■半蔵商店二十周年。なにがめでたい |

■昨日はスチャダラパーのCDデビューから三十五周年でしたが、本日で半蔵商店は二十周年です、たしか。たぶんそうだったと思う。そんな気がする。まちがってたらごめん。
あ、ちゃんと「にじっしゅうねん」って発音してね。「にじゅっしゅうねん」じゃなくてね。
■しかし二十年て。この半蔵商店ができたころは、iPhoneもなかったんですよ、この世に。そんなころから、誰にも頼まれずなんか書いてる。なんでこんなブログをせっせと書き続けてるのだろう。
まあ、いつのころからかインターネットの世界も、やれフォロワーが何兆人だとか、再生回数が何京回だとか、そういった数を崇め奉るようになりました。それって、既存のマスメディアとやってることいっしょですよね。発行部数がどうしたとか、視聴率がどうした、みたいなさ。バズったもん勝ちの世界。いや、それどころか、バズらずんば人にあらず、ぐらいの勢い。
インターネットってのは、そうやって数に支配されてて良い場所ではないのではないだろうか、とおれなんかは思ってしまうのですね。これはまあ、インターネットもすっかりマスメディアになってしまった現在ではもう時代遅れの感覚なのかもしれないけど…。
もしかしたらそういう「数の世界」に抗うために、このブログをおれは細々と書いてるのかもしれない……いや、そんなご立派なことじゃないか。単に、昔のインターネットの感じが好きなだけなのかもしれないです。みんながあっちゃこっちゃで、好き勝手に細々と書いて、好き勝手に読んでた時代。インターネットがまだまだ牧歌的だった時代。グーグル以前、ブログ以前、SNS以前のあの感じ。'90年代末テクストサイト文化。
その感じを再現したくて、今日もこうやってインターネットの片隅でこそこそ何かを書き続けてるのかもしれません。当世風ではない、というのは分かってるからわざわざ云わなくてよろしい。
■えーっと、もっと書きたいことはあるけど、もう眠いし、連休も終わるし、あした仕事だし、今日はこのへんで。それじゃあバイバイ深田恭子でしたー。は?