■2017/8/11〜20は夏休みで沖縄です。14〜16は石垣島、と思いきや意外に宮古島。


■gocoupのシングル今秋完成予定です。

■ネーミングって大事ですよね。


■先月、上京していた母親から一本の古いカセットテープを手渡されました。祖父の歌う民謡が吹き込まれているから、これをCDにしてほしいとのことでした。昭和50年ごろの録音らしいです。

拙僧はけっこういいカセットデッキを持ってたのだけど、そのデッキはテイ・トウワのけっこう珍しいカセット(『Haircut Museum against The Coffee』)を巻き込んだまま壊れてしまい、動かなくなっております(カセットは取り出すことすらできない…)。


■なので、新しく『カセットテープをMP3に変換するプレーヤー』という、カセットテープをMP3に変換するプレーヤーを買ってきました。

カセットテープをMP3に変換するプレーヤー

いや、ですから、カセットテープをMP3に変換するプレーヤーだから『カセットテープをMP3に変換するプレーヤー』という商品名なのですね。カセットテープをMP3に変換するプレーヤーであることが一発で分かる『甘栗むいちゃいました』方式のネーミング。わかりやすくていいと思う。


■うん、ネーミングって大事ですよね。かつて明治が『おいしい牛乳』を新発売する際、パッケージをとあるデザイナーに依頼したところ、そのデザイナーは、

「商品名を『おいしい牛乳』ではなく『リピュア』(だったかな)にしてはどうか」

と提案したらしいんですね(これうろ覚えなので間違ってたらすいませんが)。明治はこの提案を退けて、『おいしい牛乳』のネーミングで発売したわけです。結果、ヒット商品となり、森永も対抗して『森永のおいしい牛乳』を発売したりするわけですが、もし『おいしい牛乳』が『リピュア』(だと記憶している)という名前だったら、たぶんここまで売れてないと思う。まず不味そうだし、何の商品か分かりにくい、というか分からない。強いて云うならOL向け頭痛薬の名前みたい。


■以前も似たようなことを書いたのですが、ネーミングの件で思い出すのが渋谷の『ヒカリエ』とかいう生理用ナプキンみたいな名前のビルです。かつての『東急文化会館』のような厚みがまったくないばかりか、何のネーミングかがまったく分からない。

そもそも、『東急文化会館』という名前には、半世紀にわたる知名度の蓄積があるし、利用していた人々の半世紀にわたる思い出やら愛着やらもいろいろくっついてるはずです。それらをポーンと投げうって、東急文化会館とのつながりを断絶させてまで、この生理用ナプキンみたいな名前をつけなくちゃいけなかったのでしょうか。よくわからん。

おれだったら、そもそも新しい名前なんてつけず、東急文化会館のままにします。でも、もしネーミング料として1億円やるから新しい名前を付けてくれと頼まれたら、新東急文化会館とか、東急新文化会館とか、東急文化新会館とか名付ける。もしくは、東急文化ビルヂングとか。


■あと、最近聞いたなかで、他人事ながら背筋が寒くなったネーミングは『NOLTY』ですね。能率手帳の新しい名前だってよ。だから、何のネーミングかが分からないっつーの。強いて云えば、雑居ビルに入ってるダメなキャバクラの名前みたい。ついでに云うと、「横文字っぽいのがナウい」という発想からしてお世辞抜きでださい。なお、NOLTYという名前にはこういうメッセージが込められてるそうです(リンク先のページ下部参照)。おい、なんだよこの寒々しいあいうえお作文は……。

大昔にFM横浜が『ハマラジ』というすべった改名をして、あまりにもすべりすぎて元に戻したという恥ずかしい過去があるそうなのですが、それに限りなく近い何かをNOLTYには感じます。能率手帳に戻すなら今のうちですよー。

しかし、1949年に能率手帳が誕生して以来、せっかく日本人に『能率手帳』という名前を64年かけて覚えてもらったのに、今度は『NOLTY』という名前を一から日本人に覚えさせる気のようです。何年かけるつもりなんでしょうか。また64年かけるのでしょうか。がんばってください。


■そして失敗ネーミングといえば、覚えてる人はもう地球上に42人くらいしか生き残ってないと思うけど、『quanp』ね、quanp。

quanpって書かれても、そもそも発音できないよね。クオンプと読むそうです。クンプじゃないんですよ。クンプと読むらしいですよ。そんなこといちいち知らねえよ、って感じですよね。

