■2017/8/11〜20は夏休みで沖縄です。14〜16は石垣島、と思いきや意外に宮古島。


■gocoupのシングル今秋完成予定です。

■渋谷で変なつけ麺を食べた件


■昨日、久しぶりにつけ麺を食べようと思い立ったんですね。で、一年ばかし行ってなかった渋谷の某店に足を運んだわけです。

で、店に入って券売機を見ると、「熱々柚子おろしつけそば」なる見慣れないメニューのボタンがあったから、まあとくに深くは考えず、そのボタンを押して、「熱々柚子おろしつけそば」とやらの食券を買ったわけです。

(※ちなみにこの店では、いわゆるつけ麺のことを「つけそば」と表記してます。なんでかは知らない。)


■店の兄ちゃんに食券を渡して待つこと数分。「熱々柚子おろしつけそば」が運ばれてきたわけですが……。

それが、「タレ」の器と、「白濁したお湯に入った麺」の器、だったのですね。うん、なんか、麺が丼のお湯の中に沈んでるんですよ。

なにこれ。聞いてないんだけど! おれの知ってるつけ麺と違うんだけど。

いや、メニュー名から「熱もり」で来るのかなーぐらいの予想は付くけど、まさかこんなもんが運ばれてくると思わんでしょう。

うん、いや「タレ」は分かるよ、タレは。でも、なんだよ、この「白濁したお湯に入った麺」って。


■この「白濁したお湯に入った麺」をさして、店の兄ちゃんいわく、

「こちら、そのままスープ割りとなっております」

だと。

ようするに、麺が、丼の中でぼっちゃんとスープにつかっとるわけですわ、しょっぱなから。

わざわざこういう盛りつけにする意味が1ピクセルも分からん。麺を熱く提供したいなら「熱もり」で出せばいいわけでしょう。なんでスープに沈めとく必要があるね。


■でも、しょうがないから食べ始めましたよ、この変な料理を。

一口ごとに、スープの中に沈んでいる麺を箸でつまんでタレにつけるわけだから、麺からスープがびちょびちょ垂れてきてめんどうくさいこと夥しい。このメニューを考えついたやつは何を考えてるんだっつーの!

なんで「他人のラーメン丼から麺だけを分けてもらう」みたいな作業を一口ごとに繰り返さなくちゃいけないんだよ。食べてて、どんどんアホらしくなってくる…。


■なんとか食べ終えたけど、食べる作業が通常のつけ麺より1.65倍くらいめんどうなので、あんまり「食べた!」という満足感が得られない。これで800円。このメニューを考えついたやつは今日の午前中までに切腹しろ!! それも、英国人の目の前で!!!

──それなんて生麦事件? (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )

このくだらないメニューの写真が、某「有料店舗会員になれば順位も上がって悪いクチコミも排除できますよ」でおなじみの食べ物屋評価サイトにあったので、参考までにリンクしておきます


■教訓。つけ麺屋やラーメン屋の、新メニューだの期間限定メニューだのは、高確率でハズレ。





──と、昨日はこんなことを考えておりました。これしきのことでいちいち心を乱さぬようにしたく思います。


■平成二十四年 正月の芝居。まとめて。


この正月のお江戸は、五つの芝居小屋で同時に歌舞伎がかかりました。半蔵商店歌舞伎クラスタの皆様におきましても、切符代の捻出とスケジュール調整に頭を悩ませた一ヶ月になったのではないでしょうか。

ちなみに、歌舞伎の切符がいちばん売れる月は一月だそうですね。やはり、正月といえば歌舞伎、なのでしょうか。

では、今月の劇評をまとめて。

──“劇評”ってほどのもんか? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) オオキクデルンジャナイ





■1/7 新橋演舞場 夜の部
体格の良いおじさん二人に挟まれる、という席だったので、終始、肩身を狭く狭くしてないといけなくて弱った。

やはり、この日は『連獅子』でしょうなあ。紅白のコントラスト。

なお、この日は吉右衛門が出演した『さんまのまんま』の放送日でもありました(おれは録画したけど、未見)。



■1/8 浅草公会堂 第二部 (着物の日)
この日は、「着物の日」に設定されてたので、着物を着ていく。そしたら受付で記念品の箸をもらった。

ふだん、歌舞伎の劇場に着物を着てくる男性はパラパラとしか見かけないのだけれども、この日はさすがにたくさんいた。着物姿の男性をこれだけまとめて見かける機会もそんなにない。

