■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

■三年前の今日は、ポリエステルの着物で歌舞伎座にいました


■顔が伊集院光にそっくりなセントバーナード犬を近所で見かけました。半蔵商店でございます。


■さて、おれ以外の人類の皆さんにはどうでもいいことだと思うのですが、3年前の今日、はじめて着物を着て街へ出ました(こういうどうでもいいことに関する日付は良く覚えてる)。場所は銀座、それも歌舞伎座、それも桟敷席です。さすがは半蔵商店。まあ、ポリエステルの着物だったんですけど。


■初めて着物を着た日のことは以前ブログに書いたとは思うけど、復習のためもう一度書きますと。

'10年の2月、着物というものに興味が出たのでに浅草で初心者用のポリエステル着物のセット(実際にはセットとして売られていたわけではなく、店の人がいろいろまとめて見繕ってくれたので「セット」と認識している)を買ったのですね。でも着る機会がなくて、ずっと押し入れにしまわれていたわけです。

でも4月になって、せっかく買ったんだからちゃんと着なきゃ、と一念発起して、銀座の着物屋でやってた「一日着付け教室」という2時間くらい(だったかな)のレッスンに行き、レッスンの後はそのまま歌舞伎座(御名残四月大歌舞伎の第二部)に出かける、というスケジュールを立てました。


■で、銀座の着物屋に出かけてレッスンを終えて、着物姿となり、着物屋の外へ一歩出た時、なんか照れくさかったのは覚えてる。その後、銀座の表通りを歩くのも照れくさかったので裏通りをしばらくウロウロ散歩したあと、第二部の開場時刻に合わせて歌舞伎座へ行き、東側の桟敷席で高麗蔵の涎くりや藤十郎の藤娘を見物しました。

歌舞伎座の前は人類でごった返してたのですが、その人混みの中に、おそらくはmixiのコミュニティのオフ会、といった様子の着物姿の女性グループがいて、8名くらい輪になってあれこれしゃべってるのを見た覚えがあります。

歌舞伎座の中で、比較的年増の着物姿の女性に、比較的きつい目つきで、比較的長い秒数、目が合いました。あれは、「歌舞伎座にポリエステル着てくんなよ」とにらみつけられたのか、それとも単に目が合っただけなのか、いまでも分かりません。

芝居を見た後は、銀座をちょっと散歩したりしたのですが(ようやく表通りを歩く心の余裕が出てきたのでアップルストアなどに立ち寄ってみた)、なにぶん着物を着慣れてないので、その日はずっとちょこまかちょこまかとしか歩けませんでした。


■以上、ただそれだけの話です。いけませんか。


■今年こそは、おニューの夏着物をあつらえたいなと思っているのですが、さて。


■それと、このころの歌舞伎座は入り口にサイモンさんがいたなあ。


■本屋あるある


クレジットカードの伝票にサインする時、レジの女店員が渡してくれたボールペンのインクがなかなか出てこない。


# そういえば昨年のアメトークの「読書芸人」の回で、
# 光浦が「メガネの女店員はクレジットカードの機械の操作でつまづきがち」
# みたいなことを云ってたような気が。


■ビジネスホテルあるある


ユニットバスのシャワーのホースに変なクセが付いているため、シャワーヘッドがなかなか思い通りの角度に落ち着いてくれない。


■謎の不自然編集CM「サンスキップ」


■あいあい、ドライヤーの音で、テレビの音が聞こえなくなる、半蔵商店です。


■さて、初期のアンガールズっぽい書き出しはさておき、こんなサイトを見つけました。大型匿名掲示板群(何chだっけ? ちょっと忘れましたが)の書き込みがまとめられたサイトです。

