり、蕎麦を食べたり(大盛り)、諏訪大社でおみくじを引いたり、諏訪湖のほとりでフリッパーズのファーストのジャケ写のような写真を撮ってみたり、で、この諏訪湖が良かった。

湖の水面が、凍るか凍らないか、あ、場所によっては凍ってる、けど、こっちは水、でもこっちは厚い氷だ、みたいなあいまいな凍り方をしていて、その氷のグラデーションの上を冷気が走っていて、きれいでした。こんな時に限っておれのデジカメは調子悪くて写真が撮れなかった。

あと、太陽の光が澄んでいるように思いました。なんか、フィルター通さずダイレクト、という感じの日光だった。

■さて、この長野ツアーには、去年の夏にあっさりうちの会社を辞めて、大手企業に転職したS君も来てました。もとから聡明な男ではあったのですが、転職してからだいぶ明るくなり、そのうえすごく積極的なのにそれが鼻につかずむしろ爽やか、というかなり入手困難なプレミアムものの性格を身につけていました。

環境って大事ですね。

■H君も、この春に会社を辞めて、大学院に戻るそうですが、それはさておき、H君が諏訪大社の土産物屋で、リアルにうっとうしい表情の猿の根付け(ケータイストラップみたいなやつ)を、2980円もするのに2個も買ってたのが面白かったです。

■その土産物屋には「仙台四郎人形」なる、デフォ(ルト)でミュージックマシーンが見えっぱなしになっている男の人形が売られていました。ミュージックマシーンというのは云うまでもなく当サイトにおける男性器の呼称なのですが、でもやっぱり新宿から高速バス3時間→長野滞在3時間→高速バス3時間という日程はちょっと疲れた。でも楽しかった。

# 仙台四郎で検索すると、いろいろ勉強になります。


■ニュースなど


■半蔵商店がお送りする、ノリノリなナンバー満載のゴキゲンなアルバム『XVOXX』が、秋葉原・eARS様で再び完売しました。
( ´д)人(´д`)人(д` )イエー

ありがとうございます。今月中にまた納品します。


■『みんなで山に行こう』と、会社の同期が昭和30年代の大学生みたいなイベントに誘ってくれたので、今日は高速バスで長野に行きます。ちなみに現地集合/現地解散です。

長野って行ったことないけど、たぶん石垣島よりも寒いと思います。勘だけど。


■すいません。「亜菜瑠」は私の考えたネタでした。


■↑って、誰か云いだしてくれないもんかなあ…。ネタであってほしい。ぜひネタであってくれ。いやネタであるべきです。なあ。

■では今日は、名前がらみでうちの妹が実際に経験した話。

といっても大した話じゃないですけどね(と、保険をかけるくせを直したい今日この頃、いかがお過ごしですか? お盆には帰ります。敬具)。

■ある日、妹がスーパーで買い物をしてたら、若い母親が子供にこう呼びかけていたそうなんですよ。

『ほら! 早くしなさい! メロディーちゃん!』

妹は、「メロディー」が人名であることをすぐには認識できず、その母親が何を云ってるのか一瞬わからんかったそうです。(完)

あ、けっこうあっさりと終わってしまった。いや、だからもっとさ、ネタをポンと出すだけじゃなくて、もっとこうディティールを描写して、話をふくらませていかないとさ……。あと、軽いボケも要所要所に仕込んでおかないと……まあいいか、書き終わったエントリの反省会は。←いや、書き終わってないから。書いてる真っ最中だから。

しかしメロディーって。サンリオのキャラクターかよって感じですよね。

■あと、妹がバイトしていた公文式の教室には、『ららら』ちゃんという女の子がいたそうです。メロディーよりは、まだ、らららの方が日本人の名前の体をなしている………………………………………………かな………。

■ちなみにランキングサイトで調べたら、「めろでぃ」ちゃん「ららら」ちゃんも既に登録されてました。


■ゴジラ対アナル


■すでにご存知の方も多いと思いますが、いま『子供の名付け(命名)DQN度ランキング』というサイトが人気です。

そのサイトでは、赤ちゃんに実際に付けられた名前の中から「なんで!? ねえ、なんでよ!?」と涙声で問いただしたくなるような名前を紹介しているのですが、出てくる名前 出てくる名前がすべて、われわれ凡人には予想もつかないフューチャリスティックな名前ばかりで、読んでるだけで目まいがします。人によっては、ショックのあまり吐いたり死んだりするかもしれません。気を付けて読んでください。

■リンク先をクリックすんのが面倒くせえ、という正直な方のためにいくつか例を挙げると、

『光宙』ぴかちゅう 

『いちご姫』いちごひめ 

『樹茶』きてぃちゃん(ちゃん、までが名前)

『亜菜瑠』あなる←問題外

とかです。

もう、引きつった笑顔で「こ、個性的な名前ですねー」としかいいようがない名前ばかりです。成人してから正常な社会生活が送れるかどうか他人事ながら気になります。とくにアナル。親はこの子供を愛してないんだろうか。

■数年前、2chで「変にかわいいだけの名前を付ける親って、その子供が5〜6歳になったころのイメージだけでしか命名していないのではないか」という書き込みを見て、なるほどと思いました。たしかにかわいい時期はかわいいだけの名前でもいいんでしょう。

そしてそういう親は、子供が15歳くらいになった時、成人した時、中年になった時──という将来をイメージしてないんだと思います。つまり、子供のことを本気で考えとらんのです。

「自分がそう呼びたいから、そう名付けた」という感じがして、まったく身勝手な、



■まあ、おれのつまんない感想文はさておきですね、うちの妹が実際に体験した話をしようと思います。ちょっと長くなってしまったので、また次回。


■(無題)


今朝はもう会社にいく時刻になってしまいましたので、また夜に…。
あ、今日はコンマニセンチの単独ライブに行くから遅くなります。では。


■塩せんべいにハチミツ


塩せんべいとハチミツ

塩せんべい

塩せんべいにハチミツをかけると美味い、ということが判明したのでおしらせします。

さて、この「塩せんべいにハチミツ」という画期的な手法を、わたしがいかにして発見したかというと、これはあまり盛り上がらない話なので割愛。

↑このようにつまんないところを省くのが美徳かというと一概にそうとも云えないのですが、この塩せんべいにハチミツはうまいです。


■デジカメは、人体の一部です。


■先週は、腸をこわして点滴打ったり、耳からなんか出てきたり、軽めの風邪を引いたりと、月〜土に毎日10分ずつで帯番組が組めるんじゃないかってくらいに充実した内容の一週間でした。

■病院からもらった、あのダイナミック&エキサイティングにまずい粉薬のおかげで体調は良くなってきたのですが、あれだ、そういえばデジカメの調子も悪いんだった。ちなみに機種はキヤノンのIXY DIGITAL Lです。

えび このように変な縞模様が出てきたり、

チーズカレー 画面が白くとんだりします。

■デジカメなんて、もう人体の一部なんだから、調子が悪いと、あれですよ、困りますよ。

■修理に持っていくだけでも面倒なのに、もし持っていっても定番のセリフ「直すより新しく買った方が安いですよ」を聞くことになるかもしれないし、最近は見積もりだけで高い料金を取るとこもあるみたいだし、どうしようかね、いっそ新しくデジカメ買うかね、と思ってたそんな矢先、名案がひらめいたんですよ。

携帯電話を買い換えよう!

と。「名案じゃないだろ。別に普通だろ。」と思ったやつ。貴様は一生カンカラポカスカジャンのような類のお笑いを好む女としか付き合えない魔法にかかれ!!!

■さて、おれがいま使ってる携帯のカメラは、幕末に作られたものなので31万画素しかなく、デジカメとして使うには厳しい。最近のケータイのカメラって、300万画素とかいってるじゃないですか、あいつら平気で。300万ってもう立派なデジカメですよこれは。

あと、おれの携帯は、いまだにアンテナが付いているような3年前の機種なので、そろそろ買い換えたいなと思っていたところでもあるので、デジカメを買い換えたいという欲求とデジカメを買い換えたいという欲求を同時に満たす方法が見つかったので、筆者は大変に嬉しい。

■と思ったのもつかの間。携帯電話のカメラって、シャッターを切ると「チャラララ〜ン♪」みたいな、くだらない音がすることを思い出した。あれイヤなんすよねー、盗撮なんかしないですけど。やっぱりデジカメはデジカメで買った方がいいですかね。


■今日、山手線で耳にした女子高生どうしの会話


( 'д')「男子ってさー、ケータイでメールやりとりしてるときにもの頼むとなんでもやってくれるよねー」

(´・∀・`)「ほんとー」




うむ。


■茂木健一郎って、宮崎駿アニメで父親役の声優をやらされそうな気がする。


半蔵です。ギャル男になりたいです。じゃあ今日は、ネットで見つけたものとかを。


■ひさしぶりに山形浩生の公式サイトを見たら、でかでかと何か書かれていた。

テキストではなくjpgでものを云ってる理由がよくわからないのですが、人にはそれぞれ事情がありますから。


「はてなダイアリー - 一般論とは」

↑たまたま見つけたページ。はてなダイアリーのことはよくわからないが、単語の定義をユーザーが書き込むことが出来るんですよね、たしか。これ書いた人、なにかあったんだろうか…。


■インスタント焼きそばメイニアの人が運営しているページで知った『アラビヤン焼きそば』


■おかゆ美味しいよおかゆ


ですから、半蔵商店です。


あのさ、今日の7時ごろさ、


朝食を食べようと思ってさ、


鍋におかゆのレトルトパックを2つ入れて火を付けてさ、


ベッドでちょっと横になってさ、


かいけつゾロリのオープニングを見てたらさ、






いつの間にかうたた寝してましてね '`,、('∀`) '`,、



















完全な炭になったおかゆを初めて見ました。ディスコ!


■バナナマン傑作選ライブ Bananaman Punch


今日は寒風吹きすさぶなか、バナナマンのチケットを取るため朝8時40分からチケットぴあに並びにいくと、その時点ですでにおれの前には4人並んでいたのですが、あまりにも寒かったので、たまたま近くにあった24時間営業の服屋でニット帽を買ってかぶり、それでもだんだん体温が奪われていくのがわかるが、それでも震えながら何度も時計をチラチラ見て残り時間を確認しつつ、暇つぶしに読書しようにもケータイメール打とうにも寒すぎてそれすら出来ず、でもまあ開店を待ち続け、9時40分ごろ係員の人から申込用紙を配られたものの、ペンが握れないくらいに体が冷えきってて、それでも用紙になんとかバナナマンと書き込んで、ようやく10時になり店に入り待つこと数分、おれの前の4人の人のチケット申し込み&購入が終わり、いよいよおれの番になったところ「バナナマンは完売ですねー」って云われて、一瞬言葉の意味が理解できず、しばしカウンターでたたずんででしまい、係りの人が念のためパソコンをもう一回カチャカチャやってくれたが「申し訳ないですー完売ですねー」って云われ、しょうがなくなんの収穫もないまま電車で石神井公園まで帰って、ローソンによって念のためロッピーをいじってチケットがないか確認して、まあもちろんなかったので新しく買ったニット帽をゴミ箱に捨てて、部屋に帰って熱い風呂入ってうどん食ったがそれでも熱っぽいので寝ました。



あとがき(1)
チケットはやはりロッピーから申し込んだ方がいいっぽい感じがしました。10:00の発売開始とともにホストコンピューターに直でつながるから←当たり前ですが。自分の前に一人でも人がいる時点でもうそれがかなりのタイムのロス←そりゃそうだ。それでも「ぴあ店頭のほうが、より確実に買えるはず!」という思いこみがなぜか拭えなかった。

あとがき(2)
去年の恵比寿のおぎやはぎ×バナナマンの券はあっさり買えたんですけどね。

あとがき(3)
去年九月に、奇跡的に西原理恵子のチケットを入手できたからといって、自分のチケット運を過信していたようなところがありましたね。ええ。(談)

あとがき(4)
そしてヤフオクではこんなことに。


■本日みつけたおもしろサイト『小学一年生が答えるよ』


『小学一年生が答えるよ』

これ、おもしろいなあ。コドモって、ネタジェネレーターだなあ実際問題。コドモの才能は国の資源ですよ、もはや。

コドモに書かせたネタをフリップで紹介していくピン芸人とか、いてもおかしくないですね。いや、もういるのかもしれないですね。(←誰に対して予防線を張ってるんだろう?)


■クレジットカードが熱い


JCB

このごろ、クレジットカードのことばかり考えてます。


とは云っても、カードを使いすぎたとか、支払いに悩んでるとかそういうことじゃなくて、あれだ、クレジットカードの歴史とか調べてます。たとえば、クレジットカードを初めて発行したのはダイナースだとか、昔のクレジットカードは今のようなプラスチックではなく手帳型だったとか、VISAはもともと「バンカメリカード」という名前だったとか、そういう。そういうのが、個人的にナウい、兼、おもしろい。


それからヤフオクでも、クレジット会社のステッカーとか探したり。あの、お店のドアとかレジに貼ってあるVISAとかマスターカードとかのステッカーです。あれを友達の部屋のドアとかにこっそり貼ってあげるとよいのではないだろうか。「あれ? おれん家ってVISAがつかえたんだ? 便利だわー(゚∀゚)」と喜ぶ友達の顔が思い浮かびますうふっ、うふっ、うふふふふふふ、うふふ。


というふうに、日々の生活を送っているんですが、こないだ会社の給湯室で、加湿器の中のタンクに水を貯めてたんですよ。で、水が一杯になったタンクって当然ながらけっこう重いわけなんですが、それを持ち上げる時に思わず、

「JC…B!」

って云ってしまった自分がいるわけ。うんJCB。クレジットカードには5大国際ブランド、ってのがありまして、VISA、マスターカード、アメックス、ダイナース、JCBがそうなんですが、この中でJCBだけが日本発なんですよ(その他のカードはアメリカ発)。これも最近まで知らなかった。

しかしなんだよ、「よいしょ!」とかならともかく「JCB」って。どこの県の掛け声だよ。これ、人に聞かれてたらかなり恥ずかしい。お嫁に行けない。



掛け声は一般的なものを選ぼう、というお話でした。


■ファミリーマート@石神井公園


そういえば日曜日、ファミリーマート行ってたんですよ。石神井公園某所の。

新宿でお笑いライブを観に行った帰りだったのですが、すでに病(=腸炎?)の兆候が表れはじめてて、全身に軽い悪寒がしてました。(←この時点では風邪だと早合点してました。)

具合が悪いのを我慢してフラフラ歩きながら、今日はさっさと帰って寝ようと考えつつも、食料を補給するべくファミリーマートに立ち寄ったわけです。ファミリーマートでは以下の商品を買いました。


・ホットの紅茶2本(体を温めるために)
・リポビタンD(栄養を付けるために)
・シュークリーム(甘いものが欲しかったので)


レジに並び代金を支払うと、店員さんは何のためらいもなく、これらの商品をすべて同じ袋に入れ、おれに渡してくれました。(完)

で、はい、こっからが大事ね。えーと、普通、コンビニで、熱いもの&冷たいものを同時に購入した場合、熱いものと冷たいものは別々の袋に分けて入れるね。そうしないと、熱いものも冷たいものも、両方ぬるまって中途半端な温度になるからね。というか物理的な問題じゃないんすよ。気持ちの問題なんですよ。平時ならまだしも、病気の時にこういうことされるとがっくりくるね。



で、まあ、なんとかアパートにたどりついて、さあ、やっとで暖房の効いた部屋のベッドで横になれるぞ、と思いつつ鍵を開けて、というまさにその瞬間、手が滑ってコンクリートの床にコンビニの袋が落ちた。まったく、なんでこんな病気の時に限って……まあいいか。

コンビニ袋を拾って部屋に入り、とりあえずコンビニ袋をテーブルに置き、風呂に入りました。

そして風呂から出て、何気なくテーブルの上を見てヴィックリしました。

液漏れ

袋から、甘い匂いのする黄色い液体が盛大に漏れてました。そうです、さっきコンビニの袋を床に落とした時に、リポビタンDの瓶が割れてたのです。

リポD

なんで体調悪い時に限ってこんなことが……ぶつぶつ……。



結局この日は、午後6時から寝込んでました。おしまい。

ちなみに、コンビニ袋を床に落とした自分自身に腹が立ったので、この割れたリポビタンDは、テーブル&床に液体漏れっぱなしのまま翌日の夕方まで放置してました。おしまい。

弱り目に祟り目という負のスパイラルに陥らないよう、みなさんも注意してください、というお話でした。


■ファミリーマート@渋谷


渋谷のファミリーマートにて。レジで買い物を済ませたところ、お釣りは200円ちょうどでした。

すると、おれが商品の入った袋をガサゴソと受け取るわずか数秒間の間に、店員さんが釣り銭の百円玉2枚を、手渡しせずカウンターに直接置いてるではないですか。

お金を載せるトレイとかの上ならともかく、カウンターの上にダイレクトに。

これ文字にすると大したこと無いけど、実際にやられると違和感というか、かんたんに割りきれない何かが胸の中を去来します。

おれはちょっとムッとしたので、わざと釣り銭に気づかない振りをしていたところ、その20代前半の女の店員さんは悪びれもせず、

「これ、お釣りですから」

と、カウンターの上に直に置かれた百円玉2枚を指さして云いました。教育が行き届いていますよね。


■腸炎かもしれない


▼月曜日は病院で、アー写というかむしろレントゲンを2枚激写して診てもらったところ、「腸炎かもしれませんが、はっきりわかりません。しばらく様子を見ましょう」とのことでした。

点滴を2時間ほど打って、帰ってきました。

▼もともと腸が弱いほうで、そういえば5年前にも大腸炎にかかりました。それも、京都への一人旅へ行く途中の夜行列車の中でという最悪のシチュエーションで。あれは思い出したくない。あー、これあんま書きたくないから、こんど会ったとき話す(←誰に云ってるのだろうか)。

▼それはさておき、胃腸に負担をかけないために、今週は柔らかいものしか食べないように決めました。昨日の夕飯はカレーうどんと牛乳プリンです。そんなに食欲はないのですが、薬を飲むためにある程度は胃にものを入れておく必要があるので。

▼で、この薬というのがまずい。錠剤はさておき、粉薬がまずい。本当にまずい。あーまずい。まずいぞー!!!

昭和と2006年を比べると、「いや、でもほら、最近の薬はわりと飲みやすいらしいよ」みたいな進歩があってもいいじゃないですか。それがぜんぜんない。まずい。きな粉と黒豆と焦げた枝豆とラムネ菓子を噛みながら、薄すぎるカルピスで飲みこんだような味。を、さらに3段階ひどくしたような味。しかもこの後味鼻腔にがめちゃめちゃ長いことホームステイする。

誰か、かわりにこの粉薬を飲みに来てくれませんか? 当方Vo&G、Bの二人。やる気のあるDr募集。←なんか、いつもこんなことばっかり云っててすみません。


■半蔵商店初、点滴打たれながらエントリ


タイトルにある通り、いま病院で点滴打ってもらいながらモブログ更新です。六畳くらいの部屋で電気消して真っ暗です。二時間かかるそうです。

あと、風邪かインフルエンザかと思ったら、なんか腹の病気みたいです。

しかしこの真っ暗な部屋で、ケータイ一台であと2時間どうやって過ごそう。ウェブの見(ら)れるケータイだと良かったかも。

寝ます。



■病欠


というわけで、風邪もしくはインフルエンザなんですよ、昨日の夕方から。それで寝こんでます。


熱はそれほど無いんですが、嘔吐、下痢、食欲不振、消化不良、皮膚の乾燥などなど、ジャンルにとらわれない症状が次々に展開されています。うん、症状にジャンルなんて関係ないと思うし。


あれだ、昨日、黄色のポストイットと、ツナ入り焼きそばと、ビール党(という言い回し)の悪口を書いたからバチが当たったのかもしれない。今日はあれです、会社休みです。病院いって、部屋で寝てます。ひとり暮らしってこういうとき辛いですよねー。


【お知らせ】土曜に、『XVOXX』を中野の「タコシェ」に再納品しました。


■他人様が好むぶんにはまったくかまわないが、自分としては嫌いなもの


▼黄色じゃないポストイット。

あーはいはいはいはい、しょっぱなから来ちゃいましたよこれ! 黄色じゃないポストイット、これダメ。もうダメ。完全にダメ。昨日のオンエアバトルで209KBだった田上よしえのファッションセンスくらいダメ。

ほら、われわれ人類は、メモを書くとき、ペンとか鉛筆とかを使うじゃないですか、普通は。黄色だとそのメモが見やすいんですけど、ピンクとか水色とかはちょっとメモが見づらい。ちょっとだけだけど。

ええ、メモの種類によってポストイットの色を遣い分けるというメモ術があるのは知ってます。でも、やはり、ポストイットは黄色じゃないと落ち着かない。4歳のころ、おばさんにもらった初めてのポストイットが黄色だったという刷り込みもあるんだろうけど。

政府はただちに黄色じゃないポストイット(類似商品も含む)の製造および販売および所持を禁止しろ。とは云わないが、個人的には黄色じゃないポストイットはよほどのことがない限り買わない。


▼焼きそばにシーチキンを投入。

「酢豚に入ってるパインが嫌いだ」という人がいます。同感です。ほとんど異物混入だぜあれは。あと、普通のサラダに入ってるリンゴな! あれも困る。

そんな感じで、シーチキン入りの焼きそばは、はいダメ。問題外。お引き取りください帰れ。なんかよー、味が濃すぎるし、噛みごこちも良くないし、シーチキンの味が勝ちすぎるんだなって思うんですけど、どうか。

そう、以前、沖縄のビーチでバーベキューをやった時、父の友人某氏が鉄板の焼きそばに、1ppmのためらいもなくシーチキンの缶をどさっと投入した。おれはなぜかひどくがっかりし、ちょっとテンションが下がった。(つづく)←つづけない。

でも、納豆にツナを入れると美味しいですので、納豆が嫌いな方はぜひ試さないでください。今日まで保ってきた納豆嫌いなワタシというアイデンティティーが崩壊するから。


▼『ビール党』という言い回し。

居酒屋での上司と部下のトークとかではけっこう出てくる言葉ではあります。

「君、どんな酒が好きなの?」
「あ、ぼくビール党なんですよー。だから家ではたいていビールですね」

おいおいおいおいちょっと待ってくださいよ、なんだよその「ゴチになる」「ドロンする」みたいな昭和感あふれる言い回しは! ってまあ、そこまで取り乱す必要もないし、世間に十分定着している言葉だけど、自分からはちょっと積極的には遣いたくないです。理由は、なんか照れるから。

ただ、おれも自分の上司に同様の質問をされたときに、やはりビール党とか口走ってたような気もするから、あまり毛嫌いもできません。

でもなんで「ビール好き」とかじゃなくて「ビール党」なんだろうな……。


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以上、繰り返しますがあくまで個人的なことですので。


■個人的なトマトジュースのレシピ


トマトジュースなど

個人的な趣味なんですが、トマトジュース1杯に対し、以下の調味料をあれしてます。おいしいです。

・タバスコ――――5滴
・ミルで挽いたコショウ――――少々
・村上春樹の小説でその存在を知ったリー&ペリンソース――――1滴
・食卓レモン――――5滴

で、おいしいのはいいんですが、トマトジュースにタバスコかけたりコショウを挽いたりしている作業中、なんか、こう、自分が、すごく頑固な伯父さんみたいになっているような気がふとするんですよ。

なんというか、ものすご細かいことにこだわってる間に、もっと大事なことをスルーしちゃってる感というか……。

いや、自己流にこだわるのはいいが、その良さが家族にはあまり伝わってないみたいな……。

上手く説明できなくてすみませんが、とにかくそんな感じです。美味しいからいいですけども。


■バカ山先輩 NOW!


うちの会社のバカ山先輩(自称・IQ200←くわしくはここここをご参照のこと。)は、この年始からバンコクの会社と取り引きするという仕事を担当しているので、バンコク宛てに電話をちょくちょくかけています。

が、先日、バカ山先輩の電話口での挨拶を聞いて、ものすごくびっくりさせられました。というのも、なんと、

「Hello, this is Mr. Bakayama speaking...」

と、自分で自分の名前に「ミスター」を付けちゃってるのです。日本語で云うと、「もしもし、私、バカ山さんですけれども…」って自分自身に「さん」付けするのと一緒じゃないですか。エクスペリメンタルすぎるって!

…とはいえ、ま、おれの聞き間違いですよこれは。いくらなんでも、自分自身に敬称を付けてしゃべる人がいるわけないじゃないですか。きっとこれはただの聞き間違いですよ





しかし、その次の日も、バカ山先輩のデスクからは、この「Hello, this is Mr. Bakayama speaking...」が聞こえてきました。そして次の日も、その次の日もです。

…とはいえ、これもおれの聞き間違いでしょう。おれの聞き間違いだと思う。だって、毎回毎回、自分自身に敬称を付けるという致命的ミステイクを繰り返すビジネスマンがこの蒼く輝く惑星にいるわけがないじゃないですか。





しかし、このバカ山先輩の席から今日もまた「Hello, this is Mr. Bakayama speaking...」という声が聞こえてきました。

毎度のごとく、「これは聞き間違いだ」と思いこもうとしたのですが、いくらなんでも、こう何回も何回も同じ聞き違いが起こるとは思えません。そこで、まさかとは思いましたが念のためK先輩に相談してみました。すると、K先輩は、

「あ、やっぱりお前も思った? おれも前から変だとは思ってたよ……」と答えてくれました。

つまり、おれの聞き間違いでもなんでもなく、毎回毎回バカ山先輩は電話口でほんとに

「Hello, this is Mr. Bakayama speaking...」

と挨拶してたのです。ビジネスの電話で、です。





かく云うおれも、ビジネス英語は、「ファックオフ!」と「ゲラウラヒア!」と「アバンストラッシュ!!」の三つぐらいしかしゃべれないので、偉そうなことは云えないのですが……。


■痴話ゲンカ@道玄坂


渋谷で痴話ゲンカするカップルを見た。隣のテーブルだ。


「じゃああの時いっしょにいた男は誰だったんだよ!」
「そんなのどうだっていいじゃない!」


絵に描いたような、シンセにプリセットされているような、goo 辞書に例文として出てきそうな、よくあるやりとりだった。


それはいい。それはいいから、


そういうケンカを朝8時半の定食屋でするな。


もうちょっと場所選ぼうよ。こんな、ごはんお代わり自由の定食屋とかじゃなくて。


こちとら、焼き鮭定食の鮭をほぐしてごはんにトッピングして鮭茶漬け作ってんだよ。暇じゃねーんだよ。





カップルはひとしきりディベートした後、3分ほど黙りこくったり、その後またボソボソと言い合いしたりしていた。そのカップルを横目に鮭茶漬けをすする出勤前。


■いまさら去年のM-1の話なんですが…


http://blog.livedoor.jp/tokyodynamite/archives/50385414.html

↑お笑い好きの人はご存じなんでしょうが、東京ダイナマイト公式ブログのこのエントリをさっき初めて読みました。

そういえばタイムマシーン3号以外は全員吉本だなとか、審査員も半分は吉本だなとか、そういう深読みをするとキリないですが、ちょっと考えてしまった。


■ドキド欽ちゃんスピリッツ/ドテラマン


なぜか会社の書庫から昭和六十一年の新聞が発掘されたので、昭和六十一年の新聞なんか図書館に行けばいつでも見(ら)れるだろうけど、よっぽどの理由がない限りわざわざ図書館まで行って昭和六十一年の新聞なんか見ないよなあ、と思ったのでせっかくですので読んでみました。ということで今日は昭和六十一年の新聞のラ・テ欄をちょっとだけ紹介しますよ。

ドキド欽ちゃん

↑7時台のTBS。普通に生活してたら、ドキド欽ちゃんスピリッツ(←漢字変換しにくい)なんて番組名はなかなか思い出さんよね、この2006年に。下手したら一生思い出さないですよ。なんだ「▽欽ちゃん新入りカラスをこわす?」って。謎は深まるばかりです。

しかし子供心にも、7:20という半端な開始時刻があざとく思えたなあ。

ドテラマン

↑その裏の日テレではドテラマンが。小学生のころ好きだったが、あっさり終わったアニメ。世の無常を思い知らされた。余談ですが、主題歌のレコードを持ってます。

いま気になって「ドテラマン」で検索していたら、オープニングの動画のファイルがあったのでリンクしておきます(→こちら)


■携帯メール、PSP、お冷や、チーズカレー等


どうも! 半蔵(声:田中真弓)です。今日は、自分が思ったり、考えたりしたことを、書きます。


▼寒い日は、手がかじかんで携帯電話でメールを打つのが面倒になるから、日本中を飛び交う携帯メールの総数は減るのではないか。

と思ったが、寒い日は外出しにくいから、直接顔を合わせて話をしなくなるぶん、携帯のメールの数は増えるのかもしれない。とも思う。どっちなんだろう。


▼認めたくない人もいるかもしれないが、世の中はPSPを持ち歩くのが似合う人と似合わない人に分かれてるな、と今日はっきり実感した。後者の人は、PSPを駅のベンチや電車内とかではあんまりやらないほうがいいと思う。おれに止める権利など一切無いですけど。


▼こんな寒い季節でも、キンキンに冷えた氷水を出してくる飲食店は少なくない。ここでお冷やでなく温かいお茶を出したら、好感度8ポイントくらいアップなのにな、もったいないよな、と思う。

いや、吉野家にできることがココイチにできないはずがないんですよ。今日もチーズカレー(ライス500g)を食べながら思ったのですが。


▼ちなみに、道玄坂にはこの季節にも『冷えたジョッキでビールをあおって清涼感!』みたいなポスターを店の入り口に貼っている店がある。1月の東京で、このポスターを見て「よし! ビールでも飲んでいくか!」という気になるヒトが何名くらいいるんだろう。


▼シェービングジェル、ヘアワックス、ファブリーズの原価はそれぞれいくらなんだろうか。頑張れば、自分でもそこそこ似たようなのが作れるのではないか。と月に2回くらい考えるが、どうか。


■世界へ羽ばたく半蔵商店グループ(←ちがう)


▼半蔵商店と同じ名前のサイトさん。
本サイト:http://shinkansen.55street.net/syoten01.htm
ブログ:http://hanzou5963.jugem.jp/


▼こちらは、ドメインを和訳すると半蔵商店。
http://www.hanzo-store.com/


▼こちらは『はん蔵』。おれも使ってます。
http://www.mpuni.co.jp/product/stamps/hanzou/


▼こちらは『ぱんぞう』。
http://www.netkun.com/panzo/


▼オチはとくにないですが、ただ一つ云えることは、うちの水洗トイレの調子が悪く、4回に1回は水がエンドレスで流れ続ける現象を誰かどうにかしてくださいということです。


■今年初『XVOXX』の出荷始まる(AP=共同)


▼この冬に聴きたいアンビエントといえば? そう、『XVOXX』ですね!(←田舎のAMラジオCMのように強引な誘導尋問)

XVOXX商品使用例

▼本日、秋葉原の『eArs』に『XVOXX』を再納品してきました。店内には、XVOXXの手作りポスター(A5サイズ)も貼っていただいてるのですが、お店の方によると、このポスターを指さして「このCDありますか?」と訊いていくお客さんがいたとのことです。がんばって高い紙に印刷した甲斐があります。

▼また中野の『タコシェ』でも完売しております。ありがとうございます。来週〜再来週には再納品の予定です。

▼くどいようですが、『XVOXX』告知ページはこちらです。冬用の音づくりをしてますので、ぜひ、冬が終わらないうちに聴いていただきたく。

▼総売上30枚が目標です。なにとぞ。

▼なお参考までに、個人的に好きなアンビエントのリストを。

・ドリームフィッシュ(FAXレーベル)
・サン・エレクトリック『30.7.94』
・電気グルーヴ「スノウ&ダブ」
・ポリゴンウインドウ「Quino-Phec」
・KLF『Chill Out』

↑上記の曲/アルバムが好きな方には、『XVOXX』もおすすめ、と云えるかもしれません。

あと、さねよしいさ子の「風の輪くぐり」という曲(シングル「マルコじいさん」所収)がかなりアンビエントです。おすすめです。


■PCエンジン風呂


寒いですね。今日は東京にも雪が積もりました。

さて、こんな寒い日にぴったりなお風呂といえば、そう、もちろんPCエンジン風呂ですね。ご家庭でも手軽にできて体も芯から温まる、冬には欠かせないPCエンジン風呂ですが、今日は半蔵商店特製のレシピでご紹介します。

まず、お湯を張った湯船に、PCエンジンコアグラフィックスII本体を入れて、よくかき混ぜます。

本体

湯船の本体

次にコントローラーを浮かべます。コントローラーは、浮きます。ここまでは普通ですね。

コントローラー

さて、ここからが普通とちょっと違います。次はみなさんご存じのようにHuカードをお風呂に入れるのですが、ワタシの場合はHuカードをシューティングゲームで統一するのです。

ファンタジーゾーン スーパースターソルジャー ギャラガ88 バルンバ

ファンタジーゾーン、スーパースターソルジャー、ギャラガ'88、バルンバです。バルンバは一度もやったことないです。

一見、Huカードは水面にプカプカ浮きそうですが、10秒くらいかけてゆっくり底まで沈んでいきます。

沈んでいくHuカード 沈んでいくHuカード

ところで、なぜシューティングゲームなのかというと、やはりパズルや野球ものよりも、やはりシューティングゲームの方が体が温まるからです(※体験者本人の感想です。使用感には個人差があります)。

PCエンジンと、あと風邪薬と電気ストーブとほぼ日ハラマキと使い捨てカイロで、この大寒波を乗り切りましょう!

風呂全景

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予想よりもはるかに地味な画になってしまったのは、謝る。でも、このエントリには3000円以上の元手がかかっているから無理矢理にでも楽しんでください。


■空からなんか降ってきています


屋根
お向かいのマンション&民家です。


階段
おれが住んでる超高級木造アパートの、超高級階段です。


こんな日に限ってデジカメの調子が悪く、ごらんのように写真に変な線が出てきてしまい、さっきから「IXY DIGITAL L 縞ノイズ」と検索している始末です。


■あえて、自主的に店の電話をとりたくなる時


デパートとか、大きな本屋とか、大きな電器屋とかに行って、ゆっくりと商品を見たり選んだりしていると、たまにその店の内線電話が鳴りっぱなしになってて、こんなときに限って近くに店員さんが誰もいなくて、それでも内線電話が鳴りっぱなしになってて、うるせーからそろそろ鳴りやまないかなーと思ってるのに、それでも内線電話が鳴りっぱなしになってて、という時があるじゃないですか。

そういうときは、思い切ってガチャっと受話器を取って、

住谷正樹

と云ってやりたくなります。

ただ、こう云ったあと、電話の相手がこちらの予想より上手く切り返してきたら、今度はこっちがしどろもどろになってしまいそうです。あらかじめ対策を練っておかなくてはなりません。(←練らなくとも、よい。)





2年くらい前、有楽町の本屋で35歳くらいの女の店員が内線電話に出るところを見た。その5秒後、女店員が電話の相手に向かってきつい口調で云ったセリフ。

「はい、その前にあなたはどこの誰ですか?」

こ、怖い…。(;´Д`)

おそらく、自分の名を名乗らずに用件を話し始めた新米の店員さんを戒めたんだとは思いますが、怖い。


■教えて!gooの変な質問


だよねー だよねー
琉球バスの運転手ってサングラスが似合ってない人が多いよねー


だよねー だよねー
那覇空港のA&Wっていつ行っても混んでるよねー


だよねー だよねー
でもA&Wのオレンジジュースやけに美味いよねー


という、わたしが沖縄で作った超おもしろ替え歌はさておき、「教えて!goo」で気になった質問を載せときます。


何様のつもり
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1669856
↑質問文の最初の5行だけでも読んでみてください。


何をいまさら
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1675315
質問するだけしといてコメントも付けてないし、かといって回答を締め切ってもいない。おそらく、日常生活でなにか気に入らないことがあって、衝動的に質問を投稿してしまったと思われます。


何もそこまで
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1773572
質問自体はまっとうだが、質問文のラスト1行の「余談」がすごい。


■羊をめぐる冒険


内装 羊 ホッピー


▼昨日、会社のみなさんと、遅めの新年会をかねた食事に行ったんですよ。


▼そしたらあなた、その行ったお店というのが、最近オープンしたばかりらしいのですが、『昭和30年代ふうの下町を再現した内装』『ジンギスカン食べ放題』という、単に流行しているもの同士を思いつきで無理矢理くっつけただけのような安直な店でした。膣外射精と同じくらい安直だと思います。

あのな、おい、由美かおるのアース製薬のホウロウ看板ながめながらジンギスカンを食べたいと思ってるやつがこの地球上に何人いるのか教えろ。いや、教えてください。

店内には、昭和30年代のポスターや雑誌の切り抜きが貼られ、長屋ふうの二階席にはステテコや風呂敷が干されています。昔っぽい、丸いデザインのポストのレプリカも置かれてます。だから何なの?


▼店内には、なぜか唐突にカラオケセットもあります。


▼そしてこのお店、不思議なことに代官山にあるんですよ………。

代官山のようなおしゃれファッションタウンに足を運ぶような人種が、たとえば買い物帰りや仕事帰りにこんな内装の店で食事をしようという気になるんでしょうか? 新橋とか新宿とかならさておき。


▼おれはめちゃめちゃいい人なので、一応フォローしておくと、羊はけっしてマズくないし、飲み放題のメニューも充実しています。ちゃんと赤玉ポートワインや、トリスやホッピーといった昭和っぽい飲み物も頼めます。

でも代官山なら、なおさらホッピーはないですよね。


▼店内は容赦なくガラガラでした。この店、冬を越せるかどうか………。

でもまあ、仮に冬を越せたとしても、この手の内装のお店って一回行けばもう十分だから、おれはたぶんもう行かないと思う。


▼って、3000円の店に文句いっちゃいけないですね。



# ふつうの内装にしてりゃ、『代官山なのに、3000円でそこそこのジンギスカンが食えて、飲み放題メニューも充実してる店』ということで重宝がられそうですが。

## なんというか、いろんな意味で学ぶべき点がたくさんある店でした。

### 我ながら、今日はボールドタグを使いすぎました。


■ヤプーズの不審な行動 2006@新宿LOFT


▼浪人生だったころ、金曜日の講義が終わると、一週間のしめくくりとして古本屋めぐりをするのが習慣だった(さらに古本屋のしめくくりにはゲームセンターでパックマン。ただしナムコクラシックコレクションのアレンジ版)。


古本屋で買い集めた物はおもにファミコンソフトで、たとえば『ギミック』とか、『バブルボブル2』とか『暴れん坊天狗』とか、けっこうマニアックなソフトを買ってた。


▼夏のある金曜日、いつものようにブックオフに入ったところ、とくにファミコンの収穫はなかったのだけど、ジャケットが見えるようにCD棚に置かれていたゲルニカというグループの『改造への躍動』というアルバムが目に付いた。このジャケットは音楽雑誌で見たことあるし、たしかYMOともつながりのあるグループだし、ちょっと前から好きだった原律子という漫画家の単行本みたいな「擬似大正モダン」の雰囲気が気になったので、購入。


▼家に帰ってこのCDを聴くとすぐに気に入り、聴きまくった。あまりに聴きまくったので、「大油田交響楽」を聴くと、ライブの舞台における自分なりの照明プランを、「動力の姫」を聴くと、自分なりのビデオクリップのラフカットを脳内で再現してしまうほどだった。


▼翌月にはこのゲルニカの他の2枚のアルバムも照屋楽器店で取り寄せてもらった。これも気に入った。特徴あるこのボーカルの名前は戸川純だと知った。浪人時代はそれほどレコード屋にも行けなかったこともあり、ゲルニカの3枚のCDはよく聞いていた。


▼浪人じゃなくなってからも、戸川純のソロアルバムを聴いたり、80年代の音楽雑誌を買いあさってゲルニカと戸川純の情報を集めたりして、そして、戸川純はヤプーズという別なバンドもやっている、という情報を得たりした。


▼その戸川純がボーカルを務めるヤプーズのライブ「ヤプーズの不審な行動 2006」を、昨日新宿で観ました。生まれて初めて生で戸川純が観られて、昆虫軍とか諦念プシガンガとかも生で聴けて、よかったです。開演時刻が2時間も押したけどヘッチャラ。




▼それにしても、浪人時代のあの夏の日、ゲルニカの『改造への躍動』をわざわざ面出し(CDのジャケが見える状態で立てて飾ることの意)で棚に並べてたブックオフの店員さんグッジョブ。


■自分の出身校の校歌を、外人訛りで唄うと楽しいよ!


(本文無し。)


【参考資料】
オマリー 宮崎吐夢


■ナウい待ち受け画像できました


待ち受け

みなさまからの熱いご要望にお応えして、昨日のレッツグルーヴさん(仮名)のケータイ用待ち受け画像を作ってみました。

これであなたのケータイをオシャレにカスタマイズ!

【jpg】
大(240×280ピクセル)
小(120×140ピクセル)

【gif】
大(240×280ピクセル)
小(120×140ピクセル)

【png】
大(240×280ピクセル)
小(120×140ピクセル)


■スウェットは、プリントが無難なのを選ぼう


日曜日、朝っぱらから電車を乗り継いで、鮫洲試験場とかいうところまで運転免許の更新に行ってきました。


免許証を新しくするためのこまごました手続きをしたあと、別室で「携帯で話しながら運転しないようにしましょう」「飲酒運転はしないようにしましょう」などというお話が延々と120分続くファンタスティックな講習を受けます。この別室の大きさは高校の教室くらいの大きさです。


おれは前から5列目くらいの机に座り、講習が始まるのを待っていたのですが、ふと前方を見ると、こんな光景が目に入ったのです。


レッツグルーブ

え? なに? いまおまえ何て云った?

