■2016/12/29〜2017/1/3はパリではなくバリにおりました。

■いまから行ってきます


■激動の昭和57年も、残すところあと数日となりました。

お伝えしてます通り、いまからハワイ行ってきます。今年の更新はこれで終わり、かもしれませんし、現地で更新できる環境があれば更新するかもしれません。

大掃除は年明けだなー。( ・ω・)


■そしてgocoupの新作「銀猿ノアール」ですが、盤は完成してるのですが、amazon等への納品は年明けとなります。

でも一応、観念上の発売日は、'11年11月11日という体(てい)でお願いします。


■では行ってきます。


■弗/マーティン・デニー/ボーイング707/ガス台/荷造り


トリスは飲んでないのにハワイ県に行きます。半蔵商店です。


■昨日、銀行で日本円をドルに換えてきました。

米弗

うーん、ドル札ってなんだか『モノポリー』で使うおもちゃのお札みたいだ。お金という実感に欠ける。


■ハワイで聴く用にマーティン・デニーのCDを買ったんですが、今、初期の8作品をまとめた4枚組CDなんてのがあるんですね! さらに、その次の3作品をまとめた2枚組CDなんてのもありました。ちなみに両方ともリマスタリング済み。

マーティン・デニー等

で、amazon.co.jpだと、両方とも千円ちょっとしかしないんですね。つまり、二千円ちょっとで、マーティン・デニーのアルバム11枚(物理的にはCD6枚)が揃うという、まさにデフレスパイラル! というか、もう半世紀も前のアルバムだから、この価格でも十分モトが取れるんだと思う。しかしそれでも安い…。

安いもんだから、ついでに同じシリーズのレス・バクスターのCDも買いました。こちらも4作品(CD2枚組)で千円ちょっと。安い。安いことは本当にいいことなのだろうか、と考えて「デフレスパイラル 雇用」で検索してしまうくらい安い。

と、ここまで書いたところでレス・バクスターのCDの封を開けたら、2枚組CDのはずなのに1枚しか入ってなかった…。鼻の穴へボーイング707蹴こむぞ。


■そうそう、先日、某佐川急便から電話がありました。

「あー、もしもし、そちら宛てにですね、ガス台が届いてるのですが、本日ご在宅ですか?」


なんのことだろう。ガス台なんかが届いてくる心当たりが全くない……。

数十秒ほど話してて判明したのですが、その人の云うガス台とは、おれが通信販売で買ったスーツケースのことだったんですね。たしかに、スーツケースを包んでる段ボール箱は、メーカー名と型番が印刷されてるだけで、「中身:スーツケース」とは明記されてなかったし、まあ一見スーツケースが入っているとは分かりづらい梱包だったのですが、しかしこの件で、「スーツケースはガス台と間違えられることがある」ということと、「唐突に電話で『ガス台が届きました』と話されると混乱する」ということが分かりました。


■で、そのガス台と間違えられたスーツケースに荷造りをやっております。

先週、髪の毛切断所に行ったら、そこの髪の毛切断員が

「旅慣れたヒトだったら、ハワイくらいなら手ぶらで行っちゃいますよー」

と云ってました。そうなんだよな、おれって、つい旅の準備をしすぎるんだよなー。荷造りリスト作ったり、いろいろモノを揃えたり。

たぶんそれは、心のどこかで、「旅よりも、旅の準備の方が楽しい」と思ってるからかもしれない。


■ハワイで聴く音楽/マーティン・デニー/Polygon Window/まりんDAT


前回のあらすじ→ハワイ県に行くことになりました)


■ハワイといえば、マーティン・デニー。

という刷り込みは、沖縄の58号線沿いにある古着屋のレコード売り場と、パーマ液の匂い漂う福岡市の「チクロ・マーケット」旧店舗で形成された。ような気がしている。

10年くらい前、天神のヴァージン・メガストア(古語)で、初めてマーティン・デニーのベスト盤を買ったことは覚えてるけど、なぜマーティン・デニーに興味を示し始めたかはよく覚えてない。きっかけの一要素としてYMOがあるのは云うまでもないんだけど。

それはさておき、マーティン・デニーの作品は、「ステレオタイプなイメージを人工的に切り貼りして作った異国風の音楽」みたいな感じで解説されることが多い。

が、外国というところに行ったことのないおれにとっては、マーティン・デニー作品のイメージが、半ばそのまま異国各国のイメージにつながっているようなところがある。そして、その感覚が“ホンモノ”でないことは、アタマでは重々承知している。でも、たとえば『Quiet Village』を聴くと、「南国だなー(´∀`)」と感じる。単純な話だけど。