ちなみにこれ、リコーがやってたオンラインストレージサービスです(現在は終了)。だからさ、何のネーミングかがそもそもの段階で分からないっつーの。だいいち名前が覚えにくいっつーの。いざ使おうとなった段に名前が思い出せなかったら、そもそもサイトまでたどり着けないっつーの。『dropbox』みたいにもっと覚えやすい名前だったら、もうちょっとは長生きできたかもしれないのにね、quanp(この綴り、なかなか指が覚えてくれない…)とやらも。


■だから、えー、ネーミングって大事だよねって話でした。半蔵商店でした。


■と、ここまで書いたところで、吉祥寺の新しい駅ビルの名前が『キラリナ』になった、というニュースを知りました。ふーん。


■なにが気に入らなかったのか


■先日、「すた丼」の店に行って、「おれはいったい何歳くらいまでこういうものを食べるつもりなんだろうか」という気分で塩すた丼を食していたところ、拙僧の隣に20代後半くらいの男が座りました。

この男は、店員さんに「ミニすた丼」と「ミニスタミナカレー」の食券を手渡しました。この店の“ミニ”は、ミニと云ってもそんなに小さくないのに二つも食うのか、やるなあ、と感心しつつ、おれはおれの塩すた丼を食べ進めていました。


■数分後、男の席にミニすた丼とミニスタミナカレーが運ばれてきました。

で、さらにその数分後、男は食べ終わったのか席を立ち、店を出て行きました。

で、おれが男のいた席をふと見ると、

ミニすた丼もミニスタミナカレーも、ライスが9割がた残っていた

のですね。9割ですよ9割。ライスを1割しか食べてないわけです。しかも、ミニすた丼の方のライスには、丸めた紙ナプキンと、生卵(オプションで頼んだのでしょう)のカラが乗っけられていた……。食べ残しとはいえ、白いご飯にそんなことするもんじゃない。ちなみに、具はどちらもきれいに食べられてました。


■店員さん二人がこの席に近寄ってきて「あの人もう帰ったの? これ片付けていいの?」などヒソヒソ話しておりました。

しかしなんだって、具はきっちり食べてライスを9割も残すのか。ライスが不味かったのか。ライスが何か気に入らなかったのか。あるいは他の何かが気に入らなかったのか。それとも炭水化物を控えるダイエットなのか。全体的によくわからん。


■あの7000円で何が買えたか


■200mlのスパークリング・ワインを湯船に投入した朝風呂に入ってました。ごめんね、朝からセレブで。半蔵商店でございます。


■さて昨日、営業車でとある商店街を走ってたのですね。仕事なので。

そしたら、まあ、いろいろはしょりますが、反則切符っていうんですか、あれを初めて警察官の方からいただきました。

一時停止義務違反で7000円…………………………………………………

…………………………………………………………………………………

…………………………………………………………………………………

…………………………………………………………………………………

…………………………………………………………………………………

…………………………………………………………………………………

………………………………………………………………………('A`)ハァ

この件に関してぐだぐだ書こうかと思ったけど、やっぱ止めた。今日はもう出かける。

しかしさ、休日にレンタカーかなんかに乗ってたのならともかく、平日に仕事で運転してる時の出来事だったわけですよ。

わざわざ自腹で7000円払って仕事してるのか、おれは。

そもそも、おれが今年の四月から営業部に異動にならなければこんなことにはならなかったわけで、この7000円はおれを営業部に異動させた人事部のやつが払うべきだと思う。

──などと供述しており……(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■気を取り直してこれからカブキ見物に行って参ります。歌舞伎座昼の部。忠臣蔵。


■レッドブル登場以前に、日本の清涼飲料水メーカーの若手社員がレッドブルのような飲み物を企画したところで、


■あの手この手で楽しそうに「ソース二度漬け禁止!!」と声高にアピールしてくる感じ、もういいですよね。どうも、半蔵商店でございます。

禁止で思い出したけど、「野沢ダイブ禁止」という芸名の芸人がいて、いい名前だと思います。発音したくなる。


■さて本日は、まあ、よくある「日本ではなぜappleやgoogleのような企業が生まれてこないのか」系の話に近いあれなのですが。

レッドブルってあるじゃないですか。ね、レッドブル。翼をさずける。あれってオーストリア(たぶん)の企業が作ってるんですけど、いろんな国で売れてて、ここ日本でも売れてますよね。

でも、もし仮にレッドブル登場以前に、日本の清涼飲料水メーカーの若手社員(若手じゃなくたっていいけどさ)がレッドブルのような飲み物を新商品として企画したとしても、社内の反対にあって発売されてないと思うんですよね。

