■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

■颱風、池田亮司、更新、日進ワールドデリカテッセン


七月二十八日(土)

■トーキョーに颱風が近づいているというなか青山へ。朝の七時からスパイラルホールで池田亮司『formula』の上映。客席には二十人くらいか。朝の七時から池田亮司をたしなもうとする人間が二十人もいる。

青山→渋谷→恵比寿と歩いて、茶屋でアイスカフェラテを飲んだあと、不動産屋へ。いま住んでる茗荷谷の部屋の更新。うん、部屋を管理してる不動産屋がなぜか恵比寿なのだ。1.5ヶ月分っていうファッキングな更新料は恵比寿界隈の不動産屋のローカルルールらしいんだよね(と、聞かされている。ほんとかどうかは知らない)。

不動産屋のヒト科ヒト属ヒトが出てきて、更新にまつわる雑務自体はつつがなく終了。しかし台風接近のさなか茗荷谷から恵比寿まで来てやってるのに、かつ1.5ヶ月分の更新料をぶん捕られてるのに、茶の一杯も出さないとはどういう神経してるんだおまえ。と心の中でちょっと思ったけど口では云えない気弱な拙僧ではある。茶ぐらい出せよ、と云える性格に生まれたかった。笑


■その後、歩いて広尾。明治屋、本屋、ナショナル麻布を冷やかす。雨の有栖川公園は、台風が近いとあってほぼ無人。公園をつっきって、しばらく歩いて麻布十番。ここらへんの「小ぢんまりとした、小ぎれいなパン屋」に入る勇気がいまひとつ湧いてこない。

日進ワールドデリカテッセンへ。店内の貼り紙を見ると、八月に近所の新店舗に引っ越すらしい。うーん。特有の、ざっくりした雰囲気は保たれるのか、それとも、フツーの成城石井とかクイーンズ伊勢丹みたいな感じになってしまうのか。どうなんだろう。紀ノ国屋もナショナル麻布も、新しくなってからちょっと微妙だしな。まあナショナル麻布は最近ようやく慣れたけど。

3階の、いわゆる「おつとめ品」コーナーみたいなとこで安くなった菓子を買う。フラ印のクッキーが手に入ってうれしい。


■電車で茗荷谷まで帰る。風雨はさほどひどくない。


■【速報】半蔵 引っ越し取り止め 現住居更新へ


■かねてより石神井公園への引っ越しを検討していた小坊主の半蔵くん(10)が2018年9月以降も引き続き茗荷谷に住み続けることが、27日早朝都内での記者会見で発表された。

記者らの質問に対し、半蔵くんは「茗荷谷のアパートの更新料が高いので、更新はナシにして石神井公園への出戻りを検討していた。しかし、石神井公園はスーパーとか商店街があって便利だが、いかんせん西武池袋線の出勤ラッシュがかなり世紀末。電車は混むし、小竹向原の乗り換えはしんどいし、副都心線との直通運転を見合わせることが少なからずあるし、そしてまさに昨日も大停電で電車が止まっていたと聞く。渋谷までの出勤のことを考えると、茗荷谷の部屋の契約を更新するほうが適切なように思う」と回答した。

石神井公園での部屋探しについては「6万円台で、まあまあ良い部屋があった」ものの、「(渋谷までの)出勤のストレスを考慮すると、お値打ちと云えるかどうか難しい。月々の家賃のことだけでなく、健康を保つことも考えて総合的に判断した」と引っ越しを取り止めた理由をあきらかにした。


■茗荷谷については、「治安はいいが、そのぶん不便。スーパーが少ない」と語る一方、現在の部屋については、「広さと収納、駅までの近さについては合格点だと思う。家賃は安くないが、QOL向上への投資と考えると、けっして無駄金とも云えない」と現在の部屋への愛着も述べた。

しかし、管理会社に支払う更新料1.5ヶ月という額については「ファッキングに高いと思う。引っ越し検討中に複数の不動産会社の営業と接触したが、彼らも全員口をそろえて『1.5はファッキングです』と話していた」と不満を表明。「とはいえ契約書に書いてあったことなので、そこは払う。その代わり、老朽化した水回りのリフォームなどは積極的に要求していきたい。いい借り主であることと、云いたいことを我慢することは全く別だと思う」と、今後の方針についても語った。

