■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

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■レコ屋めぐりの巻 (1)


XVOXX


■で、この『XVOXX』を30枚ほど作ったのですが、これを部屋の机に積んでいてもしょうがないので、自主制作CDを売ってくれるお店を探して置いてもらうことにしました。

しかし、前々回のエントリで、「お店の名前などは、ひきつづきこのサイトでお知らせしていきます。」などと、さらっと書いてありましたが、そう簡単に見つかるものじゃありません、お店。

今回は、『XVOXX』を持ってどういうお店を回ったか、そして『XVOXX』をお渡ししたお店の反応はどうだったか、をレポートしていきます。


(以下、太字部分はお店の方の発言です。発言の引用は、必ずしも厳密に正確に再現されていない場合もありますが、発言の主旨は変えていません。)



■11/26 高円寺・A店
自主制作の音源を多数取り扱う店。店長さんに試聴してもらうことに。数分ほどヘッドフォンで試聴後、「うちでは置けない」とのこと。


理由を訊くと、「パロディにしては、元ネタがピンポイント過ぎる」とのこと。確かにそうかも……。「いや、元ネタを知らなくてもけっこう聴けますよ」とでも言えば良かったのに、と自分の機転のきかなさに、今さらながら驚きます。(とはいえ、そう言い返してもこのジャケでは説得力無いかも)


「それに、ジャケで面白さを狙ってる割りには、音では面白さを狙っていない」。ジャケと音のイメージがかけ離れてるのは確かですね。


「でも、後半ではオールナイトニッポンのコラージュとかも入って、そういうとこで面白さは狙ってるんですけど……」と説明したら、

「うーん、そうやって面白さを説明してる時点で、面白がられてないってことだよね」

と容赦ない発言。い、いや、お、おれは単にアルバム構成の話をしただけのつもりだったのですが(´Д`;)……と弁解するまでもなく、空気的におれの負け。ああ恥ずかしい。

「そういうジャンルの専門店に持ってったら?」ともアドバイスをいただきました。

お店を出る時、耳まで赤くなってる自分に気づく。ああ恥ずかしい。



■11/26 中野・B店
テクノ〜テクノポップの自主制作音源を扱うお店。店内では装置メガネが流れている。「水中、それは苦しい」が流れていた先ほどのA店よりは脈アリか?と勝手に判断。

「一回聴いてから置くかどうかを決めます」とのことだったので、サンプルを2枚お渡しすることに。



■11/26 新宿・C店
自主制作音源の棚をざっと見たところ、ロックが大半。おれが作ったようなジャンルは、このお店では難しいかな…と早くも弱気に。


担当氏に、同店での自主制作音源シーンの現状を、かなり親切&丁寧に解説していただきました。「ジャンルやスキルよりも、そのバンドのやる気で置くか置かないかを決めます」とのこと。「やる気のあるバンドは、POPまで自分で作ってきます」「CD-Rが作りやすくなってきたので、音源を持ち込む人は増えてきている」「(そういう意味では、音源が店頭に並ぶまでの競争率は上がっているが、)あれはダメ、これもダメ、と排他的に選んでいるわけではない」etc。お忙しい中、ありがたいです。


サンプルを一枚お渡ししました。



■引き続き、これからもお店めぐりを続けます。果たして、『XVOXX』を置いてくれるお店は見つかるのでしょうか?


■置いてくれなかったら置いてくれなかったで、「50店もの店舗に取り扱いを断られた禁断のアルバム! 『XVOXX』!」とか云ってこのサイトで売り出そうと思います。