■つい先日まで貼るタイプの使い捨てカイロの在庫を探してたと思ったら、この土日の東京市内は暖かった、というか暑かったですね。初夏のような気候でした。
──なぜ華氏なのか。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
■しかし、大好きな三月が今日で終わってしまいます。四月とかいう、あの、わざとらしいやる気に満ちた、しんどい新しさを帯びた月がまた今年もやってくるわけです。でも、三月があるから四月もあるわけで、これは我慢するより他ありません。
■それはそうと、阿佐ヶ谷姉妹って、もしかすると「品良く年齢を重ねることができた光浦」を見たい、という『めちゃイケ』終了後の国民のニーズに、おそらく偶然とはいえぴったり一致した存在なのかもしれない。だから売れたのかもしれない、というと言い過ぎだけど、売れた要因の一つくらいにはなるかもしれない。
逆に、光浦本人が品良く年齢を重ねることに成功していれば、阿佐ヶ谷姉妹はここまで売れてなかったのかもしれない。
──と、ふと思ってしまったのですが、どうでしょう(←誰に何を訊いてるんだろう)。
■きょうスカロケを聴いてたら、ちょっと気になるメールが紹介されていた。
以前、勤めていた会社(A社)で早期退職者の募集があった。
「東京の部署を閉鎖して、大阪に統合します。社員の給料も下がります」との説明を受けたが、
自分は東京に居続けたかったので、A社を退職。別の会社(B社)に転職した。
B社の給料はA社の3分の2くらいで、しかもA社より労働環境が悪い。
B社に転職して数年後。A社に残っている人と話す機会があったのだが、その人から、
「給料は別に減らされてない。東京の部署も復活した」
と聞かされた。
自分はなぜA社を辞めてしまったのだろう、マンモスかなP。
マンモスかなPという言い回しはしてなかったが、そういうメールだった。
■これさー、聴いてて思ったんだけど、ひょっとすると、この人(=メールの投稿者)だけをピンポイントで辞めさせる ために会社がそういう説明をした、という可能性あるよね。だとしたら怖い。
もちろん、このメールの情報量だけではそこまで判断できないんだけど、そういう可能性もゼロじゃない気がする。ま、深読みしていってもキリがないのですが…。
■これは、個人的なあれなんですけど、渋谷駅から東京メトロの銀座線に乗るじゃないですか。電車は浅草に向けて進んでいくわけなんですけど、
青山一丁目から虎ノ門にかけて
がなんか苦手なんですよね。つまり、電車が青山一丁目駅を離れ、赤坂見附、溜池山王と来て、虎ノ門駅に着くまでがなんか苦手。
■「なんか苦手」を繰り返してますが、この「なんか」が自分にもよく分からなくて。
ふと検索したら、こんなグラフがありました。出典は
こちらのページです 。
■このグラフからすると、青山一丁目駅と赤坂見附駅で、フット後藤だったら「耳キーンなるわ!」って言い出すくらいの高低差があるんですね。
この高低差がおれの心身に何らかの影響を及ぼし、それがだいたい虎ノ門あたりまで続くのかな、と思いました。
■とはいえ、東京の地下鉄って、この他にもアップダウンの激しい場所があると思うんですよね。なのに、なぜ青山一丁目〜虎ノ門だけが苦手に感じてしまうんだろうな。乗っててなんかしんどいんですよね。なぜだろう。高低差だけが原因ではないかもしれない。なんか心理的なもんがあるのか、なんなのか…。
■「山の上」で野菜天丼を食べるのが好きでした、こんばんは半蔵商店でございます、山の上ホテルが本日より休館しております。
上の写真は、みんな大好きヒルトップのプリンアラモードです。
■昨秋、休館が報じられてからは、客室はすぐに満室になったと聞きます。なので、宿泊することはかなわなかったのですが、せめてレストランだけでも味わおう、ということで、秋からじっくりと各店を巡りましたよ。
ガーデン(鉄板焼き)、新北京(中華人民共和国料理)、ラヴィ(仏料理)、山の上(天ぷら)、に加え、ノンノン(バー)、ヒルトップ(喫茶店)、を利用しました。一階のショップでお弁当も買いましたよ。
──まあ、こんな「
スタンプラリー か何かやってるのかよ」って具合にせっせと各店に足を運んだのは、ようするにおれが山の上ホテルとたいして縁もゆかりもない田舎者だから、ということを意味してるのに等しいです。縁がないからこそ、あわてて山の上ホテルを楽しもうとしているわけですから。そこは否定できない。
■とはいえ、休館ニュース以前も、まるっきり縁がなかったわけでもなく。
一度だけ泊まったことがあるのです。ただ、それが平成何年のことなのかパッとは思い出せないのですが…。ホテルのテレヴィジョンで『森田一義アワー』の年末特番を見ていた記憶があります(ということは、おれが泊まったのは2013年より前だ)。夜中にホテルを出て、道を渡ったところのファミリーマートでカップ焼きそばを買って、部屋に戻って食べたのは覚えてます。あと、ミニバーの冷蔵庫にガラス瓶のペプシがあったのも覚えてる。
これまでに「山の上」は十回以上は行ってるはず。ガーデン、ノンノン、ヒルトップは、以前も利用したことあります。交通の便も良いし、そんなに混まない土地だし、ホテル自体も騒がしくないので、上京してきた実家の家族や友人と会うのにも便利だし、神保町をぶらぶらしたあとの、ちょっとゼイタクな一人メシにもちょうどいい。
だからまあ、まったくの
駆け込み乗車にわかファン 、というわけでもないのですね(いばるほどのことでもないですし、駆け込み乗車にわかファンだとしても別にいいじゃんね)。
そうそう、「山の上」で和朝食を食べたことも三回くらいはあったな。一度など、瓶ビールを飲みながら朝メシ食ってた。これ、食べてる(飲んでる)本人は楽しくても、他の客から見たらなんか不穏だよな。朝からすいません。
■山の上ホテルをなにで知ったか、というと、おそらく文藝春秋社の出版物でしょうな。万年筆の手書き文字と活字を組み合わせただけの、文字ばかりのシンプルな広告を載せてたように記憶してます。あの広告がなかったら、おれはひょっとしたら山の上ホテルのことを知らないままだったかもしれない。天丼も食べてなかったかもしれない。広告って大事ですね。
∴
■昨日は「山の上」にて、さしあたっては最後となる天ぷらを食しておりました。
食べながら、昔、橋本治が何かのイベントで、「われわれは、いろんなものがなくなることに慣れすぎてしまっているのではないか」みたいなことを云ってたのを思い出しました。
ついでに、別のとある作家が「われわれは、見えない爆弾を落とされ続けているのではないか」みたいなことを書いてたのを思い出しました。
この二つの文が、山の上ホテルに関係あるのかどうか自分でもよく分からないのですが、これまでも要所要所で思い出してきたし、これからも要所要所で思い出すんだと思います。
しかし半蔵門の国立劇場もだけどさー、ほんとに復活するのかね、という気持ちがちょっぴりはあるのです、山の上ホテル。
1937年竣工のこのヴォーリズ建築がまるごと取り壊されて、そこに
「無印良品とさぼてんとんかつと五右衛門スパゲティーとルピシアと銀だことABCマートとZoffとGUと青山フラワーマーケットが入ってるビル」 ができても、もう1ピクセルも驚かないであろう自分もいます。
そもそも比較的近年('19)リニューアル工事したばかりだよね? なんでまた休館なんだろう。できることなら、このようなクラッシックで、品があって、大きすぎない、良い意味で小ぢんまりとしたこのホテルをまた訪れたいものですが…。
■おいしかったなー、昨日の牡蠣の天ぷら。牡蠣の天ぷらって、もしかすると初めて食べたかも。
■スタバで当たったレシートを、飲み物に引き換えてきました。このレシートは、はぐれメタル ぐらいのエンカウント率で手にできるレシートで、トールサイズの飲み物が一杯無料になります。
せっかくタダで飲めるんだから、ふだんはまず飲まないようなものを飲もう、ということで、ジョイフルメドレーティーラテってのを頼みました。なんすか? ジョイフルメドレーティーラテって。よく知らないけど、よく知らないのを頼むのが今回のテーマなのでこれでいいのだ。
さらに、そのジョイフル何とかのミルクをブレベミルクに変更して(人生初)、それをオールミルクに。それどころかメリークリーム(ってなんすか?)をトッピングし、挙げ句の果てにはハチミツを追加するというまさにやりたい放題!
メリークリームもほんとは50円くらいなんだけど、これはただでトッピングしてもらえた。レシートが当たったらトッピングも無料になるんですね。
■待つこと数分。いろいろカスタマイズしたトールサイズのジョイフルメドレーティーラテが出てくる。飲む。おいしい。濃厚でたっぷりした甘さ。なんというか、欧米の絵本に出てくる主人公の子供が冬の朝に飲んでるタイプの飲み物 だ(※個人の感想にもほどがあると思います)。
手渡された紙コップの腹に貼られたラベルには、カスタマイズについてつらつらと印字されてるんだけど(詳細は本稿のタイトル欄を参照のこと)、それには「ゼンブミルク」と書いてある。
おそらく「オールミルク」だと、「オーツミルク」だと間違えるおそれがあるから、でしょうか。
■ちなみに、ふだんスタバでは甘いものはあまり頼みません。トールラテのダブルをオーツミルクで、ってのをいちばんよく頼むかも。あー、でもチャイティーラテもたまに飲むか。それと、ドーナツだけ買って帰る、ってのもたまにやります(笑。ふだんの行動範囲に、なぜかミスタードーナツがないのです)。
■この12/1は、ピチカート・ファイヴ「東京は夜の七時」のシングル発売から30周年の日でしたが、電気グループ(若王子耳夫らが平成元年に結成したポピュラー・ミュージック・グループ)のアルバム『ビタミン』の発売30周年の日でもありました。
一曲目の「Happy Birthday」はさ、909のキックロール、フィルター開閉で音色を変える303のベースライン、瀧のラップ、スクラッチ(をイメージしたような音)、他アーティスト(スチャダラパー「トリオ・ザ・キャップス」)のサンプリング、といったテクノを中心としたクラブ音楽の要素を、『パチパチ』を読んでる全国の中高生が普通に聴けるポップス(当時『なるほど・ザ・ワールド』のエンディング曲に採用されるくらいには一般的なポップスとしての性格とクオリティーを持ちあわせていた)の中にギュッと詰め込んでるところがすごいよな、とつねづね思っております。
■それでまあ、師走なわけですよ。寒いですね。先週あたりから外套を着るようになったのですが、今日はついに使い捨てカイロを背中に貼りました。今季初。
そういえば昨日はスーパーでみかんを買いましたよ。これも今季初。
■そうそう、ミツカンの
「こなべっち」 を今年は見かけないなと思ったら、
昨年で発売終了 らしいです。あれ便利だったんだけど。困りましたね。人気なかったのか、こなべっち。
と思ったら、なんかパッケージを替えて生き残ってるっぽい。
この頁 のミニパックというのが、おそらく「旧・こなべっち」だと思われます。
しかしなんでこんな記名性の低くなるリニューアルをしちゃったんだろう。普通、リニューアルって、商品をもっと目立たせるためにすると思うんだけど。ますます売り場で見つけにくくなるではないか…。
■そうそう、先週スタバで、当たりのレシートが出てきました。今年二回目! 令和5年はいい年です。
■腰がね、痛いんですよ。おとといから。正確には、おとといの夕方くらいかな。
めちゃめちゃ痛いわけじゃないんだけど、じんわり痛い。じんわり痛み始めて、もうかれこれ50時間以上経つんだけど、いまだに痛い。サロンパスおよびサロンパスのようなものも貼っているんだけど、やはり痛い(とはいえ、貼っているからこそ、じんわり程度の痛みで済んでるのかなーとも思う)。
仕事中、よくない姿勢で座ってたのが原因のように思われます。姿勢だいじ。
■それはそれとして本題。
会社の人と、「食べ物のメニューが充実しすぎてるバーって、ちょっと微妙ですよね」という話になりました。ここでいうバーってのは、あの、英国風の本格的なやつね。バックバーにイギリスのウイスキーがずらりと並んでたり、バーテンダーがシェイカーをシャカシャカシャカシャカと振ったりするような。
別に、その手のバーが食べ物に力を入れるのが悪いわけじゃなくて、あくまでも、度を越すと、ってことです。
食べ物がおいしいのはそれはそれでうれしいけど、たとえばそのメニューが何十種類もそろっていたら、それはどちらかというとバーというかダイニング居酒屋 に近くなってしまって、ゆっくりとウイスキーやらなんやらを楽しむという雰囲気とは離れてしまうように思う。とくに、HGP行書体 で印字された創作料理の名前がメニューに並んでたりすると。
食べる、って行為それ自体に、ニンともかんとも生活感とは切り離しがたいところがあって、その生活感がバーという空間にはあまり似つかわしくないのかもしれない。
やはり、バーのような場での食べ物メニューは、ひかえめな品数で、それもあまり凝ってないやつが良いように思います。まあ、これは個人的な趣味の話、の域をまったく出ない話でござるニンニン。
■そうそう、この話は何回か書いたのにまた書くけど、食べ物のメニューにつけ麺 が真顔で載ってるバーが宇都宮にあって。
これは珍しいなー、と思いつつも、なかなか発注する勇気が出ず、いつか試そう、いつか試そう、と思ってるうちに、つけ麺はメニューから消えてしまいました。バーでつけ麺を頼むやつがあまりいなかったのかもしれない。
英国風本格バーのカウンターで一人、つけ麺をすすってる男ってのは客観的に見てどうなんだ、と思わなくもないですが、一回くらいは試してみてもよかったかも。
(と、数年も前の、宇都宮のバーのつけ麺をいまだに引きずっている。なにごとも経験できるときにしとくべきですね。)
■それはさておき、腰が痛い…。
■来る冬に備えてカロリーを蓄えよう、という本能的な欲求なのでしょう。このところ食欲がありまして、微妙に体重が増えております。
ド平日(って何曜日なんだ)の朝、会社に行く前にペヤングとUFOを食べたりしてますからね。食べるにしても、もうちょっとちゃんとしたもの食べた方がいいような気はしますけど。
■先日、歯医者の定期検診に行きました。虫歯ゼロでした。
おれはここ数年は、二ヶ月に一度のペースで検診に行ってるのですが、「三ヶ月に一度でもいいですよ」と云われました。それだけ、おれのふだんの歯みがきがちゃんとしてる証拠……なのだと思う、たぶん。
でも、そこは油断せずに、「いえ、これからも二ヶ月に一度で通いたいです」と宣言しました。人間、油断するとだいたい良いことないですから。
■
Wikipediaでワカメのページを見ていたら (なんで見てたんだろう)、ワカメが
「世界の侵略的外来種ワースト100」 なるものに指定されていることを知りました。ふむ。
■しかしもう十一月って…。おれはなにも悪くない。暦のやつが悪い。暦の野郎のスピードが速すぎる。速度超過違反だと思う。違反点数12点ぐらいだと思う。免停でいいと思う。
■ですから、イタリアンも好きです。半蔵商店でございます。先日、とあるイタリア料理店に行ってまいりました。ハコちゃんことハコちゃんのインスタグラムで知った、初めて行くお店です。
これとこれとこれと、と店員氏に発注したところ、初めてのお店なのになぜか「いつもありがとうございます」と挨拶されました。
いえ、初めてですなんですよ、と答えたところ、「なんか親近感があったもので…」と云われました。親近感。ふむ。
■先週末の、福岡のON AIRのRADIO COCONUTですが、テイ・トウワのミックスをしっかり録音できました。よかった。一曲目は、アーサー・キットの「ショージョージ」でした。
この歌に出てくるショージョージ君は、racoon、つまりアライグマなのですね。なのでわれわれ日本人がイメージするところのタヌキとは異なります。タヌキと云えば、
昨年の橋之助のタヌキ姿は定期的に見たくなる 。関係ないか。笑
それはさておき、テイトウワの一時間ミックスは、パート1とパート2に分かれていました。これはつまり、60分カセットのA面にパート1を、B面にパート2を各自でダビングして、各自でジャケットをデザインしてくれってことですね。
radio coconut自体も全体的に面白かったので、土日はゆるりと聞いてましたよ。「モンブランに味の素をかけるとうまい」って発想はなかった。笑
■本日はテイトウワの誕生日です! 誕生日と、あと、新譜二枚同時発売を祝して、「火星」と小柳ルミ子「お久しぶりね」をマッシュアップしました。
VIDEO
https://www.youtube.com/watch?v=-kobHyeEidw
これ、二年前の十月に骨組みは作ってて(ええ、お察しの通り、例の
Towa Tei MEGAMIX の副産物です)、いまのいままでほったらかしており、このたび細部を整えてようやく公開いたしました。
こういうパターンはけっこうあって、「作りかけのマッシュアップやリミックス」が十曲近くあるんですね。作りかけで、8割方までしかできてないので、YouTubeにアップするには至らず、おれが都内をウォーキングするときに聴くBGMにしかなってないという。笑
しかし、おれはなぜテイトウワと小柳ルミ子をマッシュアップしようと思ったんだろう。自分でももうきっかけが思い出せません。
■ところでテイ・トウワの新譜。『TOUCH』と『ZOUNDTRACKS』の二枚が同時に出ましたけど、以前だったらどっちか(おそらく後者)はSweet Robots Against The Machineの名義で出たような気もします。
∴
■今日は有休だったのですが、家で会社のいろいろ細かい仕事をしてしまったため、ほとんど休みの実感が得られませんでした…。
しかも、夜の八時半から十一時半まで昼寝(?)をしてしまい、起きたらアメトークやってました。また体内時計が乱れるなあ。でも明日はもう金曜だし、いいか。
■YOASOBIの「夜に駆ける」を音頭風にアレンジしたいのですが、おれにはできないので誰かにやってほしいです。
■といった意味も含めまして半蔵商店ですが、あのー、『君たちはどう生きるか』を観てきました。先月はスーパーマリオの活動を観たので、珍しく二ヶ月連続で活動を観てることになります。あ、活動ってのは活動写真の略です。映画のことです。ムーヴィーです。
宮崎駿が見た(悪)夢の内容を映像化した感じで、全体的にあまりよく分からなかったけど、カットアップのようにシーンが切り替わる展開は好きです。つじつま合わせとか整合性とかが必要な作品でもないでしょー。現代人はストーリーやらあらすじやらに囚われすぎではないか。※個人の感想です。
この映画は、事前に宣伝をしないことが話題になりましたが、ひょっとすると宣伝の仕方が分からなかったのかもしれない。それはないか(笑。でも、どういう映画か一口で説明するの難しいからね)。
現実から異世界に移動して、最後にまた現実に帰ってくるところはスーパーマリオと似てる、とも思いました。
青鷺(でいいのかな。エンドロールのクレジットに役名がなかった)の、敵か味方かカーボウイ、みたいな存在感が良かった。
まあ別に感想文を書くために映画を見てるわけでもないので。このへんで。
■あ、昨日は歯医者に行ってきました(なんか歯医者の話ばっかり書いてるな、このブログ)。前回噛み合わせを整えたところのチェック。それと歯石と色素のクリーニング。
そして昨日も「きれいに磨けてます」と、ブラッシングを褒められました。そう、ブラッシングはね、ちゃんとしてるんですよ、おれは。
■お暑うございます。きょうの昼、渋谷県は華氏96度くらいまで上昇しました。
──気温の話をするときは華氏じゃなく摂氏でするように。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
まあ今日に限らず連日暑い。つい先日も暑さのあまり、コンヴィニエンスなストアーにて、たけのこの里を買おうとして間違えてきのこの山を買ってしまいました。
ふつう間違えねえよこれ。あまりのことに我ながら驚いてしまった。もう一度レジに並び直して、ちゃんとたけのこの里を買いましたけどね。仕事の資料で必要だったので。まあ、それっくらい暑いのです。この星の北半球は。
──たけのこの里が資料として必要になる仕事とは。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )
■これだけ暑いと、あれですね、冷やし中華もいいけど、辛口のチキンカレーもいいですね、昼食。
昼休みに暑いなかカレー屋に出かけて、辛口のチキンカレー食べて、職場に戻る途中にコンヴィニエンスなストアーでアイスコーヒーなんぞ買い求めると、正しい夏のお昼だな、などと思う。
■若林の髪型、そういえばセンター分けを止めていつの間にか元に戻っている。
■
「ちょっとだけ勤めていたイヤな会社が、数年前に無事つぶれていた」 というエントリを以前書きました。
で、先日、そのつぶれた会社の跡地の
聖地巡礼 に行ってまいりました。
■東京メトロの某駅に、実に十数年ぶりに降りて、歩くこと数分。昭和中期に建てられた古い古いオフィスビルの、かつてその会社(X社、と呼んでおきます)があったフロアに全く別の会社が入っていることをしっかり確認しました。ヨシ!
他のフロアにX社の残党みたいなやつらがやってる会社があったらイヤだな、と思いつつ、そのオフィスビルの壁に貼り出されてるフロアガイドというかテナント一覧みたいなプレートを眺めていたのですが、どうやらそのような会社はない模様。こういう、人類にとって有害な会社のDNAが絶滅してるのは非常によろこばしいことです。まあ、他の街の他のビルでなんかやってるのかもしれないけど。
■しかし、十数年ぶりに訪れた街は、しっかり記憶にある部分と、まったく記憶に残ってない部分が交互に表れてきて、歩いてて楽しい。とある個人経営の弁当屋に、十数年ぶりに入る。この店によく先輩の弁当を買いに行かされてたなあ。十数年ぶりに手作り感あるおにぎりを二つ買ってみる。
その近くにあった、ランチのごはんがとにかくめちゃめちゃ美味しい居酒屋は、もうなくなっていたようだ。初めての給料をおろしたATMがあるファミリーマートはいまも営業していた。よく行ってたインドカレー屋もまだある。
入社初日、会社に行く前に立ち寄って朝食のカルボナーラを食べた喫茶店は、ビルごとなくなっていた。朝食にカルボナーラが適切かどうかは議論の余地があるが。
∴
■いわゆる「転職口コミサイト」みたいなところでX社について検索すると、つぶれた時期に在籍していた人の書き込みが見つかった。なんでも、つぶれる直前の最後の数ヶ月は、
社員に給料が支払われなかった らしい。世間では珍しくない話とは云え、当事者はたまったもんじゃないよな。
■給料と云えば、X社の新入社員の
基本給は5万円 でした。これに
変な手当 があれこれついて、一般的な金額の給料に見せかける、という手口です。まあ、当時のおれは今よりもさらにアホだったので、世の中そんなもんかと思ってた。
なんでそんな会社入ったんだ、とか、そんな会社にしか入れなかったおまえも悪い、とか、國民の皆様におかれましてはそのようなご意見をお持ちの方もいるかもしれません。でもさー、東京出てきたばかりの若者をこんな給与体系で雇ってさ、手荒に扱ってさ、仕事も毎晩夜遅くまででさ。こんなんで会社に居着くわけないよなあ、と個人的には思います。なんにもメリットねえじゃん、こっちに。
■社員、というか、ほとんど
備品 みたいなレベルで深夜まで働いていた(働かされていた)Nさんは元気だろうか。Wayback Machineで検索してみたところ、この人もX社がつぶれる直前まで在籍していたようだ。Nさんは、けっこういい人であったので、健康であってほしい。
そう、ゴミみたいな人も多かったけど、いい人もそれなりにいたんだよね。
∴
■ちょっと上に、「歩いてて楽しい」と書いたけど、それでもイヤな記憶がフラッシュバックしてくる瞬間はちょいちょいあったので、都内をウォーキングするときもX社跡地の近所は今後も避けたいと思います。笑
■某アーティストの曲だけで一時間くらいのミックスを作って、YouTubeにアップしたところ、ミックスに含まれる三十数曲のうち五曲が著作権上ダメだったらしく、せっかくアップしたのに再生不可となりました。
蛇足ながら説明しますと、YouTubeに著作権センサーのような仕組みがあって、そのセンサーが感知するとアップした動画が自動的に却下されるのですね。
■なので、この五曲をなんか別の曲に差し替えるか、カットするかしないといけないわけですが、いずれにせよミックス全体の流れが変わってくるじゃないですか。なので、どうしたものかなー、と悩んでおります。
──って、べつに本職のDJでもないのに、なにを悩んでるのやら。
■当該五曲の音質を極端に下げる(と、YouTubeの著作権センサーが作動しないかもしれない)、という方法も考えついたのですが、これはどうだろう。大人げないか。
■昨日の六月十日、ウォーキングの際にたまたまドームを通りかかったのですがスノーマンがコンサートやってたらしく、たくさんの人類がドーム周辺に集ってました。
そういえばこの六月十日・十一日で、再生YMOの東京ドーム公演からちょうど三十年だったんですよね。みなさんは見てましたか? おれは、NHK BSが観(ら)れる環境の友人に頼んで、VHSに録画してもらいました。その後、地上波でも放送されたけど、地上波はダイジェスト版だから曲数が少なかっ、まあこういう話をするとキリがないのでこのへんで。
これブログに何回か書いてることだけど、東京ドームって、いまだに「すごく遠いところにある特別な場所」ってイメージがある。隣駅の茗荷谷に住んでるのにね。不思議だ。
■そう、ちょっと前に歯医者の定期検診で、虫歯が見つかったんですよね。
で、昨日あらためて歯医者に治療に行きまして、削ったり詰めたりしたんですけど、いやー、しんどかった…。麻酔を3本打たれたけど、効きが足りず、1本追い麻酔 しました。これまでの人生における歯医者経験でいちばんしんどかったかもしれない。
おれが考えてるよりも、意外に進行していた虫歯だったんですね(※定期検診の段階では「あまり進行していない虫歯」と説明されたように思うのですが、それはさておき)。
■おれはここ数年、歯医者に隔月での定期検診にきちんと通ってまして、たいていの場合は虫歯ゼロで異常なしか、あるいは虫歯が見つかってもごく初期の段階で治したりしておりました。
それにもかかわらず、上述のとおり進行している虫歯があらたに見つかった。これはなぜかというと、これまでとは先生が替わり、新しい先生に診てもらったからなんですね。新しい先生曰く、「人(先生)によっては虫歯を見逃してることがある」とのことでした。たしかに、奥歯のわかりにくいところの虫歯だったからなあ(とはいえ、これまで何のための定期検診だったんだよ、と思わなくもない…)。
新しい先生によると、「一見、虫歯が無いように見えても、今回のように虫歯を見逃してる場合があるので、1年または2年に一回は歯全体のレントゲンを撮った方がいい」、とのことでした。ふむ。
■再来週、また歯医者行ってきます。
■YMOの「CUE」をくりかえし聴いているのですが、1:57の部分で突然、ピアノのような音が一瞬だけ鳴るよね。これミスタッチ? 意図的なもの?
YMOといえば細野晴臣の『Daisy Holiday』のゲストが、清水ミチコとナイツ塙でしたね。四捨五入したらビバリー昼ズですね。
■この土日は、ジントニックを飲んでおりました。日曜なんか、朝五時半から、起き抜けにジントニックで晩酌してましたね。
オーストレイリアの「CAPI」なるトニックウォーターがありまして、250mlで300円くらいするんですよね。高い。並のビールより高いんだけど、それで飲みました。あと、「フィーバーツリー」のも飲みました。ジンよりも、むしろトニックウォーターを美味しく飲みたくてジントニック飲んでる感じあります。
白身魚のフライにタルタルソースをかけたりしますが、あれも白身魚じゃなくて実はタルタルソースが主役じゃないかって感じるときありますね。
■この土日は、まりんの『LOVEBEAT』のTシャツを着た人を街で見かけました。
あと、某駅で、トム・ブラウンの布川に似てる人を見かけました。あれはひょっとすると本人だったかも。
某メルカリで狙ってる品物を見つけたんですが、ちょっとだけ高かったんですね。出品時期の表示が「半年以上前」になってることもあり、出品者に「○○円でどうでしょうか」と二割引の金額を打診してみました。
そしたら、単に断られただけでなく、出品者の人は値段を一割上げてしまったんですね。値引き交渉なんかしないで、黙ってさっさと買っちゃえば良かったです。笑
しかし半年以上も売れてない品を値上げするというのもなかなか強気だよな。いや、いくらで売ろうと向こうの勝手ではあるのですが…。
■けさ、目を覚ましてベッドに腰かけ、しばらくボーッとして。iPhoneをいじるなどして。
四千頭身・後藤が月31万の家賃が払えなくなり実家に戻る、というニュースを読むなどして。そういえば昔、お笑い第七世代ってあったなと思うなどして。そういえば明日でぺこぱのオールナイトニッポンゼロが最終回だなと思い出すなどして。宮下草薙の宮下はテスラの維持費をちゃんと払えてるのかと心配するなどして。
その数分後、さてそろそろ出勤の準備でもするか、と勢いよく立ち上がったところ、突然、腰に激痛が走りましたいたたたたたたたたた!!!
ほうほうのテイで、棚から買い置きのサロンパスを取り出してコシミハル。もとい、腰に貼る。
これは、あれだ、世に云うところのぎっくり腰だ。
■とはいえ、だいぶ軽い方のぎっくり腰だと思う。というのも、腰がめちゃくちゃ痛いながらも、二本足で立てる。そのうえ、なんとか歩ける。
聞くところによると、本式のぎっくり腰は、とても立ったり歩いたりできないそうではないか。それに比べれば、おれのぎっくり腰なんぞ、プチぎっくり腰だ。
藝人で云うと、まだ月例の事務所ライブの、松・竹・梅と三段階あるなかの「梅」のライブに出てるくらいの新人だ。千円のチケットをバイト先のローソンの同僚に手売りしてるレベルの。それっくらいのぎっくり腰だ。
腰の痛みをこらえつつ、なんとか会社に出かける。カバンがいつもより重く感じられ、歩く速度がいつもより遅い。腰が痛いので。
■で、あれですね、歩くのは意外なほど苦にならない。座りっぱなしのデスクワークもそんなに苦にならない。
ただ、椅子に腰かけるときと、椅子から立ち上がるとき、腰に痛みが走る。
あと、ちょっと姿勢を変えたいときとか、ちょっと体の向きを変えたいときとかに、いちいち腰に痛みが走って、それがけっこうしんどい。
ロキソニンを飲もうかとも思ったけど、わりと早い段階からロキソニンに頼るのもカラダに良くないような気がしたので、今日の所はやめとく。
■家に帰ってベッドに仰向けになろうとすると、やっぱり腰が痛い。ああ痛い。仰向けに寝ることすらできんのか。
背中を丸め、体を横向きに倒して寝ると、いちおう腰の痛みを比較的感じずに済む。ふむ。
■インターネットを検索すると、「ぎっくり腰になったら、腰を冷やしてはダメ」という説と、「腰を温めてはダメ」という説の両方が出てくる。どっちなんだよ。いい加減にしろ。
やはり、われわれ人類はインターネットを滅ぼさなければならない。
■今日は千葉県(水曜『シン・ラジオ』のNACOUDA「甘い視線〜Sweet Look At Me〜」でおなじみのbayfmがある県)で、仕事上のとある会合に出ました。昼に弁当をもらいました。
これが、複数の種類の中から好きな弁当を選んで良い、という方式だったので、多少迷った末、魚の弁当を選びました。
■で、夕方。会合が終わって、解散あるいは散開(YMO風表現)するときに、おまえ、余った弁当を持って帰れ、ということになったわけですね。
余った弁当など捨ててしまえば良い、というタイプのお侍さんも世の中にいらっしゃるとは思うのですが、しかし人間、賞味期限が切れてもいない手つかずの弁当を捨てるってのは、まあなかなかできないものです。
ヒレカツ弁当とカレー弁当を持って帰ることとなりました。
しかしよ、ヒレカツ弁当はまだしも、カレー弁当はどうすんだよ。二種盛りだぞ。まちがってもタテにしちゃいけないぞこれ。タテにしたら、タイ風のグリーンカレーとインド風のチキンカレーがぐっちゃぐちゃになるぞこれ。
なので、二つの弁当の入った袋を、つねに地面に対して水平になるよう気をつけて手に持ち、千葉県から東京県まで帰ってくることとなったわけです。とくにカレーにはこぼれないよう気をつかいました。詳細な記述は省きますが、おかげで腕が筋肉痛。
■今日の夕飯がヒレカツ弁当(615kcal)とカレー弁当(690kcal)だったのは、こういうわけだったのです。あー、明日の朝は体重計乗りたくない。
いま、改めてカレー弁当のラベルを見たら、この弁当は文京区で作られたということがわかりました。文京区で作られたカレー弁当が千葉に運ばれ、それをおれが文京区に持って帰って食べる。地産地消ってやつですね。そうだろうか。
■先日のこと。ふと、とあるバンド名を思い出そうとして、思い出せなかった。あるよね、そういうこと。うーん、なんだっけ……。
こういう云い方をするとなんだが、べつに好きなバンドではない(嫌いなバンドでもない)。そもそも作品を聴いたことがない。
記憶に残っている曲があって、それを歌ってるのはどのバンドだったっけ、とか、そういう話ではない。単に、おれの脳を文字情報としてのみ通過していったバンド名。それを思い出したいんである。
どこかで最低一度は見聞きした覚えのあるそのバンド名を思い出そうして、思い出せないでいる。思い出したい。でも思い出せない。うーむ。
■なんとか思い出そうとして、手がかりらしき物をさぐる。
「なんちゃら、かんちゃら、なんちゃら」という英単語三つ でバンド名が構成されている、というとこまでは思い出せる。
たとえば、ミッシェル・ガン・エレファントみたいな。でも、ミッシェル・ガン・エレファントではない。
たとえば、マッド・カプセル・マーケッツ、みたいな。でも、マッド・カプセル・マーケッツではない。
たとえば、ポイズン・ガール・フレンド、みたいな。でも、ポイズン・ガール・フレンドではない。
なんだっけ…。
「英単語三つ」というところまで思い出せるのに、その英単語三つが織りなす「語呂」というか発音のリズム感のようなものが思い出せない。舌が覚えてないとでもいうのか、バンド名の語感が身体的に身についてない。
上述のとおり、視覚的な文字情報としてしかそのバンド名に接してないので、そのバンド名の発音になじみがない。「そのバンドのCDを学生時代愛聴していた」「友人とそのバンドについて語り合った」「そのバンドのライブに行った」とか、そういうあれではない。そもそも、おれは、そのバンドが何人組かすら知らないんである。
ゆえに、思い出せない。
■そのバンドはジャンルで云うと、渋谷系ではない、テクノ系でもない。じゃあ何系だろう。そこがよく分からないけど、たぶん比較的一般的なロックなように思う。
■あ、念のため書いとくと、地元で同級生がやってたバンド名とか、そういうスケールの話ではない。
おれが名前を思い出せないでいるそのバンドは、少なくともメジャーデビューはしているはず。仮にインディーズだったとしても、まあまあ売れてるバンドだったと思う。雑誌で名前を見た覚えはあるからだ。
世に出た時代で云うと、'90年代中盤から後半にかけてだろうか。
音楽雑誌で云うと、『remix』や『GROOVE』ではない。『パチパチ』でもないように思う。『ロッキンオンJAPAN』とか『音楽と人』とか、そのあたりはどうだろう。載っていただろうか。よくわからない。
ただ、そのバンド名は、タワレコで配ってたフリーペーパー『bounce』の後半の新譜寸評ページで見かけたことがあるように思う。ま、あのページはたいがいのジャンルのCDは網羅してるから、当たり前っちゃ当たり前なんだけど。
でも、少なくとも音楽雑誌の表紙をドドンと飾るようなバンドではなかった。
■テレビはどうだろう。その当時(=『HEY! HEY! HEY!』全盛でした)、そのバンドがテレビの音楽番組に出演したところは、見たことない。出てたかもしれないけど、少なくともおれは見てない。
■と、ここまで書くのに1300文字ほど費やしている。なのに、これくらいのことしか思い出せない。
そう、なんというか、そのー、こういう云い方を許していただければ、「中くらいに有名なバンド」 なんである。あるていど音楽好きな人なら「あーなんか名前は聞いたことある」って答えてくれそうなバンドではあるんである。それくらいの、中くらいの売れ方。
なんというか、タイムスリップ・ランデヴーぐらい? マーガリンズぐらい? ロッキーチャックくらい? センチメンタル・バスくらい? いや、センチメンタル・バスはかなり売れたか。
まあ「中くらいに有名」なんて云われても、ぜんぜん定量的な表現じゃないよな。すいません。
■「名前は英単語三つで」「'90年代中盤〜後半ごろぐらいに」「中くらいに有名なバンド(※当社比)」の名前。うーん、わからん…。
何をどうやって検索すればいいんだこれ。一時間ほど、検索ワードをいろいろ変えて検索してみたが、出てこない。徒労に終わった。まあ、そうだよな。Googleごときじゃ分からないことは、世の中いろいろある。いま話題のChatGPTを使えばいい? なんすかChatGPTって。よくわからん。
■ひとつ確実な方法は、'90年代後半の『bounce』のバックナンバーをひとそろい取り寄せてぺらぺらとめくっていくことだが、どこにまとまった量のbounceがあるね。図書館? そういえば図書館って、フリーペーパーも蔵書してるの? どうなんだろう。
■しかし後日。あっさりとこのバンド名が判明してしまう。
というのも、ヤフオク(のロゴのセンスって'00年代前半で止まってるよな)で、何気なくいろんな物件をあれこれ検索してたら、「お探しの商品からのおすすめ」みたいな欄に、偶然そのバンドの白カセ(レコード会社が各メディアに配布するプロモ用カセットの意)が表示されたんである。
Googleで解決できない難問がヤフオクで解決できた、さすがヤフオク、という褒め方があってるのかどうかはよくわからんけど、まあ、思い出したかったバンド名が思い出せたのでよかった。
■さて。肝心カナメのそのバンド名はなにかと申しますと、
…
…
…
…
…
…
…
…
…………まあ、それについては次回のエントリで書きます!笑
次回のエントリまでに、これを読んだ人は各自、「名前は英単語三つで」「'90年代中盤〜後半ごろぐらいに」「中くらいに有名なバンド(※当社比)」 を想像しておいてくださいね。
■ま、こうやってわざわざ次回に引っぱって、正解のバンド名を書いたところで、読んでくれた人が「あ〜〜、あのバンドか〜〜〜、なるほどね〜〜〜」って気分になってくれるとは限らないんだけどさ。笑
■1/20の『カブキ・チューン』松也ゲスト回、面白かったですね。2回聴いてしまいました。莟玉と松也がきゃっきゃキャッキャしてるだけで50分が経過するという謎の放送。笑。しかし松也、仕切りうまいなー。
人類で初めて莟玉(梅丸)を「まるる」と呼んだのは蔦之助丈、ということが分かったのでよかったです。
あと、松也が以前この番組(前身の『邦楽ジョッキー』)のパーソナリティーを務めてたころ、いちばん苦労したゲストは猿之助、と云ってました。笑
■で、これも同じ1/20の放送になるのですが、先日の『常滑川まことゴールデンラジオ』につづいて『ビバリー昼ズ』にもレッツゴーよしまさ氏が出てましたね。
素の志村、だけじゃなく、昭和歌謡のモノマネもたくさん聴けました。
■あと、1/18の水曜『シンラジオ』での、井川の発言「ラッキィ池田は振付師の才能がなかったら逮捕されてもおかしくない」は笑った。
■『12』を発売日に購ってきました。
『千のナイフ』(ってもう45年前のアルバムなんですね)から数えて何枚目になるのだろう。何thアルバム? いくつth? とにかく坂本龍一の新しいアルバムです。これを書いてるいまも聴いております。
今年の目標は、坂本龍一のヴァージン在籍時のシングルをぜんぶ集めることです。がんばります。
■先月の電氣代は10128円でした。久々の5ケタ。YMOの『テクノ・バイブル』が買えてしまう値段です。そりゃ、冬なので暖房器具を使うからしょうがないのですが。そしてガス代も高いんだよなー。しょうがないのですが…。
■
『歌舞伎家話』第20回・下ノ巻 はリアルタイムで見(ら)れなかったので、アーカイブで見ます。券は買ったので、今日は出だしのところをちょっとだけ見ました。
突然ですが、『王様ランキング』を歌舞伎にするとしたら、ボッジは莟玉だな、と急に思った。なぜか。おれ、王様ランキング読んだことないんだけどね。
■今日、レッツゴーよしまさのネタに初めて触れたのですが、おもしろかった。
これの11:00ぐらいから 。
しかし、素の状態の志村けんのモノマネって、よく思いついたなあ。というか、なんでいままで誰もやってこなかったんだろう。志村なんて國民の120%くらいは知ってる存在なわけだから、かなりのブルーオーシャンだよな。
よしまさ氏は、ふだんは会社勤めらしい。すごい。
■もう中 って、普段セックスするときもあんな感じなのだろうか?などと高尚なことを考えてるうちに今年も終わりです。
夕飯は、スーパーで買ってきた穴子弁当みたいなのを食べました。大みそか感もなければ正月感もない食べ物です。
そう、今日は夕方四時半ごろに早めの年越しそば食べてたんですね。島根県産の十割そばです。そば湯でカルピス原液を割ってみたりしました。
■紅白は、有吉が出るとこを見ました。「見なきゃ!」という気分で紅白にチャンネルを合わせたのは、ひょっとすると平成二年の"たま" 以来かもしれません。
■といった意味も含めまして令和四年の半蔵商店でございました。皆様良いお年を。
来年こそは、インターネットのない平和な世界になるといいですね。
十二月二十三日(金)
■夜、中村屋の特番、は録画して、パソコン通信で紀尾井町家話を見る。松緑、幸四郎、猿之助が並んでトーク。なんだか、フジテレビの『ボクらの時代』みたい。
夜の八時半から始まって、十一時近くまでやっていたように思う。見どころは、松緑の手もとのサントリー角瓶が、配信の終わりごろにはカラになってたとこ。それって、おれの一ヶ月分くらいの酒量なんですけど…。
『検索ちゃん』の特番は、録画しておいた。
十二月二十四日(土)
■朝、ちょっとウォーキング。「ちょっと」ってのは、寒くなってきたので秋のように三万歩も歩いたりできない、という意味です。團十郎襲名公演中の歌舞伎座の前に「おーいお茶」のトラック、という奇跡的(?)な瞬間を撮影した。
■夕方、スターバックス。バターキャラメルミルフィーユラテ、という、さすがにナカグロ無しでの表記がしんどい飲み物をホットで発注。
紙コップでもらったんだけど、紙コップが普通の紙コップだった。
十一月に先走ってクリスマスクリスマスしたデザインの紙コップを真顔で渡してくるのは興ざめだし、肝心のクリスマスシーズンに普通の紙コップを渡してくるのも味気ない。なにを考えてるんだろう、スタバは。
十二月二十五日(日)
■朝、ちょっとウォーキング。「ちょっと」ってのは以下同文。
しかし、今日は晴れてて、空気も澄んでるように感じられる。なんだかもう、元日の朝みたい。
■昼は店で買ってきた海鮮弁当、のようなもの。それを食べながら、ちょっと前に別の店で買ってきたスパークリング日本酒を飲もう、と思いつく。
↑画像はメーカーのサイトより拝借。
スパークリング日本酒の瓶を開け、コップに注ぐ。で、飲んでみる。すると、どうも様子がおかしい。日本酒の味がしない。
瓶の表示をよく見ると、おい、これ、スパークリング日本酒じゃなくて、炭酸入りミネラルウォーターじゃないかよ…。
240mlで300円くらいする、ちょっとお高いただの炭酸水。いや、なんか日本酒っぽい匂いが付けられてる、っていう趣向らしいんだけどさ、でも水は水。酒じゃないんだよ。気を取り直して、部屋にあった「神の河」をコップに注いで、麦焼酎の炭酸割りにしてやった。
■夜、パソコン通信で歌舞伎家話。梅玉丈と莟玉丈。
そういえば、莟玉くんが先日、
お茶の水女子大で講義をしたそうだ 。けっこう近所ではないか。せっかくだから、うちに寄ってくれてもよかったのに。(・ε・)
十二月二十六日(月)
■團十郎『助六』生配信は仕事で見(ら)れず。でもアーカイブで見ようかと思う。『ショウ・マスト・ゴー・オン』の配信も見ようかどうか迷っている。うーむ。
配信とは云え、いくつも見るとそれなりの額になってしまう(そして翌月、カードの明細書を見て血を吐く)。
それでなくとも、年末年始はコンテンツが渋滞する。テレヴィジョン方面も、中村屋特番や『検索ちゃん』だけでなく、なんなら『細かすぎて』も録画したまままだ(フルでは)見てない。
ま、そろそろ冬休みだ。年末年始にゆっくり見よう──なんて思ってるだけで冬休みは終わるんだよな。不思議だけど、そういうもんです。
■期間限定、とはわかっていたのですが、やはりなくなったようです、ファミリーマートの芋クレープ。少なくとも、おれの行動範囲ではもう見かけない。
あ、芋クレープというのはおれが心の中でそう呼んでたってだけで、実際の商品名は「紅はるかのスイートポテトクレープ」といいます。
最後に食べたのは、先週の月曜です。正直に書くと、その日は3個食べました。3個は食べ過ぎだろ、とおれだって思う。ただ、なんかもうそろそろ買えなくなる予感があったんだよなあ。食べ(ら)れるときに食べとかないと、後悔するからね、こういうのは。
■昨今、レコードの日、と称して往年の作品がいろいろとアナログ化されてますが、ゲイシャ・ガールズの『Geisha "Remix" Girls』とKOJI-1200の『The 1200 Inch』を再発するというのはどうでしょう。
いや、おれは両方とも持ってるんだけどさ、探してる人多いんじゃないかな。一定の需要はあると思う。中古でけっこうな値段するので。あ、「ナウロマンティック」の7インチを新たに作るってのもいいかもしれない。
∴
URL
https://youtu.be/NHbviR-mgeY
『TOWA TEI MEGAMIX 2022』を作りました。ジャングルDJトーワトーワ三昧の62分。
URL
https://youtu.be/NHbviR-mgeY
TOWA TEI MEGAMIX 2022
ミックス、コラージュ、マッシュアップ、と、
どこを切ってもテイ・トウワ!の金太郎飴メガミックス。
Groove Is In The Heartから Luv U Tokioまで。サンストからガキ使まで。
'80年代から'20年代まで。ゲイシャ・ガールズからキユーピーハーフまで。
KOJI-1200からKOJI-12000まで。バカリズムからカイリー・ミノーグまで。
フォーライフからコロムビアまで。
古今東西(east west)のTT関連音源を編集し倒した、
ピチカートに始まりYMOに終わる62分19トラック。ステレオ。非公式。サカモトの弟子です。
つまる物ですからどうぞお聴きくださいまし。聴いてね。
──と、がんばって作ったところで再生回数は10回とか20回とかで終わるんだよな(YouTubeってのはそういうもんです)。
でも再生回数はそんなんでいいから、どこかの誰かが楽しんでくれれば、と。
それでは、ところで。
・附記
拙い映像はあくまで添え物とお考えください。
tracklist
TT-01 00:00 intro TT
TT-02 01:16 mars needs batucada
TT-03 03:10 bambi kick loud
TT-04 06:12 TTPPAP
TT-05 06:28 la sœur de nounen
TT-06 08:08 teicollage
TT-07 10:08 TT in the mix 128
TT-08 23:46 post century modern
TT-09 25:16 sharona pompidou
TT-10 27:16 TEI! TEI! TEI! music champ
TT-11 29:06 TTTVC
TT-12 31:52 meta-12000
TT-13 34:02 kylie oriented rock
TT-14 36:18 maki with TTTTT
TT-15 38:10 TT in the mix 133
TT-16 49:14 amai seikatsu (hanzo's winter bonus)
TT-17 53:40 blow ya mercury
TT-18 55:30 sweet bambi neon
TT-19 59:16 outro TT
TTTTT=Toshihiko Tahara+TOKIO+TT
Total TT Time 62min 39sec
∴
■えー、上にありますとおり、TOWA TEI MEGAMIXなるものを作りました。メガミックスというのは、「吹き寄せ」ですね。テイ・トウワ関連のいろんな音源をかき集めてつないでおります。自分で云うのもなんですが、けっこう大変でした。笑
ふつうにつないだミックスあり、カットアップ/コラージュあり、マッシュアップあり、といった感じで、62分あります。テイ氏もキャリアが長い人だからさー、'80年代、'90年代、'00年代、'10年代、'20年代、と五つの時代の音源がたっぷりあるわけですよ。その五つの時代をプツプツと針飛びしていく感じ、を楽しんでいただければと。
沖縄の実家の軽自動車で本島北部をドライブするときのBGMとして機能するように制作しましたが、有吉のように都内をウォーキングするときに聞いてもいいし、美容室、カフェー、古着屋、古本屋、中古レコード店、といったお店のBGMとしてもいいと思います。
■ちなみに、これの
カセット版 も現在制作中です。しかも
モノラル です。
さすがに売り物ではなく、周囲の皆様におすそ分けするためだけに、ごくごくわずかな本数を作る予定なのですが、このカセット限定のトラック(つまり上記YouTubeには含まれないトラック)ってのをいま作っております。なぜこんなにがんばってるのかは自分でもよく分かりません…。
■前回のエントリでは『KARATEKA』の裏ジャケを載せたので、今回は部屋から発掘された「スネークフィンガー」の裏ジャケを載せます。KARATEKAと同時発売のシングルです。
これはリアルタイムでは買わず、十五年くらい前に原宿のブックオフで買いました。
∴
■『シン・ラジオ』は、水曜と木曜を聞いております。深夜の藝人ラジオとはまた違った種類の楽しさがあります。
で、先週のいわゆるスペシャル・ウィーク(要するに聴取率を測る期間です、というのを放送中におおっぴらにするとディレクターが始末書を書かされる局もかつてはあったとかなかったとかあったとか)で、マツコ・デラックスが金曜(10/21)に来るということで、金曜も聞いてみたのですが、案の定おもしろかったですね。友近とマツコのトークの相性がとても良かった。10/28までラジコで聞けます。
マツコがBayFMのジングルが好き、ということで、やたらといろんな種類のジングルがたくさん流れます。
■あと、同じく10/21の『カブキ・チューン』で、〆の挨拶のときにスタッフがかける「高砂屋!」という
覇気のない掛け声 が復活してたので良かったです。笑
この回では、莟玉くんが珍しく、自身の高校時代の恋愛話をしておりました。気になる方は聞きましょう。10/28の朝まで、ラジコじゃなくてNHKの聴き逃しサイトで聞けます。
∴
■しかし寒くなってきました。今日、この季節はじめて電気ストーヴ点けました。
■先入れ先出し、という概念があります。
そう、'00年代にネタ番組でブレイクして、いまや海外おもしろ動画をスタジオのみんなで見るってだけの特番のためにテレビ局にやってきて、猫がすべったり転んだりするV (女性声優によるアフレコ付き)や、アメリカの間抜けなコンビニ強盗のV (けっきょく失敗して逃げる)の感想を一言二言コメントして、楽屋に置いてある、食べ飽きたどころかその姿さえ見飽きた焼肉弁当に目もくれず、さっさと東京無線のタクシーに乗り込む拙僧ではありますが、かつては中野twlや新宿バイタスのチケットを手売りするかたわら(ほんとさー、置きチケ しといて当日来ないやついるんだよな〜笑)、コンヴィニエンスなストアーでバイトにいそしむ藝人の一人でした。先入れ先出しという概念は、そのバイト先のコンビニで学びました。
■そう、コンビニやスーパーでは、先入れ先出しと云って、商品は、先に入荷した分を先に並べて、あとから入荷した分はあとで並べるんですね。あれ、文字列にすると意外と伝わんないな、これ。
つまり、同じポテトチップスでも、先に入荷した分は棚の手前(=客が取りやすいほう)に並べて、あとに入荷した分は棚の奥のほうに並べとく、といった意味です。
そうすることで、ポテトチップスは賞味期限が近い順に棚の中に並ぶことになり、客も並んでる順番から商品を買っていくので、賞味期限が切れてしまうリスクを極力減らせる、というわけです。伝わりましたでしょうか。
■で、まあ普通に考えると、ちゃんとしてる店こそ、この先入れ先出しもちゃんとしてるわけですが。
あのー、ファミリーマートでファミチキを買うと、たまに、揚げてからけっこうな時間の経過した、色の黒ずんだ、衣がグニャッとして、身もスッカスカの、早い話がおいしくないファミチキが出てくることがあるのですね。おれ個人の感覚だと、4.5ヶに1ヶはこういうありがたくないファミチキに出くわします。
これは、なんつーか、「先入れ先出し」を徹底しすぎた結果のように思うのですね。客の満足度より、も、先入れ先出しの概念のほうが優先されているというか。揚げた順番に売ってくからさ。
これまたおれ個人の感覚ですが、優等生的なマニュアル通りのきちんとした接客をするファミマのほうが、ハズレのファミチキに出くわす可能性が高いんだよな。
逆に、先入れ先出しをちゃんとしてないテキトーな店のほうが、揚げた順番など気にせずテキトーに売ってくので、おいしいファミチキにありつける可能性も高い……とも云いきれないのだけれども。
■まとめますと、ファミチキに関しては、先入れ先出しはいったんおいといて、揚げたてと云わないまでも、あまり時間がたってないものを売ってほしいものですね、ということです。フードロスの観点からするといろいろ難しいのかもしれませんが、しかし、揚げたてのファミチキもハズレのファミチキも同じ値段ってのはさー。笑
そう、ガチャ要素 があるんだよな。かといって、店員さんに「並んでる中でいちばん新しいファミチキください」って云うのも、それはそれで図々しいしな。
と、木曜深夜にファミチキについてあれこれ書いてしまいました。すいません。年間百ヶは買ってるので、そこは許してください。
■さて、明日も別のテレビ局で海外おもしろ動画をスタジオのみんなで見るってだけの特番の収録です。おそらく、信じられないくらいバック駐車が下手なクルマがいるフランスの駐車場のV やどういうわけだか突然に歩道が陥没して通行人がビックリするポーランドの街角のV を見ることになることと思います。楽屋には、おそらくオーベルジーヌのカレーが置かれていることと思います。
■今日は52151歩でした。距離にすると32.7kmです。なんでこんなに歩くんですかね…。自分でもよく分からん。
■
玉三郎の今日の沖縄公演が、颱風で中止になったようです 。母が見に行く予定だったそうです。
■今朝は、「社用のiPhoneが鳴ったので、その電話に出ようとするも、なぜか画面がなかなか反応してくれず、電話に出られなくて焦る」という夢で目が覚めました。まだ朝の4時台でした。
■さて、あのー、ゲームの話なんですけど、『パックマン』をアレンジした『パックマン・アレンジメント』ってのがあるんですね。
『パックマン・アレンジメント』は、もともとは'96年のアーケードゲーム『ナムコクラシックコレクション Vol.2』に収録されていたゲームだったのですが、コンシューマー機への移植は積極的とは言いがたくて。
'02年にゲームボーイアドバンス用に移植されたのですが、小さな携帯機ゆえ、画面が分割されちゃうらしいんですね。
それより前の'01年には、海外版ゲームキューブとPS2で発売された『ナムコミュージアム』のうちの一つとして移植されたようなのですが、いかんせん海外版。まず、海外版のゲームキューブあるいはPS2の本体を入手するところから始めなければいけません。ゴリゴリの洋ゲー マニアならまだしも、そうでない人種にとってはちょっとハードルが高いです。
(この段落は、ネットで拾った情報をつぎはぎしただけなので間違いがあったらすいません。)
■ですが今日、ふと思うことがあってネットで調べてみると、今年5月に『パックマンミュージアムプラス』なるゲームが発売されていると。そしてそして、そのなかの一つに、まさにこの『パックマン・アレンジメント』が収録されているんですね。しかも、画面を分割しない、アーケード版そのままの形で。
アーケード版から26年、ようやく全国のご家庭で、『パックマン・アレンジメント』が遊べるようになったわけです。
■うん、'90年代のコザの中央パークアベニューでやってましたよ、パックマン・アレンジメント。
あのころアベニューに、サンドイッチの「サブウェイ」があったさーね。その二階が名前の付いてないゲーセン で。そこに『ナムコクラシックコレクション Vol.2』があってね。そこで パックマン・アレンジメントを週一回やる時期、ってのがあったわけです、拙僧の人生に。
そのゲーセンには『パックマニア』の筐体や、パックマンのエレメカも置いてありました。このゲーセンのゲームを選ぶ担当者がパックマン好きだったのでしょうか。
いま改めて考えるとこのゲーセン、階下のサブウェイを運営していた企業が片手間にやってた様な気がする。ゲーセンというか「ゲーム機を置いただけのスペース」で、いついっても店内はガラガラでした(ちなみに'80年代は「ホテイヤ」というおもちゃ屋だった建物です)。
あ、この話、前もしたっけ? ま、いいか。
■えー、ということで、『パックマン・アレンジメント』が自宅でも遊べるようになってうれしい、という内容のエントリでした。
↑こんなこと書いてるけど、まだ買ってすらいなくてすいません。笑
七月二十二日(金)
■午前3時47分ごろ(えらく細かいな)、台所(単身者用賃貸1Kの台所など、はたして台所と呼ぶに値するだろうか、という疑問はさておき、便宜上こう呼ぶ)から、
ゴトッ、プシュー、
という妙な音がして目が覚める。
寝床から抜け出して確認すると、食料品をストックしておく棚に置いといたガラス瓶入りの炭酸飲料が倒れて床に落ち、王冠が外れ、中味が噴き出していた。
王冠、といっても栓抜き必須のやつじゃなく、ツイストオフって云うんですかね、栓抜きでも、手でひねっても開けられるやつです。先日フジテレビジョンで放送されていた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』にも、'55年の世界でマーティがコーラ瓶の王冠を手でひねって開けようとしてるけど開かない、といった描写があったように記憶しております。
なので、木曜深夜というか金曜早朝というか、マヂカルラブリーがラジオをやってる時間帯に、床にこぼれた液体をせっせと拭いておりました。
30cmぐらいの高さから落ちただけでこんなことになるのな。
ちなみにこぼれた液体は、米国のボイランというメーカーの「ブラックチェリー」です。ドクターペッパーチェリーのクラフトコーラ版みたいな味がします。一瓶12オンス入りなのですが、6オンスぐらいこぼれた。
七月二十三日(土)
■七月下旬の晴れた昼。冷やしそうめんを食べたくなるのが人情ってもんでしょう。揖保乃糸150グラムを茹でる。ふだんは具なんてネギだけで済ませるんだけど、きょうはキュウリ、ハム、卵焼き(出来あいのやつ)も添える。
テレビでは『有吉くんの正直さんぽ』をやってて、ちょうどいい塩梅(日頃の行いが悪いと、ここで路線バスの番組 が流れます)。そうめんすすりながら見る。
デザートは、音羽g堂で買ってきた豆大福、ではなく、水ようかんとくず桜と鹿の子。食べ過ぎではないか、という説もある。
ひと通りたいらげると、なにか大仕事をなしえたような心持ちになる。そうめん、和菓子、正直さんぽ。完璧な夏の土曜の昼ではないか。なにか間違ったこと云ってますか。
■本日のウォーキングは23.5km、39493歩。暑さと湿気と紫外線による影響のほうが、ウォーキングの健康上のメリットを上回ってるような気がしないでもない。
七月二十四日(日)
■きょうの昼も冷やしそうめんを食べたくなったけど、二日続けてそうめんというのも体に良くない気がして、動物性タンパク質を摂取すべくラムを焼く。436グラム。
でも、〆の炭水化物として、揖保乃糸を一束(50グラム)だけ茹でました。
■本日のウォーキングは13.2km、22406歩。暑さと湿気と紫外線による以下同文。
■今日は大雨でしたね。なんか今年の五月は天気に恵まれてないような気がする…。
それでも、夏至前の一ヶ月くらいの、だんだん日が長くなっていく感じは好きです。
■さて。最近は人気店とタイアップしたレトルトカレーがいろいろと店頭に並んでおります。いくつか買ってきました。
写真は左から、珊瑚礁(鎌倉)、Columbia 8(大阪+東京)、プティフ・ア・ラ・カンパーニュ(半蔵門)です。写真に撮り忘れたけど、ツナパハ(福岡)なる店のも買いました。
このなかで行ったことあるのはプティフ・ア・ラ・カンパーニュですね。前職で近所だったのです。あ、アジャンタも近所にあったな。でもいちばん行ってたのは「ガンジス」なるインドカレー屋で、昼食でよくテイクアウトで食べてました。まあ前職のことは、あんまり思い出したくないんだけど。いまも、半蔵門のあたりをウォーキング(というか徘徊というか)するときあの辺は避けるんだけど。そのわりにはこうやってカレーは買っちゃうわけだけど。だから、まあ、カレーのチカラってのは偉大なわけです(雑な文章)。
■それはさておき、Columbia 8のカレーを食べてみました。トッピングの袋が二つもあって本格的で美味しかったです。東京にもお店があるようなので、いつか行ってみたい。ちなみにColumbia 8のは三箱も買った。笑
しかし、「日本コロムビアの8トラックカセット」を連想してしまう店名だな。おれだけか。
■ところで、このようにいろいろと各店のレトルトが出てるので、おれの好きな「カリーアップ」もレトルトを作ってほしい。東京でいちばん美味しい、かどうかは分からないけど、東京でいちばんおれの口に合うカレーです。
でも、ほんとにレトルトが製品化されても、ヒューマンメイド限定販売で三食五千円、ぐらいになりそうだな。ほんですぐに売り切れて、メルカリに七千円くらいで出品される、という。笑
■五月晴れ、などといった言葉とはほど遠い天気が続きます。
■うん、あいかわらず、食材を炒めただけの料理以前のアブストラクトな何か、は作っております。炒めてるね。以前は煮るのが好きだったけど、いまは炒めるのが好き。
「具だくさんスパゲティー(麺なし)」 を作るイメージです。スパゲティーを入れないぶん、低カロリーで低糖質です。
こないだは、ラム肉(肩)と鶏の軟骨とまいたけを炒めました。この組み合わせはけっこうおいしかった!
おれが発明した(ってこともないと思うけど)レシピ、と云っても誰もマネしないだろうから、
40年くらい前にタモリがテレビで話してたレシピ ってウソをついておけば、インターネットを斜め読みした誰かがそのうち間違ってバズらせてくれるかもしれない。
しかし、そもそも何炒めと呼べばいいんだろう、これ。ラムと鶏軟骨とまいたけ。この具でパスタを作ってもよさそうだ。
■スカロケで知った、THE 2なる団体の新曲「恋のジャーナル」を最近聴いてます。歌詞のなかの「海外のシャンプー」という雑な言葉選びが新鮮。
おれがこの次にJ-POPのDJをするとしたら、「恋のジャーナル」のあとにサカナクション「夜の踊り子」をかけたいな、雰囲気似てるし、などと思ってたら、「恋のジャーナル」のプロデューサーが山口一郎なのね。すいません、このへん疎くて。
■『有吉の壁』でやってた
これ と
これ も好きです。
■アサヒドライゼロを飲むのをやめてから、体重の微妙な増加が止まりました。やはり「ゼロカロリーでも人工甘味料は太る」説はほんとうだったのか…。
■この週末も例によって有吉くらい歩いてたわけです。楽しいか?と訊かれると、別に楽しくはないです。楽しいとか楽しくないとか、そういったことじゃない。ただ、歩かないと気が済まない。ヒマなのか?と訊かれると、まあヒマなのかもしれません。
■土曜は、茗荷谷から電気で動く汽車に乗って月島で降り、そこからなんとなく豊洲方面へてくてく歩いてるうち、なぜかめちゃくちゃ久しぶりにフジテレビの例の球体を見に行きたくなったので、お台場に向かいました。
さらにてくてく歩いてサイミナサイミナジフビレテのキャッチコピーでおなじみのフジテレビに到着。何年ぶりか、よく思い出せない。
土曜とはいえまだ午前中、ということもあり、周囲に人影はほとんどありませんでした。亀倉雄策による、ひし餅を重ねたような例の「8」の字が並ぶ玄関前で『めちゃイケ』の撮影が行われてるとか、そういうこともなかった。そもそもめちゃイケももうない。
ゆりかもめに乗って汐留まで戻って散歩を続けました。
■日曜は、 茗荷谷から電気で動く汽車に乗らず、てくてく歩いて飯田橋→市ヶ谷→半蔵門→赤坂。赤坂も久しぶり。TBS。
フジテレビと対照的に、街なかにあるテレビ局だなと思いました。日テレもテレ朝も街なかだけど、TBSは、ほんとに普通の道ばたにテレビ局がある感じ。かつての河田町フジテレビも、このような感じだったのではないか。
赤坂から六本木、麻布十番へと歩いて、地下鉄で茗荷谷まで戻りました。
■フジテレビに元気がなくなったのは、河田町からお台場に移転したからだ、という説をとなえる人がいました。いわく、「街から離れたところにあるので情報が入りづらくなった」云々。
お台場を悪く云うわけじゃないけど、お台場はお台場だけで自己完結してるようなところがあるように思う。新しく開発した土地だしね。都心とはちょっと距離があって、他の街に行くにはゆりかもめかクルマがいる。実際に歩いてみると、その「説」も一理あるんではないかな、と感じました。
■土日は合計78000歩あるきました。距離にすると46.7kmです。他にすることないのか?と、あなたも思うだろうけどおれ本人も思う。でも、歩きたくなる日ってのがあるわけです。
■コンヴィニエンスなストアーで売られている食べ物にわざわざケチをつけるというのもあれですが、しかし、某コンビニで売られてるトルティーヤはちょっとよろしくなかった。
トルティーヤに巻かれた具材がパッサパサで、そうだなあ、身近なもので例えると、
シュレッダーで細かく裁断された紙くず 、がいちばん近い。シュレッダーの紙くずを食べたことはないんだけどさ。
ファミリーマートの名誉のためにも、ファミリーマートという名前は伏せて某コンビニとだけ記すにとどめておきますが、しかしこれは参りました。
■
『マツコ会議』のつぶやきシロー回 が面白かった。TVerで4/9(土)の夜まで。つぶやきがもう中みたいに再ブレイクするといいな、と思うけど、本人が売れたがってなさそう。笑
■
『ボクらの時代』のシティボーイズ回 が面白そうだけどまだ見てない。TVerで4/10(日)の朝まで。でも、おれのことだからたぶん見逃すと思う。しかしTVerって画面のデザインいつの間にか変わりましたね。
∴
Beatportで売られてる「Sakura」という題名の曲だけをミックスしました。
■好むと好まざるとにかかわらず、東京市内は桜の季節でございます、半蔵商店ですおはようございます。
■さて昨年、Beatportで売ってた「Sakura」というタイトルの曲だけをつないでミックスを作って、桜の時期にYoutubeにアップしたのですね。
そしたらネット上で大変にご好評をいただき、ここ一年間でなんと30回以上も再生されました。
そこで気を良くして、この春は第二弾を製作しましたよ。前回と同じく、Beatportで買った、「Sakura」という題の曲だけをミックスしました。いちおう、ジャンルはテックハウスということでお願いします。違うかもしんないけど。
上記埋め込みがうまく表示されない方は
こちらを 。
00:00 inuuro - sakura
00:30 dp-6 - sakura (2012 version)
02:30 cravach – sakura (cravach)
06:18 linemoon - sakura
08:49 eitan carmi - sakura
10:45 sam greycious & lummary field - sakura (san designz rmx)
13:15 wasca - sakura
15:00 hady tarek - sakura
16:56 einmusik - sakura
19:45 nexuda - sakura
21:00 braxton - sakura
そう、昨年版のアウトロの曲を、今年のイントロに持ってきてるんですよね。構成に凝ってますよね(と、誰も云ってくれないので自分で云ってみる)。
夜桜を眺めながらウォーキングするときに聞いてください。
■せっかくなので、昨年版も下記に再掲します。
上記埋め込みがうまく表示されない方は
こちらを 。
00:00 etapp kyle - sakura
02:00 yarni & javi - sakura
03:56 kanade - sakura
06:00 tim branch - sakura
09:00 gu, loftsoul - sakura (main mix)
10:00 ian o'donovan - sakura
12:34 lanvary - sakura
13:48 loungeside - sakura (sushi edit)
15:18 pablo rez - sakura
16:30 m-project - sakura
17:58 againsttheclock - sakura (collioure remix)
19:30 argon shey - sakura
22:00 kuroten - sakura
23:46 inuuro - sakura
こういうことを書くのもあれですが、おれは昨年版のほうが好きです。でも今年版もけっこうがんばってると思う。
■深夜ラジオを暑苦しく語る人は苦手ですが、深夜ラジオは好きです。ウォーキングしながら聞いてます(先日の三連休も、合計10万歩ほど歩きました。有吉くらい歩いてます)。
でも、深夜ラジオに寄せられるリスナーからのメールで、あまり得意じゃないメールってのがあります。
なんというか、パーソナリティーのフリートークの内容にリアルタイムに呼応して送られてくる、
「○○さんの△△は、□□が◇◇ですか?」 とか
「●●さんの▲▲は、■■が◆◆になってますか?」 とか
そういった文体のメールが、嫌いというほどではないがそんなに好きではない。とくに文末の疑問系が、なーんか鼻につく。
おれがオードリーのオールナイトニッポンが好きなのは、この種のメールが送られてこない(あるいは、送られてきても紹介してない)ってのもあるかもしれない。
あと、『爆笑問題カーボーイ』もこの種のメールがないので助かる。この番組は収録なので。ただ、太田が他局のラジオ番組の話をするとき、「ラジオでラジオのハナシするかぁ?」と思ってしまう。思っちゃったんだからしょうがない。笑
∴
■これを書いてるのは水曜日の晩なんですが、夜九時ごろついうたた寝して、目が覚めたら十二時過ぎでした。うーん。変な時間に仮眠をとってしまった。
■昭和47年の3月12日、成増に人類初のモスバーガーが開店して、昨日でぴったり50周年でした。
ということでね、昨日は成増のモスバーガー一号店に行って、自分なりに50周年を壽ぎました。『モスモスサーカス』を所有する程度(しかもなぜか二冊)にはモスバーガー好きなので。あと、成増店限定メニューも食べたかったので。
昔、モスのウーロン茶って缶に入ってたよねとか、塾帰りにフランクフルト一本だけ買うのが好きだったとか、「モス畑」の蒟蒻ってあったよねとか、玄米フレークシェイクがどうのとか、そういう思い出話をするとキリがないので割愛。
レジで、50周年記念の小さいノートをもらいました。
■そう、成増には一年だけ住んでました。だいぶ以前のこと、寛永年間 ぐらいのころですが、地下鉄成増駅から徒歩5分ぐらいのとこに住んでた。あのころはまだ東京メトロも営団地下鉄だったし、乗客もみんなマゲを結っていた。
最後に成増に来たのは8年か9年くらい前か。営業の仕事で一回だけ来てそれっきりだったんですね。だから成増に行くこと自体ものすごくひさびさでした。
モスバーガーの場所は、検索しなくともばっちり覚えてましたね。住んでた頃、何回かは利用してたので。
■昨日は、モスバーガーを出てから近所の商店街をうろうろしました。カルディがあったのでのぞいてみる。前からあったっけ? このカルディ。路地を一本はいったところに、年季の入ったおもちゃ屋があって、いまはもうやってないようだったが、なんと、ショーウインドウに任天堂ディスクシステム が置いてあるではないか。令和4年に任天堂ディスクシステム! すげえ。さすが成増、モスバーガーと石橋貴明を生んだ町。
このおもちゃ屋、おれが成増に住んでるときはまったく知らなかった。もうちょっと、自分の住んでる町を探検しておくべきだった。
ダイエーの跡地がある。成増から石神井公園に引っ越すとき、このダイエーでいろいろこまごました買い物をした記憶がある。
商店街からちょっと離れたとこにあったブックオフはなくなっていた。日曜の晩、このブックオフで『かってに改造』を2冊ずつ買う、というのを毎週繰り返していた時期があった。
踏切で、東武東上線の電車が通り過ぎるのを待つ。踏切って、今のおれの生活圏にはまったく登場しないので、ものすごくひさしぶりだ。
最後に、ミスド(健在でした)でドーナツをふたつ買って、自分用の成増土産にする。
一駅くらい歩こう、と思って、川越街道を地下鉄赤塚駅方面に歩く……つもりが、間違って和光市方面 に歩いてしまう。「埼玉県」「和光市」の標識が見えたところで「あ」と気づいてしまった。こういう初歩的な間違いをしてしまうくらい、あまりにもひさしぶりだったんですよ成増。
∴
■ちなみにモスではこのたび新たに「リルモス」というキャラクターが起用されるようです。世代的には、「モス坊や」の子供、なんでしょうか。
リルモス登場にともない、現在のキャラクター「モッさん」は引退するようです。モッさん、その見た目はともかく、「モッさん」というネーミングがどうも非モス的 だよな〜、絶対もっといい名前あったよな〜、と今日の今日まで思ってました。正直ですいません。
■おとといの土曜日は61432歩ほど歩きました。距離にすると37.1kmでした。ウォーキング、と横文字をつかうほどではないですね、ひたすら有吉のように歩いてました。暖かくなったので、距離が伸びる。
歩くフォームとか気をつけてるわけじゃないのでヒザとか腰とか知らず知らず傷めてるんだろうな、ってのは毎度のことながら思います。
■で、勝どきのあたりを歩いててスーパーに入ったところ、明治メルティキスのオレンジピールのやつが半額で投げ売りされてたので6ヶ買ってきた。
このチョコレートのことは佐久間宣行Pのラジオで知りました。うまいよ。6ヶと云わず、もっと買ってくりゃ良かったとさっそく後悔してます。笑
あ、オレンジピールともうひとつの、ラムレーズンのやつもおいしいです。
■このところ近田春夫の「超冗談だから」という'18年の曲をとつぜん好きになって。ここ一週間で30回くらい聴いてる。歌詞も覚えつつある。寿命迫る蛍光灯、っていうフレーズが良いです。
十代の頃のようにのめりこめる曲、ってのは、年をとるとあまり出会わないものだけど、それでもたまにある。
■1) セロリ(適量)を刻んで炒めます。
2) そのかたわら、焼そばUFOにお湯を注いで3分待ち、お湯を捨てます。
3) 炒めてるセロリに、UFOの麺を投入。ソースもかけて引き続き炒めます。
4) 完成。粉チーズと山椒をかけて食します。
↑こないだ発見した食べ方。まだ一回作っただけなので、改良の余地は多々あると思います。セロリの葉は、生のまま麺に乗せちゃってもいいと思う。
■苦手な食感というものがある。本欄にも何度か書いたが、パリパリの焼き海苔の食感が苦手だ。死ぬほど苦手ってわけでもないし、むしろ好物だった時期もあるのかもしれないけど、少なくともいまのとこは苦手だ。
パリパリ焼き海苔のおにぎり、というものを、まあもちろんまったく食べないということではないんだけど、あのパリパリ感はごはんに合わないような気がする。パリパリがごはんの食感を邪魔するというか。
それ以前に、パリパリの焼き海苔は、食べ物というより、薄いフィルムやプラスチックの類を口中に入れて噛んでいる感じがする。ほら、おまえの机にいま500mlの日本茶のペットボトルがあるじゃん? そのペットボトルからラベルを剥がし、そのラベルの上にごはんを乗せて、ラベルごと口の中に入れて食べてみてほしい。おれにとって、パリパリ焼き海苔のおにぎりを食べるということは、それにかなり近い。
そして、パリパリ焼き海苔のおにぎりを食べると、細かい破片が散る、粉が出る。さらに海苔が唇や口の中に貼りつく。腹が立つ。おまけにコンヴィニエンスなストアーで売られてるあいつらときたら、まあ開けにくいパッケージなのな。あんな変な包装フィルムまで開発してまで海苔をパリパリさせなきゃいけない執念というのは、どこから湧いてくるのだろう…。
そんなわけで、コンビニでおにぎりを買うときは、しっとりした海苔が巻かれてるやつを買う。しっとり海苔のおにぎりは、パッケージも開けやすい。コンビニ業界としても、包装コストが低くて助かるのではないか。
ところで、いつも行くファミリーマートのおにぎり棚では、パリパリ海苔もしっとり海苔も、どちらもほぼ同じ数の種類がそろっている。「おにぎりといえばパリパリ海苔」という固定観念が世間には広く流通しすぎてるように思ってたけど、意外に世間ではしっとり派も多いのか。
■もうひとつ、苦手な食感といえば、目玉焼きの白身、である。つるつるしすぎているというか、こちらも食べ物ならざる何らかの物質を食べてる気分になる。素っ気なさ過ぎるというか。
食べられないほどでもないんだけど、あんなもん、黄身のついでに食べてるってだけのもんである。口にして楽しくない何かがある。もうちょっと科学の力でどうにかできんもんかね、と思う。
そういえば、ゆで卵の白身はわりに平気なのだけれども(なぜだろう)、ゆで卵を食べてるとき、「白身しか口に入ってこないタイミング」というのがたまに発生して、それはちょっと苦手だ。「このターンは白身しかないけどガマンな!」と自分に言い聞かせる。
ホテルの朝食ビュッフェでは、白身だけのオムレツってのをコックさんにお願いすることもあるんだけど。
■昨日はM-1を、しっかり敗者復活戦から見ておりました。そして錦鯉の二本目の後半でうたた寝してしまい。目が覚めたら別の番組をやっておりました。肝心な優勝の瞬間を完璧に見逃しましたよ。でもまあ、そういうもんだな。
敗者復活戦では「からし蓮根」のネタがいちばん好きでした。あと、決勝で真空ジェシカがキングオブコントの感じで座ってるとこは笑った。
臘八大摂心も討ち入りもM-1決勝も済んで、そして今週末は『検索ちゃん』のネタ番組だ。いよいよ本格的に年末ですね。
■さて、年末と云えば来年の手帖ですが、みなさん買いました?
おれは、ここ3年くらい使ってるA5サイズのノート型の手帖があったのですが、いつも買ってる銀座の伊東屋から無くなってて。おかしいな、と思ってハンズを探してもそこも無くて。
メーカーのホームページを見ると、どうやら2022年版は作ってないっぽい。ようするに廃盤。製造中止。ディスコン。
■とはいえ、いちいち他社の手帖に乗り換えるのもめんどうなので、自分でイラレ(Adobe社のIllustratorのことね、念のため)を使って、その手帖のレイアウトを真似て、「一冊からオリジナルの冊子を作ります!」的な印刷会社にデータ入稿して、廃盤になった手帖を再現する予定です(こっちの方が、他社の手帖に乗り換えるよりだいぶめんどうな気がしますが…)。
ま、一冊だけ作って個人で使うってだけの話なので、レイアウトをまるごとコピーしても著作権的なあれには触れないと思うんだけど、数字の書体を別のものにしたり、罫線の間隔をいじったり、月名や曜日の表記を英語じゃなくてアイスランド語にしたり、と細かいとこをオリジナルとは変えてます。
あと、数字や文字の並びを、微妙にふぞろいなままにしてる。ところどころ等間隔じゃなかったり、センタリングがおかしかったりするんですね。これは、キレイにレイアウトすると膨大な手間がかかるというのと、あと、数字や文字がそんなキレイに整列してなくたっていいじゃん、という思想によります。
数字や文字がキチンと並んでる手帖が欲しかったら、文具屋で大手メーカーの手帖を買えばいい。せっかく自分で作るんだから、それっくらいは遊んでいいではないか。遊ぶというか、手抜きでもあるんですけど。
■ということで、入稿データの制作を進めております。来年にまでに間に合うといいのですが。間に合うんだろうか。
■町のイチョウの木がだんだん寂しくなってきてるところに冬の到来を感じます。おれは、黄色いイチョウの葉がアスファルトの上に散らばってる様子が好きなのですが、でも道を掃除する人からすれば、イチョウの葉っぱの掃除なんて面倒くさいだろうな…。
実際、毎年この時期おれの部屋のベランダ(と呼ぶほどのものでもないけど)にも隣家のイチョウの葉がたくさん落ちてくるんだけど、片付けるのは正直面倒です。笑
■さて本題。
先日、レコード店に行ったところ、妙な7インチ盤があった。白の紙スリーブに入っているだけでジャケットはなし。レーベルには「PING PONG DASH 01」と書かれている。書かれていると云っても、活字ではなくスタンプで捺されている。このテのレコードにはよくあることなんだけど、やはりスタンプってところが引っかかる。レコードは2種類あって、01の他に「02」となってる盤もある。
気になったので、家に帰って検索したところ、試聴ができるサイトがあったので聴いてみた。
01 02
童謡のリミックスというかエディットというか、まあクラブ風にアレンジした案件ですネ、ふむふむ……と聴き始めたんだけど、あれ? これってなんか聞き覚えがある…。
この、打ち込みなのにチマチマしてないざっくりした感じ。ごつごつ、ざらざらしたラフな質感が全体的に漂う。
うん、たとえて云うなら、題名は忘れたけど、
何ウゴルーガ かは忘れたけど、
フジテレビで'90年代前半に放送されていた某子供番組の童謡コーナー
をなぜか思い出させてくれます。なぜか。
ニコニコ動画にあったやつ1
ニコニコ動画にあったやつ2
お わ か り い た だ け た だ ろ う か
これには、千日前ちなつ&ちあきの「あきのくりづくしメニュー」や、二葉百合子の「ウハウハイヒイヒドッチラケ」のCDを所有する半蔵ちゃんもビックリ。
■上記のサイトから引用すると、このレコードは「国籍/詳細不明/匿名希望のディガー」によるレーベルからのリリースだそうです。作者はいったい
誰プルバトラーズ なんだろう。謎は深まるばかりです。
■今日は、じゃあ、まず、テイ・トウワの話していいですか。テイトウワ(以下、ナカグロなしで表記)の『アルバイト』というCDの話です。
この『アルバイト』は、テイトウワが手がけたリミックスやプロデュースなど、他アーティストからの受注仕事を中心にまとめたCDなのですが、ちょっとややこしいことにこの世には2種類の『アルバイト』が存在します。
■ひとつは
コロムビアから'19年に発売されたものです 。コンパクトなディスク2枚組31曲入りです。これはしかるべき店でしかるべき対価を支払えば、普通に買えます。
■そしてもうひとつが、この『アルバイト』です。これはちょっと説明が必要なやつです。
ここで、どちら様のご家庭にもある『TOWA TEI 号外』と題された'19年のフリーペーパーに載ってるテイ氏の発言をごらんください。
実は以前、CD-Rを焼くのが流行った頃、今までの仕事集を100枚くらいつくって知り合いだけに配ったことがあるんですよ。MCハマーの体を僕に替えて、手に札束を持ったコラージュを施したジャケまで自分でつくって(笑)。そのタイトルが『ARBEIT』だったんです。
この「100枚くらいつくって知り合いだけに配った」CD-Rにも、ちゃんと
Discogsのページがあるんですね 。さすが21世紀、高度情報化社会です。もちろん上記のジャケもDiscogsからの引用です。
Discogsによると、2003年の発売(?)だそうです。ただ、Discogs上のデータだと、CD-Rじゃなくて「CD」ってことになってるんだよな。まあ、上記に引用したテイ発言からすると、CD盤じゃなくてCD-Rということになるので、単なる誤記だと思う。
ちなみにこちらの『アルバイト』は、'00年代半ばにヤフオクに出てたのを2回見たことあります。同一の個体が2回出品されてたのか、それとも別々の個体が出品されてたのか、さすがにそこまでは覚えてません。値段はどちらも三千五百円とかそれくらいだったと思う。微妙に高かったんだよね。だから買わなかったんだけど、いま思うとケチらず買えば良かったな…。
■えー、ここからが本題です。話題がちょっと変わって、立花ハジメ「バンビ」の話になります。
'03年版『アルバイト』には、上記の通りテイ氏が手がけたいろんな曲が収録されているのですが、Discogsによるとその2曲目に
Hajime Tachibana - Bambi (US Version)
という曲があるではないですか。
あー、立花ハジメのバンビね、ハジメちゃんとテイ君がいっしょに作ったやつね、はいはい、と、いったん普通に飲み込みそうになったんですが、
ん? ちょっと待って。
ん? US Versionってなんだ?
立花ハジメの『バンビ』は、CDアルバムと12インチシングルがあるんですが、どちらも日本版しか出てないようです。US Versionってのはいったいなんのことでしょう。
■ということで、Discogsを探してみると、手がかりになりそうなCDがありました、Pow Wow Recordsなるニューヨークのレーベルの'92年のコンピ、『Consider This』です。7曲目に立花ハジメ「バンビ」が収録されています。さっそく取り寄せました。
■以下、それぞれのバンビをこう呼びます。
【A】立花ハジメの'91年のアルバム『バンビ』に収録されている「バンビ」
【B】Pow Wow Recordsの'92年のコンピ『Consider This』に収録されている「バンビ」
【C】テイトウワの'03年のCD-R『アルバイト』に収録されている「バンビ」
Dicogsによると、Aの長さは4:15。対して、Bは4:35。Bのほうがちょっと長いんですね。
そして、Cの長さは4:31 です。楽曲の長さから判断すると、BとCは同一のバージョン……ってことなのかなあ。実際に『アルバイト』を聴いたわけじゃないので、断言は避けますが。
■ところで、AとBはどう違うのでしょうか? ここまでお読みの方も気になってるのではないでしょうか。
構成が違う? シンセの音色が変わってる? 立花ハジメのラップが乗っている?
──とか勝手に期待しつつ、『Consider This』のCDを実際に再生してみました。するとBは冒頭に、ディレイがかかった女性の声で英語の朗読があることがわかりました。それで20秒ほど長いんですね。その他の曲の構成は、おれが聴き比べる限りいっしょでした。立花ハジメのラップは乗っていませんでした。
ただAとBで音質は少々違ってて(※個人の感想です)、Aの方がキックとシンセベースの輪郭がはっきりしていて、これに対してBは、キックとシンセベースが強調されないぶんすっきりまとまってるって感じでした(※個人の感想です)。
おれは、Aの方が好みかな。あの「ヴン♪ ヴンヴンヴ♪ ヴンヴン♪」というベースラインが好きなので。
■ということで、そろそろ眠いので、かんたんにまとめますと、
テイトウワの'03年のCD-R『アルバイト』に収録されている「バンビ」は、Pow Wow Recordsの'92年のコンピ『Consider This』に収録されている「バンビ」なんじゃないかな、
ってことです。繰り返しますが、おれは『アルバイト』のCD-Rを実際に聴いたわけじゃないので、あくまでも推理ってことで。間違ってたらごめん。
∴
■そういえば、けさラジオを聴いてたら、テイトウワが出てきてびっくりした。今日はテイ氏の新譜が二枚も出る日だった。そのプロモーションだったんですね。
ラジコはこちら です。←このリンクは、親切にもテイトウワが出てくるコーナーにちゃんと頭出ししてあります。ほんと親切な人間だなあ、おれって。親切だから、そこをつけこまれたり、逆になめられたりするんだよね。いろいろ腹立つわ。来週の土曜まで聴けます。
■昨日はボジョレーヌーボーの解禁日だったそうですが、あれって解禁日前に飲んじゃったりすると、
江戸市中引き回し に処せられたりするんですかね。やはり幕府は怒らせないようにしたいものです。
■といった意味も含めまして半蔵商店でございますが、20年間お蔵入りになっていた音源、ピチカート・ファイヴの「電卓」聞きました。配信が水曜日から始まっております。
これの37曲目ね 。
HCFDM (※ご存じない方はお手持ちの古語辞典で調べてみてください)の時代を感じさせる電卓でした。なんというか、20年くらい前に、部屋にDJイベントのフライヤーをペタペタ貼って、ル・ハモンド・インフェルノのことを「ハモやん」と呼んで、半透明のiMacで手打ちhtmlでホームページ作ってて、毎月マガジンハウスの『リラックス』を購読して、ノア渋谷のレコード屋に通って、セント・ジェームスのボーダーのカットソーを着て、なんならベレー帽かぶって夜中のクラブに集まってたタイプの人は聴くといいといいパカ。と、うちの近所のアルパカが云ってました。
しかしこのボコーダーの声、誰なんだろう。
■今日はハロウィンでした。ということは、もう当分スーパーやコンビニの店頭で、化け物が印刷された変なパッケージの飲食物を見なくてすむ、ということです。めでたいですね。カボチャだの何だのの変なディスプレイ各種も目にしなくてすみます。めでたいですね。
■ という前置きとは無関係に本題。えー、
link="https://solid-am.com/artists/fumiya-tanaka/">田中フミヤの所属事務所ページから資料がダウンロードできるのですが、「Hospitality / Drinks」なる欄に、
Drink:
1x bt.Whisky prefered Hibiki or Yamazaki (japanese Whisky), if not available 1x bt.
Chivas Regal (scotch) + Beer, Water, Ice Cubes & Cups
と書かれてました。要するに、ウイスキーの響か山崎を用意しておくようにということですね。サントリー派なんだな、田中フミヤって。なので、田中フミヤにDJをお願いするときはちゃんと響か山崎を買っておきましょう。響も山崎もない場合はシーバスリーガルでもいいようです。
ちなみに食べ物に関しては、Food: good Steak or Meat Restaurantと書いてあります。ふむ。
■ウォーキング、でもなく、散歩、でもなく、「ただ歩く」と表現するのが適切なような。
最近、有吉がラジオでこの「ただ歩く」の話をしてます。それに感化されたわけではないのですが、まあ、ただ歩くのは好きです。有吉が歩く話をウォークマンで聴きながら歩くこともあります。
でも、いろいろ小忙しくて最近歩いてないなー、と思ったので、今日は時間を作って、ただただ歩いてました。六万歩。
■さすがに、一日で六万歩は初めてかも。距離にすると35kmですか。昨秋十一月に五万七千歩という日があったのですが、それを上回りました。上回ってどうする。でも上回っちゃったんだからしょうがない。
■でね、有吉が云ってたんですよ。「おじさんになると、ウォーキングくらいしか始めるもんがない」。分かる。
あと、あれだ、歩くと、歩いたぶんだけ歩数や距離がスマホに数字として表示される。それがうれしい。
うれしいというか、やったらやっただけ、そのぶんきちんと数字に反映されて、努力が報われて何かを達成したという
錯覚 を得ることができる。そんな錯覚を与えてくれるものなんて、せいぜいウォーキングかダイエットくらいのもんなんですよ。いや、ダイエットですら、数字が下げ止まったりリバウンドしたりする。
世の中のあれもこれもそれも、ひいては自分の体重すらも、自分の思い通りにならない。だとしたら、自分の力でなんとかできる数字なんて、せいぜい歩数ぐらいのもんなんですよね…。
■まあ、それはおいといて、歩くのは楽しいです。ただ、以前も書いたのですが、このところ散歩コースがマンネリ化してましてね。
かといって、ヘタに新しい散歩コースを開拓しようとすると、失敗して、つまんないルートを延々歩くハメになったりして。難しいもんです。
VIDEO
■山里亮太と乃木坂46の裏、という時間帯にひとり気を吐いていたテイトウワ『SWEET ROBOTS SHOW』が終了して、今日でちょうど丸一年です。早いなー。
■ということで、もしもテイ・トウワから『SWEET ROBOTS SHOW』の番組後半15分間の選曲を依頼されたら、という設定でミックスを作りました。
上の埋め込み動画を再生してください。あるいは
このリンクをクリックもしくはタップしてください 。
00:07 所ジョージ / センチメートル・ミリ ('14)
02:55 所ジョージ / レイニー・ブリット ('91)
05:04 所ジョージ / 約束 (Vo: AIKA) ('12)
06:47 所ジョージ / ほんとうにいい気持ち ('80)
07:41 所ジョージ / ホテル・チャイナタウン ('97)
09:06 所ジョージ / 雪 ('99)
10:00 所ジョージ / ドーナツで生き返る ('14)
11:01 所ジョージ / 雨上がり黒い路上 ('97)
13:22 所ジョージ / RCA 77DX (Vo: Aika Kawashima) ('14)
まあ、おれが選曲するとしたら所さんになりますよね、常識的に考えて。
ミックスを作るにあたって気をつけたことは以下の3点です。
1) 所さんの「多作さ」を表現するため、各曲の尺は短めにし、曲数は多めにする
2) 水曜深夜に流れる番組なので、テンポの速い曲は避ける
3) 変な歌詞の曲は避ける
そしたらこんな感じになりました。
いちおう書いておくと、出だしのとこで同番組のジングルが鳴ったり、終わりのとこでテイ氏のナレーションが入ったりして、ちゃんと番組仕立てになってます。凝ってますね、とか後輩に云われたいやつです。
■しかし、この番組で昨年七月に放送してた、まりんの15分ミックスは良かったなー。'90年代後半のモンド/ラウンジな感じで。
■
前回のエントリ で、「おれがいつもKENT CRISPSを買ってた店が、取り扱いを止めてしまった 」と書いてるのですが。
これを書いた翌日、その店に行ったら、ものの見事にKENT CRISPSの取り扱いが復活してました…。あるよね、そういうことって。
なので、無事に「SEA SALT & VINEGAR WITH BIDDENDEN CIDER」の150g大袋を買うことができました。ボンカレーと比較すると、その大きさがわかります。しかし、なんだろう、「BIDDENDEN」って。
■悲しいお知らせもあります。上記のエントリで、トリュフ香料を使ったポテトチップスはもう飽きた、みたいなことを書いたんですね。
で、昨日、缶入りの黒トリュフ風味ポテトチップス(アラブ産)を開封するとき、金属製のフタで指を切ってしまいました。トリュフ香料の悪口を書いたバチが当たりました…。薬局にバンソウコウを買いに行ったのは何年ぶりだろう。
ちなみに、「飽きた」とか書いてるわりになぜ黒トリュフチップスを食べようとしてたかというと、単に買い置きしてたやつを消費したかったからです。今日は40g食べました。
■甘いものは休みの日に食べることが多いです。が、平日は平日で甘いものを口にすることはあります。
ファミリーマートで売ってる大福、あれは平日に食べることがありますね。オードリーのラジオで若林氏も言及してたように思う。
塩豆大福税込百四十円。一口サイズのもあるけど、おれは普通の大きさのをよく食べます。
■音羽g堂の豆大福にはかなわないですよ。そりゃ、かなわない。でも、これはたいがいのファミリーマートで売ってるし(売ってない場合もありますが…)、百四十円。手に入れやすい。
手に入れやすい、って大事だと思うんですね。たとえば、いくらおいしい豆大福があるって云われてもさ、
店舗が遠方にしかない、とか。
お取り寄せをすると送料だけで1500円かかる、とか。
通販は何ヶ月待ちだ、とか。
ごくまれに都内のデパートの催事場に神出鬼没に出店するときにしか買えない、とか。
あるいは東京都内のお店でも平日の朝早くから並ばないと買えない、とか。
マイナー路線のマイナー駅から徒歩17分くらいかかる、とか。
そんなんだったらしんどいですよね。そこまでやる気出して買いたくない。うっかりやる気出しすぎて大福をきわめちゃったら、一年に2000個の大福を食べる男、みたいな感じで『マツコの知らない世界』に出演してしまうハメになってしまいます。そこまで大福を愛したくはない。あの番組を見てると、
なにかにのめりこみ過ぎない って大事なことだなー、と思う時があります。いいけどさ。
■それはさておき、ファミリーマートの大福は百四十円で、24時間いつでも買えて、そしてそこそこおいしい。コンヴィニエンスなストアーやスーパーで買う和菓子ってハズレを引くことも多くて(真理)、それでもうっかり買っちゃうことも多いわけですが(これも真理)、この豆大福は悪くない味。この値段では、けっこうがんばってるほうじゃないでしょうか。苦しうない。愛いやつじゃ。
∴
■しかし、改めて考えると、おれの部屋から歩いて行ける範囲に音羽g堂があるってのは便利だな。大福環境には恵まれてます。なんだよ、大福環境って。
■先週末の甘いものです。
■ご近所、といっても差し支えないようなあるような、そういった距離感の音羽g堂。豆大福が有名なこの店ですが、豆大福に加えて、この
黒いつぶつぶを持つ謎の物体 も買いました。美味しそうだったので。
この黒いつぶつぶを持つ謎の物体の名前を知らなかったので、お店の人にこれは何ですかと訊いたら、「カノコです」と云われました。鹿の子。これまでの人生で、何度かは口にしたはずなのに、その名を知らない。そういうのってあるよね。豆大福も美味しかったですが、鹿の子も美味しかった。
■で、とあるお店のジャムパン。オードリーのラジオで若林がジャムパンの話するとき、話題に挙げてたような挙げてなかったような…。
りんごといちごを買いました。各三百五十円くらい。
おフランスパンの中に、お上品な味のジャム。結論から云うと、おれの口にはちょっと本格的すぎたようです…庶民的な舌しか持ち合わせてなくてすいません。ジャムパンは、ふつうの食パン(
ぐしけんパンの「健康パン」 等)をトーストせずに、アヲハタのジャム乗せるぐらいがちょうどいいかも。
■さて木曜の朝です。この、週末が見えてきた感じがちょっとうれしいです。土日はどんな甘味を摂取しようか。そういうことを考え始めるタイミングです(というのはちょっとウソで、このところ週に八日はそういうことばかり考えてるような気がする。笑)。
■きょうは珍しく焼きそばパンを食べました。
この焼きそばパンという食べ物はどれくらい全国区なのでしょうか。少なくとも、おれが子供のころの沖縄にはなかった。全く完全にアブソリュートリーなかったわけでもないだろうけどね。でも、学園もののマンガになぜか出てくる食べ物、ってイメージで、日常生活ではまずエンカウントしなかった。
■でさ、その焼きそばパン、食べたはいいんだけど、なんというか、食べたあと、「見た目ほど顧客満足度 は高くない味だよな…」と思ってしまった。思っちゃったんだからしょうがない。
いや、見た目は美味しそうなんですよ。麺類界のスタアである、あのソース焼きそばさんが具にフィーチャーされてるんですよ。画ヅラがキャッチー。思わず手に取ってしまう。
でも、実際にラップむいて食べ始めるじゃないですか。そしたら、なんか、こう、せっかく賞レースで優勝したのにもかかわらず、各種テレビ番組のお試し出演を一周するかしないかのうちに見なくなってしまうコンビ(誰もかもめんたる のこととは云ってないじゃないですか。落ち着いてください)みたいに、食べ始める前の期待が一口ごとにしぼんでいくのが分かる。
なんなんだろうな、あの「思ったより飛距離の出ない味」は。焼きそばとパンの相乗効果によって得られてるものがあまり無いと思う。わざわざ組み合わせるほどじゃない。そもそも食感がよろしくない。焼きそばとパンはやはり別々に食べるべきです。※個人の感想です。
■──などといろいろ書きましたが、検索すると、なんか五年くらい前の『怒り新党』でこの話題が出てたみたいですね。みんな同じこと思ってるんだな。まあもちろん焼きそばパンが好きな人もまた一定数いるんだろうけど、そういう人がこの文章を読んでたらすいません。
ちなみにきょうはカレーパンも食べました。そういえばカレーパンって、あまりハズレがないかも。カレーパンは裏切らない。※個人の感想です。
■おいでやす小田って、ミキの兄から「大声でわめく仕事」を奪ってるんじゃないだろうか、とか考えてるうちに四月も終わりです。半蔵商店でございます。ミキは苦手です。
■最近はですね、ドイツ産のBaren Metというものを飲んでます。あ、厳密には「a」の上に、イクラかキャビアのようなものが乗ってます。
──あれはドイツ語の「ウムラウト」ですね…魚卵ではないです (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
ラベルにはクマの顔が真顔で印刷されてます。Barenは「熊」、Metは「ミード」、つまりハチミツ酒ですね。熊さんのハチミツ酒、とか、クマ印ハチミツ酒、みたいな意味だと思われます。
もちろん甘いんです、ハチミツだから。なので、なーんか甘いものがちょっとだけ欲しいなーってときに、きゅっと一口、ラッパ飲みすると口寂しさや空腹感が紛れます。アルコール分15%だから、胃も温まります。
最近お気に入りの、クラフトボスレモンティーで割ってもうまいです。このレモンティー、ようやくうちの近所のスーパーでの扱いが始まりました。
■で、今日買ってきたのが、このIPA。あ、IPAってのは、インディア・ペールエール のことですよ。
国際音声記号 じゃないですよ!(言語学者ジョーク)
なぜこのビールを買ったか? ラベルの猿がかっこいいからです。それ以外に理由なんてない。このラベルじゃなかったら、おれは買わなかった。酒って、ラベルが9割だな。上記のミードも、あのクマ公が印刷されてなかったら、おれはたぶん買ってない。どんなに美味しいお酒だってさ、まず手にとって買ってもらわないことにはね。だから、ネーミングとかデザインとかコピーとかキャラクターとか、そういうのが大事になってくるんですよね。
330mlで500円、と少々お高いですが、來る五連休を壽ぐ一杯ってことで、これくらいの贅沢は許してほしい。商品名はライディーンビールIPAといいます。YMOファンも反応する名前ですね。新潟は魚沼の会社が作っているそうです。ラベルには、"仕込水は南魚沼の軟水「雷電様の清水」です"と書いてある。
王冠もかっこいい。
■先日、インターネット(人類の悪い部分をぎゅっと凝縮したもの)を見てたら、ケンタッキーフライドチキンを炊き込みご飯にするとうまい、という情報が目に入りました。
なんというか、ケンタッキーと炊き込みご飯という取り合わせが、「あー、ちょっとやってみたいかも」と思わせる絶妙なポイントを突いてきます。うちの近くにはケンタッキーはないし、そもそも家に炊飯器はないし、といった環境で生活しているんですが、とはいえ気になったので試してみました。
いちいち写真を撮るのがめんどくさかったので、代わりに
ネットで拾ったハナコの画像 を貼っておきます。ここはそういうブログです。ガマンしてください。
レシピは
こちらのサイト を参考にしました。
■まず、ケンタッキーに行ってニワトリを揚げたやつを買ってきます。当たり前ですね。3ピースで税込み740円。ビスケットも買おうと思ったんですけど、単品で230円もするので買えませんでした。あれはもう中世ヨーロッパの王侯貴族や、幡ヶ谷にマンションを持ってる地主の息子の食べ物です。庶民はあきらめてください。
■で、つぎにコンヴィニエンスなストアーで、無洗米2合と醤油を買ってきました。米と醤油を常備してなくてすいません。
■部屋に帰ってきて、真顔で米を炊きます。ま、前述の通り、炊飯器などというハイテク機材は所有してないので、ふつうの鍋で炊きます。
ふつうの鍋に無洗米2合を投入し、水をまあ400ccくらいか、注いで45分くらい浸します。
■はい、45分が経ちました。ケンタッキー3ヶを、水に浸った米の上に並べます。すいません、本当のこと書くと、並べる前に一口だけチキンかじりました。おいしそうだったので。
で、ケンタッキー3ヶを無事並べたら、醤油大さじ1、適当に塩コショウ、そしてIH調理器(IH調理器なのです)のスイッチを入れます。で、火加減(?)を調整しつつ米を炊きます。具体的な火加減のあれは省略。知りたい方は「IH 鍋 米を炊く」で検索するか、あるいは電気炊飯器を使うとラクです。
■最後に米を10分ほど蒸らして、できあがり。鍋のフタを取ります。食べます。
■このケンタッキー炊き込みご飯、食べてみると、美味しいといえば美味しいんだけど、「まあそりゃこういう味になるよな…」といった気分がなきにしもあらずと云えないこともないような気がしないでもない。美味しいといえば美味しいんだけど。
正直、水に浸した米の上にチキンを並べてるときがピークだったのかもなあ…………と思わないようにしながら、生卵を割って入れるなどして味に変化をつけつつ食べました。
いや、美味しいといえば美味しいんですよ。米2合あっさり食っちゃったもん。笑
ただ、より美味しくするために、他の調味料を足す、あるいはコーンなどの具を入れる、など、いろいろ工夫のしどころはありそうです。
■次はケンタッキー(骨あり)でなくファミチキ(骨なし)でも炊き込みご飯を作ってみようと思います。会社の先輩からは「ケンタッキーのほうが、骨があるぶん美味しいダシがとれると思うんだけど」と云われておりますが、しかし会社で何の話してるんだ。
1/24(日) NHK FM 眠れない貴女へ
1/25(月) J-WAVE TOKYO M.A.A.D SPIN [上]
1/28(木) J-WAVE GROOVE LINE
2/1(月) J-WAVE TOKYO M.A.A.D SPIN [中]
2/3(水) 東京エフエム TOKYO SPEAK EASY
2/8(月) J-WAVE TOKYO M.A.A.D SPIN [下]
2/12(金) 文化放送 大竹まことゴールデンラジオ
2/15(月) dommune
2/21(日) 配信 近田春夫×萩原健太 音楽評論サミット
■↑自伝『調子悪くてあたりまえ』発売に伴う、ここ最近の近田春夫のラジオ(と配信)露出をまとめてみました。抜けがあったらすいません。グルーブラインは聞き逃しました。
昨日はdommuneを見てました。イトーセイコーのメガネのフレームが八角形だったのがあまり意味が分かりませんでした。近田氏はぬか床と佃煮で起業したいそうです。音楽の話は少なかったかな。笑
2/12のゴールデンラジオは、大竹まことと近田春夫という取り合わせが'80年代末の『宝島』っぽいよな。
■自伝のほうですが、少しずつ読み進めてまして、いまハルヲフォンがセカンドアルバムをリリースするところまで来ました。
■ところで以前、近田春夫が作った『ウゴウゴ・ルーガ』の初代オープニング曲が好き、と書きましたが、そういえば一時期エンディングだった「あきのくりづくしメニュー」も好きでした。この曲もまた近田春夫の作だった。CD持ってたなあ。部屋にまだあるかな。みなさん千日前ちなつ・ちあき って覚えてます?
■右下の親知らずを抜いて約2週間。
歯茎を切り開いて、アゴの骨を削り、親知らずを砕いて抜いて、歯茎を縫い合わせたわけですが、この2週間、抜歯した跡を縫い合わせた糸が、おれの口の中でずっとチロチロチロチロ、チロチロチロチロしてたわけです。ここ2週間、フォーエバー、チロチロチロチロ、チロチロチロチロ。
チロチロチロチロ気になるもんだからさ、つい舌先でこのチロチロチロチロを、 チロチロチロチロと触っちゃうんですよね。そんなにチロチロチロチロチロチロチロチロするもんかね?と疑うお侍さんもいらっしゃるかとは思いますが、実際、糸の先端がチロチロチロチロチロチロチロチロするんだからしょうがない。
まあ、このチロチロチロチロチロチロチロチロは、「親知らずの抜歯は済みましたよ」を意味するチロチロチロチロチロチロチロチロでもある。だから、舌先で触るとうっとうしく感じる一方、どこか安堵するところもある。
■でもね、きのうの土曜の夕方、近所の歯医者で抜糸しましたよ(抜糸は、抜歯した大学病院じゃなくて、近所の歯医者でできました)。
その近所の歯医者の先生が、抜糸の最中に「うわ、これかなり強く縫ってあるわ」みたいなことをつぶやいていましたが、まあ無事に抜糸は終わりました。
もう、固いものや熱いものを避けたりせず、普通の食生活に戻っても大丈夫なようです。
■そう、右下の親知らずを抜いた理由として。
ほら、以前も書いたけど、おれの親知らずって以前3本抜いて、この右下の親知らずを残すのみとなってたんですね。なので、右下に1本だけ親知らずが残ってて、左右非対称な、横文字だとアシンメトリーって云うんですか、そういう状態になってたんですね。それが気になっちゃっててね。なんかバランス良くないじゃないですか。その左右非対称が解消されたのもちょっとうれしい。もちろん、親知らずをほったらかすと虫歯のリスク云々が気になるってのもあるんだけどさ。
■歯医者の帰り、抜糸祝いとして、千五百円くらいするハンバーガーを食べました。ポテトとコーラをつけると二千円超えました。まあ、親知らずの抜歯は一種の通過儀礼なので、ちょっとくらい祝ってもいいと思う。
■報道にありますとおり、先週の金曜日に歯茎を切り開いて、あごの骨を削って、親知らずを砕いて抜いて、ふたたび歯茎を縫い合わせました。
↑あらためて文字にすると、なかなかオオゴトですね。実際、その跡がまだ少し鈍く痛みます。ロキソニン飲んでます(歯医者で処方された分はぜんぶ飲んだので、自分で買い置きしてたものを飲んでいる)。
酒はまだ飲んでません。そろそろ飲もうかとは思ってるけど。あと、ポテトチップスやナッツのような、固い破片が口の中に散らかるような食べ物もまだ食べてません。
■そんな思いまでしてわざわざ親知らずを抜かなくてもよかったような気もしますが、やはり奥歯の虫歯の潜在的なリスクになるのと、あと、やはり抜歯って体力を使うので、だったらトシとってから抜くよりは今のうちに抜いといた方がいいな、と思ったからです。ほら、よく云うじゃないですか、「今日がこれからの人生で一番若い日」って。
とはいえ、しんどいですね抜歯。親知らずを抜いてそろそろ一週間ですが、回復のために心身のリソースが少なからず割かれている自覚があります。まだ本調子ではありません。
∴
■そんな中、先日
「ファる巻(タコスミート)」 なる商品をファミリーマートで買い求めました。なかなかうまいね。これなら口を大きく開けなくても食べられるので助かる。いまはまだアゴに負担をかけたくない時期なので。
でも商品名が良くないですね。なんだこの名前。ファミリーマートの春巻きだからファる巻なんだろうけど、これレジの人に頼むとき恥ずかしいわ。
しかも、勇気を出して「ファる巻ください」って云ったのに、レジの人に「は?」って聞き返されたわ。親知らずを抜いてしんどい思いをしている人間に恥をかかせるんじゃない。
しかし発音しづらくて聞き取りづらいネーミングってなんなんだろうな。32歳くらいの商品開発部のやつが面白半分で提案した案がそのままうっかり採用されたパターンだと思う。別にいいですけど。
■えー、私事で恐縮ですが、おととい金曜日に、ついに、とうとう、finally、右下の親知らずを抜きました。
いやーーーーー、前から抜こう抜こうとは思ってたんだよね。でも思うだけだったんだよね。ここにきて、ようやく抜きました。おめでとうございます。ありがとうございます。
■そう、だいぶ前に、右下以外の三本は抜いてたんですよね。なんで右下だけ残してたのかな? もうその理由が自分でも思い出せなくなってます。工藤静香と生稲晃子と、もうあと一人のメンバーの名前くらい思い出せなくなってます。
この右下の親知らずですが、おれの場合はほっといたからといって、痛みなどもまっっったくなく、日常生活に不便や不自由があるわけでもなかったのですね。なので、長年ほったらかしてたわけです。
でも、近所の歯医者に定期検診に行くたび、「この親知らずは抜いておかないと将来虫歯の原因になるかもしれない」というようなことはたびたび云われてたんですよね。なので、おれとしても、親知らずを抜かずにいることが、なんだかツケがたまっていくような、人生の宿題をサボってるような気になってまして。
そんなわけで、意を決して、近所の歯医者で紹介状を書いてもらって、都内某所の大学病院の歯科で親知らずを抜くことにしたわけです。
■というわけでね、金曜の朝10時にね、歯茎を切開して、親知らず近くの骨を削って、親知らずを砕いて抜歯して、歯茎を縫い合わせました。
いや、もちろん麻酔してるからぜんぜん痛くはないんだけど、手術中は口をずっと大きく開けていないといけないので、それがしんどい。あと音。骨を削ってるときの音はやはり怖い。「おれの体の一部が機械で削られてる!」って実感があるからね。このタイミングで、なにかの間違いで麻酔が切れたらすげーイヤだな、と思うなどしたので、テイ・トウワの「ラブ・パンデミック」のような明るい曲を頭の中で再生するなどしてがんばりました。
それと、抜歯した跡を縫うとき、その糸が時おり口もとを撫でる感覚が、なかなか妙でね。「あ、おれ、いま口の中を縫われてるんだ」と、こちらも変な実感がある。まあ、切ったり削ったり砕いたり縫ったり、人間なんてハードウェア的にはパーツの寄せ集めである、ということを意識させられました。
抜歯は40分弱で終了。抜いた親知らず(二つに割れて、血に染まってました)を先生に見せてもらったとき、一瞬「持って帰ろうかな」と思ってしまった。やっぱり自分の体に長年埋まってたもんだからさー、うっかり情がわきそうになった。笑
とはいえ、持って帰ったところで現実的にどうすんだ、ってこともあり、先生には「持って帰っていいですか?」とか、そういうことは訊きませんでした。
血行が良くなると出血の原因になるので、今日は湯舟につかるのは禁止、運動も禁止。お酒は三日間禁止。と先生から説明されて終了。
で、電車でなくシータクちゃん(春日語でタクシー)で茗荷谷まで帰りました。なんたって、歯茎を切開して、骨削って、親知らず砕いて抜いて、歯茎を縫い合わせたわけだからね。タックス(春日語でタクシー)使ってもバチは当たらないと思います。
■で、翌日の土曜日。この日はたまたま近所の歯医者で定期健診&クリーニングの日だったんですね。
こちらの歯医者の先生に、親知らずを抜いた跡を見てもらったところ、「キレイに抜けてる」とのことでした。よかったよかった。
■ところで食生活はだいぶ不自由しております。熱いものを口にすると、抜歯した跡が痛むんですね。かといって季節柄、冷たいものも積極的には口にしたくないです。なので、熱くも冷たくもないものを食べております。惣菜コーナーで買った餃子を常温のまま食べるなどしてます。あとは、もりそばとか。
固いもの、辛いもの、酸っぱいものなど、口の中を刺激するようなものも当分は控えます。
あ、あと、インターネットでちょっと調べたら、麺類も良くないらしいんだよね。麺をすするときに、抜歯したあとできるかさぶたがとれちゃう可能性があるので、それが良くないらしい。もう、そばとかうどんとか食べちゃってますが…。
∴
■ということで、いま、おれの口の中には親知らずがもう四本ともありません。なんだか、人生の通過儀礼を、無事ひとつ済ませた感がある。
■明日から師走、とかいう荒唐無稽きわまりない都市伝説を小耳に挟みました。こういった流言蜚語に惑わされないようにしたいものです。ようするにインターネットなど見てはいけません。人類はただちにインターネットを廃絶するべきです。半蔵商店でございます。
■それはさておき、おれの日本ヘリコプター輸送株式会社あらため全日空のカードに貯まってたマイルが、今日で期限切れだったんですね。12000マイルくらい。あぶねーな。うっかり失効するところだった。12000はでかいよ。気づいてよかった…。
ま、貯まってたマイルはトータルでも20000ちょい、といったところだったので、これを機に20000マイル(ジュール・ヴェルヌっぽい)を二万円分のEdyに変換しました。ふだんそこまでマイルのことを意識して生活してるわけじゃないから、二万円の臨時収入があった気分です(笑・あくまでも気分。もともとおれのマイルなんだし、それを忘れかけてたってだけの話だから)。
Edyって、コンビニとかファストフードで使うイメージだけど、いま調べたら恵比寿のウェスティンホテルでもEdy使えるんだな。あと渋谷のタワレコとか(なぜかピンポイントで渋谷のみ)。
■ま、失効ぎりぎりのマイルをEdyに換金できたので、今日は合格です。
■昨日の土曜日はひたすら散歩してました。
『木梨の会』が始まる朝六時に茗荷谷を出発して
↓
後楽園
↓
飯田橋
↓
市ヶ谷
↓
四谷三丁目
↓
千駄ヶ谷
↓
表参道
表参道の茶屋で、昔アラブの偉いお坊さんが恋を忘れたあわれな男に教えてあげる系の飲み物を牛の乳で割ったやつを飲んで休憩。この時点で朝の九時。
■で、一時間ほど休憩して、そこからまた十時に出発。
表参道
↓
広尾(ナショナル麻布をのぞくなどした)
↓
麻布十番(日進ワールドデリカテッセンをのぞくなどした)
↓
芝公園
↓
御成門
↓
新橋
↓
勝どき
まで歩きました。勝どきに着いたのは午後一時半ごろだったかな。茗荷谷から勝どきまで歩けるもんなんですね。
■で、勝どきから大江戸線に乗って。本郷三丁目で降りて。茗荷谷まで歩いて帰りました。
家に着いたのは三時ちょっと過ぎ。アイフォーンで確認すると、41842歩、25.9kmを歩いたことになってました。笑
■で、昼寝少々。部屋でごろごろするなどし、夜の七時に隣駅のスーパーまで歩いて買い出しにいきました。
この日はもう少し歩きたい気分だったので、ちょっと遠回りしつつ歩いて。部屋に戻った時点で、アイフォーンは49202歩、30.4km。という表示になってました。一日で三十キロも歩いたのか。あ、「さん
じゅっ きろ」じゃなくて、国語的に正しく「さん
じっ きろ」って読んでね。
∴
■そして今日の日曜日は、朝の六時から自宅で仕事の宿題をやっておりました。泣
でさ、途中、そりゃメシ食ったり、三十分ほど昼寝したりはしたけどさ、終わったのが午後三時だぜ。休日に九時間も働いたのか…。
■疲れたので、夕刻、近所のスーパーで
デリーのカシミールカレー と豚ヒレ200gを買い求めました。そう、あのー、年に何回かなんだけど、疲れてるときはこれ食べるんですよ。
まず鍋で肉を軽く炒めます。肉に火が通ったら、カレーソースを鍋にあけ、温めます。沸騰寸前で火を止めます。はい、できあがり。
うん、カレーソースをライスにかけるんじゃなく、そのまま食します。「濃いめのスープ」ぐらいの認識で食します。ライスは用意しません。あくまでもカレーソースと肉だけです。
肉はなんでも好きな肉でいいと思う。ただ、おれはいまダイエット中なので、カロリー低そうな豚ヒレにしてます。
■そう、かなり辛いです。最初期の藤井隆ばりにホットホットなので、辛さが苦手な方は注意してください。一口一口と飲み進めていくほどにおなかがポカポカしてきて、胃の輪郭を意識させられます。その辛さがね、なんかカラダに良さそうな感じで。
「疲れたときは、デリーにカシミールカレーを食べに行く」と、スタパ齋藤氏が書いてたのを読んだ覚えがある。間違ってたらごめん。
∴
■さて。このカレーソースを摂取したら、ちょっと元気になってきたので、いまからまた夜の散歩に出かけようと思います。さすがに三十キロは歩きませんが。笑
■皆様ごぞんじの通り、10月は全国テイトウワ強化月間です。といった意味も含めまして、この10月に手に入れたテイトウワ物件について書きます。
■
Sweet Robots Against The Machine「Latte & Macaron (Relax Version)」
歌舞伎座の裏手にある、変な自動ドアでおなじみの出版社がかつて『relax』っていう雑誌を作ってました。元禄の時分の話です。いまはない。ただ、現行の『POPEYE』の後半のページがやたらとrelaxっぽいので、これが実質的に現在のrelaxと呼べるかもしれない。
このCDは、relaxの'02年のある号の付録で、定期購読者に配られ、一部の大型レコード店で売る分に付いてきたようです。SRATM「Latte & Macaron」の別バージョンです。別バージョンと云ってもね、基本的なトラックはオリジナル(セカンドアルバム『Towa Tei』に入ってるバージョン)といっしょで、上に乗っかっているアイボ(だよね?)の電子音がほんのちょっとだけ違う……ように思う。でも、ほんとに誤差くらいの違いしか無いです。
あと、このCDには「Free」のMVを使った『Towa Tei』のテレビCM動画がおまけとして含まれています。テレビCMやってたんだね。
■
『Sweet Robots Against The Machine』アナログ
云わずと知れたSRATMのファースト。アナログでも買ってみました。そう、この、右上のね、POPっていうんですかね、シュリンクの上から貼られてるこの緑丸のシールが大事なんですよ。この緑丸がジャケのデザインを引き締めている。おれが買った盤は、シュリンクがくちゃくちゃになっててあまりキレイではなかったんだけど、まあ安かったので。
このレコードは通販で買ったんですが、なぜかサイズを10インチだと勘違いしてたんですね。いざ届いたら普通のLPサイズだったのでちょっとびっくりしました。笑
ちなみに、
ジャケットの写真の使用料が700万円、制作費が100万円 だったそうです。制作費については、『サンレコ』'97年2月号によると、ボーカリストのギャラとバリ島でのカレー代しかかからなかったとか何とか。
裏ジャケの、いわゆる「スペシャル・サンクス」の欄に記されている、
Dead Life Records(your negativity grows my positivity)
という謎の文字列は、やはり以前所属していたレコード会社と関係あるんでしょうか。
■
『スペースインベーダー大作戦』
'03年のCD。タイトーの『スペースインベーダー』25周年を記念して、インベーダーの音を素材にした曲をいろんなアーティストに発注した、まあ当時よくあった種類の企画盤です。
このCDには、「Towa Tei vs Sweet Robots Against The Machine」という名義で参加しています。ケンイシイも、「Ken Ishii vs FLR」ってなってるんだよね。他の多くのアーティストは二人一組で曲を提供して「○○ vs ●●」という表記になってるので、それにそろえたのかもしれない。
で、テイトウワ目当てに買ったCDですが、肝心のテイ氏の曲はというと………………………………………………………………あ、ケンイシイの曲はかっこ良かったですよ。ほかにもいくつか好みの曲があった。
そうそう、このCDにはスケッチ・ショウも参加してるんですね。豪華ですね。クレジットは細野作曲となっているので、打ち込みも細野さんだけでやってるかもしれない。曲というか、CD冒頭のジングルみたいな感じなのですが、'03年版の「Bridge Over Troubled Music」といった趣もあります。
∴
────と、ここまで書き終えたところで、
昨日は間違ってテキストエディタを閉じちゃったんですよね 。笑
もうちょっと細かく説明すると、テキストエディタとイラレを開いてて、それぞれで別の作業してたんですね。で、イラレのほうを閉じようとして、まちがってテキストエディタを閉じちゃったんですよ。「これ保存しますか?[はい][いいえ]」って小画面が出てきたんだけど、そこでもなんのためらいもなく「いいえ」を押しちゃったんですよ。
まあ、人間でいる限りヒューマンエラーからは逃れられません。当たり前か。いや、この当たり前のことを理解できない(理解したくない)人って人口に一定の割合でいるよな……。
■皆様ごぞんじの通り、地球上の音楽は「所ジョージ」「所ジョージ以外」の二つのジャンルに大別されるわけですが、今回は後者の話。
■テイ・トウワの'94年のソロデビューアルバム『フューチャー・リスニング!』は、'07年にリマスターされてるのですが、そのリマスター盤では、7曲目「サン・オブ・バンビ」にボーカルが入ってないんですね。すいません、おれ、発売から13年を経て、先週やっと気づいた…。この盤、リアルタイムで買ってるのにね。人生そういうことあるよね。
しかしなんでボーカルがカットされてるんだろう。クリエイティブ上の理由か、契約方面でなにかあったのか。
■テイ・トウワのベスト盤『Towa Tei / Best / Korea』って2種類あるんですよね。
一つは14曲入りの盤。もう一つは12曲入りの盤。
このHMV(小林克也風に発音するとエイチェムヴィー)のページに 、
「韓国の初回3000枚は不本意なクオリティのものとなってしまい、3001枚目から立会いのもとマスタリングし直した。基本選曲は向こうメーカーサイドのものながらも、再選曲、リマスタリングで自分なりに納得いくものとなった。特に"Groove Is In The Heart"は12"versionを12年ぶりにリマスタリング!ここでしか聞けないマストアイテムとなった」 という本人コメントが載ってるけど、これはたしか発売当時に公式サイトの日記ページに載ってたものと同じだったはず。
つまり、初回ロットはもともと14曲入りだったんだけど、それが本人にとって不満な出来だったため、選曲とマスタリングをやり直した12曲入りのが改めて発売された──ということのようです。このことは、
日本語版Wikipedia には書かれてますが、
Discogs には書かれてません。
ちなみに手もとの盤を確認してみると、おれのは12曲入りのやつでした。
■テイ・トウワのミックスCDが2012年に発売されている。『The Beat Goes On ~SALSOUL CLASSICS MIXED BY TOWA TEI~ 』というCDです。すいません、これも先週ぐらいに初めて知りました…。いや、でも2012年って、おれ普通に『MACH 2012』買ったり、代官山のトークイベント行ったりしてたぞ。ちゃんとテイ方面を観測してたつもりなんですが……。あんまり宣伝してなかったのだろうか。
■テイ・トウワが「ハッピー」で『HEY!HEY!HEY!』に出てたときのキャプチャ↓。なぜか一瞬バカリズムに見えた(※個人の感想です)
。
今日は午後からしだいに肌寒くなり、雨もぱらついておりました。明日の文京区は、終日摂氏十五度、終日小雨、といった天気になるようです。
そんな気候の中、この夏は冷やし中華を食べてなかった、と急に思うなどしました。
いや、そりゃ十月だろうと冷やし中華を出す店はあるでしょう。でも、あれはね、三十度以上ある日に食べないとね。で、絶対に食後に腹がたぷたぷするので後悔すると分かっていながら瓶ビール(ほんとは小瓶が好きなんだけど、中華屋って中瓶か大瓶しか置いていない)を頼んじゃうよね。
三十度以上ある土曜の昼下がりに、冷やし中華頼んで、ビールも頼んで、腹たぷたぷになって、ビール頼んだのは失敗だったなーって後悔したかった。
この夏もいろいろおいしい物を食べただろうに、食べ損ねた物について思いを巡らせてしまう。損な性分です。
■いま部屋に有精卵が50ヶあります。半蔵商店でございます。
先日、テイ・トウワの「A Ring」というCDを買いました。'99年のアルバム『Last Century Modern』からのシングル。
■500枚限定。おれの記憶が間違ってなかったら、渋谷と心斎橋のHMVだけの限定販売……だったかな……?? 違ったっけ? 販路がかなり限られた売り方だったような…気がする。少なくとも、おれが当時住んでた福岡では買えなかった記憶がある。
令和2年の今だとピンとこない数字かもしれないけど、テイトウワのCDが500枚限定ってかなーりの極小ロットに感じられたんですよ、1999年というCD時代には。
■パッケージはめちゃくちゃ質素。片面が透明で片面が不織布のおなじみのCDケースに、ラベルをぺたっと貼っただけ。定価五〇〇円。
「A Ring」と「A Silver Ring」の2曲入り。ラベルによると、前者は『HEY! HEY! HEY!』のエンディング曲で、後者は「very special track only available on this disc」とのこと。曲名から察すると前者の別バージョンでしょうか。まだ聴いてない。これから聴く。
∴
■テイトウワと云えば、おれが数年前にテイトウワ関連の音源だけで一時間のコラージュ/カットアップを作ってて、内容がほぼ完成しかけたのにHDDがぶっ壊れてしまいすべてが虚無に帰したエピソードトークはあまりにも有名ですが、その心の傷もそろそろ癒えてきたので、再挑戦したいと思います。いまのおれなら数年前のおれよりもいい物が作れる! とも限らないのですが。
■太ったのでダイエットしております。
ジムかなんか行けばいいんだけどさ。徒歩数分の所に区のスポーツセンターがあるんだけど、なんか足が向かなくてね。四年前(平成)に一回行ったきりです…。石神井公園にいたころは10年くらいジム行ってて、それこそ瞬間最大風速で週4回は行ってたりなんかしたりしてたんだけど、それは駅と自宅の間にジムがあって、単に便利だったからなんですね。これが自宅から徒歩22分のところにあるとか、一回バス乗らないといけないとこにあるとかだったら10年も通ってなかったな。なので、これからジムに通おうとする人は、ジムの近くに引っ越した方がいいですね。なんならジムが1階に入ってるマンションに住むとかね。お金のある人だったら、マンションを建てて1階にゴールドジムを誘致するなり自分で経営なりすればいいと思う。
で、まあ、ジムの近くに引っ越すのも手間なので、まあ、食い物方面で摂生しようと思いまして、ここ2週間はできるだけカロリーを抑えた食生活を送っております。
■以下、最近作ってみたメニューです。カロリー重視の上に自己流なので別にうまくはありません。おすすめはしない。
・麺なし焼きそば
もやし、えのき、ベーコンを炒めて、ソースで味付け。白ごまと刻んだネギを振りかけて完成。
・麺なしカルボナーラ
もやし、えのきをさっとゆでる。お湯を切ったあと、オリーブオイルとベーコンで炒める。市販のカルボナーラソースをかけます。
・ライスなしカレーライス
もやし、えのき、肉(カロリー低いのならなんでも)を炒めて、水300〜400cc(気分により変化)を入れてしばらく煮る。その後バーモントカレー(バーモントカレーじゃないと困る)を2かけ投入して10分ほど煮込む。
ただね、バーモントカレー自体のカロリーは無視できない。最近はカロリーオフのバーモントもあるから、そっちも試そうと思う。
・野菜と鶏むね肉を煮ただけのアブストラクトな何か
煮物、とも呼べない抽象的な何か。下手すると料理とも呼べないかもしれない。スーパーで買ったカット野菜と鶏むね肉を、インスタントラーメンの粉スープでほんとに煮ただけ。ま、これくらいカンタンじゃねえとダイエットなんか続かねえよな、ってのはある。
正直に白状すると、残ったスープでインスタントラーメンをゆでて、〆に食べることはあります(でも半個だけね。一個まるまるはさすがに食べない)。
サッポロ一番塩ラーメンの粉スープだけ売ってたら便利だなあ、とはたまに思います。
・卵を三個つかったスクランブルエッグ
卵を三個つかったスクランブルエッグです。あ、副菜とかじゃなくて、これだけで一食ってことね。
■あとは小腹が空いたら炭酸水、ノンカフェインのコーヒー、ほうじ茶、で空腹感を紛らわせて、どうしてもなにか食べたくなったら魚肉ソーセージかノンオイルツナ缶を食べます。ともに80kcalくらい。
でも一日に一食は外食することももちろんあります。そのときはカレーならライス少なめで発注したり、立ち食いそばだったら大盛り頼まず普通盛りにしたりします。って書くまでもねえなこんなこと。
■そんなもんばっかり食ってて楽しいか? って話ですが、まあ、そりゃ楽しくはないです。笑
ただ、カロリー計算とか、謎の低カロリーメニュー(おいしいとは云ってない)を考えるのとか、そういうの自体がちょっと楽しくなりつつあります。
■そう、あのー、食べるのが好きなのですね。夜にドミノピザLサイズひとりで食っちゃったりとか。それゆえ、食べることをきちんと楽しむためにも、ふだんは適切なカロリーコントロールを心がけよう、と思っております。いまのこと2週間で3kg減ってます。
■としまえんが昨日で閉園しました。としまえんからそう遠くない石神井公園に十年以上住んでましたが、ついぞ行く機会はありませんでした。
■でも、としまえんのことは子供のころから知ってました。なんで沖縄に住んでる小学生がとしまえんを知っていたかというと。
一つは
CM NETWORK という嘘みたいな名前のバンド(というか、まあ企画盤制作スタッフが便宜上名乗ってる名前)がCMソングをひたすらメドレー形式にした「CM DISCO NOW&THEN」というシングルCDを発売してまして。
そのなかに、
♪ としまえんのハイドロポリスは
♪ としまえんのハイドロポリスは
♪ としまえんのハイドロポリスは
♪ ハイドロポリス としまえん
というこれまた嘘みたいな歌詞のCMソングが入ってたんですね。文字に起こすと不毛さがすごいなこの歌詞。いまだったらクライアントの担当者が「ハイドロポリスがどんなものかまったくわからない。ハイドロポリスの特徴を歌詞に盛り込んでほしい」などと目を開けたまま寝言を云ってきそうですよね。まあ広告業界も音楽業界もお金があって元気だったんだと思います(←話の流れが急)。
■もう一つは玖保キリコの『シニカル・ヒステリー・アワー』です。みんなしてとしまえんに行く回があったと記憶しています。
──と書いてて急に自信がなくなった。この種の記憶って、頭の中では当たり前のように転がっていても、いざ文字にすると突然「そうだったっけ? 合ってる? これ間違ってない?」といった疑念にとらわれてしまう。でも、あったよね? みんなでとしまえん行く回。
■沖縄のメディアにはとしまえんの広告が当然出稿されるわけはないんだけど、それでもなぜか例の
「史上最低の遊園地」 の広告('90)のことは知っていた。当時の雑誌とか新聞とかの記事で知ったのかな。まあ、広告そのものが(いまよりも)人々の話題になる時代、というのがあったのです。で、実際、一時期のとしまえんは広告の質が高かったのです。
としまえんは閉園にあたり、
『あしたのジョー』の最終回をモチーフにした新聞広告を出しました 。おれは、別にいい広告だとは思いませんでした。そもそも94年にわたって老若男女に愛された老舗遊園地の広告に『あしたのジョー』って、さすがにピンポイント過ぎないか?
