■2016/12/29〜2017/1/3はパリではなくバリにおりました。

■平成中村座 五月大歌舞伎 5/27(夜の部)・5/28(昼の部)


■小山三の口上が聞けたり、菊十郎の鰹鰹が聞けたり、橘太郎が地球の引力を無視したり(浮いた)の平成中村座5/27夜の部を見て、翌5/28は昼の部を見ました。

『め組の喧嘩』終盤の立ち回りは、演舞場『椿説弓張月』組だった染五郎+七之助も加わっての盛り上がりで、芝居の最後はおみこしが出てきたり、外から雷が聞こえてきたり、各人の挨拶があったり、と30分ほどのカーテンコール。

場内は盛況でありつつも卒業式のようなムードもちょっと漂ってました。7ヶ月公演の最終日だしね。小山三さんの「お名残惜しゅうございます」の挨拶には万感こもってたな。


■あまりにもたくさんのことが起こったカーテンコールの後、会場内の熱気にあてられてか、酒を飲んだわけでもないのに少し酔ったような気分になり、中村座を後にしました。

いろんな役者といろんな客がしばしの間ひとつの芝居小屋に集い、ひとつの世界を共有(というか形成というか)すること。そしてその世界は劇場を出ると霧のように消えて無くなること。でも観た者の心に確実になにかを残すことについて、ちょっとだけ思いを馳せたりもしました。くさいこと書いてますか、自分。

この平成中村座の初日(昨年11月)と最終日を見ることができて、良かったです。芝居を見るという素朴な楽しみが味わえる小屋だったと思います。冬は少し寒く、この日は少し暑かったけど。笑

勘三郎も11月からこっち、徐々に元気になってきてるようで何より。

あんままとまってないですよね、この文章。まあ、まとめる気も特にないし、まとめるだけが文章でもないからね。


■帰りに、NIGO(登録商標)おすすめの「うずらかすてーら焼」を買いました。200グラムで500円。

さらに、東銀座に立ち寄って、ものすごく久しぶりに歌舞伎座裏の「歌舞伎そば」へ。大盛りにかきあげ2ヶ。


■女殺油地獄、再見 5/19


■帯といてー、べべ脱いでー、半蔵商店でございます。

といった意味も含めまして、先週の土曜日は新橋演舞場にて『女殺油地獄』を再見しました。

いい歳して遊んでばかりいる絶賛モラトリアム中の与兵衛が、身勝手な理由で借金頼んで断られて、ニコ生放送中に人殺すという、いやニコ生放送中ではないですけど人を殺すという、何とも理不尽な、それゆえリアルな話です(と、書いてしまいましたが、「理不尽ゆえリアル」だとは必ずしも云えないのではないか)。

両親からお吉を介して渡された銭八百とチマキに涙した与兵衛が、心を入れ替えて真人間となってめでたしめでたし、ご案内は睫敞智子でございました、と、ハッピーエンドで終わらない救いようのなさに人々が惹かれていることが、この演目が今日まで生き残ってる理由なのかもしれない。なんというか、与兵衛は、われわれの心の奥底にある破滅願望と破壊衝動を具現化した、“負”のベクトルのヒーローなのだ。はい、いま適当に書きましたー。(´・∀・`)v イエーイ

そう、この「チマキ」が物哀しい。こどもの日に食べるチマキである。23歳くらいの、いったんは勘当を言い渡した、ものすごい借金を作ってしまった放蕩息子にチマキ。これは、なんだかんだ云って両親にとっては与兵衛はかわいい息子である、ということを表してるのだろうが、当然チマキで借金は返せないし、チマキごときで改心する与兵衛でもない。このチマキの無力さが、両親の与兵衛への思いの伝わらなさを象徴してて物哀しい。こんなにもチマキという単語が頻繁に登場する段落も珍しい。


■愛之助の与兵衛は、遊び好きなところも、虚勢を張るところも、人の好意に甘えるところも、それを踏みにじるところも、それぞれスムーズに演じ分けていて継ぎ目を感じさせない。与兵衛は妹もいるのに末っ子感満載で、家族を相手に暴れるシーンは中学生っぽさすら感じた。笑