(逆に、現地の伝統音楽や民謡を聴いても、あまり「南国だなー(´∀`)」と感じない、ということもあるかもしれない。)

いまや、航空券が安くなりすぎていて、気軽にどの国へも行けすぎる時代。アフリカのとある先住民族はすっかりテレビ出演慣れしているという話がある時代。

マーティン・デニーのステレオタイプな音楽を聴いて、異国に夢見たって良いじゃないですか。

ハワイでマーティン・デニーを聴く、というのも、長崎に行ってわざわざ「リンガーハット」で食事するような面白さがあるだろう。違うか。

でも、ハワイに来てまでハワイ幻想を追い求めなくても良いだろう、という考え方もできる。


■昔、Polygon Windowの「Quino-Phec」という曲を聞いて、「ハワイに雪が降ったら、こんな感じだろう」と思った。この段落はこれで終わる。


■そして、やはり、ハワイといえば砂原良徳丈でしょうなあ。

最初のアルバム三枚と、シングル「708090」は、ハワイ(と、空の旅)が似合う。と思う。

さらに、例の東京地下空港のシングルを、あえてホノルル空港で聴く、というのも一興かもしれない。

さらにさらに、「まりんDAT」というものがこの地球上にはあるらしい。1998年の『マーキー』誌(第6号)によると、「砂原くんのごく親しい音楽友達だけが内緒で知ってる問題の3時間音源」だそうだ。

おれの記憶が正しければ、たしかこれは、180分の長さのDATが新しく発売された際、「家で音楽を聴くとき、いちいちレコードをかけ替える手間が省ける」ということで、良徳丈が個人的に作った長時間ミックステープ、だったと思う。違ってたらごめん。

このまりんDATは、比較的最近、良徳丈のtwitterでのみ告知→ustreamでオンエア、という、拙僧のような戦前生まれの人間には全くついて行けない近代的な手法で放送されたという話を聞いた。どんな内容だったのだろう?

上記『マーキー』誌には、まりんDATの写真も載っていて、それはケースもジャケットもない、むき出しのTDKのDATで、手書きのラベルには「FOR HAWAII」と記されている。


■平成中村座 十二月大歌舞伎 昼の部 12/17


■今月の中村座昼の部は、車引・賀の祝・寺子屋。この日は舞台と垂直になってる下手側2階席。この劇場の「いい意味での狭さ」が実感できました。


■『賀の祝』は初めて見た。意外に世話物成分が多く含まれてる印象。

『賀の祝』の切腹のシーンと、『寺子屋』での武部源蔵と千代のシーンが緊張感があった。菊之助よかった。


■上演中、ヘリコプターの音や、近所のグラウンドでやってる少年野球の声が聞こえてきたりするも、それもまたよし。トーキョーという一地方都市の、芝居小屋の風情。


■半蔵商店 in ワイハー


■芸能人なので、この年末年始は一週間ばかりハワイ県に行ってきます。半蔵商店 in ワイハーです。うん、だって寒いじゃん日本。ちょっとホノルルで、暖、とってくるから。

↑なんて云っておりますが、おれはこの歳にして初の海外旅行なので、いろいろ勝手が分かりません。

たとえば、ね、トランク。トランク一つ買うにも、いろいろ迷った。やっぱり有名なリモワかなあ、とか、部活の高校生が遠征の時に持って行くようなボストンバッグでもいいんじゃないか、とか。いや、トランクのメーカーどころかリットル数からして迷ったからね。結局、「プロテカ」って国産の、60リットルくらいのやつにしたんだけど。


■あと、機内持ち込みのカバンね。せっかくの初の海外旅行だから、パンナムのバッグを持って行こうと思ったんだけど、おれが持ってるパンナムのショルダーバッグは、あいにく二つともチャックが壊れててね。

いちおう、手さげ型のスクエアなパンナムバッグも持ってるんだけど、あれは実用性に欠けるんだな。

あ、おれの持ってるパンナムバッグはすべてオリジナルですよー。'00年代の復刻物じゃないですよー(←それがどうした、って感じですね。すいません)。

なので、機内にどういうカバンを持ち込むか迷ってます。

最近、ブラニフ航空のカバンの復刻版が出てるけど、おれはあいにくブラニフにはあまり思い入れがないんだな。

とかなんとか、最近はそういうことを考えています。


■先日も、機内用スリッパだとか、膨らませて肩に掛ける枕だとか、アイマスクだとか、そういうこまごました旅行グッズを六千円分ばかり買い込みました。

なんか妙に張り切ってるな、おれ。


■平成中村座試演会 12/15


■オロビアンコって、'10年代のおっさんの吉田カバンだよなと思った。

「これ持っときゃ間違いないでしょ!」と良くも悪くも定番化(免罪符化?)してるとことか、気がつくといつの間にか流行ってて街で見かける回数が多くなっていく感じや、周囲に買ったやつがチラホラ出てくる感じが、'90年代の吉田カバンに似ている、ような気がする。


