■六本木のラーメン、ようやくとんかつ、義経千本桜 |
十月三日(金)
■仕事帰りに六本木のラーメン屋に寄る。何故か、というと、'00年代によく読んでたブログがあって、そのブログを先日たまたま読み返してたら、そのラーメン屋(仮に店名をAとする)の名前が出てきたから、というただそれだけの理由。
Aには一度だけ行ったことがある(もちろん、そのブログきっかけだった)が、それもだいぶ前のことである。十五年ぶりくらいになるだろうか? それくらい、間の空いた再訪。
手短に書くと、ラーメンは美味しくなかった。スープもぬるい(やる気の無いラーメン屋は、だいたいスープがぬるいと思う)。おれが有吉だったら、サンドリの一発目のCM明けトークゾーンでこのラーメン屋の味を酷評してたと思う。十五年前は、ここまでひどい味でもなかったように思うが…。
■しかし。わざわざ古いブログを読んで(更新も十五年くらい前に停止している)、わざわざ六本木まで出かけ、わざわざカネ払って美味しくないラーメンを食べる。これはもう、逆にロマンを感じる。
十五年も更新をほったらかしてるブログの一文に、わざわざ一人の人間(おれのことね)を六本木まで出向かせ、ラーメンを食べさせるチカラがあったのだから。交通費+ラーメン代のぶんの経済効果も確実にある。
十月四日(土)
■とんかつおじさん(ロースおじさんではないよ)が死んで一年、と二週間。とんかつを食べよう食べよう、と思ってたのになかなかその機会が無く。でも、きょうの昼、とんかつ屋に行くことができ、ようやくとんかつにありつけることとなった。
別に、とんかつおじさんの熱心な読者というわけではないけども、何冊かは読んでたし、「あ、もうそろそろとんかつ忌じゃん」と思っちゃったのでとんかつを食べることにしたのだった。思っちゃったんだからしょうがない。別に、それっくらいゆるい距離感の読者がいたっていいじゃん? ダメ? なんで? なんでダメ?
ロースカツ定食に、単品の白身魚フライ。そしてぬる燗一合を真顔で発注。とんかつに日本酒、という組み合わせはとんかつおじさんの本で覚えたような気もするし、そうでもないような気もする。
とんかつは、美味しかった。
■夜は木挽町第三部。團子の源九郎狐、よかった。三階席の下手側に座ってたので、宙乗りの團子を真下から見上げることができる。桟敷席では見られない眺め。
源九郎狐が浴びたたくさんの花びら紙吹雪を数秒遅れで自分も浴びることができる、のもまた三階席の特権。
十月五日(日)
■'80年代から今日までを生き延びる高級袋麺「中華三昧」の担々麺をゆで、お湯は捨て、麺に液体スープをからめ、即席の汁なし担々麺にする。白ネギ、白ゴマ、温泉玉子を乗せ、山椒をかけるなどして、三玉も食べてしまう。
■午後、木挽町第二部。木の実、小金吾討死、すし屋。萬壽がいいんだよなー。弥助を演じ続けるもスキは見せず気高さを失わない維盛、みたいな二面性がさ。松緑の小悪党ぶりもいい。
■終演後、小腹が空いてたのでラーメン屋に寄ってしまい、味噌ラーメンを食べてしまう。あれ、今日は麺ばっかり食べてる。
■仕事帰りに六本木のラーメン屋に寄る。何故か、というと、'00年代によく読んでたブログがあって、そのブログを先日たまたま読み返してたら、そのラーメン屋(仮に店名をAとする)の名前が出てきたから、というただそれだけの理由。
Aには一度だけ行ったことがある(もちろん、そのブログきっかけだった)が、それもだいぶ前のことである。十五年ぶりくらいになるだろうか? それくらい、間の空いた再訪。
手短に書くと、ラーメンは美味しくなかった。スープもぬるい(やる気の無いラーメン屋は、だいたいスープがぬるいと思う)。おれが有吉だったら、サンドリの一発目のCM明けトークゾーンでこのラーメン屋の味を酷評してたと思う。十五年前は、ここまでひどい味でもなかったように思うが…。
■しかし。わざわざ古いブログを読んで(更新も十五年くらい前に停止している)、わざわざ六本木まで出かけ、わざわざカネ払って美味しくないラーメンを食べる。これはもう、逆にロマンを感じる。
十五年も更新をほったらかしてるブログの一文に、わざわざ一人の人間(おれのことね)を六本木まで出向かせ、ラーメンを食べさせるチカラがあったのだから。交通費+ラーメン代のぶんの経済効果も確実にある。
十月四日(土)
■とんかつおじさん(ロースおじさんではないよ)が死んで一年、と二週間。とんかつを食べよう食べよう、と思ってたのになかなかその機会が無く。でも、きょうの昼、とんかつ屋に行くことができ、ようやくとんかつにありつけることとなった。
別に、とんかつおじさんの熱心な読者というわけではないけども、何冊かは読んでたし、「あ、もうそろそろとんかつ忌じゃん」と思っちゃったのでとんかつを食べることにしたのだった。思っちゃったんだからしょうがない。別に、それっくらいゆるい距離感の読者がいたっていいじゃん? ダメ? なんで? なんでダメ?
ロースカツ定食に、単品の白身魚フライ。そしてぬる燗一合を真顔で発注。とんかつに日本酒、という組み合わせはとんかつおじさんの本で覚えたような気もするし、そうでもないような気もする。
とんかつは、美味しかった。
■夜は木挽町第三部。團子の源九郎狐、よかった。三階席の下手側に座ってたので、宙乗りの團子を真下から見上げることができる。桟敷席では見られない眺め。
源九郎狐が浴びたたくさんの花びら紙吹雪を数秒遅れで自分も浴びることができる、のもまた三階席の特権。
十月五日(日)
■'80年代から今日までを生き延びる高級袋麺「中華三昧」の担々麺をゆで、お湯は捨て、麺に液体スープをからめ、即席の汁なし担々麺にする。白ネギ、白ゴマ、温泉玉子を乗せ、山椒をかけるなどして、三玉も食べてしまう。
■午後、木挽町第二部。木の実、小金吾討死、すし屋。萬壽がいいんだよなー。弥助を演じ続けるもスキは見せず気高さを失わない維盛、みたいな二面性がさ。松緑の小悪党ぶりもいい。
■終演後、小腹が空いてたのでラーメン屋に寄ってしまい、味噌ラーメンを食べてしまう。あれ、今日は麺ばっかり食べてる。