■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
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■吉右衛門、坂本龍一、ゆりやん


BTTB


十二月九日(土)

■朝、ネットで一月の歌舞伎座のチケットを買う。正月だし思い切って桟敷席……にしようとしたけど、心にブレーキがかかってしまい、普通にいつもの三階席。うん、なんというか、演目の並びに正月気分が薄いなあ、って気がしてしまったんですね。桟敷席で高い弁当を食べながら鷹揚に新年を壽ぐ気分になりにくそうだなあ、なんて思っちゃって。ケチですかね、これ。


■お昼は国立劇場。めずらしく二本立て。『今様三番三』は、国立劇場にしてはめずらしく華やかなかんじの踊り。『隅田うんぬん』は、最初は登場人物とストーリーの説明が多くてあれだけど、徐々に芝居らしくなっていくので国民のみなさんも安心してください。

わりと楽しく見られるんだけど、由兵衛が長吉を殺めてからの展開がシリアスになって、ぐっと見応えが出てくる。

そして今月は、めずらしく雀右衛門が死んだり殺されたりしなかった笑。あと米吉が良い。


■その後、劇場から出るバスで新宿まで。半蔵門→四谷→新宿と風景がフェイドイン/フェイドアウトしていくのは楽しいな。でも、バスの中が暖房がほとんど効いてなくて、とても寒くてまいった。これほんとに先進国の暖房かよ。というか、そもそももう先進国じゃないのかもしれない…とまでは申しませんけど。

省エネってのは、必ずしも暑さ寒さを我慢することだけじゃないと思うんだが、どうか。


十二月十日(日)


■昨秋に引っ越してからこっち、慢性的に散らかってる部屋を片付けようかと思うも、まあ、一日で片付くわけがないよね、こんなもん。最近は、片付けようとするだけ無駄だなあ、その時間でもっと他のことをしたほうがいいなあ、と思わなくもない。


■ということで、午前中は申し訳程度に部屋を片付けて、夕方から有楽町。

坂本龍一のドキュメンタリー映画『coda』を観る。そういえば今年一月には矢野顕子のドキュメンタリー映画『Super Folk Song』を観てるんですね。正月に矢野顕子で、師走に坂本。なんかもう、係り結びって感じだよね。「こそ〜けれ」みたいな。

──なに云ってんだおまえ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) イゼンケイ


■今年のおれはほんとに所ジョージばかり聴いてて、所ジョージの年だったと云っても過言ではないのですが、その一方で'09年の『ユリイカ』の坂本龍一号をじっくり全ページ読破したり、ワタリウムの『async』の展覧会に行ったりしてたわけです。ついでに云うと古本屋で『SELDOM ILLEGAL』も買ったしさ笑。ちょっぴりはサカモトの年でもあったわけです(そのわりには『async』まだ聴いてないですが…)。

『coda』では、現在の映像に交え、YMO以降の坂本のキャリアをたどってくのですが、YMOや戦メリだけでなく、ちゃんと『CHASM』とか『Out of Noise』とか'00年代の作品もとりあげてます。短かったけど、映画館の音響で聴く「only love can conquer hate」は良かったなあ。この曲好きなんです。フルレングスで聴きたい。

映画の感想を手短にまとめると、坂本龍一って、なんだかんだでかっこいいよね、ってことで、ひとつ。


■あ、で、そう、すいません、話が前後しますが、出かける前にあらかじめ部屋で、米国発の動画投稿サイトにあれされている『Tokyo Melody』('80年代の、おなじく坂本ドキュメンタリー)をちょっと観てから出かけたんですね。こういう予習って大事ですよね。『coda』にも、『Tokyo Melody』の映像がちょっと出てきました。


十二月十一日(月)

■というエントリを書きながら、『THE W』を横目で見てました。ゆりやんの一本目のネタ最高でしたね、しかし。