■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
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■雀右衛門、祖父江慎、日高屋


■理不尽に死ぬ役・オブ・ザ・イヤーを、毎年破竹の勢いで受賞している芝雀がこのたび雀右衛門を襲名ということで、ね、行ってまいりました歌舞伎座。

昼の部を3/6と3/19に見ました。なんで昼の部を二回見たかというと、手違いでチケットをダブって買っちゃったんですね。とは云え、菊之助と菊五郎と二つの三浦之助を見ることができたので、結果的にはおとくで良かったです(と書くと語弊がありますが……。検査結果は「セーフ」らしいので、良かったです)。

『寿曽我対面』がいささか不発…。『鎌倉三代記』は、吉右衛門が良い。今年は一月の『石切梶原』、二月の『籠釣瓶』と来て、吉右衛門ってすげーなー、と思うこと多し。

夜の部は、本日見てきます。


■3/19の歌舞伎座帰りで、祖父江慎+コズフィッシュ展に行ってきました。展示期間が前期と後期に別れてるのですが、後期の方です。前期は見逃した。しまった。

祖父江慎が装丁を手がけた本がひたすらどっさり展示されてました(←当たり前ではありますが、しかし人生の中でなかなか遭遇しない空間でもあります)。以前、亀治郎の写真展に行ったとき、一度に亀治郎の写真を見過ぎて「亀酔い」したのですが、この日は「祖父江酔い」しましたね。それっくらい密度の濃い展示。

祖父江慎のデザインって独特なので、ふだん本屋の一角で他の大勢の本と並べられててもすぐ気づくじゃないですか。それっくらい異彩を放つ本が一堂に会するわけですから。そりゃ酔います。いっけん異彩を放ってないように見える本も、独特の何かが込められてるしね。

あ、そうそう、吉田戦車『伝染るんです。』の例の有名な装丁ですが、あんなに好き勝手(というとこれも語弊がありますが)できたのも、その数年前に玖保キリコ『いまどきのこども』という手堅い藝風での成功があったからだと思うんですね(※個人の感想です)。仕事で好き勝手をするには、着実な信頼の積み重ねが必要なんですよね(※当たり前のことを書いてますねこれ)。とはいえ『いまどきのこども』も、青年漫画の単行本としてはかなり異例の装丁でした。パステルカラーでね、ハードカバーの絵本みたいな造りで、キャラが箔押しで印刷されてて。

会場の売店では、サグラダファミリアと同じくらいの年月をかけて作られた祖父江慎作品集が売られてました。すげえ。作ってるとは聞いてましたが、おれが生きてるうちに完成するとは思ってもなかった。値段がいささか高かったので、当日の購入は控える。

後日、『情熱大陸』の祖父江回を見直しておさらいしたいと思います。あれってもう八年も前の放送なのか…。


■三四郎ANNで相田が絶賛してた日高屋の「チゲ味噌ラーメン」を食べてみました。かなり濃いめの味で、なんというか「鍋の〆のラーメン」という感じ。

相田はこれに半チャーハンを添えるのが好きらしいので、おれも半チャーハンをあわせて頼んでみたのですが、ラーメンのスープの味がとにかく濃いので、ふつうのライスでも十分かと思いました。ラーメン好きというより、鍋の〆の炭水化物が好きな人にはおすすめできます。

しまった。この文章を書いてるうちに、チゲ味噌ラーメンが食べたくなってしまった。今週からダイエットすると決めたのに……。