──と、としまえんに一回も足を運んだことのない地方出身者が広告にケチを付けるさまは、まさにインターネットって感じがしますね。やはり、人類はインターネットを廃絶するべきです!!(真理)
∴
■あ、としまえんの入り口でやってる「庭の湯」というスーパー銭湯みたいなとこには行ったことがある。人生の中でもっともとしまえんに接近した瞬間だな、いま考えると。
今日の夕飯はカツカレー(ライスなし)でした。ライス抜きなので低糖質でヘルシー(※諸説あります)。
さて今回は、
前回 につづいて2019年の沖縄帰省日記、感動の最終回です。諸般の事情で写真はありませんが、よろしくお願いします。
∴
令和元年八月十六日(金)
■早朝起きて海中道路わたって伊計島までドライブ。一人で行くのは初めて。子供のころ、たまに父親に連れてってもらったドライブコースだけど、いまはこうやっておれ一人で運転していく。オトナになったなあ。
実家の近くまで戻ってきて、ファミリーマートでコーヒー買う。車中で飲む。
■実家で両親と朝食。けさは妹2号とその子らもいる。
■宮古島に帰る妹2号と子供たちを見送ったあと、父を隣町の眼科にクルマで送る。その後、チャーリータコスに行って食事。実家から持ってきた玖保キリコの漫画を読む。いまどきのこども、でもなく、シニカルヒステリーアワー、でもなく、
『夫とその妻』 。われながら渋い…。これ、『いまどきのこども』に寄せた装丁なんだけど、小学館じゃないんだよね、マガジンハウスなんだよね。
■父を拾いに、また眼科へとクルマを走らせる。車中ではラジオを聞く。とあるラジオ番組で、「御願不足(うがんぶそく)を実感するとき」というテーマでメールを募集していた。そしたら、
「丸中商会の坂を下りたとこも満車だったとき」
というメールを送ってきたやつがいた。沖縄ローカルとはいえ、あまりにもローカルすぎて笑った。しかしこの種のローカルなピンポイントな面白さは、radikoプレミアムの発達とともに消えてなくなっていくんでしょうか。県外からの投稿を普通に読むようになっちゃったしなあ。ローカルラジオが面白いのはローカルだからであって、そのローカル色を薄めちゃうとさ…。まあ一番の戦犯は、そんな投稿を採用する当のラジオ局のスタッフなんだけどな。
ちなみに「御願不足」とは、いうなれば「ご先祖様孝行をサボってる状態」、ぐらいの意味です。
■夜、両親と泡瀬のサムズ・バイ・ザ・シーというナカグロが3ヶも必要になるステーキ屋へ。ここはハワイアンな内装でBGMもハワイアン。そこに夏着物を着てパンナムバッグを持ったおれが行くので、'50〜'60年代のモンド/エキゾ系LPレコードのジャケみたいな画になる。
前菜にソフトシェルクラブを発注してみる。はじめて食べたけど、うまいね。しかし、いつのころからか、この店ではステーキが来る前のスープとサラダでおなかいっぱいになるようになった。あ、サラダの選べるドレッシングはブルーチーズが好きです。というかブルーチーズしか頼まない。ウエイトレスにドレッシングの種類を訊かれて「ブルーチーズ」と発音する瞬間が、おれの夏休みのピークなのです。
ところで、隣のテーブルに座っていた、本土からの観光客とおぼしき20代女性二人連れは、料理を85%くらい残して帰って行った。さすがにもったいない…。
令和元年八月十七日(土)
■早起きして軽自動車で出発。高速道路に乗る前にファミリーマートでホットコーヒーを買うのが好き。高速乗って、許田で降りて、古宇利島に到着。コウリじま、と読む。数年前、まだ練馬に住んでたとき通ってた美容室の美容師に「古宇利島おすすめです」と云われたのを突然思い出して行く気になったのだ。
で、行ってみたけど、まあ、ネイティブ沖縄人であるおれにはピンとこなかった…。観光客向けに開発した土地、ってとこなのかな。
■高速道路で南下。いつものパンケーキ屋へ。ミートボールのホワイトソースがけパンケーキ、にスパムを添える。おいしい。
■その後、実家に戻って整理整頓。昼ごろコザの農連の仲松へ。買い物少々。
一時ちょっと前、ゴヤに着く。マチヤグヮーというか個人経営スーパーでうまかっちゃんを二袋買って、甘木君(百療表現)と待ち合わせ。上原商店でそばを食する。その後、新しくできたとあるカフェに行ったら満席だったので、一番街の中にある、近年リフォームしたホテルの一階にあるカフェへ。ここはむかし瀬戸物屋だったんだよね。
■甘木君を自宅までクルマで送り、58号線を北上。車内ではラジオ沖縄(ROK)を聞く。土曜午後四時台のROKって聞いてて落ち着く。かつ、「嗚呼、おれはいまROKを聞いてるんだなあ」という実感が得られる。
アメリカン・スペースに立ち寄る。古い『LIFE』誌の、前から気になってた号(アラスカ特集)を見つける。が、買わず。旅(というか帰省だけど)の終わりって、こういう買い物がおっくうになる。なりません?
■妹1号宅へ。テレビでローカル番組を見つつ、甥姪(せいてつ、って音読み、やっぱりカタいよなあ)とふれあうなどする。18:45ごろ撤収。
■実家に戻る。部屋の整理整頓など。
夜9時ごろ、父に食べ物を買ってくるよう云われたので、クルマで近所の「かねひで」へ。車中ではサンドリふかわ回('19年版)を聞く。弁当、ラーメンなどを買って帰宅。
おれは古着屋などで古いソフトドリンクの瓶を買い集めてた時期があって、その瓶コレクションがまだ実家にある。琉球放送『テーファーラジオ』などラジオを聞きながら、それらの瓶を風呂場で洗う。気がついたら一時間半が経過した。風呂場で古いコーラ瓶を洗うより、もっとマシな土曜の夜の過ごし方があるような気がする…。
令和元年八月十八日(日)
■朝五時ごろ起きる。とくになにもなくとも、荷造りして部屋を片付けるだけで時間は過ぎる。朝食はごはんとゴーヤーチャンプルー。
■朝八時ごろ、母の運転で出発。高速道路に乗って那覇空港まで。
空港に着いたら、荷物をあずけたい人類の列がめちゃくちゃ長かったので、スーツケースは一階の宅配便で送る。三千円は高いけど、まあ。この日は列に並ぶのがめんどうな気分だった。
那覇空港のA&Wはいつもいつも死ぬほど混んでるので、サンドイッチ屋みたいなところで母とお茶。
■その後、母と別れてゲートくぐる。ラウンジでそば。
機内へ。隣席では、山形ヒロヲ系の白髪メガネおじさまがキーボード付きiPadをパタパタやっている。なぜか印象に残った。12:42離陸。14:42着陸。羽田空港。
■スーツケースは那覇から宅配便で送ってるので、飛行機降りてそのままモノレールへ。
電気で動く汽車を乗り継いで茗荷谷駅。駅から自室まで歩くのが、あまりにもひさしぶりなので、なんだか初めて歩く道に思えた。
■午後四時ごろ、部屋に着く。テレヴィジョンを点けると、金爆キリショーの貯金額がどうのとか、そういった他愛のないバラエティー番組をやってるのでちょっと見る。無事帰省を終えた、と感じる時間。
夕方、妹1号に東京に着いた旨を電話する。
■夜、テキトーに夕飯を済ませて、デザートに
「なかよしパン」 を食べる。コザのマチヤグヮーで買ってきたのだ。
いまTVerで配信して欲しい番組は、『石橋、薪を焚べる』と『ダウンタウンなう』です。半蔵商店でございます。
えーっと、今年は沖縄に帰らなかったので、去年沖縄に帰ったときの日記を書きます。でも、去年の沖縄の写真は、いまは使ってない古いiPhoneに入ってて取り出すのが面倒なので、写真は今年の夏休みに東京で撮ったものを載せます。つまり、文章は2019年8月の沖縄で、写真は2020年8月の東京です。そのコラージュ感、それを楽しんでいただきたいですね。(談)
∴
令和元年八月十日(土)
■朝八時前に茗荷谷の自室を出発。茗荷谷→東京→浜松町。電車はさほど混まず、東京駅の乗り換えもさほどストレスではなかった。浜松町からモノレール。
羽田空港着。NHなので2タミ。2Fで荷物預けて、1Fに降りて本屋。飛行機乗るときに雑誌を買うとしたら、たいていGQかブルータスかポパイなんだけど、今日は所さんの『デイトナ』誌を買う。『Pen』の航空特集も気になったけどね。ちなみにおれは所さんのCDやレコードは持ってるほうですが雑誌はほとんど買ったことがない(人生で3度目くらい?)。売店でシウマイ弁当と万世のカツサンド買ってゲートくぐる。
ゲートくぐったあと、また別の売店でサントリーのプレミアムモルツとたけのこの里を買い足す。3Fのラウンジへ。クラフトビール(TYハーバーのが飲めるんですよ)を発注して、シウマイ弁当を広げる。
道中の弁当は、ほんと、変なハズレの「空弁」(という造語を見るたび「カラの弁当箱」を連想してしまう)に手を出すよりは手堅くシウマイ弁当にしたほうが旅のストレスは減るよな(次点でカツサンドか天むす)。決まったものを食べることは、体調や精神状態のバロメーターになるしね──という話はこれまでにもこのブログに書いてきたし、たぶんこれからも書く。しかしこういう用法での「バロメーター」は死語だと思った。笑
機内に乗り込む。ここでペットボトルの水を買い忘れる、というミスに気づく。おれは、飛行機に「あんまりメジャーじゃない銘柄のミネラルウォーター」を持ち込むのが好きなんだけど、忘れるときは忘れる。
■機内ではおとなしく過ごす。飛行機に乗るときは雑誌だの酒だの菓子だの、音楽だのiPadだのをいろいろ準備するけど、それら全部を機内で楽しむというわけではない。でも、準備し忘れると、なんか取りこぼした気持ちになってしまうんだよな。めんどうなものです。
■那覇着。妹にクルマで迎えに来てもらう。那覇空港の二階がちょっと新しくなって店が増えたりなんかしちゃってるので、見学したりなんかしたりする。
その後、実家まで送ってもらう。妹は自宅に帰る。おれは着替えて再度出かけるしたくをするも、妹のクルマの中に財布を忘れたことに気づく。
実家の軽自動車で出かけ、いったん妹の家に寄って財布を受け取り、プラザハウスへ。
■プラザハウスの月苑飯店、ではなく、あえてのシェーキーズで甘木君ら(※内田百療表現)と会食。その後A&Wでお茶ののち解散。 土曜の夜のA&Wは、謎の「アメリカのドライブイン」感が漂ってて良いな。アメリカのドライブイン、行ったことないのですが。
■甘木君をクルマで送って、実家に着いてシャワー。オードリーのオールナイトがまだ始まらない時間に就寝。
令和元年八月十一日(日)
■両親と朝食。昆布とシブイを煮た物。シブイの標準語訳って冬瓜でよかったっけ?
その後、デザート(?)として、ひとり軽自動車に乗って、帰省するたび足を運ぶパンケーキ屋へ。今日はふだん頼まない物を頼もう、という気分にあったので、つぶ状のチョコレートをざざっと振りかけたパンケーキに目玉焼きを添えてもらう。堪能。
店を出ると、おれの軽自動車の手前に、誰かがX-trailを思いっきり停めてやがった。これでは駐車場から出られないではないか。店員さんにお願いしてクルマの主に声をかけてもらう。外人(Yナンバーだった)にクルマを動かしてもらう。
北部方面にちょっとドライブ。山田、というあまり沖縄っぽくない名前の交叉点(あ、でも山田優って沖縄出身だな)まで来て、そこからは実家に向かって南下。途中、スーパーで買い物(母のおつかい)、薬屋で口内炎の薬(自分用)。
■午後、コザの本家へ。諸般の事情で、おれが留守番をするのです。屋上に上がって、写真なんぞ撮ってみたりする。八月で陽が出てるので、とにかく暑い。
17:30ごろ、お出かけしてた親戚の皆さんが帰ってきて留守番終了。
■帰りに、照屋の「かねひで」に寄って山椒買う。夕飯はうなぎ。今夏、というか令和はじめてのうなぎ。
令和元年八月十二日(月)
■朝はコザの農連市場。必要な買い物があるないじゃなく、帰省したらとりあえず一度は行かないとね。10:30に妹宅へちょっと寄る。甥姪(せいてつ、と音読みするとカタいな。甥と姪ね)とふれあうなどする。
11:00過ぎに沖縄市園田のハンバーガー屋へ。ファストフードではなく、'00年代後半に「グルメバーガー」とか「本格バーガー」とか呼ばれた区分のハンバーガー。この店は、かつての「アメリカン・スペース」のコザ店の跡地にあるんだけど、まさにそのアメリカン・スペースのコザ店で買ったTシャツを着ていきました。このTシャツにとっては里帰りとなります。
チーズバーガーとクリームソーダを発注。おいしかった。12:00くらいまで滞在してたんだけど、夏休みとはいえ月曜日の午前11時台におれを含めて客が5組も来てた。現代沖縄人の基準だとクルマで来やすいとは云えない立地にもかかわらず。ようするに、繁盛してると云っていいでしょう。いま沖縄で商売するとしたら、「値段は高いが質はしっかりしている小さめな飲食店」がいいのかな、などと考える。いや、沖縄で商売を始める予定があるわけじゃないのですが。笑
■食べ終えて妹宅に再び寄る。しばらくごろごろし、13:30ごろ実家に戻る。その後、だらだら過ごす。
夕飯は、おれがなんか作ろうかなー、と思ったけど、けっきょく母が作った。ゴーヤーの肉巻き。
■昨晩、『不毛な議論』の裏でやってたジャングルDJトーワ・トーワのラジオで、大人気バンド「ティーポ」の砂原良徳さんによるミックス! が! かかってました!
http://radiko.jp/share/?t=20200730024500&sid=FMJ
↑翌週の水曜深夜ぐらいまで上記リンクより、ラジコで聞けます(関東圏以外はたぶん要ラジコプレミアム)。
昨晩はこの時間にたまたま目が覚めてたまたまラジオをつけたらこれが流れてきたんですよ。あ、上記リンクはまりんのミックスが流れはじめるタイミングに頭出ししてます。親切なブログだね、どうも。
■先日のエルメスのラジオは「フィールドレコーディング+アンビエント」って感じでしたが、こちらはカットアップ/コラージュの要素が強いです。わずか15分のミックスですがそのぶん構成は濃密で、すごく「まりん感」にあふれてますね。常盤響氏と共作した例のCDを思わせるコラージュだったり、シンセベースがトコトコ鳴ってる選曲だったり、外人のナレーションだったり、電子的な合成音声だったり。切り貼りした他人の音源の羅列から、まりんの顔が見えてくる、このオリジナリティ。不思議です。
つーことで、ね、このミックス、来週になったら聞けなくなりますのでいまのうちに聞きましょう。
しかし、まりんも「中目黒ラジオ」みたいなの定期的にやればいいのになー。
■そうそう、おれは5年前にカットアップ/コラージュのCDを作ったんだけど(未発売。沖縄をドライブするときに自分で聞いてます。笑)、そのときネタに使った某曲がこのまりんミックスにも入っていました。ちょっとした偶然。
■2年前のこの日は、スウィート・ロボッツ・アゲインスト・ザ・マシーン(以下SRATM)のアルバム『3』の発売日です。発売日前日の
リリースイベント 行ったなあ。もう2年か。懐かしい。このイベントは夜だったんだけど、この日は仕事は午后休みにして。で、その日の昼はめちゃくちゃ暑かった記憶がある。イベントでテイトウワがあまりやる気がなかった記憶もある。←文末に「笑」って付かないタイプの記憶。
■おれは、まりんもジャングルDJトーワ・トーワもバカリズムも好きなので、このアルバムも好きです。が、このアルバム何枚売れたんだろう。百万枚売れたとか、『夜のヒットスタジオ』に出演したとか、レコード大賞を受賞したとかそういう話をあまり聞かない。
アルバムのタイトルを
『バカリズム』 にすればよかったのに。『3』だって。SRATMの看板だけじゃ、'90年代後半にクラブミュージックが好きだった層しか手に取らないのではないか。
だって、SRATMのセカンド(2ndって表記するとなんか古い)って、もともと別のタイトルが用意されてたけど、ヨーロッパのレコード会社の偉い人に「テイトウワって名前が有名なんだから、タイトルも『TOWA TEI』にすればいいのに」って云われて『TOWA TEI』ってタイトルになったんだよね、たしか。せめて、アーティストの名義を「SRATM featuring バカリズム」にするとかさ、もうちょっとバカリズムの名前を表に出せばよかったのに。少なくとも日本国内で云えば、バカリズムはとっくにディー・ライトよりも有名です。まあ、マセキとの権利関係とかなんとかで名前が使えない、みたいな理由もあるかも知れないけどさ。
あとジャケットをバカリズムの顔写真にするとかね。あのジャケじゃあ、SRATMのファースト(1stって表記するとなんか古い)を買ったことある人しか買わんでしょう。ファーストとの連続性を持たせたいにしても、バカリズムにファーストのジャケのコスプレをさせるとかさ、もうちょっと売れる工夫をする余地があったと思う。まあ別に売れる必要もないのかもしれないけど。
■アルバムの中身についても少々。いうまでもなく個々の楽曲はすごくいいんだけどさ、なんつーかさ、「ダウンロードしたZipファイルを解凍したら、mp3が10個並んだフォルダが開きました」みたいな構成のアルバムなのね。SRATMって、ファーストもセカンドも、インタールードやジングルみたいなのがたくさん挟まった、スキのある構成が魅力だったと思うんですよね。ファーストに至っては、バリ島の自然音を収録した60分のボーナスCD付きです。もうちょっと雑多なコンテンツを収録したアルバムだったらもっと良かったな。※個人の感想、ですけど。
ま、タイトルにしてもアルバム構成にしてもさ、プロの人が考え抜いた結果なんだから、いちリスナーがやいのやいの好き勝手云っちゃいけないかもしれませんね。
あ、発売当時の
公式サイト のAIによる(???)インタビューは面白いです。いまでもたまに読み返します。
■しかしセカンドのリミックスアルバムからカットした12インチ「Re: Towa Tei EP1」が高い。
ユニオンで3万円 だって。なんでこんな高いんだ、と思って調べてみると、Discogsのマーケットプレイスでは「Re: Towa Tei EP1」が37000円で、同じく「EP2」が3000円、と極端に違う。前者のジャケットがKAWSだから?
■ところでおれは二人時代のバカリズムを生で観たことがあります。あれはまだシアターDが移転する前の話です。いまではシアターD自体がありません…。
おれの記憶が間違ってなければ、その日はシアターDの『スペシャルオールスター』の日で、4人組だった爆裂Qや、浅井企画の浮世絵師も出てた。好きだったなあ、浮世絵師。生では2回しか観たことなくて残念。徹底的に事務所から甘やかされてる感じがよかったです、と唐突に'00年代お笑い昔話。
■スウェーデン産の超小型シンセサイザー、サンレコ風にメーカー名と型番を表記するとTEENAGE ENGINEERING OP-1、があっても炊飯器がないというのがおれの部屋というものなのです、こんばんは半蔵商店でございます、まあ炊飯器以外にも家電らしき家電があまりないのですけど。
たしかに毎食毎食コメじゃなきゃイヤだ、というわけでもない。たまにごはんが食べたくなったら外食するなり、炊かれたものを買ってくるなりすればいい。でも、やはり年に何回かは、卵かけごはんだとか、お茶漬けが食べたくなるときがある。そういうときは、やっぱり家に炊飯器があったほうがいいかもしれないな、と思う。
■でね、先日、こんな衝撃的な都市伝説を聞いたんですよ。
「ふつうの鍋でもごはんは炊ける」
と。
いやいやいや、土鍋でごはんが炊けるのは知ってます。それは知ってる。でも、土鍋じゃなくふつうの鍋で炊ける? は? 中世ヨーロッパなら異端審問ものでは?
でも、よく考えたら、おれはやったことないんだけどキャンプのハンゴースイサン(漢字で書くと飯盒炊爨らしい……トータル何画だよ)って、あの、簡素な金属の器で米を炊いちゃうわけじゃないですか。アウトドアのことにはうといのでテキトーなことは書けないのですが、たしかにキャンプに土鍋持ってくやつはあまりいないような気がする。いたらすいません。
■ということで、部屋にあるごくごくふつうの、とってが付いた金属製の丸い鍋と、台所に備え付けのIHコンロで米を炊いてみることにしました。
ボンダイブルーの初代iMacに電源を入れ、ネスケ4.7を起動させLycosで検索してみたところ、ふつうの鍋でのごはんの炊き方を解説するページがちらほら見つかりました。それらのページをまずはざっと読んで予習。
そして、スーパーに行って米を買いに行きます。「青天の霹靂」という変わった名前の米を真顔で購入しました。いまの世の中、300g(2合)パックの米ってのがあるんだな! 最低でも2kgの袋を持って帰らないといけないのかなと思ってたので、これは助かる。しかし米を買うって、上京して初めてだな…。
■で、その日の夜。金スマの山里亮太特集を横目で見ながら米を炊き始めました。
鍋に「青天の霹靂」2合を投入。水を測って入れて、30分漬けます。鍋に透明のガラスぶたをしてIHの火力(?)を最強にして1分、その後、弱火(に相当すると思われる温度)で数分。最後にまた1分ほど火力最強にして、パチパチと音が聞こえたら火(IHですが…)を止める。
その後、5分くらい蒸らす。これがあの、俗に云う「赤子泣いてもフタ取るな」ってやつですね、たぶん。
■で、ふたを取ると、
あっさり炊けてました…。初めてだからうまく炊けてなかったりするんだろうな、なんて予想もしてたんだけど、そんなことはなかった。見た目は変なところはない。
TEENAGE ENGINEERING OP-1 があっても
しゃもじ がないというのがおれの部屋というものなのです。沖縄出身のお笑いコンビ「しゃもじ」の手焼きCD-R
「ぬくもりを求めすぎた」 は持ってたけどね。炊きあがったごはんを、箸で茶碗(より正確に書くと、小ぶりの丼なんだけど)によそう。
さっそく食べてみると……うまい! いや、「自分で炊いたバイアス」がかかるから、客観的なうまさ以上にうまく感じてるところはあると思う。でも、少なくとも変な味ではない。まともに食える。上の写真だとあまりうまそうに見えないかもしれないけどさ。笑
■茶碗一杯目は、ごはんだけで食べてしまったので、二杯目は卵かけご飯で食べてみた。うまい。三杯目は、なぜか納豆のタレだけで食べた。納豆ご飯じゃないです。タレだけです。笑
■で、半分ほど食べて、残りは翌日に持ち越し。おひつに入れるのが良いらしいんだけど、おれの部屋にはもちろんおひつなんてないので、ご飯は鍋に入れっぱなし。いちおう、米粒が蒸気でべとべとにならないよう、キッチンペーパーを鍋に渡してからフタをするなど自分なりに工夫してみました。正解かどうかは知らない。
■で、翌日は残ったご飯に銀座カリー中辛をかけて食べました。
∴
■ということで無事になんとか炊けました。くるしうない。ふつうの鍋でも米って炊けるもんなんだな。「炊飯器か土鍋じゃないと米は炊けない」という謎の呪縛にとらわれていたような気もする。
■ただ、炊飯器が不要かというとそうでもなくて。うちは小さい賃貸なので、台所にIHコンロが一口しかないんですね。米を炊くのにその一口がふさがれるてしまうことになるわけです。本格的に自炊を始めるとしたら、炊飯器は炊飯器で買っておいた方がいいだろうな。
あと、水につける時間を除けば、米を炊くなんて10分かそこらのことなんだけど、疲れてるときはその10分がめんどうになるんだろうな、とも思う。そういうときは炊飯器がやはり便利そうですね。
■次は、グリーンピースやコーンなどを入れたご飯も炊いてみたいですね。
■昨日の夕刻、スーパーで卵を買いました。10ヶ入りのパックのやつ。会計を済ませて自分で袋詰めしてたんですね。そしたら手が滑って、オンバトのグレチキぐらい滑って(93キロバトル)、卵パックを床にぐちゃっと落としてしまいました。あああ。
■割れた卵の白身がパックから漏れ出してやがりました。一瞬もう、卵10ヶまるごとをパックのままゴミ箱にブチ捨てて帰ろうかなと思ったんですが、そこはまあ、ちょっとオトナになって、スーパーで袋詰めをする台にけっこうな確率で置いてある謎のシマ模様の布巾 で漏れた白身を拭き取り、台もキレイにふいて、卵パックを袋にくるんで持って帰りました。
■部屋に着いて、卵のパックをあらためて確認すると、卵10ヶのうち、割れてない卵は5ヶ、盛大にパックリ割れてたのが2ヶ、あとの3ヶは大きめのヒビが入っているものの、なんとか持ちこたえてました。
さてこの割れた卵とヒビ入った卵をいったいどうしよう。
■捨てようか、とも思ったんですが、卵が割れて何時間も経ってるわけじゃないから、そんなに不衛生でもないのでは、と判断し、その割れ卵2ヶとヒビ卵3ヶを使って即座にスクランブルエッグを作りました。うむ。
■割れてない卵5ヶはべとべとになったパックから取り出し、軽く水洗いし、アルコールスプレーを吹き付け、とりあえず丼に入れました。
水洗いし、アルコールを吹き付けたとは云え、割れた他の卵の白身をべとべとに浴びちゃってる卵です。しかも、一回高いところから落としてるので、もしかすると肉眼で見えないキズも入っているかもしれない。要するにふつうの卵よりも傷みやすいかもしれない。さっさと消費した方がいいような気がする。
ということで、翌日(=つまり今日)も、この卵5ヶでスクランブルエッグを作りました。
∴
■食べ物を無駄にしなかったおれは偉い、という話でもなく。
ここ一両日のおれには、割れた卵を捨てずに持って帰ってスクランブルエッグにするだけの心のゆとりがたまたまあった、ってだけの話です。割れちゃった卵はさっさと捨てる、というのもまたオトナの見識の一つだとも思う。
■スクランブルエッグにはケチャップではなくタルタルソース をかけて食べました。けっこう合うよ。
∴
■グレチキは、とんねるずが在籍してた「AtoZ」の子会社の所属だった、という豆知識、このブログにすでに書いたことあるような気もするし、まだ書いてないような気もする。
■六月二十三日(火)
14:00
診察室に入って先生に見てもらう。
今日の昼に突然右耳の調子がおかしくなった旨 を伝える。
目の玉を動かしたり指先を動かしたりする、なんか検査みたいなの(詳細は割愛)を数分間やった後、とくに異常はなさそうです、みたいなことを云われる。でも念のため、このあと聴力検査をしましょう、ということになる。診察室を出て、いったん待合室に戻る。
しかし、ここまで来てなんだが、ここまで来といてなんだが、
右耳の聴力がだんだん回復している自分に気が付く。
右耳の聞こえ方が変じゃなくなってきている、まあ、それ自体はありがたいんだけど。これってあれだよね、機械が壊れてることを説明するためにヒトに見せようとするとちゃんと動く、みたいなもんかね。
14:30
右耳の違和感が次第になくなっていき、ほぼ元どおりになってる。
そのタイミングで番号を呼ばれて聴力検査室に入る。聴力検査っつっても、右耳はほとんど元に戻っているのですが…。
まず、検査室のヒトに云われて、イヤホン状のものを耳に突っ込む。鼓膜の圧(?)を測る検査らしい。
つづいて、電話ボックスぐらいの大きさの密閉した部屋でヘッドホンをして聴力検査。これは、音が聞こえたらボタンを押してください系のよくあるやつ。
最後に、「片耳は骨伝導、片耳はヘッドホン」という生まれて初めて見る器具を装着して、同様の聴力検査。骨伝導のとこから「ピピピ」という音がして、ヘッドホンのほうからはホワイトノイズを加工したような音が流れる。
検査を終えて待合室へ。
14:50
再び診察室へ。先ほどの先生に、聴力検査の結果を見てもらう。聴力は異常がないとのことだった。
「聴力は異常ないかもしれませんが、右肩のだるさや右の後頭部の痛みはどうなんでしょうねえ」とおれが訊くと、「これ以上は内科で見てもらったほうがいいかもしれない」とのこと。ふむ。
もういちど来てください、とも云われなかったし、薬の処方もなかった。診断書ももらえなかった。
まあそうだ。診断書を
よこせよ! よこせよ! 渋谷区大型デパートヨコセヨ! と主張したところで聴力が(ほとんど)戻っちゃってるんだから、耳鼻科の先生としては、どこがおかしいだのどこが悪いだの、これ以上何も云えなよな。
15:00
会計を済ませる。謎の機械に書類のバーコードをピッと読み込ませてクレジットカードを突っ込んだら支払いが終わった。最近の病院は便利ですね。
ちなみに金額は8000円オーバー。紹介状なしで大学病院に行くとこういう値段になる、ということをおれは今日知った。帰り、タクシーに乗ろうか徒歩で帰るかちょっと迷うが、体を安静にした方が良いと思い、タクシーに乗った。おい、診察料とタクシー代でほぼ一万円近いぞ…。まあしょうがないけど。
15:15
会社の近くでタクシーを降り、小腹が空いてたのでファミリーマートで焼きさばのおにぎりを買う。最近のファミマのおにぎりでいちばん好きです。近くの公園でおにぎり食べて会社に戻る。
15:20
耳もとでノック式ボールペンをカチカチさせて、その音を左耳と右耳でそれぞれ聞いてみる。左耳で聞いても、右耳で聞いても、カチカチとちゃんと聞こえる。どうやら、右耳は治ったようだ。
∴
■おれの右耳の聞こえ方が変になったのは、やはりいわゆる突発性難聴だと思う。もちろん、おれは医師ではないので「だと思う」としか云えない。耳鼻科の先生も、突発性難聴だともなんとも云わなかった。まあ、聴力が(ほとんど)戻ってたから、診断のしようがない。
だから、このエントリのタイトルの「突発性難聴等」という表現も、ほんとは適切ではないと思う。きちんと突発性難聴だと診断されたわけじゃないからね。でも、右耳の聞こえ方が変になったのは事実なんだよな。
とはいえ、難聴は別にしても、「右肩が重い、右の後頭部が痛い」といった症状はなんだったんだろう。そこは気になる。以下次号。
∴
■いま日本放送協会でやってるさんまの番組をちょっと見てみたら、所ジョージとの共作「明石家さんまさんに聞いてみないとネ」のレコーディングに工藤静香が遊びに来たときの話、をやってた。所さんの歌がめずらしくテレヴィジョンで話題になってたのでちょっとうれしかったです。笑
■六月二十三日(火)
12:00
お昼なので、会社の会議用テーブルでサンドイッチを食べる。
12:05
食べ終えたので、テーブルに突っ伏して昼寝。zzz
12:30
起きる。すると、自分のまわりで、「マイクで拾ってスピーカーで流したような環境音」 が鳴っているのに気づく。
ここでいう「環境音」とは、コピー機が動く音だったり、誰かの足音だったり、誰かがキャビネットを閉める音だったり、誰かが書類をカサカサさせる音だったり。まあよくある物音です。それが、どういうわけだか、マイクで拾ってスピーカーで流してるように聞こえる。
おおかた、web会議かなんかのためにセットされたマイクがそこらへんの物音を拾って、それが誰かのパソコンのスピーカーから流れてるのだろう、と推理。二度寝に入る。zzzz
12:45
二度寝から起きる。先ほどの「マイクで拾ってスピーカーで流したような環境音」が、まだ聞こえてくる。
──いや、これ、スピーカーの音じゃないぞ。おれの耳が実際に聞いてる音だぞ。なんで一回スピーカーを通したような音でしか聞こえなくなってるんだ?
この時点でようやく、おれの耳がおかしくなっていることに気づく。
∴
■半蔵商店でございます。急に耳の聞こえ方がおかしくなりました。以下次号。
■
Wikipediaによると 、石橋貴明が1985年の『オールナイトフジ』で壊したテレビカメラの型番は、
東芝PK-31A 、だそうです。初めて知りました。Wikipediaって勉強になりますね。またひとつ賢くなれました。
■カメラとレンズ合わせて当時の価格で約1,500万円(上記ページに依る)、とのことですが、このテレビカメラを壊したのは、石橋貴明その人、というよりは、当時の
河田町 の勢い、あるいはバブル前夜という時代の勢い、だったのかもしれません。
↑すいません、いま眠いうえにヱビスビール飲んでるのでテキトーなこと書いてます。
↑すいません、いま眠いうえにヱビスビール飲んでるので、この「ヱ」をパソコンで変換する方法を忘れて、入力にちょっと時間がかかりました。「we」で変換すると「ヱ」「ゑ」になるんだったな。ヱビスビール。すゑひろがりず。アジアン・馬場園に「一回だけやらしてください」と頼んで断られたのはすゑひろがりずのどっちだったか。
■閑話休題。おれはなんかの番組で、石橋がテレビカメラを壊すその一部始終の映像を見たことがある。「一気!」のオケが流れる中、スタッフ数人がかりで倒れたテレビカメラを立て直そうとする光景を覚えている。
またまたwikipediaから引用すると、そのシーンの映像は、現在では
「VTRの使用が禁止となっている」 とのことです。へえ。とはいえ、現在は米国発の動画共有サービスがありますからね。実際、いま検索するとその映像があっさり出てきました。笑
■それにしても、しかし、そもそもおれはなんでオールナイトフジのwikipediaなんか読んでたんだ? 笑
■さっき『水曜日のダウンタウン』で、「おべんとうばこのうた」の歌詞どおりに再現した弁当、ってのをやってました。
■それで思い出したのですが、
「ジェニーハイウォッシュ」 という歌がありまして。
おおむね「おべんとうばこのうた」の替え歌なんですね。
■で、「おべんとうばこのうた」の著作権てどうなってるんだろう、と思って
wikipediaを見てみたら 、これって
作詞・作曲者不詳のわらべうた らしいです。ふむ。
■誰がいつ作ったんだろう、この歌。ある時期に子供たちの間で自然発生的にできた歌なのか、明確な作者がいるにもかかわらずそれが誰か分かんなくなっちゃったパターンなのか。
Wikipediaによると、テレビでの初出は
1974年、朝日放送「プロポーズ大作戦」内の一般女性出演者が歌ったのが最初という説、1978年、日本テレビ系列「おはよう!こどもショー」の「けでんと17号」のコーナーにおいて、こおろぎ'73が、ジェスチャー付きで歌ったものが初めてであるという説と、TBS系列「8時の空」で、田中星児が歌ったものが初めてであるという説がある
とのことで、諸説あるようです。でもこれもあくまでテレビでの話だから、この歌ができた時期ってのはこれ以前にさかのぼるわけですね。上述のダウンタウンの番組で「シブすぎる」と評されてた弁当が子供の弁当として通用していた時代って、何年ごろなんだろうな。
あと、どの地域で生まれた歌なんだろうな。歌詞に出てくる食材であるていど地域を特定できない? だめ?
あ、いま検索したら、「さくらんぼ」はもともと「さんしょう」だったのか! そうだよな、デザートに過ぎないさくらんぼが歌の中盤に出てくるのもちょっと変だもんな。でも山椒だとすると、ますますシブすぎる弁当になるな。少なくとも子供向けではないね。
■
PEGMOもこの曲をカバーしてる んですね。PEGMO版では「さんしょうさん」になってます。あ、PEGMOってのは、あれです、あのー、「♪1ビット 2ビット 帰れない〜」の人たちです(←伝わりますかね)。
■おれ個人で云うと、子供のころ、「ふき」ってなんだよ知らねえよ、って思ってました。笑
■最近の日清食品の、なんか、インターネット上でバズが起きるよう逆算したかのようなCMがあざとくて鼻についてヤだなあ、と、このところ思ってるのですが。
それで思い出した。おれが子供のころ日清食品のイヤなCMあったわ。
■しかし、なにせ子供のころのことなので、CMの細部が思い出せない。なんというか、「イヤなCMを見ちゃったよ…」という、その「イヤさ」だけが今日の今日まで残ってる。放映当時も、クラスの女子に「あのCMイヤだ、意味わからん」みたいなことを話した思い出があります。
しかし、どういった内容のCMだったが思い出せない。どんなタレントが出てたかも思い出せない。そもそもなんの商品のCMかすらも思い出せない。ただただ、日清食品という社名だけが思い出せる。これ、日清食品という企業にとって
マイナス・プロモーション (←2020年のある一時期、テレビやラジオに出てくる芸人がやたらこの言葉を口にしてませんでした?)でしかないんじゃないだろうか。
■それでもがんばって思い出してみる。ちょっとだけ思い出せた。
「クイズ番組で、おばあちゃんが突然いなくなる」 CMだ。
↑この一文を読んで、「なにいってんの? What you say??」と思われたことでしょう。でも、この一文を書いてるおれだってそう思ってます。謎だ。クイズ番組で、おばあちゃんが突然いなくなる。なんだそれ。なんのCMだよ。意味わかんねーよ。ここは警察じゃないよ。
■もうちょっとがんばって思い出してみる。おぼろげな記憶(と呼んでいいのかどうかすらあやしい。もっとかすかな何か)から、下記の点を引っ張り出すことに成功しました。
・CMの放映時期は、たぶん平成元年(か、その前後1年くらい)
・そのCMは少なくとも2つのバージョンがある
・
「光ってる電球」のアップ が画面に出てくる
・画面は基本的に白バック
うーん、あまりにも断片的な情報しか思い出せないので、依然として謎だ。クイズ番組で、おばあちゃんがいなくなって、光ってる電球のアップ、基本白バック。それで日清食品。うーん……なんのCMだ???
■でも現在は、戦勝国が作ったYouTubeという動画共有サービスがある。このYouTubeは敗戦国の国民でも使っていいらしいので、がんばっていろいろ検索しました。
すると、えーっと、意外なことにまあ見つかっちゃったんですね。なんでこれだけの情報で探せたんだ。自分でも不思議です。笑
その一 。
その二 。
「中華食堂 麻婆めん」という商品のCMでした。上で、「少なくとも2つのバージョンがある」と書いたとおり、2種類見つかりました。クイズ番組仕立てのCMで、その一では老婆が突然上空に飛び、その二では老婆が突然ドロンと消えます。どちらにしろ突然です。画面は基本的に白バックで、その二では光ってる電球のアップが出てきます。おれの記憶は、きわめて断片的ではありましたが、間違ってはいませんでした。
■しかしシュールというかなんというか。いま改めてこのCMを見返すと、やはり老婆の消え方が突然でびっくりしますね。笑
最後のほうに、ラサール石井と老婆が笑顔でラーメンを食べるカットが入るのですが、これはこのCMのイヤさをやわらげるための工夫なんだろうなあ、と、オトナになったいまなら思う。ちなみにこのカット、おれはまったく覚えておりませんでした。
∴
■このCMについてSNSやらなんやらにテキトーに書き込んどけば、それに尾ひれ背びれがついて「恐怖!! クイズ番組の途中で老婆が突然消える謎の放送禁止CMがある!!!」みたいな感じで都市伝説っぽく広まったりすんのかな。
■他人のZoom飲みの話って、なんつーか、昨晩見た夢の話を延々されてる感じに近い。
こんばんは半蔵商店でございます。
■ところで金ちゃんヌードルって知ってます? 東日本の人はご存じないかもしれません。徳島発祥のカップラーメンなのですが、四国のほかになぜか静岡と沖縄で売れてるそうです。
じっさい、コザのマチヤグヮー(個人商店)でもよく見かけます。かなりエンカウント率高いです。
でも、東京ではあまり見ません。一度とあるスーパーの「沖縄フェア」みたいなのに並んでたのを見たことあるけど、沖縄じゃなくて上記の通り徳島の製品です(笑・それっくらい沖縄でもポピュラーなのです)。
■で、金ちゃんヌードルを実家から送ってもらったので、食べました。おれもオトナになったので、カップラーメンもどんぶりに移してから食べるのですが、
なんか、麺がプリン状の形のままカポッと出てきて、なんかこう、
意識高い系ラーメン屋 の盛りつけみたいになったのでよかったです。盛りつけは意識高いですが、味はふつうの金ちゃんヌードルでした。当たり前か。笑
この麺のうえに卵黄を乗せてもよかったかもしれない。
■あ、この話で思い出した。以前も書いたかもしれないけどさ、コザのマチヤグヮーって、最近焼きそばUFO置いてないパターンがあるんだよね。だんだんエンカウント率が下がってる。これはなにも沖縄市だけに限らないのか、ネットで検索すると「最近のUFOはおいしくなくなった」という声が少なからず出てくる。うーむ。最近人気ないのか、UFOって。
おれは他社の焼きそばも食べますが、基本UFO派です。当ブログではくりかえしお伝えしていますが、コザのマチヤグヮーで買ったUFOは、ふつうのスーパーやコンビニで買ったUFOよりおいしく感じられる、という研究結果があります(半蔵商店調べ)。
■このごろテレヴィジョンなどで元エスエムエーピーの木村さんを見かけると、なんか微妙に「フリーになった局アナ」感、あるいは「宝塚を退団した人」感を感じる。他のメンバー4人と違っていまだに事務所に所属してるにもかかわらず。
■個人的に霜降り明星の「せいや」が生理的にあまり好きになれないのですが、せいやって最近、「廉価版田中裕二」みたいなポジションを獲得しつつあるような気がする。爆笑問題ってギャラ高いって聞くしね。
■ピーナツを買おうと思ってスーパーの豆菓子コーナーに行った。薄皮の付いたピーナツが売られているのを見て、「あ、これじゃないな」と思った。その瞬間、「あ、おれって薄皮の付いたピーナツがあまり好きじゃないんだ」と気がついた。自分の好き嫌いに改めて気づくことって、たまにありますね。そういえばあの皮は、渋いし、唇にひっつくし、最悪のどの奥に引っかかることもある。
で、薄皮の付いたピーナツの隣に、薄皮の付いてないピーナツが売られていたので、それをカゴに入れてレジに持って行った。会計してもらうと、微妙に高かった。自分が買ったものをよく確認すると、それは薄皮の付いてないピーナツではなく、カシューナッツだった…。
なんで間違えたかというと、スーパーの棚のプライスカードっていうんですかね、商品名と値段が書いてある札。あれに「バターピーナツ」みたいな文字が書いてあったわけです。そこになぜかカシューナッツがあったわけです。なんでバターピーナツって書いてあるとこにカシューナッツが並んでんだよ。まあ最終的には買ったやつが悪いですね。すいません。
■地味な話をします。このごろは乾燥する季節なので、仕事中に白湯を飲みます。
480ml入るタイガー魔法瓶を持っているのですが、それに給湯室でお湯を詰めます。まずは瞬間湯沸かし器の熱湯を魔法瓶の7分目、あ、8分目かな、それっくらいまで注ぎ、そのあと常温の水道水を注いで適切な温度に調整します。
この按配 が難しい。あ、おれはふだん、「あんばい」は「塩梅」と表記するのですが、白湯の話をしてるときに「塩梅」なんて漢字が並ぶと、白湯に塩やら梅やらの味がつきそうなので、今回は「按配」と書きました。
そう、この塩梅もとい按配が難しい。7分目か、8分目か、あるいはその中間か。中間といっても7.5分目ってわけじゃなく、グラデーションがある。「自分の飲みたい白湯の温度」ってのがあって、それはその都度ちがう。そのときそのときのおれの体温やら体調やらによって変わる。職場の気温や湿度も関係してくるだろう。定型化できない。なので、給湯室で白湯を魔法瓶に注ぐときは、毎回毎回微妙な調整が必要となるわけです。
お湯を魔法瓶に注ぎ終わったら、給湯室のペーパータオルで魔法瓶の外側に着いた水滴をぬぐいます。なんなら、流し台の水滴もちょっとふきます。
■で、自分の席に戻り、魔法瓶の白湯を飲みつつ仕事します。このごろは午前中に魔法瓶1本、午後に魔法瓶2本を飲んでおります。おおむねこのペースです。なので一日に三回は給湯室で魔法瓶に白湯を注ぐ作業が発生するわけです。
白湯を口にするとほっとしますね。とくに白湯の温度が絶妙な温度だと、カラダの内側だけ温泉につかっているような気分になることもあります。不思議と、熱いお茶やホットコーヒーを飲んでも、この気分にはならないのです。なぜだろう。
■でも熱いお茶やホットコーヒーがもちろん嫌いなわけでもなく。白湯とは別に毎日飲みます。コーヒーをマグカップに2杯。あるいは、コーヒー1杯とお茶1杯。コーヒーは、おもにカフェインレスのものを飲むことが多いです。
週一回くらいではありますが、この季節でも冷たい炭酸のようなものを口にしたくなるときもあって、その際はコーラ、CCレモン、炭酸水などを飲むときもあるにはあります。
でもこの乾燥する季節は、やはり給湯室で注いだタイガー魔法瓶(象印でも可)の白湯がいちばんです。
■このエントリは以上です。
■今週はしんどい週になりそうだなあ……と思ったら、やりたくないタスクがキャンセルになったり(というか、もともとやらなくてよかったのに、やらなきゃいけないもんだと勝手に思ってた。笑)、やりたくないこともないがちょっと面倒かなと思ってたタスクが延期になったり、雑用各種も意外にスムーズに進んだり、木曜の出張も22時終了の予定が19時に終わって、家に帰ってちょっと『プレバト』見ることができちゃったり。
とくに金曜の午前は神がかったペースで細かい仕事をゴリゴリとこなせました。このペースでおれが1998年のセガに転職したら、ドリキャスをプレステより売ってるね。
■さてこの季節になると世の勤め人諸氏は異動が気になるところではあると思うのですが。
おれは今春は異動はないです。ただ、身近にちょっとした異動があります。「自分が異動にならなくとも、周囲の環境が変わるんだったら、実質それは異動」って同期のやつが云ってたなあ。たしかにね。たとえば上司や同僚が変わったり、いままでと毛色の違った業務を割り振られたりするとね。
だもんで、おれ自身の異動はないとはいえ、四月からなにかしらプチ変化があるのかなーと思ったり。春はいろいろ不安です。だから春はあんまり好きじゃないですね…。おれにもっと適応性というか順応性というか、そういうのがあればいいだけの話なんだけど。
■で、まあ、無事に今週の仕事も終わったので、今日は早起きして青山の茶屋でコーヒー飲みつつ書見したり、
ボリス百貨店 に初めて行ったり、昼寝したり、一平ちゃん夜店の焼きそばを食べるなどしました。
『お笑い向上委員会』をちょっと見る。この番組は、なんかこう、河田町時代のフジテレビジョンの匂いがするところが好き(と、見るたびに思う)。
十二月八日(日)
■開演が正午じゃなくて11:30の国立劇場。まずは『盛綱陣屋』。午前中からゴリゴリの古典歌舞伎ってのも乙だねえ。新作ばかりが歌舞伎じゃないぜ! って、なんか倒錯したものいいになってますね(笑。でも実際この師走のお江戸では、三つの芝居小屋でそれぞれチャップリン歌舞伎、ナウシカ歌舞伎、グリム童話歌舞伎がかかっておるわけです)。
つづいてチャップリンの『街の灯』をもとにした『蝙蝠の安さん』。猿弥(52)が実質ほぼ二重人格の上総屋新兵衛という役を演じる。シラフになったときのそっけない感じがちょっと怖く、ふだんは見せない一面だなあと思う。でもいつもの調子で幸四郎とわちゃわちゃやってたりもする。猿弥(52)は盛綱陣屋の伊吹藤太もうまかった。いつも思うことだけど、この人が歌舞伎界にいてよかった。
■茗荷谷に戻って、駅からすぐの春日通り沿いの洋食屋でメシ。この店はいい意味で、昭和の「家族でちょっぴりだけ贅沢するときのお店」の面影があるな。
十二月十三日(金)
■諸般の事情で東京駅で駅弁を買うことに。以前、とある人(面識はない)のブログでたまたま見かけてちょっとだけ気になってた、とある駅弁を発見したので、それを買ってみる。食べる。1350円もしたのに大したことなかった…。
十二月十四日(土)
■早起きして恵比寿の外資系ホテルWで朝食。毎年この時期になると来る。
オムレツを焼いてくれるカウンターで、コックさんに「オムライスは作れますか」と頼んでみたのですが、やっぱりムリでした(笑。オムライスが食べたいときは素直に木挽町のYOUに行きましょう)。代わりに、白身だけのオムレツを作ってもらう。
ふだんこのWホテルではあまり米は食べないんだけど、今回は珍しくごはんをたくさん食べた。北海道の「ななつぼし」というお米だそうだ。おいしい。茶碗によそって、スクランブルエッグを乗せ、オリーブオイルとクルトン。おいしい。カウンターをよく見るとグリーンカレーもあるではないか。ななつぼしを皿に盛り、カレーをかけ、パクチーを乗せて食べる。おいしい。
ラーメンも食べた。カウンターでお願いすると作ってもらえる。
トリミングが変な写真ですが気にしないでください。しかし、なんか、あれだ、食べ物は美味しいけど、ホールにいささか人手不足感を感じる。Wホテルでも人手が集まんないのかなあ。気のせいか。
■夜、『細かすぎて伝わらない』特番。
十二月十五日(日)
■朝、『所さんの目がテン』。を見ようとしたら「移住シリーズ」だったのでチャンネルを変える(移住って科学と関係なくないですか?)。なのでなんとなくフジテレビを見ると、玉三郎と児太郎とEXILEの人の鼎談をやってるではないか。見る。しかし児太郎の髪型ややこしいな。笑
■上野へ。国立科学博物館の『電子楽器100年展』。けっして広いとは云えないスペースに、テルミン、冨田勲、梯郁太郎にまつわる展示。たしかに小ぢんまりとした企画ではあったが、こっからですよ、こっから徐々に大きくしていって、最終的にはお隣の『ミイラ展』ぐらいになってほしい。
MC-8の実機が展示されていた。おもわずボタンに触れたくなる、端正なインターフェイス。電子楽器に限らず、最近はこういうシュッとしたボタン群をそなえたキカイをあまり見ないような気がする。
十二月二十日(金)
■仕事帰り、なんとなく初めてのラーメン屋に入ってみる。30代後半ぐらいの店長と、バイトの老婆の二人だけで店を回していた。老婆はポカが多く(「入ったばかりなんで…」と自分で云ってた)、ことあるごとに客にすみませんすみませんごめんなさいね、としきりに謝っていた。うーむ。その年齢でそこまでして働かないといけないいまの世の中ってなんなんだろうな、と思う。
ラーメンはまずくはないが微妙で、おれとしては珍しく、三分の一ほど残してしまった。
■夜、中村屋特番。長三郎の大物ぶりがやはり印象に残る。実質、長三郎特番? なんて。しかし『伽羅先代萩』の上演中に立ったまま寝るって、やはり大物だよな。笑
その後、木梨がゲストに出てる鶴瓶の番組を見て(おもしろかった)、『検索ちゃん』特番でオードリーの漫才を見る(おもしろかった)。この特番を見ることで年の瀬を感じるようになって何年目だろう。
検索ちゃんで宮下草薙が漫才してる時にチャンネルを変えると、そこにも宮下草薙が出てたのもおもしろかった。
■所ジョージの最初期のレコードでは、中西俊夫と佐藤チカが所さんのスタイリストを務めています。
と以前のエントリにも書きました 。中西俊夫と佐藤チカと云えばプラスチックスですが、いったいなぜ所さんとプラスチックスがつながるのでしょうか。
──という人類史最大の謎が、ちょっとだけ解けました。
先日、湯舟につかりながら
物の本 を読んでたところ、プラスチックスのことが出てたんですね。そしたら、プラスチックスのメンバー・島は宇崎竜童とともに事務所をやってた人ということが書いてありました。で、所さんは、たしか宇崎竜童の子分格というか前座として音楽活動を始めたはず。ダウンタウンブギウギバンドのメンバーがのちに所さんのバックバンド「NASTY」に関わったりもしてるしね。
なので、所さんと(のちの)プラスチックス人脈が接触する土壌はもともとあったのですね。のちに佐久間正英が所さんのシングルをプロデュースしてたりします。しかしダウンタウンブギウギバンドとプラスチックスって、だいぶ近いところ(というか同じところ)にいたんですね。これは知らなかった。なかなかイメージつながんないよなー。笑
■で、先日の『情熱大陸』所さん回、公式の見逃し配信で4回くらい見ました。笑
番組の中では、所さんがギター片手に歌を作る様子も流れてました。ナレーション曰く、「作った楽曲は千を越え、リリースしたアルバムは四十に及ぶ。
とくにヒット曲はない 」。辛辣かよ。
作った楽曲が千、というのは、ちょっとフカしてるようにも思えますが、でもテレビ番組で即興で披露した曲とか、現在もYouTubeで配信してる曲も合わせると、まあ結構な数にはなると思う。ライブだけでしかやってない曲とかも多々あるだろうしね。そもそも40年以上オンガクやってる人だからね。
年間25曲作ってたらたしかに千は超えますね。
リリースしたアルバムは四十とのことですが、wikipediaによるとオリジナルアルバムが28枚、ベスト盤が8枚なので、まあ四捨五入すると四十ですね。今後も作っていくでしょうし。
で、「とくにヒット曲はない」←これはまあ、確かにそうですね笑。こんだけ毎日毎日テレビ出てるのに、所さんがオンガク作ってること自体知らない人は多いですからね。
ちなみに所さんは、クルマの中では自分の曲しか聞かないらしい。
■おれが最近いちばん好きな所さんの曲は「僕のハーレー」って曲です。かっこいいよ。『本物』ってアルバムに入ってます。
十一月二十一日(木)
■体調はめちゃめちゃ悪いわけじゃないんだけど、万全ではないので今日は仕事休み。午前中はごろごろして出かける。
外苑前のイタリア料理屋で昼メシ。生ハムとレモンのトマトクリームソースパスタ。そう、いつもここでランチを食するときは食後のティラミスを発注するんだけど、きょうはティラミスをもらわなかった。食欲がそこまで回復してないんですね。うーむ。
■歩いて表参道の茶屋へ。コーヒー飲む。そういえば近所の小原流会館(※人類の4割くらいが
「小笠原流会館」 と間違って呼んでいる建物)で、ジャングルDJトーワ・トーワの
個展 をやってるのを思い出して足を運ぶ。並んでるコラージュ作品は実際に買えるんだけど、情け容赦なく高い。自分で古雑誌買って贋作つくるといいかもー。それをメルカリに(略)するのもいいかもー。うそ。
■さらに六本木で池田亮司の個展をやってるのも思い出して、青山から六本木まで歩く。まあそれっくらいの体力はあった。
■散歩の道中は、radikoで『大竹まことゴールデンラジオ』を2世紀ぶりくらいに聴いてた。栃木茨城で営業してたころ思い出すなー。
十一月二十二日(金)
■体調はぼちぼち。本日は出勤。しかし寒い。もう冬では。
■仕事帰りにどっかでなんか食べよう、と思ってたけど、冷たい雨が降ってるので中止。
かわりにスーパーでカット野菜と挽肉ととろけるチーズを買う。家に帰って、鍋の素といっしょにゆでて食べてみる。うーん、もうちょっと美味しいものができるような気がしたけど、そうでもなかった。
十一月二十三日(土・祝)
■土曜に休日が来ると損した感じ。引き続き冷たい雨。朝食は、全粒粉パスタにとろけるチーズと納豆を乗せて食べる。『チコちゃん』やってなかった日なので二度寝。
■昼起きると、まだ冷たい雨。とはいえ、肌寒い小雨の土曜、というのはなぜかは知らんけど好きです。
まだ2回しか行ったことない近所の喫茶店に行きハンバーグカレーを発注。おそらくハンバーグもカレーもレトルトでしょう。凝ってない。その何の変哲もないとこがよかった。
■帰宅してコンヴィニエンスなストアーで買ったあんまんと、自分で淹れたドリップのコーヒーを摂取しながらテレビなど見る。
今日はのんびりできてよかった。
十一月二十四日(日)
■朝起きると、オードリー若林が結婚していた。でもラジオで引っ越しの話してた時から、その予兆あったよね。実際おれも『さよならたりないふたり』の最後のほうで結婚発表あるんじゃないかなと
予想してました 。
■今日の体調はそんなに悪くないけど、なんというか、「体力の芯」のようなものがまだ戻ってきてない感ある。うーむ。
そして今日は目がかゆい。これもなんかのアレルギーか。とくに左目。
■国立劇場で歌舞伎。吉右衛門の『孤高勇士嬢景清』。始まりは地味だけど、徐々に芝居らしくなっていく。けっこうつらい展開もあるけど、最後は救いのある(のかな?)話。
しかし自分で両眼をつぶすって、小杉武久の「革命のための音楽」みたいだな。
序幕の米吉はもっと見たかったなー。
■しかし、体調に波があるように、食欲にも波があって。今日の昼飯はシュークリーム1ヶだけでした。笑
目もまだちょっとかゆい…。
十一月十六日(土)
■朝九時、近所の内科。この水曜と木曜は、どうにも体調が悪かった。そういえば、その前の火曜からすでに、会社の人からは「顔色が悪いぞ」と云われていた。金曜は少々は回復していたけど、とはいえ大事をとってホスピタルで診てもらうことにしました。
■ここ数日の体調不良を、「寒暖差アレルギーではないか」と自分で分析してたんだけど、お医者さんに診てもらった結果は、やはり「風邪っぽい症状が出てる寒暖差アレルギー」であり、ただし「風邪ではない」とのことでした。薬を処方してもらう。
■帰りに、近所にある大手チェーンのドラッグストアの店内の一画にある調剤薬局に寄って薬をもらう。ここは失敗でした。待合室がやたら狭いし、なによりもドラッグストア店内と地続きの空間なので(雰囲気も音楽も照明もなにもかも)落ち着かない。元気な時だと気になんないだろうけど、こういうところに来るときはたいてい体調が悪い時だからね…。こういう微妙なところが気になるのだ。
■で、いったん家に帰って、朝十一時半から歯医者。歯についた色素をとってもらって検診。虫歯は先日完治したんだけど、以前なおした別の虫歯のかぶせものが取れかけている、と云われる。これも近日治してもらう予定。
しかし、午前中だけで病院を二つハシゴすると、妙に充実した気分になるな。
■家に帰って昼寝。その後、歌舞伎座夜の部。今月二回目。『菊畑』の莟玉を見たかったので…。
二階席で見る。あ、歌舞伎座が新しくなってから二階で見るの初めてかも。
莟玉の虎蔵実ハ牛若丸はさ、品があって、しなやかで、初々しくて、でも勇ましさもあって、すきっとしているというかなんというか……語彙が追い付かない。
■新歌舞伎がちょっと苦手なおれですが、『市松小僧』は、意外に抵抗なく見(ら)れた。説明くさい場面があんまりないからかも。又吉お千代夫妻の店で買ったクシをほめる客、や橋吾の魚屋に江戸時代の町の雰囲気を感じた。まだ行ったことないけどね、江戸時代。
十一月十七日(日)
■体調はまだ悪い。空腹感はあるのに食欲がわかなかったり、熱はないのに頭が重かったり、松王丸 ぐらい咳き込んだり。
でも昨日、歌舞伎座で莟玉を見たのでちょっと元気になってきてはいる。
■つーことでギロッポンで最終日のバスキア展。うん、当日券だと並ぶことは知っていた。でも、十時から並び始めて、ようやく会場には入れたのが十三時十分。実に190分待ち! 歌舞伎座の一幕見席でもこんなに並んだことはないぞ。十時に並び始めた時点で、列がほとんどテレ朝 のほうまで伸びてましたからね。当日券じゃなくてちゃんと前売券買うべきですね。
■で、バスキアの作品をいろいろ見る。上手いのか下手なのか、いいのか悪いのかよく分からん。けど見ごたえあった。ウォーホルとの共作もあった。10年しか活動してないんだって、この人。
「バスキアって一日何枚描いてたの?」とお母さんに質問してた5歳くらいの女の子と、ラップするラメルジーの映像に見入ってた白髪のおばあちゃん、が印象に残ってます。
■六本木ヒルズを出て、遅い昼食は富士そばのカレーカツ丼。これを食べられるくらいには食欲が回復した。笑
■土曜日は歌舞伎座におりました。夜の部です。梅丸くんが莟玉になりました。苔玉じゃなくて莟玉。
そう。『菊畑』で凛とした牛若丸を演じてましてね。女形だけじゃねーんだぜおれは、という感じで、かっこよかったなあ。うん、拙僧はこの芝居では莟玉しか見ておりませんよ。これが正しい芝居の見方だな。いつものとおり三階席で見てたんですけど、もうちょっといい席で見たかったなーなんて思って。夜の部はあと一回、別の席で見てしまうかもしれない。それとイヤホンガイドは迷わず借りましょう。幕間に梅玉莟玉インタビューが聞けるよ。
■『連獅子』は、染五郎が大きくなったなー、って思った。『市松小僧の女』は、もうちょっとわかりやすい大団円があればいいのにとは思ったけど、まあそういうのばかりが芝居でもないのでしょう。終盤の指を切ろうとするところがリアルに怖かったなー。しかし鴈治郎の市松小僧は力士感ある。
十一月二日(土)
■朝、全粒粉パスタをゆでて、塩と海苔と粉チーズをかけて食べる。途中、前夜に飲み残して気の抜けきったクラフトビール(IPA)をちょっとパスタに垂らすとなかなかうまいことを発見する。いろんな発見がある…。
■土曜だというのに朝早く着替えて出かける。八時半に青山の茶屋でコーヒー。一時間ほどゆっくりして、さてどこに散歩に出かけようか……と考えているうち、おれにしてはかなり珍しいことに、不思議なくらい散歩欲がまったく起きず、さっさと茗荷谷に帰ってしまう。部屋についた時点で朝の十時半。
■しばらくごろごろしてから近所の歯医者へ。えー、虫歯を完治しました。つーか拙僧、何ヶ月か前にも完治してたんですよ。でもその後また新しい虫歯がデビューしやがったんですよ。
その後、生まれて初めて「業務スーパー」なる店に行こう、と思って歩いて出かける。新宿榎町店。いろいろと安い、が、購買意欲をそそられない性質の安さ。サッポロ一番みそラーメン5個パックがちょっと安かったので買う。あと、スペイン産の塩、ベトナム産のアーモンド、それと、どこでも買える大手メーカーの菓子を少々。もっといろいろ買い込むもんかなーと思ったけど、そうでもなかった。けど、大きめの粉チーズと1kgのスパゲティはいずれ買うだろうな。
しかし、青山と業務スーパー、と同じ日に別々の場所に2回も出かけると、一日が長く感じられるね。
■深夜、FNSの27時間テレビ見てみる。
十一月三日(日・祝)
■夕刻、日比谷へ。『さよならたりないふたり』のライブビューイング。みなとみらいでやってるライブの生中継。みなとみらいで見たかったなあ。でもチケット一瞬で完売だったなあ。でもこのライブビューイングのチケットも手に入りにくかったみたい。買えてよかった。
このライブを強いて一言で説明するとしたら、即興の漫才ライブです。ただし、山里と若林は久しく会ってなくて、本番当日まさにこのステージ上でようやく顔を合わせ、そこから漫才を作り始める、というなかなかに特殊な状況下で行われるライブです。
■おれは営業の仕事を離れてからというもののラジオの摂取量が百分の一くらいになっちゃったんだけど、山里もオードリーも好きだったからさ。いや、過去形じゃないか、好きだからさ。前日に『不毛』やオードリーANNの最新回を聴いて予習しましたよ、ちゃんと。
■17時半開演。中身についてはくどくど書かない。キリがない。とにかく。ボケとツッコミとかいう概念がどこかに吹っ飛ぶ漫才でした。漫才というか格闘技に近い。
カクトウギ・セッション (←適当に書いてます。笑)。自分の土俵に引き寄せよう引き寄せようとする山里と、それをかわしつつお笑いの予定調和をことごとくぶち壊してくる若林。若林に至っては当日のタイムテーブルまでぶち壊して二本目の漫才まで始める始末。すげえ。漫才どころかタイムテーブルまでアドリブ。それで三時間弱。いやー、すごいもん見た…。
■なんつーか、それぞれが、南海キャンディーズではできないこと、オードリーではできないことをぶつけあったんだと思う。だからこそ、それぞれのファンが集まるだけの単なるユニットライブとかで終わらず、このように舞台でいい感じに爆発したんだと思う。
やっぱさ、二人ともM-1決勝進出経験があって、二人とも長年ラジオやってて、二人とも40代にさしかかって、二人とも「芸人」から「MC」へのステップアップを図るお年頃じゃないですか。山里と若林はいろいろ共通点があって、かつ、漫才のスキルや蓄積が二人とも多々ある。でも二人はそもそも違うコンビであって、それぞれしずちゃんと春日という相方がいる。しょってるもんが違う。そういえば、山里は既婚で若林は独身だ。そういう違いもある。
この似てるとこと似てないとこが両方ちゃんとある、ってのが大事なような気がする。似てるだけだとね、なんつーか自己完結的になるんだよね。
ということで、えー、いいライブでした。
■ちなみに、若林が最近引っ越したらしいんだけど、引っ越し→結婚するから「さよなら」っていうタイトルになったのではないか、ライブの最後に結婚の報告があるのではないか──とちょっと予想してましたけど、それはハズレでした。笑
十一月四日(月・休)
■そういえば今年最後の三連休なんだよな。それはさておき歌舞伎座昼の部。90分の新歌舞伎、15分の舞踊、140分の世話物、となかなかこってりした構成。笑
■『研辰』は幸四郎ちょっとくだけすぎかなあ、と思ったけど、他の人物との描き分けに必要な描写なんでしょう。というのを割り引いてもちょっとくだけすぎかなあ。笑
終盤の研辰に翻弄される兄弟、が昨日の『たりないふたり』で若林に翻弄される山里に重なりました。すいません。
しかし、染五郎くんも大人になったらこういう研辰みたいな役もやるんでしょうか。
■で、『関三奴』。松緑はこういう格好が似合う。超似合う。
■『髪結新三』。菊五郎と左團次のやりとりに王道を感じる。しかし菊五郎が芝居じゃないリアル咳をしてたのが気になる。お大事に。
■今月は橘太郎が宿屋の亭主と肴売で出ていて、どちらも良かったです。
■終演後、家に帰る前にスーパーに寄って買い物少々。豚バラ
1ポンド と野菜少々を買って、家で煮て食って三連休終了。
∴
『アウト×デラックス』、先週は右團次親子だったけど、今日は元・春猿が出てる。笑
■颱風前夜。スーパーに買い物に行くと、たとえばカップラーメンの棚はほぼ空で、「なんとか肉うどん」というあまり見慣れない銘柄が売れ残ってるだけだったし、食パン菓子パンもほぼ売り切れていた。うむ。
しかしさ、みんな颱風に備えていろいろ買い込むじゃん? 店の売り上げが上がるじゃん? お金が回るじゃん? 「令和元年10月は増税したにもかかわらずスーパーの売り上げはむしろ増えた。よって増税による景気の影響はない」とか発表したりすんのかね、お上は。どうなんだろう。
■『かりそめ天国』がゴールデンに進出、ということで、ちょっと見た。ちょっと見た限りでは、変なゲスト(変なドラマの変な番宣をする変な女優とか、変な映画の変な告知をする変な俳優とか)
や、変な新レギュラー(変な33歳くらいの芸人とか、変なアイドルとか)といった、変なヒト科ヒト属ヒトが出てこなくて安心した。
いや、テレ朝ってそういう変なテコ入れしそうじゃん? テレ朝深夜番組がゴールデン進出、と聞くと『Matthew's Best Hit TV』のことを思い出さずにはいられないわけですが、『かりそめ天国』は少なくともいまのところ無事そうでよかった。でも『怒り新党』のほうが好きでした。似たようなもんだろ、と云われたらそれまでですが。
■10/12の颱風当日はヤーグマイ(沖縄語で「家にこもる」の意)してて、終日一歩も外に出なかったわけですが、そういうときにあらかじめ準備しといたほうがいい食料品のリストをまとめた。あくまでもごく個人的なあれなので、あなたの参考にはならない。
・ふわふわした甘いやつ(あんドーナツ、クリームパンなど)
・さくさくした甘いやつ(クッキー、ビスケットなど)
・さくさくしたしょっぱいやつ(ポテトチップス、ナチョスなど)
・あまり味が濃くない魚の缶詰(さば水煮など)
・パスタとパスタソース
・カップ麺各種
・炭酸の飲み物(炭酸水でもビールでも)
・果物のジュース(←重複表現?)
これらを一日で全部食べるわけではないよもちろん。ただ、揃えておくと安心だなーってことです。
■先日、ひさしぶりに全粒粉のパスタをゆでて食ってみた。ちゃんと袋に表示されてる時間通りゆでて、お湯を切って、ツナ缶と和える。塩とオリーブオイルと醤油で味付け。食べる前にもみのり少々。なかなかうまかった。
なのに、googleに「全粒粉パスタ」と入力すると「まずい」という検索候補が出る始末。やはりGAFAが支配する世界というのはダメだと思う。
これは「※個人の感想」だけど、全粒粉パスタにトマトソースはたしかにあんまり合わない。でもカルボナーラなら、まあ合いそうな気もする。今度やってみますね。
なんなら、もりそばみたいにして、麺つゆにつけて食べるのもよさそうな気もする。
■そんで体育の日が来年からスポーツの日になるんだって。どうせなら「根路銘スポーツ」 の日にすればいいのに。ってコザ周辺の人しか伝わらないやつですいません。
■日本橋にある三井住友なんとか銀行のような、古くて立派な石でできた建物。おそらく、昔は銀行か病院か大学だったんでしょう、その建物の一室をリフォームしてできた男子禁制の古本屋。
その古本屋さんに取材に行ってきました。おれはちんちんが付いていますが、取材ということで特別にお店に入れてもらった。まあ、影響力ありますしね、半蔵商店。
■気持ちよく晴れて、暑くも寒くもない、ちょうどいい気候の土曜の午後。そのお店に行ってきました。前述のとおり古くて立派な石でできた建物、に入って長い廊下を歩くと、古本屋となってる一室が見えてくる。真鍮の把手が付いていたドアは開けたままになっている。
店内に入ると、そこは意外と気持ちいい空間が広がる。ほどほどに明るく、ほどほどに風の通りがいい。大きな窓からは薄いカーテン越しに庭の木々が見える。静かだ。BGMがない。木の床を歩くと、一歩ごとにミシミシ鳴る。レトロでよろしい。店の広さは、そうだな、国立劇場の二階の休憩所くらい?
■店主(もちろん女性だ)の案内で、本棚をいろいろ見せてもらう。品ぞろえが独特で、たとえば漫画コーナーでは、桜沢エリカの単行本の隣に、野沢直子プロデュースの大人のおもちゃ(女性向け) が売っていて、それは一見すると’80年代ファンシーグッズの魚のキャラクターのフィギュアのようにしか見えない。ふーむ。
男子禁制の古本屋だけど、男が書いた本は置いてないのか、というともちろんそんなことはなく、新入荷の棚には高橋幸宏のエッセイがあった。おれが買おうかな。
■──という夢を見ました。なにぶん夢の中のことなので、その古本屋がどこにあったのかまでは特定できないんだけど、東京23区内の「都心部かつ東寄り」のどこかか、福岡市内のどこかか、台湾のどこか、のような気がした。台湾は行ったことないですけど。
野沢直子プロデュースの大人のおもちゃが現実に存在するかどうかは知らない。たぶんないと思うけど、でも、あってもおかしくないような気もする。笑
■先週の土曜は、都内某所でケンイシイのDJを見学してきました。クラブというよりはギャラリー然とした小バコ。この距離感でテクノゴッドを見られるってのがいいね。一曲目が「Flurry」。おい、ケンイシイの曲の中でもおれが特に好きな曲じゃん! やったあ。ちなみに、ケンイシイ氏、この曲のプレイ後にCDを『Innerelements』のケースに戻してたのですが、そのジャケのロゴからすると、日本盤じゃなくってベルギー盤だったね。
──細かいとこまで見てんなあ…。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
帰りに、「なか卯」で親子丼食べました。店内の有線では
東京少年 の
「Shy Shy Japanese」 が流れてました。
■渋谷のコンヴィニエンスなストアーで、前の元号(なんだっけ? 忘れた)から令和に代わる記念に発売された金粉入りペヤングが半額で投げ売りされてたので買った。半額だから、普通のペヤングを普通に買うより安い。笑
普通のペヤングに金粉の小袋が入っている。この金粉はとっておいて、なんかもっと別な機会に使おうと思う。部屋で一人でペヤングをすするよりも劇的な瞬間、というのはおれの人生にもあるはずである。たぶん。ちなみにペヤングよりもUFOが好きです。
■ちょっと前に歯医者で、「おれと同姓の患者とカルテ&レントゲンが出てきた事件」、というのが発生しました。
実害はなかったものの、なんかもうこの歯医者行きたくないなあ、2階の診察室から吹き抜けを通して「〇×さーん」と声をかけてから1階の待合室の患者を呼び出すシステムも好きじゃなかったし──と思いつつ日々を過ごしていたのですが、先日、この歯医者で以前にやってもらった虫歯のかぶせ物が割れました。ええ、割れました。
カルテ&レントゲンを別人のと間違うわ、かぶせ物は割れるわ、やっぱこの歯医者はもうやめとこう…。
ということで、今週末より新しい歯医者に通います。
■ここ最近の買い物でかなりの当たりだったのが、小さなデジタル時計である。手のひらに収まる大きさで、コンパクトのようにぱちんと閉めるフタがついている。フタを開くと、フタがそのまま台座になる。おそらくは旅行用だろう。
といっても旅行用に買ったわけではなく、その時計を拙僧は風呂場に置いている。三点式ユニットバスの洗面台にその時計を置くと、なんと、驚くべきことに、歯磨きをしながらでも、ヒゲを剃りながらでも現在の時刻を確認できるのである。しかも、湯舟につかりながらでも、あまつさえ、シャワーを浴びながらでも、現在の時刻を確認できるのである。令和最大の発明と云ってもいいだろう。科学の進歩には驚くばかりである。
──なにを云っておるのか。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
忙しい朝の残り時間を確認するのに重宝するし、休日ゆっくり湯につかる時に何分つかったかを計るのにも適している。要するに便利だ。どうしてもっと早くに風呂場に時計を置くことを思いつかなかったのだろう。不思議である。
■ところでこのデジタル時計、単におれが風呂場に置いてるというだけであり、別に防水加工だの防滴加工だの、そういう風呂場用の仕様ではない。こっちのほうが、ちゃんとした風呂場専用時計より安かったのである。
先日、電気カミソリが動かなくなったので電池を入れ替える作業を行っていたところ、手を滑らせ、電気カミソリ本体が洗面台に置いてあるこのデジタル時計を直撃。デジタル時計はそのままピタゴラスイッチ的に便器の中に落ち水没。あわてて拾い上げたが、デジタル時計の液晶はのっぺらぼうになっており、なにも表示されなくなっていた。合唱。
──未知ーという名のー♪ ふーねーにー乗りー♪ (´Д` )(´Д` )(´Д` )フネニーノリー
もとい合掌。
■風呂場の便利な時計がなくなると困る。一日置いて改めて店に赴き、色も形もまったく同じデジタル時計を買った。そして新しい時計を携えて帰宅して風呂場に向かったところ。
水没して壊れたというのに未練がましく洗面台に置いといたデジタル時計が、ちゃんと動作してるんである。示している時刻こそ間違ってたが、ちゃんと数字を表示してるんである。なんだこれ。新しい時計買ってこなくてもよかったじゃん…。
でも、水没したデジタル時計を放置すると直る(こともある)ということが分かったから、まあいいか。
■ちなみに上述の電気カミソリは、電池を新しいものに取り換えても動かなかった。おれが買い替えるべきはデジタル時計じゃなくどうやら電気カミソリだったらしい。
■パソコンを買う買う買う買う買う買う買う買うと云い続けて幾星霜。ようやく新しいノートパソコンを本日購入しました! といっても、機種を選んで支払いを済ませただけで、実物が家に来るのはもうちょっと先なんですけどね。とはいえ、ちゃんと買いましたよ。
気になるスペックはこちら。
・OS/windows 10 Home
・CPU/i7-8700(6コア12スレッド)
・メモリ/32GB
・グラフィックボードっていうのかな/そういうのはない
・ストレージ/480GB SSD
・画面/だいたい15インチくらい(クラムシェルにして別のディスプレイにつなぐので、ここはとくに大事ではない)
■ほら、これは有名な話ですけど、おれってパソコンで音楽作ってるじゃないですか。だから音楽用にはどういうスペックのパソコン買えばいいのかなー、なんていろいろ検索してみたんだけど、
「DTM用のパソコンに必要なスペックはこれだ! '83」 みたいな記事があれやこれやとヒットするんですね。
それはいいんだけども、「CPUはi7以上が良いでしょう、メモリは16GB以上が良いでしょう、持ち運ぶならノート型が良いでしょう」みたいな、
明治時代の天気予報かよ レベルのふわっとした記事がけっこうあるのな! あとは「CPUは“頭脳”です、メモリは“作業できる机の広さ”です」みたいなさ、'90年代のパソコンの教則本みたいなことが真顔で書いてあったりとか。まあ、そういう初歩的な記事のほうがアクセス稼げるんだろうな。
で、そういうブログを書いてるやつと同じ数だけ意見があるわけだからさ、どのスペックが正解かなんて決定打はないし、いちいち参考にするのもだるい。
なので、いろいろ考えはしたのですが最終的にスペックはなんとなく勘で決めました。おまえの音楽にメモリが32GBも要るのかと訊かれるとあれですが、おれもよく分かりません。まあ勘ですので。
■で、ひとつ気になるのがWindows 10のグレードですね。ProかHomeか。このグレードの話になると、店の人が
急に饒舌になってきて 、やたらProをお勧めしてきて、吉本の霜降り明星ぐらいゴリゴリ推してきて、なんか不安になってHomeを選びました。
いま気になって、windows 10についてざっと検索してみたところ、やはりHomeよりProのほうが無難だったかなー、と思わないこともないけど、グレード以前にWindows 10自体を批判する記事がけっこう見つかって(おもにアップデート時の不具合の件)、なんなの10ってそんなにひどいの、といまさらながら認識するなどしております。大丈夫なんですかね、10…。いまだに7使ってるからわからん。
∴
■さて、パソコンを買ったあとの食事といえばラーメンに限ります。
──そうかあ? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
ですから、パソコンを買ったあとの食事といえばラーメンに限ります。
でも、まあ七月ですし、ラーメンではなく冷やし中華を食べに行きました。この時期に、クラッシックな中華料理屋で冷やし中華を食べるのが好きなのですね。
いつもは神保町S店に行くところ、今日は目先を変えて神保町Y店に行きました。なんでも、冷やし中華発祥の店、とのことです。ほんとかよ。要出典タグ貼んなくていいのかこれ。
■お店に入ると、比較的ゴー☆ジャスな外装に反して、比較的しょぼい店内。なんだか病院の待合室みたい…。席について、冷やし中華の大盛りを発注。1810円。けっこうするね。
数分後、冷やし中華大盛りが運ばれてきたので、食う。ずるずるずるずる……。うーん、味はいたって普通。この価格からするとちょっと微妙かなあ。冷やし中華に美味いも不味いもあるかよって云いたがる人もいるかもしんないけど、でもやはり価格とのバランスってもんはあると思う。麺がそうめんのような極細なのも気になる。これはまあ、好みの問題ですけど。
おれが冷やし中華を半分くらいまで食べ進んだところで、見ず知らずの女性客と相席。うそだろ。1810円のもの食ってんのに相席はないだろ。いや、円卓とかならまあ分かるけどさ、4人掛けの普通のテーブルで相席。それも、お昼時のピークならともかく、午後2時前なんである…。
■さらにファッキングなことには(直訳風)、近くの席のアラフォー男性2人組が「中国旅行におけるトイレ事情」をでかい声で話していました。「最近はねー、中国の若い人もドア無しのトイレはイヤみたいです」とか、
「上海の男性用トイレの小便器はエンドレスで水が流れている」 とか、飲食店で大声で話すことかよ。そんなトークを聴きながら、1810円もするのに微妙な冷やし中華をすすっているこっちの身にもなってほしいし、こいつら2人とも帰り道で米軍に誤爆されてほしい。
■食べ終えて、「この1810円は、いままでの人生でいちばん納得のいってない1810円です」と心の中で念じながらレジのジジイに代金を払いました。高速度カメラで撮影して計測したら、たぶん、おれが財布から現金を取り出すスピードは普段より有意に遅かったと思う。
ちなみにこのお店、池波正太郎が生前通っていたそうです。だから何だよ知らねえよ。
ちかぢか、S店に行って冷やし中華を食べて口直ししてきます。
■6/30は、カブキの巡業に行ってました。東コースです。場所は江戸川区総合文化センター。新小岩の駅からバスに乗るのですが、バス停はカブキの見物客で長蛇の列。バスに乗ったら乗ったでギュウギュウ。江戸川区総合文化センターちょっと駅から遠すぎやしませんかネ、練馬文化センターや文京シビックホールを見習ってほしいもんですネ、と所ジョージの歌詞のような文体になってしまいます。実際、所さんだったら「江戸川区総合文化センターの駅からの遠さ」というテーマだけで一曲作ってしまう可能性があります。
■口上は下手から錦吾、廣太郎、幸四郎、白鸚、猿之助、高麗蔵。挨拶の順番は白→猿→高→錦→廣→幸。だったと思う。
『引窓』は、幸雀が良かった。せっせと貯めたお金を差し出して人相書きを買おうとするところなんか、せつなくて見てらんなかった…。(´;ω;`)
芝居全体も良かったんだけど、なぜか客席から笑いが起きた箇所が複数あったのが気になる。
『かさね』、はひたすら猿之助幸四郎のコンビ感を味わうための演目[要出典 ] 。そうか、この二人は前の週まで三谷幸喜のカブキをやっていたのだった。来月は弥次喜多なのだった。
■こういう、なんとか文化センターとか、かんとか市民ホールとかで見るカブキって、壁が殺風景だったり(歌舞伎座の客席のちょうちんや桟敷席の存在が、芝居の雰囲気を盛り立ててることに改めて気付く)、花道が極端に短かったり、客席の私語が多かったりするんだけど、日曜日に降り慣れない駅で降りて、そういった場所でカブキを見ることにもそれなりの風情を感じるようになってます。
■ぜんぜん関係ないけど、おれの隣に座ってたおばあさんは、同行の人に「私、勘九郎よりも七之助のほうが上手いと思う」と語っていました。笑
■拙僧は自宅のwindowsではATOKを使っていますが、勤め先のiMacではgoogle日本語入力を使っております。有名な話ですが。
■で、以前、「google日本語入力だと、昔のテレビ番組も変換できる」みたいなことを
ブログに書いた のですが、先日、ふと思い立ち、
「どきどきn」
と入力してみたところ、この時点でもう
ドキド欽ちゃんスピリッツ
という番組名が変換候補に表示されました。「なつかしのテレビ番組入力機能」みたいなモードをオンにしてしまったとしか思えない。
■日本語入力、といえば、
スタパ齋藤氏が30年以上使ってたATOKに見切りをつけてgoogle日本語入力に乗り換えたらしいです 。わかる。おれもgoogleのほうが賢いなあと思うことが増えてます。「どきどきn」と入力しただけで「ドキド欽ちゃんスピリッツ」って出てきますしね。
──前の段落で云ってることを再放送するんじゃない。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
まあ、正直に書くとおれの使ってるATOKは2013年版ですから、googleと比較するのはフェアじゃないかもしれない。
でもさ、なんで自宅PCをATOKからgoogle日本語入力に乗り換えないかというと。googleってアメリカ企業じゃないですか。やっぱり、日本語のことなんだから、日本の企業のソフトを使っていたいなあ、みたいな感覚がちょっとあるんですよね。そのわりには最新版のATOKを購入して無くてすいません。いちおうATOK Passport入ってた時期もあったりはしたのですが。
■ちなみに、google日本語入力で「さだんじ」と入力すると、もちろんちゃんと「左團次」と変換されるのですが、「うだんじ」と入力しても「右團次」とは変換されません。がんばれ右團次。そういえば昨日テレビに出てたみたいね。数ヶ月前にも右團次がダウンタウンの番組に出てたの見たけどけっこうトークが面白かったのを覚えてる。右近時代よりも確実にバラエティー慣れしてきてますね。
■ところで、そもそもみなさん『ドキド欽ちゃんスピリッツ』って知ってます? おれも知らない。
■梅雨ですね。東京は雨でした。朝は青山の茶屋で一服。土曜の雨の朝はコーヒーに限る。
電気で動く汽車に乗って半蔵門、国立劇場の歌舞伎鑑賞教室。見始めて10年目になる。盆や正月のように、今年もこの季節が来たなあ、と思うようになっている。
ニゴー(登録商標)と仲の良いインスタグラマーの中村虎之介が前半のガイダンスをつとめる。ガイダンスで早替わり、というのは初めて見た。というか、洋服から和服への早替わりというのを初めて見た(笑・未見の方ネタバレすみません)。
芝居は『神霊矢口渡』。壱太郎と亀鶴が良いですよ。
■終演後、雨のなか半蔵門の駅まで戻る……、つもりだったけど、なんとなく雨のなか散歩したくなって、まあまあの雨になら耐えられる服装だったこともあり、番町エリアを抜けて九段下まで歩いてしまう。
■九段下の駅から電気で動く汽車で茗荷谷に戻る。部屋に帰って、おやつのどら焼きとコーヒー(土曜の雨の昼はあんこが欲しくなります)。ちょっと寝る。
■その後、近所の歯医者へ。定期検診。
診察室で、歯医者特有の巨大なイスに横たわる。横たわりながら、歯科衛生士(という呼び方で合ってる?)のヒトの手前にあるモニターをなにげなく見ると、おれの歯のレントゲン写真が表示されている。
あれ? この写真、おかしいぞ。大昔に抜いたはずの親知らずが写ってるぞ。なんでだ?
モニターの片隅をよーく見ると、「ミヤギ○×」と、おれと名字が同じってだけの別人 の名前が表示されてるではないか。これは、おれのレントゲンじゃなくて「別のミヤギさん」のレントゲンではないか。歯科衛生士の手もとにあるカルテらしきものも、おそらくこの「別のミヤギさん」のカルテだろう(そこまではさすがにおれは見てないけど)。
そのことを歯科衛生士に指摘すると、奥から出てきた別のヒトがおれの正しいカルテを持ってきて、画面にもおれの正しいレントゲンが表示されるようになった。
おれはたまたま画面見てたからこのミスを指摘できたけど、画面なんかいちいち見ない患者だって多いだろう。おれは定期検診だからいいけど、歯を削るだの抜くだのって患者だったらどうなったんだろう。
ヒューマン・エラーはしょうがないもの、とアタマでは思うものの、このミスはあまり気分がよろしくない…。
■よろしくない気分のまま帰宅。ネットで調べてみると、なんとかという女優が眼科で、やはり同じ名字の別人とカルテを取り違えられて目玉に要らん注射をされる、ということが今年あったらしい。ふむ。
■昨日は某区某所のカレー屋へ。ここのカレーはあまり好みではないですが、たまに行きます。なんでかというと、ライスがけっこう美味しいから。昨日もライス600gのチキンカレーを発注したのですが、序盤などはカレーをかけずに卓上の福神漬けだけをおかずにライス食べてました。笑
これでカレーが美味しかったら完璧なんですが、世の中に完璧なものはそうそう無いし、そもそも自分が完璧じゃないのに他人に完璧を要求するのはどうかと思うのですが、でもいまのインターネットはそういう要求であふれかえっております。人類はインターネットを直ちに廃絶すべきです。
──そうですか。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
■微妙なカレーがかかった、美味しいライス。それを黙々と食べ進めながら、「明太子やイカの塩辛や生卵といっしょにおいしいライスをたらふく食えたらなあ。そういう店があればなあ。あ、それ、単にビジネスホテルの朝食ビュッフェだな、それ」などと考えておりました。
──なにもカレーライス食べながらそんなことを考えなくても良いではないか。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) カレーノタチバガナイ
このカレー屋、なかなかの人気店で、土日などは列ができています。なんでカレーが微妙なのにこんなに人気なんだろう、と謎だったんだけど、ひょっとするとみんな、おれといっしょでライス目当てにやってきてるのかもしれない。
■令和になって19日目です。
平日→9日
土・日・祝→10日
と、いまのところ休みの日数が平日の日数を上回っております。いいですね令和。
■さて。昨日の土曜日は、渋谷で買い物少々。そのあと歌舞伎座へ移動しました。こないだ、夜の部に遅刻して見逃した『鶴寿千歳』を一幕見席で見るためです。
歌舞伎座前のベンチに座って40分待って一幕見席の切符を買って、コンビニやらルノアールやらで2時間つぶして、歌舞伎座に戻って4階へ。15分くらいの短い演目を見るために、かなりの時間使ってます。すごく贅沢な時間の使い方です、と誰も云ってくれないので自分で云う。
■『鶴寿千歳』、良かったんですけど、ひとつ気になったことがあって。
えーと、それは客席からの掛け声です。\ヨロズヤ!/とか\オトワヤ!/とか。なんつーか、この芝居には威勢が良すぎると感じたのですね。
たとえば江戸の吉原の街を舞台にしたような踊りならさておき、この芝居って、そうじゃないでしょう。宮中が舞台の、落ち着いた、やわらかいというか、もっというと雅な感じの踊り。ヨロズヤだのオトワヤだの大きな掛け声は舞台の空気とミスマッチだと思いました。
それと、掛け声の回数も少なくなかった。この踊りには、そんな頻繁に掛けなくてもいいと思う。
おれは普段「掛け声がうるさい!」などと感じるタイプの人間ではないのですが、この日の掛け声は、まあ、あんまりありがたくなかったです。
この芝居でおっきな声をかけてたヒトって、ひょっとすると歌舞伎とか踊りとか、たいして興味ないのかもね。
■あと今月の掛け声で云えば、『勧進帳』ね。中盤、四天王の一人一人に\○×屋!/って声をかけるやついるじゃないですか。おれ、あれ嫌い。
わかんないけど、ことあるごとにいちいち声かけるやつは音ゲー かなんかみたいな感覚なんですかね? 画面上部から落ちてくる四角に合わせてボタンを叩く感覚で、役者の一挙一動に合わせていちいち声をかけ続けないと気が済まないというか。カブキは大向うのための音ゲーじゃないっつーの。ビートマニアじゃねーっつーの。ちなみに初期ビートマニアでは「Changing the Asia」って曲が好きです。
■話を『鶴寿千歳』に戻しますと。まあ掛け声に気になる点はありましたが、全体としては楽しめました。
∴
■ちなみに金曜の夜も一幕見席で『御所五郎蔵』見てました。年に何回もないことですが、平日の夜に仕事帰りに一幕見席に座ると、なんだかこれぞ正しいカブキの見方だな、みたいに思ってしまいます。
うん、梅枝と右近が目当てでした。あと橘太郎。前も書いたけど、松也は後半の愛想づかしのとこから良くなる。
■
これ(mp3ファイルに直リンクします) 。
拙僧が'00年代の初めに、ノルウェーのサウンドアートのレーベルのコンピに提供した曲です。
■──ではなく、おれが普段メインで使ってるノートPCの異音です。まあまあスペックの高い(少なくとも購入した数年前の時点では)ノートPCをクラムシェルにしてデスクトップ代わりに使っておるのですが、老朽化のためか、週に2回くらいこのような異音を奏でます。買い替え時かなーと思います。でも再起動すると元に戻ります。そうすると買い替えなくてもいいかー、という気分になります。こうやって買い換えのタイミングがずるずる延びていくわけです…。
■というようなことを以前も書いてるよな、おれ。
■金曜の夜、残業帰りにブンカムラに寄って、くまのプーさん展を見てきました、半蔵商店でございます、そういえば去年はここでパデ公もといパディントン展を見たな。イギリスの熊畜生が好きな拙僧ではある。
くまのプーさんにめちゃくちゃ思い入れがあるわけじゃないんだけどさ、小学生のころは岩波書店のハコ入りハードカバーを持ってたし、『プーさんのお料理読本』とか『クリストファー・ロビンのうた』とかも読んでたしさ。それで足が向いたのです。
■場内にはシェパードっていう外人による貴重な原画がいろいろと展示されてたのですが、いちばん欲しくなった(※べつに売ってるわけではないです)のは、
「浮かぶクマ丸」という連続写真のような6枚続きの絵 で、たとえばこれの額いりレプリカなんてのがあったら買っちゃってたかもしれない。いや、買ったっておれの部屋には飾るとこないんですが。
■で、まあ、いろいろ話をはしょるけど、場内をいろいろと見て回ってると、なんつーか、
幼年期の終わり みたいなのを感じてせつなくなりました。われわれは、いつまでも絵本の中の世界に生きてるわけにはいかない。でも、たしかにこの世界にいたのです──みたいな感想文を書きたくなるなにかがあった。それだけプーさんには、Welcome to this crazy timeこのふざけた時代へようこそ君はタフボイタフボイ的な荒みきった社会を生きる現代人を童心に返してくれる力があるんだろうな。
パディントンが現代人の日常生活に寄り添いながら生きるクマだとすると、プーさんは子供時代の思い出の象徴として心の中に生き続けるクマというか。そういう違いがあるのではないかと思いました。適当に書いてますすいません。
■3/21(木)に国立劇場(小)でカブキ見ました。
小劇場のコムパクトな空間で見る歌舞伎。でも苦手な真山青果。いや、いつまでも苦手とかなんとか云ってちゃいけないかもしんないんだけど。
『元禄忠臣蔵』は、でも、インスタに頻繁にニゴー(登録商標)が出てくる虎之介のおきよが良かった。あと、御座の間の豊綱とやりとりするときの歌昇も良かった。声を張り上げるとこはあんまし好きじゃないけどね、でもこれは歌昇のせいじゃなくて真山青果のせい。
『積恋雪関扉』は、菊之助が菊之助っぽくない役どころで出てるのが面白い。梅枝も良い。あと、以前からちょっと思ってたんだけど、萬太郎の顔って某音楽レーベルの主宰者に似てる気がするんだよな(笑。ただし角度による。正面や真横から見るとあまり似てないのです)。
■そんで自動車を拾って木挽町夜の部。3/10に偶数日篇を見たので、今日は奇数日篇。『盛綱陣屋』、1回目よりそれぞれの登場人物に感情移入しつつ2回目見る。
『雷船頭』、は偶数日とだいぶ演出が違う。弘太郎の雷様、コミカルでいいんだけど、この配役に短歌や俳句の世界で云うところの「つきすぎ」 ってやつをちょっと感じる(慣れない言葉をムリにつかってますね、おれ。笑)。なんつーか、役にあまりにもはまり過ぎてるというか…。
『弁天娘〜』は奇数日も偶数日もどっちも好きだけど、強いて云えば猿之助の弁天小僧が好きかなー。猿弥(51)の南郷も捨てがたいけど。次回はぜひ猿之助と猿弥(51)のコンビでも見たいですね。あと鷹之資、この日も若旦那感がちゃんと出てて良かった。
■つーことで、あいかわらず好き嫌いしか書いてない感想文でした。いいじゃん。
■きょうは土曜ですが仕事でした。チコちゃんの再放送も始まってない時間帯から家を出て、労働にいそしみ、帰りに某君と合流してしゃぶしゃぶを食べました。
某君の、
「両面印刷するとき、長辺とじと短辺とじの違いを何回説明しても覚えてくれない先輩」 の話が面白かったです。
■さてtokyo kabuki boysの新譜ですよみなさん。future funkのつもりで作ってます。どうでしょう。題は「london kabuki boys」といいます。
三月九日(土)
■真顔で国立劇場に行く。歌舞伎、ではなく、『組踊と琉球舞踊』という沖縄の伝統芸能の公演。菊之助のカブキは小劇場だけど、これは大劇場でやってた。沖縄出身だからさ、こういうのも見なきゃね。「組踊」は琉球の芸能で、「くみおどり」と発音してもいいんだけど「くみうどぅい」 と発音すると沖縄っぽいです。
■第一部『辺戸の大主』は、歌舞伎座でもたまにある、複数の踊り手がオムニバス的に踊るやつ。第二部は踊りが5本。第三部は『二童敵討』。これは、カブキ風に表現すると松羽目もの+仇討ちもの、という感じ?
第二部の途中より、両陛下ご臨席。そういえばこの日、劇場の中は普段は見かけないSPっぽい人がいっぱいいた。
■終演後、月島のジョナサンでとんかつ。春先はファミレスのとんかつがいいのだ、という件については、またいつか稿を改めて。そのあと別の喫茶店でコーヒー。
三月十日(日)
■歌舞伎座夜の部。『盛綱陣屋』。なかなかにヘヴィーな、とヴ音表記したくなるくらいヘヴィーな演目ですが、良かった。勘九郎も七之助も出てないのに、勘太郎が出てる。がんばってた。
■つづいての踊りに鷹之資。そういえば、おれが初めてカブキを見たのが九年前の三月のことで、その日は富十郎と鷹之資の『石橋』があったなあ。ということをふと思い出した。まだ歌舞伎座の前に焼き甘栗の匂いがただよってたころの話。
■そして、猿之助の弁天小僧と幸四郎の南郷力丸を楽しく見る。幸四郎×猿弥(51)版も楽しみ(3/21に見に行きます)。
■歌舞伎座から帰って、スーパーで捕獲した半額とんかつと半額「椎茸と何かのすり身を揚げたやつ」をつつきながら「インドの青鬼」 を飲む。テレヴィジョンを点けると、池上彰の番組でコザ暴動についてやっていた。コザのゲート通りの映像など出てくる。
ひき続きインドの青鬼を飲みながら、クロアチア産のオイルサーディンをハンガリー産のクラッカーに乗せるなどしてるうちに雨が降ってきた。
■先日、近所のスーパーの惣菜コーナーで、「鰤のメンチカツ」というのを売ってたので、これは珍しいと思い、試しに買ってみましたまずかった。半蔵商店でございます。
■3/3の日曜日は、歌舞伎座昼の部でした、『傾城反魂香』。あれってたいがい「土佐将監閑居の場」からやるじゃないですか。でも今月はその前段の部分からやってますね。猿弥(51)と虎の立ち回り、という珍しいものも見られます。
猿之助の“おとく”がいいんですよ。筋書によると三度目だって。主人に土佐の名字を授けてください、と師匠に哀願するところが痛切でね。猿之助って、ルフィみたいな役もできるけど、こういう役もできるのがすごいよね。
■又平に名字が許されたとたん、師匠からキモノをすぐもらえるじゃん? あれってやっぱりいつでも又平にあげられるようにスタンバイしてたのかね。師匠もかねがね「いっや〜、又平に名字あげてもいいんだけどな〜、なんかこう、ほんのちょっとだけなんか足りないんだよな〜、あと一息なんだよな〜。もうワンクッションあればさ、ね、名字、あげてもいいんだけど」みたいに思ってたのかね。しかし「ワンクッション」って和製英語感すごいよな。
■あ、『女鳴神』は、股ぐらから酒を取り出さないんだ、とか、「ずぼんぼえ〜♪」がないんだ、とか、『鳴神』とくらべながら見てました。
■で、夜の部は3/10と3/21に見に行きます。松竹は先日の阿古屋で、奇数日偶数日商法 に味を占めたんでしょうか。笑
■家のPCからたまにヴーカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリガガガガガガガガヴーみたいな異音がします。というのは以前も書いたことなんですが、この異音の発生ペースがだんだん上がってきてるような気がする。うーん。でも再起動すれば治るので、このPCはもうちょっとだましだまし使います。
■さて本題。ふだん、低糖質ダイエットってほどじゃないけど、まあそれなりに糖質は控えてまして。それなりとはいえ多少は効き目があったらしく、年末年始に帰省した際、母親に「やせこけた」と云われました。いや、別にそこまでやせてはないはずなんだけどな。
でもまあ実家に九日間いたら、あっさり太りました。つーことで、最近は糖質ひかえめを普段より意識したメニューを摂っております。
■低糖質メニューその一。
【材料】
・ひき肉300g(牛でも豚でも好きなやつで可)
・レトルトのキーマカレー 1人前(他のカレーでも可)
【作り方】
1) ひき肉300gを真顔で炒めます。出てきた油は適宜捨てます
2) 炒めたひき肉をライスだと思いこみます
3) 別にいいじゃないですか、炒めたひき肉をライスだと思いこんだって
4) 温めたレトルトのキーマカレーを、そのライス(実はひき肉300g)にかけます
お米を使わない、低糖質なカレーです。
── 肉に肉をかけて食うのか…(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )
あと、キャベツの芯を米粒大にカットした「キャベツライス」っていうのが最近あるじゃないですか。それをひき肉と一緒に炒めることもあります。でもキャベツライス、うちの近くじゃ見ないんだよなあ(ちょっと遠くのスーパーにしかない)。
■低糖質メニューその二。
こないだ、名前は伏せますが某チェーンの立ち食いそばに行ったんですね。で、かきあげそばを発注しまして。そして何分か待ちました。正直、いつもより待たされたような感じではあった。
で、いつもより待たされて出てきたかきあげそばは、果たして、のびにのびていた。明らかにゆですぎ。店員が間違えたんだなあ。
でもさ、ふつうの蕎麦屋ならまだしも、チェーンの立ち食いそばだと、ちょっと文句付けづらいよね。そんな高いもんじゃないからさ、あんまり波風立てるのもね。
ということで、ガマンしてそのゆですぎたそばをズルズル食べてたのですが、さすがにおいしくなくて半分残した。ハズレを引いた、と思うのもくやしいので、これは「麺類は半分残す」という低糖質ダイエットなのだ、と思いこむことにしました。
■低糖質メニューその三。
あー、これはわりと普通のやつです。
鶏のササミとカット野菜を、市販の鍋の素でゆでる。で、ササミと野菜だけ食べる。
残ったスープに〆としてラーメンを投入…すると元も子もなくなってしまうので、ラーメンじゃなくて糸こんにゃくを投入。
糸こんにゃくをラーメンだと思いこんで食べる。低糖質ダイエットとしてよくあるやつですね。すごく美味しい、ってわけでもないけど、いちおう低糖質ということで。
ただ、糸こんにゃくって、飽きるんだよな。ラーメンもパスタもうどんも飽きないのにね。不思議だ。
■でもまあ、ちゃんと糖質を摂る日はちゃんと摂ります。先日は、サッポロ一番みそラーメンを3.5袋 使って、つけ麺を作りました。4袋じゃなくて3.5ってところに我ながら理性のブレーキを感じますね。
■えー、カンゲン君がね、二代目池畑慎之介を襲名するということでね。
──ラジオ番組序盤の爆笑太田のボケみたい…(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
あと、ついでに海老蔵も團十郎を襲名するそうですよね。
■ということでね、月曜の夜は、日本テレビ放送網の海老蔵特番を、テレビにつないだHDDに予約録画いたしました。そして寝ました。オンタイムで見ちゃうと、翌日に響くからね。月曜のおれは、火曜のおれのためにコンディションを整える義務がある。
■で、朝起きてテレビ点けたら。
HDDの中身が全部消えてましてね。
ええ。テレビにつないだHDDの中身が全部消えてましてね………………
……………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………。
海老蔵特番どころか、ここ7年くらい録り貯めた番組がすべて藻屑(?)となってました。合唱。
──レローン レロン シンタ〜♪ パパイヤの木が〜♪ (´д` ) (´д` ) (´д` )
すいません。合唱じゃなくて合掌。
富十郎の『あの人に会いたい』やら、有吉が『正直さんぽ』で茗荷谷に来た回とか、『世界ふしぎ発見』のアイスランド回とか、『みなさんのおかげでした』の最終回とか、もう、とにかく、もう、なにもかもが全部消えてやんの。
■心当たりはあるんです。ええ。拙僧はこのHDDを床に直接置いてるのですが、つい先日、机の上から、誤ってミツカン味ぽん の瓶をこのHDDの上に落としてしまったんですよ。うん。
ただ、このHDDも7年くらい使ってるからねえ。ミツカン味ぽんを直撃させなくてもHDDは壊れる運命だったかもしれない。
いま、テレビを点けるたびに、「新しいUSBハードディスクを検出しました。登録を行いますか? 登録時にハードディスクは初期化されます」って画面に出てきます。
■でもさー、とっくの昔に知ってたことだし改めて云うことじゃないけどHDDって消えるときはほんっっと一瞬だね。VHSなんてもっと保つのにさ…。やっぱ時代はVHSですよ。
「録画したものをクラウドに保存しとく」みたいなサービスがあったりするのかね。いや、YouTubeみたいに動画を閲覧できる状態にするんじゃなくて、あくまでも倉庫としてクラウドを使うようなレコーダー。
■きのう浅草に冬用の別珍の足袋を買いに行きました。商店街に寄ったら甘酒の屋台が出ていた、三百円、熱々の紙コップで渡される。素手だとヤケドするかも、くらいの温度で、手袋して紙コップを握るとちょうどいい温かさ。うまい。胃の腑があたたまります。やはり冬は甘酒ですね、と、この冬から唐突に思い始めることにしました。
■今朝の文京区は摂氏一度でございました。半蔵商店でございます。この朝もインスタントの甘酒にしょうがチューブをしぼって飲みましたよ。
このごろは朝、会社に着くなり、コーヒーじゃなくてインスタント甘酒を飲みますね。駅から寒いなかてくてくてくてく歩いて、会社着いて、給湯室でお湯入れて、席で飲む甘酒。これですよ。あたたまる。
ですが、ふだん近所のスーパーで買ってる、味も量も値段も包装もちょうどいいくらいの、いつものインスタント甘酒が、どうももうそのスーパーで扱わなくなったらしいんだよね。ひどい。とても人間の所業とは思えない。
■Amazonで買えば?とおっしゃるお侍さんもいるかとは思いますが、なんつーか、なにかというとすぐAmazonに依存するのはなるべく避けたいと思ってるんですね。あくまで“なるべく”のレベルですが。
いつも書いてることですが、Amazonでモノを買うのは、どうも、Amazonなしじゃ成り立たない世界の構築、に荷担してるような気がしております。
とはいえ、まあ、甘酒は近いうちAmazonに発注するとして(街であんまり見かけないメーカーの物なのです)、今日のところは甘酒じゃなくて、しょうが湯とかくず湯とか、そういう第2希望第3希望のものを買ってがまんしました。
しかしおれに甘酒さえ売ってくれないのか、茗荷谷は。
■今日の夜は、ディーライトのいちばん地味な人と、電気グループのいちばん地味な人がYMOについて語る、という儀式があったので見てきました。渋谷タワレコ地下。このたびリマスタリングされたYMOのCDまたはLPを同店で買った人のみ参加できる、というクローズドなイベントのため、トークの内容は割愛。
■トークのあと、ドイツ製のウルトラめちゃくちゃスーパーいい音がするスピーカーで『ソリッドステイトサバイバー』、あ、表記ちゃんとします、『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』アルバム丸ごとを会場のみんなで試聴する、という時間帯がありました。
当初は、アルバム前半を45回転LP、後半をSACDで試聴する、という段取りだったんですが、会場に用意されていたドイツ製のウルトラめちゃくちゃスーパー上等なレコードプレイヤーの調子が悪く、急遽SACDのみの試聴と相成りました。
タワレコのサイト によると、ドイツ製のウルトラめちゃくちゃスーパーいい音がするスピーカーは約280万円ということで、まあ一般家庭ではなかなか聴けないクリアな音質でした。
でも、いまSpotify時代じゃないですか。一般リスナーの聴取環境って、スマホ+BlueToothイヤホンか、あるいはひょっとするとAIスピーカーなのかもしれない。これからはエンジニア諸氏もSpotifyに寄せてマスタリングするのが一般的になるのかもしれません。そういえば10年前は、iPodの付属イヤホンとノートPCのスピーカーがいちばん一般的な環境だなんて云われてたように思う。
■先週くらいに、おれもリマスタリングされた『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』をウォークマンに入れてウォーキングしながら聴いてたのですが。
うん、まあ、細かいことは分かんないけど(型番38XAや'99年東芝盤と聞き比べました、とかそういうことやってねえから)、各パート各パートがうまい具合に分離して、ちゃんとお互いが邪魔しあってないというか、スネアのヌケがいいというか、ボコーダーのかかり具合も明瞭──というかそもそも、このアルバムをアルバム単位で聴くの生まれて初めてなので、音質はどうこう云えません。すいません。笑
でも、あれだな、ラス前に「Insomnia」みたいな暗くて病んだ曲が来るんだな。おれだったら「Day Tripper」と順番を逆にしたかもしれない。しかし「Insomnia」の歌詞はなんて云ってるんだろう。歌詞カードのとおりに歌ってないよねこれ。
■糸井重里が今日で70歳らしいです。半蔵商店でございます。
さて昨日フジテレビジョンでやってた中村屋特番見ました? おれは、11/3に中村座昼の部を見てたので、なにやらおさらいするような心持ちで番組を見ておりました。
■中村長三郎さん(5)、あの方は大物ですね。人を喰ったようなところがある。リハではふざけていても、一転、本番ではちゃんとする、みたいなね。
とはいえ、おれが11/3に見た舞台では、長三郎はたまにカラダのあちこちを掻いたり、自分の番じゃないときは退屈そうにしてたりしてました笑。でもさ、そういうもんだよね、一般の子役だったら、ちゃんと終始お行儀良くしてるんだろうけど、お行儀いいだけじゃダメな部分もあったりするじゃないですか、世の中。それでこそ大物ですよ。
番組で見た兄の勘太郎は、衣装を身につけた姿がしゅっとしててかっこいいんだけど、同時に、小さくまとまってしまいそうな何かも感じる(コドモに対して云うことではないかもしれませんが…)。なんつーか、家庭内で「お兄ちゃん」であることを演じてるような、兄という立場を自覚しすぎてるような。
世間一般のお兄ちゃんってさ、親から「お兄ちゃんなんだからしっかりしなさい!」みたいに叱られながら育つじゃないですか。でも、弟ってのは「弟なんだからしっかりしなさい!」 って怒られないじゃないですか。だから兄は、怒られないように弟より萎縮して人生を送らないといけないんですよね。ほんと損だよな、兄って。おれにも弟がいるんですけど、なんつーか、おれより要領よく、奔放に人生を送ってますよ。
──勘太郎に自分を投影すんのやめろ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
はい、すいません。話がそれました。
■あと、スペイン公演『連獅子』本番中に、勘九郎が振り付けを無視して鶴松の手を握らない、って場面があったけど、そういうことしたら振り付けとか踊り全体の意味変わってこない? 大丈夫? ともかく、そのあと鶴松に稽古をつける七之助がすごく優しかったよな。
■番組中、今年10月歌舞伎座『助六』の映像が流れていた。客席で実際に聞いてるとちょっとクサかった花道の彌十郎のセリフも、この番組の中だと、なんだかそれはそれで悪くなく聞こえるから不思議。この番組のために用意したセリフだったんだろうか。そんなことはないか。
■しかし中村座、夜の部も見たいけど…切符戻るかなあ。
そう、中村座、単に芝居を見に行くというよりは、“昔の芝居小屋の空気を体験する”、って感じで楽しいですね。幕間に、お茶子さんが客をトイレに誘導するとき「中村座名物、お手洗いの時間で〜す」って云ってたのが面白かったです。
ちなみに、11/3は『狐狸狐狸ばなし』で虎之助が上手から出てくるタイミングを間違える、という放送事故があったのも面白かったです。笑
■昨日の夜、駅から家に戻るまでの道を歩きながら、唐突に
「そういえば昔、『森林の香り』みたいな味のキスミントをやたら買ってた時期があったなあ。矢野顕子のお気に入りだとなんかに書いてあったんだよなあ」
ということを思い出しました。
■で、今日、キスミント販売終了のニュースをネットで知りました。なんなんだろうな、この偶然。キスミントのことなんか年に何回も考えないのに。
■しかしガムってもんがそもそも売れてないらしいですよね。フリスクとか、そういったミントのつぶつぶに客を奪われたのか。街中からゴミ箱が消えてることとも関係あるかもしれない。そういえば、おれもガムを買った覚えが少なくともここ三年はない。営業の仕事で出張してたとき、水戸のスーパー「マルト元吉田店」 でボトルガムを買ったのが最後だと思う。いまのところ。
■「キスミント♪ キスミント♪」と口ずさんだあと、「全自動用のダーッシュ! ミスターウォークマン、ミスターウォークマーン♪」と唄ってしまえる人は、CM NETWORK の聴きすぎですのでどうにかしたほうがいいと思います(※この段落、全人口の0.005%しか理解できない話題なので適当に読み流してください)。
■あ、あと、終了するといえば、ジオシティーズが終了なんてニュースもありましたね。tokyo kabuki boysの'90年代風公式ホームページをジオシティーズで作ろうとも思ってたのですが…。
ちぇるちぇるランドに帰省してたときの日記。ほんの2週間前のことなのに、もうだいぶ昔のように感じられる……というのはいつものことですね。
八月二十四日(金)
■コンタクトレンズは(すいませんいきなりコンタクトレンズの話)、ふだん使い捨てタイプを使ってるのですが、この日の朝、洗面台でコンタクトレンズのケースを開けたら、どういうわけか左目のレンズがなくなっていた。なんだこれは。こういうときに限って、スペアのレンズをばっちり持ってきてない。この日以降、ずっとメガネで過ごす。
ちなみにこの前日、沖縄市内のドラッグストアでコンタクトレンズの洗浄液を買おうとしたら、いつも使ってる「こすり洗い不要ですタイプ」の液がとんと見つからず、棚に並んでるのは「こすり洗いをしなけらばならないタイプ」の液ばかりであった。おれはもうずっと前者の液ばかり使ってるが、やむなく後者を買った。こすり洗い派が主流なのか、沖縄は…。
まあ要するに、ふだん慣れないこすり洗いをすると、左目のレンズがなくなる、と。まあそういう話です。
■それはさておき朝、コザの市場。なぜか市場のおばちゃんに
「Hawaiian?」 と訊かれる。なぜなのか。
米国版ドクターペッパー350ml缶、が1ダースで700円。買う。あと、ニッポンじゃ売ってない米国版レッドブルが1本100円。しかも、存在すら知らなかった、いろんな色がそろってる。3本買う。コンヴィニエンスなストアーでは1本275円くらいするのにね、って、おれはもうエナジードリンクとかドリンク剤の類はもうほとんど飲まない。でも、おれがレッドブル大好き小坊主さんだったら、3ダースくらいオトナ買いして東京に直送してたなあ。
その他、母に頼まれたしいたけを買うなど。
■その後、個人商店めぐり。いわゆるマチヤグヮーですね。
個人商店3軒をまわって、焼そばUFO、チャルメラコーン、菓子、菓子パンなどを購入。おれは沖縄市のマチヤグヮーが好きなのです、と何度も書く。
■実家に戻って昼食は冷やしそうめん。きゅうり、錦糸卵、しそ、白ごま、しょうが。家にあった、アーイェーオーイェーおれ矢部、の一発ギャグで有名な藝人さんが描いた『大家さんと僕』を読み始める。
■午後から親戚宅へ。向かう道中、Jefでバーガー類を仕入れる。ゴーヤーバーガー、ヌーヤルバーガーなど。
Jefは昔(安土桃山時代)、コザや石垣島にもあった。いまはない。南部に4店舗ある。
■夜。実家でコロナビールを飲みながら、引き続き、『大家さんと僕』。
なんでオリオンじゃなくてコロナなのかというと、オリオンの小瓶を売ってる酒屋が拙僧の行動範囲からついに絶滅してしまったのですね。中瓶だの大瓶だのは手に入るんだけど、寝る前の読書のお供に中瓶大瓶はオーバースペックだしね。かといって、350ml缶って、なんか色気というか風情がないんだよなあ。しかし、こういうことを考える沖縄人はどうも少ないようで、ほんとにオリオンの小瓶を見かけない。
八月二十五日(土)
■朝、クルマで近所のスーパーに行き、買い物を済ませ、さあ駐車場に戻ろうというところでスコール。雨に濡れながらクルマに戻ったとたん、雨が上がる。まあよくあるやつです。
■昼、以前から気になっていたこともあり、那覇行きの機内で『POPEYE』のハンバーガー特集号を読んでたこともあり笑、
沖縄市園田のハンバーガー屋 へ。このお店は、もともと
「アメリカンスペース」 だったところです。
ポテトもかわいい。かつてはTシャツや『LIFE』のバックナンバーを買ってた場所で、チーズバーガーとチェリーコークを発注。食べる。うまい。味も、店内の雰囲気もいい感じ。観光客に見つかりませんように、などと意地の良くないことを思う。いや、観光客が来ないとお店が潤わないのか……難しいところです。
■さてお盆。本日最終日はウークイ(お送り)。午後から親戚まわり。数軒まわって、最後に本家。親戚某君が、この四月より駒澤大学に通ってることを知る。へえ。連絡先を交換した。世田谷の75000円の1Kに住んでるってさ。
妹と話したところ、『大家さんと僕』の大家さんが最近亡くなったことを知る。
■ウークイのあと、実家に戻る。途中、沖縄市内のコンヴィニエンスなストアーの駐車場で、地元の青年会がエイサーをやっていた。20分ほど見る。
八月二十六日(日)
■朝、近所のマクドナルドへ。カフェラテを発注。『大家さんと僕』読了。この人の書いたものを、もっと他に読んでみたい、と思った。矢部の父が絵本作家であることを知る。
店内で、なぜかスケボーを小脇に抱えてMacBookをパタパタやってる50代の男性がいた。都内でもあんまり見かけないタイプ。笑
マクドナルドのカフェラテは意外にうまかった。
■昼より某君と那覇へ。街ロケ番組のように平和通り近辺をぶらぶら。このあたりの商店街も、どんどん景色が変わる。そして、その景色の変わり様は、どうせ誰も記録してないんだよな…。なんか、古い街並みの写真って、メディアで目にすることはあるにはあるけども「市井の人がたまたま撮った昔の写真」ばかりで、体系的には記録してないように思う。那覇に限らず、日本全国どの都市でも。
ほんとはこういうのも、国や市町村に記録してほしいんだけど、いろいろ難しいのかな。商店街の街並みだって立派な文化の一つではないですか、と思いたいところなのだけど。
■パレットくもじ、にも寄ったりする。パレットくもじは、いい意味で平成初期で時空が止まってると思う。渋谷のブンカムラみたいに。
■夜、某々君も合流して沖縄市で焼肉。男が集まったら焼肉でしょう。イタリアンでイベリコ豚の生ハムサラダをシェアしてどうする。
■帰りしな、朝とは別のマクドナルドのドライブスルーでコーヒー。
雨上がりの夜のマクドナルドのたたずまいが好きです。
■嘉手納のほうで、エイサーをやってるとこに遭遇。クルマを停めて、ちょっと見る。
■のぞきこんで Good Morning Morning、夜明けのKiss Shining Shining。
といった意味も含めまして半蔵商店ですおはようございます。あさってから夏休みです。夏休みですといっても6日間という、西洋の先進国の人々からすると、「おいおい、日本人はちんちんだけじゃなくて夏休みまで短いのかいHAHAHA」ぐらいの短さです。
三年前、日本の勤め人の夏休みの短さを、アイスランド旅行中にツアーで一緒になったドイツ人女性に英語でグチったことを思い出しました。おれもグローバルな人間になったものです。
■なんの話だっけ。そう、あさってから夏休みで沖縄に帰省するのですが、上々颱風もとい台風が心配という話でした。飛行機がちゃんと飛びますように。
あとねー、休み前だから、いろいろ仕事が溜まってますよ。今日明日で片付けないといけませんよ。そういえばまだ荷造りもしてませんよ。やれやれ。
■そういえば十日ほど前、薬喰いと称して、ステーキ屋でステーキ400グラムと、デザートにハンバーグ200グラムを食べました。薬喰いってのは冬の季語らしいけど、まあ夏場も滋養は必要だからね。で、食べて数日はちゃんと元気に過ごせました。やっぱり肉って大事ですね。
夏休み後半に、カワイコちゃんと海辺をドライブするときに聴く、あるいは聴き流すvaporwaveのアルバムを作りました。
次第に秋の気配がフェイドインしてくるこの季節の夕方にぴったりです。ぜひ聴いてください、あるいは聴き流してください。
■日進ワールドデリカテッセン、がもうすぐ新店舗に移転するとのことなので、昨日の夕方、散歩がてら現店舗の見納めに行ってきました。
午後六時ちょっと過ぎに茗荷谷を出発。電気で動く汽車に乗って広尾駅に到着。なぜ麻布十番じゃ無いかというと、広尾から麻布十番方面まで歩くのが好きだからです。広尾の商店街をちょっと見学(この時期の広尾の夜の商店街は、微妙に夏祭りの感じがして好きだ)。日はほぼ沈んでいるなか薄闇の有栖川公園を横切って、てくてく歩く。
■麻布十番に到着。商店街(この時期の麻布十番の夜の商店街は、微妙に夏祭りの感じがして好きだ)を抜けて、日進ワールドデリカテッセン着。正直に書くと、年に何回かしか買い物しないけど、でも、あの海外のスーパーみたいなざっくりした感じがなくなるのは惜しいな。ちょっと前も同じこと書いたな。まあいいか。あの、広々というかガランとしてる感じとか、ちょっと高い天井の感じとかさ。この感じ、ナショナル麻布にも改装前はあったけど、いまはない。すぐ近所の新店舗はどんな感じになるんだろう。東京タワーはちゃんと見えるんだろうか。子豚の像もいっしょに引っ越すのだろうか。
■その後、近所のフレッシュネスバーガーへ。ビールを発注。これ飲んで帰ろうかと思ったけど、ビールを飲んでちょっと元気になったので、もう少々夜の散歩を続けることに。
六本木ヒルズの「リンコス」を視察。ここは昔(慶応年間)、西友の系列の「フードマガジン」だったことを、思い出さない。
リンコスからお隣のツタヤへ。夏休みシーズンとはいえ、夜の九時過ぎに本屋にこんなに人類が集まっている。ご近所のABCがなくなったのは、やはりこのツタヤに客を取られたからなのか。立ち読みを少々。
■その後、ミッドタウンへ。東急系「プレッセ」視察。チーザ、アヲハタのテリーヌの瓶詰め、など、こまごまとした買い物。レジが、会計のみ機械でするやつで、ちょっと面食らう。このパターン、茨城や栃木のスーパー以来だ。都内にもあるんですね…。
しかし、日進、リンコス、プレッセって、高級スーパー好きですね、どうも。
■六本木駅から、日比谷線に乗って、方向を間違えて恵比寿まで行って、逆方向の日比谷線で霞ヶ関まで戻って、丸ノ内線に乗り換えて、茗荷谷まで。部屋に着いたのは夜の十一時前。うわ、五時間も一人で散歩してたのか。iPhoneの歩数計を見たら、15782歩となっていた。よく歩いた。
■かねてより石神井公園への引っ越しを検討していた小坊主の半蔵くん(10)が2018年9月以降も引き続き茗荷谷に住み続けることが、27日早朝都内での記者会見で発表された。
記者らの質問に対し、半蔵くんは「茗荷谷のアパートの更新料が高いので、更新はナシにして石神井公園への出戻りを検討していた。しかし、石神井公園はスーパーとか商店街があって便利だが、いかんせん西武池袋線の出勤ラッシュがかなり世紀末。電車は混むし、小竹向原の乗り換えはしんどいし、副都心線との直通運転を見合わせることが少なからずあるし、そしてまさに昨日も大停電で電車が止まっていたと聞く。渋谷までの出勤のことを考えると、茗荷谷の部屋の契約を更新するほうが適切なように思う」と回答した。
石神井公園での部屋探しについては「6万円台で、まあまあ良い部屋があった」ものの、「(渋谷までの)出勤のストレスを考慮すると、お値打ちと云えるかどうか難しい。月々の家賃のことだけでなく、健康を保つことも考えて総合的に判断した」と引っ越しを取り止めた理由をあきらかにした。
■茗荷谷については、「治安はいいが、そのぶん不便。スーパーが少ない」と語る一方、現在の部屋については、「広さと収納、駅までの近さについては合格点だと思う。家賃は安くないが、QOL向上への投資と考えると、けっして無駄金とも云えない」と現在の部屋への愛着も述べた。
しかし、管理会社に支払う更新料1.5ヶ月という額については「ファッキングに高いと思う。引っ越し検討中に複数の不動産会社の営業と接触したが、彼らも全員口をそろえて『1.5はファッキングです』と話していた」と不満を表明。「とはいえ契約書に書いてあったことなので、そこは払う。その代わり、老朽化した水回りのリフォームなどは積極的に要求していきたい。いい借り主であることと、云いたいことを我慢することは全く別だと思う」と、今後の方針についても語った。
なお、半蔵くんは記者会見の直前に更新料と2年分の保険料、ならびに今月分の家賃のネット振り込みを済ませている。「ぜんぶ合わせて、バリ島に一週間遊びに行けるくらいの出費。
tokyo kabuki boys のLPをたくさん売って、少しでも稼がないと」と記者らの笑いを誘った。
七月十三日(金)
■ニゴー(登録商標)がやってるカリーアップ(登録商標)のカレーはわりと好きなのですが、会社の近くにあった2-5cafeがなくなってしまったので、久しく食べてませんでした。
が、そういえば新宿ルミネにも出店してたことを思い出し、ひさしぶりに食べに行きました。地下のレストラン街にあって、カウンターだけのつくりです。ジャポネ みたいな感じですね(しかし、ジャポネって「有楽町のジャポネ」みたいな云い方するヒトけっこう多いですが、所在地は銀座だし最寄り駅も銀座一丁目だし、ついでに云うと入ってるビルの名前も銀座INZ3なんだよな)(どうでもいいよな、そんなこと)。
カリーアップ(登録商標)ではバターチキンカレー、と決めているのですが、久しぶりだしゼイタクにバターチキンとビーフカレーとのコンビにしてみました。
お味は……バターチキンカレーは おいしいです。バターチキンカレーは。
■ところで、トーキョーにやってくる中華人民共和国人の観光客のみなさんの中には、ベイプ(登録商標)好きな方が一定数いる、とお見受けする。
が、カリーアップ(登録商標)にベイプ(登録商標)好きの中華人民共和国人が大挙してやってくる、といった話はいまのところ聞かない。まだ、彼らの間で有名じゃないのかもしれない。
なので、中華人民共和国人のお友達がいる方は、「このカリーアップって、ベイプだったニゴーが手がけた店なんだよー」と、案内すると喜ばれるかもしれませんね。
七月十四日(土)
■国立劇場で歌舞伎鑑賞教室。前半の解説は新悟、なんですが、先月の巳之助にくらべると、いかんせん地味。笑
いや、新悟は悪くない。こういう役回りって向き不向きがあるしね。ただ、国立劇場の偉い人は、なぜ新悟に解説をやらせたのか、茗荷谷駅前のサンマルクカフェまで来て説明して欲しい。怒らないから。チョコクロおごるから。
■そのあと神保町の、クラシックではなくクラッシック という古風な表記をしたくなるほどクラッシックな中華人民共和国料理屋で冷やし中華。
いや、めちゃくちゃ大好き、というわけじゃないのに、食べなかったら食べなかったで、なんかを取りこぼした気になってしまうんだな、夏の冷やし中華。ついでにビールの中瓶も発注。
■食べ終えて、なにかを成し遂げたかのような気分で日本橋のデパートに移動。夏着物の下に着るステテコを買う。
今年の夏は、麻襦袢だけじゃなくて、麻のシャツ+ステテコも試してみるぞ。
そして「うさぎや」でどら焼きを躊躇無く買う。
■その後、茗荷谷の自室に戻ってごろごろ。どら焼き食べる。
■海老蔵の『源氏物語』を見てきました。なんつーか、もうやりたい放題。笑
オペラに能に、映像に生け花(カブキのチラシに、「いけばな」という文字列がクレジットされているのを初めて見た)(それを云うなら、オペラ歌手の名前が載ってるのも初めて見ましたが)、と、ありとあらゆるものを歌舞伎にぶち込んできてます。自由かよ。
芝居、というよりは、海老蔵の趣味の催しって感じ。役者のセリフも、セリフというよりは“説明”って感じだったしね。
■でもまあ、それがイカンということでもなく、割り切って見ればまあ楽しめた。YouTubeが関連動画をつぎつぎと再生していくがごとく、いろんな要素──オペラとか能とか映像とか生け花とかカンゲン君とか──が、次々に出てくる。切り貼りコラージュされたVHSテープのように場面が切り替わっていく。一種の編輯藝術、とまで云うと持ち上げすぎなんだけど、少なくとも一般の観客を飽きさせないって点では成功している。って茗荷谷駅前のマックで女子高生が云ってた。
■とはいえ、これが歌舞伎座でかけるべき演目かっつーと、うーん、微妙かもしれない。上記の通り、あまり芝居っぽくない。オペラだ能だといろんな要素が混在してるので、相対的にカブキ味が薄い(これと較べたら、先週コクーンで観た大人計画『ニンゲン御破算』のほうがカブキ味があった、とすら思う)。
■でも、そこは海老蔵。切符が完売なんですね。人気がある。
客のほうだって、周囲のヒトに、「こないだ歌舞伎座行ってきてさー」とただ話すよりは、「こないだ歌舞伎座の海老蔵の芝居 行ってきてさー」と話したい。すきあらば会話の中に海老蔵という固有名詞を練り込みたい。そのほうがハクが付く。
そのハクを付けたい、という通俗的な需要に応えるべく、このような市川海老蔵単独ライブはこれからも上演されることでしょう。エビゾー側も、カンゲン君とか宙乗りとか、客を呼べるキャッチーな手札は持ってますしね。
成田屋はしかし、こういう趣味の催しもいいけど、本来の歌舞伎も大事にしてほしいですニャー。って茗荷谷駅前のマックで猫が云ってた。
■あ、あとさー、あれだけオペラや能をさんざん持ち出しといて、みんなで踊るあのラストシーンはちょっと不似合いだろと思った。インド映画じゃないんだから。笑
いや、でも、この『源氏物語』はあくまでも芝居じゃなくてコラージュだ。海老蔵がやりたいもの/見たいものを編集したVHSだ。細かいことを気にしてはいけない。
(そういえば何年か前の海老蔵コクーンもあんな感じだったよね。みんなで踊って幕、って。)
■まあ、なんというか繰り返しになりますが、割り切れば楽しめますので、鷹揚な感じでご見物すると良いかと思います(こういうのをわざわざ見に来ていちいち律儀にハラ立てるのもなんか違うと思う・笑)。あと、なんだかんだで右團次がいちばん歌舞伎役者っぽかった。この演目をカブキと呼べるとしたら、それは右團次のおかげだと思った。現場からは以上です。今日はこれから昼の部。
■部屋探しの話題が続きます。
この日曜は茗荷谷の物件の内見に行きました──というか、行く予定でした。ですが、不動産屋の若い衆が、おれの予約メールを見落としており、希望時間に会うことができなかったため、内見はキャンセルとなりました。なにやってんだよ。でも、まあ、ヒューマンエラーはあまり責めない主義です。お互い様だから。人類みなヒューマンだから。ヒューマン中村だから。他人のヒューマンエラーを過剰に責め立てるやつは、そもそもヒューマンじゃない可能性がある。抽象的な正しさに絡めとられた化け物、になってしまわぬよう気をつけたいものです。
■で、まあ、キャンセルになったのはしょうがないので、そのまま茗荷谷→後楽園→水道橋→神保町→お茶の水、と散歩しました。もうちょっとがんばれば秋葉原まで行けたな。都心散歩。この、都心とつながっている、みたいな感覚がいいんだな、茗荷谷。
■そう、石神井公園への引っ越し(出戻り)を検討してるわけですが、茗荷谷に住み続けるという選択肢もあります。
でもさー、石神井公園に比べると、家賃も物価も高いんだよね。
──そのグチ何回目だおまえ。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
そうなんだけどさ…。いや、茗荷谷、レクサスとポルシェのショールームがある町ですよ(ただしポルシェは中古車のみ)。かつてはパテック・フィリップのショールームがあったそうですよ。春日通り沿いのスーパーでは、70gで1400円もするローストビーフを真顔で売ってますよ。
そういえば先日、このスーパーに行ったとき、レジの列で40代くらいの女性がおれの隣になって。
別にのぞこうとしたわけじゃないんだけど、その女性のカゴの中に、フラダンスのマークのポテトチップス があるのが見えたんですよ。あの、ちょっと高いやつ。しかも、そのフラダンスのポテトチップスには、普通のと分厚いのの2種類あって、後者はとくに高いんだけど、その分厚い方を2袋も買ってたんですよ。
──観察眼がさもしいというか卑しいというか… (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )
あの高いポテトチップスをさらっと2袋買うって、リアルに金持ち ですよ、これは。明日の金、来月の金の心配をしなくても生きていける人間の買い物ですよ。
■でね、その女性といっしょに、息子らしき、小学校低学年くらいのサッカーのユニフォームを着た男の子がいて(練習帰りなんでしょうね)。お母さんが会計するところをぽけ〜〜〜っとした表情で見てたんですけど。
いや、君、この近辺に住んでて、高いポテトチップス2袋買えちゃうママの息子に産まれるって、これもう相当、人生イージーモードだよ! そんなぽけ〜〜〜っとした顔してないで、おのれの幸運をもっと自覚して!!