レッツグルーブ

レッツグルーヴ? うむ。そうか。スウェットの背中でこう主張する人も珍しいが、まあよし。




しかし、ハタチぐらいのナウいヤングが着てるならまだしも、このスウェットを着てる男はだいたい40歳前後で、企業で人事部副長とかやっててもおかしくない年齢なんですよ。


365歩ゆずって、チョイ悪オヤジ(苦笑)とかそういうタイプの40男が着てるならまだしも、なんかこう、あまりそういうタイプではない普通の40歳が

LET'S GROOVE!!

ですかそうですか。





この人はスクリーンの真ん前に座っていたので、講師がOHPでスクリーンにスライドを映すたび、おれの視界には、

LET'S GROOVE!!

あと、さだまさしの「つぐない」がテーマソングに使われていた、飲酒運転が起こした人身事故の悲惨さを訴える重いドラマのビデオが流れている時も、この人は

LET'S GROOVE!!





やはり、メッセージ性が強いプリントの服を着る時は、自分のキャラクターを吟味した方がいいなと思った。あと、着るシチュエーションもよく考えたほうがいいなとも思った。





帰りがけ、駅近くのブックオフに寄ったら、店内の有線放送から、偶然さだまさしの「つぐない」が流れてきました。日曜の夕方に、この曲を有線にリクエストする人ってどんな人なんだろう。


■年末年始に、弟と実家で聴いてた曲ベスト5(後篇)


それでは前回に引き続き、区に無許可でランキングの発表をしたいと思います。



【第2位】Red Forty「クライ・アット・ア・テーブル」
二年前、弟が借りてきたBMXのビデオにこの曲がたまたま入ってて、で、この曲が気に入った弟はMDに落として何回も聴いていた。おれも帰省したときに弟にこの曲を聴かせてもらい、いい曲だなーと思ってた。


そして、このバンドの他の曲も聴きたくなったが、ネットで検索したもののほとんど情報が得られず、どうしたもんかなー、と思ってた。すごいマニアックなバンドなんだろうなー、とも思ってた。


しかしつい先週「Red 40」じゃなくて、「Red Forty」で検索したら情報がちゃんと出てきた。以上、きちんと正しい表記で検索しよう。というお話でした。


曲は、哀愁漂うメロディラインのパンクです。



【第1位】おもしろホームレス「実印なくして大騒ぎ!」

この曲については、話すと長くなるので、話します。

高校時代、友人たちがやってたバンドのデモテープがめちゃめちゃ面白く、当時たまたま殺害塩化ビニールが一般参加オムニバスCDを企画をしていたので、友人の許可を得てデモテープを送ったところ収録されました。

クラスのY君の性格&行動に、ラップ調で疑問を呈するという画期的な曲なのですが、歌詞を間違えたり、「カモン、ギター!」と云ってるのにギターソロが入ってこなかったり、録音中に親が帰ってきたので声が小さくなったり、と、わずか2分半の間に聞き所が満載です。シングルカットしたくなります。

この曲は『殺害サドンデス2』というCDに入ってますので、興味のある方はぜひ。ちなみに、曲の一番最後に入るファンファーレはおれがシンセで作ったものです。

あと、このバンドは他にも、生活指導担当の教師に捧げた曲「いさむがぴゅん!」や、架空のラジオ番組を再現した「中学生日記」という手作りカセットもあるのですが、不思議なことにどこのレコード会社からもCD化されてません。もったいない。どこかの心あるディレクターさんが復刻してくれるといいのですが。

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▼ちなみに、弟はハードコアパンクと八重山諸島・奄美諸島の民謡が好きで、おれは90年代中期のリスニングテクノや、マーティン・デニーなどのエキゾものが好きです。

ぜんぜん好みがかぶってませんが、二人ともスチャダラパーは好きです。


【次点の第6位】スチャダラパー「リトル・バード・ストラット」
『ポテン・ヒッツ』収録のライヴ版。


■年末年始に、弟と実家で聴いてた曲ベスト5(前篇)


誰からも頼まれてはいませんが、この年末年始に弟と実家でよく聴いた曲ベスト5を発表したいと思います。

月刊プロボーラー ネーネーズ


【第5位】月刊プロボーラー「風がある」

ボコーダーのボーカルが乗っかるハウス風のテクノ曲ですが、うちの弟にしては珍しくこの手の曲が気に入ったらしく、軽ワゴンでのドライブ中に聞いてました。



【第4位】Marce Sauce「MA SA KA-YAH!」
沖縄で活動していたお笑いコンビ「ファニーズ」が唄う、方言のラップ曲。日本語ラップブームのころに発売。

もう10年前の沖縄ローカル8cmCDなので入手はかなり困難なはずですが、去年の12月29日に那覇市内で奇跡的に捕獲したので、この日記にもちょくちょく名前が出てくる『嵐の獣。』のよるの氏にメールしたところ、よるの氏はこの前日の12月28日にこのCDを買ってたらしい。



【第3位】ネーネーズ「コザdabasa」
先月、中野の中古屋でネーネーズの『コザ』というベスト盤が売られてたので、何気なく買って帰ったところ、ケースを開けるとネーネーズの『コザdabasa』という全く別のCDが入っていました。

それがなんか面白かったので帰省の際に弟に見せびらかしたところ、この「コザdabasaって、前から欲しかったんだよねー」と運命的なことを云ったので、くれてやった。

このCDのタイトル曲「コザdabasa」は超名曲なのに、ベスト盤に入ってないのは謎だ。と弟は申しております。AメロからBメロに移ってくところが良いです。


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ランキングの発表は、翌日に続きます。お楽しみに!


■掲示板のデザインを新しくしました。


掲示板


▼掲示板を補強して一週間、南蛮人からのスパムが全く来なくなりました。よかったよかった。


▼さて掲示板のデザインをちょっと変えてみました。練馬区だけでもすでに9000人ぐらいがやってそうなデザインです。


▼しかも、自分で云うのもなんですが、とても読みにくいです。


▼よかったらなんか書き込んでください。このブログ右側の「もくじ」のとこからどうぞ。


■細かすぎて伝わらないモノマネ選手権の未公開ネタを見た


▼年末に録ったテレビ番組をまとめて見てるところです。



▼それで去年の話(といっても、まだ2週間前ですね)になっちゃうのですが、12月29日に放送された『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』見ましたか? おれは、若干期待はずれでした。



▼全国オーディションをしたわりにはメンツがそんなに目新しくないし、プロレスネタが長いし、司会の4人のリアクションもいつもよりキレが悪いし、百万円わたすシーンも素っ気なさすぎるし……と、不満を並べてもしょうがないですが、まあ、これまでの放送のレベルがあまりにも高かったから、相対的に物足りなく感じてしまうんでしょう。と、フォロー。



▼さて、友人の芸人S君もこの『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』のオーディションを受けたそうです。

先日、彼がオーディションでやったモノマネをおれも実際に見せてもらったので、そのラインナップを紹介します。


(1)渋谷シアターD隣の、『博多天神』の店員のおじさん

(2)銃をジャケットから取り出して笑うアルパチーノ

(3)番組中、他人のトークのスキを突こうスキを突こうとする関根勤


どうですか? とくに(3)なんかは、元ネタの目の付け所がシャープ並みにシャープだと思います。おれは、プロレスネタよりも断然こういうのの方が好きです。オンエアこそされなかったものの、オーディションの現場でもけっこううけてたそうです。



▼S君のモノマネ以外にも、なかなか面白かったのに放送されなかった未公開ネタがまだまだあると思うんですよ。早朝3時台とかでいいから、オーディションの模様をノーカットで放送してほしいです。もう、ずんのやすいいから。リアルに嘔吐する人もいいから。



▼あと、「友人のモノマネを見た」ではなく「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権の未公開ネタを見た」と考えると、なんか得した気分がします。(なので、タイトル欄にはそう書いてみました。)



# EE男の山口宇史(敬称略)は毎回面白いですね。


■ケータイメールの打ち方でばれる、老化の始まり


▼ケータイでメールを打つ時、サブジェクト欄と本文をつなげて文章を書いてる人は多いと思うんですよ。たとえばこんな感じです。



【SUBJECT】おいしい


【本文】ジンギスカンの店さがしてるんだけど、どこかないかな?




【SUBJECT】さっき、


【本文】テレ朝にバナナマンが出てたよ


おれ自身もこういうメールの書き方をすることはあるし、また、こういうメールをもらいもします。



▼ですが、妹(22歳)に云わせると、この『サブジェクト欄と本文欄をつなげて文章を書いたメール』は、

25歳以上のおっさんしかやらない書き方

だ、と断言されました[*1]。そ、そうなのか?……(´Д`; )


少なくとも、妹とその友人たちの間では、この『サブジェクトと本文がつながってるメールを送るやつは、25歳以上の男である』という法則はほぼ100%当てはまり、そういうメールをもらうたびに世代間の微妙な壁をはっきり感じてしまうそうです。



▼老化って、こういうところですでに始まってるんだなあ…と思ったですよ。こうやって少しずつ時代からずれてくんですかね。[*2]考えすぎか。



▼穂村弘の『本当はちがうんだ日記』に、メールで「がんばってね」と書くべきところを「がんばって」と書いてしまったがために、女に振られてしまう男の話が出てきます。[*3]

こういう、自分では気づいてないが周囲からは古くさいと思われてる些細なことって、かなりあるはずです。気を付けようがないのもあるとは思いますが、気を付けたいです。でも、『そんなこといちいち気にしてられっかよ!』と、デンと構えるのも、アリだと思います。


--------------------------------------------------

[*1]
「いや、うちの方じゃ、若いやつでもそんな書き方するよ」という方がいるのは重々承知です。でも、ここでは「メール書式の地域差」ではなく、あくまで「自分が気づいてなかった世代間ギャップの存在を他人に指摘されることで気づかされた自分の老化」がテーマですので、ご理解ご協力をお願いします。かしこ。


[*2]
2chでも、30代以上の世代が集う板では、2ちゃん語の新陳代謝が遅いと聞いたことがあります。


[*3]
たしかに、文末の「ネ」は「ね」よりださい。でもそれだけで男を振ってしまうのはどうか。


■渋谷新人計画/机


▼今日もシアターDにお笑いのライブに行きました(渋谷新人計画)。このライブには、大学の先輩がピン芸人として出ているのです。そればかりか、同じ高校だった友人も、別のコンビとして出ているのです。個人的には豪華なラインナップです。


先輩や友人のネタを見ながら、ああ、みんな東京で頑張っているんだなー、おれも頑張らなきゃなー、ギャラガ'88なんかやってる場合じゃ無いなー(しかもエミュレーターじゃなく実機で)、と思いました。芸人として。いや芸人ではないけど、切実に。



▼ところで、机がとても片づきました。

机

まあ、机以外の部分は、シド・ヴィシャスが5人くらい泊まりに来たかのように散らかっています。案の定。


■ええ、申し訳ありません、Lサイズしかないんですよー。ええ。色違い………は、そちらにある分だけですねー、ええ。


ギャラガ88


「残り物に福があるとでも本当に思ってたの? バカじゃないの? あなたって全然成長していないのね。まったくお笑いぐさだわ」ということわざの通り、今日は池袋のデパートのバーゲンに行ったけど、収穫は一つもありませんでした。遅すぎました。やはり、バーゲンが本当にバーゲンなのは初日の開店数時間ぐらいだけですね。

バーゲンに目当ての品がないから、ついでに『バーゲン対象外商品』の棚も見たりして、でも、それだったらバーゲンに来た意味ないだろとか自問自答したりして。

結局、駅前のスーパーで海老のパスタソースとサラダとヒレカツだけを買って帰った。



▼ところでブログには書き忘れたのですが、4日の昼に東京に戻りました。東京は、というか、拙僧のアパートは相変わらず寒いです。

今日も、冷えたフローリングに直接座りながら、PCエンジンで『ギャラガ'88』をやってたら、体が冷え切って胃腸の具合を悪くして、下痢してしまいました。おれがアメ公だったらNECとナムコを訴えているところです。というか、ギャラガなんかやってる場合か? しかも'88。



▼とまあ、これだけじゃ寂しいので、肉の写真でもどうぞ。

肉


■スペシャルオールスター@渋谷シアターD


▼昼過ぎ、セフレ(a)を起こさないようにそっとベッドを抜け出し、リビングのテレビで映画を見ていたセフレ(b)と昼なのに朝の挨拶を交わし、台所で卵を焼いていたセフレ(c)に「ごはん要らないから」と言い残し、玄関でセフレ(d)とまぐわってから、渋谷のシアターDへ『スペシャルオールスター』というライブを観に出かけました。



▼これはシアターDで毎月やっているライブで、各事務所の豪華若手芸人が一堂に会する豪華ライブです。例によって詳細は省きますが、「マチコ」という男二人組が最強に良かった。「鼻エンジン」と「さちまる」がその次に良かった。パッション屋良のネタ中に小道具が壊れて、素であわててて、冷や汗をかいていたのも面白かった。



▼赤いプルトニウムが、告知コーナーで舞い上がってたのはみっともなかった。単独ライブが決まってうれしいのはわかるが。女だから許されるって歳でもないだろあんた(;´Д`)。


▼しかしマチコおもしろかったなあ。これからしばらくは、「好きな芸人は?」と訊かれたら「マチコ!」と元気良く答える準備をするかもしれないです。


■父親(58)が、レイザーラモンHGのことを、


『あの短パンの青年』

と呼んでいます。

以上です。


■ある種のテキストサイト管理人が、がんばってボケようとしそうな写真@沖縄市


では沖縄市内で撮った写真を載せてみます。どうぞ。


メーシ
↑初めて見ると何のことだか分からないが、もとは『メーシー商会』という会社の看板。この状態で十数年以上は放置。現在も絶賛放置中。



おいしい
↑諸見小学校の近くにて。おいしいと書いてあるからたぶんおいしいんだと思う。でも何屋さんかは確認できなかった。



バブルスおさる
↑中央パークアベニューという商店街にある落書き。かなり以前からある。消そうと思えば消せるはずなのに、長いこと消されていないところに、家主さんに秘められたポテンシャルを感じます。そうか?


ちなみに、これとは別の商店街には「山崎浩子命」という落書きがありましたが、こちらは現存しません。


■沖縄土産にどうぞ。『XVOXX』


出荷


▼電気グループのCDだけをあれして作ったアルバム『XVOXX』を、この年末に沖縄県にも輸出しましたのでお知らせします。


【取り扱い店舗】
◎沖縄市「'69」
◎那覇「GET HAPPY RECORDS」
◎宜野湾「CD屋」
◎豊見城「Vakken Records」


'69以外の三店は、『嵐の獣。』のよるのさんに連れて行ってもらいました。ありがとうございます。


▼あんまり数がないので、電気マニア、アンビエントマニア、サンプリング/コラージュ音楽マニアの皆様方はお急ぎくださいませ。


▼なお、売れ行きがあまり良くないようでしたら、『XVOXX』を『ザ・グレイテスト・ヒッツ・オブ・マイケル・ジャクソン』に改名しようと思います。よろしくお願いします。


▼沖縄の皆様、よろしくお願いします。



【以下余談】
この「Vakken Records」というお店はよるのさんに新しく教えてもらったのですが、おれの好きな90年代中盤のリスニングテクノが大変に充実していてたので、感激のあまり一人で「高校時代に聴きそびれたテクノCDを買う祭 in 苗場」を勝手に開催。苗場は関係なし。

サンエレクトリックやブラックドッグなどのWARP系から、そういえば実は聴いてなかった『U.F.Orb』、ついでにフレア、果てはロボットマンの「DO DA DOO」のリミックス盤(照れ笑い)まで買い込み、仕上げに砂原良徳の「MFRFM」(ハングル文字12")を購入しました。あまりに嬉しくて、逆にまりんの12インチはよるのさんの車に忘れてきました。(←なんかもう、ほんとすみません…)


■フジテレビの伊藤アナをアミーゴと呼ぶくらいなら死んだ方がマシだ


▼ワッキーがヒデに飛び蹴りされるシーンを、助走の時点からフレーム内におさめられないカメラマンを見ると、ちゃんと仕事しろよ!って言いたくもなりますよそりゃ。助走あってのヒデキックじゃないですか。「変わってないよねー」と帰省するたびに各方面から云われるので、「それってやっぱり悪い意味で云われてるのかなー」と詮索しがちな半蔵です。タイトルと本文は例によって関係なし。



▼そう。叔母が武富士のポケットティッシュ100個を年末に持ってきてたですよ。お歳暮の一種だったかもしれない。ジャンル的には。

話が唐突に変わるけど、正月のしきたりとか儀式とかちゃんとやったほうがいいですね。正月というのは、地球が太陽のまわりを一周したから来るものではないです。われわれが正月の準備をするから正月が来るものなのです。でも50〜60歳くらいの人々が、正月の準備めんどくさがってるね。逆に、30代くらいの世代がちゃんとしめ縄とか飾ってるよね。まあ体力的な問題かもしれない。



▼じゃあ、正月だし、おれの今年の目標でも書いてみます。

・Win XPを再インストールする。
そして、デスクトップとかフォルダ分けをきちんとする。


・公共料金を、口座引き落としにする。
いちいち請求書を持ってコンビニに行かなくていいようにする。


・ちんこー。


・というか、本当の目標は内緒。



▼それはさておき、4日には更新しますとか云って更新できなかったのは、ノートPCのセキュリティソフト(Norton Internet Security)を、2005年版から2006年版に入れ替えてたからです。


セキュリティソフトの更新ぐらい簡単に終わるだろ、と思ってたら、これが小室哲哉の香港進出と同じぐらいの大間違い。何度も何度もエラーが出てしまい、レジストリを書き換えるわ、OSをクリーンブート(※よく知らん)するわ、前バージョンの削除のためだけにわざわざ専用ソフトをダウンロードしなきゃいけないわ、と村を挙げての大騒ぎ。


午後6時半に作業を始めて、仮眠をはさんでやっとでインストールが終わったのが午前3時半。



▼なんで金払ってまともに使ってるソフトをバージョンアップするだけで、こんな目に遭わないといけないのか。ノートンとかいう外人は、これを読んでたらおれの部屋まで説明に来い。



▼とまあいろいろありますが、元日の朝にテレビ見てたらつぶやきシローが出てたので、良かったです。


■弟が開発した、細かすぎて伝わらないモノマネ


▼レモンハートの7巻を読みながらうたた寝してしまい、起きたら年が明けていました。おめでとうございます。


▼さて半蔵商店は、年末は29日からお休みします。←いまさら云うなよ。年始の営業は4日からです。本年もよろしくお願いします。


▼これだけじゃなんなので、弟が開発した細かすぎて伝わらないモノマネを紹介します。


◎アメリカ映画で、緊急事態ながらも冷静に無線機で部下に命令を発する黒人女性警察官。

  『そーう。だーい至急。』


▼文字だけでは伝わりにくいですが、実際に聞くと、見たこともない映画の見たこともないシーンが一瞬で浮かびあがるから不思議だ。



■二百円でできる親孝行


■スーパーとかで売られている日清の袋入り焼きそば。

焼きそば



■これを、スライスした魚肉ソーセージといっしょに炒めて、皿に盛付けます。麺と魚肉ソーセージを別々に配置するのが個人的なポイント。

焼きそば・出来上がり


■数日前、仕事帰りの母親に、夜食としてこの焼きそばを石垣島地ビールといっしょに出したら、たいそう喜んでくれた。親孝行できた、と思った。



■父親にも出したら、「夜に食べると太るから要らない」などと夢のない発言をドロップされた。



■でも、なんだかんだ云って結局食べてた。



※ちなみに写真の焼きそばは、1/3袋ぶんです。夜食ならこれくらいがいいかも。


■沖縄市『ビクモン』のハンバーガーがめちゃめちゃ美味しい件について


■いや、ですから、沖縄市の『一番街』という商店街にある『ビクモン』というハンバーガー屋がおいしいんですよ。


■ビクモンは、もともと沖縄県内のチェーン店で、かつてはローカルでテレビCMをやってたほどなのですが、残念なことに店舗が次第に減っていき、ついにこの一番街店を残すのみになったようです。


■さて、このビクモンは、ハンバーガーが美味い。実際問題。とくに、カシュッという歯ごたえのタマネギがいい。フライドポテトの量が他店より多目なのが良心的です。


■ハンバーガー類だけでなく、カレーライス、スパゲティー、ピラフといった食事メニューがあるのも、全メニュー制覇してみたい!というマニア心をそそります。


■ステーキの老舗『ニューヨーク』や、オレンヂレンヂのメンバー御用達の『チャーリータコス』といった、観光客にも有名な沖縄市の他のお店にくらべ、ビクモンはちょっと知名度が劣ります。

これはビクモンが観光ガイドブックなどであまり採りあげられてないからだと思います。ハンズ(※県内のローカル誌)とかでも載せればいいのに。


■ちなみにおれは、ここ一週間でビクモンに3回いきました。いつものチーズバーガーだけでなく、卵焼きとレタスの入ったビッグボーイバーガーを頼んだり、弟とカレーライスとスパゲティーを半分ずつ分けあって食べたり、と充実したビクモンライフを送っています。

これを読んでる沖縄県民は、ガストとかびっくりドンキーとかいうくだらない県外チェーンに落とすお金があるんならビクモンに行くべし。



■"愛することも死ぬことも美しすぎて絵にならない.com"という日本語ドメインを取得するのはどうだろうか。


レモンハート

■今日はなんか、思ったことを、適当に書いていきます。(タイトルも本文の一部です)。



■ここ数日、右耳の上半分が腫れて痛い。しかも、じわじわと毎日痛さが増す。しょうがないので耳鼻科にいった。

おれの右耳は、上のほうになんか針で刺したような小穴が開いている、という、普通の耳とは違う規格外の耳で、その穴にバイ菌が入って腫れてるんですよとのこと。薬を5種類ももらって帰る。

それはいいとして、この耳鼻科で、看護婦のコスプレをした人(というか看護婦ですね)に、終始こども扱いされた。「はい、じゃあ体温はかろうねー」とか「耳が腫れてるのー?」とか「説明ちゃんと聞いてねー」とか云われた。


成人男子にそういう口を利いていいのは、7回以上SEXした女のみだアホ。



■昨日は寝過ごして、M-1グランプリを途中からしか見られませんでした。おれがテレビをつけたときには、とっくに南海は負けていたので、見るモチベーションが下がったけど、がんばって見ましたよ(文章が変なのは、耳が腫れて痛いからです)。

しかし父親に、カイコにあげる桑の葉を枝からちぎる作業を手伝わされたり(詳細は省くが、実家でなぜか百匹ぐらいの蚕を預かっている)、普段は掃除なぞしない父親が、なぜか麒麟のときにゲリラ的に掃除機をかけはじめ部屋を片付けたり、ブラックマヨネーズの決勝戦の後半という画期的なタイミングで親戚のおばさんが電話かけてくるし、で全然(集中して見られなかった)。

昨日のM-1でいちばん得したのは、1000万円もらったブラマヨと、全国的にはまだまだ知られていなかったアジアンと、オートバックスのCMに出ていたチッチキチ〜の人だろうな。と思った。



■母親が出張中なので、アホ妹が我が家の朝食を作ることに。で、鮭の塩焼きを作ったのだが、これが全然火が通ってないし、異常にしょっぱいという、松野明美に食べさせたとしても20分は黙りこんでしまいそうなくらいまずい。おれも、一口噛んで吐き出した。

妹はとっくに出かけていたので、おれは怒りをぶつける場所がなかった。



■ちなみに、この前も異常に味の濃い味噌汁を作ったらしい。あまりの不味さに父親が文句をつけると、妹は、

『そんなの、自分で何とかすれば?』

と言い放ったらしい。それで父は、その不味い味噌汁をポットのお湯で

4倍に薄めて

飲んだらしい。なあ、4倍で薄めなきゃいけない味噌汁ってなんなんだよ!



■この冬休みは『レモンハート』をたくさん読みたいです。あ、でもコンビニで売られてるペーパーバックのダイジェスト版は無しな! あれ読むと、あとで単行本買ったとき、「あれ? これ前に読んだよー」みたいなことになるから。


■器の小さいクリスマスの思い出


■2回に分けるほどのことでもないんですが、昨日の予告どおりカトリック系幼稚園でのクリスマスの思い出をさらっと書きます(というか、おれにはクリスマスの思い出はこれくらいしかないんですが)。


■幼稚園では、毎年クリスマスの時期になると学芸会がありました。その学芸会で、年長組はキリストが誕生するまでの劇を演じるのが恒例となっていました。


そこでワタシは、キリストの父親であるヨゼフの役をもらいました。劇の中では主役でした。云うまでもないことですが、主役といっても、あくまで幼稚園児のすることだし、「お、おれは主役に選ばれたんだああ!!」みたいな自意識ももちろん無いです(あったらイヤだ。そんなガキ)。


でもまあ、園児なりにセリフを覚え、リハをやり、本番をこなし、無事に学芸会も終わってめでたしめでたし。家に帰ると、当時、製菓会社に勤めていた伯父さんからケーキが届いていました。以上が前置き。ここからが本題。


■さてワタシは、あの、


D○ PU○PのIS○A氏


と同じ幼稚園だったのでしたラブイズファイナルファイナルファイナルリバティー♪ そして、その彼は脇役(たしか、東方の三賢人かなんか←ちょっと違うかも)でした。


当時は脇役だった彼が、いまでは毎日テレビジョンに出演し、コンパクトディスクも次々に発売し、女優さんとつきあって、当時は主役だったおれは、『おやすみなさい。』の単行本を揃えるために古本屋をめぐり、外気温とほとんど変わらないくらい寒い木造アパートで1日7アクセスのブログを更新している始末。

いやあ、IS○Aくんもビッグになったなあ…………って何様だよ!! 俺!! というか何やってんだよ!! 俺!! しっかりしろ!!


■以上、人生どうなるかわかったものではない。というお話でした。違うか…。


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※おれがI氏の名前を出すのはネームドロッピング(小人物が有名人の名前をひけらかすこと)感が丸出しでアレなのですが、今回は固有名詞がないと話が伝わりづらいのであえて名前をあげておきました。



■器の小さいクリスマスの思い出(予告篇)


クリスマス


■クリスマスイブですね! 拙僧が云うのもなんなんですが、クリスマスイブですね!


■最近ネット上で、誤解されている方をよく見かけるのですが、クリスマスというのはあくまでもSEXする日であって、モテないとか彼女がいないとかそういう自虐ネタをブログに書く日ではないんですよ。まあいずれにせよ、仏に仕える身であるわれわれには関係ないことなのですが……。


■ところでワタシはこう見えても、カトリック系の幼稚園に通っていました。次回は、その幼稚園でのクリスマスの思い出を書きます。



【付記】
うちのイトコの旦那K君は、実家がお寺で、本人も公務員をしながらお坊さんをやってます。そのK君にクリスマスの過ごし方を訊いてみたところ、『うちもツリーは飾ってるし、ケーキも食べてますよー』とのことでした。

それって、キリスト教徒が盆踊りするようなものでは? と思ったけど、おれの通っていたカトリック系幼稚園も夏には盆踊りがあったから、どっちもどっちですね。


■カレーを一晩寝かせ中




今日もなぜか、私財(2200円くらい)を投入して、カレーを作ってます。なんでおれは頼まれたわけでもないのに、自発的に料理してるんだろうか。まあいいか。


個人的に、譲ってもいいができれば譲りたくないポイントとしては、
(1)ニンジンは多めかつ大きめ。
(2)ジャガイモはなるべく小さく。(食べるときに、でかいジャガイモをスプーンで崩していく作業がイヤ。)
(3)トッピングは粉チーズか生のトマト。

です。とはいえ、晩飯にはちょっと間に合いそうにないので、今日は朝の残り物とかを食べて、カレーは翌朝にします。

しかし、自分で作ったカレーってやけに美味く感じてしまう。



■明太子のパスタ(総製作費たぶん2200円くらい)


■おととい、生娘じゃあるめえし今さらカマトトぶってんじゃねえよ!という勢いで、1000グラムの乾麺をゆでて明太子のパスタを作りましたので、その調理過程の写真を載せてみようかと思います。


■まず明太子をほぐす作業。作業中に、冷やご飯に明太子をのせて熱いお茶をかけてかっこみたい!!という衝動に11回ほどとらわれそうになったが、おれは強い子なので、最後まで任務を遂行した。

明太子


■レモン。これは食べる直前に、各自お好みで絞ってください、っていう。(余った分は翌々日の豚ネギ炒めに流用。)

レモン


■ゆでた直後のめん。底に穴が開いている洗米用のボウルは水切りに便利。パスタの銘柄はブイットーニ。

ゆでめん


■大葉ときざみ海苔を散らした完成形。レトルトのパスタソースのような派手な味(=後半飽きる)がしないので、最初は味薄いんじゃないの?みたいな世論が持ち上がるけど、食べれば食べるほどその美味さがじわじわ分かっていく、というミニマルテクノみたいな味で、よかったと思う。

完成


なんか、地味な話題ですみません。


どうでもいいことだが、これを沖縄市内のネット喫茶で書いてるのですが、さっき男子小学生が

『もう、おれのちんちん真っ赤だよ!』

と大声で主張しながら店に入ってきたのですが、なんかもう、こっちは入口から近い席なので、店内なのにけっこう肌寒いからどうでもいい。隣の席のガキの声もアメリカザリガニの柳原に似てるし、あと、やっぱり、M-1は南海キャンディーズに勝ってほしい。


■もう寝る。


■昨日の明太子のパスタが家族に好評だったので、気を良くして今日も夕飯の材料の買い出しに、徒歩10分のスーパー(タウンプラザかねひで)へ。


■材料を抱えて帰ってきて、さあ作ろう!と思ったら、普段は連日夜中まで遊びほうけてて、母親に頼まれても食洗器のスイッチひとつすら押さないほどに家事をやらない、ゴーゴー7188をパクったようなダメバンドでいい気になってボーカルをやっているうちのアホ妹が、なぜか今日に限ってちゃんと帰って来てて、すでに台所でメシを作ってやがった…………………………………………………………………………。


■もう寝る。



■自宅待機


■実家にネット環境がないため、沖縄でネットするときは、沖縄市が運営するテレワークセンターというとこに行きます。ここだと2時間100円でネットできます。


■今日も買い物がてらにそのテレワークセンターに行こうとしたけど、昨日とはうってかわって冷たい風が吹いて小雨もパラついてるので、あんまり出かける気にならないので、どちらかといえば布団の中でレモンハートとパタリロを交互に読んでいたい感じなので、今日は実家でモブログ更新です。


■とはいえ、そもそもネタがないです。


■あっ、ひとつネタあった!

と、むりやり書き出したらなんかネタが出てくるかと思ってそう書いたけど、やっぱり何も思い付かなかった。不思議ですよね。


■今日はこれから、明太子のパスタを作ります。



■照屋楽器店




いま店頭のスピーカーから、ニューオーダーのブルーマンデイが流れています。


沖縄市内は、長袖だと暑いくらいです。



■日記12/18


今日はなぜか、超激レア泡盛『あわなみ』を某所で入手したり(しかもなぜか2升)、イトコ同士で西表島をドライブしたけど、車内のおやつがなぜかチーズ鱈だったり(しかもなぜかドライブに合う)、イトコの旦那(※挙式は昨日)のお爺さんがなぜかテレビに映ってたり(しかもなぜかNHK教育)、石垣市内のホテルにチェックインしたら、なぜかたまたまフロントが親戚のおじさんだったり(しかもなぜか、『海が見える部屋がいい? 山が見える部屋がいい?』と訊かれた)、と、いろいろありました。楽しかったです。


■という内容の日記を昨晩のうちにアップしようとしたら、寝てしまいました。九時半の飛行機で石垣島から沖縄本島に向かいます。



■『いいや、ダメだね、教えられないね』


■では引き続き、弟ネタで。


■弟のモノマネレパートリーのひとつに、『UFOの件で取材に来た日テレスタッフを冷たくあしらう、ネバダ州のガソリンスタンドの店員』というネタがある。(さらに正確にいうと、その店員の日本語吹き替えのモノマネ。)


■なぜ、弟がこんな複雑なモノマネを身に付けたかというと、単に7年前の夏、西表島の親戚の家で、弟とUFO特番を見てたからであります。


■ま、モノマネといっても、イヤそうに首を振りながら『いいや、ダメだね、教えられないね』と云うだけなんですけど。


■しかも弟もおれも、オリジナル(そのチョイ役店員)の声や顔なんかとっくに忘れているので、このモノマネがどれだけ似てるかどうかなど、もはや計りようもありません。


なのに、このモノマネを弟は7年間も、古畑任三郎やちびまる子の山田とともにレパートリーに加え続けています。


■きょうも久しぶりに、弟の『いいや、ダメだね、教えられないね』を聞いて、あー、今年もこれ聞けたなー、みたいな妙な充実感。


(本文と関係ないですが、いま腹が減ってます。)



■弟飲




■コンビニで泡盛を買って、弟とビジネスホテルのロビーで4ヶ月ぶりに対談。さきほど終わったところ(午前一時)。


■議題は、全国の小学校でレイザーラモンHGの物真似が禁止になっている件などについて。



■石垣島つきました




■今朝4時まで渋谷のセンター街にいたおれが、いまは石垣島にいます。文明ってすごいよね。

■しかし、今日から新年4日までって、そこらへんの小学生より冬休みが長いっすよね。

「こんな長い休みなんて、これからは滅多にとれないだろうから、イトコの結婚式が終わったら海外でも行ってくれば? クリスマス前だったらめちゃめちゃ安いし空いてるよ」と先輩にアドバイスされたけど、それ以前におれはパスポートを持ってませんでした。切ない。


■しかし、この歳になると実家ですることなんかないし、3週間弱もどうやって過ごそう……。

だれか沖縄に詳しい方、沖縄のおすすめスポットを教えてください。(切実)


(写真は石垣空港のATM)



■出発前夜


■今日は仕事納めでした。どうも半蔵商店です。


■明日の、朝6時40分発の飛行機で羽田から石垣に向かいます。


■おれが旅行会社から買ったチケットには、5時40分に空港のカウンターに集合と書いてありました。


■石神井公園からだと始発で行っても間に合わないので、今晩は渋谷のマンガ喫茶に泊まって、4:49発の山手線で渋谷から空港に行くことにしました。


■いまは会社から帰ってきて、クリーニング屋にものを預けたり引き取ったり、年賀状を速攻で作って印刷したり、コンビニで買ってきた焼きそばを食ったりしています。


■それはいいんですが、もし今日、(こういうことがあるのかどうかわかりませんが)渋谷のマンガ喫茶がどこも満室だった場合、おれは着替えを満載したトランクと、25枚もの『XVOXX』を詰めたリュックとともに、4時49分まで渋谷を放浪しないといけず、それは大変に困りますね。


■では、いまから急いで荷造りをしますのでこのへんで。


■弟がなんか送ってきた。


■石神井町はゼーカーがヨイツーでムイサーです。どうも半蔵商店です。


■弟が、小学5年生のとき友達といっしょになぜか校歌を歌ってるのを録音したカセットを送ってきました。いぜん聴かせてもらったことがあるのですが、なんかもう一度聴きたくなったので、改めて送ってもらったのです。

「校歌のカセット送って!」と頼んだのは8月の終わりですが、きょう届きました。あのなあ、納期が大幅に遅れたのはまあいいとしても、おれはあさってお前に会うんだぞ、石垣島で…。もう手渡しでも良かったじゃん。


■それはいいとして、カセットの他にも、「ちょっとデブに写っちゃったかなー」というメモとともに、弟の彼女の写真も送ってきたんですよ。


ネガで。


うん、あのさ、普通さ、こういう場合さ、ポジで送ると思うんだ、おれは。個人的な意見を押しつけるようで悪いけどさ、うん。


■あと、B4ぐらいのこんなポスターというか貼り紙も送ってきた。


スケボー ダメ


………大丈夫か弟……。


■本日、ネットで見つけて爆笑した写真。


■きょう会社でネットを見てたら(就業時間外ですよ)、この写真を見つけて一人で爆笑してしまいました。会社だから声をあげて笑うわけにもいかず、息を殺して肩を震わせながら笑いをこらえるのは大変でした。この時代、平凡な日常生活の中でも、いつどこで何に笑わされるかわかったものではありません。


■その写真はこれです。


http://students.juniata.edu/marchkm3/juniata%20pals.htm

このページの、一番上にある写真。


この写真と30秒にらめっこして笑わなかった人は、ちょっと威張ってもいいと思う。にらめっこって、社会人の遣う言葉じゃないですけど。


■ということで、みんなもぜひこの写真をPCの壁紙とかケータイの待ち受け画像にしよう! おれはいやだ。



※この写真が、日本のネットでもとっくに有名になってた、とかそういうことがあったらすいません。


■石垣


■あー寒い寒い寒い寒い。末高斗夢星野卓也田上よしえレム色イヌがニャーと泣いた日が出てるオンエアバトルくらいに寒い。このままいくと、12月にはどんだけ暑くなるんだろうねえ。←おれの方が寒い。しかしなんだ、この律儀なリンク張りは。こういう几帳面さがいつの日か報われるといいですよね。


■さて、16日から石垣島に行って来ます。イトコ(※以前、ブログに出てきたやつとは別)の結婚式があるのです。そんなわけで、今のうちから大掃除をちょこちょことやっています。ぜんぜん進みませんが。


■ということで、三日後は常夏の石垣島です。(イメージ図)
石垣島


■嫌いなブログにほどアクセスしてしまう、というパラドクス。


■たとえば、ブックマークしている好きなブログになら、一日一回アクセスして「あははは(笑)。今日も○×さんのブログはおもしろいなー(笑)」と、満足して終わります。


■しかし、検索エンジンで偶然たどり着いたブログや、なんらかの拍子でリンクにリンクをたどって見つかったブログに、自分の気に入らないことが書いてあると、「はぁ? なんだ貴様」という気分になって、「こいつ、普段はどんなこと書いてるやつなんだ?」と、ブログの過去ログを読み始めてしまいます(*1)


■そして、「おれはなぜこのブログが嫌いなのか」と他人に説明する時の根拠をさがしたり、「なんでこんなエントリに賛同のコメントがあるんだろう」「もしかすると、おれの方が間違ってるのではないか」「赤の他人が書いたブログを読んで腹を立てるなんて損だ。こいつの良いところも探してみよう」などなどと、考えが活発になってしまうので、そのブログをさらにどんどん読み漁ります。


■その結果、その嫌いなブログ内のコンテンツに、アクセスする回数が増えてしまうことになります。


■しかも、そのうち「ブログ自体はイヤだが、そうやっていろいろ考えたりするのは面白い」と考えるようになってしまい、ついにはその嫌いなブログをブックマークしてしまうことになります(*2)。まんまと敵の術中に落ちてます。いや敵ではないんですけども。


■ただ、健康のことを考えると、好きなブログだけを読んで笑っているだけの方が、体には良いような気もします。


■ところで、タイトルの「パラドクス」という言葉の遣い方あってますかね。間違ってたらすみません。




【*1】逆に、毎日見てる好きなブログは、過去ログにアクセスすることはあまりありません。(休日にがっつり読み返すのを別として。)

【*2】半蔵商店のブックマーク欄からリンクしてるサイトは、もちろん嫌いなサイトではありません。誤解なさりません様。


■ポストほぼ日手帳 〜 能率ダイアリータイムデザイナー


前回のエントリで、「新たな手帳を探すことにします。なんかいいのないっすかねー。」と書きました。

しかし実は、新たな手帳はすでに11月末に買って、さっそく使ってます。すいません。謝ることもないが。それが、この手帳です。


◎能率ダイアリータイムデザイナーB6サイズ

タイムデザイナー

では、なぜこの手帳にしたかをがんばって説明します。


【1】見開きで一週間である。
上の写真で分かるように、見開きで一週間のスケジュールが確認できるのです。ということはなんと、つまり、七日間のスケジュールが一目で確認できるのです。ということはなんと、つまり、一週間のスケジュールが一目で確認できるのです。


【2】バーチカル式である。
タイムライン(って云うんでしょうか。時間の流れを表す目盛り)が縦になっている(=バーチカル)なので、書き込むのに便利です。
手帳見本
▲書き込み例。(公式サイトの画像より引用)

・今週はいくつ仕事が入ってるか
・その仕事のために取られる時間はどれくらいか
・新しい仕事はどの時間帯に入れればよいか
・どの時間が空き時間なのか
・空き時間は何時間あるか
――というのが視覚的にパッと把握できます。たぶん。


(また、前述のように見開きで一週間なので、「火曜日のこの予定は金曜日にスライドさせよう」といったように、週間単位でのスケジュールを組みやすいです。)

普通の手帳だと、予定を書き込めても、「スケジュールの図形的把握」という点ではやや不利です。

普通の手帳
▲普通の手帳の例。


【3】平日も週末も同じスペースが割かれている。
バーチカル式の手帳に多いのですが、平日は大きな枠で、週末は小さな枠で表現されてたりします。たとえば、下の手帳では、月〜土曜日にくらべて、日曜だけは右下に小さなスペースで独立しています。

トリノート
▲日曜日だけが小さいスペースに押しやられている他社の手帳。

これはなんか使いづらそうだし、そもそも「日曜日は平日にくらべてどうでもいい日」と認識してしまいそうだ。そういう心構えでは、「一週間は六日間」という生き方になってしまい、普通の人の6/7の密度でしか人生を送れなさそうな気がする。

手帳のレイアウトごときで人生が決まるか! という人もいるかもしれないが、決まるのである。たぶん。


文体が変わってしまいましたが、やはり平日も休日も同じ大きさのスペースが与えられてる方がいいです。たとえ、日曜に入れる予定がまったくなくても。


【4】フリースペースが小さい。
これは、この手帳の作者が書いた本(※後述)に書いてあったことなのですが、

フリースペースが小さい

必然的に、予定をスケジュールの枠内にメモすることになる

だんだんと予定が固まっていく

「やらなければいけないのに、具体的なスケジュールは決まってない」、
という宙ぶらりんな事項が少なくなる


というメリットがあるようです。


■そんなわけで2006年はこの手帳を、ポストほぼ日手帳に任命することにしました。

この手帳を作った佐々木かをりさんは、2社の社長であり2児の母親だそうです。ぼくもこの手帳を使いこなして、佐々木さんのような、西友やサミットではなく紀伊国屋や明治屋で夕食の買い物をする(予想)、立派なキャリアウーマンになれるようがんばります。



【参考リンク】

能率ダイアリータイムデザイナー
・手帳について書いた本『ミリオネーゼの手帳術』『佐々木かをりの手帳術』
佐々木かをりブログ


■さらば、ほぼ日手帳


ほぼ日手帳(カバーを外した状態)


■2003年から使ってきた『ほぼ日手帳』を、来年からは使わないことにしました。


■というのも、やはり1日1ページのほぼ日手帳だと、見開きで2日分のスケジュールしか確認できないんですよ(当たり前ですが…)。ほぼ日手帳を使い始めた頃はこれでよかったのですが、このごろはワタクシも、同時進行でこなす仕事がだんだん増えてきたため、スケジュールをもうちょっと長いスパンで、具体的にいうと一週間単位で見渡すことができたら幸いに存じます。かしこ。みたいな欲求がでてきたんですよ。


■また、ほぼ日手帳の最大の特徴といえばやはり、1ページにぎっしりとメモがとれることです。

しかし自分の場合、唐突にメモ魔(※古い表現だな)になる日と、メモとるのめんどくせーという日がありまして、日によってメモ量の差にかなり極端なムラができてしまって、以前に書いたメモを参照したい時は「メモがものすごくとびとびに書き込まれている手帳」をめくることになってしまい、探しにくい。


■以上、
(1)見開きで2日分のスケジュールしか確認できない。
(2)広大なフリースペースがそのままデッドスペースと化しがち。

という、2点により、ほぼ日手帳から他の手帳に乗り換えることにしました。


■で、せっかくだからついでに、ほぼ日手帳の個人的に気になった点を書きたいと思います。細かいことばかりですが。

●極端にでかすぎる休日表記
休日表記

正直これ、美しくないとおもう。上からペンでメモを書き込んでも読みづらい…。

これはたぶん、パソコン上で手帳をデザインする時、ものすごく画面を縮小していってもどの日が休日かがわかるように……といったデザインとか校正の都合で、こんな馬鹿でかい文字になったような気がする。


●ゆーないとの文章いらん。
ゆーないと

ページごとに、『ほぼ日』の記事からピックアップした小ネタや名言が載っているのですが、「ゆーないと」とかいう人の文が、すいません、悪いけど、印象的なまでに楽しくないです。視界に入るたび、くじけそうになります。本人はものすご楽しそうだけどな。おれに心のゆとりが少ないだけか?


