■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
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■国民的クリスマスソングは、もうこれ以上出てこないのだろうか


■先日のこと。ラジオを聴いてたら、「あなたの思い出のクリスマスソングは何ですか?」みたいな企画をやってて、リスナーの善男善女がメールだのハガキだの伝書鳩だのを番組に送りつけてたわけです。


■リスナーいわく、

「私にとってのクリスマスソングは、ユーミンの『恋人がサンタクロース』ですね〜。子供のころから歌詞がとても大好きで(以下、人畜無害な感想文150字略)」

「やっぱりワムの『ラスト・クリスマス』ですね! 大学生のとき、つきあってた彼氏と(以下、毒にも薬にもならないエピソード150字略)」

「クリスマスと云えばやはりマライヤ・キャリーの『恋人たちのクリスマス』でしょう! この曲は(以下、凡庸な思い出話が延々と続き、おれの脳が聞き取ることを拒否しはじめたので省略)」

まあ、この季節になるとどこの番組でもやってるようなやつです。


■で、この番組を聴いてて気づいたのです。

「あ、この手の企画で紹介されるクリスマスソングって、毎年毎年、曲目がほぼ一緒だ…」

おれは去年もおととしもこの手のラジオで、ワムだのユーミンだのマライヤだの山下達郎だの竹内まりやだののクリスマスソングにまつわる思い出を披露するリスナーからの投稿を聴いたし、来年も再来年も聴かされることになるであろう。

──じゃあ、この時期は最初っからラジオなんて聴かなきゃいいんじゃないですかね。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

いや、そういうことじゃなくてさ、この「曲目の入れ替わらなさ」が単に気になったんだよ。それがイヤだとかおかしいとかそういうことじゃなくてね。

ま、この手のラジオ番組であんまりマニアックな曲を紹介してもしょうがないから、ある程度ポピュラーなクリスマスソングばかり流すことになるんだろうけど、とはいえ曲目がだいぶ固定化されてきた感はある。もう国民的クリスマスソングって、これ以上出てこないんでしょうかね。いわゆるJ-POPにあまり詳しくないおれの頭でパッと思いついた限りでは、桑田佳祐の「白い恋人達」(’01)あたりが最後か。これももう15年前の曲だ。


■先日の『マツコの知らない世界』で、「人気のあるクリスマスソングの発売年が、バブル期とその前後の数年に集中している」みたいな話をやってた。うむ。そういえば、ずんずん調査の人も、「クリスマスは恋人と過ごそう、という記事が初めて雑誌に載ったのは’83年」と書いてたな。クリスマスソング、というもの自体が、バブル期(およびその前後)という経済的にも精神的にもゆとりある時代の副産物だったのかもしれない(少なくとも、日本国内の音楽産業にとっては)。

上記のようなラジオの企画で、山下達郎の「クリスマス・イブ」(’83)を挙げる人はいても、キック・ザ・カン・クルー(ご存じない若い方は、お手持ちの古語辞典で調べてください)の「クリスマス・イブRap」(’01)を挙げるヒトはあんまりいない。


■ちなみに拙僧にとってのクリスマスソングは、電子音楽家ですので、やはりWilliam Basinskiの「Silent Night」(’04)ですかねえ。

──あの、虫の鳴き声みたいな音とシンセの音だけが延々1時間も続くやつ? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

しかもラスト10分はほぼ虫の声だしな。

あ、あと、クリスマス・イブで思い出したけど、JR東海のCMの最後に鳴ってた「キンコン♪、カンコン♪」というサウンドロゴが好きでしたよ。