■2017/8/11〜20は夏休みで沖縄です。14〜16は石垣島、と思いきや意外に宮古島。


■gocoupのシングル今秋完成予定です。

■本年もありがとうございました


■海老蔵復帰、アナログ放送終了、スカイツリー完成など、いろいろな出来事があった2011年も今日で終わり。もうすぐ2012年ですね。

大掃除は夕方までに終えることが出来ました。意外なことに。


■歌舞伎を見始めた、というのが個人的な今年の大きなニュースでした。これまでの人生で、歌舞伎にまっっったく興味を持ってなかったのに。我ながら不思議だ。

歌舞伎を見ようと思い始めたきっかけが、もう正確には思い出せないんだけど、とくにきっかけとなることがあった訳でもないのかもしれない。


■まあ、東京という街は、毎月毎月どこかしらで歌舞伎をやっているという宇宙規模で見ても珍しい街なので、せっかくだから歌舞伎はこれからも見ていきたいと思いますね。(談)

って、来年の今ごろはまったく別のものに興味を持ってるかもしれないのだけれども。


■ちなみに新年は帰省しないので、坂東玉三郎特別公演と、国立劇場の初日(『四天王御江戸鏑』)を観てきます。

あとは家でゴロゴロしてます。


■さて。今年もこのブロッグを読んでくださり、ありがとうございました。

半蔵商店をお読みの方と、gocoupのCDを買ってくださる方に、良いことが起きるといいなー、とはつねづね思っておりますが、新しい年を迎えるにあたり改めてご健勝お祈りいたします(思うところあってお返事は差し控えておりますが、電子メールをくださった方もありがとうございます)。

卯年も、またどうぞよろしくお願いいたしますよ。


■新年は、五日から更新いたします。それでは、よいお正月を。


■大掃除中です


■細野晴臣と玄侑宗久の声って似てるよなあ。

なんて思ってるうちに、激動の昭和59年も、残すところ今日だけとなってしまいました。


■さて、大晦日といえば大掃除ですが。

おとといからぼちぼちと大掃除のしたくを始めたのですが、あまりにも散らかってる自分の部屋が自分でイヤになってしまい、一昨晩は衝動的に(ほんとは半ば計画的に)、お茶の水にある山の上ホテルに泊まってきました。

──なんという現実逃避… (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )


■ホテルでは、ルームサービスで発注したサンドイッチを食したり、本を読んだりしてゴロゴロしていました。

やはり、最低限のものしか置いてない空間って良いですね。

思い出の本だの、お気に入りのCDだの、そういうのが目に入ってこないのが良い。


■勝手なもので、自分で買い集めたくて買い集めたはずの本やCDが、うっとうしくなるときがあるんですね。

まあ、この手の話題は、「じゃあ捨てればいい」または「じゃあ、もっと広い家に引っ越せ」以外の結論にたどりつくことはまれなので、時間の節約のためにもここらへんにしておきます。


■で、昨日。山の上ホテルから帰ってきても、おれの部屋は相変わらず散らかったままでした。「おれが出かけてる間に、いつのまにか片付いてるといいなー」と期待してたんですけどね。

──なんというムシのいい期待… (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

なので、仕方なく大掃除してる最中です。夕方の4時までに掃除を終わらせたいのですが、さて。


■年の瀬


今日は、徹子の部屋に森田一義が出ますが、例年のように、見逃す、あるいは録画し忘れる予定です。

むしろ見逃すくらいの方が、年の瀬の風情ってもんがあるよね。←そうか?



って、毎年似たようなこと書いてますね。たぶん来年も書く。


■クリスマスを祝わない自由/『仮名手本忠臣蔵』国立劇場 十二月歌舞伎公演


■今晩、twitterに「きょうM-1決勝だったのか! しまった。見逃した」とか書き込む予定のみなさんこんばんは。半蔵商店です。


■さて昨日はクリスマスでした。

もはやこの国には「クリスマスを祝わない自由」がほとんど残されていないのは百も承知ですが、「クリスマスはやはり恋人同士で過ごさなきゃ」「クリスマスをひとりで過ごすなんて寂しい」みたいな考え方をする、'80年代脳のおじいちゃんおばあちゃんがインターネット上でもまだまだ幅を利かせてるところを見ると、マスメディアが流す情報に対する日本人の病的なまでの従順さについて考えざるを得なくなります。


■でもまあ、しょせん敗戦国の国民なのだから、クリスマスだけでなく、ハロウィンやイースターなど白人様の行事を次々と受け入れて、白人様のように上等な民族にならないといけないわけですから、しょうがないことなのかもしれません。グローバル社会ですから。グローバル・コミュニケーションですから。門松とかひな祭りとか鯉のぼりとか七夕とか、そういった日本古来の行事やしきたりなんざ'12年度末をメドに全廃するそうですから。ちゃんとやらなきゃだめです、クリスマス。

なので拙僧も今年のクリスマスは、白人様がお過ごしになってらっしゃるように、ちゃんとクリスマスらしく過ごしてみましたよ。


■ということで昨日は、まず歯医者に歯石を除去しに行ってきました。クリスマスといえば、なんといっても歯石除去ですもんね!

