■2017/12/29〜2018/1/4は冬休みで沖縄。

■gocoupのシングルは2018年に持ち越し。

■こちらもぜひ。
https://soundcloud.com/hanzo_tv/

■とんかつおじさん死去


■昨日の土曜も暑かった。

とはいえ、暑くてしんどいのは確かなんだけど、そもそも地球側には人間どもにとって快適な気温を保ってやるだけの義務も義理もない。人間が勝手にこの星で繁殖して暑いだの寒いだのわめいているだけのことである。ほんと図々しいよな、人間って。って、前回も書きましたね、すいません。


■しかし、暑い時期もここらで終わり、来週からは気温が下がりはじめるらしい、という都市伝説というか天気予報を聞いて、この残暑も急に名残惜しくなったというと語弊があるんだけど、せっかく暑いんだから、暑いうちに行っておきたいとこに行こう、と思った。


■ようするに銀座ライオンに行くことにした。以前から、「最近、銀座ライオン行ってないな、久しぶりに行きたいな」とは思ってたので。しかし思ってるだけで、実際には足を運ばないままあっさり数ヶ月が経ってしまった。人生において、よくあることではある。

まあ、ふつうに考えると、暑いときに飲むビールと、それほど暑くないときに飲むビールとでは、前者のほうがよりおいしいのではないか。そしてこの週末は、暑い日の銀座ライオンに行ける、今年最後のタイミングではないか。


■そんなわけで土曜の朝は早起きして、例によって『木梨の会』(所さん復帰!)を聴きながらウォーキングに出かける。途中、ミクダーナォもといマクドナルドでアイスティーを飲んで休憩して、また歩き続けて月島まで歩いた。

そこから有楽町線に乗って有楽町まで出て、歩いて銀座ライオンをめざすことにする。ほどよく歩き疲れたところで、冷えたビールをカラダに流し込む、という寸法だ。

月島駅のホームで電車を待ちながら、テイ・トウワが出演していた名古屋のFMをラジコで聴きつつ何気なくスマホの画面を見たおれは、とんかつおじさんの訃報、九月二十日、六十三歳歿。





■六十三って、二十一世紀の日本人にしては若いほう、なのかもしれないけど、(書いたものを額面通り受けとるとすれば)昔から暴飲暴食の人だったらしいからな。

昼前、とある銀座ライオンに入る。予約してたのですっと入れたけど、昼前なのにずいぶん混んでた。まあ、みんな考えることはいっしょだよな。暑い日はビール。意外と一人客が多い。

数年ぶりに銀座ライオンに来たのでせっかくだからいかにもビアホールらしいものを食べよう、という理論でアイスバインなる料理を何かはよく知らないままに発注。でもなんとなくビアホールっぽいでしょ、アイスバインって。ヱビスビールも頼む。

ほどなく、ヱビスがやってくる。まずは、とんかつおじさんにひとり献杯。

うん、暑い日のヱビスはおいしい。茗荷谷から月島までのウォーキングを終えたあとだから、ひときわおいしい。


■十数分して、アイスバインが運ばれてくる。は? これ四捨五入したら沖縄料理あらにー?

──いいえ、ドイツ料理です。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

とはいえ、豚の脚の皮がぷよぷよした感じが沖縄っぽい。ザワークラウトが添えられてなければ、ほんとに沖縄料理と間違えそうだ。


■ところで、おれが昨秋からフランス料理屋に通う(通う、と云えるような頻度でもないですが…)ようになったのも、とんおじ(以下こう略します)の著書の影響によるところが大きい。

それを読んでなければ、男ひとりでグランメゾンに出向いて真顔でフルコースを発注、なんてことは、ちょっとしてなかったと思う。

あと、所在地は銀座だし最寄り駅も銀座一丁目駅なのに、なぜか「有楽町ジャポネ」と呼ばれることが多いジャポネも、とんおじのエッセイで知った。キッチン南海やランチョン、エチオピアもそうだったと思う。

あ、エチオピアはおすぎとピーコのテレビ番組で知ったのが先だったかもしれない。笑


■ヱビスを飲み終えて、次はハーフ&ハーフ(ヱビスと黒ビールを混ぜたやつ)を発注。

アイスバインも食べ終えて、さて〆の炭水化物はどうしよう。メニューのカツカレーやらナポリタンやらが目に入る。ナポリタンも捨てがたいけど、そういえば最近カツカレー食べてなかったなあ、といった理論でカツカレー発注。