芝居(『敵討天下茶屋聚』)はですね、正月から見るにしてはけっこう悲惨な話だなーと思いつつ見てた。

亀治郎ってどんな芝居でも“持って行く”のがうまくて、もちろんスタアと呼ばれる人はだいたいそうなんですけど、亀治郎の場合はその持って行き方がとくに緩急自在な感じで。ともすれば鼻につきかけるほどなんだけど、鼻につく一歩手前、にとどめる抑制があるというか。

しかし、正月の浅草って、ほんっっと人類がたくさんいますね。駅から会場に行くまでも一苦労でした。



■1/9 新橋演舞場 昼の部
三階席奥の、エアコンの吹き出し口に近い、温風がめちゃめちゃ当たりやすい席で、終始暑かった。

おかげで『金閣寺』の中盤はぼーっとしてました。劇場というところは、季節を問わず暑かったり寒かったりするな。

『加賀鳶』は、質屋の店先でゆすりを働く際、お兼が白々しく泣くところが面白い。が、全体的には『め組の喧嘩』の勝ち。



■1/15 浅草公会堂 第一部
お年玉の挨拶は、亀鶴の日を狙ったわけではないが亀鶴だったので、トクした気になりました。亀鶴がなんか好きなんですよね…………いけませんかっ?

『南総里見八犬伝』は、やはり亀治郎・竹三郎夫妻で笑った。

『廓文章』みたいな、"つっころばし物”(という呼び方があるかどうかは知らない)は、東京の劇場でももっとやってほしいですね



■1/15 新橋演舞場 夜の部 [再見]
浅草とのダブルヘッダー。『連獅子』がもう一度見たくて(くわえて、1/7はあまり快適な観劇環境ではなかったので)再見。

『め組の喧嘩』も、1/7に見たときよりさらに良くなってたような気がした。芝居とおれの見方の、どちらかあるいは両方が変わってきてるのだろう。

ところで最近、橘太郎を見ると猫ひろしを思い出すんですけど。なぜだろう。

あと、平成ノブシコブシ吉村を見ると染五郎を思い出す。でも、染五郎を見ても吉村は思い出さない。



■1/21 平成中村座 昼の部
一階左の竹席。天井が低く、花道も間近なので、臨場感がある。贅沢を云うと、場内が寒いんだけど、これはまあ想定の範囲内。

『鳥居前』。獅童が良い。

『身替座禅』は、初めて勘三郎で見た。彌十郎の迫力に全米が震撼した。獅童が、鳥居前とはまったく対照的な役柄。

『雪暮夜入谷畦道』の橋之助には「惡の色気」のようなものを感じた。

なお、この日は国立劇場で、『伝統歌舞伎保存会研修発表会』があったのですが、こちらの体力の都合上断念。





なお、1/4の国立劇場についてはこちらをどうぞ。

あと、1/20は、『国立劇場開場45周年記念特別座談会』にも行ってました。


■空港あるある


若い白人の女が、床に直接あぐらをかいて座り、不機嫌そうな顔でMacBookをいじっている。


■親戚どうしの食事会には、創作料理の店を選ばないほうが無難だと思った。


頼んでもないのに寒い日が続きますね。困る。

では、長々と書いてきたハワイ篇はこれにて最終回。すいませんね、だらだら続けちゃって。今回は〔14〕と〔15〕です。

●〔01〕〜〔03〕はこちらから
●〔04〕〜〔06〕はこちらから
●〔07〕〜〔10〕はこちらから
●〔11〕〜〔13〕はこちらから


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〔14〕アラモアナの某レストラン
親戚のお招きで行ったから、あんまり悪くは書かないけど、この店、よくなかったよ。

ディナーのコースを予約していったのに、一皿目が出てくるまでに70分かかるという手際の悪さ。店員がおれたちのテーブルで給仕中、ガッシャーンと食器を落とすこと3回(そのうち1回はドンガラガッシャーン級の事故で、コップが割れた)。まあ、このようなレベルのサービスの店だったのです。料理は「創作ハワイ料理」みたいなジャンルで、まあ、ご想像通り、おいしくない。 ('A`)

で、3時間に及ぶ間延びした食事会がなんとか終わりまして。

会計時、おれたち一家を招待してくだすった親戚のおばさまは、

「こんな店に招待してしまって、すいません!」(英語)

と、明らかにレジの店員の耳に入る音量で、傍らにいたおれの妹に云ったそうだ。



ちなみに、われわれ家族も沖縄で、この親戚一家を変な創作沖縄料理の店に招待してしまったことがある。この店もまずかった……。メニューのひどさを描写するだけで、半蔵商店2回分のエントリになるので、割愛。