上の歯と下の歯の歯石を両方いっぺんに掃除するという短縮バージョンもあるのですが、今回は本格的に、今日はまず下の歯をキュインキュインキュキュキュ、キュインキュインキュキュキュキュイーンと掃除し、後日あらためて上の歯をキュインキュインキュキュキュ、キュインキュインキュキュキュキュイーンキュキュキュと掃除する、という計画になっております。

歯医者さんからは、一日一度は糸ようじをするように云われました。ので、その後スーパーで糸ようじを買ってきました。真面目だな。

でも糸ようじって、いままでの人生で何回か買ったけど、なんか長続きしないんだよね…。でも、まあ、当分はやってみます。当分は。


■そしてクリスマスといえば、やはり忠臣蔵ですよね! 昼は国立劇場で『仮名手本忠臣蔵』を見てきました。

おれ、忠臣蔵ってよく知らないんだけど、あのー、あれでしょ? 「勤務中に職場を離れてSEXしないようにしましょう」っていう話でしょ? 要するに。

──お前がそう思うんなら、それでいいです……。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

そうですか。中村亀鶴の三枚目役が良かったですよ。あと、悪人役(というか「イヤなやつ」役?)の幸四郎も初めて見た、かもしれない。


■しかし、この日はあまり上手くない掛け声が多かったような気がします。コタロー君だけじゃなく、大向こうの人々ももっと練習するべきです(←誰なんだよおれは。偉そうに)。


■ところでさ、今に始まったことじゃないんですけど、国立劇場って食べ物に困るんだよなー。

新橋演舞場や歌舞伎座のように、近所にデパートがあるわけでもなく、美味しい弁当屋があるわけでもない。かといって、弁当を買うためだけにあらかじめ銀座などに寄ってくるのもちょっと手間だ。

この日、小腹が空いたので休憩時間に売店に行ったら、もうすでに弁当類はほぼ売り切れていて、つまんねえサンドイッチ(720円)しか残ってなく、やむを得ずそれを買い求めて食したところ、まあ不味くはないが、もちろん美味くもなかった。

コンビニで220円くらいのサンドイッチを三個買ったほうが良いと思った。が、そうするとコンビニの袋ぶらさげて歌舞伎を見に来るってのはどうなの、という別種の問題が持ち上がるんだな。


■M-1はスリムクラブに頑張ってほしいですね。


■コーヒーにミルクを入れるべきか否か


■明日は休みだし、久方ぶりにワインでも飲もうと思ったので、ワインを飲んでます。ひとり。部屋で。

昨晩録画しといた、とんねるずの「細かすぎモノマネ」をテレビで流しっぱなしにしながら、PCでYouTubeで「Walking in the Air」(男、女、子供、大人、ソロ、合唱、プロ、アマ、西側陣営、東側陣営を問わずいろいろな歌い手の)をいろいろ探して再生していろいろ聞き比べる、という謎の状況下で、シャトー何とかの赤ワイン(駅前のスーパーで千五百円くらい)を飲んでおります。

ひとつ云えることは、「YouTubeは、部屋での一人飲みの可能性をいろいろ拡大した」ということですね。


■で、ここで本題に入るわけですが。

コーヒーっていう、昔アラブの偉いお坊さんが恋を忘れた哀れな男にしびれるような香りいっぱいの琥珀色した飲み物を教えてあげました飲み物があるじゃないですか。

これまで拙僧は、そのコーヒーを飲むとき、ブラックで飲んでたんですね。砂糖もミルクも入れず。


■でも、二ヶ月くらい前、東銀座のルノワールでコーヒーを頼んだところ、小さな陶器に入ったミルクが付いてきたんですよ。

普通のスジャータみたいにパッケージングされたミルクなら、まあ使わずにそのまま放ったらかしてもいいわけですが、この陶器のミルクはおれが飲まないとそのまま捨てられてしまう運命にあるわけで、そう考えたらなんかもったいなくなって、いつもは入れないミルクをコーヒーに投入してみたんですよ。


■そしたら、美味かった。


■そしたら、次の日から、コーヒーにはミルクを入れる習慣がつきまして。

ファストフード店でコーヒーを発注する際は「あ、ミルクください」と申し出るようになりまして。

で、もう、「ミルク付けるのがデフォルト」みたいになりまして。

ついには会社の給湯室でインスタントコーヒーを入れるときのために、生まれて初めてスジャータを買いました。いや、厳密にはスジャータじゃない銘柄だけど、便宜上スジャータと考えてくださって差しつかえありません。


■で、こうやってミルク入りコーヒーを楽しむようになったのはいいのですが。

そのぶんブラックコーヒーを楽しめなくなったんですね。

いや、ブラックも飲むことは飲むんですが、なんか、「不完全な飲み物」とまでは云いませんが、「デフォルトの状態から何かが欠けた、不完全な状態のイレギュラーな飲み物」のように感じられてね。


■で、「コーヒーを楽しむコスト」、もっと云えば、「ふつうの日常生活を送るコスト」が、ミルク代の分だけ上がってしまったなー、と、考えてしまう今日この頃なのです。

ちょっと比喩がずれますが、「グリーン車に乗ったら、もう普通車には戻れねえ!」みたいな感覚です。


■そう。「毎回毎回ミルクを入れるのは贅沢」と感じてしまうんですよ。ミルクなんて、一個十円くらいなのに。

なので、自分を甘やかさない意味でも三回に一回はブラックで飲んでみるんですが、やはり上記の通り、ちょっと物足りないんですね。二ヶ月前まではブラックで普通に飲んでたのに。

生活のコストを上げるのはよくないので、コーヒーにミルクを入れるのはしばらく止めようかなーとも思うし、そんなこといちいち気にしなくていいんじゃないかなーとも思います。どうも、半蔵商店でございます。明日は歌舞伎。


