■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
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■昭和五十九年のトーキョーメロディー


モジ一(※画像は本文と関係ありません)
▲画像は本文と関係ありません


■「もしもタヌキが世界にいたら」で知られる音楽家・坂本龍一のドキュメント、『Ryuichi Sakamoto: Diaries』を2/11に見に行ったのですが、2/15に『Tokyo Melody』も見に行きました。場所は同じく歌舞伎町の東急の映画館。

『〜Diaries』は最晩年のドキュメントでしたが、『Tokyo Melody』は'80年代坂本龍一のドキュメントです。いや、ドキュメントといっても、そんなドキュメントドキュメントしてないかな。なにやら実験的な映像作品という感じもします。コラージュ感が強い。

いちおう坂本のインタビューが軸になってるんだけど、そこに『音楽図鑑』の制作風景、演奏シーン、謎の小芝居、ありもの映像(YMO散開ツアーや戦メリの映画)、矢野顕子との「東風」連弾、などが差し込まれる。断片的な素材の連続。


■それらの映像に交え、当時の東京の街並みが写る。あれ? これサカモトのドキュメンタリーでしたよね? サカモトどこ行った? ってくらい、まあまあの尺で当時の東京の街並みが写る

つくば博の前年、『夕やけニャンニャン』が始まる前年、『スーパーマリオブラザーズ』が発売される前年、昭和59年の東京。『プロ野球を10倍楽しく見る方法 PART2』の映画の広告や、秋葉原の店頭のテレビに写る『お笑いスタ誕』(と思しき番組)といった、スクリーンに映るディティールまで何から何まで昭和59年。当たり前か。

坂本のドキュメントというよりは、むしろ坂本を通して東京のドキュメントを撮りたかったのだろうか、みたいなことを考えてしまいます。猥雑な、混沌とした町場の空気、もまた都市のダイナミズムの一部であり、その空気の中からワイエムオーやサカモトが生まれた──みたいなことを表現したかったのかもしれない運転。

東京の風景の記録は「西洋人の目から見たニッポン」の趣が色濃くて、'80年代の西洋人はこの国をこう眺めてたのか、という視線の記録にもなっています。

当の坂本は、一千万円くらいするフェアライト(超高級サンプラー、と思ってください)の前で平気でタバコを吸ってたり、スタジオのミキサー卓のすぐそばで出前メシを真顔で食ってたりして、すごく自由でしたよ。32歳。いまの中村米吉と同い年。


■でね、この『Tokyo Melody』について検索してると、「オキタヒロユキ出てた?」なるレビューを見つけました。

おれは世代じゃないのでオキタヒロユキをよく知らないし、Tokyo Melodyにオキタヒロユキが出てたかどうかも分からないのですが。

むかしむかし、テレビでオキタヒロユキが「フランスのテレビ局に取材されたことがあって、記念品として局のノベルティをもらったけど、意味が分からなくて捨てた」みたいなことを話してた記憶があります[要出典] 。これがおれの記憶違いでなければ、たぶんTokyo Melody撮影時の話かもしれない。





■日をあらためて、渋谷PARCO一階でやってるポップアップも行ってきました

いろいろグッズを売ってるんだけどさ、単なる売店にとどまらず、坂本龍一の'80年代の手書きメモを多数展示してたんですね。すげえ。

しかも、日と時間帯によっては『音楽図鑑』をオープンリールで再生したり、『Tokyo Melody』作中で坂本龍一がしてた謎メイクを体験できる謎コーナーもあったりするらしい(おれが行った時点で、予約はぜんぶ埋まってました)。ふむ。





■そういえば昔、沖縄市一番街の普久原レコードの2階に『Tokyo Melody』のLDがあったような気がする。あやふやな記憶ですが。

『スチャダラ30分』のLDがあったのははっきり記憶してるのですが。前も書いたけど、スチャダラ30分は、VHS、ベータ、LD、DVDと実に四つもの形態でリリースされています。びっくりですよね。最後に急にスチャダラパーの話になってすいません。