〔15〕ホノルル空港
帰りのホノルル空港の、別館というか「はなれ」のような建物にて。壁の模様とか、木目とか、吹き抜けのシャンデリアとか、トイレの標識の字体などが、全体的にレトロにまとまっていて、良かった。

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ちなみに、帰りの飛行機のチェックイン・カウンターには、「オーバーブッキングのため、搭乗を翌日にずらせる方はお申し出てください」みたいな貼り紙があった。噂には聞いていたが、ほんとにあるんですね、オーバーブッキング。

なお、搭乗を翌日にずらすと、お小遣い400ドル+食事券+ホテル代+空港までの往復タクシー代が航空会社からもらえたそうだ。

これ、「ハワイで一日遊ぶだけで400ドルもらえるバイト(宿・食事・タクシー付き)」って考えると、かなり割の良い仕事ですね。

おれも帰国を翌日にずらそうかと一瞬考えたけど、けっきょく家族そろって帰りの飛行機に乗っちゃいました。家族旅行なのに、自分だけ一泊延期ってのもね。


■すいません、まだハワイの話です


すき焼きってさー、良くない肉の味をごまかすための食べ方なんじゃないの。だって、まだ割り下を投入する前の、「牛脂と長ネギとで炒めただけの段階の牛肉」を、火の通り加減を確かめるために一口パクッと食べた瞬間が一番おいしかったりしない?

まあ、これはスーパーで買える範囲の食材の話で、高級すき焼き屋だとまた違うんだろうけど。

ということで、ハワイの話です。まだ続くんか、これ…。



〔11〕マーティン・デニーが演奏していたバーを見つけられなかった。

あさま山荘と云えばカップヌードル(またこの比喩)、ハワイと云えばマーティン・デニー。なのですが。

マーティン・デニーが演奏していたという、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ内の「シェル・バー」跡地を見つけられませんでした。ホテルの人にも訊いてみたんだけどさー。まあ、おれの英語力がもうちょっとあれば見つけられたんだとは思うけど(なお、こちらのブログ様にシェル・バー跡地の写真があります)

いちおう、ホテル内に掲示されていた、「当ホテルの歩み」みたいなポスターに、マーティン・デニーとアーサー・ライマンが載ってたのは見つけることができました。

デニー

ライマン



オーディオ・プレイヤーにマーティン・デニーのCDを何枚分か入れてハワイに持ってたのですが、現地ではマーティン・デニーはあまり聞かず、映画版ちびまる子ちゃんの、藤木の「ひきょう」の歌を聴いたり、弟と二人で、未来玲可の「海とあなたの物語」を合唱したりしました。





〔12〕沖縄はハワイに似ている。あるいは似ていない。
ハワイの街並みや自然の景色は、沖縄の各地に似ている、と思わせられる瞬間が多かった。

市街地を車で走っていると、宜野湾の普天間〜伊佐間に似てたり、コザのゲート通りに似てたり、那覇市の久茂地(の国道沿いエリア)に似てたりする風景がちょくちょく現れてくる。

ちょっと自然の多いところに行くと、沖縄本島北部っぽかったり、西表島っぽい景色になる。ふむ。

(どこがどう似てるか、という細かい説明は省く。)

そしてハワイと沖縄で違う点も多々あって。

・日差しがきつくない
(沖縄の日差しはきつい。すぐ焼ける。対して、ハワイの日差しではあんまり焼けない。)

・湿気が少ない
(ハワイは爽やかです。)

・台風が少ない
(沖縄は台風が多い。おれの職場の某氏は新婚旅行で沖縄に行ったのに、ホテルに着いた直後に台風が来て、どこへも出かけられないまま新婚旅行が終わったらしい。)

・樹木の枝の広がり方が違う
(ハワイの木は、横に開放感のある広がり方をしているのが多い。台風が少ないことと関係があるらしい。)

・寒くない
(沖縄の12〜3月はけっこう寒い。)

など。





〔13〕
ホノルルは街並みがよい。60〜70年代に建てられたようなビルがそのまま残っている(残している)ような感じ。建物の並び方も、ごちゃついてなく、すっきりとしている。道路もきれい。街全体が代官山レベルのきれいさ。

撮る人が撮ったら、アヲハタジャムのCMが一週間で12本くらい撮れそうだ。と思った。


■とんねるずが日村に買わせたようなロレックスは買わなかったが、シェービングクリームは買った。


ごきげんよう小山観翁です、半蔵商店です。

外は雪ですが、ひきつづきハワイの話。

●〔01〕〜〔03〕はこちらから
●〔04〕〜〔06〕はこちらから

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〔07〕シェーヴィング・クリームが安い

村上春樹のエッセイに、「日本のシェービングクリームはアメリカより高い。ゆえに、アメリカ県に行ったときはシェービングクリームをまとめ買いしてくる。なぜ日米でこんなに値段が違うのだろう。なぜだろうなぜかしら」といった内容の文章があった。