■適当手帳/歌舞伎座の120年展


■こないだ会社で先輩と来年使う手帖の話になって。

おれが半ば冗談で「来年は高田純次の適当手帳を使ってみようかと思うんですよねー」と云ったら、その先輩は

「あー、うん、いいんじゃない?」

とおっしゃいまして、この受けこたえ自体かなり適当。


■土曜日は日本橋の眦膕阿『わが心の歌舞伎座展』を見ましたが、銀座の和光でも『歌舞伎の殿堂 歌舞伎座の120年展』っていう営みをやってるので、昨日はそれを見に行ってきました。

眦膕阿里和4期歌舞伎座(四月まであったやつね)についての展示会でしたが、和光のは初代歌舞伎座からの歴史を振り返るという主旨で。

で、いろいろ写真やら書やら隈取やらが展示されてましたが、いちばん印象に残ったのは、昭和16年の團菊祭の写真。

『勧進帳』上演中の客席(下手側の桟敷席から三階席まで)を上手側から写した写真なのですが、「昔の芝居小屋」の雰囲気と「昭和初期の銀座モダン」みたいな空気が濃密に交じり合っててね。内装もちょっと豪華だしね。歌舞伎を見る、という楽しみの素朴さとゴージャスさが同居してる不思議な一枚でした。


■わが心の歌舞伎座展/『摂州合邦辻』『達陀』十二月大歌舞伎


■先週の土曜日。日本橋の三越と間違えないようにしながら日本橋の眦膕阿惺圓辰董『わが心の歌舞伎座展』を見に行ってきました。その名のとおり、歌舞伎座にまつわる展覧会です。というか、このタイトルで歌舞伎座にまつわらない展覧会だったらすごいです。

会場内には、歌舞伎座一階に敷かれていたジュウタンが敷かれていたり、歌舞伎座で使用されてた座席が置かれてたり、と、歌舞伎座に関するブツがいろいろ展示されてたんですね。

で、会場に足を踏み入れると、なんというか「芝居を見に来た!」という晴れがましさというか、昂揚感というか、そういう歌舞伎座にはあった感覚が17〜21%くらいよみがえってきました。この感覚が、新橋演舞場にはそんなにはない。南座にはまだある。

この歌舞伎座の感覚をちょっとなりとも味わえたので、行った価値がありました。

そうそう、揚幕+花道を再現したセット、ってのもあった。


■その後、GHQっぽい町に移動して日生劇場へ。十二月大歌舞伎。

『摂州合邦辻』は、大詰めのとこだけ五月の松竹座で見たのですが、通しで見るのは初めて。良かった。


■さて『達陀』ですが。

「後半の群舞はいささか微妙な感じがした。'67年に書かれた作品だそうですが、たぶん振り付けや音楽や照明も当時のセンスなんだろうな。そのころの“最先端”がこの'10年末にも有効かというと、うーん…。

おそらくは、“クラシックなもの”と“モダンなもの”の対比を見せようとしたんだけども、そのモダンがもうモダンとして機能してないため妙なことになってるんじゃないか。

ドッタンバッタンと舞台を踏み鳴らす音も耳障りだと思った。躍動感とかダイナミズムとか迫力とかを表現するのなら、もっと他にやりようがあるのではないか。でも、幻想的なセットは良かった」

と、うちの近所に住んでる野良猫が云ってました。


■以上です。

そして本日は休日出勤。('A`)


■元日の玉三郎特別公演


■けっきょく元日の玉三郎チケットも入手しました。WEBで買ったのですが、松竹のサイトへはむしろ12/16(※元日以外のチケット発売日)よりもつながりやすかったような。みんな元日は、家族で初詣とか親戚回りとかで忙しいからかもしれない。おれは諸般の事情で、この正月は実家に帰らないので、玉三郎を見物してきます。


■あ、ところで、玉三郎が特別公演についての記者会見を開いた京都市内のホテルって、おれが泊まったWホテルだったんだな。ちょうどチェックインした日。


■玉三郎特別公演


■そうそう、團十郎の息子さんの振り替えとして行われる、坂東玉三郎特別公演のチケットは無事に取れましたよ。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー

うん。もちろん玉三郎が観たくて買ったチケットだけど、「正月早々、華のある縁起のいいものが観たい!」っていう縁起かつぎの気持ちも少なからずあって、初日(1/2)を選んで買ったんですね。


■ですが、この玉三郎チケットがさっそく売り切れたので追加公演が元日に行われる、という学説が浮上しているようです。

元日の方が縁起良さそうなので、チケット買いなおそうかな……なんて、贅沢を云い出すとキリがないですけども。


■京半蔵商店(四)。ステーキ丼、変なタクシー、そしてまた京都に負けた


(東都のにわか歌舞伎ファン、南座の顔見世を見物しに行ったまではよかったがその後は、の日記)

【十二月十一日土曜日 昼食→東に下る】

■レストランから自分の部屋に戻って、スーツの味噌汁を絞ったタオルで拭く。京都まで来てなにをやっているんだろう、おれは。

たまたま点けてたテレビに市川染五郎が出てて、ぐっさんに「トマトライス」なる料理を振舞っていた。おれもこんど家で作ってみよう。しかし最近の染五郎が、“はんにゃ”の金田に似つつあるような気がするのは気のせいか。


