■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

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■「さすらいのカメ・ハメハ」


■「さすらいのカメ・ハメハ」というポンキッキの歌があるようです。おれは、知らなかった。もしくは、子供のころ聞いたかもしれないけど完全に忘れていた(いま調べたら、'87年の歌でした。もう小学生なので、ポンキッキという歳でもなかったのかもしれない)。

で、まあ、当世のことですから、米国発の動画投稿サービスにこの歌の動画があれされていました。ので、さっき見てみたのですが。


■まあ歌詞が泣ける。「カメのようでも カメじゃない」、なんとも云えない妙な生き物が、身寄りもなく、友もなく、故郷の母を思い、きょうも一人旅を続ける──という内容の詞なんですね。

以下、歌詞より引用。


ちいさな星に なみだがポロリ
さみしいときは 甲らにもぐる
じぶんでうたうよ 子守唄
夢ひとつ 甲らひとつの旅のよる


泣ける。なんつーか、ブラウン家に拾ってもらえなかったパディントンみたいなものか。

そんな境遇なのに、視聴者には笑顔で手を振ったりして、良いやつ。


■で、思ったんですけど、これって、1987年の子供番組における、股旅物の歌なのかもしれない。荷物ひとつで、あっちへこっちへ旅をする股旅物。そもそもタイトルに「さすらいの」って付いてるしね。

「カメのようでも カメじゃない」というのは、まあ、どっちつかずで世間一般に属せない身の上を表してるんだと思う。

おでこに生えている椰子の木のような物はマゲの、背中のコウラも三度笠のメタファーかもしれない。

あの、メタファーって言葉のつかいかた合ってますかね?

──慣れないカタカナ語をムリにつかうんじゃない(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

ともあれ、この曲の歌詞が、妙に沁みる今日この頃ではあります。寂しいのか、おれ。


■歌はマナ。フジテレビ子供番組的に云うと、『ドラゴンボールZ』の終わりの歌の人、でもあります。

しかしこの曲、イントロや間奏で、なぜかサザンの「エロティカ・セブン」('93)そっくりなフレーズが出てくるのな。カメ・ハメハのほうが6年早いぞ。笑