でもさ、自分の使ってる手帳に唐突に『さみゅさみゅいサミュエル.L.ジャクソン!!!!!』(12/9)とかいう文章が表れたら、君、どう思う。


●この手帳についていないもの
手帳巻末

手帳の末尾に一ページ割いて、『東京地下鉄路線図、時差表、世界通貨一覧表、月面地図…(中略)、なまはげ対処法、汎用あみだくじ……(後略)』と延々と書いてありますが、すいません。そんな面白くないです…。こんなこと書くスペースがあったら、もっと何か実用的なことが書けたのでは? おれに心のゆとりが少ないだけか?


■とまあ、愛着ある手帳を思い切って手放すために、あえてあら探ししてみました。

誤解の無いようにいっておきますが、ほぼ日手帳は、かなり良い手帳です(だからこそ3年も使ったわけですから)。むしろおすすめです。まだほぼ日手帳を使ったことが無い人は、一年間使ってみるのもいいと思います。


■それに、ほぼ日手帳を使うことで、手帳の利用法やスケジュールの立て方、ひいては目標達成のためのプロセスの組み方について考えるきっかけにもなりました。(←自己啓発系の文庫みたいな文章…)


■でもやっぱり自分は、そろそろ1日1ページ式を卒業したくなったので、新たな手帳を探すことにします。なんかいいのないっすかねー。


■ほぼ日手帳のここがヘン


煮込みトンカツ定食


という題で文を書こうとしたけど、ものすごく眠いので、もう寝ます。また明日。現在23:41です。


ちなみに写真は、渋谷の某定食屋の煮込みとんかつ定食。ごはんに芯が残っていて、ぜんぜん美味しくなく、あまりにもまずいので店員さんに頼んで取り替えてもらったら、新しく出てきたごはんも芯が残っててまずかったけど、店員さんの態度が良かったから、気持ちがそんなにはとげとげしくならずにすみました。


■人は見た目が9割(竹内一郎)


合コンなんてひさしぶりねー


ねー


きょう、どんなヒトが来るのかなー


どんなヒトだろうとお持ち帰りされるつもりなんでしょ! グヒヘヘヘヘヘ。


んも〜。エリったら〜。


失敬失敬! てへっ☆ でも真面目な話、リサはどんなヒトがタイプだっけ?


ん〜、一言でいうと、石油王?


夢でかっ! 野放図にでかっ!


そういうエリはどんなのがいいの?


ん〜、なんかこう、シュッとして、ビッとしているヒト?


いやそれ伝わってないから! アブストラクトすぎて!


いやいや〜、どうも〜!


あっ! 来た!







おまたせしました〜!


………………………


吉田です。好きなスーパーマリオの面は6-3です!


……………


村岡です。尊敬する人物は植田まさし先生です! ンモー。


………あの。


はい?


私、おばあちゃんの具合が急に悪くなって、それでさっそく今晩、津に帰らないといけなくなって…


はあ…


私も、ちょっと今晩、消火器販売の仕事のアレで、消防署のほうに行かないといけなくなって…


はあ……


悪いけどこれで失礼します……




________________________________________




……………………


なあ…………


なに?


このあとどうする? ファミレスでも行く?


………今日は帰って寝るわ。


そうか……またな。


またな。




その後、吉田と村岡が連絡をとることは、二度と無かった。


■もう! 飲まなきゃやってられないよ!


カルピス


■カルピス最高。「味わいカルピス」もいいですが、やはり原液で。


■量でいうと、このごろは三日でボトル一本(原液500ml)は空けてる、実際。

朝、目覚めのカルピスを飲んで、夜にお疲れさまーって感じで帰宅後のカルピスを飲んで、夕飯の後もデザートがわりに飲んで、寝る前にも寝カルピスを飲むこともあります。酒なんか要らないっすわ、いまのとこは。


■いまの季節、部屋に室温でほったらかしてるミネラルウォーターでカルピスを割ると、ちょうどいい冷たさになります。


■土曜に代官山に行ったらスーパーでカルピスが安売りしてて、しかも普通のサイズより100ml多いお徳用だったので、2本買いました。


カルピス2本をわざわざ代官山から石神井公園まで運ぶ、というのはいささか不毛な気もしなくはないですが、村上春樹(敬称略)に至っては、シェービングクリームをアメリカでわざわざまとめ買いして日本に持って帰ってくるっていうから、いいと思う。(←もうちょっと文を上手くまとめられんか?)


■戸川純の『裏玉姫』はなぜカセット版のみの発売だったんだろう


■はい、じゃあまずこちらを読んでください。


■読みましたか? はい、では朝5時に更新している半蔵商店です。おはようございます。あ、リンク先はエントリに一切関係ありません。

YEN BOX Vol.2
▲YEN BOX Vol.2。


■いま、レンタル屋で借りた『YEN BOX Vol.2』(YMOの人がやってたレーベルの作品をまとめて復刻したCD。18枚組。)をパソコンにコピーしてます。著作権法上の「個人的に楽しむなどの場合」に該当するから合法。


■しかも、これが終わった後、レンタル屋から別のCDも5枚借りてるので(大友良英とか、Folderとか)、その5枚もコピーしないといけない。

CDは会社帰りに返しに行く予定なので、出勤するまでにはすべてのCDをコピーしないといけないんだけど、iTunesでパソコンにコピーできる時代で良かった。

これがもしシャープのCDラジカセでカセットにCDトータル23枚ダビングっていったらもう一大事業だぜ。実際。カセットテープも23本買わないといけないし。


■久々に聴いたのですが、戸川純のライブ盤『裏玉姫』はやはりすごい。一曲目(2トラック目)の「玉姫様」の後半、自分で自分の勢いを制御できなくなってくる感じのところが好きです。


■CD置いてくださいレポ(6) 下北沢篇


■当ブログの手作りCD『XVOXX』を30枚売るプロジェクトも今回で早くも6回目。CDを置いてくれるお店を探すため、今日はナウでヤングな街、下北沢に行って来ました。駅前でディジェリドゥを吹いてる人がいました。


■12/6 下北沢・ハイラインレコーズ


公式サイトに「委託商品受付中」とあったので、『XVOXX』を持っていきました。このお店では、自主制作CDを店員さんがその場で試聴し、内容に応じて置く枚数を店員さんが決めるというシステムです(最高で10枚まで置いてもらえる)。


しかしこのお店はロック中心の品揃えで、委託音源も、なんというか、さわやかなスリーピースバンドが多く、XVOXXのような音楽は畑違い。ちょっと下調べをぬかったかな……と、早くもあきらめムード。


ですが、店員さんは「うちでもこの手のジャンルを扱ったことあるんですけど、あんまり動かないんですよね。なので、置かないということはないですけど………とりあえず2枚置いてみましょう」とのことでした。ありがとうございます!!!


■2枚の『XVOXX』は2月まで店頭に並び(※このお店では委託音源は期限付きで預かる)、それを過ぎると返品されるそうです。

「インディーズロックも聴くけど、エレクトロニカもピーポ君も好き」という人が、2月までに最低2人はこのお店に来ますように(切実)。

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すいづさんとこで『XVOXX』が紹介されてました。ありがとうございます。


■大正〜平成の日本における"童貞の価値"の変遷


■さて、以前に予告したとおり、男の「童貞性」はいかにもてはやされ、いかに下火になっていったかについての考察(思いつき)を書こうと思います。


■童貞ブームの流行り廃りには、こういうような流れがあったと思うのですよ。ではご覧ください(スクリーンにパワーポイントの画面を映しだし、会議室の電気を半分だけ消す。そしてちょっと迷った後、もう半分の電気も消す)。



大正時代、都市部のインテリの間には「男は童貞を大事にしよう」という考え方があった。



またそのころ、出版という職業には、都市部のインテリしか携われなかった。



そのため、当時の出版物には「童貞がナウい」「童貞最高!」とか、そういうことばかり書かれていた。



しかし、時が流れるにつれ、田舎から上京して出版社で働く人間の数も増え、「村の決まり」の一環として童貞を失ったタイプの地方出身者も、本や雑誌を作るようになった。



そういう「童貞なんか一人前じゃないだ! おらの婆ちゃんも村長さんもそういう風に云ってただ!」みたいな人が編集するので、「童貞はダメ。ゼッタイ。」という論調が出版物に登場し始める。



出版界における地方出身者の割合が増えていくのに比例し、「童貞はいけない派」が次第に「童貞は守るべき派」を徐々に駆逐していく。



また、しだいに流通も発達し、そういう論調の出版物が全国津々浦々に広まる。



その結果、「やっぱ童貞はだめでしょー」みたいな空気が全国津々浦々に広まる



童貞の肩身が狭くなる恐怖社会の完成。


■(会議室の電気を点ける)っていう流れがあったんじゃないかなー。と思ったんですけど。どうですかね。

このように、「童貞は本質的にかっこ悪い」のではなく、「いまはたまたま童貞がかっこ悪い時代に入ってるだけ」と考えることもできるのではないでしょうか(と、喋ってるうちに、パソコンのスクリーンセーバーが動き出し、なんか変な線の模様がスクリーンに映し出されはじめる)。


■ニュースタッフエージェンシー『Drive』@渋谷シアターD


■お笑いライブにはよく行きます(といっても、多くて月に3〜4本くらい)。でもライブの感想とかレポートとかはブログにあんまし書きません。


■ブログに書かない理由は10個ぐらいあるのですが、手短に言うと、「お笑いよりも、お笑い情報やお笑い評論が好きな人になってしまいそうな気がするから」です。「お笑いのブログでもやろうかなー」と考えてた時期も一瞬あったのですが、上記の理由により止めました。


■さて今日は、ニュースタッフエージェンシーの月例ライブ『Drive』を見てきました。先月は仕事の都合で見られなかったので、今回は気合いを入れて見ました。


■ちょっと前にシアターDのサイトでは知っていたのですが、モジモジハンターに続いてポーションも先月で解散していました……。


■そしてスパルタ教育も、今回は出てなかったです。モジモジやポーションのこともあるので「もしや引退?」と一瞬考えたのですが、チラシにはライブの告知は載っていてとりあえず一安心。


■今月は、どの組もとくに高水準だったと思います。なかでもダークホースがかなりぶっちぎってました。あれは笑った。モノマネの元ネタのチョイスがかなり鋭い。


■そして、エンディングのラックチャックの大重(敬称略)は面白い。大重のためだけにエンディングのコーナーが用意されていると云っても、まあ過言ですが(健康的な笑い)、しかし面白い。こういう人にもちゃんと勲章あげて! 国!


■帰り際、シアターDの方に訊いたところ、スパルタ教育は「以前のようにとんがったことをやりたいから」という理由でDriveには出ない方針だそうです。また単独で見たいっす。


■と、なぜ珍しくお笑いライブの感想をダラダラ書いてるかというと、こうやってダラダラ書きたくなってしまうほど、今日のDriveはとくに良かった、ということです。


■お店めぐりレポ(5)


帯も付けてみました
▲帯も付けてみました


■ついに、『XVOXX』を置いてくださる店が見つかりました!


■12/4 秋葉原・イアーズ

半蔵商店の掲示板で針さんが教えてくだすったお店です(※この針さんて、おれの知ってるある人に掲示板文体がそっくりなんですよ。もしかして、その人本人でしょうか。違ってたらすみません)。

小雨の降る肌寒い秋葉原をテクテク歩いて、「コンピュエース」というパソコン部品のお店を目指す。あらかじめ調べたところ、「イアーズ」はこの「コンピュエース」の店舗内店舗だそうです。

お店に入ると、パソコンの部品類に交じってCDのずらり並んでいる棚が。こちらが「イアーズ」のスペースのようです。

店員さんに委託販売の旨を告げると、さっそく5枚置いていただけることに。審査はありませんでした。

ピーポくんジャケCDをお渡しすると、店員さんが「あ、ピーポくん……」とつぶやきました。6店目にして、ジャケにリアクションしてくださる方があらわれました! よかったよかった。


■12/4 中野・タコシェ

漫画・音楽・ミニコミなど、自主制作物のメッカとして有名な同店(ちなみに、先週おとずれたB店と同じビルのフロアにあります)。タコシェの存在は、地元で高校生だった頃から知っていたのですが、このたび初めて入店しました。

委託販売の旨を告げると、こちらも審査無しでピーポくんジャケの方を3枚置いていただけることになりました。
店員さんからは、「ジャケットにもっと情報量のあるPOPを貼っておくといいですよ」とのアドバイスをいただきました。CDの帯の背の部分にも、もっと情報を詰められるかもしれませんね。


■いっそ、帯の背からはバンド名やタイトルすらも省いてキャッチコピーのみを載せるほうが、実際手にとってもらえる確率は高まるかもしれません。

帯の背に『半蔵商店 XVOXX』と書かれてるCDと、『先輩! こんなサンプリングありなんすか!!?』と書かれているCDでは、やはり後者の方が「初見の人が手にとる確率」が高いでしょうね。


■ということで、半蔵商店『XVOXX』は秋葉原「イアーズ」と中野「タコシェ」で発売中です。両店の皆様ありがとうございます。


■21世紀の日本で、童貞の地位が不当に軽んじられてる件について


剣健三郎


渋谷知美『日本の童貞』によると、昔、一部の漁村や農村では、精通前後の年齢の少年は「村の決まり」で、通過儀礼として筆下ろしをさせられることになってたそうです。(なので、実質的に童貞がいなかったそうです。)


■なんで個人の性生活にまで「村の決まり」が介入してくるんだ?と思ったけど、これは、

異性に興味を持たない人が増える

結婚しない人が増える

子供の数がだんだん少なくなる

村が存続できなくなる

という流れを回避するための仕組みなのかもしれません。


■というのも、たしかに都市部では、たとえば「カイリーミノーグVSクラフトワーク」みたいなマッシュアップ12インチを作るとかいう仕事でも一人で生計を立てられます。


■しかし農業や漁業では、個人個人が好き勝手なことをやっていては仕事になりません。いや、仕事にならないどころか村の食料が底をつくことにもなりかねません。要するに、いつでもたくさんの人手がいります。


そのため、「男女づきあい」というのは村の決まりを作ってでも青少年に教え込んでいって、しっかり村の人口をキープできるようにしましょうね、というシステムができたのではないでしょうか。


■いま、童貞が軽くみられがちな傾向があるのは、このころの漁村農村での「村の決まり」が日本人の潜在意識とかDNAとかに未だに刷り込まれたままになっていて、「童貞=村の通過儀礼を経験していない半人前」と判断されているから、かもしれません。社会の構成が当時とはだいぶ異なってきているのに、です。


■以上のことはあくまで、専門の研究家でもなんでもない私が、ちょこっと思いついて書いただけですので、あまり突っ込まないでくださいな。


■なお、「男も童貞を守るべき」という考え方は、大正時代の知識人の間で発生した考え方らしいです。この考え方が、いかに衰退していったかに関する考察というか単なる思いつきは、また次回。


画像は、小田原ドラゴン『おやすみなさい。』より。
なお、画像と本文はびっくりするくらい無関係です。


■石神井公園速報


今晩の8時半くらいに、うちの近所をランニングしてたら、民家から中年女性が泣き叫ぶ声が聞こえてきました(それも、わりと長尺のセリフ)。何を云ってるのかまでは聞き取れなかったのですが、何かあったんですかね…。


■日本の童貞


日本の童貞


■日本男児の『童貞性』は、時代の変化とともに、世間でどう尊ばれたり嗤われたりしてきたか。というテーマについて書かれた『日本の童貞』という本を読みました。


■有名人無名人問わず、「童貞の価値」を表す発言を、それぞれの時代ごとの雑誌などからピックアップ→分析した本で、「童貞は正しい」「いや、童貞は早く捨てるべき」など、老若男女の人のいろいろな童貞論を読むことができて楽しいです。


■で、そういった本のテーマとは全く別に、個人的にアイター(ノ∀`)ってなった発言がありました。それは、1982年の雑誌に載っていた「二六歳の商業デザイナー」とかいう女の発言です。自分にはかなりの衝撃で、その衝撃によるストレスを緩和するために何かちょっと甘いものが欲しくなってしまうほどでした。以下がその発言です(引用部は赤字で書きます)。


「相手が二十五をすぎて童貞だったら、泣いてお願いされてもお断り。」
このデザイナーさん、出だしからちょっと厳しいです。

「二十五歳すぎの童貞なんて、数日間、エサにありつけなかったやせたノラ犬みたいなもので、ガツガツしているだけでしょ。」
童貞をノラ犬あつかいです。そこまで決めつけるか……とも思いますが、ま、ま、ま、人間誰しも、自分の価値観だけで他人を判断してしまう時はどうしてもあります。まあしょうがない。

で、ここまではいいのです。問題は次のセンテンスです。

「そのノラ犬に、私のような
高級フランス料理なみの肉体を
ささげられるものですか」



うおーいちょっと待てお前!! なにこれ! びっくりさせんなよ! 女子高生とかならまだしもですね、26にもなって、なによこの自信。なんつーか、もう、参りました。きっとよっぽどの美人のヒトなんだろうね、はいはい、うん、わかったわかった、降参降参、はいはい(書類の角をトントンとそろえ、帰る準備)。


■童貞だろうと非童貞だろうと、男側からの発言にはビシビシ突っ込んでいる著者が、この26歳女の勘違い発言はノーマーク&スルーですかそうですか。表4の著者近影での和服を着付けるヒマがあるんなら、この女の頭の中身を分析してやって! 渋谷知美さん!(著者)




【引用部分】
『日本の童貞』渋谷知美(文春新書 2003) p172より
(「週刊女性」1982/6/8号の孫引き)


■Amazonにいる夢見がちなセドラーに訊いてやりたいこと


■アマゾンに、中古CDや古本を出品できるマーケットプレイスってあるじゃないですか。それでどういうわけだか(ワッツ ザ ヘル ゴーイン オン)、オザケンの8cmシングルの値段が異常なことになってました。


■戦場のボーイズライフが1965円、ブギーバックが2660円、というのはまだかわいい方で(十分に高いですが)、「buddy」「ダイスを転がせ」「ある光」「春にして君を想う」のような後期(という云い方をして良いのかわかりませんが)のシングルはなんと3万円で出しているツワモノも。3万円て。


■とりあえず、出品してる人に訊いてみたいことがいくつかあります。

問一) あなたは、本当にポップスのシングルに3万円も払う人間がこの世にいるとお思いですか。

問二) あなたはやはり、「インターネットでラクラク副収入! 〜月収50万円も夢じゃない!〜」みたいな本を読んでその気になったんですか。

問三) あなたはやはり、「ブックオフで仕入れたCDが、アマゾンに出したら3万で売れてさー(笑)」みたいな武勇伝を友人に話したりブログに書いてみたりしたいのですか

問四) あなたは、aucfan.comで「ネットでのだいたいの相場」を確認していないのですか。もしくは確認した上でその値段を付けてるのですか。

しかしこういう人たちは、本業のセドリ屋ではなく、単に「セドリで食べていくことに憧れてる人」という気がする。だったら3万円でもしょうがないか。ってことには全然ならんけど。


■余談ですが、7インチ盤にしか入ってない「backtoback(into the groove)」ってどんなバージョンなんですかね。聞いたことないです。あ、いま、ヴァージョンって書くのがなぜかちょっと気恥ずかしかったのでバージョンって書いてました。ヴァの方が、下唇を噛んでる感が出て原語に正確ですけどね。


■お店めぐりレポ(4)


■今日も今日とて、『XVOXX』を持ってお店めぐりです。


■12/1 渋谷・F店
前衛音楽や実験音楽などを扱うお店。実は9年くらい前に、このお店に作品を置いてもらえないものかとノイズ系のデモテープを送ったことがある(そのころはたしか、お店は新宿にあったはず)。当時は残念ながらお店からの返事はもらえなかったので、今日は9年ごしの雪辱戦を、


とかなんとか考えつつ、F店のあるビルに行ったのだけれど、お店が閉まっている。おかしいな、この時間は開いてるはずなんだけど、と思ってF店のドアの札を見ると、「閉店」の文字が。F店はもう無くなってしまったらしい。


■そんなわけで、クララ・オーディオ・アーツ(F店)に行けなかったので、代わりに一蘭でラーメンを食べることにしました。

一蘭

この店に行くたび、ちょっと高いよなあ、と、せこいことを考えてしまう。「だったら最初から行くなよ!」と云われそうだが、うんわかったよ、じゃあもう行かないよ! 行かなきゃいいんだろ! (←なんで頼まれてもないのにこういうことばかり書いてるんだろう)


■おれは福岡で学生時代を過ごしたので、天神の一蘭へはそこそこ食べに行ってました。なので、いまでも一蘭のラーメンを食べると、当時の辛かったことや、屈辱的な出来事や、脳を手術してでも記憶から消したい恥ずかしい思い出や、二度と思い出したくもない奴の顔や、先輩方にはたらいてしまった無礼&非礼の数々などいろんなことを思い出して、要するにイヤな気持ちになれます(だから、最初から行くなってばよ)。でもラーメン自体はおいしいヨ!(←いちおう誤解の無いようにフォロー)


■『XVOXX』ジャケ変えました/お店回りレポ(3)


『XVOXX』のピーポ君ジャケですが、改めてみると少々ガキっぽい感がするし、ふざけてるつもりは無いけど、ふざけてやってんじゃねえよと思われるのもつらいので、べつに相手におもねるわけではないですが、誤解の溝はやはり埋めておいた方が良いだろう、と思ったので、ジャケットを作り直すことにしました。


■ということで、『XVOXX』の新しいジャケがこれです。

XVOXX・新

まっとうです。雪景色です。なんで雪かというと、鳴っている音色がけっこう冬っぽいからです。

クレジットも、ジャケットに合わせて、『半蔵商店』から『hanzo.tv』に改めました。


■念のため書いておきますが、内容に変更は一切ありません。でも、CDの聞こえ方が変わってきそうなくらいにジャケの雰囲気が違いますね。

本日からは、この新ジャケの『XVOXX』を持ってお店を回っています。では本日のレポを。



■11/30 新宿・E店(再訪)
11/27に訪ねたものの、担当の方がいなかったので本日再訪。お店には店長らしき方が。マニアックなジャンルを扱うお店の人だから、やっぱり気むずかしいのかな……などと考えてたが、店長氏は気軽にお話ししてくれた。「聞いてみて、うちに置けそうだったら一週間以内に連絡します」とのこと。新ジャケの『XVOXX』を一枚お渡しする。


■しかし、CDをお店に持っていく時って緊張します。いまだにちょっとドキドキします。緊張ばかりしてリラックスできてないのも失礼にあたるよ。というのは分かっているのですが、ちょっと話し方が固くなってしまう。そういうところが、イマイチあれだ。


■これからはお店の雰囲気に合わせて、旧ジャケをお渡しするか新ジャケをお渡しするか決めていきたいと思います。


■自主制作CDの扱いを断られるだろう。 ●2点


昨日と今日は、新しいジャケを作ってるため、レコード店めぐりはお休みです。
この土日に手作りCDを置いてもらうためにお店をめぐって気づいたり考えたりしたことを、順不同に書きます。


【1】
なんかこう、「わかりやすいジャケ」を目指したつもりのジャケットでしたが、高円寺A店の反応を見るに、要らぬ誤解を招いてる部分も少なくなかったので、新しいジャケットを作ることにしました。


【2】
とはいえ、ジャケを変えると、今度は電気ネタを使ってますよということが伝わりづらくなるわけで。

とはいえ、何も無理にジャケまでパロディにしなくても良いのかもしれない。


【3】
最初から「電気をサンプリングしましたあああああ!」と自己PRするよりは、「一聴、普通のエレクトロニカ。しかし、電気世代には電気のサンプリングだけで作られていることがわかる」ってくらいにさり気ないのが粋だなあ、とちょっと思い始めています。


【4】
値段は、やっぱり1000円にします。


【5】
普通っぽいジャケだと、店頭でお客にスルーされそう。パロディ風のジャケだと「ん、なんだこれ」と手にとってもらえる率は高くなるはず……というのは甘いですかね。


【6】
店員さんが電気グルーヴ世代だったら分かってくれるのになあ。と世代差のせいにするのは、甘いですね。


【7】
実際、電気を知らなくても聴ける内容にしたつもりです。


【8】
CDを持ち込む人は趣味でやってるかもしれませんが、お店はお仕事でやってるわけですから。


【9】
CDを持ちこみにお店を回る、というのは、オンガク的にどうこうというより、ヒトとしての器を試されてる気にもなります(すごく大げさに書いてしまってることはわかってます)。


【9’】
こないだ友達に、「おまえには周囲を巻き込むパワーがない」と表参道のロイヤルホストで云われました。


【9’’】
『ロンブーの敦は、バイトの面接に断られたことが一度もない。』

ものすごく唐突にこのエピソードを出してみました。しかしこのエピソードは、今回のCD持ち込みに無関係ではないような気がする自分がいるわけですよ。


【10】
すいません。なんかグチっぽくなってしまいました。


■レコ屋めぐりの巻 (2)


XVOXX在庫


■ひきつづき、当ブログの自主制作CD『XVOXX』を置いてくれるお店探しレポートです。赤字部分は店員さんの発言です。



■11/27 渋谷・D店

まだ4回ぐらいしか行ったことのないお店でしたが、サイトに自主制作音源募集とあったので訪ねてみることに。


「電気グルーヴのサンプリングだけで作ったんですけど……」と『XVOXX』を差し出すと、店員さんが小さく笑った。これが好意的な笑いか批判的な笑いかは判断できず。

なにぶんハードコア/ナードコアテクノ中心のお店なので「ジャンル的に厳しいですかね……」と尋ねると、「うちに置くようなCDを作ってる人でも、こういうの(エレクトロニカ等)をやってる人はいます」と店員さん。

サンプルは返却できないとのことでしたが、2枚お渡しする。おれは、
「音はアンビエントですけど、
精神的にはナードコアですから」

などと、あとから考えるとかなり恥ずかしい発言をしてお店をあとにしました。あー、これは恥ずかしいぞ。なんだよ。「精神的には」って。

この土日で通常の2ヶ月半ぶんくらいの量の恥かいてるな、おれ……。


■11/27 新宿・E店
マニアックなジャンルのCDも扱うお店。自主制作音源も置いてくれるらしい(ヒトからの又聞き)。しかし昼ごろ訪ねていったところ、開店時間を過ぎてるはずなのにお店が開いてない。

いったん上記の渋谷D店に行ってから、新宿に戻り、再度E店へ。こんどはお店は開いてたが、レジの店員さんは「担当の者が不在なので、平日の夜にまた来てください」とのこと。

うーん。どうも、この二日間は、「引き」が弱いというか、間が悪いというか……。



■ということで、いまのとこはまだ一軒も置いていただいてないですが、もう少しがんばってみます。こういうのは、頑張ってどうにかなるものではないかもしれないですが。



■こういうのって、就職活動と同じで、決まる人はサクッと決まるんだろうなー。



■ジャケ変えようかな。


■レコ屋めぐりの巻 (1)


XVOXX


■で、この『XVOXX』を30枚ほど作ったのですが、これを部屋の机に積んでいてもしょうがないので、自主制作CDを売ってくれるお店を探して置いてもらうことにしました。

しかし、前々回のエントリで、「お店の名前などは、ひきつづきこのサイトでお知らせしていきます。」などと、さらっと書いてありましたが、そう簡単に見つかるものじゃありません、お店。

今回は、『XVOXX』を持ってどういうお店を回ったか、そして『XVOXX』をお渡ししたお店の反応はどうだったか、をレポートしていきます。


(以下、太字部分はお店の方の発言です。発言の引用は、必ずしも厳密に正確に再現されていない場合もありますが、発言の主旨は変えていません。)



■11/26 高円寺・A店
自主制作の音源を多数取り扱う店。店長さんに試聴してもらうことに。数分ほどヘッドフォンで試聴後、「うちでは置けない」とのこと。


理由を訊くと、「パロディにしては、元ネタがピンポイント過ぎる」とのこと。確かにそうかも……。「いや、元ネタを知らなくてもけっこう聴けますよ」とでも言えば良かったのに、と自分の機転のきかなさに、今さらながら驚きます。(とはいえ、そう言い返してもこのジャケでは説得力無いかも)


「それに、ジャケで面白さを狙ってる割りには、音では面白さを狙っていない」。ジャケと音のイメージがかけ離れてるのは確かですね。


「でも、後半ではオールナイトニッポンのコラージュとかも入って、そういうとこで面白さは狙ってるんですけど……」と説明したら、

「うーん、そうやって面白さを説明してる時点で、面白がられてないってことだよね」

と容赦ない発言。い、いや、お、おれは単にアルバム構成の話をしただけのつもりだったのですが(´Д`;)……と弁解するまでもなく、空気的におれの負け。ああ恥ずかしい。

「そういうジャンルの専門店に持ってったら?」ともアドバイスをいただきました。

お店を出る時、耳まで赤くなってる自分に気づく。ああ恥ずかしい。



■11/26 中野・B店
テクノ〜テクノポップの自主制作音源を扱うお店。店内では装置メガネが流れている。「水中、それは苦しい」が流れていた先ほどのA店よりは脈アリか?と勝手に判断。

「一回聴いてから置くかどうかを決めます」とのことだったので、サンプルを2枚お渡しすることに。



■11/26 新宿・C店
自主制作音源の棚をざっと見たところ、ロックが大半。おれが作ったようなジャンルは、このお店では難しいかな…と早くも弱気に。


担当氏に、同店での自主制作音源シーンの現状を、かなり親切&丁寧に解説していただきました。「ジャンルやスキルよりも、そのバンドのやる気で置くか置かないかを決めます」とのこと。「やる気のあるバンドは、POPまで自分で作ってきます」「CD-Rが作りやすくなってきたので、音源を持ち込む人は増えてきている」「(そういう意味では、音源が店頭に並ぶまでの競争率は上がっているが、)あれはダメ、これもダメ、と排他的に選んでいるわけではない」etc。お忙しい中、ありがたいです。


サンプルを一枚お渡ししました。



■引き続き、これからもお店めぐりを続けます。果たして、『XVOXX』を置いてくれるお店は見つかるのでしょうか?


■置いてくれなかったら置いてくれなかったで、「50店もの店舗に取り扱いを断られた禁断のアルバム! 『XVOXX』!」とか云ってこのサイトで売り出そうと思います。


■電気グルーヴのサンプリングだけで作ってみた。『XVOXX』


■ではアルバムの詳細をば。


■タイトルは『XVOXX』です。エックスヴォックスと読みます。


■ジャケットは、これです。わかりやすいです。


XVOXX


■ジャケを見れば分かるとおり、このアルバムは電気グルーヴのサンプリングだけで作られています。(ただし、『VOXXX』からはサンプリングしてません。)


■ジャンル的には、アンビエント〜エレクトロニカぐらいの感じです。


■先月の九州出張では、遊び場がスナックとブックオフしかないような町に行ってたので、とくにすることもなく、A先輩とも「昼間はずっと顔合わせてるから、夜は別々に行動しよう」ってことになってたので、仕事終わってメシ食ったらビジネスホテルでこれを録音して、東京に帰ってきて細かいとこを仕上げた、という感じの作り方です。

■こういうのを作ることで、九州出張の「元を取ろう」としてるのかもしれないです。元を取るっていうか、あの九州での日々は無駄じゃなかったー! と思いたがっているというか……。


こちらで試聴できます。どうぞ。


■アルバムを作りました


ウクレレ


■知らない人もいると思いますが、おれはミュージシャンです。ロックスターです。


■ロックスターなので、このたび、最高にイカす、ギンギンにノッてるアルバムを作りました。


■おれは今のレコード会社のやつらのやり方には全く賛成できないので、メジャーとはどことも契約を結ばずに、インディーズで出すことにしました。


■アルバムは近日発売します。このアルバムを置いてくれる、マザーテレサ級に親切なお店の名前などは、ひきつづきこのサイトでお知らせしていきます。


■値段は、1000円か、1200円か、1500円かで迷ってますが、そのあたりも含めましてアルバムの詳細は明日ぐらいにこのサイトに書きます。


■ちなみに、上のイラストに描かれている楽器は、まさかとお思いでしょうがウクレレです。暖かい目で見れば、そのうちウクレレに見えてくるんじゃねえ?(←卓球口調で)


■このごろ、ものすごく気に入ってるCM


adidas_1


■このブログを読んでる今この瞬間に1100円以上の現金を持っている人は、速攻で本屋に行って、『広告批評』の11月号を買った方がいいですよ!!!!!!!!!



■世界中で一番良いCMを決める、広告界の天下一武道会的イベント『カンヌ国際広告祭』の受賞作品を収録したCD-ROMが付録に付いてるのですが、これに収録されている、『adidas_1』という靴のCMが最高に良いです。めちゃめちゃいいです。(←と、こんなありふれた表現では良さは伝わりませんよね。もどかしいっす。すいません。)



トータルテンボスの藤田(っぽいアメリカ青年)が、なぜか唐突にベッドルームに転がってきた靴(adidas_1)を履いて、夜の街を走る、という内容の90秒CMなのですが、全体的に漂う「『夢の中』感」に、もう、ウットリしっぱなしになれます。微妙な光の濃淡とか、BGMの鉄琴の音とかが、かなり「『夢の中』感」をかきたててます。そして、青年が再びベッドに戻るシーンでは、夜中に目を覚ましたあと二度寝に入るあの安堵感をいっしょに味わうこともできます。つまりウットリしたあと、ホッとできます。

……いや、おれの下手な説明よりも、実際に観た方が話が早いですね。



■さてこのCMですが、昼間に職場のパソコンで見たりすると、せっかくの良さが半減してしまいます。やはり、夢の中の世界を描いたCMなので、暗いところで見た方がいいです。おすすめの見方は次の通りです。


【おすすめの見方・その1】
会議室のようなところで、部屋を真っ暗にし(※ここ重要です)、プロジェクターでCMをスクリーンに映して観る。(自分は「海外の広告を研究する会」みたいな催しで、こうやってこのCMを2度観ました。最高でした。)


【おすすめの見方・その2】
自分の部屋で、できるだけ照明を落として、CMにのめりこめるようヘッドフォンをしながら観る。(普通のPCのスピーカーだと、BGMの細かいニュアンスが伝わりにくいので、ぜひヘッドフォンで。)



■このCMを観るだけでも、充分1100円の価値はあります(断言)。

万々が一、このadidas_1のCMが気に入らなくても(世の中に完璧なことはないので)、このCD-ROMには他にも世界の名作CMが入ってるので、楽しめると思います。

ということで、12月号が発売されないうちに、いま売られているCD-ROM付きの11月号を買った方がいいですよ、と、お節介ながらもおすすめしてしまいます。


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■と、ここまで書いたところで、米国adidasのサイトから、このCMがダウンロードできることを知ってしまいました。

ここの頁の、「Movies」というコーナーの「adidas_1」というとこをクリックすると観られます。(QuickTimeが必要みたいです。)



■自分は、とても良いCMだと思うのですが……。どうでしょうか。


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【付記・1】CD-ROMに収録されてる中では、映画『雨に唄えば』をアレンジしたフォルクスワーゲンのCMも良いですよ。


【付記・2】トータルテンボスの藤田のサイトはこちら


■ポンキッキの教育セットは楽しいよ〜.wav


Google


『ポンキッキの教育セットは楽しいよ』でぐぐると(人前でぐぐるって単語使うのが未だにちょっと照れる。自意識過剰すぎます。自分のこういうとこを治していきたいです。)、今日現在、うちのサイトがトップに表示されます。


それはさておき、この『ポンキッキの教育セットは楽しいよ〜』のガチャピンの声のwavファイルとかを、心ある人がどこかにアップしてくれてないですかね。ケータイの着ボイスにしたいんです。


■たしかにクルマを停めてからの方がいいと思った


■夕方、渋谷のさくらやにて。


地下一階で、CD-RとかDVD-RWとか、そういう薄くて円いものを買い物していたおれの傍らを、ハタチぐらいの女子二人組が通り過ぎていったのですよ。はい、ここまではいいです。なんでもない日常の風景です。先生怒りません。



■問題は、そのハタチぐらいの女子二人組の片方が、

「でね、いったんクルマを停めて
しゃぶってたのー。そしたらさー、」


と話していたことです。いったい何をしゃぶってたのかが大至急気になります。絶賛気になり中です。おもわずフォントをでかくしてしまいました。


■mixiがやめられなくて……


【Q】

ぼくは中3の男子です。中2の夏休みに友達に教えられてmixiを始めて以来、その気持ちよさに目覚めて毎日mixiをしてしまうようになってしまいました。普通の日にでも2〜3回、多い日になると5回も6回もmixiしてしまいます。やめようと思ったこともありますが、三日ともたずmixiしてしまいました。このままでは勉強もおろそかになり受験にも影響してしまうのでは、と不安です。でも、親には相談できないし、友達には笑われてしまいそうだし、とてもmixiのことを尋ねたりなんてできません。一日に何回mixiするのが普通なんでしょうか。

(石川県 Y・R 15歳 中3)




【A】

まず、思春期におけるmixiの悩みは誰しも通る道だということを知っておいてください。気に病む必要はありません。統計によると18歳男子の93.7%が、同じく18歳女子の49.3%が「週に1回、またはそれ以上mixiしている」と回答しています。

戦前までは、mixiをしすぎると病気になるとか物覚えが悪くなるなどという『mixi有害説』が唱えられていたようですが、最近の研究ではこれらのmixi有害説はほぼ否定されています。ただ、あまりmixiにばかりふけるのも考え物です。時にはスポーツなどをし、体を動かすことで欲求をまぎらわせるとよいでしょう。

さて適切なmixiの回数についてですが、これは一概に決めることはできません。たとえば100mを10秒で走る人もいれば、20秒で走る人もいるように、mixiの回数にも個人差があるからです。ですが、勉強やその他の趣味に差し支えない程度の回数なら問題ないでしょう。


■ワイルドな名刺の渡し方、その後


■「あの九州のA君って、頭悪かったでしょー」

東京に戻ると、上司にこうストレートに訊かれました。A君とは、もちろんあのA先輩のことです。



■しかし、こう訊かれたとはいえ、まさか「ええ、画期的に頭が悪かったです」と答えるわけにもいかず、「いやー、まー、その……」と言葉を濁しつつ、上司の次の言葉を待ちました。



■上司曰く、「A君はねえ、うちの会社が加盟している『なんとか企業連合』の会長さんの息子でね……。我が社にはコネ入社だったんだよねー」とのこと。



■「なんでA先輩ってこんな人なんだろう……」という、九州出張中のすべての疑問が一瞬にして解決しました。コネならしょうがねえ。



■ちなみに出張の途中、さすがにおれも見かねて「あの、Aさん、名刺は両手で渡したほうが……」と申し出たところ、A先輩は「あれ? おれって片手で渡してたっけ?」と、意外に素直に反省してました。

このあと何回かは、A先輩はきちんと両手で名刺を渡していました。しかし、結局は片手で名刺を渡す国の人に戻ってしまいました。まあ、しょうがねえ。

おばさんをクルマで撥ねなかっただけでも上出来だよネ☆ (b^ー°)


■ワイルドな名刺の渡し方


■九州出張でワタシがお世話になった、39歳にもなってざるそばを犬喰いするA先輩は、たいへんにワイルドな人でした。



■あいえ。仕事で日本酒の酒蔵を見学した際、試飲コーナーでおちょこ2杯分の日本酒をお召し上がりになって、「くーっ。やっぱ昼に飲むと眠くなるなー」と問題外の発言をしながら運転してたら、案の定、横断歩道を渡ろうとしていた自転車のおばさんを撥ねそうになったからではありません。それはワイルドとは別ですからね。



■どこらへんがワイルドかというと、仕事で初対面の人と会って挨拶するとき、

片手で名刺を差し出してしまう

のです。ワイルドですよね。小心者の私には、ぜったい真似できません。


ちなみに、片手で名刺を渡された方々の反応をまとめるとこのようになります。

・50% … まあ、笑顔で受け取る。

・30% … 戸惑いながらも、いちおう受け取る。

・15% … 笑顔で話を続けてくれるも、名刺の存在は無視。

・5% … 名刺を黙殺。その後の話はろくに聞いてくれない。



■ある小売店舗を訪問した際に至っては、名刺を無視するどころか完全に無言になってしまう方もいました。最悪のケースです。その方とA先輩が無言のまま数秒ほどお互いに見つめ合ってるとこは、はたから見ても気まずい風景でした。ワイルドです。



■当然、A先輩のその後の話はろくに聞いてもらえることもなく、われわれは100秒とたたないうちにそのお店を後にしました。ワイルドです。

帰り道、A先輩は「へっ、あんな店そのうちつぶれるよ!」とワイルドに毒づいていましたが、そのお店は、駐車場が1500台ぶんくらいある郊外型の超巨大ショッピングモールでした。素人目には、あんまり簡単にはつぶれない感じがします。



■というか、A先輩がうちの会社をつぶす原因になるのではないかと思います。


(ちなみに、今回おれはまったくのアシスタントとしてA先輩についていたため、名刺を渡す機会はなかった。)


■部屋干しトップ以外の洗剤は手に取ろうとすら思わない


おやすみなさい。(5)


■今日は、よしなしことを。今日は、エントリのタイトルも本文の一部です。



■次長課長を「ジカチョウ」「ジチョカ」と略するのは好きずきだが、「ジチョカチョ」と略するやつは、おれ主催のリッツパーティーには金輪際呼ばれない。



■小梅太夫という芸人がエンタに出してもらえるのは、泉麻人いうところの「不快なものを見てイライラしたいという欲求」を満たしてくれる存在だからではないか。



■ヘッドフォンて、1年半〜2年くらいで壊れるようにできてないか?