■さっきのレストランの件を弟に電話。

「けっきょくカレーのココイチくらいの店が、値段とサービスの質がいちばんバランスよく折り合いついてるよね。どんな都市にもあるし」という話題になる。


■11時チェックアウト。Wホテルの名誉のために書いておきますが、ホテル自体はまっとうなんです。'11年度版のミシュランにも載ってるくらいだし。ただ、Aレストランの……いや、もうやめよう。書いてて楽しくねえし。


■地下鉄に乗って京都市役所方面へ。京都駅の建物よりも、京都市役所の建物を見たときの方が「京都にやってきたー!」という実感が得られるね。

そこから10分ばかりてくてく歩いて、こちらの肉料理のお店へ。ステーキ丼2800円を発注。うまい。ライスの量が「ちょうど良い少なさ」で良いバランス。あと、食後のコーヒーのカップも、ちょうどよい小ささ。

このお店ではビーフカツサンドを持ち帰りで頼むのが定番らしいのですが、おれは別の店のサンドイッチ(後述)を買う予定だったので、今回は頼まず。でも、他のメニューもいろいろ試してみたいですね。(談)


■肉料理の店を出て北へとぼとぼ歩く。いつの間にか、ブライトンホテルの前まで来ていた。そこからタクシーを拾って○×神社へ。以前、とある本で読んで、一度訪れてみたかったので。


■さて、この拾ったタクシーの、ねずみ男みたいな顔した運転手氏が変な人であった。おれが乗るや否や、「こんにちはご乗車いただきましてありがとうございますお客様のご期待に沿えるよう勤めさせていただきます」云々、という、早口でものすごく棒読みの口上を開始。なんだよそれ。わずか数秒のことだが、長く感じた。

口上が終わり、「どちらまで行かれますか」とようやく人間らしい口調で訊くので、○×神社までお願いする。


■数分後、○×神社の近所にタクシーが着いた。ほんの30メートル先に、○×神社の鳥居が見える。

「えー、ここが○×神社なんですが、どこ停めましょう」と運転手が訊くので、

「いや、ここでいいですよ」と、おれは答えた。

すると運転手が、

「えぇっ!? ここでですかっ!?」

と、驚いた声を出した。なんだよ、お前。


■もしかすると、もしかするとだけど、京都では、タクシーで「○×神社まで」とお願いしたら、「○×神社そのものズバリ」ではなく、「○×神社の付近一帯」を指すのだろうか。で、いったん○×神社の近くまで来たところで、その周辺の店なり民家なり会社なりの位置を改めて細かく指示するのが普通なんだろうか。

──と、思おうとしたけど、これくらいのことでいちいち驚かれても困る。○×神社に行きたいから○×神社までとお願いしたんだよ。どこもおかしいとこはないだろ。


■ようやくおれの意図を理解した運転手氏が、「あ、そういうことなら鳥居の前まで車をつけます」とおっしゃってくれたんだけど、おれはこのタクシーから一秒でも早く脱出したかったので、その場で降りた。


■で、○×神社を参拝したのですが────すいません、本を読んで期待しすぎていました。すいません。神社やお寺は、観光客の幻想に応えてやるために存在するわけじゃないんですよね。

中学校のグラウンドくらいの広さの境内をぐるりと一回りして終了。

で、せっかくだから近くの△□寺も訪れようとしたタイミングで、雨が降り始めた。


■旅の途中の雨は、人をみじめな気にさせる。朝は味噌汁で、昼は雨ですよ(味噌汁は自業自得ですが)。

もう、△□寺の前でさっさとタクシー拾って市街地まで戻ることにする。○×神社と△□寺の滞在時間は、トータルで11分くらい。この11分のために、往復のタクシー代2500円…。ま、いいけどさ。


■イノダコーヒ本店でタクシーを降りる。コーヒーを発注。どんな味だったかを再確認しておきたかったので。それと、クラブハウスサンドイッチをテイクアウト。


■で、上手くいかなかった旅は、さっさと撤収するに限る。早く帰りたい。もう、予定を早めてとっとと東京に戻ることにする。

地下鉄で京都駅まで。Wホテルの出張所で荷物を受け取り、新幹線の窓口で切符の時刻を2時間早めてもらう。


■午後三時。新幹線に乗る。芸能人なのでグリーン車。

それはいいが、ガキがうるさい。親の方も、いちおうちゃんと叱ってはいるのだが、抑止力が全くない。叱られてるほうの子供も「あー、声質と音量からすると、これは無視してよいパターンの叱り方だわ、うんうん」と判断してるのだろう。

しかし、こちとらゆっくりしたくてグリーン車に乗ってるのに、この有様だ。「未就学児童禁止車両」とか、逆に「ファミリー連れ専用車両」とか設定してほしい。


■標高が3700〜3800メートルくらいあるという噂の、日本一高いと云われる何とか山を車窓から眺めつつ、イノダのクラブハウスサンドイッチを食べる。ビールを飲む。

旅の疲れか、ビールの酔いがいつもよりだいぶ早く回り、気分が悪くなる…。350ml缶を半分飲んだだけでこの有様。もうね。('A`)


■騒ぐガキの声とビールの酔いをこらえつつ、新幹線はやっと東京23区内へ。東京タワーの姿を見て、こんなにホッとしたのは初めてだ。


■で、東京駅着いて、山手線に乗り換え。

山手線の中で、東京駅から巣鴨あたりまで、ずーっと紙コップの中の氷を噛み砕き続ける変なブスがいたが、そのブス氷の音をも温かく受け止めてあげたくなるほど、東京に帰ってきてホッとした。