昨年の師走、南座で顔見世を見た折、近くにあるとんおじ御用達の料理屋さんにお邪魔したことがある。その店の名前が登場する文庫本を持って。いわゆる「聖地巡礼」の感覚。

それがとんおじ世界にいちばん接近できた瞬間だったかもしれない。いま思えば。

いちおう、一回だけだけど生で見たこともあったような記憶がある。東京堂のトークイベント。ほら、週刊誌で長年きたろうと対談連載やってたじゃないですか。

──きたろうではないですが。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

そのトークイベントに、おれも行ったような気もする。すいません、以前のことなので記憶が曖昧で。


■カツカレーが運ばれてくる。あ。ここで気づいた。ほら、カツカレーってとんかつが乗っかってるじゃん?

──あたりまえだろ…。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )

だから、このカツカレーをもって、とんおじへの追悼とんかつとすることにした。


■めちゃめちゃ下戸のおれが、昼からビールを計850mlも飲んだ。それくらい、この土曜の東京市内はビールを飲むのに適していた日だった。

銀座ライオンを出てからもちょっと歩きまして。この日のウォーキングの結果は28437歩、17.2kmでした。





■この夜は、『ENGEIグランドスラム』ちょっと見た。ジョイマン・池谷がちょっとトチって、それに対して岡村がイヤミをたらたら云ってたところが面白かった。そんなに気にさわったのか。笑

■あと、『人生最高レストラン』見た。何度も何度も書いてることだけど、'90年代半ばの土曜の夜中にやってた番組、の空気を感じて好き。今回はTRFの人がゲストということもあって、より'90年代感が強まってた。SAMって、昔『ごきげんよう』のライオンの着ぐるみに入ってたと聞いたことがある。


■冷やし中華が終わっていた


■暑い。今日は「東京都心35℃超 最も遅い猛暑日 82年ぶりに記録更新」、という見出しのネットニュースを見かけた。

暑くてしんどいのは確かなんだけど、そもそも地球側には人間どもにとって快適な気温を保ってやるだけの義務も義理もない。人間が勝手にこの星で繁殖して暑いだの寒いだのわめいているだけのことである。ほんと図々しいよな、人間って。

史上初の人類ってのが誰なのか知らないけど、そいつがミニミニなりエイブルなりを通して地球と賃貸契約を結んで住み始めたとき、契約書に「貸主(地球)は気温を通年20〜26℃に保たなければならない」と書いてあったわけでもないだろ──とはいつも思っている。


■いつもそう思っているものの、暑いもんは暑い。

こんな日にはひとつ、少々季節はずれではあるものの冷やし中華でも食べに行こう、と思い立って、仕事帰りに都内某所のラーメン屋にやってきた。ここの冷やし中華は三回ほど食べたことがある。それなりにうまい。

冷やし中華を食べて、この残暑を吹き飛ばそうではないか! 店に入り、カウンター席に座り、冷やし中華を発注する。


■まあ現実というのはだいたい非情なもので、その店の今年の冷やし中華はすでに終わっている旨を、カウンター越しに店のオヤジから告げられたのであった。合唱。

──スタイリー♪ スタイリー♪ スタイリー♪ スタイリー♪ (゚Д゚ ) (゚Д゚ ) (゚Д゚ )

すいません、合唱じゃなくて合掌。


■九月も後半なので、まあ仕方ないと云えば仕方ないんだけど、冷やし中華が終わっていたのは残念だった。もうひとつ残念なことに、「あ〜、冷やし中華がないならいいです」と気軽に席を立って店の外に脱出できる感じではなかった。そういう空気にはまってしまうことってある。

そこで妥協して、ねぎ味噌ラーメンと餃子を発注した。冷やし中華の代わりがねぎ味噌ラーメンってのはどうなんだ、まるっきり正反対の料理ではないか、と、あんたじゃなくたって、おれだってそう思うんだけど、飲食店でとっさに妙な注文をしてしまうことは誰だってある(と思いたい)。まあ暑い日に熱い料理もまた乙なもんでげすよ、と自分で自分に言い訳する。

数分後、ねぎ味噌ラーメンと餃子が運ばれてくる。


■そしてそのねぎ味噌ラーメンは、くどくどと説明はしないが、美味しくなかった。このねぎ味噌ラーメン一杯分の値段で、スーパーでサッポロ一番味噌ラーメン5袋パックが買えてお釣りが来るな、と思わないようにしながら麺をすする。

