■2017/8/11〜20は夏休みで沖縄です。14〜16は石垣島、と思いきや意外に宮古島。


■gocoupのシングル今秋完成予定です。

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■霜月の芝居について、千字ちょっと


■スライスチーズに唐揚げや餃子を載せるのが最近好きです。半蔵商店でございます。ええ、タコスみたいにして包んで食べるわけです。今日はめずらしく、カブキの話。


■えーっと、今週は歌舞伎座で、

・11/22(水) 一幕見席『大石〜』
・11/23(木) 昼の部 『鯉つかみ』『奥州安達原』『直侍』
・11/25(土) 一幕見席 『鯉つかみ』

を見ました。


■なんで、苦手な真山青果をわざわざ再見してるかというと、

「真山青果の良さが分からない自分のほうにも問題はあるのではないか」

と殊勝な考え方をしたからです。偉いだろ。やっぱ、ちょっとはこっちからも歩み寄らないとね。個人の好き嫌いなんぞを超えた何か、ってのはたしかに存在するわけですし。

で、『大石〜』を再見したところ…。うん、前回見たときよりは“意味が分かった”。とはいえ、意味が分かるのと好きになるのはまったく別の話で。あれだ、セリフだけで万事が進行する、「見るラジオドラマ」だ、これは。音声だけを128kbpsくらいのmp3に落としてメールしといてくれって感じ(たしかに障子の影で大石を表現する部分はあるけど、あれはただそれだけのことで、視覚的な表現うんぬんって話でもない)。

おみのが自害する理由は、まあ、分かるけど、どうも理屈くさくてねえ。どうも共感できなかった。おれの理解力に問題があるのは認める。でもさ、理屈くさいことに変わりない。

興を削ぐ場面転換の大工仕事トンテンカンはしょうがないこととはいえ、もうちょっとどうにかならなかったか(これは、今月の国立劇場にも云えます)。

児太郎(と彌十郎)は相変わらずよかった。しかし、児太郎みたいな将来のカブキを支える若い人の貴重な時間を、この芝居に費やさせるというのはどうなんでしょうか。おれごときが心配することじゃないとはいえ。

今月の国立劇場は自分なりに楽しめたんですけどね…。新歌舞伎にもいろいろあります。

言い過ぎましたか。すいません。まあ、単に真山青果とおれの相性が悪いだけってことです。


■鯉つかみは、まあ、染五郎時代最後のファンサービス、といった趣。これは素直に楽しむべきでしょう。と思ったので、素直に楽しみました。

個人的には、影絵はアニメ(というかモーショングラフィクスというか)よりも、もっと古風な演出のほうが良かったかなと思わなくはないのですが、ま、ファンサービスにわざわざ物申すってのも野暮かもしれません。

あの脚の生えた鯉を見て、最初期『パプワくん』に出てくる脚の生えた鯛を思い出したおっさんはおれだけでいい(いま検索したら「タンノ君」という名前だったそうです。完全に忘れてた・笑)。


■『奥州安達原』と『直侍』も、良かったです。雀右衛門って、不憫な役がほんと似合う。笑

しかし、今月、歌舞伎座、なかなか豪華なメンツだったんですよね。ワンピースと張り合わなきゃいけないからね。