六月二十一日(金)
■珍しく定時上がり。夕刻、銀座の「R」店へ。
以前からRで汁無し担々麺を食べたいな、と思っていたのだが、平日の銀座はなかなか行く機会が無いし、土曜は行列ができてるし、日曜は定休日だし、と、ずっと食べずにいた。土曜にRに足を運ぶも行列ができてるのであきらめて、近所にある
広島県アンテナショップのフードコードの汁無し担々麺でガマンしたことも二回か三回はある。
でも本日、ようやっとRを訪れることができた。うむ、苦しうない。汁無し担々麺を発注。
数分後、念願の汁無し担々麺が出てくる。おいしそう!
──しかし、おれの好みの味ではなかった…。こっちよりは広島県アンテナショップのほうが好きだな。
調べてみると、このR店の名物は汁無し担々麺ではなく麻婆麺だそうだ。そうですか。
六月二十二日(土)
■夏至。毎年毎年書いてることだけど、夏至になると、「今年ももう終わりだ…」という気分になる。ピークを過ぎる感じがするからだ。これから冬至までずっと、日の出る時間がじわじわ短くなっていく一方なんだと考えると、なんかしんどい。
──そういうふうに考えなければいいだけのことではないか。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
そうなんだけどさ…。
六月二十三日(日)
■朝、「やよい軒」の冷汁定食。午后は国立劇場の歌舞伎鑑賞教室(六月二回目)。やよい軒の冷汁定食と歌舞伎鑑賞教室に、季節のめぐりを感じるようになった。今年もこの季節だ。
■後半の芝居は、相変わらず壱太郎と亀鶴が良い。しかし、幕切れの時点で舞台上の人物が全員死んでいる芝居も珍しいと思った。笑
ちなみに前半のガイダンス、「いてう」が平賀源内役で出てるんだけど、もしかしてこの人、現代語の芝居苦手? 初日ならともかく、前楽でこれは…。まあ人類誰しも得手不得手はある。
■国立劇場の一階の売店。奥の棚をよーく見ると、なんと
昭和60年の『演劇界』が売られていた…。昭和60年て、とんねるずが「雨の西麻布」を歌い、任天堂が『スーパーマリオブラザーズ』を発売した年である。テレビゲームの題名を『』でくくるのはアスキー系出版物のルールである(たしか)。
棚にある2冊のうち1冊を手に取ってみる。表4が、幸四郎(当時)の胃薬の広告であった。
■ところでおれは、長らくチャーハンというものを食べてない気がする。
そう感じたので、この空白を埋めるべく、夕方は茗荷谷の王将でものすごく久しぶりのチャーハンをもくもくと食べた。あー、こんな料理だったよな、チャーハン。思い出した。あったねー、このレンゲですくう感じ。