■で、石神井町のアパートに無事戻って、スーツをクリーニングに出して、ようやく今回の京都滞在を終えたという感じですね。


■以上だ。


■京半蔵商店(三)。六分間のビュッフェ


(東都のにわか歌舞伎ファン、南座の顔見世を見物しに行って、そして蛇足のもう一泊の日記)

【十二月十一日土曜日 朝食】

■朝六時半ごろ、Wホテルからテクテク歩いて法然院へ。この“コンパクトさ”がいい。

ホテルまではタクシーで戻る。が、法然院までの道のりは、わりかし普通な住宅街なので、行きもタクシーでよかったかもしれない。


■ホテルのロビーで、三歳ぐらいの子供が「すってきなすってきなクーリスーマスー♪ すってきなすってきなクーリースーマスー♪ (´・∀・`)」という謎の歌を唄ってるのを聞き、日本人はこうやって子供のころからクリスマスがなんかステキなものだと刷り込まれて生きていかざるを得ないんだなー、と考えてしまう。おれもカソリック系の幼稚園に通ってたのですが。


■その後、ホテル内のレストラン「A」で朝食ビュッフェ。

なぜルームサービスではなくレストランで朝食かというと、このホテルに二泊の予約を入れたら、おまけとして自動的にこの朝食ビュッフェの券が一枚付いてきたんである。せっかく付いてきた券をないがしろにするのももったいないので、素直に利用することにしたわけです。


■午前八時、Aレストランは混んでた。店の前にも五組くらいの客が並んでいる(もうこの時点でイヤな予感がしますね)。とりあえず列に並ぶ。

150秒ほど並んだ後で、ウエイトレスがおれを席まで案内してくれたのだが、その席というのがですね、

入り口からすぐの柱のカゲ

という、かなり客をなめきった席だったのですね。人によっては、侮辱だと捉える人もいるだろう。

いやいやいや、店内は混んでたわけだし、こういう席に案内されても仕方ないかもしれない。ウエイトレスも別に悪気があったわけではないかもしれない。

というか、なぜこんなところにまで椅子とテーブルを置こうと思ったのか。そもそもよく分からない。


■こんな席には座りたくないので、

「ここはちょっと……」

みたいな感じで言葉を濁して渋ってみせたのですが、でも、敵もさるもの。ウエイトレスは、

「ええ、ですけど、こちらのお席が明るいですので」

というレスポンスをよこしてきました。はあ…、明るい、ですか。ふーん…。


■ウエイトレスは、付け足すように

「多少暗くはありますけど、奥の席もご案内できますが」

ともおっしゃってましたが、まあ混雑する時間帯だし、ウエイトレスにも事情はあるだろう、と慮ってしまい、この席にすることにしました。この、相手の立場を慮りすぎるのが、おれの悪い癖ですね。そこまで自分を殺さなくてもよいのに。


■で、ビュッフェ形式なので料理を取りに行った。

店内がクソ混んでるのは仕方ないとしても、このAレストランは変に折れ曲がった形をしていて、動線が異常に効率悪い。ビュッフェには向いてないと思う。しかも、おれの席はほぼ入り口にあるから、料理のあるところまでかなりの距離を歩かなければならない。それはまあいい。


■とりあえず、おれは店の奥の和食が置いてあるスペースまで行き、トレイを手に取り、茶碗に玄米をよそい、お椀に味噌汁を注ぎました。で、トレイに載せた玄米と味噌汁を片手に、他のおかずを取ろうと手を伸ばしましt──

ここで大失態。

味噌汁のお椀をひっくり返してしまいました。

ああ恥ずかしい。('A`)

テーブルも、おれの着てたスーツも、味噌汁でびしょびしょ。あーあー。(;'A`)

十数秒後、ウエイターがテーブル上の被害地域一帯を片づけてくれ、おれにも布巾を手渡してくれた。お仕事増やしてすみません…。


■で、改めて玄米と味噌汁を準備して、先ほどの屈辱的なまでに遠い遠い席まで運んできてはみたものの、味噌汁飲んで玄米を半分ほど胃の中に入れたところで、この席のひどすぎるポジションと、自業自得ではあるが味噌汁をこぼした件との相乗効果で、もういいかげん馬鹿らしくなって席を立つことにした。

近くにいた先ほどのウエイトレスに、

「こんな席で食べてもあんまり美味しくないです」と率直な感想を申し上げてAレストランを退場。

店を入ってから出るまで、正確に計ったわけではないが、だいたい6分間くらい。

ホテルの朝食ビュッフェをわずか6分で出てきたのは、さすがに初めてだ。


■部屋に戻ってもイライラしてたので、たまたま手近にあったルームサービスのメニューを腹立ちまぎれに床に叩きつけたら、そのメニューはバインダー式で、リングが外れて中身のページが全部床に飛び散った。

でもなっ、よく聞け! おれがシド・ヴィシャスだったら、メニューどころか、この部屋まるごと破壊してるっつーの!!!!