と、力説したくなりました。
■なんの話だっけ。まあ、茗荷谷は石神井公園よりも生活費がかかる、ということです。でも、どっちもいい町です。
■ワールドカップ始まりましたね! みなさんはどこが優勝すると思いますか? おれは、沖尚が優勝すると思います!
──沖尚? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
■それはいいとして半蔵商店のお時間でございますが、いま引っ越しを検討してるんですね。茗荷谷から、もといた石神井公園に戻るのもアリかなーと。
というのも、いま住んでる部屋の更新が近いんですが、更新料が1.5ヶ月なんだよ。高いよ。1.5は。ここ一週間で3人の不動産屋に会ったんだけど、みんな「1.5は高いですよー」って云ってましたもん。ま、そもそも月々の家賃自体も石神井公園よりお高いですけど。
あと茗荷谷さー、物価もちょっと高いんだよな。ちょっと高いぐらいいいじゃん、と悠長に構えていたら、家計を徐々に蝕まれております。うん、悠長な自分を演じるコストがもったいないです。これ前も書いたかもしれないけど、石神井公園のスーパーでたとえばマッシュルームを買うと198円なんだけど、茗荷谷で買ったら298円なんですね。そんな感じでちょくちょく高い。
■でもね。
たしかに生活コストは少々高いけど、それなりの恩恵は受けてるんですね。渋谷までの通勤がラクとか。治安がいいとか。部屋も、まあ、別に立派な部屋に住んでるわけじゃないけど値段相応にはきちんとしてるしね。
それと、あと────これはちょっとうまく言語化できないんだけど────たとえば、健康なときって「あ、おれ、いま、健康!!!!」っていちいち自覚しにくいじゃないですか。そんな感じで、「自覚しにくい恩恵」を受けてるように思うんですね。たとえば、隣人がうるさくないとか、街並みがキレイだとか、そういった小さなところで。ほんとに小さなことだけれど、でもストレスの芽が少ないんですね。それゆえ、日々のイライラが少なくて済むというか(もちろん、石神井公園がイライラする町だというのではないですよ。笑)。
せっかくイライラしない日々、が手に入ってるんだから、多少の家賃&更新料は払ってもいいのかもな、と思わなくはないです。まあ、おれの財布には優しくない額ですが(笑。とはいえ、心の平穏がお金で買えるなら安い、と考えることもできる)。
ちょこっと家賃下げるくらいで引っ越しだのなんだのガチャガチャするのもさ、運気も落ちそうだしさ。なんとなく。
だからまあ、引っ越し先を探してはいるんだけど、ピンと来る物件がなかったら、ひきつづき茗荷谷の今の部屋にもう少し住んでみようかな、と思っております。
■でもねー、茗荷谷、やっぱりスーパー少ない。もうさ、ライフ新大塚店を、TRC本社ビルの1階から3階に移転してほしい。おれが便利だから。
──ムチャ云うな。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )
あと、歌舞伎座の夜の部から帰るとき、茗荷谷だとウルトラスーパーめちゃくちゃ便利。日曜の夜にさ、芝居見終わって、歌舞伎座から石神井公園まで帰るのしんどいもんね…。
六月三日(日)
■起きたら、そういえば那覇のホテルだった。当たり前だが。でも那覇市内のホテルに泊まることなんて、そうそうないので不思議な感じだ。階下のレストランで朝食ビュッフェ。
いろいろ揃ってて美味しそうなんだけど、見ると、イカスミのそうめんチャンプルー があるではないか。もの珍しくて、つい皿に取ってしまう。おかわりなんぞもしてしまう。二杯目は、サラダコーナーのクルトンと粉チーズとベーコンビッツ(って呼ぶんだっけ?)もふりかけるなんぞしてアレンジしてしまう。
で、デザート代わりに、スライスしたフランスパンに、黒糖バター なるものを塗って食べる。こっれっがっね、うまいんですよ。うまい。実にうまい。米国南部の保守的な州だったら法律で禁止されそうなくらいうまい。あー、うまい。結局、フランスパンのスライスを7切れほど食べてしまった…。うまい。
■さて、バスで実家まで帰ることにする。
ホテルをチェックアウトして、タクシーでバスターミナルに向かう。タクシー代890円。バスターミナルでバスに乗る。バスに乗ってしばらくすると、
バスがさっきのホテルの真ん前を走りすぎやがるではないか。
最初っからホテルの真ん前でバスに乗れば良かったね。なあ、なんだったんだ、おれのタクシー代890円は…。
■で、昼前に実家につきまして。着替えて、降りはじめた雨のなか(そういえば沖縄は梅雨だった。今年は空梅雨だそうです)軽自動車で妹宅へ。昼飯にパスタを食べる。といっても、ふつうの小麦のパスタじゃなくて、とうもろこし粉のパスタ。正直、小麦のに比べるとあんまり食感は良くないんだけど、それでも明太子ソースとの相性は妙に良かった(あ、なぜ、とうもろこし粉かというと、姪が小麦アレルギーなんですね)。
■で、中央パークアベニューに「まぜ麺&オレンジジュース&コーヒー」みたいな新しい店ができてて、そこで友人と茶。
その後、別の友人も合流してメシ。沖縄市内の、「存在自体は20年以上知ってたけど、そういえばなぜか入ったことないラーメン屋」にて、つけ麺を食べる。
■夜、雨のなか、沖縄市のブックオフでジャングルのコンピCDを買う。ジャングルのコンピは見かけたらとりあえず買うようにしてます。ドラムンベースじゃなくてあくまでジャングル。
■あれ。この日は、3次会でつけ麺食べて、ホテルの朝食でイカスミのそうめんチャンプルー食べて、昼は妹宅でとうもろこし粉のパスタ食べて、夜は友人とつけ麺食べてる…。
麺類ばっかりだな。ちなみにホテルでは、小さい器で沖縄そばも食べた。笑
■さて東京市小石川区はただいま4連休でございます。みなさまお住まいの地域はいかがでしょうか。
拙僧は、この連休は、部屋の片付けをしております。どうにかこうにか片付けを進め、本日夕刻、やっと、『水曜日のダウンタウン』でよく見るクロちゃんの部屋 くらいにはきれいになりました。やったー!
──それ、まだあんまり片付いてない説。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
■ところでiPadの話していいですか。
かつて出張のときに活躍していた、ノートPCのバッテリーが切れました。まあ寿命ですね。電源コードがなきゃ動かないようになりました。NECのかなり軽い機種で、800gくらいか。このPCを使う前は13インチのMacBook Airを持ち歩いてたんだけど、このPCにしてからはMBA13が金属の塊としか思えなくなりました。それくらい軽い。出張のときは社用PCも一緒に運ぶからさー、軽くなくちゃ困る(ちなみに、たまたまなのですが、社用PCもこのNECの軽い機種でした)。
で、調べたところ、この機種のバッテリー交換は2万5千円だか3万円だかかかるらしいんですね。うーん、なんか心ときめかない出費ですね。いまはもう出張の仕事ではないので、とりたててバッテリー交換する必要もないし。
■で、ここはひとつ、いつかのテレビCMで見たiPad+Smart Keyboard に買い替えるという組み合わせはどうだろう、と思った。
あ、iPadって書いたけど、iPad ProじゃなきゃSmart Keyboardが使えないみたい。ふむ。
■で、これはちょっと別の話なんですけど、最近ペンタブ とか液タブ とかに興味があるんですね。ペンタブレットと液晶タブレット。何をするというわけでもないんだけど。
で、iPad Proなら、Apple Pencilを買い足すことで液晶タブレット代わりに使えるらしいんですね。
これがあれば、ちゃちゃっとイラストなんかを描いたりできそうですね(※実際に描くかどうかは別。あくまで、「描いたりできそう」という幻想 に金を払うのであって。デジタルガジェットとはそういうものです)。
■というわけで、iPad Proが気になる今日この頃です。
ま、別にiPad(無印)+サードパーティのBluetoothキーボード+サードパーティのスタイラスペン、でもいいんだけどね。安くあがるし。そう、Smart KeyboardもApple Pencilも高いんだよな…。
■ええ、汁なし担々麺も好きですが、ちらし寿司も好きですね。ちらし寿司といっても、いつも行く近所のスーパーで売ってるやつ。
たまに、タイミング良くそのスーパーに行くと、半額になってるんですね。それが視界に入った瞬間買うね。もっとタイミング良くて、半額ちらし寿司が2ヶ手に入ったりすると、もうヒーローインタビュー受けたくなるくらいの達成感あるね。
■で、そのちらし寿司には、醤油をかけません。レモン汁(ポッカレモン)と、岩塩と、オリーブオイルをかけて食します。ごまもかけます。白ごまです。わさび代わりに、チューブの生ニンニクを添えることもあります。場合によっては、粉チーズもかけたりなんかして。
お行儀が悪い、と眉をひそめるお侍さんもいらっしゃるとは思いますが、スーパーの半額シール貼られたちらし寿司だぞ。気取ってどうする。
そもそも半額じゃなきゃ買わないようなちらし寿司。正直、定価で買うほどの味じゃないんだよね。笑
で、そのちらし寿司を食しつつ、日本酒を飲む。うまい。日本酒たって、この場合、並の酒なんかじゃダメですよ。ちゃんと、並のやつよりももっと安っぽいやつを飲みましょう。「まる」とか「月」とかね。近所のスーパーでは月は売ってないので、まるを買ってます。
■でも、ちらし寿司にオリーブオイル、合うんだよなあ。昔は、スーパーの握り寿司にオリーブオイルと粉チーズをかけて食ってた時期もあるしね。國民のみなさんも、一度ちらし寿司にオリーブオイルをかけて食べてみて下さい。お口に合わなかったらすいません。
■寿司屋にオリーブオイル持ち込んで、ちらし寿司とか海鮮丼にかけたら怒られそうだね。一度やってみたいけど。
■きのう、テレヴィジョンを見たら猿之助が出ていた。そういえば先週末も、Eテレと呼ぶのはほんとはイヤなので教育テレビと呼びたいんだけどそういう細かいことにこだわる人間だと思われるのも損なのでいちおうEテレといやいや書くけど、Eテレの子供向け番組に猿弥(50)が出てたな。
■と、このようにテレビに歌舞伎役者が出るのは珍しいことではありませんが(多くの場合は芝居の切符のプロモーションだったりしますが)、そういえば、歌舞伎役者のレギュラー冠番組って、
『今宵はKANKURO』 だけのような気がする。調べてみたら勘三郎(当時の勘九郎ね)が35歳くらいの時の番組。
冠番組持ってたなんて、やっぱり勘三郎ってすげえな。
■──と思ったら、前の東京オリンピックの年に、
『染五郎とともに』 という番組があったようです。いまの白鸚ね。
Wikipediaによると、「歌とダンスとコントを中心とする」「音楽バラエティ番組」とのことです。ふむ。計算すると、番組始まったとき染五郎21歳。21で冠番組持ってたのか。21って、いまの梅丸くんくらいの年齢だぞ。
■そういえば何週間か前に、右團次がダウンタウンと酒のむ番組に出てたの見ました? かなり面白かったですよね。右團次って、数年前までは
バラエティ慣れ 自体してない感じが画面から伝わってたものですが。笑
■最近買った日本コロムビアのレコード。『家族そろってのど自慢』。カラオケ4曲入り。
ええ、ジャケ買いです。この昭和昭和したジャケットが気に入りました。昭和っぽい応接間に、昭和っぽいステレオセット。洋酒の並んだサイドボードが昭和です。そのサイドボードに乗っかったガラスケースの日本人形。昭和です。家族の服装(ジャケ右端の男の子のセーターの柄に、育ちの良さが現れています)も、カーペットの柄も昭和。なにもかも昭和。
歌詞カードを見ると、'69年11月に作られたレコードのようです。昭和44年かあ。オイルショックも、バブル崩壊も、金融ビッグバン(笑)も、リーマンショックも知らない、ほぼ半世紀前の日本。なんかもう、
社会の教科書 の領域だなあ。2018年現在、ドラマだの映画だのでこのフンイキを再現しようとすると、
江戸時代の民家 を再現するくらいの手間暇がかかるのではないか。
こういう昭和中期の一般家庭(まあ、裕福なほうだとは思われますが)の内装をした喫茶店があってもいいと思う。その喫茶店でカルピスを飲みたい。
ちなみにジャケは見開きになってて、歌詞と楽譜が載っています。裏ジャケの説明文いわく、
「収録されている音楽のすべては、スター歌手が歌っているヒット曲の伴奏音楽です。
音譜・歌詩をご覧になりながら、スター歌手になったつもりで歌唱をお楽しみ下さい」。
楽しそうではないか。ちなみに非売品。コロムビアのステレオを買ってくるとオマケでもらえたのかな。誰かの参考になるかもしれないので書いておくと規格番号はTD-1001。
■で、こちらも最近買ったピチカートファイブ、あ、ピチカート・ファイヴのVHSです。ナカグロと「ヴ」表記が大事。VHSのビデオデッキないのに買っちゃった。背中のラベルに、
「this is a giveaway video for pizzicatomania members / not for sale」
と書いてあるので、ファンクラブ会員に配られたっぽい。
しめしめ、これはレアな物を手に入れたぞ、と思って検索したら、これYouTubeに(略)されてるんですね…。
あと、このVHSのDVD版というのもあって、それはピチカートのDVDボックスの特典として配られてたっぽい。ふむ。
■以前も書いたと思うんですけど、パクリだとかなんだとか云うわけじゃないですがやけに『おさるのジョージ』の黄色い帽子のおじさんに似てるキャラクター がサントリーのCMに出てくるじゃないですか。お猿じゃなくて、小熊と生活している、青い帽子のおっさん。あのおっさんのCM、最近見なかったけど、今日またテレビで見かけたんですね。似ている。
しかし、ただ似てるってだけ。翻案ってわけでもないし、パロディとして成立してるわけじゃないし、見てる側が元ネタを探り当てるような楽しみも一切ない。かといって大胆な剽窃、ってことでもない。ただ似てるってだけで終わってる。なんでこんなキャラクターにしたんだろう。
で、それはいいとして。調べたところ、あのCMって、五輪ロゴでごたごたした某デザイナーがからんでる仕事らしいんですね。いや、別にいいですけど。
■今日、駅近くの一本堂で買い物をしました。
会計を済ませて釣り銭とレシートを受け取りました。するとレシートには、一本堂でなく、「Welcia」というロゴが印字されたんですね。ウエルシア。
えっ、と思って、表に出て店の看板を見てみたら、看板も一本堂ではなくウエルシアの看板になってました。一本堂がウエルシアになってたなんて、店に入る前はぜんっっっぜん気がつかなかった。人間って、意外といつもの街の風景を見てないものなんですね。フンイキだけで認識してるんですかね。逆に云えば、フンイキさえうまいこと出しとけば人間の認識なんてたやすく左右できるってことですかね。
しかしいつの間に変わったんだろう…。店のビニール袋を見たら、そこはウエルシアのロゴではなくて一本堂のロゴのままだった。うむ。
■MacのIllustratorで「アップル.pdf」という名前のファイルを作ったんですね。
で、そのファイルをWindows機にメールで送って、ローカル保存しておいたんですね。
■で、後日。Windows機のエクスプローラの右上の検索欄で、「アップル」と検索したのですが、「アップル.pdf」がヒットしない。いやいやいや、おかしいじゃないですか。「アップル.pdf」はちゃんとこのwindows機にローカル保存されてるんですよ。
なのに、「アップル」と検索しても、「アップル.pdf」がヒットしない。
さらに、「アップ」と検索しても、「アップル.pdf」がヒットしない。
ところが、「プ」の半濁点を取り除いて
「アッフ」 と検索すると、ようやく「アップル.pdf」が出てくるんですね。
なんだよ、アッフって。
■これ、どういうことか検索してみたのですが、どうもMacで作った「アップル.pdf」の「アップル」の部分を、windowsの野郎は
「ア」「ッ」「フ」「゜」「ル」
の5文字に分けて認識してやがるらしいんですね。あくまでも「フ」&「゜」であって、「プ」ではない、という認識。めんどくせえなおまえ。いや、ゲイツを殴ればいいのかジョブズを殴ればいいのか、そこは分かんないんだけど。どっちが悪いって話でもないかもしれないんだけど。
■つーことで、「あれ? 明らかにHDDに入ってるはずのファイルがエクスプローラの検索でヒットしないぞ?」というときは、そのファイルがMacで作られてる可能性があります。うまいこと濁点/半濁点にかからないような文字列で検索すると良いでしょう。
「サッポロビール.pdf」を検索したいときは、「サッホ」とか。
「マグネシウム.pdf」を検索したいときは、「ネシウム」とか。
「ブエノスアイレス.pdf」を検索したいときは、「アイレス」とかね。
「ボボボーボ・ボーボボ.pdf」を検索したいときは、あきらめろ。
■ちなみに、上記の例とは逆に、windowsのIllustratorで「アップル.pdf」という名前のファイルを作って、それをMacに送って、MacのFinderで「アップル」と検索してみたところ、「アップル.pdf」がちゃんと出てきました。
【付記 1】MacとWindowsのバージョンによるのかもしれません。ここではMacはたしかEl Capitanかなんかで、Windowsは8.1です。
【付記 2】Adobe Illustratorでpdfのファイルを作ったときの話です。他のソフトや他のファイル形式については知らねえ。
【付記 3】とある圧縮解凍ソフトで、ファイル名に濁音/半濁音が入るとなぜかエラーを起こすことがあるんだけど、これに関係ある話かもしれないし、ない話かもしれない。
【付記 4】そういえばさ、先月の電気代が高かった、みたいな話を
前回のエントリ でしたけど、暖房だけじゃなくIH調理器で料理をしはじめたのも一因かもしれない。料理ったって、野菜と肉を炒めたり煮たりするだけだけど。
■けさ、目が覚めたとき、
『グルーヴ地獄V』 という単語が頭をよぎったのですね。
なんでそんな単語がよぎるんだ、って話ですが、よぎったもんはしょうがない。
いちおう説明しておくと、俳優のピエール龍さんが率いるバンド「電気グループ」が作ったゲームソフトです。
■で、検索したところ、本日、つまり平成三十年の一月八日をもって、『グルーヴ地獄V』が発売からちょうど20周年を迎えるそうなんですね。20周年…。
このソフト、拙僧も所有しております。音ネタを全てサンプリングしようと思って、初代プレステ本体ともども捨てずにとってありますが、なかなかそういうことする機会もなくてね。
ちなみに、ネット上には
こういう記事 もありました。あと、
公式サイト もまだありました。公式サイトは、画面中央のロゴをクリックすると別窓でコンテンツが開く、という、いまはあんまり見かけないうっとうしいデザインです。
■あ、では、これから演舞場に海老蔵を観に行って参りますので、今日はこのへんで。
■あけましておめでとうございます。今年もよろしう。
↑上の年賀状はクリックすると拡大します、と書こうとして、もうクリックの時代じゃないんだよな、タップとスワイプの時代なんだよな、と思いました。
このブログもそろそろいい加減スマートフォン対応したいものですが…。
■1/4の夕方に
ちぇるちぇるランド から茗荷谷に帰ってきて、1/5は仕事でした。
で、1/5の夜、『ぴったんこカンカン』をちょっとみたら、幸四郎と染五郎が出てました。そう。染五郎ってもう、染五郎じゃなくて幸四郎なんですね。染五郎ってもう、染五郎のことじゃなくて金太郎のことを指すんですね。
で、今日1/6の朝、幸四郎と染五郎が出てる『サワコの朝』を観てから歌舞伎座昼の部に行ってました。この三連休は三日ともカブキです。
■といった意味も含めまして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
■11/15は2回目のワンピース歌舞伎、昼の部。三階席。
三階席は、七三のチョッパーは見えないものの、舞台全体が見渡せて良い。本水のシーンもじゅうぶんに迫力あるし、宙乗りの右近も近い。あと、白ひげ海賊団がせり上がる回り舞台で登場するとこほんと最高。
第三幕は長い立ち回りを整理すれば、スクアードが白ひげを刺すに至るほどの疑心暗鬼に陥っていった過程を、もうちょっとくわしく描写できたのではないか、と思いました。まあ、これはあくまで個人的な感想ですので、あまりお気になさらず。
しかし、カブキ化にあたって、集英社で連載中かつフジテレビでアニメを放送中の漫画、の諸々の権利関係をクリアするの大変だっただろうな、と改めて思うなど。で、それにくわえて、「ゆず」の人に新曲を書き下ろしてもらって唄ってもらったりしてるわけですからね。各方面への調整にどれくらいの労力がかかったんだろう。
次は本水がかかる席で観たいなあ。って、もう休日の切符は売り切れてますが…。
■で、本日11/19(ちょっと待って11月ももう19日なのちょっと待って)。国立劇場で新歌舞伎の2本立て。
新歌舞伎苦手なんですが、今月の国立劇場は楽しめました。今月歌舞伎座の『大石恵三』もとい『大石最後の一日』はあんまり口に合わなかったのにね。
新歌舞伎って、絶え間なく長ゼリフがぎっちり詰まってるという印象があるんですが。『坂崎出羽守』は、セリフがなく無言で進行する時間があるんですね。そうすることで独特の緊迫感を漂わせて、沈黙を破って発せられるセリフを印象づけようぜ、という手口だとは想像するのですが、これはけっこう効果的だったように思います。
家康と千姫のやりとりとか、坊さんが坂崎幸之助(違う)を説得するところとか、そういったセリフの応酬が、まあ、新歌舞伎、なのかな。船上のシーンも面白かった。
『沓掛時次郎』は、なんつーか、梅玉がふわっとした演じ方だったので、さらっと見られた。これがこってりした時次郎だったら、たぶんわりと早い段階で飽きてたと思う。あと橘太郎も良かったです。
2本とも新歌舞伎なのでセリフの絶対量は多いし、正直、明るくはない内容だし、『大石〜』に同じく場面転換の大工仕事がトンテンカントンテンカンと長いし、と、そういう点もあるにはありますが、話はシンプルで分かりやすかったし、自分にしては珍しく、新歌舞伎の舞台に引き込まれてました。
やはり、おれは新歌舞伎が、じゃなくて、真山青果が苦手なだけなのかもしれない。
■いま検索したら、『大石恵三』の主題歌をパール兄弟 が唄っていた、という、ほんとうにいらない豆知識が手に入ってしまいました。これだからダメだわ、インターネットって……。
──何に対して何を怒ってんだ? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
十一月十一日(土)
■土曜だというのに仕事に励む。勤労な小坊主さんではある。
夕方。一日の仕事を終え、東京じゃない県から東京県に戻ってきて、腹が減っている。ちょっと疲れた。ちょっと肌寒い。なにか温かいものを食べたくなるのが人情ではないか。おまえがみんなから嫌われてるのも、いっつも人情を無視した抽象的な正しさとやらを偉そうに振りかざしているからです。街を歩いてると某所の某ラーメン屋に、
「季節限定! カレー担々麺」
との貼り紙を見つけてしまったので、入ってしまう。そして、うかつなことにこのカレー担々麺を発注してしまう。数分後、カレー担々麺が運ばれてきてしまう。問題はこのカレー担々麺である。申し訳ないけど、見た目からして、もうおいしくなさそう。外食は盛りつけが9割。なのに、このカレー担々麺を食べることになってしまう。
果たして、味は………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………………
………………………見た目の通りだった。まあお察しください。(´;ω;`)
■うん、「ラーメン屋の期間限定メニューはだいたいハズレ」。拙僧はこのブログにこれまでもそう書いてきたし、これからもそう書いていく。それなのに、この大原則を忘れてしまって、「季節限定! カレー担々麺」なんて貼り紙につられてしまった。そしてこの味である。合唱。
──レッツ、サーチ、フォー、トゥモロー♪ サーチフォー、トゥモロ〜〜〜♪ (´д` ) (´д` ) (´д` ) ♪
もとい、合唱じゃなくて合掌。なーんか、ヤな感じだったな。おれの一日のがんばりを、最後の最後でこのまずいカレー担々麺に全否定されたような気分でさ。
十一月十二日(日)
■摂取する糖質量、という観点からすると、二日続けてラーメンを食べるのはどうかな、と思うも、まずいもんを食ったら口直しをしなければならない。じゃないと、おれがかわいそうだろ。昼、家から徒歩10分ぐらいのラーメン屋に行く。
この店は、これまでに5回くらい足を運んでいる。いちいち言葉で描写するのは面倒だけど、超シンプルでミニマルなつくりになってて、きわめて直線的なカウンターがあるだけである。この近未来的な内装も気に入っている。メニューもシンプルかつミニマルで、基本、塩ラーメンとつけ麺しかない。そして、どちらもおいしい。どちらを発注するか、いつも迷う。
今日は塩ラーメンを発注。うまい。この塩ラーメンをもって、昨日のカレー担々麺のミソギとする。
「じゃあ、昨日もカレー担々麺を出す店なんて行かないで、最初からこの塩ラーメンの店に行けばよかったのでは?」なんて、正しさを振りかざさないでほしい。人間、腹が減って、疲れて、寒いと、どうやったって判断力は鈍る。そこは分かっておいた方がいい。あんただって、おれと同じ人間なのです。ヒューマン・ビーイングなのです。
■おいしい塩ラーメン食べて、家に帰ってちょっと寝て、夕方から歌舞伎座。夜の部。『忠臣蔵』が五段目六段目、『新口村』、『大石最後の一日』。
ぜんぶ良かった、と云いたいけど、うん、すいません、やっぱり新歌舞伎、とりわけ真山青果は苦手です…。もちろん、頭ごなしに忌避してるわけじゃなくてね、ちょっとは歩み寄ろう歩み寄ろうとはしてるんですけど、なかなかね。それでも児太郎と彌十郎はよかったと思いましたよ。
しかし、『大石〜』は、場面転換のトンテンカントンテンカンという大工仕事の音が興ざめ。しかも長い…。
でも、五段目六段目新口村が良かったから、まあいいか。完璧な舞台なんて、そうそうない。生身の、生きた人間がやってんだから。
十一月十四日(火)
■で、土曜出勤をしたので、かわりに明日は休み。ハリー細野のライブもM-1準決勝も当日券がでないようなので、ワンピース歌舞伎を再見することにしました。ま、さすがに花横とかじゃなくて、三階席ですけどね。たまたま戻りが買えたので。
このエントリを全部読んでくだすった殊勝な方へ、耳寄り情報
■ピザまんって、赤ワインがすごく合うよ。ビールもいいけどさ、赤ワイン合うよ。
■えー、今朝は時間がないので手短に書きます。
■昨日、某所で辛い麻婆豆腐を食べたのですね。大辛でも激辛でもなく、地獄辛 、というネーミングの設定のやつを。
そしたら、8割がた食べたところで、胃がヒクヒクしはじめまして。
■極端に辛いものを食べる、というのはこれまでの人生で何度かはあるのですが(某店の北極ラーメンとかね)、胃が拒絶反応を起こしたのははじめてだったので、怖くなって途中で食べるのを止めました。
■で、会計を済ませて店を出たのですが、一歩一歩歩くたびに胃が痛い! どうかすると吐くかもしれない。でも、立ち止まって休むとなんとか胃は落ち着く。しかし、休んだままだと家に帰れない…。
■歩く→休む→歩くを繰り返して、なんとかコンヴィニエンスなストアーにたどりつき、明治のR-1ヨーグルト2本を買って胃に流し込んで中和(というのは正しい表現だろうか?)。
すると、ほんのちょっとだけではあるがラクになって、休まずとも歩けるようになって、電車に乗って茗荷谷まで行って、また店でR-1を2本買って帰宅しました。やれやれ。
なんかもう、とりあえず胃に謝りたい気分です。胃、ごめん。
■2年くらい前に地獄辛を食べたときは、辛かったけどとくに胃に異状はなかったと思うんだよなあ。今回は、食べたときが空腹の状態だったのが良くなかったかもしれない。
次は、事前にもりそばを食べるなどして、胃のコンディションを整えてから地獄辛に挑戦しようと思います(←懲りてない)。
七月二十二日(土)の日記
■すごく一学期の終業式っぽい日付。お江戸の短い短い夏が終わる前に、冷やし中華を食べることにする。神保町のクラシックな中華人民共和国料理屋へ出向き、冷やし中華を発注→冷やし中華が納品される→冷やし中華を食べる。うむ。何の変哲もない冷やし中華だが、これで良い。八月じゃ遅い。大盛り1400円。
このブログに毎年書いてることなんだけど、八月なんて、秋なのだ。
■その後、日本橋のMデパートへ。夏用の足袋を買いに行く。浅草の「めうがや」に行ったりするとさ、
30過ぎて突然“和”に目覚めた、肩にチカラ入ってる地方出身者 、の典型みたいな感じで、それはそれでかわいいけど、今回はデパートの着物売り場でさっと済ませる。
夏っぽい淡い水色の、麻の足袋、というものもあったが、ちょうどいいサイズがなかった。
会計のときに、「Tポイントカードはお持ちですか」と訊かれる。おいおいおいおい。今に始まったことじゃないが、日本橋の老舗デパートの着物売り場でこのセリフを聞くと、改めてひっくり返りそうになる。ファミリーマートでファミチキ買ってんじゃないんだからさー。
■その後、『うさぎや』でどら焼きでも買おうか、と思ったけど、暑かったので銀座の某立ち飲みバーで午后2時台からハイボール2杯。おれがコザの幼稚園児だったころは、土曜の午后2時台と云えばテレビアニメの『怪物くん』だったものですが。
■夜、テレビジョンでミニオンの映画をやってたのでちょっとだけ見る。おれは、この手の立体的質感のCGアニメの絵柄が苦手で、正直かわいいとは思わないんだけど、もうこの世において、こういう絵柄のアニメが根付きつつあるじゃん。そういう流れになってるじゃん。モンスターズインクにしろアナ雪にしろ。だからこういう絵柄に慣れておかないとな、みたいな、妙な向上心(?)を働かせつつミニオンを見てました。
ひとつ気になったのが、吹き替え声優に鶴瓶がいたところ。なぜ関西弁なんだろう、と思って検索してみたところ、「移民のなまった英語」の表現らしい。
そこらへんについて、
こちらのAmazonレビュー に、洋画の吹き替えにおける関西弁、に関する考察が書かれていた。
∴
■毎週恒例、『水曜日のダウンタウン』を横目で見ながら歌舞伎役者の写真をエンライトメント風にあれするやつ。今週は巳之助。今月歌舞伎座『連獅子』良かったですよね。
実は今日はうたたねしてて、目が覚めたら『水曜日のダウンタウン』がほとんど終わってて、最後の巣鴨のやつしか見られなかった…。
■気がつくと七月の野郎、もう半分を過ぎてやがりました。速すぎるだろ。なに考えてんだ。
さて、この土日は珍しく歌舞伎を見に行っておりました。
──珍しく? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
■7/15の土曜日は、歌舞伎座昼の部。なぜ季節はずれにも程がある『矢の根』をやるのかは高城剛の収入源くらい謎ですが、それはさておき演目の並びや時間配分のバランスが良いので、カンゲン君目当てでなければ昼の部はビギナーの方におすすめですね(って、もう切符あんまり残ってないですが)。
『加賀鳶』の海老蔵、後半ちょっと軽いかなとは思うも、全体的に良かった。『連獅子』はやはり巳之助が上手くて。くらべると海老蔵がちょっと解像度低く見えちゃったりするところもあったりするのですが、でもこれも良かった。海老蔵の毛振り、以前ほど荒くなくなってるとは思う。
連獅子もう一回見たいな。
■で、翌7/16は国立劇場。菊之助の大蔵卿が想像以上に良かった。阿呆なところは愛嬌があって、素になってからはかっこよくてね(いや、そもそもがそういう演じ分けのギャップを見せる芝居なんだけどさ)。で、最後のとこなんか狂気にも似たなにかがあったりしてて、そこが良い。
昨秋の秀山祭の吉右衛門の大蔵卿、も良かったんだけど、なんつーか終盤「なにかをあきらめた大蔵卿」っていうさらっとした感じだったんだよね。でも菊之助は、腹に一物ある(って死語だよなあ…)雰囲気が出てた。と思います。
そして今月は国立劇場も切符がもうあんまりない。もう一回見たいんだけど。
■左手に長財布だけ持ってモスバーガーに来てるパンツスーツ姿の女子って、レジで注文もたつくよね。どうも、半蔵商店でございます。
■といった意味も含めまして、水曜恒例となりました歌舞伎役者の顔写真をエンライトメント風に加工するという謎の儀式も、はや5回目。先週は種之助だったので今週は歌昇、という大方の予想を外して壱太郎。すいません、なんか今回はあまりうまくいきませんでした…。
■昨日から、すごくひさしぶりに偏頭痛がする。今朝から薬を飲んで、まあ効いてきたみたいでどうにか痛みは収まってる。
んだけど、偏頭痛の原因はなんなんだろう。ストレスか、疲労か、気圧の変化か。あるいは、水面下で進行している虫歯か。あるいはこのところ摂取量が増えているカフェインか。水分不足で偏頭痛になることもあると聞く。うーむ。あんまり考えないほうが良さそうですね。また頭いたくなる…。
■『いらすとや』の人って、
『いらすとん』 ってサイトもやってんだな。たまたま検索して知りました。最初てっきり偽サイトかなんかかと思った。笑
▲クリックすると大きくなる説
■毎週恒例、『水曜日のダウンタウン』を横目で見ながら歌舞伎役者の写真をエンライトメント風に加工する、という謎の儀式、第4回目です。今週は種之助。
先月なめくじだった種之助は、今月は巡業です。先週土曜日、府中に見に行ってきましたよ。『妹背山婦女庭訓』見て思ったけど、当代の雀右衛門は、揚巻とかも悪くないけど、やっぱり不憫な役が似合う。
あと、会場の売店で売られてるサンドイッチは350円にしてはなかなかまともだった。倍以上の値段で宇宙食みたいなサンドイッチを売ってる三宅坂も見習ってほしいところ。
■
IKEAで買った台所用テーブルをDTM用に改造した西洋人の話 。うむ。マネしたい。
↑で、上記記事で、スピーカーやディスプレイを置く部分がいちだん高くなってるじゃないですか。あれをマネしたいけど、自分で板を買ってトンテンカンと工作するのはめんどうだなー、と思ってたら、
amazonでこんな都合のいい物を売ってた 。こういうのあるんですね、いま。知りませんでした。
ところでIKEAって、おれ買ったことないんだけど、どうなんでしょうね。壊れやすいなんて話も聞きますね。オードリーもテレビの生放送中にIKEAの椅子をぶっ壊してましたしね。
■DTM用の机と云えば、ちょっと古い話になっちゃうけどサンレコの「プライベート・スタジオ2017」に載ってたOVALの自宅スタジオはびっくりしました。
机に載ってる機材が、ノートPCとディスプレイと、コントローラ2台とヘッドフォンとオーディオインターフェイス。そのちょっと後方にスピーカー。これで全部。『お部屋一刀両断』のコーナーに出てる人より機材が少ない。なのに6ページも使っている。
■『水曜日のダウンタウン』の、「トーキョーの飲食店の看板に描かれてる動物でいちばん多いのは」の企画の第一位、おれ絶対ブタだと思った。ニワトリかー。
▲クリックすると拡大すると思う
■『水曜日のダウンタウン』を横目で見ながら、歌舞伎役者の写真をエンライトメント風に加工する、という謎の儀式も3週目。今週は米吉です。
しかし水曜日のダウンタウン、このところなかなか休まないのでありがたい。海上自衛隊のカレーライス(は水曜じゃなくて金曜ですが)みたいなもんで、これを見ないと水曜日って感じがしない、とまでは云わないが、ちょっと物足りないというか、締まらない(などと、書いてる割りには、放送してるのに見ない週ももちろんある。そういうもんです)。
■こないだ気づいたんだけど、春風亭昇太ってハコちゃんより年上なんだな。いや、それだけの話なんですけど。ところでハコちゃん、青梅に引っ越すそうですね。
■土曜日(6/3)、自由が丘へ。膨大な量の物を集めた人の展覧会。
会場には、そのコレクション(という表現は当たってないかもしれない)が所狭しと並べられていた。圧巻。会場の入り口に貼り出されてるプロフィール年表にはどこかしら人を白けさせる何かがあったけれど、それを差し引いても、まあ圧巻。
しかし、この膨大なアーカイヴを、今後どう保管していくんだろう。ほんとはさ、こういうのは国とかがちゃんと博物館なり資料館なりを作ってほしいよね。いまの日本みたいな衰退途上国にはムリなのか。
あと、これは皮肉でも嫌味でもないんだけど、実家がお金持ちじゃないとできない芸当でしょうなあ。われわれ庶民がマネすると詰む。
■その後、某町にある、とあるTシャツ屋へ。大竹まことゴールデンラジオ、を聴いている(いた)人ならご存知かもしれませんが、数年前に番組グッズの『マコT』を作ったお店です。日本で初めてのTシャツメーカーなんだとか。
この夏は、諸般の事情で、自分で着る用のTシャツを作ることにしているため、お店の人にいろいろ話を伺う。
あと、肌着用に白の無地のTシャツを買う。2000円。肌触りがよろしい。造りもしっかりしてる。今後の人生では、こういうところに気を遣った買い物をして、日々のストレスを減らしていきたい。と、思ってはいるのだけれども。
■先週の土曜日は、珍しく横浜県にいました。
なぜかと云いますと、「放送番組センター」という謎の秘密結社が運営する、「放送ライブラリー」という謎の施設に行ってたんですね。
というのも、この謎の施設では、日本の古いテレビ番組やテレビCMがアーカイブ化されており、それを利用者が無料で見ることが出来るんですね。
■で、そこで拙僧は、
『おもいっきり中学時代』 という教育テレビで'80年代にやってた番組を見てきました。昭和60年の第一回がアーカイブされてたので。
で、なんでこの番組を見にわざわざ茗荷谷県から横浜県まで出かけたかと申しますと、単純に、この番組のエンディングテーマを聴きたかったから、なのです。
■この、『おもいっきり中学時代』という、wikipediaにもほとんど情報が記されてない番組について説明すると、MCの兵藤ゆきと局アナが、スタジオに集まった一般中学生と一つのテーマについてVTRを交えながら話し合う、という内容で、今日の教育テレビで云えば、おおむね
『Rの法則』 に近いです(でもこのたび、改めて番組を見返すと、
中学生版『YOU』 のようにも感じられた)。
で、この番組のエンディングテーマが「Fight Fight Fight♪」というフレーズが印象的な曲なんですね。この曲が頭の中に
30年間ぐらい 残ってて。でも、きわめて断片的にしか覚えてなくて。どんな曲か全貌をつかむために横浜に行ってきたわけです。
■電気で動く汽車を乗り継いで「日本大通り」という駅で下車。駅のすぐそばにある謎の施設「放送ライブラリー」に入り、受付で簡単な説明を聞いて、いざ映像ブースへ。ちなみに、施設の中は図書館みたいな落ち着いた雰囲気です。
いささか旧時代的なタッチパネルを操作して、アーカイブの中から『おもいっきり中学時代』を呼び出すと────おお! ほんとに画面に『おもいっきり中学時代』の映像が始まった!(←そりゃそうだ)
で、この映像を早送りして番組終盤の部分を呼び出す。と、お目当てのエンディングテーマが流れてきました。そう、これ! この曲! これを聴きに来た。
■このエンディングテーマ、おれは長い間
EPO が歌ってると勘違いしてたんですが、EPOではなく渡辺真知子。クレジットによると、詞・曲・歌が渡辺真知子、編曲川島裕二、タイトルはそのまま「Fight Fight Fight」でした(←wikipediaにも載ってない情報。笑)。
うむ。
巻き戻して、5回くらいこの曲を聴く。尺の都合上、1番の途中からのフェイドインなのが惜しい。いつかはフルで聴きたいものですが、ま、久しぶりにこの曲が聴けて良かったよかった。
■さて。この放送ライブラリーは、ブースの利用時間が一人120分までなんですね。なので、時間がだいぶ余ったので、古いCMをいろいろ検索して見てみました。
YouTubeにも載ってない、'60年代の古いCMがたくさんあったりするんですね。これを見てるだけでも一日つぶせそうです──と、うっかり書きそうになりましたが、利用時間は上述のとおり120分までです。残念。
赤坂紗里なるモデル? 女優?が出てる'68年のコカ・コーラのCMが、しゅっとしてて良かった(あ、いま検索したら
YouTubeにあった… )。
あと、'69年の風邪薬コンタック600のCMで、歌舞伎役者がテーマのがあった。冒頭、歌舞伎座の外観のカットから入って、舞台や楽屋のシーンがいろいろ。澤村訥升、という役者が出てきます。
アーカイブには歌舞伎に関する映像もチラホラあったので、歌舞伎クラスタの人は見てみるといいかも(
映像の検索だけならこのページでできます )。
■と、いろいろ見てるうちに制限時間いっぱいとなったので映像の視聴は終了。席を立って放送ライブラリーを後にしました。
この施設、唯一の欠点は、画面を操作するタッチパネルが鎌倉時代に作られた古いものなので、操作性があんまり良くないです(タダだから文句は云えませんが)。検索に少なからず時間を食います。見たい映像は、あらかじめ家のPCで検索してリストアップしておいたほうがよいです。
YouTubeやニコニコ動画での懐かし映像発掘が好きな方は、出かけてみると良いでしょう。ネットに上がってない懐かし映像が、たぶん見つかります。見つからなかったらごめん。
あー、家から徒歩5分の所に移転してきてくれねえかな、放送ライブラリー。
■カロリーも糖質もひかえめなカップヌードルナイス、が近所のスーパーで安かったので買い溜め。あ、シーフード味のほうね。
■低糖質ダイエットと云うほどでもないけど、糖質やや少なめの食生活にするという試みはここしばらく続けておりまして、今朝も冷や奴に明太子パスタソースをかけたものを、明太子スパゲティーだと思い込みながら食べました。
おかげで、炭水化物類を食いたくなる欲求、ってのは、あまりなくなりました。つけ麺大盛りとかナポリタン大盛りとか天丼大盛りとかさ、食べたくて食べたくて仕方なくなるときがあったんだけど、いまはそれほどでもない。街を歩いていても、たいした葛藤なく、つけ麺屋の前を涼しい顔で通り過ぎることが出来る。
──以前はつけ麺屋の前を通り過ぎるたび葛藤してたのか(゚д゚; ) (゚д゚; )(゚д゚; )イチイチ
理性で食欲に打ち克つ、なんてのは言い過ぎですけどね。食欲を飼い慣らすっていうのが、まあ、このごろは楽しいわけですよ。衝動的にわき起こる食欲を「まあまあまあ、気持ちは分かるけど、ほら、糖質とかカロリーとかね、ほら」と、なだめてやる。そのうち、食欲のやつも収まってくる。食欲に自分がコントロールされるのではなく、食欲を自分でコントロールする。これが大事なんだと思います。(談)
──なんてことを申しておりますが、別に、やせてきてるわけではありません。体型に関して云えば、運動をしてないので、むしろ腹は出てきてますね。石神井公園時代に通ってたジム止めちゃったしなあ…。
■昨日の夜は、仕事終わったあと歌舞伎座で松緑×新亀蔵の踊りを一幕見席で再見。獅子もいいんだけどさ、新亀蔵の通人が、またいいんだよね。
■あと、くどくど書かないけどさ、獅童がんばれ。
五月六日(土)
■月形半平太ってなんだよグーグーガンモかよ、と思いながら明治座昼の部見てきました。
あくまでも個人の感想なのですが、てか個人でやってるブログに個人の感想書かなくてどうするって話ですが、お国訛りで声を張り上げる、血気盛んな幕末の武士が出てくるタイプの芝居、ほんと苦手…。あとあの安っぽいBGMね。幕開きと同時に座席から転がり落ちそうになった。
いや、「こういうのが好き」という層も一定数いて、これはその人たちに向けて芝居であって、おれに向けて上演されている芝居じゃない。というのは分かる。でももう、これはもうカブキじゃない、と思う。少なくとも『あらしのよるに』『ワンピース』や、先日の超歌舞伎のほうがはるかにカブキだ。
唯一、みどころは女形諸氏の演技。なのですが、若い役者たちの才能と時間を、こんな芝居に消費(浪費、とは書かない優しさ)させて良いものでしょうか。大きなお世話か。
ネガティブなことばっか書いてすいません。文句ばっかり云わず楽しめよ、というお侍さんもいらっしゃるとは思いますが、とはいえ、おれはカブキを見に来てるわけでさ…。
■で、うってかわって『三人連獅子』良かったなあ。とくに種之助。'12年5月演舞場『紅葉狩』を見て以来、おれは種之助の踊りが好きなのであります。
三人連獅子だけ、幕見できたらいいのにな。千円ぐらいで。
五月十三日(土)
■明治座夜の部。16:00開演、のところを16:30開演と間違えてしまう、というやまだかつてない凡ミス。おかげで遅刻。歌舞伎座と間違えたんだよー(翌日が歌舞伎座夜の部だったもんで)。
■それはさておき、八犬伝、若手のフレーーーッシュな感じが全面に出てて、うん、いろいろ良かった。米吉とか。あと中盤の鴈治郎とか。
そしてなにより、これはちゃんとカブキだった。時間と予算が許すなら、もう一回見たい。できれば一階席で。
五月十四日(日)
■歌舞伎座夜の部。『壽曽我対面』、新・彦三郎の五郎の声のでかいことでかいこと笑。三階席で見ていたのに、なんなら鼓膜がちょっと痛いくらい笑。
■『伽羅先代萩』←ATOKは“めいぼくせんだいはぎ”で一発変換するので偉い(と、変換するたびにいちいち感心してる気がする)。しかし飯炊のない伽羅先代萩は、クラフトワーク「アウトバーン」の短縮7インチ盤を聞いてるかのよう。展開が急。
書くまでもないことだけど、あの場面がないと、たとえば、政岡が幼い二人を気遣う様子とか、鶴千代と千松の子供ながらの主従愛とか、空腹を我慢する健気さとか、そういうのが伝わりにくくなるわけだよね。だから、ちゃんと飯炊はフルレングスでやってほしいと思った。「対決」とか「刃傷」とかはいいから(←いささか乱暴な意見)。
■そう、問註所の場面から唐突に新歌舞伎っぽくなるのが、ちょっと納得いかない…。妖術使って雰囲気たっぷりで出てきた仁木弾正が、この場面から普通の悪党になっちゃうしなあ。
とはいえ、弾正が外記左衛門を刺そうとするところはなかなか鬼気迫るものがありました。あれは怖いよ海老蔵。
■で、最後の松緑と新・片岡じゃないほうの亀蔵の踊りはたっぷり48分。これももう一度見たいなあ。
■歌舞伎座昼の部は5/21に見物予定。
■このごろ、諸般の事情で糖質少なめ人生を送っています。
そんなわけで、豆腐に、ね、パスタ用のバジルのペーストを塗るわけですよ。そこにオリーブオイルを垂らす。場合によっては粉チーズも振りかけます。
これを、バジルのパスタ代わりに食べます。豆腐は絹より木綿がいいですね。
■いま手元にある、あ、やっぱ手元じゃなくて手許って表記させてください、いま手許にあるヱスビーのバジルソースは、1食24gあたり、109kcalで炭水化物3.1g。
検索すると、木綿豆腐は100gで70kcal、糖質1.2g。おれがこないだ買ってきた木綿豆腐は400gだから、280kcalで糖質4.8g。
これでまあまあ腹もふくれるし、低糖質ですね。ただ、この物体をバジルのパスタと思い込む想像力。これが求められるわけです。
こんな物体とは云え、何回か食べると、「あゝ、腹一杯スパゲティを食いてえ!!!」といったパスタ欲、ひいては炭水化物欲がそこそこ収まるんですね。
■豆腐にバジルではなく、明太子のパスタソースを塗ることもあります。この物体を明太子スパゲティと思い込む想像力。
短い人生、食べたいものくらい我慢せず食べてもいいではないか、と思わないこともないけど。
事前に準備するという概念がない先輩「ハンゾー君、お願いしたいことがあるけどいいかな」
拙僧「へい」
事前に準備するという概念がない先輩「(ノートパソコンを開きながら)先週の打ち合わせでもちょっと話したことなんだけど……………………………………………………
………………………………………………………………………………………
ちょ……っと待っ……てね………………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………………
(ノートPCがなかなかスリープモードから復帰しない)…………………
(こういうとき、人類はなぜかマウスでコンコンと机を軽く叩きますな)…………………
…………………(1分ほど経過)……………………………………………………
(ようやく画面が映る)あ、で、先週の会議でもちょっと話したことなんだけど、その件で凸凹寺の副住職からファイルが送られてきたんだけど、(カチッ)あれ? (カチッ)あれ? (カチッ)あれ?(←画面上に複数あるエクスプローラーをひとつずつクリックしていくが、なかなか正解の画面にたどりつけない)
(カチッ)あ、これだ。でね、凸凹寺の副住職からファイルが送られてきたんだけど、(カチッ)(←Excelファイルをクリック。数秒待って、のろのろとExcelが起動)
あ、これじゃない(開いたばかりのExcel閉じる)。
(カチッ)(すぐさま、同じフォルダの別のExcelファイルをクリックして開く)あ、これかな、あ、これじゃない。
(カチッ)(すぐさま、同じフォルダの別のExcelファイルをクリックして開く)あ、これだ。こういうファイルが送られてきたんだけど」
拙僧「へい」
事前に準備するという概念がない先輩「このファイルに必要事項を記入しておいてくれるかな」(※この具体的なアクションの指示があるまで5分かかってる。)
拙僧「へい」
事前に準備するという概念がない先輩「くわしいことはね、このサイトを見てくれればいいから(カチッ)あれ、(カチッ)あれ、(カチッ)あれ……(←FireFoxのタブをクリックして、しかるべきページを表示させようとするが、タブを27枚くらい 開いてるので、どれが何を表示してるか本人も把握できていない)」
以下略。しかし、責めるわけではないが、こういう人のデスクトップはたいていアイコンだらけだし、文字化けファイルもリネームしない。いや、おれも他人様のことなど云えませんけど…。
■昨年、高崎で、おれの持ってるM銀行のキャッシュカードが、磁気が弱って使えなくなる、ということがありました。
で、新しいカードが届いたのですが。
このたび、その新しいカードもわずか一ヶ月で使えなくなったんですね。
前のカードは'03年から13年間も使ってたので、M銀行高崎支店の窓口のヒト科ヒト属ヒトに「カードの磁気が弱くなってますね」と説明されたときも、まあ、しょうがないかな、と納得はしました。
ですが、この新しいカードは13年間どころか一ヶ月しかもちませんでした…。で、正月から都内のM銀行某支店に行ってきたのですが、今回も窓口のヒト科ヒト属ヒトいわく、「カードの磁気が弱くなってますね」。おい、また磁気かよ。おれのカードの保管方法が悪いのか? いや、でも、そうだとしたら前のカードが13年ももつはずがない。なんで一ヶ月で使えなくなったんだろう。
■そういえば、前回カードが使えなくなったとき、
キャッシュカードでATMから家賃を振り込む(※当然ながらこの時点ではカードはまだ使えてるわけです)
↓
その直後に同じATM機で現金を下ろそうとする
↓
ATMがキャッシュカードを受け付けず吐き出してくる
という流れを経てるんですが、今回も全く同じ流れだったんですね。前回は高崎市、今回は都内、という地理的な違いしか無いです。
なので、カードの磁気云々ではなくシステム上のバグかなんかで、ATMを上記プロセスで操作しようとするとカードを拒否して吐き出す仕様になってるのではないか……と愚考しております(と、このたび銀行のヒト科ヒト属ヒトにもこのようにご説明申し上げたのですが、それでも「いえ、磁気の問題です」の一点張りでした。うーむ。まあ実際のところなんておれには分からんけど)。
■で、一週間くらいして「より新しいキャッシュカード」が送られてきまして、現在はこれを持ち歩いてるんですが、このカードも磁気がいつまでもつかどうか。なんでもかんでもM銀行のせいにするわけじゃないけどさ、もうちょっと磁気とやらをなんとかしてほしい。とりあえず、上記プロセスの「ATMで家賃を振り込んだその直後に現金を下ろす」は避けた方が良さそうですね。
あと、M銀行は、まあ、みずほ銀行のことなんですが、水戸支店の地下駐車場の絶望的な狭さをなんとかしたほうがいい。あれ、閉所恐怖症の人だったらパニックになるぞ…。
■あ、日曜日(12/11)に『寺子屋』を再見したんですね。二回目になると、まあアラもちょっと見えてきたりすることもあるわけですが。笑
松也の源蔵はね、ふんどし見せてがんばる役じゃないと思うんですよね。魚屋宗五郎的な熱さが前面に出ている。教える側の問題か、教わる側の問題か、そこはまあ、おれが気にするところではないけど。あるいは『あらしのよるに』の“めい”が女性的な感じの役だから、その反動が出てくるのか。梅枝の戸浪も松也の熱さに引きずられたのか、演技がナマっぽくなってたような。
松王丸の「笑いましたか」はリアルすぎるなあ、とも思った。ちょっと唐突な感じすらする。
弘太郎の涎くり、猿弥(49)の春藤玄蕃、は相変わらずナナナナナイスなナオヒロックでした。
■で、今日、もう一回見に行きます。笑
■惑星たちの井戸端会議〜!
といった意味も含めまして半蔵商店なんですが、あのー、いま国立劇場で忠臣蔵やってるじゃないですか。それでまあ先々月も、先月も国立劇場へ行ってるわけですが。
■先月のこと。小腹が空いたので、食糧品を求めて劇場内をさまよっていたところ、まあ、売店で売ってる例のサンドイッチ720円が目に入ってしまったわけです。うん、あの、細長く切った食パンに、申し訳ていどの具を“挟んだ”、ではなく“塗りつけた”ようなサンドイッチ。
美味しくないのは知っている。でも、それを買ってしまったのですね。今から考えると、魔が差したとしか云いようがありません。繰り返しますが、美味しくないのは知っています。でも、さっさと食料を調達して席に着きたかったしね。そこらへんはトレードオフだ。
とはいえ、改めて久しぶりに食べると…………ほんとに不味かった笑。もともと不味いとはいえ、ここまで不味かったっけ? そこらへんの宇宙食よりまずいよ、これ。
──“そこらへんの宇宙食”ってのが、まずなんなんだよ… (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
■ま、国立劇場の本業は客に芝居を見せることであって、客においしいメシを食わせることじゃないんですよね。そこは仕方ない。劇場の外で食べ物をあらかじめ用意してこなかったおれも悪い。しかしあの味で720円というのは……ぶつぶつ。
まあいいや。
■で、本題。いま忠臣蔵やってるじゃないですか。で、国立劇場の食堂で出す、忠臣蔵限定メニューを考えてみました。
「待ちかねた御膳」ってのはどうでしょう。
──落語の『四段目』か! (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
ご注文の方にはおまけとして、切腹するときに便利な特製くろごちゃん九寸五分 がついてきます。
──待ちたまえ。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
えー、このエントリは以上です。
──前おきのほうが長い… (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )
■今週は、月曜から二泊三日で出張でした。一泊目は安定の宇都宮で、二泊目はめずらしく富山でした。
露天風呂に入ったり、おいしい刺身食べたり、刺身の舟盛りに乗っかってた鯛の頭で出汁をとった雑炊を食べたりで忙しかったです。仕事って大変ですね…。
■先日、コンヴィニエンスなストアーに置いてあるATMでお金を下ろそうとしたら、「このキャッシュカードは使えません」とエラーが出ました。
で、銀行まで移動して、銀行のATMでお金を下ろそうとしたら以下同文。窓口の人に相談すると、古いカードなので磁気が弱ってます、とのこと。まあ、初めて就職というものをして、その給料を振り込んでもらうために作った口座のカードだからなあ。
キャッシュカードを新しく作り直してもらうことにする。が、おれの家にカードが届けられるのは2週間後らしい…。けっこうかかるもんですね。
■いま、お江戸ではサラダ専門店が流行りつつあるようです。パワーサラダって云うんですか。定義はよく知らんけど、まあ食いでのあるサラダ。
会社の近くにも専門店が出来てました。サンドイッチの『サブウェイ』みたいな感じで、カウンターでサラダを作ってくれます。豆腐トッピング込みで950円。高いなーと思いつつ購入→帰宅。
家にある黒ごまや粉チーズやマヨネーズをかけ、さらにスーパーで別に買ってきたキヌアや豆を載せて食する。高いなーと思うも、スーパーやコンビニで売られてる出来合いのサラダよりもたしかに野菜の鮮度はいい、かな。
ただ、サラダを持って夕方の混んだ電車に乗るのは危険ですね。笑
■月・火は宇都宮、水は国立劇場、木・金は宇都宮。というのが今週のスケジュールです。これを書いてる水曜の晩は茗荷谷の自宅におります。
昨日から今日にかけてぐっと寒くなりましたが、明日はもっと寒くなると云うじゃないですか。火曜日の宇都宮は、クルマでクーラーをつけてたほど暑かったのに。職場の冴えない先輩じゃなくても体調崩すぞ、この急激な気温差は…。みなさんもお気をつけください。拙僧も夕食に500gのハンバーグを食するなどし、英気を養っております。
■今日、とある外人バックパッカーのブログの「旅行にはこんなものを持って行きますリスト」みたいな記事(英文)を読んでたんですね。そしたら、持ち物リストのなかに
Wife beaters x 2
って単語が出てきたんですね。ワイフビーターズ。直訳すると「妻を殴る人」。なんだよこれ。井上ひさしの文庫本2冊ってことか?
で、検索して見つけた
こちらのブログ様 に書いてあったのですが、英語の俗語で白いタンクトップのことをWife beaterと呼ぶそうです。えええええええ! 初耳! よって、上記のWife beaters x 2は、白いタンクトップ2枚、ということになります。しかし、なんつー物騒な呼び方…。
■ちょっと前にマクドナルドのハッピーセットでジバニャンのおもちゃがもらえたのですが。
部屋に転がっていたジバニャンを改めて数えると、いつのまにか5ヶも集まってました。
──ジバニャン? (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )
このたび、そのうち4つを沖縄の甥と姪に送りました。
──じゃあ、残りのひとつは自分で持ってるってことか… ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )ヒソ
いいではないか、そのくらい。
■昨日、渋谷のオーチャードホールでコージー冨田の単独ライブ『ドクター・コッペリウス』を見に行ってきました。内容は、イーハトーブ交響曲、エイドリアン・シャーウッドによるダブ、バレエ(未完)、です。くわしくは各自ご検索の程を。
■イーハトーブ交響曲、は、以前NHKの番組でちらっと見た「ケンタウルスよ露降らせ」だっけ、あの前後数秒のフレーズがやたら鮮烈に印象に残ってて(ひょっとしたら、わざわざオーチャードホールまで足を運んだ理由はほぼこれかもしれない)、それが実際に聴けて良かった。あと「星めぐりの歌」は、もともと好きなので、それも聴けて良かったですよ。
■つづいて、プログラム上は半ばボーナストラック的な扱い(にしては豪華・笑)だったエイドリアン・シャーウッド。生演奏のプレイヤーと卓によるダブミックス。これは冨田作品を素材に使ってるってことなんですよね、たぶん。これも良かった。もうちょっと長く聴いてたかった。
■で、最後にバレエ、『ドクター・コッペリウス』。正直に書くと、あまりストーリーを追えなかったし(ケチって筋書2700円を買わなかった・笑)、そもそもおれはバレエを知らないのですが、「リフト」って云うんですか、バレエでヒトを持ち上げるやつ、生身の人間がスクリーン上の初音ミクをリフトするところは「おおーっ」ってなった。
■そもそもなぜ初音ミクが起用されたのだろう。と公演中に何度か考える。生オーケストラと機械の声の対比、人間の声と機械の声の対比、とかそういうのもあるとは思うけど、やはり端的に云って、最先端の技術を駆使した音楽、というものを突き詰めていきたかったんでしょうね。昭和の時代に、ひと財産はたいてタンスのようなムーグ(モーグ表記が優勢な昨今ですが・笑)のシンセをアメリカから個人輸入した人ですよ。
■しかし、コージー冨田+初音ミク+エイドリアン・シャーウッド+宮沢賢治+バレエ、しかもオーチャードホール、って、10年前の日本人に3回くらい説明してもたぶん理解してくれないと思う。笑
初音ミクは歌舞伎からバレエまでこなして器用ですね。そう、初音ミクって、プロから無数の素人まで、冨田から獅童まで、いろんな才能を集めていく(あるいは“才能を捧げたくなる”?)偶像としての機能が半端ない。けっこうな発明だと思う。
■細かいことですが最後にちょっとだけ。この『ドクター・コッペリウス』のロゴなんですが、ロボコップかターミネーターか、という金属的な質感で、あまりこの舞台の雰囲気に合ってないような気がするのですが……笑(※個人の感想です)。
■文化の日ですね。こんな日は半蔵商店みたいな文化的なブログを読むのがいいと思います。
■さて最近好きな菓子がありまして。
ファミリーマートで売ってる、『とろけるチョコクッキー スイートポテト』『とろけるチョコクッキー パンプキン』です。それぞれ税抜き100円。税込み108円。1ドルは360円(昔)。
パッケージからしてどうもハロウィン限定っぽい商品なので、もう置いてない店舗もあるんですが、これがおいしかった。ここ最近はどちらかを一日一枚のペースで食べてます。どうかすると一日に二枚食べる日もありますが、そんなときは身に余る贅沢をした罪悪感にさいなまれます。
スイートポテトとパンプキン、どちらかと問われるとスイートポテトのほうが好きです。もともとサツマイモ(と、あと、きな粉)を使った菓子が好きなんですね。なので芋けんぴとか『さつまりこ』なんかも好きです(がカロリー数のことを考え、ふだんはあまり食べてない)。
■8cmCDくらいの大きさでね、しっとりなめらかな質感です。裏の品質表示を見ると、「小麦粉」よりも先に「準チョコレート」って書いてあるんですね(じゃあもうこれチョコレートじゃん・笑)。一気にガヴッとかじりつくのではなく、こう、お高いブルーチーズを味わうようにちょっとずつちょっとずつかじって食べてます。ホットコーヒーとともに摂取することもあります。ファミリーマートはコーヒーも売ってるので便利ですね。
■あ、ちなみにこのクッキーは普通のお菓子コーナーではなく、なんというか菓子パン寄りの売り場に置いてあるお菓子なので、これからファミリーマートに行かれる方は注意してください。
■そういえば一昨日の10月10日は、スチャダラパー『タワーリングナンセンス』発売からちょうど25周年でした。って、こういうことはその日のうちに云わないとあんま意味ないよね。すいません。半蔵商店でございます。
■牛丼屋なんてほとんど行かなくなったけど、アボカド牛丼、というのが出たと聞いたので2世紀ぶりにすき家に行ってきました。どんな食い物なのかは各自検索してほしいのですが、おれは好きですこれ。ジャンクフード感あって。
正直に書くと、もう8回くらい食べてます笑。ある日など、一日に二度もすき家に足を運んでしまい、二度目はさすがにアボカド牛丼でなくアボカドカレーを食べましたが、とにかくそれくらいには好きです。並盛りでごはん少な目、そして「おんたま」をトッピングして食べてます。牛肉にケイジャンソースがかかっていてね、キャベツが乗っかって(コールスローとのことですが、どっちかと云うとピクルスに近いような?)、アボカドが添えられてて。
そう。それこそコザ近辺の、米兵相手のカフェとかで出てきそう。米国的ジャンクフードの味。「アメリカ映画に出てくる、テイクアウトの中華料理の容器」に入れて、土曜の夜に映画を見ながら食べたい。テイクアウトの中華料理が出てくるアメリカ映画がいいと思う。
ただこれ、好き嫌いは分かれるとは思います。万人におすすめはしません。ひたすら味が濃いしね。ただ、アメリカのジャンクフードが好きで、ピザーラよりドミノピザが好きで、カルビーよりフリトレーが好きで、下手したら『ハッカーズ料理読本』とかも持ってるような人だったら一度は試してみてもいいかもしれません。
あと、これはまだ試してないんだけど、荒く砕いたナチョスをトッピングするとまたおいしいと思う。すき家のメニューにナチョスなんてないから、持ち帰って自宅で試すしかないですが。笑
■で、前の段落で、「牛丼屋なんてほとんど行かなくなったけど」なんて書きましたが、そういえば茗荷谷に引っ越して以来、『丼太郎』(旧・牛丼太郎)にはもう3回も行ってます。笑
■先週、石神井公園の貧乏長屋から、茗荷谷の貧乏長屋への引っ越しを済ませました。
その際、洗濯機を取り付ける業者(引っ越し本篇と、洗濯機の取り付けって、別々の業者がやるんですね)の人に
「洗濯機をすぐ買い換えてください。遅くとも一ヶ月以内には買い換えてください」
と云われました。ふむ。
■というのも、おれが使っております洗濯機は、'04年に会社の人からもらったものなのですね。それを、'16年の今日まで使っているわけです。
で、そう、「会社の人からもらった」ということは、おれが譲り受ける以前に、会社の人が数年は使っていたわけです。
先日、洗濯機のフタの裏を確認すると、95年製 という文字列が記されておりました。スチャダラパー『5th Wheel 2 the Coach』、コーネリアス『69/96』、ケン・イシイ『Jelly Tones』がリリースされた年にリリースされた洗濯機です。21年前か!!!
■旧居では洗濯機はベランダに置いてたんですね。で、新居では洗濯機は室内に置けるのですが。
この洗濯機を部屋ん中において改めて見ると、まあ、ちょっとびっくりするくらいボロボロなんですね。湾岸戦争で爆撃された初代ゲームボーイ とまでは云いませんが、なかなかのボロボロ具合で、これはもうジャンルで云うと洗濯機というよりも粗大ごみに近いです。21年前の洗濯機だから当然といえば当然なのですが。
上記の業者いわく、「ホースもかなり劣化してるから、買い換えるまで水漏れに気をつけてください」とのことでした。
■ということで、すみやかに洗濯機を買い換える予定なのですが、当世の洗濯機は大まかに分けて、
1) 普通の洗濯機
2) 簡易乾燥機能つき洗濯機
3) 乾燥機能つき洗濯機
がありまして、電器屋の兄ちゃんに訊いたところ、「2)は、あんまり意味ないです。すぐ使わなくなります」とのことでした。ということで、1)か3)かに選択肢が絞られるわけですが、1)が4万円で買えるのに対し、3)は10万円くらいするんですね。そこでちょっと迷っております。
■ま、いままで使ってた洗濯機は1)なので、新しい洗濯機も1)でかまわないと云えばかまわないのですが、3)は、もう、乾燥が終わったら、「洗濯機から洗濯物を取り出してそのまま着られるレベル」とのことらしいんですね。どういうことかというと、洗濯物を干す手間、というのが日常生活からほぼ省略できるんですね(当たり前ですが)。雨の日だろうが風の日だろうが天気を気にしなくていい。洗濯物を干すタイミングを計算して行動計画を立てなくていい。
数年は使うものだから、10万円も高くはないなあ、と思います。
が、なんつーか、「天気を気にしたり」「洗濯物を干すタイミングを計算して行動計画を立てたり」と脳を働かさなくなる分、ヒト科ヒト属ヒトとして退化するのではないか、と妙な心配をしてしまいます。天気とか湿度とか風とかに鈍感な人とか、ちゃんと行動計画を立てられない人とかになるのではないか。
でも、「洗濯物を干すことに使っていた脳のリソースを、他のことに回すことができる」という考えもできるわけだしね。あんまり変な心配をする必要も無いかもしれない。
つい「新しい利便性は、ヒトの何かを損ねる」みたいな考え方をしちゃうんですよねー。いかんいかん。良くないことだ(←と書いたけど、これは世間に迎合してそう書いたまでで、やっぱり「新しい利便性は、ヒトの何かを損ねる」式の考え方は心のどこかにちょっとある…)。
■ま、1)にしろ3)にしろ、新しい洗濯機は、近日購入します。
■沢尻エリカこと高城剛の新刊『LIFE PACKING 2.1』がこのたび出ました買いました。
これは、なにかというと、沢尻エリカ改め高城剛が、なんか、こう、海外とかにたくさんたくさん行くときに、荷物をたくさんたくさん持っていくのはあれだから、荷物はコンパクトにまとめようっていう、そのほうが身軽だしっていう、そんな感じで旅に持っていくものを、あれやこれやが、えー、載ってます。
──説明が下手か!!!! (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
■まあ平たく云えば、身軽な旅(ひいては生活)のために荷物はどこまでそぎ落とせるか、そのためにはどのようなアイテムを持って行くのが有効か、というテーマの本です。見開きごとにアイテムの写真とその解説が載っております。
前作として『LIFE PACKING』('12)という本が出てまして、これにはだいぶお世話になりました。そう、拙僧は仕事で毎週毎週、茨城/栃木に三泊〜四泊の出張をするのですね。なので出張の荷物をどうまとめようかとか、何を持って行こうかとか、そういうことを考えるのに参考にしてました。昨夏のアイスランド旅行の荷造りにも役立った記憶があります。
(そういえば、11型MacBook Airと『LIFE PAKCING』を買ってすぐに、出張の多いいまの部署に部内異動になったんだよね。不思議なもんです。笑)
■その後も折に触れ読み返してたりしてたのですが、なにぶん4年前の本ですので、そろそろアップグレード版が出てくれないかなー、と思ってたところ、ほんとにこの『LIFE PACKING 2.1』が出ました。思ってみるものです。
で、この「荷物は少なく」という考え方は、昨今のダンシャリとかミニマリストの姿勢にもつながりますので、そういうのに興味がある人類も読んでみるといいかもしれません。
■もちろんこの『〜2.1』だけを読んでもいいのですが、前著も読んでおいた方が高城(以下、ハイパーメディアクリエイター)の云わんとするニュアンスが伝わりますし、なんというかその意識の変遷みたいなとこも読み取れて面白いと思います。
ちなみに前著に載っていたクリアカードケースやブラウンのひげ剃りはこの本でも健在です。あと、紙幣を未だにお茶の袋にしまってるのがちょっと面白かった。
しかし、20リットルでも心許ないのに、10リットルのリュックで2週間の旅に出ちゃうんですね、このハイパーメディアクリエイター(以下、ハイパー)は…。すごいです。
あと、体にかけるだけで風呂に入らなくてもよくなる、謎のバクテリア配合スプレーも気になる。
■で、このハイパーの本に興味を持った向きには、藤原ヒロシが表紙の『EYESCREAM』誌'13年6月号と、ニゴー(登録商標)が表紙の『Switch』誌'14年7月号もおすすめします。両方とも旅の荷物の特集です。
それと、YouTubeっていう米国発の動画投稿サイト知ってます? そのYouTubeで「高城剛 アナザースカイ」とあれすると、いくつかあれされていますので、参考になるかもしれません。
■さて次回以降は、例によって夏休みの沖縄についてだらだらと書いていきます。
■これまでのエントリの流れからすると唐突なのですが、今日から夏休みです。昨夏はアイスランドというところに帰省していましたが、今年は沖縄というところに行ってきます。
夏休みは八月十日から二十一日です。石垣島も行きます。
とっくにみなさんお忘れでしょうし、おれ本人も忘れてましたが、そういえば
インスタグラム やってたので、道中の写真はインスタにぽつぽつアップする、かな(と、事前にブログに書くということは、まあ大してアップしないパターンでしょうねこれ笑)(ちなみにインスタを昨年八月までさかのぼると、アイスランドの写真が見られます)(しかしこのブログ、ヘッダのロゴがいまだに1年前のままだな…)。
■というわけで、手短ですがこのへんで。あ、引っ越し先はほぼ決まりました。よほどのことが起きなければ、その部屋に住むと思います。
■めずらしく歌舞伎座ではなく歌舞伎町での話。
先週金曜の夜は、とある縁をいただき、歌舞伎町のクラブでVJをしておりました。VJ。これまでは、自宅であらかじめ編集してVHSなりDVDなりにまとめた映像をクラブで流すことをVJと称したりしてたこともあるのですが(あらかじめDATなりmp3なりにまとめたミックスを流すことをDJと称するヒトもいるわけだからね)、本格的にリアルタイムで映像を流すVJは初めてでした。
■いまVJって、パソコン一台でできちゃうんですね。昔(元禄年間)は、VHSデッキ2台に、ローランドのビデオミキサーに、モニター用の小型ディスプレイに、映像ネタが入ったVHSカセット300本(120分テープだと重いので30分テープ)、といった大量の機材を用意しなければならなかったようです。人によってはデスクトップPCを持ち込むこともあったそうです。江戸時代の人って大変ですね。おれは13型のMacBook Airだけで大丈夫でした。ちなみにソフトは
『あのタグで待ってる』 を使用しました。
そう、プロジェクターとPCの接続もHDMIケーブル一本でできるんですね。もう
スキャコン すらいらないんですよ。人類はここまで進歩しております。うん、おれってVJに関する知識やイメージが
『Motion Dive』 (VJソフト)ぐらいのころで止まってます。
■フロアの片隅の机に陣取り、音楽に合わせてMacBookから映像をポチポチ送出すること、深夜24時半から5時間。DJとは違いVJってあくまでも“添え物”なので、地味な役回りなのですが、十代のころからこういうことに憧れておりました。あこがれのVJができて、満足しております。「これ、いつの日かVJで使うかも」と数年にわたりストックしておいた映像ネタの数々がようやく陽の目を見たのがうれしい。場を与えてくだすった関係者の皆様に深く感謝いたします。
■今回はあくまで見習いVJだったのですが、この一晩でVJに関する知見をいろいろ得ることができました(実際に現場でやってみないと分からないことが多々あるからね)。次につなげたいと思います。次回はぜひ、新木場のアゲハとかでやりたいですね。
■ところでVJって、一晩中おなじ場所から動けないから、クラブのエアコンの冷気がずっとあたりっぱなしになるんですね。なので、クラブでVJをする人は、夏でも(いや、夏だからこそ)なにか一枚羽織るものを持ってった方がいいです。こういう発見もあった。笑
■ひきつづき、引っ越しを検討しております。
この土曜日も、東京東側にある某区某所の部屋を内見しました。下記に、この部屋の良かった点と気になった点をまとめます。ちなみに家賃は67000円。間取りはワンルーム、だけど、「玄関あけて左がバストイレ+キッチン、右が居住スペース」というつくりなので、実質1K。
【良かった点】
・駅から6分(まあまあ近い)
・25平米(広い)
・南向きで明るい
・窓が2ヶ所
・洗濯機が室内に置ける
・スーパーが徒歩5分以内の所にある
【気になった点】
・電気コンロがIHではなく、蚊取り線香みたいな形の昔のやつ
・商店街が近所にあるにはあるが、あんまり機能していない
・近くにクリーニング屋がない?
・都心へのアクセスはあまり良くない(石神井公園とどっこいどっこい。むしろ、渋谷に一本で行けるぶん石神井公園の勝ち?)
【さらに気になった点】
・「サ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、キュッ!」という、隣の部屋が水道を使う音が丸聞こえ
念のため説明すると、おそらくこの「サ〜〜〜」が水道から水の流れる音で、「キュッ!」が蛇口を締める音ね。あんまりはっきり聞こえたので、不動産屋の人もおれも、なんかお互いこのことに触れられず 、微妙に気まずい雰囲気に。
【もっと気になった点】
・駅から部屋までの道のりが、はっきりいって汚い
ごみをよけながら歩かないといけない箇所があった…。
【ついでに気になった点】
・最寄り駅が、改札からホームに上る階段の踊り場という妙な位置にトイレがあるのはまだいいが、それが小便くさい
昭和50年代の水準のトイレの臭い。正直この駅使うのヤだなあ……とシンプルに思いました。
【やっぱり気になった点】
・敷金ゼロ礼金ゼロの、いわゆる「ゼロゼロ物件」
これ、退去時に変な名目でえぐい料金を取られることがあるらしい。
部屋自体は明るいし広いし良かったんだけど、いかんせん周囲の環境がよろしくない。ほら、東京のひとり暮らしって、「周囲の環境も部屋の一部」じゃないですか。部屋そのものが良くても、近所が汚かったり店がなかったりするんじゃ、ちょっとつらい…(逆に、部屋そのものが貧弱でも周囲の環境で補えるパターンもありますが)。
それとゼロゼロ物件ってのもちょっと怪しい。ちょっと検索してみると、不人気物件は客寄せのためにこういう設定にすることがあるそうだ。不動産屋の人曰く「退去時は、一定のガイドラインに基づいて精算するので、変な額を請求することはない」とのことで、その人を疑うわけじゃないんだけど、でもちょっと気になった。
(しかしこの部屋、入居時にクリーニング代という名目で4万円とるのに、退去時も汚したぶんは請求されるんだよね。クリーニング代を実質2回とられることになってないか。)
■ということで、返事は保留にして、国立劇場までえっちらおっちら移動して、カブキを見て帰ってきました。うーん、正直、この部屋はナシかな…。
今回はちょっとあまりポジティブな話ではないので、具体的な地名は伏せてお送りしました。
■三井住友銀行の「ミドすけ」とかいうキャラクターが男性器にしか見えないのですが、それとはまったく関係なく、いま石神井公園からの引っ越しを考えております。半蔵商店でございます。
引っ越しを考えている理由は、書いてる方も読んでる方もどうしたって退屈になるので省きます笑。まあいろいろあります。
■そんなわけで、あらかじめネットで物件を下調べし、不動産屋に「これこれの物件を見たい」とテレックスを打電してアポを取り、この土日は実際に3つの物件を内見してきました。
なお参考までに現在の我が部屋の仕様。
・1K(6帖)
・石神井公園駅から徒歩10分
・ユニットバス
・洗濯機はベランダに置いてる。
■
【一軒目 新宿区某所】
1K(6帖)、ユニットバス。大きな道路沿い。家賃七万円。
良い点
・大江戸線某駅から徒歩2分(!)
・室内に洗濯機置き場がある、というか、洗濯機が備品としてある
・つくりつけの棚が複数あり、収納に便利
・ごみ置き場あり
気になる点
・西向きのうえ、すぐそばに別の建物があり、日当たり悪そう
・近所に大きなスーパーがあるが、周囲にいわゆる“商店街”がない
うん、駅前商店街がないんですね。大江戸線は十数年前にできたばかりなので、当たり前と云えば当たり前なのですが、そこが気になった。血が通ってない、人の匂いがしないとまでは申し上げませんが、なんか寂しい。
いや、いま住んでる部屋も石神井公園の商店街からはだいぶ離れてますよ。でも、近所に商店街があるっていうだけで、なんか安心するんですよね。小さいころコザの商店街(沖縄市の一番街とか、中央パークアベニューとかね)で育ったからかもしれない。
「クルマがブーブー通る大きな道路沿いの、人気(ひとけ)の無い街の部屋で、ポツンと寂しげに住む自分」みたいなイメージが湧いてきちゃって、なんか心細いんですね。それを除けばいい部屋でした。
あ、でも日当たりはあんまり良くなさそうだったかなあ。
■
【二軒目 墨田区某所】
1K(6帖)、ユニットバス。スカイツリーのふもとの住宅街。家賃六万五千円。
良い点
・都営浅草線某駅から徒歩6分。まあまあ近い。
・浅草が徒歩圏内
・日本橋、神保町など、都心へのアクセスも良好
・東銀座駅まで13分! 歌舞伎座の芝居見物に便利!
・すごいチャチではあったが笑、ごみ置き場あり
気になる点
・4階の部屋なのにエレベーター無し
・ベランダがかなり狭い(洗濯機はギリギリ置けるみたいですが)
・日当たりがあまり良くない?
スカイツリーという巨大な物見櫓の近く。庶民的な雰囲気の下町。徐々に観光地化しつつあるエリアなので、良くも悪くも正直ごみごみしてる印象はある。石神井公園のようなおっとりのほほんとした街から引っ越してくるとなると、最初はいろいろ物事の感じ方を更新する必要が出てくるかもしれない(まあ、どんな場所でも住んじゃえば慣れちゃうとは思いますがね。上記の新宿区内の部屋もしかり)。
▲物件から歩いて5分のとこでこの眺め
すぐ近所に
相撲部屋 があったりして、なかなかトーキョーっぽい。そう、上京してずっと成増/石神井公園に住んでたので、23区の東側、というエリアに漠然とした憧れがあるのですね。
歌舞伎座や神保町(馬喰横山から新宿線に乗り換え)などへのアクセスが良いのもポイント高かった。が、4階でエレベーター無しはなあ…。せめて3階ならいいんですが。
■──と、昨日の土曜日は上記の2件を内見しました。
で、家に帰って、
もしかして、同じ石神井公園に引っ越すというのもアリなのではないか と思い始めました。
物件を2つ見たことで、石神井公園の良さがじわじわ分かってきたんですね。
・商店街がある
・街の雰囲気が落ち着いている
・急行が停まる(笑。でも大事ですよね)
ということで、別の不動産屋にテレックスを打電し、日曜の昼のアポを入れ、石神井公園の物件を見ました(諸般の事情で1件だけ)。
■
【三軒目 石神井町某所】
広めワンルーム。バストイレ別。商店街近く。家賃六万五千円。
良い点
・石神井公園駅から徒歩6分。まあまあ近い
・バストイレ別
・商店街がめちゃめちゃ近い
気になった点
・商店街がめちゃめちゃ近いゆえ、周囲の雰囲気が若干ノイジー(←贅沢な悩み!笑)
・広めのワンルームだが、変なところに柱があったりしてデッドスペースが複数ある(もともと住居用の物件ではなかった?)
・ベランダ無し(室内に物干し竿用の金具あり)
うん、商店街が近いなら近いでまたちょっと落ち着かない、という事案が発生することが分かりました(そりゃそうだよな笑)。でもまあ寂しくはないですね。
ただこの物件、前述のとおり妙なデッドスペースがあります。もともとは店舗/事務所用だった物件をむりくり改造して住居用にしたと思われます。住居用にしてはでかい窓も付いてるしね。
ベランダがないので外に洗濯物を干せないのはつらいなあ。まあ、乾燥機つきの洗濯機を買えばいいか…。
■
まとめ
石神井公園の長屋に居を構え、気がつくと干支が一回りしていました。うん、練馬区石神井町って良い街だけど、独り身の男が住む街ではないんですね、こんだけ住んでおいて今さら云うことではないのですが。やっぱり石神井公園はお金を持った老夫婦と、その息子夫婦(都心に住んでたけど第一子が生まれたので石神井の実家近くに戻ることにした系。系ってなんだ)の街なんですよね。それで良くも悪くもおっとりしてるんですね。それで街の雰囲気が穏やかなのですが、いつまでもこのおっとりした空気にひたってちゃいかんなあ、と思わなくもない。
とはいえ、いざ石神井公園を出ようとすると、石神井公園の良さに気づくんですよね。まあいいところだからこんだけ長く住めてるんですが、とりわけ「商店街があること」と「落ち着いた雰囲気」の2点に、自覚できないくらい多くの恩恵を受けているような気がします。おれがガツガツがんばるタイプの性格じゃないのも、石神井公園の空気が少なからず影響してるような気もします笑。もうちょっとガツガツしたところ(どこなんだろう)に引っ越そうかな〜。
■
付記
あ、そういえば石神井公園のとある不動産屋の店先に、拙僧がいままさに住んでる長屋が物件として出てるのを見ました。笑
■夏至の夜。たまたま立ち寄った茨城の骨董屋(!)で、コシミハルのCDを七枚買いました。レコード屋でもなく古本屋でもなく、骨董屋ってところが実に渋い。さすが半蔵商店。さすがコシミハル。しかしコシミハルを売ってる骨董屋ってのもなかなかに渋い。
コシミハルの作品は、YEN BOXに入ってるのしか聴いたことなかったので、この機会にまとめて聴きますよ(一時期、ジムで運動するときのBGMとして、コシミハルとテレックスととんねるずばかり聴いてたころがありました・笑)。
■とりあえず『希望の泉』と『父とピストル』は聴きました。
おれはコシミハルの「マドンナ」という8cmCDをそういえばなぜか持ってて、『父とピストル』はその母体となるアルバムです(が、四十数秒しか収録されてない、それこそジングルやコマーシャルのようなインタールード扱い。実際、ワインのCMソングだったようだ)。クレジットを見ると、題字ロゴのデザインは仲條正義。たしかに、そんな佇まいのレタリングですね。
■あと、すいません、「夏至の夜」と書きましたが、実際に拙僧が骨董屋でこれらのCDを購入したのは午后三時くらいのことでした。すいません。でもよー、「夏至の夜」って書いといたほうがフンイキ出るだろ?
────ビロオドの半ズボンに白い襯衣(シャツ)の少年が、おろしたてのコードヴァンの革靴で石畳を鳴らし、暮れゆく都会の澄んだ空気を楽しみながら散歩していました。今日は夏至。短い短い夜の始まりです。ふと、蔦のからまる煉瓦造りの洋館のあたりから、不思議な音楽が漏れ聞こえてくるのに気がつきました。少年は口笛を止め、ネクタイを直す振りをして、オレンジ色の電球の光まばゆい小さなショウ・ウインドウに顔を近づけてました。どうやら、この骨董屋で鳴らしているレコオドのようです。────
みたいなさ。まあ、実際はおっさんが外回り営業中にたまたま立ち寄った茨城の骨董屋(←これは本当)で中古CDを買った、ってだけの話なんだけどね…。
■六月大歌舞伎、きのう第一部・第二部見てきました。染五郎の知盛がかっこいい。猿之助のひさびさの女形も良かった。あと、猿弥(48)の安定感。
■つーことで、いつの間にやらもう六月。来週はハロウィン、再来週はクリスマスだと思ってた方がいいな。半蔵商店でございます。
でもまあ、この時期は好きです。日が長くなってくから。夏至を過ぎるとイヤです。日が短くなってくから。日が日に日に短くなってくのは、なんか、ピークを過ぎたというか、盛りを過ぎた感じするじゃん。だから、夏至を過ぎると、「あゝ、今年も終わりだな…」という気分にさせられます。いつも書いてることですが、夏至のころにもう一度書きます。どうぞよろしくお願いします。
■『劇場版ロケットマンショー』に行ってきました。渋谷区なんとかセンター大和田6F伝承ホールは、いまだにロケショーから卒業できないサブカル30代40代で満員。
テーブルが置いてあるだけのステージにアイスランドおじさんと放送作家の人が出てきて2時間にわたり話をするだけ、というシンプルな構成。これが観たかった/聴きたかった。
うん、いまやってる『Others』っていう番組も嫌いじゃないんだけど、あれはあくまで「テレビのふかわ」なんだよね(ラジオ番組だけどね)。よそゆきのキャラクターでやってるというか。おれは、自分の考えをぼそぼそぼそぼそぼそぼそぼそぼそぼそぼそぼそぼそぼそぼそとしゃべる「ラジオのふかわ」が観たい/聴きたい。なので、渋谷区なんとかセンターに足を運んだわけです。
ふかわ曰く「ロケショーの完全な再現を目指しているわけではない」とのことでしたが、ロケショー的な雑談がたっぷり聴けたのが満足。ときおり立ち上がったり、ちょっと歩いたり、大きく動きをつけてしゃべったりと、そこはラジオと違った生のトークの楽しさがありました。
ただ、おれはふかわの話す内容に手放しで100融親韻靴討襪錣韻任呂△蠅泙擦鵝たしかに世間一般とは違うふかわ独特の視点からのトーク、というのは好きなのですが、ふかわ自身けっしてバランスの取れてるヒトではなく、独特の偏り方をしてるヒトなのですね。
たとえば、コンビニで買ったコーヒーを床にぶちまけて店員に冷淡な態度をとられた話(※有料イベントの詳細な内容をブログに書くのは基本的には避けてますが、これは『ごきげんよう』でも話したことがあるそうなので書きました)なんか、まあ普通に考えるとこぼしたほうが悪いですよね。これが帝國ホテルのロビーの一杯1300円のコーヒーとかだったらさ、店員も「ヤケドされませんでしたか? お召し物は大丈夫ですか? すぐ代わりをお持ちします」とかなんとか相応の応対をしてくれるだろうけどさ、一杯100円とか150円とかのコンビニコーヒーに完璧な接客を求めちゃいかんでしょ。完璧じゃないからこそコーヒーを100円とか150円とか安価で提供できるわけでね。「電車に数百円で乗れるのも、遅れたり止まったりする可能性を織り込んでるからのこと。絶対に遅れたり止まったりしないようにすると運賃が数倍にはなる」みたいな話。なんにでもコストはかかるわけでさ。
──と、心の中でふかわに反論するのもまたロケショーの一部だったりします(しかし、ふかわも放送作家の人も、以前からコンビニやファミレスの店員にちょっと厳しいフシがある…)。
まあ、なんだかんだで楽しめました。次回は是非ロフトプラスワンで、放送と同じく土曜の25時から29時まで4時間かけてやってほしいですね。あと、中川パラダイスが大宮で10時間トークライブをするそうですが、ふかわも10時間トークライブを開催してはどうでしょうか。話したいことがだいぶ溜まってるらしいので。
■いま母親が友人たちと沖縄から利尻島+礼文島に観光へ行っております。
最近の60代って20代30代なんかよりよっぽど元気だよな、と弟に話したら、「そりゃ、金あるからじゃないの」と返されました。たしかにねー。金があったほうが人は元気になれるよねー。
■家で使ってるPCのiTunesが壊れた。いや、ソフトだから壊れるって表現は違うかもしれないけど。
まずiTunesのアイコンをクリックしても起動しなくなった。で、いったんアンインストールしてからappleのサイトから最新のiTunesを再インストールしようとすると、「あーすいません、このPCにはiTunesはインストールできないんですよね(談)」みたいな意味のエラーメッセージが表示される。なんかもう、このPCにiTunesを入れるにはOSを再インストールしないといけないっぽい。そこまでしたくない…。
■これからは松也に、「井村屋!」と声をかけよう。
──チャリ掛けやめれ (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
■さて半蔵商店でございます。「ラーメン屋の季節限定メニューって、たいていハズレだから食べない方がいいよね」というスコットランドのことわざがありますが、ありませんが、まあだいたいそのような心持ちで生きております。ですが、こないだ宇都宮のラーメン屋に入ったとき、思うところあって(というか、まあメニューの写真がおいしそうだったので)季節限定の「冷やし担々麺」を発注しました。
そしたら、意外においしかった。担々麺の挽肉を、サービスで付いてくる小ライスに載せて、そこに挽いたゴマをふりかけてプチ丼にするという事案も発生。
正直、冷やし担々麺ってハズレ率高いからちょっと警戒してたんだよね。でもアタリに巡りあたって良かった。
いや、なにも冷やし担々麺がおいしかったって話がしたいんじゃなくて、なんというか、たまには自分の生活信条から逸脱した冒険も必要なのではないか、と。うん、冷やし担々麺を発注することを冒険と呼ばないのは知っている。
■クッキーモンスターの出てくるiPhoneのCMがよろしい。でも、最新型のgalaxyのCMもなかなかよろしい。
■さて、いまつくば県におります(
当初は 宇都宮泊の予定でしたが、諸般の事情でつくば博もといつくば泊になりました)。
いまから宇都宮県に移動して雑用を済ませ、そこから新潟に移動です。雨です。やれやれ。ちなみに、朝食は国産トマトジュースと、キユーピーハーフを塗ったホワイトセロリでした。
■劇場版ロケットマンショーの切符は取れましたが、コクーン歌舞伎の切符が取れておりません、半蔵商店でございます、まあ当日券を狙うしかないな…。
連休もあっけなく終わっちまいました。今週は仕事なんざ適当にちゃっちゃと流して、連休の疲れをいやしたいものですね。
■といった意味も含めまして、今週も仕事で月曜から金曜まで栃木茨城におるわけですが、きのう久しぶりにブックオフに立ち寄って買ったコンパクトディスクを紹介します。
これです。清水ミチコ昭和63年の作『イージー・ジャパニーズ』。FM横浜のラジオ番組をまとめたCDです。小学生のころ持ってたのですが、このたび買い直しました。このテーマ曲が聴きたかった。アーサー・キットの「Sho-Jo-Ji」に似せたアレンジなのですね。エキゾ/モンド好きは必聴! 激ヤバ! マスト! と'90年代のテクノ12インチの店員手書きコメントみたいなことを云ってますが。
「清水ミチコ イージージャパニーズ」で検索したら
半蔵商店とかいうブログが引っかかりました 。うわ、日付もぴったり5年前のエントリだこれ。笑
また、この曲の編曲者の名前で検索したら
おしゃれテレビ の人であることが分かりました。ふむ。
■ちなみに、画像検索するとお分かりいただけるのですが、本来は清水ミチコの写真が載った紙が上記の白いケースに帯状に巻かれており、それがジャケットでした。小学生の時はジャケット付きで持ってたけど、あれ出し入れしにくいんだよなー。笑
平成28年現在、ジャケット付きの個体はあまり存在してないと思われます。ジャケット付きのがほしい方はヤフオクを探すと良いでしょう(検索してみたら、いま現在
出品されてますね )。
CDに付属のブックレット、「日本について書かれた'60〜70年代のアメリカの出版物」の雰囲気があって好きだったんだけど、いま見たらイラストがナンシー関で写真が沼田元氣なんだな。
■清水ミチコとあわせて、アンダーワールドの新譜ではなく一つ前のアルバム(好きな曲はいくつかあるけど、日本盤ボーナストラックのアンビエント曲がバチボコ良い)と、あと『TITLE #1』『TITLE #2+#3』も買いました。この人、ひょっとして世間的には「電気グループの瀧じゃない方芸人」と思われてるのだろうか。そんなことないか。
■テレックスが『しくじり先生』に出演するとしたら、やはり、
「はい、次のページをご覧ください、はい、1980年にユーロビジョン・ソング・コンテストに出場してしまった」
とか放送作家に云わされるんだろうか。で、教室一同が「あ〜」と軽くどよめいた後、若林が「あれ出ちゃったか〜…」とかつぶやくんだろうか。
■と思ったけど、テレックスは別にしくじってなどいない。
■理不尽に死ぬ役・オブ・ザ・イヤーを、毎年破竹の勢いで受賞している芝雀がこのたび雀右衛門を襲名ということで、ね、行ってまいりました歌舞伎座。
昼の部を3/6と3/19に見ました。なんで昼の部を二回見たかというと、手違いでチケットをダブって買っちゃったんですね。とは云え、菊之助と菊五郎と二つの三浦之助を見ることができたので、結果的にはおとくで良かったです(と書くと語弊がありますが……。
検査結果は「セーフ」らしいので、良かったです )。
『寿曽我対面』がいささか不発…。『鎌倉三代記』は、吉右衛門が良い。今年は一月の『石切梶原』、二月の『籠釣瓶』と来て、吉右衛門ってすげーなー、と思うこと多し。
夜の部は、本日見てきます。
■3/19の歌舞伎座帰りで、
祖父江慎+コズフィッシュ展 に行ってきました。展示期間が前期と後期に別れてるのですが、後期の方です。前期は見逃した。しまった。
祖父江慎が装丁を手がけた本がひたすらどっさり展示されてました(←当たり前ではありますが、しかし人生の中でなかなか遭遇しない空間でもあります)。以前、亀治郎の写真展に行ったとき、一度に亀治郎の写真を見過ぎて「亀酔い」したのですが、この日は「祖父江酔い」しましたね。それっくらい密度の濃い展示。
祖父江慎のデザインって独特なので、ふだん本屋の一角で他の大勢の本と並べられててもすぐ気づくじゃないですか。それっくらい異彩を放つ本が一堂に会するわけですから。そりゃ酔います。いっけん異彩を放ってないように見える本も、独特の何かが込められてるしね。
あ、そうそう、吉田戦車『伝染るんです。』の例の有名な装丁ですが、あんなに好き勝手(というとこれも語弊がありますが)できたのも、その数年前に玖保キリコ『いまどきのこども』という手堅い藝風での成功があったからだと思うんですね(※個人の感想です)。仕事で好き勝手をするには、着実な信頼の積み重ねが必要なんですよね(※当たり前のことを書いてますねこれ)。とはいえ『いまどきのこども』も、青年漫画の単行本としてはかなり異例の装丁でした。パステルカラーでね、ハードカバーの絵本みたいな造りで、キャラが箔押しで印刷されてて。
会場の売店では、サグラダファミリアと同じくらいの年月をかけて作られた祖父江慎作品集が売られてました。すげえ。作ってるとは聞いてましたが、おれが生きてるうちに完成するとは思ってもなかった。値段がいささか高かったので、当日の購入は控える。
後日、
『情熱大陸』の祖父江回 を見直しておさらいしたいと思います。あれってもう八年も前の放送なのか…。
■三四郎ANNで相田が絶賛してた日高屋の「チゲ味噌ラーメン」を食べてみました。かなり濃いめの味で、なんというか「鍋の〆のラーメン」という感じ。
相田はこれに半チャーハンを添えるのが好きらしいので、おれも半チャーハンをあわせて頼んでみたのですが、ラーメンのスープの味がとにかく濃いので、ふつうのライスでも十分かと思いました。ラーメン好きというより、鍋の〆の炭水化物が好きな人にはおすすめできます。
しまった。この文章を書いてるうちに、チゲ味噌ラーメンが食べたくなってしまった。今週からダイエットすると決めたのに……。
▲Stock, Hausen & Walkman『Hairballs』
■先週金曜日のことなんですが、仕事で成田に泊まってました。成田に泊まるときは、宿はまあだいたい外資系のRかHなのですが、今回は目先を変えて国内系のホテルに泊まりました。
■駐車場にクルマを泊め、スーツケースごろごろ、フロントでチェックイン、で、カードキーでロックをかちゃりと開けて客室に入ったわけです。
で、小便しようとしてバスルームに入りトイレの便座をあげたところ、便器に、
おそらくは女性のものと思われる長い髪の毛が20本くらい
があったのですね。
■これ、文字にするとあんまり怖くないかもしれないけど、実際目にするとなかなか不気味ですよ、便器に長い髪の毛20本て。外タレだったら、来日公演を丸ごとキャンセルして当日のうちに帰国してるぞ、これ…。
おそらく、掃除係の人が部屋掃除したあと、バスルームや客室で拾い集めた髪の毛をトイレに流そうとして、流れないままになっていたんでしょうね。
■即、客室係にクレームの電話をしました。クレームと云っても、声を荒げたりはしません。丁重に、紳士的にお話しするだけです。拙僧はこういうとき、
高橋幸宏ならどうするか というのを行動指針としております。あの人って、あんまり怒ったり怒鳴ったりしなさそうじゃないですか。たとえこっちに理が1000%あって、相手に非が1000%あるオメガトライブ的状況でも、そんなすぐに怒ったり怒鳴ったりはしない。いったん落ち着く。紳士的に行く。相手も生身の人間です(逆に、「そりゃ高橋幸宏でも怒るよ!」という状況なら、まあ怒ってもいいと思う)。
■客室係にクレームを申し入れ数十分後、拙僧の部屋の電話が鳴りました。相手は、このホテルのお偉いさんでした。「このたびは誠にすみません。お詫びにルームサービスの朝食を無料とします(大意)」とのことだったので、遠慮無くごちそうになることにしました。
というわけなので、この件は水に流すことにしました。トイレのことだけにネ!
──……………………………(゜д゜ ) (゜д゜ ) (゜д゜ )
水に流すことにしました。トイレのことだけにネ!
──面白くないことは、2回云われたって面白くならないんですが。 (゜д゜ ) (゜д゜ ) (゜д゜ )
■しかし、上記のような件があったから、このホテルのアラがいろいろ目に付いてきまして。
前の客が食べ散らかしたプリッツの破片が部屋の隅に転がってたり、ベッドサイドのボンボリみたいな照明が傾いてたり、朝食の注文票がなぜか部屋の中になかったり、なんつーか、ルームメイキングの詰めが甘い。
「いや、ちゃんと掃除されている部屋に泊まりたいなら、もっと高いホテルに行けばいいではないか」とおっしゃるお侍さんもいらっしゃるとは思います。でもここ一万円を超える部屋なんですよ。4000円5000円のビジネスホテルでもきちんとしてる清掃を、きちんとしてくれないと、ちょっと困ってしまうんである。語尾が中島らもっぽくなってしまった。
■ついでに書くと、このホテルはいまどきwi-fi接続に1100円も取る。しかもwi-fiにお金がかかることは客室内には明示されておらず、PCの接続画面でようやく初めて有料であることを知らされる(ヒルトンも高速1700円・低速900円取るけど、その旨を書いたカードが客室内にあったはず)。うーむ…。
■まあ成田に泊まるときは、今後も前述のRかHにしときます。
また、このエントリの途中で、一つの段落中に「高橋幸宏」と「オメガトライブ」とミュージシャンの名前を二つも出したので、読み手がいささか混乱する文章となってしまい、どうもすいません。
■初音ミクがこれだけ世間に受け入れられたのは、下地として、’00年代の「CGかよ!ってぐらいに徹底的にPhotoshop修正を繰り返したハマサキアユミのパナソニックの広告」があるのではないだろうか。「CGの歌姫」の原型というか。
──といったことを一切考えずにまじめに働いていたら今週ももう半ば。半蔵商店でございます。昨晩は水戸というところにおりました。いま(水曜の深夜二時)、佐野というところにおります。明朝は宇都宮というところに用事があります。
宇都宮に用事があるのになぜ佐野に泊まっているかというと、宇都宮のホテルがとれなかったんですね。たぶん、国立大学の二次試験を受ける受験生がたくさん泊まってるんでしょうね。佐藤克之の『受験ホイホイ』片手に。この本ってカバーが二パターンあるんだぜ。←「二パターン」は漢数字ではなくアラビア数字で「2パターン」と表記したほうが読みやすかったのではないか、という反省がないわけでもないんですが、いつも泊まっている宇都宮のホテルの値段が倍になったり、とっくに満室になったりしてるのね。そんなわけで佐野でこのようなエントリを書いてるわけですが、しかし水戸から佐野まで移動するのはしんどかった。
■といった意味も含めまして、金曜日から二泊三日で石垣島いきます。弟の結婚式なのです。拙僧の親族には、めずらしいことに「頼んでもねえのに、やたらカメラやビデオの係を買ってでよう買ってでようとするおっさん」が一人もいないんですね。なので、おれがビデオカメラで式の一部始終を撮った方がいいのかな、と考えております。
いや、式場のカメラマンがビデオ撮ってはくれるよ。でもさ、結婚式だの披露宴の映像なんて、どこのどいつも画ヅラ同じじゃん? そんなちゃんとした「オン」の映像じゃなくて、親族控え室でガキが走り回ってるところとか、式が終わってみんなで疲れてるところとか、そういうオフショット的なのが撮りたい。どっちかっていうとそっちの方が思い出になると思う。
とはいえ、おれはビデオカメラを持ってないのですね。安いビデオカメラでも3万ぐらいするので、買おうかどうか迷ってます。ケチですかね、こういうときに3万出さないって。
■で、ここで話が変わりまして。石垣島に移動するのに、なんと、飛行機に乗るんですね。あの空飛ぶやつ。あれに乗るときって、手荷物を前の座席の下に収納すると足を伸ばせないし、頭上の棚に収納するとモノを取り出しづらいし、どうにかなんないですかね。飛行機って、乗るたびに「つぎ乗るときこそは手荷物をコンパクトにしよう」って思ってる気がする…。
■昨日の夜は会社の同期の送別会でした。
会社を去る某君を囲み、六人で飲んでました。
■しかしこの歳になるとみんななんか、ね、立派なんですよ。
某君はバチボコ有名な世界的外資系メーカーで働いてたり(年俸制)。
某君は勤務先から独立→起業をバチボコ視野に入れていたり(土地を探してるそうです)。
滞米中につき欠席の某君も、アメリカなんとか研究所で研究をバチボコがんばってるらしい(たぶん、ビーカーとかフラスコとかスポイトとかをバチボコ使ってると思う)。
■あと、みんなの会話がね、もう既婚者(結婚予定がフィックスの者を含む)のほうが多くなってるから、
「幼稚園の親子面接が」とか「妊活が」とか「ゼクシィの重さ(物理的にも心理的にも)」とか「子供ができたらダイハツタント」とか「マンションの価格が」とか。そういう話題。
もうそういう年齢なんだよねー。
■ちなみに、みんなのグラスをトータルするとお酒よりもソフトドリンクのほうが多かったです。もうそういう年齢なんだよねー。
送別会は六時スタート、八時終了でした。土曜の夜なのに二次会無し。もうそういう年齢…………。
■いつまでものんべんだらりと生きてちゃいかんな、とか思わないこともない一月の終わり。
■最近はラジコプレミアムというからくりのおかげで、日本全国どこにいても、他府県のラジオ番組が簡単に聞けるようになりました。
が。
■先日沖縄に帰ってたとき、地元のラジオを聞いてて気づいたのですが、ラジオ番組に県外からの投稿が増えているんですね。どローカルの番組に、「岐阜県の○○さんからのメールです」とか「静岡県の○○さんからのメールです」みたいな、本土のリスナーからのお便りが紹介される。
いや、これはラジコプレミアム以前からあった現象で、拙僧が小学生だった頃から、なんというかラジオ受信マニアみたいな人が県外から沖縄の番組にお便りを寄せたりしてた、という現象は観測されてました。ですが、それは非常にまれな現象で、あくまでごくごく一部の、ラジオに関する技術力とモチベーションが高いマニアだけの話だったんですね。
ですが、ラジコプレミアムの登場で、他府県のラジオにメールを出す、という行為がごくごく簡単になってしまったのですね。
■ローカルラジオがなんでおもしろいかというと、ローカルだから、なんですね。地元の県以外の、46都道府県のことなんかハナっから眼中に入れてないから、地元リスナーに向けた地元の話がいろいろできる。だからおもしろい。
そこに「他府県のリスナーも意識する」という状況が発生すると、ローカル色が薄まり、同時に、おもしろみも薄まってしまう…………と愚考しておるのですが、いかがでしょうか。
■あと、番組パーソナリティーが他府県リスナーからのメールを紹介するときって、「他府県からいらしたお客様をお出迎えさせていただく」みたいな改まった空気が出るでしょ。で、番組の雰囲気がちょっと変わるでしょ。で、番組の流れが一回止まるでしょ。あれがヤなんですよ。
子供の頃、友人の家で遊んでる最中に友人の父親がやってきた時の空気に似てるよね、あれ。
メール送る方もさー、自分が県外人だから特別扱いしてもらえると思ってんじゃねーの。でも読む方も実際に特別扱いするしね。そもそもメールの採用権はラジオ局側にあるわけだからね。送る方も送る方だけど、読む方も読む方だ。
■で、こないだ沖縄でラジオを聞いてたら、チューリップ缶の話が出てきたんですね。で、その後、番組に県外のやつが「チューリップ缶ってなんですか?」ってメール送ってきやがったんだよ。チューリップ缶はチューリップ缶だよ。そんなことの説明に琉球放送の貴重な電波を使わせるなあああ。なんで説明せんといかんね。チューリップ缶、と聞いて理解できない人のための番組じゃないんだよ。いや、理解できなくたっていいから、水だけは差さないでほしい(もちろん、惡いのはこのメールを採用した番組側なのですが)。
と、了見が狭いことをさっきから書いておりますが、何度も書くように、ローカル番組はローカルだから面白いんですね。ローカル番組がこぞって「他府県の皆様にもお分かりいただける放送」をなまじ心がけちゃったりすると、ローカル番組が単なる「三流の全国番組」に成り下がってしまいそうなんですね。そうするとローカル番組がつまらなくなって、誰も他府県のラジオなんか聞かなくなってラジコプレミアム終了……とそこまで破滅的な未来にもならないでしょうが、とはいえ「他府県」を意識しないといけない、という心理的コストがローカル番組のおもしろさを徐々に徐々にうっすら損ねていく、というのは、各地の各番組で観測されてるのではないでしょうか。これが時代の流れ、という便利な呪文を持ち出されればそれで終わりの話ですが。でもさー、ローカルラジオの楽しさって結局ローカルなところにある訳で……ぶつぶつ…。
■師走ももう五日目。バナナマンの設楽がラジオで云っていた、「12月なんて月は、ない」(※大意。厳密な再現ではありません)という言葉を思い出さないようにしながら、年末の雑用のあれこれをやっつけていきたいものですなあ。あ、半蔵商店でございます。
トーキョーもすっかり寒くなり、けさはダウンジャケットなど着込んでしまいました。ダウンジャケットだなんて、八月のレイキャビク以来ですよ(と、書いて、アイスランド旅行記を途中ですっかりほったらかしてることを思い出さないようにする)。
■そう、先月はね、ちょっとばかりラーメンって料理を食べ過ぎました。拙僧は、ラーメン屋について語るという趣味を幸い持ち合わせておりませんし、ヒイキのラーメン屋というのもまた持っておりません。ですが先日、職場の近くにあった
このラーメン屋 にたまたま入ったら、めずらしく気に入ってしまいまして。十一月だけで8回くらいは行ったんじゃないかなあ。
麺がね、いいんですよ。極細のスープパスタのごとき、つやつやぴかぴかした麺が。塩ラーメンを発注するとこの細麺が出てくるんですが、味噌ラーメンを発注すると、ちぢれた太麺が出てきます。この太麺は、別に普通。笑。なので、味噌ラーメンを頼むときも、細麺に替えてもらってます。
塩ラーメンはあっさり、こってりの二種がありますが、後者が好きです。この店では基本、あっさり塩ラーメンか味噌ラーメンを食しております。
でさ、非とんこつラーメンの店では珍しく、ありがたいことに替え玉制なのね。そういうところも好き。
■しかし、ラーメン屋に一ヶ月に約8回(どんな表現だ)も通うとなると──。
昨日、ヒルトン成田のプールの更衣室、という意識高い外資系ビジネスマンっぽい場所で体重を量ったら、ばっちり体重が増えてました。合掌。まあ、ラーメン屋に一ヶ月に約8回(どんな表現だ)も足を運ぶとそうなりますよね。
正直に白状すると、11月はこのラーメン屋以外にも、栃木のラーメン屋にも2軒行きました…。寒くなる季節だと、どうしてもね。たいしてラーメン好きでなくても、ラーメンの誘惑があるわけで。
■なので、今日からダイエットだ! と意気込んでいたのですが、けさ自宅でテレヴィジョンを見ていましたところ、「ネット注文でLサイズ半額!」というドミノピザの宣伝が目に入ってしまい、うっかりLサイズのピザをネットで一枚予約してしまいました。半年ほど前、『マツコの知らない世界』の宅配ピザ特集で、マツコのお気に入りとして紹介されていたドミノピザの「クワトロ・チーズメルト」です。
そのピザは、もうすぐ拙宅に届きます。楽しみですね。
■と、ここまで書いたところで、三日前に宇都宮のバーで4種類のチーズのピザを頼んでいたことを思い出す等。いやー、そろそろほんとにダイエットしないと…。
▲アップルストアの店員の仮装。イラスト中のジーンズの色落ちを表現する芸の細かさを評価されたい
■ハッピーハロウィン! 半蔵商店でございます。うん、最近は考えが変わって、ハロウィンを許容できるようになりました(許容1割、あきらめ9割、ぐらいの心持ちですが)。
遣隋使、遣唐使の昔から(いや、それよりも昔から)、他国の風習や行事が日本に伝わってきてたわけじゃないですか。だからハロウィンも、その延長上のひとつと考えてやれば、まあ許してやれないこともない。
それと、都市ってのは、若い民衆のパワーのガス抜きの場、を必要とすると思うんですね。それが渋谷のハロウィンという形で噴出してるんだと思ってやらないこともない(後かたづけはどうするんだ、というのはまた別の話)。
ただ、不細工なカボチャ提灯。てめえはダメだ。あの見苦しさは昭和の頃から今日の今日まで慣れない。
■でもさ、いまの子供達は、日本の伝統的な行事を覚える前から、マスメディアやスーパーの店頭ディスプレイでハロウィンというものを幼い脳味噌になすりつけられるわけでじゃないですか。それってどうなのと思う。『しまじろう』でもハロウィンの話やってたみたいだし。
おれの姪1号(2歳)は、母(おれの妹ね)にひな祭りをやってもらってないのに、きょうはディズニーのなんかの仮装をしてハロウィンのパーティーに連れてかれるらしい。うむ。
まあいいや、そういう話は。
■じゃあ本題。おれみたいな人間にはハロウィンの宴に声がかかったりはしないので、とうぜん仮装なんかもする機会がないのですが、いちおう今年のハロウィンの仮装を考えてみました。イラスト参照。アップルストアの店員です。どう?
Tシャツは、青い無地のTシャツをGAPとかで買ってきてロゴをプリント。
首からさげる謎の物体は、IDカード? なんか小型の端末? あんまり観察してなくてよく分からんけど、IDカードなら文具屋で買ってきて、端末なら中古のiPodとかをぶらさげる。
あとはジーンズとスニーカーで、そして外資系というか帰国子女というか、そういうフレンドリーな接客。「洋画に出てくるニューヨーク在住の東洋人の吹き替え」を意識するといいと思う(なに適当なことを書いてるんだろう)。
これでばっちりです。この格好でアップルストア行くってのも楽しそうですね。通報されるかもしれませんが。
■さて。最後に念のため書いておきますが、おれはハロウィンを「まあ許容してやっても良い」と云ってるだけで、好き嫌いで云えば嫌いです(
こういう発想 は好きですが・笑)。
というわけで、ハロウィン嫌いのみなさん、きょうまでの辛抱です。なんとか乗り切りましょう…。('A`)
■マクドナルドって、会計を済ませたあと、「横に一歩ずれてお待ちください」 みたいなことを云われるのね。あれ、以前からなんかちょっと心に引っかかってた。なんつーか、その、ほんのちょっとだけだけど邪魔者扱いされたような気持ちになるのね(おれだけ?)。
■それ以前に、マクドナルドに行ってレジに並ぼうとすると、レジの前にいる人々が、「これから注文する人」なのか、「注文を済ませて商品を待ってる人」なのかが判然とせず、なんだかぼんやりした5〜6人の群れ が出来上がってて、どの人の後ろに並べば正解なのかが分からないときがある。そのもやもやした感じも苦手。
素直にモスバーガーみたいに番号札システムにすりゃいいのに、と思う(実際はマクドナルドでも番号札を渡される場合もあります)。
──マクドナルド行かなきゃいいんじゃないですか。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
まあ、そうなんだけど……。
このごろのマクドナルドは売り上げ不振が続いているそうだけど、その原因はこういうところにもあるんじゃないだろうか。大きなお世話だけどね。
■個人的には、あのバタンバタンと必要以上に大きな音を立てる店内のゴミ箱のフタも気になるところだけど、あれは固くて座りづらい椅子と一緒で、客に長居をさせないための工夫だろうから、そこはまあ商売上いたしかたないと思う。
■うん、だから、世に云う「半蔵のアド街離れ」というやつです。
・男声ナレーターが一人増えて、聴覚的にちょっとゴチャゴチャし始めた
・ネタが30ヶから20ヶに減って、番組としての密度とスピード感がいささか物足りなくなった
・トーク部分の「発言テロップ」が雑(文章の勝手な要約ぶり、テロップ表示のタイミング等)
・地方都市の特集が増え始めた(ような気がする)
という種々の理由と、そして愛川欽也の死去でなんだか一区切りついたような気がして、『アド街』をあまり見なくなりました。
(あと、このごろは街を紹介するにも『正直さんぽ』とか『モヤさま』とかの形式が当世風なんでしょうなあ。「情報を紹介」みたいなアド街のスタイル自体がちょっともう古いのかもしれない。)
■でも、アド街の昭和シリーズっていうんですか、あれ好きなんですよ。たしか昭和の渋谷、昭和の銀座、昭和の新宿ってのをこれまでにやってたと思う。
昨晩のアド街は昭和の六本木、でした。見たね。裏番組の『世界ふしぎ発見』のフィンランド特集を振り切って、昭和のギロッポンを見たね。
■拙僧がお江戸にやってきたのは'03年なので、ヒルズ以降の六本木しか知らないんですね。六本木ヒルズ開館の折、『BRUTUS』がヒルズ特集を組んでたのですが、そこにちょこちょこ昔の六本木の記述があったんですよ。
いわく、「いまのような歌舞伎町みたいじゃない、オトナの街だった」。
いわく、「ハートランドという伝説のビアホールがあった」。
いわく、「オープンカーのベンツの助手席にダッチワイフを乗せて、テンガロンハットをかぶって運転してるやつがいた」。
……分かんない。アケミ、昔のギロッポン分かんない。だから、昭和の六本木のことをちょっとでも知れればなーと思って、アド街を見たわけです。当時の六本木文化、みたいなのを垣間見られてよかったですよ。
アド街はこれからも、お役所とか大学とか、そういったところがアーカイブしてくれない街の歴史のアーカイブをがんばってほしいですね
。
■そういえば香妃園、出てましたね。たまたま先々週の夜は、バブル時代のギロッポンをしのんで、ひとり香妃園で鶏そばを食べてました(クラシックな中華人民共和国料理屋の麺に、近代的な堅さやコシを求めるのは筋違いというものです)。お隣の「瀬里奈」もいつかは行ってみたいなーなんて思いながらね。瀬里奈って、「'80年代のサブカル文化人が雑誌で対談するときに行く店」というイメージがあるね。おれだけか。
■あと、関係ないですが、数年前ミッドタウンのスターバックスでコピーライターの仲畑貴志の本を読んでたら、「君、広告業界の人?」と見知らぬおっさんに声をかけられたことがある。笑
■歌舞伎座行ってたんですよ。夜の部。玉三郎の阿古屋は、'11年1月1日(ゾロ目)にルテアトル銀座(もうない)で見て以来ですね。松緑の髪結新三は初役なんだって。
でですね、今日の歌舞伎座、三階B席のかなり後ろの方だったんだけど、暑かったんですよー。暑さで頭がぼーっとして、正直、髪結新三でそば屋と按摩が出てからは半分寝てた…。おれがカブキで寝るってなかなか珍しいんですよ(上演中に寝ると損した気分になるから・笑)。それくらい暑かった。あ、カツオは半分もらったよのくだりでもちょっと寝てたかもしれない。
■劇場ってところは、休憩時間が終わって客席に人が戻りはじめると、客の体温でグッと気温が上がって暑く感じられるのね。今日の歌舞伎座の髪結新三の時間帯は、その「グッ」の暑さがずっと続く感じだった。歌舞伎座は冷房代をケチっているのだろうか。扇子も持っていったけど、生ぬるい空気を引っかき回すだけでほとんど役に立たなかった。何度も書くが暑かった。おれだけか?
明日も昼の部を見に行くんだけど、氷をぎっしり詰めたウーロン茶の水筒と「冷えピタ」を持って行く予定。
■歌舞伎座帰りに銀座一丁目の駅で、中華人民共和国人カップルに新宿三丁目駅までの行き方を英語で尋ねられた。紙にペンで駅名だの路線名だのを書き付けつつ、英語で答える。アイスランド旅行で鍛えた、ってほどでもない英語力だけど一応は役に立ったぜ。
■しかし、ちょうどいまJ-WAVEでやってるふかわりょうの新番組のタイトル、『OTHERS』って…。このなんの特徴もないタイトルだけからすると、楽しくなりそうな予感があんまりしない。命名にそれなりの理由(≓言い訳)はあると思うんですけど、もっと食指が動くかっこいいタイトルあったんじゃないかなあ。第一回目からこんなネガティブなこと書いてすいません。でもタイトルって大事ですよ、ほんとに。
■昨日は昼食として、たこ焼きをおかずに焼きそばを食べました。
ほら、田舎のほうのスーパーって、なんかたこ焼きやら焼きそばやらお好み焼きやら今川焼(呼び方に地域差あり)やらをその場で焼いて売ってる区画があるじゃないですか。いつもはたんす怪物
↑いや、炭水化物って書こうとしたら、タイピング間違えて「たんす怪物」になってしまった。誰なんだよ、たんす怪物。
■では仕切りなおし。昨日は昼食として、たこ焼きをおかずに焼きそばを食べました。
ほら、田舎のほうのスーパーって、なんかたこ焼きやら焼きそばやらお好み焼きやら今川焼(呼び方に地域差あり)やらをその場で焼いて売ってる区画があるじゃないですか。いつもは炭水化物を食べると眠くなるから、とか、カロリーが高いから、とか、自分で自分に言い聞かせて「本能を理性で打ち負かした自己像」と引き換えに素通りするわけなんだけど、いつもいつも素通りばかりするのも能がない、と思って、たこ焼きと焼きそばを購入したわけです。
■うん、当初は「たこ焼き+焼そば」と「オム焼きそば」で迷ったんですね。でもね、せっかく食べるんだったら直球のメニューが良い。ひねったメニューは避ける。この原則を忘れて、ラーメン屋で期間限定という売り文句に釣られ「冷やし坦々麺」だの「塩レモンラーメン」だのを頼んでしまい失意のうちに大川に身を投げる人は多々いる。
というわけで、たこ焼きと焼きそば、というメニューを堪能したわけです。
■で、夕刻。仕事(のようなもの)を済ましてホテルに戻って両の眼でテレヴィジョンを見てたら、教育テレビで『Rの法則』という若い衆むけの番組をやって、それがたまたま焼きそば特集だったんですね。焼きそば。いいね、焼きそば。←文体が急に町田(康)っぽくなる。
「カップ焼きそばに
バニラのアイスクリーム を乗せるとおいしい」などという公安にマークされそうな危険思想を公共放送が紹介してたのには驚きましたが、それを別にすると、まあ、焼そばが食べたくなるような番組でした。昼にも食べたのに、また食べたくなってきた。
■で、ふと、このホテルの近所に焼きそば専門店があったのを思い出してしまったのですね。思い出してしまったらしょうがない。行ってきました。メニューは焼きそばだけ。並250円。大盛り300円。具はキャベツのみ。
▲机上の注意書き
▲大盛り(300円)
大の大人が、一日に二回も焼きそばを食べてしまう。そういう日もある。いや、それ以前におれはまだ大の大人ではないのかもしれない……。
■これまでのあらすじ
小坊主の半蔵くん(声:池澤春菜)は避暑のためアイスランドを目指して成田を出発。いったんコペンハーゲンで降りて、アイスランド行きの飛行機に乗り換えました。飛行機は、まもなくアイスランドへ着陸するところです。
これまでのアイスランド旅行記はこちら→
(0) ('0) (''0) (1) (2)
■氷州上陸
石神井公園の駅から西武池袋線に乗り、(中略)、実に二十数時間。飛行機がようやくアイスランドはケプラヴィーク空港へ着陸しました。パチパチパチ(拍手)。アイスランドのまず第一の感想は、「寒い」。あらかじめ知ってたこととは云え、八月なのに寒い。飛行機から空港へと向かう通路がもう寒かったです。
八月にもかかわらず、気温は10℃くらいだったか。地球にはいろんな場所があるものです。現地時刻は八月九日(日)の午後十時。こんな時刻でも外は明るい。地球にはいろんな場所があるものです。
ともあれ、念願の氷州(アイスランドのことね)上陸を無事に果たしました。苦しうない。
あ、うん、アイスランド初心者(おれのことだ)は、コペンハーゲンからの飛行機がレイキャビクの空港に着くと思いがちなんだけど、レイキャビクの空港はアイスランドの国内線が主で、国際線の飛行機はこのケプラヴィークの空港に着陸します。ケプラヴィークとレイキャビクは50kmぐらい離れてます。いま検索した。
空港の中の免税店に行く。TUBORGとかカールスバーグなど、デンマークのビールが山積みになっていて、そこに手が伸びそうになるんだけど、せっかくアイスランドに来たんだから、とアイスランド製のビール(エール?)の瓶6本パックを購入。それと単3電池4本パックを購入。
レジで会計を済ませたあと、スマートフォン用のSIMカードを買い忘れたことに気づいたので、再度店の中に戻り「NOVA」という電話会社のSIMカード購入。2000円くらい。これを日本から持参したSIMロックフリーのスマートフォンに挿入。これで最低限のネット環境は整いました。
「インターネット環境のある旅なんて、本当の意味で旅なのか。インターネットを手放せないのであれば、たとえ何千里も離れたところに行っても、それはインターネット漬けの日常の延長に過ぎないのではないか」とは、まあ思います。が、初めての異国の一人旅でいろいろ不安だったしね。それに、書くまでもないことですが先進国ではインターネットが半ばライフライン化しつつありますから、道中はインターネットを使わない、なんていちいち気負うほうが不自然なのかもしれない。どうなんだろうね。
空港の出口付近で、なにやら取材されている体(てい)の日本人男性がいる。カメラで撮られている。撮ってる側の人も、日本語をしゃべっている。おれはこの取材されてる人が誰なのかを存じ上げないんだけど、たぶん
これ のロケだったんじゃないかなーと思ってます。たぶんだけどね。
で、おれはケプラヴィーク空港から出るバス(路線バスではなく、旅行会社が手配した観光バス)に乗ってホテルまで行くという段取りだったんだけど、バスの乗り場がよくわかりませんでした。おい、異国だとバス一つ乗れないのかよ、おれは…。急に心細くなる。空港の何らかのカウンターにいた人にバスの場所を訊いたり(あまり明確な答は得られなかった…)、自分でもそれらしき場所をうろうろしてみるなどしつつ、ようやく正しいバスを見つけました。
バスに乗りこむと、係の若い女が「ticketを見せろ」と英語で云ってきました。はて。バスのチケットなんてもらってないぞ、とちょっと困る。数秒ほど困った末、旅行代理店から送られてきた日程表(英文)を見せると、これが正解でした。ticketじゃなくてさー、itineraryとかschduleとか云ってくれないとさー、わかんないっすわ…。
■レイキャビクの宿へ
バスが発車すると、しばらくは荒涼とした風景が続きました。頭の中で、アート・オブ・ノイズの「ロビンソン・クールソー」とYMOの「マス」が交互に流れました。ちなみにバスからの眺めはこんな感じ。
── もっとマシな写真はなかったのか (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )
でもまあ、感じは伝わるでしょ。レイキャビクに近づくにつれ灯りが増え、風景が街らしくなってきます。ドミノピザのビルボードや、ラーメン屋のネオンが見えました。
──え、レイキャビクにラーメン屋? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
いや、あったんだよ。実際、のちにレイキャビクの市街地でもラーメン屋を見かけました。
で、小一時間ほどバスに揺られて、夜の十一時半ごろレイキャビク市内のKホテル(とくに理由はないですが、名は伏せる)に到着。この時間だと、さすがに外は暗いです。
で、チェックイン。フロントの人に二言三言、拙い英語で無事チェックインできました。アイスランドにはアイスランド語という自国の言語がありますが、広く英語も通じます。まあ、拙僧の場合はその英語が苦手なのですが。
──英語というより、人類全般とのコミュニケーションが苦手なのでは? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
やかましいわ。カードキーを受け取って部屋へ。部屋はこんな感じです。一人旅なのにダブル。
必要最低限のものしかない、シンプルな部屋。居心地がよい。湿度とか空気のきれいさが日本と違うのかなあ。あとこれは若干の「旅人バイアス」がかかっている感想であることは承知ですが、壁紙の配色とか家具の選択に「北欧らしさ」を感じました。
浴室にはガラスで仕切られたシャワーブースがありますが、湯船がありません。カルチャーショック。ついでに書くとアメニティの類がそろってません。シャンプーとリンスと石鹸しかありませんでした(ちなみになぜか全部イタリア製)。ヒゲそりどころか、歯ブラシすらないです。日本の(というか栃木と茨城の)ビジネスホテルに泊まり慣れてるおれにはちょっとびっくりです。まあ、日本のビジネスホテルが親切すぎるんでしょうね。
さて、長い移動を経てくたびれたので、空港の免税店で買ってきたビールでも…………と飲もうとしたら、部屋に栓抜きがない。おれも日本から栓抜きを持ってきてないので、フロントに借りに行きました。で、このときにですね、なんと、
1) フロントの人に栓抜きを借りる
2) フロントの人に明朝のタクシーを予約してもらう
3) フロントの人にホテルのwi-fiのパスワードを訊く
という三つの用事を一度にこなしたんですよ!!! 英語で!!! おれの人生の中で英語がいちばん役に立った瞬間です!!!