ふむ、そんなものなのか、と思ってたけど、実際にホノルルのウォルマートに行ってみたら、本当に安かった。「これ、日本で買うと500円強ぐらいするんじゃない?」ってかんじの、どっしりした缶に入ったシェービングクリームが、1ドルちょっと。10オンス(283g)入り。

日本製のクリームよりも密度が濃い。ほんのちょっとスプレーするだけで、十分な量の泡が得られる。泡が顔から滑り落ちにくく、使いやすい。※個人の感想です。

これはハワイの買い物の中でも、「おとくな買い物をしたなー」という充実感を、最も得ることができた買い物のなかの一つです(直訳風)。





〔08〕冷や麦

村上春樹のエッセイに(←またかよ)、「ハワイで冷や麦を食べると美味い」と書いてあったので、ハワイに冷や麦を持って行った。

ホテルの部屋に冷や麦を調理できる環境などない、とアタマでは分かっていたのだけど、あわよくば冷や麦をゆでる機会に恵まれることもあるかもしれない、と思ったのですね。

まあ案の定、そんな機会には恵まれなくて。おれが石神井町のスーパーで買った冷や麦は、けっきょくハワイ在住の親戚に進呈することになった。

一パックの冷や麦が、東京から太平洋の真ん中まで移動しただけ、という結果に終わったけど、でも食べてみたいなあ、ハワイで冷や麦。





〔09〕ハワイでできなかったこと

・ハワイっぽいカクテルを飲めなかった。ブルーハワイとかチチとかピニャコラーダとか。
(かろうじてマイタイだけは飲んだが、それは日本風居酒屋でのことで、いかにも間に合わせの材料で作った間に合わせマイタイだった。)

・泳がなかった。
(ゴーグルは持って行ったけど。まあ海はけっこう冷たかったらしいので。)

・ステーキを食べなかった。

・本格的なハンバーガーを食べなかった。
(でも、ウェンディーズには行きました。)

・成田〜ホノルル間で、パンナムの飛行機に乗れなかった。
──いや、だから、当たり前だろ、それは。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

・冷や麦を食べられなかった。
(上述の通り。)

・ヒルトン・ハワイアン・ビレッジで、マーティン・デニーが演奏していたという「シェル・バー」跡地を見つけることができなかった。
(この件については、後日書くかもしれません。)

・『ホノカアボーイ』で有名な、ホノカアに行けなかった。

などなど、いろいろやり残したことはあるけど、また次回。





〔10〕その他いろいろ
■行きも帰りも、飛行機から降りるとき、ビジネスクラスがやたら散らかっているのが目に付いた。ファーストとエコノミーはそれほどでもないのに、ビジネスクラスは毛布やらスリッパやら空き缶やら雑誌やらが散乱している。なぜなんだろう。


■西洋ではホテルやレストランでチップを渡す習慣がある、と聞いたので、事前に渋谷の伊東屋で「ポチ袋」を調達した(年末なので、いろいろなポチ袋を売っていた)。

が、このポチ袋は、ホノルルのホテルに着いたとき、トランクを運んでくれたポーター氏にチップを渡すときにしか使う機会がなかった。

ルームメイク係の人へのチップを、ポチ袋に包んでベッドサイドテーブルに置いてたら、それがチップだと認識されず、持ってってもらえなかった。「MAHALO」って書いた付箋も貼ってたのになあ。

それ以降、ルームメイク係へのチップの一ドル札は裸で置いとくようにしました。


■ユナイテッド機内で、弟がスチュワーデスにジンジャーエールを頼んだら、こんな缶が出てきた。

ジンジャーエール

デザインがナウい! シーグラム社の製品です。日本でも発売すればいいのに。と書いても無駄なことは分かってるけど、日本でも発売すればいいのに。


■とんねるずが日村にロレックスを買わせた時計屋には入れなかった。


ピース綾部が、トーク番組で「先輩芸人に積極的にぐいぐいからんで」かつ「毎回きっちり結果を残す感じ」がすごいな。いや、もちろん今に始まったことじゃないけど。

5年くらい前の品川も先輩にからんでいく方だったけど、からむ割にはとくに何も起きず、やりとりがグダグダに溶けていくことが多かったのに。まあ両者を比べてどう、ということではないです。