福助お吉は、「姐御キャラ」を盛ったりせず、与兵衛より年上の女をフラットに演じていた。つつましやかに演じれば演じるほど、殺される際の悲惨さと理不尽さが際立つ。あまりクセのある人物像にしちゃうと、「いっやー、殺される方にも問題あるんじゃないですかねえ」みたいな感じになるから。

徳兵衛(与兵衛父)よりしっかりしているおさわ(与兵衛母)は秀太郎。銭とチマキを懐から落とした直後、先ほどまでの態度から一転、息子与兵衛のことを慮ってることを素直に認めるところが良かった。

しかし徳兵衛は与兵衛に対して、もっと強気に出るべきじゃないですかね。←よそ様の家庭に何をアドバイスしているんだろう。


■鐘が鳴ってから、与兵衛が犯行に及ぶ決意を固めてからの殺し場。一息に、ではなく、じっくりじっくり殺していく/殺されていく感じが、おれは直視できなかったです(怖がり屋)。刀の鈍い光が視覚的な、三味線の音が聴覚的なアクセントになる。


■おれは初めて見た油地獄が昨年のルテアトル銀座なのですが、その時は与兵衛がロス市警に捕まるところまでやってたんですね。いやロス市警ではないですけど。

でも今回のように殺し場までで終わったほうが、構成としてすっきりするし、劇として余韻もあるね。そもそも、与兵衛が捕まったから溜飲が下がるって芝居でもないからね。







■その他の演目について。

『西郷と豚姫』は、前回見た時も思ったけど、西郷の描写が面白いものではない。基本、豪放磊落な西郷どん、という世間一般に流通しているステレオタイプなぞるだけだもん。でもフィクション(ジャンルは問わない)に登場する幕末の人物って、どうしてもそうなりがちだから、これは獅童個人のせいでもない。

「あれ、シドーって意外に西郷どんみたいな役も似合うね?」というボーナスポイントでなんとか退屈を回避できたかんじ。

『紅葉狩』は、やはり種太郎の踊りに尽きますね。


■そして歌舞伎見物から帰ったところ、鹿児島の友人から、タイムリーにも『西郷せんべい』が届いてました。ありがとう。


■こういうbotがあってもいいのではないだろうか


twitter界隈のことは疎いのですが、毎週木曜の夜9時台に

「黒柳さーーーん!」

と叫ぶだけの近藤真彦botのようなものがあってもいいのではないか、と思った。いや、ひょっとしたらもうあるのか。いずれにせよtwitterやってませんが。

いちおう検索すると、こういうのはあったけど、これは作った人が速攻で飽きたっぽい。笑


■きゃりーぱみゅぱみゅ(話題が10年代→90年代→80年代と遡っていくエントリ)


■きゃりーぱみゅぱみゅ(って発音もしにくいけど、タイピングもしづらいね。"pam"まで打った直後"yu"を打つのってけっこうクセのある動きを要求される。しかもそれを二回繰り返さないといけない。笑)。

カッコの中が長くなったので最初から書き直しますが、きゃりーぱみゅぱみゅっていう娘さんのことはよく知らないし、積極的に音源に接したことはないんだけど、以前からなぜか「どうせ近田春夫が褒めてるんだろうなあ…」感を感じます(実際に褒めてるかどうかは別)。


■近田春夫といえば、氏の作品でいちばん好きなのは、『ウゴウゴルーガ』初代主題歌の「こどもなんだよ」という、ある種の人々が「あれってハウス歌謡だよね!」と語りたがるような、クールなトラックに女性ボーカルが乗った曲です。いまだに8cmシングル持ってます。

