■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

■ではウーマンラッシュアワーのオールナイトニッポンは、というと、


■ウーマンラッシュアワーのオールナイト、好きなんですが、気になる点がありまして。

なんつーか、毎回毎回が「第一回」を聴いてるような気分にさせられるんですね。

ラジオ番組というのは、「その回その回ごとの楽しさ」だけでなく、「一つの番組をあるていど長期的に聴き続けることで生まれてくる楽しさ」ってのがあると思うんですね。でも、ウーマンのオールナイトは前者の楽しみはあるのに、後者が不思議と無い。笑

それで、なんつーか、毎回毎回が「第一回」を聴いてるような気分にさせられるんですね。と、数行前とまったく同じ文章を書いてしまいました。

あと、似たような話題が多いからってのもある。中川の恐妻家エピソードと、村本のtwitter話と、村本から中川への説教と。


■おそらくウーマン自身、ラジオをがっつりやっていこうとは思ってなくて、オールナイトをプロモーションの手段(しかも業界人向けの)としか考えてないのかもしれません。ある意味、割り切ってるんだと思う。「リスナーのみんなとコミュニケーション」とか、「ラジオは本音を話す大事な場」とか、その手の面倒くせえラジオ愛をほとんど感じさせない。ラジオを、テレビ仕事への踏み台としか考えてない。新世代っぽい。

だから、番組自体は「ウーマンラッシュアワー」というブランドの二時間かけた壮大な告知に過ぎないので、ラジオ番組としての蓄積のようなものを感じさせない。それが原因で、毎回毎回が「第一回」を聴いてるような気分にさせられるのではないかと。

この番組が、今年一月の単発特番が好評→四月からレギュラー化、という経緯を経てることも影響してるでしょう。毎回毎回単発特番をやってるような感じというか。

(ちなみにウーマンは、漫才すらも「トーク番組に出るための踏み台」と割り切って捉えているフシがあります。)


■まあ、全部おれの妄想ですので、適当に聞き流してください。よろしく。

ところで、おれはウーマンラッシュアワーという名前、なかなかかっこいいと思う。ソリッドステイトサバイバーと同じくらいとまではいかないけど、その次ぐらいにはかっこいい。


■ナイナイのオールナイトニッポンが終わる、ということで。


■木曜は久しぶりにナイナイのオールナイトを生で聴きました。

番組の終了を申し出たのは矢部だそうです。いわく、岡村休養中に一人で放送していたが、岡村が復帰したとき達成感を感じた。番組本を作ったときも同様の達成感を感じた、とのこと。


■いまwikipediaで調べたところ、岡村の休養期間は'10年の7月から11月のことですし、番組本の第一号が出たのは'09年9月です。ようするに、もうだいぶ前の話です。でもそのころから矢部の「オールナイトを降りたい」という気持ちは芽生えはじめていたわけですね。

なんつーか、「何年かかけて静かに静かに終わっていく」という種類の物事があるんだな、と思いました。

おれ個人の身の回りで起きてる事柄にも、実は終わり始めているもの、実は終わりかけているもの、実はとっくに終わってるもの、がいろいろあるんだろうな。いまの段階ではまだ気づいてない(あるいは、気づいてないフリをしている)だけでね。

逆に、実は始まりはじめている(日本語としてちょっと変ですが)もの、実は始まりかけてるもの、実はとっくに始まってるもの、もあるんでしょうけどね。


■で、10月からの木曜一部はウーマンラッシュアワーのオールナイトニッポン、と予想してたのですが、そうではなく岡村ピンのオールナイトとなるようです。ふむ。

でもなあ…。あんまり、ね、始まる前からネガティブなことは云いたくないですが、復帰後の岡村ってちょっと微妙じゃないですか。いつだったか、オリラジの中田からも放送中に「ぼくの中では、岡村さんはまだ復帰してません」とか云われてたように思う。

