■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

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■コクーン歌舞伎『佐倉義民傳』


■先週の火曜日、コクーン歌舞伎『佐倉義民傳』を観てきました。


■この芝居はラップが一つの売りだったのですが、そのバックトラックがあまりかっこよくなかったので、ラップが活きてなかったような気がします。

ラップの作詞にいとうなんとかを迎えたように、トラックにも例えばスチャダラパーのシンコを起用するとか、そういう発想と予算があれば、ラップが一段とかっこよく聞こえたかもしれません。


■さて、終盤のラップですが…………。

あそこで具体的な地名を挙げて世界情勢を持ち出したりするのはさ、なんか、こう、市民団体が市民ホールでやるようなお説教くさい劇というかさ、高校生が研究発表の一環として文化祭で上演する劇というかさ、それにかなり近いものを感じた。

なによりも、ああやって話を広げ過ぎちゃうと、これまでの劇の印象が一気にぼやけるでしょ。開演から今までの劇はなんだったんだ、ってなるでしょ。


■ラップの歌詞を手がけた、いとうなんとかという業界くんにはさ、去年のワールドハピネスでもそうだったけどさ、なんかこう、おれが大衆を啓蒙してやろうみたいな姿勢をちょーっと感じてしまうわけですよ、どうも(ま、歌詞の内容については、他の製作者の意向もあるのかもしれないけど)。

いや、ヒップホップと和の文化の両方に通じていて、かつ歌詞も書ける人材なんて、いとう氏以外にあんまりいないのは確かだし、その点はすごいと思うけどさ。おれも「ピチカート VS 坂本龍一 VS いとう」という謎の組み合わせのマッシュアップ作ったことあるしさ。関係ないか。


■この劇、見応えのあるシーンももちろんあるんですよ。船を出して川を渡るシーンとかさ、主人公が再び江戸へ経つシーンとかさ。

子役もものすごく上手いしさ。ところどころに入るくすぐりも笑えるしさ。

でも観劇後の印象は、あまり良いものではなかったです。終盤の、時代設定をずらしての展開も、正直あまり意味が分からなかった(これはおれの理解力が足りないだけかもしれないけど)。


■この日はあくまで予習ということで、立ち見の当日券で見てまして、別の日の平場席チケットも買ってたんですが、結局そのチケットは銀座のチケット屋に放流してしまいました。

(でも、千穐楽ちかくになるとまた見に行きたくなるかもしれない…。)


■ちなみにこの劇でいちばん印象に残ったのは、小太りの百姓ラッパーです。存在感があった。