■罫線の入ってない、無地のロディアってないですかね。薄いペンで書くと、文字が罫線に負けるので。

濃いペンで書けばいいのか。そうか。



■昨日は、銀座で祖父江慎としりあがり寿のトークショーに行って来た。テーマは、「しりあがり寿の単行本に見る、祖父江慎の仕事史」。祖父江氏のしゃべり方は、芸人の佐久間一行っぽかった。

ちなみに今日は、これに行ってきます。



■『おやすみなさい。』の第5巻を入手。しかし勝利の美酒に酔いしれてる間もなく、引き続き3巻と8巻の捜索を………って、中3の自分が現在の自分を見たらどう思うかなあ。


■手選別羽毛掛ふとん・一層式


布団

■昨日、かけ布団を買いました。


■以前使ってたかけ布団は、ストーブでうっかり焦がしてしまい、焦げたところから羽毛が次々に飛び出してきて非常に困りましたゆえに、焦げ跡をガムテープでふさいだのですがやはり羽毛がエンドレスで飛び出してきて、一時期おれの部屋は羽毛だらけになっててマジでファンタスティックでした。(「マジで」って言葉は、会話ではよく使うけどいざ文字にするとなんか恥ずかしいからメールとかではあまり使いません。)そういったわけで、その焦げたかけ布団は春に捨てました。


■秋になってからは毛布2枚で肌寒さをしのいでたのですが、地球がしっかりしないせいで日照時間が短くなり、本格的に寒くなってきたので、そろそろかけ布団を新しく買った方が幸せに近づけるのではないか、と考え、かけ布団を買いました。


■で、無印良品でかけ布団を購入。ついでにかけ布団カバーも購入。3000円のカバーは変なクリーム色だったので、あえて5000円の白いカバーを購入。白を買った理由は、普通すぎてつまらないので省略。


■で、昨日はこのニュー布団で寝てたのですが、「駅のホームで電車を待ってたら、ベテラン芸人が線路に飛び込んだため電車がストップ。その芸人の訃報ニュースが屋外モニターから流れる街を歩きながら親戚の家に行くと、そこはいつのまにか知らない人が経営する洋服のリフォーム屋になっていた。しょうがないから帰ろうとするも、そのリフォーム屋の出口が非常に複雑な通路で外に出るのも一苦労」という夢を見ました。しょっぱなから、なんか縁起悪いな……。


■とはいえこの夢のあとに、かなりかわいい女子とまぐわう、という2本目の夢を見ることができたので、プラスマイナスゼロでチャラ。よし。体位? 立ちバックでしたが、それが何か?


■旧式道路標識


いま個人的に道路標識ブームです。

道路標識といっても、そこらへんにゴロゴロある素人さん向けの現行タイプじゃなくて(って、道路標識に素人も玄人もないですが)、いまはもう使われていない旧式のやつです。


最近お気に入りのサイト1

最近お気に入りのサイト2
(本館はこちら。



それはいいとして、また宅配便に荷物をすっぽかされたっぽいです。八時って云ったのに……。(20:19記)


■「明太子。横綱で」


こないだ、久しぶりに有楽町のジャポネに行って、明太子スパゲティーの横綱(というサイズ)を頼んだら、やっぱりでかかったです。


明太子・横綱


左の携帯電話(au A1301S)と比べるまでもなく、でかいです。





この店に来るたびに『今日はいつもと違うメニューを頼んでみよう』とか思うんだけど、けっきょく明太子かナポリタンを頼んでしまうんだ。


# トッピングの明太子だけでも、ごはん2膳は食えるなあ。


■ココイチ>リトルスプーン


■きょうはカレーの話を。



■日本中の、否、世界中のカレー屋は、ライスの量をグラム単位で正確に表記してほしい。


大盛り、と一口にいっても、「コレノドコガ大盛リナンデスカ? アーユーインセイン?」とアメリカ人だったら訴訟を起こしそうなくらいライスが少なすぎる店と、「多スギルヨ! ガッデム!」とアメリカ人だったら訴訟を起こしそうなくらいにライスが多すぎる店がある。やはり、「普通盛り→300g、大盛り→400g」のようにメニューに書いておいてほしい。




■ココイチ>リトルスプーン


だと思う。量の話ではなく、なんかこう、総合的に。味とか食器とか雰囲気とかひっくるめて総合的に。職場の近くにできたので行ってみたけど、たぶんもうあんまり行かない。



■おれは、漫画や小説やエッセーに出てくるのと同じ食べ物を食べる、というのが好きである。


そんなわけで『おやすみなさい。』7巻の「CoCo壱番屋侍」を読んで、ココイチに行きたくなったので、行ってきました。


漫画の中に出てくる侍オススメメニュー、「○○○○○カレーに、○○○○○と○○○○○のトッピング」を頼んだ。ただし、きょうは風邪気味なので、栄養を付けるべく○○○○○をガーリックに変更して店員に発注。


食った。が、終盤、おれとしたことが、ペース配分を読み誤り、深刻なルー不足に見舞われてしまった。トッピングの力を借りてなんとか無事食べ終えたものの、「もし、トッピングを一種類しか頼んでなかったら……」と考えただけでも実に恐ろしい。みなさんも気を付けてください。




■伏せ字にしたのは、ケチケチしてるわけでなく、『おやすみなさい。』を読んだことのない人にも『おやすみなさい。』を読んでほしいからです。




■ちなみに昨日は、江古田「プアハウス」で大盛りカレーを食べました。ここでは逆に、大幅なライス不足を起こしてしまいました。まだまだ修行中です。


■説明がすごい下手な人しか住んでない町 (5)


みなさんこんにちは。西麻布テレビのアナウンサー、竹下です。5回にわたってお送りしてきた『説明がすごい下手な人しか住んでない町』のレポートも今回が最終回となりました。しかし、みなさん、ほんとに説明が下手でしたね、おどろくほど。


9年目じゃないですか。アナウンサーやってるといろんな人に会うんですけど、これほどテレビ向きじゃない人が、しかもこんなに一つの町に住んでいるって、すごいですよね。


でも取材はおもしろかったです。とにかくおもしろかったですね。でもみんなが生活してるってことは成立してるってことですからね、生活してるってことは。西尾さんも云ってましたけど……。


mixi日記の方にも書いたと思うんだけど、これってある意味スキルの問題だから、磨けばうまくなると思うんですよ。だからこの町の人たちもですね、トレーニングするとか、通うとかすれば、また違ってくるんじゃないかと思いますね。


だから、つまり、いろいろありますけど、もっと人と会って、もっと人と話すといいと思います。西麻布テレビの竹下でした。それでは、




ん。




まさかおれまで説明がヘタになってきてないよな? なってきてないですよね? そんなベタなオチが付いちゃたまりませんよね? 以上、西麻布テレビの竹下でした。あ、西尾ってのは私の先輩なんですけども。


■説明がすごい下手な人しか住んでない町(4)


前回からのつづき)

みなさんこんにちは。西麻布テレビのアナウンサー、竹下です。今日も引き続き、『説明がすごい下手な人しか住んでない町』をレポートしていきます。この町に来てさっそく2キロやせましたが、今日はですね、町の郊外にあるこちらのイタリア料理店。ここをですね、取材したいと思います。




(竹下アナ、テーブルにつく)

「どうも。竹下と申します」


「どうも。シェフの小林です」


「ではさっそくですが、お料理のほうを」


「はい。(料理をテーブルに並べる)」


「うほはっ(←男性アナがよく出す、文字に表記しづらい妙な短い笑い声)。美味しそうですねえ。これはカルボナーラですか?」


「まあ、そんなもんです」


「(もうちょっと情報ちょうだいよ……。)ではいただきます。うん、美味しいですね。小林さんは、この店をはじめてどれくらいになるんですか?」


「うーん、長いっちゃ長いですが、短いっちゃあ短いですね。あ、でも、今でもランチ営業はやってます」


「(答えになってない…。)そ、そうですか。小林さんはやはりイタリアに修行に行かれたりしたのですか?」


「ま、若いころって、いろいろやってみようかな、って気になりますからね。料理やってみたり、写真やってみたり、テニスやったり、で、それをブログに書いたり……あ、ブログはけっこう人気あったんですよ。一日に、そうですね……2000……いや1800………ヒットくらいはありましたね」


「(ブログのアクセス数なんか訊いてないんですけど…。)そうですか。あ、こちらのサラダは、なんというサラダですか?」


「いや、まあ、なんか、ふつうに作りました」


「……なにかこう、珍しい食材を使ってるとか……」


「あ、このウズラのゆで卵は、黄身をくりぬいて、中にキャビアを詰めてます」


「いやー、それは珍しいですね! (そうそう! そういう情報ちょうだい!)いったいどうやってこんな独特のアイデアを思いついたんですか?」


「いや、まあ、なんか、作ってたらできちゃった、みたいな。ふつうに


「そ、そうですか……(なんでこう軽く流すかなー)。いや、今日はごちそうさまでした。美味しかったです。ありがとうございました」


「ありがとうございました」





料理は上手でしたが、説明はやはり下手でしたね。それではまた明日。西麻布テレビの竹下がお送りしました。


(つづく)


■説明がすごい下手な人しか住んでない町(3)


みなさんこんにちは。西麻布テレビのアナウンサー、竹下です。前回お伝えしたとおり、われわれは無事に『説明がすごい下手な人しか住んでいない町』に到着することができ、また、さっそく町民の方にインタビューをすることに成功しました。この町にテレビカメラが入るのは初めてなのですが、しょっぱなからいきなりオンエアギリギリの説明下手さでしたね。


さて、わたしはいま、町の中心部にあるレコード屋に来ています。この、説明がすごい下手な人しか住んでいない町では、どんな音楽が流行っているのでしょうか。さっそく店長さんにインタビューしてみたいと思います。





「こんにちは。西麻布テレビの竹下と申します」


「どうもこんにちは」


「さて、こちらのお店ではどんなCDが売れてるんですか?」


「いろいろです」


「…………ジャンルでいうと、どういったCDが売れてますか?」


「ええ、まあ、いろいろ売れてますね、はい」


「……………。あの、今、お店のBGMにハードコアパンクがかかってるんですけども、ハードコアパンクが人気なんでしょうか?」


「あっ、ハードコアパンク人気です。はい」


「なるほど。ハードコアパンクではどういったバンドが売れてますか?」


「いや、ほんと、いろいろ売れてますね」


「……………。えー、こちらにですね、『ラウド犬』というバンドのCDがたくさん積まれてますが、これがいま人気なんでしょうか」


「あっ、ラウド犬すごいです。ラウド犬すごいです」


「あ、そうなんですか。すごいとは、演奏技術がすごい、ということでしょうか?」


「いや、もう、なんかズジャーン、パーン、ボガーン、ズデョーンみたいな。はははは。ズデョーンみたいな。ズデョーンて。はははは」


「そ、それはなんかすごそうですね。はははは……」


「あっ、でも5曲入りで1000円なんですよ。あ、いえ、1050円なんですよ」


「それはお得ですね。みなさんもぜひこのラウド犬、聴いてみてください。本日はどうもありがとうございました」


「ありがとうございました」





…なあ、このインタビュー、秒数のわりには情報量が異常に少ないんですけど。おれのインタビューが下手だったのかなあ……。以上、西麻布テレビの竹下がお送りしました。明日も引き続きこの忌々しい町をレポートしていきます。

(つづく)


■説明がすごい下手な人しか住んでない町(2)


みなさんこんにちは。西麻布テレビのアナウンサー、竹下です。


昨日お伝えしたとおり、われわれは今、九州某県にあるといわれる、『説明がすごい下手な人しか住んでない町』に現在向かっているところです。しかし、依然として町は見えてきません。視聴者の方が送ってくださったファクスによると、もうそろそろその町に着くはずなのですが……。


あ、あちらに犬を散歩している男性がいらっしゃいます。その町に関する情報を何かご存じかもしれません。ちょっと話を伺ってみましょう。





「こんにちは。わたし西麻布テレビの竹下という者ですが」


「ええ」


「あの、このあたりに『説明がすごい下手な人しか住んでない町』があると聞いてきたのですが……」


「ほら、黄緑のがあったじゃないですか」


「えっ?」


「あ、ペパーミントグリーンって云うのかな、厳密には」


「………?」


「ペパーミントグリーン、2キロくらい手前にあったと思うんですけど」


「………???」


「ペパーミントグリーンの点線が引かれてませんでしたか? 地面に。2キロくらい手前に」


「え? あっ! そういえばありました、ありました。ええ。ええ」


「で、まあ、人口は55000くらいなんだけど、その線からこっち、いや、あっち、や、こっち側かな、からは、もう町なんですよね、説明が下手な人たちの、ね。あ、人口は10年くらい前の数字だから今はちょっと違ってるかもしれない。」


「なるほど! ありがとうございます」





いやー、のっけからビックリするくらい説明がヘタでしたね! この調子で次回もレポートしていきます! 九州某県より、西麻布テレビの竹下がお伝えしました。


■説明がすごい下手な人しか住んでない町 (1)


みなさんこんにちは。西麻布テレビのアナウンサー・竹下です。えー、われわれはただいま九州某県に来ております。


なんとですね、この近くに、


『説明がすごい下手な人しか住んでない町』


があるというファクスを視聴者の方からいただきまして、今日はこの町を発見して、全国のお茶の間にその町の様子をお届けしたい、と、そう思う次第であります。


なんでもこの町の人々は、ほんとうに説明がヘタで、聞いてるだけでイライラしてくるので地図から消されてしまったという歴史があるようです。なんとも、いわく付きの町であります。


テレビで放送されたことが無いどころか、どこにあるかすらよくわからない、『説明がすごい下手な人しか住んでない町』。はたして、われわれはこの町を見つけることができるのでしょうか。そして、その説明の下手さを味わうことができるのでしょうか。


以上、西麻布テレビの竹下がお送りしました。



(つづく)


■ウォシュレット! ウォシュレット! ウォシュレット!


ウォシュレット

■ずっと欲しかったウォシュレット探してた手に入れたやけに明るい土曜日♪ というフリッパーズギターの有名な曲がありますが、ありませんが、会社帰りに電器屋に行ってきたんですよ。


■で、来月はボーナス的なものもでるし、デジカメでも買い換えようかなとか、むしろ炊飯器を買おうかなとか、そういう牧歌的なことを考えながらうろうろ店内を歩いてました。


■そして、ウォシュレット売り場でパッとひらめいたのです。
『ウォシュレットを買うってのはどうだろう?』

もうね、このアイデアを思いついた時は、デジカメよりも炊飯器よりもiPodよりもテンションが上がりましたよほんとに! テンションが上がるって言い回しはあまり好きじゃないんだけど、まあ胸ワクワクの愛がGISSIRI 色とりどりの夢がDOSSARIっていう状態になったんですわ、ウォシュレットで。


■だって、あなた、あのウォシュレットが、自宅に! ですぜ。これまではホテルやデパートやNIGOの家でしか体験できなかった憧れのウォシュレットが、ついに自宅のトイレでも!!!! NIGOの家には遊びに行ったことないですけど。


■さて買うと決めたらば、どういう機種がいいだろうか? メーカーは? やはりTOTO? シブくINAX? あ、松下も出してるんだな。

などなど売り場をめぐること数分。くわしい話を店員さんに聞こうとしたけど、なかなかつかまらない。しょうがないのでラックにあったウォシュレットのパンフレットを読んでみることにする。すると「おたくのトイレにぴったりの機種はこれです! ウォシュレットはやわかりチャート」みたいな一覧表が載ってました。


■「うちみたいなアパートのユニットバスにはどんな機種がぴったりなのかなー」と、その一覧表で調べてみたところ、


『ユニットバスのトイレにはお取り付けできません』


と、あっさり書いてあった。はい終了。


■…………まあ、数分間は楽しい夢が見(ら)れたからいいや、ってことで。


# ちょっとバス・トイレ別の部屋に引っ越したくなってきた。


■渋谷で見つけた落書き


ありえないんだけどありえないんだけど。星野卓也が面白いとか云ってるやつってありえないんだけど、と心の中でつぶやきながら渋谷を歩いていると、あるお店のシャッターに、黒のスプレーで何ごとか落書きされてるのを見つけました。

落書き

よく見ると、落書きのそばには店主直筆のメッセージが。

落書きのコメント


このIT時代に、アナログな手書きのコール&レスポンスです。心が温まりますねいいえ温まりません。





数年前、福岡でも似たようなコール&レスポンスを見たことがあります。


なんかのタギング(っていうんですかね。スプレーで描いたサインみたいなやつ)が店のシャッターに落書きされてて、そしてその隣には「ナニコレ ヘタスギ マジヤバイ」と黒のマジックでコメントが落書きされてました。そのタギングは、部外者のワタシから見ても、確かにヘタでした。


ただし、このコメントは店とは無関係な人が書き残していったらしく、そのシャッターの持ち主(?)である店主は、タギングされるわ添削コメント書き残されるわで散々ですね、もう。


しかもその落書きされたお店ってのが、記憶に間違いがなければ古銭&古切手コレクターのための店で、こんな力いっぱい場違いなとこにいい気になってタギングしてったやつは相当のバカだと思いました。おしまい。


■KJ 〜 細かすぎて伝わらないモノマネ選手権ジョッキー


■お疲れさまです。半蔵商店です。


■さて、とんねるずの『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』の第6回目が木曜日(11/3)にありました。おれは、この企画を第3回目から見てて、もちろんばっちし録画もしてます。


■しかしその『細かすぎモノマネ』のビデオは、大好きなネタに交じって、自分が少々好きではないネタも含まれているので、メシなどを食いながら見返すと少々かったるく感じることがあります。

好きではないネタ(格闘技物とか)や、好きでない芸人(増谷キートンとか)をリモコンで飛ばし飛ばし見るのは、いくらおれが好青年であるとはいえちょっとめんどくさいです。


■そこで、中学生がラジカセで自分用のベストテープを作る要領で、大好きなネタだけを選曲したらこうなるな、というリストを作ってみました。


01. お昼時の「富士そば」恵比寿西口店の店員/佐藤大(グランジ)
02. ロス五輪女子マラソンで感動的ゴールをするアンデルセン選手/パッション屋良
03. モー娘。保田圭卒業コンサート後、悲しみに暮れるファン/ノーパンチ松尾(ザ・パンチ)
04. 「4人でやってます」と急遽つけたす児玉清/博多華丸(華丸大吉)
05. 地元の街を車で流す黒人/山口宇史(EE男)
06. 近所の不動産屋/飯尾和樹(ずん)
07. 女将自慢の旅館パンフレット 2ページ目の女将/飯尾和樹(ずん)
08. NHKのこども番組で歌うUA/徳村亜紀子(リンダ)
09. ヘラブナ名人メドレー/くじら(ゆうえんち)
10. ジャイアンリサイタルのエコーのかかり具合/北野康広
11. テープの再生早送り/ハブ(Bコース)
12. 松本伊代より張り切って歌って踊るキャプテン/いとうあさこ
13. ジャッキー・チェンとじゃれる師匠(酔拳ver)/河本準一(次長課長)
14. ラブコメディ映画で学校一の美女に一目ぼれしたダメ学生/山口宇史(EE男)
15. 午後二時の「富士そば」恵比寿西口店の店員/佐藤大(グランジ)


■解説

・まず0115の富士そばネタ。おれは、マイベストカセット(CD-R)を作る時に、最初の曲と最後の曲を同じアーティストで揃えることがたまにあるのですが(これで構成に凝ったつもりになれる)、ここでもその習性を出してみました。

02から05は、「この企画の出演者は、やっぱり目の付け所が違うよなー」と素直に感心するためのラインナップです。

0607は、ずんの飯尾2連発で。なんかこう、飯尾は前半のうちに見ときたいな、ってとこがあるから。

08のUAは、最初12の松本伊代とポジションが逆だったが、やはり若手のネタを前に持ってくるべきだろうと判断。

09は、元ネタを全然知らないのに、なんか見てしまう。

1011は、長尺ネタの直後ということで、さっぱりした短めのネタを2つ。両方とも音響機材ネタで揃えたのがポイント。

13は「笑拳ver」もあるが、こっちのほうがなんとなく好きなので。

1405と同じくアメリカ映画のワンシーンを切り取ったネタ。かなり気に入ってる。

・そして、15も富士そば。「温!? 冷やしやないの!?」で〆。


■ということで、マイベスト細かすぎて伝わらないモノマネ選手権の演目順が決定しました。

でも、これを編集するのはかなり大変だし、自分の知らないネタのモノマネを見て「どこが面白いんだこれ? わかる人にはわかるのかなー?」と、突き放されつつもボンヤリ考えるのもまたこの企画の味ではあるかなと思う今日この頃なので、あえて一枚のDVDにまとめたりはしません。


・付記1
自分は第1回目、第2回目を見ていないので、ちょっとセレクションが偏ってるかもしれません。


・付記2
恵比寿西口の富士そばに行けば、あの「冷やしやないの!?」の店員に会えるんでしょうか。


■松浦亜弥


当サイトにしては珍しく時事ネタ(というのかこれは)を。


前田健がゲイ告白「竹山くん好き」
11月 4日 (金) 06:15 スポニチ


去年、渋谷のシアターDに女性芸人だけが出演するお笑いの定例ライブ(現在もやってます)を観に行ったとき、ライブの一番最後に予告無しでシークレットゲストが出てきたのです。


そのゲストが、前田健でした。


「なぜ前田健が、女性芸人限定のライブに?」と、ちょっと不思議だったんですが、このニュースを聞いて、なんか納得しました。まあ、お笑いマニアの人たちの間ではすでに有名な話だったみたいですね。


■小田原ドラゴン『コギャル寿司』


あー、まぐわいたいなーと思いながら渋谷を歩いていると、頼んでもないのに今日もまんだらけが営業してたので頭に来て入店。そこで小田原ドラゴン『コギャル寿司』が全3巻そろってたので、「もう村人に悪さをするんじゃないぞ! いいね!」という意味でビシッと買ってやりました。このマンガは、連載中はほとんど読んでなかったので今になって読んでます。


コギャル寿司


コギャルに憧れて田舎から出てきた少女が、修行を積みながら一人前のコギャルになっていく、という話で、1巻はおもしろい、2巻はまずまず、3巻はこれから読む。基本的には好きだけど下品な回はついていけない。そんな感じです。


コギャルにも厳しい段位制があって、ルーズソックス着用は3級から、PHSの所持は初段からようやく認められるらしい。知りませんでした。勉強になりますね。いいえ。





ところで、ここ一週間で、おれは小田原ドラゴンの本を3200円分ほど買っている。このペースで行くと、今月の小田原ドラゴン費はすごいことになりそうだ。家計簿つけないと。ほんとに。


■普通の日記 11/3


■朝

おれはセレブなので、電車に乗って六本木ヒルズに行き、グランドハイアットで朝食をとった。あのー、なんでセレブが電車に乗ってるんですかとか訊いてきたやつは容赦なく番組から降ろす。


客の6割くらいが、まだ日比谷にGHQがあると思っているだろう白人で、
「ペラペラペラ」
「ペラペラペラ?」
「ペラペラペラ(笑)」
「Exactly(笑)」
と西洋の言葉で会話をしていた。練馬区石神井町ではあまり見慣れない光景だ。新鮮でよろしい。スマステーションの香取慎吾のバックにいる外人女が、客の中に一人くらいはいたはずだ。アイスティーを頼んだら、レモンが3枚も付いてきた。

茶

料理はうまかった。食パンからしてうまかった。しかし、サービス料と消費税だけで吉野家の「焼魚定食+生卵」が楽勝で食える額を店員に徴収された。しばらく食費を節約しないと……。


■昼

六本木から、渋谷の会社まで歩く。途中、本屋で本(字や写真を印刷した紙をまとめたやつ)を買う。


会社で、味わいカルピスを飲みながら個人的な宿題をこなす。


■夕方

渋谷のまんだらけで聖書(おやすみなさい。)を4冊入手。

聖書

ほんとにこんなの買ってる年齢じゃないんだけど……。


■夜

家に帰る。食費節約のため、カップの塩焼きそばに納豆を乗せて食う。これが意外にうまい。


とんねるずの細かすぎモノマネを録画しつつ宿題の仕上げ。


■まとめ

今日は、一人で過ごす休日としてはわりかし充実していた。85点。
そして宿題は先ほど終わったので、これから細かすぎモノマネのビデオを観ます。


■カルピスウォーター問題 (2)


味わいカルピス


前回からのつづき)

カルピス社の『「味わいカルピス」美味芳醇』という商品がコンビニにありまして(メーカーのサイトによると10/17発売とある)、試しに飲んだところ、普通のカルピスウォーターにくらべ、よりオリジナル版の味を再現しており、美味しかったのです。しかし、


その翌日、こんどは普通のカルピスウォーターを買って飲んだのですが、これが「まずい」、というとさすがに言い過ぎなんですが、あまり美味しく感じられない。いや、上記の『味わいカルピス』の方が定価が10円高いので美味しいのは当然だとしても、なんかもう、従来のカルピスウォーターは投げやりに作っているというか、「『味わいカルピス』が出たから、こっちは適当に作ってもいいよな。な。」みたいな判断が工場レベルであった、そんな大雑把な味しかしないのですよ。おれだけか?


なんか、肝心かなめのカルピス味が、舌の中心にヒットしてこないというか、人と人との関わり合いを避けているみたいな、そんなぼやけた味で。


そういえば以前、カルピスウォーターの500ml紙パックというのがコンビニで売られてて、ペットボトルで買うより50円も安くてお得だなあ、と思っていたところ、それがいつの間にか『おなかにやさしいカルピス』という変な商品名に差し替えられてて、味もなんか変わってて、いつの間にか姿を消していた、ということがあった。


あと、10年くらい前に「カルピスウォーターライト」ってのがあったんだけど、これはおれがアクセル・ローズだったらライフルで発砲してるくらいにまずかった。以上。


まあ、まとめると、もうカルピスウォーターの時代は終わった。これからは『「味わいカルピス」美味芳醇』もしくはやっぱ原液。ということで。昨日も味わいカルピス飲んだ。うまかったです。


■カルピスウォーター問題(1)


カルピスウォーター


それでまあ、拙僧は、1991年に精通を迎えたのですが、同じ年に発売されたのがかの有名なカルピスウォーターです。


1990年までは、われわれ國民は必死こいてカルピスの原液をコップに注ぎ、そののちに然るべき分量の水をくわえ、真顔でかきまぜて、と手間暇かけてカルピスを作っていたわけですが、カルピスウォーターはその手間が要らない、缶を開ければ即カルピスという、当時としては画期的(前の会社で、これをガッキテキと発音するヒトがいて、新米の私はとても困った。)な商品だったわけであります。


当時、缶入りの乳酸菌飲料と云えば、われわれの地元では「スコール」というのが一般的だったのだけれども、カルピスウォーターはすぐにそのスコールと肩を並べるぐらいにわれわれの消費生活に定着したであります。


おれも下校途中に、新製品だったカルピスウォーターを友達から一口分けてもらい、すげえ、カルピスじゃんこれ。すごいよ。と、素直に感激しました。夏だったんで、余計に美味く感じたんでしょう。


が、最近、そのカルピスウォーターに気になることがあって。

(いつものように大した話ではないけど、次回につづく。)


■ついに おやすみなさい 発見


難航を極めている聖書(おやすみなさい)の捜索ですが、とりあえずブックオフで第1巻は見つけました。おめでとうございます。ありがとうございます。

おやすみなさい(1)

また、池袋のジュンク堂にて、廉価版(コンビニで売ってるやつ)の第2巻を買いました。書き下ろしの『おやすみなさい 2005』付き。

おやすみなさい(2)廉価版

こちらの中身は総集編のような感じなので、当然ながら単行本2巻の内容とは異なります。

しかしこの廉価版も出たばかりなのに、さっそく品薄になってるみたいで、まだまだ予断を許さない状況です。ひきつづき聖書(おやすみなさい)を捜索していきます。


ていうか、おれ、もうこんなことやってる年齢じゃないんだけど……。


■猿


突然ですがみなさんは、目を丸く見開き、歯茎をむき出しにして怒っている老猿に叩かれたことはありますか? おれはあるぞ。しかも、おととい。





おととい、大分から帰る直前に、猿で有名な高崎山に行ってきました。A先輩と二人だったので、最初は「男同士で行くかよ普通」とやる気ゼロだったのですが、猿の群れを、業界風に云うとルーサーのレームーを実際に目の当たりにすると、やっぱすごいっすね。

ふだん街で生活していて見かける動物って、犬とか猫とかすいません手相の勉強してるんですけどとかいってくるやつぐらいじゃないですか。でも、ここには猿が、しかもたくさんいて、独自の猿社会をつくって生活してるわけですよ。

猿1

猿2

猿3

猿4

いちばん最後の写真の老猿に叩かれました。叩かれるとき、思わず「うわっ」とか声をあげてしまい、外人が回してるビデオカメラに撮られたっぽい。ださい。

猿たちは人間慣れしていて、かなり間近に近づいても逃げたりはしません。ですが、自分が体験した限りだと、あんまりフレンドリー感を出して猿に近づくとイヤがられて警戒されます。気を殺して無心を装って近づくのがいいみたいです。





あと、小猿にも2回ほど軽く叩かれました。たぶん毛繕いを要求してきたんだと思う。


■ひさびさにドゥーナッツネタで


Google


こらカツオ! 開けなさい!(ドンドン) 半蔵商店です。


10月29日現在、Googleで「ザ・ドゥーナッツ」と検索すると、この半蔵商店が一番目に来てしまいます。


ちなみに「ドゥーナッツ」だけで検索しても、公式サイトの次に表示されてしまいます。


…と、これだけの話ですが、よろしいでしょうか。





ドゥーナッツの事務所は、オレンジレンジなどのヒットで、けっこうな額の日本円を全国から沖縄市に集めてくれる貴重な存在なので、市のためにも頑張ってほしいです。

って、なんか、いつも同じ事ばかり云ってますね。すいません。


■戦場で上司にしたくないタイプ


えー、ただいま、平成17年10月28日の午後5時半なのですが。
ついさきほど17泊18日の九州出張を終えて、東京・石神井町のアパートに帰ってきました。
( ´д)人(´д`)人(д` )イエー


おつかれさま! おれ! と勝利の美酒に酔いしれているまさに数分前、
九州出張でお世話になったA先輩から電話がかかってきました。





わたし「もしもし」


A先輩「あ、おつかれさま」


わたし「お疲れさまです。いま部屋に着きました」


A先輩「あ、そうなの」


わたし「ええ。九州ではお世話になりまして。ありがとうごz


A先輩「いや、実はさー…………」


わたし「ええ」


A先輩「日付を間違えててさー……」


わたし「は? と、云いますと?」


A先輩「仕事って、やっぱり日曜まであったわ」


わたし「……え、だって、木曜で仕事全部終わったから金曜に帰っていいって云ったのは先輩のほうじゃないd


A先輩「いやー、勘違いしてたわー、日付。てっきり木曜までかと思ってたわ」


はい、問題外。

このままでは、おれが「仕事を完成させずに九州から東京に戻ってきた社員」ということになってしまうじゃないですか。

そもそも出張先でのスケジュールや仕事の進行といったものは、全て先輩の管轄なのでおれに責任はないんですけどね。

ちなみに、おれはちゃんと「ほんとに金曜に帰っていいんですよね?」と何度か念を押したのですが。


わたし「…………もう東京に帰って来ちゃいましたけど……」


A先輩「…………部長になんて報告しよう………」


知りません。


しかし、なんでこうもツメが甘いんだろう……。





ちなみに、例の「入社2日目、雨でスーツが濡れたから会社を休んだ」という伝説を持つバカ山先輩と、このA先輩は同期入社です。なんか納得。


■ドライブ中の焼きそばは何故うまいか、他


アイスクライマー


きのうの朝、宮崎を出発。高速道路で、宮崎→鹿児島→おれという人間のどの部分も受け入れてくれなかった冷たい街・福岡→佐賀→熊本を経由して大分に着陸しました。

昨日でついに、仕事がすべて片づいたので、今日で東京へ帰ることが本決まりになりました。お疲れさまです。

といった意味も含めまして、今日は、九州中に考えたことなどを書いてみます。



■1
この2週間半、A先輩の運転する車の助手席にずっっと座っていたのですが、そこで先輩と話し合って導いた結論;

『ドライブのお供として最高の料理は、焼きそばである。』

指を汚さない、容器が一つですむ、こぼしにくい、などなど実用上のメリットももちろんあるが、そういうことだけでなく、やはり焼きそばはドライブに合うと思う。焼きそばでなけりゃダメだ、ということではないですけども。


■2
『アイスクライマー』のボーナス画面のBGMを、ビッグバンドの生演奏でカバーしたらかっこいいのではないか。


■2’
『レッキングクルー』のボーナス画面のBGMはハウスの先駆けではないか、ということは以前ちょっと考えたことがあるが、どうか。


■3
『温泉水を使用した大浴場!!』を売り文句にしたビジネスホテルは、客室の設備が、たいてい雑。「温泉つけときゃ客くんだろ?」といった思い上がりすら感じるくらい雑。


■4
宮崎駅ちかくの中古レコード屋。おじさんが一人でやってる。電気グルーヴのCDの値札に、おじさん直筆の文字で「電気グループ」と書かれていた。これはまあ、よくあることだが、ケンイシイのCDの値札には
「石井けん」
と書かれていた。テクノゴッド……。


■4’
このお店では、「KATSUMI」「KAN」といったアルファベット表記のミュージシャンは、「かつみ」「かん」と軒並み容赦なくひらがな表記。おじさん、この調子でがんばって!


■5
「枯れ木も山の賑わい」ということわざを、「老人達がワイワイ騒いでる様子」と思っているA先輩。


■5’
それを訂正しない俺。


■6
高速道路の看板に使われている、妙に角ばった日本語フォント。あれが好きです。製品化してほしいです。


■7
しかし今回の出張では、高速道路のサービスエリアで焼きそばは発見できなかった……。屋台でも、売店でも、食べ物の自販機でも見つからなかった。なんのためのJH民営化だろう。


■宮崎で見つけたナウい看板


日通


いいと思う。


それはさておき、九州から日曜に帰る予定だったのですが、2日早まって金曜になりました。よかったよかった。ということで、帰ったら速攻で江古田のプアハウスでカレーを食べる。


■『おやすみなさい。』の微妙なプレミアムについて


おやすみなさい。


■こらカツオ。待ちなさいカツオ。半蔵商店です。



■なにげなく、Amazonで「小田原ドラゴン」で検索したら、『おやすみなさい。』の第3巻以降に微妙なプレミアムが……。



■しかも8巻に至っては1925円という天文学的な数字が!



■まあアマゾンのマーケットプレイスなんて、スットコドッコイな値段を付ける夢見がちなセドリ君の巣窟だし、自分も古本屋のマンガコーナーにはあまり足を運ばないので、これが妥当な価格かどうかはわかんないですが、『おやすみなさい。』の後半の巻が手に入りにくくなってるのは確かみたいですね。


# こんどマンガ喫茶で読み直そうと思います。

# 画像は第7巻。


■旅の想ひ出


領収書


■せっかくお高いところに泊まってきたので、記念として半蔵商店宛に領収書を作ってもらいました。


■今日から先輩と再び合流しているのですが、いま泊まっているビジネスホテルというのが全日空ホテルのかなりご近所でして。

夕方、メシに行きがてら、つい今朝まで自分がいた部屋の灯りを見上げて、「嗚呼、おれはもうこの家の子じゃないんだ」という気分になってしまってみたり。


■昨日までの部屋とくらべると、今日の部屋は、ホテルというよりむしろ科挙の試験場みたいだ。くらべちゃいけないか。


■フルーツ盛り合わせ


フルーツ1 フルーツ2


本日のルームサービスはフルーツ盛り合わせ(\2310)です。さっき部屋に届きました。さいしょは天丼を頼もうとしたけど、こっちのほうがホテル感があるので。


ではこれからフルーツ食いながら内P特番見るので、今晩はこれにて。


■本日のおもしろサイト


あれやこれや検索してたら、たまたま見つけたページ。


http://tokyo.cool.ne.jp/burrnfan/lowpoints.html

自分としては、ジョージ吾妻氏の「うあっ」というソウルフルな叫びが今週の個人的な流行語になりそうです。


通常、「うわっ」と表記される悲鳴が「うあっ」と表記されていることにより、氏が受けた衝撃の大きさがいっそう生々しく伝わっていますね。おれだけか、こういうことを云ってるのは。


しかし、ここに採りあげられたレコードをちょっと聴いてみたくないこともない。


■正直、ブログって何行目まで読んでる?


