■キュレーター/番組 |
■九月の六日に行う“quiet laboratory 1.0”を説明するとき、「DJイベント」という言葉を遣うことをなるべく避けています。
もちろん、フライヤーのコピー文を書いたりするときや、ヒトに話すときには便宜的に「DJイベント」とか云っちゃうのですが…。
■「DJ」という言葉には、どうしても、なんらかの「人前でなんか芸をやる」感がつきまとう。
このイベントでは、あくまで主役はアンビエント音楽(または、アンビエント音楽が流れてる時間と空間)であって、DJはあくまでも脇役。極端な話、DJブースを設けず、お店のキッチンカウンターの中にCDJを持ち込んでCDをかけてもいいくらいです。
ので、フライヤーやWEBサイトには、「DJ」ではなく「選曲」と記しています。
ほんとは、博物館や美術館っぽく「キュレーター」と表記しようかとも思ったんだけど、それはまたちょっと言葉の意味が伝わる速度が落ちてしまうので、「選曲」と書いておきました。
■あと、「イベント」「パーティー」と呼ぶと、なんかちょっと派手な、にぎやかなイメージがあるので、これらの語も避けたい。
とはいえ、「会」とか「集い」と呼ぶと、さすがに地味です。
強いて云えば「番組」がいちばん近いかな、と思うのですが、いまの時代「番組」という語はどうしてもラジオやテレビのプログラムを連想させてしまいます。
「イベント」「パーティー」に代わる、しっくりくる単語はないかなあ、と考えております。
地味な話題ですいません…。
■九月の六日は、ぜひ“quiet laboratory 1.0”へ。232万円するスピーカー2台で、たっぷりアンビエントを聞いてチルアウトする、という番組です。漫画喫茶にふらっと入るように、気楽な感じでどうぞ。