── 大げさな…。(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )
いやー、国際人としての自信ついたわ。部屋に戻って、めでたくビールの栓を開けました。
で、つまみですが、日本から亀田製菓の柿ピー(わさび味)を持ってきてたのですね。これをつまみながらビールを飲んでました。なぜそんなものをわざわざ日本から持ってきてたかと云いますと。
大竹まことのラジオのレギュラーをわずか三ヶ月でクビになったふかわりょう(まあ、番組側にもまったく非がないわけではないと思う)のアイスランド旅行記に、ドライブ中のお供としてこのお菓子が出てくるんですね。(ちなみに、この八月九日という日は、有吉のラジオにふかわが3年ぶりに出演した日でもありました・笑)。
まあ、異国の道中では食べたいときに食べ物が見つかるとは限らないので、このようなお菓子を持ってくと良いですね。柿ピーのほか、いわゆる「トレイルミックス」(ナッツとドライフルーツをいい塩梅にまぜたやつ)も持って行きました。
で、ビール飲んで、寝ました。翌日はアークレイリ、という街に行きます。次回こそはね、大自然の写真とかたくさん載せるから。
■前回までのあらすじ
「そうだ、京都以外行こう」と思い立った半蔵は、アイスランドへ旅立った。しかし、成田からアイスランドへは直行便がないので、いったんコペンハーゲンで乗り換える必要がある(※パリやロンドンで乗り換えるパターンもあり)。成田を出発した半蔵は10時間のフライトを経て、とりあえずコペンハーゲンに到着した。栄御前は鶴千代へ菓子をすすめる。しかしその菓子は毒入りであった。突然、その場へ飛び出す千松。千松は自ら菓子を口にすると、
──あのー、今月の歌舞伎座の『伽羅先代萩』のあらすじが混ざってきてるんですけど…… (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )
すいません。この連休中に行くんです、歌舞伎座。あと赤坂大歌舞伎。これまでのアイスランド旅行記はこちら→
(0) (0') (0'') (1)
■コペンハーゲン到着
はい、じゃあちゃっちゃと書くよ。コペンハーゲンの空港に着いたのね。そこでアイスランド行きの飛行機に乗り換える訳なんだけど、この乗り換えの数時間を利用してコペンハーゲンをちょこっとだけ観光する、という
ウル技 があるらしいのね(
例 )。でも、おれの場合、出発の飛行機が遅れやがり、当初の予定より2時間遅れたのでコペンハーゲン観光はなし。
▲飛行機を降りたところの壁面一杯に「よく来たな、小僧」といった意味の巨大な文字
▲空港の様子
▲クレジットカードが使える自販機
▲空港の売店の冷蔵庫。ツボルクやらカールスバーグやらがぎっしり
でも、せっかくデンマーク県に着いたので、デンマーク県の空気を吸いたい、と思ったので、いったん空港を出ました。
▲とりあえず空港の外に出た。ほんとに「出ました」ってだけ
▲書体に北欧を感じてみたり
で、15分くらいしてまた空港に戻りました。
▲空港内の写真いろいろ
(これは帰国してから気づいたのですが、
椎名誠のアイスランド本 に出ていた「コペンハーゲン空港で生ビールとスモークサーモン」ってのをやり忘れたよ。しまったなあ…。)
アイスランド行きの機内で食べる用に、売店でサンドイッチを買ったら真顔で1000円くらいした……。日本のコンビニで売ってるようなサンドイッチを二回りほど大きいサイズであるものの、味は至ってふつう。空港の売店とは云え、なかなかの値段。北欧の物価の高さを思い知らされました。いや、日本の物価が安すぎるのか。なので、日本国内は金が回ってないから不景気なのか。
あ、そうそう、日本のお店でクレジットカードを使うときって、カードを読む機械を店員が操作して、客は暗証番号のボタンを押すだけですが、こちら(少なくともコペンハーゲン空港とアイスランド)では、カードを機械に抜き差しする一連の動作をすべて客がやります。
■アイスランド航空の機内へ
コペンハーゲン空港からアイスランドのケプラヴィーク空港まで2時間半だか3時間くらい。羽田から那覇に行くぐらいの感覚。アイスランド航空の飛行機に乗り込む。コペンハーゲン離陸。隣の席は、30代くらいの白人カップル。
飛行機が高度を上げるにつれ、とうぜん機内の室温も下がるんだけど、この下がり方がなかなか急。グッと冷える。乗客たちがゴソゴソと荷物から上着を取り出しはじめる。拙僧もリュックからモンベルのジャケットを取り出して着る。
スチュワードが飲み物を配りに来る。おれが「Cold tea」と頼むと、そのスチュワードは冷たいミネラルウォーターを注いだコップに紅茶のティーバッグを突っ込む、という暴挙に出ようとしたのでそれを制止して、ミネラルウォーターのコップだけもらう。
▲コペンハーゲン空港で買ったサンドイッチ(高い)。右手にちらっと見えるのが、上述のミネラルウォーター
しかし……中華人民共和国人の肥満児、って地球上のどこにでもいますな。新宿三丁目や銀座でよく見るタイプの、金持ちそうな観光客一家の、気の強そうな肥満児。コペンハーゲンでも見たし、この機内にも乗ってた。そいつはおれの席の近くで、ずっと立ったままiPadをなにやら操作してた(飛行機の中でずっと立ってるやつって、その存在がうるさいよな)。そういう肥満児を見るたび、「憎まれっ子世にはばかる」ということわざを思い出す。生まれ変わるとしたら、中華人民共和国の金持ちの肥満児になって、おれもふてぶてしく生きたいわ。ああいう生き方は、今生ではもう無理です…。
あれ、なんでこんな話になってるんだろう。まあいいや、当機はまもなくアイスランドはケプラヴィーク空港に着陸します。
──今回もまたアイスランドにたどりつけなかった…。 (´д` ) (´д` ) (´д` )
アイスランド旅行記、ようやく日本を出発するとこまでたどりつきました。笑
これまでの旅行記はこちら。→
(0) (0') (0'')
∴
■八月八日(土) 出発前日
アイスランド出発前日。旅に必要なものを買い集めるべく街をうろうろ(この日だけで10軒ぐらいの店で買い物した。もっと早く買っとけって話ですけど)。そしてそれを荷造り。荷造りに関しては、リュックとスーツケースを前に、ああでもない、こうでもない、と2億回くらいトライ&エラーを繰り返し、えらい時間がかかる。
↑さらっと「リュックとスーツケース」と書いたけど、カバンをこの2点に絞りこむまでにも相当の時間を費やしてます。笑
■八月九日(日) 早朝
朝7時ごろ家を出発。荷物はカリマーのリュック(20リットル)と、リモワのスーツケース(35リットル)。リュックがパンパンで重い。この時点では、まだ「アイスランド行くぞー!」といった昂揚感はあまりなく、沖縄に里帰りするときの気分といっしょ。「これから飛行機に乗るなー」、ぐらいの。
今年のFNS27時間テレビの悪い点ではなくあえて良い点を考えつつ、電車で石神井公園→池袋(駅のホームでリチャード・D・ジェームスっぽい風貌の白人パックパッカーを見かける。おれもアイスランドではそのようなヒトになるのだな)→日暮里。日暮里から成田空港行きのスカイライナーに乗る。あれって、一本逃すと三十分ぐらい待たないといけないのな。一本逃したので、ホームでカルピスウォーターを飲みながら三十分ぐらい待つ。
成田空港着。パスポートを見せなくても空港の中に入れるようになっていた。スカンジナビア航空のカウンターにてチェックイン。荷物は預けない。カウンターの人に
「お客様、最終目的地はレイキャビクですね?」 と確認されたとき、あ、おれそういえばアイスランド行くんだ、という自覚が急に(ようやく)芽生えてちょっとドキドキした。と同時に、出発の飛行機が2時間遅れる、とのアナウンスあり。うむ。
チェックインを済ませ、手荷物検査のゲートをくぐる。意外にゆるい(というと語弊があるだろうか…)。国内線の検査のようにさっぱりしている。'11年末にハワイ県に行ったときは、もっといろいろと調べられたと思うんだけど。
ゲートをくぐったところでANAアメックスカードの勧誘をやっていて、パンフレットを渡されそうになったが、「ANAはマスターカードで持ってるし、アメックスはアメックスでグリーンカードを使ってます」と答えたらロゴ入りボールペンがもらえた。旅のお供とする(先に書くと、このボールペンはアイスランドのホテルに忘れてくることとなりました・笑)。
しかし、どういうわけか空港がすいている。夏休みの日曜日なのに人類が少ない。おかげでゲートもスムーズにくぐれたし、ゆったり飛行機を待てるんだから、ありがたい話ではあるんだけど。なんでだろうね。
さて、のっけから出発が二時間遅れてしまった。なにしよう。おれの搭乗口付近は、たいした店もなく人影もまばら。時間を思いっきり持て余したので、「フードコート、兼、売店」みたいなとこで牛丼を発注。業務用レトルトをライスに載せただけのものが820円で出てくる。こういう場所で値段を気にしてはいけない。
その他、機内用の飲み物と菓子を買う。
近くにあった本屋で、『WIRED』誌とA6サイズのメモ帳を買う(このメモ帳は、道中のあれやこれやをメモするつもりで買ったが、けっきょく一度も使わなかった。そういうことあるよね)。
時間が余っているので、空港の環境音をレコーダー(ZOOM社のH4n)で24bit/48khzで録音するなどして時間をつぶす。
そうこうしてるうちに飛行機の時刻が迫ってくる。おれは自分の搭乗口を勘違いしており、正しい搭乗口はだいぶ離れた所にあることが判明。いそいで正しい搭乗口に向かう。そういうことあるよね。
■いざ機内へ
搭乗口付近で「チケットの名前とパスポートの名前の表記が一致してないので搭乗できません」みたいなことを係の人に云われてる中年夫婦を横目に、スカンジナビア航空の機内に乗り込む。
席はもちろんエコノミー、なのですが、いざ機内で実際の席を目にすると、エコノミーってこんなに狭かったっけ?と思ってしまうほど狭い。あゝ狭い。一瞬、座るのをためらうほど狭い。とはいえ、エコノミーがイヤならプラス22万円払ってビジネスクラスに乗れば良いだけの話だからね。贅沢云っちゃあいけません。エコノミーの客なんざ、しょせん貨物だ。欧州に連れてってくれるだけありがたい。
拙僧は通路側の席で、隣は日本人の三十歳くらいの男性だった。この人は、乗り物酔いをこらえているのか、フライト中ずっと岩のようにうずくまっていた。一回目の機内食もパスしてた。
ちなみに機内食はこんな感じ。
機内食は、まあそんな美味しいものでもないけど好き。「フォーマット化された感じ」が良い。軍用食とか宇宙食みたいな。そういえば'98年ごろにミツカンが冷凍食品でアメリカ的なTVディナーを発売してて、あれ好きだったなあ。まあいいやそういう話は。
ところで機内食って、少ない量でもお腹がいっぱいになるように感じられる。飛行機の座席での姿勢や気圧が、胃腸の動きに何らかの影響を与えているんだろう。
機内での飲み物は、シュウェップスのトニックウォーター。あとコカコーラ。成田発着のSASのエコノミークラスでは、「いちばん最初にスチュワーデスが飲み物いかがっすか〜〜と声をかけてくれるタイミング」のみソフトドリンクを無料でもらえますが、その後はソフトドリンクといえども有料なのです(※この記述は厳密なものではないですが、たしかこんな感じだったと思う)。
あと、スチュワーデスがポットから注いでくれるコーヒーやお茶はさすがに無料でした。ポットを持った白人スチュワーデスが「ラッチー、ラッチー」という謎のセリフを発射していて、何のことかと思って数秒ほど考えたらblack teaのことだと分かった。紅茶ね。
機内ではアイスランドのガイド本めくる、座席のモニターでゲームをする、iPadで『上海』をやる、iPadで『KORG Gadget』をいじる、今年のFNS27時間テレビの悪い点ではなくあえて良い点を考える、寝る、等。狭いエコノミーの席では、時間のつぶし方もだいぶ限られる。酒を飲むという手もあったけど、窮屈な姿勢のまま酒を飲むと変な酔い方をしてしまいそうなので止めておく。となりの席の男性はじっとうずくまっている。
二回目の機内食はこちら。サラダ中心。
そうこうしてる間に、飛行機がコペンハーゲンに着陸。
──これだけの字数を費やしてまだアイスランド着かないのか…。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
うむ。旅行記の書き方変えたほうがいいかなあ。
飛び飛びになってますが、先月のアイスランド旅行の話。前々回は
こちら 、前回は
こちら 。
∴
■さて、旅の日程ですが、当初は九月の連休に滞氷(アイスランド滞在ってことね)することを考えておりました。でも、仕事上の都合で八月に行くことになりました。というのも、拙僧の勤め先(というかいまの部署)ではシルバーウィークというものは、いまだにゴールデンウィークや夏休みや年末年始ほどの地位を得ていないのですね。公然と休んで良い期間と認められてないというか。なので「九月に長期休暇(※長期と云っても九日間です…)を取るなどまかりならぬ」という空気なのですね。
当初は旅行代理店に、シルバーウィークに合わせた五泊七日の予定を組んでもらってたのですが、この予定を八月にずらせないかと打診したところ、八月に旅行すると九月に比べて料金が
17万円も高くなる
んですね。八月の旅行業界には妖怪が棲んでいます。でもプラス17万て。
■しかし、そうはいっても八月にしか旅行できないのは事実です。コスト削減のため五泊七日を四泊六日に縮めてもらったところ、7万円安くなりました。とはいえ、これでも当初の予定より10万はオーバーしております。この10万円は、うちの会社にシルバーウィークへの理解があったなら払わなくて済んだ10万です。
■さて、九月の予定を八月にずらし(これでプラス10万)、五泊七日を四泊六日に縮め(これでマイナス7万)たアイスランド旅行ですが、日程は大まかにこんな感じです。
8/9(日)深夜アイスランド着
8/10(月) 特に予定なし(・ε・)
8/11(火) バスツアーでゴールデンサークル
8/12(水) 午後よりブルーラグーン
8/13(木) 早朝にアイスランドを出発
※日付は現地時間
ゴールデンサークル(有名どころの観光地がコンパクトにまとまったルート)と、露天風呂ブルーラグーン、という基本的スポットは押さえております。
実質、滞在らしい滞在は10〜12日の三日間だけです。改めて考えると短い! これなら五泊七日のほうが良かったかなあ、実質の滞在日数を考えると割安だったなあ…と思いそうになりますが、旅の後半は慣れない海外旅行でクタクタになっていたのも事実なので、まあ四泊六日でも良かったと思い込むことにします。
■さて、8/10(月)という空白の一日をどう過ごすか、という問題が浮上してきたので、旅行代理店のヒトと相談して、オプショナルツアーとして、レイキャビクから国内線の飛行機に乗ってアークレイリなる街(町?)に日帰りで行くことにしました。代金はガイド代込みで5万円。
とある外人が外人語で書いた、アイスランド旅行ガイドみたいなネットの記事を読んでいたところ、「レイキャビク周辺だけでアイスランド旅行を終えるなかれ」と記されていたんですね。アイスランドを旅行するのにレイキャビク周辺にしか行かないのは、北海道旅行を札幌周辺で済ませるようなもので、ちょっともったいないです。やはり旭川とかにも行きたいじゃないですか(って、おれは北海道に行ったことがないので、なんか的の外れた比喩になってたらすいません)。そんなわけでアークレイリまで足を伸ばすことにしたわけです。アークレイリについての説明は今は割愛。
■話変わりまして。日本からアイスランドまで行くには、直行便がないもんですから、いったん丁国コペンハーゲン(他の欧州都市のルートもあり)で飛行機を乗り換えることになります。
「成田〜コペンハーゲンの飛行機をエコノミークラスからビジネスクラスに格上げしたらいくらかかるか」と前述の旅行代理店のヒトにためしに訊いてみたところ、
片道あたりプラス22万 という答が真顔で返ってきました。プラス22万……うーむ。まあ大体そんなものかとは思うものの、この額を出すくらいなら、舞台用かつらの店に歌舞伎の『寺子屋』に出てくる涎くり与太郎のカツラを発注したほうがいいなあ、とも思った。なので、行きも帰りもエコノミークラスに乗ることにしました。
──涎くりのコスプレをする夢、まだあきらめてなかったのか!(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
■と、ここまでが旅行の前段です。長いな。次回、いよいよアイスランドに出発します。
えーっと昨晩
『アナザースカイ』 なるテレヴィジョン番組でアイスランドについて放送してましたが、どうも拙僧、あの俳優氏と同じ飛行機(コペンハーゲン→ケプラヴィーク)に乗ってたっぽい。
そう、ケプラヴィークの空港に着いたとき、なにやら「取材されている体(てい)」の日本人を見たんですね。カメラで撮られたりとかしてて(そのうち一台はCanonのEOS 5D markIIIだった気がします←細かい・笑)。そのときは誰だか分かんなかったけど、たぶんこの俳優氏だったと思う。違ったらごめん。
ところで番組中で俳優氏が言及してた「アイスランドを車で一周する日本人の本」て、かなりの確率で、大竹まことのラジオ番組のレギュラーを先日わずか3ヶ月でクビになったふかわりょうの『風とマシュマロの国』のことだと思うんだけど、なぜ書名も著者名も出さなかったんだろう。他にもそういう本があるのかな?
といった意味も含めまして、
前回 の続きです。
∴
■アイスランド行くにあたって、なかなかしんどかったのが荷造りでした。何を持っていけばいいのか、何を持っていかなくてよいのか。三泊四日の栃木茨城出張ならまだしも、四泊六日のアイスランド旅行となると、よく分からん。うーむ。
アイスランドが初めて、どころか、海外旅行自体が初めてなので(なにもかもを妹夫妻にお膳立てしてもらったハワイは除く)、とんと見当がつかぬ。ニャーニャー。
■まず、どんなカバンを持っていけばいいのか。スーツケースかリュックか。両方か。それぞれどんなサイズがいいのか。リュックはいまある20リットルの小さいリュックでいいのか。白人バックパッカーが背負うような45リットルのリュックを買ったほうがいいのか(しかしこの手の人たちはときどき冗談のような大きさのリュック背負ってたりしますね・笑)。間を取ってちょっと大き目の30リットルくらいのリュックを買ったほうがいいのか──などと考えることが多い。
デジタル一眼レフを持っていきたいから、カメラバッグは別に買ったほうがいいのか。買うとしたらメーカーはどこか。Loweproか。THULEか。
THULEの直営店は平日の10時から17時かしか開いていないが、それで商売は大丈夫なのか ──などと考えることが多い。
そもそもそれらの荷物は、すべて手荷物として機内に持ち込んだほうがいいのか、預けたほうが身軽なのか、ロストバゲージになったらどうするのか。ロストバゲージの確率はどれくらいなのか。
■そして何より服。何を着ていけばいいのか、どんな靴を履いていけばいいのか。アイスランドって何℃なのか。レイキャビクと内陸部ではどれくらい気温差があるのか。雨は降るのか、風は吹くのか、意外に暖かいのか、やっぱり寒いのか。
あ、お金は、日本円だけでいいか、米ドルやユーロも持っていったほうがいいのか。
あ、デジタル一眼レフに付けてるレンズは画角が狭いので、リコーのGRD3も持っていったほうがいいのか。
あ、電源プラグはどんなのを持っていけばいいんだろう。やはり変圧器ってのも要るのか。
──とかなんとかいろいろ考えており、ほんとキリがありませんでした。
■旅の道具を買いそろえるために無印良品と東急ハンズには何回か足を運んだし、ふだんは意外と利用しないAmazonで三回くらい買い物した。アウトドアの服や小物を買うために、京橋と渋谷と新宿と町田とつくばのモンベルに行った。銀座の「好日山荘」にも二回行った。お隣の凮月堂でかき氷も食べた。笑
そして、こんなにもアウトドアの店をまわったのに、どのウェアを買うかギリギリまで迷っていたので、モンベルのオンラインショップから注文したウェアがようやく届いたのは出国前日の朝である…(念のため書きますが、モンベルの配送が遅いというわけではないです。おれの問題ね)。
旅慣れた人、というか、決断力のある人やフットワークの軽い人、ちょっとくらい買い物で失敗しても動じない人は、こんな旅の買い物なんて出発前夜とまでは云わなくとも三日前くらいにパパパとすべて済ませるんだろう。おれは三週間くらいかかったような気がする。用意周到、と云えば聞こえはいいが、なにを馬鹿みたいに準備してるんだろうとも思う。なにを恐れているのだろう。旅の小物を買うより、もっと他に役立つことをすべきだったのではないか(英会話の勉強とか。そもそも旅の準備以外にするべきことは他にもある)。なんつーか、「時間の燃費」が悪かったなあ、この旅の準備は。そもそもおれは万事において石橋を叩きすぎる(石橋貴明をバッシングするという意味ではない)傾向がある。
とはいえ、旅の小物を買い揃えるのはそれはそれで楽しいし、そういう買い物も旅のうち、と考えることにしよう。
■とんかつと坪内祐三が『SPA!』でやってる対談の連載をまとめた『羊頭狗肉』という本を読んでいたら、次のような発言があった。
坪内 (前略)それで、最後に猪瀬さんが白鵬に(中略)声をかけたの。歌舞伎座の“三階さん”みたいに。
三階さん、とは、歌舞伎の脇役の役者のことであって、三階席から声をかける客のことではないですよ。
■で、YMOは三階さん、ではなく
“散開” ですね。うん、先日、'83年の散開ツアーのパンフレットを購入したのです。笑
■では、本日より仕事で金沢です。一泊二日。
『ネプリーグ』って、ひょっとすると、フジテレビの「あんましパッとしない新感覚クイズ番組」 の末裔なのかもしれない。『太郎と花子』とか、『クイズ超選択』とか、『天才ヒポカンパス』とか(知ってる?)。
ネプリーグは人気番組になって良かったですね。
■半蔵バチボコ商店でございます。七月のお江戸は、歌舞伎の切符がバチボコ手に入りません。歌舞伎クラスタのみなさんは買えました? おれは歌舞伎座夜と演舞場の3階A席は取れましたが、歌舞伎座昼と国立劇場がまだ手に入っておりません…。
といった意味も含めまして、本日、石垣島に参ります。一泊二日で、石垣島滞在時間は18時間、というバチボコにタイトなスケジュールです。那覇→石垣の乗り換えに二時間くらい空きがあるので、タクシー飛ばして国際通りにステーキ食いに行こうかなともちょっと思ったのですが、バチボコリスキーなので止めときます…。
■それと、来月の話になりますが、電子音楽家なのでアイスランドに参ります。バチボコ高緯度〜!
海外旅行は実質初めてなので(※ハワイ県しか行ったことがない、し、そのハワイも妹2号夫妻がなにからなにまでお膳立てしてくれてた)、バチボコ不安です。英語も「It's your pain or my pain or somebody's pain」と「Get wild and tough」しかしゃべれませんし。
とはいえ、電子音楽家だったら一度はアイスランド行っておかないとね。
──その理屈が分からん… (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )
■あ、あと、話が前後しますが七月は金沢県も行きます。ただこれは観光でなく仕事です…。でも、まあ、ホテル日航金沢に泊まるので、ルームサービスのクラブハウスサンドイッチを楽しみにバチボコがんばります。
──いや、近江町市場の海鮮丼とかを楽しみにしろよ… (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )
■あ、
Instagramぼちぼち始めますよ 。文句あるか。まあ、おれの性格からすると一ヶ月ぐらいで放り出すと思われます。笑
すでに石垣空港の写真が載ってますが、これは昨夏にアカウントだけ作って試しにアップしたうちの一枚です。「これから石垣島に行く」っていう内容のエントリでこういうことを説明するのも紛らわしいですが。笑
■では行ってきますー。
■夏至を過ぎたんですよね…。
■先日、秋葉原のMac Collectionの4階に行ったらば、古いマッキントッシュ(型番は忘れたけどSE/30とかそんなん)が置いてあって。でもそれは単なる飾りじゃなくて実際に動作していた。ためしに画面上の『上海』のアイコンをクリックすると、ちゃんと起動して、画面いっぱいに麻雀牌が表示された。
昔のコンピューターは「機械がせっせと動いている」という生々しさがあっていいな。この生々しさは、いまのPCではちょっと味わえない。
■夏至を過ぎたんだなあ…。
■ヤフオクのトップページに「高校生からはじめるヤフオク」みたいな記事へ誘導するバナーが表示されていた。
たぶんだけど、最近のヤフオクは、売るほうも買うほうもAmazonのマーケットプレイスに利用客を取られており(手軽だもんね)、そのテコ入れの一環という気がする。※個人の感想です。
■もう夏至を過ぎたのか、そうか…。
■これ興味ある。
「KORG Gadget」 。6月30日までセール価格だって。
あれでしょ? 若い人はもう、これだけでアルバム作ったりライブやったりするんでしょ? すごいね(と、なぜか急におじさんぽくなってみた)。
■夏至は過ぎました。今年はこれ以降、すべて座興でございます。半蔵商店です。
■例によって、茨城か栃木のどっちかに来ていまして(今週の出張は四泊五日でなく三泊四日なのでうれしい。出張のない元の部署に戻れたらもっとうれしい)、いまスターバックスという西洋風の茶屋でこれを書いております。
で、この茶屋でアイスカフェラテを発注すると、一般的には透明なプラスチックのコップで出てくるのですね。拙僧はそれがあまり好きではないので、注文の段階であらかじめ「白い紙のコップにしてください」とお願いします。そうすると、何事もなくハイとだけ答える店と、あたかも「森伊蔵をダイドードリンコが'80年代に発売していた『フィフィ』のグレープ味でハーフアンドハーフに割ったやつをホットのヴェンディで。デカフェで。あ、あとホイップ多めで」とでも注文されたかのようにケゲンな顔をする店の二種類があるのですが、このスターバックスは後者でした(ちなみにこれまでの体感だと、前者8割、後者2割)。
そこまで変なお願いじゃないんだから、そんな顔しなくてもいいだろ、と思うんだけど、やっぱ変なお願いなのかな、これって。
■というわけでここ数日に撮った写真を載せます。
渋めのガソリンスタンド。
万年筆病院。
条例かなんかで看板の色が変わっているファミリーマート。
タニタ弁当。
タニタ弁当。
タニタ弁当。
山口良一が宣伝していた入浴剤。
■頼んでもねえのに五月の野郎がズカズカとやってきやがりまして、まあ五連休の三日目でございます。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今年の五連休は、歌舞伎4、お笑い1、焼肉1、一泊二日の小旅行1、といった塩梅にてございます。カブキに偏っているように見えるのは目の錯覚です。R藤本単独、オードリー若林『love or sick』もそりゃ行きたかったですが、拙僧の法力では切符が買えませんでした。
■で、あの、一泊二日の小旅行、と前の段落に書いてありますが、どこへ行くかというと、虎ノ門 へ行きます。ええ、虎ノ門。一泊二日で。まあ、オークラに泊まるんですね、早い話。
■で、ここ一点、問題が浮上して参りまして。と云いますのも、トーキョーの老舗ホテルの客室内ではどういう菓子を食べれば良いのか、ということです。このエントリのタイトル欄にも書いてますけど。
外資系ホテルだとしたらプリングルスだのチョコバーだのが良いのですが、ではトーキョーの老舗ホテルでは何のお菓子が似合うのか。山の上ホテルや帝國ホテルにも泊まったことあるけど、あのときはなに食べたんだっけ? 忘れた。ま、おれのことだから、いずれにせよルームサービスのクラブハウスサンドイッチは発注すると思います。笑
■といった意味も含めまして、これから歌舞伎座夜の部行ってきます。國民の皆様も引き続き良い休日を。
■水曜に、テレ東の『ソレダメ』という番組を見た。
番組中なんども、「ソレダメ!」という掛け声が繰り返されるのが気になった。なんか否定ばっかする/されるような感じで、見てて疲れる。そもそも『ソレダメ』ってタイトルからして、否定から入ってて、良くないと思う。
でも、「キウイは皮ごとかじると美味い」「たまごかけごはんは、まず卵白だけをご飯に和え、それから卵黄を落とすと美味しい」ってのはマネしてみようと思いましたよ。「シュークリームは逆さにして食べるとクリームがたれない」ってのは、拙僧は無意識のうちにやっておりました。
■木曜、とんねるずの番組で「喫茶距離感」という企画をやってた。ちょっと見た。
懐かしの2700 を半世紀ぶりにテレビで見たんだけど、8.6秒バズーカーとのバーター感が半端なかった。
■先週の土曜のアド街は「昭和の渋谷」というテーマだった。面白かった。
ゲストに泉麻人が出ていたんだけど、いっそ山田五郎と泉麻人の二人だけで話した方が内容が濃くなってもっと面白くなったような気もする(そうすると、もうアド街じゃなくなりますが…)。
■常滑川まことのラジオの、木曜日のコーナーが大森望からふかわりょうに変わった。
第一回目は、ふかわの悪い部分だけをギュッと凝縮したような、ものすごい空回り放送でゲンナリしたんだけど(スタジオ内のぎくしゃくした雰囲気が伝わって、こっちまで気まずくなった。光浦も機嫌を損ねてリアルに口数が減っていった)、二回目からは持ち直してきている。
■ええ、最近はウーマンラッシュアワーのオールナイトが終わった心の寂しさを、三四郎のオールナイトで紛らわしてるところはありますね。(談)
■新宿カウボーイの、「2014年というチャンスの年をうまく活かせなかった感」って、なんか他人事じゃないと思うんですよね。どうも、半蔵商店でございます。木梨の出るヨルタモリを見逃しました。
■さて、本日は朝は連休の予定を立ててました。予定、ってほどのもんでもないんだけどね。
■その後、たまたま読んでた
ジャングルDJトーワ・トーワのブログ で、「温泉もっと行かなくちゃ」の一文を目にして、自分も温泉に行きたくなった。が、突発的に箱根やら草津やらに出かけるわけにもいかず。
そこで、いわゆる健康ランドというかスーパー銭湯というか、その類の場所に出かけることにする。
とはいえラクーアとか、大江戸温泉物語とかはちょっと遠い。いや、遠くもないけど、「風呂上がりの状態」であんまり街中を移動したくない。
検索すると、豊島園となりに
「庭の湯」 というのがあることに気づく。豊島園なら近い。ということで出かける。しかし西武池袋線沿いに住んで11年になりますが、豊島園って初めてだな。
で、湯に浸かる。あと、レンタルした水着で「バーデプール」という巨大ジャクジーみたいなとこも入ってみる。
入場料とレンタル水着で2750円、はいささか高いような気もしなくは無いけど、アクセスの良さを考えたらまあこんなものか。
石神井に帰ってきて、駅前のプロントで麦酒を一杯。ビールってこのごろあまり飲まなくなったけど、ゆっくり湯に入ったあとはうまいですね。
■スーパーで
『糖質0g麺』 なる商品を発見。1玉180gで30kcal。これでつけ麺を作ることにする。うん、最近また徐々にダイエットモードに入りつつあるのですね。
・『糖質0g麺』30kcal×3玉=90kcal
・つけ麺たれ 100kcal
・具の味玉 2ヶで140kcal
3玉540gのたっぷりしたつけ麺が、合計わずか
330kcal (あ、すいません、薬味のネギのカロリーは含んでませんが、まあ誤差の範囲でしょう)。
紀文サイトによると
パスタやら焼きうどんにも使える とのこと。麺の平たい形からすると、カルボナーラなんか良さそうですね。
ほんとは麺が丸っこい細麺だとうれしいんだけど、そこまで求めるとバチが当たるでしょうな。
■ここ数日、先進国の各主要紙がトップで
シャカの植松の芸人引退 について報じております。
で、シャカ植松といえばロケショーの「奉行」ですが。
あの奉行って、『勘定奉行』のCMから来てるんですね。で、歌舞伎クラスタの皆様にとっては常識だと思うのですが、あのCMは中村京蔵が演じているわけでして、とすると、植松は京蔵の間接的な弟子となるわけですね。
で、京蔵の師は雀右衛門なので、植松は雀右衛門の孫弟子ということになります。
──そうですかね。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
歌舞伎って、ロケショーにも影響を与えているんですね。
■
二つ前のエントリ で、コラージュ/カットアップ系のCDを作りたい、と書きましたが、
オーディオ・チェック・レコード も作ってみたいんですよね。
──なぜ? (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )
幾何学模様のジャケットに、いろんな周波数やデモ演奏が延々はいってるレコード。ま、作ったところで誰が買うんだって話になりますが。
■まあ、だからその、とんねるずマニアってほどでは全然ないにせよ、とんねるずの音楽は好きなので、CDも多少は持ってた。小学生のころ『428』『市川と宮嶋』買ってましたよ。一時期『仏滅そだち』のCDを2枚持ってた。これを2枚持ってたやつはあんまりいないと思う。ちなみにカセットでも持ってました。あと、再生するたびに違う曲が流れる「御年賀」という12インチ(たしか、レコードの溝が三股に別れていて三曲のうちどれかがランダムに演奏される仕組み。リスナーが自分の意志で聴きたい曲を選べない)も持ってた。あと出光のノベルティーのまいどCDとかね。
ちなみにビデオは『とんねるずの裏ビデオ』と東京ドームのやつ(上下巻のうちどっちか一本。どっちだったっけ)をいまでも持ってる。『気分は盆と正月』は、10年前に池袋の中古屋で250円で売られたのをなぜか買い逃して悔しい。
■と、とんねるず物件を人並み程度には所有している拙僧ではございますが、こんなカセットが発売されていたなんて、この西暦2015年2月まで知らなかった……。
『雨の西麻布〜にっぽんの心〜』と題されたカセットです。これ、単なるシングル「雨の西麻布」のカセット版じゃないんですよ。
六曲入りのミニアルバム なんですよ。たぶんレコードでもCDでも出てないと思う。たぶんカセットだけ。
うん、「雨の西麻布」と「歌謡曲」をカップリングした8cmCDシングルが'90年代に出てることは知っていたんだけどさ、でもこのカセットはまっっったく知らなかった。発売日は昭和60年12月16日。30年前の師走。みなさんそのころ何してました? おれはコザ小学校の制服を着て沖縄市一番街をちょろちょろと走り回っておりました。
■で、とんねるちゃんのワンフーの皆様におきましては、カセットの中身気になるでしょ? 親切に曲名をリストアップするとこんな感じ。
SIDE A
1. 雨の西麻布
2.
その後の西麻布
3.
双子の西麻布
SIDE B
1. 一気!
2. Chadawa
3. 雨の西麻布(オリジナル・カラオケ)
特筆すべきはなんと云っても「その後の西麻布」「双子の西麻布」の二曲ですね。おれは、曲の存在じたい知りませんでした。いや〜………………こんな曲があったのか。そうか。ぜんぜん知らなかった。歌ってるのはとんねるずではなく、前者は
ボブ&トメ 、後者は
リリーズ です。ボブ&トメはたぶんとんねるずのマネージャーで、リリーズは歌詞にも出てくる「双子のリリーズ〜♪」のリリーズでしょうな、ふつうに考えると。
この二曲は、ビクター時代の各種ベスト盤の類、つまり『CD FILE』にも『紅白!』にも『とんねるずの世界』にも、近年('09)発売された『ゴールデン☆ベスト とんねるず』にも収録されてない、はずです。
ちなみにwikipediaの
「雨の西麻布」 の項目によると、
2009年9月11日放送の「おもいッきりDON!」に出演したザ・リリーズ自身は、「雨の西麻布」のレコーディングの際、同じスタジオ(ビクター青山スタジオ)に、アニメ『ワンダービートS』の主題歌「瞳は宇宙=コスモス=」(1986年4月発売)をレコーディングするために居合わせていた事を明らかにした。
とのことです。おれはこの放送を見てないのでくわしいことは知りませんが、このときにリリーズはこのカセット用の録音を済ませたのでしょうか。どうなんだろう。
■このカセット、買ったばかりでまだ再生してないので、「その後の西麻布」「双子の西麻布」がどんな曲かはまだ知らないのですが、まあ、聴かないままにしとくのも一興かなと思ってます。
■
2/14 ラバーガール solo live+ 「GIRL」昼公演
ど、どうにかラバーガールの単独ライブ行けました。当日券間に合った。パイプ椅子の補助席に座って見物。
ラバーガール好きなんで、ここ数年の単独はぜんぶ見てるんですね('13年の『GAME』は除く。おれが沖縄に帰省している時にラバーガール単独をやるなんて、人力舎の上層部は何を考えているんだろう)。なのですが、今回は前売券を思いっきり買い逃しまして、当日券のために寒い中エコー劇場の前に並んだわけです。まあ並ぶのは歌舞伎座の一幕見席で慣れてる。笑
プリクラの機械を開発するコントと、店員と客のショートコント詰め合わせが良かった。うん、オードリーにズレ漫才があるように、ラバーガールには店員と客のコントがある。今回は飛永が店員で大水が客だったんだけど、やはり面白い。
ちなみに前回のライブ('14年『T/V』)でも店員と客のショートコント詰め合わせはあったんだけど、その時はショートコントの最後に「どの職業の店員も性に合わなくて田舎に帰る大水」の描写があったんですね。これについてうちの弟は「もしかして、ラバーガールが店員と客のコントから手を引くことを暗示しているのでは」なんて話してたのですが、それは杞憂でした。笑
ライブ後、手作りCD-Rを購入。三曲入りで千円。サイン入り。『ウエストサイド物語』みたいな世界観で、大水が街の悪者をパラパラで退治していくというコントがあったのですが、その劇中歌。曲調は基本的にパラパラなんですが、ふた昔前のアニメ/特撮の主題歌のような、なつかしい感じもちょとします。ジャケットにも曲名以外のクレジットが一切ないんですが、誰が作ってるんだろう。
あ、ところで二人がクラブのような場所でビールを飲むシーンがあるのですが、そのときのビールの銘柄が
東京エール だったような気がするんですが、気のせいでしょうか。うん、あの、六本木のスーデラで飲めるやつ(話が細かいうえに間違ってたらすいません)。
■
2/10 R-1グランプリ2015決勝戦の放送
先日、R-1グランプリ2015、というそれはもうめちゃめちゃ面白そうな番組をやってたので録画しました。で、昨日、上記のラバーガールから帰ってきて、R-1の録画を見ました。ほぼ面白かった。ノンスタイルの井上じゃないほう以外はぜんぶ面白かったのですが、いちばん面白かったのはやはり「ゆりやんレトリィバァ」の一本目ですねー。あれは最強。
とはいえ、R-1は決勝より準決勝のほうが面白いですね。テレビとライブの差、と云ってしまうとそれまでなのですが、準決勝ライブは「余分な演出無し(最低限のMCのみ)で、淡々とネタが進行していくピン芸人ショーケース」なのですね。これが決勝となると、テレビ放送なのでどうしても余分な演出が十重二十重にくっついてしまう。これはもう、何が悪いとかそういうことではなくて、しょうがないことなのかもしれない。
あと、R-1決勝の演出がいささか緊迫感に欠けるのは、テレビ局のスタジオから放送しているというとこもあるかもしれません。いっそルミネ the よしもとからの生中継にした方が、劇場の空気のようなものが伝わるんじゃないでしょうか(まあM-1はテレビ局のスタジオからの放送であのタイトな賞レースの雰囲気をかもし出してたのですが…)。
ひょっとするとR-1はもう賞レースという体裁をとらなくてもいいのかもしれない。「年一回、すごいピン芸人を出しまくる特番」みたいな感じでやってもいいのかもしれない。年末の『検索ちゃんネタ祭』のピン芸人版みたいな感じで。
って、視聴者ってほんと勝手なことばっかり云うよなー。すいません。
# と、ここまで書いたところで突然、
# 視聴者が求めているのは実は「お笑いそのもの」ではなく、
# 「(どんなジャンルの表現でもいいから)賞レースのタイトな雰囲気」なのかもしれない、
# で、M-1はその期待にちゃんと応えていたのかもしれない、とちょっと思った。
# あと関係ないけど、今年の決勝戦のセット、
# 舞台中央の巨大な丸Rのロゴが楽天ぽかった…。
■先日、友人夫妻から、「歌舞伎を見に行きたいので案内してほしい」という発注が来ました。奥さんの方は高校時代に課外授業でカブキを見たことがあるそうなのですが、ダンナ(=おれの中学の同級生)は完全に初めてとのこと。
拙僧も歌舞伎を毎月見るようになってまだ5年足らず、というほんの小坊主ではございますが、なにか役に立つことの一つも話せれば、と思い、案内役を仰せつかることに。
友人夫妻からはギャラとして、浅草今半での会食と、送迎のハイヤーと、ゲートホテル雷門の部屋と、夜伽用に若衆3人を手配するとの申し出がありましたが、それらは辞退して、新仲見世の回転寿司と「梅園」のしるこを馳走になるにとどめました。こういう奥ゆかしいところが、拙僧が皆様に愛されてる秘訣ですね。全国民は見習うように。
■さて、初めてカブキを見る人を、平成二十七年一月のトーキョーのどの芝居小屋に案内すればいいか。
これは積極的選択として浅草公会堂でしょうなあ。
チケットがお安くて(一等席9000円)、演目もカブキカブキしてて、そしてなにより、一月の浅草は芝居小屋に行くのにぴったりの風情です。
正直、初めての人に新歌舞伎を見せるのはちょっと違うと思うし(※個人の感想です)、国立劇場はカブキ見物の華やぎに欠けるし(※個人の感想です。ま、一月の国立劇場の中は、なかなか正月らしくはありますが、いかんせん劇場周囲に最高裁判所&住宅街しかないので)、演舞場のあれは「市川海老蔵単独ライブ」であってカブキとはまたちょっと別のものだと思う(※個人の感想です)、ってのもあって、まあ浅草歌舞伎が妥当な選択でしょう。
浅草の第一部と第二部のどちらを見るか、ですが、観劇後に浅草の街を散策できる、ということで第一部に。あと、第一部の演目の方が比較的正月らしいかなーと。
三人並びの席の切符をwebで買い、友人夫妻向けにイラレで手製の『歌舞伎見物のしおり』を作りました。紙に印刷する版と、スマホで読む版と2種類のPDFを作るところがじつにきめ細かい。全国民は見習うように。
■で、当日の芝居ですが、うん、良かった。浅草歌舞伎よかった。とにかく見てて楽しい。もちろん、「友人夫妻と行った」「一月の浅草の街の賑わい」というボーナスポイントが加算されてるから、ということもあるでしょう。でも、芝居見物の素朴な楽しみ、というのがちゃんとあった。や、技術的には至らないところもあったかもしれないよ、そりゃ二十代以下の若手だけでやってるんだから。でもそういう指摘は他の劇評家に任せる。
米吉も梅丸もかわいいけど、やはり芝のぶの成瀬ですなあ。あと、芝のぶの踊りは珍しいと思う。種之助もいい。'12年5月の演舞場『紅葉狩』を見て以来、種之助の踊りが好きなんである。「〜なんである」っていう語尾が中島らもっぽい。
ともあれ、友人夫妻の歌舞伎見物デビューのお供、という役目を大過なく果たせて、よかった。
■浅草公会堂を出てから、前述の通り三人で新仲見世の回転寿司、梅園でしるこ。そのあと浅草寺に初詣。おみくじは「吉」でした。英語だとレギュラーフォーチュン。
歌舞伎を見て、寿司を食べて、おしるこを楽しみ、浅草寺を詣でる。良い一日でした。アイスランド人に生まれてよかった。
■明日、歌舞伎座の夜の部にいきます。ということで、今年初めての歌舞伎見物は『番町更屋敷』になります。なんでこの演目なんだろう…。
■といった意味も含めまして半蔵商店でございます。今回は、帰省したときに立ち寄った、コザのとある酒場の話。
帰省のたびに、おれが十中八九立ち寄る酒場がコザにありまして。飲食店ガイドブック的に強いて分類すると「アメリカン・バー」なるジャンルに属する酒場で、年季の入った店内には古いコザの面影が内装の所々に残っています。
Aサイン も飾ってあるしね(本物かどうかは確認してませんが…)。
で、この店には、PCにつながれている大型テレビがあって、バーテンダー氏に頼めばそのテレビで'80年代MTV系の洋楽(たまに'00年代ヒップホップ)のビデオをかけてくれるんですね。
で、おれとVJ代々木はこの店をいたく気に入って、コザで夜遊びするときの〆の一軒として重宝していたのですが。
■今回の帰省でVJ代々木とこの店を訪れたとき、バーテンダー氏が代替わりしてたんですね。
これまでのバーテンダー氏にかわって、若い二人の男性がカウンターに立っていました。で、年若い、というのもあるのでしょうが、この二人に「ロックバルーンは99」とか、「ラジオスターの悲劇」とかの'80年代MVをお願いしても全然ピンと来ないらしく、二人とも「???」って顔をするんですね。しょうがないからボールペンと紙を借りて、99 LuftballonsだのVideo Killed the Radio Starだの書いて、そのメモを渡してPCで検索してもらいました。前はこんなことなかったのにな…。
われわれの隣の席にいた別のお客さんも、「グーニーズの主題歌」と店員に何回リクエストしてもなかなか伝わらないらしく、「グーニーズの歌って、シンディ・ローパーですよね?」とわれわれに確認しにくる始末。
■さらには拙僧がバーテンダー氏に「カティーサーク」とお願いしたとき、「どんなカクテルですか?」と訊き返されたときはさすがに椅子から転げ落ちそうになった。前はこんなことなかったのにな…。
先代のバーテンダー氏、はやく戻ってきてください。
■しかし、某店も足がすっかり遠のいちゃったし(ダイニングバーに鞍替えしてそこそこ盛り返してはいるのですが、個人的にはあまり好みではない)、某々店もバーテンダーが代替わりして問題外の店に成り果てたし。
そしてそのうえ、この店までどうにかなってしまったら、半蔵さんのコザの夜は相当退屈なことになってしまいます。
われわれもコザを離れて、新しい河岸に移らないといけない時期、なのかもしれません。寂しいことですが。
■さっきのFNS歌謡祭でとんねるずがマッチョマン→エスカルゴ→ガラガラヘビ、というフジテレビのいちばんいい時期(ひょっとすると我が国のいちばんいい時期)を象徴するかのような3連コンボをかましてたんですが、マッチョマンとエスカルゴで原曲の石橋のナレーションが使われてたのが良かったです。
ちなみにエスカルゴのナレーションは、アルバム『428』では外人のしゃべりになってます、というのはもちろんごく一般的な常識ですが、近年はこういう常識を身につけないまま社会に出る若者が多いのは由々しきことです(なので、いちおう書いておきました)。
■しかし最近のBRUTUSは、「'00年代に『relax』を読んでいたがどこへも行けなかった人」のための雑誌になりつつあるような。
■日曜日のザ・マンザイの事前番組を見てて思ったのだけど、ハライチって「使い勝手の良いインパルス」としての需要があるのかもしれない。
ハライチもインパルスも、「シュール寄りのヤセと口数の多いツッコミデブ」というコンビだけど、インパルスの堤下がスタッフに対して性格悪いらしいし、年の若いハライチの方がギャラも安いので(要出典)、テレビに呼びやすいのだろう。
■
大人計画がマネージャーを募集している 。
■きょう行った居酒屋のおしぼりが、やたらダウニーダウニーした匂いでちょっと困った。でも、食べ物は全体的においしかった。
■と云った意味も含めまして、今週末は京都で南座で顔見世で夜の部でございます。半蔵商店です。
■昨日は明治座猿之助、夜の部初日を見てまいりました。今日は昼が明治座で、夜が歌舞伎座でございます。
あと、先日壊れたおれのケータイなんですが、「修理に二万二千円かかります」とauから真顔で電話がありました。二万二千円……。
ボブ・ゲルドフ とかがこの修理費を集めるためのチャリティーコンサートを開いてくれるといいんだけど。
■さて、もう出かける時間なのでさらっと本題。たまたま見つけたんですが、米国の動画投稿サービスに、
十七世勘三郎の訃報を伝えるニュース番組 がアップされていました。
といっても、五分ニュースのうちの、わずかに最後の十五秒だけです。勘三郎の訃報の方が一般的にはニュースバリュー高いと思うんだけどな…。
ふつうに検索するとまず引っかからないタイトルでアップされてたので、とりあえずリンクしときました。
■では行ってきます。
■例によって、今日も茨城か栃木のどっちかに来ております。
で、出張のときは「昭和のころは町いちばんの格式を誇るホテルだったが、設備の老朽化やら不況やらなんやらの理由により、現在では低価格帯ビジネスホテルに鞍替えしているホテル」に泊まることがたまにあります。
ですが、今日泊まってるホテルって、「現在も町いちばんかそれに近い格式を誇るホテルなのに、ビジネスホテル料金の部屋を用意してるホテル」なのですね。
昨日もチェックインするときに、館内で晴れ着を着てホテルの人に写真を撮ってもらってる新郎新婦を見たし、ウエディング・プランナーみたいな人とともに若いカップル(※カップルって言葉、微妙に死語になってきてるような…気のせいか)がエレベーターに乗ってきてたし、普通に結婚式場としても現役のホテル。
館内にはレストランが7ヶもあるし、バーもある。出張で泊まれる価格帯の地方都市のホテルに、バーがあることってそんなないですよ。
■で、先ほどこのホテルの朝食ビュッフェを食べたのですが、美味しかったです。
意表を突いてやにわにピザが置かれてるし(マルゲリータ)、野菜スティック用にちゃんと火で温めてるバーニャカウダがあるし、そして土鍋で炊いたコシヒカリがありました。
土鍋コシヒカリは、朝から4杯食べた。ふだん土鍋で炊いたご飯なんか食べないからね、炊飯器とは違った味を楽しむというか。うん、八戸産イカの塩辛とか、明太子とか、そういうものと一緒に食べた。おいしい。あと、あえてカレーライスとしても食べてみた。
■ご飯はあともう一杯、食べようと思えば食べられたんだけど、これ以上お代わりをくり返すと、ホテルの人にコシヒカリ小僧とかそういうあだ名をつけられそうなので、自粛。
その後フレンチトーストやソフトクリーム(ソフトクリームの機械まであったのです)などデザートを摂取する作業に移りました。
ちなみにこの朝食は、宿泊料金に含まれてるので追加料金なし。うむ。
■朝から2000kcalぐらい摂りましたが、出張でこんな美味しい朝ご飯に当たることもあるんだなー。この文章は本日の朝八時台に書いておりますが、今日はとてもいい日でした、ともう結論づけてもかまわない。
■土曜は、パスタとファストフードとスナック菓子しか食べておらず、体に栄養が回ってなかったのか、日曜は一日じゅう部屋でだらだらしておりました。よくない!
なので、昨晩はきちんと栄養を摂取するべく、店で野菜、肉、豆腐などを購入し、煮て食べました。半蔵商店でございます。栄養は大事。
■さて、今回はとあるショッピングモールの話。
先日、仕事で行ったとある地方都市にて、とあるショッピングモールに立ち寄りました。ショッピングモール、と申しますと、昨今は馬鹿みたいに巨大な企業が作った馬鹿みたいに巨大な建物を想像しますが、このショッピングモールは'90年代に地元企業が作ったと思われるあまり大きくない建物で、いささかくたびれており、空き店舗もちらほらあって、賑わってるとはちょっと言いがたかったです。が、そのたたずまいが良いんですね。落ち着く。なんつーか、人間が店をやっていて、人間が客としてやってくる、ちゃんと血が通った感じがするというか。
ちなみにショッピングモールってのはたいていチェーン店しか入ってないものですが、ここは半分くらいは個人経営の店でした。そこもまた血が通ってる感がある。
■で、このショッピングモールにゲームセンターがあったんですが、そこで見かけた機械がこちら。
『ポコニャン』のエレメカ(って云うのかな?)です。小さい子供が乗れる乗り物ね。こんなん初めて見た。写真後方にはレトロなエアホッケーの台が見えます。
■そして、これ何か知ってます? ひさしぶりに見たなー…。
『テクノドライブ』、というナムコが'90年代末に出したゲームです。レースゲームではなく、あくまでも運転テクニックを測定してくれるゲーム。測定が終わると、おみくじみたいな紙に診断結果がプリントされて出てきます。学生時代、ローソンからのバイト帰りに2回くらいやった記憶がある。笑
■あと、写真には撮ってませんがナムコの'84年のゲーム
『ギャプラス』 も真顔で稼働していました。いわゆる「N in 1」(多数のレトロゲームが一台で遊べるやつ)ではなく、ちゃんとギャプラスの基盤でした(筐体はさすがにテーブル型でなく、セガのアストロシティでしたが)。西暦2014年にもかかわらず、百円払ってギャプラスができるなんて貴重です。
で、西暦2014年なので、こんなぬいぐるみがゲームの景品として並んでました。
古いのだけじゃなく、ちゃんと新しいのもあるわけですね。しかしギャプラス→ポコニャン→テクノドライブ→妖怪ウォッチ、という時代のまたぎ方が大胆。笑
なんつーか、ゲームセンターというよりは、半ばゲーム博物館ですね。
# 昭和の商店街、がだんだん廃れていったように、
#「'90年代式のあまり大きくないショッピングモール」というのも、
# 次第に消えつつある風景なのかもしれません。
#
#
# ポコニャンを見た時、最初は脳がうまく認識できず、
# 「パラソルへんべえ」 と間違えました。
■オードリーのオールナイトニッポンは、他の番組よりも、放送中のスタジオに人が出入りするドアの音が多いような気がする。気のせいだろうか。
ちゃんとドアにWD-40を塗っておかないと。
──ダブリュディーヨンジュー? (´д` ) (´д` ) (´д` )
あ、WD-40ってのは沖縄でポピュラーなアメリカの潤滑油のことです。クレ5-56って云ったほうが分かりやすかったですね。すいません。
ちゃんとドアにクレ5-56を塗っておかないと。
■オールナイトニッポンについてwikipediaを調べていたら、
このページ にこんな記事があった。
<引用>
1998年6月、前任者のロックバンドpee-ka-booが突如失踪降板した為、つなぎとして急遽放送当時ニッポン放送アナウンサーだった荘口が起用された。
</引用>
なんだよ、突如失踪降板って…。
■先週、ニッポン放送の昼の番組にたけし(ツービートのきよしじゃない方)が生出演するということで、初めてその番組を聴いてみた。
そしたら、パーソナリティー(エアギターじゃない方)が、やたら“自分”を暑苦しくからめて話をするところが気になった。あんたが自分語りをする秒数を、たけしのトークにあてたほうがいいのではないか、と放送中に何回か思った。その自分語りでたけしの話の腰を折るタイミングも数ヶ所あったように思う。
たけしの件を抜きにしても、全体的に、このパーソナリティーの話は聴いててとにかく暑苦しかった。そもそもラジオのリスナーなんて、熱心なファンなんてごく一部で、「とくに理由はないがなんとなくダイヤルを合わせている、とくにメールもハガキも投稿しない人々」ってのが圧倒的に大多数だと思うんだけど、このパーソナリティーはそれを忘れており、少なからず客を逃しているような気がする。大きなお世話だけど。
■先日、友人某君と飲んだ際、ラジオの話になったのですが、某君からこんな質問をされました。
「オールナイトニッポンって、AM?」
どの局がAM局で、どの局がFM局、なんて区別は自明のものだと思ってたおれにとっては意外な質問でした。
拙僧「オールナイトは、ニッポン放送だから、AM」
某君「ジャンクは?」
拙僧「ジャンクはTBSだから、AM。あと、ゴゴモンズはナックファイブだからFM」
某君「へー。AMとFMって何が違うの?」
拙僧「AMとFMとでは、電波の、なんか、その、あれが違うんだよ。だからFMの方がいい音。ラジコだとAMもFMも同じ音だけどね」
某君「へー」
拙僧「雰囲気もちょっと違ってて、FMのほうがおしゃれで、AMのほうが庶民的というか」
某君「ふーん」
某君は、ラジオをよく聞いてるのですが、ラジオにはAMとFMがあるということをあまり意識してなかったようです。云われてみれば、ラジコの画面には、AM局もFM局も、その区別なく並んで表示されます。このラジコ時代に、AM・FMを区別する意識が徐々になくなっていくのは当然のことなのかもしれません。某君もそういえば、ラジコ以降にラジオを聞くようになった人です。
■ひょっとすると、AMがだんだんFMっぽくなって、FMがだんだんAMっぽくなって、“FMのほうがおしゃれで、AMのほうが庶民的”という図式がしだいに崩れてくる、ということもあるのかもしれません。しかし最近ラジオの話題が多いな、このブログは。
■常滑川まことが昨年の夏、ラジオで「冷やし担々麺ってどの店でもハズレがないんだよね」というようなことを云っていた。
それでおれも昨年の夏は冷やし担々麺を二軒の店で食べてみたんだけど、うーん、なんというかこの冷やし担々麺なる料理は「貧弱な冷やし中華」と「食べかけの担々麺」を足して2で割ったような見た目なので、とくに美味しいものだとは思わなかった。普通の担々麺と同じくらいの値段なのにスープがない(あるいは少ない)分、損してるような気もした。
■やはりこの季節は冷やし中華だと思う。と、書くとおれが冷やし中華大好きな人間みたいだけど別にそうではない。でも、ひと夏に2回くらいは食べてもいいと思う。夏なんだから。
■おれの理想の冷やし中華は、こんな感じだ。
真夏。土曜の午後1時過ぎ。買い物の途中、街をてくてく歩くうちに空腹を覚え、そうだ、暑いから冷やし中華でも食べよう、と、不意に思い立つ。で、店の存在自体は以前から知ってるんだけどそういえば一回も入ったことのない旧式な中華人民共和国料理屋に入る。旧式な内装の店内には旧式のタンスみたいなクーラー。店員がメニュー(旧式の写真アルバムのようなつくり)を置いてすぐに立ち去る。おれははなっから冷やし中華を頼む心づもりなんだけど、まあ一応メニューをパタパタ(パラパラではなくパタパタ。旧式の写真アルバムのように台紙が分厚いから)めくりメニューを眺めるという儀式を経て、再度店員を呼んで冷やし中華とビールの中瓶を発注。この手の店の瓶ビールは、「諭(さとし)」って名前のやつがなぜか「ロン」ってあだ名を付けられるくらいの高確率でキリンの中瓶である。ヱビスの小瓶なんて置いてあったためしがない。だいたい、中瓶なんて一人のランチには多すぎる。腹がタプタプするではないか──と主張しても仕方ない。そこは腹におさめる。
キリンの中瓶が、旧式のロゴ入りグラスとともに出てくる(このグラスって、地球上ではもう中華人民共和国料理屋と個人経営の定食屋と親戚の家でしか見ない)。飲む。しばらくして、旧式な白くて大きく分厚い皿に盛られた旧式な冷やし中華が出てくる。美味しくもまずくもない。量はちょっと少ない。そしてちょっと高い。税抜1300円くらい。
食べ終えて別段の感想もないまま、店を出る。クーラーの効きすぎた店内と外の気温差を実感しつつ、また次の本屋かなんかに向かって歩き始める。
っていうのが理想。
■と、ここまで書いて唐突に思い出したんだけど、こないだ月に一回くらい行く近所のラーメン屋で普通の担々麺を発注しようとしたら冷やし担々麺しかなかった、ということがあった。夏だからか。
しかたないので、みそラーメンを食べた。
■それと常滑川さん、はやいとこ体調が回復すると良いですね。
■今朝は朝の五時半からマクドナルドに社用のノートPCを持ちこみ、百万枚くらいあるレシートや領収書(英語と日本語で同じ言葉を繰り返してるだけなのに印象がちょっと違うよね)の束を一枚一枚整理してPCに打ち込む、という経費精算をしておりました。
と云いますのも、拙僧は今年度になってから仕事上の経費・交通費・宿泊費の類を一度も精算してなかったのですね…。ァ '`,、'`,、('∀`; ) '`,、'`,、
なのでレシートや領収書がたまりにたまって、これこの通り、土曜の朝五時半から実に二時間半かけて精算するという苦行を味わうハメになりました。今朝で半分の五十万枚くらい精算しました。残りの五十万枚は明日の朝やりますめんどくさい…。
■さて、梅雨時のお楽しみと云えばコクーン歌舞伎でございますが、拙僧は今年は6/14昼の部(立見B)と6/25昼の部(立見A)の2回見ました。今年は良かったですよー。'11年の『盟三五大切』以来のアタリですね(って、おれは'10年からしかカブキを見てないのですが)。『三人吉三』が、現代風に更新されてました。
■三人が杯を交わしたあと、ふつう、和尚吉三が杯を叩きつけて割るじゃないですか。でも、今回は川(本水プール)にぽちゃりと沈める演出だった。叩きつけて割ったほうが「砕けて土となるまでは〜」のセリフが活きると思ったんだけど、これは素人の了見かな。
■お坊とお嬢って、あんなに恋愛っぽい関係性だったっけ? あれはちょっと不思議な感じがした。
■ラストシーンでは、紙吹雪マシン(?)が本舞台だけでなく客席前方の天井にも設置されていて、本舞台の紙吹雪と客席の紙吹雪という二つのレイヤー越し(独特の立体感が得られる)に眺める主役三人と捕り手の立ち回りがえらいかっこよくてね。で、超ミニマルで(ミニマルというか何もない・笑)真っ白な舞台に主役三人の衣装の色が映えててね。
■今回のポスターはカブキっぽくなくて新鮮。『三人吉三』という芝居と、あの写真に、つかずはなれずの絶妙な距離感があると思う。おれも歌舞伎座でこのポスターを初めて見た時「お!」と思った。で、この芝居は見に行かなきゃ、と思った。宣伝美術って大事ですよね、ほんとに。
劇場内で売られてるパンフレットもこの世界観の写真になってるんですが、亀蔵の写真は何度見ても楽しめる。笑
あと、パンフレットに、「ギター(録音) 今堀恒雄」って書いてあったよ。
■さて、この文章を書いてるのは朝の十一時です。今日は千穐楽。コクーンの当日券売り場にはもうたくさんの人類が並んでいることでしょう。おれもマクドナルドで伝票整理なんかしていなければこの列に間に合ったのかもしれないですが笑、ま、すでに2回は見物してることだし、千穐楽はパスします。
あー、でも盛り上がるんだろうなー千穐楽。おれも6/25じゃなくて今日見に行くことにすれば良かったかも。
■しかし、ブンカムラって東京に(と云って大げさなら渋谷に)残る最後のバブルですね。あの平成元年感 はほかではちょっと味わえない。と、足を運ぶたびに思う。
母親から、にわかせんぺいと博多通りもんが送られてきました。福岡みやげだそうです。
福岡みやげのお菓子では、博多通りもんがいちばん好きだな。四捨五入すると福島の「ままどおる」になる感じの味です。
あ、今日は教育テレビで夜九時から海老蔵やりますね。
■
このエントリ で山里のことを書いたわけですが。
『サキュバス』は、『ばかほこたて』のように明確な〆のポイントがなく、山里の妄想がずるずると続くため、山里の変態性が味わえてよろしい。
という指摘が友人からありました。ふむ。
■先日たまたま深夜に目が覚めて、たまたまテレビを点けたら『たりないふたり』をやっていて、初めて見たんですが面白かった。
これを見て思ったんですが、ひょっとすると南海キャンディーズって、実質、山里のソロユニットなのかもしれない。“山里亮太 feat. しずちゃん”のような。『たりないふたり』のほうが、互いが互いに刺激しあう“コンビ感”のようなものがある。
デラックスでは突き崩せなかった山里のテンプレ性を、若林なら崩せるような気がする。
■あと、山里、村本、西野で『ぼくらの時代』に出てたんだな…。ぜったい面白いじゃないですか。見たかった…。こういう重要な情報は、ちゃんとあらかじめ区民の一人一人に伝えてほしい。練馬区は。
■スーパーポップ夜明けのカステラ。半蔵商店でございます。
■昨日の土曜の朝、帝國ホテルのロビーで冷やしたカフェ・オ・レ(珈琲を牛の乳で割った西洋風の飲み物)を喫し、ホテル入り口で自動車を拾い、「歌舞伎座まで」と行き先を告げたところ、運転手さんに
「楽屋口ですか?」 (゚Д゚ )
と訊かれました。歌舞伎を見始めて4年、ついに歌舞伎関係者に間違われました(祝)。ま、単におれがキモノ着てたからってだけなんだとは思いますが…。
■で、歌舞伎座。今月昼の部千穐楽。筋書によると、「坂田藤十郎一世一代にてお初相勤め申し候」は、英語でOhatsu is worked in Tojuro Sakata once in a lifetime、と云うそうです。
■壽春鳳凰祭
歌舞伎座改装一周年を祝う踊り。こういうのは初日か、初日に近いうちに見といた方が雰囲気あって良かったかな。しかし萬太郎って五月人形みたいだ。
■鎌倉三代記
基本、死にゆく人たちが話を展開、かつ、お姫様なのに世話場、という暗めの芝居。梅玉って、役者というより高校の古文か英語か日本史の先生っぽくて地味だなーと思うんだけど、その地味さが良い方に作用する時がある。道化っぽい幸四郎は珍しい。歌江の演技はややリアリズムが過剰ではないかニャーと近所の猫が云っていたが、大ベテランがやるんだから、あれはあれで良いのだと思う。
■壽靭猿
七ヶ月ぶり三津五郎。七ヶ月にもなるんですね。巳之助の目許がかっこいい。又五郎の貫禄たっぷりかつ愛嬌あってよかった。小猿の見得もかわいい。
小猿が船をこぐマネをするところ、オードリー春日のカスカスダンスを思い出した。
■曽根崎心中
そして今日のお目当て。終演後にごく短いあっさりしたカーテンコールあり。舞台中央に藤十郎が、というより、お初が、拍手に応えていた。ほんとうにこれで演じ納めなんだろうか。これまでどの媒体でも、ちょっと濁した表現で答えてはいたけど、「もう二度と演じない」と明言はしてないはず。
ラストシーンでは、翫雀がシュッとした二枚目に見えた。
∴
■で、終演後、竹葉亭でウナギでも、と思ったけど、一等席でカブキを見たあとに竹葉亭はゼイタクかと思い、ちょっと控えめに「回転ではないチェーンの寿司屋」で海鮮丼を食べることにした。カウンター席について海鮮丼と一番安い日本酒の熱燗を発注。
隣の席に、お母さんといっしょに寿司をつまんでる小学五年生の男の子がいた。板前さんが男の子に「中学生じゃまだ早いけどさ、高校生になったら酒飲む練習しておいた方が良いよ」と教えていた。コンプライアンス、コンプライアンスと小うるさい殺伐とした時代に、こういうことを教えてくれるオトナは貴重だ。とか、こういうことを書くと、若手芸人のブログやtwitterなら炎上するんだろうか。おれが若手芸人じゃなくて電子音楽家でほんとうに良かった。
その男の子は、お母さんとノンアルコールビールをグラスに注ぎ合って飲んでいた。ひょっとすると、こういう光景をも鬼の首を獲ったように断罪したがる輩がいるんでしょうなあ。もちろん、半蔵商店をお読みの方にそんな方はいらっしゃらないとは思いますが…。
丼を食べ終えて、にぎり4ヶとヒモキュウ細巻きを追加発注したら、けっきょく竹葉亭と大して変わらない値段になった。
その後、銀座の山野楽器でコンパクトなディスクを購入。山野楽器で買い物するのは実に十一年ぶり。ふむ。
■このサイトはNetscape Communicator 4.7以上でご覧ください。半蔵商店でございます。
■でね、先週も三泊四日で出張だったんですが、今週も火曜から三泊四日で出張なんですよね。今後、どうも出張が多くなるようなんですよね。(;´Д`) メンドウ
おれはたまたま三月に、沢尻エリカの元ダンナが書いた
旅の荷物の本 と、MacBook Airを買ったのですが、これから期せずしてこの本とMacBook Airが役立つことになりそうです。うーむ。
■さて、「どうせ出張行くなら楽しまなきゃ!」みたいな、そうやって自分で自分を欺いてる時点でもう楽しんでないだろみたいな、そういう心の動きは全くないのですが(面倒なもんは面倒。笑)、まあ出張のストレスをできるだけ減らすことにはやぶさかでないので、なんか役に立ちそうなこまごまとしたものを買ってきましたよ。
・衣類圧縮袋(汚れ物を入れる)
・チューブ(いつも使ってる化粧水のようなものを入れる)
・入浴剤
・巻き取り式USBケーブル
・電気カミソリ(生まれて初めて買った)
チューブはですね、いつも使ってる化粧水のようなものを入れてみたのですが、一回プッシュすると想定外の量が飛び出して、おれの用途には適さないことが分かりました。九百円もしたから捨てるのももったいなく、なにか他の使用法を考えないと…。
人生初の電気カミソリは、シャワーを浴びながら使える機種にしました。別にホテル備え付けのカミソリ使えばいいわけなんだけどね。
■そして、この写真には写ってないのですが、
魔法の部品 も買いました。
この部品の一端をホテルのLANケーブルに接続し、もう一端にUSBケーブルを接続し、それのUSBケーブルをMacBook Airに接続すると、あゝら不思議や、LANポートのないMacBook Airが有線LAN接続できちゃうんですね。
しかも、この部品自体から、wi-fi成分がにじみ出るようになっているので、他のスマートフォンやタブレットを無線で接続することができるんですね。さすが22世紀。
■あと検討を購入したのが、BRV-1という、防水かつBluetoothで接続できるスピーカーです。
これを使えば、MacBook Airから音楽をスピーカーに転送して、ホテルのユニットバスで聴く、という芸当ができてしまいます。
でも一万六千円ぐらいするので、ちょっとゼイタクかなあと思い、購入は見送りました。とはいえ、出張だけじゃなくふだんの生活でも使えるわけだし、風呂に入りながら音楽聴けるなら、そう高い買い物でもないかもしれない。
■ということで、明日(日付変わって今日ですね)からまた茨城か栃木のどっちか、あるいはその両方に行ってきます。
■しかしこの入浴剤、パッケージが良い。
■DJするとき、
「ディスコお富さん」 をかけたあと、ダフトパンクの「Get Lucky」をかけたい。
というか、ディスコお富さんをダフトパンクに最近の作風でカバーしてほしい。笑
お富さんといえば、そういえばミスゴブリンのカバーもあった。10年近く前になるけど、フジテレビで若手のお笑いとバンドが夜通し出演する特番をやっていて、お笑いのトリがカンニングで、バンドのトリがミスゴブリンのお富さんだった(と記憶してます)。
いまwikipediaで調べたら、ミスゴブリンのファーストアルバムって高浪敬太郎のプロデュースなんだって。ふむ。
■naverまとめに
「あえて「持たない」人の哲学がなんかカッコいい。」 という記事があって、なんとなく見ていたら、半蔵商店のエントリが引用されていた。“なんかカッコいい”らしいです、おれは。
しかし「現金を持ち歩かないと、ATMに行かなくてすむし、手数料も払わなくていいし、たいへん健康によろしいです」って、なに書いてんだおれ。笑
引用されてる記事はだいぶ前のものなので、いまはまた違った考え方です。現金は持っておいた方がいいですよ。現金しか使えない場所も世の中多々あるわけですから。当たり前だけどね。
国分寺にて。ポスターの意図するところが分かりやすくて良い。ちゃんと伝わる。
■今週の水曜と木曜に大雪が降る、という都市伝説が流布していましたが、結局降らないっぽいですね。しかし、先週にしろ、先々週にしろ、去年の成人の日にしろ、なんで休みの日に限って大雪になるんでしょうか。
■骨なしケンタッキーというのが出た、と聞いて以来、
・一個あたり204kcal→へたなおにぎりやサンドイッチより低カロリー
・炭水化物の摂取を抑えられる
・動物性タンパク質が摂取できる
・小腹は満たせるが、満腹になりすぎない
・国産のニワトリである
という理由で、コンスタントに食べております。
仕事中の昼ご飯とかにいいですね。二個食べます。計480円。気まぐれにコールスロー(M)を発注することもあるんですが、そうすると骨なしケンタッキーが2ヶとコールスロー、というかなり寂しい画ヅラの昼食に700円を投じることになってしまい、すごく割高な感じになってしまいます。なので、まあたいていは骨なしケンタッキーと水だけの昼食にします。
この骨なしケンタッキーの商売上手なところは、
「いっやー、おれはモスバーガーのファンなんだけど、モスチキンの原材料って中華人民共和国産だからあまり食べないようにしてるんだよねー。国産ニワトリのモスチキンがあればいいのに」
という層を確実につかんでる点です。もっとも、そんな層が何人いてどれだけ商売のプラスになってるのかは分かりませんが…。
(しかし、同じ骨なしチキンである
カーネルクリスピー の立場はどうなるんだろう。骨なしケンタッキー以前は似たような理由でよく食べていたのですが。)
■先月の電気代が一万を超えました。
■トーキョーは雪でございました。拙僧は貧乏長屋の三階に住んでおるのですが、昨晩は吹きっさらしの階段が、雪で
単なる白い斜面 になっておりました。そして今朝は雪で玄関のドアが開きませんでした。うむ。
■といった意味も含めまして半蔵商店でございます。本日は
『ウゴウゴ・ルーガのピチカート・ファイヴ』 をご紹介します。
ナカグロなし、ヴなしの表記がどうやら当世風のようですが 、ピチカート・ファイヴをピチカートファイブと表記すると小西康陽に怒られそうな気がします(外国の人名の表記に関する短いコラムを、コニシ氏は記しています。ヴェンダースやオードリィなど)。ピチカートファイブではなく、やはりピチカート・ファイヴですね。ヴ。下唇噛んでヴ。
ま、『ウゴウゴ・ルーガのピチカート・ファイヴ』というピチカートのミニアルバムがございまして、おれはそれをCDだけでなくカセット版でも持ってるんですね。
って、以前もこのブログに書いたと思うんだけど、なぜ今日もまた書いてるかというと、先日の2/10で、発売からちょうど20年になってたことに気づいたんですね。20年か……。
おれはこのカセットを二つ持っていて、ひとつは鹿児島市内の、十字屋とかではなくて個人でやってるレコード屋で(この記憶はたしか)、あとひとつは沖縄の
ブックボックス安慶名店 で買ったような覚えがあります(この記憶はちょっと曖昧)。
■CD版には「a television's workshop e.p.」という英題が付されていますが、カセット版の英題は「a children's workshop e.p.」となっております。絵本のデザインも、当然ながらCDのブックレットとは異なります。
肝心のカセットですが、実は買って20年間、まだ再生したことがありません…。CDとバージョン違いとかあるのかな、ないのかな、まあはっきりさせないままでもいいか。
■おれは当時、ウゴウゴ・ルーガもピチカートも好きだったので、このCDをリアルタイムで買ってます。内容は、さらっと聴ける。本式のフルアルバムではない企画盤、って感じで、肩の力が抜けてて良い。全曲ともシングルB面感がある。
■話ちょっと変わるけど、'93年のピチカートはリリース・ラッシュで、「スイート・ソウル・レヴュー」と、『ボサ・ノヴァ2001』と、その別バージョン集の『スーヴニール2001』と、リミックス集『エキスポ2001』と、そのアナログ盤『フリーソウル2001』と、そして「東京は夜の七時」が同じ年に出てるわけですよ。すごいよね。あ、スイート・ソウル・レヴューの前にライヴ盤『インスタント・リプレイ』があった。歌詞カード代わりに通販グッズのカタログが入ってるやつ。
で、この『ウゴウゴ・ルーガの』は、年またいで'94年の作品なんだけど、この'93年のラッシュを締めくくる小さなデザート、という感じで、そのディスコグラフィ上のたたずまいというか存在感も含めて好きなアルバムですよ。
ピチカートはそして、'94年4月にシングル「ハッピー・サッド」を発売して、そこからはまた違った流れのリリースが展開されることとなります。
『ウゴウゴ・ルーガの』のブックレットには、ピチカートのメンバーとして高浪敬太郎の名前はクレジットされてますが、たぶんこの作品にはもうほとんど関わってないと思う(※
こちらのサイト によると、「ミー・ジャパニーズ・ボーイ」のアレンジを手がけたのみ、とのこと)(高浪は、'94年10月発売の『オーヴァードーズ』の録音に不参加→脱退)。
■あ、あと、思い出したからつい書いちゃうけど、'93年11月に出た『エキスポ2001』でピチカートの曲をテレックスがリミックスしていましたが、'94年1月に出たテレックスのリミックス盤では逆に小西康陽がリミキサーとして参加してるんですね。
で、『エキスポ2001』では石野卓球もリミックスをやってましたが、半年前の'93年5月には逆に電気の『フラッシュ・パパ・メンソール』に小西がリミキサーとして参加してました。あったなー、そういう流れ。
■なお、このカセット版のジャケは、先日当ブログで紹介した
コーネリアスの'94年のツアーパンフ にも、コーネリアスの例のCマークのTシャツを着た野宮真貴の写真とともに載っています。
とか、こういうことを書いてると、'90年代は音楽産業がCDやカセットやパンフレットのデザインにお金がかけられた良い時代だったんだなあ、と、つくづく。単にレコード会社にお金があったというだけでなく、デザインにお金をかけるという意識やゆとりをちゃんと持ち合わせてたというか。
■どうも。荻窪駅前の道の運転が苦手な半蔵商店でございます。
■さて今日のエントリなんですが、カンの良い方ならタイトルだけ見て一瞬で通じるかと思うのですが、最近、われわれ人類はナカグロ をあまり使わなくなったと思うのですね。あ、ナカグロってのは、「・」のことね、「・」。キーボードの「め」のキーを押すとでてくるやつ。日本語の文中で、外来語を続けて書くときに使うやつね。
最近は、たとえば「スパークリング・ワイン」くらいの単語だったら、もうナカグロなしで「スパークリングワイン」 って書きますよね。20世紀のころは健気にナカグロを打ってたような気がするけど、21世紀くらいからナカグロを打たなくても許されるような雰囲気になりつつあるような気がする。むしろ打たないのが普通になってきてるというか。
メールアドレスを「メール・アドレス」ってナカグロ入りで書くヒト科ヒト属ヒトはあんまりいない。ディスク・ドライブ。ワイヤレス・マウス。キャラメル・マキアート。まあたいがいナカグロ省きますね。かわいそうだろ。ナカグロの気持ちも考えてやれよ。と云いつつ、拙僧もナカグロは省略する傾向にあります。
たぶん、ここ十数年の間に、あまりにもたくさんの外来語が日本に押し寄せてきたので、外来語を表記する際にいちいち律儀にナカグロを打っていたら、手間がかかるし、文章の見た目がゴマをまぶしたみたいになるし、なにより日本中でナカグロを大量消費することになって深刻なナカグロ不足 を招く恐れがあるので、みんなナカグロを節約してあまり打たなくなってるんだと思う。冷夏でナカグロが不作の年は大変でしたからね。
──貴様はなにを云ってるんだ。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )
昔、村上春樹のエッセイで「メロン・パン」 っていう表記を見たことあるけど、これはまあ和製外来語だからムリにナカグロで区切らなくともいいと思った。
──せっかくだから『ザテレビジョン』の話もしないと。(´д` ) (´д` ) (´д` )
そうですね。あのテレビ雑誌は、実はナカグロなしの『ザテレビジョン』が正式名称なんですよね。まあ、有名な話ですけど。
■で、ナカグロの最後の砦が、外国の人名や地名の表記だと思うのですが、先日とある新書で「マイケルジャクソン」 というナカグロなしの表記を見ました。ちなみに、その新書ではマイケル以外の他の外人の名前はちゃんと姓と名がナカグロで区切られていました。でも、いずれは西洋人の名前もナカグロなしで書くのが普通になっちゃうんでしょうか。あるいは、ナカグロの代わりに半角スペース で区切るようになるとか。
■あと最近は、ナカグロを見かけなくなったように「ヴ」 もあんまり見なくなった。たしかに、外来語を「ヴ」を使って表記すると、「いやいやいや(笑)、肩にチカラ入りすぎでしょ(笑)、なに緊張してんすか(笑)」ってオードリー若林に云われそうな感じがする。ヴァイオリン、ドライヴ、ヴィンテージ、ヴォリューム。西暦2014年現在、これらの表記はいささか物々しい印象を与える可能性が少々なきにしもあらずです。
でもまあ、ナカグロもヴも肩身が狭い時代とは云え、YMOのセカンドが『ソリッドステイトサバイバー』 っていう表記だったら、なんというか、『ツァラトゥストラはかく語りき』を『ツァラトゥストラはこう語った』って訳されちゃった時のようなガッカリ感が漂いますよね。あれはやはり『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』と表記するべきでしょう。
っていうかツァラトゥストラって誰だよ。どこ中だよ、おまえ。おまえの名前、ローマ字入力で打ち込みにくいんだよ。
■こういう文章を書くと、「“ナカグロ”がゲシュタルト崩壊したー」と言い出すやつが必ず出る。
■コンビヴィニエンスなストアーに立ち寄り、コンヴィニエンスだなあ、実にコンヴィニエンスだ、なんてコンヴィニエンスなんだろう、とそのコンヴィニエンスさに心酔していると、雑誌の棚に週刊現代があり、その表紙に「一休さんはクンニがお好き」というポップでスイートでキャッチーな(ピチカートか)見出しがあったので思わず手に取ってみました。なんか、「日本の性の偉人たち」みたいな鼎談企画だった。クンニって単語は表紙OKなんですね、講談社的に。
ところでgoogleで「一休さん クンニ」で検索すると半蔵商店が6番目に表示されるんですがそれは。
■昨年、
アメリカン・ポップ・アート展 なる催しがあって、ウォーホルの作品をたくさん見られて良かったのですが、
また森美術館でウォーホル展があるのですね 。重畳。行きます。
■二段落上に「ピチカートか」と書いたので思い出したのですが、先日
小西康陽がハニカムでブログをやっていることを知りました (ハニカム以前は、
こういうブログ もやってたのですね。知りませんでした…)。読みます。
あ、
テイトウワもやってる 。
▲思い出した歴代R-1優勝者をメモした紙ナプキン
この冬休みはコザの酒場にて、VJ代々木と
「歴代のR-1グランプリ優勝者を思い出す」 という高尚な遊びをしておりました。
2013年の三浦マイルドから逆に思い出していって、12年、11年、10年、09年、とここまでは思い出せたのですが、ここからが難しい。なだぎが二連覇したのは覚えてる。第一回がだいたひかるだったのも覚えてる。しかしそれ以外の記憶があやふやだ。そういえば、浅越、あ、ゴエです、っていう人も優勝してたはずだ。
で、酒を飲みながら二人の記憶をつきあわせて、どうにかこうにか歴代優勝者を思い出していったのですが、第三回の優勝者だけがどうにもこうにも思い出せませんでした。バカリズム? 違うな。エハラ(マサヒロ)? 違う。キャプテン渡辺? これも違う。ヨージ(モテたい部)? いや、決勝には出てなかったはず。
で、最後まで第三回だけ思い出せなかったので、けっきょく代々木のスマートホンでWikipediaを見て答え合わせをしました。するとそこには意外な答えが! いや、知ってる人にはぜんぜん意外でも何でもないんだけど。
で、こうやって、「あ〜〜〜〜〜、それか〜〜〜〜〜〜」と疑問が解決した瞬間に飲む酒はおいしい。
昨日は七日だったので、スーパーで七草粥セット(レトルトのおかゆ+あらかじめ刻まれたフリーズドライ七草)を買ってきて、もやしと九州産の鶏つくね300gとニンニクとバーモントカレー甘口とともに煮込み、イタリア産の粉チーズと七味をかけて食しました。食欲の秋ですね。
といった意味も含めまして半蔵商店でございますが、かように年末年始はよく食べる機会が多いものです。そこで活躍するのがウンダーベルクというドイツのお酒です。
一箱に20ml入りの小瓶が三本入ってます。ちなみにおれはコザのゲート通りの酒屋で買いました。
パッケージには「食後に飲め」という意味の文章が14ヶ国語で記されています。いま“ヶ国語”と書きましたが、こう書くと面倒くさい先輩に「いっやー、一つの言語は必ずしも一つの国だけに結びついてるわけじゃないからなー。言語を“ヶ国語”で数えるのはどうかなー」とからまれるおそれがあります。それがイヤな人は14ヶ国語ではなく「14の言語」とか「14種類の言語」とか表現しましょう。
で、このウンダーベルグ、アルコール40度くらいある苦い酒なんですが、薬草で作られてるらしく、たくさん飲み食いしたあとに数ml服用すると胃腸が多少すっきりするんですね。
ウンターベルクを胃腸薬がわりにして、年末年始を乗り切れました。
ちなみに、コーラに数滴入れて飲んでもおいしいです。
■もう一昨日のこととなってしまいますが、火曜日の夕方、文化放送の吉田照美のラジオで、大竹まことの「俺の背中に火をつけろ!!」という曲がかかったのですね。
そしたら、それを聞いた大竹まこと(吉田照美の前の枠で番組をやってるので、まだ局内にいた)がスタジオに突如乱入してきて、アシスタントの女子アナに乱暴狼藉を働いたり、女子アナがただならぬ秒数/デジベル数の悲鳴を上げたり、と、放送がなかなかカオスな空気になりました。
と、ここまでなら「数ある“大竹生放送大暴れエピソード”のひとつ」にバリエーションがもう一つ加わり、「普段は紳士的だが、ときおり何をしでかすか分からない(とくに生放送中は)」という大竹のパブリックイメージが補強される、というだけの話に終わるのですが(いや、それだけでも十分に混沌とした放送となったのですが)、このあと生放送中のラジオの音声が数秒×数回、断続的に途切れたのですね。
これはどういうことかというと、大竹まことがスタジオのミキサー卓を占拠して、
ミキサーのフェーダーを全部下げた んですね(その模様は
こちらを )。ラジオの生放送中ですよ、あなた。
↑こうやって、文字にするとどうってことないようにも読めるかもしれないけど、聞いてるラジオが唐突に途切れるって、けっこうな“事件感”ありますよ。もはや放送事故を通り越して放送ジャックでした。あー面白かった。
■と、この放送を聞いて思い出したのが
wikipediaの「電波ジャック」の項 で、興味のある向きは読んでみると良いのではないでしょうか。採り上げられてる電波ジャックのうち、いくつかはYouTubeとかで見(ら)れます。おれはこの
豪州のテレビで、映像とは無関係な謎の音声ループが延々続くやつ が好きです。
しかし大竹まこと、64歳にして記録をさらに更新した感がある。笑
■THE MANZAI(って、発音するとき一瞬迷う。「ザマンザイ」なのか「ザ、マンザイ」なのか。かつて長嶋有かブルボン小林のどっちかがBO GUMBOSを「ボ、ガンボス」と律儀に区切って発音して人に笑われた、という話を書いていたような気がする)見ましたか? 面白かったですね。
拙僧も最初から生で見てたのですが、決勝戦で千鳥とかいう、やたら吉本からかわいがられてる感のある人たちが、西暦2013年にもなって「童謡を変な感じにしておもしろおかしく歌う」というネタを繰り出してきて、もうその時点であまりの退屈さに脳が見ることを拒否してしまい、寝てしまいました。そして数分後に目が覚めた時、ウーマンラッシュアワーが優勝していました。ウーマンは一本目が面白かったので二本目も楽しみにしてたのに。はあ。おれは悪くない。西暦2013年にもなってあんなネタをする千鳥の方が悪い。
■で、ウーマンと、オジンオズボーン(漫才は面白いのにコンビ名がすべっているため、売れるのが10年遅れてると思う)、風藤松原、東京ダイナマイト(サンドイッチマンに椅子を取られた感がある…)が面白かったと思いますよ。流れ星はあんまり好きじゃないけど、口でテクノのキックを再現してクラブを表現するところは笑った。
■そう、そして、今年のTHE MANZAIは番組冒頭に尾上松也による口上 があったのですね。あれはちょっとびっくりした笑。
■あと、これはごく個人的な希望なのですが、このような番組はもっと年末に近い時期にやってほしいですね。12月の日曜なら22日とか。なんだったら29日でもよかったかもしれない。こういう番組って年末の空気が色濃くなる時期に見たほうが雰囲気あるし、その方がなにやら特別な感じ(まあ、平たくいえばレコ大や紅白に通ずるような)が出てきて、お笑い番組全体の復権にもつながるかもしれない。
■ところで、おれは九月に録画したキングオブコントをまだ見てません……。そういえば、「かもめんたる」って、キングオブコントで優勝した割りにはあんまり(以下略)
■南座で顔見世を見てきました。なぜなら、おれがかわいそうだからです。今年は不本意な人事異動という災害に巻き込まれて、行きたくもない部署に行かされ、やりたくもない仕事をやらされているわけで、まあ大変なわけで、今年一年がんばったご褒美として顔見世ぐらいは見せてやらないと、おれがかわいそうじゃないですか。なので、おれはおれを南座に連れてってやりました。
■南座の顔見世は、2010年にも行ったことがあります。團十郎の息子さんが、西麻布事變 に巻き込まれて(巻き起こして?)、愛之助が早口言葉をしゃべった年です。
このときは芝居を昼の部も夜の部も見て、まあ自慢ですが昼の部なんか桟敷席(\27000)で、ウエスティン都ホテルに二泊して、『みしな』や『はふう』でランチ食って、新幹線は行きも帰りもグリーンで、と、カブキ知らずの小坊主の身の丈にはちょいとばかり豪勢な旅でした。夜の部終演後、南座の前からタクシーに乗り「ウエスティンまで」と告げた時になんらかの達成感を感じておりました。すいません。運転手さんがウエスティンという固有名詞を認識できなかった時に備えて、「あ、昔の都ホテルです」というセリフも心の中で準備してました。
そう、日程がちょうど勤務先の賞与支給日 と重なっていたのですね。南座の桟敷席で歌舞伎を見て、幕間に鰻重を食ったりしてる間に自分の口座にボーナスが振り込まれている、という体験は、まあバチが当たりそうなくらいに贅沢な話でした。ま、この「バチ」とやらが、この春の不本意な人事異動なのかもしれません…。
(ちなみにおれがウエスティンにチェックインしたその日、まさにこのホテルで、玉三郎が'11年1月に團十郎の息子さんに代わり銀座で歌舞伎を上演する旨の記者会見を行ってました。)
■三年前はなんでこんな贅沢ができたかというと、夏ごろからコツコツと顔見世貯金 をしてたのですね。しかも、だいぶ前から綿密に日程の計画も立ててた。ついでに云うと、休みが取りやすい部署に勤めていた。
ですが、今年は十一月に入ってから「やっぱり顔見世行こうっと」と急に思い立ったため、予算も宿の予約も思い通りというわけにはいきませんでした。ついでに云うと、いまの部署は平日の休みが取りにくいので、土日の二日間しか動けません。
なので今回は、芝居は昼の部だけ、宿は十数年ぶりにカプセルホテル 、新幹線は片道はグリーンだが片道は普通車、ということになってしまいました。異動して仕事上いろいろある、という事情があるとはいえ、縮小/退行の感が正直あります。たまの贅沢ぐらいノーブレーキでガンガンぶち込みたいものですね。じゃないと贅沢が贅沢にならない。今回はちょーっとツメが甘い。反省。
■さて今年の南座。歌舞伎を見始めてまだ三年半ちょっとだというのに、南座もまだ二回目だというのに、“まねき”を掲げた南座に、もう京の冬の風情 みたいなのを感じました。よそ者の分際ですいませんねえ。文句あるか。
あと、歌舞伎座がああなっちゃった今、南座のクラシックな内装が好きですね。
■あ、芝居の感想書いてない。でもまあ、今回はやはり猿之助の『四の切』ですなあ。二階席の三列目の下手、の席だったのですよ。宙乗りの源九郎狐をたっぷり見(ら)れましたよ。良かった。最後の最後、空中で鼓を抱えてうれしそうな顔するところとかさー、最高でしょ。終演後、南座のロビーのジュウタンに桜吹雪が落ちてた。
■また行きたいなあ、南座。次はいつになるか分かんないけど…。南座の方がおれん家に来てくれると助かるんですけどね。(談)
■昨日はめずらしく歌舞伎座ではなく歌舞伎町におりました。とある小バコで催されるテクノのイベントに、某氏に連れてってもらったのですね。
そしたら、とあるユニットのライブがありまして、そのうちの一人が
ギオゴイ のニットキャップとスウェットと、
ライジング・ハイ のロゴ入りウインドブレーカーを身につけ、TR-909とTB-303を操作しておりました。'93年ぽいですね。電気グループが『ビタミン』を発表してもうすぐ丸20年となります。ちなみに303はソフトケースごと首から提げてました。
■ところで、よく知らないのですが
Medium(しかしこんなドメイン、よく取れたなー) というサイトがありまして、そのトップページを見て、「あー、こんな壁紙が欲しいなー」となんとなく思いました。ぼけた写真に文字が載ってる、みたいな感じの。
で、似たようなのを作りました。
1920×1080です。クリックすると大きいサイズのが出てきます。とりあえず置いておきますね。
■森田一義アワーが来春で終了するらしいですね。「昼のフジテレビに森田一義が出ていない」、というのは、ほぼ「電気が止まっている」「水道が止まっている」「ガスが止まっている」というインフラ停止状態に匹敵すると思うんですね。平日12時台なのに森田がいない空虚さに、われわれ人類ははたして耐えうることができるのかどうか。いまから心配です(だからこそ、番組終了が半年も前に告知されたんでしょうね。急に終わると云われたらみんな心の準備ができないから)。
しかし、テレビ番組に限らず「'80年代/昭和と地続きなもの」がなくなるのは単純に寂しいねー。
■で、森田の後釜ですが、個人的には山里亮太が適任ではないか、と考えてます。
なんかはしょった感じの文章になってるのは、今日はもう出かけるからです。
■あ、このエントリ、森田が昼の番組に出なくなる前提で書いている。もし森田一義アワーが終わっても森田は引き続き昼の番組に出るってことになったらすいません>半年後の世界の方々
■これは先日、帰省のおり沖縄市のとあるバーで遭遇した事案です。
∴
■
バーに入る前
(0) おれと友人Xは、一軒目に居酒屋に行った。
(0') おれは、この居酒屋ではノンアルコールビールしか飲まなかった。
■
バーに入ってから
(1) おれとXは、二軒目にこのバーに入った。
(2) バーで、おれは一杯目にマッカラン10を頼んだ。
(3) マッカラン10を飲み終え、おれは二杯目にシャーリー・テンプル(ノンアルコールのカクテル)を頼んだ。
(4) その際、Xが「この人、さっきのお店でもノンアルコールビールしか飲まなかったんですよー」と会話のトスを上げた。
(5) それを聞いたバーテンダーが「は? じゃあ帰ればいいのに」と云った。
(6) おれはそれを「いやいやいや〜(笑)、もうちょっと居させてくださいよ〜(笑)」と受け答えた。
(7) 二杯目のシャーリーテンプルを運んでくる際、バーテンダーは「はい、ジュース」と云いながらおれの前にシャーリーテンプルを置いた。
■
その他、補足事項
(8) 店内にはクラシックギターの曲がかかっていた。
(8') Xは自分でもクラシックギターをたしなんでいるので、その話題でバーテンダーとXは話が弾んでいた。
(9) 客は、われわれの他に60代の男性が一人いた。
(10) おれは、バーテンダーに対し、とくに怒りを表明したりはしてない。
∴
■──っていうことがありましてね。いやー、出来事を淡々と時系列で記してるだけでなかなかハラ立ってくるね。
なんといっても(5)ですよ、(5)。「は? じゃあ帰ればいいのに」だと。あのねえ。もう字数費やして怒るのはカロリーのムダだからここでは怒らないけどさ、まあこのバーテンダーを腰に差した日本刀で真っ二つにしたくなりました。お客様気取りがしたいわけじゃないが、あんまりではないか、この一言は。
こういう話になると「店での自分の扱いに不満を覚えるやつは、自尊心と自意識が過剰で、云々」とおっしゃりたくなるお侍さんもいらっしゃるとは思いますが、
人間ってそこまで心広くなくちゃいけませんかね 。腹立っても十分おかしくない案件だと思う。
そしてねえ、(6)ですが、なんとも情けない発言だなーとは、自分でも思う。あなたもそう思うでしょう。でもね、ヒトって、
「突然起きる失礼な出来事」には意外ととっさに対応できない のね。だから、内心では「なんだこいつ…」と思ってはいても、こうやって受け流すしかないのね。そもそもそれまでは楽しく飲んでたわけだからさ。急に怒りを表明するのはちょっとムリだ。それが(10)の理由です。もちろん、突然起きる失礼な出来事に対応できる人も中にはいるでしょうが、人間が誰しもそういう機転を持ち合わせてるわけではない。
(7)の「はい、ジュース」も、まあ、このバーテンダーというかこの馬鹿にとっては愛嬌かなんかのつもりだったのかも知らんけど、この流れだと単におれの神経を逆なでするだけにしか聞こえないです。
▲シャーリー・テンプル(飲み終わった)
■この店では以前にも、「小さめの金魚鉢のような変な容器に、藻のようにたっぷりミントの葉をぶち込まれ、マドラー代わりに
サイリウム が差し込まれたモヒート」を出してきたり、マッカラン12をロックで頼んだらフチの欠けたグラスで平気で出してきたり、バーテンダーがカウンター内でペラペラペラペラとケータイで偉そうに長話してたり、ということがあったのですが、今回の件でもう決定的に嫌気が差しました。
■で、ここで話の流れが変わるようですが、おれはこの店にはつぶれてほしくないんですね。というのも、この店はバーテンダーと酒こそはたしかに産廃レベルですが、店内の雰囲気(だけ)はいいんです。コザでこういう落ち着いた雰囲気の正統派バーってほとんどないですしね。
で、この店はバーテンダー(おそらくオーナーも兼ねていると思われる)が居抜きで何回か代わってて、この産廃バーテンダーで、たしか四代目か五代目なんですね。
で、おれは、前の代のバーテンダーのころもこの店に足を運んだことがあるのですが、こちらはたいへん人当たりのいい人でした。
で、おれが見る限り、現在のバーテンダーになってから
確実に客が減ってる んですね。まあ当たり前だけどな。誰だって嫌いになるだろ、こんなやつ。
おれが聞いた話では、この店は家賃が現在のコザの水準からするとだいぶ高いらしいのですが(家主がバブル時代からまったく値下げしてくれないらしい)、この産廃バーテンダーにこの家賃が払えるだけの客入りを維持できるかどうか。まあ、このままでは未来は暗いと云わざるを得ない。
このバーテンダーが去って、先代バーテンダーが戻ってくるのがベストだけどね、個人的な理想としては。
■ちなみにこのバーテンダー、沖縄人じゃなくて、清水ミチコと同じ出身地らしい。わざわざそんな遠くからコザまでやってきて、わざわざこんなイヤな接客をして、わざわざ客に嫌われてるのか(余談ですが、清水ミチコのブログに
最近こんな記事がありました 。関係ないけどさ)。
■なお後日、この出来事を別の友人Yに話すと、(4)の会話のトスがいけなかったのではないか、とのことであった。
だが、普通だったら、そんな会話のトスが上がってきたところで、「今日はクルマですか」とか、「前の店で飲み過ぎた?」とか、「休肝日?」とか、「ノンアルコールのカクテルは他にもいろいろ作れるんで」とか、そういう返し方をすると思う。まともなバーテンダーならね。まともじゃないバーテンダーはどうか知らんけど。
そして、Yも話を聞いてるうちにだんだん腹が立ってきたらしく、
「いまからその店、行くか?」 と云ってくれた。頼りになるやつだ。笑
ちなみにYは「自分なら(5)の時点で怒って席を立つ」とのことだった。ふむ。
■ともかく、近日中に東京でどこかまともなバーへ行って、一人で飲み直そう。あと、胡屋〜園田エリアで雰囲気のいいバーをご存知の方は教えてください。
■頼んでもないのに九月がやってきますよねえ。ほんと図々しい。
■それはさておき、先日沖縄へ帰省した際に持って行った、エキゾチカものの曲だけを集めた自家製CD-Rの曲目をご紹介しますので、國民の皆さんもなにかの参考にしてください。
▲半蔵商店お手製エキゾチカCD-R。21曲入り。限定1枚。非売品。
窓から入ってくる蒸し暑い風に当たりつつ、実家の二階でオリオンビールの小瓶を飲みながらこういう音楽を聴くのは楽しいですね。で、こういう一人遊びばかりしてるから出会いがないので婚期が遅れる、という。もっとさー、合コンするとかさー、まあいいや。
1) Introduction / Martin Denny
2) Quiet Village (Original Version) / Martin Denny
3) Jungle Flower (Original Version) / Martin Denny
4) Japanese Farewell Song (Sayonara) / Martin Denny
5) Forbidden Island / Martin Denny
6) Mau Mau / Martin Denny
7) Bangkok Cockfight / Martin Denny
8) American In Bali / Martin Denny
9) Happy Talk / Martin Denny
10) Sake Rock / Martin Denny
11) Fire Cracker / Martin Denny
12) Sukiyaki / Martin Denny
13) Sho-Jo-Ji (The Hungry Raccoon) / Eartha Kitt
14) Tokyo Melody / Martin Denny
15) Rose Rose, I Love You/ Martin Denny
16) Sake Rock / Martin Denny
17) Very Nice Is Bali Bali / Patience And Prudence
18) Ah Me Furi / Martin Denny
19) まほろばの国 / 三宅純
20) Pico Birds / 三宅純
21) Everything We Do Music / テイ・トウワ
ま、正直この辺の音楽の好みはハタチぐらいのころから全く変わってなく、「マーティン・デニーと、あとちょっとその他」って感じですね。たぶん、7年前とかにこのCDを作ってもほぼこの曲目になってたと思います。
1)から12)は、マーティン・デニーのベスト盤『Exotic Sounds - The Very Best Of Martin Denny』から。このCDは、この方面に興味のない人でも一生聴ける、という大変にお得な一枚ですので、持ってない人は買うといいでしょう。
13)は、二年前のある夜、
実家の二階でオリオンビールを飲んでたら(またか)でAMラジオから突然流れてきた一曲 。「ショージョージ」君という名前の食いしん坊なタヌキについての歌詞、になっています。
14)〜16)は、マーティン・デニー『エキゾチカ '90』より。「Tokyo Melody」の温泉街っぽさが最高。「Sake Rock」冒頭にヤン富田っぽい電子音が入ってます。
17)は、『モンド・フォー・スペース・エイジ』という、音楽好きの方なら「あー、こういうコンピCD、'90年代後半にけっこう出てたわー」って気分になるコンピCDに入ってます。
18)は、マーティン・デニー『Exotica』より。この曲は、雨が降ってる日曜の午後に、音を消したNHKを見ながら聞くと良いです。
19)はアルバム『星ノ玉ノ緒』、20)はアルバム『Glam Exotica!』から。20)は、石垣島在住の弟がドライブの時に「アイルランドっぽいから」という理由でヘビーローテーションしてました。
そして21)はですね、『Stupid Fresh』に入ってたPacific 231のリミックス版を入れようとしたら、まちがえてオリジナル版を入れてしまったというまさかの凡ミス。まあ冒頭にガムランが入っているので、よしとします。
■と、こんな感じですね。次は「マーティン・デニーなし」というルールで一枚作ってみてもいいかもしれません。
■さて、今日は歌舞伎座でなく、ものすごく久しぶりに新橋演舞場にてカブキ見物でございます。夜の部。
■この夏の東京はろくに蝉の声も聞こえなかったというのに、夜になるともう秋の虫が鳴き始めております。半蔵商店でございます。毎年この時期になると、
「水道管の冷たさに、秋の訪れを予感するチョビであった」
みたいな、『動物のお医者さん』のナレーション文を思い出します。
■さて、今日で八月も終了でございまして、薄物の季節も終わりですので、本日はこの夏に仕立てた麻の着物で街をうろうろしておりました。せっかく作った着物だからね、元は取らないと。
それはそうと、いまの小学校って、八月下旬にもう二学期の始業式やったりするところがあるらしいね。なんだかなー、やはり夏休みの終わりは八月三十一日じゃないと。
■で、もう昔のことに感じられるのですが、沖縄に帰省していた時のことなどをぼちぼち書いていこうかと思います。
じゃあ、手始めに、どこぞの駐車場に置かれてた段ボールをご覧ください。
顔が、あんまり美味しそうじゃないと思った。
それだけです。
■各紙の報道にあります通り、八月後半は沖縄にいる半蔵商店です。
今晩はゆっくりと、帰省の荷造りなんぞをしようと思っております。
■ところで本日は、原宿県にあります太田記念美術館にて『江戸の美男子』という浮世絵の展示会を見てきました。“美男子”と書いて“イケメン”と読みます。ちなみに劇場版パタリロの主題歌、「Run away 美少年達!」は、“美少年達”と書いて“ローズボーイズ”と読みます。という話は以前も書いたような気がします。パタリロの原作者自らが歌ってます。いい曲なので、いつかカバーしたいです。
で、江戸の美男子の感想ですが、浮世絵のことはよく分からんけど、空調がほどよく効いた小さな美術館で浮世絵を見てるのは楽しいものです。図録は買わない。“絵を見る”という行為を、脳が「あとで図録じっくり見るからいいや」とか云ってサボりそうだから。
実際に10代の若衆を抱ける「陰間茶屋体験コーナー」みたいなのがなかったことだけが残念です。 ( ´・ω・)
──逆に、なんでそんなのがあると思ったんだ。( ゚д゚; ) ( ゚д゚; ) ( ゚д゚; )
■その後、渋谷県に移動し、
十穀米カツカレー で腹ごしらえしたのち、コクーンで
ABKAI 見てきました。
以前このブログで、
アンパンマンを歌舞伎化するとしたらいったいキャスティングはどうすればいいのか 、という社会問題にメスを入れたことがあるんですね。で、そのエントリにおいて、犬のチーズは海老蔵が適任ではないか、と書いたわけです。
そしたら今日、コクーンで海老蔵が犬の役をやってました笑。いや、ほんとに犬の役をやると全く知らずに「チーズ→あえて海老蔵」と書いてたわけですよ。なんか予言が当たったような気分になりました。
『はなさかじいさん』は、CGの投射や、コクーンならではの客席を使った演出が効果的に用いられてて、ストーリーも分かりやすく、見てて楽しかったんだけど、海老蔵色が全体的にあまり濃くないのが意外でした。海老蔵がジブンを前面にあまり出してこないというか(猿之助のように。笑)。なんつーか、どぎついまでにグイグイと海老蔵像を押し出してくる感じのも見てみたいなあ。せっかくの自分の会なんだしね。カッコ、米印、個人の感想です、カッコ閉じる。
■先週の日曜日(6/30)は、渋谷のダブリューダブリューダブリューなるライブハウスだかクラブだか(映画館の跡地らしい)で、砂原良徳丈のライブを見学いたしました。まりんのライブを見るのは'11年4月のソナー以来です。
この日は、西洋から来日したマウス・オン・マーズの前座としてまりんがライブ、という位置づけだったのですが、個人的にはそりゃもうまりんが本篇でして、マウス・オン・マーズはアフターアワーズ、という気分でおりました。
'00年代の活動休止の長さと質を誰も正確に思い出せなくなるほど(「え? まりんって'00年代もちょこちょこ活動してたよ?」とか云うやつこそがいちばん思い出せてないのですが)、砂原良徳がこのところ活発に活動しているのはうれしい限りです。
■さて、ライブですが、良かった。
端的に申し上げますと、「'00年代のサウンド・アートがいちばん面白かった時期の感じ」を'10年代に持ち込んできた、という感じでした。けっこう硬質な音を多用していましたが、かといって過度に実験寄りにならず、フロア向けにまとめているところが当世風です。
アラレちゃん黒縁メガネをかけたサブカル君に「いっやー(笑)、そのたとえは安直じゃないかなー(笑)」とアゴヒゲをさすりながら半笑いされるのを承知で、説明のためにあえて書きますと「池田亮司・ミーツ・まりん」な感じ、とでも云いましょうか。実際、わりと顕著にラスターノートン/池田/Cyclo.系の接近が見られました。と思ってるのはおれだけでしょうか。
■これは小坊主の戯れ言なので、適当に流し読みして欲しいのですが、'00年代のまりん沈黙中に、
「ひょっとすると、まりんは、『120BPMくらいの909風キック+シンセベース+ピコピコしたシンセのシーケンス+たまにストリングスあるいはパッド』という組み合わせのループにいささか拘泥しすぎるきらいがあるのではないか。このような組み合わせから離れたサウンド・アート/エレクトロニカ寄りの作風を試みてもいいのではないか」
と思っていたのですね(すいません生意気ですいません)。
なので、今回のライブでは実際にそのような作風のまりん、というのを垣間見ることができたので、お、と思いました。
■映像に関しても、これまでのような具体的なイメージに代わり、抽象的な模様を(おそらくは音声と連動して生成する種類のやりかたで)用いるようになっていました。
YMO『テクノドン』のCDの盤面のような模様(いま検索したところ、ベンハムの独楽、と呼ぶようです)が映像に採り入れられていたのは、まりんのYMO愛の表現でしょうか。と書くのはさすがに深読みしすぎですねすいません。
■このライブを聴いた限り、まりんは『liminal』('11)以降の新たな展開に入りつつあるようです。
──などとファンが勝手に憶測する“新たな展開”などにとらわれず、まりんにはマイペースで活動していってもらいたいですね。
あ、あと、池田亮司と共作するとおもしろいかもしれないと思った。
■ライブ全体について一つ付け加えると、ハコの音質がもうちょっと良かったらうれしかった。マウス・オン・マーズの終演後には耳がキーンと鳴ってました。もっと音質の良いUNITとかでやってほしいですが…。
■ところで、この前日におれは歌舞伎座で『助六』の千穐楽を見てるのですね。で、その翌日がこのまりんライブ、と。
二日続けて良いものを見てしまったので、バチが当たりそうです。許してください諸仏、諸菩薩。
■何度も書いてますが、この四月に刺身タンポポ部(仮称)から営業部に異動となりましたので、仕事の内容ががらりと変わってしまいました。いままでは得意なこと、やりたいこと、好きなことを仕事としてればよかったのですが、四月からは得意でないこと、とくに興味のないこと、べつに好きではないことが仕事となりました。要するに外回り営業のことです。
で、くわえて拙僧の場合は正真正銘の10年モノのペーパードライバーです。クルマなんて、見たこともありません。なのに、軽自動車に乗って檀家さん回りをしないといけないんですね。
■で、実際に自分でハンドルを握って二ヶ月になるのですが、まあさすがに慣れた部分もあるのですが、でもまだ慣れない部分もありまして。
以下、車の運転において慣れないことを挙げていきます。
■バック駐車
やはりこれ。三回に一回は失敗する。失敗というのはこの場合、「駐車をいったんあきらめて、車を停めやすそうな別のスペースを探す」ということです。
駐車場でバック駐車してる最中に、ほかの車が近づいてきたら、即あきらめます。逃げるように別のスペースを探します。他の人の邪魔になるのはイヤなので。
なお、バック駐車についてはなぜか波があって、うまくいく週とうまくいかない週があります。ちなみに今週は比較的うまくいく週です。
■路上駐車のクルマを追い越す(あるいは追い越さない)
片側2車線の道路で左レーンを走っていると、平気で路上駐車なんかしちゃってくれちゃったりするクルマが現れるわけですが。
これをよけるためちょっと右レーン側に寄って走ろうとすると、右レーン後方から来るクルマに「邪魔だ!」とばかりにクラクションを鳴らされるし、路上駐車のクルマの手前で右レーン後方から来るクルマをやり過ごそうと待機してると、左レーン後方からのクルマに「邪魔だ!」とばかりにクラクションを鳴らされる。どうすればいいんだこれ。
■車道のレーンど真ん中を走ってる自転車
夕方の渋谷区とか港区に多い。なんか怖い。
もうちょっと脇に寄った方が安全だと思うのですが、自転車本人は怖くないんでしょうか。
■雨の日の商店街
細い道に、傘さして歩いてる人とか、傘さして走ってる自転車とか、雨ガッパの子供とか。
で、それらを追い越すためスピードを出しあぐねて徐行していると、後ろの車にクラクション鳴らされる、と。
まあ雨の日でなくても、商店街(と住宅街)を走るのは苦手です。
■高校の近くの高校生
平気で車道を歩く。しかも車を全然よけない。車の方がよけて当然だと思っている。なかには、車道を自転車で逆走してくる強者も。
■首都高の合流と車線変更
首都高では一日で百万件の交通事故が起きています(半蔵商店調べ)。そんな危険な道路で次々と合流と車線変更を繰り返さなくてはならないわけで、一瞬も気が抜けません。とくに夜。なんというか、なかなか終わってくれない悪夢を見ているようです。
首都高って、「人間は失敗しない」という前提で設計されているとしか思えない。あの道路を作った当時、「人間とは失敗するものである」というような考え方ができなかったんでしょうね、人類は。
■この他にも苦手なのが108ヶくらいあるけど割愛します。
■で、昨日は高速道路で道を間違えた。しかも三回。
──三回もですか (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )
ええ、三回も。高速道路の路線の名前とか、内回り外回りとか、ICの順番とか、まだ感覚的に把握できない。あと、ジャンクションにある
ざっくりとした地名 しか書かれてない看板を見ても、どこに行けばいいか分からん。たとえば
こんだけの表示 で、どこに行けばいいかパッと判断できます? おれはまだできない。まあちゃんと下調べしろって話かもしれませんが。
おかげで昨日は会社に帰るのが2時間くらい遅れた。人生の無駄だわ…。
──ナビは使ってないんですか。 (´д` ) (´д` ) (´д` )
いや、もちろん使いますよ。でも、ナビ使ったって間違うもんは間違う。カーナビ自体、あきらかに変な指示出してることあるし。
■まあ、おれが営業部から元の刺身タンポポ部(仮称)に戻れれば一瞬で解決する問題なんだけどな、これ全部。
■六月二日(日)
国立劇場に赴く。歌舞伎鑑賞教室初日。前半『歌舞伎のみかた』MCは、隼人と虎之助。平成5年生まれの隼人より、平成10年生まれの虎之助の方が落ち着いてるように見えた笑。
『歌舞伎のみかた』の構成は、毎回思うんだけど、云いたいことややりたいことが多すぎて、消化不良というか首都高3号渋谷線上り2キロ渋滞ですみたいなことになってる。はじめてカブキを見る人にとって、かゆいところに手が届いてない解説になってるのではないか、と要らぬ心配をしてしまう。
でもまあ、カブキの見方やら歴史やらをわずか30分にまとめて説明するって大変だよねえ。
後半は本篇『紅葉狩』。この季節に紅葉狩。そういえば昨年五月の演舞場も紅葉狩であった。
■六月四日(火)
一幕見席にて、第三部『鈴ヶ森』『助六』。
『鈴ヶ森』では、雲助の一人(片足を斬られる)がジャンプするところでちょっと失敗していた。笑
鈴ヶ森の音楽の、CDJの頭出しのように三味線の音が一音だけ執拗に繰り返される部分(幸四郎が出てくるところの前後、だったと思う)がミニマルで面白い。時間を引き延ばすような効果がある。
そして'10年4月さよなら公演以来の『助六』は、ねえ、もう別格ですね。芝居見物以上の何かを感じる。もう、見てるだけでうれしい。
芝居を見ながら、さよなら公演の團十郎や勘三郎を思い出す。
鈴ヶ森は立ち見で、助六は二列目の席に座って見(ら)れました。
■六月八日(土)
二階席最前列センターの切符が手に入った。日頃の行いがいいとしか思えない。第一部『鞘當』『喜撰』『俊寛』。
『鞘當』は、うーん、地味ですね。
『喜撰』の三津五郎の踊りは軽やかで愛嬌があり、かつ妖しい(もっと云うとエロい)部分もあって、見てて楽しい。踊りのくわしいことなんか分かんないけどね。
そして、左遷されたサラリーマンの悲哀(←ちょっと違うかもしれない)を描いた『俊寛』は、この四月に不本意な人事異動という厄災に見舞われた身としては、胸に沁みますね。(´;ω;`)
そういえば『喜撰』で、タカノスケを久しぶりに見た気がする。タカノスケは、おれが生まれて初めて歌舞伎を見た日、富十郎と舞台に出ていた('10年3月歌舞伎座『石橋』)ので覚えてる。
■六月九日(日)
第三部『鈴ヶ森』『助六』。一幕見席ではなく二階席。
『鈴ヶ森』は、梅玉と幸四郎の食い合わせが良くない、と思った。
ニンニクと塩と鷹の爪とオリーブオイルだけのシンプルなペペロンチーノを食べている時、唐突に魚介類の具がゴロゴロ入ったトマトソースをぶっかけられた感じに近い。
そのソースはそのソースで美味しいんだろうけど、なにもペペロンチーノを食べてる最中にぶっかけてくることないでしょう、という。なんでパスタで例えてるのか自分でも分からんけど。
六月四日の雲助が、同じところでまたも失敗していた。がんばれ。
『助六』。この芝居はおれにとって、芝居というより、江戸時代へのタイムトラベルであり、現実とは違うカブキの中の世界へ連れてってくれる装置であり、(以下2万字略)
助六を見てる時の楽しさを、コトバごときで説明しようと思わないし、説明できるとも思わない。
■六月十二日(水)
七月花形歌舞伎の松竹歌舞伎会員向けの売り出し日が昨日(6/11)であったことを忘れていた。
松竹のサイトを見てももう遅い、土日の三等席の切符はすべて売り切れていた。
だいたいおれは松竹歌舞伎会に入会しているという自覚(?)に欠ける。クレジットカードは毎日持ち歩いてるんですけど。
■六月十五日(土)
三階席で第一部。
『鞘當』は、うーん、やっぱり地味。
編笠で顔を隠したまま登場して、セリフだけのやりとりで観客をじらしにじらして、互いの編笠を取るところでピーク…………が来ない。
テクノのDJで例えると、ブレイクに入って、いったんボーカルだけになって、そこにハイハットが入って、二拍四拍にクラップが入って、しだいにシンセのリフとか重ねて盛り上げていって、スネアロールがフェイドインしてきて、キックを8分→16分→32分で連打して、煽りに煽ってクラッシュ鳴らして1小節ぶんミュート入れて、さあ曲が再開、ってタイミングでレコードが針飛び、みたいな感じでした(ここまで字数を費やして説明しなくてもいいよな…)。
あと、勘九郎がまだまだ橋之助に相手してもらってるって感じだったので、二人の男がぶつかり合う気迫が希薄だったニャー、と近所に住む太った猫がつまらない洒落を云っていた。
『喜撰』『俊寛』は、ともにこの日も見応えありました。
めでたい焼きを久しぶりに食べる。
■今日(もう日付が変わってしまいましたが)、初めて一人で首都高って云うんですか、紅白歌合戦の総合司会に江頭2:50とキュートンのしんじを起用するぐらい危険性の高い道路、それを営業用の軽自動車で走りました。これまで、ペーパードライバー教習の教官や会社の先輩に助手席に乗ってもらって走ったことは数回だけあったのですが、今回はまったくの一人でした。緊張した。運転自体そもそも慣れてないのにさー、一人で首都高って。
いや、おれだって走りたくないよ、あんな道。仕事だから走ったんです。仕事と歌舞伎とでは、どう考えても歌舞伎の方が大事なんですが、歌舞伎を見るには切符代を稼がないといけないので、歌舞伎ほどではないにせよ、まあ仕事も多少は大事なのです。
■首都高のくたびれた道路は、ところどころ昭和の東京の残り香を感じるときがあって、それは悪くない。あと、変な歩行者や、変な自転車や、変な路上駐車に出くわさないという点は、一般道よりマシですね。
でも、それらのメリットをはるかに上回るデメリットが満載ですね首都高。道は狭いし(あれは狭い)、カーブはきついし(あれはきつい)、周囲のクルマの速度はやさしくないし(あれはやさしくない)、行き先が分かりづらいし(あれは分かりづらい)。話には聞いていたけど、実際に運転するとやっぱり怖い。しかも気がついたら、まったく降りる気のない霞ヶ関ランプから一般道に降りていた。なんだこれ。訴えるぞ。
■ということで慣れない首都高の運転(繰り返しますが、運転自体慣れてないです)でぐったり疲れて、家に帰ったら九時半くらい(推定)でうたた寝してしまい、午前一時という変な時間に目が覚めて、眠れない。いま午前三時すぎ。うむ。
■それじゃあバイバイ深田恭子でしたー、半蔵商店でございます。
さてみなさん、カブキ見てますか? おれは昨日(も)歌舞伎座に行ってきました。第二部。藤十郎の政岡と、孝玉というか仁左玉の『吉田屋』です。特記事項としまして、今回初めて、電車ではなく自動車(タイヤが3〜4ヶついていて、ハンドルで操作する乗り物。燃料はガソリン)を運転して歌舞伎座に行ってきたのですね。
仕事でクルマを運転しなくちゃいけないことになってしまったので(とはいえ、もう実際に軽の営業車で公道を走り始めていてぼちぼち慣れつつあるのですが)、その練習の一環として、自分でレンタカーを借りて石神井公園から東銀座まで運転してみたわけです。
■午前中に石神井公園のレンタカー屋で「カローラなんとか」というカローラの上位車種(?)みたいな、いかにも
友達のお父さんっぽい車 を借り(ちょっと型が古かった)、月島に行きたい店があったのでとりあえずカーナビの目的地を月島にセットして(カーナビもちょっと型が古かった)走りはじめました。
で、走り始めて大きな道に出るとさっそく渋滞にとっつかまりまして、せっかちなイタリア人カップルだったら車内でセックスし始めるんじゃないかってぐらいノロノロとしか走れないんですね。うーん、金払ってレンタカー借りて、なんで渋滞などというつまんないものを体験してるんだおれは、という気分にちょっとなりました。
で、そういう気持ちを乗り越えて、車を走らせて、ようやく月島に着いたのが2時間後でした。予想よりだいぶ時間がかかったので目当てのお店はまた今度にして、月島〜佃〜勝どきエリアをぐるぐると走ったり、いったん六本木まで戻ったりして時間をつぶし、午後2時ちょっと前、というベストなタイミングで歌舞伎座到着。車を地下駐車場に停めて、歌舞伎座で芝居を見て、再び駐車場から車を出して家に向かって出発(ちなみに、歌舞伎座で芝居を見る場合は1F受付に駐車券を見せると駐車料金が1時間分割引になります。おれの記憶に間違いがなければだけど)。
で、土曜の夕刻だったのでなんだか昔のフジテレビ気分が味わいたくなったので(※なに書いてんだかお分かりにならないと思いますが、書いてるおれがまず分かってないので、ご安心して流し読みしてください)、いったん新宿の河田町に行き、そしてそこから石神井公園に向かって走り、ガソリンスタンドでガソリンを入れてレンタカー屋に車を返しました。総走行距離75キロメートル。
■仕事でもないのに、休日に自発的に運転するなんて初めてのことで、このやる気がどこから来てるのかは分かりませんが、なにはともあれ車をどこにもぶつけることなく無事に帰ってこられました。仕事では軽自動車しか運転しないので、普通車は運転しにくいかなとは思ったのですが、意外にそんなこともなくすんなり運転できてよかった。
■さて、今回の歌舞伎座行きにかかったお金ですが。
レンタカー代(12h+保険1050円): だいたい8500円
歌舞伎座駐車場代(観劇割引あり):1800円
ガソリン代:だいたい860円
と、合計するとだいたい11160円、という天文学的な数字になってしまいました。20年前の中学生風に表現すると「CD4枚買えるよ!」って額です。ちなみに
このサイト で計算してみたところ、石神井公園から歌舞伎座までタクシーで行くと、だいたい6740〜6830円くらいかかるようです。往復で14000円弱。
レンタカーを借りるくらいだったら、もうちょっとお金出してタクシーに乗った方がいいな。今回は運転の練習という目的があるから仕方ないけど。
■ところでさー、レンタカーって保険に入ってても、車に傷を付けると2万円とられるらしいんだね。傷自体の修理費は保険でカバーできるんだけど、修理している間はレンタカー屋がその車を貸し出せないから「休業補償」として2万円とる、という話らしい(※ここらへん間違ってたらすいません)。
店の人によると、「3センチくらいの傷ならまあいいですが、5センチくらいの傷は修理が必要なので2万円いただきます(要約)」とのことなんだけど、5センチくらいの傷なら、駐車場とかで何かのはずみで付けちゃう可能性は往々にしてあるわけで、えー、怖いです。
で、「5センチで2万」とかいう割には、おれが借りた車は6ヶ所くらいに初めからそのレベルの傷が付いてた。車に傷ついても、けっきょく修理してないのか。傷ついてる車を貸すんなら、なんのための休業補償なんだろう。説明が矛盾してないか。その辺よく分からん…。
▲歌舞伎座 開場直前
■新しい歌舞伎座に行ってきたわけだぁ!