なお、半蔵くんは記者会見の直前に更新料と2年分の保険料、ならびに今月分の家賃のネット振り込みを済ませている。「ぜんぶ合わせて、バリ島に一週間遊びに行けるくらいの出費。tokyo kabuki boysのLPをたくさん売って、少しでも稼がないと」と記者らの笑いを誘った。


■CTPPの原稿用紙と便箋


■FF外から失礼します。半蔵商店です。昨日、暑さに負けて冷製パスタなるものを店で食べました。微妙でした。


■さて、インターネットをひっくり返して探したら、ありました、CTPPの原稿用紙の画像。昔(安土桃山時代)はCTPPのサイトに通販ページというものがあったんですね。

CTPP_原稿用紙


■で、ついでに便箋の画像も。こちらは実際に、7/21の世田谷文学館のガレージセールで売られていました。

CTPP_便箋


■信藤三雄レトロスペクティブ




■われらが東京歌舞伎若衆連、7/21発売の待望のニューシングルです。聴いてね。


■といった意味も含めまして、土曜日は世田谷文学館に、信藤三雄展を見に行ったわけです。

会場の展示室に入るや否や、やにわにピチカートのライブVHSのパッケージの巨大画像でお出迎え。この、ど真ん中じゃない物件をドンと出してくるのが渋い。

で、場内には無数のCD(短冊含む)やらポスターやらが展示されていて、その数に圧倒されるね。数もまた質。数もまた正義──なんだけど、とくに分類らしい分類もなく、意地悪にいうと、正直、ただ並べましたの域を超えてないような印象もなくはない。解説っぽい解説もない。解説的なところは図録で補完する予定だったのかもしれないけど、その図録が7/21現在まだ完成してない(笑。7/24に会場先行販売だそうです)。

とはいえ。一点一点のCDジャケットに、それにまつわる個人的な思い出とか豆知識とかがあるわけで、で、展示された無数のジャケ群を見てるうち、それらの思い出や豆知識がぷよぷよのように次々と連鎖をはじめるわけで、その連鎖が気持ちいい。

「'90年代とかいう、日本の音楽産業にとって幸福な時代」とか「CDという媒体の栄枯盛衰」とか「デザインと音楽の出会いが云々」とか、感想文を書く切り口はいろいろあると思うけど、上記のぷよぷよ連鎖が素直に楽しかったです、と、おれなんかは思っちゃいます。


■そうそう、なんでこの日に行ったかというと、お蔵出しのCTPPグッズのガレージセールがあったからなんですね。

以前、CTPP社内用の、水色の罫線の特製原稿用紙というのがあって、昔(薩英戦争のころ)はCTPPのサイトで通販できたんだけど、買わずじまいで。でも、この日のガレージセールにその原稿用紙が売られてたらなー、と一縷の望みを抱いてたのですが、残念ながら売ってませんでした(黒人女性が印刷されたレポート用紙、はありました。こちらも以前はサイトで買えた)。でも、CTPPボールペンは売ってたので買った。


■そういえば、おれの好きなSMAP 007のジャケも信藤三雄だ。そのSMAP 007の12インチが展示されていて、「これアナログでも出てたのか!」と驚いたんだけど、それはアナログではなくLDでした。早合点。

あと、システムDの8cm CDも展示されていた。みなさん、システムDって知ってます? おれは、CD1枚持ってるけど、知らない。

ついでに書くと、再生YMOのライブ盤CDも意外に信藤三雄。あの、ポラロイドみたいな写真が入ってるやつね。


■Sweet Robots Against the Machine 『3』


七月十五日(日)
■横浜県で仕事。帰りに伊勢佐木町の商店街に寄る。去年、たまたま足を運んで気に入ったので、もういちど行ってみたくなったんですね。

広すぎず狭すぎずの、ちょうどいい塩梅の大きさ(そう、このサイズ感が大事)の古本屋で本を一冊買う。七月の、クーラーがよく利いている、個人経営の古本屋っていいですよね。こんな古本屋が、茗荷谷にもあればいいのに。

しかし、なかなかおれ好みの店だった。もし『BRUTUS』で古本屋特集があって、50名ぐらいのサブカル文化人がそれぞれお気に入りの古本屋を挙げていくページにおれが出ることがあったら、このお店を挙げようと思う。


■外観からして'90年代で時空が止まっているゲームセンターに入ると、いきなりタバコの匂いがした。昔のゲーセンの匂いだ。N in 1の台(古いゲームが数百種類入ってる)で、小学4年生くらいの小太り少年が『熱血硬派くにおくん』をやっている。その歳でそのゲームはシブい…。