■実は、10月21日の『PL法(製造物責任法)』というエントリは、もともと倍近くの長さがありました。


■しかし、あんまり長いと読み飛ばされるかなあ、と思って、ばっさり切ってみました。(元のテキストはこれです。読み比べてみてください。)


■ここでふと疑問に思ったんですが、みなさんはヒトのブログを読むとき何行目までなら読みますか? 正直、「20行目以降は読まない」とか、「何行書いてあろうとも最初の5行しか読まない」とかいう人もいると思います。(さらには「自分のブログしか読んでない」という人もいるかもしれませんが、それはちょっとおいときます)


■かくいう自分も、よそのブログを読む時は30〜40行くらいを越えるとちょっと斜め読みになってしまいますね。


■と、なぜこういうことを書いてるかというと、このごろブラウザのブックマークめぐりをするとき、「積極的に読んで楽しむ」のではなく「適当にカチカチやってれば、そのうちなんか笑えたり泣けたり感心できたりすることが書いてるとこにたどりつくんだろ?」というような、日曜の午後にテレビのリモコンを9秒ごとにプチプチ変え続けるような態度になってる自分に気づくことが少なくないからです。


こういうのダメっすよねえ。なんか、ナマケモノで。


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本日のルームサービス
和風パスタ(\1617)

和風パスタ

魚介類のパスタ。海老が入ってて良かったです。


■ムツゴロウのグチャグチャ動物王国


■動物好きのムツゴロウさんこと畑○正憲を、沖縄のある小学校が講演に呼んだ。この小学校では年に一度、著名人を招いて講演会を開いている。



■関係者(その小学校の教師など)との初めての打ち合わせのとき、ムツゴロウはまともに話もせず、「ああ」「うん」などの相づちを面倒くさそうに打つだけだった。



■さらに、その打ち合わせの晩、関係者一同がせっかくセッティングした酒の席にもムツゴロウは姿を見せなかった。



■講演当日。ムツゴロウは、どぉぉぉぉでもいいような適当な短い話をして(関係者曰く「あの程度の話なら誰にでも出来る」と)、関係者にろくに挨拶もせずさっさと帰っていった。



■この時のムツゴロウのギャラは百万円。沖縄の小学校の予算からするとけっこうな額。百万も払ってこれだけなの? (´Д`; ) とその小学校では盛大な空振りムードが漂っていたという。年に一度の講演会なのに…。



■以上、例によって実在する固有名詞とは無関係ですのでよろしくお願いします。お疲れさまです。


(エントリのタイトルは毒殺テロリストの曲名より)


毒殺テロリスト


■全日空ホテル


ホテル


■大分全日空ホテルにいます。しかも一人でダブルルームです。しかも3泊です。バスルームはうちのアパートのユニットバスの2倍近くあります。部屋のミニバーの焼酎は420円です。税込みです。先週の火曜から、土日無しでがんばったんだからこれくらいいいっすよね。


■おれはロックスターなので、観光とか買い物はせず、この土日はひたすらホテルにこもってノートパソコンで波形ソフトをいじったり、マッシュアップのネタをしこんだりする予定です。部屋は佐藤可士和の仕事場のように爆発的に片づいてるので、作業もサクサク進みます(予定)。

机

■あと読書したりとか。というのも、さっき本屋で見かけたブルータスが「旅に持って行く本」という特集だったんですよ。マガジンハウスがおれのために特集を組んでくれたとしか思えないタイミング。


■しかし、「とくに行きたいとは思ってなかった都市に行かなければならなくなり、その都市のホテルでとりあえず時間をつぶしている」というシチュエーションって、初期の村上春樹っぽいなあ。


■とか無理矢理に思いこまないと19泊20日の出張なんてやってられないっすよねー。

のり茶漬け

おまけ
ルームサービスの海苔茶漬け(\924)。
55秒ぐらいで食べ終えてしまった……。


■今日は移動日。


宮崎での仕事が期日より早く片付いたので、これで東京に帰れる!と1.7秒ほど思ったら、次は大分で仕事ですかそうですか。


ということで、今日はにちりん12号で大分へ移動です。宮崎から三時間ほどかかるんですが、乗車10分でおつまみのアーモンドを食い尽してしまいました。車内販売もないし、あと2時間50分どうやって生きればいいんだ、おれは。



■PL法(製造物責任法)


ポストイット


■ホテルのコインランドリーにて。乾燥機が止まったので、フタを開けると、洗濯物が、

なぜかポストイットまみれ

になってるんですよ。なんかおれ、シャツのポケットに、ポストイットをまるまる一束入れたまま洗濯機で洗って、乾燥機にかけてたみたいです………。


■で、思うんですけど、ポストイットのパッケージの裏に、


・シャツのポケットにポストイットが入ってないか確認してください。
・ポストイットを洗濯機や乾燥機にかけないでください。
・先輩が会話中に「残念!」というフレーズをちょくちょく使ってきますが、「なんかズレてる人」ではなく「ほんとうに波田陽区のことを応援してるファン」と認識してあげてください。
・6億円あげるからもらってください。(非課税)
・あたし………半蔵くんとなら…………いいよ?


とか、そういう注意書きをちゃんと書いておいてくれればこんな大惨事にはならなかったんですよ! しっかりして! 住友スリーエムさん!


っていう問題じゃないのは本人がいちばんよく分かってるからそっとしといてください。


■この名前つけた人と20秒くらい話してみたい


宮崎のコンビニで発見した乳酸菌飲料です。


マルピス


もし、おれが宮崎生まれ宮崎育ちの中学2年生だったら、この商品のネーミングを見て、友達といっしょに「やっぱしダメだわ、宮崎って…」とか云いあってそうな感じがします。学校帰りに。午後4時ぐらいに。


しかしこの商品、ネーミングこそB級っぽいですが、肝心の味のほうはというと、意外や意外、やっぱりまずかったです。あんまし甘やかしても本人のためにならないから正直に書いた。


■スナックのメニューかと


(ケータイより更新)

■昨日は日向市、本日は延岡市からお送りする半蔵商店ですけども、いま泊まってるホテルはネットがダイアルアップしか使えません(使用料はもちろん実費)。そんなんつなぎたくないです。


■ということで今回はケータイからアレしてるわけですけども、昨日の夕食は、


・サントリーの角の水割り
・チーズ鱈
・カシューナッツ
・コンビニで買ったオムソバ(オムレツ+焼きそば)


でしたのでよろしくお願いします。このところ、まともなものをロクに食ってないっす。一昨日の夕食もプリッツとプリングルスとサントリー角だったし…。

あー。江古田のプアハウスのカレー食いたい。



■尋常じゃないバス停


■きょうも宮崎市内を車で走ってたのですよ(と云っても、ぼくが乗ってるのは助手席で、運転してるのは先輩なのですが)。


■すると、前方に、いわゆるバス停が、バス停留所が、バスストップがあるわけですよ。といっても、色も形も変わったところはありません。ほんとにどうってことないバス停です。実際、2秒後には、このバス停の前を景色の一部としてすんなり通り過ぎる、はずでした。


■しかし、このバス停の通り過ぎざまに、何気なくバス停の名前を読んでしまった私は、これが全く普通のバス停でないことを思い知らされました。


■「えっ!?」と驚いた私は、この非常事態を鑑み、ことの重大性を先輩にも伝えるため、お願いしてバス停までUターンしてもらいました。すると、先輩もこのバス停に「は!?」と驚き、なぜか車から降りてタバコを一服吸い始めました。そして、「いったい、なぜこんなことに……」と二人してしばらく考え込みました。



というのも、そのバス停の名前が、












バス停1

バス停2

だったのです。おい、信じられるか? これ……。


■ふと見上げると、信号機のそばのプレートも

信号3

でした。


■そして、先輩がタバコを吸い終えるのを待ち、われわれはさらに車を飛ばして北へと向かいました。おわり。


ついでだから、信号機の色ごとに3パターン撮っておきました。

信号4

信号5

信号6


■関連記事→「想像を絶する名前のバス停」


■とり2


ちんちんってどうやったら大きくなりますかね。半蔵商店です。


まあそれはいいとして、ホテルの近所にはやたらとスズメが多い。

1

もうちょっとアップにするとこんな具合。どうすっかね。多いですよね。そうでもないですか?

2

3

宮崎駅ちかくの街路樹にもスズメが大量発生していて、しかもスズメ全員が全員とも同じ声で鳴きやがるから、「フランジャー」というエフェクトをかけたみたいな金属的な音が街のあちらこちらで聞こえてきます。エレクトロニカというよりエレクトロです。


# ところでこれって本当にスズメなんですか? なんかとつぜん自信が無くなってきた。


■とり


鹿児島からまた宮崎に戻ってきました。


さて、宮崎の名物といえば鶏。というわけで、今日はホテルの近くのお店に鶏料理を食べに行きました。おいしかったです。


とり


お店の人に訊いたら、「うちの鶏は宮崎産ではなく鹿児島産を使ってます」と云われた。でも、おいしかったです。本場で食べるとひと味違いますね。


って白々しいな。おれも。


■四捨五入どころの騒ぎ(もしくはレイヴ)じゃない


(ケータイで更新)

■本日はここ、鹿児島県国分市より生中継する半蔵商店です。


■今日のホテルは、ネット環境やウォシュレットどころか、冷蔵庫すらないのですが、そのかわり建物全体がめちゃめちゃ昭和っぽいです。壁紙からエレベーターにいたるまで昭和テイスト。いい感じに侘しくなれます。たまに泊まるといいですね。でも2泊以上はしたくないです。


■さて、これだけじゃなんなので、今日いちばん笑えたA先輩の発言を紹介しますね。


(1:13PMと表示されたデジタル時計を見ながら)
『もう2時かよ!!』


■声にこそ出さなかったけど心の中で爆笑した。しかし、なあ、あんたどんだけ生き急いでるんだよ……。


■ではまた明日。






■うーん。千円か。何回やったら元とれるかなあ。いや、そういうセコい考えじゃダメだろ。いや、でも、何にでもコスト意識を持つのは大事だし…‥(以下、リモコンを握りながら自問自答)



■『動物のお医者さん』の個人的な謎


グーグルで、よそのブログとネタがかぶってないか検索してからないでないと、おちおち今日のエントリも書き始められないという方も少なくないようですが(←そうか?)、一切ぐぐらずに適当に書きますが、ほら、最近、大学とかでマンガをアカデミックに研究するとか、そういうのあるじゃないですか。そういう研究やってる教授とか助教授とか助手とか院生のみなさんに研究していただきたいことがあるんですよ。


それは、『動物のお医者さん』のハムテルと二階堂になぜ彼女がいないのか、ということなんですよ。(この件については、たしかとある読者の指摘が単行本にも載っていたと思うのですが)


二人とも彼女が出来ないルックスじゃないし、めちゃめちゃ変な性格であるという描写も(それほどは)ない。かといって、実は二人がゲイでしたとか、そういうことでも無い気がする。



ということでちょっと考えてみる。




【1】菱沼さん・おばあさん・チョビが、精神的な「彼女」になっていた

ま、性欲は雑誌・ビデオ・WinMX(←これは違う)といった一般的な方法で解消しているとして、精神的な面においては、菱沼さん・おばあさん・チョビが「彼女」の枠に納まっていた。


【2】やはり、ハムテルと二階堂はゲイだった。

直球で安易な推論だが、可能性としては完全なゼロではない。でもオチとしてつまんないよね、これじゃ。


【3】彼女が作れないほど、北大の獣医学部は忙しい。

……ということでも無いような気もする。


【4】彼女はいるにはいる。しかし作品の流れと一切関係ないので、けっきょくマンガ中には登場しない。

どうでしょう。


【5】「大学が舞台で大学生が主人公の少女マンガだからといって、恋愛沙汰について描かなければいけないという道理なぞない」という考え方の作者だった。

んむ。(←だんだんコメントが適当になってくる)




という感じで、マンガを専攻してる人はこのネタを研究するってのはどうでしょうか? (って、もうしてる人がいるかもしれないですが…。)

以上、今日はぐぐらず書いてみました。温泉つきのビジネスホテルで、風呂上がりにウイスキー飲みながら、鱈チーズつまみながら書いた文なので、おかしいところがあったら、まあ、勘弁してください。


(※この項は10/13の晩に記す。これを書いた直後、LANケーブルを見事に踏みちぎってネットが使えない状態に。)


■しばらくお待ちください


昨日の深夜、ノートパソコンにつないでたホテル備え付けのLANケーブルをうっかりリズミカルに踏みちぎってしまい、ネットができなくなりました。

で、先ほど新しいケーブルを買ってきたのですが、思いっきり先輩の車の中に忘れてきてしまいました…。

ということで、本日は更新できませんので、過去ログを読み返してお楽しみください。今年の6月あたりとかをいま読み直すと、意外に新鮮かもしれません。

そういえば以前は4コママンガとかも描いてましたので、ぜひどうぞ。明日もよろしくお願いします。お疲れさまです。(以上、ケータイで更新。)



■メシがまずくなる会話 in 宮崎


昨日の変な薬局で買った、変なメーカーの変な栄養ドリンクを飲んだおかげで、今日も一日がんばれました。





A先輩と食事。


先輩「きみ、嫌いな食べ物ってある?」


私「いやー、好き嫌いはないですねー。なんでも食べちゃいますねー」


先輩「ん。そうか」


私「先輩は何か嫌いな食べ物ありますか?」


先輩「んー、おれはね、蜂の子とかざざむしとかが苦手なんだよなー。あんまり好きじゃない」


私「……………(; ´д`)」





あのーすいませんもっと一般的な例をあげてもらえませんでしょうか? というか、あんた、おれとまともな会話する気ないだろ。なあ……。


# 会話中に、とつぜん「飛び道具」的な単語&話題を持ちだして
# 周囲を白けさせるタイプとみた。


■これ以外はまったく普通の薬局


■九州2日目。

休憩中、栄養ドリンクを買いに、マツキヨを80%縮小コピーしたような個人経営の薬局へ。

するとこの薬局、レジのど真ん前という一等地が、コンドームコーナーになっているではないか。いや、「コンドームコーナー」という和製英語が本物のアメ公にも伝わるのかどうかはさておき、とにかく、レジのど真ん前にコンドームがたくさん置かれているのである。



■普通、こんなところにコンドーム置くか? と疑問に思いつつ、この棚をよく見てみたところ、もっと巨大な疑問が浮上してきました。というのも、コンドームにまじって、


ものすごくリアルな形をした成人用おもちゃ (夜用)


までも並んでいたからです。


しかも、2本。(´Д`;)ナニコレ



■しかし、"本"て数えるものなんですかね、あれは。


■本当にあったセコい話 (俺が)


■きょう昼ごろ、鹿児島空港に着きました。
九州支店のA先輩とB先輩が迎えてくれました。

A・B「やあどうもどうも。はじめまして」(゚∀゚)(゚∀゚)
拙僧「はじめまして」( ´・ω・)
「おー、君が半蔵か。話には聞いてるよー」(゚∀゚)
「突然で悪いけど、シゴトよろしくね!」(゚∀゚)
「じゃあさっそくだけど、お昼でもどうかな?」(゚∀゚)
「お腹すいてるでしょー」(゚∀゚)
「この2階にロイヤルホストがあるから」(゚∀゚)

朝食を羽田で食ったため、さほど腹は減ってないのですが、顔合わせの意味もあり、ロイヤルホストで昼食をとることに。


■あまり食欲はないワタクシは、軽くサンドイッチでもとろうと思ってたのですが、A先輩が「やっぱ鹿児島に来たんだから黒豚は食べとかないと〜」とおすすめするので結局は先輩方と同じ黒豚カツ定食を注文することに。

拙僧「あ、じゃあ僕も黒豚カツ定食を」( ´・ω・)
「ねえ飲み物は? 飲み物なんにする?」(゚∀゚)
拙僧「あ、いいんですか? じゃあ、アイスコーヒーを」( ´・ω・)

雑談したのち、定食が運ばれたので、食いました。ただの顔合わせにもかかわらず、黒豚カツ定食にアイスコーヒーまでおごってくれて(総計1930円)、九州支店の人たちはいい人たちだなあ、と思いました。


■そして食後。


A・B「よし。じゃあそろそろ行こうか」(゚∀゚)(゚∀゚)
拙僧「あ、どうもごちそうさまでした」( ´・ω・)
A・B「え? いやここ会計べつべつだから」(゚Д゚)(゚Д゚)


おい! ちょっと待………………………………………………そうか、そうか、うん、ごちそうしてもらえると思いこんでたおれが悪いんだね。うん。ごめん。悪かった。うん。ほんとに。すいません。ええ、すいません。でもさ、あんな空気だったらさ、初日だしさ、会社の先輩だしさ、若手社員の97%以上が「あ、今日はおごってもらえるな」って勘違いすると思…………いや、がめついことばかり書いてすみません。


■しかし、黒豚カツ定食+アイスコーヒー1930円で、羽田での朝食のアジ開き定食+生卵が1000円だから…………あー、食費かさむなあ。 しかも、20日間の出張の初日だぞ。


で、今日の夕食はビジネスホテルのカップ麺です。ええ、一階ロビーの自販機で。ええ、200円です。


■なあ、この九州出張、しょっぱなから不安なんですけど…………。(ゲッツ板谷ふうの〆)


■とりあえず空港の朝食でも




羽田に着きました。いま、おれ考えたんだけど、羽田までいちいちモノレールで行くの面倒くさいから、新宿駅の地下に空港を作ってしまうってのはどうですかね。


■九州に行って来ます。


絵


では九州に行って来ます。19泊20日です(さらに延びる可能性もあり)。しかもこの20日間で、休みが2日しかありません。他人事ながら大変です。ていうか他人事じゃないです。

でも、その代わりに休日出勤した分は休めるので、11月下旬という半端な時期に9連休を取って、むりやり第2ゴールデンウィークを開催して、一人で箱根の温泉宿にこもります。そして、あえてサントリーの角とかオールドを飲みながら小説を書きます。書きません。でもそういう休暇も悪くない。


■スイート ロボッツ アゲンスト ザ 口内炎


そう、口内炎がね、できて痛いんですよ、口内炎が。外人ミュージシャン風に云うと「まったく、口内炎のやつには参ったよ!(笑)」という感じでしょうか。いま手元に洋楽雑誌がないので、面白おかしい文体模写ができなくてすみませんが口内炎が痛い。口内炎が痛い最中は口内炎のことしか考えられない。『警告:口内炎を舌先でいじると、より悪化します。』というタバコのパッケージによく印刷されてる警告はわかっちゃいるんだけど、ついつい舌先でいじってしまう、なにせ口内炎だから。口内炎が痛い。


こうして日本語を書いてる間にも、舌先で口内炎の輪郭をトレースしている。


そこでどうだろう。口内炎ができた、と考えるのではなく、口内炎が一匹、口の中に住んでいる、と考えてみるのはどうだろう。←だったらどうなんだ。なんの解決にもなってないじゃないか。芸能界をなめるなよ!!!


↑ほら、オチが弱い。口内炎のせいだ。口内炎さえなければ、この文章も超おもしろい文章になっていろんなところからリンクされてアクセス数がガンガン増えてmixi内でファンのコミュができてポータルサイトでも紹介されて有名ブログになって新宿ロフトプラスワンでDJとかトークイベントとかできてイベント終了後に「いつもブログ読んでます〜」って初対面の人から云ってもらえるのに。


↑ほら、想像力が貧弱。相変わらず。そこがわたくしの把握しているわたくしの弱味だと考えます(学生)。では、あなたがその弱味を克服するためにしていることは何ですか?(面接官) って、いつの間にか就職活動になってるやん!! 一次面接やん! (ノリツッコミ)


あ、面白くなかったすかー。そうすか。それは、すまなかった。


■部屋を片づけてみました


■昨日の夜は、アメリカ人の白髪の老婆が「ゥワ〜オ!」と目を丸くして驚くぐらいの勢いで部屋を片づけました。いま、今年でいちばんきれいっす、おれの部屋。(とはいえまだまだ、モノが売るほどあるのですが。)

部屋

■で、先ほど起きたのですが、やはりピシッと片づいた部屋というのは気持ちよく目が覚めますね。さっ、と一度で起きられます。

逆に、散らかってる部屋だと疲れがとれず、グズグズと二度寝三度寝を繰り返しがちです。


■ということで、今朝は非常にさわやかです。まあ気のせいかもしれないけど、プラスの方向に働いてるなら気のせいでもなんでもいいんじゃないですかね。


■あとは、どうすればこのきれいな状態をキープできるかってのが課題です。切実に。



おまけ

カレー

昨日もまた江古田の「プアハウス」でカレーを食べてしまいました。このお店には他にも、「粗食」という謎のネーミングのメニューがあり(チーズのお茶漬けらしい)、そちらも気になります。


■貧乏自慢やモテない自慢の先にあるもの


やべっ! ポリだ! 半蔵商店です。





「お金がない」とか「モテない」とか、まあ何でもいいですが、そういうネガティブなことを云いつづけているとですね、次第に「お金がない」「モテない」というネガティブな状態が自分のアイデンティティになってしまって。


で、「お金を貯めるよう努力する」「モテるようがんばる」とプラスの方向を目指すことがそのままアイデンティティの崩壊につながってしまうことになって。


で、結局はアイデンティティを保つために、意識的にも無意識的にもネガティブな状況を保ちつづけるよう努力するという奇妙な習慣が生まれて、それがその人をさらにプラスの方向から遠ざけることになるのではないかと。だからネガティブな自慢しない方がいいのではないかと。(談)





と、昨日はそういうPHP文庫もしくは知的生き方文庫(三笠書房)みたいなことを考えてました。


いわゆる「汚部屋」の住人も、あの汚い部屋がアイデンティティになってるから片づけられないのかも。おれも「部屋ちらかってる自慢」と「大食い自慢」と「(ブックオフで)CDをやたら買う自慢」はやめようと思った。


# あと、これはおれじゃないけど、「寝てない自慢」「実家に帰ってない自慢」「ペーパードライバー歴自慢」はけっこういるなあ。もちろん、自慢したくてしてる人ばかりではないですけどね。


■ビジネスホテル19泊


■『地下二階の倉庫からパンフレットを50部くらい持ってきてくれるかな?』ぐらいの感覚で、『来週から九州行ってくれる?』と上司に頼まれました。


19泊20日の九州出張をこんなカジュアルな感じで命令するのはいいんですが、せめて先週に云っといてください! 来週て! もうすぐじゃん!


いちおう、鹿児島と宮崎には行くみたいです。


■鹿児島は行ったことあるけど、宮崎は初めてです。どんなとこなんだろうなあ……と友人にメールしたところ、

『宮崎は鶏がうまいから、そのぶんケンタッキーも美味いよ!』

という、いかにも都市伝説っぽい情報をゲットできました。ほんとなのか、それは。


■ということで、いろいろ準備しますので、今日はこの辺で。ぬるい更新ですみません。いつもぬるいですけど。


■ニュース速報


なんか、来週から一ヶ月ほど、仕事で九州に行かないといけないみたいです。うちの会社も前々から云ってくれりゃいいのに、なんで今週になってから云うんだろう。


芸能界って厳しいですね………。←違う。


■モジモジハンター 解散 の検索結果のうち 日本語のページ 約 272 件中 1 - 10 件目 (0.31 秒)


シアターDに、ニュースタッフエージェンシーの定例ライブ"Drive"を観に行ったんですけど、でもモジモジハンターがいなくて、あれ、今回はモジモジ休みなんだ? と思って、でも、「青春バニラ」という新人さんが出てるし、事務所のチラシにそもそもモジモジの名前が載って無くて、ちょっと嫌な予感はしたけど、でもそれでも無理矢理「今回はモジモジは休んでるだけ、休んでるだけ」と自分に言い聞かせて、だって、おれ、モジモジ目当てでDriveに通い始めたんですよ、そりゃまあ、いまでこそラックチャックの方が好きになってしまってるんですけど、でもモジモジはやはり好きなわけで、去年「お笑いカウントダウンTV」に出ていた時の石井が肖田を回し蹴りするシーンは気に入ってて、VJネタにも使ってたし、いまだにHDレコーダーから消してないし、石垣島を弟とドライブしてる時にも、車内で「日焼け止め」のネタを再現してモジモジの素晴らしさを伝えてたりしたんだけども、でも、家に帰ってきて『モジモジハンター 解散』でぐぐったら、


■愛想の悪いカレー屋/ATAK "dub lilac"


■渋谷の某カレー屋。会社帰りに先輩と寄ったはいいが、夕飯どきなのに客がわれわれ二人しかいない。


焼きチーズカレー(\850)を食ってみると、意外にうまい。なのに、客はわれわれ二人のみ。けっこう人通りの多いところにある店なのに。


やはり、太いサトウキビで頭を殴られた瞬間のTommy February6みたいな顔したメガネ女店員が、店内から直立不動で不機嫌そうにじっと外をにらみつけているのがまずいんだろう。たいていの客は入り口でこの女の顔を見たとたん引き返して、斜め向かいにある大手チェーンのカレー屋に行くと思う。


カレーはうまいのに、愛想が悪くて損をしている。カレー屋に限らず、人間にもそういうヒトいますね。←何それ? まとめてるつもり?


しかし、ほんとにやる気ゼロの店員さんだったなあ。



■新宿でATAKのライブ"dub lilac"を見学。ピアノとシンセサイザーと3台のノートパソコンを使って、ガーだのピーだの電子音を演奏する。


自分は、半分ほど客席で寝てました。というのは、退屈だからとかじゃなくて、眠ってしまうくらい気持ちの良い音だったということです。このごろは寝る前にエレクトロニカを聞いてるため、「エレクトロニカ=寝るときの音楽」という図式ができあがっているのです。まあ、カレーで満腹のところにライブハウスのビールを飲んだからというのこともありますが。


3500円払ってまでライブハウスに寝に行く、というのもナウいと思います。


■『テクノ母子』最終回


ビシッ!



(;´д`)「いたっ! なにすんだよ! 母ちゃん!」



( ゚Д゚)「サトル、母ちゃんはね、あんたを原曲のボーカルトラックを使わずにリミックスするような子に育てた覚えはありませんよ!」



(´・ω・`) 「ごめんよ、母ちゃん……」


* * *


長い間ご愛読いただいた『テクノ母子』は今回で最終回です。ご声援ありがとうございました。車田正美先生の次回作にご期待ください。


■ブースカのいる生活


気づけばもう十月ですよ。どうやら、九月って30日までしかないらしいですね。ほんとに根性ねえよな、九月って。あれでよく人前に出られるよなあ……


といった意味も含めまして、昨日はブースカを買ってきました。身長約38cm。

ブースカ1 ブースカ2

ブースカの色は何パターンかあるのですが、今回は標準色を購入。(ちなみに右写真手前の黄色いブースカは七月に購入。)ブースカのいる生活、というのはとてもいいものです。


「うちにブースカ見に来ない?」ってのは部屋に女子を誘う口実に、なりませんかそうですか。


■おまけ
また、江古田の「プアハウス」でカレーを食ってきました。徐々にはまりつつあるみたいです。
プアハウスのカレー(極辛)


■バカ山先輩リターンズ(後篇)


(前回からのつづき)


バカ山先輩が飲み会の途中にドロップした問題発言。
「ぼくはさ、実はIQが200あってね……」





普通の飲み会なら、ここで「いやいやいや(笑)! なに云ってるんですか先輩!(笑)」とツッコミの一つでも入るのでしょう。でも、誰もつっこめません。バカ山先輩の目が、あまりにも本気だから。誰が口を挟めましょうか。





( ´_ゝ`)「ぼくはさ、実はIQが200あってね……」

(;´Д`) (;´Д`) (;´Д`) 「は、はぁ…………」

( ´_ゝ`)「日本に百数十人しかいないらしいんだよね、どうも」

(;´Д`) (;´Д`) (;´Д`) 「……………………………」


IQ200もある人間が、なんで東京でサラリーマンやってるんだよ!!! とは誰もつっこみません。つっこめません。これはもう、「黙って聞いてあげるのが礼儀」というゾーンに達しているからです。





バカ山先輩のトークはさらに続きます。


( ´_ゝ`)「ぼくが目を付けた深夜番組って、かならずゴールデン枠に昇格するんだよねえ」

(;´Д`) (;´Д`) (;´Д`) 「は、はぁ…………」

( ´_ゝ`)「トリビアがそうでしょ、それから銭金でしょ、あと最近はサルヂエがそうだなあ」

(;´Д`) (;´Д`) (;´Д`) 「……………………………」


……………おい、バカ山。一回だけ教えてやる。深夜番組がゴールデンに昇格するのは、あんたの選球眼が鋭いからじゃないっちゅーの! 日本全国の皆様が「おもしろいなあ」と思うからゴールデンに移動するんだっての!!! あ、すいません。一般人の分際で、IQ200もある方に説教してしまいました。申し訳ありません。





飲み会が終わりました。バカ山先輩のすぐ側に座っていた人々は、心なしかぐったりしていました。仕方ありません。3時間にもわたってバカ山トーク生放送を聞かされたのですから。実験用ラットならとっくに命を落としているでしょう。


バカ山先輩は、二次会の誘いを断ってさっさと一人でキャバクラに消えました。IQ200の人のやることはよくわかりません。





すごいのは、これで2児のパパである、ということですね。がんばれ! 子供!


■バカ山先輩リターンズ(前篇)


SEXしてますか? 半蔵商店です。





前置きがさわやかに決まったところでさっそく本題に入るわけなんですが、今日はうちの会社のバカ山先輩について書きます。





このバカ山先輩は入社10年目なのですが、入社2日目(2年目ではありません)にして、

『きょうはあめがふっていてあめでスーツがぬれてしまったのでぼくはかわりのスーツをもってないからきょうはかいしゃをやすみます。』

という、タワーレコードだったらエクスペリメンタル&アヴァンギャルドの棚に並べられそうなほど前代未聞な言い訳の電話を会社にかけちゃった人なのです。要するに大物です。Zeppツアーを開催して、最終日の東京公演の模様をスペースシャワーで放送できるくらいの大物です。





さて先日、会社のみなさんと飲み会をしました。メンツにはもちろんバカ山先輩もいます。

この先輩は酒が入ると、自分のこれまでの華麗なる業績を満載した自慢話と、根拠のない自信に基づく野望満載の未来設計図トークと、キャバクラについての話しかしなくなるのです。できればフォーエバー聞かずにいたい。


ですが、ぼくは幸いにも、バカ山先輩と離れた席に着くことができました。





飲み会自体は、滞りなく進行します。


しかし、この種の人物の常として、バカ山先輩は声がでかい。否が応にもバカ山トークが、ふとした会話のすき間から聞こえてきてしまいます。


さっきから、「独立したい」だの「ぼくはいま英語と韓国語を習っていて」などとバカ山先輩の声がしきりにこちらの耳に飛び込んでくる中、ついにぼくはとんでもないバカ山ワードをキャッチしてしまいました。


『ぼくはさ、実はIQが200あってね……』


(次回につづく)


■使っている椅子が壊れました。


こわれ椅子


プラスチック製のパイプ椅子の、腰掛ける部分がバキッとひび割れました。ファック。そして、その腰掛ける部分は椅子本体から抜け落ちてしまい、二度と元に戻りそうにありません。シット(←椅子だけにネ!)。


ミステリーハンターがやって来そうなくらいにミステリーなのが、2年間ごく普通に座っていただけなのに壊れたと云う点です。まあ、無印良品で1500円で買ったパイプ椅子だからしょうがないです。1500円て。


■納豆のカルボナーラ


【1】「ちょっとマンネリだったからなあ。でも打ち切られるほど数字は悪くなかったしょ? 裏(番組)が強かったのかね」などと、1ヶ月半に1回くらいしか内Pを見ないくせに(それも出だしのワンコーナーのみ)、そのようなエセ論評を心の中で展開しながらスパゲティ120gをゆでる。


【2】前の会社で2年前に起きたイヤな出来事を、なぜか今日もまた思い出し、だんだん腹が立ってくる。そんな自分を、「そんなことをいつまでも気にしてる方にも問題があるよ!」ともう一人の自分で優しく叱りながら鍋にオリーブオイルを敷き、スパゲティとレトルトのカルボナーラソースを弱火で炒めながら混ぜる。


【3】ここで、誰に聞かせるわけでもないのに「フォ〜ウ」とハードゲイ風の声をあげながら(しかもモノマネというわけでもない)、納豆2パック(80g)を投入。混ぜる。


【4】さらに納豆を2パック(80g)投入しようとするも、これ以上入れたらいくらなんでも入れすぎなので、やっぱり投入。混ぜる。


【5】素人目に見ても明らかに納豆が多すぎるカルボナーラの完成。味が足りない時は、納豆のパックに付いているタレで調整してください。


【6】総制作費およそ420円。昨日の蟹スパゲティよりもだいぶ節約したが、それでも食べ過ぎだと思う。


【7】だから、おれの乱れた食生活を正してくれよ! WHOとかが!

ソース 納豆 完成


■半蔵商店謹製 「蟹いれすぎパスタ」


【1】さほど仲が良かったわけではないが、たまに話す機会があるとわりと好意的な態度で接してくれた中3の時のクラスメイト。そいついま何やってんのかなーと考えながらスパゲティ120gをゆでる。


【2】前の会社で2年前に起きたイヤな出来事をなぜか急に思い出し、だんだんと機嫌が悪くなっていく自分。それをもう一人の自分でなだめながら鍋にオリーブオイルを敷き、スパゲティと「予約でいっぱいの店の蟹のトマトソース」を弱火で炒めながら混ぜる。


【3】ここで、135gのカニ缶をまるまる投入。混ぜる。


【4】「うわー、カニ缶を一個まるまる入れるなんて、さすがに入れすぎだよな〜(笑)」とつぶやきつつ、容赦なくもう一個135gのカニ缶を投入。混ぜる。


【5】麺と蟹の量がほぼ同じ、という常軌を逸したスパゲティのできあがり。


【6】総制作費およそ1240円。さいきん食費がかさんでる気がするが、美味しいし、長いこと行方不明だったデジカメの充電器がやっと見つかったので、良いと思う。

パスタソース カニ缶 できあがり


■断食明け


■昨日まで7食スルーして断食状態だったので、今日は逆に食べてみました。メニューは以下の通りです。

【朝】銀座カリー上ビーフ+ファミマのごはん
おれは華族なので、銀座カリーの一段高いバージョンの「上ビーフ」を食しました。でも炊飯器を持ってないので、ごはんはファミマのやつ。

【デザート】なんらかのケーキ
ファミマにあった適当なやつ。


【昼】江古田「プアハウス」のカレー
散歩中に見つけて気になってたお店なんだけど、ちょっと前の「SPA!」のカレー特集に載ってたから行ってみることに。そしたらあんた、これ最高。優勝。5回コールド勝ち。食べたあと、家族に優しめのメール送りたくなるぞほんとに。ここのカレーはね、おい、聞け、そこの童貞、ジャンル的には「エチオピア」に近くて、で、それにチーズと酢漬けのキュウリが付いてくるんだけど(以下、このカレーの特徴を延々と語る)。辛さはエチオピアでいうと15〜20倍くらいだと思います。このカレー、今年中に最低でもあと3回は食う。そんくらい気に入った。

【デザート】池袋「ラーメン瞠」の味玉ラーメン
カレーのデザートといえばラーメンと相場が決まっているが、今日はあえて普段食べない店のラーメンを食べてみた。ラーメン屋めぐりブログをやってそうな三十路前後の男の客が多かったです。あ、あと、おれは「らーめん」という表記が嫌いなのでカタカナで書いときました。


【夕】新宿でカツ丼
新宿ルミネで「カリカ」の単独ライブを観て、帰りにチェーンのそば屋のカツ丼。意外にうまかったです。

【デザート】チョコレートのスコーンとキャラメルフラペチーノ
その近くのスターバックスでデザート。キャラメルフラペチーノを注文したところで、おれが飲みたかったのはキャラメルマキアートだったことに気づいた。


■断食もいいけど、食べるのもいいよね。人間、食べないと生きていけないからね、基本的に。あやうく忘れるところでした。


■そして本日の食費、合計3708円。
( ´д)人(´д`)人(д` )イエー

明日からはまた断食かも、経済的理由で。


■さて、実はここからが本題なのですが、なぜワタシは一日のうちに「カレー2杯とケーキとカツ丼とラーメンとスターバックスのスコーン」を食べたかおわかりですか? これが分かった人は、けっこうな西原理恵子マニアです。分からなかったら正常です。


■半蔵断食道場 7食スルー中


(前回からの続きです)


■えー、結局、今日の昼食と夕食も食べませんでした。というわけでトータル7食スルーです。


■ちなみに本日口にしたものは、

・ミネラルウォーター
・カロリーメイト(1缶のみ)
・焼酎のカルピスソーダ割

以上です。酒飲んだら厳密には断食とは云わないかもしれんが、じっさい食べ物を咀嚼してません。ものを噛んで食べたのは、木曜日の昼の社員食堂のポークジンジャーが最後です。


■7食抜くと、さすがにあれですね、漠然とした食欲がさすがにでてきますね。でもまだ耐えられるレベル。「昼食がちょっと待ち遠しい、平日の11時10分ごろの食欲」ていう感じですか。


■ただ、頭が少しボーっとするんですよ。この文を書くにも、ミスタイプがけっこう多く、直し直し書いてます。脳にブドウ糖がいきわたってないっぽい。


■このまま断食を続けてもいいのですが、そろそろ胃袋が食べ物を通常営業したがりはじめているので、明日の朝からはなんか食べてみることにします。


■なにがいいですかね、明日の朝食。っていうのを考えながら寝ます。

(22:55 記)


■半蔵断食道場


■そう。おとついの昼食以来、なにも食べてないんですよ。ほんとに。


■つまり、おとついの夕食・昨日の三食・今日の朝食、と、合計5食スルーしてるんですよ。


■でも、「断食しよう」とか「ダイエットしよう」とか無理して頑張ったわけじゃなくて、食欲がなかったので食べずにほっといたらナチュラルに5食スルーしてしまいました。ってことなのです。今月初めはやたらと食欲があったので、単にその反動なのかもしれないです。


■ということで、おとついの夜からこの時点まで、ミネラルウォーターと缶コーヒー(友達がくれた)1本と缶カロリーメイト1本(さすがに最低限の栄養は補給した方がいいかなと)しか飲んでません。ですが、「いやな空腹感」は無いです。不思議と。


■でもまあ、無理に断食記録を作ろうとしてるわけではないので、食べたくなったら速攻で食べます。さすがに今日の夜ごろにはなんか食べてるとは思うので、復帰第一食はなににしようかなといま考えてるところです。


■ところで今回の断食は、なんか気持ちいいんですよ。「プールからあがったよう直後のような、心地よいさわやかな疲れ」みたいなのがずっと続いてる感じなんですよ。伝わってますか?


■おれのたとえ話はわかりにくいと、よく云われます。伝わってますか?


(10:50 記)


■満員電車でメールする人


満員電車の中でケータイをいじる女がいるじゃないですか。いや、もちろん女に限らず男もいるんだけどさ。


ケータイをいじるのはそいつの勝手なんだけど、満員電車内の超至近距離だから、そいつのケータイの画面が、こちらの視界に嫌が応でもフレームインしてくるわけですよ、強制的に。


で、なにかの拍子でそいつと目が合ったりすると(そもそも、満員電車というのは目のやり場がないですね。中吊り広告も読めないほど混んでたりするし)、「てめー、なに見てんだよ」みたいな感じでキッとにらみ返されたりすることがたまにあるのな。で、サッとケータイを胸元に寄せて画面を隠したりするのな。


この0.27秒ほどの間に、「こっち悪者、そいつ善良な市民」みたいな空気ができあがって大変に不愉快であります。こっちだって別に興味ねーよ、おまえのメールなんか。





だいたい、おまえがやってることはあれだ。練馬区立練馬図書館でいきなりオナニーをおっぱじめ、他の図書館利用者と目が合うと「てめー、なに見てんだよ」と激怒してるのと同じなんだよ。


ということで、満員電車の中では、見られては困る大事なメールとかオナニーとかはしないほうがいいと思うわけです。





こちらはこちらで、「私は、あなたの携帯電話の画面を見ようとは思いません(直訳)」ということを必死でアピールするために、首を不自然な方向に曲げてケータイの画面が強制フレームインしてくるのを避けている。でもそこまでしてる方もバカみたいだよなあ…。





と、このように、おれは小さなことでも考えすぎる傾向があります。そういうところを治したいです、2学期は。


■すごく眠い


すごく眠いので、もう寝ます。タモリ倶楽部と虎の門の録画予約をする気も起きないくらい眠いです。

とここまで書いて、今日が木曜日だと気づいた。それくらい眠い。


■エレクトロニカっぽいやつを作ってみた


マッシュアップばかりじゃなくて、たまには半蔵くんの作った曲が聴きたい、と、二十数人いるセフレたちが異口同音に云うので、とりあえず作ることにしました。


そんなわけで、無料シーケンサーソフトをダウンロードしていじっていたら自然に曲っぽくなってたのでアップしときます。30秒くらいなので、よかったら聴いてください。オチがなきゃイヤだという人のために、軽くですがオチもつけときましたから。

題『犬』(mp3)


こういうのをエレクトロニカって云うんですよね? 違う? でも石垣島の祖父(89)は、これを音楽だと認めないかもしれん。


■ブックオフの謎


前回のエントリにも書いたとおり、9月19日は(カセットテープを食べ〜る〜♪ 食べ〜る〜♪ と口ずさみながら)ブックオフめぐりをしていたのですが、その途中で気になったことをこれから書きたい。ま、例によって笑いの金メダルにおける清水章吾(アイフルの人)の存在と同じくらいにどうってことないことなのだけれど。





ブックオフに行くじゃないですか。そしてCDの棚を見るじゃないですか。すると、かなりの確率で、


『けっきょくYAっ局JABじゃん』


というタイトルのCDが見つかるのな! それはもう打率9割強ぐらいの頻度で。原宿でも、成増でも、五反田でも、練馬でも。105円コーナーにあることもあれば、350円コーナーにあることもあるし、普通に1350円とかで売られてることもある。


いや、たとえばtrfのアルバムだったらどこのブックオフにでも置いてあるでしょう。でも、trfのアルバムは他のレコード屋にも置いてあると思います。けれども、この『けっきょくYAっ局JABじゃん』は、おれはブックオフ以外では一回も見たことがない。ブックオフでしか見かけない。謎だ。


しかし、どんな内容なんだろうな、このCD。われわれ一般人には思いつかない高尚なタイトルから察すると、よほど難解な内容なのかもしれない。





このCDについて情報をお持ちの方は、ぜひ当サイトの掲示板に連絡してくれなくて結構です。別に知りたくない…。


■昨日の買い物


はい。私は昨日3軒のブックオフに行ってきました。(直訳)
私はこれから、私が買ってきた物を紹介しようとしているところです。(直訳)


釣果

上の列、左から順に。


■竹村延和『チャイルズ・ヴュー』
ディスクユニオンとかだとちょっと高い。

■砂原良徳『ラブビート』
学生時代、金が無くて売ってしまったので買い直した。

■テクノ・スポーツ
あ、説明がけっこうめんどくさくなってきたので、やめます。


ところで、沖縄から帰ってきたときには確かにあったデジカメの充電器がまだ見つかりません。デジカメにはもうほとんど電気が残ってないはずなので、たぶん気合いだけでこの写真を撮ったと思う、うちのデジカメは。


■エレベーターでの怪奇現象


『平成』に続く新しい元号は、

『ゴーストバスターズ』

がいいと思いまーす! 理由? ナウいから!