テレビに延長コードをつなげ、電源をオンにしたままテレビをプールに放り込んで爆発させてるっつーの!!!!(←あ、これはまた別のミュージシャンの話だった)

Wホテルの従業員は、おれがシド・ヴィシャスじゃなかったことを京都中のすべての神仏に感謝してほしい(何を書いてるんですか、おれは)。

で、ルームサービスのメニューは、飛び散った中身をかき集め、ページを揃え、ちゃんと元に戻しておきました。我ながら行儀が良すぎる……。('A`)


■京半蔵商店(二)。南座桟敷席、うまいうな重、まずいにしんそば、先斗町で飲まない


(東都のにわか歌舞伎ファン、南座の顔見世を見物しに行って、さてそれからの日記)

【十二月十日金曜日】
■朝食は、前の晩に発注しておいたルームサービス。

『ほぼ日』のこの記事を読んで、初めてルームサービスで朝食を摂る気になったんですが、たしかに良いですね。浴衣のままで食事できるし、いちいち着替えてレストランまで降りるの面倒だし、もう食べ放題がうれしい歳でもないし。

いわゆる朝食ビュッフェよりも量こそ少ないものの、精神的なあれが得られるので、けっきょく総合的な満足度も高くなる。

正直、ホテルの朝のレストランって、下品な中年男女の群れに侵略されてたりすることもあるからねー。


■で、Wホテルの玄関からタクシーで南座まで。運転手は不機嫌そうだった。Wホテルから南座までという距離がお気に召さなかったのかもしれない。すいません……っておれが謝ることじゃないよね、これ。


■南座近くのam/pmでフリスクとレッドブル(※酒代わり。酒を飲むと眠くなるので)を調達して、南座へ。今日は桟敷席。二万七千円。うん、二万七千円。二回云っといた。

で、桟敷席で気づいた点が二つ。一つ目、食事のメニューがない(つまり、幕間に食事を運んでくれない)。二つ目には、お茶がない。歌舞伎座にも新橋演舞場にも、メニューとお茶があったのに、南座にはなかった。

ので、いったん南座を出て、近所にあった鰻屋でうな重を発注し、南座の中の売店でお茶を買った。南座のお茶は、歌舞伎座でおなじみだった“もみだし茶”。実に八ヶ月ぶりの再会。


■で、開演。舞台上のあれやこれやは割愛。『阿国歌舞伎夢華』の、一同が花道で踊るとこがとても良かった。

途中、休憩時間に南座を出て、鰻屋へうな重を受け取りに行く。席に戻って食する。うまい。西麻布で殴られた人がCMに出てくるメーカーのお茶のペットボトルがついて3250円。サイズもちょうどいい。これは当たりでした。ペロッと平らげる。


■で、終演。南座を出る。しばらく向かいの通りから、南座の姿をボーっと眺めていると、「妙なお願いですが…」と、おばさま二人組みに南座をバックに写真を撮ってくれるよう頼まれる。二枚写してさしあげる。


■その後、フラフラと散歩。知恩院のあたりから、骨董屋や美術屋が並ぶ通りを歩く。

引き続きフラフラ散歩して、寛永堂というお菓子屋へ入る(京都市内にいくつかあるが、三条の鴨川沿いのスタバの近くの)。で、『まろのおみた』というお菓子を買う(うまいのです)。が、店員のおばさんがなんか別件で忙しかったのかどうかはしらんが、接客が自動販売機以下のレベル。感じ悪い。てめーなんかさっさとパリのコンコルド広場のギロチンの露と消えちゃえよババア!!!!!

それはさておき、引き続き散歩。先斗町を南下していくのが楽しくて、二回も歩いてしまう。おれは、先斗町の店に入ったことはない。「先斗町で飲む」というのは人生におけるちょっとした目標であるけども、このごろは「先斗町で飲まない」のが大事なような気がしてきた。憧れは憧れのままとっておくほうが良いというか。せっかく良い感じに育ててきた“京都幻想”が失われるのではないかというか。


■その後、某店で京都名物にしんそばを食べたのですが、えー、美味しくなかった。銀座の某カツカレーと同じで、発祥の地だからといって美味しいものを出してくれるとは限らないらしい。こういう立ち食い以下の蕎麦で1200円を取るのは泥棒の一種ですね、とまでは云わないけど、まずいもんはまずい。そば茹で過ぎ。そしてスープがぬるい…。お店のおばちゃんはイイ人だったけど、この程度の商売で食っていけたら(一等地だしねえ)、そりゃイイ人にもなるよな。

しっかし、なーにが総本家だよ。あ、まずいにしんそばの総本家ってことですね、わかります。

(いま、この店のサイトを見たら、1841年(天保12年)創業と書いてあった。天保年間からこんなまずいそばを出して平気な神経でいられるんですね! さすが老舗!)


■美味しくないにしんそばを堪能したあと、Wホテルまでタクシーで戻ることにする。タクシー代を節約しようと思ったわけでもないが、タラタラとホテル方面を目指して歩いてるうちに、当のWホテルに着いてしまう。

テレビなんぞ見つつ、先ほどの『まろのおみた』を食べる。うまいんだよなー、悔しいことに。


■夜の八時半ごろ、お酒がほしくなったんだけど、この時はどういうわけかルームサービスを頼む気にはなれず、財布だけを持ってホテル近所の酒屋を探すことに。

……が、京都にくわしい方はご存知でしょうが、Wホテルの周りって、ほとんどなんにも無いんですね、良くも悪くも。

で、それっぽい酒屋を探してテクテク歩いてるうちに、「酒のディスカウントストア」みたいなのを発見するものの、これはちょっと入る気になれなくて、引き続きテクテク歩いてたら、また三条の鴨川沿いスタバの方まで来てしまう…。で、ついでだから本日三回目となる先斗町南下を試みるも、寒いので(※あくまで「ホテルの近所の酒屋に酒を買いに行く」ぐらいの感覚だったので、薄着)、途中で断念。分かったことは、男一人が手ぶらで繁華街を歩いてるのはちょっと変、ということです。ほっとけ。