■という前置きとは一切無関係に、行ってきました、『平成中村座試演会』に、おととい。倒置法が変なのはわざとです。

この試演会では、若手役者が『寺子屋』を演じるのです。


■武部源蔵に、ちょっと“江戸の下町を舞台にした世話物”のニュアンスを感じてしまった(とくに前半)。もうちょっと抑制した方がいいかもしれない。松王丸は、声に“大きさ”(声量のことではない)を感じさせないところがちょくちょくあったかな。

また、涎くり与太郎は、んー、まだ何かを捨てきってない(笑)。もっと思い切って演じないと! (←と、熱く語るのは、おれはこのキャラクターが好きだからです)。

──と、演技においては完璧ではないのです。が!(←逆説の接続助詞) 面白い舞台でした。というのも、『寺子屋』のストーリーに加えて、若手役者が実際に頑張ってる様子を描いたドキュメンタリーが同時進行してるところを見たような気分になれたので。

それと、戸浪が良かったです。


■ボーナストラックとして、おたのしみ座談会というのがありました。てっきり役者だけで話し合うものかと思ってたら、フジの女子アナが司会役として出てきて、舞台上の役者に一人ずつ質問を投げかける、という進行でした。そのせいか前半は地味な制作発表会見みたいな妙な空気になってた。あれ絶対、役者どうしだけでしゃべらせた方が雰囲気良くなると思う。

亀蔵のしゃべりに、「トーク番組で重宝される小劇団出身の役者」っぽさを感じました。個性派と呼ばれるタイプの。

で、座談会後半は、先ほど『寺子屋』を演じた若手が、今日の舞台の感想を述べるコーナー。ここがまた良かった。一人一人言葉に実感があって。


■あと、この日は松席(客席前方の平場)で見てたのですね。なので、前回(11/1)の舞台後方の梅席で見たときよりも、平成中村座が意図するところの「江戸の芝居小屋」っぽさをさらに感じることができました。劇場というか、「大きめの寄席」のような気分。


■日生劇場 十二月歌舞伎公演 昼の部・夜の部 12/10


■染五郎、松緑、スリムクラブ内間、と三者三様の飛び六方が見られる、飛び六方マニアにはたまらない今月の日生劇場でした。


[昼の部]
碁盤忠信
百年ぶりの復活狂言、ということなので、ところどころ手探り手探りな部分があるな、という印象。

終盤、揚げ幕の向こうから海老蔵の声が聞こえ始めると、客席の空気が明らかに変わるのがわかる。海老蔵のオーラ(便宜上こう呼びます)ってやっぱりすごい、といつも思うことをまた思う。

オチへの持っていき方があからさまに強引で、笑った。笑


茨木
演目の順番を決めるのは、いろいろ大変だとは思うけど、碁盤忠信と茨木は逆の順番が良かったように思います。


[夜の部]
錣引
だんまりが良かった。


勧進帳
演じる方も観る方も安心(?)の鉄板コンテンツ。海老蔵が七月より良かった。


その他、全体的に
・海老蔵の声質が、なんか全体的にくぐもっているというか、フィルターがかっているというか、ミキサーの「Hi」のつまみを絞ったような感じでした。前からこうだっけ?

・猿弥をもっと活躍させてほしかったです。



# 浅野忠信の本名が佐藤忠信だというのを先日初めて知りました。


■gocoupサイト更新/ナショナル麻布一時閉店


gocoupサイト

■アナログ放送終了まであと17日! 半蔵商店です。

といった意味も含めまして、www.gocoup.comを(ようやく)更新いたしました。念のために書いておくと、gocoupとはおれがやっている電子音楽レーベル(自称)でございます。