では、ハワイ旅行の感想文。つづき。


〔04〕機内食はたしかに美味しくない
機内食は、うん、たしかに美味しくなかったです。日本のコンビニ弁当を2ランク下げたような味。スチュワーデスに注いでもらったコーヒーも、発泡スチロールの味がする。でも、アメリカ系の航空会社のエコノミークラスの機内食の味にケチを付けるのもね。機内食なんて、「不味い」ありき、ですからね。そっからの勝負ですからね。

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そもそも拙僧は、ANA国内線のプレミアムクラス(羽田→那覇)で、これより不味い機内食を食べたことありますから。あれはさすがに問題外だった。それにくらべれば、最後まで食べ切れただけありがたい。

とはいえ、機内食に添えられていたプラスチックのスプーンが、なぜか最初っからバキバキに砕けていたところにアメリカを感じました。

あと、「デザートのブラウニーとバターは取っといて、あとで小腹が空いたら食べる」といったライフハックも駆使しました。


〔05〕次はヒルトンに泊まりたい、と思った。
泊まってるホテルから歩いて行ける範囲に、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジがあったので行ってみた。ヒルトンには「人工的なイメージのハワイ」がたっぷりあった。わかりやすい空と、わかりやすいビーチと、わかりやすいヤシの木で構成された、わかりやすい風景。観光客は、ガイドブックや絵ハガキに印刷されてるのと同じ風景を求めるじゃないですか。ヒルトンはその要望に応えてくれるところだ、と思った(ま、ヒルトンに限らず、そういうとこは他にもあるんだろうけど)。

また、このヒルトン・ハワイアン・ビレッジには、やたらオリエンタルな一角があって、日本と香港をうっかりミックスしたような店が並び(ラーメン屋まである)、唐突に日本庭園風なスペースが現れたりする。

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↑この写真、空があって、海があって、白人観光客が泳いでるプールがあって、鯉が泳いでいるオリエンタルな池があって、それが同時にフレーム内に納まってるんですよ。それにヤシの木ですよ。この切り貼り感が良い。

このヒルトンでは、'50年代にマーティン・デニー一座がバーで演奏していたそうですが、その音楽の切り貼り感にも通じるところがありますね。っていうのは、こじつけに過ぎますかね。


〔06〕なんかいろいろ
■ワイキキの大通りは、高級な国際通り(浅草のではなく、那覇の)といった感じだった。

■アラモアナ・ショッピングセンターは、巨大なキャナルシティ博多だ、と思った。

アラモアナ・ショッピングセンターでは、とんねるずが日村に百万円くらいの腕時計を買わせた例の時計屋があった。入ってみようとしたけど、少々お高い雰囲気の店だったので、おれは入れませんでした。

■ハワイではiPhoneをよく見かけた。観光客も地元民もiPhoneが多いような気がする。アラモアナにもワイキキビーチのほうにもアップルストアがあった。

■ウォールマートではビールが安かった。ハイネケンの小瓶6本パックが7ドルちょっととか。

■ハワイでは、レッドブルのような「エナジードリンク」っていうんですか、そういうジャンルの飲み物を多く売ってた。レッドブルにも日本では見ないサイズやシュガーフリー版があったり、レッドブル以外のメーカーも何種類かあった。このエナジードリンクのジャンルは、おそらく、日本でいうとこのドリンク剤に相当してるんだと思う。

で、店頭に並ぶ各種エナジードリンクの中から「モンスター」という銘柄の飲み物を買ってみました。おいしくなかった…。


■ジャムおじさんみたいな外人からパンを買った。


玄関とテレビの横に飾ってあった鏡餅を分解して、焼いて食べました。ちょっと遅いですが鏡開きです。激動の2012年ももうすぐ終わりですね。

さて、先日行ってきたハワイの感想などを、日本語でぼちぼちと書いていきますので、餅でもつまみながら読んでください。餅に「ラ・フランス」のジャムをつけて食べたら美味しかったです。


〔01〕硬貨が数え慣れない
ハワイ(というかアメリカ?)を旅するときは25セント貨をたくさん準備しておくと便利、ということが分かった。コインランドリーとか、自動販売機とかでちょくちょく必要になる。

旅の終わりまで慣れなかったのが硬貨の数え方で、1セント5セント10セント25セント(←まずこれらを瞬時に判別できない)を手のひらでジャラジャラ数えるのは手間だった。

たいていの場合、支払いにまごついてしまい、めんどくさそうな顔をしたレジの店員がおれの手のひらにある硬貨をパッパッとつまんで持ってった。たぶんこれ、向こうの店員の間では「日本人旅行者あるある」なんだろうな。