その隣で『上海』を始める拙僧。隣の台に、小太り少年と入れ替わりで30代の男が座る。男はゲームをしながら当たり前のようにタバコをふかしはじめる。うむ。昔のゲーセンだ。

ところでこのゲームセンター、ゲーム台に「上海ゲームは夜10時まで」という謎の貼り紙がある。長居する人がいるんだろうな…。


■せっかくこの商店街に来たんだから、ここでしか食べられない何かを食べてこう、と思ったけど、なぜかなかなかお腹が空かなかったので食事は無し。残念。


■その後、少し離れたところにあるアーケードが付いた方の商店街も見学して、関内→横浜→池袋→茗荷谷に帰る。


七月十六日(月・祝)
■休日出勤。カルピスウォーターを飲んだり、かき氷を食べたり、坂本龍一『音楽図鑑』を聴くなどして真面目に労働。


七月十七日(火)
■午前出勤。午後休み。昼、渋谷のタワレコで、Sweet Robots Against the Machineの新譜を真顔で買う。この日タワレコで買うと、晩に行われるイベントに参加できたのですね。ちなみに、正直に書くと、去年買った『EMO』は、買っただけで封すら開けてない。すいません。


■タワレコを出たあと、歩いて青山方面でメシでも……と思ったけど、そこは酷暑。おとなしく茗荷谷に帰る。駅前の某スーパーで弁当を買ったら壊滅的に不味かった。あんまりだ。駅から徒歩5分圏内に、ライフかサミットかクイーンズ伊勢丹ができますように。

それはさておき、平日の13時台から、かき氷を食べ、インドの青鬼を飲むなどする。日曜も海の日も働いたんだから、これっくらいいいよね。


■昼寝したあと、電気で動く汽車に乗って再度渋谷へ。タワレコでSRATMのイベント。

元ディーライトの人(名前忘れた)と、バカリズムの松下じゃないほうと、元オーティズムの人(名前忘れた)が出てきて、なんのかんのしゃべって、帰っていった。この三人でCDを作ったってのが、なんか不思議だ。


■カリーアップ、坂東新悟、冷やし中華、ステテコ、うさぎや


七月十三日(金)
■ニゴー(登録商標)がやってるカリーアップ(登録商標)のカレーはわりと好きなのですが、会社の近くにあった2-5cafeがなくなってしまったので、久しく食べてませんでした。

が、そういえば新宿ルミネにも出店してたことを思い出し、ひさしぶりに食べに行きました。地下のレストラン街にあって、カウンターだけのつくりです。ジャポネみたいな感じですね(しかし、ジャポネって「有楽町のジャポネ」みたいな云い方するヒトけっこう多いですが、所在地は銀座だし最寄り駅も銀座一丁目だし、ついでに云うと入ってるビルの名前も銀座INZ3なんだよな)(どうでもいいよな、そんなこと)。

カリーアップ(登録商標)ではバターチキンカレー、と決めているのですが、久しぶりだしゼイタクにバターチキンとビーフカレーとのコンビにしてみました。

お味は……バターチキンカレーおいしいです。バターチキンカレーは。


■ところで、トーキョーにやってくる中華人民共和国人の観光客のみなさんの中には、ベイプ(登録商標)好きな方が一定数いる、とお見受けする。

が、カリーアップ(登録商標)にベイプ(登録商標)好きの中華人民共和国人が大挙してやってくる、といった話はいまのところ聞かない。まだ、彼らの間で有名じゃないのかもしれない。

なので、中華人民共和国人のお友達がいる方は、「このカリーアップって、ベイプだったニゴーが手がけた店なんだよー」と、案内すると喜ばれるかもしれませんね。


七月十四日(土)
■国立劇場で歌舞伎鑑賞教室。前半の解説は新悟、なんですが、先月の巳之助にくらべると、いかんせん地味。笑

いや、新悟は悪くない。こういう役回りって向き不向きがあるしね。ただ、国立劇場の偉い人は、なぜ新悟に解説をやらせたのか、茗荷谷駅前のサンマルクカフェまで来て説明して欲しい。怒らないから。チョコクロおごるから。


■そのあと神保町の、クラシックではなくクラッシックという古風な表記をしたくなるほどクラッシックな中華人民共和国料理屋で冷やし中華。

いや、めちゃくちゃ大好き、というわけじゃないのに、食べなかったら食べなかったで、なんかを取りこぼした気になってしまうんだな、夏の冷やし中華。ついでにビールの中瓶も発注。