でも、もし仮に近田春夫氏に対面する機会があって、「こどもなんだよという曲がすごい好きなんですよ!」と切り出したとしても、

「えっ? おれ、そんな曲作ってたっけ?」

と切り返され、トータル8秒で会話が終了してしまうような感じもします。


■と、ここまで書いて思いだしたのですが、おれは渡辺和博の'80年代ベストセラー『金魂巻』(←さすがにATOKでも変換できませんでした)を、2002年という妙なタイミングで読んだのですが、同書の「ミュージシャン」の章の「マル金」のモデルって近田春夫らしいですよね。近年まで気がつかなかった。林真理子のコピーライター(だっけ?)とか、テリー・ジョンスン(だったと思う)のアートディレクターとかは気がついたんだけど。


■NIGO(登録商標)、平成中村座昼の部も見る


NIGO(登録商標)のブログを読んでたら、今月の平成中村座の昼の部にも行ったとのこと。さらに、勘三郎からサイン入りポスターをもらったとのこと。

イトーセイコーが勘三郎と接点あるのは承知してましたが('10年のコクーン歌舞伎ね)、ひょっとしてイトーセイコー→藤原ヒロシ→NIGO(登録商標)という'90年代初頭の『宝島』のようなラインが、中村屋周辺の人脈図にあるんでしょうか。


■金環日蝕/ご家庭で簡単にクラフトワーク/YEN BOX


■昨日の金環日蝕は、渋谷で見ました。薄曇りの街中で、たくさんの人が空を見上げて一つの天体を集中して見つめている様子は、はたから見たらけっこう近未来っぽい画になってたと思います。

月が太陽の前にしゃしゃり出てきて円になるところが、思ったよりも簡単にちゃんと見えました。いつもより一時間早く家を出て良かった。

ちなみにおれは25年前にも金環日蝕を沖縄で見てたはずなのですが、その時の記憶はあんまりないです。


■ご家庭でも簡単にクラフトワーク風のシンセサイザーやボコーダーの音が再現できる、『SYNTH-WERK』というソフトがあるのですが、ここで買うと、5/27(日)まで割引価格で買えるようです。

YouTubeに、14分にわたるサウンドデモもありました

そうそう、最近この、「14分にわたる」の“わたる”を“渡る”って書く人多いけど、やはり“亘る”じゃないかなーと思う。


■日曜日、新宿のディスクユニオン中古センターに『YEN BOX』がありました。それも、Vol.1とVol.2の両方。久しぶりに見たなー。

お値段は、Vol.1・Vol.2ともそれぞれたしか3万数千円だったような。もう売り切れてたらごめん。まあこの御時世、お金の遣い道は他にもあるような気もします。

あと、その隣には、ピチカートファイブ『スーヴニール2001』(※『ボサノバ2001』の別バージョン集)が、コロちゃんパックのパッケージ無しで600円くらいで売られてました。まだ聞いてない人だったらお得。もう売り切れてたらごめん。


■Facebookすごい


友人某がFacebookにログインしたところ、「ひょっとして、この人はあなたの友達ではないですか?」みたいな自動表示欄(※すいません、Facebookよく知りません…)に、

中2の時、那覇で自分をカツアゲした男

が表示されたらしい。十数年前のカツアゲの加害者とも再会できるFacebookってすごいですね☆ (ゝω・)v


■NIGO(登録商標)、平成中村座大千龝樂


■昨日、食材を買おうとスーパーに立ち寄った際、アイスクリームの棚の前で立ち止まるも、

「月曜日から自分を甘やかしちゃいけないよなあ…」( ・ω・)

とアイスクリームを買わなかった半蔵商店です。このストイックさはもっと評価されていいと思う。


■さて、NIGO(登録商標)のブログで平成中村座の話題について書いてました。カブキ見るんですねえ、NIGO(登録商標)。やはり35000円のお大尽席でしょうか?


