■心はロンリー 気持ちは河田町

2024_04_29 月 22:40
半蔵


■あれほど名残惜しんでいた三月までの環境のことを、最近はそういえば思い出すことが減ったなあ──などと思うことすらなくなって、季節は連休でございます。

今年の連休は、長い休みをとってどうこう、ということはなく、暦どおりです。都内でおとなしく過ごしています。


■二十七日の土曜日はニコニコ超会議、ではなく寿司屋におりました。ここんところ、寿司屋に行って寿司でも食おう、という気分になってたので、事前に予約してたのです。

いや、ね、よくよく下調べしなかったおれも惡いんだけどさ、その寿司屋って、店内の客全員が同じ時刻に集合して、同じペースでコース仕立てのごとく一つずつ寿司が出されて、同じ時刻に食べ終える、というシステムだったのね。

それはいいとして寿司が出てくるペースがかなり遅い。寿司一ヶ食べたら、その次の一ヶが出てくるまでゆうに5分はかかる。寿司って、ひょいと出されてぱくっと食べて、ひょい、ぱく、ひょい、ぱく、と音ゲーのようにリズミカルに食べたいのに(という表現もいささか語弊がありますが)、このシステムはそれを許してくれない。

寿司って、出てくるタイミングも大事だな、と思った。まあ寿司に限らないか、これは。

あと、個人的に残念だったのが、この店、日本酒の燗をしてくれないのですね。冷蔵庫で冷やした地酒しかない。たま〜にあるよね、そういう店。おれは寿司屋では冬には熱燗を、そうでない季節もぬる燗を頼むのが好きなのですが、やってくれないならしょうがない。

もちろんおれも暑い日は冷やしたやつを飲むこともあるし、この日飲んだなんとかという銘柄の東北の冷酒も、それはそれで美味しかったのだけど、しかし寿司屋がお燗という選択肢をあらかじめ放棄してるのは、ちょっと寂しい。

ということで、お寿司の味はけっこう良かったのですが、全体としてはちょっと物足りないSX(寿司エクスペリエンス)となりました。


■それと、土曜の晩は、杉本高文主演のドラマ(というかなんというか)『心はロンリー 気持ちは「…」』を見ておりました。21年ぶりのシリーズ最新作にして最終作、のようです。

なんというか、お笑いネタの挟み方やテンポが昭和60年代的で、正直間延びしてたところもあるにはあったのですが、これを令和に堂々と放送する度量というか度胸というか、そういうとこが面白いじゃないですか。そもそもいちいちケチつけながら見る番組じゃないよね。笑

[9] >>
-
-


<< ■金ちゃんヌードル味焼そば等
■火星、アジアの恋 >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]