とか、こういうこと書くと、いまの十代の人たちから「あーやだやだ。電気オールナイトとバカサイとバカドリルとすごいよマサルさんとファミ通町内会で育った世代のセンスってほんとにやだ」とか、思われたりするんだろうか。うるせえよコラ。だいたいおまえはジーンズの色が薄すぎんだよ。訴えるぞ。


っていう感じで、まあ、半蔵商店なんですけど、今日はエレベーターの話。




エレベーター内でたまに遭遇する現象。


【1】エレベーターに乗る。

【2】五階に行きたいので五階のボタンを押す。

【3】と、そこに、あとから遅れてきてドタバタと乗り込んでくる人がいる。

【4】その人の分のボタンも押してあげようと思って、「何階ですか?」と訊く。

【5】すると、その人は、「あすいません六階お願いします」と云いながら自分で六階のボタンを押す





と、こういう奇妙な現象を経験したことないですか? だって「あすいません六階お願いします」って云いながら自分で六階のボタン押してるんだよ。あきらかな自作自演ですよこれは。ううんそうでもない。ま、お互いに風邪と米兵には気を付けましょうということで。そんなとこで、今日は。


# 数ヶ月後にこういうエントリを読み直すと、リンク先の記事が消えてしまってたりするけど、ニュースサイトへのリンクはうたかたのようなもんですから。


■ヤフオクの自分ルール


(デン!) カ、カ、カ、カ、カ、カ、カモ〜ン。

↑ナイナイサイズ風に。カの数は適当。


おれ? おれは、ヤフーオークションで、題字に「♪」を入れてるやつの商品には入札しない。あ、もう本題はいってます。唐突ですみません。


ちなみに「♪」で検索すると、けっこうな数がひっかかります。


あと、レコードやCDの出品で、題字に「名盤!」「超名曲!」とか入れて一人で盛り上がってる人もアレです。


そんなやつの出品に入札するくらいなら、そのお金で、近所のコンビニに行って、ビールとハーゲンダッツを買って、飲んだり食べたりする。


ハーゲンダッツは、マカダミアナッツが好きです。


■灰色のTシャツがくさい


ユニクロで買った灰色のTシャツがくさい。ちょっと汗をかくと、数時間もしないうちにくさくなる。こちとら8×4(せっけんの香り)をちゃんとスプレーしてるのに。


最初、おれの体がくさいのかと思ったが、白のTシャツを着てる時はなんともない。灰色を着てる時だけ反社会的というかアナーキーなにおいがする。


Tシャツが生乾きだったのかなー、とも思ったが、おれは白Tも灰色Tもわけへだてなく洗って、干している。つまり、使っている洗剤の量も、干す時にあたる日光の量も同じなのだ。みんな同じ条件で洗濯してるのに、灰色だけがにおう。要するに灰色のやつは甘えているのである。


かといって、灰色のTシャツだけ特別に多めの洗剤で洗ったり長目に干したり、という特別扱いをするつもりもない。まったくない。そういうのは本人のためにならない。


しかし、3回ほど着たが、3回ともにおいが改善されなかったので頭に来て捨てた。何度もチャンスを与えてやるほどおれは親切じゃない。


そういえば、灰色のTシャツは濡れるとそこだけなぜか黒く変色する。ほんとに使えないやつだ。




■学生時代おれがバイトしてたローソンで、小説家志望のバツイチ35歳が新入りバイトとして入ってきたことがある。そいつは、店長が真顔で怒り出すほど体臭がくさすぎて、速攻でクビになったからいいんだが、みなさんもTシャツの匂いには気を付けてください。


■予言


2020年ごろ、ファミリー向けワゴン車のテレビCMのBGMに、
ダフトパンクの「ワンモアタイム」が使われるであろう。





もし万が一、この予言がはずれた場合、その時は、まあ、すみません。


■和物マッシュアップ


■そろそろ秋なので、またマッシュアップを作ってみました。2分半くらいです。(2.4MB/128kbps/mp3)


■こういう曲がたまったら、12インチにプレスしたいです。とか思って料金調べてみたら、こちらは200枚で174000円。一枚当たり870円で売れば元が取れる。


■でもわざわざアナログ作らなくても、CD-Rに焼いてCDJでかければいい気もしてきた。だいたい174000円て、もうちょっと足せばテクニクスのCDJが2台買えるぞ。というかスウェーデンとかに旅行できるぞ。ピークの時期をずらして券とれば。


■それはさておき、和物のマッシュアップ情報ってあまりないですね。レコード屋にも「マドンナVSデュランデュラン」みたいな12インチはあるけど、和物マッシュはほぼ皆無(あるとこにはあるそうですが)です。和物もいろいろ出てくると面白そうですけどね。たとえば、えーと「少年隊 VS 少女隊」とか。ただいまの例えが古くさかったことを深くお詫びします。


■本日のリンク→"iGot"。マッシュアップに関する文字列がいろいろあります。


■近田春夫、ドゥーナッツをほめるの巻


(この話題ばっかりですみません。)


ドゥーナッツの公式BBSを見ていたら(ヒマなのか? おれは)、『近田春夫が週刊文春の連載でドゥーナッツについて書いている』との書き込みを発見。で、その号がたまたま会社の本棚にあったので読んでみました。


読んでみると、近田氏がドゥーナッツ大絶賛なんですよ。「(サンプルのカスタマイズの)スキルも見事ながら、"ねじれたオールディーズ"のセンスも抜群」「サウンドプロダクションには、中途半端な甘さへのシフトが一切見当たらない」「肉声もまた(略)、天性のテクノ感を持っている」……などなど。そこまで書かれると、ドゥーナッツ(と、そのブレーン)がすごいグループに思えてくる。


ただ、文章中でPUFFYを引き合いに出すくらいならむしろハルカリと較べろよチビ。あ、失敬。いや、でも、くどいようですが少なくともあのシングルについては、ハルカリについても触れとかないと片手落ちの感は否めない。


とはいえ、ドゥーナッツは(ピチカートやフリッパーズや氣志團のように)様々なジャンルをモチーフにコラージュしていて、われわれの世代にとってはその中でも「ハルカリ要素」がどうしても鼻についてしまう、というだけのことなのかもしれない。




【参考リンク】
ザ・ドゥーナッツ(公式サイト)
ハルカリ VS ザ・ドゥーナッツ(半蔵商店マッシュアップ)
The Do-Nuts: Halcali Pakuri(外人)
do-nuts(外人その2)←こないだ検索して見つけた。


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本文とは全然関係ないですが、こんなサイトも発見。
たしかに、ラピュタの歌を頭の中でオンエアしていると、いつのまにか地雷撲滅の歌になってたりするな。この、脳内クロスフェーダーのスムーズなつなぎには、たまに驚かされます。


■麺類を発明した人って偉い


■麺類を発明した人って偉いと思う。だって、麺類ですよ。あの形ですよ。


■昔むかし、明和電機とおおひなたごうがまだ面白かった頃よりも昔、人々は小麦粉なりそば粉なりを調理する段階になると、たとえばうすい円形だの、小さな球形だの、そういった思い思いの形で食べてたと思うんですよ。


■でもある日、一人の男が、「あ、この小麦粉ってさ、超細くして、しかも超長くしたらいいんじゃない?」とか思いついちゃうわけですよ。


■しかし、「は?(笑) なにそれ?(笑) 食べにくいだろ(笑)、それだけ細かったら(笑)」などと村じゅうから笑われたり、渋谷じゅうからディスされたりしたと思う。

「あんまりそういうこと云わない方がいいよ」とか、バイト先の先輩に注意されたりして。社員の人からも「ま、気持ちはわかるけどさ…」なんて、やんわり釘を刺されたりして。


■ところが、そいつの云うとおりに小麦粉を「超細く、超長く」してみたところ、すするときの食感が楽しいわ、噛み心地もいいわ、のどごしもさわやかですごく美味い。しかも、調理にも保存にも運搬にも便利で各方面から大絶賛。ファミ通のレビューも40点満点。

これが後の「麺類」になるわけです。


■麺類を発明したこのお方がどこのどなたか存じませんが、この方のおかげで、われわれは、スパゲティ、そば、ラーメン、うどん、日清焼きそばUFO、などなどを楽しめるわけです。ありがたいことです。


■ちょっと長くなりましたが、ぼくが要するに何がいいたいかというと、ゴルゴ13の作者であるさいとう・たかを氏の初体験年齢は13歳だったということです。早ぇよ!

しかも、「ゴルゴ13」と「13歳」で、うまく13という数字がからんでるし!

しかも、「同級生の母親に誘惑されて」という劇画っぽいシチュエーションだし!!


# 石野卓球も13歳。


■もうちょっと考えた方がよいのではないかと


沖縄篇ボーナストラック


■沖縄にて。テレビを見てたら居酒屋のローカルCMが流れていた。


■キャッチコピーが『大人の隠れ家』。おい。隠れ家をテレビで宣伝してどうする。


■しかも、店の名前が『てんてこまい』…………………( ´A`)。これは、あれか、ひょっとしたら壮大なコントなのか。島ぐるみでの。


■あと、沖縄市の国道沿いに居酒屋が新しくできてて、その店の名前が『秘密基地』


■これは、なんかこう、逆に合格!


■西原理恵子トークライブ 『居酒屋煮え煮えリターンズ』


■発売直後に完売となり、ヤフーオークションでは2枚で5万というエキゾチックな値段で取り引きされていた西原理恵子のトークライブのチケット。


■おれは強い子なので、このチケットをなぜか3枚持っていた。しかし、おれのまわりの西原メイニアのみなさまは、全員多忙でこのトークライブには行けないと云う。


■かといって、「『ちくろ幼稚園』だけなら読んだことあるけど…」みたいなライトユーザーの人を誘っても、超マニアックかつ長丁場になるであろうこのライヴを楽しめるとは、正直ちょっと考えにくい。


■けっきょく、チケット3枚持ったまま一人で会場の新宿ロフトプラスワンに行くことに。


■では、イベントで印象に残ったことを箇条書きで。

◎ステージ上で同人誌『西原理恵子の虫干し』を手売りするアシスタント愛ちゃんの美人さ。


◎とにかく割烹着姿が半端じゃなく似合うサイバラ(敬称略)。「3年前(前回のライブ)は、横にがいたんですけどね…」。


◎息子の通う小学校とのトラブルについて近況報告をしようとするサイバラに、客席からお見舞い金を渡すお客。


◎サイバラと岩井志麻子氏と新潮45ナカセ氏による、司会のスピリッツ八巻氏が無口になるくらい超こってり下ネタトーク。(この部分がいちばん印象に残った。)


◎マンガそのままのハードゲイさとちゃん。


◎高須クリニック院長が自ら被験者となった、整形外科手術ビデオを上映。(学会向け仕様のため完全無修正。会場全体から悲鳴が。拙い英語ナレーションが、映像のグロさをなぜか増幅。)


◎「名器は手術で簡単に作れます」高須院長・談。


◎「理不尽な小学校やPTAとはこれからも闘っていく」とサイバラさん。


■中盤以降は「西原 フィーチャリング ゲスト」という感じで、西原氏はところどころ聞き役に回ってました。


あと岩井氏は、唐辛子を食べてるから韓国人のミュージックマシーン(※当ブログでの男性器の呼称)は辛い、とか、タンポンを入れたままSEXしてはいけない、とか、ためになる高尚なお話をたくさんなさってて、勉強になりました。


■休憩を含めて4時間弱。ふだんは雑誌や本でしか見(ら)れない『サイバラとその仲間たちワールド』というのが日本には実在するんだなあ、と確認させられました。

あと、出版業界って面白そうだなあ、できれば転職したいなあ、と7秒くらい思いました。よいトークライブでした。


■なお、余ったチケットは、会場近辺で「チケット売ってください」と書かれた紙を持って立ってたファンの人たちにゆずった。しかも、バリバリの定価で。英国紳士だな、おれって。


高須クリニック


おまけ。入場者に配られた高須クリニック特製うちわ。


■Googleの妙な検索結果


何の気なしに、Googleで『であるである』と検索したら、こんなことになってました。



以下、検索結果より抜粋。

●高品質のInNを成長することによって、このバンドギャップ
エネルギーが従来の値の半分(約0.9eV)であるであることを発見しました。

●100台のうち85台は甲社の青いタクシーであるである

●本日が、電事連会長就任後、初めての会見であるである。

●日本の科学技術の分野において非常に女性が少ないのは明らかな現実であるである.





……流行ってるのか? であるである。


■誰か注意する人はいなかったのか


沖縄で撮った美容室です。


ローズ美容室


ローズ美容室、と描きたかったみたいだけど、長音記号が問題外に太すぎるよ! ものには限度があるよおばちゃん! 「ズ」もだいぶ小さいし!


いちばん問題なのは、このストレンジ&モンドな書体のまま、すでに軽く数年間は営業してるってことですね。


■おれだって、こんなクレームつけたくなかった。(後篇)


(文体が変わりますが前回からの続き)

忍者と諸星

■たとえば、「7万円のDVDレコーダーを通信販売で買ったら、自分が頼んだのと違う機種が届いた」と云うなら、クレームもつけやすい。


■しかし、「300円で中古の忍者のビデオを買ったら中身が諸星和己だった」というクレームをつけるのは、かなりのエネルギーがいる。いや、もちろん店側のミスなのだから、クレームつけて当然なんだけど、なんというか、もはやクレームをつける方がバカみたいである………。


■でも、まあ、おれは強い子だから、北海道のその店にクレームのメールをがんばって書いた。


■もし店のやつが失礼な返事をよこしてきたら、この諸星のビデオをいったん沖縄に移動してから北海道まで着払いで送りつけてやろうと思ってたが、店の人からは丁重な電話がかかってきた。代金は全額返金。そして、諸星のビデオはそちらで廃棄してください。とのこと。これで一件落着。


■そしてイベント終了後。東京に戻ってきて、この惨劇によるショックから立ち直りかけていたおれは、たまたまAmazonに出品されていた忍者『おーい!車屋さん』の中古ビデオを注文した。よかった。これでやっとホンモノが手に入る。二回連続で「実は中身が諸星でした」ということもないだろうし。


■しかし数時間後、出品者である埼玉の古本屋から「申し訳ありません。この商品は店頭販売で売り切れました」とのメールが届いた。もう話にならんわ、君ら。






…………………………すいません。このネタ、もうちょっとは盛り上がるかなーと思ったらあまり盛り上がらずすみません。でも、この事件のおかげで、諸星和己が「モロボシ」ではなく「モロホシ」だったことがわかって、よかったです。今の今まで間違って覚えてました。


# このビデオが手元に届いたのもなんかの縁だから、
# VJネタとかに使おうかなー。と考えている。


■おれだって、こんなクレームつけたくなかった。(中篇)


(前回からのつづき)


■北海道のネットショップから買った、ジャニーズの"忍者"のビデオをデッキに入れて再生しました。しかし、いま思えば、おれはこの時からすでに壮大な摩訶不思議アドベンチャーに巻き込まれていたのです。


■まず、画面一杯に現れるタイトルロゴに続いて出てきたのが、
寝起きの諸星和己。

寝起き

…………? なぜに忍者のビデオで諸星? しかも寝起き?


■そして、それにつづいて現れる、キッチンで目玉焼きを作る諸星。
キッチン


朝食をとりながら新聞を読む諸星。
新聞


スタッフのためにコーヒーを淹れる諸星。
コーヒー


タバコを吹かしながら、洗濯機に洗濯物を入れる諸星。
洗濯機

ありとあらゆる種類の諸星が画面に次々と登場してきました。おい諸星。おまえは俺ん家のテレビでなにしてんだ!! いや、それより肝心の忍者が出てこないぞ? なぜだろう なぜかしら 3年下。


■とりあえずビデオを止めて、デッキから取り出すと、ビデオのラベルには、こともあろうにというか、案の定というか、こう書かれていました。"MOROHOSHI KAZUMI NOW A DAYS"

ビデオのラベル

■………違う。おれが見ようとしていたビデオと力いっぱい違う……。


(つづく)


■おれだって、こんなクレームつけたくなかった。(前篇)


■これからする話は、俺こと俺こと俺が実際に体験した話です。自分でも信じたくないですが実話です。国民のみなさんは、このような悲劇をフォーエバー繰り返さないよう気をつけてください。


■先月沖縄で行われたイベントでは、DJ中にクラブ内のスクリーンに流す映像も作ることになっていたので、沖縄出発直前の数日間は、ネットに落ちている映像や古いVHSテープに残っていた番組を一枚のDVDにまとめる作業をしてました。


■そんな作業で忙しくしていたころ、ジャニーズの"忍者"が主題歌を歌う「21エモン」のビデオをたまたま見ていて、『この忍者の映像を流すと面白いかもしれない』と、ふと考えました。忍者。悪くない(←村上春樹ふう)。


■インターネットで検索したところ、忍者のビデオ『おーい!車屋さん』を売っている北海道のネットショップを発見。すかさずメールで申し込みました。沖縄に出発する日が迫っていたので、「できるだけ早急に送っていただけますでしょうか?」と一言書き添えてメール送信。


■ビデオは、二日後に北海道から無事届きました。よかったよかった。では、さっそくDVDにダビングしましょう。

忍者ビデオ

■これでイベントに間に合う! 村のみんなを飢饉から救える! と、感激と安堵が交尾したようなおだやかな気持ちになりつつ、忍者のビデオをビデオデッキに入れて再生ボタンを押しました。


(つづく)


■沖縄で食べたものなど


■沖縄シリーズ最終回の今日は、食べ物ネタで。沖縄で食べたもの、というか、沖縄に行くたび食べてるものの紹介です。


ぜんざい

■老夫婦が、なぜかアフリカンポップスをかけている国際通りの喫茶店「ジャンゴジャンゴ」。ぜんざい。


タコス

■沖縄市の「チャーリータコス」。沖縄市を訪れてこのタコスを食わないのは、銭湯に行って風呂に入らないのに等しい。


チーズバーガー

■その「チャーリータコス」のチーズバーガー。最近連絡をとってない友人に長文のメールを書きたくなってくるくらいに美味い!!!! もちろん、タコスもおいしいです。


ニューヨーク

■チャーリーのご近所の「ニューヨーク」。ステーキのお店。真っ昼間からオリオンビールを頼んでみたり。ステーキの上に乗ってるのは沖縄らしくシークワーサー。と見せかけて実はカボス。


■写真には撮ってないですが、沖縄市一番街の「ビクモン」のハンバーガーも旨いです。また、『嵐の獣。』のよるのさんには宜野湾市「メキシコ」のタコスをごちそうになりまして、ごちそうさまでした。


■西表島写真


南西航空ロゴ

橋

クウキ

風景1

風景2

看板

浜


■半蔵選曲日記


■8/27 『嵐の獣。24』@南国の夜(沖縄県宜野湾市)

J-POP専門イベント『嵐の獣。』にて、一年ぶりのオキナワDJ。このイベントは相変わらず高水準で、Xがかかるとフロアで普通にXジャンプが始まったり、スクリーンからは昭和60年代の沖縄ローカルCMが延々流れ続けたりと、やんごとない勢い。(このイベントをQJは特集すべき!)


ワタシは、前半40分は自家製マッシュアップで(もちろんJ-POPオンリー)、後半40分は「最近iTunesでよく聴いてる歌」を中心に選曲(ヤマトナデシコ七変化とか)。暖かい反応が得られてよかったです。ありがとうございます。


さて来月は、かのバブルB氏がゲストに登場予定だそうです。沖縄県民は、これはもう『タモリ2』のLPを質に入れてでも行かないと!



■9/3 『テクニカラー3』@ジャンゴ(高円寺)

前半30分は、「シスコアルタ店の最終日に買った7インチだけでDJ」という、シスコアルタ店の最終日に買った7インチマニアの方にはたまらない構成でお届けしました。野本かりあ、ケンイシイ、ハードフロア、変な外人が作ったエレクトロニカのレコードから、果ては「パラッパラッパー」ネタのガバまで、けっこういろんなジャンルをかけることができたよ。ちなみに、約半分のレコードは33回転か45回転かもわからないままかけてたけど別にいいよな。33も45もどうせ同じ二桁だし。


後半30分は、マッシュアップとか、アニメの主題歌とか、「新・鬼ヶ島」のサントラとか。


お客さんが少なかったので、3時で切り上げて飲みに行きました。


■『テクニカラー』のお知らせ


ゆき姉

嵐の獣。から一週間。
今宵も高円寺のイベント的なもので選曲します。


【題】テクニカラー
【所】高円寺・ジャンゴ
【時】本日午后十一時
【代】千円
【人】吉田店長・やどらんさん・ヒタチさん・拙僧


さて、あらかじめ云っておくと、今回自分がかける音楽のジャンルは、
『シスコ新宿店の閉店セール最終日に買った7インチ』
ですので、シスコ新宿店の閉店セール最終日に買った7インチファンの人はぜひお越しください。


あと、今回はフライヤーを作ってないので、ネット上にすっころがっていた兵藤ゆきの写真をフライヤーがわりに貼っときました。


■竹富島の写真


ゲストハウス

■いかにも雰囲気のあるゲストハウス。ここに泊まろうとして何度も管理人のケータイに電話したが、圏外。問題外。ま、電話がつながったところでたぶん満室だったはず。来年はここに泊まるぞ!(宣言)


ぜんざい

■パーラーの氷ぜんざい。


タコライス

■居酒屋のタコライス。うまい。
ところで、この店で「ミミガー」(豚の耳の皮)を頼んだところ、12cmCDくらいの直径の皿にたっぷり盛って出してきた……。すいません。そんなに食えません。(普通、ミミガーは小皿にチョコンとだけ出てくる。)


コンドイ1

コンドイ2

コンドイ3

■コンドイ浜。ちょっと曇り気味だけどこれくらいが過ごしやすい。こういうところで一度まぐわってみたいものです。


町なみ

■道路は砂、塀は石垣。こんな風景を、時おり水牛車がゆっくり通りすぎる。あー、完璧だ竹富島。あとは、ディスクユニオンとレコファンとシアターDとまんだらけとブックファーストと焼肉風風亭とウェンディーズとam/pmがあればもっと完璧だ。


■誰か教えてくれる人はいなかったのか


沖縄市にあるゲームセンター。


ゲームセンター1


看板をよく見ると、綴りが、


ゲームセンター2


YONG CAMPか、そうか、よし。


さてと、今日も会社にでも行って来るか…。


■良い居酒屋に出会うことは、人生の喜びの一つです。(直訳風)


■沖縄市で、同級生兼VJのヨギヨギ太と飲みました。


■二人で居酒屋に入ると、「いらっしゃいませー!」と子供のような声で出迎えられました。見ると、ほんとうに子供でした。

年上に見積もっても高校1年くらい、ひょっとしたら小学6年生くらいのショタっ子が 少年が店員をしているではありませんか。家業を手伝ってるのでしょう。なんつーか、こう、序盤からいい滑り出しの試合展開です。


■ヨギ太とワタシは二人で、飲み物を飲み、食べ物を食べ、話を話しました。その間も、少年はオーダーをとったりジョッキを運んだりしています。渋谷のやるき茶屋の店員よりもやる気がありました。その、幕末の呉服問屋の丁稚のように働く姿に感動したヨギ太は、少年にチップとして千円札(7ユーロ強)を手渡していました。


■さて店を出るとき、ボトルキープしておく泡盛に名前を書くことになりました。


■テクストサイト好きのワタシとしては、『オトウトイモウト』のノナカさんが酔った勢いで『聖武天皇』という名前でボトルキープしてしまっていたという故事に基づいて、


『推古天皇』

という名前でボトルキープしてみました。


■で、おれはいいのですが、沖縄市在住のヨギ太が次回この店を訪れて、キープしてた泡盛を頼む際は、


ヨギ太「あのー、泡盛をボトルキープしてた者ですが…」

店員「はい。お名前は?」

ヨギ太「推古天皇です……」

店員「(゚Д゚)ハァ?」

という会話をしなければならず、マイルドにすみません。


■ところで、この居酒屋の壁を見ると、
壁

ん、なにかレリーフのような物が……
レリーフ

フジツボって………………………………………………………………まあ人にはそれぞれ事情があります。


■その後、ヨギ太とワタシはボウリングをなぜか5ゲームして、2軒目で飲み、朝6時に(音楽性の違いが原因で)解散しました。


■石垣島の写真


しらほサンゴ
■「しらほサンゴ村」というところのシーサー。造形がイカす。


獅子
■村の祭り「イタシキバラ」に出てくる獅子。ダダをこねてる感じがよい。獅子が登場するとギャラリーが集まり出す。WIREでいうとちょうど石野卓球的存在。


LSD
LSD2
■ドライブ中、唐突に表れた巨大シーサー。色づかいが気持ち悪い……これ作ったやつLSDやってんじゃねえか、と思った。こんなもんで島の景観を乱しやがってよー。斜め向かいの売店のばあちゃんなんか77%の高確率でいやがってると思うぞ。


売店
■その、「斜め向かいの売店」の牧歌的な品揃え。


田圃
■石垣島にも、田んぼ的なものがあります。


エンシュア・リキッド
■食欲不振の祖父が飲んでたカロリーメイト的なもの。医者から飲むように云われてるらしい。一口もらったら美味かった。松屋の変な定食を食うくらいなら、おれはこれを3缶飲むはずだ。


■とりあえず沖縄写真


写真1

写真2

写真3

写真4

写真5

写真6

【撮影場所】1〜3枚目:那覇市/4〜6枚目:沖縄市


■想像を絶する名前のバス停


石垣島で、伯父さんの軽トラを借りて弟とドライブしてました。


森の中を通っているような道を走っていると、
「あそこにおもしろいもんあるから見てみな、兄者」(´<_`  ) 
と弟が云ってくるのですよ。



弟が指さす方向を見ると、そこにはバス停がありました。


「ただのバス停だろ? あれ」( ゚Д゚)


「いや、名前がちょっとおもしろいんだよ」(´<_`  ) 


「名前が面白いって、どうせ田舎のバス停にありがちな
『○○さん宅前』とかじゃないの?」( ゚Д゚)


「まあ、いいから見てみなって」(´<_`  ) 


弟にそう云われ、「ま、ちょっとやそっとの名前じゃ笑わんもんね」
と余裕の態度でそのバス停の名前をよく見ると、
そこにはこう書いてありました。













(バス停)


ごめん! これは予測できんかった!
沖縄本島にあるバス停『部隊前』に匹敵する初見インパクト!
相当なポテンシャルを秘めてるぜ、この石垣島は…。


■沖縄から帰ってきました


■高橋春男のどこがどう面白いんだろうと考えながら、十日間の沖縄旅行的なものから帰ってきました。


■きょう久しぶりに会社になんとなく遊びに行ってみたら、幸い自分の机がまだ存在していたのでよかったです。


■それどころか、昼に会社の紙コップ式の自販機でC1000タケダとかいうレモンジュースのボタンを押したら、なぜか氷水しか出てきませんでした。機械にここまでナメた態度をとられたのって、あたし、初めて。


■といったこともありまして、きょうからしばらくは、沖縄でのエピソード的なものとか、写真的なものを載せていきます。


■那覇→羽田


いまから飛行機のります。(写真は空港の沖縄そば)



■仕切り直しです>全米捨て祭


全米捨てる捨てる祭 '74のURLが変更になりました。
新しいURLは、

http://blog.goo.ne.jp/sute74/

です。急ですみませんがよろしくお願いします。
わりとマメに更新するつもりです。こんどこそ。


■捨て祭、軽く延期のお知らせ。


■すいません。fc2ブログの調子が悪く、思うまま更新ができません。


■いまは、実家のモノを捨てまくっているのに、それをリアルタイムで更新できないという、大変に歯がゆい状況です。


■なんとかします。しばらくお待ちください。(写真は昨晩から早朝にかけての捨て成果の一部)




■前夜祭2


ピングーのシャンプー。おれが浪人生のころ買った掛け時計(弟はバカのため、この掛け時計を棚の上に水平に置いて使用。)、10年ちかく前に親戚の兄ちゃんがくれた秋葉原の切符、マサルさん、玉吉。



■前夜祭1




fc2の調子が悪くて写真を投稿できなくなってるので、復旧まではこちらで実家のモノを捨てていきます。まずは伝染るんです。から。四巻目がいちばん好き。


■実家到着


■夕方、石垣島から帰ってきました。お疲れ様です。いま実家です。ちなみに、この更新もモブログです。うちはいまだにIT革命が起きてなく、いまだにネット環境がないからです。

■さて、明日からいよいよ全米捨てる捨てる祭'74ですので、そちらの方も、ごらんに。

http://sute74.blog19.fc2.com/

前夜祭がわりに、今晩何個か捨てる予定です。



■ぜんざい/東洋テープ




■西表から帰ってきてまたまた石垣島。写真(上)は石垣市内の商店街のぜんざい。かなりのハイレベルというかヤバスギルスキル。うまいです。


■写真(下)は同じく石垣市内のレンタルビデオ店『東洋テープ』。「東洋ビデオ」などではなく、あくまでも「テープ」を名乗るところがナウい。


■いまから那覇行きの飛行機のります。



■ハイミダの浜




見てるだけで、なんかこう、無性にSEXしたくなるくらいきれいな西表島の砂浜。

もっと晴れてたらビジュアル的には完璧なんだけど、それだと暑すぎて過ごしづらいので、少しくらい曇ってる方がベストです。



■竹富→石垣→西表




竹富島からいったん石垣島に。弟と落ち合って軽く石垣ドライブしたあと、再びフェリーで西表島に絶賛移動中。

フェリー内の液晶テレビからは『えぐら開運堂』が……。もうちょっとフンイキのある番組はやってないのか。まあ海みてるからいいけど。



■水牛車が




横切っていきました。

しかし、この島の炎天下で飲む缶のオリオンビールはほんとうに美味い。



■ひとり泡盛





居酒屋(最近はこの島にもあるんですな)にてひとり泡盛。失恋したOLかおれは。

ちなみに、客はおれを含め三人。落ち着く。



■「こんなとんでもない時間に」とまでほんとに云われた




竹富島の民宿に入ったんです。この時間に。

そして『部屋、空いてますか?』と訊いただけなのに、『は? なんでこんな時間に?』と民宿の中の人にめちゃめちゃ怪訝そうな顔されて、最初の60秒は会話にならなかった…………

民宿のチェックインて、もっと早い時間にするみたいですね。遅くてもフェリーの最終便直後とか。

でも、あそこまでポカーンとした顔をされたのは初めてだなあ。猫ひろしのネタを初めて見た170歳の老婆でもそこまでポカーンとしねぇっつーの!



■ヤギ




夏休みの学校の体育館の裏で一心不乱に草を食べつづけるヤギ。

さて、良さそうな民宿を見つけるも管理人不在。入口に書いてる電話番号にかけてみると、「電源が入ってないか、電波の届かないところにいるため(略)」などと、イルなリリックをドロップされた。

石垣行きの終電(というかフェリー)はもう出ちまったしなあ…。



■竹富島に到着。




石垣港からフェリーで10分。

ただいま、今晩の民宿を絶賛探し中。



■『全米捨てる捨てる祭 '74 in 所沢』のお知らせ


■いま石垣島のインターネットカフェです。たぶん日本で一番目か二番目くらいに最南端のネットカフェです。ひさしぶりにパソコンで更新。


■ただいま夏休みを十日間とって沖縄に絶賛里帰り中なのですが、今回の里帰りのテーマは、ずばり『捨て』。子供の頃からたまりにたまりつづけた実家の2階(=旧・おれ部屋。現・弟の部屋)の不要物を捨てるために帰ってきたといっても過言ではありません。ということで、この離島めぐりツアーが終わったら速攻で実家に捨てに戻る。


■この大規模な捨てまくりイベント、題して『全米捨てる捨てる祭 '74 in 所沢』(すいません、自分でも失敗だと思ってますこの題)の模様は、別ブログでお届けします。

◎全米捨てる捨てる祭り '74 in 所沢
http://sute74.blog19.fc2.com/


8月24日(水)から捨て始めます。


■ちなみに、以前やってたブログでもいろいろ捨ててました。
そうじブログ
捨てブログ
『全米捨て '74』が始まるまでの予習/復習にどうぞ。


■それではよろしくお願いします。


# いまから竹富島いこうかなーと思ったけど、けっこう曇ってる。


■石垣島ついたー




二百万画素デジカメのついたケータイに買い替えようと思う2005年、夏。イムズ。

↑石垣島で福岡ローカルギャグ

↑ギャグにもなってませんがな

↑うるせえ黙れ

↑やんのかコラ

↑なあ、さっきからおれは空港の出口でケイタイ片手にをやってるんですか? だれか教えてください。



■那覇→石垣




■昨日はお盆で、父の実家(ちなみにオレンジレンジ&ドゥーナッツの事務所から500mぐらいのとこにある)に親戚一同集合してました。沖縄のお盆は旧暦なのです。


■さて、今日から三泊四日で離島めぐりしてきます。石垣島とか。いまから那覇空港いってきます。なお荷物はこのパンナムバッグ一個のみ。ナウい。



■国際通りにて




今晩は国際通りのホテルに泊まるのですが、部屋に入るなり電話機がいきなりこれ! よっしゃ!


今日はモブログ更新なんですが、リアルタイム更新ってことだけであまり内容なくてすみません。



■那覇入り




23時40分にやっと着きました。写真は機内で読んでた『できるかなV3』。



■離陸が30分おくれ




■空港の待合室なんて、食うことしか楽しみがないっす。おかげで600円もするカレー食ってしまった。サンドイッチは食べてない。撮っただけです。



■sbでモブログするの巻


■帰省先でもブログの更新ができるよう、ケータイからも記事が投稿できるように、レンチ、スパナ、バールのようなものを駆使して設定をいじりました。


■以下のエントリを参考にしたところ、30分とかからず改造終了。想像してたよりもはるかに簡単でした。

[1]モブログの基本的な設定

[1']ブログ上の画像レイアウトの調整(オプショナル)

[2]↑ここを見ながら、ここでモブログ用アカウントを作る。

[3]エントリを自動で「公開」状態にする設定


多謝:
capu*daysmoblog.uva.ne.jpde-sign.log(敬称略)


■あと二晩


おぎでーす。
おぎ


やはぎでーす。
やはぎ

二人あわせておぎやはぎですがそれが何か問題でも?
おぎやはぎ


木曜日は、会社帰りにそのまま羽田空港行って、離陸して、着陸する予定です、沖縄に。それでいま、八月二十七日の『嵐の獣。』用の各種仕込みをあれこれやっています。背景に流す映像とか作ったりとか。あと二晩で仕上げます。


おぎやはぎ2


モリゾーキッコロクッキー提供:K先輩


■できるだけ猫を踏まないようにする


■朝、うちの超高級アパートの階段に、人相の悪い太った猫が寝ていた。こいつはよくうちの階段で寝てるんだけど、それでも以前は踊り場の角で遠慮がちに寝ていたのに、最近はこのように堂々と通行をふさいで寝ている。


猫(朝)


■そして夜、おれがアパートに帰ってきたら、こんどは踊り場にいた。もしかして一日中この階段にいたのだろうか? だとしたら、だらだらしてないでバイトでも見つけるべきだと思う。


猫(夜)


■なぜウォッチリストに入れる?


ヤフオク


ヤフーオークションを利用すること六年。最近、ようやく自分でも出品するようになりました。でも出品ビギナーの自分にはよくわからないことがひとつ。


いわゆる一発落札ができる商品(たとえば、開始価格700円かつ希望落札価格700円の商品)をウォッチリストに追加してる人って何がしたいだろう?


普通のオークションと違って価格が動くわけじゃないんだし、そんな商品をウォッチリストに入れるのはドライフラワーの成長観察日記をつけてるようなもんだぞ。


買う気あるんだろうか? いや、もちろん買う気なくてもいいんですが、買うつもりのない商品をわざわざウォッチリストには入れないと思うし……謎は深まるばかりです。


■カニとトマトソースのパスタ


カニとトマトソースのパスタ
昨日の夕飯。カニとトマトソースのパスタ。
青山のなんとかという店。(写真の光量が爆発的に足りなくてすみません)


カニとトマトソースのパスタ
今日の朝食。カニとトマトソースのパスタ。
駅前のファミレスにて。


カニとトマトソースのパスタ
今日の夕食。カニとトマトソースのパスタ。
麺150gとレトルトのソースに、さらにとろけるチーズを5枚投入のハイカロリー仕様。


■CCCD


■そこのテイトウワとかいうメガネは、自分の写真をキャンバスにプリントして売るヒマがあったら、これまでCCCDで出してた作品を普通のCDで出し直せ! オーディオセックス!


■と、つねづね思ってたのですが、おれが使っているアイオーデータのDVDドライブ『DVR-iUN8』はCCCDを普通に読み込めることが判明(知らんかった…)。それで昨日のハルカリ(CCCD)のマッシュアップを作ることができました。


■これまでは買うのを控えてたCCCDを、これからはどんどん買ってこうと思います!


■と思ったら東芝EMIで「新・CCCD」というか「続・CCCD」というか、「CCCD II〜悪霊の神々〜」みたいな規格のが出るそうですね。しょうがねえなどうも。


(生意気にも若干多忙のため、これから数日はさっぱり気味に更新です。)


■ハルカリ VS ザ・ドゥーナッツ


ザ・ドゥーナッツ ハルカリ


よい子のみなさんは、こういうふうに、悪意のこもったマッシュアップをしてはいけません。絶対にいけません。約2分のお試し版mp3です(128kbps/2.1M)。だから「示談mix」とかそういうタイトルつけるなって。


■またこれとは別に、ドゥーナッツの声だけを使った「民事mix」の方も作る予定です。


■とりあえずドゥーナッツの事務所に送っt、いや、やめとこう。


■なお、ザ・ドゥーナッツの『渚のGO-GO GIRL!!』はここで試聴できます。


■沖縄の米兵による凶悪犯罪について


■夏休みを十日間とって、8月18日の晩から(稲作を伝えるために)オキナワに行ってくるんですよ。そのため、休み中の仕事をまとめて来週までにこなさなくてはいけないのです。仕事上の不明な点(赤ちゃんはどうやったらできるか等)を訊こうにも、先輩たちがお盆休みに入ってたりして大変です。

それでしばらくは、このブログはさっぱりした更新になると思います。人生そんな時期もあるさ。


■さて、沖縄といえばザ・ドゥーナッツ以外にも、米兵の凶悪犯罪が有名ですが、今日はうちの妹のクラスメイトが米兵による犯罪に巻き込まれた話を。もちろん実話です。


■妹が小学校5年の時、クラスにA君という相撲取りみたいな体格の少年がいました。

ある日、A君は学校帰りにいつもの国道沿いを歩いていました。すると、一台の車がスピードを落としてA君のもとに近づいてきたのです。

「なんだろう?」とA君は思ったものの、とくに気にはせずそのまま歩いていこうとしました。しかし次の瞬間、クルマの中から突然にコーラの空き缶が飛んできて、A君の頭に命中したのです。


■あまりに急なことでA君があっけにとられていると、クルマからは

「イェー!!!」
ヽ( `Д´)ノ ヽ( `Д´)ノ ヽ( `Д´)ノ ヽ( `Д´)ノ

4匹の米兵が顔を出して歓声を上げ、またスピードを上げて走り去っていきました。ひどい。おしまい。


■あと、中学時代に友人のお姉さんが、学校帰りに米軍のヘリに追いかけられたことがあると云ってましたが、これはたぶんなんかの勘違いだと思う。


■『嵐の獣。』 24回目


■(なんだかんだで超面白い前置きが500字ほどありまして)さて、そんな半蔵商店なんですけども、8/27の『嵐の獣。』にて、お呼ばれで選曲をやらせてもらう運びとなりました。ありがとうございます。


■『嵐の獣。』とは、沖縄県で唯一のJ-POP専門クラブイベントです。つまり、デュランデュランやクラフトワークはかかりませんが、太陽とシスコムーンやKINYAはかかる可能性があるということです。


■国内にお住まいの方はぜひ来てください。会場は、店内になぜかサンドバッグがあることでおなじみのクラブ『南国の夜』です。


■ということで只今、いろいろ仕込み中です。


■ちなみに、この日は石野卓球、ディスコツインズ、琉球ディスコ、といったタレントさんがでる野外レイヴが同じく沖縄であるのですが、負ける気がしません。


■8月27日は『嵐の獣。』で君もリボーン!



