■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

<< ■海老蔵、芝のぶ、うさぎ(橘太郎ではなく) | 【トップページへ戻る】 | ■無事に太れました >>

■七月大歌舞伎 夜の部 新橋演舞場 7/23


■矢部に司会をやらせず100km走らせる理由がいまいち分かりませんでした。半蔵商店です。

といった意味も含めまして、歌舞伎の感想などを手短に。


吉例寿曽我
猿弥がよかった。

場面転換のとこで、三味線&唄とともに、場面転換の物音(せり上がる舞台のモーター音など)が混じって聞こえてきたんだけど、それはそういうミュジーク・コンクレートだと思いこんでみたら、わりとそれっぽく聞こえました。

しかし、以前も書いたけど、歌舞伎の「だんまり」って、キュートンのポージング芸の元祖だよね。


春興鏡獅子
女形の海老蔵を初めて見た。小姓姿の時は、その長身がやや不利に働いてる部分もあったように思うけども、獅子の精になって出てくるところは、さすが海老蔵ってかんじ。

終盤の毛振りは、頻度も軌道もちょっと安定してなくて不規則だったのが少々残念。でも全体的にはかっこよかった。


江戸の夕映
正直、あんまり期待してなかった。「幕末ものの新歌舞伎」というとこが引っかかってたので。

これは歌舞伎に限らず、あの、「天下泰平のお江戸が、『近代』というものに蝕まれ、侵されていく様」が、個人的に苦手なんですよね。

けど、芝居は楽しめた。ハッピーエンドだしね。いや、ハッピーエンドかな。どうなんだろう。でもまあ、暗くはないので、ハッピーエンドってことでいいんじゃないですかね。でも、江戸の終わりは寂しい。

ドラムンベースのレコードを短い間に次々ミックスしていくかのような、萬次郎のセリフが小気味よかったです。