■一方、おれも今月の平成中村座は二十七日の切符を買いました。おれは平成中村座の初日('11/11/1)を見たので、やはり大千穐楽とも云える最終月の最終日も見に行くべきでしょう。と思ったからです。

──ですが、ご存知の通り、五月二十八日に追加公演が決定したため二十七日は大千穐楽ではなくなってしまいました。二十八日も見に行くかなあ。でも安い梅席は売り切れで、竹席しか残ってないな…。


■巨人の星はもういい


■巨人の星のキャラクターを起用した広告のない、平和な地球になってほしい。

というおれの願いも虚しく、平成24年5月現在も、auが巨人の星を広告につかっている。この世に神も仏もないのだろうか。われわれ人類は、あと何回同じ過ちを繰り返すのだろうか。もういいっつーのな、そういうセンスのCMは。そういえばキリンもあしたのジョーを広告につかっている。


■そもそも、おれの世代だと、もうパロディーCMのキャラクターとしてしか巨人の星やあしたのジョーを目にしたことがないんだよね。だから、パロディーがパロディーとして機能してない。なので、広告としても効かない。

まあ、これは単にauやキリンのCMがおれの世代をターゲット層として捉えてないってだけの話かもしれない。実際、いまだにこれだけCMやらなんやらに用いられるということは、一定の年齢層には広告効果があるんだろうな。おれ個人としては、もう見たくはないのですが。


■そういえば数年前のことだが、某県のとある食品メーカーが、有名人の家族に取材したドキュメンタリー調のCMシリーズを作った。

数本のCMからなるそのシリーズはなかなかの力作で、短い時間ながらも見応えあり、かつ暖かい余韻を残す、良質な作品であった。

が、このCMの制作者は何を考えたか知らんけど、巨人の星のキャラクターを用いたパロディー調のCMを作って、シリーズ中の一作として加えちゃったんですね(リンク先の動画後半30秒)

おまえ、それ、台無しじゃん、これまで作ったせっかくのドキュメンタリーが。なに考えてんだよ。と思った。


■ネーミングは大事


■1990年ごろ、くもん出版から、「児童向けの、ミステリアスなホラーなどを集めた、長いタイトルを冠した、5冊シリーズの本」が出てたような気がした。

「あれ? くもん出版じゃなくて学研だったかな?」などと迷走しつつもがんばって検索してみた結果、それはやはりくもん出版から(1990年ではなく)1989年に発売された『幻想文学館』というシリーズで、各巻にはそれぞれ
『恐ろしい幽霊の話』
『なぞめいた不思議な話』
『奇妙な動物の話』
『悪夢のような異常な話』
『ファンタスティックな恋の話』
というタイトルが付けられている。ちょっと手に取ってみたくなるよね。

ちなみに各巻に収録された作品については、こちらのサイトを参照されたい。

なお、このシリーズは数年前に復刻されたようだ。ただし、シリーズ名は『世界の幻想ミステリー』という、オリジナルよりいささか平板なタイトルになったうえ、各巻も、
『ザ・ゴースト』
『ザ・ミステリアス』
『ザ・クリーチャー』
『ザ・ナイトメア』
『ザ・ロマンス』
という、なんだか「いっや〜、やりたいことは分かるんですけどね、ええ…」って感じのタイトルに改題されてしまった。あんまし読書欲をそそらr、いやケチを付けたいわけじゃないんだけどね。ネーミングって大事ですよね。


■数年前、ヤフーだかリクルートだかが、「アルファベット2文字の、ビジネス向けSNS」というのをやってたような気がする。

で、がんばって検索かけて、やっと分かった。ヤフーの「CU」だ。

CU、忘れてたわー、orkutやpoken以上に忘れてたわー。

しかし、なんでこんな覚えにくくて魅力のない、しかも検索に引っかかりにくい名前にしたのか? ネーミングって大事ですよね。


■以上、コザのゲート通りの酒屋で買ったジョニ金(ただし、コルク栓が劣化してるためジョニ黒なみの値段で安売りされてた)のペプシ割りを飲みながらお届けしました。半蔵商店でした。


■渋谷で亀に酔う


(平成二十四年五月八日の日記)


■午前中。ガリタ食堂に出てきたこのカレー屋に赴く予定だったけど、店のサイトによると臨時休業とのことだったので、かわりにものすごく久しぶりに渋谷の5回くらい行ったことのあるこの店へ。魚介系(かな?)の甘めのカレー。トッピング全部乗せ。量も多く値段も安い。