で、上記サイトにこんなCMがありました。
http://www.youtube.com/watch?v=B1ZLrY5O8xQ

'86年頃の「サンスキップ」なるツナ缶のCMらしいんですが、このCM、ところどころ変な点があるんですね。

0:13
ナレーションでは「サンスキップ」としか云ってないのに、画面には「オードブルツナ」という別の商品も映っている。

0:17
突然、母親らしき人物が子役のそばに登場する。が、画面左にわずかに映るだけで、顔すら見えない。

0:19
30秒CMのまだ中盤なのに、「SSK♪」と企業名のサウンドロゴが入る。ふつう、こういうのはCMの最後に入れると思う。

0:20
台所のシーンになり、母親らしき人物が登場する。が、なぜかやはり顔は映らない。

0:22
料理のアップの静止画面。が、トリミングが半端だし、静止画面の秒数がやけに長いと思う(※個人の感想です)。

0:27
最後にふたたび商品(サンスキップとオードブルツナ)が画面に映るが、商品ロゴも企業ロゴも出ずに、そのままCMが終わる。
(サンスキップの商品ロゴは0:19に登場するが、オードブルツナのロゴは登場しない。ちなみに企業ロゴはCM冒頭には出ている)。


■まあ、いろんな事情があると思うんですよ。CM完成直前になって、上層部から「サンスキップだけじゃなくてオードブルツナも宣伝しろ」と云われたとか。当初は15秒CMだけを作る予定だったのに、急遽30秒版も作らないといけなくなったとか。そういう何かしらの事情でCMを作り直さなければならなくなったのに、母親役の役者の契約が切れていたので、撮影済みの手持ちの素材を切り貼り編集して乗り切るしかなかった、とかなんとか。いや、これはもちろん推測に過ぎないですし、正確なとこなんて分かんないですが。

しかし、ちょっと変な編集だよなあ、これ。


■で、不思議なことに「しかし、ちょっと変な編集だよなあ、これ」とか云いながら何度も何度もこのCMを見返してる自分がいるわけですね。なんつーか、この編集の不自然さがクセになってしまうのかもしれない。

昔の「コイケヤのジャガッツはこのギザギザが美味しい」のCMも、「不自然な映像のほうが印象に残る」という現象を上手く利用していたのかもしれない。こめん、このコイケヤの話題、あんまり上手くつながってない。


■ところで、このサンスキップのCMを会社の人類に見せたら「うーん、でも、この当時のメジャーじゃない企業のCMなんて、こんなもんじゃないの?」と云われました。うーん、そんなこともないと思うんだけど…。

なお、上記サイトによると、もともとはまっとうな編集のCMが流れていたらしいです。そこも気になる。


■五代目歌舞伎座 初日


歌舞伎座_開場直前
▲歌舞伎座 開場直前

■新しい歌舞伎座に行ってきたわけだぁ!

と、'80年代前半の石橋(歌舞伎クラスタの皆様、「しゃっきょう」ではありません。とんねるず石橋貴明のことです)のような勢いになるなという方がムリでしょう。團十郎の助六が花道を駆け、玉三郎の揚巻が本舞台から絶妙な角度で振り返ってそれを見送り、定式幕が引かれて早三年。サクラダ・ファミリアのように、もう永久に完成しないのではないかとさえ感じられた歌舞伎座がようやく完成しました。背後になんか28階建てくらいのビルが見えるような気がしますが、たぶん目の錯覚かなんかでしょう。歌舞伎座の背後にオフィスビルが建つなんて、どう考えたっておかしいもんね。


■さて、新しくなった歌舞伎座の初日、第一部から第三部まで各部の一等席の切符を手に入れることができました。これも拙僧の法力の賜物うんぬん、と、いつもならそんな自慢をするところですが、今回ばかりは切符が手に入ったことを素直に感謝しておきたいところです。


■当日は、平成22年御名残四月大歌舞伎の千穐楽と同じく雨でしたので、傘を差していったんですが、この傘は昨年五月の平成中村座の大楽の終演後に、売店で買った物です。700円。あの日の浅草もまた雨でした。

午前10時ちょっと過ぎに歌舞伎座に着いたんですが、小腹が減っていたので、近所の「小諸そば」で腹ごしらえをしました(歌舞伎そばはまだ開いてなかったので)。で、おれがそばを食ってる間に「一番太鼓の儀」というものがあったらしいです。そば食ってて見逃しました。まあ、次の歌舞伎座の建て替えの時こそはちゃんと見物しておきたいと思います。

歌舞伎座前は見物客と報道陣でそこそこ混んでましたが、雨が降ってなかったらそれこそ時はまさに世紀末って感じの混雑になっていたでしょう。切符は持ってないけど歌舞伎座まで来た、というおばあ様がテレビ局にインタビューされてました。