「いっやー、どうかなー、甘すぎるんじゃないかなー(半笑い)」

「いっやー、どうかなー、香りがきついんじゃないかなー(半笑い)」

「いっやー、どうかなー、値段が高いんじゃないかなー、275円て。値ごろ感ないよね(半笑い)。ヘタなドリンク剤より高いし」

「そもそもいまどき250mlの細い缶なんて、どこの店舗も扱ってくれないでしょ。実際どこのメーカーも作ってないし」

「そもそもいまさらこんなもん売れませんよ、市場には既にリポビタンDやアリナミンやデカビタがあるわけですからね」

などと、お偉いさんとか上司とかどうでもいい先輩とかに、いいように云われて終了、って感じなんじゃないでしょうか。


■で、仮に社内から「まあ試作品ぐらいなら作ってもよし」とOKが出たところで、いざその試作品を消費者のグループ・インタビューの場で消費者の人々にモニターとして味見してもらうと、

「ちょっと……甘すぎると思いますね、甘いのは苦手なので……ええ」

「ちょっと……香りがきついと思いますね……ええ」

「ちょっと……275円は高いと思います……120円なら買うかもしれないですけど……ええ」

「250mlは少ないと思うんです。あたしこういう飲み物好きで(笑)、けっこうガヴガヴ飲んじゃうんですよ(笑)。だからこう、もっと350mlとか500mlとかで出してくれたらうれしいなー(笑)、と思います(笑)、はい(笑)」

「いつもリポビタンDやアリナミンやデカビタを飲んでますので、これを改めて手に取ることはないかなーと思う」

などと、モニターの主婦5名に云われて、で、それをいちいち真に受けたお偉いさんとか上司とかどうでもいい先輩とかによって、「やっぱりこの試作品の発売はナシ」ねと云われて終了。

で、けっきょく新商品として「ビタミンCがたっぷり入ったゼロカロリーのヘルシー炭酸飲料(レモン味)」と「原材料を安く調達できる変なお茶っ葉をブレンドして、東洋っぽいネーミングを冠した、なんとなく体に良さそうなお茶」を発売しましょうってとこに落ち着いて、その炭酸飲料とお茶が無事発売されて、たいして売れないので3ヶ月でコンビニの棚から姿を消す、と。


■と、まあ、個人的にはそんな感じのステレオタイプがありますね、なんか。


■校歌あるある


2番の歌詞を「いそしまん」で締めくくりがち。


──磯じまん?(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


じゃなくて、いそしまん。


■壁紙を作りました


■昨日はめずらしく歌舞伎座ではなく歌舞伎町におりました。とある小バコで催されるテクノのイベントに、某氏に連れてってもらったのですね。

そしたら、とあるユニットのライブがありまして、そのうちの一人がギオゴイのニットキャップとスウェットと、ライジング・ハイのロゴ入りウインドブレーカーを身につけ、TR-909とTB-303を操作しておりました。'93年ぽいですね。電気グループが『ビタミン』を発表してもうすぐ丸20年となります。ちなみに303はソフトケースごと首から提げてました。


■ところで、よく知らないのですがMedium(しかしこんなドメイン、よく取れたなー)というサイトがありまして、そのトップページを見て、「あー、こんな壁紙が欲しいなー」となんとなく思いました。ぼけた写真に文字が載ってる、みたいな感じの。

で、似たようなのを作りました。

壁紙

1920×1080です。クリックすると大きいサイズのが出てきます。とりあえず置いておきますね。


■怪奇!! ゴーゴーカレーの歌を歌っているとLUNA SEAの「ROISER」になる心霊現象


( ´∀`)ゴーゴーカレー ゴーゴーカレー♪



( ´∀`)ゴーゴーカレー ゴーゴーカレー♪



( ´∀`)咲ーいてーいーたーのーはーロージーア♪ ←




お わ か り い た だ け た だ ろ う か。


■東野幸治、山里亮太、ぶっせん、池田亮司


■11/7(金)夜 東野幸治 vs 山里亮太 於 草月ホール

19:00開演、なのですが仕事のため会場に着いたのは19:30過ぎ。東野と山里、一対一のトークライブ。トークの内容は門外不出とのお触れが出てたので、詳細は割愛。気になる人は、来年行けばいいと思う。年一回やってるらしいので。