ちなみにニッポン放送は以前に、ロンブーが二人でやってたオールナイトから亮のみを降板させる→淳のみでオールナイトニッポンを開始→あんまり面白くなくなる、という謎のテコ入れをやらかしたことがありますので、ちょっと不安です(亮降板はニッポン放送の意向、矢部降板は矢部の意向、という違いがありますが)。

ま、始まる前からケチつけなくたっていいよな。すいません。


■というか、正直、おれはこの番組の熱心なリスナーではありませんでしたのでグダグダ書く資格はないのかもしれません。でも、'01年ごろはよく聴いてたなー。ジャネットとか。


■あ、wikipedia見たら、番組中にフィラーとして流れる「ナインティーナイン、インザハウス」という曲は、ナイナイライブで使われたオリジナル曲で、音源化はされてないとのことでした。ふむ。長年気になってたんですよあの曲。


■標準語で落雁


■お盆と云えばコーガーシ(とタイピングしたら「コーガー氏」という'70年代のアメリカの政治家っぽい変換をされた。まあコーグヮーシのほうが正確な表記かな)です。

ちょっと前に、ラジオでサンキュータツオかプチ鹿島かマキタスポーツか誰かが「コーガーシを食べながら冷たいお茶を流し込むと、ふわっと溶けて美味しいんですよね」みたいな話をしていました。


■そのラジオを聞いて、おれもお盆で沖縄に帰った際は、コーガーシを食べながら冷たいお茶を流し込んでふわっと溶かしてやろう、できればさんぴん茶で、と思ってたんです。

が、お盆のウークイの日に沖縄本島の親戚宅を8軒回ったのですが、8軒ともコーガーシを置いてないんですね。8軒とも仏壇がある家なのに。

ウークイの翌日、石垣島に行ったら旧・祖父母宅の仏前にコーガーシが備えられていたので、ようやくそれを冷たいお茶とともに食べることが出来ました。うまい!──と書きたいところですが、ちょっと湿気ていた。うむ。でもまあ、久しぶりにちゃんとコーガーシを食べられてよかった。

ちなみに、鯛やハスの花をかたどったコーガーシはよく見ますが、石垣島ではビー玉をピラミッド状に積んだコーガーシがありました。


■みんなコーガーシのことを、おいしくない、かさばる、親戚の誰も食べたがらない、誰ももらいたがらない、来年からはもう買わない、とお盆のたびに楽しそうに悪口を云いたがるけど、たまにはちゃんとコーガーシに向き合ってみてもいいんじゃないかな。

たしかにディスプレイ用の大きなサイズのコーガーシは大味だけど、小さいサイズのものはちゃんとそれなりに美味しい、と叔母が云ってました。

おれも改めて、銀座の三越の地下とかでコーガーシを買ってきて、ペットボトルの伊右衛門茶とともに味わってみようと思います。


■半蔵南國日記 (下) 8/15-8/17


■八月十五日 金
終戦記念日。日本って、昔、アメリカと戦争したらしいよね。どっちが勝ったんだろう。とか、こういう書き出しは陳腐ですか。

夏休みが徐々に終わり近くなったので、この日からもう「サザエさん症候群」のような気分に。

この日も早朝に沖縄市の個人商店を2軒。あと市場で農連市場で買い物。いったん実家に戻りみんなで昼食。

午後より、商店5軒。いろいろ買う。

とある商店。学校の近くにあるので、棚に古い文具の類も置いてるのだが、目をこらして棚をよく見ると、なんと

任天堂のファミリーコンピューター本体があるではないか。

あまり目立った置かれ方はしてないので、つい見落としてしまいそうになるが、どう見てもファミリーコンピューター。いや、「ファミリーコンピュータ」と語末を伸ばさないのが正式な表記なんだけど、そんなことは今はいい。ハコ付きなので、おそらく新品。昭和の話じゃないですよ。西暦2014年8月の話ですよ、あなた。棚にひっそりとたたずむファミリーコンピューターは、なにやらホコラの奥にまつられてる神聖なもののように見えて、「売り物ですか? いくらですか?」「いつぐらいから置いてあります?」とかそういう質問は軽々しくできなかった。