〔02〕ABCストア
ホノルルのいたるところにある「ABCストア」は日本のコンビニ+おみやげ屋のようなチェーン店ですが、これが気に入った。商品や棚の並び方が、日本のコンビニよりはるかに整然としてる印象を放ってるのですね。ゴチャゴチャしていない。すっきりしてる。ムダな貼り紙とかがない。

売ってる物は(おみやげ品を除けば)日本のコンビニとたいして違いはないはずのに、商品が、ひいては店内がきれいに見える。商品パッケージの差か、内装の差か、照明の差か。いずれにせよ、日本のコンビニとは違う次元の意識の差を感じる。

「日本にもABCストアがあればいいのに!」と一瞬思ったけど、日本企業がABCストアを日本国内に出店する権利を買い取り、実験的に都内の数店舗で展開したとしても、すぐに

・変なPOP類
・変な店内放送
・変な季節商品の広告
・変なポイントカードのお知らせ
・変な端末(チケットぴあの券とかを発行するやつ)
・変に明るすぎる店内の蛍光灯
・変に明るすぎる看板

などが各店舗を浸食し、結局は普通のコンビニになってしまうのではないか、という予想をしてしまう。

ABCストアでは、「スパむすび」(※SPAMの薄切りを乗っけたおにぎり。小さめの黒板消しくらいの大きさ)や、ペットボトル入りの牛乳(ビタミンD添加)を買いました。この国では牛乳もペットボトルに入ってるのだなあ。


〔03〕スワップミート
アロハ球場なるスタジアムの周辺で、「スワップミート」なる市が開催されていた。フリーマーケットのような物らしい、と聞いていたのだが、実際は、Tシャツやハワイ土産を安値で売りさばいている業者がほとんどだった。そういう業者が、スタジアムの外周にテントを連ねている。

おれが見た限り、個人で古物を売ってるようなテントは一つしかなかった。で、おれはそのテントで売っていた「古い7UPの瓶」と「地元の高校の料理部(?)が作ったレシピ集」がちょっと欲しかったのだけれども、そのテントのおっさん二人が二人とも怖い顔をしてたので気おくれして、何も買うことができなかった。

弟は、別のテントで変なタンクトップを10ドルで買っていた。弟いわく、

「会計を済ませた瞬間に、このタンクトップを買ったことを後悔した」('A`)

とのこと。じゃあ最初から買うなよ、とも云えないところが、この種の買い物の不思議なところ。

あと、「いかついジャムおじさん」としか云いようがない体格&服装&顔面をした、いかつい白人のおっさんが手作りパンを売っていた。母がこのジャムおじさんからパンを買ったので、少し分けてもらって食べてみたのだが、これが綿アメのようにフワフワしていて、ハチミツとミルクの味がほのかにして、美味い。もしかしてあの白人、ジャムおじさん本人?ってくらい美味い。

このスワップミートではTシャツがめちゃめちゃ安かった。まあもちろん、ナウいデザインではないのだが、7枚で20ドルとかそんな感じ。儲けは出てるんだろうか、と他人事を気にする。


■「パンナムバッグ持ってハワイ行くって、高度経済成長期っぽいよね」と弟


■年末年始のハワイ旅行には、パンナムバッグを持っていきました。

これ↓

パンナムバッグ

うん、やはり、心のどこかに「ハワイといえばパンナム」みたいな刷り込みがあるんだと思う(←人は、このような刷り込みから自由になるのは難しい)(←という事実を素直に認めるのもまた難しい)。

できることなら、このたびのハワイ旅行も、パンナムの飛行機で行きたかった。

そう。妹が家族みんなの航空券を手配する係だったんですね。なので妹に、「航空会社はパンナムにして!」と頼んだのですが、パンナムの航空券は取れず、けっきょくユナイテッド航空の券を買うことになりました。

──まあ、そうなりますよね、ええ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) ジョウシキテキニカンガエテ


■パンナムバッグを持っていたところ、道中、三名の人に話しかけられました。

一人は、チェックインしたホテルのカウンターのおじさん(60歳くらい)。

おれのパンナムバッグを指して、「very collectible」といったようなことをおっしゃってました。

もう一人は、ホテルの売店のおばさま(50代後半くらい?)で、

「私が子供の頃、お金持ちの家の子供はこのカバンを学校に持ってきてたわ(英語)」とのこと。

あとの一人は、帰りの飛行機(ユナイテッド航空)の、50代前半と思われる白人スチュワーデスで、この方はおれの持ってるパンナムバッグを指さして、

「オー、パンナムバ〜ッグ!」(+軽く拍手する仕草)

と、けっこうな食いつき様でした。ひょっとして、以前はパンナムで働いてた人だったとか?