この日は急いでたもんで、道玄坂と246がぶつかるあたりのとこからタクシー乗ったんですが、草月ホールまで2420円もかかりました。年配の運転手が、246をちゃーっと行かず回り道をして2420円です。まあ運転手さんも、「金曜の夜は246混むから」みたいな判断を働かせての回り道だとは思うんですよ。でも2420円('A`)。運転手さんも微妙に罪悪感を感じたのか、端数の20円はおまけしてくれました。ちなみにこのライブのチケットは2500円。

ここまでして足を運んだトークライブの内容を、ネットにさらっと書けないよなあ。笑


■11/8(土) 昼 ぶっせん 於 赤坂ACTシアター

貧乏なお寺がムリヤリ専門学校を始めることで再興をはかる、という漫画『ぶっせん』が舞台化、とのことで見に行ってきました(ちなみにテレビドラマは録画したけどまったくの未見)。

おれは原作が大好きなので(一時期ほんとうにはまった)楽しめたけど、劇中の歌とダンスは受容できる人とできない人の真っ二つに分かれると思った。あと、最後はちょっとグズグズだった。笑

で、ぶっせんは、そこに集う若者の「青春が始まって、終わるまで」の物語であるんだけど、同時に雲信(僧侶にして生徒たちの教師)の孤独との闘いの話でもあるな、と少し思った。生徒には理解されず、老師には翻弄され、相棒の丸慶も頼りにならない。それでいて一人で寺を建て直さないといけない、という。

作中に「夏って、なんかありそうで何も起きないよねー」みたいなセリフがあった。それはなにも夏に限らず、青春時代がそういうものなのかもしれない。もしかしたら、人生全体がそういうものなのかもしれない。

あと、「いま楽しみきらなきゃ、あとで後悔するような時間の中にいるんだよ」みたいなセリフがあって、青春を送りそびれたおれとしては非常に身につまされます。このことに、十代のうちに気がつきたかった。 ('A`)

──と、だらだらと永久に書き続けられそうなのでこのへんで。あ、グッズも買いました。キューピー人形ストラップと手ぬぐい。


■11/8(土)夜 池田亮司 於 渋谷ダブリューダブリューダブリュー

そして、『ぶっせん』からの池田亮司。「supercodex live set」世界初演、とのことです。いろんな周波数の波形を浴びてきました。

スクリーン上で激しく明滅する波形に合わせて、細分化されたリズムの大音量の低音が鼓膜と喉元とみぞおちを圧迫してくる感じは、他では代替の効かない何か、だし、オンライン上では絶対体験できないものです。非常にコンセプチュアルな音楽なのに身体的な実感が伴う。そこが池田亮司のライブに行く意味だと思うんですよね。(談)

あと、池田亮司はテクノとかフォークトロニカとかに行かないとこも好きです。笑

# 前座のなんとかという若者の、演奏は悪くなかったんだけどVJがお世辞抜きでクソださかった。
# あんなつまらない映像ネタをどこでどうやって集めてくるんでしょうか。


■歌舞伎、鮨、子供


■都心の駅にて。お母さんと歩いていた三歳くらいの女の子。歌舞伎のポスターを指さして、

女の子「これなに?」

母「カブキよ」

女の子「こわい?」

母「こわくないよ」

女の子「じゃあやさしい?」

母「うーん、どうだろう」

ちなみに今月の明治座の花形歌舞伎のポスターでした。


■そういえば最近行ってないな、と思い、とある「すしZんまい」へ。

カウンターで寿司(によく似た何か)をつまんでると、おれの隣の隣の客が、やけに甲高い声で

「きんめだいください」

と発注していた。見ると、声の主は五歳くらいの男の子だった。母親と来ていた。

男の子は、次に「あわびください」とオーダーした。板前に数を訊かれると、

「まず、ひとつ」。

この“まず”も気になるし、金目鯛、あわび、と世間一般の五歳児らしからぬものを頼むなー、と思っていると、男の子は

「とりがい、ご飯なしでください」

と渋い頼み方をするではないか。おれもそんな注文したことないな。


■誰だって、ウォーホルに興味がある時期があるではないか


アメリカン・ポップ・アート展
▲アメリカン・ポップ・アート展の半券


パンナム展の翌日、六本木にある国立新美術館だか新国立美術館だかいう“新”の付けどころに迷う美術館で、アメリカン・ポップ・アート展を見てきました。その名の通り、アメリカンのポップなアートをあれする展覧会です。

実は八月の末にも行ったんですが、ウォーホルの作品をまとめて見る機会もそうそうないので、再び足を運んだわけです。当日の午前中は、東京都の来年の出生率がちょっと上がるんじゃないか、と予想されるくらいのものすごい豪雨で、午後になっても弱からぬ雨が降っていたのですが、会場にはたくさんの人類が詰めかけていました。