軽薄なブロガーなら、店のオバァからこのファミコンを買い取り、写真に撮って「開封の儀」とか云ってブログに載せちゃうんだろうけど、おれはこのファミコンは、このままこの商店の時間の流れの中にいつまでも置いておくのが正しいことのように思えた。

(とか云って、おれが次にこの商店に来た時に買っちゃうかもしれないんだけど。)



予定していた夜の飲み会がキャンセルになってしまい、残念。



妹2号の友達が送ってくれたという山梨産のスモモを食べて驚愕。うまい。おれがいままでの人生で食べてきたスモモはいったい何だったんだろう。いままで食べてたスモモは、実はスモモではなかったのではないか。スモモの概念が更新された一日。




■八月十六日 土
早朝、沖縄市の個人商店と農連市場。西暦2014年になっても、まだ足を踏み入れていない個人商店がある。本日は新規開拓1軒(←営業日報かよ)。

アメリカンスペースで、Tシャツ三枚と'60年代の『LIFE』誌と『LOOK』誌を購入。ともに日本特集。うん、おれは「昔のアメリカの雑誌に出てくる日本の記事」、が好きなのですよ。

その後、コザミュージックタウンの中のゲームセンターにある、レトロゲームが数百本詰まってるゲーム機で、真顔で『エレベーターアクション』と『バブルボブル』をプレイする。このあたりのゲームセンターは、もうここ一軒だけになってしまった。というか、この歳になってゲームセンター行くなよって話だけど。

その後、コザのとある食堂にて沖縄そば。食堂なので棚に漫画本が置いてあるんだけど、最近の漫画やちょっと昔の漫画に混じって、

1969年の週刊マーガレットがあるではないか。

'69年て。人間だと45歳ですよ。砂原良徳と同い年ですよ。「まんだらけ」のような店ならまだしも、食堂の漫画の棚に45年前の週刊マーガレットが並んでいようと、誰が想像するだろうか。昨日のファミコンといい、このマーガレットといい、コザにはいろいろと何かが潜んでいる。



昼過ぎに、VJ代々木と焼肉。その後、VJ代々木をつれて先ほどの食堂でぜんざいを食べる。ちなみにこの食堂は、半分が食堂で半分が商店、というハイブリッド形態。個人商店的な買い物が楽しめて、沖縄そばやぜんざいも食べられるなんて、もう最高にたまらん。この店がなぜ世界遺産に指定されないのかが全く分からない。ユネスコはもっとちゃんと仕事してほしい。

その後、二人で文具店に立ち寄る。おれはエンゼル社のトランプを購入。この店でトランプを購入するのは実に30年ぶり。



夜。中学の同窓会。20年ぶり。まあ、おれはクラスの中心的人物、ってわけでもないのでこそこそ過ごす。しかし周囲の変わり様を見てるのがなかなか興味深い。変わってるのがいたり、変わってないのがいたり。頭髪を有さなくなったのがいたり、太ってるのがいたり、逆にやせてるのがいたり、'80年代前半の英国ニューロマバンドのメンバーみたいになってるのがいたり。あと、女子は全体的に誰が誰だかわかりにくくなってた。笑

二次会は沖縄市園田のクラブにてこそこそ過ごす。しかし、いかんせんクラブなのでゆっくり話しづらい…。あと、二次会は正直、睡魔との格闘が7割でした。まあ、コザのディスコ文化(?)の一端に触れた(?)からよしとする。1時半ごろタクシーで退散。

家に戻ってラジオをつけると、オードリーのオールナイトニッポンも春日トークの時間帯になっていた。数分だけ聞きながら寝る。




■八月十七日 日
東京へ戻る日。たいして長くなかった夏休みも今日で終わり。しかし、いったい西暦何年ぐらいになれば、日本人も数週間の夏休みが取れるようになるんだろう。