■で、開場時間になりましたので、真新しい劇場に足を踏み入れました。久々の歌舞伎座。さよなら公演の2010年にタイムスリップしたような気分になりつつ、混雑したロビーでイヤホンガイドを借り、混雑したロビーで筋書きを買って、混雑したロビーを抜けて二階席へ。

以降、ちょっと買い物するために外出したりするも、終演の午後九時半くらいまでずっと歌舞伎座の中におりました。


■劇場としての歌舞伎座の感想を書くと、ええ、確かにきれいになって便利になったし、昭和60年代の水準だったトイレも現代的になったしで、そこは進歩なのですが、ちょっとさっぱりしすぎちゃったかなって思うんですよね。

劇場内を歩いていると、ゲリラ的におばちゃん向けの洋品店が視界に飛び込んできたり、佃煮会社の謎の人形のディスプレイがあったり、オリエンタルマースカレー人形があったり、縁日みたいになってる一角があったり、それでいて吉兆があったり、劇場のすぐ外には歌舞伎そばや焼き栗の屋台があったり、という良い意味でのゴチャゴチャ感が、歌舞伎座の魅力の一つを形成していた、と云っても過言じゃなかったんです。

新しい歌舞伎座は、こういう言い方もなんですが、新橋演舞場的、あるいは地方空港的です。売店一つとっても、以前の歌舞伎座はフロアごとに微妙な違いがあった。いまでは、各フロアの売店がどれもクローン培養したように同じ顔つきで面白みがない。

三階の店が並んでるとこも、地方都市のデパ地下みたいなことになっちゃってるし、木挽町広場とか云われても、いったん劇場を出て地下に降りないと買い物できないのはさておき、そもそもこれまでの歌舞伎座の風情から遠くかけ離れてる。

いずれにせよ、「いろんなお店が集合しているが故にもたらされるバイタリティー」のようなものがなくなったのは残念。いまからでも遅くはないので、なんとか工夫してもらえないでしょうか。それが劇場としての活気だけではなく、ひいては芝居の雰囲気にもつながると思うんです。(談)

でもまあ、歌舞伎座内部は、そんなに変ないじられ方をされてなかったので良かった。さっきも書いたように、2010年に戻れたような感覚が得られたくらいだからね。



■芝居についてさらっと書きますと、第一部の最初のやつは魁春が良かった。十八世中村勘三郎に捧ぐ、というクレジットが冠せられた『お祭り』は、脳の情報処理が追いつかないくらいメンツが豪華だったけど、やはり小山三さんとナオヤくん。『熊谷陣屋』で、久しぶりに玉三郎が歌舞伎をやってるとこを見た。

第二部は、弁天小僧を三年ぶりに見る。『忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)』は、タイトルから「若い二人の道行」みたいなものを勝手に想像していたが全然違う内容だったので全米が震撼した。ガマがかわいい。

第三部。『盛綱陣屋』はこういう時にやる芝居としてはちょっと重いなーと思ったけども、こういうのもカブキ。『勧進帳』は、前列の超上手、で見ていたので、富樫はずっと背中しか見えないんだけど、変わったアングルで見る勧進帳もまた一興。ただ、最後の引っ込みで手拍子するのは違うんじゃないかなあ。


■おれは歌舞伎を見始めて三年ちょっとになるんですが、2010年3月から見始めたものだから、歌舞伎座で芝居見物をしていた時期と云うのがわずか二ヶ月しかないんですね。なのでこれからは歌舞伎座でいろいろ見ることになるので、楽しみです。

しかし、新しい歌舞伎座の初日の芝居を全部一等席で見る、なんて贅沢をやらかすと、バチが当たってしまいそうで怖いです。あるいは、もうすでに当たっているのかもしれません…。とうぶんは慎ましくしておきます。

歌舞伎座_終演直後
▲歌舞伎座 終演直後


あ、あと、この日は着物の男性が多かった。おれも多少の雨に怖じずに、着物を着てくべきでした。

それと、第二部は一階東側の桟敷席が全員芸者さんでした。ゲイシャ・ガールズでした。



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