人気のある店なので午前11時の開店直後というタイミングを狙って足を運ばないと、店の前にすぐ列ができてしまう。なので、おれは午前11時ごろにしか行ったことないんだけど、その時間帯の店内には、どういうわけかAMラジオの辛気くせえ老人テレフォン人生相談、みたいな番組が、それはもう百発百中の確率で流れている。

この日も「娘夫婦がね、離婚しそうなんですけどね、私としましてはね」みたいな老女の声が店内に延々と流れていて、こんな空間ではカレーの味も2割減ということに、この店を営む夫婦は気づいているのかいないのか。

かといって、このラジオ番組が終わる時間帯にこの店に行くと、前述のとおり列に並ぶ羽目になってしまう。うーむ。


■カレーを食べてから、渋谷ヒカリエの亀博へ。

会場のいたるところに亀治郎の大きな舞台写真パネルが展示されてて(それも連写の合成で一枚の写真に亀治郎が複数体登場してたりする)、前後左右360°が亀治郎亀治郎亀治郎……。一度にたくさんの亀治郎の写真を見て回ると、軽く亀酔いを起こすことが分かりました。

たまたまタイミングが合ったので、会場内のミニシアターみたいなとこで亀治郎のドキュメンタリー映画を見ることができた。素の状態の亀治郎もところどころに出てくるのだが、髪型とドット柄のシャツとが相まって、'00年ごろの藤井隆に見えた。

才能ある歌舞伎役者はもちろん他にも多々いるけど、なかでも亀治郎はとくに、なんというか「神様に選ばれた感」が強い、と思う。亀治郎の好きなところを一つ挙げろ、と云われたら、おれは多分それ。


■ヒカリエから見下ろす渋谷の街は、最近よく目にする「実際の景色をミニチュアっぽく撮った写真」みたいで、なかなか見物だった。


■その後、「iida G11」という機種の携帯電話機を求めて(その理由は省く)、渋谷、新宿、秋葉原のauショップや電器屋を見て歩くも、どの店ももう置いてない、とのこと。

合計20店くらい回って、歩き疲れて、五月十日午前六時半現在もふくらはぎが筋肉痛…。('A`)


■五月花形歌舞伎 新橋演舞場 夜の部5/5・昼の部5/6


■本日をもちまして(たしか本日だったと思う)、半蔵商店は無事7周年を迎えました(たしか7周年だったと思う)。7周年ったら、あれですよ、半蔵商店が始まったときに生まれた赤ん坊が小学校に上がっ、まあそうやって時間の長さをあれする作業はいいや、別に。

とはいえ7周年です。書く方も、読む方も、お互いもっとマシな時間の遣い方があっただろ、とかそういうことはあんまり考えないようにしつつ、これからもご高覧賜りたく存じます。


■さて、この土日は新橋演舞場の五月花形歌舞伎に行って参りました。その感想など。


【夜の部 5/5】
■椿説弓張月
三島由紀夫の作、と聞いて、「よくない意味での“昭和中期モダン”」をちょっと危惧したけど杞憂だった(黒アゲハと、海難を救う烏天狗の群れ、の演出はちょっと昭和っぽいかなーとは思う)。

「手持ちの歌舞伎のカードを全部使い切りました!」という感じの構成で見応えがある。海上のシーンの船も凝ってる。

染五郎、先月の忠臣蔵ではちょっと物足りなかったけど、今月は全体的に良かった。ちゃんと主人公らしい主人公だった。

おれはこれまで三島由紀夫の作品に、1文字も(あるいは1秒も)接したことがないのにもかかわらず、武藤太が体中に竹を打ち込まれるシーンにはミシマを感じた。なぜだろう。まあ、これに類することは人生においてよくある。

七之助が出てきたときに、「あれ? 七之助は平成中村座ではなかったっけ?」と一瞬混乱する。掛け持ちしてるんですね。


【昼の部 5/6】
■西郷と豚姫
おれの苦手な「幕末のステレオタイプな薩摩藩の人間」が出てくるパターンの演目だわー、と最初はちょっと腰が退けてました。

だけど、インパクトある題名から想像するより、さらっとしてて、いい話でした。主人公二人が大柄な割に繊細で。

児太郎を見て、これからの世代「身長の低さ」に恵まれた女形は期待しにくいのだろうか、と思う。名前ど忘れしちゃったけど、背が高くてデッサン人形みたいになってる若手いるしなー。


