■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
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■ビールは小瓶


■ジョッキに注がれたビールがあんまり好きじゃないです。

なぜかと申しますと……、と、その理由を書くと日本全國民の7割を敵に回すことになり、ただでさえ狭い世間をますます狭くするので書きませんが、とにかく、ビールをジョッキで飲むのがそんなに好きではない(まあ、大嫌いってわけでもないけど)。キンキンに冷えたジョッキで、ゴッキュ、ゴッキュ、ゴッキュ、ゴッキュ、ゴッキュ、ゴッキュ、プハ〜っ、みたいな人とお話しするべきことはあんまりない。


■じゃあいつもいつも偉そうなことばっか云ってるおまえはどういうビールが好きなんだよ、と問われると、これは答えが決まってて、「小瓶」でございます。

具体的には、以下の三種類です。

1)(とりわけ、天ぷら屋や蕎麦屋((高級な店とは限りません))で供される)小瓶のヱビス

2)緑色の小瓶に入った、欧州からの舶来物のビール

3)沖縄で飲む小瓶のオリオンビール

土曜の昼、あるいは日曜の夕方なんかに、天丼食べつつ飲むビールはうまいですね。小瓶で小さなコップに注ぐほうが美味しく感じられる。次点は、サーバーから例の曲線がかったビールグラスに注いだやつ。天丼の場合は、缶とかジョッキとかは論外です。

ピザとかプチトマトとか西洋の変なチーズとかをつまむときは、欧州の緑色の小瓶に入ったビールを。緑色、ってのが重要。茶褐色よりも舶来品のありがた味がある気がする気がする。でも茶褐色でももちろん構わない。

オリオンもね、真昼のビーチで飲むときは缶がいいんだけど、やはり小瓶のほうがオリオンビールって感じがする。主観。


■そう。この小瓶というサイズ、が重要でして。

そもそもビールなんて、美味しいのははじめの334〜350mlくらいで、おまけしても500mlくらいまでで、あとはただ「美味しかったあの一杯目の感動をもう一度!」みたいな、ハードル低い追体験をしてるだけだと思う。良かった時期を引き延ばそう引き延ばそうとするのはよくない(なに云ってんだ、おれ)。

ともかく、われわれ人類は皆、ビールを発明して以来21世紀の今日まで、「二杯目のビールの一口目がそんなにうまくない」ことに失望し続けてるわけですよ。

だからもう、ビールは思い切って小瓶一本ぶんで止して、そのあとは日本酒なり焼酎なり、もしくはペリエなりお茶なりに移行するのが、ほんとの意味でビールを楽しんでることになるんじゃないか、とすら思います。極端な意見だってのは分かってます。


■あと、中瓶や大瓶のビールは、あれはやはり宴会とか立食パーティーのためのもので、ふつうに飲むときはやはり小瓶がいちばんいいのではないか、と思います。

なんか、あの適度な小ささとか、適度な瓶の重さとか……とにかく、小瓶がいい。


■と、いろいろ書きましたが、ふだん飲むビールは、95%くらい缶なんですね。うちの近所の店があまり置いてないんです。小瓶を。

酒屋さんにケース単位で小瓶ビールを配達してもらうという手もありますが、うちには冷蔵庫がありません。

でもそのぶん、たまに飲む小瓶が特別なものに感じられるので、この環境はこの環境で良いです。

と、個人的な好みを延々書いただけのエントリでした。



【付記・一】
飲み会の最初から最後まで徹頭徹尾ビール、というお侍さんがたまにおられますが、そんな飲み方をしてると胃がタプタプになったり、体が冷えたりするんじゃないか、とか思ってしまいます。大きなお世話以外の何物でもないですが。

【付記・二】
夏、ビルの屋上のビアガーデンでジョッキ、というのもこれはこれで飲んでみたいです。

【付記・三】
そういえばおれは、「サーバーから注いだやつ(俗に云う“生”)」をありがたがる習慣がない。