と、'80年代前半の石橋(歌舞伎クラスタの皆様、「しゃっきょう」ではありません。とんねるず石橋貴明のことです)のような勢いになるなという方がムリでしょう。團十郎の助六が花道を駆け、玉三郎の揚巻が本舞台から絶妙な角度で振り返ってそれを見送り、定式幕が引かれて早三年。サクラダ・ファミリアのように、もう永久に完成しないのではないかとさえ感じられた歌舞伎座がようやく完成しました。背後になんか28階建てくらいのビルが見えるような気がしますが、たぶん目の錯覚かなんかでしょう。歌舞伎座の背後にオフィスビルが建つなんて、どう考えたっておかしいもんね。
■さて、新しくなった歌舞伎座の初日、第一部から第三部まで各部の一等席の切符を手に入れることができました。これも拙僧の法力の賜物うんぬん、と、いつもならそんな自慢をするところですが、今回ばかりは切符が手に入ったことを素直に感謝しておきたいところです。
■当日は、平成22年御名残四月大歌舞伎の千穐楽と同じく雨でしたので、傘を差していったんですが、この傘は昨年五月の平成中村座の大楽の終演後に、売店で買った物です。700円。あの日の浅草もまた雨でした。
午前10時ちょっと過ぎに歌舞伎座に着いたんですが、小腹が減っていたので、近所の「小諸そば」で腹ごしらえをしました(歌舞伎そばはまだ開いてなかったので)。で、おれがそばを食ってる間に「一番太鼓の儀」というものがあったらしいです。そば食ってて見逃しました。まあ、次の歌舞伎座の建て替えの時こそはちゃんと見物しておきたいと思います。
歌舞伎座前は見物客と報道陣でそこそこ混んでましたが、雨が降ってなかったらそれこそ時はまさに世紀末って感じの混雑になっていたでしょう。切符は持ってないけど歌舞伎座まで来た、というおばあ様がテレビ局にインタビューされてました。
■で、開場時間になりましたので、真新しい劇場に足を踏み入れました。久々の歌舞伎座。さよなら公演の2010年にタイムスリップしたような気分になりつつ、混雑したロビーでイヤホンガイドを借り、混雑したロビーで筋書きを買って、混雑したロビーを抜けて二階席へ。
以降、ちょっと買い物するために外出したりするも、終演の午後九時半くらいまでずっと歌舞伎座の中におりました。
■劇場としての歌舞伎座の感想を書くと、ええ、確かにきれいになって便利になったし、昭和60年代の水準だったトイレも現代的になったしで、そこは進歩なのですが、ちょっとさっぱりしすぎちゃったかなって思うんですよね。
劇場内を歩いていると、ゲリラ的におばちゃん向けの洋品店が視界に飛び込んできたり、佃煮会社の謎の人形のディスプレイがあったり、オリエンタルマースカレー人形があったり、縁日みたいになってる一角があったり、それでいて吉兆があったり、劇場のすぐ外には歌舞伎そばや焼き栗の屋台があったり、という良い意味でのゴチャゴチャ感が、歌舞伎座の魅力の一つを形成していた、と云っても過言じゃなかったんです。
新しい歌舞伎座は、こういう言い方もなんですが、新橋演舞場的、あるいは地方空港的です。売店一つとっても、以前の歌舞伎座はフロアごとに微妙な違いがあった。いまでは、各フロアの売店がどれもクローン培養したように同じ顔つきで面白みがない。
三階の店が並んでるとこも、地方都市のデパ地下みたいなことになっちゃってるし、
木挽町広場 とか云われても、いったん劇場を出て地下に降りないと買い物できないのはさておき、そもそもこれまでの歌舞伎座の風情から遠くかけ離れてる。
いずれにせよ、「いろんなお店が集合しているが故にもたらされるバイタリティー」のようなものがなくなったのは残念。いまからでも遅くはないので、なんとか工夫してもらえないでしょうか。それが劇場としての活気だけではなく、ひいては芝居の雰囲気にもつながると思うんです。(談)
でもまあ、歌舞伎座内部は、そんなに変ないじられ方をされてなかったので良かった。さっきも書いたように、2010年に戻れたような感覚が得られたくらいだからね。
■芝居についてさらっと書きますと、第一部の最初のやつは魁春が良かった。十八世中村勘三郎に捧ぐ、というクレジットが冠せられた『お祭り』は、脳の情報処理が追いつかないくらいメンツが豪華だったけど、やはり小山三さんとナオヤくん。『熊谷陣屋』で、久しぶりに玉三郎が歌舞伎をやってるとこを見た。
第二部は、弁天小僧を三年ぶりに見る。『忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)』は、タイトルから「若い二人の道行」みたいなものを勝手に想像していたが全然違う内容だったので全米が震撼した。ガマがかわいい。
第三部。『盛綱陣屋』はこういう時にやる芝居としてはちょっと重いなーと思ったけども、こういうのもカブキ。『勧進帳』は、前列の超上手、で見ていたので、富樫はずっと背中しか見えないんだけど、変わったアングルで見る勧進帳もまた一興。ただ、最後の引っ込みで手拍子するのは違うんじゃないかなあ。
■おれは歌舞伎を見始めて三年ちょっとになるんですが、2010年3月から見始めたものだから、歌舞伎座で芝居見物をしていた時期と云うのがわずか二ヶ月しかないんですね。なのでこれからは歌舞伎座でいろいろ見ることになるので、楽しみです。
しかし、新しい歌舞伎座の初日の芝居を全部一等席で見る、なんて贅沢をやらかすと、バチが当たってしまいそうで怖いです。あるいは、もうすでに当たっているのかもしれません…。とうぶんは慎ましくしておきます。
▲歌舞伎座 終演直後
あ、あと、この日は着物の男性が多かった。おれも多少の雨に怖じずに、着物を着てくべきでした。
それと、第二部は一階東側の桟敷席が全員芸者さんでした。ゲイシャ・ガールズでした。
■ええ、連日の報道でみなさまご存知かとは思うのですが、このたびうちの会社で人事異動というものがありまして、なくてもいいのにありまして、明日四月一日をもって、ハイパーメディアクリエイター部(仮称)から営業部に移ることになりました。めんどくせえ。 (`・ε・´) ヴーヴー
「人見知り芸人の回に出てください」というアメトークからのオファーを真顔で断りかねないほどの人見知り芸人であるおれに外回り営業をやらせるなんて、黒柳徹子を大リーグのマウンドに立たせてノーヒット・ノーランを命じるくらい無茶なんだっつーの。弊社の人事部はまずそこから理解しほしい。
だいたい営業なんてできっこないから、入社した当初からハイパーメディアクリエイター部志望だったし、そこでコツコツやってきたのにさー。
■って、ちょっとグチっぽくなっちゃったけど、「これまでのハイパーメディアクリエイター部での経験を培って、四月から心機一転、新しい環境でがんばります!!!!!」みたいに、自分で自分をだますようなわざとらしいことを何の抵抗もなくさらっと云えちゃうほど、いままでいい加減に働いてないからね。異動がつらいのも、これまでの仕事をちゃんとやってきたからこそ。
──いや、これまでの仕事がどうだったかなんて、おまえじゃなくて人事部が評価するとこだから(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
そうかもしれないけどさ…。
■でもまあ、「営業なんてヤだ」とか云っていまの仕事にしがみつくことに執着し続けるのもなんかちょっと違うなとは思わないこともないので、これまでのハイパーメディアクリエイター部での経験を培って、四月から心機一転、新しい環境でがんばります!!!!! 1ミリ秒でも早く、元の部に戻りたいけど。
■さて、外回りの営業と云えば、車の運転が必要になってくるわけですが、おれは運転免許を取って10年、まったく運転したことがないんですね。完全なペーパードライバー。「ペーパードライバー」で検索したら半蔵商店がトップに出てくるんじゃないかってくらいペーパードライバー。
まさかタクシーの後部座席に乗って営業するわけにもいかないので、自分で運転できるようになるためにも、昨日は「ペーパードライバー路上教習」なるものを受けてきました。レンタカーの助手席に教官氏に乗ってもらって、都内の道を走り回ること4時間。ふだん使わない神経と筋肉を使って疲れた。教習を終えて部屋に帰って、「たけのこの里」 をまるまる一箱食べてしまった。
4時間もクルマを運転するなんて人生で始めてなので、不慣れな運転のため、周囲のクルマに都合1ダースくらいクラクションを鳴らされた。すいません。でも、おまえらだって運転初心者の頃があったんだろ。偉そうにクラクション鳴らしてんじゃねーよバーカ。言い過ぎましたすいません。
■しかし、クルマってすごいね。あんな複雑怪奇な機械をたくさんの人が操縦してるなんて信じられない。おれのようにクルマにまったく興味のない者には、クルマが運転できるなんて超能力の一種としか思えないんだけど。
あ、あと、「ハンドルを握ると気が大きくなるタイプ」の人っているじゃないですか。おれはどうもその逆で、ハンドルを握ると気が小さくなるタイプのようです。なんかイシュクしちゃうんだよね。
誰がかじったかもわからない食いかけのリンゴのマークをくっつけて平然としているパソコン(なんて名前だっけ? 忘れた)を2台、職場で買うことになったので、リンゴ社は直販もやってるのでリンゴ社に電話したら、やたらのらりくらりしたしゃべり方の男性が出てきて、「当社の27インチ一体型PCは世界的に在庫がないので……納期に一ヶ月 はかかりますね……ええ……(談)」みたいにのらりくらり云われたので、てやんでえ一ヶ月も待てるかっつんだべらぼうめ、こちとらエデッケでえ、と、江戸っ子ではないけどそういう心持ちになったので、スタコラと渋谷の公園通りにあるリンゴ社の直営店に行ったら、27インチ一体型PCの在庫が普通にあって、普通に売っていた。なんだよ、一ヶ月待ちって。
それはいいんだけど、店の兄ちゃんがやたらリンゴ保険みたいなのすすめてくんのな。何年保証がどうのこうのとか。まあ、それをやんわり振り切って、カードで精算して、パソコンを職場まで宅配する手はずを整えてもらった。で、ふつうこの時点で「○月×日△時にパソコンを届ける」みたいな控えというか伝票というか、まあそういうジャンルの紙切れをもらうと思うんだけど、くれないのね。「控えはメールでお送りしますから」と云ってくれるだけで。総額だいたい三十万の買い物をして控えをもらえないのは、ちょっと心もとないなー。と思った。実際、控えはいつまでたっても送られてこず、三日後、控えが届かないままパソコン2台が会社に届いた。荷物の方が控えより先に届いてどうする。
それはさておき、会社の経理にパソコンの代金の領収書を提出したら、領収書だけじゃダメだ納品書も出せや、この白衣小僧が、と云われた。しかし、宅配の控えすらもらえなかったのに、納品書などという上等な物が送られてきてるわけがない。しかたないので、パソコンを買ったリンゴ社渋谷店に電話したら、電話口から「学生のみなさん、いま○○を買うと一万円分の、△△を買うと五千円のクーポンがどうのこうの」という自動テープの案内が流れてきた。あのさ、あのさ、おい、フリーダイヤルならまだしも、なんでこっちが電話代払ってる電話で広告を聞かせられなきゃいけないんだ、おい。
まあそれはいいとして、電話口に出た店員氏に納品書をメールで送ってもらうよう伝えた。
〜〜〜 一週間ばかりの月日が経過 〜〜〜
_,,,..,,,,_
./ ,' 3 `ヽーっ
l ⊃ ⌒_つ
`'ー---‐'''''
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
一週間ばかり経っても、まだ納品書が送られてこない。先日の電話は何だったんだろう。しかたないので、再度、リンゴ社渋谷店に催促の電話。するとまた例の「学生のみなさん、いま○○を買うと一万円分の、△△を買うと五千円のクーポンがどうのこうの」という大変おとくな情報をわれわれ消費者に伝えてくださる自動テープの案内が流れてきたのち、店員氏が出る。店員氏に納品書を送るよう伝えると、いったん電話が保留になり、さっきの店員氏より階級が高そうな人間が出てきた。で、この階級が高そうな者いわく、「そういうのはこちらでは応じられない。xxxx-xxxx(電話番号)にもう一度電話してほしい」。
しょうがないので、xxxx-xxxxに電話し、納品書をPDFファイルで送ってもらうようお願いする。そしてその15分後、納品書がおれのもとにメールで届いた。パソコンを購入して実に十一日後のことであった。しかもその納品書には当社の所在地が間違って記されており(二行目と三行目が入れ替わっているという謎のミス)、うーん。
■二月四日(月)
團十郎逝去の報道。スポーツ紙、タブロイド紙を買う。
■二月五日(火)
團十郎逝去の続報。スポーツ紙を買う。
■二月六日(水)
インターネットで国立劇場の三月の切符を買う。
三月は、国立、演舞場、赤坂ACTシアター、ル・テアトル銀座、と、四つの芝居小屋で歌舞伎をやる。むしろ三月は、歌舞伎座こけら落としに備えて、客の飢餓感を煽るためにも歌舞伎はやんないほうがいいのではないか……と思ったりする。
■二月七日(木)
『オデッサの階段』という番組をテレビジョンで放送していて、建築家の隈研吾を特集していた。番組内のナレーションで「リニューアルオープンする歌舞伎座」みたいな横文字を使っていた(と記憶している)。リニューアルオープンて。パチンコ屋か。と思った(と記憶している)。
■二月八日(金)
歌舞伎座こけら落とし切符の抽選販売は今日で締め切り。当日消印有効。
gocoup のCDをamazonに納品しがてら、往復はがきを渋谷郵便局で出す。
■二月十日(日)
朝。うがい手水に身を清め、姿勢を正してPCの前に座り、チケットweb松竹に接続、片手にケータイ(117の時報を聞く)、片手にマウスで、日本標準時10:00:00の時報とともにログインして、とりあえず初日(4/2)の第二部と第三部を買う。第一部も欲しかったけど、それは売り切れてた。いちおう抽選販売の往復ハガキも出しているので、それが当たることを祈っておく。
しかし拍子抜けしたのは意外にもチケットが買いやすかった、ということで。正直ここまで気合を入れなくても買えてましたねこれ。笑
午前10時前後はウェブサイトが混雑してて入りづらい、ということはあったけど、いったんサイトに入ってさえしまえば、ね、初日の第一部以外はチケット選び放題の買い放題だった。'11年7月の海老蔵復帰や、'12年6月の猿之助襲名のほうがだいぶ取りにくかった。いや、別に買いやすいことに文句を云うつもりはない。が、チケットあんまり売れてないのか、と要らぬ心配をしたくなる……まあ、公演日が近づけばまた売れ始めるのかもしれない。
■二月十一日(月・祝)
朝。うがい手水に身を清め、姿勢を正してPCの前に座り、国立劇場チケットセンターに接続、片手にケータイ(117の時報を聞く)、片手にマウスで、日本標準時10:00:00の時報とともにログインして、三月の玉三郎の琉球芸能公演のチケットを……………買えなかった。即、売り切れた。
十数分間にわたり、PCの前で粘ってみたが、売り切れは売り切れ。ふて寝する。
(ふて寝AAは略。)
三十分後、ふて起きる。ふて起きるっていう日本語があるかどうかは知らないが、玉三郎の切符があきらめ切れず、再度パーソナルなコンピューターの前に座り、国立劇場チケットセンターに接続。
すると意外なことに、なぜか売り切れてたはずのチケットが買えた。日頃の行いが良い。
■二月十三日(水)
渋谷のコンヴィニエンスなストアーに立ち寄ったら、棚に一ヶだけではあるが獅童の『湘南獅龍麺』が残ってるのを発見。コンビニに並ぶ新商品ラーメンのサイクルを考えたら、かなり長持ちしたほうではないか。
このラーメンは、昨年十一月に発売されてから、おれも五回くらい食べた。元日には、おせちのエビでダシをとって、モチを投入して食べた。
ちなみに
amazonではまだ買えるようですね 。それと、
amazonではgocoupのCDも買えるようですね 。
■二月十七日(日)
朝十時を待って来月の銀座の海老蔵歌舞伎のチケットを買おうとする。しかし、「あ、おれはもう松竹歌舞伎会の会員だから、一般発売日の前日にはチケットを買える身分なんだ」ということに、この日の朝九時半ぐらいになってようやく気づく。
松竹のサイトにつなぐと、目星を付けていた席(=週末の二等席)はけっこう売れてしまっている。が、とりあえず一枚買えた。
■二月二十一日(木)
■二月二十三日(土)
日生劇場にて、二月大歌舞伎。昼の部。前回に見た歌舞伎が1/26(演舞場の千穐楽)だから、ほぼ一ヶ月ぶりの歌舞伎。一ヶ月も歌舞伎を見ないなんて、生命に関わるよ。
席は2階席の最後列。と書くと、苦難と試練に満ちあふれた逆境のような席を想像するかもしれないが、けっこうちゃんと見えた。
なにはともあれ染五郎が復帰できて良かった。あと、芝のぶが良かった。今月の亀鶴は、なぜかあまり亀鶴っぽくなかった気がする(悪いという意味ではない)。
しかしこの日生劇場って芝居小屋の客席の内装は、なぜか「深海を舞台にした、PCエンジンのシューティング・ゲーム」って感じがするな。どんな比喩だ。
■二月二十六日(火)
歌舞伎座こけら落としのチケットはずれましたよー。っていう意味の日本語が書かれた往復はがきの半分が松竹から送られてくる。それはいいんだが、4枚の往復ハガキを出したのに、返事が3枚しか届いてない……。ま、ハズレってことですね。
■二月二十八日(木)
この日記を書いて、半蔵商店にアップする(日付が変わって3/1となりましたが)。
二月は部屋が寒かったのと
gocoupのtumblrサイト を作ってたのとで、更新少なくてすいませんでした。
10
■しかし、夜の散歩を楽しむにはうってつけの気候だったので、スターリィ・ナイトに火を点け、乳白色の煙を吹かしながらそのまま歩き続けた。
十分ばかり歩いた頃だろうか、それこそ倫敦のような濃い霧が俄かに立ち込めてきた。そろそろ帰ろう、という考えが頭をよぎるが、ここで帰ってしまったら何かを見逃してしまうような気がして、夜霧の中の散歩もまた一興、と自分に言い聞かせて先へ進んだ。
■さらに五分ばかり歩いたところ、煌々と灯りを放つショウ・ウィンドウが霧の中に浮かんでいるのが目に入ってきた。飲み屋ではなく、宝石店か画廊か高級なケーキ屋のように見受けられた。あたりは人通りも無く静かな一角で、この店以外はみんなもう閉まっていた。
近寄ってみて眩しいばかりの大きなウィンドウを覗き込むと、さして広くはない店内はまだ完成しておらず、空の棚がいくつかあるだけだった。
店内には、ホテルのドアマンだかベルボーイだかのような身なりの、様子のよい十二三歳の少年三人が、この真夜中近くに大きなダンボールを運んだり絵図面を広げたりしながらなにやら話し合っている。なんの店だかまったく見当が付かない。そもそも店なのだろうか。
ふと店の入り口である重厚なドアーの上に架けられた看板を見ると、そこにはなんと
<gocoup's candy store>
と品のよい書体で記されているではないか!
11
■小僧さん、と呼ぶには似つかわしくない少年たちに、いささか気後れしつつ声をかけた。
「君達、このお店は──」
一人が返事をした。
「電子音楽レーベルの<gocoup> が開発した、新しい飴玉を売る店です」
「飴玉?」
「ええ、gocoupのM氏がヴェネツィアの研究所と共同で開発した、耳と舌で味わう飴玉です。ひとたび口中へ入れますと聴覚に直接作用して頭の中に電子音楽が鳴り響くのです」
「真逆」
別の少年が4粒の飴玉が入った包みを手渡してきた。
「お試しになりますか」
その包みには、gocoup.1002と記されていた。gocoupの新作は、レコード盤ではなく飴玉だったのである! gocoupのM氏に一杯食わされたような気分になった。世界公演の日程を取り消してまで、新作の発売を延ばし延ばしにしてまで、こんな戯事にかまけていたのだろうか。
■差し出された飴玉4粒は、橙色、銀、水色、ペパーミント・グリーンで、どれも綺麗に透き通っていた。中にラメのような細かい粒が幾らか含まれている。半信半疑でペパーミント・グリーンを口に含んだ。そうしろと云われた訳ではないが、自然に目を閉じた。口中に、まがい物ではないちゃんとした薄荷の味が広がる。
しばらくすると、実に奇妙なことに、私の頭の中に電子音らしき音で構成された音楽が鳴り響き始めた。そしてその音楽は果たして、T氏より贖ったルクセンブルグ産のレコードに録音されていた4曲目とまったく同じであった。と、感ぜられたのは、バレヱ帰りのトスカーナ産の飲み過ぎによるものなのだろうか。
(了)
──────
──気は済んだか? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
はい、済みました。( ・ω・)ゞ
発売延期に次ぐ発売延期を繰り返し、発売前から廃盤になったとも云われる東都の電子音楽レーベル<gocoup> の新作。内容もタイトルも一切不明で、gocoup.1002というその規格番号のみが伝えられている。
7
■霞町に住む英国人の蒐集家から、T氏はgocoup.1002と思しきレコードを譲ってもらった。T氏によると「まァ海賊盤ではあるが、極めてマスター・テープに近い状態の音源」だという。
T氏は使い古されてぼろぼろになった黒く大きな鞄から、曰くありげなパラフィン紙の包みを取り出した。
■ガサゴソ云わせながらパラフィン紙を解くと、何も書かれていない藍色のザラザラした紙のスリーヴに入ったレコード盤が出てきた。そのレコードのレーベルにはごく小さな活字で「gocoup.1002 MADE IN LUXEMBOURG」とだけ記されている。溝の模様から判断すると4曲入りのようだ。
■三杯目のジョッキを傾けながらT氏が語るには、先の英国人蒐集家R氏が商用でデンマークに訪れた際に小さな港町の骨董屋で仕入れたものらしい。
「Rさんから二枚買ったので、良かったら一枚お譲りしますよ。廉くはできませんがね」
飛び切り上等な二人前の洋食が三回食べられるだけの額を支払った。T氏は一風変わった人ではあるがペテンを働くような人ではない、ということもあるし、真贋定かでないレコードに大枚叩く酔狂な自分を演じてみたかった、ということもある。そして何より、gocoupの新作が一刻も早く聴きたかった。
8
■帰宅して早速レコードを再生した。未来派めいた清冽な電子音がスピーカーから流れてくる。海賊盤にしては音質は惡くなかった。しかし、肝腎のところはどうなのだろう。この音楽は、gocoupといえばgocoupだし、gocoupでないといえばgocoupでない。はたして、これは本当にgocoupの新作なのか──
9
■それからしばらく経った十一月の晩、帝劇でバレヱを観た。いつもなら観劇の帰りはすぐに市電に乗るか自動車を拾うかしてまっすぐ帰るのであるが、十一月にしては暖かく気持ちの良い雨上がりの宵であったので、一寸遠回りをして裏通りにある新装開店のカフェーに立ち寄り、普段飲まない葡萄酒を飲むことにした。舞台の余韻も手伝って杯が進む。
多少飲みすぎた心持になって店を出て表通りに戻ろうとしたが、普段足を運ばない道であるし、酔っていることもあり、あっさりと迷子になってしまった。はて、吾は何処に在りや。
──────
──なあ、まだ続くのか、この芸風の作文は……(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
すいません、もうちょっと続けさしてください。( ・ω・)ゞ
4
■「フル・アルバムにも関わらず総演奏時間はわずか17秒」「いや、レコード24枚組みの大作である」「第一次大戦以前に製造された電子楽器のみで演奏されている」「ただ、波音と象の啼き声が入っているだけだ」「存在しない活動写真の為の伴奏音楽らしい」「電子音楽が量子重力の変換解釈学との境界を侵犯した問題作」「すべての高等学校の化学準備室に捧ぐべき傑作」等々巷間に噂されるもいっこうに発売されない東都の電子音楽レーベル<gocoup> の新作は題名すら発表されておらず、ただgocoup.1002という規格番号のみが伝えられている。
当のgocoupのM氏も、件のミュンヘン講演以降は公の場で発言をしていない。
5
■電子音楽愛好家の特徴は、オペラやタンゴのそれよりも明確である。食べ物にうるさく、本をたくさん読み、神経質である。夏を好まない。そして、大概は肥っているか痩せているかしていて、中間の者が少ない。
日本橋のMデパアトの大食堂でT氏と会ったのは八月か九月の土曜日の午後であった。いつも紺色の着物と鼠色の袴で現れるT氏は電子音楽に精通した事情通であり、よく肥っていた。
■久しぶりに会ったT氏もまた、多くのgocoup愛好家がそうするように、gocoupの新作が遅延している件をまるで我が事のように嬉しそうに憂えてみせた。
恰幅のよいT氏はジョッキの生ビールを飲みながら、酒肴代わりのつもりかオムレットをアッという間に平らげ、すぐさま給仕にカレーライスにカツレツを乗せて持ってくるよう命じた。
サンドヰッチと珈琲だけの私が、生命力の弱い仔犬か何かに思えてくるが、それはさておきgocoupの新作が遅れに遅れている件をT氏に訊いたところ、次のような回答が得られた。
「それはですね、彗星、ほうき星の運行が関係しているのです! このキネオラマのような宇宙を、土星のハイカラな輪っかのあたりからやってきたゼンマイじかけの赤くて大きなほうき星が地球とお月様の間をちょうど通過していましてね。それが地球上の時間の流れに作用して、gocoupの新作を遅らせt
■こういった、タルホ的記号を羅列して悦に入ることを、私は余り好まない。
よく食べよく飲むT氏に付き合ってつい頼んでしまったクリームソオダのアイスクリームをストローで攪拌する作業に私は集中し始めていた。gocoupの音楽もT氏も、どこか夢見がちなところがある。プラタナスとガス燈が立ち並び星が瞬く清潔な都会の夜だけが世界ではあるまい。
6
■しかし、さすがは事情通のT氏。一通り発言の中に自分のタルホ的語彙を混ぜ込むだけ混ぜ込んで満足すると、扇子を仰ぐ手を急に止めてこう続けた。
「実は、そのgocoup.1002を手に入れましてね」
11/4(日)新橋演舞場 夜の部
■熊谷陣屋
最後、引っ込むときの松緑の顔がよかった。
■汐汲
翫雀よかった。
■四千両
かなり不思議な芝居。牢屋のシーンが目玉らしいのね。でも、その牢屋シーンがきわめて地味なので、あんまり目玉っぽく見えない、という。笑
芝居というか、半ば「江戸時代の牢屋内ドキュメンタリー」なので、牢屋内の細かい描写が延々と、ミニマルな不条理演劇のように続く。
どんな小さな社会にもそれなりのルールや習慣が形作られるんだなあ、とか、まあそういうことを思った。あと、ちょっとスタンフォード監獄実験のことを思い出した(←安直だ)。
あと、牢屋のシーンにたどり着くまでがいろいろカットされててたので、断片的な印象が残る。
菊之助は世話物に出ると、いい男すぎて浮いてしまうきらいがある。と、すでに何回か思ってるようなことを改めて思う。
11/11(日)明治座 昼の部
■天竺徳兵衛新噺
こちらのエントリをどうぞ。
11/18(日)新橋演舞場 昼の部
■引窓
梅玉の淡泊さが、いい方に出てたのではないかと。
■文七元結
この昼の部だけで、上方と江戸の風情を両方味わえてお得だなーと思った。
おととし赤坂で見た中村屋版ほどドタバタさせず、すっきりまとめてある。ちなみに赤坂の中村屋verは、終盤の「襦袢姿の女房が屏風越しに挨拶するときの首の角度」、にいちばん笑った思い出があります。
11/24(土) 国立劇場
■浮世柄比翼稲妻
鈴ヶ森の高麗蔵が、しゅっとしててよかった。個人的には今月のMax/MSP。あ、間違えた、MVP。
しかし、国立劇場に足を運ぶときの気分は、「歌舞伎を見に行く」というよりは、
「旧ソ連の役所になんらかの書類を提出しに行く感じ」 に近い。いっそ、あの場所を引き払って、もっと華のある土地に引っ越してはどうか。
三階席で見てたのですが、おれのすぐ後ろに座っていたハタチ前後の女子三人組が
(*´・∀・)「なんか声出してる人がいたね」
(・∀・`*)「
『吉野家!』 とかね」
(*´・∀・) 「あれってどういう意味なんだろう」
(・∀・`*)「
“いいね!” ってことなんじゃない」
(*´・∀・) 「フェイスブックか!」
などと話しておられました。
11/25(日)明治座 昼の部
■傾城反魂香
序幕の虎がよかった。
幕間にイヤホンガイドで右近が宣伝させられてたアイスモナカを売店で買ってみたら、なかなか美味しかった。モナカの生地が細かくて、あと中身はアイスクリームじゃなくてソフトクリームだったかな。美味しいので二つ食べてしまいました。
■蜘蛛絲梓弦
予算の都合で三階席だったんですが(というか、まあたいてい三階席なのですが笑)、これは一階席で見て猿之助の早変わりを堪能すればよかったかなあ…。
幕切れの時、一階席最前列の中央の客がクモの糸まみれになってて、
『所さんのただものではない!』のエンディング みたいになってました。って、西暦2012年にこの比喩は伝わるんでしょうか。
家にあったドミノピザの1000円引きクーポン券(3枚)の期限が近づいてきたので、有効活用すべく二日連続ドミノピザを発注するという、かつてのフランスの王侯貴族でさえなしえなかった贅沢をしてみました。うん、王侯貴族というか、完全に資本主義社会の罠にはまってる庶民ですね。
そういえば、ピザを受け取るとき、配達の人から「今日は配達にお時間がかかりましたので……」と、新たに「500円引きクーポン券」をもらってしまったなあ。もらった以上は、使いたくなってしまうなあ。まさにクーポンスパイラル。
ちなみに、このクーポンとは別に、ドミノピザを頼むたびにデフォルトで15パーセント引きクーポンも付いてくるんですよね。
いったん、手持ちのクーポン券を全部捨てる勇気を発動させないと、いつまでもこのクーポンのドミノ倒し(ドミノピザだけにネ!)を断ち切れないような気がする。
クーポンのドミノ倒し(ドミノピザだけにネ!)。
──なにその大して面白くないことを2回繰り返すことでオンエアで使われようとする品川メソッド (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
■昨日は早朝から、築地「井上」のラーメンを食べてきました。半蔵商店でございます。「お盆にこぼれるありき」のスープの量はいささか面くらいましたが、チャーシューがなかなか美味かった。
■さて、ツービートのフランス政府から勲章をもらった方と、とんねるずの大きい方が、先月から日曜夜八時にテレビ番組を新しくはじめたのですが、その視聴率が振るわないんだそうです。
かつて『元気が出るテレビ』(は、べつに好きじゃなかった。が、唯一好きだったのが、番組末期の'96年頃にやってた「なりきり尾崎豊」 みたいなやつ。あれはYouTubeに誰か心ある人はアップしてほしい。そのためにコンピューターってのは発明されたわけだから)が放送されていた日曜八時枠に再びたけしを召還し、さらにダウンタウンの裏番組に石橋貴明を持ってくる、という、テレビ好きにはたまらない顔合わせですが、今の世の中そうそうテレビ好きの人ってのはいないのかもしれません。
■しかし、たけし+石橋で新番組というのもけっこう面白そうな試みではあるのですが、20世紀の終わり頃にやってた、「両雄並び立たず」とgoogle検索したら「もしかして:タケシムケン 」と表示されてもおかしくない例の番組を思い出さずにはいられません。
や、たけし石橋の新番組は、おれは第一回を見ただけで、第二回は録画しただけで、第三回は録画すらしてないので、四の五の云う資格はないのですが。
■さて、なぜこの番組が(少なくともいまのところは)あまり好調でないのか考えたのですが。
ひょっとしたら、石橋は「日曜には見たくない顔」 なのではないでしょうか。見たくないとは「嫌いだから顔を見たくない」という意味ではなく、「あんまり見たくはならない」という意味での見たくないです。伝わりますかね、これ。
たとえば、サザエさんを、日曜ならさておき、木曜とか金曜とかにあんまり見たくはならないですよね。そういう意味の「見たくない」です。
■というのも、石橋って決定的なまでに「火曜か水曜か木曜の顔」 なんですね。
というのも、'90年代のとんねるずは「火曜・TBS→水曜・日テレ→木曜・フジ」というスケジュールで出演し、'00年代も石橋は木曜のTBSとフジに出てました。
つまり、われわれ人類の脳には、'90〜'00年代を通じて「石橋=火曜〜木曜の顔」という図式が刷り込まれてしまっている訳です。なので人類は、火曜か水曜か木曜には石橋を見たくなるけど、それ以外の曜日には石橋を見ようとはあんまり思わなくなるんですね。
そういえば石橋がMCだった『うたばん』は、一時期日曜日に放送してたのですが、すぐに別の曜日に移ってしまった、ということもありました。
■『タケシムケン』が上手くいかなかったのも、志村が日曜の顔じゃなかったから、かもしれません。志村はやはり土曜か月曜の顔(あと、ちょっぴり水曜)、であって、日曜じゃないんですよね。
これに対して、ビートたけしは「全曜日対応」といってもいい顔の広さ(って云えるのかな)です。
■なのでTBSは、たけし石橋の新番組を、「石橋のTBS曜日」である火曜か木曜に移せばちょっとは視聴率が伸ばせるんじゃないでしょうか。伸びなかったら、まあ、すいません。
あるいは、(曜日の話とは関係なくなりますが)おなじ日曜の遅い時間に移して、かつての『ドラキュラが狙ってる』みたいなトーク主体の番組にするとか。なんか好きだったなー、あれ。
■ちなみに、たけしの番組では'93年にやってた『ビートたけしのつくり方』というのが好きだったんだけど、この番組を覚えてる人がおれの周囲にほとんどいません。セットとかテロップの出し方とかカメラのアングルとかに独特の何かがあったよね、あの番組。
■
東京の電子音楽レーベルgocoup は、本日十月十日に、第十作品となる
「第二次大戦以降、王室の数が減った。」 の配信を開始いたしました。十分間の<非ミニマル>なドローンです。
タイトル:第二次大戦以降、王室の数が減った。
ユニット名:gocoup(ゴクウ)
レーベル:gocoup(ゴクウ)
フォーマット:ファイル(wav/mp3)
規格番号:gocoup.00
発売日:2012/10/10
とあるピアノ曲を加工し倒して作った素材に、なんかいろいろ足して作りました。秋が深まる季節にぴったりのドローンだと思いますよ。次々と風景が移り変わっていく感じが出せてるんじゃないかな。と自分では思ってるんだけど。
■資本主義国にお住まいの方も、社会主義国にお住まいの方も、無料でお聴きになれます。音源のダウンロード(wav/mp3)もできるようにしますので、もう少々お待ちください。
■この曲が気に入りましたら(気に入らなくとも)、アマゾンでgocoupのCDを買ってくださるとうれしいですー。amazon.co.jpでgocoupと検索するといろいろ出てくると思いますので、ひとつ。
来月の明治座 の夜の部、安い席を買い逃したので高い席になりそうなのです…。
■朝のマクドナルドで、ホットケーキとコーヒーを発注するわけです。
で、ホットケーキにシロップをかけて、バターをのせて、そして、コーヒーに付いてくるスティック状の砂糖、それをもホットケーキにさらさらとかけてしまうのです。
そしたら、ヂャリヂャリとした食感のホットケーキになります。シロップとバターだけで食べるよりも、味にも変化が付いて、よいです。
国民の皆さんもマネしていいですよ。
■って、おれが書いたところで誰もマネしないと思うのですが、テレビでたとえば千原ジュニアが
「マクドナルドのホットケーキあるやないですか。普通まあシロップ、バーッかけて、なんやったらバターも乗っけますよね。ほんで、『いただきます』と。いやいやいや、ちょっと待ってください。コーヒーに付いてるスティック状の砂糖かけてください。そっしったっら、一口噛むごとにヂャリッヂャリしてうまいねんて! もう、美味〜(笑)」
とかしゃべったらみんなマネすると思う。
関西弁はイメージです。文体模写も完璧なものだとは思っておりません。アラ探ししようとせず、エントリの趣旨を汲んでください。
──なにその言い訳がましい感じ。(゚д゚ )(゚д゚ )(゚д゚ )
■先週木曜日のアメトークで、スギちゃんがどうやれば芸能界に生き残れるのかを先輩芸人(というか、先に売れた芸人たち)がアドバイスする、という企画をやっておりました。その中でスギちゃんが、
「R-1グランプリ優勝を目指してがんばりたい」
みたいなことを云ってたのですね(録画を見返しながら書いてるわけじゃないので、正確な引用ではないですが、だいたいこのような趣旨だったはずです)。
■でも、R-1グランプリ自体、年々ありがた味も存在感も低下しているし、そもそも現状のR-1って、
「キャリアと年齢の割には伸び悩んでるピン芸人」と「舞台上で悪ふざけをすることでストレス解消しようとしている漫才コンビの片割れ」の大会
でしかないでしょう。こんな大会での優勝を目指すことに、はたして意味があるのかどうか。
だいたい、ここ数年のR-1優勝者のその後をみてると、R-1優勝の肩書きなんて、むしろ芸人キャリアにトドメを刺す、とは云わないまでも、「もうこれ以上の伸びしろはないです」というラベルとしか機能してないような気がします(ただしコンビ/グループでやってる芸人を除く。しかし、なだぎってさあ、前も書いたけどディラン以外ぜんぜん面白くないよね。しかもそのディランも友近キャサリンがいないとあんまし面白くない)。
■これはライブで本人が云ってたのですが、N山K太なんて仮にも優勝者なのに、東京進出してから仕事が激減して、いま変なバーでアルバイトしててハタチそこそこの先輩店員にこき使われてる日々らしいですからね。先日の『負け犬勝ち犬』(って書かれてもピンと来ないよね。今田東野がテレ東でやってる深夜番組)でも、荒れてる近況が放送されてましたが。
■ついでに書くと、今年のR-1も「スギちゃんがR-1でブレイクした」というよりは、むしろ「スギちゃんの売れていく勢いにR-1があやかって、かろうじてコンテストとしての体面を保った」というほうが適切だと思う。
■ということで、スギちゃんはR-1優勝を目指してはいけません。うっかり優勝なんかすると、あとあと大変です。
#別にスギちゃんファンではないですけどね、おれは。
# もちろん嫌いでもないですが。
## あと、R-1グランプリはいっそ関西ローカル番組にしたらどうでしょう。
## 関西以外に住むお笑いファンが、「なんか関西ではR-1っていうすごいのやってるらしいぜ」
## と勝手に過大評価/神格化して、コンテストにハクを付けてくれそうな気がします。
■さて、9/22(土)は、今月4度目の涎くり種之助を見てきました。いいじゃねえか。おれの稼ぎで涎くりを見てきて何が悪い。白状すると、涎くりの舞台写真も買いました。いいじゃねえか。おれの稼ぎで以下略。ともあれ、「寺入り」の場面は次いつ見られるかわかんないですからね。
このブログには涎くりのことばかり書きましたが、芝居全体のことについて書くと、良い芝居でしたが全体的な完成度は'11年9月演舞場の寺子屋に一歩譲るかな、という感じです。
梅玉の源蔵はひとり、なんというかテレビっぽいというか映画っぽい演技に感じられ、またそれが理由で舞台上の他の役者と上手くなじんでなかったように思へました。まあ山家育ちの小坊主が申し上げることですから、お気になさらずに。
■この芝居はいつも、無意識のうちに武部源蔵に焦点を当てて見ていたような気がしたので、今回は松王丸の心の動きにフォーカスを当てて見てみました。
「笑いましたか」と、ほとんど素の状態のような声を出すところに、小さな男の子を想う父親、であるところの松王丸の気持ちがいちばん表れてますよね。
■来年の秀山祭こそは、染五郎の松王丸、吉右衛門の源蔵、拙僧の涎くり、という顔合わせの『寺子屋』が実現するとよいなあ、と思っております。
■で、この日は演舞場で昼の部を見たあと、とあるお笑いのライブに行ってきました。そこで、とあるコンビが、
「もしも歌舞伎の助六がコンビニ強盗だったら」
というものすごい設定のコントをやってました。店員を脅した助六はレジの現金だけでなく歌舞伎揚げまでカバンに詰め、飛び六方でコンビニから逃げようとするのですが、店員が助六の背後からカラーボールを投げつけようとします。が、それはカラーボールではなく実は『蜘蛛の拍子舞』の蜘蛛の糸(=紙テープ)、という謎の展開。
最後は、店員役がレジを持ち上げるとレジの下からはなぜかツケ板が出て来て、店員がツケを打ちながら助六が「コンビニ強盗に、ご注意!」とか何とか云って見得をして、店員が助六に「中村屋!」と声をかけて終わる、という、謎の終わり方。
いやー、すごいもん見た。
■で、翌日9/23(日)は埼玉県川口市で西コースの巡業。
最初に市川猿弥(45)による歌舞伎ガイダンスがありました。猿弥(45)が素でしゃべる所を初めて見たのですが、ああいう体型でああいう顔のヒトってああいう話し方するよね、というこちらの予想を裏切らない質感のしゃべりで、面白かったです。ちなみに猿弥(45)の好きな食べ物はグラタン、嫌いな食べ物はかぼちゃ、だそうです。ひとつ賢くなれました。そうか、あの体はグラタンでできてるのだなあ。
で、『熊谷陣屋』がありまして、最後に『女伊達』。
『寺子屋』の翌日に『熊谷陣屋』を見ると、なんだか歌舞伎座さよなら公演の四月を思い出します。
『女伊達』ですが、こういう、吉原を舞台にした踊りは日本酒飲みながら見たいなー。でも巡業の会場はホール内での飲食ができないので残念。
■と、この土日のカブキ状況はだいたいこんな感じでした。
■いーちーにーちーにー、いーちーじーまーなー(中略)蔵商店でございます。
この土日は両日とも、新橋演舞場で秀山祭九月大歌舞伎の昼の部を見に行ってました。というか『寺子屋』を見に行ってました。というか涎くり与太郎(今月は種之助)を見に行ってました。いけませんか。
以前も書きましたが、今月の『寺子屋』は、涎くりファン垂涎の「寺入り」の場面をやるのですね。涎くりの出番が多いわけです。今月の筋書の上演記録ページを見る限り、寺入りの場面は平成17年4月の松竹座以来、トーキョーに限っていうと平成14年2月の歌舞伎座以来のようです。今回見逃すと、次はまたいつになるか分かりません(とか云って、半年後とかに上演されたりするかもしれませんが)。涎くりファンの方は、クラフトワーク『エレクトリック・カフェ』のスペイン盤(初回プレス)を売り払ってでも劇場へ足を運ぶことをおすすめします。
■さて、涎くり第一の見せ場と云えば、「へのへのもへじ」を書いて周囲の子供に見せびらかすところですが(そして冷たい視線を浴びせられるのですが。笑)、へのへのもへじを書く直前、一瞬なにやらひらめいた表情をするのですね。この表情は涎くりファンなら見逃せないポイントなのですが、'10年4月歌舞伎座の涎くり高麗蔵(※おれが初めて見た『寺子屋』なので、どうしても高麗蔵の涎くりが感覚のスタンダードになってしまう傾向があります)は涎くりなりにキリッとした表情を見せた(そう記憶してますが、記憶違いだったらすいません)のに対し、今月の種之助はもっとノウテンキというか、おかしみのある表情をしていました。
■お仕置きとして机に立たされるシーンでは、涎くりは線香と茶碗を持たされているのですが、線香がしだいに短くなるんですね。線香は実際に燃えてるわけでもなさそうだし、どうやって短くしてるんだろう。ときおり、茶碗に線香の灰を落とすしぐさをするのですが、そこにヒントがありそうな気がします。
お仕置きが不服なのか、頬を軽くふくらませて息を吐く、という表情を何回か見せるとこがよいです。
■下男とふざけるシーンでは、とつぜん女形風の演技を始める涎くりが見られます。ひょっとすると、この場面、役者の女形としての素質が問われるのかもしれません(言い過ぎか。笑。でも、基礎ができていないと、パロディやカリカチュアライズはできないよね)。シナを作ってなよなよする涎くりが楽しいシーンなんですが、ここ、猿弥('10年5月演舞場涎くり)でも見たい。笑
■やたら周りをキョロキョロしたり、教科書を無意味にパタパタさせたり、かすめ取ったお菓子を美味しそうに食べたり(ほんと美味しそうに食べる。笑)、と本当に落ち着きのない涎くりも、源蔵が戻ってきてからはそれなりに真面目になるところもおかしい。
菅秀才はもっと真面目で、他の子供が手を休めてるときも黙々と筆を動かしてます。
■「遊ぼう遊ぼう」とみんなで遊びに行くシーンで、一番小さい子役の机を運んであげるというのも涎くりの大事な仕事です(って昔からそうなのかどうか分かんないけど)。ここも見逃したくないとこですね。
いつだったか、誰にも(涎くりにも、年上の子役にも)机を運んでもらえず、自力で机を何とかしている小っちゃい子役を見たことがあります。大変そうでした。藝の道は厳しい。(´;ω;`)
■シャンシャンシャンとホウキを振り回しながら涎くりが出てくるシーンは、動きにキレというかメリハリというか、そういう「決めポーズ」感がほしいところですが('10年4月の高麗蔵にはそれがあったと記憶しております。記憶違いだったらごめんね)、種之助はさらっと流す感じでした。
■──などなど、涎くりについては引き続き観察と研究を重ねていきたいと思います。自分でも演じたいので。
しかし涎くりは、帰り道でお父さんに何を買ってもらったんでしょうか。ちょっと気になります。
■引き続き沖縄におります。おとといは友人と焼肉屋の食べ放題に行って、昨日は別の友人と別の焼肉屋の食べ放題に行ってました。そういう運命だったみたいです。二日目も意外と食べられました。
が、せっかくの夏休みも、実家の二階に保管(というか放置)してる雑誌やらCDやらの整理整頓で終わりそうです。捨てりゃいいんだけどさー。戦前の絵本とか、'60年代のLIFE誌とか、ディスクシステム(新品)とか、第一世紀の『暮しの手帖』とか(ボロボロ)。なんか帰省するたびこんな感じで何かしら整理整頓してるよな。もっとマシなことに時間つかいたい。セックスとか。
■さて本日の半蔵商店は、二週間以上前に新橋演舞場で見たカブキの感想文を、コザのネットカフェ(というか、「小銭を入れる料金箱が付いた有料制PCがひたすら並んでるだけの店」)よりお送りする、という人類史上初の試みに挑戦します。がんばります。
■桜姫東文章
福助の白菊丸は、少年というよりおばちゃんの声に聞こえたんだけどそれはさておき。
ポスターを見る限りもっと派手な演目かなと思ってたんだけど、地味な世話場が結構長く、見ててしんどいとまでは云わないけど、もっと派手でもいいのではないか、と思いました(じゃあ派手な演目を選んで見に行けよ、って話になりますが)。
福助、愛之助、海老蔵と役者がそろってましたが、芝居を見てる実感をいちばん与えてくれたのが萬次郎でした。芝居を引き締めていた、というか芝居そのものを動かしてた気がします。
■伊達の十役
海老蔵ファンサービス企画? ま、役がくるくる変わってくのは見てて面白いし、実際すごい。が、肝心の芝居が少々薄いような。
3階席だったので、宙乗りの海老蔵が間近に見えた。まあ、オモダカ屋的な華のある宙乗りでなく、かなりストイックな宙乗りでしたが。笑
『桜姫東文章』に引き続き、こちらも萬次郎が良かった。今月の演舞場は、見る前は海老蔵月間だと思ってましたが、実際は萬次郎月間だったのかもしれません。
■そういえば、8/23は、親戚宅でおばさま方とともに、日本放送協会のテレヴィジョン番組『新・猿之助誕生』を見ました。
「猿之助と猿翁は親子なの?」 (゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)
とか、おばさま方がたびたびそういう質問を発射してきたのですが、たしかにカブキ見てないとそういうの分かんないよね。おれも二年半ほど歌舞伎を見てますが、そういう親子関係とか親戚関係とかは、正直あんまり把握してない……'`,、( ;'∀`) '`,、
■染五郎丈のニュース、遅れて知りました。早く回復するといいですね。
■八月って、夏本番というよりは「暑めの秋」だと思うのですが、そういうのは、まあ、人それぞれあるから強くも云えません。半蔵商店です。
■さて本日、Yagyaの新譜が出るとのことで、さっそく買ってきました。Yagyaとは、アイスランドの音楽ユニットです。
Yagyaの日本盤が出るのはたしか初めてだと思うのですが、帯には
「ヤグヤ」 と記されています。ずっと
“ヤギャ” って発音してたなあ…。ちなみに新譜のタイトルは『The Inescapable Decay of My Heart』です。長い。わかりやすい邦題付ければいいのに。
まだ聞いてないのですが、のっけからジャケが趣味じゃないです。そういえばセカンドもジャケがいまいちでした。文句が多くてすいません。
今作はボーカルをフィーチャーしているそうですが、うーん、「エレクトロニカ系のCDにボーカルが」と聞くだけで、つい身構えてしまうのはおれだけだろうか。まあ、おれみたいなタイプの人間は、日本盤ボーナスディスク(=ボーカル無し版)を聞けばいいのでしょう。
お盆休みに聞いてみたいと思います。
■あと、ターンテーブルとPCをつなぐ用に、ちょっと良いオーディオケーブルも買いました。4500円くらい。
いざつなげてレコードを取り込んでみると、んー、とくに音が劇的に改善……ってことはなかったです。もしかしたらレコード針の設定がまだまだ甘いのか。
∴
ターンテーブルの動作確認のため、なにかかけるレコードはないか部屋を探したところ、数年前のシスコ新宿アルタ店の閉店セールで買った7インチが十枚ばかり出てきたので、それを小一時間ほど取っかえ引っかえして、PCに取り込んでみました。
あまり面白くない曲も、
78回転 で再生すると、ちょっとは面白く聞けます。78回転モードが付いてるターンテーブルで良かった。
この閉店シスコ7インチ群については、また改めて(←と予告した記事は書かれないのが世の常)。
■昨日は午前中から渋谷の楽器店で
nanokey2 とターンテーブルを発注。その後、レコード屋とブックオフをちょっとのぞいて銀座へ移動。ポロシャツ(3割引)を買って、とある小さな神社で来月の演舞場の切符が手に入るようお願いして、前から気になってた庶民的な鰻屋で鰻丼 feat. 日本酒1合。てくてくと日本橋に移動して、眦膕阿悄
そう! 東京のデパートは七月が似合うのです。おれはこのことを、世界デパート学会において、'04年のジュネーブでも、'07年のザルツブルグでも、'10年の富山でも、そう主張してきました。
──あるのか? そんな学会…( ´д) ヒソ (´д`) ヒソ (д` )
あの、呉服フロアの冷房の冷気とお香の匂いがミックスされた感じがたまらん。デパ地下の和菓子屋のショウケースに水ようかんが並んでる感じとかもいいよね。
話を戻すと、眦膕阿慮睇フロアの甘味処でかき氷を食べ、地下の食品売り場で
ガレッジセール川田似の女店員 に妹夫妻に送る菓子を発注(
先日の携帯電話のお返し )。ついでに自分用にエイタロウ(←漢字の画数が多すぎるのでカタカナで)の飴を買って眦膕阿鮟个董近所の「うさぎや」でどら焼きを二個買おうかなと思いつつも理性を働かせて一個だけ買ってから、日本橋三越をぶらぶらして、気が済んだので家に帰りました。以上、昨日の日記。
■さて、ここからが本題なのですが、みなさんターンテーブルご存知ですね。そう、かつて
KLFがアムステルダムでライブ中に客に投げつけたあれ です。ようするにレコードプレイヤーです。上に書いた通り、それを昨日買ったわけなのですが。
生まれて初めてですよ、ターンテーブル買うの。や、いまからスクラッチDJを目指すわけではなくて、アナログレコードをmp3やwavに変換するために買いました。
機種は
stantonの「T.92 USB」 です。一つ格下の「T.55 USB」という廉価版もあるんですが、ここは節約するところではないだろう、という気がしてT.92にしました。その名の通り、USB端子が付いてるので、PCにレコードの音を取り込む際に便利、ということらしいです。どこがどう便利なのか具体的にはまだよく分かりません。現物はさっき届いたばかりなのです(このT.92を届けてくれた宅配便の人は、しかし、
例の中村橋吾似の兄ちゃんではなかった )。
■ターンテーブルを買うのはこれが初めてなのに、レコード自体は中学のころから、ピチカート・ファイヴの
『Free Soul 2001』 を皮切りに、渋谷系やらテクノ系やらマーティン・デニーやら、細々と買い続けてたんですね。
レコードプレーヤーなんて持ってないのに、レコードを半ば
12インチ四方のトレーディング・カード のように集めていたわけです(枚数はたいしたことなくて、実家にある分も合わせて百枚もないと思う)。集めたレコードは、たまにDJする機会がある時にかけたり、ごくたまにレコードプレイヤーを持ってる親戚の家でカセットにダビングしてもらうときくらいしか、実際に耳にすることはありませんでした。なんのためのレコードだよ。
ですが今日、家にT.92 USBが届いたことで、ようやくおれの持ってるレコードがトレーディング・カードではなく、ちゃんとまっとうにレコードの役割を果すことになるわけです。よかったよかった。
■ということで明日からは、レコード屋にならぶレコードを「トレーディング・カード視」することなく、ちゃんとCDと同じ音楽ソフトとして扱うことができます。これまでは、うかつにアナログ盤をジャケ買いしても中身を聞くことができませんでしたが、明日からはちゃんと聞くことができます。
これからは、この地球上にあるCDだけでなくレコード盤も聞くことができるようになったのだ!と考えると、急に視野が開けてきた気にさえなってきました。単純ですか。
(付記)
そういえば、沖縄市一番街の普久原レコードで、ピチカート・ファイヴ・モデルのコロムビアのポータブル機を買ったことはある。でも、あれは実用でなくあくまでコレクション用という意識で買ったので、数回しか使ってません。
■佐藤可士和改め四代目猿之助の襲名披露公演も二ヶ月目。先週土曜日、演舞場に昼の部『ヤマトタケル』を見物して参りました。
■スーパー歌舞伎は初めてだったのですが、正直、あの東洋と西洋が正面衝突したセンスの衣装/意匠は少なからず抵抗あったんですね。でも、食わず嫌いしてると人生において見逃すことも多々あるので、先入観は捨てて見ることにしました。
■江戸時代の演目よりも、昭和61年製の演目を2012年式にアップデートする(改変していくことではなく、上演にたえうるクオリティやセンスを維持していくという意味です)ことの方がよっぽど難しいのだろう、とは思います。江戸はもうこれ以上古くならないけど、昭和はそれこそ日に日に古くなっていく世界だから。
その昭和61年の世界に同時代性を吹き込むのが猿之助で、普通の歌舞伎とはまた違ったかっこよさがありました。序盤の、影武者を使った一人二役の演じ分けとか。
■劇中、ところどころ昭和っぽいなーと思わなくもない部分があったけど、ゆくゆくは改善されるのでしょう。
通常の歌舞伎の三倍くらいの早さのアクションや、ストロボの中の立ち回りとかが印象に残ってます。
あと、猿弥と、弘太郎が良かった。
カーテンコールに猿翁が登場すると、客席は総立ちでした。
■あ、ちなみに桟敷席でした。幕間の食事はうな重を発注しました。うなぎが好きだから、というのもありますが、男が一人で華やかな弁当広げてもさー。笑
∴
■この日の晩、YMOのコンサートがインターネットで中継されたのですが、おれはブラウザだかプラグインだかの調子が悪く、見られませんでした。でも、自宅にいながら何でもかんでもインターネットで見(ら)れると思っちゃいけないよね。
なので、YMOの代わりに、録画しといたアメトークを見ました。
■
gocoup の新しい曲、
「le petit ninja de l'étoile」を配信中 、と前のエントリでお知らせしました。
のですが、配信ページのデザインが文字だけでちょっと寂しかったので、
ニンジャの絵を足しました 。
■それと、すっかり忘れてたというかそもそも意識してなかったのですが、iTunesとかで表示されるアートワークっていうんですか、要するにジャケットがわりの画像を用意してませんでしたので、それも作りました(上図参照)。テクノの白ジャケ12インチシングルみたいですね。配信ページでは600×600ピクセルのを置いてますので、必要な方はどうぞ。
(しかし、LP時代CD時代を経て、なお、音楽は「正方形の視覚的イメージ≒ジャケット」とセットじゃなきゃいけないのでしょうか。)
■と、このように、LPやCDと違って、リリースした後もいろいろと変化を加えていけるのがファイル配信の良さかもしれません。
ひとつの曲を、パソコンソフトみたいに「Ver1.12」とか「Ver0.95」とか「β版」とか、細かいバージョン違い(というか制作過程の段階)ごとに発表できますね。
Ver1.3では無くなったシンセの音が、Ver1.4では復活していた、とか、「いや〜、最終版のVer2.25よりも、Ver1.7〜1.8くらいの感じが好きだな、おれは」と云い出すやつが出てきたりとか、一つの曲のバージョンが20くらい存在するとか。
こうなると“完成”という概念がどんどん薄くなって、アーティストのほうもどのバージョンをもってして“完成”とすればいいのかがわからなくなったりとか。そもそも“完成”という概念自体がLP/CD時代の遺物なのか。
ジャケットだって何種類か作って、リスナーがおのおの好きなジャケットを選べるとか、そういうこともできそうです。まあ、もう誰かがやってるんでしょうね、そういうの。
■いろいろ書いておりますが、gocoupの
「le petit ninja de l'étoile」 をひとつよろしくお願いします。夜に聴くと良いです。
■アップルストアの日本人店員が全員、
吹き替え版の洋画に出てくる東洋人 に見えてしまいます。半蔵商店です。
■さて、本日七月七日をもちまして、拙僧のやっております電子音楽レーベル
gocoup が創立5周年を迎えます!
──あの、今日は七月十二日なんですけど……(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
まあ七月七日ってことにしといてください。こっちにも都合ってもんがあるんですから。
ということで、えー、本日七月七日をもちまして、拙僧のやっております電子音楽レーベル
gocoup が創立5周年を迎えます!
(しかし最近は「レーベル」って言葉の意味も変化しているようで。'10年代は、SNS上で友達どうしで互いに曲を交換しあって、互いに「オンライン・アルバム」のようなものを作り、互いに褒め合う、という一連の行為を「レーベル」と呼ぶこともあるみたいですね。)
さて、めでたい5周年を記念して、このたびgocoupは初のファイル作品を配信します。
(↑これをクリックすると、ダウンロードページが別窓で開きます。)
題は、
「le petit ninja de l'étoile」 です。童話に『星の王子さま』ってあるじゃないですか。あんな感じで、「星の小忍者さま」ってぐらいの意味です(たぶん)。小忍者という日本語が正しいかどうかさておき。
時代の趨勢(←とても便利な言葉だよねこれ)に迎合するわけでもないのですが、無料です。gumroadとかで2ドルくらいで売ろうかなとも思ったのですが、「日頃のご愛顧に感謝し」みたいな気持ちもありますので、お代はいただきません。
■おれのマスタリング発注が遅れたので完成も遅れ、本日のお知らせとなりましたが、
七夕感 のある曲なので、今日を七夕だと思って聴くとより一層楽しめることと思います。
あ、いま調べたら
七夕は旧暦でやるのが正式みたいね 。なので、旧暦の七夕に聴くと良いと思います。今年は8/24だそうです。
■この曲を聴いてgocoupを気に入ったならば、ぜひamazonで他のgocoupのCDを買っていただくとたいへんに嬉しゅうございます。この季節のおすすめは、そうですね、蒸し暑さに対応した「gocoup e.p.」ですね。とくに夕方から深夜にかけての時間帯が似合うのではないでしょうか。しかもいまどき珍しい短冊形8cmCD(七夕に発売しましたので)なので、短冊CDシングルコレクターの方へのお中元にも最適です。
gocoupのCDの売り上げは、おれの歌舞伎見物の切符代となります。どうぞよろしくお願いします。
・花形コクーン。獅童、七之助、亀蔵が良かった。獅童はいささか暴走気味なとこもありましたが笑、それもまた獅童。
・透明なアクリルの床をライトアップして(と記憶しております)のだんまりが斬新で良かった。
・終盤の立ち回りは今ひとつ。あまりにもシンプルな抽象的空間では(ここだけ取り出すとリハーサルかなんかのように見えるだろう)、立ち回りも少々間延びしたように見えてしまった。
そして、あのラッパ隊は……(´ε`;)ウーン………。一言で云うと、「店内にJAZZ(※あえてアルファベット表記)がかかってる、間接照明を多用したこだわりのらーめん屋のヒゲメガネ作務衣店主(メニューは蛇がのたくったような筆ペン文字)」のセンス、だと感じた。もっとかっこいい見せ方があったのではないか。「じゃあ代案出せよ」と云われたら困るけれど。
・「俺は誰だあっ」が物語の軸となるのは、凡庸だというわけでもないが、いささか普通だと思った。普通が悪いわけではないけど。また、後半は物語の運びがやや駆け足になった感がある。
・音楽が全体的にやや古めかしい。コクーン歌舞伎が意図してる(と思われる)現代性をかえって削ぐのではないか。
・「カブキ慣れしてない非・歌舞伎役者」と、「現代劇慣れしてない歌舞伎役者」がすれ違うようなところもあった。でもそういうリスクも含めて新しいことをやるのがコクーンなんだろう。なまじ良質でも普通の歌舞伎をやっちゃったらコクーンの意義が薄まるので、その現代っぽさと歌舞伎っぽさのバランスが難しいのかもしれない。
・あと、たしか「急に黙阿弥調になるねえ?」みたいなセリフがあって、それが面白かったです。
──と、コクーンは三年連続で立見席(3500円)なのに偉そうに書いてすいません。偉そうついでに書くと、チラシのデザインを何とかした方がいいと思った。まあ、コクーン歌舞伎は宣伝美術が良くなくても客を呼べる鉄板コンテンツなんだろうね。
いろいろ書きましたが、なんにせよ職場と駅の間の劇場で歌舞伎を見られるというのは、良いことです。
(以上、これはあくまでも6/21時点のあれなので、千穐楽の近づいたいま再見するとまた異なるかもしれないです。)
∴
そういえば去年、コクーン歌舞伎の帰りに、劇場を出てすぐのところで、
「エリですけど、違いますか?」 (・д・`*)
と20代半ばくらいの女人に声をかけられた覚えがある。誰と間違われたんだろう。
■出があるよ! 半蔵商店でございます。
といった意味も含めまして先週の土曜は、昼は大田区で歌舞伎巡業
中央コース 、そして夕方から江戸川区で同じく
東コース 、という巡業2つのイレギュラーな“通し”(と呼ぶのだろうか、これは)でした。
なんでこういうスケジュールにしたかというと、中央コースはこの6/30しか行ける日がなかったのですね(7/28の鎌倉も考えたのですが、いかんせんちょっと遠い…)。
取りにくい七月演舞場の切符を取って、国立劇場の愛之助の『毛抜』の切符も取って、その上で巡業を中央コースと東コース(それも菊之助/松緑の2パターン)、となると、スケジュール組むの大変ですよね>歌舞伎クラスタの皆様。
【公文協 中央コース 6/30 昼】於 大田区民ホール・アプリコ
■夕霧名残の正月
藤十郎の頭にセリフがインストールされてなくて、プロンプタが終始つきっきりだった。考えてみれば、この巡業の前日まで演舞場だったんですよね。大変です。
亀鶴よかった。
芝のぶも出てました。舞台上で芝のぶを発見するとトクした気持ちになります。
■曽根崎心中
実を云うと、けっこう寝てしまった…。おれが歌舞伎の上演中に寝るのはけっこう珍しい。いつもは上演中寝ないよう、体力、飲食物、体温などいろいろ調整するのですが(だって、寝ちゃうと切符代がもったいないからね)。朝に食べたカレーパスタがいけなかったか。無事劇場までたどりつけたことで、気が緩んだのか。
昨夏の横浜での杉本文楽でも思いっきり寝てしまったことを思い出す。おれはこの演目と相性が悪いのか?
でも亀鶴よいなあと思ったし、壱太郎の声が良いなあと思ったのは覚えてる。
幕間のイヤホンガイドでは、亀鶴と壱太郎の談話を放送していたんですが、こういう小さな仕事にも亀鶴はサービス精神を発揮してきてるのが感じられた。
【公文協 東コース 6/30 夜】於 江戸川区総合文化センター
■鳥居前
菊之助と梅枝が良い。
ここ によると、菊之助の忠信は初役らしい。
笹目の忠太は、ちょーーっと小さかったかな。
■吉野山
最後のとこ、菊五郎が投げた笠が思いっきり客席上空に吹っ飛んでいった。笑
昼の部でもこうだったんでしょうか?
■四の切
六月は二つの『四の切』を見たのですが、オモダカ屋がA面、音羽屋がB面、という印象。むろん、どっちも好きです。
松緑狐は、あまり身軽に動けていなかった印象もあるが、親狐を慕う子狐、の心情はちゃんと表現できていて。もらった鼓を転がす所では、おれの近くに座ってた二十歳ぐらいの男が「めっちゃかわいい!」と声に出して喜んでました。
「出があるよ!」の直前、こういう劇場でもちゃんと仮設花道の照明を照らすんですね。
荒法師が3人しかいなかったのが残念だが、巡業仕様のコンパクト体制ゆえ仕方ない。
∴
松緑の鳥居前と、菊之助の四の切は7/21に府中で見ます。
twitter界隈のことは疎いのですが、毎週木曜の夜9時台に
「黒柳さーーーん!」
と叫ぶだけの近藤真彦botのようなものがあってもいいのではないか、と思った。いや、ひょっとしたらもうあるのか。いずれにせよtwitterやってませんが。
いちおう検索すると、
こういうのはあった けど、これは作った人が速攻で飽きたっぽい。笑
■船玉様が見える。半蔵商店でございます。
ここ数年の連休は、箱根、箱根、京都、沖縄と過ごしてきましたが、今年はトーキョーから出ません。でもヒカリエには行きません。ヒカリエが混雑してる、と聞いて思い出したのですが、そういえば六本木ヒルズの開業もまた連休前で(いまwikipediaで調べたら2003年4月25日開業とのこと)、混雑していたと記憶しております。行ったわけじゃないけどね。しかし、六本木ヒルズよりあとに開業したはずの東京ミッドタウンの方がなんだか懐かしく感じられ、表参道ヒルズにいたっては現存してるかどうかさえ誰も覚えてない、という23区内の商業施設が次々と完成しては消費されていく現状からすると、ヒカリエもまた数年後には廃れてたりするのでしょうか。まあ、渋谷駅からだいぶ近いので、そう簡単に過疎化することもないとは思いますが。
さて、この連休中はカブキ行きます(連休じゃなくたって行ってるような気もしますが…)。新橋演舞場です。
『西郷と豚姫』 という題名からして初めて聞く謎の演目とか、『女殺油地獄』とか見ます。
あとは、部屋で書を見したり、ゴロゴロしたりですかねー。久しぶりに宅配ピザでもとりますかね。
■昨日は、数年ぶりに恥ずかしながら「テレビで見た食べ物屋に行く」という軽薄な行為に出てみました。お店は
こちら 。めちゃイケのガリタ食堂で紹介された担々麺です。山椒がかなり効いた特徴的な味で、たしかに美味しかった。
が、この味は、「当初は“テレビでやってた店に行ってきたよ報告”を兼ねて、やたら周囲にすすめまくり、自分でも通うようになるが、三回目くらいで我に返り唐突に飽きる」タイプの味ですね。9年前にテレビで見たお茶の水のインドカレー屋がそうでした。もっともあの店には、三回と云わず五十回くらいは足を運んだような気もしますが。
ちなみに、同じくガリタ食堂で紹介された近所のカレー屋(※上記インドカレー屋とは全く別。念のため)は売り切れ→早じまいしてましたが、いずれはカガリDが番組内でそうしたように、カツカレー→担々麺のハシゴをしてみようかと思います。
■
ほぼ日の扇子 。去年買い逃した佐藤可士和のが今年も売られてたので買いました。一時期はヤフオクなんぞで探したりもしてたのですが、新品を買えて良かった。来週ごろ届くようです。
でも、上記ページを見てるうち、「クロスステップ」という柄のも欲しくなった。夏っぽいですよね。
■今年に入ったあたりから『おさるのジョージ』を観なくなりました。もう立派な大人ですから。( `・ω・´) キリッ
──じゃあ去年までは観てたということですね。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
なので、これは数ヶ月ほど前の話になるんですが、ある土曜の朝におさるのジョージを観てたんですね。そしたら、
「お猿の気持ちは、亀にはわかりません」
みたいなナレーションがあったんですよ。で、おれはそのナレーションをなぜか「猿之助の気持ちは、亀治郎には分かりません」と頭の中で変換してしまいました。人間の脳って不思議ですね。
■それはさておき本日、演舞場の六月大歌舞伎の切符が発売されました。猿之助襲名公演です。
口上がある昼の部の、初日の切符とりたいなー、できれば桟敷席を。と、ムシのいいことを考えてましたが、簡単に手に入らなさそうだということもまた分かっていました。
しかし、はなっからあきらめるのもどうかと思い、気合いを入れてチケットとるぞと、うがい手水に身を清め、机の上を整理整頓し、パソコンの前で待機。そして午前10時00分00秒(日本標準時)、チケットぴあのサイトに接続し、ディスプレイにへばりついてキーボードを連打すること小一時間。
とれました!!!!!
6/11(月)、というなんかすごく半端な日付の昼の部の切符が。
猿之助襲名初日の切符は、昨年元日の玉三郎や、團十郎の息子さん復帰初日よりもはるかに入手が難しく、拙僧のごとき小坊主の法力では太刀打ちできませんでした。ちぇっ。
まあ、とりあえず買えただけマシか…。
■
松竹歌舞伎会 という秘密結社に入会するとチケットの先行発売がある、ってのはもちろん知ってるんだけど、新しくクレジットカード作るのもナンギなんですよねえ…。
■毎月の電気代とガス代が安くなってくるところに、春の訪れを実感します。半蔵商店です。
──風情のないやつだなあ……。( ´д) ヒソ (´д`) ヒソ (д` )
では近況(というかなんというか)。
■東京メトロの発車メロディー(正確にはなんて呼ぶのか知らんけど)がこのごろ、路線や駅によって変な音楽が流れるようになっている。あれがよろしくない。なんというか、押しつけがましいし、軽薄だし、落ち着かないし、なんか浮っついている(※個人の感想です)。早い話が耳障り(※個人の感想です)。まあ、すべてのメロディーがそうだってわけじゃないけど。
たいがいが中途半端なラジオ番組のジングルの出来損ないみたいな曲なので、「ラジオ用ジングルのボツテイク集10連発」を一駅ごとに聞かされてるような気になってくる。
ただでさえ(電車の発車を知らせるという用途にしては)メロディーや音色にカラーがありすぎ、かつ、駅ごとに違ったメロディーが流れてくるので、「押しつけられてる」「聞かされてる」の感がぬぐえない。いちいち意識に割り込んでくるというか。
ブライアン・イーノが作曲したWindows 95の起動音 のような、抽象的で、かつ存在感がなさ過ぎずあり過ぎずという音楽の方が、電車の発車メロディーには適してるのではないか。
というか、わざわざメロディーとかつけなくても普通のブザーでいいと思った。
ちなみに、東京メトロでずばぬけて嫌いなのは
これ と
これ です…。
■先日、外出先での打ち合わせの時刻まで間があったので、時間をつぶすため6世紀ぶりくらいにスターバックスに入りました。おれはスターバックスというブランドにいちいちありがたみを感じるほど信者でも田舎者でもないんだけどね(←という余計な一文を付け加えたということは、おれはスターバックスにはやはり独特の何かを感じてるんだろうか)。
で、久しぶりの思ったのですが、スタバって、コーヒーよりも店内のガラスケースに並ぶ
食べ物 の方が美味しそうに見えますね。サンドイッチやらなんやらをトレイにずらりと並べて、順番にパクパクと食べていきたくなった。
半蔵商店で、スタバの食べ物を徹底的に食べ倒すオフ会やろうかなあ…。
──われわれは行きません。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
えー、そんな。
しかし、カウンター付近に置いてある80円(だったかな)のバナナって、見かけるたびに「今回は食べないけど、こんど食べてみよう」と思ってしまうね。で、けっきょく毎回食べずに終わる、という。
ところでこのとき初めて知ったんだけど、今のスタバって「コーヒーのレシートを持参すると、当日に限り二杯目100円」って制度があるんだね。意外に庶民フレンドリーなんですね。
■このごろは格安航空会社、ってのもあるようですが、逆に高級航空会社があってもいいと思った。
羽田←→那覇間で100万円、というとさすがに幼稚園児の冗談みたいですので、ファースト35万円、ビジネス15万円、エコノミー7万円くらいでどうでしょう。マイルなし、ディスカウントなし、ネット予約なし。予約は、電話か全国主要都市のデパートに開設された窓口のみ。値段は高いが、その代わり
'60年代のパンナム に匹敵する水準のサービスを提供。
こういう航空会社があるんなら、おれもいろいろ機内サービスやグッズの提案をしたい。「ブランディング・アドバイザー」みたいな肩書きで打ち合わせに参加したい。以下の業務にいろいろ口出ししたい。
・めちゃめちゃお金のかかった機内誌(月刊)の、執筆者の人選
・機内でお土産に配るトランプ(任天堂製)のデザイン
・機内のトイレのアメニティの選定
・機内放送が流れる際の「プン!」というチャイム音を、砂原良徳にプロデュースしてもらう
なんだったら、ラウンジで流れるBGMの選曲や、機内で振る舞うシャンパンの味見、機内誌の巻頭コラム執筆(経費で食べに行った美味しいレストランの話を800字)、などの雑用だっていとわない覚悟だ。
報酬は、月200万円+ファースト乗り放題パスくらいで全然かまいませんので、このような航空会社を作る予定のある方は半蔵商店までご一報を。
・『スターウォーズ』ヨーダ・モデルのライトセーバー(限定2500)
・漫画『トーキョートライブ』のキャラクターのフィギュア
・ブランド「OBJ」のメガネ
・アニエスbのパーカー
■2002年のBRUTUS『68人の買い物ブギウギ』号では、各界著名人に最近のお買い物4点(人によってはそれ以上の分量)を挙げてもらう、というインタビューが載ってるのですが。
この号の中で、2012年2月に勘九郎を襲名することとなる勘太郎は上記のように答えていました。ふむ。
“買い物嫌いを自認”(記事より)するも、「おもちゃにはどこまでも金を注ぎ込みます」とは本人のコメント。ちなみにライトセーバーは49800円もするそうです。
ちなみに勘太郎のすぐ下の欄は糸井重里が載ってて、イトイさんのお買い物は、木彫りの犬(約三十万円)、プラス社のプロジェクター、日本酒「有りがたし」(ネーミングも糸井重里)、ネスプレッソマシン、でした。
■このエントリの趣旨、その一。歌舞伎に興味のなかったころに買った雑誌に歌舞伎役者が載ってるのを発見すると、なんかトクした気持ちになる。
■このエントリの趣旨、その二。おれもマガジンハウスの出版物から、こういう企画のコメントを求められる身分になりたい。
■昨年は、三回も沖縄に里帰りしてました。
なので、「一年で三回は里帰りし過ぎである」と、欧米のクオリティ・ペーパー各紙の社説において名指しで批判されたりもしたけれど、おれのことをさんざん書いといて、それでいてたまたま立食パーティーで会ったとき何事もなかったかのように「やあやあ、どうもどうも、ボンジュール?」みたいに白々しく近づいてきたル・モンド紙の論説委員の顔面は、「君の国のワインは最高だよね、特に瓶の殴り心地が」というセリフとともに、手近にあった2007年のボルドーの瓶でぶん殴りましたけどね。おかげでちょっと面倒なことになったけど、外人の鼻が折れる音を初めて聞けたのは収穫でした。ただ、パーティー会場に
KORGのMR-2 を持ってくのを忘れてしまい録音ができなかったので、その音を24bit/48khzのwavファイルにしてgumroadで販売できないのは残念です。
■さて、三月下旬にもまた、一週間ばかり沖縄行きます。妹1号の結婚式があるんですね。
ということで結婚式の話なのですが。おれは沖縄で親族の結婚式に出ると、なぜか、
帰りにコンビニでヤングジャンプを買いたくなる
のですね。これは、原因ははっきりしてて、おれが中学生のころ従姉の結婚式に出た際、ヤングジャンプを持ってったことがあるからです。たぶん、親族控え室かなんかで時間つぶしに読むつもりだったのでしょう。ちなみにそのころのヤングジャンプは普段もたまに読んでいてて、『少年アシベ』とか『ツレちゃんのゆううつ』とかやってました。そういう時代です。
で、それでまあ、中学のころできあがったこの「結婚式→ヤングジャンプ」という謎の刷り込みがまだおれの頭に残ってて、それで結婚式の帰りにはヤングジャンプが買いたくなるんだと思う。まあ、あくまでも「買いたくなる」だけで、実際は買わないことの方が多いんですけどね。ヤングジャンプの代わりにスピリッツを買うこともありますけどね。
■もうひとつ云うと、「結婚式の帰りに車で通りたくなる道路」ってのもあって。
これもまあヤングジャンプと全く同じ理由で通りたくなる訳です(ようするに、上述の従姉の結婚式の帰りに通った道なのです)。結婚式の帰りはその道路を通らないと、
何かが完成しないような気 すらしてね。
これもまた、結婚式があるたび実際にわざわざその道路を通ってるわけではないんだけど、やはり「通りたくなる」んですね。
でもまあ、こういう、「『ブレードランナー』と聞くだけで、うどんが食べたくなる」とか「いしいひさいちのマンガを目にすると、
イボコロリ を思い出す」なんてレベルじゃない、ほとんど他人と共有できない自分だけの刷り込みって、多かれ少なかれ誰でもあるんじゃないですかね。
■ただ、おれは、この手の刷り込みを後年まで「わざと引きずって」、かつ、その刷り込みに「わざと従いたくなる」ことがあるんですね。その刷り込みを変に大事にしてるというか。で、その刷り込みは結婚式のようなイベントだけではなく、日常生活レベルでも少なくない種類があるのです。
そんな些細な刷り込みとやらにいつまでも従ってると、なんか生活や行動のパターンが妙な風に規定されてしまいそうなので、ときには刷り込みをあえて無視して行動したりもするのですが、まあ、来月の妹の結婚式の帰りには、久しぶりにヤングジャンプでも買いたくなってみようかと思います。
玄関とテレビの横に飾ってあった鏡餅を分解して、焼いて食べました。ちょっと遅いですが鏡開きです。激動の2012年ももうすぐ終わりですね。
さて、先日行ってきたハワイの感想などを、日本語でぼちぼちと書いていきますので、餅でもつまみながら読んでください。餅に「ラ・フランス」のジャムをつけて食べたら美味しかったです。
〔01〕硬貨が数え慣れない
ハワイ(というかアメリカ?)を旅するときは25セント貨をたくさん準備しておくと便利、ということが分かった。コインランドリーとか、自動販売機とかでちょくちょく必要になる。
旅の終わりまで慣れなかったのが硬貨の数え方で、1セント5セント10セント25セント(←まずこれらを瞬時に判別できない)を手のひらでジャラジャラ数えるのは手間だった。
たいていの場合、支払いにまごついてしまい、めんどくさそうな顔をしたレジの店員がおれの手のひらにある硬貨をパッパッとつまんで持ってった。たぶんこれ、向こうの店員の間では「日本人旅行者あるある」 なんだろうな。
〔02〕ABCストア
ホノルルのいたるところにある「ABCストア」は日本のコンビニ+おみやげ屋のようなチェーン店ですが、これが気に入った。商品や棚の並び方が、日本のコンビニよりはるかに整然としてる印象を放ってるのですね。ゴチャゴチャしていない。すっきりしてる。ムダな貼り紙とかがない。
売ってる物は(おみやげ品を除けば)日本のコンビニとたいして違いはないはずのに、商品が、ひいては店内がきれいに見える。商品パッケージの差か、内装の差か、照明の差か。いずれにせよ、日本のコンビニとは違う次元の意識の差を感じる。
「日本にもABCストアがあればいいのに!」と一瞬思ったけど、日本企業がABCストアを日本国内に出店する権利を買い取り、実験的に都内の数店舗で展開したとしても、すぐに
・変なPOP類
・変な店内放送
・変な季節商品の広告
・変なポイントカードのお知らせ
・変な端末(チケットぴあの券とかを発行するやつ)
・変に明るすぎる店内の蛍光灯
・変に明るすぎる看板
などが各店舗を浸食し、結局は普通のコンビニになってしまうのではないか、という予想をしてしまう。
ABCストアでは、「スパむすび」(※SPAMの薄切りを乗っけたおにぎり。小さめの黒板消しくらいの大きさ)や、ペットボトル入りの牛乳(ビタミンD添加)を買いました。この国では牛乳もペットボトルに入ってるのだなあ。
〔03〕スワップミート
アロハ球場なるスタジアムの周辺で、「スワップミート」なる市が開催されていた。フリーマーケットのような物らしい、と聞いていたのだが、実際は、Tシャツやハワイ土産を安値で売りさばいている業者がほとんどだった。そういう業者が、スタジアムの外周にテントを連ねている。
おれが見た限り、個人で古物を売ってるようなテントは一つしかなかった。で、おれはそのテントで売っていた「古い7UPの瓶」と「地元の高校の料理部(?)が作ったレシピ集」がちょっと欲しかったのだけれども、そのテントのおっさん二人が二人とも怖い顔をしてたので気おくれして、何も買うことができなかった。
弟は、別のテントで変なタンクトップを10ドルで買っていた。弟いわく、
「会計を済ませた瞬間に、このタンクトップを買ったことを後悔した」 ('A`)
とのこと。じゃあ最初から買うなよ、とも云えないところが、この種の買い物の不思議なところ。
あと、「いかついジャムおじさん」 としか云いようがない体格&服装&顔面をした、いかつい白人のおっさんが手作りパンを売っていた。母がこのジャムおじさんからパンを買ったので、少し分けてもらって食べてみたのだが、これが綿アメのようにフワフワしていて、ハチミツとミルクの味がほのかにして、美味い。もしかしてあの白人、ジャムおじさん本人?ってくらい美味い。
このスワップミートではTシャツがめちゃめちゃ安かった。まあもちろん、ナウいデザインではないのだが、7枚で20ドルとかそんな感じ。儲けは出てるんだろうか、と他人事を気にする。
■だから国立劇場のチケット売り場の自動発券機の上に「お買い上げ明細書」を放置してくの止めろ。
といった意味も含めまして、今月の国立劇場の感想文です。今後何回かはハワイ旅行のエントリが続くと思うので、忘れないうちに書いておきます。
ちなみに、これが今年の初歌舞伎です(さらにちなむと、昨年の歌舞伎納めは
平成中村座の昼の部 でした。『元禄忠臣蔵』も再見しようと思ったけど、時間は合わず)。
■
三人吉三
序幕が意外にパッとしない。冬の夜の空気に欠けるというか…。←いや、この表現も正確ではない。なんというか、この場面、国立劇場に似合わないのでは?
染五郎は、あまり存在を示せてない感が。幸四郎に持って行かれてるような。
と、序幕はいささか難アリに感ぜられましたが、このあとは徐々に良くなっていったので、良いと思う。
大詰の立ち回りは、舞台に敷かれた白い布のまぶしさが印象的。欲を云えば、雪をもっと派手に降らせてほしい(←個人的な好み)。
高麗蔵が全体的に良かった。芝居を引き締めてたのではないでしょうか。
夜鷹、という役柄の芝のぶも初めて見た。
あと、序幕で女を装う福助の声は、『まんが日本昔話』で小動物の声を演じる際の市川悦子に似ていた。
■
奴凧廓春風
うん、お正月らしくて良いんじゃないですか。イノシシの造形がちょっと、かわいくないような。笑
でも、全篇にわたっておめでたいムードでね、手ぬぐいも撒くしね。
こういう演目は、日本酒を一杯引っかけてから見るのが正解ですね。
宙乗りの染五郎がくるくる回転するところで、昭和60年代の志村けんのテレビ番組を思い出したおれは若くない。
■
その他
・パンフレットに載っている金太郎くんのコメントが、初々しくて良い。
・この前日に、飛行機に八時間半、バスに二時間半も乗っていたため、劇場の座席に着くとき、乗り物のシートに座るような気分になった。
機内用スリッパ を劇場に持って行く、というのはアリかもしれない。
■本文とは関係ないですが、会社にたまたま置いてあった週刊文春の新年号を手に取ったら、表3(裏表紙めくったとこ)に吉右衛門が出ててる洋服の広告が載ってた。
■オロビアンコって、'10年代のおっさんの吉田カバンだよなと思った。
「これ持っときゃ間違いないでしょ!」と良くも悪くも定番化(免罪符化?)してるとことか、気がつくといつの間にか流行ってて街で見かける回数が多くなっていく感じや、周囲に買ったやつがチラホラ出てくる感じが、'90年代の吉田カバンに似ている、ような気がする。
■という前置きとは一切無関係に、行ってきました、
『平成中村座試演会』 に、おととい。倒置法が変なのはわざとです。
この試演会では、若手役者が『寺子屋』を演じるのです。
■武部源蔵に、ちょっと“江戸の下町を舞台にした世話物”のニュアンスを感じてしまった(とくに前半)。もうちょっと抑制した方がいいかもしれない。松王丸は、声に“大きさ”(声量のことではない)を感じさせないところがちょくちょくあったかな。
また、涎くり与太郎は、んー、まだ何かを捨てきってない(笑)。もっと思い切って演じないと! (←と、熱く語るのは、おれはこのキャラクターが好きだからです)。
──と、演技においては完璧ではないのです。が!(←逆説の接続助詞) 面白い舞台でした。というのも、『寺子屋』のストーリーに加えて、若手役者が実際に頑張ってる様子を描いたドキュメンタリーが同時進行してるところを見たような気分になれたので。
それと、戸浪が良かったです。
■ボーナストラックとして、おたのしみ座談会というのがありました。てっきり役者だけで話し合うものかと思ってたら、フジの女子アナが司会役として出てきて、舞台上の役者に一人ずつ質問を投げかける、という進行でした。そのせいか前半は
地味な制作発表会見 みたいな妙な空気になってた。あれ絶対、役者どうしだけでしゃべらせた方が雰囲気良くなると思う。
亀蔵のしゃべりに、「トーク番組で重宝される小劇団出身の役者」っぽさを感じました。個性派と呼ばれるタイプの。
で、座談会後半は、先ほど『寺子屋』を演じた若手が、今日の舞台の感想を述べるコーナー。ここがまた良かった。一人一人言葉に実感があって。
■あと、この日は松席(客席前方の平場)で見てたのですね。なので、前回(11/1)の舞台後方の梅席で見たときよりも、平成中村座が意図するところの「江戸の芝居小屋」っぽさをさらに感じることができました。劇場というか、「大きめの寄席」のような気分。
■アナログ放送終了まであと17日! 半蔵商店です。
といった意味も含めまして、
www.gocoup.com を(ようやく)更新いたしました。念のために書いておくと、gocoupとはおれがやっている電子音楽レーベル(自称)でございます。
新作
「銀猿ノアール」 の試聴ができますので、ぜひ試聴してください。冬のミニマルドローンです。
■で、肝心の「銀猿ノアール」の盤ですが、これもできあがってきました。近日中に、amazonに納品します。
* * *
■おれの散歩スポットとして有名なナショナル麻布スーパーマーケットに、昨日たまたま行ったら(ほんとたまたま)、店が建て替えのために絶賛取り壊し中で、仮店舗が絶賛営業中でした。旧店舗は10月末で閉店だったらしい。知らなかったなー。
お店の方に訊いたらば、建て替えた新店舗の完成は来年の秋ごろ、だそうです。
このナショナル麻布は好きな店で、なぜかというとちょっと沖縄のコザっぽいんですね。どこがどうコザっぽいかを細かく説明すると、
『ユリイカ』 で単独の特集として成立しそうな分量の文章になるので割愛しますが、お気に入りの散歩スポットが一つ減って残念ですね。
麻布十番の『日進ワールドデリカテッセン』も好きだけど、あれはコザっぽいというかコザ郊外っぽいんだな。って、東京のスーパーに何を求めてるんだ、おれは。
■十月(・ω・ )日
田舎からノコノコ東京に出てきて、かつ、「和」方面に凝り始めてる者によくある現象だよね、みたいに思われるとシャクなのだけれど、とくに理由無く着物で出かけてみる。
十月に入ったけど、押し入れから袷の着物を引っ張り出すのも面倒くせえし、単衣でいいでしょう。と単衣を着て出かけようとするも…もう肌寒い。おとなしく袷に着がえてから外出。
銀座を歩いてたら、東ヨーロッパから観光に来たとおぼしきおばさま二人に、「キモノ、キモーノー( ´_ゝ`) ( ´_ゝ`)」と云われた、ような気がする。
■十月( ・ω・)日
明日は着物を着て出かけよう、と思って、久しぶりに羽織を引っ張り出してみたところ、けっこうなシワが……。
高度情報化社会なので、マイクロコンピューターで「着物 シワ とる」などと検索し、シワを取る方法を調べる。
すると、「湿気のこもったバスルームに一晩、着物を吊すと良い」という情報が得られたので、その通りに羽織をユニットバスに吊す。
■その翌日
羽織のシワは、まあそこそことれていた。その羽織を着て出かける。
■十月(・ω・ )日
自分の持っている着物が紺ばかりなので、他の色のも持っておいた方がいいのでは、と思い、浅草の古着の着物屋へ。
グレーの着物がほしかったのだけれど、それは在庫がなかったので、その代わりにエンジ色というのか、まあそういった色の羽織と長着を購入(アンサンブルではない)。
また、別の店では足袋を買う。濃いグレー。3700円。たたたたた高い。が、そういうものか。
■十月( ・ω・)日
いまのところ、着物は多くても月3回くらいしか着ないので、普段着ていどの着物なら徐々に揃いつつある、と云ってもいい。
これからは、普段着レベルの着物を増やしていくのではなく、お金を貯めて、ちょっといい着物をあつらえてみたい。
あと、「くるり」(京都の五人組ゴシックメタルバンドではなく、着物屋)の
デニム着物 ってのもなんか良さそうなので、気になってます。
■十月(・ω・ )日
「袴」を来年の目標に定める。
▲広告
■十一月(・ω・ )日
十一月に入って、寒さが増す。グレーの足袋だと足が寒い。そろそろ寒さに強い、別珍の足袋の出番か。
■十一月( ・ω・)日
先月買ったエンジ色の着物。飽きたというわけではないが、三回も着ればまあいいかな、という気分になる。もっと云うと、「自分で金を出して買ったのに、自分の物になってない」というか(そういう服ってたまにありません?)。どうもこの色は、おれには似合わないというか、他にもっと似合う色がある気がする。
でも、こういったことは、実際に買って、実際に着てしばらく過ごさないと分からない。
■十一月(・ω・ )日
着物で某友人と会う。おれの着物を指し「それっていくらくらい?」「どこで買うの?」などと食いついてくる。ひょっとすると、うまく誘導すれば彼も着物を着始めるのではないか。
ちなみに、この日おれが着ていた物の値段を(下駄を含めて)すべて足しても、その某友人が着ていた「フルカウント」のデニムジャケットの値段に満たないだろう。おれが持ってるのはほぼ古着だし、帯は親戚からのもらい物だ。
強いて云うなら、“着物の着方を覚えるコスト”がかかっているが、それだって器用なヒトだったら半日もかからないだろう。おれは器用ではないので遠回りしましたが。
■十一月( ・ω・)日
とあるお笑いのライブに行く(寄席ではない)。そういえば、着物でお笑いを見にいくのは初めてだ。
帰り際、まったく知らない二十代後半くらいの男性から「お疲れ様でした! お先に失礼します!」と挨拶されたので、「あ、どうも」と会釈する。
おれは誰と間違われたのでしょうか。
・本棚を買う
■うん、本がなかなか片付かないのですよ。床に積み上げた本の層ができちゃって。
で、本を並べる棚(通称“本棚”)が、近所のスーパーで1000円で売られてたので、二つ買ってきました。
プラスドライバーで組み立てること一時間強、ようやく二つの本棚が完成。思ったより時間がかかったのは、部品の精度があまり高くなく、ネジ穴の位置とか、板の角度とかが微妙におかしかったりしたから。実際、本棚の一つは、天板と側板に1cmほどのスキマがある…。まあ、1000円なので文句は云えない。ちなみに大きさは90×40×20cmです。あんまり大きくない。
■で、この本棚二つに本を並べるとあら不思議! 床に積んであった本の層がみるみる片付き、だんだんと床が見えてくるではありませんか! やはり、本を片付けるには本棚がいちばんですね。これライフハックな。
本を詰めても本棚にはもうちょっとスペースが余ってたから、そこにはCDも並べた。
■当たり前なんですが、本を本棚に縦に並べると、背表紙の文字列が読みやすくて、読みたい本を探しやすい。よく考えたらさー、本を横にして積んでる本屋なんてないよね(一部の、整理がなってない古本屋を除く)。
で、本が探しやすくなるだけではなく、並んでる本の「必要度/不要度」が一目で把握できるようになる。この本はもうちょっと持っておこうとか、そろそろ捨てようとか、そういう判断基準が明確になる。
■あと、本を縦に並べておくと、衝撃的なまでに取り出しやすい。スッと取りだせる。いままでは、横に積んである本の層を崩さないよう、気をつかって本を引っこ抜いてたものでしたが。
■ちなみに、おれも本の“自炊”を考えないこともないのですが、おれ個人の行動パターンからすると、“自炊”しても読まないもんは読まないんじゃないかなあ、と思ってる。いまのところは。
■急いでいたのですね、新橋演舞場に。
なのに、銀座駅で銀座線から日比谷線に乗り換えたとき、
逆方向の電車に乗ってしまった。
その結果、東銀座駅(新橋演舞場の最寄り駅)ではなく、日比谷駅に着いてしまった。
なんでこんな急いでる時に限って、電車を乗り間違えるんだよ!! おれは!!!!
で、日比谷駅に着いた時点で16時28分。夜の部の開演2分前です。はい、遅刻決定。
■外郎売
もういちど正しい方向の電車に乗りなおして東銀座駅に向かうという手もあったんだろうけど、気が急いていたもんだから、もう日比谷駅から地上に出てタクシーで行くことに。
まっさきに目についた階段のぼってペニンシュラホテルの出口から地上に出ると、傘がひっくり返るくらいの暴風雨で、傘がひっくり返った。
雨に打たれながらタクシーを拾い、「新橋演舞場まで」と告げる。
あー、もう、幕、開きますよ。『外郎売』はじまりますよ。
なのに、ペニンシュラホテルから銀座4丁目の和光前までの間に、タクシーが3回も赤信号にひっかかるという念の入れよう。まあ道が混んでるから仕方ないんですけど。
そして、東銀座の大きい交叉点でも赤信号に引っかかった。まあ道が混んでるから仕方ないんですけど。
で、ようやくタクシーは新橋演舞場についたのですが。タクシー代が980円もかかった…。あれだけの距離で、けっこうかかるのな。
まあ、仮に東銀座駅から新橋演舞場まで歩いてたとしたら、ずぶ濡れになったわけだから、体が濡れなかったぶん良かったのかもしれない。と思いこまないとやってらんない。
演舞場の建物に入る。遅刻は10分。歌舞伎を見始めて以来、最大の遅刻です、これは。係の人に席まで誘導してもらう。遅れてやってきて、開演中に他の客の視界をさえぎって席に着こうとする客って迷惑ですよね。すいません…。
でも、まあなんとか松緑の口上には間に合ったので良かった。
せっかく15000円払ってるんですもん(一等席)。この口上を聞き逃してたら、おれはこの世を儚んでそのまま出家してたと思います。
■京鹿子娘道成寺
なんでこんなにも時間ギリギリの行動になったかというと、昼は青山某所でとあるトークライブがあったのですね(歌舞伎とは無関係)。
それの終了予定時刻が15:30だったので、終わってから表参道駅で銀座線に乗れば楽勝だな、と思ってたのですよ。
そしたら、そのトークライブの終了時刻が延びに延びて、15:30どころか16:00になっても終わらず、それでも終わる気配がしないので、16:05ごろ会場を後にしたわけです。
なんでこんなにトークライブの進行が遅れてたかというと、出演するパネラーが一人、30分も遅刻してきたからなんですね。ま、いいけどさ。
で、それに加えておりからの暴風雨でしょ。なにもこんなときに雨降らしたり風吹かしたりしなくともさー……。(・ε・` ) ヴーヴー
まあ、トークライブを見限るタイミングの甘さとか、次の行動に移る決定力の弱さとか、おれの欠点が露呈してますよね。
それはさておき、先週の昼の部で見た『吉野山』に引き続き、菊之助はきれいでした。
■髪結新三
昨年の五月に松竹座の團菊祭で見たときは、「道頓堀で初夏の江戸の風情を味わえるなんて」という地理的ギャップが面白かったのを覚えている(が、会場が暑く、後半はボーっとする瞬間が多かったのも覚えている)。
忠七が新三にやられるシーンは、忠七にかなり感情移入してしまう。忠七かわいそう。(´;ω;`)
菊之助の声に、なんというか、アニメの声優っぽさを少なからず感じた。アニメのアテレコだったら完璧なのですが、舞台で生身の役者が発する台詞としては、なんかちょっと浮いてる(2cm)かなあ、という。偉そうですいません。
また、菊之助は、役柄からするとだいぶ美男子で、かっこよさが現代的なので、見た目もほんのわずかだが舞台から浮いていた(1.5cm)と思う。という感想は、贅沢ですかね。いや、悪く云ってるわけではないですよ、念のため。
歌舞伎役者の見た目を褒める際に「錦絵から抜け出たような…」という表現をしますが、菊之助は上記の通り、声と見た目が相まって「アニメのセル画から抜け出たような…」という感じでした。最近のアニメにはセル画は使わないそうですけどね。
全体的には、江戸の世話物の空気が途切れることなく続く良い芝居でした。菊十郎さんの鰹売りも久しぶりに見られました。
■前回のエントリで書いたように
gocoup の新しいのがマスタリングから返ってきて、で、ひきつづき試聴してるのですが(試聴しすぎのような気もするのですが)。
返ってきた音源にはA案とB案の二通りのマスタリングが施されてまして。A案はおれのリクエストした音質で、B案はエンジニア氏が提案してきた音質なのですね。
で、おれはA案がどちらかといえば好みなのですが、エンジニア氏からこのよう提案があること自体「B案のほうが客観的にいいのかも…」と思いつつあります。音源を客観的な視点から整えるのがマスタリングだとも思うし、でもA案の音質も捨てがたいし…………。
ということについて、ここ数日悩んでおります。あと、自分の決定力不足については少なくともここ数年は悩んでおります。半蔵商店です。
■そんなわけで、gocoupの新しいのを作ってるのですが、今月中にできますので、ドローン好きな人はどうぞよろしくお願いします。今回は、ギター風ノイズも乗っけました。いけませんか。
■以下、唐突に歌舞伎の話。
十月の演舞場、獅童が花道で、サントリー「DAKARA」のCMのBGM(←アルファベットが多い)にのって踊るシーンがあるんだけど、実際にDAKARAのペットボトルを持って踊ればいいのに、と今さらながら思った。
実在の商品のコマーシャルを劇中でやる、というのは歌舞伎の伝統だしね。
■で、それとは脈絡なく思い出したんだけど、そういえばこの夏の国立劇場の歌舞伎鑑賞教室で、解説の尾上松也が、普通なら「AKB48」と云うところを、「あるアイドルグループ」みたいな、ちょっとぼかした云い方をしていた(と、記憶しております)。
これはひょっとすると、国のお金で国がやってる舞台だから、「宣伝になるから、実在の芸能人の名前を出してはいけない」みたいな決まりがあったのだろうか(もちろん、そんな決まりはない可能性もある)。
■あなた以外こんばんは。ざるそばは飲み物です。ペペロンチーノも飲み物です。っていうか麺類はたいがい飲み物です。でも、うどんは食べ物です。もうひとつ申し上げますと、日テレ『妖怪人間ベム』のベラ役は、女優の“杏”ではなく、
女装したラバーガール大水 です! コマーシャル。
(コマーシャル)
gocoup『raindrops』絶賛発売中!
(コマーシャル終わり)
■ところで、来月のお江戸の歌舞伎は、平成中村座に加え、演舞場に国立劇場に、それと
巡業 まであるから、これらを全部見物しようとするとサイフがまさに世紀末!
…なので、電子音楽なんて興味ないよ、という歌舞伎クラスタの皆様も
gocoup のCDをお買い求めいただきたく…。
──宣伝ばっかりだなあ…。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
すいません。ちなみに、次作もただいま準備中です。そちらもよろしくお願いいたします。ミニマルドローン2曲入りです。ただいまマスタリングしてもらい中です。
■さて、先週の日曜日は国立劇場で、
『開幕驚奇復讐譚』 を見て参りました。
「菊五郎ががレディーガガ風の衣装を!」という話題がが報道でも採りあげられましたがが。
おれもレディーガガをよく知らないんだけど(意識的に視聴したことは一度も無い)、レディーガガは
「'80年代MTVのダサい面」 をあえて現代に持ち込んでる人だと思うんですね。その'80年代MTVのダサさすら積極的に取り込んでしまうって、やはり歌舞伎は懐が深いです。
■全体的な流れとしては、時代物から始まって、世話物っぽくなり、もういちど時代物っぽくなっておしまい、という感じです。
序盤の、あの、暗闇に二つの顔だけが浮かび上がる演出は、良くない意味での“昭和モダン”を感じました。んー。いっそこの部分は、フィルムで撮影して映画で上映するってのはどうでしょう。←すいません先輩、いま、自分、思いつきで云ってます。
長総が、小夜二郎からあっさり悪玉の親分に乗り換えるところが、おかしくもあり、なんか怖くもあり。
■二階席の下手から見てました。宙乗りしている菊之助と目が合った。ような気がする。
■橘太郎が下女役で出ていた。橘太郎の女役は珍しいような。あと、梅枝が良かった。
■……しっかし、毎度思うことだけど、国立劇場の売店って、食べ物をもうちょっと充実してくれないものか。
これは以前も書きましたが、美味しい/美味しくないを通り越して「つまらない」という新次元に到達してしまったサンドイッチ720円はもう買いたくないですよ。あのサンドイッチは、もう
宇宙食 ですよ、ジャンル的には。
■昨日、初めて行った渋谷のコンヴィニエンスなストアーで総額217円 の買い物をしたら、レジのおばあさんが
「10円いいよ〜」 (´・∀・`)
と云って、10円負けてくれた。207円 になった。
いやいやいや、コンビニで10円引きって。どういうことですかこれ。おれは別に「10円引き」とか書かれてるシールの貼られた商品を買ったわけでもないし、「対象商品を買うと10円引き」とか、そういうキャンペーンが行われていたわけでもなし。第一、レジの液晶画面にも「217円」と全力で表示されてるではないか。
要するに、完全におばあさん判断 で10円引きにしちゃってるっぽいんですね、ゲリラ的に。コンビニの商品の価格ってのは、バーコードで一点一点厳密にあれされてるはずで、それをおばあさんの独断で値引きしちゃったりしたら、レジ精算の時に支障が出るのではないか? と、かつてコンビニでバイトしてたおれは思うのですが、そこらへんどうなってるのでしょうか。
しかし、まあ、ハンサムだと日常のいろいろな局面で得をしますね。(`・ω・´) キリッ
──………………………。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ ) ノーコメント
■初期の半蔵商店の名物キャラクターである従妹のリカ(仮名)から、久しぶりにメールが来た。なんでも、携帯電話のメールアドレスを変えたらしい。
文面には
「素直な気持ちで頑張りたい、という意味をこめてメールアドレスを変えました☆」
とかなんとか書かれていて、まあそれはいいとして、その発信元のメールアドレスが、
sumao -na-kimochi-de-●▲■-2222@●▲■.ne.jp
となっていた。あのー、「sunao」が思いっきり「sumao」 になってるんですけど。誰だよ、スマオって。
そのスペルミスを指摘したら
「ほんとだ。でももう新アドレスをみんなにこれで教えちゃったから、このままでいいや」
だと。男らしい。
でも、メールアドレスを電話会社に登録するときくらい、綴りはちゃんと確認した方がいいと思った。
■あなた以外こんばんは。明太子スパゲティーは飲み物です。鯨は食べ物です。半蔵商店です。
そろそろ平成中村座がオープンしますね。しかし、googleで「平成中村座」と検索しても、公式サイトが1ページ目に出てきません。
「平成中村座 公式」で検索すると、ようやく1ページ目に現れるのですが、それでも上から三番目にしか出てこないんですね。「平成中村座 サイト」で検索すると、いちおう一番目に表示されるようですが、ここらへん改善した方がいいかもしれませんね。ってなんで中村屋のSEO対策 まで心配してるんだ、おれは。
では、体育の日(今年はたまたま十月十日でしたが、十月十日以外の日を体育の日だと思い込めというのは立派な暴力です)に見た歌舞伎の感想を。手短に。さらっと。日本語で。
■義賢最期
日テレの『心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU』という変なタイトルの番組に愛之助が出たとき、この演目に登場する“戸板倒し”と“仏倒れ”についても触れていました。
で、このたび生で見たわけですが、おれは戸板倒しは3000円もらってもやりたくない。仏倒れは、4500円もらってもやりたくない。それくらい危険な技なのです。
戸板倒しの直前、近くの席のおばちゃんが「いやだー」と声に出しておられました。気持ちは分かります。
壮絶な終盤、愛之助が迫力あってよかったです。
■京人形
昨年五月、大阪松竹座で見た京人形の精は菊之助でしたが、今回は笑也。
菊之助の時は、胸もとの鏡を抜かれたとき、男っぽい踊りになってたけど、笑也はロボットっぽい踊りになってた、ように思う。
■一心太助
篠原ともえの元カレが良かった。八月は、正直、イマイチかなーとも思ってたのですが、今月はそんなことなかった。
ストーリーも、シンプルな勧善懲悪でお江戸がハッピーエンド、って、良いじゃないですか。これが本式の歌舞伎か、というと、また違うのかもしれないけども、こういうの好きです。
寿司のシーン、別にそんなに食べなくてもいいのではと思った。笑
将軍様は「太助に化けよう」という意識が薄いように思いました。「化けよう」という意識の高さだけみると、太助のほうが利口そうに見えました。まあ、将軍ぐらいになると、いちいち「うまいこと化けてやろう」なんて思わないのかもしれない。実際、そこがおかしみを増幅するポイントでもあった。
あと、亀治郎の「獅童を食わない」ように一歩退いて演技する感じ、がよかった。
■で、今月の演舞場の夜と昼を見て思ったのが、やっぱり猿弥すごいなー、っていう。
なんというか、ベテランのテクノDJによる長時間セットのような安定感、を猿弥の演技に感じるんですね。
有名なアンセムや、テンポの速い曲をかけてるわけではないのに、フロアをじわじわと温め、自分だけの空気を作り上げ、かつ、それを持続させることができるDJのような。
【プール】
■プール。というものに長らく入ってないな。と思った。高校の体育の授業で入ったのが最後だから、えー、かれこれ十五年もプールにご無沙汰してます。まあ、それ以降もプールに入ったことはあったかもしれないけど、ちょっと記憶にない。
いま通ってるスポーツジムにもプールはあるけれども、五年半も通っておきながら一度も利用したことがない(もったいない)。
しかし、このたび泊まるホテルにはプールがある、ということで、久しぶりにそのプールってやつに入ろうと思いたちました(ホテルに出かける前に、通ってるジムの売店に立ち寄って、水着を買いました)。
■夜八時。ホテルの2階のプールの受付へ。
受付を済ませて、水着に着替えて、いざ十五年ぶりのプールへ。
ぞんぶり、ぞんぶり(←プールに入るときの水音を表す)。
おお、冷た。
■とりあえずプールの中をチャプチャプ歩いていると、んー、すごくいい。プールってもんがこんなにいいもんだとは。
なんというか、「水の中に入る」ってこと自体が、そもそもの部分で楽しい。本能的に楽しい、と云えるのかもしれない。そういえば「水の中に入るという行為は、母親の胎内にいたころを思い出させ(略)」とか「もともと人間も水中に棲んでいた生き物であり(略)」みたいな、そういうあれは聞いたことがある。
水の中で体を動かしてると、不機嫌になるのが難しい。不思議なものです。
体育の授業などではない、自主的に入るプールがこんなにも楽しいもんだとは、ついぞ知らなかった。
途中、ビート板を手にとって、ばしゃばしゃ泳いだりした。
で、ジャグジーに入ったり、ミストサウナに入ったり、サウナから出た後はシャワーを浴びたりしつつ、久方ぶりのプールを小一時間ほど満喫しました。
■で、プールがあまりに良かったので、翌朝も七時からプールに入りました。まあ、プール代のモトをとるという意味もありますが(笑。一度受付すると、翌朝もプール入れるので)。
そのとき気づいたのですが、プールを出た庭っぽいところに露天風呂ならぬ「露天ジャグジー」なんぞも発見したりして、一人で入ったりしました。
■で、このようにプールってもんが気に入ったので、ホテルをチェックアウトした日の夜、いつも通ってるジムのプールに初めて入りました。で、そこでも小一時間ばかりプールの中を歩いたり、ジャグジーやサウナに入ったりしました。プール。いいね、プール(←町田康ふうに)。
■そして今週は三回もジムのプールに入ってしまった。おれも昔は泳げたんだけど、もう泳ぎ方を忘れたので、もっぱらプールの中を歩くだけですが。
プールの楽しさを思い出せただけでも、今回の宿泊に意味はあったな、と思う次第。
【ミニバー】
■ホテルのミニバーが好きです。ミニバーが好きでホテルに泊まってると云っても過言ではない、と云うと過言になってしまうんですけど。
そして、ミニバーが好きってだけで、利用しないことも多々あるんだけど。
■まあ、ミニバーったって、小さな冷蔵庫に飲み物が入ってて、小さな棚にお菓子とグラスが並んでて、伝票があるってだけなんですけどね。なぜか惹かれるものがある。
自分の部屋に小さなお店(=ミニバー)が出てる、ってのが面白いんでしょうか。プライベートな空間に「社会」「貨幣経済」が割り込んできてるところとか。
もし、ミニバーの商品がぜんぶタダだったとしたら、うれしいことはうれしいが、なんかミニバーの魅力が損なわれるように思う。だって、それだと自分の部屋の冷蔵庫と棚に、飲み物とお菓子が並んでるのと一緒でしょう。
あくまで値段が付いてるってことが大事なような気がする。で、伝票の値段を見ながら、「これは飲んでおこう」「やっぱり飲まないでおこう」みたいに判断するとこがいいんだと思う。部屋に居ながらにして「買い物の楽しさ」を行使(?)できるというか。
■これはこのホテルのことではなくあくまでも一般的な話なのですが、ミニバーには、普段スーパーやコンビニで目にするようなドメスティックな銘柄の飲食物をあまり置いてほしくない。お〜いお茶とか、野菜生活とか。
実家の冷蔵庫を開けたときの気分 になってしまうから。おつまみも、柿ピーなんてできればよしてほしい。柿ピーに恨みはないが。
できれば、生活感を出さないためにも、「輸入食品店で仕入れてきました」みたいな品揃えで固めてほしいと思う。ただ、一部ローカルメーカーの商品には「お取り寄せ感」「デパ地下感」が出てくる場合もあるので、それは例外的に認める。
■──って、さっきから何書いてるんだ、おれは。しかも、今回の宿泊ではミニバー利用しませんでしたし。まあ、ミニバーに飲食物やグラスが並ぶさまや、伝票の値段なんかを眺めてるだけでも楽しいのです、おれは。
▲ええ、ミニバーの伝票が好きなんですよ。いけませんか?
Dean&Delucaのチョコバーが840円。ウイスキーのミニボトルは1300円。
ちなみに小さいプリングルスの缶は420円。
石神井公園の商店街のお菓子屋なら59円なのに。ってそういう問題ではない。
夏休みなのでちょっと旅に出てきます。
Web2.0(←古語)時代なので、旅行記をのちにブログにアップしたりすると思います。では行ってきます。
■[第一部]花魁草 8/12
ひょんなことから若い歌舞伎役者と出会った年増の遊女(殺人歴あり)。二人はしばらく一緒に暮らすが、役者の将来を思って、遊女は姿を消す。数年後、遊女は大成した役者の姿を遠くから一人眺める。
というシンプルな筋書きに全米が泣いた。おれの隣に座ってた爺さんも、終盤ですすり泣き始め、幕が下りて休憩時間になってもすすり泣きしながら弁当を食べてるほどだった。
篠原ともえの元カレは、しかし、「純朴そうな青年」を演じるのが似合わないなー。と思った。福助の「江戸の姐さん」的な感じは好きです。
中村芝のぶが、百姓の女房という役で出ていて、こういう役も似合っていた。
■[第二部]東雲烏恋真似琴 8/7
亡き妻そっくりの人形を、妻本人だと思い込んで新婚生活を送る新左衛門。
彼を見て、
四六時中PCのディスプレイにへばりついて、あるいは、手のひらに癒着したスマートホンを絶え間なく操作して、ネット上に「『あらまほしき自分像』を互いに許容しあう矮小な人間関係」を構築し、その中へ積極的に閉じこもろうとする現代日本人
を連想してしまうのはもちろん安直な飛躍だろうけど、でも、おれはそんなことをちょっと考えてしまった。芝居の感想文になって無くてすいません。橘太郎の蕎麦屋が良かったです。
■[第三部]怪談乳房榎 8/7
「朴訥な人柄のヒト」が活躍する物語は、見ていて気持ちがいい。が、それは、現実世界では朴訥な人柄のヒトが活躍するなんてことが実際はあんまりないから、でもあるんだろう。
勘太郎が四役。スッポンでの早替わりが圧巻でした。早替わりの時って、ダミーの役者はなるべく顔を出さないようにすると思うんだけど、立ち回りのときはわりとチラチラ顔が見えてました。下男を演じるときの勘太郎が、いちばん勘三郎に似ていた。
篠原ともえの元カレは、セリフが平板というか、声質が単調というか……。少なくともこの芝居では、正直、声にあんまり魅力がないヒトなのかなあ、とすら思ってしまった。
■ということで今月の月間MVPは、第二部の橘太郎の蕎麦屋に決定しました。
■先日、新しいノートPCが届きました。
このノートにはね、あれを搭載してるんですよ、SSD。Cドライブが、ハードディスクではなくSSD。いやー、うわさには聞いてましたが、
起動が速い。
「え? これ、どっきり? どっきりなの?」ってくらい速い。実は起動してないんじゃないかってくらい速い。「あれでしょ? そうやって起動したように見せかけて、ほんとは起動してないんでしょ?」と、
自分自身の直感に保険をかけてしまう くらい速い(しかしヒトはなぜ、こんな小さなことにもこういう保険をかけてしまうことがあるのか。そんなにも自分を「おれは間違えなかったぜ。だまされなかったぜ」という位置に置いておきたいものなのか)。
■小室哲哉とYOSHIKIのユニット、V2の「背徳の瞳」のCDを再生すると同時にこのノートの電源を入れるとするじゃないですか。そしたら、イントロのピアノが半分も終わらないうちに起動が完了してて、YOSHIKIのドラムが始まるころにはもうとっくにブラウザでインターネットが見られちゃってるんですよ。
まあ、この曲はイントロがそもそも長いし(1分くらいある)、小室の声がオケに全く溶け込んでいないんですが、それを抜きにしてもSSDは起動が速い。
これがいま使ってる古いノートPC('03年末に購入)だったら、電源入れて、のろのろと起動し始め、のろのろとアイコンがデスクトップに表示され、ボーカルが終わって、ドラム終わって、シンセサイザーの雑音だけになって、曲が全部終わったあとの
「ヴィー、トゥー」 という外人ナレーションが入るころにやっとインターネットにつながる調子が整うかな、ぐらいのペースなんですよ。
■で、新しいPCは、CPUもi7だったりメモリも8GBだったりするのですが、その速いPCではまだ何もしてません。三回くらい起動させて、「速いなー」って云ってるだけ。
新しくて速いPCがかたわらにある、というだけで、心にゆとりがでるのか、いま使ってる古くて遅いPCを使ってもあまりストレスを感じなくなってくるんですね。不思議と。なので、このブログもまだ旧PCで書いてます。
あと、どんなに速いPCでも環境設定とデータ移行はそれなりに手間で、それらに手をつける気にまだならない、というのもあります。まあ、予想していたことではあるけれど。
■あらためて説明しますと、四月二十九日から五月八日まで沖縄にいたのです。あまつさえ、三泊四日で石垣島にも行ってたのです。
以下、今回の沖縄滞在の概略を、かいつまんで記します。無料ですので、お気軽にお読みください。
たぶん、いままでに何回か書いてることを、懲りずにまた書いてると思います。
■みなさんご存知のように(←そうですかね)、この半年でおれは5kgほどやせました。で、おれは沖縄で久しぶりに会った弟に、
「不幸そう……」
と云われました。あと、親戚一同に、「もうちょっと太ったほうが……」と云われました。
■「コザのゲート通りには、この不況においても、一軒も貸店舗がない」という話をだいぶ以前に聞いたことがある。しかし、その肝心の理由の部分を忘れてしまった。
しかも、この二月に沖縄に行ったときには、そのゲート通りに貸店舗を見かけたし、今回も見かけた。
とはいえ、個人的にはたしかに、ゲート通りに貸店舗のあるイメージがあまりない。
■このごろ、コザ近辺でいわゆる「Aランチ」が食べられる場所が減ってきてるような気がする。
Aランチと、甘くしないアイスティー(いや、甘くたって良いのですが)が、コザの正しい昼食でしょう。
スープはキャンベル缶のマッシュルームで、サラダのドレッシングはケチャップとマヨネーズを和えただけのやつで。
沖縄市は、ミュージックタウンとか云ってないで、「手軽にAランチが食べられる店」を出すといいんじゃないか。まあ最近のことだから、健康面でどうたらこうたら、などとぬかす雑魚キャラも湧いてくるかもしれないけど。
■石垣港からフェリーで10分の竹富島にも行ってきた。竹富島には2時間しかいなかったのに、日焼けしてしまった。
この島は、行ったら行ったでめちゃくちゃ猛烈に感動するというわけではないのだが(失礼)(そもそも、竹富島はおれを感動させるために存在してるわけじゃないのだが)、行かなかったら行かなかったで365%後悔する。なので、石垣島に行く際は極力、竹富島まで足を伸ばすことにしてます。
■沖縄あるある。
沖縄滞在中、A&W に行きそびれる
↓
「帰りの飛行機に乗る前に、空港のA&Wに行けばいいさー」
↓
しかし、空港のA&Wはめちゃめちゃ混んでいる
↓
けっきょく、A&Wに行くことなく沖縄を後にする
今回は、このあるあるを打破し、石垣島でちゃんとA&Wに行ってきました。ほんと久しぶりでした。
■そして今回の旅の教訓。
「空港の本屋の品揃えに期待してはいけない」。
はいこれ真理。機内で読む本は、フライトの前々日くらいまでに調達しておくべきです。でも、空港の本屋には淡い期待を抱きがちなんだよな。
■好きな会議は、ジュネーブ会議です。半蔵商店です。
■えー、先日ですね、ジムに行きまして体重をはかりましたところ、
ダイエットをはじめて以来の最低体重
を更新しました。 たぶん、成人してからの最低体重だと思う。
■五年前のおれは、全体的にぽっちゃりしていて、バストもAカップくらいあったのですが、ええ、やせました。
一時期ほどのペースじゃないにせよジムは今も行ってるし、年に何回かは節食期間(一日1200kcal以下に抑える。これを数日間)もちゃんと設定している。
誰かから頼まれたわけでもないのに、マジメだなー、おれ、相変わらず。
この五年間は、いろんな人に「どうやってダイエットしたの?」と65536回くらい訊かれました。今年に入っても訊かれた。
ダイエット本を新書で書き下ろして2万部刷っちゃえるくらい、とまでは行かないが、Tarzanのダイエット特集号のモノクロページで1/4ページくらいの記事にはなるんじゃないか。なりませんか。
■でもねー、やせるとかダイエットとかいってもあんまり良いことばかりではなくて。
カロリー抑え目にしてるときは、正直、ものごとに集中できなかったり、頭がうまく回らなかったりってことが出てくる(あんまり認めたくはないが)。それが積もり重なると、人生全体のフットワークに影響を及ぼしそうで、そこがちょっと気になる。
あと、脂肪が落ちたぶん、持久力も落ちた。たとえば、レコード屋めぐりをするとき、今日は3店回る予定だったけど2店でやめとこう、みたいなことが増えた。そういえば、ジムのインストラクター氏にも「やせすぎると、疲れやすくもなりますよ」みたいなことを云われたことがあった。
実際、ぽっちゃりしてた時のほうがスタミナがある分、むしろ身軽に動けていたように思う(まだ20代だったからってこともあるけどね)。
■それと、なんというか、あんまりダイエットしすぎると、人としての存在感 まで薄くなってしまうような気がするときもある。これは、やせてしまうから物理的存在感が弱くなる、ということだけでなく、
カロリー控えめ→腹から力が出ない→気合いが入りにくい→他人に気おされやすくなる
みたいな流れがあるように感じる。
「ダイエットに成功してしまったがために、後輩からあまり慕われなくなってしまったデブ芸人」の話は、以前このブログのどこかに書いた。
■あと、「やせること=いいこと」「太ること=悪いこと」という、世間に流通しすぎている短絡的な図式に、安直に乗っかってるのではないか、という点も気になる。
糸丼重里氏も、「なんとかダイエット」みたいなのを提唱する一方、「やせてる方がかっこいいって、そもそも誰がいつ決めたんだよ」といった疑問も呈しておられたと思う。
それに、やせてるよりも、小太りの方が健康に良いというデータもあるそうじゃないですか(これはちょっと聞きかじりだけど)。
■ということで、これからもジムは通い続けますが、これからは単に「体重」というスコアを低くするだけのゲームみたいにはしない。筋肉もつけ、適切な量の脂肪もつけるなどして、健康というものをもっと総合的に(←なんか荒い表現だな)、考えていきたいと思います。
■とか書いてる今も、例によって節食期間中で、一日の食事を1200kcal以下に抑えてて、ときには1000kcalも摂らない日があったりして、何のためにここまで自分で自分に厳しくしてるのか、もう自分でもよく分からない。でもねえ、なんか気が済まないんですよ、なぜか。誰に褒められるって訳でもないのに。
■小説
『芸人交換日記』 を読んだ。三十路を過ぎた、売れない芸人コンビの話だ。
本のあらすじとか登場人物とかについては割愛。
■で、これを読んで思ったことが。
数年前、『夢をかなえる半蔵』もとい
『夢をかなえるゾウ』 という本がベストセラーになったが、
『夢をあきらめさせてくれるゾウ』 というのもまた、必要ではないのかということだった。
あきらめさせてくれるというと、なんかネガティブなイメージがあるが、そうではなく、「夢」という呪縛から解放させてくれるというか、重い荷物を降ろさせてくれる(これは、『芸人交換日記』にも出てくる表現)というか。
■正直、われわれ(←って誰なんだろう。曖昧にして話を進めますが)は、夢をかなえることはいいこと、夢を持つことはいいこと、と無条件に刷り込まれすぎている。
しかし、夢というのは、いつのまにか、単なる「意地」とか「見栄」とか、そういうネガティブなものに変質してたりもするし、モラトリアム期間を引き伸ばす(←これ自体は悪いことでもないと思いますが)口実に使われがちだったりもする。
「子供のころの夢」をかなえることに優先度を置きすぎてしまい、人生全体が妙なことになってる人もいる。周囲に引っ込みがつかなくなるやつもいる。夢に依存したり、夢に振り回されたりするのは、あまり良くない。
■夢! 自己実現! 自己成長! 今期目標! 前年比105%! キャリアアップ! スキルアップ! とか、そういう言葉に喰い殺されそうになってる人は『芸人交換日記』を一読するといいかもしれない。この本が、夢をあきらめさせてくれるゾウになってくれるかもしれない。何かを解決する訳ではないが、何かのきっかけにはなるかもしれない(ならなくても、それはおれの責任ではないし、著者の責任でもないし、誰の責任でもない)。
* * *
■ただなー。この本の著者は、売れてる放送作家であるし、帯コメントを寄せてる人類も、一人は直木賞作家で一人は有名芸人だ。
夢をかなえて成功してるサイド から、「夢をあきらめる才能も大事ですヨ!」なんて云われても、素直に「ですよねー」と同意できない…というのも、また本当のところだとは思う。
そこはまあ、夢をあきらめてもいいんだよ、と主張できるのもまた、夢をかなえた人の特権、ってことで。
■それはともかく、おれがこのエントリで何が云いたいかというと、夢やぶれた人のフォロー用に、「夢をちゃんとあきらめる」系のビジネス本/自己啓発本、というジャンルがあってもいいのではないか、ということで。
実際、本屋にも「夢をかなえる方法どうのこうの」みたいな内容の本はたくさんあるけど、それにくらべると「勘違いしながら疲弊して生きるよりは、地道にやっていきましょうよ」、「夢とかにあんまりしがみつきすぎるのもいけませんよ」という本はあんまりない。
うまいことやれば、そのような「あきらめ系」を一ジャンルとして確立させて儲けることができるのではないか。印税で、ARP 2600とかそういうビンテージのシンセサイザーなども買えるのではないか。
あ、もしかしたら、そういうジャンルはもうあるのかな。あったらすいません。
いずれにせよ、ビジネス本を書くとしたら、「夢かなえる系」よりも「あきらめ系」の方が競争相手が少なくて新鮮味もある分、一山あてられる確率は高そうです。
* * *
■ちなみに、おれの夢はミュージシャンとして
デュランデュランくらい 成功することです。全英ツアーとかやりたいです。
──そうですか……。がんばってください。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
はい、がんばります! ( `・ω・) キリッ
ところで、デュランデュランって何? 日本人? 外人? テクノ? 中3のとき何組だった?
■サンプラザ、パッパラー、ファンキーまでは思い出せるんだけど、あと一人が思い出せない半蔵商店です。
■それはさておき、先日、髪の毛切断所 に行ってきたんですよ。
──うん、ひょっとして美容室のことかな、それは (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
で、そこで髪の毛切断員 の人が、
──美容師のことだろうか… ( ´д) ヒソ (´д`) ヒソ (д` ) タブン
髪の毛切断員の人が、20代後半くらいなんだろうけど、まあ、近代的なモダンボーイなんですよ。髪型も服装もハイカラだしね。
■で、髪を切ってもらってる間、いろいろ世間話をするじゃないですか。で、テレビゲームの話題になったんですよ。
そしたらば、その切断員さん、なぜかレトロゲームにすごくくわしかったんですね。以下、その方の語録を抜粋。
「ぼく、『バルーンファイト』 のゲームC が好きなんですよ」( ゚∀゚) チョキチョキ (←髪を切りながらの会話なので、ハサミの音ね)
「『マリオブラザーズ』 何面までいけるか、えんえん試したことがあるんですけど、50面くらい までしか行けなかったんです」( ゚∀゚) チョキチョキ
「ぼく、子供のころは、セガ派 だったんですよ。セガマークIII 持ってました。『ファンタシースター』やってました」( ゚∀゚) チョキチョキチョキ
「セガサターン時代、メガドラ のソフトが急激に安くなったので、買いまくりました」( ゚∀゚) チョキチョキ
「メガドラって、メガCD とか32X とか組み合わせることできるんですよね」( ゚∀゚) チョキチョキ
「いま、ぼくのパソコンに、ファミコンとスーファミのソフト全部はいってます」( ゚∀゚) チョキチョキ
■ハンサムでおしゃれなのに、レトロゲーム好き、しかもセガ派 …。しかもセガ派なのに、マリオブラザーズ50面。50面てすごいよね。
その髪の毛切断員さんいわく、「マリオブラザーズって、だんだん面が進んでいくと、火の玉(※敵キャラ)がほとんど出っぱなし になるんですよね」とのことでした。それは難しそうだ。
■あと、「ニコニコ動画 で、サカモト教授っていうゲーム音楽の人の動画が面白いです」とも教えてくれました。ハンサムな人が“ニコニコ動画”という単語を発音するところを、初めて見たような気がします。
矢島美容室の「はまぐりボンバー」をスカ風にアレンジするとかっこいいのではないだろうか。
■先日、渋谷のとんかつ屋のメニューに、
「ハンバーグを挟んだ特製とんかつ!」
というのを発見したので頼んでみました。
■ほら、ハンバーグって、ポップでキャッチーな、あらゆる年齢層の民衆から幅広く支持される大人気コンテンツじゃないですか。
それが、とんかつというこれまたゴージャスな、もう、がっちり視聴率の獲れる国民的コンテンツと同時に楽しめるとなっちゃあ、まあ発注しますよ。したっていいじゃないですか。
そしたら数分後、ハンバーグ入りとんかつ(外見は普通のとんかつ)に、デミグラスソース(だったと思う)がドロリとかかってる物体が運ばれてきた。この見た目からイヤな予感がした。とんかつの衣にデミグラ(略称)。もう、間違ったものをかけたという感じ。なかなかの異物感。
■で、食べたら、そのビジュアルの通り、まずかった。
ハンバーグととんかつという豪華二大スタアの共演は、両雄並び立たず、という感じだった。
'99年にやってた
「タケシムケン」 というテレビ番組ぐらい両雄並び立たずだった。
それと、デミグラスソース(と決めつけて話を進めます)は、とんかつの衣に合わないと思った。
やはりハンバーグととんかつは、別々に食べた方がおいしい。
■まあ、こんなメニューを考える店も店だが、頼んでしまうおれもおれだ。
しかし、こういう「ひねった」メニューで失敗すると、スタンダードなメニューで失敗するより傷が深いですね。「なんで被害を最小限に食い止められなかったんだ!」という感じで。
■では沖縄シリーズ最終回。今回は、沖縄で手に入れたものを紹介します。
■米国版(←たぶん)ヴィックスドロップ
東京のドラッグストアでヴィックスドロップ(日本語版)を買うと、20個入りでたしか300円くらいなんですね。ですが、この米国版(おそらく)は20個入りで120円。沖縄市の市場や商店でたまに売ってます。ちなみに日本のヴィックスドロップはタイ製ですが、こちらはメキシコ製。
余談ですが、近年、三月になるとノドの調子が悪くなる。なんなんだろうな。もっと買っておけばよかったなーヴィックス。
■ATARI 2600版『パックマン』
▲ラベルかびてます
アメリカのゲーム機「ATARI 2600」用の『パックマン』のソフトです。別にATARI 2600本体を持ってるわけではないのですが、まあ紳士のたしなみとして買っておきました。普天間の、アメリカものを扱うアンティーク屋にて、105円。
で、いろんな機種に移植されたパックマンですが、ATARI 2600版のパックマンってどんなもんだろうとYouTubeで探してみたところ、見つかりました。
これ。
…………( ;'A`) ナンデスカ コレワ
技術的に、モンスター4匹を同時に表示できないのか、微妙な時間差でチラチラ映し出している。モンスターがものすごいスピードで分身の術を使ってるみたい。
「巣に逃げ帰るモンスター」の表現が、「目玉を意味する正方形二つ」って分かりにくくないか? そして画面中央に出てくるボーナスのフルーツ(動画の0:58)も単なる四角形というミニマルアートぶり。
これをパックマンだと思い込んであげるってのは、もはや慈善事業の領域だと思う…。
とはいえ、調べてみるとこのATARI 2600版パックマンが発売されたのは1982年。ファミコン本体やネーナの「ロックバルーンは99」が発売される一年前のことなんですね。その当時のゲーム機の水準からすると、これはこれで、まあ、こういうものとしてユーザーに受け入れられていたのかもしれない。というか、'82年当時のアメリカの一般家庭のテレビゲーム観なんて知らない。
いま思い出したけど、おれ、ゲームギア版のパックマンも持ってたな…。あ、ゲームボーイ版も持ってた気がする。
■Mrs. Freshleys社のクリームケーキ(ラズベリー味)
▲カセットテープとの大きさ比較(いまどきカセットテープ?)
伯母からもらったアメリカのお菓子。“ふ菓子”くらいの大きさのスポンジケーキの中に、クリームが入っている。かなり甘く、香料もきつめ。ちょいと体調悪めの日なら、たぶん負ける。口に入れるのをためらう。食べてもたぶん胃にもたれる。負ける。アメリカの菓子に負ける、ということはアメリカに負けるということです。
ところで、間違ってたらすいませんが、このお菓子、たぶん「トゥインキー」っていうアメリカ菓子にかなり近い仲間だと思うんですね。
で、
Wikipediaによると 、その「トゥインキー」にウインナーソーセージを挟んで缶入りチーズをスプレーしたものがアル・ヤンコビックの好物なんだそうです。近々アル・ヤンコビックに会う予定のある人は覚えておいたほうがいいと思います。
■ということで沖縄シリーズこれにて終了でございます。
あ、今回もまたA&Wのポテト食べてオレンジジュース飲むの忘れた。ここんところ行ってないなー。
■ハイお待たせをいたしました半蔵商店、幕開きでございます(←歌舞伎のイヤホンガイド風に)。
では沖縄での話に戻りますね。
■先日、沖縄で友人と会う際に、古本屋で買った昔の『TVガイド』を三冊持っていったんですね。1984年の号と、1989年の号と、1991年の号と。そしたらば、
こ れ が 面 白 い。( ゚∀゚)人(゚∀゚ )
大のオトナ二人が、TVガイド3冊をめくりながら(とくに番組表のページは曜日ごとに重点的に)、喫茶店で三時間も話しこんでしまいました。ノンアルコールで。ジュースだけで。
■子供のころ見てたテレビ番組の話はもちろん、「この番組は沖縄ではやってなかった(※TVガイドに載ってるのが首都圏用の番組表だったので)」「この時間帯、沖縄では○○を放送していた」など、番組表に対するローカルな思い出話をしたりしました。
そう、テレビ番組だけでなく、番組表そのものにもノスタルジーを感じてしまうもんなんですね。
あと、「日曜の夕方〜夜は、一社提供の番組が多い」などの発見もありました。発見というか、ひょっとするとテレビマニアの人には常識だったりするのかもしれない。
■1984年(ネーナ「ロックバルーンは99」がリリースされた翌年)のTVガイドは、表紙からして
初代いいとも青年隊 。しょっぱなから挨拶代わりに野々村とハガケンジとその他一名ですよ。
そして、1989年(ネーナ「ロックバルーンは99」がリリースされた6年後)の号は表紙&カラーページ第一特集が田原俊彦です。「絶好調! デビュー10年」だそうです。
で、カラーページ第二特集がこの人なんですよ。
この写真には、なんか「売れてる勢い」を感じます。
巻頭からこの二人が並ぶという豪華ラインナップ。西暦2011年の今ではちょっと考えられません。
ちなみに、1991年の号は表紙が石田ひかり(だったかな)でした。
■で、これらのTVガイドを読み比べて思ったのですが、'84年の号と'89年の号との間に、すごい隔絶というか、断絶を感じるんですね。単なる誌面の違いじゃなくて、すごく大げさに云うと、日本という国の雰囲気が違って見える(ほんとに大げさですが)。
もっと云うと、'84年が戦前っぽく見えて、'89年が戦後っぽく見える。それくらい違う。
もちろん元号が違うってこともあるだろうけど、「バブル前」と「バブル真っ最中」の差が、この隔絶感の原因だと思う。
■そして、'84年→'89年→'91年と読み進めていくうちに、
なんだか夢がさめていくような物哀しさ
が、ちょっとしたのが不思議だ。バブル崩壊が関係してるんだと思う。
■えー、というわけでですね、みなさまも古いテレビ雑誌をサカナにして飲んでみてください(ジュースでも可)。
■はい、お送りしたナンバーは、ネーナで「ロックバルーンは99」、でしたー。
■といった意味も含めましてね、これから何回かは沖縄でのことを書こうと思うんですが、まずは沖縄市で見かけた、とあるポスター。
歌謡ショーのポスターなのですが、メインの歌手の大きな写真の片隅に、こういう写真が小さく出てました。
なぜ、その名前にしたのか。なぜ若くもないのに、こんな駆け出しの前座みたいな名前なのか。「司会とものまね名人」というキャプションはちょっと文章が変ではないか。どういう人物のものまねをするのか。どういう経歴なのか。ギャラはいくらなのか。年齢からすると意外に高いのか。なぜうちの近所のファミリーマートの宮崎哲弥似の店員はあんなに愛想が悪いのか。謎は深まるばかりです。が、検索したら負けかなとも思う。
■で、ここまで書いて思い出したけど、二十年くらい前、“コロッケの弟子”みたいなポジションの沖縄出身の芸人いたよね?