■紅葉狩
なぜこの季節にこの演目なのか。と、疑問に思っちゃいけないんだろうか。おれは変だと思うんだけど。

それはさておき愛之助と高麗蔵が良かった。が、おれがいちばん好きだったのは種之助の踊り。

三味線の人に、スリムクラブ内間に似てる人がいた。


■女殺油地獄
愛之助の与兵衛は、'11年2月のルテアトル銀座の染五郎の与兵衛(←“の”が多すぎるな)よりも、さらにそれこそ衝動だけで突き動かされてる与兵衛、という印象があった、ような気がした。殺し場の残酷さも、今月の方が上回ってたように思う。


■演舞場の近くのコンビニでこれを買ってって、開演前のおやつに食べたら、意外に美味しかった(ストロベリーチーズケーキ)。次の幕間に、もう一個買いに走りました(キャラメル&クッキークランチ)。


■今日は五月五日でした


かしわ餅食べて、しょうぶ湯に入って、歌舞伎見てきました。



今日もめちゃイケでは、ガリタ食堂やってましたね。制作費と撮影の手間の割には視聴率稼げるんでしょうか。

しかしカガリDは、摂取カロリーだけでなく、毎月の食費も大変なことになってそうですね。とはいえフジテレビ社員ですからね。


■連休の予定や近況


■船玉様が見える。半蔵商店でございます。

ここ数年の連休は、箱根、箱根、京都、沖縄と過ごしてきましたが、今年はトーキョーから出ません。でもヒカリエには行きません。ヒカリエが混雑してる、と聞いて思い出したのですが、そういえば六本木ヒルズの開業もまた連休前で(いまwikipediaで調べたら2003年4月25日開業とのこと)、混雑していたと記憶しております。行ったわけじゃないけどね。しかし、六本木ヒルズよりあとに開業したはずの東京ミッドタウンの方がなんだか懐かしく感じられ、表参道ヒルズにいたっては現存してるかどうかさえ誰も覚えてない、という23区内の商業施設が次々と完成しては消費されていく現状からすると、ヒカリエもまた数年後には廃れてたりするのでしょうか。まあ、渋谷駅からだいぶ近いので、そう簡単に過疎化することもないとは思いますが。

さて、この連休中はカブキ行きます(連休じゃなくたって行ってるような気もしますが…)。新橋演舞場です。『西郷と豚姫』という題名からして初めて聞く謎の演目とか、『女殺油地獄』とか見ます。

あとは、部屋で書を見したり、ゴロゴロしたりですかねー。久しぶりに宅配ピザでもとりますかね。


■昨日は、数年ぶりに恥ずかしながら「テレビで見た食べ物屋に行く」という軽薄な行為に出てみました。お店はこちら。めちゃイケのガリタ食堂で紹介された担々麺です。山椒がかなり効いた特徴的な味で、たしかに美味しかった。

が、この味は、「当初は“テレビでやってた店に行ってきたよ報告”を兼ねて、やたら周囲にすすめまくり、自分でも通うようになるが、三回目くらいで我に返り唐突に飽きる」タイプの味ですね。9年前にテレビで見たお茶の水のインドカレー屋がそうでした。もっともあの店には、三回と云わず五十回くらいは足を運んだような気もしますが。

ちなみに、同じくガリタ食堂で紹介された近所のカレー屋(※上記インドカレー屋とは全く別。念のため)は売り切れ→早じまいしてましたが、いずれはカガリDが番組内でそうしたように、カツカレー→担々麺のハシゴをしてみようかと思います。


ほぼ日の扇子。去年買い逃した佐藤可士和のが今年も売られてたので買いました。一時期はヤフオクなんぞで探したりもしてたのですが、新品を買えて良かった。来週ごろ届くようです。

でも、上記ページを見てるうち、「クロスステップ」という柄のも欲しくなった。夏っぽいですよね。