嵐の獣。24回目
【とき】8/27(土) 23:00〜
【ところ】『南国の夜』(沖縄県宜野湾市) 1,000円(/1d)
【選曲】onn@man氏・TAI=chan氏・yoruno氏・拙僧


■ファミコン通信 第6号 (昭和61年9月6日号)


■渋谷のまんだらけで、昔のファミコン通信(ファミ通ではないのがポイント)を衝動買いしました。昭和61年9月5日号。表紙の『がんばれゴエモン!からくり道中』の文字からしていい周波数を出してます。

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■子供の頃、うちはファミコンを買ってもらえなかったのでファミコン通信でがまんしてました。で、なぜファミ通かというと、単純に「文字が多かった→誌面が大人っぽかったから」です。ファミマガなんてガキっぽくて読んでらんねーよ。って勢いでした。

■ではさっそく中身を見てみましょう。まずは新作の売り上げランキング。スーパーマリオが2位にランクインしてるのに、続編であるスーパーマリオ2は7位どまりという事実に数秒ほど興味をそそられました。

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■以下、サクサク行きます。いまとはだいぶ違う体裁のファミ通町内会。

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■ゲヱセン上野の『以下同文』。

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■アーケードゲームのページは『バブルボブル』! 懐かしい。

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■『禁断の秘技』という裏技のページには『ベースボール』の裏技が。

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■ガバスチケットも完備。

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■しあわせのかたち 第6話。「スーパーテニスの伝説」て。

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■そして裏表紙の広告がディスクシステム。この思い切ったデザインがすごい。

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■このファミコン通信は1050円したのですが、ページをめくりつつ、小学生のころの、同級生が着ていたシャツの柄や、音楽室の空気の匂いや、プール上がりの算数の授業は教室のテレビでのNHK教育「さんすうすいすい」鑑賞からスタートしたな、てなことを思い出してノスタルジーにひたれたので、まあ値段ぶんは楽しめました。



■それはいいとして、このファミ通を買ったまんだらけの紙袋に、こんなボーイズラブもののドラマCDのチラシを入れられてたんですけど……。

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■しかも、まったく同じチラシが2枚も入っていた…………(´Д`;)

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なあ、まんだらけはおれを一体どこへ導こうとしてるんだ?


■思ったり考えたりしたこと


■今日は、思ったり考えたりしたことを書きます。というかブログとか日記ってもともとそういうものか。


ドドスコティックのブログがおもしろいんですよ。新しい香りがしますよ。


■ドドスコとジャンルは違いますが、すいづ氏の日記も


■ところで日曜の夕方って、ほどよくダメな中華屋に行きたくならないか? ならないか。そうか。


■コカ・コーラが最近売れてない、という話を聞いた。そうか。


■ところでペットボトルで飲むコーラってそんなに美味く感じられないうえに、コンビニによってはろくに冷えてなかったりする。ふざけんなよ。こんなぬるいコーラに金を払えるわけないだろ。その前にやらせろ。


■家でインターネットをやってるとき、背後から、「ピタ……ポト……ペタ……」とエレクトロニカなサウンドが聞こえてくるので、あれ? 高木正勝さんがおれの部屋でライヴしてるのかな? と無理矢理な想像をもちろんするわけがなかったのですが、案の定またエアコンから水滴が漏れてベッドの上に落ちてきてました。

応急処置として、ベッドを水滴のあたらない位置へずらして、エアコンの真下に雑巾5枚を敷きました。これで、水滴はベッドにあたらず、雑巾に吸収されていくという仕組み。


■しかし、朝起きたら水滴の量が雑巾の情報処理能力を上回っていたらしく、ベッドの下には水たまりができてました。


■そして今日は、バスタオルを敷いてる。しかも2枚。


■そして今日は、電気グルーヴ VS スチャダラパー VS 電気グルーヴ×スチャダラパーという、くどいにもほどがあるマッシュアップを作った。


■そして今日は、佐川急便に荷物の配達をすっぽかされた。


ゴンスケ同盟! ナウい!


■「海へ行くつもりですが、何か?」後篇


(前回からのつづき)


■「あたし、百人の舎弟を持っている男と付きあってたことがあってさ……」


予想だにできない、というか、予想することはもはや不可能なイトコの特殊発言。この難解な禅問答のようなマニフェストを吹っかけられた妹は、
「……あ、そうなんだ?」
と普通の相づちを打つのが精一杯だった。

ツッコミポイントをあまりにも搭載しすぎた発言には、かえって口を挟みづらいものだ。



■ひきつづき、元カレトークを真顔でお送りするイトコ。


イトコ「でもその男の、昔の彼女が私たちの仲を嫉妬してきてね……」


妹「………はぁ……」


イトコ「その女が、彼を刺しちゃって


妹「……(;´Д`)………」


イトコ「でも、彼が最後にこう云ってくれたんだ。
『おれの命日は、海を見ておれのことを思い出してほしい……』って」


妹「…………」


イトコ「それで彼の命日は毎年、遺言通りに海を見に行くことにしてるの」


妹「………それで海に一人で行ってたってわけね……」


イトコ「うん」


はい、君、優勝!
もうコメント無理!


■「海へ行くつもりですが、何か?」前篇


■放送上不適切な髪型&頭脳を持つイトコ(女・21歳・フリーター)のファンタスティックな生態については、以前に書きました。

が、前回のそれらのエピソードを軽く上まわるエピソード、というか事件を、本日うっかり入荷してしまいました。いや、おれだって入荷したくはなかったですよ。そりゃ。でも入荷しちゃったものはしょうがないので、ここに書きます。



■あ、いや、2年前に『あたしのパソコン、いま21種類のウイルスに感染しててさ〜』とウイルス自慢をしてた話ではないですよ。パソコン以前におまえの脳にノートンをインストールしろって話ですけども、この話とは別です。(しかも、その後しばらくもウイルスを駆除することなくパソコンを使い続けたらしい)


まあ、これはこれですごいですが、今回のお話はこれより強烈です。



■話は数年前にさかのぼります。



うちの妹がイトコと会ったとき、自動的に世間話になったらしいんですよ。やれ何を買っただの、やれ誰に会っただの、そういうことをとりとめもなく話していたらしいのですが、そのうち「最近あそびに行った場所」の話になったそうなのです。その時の会話を再現します。



妹「そういえば、最近どこか行った?」


イトコ「うん。海に行って来た」


妹「あ、そう? 誰と?」


イトコ「いや、一人でだけどね」


妹「あー。一人で海を見に行った、ってヤツね。青春ねー」



久しぶりに会うイトコと交わす、この、ほのぼのとした何気ない会話。
しかし次の瞬間、イトコは、われわれ凡人が0.001mgも予想することのできないインクレディブルなセリフを吐いたのです。



「あたし、百人の舎弟を持っている男と付きあってたことがあってさ……」


(つづく)


■クリニカ


ということで、ダンディ坂野のコンパクトディスクを買ってきました。
原宿のブックオフで105円でした。
ケース、盤、歌詞カード、ともにキズはありません。
東京都内から冊子小包で発送予定です。
中古品なのでノークレームノーリターンでお願いします。


オー ナイス ゲッツ


それはいいとして、うちの弟なんですが、そういえば以前、「『ムシ歯になりやすい人のクリニカ』という歯みがき粉の味がおいしい」と電話をかけてきたことがありました。兄のような立派な大人になるには、まだ時間がかかりそうです。


■ダンディの新ネタが思い出せなかった日


■ぶったね! マイミクにもぶたれたことないのに!


■で、ダンディ坂野なんですけど、カンニング竹山によると最近は仕事のない日はインターネットで株やってるらしいですけど、それはいいとしてダンディが『ゲッツ!』に続く新ネタを開発したじゃないですか。それが思い出せなくてですね。


■延々、思い出そうとがんばった末に、あれ? 『ミルフィーユ』だったかな? とか。ちなみにミルフィーユはますだおかだのどっちかのネタです。


■で、そのダンディの新ネタがどうしても思い出せなかったので、ケータイで弟にメールしたら、ものの5分もしないうちに返事が来ました。


『ペパーミント?』


(゚∀゚)ソレダ! あースッキリした。ありがとう弟よ。


■でも、『アースはいまいち。フマキラーはまあまあ。でもやっぱり金鳥が最高』と蚊取り線香の匂いレビューをするためだけにわざわざ電話してきたりする弟の将来が少し心配です。はやく兄のように立派な大人になってほしいものです。


■この看板、いつまで立てとくんだろうね


と、原宿駅前で見るたびに思います。
がんばってほしいものです。


ゲッツ板谷


■冴えないイトコと焼肉(2)


(前回からの続き)


■というのも、イトコの服装が、

ぼさぼさの髪(頭がやけにでかく見える)に、
クタクタのチェックのシャツ(微妙にサイズがでかい)に、
そして、ついでにノーメイクだったのです……(´д`)

去年会った時は、ここまでひどくなかったんだけど。



■21歳の女子がこれでは………うん、まあでも、
人にはそれぞれ事情がありますし、ええ。
けど、ちょっとぐらい身だしなみを……まあいいや。
まあいいやな。



■食べ放題飲み放題で4000円という焼肉屋に入る。



■席に着くと、店員さんがメニューを持ってきました。

とりあえず一杯目は何を飲もうかとメニューをめくっていると、
同じくメニューを見ていたイトコが、出し抜けに大声を出しました。


「はぁぁぁ!? なんでこの店、
カルピス巨峰サワーが無いわけぇぇぇ!?」



そのセリフを聞いてた店員さんの表情が、少し曇り、
おれは少々居心地の悪い数秒間を過ごすことになりました。



■居酒屋ならともかく、焼肉屋にカルピス巨峰サワーが
無くても、そんなにおかしいことじゃないと思うけど。



■イトコは結局、梅サワーで妥協しました。


(つづく)


■冴えないイトコと焼肉(1)


■従妹と焼肉に行ってきました。

従妹、と表記するからには、当然のことながら性別は女。
21歳。フリーター。
おたがい東京に住んでいるので、
だいたい年に1回か2回は顔を合わせます。



■で、まあ、ひさしぶりだし焼肉でも行こう、
とメールで話がまとまって、
渋谷で待ち合わせることに。



■当日、10分ほど遅れて駅に着いたおれは、
ほぼ一年ぶりくらいでイトコの姿を見ました。



■そして言葉を失いました。
もうちょっとで意識も失うところでした。



■というのも、イトコの服装が、


(つづく)


■食べ物の写真でもどうぞ


カルピスやらなんやら


■さて、今日は、
カルピスとカルピスウォーターとヨーグルトを同時に
…………もういいか、このネタ。


■じゃあ、ハードディスクの中に転がってる、
最近とった写真を、載せます。食べ物の写真が多いです。


クリームソーダ

■バニラアイスクリームをひっくり返して皿に盛り、
さらにメロンソーダをかけたやつです。
見た目がレトロフューチャーです。そうでもないか。


さくらんぼ

■会社のヒトが持ってきてくれたさくらんぼです。


ボイエロ

■おれはセレブなので、500gで472円もするこういうパスタを
平気で買います。でも「昭和スパゲティ」とかも買います。


パスタ

■青山のなんとかという店の、イクラとなんとかの冷製パスタ。1380円とかいう、マキシシングルみたいな値段でした。
このあと用事があったので、大至急食べなければならなかった。


ウェンディーズ

■土曜の朝のウェンディーズで頼みすぎるの図。


■カルピスをヨーグルトで割る。


■よく、
「カルピスを牛乳で割ると、ヨーグルトの味がするよね」
という声を耳にするので(最高裁判所などで)、
じゃあ、カルピスをヨーグルトで割ってみるよ! 割ればいいんだろ!?
割るよ! じゃあ。


■こんな感じになりました。


カルピスをヨーグルトで割ったもの


もう予想どおりの見た目です。
サザエさんとマスオさんのSEXのように面白みがありません。
(↑見たのか? おまえは)
ちなみに割合はカルピス:ヨーグルト=1:4です。


■で、いざ飲んでみると…。
これはなかなかうまいです。
ヨーグルトの良いところとカルピスの良いところが
ちょうどうまく混ざり合った味がします。

とはいえ、このままだと濃い目の味なので、
ヨーグルトやミネラルウォーターを足して
各自で好みの味に微調整していくといいでしょう。


■と、ここまで書いたところで、
「カルピスをヨーグルトで割るって別に普通じゃない?」
というような地域が日本のどこかにありそうな気が、
急にしてきた。


■あと、テキストサイトとしては、
「ひどい結果に終わりました」という方向性の
オチの方が喜ばれるかなあ、とちょっと思った。
すまんね、普通で。


■カルピスをカルピスウォーターで割る。


■オーケーわかった。じゃあ、こうしよう。

君たちはカルピスを水で割って飲んでくれ。

僕は、カルピスをカルピスウォーターで割って飲む。

いや、いいんだスティーヴ。決めたことなんだ。


■あんまし前置き長いと読み飛ばされるから本題に入りますが、
カルピスをカルピスウォーターで割りました。なぜか。

カルピスとカルピスウォーター
まぜる


割合は、普通のカルピスと同じく、
カルピス原液:カルピスウォーター=1:4です。


■で、いざ一口飲んでみたんですが、
濃すぎる(あたりまえだ)。


ということで、一口飲んではカルピスウォーターを足し、
一口飲んではカルピスウォーターを足し、
で、4口目くらいにちょうどいいバランスに着陸。


■普通の水で割るカルピスよりも、
味に幅があるというか、奥行きがあるというか。
立体感のあるステレオ放送みたいな感じ?(←超適当)
マニア向けの味がします。

いつものカルピスじゃ物足りない、というカルピスヘビーユーザー
(ブックオフでいうと清水國明←店内のナレーションが異常にヘタ)
におすすめです。


■夏の計画(3)


くま。
■それでですね、『自作自演で捨てろ(1)』とかあるじゃないですか、
あれ飽きたから中止。長い間ご愛読ありがとうございました。


■で、クマの着ぐるみってありますよね。こんなの。
それを着て街に出るんですよ。


■で、これを着たまま、街で立ち読み、映画鑑賞、
散歩、買い物、などをするわけです。
公園のベンチで新聞読んでたりとか。
クラブに行くのもいい。

いつもと違う自分になれます。


■でも、着ぐるみは暑いから、夏はやめておこうと思った。


■あと、時と場合によっては職務質問されると思います。
まあ、クマが職務質問されてるってのも、
なかなかいい画ですけど。


■っていうのを、'99年ごろから年に2回くらい考えるように
なりました。なにかから逃避したがってるのかもしれない。


■自作自演で捨てろ!! (1)


自作自演で捨てろ!!

〜半蔵の脱アーカイブ宣言〜

半蔵商店の半蔵くんは
ものをたくさん持っている。
あんなものも、こんなものも、持っている。
けれど、そういう状態があんまり好きではないようだ。
「もういい加減に捨てなきゃ!」と思っているようだ。
そこで、半蔵くんに捨ててもらうことにした。
連載を通じて、捨てる彼の姿を見届けていこうと思う。
今日はいったいどんなものが捨てられるのやら。
ちなみに聞き手は、半蔵が担当します。
自作自演にもほどがあります。




第1回 捨てる宣言


──ものを捨てていこう、という新連載です。
本日はご自宅におじゃましております。


半蔵「よろしくお願いします」


──さて、以前は『捨てブログ』ってのを
やってましたが。


半蔵「まああれは、捨てるきっかけづくりですよね。
ほら、引っ越しとか、家具買ったとか、そういうきっかけがあると
ものって捨てやすいじゃないですか」


──あー、はいはいはい。
つまり捨てブログをやってると……


半蔵「……毎日が捨てるきっかけになる、という」


──なるほど。


半蔵「あとね、ブログ形式だと、
『こういうものを捨てちゃう、太っ腹な俺を見てくれ!』
みたいな、変な虚栄心が芽生えるから(笑)」


──ぜんぜん着てない8000円くらいのシャツ捨てたり(笑)。


半蔵「そうそう(笑)」


──でも、じゃあそのシャツを日常で着てるかって云うと……。


半蔵「そうそう。着ないんだよなあ、それが。
だから結局は捨てて正解。そういう『捨て基準』は
はっきりさせてかないとね、ものってのはほんと、
際限なく増えてきますから。」


──じゃあ、この連載では、がんばって
どんどん捨てていってください!



半蔵「はい! 適当にやります!」


■夏の計画


■そう、一休さんの格好をするんですよ。

それで、ステーキ屋に行くんですよ。

そしてサーロイン300gとか食うんですよ。

「あれ? 仏教って肉食っていいんだっけ?」みたいなことに
なるじゃないですか、店内の空気が。

そういう方向でがんばりたい。


■そして、その一休さんの格好のまま、
教会にも行っちゃうんですよ。
そしてミサに出ていいですかと訊いてみるんですよ。真顔で。

「おまえ、何教だよ!」っていう。たぶん門前払い。

門前払いされなかったらされなかったで、
「キリスト教と仏教の最大の違いはなんですか?」と
ミサ終わりに神父さんに質問されたりして。

そしたら、
「はしじゃなくて、真ん中を渡ればいいのですよ!」と
答えたりして。答えになってねえよ。
聖書でぶたれるよ。新約聖書でぶたれるよ。口語訳の。


■というふうに、夏休み前はいろいろ考えるわけですよ。


■『花沢さん占い』ネタ追加しました。


花沢さん2


■木曜日なのに、週刊少年ジャンプを買いました。
しかも、3年ぶりに。
小林ゆき先生の『あっけら貫刃帖』はもう載ってませんでしたが、
うすた京介先生のあれはまだやってたので良かったです。


■そんなわけで、花沢さん占いに新ネタを14個も追加しました。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー


■そして、おれがこんなことしてる間に、
同期のS君が転職のため会社を辞めることになりました。
くわしくはまだ聞いてませんが、
どの角度から見ても優秀に見えるS君のことです、
転職先もきっと立派なところでしょう(NASAとか)。


■なあ、ほんとにこんなことしてる場合じゃないって!
今日の夕食に、麺より納豆のほうが多い納豆ペペロンチーノを
作ってる場合じゃないって! 俺!


■ミゼラブル/アグレッシヴ


■腹の具合が、ちょっと悪くなったので病院に。


■待合室に通され、小さい丸い椅子に腰掛けて
自分の順番を待っていると、
布のついたての向こうから医者と患者のやりとりが
聞こえてくる。


なんとはなしに聞いてると、
どうも患者のオッサンが医者に怒られているようだ。


「え! お出しした薬、飲んでないんですか!」


「いえ、その、ちょっと忘れてましてね……」


「前もあなたそう云ってましたよね!?」


「え、ええ、まあ…」


「どうしてちゃんと飲まないんですか?」


「………」


「このままだと、前よりもミゼラブルな状況になってしまいますよ!」


ミゼラブルって………。
日常会話の中でミゼラブルって云う人は初めてだったよ。


■そういえば数年前、平日の午前中にやってるような
どおおおおでもいいテレビドラマ見てたら、
若い女同士がケンカするシーンがあって、その中に

「あなたがそんなにアグレッシヴな人
だとは思わなかったわ!」

っていうセリフがあったのを思い出した。
アグレッシヴ………。ケンカしながら飛び出す単語だろうか。


■しかし、もし友達がそばにいるとき、これらの場面に遭遇したら、
その後4日間ぐらいは「ミゼラブル」とか「アグレッシブ」とかが
友達との間だけの流行語になってたと思われる。

ファミレスとかで、
「なんだよ! そのミゼラブルな盛りつけは!」とか、
「あそこの席の女、食い方がアグレッシヴじゃない?」とか
楽しめたかもしれない。惜しいことしたな。


■こぼれたミルクを嘆いても無駄だ。


■こぼれたミルクを嘆いてもムダだ。

と、周の国の太公望という人が云ったそうです。
『拾遺記』という5世紀ごろに出たムックにそう書いてあった。


■3年前、就職活動してたんですよ。
あ、話が突然変わりましたが、あとあとうまくまとめるので
ちゃんとついてきてください。


■3年前、就職活動してたんですよ。スナック感覚で。
そのときは福岡に住んでたのですが、
東京や大阪や沖縄にまで行ってたのです。

で、その際には飛行機という乗り物をうまく駆使して
いたのです。


■さて、いまの時代、飛行機に乗ると、マイレージという
得点が貯まるじゃないですか。
このマイレージがたくさん貯まると、
タダで航空券がもらえたり、景品がもらえたりするじゃないですか。
あたしって魚介類が苦手なヒトじゃないですか。


■その、ぼくが必死に貯めた3年前のマイレージなんですが、
昨年の大みそかにすべて失効しているそうです。

マイレージには、「搭乗日の2年後の大みそかまで有効」
という期限があるらしいですね。

ええ。知ってました。でも、忘れてました。
つーか、いちいちマイレージのことなんか考えて日々の生活ができるか。


■けっこう乗ってたから、そこそこ国内旅行ができるくらいに
マイレージが貯まっててもおかしくなかったんですけど。


■おいこりゃなんか腹が立ってきましたよ自分のダンドリの
悪さに。


■98年にマイレージカードを作って、
それ以来せっせとマイレージを貯めてるのに、
そういえば一度も恩恵を受けたことがない。

やはり、飛行機に年に数十回ぐらい乗る人じゃないと
あんまり有り難みがないみたいっす。
捨てようかね、もう。


■哀川翔のフリーダイヤル


哀川翔のフリーダイヤルを考えました。
0120-047-112です。

おぼえ方は、

0 → 俺には

4 → 夜が

7 → ない

1 → 昼、

1 → 昼で

2 → ダブル太陽よ



です。よろしくお願いします。
かけても誰も出ません。
というかつながりませんがよろしくお願いします。


涼しい。
涼しいです。よろしくお願いします。


■史上初(2回目)!コロッケ(食べ物)によるエントリ


コロッケ1
どうもー! お久しぶりですコロッケです。
前回、顔をケチャップで描いたところ
ちょっと見えづらかったので、今回はマヨネー




コロッケ2
わー。


■葱


豆腐です。
豆腐その1


ゆずぽんをかけます。
豆腐その2


ネギをのせすぎます。
豆腐その3


ネギが豆腐のトッピングにとどまらず、
むしろ豆腐と対等な関係に。


■ひみつシリーズバトンが回ってきましたよ。


HTCさんのところから、"Himitsu Series Baton"が回ってきましたよ。
これはアメリカのブログから始まった企画で、
その名の通り、学研のひみつシリーズに関する質問を、
ブログからブログへ次々に回していくというものです。

人間誰しも、ひみつシリーズには一家言あるわけで、
その「おれに云わせりゃな……」みたいなとこを
うまくくすぐってくるんですね。まったくアングロサクソンて狡猾ですね。
日本のトラフィックをこんなことに使わせやがって。

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(1)Total number of Himitsu in my bookshelf
(本棚に入ってるひみつシリーズの冊数)

■いま手元にあるのは5冊ぐらいだけど、
実家にある分をあわせたら15冊ぐらいですね。
積極的に集めるコレクター君と違って、
タイミングのいい出会いがあれば買う、みたいな集め方です。



(2)Himitsu reading now
(いま読んでいるひみつシリーズ)

■『トン・チン・カンの科学教室』



(3)The last Himitsu I bought
(最後に買ったひみつシリーズ)

■これも『トン・チン・カンの科学教室』。
ヤフオクで買ったのですが、
すでにダブって持っていました。



(4)Five Himitsus I read to a lot, or that mean a lot to me
(よく読む、または特別な思い入れのある五冊)

■ブログ右側のプロフィール欄でも書いているのですが、
『忍術・手品のひみつ』
『トン・チン・カンの科学教室』(また出た)
『コロ助の科学質問箱』
『テレビ特撮のひみつ』
『世界の国ぐに びっくり旅行』。
いちばん最後のは、実は持ってなくて、
子供の頃にイトコのを読ませてもらってました。
内山安二先生リスペクト。



(5)Five people to whom I'm passing the baton
(バトンを渡す五名)

■ぜんぜん思いつきません。
万一、バトンを渡されたい人がいたら(いるか?)
掲示板にご連絡を。


トン・チン・カンの科学教室


■キッチン南海/スヰートポーヅ


■よそ者が云うのもなんだが、初夏の神保町はいいなあ。


■ということで、昼飯はキッチン南海でチーズカツカレー。
デザートに、お向かいのスヰートポーヅに入って餃子ライス。

デザートに餃子ライスを食べるというのは
ヒトとしてどうなのかという意見もあるだろうが、
おれにもおれなりの食生活のポリシーがあるので
わかってもらいたい。


■ジャニスに、レンタルCD(永井真理子、メルツバウ、EPO、
インキャパシタンツ等)を返す。


■ジャニス2を、冷やかしでのぞいてやる。定価3万円ほどの
『YEN BOX vol.1』(YMOの人がやってたレーベルの作品集。17枚組)が、
105000円で売られている。すげえ。
「めったに出ません」と値札のコメントに書いてあったけど、
105000円出してまで買おうという人もめったにいないのでは?
いたらごめん。


■大きい本屋で、『おばけのバーバパパ』を、また立ち読み。
動物園をクビになり、ホテルからも宿泊を断られるバーバパパだけど、
最後はメディアの寵児となり、もとの家に帰ることになる。
つまり、逆境に負けるなということなんですよ、この絵本は。


■給食をいやがるな。4点(※べつに普通の日記)


■今日の夕飯は、ステーキとバーボンでした。
我ながらテキサス州かよ!っていうメニューですね。
もう語尾にテキサスって付けて喋りますよ。喋りませんよ。
半蔵商店ですよ。どうする? もっと読む? まだ書くけど。


■このブログのロゴを、ようかんマンから
いま大人気のNOVAうさぎに変えたとたんに
アクセス数がグングンと、うなぎのぼりに激減したので、
縁起が悪いので再度ようかんマンに戻しました。


■点取りブログ占い、おかげさまで大不評です。
すみません。すみません。

そりゃ、他人のサイトにつないだ途端、
『おまえの書くことはさっぱりわからん 4点』
と云われても、さっぱりわからんのはこっちのセリフだ
って話ですよ。ひどいサイトだ。


■でも当分は続けます。新ネタも追加します。
というのも、元ネタになる点取り占いを、
1200円分も買いこんでしまったからです。
1200円あったら、1箱200円のカロリーメイトが
9箱も買えるじゃないですか! 計算が合ってませんよ!


■でもさ、本家の点取り占いは、もっとひどいことを
出し抜けに云ってくるぜ。
『しまいにはひどい目にあうよ 5点』とか。
あんまりだ。なんで金払ってまで、こんな気分を味わわないと
いけないんですか? おれ何かしましたか?
本番までに練習しとくからって云ったのは先輩のほうですよ?


■で、まあこんなクジを子供がお小遣い出して買うわけですね。
おれが親だったらたぶん止める。
セグウェイで追っかけてでも止める。
そして学研のひみつシリーズを買い与える。
セグウェイって書きたかっただけですやんとか云われたら
引っぱたく。


■カロリーメイトにコーンスープ味が発売。しかし、


http://www.otsuka.co.jp/cmt/product/item/01.html

カロリーメイト(缶)に、新しくコーンスープ味が発売されましたね。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

まだ飲んでないですが、コンビニで見かけたら試してみます。
そしてこのブログ上で味の感想を、レポートしません。文句あるか。


しかし、カロリーメイトのスティックタイプが公式サイトから
無くなってます。もしかして製造中止?
まだ食べたことなかったのですが、まあしょうがない。


■Nendo Graphixxx


ネンドグラフィックスの掲示板
引き続き熱い盛り上がりをみせています。


おれは勇気がなくて書き込んでないですが、
読むだけでもおもしろいよ。


話かわるけど、
ネンドグラフィックスっていう名前の語感がいいと思う。
あと、www.nendo.comっていう文字の並び方もいいと思う。


■もしも年収が百億兆円万億円くらいあったら


■もしも、実家の庭から石油と温泉とビートルズの未発表音源が出てきて、
それで年収が百億兆円万億円くらいになって、
超ウルトラハイパー大金持ちになったらやりたいことの
リストを挙げておきますので、参考にしてください。


■大塚製薬の工場に、水道管を直結。
栓をひねると、無限にカロリーメイト(液体)が
流れ出してくる夢の蛇口をキッチンに取り付ける。


■始発から終電までの、すべての山手線の電車に、
半蔵専用車両をつくらせる。
当然のことながらその車両には、おれと、
おれのセフレしか乗れない。
しかし、駅のホームにかわいい子がいたら、
気まぐれに乗せてあげても良い。

ちなみに、車両内はすべて畳が敷かれており、
そこで寝転がりながら、64でマリオカートをしたり、
スピリッツを読んだり、と、くつろぐことができる。
夏は氷あずき、冬はお汁粉が食べられ、
高級な玉露がホットとアイスの両方用意されている。
また、お茶漬け、サンドイッチなどの軽食もとることができる。

これで毎日の通勤も楽しくなります。


■エビフライ定食を頼み、
エビフライを残す。(板尾)


■おれが作詞作曲したオリジナルの歌、
桜玉吉は伊豆にいる』を、
テイトウワにプロデュースしてもらう。

それを、8cmCD、10インチアナログ、カセット、
SACD、DVD-audio、MDでリリースする。
もちろん、すべてバージョン違い。


■ノドの調子が悪いのに、手元にイソジンがなかった。
という理由で、ローヤルサルート50年(定価百万円)
うがいしてみる。


■こち亀の戸塚巡査はなぜ消えたのか


■おはようございます半蔵です前置きはしょって本文。


教えて!gooって、あるじゃないですか。
あれって、なかなかに色んな質問があって面白いのですよ。


■こないだ見つけた質問がこれ。
『こち亀の戸塚はなぜ登場しなくなったの?』
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=271736

いましたね、戸塚巡査。初期こち亀ではよく出ていました。
これは3年前の質問ですがまだ回答を締め切ってないので、
マニアの人は回答してみるのもいいんじゃないでしょうか。


■しかし、おれがさらに「教えて!goo」を読みすすめていくうちに、
あまりにもソウルフルな質問に出くわしてしまいました!

『秋本治って誰?』
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=891937

いえ、マンガを読む習慣のない人が「秋本治って誰?」と訊くのは当然のことなのですが、
この方の場合、山止たつひこを知っていて秋本治を知らないのです。
こんな人、あまりいないよね。


■と、思ったけど、これもあるていど上の世代の人々の間では当然のこと
なのかもしれませんね。フォントをでかくするほどでもなかったか。人生いろいろあります。


■点取りブログ占いについて業務連絡


会社のPCで動作確認したところ、
「更新した分のネタ(全24点)が表示されず、
元からあるネタ(全21点)しか表示されない」
という不具合(?)がありました。

これは、そのマシン個体の問題なのか、
IEの問題なのか、windowsの問題なのか、
ちょっとわからないのですが、ソースを若干いじりました。
これでたぶん大丈夫なはずです。

それでも上記と同様の不具合が起こる、
という方はお手数ですが掲示板までご一報ください。


■ブログ運営の悩みを一撃必殺! 点取りブログ占い(仮)新ネタ追加


点取りブログ占い

点取りブログ占い


■こちら、袋にお入れしますか? あ、このままでいいです。
半蔵です。


点取りブログ占いに、新ネタを24点追加しました。
これで合計45点です。我ながらびっくりですよ。45個も。
何やってんだ?>俺

せめて30個目ぐらいで気づけ>俺


■21世紀の最新テクノロジーのおかげで、
リロードすると、違うのが表示されるようになってます。
良かったじゃないですか。


■くだくだ説明をするほどのものでもないですね。
とりあえずご覧ください。


■占いの結果が気に入らなくても、お母さんにあたったり
しないでください。


■埼玉県からのゆうパックでの発送となります。
振込先はみずほ銀行・JNB・ぱるるからお選びください。


■中古品につき、ノークレーム・ノーリターンでお願いします。


■蒸し暑いです。なんとかなりませんか。


■テクニカラー ご来場多謝


テクニカラー テクニカラー テクニカラー


■昨日、横浜アリーナにて行われた『テクニカラー』に
お越しいただいたみなさん、ありがとうございました!


■そして選曲班のみなさん、お疲れさまでした!


■個人的反省点
(1)音量を上げすぎない。ミキサーのメーターが赤まで行かないように。

(2)明け方でボーっとしてる時こそ、人の話はちゃんと聞く。生返事しない。


■テクニカラーのお知らせ


テクノとテクノポップ中心のイベント
『テクニカラー』にて選曲を行います。

とき/本日23時
ところ/高円寺ジャンゴ www.django.jp
選曲/HTCさん やどらんさん ミムラさん
マグさん 吉田店長 わたし
お代/千円


よろしくお願いします。いまいろいろ仕込み中です。

フライヤーα
フライヤーβ


■戦後最高においしいアメ玉の組み合わせ方。はちみつ100%×特濃ミルク8.2%n


はちみつ100%のキャンデーと特濃ミルク8.2


■関東地方は今日から梅雨入りです。梅雨だ梅雨だうまい(吉田戦車)。


■では、今日はおいしい飴玉の組み合わせについて。


■「はちみつ100%のキャンデー」と「特濃ミルク8.2」を、
一個ずつ同時に口の中に入れるとおいしいです。うまいです。
なんか、キャラメルっぽい味になります。


特濃ミルク1個に対してはちみつキャンデーを2個投入するとか、
最初は特濃ミルクだけを堪能して、それが溶けきらないうちに
はちみつキャンデーを投入するとか、
量やタイミングは市民のみなさん一人一人がアレンジしてかまいません。


(ちなみに、同時に口の中に入れた場合は、はちみつキャンデーが先に溶けます。)


■ところで特濃ミルク8.2といえば、前の会社で、
この特濃ミルク8.2しか食べない人がいた。

仕事をしながら特濃ミルク8.2。
昼食をとらず特濃ミルク8.2。
おやつの時間も特濃ミルク8.2。
残業する時も夕食をとらず特濃ミルク8.2。

と、会社にいる間は特濃ミルク8.2だけをエネルギー源に、
その人は動きつつけていました。この人なら、水と特濃ミルク8.2だけで
核の冬を乗り切れるかもしれない。尊敬に値します。


■裏返したカロリーメイトは、


カロリーメイト

裏返したカロリーメイトは、なんでこんなに
うまそうなんでしょうか。


■早くもiPod shuffleのマイナーチェンジ版がリリース!


■Fuminori氏のブログ(http://nishinyan.blog10.fc2.com/)によりますと、
新機能が追加されたiPod shuffleがリリースされた模様。

しかも、早くも、ヤフオクに出品されているらしいです。
くわしくは上記リンク先の6/9のエントリを参照のこと。


■でもこの機能で10980円は安いですよね!
iPod shuffleにあまり興味のなかった私ですが
これならちょっと買ってみていいかも。夏のボーナスももうすぐだな。


■もし、おれの年収が百億兆円万円ぐらいあったら


■もし、おれが超ウルトラスーパーめちゃくちゃ金持ちで、
年収が百億兆円万円ぐらいあったら、こんなことをしたいな、
っていうのを書いてみます。日本語で。


■新宿のパークハイアットホテルの、
プレジデンシャルスイート(一泊630,000円)に、毎日泊まる。
ただし、マイケルジャクソンやニコールキッドマンなど、
海外のタレントさんが来日した時に、「ちょっと泊まってみたいんだけど」
と云ってきたら、まあ2泊ぐらいなら泊めてあげてよい。


■コンビニに行って、ジュースなどを買った帰り、
フラッと立ち寄ったベントレーのショールームで
ついでにコンチネンタルGT(車両本体価格20,895,000円)を
キャッシュで買う。それに乗って帰る。


■吉野家で、サラダを二つ頼む。


■ニッポン放送を買い取る。そして、
月曜→伊集院光
火曜→とんねるず
水曜→コサキン
木曜→ナイナイ
金曜→西川貴教
土曜→宮川賢
という夢の超豪華ラインナップ
オールナイトニッポンをお送りする。
1部のラインナップしか決まってません。
2部はいまのとこ未定です。すいません!

(ちなみに土曜深夜28:30〜29:00の枠は
ぼくが担当します! 聴いてね!
番組へのお便りは、hanzo@allnightnippon.comまでどうぞ。)


■出川のそっくりさんを雇う。職種は、『後輩』
毎日毎日、出川っぽく振る舞ってもらう。ギャラは月80万くらい。


テクニクスのCDJを2台買う。ミキサーもテクニクスのを買う。
そしてCDJの練習をする。しかし三日で飽きてしまったので、
たまたま遊びに来てた友人が持っていたのど飴と物々交換する。


■電光掲示板の気になる文字列


■電車の中のドアの上に、細長い電光掲示板があるじゃないですか。
『こちら側のドアが開きます』とか、『急行 池袋行き』とか
表示されるやつ。
普段はまともな日本語を表示してるもんなんですけれど。


■しかし、朝、満員の電車に乗って、とくに見るでもなくその
電光掲示板のあたりをボーっと見てたら、そこには


『本αは鐘』


と表示されてたんですよ。こともあろうに。
本αは鐘。うーん…なんだろう…。


■時間の節約のため、『本αは鐘』という文字列を
力づくで強引に面白おかしく解釈して、
その前後にMMRから引用したキバヤシのアップとか、
な、なんだってーのコマを貼り付けるとか、
そういうことは、まあやりませんが、
でも本当に表示されてたんですよ本αは鐘。


■写真に撮るかどうか迷う間もなく、
本αは鐘は10秒くらいで消えました。なんだったんだ。


■よくわからないメールが来ました


先ほど、弟からケイタイにメールが入ってきました。

そのメールにはこう書かれていました。

ぞ・なむ・や・か・已然形

なんですかこのメールは。……………………
……………………………………………………
……………………………………………………(´д`)
意味がよくわかりません。
いや、古文の係り結びの法則ってのは知ってるけど、
普通こんなメール出しますか。兄に。
自分の弟のメールながら、意図が一切分かりません。
うちの弟はやはり変なんでしょうか……。
ちょっと心配になってきました。


ただ、このメールが来る前に、
ぞ・なむ・や・か・こそ
とだけ弟にメールした
おれにも責任があるのかもしれませんが
おれは無実です。マイケルも無罪です(熱狂的ファンの主張によると)。


っていうエントリなんですけど、今日は。どうですか。


■紙ジャケのCDが好きではないのです


■晩メシ? パフェ! 半蔵です。


■さて。紙ジャケのCDってあるじゃないですか。
紙ジャケットの。あれが嫌いなんですよ。
(ここでいう紙ジャケとは、デジパックなども含めます)


紙ジャケットのCD


■汚れやすいし、傷みやすい。
角が丸まったり、縁がすり切れたりで。

陽にやけやすいし、折れ曲がる時もある。
いつの間にか原因不明のひっかき傷が付いてることもある。
ステッカー状のものを間違って紙ジャケにひっつけてしまうと、
はがす時に紙ジャケまで一緒にはがれてしまう。
こんなんだから、中古で売る時の査定額に影響が出やすい。

(って、おれの整理整頓がなってないだけですか、これは)

あと、歌詞カード類が中に入っているか否かが、一目で分かりにくい。


■その点、ジュエルケース(普通のCDケース)は優秀です。
ケースがジャケットをホコリから守ってくれるし、
もしケースが壊れても新しいケースを買えばいい。
並べたり積んだりする時にも、安定感がある。


■それを、なんですか、最近のレコード会社は。
『初回盤のみ紙ジャケット!』みたいに
さも紙ジャケが特典のように謳ってますけど、
先輩、自分に云わせりゃ、紙ジャケなんか特典どころか
罰ゲームっすよ、先輩。もしくは年貢っすよ。
マジ勘弁してくださいよ佐藤先輩。


LP時代の感じを再現!てことなのかもしれないけど、
それよりは日常生活で扱いやすい方がいいなあ、おれは。


■だってさ、矢野顕子のダンナさんの『B-2 UNIT』とかさ、
こないだCDで再発されたけどさ、
あれ絶対にセカンドプレス以降のジュエルケースで買った方がいいぜ。
あれ絶対、紙ジャケだと汚れるもん。白いから汚れも目立つし。


■と、ここまで書いて、今の人はCD買った瞬間にパソコンでMP3化して
パソコンでオンガクを聴くから、CDをケースから出し入れすることも
あまりなく、それで紙ジャケも汚さないのかなあと思った。


■あと、紙ジャケだろうがプラスチックのケースだろうが
CDはきちんと整理整頓するべきだと思った。


■あと、紙ジャケのほうが環境に優しいかなあと思った。


■ブログ運営の悩みを一刀両断!点取りブログ占い(※結果には個人差があります)


点取りブログ占い(仮称)

半蔵です。えー、このブログの右側をご覧ください。
なんか表示されてますね。
新コンテンツ、『点取りブログ占い(仮称)』です。


えー、ネーミングの安直さはさておき。


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ブログ運営に関係ない占いも混じってるぞとか、
そういうことを云わないのが思いやりです。


この占いのアドバイスがきっかけで、
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莫大な収入が得られるようになるかもしれません。
その時は、ぼくに何かおごってネ!




( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` ) な、なんてひどいオチだ……

( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` ) うちの親父でもそんなこと云わねえよ…

( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` ) なあ、帰りにモス行こうぜ……


■BAR レモンハート〜普通の日記(3)


■夜。以前から行こうと思っていた、
大泉学園の『BAR レモンハート』へ。一人で。
メニューが作者直筆っぽい。
ビール(レーベンブロイ)とウイスキー(山崎)を一杯ずつ。
あとオイルサーディン。
これだけでけっこう酔ってしまった…。

さて、仕上げに炭水化物でも食うか、と
帰りのコンビニで焼きそばUFOを買う。しかも大盛り。
というか、入ったコンビニ2軒ともUFOは大盛りしか売ってなかった。なぜだ?
こんなに食えるわけないだろと思いつつ、この日記を書きながら
全部食う。午前0時半過ぎ。


■バーバパパってのは、つまり〜普通の日記(2)


■昼、仕事の合間に本屋に。
ホリエモンの本とバーバパパの絵本を立ち読み。
化け物2連発。

堀江専務の本には2ヶ所、ちょっと共感したところがあった。

「郊外の一軒家の35年ローンを払うためだけに
働き続ける人生なんて、おかしい」

「食べ物にはお金をかけよう。カップラーメンばかり
食べてる人は、カップラーメン程度の人間になる」


まあ、そうなのかも。


『おばけのバーバパパ』は、つまり、ルックスで劣っている人間は
何らかの実績を上げて(バーバパパの場合は、火事の避難を手伝う、
ヒョウを捕まえる、など)、世間に認めてもらえ、
というお話ですね。違うか…。


■朝起きて、まず布団を捨てた〜普通の日記(1)


■朝起きて、まず布団を捨てた。

ストーブで焦がしたところから羽根が飛び出るのを防ぐため、
ガムテープでふさいでたんだけど、
それがなんとも貧乏くさいし、うちに毎晩毎晩とっかえひっかえ
泊まりに来る女の子たちに、ピロートークのたびに
「どうして布団にガムテープを貼ってるの?」と訊かれるのが
面倒だったからだ。


■栓をひねると水が出るというのは幸せなことなんです


水が出ましたー!! シャワー!! ビバ水道水!!
写真があんま伝わってないけど個人的にオッケー!!