新作「銀猿ノアール」の試聴ができますので、ぜひ試聴してください。冬のミニマルドローンです。


■で、肝心の「銀猿ノアール」の盤ですが、これもできあがってきました。近日中に、amazonに納品します。


* * *


■おれの散歩スポットとして有名なナショナル麻布スーパーマーケットに、昨日たまたま行ったら(ほんとたまたま)、店が建て替えのために絶賛取り壊し中で、仮店舗が絶賛営業中でした。旧店舗は10月末で閉店だったらしい。知らなかったなー。

お店の方に訊いたらば、建て替えた新店舗の完成は来年の秋ごろ、だそうです。

このナショナル麻布は好きな店で、なぜかというとちょっと沖縄のコザっぽいんですね。どこがどうコザっぽいかを細かく説明すると、『ユリイカ』で単独の特集として成立しそうな分量の文章になるので割愛しますが、お気に入りの散歩スポットが一つ減って残念ですね。

麻布十番の『日進ワールドデリカテッセン』も好きだけど、あれはコザっぽいというかコザ郊外っぽいんだな。って、東京のスーパーに何を求めてるんだ、おれは。


■したらば


■紀文が出している「したらば」なる商標の魚肉加工製品がうまいので、最近よく食べてます。カニカマみたいなやつ。会社に行く前、「明太子マヨネーズ」と「わさびマヨ」の2種類をコンビニで買うのが習慣化しつつあります。多いときは週三回は買うので、そろそろコンビニ店員の間で、あだ名が付きつつあるかもしれません。

したらば

したらば写真


仕事中の間食に良いです。給湯室でも、さっと食べられる。


■どの店にもある、という商品でもないので、したらばの在庫があるコンビニを選んで足を運ぶようになり、そのため通勤ルートが若干変わりました。

しかしこれ、品切れの時も多いんですね。そういうときは、どちらか一種類を2本買ったり、1本だけでガマンしたりしてます。

昨日、比較的よく行くコンビニに立ち寄ったら、「わさびマヨ」のしたらばの取り扱いを止めていて、「えび入りタルタルソースかまぼこ」みたいな名前の別の商品に入れ替わっていました。試しに食べたらあんまり美味しくなかった……。わさびマヨしたらばの復活を早急に求めます。


■したらばは美味しいのに、不思議と家では食べたくならない。

たぶん、「したらば=会社で食べるもの」という謎の図式ができあがってるんだと思う。


■那覇の親戚の家あるある


6チャンネル(※米軍向けテレビ放送)が映らない。



# ちなみに、wikipediaによると
# 今年の六月末でアナログ放送が終わったらしい。


■半蔵きもの日記。十月と十一月。


■十月(・ω・ )日

田舎からノコノコ東京に出てきて、かつ、「和」方面に凝り始めてる者によくある現象だよね、みたいに思われるとシャクなのだけれど、とくに理由無く着物で出かけてみる。

十月に入ったけど、押し入れから袷の着物を引っ張り出すのも面倒くせえし、単衣でいいでしょう。と単衣を着て出かけようとするも…もう肌寒い。おとなしく袷に着がえてから外出。

銀座を歩いてたら、東ヨーロッパから観光に来たとおぼしきおばさま二人に、「キモノ、キモーノー( ´_ゝ`) ( ´_ゝ`)」と云われた、ような気がする。


■十月( ・ω・)日
明日は着物を着て出かけよう、と思って、久しぶりに羽織を引っ張り出してみたところ、けっこうなシワが……。

高度情報化社会なので、マイクロコンピューターで「着物 シワ とる」などと検索し、シワを取る方法を調べる。

すると、「湿気のこもったバスルームに一晩、着物を吊すと良い」という情報が得られたので、その通りに羽織をユニットバスに吊す。


■その翌日
羽織のシワは、まあそこそことれていた。その羽織を着て出かける。


■十月(・ω・ )日
自分の持っている着物が紺ばかりなので、他の色のも持っておいた方がいいのでは、と思い、浅草の古着の着物屋へ。

グレーの着物がほしかったのだけれど、それは在庫がなかったので、その代わりにエンジ色というのか、まあそういった色の羽織と長着を購入(アンサンブルではない)。

また、別の店では足袋を買う。濃いグレー。3700円。たたたたた高い。が、そういうものか。



■十月( ・ω・)日
いまのところ、着物は多くても月3回くらいしか着ないので、普段着ていどの着物なら徐々に揃いつつある、と云ってもいい。

これからは、普段着レベルの着物を増やしていくのではなく、お金を貯めて、ちょっといい着物をあつらえてみたい。

あと、「くるり」(京都の五人組ゴシックメタルバンドではなく、着物屋)のデニム着物ってのもなんか良さそうなので、気になってます。


■十月(・ω・ )日
「袴」を来年の目標に定める。


近日発売
▲広告


■十一月(・ω・ )日
十一月に入って、寒さが増す。グレーの足袋だと足が寒い。そろそろ寒さに強い、別珍の足袋の出番か。


■十一月( ・ω・)日
先月買ったエンジ色の着物。飽きたというわけではないが、三回も着ればまあいいかな、という気分になる。もっと云うと、「自分で金を出して買ったのに、自分の物になってない」というか(そういう服ってたまにありません?)。どうもこの色は、おれには似合わないというか、他にもっと似合う色がある気がする。