■はい、ということでネーナで「ロックバルーンは99」を聴いていただきましたー。どうも、半蔵商店です。
■といった意味も含めまして、おとといの晩に沖縄から戻ってまいりましたよ。沖縄は暑かったです! おとといは那覇にいたのですが、街を行く人の21〜23%くらいは半袖でした。車にもクーラー入れてました。沖縄は南半球にあるので、東京と季節が逆になるんですね。おかげで東京が余計に寒く感じられてしまいます。
■しかし四泊五日はあっという間だったなー。パタリロを読む暇もありませんでした。沖縄そばもステーキも食べ(ら)れなかったし、コザの個人商店も二店しか回ってない。
■ま、例によって、これから数日は、沖縄であったことや思ったことなどを、標準語で書いていきたいと思います。
さっき書いたように沖縄は暑かったので、沖縄のことを思い出そうとすると、去年の夏 のことを思い出してるような気分になるんですね。つい二日前のことなのに。
■「ねえねえねえねえ マメン アニ 世の中むっちゃ不景気らしいじゃない」とボーズがラップして18年経つ。
「超深刻だ就職難 ドゥンダンディンダ ディンダンダン」とアニがラップして16年経つ。
■いや、それだけの話ですけど。長いですよね、不景気。'98年ごろのピチカートファイブにも「不景気」というタイトルの曲があったと思う。
そういえば2007年ごろって、一瞬、
バブル再来 とかそういう話なかった? どこいったんだ、バブル再来。おれもバブルさんとやらにお会いしたい。自宅にお招きしたい。ドミノピザや日本酒(久保田千寿など)でおもてなししたい。バブルさんがしゃべるラジオ番組の構成をしたい。
■などといった高尚な経済学の話はさておき、このごろは
全粒粉パスタ というものを食しています。
ゆでて、で、さっと塩を振るだけでも美味しい。めんつゆなどをかけても美味しい。醤油をたらしてもいい。一味唐辛子をパラパラやってもいいし、缶詰のツナと和えるのもいい。まだ試してないけど、ポン酢とかも合うかもしれない。
全粒粉パスタは、普通のパスタよりも栄養があり、かつ、「GI値」っていう数字が低いらしいんですね。
で、この食べ物のGI値というのが体の血糖値に関係していて、で、血糖値が感情に関係している……らしいんですね(聞きかじり)。
で、ものすごく平たく言うと、GI値が低いほうが感情をコントロールしやすい……らしいんですね(聞きかじり)。
イライラするとか集中できないとかだるいとか、そういうダメな状態に陥ったりするのも食べ物の選び方が良くないから、らしいです。
■自分の感情くらい、自分でコントロールしたいので、とりあえずGI値とかそういうのに気をつけていきたい今日この頃ですが、佐久間一行の、R-1決勝当日はさして好きではなかった一本目のネタの歌が、さっきから頭の中でループしてるんですけど。
■読んでる人は読んでないフリをし、読んでない人は読んでるフリをする謎のブログ、半蔵商店でございます。
といった意味も含めまして、見に行きましたよ、おととい、銀座に、
『二月花形歌舞伎』 を、昼夜通しで、くどいですね、倒置法が。
なぜ二月三日木曜日という平日に見に行ったかというと、この日は旧正月だったからです。今年の新暦の正月は玉三郎特別公演を見たので、旧暦の正月は亀治郎と染五郎を見る、ってえ寸法でございます。縁起がいいよね。というか、まあ、土日のチケットが手に入らなかったってのもあるんだけども。
■まずは昼の部。市川亀治郎が一人七役をこなす、という情報は知ってたんですよ、高度情報化社会ですから。
知ってはいたのですが、いざ実際に目の当たりにすると、やっぱりすごいですね。亀治郎が一役目、二役目、三役目…とくるくる早替わりしていきます。チケット代のうち47〜51%くらいはこの早替わり代ってことでいいと思う。
芝居自体も、シリアスな場面と笑える場面とがバランスよく配合(←かぜ薬のCMか)されていて、面白かった。
それと、市川弘太郎の丁稚がよかったです。おれは、歌舞伎に限らず、三枚目役のキャラクターってのが気になってしまうんですよ、なぜか。
あと宗之助もよかったです。
■で、三時半に遅い昼食。歌舞伎座裏の「歌舞伎そば」まで歩いて、もりそば大盛 feat. かき揚げ二つ。
この、ね、かき揚げを一つじゃなくてあえて二つ、ってのがちょっとしたハードルでね……という、かき揚げに対する個人的思い入れを長々と読まされるほうも困ると思うので割愛。
その後、夜の部の開演までかなり間があるので、喫茶店に入って体力を温存することに。
という理論で、某喫茶店に入りコーヒーとアップルパイを発注するも、コーヒー美味しくない…。なんというか、やたら酸っぱい。が、アップルパイは美味かったので、この美味しさで自らを精神的に鼓舞し、どうにかコーヒーを飲みきることに成功しました。
■で、六時半から劇場に戻って夜の部。タイトルだけは知ってた『女殺油地獄』。
正直、前半は地味な進行だな…と思ってたのですが、これがあとからじわじわ効いてくるのですね。
で、凄惨な殺人のシーン。あえて旧正月にこういうのを見とくと、厄除けになりそうな気がする。
親のハンコ勝手に持ち出して借金→その返済のために強盗殺人で捕まった主人公が「終始一貫した極悪人ではない」点と、あと「最後までそんなには反省してない感じ」が、不気味でもあり、妙な納得もあり。
■終演後。小腹が空いてたのでラーメンでも食べて帰ろうかとちょっと思ったけど、
「ラーメン屋に入って、食券を買い、席に着き、店員に食券を渡し、数分ほど待ち、ラーメンを出され、それを食べ、店を出る」
という一連の流れを頭の中でシミュレーションしたところ、ラーメン欲が意外にあっさりと収まったので、食べずに帰りました。
■結論。
1)亀治郎がちょっと好きになったかもしれない。
2)やはり、世話物の染五郎は、良い。
3)ラーメンが食べたくなったら、とりあえず頭の中でシミュレーション。
チケット取りづらいだろうけど、できればもう一回みたいです。とくに昼の部。
■今晩、twitterに「きょうM-1決勝だったのか! しまった。見逃した」とか書き込む予定のみなさんこんばんは。半蔵商店です。
■さて昨日はクリスマスでした。
もはやこの国には「クリスマスを祝わない自由」がほとんど残されていないのは百も承知ですが、「クリスマスはやはり恋人同士で過ごさなきゃ」「クリスマスをひとりで過ごすなんて寂しい」みたいな考え方をする、'80年代脳 のおじいちゃんおばあちゃんがインターネット上でもまだまだ幅を利かせてるところを見ると、マスメディアが流す情報に対する日本人の病的なまでの従順さについて考えざるを得なくなります。
■でもまあ、しょせん敗戦国の国民なのだから、クリスマスだけでなく、ハロウィンやイースターなど白人様の行事を次々と受け入れて、白人様のように上等な民族にならないといけないわけですから、しょうがないことなのかもしれません。グローバル社会ですから。グローバル・コミュニケーションですから。門松とかひな祭りとか鯉のぼりとか七夕とか、そういった日本古来の行事やしきたりなんざ'12年度末をメドに全廃 するそうですから。ちゃんとやらなきゃだめです、クリスマス。
なので拙僧も今年のクリスマスは、白人様がお過ごしになってらっしゃるように、ちゃんとクリスマスらしく過ごしてみましたよ。
■ということで昨日は、まず歯医者に歯石を除去しに行ってきました。クリスマスといえば、なんといっても歯石除去ですもんね!
上の歯と下の歯の歯石を両方いっぺんに掃除するという短縮バージョンもあるのですが、今回は本格的に、今日はまず下の歯をキュインキュインキュキュキュ、キュインキュインキュキュキュキュイーンと掃除し、後日あらためて上の歯をキュインキュインキュキュキュ、キュインキュインキュキュキュキュイーンキュキュキュと掃除する、という計画になっております。
歯医者さんからは、一日一度は糸ようじ をするように云われました。ので、その後スーパーで糸ようじを買ってきました。真面目だな。
でも糸ようじって、いままでの人生で何回か買ったけど、なんか長続きしないんだよね…。でも、まあ、当分はやってみます。当分は。
■そしてクリスマスといえば、やはり忠臣蔵ですよね! 昼は国立劇場で『仮名手本忠臣蔵』を見てきました。
おれ、忠臣蔵ってよく知らないんだけど、あのー、あれでしょ? 「勤務中に職場を離れてSEXしないようにしましょう」っていう話でしょ? 要するに。
──お前がそう思うんなら、それでいいです……。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )
そうですか。中村亀鶴の三枚目役が良かったですよ。あと、悪人役(というか「イヤなやつ」役?)の幸四郎も初めて見た、かもしれない。
■しかし、この日はあまり上手くない掛け声が多かったような気がします。コタロー君だけじゃなく、大向こうの人々ももっと練習するべきです(←誰なんだよおれは。偉そうに)。
■ところでさ、今に始まったことじゃないんですけど、国立劇場って食べ物に困るんだよなー。
新橋演舞場や歌舞伎座のように、近所にデパートがあるわけでもなく、美味しい弁当屋があるわけでもない。かといって、弁当を買うためだけにあらかじめ銀座などに寄ってくるのもちょっと手間だ。
この日、小腹が空いたので休憩時間に売店に行ったら、もうすでに弁当類はほぼ売り切れていて、つまんねえサンドイッチ (720円)しか残ってなく、やむを得ずそれを買い求めて食したところ、まあ不味くはないが、もちろん美味くもなかった。
コンビニで220円くらいのサンドイッチを三個買ったほうが良いと思った。が、そうするとコンビニの袋ぶらさげて歌舞伎を見に来るってのはどうなの、という別種の問題が持ち上がるんだな。
■M-1はスリムクラブに頑張ってほしいですね。
(東都のにわか歌舞伎ファン、南座の顔見世を見物しに行ったまではよかったがその後は、の日記)
【十二月十一日土曜日 昼食→東に下る】
■レストランから自分の部屋に戻って、スーツの味噌汁を絞ったタオルで拭く。京都まで来てなにをやっているんだろう、おれは。
たまたま点けてたテレビに市川染五郎が出てて、ぐっさんに「トマトライス」なる料理を振舞っていた。おれもこんど家で作ってみよう。しかし最近の染五郎が、
“はんにゃ”の金田 に似つつあるような気がするのは気のせいか。
■さっきのレストランの件を弟に電話。
「けっきょくカレーのココイチくらいの店が、値段とサービスの質がいちばんバランスよく折り合いついてるよね。どんな都市にもあるし」という話題になる。
■11時チェックアウト。Wホテルの名誉のために書いておきますが、ホテル自体はまっとうなんです。'11年度版のミシュランにも載ってるくらいだし。ただ、Aレストランの……いや、もうやめよう。書いてて楽しくねえし。
■地下鉄に乗って京都市役所方面へ。京都駅の建物よりも、京都市役所の建物を見たときの方が「京都にやってきたー!」という実感が得られるね。
そこから10分ばかりてくてく歩いて、
こちらの肉料理のお店 へ。ステーキ丼2800円を発注。うまい。ライスの量が「ちょうど良い少なさ」で良いバランス。あと、食後のコーヒーのカップも、ちょうどよい小ささ。
このお店ではビーフカツサンドを持ち帰りで頼むのが定番らしいのですが、おれは別の店のサンドイッチ(後述)を買う予定だったので、今回は頼まず。でも、他のメニューもいろいろ試してみたいですね。(談)
■肉料理の店を出て北へとぼとぼ歩く。いつの間にか、ブライトンホテルの前まで来ていた。そこからタクシーを拾って○×神社へ。以前、とある本で読んで、一度訪れてみたかったので。
■さて、この拾ったタクシーの、
ねずみ男 みたいな顔した運転手氏が変な人であった。おれが乗るや否や、「こんにちはご乗車いただきましてありがとうございますお客様のご期待に沿えるよう勤めさせていただきます」云々、という、
早口でものすごく棒読みの口上 を開始。なんだよそれ。わずか数秒のことだが、長く感じた。
口上が終わり、「どちらまで行かれますか」とようやく人間らしい口調で訊くので、○×神社までお願いする。
■数分後、○×神社の近所にタクシーが着いた。ほんの30メートル先に、○×神社の鳥居が見える。
「えー、ここが○×神社なんですが、どこ停めましょう」と運転手が訊くので、
「いや、ここでいいですよ」と、おれは答えた。
すると運転手が、
「えぇっ!? ここでですかっ!?」
と、驚いた声を出した。なんだよ、お前。
■もしかすると、もしかするとだけど、京都では、タクシーで「○×神社まで」とお願いしたら、「○×神社そのものズバリ」ではなく、「○×神社の付近一帯」を指すのだろうか。で、いったん○×神社の近くまで来たところで、その周辺の店なり民家なり会社なりの位置を改めて細かく指示するのが普通なんだろうか。
──と、思おうとしたけど、これくらいのことでいちいち驚かれても困る。○×神社に行きたいから○×神社までとお願いしたんだよ。どこもおかしいとこはないだろ。
■ようやくおれの意図を理解した運転手氏が、「あ、そういうことなら鳥居の前まで車をつけます」とおっしゃってくれたんだけど、おれはこのタクシーから一秒でも早く脱出したかったので、その場で降りた。
■で、○×神社を参拝したのですが────すいません、本を読んで期待しすぎていました。すいません。神社やお寺は、観光客の幻想に応えてやるために存在するわけじゃないんですよね。
中学校のグラウンドくらいの広さの境内をぐるりと一回りして終了。
で、せっかくだから近くの△□寺も訪れようとしたタイミングで、雨が降り始めた。
■旅の途中の雨は、人をみじめな気にさせる。朝は味噌汁で、昼は雨ですよ(味噌汁は自業自得ですが)。
もう、△□寺の前でさっさとタクシー拾って市街地まで戻ることにする。○×神社と△□寺の滞在時間は、トータルで11分くらい。この11分のために、往復のタクシー代2500円…。ま、いいけどさ。
■イノダコーヒ本店でタクシーを降りる。コーヒーを発注。どんな味だったかを再確認しておきたかったので。それと、クラブハウスサンドイッチをテイクアウト。
■で、上手くいかなかった旅は、さっさと撤収するに限る。早く帰りたい。もう、予定を早めてとっとと東京に戻ることにする。
地下鉄で京都駅まで。Wホテルの出張所で荷物を受け取り、新幹線の窓口で切符の時刻を2時間早めてもらう。
■午後三時。新幹線に乗る。芸能人なのでグリーン車。
それはいいが、ガキがうるさい。親の方も、いちおうちゃんと叱ってはいるのだが、抑止力が全くない。叱られてるほうの子供も「あー、声質と音量からすると、これは無視してよいパターンの叱り方だわ、うんうん」と判断してるのだろう。
しかし、こちとらゆっくりしたくてグリーン車に乗ってるのに、この有様だ。「未就学児童禁止車両」とか、逆に「ファミリー連れ専用車両」とか設定してほしい。
■標高が3700〜3800メートルくらいあるという噂の、日本一高いと云われる何とか山を車窓から眺めつつ、イノダのクラブハウスサンドイッチを食べる。ビールを飲む。
旅の疲れか、ビールの酔いがいつもよりだいぶ早く回り、気分が悪くなる…。350ml缶を半分飲んだだけでこの有様。もうね。('A`)
■騒ぐガキの声とビールの酔いをこらえつつ、新幹線はやっと東京23区内へ。東京タワーの姿を見て、こんなにホッとしたのは初めてだ。
■で、東京駅着いて、山手線に乗り換え。
山手線の中で、東京駅から巣鴨あたりまで、ずーっと紙コップの中の氷を噛み砕き続ける変なブスがいたが、そのブス氷の音をも温かく受け止めてあげたくなるほど、東京に帰ってきてホッとした。
■で、石神井町のアパートに無事戻って、スーツをクリーニングに出して、ようやく今回の京都滞在を終えたという感じですね。
■以上だ。
■いわゆるサウンドアート系の音楽って、最近の作品よりも、
むしろ'02〜'04年くらいの作品のほうが未来っぽい というか、最先端っぽいというか、前衛っぽいように聞こえることがある。
これは、当時はPowerBookのスペックや音楽ソフトの機能などがまだまだ不十分だったが、それらの制限がかえってサウンドアーティスト達の創造性を刺激して、それがそのころの作品に反映されているからではないか……とか、そういう単純なことを考えてしまう。
まあ、おれがサウンドアートを聴きはじめたのがだいたい'05〜'06年くらいからだから、「自分がサウンドアートを聴き始める以前の時期」に対する幻想のようなものがあってバイアスがかかっているのだとも思う。
しかしこのごろは、サウンドアートもだんだんテクノ化していったり、フォークトロニカ化していったり…。
■来年一月は、新橋演舞場、国立劇場、浅草公会堂、ルテアトル銀座と、江戸だけで四つも歌舞伎が上演されるので、これらを全部見ようとするとチケット代がまさに世紀末!!
演舞場と国立劇場での歌舞伎は他の月でも見られるから、浅草と銀座だけでも行こうかなと思案中。まあ会場がどこであれ、正月に歌舞伎を見るってなんか縁起良さそうです。
正直、
銀座の はチケット代が高いなとは思うも、まあ海老蔵代ということで。
とかなんとか書いてたら
こんなニュース が……。('A`)
■
前回 に引き続き、なぜかこっちを見てくる変な男の話。
■坊主頭にするときは、千円で切ってくれる床屋に行くのですね。
■で、ああいう床屋って、客はみんな、壁沿いに一列に並べられた椅子に座って順番を待つのですね。
で、店の人が「お次の方どーぞー」と声をかけると、客がみんなして立ち上がって、一つ右の椅子にずれる。
■で、先日のこと。
上記のような床屋で上記のように椅子に座って順番を待ってたのですね。
そしたら、おれの右隣に座っていた30代後半の男からの、チラッという視線を感じた。
■最初は、気のせいかなー、とも思ったんだけど、止まらないんですよ、「視線を投げかけられる感じ」が。
■それで気がついたんですけど、この男、どういうわけか、
約9〜11秒くらいごとに一回、一瞬だけ大きく振り向いてこちらを見てくるんですわ。
頻繁すぎるっつーの。そんなハイペースで一瞬だけ首を45°くらい向けてこちらを確認してくる意味が全く分からない。
まあ、この男も、
前回のミスド男 と同様、おれ個人を見てるわけではなく、あくまでおれのいる方を向いてるだけなんだろうけど、こうも頻繁に、それも
トータルで50回くらいも 見てこられると著しくうっとうしい。漢字で書くと鬱陶しい。
■なぜこの男は、こちらを見てくるのか。しかも、こんなに何度もわたって、しかも、こんなにハイペースで。謎が謎を呼びます。が、別に知りたくはないです。
ちなみに、この男は、パッと見た感じは別に普通のむさい男で、とくに変わったとこはなかったんですが…。
■先日のこと。ミスタードーナツ某店でね、コーヒーを飲みながら書き物をしておったのですよ。
なにごともなく、コーヒーを摂取しつつ、平和に書き物を進め、10分後。
おれの隣の隣のテーブルに一人の男が座ってきました。もちろんはっきり確認したわけではないのですが、雰囲気から推測すると、背は175くらい。やせ形。髪は長い。歳は20代の半ばくらい。
■で、この男がね、やけにこっちを意識したような角度で、こっちを向いて座ってるんですわ。
“「こちらに話しかける」ありきの、うっとうしい角度” っていう説明で伝わりますかね?
たま〜に飲食店にいるじゃないですか、座ってる角度や体の向き加減が、なんかうっとうしい人。 こっちを見てるような、こっちに興味を示してるような。なにか言いたげな。なにか話しかけてきそうな(実際に話しかけてくるかどうかは別として)。
「いやいや、見られてなんかないよ。見られてるなんて思い込むのは自意識過剰の一種だよ」と、おれは自分自身へ言い聞かせたんですが、それすら無効化するほどの、うっとうしい視線というか、うっとうしい体勢というか。
隣の隣のテーブルとはいえ、狭いミスド店内のことだから、距離なんて大して離れてない。なので、このうっとうしい角度が、ことさらうっとうしい。
■とは云いましても、ここで席を替えてしまうのも、なにかに屈したような気になるし、書き物だってこのまま進めたいので、おれはひきつづき平静を装って、この席で書き物を続けることにした。
そういえば、内田百里痢愨荵旭に捨鷦屐戮虜埜紊里曚Δ法百里諒をジロジロ見てくる変な見知らぬ男の話があったなー、と思い出しつつ。
■いちおう、おれの隣の隣の席の男は、「おれ個人」を見ているわけではないみたいなのね。あくまで、「おれのいるほうの方角」を見てるだけっぽいのね。
とはいえ、その男の視界に含まれてる人間はおれだけだし、おれの席は角っこだし、なにやら追いつめられてるような気になってくる。
■この男は、正面を向いたり、別の方角を向いたりもするんだけど、しばらくするとまた、おれの方角に体を傾けてくるのね。どうも、この角度がデフォルトらしい。
■で、約50分後。書き物も一通り済んだし、飲食店でコーヒー一杯で粘る時間は一時間までと決めてるので、席を立つことにした。
席を立つとき、その変な男の顔をのぞき返してやったのですが、やつの視線はおれではなく、やはり「おれのいた方向」に向いたままでした。
おれ自身が凝視されていた訳ではないので一安心でしたが、おれが「凝視されていた気分」にさせられてしまったのは確かだし、うっとうしかったです。
■それはいいのですが、やつのテーブルには、コーヒーもドーナツも何も載ってなかった のですね。つまり、やつは何も注文せずミスドの席に50分間も座ってたんですね。こいつは店にとってもうっとうしい存在ですね。なんなの、おまえ。
■「半蔵さんが歌舞伎に興味を持ってくれますように……」と、おれのために松竹が建ててくれた歌舞伎座という建物があるじゃないですか。
──寝言にもほどがある…。( ´д) ヒソ (´д` ) ヒソ (д` )
その歌舞伎座も今年の四月に閉場して、ご存知のようにただいま絶賛工事中です。
▲H22.11.07撮影
■新橋演舞場に歌舞伎を見に行く帰り、ついでに歌舞伎座のそばも通ったりします。
つい半年ちょっと前まではここで歌舞伎座のさよなら公演をやってて、入り口付近は歩道をふさぐほどに人類でごった返していて、甘栗を焼く匂いが漂っていて、通りの向こう側にも歌舞伎座の姿をカメラに収めようとする人々がいて、という騒ぎだったのが、なんかもう夢の中の出来事みたく感じられます。というか夢だったのかもしれない。この場所に歌舞伎座なんてなかったのかもしれない。海老蔵に隠し子なんていなかったのかもしれない。
■平成二十五年に完成するという新しい歌舞伎座の
外観の予想図 を見てると、ちょっと、なんだかなーと思う。正直あんまりよろしくない。ま、三年後に実物を目にすると、また感想は違ってくるかもしれないんですが。
■で、気になるのは、新しい歌舞伎座には、あの歌舞伎座の雰囲気がどれくらい残るのかということです。
これはなにも“通”ぶったことを云いたいわけではなく、おれのようなにわかファンでも分かるような独特の雰囲気が、歌舞伎座には漂ってました。この雰囲気は、手狭さや不便さとセットだったとはいえ、まぎれもなく歌舞伎座の一部だった……ように思います(歌舞伎座の思い出は
二ヶ月ぶんしかない ので、語尾をぼかしておきました)。
外観はともかく、そういう雰囲気がちょっとでも残ってくれればいいなー。あの売店群の、妙にチープな雰囲気とかも(新橋演舞場の売店は良くも悪くも上品だな、と、初めて来た時は思いました)。
■あと、新しい歌舞伎座では、変な掛け声をかけるやつの座席に
2000Vの高圧電流 が流れるような仕組みにしてほしいです。ぜひ。
あと、700円カレーも復活しててほしいです。
■ところでいま、歌舞伎座の工事の模様がUstreamで中継されてるらしいですね。さすが22世紀。高度情報化社会です。ピピンアットマークです(←なんだ突然)。
■
サブウェイで選ぶパン はハニーオーツ派です。半蔵商店です。
■さて、この金曜の夜は代官山UNITで歌舞伎を、そして今日は新橋演舞場でraster-notonのライブを見に行ってきました。
■UNITでのお目当ては、尾上菊五郎と松本幸四郎によるラップトップデュオ“cyclo.”のライブでした。
二人が発する低い周波数の音にシンクして、PA機器を保護する金属製の網がヂリヂリヂリと振動する音が、曲の一部だと思い込もうとするとけっこう思い込めました。
■そして演舞場では、池田亮司が河内山宗俊を、カールステン・ニコライが片岡直次郎を演じる『天衣紛上野初花』を見物してきました。
前半の部分は今年の5月に松竹座の團菊祭で見たのですが、全篇にわたって見たのは当然ながら初めてです。五幕十一場をフルで演じるのは昭和60年以来だとか。
ラストシーンで二人が酒を酌み交わす場面は迫力あってよかったです。開演の午前11時から徐々に蓄積していったものが、静かに爆発する感じというか。おれ青くさいこと書いてますか、いま。
あと、雪の夜のそば屋のシーン。おれはこういう江戸の町の模様を淡々と描いたシーンを見るのが好きで、これは、おれの歌舞伎を見る楽しみの少なからぬ部分を占めている、と今のところは思う。
で、このそば屋のシーンで思いっきりケータイを鳴らしてる客がいました。なんで雪がしんしんと降る夜を描いた静かなシーンでわざわざ鳴らすかね、しかし。
■ところで今日は三階席で見てたのですが。
休憩時間に最中アイスでも買おうと思ってふらっとロビーに出ると、歌舞伎座にあったあの
めでたい焼き の屋台が出てるではないですか! 一瞬、四月の歌舞伎座1Fの売店一帯がフラッシュバックした。買った。
■昨日はディスクユニオンにCDを売りに行ってきたんですよ。すごく久しぶりに。
49枚のコンパクトディスクを紙袋に詰め(けっこう重い)、地下鉄に乗って、降りて、ユニオンに入り、店員に「買取をお願い申し候」と頼み、いったん店を出て、近所でカレーをライスにかけたカレーライスという西洋料理を食べたり、無印良品で「これで心おきなく目玉焼きが焼けるね!」 とフライパン片手に喜んでるカップルの男のほうを目撃したりして待つこと一時間、ユニオンに戻る。査定終了。
■CDの買い取り査定額を聞く時って、正直、この歳になっても緊張します。なんか、入試の合格発表を見に行くような感じ。
「自分の予想してた額より低かったらどうしよう」(´д`;) ドキドキ
みたいなところがちょっとあります。
■いや、査定額が低いこと自体はイヤではないです。自分の予想より低い査定額を聞かされたときの、
「自分にばかり都合のいい額を期待していた図々しさ&読みの甘さ」
を認識させられてしまうことがイヤなのですね。って細かいこと気にするなー、おれも。こんなことでいちいち緊張してるんじゃない、まったく。
■さて、この日の査定額ですが。
49枚中、買い取り不可は9枚、買い取りOKは40枚。買い取りOK盤のうち、2枚は査定額が不満だったのでそれはキャンセルして、けっきょく合計38枚のCDを売却することに決定。だいたい80ユーロくらいになった。
心の中では「60ユーロくらいかな」と予想すると同時に、「んー、でもまあ、実際はあれでしょ? もっと低いんでしょ? いいとこ30ユーロくらいでしょ? 30で売れればいいや、うん」みたいな、変に物分かりのいい態度を装った弱気な保険 をかけてたので、ちょっと嬉しかったですよ。
あと、このような「変に物分かりのいい態度」で弱気に物事をとらえようとする現象は、人生においてたまにあるので気をつけたい、と思った。
■で、このあと家に戻って、今度はブックオフに紙袋一杯の本(と、ユニオンで引き取ってもらえなかったCD)を持っていった。こっちは、たいした値段がつかないと最初から分かってるから、ちょっとしか緊張しなかった。こちらはだいたい15ユーロになりました。
■このところ仕事で会ったweb関係の会社の人々との話題に出てきたのですが、
「日本のネットユーザーの一部で、ここ最近なぜかFacebook が急に流行りはじめている」
という心霊現象が起きてるらしいんですね(ま、こういうのに詳しい人はとっくにご存知なのでしょうが)。ずっと前に作ってほったらかしてたFacebookアカウントを活用しはじめる人が増えてるらしいです。ここ最近、唐突に。
■でもこれ、Facebookの機能やらがなんやらががすごいというよりも、単にTwitterでの人間関係に疲れた人々がFacebookに移行してるってことなのではないかなと思ったり。
mixi→twitter→Facebookと来て、その次はWassr なのか?と思ったり。とくに根拠ないけど。
■そもそも、mixiも当初は、“tcup掲示板での馴れ合い+相互リンク希望メールのやりとり(+HTMLタグの手打ち)”にうんざりしたテキストサイト文化圏の人々の間で、「インターネット初期の新鮮さをもう一度!」みたいな部分で流行り始めた、みたいなとこがあったように思います。
で、mixiが息苦しくなったから、twitterで「SNS初期の新鮮さをもう一度!」みたいな部分でtwitterが流行り始めて。
で、そのtwitterも息苦しくなりつつあって、「とにかくまあ、なんか、こう、新鮮さをもう一度!」みたいな部分でFacebookが流行り始めてる……んですかね。
この段落に書いてることはごく個人的な見解なので、一般的なあれではありません。
ま、あくまでここ最近の話ですからね。今後もこの傾向が続くかもしれないし、続かないかもしれない。このブログは、別に予言サイトではない。
■「日本にはmixiがあるから、facebookは流行らない」みたいな話も聞くんですけど、どうなんでしょうね。
しかし、このタイミングでfacebookってのが意外です。もしかして、さっそく'00年代ブーム が来てるんでしょうか。
■といった意味も含めまして半蔵商店です。今日は、同僚の結婚式の二次会に行ってきたのですが。
夕方、二次会に出かける直前、クリーニング屋にクリーニングしてもらってたスーツを引き取りに行ったんですよ。そしたら、
そのスーツが出てこない。
クリーニングに出したのは先週で、今週の火曜日には仕上がってるはずなんだが、そのスーツが出てこない。お店の人が店内を探し回っていたが、スーツが見つからないのですよ。ええ。困る。('A`)
しょうがないので、家にあった、あんまり折り目の正しくないスーツを着て行ったけど、新郎新婦が幸せそうだったので、良かった。久しぶりに同期のみんなが揃ったのも良かった。
■でも、あれだね、三十過ぎともなると、「よーし、次の店行くぞ!」→三次会に突入、とかならないで、みんなさらっと解散するね。
おれは、だらだらと飲むのはあまり好きじゃないんだけど、とはいえ三次会に付き合うのはやぶさかではないので心の準備はしてたんだけど、三次会が無いのでちょっと拍子抜けしました。ん、もしかすると、おれがいちばん三次会をやりたがってたのだろうか……。
■カレー屋で、カン! カン! カン! と皿にスプーンをぶつけてインダストリアルな音を盛大に発生させながらカレー食ってるやつってなんなの? SPKなの? スロッビング・グリッスルなの? アインシュツルツェンデ・ノイバウテンなの? どうも、半蔵商店です。
■さてこのごろは、“断捨離”なるものが流行ってるそうで、その反動として「掃除なんかしなくてもいい。部屋を散らかして何が悪い」みたいな内容の新書がそろそろ出るんじゃないかとちょっと思ったりする昨今ですが、おれも今日は部屋を片付けてましたよ。
ドカドカ捨てたというよりは、床に積んである本の地層を整えたというかデフラグ した程度なのですが、それでも部屋はすっきりしました。部屋片づけるとさ、片づけた場所からなんか涼しい空気が流れてくる気がしない? おれはする。
■で、本を整理したところ、案の定「そのまま捨てるのもなんか惜しいから、まあ、あと一回読んだら捨てる」の本の塔ができました。それはいいんだけど、いつそれらの本を読むのかなんだよな、問題は。正直、あんまり進んで読む気はしない。
しかし、特に読む気は無いけど捨てる気も無い、って、それらの本は何のために存在してるのかって話ですよ。おれも何のために所有してるんだろうって話ですよ。
読んだことにして全部捨てるってのもアリですけどね。メールソフトの「既読にする」ボタンみたいな感じで。
■────って、この話題、書くの何度目だろうね……。毎度毎度、同じことばっか書いてすいません。(・ω・`)ゞ
それだけ本を整理整頓するのは難しいんですよ。逆に、もう本は読まないことにするとか、そういう発想の転換が求められますね。それは
ちょっと違いますね。
■ところで、例によって明日は歌舞伎なのですが、久しぶりに着物で行こうかと思ってるのですが、天気予報では小雨なんですね。どなたか、雨あげといてください。
■銀座ルノアールが
“銀猿ノアール” だったらめちゃめちゃかっこいいな、と思う半蔵商店でございます。
しかし、ルノアールで出してくれる温かいおしぼり、いいよね。いいよねっていうのも工夫の無い褒め方だけど、あのルノアールのおしぼりをご家庭でも簡単に再現できる、
「ルノアールおしぼり器」 みたいな製品があってもいいと思う。
そんなの別に普通のおしぼり器でいいじゃねえかと思ったやつ。はい、おまえは明日ライオンに噛まれます。“ルノアール”って冠が大事なんじゃねえか。
あと、「ルノアールで口直しにサービスで出してくれるお茶」も商品化すると、欲しがる人がいると思う。商品名は「ルノアールで口直しにサービスで出してくれるお茶」とかがいいと思う。
■なんてことを書いてましたら、今年ももうオクトーバーでね、しだいに気候もオータムめいてきましたが、さっき近所のスーパーに行ったら、もう
年賀状印刷 の受付が始まってました。早い。
いや、早めに注文をとっといて、早めに金を確保しておこうっていう、その考え方はわかるけどさ、なんか、こう……。まあいいや。
■で、本題。
汐留のアドミュージアムに
『マディソン・アベニューの履歴書』 という展覧会を見に行ったんですね。
これは、アメリカの20世紀の広告を振り返るという主旨の展覧会で、会場のそこかしこに、アメリカの古い雑誌広告のパネルが飾られたり、液晶テレビでアメリカの古いテレビCMが流れたりしてました。
で、そのなかに、“ANACIN”という頭痛薬のCMが流されていて、そのCMの中で白人女性が「I feel great!」っていうセリフを発するんですけど、なんかこの声に聞き覚えがあるんですよ。1950〜60年代のアメリカのテレビCM(ちなみにモノクロ)に聞き覚えなんかあるはずがないのに、どうもどこかで耳にした記憶がある。
■で、数分後に気づいたんですが、これ、EBNというバンド(?)の「Electronic Behavior Control System」という曲のビデオクリップで、このCMの声と映像がサンプリングされてたんですね。
いや、ほんとにそれだけの話なんです。よく思い出せたなー、こんな細かいこと。他人様にまったく関係ない話ですいません。本題は以上です。
■ちなみにこの展覧会では、他にもいろいろとアメリカの古いCMが見られるのですが、一人の外人の男がカメラをじっと見つめながら、
「夏休みの旅行を先延ばしにするんですか? なぜ? なぜそうやってやりたいことを先送りするんですか? そういう生き方でいいんですか? “やれなかったこと”の思い出ばかりが増えますよ?」
(※セリフは正確な再現ではないです)
というようなことをシリアスなトーンで延々つぶやくパンナムのCMが、印象に残りましたっていうか身につまされました。
■この展覧会は明日まで、汐留の
アドミュージアム でやってますので、おれと同じように身につまされたい方や、アメリカの広告の歴史に触れたい方におすすめです。
■あ、
デビッド・オグルビーの『「売る」広告』の新訳 が出てますね。アドミュージアムと同じフロアにある本屋でたまたま見つけてちょっとびっくりしました。この展覧会とタイムリーなので。
# 展覧会で見て、気に入って、かつYouTubeにもあったやつ二三
# ・Alka-Seltzer
# ・FedEx
# ・M&M's (展覧会で見たのと同じものがなかったので、代わりにこれを)
■効果音のCDっていろいろあるじゃないですか。
で、そういうCDから雨の音を集めてきて、雨の音だけで一晩DJするというのはどうだろうか。
──それは実験的すぎる (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )
■いや、でもテクノのイベントのセカンドフロアとかでやると、いいチルアウトになるかもしれないじゃないですか。
あと、野外DJイベントで、ほんとに雨が降ってるなか雨の効果音のCDをかけたりとかね。生の雨音を聞きながら雨音のCDを聞く、と。
■雨音だけのミックスCDを作るのもいいかもしれません。ところどころに、遠い雷とか、雨の道を車が走り去る音とかを混ぜるとか。
■電車の中で、
『月刊 食品工場長』 という雑誌を読んでる人を見かけました。
■といった意味も含めまして半蔵商店ですが、今回は、猫の写真。
猫は別に好きでも嫌いでもないんですが、旅先で猫を見かけるとついカメラを向けてしまいます。でも愛想のいい猫なんてなかなかいなくてね。だからこそいい具合にフレームに収まったりするとうれしかったりするんだけども。
ということで今回は波照間島で撮った猫の写真です。
前回 も書いたとおり、この島は日本最南端の有人島です。ということは、この猫たちも、ほぼ日本最南端の猫、ということになるのかもしれません。
■ところで。猫を飼おうともまったく思わないのですが、猫か犬のどちらかを飼わなければいけないとなったら(どんな状況だ)、やっぱり猫ですかねー。散歩連れて行かなくてすむので。
▲VJのスクリーン
■では半蔵商店です。おとついの晩に東京県に戻ってきました。
■8/28の
ライカムディスコナイト にお越しの皆様、出演者各氏、
蛞蝓 のお二方、Ustreamをご覧になってた方々、ありがとうございました。
なにかと一筋縄ではいかない、濃いイベントになったと思ってますが、どうでしょう。
至らぬ点もあったかとは思いますが、完璧を期しすぎると身動きが取れなくなるのもまた事実なので、そこはご了解いただけると幸いです。
■拙僧は2セット選曲したのですが、第2セット目は、えー、ちょっといまいちでしたね。謝る。いや謝らない。あれはあれでちゃんと成立していた。いや、どうかな……。
ま、おれのことはいいか。
■えー、改めまして皆様ありがとうございました。ひょっとすると、またこのような会を開くこともあるかもしれません。その節はどうぞよろしくお願いします。
■共同主催者のヨギ太郎にも感謝。
■マガジンハウスのBRUTUSが、このごろたまに小学館の
『サライ』 っぽく感じられるのはおれだけだろうか。
■オムニバス盤などではなく、明らかに一人の歌手の単独のCDなのに、iTunesでリッピングすると『コンピレーション』のフォルダに入ってしまっているのはなんという妖怪の仕業なのだろうか。
■たいして若くも美しくも無い女が、ものすごく丈の短いパンツ(主にデニム)を穿いて、太ももを晒して歩いてる怪奇現象はなんと呼べばいいんだろうか。もしくはこれも妖怪の一種なんだろうか。
■ライトノベルのカバーとか、深夜アニメのDVDのパッケージとか、コミックビームとかIKKIとかの表紙に『健康な精神生活や今後の人生設計に支障が出るおそれがありますので、サブカルチャーの摂りすぎに注意しましょう』という注意書きをしておいたほうがよいのではないだろうか。
■いまの若いファミ通読者は、ファミ通が『ファミコン通信』の略だということを知らなかったりするのだろうか。
■あの南蛮渡来の、穴がたくさん開いてるプラスチック(?)のサンダルは、ほんとにかっこいいんだろうか。みんなあれを、ほんとにかっこいいと思って履いてるんだろうか。
■これくらいの長さの文は、やはりtwitterに書いたほうがいいんだろうか。
■「三年目の浮気」「五年目の破局」などのヒット曲で知られるフィンランドの二人組デュオ“Pan sonic”が解散して、先ごろ最後のアルバムが出ました。デュオはそもそも二人組です。
で、話はさっそくPan sonicからずれるんだけど、最近って、バンドが解散してもわりと高い確率で再結成して活動再開するイメージないですか? 「解散」という言葉の意味するところが「活動一時休止」くらいになっているというか。再結成ありきで解散してるんじゃないかというか。再結成のありがたみがだんだん無くなってるというか。もちろん、それのどこが悪いって話ではないんだけども。
個人的には、「ピチカートファイブって、あらかじめ再結成のシナリオ考えてそうだよなー」、と解散当日から思ってます(でも意外に再結成しない)。
■解散といえば、このブログにちょくちょく出てくる芸人某君も、5年間続いたコンビを先月解散して、今月から別の相方と新コンビを組みました。
三十を過ぎて、いままでやってたことを止め、新しいことを一から始めるというのはなかなかに大変なことだとは思いますが、がんばってほしいです。あ、なんか普通の文ですいません。
■今月は、四日ごろにノドが痛くなって、軽い風邪引いたみたいになって、体調悪くなって。で、その状態から回復し始めたのが十一日で。
で、それからしばらくは悪くなかったんだけど、今週に入ってからまた急に体調が悪くなり始めて。で、しばらくずっと調子悪かったんだけど、今日やっとなんとか持ち直した感じ。
■なんなんでしょうねえ。去年は三月が調子悪かったけど、今年は六月が良くない。うーむ。
食欲にものすごくムラがある。昼間はほとんど何も食べる気にならない。のに、夜になると急に食欲が出てきて、マグロたたき丼を食べたあと、デザートとしてカツ丼を食べたりする。こういう食べ方も、あまり体に良くないような気がする…。でも食べないと栄養摂れないしねえ。
■なんというか、体力の“芯”のような部分がなかなか戻ってきません。
要するにまあ夏バテってことなんだろうけど、もしかすると、ちょっと前まで飲んでた『わかもと』を飲むのを止めたのも関係あるかもしれない。
鍼にでも行こうかとも思ってます。
■あ、ラバーガールの来月の単独ライブのチケット買いました。
今年の秋のシティボーイズのライブには、ラバーガールとザ・ギースが出るそうですね。
■先週の火曜日、コクーン歌舞伎『佐倉義民傳』を観てきました。
■この芝居はラップが一つの売りだったのですが、そのバックトラックがあまりかっこよくなかったので、ラップが活きてなかったような気がします。
ラップの作詞にいとうなんとかを迎えたように、トラックにも例えばスチャダラパーのシンコを起用するとか、そういう発想と予算があれば、ラップが一段とかっこよく聞こえたかもしれません。
■さて、終盤のラップですが…………。
あそこで具体的な地名を挙げて世界情勢を持ち出したりするのはさ、なんか、こう、市民団体が市民ホールでやるようなお説教くさい劇というかさ、高校生が研究発表の一環として文化祭で上演する劇というかさ、それにかなり近いものを感じた。
なによりも、ああやって話を広げ過ぎちゃうと、これまでの劇の印象が一気にぼやけるでしょ。開演から今までの劇はなんだったんだ、ってなるでしょ。
■ラップの歌詞を手がけた、いとうなんとかという業界くんにはさ、
去年のワールドハピネス でもそうだったけどさ、なんかこう、
おれが大衆を啓蒙してやろうみたいな姿勢 をちょーっと感じてしまうわけですよ、どうも(ま、歌詞の内容については、他の製作者の意向もあるのかもしれないけど)。
いや、ヒップホップと和の文化の両方に通じていて、かつ歌詞も書ける人材なんて、いとう氏以外にあんまりいないのは確かだし、その点はすごいと思うけどさ。おれも「ピチカート VS 坂本龍一 VS いとう」という謎の組み合わせのマッシュアップ作ったことあるしさ。関係ないか。
■この劇、見応えのあるシーンももちろんあるんですよ。船を出して川を渡るシーンとかさ、主人公が再び江戸へ経つシーンとかさ。
子役もものすごく上手いしさ。ところどころに入るくすぐりも笑えるしさ。
でも観劇後の印象は、あまり良いものではなかったです。終盤の、時代設定をずらしての展開も、正直あまり意味が分からなかった(これはおれの理解力が足りないだけかもしれないけど)。
■この日はあくまで予習ということで、立ち見の当日券で見てまして、別の日の平場席チケットも買ってたんですが、結局そのチケットは銀座のチケット屋に放流してしまいました。
(でも、千穐楽ちかくになるとまた見に行きたくなるかもしれない…。)
■ちなみにこの劇でいちばん印象に残ったのは、小太りの百姓ラッパーです。存在感があった。
■上がってんの下がってんのみんなはっきりいっとけー半蔵商店です。
■さて先日、歌舞伎座に引き続き新橋演舞場でも『助六由縁江戸桜』を見ました。
助六を演じるのは市川海老蔵。敬称略。歌舞伎知らずのおれでもこの人のことは知っていました。さすがに。
■で、先月歌舞伎座の『御名残木挽闇爭』でも思ったのですが、海老蔵敬称略は役者として以前に、生物として存在感があるなと思いました。これを一言で説明しようとすると、どうしても「オーラがある」みたいな俗っぽい言い方になってしまうのだけれど。
■うん、左側の桟敷席から見てたんですよね。花道に海老蔵助六が出てくるところを間近で見られてよかった。堂々としてて、華があって。
逆光の照明で影になってしまう瞬間とかもあるんだけど、それも含めてかっこよくてね。
そういえば、海老蔵が助六に変化するおーいお茶のCMがあったけど、あれは今月のこのチケットの宣伝も兼ねてたんでしょうね、たぶん。
■あと、声質は先月の團十郎のほうが好きですね。でもこれは個人的な好みの問題。海老蔵の声が悪いわけじゃなく。
■染五郎の助六兄も、おっとり感が出てて、役にぴったり合ってたように思う。
■意休が助六を蚊に見立てて、両手でパチンとつぶすシーンで掛け声をかける客がいたんですが、あれはああいうもんなんだろうか。
■で、今回の『助六』では、“水入り”の場面まで演じられました。この場面が演じられるのは二十二年ぶりだそうです。
でも、水入りの場面って、朝顔仙平ってあんなことになっちゃうんだな。けっこう気に入ってるキャラなのに。(´;ω;`)
■なんか、「一日分のtwitterのログをまとめたエントリ」みたいな体裁になりましたが、えー以上です。
■この五月六日で、半蔵商店が五周年を迎えました。( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー
ありがとうございます。
■しかし、まる五年ですよ。五年もやってんだなー。ここまでくると、書いてるほうだけじゃなくて、読んでるほうにも責任ってもんがありますよ。どうしてくれるんですか。
五年ってそんな短くないよ。五年前って、まだtwitterもiPhoneもYouTubeも無い世界ですよ。旧石器時代ですよ。ごめん、YouTubeはかろうじてあった('05年2月設立)。
■五年前にこのブログを始めたとき、おれは二十六歳でした。二十六って、そんなに馬鹿な歳でもないはずなんだけどな。他にやることはなかったのか、五年前のおれ。
こんなブログを五年間も続ける労力を、何か他のことに費やしていれば、いまごろ何か一つはモノにできたろうに。
などと、いまさら悔やんでももう遅いですね。
■(食べ終えた皿や小鉢を店員に手渡しながら)しかしあれだね、ブログを始めるとき、なにかテーマを一つ決めて始めればよかったね。たとえば、アンビエントのCDレビューとか。
そしたら、うまくいけば今ごろ、アンビエントに関する本を出版とまではいかなくとも、雑誌とかムックとかがアンビエント特集をやるとき(そういう機会があればの話ですが)にちょっとしたコラムを頼まれるくらいにはなってたかもしれない。小遣い稼ぎにはなってたかもしれない。
こういう身辺雑記(にすらなってないかもしれないが)のブログだと、芸能人かなんかじゃないかぎり書籍化されないもんな。べつに書籍化を狙ってるわけじゃないですけども。
■そういえば、四月は歌舞伎のことばかり書いてたような気がします。ブログ右側の『ここ最近の作文』の欄だけ見ると、歌舞伎観劇を専門にレポートしてるブログみたいですね。
でも、だからといって『歌舞伎観劇ブログ・半蔵茶屋』とか名乗っちゃうと、こんどは歌舞伎について書かなくなる可能性がかなり高いです。おれの性格からすると。で、歌舞伎以外のことを延々と書いてそうな気がします。
■こんなウェブログですが、話がいつも通りまとまってませんが、六年目もどうぞよろしう。
■四月は、仕事に関するセミナーに週一回、通っています(全四回)。で、このセミナーは毎週毎週宿題が出るんだけど、それがなかなかに厄介で。宿題やってると、自分の至らない部分や、そもそもその至らない部分の存在に気づいてなかった自分、など、直視しないといけない現実を直視しないといけなくなる。
で、しかもこの宿題は翌週のセミナーで、講師がみんなの前で講評するのですね。これがなかなかに優しくなくてねー。まあ優しくするとセミナーになんないんだけど。でも、自分より若くて才能のある他の受講生を見ちゃったりすると、おれは今までなにやってたんだ、って気にもなる。
で、昨晩は、このセミナーの最後の宿題をやってたんだけどね、我ながらよろしくない出来でね、でも締め切りの時刻だからもうメール送信せざるを得なくてね。んー………('A`)
次回の講評が思いやられる。
■気を取り直して、今晩は歌舞伎座の第三部を見に行ってきます。
■桜の写真をブログに載せない主義です。半蔵商店です。
■石神井公園のラーメン屋「火の鳥」が明日(3/26)で閉店らしいです。
この「火の鳥」は、いたって普通のラーメン屋である、というところが気に入ってます。
なんかいつもいつも似たようなことばっかり書いてますが、このところの東京のラーメン屋って、意外に「普通のラーメン屋」がないんですよ。どこも「これがうちのやり方ですから!!」みたいな、肩肘はった自己主張ばかりしてるように思えて。で、その自己主張が、店内いたるところにダラダラ書かれてる能書き、筆ペンのようなフォントで印刷されているメニュー、店員の作務衣&バンダナ、「ら〜めん」という表記、店員の妙な掛け声、派手な湯切り、などに表れているように感じられて。
でも、この「火の鳥」は、まっとうなラーメンを普通に出す、町のラーメン屋なのです(かといって、「中華人民共和国料理なら一通りやってます」というタイプのお店とも違う。あくまでラーメン専門。サイドメニューは餃子と、あと数点のみ)。この佇まいが良いです。ラーメンムック持ったラーメンマニアとは無縁な感じが。
■で、ハイネケンのネオン(このお店では、ラーメン屋には珍しくハイネケンが置いてあるのです)とか、洋画のワンシーンを印刷したモノクロのタペストリーとか、マンガや雑誌の並ぶ小さい棚とか、そういうイトコの大学生のお兄さんの部屋 みたいな、気負ってない雰囲気の店内も好きです。
また、店内が「ほどよい狭さ」であることも良いことだと考えます。なぜなら、ラーメン屋は広すぎたり狭すぎたりするとラーメンを味わうことがより難しくなるからです(←なぜ直訳風の文体なんだろう)。
■この店の存在は前々から知ってたのですが、ようやく初めて足を運んだのが去年の秋で、それからたまーに行く程度だったのですが、もうちょっと早くから通えば良かったかなー。
■今日は味噌ラーメンと餃子を食しました。
(三十一歳にして初めてつけ麺を食べた人の記録。
前回はこちら )
■十二食目 h22/2/2 渋谷・K
再訪。つけ麺は大盛も特盛も800円。場所も行きやすいとこにある。
二回目の訪問にして、早くも個人的な“スタンダードつけ麺”になりつつある。
■十三食目 h22/2/3 渋谷・Y
ヒトから聞いた店だが、こはなんぞや。狭い店内に客を詰め込みすぎ。詰め込みすぎちゃって、カウンターの左右の客にヒジが当たらないように気を遣って、肩をすくめてつけ麺を食べなければならない。なんでここまでしてつけ麺を食べさせていただく必要があるのか。
スープはベタベタと大甘。辛口版のスープもあるようだが、こんな店内では別に再訪して確かめる気にもならない。
けっきょく、狭くて甘い、略して狭甘いという印象しかない。
ヒトから聞いたラーメン屋は6割がたハズレ、という法則は現代科学では常識だが、この法則はつけ麺にも適用されるらしい。
でもこの店、行列が出来てるのを複数回みたことがある。なんで並ぶんだろう。
■十四食目 h22/2/4 渋谷・B
当初は、渋谷東口の某店に行く予定だったが、その店は大盛料金が
プラス200円 という超富裕層向けの価格設定だったので行く気をなくした。のでこの店に。
カウンターは昨日のY店ほどではないが狭い。麺の量は5玉まで同一価格らしい。良心的。
スープもなかなか好みの味。ちょっと甘めか。
店員がときおり、みんなでタイミングをそろえて
謎の掛け声 をかけるのがやや気になるも、まあ悪い人たちではなさそうなので。
■十五食目 h22/2/7
家にて、駅前のスーパーで買った、インスタントのつけ麺セットを試す。
ま、こんなもんかという味。悪くはない。外食つけ麺の代用としては十分。
ただ、具に凝りだすとあっという間に外食の値段と変わらなくなりそうなので、気をつける。
■十六食目 h22/2/8(昼) 神田・M
再訪。前回書いたように、麺が極太でうどんのごとき形状をしてて、もはやつけ麺とは別の料理のようにも感じられるが…。
ランチタイムなのに(あるいは、ランチタイムだから)、注文してからあまり待たされなかった。値段も良い。
■十七食目 h22/2/8(夕) 渋谷・B
一日二食もつけ麺はどうかと思うが、2/4の店を再訪。
謎の掛け声の儀式さえなければ、いい店かもしれない。
■十八食目 h22/2/10
極細麺とレトルトの煮卵を買ってきて、家でつけ麺。
スープは、2/7のつけ麺セットの余ったやつを流用。
家クオリティとしてはこれで十分。煮卵がけっこう高い…。
スープは、単品で手に入らないかな。
■十九食目 h22/2/11 渋谷・K
三回目の訪問。特盛4玉。
三回目の訪問にしてようやく、つけ麺に添えられてる、柚子の味がする練り練りはスープに溶かすものだと知る。
この日は朝食昼食抜きだったので、4玉もすっと食べられた。というか、つけ麺っていくらでも食べられそうだ。
食べ終えても、苦しくはなく。
スープがいささか塩辛い…。
■二十食目 h22/2/16 東銀座・T
別に記念すべきでもなんでもない二十食目は東銀座。
この店、特盛があると聞いていたが、メニューには書かれてない。裏メニューなのかもしれない。でも初めての店で裏メニュー頼むってもなんか品がないので、頼まず。大盛を頼む。
味は可もなく不可もなく。遠方より狙って訪ねるほどではない(今日はたまたま仕事でこの近くにいたのです)。
でもこの近辺でつけ麺が食べたくなった時には重宝するかも。価格も土地柄からすると安い。
麺が太い。麺は細い方がいいな、と思い始めている。
■二十一食目 h22/2/17 渋谷・B
三回目の訪問。特盛3玉。
この店と、同じく渋谷のK店は、もう
定麺 (定番のつけ麺の店、の意)なり。って、どちらも三回ずつしか行ってないのにね。
とくにここは、駅に近いのもいい。
■家に帰る途中、警官が、自転車に乗ったヤング男(二十歳くらい)に職務質問(っていうのかな、あれは)をしてるところを見かけました。
おれが通りがかったときには、その職務質問(のようなもの)はもうほとんど終わりかけで、警官がヤング男に「はい、もう行っていいよ」と告げるところだったのですが、ヤング男は警官の方を振りむかずに
「暇人バイバーイ」
という捨てゼリフをドロップして去っていきました。
■今日のお昼で十日間に及ぶダイエット終了。なので仕事帰りにさっそくつけ麺屋行ってつけ麺特盛食べてきましたおいしくなかった。うーん、初めて行く店だったのですが、ハズレ。
あ、家に帰ってきてからジャガビーを一箱食ってやったぜ! ( `・ω・)b イエイ
いや、一袋(※一箱に五袋はいっているのです)で止めよう止めようと思ってたのに、つい。
■Ableton Live 8.1.1を使ってるのですが、たまにLiveセットが開けなくなります。
Liveセットを開くのにいつもより時間がかかり、ようやく開いたと思ったら左下に「サンプルをバッファ中...」と表示され、その横の棒グラフが0%を示したまま永遠に何も起こらない、という症状です。
Liveセットを開くときに、「あれ? なんか時間かかってるな」とちょっとでも感じた場合は、まずそのLiveセットは開きません。
再起動したりなんだかんだしたりすると治ったりもするんだけど、まだその「治し方」を完全に把握してないので、確かなことは云えません。
なんなんだろうなこれ。とくに重いファイルを扱ってるわけではない(と思う)んですが。
(三十一歳にして初めてつけ麺を食べた人の記録)
■一食目 h22/1/11 江古田・G
つけ麺なんて、「ラーメンムックもしくはB級グルメムックに踊らされるのが好きな人」が食べるもんだ、というイメージがあった。
なので、あえてつけ麺を遠ざける人生を歩んでいたのだけれども、このごろはそんなに意地を張って避けるほどのものでもない、と思うようになり、正月に実家で読んだ『恨ミシュラン』(巻数は忘れた)でこの店のつけ麺がサイバラのお薦めとして登場してたこともあり、足を運んだ。
店に入ってカウンター席について、味噌つけ麺(大盛)を発注。しばし待つ。
数分後、ラーメン丼でスープが出てきた。スープの器は、ざるそばのつゆの器くらいのサイズをなんとなく想像してたので、その大きさにちょっと戸惑う。
百秒ほどおくれて、麺が出てきた。箸で持ち上げて、つゆに浸し、麺を食する。
うむ(ズル)、なかなか(ズルズル)、食べてて(ズルズル)、楽しいではないですか(ズズズズ)。
熱いスープと冷たい麺によるぬるい食感が、妙に気に入った。そうか、だからラーメンとは別につけ麺という料理が存在するんだな、と思った。
さらにしばらくすると、なぜか小ライスが運ばれてきた。こんなの頼んでないぞ、と思ったが、この店はデフォルトでライス付きらしい。知らなかった。そんなに食べられないです…。('A`)
ひたすら麺を食べ進める。
終盤、小さなヤカンが出てきた。こはなんぞ。店の人に訊いてみると、「そば湯みたいなもんです」とのこと。これでスープを割るらしい。ふーむ。
麺を食べ終えたあと、ちょっと考えた末に、手つかずの小ライスは、そのまま余ったスープの中に放り込んだ。隣の客がそうしてたのだ。
で、雑炊みたいにして食べる。
──ということで、このG店がおれのつけ麺デビューの地となりました。つけ麺、なかなか悪くない。
■二食目 h22/1/15 渋谷・K
存在は以前から知っていた店。カウンター席にて大盛(2.5玉)。ちなみに大盛も特盛も普通盛と同じ料金。
隣の席のサラリーマンが、「スープを足してください」と店の人に頼んでたのを聞き、ああ、つけ麺界ではスープを割るのが一般的な作法なんだな、と気づいた。
ちなみにこのサラリーマン、声が小さいので店の人になかなか気づいてもらえず、「スープを足してください」を合計3回ぐらい発声していた。おれも声が小さいほうだから、こういうことがある。ので、このサラリーマン氏の「注文に気づかれないときの所在無さ」を心の中で共有してしまう。つけ麺すすりつつ。
■三食目 h22/1/16 石神井・I
年数回のペースで利用する近所のラーメン屋。大盛。良くも悪くもとくに印象はなく。
■四食目 h22/1/17
駅前のスーパーで麺を買ってきて、余ったインスタントラーメンのスープ粉をお湯で溶いて、自家製つけ麺とする。
■五食目 h22/1/19 渋谷・U
魚介類のスープの店。麺が、沖縄そばというかきしめんというか、そういう平べったい形。麺の皿も長方形。独特なつけ麺であった。
■六食目 h22/1/23 中野・B
よく覚えていない。悪い印象はない。
■七食目 h22/1/25 渋谷・K’
スープがなかなかうまい、と思った。麺が細麺。しかし、麺を大盛りにして、それと替え玉も頼んだので、950円にもなってしまった。のに、まだまだ満腹感が得られず…。
950は、つけ麺に支払う日本円としてはいささか高い。
■八食目 h22/1/26
サッポロ一番みそラーメンを2袋買ってきて、むりやりつけ麺にして食べる。
■九食目 h22/1/27
買ってきた麺と、昨日のサッポロ一番みそラーメンの余った粉スープを駆使してつけ麺にする。
■十食目 h22/1/28 神田・M
都合で神田へ。つけ麺屋はないかなー、と探して駅前を歩いてたら見つかったので入った店。
麺が太い。太いというか、もはやうどん。量や価格は良心的。
■十一食目 h22/1/30 石神井・H
比較的近所にもかかわらず、数ヶ月前に初めて入ったラーメン屋。
おれはラーメンやラーメン屋について語りたがる趣味をあまり持ち合わせてはないし、確固たる好みもないのだけれど、ここだけはもしかしたら「好きなラーメン屋」と呼んでも差し支えないかもしれない。理由は、機会があれば改めて書く(かもしれない)。
店に入る前、ラーメンかつけ麺かちょっと迷ったけど、つけ麺。
「スープ割ってください」と自然に頼めるようになった。
■にわかには信じがたい話だが、今日で二月が終わるらしい。聞いてねえよ。三十日か三十一日まであるだろ普通。鳩山はなにをやっているんだろう。半蔵商店です。
■二月といえば、この二月は石神井町に雪が降りました。もうだいぶ昔のことのように思えます。雪の校庭って好きだなあ。
ちなみにこの日は渋谷は拍子抜けするほど積もってませんでした。で、石神井の雪もその日のうちに溶けてなくなってました。
■きのう銀座で、ウエイトレス(四十代半ばの女性)が挨拶をしない喫茶店に入ってしまった。
お冷やとメニューを持ってくるのも無言。
注文を聞くときも無言。
コーヒーを持ってくるときも無言。
会計のとき、レジで伝票を渡しても無言。
おれが五百円玉を渡したときも無言。
おれにお釣りの百円玉を手渡すときも無言。
おれもちょっと頭にきて、お釣りを受け取るときに
「声、小っさいすね」
と皮肉を申してさしあげたが、理解していただけたかどうか──。
この店、週末の昼時の銀座にしては空いてて良いなあと思ったのですが、もしかするとこんな接客だから店が空いてたのか。
■先週の水曜日からダイエットモードに入っております。今週の金曜日の昼までは節食します。
いえね、二月は寒いのでジムをさぼっていたんですよ。で、三週間ぶりにジムで体重測ったら1.5kg増えてましてね。'`,、('∀`) '`,、
ま、寒いときは脂肪つけとくことも大事なんだけど、そろそろ暖かくなるのでダイエットしてます。いまは一日1200〜1300kcalに抑えてます。
で、金曜日の夜にダイエット解禁して、食べまくって、食べ過ぎで気持ち悪くなって、「なんでこんな無茶な食べ方したんだろう」と後悔しながら横になって半日を無駄にする予定です。何回このプロセスを繰り返せば気が済むのかね、おれは。
■おれはフィギュアスケートを、美しいとかきれいだとか1mmも感じたことはないのですが、おれみたいな人たぶん他にもいるよね? 半蔵商店です。
■ということで、まだまだまだ続いてた沖縄シリーズ(なんでこんなに続いてるんだ)最終回は、これです。
沖縄の離島で作ってる、珍しい泡盛です。その島で消費する分しか作らないので、その島以外ではあんまり流通しないそうです。那覇で買うと高い。
とはいえ、現代は高度情報化社会ですからね、お手もとの
OA機器 (最近あんまり聞かない表現だな)を用いてヤフーオークションとかで検索すると簡単に見つかります。とはいえ高い。
とはいえ、「バーや居酒屋で飲むときの値段」と考えればそんなに高くないかもね。
んー、珍しい泡盛を手に入れた、と自慢する予定だったのに、あんまり自慢にならなかったかな。
でも、普通の泡盛って、600ml(写真のサイズ)で千円ぐらいだもんね。それに比べたら高いかな。いや、値段どうこうじゃなくて、この“手に入りにくさ”にこそ価値があると思うんですよね。(談)
■ところで、ここから話が俄然おもしろくなるのですが、おれがこれをどうやって手に入れたかというと、実に興味深いエピソードがありまして、なんと、
すいません。親戚のツテで入手しました。意外性がなくてすいません。
■この珍しい泡盛は、おれの部屋に来たら飲ませてさしあげますのでお気軽にどうぞ。ちんちんの付いてない種族の人類に限りますが。
■どの地方にも、子供が、鬼ごっこの鬼を決めるときとか、ものを選ぶときに歌う歌(総称はなんて云うんだろう)があると思うんですけど。「どれにしようかな♪」みたいな。
■で、おれが幼少のみぎり、おれ周辺ではそういう用途にこんな歌が歌われてました
♪いっぽかっぽ てーにがい
ゆうやにまぎれて
ぴーよぴーよまんごまんご
そーれひーけ そーれぬけ
昭和57年ごろに友達が歌ってるのを聞いた覚えがあります。YMOが活動を半ば休止してた時期です。YMOはまったく関係ないです。
上記の歌詞は、文字が違うとこが多少あるかもしれませんが、メロディは比較的はっきり思い出せます(※って、こういう記憶がすでに間違ってたりする場合も、世の中、多々ありますが)
■で、この歌は、1990年に出版された『おきなわキーワードコラムブック2』という沖縄ローカル本にも出てくるんですね。
なのでこの歌は、当時のおれの近所だけで歌われてた、ということではなさそうです。
■で、平成22年2月現在、「いっぽかっぽ」でざっとgoogle検索すると、島根のわらべ歌がヒットします。聞いたことはないんだけど、これもしかして原曲かなあ。
あと、「いっぽかっぽ」は、佐世保弁や伊予弁で「(靴などの)左右が不揃い」といった意味もあるようです。
(ええと、あくまで『googleの画面に表示された範囲内』での話です。他の地方でも方言として存在してる可能性ももちろんあります。)
■で、沖縄のこの歌の「いっぽかっぽ」も、ごくわずかながら検索にひっかかりました。うむ。
しかし、この歌は、
1) 上記の島根のわらべ歌とはどういう関連があるのか(もしくは、まったく同一の歌なのか)。
2) 沖縄では、どの地域でいつごろから歌われていた(いる)のか。
3) いまの沖縄の子供たちはこれを歌えるのか。
4) そもそも、歌詞はどういう意味なのか。
という点が引き続き気になりますね。あと、音源として残ってるのかとか。どっかの大学の研究室がちゃんと録音してるといいんだけど。
■余談ですが、この歌を頭の中で、さねよしいさ子の声 で再生すると、やけにしっくりきます。
■
R-1ぐらんぷり2010 の二回戦を見てきたわけですが(
1/30 、
1/31 )、印象に残った演者の中に、落語をする二人の小さな兄弟がいます。
長年やってるプロの芸人でも一回戦で落ちることが珍しくないR-1なのに、その若さで二回戦進出はすごいなー、というか観衆を前にネタを披露するってだけでもすごいよなー。と、感心することしきりでした。
■調べてみると、
公式サイト がありました。メディアにちょくちょく出てて、賞も受賞するなど、もう有名人なんですね。
■そしてYouTubeで見つけた、
こちらの動画 。
弟くんの落語なのですが、おれはもう枕だけで笑いました。お急ぎの方も、最初の三十秒だけでも見たほうがよいです。
枕だけじゃなく、どこを切っても面白い。
■で、この子の落語はなぜ面白いのだろうか。
・「目立ってやろう」「うまいことやってやろう」みたいな作為が、自意識の中にないからだろうか。
・失敗を恐れてないからだろうか。というかひょっとすると、“失敗”とか“恐れる”とか、そういう概念自体がまだあんまり無いかもしれない。
・ためらわず、恥ずかしがらず、表情作りや仕草などを全力でやってるからだろうか。いい意味で、セーブすることを知らないというか。
・子供が人前で芸をすると、自動的に「大人のパロディ」という要素が加わる。それもボーナスポイントになってるかもしれない。
・やはり、幼いうちから何かに取り組むというのが大事なのではないか。
──などなど、自分なりにいろんなことをしばらく考えました。この子個人の資質と、世間の子供一般の資質とを、あんまり分けて考えなくてすいませんが。
それと、この子は自分の才能をどこまで客観的に把握してるんだろう。そういう点もちょっと興味あります。
■この項に結論らしきものは用意してないですが、すごい子っているものですね。
楽しそうに惜しみなく才能を発揮してるこの感じ。うらやましいくらいです。
----------------------------
■ところで、上記の話題とは全く別に、ここ最近
「おれもそろそろ落語を聞こうかなー」( ・ω・)
と、うすうす思うことが多くなってたんですね。まあ、思うだけに終わるかもしれないですが、機会があれば寄席に行くなりCD買うなりして落語方面も少々たしなんでみようかと。
■( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)( ´∀`)セーーガーーー♪
といった意味も含めまして半蔵商店です。いろいろ落ち着いたので、この冬の帰省シリーズを再開します。まだちょっと書き残したことがあるので。
■この元日に親戚の家に集まって、みんなで料理をつまみながら、かくし芸大会を見てたときのこと。
かくし芸大会は今年で最終回ということで総集編のようなことをやっていて、歴代の懐かしい映像が次々と流れてました。
で、画面に出てくるそれぞれの時代ごとのタレントを見ては、みんなでああだこうだ云ってたんですね。
■そんななか、加藤茶が画面に登場しました。
するとすかさず4歳の甥っ子が、
( ´・∀・)「あっ! 加藤だ!」
と言い放ったんですよ。
■なあ、なんで'05年生まれ の4歳児が、加藤茶を加藤茶と認識できるんだ?
と、不思議に思ってたところ、この甥っ子の母(おれの従姉にあたります)がこう云ったのです。
「あー、この子ねー、最近『全員集合』のDVDにはまってて……」
全員集合て。昭和か。昭和の子供か君は。見るならもっと、ほら、ポケモンとかじゃなくていいのか。
■そしてしばらくすると、テレビの画面には、明石家さんま扮する「アミダばばあ」が出てきました。
すると、さっきの甥っ子のお兄ちゃん(7歳)が
( ´・∀・)「あっ! アミダばばあだ!」
と言い放ちました。だーかーらー、なんで7歳がアミダばばあを知ってるんだ?
■で、この子の母によると、
「この子はひょうきん族のDVDが好きでねー」
とのことでした。ふむ。
■00年代生まれの子供たちの心をもつかむ80年代バラエティ番組、恐るべし。
と思った'10年代の初日でありました。
■ちなみに、彼らの母である従姉には、
「次は、元気が出るテレビ のDVDを見せた方がいいのでは」
と提案しておきました。
【付記】
現代は過去のコンテンツに接触できる環境がだんだんと整ってきつつあるので(DVDボックス、CSの再放送、YouTube等)昭和コンテンツに親しむ現代っ子、というのはどんどん普通になってきてるのかもしれません。
■先日、とある高くない寿司屋(チェーン店ではあるが回転寿司ではない、みたいなポジションの店)に入ったら、カウンターのはじっこの席が空いてたんですね。
で、そこに座ろうと思ったのでウエイトレスさん(そんな云いかたはしないか)に、
「そこ座っていいですか?」
と訊いたら、
( ´・д・)
「そこは片づけちゃったんですよー」
と云われた。
■云われたことがよく把握できなかったので、
「……ですから、そこの空いてるとこ座っていいですか?」
と再度訊いたら、
( ´・д・)
「そこは片付けちゃいましたのでー、ええ……」
と云われた。
「???」
おれは4秒間ぐらいフリーズした。どういうことだ? 片付いてるなら座ってもいいではないか? 前の客の食器が残ってるならまだしも、席はきちんと片付いてて、使用済みの皿やらコップやらないぞ? 現にこの人も「片づけちゃいました」って云ってるしね。別に座ってもいいよね?
■で、すたすたすたと歩を進め、そのはじっこの席を目指したところ、こんどはカウンター内の板前さんから
( ゚д゚)
「すいませーん。そこはもう片づけちゃいましたんでー」
と云われた。そこでようやく、おれはこの人々がなにを云いたいかを把握した。
■えー、どういうことかと云いますと、この「片づけちゃいました」というのは、要するに
「その席はもう今日は使えないから。そこには座れないよ」 という意味らしいんですね。
だったら、最初から「今日はもう使えない」と云ってくだすった方が伝わりやすかったのではないかなー、と思いました。
「片付けた」っていうのは、ちょっと店側の視点に寄りすぎちゃってるというか、店の人々の中だけで完結してて客に伝わりづらい云い方だと思うのね。なんか語尾がファミ通編集部っぽくなってますけど。
もし、おれが店員の立場だったら、「今日はもうご利用いただけないんですよ」みたいな云い方をすると思う。
まあ、世の中こういう食い違いは往々にして起こる。
■で、半分眠りながら寿司食ってる酔客と、普通のカップルとの間の席に座って、寿司を24カン食べました。
その24カン中、ホタテが10カンだったおれがやってる電子音楽レーベル
gocoup の新作、『gocoupdelic』のご予約は
こちらからどうぞ 。
■昨日もお伝えした、
某印良品のネットストアで注文したテーブルが届かない問題 ですが(
その一 )(
その二 )、これかなり謎が深まってまして。昨日のエントリと重複するのですが手短にまとめると、
1)某印良品によると、「昨日の朝8:58に、配送業者がおれの部屋にテーブルを届けたが、おれは不在だった」ということになっているが、そもそもその時刻おれは部屋にいた(つまり、おれの部屋じゃない場所に間違って届けてるっぽい…)。
2)ドアの郵便受けにも、集合ポストにも、不在配達票が入っていない。
3)そのため、昨日の14時の時点で某印良品のコールセンターの人に「本日(11/29)の18〜20時に再配達して欲しい」とお願いするも、この日は結局テーブルは届かなかった。
そして、けさ某印良品に電話して判明したのですが、
4)昨日の18〜20時に、配送業者が動いた形跡がない。
とのことでした。つまりどういうことかというと、「おれの部屋じゃない場所」にすら届けてないということで、これは、
a) 某印良品の人が、配送業者に連絡し忘れた
b) 某印良品の人から配送業者に連絡は行ってるが、配送業者が何らかの状況で配達しなかった/できなかった
のどちらかであり、現時点での情報からはaとbどちらかは判別しかねるのですが、えー、こんなこといちいち分析するのも虚しいからここらへんにしておきます。
■きょう、チーヒタさんがギロッポンのブークラでDJをすると聞いたので、表敬訪問してきました。
そこで、チーヒタさんのご友人の某氏にお会いしたのですが、その方は
平成元年生まれ でした。若い!
初めてインターネットやったのは何歳ごろか訊ねたところ、「小学四五年生くらい」とのことでした。デジタルネイティブ!
なるほど、チーヒタさんがかける悪魔くんやビックリマンなどの80年代後半アニメの主題歌をご存知なかったのも無理はありません。
十も年下の人と話す機会はあまり無いので、新鮮でしたです。
■フィンランド人男性が、天空の城ラピュタの歌「君をのせて」をシンセサイザーで弾き語りする動画を見つけました。
こちら。
出だしはあれですが、0:22からちゃんと歌ってます。
おれは、ラピュタとナウシカの区別が未だについてない人間なのですが、この動画はわりと気に入ってます。
■ちなみに、このVP-550というシンセサイザーは、歌声を合唱団風に加工することが出来るので、「わかりませ〜ん♪」と合唱団が視力検査するドリフのコントをお家で再現するときに便利です。
■妖怪「ホンブ」が、全国のスーパーやコンビニにボジョレーヌーヴォーのノルマを押し付ける季節がやってきました。半蔵商店です。
■いま、PC-VANやNIFTY-Serveで話題沸騰中の飲み物、ペプシあずきを飲みました。
なんというか、チェリオ系 の味がしました。
あと、フタを開けたときの匂いが、おばあちゃんの部屋にあったアメリカ製のビタミン剤の匂いに似てるなと思った。
あと、おばあちゃんの部屋にあった、関西方面の親戚が作ってた栄養ドリンクっぽい飲み物の味にちょっと似てるなとも思った。
(ちなみに、この栄養ドリンクの名前でググっても、一件もヒットしない。)
■先週は、「ふだん読んでるブログを読むのをほとんどやめる週間」でした。いつもの十分の一くらいしかブログ読んでない。
そしたら「早寝早起きできるようになって、朝の準備もあわてなくなり、比較的空いてる電車でゆとりある出勤ができ、ついでに読書量も増えました」という、ある種の人々が聞いたらなぜか勝手に気を悪くするタイプの結果しか得られなかったのですが、かといって「うわー、おれ情報化社会に乗り遅れてるわー、もっと情報を摂取しないと!」みたいな心の動きも意外なくらいに少なかった。
さらに、はいはいプラシーボプラシーボ、と云われるかもしれないが、いつもより少ない睡眠時間でも足りるようになった。
情報を大量に収集しそれをフィルタリングするコスト、かつ、「うむ。この情報は俺様の生活向上に役立っている!!」と思い込もうとするコストが、知らぬ間に膨大になりすぎていて、体に負担を与えているのかもしれない。
■「○×なやつに限って△□するという現象に名前をつけたい」みたいな文章をたまにみる。
こういうふうに「まだ名前の付いてない現象に名前をつけようとする現象/名前の必要性を感じてしまう現象」ってどんな名前で呼べばいいんだろう。なんか適切な呼び方があったような気がするし、なかったような気もする。
■このごろ店頭で見かけなかった(おれだけ?)、無印良品のパイル地の枕カバー が、ふたたび店頭に並ぶようになって、よかった。
(でも、マイクロファイバーの枕カバーというのもあって、これからの季節にはそっちが良さそうなので、そっちを買った。)
■今日の夕方、楽器店で、ソニーの業務用ヘッドホン「MDR-CD900ST」を、金属や紙でできた日本円と交換してきました。
■このMDR-CD900STは、日本の音楽スタジオにおいては定番というか、定番を通り越してもはや
自然の一部 と云えるほど普及している業界標準の機種で、スタジオでの普及率はもしかするとWindowsより高いかもしれない。高くないかもしれない。センチメンタルバスとかヒステリックブルーの人たちも、この機種を使っていたかもしれない使ってないかもしれない。
これからしばらくは、このヘッドホンの音質に慣れるべく、いろいろなジャンルの音楽(センチメンタルバス、ヒステリックブルー等)をこれで聴いてく予定です。
■あれだな、ヘッドホンのいちばんの長所は、スピーカーと違って「使用中は視界に入らない」ことだな。前も書いたかもしれないけど。
■好きな数字は、1970年1月1日からの秒数です。半蔵商店です。ブログの更新が滞ってましてすいません。
さて今回はモスバーガーの話。
■拙僧がまだ十代半ばの美少年だったころ、モスバーガーで四つもハンバーガー類を食べたことがあります。モスチーズバーガーとかロースカツバーガーとかなんとかバーガーとか、いろいろ四種類。べつに苦労して食べ終えた覚えもないから、その時の空腹度からすると4ヶというのもまあ妥当な量だったんだと思う。
──ということを先日、なぜか突然に思い出したんですね。
■で、三十路になった今でもハンバーガー4ヶを食えるもんかなあ、なんて素朴な疑問が浮かんできたので、今朝、モスで4ヶ買ってきました。
・フィッシュバーガー
・サウザン野菜バーガー
・とびきりハンバーグサンド チーズ
・きんぴらライスバーガー
さすがにこれ全部を店内で食うのはちょっとあれなので、部屋に持って帰りました。
■で、これら4ヶのハンバーガーの包みを眺めつつ、うーん、さすがに全部食べることはできないかもしれない、もしかしたら2ヶぐらいでおなか一杯になるかもしれない…、なんて思いつつパクパクパクと食べ始めたところ、
ぜんぜん普通に食べ切ってしまいました。4ヶ全部。食べようと思えば食べ(ら)れるものですね。
■で、4ヶちゃんと食べ切ったけども、もう若くないんだからこんな食べ方しちゃいかんよなー。
と思いつつ、デザートとして、モスに入る前に駅前のスーパーで買ってきたフレンチトーストとリンゴデニッシュとシュークリームにそれぞれメイプルシロップを塗って、全部食べ終えて、消化するためにベッドで横になって、午前中から昼寝しました。
■九月の沖縄で2.8kg太ったのですが、節食だのジムだので、ようやく沖縄行く前の体重に戻りました。
でも今週一杯くらいまではダイエットモードに入っとく予定なので、OLっぽくコントレックスなんぞ飲んでおります。舌触りが牛乳っぽい。
以下本題。
■いま住んでるワンルームの部屋が片付かない。と、一年中書いてるような気がしますが、うーん片付かない。
そんなわけで部屋片づけのコツを書いてるサイトはないかなーと検索したところ、いくつか見つかったので読んでみました。すると、とあるサイトに
「ワンルームはそもそも片付きません」
みたいなことが書かれていました。真理。
「社会人なら1DK、趣味または家でやる仕事を持ってるのであれば2DKに住んでください」みたいなことも書かれてました。
引っ越すかなー。でもなー、ここ会社で借り上げてるアパートだから、引っ越すと家賃手当て出なくなるんだよなー。今の給料で家賃が自腹だときついなー。でも引っ越すことによって部屋がスッキリするなら月数万の出費も止むを得ないかなー。
──と、なんというか「引越し幻想」みたいなのが生まれつつあります。
■ちなみに高城剛は先日、45歳になった自分へのご褒美として、
部屋のモノを全部捨てたらしいです 。
ここまでするのも気力が要りそうだ…。
■あの砂原良徳が二日間にわたる沈黙をついに破り、'09年の「サマーソニック」以来、じつに二日ぶりとなるライブを敢行すると聞いて、
「ワールドハピネス」 に行ってきました! 一人で!
このフェスは、まりんだけでなくYMO(元YMOの三人が組んだバンド)やスチャダラパーなども出演しており、中2のころのおれが企画したのか?と思うような豪華なラインナップでした。
今日はこのワールドハピネスの詳細をレポートしたいと思います!
■開演時間のちょっと前に、会場である「夢の島公園」近くの駅構内にあった立ち食いそば屋に立ち寄って、とろろそばを発注したのですが。
これが「うまくない」「出てくるのが遅い」「結果としてそんなに安くない」、と見事に三拍子そろっておりました。('A` )
で、このとろろそば(に、なろうとしてなれなかった何物か)をすすりながら、昔の
アンカレッジ空港のうどん屋 で出てくるうどんって、こんな感じだったんだろうなあ……、と見知らぬ土地の空港の食堂について思いを馳せました。
■レポートは以上です。
■メールーヘーンー倶ー楽ー部ーです半蔵商店です。
■昨日は
横浜人形の家 で、鴨沢祐仁展を観てきました。鴨沢祐仁は、昨年1月に急逝した、『クシー君』シリーズで知られるマンガ家/イラストレーターです。
■稲垣足穂と'50〜60年代のアメリカの雰囲気が独特の割合で混ざってる鴨沢氏の作風が好きです。あと、若干'80年代ニューウェイブの要素も混ざってるような気もします(これは当時、鴨沢氏の絵がレコードのジャケットに多く起用されていたことによる安易な連想であるかもしれません)
■会場には、これまでに描いたマンガやイラストの原画や掲載誌はもちろんのこと、氏が会社員時代(トンボ鉛筆、製菓会社のHONEY)に手がけた、おそらくはノン・クレジットの仕事も展示されていました(たとえば、子供用鉛筆のパッケージとか)。
変わったところでは、「富士急アイランド」の園内の売店で使われたと思われる、クシー君が印刷されたフライドポテト用の紙ケースまでありました(クシー君は一時期、富士急ハイランドのキャラクターだったそうです)。
■会場のテレビでは、富士急ハイランドのコマーシャルが上映されていました。
これは、実写版のクシー君(人)、レプス君(兎)、土星のおじさん(土星)、ビット君(ロボット)が登場するというCMで、鴨沢氏の絵が使われていないにもかかわらず、クシー君ワールドを再現していました。こんなCMあったんだなー。
個人的には、アニメーションのクシー君とレプス君が出てくる、仁丹のCMも見てみたかったです。
■ちなみに、おれは鴨沢氏の本を三冊しか持ってないです。しかもそのうち一冊は、ちょうど今日、ネット書店から届いたばかりでまだ読んでいません。鴨沢氏のことを初めて知ったのも十年ほど前です。優秀な読者とはとても云えない。
それでも、やっぱりおれはこの鴨沢氏の、タルホ的で、ちょっとSF風で、かつ幻想的で、整然とした、モダンな世界が好きなんだなあと思いながら(←そしてこれらの言葉の選び方が甘いなとも思いながら)、けっして広くはない展示会場を延々々々ぐるぐるしていました。
■ぜひ全集が出てほしいです。
■このブログにたまに出てくる藝人の友人から、
「こないだのエンタのネタをYouTubeにアップしたいんだけどどうすればいい?」
というメールが来ました。
いまYouTubeでいろんな藝人のネタを見ることができますが、ああいうところに動画をアップしてるのは熱心なお笑いファンとかマニアとかだけではなく、意外と藝人本人なのかもしれない。
■昨日は夏バテ防止のために、ニンニクを2片投入した鰯のペペロンチーノを作りました。
食べ始めてしばらくすると、あまりかかないジャンルの汗が顔から流れだしてきた。いかにもニンニクが効いてきたという感じで、良い。
次回はニンニク3片に挑戦してみたいですね。(談)
あと、ニンニクの匂い消しにはリンゴが効くとネットに書いてあったので、食後にリンゴジュースを買って飲みました。
ニンニクの匂いは自覚しにくいのが困りますね。息の中に残っているニンニクの匂いを測定してくれるwebサービスとかブログパーツが出てくるといいですね。とはぜんぜん思わない。そこまでネットに期待するのは間違ってると思う。
■そういえば六本木ってデパートが無いなあ、と思いました。思っただけです。半蔵商店です。
■で、話題は全く変わりまして、この段落から本題に入ります。
今日(6/29)は渋谷の東急本店に行く用事があったので、渋谷の東急本店に行ってきました。
で、そのついでに案の定、地下の紀ノ国屋に立ち寄り、いろんな惣菜やら缶詰やらお菓子やらを見てまわり、例の
「自分で食欲を沸き立たせ、その食欲を自分で抑える」 という修行を行いました。
■このダイエット法(?)は、「自分で自分の食欲/空腹感をコントロールする技術」が身に付きます。それに加えて、「ダイエット明けは何を食べようか?」といろいろ想像をめぐらせて、ダイエットの餅兵衛さん(※“モチベーション”の誤り)を高めることもできます。
ただし、これをやっていいのは拙僧のようなダイエット中級者以上の者だけです。修行の足らない小坊主さんがうかつにこれをマネすると、食欲をガマンできずに結局なんか買って食べちゃってしまい、それをわざわざ自嘲気味にネットに書く、という'90年代末テクストサイトのオチみたいなことになってしまいます。
■なおダイエット期間は6/23(火)〜7/2(木)で、この間ずっと約1200kcal/日の食生活です。まあ、こんなことやってても誰も褒めてくれないんだけど。
■ちなみに今日、紀ノ国屋で見たものの中で美味しそうだったのは、ちょいと洒落た西洋風のおかずを売ってるコーナーで見つけた「自家製コンビーフ」です。これでパスタ作りたいなあ、と思った。あと、パンが全体的に美味しそうだった。
まったく、デパ地下って所は美味しそうなものばっかり置いてある。困りますよ! こっちはダイエット中の身なんですよ!
──じゃあ最初から行くなよ……(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )
■まず電話してピザを発注する。
そしてピザが届くまでは、ちょっとソワソワ→他のことに気を取られる→ピザを頼んだ事をまたふと思い出してソワソワ→また他のことに気を取られる→またピザのことを思い出してソワソワ、という心の動きを繰り返す。自分で頼んでおいて自分でソワソワするのも妙な話だが、とにかくそうやって過ごす。
■そして約三十分後。「三十分」は「さんじゅっぷん」ではなく「さんじっぷん」が正しい発音なんだけど、まあ電話して約三十分後にドアのチャイムが鳴る。
ドアを開けると、ピザ原ピザ彦さん(要するにピザの配達の人)が立っている。紙や金属でできた日本円と引き換えに、ピザ原さんからピザの函を受け取る。この函の重さと、ダンボール越しに伝わる熱で、あ、ピザだな、と思う。
■玄関からテーブルまで、ピザの函を運ぶ。このわずかな距離の一歩一歩が、宅配ピザをさらに美味しくしている。異論は認めない。
テーブルにピザの函を置く。まあ、テーブルと云っても、ノートパソコンとか外付けHDDとかが乗っかってる机なのだけども、そこをちゃっちゃと片付けて、この薄くて熱い函を載せるスペースをなんとかひねり出す。
■かつて小西康陽が、「レコードを買ってきて、封を切ってジャケットからレコード盤を取り出し、プレイヤーに載せて針を置く瞬間がエクスタシー」と書いていたが、宅配ピザではこの函のフタを開ける瞬間がそれに相当する。
ひょっとすると、この瞬間こそが宅配ピザのほとんどすべてなのかもしれない。
なので宅配ピザの函は、テレビを横目に見ながら開けるとか、ケータイで誰かと話しながら開けるとか、そういうおろそかな開け方をしてはいけない。
■フタをパカッと開けると、ピザが姿を現す。ピザはたいてい、チラシのイメージ写真とは若干かけはなれてる様相を呈しているんだけど、そこはまあ気にすべき点ではない。
■ここまで来たらあとは食べるだけ、なのだけれども、余力のある場合は、粉チーズ、コショウ、ケチャップ、マヨネーズ、スライスした黒オリーブ、などをピザの種類に合わせて適宜トッピングしたい。もちろん、食べながらでも構わない。
そういえば、おれはタバスコはかけない。
■そして、過去や未来のことなどを考えるフリすらせず、ただ目の前のピザを食べる。食べるときはフォークを用意しておくと、ピザからこぼれ落ちそうになる具をレスキューするのに役立つ。
■飲み物は何でもいいんだけど、個人的には、ビール、赤ワイン、ジンジャーエール、コーラ、もしくは緑茶か、甘くしてないアイスティー。まあ、無ければ水でもいい。
■出きたての熱いピザがおいしいのはもちろんだが、冷めたピザもまた格別なので、ピザが余ってしまいそうな場合は無理に食べきろうとせず、翌朝食べるのがもっとも限りなく正解に近い。
余ったピザは、「冷蔵庫に入れとく派」と「常温で放置派」に二分されるが、常温派はこれからの梅雨時は気をつけたほうがいい。おれは常温派。冷蔵庫を持ってないので。
また、これは個人的な見解だが、ふっくらした生地よりサクサクした生地の方が、冷めても美味しく食べられるように思う。
* * *
■なんでこんなことを長々と書いてるかというと、今日は宅配ピザを食べることにしたからです。
で、ピザのために、先週の木曜日からずっと摂取カロリーを一日1200kcalに抑えて、かつ、その間にジムにも2回行ったんですね。ほら、やっぱりピザはカロリー高いから、そういう下準備をしておかないと。
そんなわけで今日はピザだ。ドミノかピザーラかでちょっと迷ってます。三十路。
ぐるナビと食べログがたまにごっちゃになりますが半蔵商店です。あと
クリストフ・シャルル と
リチャード・シャルティエ もたまにごっちゃになります。
今日は、ここ最近思ったこと思ってること等を、つらつら書いてみます。べつに独自性のあることでもないですが、いちおう。
■メモにも鮮度がある。古いメモを無理に活かそう活かそうとすると、失敗することもある。メモを捨てるのも大事。
■
「時間さえとれれば、まとめてドカッとやれるのに」幻想 からは早く脱け出したい。
やる気の問題を時間の問題をごっちゃにしない。そもそも、時間がとれるかどうかもわかったもんじゃない。時間がとれるまで物事を延ばし延ばしにしてると、永久に、フォーエヴァー、先延ばしにされる。
毎日ちょっとずつちょっとずつ進める(ようになりたい…)。
■飲み会などでの雑談で「自分の優位性アピール」を始めたやつがいたときは、そいつに華を持たせてあげるように聞いておく、のがいいのかもしれない。そいつが「自分の優位性確認ゲーム」を始めたら勝たせておくのがいいのかもしれない。
そいつはおそらく、そういうことを云ってないとやってらんない状態にあるのだろうから。
■「ガラパゴス」ってのは日本の携帯電話の枕詞なのか。「ぬばたまの」とか「たらちねの」とかみたいな。ちょうど五文字だ。
■一人暮らしの六帖間に大型液晶テレビがあるって、むしろなんか侘しいもんがあるよねー。
と思ってたけど、女人を部屋に誘う口実にはなると思った。
( `・ω・)「マドモワゼル。僕の部屋の42インチテレビで加トちゃんケンちゃんごきげんテレビのおもしろビデオを見ませんか」
(・∀・` )「まあ、それはぜひ見にいきたいわ」
ってなる可能性を秘めていると思った。
──ビデオは他にも選択の余地があると思うんですけど……(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )
'70〜'90年代のキャラクターや音楽を起用して、企業が消費者に押し付けようとする「作為的な懐かしさ」よりも、かえって約4〜8年ぐらい前のもののほうが実際に懐かしいよね、という主旨のエントリ第3弾です。
'00年代が、もう懐かしい。
【平成21年5月現在、リアルに懐かしいものの一例】
※懐かしさには個人差があります。
※以下のものが好きだった、とかそういうわけじゃないです。
・愛のうた〜ピクミンのテーマ
(いい歌だよなあ……とかぜんぜん思ってなかったし、いまでもぜんぜん思ってない)
・ぴちょんくん(うるるとさらら)
(こいつもなんか歌を出してた)
・Re:Japan
・チューヤン
・バブルマン(サントリーが出してたソーダ。CFの声優はアンガールズ田中だったような)
・NO PLAN「前略、露天風呂の上より」
・ゲームボーイミクロ(画面が見づらい…)
・ワンダフル(TBS深夜)
・どうぶつ占い
・花*花
・いかりや長介がベースを弾く、キリンラガーのCM
いまでも
「愛のうた ピクミン サラリーマン」 でGoogle検索すると、当時の紋切り型の感想が出てきますね。
【関連エントリ】
・
リアルに懐かしいもの
・
リアルに懐かしいもの 2.0
■今日は下北沢で、友人が出るライブ(お笑いのほう)を見学。
その帰り、腹も減ったしちょっと肌寒くなってきたので、ということで、ライブ会場の近くで見つけたラーメン屋に一人で入りました。
■券売機で食券を買い、カウンター席に着き、店員に手渡す。
マツコと数分、じゃなくて、待つこと数分。ラーメンが出てきました。
■さっそく割り箸を手にとっていそいそと食べ始めました。が、
異常に味が薄い。
不思議に思って、レンゲでスープを一口すすって、味を確かめてみる。
スープがほぼお湯。
なにこれ。('A`)
■や、でも、もともとこういう種類のラーメンなのかもしれない。ほら、いま、いろんなラーメンがあるから。
とか、
持ち前のフォロー癖 を発揮してあげて、食べ進めてあげたけど、無理。いかんせん味が薄すぎる…。
カウンターに置かれていた醤油をラーメンに投入したりもしてみたが、味の薄さはいっこうに改善されない。
■何口か食べ進めた段階で、あまりにも不味いので店員(※ラーメンを作ってるのとは別の人)に
「味がすごい薄いんですけど…」
と訊いてみたところ、
「…塩だれを入れ忘れたみたいです」
との答えが。店員の口ぶりからすると、どうも“頻繁にというわけではないが、これまでにこの店で複数回は起きてる現象”という感じでした。
「作り直しましょうか」
「いいです」
「あ、じゃあ返金します」
「いいです」
不味いもんを食わされて不機嫌になったおれは、店員の云うことに耳を貸さず、さっさと店を出ました。で、帰りに部屋の近くのコンビニでカップラーメンを買って食べました。おしまい。
■スープがほぼお湯のラーメンなんか食べさせられた日にはマザーテレサだって怒ると思う。厨房の中の店員も、
派手なアクションの湯切り よりもやるべきことがあると思う。
* * *
■ところで。
拙僧はちょっと前にも
変なラーメン屋に入ってしまった のですが、その店は、看板の店名を「らーめん」とひらがなで表記してたんですよ。
で、今回のこの下北沢のお店も、やはり看板が「らーめん」でした。店を出た後に気づきました。
「“らーめん”とひらがな表記してる店はなるべく避ける」って決めたのにな。
■ちなみに、この薄すぎラーメンは680円でした。
■長いことauを使っています。が、不満な点が一つ。
ナウいデザインのケータイがないんですね。
外人だったら、「えーと、なぜ私がこんなデザインのケータイを購入しなければならないのですか? 弁護士を呼んでください」ぐらいのことは云い出しかねないデザイン、とまでは云わないですが全体的に野暮ったい印象は否めない。
ノキアがauで新機種を出してくれればいいのに、と思っていた日々もあったのですが、ノキアはau進出どころか日本のケータイ市場から撤退(※豪華版ケータイを除く)してしまう始末。
そんなわけで電器屋で、ドコモやソフトバンクのかっこよさそうな機種の見本をいじっては、「この機種がauで発売されてればいいのに」と嘆く毎日でした。
■なので、この春、auから新しい携帯電話のシリーズ
“iida” が出ると聞いたときも、あまり期待はしてませんでした。「au新機種発表!→さっそく店頭へ見に行く→(´・ω・`)うーん…」という流れを、これまでに少なからず経験していたからです。
しかし、新機種のWEBサイトを見ると、このiidaの新機種
“G9” は、なかなかシュッとしてるじゃないですか!
そして昨日、渋谷の電器屋に行くと、すでにG9の実機が並んでいたので、ちょっといじってみました。悪くない。
なので、本日はレポートというかレビューというか、触った感想を自分なりに書いてみたいと思います。
■まず外観はこんな感じです。外側にもモノクロのディスプレイが付いています。
アンテナを伸ばしたところ。よく伸びます。
■この機種に決めた理由、その一。カメラのレンズ。
これがなかなか賢いやつです。ヒンジの部分にレンズが付いてるんですが、これをクルッと回すことで、レンズを出したり引っ込めたりできるのです。
自分のほうにレンズを向けることもできます。わざわざケータイ本体を裏返す必要がありません。
たまに、ギョロッとしたレンズが背面にくっついてるケータイがあるじゃないですか。あれは美しくないと思う。そのうえ、駅とか電車であらぬ誤解を受けそうな気がします。
↑カメラで実際に撮った写真です(120×160ピクセル)。解像度は31万画素。もちろん、ムービーも撮れます。
■この機種に決めた理由、その二。クルクル回るジョグダイヤル。
これはもう超便利そうですね。というか便利。打ち込みやすいです。
(1)ひらがな打ち込み→ボタンを押す
(2)漢字変換→ダイヤル回す。
と、触覚的に作業分担(?)できてるので、テンポよく文章が打てます。
ちなみに予測入力も賢いので、いま流行の芸能人の名前がたくさん入ってます。「すてで」と入力すると、
「Steady & Co.」 とか出てきます。
このジョグダイヤルだと、メニュー操作が楽勝です。「深い階層に降りていく」のが、比較的苦じゃなくなります。
もちろん、電話帳や、これまでに受信したり送ったりしたメールを見つけ出すのにも便利です。一撃です。
なにが便利かって、「スクロールしすぎた!」って時に、サッと逆方向にスクロールできるのね。「のね」って、なんかファミ通編集者っぽい語尾だけど、操作が感覚的にできて良いです。
もう、ジョグダイヤルの付いてないケータイと付いているケータイとでは、ファミコンの『ハイパーオリンピック』を標準コントローラーでやるか、専用の
ハイパーショット でやるか、ぐらいの違いがあります。
■それから、おまけとしてピングーの短いムービーファイルが2種類入ってます。
旅先で、ふとピングーが見たくなったときに便利です。
■眠くなったので、寝ます。
■のどがね、痛いんですよ、今週ずっと。
痛いというとちょっと大げさなんだけど、飲食物がのどを通る時、あるいはつばを飲み込む時などに小さい痛みがあって、気にしだすとキリがない。
■というわけで、今朝は耳鼻咽喉科に行ってきました。
おれが「上あごの、のどの入り口あたりが、なんか小さく腫れてるみたいなんですよ」とおれが云ったところ、そこの先生が、「腫れてる部分を指でさしてみて」と云うので、まあ、口を大きく開けて、痛い部分を指でさし示したわけですよ、この三十路の男が。
すると先生は、
「え? これ、どこが腫れてるの?」
というリリックをドロップしました。どうも、目で見てそれとわかる異常は無かったようです。おかしいな、自分では腫れてるような気がしてるんだけど…。
■次に「見ただけではよく分からないから、実際にさわってみるね」と、先生は透明な手袋をはめ、おれの口の中に指を突っ込んであれこれ触りはじめました。
が、けっきょく
「べつに腫れてるような部分はない」
とのことでした。
■で、「ひょっとしたら、膿かなんかが内部に溜まってるのかもしれない」ということで、最後にレントゲンを撮ったのですが、これを見てもおかしな部分は見当たらなかったようです。
■おれが「口内炎ですかね」と訊いてみるも、「その場所には口内炎はできない」とのこと。
で、「口の中に、なんかへんな雑菌がいるのかもしれない」という、先生の控えめな予想 にもとづき、抗生物質(と痛み止め)を処方してもらいました。
■目で見ても、触ってみても、レントゲンを撮っても異常なし。
じゃあ、ここにいる、のどを痛めてるおれは誰なんだよ。
レントゲンまで撮られてさー。放射能浴び損 だっつーの。
いつもは街でちょくちょく見かけてるのに、
いざ狙って探そうとするとなかなか見つからないのが
サンドイッチのサブウェイ なんだ。
テレックス、ファクシミリ、ポケットベル、そしてキャプテン・システム──。現代はまさに高度情報化社会。しかし、そんな時代においても、やはり本は必要不可欠なメディア。いいと思う。(←すいません。眠いので文章が乱れてます。)
さて今日は、読書を効率化し、これまで以上に情報をたくさん収集できるようになるライフハックをご紹介。
といっても複雑なことはありません。用意するのはポストイット(付箋)だけです。
読書するときに、「これは後で役に立ちそう!」「もう一度、読み返すことになるかもしれない」と思ったページにポストイットを貼っておくだけ。これで、再読するときに大変便利です。よろしければどうぞ。
【他のおすすめ記事】
■おなかが空いたときに必ず役立つ、たった3つのTips
* * *
もういいか、こういう切り口のは。
ところで、THE GEESEとラバーガールの単独ライブのチケット買いました。
どちらも、前回の単独ライブは、
あったことすら知らないうちに終わってた ので、今回はちゃんと見学してきます。
あと、人力舎の“鬼ヶ島”も
単独やるそうですね。
アメリカの大学院で一緒の研究室だった私の後輩の新刊、
『ライフハックで身長が5kg伸びた! 気づき! 見える化! あとで読む』 を、
遅ればせながら 今日読み終えました(献本御礼!)。
この本は、紙にインクで印刷されており、かつ糸や糊で綴じられているのでページがバラバラにならず、とても読みやすかったです。また、各ページにページ数が印刷されているので、いま何ページ目かが分かりやすいところにも
遅ればせながら 好感が持てました。
この本に出てくる
『おなかが空いたときに必ず役立つ、たった3つのTips』 がとてもよくまとまってると思ったので、本日は
遅ればせながら それを手短にご紹介。空腹感を感じた時に、役に立つかもしれません。
1. 食べ物を食べる
日本ではまだまだ 一般的ではありませんが、お腹が空いた時は食べ物を食べる、という方法が
アメリカでは普通に 行われています。私の研究室の教授もそうしていました。
お店で食べ物を買って、食べましょう。空腹感がおさまると思います。近所のお店に食べ物が売ってない場合でも、最近ではインターネットで購入することも可能です。
また、食べ物を載せるものは、皿、または紙皿がよいでしょう。iPhone、BlackBerry Bold、ポメラはおすすめしません。
このとき、食べたものをメモしておくと、二日後に「おととい何食べたっけなあ…」と思い出せなくなることを回避することができ、非常に重宝します。
メモをするメモ帳は、
モレスキン 、もしくは
ロディア がいいでしょう。理由は、わかりません。また、書くものは、筆記用具がいいでしょう。できればボールペンがベスト。墨や硯を用いないので、
コストが削減 できます。
このとき、インクの切れたボールペンよりも、インクの入っているボールペンで文字を書くほうが、
リーダビリティ が高まり、
生産性 が向上するということが、
外国で外人がやった研究 で明らかになっています。
また、物を食べてるとき、そばに
ICレコーダー を置いておくと、パクパク、モグモグ、ムシャムシャなど、物を食べる音が録音できます。
ちなみに僕も最近、食べものを食べるんですよ。理系なのに(笑)。
2. 飲み物を飲む
日本ではまだまだ 知られていませんが、実は飲み物もまた、空腹感を抑えるのに有効なTipsなのです。ある程度の量の飲み物を飲むと、食べ物ほどではありませんが、空腹感を軽減することができます。
先日、なんかの
勉強会 でいっしょだった
アルファブロガー のなんとかさんも、「飲み物を飲むと、空腹感ものどの渇きもいやせるので一石二鳥」とおっしゃってました(なんとかさん、いつも情報提供ありがとうございます!)。
また、飲み物を飲みながらパソコンで
twitter.com にアクセスすると、飲み物を飲みながらTwitterをチェックすることができます。飲み物を飲みながらポストしたり、他の人のポストをフォローすることもできるので、覚えておくと便利です(英語版・日本語版の両方で可能)。
飲み物はコップに入れておくとよいでしょう。飲み物を飲むとき、飲みやすいので、日常的なタスクを効率よく
ルーティン化 できます。
しかし、ここで注意すべき点がひとつ。
飲み物の入ったコップを倒すと、中の飲み物がこぼれてしまう可能性がある ことが、海外の複数のアルファブロガー達によって指摘されています。
コップを利用なさる際は、くれぐれも自己責任でお願いします。
ちなみに僕も最近、コップで飲み物を飲んでるんですよ。理系なのに(笑)。
3. 眠る
日本ではまだまだ あれですが、いまや欧米人のほぼ全員が、ほとんど毎日一回は眠るそうです。実は、この眠るという行為でも、空腹感を抑えることができるんです。
というのも、眠ると体のエネルギーをあまり消費しなくていいので、体がエネルギーをあまり消費しなくなるのです。
先日、なんかの
ローンチパーティー で名刺交換した誰それさんによると、「眠るときにまぶたを閉じると、眼球が乾きにくくなるのでオススメ」とのことでした。誰それさんのライフハックに対する意識の高さにはいつもやられます。
また、眠っているときはGmail、Facebook、delicious、TumblrなどのWEBサービスが利用できなくなるので注意してください。なぜなら、眠っているとパソコン(Mac/Windowsとも)が操作できないからです。
ちなみに僕も最近、まぶたを閉じてから眠るんですよ。理系なのに(笑)。
* * *
この本には、他にもいろいろなライフハックが紹介されています。よろしければどうぞ。
■金曜の夜、上の妹(所用で上京中)と下の妹と一緒に、
ケーキを食べに行く 。
でかいですね。トッピングのイチゴを含めると、矢島美容室のCDよりも標高が高いです。
あと、矢島美容室のこの曲は、フルレングスだと冗長だと思った(2番の歌詞があまり良くない)。TVサイズがちょうどいいと思う。
■土曜は早朝の三時前に目が覚めてしまった。午前三時からテレ朝で、『上海バンスキング』という、以前からちょっと興味のあった映画をたまたまやってたので、観た。
この映画を観たことない人のために説明すると、「アヘンを吸わないようにしましょう」「走っている汽車から落ちないようにしましょう」などなど、非常にタメになるライフハックが得られる映画です。
■土曜の夕方、うちのアパートの階段のふもとに、なぜか踏みつぶされた
餅きんちゃく (おでんのね)が落ちていた。どういうプロセスを経て、この餅きんちゃくはこの状態でこの場所に存在するはめになったのか。
■土曜の午前中、「どれ、ちょっとだけでも部屋を片付けてみるか…」ぐらいのゆっくりした勢いで部屋の片づけを始めたら、当初の予定以上にすっきり片付いた。
この、あまり欲張らない感じがよかったんだと思う。
これが、「よし!! 今日は徹底的に片づけるぞ!!!」ぐらいの気合いが入ってたら、たぶんここまで片付かなかった気がする。
■電車の中で、ヒヨコの鳴き声 の着メロを聞きました。
■それで思いついたんだけど、「NHKの海外コメディドラマの外人の観客の笑い声」 を着メロにするというのはどうだろう。
最初のうちは、「ワハハハ………(数秒間の間)……ワハハハ………(数秒間の間)……」という感じで普通の笑い声が流れるんですが、三十秒ぐらいたつと大爆笑+拍手+指笛つき、が流れてくるというような。
こんな着メロが聞こえてきた日には、まるで自分がNHKの海外ドラマに出演してるような気分になりますよね。なりませんよね。
■ちなみにNHKの海外ドラマでは「カリフォルニア・ドリームス」というのが好きだったんですが、これを知ってる人が周りにあまりいません。
だめだよ! アルフとフルハウスだけで会話を乗り切ろうとしちゃ!
■ところで、最近のケータイの中には、マナーモードなのにヴガ〜〜〜 ヴガ〜〜〜 ヴガ〜〜〜 と震えながら巨大な音を立てたりするぜんぜんマナーがなっていない機種があるよな、と思った。
冬の金曜日の深夜二時。沖縄市・コザのとある酒場。液晶テレビからは'80年代前半の洋楽ミュージックビデオが流れ、なぜか店主から手渡された
知恵の輪 に熱中しているお客も。おつまみのポップコーンは、お店に備え付けの米国製ポップコーンマシンから客が自分でよそってきます。コザに帰るたびに立ち寄るお店です。
(今年の正月の沖縄写真です。載せ忘れてたので、載せておきます。)
*
かつては「陽の沈まぬ帝国」といわれ繁栄していたコザも、'90年代半ばから徐々に潮が退きはじめ、'00年以降は冬の時代。人類も減って、老舗の店も立ち去り、ほんのちょっととはいえ全盛期を知る者としては寂しい町になっています。
ひょっとすると、「コザ」というのは、ある“地域”を指す言葉じゃなくて、ある“時代”を指す言葉、なのかもしれません。とか思ったりすることもあるよ。
*
とはいえ、お気に入りの店がありつづける限り、おれにとってのコザは現役の街です。もちろん。
■だから、もう、日本のすべての企業や家庭に、「シュレッダー管」 を取り付けるべきなんですよ。
■シュレッダー管は企業や家庭の各シュレッダーにつながっており、シュレッダーの紙くずはシュレッダー管を通してそのままリサイクル工場に直接送られる。
これは、どういうことかというと、いちいちシュレッダーの紙くずを捨てなくていい時代の到来なんですよ。
紙くずがいっぱいになるたびにビニール袋をいちいち取り替える必要もないし、紙くずをうっかりジュウタンの上にぶちまけて面倒くさいことになったりしない。
あと、大量の書類を処分するときにも、シュレッダーの「紙くずがいっぱいになりました」というランプにびくびくしなくていい。そのランプが点いたとき、カゴの紙くずの山を手のひらで平らにしつつ、だましだまし書類を処分し続けなくていい。いいと思う。
タグ: 三十路男, 一人暮らし, 風邪
↑
いらんか、こんな寂しげなタグは。
■えー、木曜の朝から、風邪中です。木曜金曜と休まず会社に行ったので、それが風邪が長引いてる一因かもしれない。
とはいえ、熱も咳もあんまりないし、くしゃみや鼻水も意外なほどない。ただ、ノドがねえ、痛いんですよ。普通の声で話すのもつらい。ほんと、フィラデルフィア公演が終わった直後で良かったよ(笑)。←ロックスターらしいところを見せる。
■なので、食生活も療養モードに入っており、おもにヨーグルト、巻き寿司、のど飴、を主食としてます。
気に入ったのが、「明治ブルガリアヨーグルトりんご」というやつで、この二日間たくさん食べてます。ときには、桃のジャムなんぞも添えたりします。乙な味です。
■風邪についてネットで調べると、「たくさん食べた方がいい、食べない方がいい」とか、「風呂に入っても良い、入らないほうがいい」とか情報が錯綜しています。まさに高度情報化社会です。
ま、ほら、風邪の治し方ってのは、みんなそれぞれ「おれに云わせればな…」みたいなとこありますからね。
拙僧が地方のFM局のパーソナリティーだったら、今晩のFAXテーマを「風邪の正しい治し方」にするところですが、あいにく拙僧は地方のFM局のパーソナリティーではないんですよ。残念ですね。
■しかし、ぜんぜん関係ないけど、最近の「めちゃイケ」のテロップって、なんか説明しすぎな文章だな。行間を埋めようとしすぎてるというか。
■きのうの夜、焼酎を飲んでたんですよ。テレビジョン(レッドカーペットの水増し特番とか)を見ながら、とか、インターネットをやりながら、とかで。
そしたら、意外にするすると量が飲めてしまって、けっきょく20度の焼酎を400mlくらい飲んでしまったわけです。
で、レッドカーペット特番も水増しコーナーの時間帯になったので、寝ました。
■そしたらその晩、一時半ごろに強烈な吐き気で目が覚めました。20度の焼酎400mlは、やはりおれには飲みすぎだったようです。案の定。
でも、トイレに向かって吐こうとするも、吐けませんでした。というのも、その日に限って夕飯をなんも食べてなかったんですわ。
ということで、吐き気があるのに吐くものがない、という、これ、つらい、かなり。
■指をノドの奥に突っ込んであれこれやっても、変な長い音とともに空気のカタマリが3回ほど出てきただけで、ぜんぜん吐けない。
でもベッドに戻って横になっても吐き気で寝付けない→しょうがなくトイレで吐こうとしても吐けない。というループですよ。
■ですが、そこで、以前なんとなく買っておいた
キユーピーの離乳食のビン詰め が棚にあるのを思い出しました。なんでそんなものを買ったかを話すと長くなるので割愛しますが、その離乳食を食べて、水をガヴガヴ飲んで、しばらくしたら、無事吐けました。( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー
いちど吐いたら、まあ、多少なりとも気分は良くなった。
でも、この時点でもう午前三時半過ぎ…。
■──そして今朝は、そんなふうに体が弱ったまま会社に行ったから、なんか、風邪ぎみっぽくなりました。なので、会社の救急箱の風邪薬を飲み、会社の帰りにカレーうどん(feat. 青ネギ+温泉玉子)を食し、ドラッグストアで風邪薬やビタミンウォーターを買って、部屋にたどり着き、iTunesでグーグーガンモの歌
「ケッキョク・ガンモ 〜ガンモドキは悩まない〜」 を聴き、現在に至る、というわけです。徐々に回復してます。回復してきてるような気はします。というか回復してくれないと困る。って、自業自得なんですが。
■では、この経験によって培った、「二日酔いを防ぐ三ヶ条」を発表します。
【その一】
当たり前ですが、空腹時はお酒を飲まない。
【その二】
キユーピーの離乳食を買っておくと、なんかの役に立つ。
【その三】
しかし、グーグーガンモの声優の人って、どこからどうやってあの声を出しているんだろう。
■
週刊東洋経済 と
週刊ダイヤモンド と
週刊エコノミスト の表紙と広告は、世の中を暗くし、国民から活力を失わせている一因になっていると思うのですが半蔵商店です。
(恵比寿のatreの本屋で、このうちのどれかの雑誌のバックナンバーフェアをやってて、表紙がズラリと並んでたんだけど、すげえよ、もう)。
■沖縄シリーズは前回で終わる予定だったんですが、もうちょっとだけ続けます。
Flickrという、初めて見た人はなんて読めばいいのかちょっと迷う名前のサイトがあるじゃないですか。先日、そのFlickrを数世紀ぶりに見てみたんですよ。
というのもですね、「Flickrに、古いコザの写真があったらいいなー」なんて思ったからです。でもまあ、「そうやすやすとは見つからないだろうなー」とも思ってました。
でも、「koza okinawa」で検索すると、数枚ではありますが、見つかったんですね。
・
昭和54年10月の胡屋バス停前
あったあった。画面右端のパチンコ屋あった。
・
昭和53年5月の同じ場所。
このころから「タマキふとん」があるんですね。
・
昭和53年5月の胡屋十字路。コザ署のほう。
・
同じく、中の町方面。
・
昭和53年10月の胡屋十字路のケンタッキー
こんなのまである。
■いやーすごいっすねFlickrって。これらの写真をアップしたのは、沖縄に滞在したことのある外人さんらしいのですが、生粋のコザ星人のみなさんにも、コザの街のディティールを風化させないためにいろいろアップしてほしいです。おれの勝手なお願いですが。
■あと、そんな昔の写真じゃないけど、
これ 。コザミュージックタウンとかいう
一部の人間をキックバックで潤すためだけに作られたかのような変な 建物のために立ち退き移転させられる前の、ステーキハウス四季です。
'05年の2月の写真ですが、こういうのもいずれ懐かしく思えてくるんだろうな。というか、もう今すでに懐かしい。
■まだまだまだ沖縄の話です。びっくりですよね。
あと、今週はダイエットモードに入ってます。で、節食モードなのですが、今日は起きてから多めに見積もってもまだ700kcal しか摂ってません。びっくりですよね。
以下本題。
■近所の家で飼われてる犬がヒステリック(※おれの主観ですが)に吠え、それを聞いた別の家の犬がそれに反応するかのようにヒステリックに吠え、それを耳にしたさらに別の家の犬が吠えはじめ……という、ヒステリックな犬の鳴き声スパイラルを、実家で一日数回は耳にした。近所の犬どもが同時多発的にヒステリックに吠えてる様は、えー、うるさいです。
で、犬のことはよく分からんのであくまでも推測なんですが、これって散歩に連れてってもらえなくてストレスが溜まってる吠え方なんじゃないかなー、と思いました。
■で、これって実家のまわりのことだけのことかなー、と思ったら、沖縄で住宅地を散歩してるとたまに耳にするんですね、この楽しくなさそうな吠え方のワンワン/キャンキャンを。
気のせいか、沖縄で犬を散歩させてる人はほとんど見ない。石神井町だと、犬を散歩させてる人はよく見かけるのに。そして石神井町では、犬の鳴き声スパイラルなんか聞いたことない。
ひょっとすると、沖縄では犬を散歩させるという習慣が根付いてないのではないか、とさえ思った。いや、別に沖縄中をくまなく調べて回ったわけじゃないけど。
■うちでは犬を飼ってないんですが、そういえば、うちの某親戚が飼ってる犬は、歴代うるさい……。('A`) なんでなんだろう。
■この冬休み、実家でパタリロばかり読んでました。
写真は、あくまで新たに買い足したぶんのパタリロで、写真に写ってないパタリロも三十冊以上は読んでました。
■もう、朝起きたらまずパタリロ。朝食を食ったらパタリロ。出かける前にパタリロ。「そろそろ出かけようかなー」とか云いつつもう一(ひと)パタリロ。
帰ってきてから夕飯食う前にパタリロ。食べた後もパタリロ。寝る前にパタリロ。「この章まで読んだら、もう寝る」と心に決めてパタリロ。案の定、それを読んでからもう一パタリロ。
という、『アメトーーク』に
パタリロ芸人 として呼んでもらえるんじゃないかってくらいパタリにパタリ倒しているパタリロ尽くしの生活でした。いま改めて振り返ると。
■さて、話はちょっと変わって。
親戚に、'80年代前半からオタクをやっている50代男性(独身)がいます。名前をWさんとしましょう。そのWさんのアパートに数年ぶりに遊びに行ったら、いわゆる「汚部屋」一歩手前の状態と化してました。
2Kのアパートなのですが、一部屋はほぼ倉庫(かろうじてベッドはあり)。もう一部屋(こちらがメインの居住スペース)にはAV機器一式とゲーム機がドンと置かれ、CD&LP&LD&VHS&スーファミのソフトの山(というか、壁というか、地層というか)が点在。かつ、ゴミの入ったゴミ袋が流し台や玄関を埋め尽くし、台所のコンロが使える状態じゃないので、部屋の床に直接カセットコンロ&鍋を置いて料理。壁にはなぜか
メタリカ のポスター。
……と、
SPA!のなんらかの特集 に登場できそうなくらいにハードコアな部屋になってました。ただ、ゴミそのものはゴミ袋に入れてることで、完全な汚部屋になることをギリギリ回避できてはいる、のですが、世間の水準で云うと何の迷いもなく「汚部屋」のフォルダに分類されるレベルでした。
■で、おれは小学生のころ、Wさんからパタリロの主題歌が入った8cmCDを貸してもらった記憶があるんですね。
それを思い出したので、まあとりあえず、「パタリロの8cmCDってまだ持ってます?」と訊いてみたんです。ダメでもともとという感じで。
すると、Wさんはあっさり、
「あっ、はいはい、これね」
と云いつつ、あの汚部屋のCDの山の中から
5秒足らず でこのパタリロのCDを取り出して、おれに手渡してくれました。ありがたい。
原作者の魔夜峰央が唄ってる曲とかが入ってます。
■
gocoup の
『30' to 30』 が、できました。
透明のステッカーを貼ったケースの中に、ディスクが入ってます。
──このデザイン、どこかで見たことある ような気が……( ;´д) ヒソ (´д`;) ヒソ (д`; )
でででですから、気のせいです。'`,、( ;'∀`) '`,、
これからの季節にぴったりの冬ドローンです。15分の曲が2曲です。
■本日、(amazonより先に)秋葉原の
eARS 様に納品しました。
また、あわせて、
例の赤いやつ も納品しました。
年末年始の秋葉原見物の際は、よろしくお願いいたします。
■ところで『30' to 30』の価格ですが、当初の1500円(税込)から、
1200円(税込) に変更しました(
amazonの画面 には、数日おくれて反映されるようです)。
これは、昨今の景気を鑑みて、ではなく、フルアルバム(
『snowscape』 )とミニアルバム(『30' to 30』)の値段が同じなのはやはりちょっと変かな、と思ったからです。気にするところではないかもしれないけど…。
あ、『snowscape』も冬向けの音ですので、寒いうちに、ひとつ。試聴は
gocoup.com でどうぞ。
■
gocoup の新作『30' to 30』が、
amazonの画面に表示されるようになりました 。予約もできます。どうぞよろしくお願いします。
■amazonの画面には、ジャケットはまだ表示されてません。というのは、現物がまだ出来上がってないからです。明日うちに届きます。
ちなみに明日の午前中は「いろいろな荷物が届く時間帯」にしてあって、『30' to 30』の盤、印刷物、ステッカー、それ以外にも通販で買ったCDやら服やらがまとめて届く予定です。
■麻布のスーパーで瓶詰めのピクルスを買ってきたのですが、このフタが異常に堅く、開けることができない。しかも直径がわりと大きいので、フタを強く握って力を込めているだけで、親指と人差し指の間の部分が痛くなる。
そうやって二百秒ほど頑張ってけど、ぜんぜんフタは開かなかった。でも、フタの側面を、机の脚で軽くコンコンコンと叩いて、もう一度フタを開けようとすると、どういうわけかあっさり開いたから、いいと思う。
お忙しいところこのブログをお読みいただいているのに、ピクルスの瓶のフタの話とか書いてすいません。
せっかくなので、同じく麻布のスーパーで買った糸ようじの写真を載せます。
■仕事で、変な資料(250頁)にざっと目を通して、レポートを書かなければいけない。
ので、今日は家で資料を読んだり、下書きをしたり。
■金曜日、銀座でAPEのリュックを背負って、APEのパーカーを着て、APEのスニーカーを履いているAPEおばさんを見かけました。年齢はたぶん50近い。小柄で、山歩きをやってそうなタイプ。
■先週、仕事で作ったものを、とある業界の賞に応募。応募料が三万五千円……('A`)
賞に選ばれなかったら、もちろんこの三万五千円はおれのもとに返ってくることもなく、賞の関係者の飲み代になって(いや、飲み代だけとは限らないですが)、参加賞すらもらえない。そしてもちろん、賞に選ばれない確率のほうが高い。
でも、応募しなかったらしなかったで確実に後悔するので、やはり応募せざるを得ない。業界内の年貢みたいなもんですね(←ちょっと違う…)。
あ、あと応募料の他に、パネル代や郵送料も含めて計算すると、四万三千円くらいかかった。
■このごろ腹が減りやすい。冬は、体温維持をするためにエネルギーを多く使うから仕方がない──と、自分に言い聞かせて、なんかいろいろ食ってます。
で、今日、三週間ぶり(!)にジムに行ったら、体重が一ヶ月で1.5キロ増えてた。
でも、まあ、ちょっとくらいは栄養つけたほうが風邪引かなくていいかなー。と思うことにします。
とはいえ、Tarzan最新号の「冬痩せ」特集が気になるこのごろ。
■拙僧のケータイに、藝人の友人から「クリスマスネタ考えてくれ」とのメールが届いた。
メール送信時刻がなぜか午前05:42 でした。
■そういえば、けさ洗った洗濯物をまだ干してない。
「ていねいに暮らす」系のブログをやってる人たちが、押し入れからデロンギのヒーターを取り出してくる季節になりました。半蔵商店です。
きょうは、今週(厳密には先週か)思ったことを、日本語で書きます。
■「“やる気”や“勢い”や“熱意”」と、「中2的な全能感」ははっきり区別するべきだ、と思った。
■トイレ用品専門店、というのがあったら面白いなあ、と思った。
花王やライオンのでなく、舶来もののトイレ用おしゃれ洗剤だとか、トイレ用のおしゃれアロマオイルとか、おしゃれ便座カバー、おしゃれ手洗い用ハンドソープ、おしゃれ手拭用タオル、おしゃれトイレットペーパー、などを売る。
「トイレで読む用」にセレクトした本を並べた書籍コーナーがあってもいい。
最新式のシャワートイレなどの展示コーナーを作っておくと、TOTOやINAXからお金を引っ張ってくることもできるかもしれない。
■ぜいたくは若いうちにしたほうがいいなあ、と思った。
体力があって感覚器が正常に作動してるうちに、あれこれやっておかないと(──と、なんかの本で読んだ気がする)。年をとって、足腰やちんちんが立たなくなってから莫大なお金と時間を手に入れてもしょうがない。いや、しょうがないことはないけど、楽しめるハードルが高くなる。
たとえば20歳のうちに北欧旅行をしておけば、そのあと一生、毎年毎年、たとえば冬の秩父とかに行ったときにでも、秩父の雪景色を眺めながら、北欧の光景を思い出す楽しみがある。秩父に居ながらにして北欧気分が味わえて、大変にお得である。
70歳になってから初めて北欧、というのは、いささか体力的に辛いし、70になっていざ初めての北欧旅行がイマイチに終わったとしたら、もう、超がっかりですよね、いままで期待を温めて来たぶん。
それと、買い物もそう。若いうちに高価なものを買うのは身分不相応ではなく、「その高価なものと暮らせる日々」が長くなるので、実はお得なのではないかなー、と思う。
そういえば、新宿のデパートの時計売り場で、
「生きているうちに買っとかないとなー」(・ω・ )
と店員さんに話していたお爺さんがいました。
■
この質問者は甘えが見られる と思った。
■明治製菓の「ガルボ」は、普通サイズのものより、ミニサイズのほうが「ガルボを食べている!」という感じがすると思った。
でもこれは単に、おれが初めて食べたガルボが、普通サイズではなくミニサイズだったからかもしれない。
■きょう新宿で、身長220cmくらいある外人を見ました。半蔵商店です。
といった意味も含めまして、
gocoup の新しいやつを進めてる合間の息抜きにこんなの(↓)をちょこっと作ったりしました。ひさびさにマッシュアップ。
・ネバダグリラ [三角印をクリックすると再生]
ま、一部ボーカルとオケのキーが合わないような感じもしますがそのへんはむにゃむにゃ、そう、gocoupの次のやつは、仕上げの段階なんですが、なかなか進まないんですよ。
──マッシュアップしたりしてるからではないだろうか。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
あ、ちなみにgocoupの次作にマッシュアップが収録されたりはしません。あくまでミニマルなドローンです。念のため。
■なお今週、
秋葉原・eARS 様におきまして、こちらはgocoupではなくこのブログの企画盤『XVOXX 360』が完売しました。またちかぢか納品しますので、少々お待ちください。
■中学のころの音楽の先生(50歳代・女性)がノッポさんに似てたのですが、それはさておき今日(11/15)は部屋の掃除をしよう、と思って片づけたのですが、ちょっとしかはかどらなかった。
本やコンパクトなディスクを捨てようとすると、「あ、これはブックオフに売った方がいいかな」とか「ヤフオクで売れるかも」とか「あと一回読んでから捨てよう」とか、そういうふうに思ってしまうんだけども、その
「元を取ろうとする根性」 から捨てないとだめだなーって思った。と以前も思った。といつも思ってる。ような気がする。
こんなことをいちいち思い煩いながら本やCDを分別して小銭を得るよりも、なにも考えずスパッと捨てた方が、(小銭よりも貴重な)体力と時間の節約にはなるな。
■以前、下の妹から高そうな梅干しをもらった。個包装されてます。
これを今朝、コンビニのごはん(←炊飯器を持ってないので)に載せて食べました。うまい。
■
gocoup の新しいやつ、こつこつやっています。冬っぽい濃霧ドローン、になる予定です。
明日は、アメリカ県の大統領選挙ですね。
おれは、
レーガン が当選すると思います。( `・ω・)b イエイ
──…なあ。いつにも増して、おまえは何を云っているんだ…… (゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )
だって、大統領はレーガン、総理大臣はナカソネ、ニュースキャスターは逸見さんと幸田シャーミン。それが
自然の摂理 というものでしょう。
──80年代中盤のことなのか? おまえの云う“自然の摂理”って……(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )
あ、これは今日コンヴィニエンスなストアーで買ってきたプリンです。480グラムあります。大きいです。
兵藤ゆきの8cmCDシングル「ぼくとディジャヴ」と大きさを比較してみました。
プリンの大きさが伝わりづらいので、携帯電話機と比較してみました。こうしてみると、なんかプリンにはちょっと見えない。
カロリーのことは気にしないようにする。
■昨日は、『デトロイトメタルシティ』の映画を見に行ってきました。なぜなら、映画『デトロイトメタルシティ』を見に行こうと思ったからです。
『デトロイトメタルシティ』は一回も読んだことがないけど好きなマンガです。だって、渋谷系のおしゃれミュージシャンをめざしてデスメタルのバンドに入らされるって設定だけで、すでに面白いじゃないですか。
だから、読んだことはないのに好きなマンガだったんだけど、映画が出来たとき派手に宣伝をしてたので、映画は見に行きたくなったんだけど、混んでる映画館は嫌いなので、映画館が混まなくなる時期を待ってたのでした。それが昨日でした。文章が変なのは、これから出かけるからです。休日出勤なのです。
渋谷系かぶれのサブカル君をおちょくる要素もあって、よかった。
あ、そうそう。昨日は十一月一日だったので、「映画の日」とかいう謎のシステムが作動してたらしく、窓口で正規のチケット代1800円払う気満々だったのに窓口の人に「千円です」って云われた。800円得した気分。
■あと、ものすごく細かい点ですが、序盤の部室のシーンでチラッと映るローランドのシンセサイザーが、時代考証からすると少々新しすぎる機種だった、ような気がしました。間違ってたらすいません。が、これから休日出勤です。
■花沢さんは本文とは関係ありません。半蔵商店です。
■さて、このブログを以前からお読みの方にはおなじみ(?)の
従妹の「リカ(仮名)」 ですが、ついにこのたび、住んでる千葉から撤退→帰郷するはこびとなりました。というか帰郷してました。おれも知らなかった……。
■以前から書いてるように、リカは、ハヤシバラメグミ先生に憧れて、声優を目指して上京。それ系の専門学校を卒業したものの、なぜか
一日に、最高で18万かせぐセミパチプロ
になってしまう、という謎の人生を歩んでる女なのです。ま、トータルでは勝ってるのか負けてるかは謎のままなのですが(パチンコと並行して普通のバイトをやってたことから察するに、めちゃめちゃ勝ってたわけじゃないんだと思う)。
■ところが、この夏。お盆休みで実家に里帰りしていた際、リカが父親に
「いま住んでるアパートの契約更新が近いので、更新料をちょっと出して欲しい」
と、ねだったらしいんです。すると、リカ父は、
( #゚Д゚)「東京 (※千葉ですが)で何をやってるかわからんお前に出す金などない!!!」
と、至極まっとうなリリックをドロップ→経済的援助の拒否を表明→同時に、千葉から帰ってくるよう指令したそうです。そりゃそうだ。
しかしリカ父も、怒るタイミングが遅すぎると思った。リカは今年で25です…。
■とまあ、このようにしてリカの七年間にわたる東京生活は、連載打ち切りとなったのでした。
例によって、スチャダラパーの歌詞「25までにモノにならなかったら 田舎に帰る約束だったんだ」を思い出した。
■というわけでリカは、この秋から郷里に帰って、資格をとるため専門学校に通うそうです。めでたしめでたし──となるといいんですけど。
なお、リカはもうパチンコからは足を洗ったそうです。
─────────
【あわせて読みたくない、この他のリカに関するエントリ】
・
100人の舎弟を持つ男 と付き合ってた、とかなんとかの件。→
前篇 後篇
・刃物を持ち出されたとかなんとか、の件。→
前篇 後篇
・セミパチプロとしての黄金時代→
前篇 中篇 後篇
・
中学教師一家に、なぜか家族ぐるみで 貢がされてる件。
日曜の昼下がり。なんとなく一人で吉祥寺をプラプラ。心をほっこり包んでくれる、優しくて甘い飲み物がほしい──。ふと、そう思ったときに発見しちゃったお店が、ここ、「喫茶 夕”‐千τ」。かわいいと云えないこともない看板が目に留まって、誘われるように階段をのぼってビルの二階へ。
同じビルの同じフロアにある別の店が、この「夕”‐千τ」の手前に
業務用のタオルをどっさり干しており 、これは衛生的にどうなのだろうという疑問が沸き起こってきたけど、まあそれは他のお店のしたことだからさておき、「夕”‐千τ」の入り口に立つと────とても素敵な空間が広がっていました。
お店の中は、ズラリと本が並んでおり、なんというか商店街の古本屋の雰囲気。そして、ギターやらウクレレやらが置いてあり、かと思うと妙に昭和っぽいものが置いてあったり……。この妙にゴチャゴチャした落ち着かない感じは、友達の家っぽくもある。ぶっちゃけあんまり掃除が行き届いてない感じがしたけど、そこもまた友達の家っぽくて、リラックスできそう。
前日、FXで850万円の損失でも出したかのようにメチャクチャ愛想の悪い店員の女性 が、なんらモノを云わず、ムッとした顔でヌッとメニューを差し出してくれました。この、普通のお店では到底マネできないようなオリジナリティあふれる接客も、さすが隠れ家カフェ。
メニューをパラパラめくって、黒糖ラテをいただくことに。店員さんに黒糖ラテをお願いすると、ボソッと
「お待ちください」
とだけ云って、丁寧でない手つきでメニューをグッとわたしの手から持ち去っていきました。このフレンドリーな感じも、吉祥寺ならでは。
その直後、常連さんと思しき男性三人組が店内にやってきました。店員さんは、常連さんとは二言三言なにやら親しげに言葉を交わしてました。常連にならないと、人類扱いしてもらえないみたい。こんな素敵なお店の常連さんになれるといいな。顔を覚えてもらうまで、がんばって通わなきゃ。
数分後、
クラフトワークのロボット よりもさらに機械的な表情のさきほどの店員さんが黒糖ラテを運んできたので、さっそくいただくことに。たしかに美味しくって感激! 泡もモコモコしてて、甘すぎなくて上品なやさしい味、なのでした。
ほんとは他のデザートも試したかったんだけど、これ以上、このサブカルっぽいメガネの店員さんの手をわずらわせると
どんな目に遭遇するかわからない ので、そろそろ撤収することに。
お会計のとき、超無愛想な店員さんがほんのちょっと、そう、ほんのちょっとだけ微笑んでくれました。まさに100万ドルの笑顔、いえ、
4カペイカ の笑顔(カペイカはロシアの補助通貨。100カペイカ=1ルーブル)! おそらくはこの店員さんの一生でいちばんのベストスマイルです!!! その素敵な笑顔をいつまでも忘れずにいて!!!