■しょうがないので先ほどの「酒のディスカウントストア」みたいなところで素直に日本酒を一合買って、Wホテルまで歩いて戻る。日本酒一合のために、往復で約2kmの散歩となってしまいました。寒かった。疲れた(なぜタクシーに乗らなかったんだろう)。


■で、部屋に戻ったところで、このホテルにもバーがあったことを思い出し、行ってみることに。

しかし、行ってみたら、なんかオヤジ達が談笑する声が響いてきたので、妙な予感がしたので、バーは止めにしといた。

東京じゃない都市のホテルのバーは、単なる「披露宴帰りのオヤジ専用洋風居酒屋」と化してることがたまにあり(東京にもそんなとこはありますが)、そういう店でカバーチャージ950円、ウイスキー一杯1500円を払うのはあまり楽しくないので。


■けっきょく、部屋に戻って一人で大人しくテレビを見ながら、買ってきた日本酒を飲むことに。

酒は美味しいのだけれど(『桃の滴』という銘柄でした)、南座を出てからずっとアホな時間と体力と日本円の遣いかたをしてるなー、という思いがぬぐえず。


■気がついたら、寝ていた。


■本日の教訓。旅先では、ルームサービスとタクシーは素直に利用すること。


■京半蔵商店(一)。海老フライ、海老蔵のいない顔見世


(東都のにわか歌舞伎ファン、南座の顔見世を見物しに行く。の日記)

【十二月九日木曜日】

■芸能人なので新幹線のグリーン車に乗って、朝の十一時ごろ京都着。


■修学旅行だと思われる中高生の集団が散見されるものの、街は空いている。ゴールデンウィークとは比べ物にならないくらい歩きやすい。


■まずはとある洋食屋へ。カウンターだけの小さな店。コロッケとエビフライの盛り合わせを頼む。うまい。とくにエビフライ。エビがケチくさくない。ぷりぷりしていて、一噛み一噛みが美味しい。小皿に入ってる冷たいタルタルソースも、もしかしたら自家製だったかもしれない。 二千六百円。

この盛り合わせには、ごはん feat. 漬け物のセットが付いてくる。キュウスのお茶を注いでお茶漬けにしても良いし、そのまま普通に食べても良い。ごはんはお代わり自由。

「京都を一人旅している女は美人が多い」、というのは拙僧がかねてから唱えている学説でありますが、おれの隣の席もそういう女性であった。その人はビーフシチューを発注していた。おれも次はビーフシチューを試してみようと思う。


■洋食屋を出て、しばらくは付近をブラブラ。高台寺、圓徳院。この二ヶ所は、個人的なすべらない京都である。圓徳院の「宗旦狐」はかわいい。高山寺の犬のように、ミニチュアを作ってほしい。あるいはソフビのフィギュアを発売してほしい。


■で、歩いて南座へ。夜の部の開演まで、まだ間があったので、近くの喫茶店で時間をつぶす。


■で、南座へ。南座の前は、今年四月の歌舞伎座のような混雑で、時はまさに世紀末!! しかもこの日は開場時間がちょっと遅れた。

南座は毎月こんな混雑なのか。それとも顔見世だから特別に混んでるのか。そこらへんはよく分からない。


■三階席の一列目に座って、お行儀良く歌舞伎見物。舞台に関するあれやこれやは割愛。愛之助の外郎売よかったです。

下手の席だったのですが、花道の七三もそこそこ見えた。


■南座に着く前にちょっと歩き疲れてしまい、後半、上演中に何度か眠くなった。いかんなー、そういうとこはちゃんと計算しとかないと。


■南座は、歌舞伎座の「狭さ」「小ささ」「古さ」が残ってるのが良い。

幕間に、鰻のひつまぶしを出汁巻きでとじた物体を売店で買って食する。味についての感想は、とくになし。


■で、演目五つでトータル六時間強(休憩を含む)というボリュームの夜の部終演。タクシーで今回の宿、Wホテルへ。チェックイン。

部屋に着いてから、あらかじめ南座近くのam/pmで買っておいたチョコレートを食す。ホテルの夜といえばチョコレートでしょう! (`・ω・)キリッ という謎の固定観念があるので。

あとはロックスターっぽく、ルームサービスでワインを発注するなどしてくつろぐ。


■深夜、NHKニュースにて、西麻布で殴られた人に代わって来月の銀座に玉三郎登場の報。


■京都から戻ってきた


■どうも。京都まで行って味噌汁をこぼしてきました半蔵商店です。味噌汁の件は、後日書くかもしれないし、書かないかもしれない。


■さて土曜の夕刻に京都県から石神井県に帰ってきたのですが、五月のゴールデンウィークに引き続き、今回の京都滞在もまた、「歌舞伎は良かったが、歌舞伎以外のその他は、うん、ちょっと、うん…('A`)」という結果に終わりました(ちなみに五月は京都の南座ではなく大阪の松竹座ですが、それはさておき)。

西暦2010年の京都は、石神井県在住者にとって、鬼門かなんかなのでしょうか。鬼門がなんなのかそもそも分かってないのですが、なんか、方角がよろしくないというか。どうも今年は相性がよくないような。自分以外の何かに責任を求めるわけではないですが。