飛行機に乗るのでキモノを着ようとしてけど、豪雨。キモノは止す。

父の車で祖母宅に行き、線香を上げてから那覇空港へ。別件で同じく那覇空港に来ていた弟と20分ばかり会談。

飛行機の機内販売で、ブルーシールのアイスクリーム(サトウキビ味)とオリオンビールを発注。沖縄を引きずってるのか。

羽田着。帰ってきて部屋のテレビをつけると、笑点をやっていた。きのうのコザの食堂のテレビでも笑点をやっていたので(沖縄は放送日がずれる)、二日連続で笑点を見たことになる。

全島エイサー祭をustreamで見る。今年はエイサーを生で見(ら)れなかったなー。


■半蔵南國日記 (中) 8/12-8/14


■八月十二日 火
石垣島では、かつて祖母宅だった家、に泊まっている。畳の間がひろびろとしていて、風の通りも良い。大変のんびりゴロゴロできる。ありがたい。朝六時ごろ起きて、10時ごろまでゴロゴロゴロゴロ…。

この日は弟といっしょに、竹富島と小浜島に行く予定だったけど、諸般の事情で弟の出発が遅れたので、小浜島を西表島に変更。石垣港からフェリーに乗る。

西表島では、親戚の車を借りて、大原港から上原港までドライブして、また上原港から大原港まで戻ってきた。ほんとに車で走っただけ。正味一時間半くらい。それだけ。

竹富島では、「竹の子」でそばを食べてきた。それだけ。

あれこれやろうとしないところが通っぽいよね、と誰かにほめられたいわけではないが、ほめられることについては、やぶさかでない。

フェリーで石垣島に戻る。旧・祖父母宅でひとっ風呂あびて、街へ出て、弟とその彼女の三人で焼肉。おいしかった。三人で夜の道を歩きながら、もう秋だね、と話す。風が涼しい。コンビニでブルーシールの「ポーラベアー」を数年ぶりに買って帰宅。旧・祖父母宅の庭も、夜になると秋の虫の声がする。




■八月十三日 水
九日間の夏休みも今日で半ば。

早朝、弟と石垣島をドライブ。その後、近所の商店で「オニササ」なるものを購入。これは別々に売ってるササミのカツとおにぎりをビニール袋に投入し、巨大なにぎり寿司のような形にプレスする食べ方。石垣島の一部の高校生の間で局所的にはやっているらしい。

その後、弟は仕事へ。おれも10時まで旧・祖父母宅でごろごろしてから、伯父に石垣空港まで送ってもらう。

(ところで、二泊三日で石垣島と西表島と竹富島に行っといて1秒も泳いでないってのは、やはりちょっと変ですかね…。)

ANA機で那覇空港着。そこから「ゆいレール」でバスターミナルまで移動。バスに乗ろうとしたが、財布の中には数枚の万札しかないではないか。しかも、バスターミナルでは両替をしてくれない様子。金持ち小銭に困るとはこのことだね(って、なんだか落語家のブログみたい)。しかたなく最寄りのコンヴィニエンスなストアーでお茶を買って万札を崩す。バスで実家まで。

夕方、コザの超高級レストラン「ふらんどる」で友人と会食。議題はとんねるずのオールナイトニッポン、所ジョージとフジテレビの関係、タモリと日テレの関係、「ミリンダ」を覚えてる人は多いが「パティオ」を覚えてる人は少ない、等。

その後、別の居酒屋に移り、22時半まで。




■八月十四日 木
おれの有名な趣味の一つに、「沖縄市の個人商店めぐり」がある。個人商店って、あの、ほんとに普通の個人商店である。個人でやってる商店である。ちなみに沖縄語では「マチヤグヮー」と呼ぶ。