でも、こういったことは、実際に買って、実際に着てしばらく過ごさないと分からない。


■十一月(・ω・ )日
着物で某友人と会う。おれの着物を指し「それっていくらくらい?」「どこで買うの?」などと食いついてくる。ひょっとすると、うまく誘導すれば彼も着物を着始めるのではないか。

ちなみに、この日おれが着ていた物の値段を(下駄を含めて)すべて足しても、その某友人が着ていた「フルカウント」のデニムジャケットの値段に満たないだろう。おれが持ってるのはほぼ古着だし、帯は親戚からのもらい物だ。

強いて云うなら、“着物の着方を覚えるコスト”がかかっているが、それだって器用なヒトだったら半日もかからないだろう。おれは器用ではないので遠回りしましたが。


■十一月( ・ω・)日
とあるお笑いのライブに行く(寄席ではない)。そういえば、着物でお笑いを見にいくのは初めてだ。

帰り際、まったく知らない二十代後半くらいの男性から「お疲れ様でした! お先に失礼します!」と挨拶されたので、「あ、どうも」と会釈する。

おれは誰と間違われたのでしょうか。


■さよなら○○○○○ (その二)


【前回までのあらすじ】(前回のエントリはこちら)
東京在住で、「カレーが好きな自分」を自我の一要素に据えてる人ならばご存知の、お茶の水のカレー屋「○○○○○」。

おれも数年前までは通ってたけど、ここしばらくは行ってなかった。

今年に入ってから久しぶりに行ってみたら、あまりおいしく感じられず。

確認のため、数日おいて再度食べに行ったら、やはりおいしくない。

店の味が変わったのか、おれの舌が変わったのかは分からないが、この店からの卒業を決意。


■ではここから本文です。

えー、前回のエントリの最後の方にも書いた通り、この○○○○○は、あと、

1)まだ食べたことがなかった「豆カリー」

2)昔は、わりとよく食べてた「チキンカリー」

この1と2を食べれば、もう卒業でいいや。って感じです。


■というわけで、先日、○○○○○に1の「豆カリー」を食べに行ってきました。日曜の午後4時台、というハンパな時間帯にもかかわらず、店内は8割ほどの席が埋まる混雑。あいかわらず流行ってるんだね−。味のわりに。

まずは自動販売機に日本銀行券を挿入し、食券を購入。で、カウンターの女性に食券を手渡し、待つことしばし。

先に、オプションの「豆サラダ」(+180円)が出てきました。数種の豆が、ツナとネギとで和えられてます。美味しい。これは素直にほめる。これはうまいのです。

正直、わりと前から「豆サラダがメインディッシュ。カレーライスはデザート」って意識でいました。


■豆サラダを食べ終えて数分後、「豆カリー」(880円)が運ばれてきました。他のカレーと違って、ライスとカレーが別々の皿で出てきます。カレーは、スープカレーのようにサラサラしてます。

で、お味は……。

うん、

おいしくない。

多数の豆がごろごろ投入されている、という食感はおもしろいけど、この店の他のカレーと同じく、スパイスの匂いがぷんぷん強いだけで、たいして味はせず。


■この店って、運ばれてきた時点のカレーの温度がやたら高いのな。なんであんなに熱くするのか分からない。この店のカレーの味が飛んでる原因は、この熱さにあるのではないか、と思ってるんだけど。


■豆カリーもやっぱり美味しくなかったガッカリ感と、「豆カリーもやっぱり美味しくないであろう」という予想が当たった満足感とが入り交じった屈折した気持ちになって、店を出ました。

つーことで、あと一回、チキンカリー食ったらもう終わりにします、この店。


■ちなみに、おれが豆カリーを食べてる間にも、店にはひっきりなしに新しいお客さんが入ってました。なあ、なんで君ら、こんなカレーをわざわざ…………いや、おれも数年間は通ってたわけだから、文句は云えない。


