■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

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■しかしなぜわれわれ人類は初台駅から一発でICCにたどり着けないのか、などと考えているうちに三連休がいつの間にか終わっていた件


■十一月二十二日(土)

朝食はロベキャン。ロベキャンとは、クラッカーにクリームチーズやらドライフルーツやらナッツやらを乗せたもの(この日はナッツは切らしてたけど)。これをなぜロベキャンと呼ぶかは、最寄りのオードリーANNリスナーに訊いてください。

昼、ICCへ。『大きな耳をもったキツネ』という作品を体験する。真っ暗な無響室に閉じ込められ、イスに座り、立体的な音を聞く。体全体が巨大な密閉型ヘッドホンに閉じ込められたような感覚。この無響室では聴覚以外の自由が極端に制限されるので、「音」と生々しく対峙することになる。聞いてる間は、これまで頭の中にため込んできた音楽に対する書生的な知識が無効化され、ただただ聞くことに集中する。

東銀座に移動。チェーンの寿司屋で海鮮丼と熱燗1合を発注。海鮮丼にはミニうどんが付いてくるんだけど、このミニうどんを「(海鮮丼と同時ではなく)食後に持ってきてください」と頼むと、店の人にイヤな顔と云うほどではないがケゲンな顔をされた。でもさ、ふつうに考えると、海鮮丼とうどんを同時に持って来られても海鮮丼食べてる間にうどんが伸びるでしょ。かといって、海鮮丼とうどんを交互に口にするような食べ方もしないでしょ。なにか間違ってますか、おれは。

その後、歌舞伎座5階のギャラリーへ。皆様ご存知のように、おれは『寺子屋』の涎くり与太郎専門の劇評家なので、資料として先月の国生演ずる涎くりの舞台写真を5枚買う。お店の人に、国生の熱心なファンだと思われたかもしれない。

その後、日本橋方面までテクテクと。丸善ちょっと寄る。うさぎやでどら焼き。帰宅。

通販で買った、ZOOM社のH4n、というレコーダーが届く。


■十一月二十三日(日・祝)
近所の讃岐うどん屋で、朝十一時からおでんと熱燗。ぶっかけうどん feat.天ぷら盛り合わせ。讃岐うどんを食べてる間は、「一生に一度くらいは、四国にうどん食べまくりの旅に出たいものだな」と思う。店を一歩出るとそのことは忘れる。

古本屋で桜玉吉と鈴木みその単行本を買う。

その後、池袋へ。衣類を買い求める。ついでに某メガネ屋で使い捨てコンタクトレンズも買う。もう十年以上も、使い捨てコンタクトを買い求めるたび、わざわざ池袋まで出ている。わざわざ。壮大なムダなようにも思えるが、こういう習慣はなかなか変えられない。ケータイ会社やプロバイダーをなかなか変え(られ)ないように。

しかし使い捨てコンタクトを買うのもそろそろアホらしくなった。三ヶ月で八千円。年に三万二千円。それを十年以上。立派なメガネが買える額だ。コンタクトの洗浄液を買うのもだいぶ前からアホらしくなってきている。なんであんな液が二千円するんだろう。そろそろおれもメガネ小坊主になるか。でもコンタクトレンズコーナー(雑な呼び方ですね)の検眼室やら待合室やら診察室やらの雰囲気は好きだ。

夜、ネットで、買おうかどうか中長期的に迷っていたとあるシンセサイザーをとうとう発注。その後、熱燗とあたりめ。


■十一月二十四日(振替休日)
朝六時に起きる。「今朝はだらだら過ごさず、いろいろたまった雑事をこなそう」と心に固く誓いながらだらだら過ごして気がつけば十一時半…。とりあえず近所の讃岐うどん屋へ。カレーつけうどん。讃岐うどんを食べてる間は、「一生に一度くらいは、四国にうどん食べまくりの旅に出たいものだな」と思う。店を一歩出るとそのことは忘れる。

その後、歌舞伎座の一幕見席で鈴ヶ森と勧進帳を見に行こうかどうしようかだいぶ迷う。が、歌舞伎座に行くと夜までつぶれるし、今月の夜の部は一度見たわけだから、今日はカブキはガマンして、家でいろいろたまった雑事をこなすべきだ、と判断。帰宅。

午後の一時半に家について、「いろいろたまった雑事をこなそう」と心に堅く誓いながら、ネット見たりマンガ読んだり昼寝したりとだらだら過ごす。

正気を取り戻すと、もう夜の九時半。おい。こんなことなら歌舞伎座行って染五郎の弁慶を見たほうが良かっただろ……………………。('A`)

閉店間際のスーパーに行き、半額になった寿司を購入。家に帰って半額寿司を食べて、この日記を書いた。

やまだかつてないほどムダに過ごした休日。机の上くらいは片付けたかった。