■また上記のお三方とは別に、おれがパンナムバッグを持ってホノルルの街を歩いていたら、おれとすれ違う外人が、

「…ペンネァ〜ム」(←PAN AMのネイティブ発音)

という声を発する、ということが累計3.5回くらいありました。が、これは自意識過剰による聞き間違いかもしれない。


■真珠湾に「太平洋航空博物館」というのがあって、そこで去年の十月に、パンナムの展示コーナーができたそうだ[→PDFファイル]

去年の十月オープン、って、まるでおれがハワイに来ることを見越したかのような絶妙なタイミング! これはもう行くしかないでしょう。

と思ってたのですが、今回の旅ではこの太平洋航空博物館に行く機会は作れませんでした(比較的近所までは行ったんだけどね)。残念。また次回。


■ワイキキにて、パンナムグッズを売ってる店を発見しました。といっても、近年に生産された、「パンナムロゴの権利を入手した会社が新しく作った、今風のデザインのTシャツやらカバンやら」で、おれの守備範囲外の物でしたけど。

とはいえ、ショーウインドーにパンナムのロゴTシャツが飾られてるのを見かけると「お!」って思うね。


■ちなみに昨秋から、アメリカ県ではパンナムを舞台にしたドラマをやってるらしい。


■ハワイで撮ったハワイっぽい写真(一ダース)


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■d16/TB-303/パターン


往年のローランドTB-303やTR-909などの音色を再現した「d16 group」社のソフトシンセが1/15まで割引セール、だそうだ。

これ、買おうかどうかちょっと迷って、その割にはコロッと忘れて、いつの間にかセールが終わってる、のパターンになるな。おれの場合。


■↑と、「パターン」って言葉がこのようにつかわれるのを、最近よく耳にするようになってきている──気がする。別に目新しい表現ではないが、耳にする機会が地味に増えているというか。

で、この「パターン」という表現が地味に広まっているその発祥は松本人志にあるのではないか──と、なんとなく想像している。もちろん、違うかもしれないけどね。

以上、半端な知人に噛みつかれるパターンの段落でした。


■さしあたってハワイ写真


──正月にハワイ行ってきたんだってね。どうだった? (´∀` )(´∀` )(´∀` )

うん、外人がたくさんいました。なぜかはよく分からないけど。

──…………………。他には? (´∀`; )(´∀`; )(´∀`; )

まあ他にもあるんだけどさ、幕末でもあるまいし、一日本人のハワイ見聞録なんて書いても読みたがる人は少ないでしょう。

かといって、「2012年1月現在の最新ハワイ情報!!!」みたいなのも提供できませんしね。

でもまあ、初めて異國に行って、いろいろ感じるところはあったわけで、それはまた何回かに分けて書きます。


今日はさしあたってハワイ写真を。


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これは「zippy's」という、日本で云えば、ほっかほっか亭と大戸屋の中間ぐらいの店。米のメニューの出るファストフードというか。沖縄の移民が始めたチェーン店とか何とか聞いた。写真はライスと照り焼きチキン(だったと思う)。

ほかに、「サイミン」というラーメンのようなメニューもあったけど、こちらは試せず。また次回。


ポークたまご

ホノルルのマクドナルドでは、朝マックに「ポークたまご」が食べられた。ライス付き。

ポークたまごをご存じない方は最寄りの沖縄人に訊いてほしいのですが、ようするに「薄く切って焼いたポーク・ランチョンミート(卵焼き添え)」です。

'90年ごろにマクドナルドがカレーライスを発売して失敗して以来、マクドナルドで米を口にすることができるなんて思ってもみませんでした。


ワイキキのビーチ

元旦のワイキキビーチ。海の水温はけっこう低いらしい(弟・談)が、風景は明らかに夏。


チキンカレー
その元旦のワイキキビーチのパーラーで食べたチキンカレー。本年の初カレー。


象

これなんだと思います? ホノルル動物園の売店で父親が買ってきた、変な象の像の容器に入った、変なジュースです。頭上の赤いキャップが飲み口になってます。たしか5ドル。高い。なぜこんなものを、5ドルを投じて買おうと思ったのか。

味も変で、ジュースというかむしろジャンル的にはかき氷シロップの領域。

で、この象の容器だけもらったわけですが、この象はハワイ滞在中ずっと、ホテルの部屋に置物として棚の上に鎮座しておりました。


LIFE

行きの飛行機で読もうと思って買った、アメリカの週刊誌『LIFE』の'60年代のハワイ特集号。出発の数日前に、わざわざ神保町で買ってきた。だって、飛行機の中で読む雑誌って、『LIFE』が似合うじゃないですか(この映像の0:18ぐらいのとこで、画面左端の女性がLIFEを読んでいる)

