■2017/8/11〜20は夏休みで沖縄です。14〜16は石垣島、と思いきや意外に宮古島。


■gocoupのシングル今秋完成予定です。

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■スーパー歌舞伎II 『ワンピース』 11/3 新橋演舞場


■けっきょく砂原良徳ライブ、ではなくワンピース歌舞伎再演、行ってまいりました。切符を買った日がライブの日だったんですね、しょうがねえじゃん、おれだってどっち行こうか悩んだよ!

すでに買った11/3のワンピース切符を金券屋に放流して、まりんのライブに行って、ワンピースは別の日に見る、という手もあるにはあったんですが、11/3の切符を手放したくなかったんです。花道近くのいい席だったから。この席と同じグレードの切符を別の日(それも土・日・祝)で手に入れ直すのは、ムリではないけど、ちょーっと難しいかなあ。

うん、'15年の初演は2階席後方で見てたんですね。だから今回は1階席で見てえなあ、と思ってまして。で、どうせ1階席なら花道に近い方がいいよね。ということで、ワンピースは今日観ることにした。ごめん、まりん。


■ということで、近くのスタバでコーヒーに真顔で牛の乳を混ぜた飲み物を買ってから新橋演舞場へ。劇場の外で、「ルフィの歌舞伎弁当」1500円を調達してから入場。1階席は、やはり、足を踏み入れたときの昂揚感が違うなあ(なにぶん、歌舞伎座ではもっぱら3階席なもんで)。いったん客席を出て、筋書と、あと、買おうかなどうしようかな、としばらく迷ってタンバリンを購入してから着席。16:30開演。


■初演をご覧になった方はご存知の、あの、舞台に置かれたルフィのフィギュアの本物の影がアニメになって動き始めて、オープニングのムービー。

で、奴隷市場のシーンから芝居が始まったのですが──

開幕して何分も経たないうちに(支配人ディスコが商品の紹介を終えて、チャルロスが出てくる直前)、突如「ワンピースのキャラクターが描かれた定式幕」が引かれて、

芝居が止まった

んですね。この幕、第1幕のラストで出てくるはずのやつだよね、なんでこのタイミングで出てくんの!?

おれ、歌舞伎を見始めて7年半くらいだけど、芝居が止まるなんて初めてだぞ、おい…。


■やっぱりさー、猿之助のニュースあったしさ、一瞬、良からぬ想像が頭をかすめちゃうじゃないですか。

支配人ディスコが場つなぎで登場し、舞台機構にトラブルがあった旨を説明。何分間か芝居が中断したのち(何分間だろう。正確な時間は覚えてないです)、仕切り直し。ド頭のルフィの影絵アニメ→オープニングムービーからやり直しという、なかなかの放送事故。笑

ともあれ、無事再開して良かった…。


■この後のあらすじとかは、他の方のブログを参考になすってください。


■右近ルフィは、たとえて云うなら『あらしのよるに』の松也の“めい”みたいな、ちょっと女形入ったような感じで、そこが猿之助ルフィとはいちばん違ってるところかな、と思ひました。

で、巳之助ボンクレーは相変わらず素晴らしいですね。あと、猿弥(50)、右團次。過去ログを読み返したわけじゃないけど、たぶんおれは二年前も巳之助と猿弥(48)と市川右近がよかった、みたいなことを書いてると思う。


■いちいち書くことじゃないかもしんないけどさ、この芝居は、少年ジャンプに連載中の漫画が原作であるにもかかわらず、やはり歌舞伎というバックボーンの存在をきちんと感じさせるわけです(「歌舞伎」と銘打たれた芝居だから当たり前だろ、とおっしゃるお侍さんもいるかと思いますが、歌舞伎と銘打たれてるわりにはぜんぜん歌舞伎っぽくない芝居もあったりするんです)。

役者ひとりひとりのセリフに、動きに、歌舞伎という4世紀にわたる蓄積を持つ藝だからこそ生み得たものが宿っているのが、おれのような者なんかにも感じられる瞬間がある。と思う。なんか青くさいこと書いてますか。


■席が花道近くってのも良かった。当たり前だけど役者が身近に感じられてね、足音とか息づかいとか、臨場感がVRどころの騒ぎじゃないですよ。なんだろう、衣装をまとって物語の中にいる役者が、自分のすぐそばを駆け抜けていくこの感じ。現実と虚構の間(あはひ)に、自分がいるような錯覚。ただの錯覚かもしれないけど、その錯覚を味わわせてくれるのが芝居であって、おれはその錯覚を味わうために、今日もこうして、ある金払って芝居小屋に足を運ぶわけで。

ボンクレーのオカマ六方(※正式にはなんて呼ぶんだろう・笑)、かっこよかったなあ。間近で見られて良かった。

あ、でもファーファータイムの宙乗りは、やっぱり二階席三階席のほうが眺めがいいかもしれませんね。クジラも出てきますしね。まあ、いろんな席で観てみたいと思わせる、ってのもまた、良い芝居の条件なのかもしれません。

あ、次は本水がかかっちゃう最前列で観たい。笑


■で、あとはやっぱり、またいつか猿之助ルフィも観たいな、と。