■食べ終えて、なにかを成し遂げたかのような気分で日本橋のデパートに移動。夏着物の下に着るステテコを買う。

今年の夏は、麻襦袢だけじゃなくて、麻のシャツ+ステテコも試してみるぞ。

そして「うさぎや」でどら焼きを躊躇無く買う。


■その後、茗荷谷の自室に戻ってごろごろ。どら焼き食べる。


■三連休ですね


三連休ですが、日曜月曜は仕事です…。


■引っ越しについて、二つほど


■茗荷谷から石神井公園の引っ越しについて、なんですが、茗荷谷に住み続ける説にだんだん傾きつつあります。

というのも、拙僧は渋谷に勤めておるのですが、石神井公園から渋谷への平日朝の電車って、まあ混んでるんですよね。

実は、引っ越しを検討するにあたって、わざわざ平日の朝に早起きして、茗荷谷から石神井公園まで行き、石神井公園からあらためて渋谷行きの電車に乗る、という実験を数回おこなったのですが、まあ混んでました(当たり前か。でも2018年現在の混み方を実地で体験しないとね)。

つい2年前までは、その混んでる電車に毎朝乗ってたわけではありますが、しかしwikipediaによると、石神井公園駅の利用者数は年々おおむね増加してるようです。普通に考えると、電車の混雑は年々ひどくなるってことですよね。対して、おれ個人の体力は、普通に考えると年々衰えるわけで、そうなると出勤というものがだんだん苦行になっていくわけですね。となると、仕事そのものまでだんだんキライになってくる、という流れが予想されるわけで、これはあまり良い傾向とは云えない。出勤の疲れが、自分では知覚できないレベルで仕事にじわじわ影響をおよぼしてた、なんてこともあるだろうし。

あと、いちいち小竹向原で乗り換えるのも、やっぱりしんどいしなー。2年前までは、普通に乗り換えてたのになー。

ちなみに、石神井公園始発の渋谷方面行き各駅電車、というのもあるにはあって、これは比較的空いてて、かつ乗り換え無しで渋谷まで行けるわけなんですが、でもこれだと40分くらい電車に乗ってなきゃいけないんですね。うーん。

ということで、茗荷谷に住み続けようかなあ、という気分になりつつあります。


■あと、引っ越しと云えば、半蔵商店もそろそろ別のサーバーに引っ越すなりなんなりしてリニューアルかなあ、と考えております。古いもんねレイアウト。

hanzo.tvというドメインの文字列には愛着があるので、できればドメインそのままでブログをリニューアルしたいけど、おれの技術ではたぶん難しい…。

なので、hanzo.tvはこのまま過去ログ塩漬け保管庫にして、新ドメイン新サーバーでブログ続行、というかたちがいちばん無難なんですかね。どうなんだろう。


■七月大歌舞伎 夜の部 『源氏物語』 7/7


■海老蔵の『源氏物語』を見てきました。なんつーか、もうやりたい放題。笑

オペラに能に、映像に生け花(カブキのチラシに、「いけばな」という文字列がクレジットされているのを初めて見た)(それを云うなら、オペラ歌手の名前が載ってるのも初めて見ましたが)、と、ありとあらゆるものを歌舞伎にぶち込んできてます。自由かよ。

芝居、というよりは、海老蔵の趣味の催しって感じ。役者のセリフも、セリフというよりは“説明”って感じだったしね。


■でもまあ、それがイカンということでもなく、割り切って見ればまあ楽しめた。YouTubeが関連動画をつぎつぎと再生していくがごとく、いろんな要素──オペラとか能とか映像とか生け花とかカンゲン君とか──が、次々に出てくる。切り貼りコラージュされたVHSテープのように場面が切り替わっていく。一種の編輯藝術、とまで云うと持ち上げすぎなんだけど、少なくとも一般の観客を飽きさせないって点では成功している。って茗荷谷駅前のマックで女子高生が云ってた。


■とはいえ、これが歌舞伎座でかけるべき演目かっつーと、うーん、微妙かもしれない。上記の通り、あまり芝居っぽくない。オペラだ能だといろんな要素が混在してるので、相対的にカブキ味が薄い(これと較べたら、先週コクーンで観た大人計画『ニンゲン御破算』のほうがカブキ味があった、とすら思う)。