シャワー


今夜は水道水の風呂に入って、水道水で歯を磨くぞ!
うれしいなあ、もう。


■ひきつづき絶賛断水中!


■半蔵です。ひきつづき、断水です。


■空からは雨と称する水がたくさんリットル降ってきますが、
うちの水道からは水が一滴も出ません。ええ、一滴も。


■今朝は、洗面台に溜めた日本酒で体を拭いて、
ミネラルウォーターで体を流しました。
そして会社に行きました。


■そして10時ごろ、再び家主に電話。
昨日で直ってるはずの水道がまだ直ってないんです、
と告げると、
「すいません。昨日は工事の人が、
よくわかってないヒトだったみたいで。
今日はちゃんとしたヒトが来ますから。
今日は直ると思います。今晩まで待ってもらえますか?」
とのこと。

素直に納得して電話を切る。


■そして19時(今です)。

まだ水が出てきません……。

またまた家主に電話してみた。

「あのー、まだ水が出てこないんですけど……」


「ええええーーーーっっっ!??」


「いや、それこっちのセリフなんですけど……」


「わかりました。工事の人にこちらから電話してみます…」


というわけで、水が出るのはまだ先みたいです。

おりからの高い湿度と、水が出てこない不便さと、
約束を延ばし延ばしにされてるのが相まって、
だんだんと腹が立ってきましたよ、こりゃ。
家主にあたっても仕方ないから、あたってないけどねー。
でもねー……。


■絶賛断水中!


■今朝、起きたら、出ない、水が、ひねっても、栓を、水道の。
こりゃちょっとしたサプライズパーティーですね!


■しかし、『断水のお知らせ』的な貼り紙もチラシも、
うちのアパートになかったぞ。これからシャワー入って、
ヒゲ剃って歯みがきして会社行くつもりだったのに。
しょうがねえな。


■しょうがないので、とりあえず家を出て、
コンビニでウエットティッシュみたいなやつを買って、
会社のトイレでゴソゴソと服を脱いで、体を拭いて、
金玉袋は念のため2回拭いてさっぱりしたので、
どうにかいつも通りに仕事できる心持ちになった。


■昼、アパートの家主とやらに電話すると、
派手なサングラスをかけてそうな50歳くらいのババアが出て、
「給水ポンプが壊れたので、アパートの3階は全室断水中。
ポンプはいま修理中。今晩にはたぶん直る」
という情報を、3回半ぐらい反復して7分かけて説明してくださった。


■ま、今晩のうちに水が出るようになりゃいいや。


■で、渋谷に本日開店したレコード屋"sonota"に寄ってから
(※その名の通り『その他のジャンル』専門店。速記練習用レコードとか、
ボウリングの教則レコードとか、タイプライター練習用とか、
効果音集とか、製薬会社の新商品解説レコードとか、
無人島に行く友人にぜひ持って行かせたいステキなレコードがてんこ盛り。
レコードの値札一枚一枚に書かれてるコメントが
濃いので、予備知識がなくても面白くレコード探しができる。
ふつうに生活してると一生出会わないだろうレコードに
今日一日でたくさん出会ってしまいました。)
帰ってきたのだけれど、水はまだ出ない。直ってねえじゃねえか。


■水はまだ出ない。
と、頭では分かってるんだけど、無意識にキュッと水道の栓をひねっちゃうんですよ。
コンタクトレンズ外すときとか、小便したときとか、
グラスをちょっとゆすごうとするときとか。
そして、栓をひねった0.2秒後にやってくる虚しさ。
こんなもん味わわなくてよし。


■幸いミネラルウォーターの買い置きが2ダースばかりあるので、
トイレのあとはそれで手を洗ってます。不経済です。
(ちなみにトイレの水は、まだちょっと残ってる)


■明日の朝は、カプセルホテルかなんかのお風呂に行くと思います。
不経済です。


■週刊朝日で見つけた、超ものすごい絶対に驚く誤植


やいブランドン! 半蔵です。
2週間くらい前の号ですみませんけども、
週刊朝日の裏表紙のリポビタンDの広告で、
超ものすごい絶対に驚く誤植を見つけました!
あ、ハードルを上げてしまった。
えー、ちょっぴり珍しい誤植を見つけました。
これがその裏表紙です。


週刊朝日の表4です。


パッと見ると、普通の広告なんですが、
右下の部分がなんか変なんですよ。


右下の部分がなんか変です。


拡大してみましょう。


よく見ると……


「タウリン mg 配合」て……。
何ミリグラムなんだ?
栄養ドリンクのウリである、タウリンの量
という肝心な数字が表示されてません。
でかい間違いほど気づきにくいと云いますが、
みなさん校正はマジメにやりましょう。
↑なんか普通のまとめ方しかできない自分に腹が立ってきた。


# もう古いネタだから、どっか他でも紹介されてるかもしれない。
# だとしたらすまん。


■こんな髪型の人と真面目に話せる自信はありません


改めましてこんばんは、半蔵商店です。
きょう、うちの会社(宿題ひきうけ株式会社)で、広告業界の専門誌を読んでたら、
こんなファッショナブルな写真が載ってましたよ。

写真1


ききき、君! 待ちたまえ! そこ座れ! なんですか?
後頭部から何者にもとらわれず自由に生えてるアンテナは!
なんかの触覚? 受信機? 武器? すべての武器を楽器に?(喜納昌吉)
おまえはこの星をどうするつもりですか? ポイントはお貯めになりますか?
この写真の人はデンツーのお偉いさんらしいですが、
さすがデンツーともなるとアンテナ生やし放題らしいです。すげえ。
おれが赤ちゃんだったら泣いてるね。4歳半でも泣いてるね。


だってこのアンテナの一本一本がそれぞれ意志を持ってるんだろ?
伸びたり縮んだりするんだろ? それで自由に動くんだろ?
そしてとび箱やマットを片づけたりするんだろ?
怖えっつーの。訴えるぞ。


さて、後頭部のアンテナを、ためしに消してみました。
まともです。絶対こっちのほうがクライアントの印象が良くなるので
デンツーの今年の売り上げが27倍くらいになって超いいと思うんですけど。
これを書いてるいま隣の部屋から明らかにSEXしてる物音がするんですけど。

写真2


■福岡市の親不孝通りのハンバーガー屋のトイレの洗面台がピンク色のゲロでびっしり埋め尽くされていた件について


5年くらい前、『福岡市の親不孝通りのハンバーガー屋のトイレの洗面台がピンク色のゲロでびっしり埋め尽くされていた事件』を体験した。


これはどういう事件かというと、福岡市の親不孝通りのハンバーガー屋のトイレの洗面台がピンク色のゲロでびっしり埋め尽くされていた、という事件である。


福岡市の親不孝通りのハンバーガー屋のトイレの洗面台がピンク色のゲロでびっしり埋め尽くされていたら、いくら温厚なおれでもゲンナリくるし、食欲もなくなる。


というわけでみなさんも、福岡市の親不孝通りのハンバーガー屋のトイレの洗面台がピンク色のゲロでびっしり埋め尽くされていた事件には気を付けてください。って、気を付けようがないですね、これは。


■ファミコン本体の全く新しい利用法。『冷やしファミコン』はじめました。


冷やしファミコン


■夏ですね! というにはまだ早いですが、
この夏に備えて、『冷やしファミコン』をアップしました。


■三年前に『トラソニカ』という別サイトの企画で作ったのですが、
いま見ても涼し気ですね。


■しかし、おれ何でこんなの作ってたんだろう…。
勉学に、恋に、バイトに、winnyに忙しいはずの学生が、
夜中に木造アパートの片隅の台所でこんなことやってるなんて、
いま考えると他人事ながら不気味です。(←いや他人事じゃねえだろ)


■なお、このファミコンとゲームボーイはこの後しばらく、
台所に飾ってました。任天堂製品のある台所ってのも
いいもんです。で、東京に引っ越す際に捨てました。


なにはともあれご覧ください。


■これから流行る、新しいタイプの管理人キャラとは (2)


(前回からの続き)


多数のアクセス数を集めることのできる、新しいブログ管理人キャラ、
それは、




スキミングキャラです。

他人のカードをスキミングして、そのレポートをすれば良いわけです。

「2枚スキミングで330万ゲット! ヤッタネ!(b^ー゚) ・:*。・:*:・゚'☆♪ 」

「今日は7000円しか引き出せなかったよ ( ´・ω・`)」

「新宿で職質されかけた… 。゚(゚´Д`゚)゚。」

「みなさんもスキミング犯罪には気を付けてくださいね☆
えっ? おまえが言うなって? (^_^;」

と、こんな日記ならブレイク間違いなしです。ブレイクしっぱなしです。


と云いそうになりましたが、これはハイリスクハイリターンというか、
むしろあなた自身が社会生活にノーリターンなので、やめてください。
数字(アクセス数)はそこそこ取れそうですがね。


さて、新しいブログ管理人キャラを現実的に考えました。それは、


無言キャラです。


もう、ひとっことも喋りません。
すべてのタイトルが「………………………。」
すべてのエントリが「…………………………。」
読者さんからのコメントのレスも全部「……………。」
トラックバックする時も「……………………。」


そしてこのサイトがヒットして、書籍化したら、
単行本の本文は全部「……………………………
………………………………………………………
………………………………………………………
………………………………………………………。」


これは、新しいです。
(ええ、新しいですけども………なにが楽しいねん。)


このサイトが大ブレイクした暁には、
「……………………………。」が流行語大賞に選ばれるかもしれませんね。


ということで、管理人のキャラづくりに悩んでるみなさんは、
これからこの無言キャラでがんぶってください。
(また噛んでるやん……。)


■これから流行る、新しいタイプの管理人キャラとは (1)


はい、みなさん。おはようございます。
今日はこうやってみなさんに集まっていただきましたけれども、
よーし、今日は先生しょっぱいこと云いますよ。云いますよ。
よく聞いてくださいよー。

えー、


「捨てブログ」を「半蔵商店」に改めて以来、


一日あたりのアクセス数が半減してます。


えー、しかも、これだけにとどまらず、


一日あたりのアクセス数が半減してます。

(岡村さん? 岡村さん? 同じこと2回云うてますよ?)


これじゃ半蔵商店じゃなくて半減商店ですよ!
(あまりうまくないですよ岡村さん。
あまりうまいこと云うてませんよ。)



これはつまり、ブログをやるんなら以前のように「部屋を掃除する」なり
「部屋にあるものを捨てる」なり、なにかワンテーマ設けたほうが良い、
ということです。

ま、たしかに、半蔵商店と云われても、
「それ何のブログなん?」て話ですよね。
なんのブログかわかりづらいですし、
いまのとこはノンテーマなブログですからね。


ノンテーマでやるなら、筆者がかなり有名人とか、
もしくはかなりキャラ立ちした人じゃないと厳しいです。


けれども、モテない男キャラや、自虐的オタクキャラ、
デジタルグッズ大好きキャラ、ベンチャー起業を目指すキャラ、
カスタマーセンターに勤める社員キャラ、
風俗で働いてますキャラとかは、もう偉大な先達が多数おられますので、
我々は新しいキャラを開拓しなければなりますん。
(噛んでますよ。なりますん云うてますよ。)


そこで、我々は今日、ここで、このブログ時代にふさわしい、
新しい管理人キャラを提案したい、と思います。
多数のアクセス数を集めることのできる、新しいブログ管理人キャラ、

それは、


(次回に続きます)


■都市伝説? ただの記憶違い? ドラえもん謎の回「タレント」


■ドラえもんの都市伝説といえば、「ドラえもんの本当の最終回は、」とか、
「のぶ代と小原乃梨子の仲が悪い」とかそういうやつなんですが、
ここではそれとは別の話。


■2004年、2chのテレビ板で以下のような書き込みを見かけました。
手元にログがないのですが、その書き込みの要点はこんな感じです↓

「アニメのドラえもんに『タレント』というサブタイトルの回があった。
その回は、キャラクターの顔がいつもと違って、なぜかゆがんでおり、
ストーリーもよく意味が分からなかったし、オチもなかった」



■自分は、放送事故とかオンエア中のトラブルとかに興味があるので
この書き込みがなんか気になってしまい、
その後ネットでちょこちょこ検索してみました。しかし詳細は一切分からず。


■でも、こないだ「都市伝説掲示板」というとこをたまたま見てたら、
この話題について触れている方がいました。

「ドラえもん」の何百話にもおよぶ膨大なストーリーの中に「タレント」と言う話があるのだそうです。少なくとも自分はそう理解しています。
ただしその内容は一切明かされず、2chでドラえもんがらみの話になってくると「タレントって何?」というようにネタフリをする人が現れ、大抵の場合は「タレント」というのが何を意味するのか分からず流れてしまう…というもの。


HN「這い寄る混沌」氏の書き込み(No.3851 - 2005/05/05(Thu) 22:47)より引用。


■その後、グーグルで「ドラえもん タレント」と検索すると、
以下のような書き込みを見つけました。
・Yahoo!知恵袋
・ドラえもん掲示板(Googleキャッシュ)
気になってる人は多いみたいです。


■また、2chの「ドラえもんの中のオカルトを語る」というスレッドでも
この件が採りあげられてるらしいですが、自分はいま「2ch断ち」中なので、
見てません。(我ながら変なことに律儀だ)


■小さな記憶違いや思い違いが五重にも六重にも重なってできた都市伝説
かもしれませんが、いや、都市伝説の域にもまだ達してない
ただの噂話かもしれませんが、なんか気になります。
ドラえもんマニアではないんだけれど。


■ということで、ドラえもんの「タレント」、気になるなあ、
ということでこの項終了。
オチも結論もないです。すみません。気になったもんで。


# しかし、その他の都市伝説(電子レンジに猫、など)は
# わりと冷静に聞けるのにこの件に関しては
# けっこうハマって検索しちゃいました。


■ポンキッキの教育セットは


■『ポンキッキの教育セットは、楽しいよ〜』という、
黄緑色のタオル地の化け物によるナレーションが入るだけの静止画像CMが、
かつて「ひらけ!ポンキッキ」の時間帯に流れておりました。


■そのポンキッキの教育セット、
このサイトによると、こんな値段するらしいです。
インクレディブル! エクスペンシブ! ニンテンドッグス!
個人ではちょっと買えません。


■ちなみに、某アメリカ鼠の英会話システムも半端なく高いらしいです。
公式サイト見ると、無料サンプル差し上げますとか云ってるが、
肝心の教材そのものの値段がどこにも書いてない……。


■トマトソースとカルボナーラを混ぜて食べてみたよ


(前回のエントリの続きです)


■はい。これがゆでたてのパスタです。これだけでもうまそうですね。
ちなみに麺は昭和スパゲティの1.6mmです。
mcc2


■これにローマ風トマトソースを投入。これだけでもうまそうですね。
mcc3


■そして、カルボナーラをかけます。
mcc4


■混ぜます。よく考えたら、ソース同士だけを混ぜてからかける
という手もあった。
mcc5


■そして食べます。味は、まあ、口に入れた直後は
トマトソースの味が勝ってて、でも後味はカルボナーラが
優勢って感じですね。変な味ではないです。
mcc6

■結論。別に普通。以上。


もっと盛り上がる文章になると思った自分が浅はかでした。
と一流ホームページ風に〆てみたよ。


■これからトマトソースとカルボナーラを混ぜて食べてみるよ


パスタソース


■トマトソースとカルボナーラを混ぜてたら
どんな味がするのか試してみたくなったので、試してみます。
これもある意味、マッシュアップですね。そうか?

結果はのちほど。


■なお、ソースには、MCCのカルボナーラと
ローマ風トマトソース
を使用しました。


■なぜ3000円の無印良品のカバンで出勤するハメになったか


■新しいカバンを買うまでの、当分のつなぎとして、
無印良品でカバンを買ってきた。


無印のカバン


■なぜ新しいカバンを買わざるを得なかったかというと、
それは私が前のカバンの上に吐いたからであり、
なぜ吐いたかというと、製版会社のN氏と飲みすぎたからであり、
なぜN氏に飲みに誘われたかというと、その日の夕方、
出張校正でN氏の会社にいたからであり、
なぜ出張校正していたかというと、おれが原稿を仕上げるのが
遅れてしまったからであり、
なぜ原稿が遅れたかというと、おれが原稿の締め切り日を
間違えて覚えてたからであり、要するに自業自得ですね。


■でも、駅の床という公共のスペースを汚さないよう、
自分のカバンの上に吐いたという私の英国紳士ぶりは、
もっともっと評価されていいと思う(『ダ・ヴィンチ』誌やEU各国の首脳陣に)


■テクノとハウス、どっちが強いと思う?


テクノとハウス、どっちが強いと思う?
と、「強い」の定義もはっきりさせないまま
話を進めますが、結果は以下の通りになりました。


■テクノ→ここをクリック


■ハウス→ここをクリック


ということで、テクノの勝ちです。

( ´д)人(´д`)人(д` )イエー


テクノの勝利を記念して、デリック・メイさんには
何か良い物を贈っときます(さんま御殿ふう)。


# ハウスの中の人も負けるな!


■渋谷で『EXPO』の11年ぶりのライブを見た


薄皮つぶあんぱん

昨日、山口優さんと松前公高さんのロックバンド『EXPO』が
11年の沈黙を破り、11年ぶりのライブをしてたので見てきました。
11年か。あと1年待てば干支が一回りできたのに。惜しい。


名曲「赤ちゃんコンクール」が生で聴けたのと、
最前列の客が「WIRED(雑誌)」のロゴの入ったキャップを
かぶってたのが良かったです。あれって誌上の通信販売でしか
買えないんじゃなかったっけ。


そしてEXPOは来月、1ヶ月の沈黙を破って1ヶ月ぶりのライブを
やるかもしれないらしいです。
伝説が2ヶ月で2回も見られるなんて、
ヤマザキの薄皮つぶあんぱん(5個入り)ぐらいにお得ですね。


■史上初!コロッケ(食べ物)によるエントリ


コロッケ1
どうもーコロッケですー。よろしくー。


コロッケ2
わー。


■『わたしの時間』レポート


5月21日、日本の阿佐ヶ谷にて、『わたしの時間』という儀式がありました。これは、『オトノチカラ』というテクストサイトを主宰するO-TOさんが主催するリサイタルです。


リサイタルといっても剛田剛さんが催すほうのではなく、具体的には、レコード(黒い円盤状の物)を互い違いに回転させたり、いろいろな機械きれいな石などを叩くことで音楽を演奏したりという、そういうほうのリサイタルです。


全日本レコードのライブの模様


会場に怒った牛が乱入してきたため、全日本レコードのライブが、急遽トークライブに変更になるというハプニングこそありましたが、昔から好きだったテクストサイトの管理人・桑島さんのDJを初めて生で見られたり、パーティションズのメンバーによる「通路に置いたワンカップ大関を倒したのは誰の責任か」という内容の白熱したディスカッションが聴けたり、とても充実したイベントでしたよ。タバコを吹かしつつMC-303をいじるO-TOさんが格好良かったです。


このイベント、2回目の予定もあるそうなので、ご近所といわず北緯30°〜40°にお住まいの方はぜひ遊びに行ったほうが良いと思います。


# なお、パーティションズとは、次世代を担うテクノポップバンドです。
# カバー曲の選曲センスやぶっちゃけたMCなど見逃せないポイント多数です。


■居酒屋のたこわさびの美味しい食べ方


チキン? オア ビーフ?(火事ですか? 救急ですか?)
半蔵です。


居酒屋で、しめくくりの雑炊をたのむとき
(鍋料理の仕上げの雑炊でも、単品の雑炊でもオーケーです)、
いっしょにたこわさびも注文するんですよ。


で、そのたこわさびを雑炊にトッピングして食べると
たいへんに美味しいです。著しく美味しいです。


たこわさって、1杯目の生中と一緒にたのむような
ほとんど前座のような扱いをされがちですが、
こういう食べ方もあります。


■iPod shuffleなんか買って米国企業に無駄な金を落とすんじゃない


おれも知らなかったんだけど
iPod shuffleって自分で作れちゃうみたいよ。
しかも材料費も、高くても2000円ぐらいで済むらしい。
ここ見たら、一万円だか二万円だか払ってiPod shuffleを買うのが
アホらしくなった。

http://nishinyan.blog10.fc2.com/

おれもこの週末、一台作ってみようと思います。
AppleのiPod shuffleは"Made in China"って書かれてるらしいけど、
自分で作ればMade in Japanだな。高品質です。
アイスランドで作ればMade in Icelandで、涼しげです。


■カバン買い換えた方がいいかもと思う方はスイッチオン


(下のエントリから続きます)


■そして今朝、目覚めたら完全な二日酔い。
頭と臓器がズキズキするし、吐き気がするし、ついでに下痢気味。
とりあえず会社に行く準備はしてみたものの、
そもそもカバンがゲロまみれなんですよ。
相原勇ふうに云うと、カバンがゲロまみれだい!なんですよ。
まあカバンの上に吐いたから当たり前なんだけどさ。


■しかも、カバンの中からは買った覚えの一切ない
レモンジュースのペットボトルが出てくる。いつ買ったんだ?
どこで買ったんだ?
なんでヤクルトの「レモリア」なんだ?


■しょうがないから今日はリュックで行くことに。


■ちなみに靴やスーツのズボンの裾にもゲロの破片が…。
こんなんでよく電車乗れたなあ。


■帰りにファミリーマートで買ってきたアイスクリームは
とっくにシェイク状に溶けてたので、それを飲んで、吐いてから出発。


■しかし、駅について電車に乗ると、頭痛と吐き気がもう我慢できなくなって、
今日は会社を休むことに決定して、次の駅で石神井公園に引き返しました。
そして、食べて寝て、食べて寝てをくりかえして酔いをさましてました。


■今日、口にした物。

・前述の、溶けたアイスクリーム。
・ポカリスエット(900ml)
・ざるそば
・ソルマック胃腸液
・ウコンの力
・サントリーの天然水
・バナナ(エクアドル産)
・ウィダーインゼリー



・ミートクリームスパゲティ(小)
・ハンバーグ弁当
・スコーン(チーズ味)



夕方
・焼きそばUFO
・プリン(3ヶ)
・ボルヴィック
・レモリア(いつどこで買ったかは不明)


■二日酔いのときは、臓器が食べ物からの栄養を
吸収しきれなくなるそうなので、
そのぶん今日は多めに食べました。ちょっと食べ過ぎな感じもしますが。


■じゃあ夜食買ってきますので、このへんで失礼します。


■敗因は、飲んでるときに食べ物をあまりとらなかったこと


■今日は二日酔いで会社を休みました。


■木曜日の夜七時。製版会社にて出張校正を終える。
「で、半蔵さん、このあと一杯どうですか?」
と、その会社のNさんからのお誘いで、
神田駅の周辺で飲むことに。


■ええ。一軒目の記憶はあります。メニューまで思い出せます。
飲み物はビール大瓶1本と、焼酎のロックを2杯でした。


■そして二軒目に入って、電気ブラン(30°)を2杯飲んだのも思い出せます。


■で、十時ごろに二軒目を出てからの記憶がものすごく断片的になってきます。


■池袋まで我慢できなくて、いったん巣鴨で降りて、
階段のふもとでうずくまってカバンの上に吐いたのと、
池袋駅のトイレで吐こうとして吐けなかったことと、
石神井公園に着いて、ファミリーマートでポカリスエットとアイスクリームを
買ったことだけしか思い出せない。
ここまで記憶がとぶのも久しぶり。


■結局、家に着いたのが午前一時前…。
神田から石神井公園まで帰るのに3時間もかかってます。
もしかしたら、巣鴨以外の駅でも降りたり吐いたりしてるかもしれない。


(上のエントリに続きます)


■おまえは絶対大丈夫


菓子パンをムシャムシャと
食いながら電車を待っている女を、
昨日の朝、池袋駅で見ました。
年は20代前半。


ええ。その女は、ヘッドホンで音楽を聴きながら
包みから半分出したその白い菓子パンをほおばってました。
はい。白い菓子パンということは、
ヤマザキのランチパック(ピーナッツ)あたりでしょうか。


そして、その女の立っているところは、
あきらかに女性専用車両が停まる位置でした。
なんだって? 女性専用車両? するってぇと、あれかい?
おまえさん、こ、これに乗るつもりかい?



あのな、おい、どこをどう勘違いしてるのかは知らないが、
駅のホームで電車を待ちながら平気で
菓子パンをムシャムシャ食ってる君みたいな女は、
普通の車両に乗っても一生フォエバー痴漢にさわられたり
しないから安心しなさい。



と、その菓子パン女を見かけた人間なら
性別を問わずそう思っただろうし、
「今日のブログのネタはこれだな!」と
心に決めた人も少なくなかったはずだ。


あと、5年前に福岡で、
電車に乗り込むなりカバンからすかさず
取り出したアイスガイを一心不乱に吸い込み始めた女も
見たことある。マナー違反とか云うよりも、なんか怖かった。


■おれ、コンビニの店員にあだ名を付けられてるかも……という予感は、たいてい当たっていますよ


■こんばんは、飯島恋です。

↑あのー、これ、出だしの掴みギャグとして成立してますか。
どうなんですか。

↑不安ならやるな。


■さて、ぼくは会社に行く途中、
コンビニで『スパムむすび』をよく買うんですよ。
これは、大きめのおにぎりに焼いたスパムを乗せて、
海苔で巻いたやつで、忙しい朝だとマックいじりながら
片手で食べられて非常においしい。かつ、著しく便利。


■で、このスパムむすびが気に入ってしまい、
多い時では週4くらい、このコンビニで朝食のスパムむすびを
買ってるのです。


■で、ひとつ気になることがあります。
『おれって、ひょっとしてコンビニの店員の間で
あだ名つけられてないか?』



■で、自問自答になりますが、これ多分あだ名つけられてます。
たぶん『スパム太郎』とか菓道の製品みたいな名前つけられてます。


■なぜかというと、おれがコンビニでバイトしてた時も、
常連客は、みんなあだ名つけて呼んでたから。


■たとえば、『氷おばさん』とか、『サーチばばあ』、
『ミネラル外人』、『タグ山タグ男』とか。

うわー、そうそうたるラインナップ!!
みなさん元気ですかね?


■命名の由来をいちいち書いてくと、意外につまらないので
割愛しますが、しかし懐かしい。まだ2年前のことですけどね。

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■さて。おれは、このままスパム太郎と呼ばれつづけるのもシャクなので、
意表をついて、いつものコンビニで、スパムむすびでなく爪切りを買った。

とはいえ、
「今日さー、スパム太郎が爪切り買ってったぜ!」(゚∀゚ )
「うそー、マジうけるんですけどー」(゚д゚)
とか会話してて、けっきょく根本的な解決にはなってないような気がする。


■できることならもっとエレガントに、『スパム王子』と呼んで欲しい、
わけがない。


■「昔の着メロ」を採譜してみるの巻 (後篇)


(前回からの続きですよ)


■実家に電話をしました。すると弟が出ました。
そこでおれは、これまでの一部始終(1862年の生麦事件から
2002年のYOSHIKIのglobe加入まで)を話し、
電話口で「テレテテ テレテッ♪」と
何回か電話口で繰り返し唄いました。
そして弟にピアノでその旋律を耳コピしてもらいました。


旋律の伝達


そしてさらに、おれがそのフレーズを記譜しました。
するとこんな感じになりました。



楽譜


前々回は「テレテテ テレテッ♪」と表記しましたが、
「テレテテ テレテテ♪」のほうがより正確ですね。
みなさんも、お手持ちの楽器(ユーフォニウム、ナノループ、テルミン等)で
スタッカートを効かせて演奏してみてください。

ドドミミ シシソソ♪
ドドミミ シシソソ♪
ドドミミ シシソソ♪
ドドミミ シシソソ♪


いまでも、ごくたまに街でこの着メロを
耳にすることがあります。そのとき、ちょっと懐かしくなります。
嗚呼、あの頃に戻りた、くない。別に。


■「昔の着メロ」を採譜してみるの巻 (前篇)


■お金ならあります。半蔵です。


前々回のエントリで、99年ごろのケイタイの着メロのモノマネを
披露しましたが、あまり伝わって無くてすみません。そのため当サイトの
掲示板には、「よくわからない」「伝わってない」「ニャホニャホタマクロー」
などの書き込みが11京件も殺到してしまいました。


■この「昔の着メロ」をみなさんに、より正確に伝えるために
我々取材班(ひとり)は、まずファミリーマートに行きました。
そして、チキンカツ弁当と、納豆と、「部屋干しトップ」を購入しました。
(ちなみに部屋干しトップとは、洗濯物に生乾きのにおいが残らない洗剤です。)


■すると店員の奴は、納豆と部屋干しトップを同じ袋に詰めるのです。
洗剤とか石鹸とか芳香剤とか、匂いのする物は別の袋に詰めなさい、と
研修の段階でちゃんと教えといてほしいものです。


■そして部屋に帰り、ビデオに録っといた「エンタの神様」を見ながら
あー、今週のはハズレだ、と思いつつ
納豆とチキンカツ弁当を食べました。


■ほんとは納豆ごはんを食べたかったのですが、ファミリーマートには
単品のライスが無かったので、やむなくチキンカツ弁当と納豆を
食ったのです。不経済すぎます。


■そして、実家に電話をしました。
(つづく)


■その他の雑酒(2)


■きょう、その他の雑酒(2)を飲みながら、
ビデオに録った笑いの金メダルを見ていたら、

















■と、ここまで書いたところで、ただ「その他の雑酒(2)」って
書きたかっただけだなあこの人、と、当の自分ですら思ってしまったので、
この文章を書くことを止める。しかも飲んでたのはその他の雑酒(2)どころか
梅酒だしね。しかしなんだよ雑酒って。
どう転んでも美味しそうな字面じゃ無いなあ。
あ、でも雑穀米って美味しいよね!


■と、「雑」という漢字にすらフォロー入れてるおれって何だよ、いったい。
気を遣ってどうする、「雑」の字に。
そうやって、誰も彼も傷つけない無難な方向に持っていこうとするから
ダメなんだよね。

「まあまあ。そこらへんが半蔵くんのいいとこなんだから」

うるせえよ。あんまし勝手なこと云ってると、
てめえの曲を小西康陽風にリミックスして、
自主制作盤としてユニオンとジェットセットで売るぞこの野郎。
16分音符でスネア連打して「パーーー!」って独特なコードのホーンで
締めくくるぞ。練馬区なめんなよ。玖保キリコの出身地だぞ。


■ヤフオクでは、玖保キリコグッズを
「久保キリコ」と間違えて出品してる人もいるから、
『保キリコ』で検索すると、良いですよ。
ってヤフオク豆知識で今日は終了。
なんだ? この文章。今日はやけに腹が減りますよ。


■細かすぎて伝わらないモノマネ「昔の着メロ」


昨日、とんねるずの番組で
『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』というのをやってたので
じゃあ、おれもちょっとやってみます。



えー、では、
1999年ごろによく聞かれた携帯電話の着メロ。



テレテテ テレテッ♪ テレテテ テレテッ♪

テレテテ テレテッ♪ テレテテ テレテッ♪



いや、文字だけではやっぱり伝わらないですねというオチには
持っていきませんよ? 伝わりましたよね? 伝わりませんか?
ほら、頭の中でもっと1999年を思い出してください。
6年前です。平成11年です。そう、ダイエーとローソンで
バイトをかけもちしていた年です。←個人的思い出。
ではもう一回。


テレテテ テレテッ♪


伝わった?


# 着メロが単音だったあの頃。


■pengoがver 0.03にバージョンアップ


pengo0.03


■ものすごくアクセス数にムラがある写真サイト、
pengoの管理人の半蔵です。こんばんは。
5月7日に、そういえば更新してたのでお知らせします。


■いや、ほんとにムラがあるんですよ、アクセス数。
昨日は240だったのに、今日は4とか。



4て。



60分の1ですか。無駄に改行しちゃったよ。


■さて、自分で云うのもなんですが、
部屋の電気を消して、ヘッドフォンで音楽を聴きながら、
pengoの写真を次々にクリックしていくと結構はまりますよ。
音楽は何でもいいですが、デトロイトテクノなんかが合うと思います。
ぜひ、デリック・メイの『イノベイター』とかで試してください。


■さ、音楽の準備はできましたか?


では、どうぞ。


■最新型マイコン・PowerMac G5のその後。


N5200


さて、最新型マイコン・G5が私の職場に来日したというニュースは、
以前書いた。日本語で書いた。


それはいいのだが、会社に届いたこのG5を、段ボールから出し、
机に載せ、電源につなぎ、モニタと本体をつなぎ、
マウスとキーボードをつなぎ、MOドライブをつなぎ、
と、つなぎにつないだところで、われわれは『ポリスアカデミー』全作を
ノンストップで鑑賞しきったのと同じくらい充実した達成感に見舞われ、
「プリンタにつなぐのは後日でいいよね(・A・)」
と作業を先延ばしにしてしまった。


これが諸悪の根元で、あれ以来、プリンタにつなぐどころか、
誰もG5にさわってすらいない。
だってプリントできないパソコンなんて、仕事で使えないじゃないですか。
でもプリンタのドライバとかインストールするの面倒だもんなー。
いちいちCD-ROMを探すところから始めないといけないし。
これを読んで、ドライバぐらいインストールしろ!と思った奴。
じゃあお前がドライバをインストールしに来い。
おみやげは和菓子でも洋菓子でもいいから。ウイスキーもいいな。
重いのが面倒ならビール券や現金でもかまいません。


というわけで我が社のパワーマックG5は、
Windows 95ブームの時、お父さんが買ってきたまま
居間に放置されているPC-9821みたいな扱いを受けてます。ひどい。
しかも、われわれがG5を買って数日と経たないうちに
マイナーチェンジされた新型G5が発売されるという
画期的なタイミングの良さ。

(写真は、ほったらかしのパワーマックG5。
買ったばかりなのに、OSは10.3)


■東京全日空ホテル 〜半蔵東京朝食 第3回


■おはようございます。庶民です。
庶民が東京のホテルの朝食ブッフェを食べるレポートの
第三回です。


■5月2日は、東京全日空ホテルに泊まったので、
自動的に朝食も同じホテルの2階にあるレストランで
食べることになりました。


■結論から云うと、(・∀・)イイ!!


■まずだいたいの料理の分布。
(けっこう込み入ったレイアウトだったので、
記憶違いがあるかもしれません。)

【入り口すぐの円柱a】各種パン、シリアル
【小さいカウンター】ジュース、牛乳
【カウンターa】洋食(ハム、ベーコン、ソーセージ、卵料理、スープ)
【カウンターb】和食(ご飯、みそ汁、納豆、鮭、鰆、小品)
【店の奥の円柱b】サラダ、チーズ、ヨーグルト、フルーツ

料理の選択肢が多いのは嬉しいもんですが、ここは十分に多いほうだと思います。


■本日食った料理は以下。参考までに(何の?)。

・和食。
鮭と鰆と、おからのサラダ(好物)と、梅干しと昆布の佃煮とみそ汁。
と、ご飯。

・洋食
スクランブルエッグ、ベーコン、ボイルしたコーン、パンケーキとか。
あとミネストローネ。

・それとサラダとフルーツと、デザートがわりにシリアル。


■かゆい所まで手が届くというか、けっこう細かいとこも選べます。
たとえばベーコンは柔らかいやつとクリスピーなやつが選べたり、
パンケーキにもメイプルシロップとハチミツが用意されてたり、
サラダの塩も3種類から選べたり。


■オムレツをカウンターで注文すると、目の前で作ってくれます。


■あとシリアルが、シリアルディスペンサーとでも云うべき物体に入ってた。
レバーを引くとシリアルがザザザと出てくる仕組み。初めて見たよ。
ちなみにに、シリアルに和えるサクサクしたやつ(名前不詳)も5種類くらい用意されている。


■いろいろ選べて、うまくて、サービスも良い。と。
良い朝食なんじゃないでしょうか。おれは多分、朝食のためだけに
石神井公園からこの店にまた来ると思う。


◎カスケイドカフェ (全日空ホテル2F)
【利用日】5/3
【味】(・∀・)イイ!!
【品揃え】豊富
【定価】税込み2625円+サービス料10%
(※今回は朝食付きの宿泊だったので、この価格より割安でした)
【備考】コーヒーか紅茶付き。席で淹れてくれます。

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【バックナンバー】
第1回:パークハイアット
第2回:赤坂エクセルホテル東急


■21エモン


自分と、他人(a)と、他人(b)の、合計3人で、
21エモンについて語り合った。


それはさておき、自分も、他人(a)も、他人(b)も、
誰一人として主人公のことを『21エモン』とは呼ばず、
『のび太っぽいやつ』『のび太みたいなやつ』『のび太キャラのやつ』
としか呼んでなかったのが、少し不思議(SF)だが、
ボストン茶会事件に比べると、
こんなことはちっぽけなことなのかもしれない。


■フライヤーをお持ちの方は500円オフ


■先週の土曜、燃えないゴミを出し忘れました。
30リットル袋が2袋。


■しょうがねえな、今週の土曜まではいったんベランダに置いとくか
と、30リットル×2をベランダに運ぼうとしたところ、
そこにはすでに、先々週の土曜に出し忘れた
燃えないゴミ(30リットル1袋)が。


■おかげで、うちの猫の額のようなベランダは、
中身を確かめるのも面倒で捨てたCD-Rやら、
コンビニ弁当のトレイやら、高級紳士服店でスーツを買った時に付いてきた
スーツを入れるケース(THE SUIT COMPANYと書かれている)やらが
詰まった30リットルのゴミ袋が3袋もならんでいて、
ちょっとしたパーティーです。イベントです。レイヴです。
23:00START!!です。2000yen(w/1drink)です。


■30リットル袋が3つなんて楽勝じゃん。
おれなんかもっと溜めてるぜ!っていう人もいるかもしれませんが、
これは僕のベランダなので、そこらへんはご理解・ご協力よろしくお願いします。


■あえて掲示板を設置


■まあ平成自体が昭和のパロディみたいなとこあるからね。


■↑と、本文に一切関係ない、いわくありげなセリフで始めてみました。
友人との会話中に何気なく挟むといいかもしれないよ。

と、思ってGoogle検索すると
同じことを書いてた方がいらっしゃいましたよ。
参りました。


■急にアクセス数が増えるわけでもなく、
おもしろい文がスラスラ書けるようになるわけでもなく、
雑誌に紹介記事が載ったりするわけでもないけど、
ドメインとって移転して模様替えというのは良い物です。
一人で地味に盛り上がれます。


■さて、模様替えにあたって、コメント欄を撤去して
新たに掲示板を取り付けました。しかも超地味なやつ。
スタジオ中の若手芸人がいっせいに立ち上がって
それ地味すぎますやん!と指さしてくるくらい地味。
いまどきstlfbbsというのも渋い。ぜひ書き込みを。


■あ、いまからシアターDにライブを見に行きますので。このへんで。


■テレ朝で4:55から21エモンを再放送するそうです


■スパナ、レンチ、トンカチ、糸ノコなどを駆使して、
IEでデザインが崩れるという不具合を
どうにかこうにか修理しました。


■2000円で、若武者や一を買わず、
スタイルシートの本を買って、本当によかったなあと
思いました。


■タイトルと本文は、
ファンタスティックなまでに無関係です。


■いきなりすみません


■と、今日からリニューアルしましたが、
IEでこのサイトを見ると、デザインが画期的に崩れることが判明しました。
すいません。Firefoxでしか動作確認してませんでした。


いまから復旧作業にかかりますので。
しばしお待ちください。

ココイチ

駅前のココイチでカレー食べて
エネルギーも補給しましたから。
ええ。ライスは400gです。
はい。トッピングは野菜と、
あと明日は休みなのでニンニクも付けました。


■引っ越してきました。


■こんにちは。gooブログから引っ越してきましたよ。


■じゃ、改めて自己紹介します。

半蔵といいます。えーと、自己紹介は苦手なのでこのへんで。
じゃあつづいて、このブログに関する説明を。


■以前は部屋掃除の模様を生中継する「そうじブログ」
その後、部屋の要らないものを次々に捨てていく「捨てブログ」
をやってました。

が、だんだんブログのテーマから逸れた身辺雑記を書くことが多くなったので、
ここらへんでいったんリニューアルすることになりました。


■半蔵商店。というタイトルですが、これはあくまで仮題で、
なんか良いタイトルを思いついたら、変えます。

「半蔵インターネット」という題も考えましたが、
ちょっと長い。


■そんなわけで、今後もよろしう。