「大企業がやってるチェーン店的なもの」だけで世の中が絶望的なまでにのっぺりと埋め尽くされていくなか、このような個人商店で焼きそばUFOなどを買うのが楽しい。いや、楽しいって云うとまたちょっと違ってくるんだけど、なんというか「個人の(経営)努力が無駄じゃなかった時代ってのが確実にあったんだな」という確認が出来るんですね。ここらへん、ちょっと一言では云いきれないんだけど。

この日の朝は個人商店2軒。焼きそばUFOや菓子パンなど買う。農連市場でもアメリカの変なジャムや、ピーナツの巨大な缶を買う。



午前中、無事退院した妹2号とダンナと赤ちゃんが実家に来る。妹2号一家は、しばらく実家に居候することになっている。妹1号+姪(1)も合流。

このところ、妹1号がやたら「意識の高い母親」になっている気がする。iPhoneでネットのあちこちから育児情報をひっかき集めるのはけっこうだけど、その情報に振り回されてるようなところがあり、かつ、父母の育児知識を旧世代の誤ったものだと決めつけて鼻息荒く難じる。「中2病」、「社2病」みたいなもので、「母2病」でもあるのだろうか。母親になって2年目に見られる、母親意識の肥大化というか。子供のことが心配なのは分かるけどさ…。

その意識の高さに姪(1)も参っているのか、妹1号が姪の名を呼ぶと、姪はビクッと体を硬直→祖母のもとへ逃走、という現象がたまに起きるそうだ。



妹1号の態度におれは機嫌を損ねてしまい、いろいろやる気がなくなる。けっきょく午后4時半頃まで実家でゴロゴロ。

夜、諸般の事情で美女(25)と会食。コザ某所にて。'90年代のくすのき通りや、中央パークアベニューについて話す。

──もっと他に話すことはなかったのか… (´д`;) (´д`;) (´д`;)

まあ、良いではないか。

帰宅後、就寝。夜中の2:50に目が覚める。沖縄ではオールナイトニッポンは一部しか放送していない。が、おれのMacBook Airが誤作動(?)して、Radikoの判定エリアが東京になってたので、ウーマンラッシュアワーのオールナイトが沖縄にいながら受信できてしまう。しかしこの番組、毎週毎週ほんと似たようなことばっか話してるよな。笑


■半蔵南國日記 (上)8/9-8/11


ナイナイのオールナイトニッポンが終わるそうです。10月からの木曜一部は誰になるんでしょう。ウーマンがオールナイトを始めたとき、ナイナイの後釜育成かな、とはなんとなく思ったんですが。

あと、水曜日のくりぃむしちゅーのクイズ番組に猿之助と猿弥(47)と右近が出てました。右近の「バラエティー慣れ」してない感じが面白かった。

では、沖縄帰省中の日記。まずは8月9日から11日まで。




■八月九日 土
日付が変わった頃より、ラジオを聞きながら荷造り。仮眠。
真顔で『東京ポッド許可局』が放送されているような時間に家を出発。
ちなみにここ数年、羽田〜那覇間の飛行機に乗るときはキモノを着るという謎の習慣があるので、今回もキモノ。

羽田着。機内で食べるカツサンド、チーズ、スパークリングワイン缶(豪州産)、チョコバー(DEAN&DELUCA)を購入。
機内で読む用の雑誌を物色していると、團十郎の息子さんがMac専門誌の表紙になってたのでそれを購入。そういえばMac誌を買うのは初めて。

朝8時離陸。機内では、食物を食す、雑誌を読む、山里亮太のラジオを聞くなど。10時半ごろ那覇着。母が迎えにくる。

沖縄についてわずか一時間強で、妹2号より「産まれた」と四文字だけのメール。女の子が産まれた。

那覇空港からそのまま病院へ。生後2時間の赤ちゃんの顔を見に行く。

実家について、麻襦袢と麻の着物(着てたのとは別)を浴室のたらいでザヴザヴと洗う。干す。沖縄は洗濯物がよく乾く。香川県はうどん県、大分県は温泉県とアピールしているが、沖縄は洗濯物がよく乾く県としてアピールしてはどうか。

