■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

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■いわゆる高級スーパー二つと、都内おのぼりさん


■見るたびに思うんですがコラボカーペットってあんまり面白く……………半蔵商店です。

お笑いって難しいですからね。そういうこと簡単に云っちゃいけないですね。でもコラボカーペットはあんまり、えー、それでは本題に入ります。今日はいわゆる高級スーパーの話です。興味ないですか。


■昨日のことなのですが。なんだか歩きたくなったので、仕事が終わってから、会社のある渋谷から六本木までバスで行き、六本木から→麻布→青山→渋谷と散歩しました。

で、その途中、いわゆる高級スーパーを2ヶ見つけました。


■ひとつは、西麻布の交叉点からちょっと歩いたとこにあった「成城石井select」

もうひとつは青山の、昨秋に仮店舗営業を終えてリニューアルした、あの有名な紀ノ国屋です。

拙僧はもちろん、品揃えだの価格帯だの年商だのの小難しい比較はできません。ので、以下は単に「初見の店内を数分ほどうろうろした感想、を24時間後ぐらいに思い出しながら書いた文」に過ぎない、ということをあらかじめお断りしておきます。


■前者の成城石井はですね、あまり広くなく小ぢんまりとしていて、「高そうな食べ物がぎっしり密に詰まってる」という感じが良かったです。

高級スーパーというより「高級コンビニ」という云いかたがぴったり来るかもしれません。(実際、いま上記のサイトを見たら24時間営業と書いてありました)。

店内はあまり肩の凝らない雰囲気で、数名のヒトがまばらに買い物してました。おそらくは西麻布に住まう近所の人々が、“ふだん使い”するお店だと思われます。


■対して、リニューアル後の紀ノ国屋を初めて見たのですが……。

まず、建物のデザインが変だと思った。照明も変だと思った。ああいうのがナウいの? 今のヤングの間では。


■変な外観はさておき、気になったのが店内の雰囲気の第一印象。なんというか、その、大丸ピーコックレベル、もしくはクイーンズ伊勢丹レベルという感じ(あ、もちろんこの二店をけなしてるわけではないですよ。誤解なき様)。

もっと云うと、地方都市のデパ地下って感じ。仮店舗のほうがまだ高級感あったと思う…。いくらかけたんだこのリニューアル。

紀ノ国屋の店内に入って17秒後にはもう、「なかなか良さげな店だねはっはっは。OK、次は本物の紀ノ国屋に案内してくれるかい?」と吹き替え口調でアメリカンジョークを発射したくなりました。

たしかに、モノはいいものが揃ってるのかもしれないですが、仮店舗時代と比べると(あるいは東急本店地下の紀ノ国屋と比べても)、店内歩いててなんか楽しくない。なんか物欲そそられない。


■でも、西麻布の成城石井selectより、紀ノ国屋のほうが客入ってた。これは、もちろん立地の差に加え、たぶん“紀ノ国屋”というブランドに「都内おのぼりさん」(※当然、おれも含みます)が惹きよせられてるからだと思う。


■ですが、「都心の人々のリアルな消費行動を垣間見たい! そして真似したい!」という都内おのぼりさんが、いわゆる高級スーパーの雰囲気を味わいに行くとしたら、青山の紀ノ国屋より西麻布の成城石井select、が良いのではないかな、と思いました。