で、この店を出て、大量のタオルを横目にビルを脱出した後、
精神的に口直し するために、別のカフェを2軒ハシゴした。おわり。
--------------------------------
・喫茶 夕”‐千τ
・武蔵野市吉祥寺本町x-xx-xx 2F
・0422-xx-xxxx
・もう一生行かない
・11:00〜23:00
・火曜定休
(↑と書こうとして変換したら、パソコンが、
「通う低級」 という、なんらかの示唆に満ち溢れた文字列を表示した)
--------------------------------
※写真はイメージです。本文中のお店とは一切関係ありません。
■インターネットなんていう面倒くさいものが発明されたおかげで、こんなブログを毎日書かなくちゃならない。( ´・ω・)ンモー
──いや、別に誰も書けとは云ってないんですけど……(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )
■ええ、
手ぶら通勤 に興味があります。同期のS君が手ぶら通勤なんですよ。身軽そうでいいなあ、と思ったので。
■しかし拙僧の毎日の荷物は、「普通のカバンは要らないが、完全な手ぶらはちょっとムリ」という半端な荷物量なのです。ノート2冊と手帖と筆箱と、あとちょっと、ぐらいの。
そこで、小型のショルダーバッグでも買おう、と思いたちました。いわゆるミニショルダー。これなら毎日の荷物が運べるし、肩から掛けるので両手が使えて電車の中で本も読むときもラクです。
■で、渋谷のとあるカバン屋に行き、店員のお兄さん(おれより若いとは思うんだけど)に、これこれこういう理由でミニショルダーを所望していると伝えました。
そしたら、その店員さんは、
「お勤めの方は、ミニショルダーは……
………………………………………………
………………………………………………
………………………やめたほうが………」
と答えてくだすったので、何も買わずに手ぶらで店を出ました。
■でも、まだミニショルダー通勤をちょっとあきらめきれない自分がいます。ひょっとすると買うかも。
(と、ブログに書くと買わずじまいになる法則。)
友人とこの店で待ち合わせの約束をしてたのに、なぜかまだ午後六時半だというのにお店は後片付けの最中だった。今日は早じまいの日なのだろうか。
──という妙な夢を見たので、妙に気になって、起きてすぐパソコンを点けて、gooでブロッグ検索をすると、
[→リンクその一]
[→リンクその二]
■しかし、なんでつい先週の金曜まで、エノキをパスタの具に使うことを思いつかなかったんだろう。
いままでの人生で、「パスタにエノキを投入するという行為」には、ごく微量とはいえ、なんらかの形の情報として触れてきてるはずなのに。ボリュームがあって、食感が面白くて、しかも安い。エノキをクロスレビューで採りあげないファミ通編集部にも落ち度があると云わざるを得ない。
金・土・月と、この四日間で三回エノキパスタですよ。もう、小太りの銀縁メガネ支店長が「おぉ、エノキ、さいきん“出てる”らしいじゃない」とかニヤニヤしながらこっちに近づいてきそうなくらいのペースですよ。誰だよ支店長。←なんか文体が'90年代末テキストサイトっぽくなってるけどたぶん気のせい。
しかし、エノキをパスタの具として起用することをもっと早くに思いついていれば、おれの二十代はもっと違ったものになってたかもしれない──
──なにもそこまで云わなくとも…… (´д`; ) (´д`; ) (´д`; )
そうそう。エノキのパスタと云っても凝ってることは一切してなくて。茹で上がったパスタを、熱した鍋でレトルトのソースにからめるじゃないですか。その戦後のどさくさにまぎれてエノキをパスタといっしょに軽く炒める(という表現でいいのかな)、というだけのことです。
あの、「シャキッ」と「コリッ」の中間くらいの歯応えが良いです。
■週末に、ヤフオクで品物を4ヶ落札。しかも、全部べつべつのヒトから。
なので今朝はヤフオクの入金を立て続けに4件。間違ったヒトに間違った額のお金を入金したりしてないかなあ、とちょっと不安になる。
が、今日の夜にはもう「非常に良い落札者です」の評価が4ヶ増えてたので、どうやら間違ったことはしてなかったようだ。一安心。
って、こういうのをいちいち気にするのは慎重すぎますかね、人生全般に対する態度として。
それはさておき、まとめて散財しちゃったことだし、しばらくヤフオクは控えます。あ、こういうことをいちいち書くのも慎重すぎるっぽいな。
■
gocoup 主催の、小バコでアンビエントを聴く会、
“quiet laboratory 1.0” はおかげさまで無事終了しました。来てくだすった皆様、ほんとうにありがとうございました。
gocoupの知名度(や、拙僧の人徳)からすると、ちょっと意外なほど多くの方々に集まっていただきました。多謝。
会場を提供してくださった茶箱さんと、選曲してくれたHTC*さんにも感謝です。
■来てくれた人が思い思いに座ったり寝転がったりしてくつろげるよう、薄暗くしたフロアにゴザやカーペットを敷き、ソファー(ヒトが寝転がれるくらい大きい)を置いたり、ロウソクを灯したり、という、チルアウトにはうってつけの空間を、茶箱さんに作っていただきました。
こういう雰囲気というか居心地は、他のクラブイベントにはあまりないのではないかな。と思っております。
あと、この日のために用意した1990年の週刊少年ジャンプが好評でした。
■「リスナー人口や店頭に並ぶCDの種類に比すると、アンビエントはイベントの数がちょっと少ないのではないか」、というわりと単純な疑問から企画した今回の会ですが、 このようなジャンル(と居心地)のイベントが東京にもっともっと増えるといいな、と思ってます。
■某電気店で4400円で念願の新しいマウスを買ってきました。
なかなか具合がよいので、よい買い物をしたなーなんて思いつつ、何気なくamazonでこのマウスについて検索したところ、
a m a z o n で は 3 6 0 0 円 で 売 っ て た ('A`)
■さて、たびたびお知らせしてますように、あした九月六日土曜日深夜は、
“quiet laboratory 1.0” です。アンビエントを中心としたチルアウト電子音楽の会です。
場所は、早稲田の
茶箱 です。サバコ、と読みます。くわしい行きかたは、
こちらを 。
■のんびりした感じになると思いますので、えー、皆様よろしければ、ぜひ。もちろん、おひとり様も超歓迎ですよ。
あと、他のクラブイベントに行ってから寄る、つまりほんとにチルアウトルームとして利用するというのも良いと思います。
■それではなにとぞ。いま、いろいろ仕込み中です。
■ 八月( ・∀・)日(土)
拙僧は、おしゃれブログのおしゃれ管理人でありますので、渋谷の
おしゃれカフェ におしゃれランチに行く。
おしゃれカレーを食べ終えたあと、おしゃれデザートでも頼もうと思い、デザートのメニューを見たところ、「でかすぎプリン」という名前の物体があったので、さっそく発注。
数分ほど待って出てきたのは、CDと同じくらいの直径(12cmくらい)に、深さ5〜6cmの器に入ったプリン。一般的なプリンのイメージを逸脱する大きさで、席に運ばれてきたときは一瞬、この物体がプリンと認識できませんでした。
食べごたえあります。というか、このプリンだけでももはや食事として成立すると思う。
■ 八月(`・ω・´)日(日)
ジムの帰り道。石神井町の住宅街をてくてく歩いていると、なにやら話しながら自転車で走っている小学校中学年くらいの少年二人とすれ違う。
すれ違いざまに耳に入ってきた、少年Aの発言。
「おれの辞書にはテンションなんて文字はないから!」
もしかして、けっこう深いことを話してたのだろうか?(←と、なぜかこういう風にいつも考えてしまう。なぜだろう。)
■ 八月( ´∀`)日(木)
電子音楽外人のライブに行く。
ノートパソコンを使ってのライブ、なんですが、普通とちょっと違うのが、なぜか外人が
客席に背を向けて座って演奏する んですね。謎です。
しかも、ノートパソコンで演奏してたのは持ち時間(45分)の半分ぐらいで、あとはアコースティックギター一台の生演奏という意表を突く展開。
Reaktorかなんかの画面が映ってるノートパソコンを傍らに放ったらかしたまま(※ノートパソコンの画面は客席を向いている)ギターを弾く、というのが新しかったです。
が、個人的にはもっとコンピュータを使ったドローンが聴きたかったなー。
会場で外人のCDを買って帰る。
■九月の六日に行う
“quiet laboratory 1.0” を説明するとき、「DJイベント」という言葉を遣うことをなるべく避けています。
もちろん、フライヤーのコピー文を書いたりするときや、ヒトに話すときには便宜的に「DJイベント」とか云っちゃうのですが…。
■「DJ」という言葉には、どうしても、なんらかの「人前でなんか芸をやる」感がつきまとう。
このイベントでは、あくまで主役はアンビエント音楽(または、アンビエント音楽が流れてる時間と空間)であって、DJはあくまでも脇役。極端な話、DJブースを設けず、お店のキッチンカウンターの中にCDJを持ち込んでCDをかけてもいいくらいです。
ので、フライヤーやWEBサイトには、「DJ」ではなく「選曲」と記しています。
ほんとは、博物館や美術館っぽく「キュレーター」と表記しようかとも思ったんだけど、それはまたちょっと言葉の意味が伝わる速度が落ちてしまうので、「選曲」と書いておきました。
■あと、「イベント」「パーティー」と呼ぶと、なんかちょっと派手な、にぎやかなイメージがあるので、これらの語も避けたい。
とはいえ、「会」とか「集い」と呼ぶと、さすがに地味です。
強いて云えば「番組」がいちばん近いかな、と思うのですが、いまの時代「番組」という語はどうしてもラジオやテレビのプログラムを連想させてしまいます。
「イベント」「パーティー」に代わる、しっくりくる単語はないかなあ、と考えております。
地味な話題ですいません…。
■九月の六日は、ぜひ
“quiet laboratory 1.0” へ。232万円するスピーカー2台で、たっぷりアンビエントを聞いてチルアウトする、という番組です。漫画喫茶にふらっと入るように、気楽な感じでどうぞ。
■きょう(8/22)六本木にて、『金田一少年の事件簿』の金田一をプリントしたTシャツを着た外人を見たのですが半蔵商店です。
■会社のMacに、ようやくATOKがインストールされました。これでようやく、ことえりとかいうコンピューターウイルスとはおさらばです。
ATOKで「にしかわたかのり」と打ち込むと、「西川貴教」って一発で変換されるので、いいと思う。
■今週Amazonに、gocoupの三作品を納品しました。もう画面に
反映されてますね。
■9月6日に行う
アンビエント音楽の会 ですが、サイトには「読み物の持ち込みを推奨」みたいなことを書いたのですが、ひょっとすると会場の照明はわりと暗め=読書にはちょっと不向き、になってしまうかもしれません。細かいことですが、気になったのでいちおう書いておきますね。
なにとぞよろしくお願いします。
■都内某所の「大戸屋」に、フリーザ様にそっくりな声の店員さんがいました。半蔵商店です。
■といった意味も含めまして、土日は
イベントのフライヤー を配ってきました雨の中。とくに、土曜の昼の神保町の土砂降りはすごかったです。
■しかし、フライヤーってどれくらい効くんですかね。フライヤーを配りながら、砂漠に水をまいてるような気分になりました。
と、前の段落で雨だの土砂降りだの書いてるので、「砂漠に水」の比喩があんまり活きてきてないですね。それはさておき。
■「いまじゃネット上の書き込みがフライヤー代わり」なんて誰かが云ったのを耳にしてからずいぶん経つ。けど街から無くならないですねフライヤー。
この、フライヤーをデザインする労力、フライヤーの写真を撮る労力、フライヤーのコピーを書く労力、フライヤーを配り歩く労力、フライヤーをお店に置こうとして断られても表情筋を笑顔のままキープしておく労力──などを合計すると莫大なエネルギーになります。
で、それらのフライヤーが、いろんな人の手にとってもらえるかというと、そうもいかないのが実際のとこで。
せっかく印刷したフライヤーも少なからぬ割合の枚数が、配りそびれて余ったり、店頭に置いてもらっても期日が過ぎて捨てられたり(期日が過ぎてなくても捨てられる可能性あり。そもそも配りに行った5分後にはもうゴミ箱行きになってる可能性もあり)してるのです。日本中で。
全国の若者と若くない者が、フライヤー作りとフライヤー配りに注ぐエネルギーを、もっと建設的なことに使えないものか、とちょっと思った。そしたら森林資源の節約にもなる。
■かといって、フライヤー無しでイベントをやるのも心許ない。
──と思ってたのですが、九月にクラブイベントを開く拙僧の友人は、フライヤーは
最初っから刷らない らしいです。たしかにフライヤーって、告知ツールというよりは、「イベント関係者の士気を高めるグッズ」になってるようなとこあると思う(それはそれでいいのですが)。
■ということで、まあ、この話に結論もオチもありませんが、今日もフライヤーを配ってきました。9月6日は
『quiet laboratory 1.0』 で、ぜひワンツースリーでチルアウト。
■ということで、夏季休暇届けと有休届けを同時に出し、16連休の取得に成功しました。明日から夏休みです。
──だが、ちょっと待ってほしい。16連休は休み過ぎではないか。(゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
いや〜、フランスでは普通ですよ。( ´_ゝ`)
──誰なんだ、おまえは…(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )
でもそのかわり、拙僧はふだんは有休をほとんどとりません。風邪のときぐらいかなあ。あと、この夏も(本土の)お盆のころはちゃんと会社にいますから。そうやって、ね、バランスをとっていかないと。
■明日の夜、沖縄に行きます。で、いま(7/18 朝六時)から、明日の夕方までは、こまごました雑用が山ほど。荷造りとか。
そうそう。旅の荷造りのとき慎重になりすぎるクセがあるんだよな。もっとどーんと構えてかないと、そこは。
■ぜんぜん話が変わりますが、昨日は仕事が早く終わったので、まだ明るいうちから新橋で、会社の人類と飲みました。ハマチの刺身をシーフードピザに乗せて食ったりしたね、実際問題として。
で、飲み会が終わったあと駅まで歩いていると、その途中にいろんなお店が入ってるビルがあったのでなんとなく入ってみた。
すると、小さいゲーム屋があったのですが、そこには、箱つきの旧ファミコン本体(2台)や、箱つきのディスクシステム(3台)、そして箱つきの『ホーガンズアレイ』というソフト(2本)などなどレトロゲーム物件が並んでいました。新橋は時間の流れ方が違う。
▲急ごしらえですが、仮フライヤー代わりに
お待たせしております。
前々からお知らせしていますgocoupのイベントのお知らせです。
以下のように決まりました。
・タイトル
“Quiet Laboratory”
・とき
平成20年9月6日(土曜日)
23:00〜翌5:00
・ところ
茶箱 [東京・早稲田]
・チャージ
3000円(3ドリンクつき)
--------
■タイトルはもしかしたら変わる…かも知れません。ちょっと“Chill Out Laboratory”というのと迷いました。ただ、“Chill Out Laboratory”だと、ちょっと長いし、説明しすぎかな、という感もあるので、“Quiet〜”にしました。とはいえ、ジャンルの名前をイベント名に入れといたほうが親切かなあ、と思ったりもします。
■で、タイトル以外の「とき・ところ・チャージ」の要素はこれで確定しました。
会場の「
茶箱 」は、音の良いお店です。「良い音で、アンビエント/チルアウト音楽をたくさん聴く」という企画の主旨にご賛同いただきました。
時間帯に関しては、当初は「夕方から夜までのイベント」というのも想定してたのですが、「終電に間に合わせるようバタバタ帰りじたくをする、というのは非チルアウト的だと思う」ということで、23〜翌5時の開催となりました。
また、「ちょいと顔を出す」「ふらっと立ち寄る」というイベントでなく、やはり、「とっぷりとアンビエントに浸る」というイベントのため、
デフォルトで3ドリンク が付いてきます。
■ひょっとすると、マニア限定の集いみたいに感じられるかもしれませんが、そういう間口の狭いふうにはしないつもりです。
あと、「おひとり様」超歓迎です。お一人でも時間が過ごせるよう、ブツはいくつか用意する予定です。
■かける音楽は、アンビエント(ドローン/ノンビートが多めの予定)を中心に、エレクトロニカ、サウンドアート系、テンポ遅めのリスニングテクノ、あと、ごく微量の隠し味として'50〜60年代のエキゾものなどです。もちろん、いずれにせよチルアウトできるような選曲にします。
■では本日はこんなところで。イベントの詳細はまた、宣伝も兼ねてちょくちょく書いていきます。
■昨日で、
gocoup が一周年を迎えました。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー
■次回作は、今月中に完成します、とそろそろ云ったほうがいい予定です。目下デザイン中。七月の十九日から沖縄に行くので、それまでには間に合わせたいです。
■ただいまアマゾンで「gocoup e.p.」と『snowscape』が品切れ中です(買ってくれた人ありがとうございます。買ってくれた人は偉い。出世すると思う。知事とかになると思う)。きょうアマゾンに納品しますので、アマゾン派の人はしばらくお待ちを。
■この蒸し暑い夜のチルアウトに「gocoup e.p.」をどうぞ。いまの季節にぴったりです。
逆に、『snowscape』を聴きながら雪景色を思い浮かべて涼をとるという手もあります。
■ところで、今月のスタジオボイスが
「アンビエント&チルアウト」 特集だと聞いて、さっそく買ってきました。なぜかgocoupが載ってないのが残念だけど、とてもいい特集だと思います。
■では、ひきつづき夏のお知らせを。
■このブログで何回かにわたって、アンビエントのイベントやりたいなと書いておりましたが、
この夏の終わりに、アンビエント/チルアウト系のイベントを、とりおこないます。 (予定)
まだまだ未定の部分が多い話なのですが、詳細は追ってお知らせします。
■この一億総DJ の時代に、なぜクラブイベントを? と思う向きもあるかもしれません。が、この手の音楽のイベントって、かなり少ないんですね(もちろん、まったく無いわけではありません)。
とはいえ、一組4000円でビックカメラで買ってきたようなPC用スピーカーでアンビエントを聞くのは味気ないと思います(どんなジャンルの音楽もそうですが…)。
一度くらいは、良い音で、かつ、大きな音で、たっぷりチルアウト音楽を聴く、というイベントがあってもいいのではないか、と考えてます。
■ちなみに昔、福岡で開催されたとあるアンビエント/チルアウト系のイベントでは、フロアにジュウタン を敷いて、お客さんはどこでもゴロゴロと寝っ転がることができ、しかもハーブティー まで振舞われたそうです。素敵だ。
そう、こういう空間を目指したいですね。
主役はDJなんかじゃなく、強いて云えば「その場所にゆったりと流れる音楽と時間」が主役、というか……。
■で、(時おり居眠りしつつ)一晩中たっぷりアンビエントを聴いた後は、日の出の光とすがすがしい朝の空気の中を駅まで歩いて始発で帰る。そんな夏の終わり。そんなイベント。実現するといいなあ……。
【以上が本題。以下はおまけ】
■副都心線のおかげで、石神井公園→渋谷の移動が楽になったなあ、と思う今日この頃なのですが。
やはり、あの車内の人口密度の低さは「新宿に止まらない」という点によるところが大きいと思う。
■しかし、朝のラッシュ時の副都心線の「池袋での人の乗りこんで来なさ 」は特筆すべきものがあります。同じ池袋で同じ時刻に、埼京線や山手線では地獄のようなことになってるというのに。
ちなみに、朝のラッシュ時でも、副都心線の新宿三丁目→渋谷間は車内に空席を見かけます。ラッシュじゃないです。もはや。
(でも、いずれは混んじゃうのかなあ…。)
■ひとりの青年が人間的に立派に成長していく過程を綴るブログ、半蔵商店です。
──どこをどう読めばそうやって読めるんだろう……( ;´д) ヒソ (´д`; ) ヒソ (д`; )
しかしこの梅雨は、律儀に土日に雨降りますね。まあ、それはさておき、土日の動向などを、手短に。
■いま、いろんな事情がありまして、拙僧の部屋には日・米・露の三ヶ国の1950年代の雑誌が散らばっています。いろいろあります。
■以前、
友人の全米ツアーのフライヤーを描いた のですが、そのギャラが振り込まれたので、土曜日はお茶の水の山の上ホテルで、ヱビスの小瓶を発注しつつ天丼を食べてきました。
■マウスとキーボードの挙動が少しずつおかしくなってきている。
マウスは、「普通ていどの力でクリックすると自動的にダブルクリックになってしまう」というめんどうなことになっていて、シングルクリック(とはあまり云わないような気もしますが)のときは、力を込めてしっかりクリックしないといけません。なんだこれ。
しかし、ブラウザの「戻る」ボタンを(普通ていどの力で)クリックすると2ページ前に戻ってしまう、というのはなかなか不便です。そろそろ買い換えよう……。
■Amazonの画面のレイアウトが変わって、作品ごとのレビューで、ポジティブなレビューひとつとネガティブなレビューひとつ(それぞれ「参考になった」の数が一番多いレビューを表示してるっぽい)をわざわざ横に並べて表示するようになった。
これは、ユーザーのためというよりは、レイアウトした人が上司にほめられたいため、の新レイアウトって感じがしました。なんとなく。
■社員食堂の日替わりメニューの中の一つに、ミートボールのパスタがあった。
ミートボールのパスタといえば、『ルパン三世』の劇場版でルパンその他がミートボールのパスタを食べるシーンが有名らしいです(見たことはないのですが)。
「ルパン ミートボール」で検索すると、いろいろと出てきます。高度情報化社会だから。ミートボールパスタのレシピや写真が見つかったりします。うまそうです。
■というようなことを先輩とメシを食いながら話してると、「映画やドラマに出てくる食べ物って、なんか美味そうに見えることあるよね」という話になりました。
拙僧といたしましては、そのようなメニューは多々あるのですが、この日まっさきに思いついたのが、ナウシカかラピュタのどっちかの映画に出てた「パズー」なる少年が食していた、目玉焼きの載ってたパンです。
これを先輩に話すと、わずか15ナノ秒くらいで「あれうまそうだよね!」と反応してくれました。
おれが主人公の少女だったら、パズーに体を許しているくらいには美味いと思う。
■あと、先輩は「こち亀にでてくるトンカツ弁当が美味そうだった」と語ってました。おれには、どのエピソードのことか思い出せませんでした。というか、当の先輩もどのエピソードのことかを思い出せませんでした。なので、詳細は不明。
■あと、この手の話題になると、おれが必ず云うセリフは、「アメリカのテレビ映画に出てくる、紙のパッケージに入った宅配の中華料理って妙に美味そうですよね」です。
【半蔵・註】このエントリは、6/19の晩に書いてアップしたはずなのですが、どういうわけかブログに反映されてませんでした。謎です。とりあえず、6/20ぶんのエントリとしてアップします。
------------
■会社で、資料をせっせとビニール袋に詰める、という雑用をやらされました。
こんな、高校生のバイトどころか、小学生でもできる仕事に、数人の大人が3時間×2日くらい費やしました。
■せっせ、せっせと、なんらかの実験中のチンパンジーのように資料の袋詰めを行う我々を見て不憫に思ったのか、たまたま通りがかったよその部のヒトが、
「……ねえ、なんでそれ外注しないの?」
という、ものすごくまっとうな質問をしてきました。
■で、うちの部の某氏(この雑用の主)が、
「外注するとすごい高いからね」
と答えました。
「え? 外注するとそんなに高い? いくらかかるの?」と訊くよその部のヒト。
これに対するうちの部の某氏の答えが
「5万くらい」
でした…。
■あの…5万円だったら、外注したほうがいいと思うんですけど……。
5万円の雑用のために、数人の大人を3時間×2日も拘束しとくほうがよっぽど無駄だと思うんですけど……。
われわれはちゃんと他に「本来の仕事」があるんですから…。
■で、こういう雑用に妙に献身的な先輩がいるのね(←急にファミ通編集者口調)。
おれなんかは、「いいヒトぶって雑用をホイホイ引き受けてたらそれだけで人生終わっちゃうよ」、なんて思うんですけど、まあ、この先輩なりの社内世渡り術なのかもしれない。
■ただ、おれはこの夏、ちょっと長めの夏休みをとるので、「雑用もちゃんとやる後輩」みたいなアピールをしつつ、部内での立場を悪くしないようにしまーすめんどくせえ。
■ま、そんなことはともかく、アンビエントのイベントやりたいですよ。
昨日もちょっと書いたけど、客席にゲームボーイ(旧型)とか電子ゲームとかの類があるといいな、とか、飲み物にホットワインはどうだろう、とか、曲の雰囲気ごとに合わせていろんなお香やアロマキャンドルを使い分けて焚く「香りジョッキー」という係がいるのはどうか、などなど、いろいろ考えてしまいます。
あと、クラブでのイベントというとたいてい夜に開催されるけど、真夏の真昼 にアンビエントを聴くイベントなんてどうだろう……とか。1000円で冷やしそうめん付きとか。
■──などと、このところいろいろ書いてますが、ここへきてこのアンビエントのイベントがかすかに現実味を帯びてきました。詳細は後日お知らせしますね。
■以前このブログでお伝えした、とあるホテルのバーにて体に戦慄のようなものが走る接客をしていただいた件、のつづきです。
[→この件、その一] [→この件、その二]
■ブログでお知らせするのが遅れましたが、苦情の手紙をホテルに投函したところ、先週、返信が届きました。
ちゃんとお返事がもらえたことは嬉しいし、このホテルにもちゃんと良心的な「中の人」がいるんだと確認できて良かったです。
■ただ、しつこくてすいませんが、返信の中に「私どもの諸事情により、(略)、下げ物台がお客様のお席に相当近くなっておりました」とか、「カウンターのすぐそばに下げ物を置かざるを得ない現状」とかいった表現があったのが気にかかりました。
お店にもいろいろ事情があることは理解できますし、客がそれに従わないといけない場合も多々あることは弁えているつもりです。
が、客のすぐそばに他の客の使用済み食器を積んでおくってのは、諸事情うんぬんを加味しても、やはり問題外だと思います。
いっそ、ゴチャゴチャしそうな場所には最初から席を設けない、というのが正解じゃないでしょうか。バーというのは、単に「日本円とウイスキー30mlを交換する場所」じゃなくて、やはり、「ゆっくりお酒を味わえる場所」であって欲しいので。
■でも、まあ、こうやって丁重なお手紙をもらったわけだし、おれもこの店には金輪際行かないので、この件は、ね、これでおしまいにします。
■で、この段落からとつぜん話題が変わるので注意していただきたいのですが、アンビエントのイベントやりたいですね。ノンビートの曲を中心に。
自分の部屋のスピーカー(正直、ノートパソコンのスピーカーだけでオンガクを済ませてる人もけっこう少なくないのでは?)やiPodのイヤフォンでだけじゃなくて、大きな空間の大きなスピーカーで、大きな音量でアンビエントを聴くのもまた一興かな、と思うんですよ。
かくいう拙僧も、クラブ(および、それに類するところ)でアンビエントを耳にした経験がほとんどないので、ぜひ聴いてみたいです。きっと、ふだん自宅で聴くのとはぜんぜん違う聞こえ方になると思う(当たり前かもしれませんが…)。音を聴く、というか、「音を浴びる」みたいなイメージです。浴びてみたいです。
■どうも。「ホテルオークラ東京 ハイランダー」でぐぐると、4番目に表示されてしまう半蔵商店です(六月七日 朝九時現在)。
■先週の金曜日、このバーにて、
失礼と無礼がすみずみまで行き届いた不愉快極まりない接客をしていただいた ので、「これまでの人生で経験した中で最低水準のサービスでした」とかいろいろ書いた感謝の手紙をホテルに発射しました。ホテルの中の人、ちゃんと読んでくれるといいなあ。
しかし、こういった種類の手紙を書くのは初めてだな…。
■ところで、この「ハイランダー」では、『隣の喫茶店のスペースを広げるため、バーのカウンター席を8席から6席に減らす』という計画があったそうです。
[→参考1]
ですが、いろいろあって、『8席を7席に減らす』といったところに落ち着いたそうです。
[→参考2]
■7席だの6席だのそういうチマチマしたことをするんじゃなくて、もう、こんな店さっさとつぶして、テナントとして
ロイヤルホスト かなんか入れればよかったのに(あ、このことも手紙に書いておけばよかったな)。
■で、上記の
[→参考1] のブログにも書いてあるけど、このバーは、ジョン・レノンのお気に入りだったらしい。
なあ、それ本物か? 単にジョン・レノンに似てただけの人じゃないの?
「見た目が邦彦」 のように。
■ネットで検索すると、このハイランダーを「良い店です」と書いてるブログもいくつか見受けられた。ほんとは良い店なのか。
おれは、先週の金曜日はひょっとすると、偽の東京メトロに乗って、偽の虎ノ門駅で降り、偽のホテルオークラに入って、偽のハイランダーに行ってたのかもしれない運転。
* * *
■そんなわけで昨日は一週間ごしの口直し(?)に、
このお店 に行ってみました。英国式の本格的なバー……というか
昭和のサラリーマンのためのバー 、という感じのお店で、4杯と、つまみ2品で、ハイランダーより安くて、満足度は65536倍くらいありました。
■ジョーイおじさんと、ジェシーおじさんと、あと一人の名前が思い出せなくなります。半蔵商店です。弟にメールで訊いたら「ダニー(父)」って返事が返ってきた。
■そんなわけで、土曜日は、
デザインフェスタ 、略してデザフェス、という儀式に行ってきました。
これは(200字略)という主旨のイベントで、ゆくゆくは自分でも
ゴクウ (※拙僧がやってる電子音楽レーベルですよ)のCDを出品できたらいいなあ、とか、それとは別に、ちょいと気の利いた絵葉書とかTシャツとか作って売ってみたいなあ、という芸大の2年生みたいな野望があるので、その偵察のために行ってきました。一人で。
■で、思ったのは、星の数ほどある出品者の中にも「すごく気合いの入ってる人」と「中くらいの気合いの人」がいて、あまり気合いの入ってない人のブースは、気合いの入ってるブースの雰囲気に呑み込まれたり、圧されたりしてました。
ひょっとしたら、この気合いの量こそが、良い表現と良くない表現を分けるほとんどすべてなのかもしれない。といったまとめ方は早計だけど、気合いも大事だな、とは思った。もちろん気合いだけでもいけないんだけど…。
あと、「わざと入れた気合い」ってのは、やはり空回りする。
自分の気合いの量が、どれだけ大きいか小さいかを確認するだけでも、デザフェスにいく意味はあるかもしれませんね、アマチュアで何かやってる人は。
■あと、これはごく個人的な考えなので、適当に読み流してほしいんですけど。
世に出るクリエイターと世に出ない(出られない)クリエイターの違いって、実は才能の多寡じゃなくて、なんつーか、こう、新しい人と仲良くなれる、とか、人の輪に加われる、とか、人と臆せず話せるとか、そういうとこにあるんじゃないか、と最近思う。デザフェスでも数ナノ秒ほど思った。
デザフェスは、そういう人と人とのつながりを試みる場でもあるのかな、なんて、数ピコ秒ほど思い込んでみました。
(あと、さっきの気合いの話と同じで、「わざと作った人脈」って、やはり一瞬でなくなる。)
■このデザフェス以外にも、音楽専門の「M3」とか、本来はマンガ専門だけど音楽もアリの「コミティア」とかのイベントもあるそうで、そちらもちょっと興味あります。
ともあれ、このようなイベントに出店するとなったら、
・ブースのディスプレイが得意な人
(什器、商品の陳列、看板、POPの類のデザインに気を配れる人)
・人見知りせず接客トークができる人
(客のいないときは呼び込みをしてもらうとか)
と組んだ方がいいですね。あと、超美人なヒトとか。
■なお、デザフェスでは、ヒタッツィーさんのブースにお邪魔しました(相変わらず長話ですいません…)。ヒタッティさんの絵に興味を示す西洋人、を数人見かけました。
あと、会社の元・先輩(転職済み)もブースを出してたのでご機嫌伺いに行った。物静かな人で、派手なことはしないんだけど、この手のイベントには定期的に長く参加して、新作もどしどし作っている。これもある種の気合いですね。
■「ポンキッキの教育セットは楽しいよ」でぐぐると、いまだに三番目に表示される半蔵商店です。
■昨日、はじめてスプレー糊という物を使いました。
存在はもちろん前々から知ってたけど、実際に使ってみて、なんて便利なんだろう。と思った。けど、あんまりこれに頼ると堕落しそうな気がするなあ、と思わせる類の何かがある。スプレー糊には。
そう思わせる商品はスプレー糊の他にもいくつかあって、と、いざ列挙しようとすると思いつかない。
■東京中の「インド人がやってるインド料理屋」は、銀座のメジャーな店(たとえばナイルとかデリーとか)をお手本にメニューの値段を決めてるのではないか、と、ちょっと思った。
池袋から西武池袋線で数駅の商店街にある、内装も食器もサービスもウエイターの服装(破れたジーンズ)もすごく質素なインド料理屋で、銀座とそれほど変わらない値段をとられることがある。味も別に普通。
彼らは、「トーキョーとニューデリー」、または「日本の首都圏と地方都市」の物価の差は理解していても、東京23区内の物価の差は把握しきれてないのかもしれない。
しかも、いまは夜の十一時なのに、この文を書いてるうちにインドカレーとタンドリチキンを食べたくなってきた。どういうことですかこれは。あ、ナンじゃなくてサフランライスで。
久しぶりに「恋のから騒ぎ」を見てたら、番組のいちばん最後のとこのエンドタイトル画面(って云うんですかね。とりあえずこう呼んでおきます)がなくなってたんですよ。あれ、もうやんないんですかね。
あの、画面に「恋のから騒ぎ END」って字幕が出てるときにかぶさる、犬の遠吠えのSEを聞くと、あー、土曜の夜もだんだん更けていくなー、って感じがして、よかったんですけども。
■
つーか最近、この「おわり」「END」の類の画面を出す番組がほとんどなくなったように思う(テレビ自体あまり見てないんだけど…)。
で、「おわり」「END」の類のかわりに、「翌日の同じ時間帯の番組」の予告をするようになった。ああいう予告を目にすると曜日感覚がちょっとずれるよね。ずれないですか。ずれませんか。じゃあ、それでいいです。でも土曜の夜の「黒バラ」の告知はなかなか慣れない違和感がある。
■高校生のころモスバーガーで耳にした、とある女子高生の発言。
「○○ちゃんてさー、
ペプシマンに似てる よねー」( ´・∀・)
■というとっても面白い導入部とはまったく関係ないんですが、もうすっかり春です。
春といえば、読書の秋だよね(←増谷キートンふう)。
ということで今日は、小西康陽の新刊『ぼくは散歩と雑学が大好きだった』を読みに、わざわざ神保町の「さぼうる」等に行って来ます。
なぜかというと、おれは、本はどこで読んでも同じ、とはあんまり思わないタイプの人間なので、この本はどこで読んだ方が感じが出るかなーと、自分なりに50ナノ秒ほど熟考した結果です。
だって、部屋でベッドに寝っ転がって、金玉袋を軽くもみながら読むにはもったいないでしょう、この本は。
このロケーションにはいろいろご意見があると思いますが、おれの稼ぎで本を買って、おれの稼ぎで地下鉄で移動して、おれの稼ぎで喫茶店に入るわけだから、そこはご理解いただきたい。
■読書って、その本を読んでる季節、時間帯、天候、気温、湿度、場所…エトセトラ、もひっくるめて読書体験になったりするわけじゃないですか(実用書などを別とすると)。
だから、好きな本/面白そうな本は、できるだけ環境やタイミングを整えて読みたい。んですよ。いけませんか。
■話はちょっと逸れますが、本ごとに「なんか、個人的にしっくりくる時間帯」というのがあります。
たとえば、自分は鴨沢祐仁のマンガは金曜の夜中に読みたいし、ますむらひろしは土曜の昼。
「'90年代に出版された'80年代のコンピュータに関する本」は、土曜の深夜に、ドリトスを食べながら読みたい。
それから、秋が深まる頃は海外広告に関する本が読みたくなる。とか、他にもいろいろありますが、まあ、そんな感じです。
(ちなみに、
村上春樹がしっくりくる曜日についてはこちらを 。)
■というわけで、これから出かけます。が、雨が降ったら、家に帰って「雨の土曜日に読む用」にキープしている本を読む予定です。
■ちなみに、小西康陽の前著『これは恋ではない』は、日曜日の午前中か夜に読むのがしっくりくる、ということになってます。
■先日、スコットランドの「キルト」を身に着けた男の外人を渋谷で見た。たぶんスコットランド人。
■先日、石神井公園駅の改札口の精算機の前で別れ話らしきやりとりをしてるカップルを見た。なにも、石神井公園駅の改札口の精算機の前でやらんでもいいのに…。
■先日、北欧の国だったらなんらかの法律でとっくに禁じられててもおかしくないくらいの異常な頻度で「不思議な不思議な某地〜♪」というCMソングを繰り返し繰り返し店内に流す変な大型電器屋のレッツノート売り場に行ったら、この春入学すると思われる女子大生+母+祖父のトリオが、レッツノートをあれこれ見ていた。
その女子大生がレッツノートを前にして放ったセリフ。
「パナソニックってところが、なんかやだ」
松下幸之助全否定ですかそうですか。
パンソニック ならいいのか? この「なんかやだ」の「なんか」が気になる。
その女子大生は「(レッツノートに)25万も出すくらいならVAIO買う」とも云ってた。
■ここで訂正とお詫び。
このエントリ で、A君とZ君の関係を逆に書いてしまってたところが一ヶ所ありました(ので、修正しました)。
エントリ全体を読めば意味は通じる、とは思うのですが、もし混乱してた方がいましたら、すいません…。(・ω・` )ゞ
確認のためいま一度書きますと、マルチをやってたほうがA君、A君にマルチに誘われた方がZ君です。
■半蔵商店であるあるあるある(残響音含む)。
今日は、弟とその友人たちの話。
■沖縄に住む弟の友人(A君としましょう)がですね、マルチ商法の変な組織に入会しちゃったらしいんですよ。
で、弟は、このことをA君本人からはまったく聞かされてなかったらしいんですよ。
でも、弟の別の友人(Z君としましょう)は、A君に勧誘されたり変な商品を売りつけられようとしてたらしいんですよ。
■で、今週。
弟とZ君は、このA君を洗脳から解くシナリオを書き、実行したそうです。
【1】弟とA君の二人だけで牛丼屋でメシ。
【2】弟のケータイに、Z君が電話をかける。
【3】「いま、Aと牛丼食ってる。このあと3人でお茶しようぜ!」という流れを作り、
ハンバーガー屋に合流。
【4】世間話をしてるうちに、Z君がA君に向かって唐突に、
「あ、そうそう、おまえ、いまマルチやってたよな? どう? 調子は」
とズバリと斬りこむ。
■で、シナリオはスムーズに進行したそうです。
で、【3】の段階で、弟がケータイで話してる人物がZ君だと知るや、A君が徐々にオドオドし始めたそうです。
で、【4】の段階でZ君に斬りこまれたA君は、しどろもどろになったそうです。
そこから弟とZ君は、マルチを辞めるよう、A君にものすごいスピードで説得を始めました。
■で、二時間後──
ようやくA君が「わかったよ。(マルチを)辞める」と決意表明しました。
しかし、
「……………………………でも、この組織がどうなっていくかだけは最後まで見届けていいか?」
と、よくわからない一言をドロップしたので、そこからさらに弟とZ君は一時間かけてA君を説得したそうです。
■そんなわけで、A君はマルチを辞めることにになりました。めでたしめでたし。
■しかし、【3】の段階でオドオドしたり、【4】の段階でしどろもどろになってるところから察すると、A君自身も、組織に洗脳されきってたのではなく、ちょっと罪悪感を自覚してたんだなー。って感じがします。
前々回 、そして
前回 に引き続き、パナソニックの
レッツノート T7 を買うべきか否かをめぐる、おれとおれによる討論が展開されてます。
はたして、レッツノートを買うよう、おれはおれを説得できるのでしょうか?
■
( ;´∀`) ←拙僧a(レッツノート購入推進派)
で、でも、レッツノートを買うことで、少しずつでいいから仕事や自己研鑽をする機会をできるだけ増やすことが、結果的には生産性の向上につながるのではないかと…。
(゚д゚ #) ←拙僧b(レッツノート購入反対派)
生産性向上(笑)。レッツノートでボクも生産性アップするでちゅ〜ってか? 自分の仕事がイマイチはかどらないのはレッツノートがないからだ、みたいに、自分の至らなさをレッツノートがないせいにしてない? そういうのって、レッツノート買ってもなにも変わらないから。またすぐに「あれがない、これがない」って足りないのを数え始めるだけだから。
( ;´∀`)
でも、レッツノートは、勉強術に関するビジネス書でも、多くの人が推薦してて…
(゚д゚ #)
おまえあれだろ、PHP とか日経BP の出版物が好きなタイプだろ。で、ビジネス書が積ん読になってるタイプだろ。
てめえみたいな、本に影響されやすい単細胞リーマンは、R25とかそういう感じの雑誌のダメなタイアップ記事の食い物にされて20代終了!
で、30代になったらなったで、けっきょく30代向けのビジネス雑誌にそそのかされて、TUMIのカバンとか、半端に高い腕時計とか買って、雀の涙の小遣いを使い果たして終わり! 日本ってのはそういう国だから! 卑弥呼のころから!
( ;´∀`)
でも、まあ、その、新しいパソコンを買うことで、仕事だけじゃなく、日常全体にはずみをつけるというか勢いをつけるというか…
(゚д゚ #)
だから、はずみをつけるとか勢いをつけるとか云ってムリヤリ理由つけて高い買い物して、ほんとにはずみがついたり勢いついたりしたことがあったか!? あったとしてもせいぜい一週間がいいとこだろ。その一週間のために20万は出せないし、出さない!
ビジネス書を買った直後の30分間くらいだけ妙にやる気が出てくる超常現象 といっしょで、レッツノート買った直後はなんか変にやる気が出るかもしれないけど、それだけのことだから! レッツノート自体に、生産性アップさせる機能なんてないから!
そんなことだから、ファミリーマートで買い物したのにレジの店員に「ありがとうございましたー」っていう挨拶を省略されるんだよ!
( ;´∀`)
でも、そろそろ新年度だし、パソコンを買い換えるにはいい機会だと…。
(゚д゚ #)
なあ、新年度だったらなんでパソコン買わなきゃいけない義務があるんだよ! なんでそう節目節目で金を遣おうとする? おまえも所詮、家電メーカーと自動車メーカーと住宅メーカーと、あとケータイ会社に年貢を納め続けるだけで一生を終える、典型的なパターンの日本人だな! おまえ、やり直し! 第二次性徴があったぐらいのころから人生やり直し!
ほんとに生産性アップとやらがしたいんだったら、その他にやるべきことが256ヶあるから! パソコンを買い足すなんて、257番目ぐらいだから! 優先順位は。
なにがレッツノートだ! 直訳したら「メモをとろうよ」 じゃねえか! なれなれしい! もう、おれ帰る!
( ;´∀`)
………………。
■
たしかに、レッツノートに限ったことじゃないけど、「ちょっと高めの買い物」をするとき、
自分から自分への口実 を探してることってありますね。何のための口実なんだろうとも思うし、口実を探すくらいなら買わなきゃいいのでは、と思わないこともない。
でも、これ読み返してると、bは取り付くしまが無いというか大人げないというか…。aがちょっとかわいそうになってきたなあ。aのほうの自分に、レッツノートを買ってやりたくなりました。
aはbを説得することには成功してないんだけど、aを見てると、なんというか、頭ごなしに強い調子で誰かに何を云われようとも、少しずつ自分の意見に話を持って行こう持って行こうと試みるのは大事だと思ってしまった。昨日まではb派だったのですが、いまはどうもaに感情移入してます。やっぱり買うか、レッツノート。
(この項、とりあえず終了)
■本の題名で検索すると、全国の各書店のオンライン販売のページがわわわわっと引っかかってくる現象を誰かなんとかしてください。半蔵商店です。
■今日は、散歩してました。土曜日の散歩はいいもんです。ましてや三月ならなおさらです。
■まず新宿。ディスクユニオンで、ピチカートファイヴのアナログ盤特集、という渋いセールをやってたので行ってみる。けど、店に着いたのは開店して一時間ぐらいあとだったので、激レアなレコードはもう強度のピチカートメイニアの人たちが買って行ったあとだったかもしれない。
とくに目当てのものは見つからなかったので、別の外人のCDを購入。
■で、山手線で原宿まで行って、そこからてくてく青山→麻布→六本木と歩く。
六本木ヒルズ付近で、デモ隊らしき人々が警官に取り囲まれ、それよりやや遠巻きに記者っぽい人々がDVを回しつつメモを取っている、みたいな現場に遭遇。
そんな状況だったので、どっからどう見ても善良な好青年である拙僧も「すいません、どちらへ行かれるんですか?」と警官に質問されました。ここで、「逆に訊こう。君は何歳のとき初めてSEXした?」と問い返したりしたら逮捕されそうなので、適当に「麻布十番までです」とか答える。
そしたら、「失礼しました。ただいま厳重に警備中ですので。お気をつけて」みたいなことを云われただけで、やりとりはそこで終わった。
こんな情報量がゼロに等しい禅問答でいいのかと思うけど、たぶん、日本人か外国人かどうかを確認する質問だったのかもしれない。この質問に、とっさにカタコトで答える機転がおれにあったら、もっと面白いエントリになったのに。すいません、地味なブログで。
■で、そのまま麻布十番に行こうとも実際に思ってはいたんだけど、足が広尾に向いたので広尾に。ナショナル麻布で、何も買わないけどいろいろ見る。ここの二階は「沖縄市の、外人が多い地域の雑貨店」の感じにけっこう似てる。
で、ナショナル麻布を出て、別の本屋に寄った。「セレブな育児」という看板をでかでかと掲げた変な棚があった……。
■広尾駅から電車で高田馬場へ。パソコン屋で、パソコン用キーボードを物色。
ものすごく久しぶりにビレッジバンガードに寄る。手描きPOPの押し付けがましさに参ってしまい、150秒くらいで出る。
買う気どころか、店にいる気まで失せさせるPOPって、いったいなんなんだろうな。
■で、歩いて目白→椎名町(西武池袋線)。そこから電車に乗って、無事、石神井公園まで帰ってきました。以上です。
■朝食は、おはぎ2ヶでした。半蔵商店です。
■そういうこともあり、
gocoupの『snowscape』 のフライヤーが届きました。1000枚・両面カラー・110kgコート紙です。
裏面の解説は、電子音楽の権威であるイヌースン博士にお願いしました。お忙しいところ、13字×100行もありがとうございます>博士
拙僧の性格からすると、フライヤーが刷り上ったことに満足してしまい、配るまでに至らない、という事態になることが力一杯予測できますが、可能ならまず明日の
『WIRELESS FINAL!』 で配りたいと思います。
選曲のお知らせです。来る二月十八日に中野で行われる
『WIRELESS FINAL!』 にて、拙僧が選曲作業します。
▲『WIRELESS FINAL!』フライヤー。クリック先は公式サイトです。
このイベント『WIRELESS』には、客としても二回(三回かな)遊びに行ったことがあるのですが、今回はセカンドフロアで選曲する方に回ります。
■
持ち時間は一時間です。何をかけようかと、いろいろ考えてます。まだどのイベントでもネタ卸ししてないマッシュアップが少なからずあるので(ジムでランニングするときに聴く用)、それを中心にかけるかもしれません。
■きょう池袋の駅で2リットルのペットボトルのミネラルウォーターを飲みながら歩いてる男を見たんですが、
gocoup のコマゴマとした作業がまだ残ってるんですが、なにせ今週は体調がこんなんだったんで、なかなか進んでません。
■そう、ちょっと思ったんですけど、いまCDプレイヤーでCDを直接回して(変な表現ですが)オンガクを聴く人って、どんどん減ってますよね。CDを買ってきたら、いったんパーソナルなコンピューターのハードなディスクにリッピング的な営みをしてからiTunesとかで聴く人が増えてますよね。
だったら、音楽CDではなく、最初っからwavファイルなりmp3ファイルなりが焼かれてるCD-ROMにして売れば、リッピングの手間が省けていいと思った。そしたら、ジャケットなどのパッケージや印刷物は商品の要素として残るから、音楽のダウンロード販売の話をするときにつきものの「でもやっぱりジャケットも含めて作品だと思うし(略)、パッケージを手にする楽しさも(略)」といったタイプの人も安心だと思った。
■けど、そしたらパソコン持ってない人は音楽が聴けなくなるから、それは不便だと思うし、うちの会社の社員食堂は、どうもパスタを茹でるときに塩を入れてないっぽい。いや、一回くらいだったら、ああ、今回はたまたま塩を入れ忘れたんだな、と、いい人っぽく解釈することもできるけど、ここ最近ずっと塩を入れてないっぽい。ここ最近ずっと毎回味がしない。何を考えてるんだろう。
■先週まではやたらとうどんを食べてたのですが、今週は、あれですよ、焼きそば。カップ焼きそばではなく、普通の焼きそばを作って食べてます。月、火、水、と三日続けて夕飯は焼きそばでした。
麺とキャベツを炒めるだけ、のはずなんだけど、慣れてないのでまだまだあんまりうまくできない。なので、ネットで焼きそば調理法を調べつつ、焼きそばを作り、焼きそば経験値を少しずつあげていってます。「何かを習得する初期」に特有の楽しさを味わい中です。この時期に身に付けた焼きそばスキルが、今後のおれの焼きそばライフを左右するといっても、過言です。
写真ではあんまり美味そうに見えないですが、今日はそこそこ上手くできた。でも相変わらず麺が鍋にこびりつく。今後の課題。
▲諸般の事情でソースが少ないソース焼きそば
■あと、予算少な目の立食パーティーで出てくる、大皿のちょっと冷えた焼きそばを、ちょっとぬるくなった瓶ビールとともに食するのはなかなか悪くない。と思う。
■先月、
つぶやきシローのライブ に行く前、腹ごしらえでもしようとスパイスレコードのビルの一階のラーメン屋(※現在は閉店)に行ったら早じまいしてたので、代わりに近くにある別のラーメン屋に行ってきました。
そこは、なんつーか、いわゆる昭和30年代の世界を再現しましたと云いたげな店だった。嫌いってわけじゃないんだけど、これをわざわざラーメン屋でやる意味があまり分からなかったんだけど、まあ、ラーメン発注→食べる。
味は、別に普通。まずくはなかった。中くらい。
■いま「中くらい」と書きましたが、これはかなり消極的な意味で、「一度はいいけど、まあ、たぶん二度目は無いな」ということであります。
渋谷は、こういう中くらいのラーメン屋が多い。ような気がする。たぶん、二度は訪れない一回限りの客を相手にしてるだけでも店が成り立つからだと思う。ような気がする。
■しかし、最近のラーメンは安くない。
というか他の料理の値段と満足度から比較すると、「手軽な食べ物」というイメージだったラーメンが、もはやコストパフォーマンスの悪い部類の料理になってきてると思う。「この値段だったら、とんかつ屋でとんかつ定食食べるよなー」というような。
この、ラーメンが安くもなく美味くもないという傾向が続けば、人々の足はラーメンそのものから遠のくのではないか。
しまいにはラーメンは、「ラーメン食べ歩きブログをやってるような小太りのリュックの男」のためだけの料理(というか嗜好品)になってしまうんじゃないか。
■なったらなったで、だからどうした、という話ですが。
なんで、ラーメン界の先行きの心配をしてるんだ、おれは。さっきから。
■知らない方もいるかもしれませんが、先月の半ばに
オイルヒーターを買った わけですよ。
で、おかげでこの木造アパートの六畳間で比較的寒い思いをすることなく、つまり、部屋の中でコートやマフラーを装着したり、毛布をガウンのように羽織ったりすることなく、冬を過ごせてるわけです。
■ですが、先日、東京電力より届いた請求書を見ると、12月の電気代は、
9 4 0 0 円
でした…。('A`)
12月は月の半分しかオイルヒーターを使ってないのにこの有様。1月分の請求書なんかもう見たくもない。('A`)
■オイルヒーターより電気を食わないこたつにするという手もあるんだけど、云うまでもなく、いったんこたつに入ると、もう二度と、一生、永久に、こたつからフォーエヴァー出られなくなり、これは人生のおびただしい無駄なので、それは避けたい。
■誰か気の利いた人が、地軸をこう、キュッと傾けて、日本に太陽が当たるようにしてほしいんだけど、まあ他の国のこともあるからね、南半球とか。順番だからね、こういうのは。
■土曜日は、「土曜の午後感」を得るため、町をぶらぶら散歩してました。
この「土曜の午後感」については、語ると長いので割愛しますが、個人的にすごく好きな感覚です。
■で、南麻布の住宅街で、ほんの50mくらいの間を歩いてるうちに
ベントレーを二台 も見かけた。
あと、麻布十番の
外人向けスーパー に行ったら、ほんとに外人がいっぱいいて(当たり前だろ)びっくりした。
なんつーか、NHK教育でやってる海外ドラマのセットの中、というか、海外ドラマの世界そのものに間違って入ってしまった感じ。友達と行ってたら、ぜったい洋画の吹き替え声優口調で話してたと思う。
冷凍ピザの種類がかなり豊富でした。
■夜は、ここ最近の週末の習慣になってるウォッカのコーラ割りを飲んだ。わずか二週間で750mlのウォッカが空になってしまった…。下戸の自分からすると記録的なペース。酒に強くなったんだろうか??
■そしてこの日曜は、
eARS様 に『XVOXX 360』を納品しに行きました。年末の秋葉原観光のお土産にぜひ。
gocoup のシングルもよろしくお願いします。
『XVOXX』 のほうは絶賛品切中ですが、近いうち焼き増ししようかなと思っております。
■納品のあと、だいぶ昔にだいぶ年上の従兄からもらったファミコンの攻略本を売ろうとして中古ゲーム屋に持ってたら「500円です」って云われた。
それはちょっとなあ、と思って別の店に持ってったら「1800円です」って云われた。 そういうこともあります。
■秋葉原に長居してると、妙に物欲に火がついてしまって、セガマークIII本体とかMSX2本体とかパックマンのLSIゲームとかが欲しくなってしまうので、理性のあるうちに退散。
■帰り、江古田にちょっと寄る。古本屋でBRUTUSの創刊号を買う。
めちゃめちゃ欲しかったわけじゃないけど、BRUTUSの歴史はちょっと興味あるし、いつでも簡単に買えるとは限らない本なので購入。
レコード屋に行く。オーディオチェックレコードがちょっと欲しくなる。
■M-1は見逃しました。('A`)
■この金曜日は、会社の課の忘年会だったのですが、店が、
去年と同じ、この店でした …。
なあ、もっと他に店はなかったのか…。('A`)
■この店は、「3000円で中華料理が食べ放題飲み放題♪」なんですが、えー、まあ、この価格ですから、まずい。簡単に云いあらわすと、
冷凍食品&コンビニ弁当のおかず
のようなレベルの、食べ放題でも別に嬉しくない物質が次から次へと出てくる。
鳥の唐揚げは電子レンジの味がした。春巻は、外はパサパサ中はぐちゃぐちゃ。酢豚はやけに甘い。麻婆豆腐? ああ、豆腐が冷たいままだったね(談)。そして、べとべとした焼きそばは、何回噛んでも化学調味料の味しかしなかった。そして、同じくべとべとしたチャーハンは、同じく化学調味料の味しかしなかった……。
しかも、国産の食材なんか使ってないだろうしなあ。
飲み物は、無難にアサヒの瓶ビールが頼めるんだけど、ためしに日本酒を頼んでみたら、薄いピンクのプラスチックのコップに、
妙に薄い酒 がでてきた。なあ、何の液体ですかこれ。三口で止めた。
■で、そんな物質を、大の大人五人が、ちんまりとした、余裕というものが全くない、せせこましいテーブルで摂取する。味がイマイチなので、会話の弾み方もイマイチ。
なのに、周囲の他のテーブル+座敷は、学生の飲み会のように変に盛り上がっていて、うるさい。会話しづらい。
■いや、この店は悪くない。三千円ですから。
ただ、この店に決めた、うちの会社のヒトのセンスには、疑問を呈しておきたい。
■この店が、たとえば会社のすぐ近くにあるとかなら、まだ分かるじゃないですか。「味よりも、帰りの交通手段を重視!」ということで。
でも、この店、会社のある渋谷から
さらに地下鉄で20分 するところにあるんですよ…('A`) ('A`) ('A`)
そこまで足を伸ばして食う味では、絶対ない。で、一度はまだしも、二度食う味でもない。
■そして、3000円というお金には、もっと有効な使い方があると思う。オトナなんだから、「食べ放題飲み放題」という字句に釣られちゃいけない。
渋谷でも、3000円とは云わないまでも4000円ならそこそこ満足できる店はあるし、なんだったら、会社の会議用テーブルでドミノピザとサラダ(東急プラザの地下でグラム単位で売ってるやつ)と缶ビールでもいい。というか、そっちの方が良かったぞ。
■──とか、いろいろ書いた割には、いろいろ食った(食べさせられた)ので、明日は胃もたれしながら起きることになるかもしれません。
寒くなってくると、活動時間が短くなって生産性が落ちますねー。
時間を買う/能率を上げるという点からすると、高い暖房器具を買うのも贅沢なことじゃないかも。
と、毎年云ってるような気がする。
しかし、この生産性が落ちてくる季節に、年末という忙しい時期が設定されてるのがおかしい。たとえば夏の終わりとか、もっと過ごしやすい季節に年末がくるようにすれば、なにかと立てこむ年末の忙しさに対応できるのに。とは全然思わない。思わないのに書いた。思ってるんじゃないか本当は。
■なんか最近、うちのノートパソコンのMS-IMEがやけに変な変換をします。
と書いて、いざ「変な変換」の具体例を挙げようとすると、思い出せない。それくらい、ささいな変換ミスなんですが、でも確実に変な変換なんです。困る。
■iTunesを起動して、
「よーし今日は普段聞かないタイプの音楽を聴いてみるぞ」(゚∀゚)
って感じの不自然なやる気を出して、リッピングして以来一度も再生したことが無い曲をクリックしたものの、5分後にはもう「いつも聴いてるお気に入りの曲」をけっきょくクリックして聴きはじめてしまう、というこの現象に名前なんかなくていい。
■あと、YouTubeで、中くらいに気に入った映像はちゃんとブラウザにブックマークしてるのに、ほんとうに大好きな映像はブックマークしておらず検索キーワードを頭の中に記憶しておくだけで済ませる、というこの現象にも名前なんかなくていい。
■『デザインプレックス』の休刊後、デザプレを読んでた/読みそうな/読むはずだった層は、『マックパワー』を読んでたんだと思う。と思ってたら、そのマックパワーが休刊してた。
これらの読者層をあてこんだ新雑誌を作れば売れる!と書こうとしたけど、売れないから雑誌がなくなったんだよなあ。
今後、この層は何の雑誌を読むんでしょう。というか雑誌自体読まないのかもしれない。
■連日このことばっかり書いてますが、
東京NSC7期生 のコンビ「アンダーワールド」のライブに行ったわけですが、覚えてることや思ったことなどをもう少々。
(ところで、山形浩生氏が
このライブを酷評 。そんなにひどかったかしら。)
■幕張には、
90年代を卒業できてない30代 がたくさんいた。20代より、そういう30代のヒトのほうが元気そうだった。あの、変な光る管(パキっと折ると発光するやつ)を身に着けてるのも30代が多かった。ように思う。
■会場は、寒かったです。用意周到なヒトは、敷物や寝袋を持ち込んでいた。なかにはキャンプ用と思しき折りたたみのイスを持ってきてる兵(つはもの)も。
■シミアンディスコモバイルは、機材をドカッと積んだ机の周りを、メンバー二人がぐるぐる回りながら演奏する、という新世代っぽいスタイルで、客席に見えるようにDoepferのシンセのLEDをチカチカいわせてたのがナウかった。
このバンドに関しては予備知識まったく無しで、単に「バンドがステージに出てきて一曲目を始めるまでの雰囲気」だけを味わうために前のほうで見てたんだけど、なかなか良くて、けっきょく一時間ぜんぶ見ていました。
■会場でフラフープしてたヒトがいました。
■
「かげべんけい」 のイノマル氏を見かけた。
■食べ物の出店は、「並ぼうかどうしようか」という気の迷いが1オングストロームも発生しないくらいに民衆が並んでました。近くのコンビニでおにぎりを大量に買ってきて、会場で一ヶ三百円で売ったら儲かったと思う。
■会場内に、マンガ喫茶みたいなブースを設営すればいいのに、と思った。ネットができるパソコンとリクライニングチェアのあるブースだったら、1時間1500円でも使う人いると思う。
■あと、寒かったから、レンタルの掛け毛布とかあったらよかったと思う。
■アンダーワールドが終わった直後のステージ前は、台風が3ヶくらい通り過ぎたかのようにゴミが散乱していて、ペットボトルやプラスチックのカップくらいならまだしも、上着やサングラスなども落ちてた。理解しがたかったのが、靴下が片方だけ落ちてたことで、なあ、どうやったらライブ中にこんなのが脱げるんだ。
で、それらのゴミの海の中を、深刻な顔で探し物をしてる人が少なからずいました。
■Orbはですね、期待してたのとちょっと違う体裁だったので、二曲だけ聞いて出てきました。
■いっしょに行った友人の後輩の庄司くん(仮名・24歳)が、たいへんにナイスガイで、チケット代9000円のうち1280円は庄司くん代でしたね。
■で、いろいろ書いたけど、要するにおれが云いたいことは、おれが「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」に出ることになったら、
『2007年11月、幕張メッセでのアンダーワールドのライブで、カメラでステージを撮ろうとする客を注意する最前列の警備員二人組の動きのシンクぶり』
というネタを披露すると思います、ってことなんだよね。
一人がカメラを持ってる人を指差して、同時にもう一人がライトでその客を照らすあの感じ。あのタイミングのシンクぶり。
■午後、歯医者に行って、下の歯をクリーニングしてきた。
これで、
ここ二ヶ月にわたる歯医者通い が終了しました。
■おれは石神井に越してきて、ずっとこの歯医者しか通ってなかったのですが、きょう歯医者を出るとき、ドアを押しながら、
「あゝ、この歯医者も今日までだな。次からは別のとこに通おう」という気分になった。
■たしかに、この歯医者のメインの先生(変な日本語ですが)の、妙に下手に出ようとする出ようとするしゃべり方とか、そのくせあんまり患者の目を見ないでコミュニケーションを済ませようとするところとか、直視したくないほど生々しい症例写真(1枚のA3くらいの紙に、歯と歯茎の写真が20枚くらいびっしり)を受付に貼ってるとことか、今日おれの歯をクリーニングした助手の女が比較的雑だったとか、気になる点がないわけではなかった。
でも、メインの先生(だから変な日本語だと)に今日、なんの予告もなく突然、電動イス(って云うんだろうか)の背もたれをガクンと倒されたとき、なんというか、こう、縁の切れ目を感じました。
■歯医者って、もっと居心地で選んでもいいんだよな、うん。次から他のとこ探そう。
と、ブログに書くと、なぜか次回もまたこの歯医者に足を運んでしまうというブログの法則。
■テレ朝の金曜深夜の藤井隆の枠はマシューの再放送をやればいいのにと思う半蔵商店です。
■今日、Wikipediaで
「Get Wild '89」という項目 を
勤務中に 見てたら、以下のような衝撃的な日本語が書かれてました。
『4月、横浜アリーナからの生放送を行った「夜のヒットスタジオDELUXE」では古舘伊知郎の「横浜アリーナ!」というサンプリングフレーズを取り入れて演奏した』
うお、これかっこいい! 見てみたい!
■で、うお、これかっこいい! 見てみたい!と思ったので、とりあえずYouTubeで検索するという'00年代後半の日本人っぽい行動に出てみました。'00年代後半の日本人か、おれは。
すると、ありましたよ、上記のWikipediaの引用部に書かれてる、夜ヒットDXの「Get Wild '89」が。
↓
TM Network 「GET WILD '89」〜横浜アリーナVer.〜
たしかに、古館っぽい声が、宇都宮隆の声と一緒に小刻みにサンプルされています。
■リンク先のコメント欄には、
「TMが出番の直前に、小室さんが古館さんの声をサンプリングしました。リアルタイムで観たのを覚えています」 との書き込みが。
演奏直前に現場で採取した音を演奏中に取り入れるなんて、音響系のミュージシャンのライブみたいでナウい。と、音楽好きの友人に話すとあまり同意を得られなさそうなことを思った。
■あと、この演奏は、「音声をサンプリングし、それを曲に取り入れる」という一連のプロセスをリアルタイムで提示してるところとか、「TMネットワークの曲なのに古館の声が!」という“ねじれ感”とか、CDとは違うヴァージョンを生放送でのみ披露する“一回きり感”とか、そういういろんなポイントが渾然一体となってるから独特のコクが出てるんだ、と思った。まあいいか、おれの感想は…。
■
タモリのCDといえば 、1997年に(もう10年前なんですね。びっくりですよね)、那覇の国際通りの桃太郎という中古CDも扱うゲームソフト屋で
『Tamori's Dream』 というCDを見たことがある。
■いま検索してみると、タモリのCDをサンプリングして作ったシングルみたいです。ただ、あまりネット上に情報がないところからすると、そんなに流通したCDではないみたいです。いや、「ネット上に情報がない」=「そんなに流通してない」と判断した根拠を示せと云われたらちょっと困るけど。
■しかし買っときゃ良かったなー、いま思うと。
「Tamori's Nightmare」 とかいう曲名もちょっと気になってたんだよなー。このときは、このCDを買わないで
KOJI-1200 の『アメリカ大好き!』を買った気がするな。
なお、『Tamori's Dream』は、このとき以来一回も見かけたことはないです。
■で、話はちょっと(だいぶ)飛びますが、タモリマニアの人々がタモリについて一晩中語り倒すトークイベントがロフトプラスワンとかであったら面白いと思う。というか、もうある?
こう、秘蔵映像を上映するとか、貴重なオールナイトニッポンのテープを流すとかしつつ。
■半蔵商店です。今日は、沖縄で撮ってきた写真を紹介します。
おれは、沖縄市の「コザ」と呼ばれる地域で幼少期を過ごしており、いまでも愛着があるので、沖縄で人に会ったり、食ったり飲んだり、行きずりの観光客を抱いたりするときは、たいていコザです。実家はとっくに(七歳のとき)隣町に引っ越してるのですが、それでも休暇中の大半の時間はコザにいます。なので、今回の写真もコザの写真が多いです。導入部終わり。
■コザの中央パークアベニューの「次男」(という名前の食堂)の「ランチ」です。ランチといっても、この場合は「昼食」という意味ではなく、
「高カロリーなおかずあれこれ+ライス+サラダが盛り付けられてるプレートメニュー」 を意味します。お店によっては「Aランチ」「Bランチ」「Cランチ」という等級が設定されているところもあります。ぐぐらずに書くけど、たぶんこれ、米兵が食べる用のメニューとして沖縄に定着したんじゃないかと思う。
ところで、「米兵」って書くと、
米俵をかついだ足軽 をイメージしがちだよな。
──おまえは何を云っているんだ… (゚д゚ )(゚д゚ )(゚д゚ )
ちなみに、この「ランチ」を発注すると、たいていのお店ではスープとアイスティー(無糖)がセットで付いてきます。
■中央パークアベニューにて。もともとは原宿から仕入れたタレントグッズを売ってたお店なので、壁にこういう絵が描かれている。そういえば小学生のころ、
所ジョージのイラスト入りカセットレーベル 買ったことある。ちなみに、現在は別のお店。
■かなり日本離れした一枚。ゲート通りにて撮影。どういう店かは知らないが、マーティンデニーが流れていて、マイタイやピナコラーダが出てくるような店だったらいいと思う。が、たぶん違う。
■「福岡入国管理局那覇支局嘉手納出張所」が、沖縄市にある件について。何度見ても、妙な感じのする看板。そういえば、西表島で「熊本営林局」の標識が立ってるのを見たことがある。
■中央パークアベニューの変な落書き。沖縄市は、こういう「グラフィティ(笑)」とか、「タギング(笑)」って云うんですか、そういう落書きのレベルが物凄い勢いで劣化している。
中央パークアベニューや一番街で下手な落書きをしていい気になってるやつらは、
那覇の国際通りの面白くないTシャツ屋 とともに絶滅してほしい。
■ここからはコザ以外の写真です。これは、
二年前にも載せた、うるま市の美容室 の看板です。二年たった今も、あいかわらず長音記号が太いままで、安心しました。
■那覇の喫茶店。夏に那覇に来ると、かならずこの店に行って涼むのが数年来の習慣。なのですが、今年はオーナー夫妻の孫と思しきガキが騒いでて、著しくうるさかったです。で、まあ、オリオンビールを飲みながら、このぜんざいを食べました。
■石垣島の祖父母宅にて。おれのパンナムバッグ。そこらへんの小僧が持ってるレプリカじゃなくて、ちゃんとした当時のやつです(たぶん…)。那覇←→石垣間の飛行機に乗るときは、わざとこのカバンを持って、自分なりに気分を高めます。このバッグ一つで、竹富島にも行きました。
■と、今回はここまで。今回は、小さいほうのデジカメ(Finepix Z2)で撮った写真を載せました。一眼レフデジカメで撮った写真は、またの機会に。
■ラーメンのカロリーのうち、7割はスープのカロリー
同期のY君から聞いた。個人的には衝撃的情報。いままではカロリーを気にして、食べたいラーメンを我慢することがあったけど、なるほど、スープを残せばいいんですね。これで思いっきりラーメンが食べられる。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー
でも、このことを別の先輩に話したら、「ラーメンってのはスープを美味しく味わうための料理だろ?」 と切り返された。そういうラーメン観のヒトに初めて触れたのもちょっと衝撃だ。
■アンダーワールドの『Everything Everything』のジャケットは、ライブ中の写真をめちゃくちゃに拡大したもの
拡大しすぎだろ、常識的に考えて…。ソースは今月号の広告批評の、アンダーワールドの中の人(外人)のインタビュー(に添えられてたディスコグラフィー)。
■小島よしおは、元・WAGE
WAGEっていう、プラン9っぽい人たち がいたなー、解散したんだよなー、とWikipediaで調べてみたら、小島よしおがそのWAGEの一員だった。
■エステー化学が「エステー」と改名していた。
びっくりですよね。
■ACOが、ポンキッキの名曲「カンフーレディー」をカバーしている。
なんか、子供向けの歌を各アーティストがカバーするという、ビレッジバンガードで、店員だけが面白がってる手描きPOP とともに平積みされてそうなCDが出る(出た)そうで、それにACOの「カンフーレディー」が入ってるそうです。この曲だけ聞きたい。この曲だけ8cmCDでシングルカットしてほしい。
■会社の近くのファミレスに、キョンキョンがよく出没する?
先輩(上記のラーメンの人とは別)が、2回ほど目撃したらしい。
■大学の寮で同じフロアだった某君が、キャバクラ嬢と付き合っている。
キャバクラ嬢と付き合えるなんて、都市伝説かと思ってました。
■まあ、すでに世間様では有名だったりすることもあるとは思いますが、いちおう、こういうことを拙僧は新しく耳にしました。ということを書いてみました。
■今日は台風が接近するなか、ヨージ(モテたい部)のライブを見に行き、ずぶ濡れになって帰ってきました。
■それはさておき夏休み直前の仕事こなし期間中なんですけども、忙しいからか、昨日から偏頭痛がするようになった。偏頭痛自体は年に何回かあるんだけども、二日間にわたってズキズキするというのはあまりない。どうしたものか。
薬局で、ナロンエースと、なんか偏頭痛に効くらしい漢方っぽい(2回分で880円)薬を買って飲む。
いまのところ偏頭痛はまだ完治していない。のはいいのですが、これをきっかけに「忙しい時期と偏頭痛がかならずセットになる体質」になるのはイヤだ。
■あと、ちょっと口内炎っぽいです。
■ところで、ここまで書いたところで、「噛み合わせの悪さが、偏頭痛の原因になる」という話を思い出しました。そういえば、おれは先々週に左下奥の虫歯に銀歯を詰めなおし、さらに先週、右下奥の虫歯を治療しはじめ、削ったり埋めたりしてます。これも今回の偏頭痛に関係あるのかもしれない。
■では今晩は、会社の先輩が、どっかからもらってきたがぜんぜん趣味じゃないし、家に持って帰ってもカミさんが嫌がるだろうから捨てた、というマグカップの写真を見ながらお別れです。
■逆に、初代iMacを買って(いまなら中古で一万円もしないと思う)、古いバージョンのブラウザとかメーラーを使って、インターネットをやり始めた当時のドキドキ感を取り戻す、というのはどうだろう。
と思ってみたが、平成19年8月現在の自分の部屋の机に初代iMacが乗っかってる図、を想像するとあまり楽しくない何かがある。
なんつーか、年をとると、「重いもの/場所をとるものはイヤだな」って感覚が先行してしまいますね。そしてそれが、新しい発見をする可能性を狭めてるのではないか、と、思わないことも無い。が、直感に従うのもまた人生。
■
歯の詰め物がとれた ので、今日、歯医者に行って来た。土曜に行く歯医者と目医者は好きです。なぜか、と問われると、自分でもよくわからない。
で、レントゲンを二枚撮られたのですが、その際、放射線を防ぐエプロンのようなもんを掛けさせられたんだが、これって気休めなんじゃないかなー、と、思わないこともない気がしなくもない(根拠はあまり無いですが)。実際のとこはどうなんだろう。このエントリをアップしたあと、めんどくさくなかったら検索してみる。
■本日のカレーは、高田馬場のエチオピアにて、ビーフカリー(辛さ50倍)です。
本日買ったCDは、Caustic WindowのCDです。エイフェックスツインの別名義です。
本日買った小説は、劇団ひとりの小説です。
ちょっと前にテレビで、劇団ひとりが「小説は30冊くらいしか読んだことない。でも自己啓発書なら200冊は読んだ」という発言をしてたのがちょっと面白かった。
ここらへんの妙なバランスに、「小説を出版するまでに至る人」と「小説家志望のままで終わる人」の違いが隠されてるのではないか。と、思わないこともない気がしなくもないように感ぜられないこともない。
■今日は比較的涼しいです。
■「教えて!goo」で、
「豚 離婚」 で検索すると、答えの無い妙ななぞなぞがたくさん出てきます(「豚が離婚すると…」の謎かけ自体には答えがある)。数年前、おれが知らぬうちに、こういうなぞなぞのチェーンメールが日本のどこかで流行っていたらしい。知らんかった。
■あと一つ。教えてgooで、
こういう質問も見つけました 。なにかあったんだろうなあ…。
■会社のF先輩が、住んでるアパートの一階から、同じアパートの三階 に引っ越しました。
わざわざ同じ建物の2フロア上に引っ越すなんてクボヅカ以来だと思うんですが、なぜそういう微妙な引越しをしたかというと、F先輩の隣人が深夜に騒音を立てるやつで、そいつのせいで夜眠れないから、なんだそうです。
■このF先輩の隣人(以下、「隣人13号」)は夜型の生活をしているらしく、深夜にもかかわらず友人数人を部屋に入れてたびたび大騒ぎしていたらしい。というか、むしろ大騒ぎしない日のほうが少なかったらしい。
なにぶん壁の薄いアパートなもんだから、F先輩は当然のごとく眠れません。
■で、F先輩が大家経由でクレームを入れても、連日の騒音はいっこうに収まらない。
しかも、数度にわたってクレームを入れたのにもかかわらず、隣人13号が生活態度を改める様子は一切なく、相変わらず連日のように騒いでいる。ミッドナイトなのに。
■とうとうF先輩は不眠症になり、病院からもらった睡眠薬を飲まないと寝られないようになり、睡眠不足で会社を休んだりするようにもなり、もうこのままじゃ体がもたないので、結局、一階から三階に引っ越すことにしたらしい。
──えっ、なんで他のアパートに引っ越さなかったの? (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
ええ、詳しくは省きますが、会社のきまりで、「このアパートを出ると、会社から家賃手当てが出なくなってしまう」ということになってるから、らしいです。
■さて、このようにして引越しを決めたF先輩ですが、土日は引越し屋がふさがっていたので、F先輩はけっきょく有休を使って平日に引っ越しました。
あと、同じ建物の一階から三階といっても、引越しは引越しなので、区役所に届を出したり、警察署で運転免許を書き換えたり、電力会社や水道会社や電話会社やプロバイダやカード会社に連絡したり──という、現代日本人が行う作業の中でもっとも面倒くさい作業を、F先輩はこなさないといけませんでした(もしかすると、このために有休をもう一日使ったかもしれない)。
■で、一階から三階までの引越しも無事終了し、これでようやくF先輩も、隣人13号の騒音を気にすることなく毎晩ぐっすり寝られる……ようになりました。ええ、安眠できるように、なったことはなった。
ですが、この引越しから一ヶ月も経たないうちに、
当の隣人13号が、どっか別の場所に引っ越していった
らしいです………。
■病院からもらった睡眠薬───1000円
有休を使っての、平日の引越し────30000円
自分だけの、ささやかな引っ越し祝いとして注文したピザーラ───1500円
この間の悪さ───びっくりですよね('A` )
■F先輩はなにも悪くない。「間」以外は。
# ちなみに、話がちょっとややこしくなるのですが、
# このF先輩と拙僧は同じアパートに住んでおりまして、
# おれの部屋のちょうど隣が、現在のF先輩の部屋です。
■明日、「アド街を見た」とおれに向かって云ったやつ先着10名様に限り、殴ります。半蔵商店です。
■ええ、金曜の夜はですね、
うなぎを退治 してたんですよ。
──おまえは何を云っているんだ………。(゚д゚; ) (゚д゚; ) (゚д゚; )
いや、今週は、日・水・木曜日にうな重(スーパーで売ってるやつだけどさ)を食ったのですが、うなぎをもっとたくさん食べたいなー、と
うなぎ煩悩 が起こり気味だったんですよ。やべえ、そろそろこの煩悩を退治しないといけないな、と思ってたその矢先、スーパーに寄ったら半額シールが貼られたうなぎの蒲焼がたくさんあったんですよ。なので、買いました。
いや、ですから、これはあくまでも俗世の煩悩から脱却するための、厳しい修行の一環なのです。素人にはおすすめできない。
写真に写ってるのは、
うな重×2(宮崎産)
うなぎ蒲焼(愛知・三河産)
うなぎ蒲焼×3(静岡産)
うなぎ肝串(静岡産)
ライス350g
うなぎの肝吸い(国産)
です。
昨日の夜8時ごろから、録画機に録っておいた先月の「すべらない話」を見ながら食いはじめて、寝て、起きて、深夜テレビ見ながら食べました。プレミアムモルツと菊正宗を飲みながら。単純に計算すると、「うなぎがわりと多めに乗っかってるうな重」を3人前食ったって感じですかね。(談)
ちなみに、腹いっぱいで肝串は食べられなかったので、肝串は今朝食べました。おかげで今朝は、
菊正宗とうなぎ肝串 、というおしゃれな朝食になりました。
なんかもう後半は、食事してるというよりは、うなぎと格闘してるって感じでした。もう、この夏はうなぎはいいや。
■結論。
独身男は、一人でいるとロクなことをしない。
なお、うなぎの肝吸いはまだ飲んでません。これって単独で飲むもんじゃないよね。やっぱりうなぎをたべながら飲むもんだよね。ということは、あと一回はうなぎ食わないといかんな。
■おおむね半蔵商店です。さて、さっそくですが、このたび完成した
「gocoup e.p.」 の全曲解説をしたいと思いm
──いや、もういいでしょ、この話題。(゚д゚ )y~~ (゚д゚ )y~~ (゚д゚ )y~~
まあ、そう云わずに…。
■一曲目
奄美大島のあたりの緯度のとこに、ニホンザルだけが住む(架空の)島があって、で、その島の山の高いとこでは、夕暮れ時に一面に、こう、バーっと雲海が広がるんだけど、そこに、こう、猿たちがたたずんでいる、という。で、風が吹いて雲が流れて、日が暮れるにつれ、星が出てきて、という、そんな景色を、あれしました。
──自分で書いててちょっと恥ずかしいでしょ。(・∀・) (・∀・) (・∀・)ニヤニヤ
うん、ちょっと。でも書かないと伝わらないこともあるから。全篇に流れるストリングスはFL Studioです。バージョンの数字は忘れました。あ、いま調べたら5でした。2年前、渋谷に中地震が来た日に買ったソフトです。最後の1分間くらいで聞こえる水っぽい音は、京都の天龍寺の境内でフィールドレコーディング(笑)しました。
■二曲目
で、その猿の島では、夜、こう、炭酸水の間欠泉が空高く噴き出すんですよ。で、その様子が星に照らされてて──と、まあ、そういう設定でお願いします(イメクラか)。
製作途中で行き詰って放り出した四つ打ちテクノの曲がありまして、その曲はお蔵入りになったんだけど、そのお蔵入りの曲からフレーズの一部を抜き出して、エフェクトをかけたらこんな感じのアンビエントになったので、良かったと思う。
教訓。ボツ曲のデータも捨てない。
■三曲目
で、その猿の島では温泉も湧いていて、猿たちが真夜中に温泉につかりながら、星を見ている、という、そういう曲です。
この曲は、今回一番お金がかかってる曲です。
というのも、冒頭の約1分間で聞こえるシンセは、
65000円で買って、速攻で壊れて、25000円で手放したRoland XP-60 の音です。つまり、この1分の音で4万円かかってます。時給にすると240万円です高ぇなオイ。
そう。壊れかけのXP-60の電源を点けたり消したりしつつ、「完全に壊れきる前に、使えそうな音だけは録っておこう」と、録音しといた音が、やっとで役に立ちました。
メインのシーケンスはKORGのMS 2000で、終盤で聞こえるノイズは、同じくKORGのMS-10です。
この三曲目が、この三曲の中では一番おすすめですね。(談)
■こういうのを自分で書くのは野暮かなー、とも思いますが、これがきっかけで興味を持ってくれる人もいるかもしれないと思い、照れつつもちょっとだけ書いてみました。
以上3曲とも、
gocoupのサイト で試聴できますので、よろしくお願いします。
■ただいま入りました情報によりますと次回のあたしンち方面はどうも半蔵商店です。
■そう、このエントリは会社から書いてるんですよ。なぜかといいますと、昨晩、拙僧のノートパソコンのキーボードがデストロイして、まともに文字が打てなくなったからです。
なぜデストロイしたか、というと、コロナビール。ね、コロナビール、メキシコ県の。あれを昨晩スーパーで買ってきて飲もうとしたら、あの、瓶の肩の部分に、なにやら小さな袋が付いてる。
■この小袋はなにかというとライムの果汁で、これをコロナビールに投入して飲め、というメーカーからの計らい。たしかに、バー等でコロナビールを発注すると、瓶の口に小さく切断されたライムの実が挿入されて出されますね。
で、メーカーの好意に甘えて、じゃあライムの果汁をコロナビールにあれするぞー、と、ライム果汁小袋の封をピッ、と開けたまではよかったが、この拍子にライムの果汁がボタボタボタとノートパソコンのキーボード上にたれ落ちて。
■で、あわててティッシュで拭いたり、キーを取り外して綿棒で果汁を吸い取ろうとしたけど、もう遅い。キーボードは誤作動の嵐。突然、半角になったり、「n」って打っただけなのに「6n」って表示されたり、カーソルを動かそうとしただけなのに画面が突然256色モードになったりと、まさに北斗の拳2なみに荒れ果てた世界。
しかも、キーボードからはずした「Fn」と「Ctrl」のキーが元に戻せなくなった。'`,、('∀`) '`,、
■ということで、家のPCを使った作業が一切合切できなくなったので、こうやって会社のPCを使ってる、と。
しかも、この会社のPCも調子が悪く、10分に一回はポーポー、パー パー パー、とビープ音をたてて唐突にスリープモードに入る。しかも、Cドライブの容量がもう限界まで近く、動きがもっさりしてる。しかも、さっきから「不正なファイル名です」とか云ってる変な小窓が出てきてて、この小窓の「×」を何回クリックしても小窓が閉じない。
■しかも、先ほどこの小窓を閉じる→自動的に開く→また自動的に閉じようとする、みたいな動きが超高速ループに入ってしまったらしく、そのときに発する効果音が、カカ カカ カカ カカ カカ カカカカカカカカカカカカカ カカカ カカカカカと、ラスターノートンからリリースされかねないくらいにサウンドアートっぽくなってしまった。2分間くらい。
■PCが普通に動くありがたみ、というのを実感しているところです。
■それでは本題に入りますが、昨日、恵比寿でバカリズムの単独ライブ『生命の神秘』を見てきました。以上です。
■拙僧がこないだうっかり入ってしまい、
TOKYOというテクノポリスの厳しさを味わわされたラーメン屋 を、ラーメン屋の採点をするラーメンデータベースなるサイトで調べてみたら、こんな感じで評価されておりました。
その一 、
その二 、
その三 。
そこまでひどい評価はされてないですが、どのレビューもあんまりこの店を褒めてません。
■で、同じ店をlivedoorグルメで検索すると、こんな感じで、もうちょっときついことが書かれてました。
その四 、
その五 、
その六 。
さて、ここで、「その六」の人に注目したい。
■その四、その五の人は、「何が美味いのかさっぱり分かりませんでした」「(チャーシューに関しては)今どきこんな美味しくないのも珍しいな〜と思うほどのレベル」という批判的なリリックをドロップしてるのに対して、その六の人は、
あんた何がそんなに楽しいんだ と云いたくなるぐらいの、浮っついた、舞い上がった文章で、ひたすらこの店のレポートを並べ立てる。ちょっと引用してみましょう。
|出てきました♪トッピングは、海苔・焦がし葱・メンマ・炙りチャーシュウ2片に・・?しゅ・ん・ぎ・く??春菊?
|へぇ〜春菊が入っているなんて初めて!
|プ〜ンと節系の香りと澄んだスープ♪
|一口飲むとアッサリとした和風仕立てが良いですねぇ〜
…………………………。
しかもこの方、このコメント欄に書いてあるだけでも4回もこの店に行ってらっしゃる。そんなに気に入りましたか。そうですか。良かったじゃないですか。
■まあ、このラーメン屋を褒めてるのは、こういうデザインの脳味噌の持ち主だけ、ということで。
──というふうに、このエントリを〆てもいいのですが、なんでも美味しく楽しく食べられる舌の持ち主ってのはある意味幸せですよね。と、ちょっと思ってしまう。
■ところで、おいしいお店を紹介するサイトはたくさんあるから、不味い店を紹介するサイトとか作ってくれませんかね、リクルートとかが。訴訟が相次いだりするかもしれませんが。
お疲れさまです。土日の動向を手短にまとめました。
【土曜日】
■午前中、宅配便で、ただいま製作中のアンビエント3曲の、仮マスタリング(って云うんでしょうか)されたCDが届いた。ので、聞いてみた。
ほんとだ、マスタリングすると音が違いますねえ(当たり前だ)。
マスタリングをすることの利点は、こうやってブログ中に「マスタリング」という言葉を出すことができる点です。なんか、こう、オンガクやってるヒトみたいじゃないですか。なんて。
■昼から神保町へ。着くなり、まずハンバーグを食べる。
神保町〜水道橋の間の、表通りからちょっとだけ離れたところにある脇道は、おれの大好きな「土曜の午後感」がものすごく漂っていて、良いです。
で、神保町をいろいろ回るも、この日は物理的な形態を有する収穫物はとくになし。
■でも、神保町から帰るときに、「神保町→新宿線で新宿→大江戸線で練馬→西武線で石神井公園」というルートよりも、「神保町→歩いて御茶ノ水→丸の内線で池袋→西武線で石神井公園」というルートの方が、ストレスなく移動できることに気がついた。
これに気づいただけでも、この日の神保町ゆきは収穫でした。ちょっと、神保町が身近になった気がする。
というか、石神井公園に3年以上住んでなんでいままで気づかなかったのか、という感じもしますが…。
■池袋について、「タカセ」でリンゴのパン(正式な商品名など知りません)と牛乳を買った。なんだかカリカリしてるおばさんの粗雑な接客を我慢してでも買う価値はあります。
なんだ、この自分に言い聞かせてるような文章は。('A`)
【日曜日】
■で、CDを作るとなると、ジャケットも作らないといけない(別に作らなくてもいいんだけど、世の中のCDが全部エイフェックスツインの
『Analogue Bubblebath Vol.3』 みたいなジャケだったら寂しい、と思わないでもない)。
そんなわけで、Macで作業するため、リュックの中にカレーパン、メロンパン、バナナ、ドライフルーツのパインなどを詰めて会社へ。
■会社からの帰りに渋谷のレコード屋によったら、サン・エレクトリックの見慣れないレコードがあった。
「o'locco」のOrbによるリミックスがPart1〜4の4種類あるのは知ってましたが、そのPart5〜8までが入った12インチと、存在自体知らなかった透明な12インチ二枚組み。前者が3000円くらいで、後者がなんと7000円くらい。うーむ。
■夜、
ジンカーズ の単独ライブを観に赤坂へ。この手の、じわじわくる笑いが好きなもので。
エンディングのクレジットの「構成」の欄に、元・ラックチャックの砂川の名前がありました。
■石神井に住んでる、会社の先輩二人と拙僧とで、
石神井独身ハンサム団 を結成してるわけですが、
──なあ、そのネーミングには何か疑問を感じないか? (´д`;) (´д`;) (´д`;)
いや別に。で、金曜日の夜に、この石神井独身ハンサム団と、同期のY君(ひばりが丘在住のため準メンバー)とで焼肉に行ってきました。
■この焼肉という料理はですね、知らない方のために詳しく説明すると、
(以下、複数の名作マンガや有名ゲームを焼肉になぞらえたパロディをベースに、少々のオタク批判を交え、最新の2chネタや、なぜかTMネットワークの歌詞の抜粋などをうまいことからめて焼肉の歴史を面白おかしく説明した、このエントリでいちばん重要な部分2000字を時間の都合によりカット)
■で、このたび行った焼肉屋は、同期Y君が教えてくれたお店なのですが、これが、美味しくて、いろんな部位の肉があって、そのうえ安いお店なんだそうです。
……と聞くと、なんだかギトギト/ベトベト/ゴチャゴチャした昭和の商店街の焼肉屋を想像しがちですが、このお店はファミリーレストランのような近代的な内装でした。
■店に着いたわれわれ四人はまず、おすすめ肉のコース的なやつと、あと、カルビ、ユッケなどを発注したのですが、えーと、手短に書きますが、美味い。ほんとに美味い。
なので、ユッケをもう一つ頼んだり、コースで食べて美味かった焼肉を再び単品でも発注したり、ユッケをさらにもう一つ頼んだり、聞きなれない部位の肉も頼んでみたり、と、いろいろ食ってみました。で、全部美味しかった。あ、ホルモン盛り合わせも食べました。ホルモンはとくに好きでも嫌いでもなかったのですが、美味かった。
■「すべらない話」ってえ番組がありますが、これはまさに「すべらない焼肉」。どれを食べてもハズレがない。
ドナドナを作詞作曲したやつをこの店に連れてきてやりたい、と、みんなでこの店を大絶賛しつつ、〆の冷麺(云うまでもなく、これも美味しい)を食べ、家路に着きました。
■家路に着きましたといっても、石神井公園まで普通電車でたった二駅です。こんな身近にこんな名店があるのを知らず、おれは3年以上も、このお店の前を西武池袋線で通り過ぎながら会社に通ってたんだな。
美味しいお店は生活にうるおいを与えてくれるので、できるだけ多く知っておきたいものです。
▲祭のあと
■ちなみにこのお店では、ソフトドリンクが全品100円でした。これもすごい。
■CDにプレスする用の曲の微調整をしています。
で、ああでもない、こうでもない、と、行きつ戻りつしたりして、なかなかビシッと決め切れないところがある。
■こういうときは、心の中に、
やたら理屈っぽいうえに、
なにかと人にからんでくる大学院生
を登場させるんですよ。
( ゚Д゚)「は? なんでいまエフェクトかけた? かけた意味ある? かける前と何が違う?」
( ゚Д゚)「いまグリッチ入れたでしょ? 何で? 他の人は確かに入れてるよ? でもそれって必然性があるからだと思うんだ。君の場合、その必然性ってある?」
( ゚Д゚)「このトラック消したよね? 理由は? じゃあなんでそもそもこのトラック録音した? 理由は? 自分の言葉で説明して」
こんな感じで。そうすると、迷っていた部分が解決する……こともある。
■そう、こういう大学院生は、弁当食べながらの雑談でも球をビシビシ飛ばしてくるから気が抜けない。ほんと、単なる世間話してるだけなのに、
( ゚Д゚)「君の云う『良い』と『良さそう』って何がどう違うの?」
( ゚Д゚)「というか、君にとって『良い』の定義は?」
( ゚Д゚)「君の発言って、新情報量がゼロだよね」
………………(´д`; )
でもまあ、こういうトークにお付き合いさせていただくのも、学部生の重要な仕事であります。
■話がだいぶそれましたが、月曜日の早朝くらいまではこんな調子で作業です。
■いまから吉本芸人とハンバーグ食べてきます。
■女子に上になってもらうことが多いです。半蔵商店です。
■でね、ライブの際の機材について考えるんですよ、最近。
いえ、近日中にライブをやる予定があるわけではありません。でも、男子たるもの、いつ何時ライブを頼まれるか分からないじゃないですか。そんなわけでもしライブ出演を頼まれてもあわてないように、日ごろからライブ用の機材セットを練っておこうというわけです。
■とはいえ、最近の打ち込み音楽に限って云えば、もう、
自分の曲のCDだけでDJする行為 すらもライブと呼んじゃっていい、とされているようです。
そんな世の中だから、別に、「焼いてきたCDをCDJでポン出し」、とか、「ノートパソコンのiTunesでwavファイルを再生するだけ」、とかやっても別に良いとは思うのですが、そこはそれ、ライブですから、ちょっとは演奏っぽい要素を持たせたい。
■とはいえ拙僧の場合は、140BPMのハードハウスとか、せーので始めるロックとかじゃなくて、アンビエントが得意分野なのですが、アンビエントのライブなんて地味なものじゃないですか、たいがい。
■ではアンビエントのライブで、演奏の要素を持たせて、かつ地味にならないようにするにはどうすればいいかと考えてみたところ、
4台のiPodを4chミキサーにつなげる
というライブが望ましい、という結論になりました。適当に描いたから絵があれですが、イメージとしてはこんな感じです。↓
■ですから、4台のiPodにそれぞれ素材(シンセの音など)をパートごとにあらかじめ入れて、適宜それらを再生→ミキサーで音量調節するわけです。これなら、気分や雰囲気に合わせて、曲調や構成も柔軟に変えていけます。シンセを弾くより現代的です。
──それって、そういうソフト入れれば別にノートPC一台でも同じことが出来るんじゃないの?(´д` ) (´д` ) (´д` )
そうなんですけど、ライブ前のセッティングがかなり楽そうではあります。機材の持ち運びも、4chミキサーと4台のiPodだけだから楽勝。この他にカオスパッドなんかも運んでも楽勝。
■昨今の打ち込みライブのステージ上にある、「機材を置く用のテーブル」に、色とりどりのiPod miniが並んでるところを想像すると、地味なアンビエントのライブも、少しは………………やはり地味だな……。
あと、ステージ上でiPodを操作してる仕草って、よほどルックスのいいヒトじゃない限りどう転んでもチマチマして見えるはず。
──そもそもiPod4台買うお金で、なんか楽器買った方がいいよなあ(´д` ) (´д` ) (´д` )
うん、おれもちょっとそう思った。
──なにそれ(´д`; ) (´д`; ) (´д`; )
この週末の金曜日から日曜日にかけては、おれとしては珍しく連続的にヒトと会って、食べ物を食べたり飲み物を飲んだりしていました。
で、その際にヒトに話したり、ヒトから聞いたり、ヒトと話し合ったことなどを、まとめてみます。
【1】日常生活の会話において、スキあるごとに「ちょっとひねったこと」「気の利いたコメント」を云おうとする、悪い意味での芸人根性、もしくはハガキ職人根性、もしくは構成作家根性のやつが少なからずいる。
そいつ本人だけが面白おかしいことを云って勝手に気持ちよくなってる分には構わないが、そういうやつに限って他人にもそういうセンスで会話することを当然のように求めてきたりする。
【2】『絶望先生』は、時事ネタも多いから、あとでマンガ喫茶でまとめて読み返そう、なんて思わずリアルタイムに読むべき。
【3】江戸っ子たちの、遊びに対する心構えを示す格言がある。
『仕事で失敗しても、次はある。遊びで失敗したら、次はない。』
ようするに、仕事は手を抜いても、遊びは真剣にやりましょう。ということです。これは杉浦日向子の講演会で聞いた話。
そういえば、タモリも、ゴルフに遅刻して来た付き人を「仕事じゃないんだから真面目にやれ」と怒ったそうです。これは2chで読んだ話。
【4】電気グルーヴの、『662BPM』の方に入っている「We are」の後半の歌詞が聞き取れない。「夏だサマーだ高校野球だ八回裏の打撃戦ゴー」のあと。
あと、「ジョー」の歌詞も聞き取れない。「両手ブラリやって顔面ボコボコ」から「パパパパパナソニック」までの間。
【5】ルーク・ヴァイバートは、所属レーベルから
「アンビエントのアルバムを一枚出したいんだけど、君はそういう曲の音源ある?」(´・∀・ )
と訊かれて、ほんとはそんな音源は無いにも関わらず、
「あるよ」(´_ゝ`)
と答えて、それから一週間でアンビエントのアルバムを仕上げたらしい。
[結論]:人間は、締め切りがあると頑張れる。
【6】チャイルディスクの近作は、1タイトルあたり500枚しかプレスしてないらしい。レーベルの知名度からすると意外に少ない。
【7】
これ が面白い件。
マンガ本篇 も面白いです。
【8】大人っぽく振る舞おう、と考えるのは、実は子供のすることではないか。
自分の中にある子供っぽい部分を認め、それを責任持って受けいれるのが大人ではないか。
───とも思うけど、実際のところはどうなのか、よくわからない。一度、周囲のちゃんとした大人の皆様にきいてみたい。
【9】CDのケースは、左利きのヒトがデザインしたため、左手で開けるようになってる……とwikipediaに書いてあったけど本当かどうか。
■本日のシューゲイザー。
最近、ナウい人の間で「シューゲイザー」というジャンル(?)の音楽が流行ってるらしくて、おれはてっきり、シューゲイザーさんという名のドイツ人もしくはドイツのバンドもしくはドイツの地名に由来するのかなと思ってたのですが、検索してみたところ実際はそうじゃなくて、演奏するときにギター持ってうなだれている姿から、自分の靴(shoe)をじっと見ている(gaze)のでシューゲイザーと云うらしい。
おれはこの呼び方が、ちょっと好きです。というのは、この「シューゲイザー」という呼び名の中に、
「あいつらって、いっつも自分の靴ばっかり見てんのな」( ´∀`)
「あー、あるある」(´∀` )
という、微量の風刺を含むあるあるネタ成分を4〜7.1%ぐらい感じるからです。
もしかしたら、ステージ上でノートパソコンをいじる類の音楽をやる人々たちにも、「ずっと画面ばっかり見てるやつ」とか、「ずっとノートパソコンの液晶で顔を光らせてるやつ」みたいな感じの呼び名があるのかもしれない。
■本日のパスタ。
ナスのミートソース(大盛り)@新宿。
紀伊國屋本店の地下にて。
■本日買ったコンパクトディスク。
・senking「ping thaw」(karaoke kalk)
・kaito「special life」(kompakt)
■本日のレコード屋の謎。
名前は伏せますが、でかい割りにはなんかつまんない池袋の某レコード店 の価格設定が謎。たとえばモーニング娘(。)の中古シングルが一律税込み483円。平成19年の5月になって、中古の「そうだ!We're ALIVE」に誰が483円も払うのかが気になります。ちなみに、ケンイシイ『ジェリー・トーンズ』のCD−ROM付き初回盤は7350円…。
ところで、この店の「新入荷」の棚の中古CDは量が多すぎるうえに(普通の五十音順の棚と同じくらいの量のCDがあるんじゃないかとすら感じる)、まったく整理されてないので探しづらい。なので、最初から探さない。
■本日のソフトドリンク。
JTの「爽快ビタミン」 という、パッケージもネーミングももうちょっと頑張れる余地があるのでは、と思ってしまう飲み物を2本も飲んだ。
このところ、これとかデカビタとかレッドブルとか、そういうものばかり飲んでる気がする。いちいち買ってると不経済なので、自作したいです。
■本日、
秋葉原・eARS様 に、
『XVOXX』 を納品してきました。
秋葉原でレトロゲーム探索の際は、eARSで『XVOXX』を買ってから斜め向かいの
フレンズ に立ち寄る、等するといいと思います。
もしくは、『XVOXX』を買ってから
すぐ近くの「さか井」 で、うなぎまぶし丼を食べるという手もあります(きょう食べてきました)。
遠方の方は、eARS様の通信販売もご利用ください。
■さてリミックス盤である『XVOXX 360』は、ジャケット製作が引き続き遅れております…(´д`;)すみません。はやいとこカタチにしますので、もう少々お待ちください。
■今日は、友人がネタ&MCをやるお笑いのライブに、妹と行く日だったのですよ。
で、夕方に家を出たのですが、時間がけっこう余ってたので、ブックオフに立ち寄ってコンパクトディスクを物色してたんですよ。
■マッシュアップのネタ用に
修二と彰の「青春アミーゴ」 とか、あと
昨日に引き続き ケンイシイのCDとかを発掘したりしつつ、CDの棚はあらかた見終えたので、なにげなくビデオの売り場も見てたんですよ。
そこでは、背表紙を上に向けた状態のVHSテープが平台にずらりと並べられていました。で、それらのVHSの背表紙のタイトルをつらつら目で追っていたその時、拙僧はとんでもない事態に遭遇しました。自分の目を疑ったね実際問題。
■というのも、そのVHSの列の上に、このCDがポツンと放置されていたんですよ。↓
工工エエエエ ( ゚д゚ ) ( ゚д゚ ) ( ゚д゚ )エエエエ工工 嘘だろオイ
にわかに信じてもらえないかもしれませんが、本当です。というか自分でも信じがたいです。このCDがブックオフにあるなんて。しかも値段も、もう、
値札を直視できないくらい 安かった。
改めて説明しますが、これは砂原良徳の『What's Underground Airport!?』というCDで、くわしくは
以前のエントリ をご参照ください。
現世に300枚しか存在ない(のに、おれは何故か2枚持ってる)貴重盤なんですが、これが、あったんですよ。ブックオフに。真顔で。
しかも、ビデオの棚に。
『ホームアローン』 のビデオとかと一緒に。真顔で。
■なんというか、CDのこととはいえ、不思議なご縁のようなものを感じるですよ(←ちょっと照れながら話をするときのまりん風の語尾)。合掌。
■今日は会社に、『XVOXX 360』のジャケットを作りに行ってました。そしたら、会社の近くのポストにグラスが乗ってたんですよ。
■やにわに、ポストにグラスが乗ってたんですよ、って云われてもピンと来ないですよね。ということで写真。
これ、写真で見るとどうってことないかもしれませんが、実際に目の当たりにするとけっこう堅実に違和感がありました。
■新潟の写真とかは、また明日かあさってくらいに載せます。半蔵商店でした。
■本日のアイデア
そう。ネットショップをね、始めようとちょっとだけ思ったんですよ。売るのは、「物語性のある品物」です。と、いっても伝わりにくいと思いますので少々説明します。
たとえば、「工藤静香の中古シングルCD」なんて、この2007年現在、あまり購買意欲をそそられる商品ではないです。でも、
「中3のとき、なぜかクラスの後ろのほうのロッカーに置かれてて、誰のものになるでもなくそのままずっと卒業まで放置されてた工藤静香のシングルCD」
という説明文をつければ、どっかの物好きな人が5000円で買ってくれるかもしれない。工藤静香のシングルCDなんて何万枚とあるけど、おれのクラスのロッカーに数ヶ月も放置されてて、生徒たちの成長を卒業まで見守った工藤静香のシングルCDはこの一枚きりしかないんですから。そう。九州に修学旅行で行ってたときも、このCDがクラスの留守番をしていたのです。5000円なんてむしろ安いくらいですよ!
もっといえば、その説明文がまったくの嘘でもいいと思う。もちろん悪意の無い範囲で。もしくは、最初から嘘であることを明記するとか(ちなみに、おれのクラスに工藤静香CDが放置されてたのは実話。ただし、おれの手元にはありません)。
■他にも、たとえばですが、
「隣の席の、『初対面なのに、やたらめったらフレンドリーに話しかけてくるヒト』がうざったくて、頑張って寝たフリをしつづけて全然くつろげなかった那覇行きの飛行機で手に入れた機内誌」とか、
「地元の本屋の軒先に、もう使わなくなった錆だらけの本棚が雨ざらしになっていたのだが、なぜかその本棚の中に入れっぱなしになってた変なイージーリスニングのカセット2本」とか、
「友達が、友達の友達からもらってきた、友達の友達の友達のバンドのデモCD」とか、
そういう物語性のある商品を続々取り扱っていきたいですよね。(談)
「西表島のスーパーで売ってたブランクCD-R」とか、ちょっと欲しくなる人もいるかもしれない。おまけとして、西表島の写真を3枚くらい添えてもいい。
■本日のおすすめスレ
これ。
■本日のヤフオク
ドミノピザ配達車の電飾 。友達のクルマに、勝手に取り付けたい。
■本日の失敗
匂いがあまり気に入らないし、剃ったあとちょっとヒリヒリする。うーむ。あ、こういうのをネットショップで売るっていう方法もあるな。「イトコとファミレスで待ち合わせてたとき、早めに着きそうだったので、時間つぶしのために入ったドラッグストアで買ったシェービングフォーム。なお、これを買った数十分後に、
イトコにマルチに勧誘されました 」みたいなキャプションで。
■今年3月9日に掲載したエントリ
『今日のもったいないトピックス』 におきまして、一部事実と異なる箇所がありましたため、深くお詫びするとともに、以下のように訂正いたします。
■上記のエントリに、
「某君が、男女4人で全裸で飲み会をやったが、とくに何も起こらなかった」
という内容の記述がありましたが、この某君に改めて話を聞いたところ、
「いや、ほんと、何も起こらなかったよー。せいぜい
女子の乳首を
なめたくらいで(´・∀・`)」
とのことでしたちょっと待て!!
■女子の乳首をなめるという
一大セレモニー の、どこが「何も起こらなかった」ですか!
おれだったら、事前に体調をちゃんと整えて、
2日ぶんの有休 を取得してから万全の体制でなめるっつーの! そんな崇高な儀式を「何も起こらなかった」の一言で片付けやがって………(´;ω;`) ブワッ
……なあ、おまえ、どんだけ女に縁が無いんだよ……(´д`;) (´д`;) (´д`;)
■えー以上、お詫びと訂正とやっかみでした。
■今日は元・オーティズムの砂原良徳さんのベスト盤『WORKS '95-'05』の発売日です。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー
ということで買ってきました。というか、人類だったら普通買うだろ、常識的に考えて…。
■そんなわけで本日は、拙僧の持ってるまりんのプロモ盤とかを紹介してみようと思います。なかにはけっこう珍しいものもある、かもしれません。
▲ Pan Am The Sound of '70s (B-747-400)
タイムリーにも、先週の土曜日に入手した『The Sound of '70s』のプロモ盤。正規盤には、「Mastered by YASUJI MAEDA」とクレジットされていますが、このプロモ盤には「Pre Mastering Yasuji Maeda/Mastering Kazunao Nagata」とクレジットされています。もしかしたら、細かい部分に違いがあるのかもしれませんが、まだ聴き比べていません。
また、正規盤の最後のトラックに含まれているシークレットっぽい部分(30分くらい空白がある)が収録されていません。iPodとかに転送するときに便利ですね。
ちなみにこの盤には、キャプションにも書いてますが
「B-747-400」 という規格番号が振られてます。ボーイングっぽい。
▲ Limited Edition Not For Sale (TRS-0001/金)
▲ Limited Edition Not For Sale (TRS-0001/銀)
まりんのレア盤というと、まずこれが思い浮かぶ人も多いと思います。常盤響との共作で、MDプレイヤーを操作して作ったコラージュCDです。さまざまな音源を使ってるため一般発売はされず、関係者のみに配られたそうです。が、ごく一部の店では売られていたとかなんとか。
このCDには、まったく同じ規格番号(TRS-0001)の、2つのバージョンが存在します。一つは、盤面が金色で、もう一つは銀色です。中身が微妙に異なるそうです。
で、おれは金も銀も両方持ってます。が、まだ聴き比べていません。金色のほうは、縁あって関係者の方からいただきました。あの時は嬉しかったなあ…。銀色のほうは、好事家の集まる都内の専門店で買いました(高かった)。
▲ A.D.1998 Smapler (TAL-001)
『Take off and Landing』からの曲を抜粋したプロモ盤。特筆すべきは「Sony Romantic Electro Wave」の、正規盤には入ってないバージョンで、前半で鳴ってる楽器の数がとにかく少ない。最後の「TAL Preview」は、『Crossover』からのダイジェストをバックに、外人が東京地下空港の概要をしゃべるというトラックで、後述の『What's Underground Airport!?』にも収録されています。
おれはこのCDを二枚持ってて、一枚は福岡の中古レコード店で普通に売ってました。もう一枚は、こともあろうにブックオフで普通に売ってました。なんかの罠かと思うくらい普通に売ってた。このCDは
ジャニス でもレンタルしてたと思います。
このCDはデザインも凝っていて、トレイ下や盤面までちゃんとデザインされてます。ちなみにライナーは、ものすごく適当な英語で書かれたディスコグラフィーになってます。
* * *
けっこう長くなったので、続きはまた次の機会に。
ひきつづき風邪です。でも会社には行った。でも飲み会は休んだ。「集まりに出席するときは、体調を整えてから出席するのが最低限のマナー」と山口瞳の本にも書いてあったと思う。
■
暖かくして寝ます。
# しょうが湯がうまいです。
■「ですよ。」この前、半蔵商店です。
■コードレスマウスの電池が切れた。
おれの持ってるコードレスマウスは電池式なんだが、電源をオフにすることが出来ず、すなわち常時電源が入りっぱなしであり、よく考えなくても電池がもったいない。かといって、マウス自体はちゃんと動くので、マウスを買い換えるのももったいない。充電式電池を買いなさいってことですかね、これは。
っていう文を、だいぶ前にも書いた気がする。気のせいか…。
■動物を食べなくなって今日で七日目。
ヒトから話しかけられたときの反応速度がちょっと鈍くなってきてる気がする。あと、瞬発力や持久力もなんとなく落ちてきてる気がする。矢野顕子の元ダンナさん(YMOのキーボードのほうです)がテレビで、菜食主義に切り換えたら闘争心がなくなった、というようなことを云ってたのを思い出した。
でも、この食生活の良い点もあって、たとえば、なぜか妙に寝起きがよくなった。あと、お通じがよくなった。これまでは一日一回のリリースが、一日二回になった。
おれはベジタリアンになりたいわけじゃないので、明日からはまた肉とか魚とか食いますが、もうちょっとこの食生活を続けたらまたいろいろ変化する点がありそうです。
ところで今回の「動物を食べない食生活」のルールは、「スープ、ソース、ドレッシングの類に含まれてる動物性の材料はOK」ってことにしてました。なので、豆腐にシーザーサラダのドレッシングをかけて食ったりしたのですが、これは美味いですね。ここのところ、黒コショウを挽いて毎日2丁食べてる。あと、なんか、いちご大福を相変わらず毎日食ってますね。
■欲しいCDが、また増えてきた。
まあ、例によって90年代半ばのリスニングテクノ/アンビエントだったりするわけですが、この辺のCDはあまり数を作ってないのか、アマゾンのマーケットプレイスで目を覆わんばかりのひどい値段が付けられたりしている。
が、ボッタクリ価格のCDを、英字でなくカタカナで改めて検索すると、まともな出品者がまったく同じCDを普通の値段で売ってるのを見つけたりする。
あと、とっくに再発されたCDとか、ヤフオクでだぶついてるCDを、プレミアムつきで売ってたりするかわいそうな子もいる(ひどいのになると5桁とか)。一回それでうまく儲けたことがあるんだろうなあ…。まあ、いくらで売ろうが自由だし、おれは買わないからいいけど。
■京都のあれはもうちょっと後日にしまして、きょうは別の話を。
■ほぼ日ハラマキが届きました。とタイトル欄にも書いてある通り、ほぼ日ハラマキが届きました。同じことを2回云いました。
■ただのほぼ日ハラマキじゃないです。あの伝説の、ほぼ一瞬にしてほぼすべての商品がほぼ売り切れた、2月5日のほぼ日ストア再々販売で、激しい競争を勝ち抜いて購入したハラマキです。
( ´д)人(´д`)人(д` ) イエー
■っていうスケールの小さい自慢話はさておき。
以前、
体を温めると精神的不調に効く 、と書きましたが、ほぼ日にも
こんな記事 があるのを見つけました。そう、やっぱり温めたほうがいいと思うんですよ、臓器。
■いま使ってるハラマキは会社用なので、部屋用にもう一枚欲しいなあ、ということでこれを買った。良いです。
今後は、ハラマキを2枚重ねで装着するとか、新しいテクニックの研究および開発に取り組んでいきたいです。えー、以上で私の発表を終わります。ありがとうございました(スライドショーの最後です。クリックすると終了します)。
■これ↓
を独身男がコンビニで一個だけ買うのがちょっと恥ずかしいんですよ。
でも買わないと食えないし、食えないと切ないし、『SPA!』を買うと運が落ちそうな気がするので立ち読みで済ませてますし、話題がそれてますし、まあいいじゃないですか佐々木先生。生徒たちもだいぶ反省しているようですし。誰だよおまえ。すいません。ちょっと眠いんです。
■明日から京都です。いまから荷造りして、一眼レフの練習もちょっとして、お寺めぐりの順番を決めて(これが悩む…)、お寺の場所とかちゃんと確認して、早く寝ます。
■いまのうちに書いておく『京都に持って行くのを忘れそうな物リスト』。
・コンタクトレンズの洗浄液
・部屋用メガネ
・小さいほうのデジカメの充電器
・京都の地図
・オーディオプレイヤーの充電
・ホテルまでの道のりをネットで確認して、メモするという行為
■ここまで書いたら、眠くなってきた。
■2月なのに、広尾とか白金に住む60歳ぐらいの外人 なら短パンで散歩してそうなほど暖かい日が続きます。半蔵商店です。
■炊飯器が欲しいんですよ、ええ、唐突ですが。
というのも、おれは東京に来てから、
「炊きたてのごはん」
というものを、年に数回ぐらいのペースでしか食ってない。ほんとに。
家で食うときは、いつもコンビニのパックのごはんとか、スーパーの弁当とかです。社員食堂のごはんも、ジャーから出てくるボソボソしたやつ。外食するときも、炊きたてのごはんに出くわすことはあまりない。
でも、たま〜に外食で「あ、このごはんは炊きたて(もしくは準・炊きたて)だな!」と感じるときはある。けど、そんな時ぐらいですね、炊きたて。
■というわけで! 炊飯器を買って! 思う存分たきたてのごはんを食いたいわけですよ! ある時は焼きたての塩鮭やスパムとともに! ある時は明太子や納豆を添えて! ある時は国産の生卵と醤油をかけて! ある時は麦ごはんにして! とろろをかけて!
こんなにエクスクラメーションマークを遣ったのは久しぶりだ。
■あと、深夜に、妾に冷やごはんで鮭茶漬けを作ってもらいたい。
■しかし、炊飯器といっしょに、炊飯器を置く台とか、各種食材を入れる冷蔵庫を買わないと…。いや、その前に茶碗を買わないと。妾も見つけてこないと。
■ちなみに年末年始に実家に帰ってたときも、実家の炊飯器が壊れてしまっていて、新しい炊飯器を買うまでの「つなぎ」として買ったやっすいマイコン式炊飯器 のご飯しか食えなかった。この炊飯器は、
炊きたてなのにいきなり美味しくない
という斬新すぎる機能を搭載しており、ようするに不味い。
そして、多少なりとも人生というものを理解してる方ならおわかりでしょうが、この「つなぎ」の炊飯器が、そのまま実家のレギュラー炊飯器としてなし崩しに定着 しそうなんです。これはいかん。
きょう母に、不味いごはんは家庭不和の原因になりうるから、まともな炊飯器に買い換えるように、と電話しておいた。
■ところで麹町に、すごくおいしい炊きたてのごはんを出してくれる定食屋があるんだけど、前の職場のヒトと顔を合わせると気まずいので行ってない。というか、麹町自体に行ってない。
■今回はとくに結論はありません。とはいえ、炊きたての超いい米に、超いいバターを乗せて、超いい焼きのりでくるんで、超いい醤油を垂らして食いたい。
■winXPを速くしたい。
■春までにはOSを再インストールしたい。
■あれもそろそろ応募しないと…。
■明日の朝は納豆卵がゆだな。
■予約めんどくせー。と感じるのは、自分の中でスケジュール立てが上手くいってないからだ。反省。
■
この本は読みたい。
■500mlペットボトルのフタと、リポビタンDの瓶て互換性があるんだな。
■即決してくださいって連絡が初めて来た。ただ、5000円が高いのか安いのかがいまいちわからん。
■2/3 18:30〜
■つーかもうノートン嫌だ。他のに乗り換える。
gmailにつなぐには、ノートンをオフにしないといけない。
ノートンをオンにしたままgmailにつなぐには、NISの設定をいじらないといけない。
NISの設定をいじろうとすると、その画面が変なことになって表示されない。
よって、gmailにつなぐには、ノートンをオフにしないといけない。
■なんの権利があって元の会社の倍近いドメイン代をふんだくるのか…。移管がうまく行くといいけど。
■
イントロのシンセベースだけで笑ってしまった。
■明日の晩には腸の調子も良くなるだろうから、脂っこいパスタとかハンバーグとか食いたいです。
こないだのことなんですけど、会社で同期のS君とテレビの話になった。
■
筆者「深夜番組は見てる? おれはもうほとんど見ないんだけど」
同期S君「あー、おれも。でもタモリ倶楽部は見てるな」
筆「あー、あれはねー、面白いよね。おれもたまーに見てる」
S「よく嫁さんと二人で見てる」
筆「あ、じゃあ、あれは? 『検索ちゃん』は? タモリ倶楽部の後にやってるやつ」
S「あー、あれは見たことないな」
筆「あ、そう? あれもわりと面白い時あるけど」
S「……なんかねー、毎週、タモリ倶楽部が終るぐらいのタイミングで、
嫁が求めはじめてくるんだよねー。
だから検索ちゃんの時間帯はテレビを消して(以下ry」
■
おいおい! テレビの話がいつのまにかノロケトークになっちゃったよ!
とか、
来週以降、タモリ倶楽部をご覧になる方は、スタッフロールが流れるときに「がんばれ! S君夫妻!」と励ましてください!
とか、
同期の中でもS君は勝ち組で、私が負け組みだということが、はっきり分かりました。
とか、そういうまとめ方をするつもりは全くないのですが、
タモリ倶楽部エンディングの「スタッフの笑い声」「タモリと伊集院や山田五郎との喋り」「例のテーマ曲」などを耳にすると興奮してしまう、みたいな条件反射がS君に刷り込まれていたら面白いなー。とちょっと思った。
■
「疲れてるときでもタモリ倶楽部の音楽を聴くと体力が回復する」みたいな感じだったらすごい便利そうじゃないですか。
■冬休みなので、意表をついて実家に帰ろうと思います。
■と、冬休みの過ごし方を訊かれて上記のように答えると、「そう? まあ実家でゆっくりするといいよ(´∀` )」と、みなさんおっしゃってくださりますが、やっぱりコルグMS-10・コルグMS2000・ニンテンドー64・プレステ・ブースカ2匹完備の石神井町のアパートのほうがゆっくりできるな。
■正直、里帰りするたびだんだんしょぼくなっていく沖縄の町並みを見るのもけっこう切なく(沖縄県民が、わざわざ県外チェーンで買い物したがる心理がわからん。地元の企業を応援する気持ちはないのか? ないんだろうな。「クルマが停め(ら)れて便利だからいいさー」とか云ってジャスコとかで買い物してたら結局めぐりめぐって自分の首を絞めることになるんだと思うけど。新都心なんかで買い物してたら、国際通りも平和通りも寂れるばかりだ。こうやって県外チェーンに島中が蝕まれていくんだな。そして、日本全国がチェーン店に占領された、均一的な「どうでもいい田舎」の風景になっていくんだろうな。と、年に365回くらい思うが、県外で生活しているおまえはどうなんだと云い返されると返事に困るから思っても口には出さない)、むしろ東京のアパートで魔王(※鹿児島の焼酎)なんぞをちびちび飲みながら、活気のあったころの町を回想してるほうが、「里帰り感」が出てる時すらあります。
■ま、いいや。新しいデジカメ買ったことだし、いろいろ沖縄の何かを撮って来ます。では、そろそろ出かける時刻なので、唐突ですが、良いお年を。沖縄でも機会があれば更新します。
(
前篇 、
中篇 からの続きです)。
■千葉県市川市を第二の故郷と呼び、こよなく愛するリカ(仮名)。市川をピンポイントで好きになる地方出身者ってそんなにいないよなあ、と思いつつも、先週、渋谷の居酒屋で行われたリカトークの続きをお届けします。
■さて、リカの最近の趣味は、パチンコだそうです。ある日、ひょんなことでたまたまパチンコ屋に入ったとき、初めてのパチンコなのにいきなり5万円も勝ってしまったらしく、それ以来パチンコにちょくちょく行くようになったんだとか。
もちろん、ビギナーズラックはそれっきりで、初戦以降はズルズルと負け続け……。
■という展開になるかと思いきや、リカはどうもパチンコが強いらしく、これまでのパチンコ総合成績をトータルすると黒字になるらしい(本人談)。
最高で、一日に
18万円ぶん 買ったことがあるらしい……。
工工エエエエ(´д`;)(´д`;)(´д`;)エエエエ工工
■前回書いた、自動車教習所の
15時間オーバー分の受講費 も、母親から種銭を借りて、それを元手にパチンコで増やしてから払ったらしい。
で、種銭はちゃんと母親に返したらしい。意外に親孝行ですね。
…(´д`)(´д`)(´д`)…そういう問題か?…
■ある時、すごい大当たりを引いてしまい、台からジャラジャラジャラと盛大に玉が出始めたまではよかったが、出玉が止まらないうちにバスの時間が近づいてきてしまったので、そのときたまたまパチンコ屋に入店してきた瞬間の客に「この台、当たってますから! やっていいですから!」と台を譲ってバス停にダッシュしたこともあるらしい。
■リカはパチンコが強い。と、今回はそういうお話でした。つまんね。
(´д` )マッタクダ(´д` )マッタクデス(´д` )ヒダリニオナジ
■さて、リカトークが終わり、二人分の会計をテーブルで済ませた直後、リカはこう云いました。
『実はあたし〜、昨日も42000円勝ったんだ〜』
うん、もちろんおれが年上だから、おれが多く払うことにやぶさかでない。でもそんなセリフ聞かされたら、今後おごるモチベーションが下がる…。そういうとこを、リカはもうちょっと気を付けてほしいですよね。(談)
■以上、声優を目指して上京してなぜかセミパチプロになったリカの近況報告でした。今後も情報が入りしだいレポートします。
というか、いまのバイトは一月上旬で終わりで、それ以降のバイトが決まってないらしい。大丈夫か? もしや本格的にパチプロに?
■昨日の大掃除中、昼メシは駅前のココイチで手っ取り早く済ませることにしました。
■で、チーズ好きな拙僧は、前々からいちど食べたいと思っていた、
チーズ4倍量
のカレーを発注しました。ダブル、トリプルを通り越してクアドラプルチーズカレーです(こういう名前でメニューに載ってるわけではないですよ。念のため)。
■発注した1分後、厨房の奥から
「なんじゃこりゃ?」 という声が聞こえてきました。拙僧が発注した伝票を見てのつぶやきでないことを祈るばかりです。
■で、まあ、師走で忙しいので、話をあまり引っ張らず/膨らませずに書き進めていきますが、こんなもんが運ばれてきました。
↓
うむ。たしかにチーズはたっぷりだ。でもな、チーズがほとんど溶けてないじゃん! もう、冷蔵庫から取り出したばかりの形をしっかり保ってます。もっと温めてくれよ…。
チーズカレーって、チーズが程よくルー(はいはい正しくはカレーソースだね物知り博士だねはいはい)に溶けてるべきもんじゃないかなー、と思うがどうでしょうか。あと、冷たいままのチーズがカレーライス全体の温度を下げてしまい、なんともぬるいカレーになっていた。
溶けきってないチーズとライスを同時に食う食感は、ご想像通りあまり良いものではなかったです。
■食べててそんなに楽しいものではなかったですが、とりあえずココイチでチーズを4倍にするとどんなものが運ばれてくるかは確認できたことによって、「あ〜、ココイチでチーズ4倍カレーってのを食ってみたいな〜」という欲求から解放されることに成功したので、良しとする。
■今日は丸一日かけて、少し早めの大掃除をやってました。
そして、戦後のどさくさに紛れて模様替えもしました。
■しかし、なんでおれ一人しか住んでないのに、こんなにモノがあるんでしょうか、この部屋は。部屋を片付けるにはモノを捨てるのが一番いいのですが、
(以下、「いざモノを捨てようとすると変に愛着がよみがえったりして結局捨てずに終わったりするよね」といった内容の話を、具体的な本・CD・雑誌の名前を挙げつつ語る部分1200字をカット。)
■じゃあ、腹の足しにもなりませんが、大掃除/模様替え中の写真を載せます。
↑テレビやシンセが乗っかり、かつサンプラーやカセットデッキなどを積み込んだサイドボードと、机の場所を入れ替える大作業。
入れ替えた直後、「あ、やっぱ入れ替えないほうがいいわ」と判明。けっきょく、サイドボードと机の位置を元に戻すことに。
↑おびただしいコード類。おまえらは今すぐコードレスになれ! 2000円やるから!
■ただでさえ部屋の中がゴチャゴチャしてるのに、注文しといた空気清浄機feat.加湿器は届くし、ポイズンは滑るし、フットの2本目は勢いだけだし、一年ぶりに64でマリオカートやってしまうし、チュートリアル優勝おめでとう(←知り合いかよ)。
■でも、まあ、なんとか家具(と呼ぶほどのものでもないか)の位置とかも決まりつつあります。
■でも、模様替えが成功だったか否かは、実際に数週間ほど暮らしてみないとわからないっすよねー。
というか、模様替え直後って「あー、しまったー('A`)」感がただようよね、どうしたって。じきに慣れるとは思うんだけど。
■おれは、フジフイルムのコンパクトデジカメしか持ってませんでした。
しかし、キムタクが出ているニコンのデジカメ
「D80」のポスター を街で見かけるようになって以来、「うわ! D80いいわ〜、やっぱこれからは一眼レフじゃねぇ?」と石野卓球口調で物欲が高まってきていたので、けっこう長いこと迷ってたのですがついに買っちゃいました!
