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■訪氷記(3) 取材される日本人と、栓抜きを借りる日本人


■これまでのあらすじ

小坊主の半蔵くん(声:池澤春菜)は避暑のためアイスランドを目指して成田を出発。いったんコペンハーゲンで降りて、アイスランド行きの飛行機に乗り換えました。飛行機は、まもなくアイスランドへ着陸するところです。

これまでのアイスランド旅行記はこちら→(0) ('0) (''0) (1) (2)


■氷州上陸
石神井公園の駅から西武池袋線に乗り、(中略)、実に二十数時間。飛行機がようやくアイスランドはケプラヴィーク空港へ着陸しました。パチパチパチ(拍手)。アイスランドのまず第一の感想は、「寒い」。あらかじめ知ってたこととは云え、八月なのに寒い。飛行機から空港へと向かう通路がもう寒かったです。

八月にもかかわらず、気温は10℃くらいだったか。地球にはいろんな場所があるものです。現地時刻は八月九日(日)の午後十時。こんな時刻でも外は明るい。地球にはいろんな場所があるものです。

ともあれ、念願の氷州(アイスランドのことね)上陸を無事に果たしました。苦しうない。

あ、うん、アイスランド初心者(おれのことだ)は、コペンハーゲンからの飛行機がレイキャビクの空港に着くと思いがちなんだけど、レイキャビクの空港はアイスランドの国内線が主で、国際線の飛行機はこのケプラヴィークの空港に着陸します。ケプラヴィークとレイキャビクは50kmぐらい離れてます。いま検索した。

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空港の中の免税店に行く。TUBORGとかカールスバーグなど、デンマークのビールが山積みになっていて、そこに手が伸びそうになるんだけど、せっかくアイスランドに来たんだから、とアイスランド製のビール(エール?)の瓶6本パックを購入。それと単3電池4本パックを購入。

レジで会計を済ませたあと、スマートフォン用のSIMカードを買い忘れたことに気づいたので、再度店の中に戻り「NOVA」という電話会社のSIMカード購入。2000円くらい。これを日本から持参したSIMロックフリーのスマートフォンに挿入。これで最低限のネット環境は整いました。

「インターネット環境のある旅なんて、本当の意味で旅なのか。インターネットを手放せないのであれば、たとえ何千里も離れたところに行っても、それはインターネット漬けの日常の延長に過ぎないのではないか」とは、まあ思います。が、初めての異国の一人旅でいろいろ不安だったしね。それに、書くまでもないことですが先進国ではインターネットが半ばライフライン化しつつありますから、道中はインターネットを使わない、なんていちいち気負うほうが不自然なのかもしれない。どうなんだろうね。

空港の出口付近で、なにやら取材されている体(てい)の日本人男性がいる。カメラで撮られている。撮ってる側の人も、日本語をしゃべっている。おれはこの取材されてる人が誰なのかを存じ上げないんだけど、たぶんこれのロケだったんじゃないかなーと思ってます。たぶんだけどね。

で、おれはケプラヴィーク空港から出るバス(路線バスではなく、旅行会社が手配した観光バス)に乗ってホテルまで行くという段取りだったんだけど、バスの乗り場がよくわかりませんでした。おい、異国だとバス一つ乗れないのかよ、おれは…。急に心細くなる。空港の何らかのカウンターにいた人にバスの場所を訊いたり(あまり明確な答は得られなかった…)、自分でもそれらしき場所をうろうろしてみるなどしつつ、ようやく正しいバスを見つけました。

バスに乗りこむと、係の若い女が「ticketを見せろ」と英語で云ってきました。はて。バスのチケットなんてもらってないぞ、とちょっと困る。数秒ほど困った末、旅行代理店から送られてきた日程表(英文)を見せると、これが正解でした。ticketじゃなくてさー、itineraryとかschduleとか云ってくれないとさー、わかんないっすわ…。


■レイキャビクの宿へ

バスが発車すると、しばらくは荒涼とした風景が続きました。頭の中で、アート・オブ・ノイズの「ロビンソン・クールソー」とYMOの「マス」が交互に流れました。ちなみにバスからの眺めはこんな感じ。

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── もっとマシな写真はなかったのか (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )

でもまあ、感じは伝わるでしょ。レイキャビクに近づくにつれ灯りが増え、風景が街らしくなってきます。ドミノピザのビルボードや、ラーメン屋のネオンが見えました。

──え、レイキャビクにラーメン屋? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

いや、あったんだよ。実際、のちにレイキャビクの市街地でもラーメン屋を見かけました。

で、小一時間ほどバスに揺られて、夜の十一時半ごろレイキャビク市内のKホテル(とくに理由はないですが、名は伏せる)に到着。この時間だと、さすがに外は暗いです。

で、チェックイン。フロントの人に二言三言、拙い英語で無事チェックインできました。アイスランドにはアイスランド語という自国の言語がありますが、広く英語も通じます。まあ、拙僧の場合はその英語が苦手なのですが。

──英語というより、人類全般とのコミュニケーションが苦手なのでは? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

やかましいわ。カードキーを受け取って部屋へ。部屋はこんな感じです。一人旅なのにダブル。

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必要最低限のものしかない、シンプルな部屋。居心地がよい。湿度とか空気のきれいさが日本と違うのかなあ。あとこれは若干の「旅人バイアス」がかかっている感想であることは承知ですが、壁紙の配色とか家具の選択に「北欧らしさ」を感じました。

浴室にはガラスで仕切られたシャワーブースがありますが、湯船がありません。カルチャーショック。ついでに書くとアメニティの類がそろってません。シャンプーとリンスと石鹸しかありませんでした(ちなみになぜか全部イタリア製)。ヒゲそりどころか、歯ブラシすらないです。日本の(というか栃木と茨城の)ビジネスホテルに泊まり慣れてるおれにはちょっとびっくりです。まあ、日本のビジネスホテルが親切すぎるんでしょうね。

さて、長い移動を経てくたびれたので、空港の免税店で買ってきたビールでも…………と飲もうとしたら、部屋に栓抜きがない。おれも日本から栓抜きを持ってきてないので、フロントに借りに行きました。で、このときにですね、なんと、

1) フロントの人に栓抜きを借りる
2) フロントの人に明朝のタクシーを予約してもらう
3) フロントの人にホテルのwi-fiのパスワードを訊く

という三つの用事を一度にこなしたんですよ!!! 英語で!!! おれの人生の中で英語がいちばん役に立った瞬間です!!!

── 大げさな…。(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )

いやー、国際人としての自信ついたわ。部屋に戻って、めでたくビールの栓を開けました。

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で、つまみですが、日本から亀田製菓の柿ピー(わさび味)を持ってきてたのですね。これをつまみながらビールを飲んでました。なぜそんなものをわざわざ日本から持ってきてたかと云いますと。

大竹まことのラジオのレギュラーをわずか三ヶ月でクビになったふかわりょう(まあ、番組側にもまったく非がないわけではないと思う)のアイスランド旅行記に、ドライブ中のお供としてこのお菓子が出てくるんですね。(ちなみに、この八月九日という日は、有吉のラジオにふかわが3年ぶりに出演した日でもありました・笑)。

まあ、異国の道中では食べたいときに食べ物が見つかるとは限らないので、このようなお菓子を持ってくと良いですね。柿ピーのほか、いわゆる「トレイルミックス」(ナッツとドライフルーツをいい塩梅にまぜたやつ)も持って行きました。

で、ビール飲んで、寝ました。翌日はアークレイリ、という街に行きます。次回こそはね、大自然の写真とかたくさん載せるから。