■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
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■もげました/シネマ歌舞伎と歌舞伎を見た


■いま、この文を書いてるノートPCは、上方文化華やかなりし元禄年間に買った古い古い機種なのですが、キーボード左下のFnキーがもげ、ちょっと前にスペースキーがもげ、昨晩、ついに「S」のキーまでもがもげました。

「S」キーは応急処置的に直したので、文字自体は打ち込めるのですが、この「S」だけキーの感触があまりにも違いすぎて、非常に使い心地が悪い。今日は出来るだけ、「S」のキーを押さないで済むような、サ行少なめの文章でお送りしようかなと思ったのですが、あえて逆境に逆らって、がんばってサ行の言葉も遣っていこうと、こう思う次第であります。

しかし、さすがにこのノートPCも寿命だなー。というか、スペースキーがもげた時点で、時はまさに世紀末だよな。我ながら、さっさと買い換えろと思うんですが、でも面倒なんだよなー、どうも。かといって、後生大事に使い続ける気ももちろんなく。


■ところで先週末は、シネマ歌舞伎を見に行ってました。

東劇で四月五月はシネマ歌舞伎全作品アンコール上映をしてるのですが、この上映スケジュールが現代の科学では解明できないくらい複雑で、どれを見に行こうかと予定を組み立てるのが意外に難しいんですね。

で、まあ、それでも、土曜日は『刺青奇偶』を、日曜日は『法界坊』と『大江戸りびんぐでっど』を見ました。

『法界坊』は、芝居を見る楽しさ、みたいなのが、そこかしこに散りばめられていて面白かった。実際に舞台を見てみたい。

『大江戸りびんぐでっど』は、これほんとに歌舞伎座でやったんですか? すごいね。ただ、一部のゾンビの描写が、「怖い」を通り越して、「単にイヤ」というとこにまで達してた…。上演期間中は、歌舞伎座の飲食物の売上が下がったんじゃないだろうか、と余計な心配をしてしまった。


■そして、話が前後しますが、土曜の夕方からは新橋演舞場で四月大歌舞伎・夜の部。

『絵本太功記』は、前半のきらびやかさがとくに印象に残った。が、十次郎の声が、18歳の青年というよりは、おばあちゃんみたいな声だと思った。

『男女道成寺』は、見てるだけで楽しかった。って小学生の感想文みたいね。

『権三と助十』は、江戸だし、ハッピーエンドだしで、こういうの好きです。そう、現代人は年に何回か、こういう江戸の長屋や、江戸の町の空気を嗅いだほうがいいと思う。


■「S」キーを応急処置的に直したため、お隣の「D」キーもちょっと押しにくくなってます。