■でも、そこは海老蔵。切符が完売なんですね。人気がある。

客のほうだって、周囲のヒトに、「こないだ歌舞伎座行ってきてさー」とただ話すよりは、「こないだ歌舞伎座の海老蔵の芝居行ってきてさー」と話したい。すきあらば会話の中に海老蔵という固有名詞を練り込みたい。そのほうがハクが付く。

そのハクを付けたい、という通俗的な需要に応えるべく、このような市川海老蔵単独ライブはこれからも上演されることでしょう。エビゾー側も、カンゲン君とか宙乗りとか、客を呼べるキャッチーな手札は持ってますしね。

成田屋はしかし、こういう趣味の催しもいいけど、本来の歌舞伎も大事にしてほしいですニャー。って茗荷谷駅前のマックで猫が云ってた。


■あ、あとさー、あれだけオペラや能をさんざん持ち出しといて、みんなで踊るあのラストシーンはちょっと不似合いだろと思った。インド映画じゃないんだから。笑

いや、でも、この『源氏物語』はあくまでも芝居じゃなくてコラージュだ。海老蔵がやりたいもの/見たいものを編集したVHSだ。細かいことを気にしてはいけない。

(そういえば何年か前の海老蔵コクーンもあんな感じだったよね。みんなで踊って幕、って。)


■まあ、なんというか繰り返しになりますが、割り切れば楽しめますので、鷹揚な感じでご見物すると良いかと思います(こういうのをわざわざ見に来ていちいち律儀にハラ立てるのもなんか違うと思う・笑)。あと、なんだかんだで右團次がいちばん歌舞伎役者っぽかった。この演目をカブキと呼べるとしたら、それは右團次のおかげだと思った。現場からは以上です。今日はこれから昼の部。


■tokyo kabuki boys、まさかの復活!




■2018年7月1日、vaporwave史上に残る名盤『tokyo kabuki boys[VHS]』を発表し、活動を突如休止したtokyo kabuki boysが6日間の時を経てまさかの電撃復活!! このたびリリースしたLP『tokyo kabuki boys[Beta]』は、6日間というブランクを全く感じさせない会心の出来映えとなっている。停滞していたここ数日くらいのvaporwaveシーンに活を入れる一枚となりそうだ。って茗荷谷駅前のマックで女子高生が云ってた。


■ということで二枚目です。よろしくお願いします。いちおう前作も下に貼っておきます。さて今日明日は歌舞伎座でエビゾー見てきますよ。



■女王陛下の紅鯨団


『女王陛下のピチカート・ファイヴ』がアナログで再発されるようです

ジャケがカラーではなく、モノクロにデザインし直されてます。これは、あれだな、おれみたいに'89年の発売当時のプロモ12インチを持ってる人への配慮だな。うん、持ってるんですよ、プロモ12インチ。


■あと、にわかには信じがたいですが、平成30年なのに鉄腕ミラクルベイビーズの「TALK SHOW」がアナログ7インチで再発されるようです。すげえ。そう、あの、『ねるとん紅鯨団』の歌です。

でも、7インチもいいけどさ、この曲に関しては8cmCDのほうがしっくりくるな。まあ、amazonだとデータで買えるようです


■tokyo kabuki boys、初お目見え





■ええ、ですから、突然ですがtokyo kabuki boysなるユニット(というかなんというか)の初LP『tokyo kabuki boys [VHS]』を作りました。 Bandcamp で聴いてね。↑この上の四角でも聴けます。トータル15分くらいなのにフルアルバムのLPだと思ってます。DNAっぽくてナウいだろ。モリ・イクエは玖保キリコと友達らしいです。

トーキョーカブキボーイズ、と複数形ですがおれ一人でやってます。長年やることを目的にしてません。自分ではvaporwaveだと思って作りました。いけませんか。

そう、BandcampからこのLPは0円でDLできるのですが、自由に1円以上の値段を設定することができます。1000円でも、1万円でも、50両でも、どれだけ高くてもかまいません。50両とか書いたのは、今日、芝翫の『文七元結』を見てきたからです。カブキのね。

なおカセット化の予定はありません。潔くデータで買いましょう。


■あと、近日『Tokyo Kabuki Girls』なる催しが開催されるようですが、これは偶然で、tokyo kabuki boysの名前は前から温めておりました。安易なモジリとかそういうことではないです──って誰も気にしないか、そんなことは。