が、この『LIFE』は、機内に預けるスーツケースの中に入れてしまったので、けっきょく読めず。


* * *


うん。妹の結婚式のため、家族でハワイに行ってたんですけど、いいとこでしたねーハワイ。ハワイにはまる人の気持ちが分かる。

この季節の東京は寒いので、「もう一度ハワイに行きたい!」というか、むしろ「ハワイに帰りたい!」という気分です。


■『三人吉座』『奴凧廓春風』 国立劇場 初春歌舞伎公演 1/4


■だから国立劇場のチケット売り場の自動発券機の上に「お買い上げ明細書」を放置してくの止めろ。

といった意味も含めまして、今月の国立劇場の感想文です。今後何回かはハワイ旅行のエントリが続くと思うので、忘れないうちに書いておきます。

ちなみに、これが今年の初歌舞伎です(さらにちなむと、昨年の歌舞伎納めは平成中村座の昼の部でした。『元禄忠臣蔵』も再見しようと思ったけど、時間は合わず)。


三人吉三
序幕が意外にパッとしない。冬の夜の空気に欠けるというか…。←いや、この表現も正確ではない。なんというか、この場面、国立劇場に似合わないのでは?

染五郎は、あまり存在を示せてない感が。幸四郎に持って行かれてるような。

と、序幕はいささか難アリに感ぜられましたが、このあとは徐々に良くなっていったので、良いと思う。

大詰の立ち回りは、舞台に敷かれた白い布のまぶしさが印象的。欲を云えば、雪をもっと派手に降らせてほしい(←個人的な好み)。

高麗蔵が全体的に良かった。芝居を引き締めてたのではないでしょうか。

夜鷹、という役柄の芝のぶも初めて見た。

あと、序幕で女を装う福助の声は、『まんが日本昔話』で小動物の声を演じる際の市川悦子に似ていた。


奴凧廓春風
うん、お正月らしくて良いんじゃないですか。イノシシの造形がちょっと、かわいくないような。笑

でも、全篇にわたっておめでたいムードでね、手ぬぐいも撒くしね。

こういう演目は、日本酒を一杯引っかけてから見るのが正解ですね。

宙乗りの染五郎がくるくる回転するところで、昭和60年代の志村けんのテレビ番組を思い出したおれは若くない。


その他
・パンフレットに載っている金太郎くんのコメントが、初々しくて良い。

・この前日に、飛行機に八時間半、バスに二時間半も乗っていたため、劇場の座席に着くとき、乗り物のシートに座るような気分になった。機内用スリッパを劇場に持って行く、というのはアリかもしれない。

当サイトには珍しく劇場の写真

当サイトには珍しく奴凧の写真


■本文とは関係ないですが、会社にたまたま置いてあった週刊文春の新年号を手に取ったら、表3(裏表紙めくったとこ)に吉右衛門が出ててる洋服の広告が載ってた。


■賀正 二〇一二


ハワイっぽい写真
▲とりあえずハワイっぽい写真


■昨晩、ハワイ県から東京県へ帰ってまいりました。欧米の超能力者風に云うと、緊急来日しました。緊急でもなんでもないんだけど。

成田空港から大泉学園まで行くバスがあると昨日はじめて知ったので、それに乗って帰ってきたのですが、飛行機に8時間半乗ったあとバスに2時間半乗るのはさすがに疲れますね。成田空港を新宿駅の地下に移転させたがってる音楽家がいるのもうなずけます。


■ハワイが暖かいところだとは聞いておりましたが、ほんとに暖かくて、苦しゅうなかったです。日中だと上半身裸のおっさんが普通に歩いています。

それに比べると(比べてもしょうがないですが)、寒いね東京。ほんとに同じ星にある国かね。まだ気温差に体が慣れません。

寒いのは好きではないので、いっそ毎年10月〜3月はハワイで暮らそうかなとも考えましたが、そしたら歌舞伎が見られなくなります。どうしてくれるんだ。


■さて、昨日はホノルルのヒルトン(※泊まってたわけではない)のABCストアでスパむすびなんぞ買っていたのに、本日はこれから国立劇場で今年初の歌舞伎見物です。昨年は元日から銀座で玉三郎を見ましたが、今年も歌舞伎を見続けることになるのでしょうか。

といった意味も含めまして、旧年中はご愛読くださりありがとうございました。本年もひとつ。あけましておめでとうございます。半蔵商店でございます。