キヤノンの30D を、秋葉原で、昨日。
■最初、某チェーン店の支店で買おうとしたのですが、そこのバナナマン日村とフットボールアワー岩尾が交尾したような顔の店員が、眠たそうに自分のカメラ感を延々語るだけでこっちの話を聞いちゃくれねえ、というエクスペリメンタルな接客をなさるので、ここで買うのはやめました。
次に、その某チェーン店の本店に行きました。すると、そこのココリコ田中と「まさむね(※吉本超若手コンビ)」の右の方を足して2.71828で割ったような感じの店員さんは、さっきの店員とは逆でえらい好青年だった。明るく、動作もキビキビしていて、こっちの質問にもちゃんと答えてくれた。うわ、この人、おれに無いものをすべて備えている!という好青年だった。しかも、あまつさえ値引きまでしてもらった。
いや、同じチェーンなんだからどっちで買っても同じ値段なんだけど、愛想の悪い人の店では
1カナダドル だって遣いたくないし、どうせなら気持ちよく買い物したいじゃないですか。
ということで、本店で買いました。
■平凡な結論ですいませんが、人当たりって大事だよなあ。商売人に限らず。
おれが教育系出版社の編集者だったら、道徳の副読本にこのエピソード載せるかもしれない。と、人当たりがあまり良くないとよく絶賛されるおれは思うのであります。
■話がカメラから逸れましたが、これから徐々に一眼レフに慣れていこうと思いますメイクイットポッシブルウィズキャノン。
まずは、お店の紙袋からデジカメの箱を取り出して開けるところとかから。もうそこから。そういうレベルから。保証書に店名ステッカーを貼ったりする時点でつまづきそうだけど、おれは強い子だから、がんばる。
■本日は、英数字はすべて全角でお送りしました。半蔵商店でした。
■今日、会社の課での忘年会が、とある中華料理屋で行われました。
■「忘年会で中華」というと、個室で、あの真ん中がクルクル回る円卓があって、フカヒレが、北京ダックが──というのをうっかり連想しがちではありますが、このお店はごく普通の「町の中華屋」でした。ほんとに、日本全国どの町の商店街にもありそうな勢いの。
そういうとこで忘年会をやる人もあまりいないと思いますが、なぜ上司がこの店を忘年会の会場に指定したかというと、このお店が中華料理食べ放題 だったからです。うちの上司は食べ放題の店を見つけてくるのがなぜか上手いです。ちなみに、お酒も飲み放題です。
たしかに、こういう普通のたたずまいなのに食べ放題という中華屋はあまりない、ように思う。
■そんなわけで会社の同じ課の人5人でこの店に入りました。
食べ放題というとバイキング形式を想像しますが、この店はそうではなく、上海出身の夫婦が意の赴くままに作る料理が順次テーブルに運ばれてくる というかなり特殊なフォーマットの食べ放題です。
メニューに食べたい料理があれば、リクエストに応えて作ってはくれるのですが、料理の出てくる順番はあくまでもこの上海夫婦のグルーヴ優先 です。
しかも、店内には3つのテーブルがあるのですが、そのどれか一つのテーブルからリクエストされる料理は、他の二つのテーブルにも運ばれてきます。つまり、「餃子ください」とテーブルAの人が発注すると、テーブルA・B・Cすべてに餃子が行き渡るのです。なんだそれ(もちろんテーブルA・B・Cはすべて全くの他人の団体)。
上記の理由により、巨大な鳥の唐揚げなどという、できれば序盤に出してほしいメニューが終盤近くになって出てきてしまうなど、上海夫婦 featuring 赤の他人による気まぐれコースが展開されます。
■テーブルに着いてビールで乾杯すると、かに玉、ホイコーロー、バンバンジー、肉団子などなど、スタンダードなメニューが次々に運ばれてくるので、それをみんなで取り分けて食べます。そこそこ美味いです。が、味の素が効いたジャンクフード的な味です。
一皿あたりの量が決して少なくない料理が、メリハリの無いわんこそば方式で運ばれてきて、それがいつ止むとも知れず、延々と食べてたら、食べすぎで気持ちが悪くなりました。案の定。他の皆さんも、ばっちり食べ過ぎてました。
■しかも、なぜか店内が寒い。最初は平気だったが、後半はコートを着込んだ。店の中なのに。
■食べすぎと、寒さと、アサヒビールと紹興酒を飲んだことによる眠気とで、気持ち悪くなったら、先輩に「顔がすごく青白くなってきてるぞ…」と云われた。
おれ、もう当分、中華料理はいいや…('A`)
■チャーハンが意外にまずかったのと、しかも刻まれたニンジンがほとんど生だったのが気になったが、これで3000円だから、安いっちゃ安いですね。
■
以前のエントリ で、「毎日メイドが出迎えるメイド喫茶のように、毎日1993年っぽい雰囲気で過ごせる
1993年喫茶 があってもいい。あってほしい。むしろあるべき。というか無いのがおかしい。世間は間違ってる」というようなことを、まあそこまでは云ってませんが、書きました。
■でも、おれは1993年も好きですが1995年も好きです。ということで、1995年喫茶があってもいいと思う。
以下、1995年喫茶の説明です。
・1995年前後の雑誌が、当然そろっています。『H』『クイックジャパン』などサブカル雑誌から、『メガストア』のようなオタク系、『バァフアウト』『米国音楽』『骰子』といったインディー雑誌も、あれします。石野卓球が気に入って、バックナンバーを全号揃えたという、アルファベット2文字の題(※忘れた)のアングラ系(?)雑誌もあります。
そしてもちろん、『WIRED』『デジタルボーイ』『ケイプX(知ってる?)』といった、『なんか、こう、日本にインターネットが広がっていく前夜って感じの頃のネット周辺文化』系の雑誌は網羅しています。
普通に、ジャンプとかマガジンとかもあります。
・紙の雑誌だけで無く、『pod』『ねぎ』などといった
CD-ROMマガジン も置いてます。
・店内のBGMは、安室奈美恵、globe、オザケン、イーストエンドプラスユリなど。
・で、スクリーンには当時のテレビ番組、『学校では教えてくれないこと』とか『ソリトン サイドB』が。もしくは、ケンイシイ「EXTRA」や、
KOJI-1200 のビデオクリップが。
・店内では、パソコンでインターネットもできます。ただし、もちろん
1995年のパソコン です。OSも、Windows 95どころか下手したら3.1です。ブラウザも、ネスケのすごくバージョンが低いやつとかです。
しかもプロバイダは、
ベッコアメ とか、日本のネット黎明期からあるような会社で。
あ、もちろんダイアルアップです。画像がやたら重いです。
・ゲームは、初代プレステとセガサターンと、あと業務用のバーチャファイターができます。あと、最初期のプリクラもあります。
・おみやげは、コーネリアス「ムーンウォーク」のカセットテープ各色、
Windows 95 、『ラッキーマン』の単行本、などです。
■てか、書いてて、1995年喫茶というよりは、単に90年代半ばのサブカル喫茶だなあって思った。
■でもサブカル喫茶ってないですよね。ないですかね、サブカル臭のする本やマンガやCDを集めたマンガ喫茶が───あ、
ヴィレッジ・ヴァンガード がサブカル喫茶を経営するというのはどうだろう。
たとえば、みうらじゅんの本が全部揃ってるとか、『remix』のバックナンバー完備とか。ナードコアのCDがたくさん置いてあるとか。東京に一軒くらいあってもいいかもしれないです。
■今回は、長いうえにだいぶ偏った内容になってしまってすいません。次はもっと手短に書きます。
■今日はめちゃめちゃに忙しかった。というほどでもないけど、
準 めちゃめちゃ程度には忙しかったので、仕事帰りに自分へのご褒美として(←こんなんばっかだなー…)、高田馬場の
『ザ・ハンバーグ』 という、この名前でハンバーグを出してなかったらここにあるフェラーリの中から好きなのを一台持ってっていいよってくらいに直球な名前の店に、ハンバーグを食べに行ってきました。
■当初は、会社の近くにある
『別に美味くはないが、変にクセになってしまうハンバーグ屋』 に行こうかなと思ったのですが、その店はそもそもあんまり安くねーし、アジア系の女店員は冷たいし、それより何よりあの店のハンバーグは作り置きをレンジで温めたやつなので、冷静に考えると満足度が高くないので、やめときました。おれがニューヨークの下町の黒人だったら、「あいつらはハンバーグをマイクロウェイヴでファックしやがるんだ」ぐらいの云い回しはすると思う。
■なので、高田馬場で降りて、ザ・ハンバーグに行って、ハンバーグ250g・チーズトリプル・小盛ライスを発注したら、運ばれてきたので、食ったので、会計を済ませて、店を出て、ちょっとブックオフに寄って、山手線に乗って、家路についた。
レンジで温めた作り置きではなく、一枚一枚ちゃんと焼いてます。「いかにも肉!!」というような食感ではないですが、でもわりと美味しいと思う。
■そう、チーズのトッピングは、トリプルにしました。前もちょっと書いたと思うのですが、近ごろ、ハンバーグを食べるときチーズをトッピングしないと満足できない体質になってしまったんですよ。
もちろん、チーズのトッピングを用意してない店では、チーズ無しでハンバーグを食べるときもありますが、そのときはなんというか、ワサビ無しでマグロの刺身を食べているような気分に非常に近い気分を味わうことになってしまう。
■ザ・ハンバーグでは、チーズのトッピングがシングルからトリプルまで選べるので、良いです。ちなみに、ハンバーグのサイズも1000gやら1500gやらが選べるそうです。
■そういえば、会社の近くのレンジハンバーグ屋にも一つだけ良い点があって、それは、トッピングに「とろけるチーズ」が過剰に乗ってることです。ハンバーグをレンジにかける前にトッピングしてるんだと思われます。
■後のなんとかである。半蔵商店です。
■そう、今年も、アウター買うのに出遅れました。
■無印良品に良さそうなコートがあったんですが、店頭にはMサイズしか並んでなかったので、このコートを持って近くの店員さんに、不愉快な客だと思われないよう、できる限り言葉遣いと表情筋に気を配りながら、なるたけ社会的に「すいません、このコートのSサイズってありませんか」と訊きました。
■すると店員さんは、「すいませーん。もうSは完売しましたー。申し訳ござーせーん」と、おれの顔を見ることすらなく棒読みで答えてくれました。おれの存在よりも、紳士用トランクスの在庫を補充するほうが大事だったみたいです。
■ということで、今年もアウター買うのに出遅れました。やはり11月も後半になってコートを買うのは遅かったみたいです。と思ったら別の無印でそのコートのSサイズを発見しました。
■では4コマ再放送の7本目です。この7本の中で、自分ではいちばん気にいってます。
■「道玄坂 地上げ」で検索すると、なぜかグーグルでトップに表示される半蔵商店です(ただし、「ウェブ全体から検索」の場合のみ。「日本語のページを検索」では出てきません)。
■では4コママンガ再放送の3回目です。
■鶴間です。有川です。立川です。半蔵商店です。
■今日は日本橋でシゴトがあったので、帰りぎわに日本橋近辺をうろうろしていたら、ユナイテドアローズがあったので、入りました。
そこで
ナウいデザインの物差し を買いました。15cmで525円(税込み)。
■なぜ物差しを買ったかというと、いま使ってる物差しが、かなり年季が入ってて、目盛りがかすれて読みにくくなってるからです。
どれくらい年季が入ってるかというと、1993年か1994年に買って以来(正確な年号が思い出せない)、今日の今日までずっと使ってました。独身サラリーマンが、このピングーの物差しを。
■1993〜94年といったら、ピチカートファイブだったら『ボサノバ2001』から『オーバードーズ』くらいの頃で(※この2枚は、メンバーが違うとはいえ同じバンドの仕事とは思えないくらい違う)、電気グループだと『ビタミン』から『ドラゴン』の間ですよ(※この2枚を、小西康陽は「同じだと思う」の一言で片付けてた…)。あとJリーグブームおよびジュリアナ東京ブームですよ。そんな時代の物差し。
このピングーの物差しは、たぶん250円くらいのものだから、これをまあ12年間使ったとして計算すると、えー、おれの一年間あたりのピングー物差し費は20.83333円でした。ということになります。高いか安いかはわかりません。
■しかしユナイテドアローズに入って、物差し一本だけ買って帰るやつもあんまりいない気がする。
■
昨日の日記 に、うっかり「ストップ、ハマータイム」などと書いたんですが、Googleで「stop hammer time」でイメージ検索すると
こんなのがチラホラ出てきました。 アメリカ人の間で、一種の定番ネタとして定着してるんですかね。『道路標識にHAMMER TIMEと落書きしたことのあるやつの数→(678)』みたいな感じで、2chの生活板風に云うと。
■2chといえば、おととい風邪で会社を休んだ時に、久しぶりにCM板を読んでたんだけど、そこでドイツの「アフリコーラ」のCMを初めて見ました
(→YouTube) 。
放送上不適切気味な目付き&古いフイルムの質感がちょっと怖いです。BGMも怖い。こういうのが午前2時台に流れてたら困る。というか、コーラに何入れてるんですかねこの人たちは。
■今後の予定。
11/5 テストA ('A`)
11/7 レポート締め切り(この日必着)('A`)
11/19 テストB ('A`)
できれば、レポートは今週の土曜日までに書き上げてさっさと提出して、日曜日からはテストAの勉強に集中したいです。
でも眠い…。('A`)
■昨日に引き続き、パソコンが壊れてどうのこうのという地味な話です。
■自宅パソコンが何の前触れもなく唐突に壊れて以来、インターネットするときは会社帰りにわざわざマンガ喫茶に出かけてます。会社のパソコンじゃやりづらいことがあるからね、なにかと。
■数日前、池袋のネット喫茶入ったんですよ。で、ブースに入ったのですが、そしたらどういうつもりか、その席のパソコンがネットにつながらない。
しょうがないので、フロントに電話して席を替えてもらったのですが、その新しい席のパソコンもこれまた調子が悪くてネットにつながらない。
もう、これ以上席替えをするのも面倒になってきたので、タイトルバーに『サーバーが見つかりません』と出てるIEの窓を3個ほどデスクトップに残したまま、しょうがなくフリードリンクのカルピスだけ飲んで帰ってきました。
■そして、その数日後、会社のノートパソコンでいつものように真面目に仕事してたら、いきなりこんなファンタスティックな画面が出てきました。
ものすごくコミュニケーションを拒絶してるタイポグラフィーの数々。いわゆるブルースクリーンです。なあ、おれがなにしたって云うんだよ……。いつもはちゃんと動いてるのに。
■あわてて、会社のシステム管理の人に内線電話かけたら
「そんなもん、いったん電源切ってもう一回電源入れれれ」 ( ゚Д゚)y-~~~
と、軽くあしらわれました。9秒で。どうも愛されてない。もっと根本的な対策してくれよ。
まあ、たしかに電源入れなおしたら一応は直ったんだけれども。これ以降、一日に数度、内蔵HDから「コクュゥゥーゥーン……」っていう変な音が聞こえてくるようになったし…。
■というように、パソコン運が無いときはとことん無い、というお話でした。
■そういえば今朝、妹からも「ここんとこずっとパソコンが調子悪くて…」という、ようするに暗にパソコン購入資金の拠出を要請するメールが来ました。断る。
■では、眼球がやたら乾いて、ノドの奥の粘膜が痛くなってきたので、今日はここらへんで。初期風邪っぽいです。
■あ、あと『痛いニュース(ノ∀`)』が復活してたのはうれしいけど、もうちょっと紆余曲折を経てから大々的に復活してほしかった──なんてわがままなことは云わないようにする。
■「苦手な生き物」として、多くのヒトに嫌われている虫、コックローチ。
これを読んでる多くの方々も苦手なんではないかな、と思います。おれも、大学生の次くらいには嫌いな生き物です。
■けれども、うちの母方のグランドマザーは、コックローチは別に平気らしく、家の中でコックローチを見かけるとヒョイと素手でつまんで、
カジュアルに ビリッと真っ二つに破いてから、ポイッとトイレに流します。強い! 超強い。
また、故人ですが、父方のグランドマザーもそんなふうにコックローチを退治してました。
■あと、うちの父もコックローチはまったく平気で、母も比較的ニュートラルな態度でコックローチを処理します。
■これに対して、うちの弟はコックローチが大の苦手で、ちょっと見ただけでも大騒ぎします。実家住まいなのですが、自分の部屋専用のゴキジェットを常備してるのはまだしも、
『コックローチが近寄ってこなくなる周波数の音波』 を発するというヘンな機械まで持ってます。なあ、おまえ、こんなもんどこで買ったんだ…(;´Д`)
■この、祖母と弟のコックローチに対する態度の違いを比べてみると、「ひょっとして、コックローチを嫌悪するという感覚は、戦後の殺虫剤のテレビCMによって作り出された新しい感覚なのではないか」とか思ってしまいます。
■そういえば、昔のアメリカでは水虫は不潔なものと考えられていなかったが、水虫に効く新薬を発明した製薬会社が「水虫は不潔だ!」と大々的に広告し始めたため、「水虫=不潔」という認識が広まっていった──という話を聞いたこともある(間違ってたらすまん)。
こんな感じで、広告やらなんやらの力で、日本で徐々にコックローチを嫌う感覚が根付いていったのではないかと。
■ちなみに、弟はこう語っています。
「たしかに自分は、幼少の頃はコックローチを見ても平気だった。でも、
ブスなほうの姉 が、コックローチを見かけるたびにギャアギャア騒いでる姿を見て、しだいにコックローチが苦手になっていった。いま思うと、その姉に『コックローチ=嫌悪すべきもの』という図式を刷り込まれたのかもしれない…」
■ほんと迷惑だよな……騒ぐブスって……。あれ、ヘンな結論に着地してしまった。まあ、先に述べた通りおれもコックローチは苦手です。
あと(これは前にも書いたかもしれませんが)、コックローチホイホイとか殺虫剤のデザインもなかなかに気持ち悪いのが多い。コックローチホイホイを4箱、未使用のまま捨てたことがあります。パッケージの絵がイヤで、部屋に置いときたくなかったっす。
# 無印良品から出てるコックローチ取りはさすがにシンプルです。
## ところで『痛いニュース(ノ∀`)』 が見られなくなってますね(移転?)。
## なんの役に立つかわかりませんが、消える直前のスクリーンショット 貼っておきます。
♪母なる大地をあ〜〜〜 (・∀・) (・∀・) (・∀・) (・∀・)
♪たたえよ大地をあ〜〜〜〜〜〜 ( ´∀`)ノ( ´∀`)ノ( ´∀`)ノ( ´∀`)ノ
と、みなさんも秋の合唱コンクールに備えて
「大地讃頌」 を練習してる頃だと思います。頑張ってください。今日は会社に、例の通信教育のレポートを書きに来てるので、会社のPCからあれしてます。半蔵商店です。
■連日、メディアで報道されてるように、
拙僧のノートパソコンがデストロイしたじゃないですか 。以前からDVDドライブの調子が慢性的に悪く、それに加えて内蔵HDが壊れてOSが起動しなくなった、といった塩梅なのですが、修理に出そうと思ってパソコンのメーカーに電話して、修理の見積もりをしてもらったんですよ。
そしたら、
基本修理代───12600円
ハードディスク代───33000円
ハードディスク換装代───5250円
DVDドライブ代───48000円
って云われましたとさ。合計98850円です。'`,、('∀`) '`,、
「あ 買ったほうが安いね晩のオカズ♪」と独身男が口ずさんでも社会的に許される値段であると云えよう。いや、おれは口ずさまなかったけどね、当然。
■壊れたノートパソコンの中にあるHDのデータは、うまいこといけばある程度までは救い出せるらしいのですが(※これは、PCに詳しい先輩にお願いする予定)、いずれにせよ新しいパソコンを買わないといけないのは確実です。嗚呼。
いちおう、次はどの機種を買うかをネットやカタログで調べたりしてるのですが、ぜんぜん楽しくない。なんかスーパーで、
マジックリンにするかルックにするか 、とトイレ用洗剤を選んでるぐらいのモチベーション。新しいパソコンを買うって、もっとワクワクする儀式だったけどな。
■ちなみに、この壊れたノートパソコンは33ヶ月使ってました。値段は忘れましたが、まあ20万円とすると、このノートパソコンの一月あたりの値段は、
200000(円)÷33(ヶ月)=6060.606060606
ということで一月6060円になります。あ、こう考えると意外と安いですね! そうでもない。
■さしあたって、パソコン情報を集め中です。
■ 半蔵商店です欧米か。
■ ローランドのXP-60 というシンセを持ってるんだけど、買ったはいいんだけど、ほとんど使ってなかったんだけど、ようやくXP-60をいじれる時間的ゆとりができたので久しぶりに電源を入れたんですよ、昨晩。
■ そしたら、ええ、まあ、手短にお伝えするため詳細は省きますが、
シンセがリアルタイムに壊れていく瞬間に立ち会えました。
■ まず、電源を入れて、小一時間シンセをいじる。ここまではなんでもないです。
すると、いじってるうちに、なぜかどんどん音が小さくなって、ノイズが混じってくるようになって、音がかすれてくる。
音色を調整するスライダーを前後にスライドさせるのではなく、上から力強く押すと、なぜか音が一瞬だけは治る。でもまたすぐに聞こえなくなる。
で、音色を他の音色に切り替えると、なんとかしばらくは音が出る、しかしまた音が小さくなったりかすれたり。
で、数分後、まったく音が出なくなる。('A`)
■ 電源を入れ直すと、また音が出るんだけど、しばらくすると、やっぱりまた音が小さくなって無音になる。
何回か電源を入れ直してみたんですが、けっきょく完全に音が出なくなりました。さらに悪いことには(直訳)、昨晩までは正常に写っていた液晶ディスプレイまでがも壊れて、なにも表示しなくなりました………………………………………………
………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………
……(;´Д`)
▲なにも写らなくなったXP-60のディスプレイ。ボタンのLEDはちゃんと点いてます。
■ このシンセ買ってから、まだ、動作確認がわりのちょっとした曲一曲しか作ってないぞ。まともに使ったことは一度もないぞ。どうすんだ、これ…。
■ そういえば、シンセではなくMacの話になるんですが、マックユーザーの間では「新しいマックを買ったとたん、古いマックが焼き餅をやいて壊れる」という有名なジンクスがあるそうです。
思えば、おれがこのXP-60を買ったまま放置していたのに
MS-10 を買い足したから、XP-60も焼き餅をやいて壊れたのかもしれません。なんとも人間味のあるシンセだネ
'`,、('∀`) '`,、
とは全く思わない。機械なんだから、人間様の命令くらい聞いてほしい。いくらおれでも、調子悪い機械に愛着を湧かしてるほどヒマな人生は送ってない。
■ いや、なにも米を炊けとか布団を乾かせとか、そういう無茶なこと頼んでるんじゃないですよ。打ち込んだ通りの音を出して欲しいだけなんですよ。
ただ、なんで、昨日せっかく新宿の石橋楽器でオレンジレンジの「お願い!セニョリータ」の楽譜を買ってきたばかりのこのタイミングで壊れるかね。
あんしぇワッター半袖準備してきたのに。
■ 会社の先輩から教えてもらったとんかつ屋です。渋谷駅の近くです。
・カウンターと、テーブル席がいくつかあるだけの小さなお店。立ち食いそば屋と大衆食堂を足して2で割ったような庶民的雰囲気。
・カウンター席に着くとおばさんに注文を訊かれるので、とんかつ定食を発注。
・すると、おばさんから返す刀で
「カレーは?」 というクエスチョンが飛んでくるので、「あ、お願いします」と紳士的にレスポンス。
・これはどういうことかと云いますと、このお店では定食のライスに、カレーをかけてくれるのです。
( ´д)人(´д`)人(д` )イエー
定食のライスが、実質ミニカレー丼に!
・しかも、このミニカレー丼は、一回までおかわりできます。
( ´д)人(´д`)人(д` )イエー
もちろん、カレーをかけずに普通のライスとして食することもできます。
■ 待つこと数分。運ばれてきたブツはこんな感じです。↓
味噌汁の水面に蛍光灯が映ってるのがリアリティ。
・マヨネーズと辛子が、小袋のまま皿に載ってるのがポイントです。
・メインのとんかつは、そりゃ、めちゃめちゃ美味い肉を使ってるってわけではないですが、でも悪くない。
・そしてこのとんかつを一切れ、ミニカレー丼に載せると、たちまちカツカレーに早変わりします。びっくりですよね。
■ と、このように、とんかつ定食→カレー丼→カツカレーというモーフィングが楽しめるという、著しくお得なとんかつ体験ができます。650円です。
このお店には、久しく行ってなかったのですが(というか年一回のペース)、そこらへんのファストフードとかよりも満足度は高い、と再確認できました。
■ B級とんかつメイニアの人にもおすすめですが、「もう、インドカリーとかタイカリーとか欧風カレーとかいいから、
昭和の家庭のカレー が食いたい!」というタイプのカレー好きの人にもおすすめです。
■ ところで、肝心のお店の名前を忘れました。すいません…(;´Д`)
渋谷駅西口のファミリーマートの奥の、楽器屋とかJTBとかがある道を奥にちょっと行ったとこです。
# とんかつだけでなく、各種フライの定食もあるようです。
■ そう。京都のお寺にいって感じたことは、カップルが多いということです。
5月に行った時はそうでもなかったんですが、やはり夏休みだからか、お寺の境内はどこもナウでヤングなカップルが大量発生していました。
■ とくに、ね、夏休みには「ライトアップ」とかいって照明をつけて、夜間拝観ができるお寺があるんだけど、そこはもう、
カップルカップルカップルカップル、拙僧、カップルカップルカップル、
って感じでしたよ、人口分布図が。
あんなのに一人で出かけたおれがアホだった。もう、カップルからは通常の11倍の拝観料を徴集するとか、それっくらいした方がいいと思います。(←なんでだよ)
■ また、どんな山奥でも、どんな早朝でも、ヤングでナウなカップルは出没します。
早起きして京都駅からバスに乗り、50分くらいガタゴトとバスに揺られて、高山寺の朝8:30の開門一番に行ったんですが、そこにはすでにナウでカップルなヤングがいました。
朝6時の南禅寺どころか、朝5時半の法然院でもヤングがカップルがナウでした。法然院のカップルに限っていえば、雰囲気から察するに、たぶんSEXしに来てたと思う。このカシオミニを賭けてもいい。
■ 仏教が日本の民衆レベルで受容されていく過程についての高度な考察でしめくくってしまいました。長くなったのでこの続きは次回へ。
■ ものすごく久しぶりに、
一蘭 へ行ってきた。ちなみに渋谷店。
このラーメン店は、福岡発祥なので、麺のお代わり「替え玉」ができる。あと、味も自分の好みに合わせて細かく調整できる(注文の直前にオーダー用紙を渡されるので、それにいろいろ書き込むのです)。
■ おれは学生時代は福岡にいたので、この店には何回か行ったことはあるし、東京に来てからも足を運んでいるんだけども、この一蘭に行って、満足して帰ってきた試しがあまり無い。
一蘭のどこに満足できないかというと、たとえばまず、その量の少なさからくるコストパフォーマンスの悪さで、本格的に腹の虫をおさめようとすると、千円ぐらいになってしまう。
そのため、とくにラーメン大好きってわけでもないおれは、「他の料理を食べれば良かったかなー」と、高い確率で反省することになる。
■ 今日も、どうせあとから後悔することになるんだなー。と思いながら一蘭に行ってきた。
(゚д゚)<じゃあ最初から行くんじゃねえよ! なんでわざわざ行くんだ?
おっしゃる通りなんですけどね。その理由はまたあとで。
■ 今日は「薄味」「こってり度なし」で発注したのがまずかったのか、「たれ1/2倍」にとどめていたにもかかわらず、スープの味が唐辛子に完全に負けているラーメンが出てきた。やたら唐辛子の味が舌に付く。
そんなスープで、3回も替え玉を頼んだ。つまり、トータルで4玉も麺を食ったってことですね。
(゚д゚)<文句付けてるくせに、4玉も食ってるんじゃねえよ!
いや、聞いてください。うまいから4玉も食ったわけでもない(もちろんまずいわけでもない。まずかったら4玉は食えない)。
じゃあ、なぜおれは4玉も食ったか。
■ たいていの場合、食事の終わりにはなにがしかの達成感というか満足感というものが得られる。
たとえば昨日は、おれは
すき家 でチーズカレー(並盛り)を頼んだ。並盛りという量にもかかわらず、食べた後には
「あー、食べ終わったー。(´∀`)」
という満足感がちゃんとあった。たいていの食事は、このように胃だけではなく精神的にも満たされるもんである(もちろん外食に限りません。食事全般に云えることです)。
■ しかし、一蘭のラーメンには、その満足感が食べても食べてもやって来ない。なんか、胃袋にただ延々と麺を投入しているだけ、という不毛な作業をやっている感じがする。
満足感が得られないので「あれ? 量が足りなかったのかな?」と、替え玉を発注して食う。しかしそれでも満足感がやってこない。そのため替え玉を発注して食う。しかしそれでも――と、このループで、4玉も食ってしまいました。
■ では、なぜ満足感が得られなかったか、と考えたのですが、これは、一蘭独自の
「店員&他の客の顔が一切見えないシステム」 に原因があると思う。やはり、あれはヒトが食事する場所として不自然だと思う。
その不自然さが、「食事をし終わった気」にさせてくれないので、満足感が得られないのではないか――と考えたんですが、どうでしょう。
■ だって、店員は顔を見せず、ノレンの向こうからニュッと手首を出すだけだし(天才バカボンの「手首だけ家族」のエピソード思い出すなあ。実際には見たこと無いけど)、他の客の様子も一切うかがえないし。
「自分以外のヒトがいるのに、いないという設定になってる感」が妙だ。よく考えると。
■ で、なぜそんな一蘭に懲りずに行くか、というと。
一蘭は、なまじ自分で量や味を調節できるぶん、「前回は負けたけど、今回は味と量をちょっと変えて挑戦してみよう。そして、前回の負けを取り戻そう」と、変に逆転を狙ってしまうの心理が働いてしまうのではないか、と。そして負け続ける、と。
(といっても、年に2回くらいしか行かないですが。)
(といっても、もう行かないですが。)
(といっても、半年くらいしたらまた行くかもしれませんが。)
■かくして、おれは1300円(ラーメン+ネギ+替玉×3)を投じて、たいして面白みのない食事をし、重くなった胃を抱えて次の用事がある新宿へと向かったのでした。
どうせ新宿行くなら、どうせ1300円も払うなら、
「すずや」のとんかつ茶漬け でも食べればよかったな…ぶつぶつ…。
■食べ物の話になると、しつこくてすみません。最後まで読んでくれた人は偉い。たぶん出世すると思います。
▲自分用土産。高山寺の狗児雛形。
■ TB-303の影響を受けてるセミっているよな。あのポルタメントの効かせ方とか。半蔵商店です。
■ 東京に戻ってきました。写真の犬の置物は、ガイドブックに載ってたのを見てて欲しくなってしまって、
高山寺 まで買いに行きました。しかも2体。
■ さて。今回の7泊8日京都旅行は、採点するなら70点くらいでした。
ハードウェア面では、きっかり一ヶ月前に新幹線&ウィークリーマンションを予約、となかなか悪くなかったです。
ですが、ソフトウェア面はちょっと弱かったです。どこへ行くか、という計画をあまり立ててなく、たとえば初日は朝11時に京都に着いたのに、街を無駄にウロウロするばかりでほとんど収穫無く過ごしてしまいました。ようやくガイドブックを買ったのが2日目の夜、という段取りの悪さ。
それから、バスと電車の路線図をもうちょっと勉強すれば良かった。今日も、新田辺駅(近鉄)と京田辺駅(JR)をごっちゃにしてしまって……まあくわしくは省きますが、一休さんの寺に行けませんでした。
まあ、要するに下調べはきちんとしろ>俺、ということなんだけど。
■ あと、一人旅って3泊ぐらいが限界だな。7泊も一人でいるとちょっと寂しい。旅行というかもはや修行、と感じた瞬間も無くはなかった。
■ あと、送り火は花見みたいなもんで、一人で見に行っても超しょうがないことが分かった。
【8/19 付記】
よく考えたら(よく考えなくとも)、送り火というのは地元の人々がご先祖様の霊を送るための行事で、観光客のための見世物でも何でもないんだよな(だから、「一人で見てもつまんないよー」なんて、問題外もはなはだしい感想ですな。失敬)。現場は花火大会みたいな騒ぎだったけど、次からは行かない。見るとしても、ホテルとかからひっそりと見るだけにする。あれはネイティブ京都人のためのものだから、観光客は大人しくしてないと。そういうことにいまさら気づいてすいません。
■ あと、タクシーを止める決断力が自分には欠ける気がした。云うまでもなく、タクシーに乗った方が時間&体力面からするとトク、ということも往々にしてあるんですが、「タクシー=身分不相応な贅沢品」という考え方が、タクシーを止める手を鈍らせる。
■ あと、東山駅を出てすぐの蕎麦屋が良かった。3回行きました。今日、4回目の訪問をしようとしたけど、近くまで来てなんとなく止めた。
■ あと、一日の始めにとりあえずバス・地下鉄の乗り放題カードを買っておくと、フットワークが軽くなることが分かった。
■ 70点の旅とはいえ、初めてのお寺にもあちこち行けたし、そこそこ美味いものも食べられたし、悪くはなかったです。
■ 7泊もすりゃ十分だと思ってたんだけど、滞在中に見たいものがどんどん増えてきて、けっきょく7泊じゃ足りなくなりました。
■ で、東京のデザイナーズ木造アパートに帰ってきて、たまたまテレビを点けたら、NHKで京都の特番をやってた。パックンとかが出てた「外人用京都ガイド」みたいなやつ。
それ見てたら、京都に行きてえ、とちょっと思ってしまった。
■ えー、まとまらない文ですが、そんな感じです。
■ せっかく京都に来てるので、延暦寺で観光客がつく鐘の音を24bit/96khzの高音質で録音したりしてます。半蔵です。なにやってんだ。
■ 昨日は2時半起きで、タクシーで一蔵というラーメン屋で腹ごしらえして、再びタクシーで法然院に行きました。朝霧がたちこめるお寺の境内、ってのが見たかったので。
でも霧は見られませんでした。まあ、大雨の翌日とかじゃないと見られないよな、そりゃ。それでも「もしかすると…」みたいに期待するところがあったのでタクシー代2800円も出してしまった。
なおこの後、いったん部屋に帰って仮眠してから、延暦寺を東塔・西塔・横川と3エリアとも見物して帰ってきて、疲れのあまり7時半に寝てしまいました。
■ では、これまでに京都で撮った写真を載せておきます。
食べものです。
生きものです。
町です。
山です。
お店です。
■2chのDTM板で拾いました。もしかしたら多くの方がご存知の有名な映像かもしれないですが、個人的には、仲間由紀恵withダウンローズ解散と同じくらい衝撃を受けました。
DJ Subwoof make beats
↑クリックすると別窓でYouTubeに行きます。
■DJ SubWoofと名乗る青年が、自宅のスタジオでヒップホップのトラックの作り方を、われわれ無知な村人に教えてくれる、というありがたい映像です。
さすがDJ。部屋には大きなミキサー卓と、機材のギッシリ詰まったラックが。
■さて、このDJ自らがキーボードを叩き、リズムを組んでベースを乗せ、メロディーをかぶせ、とトラックを作っていくのですが………。
ひどい。 (;´Д`)
なに? この、おれの実家の隣の山城さん家で飼ってるバカ犬(なぜか毎朝10時ごろ、遠吠えをするので迷惑)にキーボードの上を歩かせただけのような曲は。なんであんだけ機材を持っててこんな曲が出来上がるんだよ! そもそもなんでこの映像をアップしようと思ったんだよ。
↑というか、おまえ、こんな複雑なソフト絶対いらんだろ。
■そして、この映像の最後に出てくるURL
(www.djsubwoof.de) が、どうやらDJ SubWoofの公式サイトらしいです。
圧巻はここのサイトの
「DOWNLOADS」 というコーナーにアップされているDJ SubWoofの名曲の数々です。聞いてるだけで、
早く歯を磨いて明日の準備をして寝たくなります。
とくに一番上にアップされてる
「Bitch Asses」 という曲は最高です。最高すぎて、感想を書くのが面倒くさくなるほどです。あー、早く寝よ。
■で、これってやっぱり、狙って作った壮大なネタ映像&ネタサイトなんだろうなーと思う。思いたい。
# ちなみに元ネタのスレはこちら。
←インパルスの堤下(左)
←おれの通ってるジムのインストラクターY氏(左)
■
インパルスの堤下にそっくりなインストラクター のいるスポーツジムに通い始めて4ヶ月。8キロやせました。
( ´д)人(´д`)人(д` )イエー
BMI も20.9まで下がりました。
■8キロと云ったら、あれか、500mlのペットボトルの伊右衛門茶が16本か。伊右衛門16本分ものいったい何がおれの体には含まれていたんだろうか。
■ところで、ダイエットすると食生活がいろいろ変わりますね。
VAAM を真顔で飲むようになったりとか。夕飯がヨーグルト2個で済んだりとか。外食で大盛りを注文しなくなったりとか。
ココイチではライス400gでデフォルト、時として500gだった自分が、昨日なんか
ライス200g で発注してるんですよ。神保町で昼メシに
エチオピア でチキンカレーを食い、そのデザートに
キッチン南海 でカツカレーを食べてた拙僧が、ですよ。すげー。
■体形ももちろん、徐々にですが変わってきます。顔の輪郭が若干細くなってたりとか。2年前のスーツがブカブカになってたりとか。
でも一番変わったのは胸ですかね。なにせ、
Aカップあったバストが無くなりましたから。
# しかし、それでも腹が引っこまない件について。
■おれが通ってるジムには”伝言板”なるものがあります。
利用者がジムへの要望を書いて備え付けのポストに投函すると、それに対するジム側の回答が伝言板に貼り付けられる、という、よくスーパーとかにある原始的なメディアです。
■その伝言板に貼り付けられている利用者からの質問は、たいていは、「夜間にもヨガのクラスを開いてほしい」とか、「集中的にお腹をへこませるクラスをやってほしい」とか、そういうまっとうなのばかりなのですが、今日おれが発見した質問は、もう、あれでした。なかなかに濃いグルーヴ を奏でていました。その質問はこれです↓
男性インストラクターの日焼けと茶髪に、気が散ってなりません。
そんなに女にモテたいのですか?
しかもそういうインストラクターは、女性、とくに若い女性にしか声をかけませんよね。
わたしなんか、一度も声をかけられたこと無いです……。 (原文の要約)
もう、なんというか…………(;´Д`)。
インストラクターが「声をかける」といっても、ナンパしてるわけではなくトレーニングの調子を訊いてるだけだし、運動にガッツリ集中してる人にはインストラクターは気を遣って声をかけないし、そもそもジムではたくさんの人がトレーニングしてるわけだから、全員に声かけてまわるわけにもいかないし、第一ききたいことがあるなら、こっちからインストラクターに声をかければいいわけだし……。
あー、マジメに反論してるこっちがバカみたいだ。
■しかし日焼け&茶髪くらいで、「モテたいのですか?」って問いたださなくてもいいよなあ。
■ちなみに、この質問(というか、筋違いのグチ)に対するジムの回答は、
「すべてのお客様を平等にご案内できるよう配慮いたします」
というものでした。ジムの中の人も大変だ。
■そして、さらに困ったことに、掲示板に貼り付けられたこの回答の紙に、何者かが、
「同感」
とボールペンで書き足していたのです (ノ∀`)アイター
先週の土曜日、蚊のあまり出てこない、涼しい風が心地よく通りすぎていく夏の竹やぶで思いっきりまぐわいたいなあ、と思いながら渋谷のディスクユニオンにコンパクトディスクを売りに行きました。
* * *
35枚のCDを持っていったところ、値段が付いたのは16枚、買い取り不可が19枚でした。はい、じゃあここでちょっとクイズです。
渋谷のディスクユニオン・クラブミュージックショップで、買い取ってもらえなかったCDは次のうちどれでしょう?
[ ]の中に正解が書いてありますので、マウスでドラッグしてみてください。
* * *
【1】田中フミヤ/I am not a DJ [
買取OK ]
【2】808States/10x10 [
買取OK ]
【3】立花ハジメ/バンビ [
買取OK ]
【4】ALTERN 8/BRUTAL-8-E [
買取不可 ]
【5】アート オブ ノイズ/ドビュッシーの誘惑 [
買取OK ]
【6】Daft Punk/One More Time [
買取不可 ]
【7】暴力温泉芸者/ケ・セラセラ [
買取OK ]
【8】Idol Taxi/Idol Taxi [
買取不可 ]
【9】ビブラストーン/フーディスト村 [
買取OK ]
【10】細野晴臣/ナーガ [
買取不可 ]
【11】竹村延和/For Tomorrow [
買取不可 ]
【12】Goldie/Saturnzreturn [
買取OK ]
【13】モモ/メイクミーハッピー [
買取OK ]
【14】ステレオトータル/モノキニ [
買取不可 ]
【15】mihimal GT/H.P.S.J. [
買取不可 ]
【16】四街道ネイチャー/四街道ネイチャー [
買取不可 ]
【17】XL Recordings 5th Chapter(テクノ系コンピレーション) [
買取OK ]
* * *
全35枚の中から一部抜粋してお送りしました。では補足を。
・【1】はダメかなー、と思ったら、買い取ってもらえたので、よかったです(小学生の文章かよ)。
・【3】は買取OKでしたが、50円というハードボイルドな値段だったので、これは返してもらいました。
・渋谷のユニオンは、ちょっと前にALTERN 8のアルバムを2800円とかで売ってたので、脈アリかと思ったのですが、シングル【4】は撃沈。
・【8】の暴力温泉芸者は、『Nation of Rhythm Slaves』と一緒に持ってったのですが、こっちの方が買い取り価格が微妙に高かったです。
・竹村の名曲シングル【11】は意外にも買取不可。これって、いま探すとけっこう見つからないのでは?
・【12】は、盤質「A」で20円でした。'`,、('∀`) '`,、
・【14】はバンガロウレーベルのバンド。思い出したんだけど、7〜8年くらい前にバンガロウ聴いてた女って、今は何聴いてるんですかね。ハモンド・インフェルノがハモやんと呼ばれてたあの頃…。(遠い目)
・ちなみに【17】は、Josh Winkの「Don't Laugh」が入ってます。
* * *
他に、企画モノのリミックス盤(ウルトラマン、サンダーバード、タツノコプロ、山本リンダ)は気持ちいいくらい軒並み突っ返されました。あと断られたのは、ボウリングをテーマにしたファイルレコードのコンピ『Do the Bowling』(FPM田中知之も変名で参加)、MORE DEEP(笑)などです。
上にあげた断られCDでも、コンディションの良い盤だったらもしかすると買い取ってもらえたかもしれません。この断られリストを読んだ人も、あきらめずに持ってってみましょう。
なお今回のCD売却により、スーパーでエースコックの
スープはるさめ が50個ほど買えるくらいの資産を得ました。
漁船のエンジンみなヤンマー。半蔵商店です。
はい、出だしからつまづいてしまったんですけども、そんなこと気にしていたらキリがないわけなんですけども、じゃあ今回は、本日、街を歩いてる際に採集した「一言」を紹介します。
* * *
『あなた!そういうもの引っ張って歩くときには
もっと周りに気を付けなさああい!?』
池袋駅構内にて採集した一言です。
ホームを歩くおばさん(団塊の世代)の前に、スーツケースをゴロゴロと後ろ手に引きずった青年が歩いてたのですが、おばさんが(なぜか)このスーツケースに足を取られ転倒した際に発したシャウトがこれです。
たしかに、混んでる場所でのゴロゴロスーツケースは邪魔くさいですが、おばさんも自分の目の前ぐらいよく確認して歩いた方がいいと思った。そのスーツケース青年が、いきなり立ち止まったりしたわけでもないし、なんで転んだかが正直わからん。
自爆しといて自分で怒る。それがおばさんクオリティ。でも転んだ直後ってのはけっこう取り乱しちゃいますからねー。原因はどうあれ。
* * *
『あー、やっぱ、おれら、
西海岸行かないとダメだわ!
2年間くらい金ためて!』
渋谷のエレベーターで採集した一言です。
おれが渋谷のシンセ屋に行ったら、20代半ばくらいのヤング二人が、サンプラーを選んでました。AKAIのMPCシリーズを探してるようです。
「あ、おれ(MPC)2000売りたがってるやつ知ってる」
「うそ。なんで?」
「なんかそいつ、ヒップホップ辞めた んだって」
「へー」
「あーでも、もう売っちゃったかも…」
とかなんとか(この「ヒップホップ辞めた」という部分にもちょっと青春を感じましたが、それはさておき)。
シンセ屋の帰り、このヤング二人組といっしょのエレベーターだったのですが、エレベーターのドアが閉じるなり、ヤングの片一方がドロップしたのが上記のセリフ『西海岸』です。西海岸か。そうか。
このヤングは、続けてこうも云ってました。
「やっぱ日本てさあ、年功序列 じゃん? 上の人がいるから、下の世代が出て来にくい」
「もっとレーベル側 に働きかけてさ…」
会話の内容から察すると、このヤングたちは実際にインディーでレコードを出してるみたいです。西海岸うんぬんも、あながち野放図なアイデアというわけでもなさそうです。
なにはともあれ、貯金がんばってほしいですね。
* * *
『DJオズマの分際で
5弦ベース使ってるのかよ!!』
池袋の石橋楽器店で採集した一言です。
なにやらの楽譜を眺めていた女子高生二人組が上記のセリフをリリースしていました。DJオズマのことはよくわからないので解説は省略。(DJオズマじゃなくて誰か他の人のことを云ってたのかもしれません。だとしたらすいません。)
■そういえば先日、
ナショナル麻布スーパーマーケット で、茶筒ぐらいの巨大な筒に入った粉チーズを買った。遠方にすむ、粉チーズ好きのヒトにプレゼントするためです。
このナショナル麻布では、買った物を箱詰めにして宅配してくれるサービスがあります。しかし、さすがに粉チーズ1本だけじゃ宅配してくれないかもしれないので、念のため、
「商品を宅配するサービスがあるそうですが、この粉チーズ1本だけでも送れるんですか?」
と店員さんに聞いてみました。
■すると、その店員さんは、
「要するにあれはただの宅急便でー、宅急便に出すという作業をうちが代わりにやるってだけの話でー」
という要領を得ない愚鈍な答えを返してきました。質問の答えになってませんよお前。
■で、まあ結局、粉チーズ1本でもOK、ということがわかったので宅配をお願いしたのですが、宅配を受け付けてくれたおばさんも態度が良くなかった。
このおばさん、何も云わずにスッと伝票を差し出してきたんですよ。これはまあ、「つべこべ云わずに、この伝票に送り先とおまえの住所を書いとけやボケ」という意味なのでしょう。
おれは、わざとこの伝票を5分ほど無視し続けて、おばさんに何か云われたところで
「あなたがなにもいってくれないからわたしはこのでんぴょうをどうしていいかわかりませんでした」 と答えてやろうかと一瞬思ったのですが(実際、ある種のブロガーだったら本当にそうして、おばさんとの耐久戦の様子をブログに書くんだろう)、素直に伝票に住所や名前などを書くことにしました。
そしたら、あの、あなたには大したことじゃないかもしれないですけど、ペンがないんですよ。ふつうこういうときは、伝票といっしょにペンを添えて出すでしょ。それが文明ってもんですよ。しょうがないので、「なにか書くもの貸してください」と頼んだら、
おばさんは再び無言でカウンターの上にペンを置いたんです。
カチャン! と強い調子で。
こんなとき、強く言い返せる勇気がほしい……。(;´Д`)
■昭和37年から営業している老舗だけのことはあって、ナショナル麻布の接客は実に失礼が行き届いてました。また行きます。逆に。
# このあと、近くの本屋で町田康の本を立ち読みしてたら、
「おれは一生、店員になめられながら生きるのだ」みたいなことを書いたエッセーがあった。はは。
■3:30am
起床。しばし夜景を眺めながらボーッと。少なからぬ台数の消防車のサイレンが聞こえる。なぜこんなに早起きしたかというと、早朝の、靄がかかる町並みが見たいからです。
とはいえ、京都のどこで見られるんだろう、そんな風景は。
■4:00am
ひとっ風呂あびて、タクシーを拾って四条方面へ。なんとなく、おれの求める風景がありそうな気がしたので。
「どちらまで?」
「四条までお願いします」
「四条のどちらですか?」
「まあ、だいたい四条かな、ぐらいのところであれば…」
「…………(゚Д゚)?」
という、
戦後まれに見るあいまいなオーダー を受けて走り始めるシータク。「ここが、だいたい四条ですね」というところで降ろしてもらって、しばらく歩くと、石畳の町並みが。
これ、いいっすねこれ。朝靄こそかかってないものの、京都っぽいですね。いま調べたら、「花見小路」という通りだそうです。石畳に昔風の建物が続いています。この通りのつきあたりが建仁寺。
早朝の建仁寺(写真左)。お寺の敷地内にあった、なにやら公園のようなスペース(写真中)。そのあと、再び石塀小路へ(写真右)。
■7:00am
その後、にわか雨に降られたりしつつ、歩いて
イノダコーヒ本店 へ(※いま日記つけながら気づいたんですが、おれは3時間近くも歩いていたわけですね。びっくりですね)。朝食にナポリタンと、食後にコーヒー。コーヒーは、自白するがウインナーコーヒー。
ナポリタンに気をとられて、ウインナーコーヒーの味はあまり覚えてません。すみません。ナポリタン美味しかったです。
■8:00am
ホテルに帰ってシャワー。ここらへんで、デジカメの電池が切れます。ええ、充電器はコードの部分しか持ってきてません。ということで以降は写真なしです。ゴッド・ダム・イット。
■9:30am
ホテルをチェックアウト。市バスに乗って大徳寺→金閣→龍安寺→仁和寺を回る。
金閣はですね、あれですよ、人も外人も多かった。人ごみの印象しかない。龍安寺の食堂で食べた木の葉丼800円が美味しかった。仁和寺を出たところで、急に「ああ、この旅も後半に入ったんだな…」と切なくなる。
■2:30pmくらい?
宿泊先のブライトンホテルへ。部屋が38平方メートルもある。いや、38平方メートルってのは予約する時にウェブで知ってはいたけど、実際、目の当たりにすると、けっこうあるのな。ベッドが二つと、ソファーセットまである。そのソファーでさえ、人が一人寝られるくらい。
■4:00pm
ホテルからタクシーで銀閣へ。
途中、運転手さんに、朝靄のかかるお寺が見たいんですが、と尋ねたところ、「大雨が降った日の、翌日の晴れた早朝の、常寂光寺がいい。雲海みたいなのが見られる。あと南禅寺」と教わる。
■4:30pm
銀閣を余裕で見学したのち、甘味処みたいなお店で冷やしあめ。
■5:00pm
バスで再び「だる満」へ。しかし、今日も閉まっている。あとで知ったのですが、このお店は4時で閉まるらしい。といった意味も含めましてご近所の平安神宮へ。
■6:00pm
近くの蕎麦屋で天ぷらそば。
■6:30pm
そして青蓮院へ。ゴールデンウィークは、ライトアップされてて、夜間拝観ができる。夜のお寺ってのが、これまた良くってねえ……。さすがにサーチライトはやりすぎだろ、とかは思わないでもないが、よかった。云い過ぎかもしれないが、半分、夢を見てるような気にもなった。それくらいよかった。
この「よかった」が、観光客特有の『自分が行ったとこへの過大評価』による部分も少なくないことはわかってる。でも、よかった。
■8:30pm
その後、先斗町へ。先斗町と書いて「ぽんとちょう」と読む、というのは、高校生のころ
脱線3 の歌詞カードで知った。
「落ち着いてるのに賑わっている」感のある不思議な通りで、飲み屋がならぶ狭い通りに人がたくさん歩いているのに、「うざったい」などどはあまり思わない。歩いているうちに「ああ、一人だけど、なんか楽しいのに、一人だ。けど楽しい。一人なのに。でも楽しい」というかなり不思議な感情がループしたうえ、どういうわけか若干テンションが上がってくる。
お好み焼き屋とかバーのような、一人で入れる店も無くはないが、なんか、一人で入るのはもったいないなーという気になったので、今回はお店には入らず。
先斗町をでて、地下鉄の駅に戻ろうとするも、道を間違えて、まっとうな道のりの2倍くらいは歩いてしまう。
■10:15pm
地下鉄の駅を降りてホテルへ。このホテルは駅から離れていてるので、また道に迷いかける。
部屋について、リンカーンを見ながら、ルームサービスのサンドイッチ。リンカーンは初めて見たのですが、おもしろいですね。こういうのが、けっこう旅の思い出になっちゃったりするんですよねえ。
■11:30pm
消灯。38平米もあると、快適を通り越してちょっと心細い…。
# この日は、一日でいろんなとこを回ったので、かなりはしょって書きましたが、しかし青蓮院よかったす。
■6:30am
朝起きて、とりあえず東寺へ軽い気持ちで散歩。
はい、この「軽い気持ち」が失敗の原因でして、地図は持たず+自宅用のダサ眼鏡+つっかけ感覚で素足にスニーカーというスキだらけの装備で外出してしまいました。
東急ホテルから東寺はわりと距離があるにもかかわらず、「京都駅の近くでしょ?」ぐらいの気分で歩いていたから歩けども歩けども着かない→足の裏のマメが痛い→しかも道を間違えている→靴下をはいてないので靴の中がムレて気持ち悪い→まだ東寺に着かない……という、まさにデフレスパイラル。言葉の使い方が完全に間違っていますが。
この日の朝は予想外に暑く、シャツの袖をダサめに折り曲げながらテクテク歩く。
■7:30am
いざ東寺に着いても、ゆっくりするという気分にはなれないし、そもそもお寺はまだ開いてないので(※これはさすがに計算済み)、足早に境内を見学して終了。修学旅行の中学生と、地元の中学生がかもし出すラッシュアワーに巻き込まれてHPをたくさん失いました。早くホテルに帰って風呂はいってメシ食いたい、という一心で引き返す。
昨日のルームサービスのサンドイッチの出来から判断するに、ホテルの朝食も美味しそうな予感があまりしないので、am/pmと自販機で食料を調達。
■8:30am
ホテルに戻って、焼そばUFO(明太子マヨネーズ味)、ガルボ、ネクターと、そういう朝食。風呂。
■10:00am
ホテルのコンシェルジェっぽいヒトに京都観光について訪ねるも、あまり対応が良くなかった。このホテルの人々は、客のことを
『速めに処理すべき案件』 ぐらいにしか思ってないんだろうな。ぶつぶつ…。
■10:15am
ホテルをチェックアウト。テクテク歩いて地下鉄の駅まで。途中、郵便局に寄って、ヤフオクで落札されたCDを落札者に発送。冊子小包で180円。京都からヤフオクの品を送ったのは初めてっす。
■11:15am
叡山鉄道で鞍馬山まで。このローカル線ってのが旅情だね。いいね。ローカル線で食べる
きのこの山 も旅情だね。
■12:00pm
鞍馬山駅で、電車を降りる。そこからまたケーブルカーで山に登る。山の中の道を歩いて、歩いて、とにかく歩いて、ひたすら歩いて、上ったり下りたりする。けっこう楽しくなる。
■1:00pm
山を下りて、貴船というとこへ到着。
ここらへんは貴船神社があり、観光客向けのレストランや旅館が密集している。
涼しげに流れている小川に床板を渡し、そこにテーブルを置き、そのテーブルでさわやかな川の流れを見学しながら食事ができますよ! という趣向の飲食店が多数あった。
せっかくだからここで食事するか、と思ったけど、ランチのわりにはけっこうな値段だし(一番安い店で3500円)、そもそも一人だとちょっと恥ずかしいので、普通っぽい店構えの店で『あゆ茶漬け(並)』を食べる。
食べたあとは、貴船神社に立ち寄って、駅まで歩く。
■2:45pm
貴船口→出柳町→京阪三条。
■3:45pm
今日泊まるホテルオークラに到着。このホテルは京都市の真ん中にあり、しかも14階の部屋なので眺めがいいです。超いいです。
■5:30pm
銀閣へ向かう、も、着いたころには閉まっていた。
■6:00pm
「だる満」 という蕎麦屋に行くも、閉まっていた。ちなみに、このお店は、「とれま」からレコードを出しているタンツムジークというバンドの中の人がやっているお店だそうで、90年代中期の日本テクノが好きな拙僧としてはぜひ訪れたかったのですが残念。
じゃあ近所の平安神宮に行こう、としたら、閉まっていた。
地下鉄の駅をめざして歩く。途中、
イージーリスニング風にアレンジされた「3年目の浮気」 をスピーカーから流してる昭和っぽい商店街があったので、歩いてみる。京都ってのは町のあちこちにお寺があるなあ、という観光客ならではの一般的感想を心の中で述べながら路地裏をぶらぶらしてたら、感じのいい蕎麦屋を見つけたので、入った。にしん蕎麦を発注。食す。よかった。
ついでだし、せっかく京都に来たんだから地酒でも…という理論で、京都のなんとかという日本酒一合を飲んだら、想像をはるかに上回るスピードで酔いが回ってくる。たぶん疲れていたんでしょう。
■7:00pm
ふらふらしながら駅へ。ふらふらしながら地下鉄に乗って、降りて、街を歩いて、有名なイノダコーヒに行って、デフォルトで砂糖とミルクが入ってることで有名なコーヒーを飲もう、と考えていたが、イノダコーヒ本店に着くころにはラストオーダーの時刻を過ぎてて中に入れなかった。合掌。
■8:00pm
ひきつづきふらふらしながら、市役所裏のコンビニで、レモンティーの紙パックを二つ買って、ホテルに戻る。
■11:00pm
しばしの仮眠をとったあと、きれいな夜景をボーっと見ながら夜食のルームサービスのサンドイッチを食べて本日終了。
■業務連絡です。
秋葉原・eARS 様で、半蔵商店の
『XVOXX』 が完売しました。ありがとうございます。今月中には再々々納品いたしますので、まだのかたは是非。
■今日は昼ごろまで寝てて、起きて、全裸でカツ丼を食って、録ったまま見てなかった半月前の恋のから騒ぎを見て、という風にダラダラ過ごしたあと、夕方から
ヨージ(モテたい部) の単独ライブを観に、中野へ。
ヨージ氏のショー(=ライブの意)の素晴らしさは、説明すると長くなるので割愛しますが、伏線がたくさん張りめぐらされている凝った構成だから、一瞬たりとも見逃せないのな!
■そういえば昨日の、細かすぎて伝わらないモノマネ選手権の、次課長河本は笑いました。あの「『警視庁24時』より・深夜になっても帰らない女子高生」というネタ。
この手の「細かすぎモノマネ」の隆盛と、コージー冨田があまりテレビに出なくなったのは、なにか関係があるんでしょうか。ないか。
■あと今日、700年ぶりくらいに「ごきげんよう」を見たら次長課長がモノマネやってました。たまたま点けたテレビで、次長課長がモノマネしてるとなんかトクした気分になります。
■京都日記は、また翌日以降に書きますので。
■きょうは端午の節句なので、柏餅を食べました。
(前回のエントリからの続きです)
■自分の恥ずかしい思い出をテキストファイルにしてダウンロード販売する
『恥ダウンロードサイト(仮称)』 が有名になったら、新宿ロフトプラスワンでイベントとかやったり(※いっつもこんなことばかり云ってるよなあ…)。会場限定で「未発表恥」のプリントアウトを販売したり、それをステージで朗読したり。
会場のお客様から、飛び入りで自分の恥ずかし体験を語ってもらうのもアリですね。
■そして、ゆくゆくは、自らの恥体験を
キャパ500〜1000の中バコ で披露するライブツアーを開催するわけですよ。
そして、そのツアーを録音してレコードにして売るとか。そのレコードが中古で
『ソノタ』 で売られてるとか。
「聴いてるこっちまで恥ずかしくなる日本語スポークン! ジャケもナイス。シールド!」 とかコメント付きで。
■あと、恥コメンテーターとして、最近の事件を自分の恥エピソードにからめて語ったりとか。朝のワイドショーで。
■もちろん、持ち恥(持ちネタのようなもの)を単行本化したり、それをさらに映画化・ドラマ化・漫画化したりというのも考えられますよね。
そして、自分のかいたオリジナル恥エピソードの特許を申請するとか。そしたら特許料だけでも、週に3回は回転寿司とかカツ丼が食べられますよ!!! やばい。秦の始皇帝なみの食生活。超やばい。
■誰しも恥ずかしいエピソードは10や20は持ってるわけで、それを人に話すだけでお金が入るという、いい商売です。まだ職業にして食べている人はいないので(おそらく)、始めるなら今のうちです。
まさに恥マーケット/恥ビジネスの時代はすごそこまで来てますよ! もしくは来てませんよ!(←情報量ゼロの文章の典型例)。
■ということで、じゃあ、せっかくなので半蔵商店読者の方のために特別に、3500円級の恥エピソードを披露したいと思います。つーことはこのエントリを読んでる人は自動的に3500円ぶんトクしてるわけですね。いいですね。
■えー、では。5年くらい前の話なんですけど。
まだ福岡に住んでた頃なんですけど、土曜の朝にですね、朝食を買うために最寄りのコンビニに自転車を走らせていたところ、
あー無理無理無理無理!!!! うわ恥ずかしいよこれはやっぱ今の無し!! 今の無し!!
■と、このように、新しいビジネスを始めるということは、とても勇気の要ることなのですが、誰かやるといいよ。←まとめが雑。
(前回のエントリからの続きです)
■愛想の良くない店員が運んできた野菜カレー(大盛り)は、まあだいたいこんな感じでした。野菜カレーと名乗るだけあって、ジャガイモとニンジンがけっこう大きめです。
■そして、肝心の味のほうですが、一言で云うと香りがだいぶ飛んでいるカレーでした。普通のカレーって、口に含んだとたん各種スパイスが立ち上って、カレー感をかもし出すじゃないですか。でもこのカレーは香りがかなり弱い。
それと、これは個人的感想なんだけど、ケチャップの味がする。たぶん、少なからぬ量のケチャップを投入していると思う。間違ってたらごめん。
■こんな味のカレー、どっかで食ったことあるな……と考えてたところ、思い出した。あれだ、これは、給食のカレーですよ。小学校の給食の、まずいカレーですよ。スパイスの香りがほとんど失せた給食のカレー。
せっかくだから文句ついでに云うと、大きめに切ったニンジンがあまり煮込まれてなく、生っぽかった。この堅さでは、食べられない人もいるんじゃなかろうか。
■そしてこの美味しくないカレーを、薄暗い店内で、半月の形のテーブルで、壁のモザイクタイル鏡に映った間抜けな自分の顔を見ながらモグモグと食べる。なおさら美味しくない…。
■嗚呼、こんな
事故 に巻き込まれるくらいなら、素直に大戸屋にでも行けば良かった。このカレー屋に来るまでの間に、大戸屋は2件もあったのに。大戸屋で梅おろしチキンかつ定食でも頼むんだった。とろろご飯つきで――と後悔しつつも、マザーテレサ級の慈悲に満ちた心で最後まで野菜カレーをちゃんと食ってあげて、900円払ってあげて、店をあとにしてあげた。
■ちなみにこのカレーを無理矢理フォローするならば、付け合わせの小皿に、他の漬物にまじってイチゴがあったのがよかった、ですかね。そんだけ。
■さて、この翌日、会社で先輩に「まずいカレーを食っちゃいましたよー」と報告したところ、
「この世に、まずいカレーなど存在しない」
と即座に反論されたので、おれの身の潔白を証明するためにも、近いうちこの先輩をこの店に連れて行こうかと考えています。
■食い物の味に文句を付けるな、という向きもあるかとは思います。ですが、まずいのを食べてると機嫌も悪くなるし弱気になるしで、健康に良くありません。結果として、死期が早まります。気を付けてください。「まずいものは毒」という言葉もあります。あと、こういう店を野放しにするというのは、日本社会や経済にも悪影響があると思います。以上。
# コンビニなどで売っている、レトルトの「銀座カリー」の方が美味しかった。ほんとに。
こないだ、『見学レディ』という職業があるのを初めて知りました。
Googleで検索しても168件しかヒットしないので、まだあまり世の中に浸透していない職業かもしれません。(もしかしたら別の呼び名で知られてるのかもしれませんが)。
この見学レディとは風俗の一種らしく、そのお仕事の具体的な内容は、半蔵商店のような文化的かつ教育的なブログではちょっと書くことはできませんが、なんか、客(もちろん男)がオナニーするところを見てるだけでお金がもらえるそうです(←書いてるだろ)。
仕事内容はほんとに、見てるだけ、だそうです。客の体に触れなくていいどころか、服すらも脱がなくていいそうです。
それだけで日給3万とか4万とかになるそうです。
まあ日給3万として、月に20日出勤するとしたら、
えーと、なんと、ひと月に3×20万=50万円ももらえるんですよ!!!!
↑計算が違う。
うちの先輩は「おれが女だったら絶対にここで働く!!」と妄想していましたが、でもこの仕事って、ソープやヘルスで働くのと違って、どれだけ働いてもなんのスキルも身に付かないような気がするんですが、どうか。
# あくまで日払いのバイトって感じなんですかね。
■
前回のエントリ で、直径44mm・長さ200mmというLLサイズコンドームについて書いたのですが、あの後もうちょっと検索してみたところ、
「いままでの普通のコンドームはきつくてイヤだったけど、このLLサイズならぴったりフィットするのでとても快適です!(゜∀゜)」
みたいなLLサイズユーザーの、いや、
神に選ばれし者たち の感想文が、ネット上にちらほら散見されましたよ。
■参考までに書いておくと、ファミリーレストランとかにもよくある粉チーズの筒(=画像)が、だいたい直径40mm、長さ140mmくらいです。そうか。うむ。
■しかし世の中、上には上があります。
デュレックス社の『コンフォートXL』 は、
幅57mm、長さ215mm
だそうです。幅57mmのちんちんて! あんた、それもう武器だよ!
戦略物資該当品 ですよ。輸出禁止商品ですよ。空港でピンポンて鳴りますよ。
■もし、そんな武器が手に入るんだったら、このブログのタイトルを
『ヒーコラヒーコラバヒンバヒン』 に改名してもいい…………とも思うのですが、そういう大きい人たちも「股間に血液が集中すると貧血気味になる」「一定の硬度を保ちにくい」「トイレのとき取り扱いに不便」などの悩みがあるようです。しかしゼイタクな悩みですよね、なんとも。
■海辺で、道着を着た角田信朗 に「ビーチパーティーを開催するまでの段取りが悪い」と怒られる。しかしビーチパーティー自体はもう始まっていて、わりとつつがなく進行しているし、そもそもパーティー中に怒られても困る。説教はせめてパーティー後にしてほしいよなあ。と思いつつ、すごくマイナーな海沿いのローカル線に乗って、沖縄市の親戚の家へ。空は曇っている。
■お茶の間ではすでに親戚一同が集合していて、オードブルやらをつまんでいる。おれはちょっと疲れていたので、お茶の間の奥にある祖母の部屋で一休み。すると、4歳の姪っ子が、おれに向かって孫の手を勢いよく投げつけてくる。こんなもん人に投げるんじゃねえ、という意思表示のために軽く孫の手を投げ返すと、姪っ子はさっきよりも勢いよく孫の手を投げつけてくる。
■どうにも落ち着かないので、祖母の部屋を出てトイレへ。するとなんと、どういうわけだか、親戚の家のトイレは喫茶店に改装されていた。「喫茶店風のトイレ」ではなく、トイレそのものが喫茶店になっていたんである。内装は完全に喫茶店で、たとえば床はタイルではなくフローリングだった。説明がないとここがかつてトイレだったと気づく人はまずいないだろう。住居内に店舗を構えるというのも珍しい。その喫茶店(旧・トイレ)の小さなテーブルでは(テーブルはこの一つしかなかったが)、見ず知らずのOL3人 がお茶を飲みながら談笑していた。
■おれは、「いやー、しばらく里帰りしないと、いろいろ変わるもんだなあ」と驚きつつ、喫茶店の片隅に置かれていたメロンソーダが出てくるボンベをいじりながら、ソーダをちょっとだけ壁に吹き付けたりしてみた。
■っていう夢を見ました。
何が云いたいかというと、自分が見た夢の話を長々とされても、他人はあまり共感してもらえないということです。書くまでもないことですが。
夢の話は手短にするのがいいですね。できれば15秒以内。60秒以上だと、すごい感動的なエンディングとか、めちゃめちゃ面白いオチとか、そういう見返り を要求されるから。ほら、最近の人はシビアだから。
■昨日の朝、会社のMacのキーボードにコーヒーをこぼして壊してしまいました。仕事になりません。遺憾であります。
■でも、
何にもせずにいたって何も始まらない ので、とりあえずMacのキーをカッターナイフの先でテクニカルに取り外し、キーボードの内部をふき、キーも一個一個トイレットペーパー(ティッシュペーパーよりもたくさん吸い取るかと思って)で磨いていく、という、できれば10ドル払って弟にやらせたいくらい面倒な作業をやってました。
■キーを一個一個、キーボードに取り付けたあと、「ここまでやっても、まあ動かなかったりするもんだよな、世の中」と、あまり甘い期待はせずにキーボードをマック本体につなぎました。
するとなんと、その地道な努力の甲斐あってか、キーボードは
けっきょく動きませんでした。
■すいません、もう新しいキーボード買ってきます…と先輩に相談したら、
「ああ、あれってキーボードを風に当てると直るらしいよ」
と、ことも無げに云うんですよ。爽やかに。スナック感覚で。知らなかった。
まさかと思ったものの、まあ一応、会社の窓際にあるセントラルヒーティングの吹き出し口に、キーボードを裏っ返しにして乗せておきました(つまり、キーボードの表面にセントラルヒーティングからの風が当たるようにしたわけです)。
ここまでが昨日の話です。
■そして今日、会社で一晩乾かしたキーボードをマックにつないだところ、今度はちゃんと動きました。やってみるもんですね。みなさんもキーボードに液体をこぼした場合は、あきらめずに風に当ててみてください。
まあ最初からキーボードにカバーかけたり、飲み物はスターバックスのフタ付きタンブラー(もしくは、中学校の近くのスポーツ用品店で売ってるポカリの水筒)で飲むとかして、あらかじめこぼさない方がいいに決まってるんですが、そうもいかないっすよね、人間だれしも間違いはあるから。
帰りの電車。いつもながら満員の西武池袋線急行に乗ると、おれのすぐ近くで女子高生二人組が世間話をしていた。声を潜めてないから、別にヒトに聞かれてもいい話みたいだ。話の内容から察すると、二人とも高校2年で、来月からは受験生になるようだ。
この二人組の片方の女子の話が、個人的にグッと来たので、ここに載せてみます。
■
(以下は、すべて同じ女の子の発言です。誤解なきよう)
「うちね、お金が無くって、公立の学校にしか行かせられないって親から云われてて」
「だから、東京音大(私立)はあきらめて、東京芸大(国立)めざすことにしたの」
「でも、うちのお兄ちゃんは、すっごいお金かけてもらってて…」
「すごいお金のかかる大学で、入学1年目だけで170万もかかったんだって」
「しかもお兄ちゃん、大学一年の時に車の免許も取らせてもらってるのね。30万くらいかけて」
「あと、(お兄ちゃんは)高3のとき予備校に通わせてもらってて、そのお金も年50万くらいだったはず」
「それで、うち、もう貯金ないから、って云われて」
「わたし来月からトランペットの先生のところに通うけど(※受験対策だと思われます)、その月謝も出せないって」
「それで月謝は自分で払うことにしたから、こないだからバイトを始めた」
「お兄ちゃんも大学一年の時、バイトを始めたけど、一ヶ月しか続かなかった」
「お兄ちゃんはあんなにお金かけてもらってるのに……」
■
この「お兄ちゃん」とやらを石神井公園のモスバーガーに呼び出して、45分にわたり説教してやりたくなった…。妹のためにバイトしろ! 兄! そしてがんばれ! のり子!(←勝手に命名)
■こないだ入会したジムに、きょう初めて行ってきました。衝撃的だったのが、バイク、ね、エアロバイク、あのあたかも自転車のように漕ぐやつ、真顔で。あれに乗ったんですけど、エアロバイク一台一台に液晶テレビが付いてるのな! だから、サンデージャポンとか観ながらペダル漕いで体力増強がはかれるんですよ。びっくりですよね。
今日は2時間ばかり体を動かしてきました。わりと続けられそうです。あとはジムの中での、暗黙の了解に基づく暗黙の規則を学ぶだけです。こういうのを察するのが苦手なんだよなー、おれは。まあそれも含めてのトレーニングということで。
■あと、シャワー室のカーテンを閉めずにシャワーを浴びてた人がいた。なんのためのカーテンかと。しかも日曜の午前中から60歳ぐらいのおっさんのチンコを見たいって人はあんまりいないと思うんですよ。需要がないのに供給するなと。供給過多だと。こうやってデフレって悪化していくんだなあ…(←違うと思う)。
■前置きが長くなりましたが半蔵商店です。部屋から、むかし撮った写真約1000枚が発掘されたわけですが。
このIT時代、写真はデータ化しといた方がなにかと便利なんですが、これを一枚一枚スキャンするとなると大変な作業です。日本のGDPがちょっと上がります。大量の紙を連続して読み込むスキャナというのがあるらしいのですが、そういうスキャナはあくまで文書専用で写真には向かないらしいです。
もうこうなったら、
1)普通のスキャナで一枚一枚、合計1000枚スキャンする
2)写真1000枚をぜんぶ捨てて無かったことにする
の2択問題になるわけですが、2)もけっこう悪くないよな、と思う今日このごろ。
■ということで今日は、1000枚ある過去写真の中から厳選した、ブースカ写真を3枚載せておきます。
▲自分の部屋にて。透明の状差しのブースカ。
二つに折った千円札に生活感が出ています。
▲福岡のポールスミスの店頭ディスプレイ。
いいと思う。(←他に表現の仕方はないのか)
▲住宅展示場かなんかのイベントに来ていたブースカ本人。
日曜日なのに営業してます。意外と働きもんです。
タスキには「朝日新聞CMキャラクター」と書いてあります。
■渋谷のマークシティというビルの中に、すごい人気のある寿司屋があります。
■そこは美味しくて値段も安いらしく、いつ行っても行列が出来ていて、おばちゃんの集団、ファミリー、カップル、などがわいわい喋りながら順番を待っています。
おれも、そんなに人気があるお店なら一度は行っとこうかなあと思うのですが、なにせあまりの行列なので、なかなか店に行くタイミングが合わず、いまのところ行かずじまいになってます。
■先週土曜も渋谷をカメラ散歩してる際にこのビルの中を通って、この寿司屋のそばを通ったのですが、この日もやはり大行列でした。それもお昼時だったので列はさらに長かったです。
で、ああだこうだしゃべりながら寿司の順番を待っているおばちゃん集団/ファミリー/カップルの列の中に、一人だけ、
床 に 新 聞 紙 を 敷 い て 、
そ の 上 に 体 育 座 り を し 、
文 庫 本 を 読 ん で い る 中 年 男 性
が、いました………(´Д`;)
■中年男性半径50cmの空気から察するに、この男性は連れはおらず一人だけで並んでいる模様。誰かの分の場所をも同時にキープしている、ということでもなさそうだった。
■あのさー、男一人で寿司屋行くならさー、銀座とかさー、他にふさわしいとこあるでしょ? なにもこんな繁華街で…。せめて新聞紙はよそう。というか体育座りもやめれ。
周りの家族連れとかは、この中年の存在を意識しないようにするのが大変だったのでは?と想像されます。こんな人の隣ではあまり寿司食いたくないよね。
■しかも、ズボンの裾が短めだったし。
# そこまでして並んで食べたいほどに美味い寿司、ということなんだろうか。
ちょっと好意的に解釈すると。
■こないだ、先輩(30代半ば・独身)と家計のやりくりの話になりました。そしたらですね、やっぱり金持ってますわ30代て。「えーと、おれの食費は一日2000円くらいだから
月6万 かなー」とさらっと云ってました。すごいさらっと。月6万て。天文学的な数字です。われわれのような若手芸人(芸人ではないが)が月6万円分も食べてたら、お金が無くなって餓死してしまいます。
■そこでですね、この、年収300万デフレの
森永卓郎な時代 (←名詞をむりやり連体形として使うR25っぽい表現)をやり過ごすためにですね、先日たまたま発見したお金のかからないパスタの作り方を載せます。
【材料】
・パスタ200g(腹一杯食べるので。小食な人は少なめに)
・
ポッカの食卓レモン (必須)
・塩(必須)
・コショウ(あれば)
・オリーブオイル(あれば)
・その他の調味料(あればなんでも。ただし無理に混ぜなくともよし)
【作り方】
作り方は簡単です。
1) パスタをゆでて、皿に盛ります。
2) 全ての材料をかけて混ぜます。
■さて気になるお値段の方なんですが、一食あたりのコストを計算すると、
・パスタ………
44円 (1kg220円の安売りのパスタを使う)
・食卓レモン、塩など調味料類………高く見積もってまあ
30円 くらい?
つまり、
74円 でお腹一杯パスタが食べられます!
■これを一日三回食べるとすると、
74×3=222円。
さらに毎日食べ続けるとすると、一ヶ月が30日として
222×30=6660円です。
つまり一ヶ月の食費がわずか6660円で済みます! ( ´д)人(´д`)人(д` )イエー
ケータイ代より安いです。数字の並び方が不吉ですが。
■このパスタで節約すれば、毎月毎月いろんな洗濯機が買えると思います。そして、もっと節約すれば戦車とかも買えると思いますのでがんばってください。
■でも、もうちょっとお金を出して栄養のあるものも食べたほうがいいと思います。
▲海へ行くつもりじゃなかった! 詐欺だ! 金返せ!/フリッパーズ・ギター(1989)
■昨日は、会社の同期6人か7人か8人ぐらい(←忘れた)で長野に行って来ました。長野では、視界360°にもれなく山が入ってきます。
■みんなで、4つの車輪が付いたものに乗って移動したり、蕎麦を食べたり(大盛り)、諏訪大社でおみくじを引いたり、諏訪湖のほとりでフリッパーズのファーストのジャケ写のような写真を撮ってみたり、で、この諏訪湖が良かった。
湖の水面が、凍るか凍らないか、あ、場所によっては凍ってる、けど、こっちは水、でもこっちは厚い氷だ、みたいなあいまいな凍り方をしていて、その氷のグラデーションの上を冷気が走っていて、きれいでした。こんな時に限っておれのデジカメは調子悪くて写真が撮れなかった。
あと、太陽の光が澄んでいるように思いました。なんか、フィルター通さずダイレクト、という感じの日光だった。
■さて、この長野ツアーには、去年の夏にあっさりうちの会社を辞めて、大手企業に転職したS君も来てました。もとから聡明な男ではあったのですが、転職してからだいぶ明るくなり、そのうえ
すごく積極的なのにそれが鼻につかずむしろ爽やか 、というかなり入手困難なプレミアムものの性格を身につけていました。
環境って大事ですね。
■H君も、この春に会社を辞めて、大学院に戻るそうですが、それはさておき、H君が諏訪大社の土産物屋で、
リアルにうっとうしい表情の猿 の根付け(ケータイストラップみたいなやつ)を、2980円もするのに2個も買ってたのが面白かったです。
■その土産物屋には「仙台四郎人形」なる、デフォ(ルト)でミュージックマシーンが見えっぱなしになっている男の人形が売られていました。ミュージックマシーンというのは云うまでもなく当サイトにおける男性器の呼称なのですが、でもやっぱり新宿から高速バス3時間→長野滞在3時間→高速バス3時間という日程はちょっと疲れた。でも楽しかった。
# 仙台四郎 で検索すると、いろいろ勉強になります。
渋谷のファミリーマートにて。レジで買い物を済ませたところ、お釣りは200円ちょうどでした。
すると、おれが商品の入った袋をガサゴソと受け取るわずか数秒間の間に、店員さんが釣り銭の百円玉2枚を、手渡しせずカウンターに直接 置いてるではないですか。
お金を載せるトレイとかの上ならともかく、カウンターの上にダイレクトに。
これ文字にすると大したこと無いけど、実際にやられると違和感というか、かんたんに割りきれない何かが胸の中を去来します。
おれはちょっとムッとしたので、わざと釣り銭に気づかない振りをしていたところ、その20代前半の女の店員さんは悪びれもせず、
「これ、お釣りですから」
と、カウンターの上に直に置かれた百円玉2枚を指さして云いました。教育が行き届いていますよね。
うちの会社のバカ山先輩(自称・
IQ200 ←くわしくは
ここ と
ここ をご参照のこと。)は、この年始からバンコクの会社と取り引きするという仕事を担当しているので、バンコク宛てに電話をちょくちょくかけています。
が、先日、バカ山先輩の電話口での挨拶を聞いて、ものすごくびっくりさせられました。というのも、なんと、
「Hello, this is
Mr. Bakayama speaking...」
と、自分で自分の名前に「ミスター」を付けちゃってるのです。日本語で云うと、「もしもし、私、バカ山さんですけれども…」って自分自身に「さん」付けするのと一緒じゃないですか。エクスペリメンタルすぎるって!
…とはいえ、ま、おれの聞き間違いですよこれは。いくらなんでも、自分自身に敬称を付けてしゃべる人がいるわけないじゃないですか。きっとこれはただの聞き間違いですよ
■
しかし、その次の日も、バカ山先輩のデスクからは、この「Hello, this is
Mr. Bakayama speaking...」が聞こえてきました。そして次の日も、その次の日もです。
…とはいえ、これもおれの聞き間違いでしょう。おれの聞き間違いだと思う。だって、毎回毎回、自分自身に敬称を付けるという致命的ミステイクを繰り返すビジネスマンがこの蒼く輝く惑星にいるわけがないじゃないですか。
■
しかし、このバカ山先輩の席から今日もまた「Hello, this is
Mr. Bakayama speaking...」という声が聞こえてきました。
毎度のごとく、「これは聞き間違いだ」と思いこもうとしたのですが、いくらなんでも、こう何回も何回も同じ聞き違いが起こるとは思えません。そこで、まさかとは思いましたが念のためK先輩に相談してみました。すると、K先輩は、
「あ、やっぱりお前も思った? おれも前から変だとは思ってたよ……」と答えてくれました。
つまり、おれの聞き間違いでもなんでもなく、毎回毎回バカ山先輩は電話口でほんとに
「Hello, this is
Mr. Bakayama speaking...」
と挨拶してたのです。ビジネスの電話で、です。
■
かく云うおれも、ビジネス英語は、「ファックオフ!」と「ゲラウラヒア!」と
「アバンストラッシュ!!」 の三つぐらいしかしゃべれないので、偉そうなことは云えないのですが……。
http://blog.livedoor.jp/tokyodynamite/archives/50385414.html
↑お笑い好きの人はご存じなんでしょうが、東京ダイナマイト公式ブログのこのエントリをさっき初めて読みました。
そういえばタイムマシーン3号以外は全員吉本だなとか、審査員も半分は吉本だなとか、そういう深読みをするとキリないですが、ちょっと考えてしまった。
▼半蔵商店と同じ名前のサイトさん。
本サイト:http://shinkansen.55street.net/syoten01.htm
ブログ:http://hanzou5963.jugem.jp/
▼こちらは、ドメインを和訳すると半蔵商店。
http://www.hanzo-store.com/
▼こちらは『はん蔵』。おれも使ってます。
http://www.mpuni.co.jp/product/stamps/hanzou/
▼こちらは『ぱんぞう』。
http://www.netkun.com/panzo/
▼オチはとくにないですが、ただ一つ云えることは、うちの水洗トイレの調子が悪く、4回に1回は
水がエンドレスで流れ続ける現象 を誰かどうにかしてくださいということです。
それでは
前回 に引き続き、区に無許可でランキングの発表をしたいと思います。
【第2位】
Red Forty「クライ・アット・ア・テーブル」
二年前、弟が借りてきたBMXのビデオにこの曲がたまたま入ってて、で、この曲が気に入った弟はMDに落として何回も聴いていた。おれも帰省したときに弟にこの曲を聴かせてもらい、いい曲だなーと思ってた。
そして、このバンドの他の曲も聴きたくなったが、ネットで検索したもののほとんど情報が得られず、どうしたもんかなー、と思ってた。すごいマニアックなバンドなんだろうなー、とも思ってた。
しかしつい先週「Red 40」じゃなくて、「Red Forty」で検索したら情報がちゃんと出てきた。以上、きちんと正しい表記で検索しよう。というお話でした。
曲は、哀愁漂うメロディラインのパンクです。
【第1位】
おもしろホームレス「実印なくして大騒ぎ!」
この曲については、話すと長くなるので、話します。
高校時代、友人たちがやってたバンドのデモテープがめちゃめちゃ面白く、当時たまたま殺害塩化ビニールが一般参加オムニバスCDを企画をしていたので、友人の許可を得てデモテープを送ったところ収録されました。
クラスのY君の性格&行動 に、ラップ調で疑問を呈するという画期的な曲なのですが、歌詞を間違えたり、「カモン、ギター!」と云ってるのにギターソロが入ってこなかったり、
録音中に親が帰ってきた ので声が小さくなったり、と、わずか2分半の間に聞き所が満載です。シングルカットしたくなります。
この曲は『殺害サドンデス2』というCDに入ってますので、興味のある方はぜひ。ちなみに、曲の一番最後に入るファンファーレはおれがシンセで作ったものです。
あと、このバンドは他にも、生活指導担当の教師に捧げた曲
「いさむがぴゅん!」 や、架空のラジオ番組を再現した「中学生日記」という手作りカセットもあるのですが、不思議なことにどこのレコード会社からもCD化されてません。もったいない。どこかの心あるディレクターさんが復刻してくれるといいのですが。
---------------------------
▼ちなみに、弟はハードコアパンクと八重山諸島・奄美諸島の民謡が好きで、おれは90年代中期のリスニングテクノや、マーティン・デニーなどのエキゾものが好きです。
ぜんぜん好みがかぶってませんが、二人ともスチャダラパーは好きです。
【次点の第6位】スチャダラパー「リトル・バード・ストラット」
『ポテン・ヒッツ』収録のライヴ版。
■実家にネット環境がないため、沖縄でネットするときは、沖縄市が運営するテレワークセンターというとこに行きます。ここだと2時間100円でネットできます。
■今日も買い物がてらにそのテレワークセンターに行こうとしたけど、昨日とはうってかわって冷たい風が吹いて小雨もパラついてるので、あんまり出かける気にならないので、どちらかといえば布団の中でレモンハートとパタリロを交互に読んでいたい感じなので、今日は実家でモブログ更新です。
■とはいえ、そもそもネタがないです。
■あっ、ひとつネタあった!
と、むりやり書き出したらなんかネタが出てくるかと思ってそう書いたけど、やっぱり何も思い付かなかった。不思議ですよね。
■今日はこれから、明太子のパスタを作ります。
■たとえば、ブックマークしている好きなブログになら、一日一回アクセスして「あははは(笑)。今日も○×さんのブログはおもしろいなー(笑)」と、満足して終わります。
■しかし、検索エンジンで偶然たどり着いたブログや、なんらかの拍子でリンクにリンクをたどって見つかったブログに、自分の気に入らないことが書いてあると、「はぁ? なんだ貴様」という気分になって、「こいつ、普段はどんなこと書いてるやつなんだ?」と、ブログの過去ログを読み始めてしまいます(*1) 。
■そして、「おれはなぜこのブログが嫌いなのか」と他人に説明する時の根拠 をさがしたり、「なんでこんなエントリに賛同のコメントがあるんだろう」「もしかすると、おれの方が間違ってるのではないか」「赤の他人が書いたブログを読んで腹を立てるなんて損だ。こいつの良いところも探してみよう」などなどと、考えが活発になってしまうので、そのブログをさらにどんどん読み漁ります。
■その結果、その嫌いなブログ内のコンテンツに、アクセスする回数が増えてしまうことになります。
■しかも、そのうち「ブログ自体はイヤだが、そうやっていろいろ考えたりするのは面白い」と考えるようになってしまい、ついにはその嫌いなブログをブックマークしてしまうことになります(*2) 。まんまと敵の術中に落ちてます。いや敵ではないんですけども。
■ただ、健康のことを考えると、好きなブログだけを読んで笑っているだけの方が、体には良いような気もします。
■ところで、タイトルの「パラドクス」という言葉の遣い方あってますかね。間違ってたらすみません。
【*1】逆に、毎日見てる好きなブログは、過去ログにアクセスすることはあまりありません。(休日にがっつり読み返すのを別として。)
【*2】半蔵商店のブックマーク欄からリンクしてるサイトは、もちろん嫌いなサイトではありません。誤解なさりません様。
▲帯も付けてみました
■ついに、『XVOXX』を置いてくださる店が見つかりました!
■12/4
秋葉原・イアーズ
半蔵商店の掲示板で針さんが教えてくだすったお店です(※この針さんて、おれの知ってるある人に掲示板文体がそっくりなんですよ。もしかして、その人本人でしょうか。違ってたらすみません)。
小雨の降る肌寒い秋葉原をテクテク歩いて、
「コンピュエース」 というパソコン部品のお店を目指す。あらかじめ調べたところ、「イアーズ」はこの「コンピュエース」の店舗内店舗だそうです。
お店に入ると、パソコンの部品類に交じってCDのずらり並んでいる棚が。こちらが「イアーズ」のスペースのようです。
店員さんに委託販売の旨を告げると、さっそく5枚置いていただけることに。審査はありませんでした。
ピーポくんジャケCDをお渡しすると、店員さんが
「あ、ピーポくん……」 とつぶやきました。6店目にして、ジャケにリアクションしてくださる方があらわれました! よかったよかった。
■12/4
中野・タコシェ
漫画・音楽・ミニコミなど、自主制作物のメッカとして有名な同店(ちなみに、先週おとずれたB店と同じビルのフロアにあります)。タコシェの存在は、地元で高校生だった頃から知っていたのですが、このたび初めて入店しました。
委託販売の旨を告げると、こちらも審査無しでピーポくんジャケの方を3枚置いていただけることになりました。
店員さんからは、「ジャケットにもっと情報量のあるPOPを貼っておくといいですよ」とのアドバイスをいただきました。CDの帯の背の部分にも、もっと情報を詰められるかもしれませんね。
■いっそ、帯の背からはバンド名やタイトルすらも省いてキャッチコピーのみを載せるほうが、実際手にとってもらえる確率は高まるかもしれません。
帯の背に『半蔵商店 XVOXX』と書かれてるCDと、
『先輩! こんなサンプリングありなんすか!!?』 と書かれているCDでは、やはり後者の方が「初見の人が手にとる確率」が高いでしょうね。
■ということで、半蔵商店『XVOXX』は秋葉原「イアーズ」と中野「タコシェ」で発売中です。両店の皆様ありがとうございます。
■このブログを読んでる今この瞬間に1100円以上の現金を持っている人は、速攻で本屋に行って、
『広告批評』の11月号 を買った方がいいですよ!!!!!!!!!
■世界中で一番良いCMを決める、広告界の天下一武道会的イベント『カンヌ国際広告祭』の受賞作品を収録したCD-ROMが付録に付いてるのですが、これに収録されている、『adidas_1』という靴のCMが最高に良いです。めちゃめちゃいいです。(←と、こんなありふれた表現では良さは伝わりませんよね。もどかしいっす。すいません。)
■
トータルテンボスの藤田 (っぽいアメリカ青年)が、なぜか唐突にベッドルームに転がってきた靴(adidas_1)を履いて、夜の街を走る、という内容の90秒CMなのですが、全体的に漂う
「『夢の中』感」 に、もう、ウットリしっぱなしになれます。微妙な光の濃淡とか、BGMの鉄琴の音とかが、かなり「『夢の中』感」をかきたててます。そして、青年が再びベッドに戻るシーンでは、夜中に目を覚ましたあと二度寝に入るあの安堵感をいっしょに味わうこともできます。つまりウットリしたあと、ホッとできます。
……いや、おれの下手な説明よりも、実際に観た方が話が早いですね。
■さてこのCMですが、昼間に職場のパソコンで見たりすると、せっかくの良さが半減してしまいます。やはり、夢の中の世界を描いたCMなので、暗いところで見た方がいいです。おすすめの見方は次の通りです。
【おすすめの見方・その1】
会議室のようなところで、部屋を真っ暗にし(※ここ重要です)、プロジェクターでCMをスクリーンに映して観る。(自分は「海外の広告を研究する会」みたいな催しで、こうやってこのCMを2度観ました。最高でした。)
【おすすめの見方・その2】
自分の部屋で、できるだけ照明を落として、CMにのめりこめるようヘッドフォンをしながら観る。(普通のPCのスピーカーだと、BGMの細かいニュアンスが伝わりにくいので、ぜひヘッドフォンで。)
■このCMを観るだけでも、充分1100円の価値はあります(断言)。
万々が一、このadidas_1のCMが気に入らなくても(世の中に完璧なことはないので)、このCD-ROMには他にも世界の名作CMが入ってるので、楽しめると思います。
ということで、12月号が発売されないうちに、いま売られているCD-ROM付きの11月号を買った方がいいですよ、と、お節介ながらもおすすめしてしまいます。
-----------------
■と、ここまで書いたところで、米国adidasのサイトから、このCMがダウンロードできることを知ってしまいました。
ここの頁の、「Movies」というコーナーの「adidas_1」というとこをクリックすると観られます。 (QuickTimeが必要みたいです。)
■自分は、とても良いCMだと思うのですが……。どうでしょうか。
-----------------
【付記・1】CD-ROMに収録されてる中では、映画『雨に唄えば』をアレンジしたフォルクスワーゲンのCMも良いですよ。
【付記・2】トータルテンボスの藤田のサイトは
こちら 。
■九州出張でワタシがお世話になった、39歳にもなってざるそばを犬喰い するA先輩は、たいへんにワイルドな人でした。
■あいえ。仕事で日本酒の酒蔵を見学した際、試飲コーナーでおちょこ2杯分の日本酒をお召し上がりになって、「くーっ。やっぱ昼に飲むと眠くなるなー」 と問題外の発言をしながら運転してたら、案の定、横断歩道を渡ろうとしていた自転車のおばさんを撥ねそうに なったからではありません。それはワイルドとは別ですからね。
■どこらへんがワイルドかというと、仕事で初対面の人と会って挨拶するとき、
片手で名刺を差し出してしまう
のです。ワイルドですよね。小心者の私には、ぜったい真似できません。
ちなみに、片手で名刺を渡された方々の反応をまとめるとこのようになります。
・50% … まあ、笑顔で受け取る。
・30% … 戸惑いながらも、いちおう受け取る。
・15% … 笑顔で話を続けてくれるも、名刺の存在は無視。
・5% … 名刺を黙殺。その後の話はろくに聞いてくれない。
■ある小売店舗を訪問した際に至っては、名刺を無視するどころか完全に無言になってしまう方もいました。最悪のケースです。その方とA先輩が無言のまま数秒ほどお互いに見つめ合ってるとこは、はたから見ても気まずい風景でした。ワイルドです。
■当然、A先輩のその後の話はろくに聞いてもらえることもなく、われわれは100秒とたたないうちにそのお店を後にしました。ワイルドです。
帰り道、A先輩は「へっ、あんな店そのうちつぶれるよ!」 とワイルドに毒づいていましたが、そのお店は、駐車場が1500台ぶんくらい ある郊外型の超巨大ショッピングモールでした。素人目には、あんまり簡単にはつぶれない感じがします。
■というか、A先輩がうちの会社をつぶす原因になるのではないかと思います。
(ちなみに、今回おれはまったくのアシスタントとしてA先輩についていたため、名刺を渡す機会はなかった。)
■昨日、かけ布団を買いました。
■以前使ってたかけ布団は、ストーブでうっかり焦がしてしまい、焦げたところから羽毛が次々に飛び出してきて非常に困りましたゆえに、焦げ跡をガムテープでふさいだのですがやはり羽毛がエンドレスで飛び出してきて、一時期おれの部屋は羽毛だらけになっててマジでファンタスティックでした。(「マジで」って言葉は、会話ではよく使うけどいざ文字にするとなんか恥ずかしいからメールとかではあまり使いません。)そういったわけで、その焦げたかけ布団は春に捨てました。
■秋になってからは毛布2枚で肌寒さをしのいでたのですが、地球がしっかりしないせいで日照時間が短くなり、本格的に寒くなってきたので、そろそろかけ布団を新しく買った方が幸せに近づけるのではないか、と考え、かけ布団を買いました。
■で、無印良品でかけ布団を購入。ついでにかけ布団カバーも購入。3000円のカバーは変なクリーム色だったので、あえて5000円の白いカバーを購入。白を買った理由は、普通すぎてつまらないので省略。
■で、昨日はこのニュー布団で寝てたのですが、
「駅のホームで電車を待ってたら、ベテラン芸人が線路に飛び込んだため電車がストップ。その芸人の訃報ニュースが屋外モニターから流れる街を歩きながら親戚の家に行くと、そこはいつのまにか知らない人が経営する洋服のリフォーム屋になっていた。しょうがないから帰ろうとするも、そのリフォーム屋の出口が非常に複雑な通路で外に出るのも一苦労」 という夢を見ました。しょっぱなから、なんか縁起悪いな……。
■とはいえこの夢のあとに、かなりかわいい女子とまぐわう、という
2本目の夢 を見ることができたので、プラスマイナスゼロでチャラ。よし。体位? 立ちバックでしたが、それが何か?
みなさんこんにちは。西麻布テレビのアナウンサー、竹下です。5回にわたってお送りしてきた『説明がすごい下手な人しか住んでない町』のレポートも今回が最終回となりました。しかし、みなさん、ほんとに説明が下手でしたね、おどろくほど。
9年目じゃないですか。アナウンサーやってるといろんな人に会うんですけど、これほどテレビ向きじゃない人が、しかもこんなに一つの町に住んでいるって、すごいですよね。
でも取材はおもしろかったです。とにかくおもしろかったですね。でもみんなが生活してるってことは成立してるってことですからね、生活してるってことは。西尾さんも云ってましたけど……。
mixi日記の方にも書いたと思うんだけど、これってある意味スキルの問題だから、磨けばうまくなると思うんですよ。だからこの町の人たちもですね、トレーニングするとか、通うとかすれば、また違ってくるんじゃないかと思いますね。
だから、つまり、いろいろありますけど、もっと人と会って、もっと人と話すといいと思います。西麻布テレビの竹下でした。それでは、
ん。
まさかおれまで説明がヘタになってきてないよな? なってきてないですよね? そんなベタなオチが付いちゃたまりませんよね? 以上、西麻布テレビの竹下でした。あ、西尾ってのは私の先輩なんですけども。
■ずっと欲しかったウォシュレット探してた手に入れたやけに明るい土曜日♪ というフリッパーズギターの有名な曲がありますが、ありませんが、会社帰りに電器屋に行ってきたんですよ。
■で、来月はボーナス的なものもでるし、デジカメでも買い換えようかなとか、むしろ炊飯器を買おうかなとか、そういう牧歌的なことを考えながらうろうろ店内を歩いてました。
■そして、ウォシュレット売り場でパッとひらめいたのです。
『ウォシュレットを買うってのはどうだろう?』
もうね、このアイデアを思いついた時は、デジカメよりも炊飯器よりもiPodよりもテンションが上がりましたよほんとに! テンションが上がるって言い回しはあまり好きじゃないんだけど、まあ胸ワクワクの愛がGISSIRI 色とりどりの夢がDOSSARIっていう状態になったんですわ、ウォシュレットで。
■だって、あなた、あのウォシュレットが、自宅に! ですぜ。これまではホテルやデパートや
NIGOの家 でしか体験できなかった憧れのウォシュレットが、ついに自宅のトイレでも!!!! NIGOの家には遊びに行ったことないですけど。
■さて買うと決めたらば、どういう機種がいいだろうか? メーカーは? やはりTOTO? シブくINAX? あ、松下も出してるんだな。
などなど売り場をめぐること数分。くわしい話を店員さんに聞こうとしたけど、なかなかつかまらない。しょうがないのでラックにあったウォシュレットのパンフレットを読んでみることにする。すると「おたくのトイレにぴったりの機種はこれです! ウォシュレットはやわかりチャート」みたいな一覧表が載ってました。
■「うちみたいなアパートのユニットバスにはどんな機種がぴったりなのかなー」と、その一覧表で調べてみたところ、
『ユニットバスのトイレにはお取り付けできません』
と、あっさり書いてあった。はい終了。
■…………まあ、数分間は楽しい夢が見(ら)れたからいいや、ってことで。
# ちょっとバス・トイレ別の部屋に引っ越したくなってきた。
突然ですがみなさんは、目を丸く見開き、歯茎をむき出しにして怒っている老猿に叩かれたことはありますか? おれはあるぞ。しかも、おととい。
■
おととい、大分から帰る直前に、猿で有名な高崎山に行ってきました。A先輩と二人だったので、最初は「男同士で行くかよ普通」とやる気ゼロだったのですが、猿の群れを、業界風に云うとルーサーのレームーを実際に目の当たりにすると、やっぱすごいっすね。
ふだん街で生活していて見かける動物って、犬とか猫とかすいません手相の勉強してるんですけどとかいってくるやつぐらいじゃないですか。でも、ここには猿が、しかもたくさんいて、独自の猿社会をつくって生活してるわけですよ。
いちばん最後の写真の老猿に叩かれました。叩かれるとき、思わず「うわっ」とか声をあげてしまい、
外人が回してるビデオカメラ に撮られたっぽい。ださい。
猿たちは人間慣れしていて、かなり間近に近づいても逃げたりはしません。ですが、自分が体験した限りだと、あんまりフレンドリー感を出して猿に近づくとイヤがられて警戒されます。気を殺して無心を装って近づくのがいいみたいです。
■
あと、小猿にも2回ほど軽く叩かれました。たぶん毛繕いを要求してきたんだと思う。
こらカツオ! 開けなさい!(ドンドン) 半蔵商店です。
10月29日現在、Googleで
「ザ・ドゥーナッツ」 と検索すると、この半蔵商店が一番目に来てしまいます。
ちなみに
「ドゥーナッツ」 だけで検索しても、公式サイトの次に表示されてしまいます。
…と、これだけの話ですが、よろしいでしょうか。
■
ドゥーナッツの事務所は、オレンジレンジなどのヒットで、けっこうな額の日本円を全国から沖縄市に集めてくれる貴重な存在なので、市のためにも頑張ってほしいです。
って、なんか、いつも同じ事ばかり云ってますね。すいません。
■実は、10月21日の
『PL法(製造物責任法)』 というエントリは、もともと倍近くの長さがありました。
■しかし、あんまり長いと読み飛ばされるかなあ、と思って、ばっさり切ってみました。
(元のテキストはこれです。読み比べてみてください。)
■ここでふと疑問に思ったんですが、みなさんはヒトのブログを読むとき何行目までなら読みますか? 正直、「20行目以降は読まない」とか、「何行書いてあろうとも最初の5行しか読まない」とかいう人もいると思います。(さらには「自分のブログしか読んでない」という人もいるかもしれませんが、それはちょっとおいときます)
■かくいう自分も、よそのブログを読む時は30〜40行くらいを越えるとちょっと斜め読みになってしまいますね。
■と、なぜこういうことを書いてるかというと、このごろブラウザのブックマークめぐりをするとき、「積極的に読んで楽しむ」のではなく
「適当にカチカチやってれば、そのうちなんか笑えたり泣けたり感心できたりすることが書いてるとこにたどりつくんだろ?」 というような、日曜の午後にテレビのリモコンを9秒ごとにプチプチ変え続けるような態度になってる自分に気づくことが少なくないからです。
こういうのダメっすよねえ。なんか、ナマケモノで。
----
本日のルームサービス
和風パスタ (\1617)
魚介類のパスタ。海老が入ってて良かったです。
■動物好きのムツゴロウさんこと畑○正憲を、沖縄のある小学校が講演に呼んだ。この小学校では年に一度、著名人を招いて講演会を開いている。
■関係者(その小学校の教師など)との初めての打ち合わせのとき、ムツゴロウはまともに話もせず、「ああ」「うん」などの相づちを面倒くさそうに打つだけだった。
■さらに、その打ち合わせの晩、関係者一同がせっかくセッティングした酒の席にもムツゴロウは姿を見せなかった。
■講演当日。ムツゴロウは、どぉぉぉぉでもいいような適当な短い話をして(関係者曰く「あの程度の話なら誰にでも出来る」と)、関係者にろくに挨拶もせずさっさと帰っていった。
■この時のムツゴロウのギャラは百万円。沖縄の小学校の予算からするとけっこうな額。百万も払ってこれだけなの? (´Д`; ) とその小学校では盛大な空振りムードが漂っていたという。年に一度の講演会なのに…。
■以上、例によって実在する固有名詞とは無関係ですのでよろしくお願いします。お疲れさまです。
(エントリのタイトルは毒殺テロリスト の曲名より)
■きょうも宮崎市内を車で走ってたのですよ(と云っても、ぼくが乗ってるのは助手席で、運転してるのは先輩なのですが)。
■すると、前方に、いわゆるバス停が、バス停留所が、バスストップがあるわけですよ。といっても、色も形も変わったところはありません。ほんとにどうってことないバス停です。実際、2秒後には、このバス停の前を景色の一部としてすんなり通り過ぎる、はずでした。
■しかし、このバス停の通り過ぎざまに、何気なくバス停の名前を読んでしまった私は、これが全く普通のバス停でないことを思い知らされました。
■「えっ!?」と驚いた私は、この非常事態を鑑み、ことの重大性を先輩にも伝えるため、お願いしてバス停までUターンしてもらいました。すると、先輩もこのバス停に「は!?」と驚き、なぜか車から降りてタバコを一服吸い始めました。そして、「いったい、なぜこんなことに……」と二人してしばらく考え込みました。
というのも、そのバス停の名前が、
だったのです。おい、信じられるか? これ……。
■ふと見上げると、信号機のそばのプレートも
でした。
■そして、先輩がタバコを吸い終えるのを待ち、われわれはさらに車を飛ばして北へと向かいました。おわり。
ついでだから、信号機の色ごとに3パターン撮っておきました。
■関連記事→
「想像を絶する名前のバス停」
ちんちんってどうやったら大きくなりますかね。半蔵商店です。
まあそれはいいとして、ホテルの近所にはやたらとスズメが多い。
もうちょっとアップにするとこんな具合。どうすっかね。多いですよね。そうでもないですか?
宮崎駅ちかくの街路樹にもスズメが大量発生していて、しかもスズメ全員が全員とも同じ声で鳴きやがるから、「フランジャー」というエフェクトをかけたみたいな金属的な音が街のあちらこちらで聞こえてきます。エレクトロニカというよりエレクトロです。
# ところでこれって本当にスズメなんですか? なんかとつぜん自信が無くなってきた。
グーグルで、よそのブログとネタがかぶってないか検索してからないでないと、おちおち今日のエントリも書き始められないという方も少なくないようですが(←そうか?)、一切ぐぐらずに適当に書きますが、ほら、最近、大学とかでマンガをアカデミックに研究するとか、そういうのあるじゃないですか。そういう研究やってる教授とか助教授とか助手とか院生のみなさんに研究していただきたいことがあるんですよ。
それは、『動物のお医者さん』のハムテルと二階堂になぜ彼女がいないのか、ということなんですよ。(この件については、たしかとある読者の指摘が単行本にも載っていたと思うのですが)
二人とも彼女が出来ないルックスじゃないし、めちゃめちゃ変な性格であるという描写も(それほどは)ない。かといって、実は二人がゲイでしたとか、そういうことでも無い気がする。
ということでちょっと考えてみる。
■
【1】菱沼さん・おばあさん・チョビが、精神的な「彼女」になっていた
ま、性欲は雑誌・ビデオ・WinMX(←これは違う)といった一般的な方法で解消しているとして、精神的な面においては、菱沼さん・おばあさん・チョビが「彼女」の枠に納まっていた。
【2】やはり、ハムテルと二階堂はゲイだった。
直球で安易な推論だが、可能性としては完全なゼロではない。でもオチとしてつまんないよね、これじゃ。
【3】彼女が作れないほど、北大の獣医学部は忙しい。
……ということでも無いような気もする。
【4】彼女はいるにはいる。しかし作品の流れと一切関係ないので、けっきょくマンガ中には登場しない。
どうでしょう。
【5】「大学が舞台で大学生が主人公の少女マンガだからといって、恋愛沙汰について描かなければいけないという道理なぞない」という考え方の作者だった。
んむ。(←だんだんコメントが適当になってくる)
■
という感じで、マンガを専攻してる人はこのネタを研究するってのはどうでしょうか? (って、もうしてる人がいるかもしれないですが…。)
以上、今日はぐぐらず書いてみました。温泉つきのビジネスホテルで、風呂上がりにウイスキー飲みながら、鱈チーズつまみながら書いた文なので、おかしいところがあったら、まあ、勘弁してください。
(※この項は10/13の晩に記す。これを書いた直後、LANケーブルを見事に踏みちぎってネットが使えない状態に。)
■九州2日目。
休憩中、栄養ドリンクを買いに、マツキヨを80%縮小コピーしたような個人経営の薬局へ。
するとこの薬局、レジのど真ん前という一等地が、コンドームコーナーになっているではないか。いや、「コンドームコーナー」という和製英語が本物のアメ公にも伝わるのかどうかはさておき、とにかく、レジのど真ん前にコンドームがたくさん置かれているのである。
■普通、こんなところにコンドーム置くか? と疑問に思いつつ、この棚をよく見てみたところ、もっと巨大な疑問が浮上してきました。というのも、コンドームにまじって、
ものすごくリアルな形をした成人用おもちゃ (夜用)
までも並んでいたからです。
しかも、2本。(´Д`;)ナニコレ
■しかし、"本"て数えるものなんですかね、あれは。
■きょう昼ごろ、鹿児島空港に着きました。
九州支店のA先輩とB先輩が迎えてくれました。
A・B 「やあどうもどうも。はじめまして」(゚∀゚)(゚∀゚)
拙僧 「はじめまして」( ´・ω・)
A 「おー、君が半蔵か。話には聞いてるよー」(゚∀゚)
B 「突然で悪いけど、シゴトよろしくね!」(゚∀゚)
A 「じゃあさっそくだけど、お昼でもどうかな?」(゚∀゚)
B 「お腹すいてるでしょー」(゚∀゚)
A 「この2階にロイヤルホストがあるから」(゚∀゚)
朝食を羽田で食ったため、さほど腹は減ってないのですが、顔合わせの意味もあり、ロイヤルホストで昼食をとることに。
■あまり食欲はないワタクシは、軽くサンドイッチでもとろうと思ってたのですが、A先輩が「やっぱ鹿児島に来たんだから黒豚は食べとかないと〜」とおすすめするので結局は先輩方と同じ黒豚カツ定食を注文することに。
拙僧 「あ、じゃあ僕も黒豚カツ定食を」( ´・ω・)
A 「ねえ飲み物は? 飲み物なんにする?」(゚∀゚)
拙僧 「あ、いいんですか? じゃあ、アイスコーヒーを」( ´・ω・)
雑談したのち、定食が運ばれたので、食いました。ただの顔合わせにもかかわらず、黒豚カツ定食にアイスコーヒーまでおごってくれて(総計1930円)、九州支店の人たちはいい人たちだなあ、と思いました。
■そして食後。
A・B 「よし。じゃあそろそろ行こうか」(゚∀゚)(゚∀゚)
拙僧 「あ、どうもごちそうさまでした」( ´・ω・)
A・B 「え? いやここ会計べつべつ だから」(゚Д゚)(゚Д゚)
おい! ちょっと待………………………………………………そうか、そうか、うん、ごちそうしてもらえると思いこんでたおれが悪いんだね。うん。ごめん。悪かった。うん。ほんとに。すいません。ええ、すいません。でもさ、あんな空気だったらさ、初日だしさ、会社の先輩だしさ、若手社員の97%以上が「あ、今日はおごってもらえるな」って勘違いすると思…………いや、がめついことばかり書いてすみません。
■しかし、黒豚カツ定食+アイスコーヒー1930円で、羽田での朝食のアジ開き定食+生卵が1000円だから…………あー、食費かさむなあ。 しかも、20日間の出張の初日だぞ。
で、今日の夕食はビジネスホテルのカップ麺です。ええ、一階ロビーの自販機で。ええ、200円です。
■なあ、この九州出張、しょっぱなから不安なんですけど…………。(ゲッツ板谷ふうの〆)
満員電車の中でケータイをいじる女がいるじゃないですか。いや、もちろん女に限らず男もいるんだけどさ。
ケータイをいじるのはそいつの勝手なんだけど、満員電車内の超至近距離だから、そいつのケータイの画面が、こちらの視界に嫌が応でもフレームインしてくるわけですよ、強制的に。
で、なにかの拍子でそいつと目が合ったりすると(そもそも、満員電車というのは目のやり場がないですね。中吊り広告も読めないほど混んでたりするし)、「てめー、なに見てんだよ」みたいな感じでキッとにらみ返されたりすることがたまにあるのな。で、サッとケータイを胸元に寄せて画面を隠したりするのな。
この0.27秒ほどの間に、「こっち悪者、そいつ善良な市民」みたいな空気ができあがって大変に不愉快であります。こっちだって別に興味ねーよ、おまえのメールなんか。
■
だいたい、おまえがやってることはあれだ。練馬区立練馬図書館 でいきなりオナニーをおっぱじめ、他の図書館利用者と目が合うと「てめー、なに見てんだよ」と激怒してるのと同じなんだよ。
ということで、満員電車の中では、見られては困る大事なメールとかオナニーとかはしないほうがいいと思うわけです。
■
こちらはこちらで、「私は、あなたの携帯電話の画面を見ようとは思いません(直訳)」ということを必死でアピールするために、首を不自然な方向に曲げてケータイの画面が強制フレームインしてくるのを避けている。でもそこまでしてる方もバカみたいだよなあ…。
■
と、このように、おれは小さなことでも考えすぎる傾向があります。そういうところを治したいです、2学期は。
前回のエントリ にも書いたとおり、9月19日は(カセットテープを食べ〜る〜♪ 食べ〜る〜♪ と口ずさみながら)ブックオフめぐりをしていたのですが、その途中で気になったことをこれから書きたい。ま、例によって笑いの金メダルにおける清水章吾(アイフルの人)の存在と同じくらいにどうってことないことなのだけれど。
■
ブックオフに行くじゃないですか。そしてCDの棚を見るじゃないですか。すると、かなりの確率で、
『けっきょくYAっ局JABじゃん』
というタイトルのCDが見つかるのな! それはもう打率9割強ぐらいの頻度で。原宿でも、成増でも、五反田でも、練馬でも。105円コーナーにあることもあれば、350円コーナーにあることもあるし、普通に1350円とかで売られてることもある。
いや、たとえばtrfのアルバムだったらどこのブックオフにでも置いてあるでしょう。でも、trfのアルバムは他のレコード屋にも置いてあると思います。けれども、この『けっきょくYAっ局JABじゃん』は、おれはブックオフ以外では一回も見たことがない。ブックオフでしか見かけない。謎だ。
しかし、どんな内容なんだろうな、このCD。われわれ一般人には思いつかない高尚なタイトルから察すると、よほど難解な内容なのかもしれない。
■
このCDについて情報をお持ちの方は、ぜひ当サイトの掲示板に連絡してくれなくて結構です。別に知りたくない…。
『平成』に続く新しい元号は、
『ゴーストバスターズ』
がいいと思いまーす! 理由? ナウいから!
とか、こういうこと書くと、いまの十代の人たちから「あーやだやだ。電気オールナイトとバカサイとバカドリルとすごいよマサルさんとファミ通町内会で育った世代のセンスってほんとにやだ」とか、思われたりするんだろうか。うるせえよコラ。だいたいおまえはジーンズの色が薄すぎんだよ。訴えるぞ。
っていう感じで、まあ、半蔵商店なんですけど、今日はエレベーターの話。
■
エレベーター内でたまに遭遇する現象。
【1】エレベーターに乗る。
【2】五階に行きたいので五階のボタンを押す。
【3】と、そこに、あとから遅れてきてドタバタと乗り込んでくる人がいる。
【4】その人の分のボタンも押してあげようと思って、「何階ですか?」と訊く。
【5】すると、その人は、「あすいません六階お願いします」
と云いながら自分で六階のボタンを押す 。
■
と、こういう奇妙な現象を経験したことないですか? だって「あすいません六階お願いします」って云いながら自分で六階のボタン押してるんだよ。あきらかな自作自演ですよこれは。ううんそうでもない。ま、お互いに風邪と
米兵 には気を付けましょうということで。そんなとこで、今日は。
# 数ヶ月後にこういうエントリを読み直すと、リンク先の記事が消えてしまってたりするけど、ニュースサイトへのリンクはうたかたのようなもんですから。
(デン!) カ、カ、カ、カ、カ、カ、カモ〜ン。
↑ナイナイサイズ風に。カの数は適当。
おれ? おれは、ヤフーオークションで、題字に「♪」を入れてるやつの商品には入札しない。あ、もう本題はいってます。唐突ですみません。
ちなみに「♪」で検索すると、
けっこうな数がひっかかります。
あと、レコードやCDの出品で、題字に「名盤!」「超名曲!」とか入れて一人で盛り上がってる人もアレです。
そんなやつの出品に入札するくらいなら、そのお金で、近所のコンビニに行って、ビールとハーゲンダッツを買って、飲んだり食べたりする。
ハーゲンダッツは、マカダミアナッツが好きです。
■麺類を発明した人って偉いと思う。だって、麺類ですよ。あの形ですよ。
■昔むかし、明和電機とおおひなたごうがまだ面白かった頃よりも昔、人々は小麦粉なりそば粉なりを調理する段階になると、たとえばうすい円形だの、小さな球形だの、そういった思い思いの形で食べてたと思うんですよ。
■でもある日、一人の男が、「あ、この小麦粉ってさ、超細くして、しかも超長くしたらいいんじゃない?」とか思いついちゃうわけですよ。
■しかし、「は?(笑) なにそれ?(笑) 食べにくいだろ(笑)、それだけ細かったら(笑)」などと村じゅうから笑われたり、渋谷じゅうからディスされたりしたと思う。
「あんまりそういうこと云わない方がいいよ」とか、バイト先の先輩に注意されたりして。社員の人 からも「ま、気持ちはわかるけどさ…」なんて、やんわり釘を刺されたりして。
■ところが、そいつの云うとおりに小麦粉を「超細く、超長く」してみたところ、すするときの食感が楽しいわ、噛み心地もいいわ、のどごしもさわやかですごく美味い。しかも、調理にも保存にも運搬にも便利で各方面から大絶賛。ファミ通のレビューも40点満点。
これが後の「麺類」になるわけです。
■麺類を発明したこのお方がどこのどなたか存じませんが、この方のおかげで、われわれは、スパゲティ、そば、ラーメン、うどん、日清焼きそばUFO、などなどを楽しめるわけです。ありがたいことです。
■ちょっと長くなりましたが、ぼくが要するに何がいいたいかというと、ゴルゴ13の作者であるさいとう・たかを氏の初体験年齢は13歳だったということです。早ぇよ!
しかも、「ゴルゴ13」と「13歳」で、うまく13という数字がからんでるし!
しかも、「同級生の母親に誘惑されて」 という劇画っぽいシチュエーションだし!!
# 石野卓球も13歳。
■「しらほサンゴ村」というところのシーサー。造形がイカす。
■村の祭り「イタシキバラ」に出てくる獅子。ダダをこねてる感じがよい。獅子が登場するとギャラリーが集まり出す。WIREでいうとちょうど石野卓球的存在。
■ドライブ中、唐突に表れた巨大シーサー。色づかいが気持ち悪い……これ作ったやつLSDやってんじゃねえか、と思った。こんなもんで島の景観を乱しやがってよー。斜め向かいの売店のばあちゃんなんか77%の高確率でいやがってると思うぞ。
■その、「斜め向かいの売店」の牧歌的な品揃え。
■石垣島にも、田んぼ的なものがあります。
■食欲不振の祖父が飲んでたカロリーメイト的なもの。医者から飲むように云われてるらしい。一口もらったら美味かった。松屋の変な定食を食うくらいなら、おれはこれを3缶飲むはずだ。
■夏休みを十日間とって、8月18日の晩から(稲作を伝えるために)オキナワに行ってくるんですよ。そのため、休み中の仕事をまとめて来週までにこなさなくてはいけないのです。仕事上の不明な点(赤ちゃんはどうやったらできるか等)を訊こうにも、先輩たちがお盆休みに入ってたりして大変です。
それでしばらくは、このブログはさっぱりした更新になると思います。人生そんな時期もあるさ。
■さて、沖縄といえばザ・ドゥーナッツ以外にも、米兵の凶悪犯罪 が有名ですが、今日はうちの妹のクラスメイトが米兵による犯罪に巻き込まれた話を。もちろん実話です。
■妹が小学校5年の時、クラスにA君という相撲取りみたいな体格の少年がいました。
ある日、A君は学校帰りにいつもの国道沿いを歩いていました。すると、一台の車がスピードを落としてA君のもとに近づいてきたのです。
「なんだろう?」とA君は思ったものの、とくに気にはせずそのまま歩いていこうとしました。しかし次の瞬間、クルマの中から突然にコーラの空き缶が飛んできて、A君の頭に命中したのです。
■あまりに急なことでA君があっけにとられていると、クルマからは
「イェー!!!」
ヽ( `Д´)ノ ヽ( `Д´)ノ ヽ( `Д´)ノ ヽ( `Д´)ノ
と4匹の米兵 が顔を出して歓声を上げ、またスピードを上げて走り去っていきました。ひどい。おしまい。
■あと、中学時代に友人のお姉さんが、学校帰りに米軍のヘリに 追いかけられたことがあると云ってましたが、これはたぶんなんかの勘違いだと思う。
■こちら、袋にお入れしますか? あ、このままでいいです。
半蔵です。
■
点取りブログ占い に、新ネタを24点追加しました。
これで合計45点です。我ながらびっくりですよ。45個も。
何やってんだ?>俺
せめて30個目ぐらいで気づけ>俺
■21世紀の最新テクノロジーのおかげで、
リロードすると、違うのが表示されるようになってます。
良かったじゃないですか。
■くだくだ説明をするほどのものでもないですね。
とりあえずご覧ください。
■占いの結果が気に入らなくても、お母さんにあたったり
しないでください。
■埼玉県からのゆうパックでの発送となります。
振込先はみずほ銀行・JNB・ぱるるからお選びください。
■中古品につき、ノークレーム・ノーリターンでお願いします。
■蒸し暑いです。なんとかなりませんか。
■関東地方は今日から梅雨入りです。梅雨だ梅雨だうまい(吉田戦車)。
■では、今日はおいしい飴玉の組み合わせについて。
■「
はちみつ100%のキャンデー 」と「
特濃ミルク8.2 」を、
一個ずつ同時に口の中に入れるとおいしいです。うまいです。
なんか、キャラメルっぽい味になります。
特濃ミルク1個に対してはちみつキャンデーを2個投入するとか、
最初は特濃ミルクだけを堪能して、それが溶けきらないうちに
はちみつキャンデーを投入するとか、
量やタイミングは市民のみなさん一人一人がアレンジしてかまいません。
(ちなみに、同時に口の中に入れた場合は、はちみつキャンデーが先に溶けます。)
■ところで特濃ミルク8.2といえば、前の会社で、
この特濃ミルク8.2しか食べない人がいた。
仕事をしながら特濃ミルク8.2。
昼食をとらず特濃ミルク8.2。
おやつの時間も特濃ミルク8.2。
残業する時も夕食をとらず特濃ミルク8.2。
と、会社にいる間は特濃ミルク8.2だけをエネルギー源に、
その人は動きつつけていました。この人なら、水と特濃ミルク8.2だけで
核の冬を乗り切れるかもしれない。尊敬に値します。
■今朝、起きたら、出ない、水が、ひねっても、栓を、水道の。
こりゃちょっとしたサプライズパーティーですね!
■しかし、『断水のお知らせ』的な貼り紙もチラシも、
うちのアパートになかったぞ。これからシャワー入って、
ヒゲ剃って歯みがきして会社行くつもりだったのに。
しょうがねえな。
■しょうがないので、とりあえず家を出て、
コンビニでウエットティッシュみたいなやつを買って、
会社のトイレでゴソゴソと服を脱いで、体を拭いて、
金玉袋は念のため2回拭いてさっぱりしたので、
どうにかいつも通りに仕事できる心持ちになった。
■昼、アパートの家主とやらに電話すると、
派手なサングラスをかけてそうな50歳くらいのババアが出て、
「給水ポンプが壊れたので、アパートの3階は全室断水中。
ポンプはいま修理中。今晩にはたぶん直る」
という情報を、3回半ぐらい反復して7分かけて説明してくださった。
■ま、今晩のうちに水が出るようになりゃいいや。
■で、渋谷に本日開店したレコード屋
"sonota" に寄ってから
(※その名の通り『その他のジャンル』専門店。速記練習用レコードとか、
ボウリングの教則レコードとか、タイプライター練習用とか、
効果音集とか、製薬会社の新商品解説レコードとか、
無人島に行く友人にぜひ持って行かせたいステキなレコードがてんこ盛り。
レコードの値札一枚一枚に書かれてるコメントが
濃いので、予備知識がなくても面白くレコード探しができる。
ふつうに生活してると一生出会わないだろうレコードに
今日一日でたくさん出会ってしまいました。)
帰ってきたのだけれど、水はまだ出ない。直ってねえじゃねえか。
■水はまだ出ない。
と、頭では分かってるんだけど、無意識にキュッと水道の栓をひねっちゃうんですよ。
コンタクトレンズ外すときとか、小便したときとか、
グラスをちょっとゆすごうとするときとか。
そして、栓をひねった0.2秒後にやってくる虚しさ。
こんなもん味わわなくてよし。
■幸いミネラルウォーターの買い置きが2ダースばかりあるので、
トイレのあとはそれで手を洗ってます。不経済です。
(ちなみにトイレの水は、まだちょっと残ってる)
■明日の朝は、カプセルホテルかなんかのお風呂に行くと思います。
不経済です。
■ドラえもんの都市伝説といえば、「ドラえもんの本当の最終回は、」とか、
「のぶ代と小原乃梨子の仲が悪い」とかそういうやつなんですが、
ここではそれとは別の話。
■2004年、2chのテレビ板で以下のような書き込みを見かけました。
手元にログがないのですが、その書き込みの要点はこんな感じです↓
「アニメのドラえもんに『タレント』というサブタイトルの回があった。
その回は、キャラクターの顔がいつもと違って、なぜかゆがんでおり、
ストーリーもよく意味が分からなかったし、オチもなかった」
■自分は、放送事故とかオンエア中のトラブルとかに興味があるので
この書き込みがなんか気になってしまい、
その後ネットでちょこちょこ検索してみました。しかし詳細は一切分からず。
■でも、こないだ
「都市伝説掲示板」 というとこをたまたま見てたら、
この話題について触れている方がいました。
「ドラえもん」の何百話にもおよぶ膨大なストーリーの中に「タレント」と言う話があるのだそうです。少なくとも自分はそう理解しています。
ただしその内容は一切明かされず、2chでドラえもんがらみの話になってくると「タレントって何?」というようにネタフリをする人が現れ、大抵の場合は「タレント」というのが何を意味するのか分からず流れてしまう…というもの。
HN「這い寄る混沌」氏の書き込み(No.3851 - 2005/05/05(Thu) 22:47)より引用。
■その後、グーグルで「ドラえもん タレント」と検索すると、
以下のような書き込みを見つけました。
・Yahoo!知恵袋
・ドラえもん掲示板(Googleキャッシュ)
気になってる人は多いみたいです。
■また、2chの
「ドラえもんの中のオカルトを語る」 というスレッドでも
この件が採りあげられてるらしいですが、自分はいま「2ch断ち」中なので、
見てません。(我ながら変なことに律儀だ)
■小さな記憶違いや思い違いが五重にも六重にも重なってできた都市伝説
かもしれませんが、いや、都市伝説の域にもまだ達してない
ただの噂話かもしれませんが、なんか気になります。
ドラえもんマニアではないんだけれど。
■ということで、ドラえもんの「タレント」、気になるなあ、
ということでこの項終了。
オチも結論もないです。すみません。気になったもんで。
# しかし、その他の都市伝説(電子レンジに猫、など)は
# わりと冷静に聞けるのにこの件に関しては
# けっこうハマって検索しちゃいました。
(前回からの続きですよ)
■実家に電話をしました。すると弟が出ました。
そこでおれは、これまでの一部始終(1862年の生麦事件から
2002年のYOSHIKIのglobe加入まで)を話し、
電話口で「テレテテ テレテッ♪」と
何回か電話口で繰り返し唄いました。
そして弟にピアノでその旋律を耳コピしてもらいました。
そしてさらに、おれがそのフレーズを記譜しました。
するとこんな感じになりました。
↓
前々回は「テレテテ テレテッ♪」と表記しましたが、
「テレテテ テレテテ♪」 のほうがより正確ですね。
みなさんも、お手持ちの楽器(ユーフォニウム、ナノループ、テルミン等)で
スタッカートを効かせて演奏してみてください。
ドドミミ シシソソ♪
ドドミミ シシソソ♪
ドドミミ シシソソ♪
ドドミミ シシソソ♪
いまでも、ごくたまに街でこの着メロを
耳にすることがあります。そのとき、ちょっと懐かしくなります。
嗚呼、あの頃に戻りた、くない。別に。
■お金ならあります。半蔵です。
■
前々回のエントリ で、99年ごろのケイタイの着メロのモノマネを
披露しましたが、あまり伝わって無くてすみません。そのため当サイトの
掲示板には、「よくわからない」「伝わってない」「ニャホニャホタマクロー」
などの書き込みが
11京 件も殺到してしまいました。
■この「昔の着メロ」をみなさんに、より正確に伝えるために
我々取材班(ひとり)は、まずファミリーマートに行きました。
そして、チキンカツ弁当と、納豆と、「部屋干しトップ」を購入しました。
(ちなみに部屋干しトップとは、洗濯物に生乾きのにおいが残らない洗剤です。)
■すると店員の奴は、納豆と部屋干しトップを同じ袋に詰めるのです。
洗剤とか石鹸とか芳香剤とか、匂いのする物は別の袋に詰めなさい、と
研修の段階でちゃんと教えといてほしいものです。
■そして部屋に帰り、ビデオに録っといた「エンタの神様」を見ながら
あー、今週のはハズレだ、と思いつつ
納豆とチキンカツ弁当を食べました。
■ほんとは納豆ごはんを食べたかったのですが、ファミリーマートには
単品のライスが無かったので、やむなくチキンカツ弁当と納豆を
食ったのです。不経済すぎます。
■そして、実家に電話をしました。
(つづく)
■きょう、その他の雑酒(2)を飲みながら、
ビデオに録った笑いの金メダルを見ていたら、
■と、ここまで書いたところで、ただ「その他の雑酒(2)」って
書きたかっただけだなあこの人、と、当の自分ですら思ってしまったので、
この文章を書くことを止める。しかも飲んでたのはその他の雑酒(2)どころか
梅酒だしね。しかしなんだよ雑酒って。
どう転んでも美味しそうな字面じゃ無いなあ。
あ、でも雑穀米って美味しいよね!
■と、「雑」という漢字にすらフォロー入れてるおれって何だよ、いったい。
気を遣ってどうする、「雑」の字に。
そうやって、誰も彼も傷つけない無難な方向に持っていこうとするから
ダメなんだよね。
「まあまあ。そこらへんが半蔵くんのいいとこなんだから」
うるせえよ。あんまし勝手なこと云ってると、
てめえの曲を小西康陽風にリミックスして、
自主制作盤としてユニオンとジェットセットで売るぞこの野郎。
16分音符でスネア連打して「パーーー!」って独特なコードのホーンで
締めくくるぞ。練馬区なめんなよ。玖保キリコの出身地だぞ。
■ヤフオクでは、玖保キリコグッズを
「久保キリコ」と間違えて出品してる人もいるから、
『保キリコ』で検索すると、良いですよ。
ってヤフオク豆知識で今日は終了。
なんだ? この文章。今日はやけに腹が減りますよ。
■おはようございます。
庶民 です。
庶民が東京のホテルの朝食ブッフェを食べるレポートの
第三回です。
■5月2日は、東京全日空ホテルに泊まったので、
自動的に朝食も同じホテルの2階にあるレストランで
食べることになりました。
■結論から云うと、(・∀・)イイ!!
■まずだいたいの料理の分布。
(けっこう込み入ったレイアウトだったので、
記憶違いがあるかもしれません。)
【入り口すぐの円柱a】各種パン、シリアル
【小さいカウンター】ジュース、牛乳
【カウンターa】洋食(ハム、ベーコン、ソーセージ、卵料理、スープ)
【カウンターb】和食(ご飯、みそ汁、納豆、鮭、鰆、小品)
【店の奥の円柱b】サラダ、チーズ、ヨーグルト、フルーツ
料理の選択肢が多いのは嬉しいもんですが、ここは十分に多いほうだと思います。
■本日食った料理は以下。参考までに(何の?)。
・和食。
鮭と鰆と、おからのサラダ(好物)と、梅干しと昆布の佃煮とみそ汁。
と、ご飯。
・洋食
スクランブルエッグ、ベーコン、ボイルしたコーン、パンケーキとか。
あとミネストローネ。
・それとサラダとフルーツと、デザートがわりにシリアル。
■かゆい所まで手が届くというか、けっこう細かいとこも選べます。
たとえばベーコンは柔らかいやつとクリスピーなやつが選べたり、
パンケーキにもメイプルシロップとハチミツが用意されてたり、
サラダの塩も3種類から選べたり。
■オムレツをカウンターで注文すると、目の前で作ってくれます。
■あとシリアルが、
シリアルディスペンサー とでも云うべき物体に入ってた。
レバーを引くとシリアルがザザザと出てくる仕組み。初めて見たよ。
ちなみにに、シリアルに和えるサクサクしたやつ(名前不詳)も5種類くらい用意されている。
■いろいろ選べて、うまくて、サービスも良い。と。
良い朝食なんじゃないでしょうか。おれは多分、朝食のためだけに
石神井公園からこの店にまた来ると思う。
◎カスケイドカフェ (全日空ホテル2F)
【利用日】5/3
【味】(・∀・)イイ!!
【品揃え】豊富
【定価】税込み2625円+サービス料10%
(※今回は朝食付きの宿泊だったので、この価格より割安でした)
【備考】コーヒーか紅茶付き。席で淹れてくれます。
----------------------------------------
【バックナンバー】
第1回:パークハイアット
第2回:赤坂エクセルホテル東急
■まあ平成自体が昭和のパロディみたいなとこあるからね。
■↑と、本文に一切関係ない、いわくありげなセリフで始めてみました。
友人との会話中に何気なく挟むといいかもしれないよ。
と、思って
Google検索すると
同じことを書いてた方がいらっしゃいましたよ。
参りました。
■急にアクセス数が増えるわけでもなく、
おもしろい文がスラスラ書けるようになるわけでもなく、
雑誌に紹介記事が載ったりするわけでもないけど、
ドメインとって移転して模様替えというのは良い物です。
一人で地味に盛り上がれます。
■さて、模様替えにあたって、コメント欄を撤去して
新たに掲示板を取り付けました。 しかも超地味なやつ。
スタジオ中の若手芸人がいっせいに立ち上がって
それ地味すぎますやん!と指さしてくるくらい地味。
いまどきstlfbbsというのも渋い。ぜひ書き込みを。
■あ、いまからシアターDにライブを見に行きますので。このへんで。