しかし不思議だ。この店の冷やし中華はそれなりにうまいのに、味噌ラーメンはおいしくない。なぜなのか。どんな店でも料理によって得手不得手はあることは想像できるが、この振れ幅はなんなんだろう。

なんとか食べ終えるも、美味しくないものでカロリーと糖質と脂質をしっかり摂取してしまい、悲しい。おれの食欲と空腹を、こんなまずい物質に捧げてしまったのが悲しい。


■あまりに悲しいので、家に帰ってから、買い置きのサッポロ一番味噌ラーメンをゆでて食べた。安定のサッポロ一番。さすがは『木梨の会』オフィシャル・パートナー! これでようやく、なにかを取り戻した心持ちになる。

とはいえ、夕飯にラーメンをつごう二杯も食べてしまった。明日の朝、体重計に乗りたくない…。



■ここで、さかのぼって考えてみる。

おれがなぜラーメンをつごう二杯も食べてしまったか。それは店で出されたラーメンがまずかったからである。

なんでそんな店のラーメンを食べてしまったか。それは、その店が冷やし中華をやってなかったからである。

なんでその店に冷やし中華を食べにいったのか。それは、今日は暑かったからである。

ようするに、今日という日が暑くなければ、おれはあの店に冷やし中華を食べに出かけることもなかったのである。

おれは悪くない。この星が暑いのが悪い。

──でもさ、そもそも地球側には人間どもにとって快適な気温を保ってやるだけの義務も義理もないわけであって…。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■あ、この店の餃子は、ふつう程度には美味しかったです。良かったところはちゃんと書く。


■紅はるかのスイートポテトサンド


■今年のファミリーマートには芋のクレープがない、のですが、その代わり「紅はるかのスイートポテトサンド」なるものがあります。サンドイッチ状のやつ。

芋のクレープを売ってないからやむなく、という消極的な選択としてこの商品を買ってみたんですが、なかなか美味しいですね。


■ただ、やはり、この手のデザートだかスイーツだかに食パンってのは、ちょっと華がないですね。笑

そして、サンドイッチはあくまでサンドイッチであって、やっぱりクレープではないのです。当たり前か。おれが食べたいのは芋のクレープなのです。食べるときは一日三ヶ食べてたからなあ。食べ過ぎだと我ながら思うけど。

ファミリーマートにもファミリーマートの事情があるとはいえ、来年の秋こそはクレープを復活させてほしいとこです。今年はこのスイートポテトサンドをおとなしく食べとくから。


■莟玉丈誕生日、芋のクレープ


■今日は中村莟玉丈の誕生日です。めでたい。

莟玉丈といえば、先日投稿されたインスタのストーリー(ズ)によりますと、ペンハリガンなる香水を愛用しているそうです。

するってえと、なにかい? 枕カバーやシーツにこのペンハリガンとやらの香水を振りかけると、莟玉くんが添い寝してくれてる気分になれる…ってコト!?

──静粛に。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )


■この秋のファミリーマートの芋スイーツ、もしかしてクレープがない? あれ好きだったんだけど…。

例えて云うなら、やよい軒が「あー、今年は冷汁定食やんないです」って宣言するのと同じくらいの事態ですよこれ。

いまからでも遅くないので、ファミリーマートは芋のクレープを作ってください。


■顔に座る、過放電


■過日、電車に乗っていると、小さい女の子とそのパパが話しているのが聞こえてきました。


パパ「どうしてそんな変なことするの!?」


子「変なことしたりー、変なこといったりするとー、友達がよろこんでくれるから」


パパ「いまはね、ママとの関係のことを話しています。どうして寝ているママをむりやり起こして、顔に座って『われらがママ!』なんて云うの!?」


子「(ママに感謝の気持ちを伝えようと思って、といったような説明)」


パパ「感謝の気持ちを伝えるなら、ママにお茶とパンを持っていくとかあるでしょ!? 小学一年生にもなってそんなことする人いないよ!?」


この会話の断片からはくわしいことはよくわからないのですが、しかし子育てって大変ですね。顔に座るっつーのはすごい。


■あー、ぜんぜん関係ないけど、久しぶりにMacBook(Airじゃなくて無印のやつ。2017年製)を起動しようとしたら、起動しなかった。調べてみると、過放電というやつっぽい。もともと年に数回しか起動しなかったからな…。

さらに調べてみると、バッテリーの交換には二万だか三万だかかかるらしい。うーむ。



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