■ウォーホル以外の外人の絵はそこそこに、たっぷりウォーホルを見てやってきましたよ。花、モンロー、ジャッキー、キャンベル、電気椅子、毛沢東、とか有名どころをはじめ、その他の小品いろいろ。

うん、中学2年の夏にウォーホルを知って以来、これだけたくさんの作品を見るのは初めてです(以前、福岡市の大濠公園の美術館で、常設展示の「エルヴィス」を見たことはあるんだけどね)。


■美術館で実際にキャンベルやマリリンや毛沢東を見ると、画集で見た時と違って、「大量生産で複製されたイメージが、その場を実際に支配する感じ」があるのね。なんというか、「大量生産された感じ」「複製された感じ」「同じイメージが反復する感じ」という抽象的な“感じ”が物理的に実在してるように思えてしまうというか……。

いや、だから、「ここにあなたがいないのが淋しいのじゃなくて、ここにあなたがいないと思うことが淋しい。ウォウウォウ」みたいな話になるけど、「反復する同じイメージ」の存在じゃなくて、「イメージが反復してること」に、なんか迫ってくるものを感じるわけですよ。うまく云えなくてすいません。うまく云う必要もないけどね。

で、もちろん作品一点一点も、画集で見るよりだいぶ大きいので(当たり前か)、迫ってくるものが画集よりだいぶ大きく感じられるのです。


■あと、「ブリロ」の洗剤の箱の作品も見ることができて良かった。立体のものは立体で見ておきたいからね。


■それと、美術館の売店でキャンベルのスープ缶の実物を売っていたのが面白かった。商魂たくましい、というだけでなく、「ではウォーホルの作品と実物のスープ缶を買うのとでは何が違うのか」とか、そういうことを考えたくなる点も。


■誰だって、パンナムに興味がある時期があるではないか


■もう2週間も前の話になるのですが、航空科学博物館というところで営まれていたパンナム展を見てきました。パンナム展の詳細はこちら(※PDFです)

この航空科学博物館に行くためには、まず成田空港まで行って、そこからバスで15分くらいかかるんですが、成田空港のバス停の時刻表はこんな感じです。

バスの時刻表

うむ。


■さて、この航空科学博物館は、ジェット機の輪切りとかを淡々と展示していて、あまりテーマパーク的な演出をしていないストイックな博物館なんですね。なのでこのパンナム展も、なにやら説明するパネルと、パンナムゆかりの品々を収めたガラスケースがあって、あとは小さめのテレビでDVDをループで流してるだけ、というかなり淡々としたものだったんですが(市役所のロビーとかでやってる「上水道のしくみ」みたいな展示の感じ)、パンナム好きにとってはなかなか見応えありました。高見山のパンナム化粧まわしもあった。

テレビで流れてた「パンナムの歴史」みたいな番組(例の海外ドラマの宣伝の一環として作られたっぽい)のBGMには砂原良徳が使われてました。


■おれがパンナムが好きな理由を強いて挙げると、
(1) 空の旅が特別なものだった時代への郷愁を感じさせるところ
(2) 圧倒的に強大で存在感のある企業のもとで、独自のブランド文化が育まれてたところ
この二点が入り混じっている感じです。

展示された機内食のメニューにさ、キャビアだのコーヒーだの記されてる端っこにわざわざ「“Good food is the basis for true happiness.” ― A. Escoffier」とかいう一文が添えられててさ、なんかこう、豪華なだけじゃなく、ちょっとした遊び心というか、そういうゆとりを感じました。もう、いまは企業も消費者もそんなゆとりを楽しむ余裕ないよね。いまはLCCとか云っちゃっててさ、もう誰も空の旅にロマンなんか感じてないからね。「安い!」とか「マイルが付いておトク!」とか、そういう話しかしないからね、企業も消費者も。

パンナムみたいな航空会社って、もう出てこないのかなー、とか思っちゃいますよね、こういう展示見てると。


■で、展示を見て建物を出ると、成田空港へ向かう帰りのバスもやはり一時間に一本のペースでしか出ておらず、50分ほどバスを待ちました…。


■獅童か山里か


今日は明治座にて花形歌舞伎夜の部見て参りますー。

が、同じ時間帯に浅草花月で、山里亮太とカリカ家城(旧)とスリムクラブ真栄田によるトークライブがあるんですね…。うわー。これ知ってたらカブキは別の日にしたのに。お笑い方面もちゃんとアンテナ張ってないといけませんね。