その後、妹1号+姪(1)と沖縄市のプラザハウスで買い物。

夜、両親と叔母とで再度病院。妹2号夫妻と対面。それから親戚の家へ。

親戚の家で、キュウリの煮物(あ、煮たんだっけ? 焼いたんだっけ?)という謎の料理を出される。なかなかうまい。が、出された発泡酒を飲んでるとものすごく眠くなる。

帰りの車の中ではひたすら寝る。




■八月十日 日
今日はウークイ(お送り、の意)。お盆最終日。
知花→嘉手納→北谷→泡瀬→胡屋→沖縄市中央3軒、とトータル8軒の親戚まわり。お盆ですね。

嘉手納の親戚宅では、おばあちゃんからゲリラ的にお年玉をもらう。なぜだろう。

最後に訪問するのは父の実家。各方面の親戚がいろいろ集まる。親戚の子供は、首からポケモンのストラップをさげていたが、妖怪ウォッチの漫画を熟読している。ポケモンと妖怪ウォッチのどちらが好きか訊ねたら、妖怪ウォッチ、との答が返ってきた。

午後九時半ごろ、親戚一同で線香を上げて祖先の霊を見送り。昔は12時前後にやったんだけどね。最近は早いですね。こういうのを近代化とかグローバリゼーションとか云うんですかね。




■八月十一日 月
朝、ネットで九月の歌舞伎座の切符を購入。夜の部。9/14のオードリーのイベントの切符は売り切れていた。が、あれは三十代の男が一人で行くようなものでもないし、まあいいか。と思い込むことにする。


今日から石垣島。復刻版じゃない、'60年代もののパンナムバッグに荷物を詰め出発。しかしなんだか荷物が年々増えていく…。良くない。

那覇空港でオリオンビールとポーク卵のおにぎり、という謎の朝食をとってANA機へ。那覇〜石垣間は50分。子供の頃はこの50分が永遠のように長く感じられたけど、今では「どうやって過ごそうかな」と考えてるうちに過ぎる。

石垣空港着。弟が迎えに来ていた。石垣空港はおれに無断で移転して新しくなっていた。新しい空港はキレイだけど、以前のような「島の小さな空港」、といった風情がない。スタバなんか出来ちゃってね。日本中どこも同じように便利で小綺麗になってしまっては、それこそ旅に出る意味なんてなくなってしまうんじゃないか。

弟は、車の中でなぜか線香をたいていた。車の灰皿に「ねり消し」を置いて、それに線香を立てる。線香の匂いが落ち着くらしい…。車中では、例によっておれのエキゾチカ選集を聴く。マーティン・デニー、三宅純、Very nice is Bali Bali等。

昼から夜にかけ、親戚方面と会ったり話したり。高校野球を見つつ。


■社会復帰


スリムクラブ

日曜日の夕方、東京の部屋に着きました。で、月曜から社会復帰です。復帰に値するほどの社会なんですかね、とかそういうことは、もう大人なので云わない。うむ。

例によって、これから栃木か茨城かのどっちか(どっちなんだろう)に三泊四日で出張ですので、沖縄でのあれやそれやについてはまた改めて書きます。


■夏休み


ブログのヘッダ画像にもありますとおり、八月九日から十七日まで夏休みでございます。では行ってまいります。


■荷造りしないと


■今朝(8/8)、渋谷駅構内を歩いていたら見知らぬおじさんに呼び止められました。なにかと思ったら、拙僧の白衣の肩にカナヴンが止まっていたらしいんですね。おじさんはカナヴンを指でつまんで除去してくれました。立秋は過ぎましたが夏ですね。

で、今年の夏は珍しくクーラーを使ってるのですが、家に帰ったらクーラーがつけっぱなしとなっておりました。おれは去年まではほんとうにクーラーを使わない人間だったので、この部屋に引っ越してきてからのクーラー連続使用時間の記録を間違いなく更新してしまいました。立秋は過ぎましたが夏ですね。