■『元禄忠臣蔵』 国立劇場 十二月歌舞伎公演 12/3 初日


■んんんん…。

例によって見当外れのこと書いてたら、すいませんなのですけど。


■なんか、生身の役者の存在や演技や声、舞台の空気、といったものよりも、脚本の筋書きとかストーリーの運びといった抽象的なものが優先されてるというか。舞台上の役者が、単に脚本やストーリーを説明するための道具に見えてしまうというか。そういうふうに感じる時間が、けっして短くなかったです。

単に脚本やストーリーを味わうだけだったら、本読むよ。何のための芝居だよ。なんてさえ思っちゃいました。

綱豊と助右衛門のやりとりとか、ちゃんと引き込まれて見ることができた部分もあったけど、そういう部分がもっとあっていいのでは。


■初日ということもあり、吉右衛門の台詞がうまく入ってないところがあって、DJがつなぎに失敗してテンポのずれたままの音がフロアに流れちゃうような空気になったりしましたが、正直、このごろはもうこれ「通常運転」って感じですねえ…。


■ちなみに「眞山青果」「吉右衛門」「国立劇場」の組み合わせと云えば昨年十月の『将軍江戸を去る』でありまして、これは拙僧が唯一、見物の途中で退出してしまった歌舞伎です。良いと思わなかった。

相性悪いのかな−、どうも。

まあ、おれの理解力の方にも問題はあると思うからさ、時間があえばもう一度見るなどして、もうちょっとこの作品を理解する努力をしてみたい。

でも、これで、「新歌舞伎は苦手」っていう感覚が補強されちゃったかも…。


■あと、パンフレットに載ってる澤村宗之助の写真が、おばさんっぽい、というか、友達のお母さんっぽい。こんな感じのヒトいるよね? 友達のお母さんに。


■つけ麺は卒業してました


■今年の三月でつけ麺は卒業しました。

というのも、もうそんな頻繁に食べる食べ物じゃないなと思うようになったから(そこまで頻繁に食べてたわけじゃないけど)。

つけ麺を食べ終えると、虚脱感を感じるようになったんですね。炭水化物ばっかり摂ることになるから、GI値だか血糖値だかのあれで、早い話があんまりすっきりしない気分になる。栄養だってたいして無いだろうしね。体に良いもんばっか食べるのが人生でもないけどさ。

あと、五段階くらい話をすっとばして書くと、つけ麺は大学二年生の食べ物だ。いい年したオトナが嬉々として口にするものではない。そう思った。※個人の感想です


■「いや、おまえだって一時期は『つけ麺日記』みたいなのをこのブログに記していたではないか」とおっしゃるお侍さんもいらっしゃるかもしれない。

でもあれは、「つけ麺という比較的ポピュラーな食べ物を全く食べたことがなく、その未知の食べ物に親しんでいくプロセスを記すこと」に興味があっただけで、別につけ麺自体が大好きだったというわけではない(例えば、仮におれが全くハヤシライスを食べたことがない人間だったら、『ハヤシライス日記』をつけてたと思う)。

いや、つけ麺自体は悪いものではないですよ。でも、上述の通り、食べると虚脱感だし、栄養がない割には値段も安くないし、大学二年生っぽい。※個人の感想です

この地球上には、つけ麺以外にも食べるべきものはたくさんある。なので、つけ麺は卒業しました!


■──と思ってたのですが、「今後、つけ麺はフォーエヴァー食べません!」というのもまた、つけ麺を意識しすぎていて、つけ麺に囚われてすぎている、バランス感覚を欠いた考え方だと思った。

それもなんなので、一昨日、つけ麺を久しぶりに食べに行きました。

八ヶ月半ぶりのつけ麺は、そう悪いものではなかったのですが、やはり食後は虚脱感を感じました(特盛4玉、という分量にも問題はありますが)。やっぱりつけ麺は、もう当分いいや。

とはいえ、「つけ麺でも食べに行かない?」と人(クラフトワークのラルフ・ヒュッター等)から誘われたら素直に一緒に食べに行くくらいの柔軟さは持ち合わせていようと思いました。


■gocoup「銀猿ノアール」もうそろそろ


■あけましておめでとうございます。半蔵商店です。今年もよろしくお願いいたします。

近日発売

そろそろできあがるのでよろしくお願いします。

↓帯です。

「銀猿ノアール」帯

ちなみに、帯の表面は文字だけのモノクロ印刷ですが、裏面は美麗なカラー写真です。どんな写真か気になる方はご購入のほどを、気にならない方もご購入のほどを。