おれがある種のブロガーだったら、「京都旅行を楽しむコツ10」みたいな、ビギナー向けに書かれてるようでいて実のところは自分自身に対して必死で何かを言い聞かせているような記事を書いてるところです。いや、めちゃめちゃイヤなことがあったって訳でもないんだけどね。


■しかし二泊三日はちょっと長すぎた。一泊二日で、歌舞伎だけ見てさっと帰って来るべきだったかも。三日目は完全な蛇足だった。今回の目的地は、「京都」ではなくあくまで「南座」だということは頭では理解してたのですが、ツメが甘かった。

ただし、三日間とも昼メシだけは「当たり」で、歌舞伎以外はそこらへんが唯一の救いでした。


■味噌汁に濡れたスーツは、東京に帰ってきてすぐクリーニングに出しました。


■南座いってきます


いまから、今日も俗世の雑事でお忙しい皆様に代わりまして、京都の南座の顔見世に行ってまいりまして、ついでになんか美味しいもの食べてきますのでよろしくお願いいたします。文句ある?

では行ってまいります。


■南座の予習


■このところ、歌舞伎を見るとき着物で行くこともあるのですが。

京都の南座の顔見世に下手な着物を着ていくと、お上品な着物を着てらっしゃる京都人の皆様によってゲシュタポに密告されたりしそうで怖いです。


■といった意味も含めまして、明日から京都に行ってきます。ほぼ、南座で歌舞伎を見るだけです。

今回は、ね、出演する役者の簡単なプロフィールを手帖にまとめたり、演目のあらすじをインターネットで拾って、それをWordに貼り付けて、プリントして、ホッチキス(うちの実家はモダンだったので、ちゃんと「ステープラー」と呼んでましたが)で綴じて、電車の中で読んで予習したりしてます。真面目だな。

『外郎売』の口上も、Wordでプリントでホッチキス(うちの実家はモダンだったので、ちゃんと「ステープラー」と呼んでましたが)です。真面目だな。


■で、目下の最大の悩みは、幕間に何を食べるか、です。迷うよね。(´・ω・`)

ということで、南座近辺で買える弁当なども調べております。真面目だな。


■猿、虎、ムヒ、他


■最近好きな画像形式はPNGです。どうも半蔵商店です。


■どの雑誌をどの雑誌を手にとってもヤナイミチヒコ氏が載ってる、という心霊現象をこのごろよく体験するような気がする。


■森田一義アワーのテレホンショッキングって、昔、ゲストが持ち込んできた告知のポスターを「はがさずに」、連日連日どんどん重ね貼りしてなかったっけ?


■昨日、ひさしぶりに、道に落ちてるカセットテープを見た。

そういえばカセットテープってやつは、あれだけ激しく商品が入れ替わるコンビニで未だに売ってたりする。


■「生物多様性」って言葉は、「地球温暖化」とかと同じで、欧米列強が日本から金を搾り取るためのううんなんでもない。


函館の猿温泉。こういうのいちど実際に見たいものです。


■ケロッグのコーンフレークのパッケージに載ってる、「トニー」っていう虎の化け物がいるじゃん?

あいつが昭和38年に日本で初めて紹介されたときは、「とらチャン」という名前だったそうです。

うちにも一頭います。

虎


■ナウい名前の空港


この空港の名前がナウいなと思った。


■師走は京都


■日本はもうすでに師走に入っているという都市伝説を聞きました。半蔵商店です。


■でね、今月は、京都の南座に行くんですよ。

あ、歌舞伎を観劇するだけです。海老蔵の代演ではありません。

──知ってます。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■で、京都の南座に行くにはまず京都に行かないといけないので、京都に行くことにしました。なぜかというと、京都の南座で歌舞伎を見に行こうと思ったからです。

──まわりくどいです。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■で、京都なんだけどさー。

この五月の連休にも京都行ったんだけどさ、正直云って、疲れただけで楽しくなかった。とにかくどこもかしこも観光客がショウジョウバエの大群のように湧いててね。うざってえんだよ、あいつら。

──おまえもその一人ですが。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

そうなんだけどさー。でも、連休の京都は、平日の東京以上にストレスの溜まる街だった。ギネスに挑戦してんのかってくらいに、バスに人類がぎっしり詰めこまれてるしさー。

それに、寺も店もホテルもあまり親切じゃないんだよな。まああれだけ観光客が繁殖しているから、いちいち愛想なんか売ってられないんだろうな。

観光シーズンはまったく観光に適さないシーズンである、という不変の真理を再確認できたのは良かったけど。


■それ以外にも、前回の京都は、なーんか微妙についてないことが多くて。

ラーメン屋に入ったら、会計の段になって店の中年夫婦がレジいじりながら軽めの夫婦ゲンカをおっ始めたり、泊まったホテルの部屋の椅子には前の客が脱ぎ捨ててった靴下がそのまま放置されてたり、まあ細かく挙げてくことはしないけど、そういうことがいくつか重なってね。で、そういうのって旅行の士気に関わるじゃないですか。

まあいろいろあって、五月の京都はあまり楽しめなかったのです。


■でもっ、でもですよ。このまま京都を嫌いになりたくないんですよ。

なので、今回の京都旅行(といっても歌舞伎観劇がほとんどなんですが)は、ちょっとがんばって計画してます。「がんばって」という言葉の遣い方がいささか曖昧ですが、そこらへんは、ね、各自であれしてください。


■もし今回の京都も失敗に終わったなら、おれはもう京都をあきらめる。