■といった意味も含めまして半蔵商店でございます。残暑(お見舞い申し上げます)。明日(8/9)から沖縄に帰省なのですが、荷造りがほとんど進んでおりません。めんどくさい。もう手ぶらで行こうか。

帰省の荷造りってとにかくほんっっと面倒なんだよねー。旅の楽しみとかとはまた違うし…。


■弟と電話で話してたら、日本エレキテル連合の、例のコントのモノマネを繰り出してきやがった。アンドロイドじゃなくておじいさんの方のモノマネですけどね。

しかし、戦場カメラマンのモノマネが流行っていたころ('10年代初頭がもう懐かしい)、その流行にあらがうため夜回り先生のモノマネを練習していた弟がこんな時流におもねるような安易なモノマネに走るとは…。「大衆は常に間違っている」が口癖だった骨のある弟ですが、こいつもついに先週iPhoneを買ったし、LINEを始めるし、だんだん軟弱になってきてるな。帰省の際に説教してやろうと思う。


■いまの世の中、インターネット上でみんなてんでばらばらに自分の好きなコンテンツだけを探して、自分の好きなコンテンツだけを楽しむことができます。なので、人々の趣味嗜好は極限まで細分化され、インターネット以前のような「大ブーム」がどの分野でも起きにくくなってるような気がします。でも、幼い子供達だけは自分専用のインターネット閲覧デバイスを持ってません。妖怪ウォッチが流行ってるのはそこに一因があるのではないかと。


■あ、納涼歌舞伎、第一部と第二部の三階席を買えましたよ。


■荷造りが(案の定)進んでない


明日から沖縄なのですが…。


■夏休みはゆっくりファミリーコンピュータでもしようかと思った。


カセット


■iPad mini Retina、麦茶、納涼歌舞伎、アナログタロウ


■今年の夏って、雲が高いというか空が高いというか、なんだか夏っぽくなくて、ドラマチックにセイエイエイラーブ、ミステリアスにソウオウオターイトって感じがあんまりしないですね。FNS27時間テレビも終わって夏も後半。半蔵商店でございます。本日はiPad mini Retinaを買いに街に出かけましたが、いますぐ買わないと死ぬわけでもないと気づいて、iPad mini Retinaは止して海鮮丼を食べて帰ってきました。


■おれの弟(ちなみに昨日iPhone5Sを購入)は、'11年という妙なタイミングで漫才のM-1グランプリに興味を持ち始めたんですね。タイミングが悪い。本人は「もっと早くM-1に興味を持っておけば良かった……」とM-1歴代のDVDを鑑賞する日々を送っていたのですが、ここへきてM-1が復活するそうで、まあ良かったですね。


■八月九日から十七日まで沖繩縣に帰省します。もうすでに荷造りが間に合わない予感しかしません。


■このごろはファミリーマートの紙パックの麦茶ばかり飲んでます。1000ml。この麦茶と氷のパックをいっしょに買うことが多いです。拙僧の部屋には冷蔵庫がないので、買ってきた氷の半分は水筒に詰めて、それに麦茶を注ぎます。残った半分の氷はグラスに入れて、麦茶を注いでふつうに飲みます。水筒の麦茶は翌朝まで冷たい。

そういえば去年まではあれほど飲んでたグリーンダカラを、今年はほぼ飲んでない。


■今月歌舞伎座の切符、とりあえず第一部のみ購入。七月は昼夜とも一等席、という贅沢をしてしまったので、今月は三階席で見ると決めたのですが、しかし三階席の切符がなかなか戻ってこない。


■大竹まことのラジオをPodcastで聞くことがあるのですが、アナログタロウがゲストの回(7/31)で、ネタの部分がばっさりカットされていた……。Podcastじゃ権利上のあれで音楽は流せないんですね。


■楽しさとか、面白さとか、感動とか、サプライズとか、そういうのに依存しない人生を送りたいものですね、しかし。