■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
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■特集『サブカルチャー卒業式、その後』


サブカル卒業式から、はや三ヶ月。サブカルチャーを卒業し、いまはそれぞれの新たな道を歩む彼らに話を聞いてみた。“脱サブカル”は、はたして彼らに何をもたらしたのであろうか。[取材・構成/編集部]


『もう、荒川良々やミドリカワ書房やマキシマムザホルモンを、無理に好きになったりしなくていいんだ──と思うと、気持ちがとても楽になりました。サブカル仲間の間では、付き合いで好きじゃないものを好きと云わないといけないことがけっこうあったので』(22歳・女・OL)


『サブカルっぽいフレームのメガネをやめて普通のフレームにしたら、僕自身の性格は何も変わってないはずなのにバイト先で“話しかけやすくなった”“人当たりがよくなった”と云われるようになりました。自己防衛の激しいヒト、と思われてたみたいです』(24歳・男・フリーター)


『新宿タワレコ10階とかヴィレッジヴァンガードとかに通わなくなったので、そのぶんの時間を資格取得の勉強に充てることが出来るようになりました』(20歳・女・家事手伝い)


『ロックをまともに聴いたことがないのに、ポストロックばかり聴いてる自分に、以前からうすうす疑問を感じていました。いまは、ビートルズやストーンズも聴いてます。ロックあってのポストロックだと思います』(19歳・男・大学生)


『バカサイ、バカドリル、電気オールナイト的な冗談をやめたところ、職場で浮かなくなりました。人との会話を素直に楽しめるようになったからです。いままでの僕は、人との会話をネタ発表かなんかの場と勘違いしていたようです』(28歳・男・会社員)


『この歳にして、ようやく同窓会でみんなと話が合うようになりました。いま思えば昔の自分は、サブカルを、自分を周囲と差別化するための道具にしていたのかもしれません。実際は、差別化じゃなくて孤立だったのですが…』(31歳・男・公務員)


『カフェとロモとネオアコに明け暮れた自分の青春を振り返ってみて、サブカルは自分に何も与えてくれなかったということに気づいて愕然としました。残されたのは、リラックスとテレビブロスとHとロッキンオンジャパンと無数のフリーペーパーのバックナンバーだけ……。この春、学生のころから住んでた下北のアパートを引き払い、新しい街で新たな目標に向けて頑張っています』(27歳・女・販売員)


話は変わるが、ヤフオクで『取引ナビ』というのが始まって、落札後の連絡が便利になった。これまではわざわざ別窓で、ヤフオク用のWebメールの画面を呼び出してたものです。

[特集『サブカルチャー卒業式、その後』/了]